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11/1'14
[○○]
(生き方)

 昨日,あることがあり,そのときは何となくスルーしていたのですが,あとから考えてみると,実は大変なことで,要は,自分は○○になったんだと思いました.というか,ずっとそうだったんですが,なんとなく蓋をしてやり過ごしてきたということでしょうか.でも,実際はっきり言われるとやっぱりショックは大きかったです.でも考えてみたら,自分が○○に何かをしてあげたということもほとんどないわけで,自業自得というかしょうがないことですね.

 つまり,○○○○○○と言ってきたのですが,ほんとにそうなってしまった(実はそうであった)ということです(伏せ字だらけですみません.自分の気持ちを整理するため,記録として残しておくために書いています).でも,家族もわかり合える親しい友人達も学生達もいますし,何とかやって行けると思います.というか,やって行くしかないですね.

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01b
[モルヒネ投与]
(経日)

 昨日の日銀の金融緩和サプライズですが,去年の4/4を思い起こさせますし,その時も売っていて痛い目に会いましたから,またやられたということです.まさに強靱な精神力が必要(その実は...)ということでしょうか.

 これからどうなるかですが,去年の4/4以降が参考になるかもしれません.具体的には,やはり一度買いになるんでしょう.でもその後,2ヶ月くらいして売りになりましたし,今回は前回ほどモルヒネの効き目が長持ちするとは思えません.

 そう,今日銀がやってることは,単なるモルヒネ投与に過ぎません.

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01c
[達観]
(日記, 生き方)

 精神的にショックを受けることがあったり,強靱な精神力が必要(その実は...)なことがあったりと散々ですが,不思議と心は落ち着いています.ていうか,そもそもここで書いたように,いろいろどーでもよくなって来てるというか,いろんな意味で達観してきてるのかもしれません.

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01d
[]
(野球, 世の中)

 日本シリーズは,ソフトバンクが勝ったのですが,なぜか優勝が決まるときのことが頭から離れません.観ていた人はわかると思いますが,ソフトバンクの抑えのサファテがストライクが入らない大乱調で1アウト満塁で西岡に回りました.調子は相変わらずで,黙って立っていれば間違いなく押し出しのフォアボールで同点に追いつく場面でした.でも,西岡は何度もボール球に手を出し,挙げ句の果てに引っかけて内野ゴロ,しかも,明らかに意図的に一塁線の内側を走り,守備妨害でアウト,そして,ゲームセット,そして,日本シリーズが終わりました.

 こんな後味の悪い終わり方ってあるでしょうか? 彼は一体何を考えていたのでしょうか?

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01e
[破滅的な生き方]
(生き方)

 どこかに既に書いたと思うのですが,私って要は破滅的な生き方しかできないんだと思います.なぜだかはよくわかりませんが,そうプログラムに書いてあるのなら,それに逆らうことはできませんし,何か意味はあるのでしょう.

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01f
[]
(生き方)

 強靱な精神力(でもその実は...)ですが,別に経済に限った話ではないのでしょう.それこそ人生そのものにも当てはまるわけで,破滅的な生き方,人生所詮退屈しのぎというか,ある種投げやりな生き方が結果として,平気でいろんな冒険や人がやらないことをやることになって,(ある程度の)成功に繋がっているのかもしれません.

 そしてそれは,第二の人生なら尚更です.もうほんと何でもありですからね.

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11/2'14
[投げやりな生き方]
(生き方)

 投げやりな生き方というのは,誤解を与えるかもしれません(でも別に誤解されたままでもいいけど).投げやりな生き方をもっと綺麗に格好良く言うと,こういうことがやりたい,やるべきだと思うという自分の信念に従う,ということです.

 生きて行けば,いろんなしがらみに巻き込まれます.そして,生きて行くために自分の信念を曲げないといけないこともあるでしょう.でも,出世とか偉くなるとか評価されるとか,そんなの別のどーでもいいやと「投げやり」になれば,そんなこと意に介さず,ほんとに自分がやりたいこと,やるべきと思うことができるわけです.

 実際,私は(ほぼ)そうやって生きてきましたが,そういう生き方をすることで,何度も「終わった」と思いました.でも,実際は全く「終わる」ことはありませんでした.既に書きましたが,むしろ新しい展望が開けて,「終わる」どころか「始まる」ことに驚き,結果として何とかここまで来ることができました,そして,これからも益々自由で楽しい人生が開けていくんだと思います.

 だから,やりたいようにやったらいいとは思うのですが,重要なのは,何がやりたいか,なぜそれがやりたいのかという信念でしょう.一生のんびり遊んで暮らしたいということがやりたいことであり信念?なら,待っているのは単なる破局ですからね.

 つまり,結局はその人のポテンシャル次第なわけで,私がこういう生き方でやってこられたからそれを鵜呑みにしてそのままやってもうまく行くわけありません.つまり,結局は(何度も書いてるように),自分の頭でしっかり考えるということです.

