福島県沖の地震(2021/2/13)で発生した地震動と被害の対応

※まず,震度や地震の揺れと被害に関する基礎知識をご覧ください.

2/14時点でのコメント: 福島県沖の地震(2021/2/13)で発生した地震動を分析した結果,そのほとんどは,1秒以下の成分が多く,主としてこの成分を計っている震度は大きくなるものの,全壊,倒壊などの建物の大きな被害を引き起こす1-2秒は小さいものでした.このことが意味することは,今回,震度6強で建物に大きな被害が生じなかったからと言って,建物の耐震性が高いというわけではなく,地震防災対策を怠ってはならないということです.

・2/13 23:08頃,福島県沖で発生した最大震度6強の地震の即時公開K-NETデータによる地震動解析レポートを公開しました.即時公開された記録を見る限り,短周期地震動で,震度は大きくなるものの大きな被害は生じないタイプの地震動のようです.

・KiK-netの記録が公開されましたので,追加レポートをアップしました.震度7に近い観測点がありますがこれも短周期です.

・気象庁観測点の記録が公開されましたので,レポートを公開しました.

地震発生直後の山形大学汐満先生による強震観測点回りの被害調査結果

強震観測点回りの被害調査結果(速報)

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