バドミントン

 トレーニングも含め,週2, 3回(スキーシーズンは1, 2回)は練習しています.どんなに仕事が忙しくても,最低週1回は練習に行くようにしています.そういう時は当然,練習から帰ってきて夜遅くまで(朝早くまで?),仕事をすることになります(^^;.40になったときめでたく全日本デビューとなり,その年は全日本教職員のシングルスでベスト16(参加者は全部で70人くらい)まで行きましたが,その後はさっぱりです(T_T).言い訳ですが,ちょっと仕事が忙しすぎますねー(T_T)(地震起こりすぎ).

 大学時代は東京大学運動会(いわゆる体育会のこと)バドミントン部,卒業後は,東大のサークル(ラブオール)に2年間,その後は,文京区の社会人のクラブ(プーナ)に所属,そして,つくばに来てからは主に筑波大バドミントン部の練習に参加させてもらっている(めちゃめちゃしんどいよー)のを中心として,つくば市内のサークルの練習にも時々顔を出させてもらっています.

 バドミントンは,スポーツとしては激しすぎる(^^;ので(バドミントンのシングル1試合で野球のピッチャーが3試合完投したくらいという説もあります.トーナメントで勝ち上がるとそれを1日に4, 5試合もします.),30歳くらいでもっと健康にいい(^^;種目に鞍替えする予定でしたが,プーナに入って,初めての文京区のシングルの試合で松井さん(松井秋男:当時,全日本シニア40代チャンピオン)を見て衝撃を受け,考えが変わりました.20代のばりばりの現役選手が40歳以上の松井さんにぼろぼろに負けていたのです.

 あれから10年以上経ち,これまで松井さんとは何十回も手合わせしてもらっていますが,未だに1ゲームは取れても,1度も勝つことができません(バドミントンは3ゲーム中2ゲーム先取した者の勝ち).松井さんに勝つためにバドミントンやっているようなもん?かもしれません.

 10年前に松井さんを見て,全日本シニアのレベルの高さを思い知り,それと同時にどの位のレベルなら全日本に出られるのかがおぼろげながらわかり,目標をもつことができたので,今まで続けて来られたのだと思います.大学に入って始めたバドミントンですが,大学のバドミントン部時代は,最後の最後の4年の夏にレギュラーと一応名の付くものの一番下に滑り込んだ程度だったことを考えると,自分でもまあ頑張った(「頑張る」という言葉は実はあまり好きではないのですが(^^;)かな,という感じがします.ただ続けていただけという気もしますが,やはり「継続は力なり」ということでしょうか?

 とはいえ,バドミントンに限らずスポーツは,あるいはスポーツに限らず仕事も含めてありとあらゆること?は,やはり勝ち負けとか,何かの結果を残す(例えば全日本で優勝するとか,出世するとか,ノーベル賞をもらうとか)のではなく,自分が思うようなプレーができるとか,納得の行く仕事ができる,ということ,言葉を変えれば一種の「自己満足」が一番大事だし,快感,幸福感につながると私は思っています.

 苦しいトレーニングをするのも(そんなに苦しいトレーニングをやってるわけでもないが(^^;),勝つためというより,自分の思うようなプレーができるように,という気持ちの方が強いです.自分の思うようなプレーができないとバドミントンをやっていてもいらいらして全然楽しくないし,逆にそういうプレーができる時は,ほんとにやっていて楽しいです(たとえ負けても?).そして,そういうプレーができたときは,だいたい勝てるものです.

 バドミントンを通じていろんな人とのつながりができるのもうれしいことです.この辺は「人生や世の中などいろんなことについて考えること」の「幸福論」あるいは「やる気3要素と無気力」のところで詳しく述べたいと思います.

 ちなみにやる気3要素とは,1.内的熟達,2.人とのつながり,3.報酬,の3つで,この3つは,1>2>3の順にやる気につながるとされ,3はむしろ逆効果のこともある,というのが定説です.言うまでもなく,上で言うと,勝ち負けとか,何かの結果を残す(例えば全日本で優勝するとか,出世するとか,ノーベル賞をもらうとか)が3.報酬 に当たり,自分が思うようなプレーができるとか,納得の行く仕事ができるが1.内的熟達,そういうものを通じていろんな人とのつながりができる,が2.人とのつながりになります.

■バドミントンに関するいくつかのページ
スポーツは体に悪い
2003年全日本教職員バドミントン大会(於宮崎)
まだバドミントンやってます
ジャパンオープン2005
バドミントンというスポーツ

■主な戦績
1988年文京区選手権大会(シングルス)(3部)優勝
1988年文京区民大会(ダブルス)(1部)3位(パートナー:木村優一(プーナ))
1989年文京区選手権大会(シングルス)(2部)準優勝
1991年文京区ヨネックス杯春季大会(ダブルス)(2部)準優勝(パートナー:岡本和夫(プーナ))
1993年文京区民大会(ダブルス)(1部)3位(パートナー:田中淳(プーナ))
1996年東京都シングルス選手権大会 シングルス(30歳以上)ベスト4
2002年全日本教職員バドミントン選手権大会シングルス(40歳以上)ベスト16


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