ここに示す方法で地震動強さ分布から震動による建物被害の推定を行った．

※現在公開されている強震記録の間を補間して求めた推定結果であり，実際の被害状況とは異なる場合がありますのでご注意ください．

1.表層地盤の増幅特性を考慮して基盤で補間を行った場合

　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑計測震度分布図

　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑提案震度分布図

　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑木造全壊率分布図

　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　↑大破・全壊建物内人口（人/km²）分布図

　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　↑大破・全壊建物数（棟/km²）分布図

総計:
大破・全壊建物内人口（人）
　木造　　　　　　　11585
　中低層非木造　　　 1766
　高層非木造　　　　　 57

大破・全壊建物数（棟）
　木造　　　　　　　　2514
　中低層非木造　　　　 208
　高層非木造　　　　　　 0

2.地表で補間を行った場合
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑計測震度分布図
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑提案震度分布図
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑木造全壊率分布図
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　↑大破・全壊建物内人口（人/km²）分布図
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　↑大破・全壊建物数（棟/km²）分布図

総計:
大破・全壊建物内人口（人）
　木造　　　　　　　7455
　中低層非木造　　　 365
　高層非木造　　　　　 0

大破・全壊建物数（棟）
　木造　　　　　　　1548
　中低層非木造　　　　35
　高層非木造　　　　　 0

文献

新井健介, 境有紀, 地震被害推定をより正確に行うための 構造種別や層数を考慮に入れた建物内人口データの構築, 日本地震工学会論文集, 第10巻, 第5号, 38-51, 2010.11.

境有紀, 福川紀子, 新井健介，地震被害推定をより正確に行うための構造種別や層数を考慮に入れた建物群の構築, 日本地震工学会論文集, 第９巻, 第５号, 36-43, 2009.11.

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