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02b
[精神的に益々強靱]
(日記, 生き方)

 またパンドラの箱が開いたということで,こんな大変な状態なのに,一応普通に生活しているのがほんとに不思議です.まさに強靱な精神力ですね.逆に言えば,投げやりというと言葉が悪いですが,どうでもいいというか,なるようにしかならないというか,そういう意識がますます強くなってきた,つまり,精神的には益々強靱になってきた,ということでしょう.

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 と書いたのですが,どうなんですかね? パンドラの箱が開いたということは,どういうことかはもう既にわかっていた,ということです.ですから,新たな何かが起こったわけではないわけです.でもそれをきっかけに何かが起こるかもしれない,起こらないかもしれないということでしょう.

 ですから,「大変な状態」というのは違って,「大変な状態」が本来あるべきことに収束していくのかもしれませんし,収束せずに逆に発散するかもしれないわけです.そして,収束しようが発散しようが,それは150億年前に決まっているし,どっちに転んでもそれがベストの道で,覚悟はできているということです.

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02c
[]
(日記, 生き方)

 第二の人生ということで,いろんな余計な荷物を下ろすことができたと書きましたが,また一つ荷物を下ろす,具体的には,***ことにしました(今回の件とは関係ありません).それは私の負担が減るということもありますが,そうすべきということもあります.いずれにしても,余計な拘りを捨てることは,気分がいいものです.でも背景には,もう充分やってきた,満足したということがあるのは,言うまでもありません.

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02d
[寂しい]
(日記, 生き方)

 やっぱり寂しいですね.でも,以前は寂しいと思うと,どうしようもなかったのですが,寂しいということを受け入れて,そういう中でやって行くしかないと思えば,何とか大丈夫なような気がします.

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11/3'14
[スズメバチの巣]
(生活)

 思い出したように書くと,この日の家にいないといけない用事というのは,スズメバチの巣の撤去でした.確か夏くらいに町内会長さんから連絡があって,家の軒下の通気口をスズメバチが出入りしていて,おそらく巣があるので,小学校の通学路が近いこともあって撤去させて欲しいとのことでした.撤去されたもの(既に夏に一度外から殺虫剤で処理がされていて,もう寒くなっていてほとんど活動はしていなかったらしい)を見ると巨大でした.

 えー! 家の軒下にそんな巨大なスズメバチの巣があったら大変じゃん,ってなことになりそうですが,ここまで読んでいただけるとわかるように,私は全く気づきませんでした.ただ,何年も前からトイレのあたりで「ぶーん,ぶーん」という音が時々聞こえていたんで,何かいるんじゃない?と当時の同居人に話したことはありましたが,そんなわけないじゃんと一蹴されたような感じでした.

 つまり,全然実害はなかったのです.テレビとかで家にスズメバチが巣を作って大変とか言ってますが,実際はそんなに大したことじゃないわけで,スズメバチとは言え,巣を攻撃するなどしない限りは滅多に人を襲ってくるものではないようです.

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11/4'14
[株価操作]
(経日)

 予想通りではありますが,今日も暴騰してあっと言う間に(8割)買いになりました.

 グラフを見るとわかりますが,先週金曜と今日の,特に非大手証券の上げ幅はすごいです.ということで,かなりの損失が出ました.11/3が祝日で市場が閉まっていたのも痛かったですね.相場全体の流れは読めていたと思うのですが,こうも露骨な株価操作をされたのではひとたまりもありません(まあ日銀としては,流れ的にまずいということで手を打ったとも言えますが).

 そう,今,政府や日銀がやっているのは,株価操作です.そういうことで長中期的に経済がよくなるわけはありませんが,短期的には流れは変わりました(これで消費税を上げられる?).でもそう遠くない時期にまた反転するでしょう.

 これで,実質的には4連敗となりました(今年は3勝5敗)が,収支的には,今年は5%程度マイナスという状況です.問題は,目先の勝敗ではなく,「1勝1敗でも複利で100回回したらどうなるかモデル」ですから,結果が出るのは,早くても5年後という感じでしょうか.

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11/6'14
[それから]
(生き方)

 漱石の「こころ」のことを書いたので,もう一人?の高等遊民である「それから」の長井代助のことも書いておこうと思います.というか,「こころ」の「先生」と代助は全然違いますよね.「先生」が高等遊民になったのは,それなりの理由があったわけですが,代助は,本来の?意味でまさに高等遊民だったわけです.

 「それから」を読んだことがない人もいるでしょうから,簡単に中身を書くと,長井代助は,いわゆる高等遊民で,最高学府を卒業して高い知的素養をもちながらも,お金のために(俗物的)職業に就くのを忌み嫌い,親から金銭的援助を受けながらぶらぶらしていたのですが,自分のそういう生活が結局は親の金銭的援助の上に成り立っていることに気づき,それでも親からもちかけられた縁談をどうしても受けることができず,自分が思いを寄せていた三千代(代助の親友の平岡と既に結婚)といっしょになる決心をして親から勘当され,結局最後は,三千代と生きて行くために,(俗物的)職業に就く決心をする,というものです.

