ほとんどの家屋,商店が全壊してしまっている通りもある.2時間程度では調査しきれず,日が暮れてしまったため,明日(3/27)朝一で引き続き調査を行う.
引き続き3/27朝一夜明けから全数調査を行う.その結果,観測点から半径200mの円内には211棟の建物があり,木造建物はそのうち198棟.全壊木造建物は38棟に達した.ただし,非木造建物に大破以上の被害建物はない.従って,木造建物の全壊率は19.2%(暫定値),建物全体に占める全壊・大破率は,18.0%(暫定値)となり,2004年新潟県中越地震で震度7を記録した川口町川口震度計周辺と同等レベルとなった.
観測点周辺の様子↓
大きな被害を受けているのは,観測点から南に150mほどのエリアと北東に100mのエリアに集中している.南に150mほどのエリアの全壊木造建物↓
北東に100mのエリアの全壊木造建物↓