観測点は，益城町役場↓の建物内に設置されている，

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しかし，建物が立ち入り禁止となっており設置位置，状況を確認する事ができなかった．そのため，設置位置は役場の方に教えていただき，調査を行った．

役場内では地盤変状が多く見られた．また，渡り廊下が被害を受けていた↓

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周辺の様子↓

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至る所で，建物の全壊・倒壊といった大きな被害が見られた．↓

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上の建物の拡大．円形の柱が折損している↓

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全壊・倒壊といった建物の大きな被害が多数見られた．周辺（半径200m以内）に建物は174棟（暫定値）あり，その内木造建物は149棟，全壊木造建物は76棟に達し，非木造建物の大破棟数は1棟であった．従って，木造建物の全壊率は50.3%，建物全体に占める全壊・大破率は43.7%（いずれも暫定値）となった．

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