 漱石が何が言いたかったのかはわかりません,というか,(国語の解答的には)わかるのですが,「こころ」や「読書感想文」のところで書いたようにそんなことは(私は受験生ではないので)どーでもいいことです.重要なのは,「それから」という「生き方について考える材料」を前にして,私が何を考えるかです.

 そして,(今の)私が考えたのは,やっぱり「お金」のことです.再三このサイトで書いてきましたが,私は必要以上のお金は要らない(必要以上のお金を稼ぐために無用で社会のためにもならない仕事はしたくない)と思っていますが,もうすぐ定年を迎えるに当たって,お金の必要性も認識してきました.それはぶっちゃけて言ってしまえば,今の社会の仕組みが根底からひっくり返らない限りは,「お金さえあれば生きて行ける」からです.

 何を当たり前のことを,と思われるかもしれませんが,重要なのは,もし仮に生きて行くのに充分なお金があったらどうするの?ということです.例えば,これから社会に出る若い人達に,好きなことしていいよ,と生活して行くのに充分なお金をあげたらどうなるでしょうか? 残念ながら,(代助のように)本人にとっても社会にとっても有意義な人生を送れる人はほとんどいないでしょうね.

 私の場合はどうでしょうか? 私の場合は,「もし仮に」生きて行くのに充分なお金があったら,の「もし仮に」がとれてしまった状態ですから,たとえ話でもなんでもないわけで,しかも,このサイトで再三書いているように,問題は深刻なわけです.

 でも,若い人達や代助と違うのは,私は,これまで充分仕事をしてきたわけで,それこそ,これからの第二の人生を高等遊民として過ごすこともありなわけです.問題はそれが私にとって「気分がいい」かどうかで,気分がよければそれでもOK,そうでないとすれば,「気分がいい」ことを何でもいいからやればいいだけの話です.

 そして,私が「何をすることが気分がいい」と思うかで,私の真価が問われているとも言えますが,もうそんな真価が問われるとか,そんなことは卒業してしまってるとも言えますかね(達観しすぎ?).

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06b
[あるべき論 vs 人々がどう思うか]
(経日)

 この日から2日経ちましたが,あまりぱっとしない状況です.もちろん,たった2日で状況がどうこう言うことはないのですが,考えさせられることはあります.

 1つは,勝つとか負けるとかいう以前に,こういうものは何で決まるのか,ということです.既に書きましたが,私は,こういうものは,「どうあるべきか」ではなく「人々がどう思うか」で決まると思っています.

 今回のケースで言えば,日銀や政府がしたことは,やるべきことではなかったし,私の中の「あるべき論」で言えば「売り」です.でも,「人々がどう思うか」的には「買い」なわけです.でもその後の動きは(2日で急騰した後ということはありますが),「あるべき論」的に動いています.つまり,自分の信念を通す,ではないですが,「人々がどう思うか」ではなく「あるべき論」に従った方がいいのでしょうか?

 でも,私は「人々がどう思うか」で決まると思っているわけで,これも一つの信念でしょう.つまり,売れる商品を開発するには,いい商品ではなく,人々が買う商品を開発しなければならないように,お金というのは,結局,そういうもの,ということです(でも,これが意外と難しいことも事実で,それは一つのパイを食い合う,即ち,競争が生じるからでしょう).

 ですから,重要なのは,ぶれずにそういう信念に従うことなんだと思います.つまり,ここにも人生というか,生き方ありということですかね(拡大解釈).

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06c
[その後]
(日記)

 パンドラの箱のその後ですが,これまでと違った展開になっています.つまり,開いた蓋を閉めるのではなく,箱の中身ちゃんと整理しようということです.これでどうなるかはわかりません.でもなるようにしかならないし,どうなってもそれがベストということです.

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06d
[洗濯専花]
(生活)

 シャンプーも石鹸も全く使わなくなって大分経ちましたが(どこかで既に書いたと思ったのですが,検索かけたら書いてないみたいです).極めて快適そのものです(でもその代わり毎日シャワーを浴びるのは必須).つまり,世の中には不要で無用の物が売ってるということで,他にもそういうものいっぱいあるんだと思います.ほんとひどい話です.

 で,体を洗うのがそうなら,洗濯も行けるんじゃないかと思い始めました.考えてみたら,野球部やサッカー部の中学生じゃあるまいし,そんなに泥んこになるほどひどい汚れなんかないですよね.でも,バドミントンして汗だらだらのウェアを水ですすぐだけというのはちょっと...

