波形が公開された防災科学技術研究所K-NETおよびKiK-netによる地動最大加速度,地動最大速度および計測震度を以下に示す.
観測点名 PGA PGV 計測
K-NET釜石
(IWT007,震度6弱),
K-NET大東
(IWT009,震度6弱),
K-NET一関
(IWT010,震度6弱),
K-NET北上
(IWT012,震度6弱),
K-NET東和
(MYG003,震度6弱),
K-NET築館
(MYG004,震度6強),
K-NET古川
(MYG006,震度6弱),
K-NET石巻
(MYG010,震度6弱),
K-NET塩竈
(MYG012,震度6弱),
K-NET仙台
(MYG013,震度6強),
K-NET岩沼
(MYG015,震度6弱),
KiK-net玉山
(IWTH02,震度6弱),
KiK-net藤沢
(IWTH05,震度6弱),
KiK-net一関東
(IWTH26,震度6弱),
KiK-net山元
(MYGH10,震度6弱),
の加速度波形(水平2方向ベクトル和最大方向)を示す.
(K-NET釜石)
(K-NET大東)
(K-NET一関)
(K-NET北上)
(K-NET東和)
(K-NET築館)
(K-NET古川)
(K-NET石巻)
(K-NET塩竈)
(K-NET仙台)
(K-NET岩沼)
(KiK-net玉山)
(KiK-net藤沢)
(KiK-net一関東)
(KiK-net山元)
また,弾性加速度応答スペクトル(減衰定数5%,水平2方向ベクトル和)を過去の強震記録と比較して示す.
提案する算定法による震度を以下に示す.提案する算定法による震度は,0.1-1秒(計測震度=人体感覚,室内物品の動きに対応),0.5-1秒(建物の中小被害に対応),1-2秒(建物の大きな被害に対応)という3つの周期帯ごとの地震動強さを震度という共通の指標で見ることができるものである.
観測点名 計測 0.1-1秒 0.5-1秒 1-2秒 提案ほとんどの記録で,1秒以下の短周期が卓越しており,1-2秒応答はさほど大きくない.
謝辞