震源位置 : 福島県浜通り(北緯36.9度、東経140.7度)
深さ : 約10 km
マグニチュード: 7.1
各地の震度（震度5弱以上）
・震度６弱
福島県： 中島村滑津＊ 古殿町松川＊ いわき市錦町＊
茨城県： 鉾田市当間＊
・震度５強
福島県： 白河市新白河＊ 白河市東＊ 須賀川市岩瀬支所＊ 鏡石町不時沼＊
天栄村下松本＊ 棚倉町棚倉中居野 平田村永田＊ 浅川町浅川＊
いわき市小名浜 いわき市三和町 いわき市平梅本＊
茨城県： 日立市助川小学校＊ 高萩市安良川＊ 北茨城市磯原町＊
小美玉市上玉里＊ 筑西市舟生 かすみがうら市上土田＊
鉾田市鉾田 鉾田市汲上＊ 常総市水海道諏訪町＊
栃木県： 那須町寺子＊
・震度５弱
福島県： 郡山市朝日 郡山市開成＊ 郡山市湖南町＊ 白河市郭内
白河市八幡小路＊ 白河市表郷＊ 須賀川市八幡山＊ 須賀川市長沼支所＊
二本松市油井＊ 二本松市針道＊ 西郷村熊倉＊ 泉崎村泉崎＊
矢吹町一本木＊ 棚倉町棚倉舘ヶ丘＊ 矢祭町東舘舘本＊
鮫川村赤坂中野＊ 石川町下泉＊ 玉川村小高＊ 小野町中通＊
小野町小野新町＊ 田村市大越町＊ 田村市都路町＊
福島伊達市霊山町＊ 本宮市本宮＊ いわき市平四ツ波＊ 楢葉町北田＊
双葉町新山＊ 西会津町登世島＊ 猪苗代町千代田＊ 湯川村笈川＊
柳津町柳津＊ 会津美里町新鶴庁舎＊
茨城県： 水戸市千波町＊ 水戸市中央＊ 日立市役所＊ 高萩市本町＊
笠間市中央＊ ひたちなか市南神敷台＊ ひたちなか市東石川＊
茨城町小堤＊ 大子町池田＊ 常陸大宮市北町＊ 常陸大宮市野口＊
那珂市福田＊ 那珂市瓜連＊ 城里町石塚＊ 小美玉市小川＊
小美玉市堅倉＊ 土浦市常名 土浦市下高津＊ 石岡市柿岡
石岡市石岡＊ 石岡市八郷＊ つくば市天王台＊ つくば市苅間＊
阿見町中央＊ 坂東市馬立＊ 稲敷市役所＊ 行方市山田＊
つくばみらい市加藤＊
栃木県： 大田原市本町＊ 大田原市湯津上＊ 宇都宮市白沢町＊
芳賀町祖母井＊ 下野市小金井＊
宮城県： 涌谷町新町 岩沼市桜＊ 蔵王町円田＊
山形県： 上山市河崎＊ 山辺町緑ヶ丘＊ 中山町長崎＊ 白鷹町荒砥＊
埼玉県： 春日部市金崎＊ 春日部市谷原新田＊
＊印は気象庁以外の震度観測点についての情報です．
波形が公開された防災科学技術研究所K-NETおよびKiK-netによる地動最大加速度，地動最大速度および計測震度を以下に示す． 観測点名 PGA PGV 計測
震度
FKS008(K-NET船引) 229.4 8.2 4.60
FKS013(K-NET古殿) 483.2 56.7 5.85
FKS016(K-NET白河) 537.7 21.6 5.22
FKS017(K-NET須賀川) 159.4 18.0 4.73
FKS018(K-NET郡山) 298.1 17.1 4.98
FKS019(K-NET中野) 267.7 8.9 4.60
FKS024(K-NET二本松) 154.6 15.5 4.63
IBR004(K-NET大宮) 522.2 14.0 4.97
IBR006(K-NET水戸) 295.8 8.6 4.63
IBR007(K-NET那珂湊) 339.2 11.2 4.90
IBR010(K-NET下妻) 124.4 7.4 4.43
IBR011(K-NETつくば) 122.9 10.1 4.56
IBR014(K-NET土浦) 144.5 9.5 4.47
MYG015(K-NET岩沼) 154.3 10.3 4.62
※PGA: 地動最大加速度（cm/s2)，PGV: 地動最大速度(cm/s)，いずれも水平２方向ベクトル和
K-NET位置図
K-NET船引
（FKS008，震度5弱），
K-NET古殿
（FKS013，震度6弱），
K-NET白河
（FKS016，震度5強），
K-NET須賀川
（FKS017，震度5弱），
K-NET郡山
（FKS018，震度5弱），
K-NET二本松
（FKS019，震度5弱），
K-NET中野
（FKS024，震度5弱），
K-NET大宮
（IBR004，震度5弱），
K-NET水戸
（IBR006，震度5弱），
K-NET那珂湊
（IBR007，震度5弱），
K-NET下妻
（IBR010，震度4），
K-NETつくば
（IBR011，震度5弱），
K-NET土浦
（IBR014，震度4），
K-NET岩沼
（MYG015，震度5弱），
の加速度波形（水平2方向ベクトル和最大方向）を示す．
(K-NET船引)
(K-NET古殿)
(K-NET白河)
(K-NET須賀川)
(K-NET郡山)
(K-NET中野)
(K-NET二本松)
(K-NET大宮)
(K-NET水戸)
(K-NET那珂湊)
(K-NET下妻)
(K-NETつくば)
(K-NET土浦)
(K-NET岩沼)
また，弾性加速度応答スペクトル（減衰定数5%，水平2方向ベクトル和）を過去の強震記録と比較して示す．
過去の強震記録と比較して以下に示す．
提案する算定法による震度を以下に示す．提案する算定法による震度は，0.1-1秒（計測震度＝人体感覚，室内物品の動きに対応），0.5-1秒（建物の中小被害に対応），1-2秒（建物の大きな被害に対応）という3つの周期帯ごとの地震動強さを震度という共通の指標で見ることができるものである．
観測点名 計測 0.1-1秒 0.5-1秒 1-2秒 提案震度 震度 震度 震度 震度
FKS008 4.60 4.42 3.70 3.30 4.42
FKS013 5.85 5.89 5.63 5.25 5.63
FKS016 5.22 5.04 4.22 4.21 4.97
FKS017 4.73 4.82 4.42 4.26 4.82
FKS018 4.98 4.94 4.42 4.13 4.94
FKS019 4.60 4.48 3.64 3.31 4.48
FKS024 4.63 4.74 4.34 4.34 4.74
IBR004 4.97 4.60 3.80 3.74 4.60
IBR006 4.63 4.54 3.82 3.42 4.54
IBR007 4.90 4.74 3.95 3.56 4.74
IBR010 4.43 4.51 3.93 3.55 4.51
IBR011 4.56 4.73 4.29 4.30 4.73
IBR014 4.47 4.66 4.21 3.76 4.66
MYG015 4.62 4.73 4.17 4.05 4.73
謝辞
強震記録は，防災科学技術研究所，気象庁，鉄道総合技術研究所より提供いただきました．また，観測点位置図はK-NET，KiK-netのページより転載させていただきました．
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