 ということで,学生時代に,洗濯機にぽんって入れるだけで洗剤要らずというものがあって使っていたのを思い出しました.当時の経験から行くと,結構行けました.少なくとも,洗濯後臭いが残るようなことは全くなかったです.

 ということで,調べてみたんですが,今は何種類か出ていて,その中で最も高評価の「洗濯専花」というのを買って使ってみました.全く問題ないですね.Amazonで2760円で700回使える(週2,3回とすると5〜7年使える)のでめっちゃリーズナブルです.

 すすぎを1回にしてください(そりゃー洗剤使わないんだからすすぐ必要ないし,すすぎも洗いになっちゃう(^^;)と書いてあったので,洗濯時間も大幅に短縮されます.襟や袖の汚れや,何かこぼしたときは,これまでスポット的に洗剤を使っていたので,それはこれまで通り使えばいいでしょう.

 でも,これも既に書きましたが,こういう生活の工夫するのって,やっぱり楽しいし,とても気持ちがいいです.ちょっと大袈裟かもしれませんが「生きてる感じ」がします.だって,仕事する前に生活してるわけですからね.

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11/9'14
[いろいろ思うこと]
(日記)

 最近いろいろ思うことがあって,これまでにない心境というか,ある意味,劇的な変化だと思いますが,さすがに公開できるような内容ではありません.でも,このサイトの首尾一貫性というか,あとで読み返したときの記録となるようにここに(公開はしない)リンクを貼っておきます

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09b
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(経日)

 今週は,週明け急伸した後は,軟調に推移しました.報道によれば,年度決算で一定の成果を出さないと行けない日本の機関投資家が利益確定の売りを出してるとのことです.つまり,これから上がるとか下がるといった相場観のない取引をしているということですね.

 これからどうなるかですが,もちろん短期的にはどうなるかはわかりませんが,中期的には,日銀の金融緩和もそうですが,GPIFが株式運用比率を倍に(25%に)増やす,更には,日銀自身もETF,要は,株をこれまでの3倍のペース(3日に1回で年間3兆)に増やすと言ってるわけですから,これから株は上がると考えるのが普通でしょう.買う人より先回りして買うのが鉄則ですから,こんなにわかりやすい話はないわけです.

 でも,利益確定の売りはともかく,普通にそう考えない人もいるんでしょうね.というか,人がどう考えるかを読むのが相場観ですからね.

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09c
[もっと楽]
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 本を読むのは大変だけど,映画なら観るだけだし楽と書きました.でも映画ってそのほとんどは,芸術というよりは,娯楽映画ですよね.

 で,気づいたというか,当たり前なのですが,映画よりもっと「楽」なものがありました.それは,絵画や彫刻です.だって,一瞬で全体を一望できるわけですからね.しかも,映画と違って芸術そのものです(もちろん,芸術性の低い絵や彫刻もたくさんありますが).

 もちろん,そのよさや芸術性の高さがわかるには,一瞬で一望というわけには行きませんが,少なくとも長編小説一本読むよりは,遥かにハードルは低いでしょう.音楽に比べてもそうです.

 ということで,そういうこともこれから開拓して行けたらとは思いました.と言っても,このサイトにはそんなに書いてませんが,私は,一通りの絵画や彫刻の知識はあると思います.やはり,近現代のものが好き(一番好きなのはカンディンスキー)とも既に書きました.

 ですから,ほとんど観ない映画とは大分事情が違うかもしれません.でも一通りの知識があるところからスタートして,より深く掘っていけば,かなり楽しめるかもしれません.実物を見るために美術館巡りとかしてもいいでしょう.

 でも,これもアウトプットではなくインプットなので,やっぱり,そういうことに効力感というか,面白さや楽しさをどれだけ感じられるかということですかね.

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09d
[解決しないという解決法]
()

 パンドラの箱ですが,どうなんでしょうか? 中身をちゃんと整理するというか,解決できるのでしょうか? 先送りというか,解決しないという解決法もあるとは,既に書きましたし,そう思ったからこそ,これまでそうやってきたのですが,それがいきなり解決するということがあるのでしょうか?

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11/10'14
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(日記)

 今日もまたショックというか,とても残念な出来事がありました.こうもいろんな(負の)ことがあるとさすがに滅入ってきますし,正直もう疲れてきました.

 でも本人と話をしましたが,こうなったのにはこうなった意味があるわけで,これがベストの道なんだと思います.そう思わないとやってらんないというのもありますが,ほんとにそうなんだと思います.

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10b
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(経日)

 N経新聞に今の相場が伸び悩んでる理由として,投資家にあまり先高感がないというアンケート調査結果があるということが書いてありました.ふーん,それなら,まさに相場観であって,宜なるかなといったところですが,アンケート調査をして,これから相場がどうなるかがわかるのなら簡単な話ですよねー.

