本研究室での卒業研究をお考えの皆さんへ

 構造動力学研究室では,卒研生の募集をしています.研究テーマは,地震の揺れの性質と建物被害の関係を探求し,それを地震災害を減らすことに結びつけることです.地震の揺れと建物被害の関係は,単に震度が大きければ被害が出るといった単純なものではありません.

 主として構造動力学という,地震動などの時間的に変動する外力に対して,建物などの構造物がどう挙動するかを調べる手法を用います.活動内容は,コンピュータを使った解析,振動実験,被害調査など様々です.大地震が起こったら被害調査に行くので,行きたい人は行けます.調査に行くのは,年に1回あるかないかで,数日程度で終わることが多いです.

 研究テーマの一部とその説明は以下の通りです.こちらに全体的な説明もあります.説明会を12/18(月)の17:00から3F206で行います.これ以外のときに話をききたい場合は,メール(sakaixx@kz.tsukuba.ac.jp, xxを削除)で連絡してください.内容をメールで問い合わせてくださっても結構です.

■研究テーマ(の一部)

 地震被害を再現する解析モデルの開発

 被害を引き起こす地震の発生メカニズムに関する研究

 超縮小模型を用いた鉄筋コンクリート造の振動実験

 2016年熊本地震の建物被害の分析

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