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11/11'14
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(バドミントン)

 F原君がアジパラから帰ってきて,先週の木曜から練習を再開したのですが,私の方は,右股関節がまだだめですね.でもそれでも確実にすこーしずつは,よくなってる気がします.右股関節が痛いのも慣れたというか,今日は腰がちょっと痛いみたいな感じで,そうやってつき合って行くしかないですかね.

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11b
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(世の中, 経日)

 今日は大きく上げた日経平均ですが,消費増税を見送って国民にご機嫌とって,衆院を解散するんじゃないかという説明でした.ほんとですかー?

 でも,あるべき論的には,絶対消費増税ですが,人々がどう思うか的には,そうなのかもしれませんね.つまり,株は上がっても世の中はどんどんおかしな方向に行くってことです.

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11/14'14
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(政治, 世の中)

 消費増税を見送って衆院を解散するのはもう決定との報道です.来年は,集団的自衛権行使に絡む法案審議など与党にとっていいことはないから,支持率がまだ高い今のうちに解散するということで,要は,与党が政権を維持することを第一義に考えてるってことで,ほんとにひどい話です.そして,こんなとんでもない理由で解散して,与党が劇的に議席を減らすことがなければ,この国民にしてこの政治家ありってことですね.

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11/15'14
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(経日)

 今週も(日経225やTOPIXは堅調でしたが),PF(非大手証券+中堅建設)は,冴えない展開でした.特に中堅建設の下げがきついですね.

 でも問題は,次に流れが変わったときにどこにあるかですから,目先のことは気にせずにやっぱり高みの見物ということですね.

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15b
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(サッカー)

 昨日のホンジュラス戦(一応今年のWC出場国だが中南米で唯一決勝トーナメントに進出できなかった勝てる相手)は,長谷部,遠藤,内田など今年のWCメンバーを呼んで快勝だったんですが(裏が日米野球だったんですが,視聴率はどっちが高かった?調べるまでもない?),結局,今年のWCメンバーじゃないとだめってことですよね.これからどうするんでしょうか?

 監督の立場からすると,勝ってナンボと考えるのなら,来年のアジアカップは,旧メンバー主体で行くのでしょうか? でも4年後のWCはどうする? つまり,勝てるメンバーで,と考えると世代交代は進まないことになり,日本のサッカーにとってはあまりいいことじゃないですね.

 でも,代表監督は,育てるのが役割じゃないですから,それはそれで仕方ない? 意外と難しい問題かもしれませんね.でも一番の問題は,本田,香川,長友,内田のように海外のトップリーグのクラブチームで結果を出す若手が最近全然出てこないってことですかね.

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15c
[]
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 今日は研究室のOBOG会でした.いつも書いてることですが,卒業後,元気で頑張ってる様子が見られるのはとても嬉しいことです(いつもは写真がアップされるのに時間がかかるので,今日は自分のスマホでも撮ってもらいました(^^)).

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11/17'14
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(経日)

 今朝,注目の7-9月期GDPの伸び率の発表があり,予想に反して二期連続のマイナス(年率-1.6%)となりました(でもメディアや専門家?はみな予想外のサプライズと言いますが,感覚的には充分考えられた数字ですよね).株は大きく売られ,10/31に日銀が打ったバズーカ?は,今回はたった半月しかもたなかった,ということですかね.

 これからどうなるかですが,A倍さんは7-9月期GDPを見て消費税をどうするか決めると言ってたわけですから,増税見送りに後押しをもらった(というか,事前にこうなることがわかっていたんでしょう)ということでしょうか.でもこれを理由に国民に信を問うというのは全く別の話です.ていうか,この状況で選挙なんかやってる場合じゃないでしょう.株が下げてるのは,GDP速報値もありますが,解散なんかしてる場合じゃないって言ってるんじゃないですかね.

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11/18'14
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(日記)

 右股関節ですが,昨日の夜寝ていて寝返りを打ったときにぎくっとなってしまってまた少し痛めてしまったようです.今日の練習でも全然動けませんでした.なんかなかなかよくならないですねー.

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 その後ですが,結局だめだったみたいです.やっぱり解決策なんかなかったということでしょうか.解決しないという解決策もあるとは思うのですが,それすらもだめってことでしょうか.

 でもさすがに精神的に大分しんどくなってきました.(基本的に)一人で生きて行けますかね?

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18b
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(政治, 世の中)

 A倍さんが消費増税先送りと衆院の解散を正式に発表したんですが,思うのはここで書いたことと変わりません.あるいは,Aベノミクスに対する審判ということなら,私の答えはもちろんNoです.

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18c
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(経日)

 今日大きく戻した株価ですが,衆院が解散した過去13回中12回は,次の政権の政策に対する期待感から,投票日まで(平均7%くらい)株価が上昇してるんだそうです.そんなことで儲かるのなら誰でも勝てる? ていうか,今回の場合,次の政権の政策に対する期待感なんかありますか?

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11/19'14
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(日記)

 高倉健さん(のこと,というよりは「有名」ってどういうこと?ってことですが,一度書いてことがあるので書いておくと)亡くなったんですね.昨日,A倍さんが衆院を解散すると発表したんですが,そんなのどこかに行ったというようなメディアの取り上げ方です(夜のニュースでは軒並み高倉健さんのことがトップニュースで30分くらいしてから,衆院解散の話).

 もちろん,人一人が亡くなったわけで,残念なニュースには違いないのですが,私は彼の映画を一本も観たことない(というか映画自体ほとんど観ない)ので,私にとっては,彼が亡くなったことと他の有名人の誰かが亡くなったことの差は特にありません.でもメディアの取り上げ方は明らかに別格ですよね.なぜそうなのかは,私にはよくわかりません.

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18b
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(政治, 世の中)

 解散総選挙ですが,A倍さんは,Aベノミクスの信を問うと言ってました.つまり,彼はAベノミクスの成果?に自信をもってるってことですね.確かにいわゆる第一の矢の大規模金融緩和,第二の矢の日銀の買いオペによって円安株高になって極一部のお金持ちは儲かり,これまた極一部の大企業の収益は改善しました.

 でも,これだけじゃ全然だめなのは明らかで,実際,景気が回復したという実感をもってる人なんかほとんどいないでしょう.つまり,肝心の第三の矢である成長戦略がなければ話にならないわけで,でも,しがらみでがんじがらめのJ民党にそれに必要な岩盤規制の撤廃ができないのもずっと言われてることです.

 野党は,暴走するJ民党にレッドカードを,と言ってて,まさにその通りなんですが,残念ながら今の野党が受け皿になれるかというと...(みんなの党の解党にはほんと驚きました.地方議員はどうなるんですか?)でも与党の議席が激減すれば,AベノミクスにNoを突きつけることくらいはできますし,与野党の勢力が拮抗すれば,J民党の好き放題には行かないでしょう.時期が来れば,野党の体勢も整ってまた解散に追い込めるかもしれません.

 Aベノミクスは,極一部のお金持ちしか得しないわけで,でも選挙は,貧乏人もお金持ちも同じ一票ですから,中流階級始め一般庶民が素直にAベノミクスの効果(のなさ)を評価すれば,それ相応の結果になって然るべきでしょう.消費税増税に先送りだって,財政再建のことを考えれば,ちゃんとわかる人ならまずいと思うでしょう.

 そうなりますかね? J民党は,今なら勝てるという自分達の勝手な都合で解散するわけで,まさに日本国民の見識が問われてるような気がします.

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11/20'14
[]
(政治)

 選挙ですが,野党は勢力を結集すべきとか新党とか言ってますが,そんなことすれば野合と言われるだけでしょう.でもA倍さんによれば,今回はAベノミクスの審判を受けるということですから,(K産党以外の)野党には批判票の受け皿を用意,即ち,選挙協力して,与党に対抗する候補者を選挙区に「1つだけ」立ててくれればそれでOKです.そして,良識ある無党派層が批判票を投じれば何かが起こるかもしれません.

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20b
[]
(バドミントン)

 右股関節ですが,日常生活はもうほとんど支障ないし,バドミントンの方もあまりよくないながらも少しずつよくなって来ていたと思ったんですがだめですね.今日の練習ではとにかく全く動けませんでした.そう,痛いということもありますが,とにかく脚が動きません.最初に痛めた時から1年近くになりますし,もうずっとこんな感じなのでしょうか?

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20c
[男女公平]
(世の中)

 とあることがあり,あらためて男女公平(私は平等という言葉が嫌いなので)について考えています.というか,再三このサイトで書いているように,私の考えは単純で,男女であろうが何であろうが,人間はみな公平であるべきだと思っています.

 もちろん,年寄りは若い人より体が衰えてるけど経験や知識(や金)はもってるとかいうことはあるのですが,誰でも歳は公平にとりますから,それは単なる「時期とタイミング」の問題でしょう.でも基本的に男は女に,女は男には未来永劫なれませんから,そこのところが少し事情が違います.

 でもそれでも同じ人間なのですから,基本的には公平であって然るべきです.確かに一般的に男の方が体力があるとか,子供を産めるのは女だけとか全く公平なわけではありません.でも今の世の中,肉体仕事はどんどん減ってますし,子供を産むのは確かに大変ですが,産めるというのはやはり大きな特権でしょう.

 こう考えてくると,男女の不公平はどこにあるかと言うと,それは間違いなく社会のシステムです.いわゆるジェンダーという奴ですね.これは,男は外で仕事をして,女は家を守るという旧態依然とした考え方がまだ残っているということです.それは職場だけではなく,社会全体にしつこくしつこく残っています.

 女性が社会で働くようになって,以前と比べて少しはよくなったと言われますが,はっきり言ってまだまだでしょう.どうしてでしょうか? 男性が既得権を手放さないから?

 これもどこかで既に書いたと思いますが,女性解放を進めるには,同時に男性解放も進めないといけないということが背景にあると思います.つまり,男性の既得権と同様に,女性もかなり既得権に守られています.例えば,男性が主夫をしているとまるで「ひも」のように言う人がいますが,女性が主婦をしていることをとやかく言う人はいません.

 そもそも,男が外で働き,女が家を守るというのは,公平だったのでしょうか? 一般的な見方は,今までは働きたい女性が犠牲になってたというものでしょう.でも,男からしたら,外で身を粉にして働くより家で家事をしていたいという人もいるはずです.そこまで行かなくても,家のことを女性に任せる代わりに,経済的面倒をすべてみるというのは割に合わないと思う男の人もいるのではないのでしょうか? だって,家のことくらい自分でできますもん.

 世の一般的?な旦那さんは,財布は奥さんに握られて毎月*万円の「小遣い」をもらって,亭主元気で留守がいいとまで言われて,そんな悲惨な状況に耐えているのが不思議でしょうがありません.男性の方が経済力があるのが当たり前という精神的負担も相当のものですし,その一方で,毎日毎日メニューを考えて家族全員分のご飯を作り続ける女性の負担だって大変なものでしょう.

 ここまで来ると,男が外で働き,女が家を守るという「システム」は,男は家事ができない,女は仕事をすることができないと,双方を半人前にしてくっつけて,子供を作らせて国家を繁栄させることが目的だったことは明らかでしょう.そういう中で,男は家庭の全ての経済的精神的負担を背負わされ,女は家に閉じ込められて単調で評価もされない作業を強いられている,という不公平感を双方が感じてたことも多かったんじゃないでしょうか? 最近の若い人達は,あまり結婚しませんが,そういうことに気づいてるんじゃないですかね?

 でも,男と女ですから,惹かれ会うこともあるでしょう.もちろん結婚という形に拘る必要はありませんが,結婚してもいいと思います.子供ができれば,今の世の中,籍が入ってないといろいろ不都合なことも多いです(これも社会システムの不備).

 そして,お互い対等な男女がうまくやっていく最も簡単な方法は,やはり公平にやって行くということだと思います.つまり,男はどうとか女はどうとか関係ないということです.男だろうが女だろうが自分の食いぶちは自分で稼ぐ,自分の身の回りのことは自分でやる,というのが自然じゃないですか? というか,そうしたくないですか? 単純な話だと思うのですが,それじゃだめなんでしょうか?

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 でも実際のところは,第一線でばりばり働けば,家で家事をするのは大変です.つまり,働くという選択をすると,その人だけではなく,一つの家庭丸々養えるくらいの給料が貰える(くらい働かされる)ということで,ここでも旧態依然の社会システムになってるということです.

 これからは女性を労働力として,とか言うのなら,自分の食いぶちにあった働き方ができるような労働の再配分を,女性だけではなく男性にもしないとだめ,つまり,ここでも男性解放が必要ということです.

 でもここでその最大の障害となるのが再三このサイトで書いている「競争社会」ですね.なんとかしないとまずいんじゃないでしょうか?

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11/28'14
[週記?]
(日記)

 大分空いてしまいました.これじゃあ日記じゃなくて週記ですね.この間,何があったかというと,11/21の午前は筑波大バドミントン部の監督会議があって,午後は講義,夜は,研究室の学生達と飲んで,次の日(11/22)は,筑波大バドミントン部OBOG会(↓講演してくれた池田信太郎さん,12という数字は何でしょう?)

と女子インカレ団体優勝の祝賀会で↓

その夜に長野県北部で最大震度6弱の地震があり,記録を分析したところ,今回も極短周期地震動でしかも防災科学技術研究所のK-NETでは最大震度5強で,調査対象ではなかったのですが,東日本大震災から3年以上被害調査に行ってないし,今週はたまたま推薦入試で講義がないし,学生達が調査に行きたいというので,行くことにして,でも今回は大きな被害があったところに地震計が置いてなくて,そこの表層地盤を調べるために微動計測をすることにしてその準備とか,能登半島の穴水でNHKスペシャルの取材が入っていたりして(阪神・淡路大震災から20年ということでやるらしい),11/26-27に行くことにして,11/24は能登に飛んだのですが,今週末,ピアノプロジェで一度ファミーユで弾いておこうと思って,能登に飛ぶ前日の11/23に弾いて(またN宗根さんに勝手に曲のタイトル書き換えられた↓)

たまたま,場所が羽田の近くだったので,そこにあるホテルに泊まって翌日朝一の飛行機で能登に飛んで取材を受けて(大きな被害を受けた建物が取り交わされて更地になってる↓)

戻ってきて個人的な予定を一つこなしてすぐに今度は長野に被害調査(↓K-NET白馬の設置状況と周辺の街並みの様子.山はもう雪)

大きな被害を受けた白馬村神城の堀之内地区↓)

というめまぐるしい一週間だったのでした.でもその間,このサイトを更新することくらいできたはずですから,なぜか理由はわからないけど,その気にならなかったということですね.

 レンタカーを朝8時に返して,やれやれという感じで戻ってくる途中に,ヨークタウンの工事をしているところを通ったら,朝8時からものすごい数の人が朝礼してて(写真ではよく見えないけど肉眼では透けてはっきり見える)↓

ご苦労様という感じですね.でも11月中旬にはオープン予定だったので,大分遅れてますね.これも人手不足の影響でしょうか?

 一山越えた感じはしますが,今週末はピアノプロジェだし,来週は日本地震工学シンポ(一応総務部会長)なので,まだまだ気は抜けません.

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28b
[]
(日記)

 一週間前ですが,調子的にはあまりいい状態ではなかったと思います.そういうときに地震が起こったりしてそうも言ってられなくなって,今はそんなに悪い状態ではありません.別に今回に限らずそういうことってよくあります.

 つまり,このサイトで何回か書いてますが,やらなきゃいけないことがあるおかげで逆に助かってるということです.でも仕事をリタイアすれば,そんなこと言ってられないのも再三書いてる通りです.

 でもそういう状況の変化もありますが,歳をとって体や心が変化してきていることもあるような気がします.つまり,仕事だから,やらなきゃいけないから無理してでも修羅場をくぐって行かなきゃいけない,というのはもうやめた方がいいと思うんですよね.

 でも今回は結局無理してしまったわけで,でもやってみると(まだ)意外と大丈夫で,でもじゃあこれでいっかという感覚には全然ならないです.

 でも今回は,以前ほど無理したわけじゃなくて,確実にある程度セイブしようとはしました.例えば,被害調査はいつもは3時とか4時出発ですが,今回は1日目は8時で,2日目は6時,調査自体も学生主体でやってもらいました(今回は強震観測点周りは被害がなかったということもありますが).ですからこれも徐々にソフトランディングして行けばいいのかもしれません.

 これは,私自身がどうこうというだけではなくて,私はもうすぐリタイアしていなくなりますから,私がいなくても次世代の人達だけで何とかできるようにしておかないといけないということも大きいです.

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28c
[税金]
(世の中)

 浦島太郎じゃないですが,一週間,世間から離れていたようなみょーな気分です.でもそういうのって悪くないですね.

 選挙なんですが,野党の誰かが消費増税の先送りに反対している政党なんかいないのに解散するのは大義がないと言ってました.もうびっくりです.

 このサイトで何度も消費増税はmustと書いてきました.それほど国家財政は逼迫しています.景気が悪くなって税収が減れば元も子もないというのはもっともらしく聞こえますが,そもそも考え方が間違ってます.

 福祉にお金がかかるのならサービスを受ける国民自身が分担してお金(税金)を払うのは当たり前です.今の状態は,明らかに高福祉低負担ですから,税金を上げるのが筋です.それをバブルを作って景気をよくして税収を増やして何とかしようという考え方は明らかに間違ってるし,そんなうまい話があるわけありません.たった2%の消費増税をけちったがために後で莫大なしっぺ返しを食うことになりますよ.

 こんなとんでもないことになってる背景は何でしょうか? 1つは,国民の税金の使い途に対する不信感でしょうね(あとは税負担の不公平感か).まず身を切るべき国会議員自身が一昨年の解散時の約束だった定数削減が未だにできていないのは,ほんと総退場もんです.

 でも国会議員の定削なんかやっても財政的には微々たるもので,問題の本質は,国民自身の負担すべきものを負担するという意識の欠如でしょう.増税が嬉しい人なんか誰もいないというのはわかりますが,たった1000円の料金で1万円のサービスを受けようなんて考えがどうかしてるし,それを借金して次世代につけ回すなんてことは,絶対にあってはならないことです.

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11/30'14
[景気]
(世の中, 経済)

 選挙前でいろんな政治家が口を揃えて,財政再建のためには,ひいては国民の幸せ?のためには,景気をよくして経済成長をして税収を増やすことと言っています.一体何なんでしょうか?

 そもそも何度も書いているように,経済成長と言ってもGDPの6割は個人消費ですから,要はいっぱい(無駄に)消費するってことです.でも現実を見れば,お金を使うべきところは浪費ではなく,医療,福祉や教育のはずです.つまり,家計の収支的に言えば,無駄な支出を抑えて,支出すべきところに集中するのが本筋でしょう.

 でも国民も国民に選ばれた政治家も全然そういう方向を向いていない.なぜでしょうか?

 要は,みんな騙されてるということです.国民は国に景気をよくして欲しいという他力本願ですし,政治家は,国民のためではなく,何かのために何かをしようとしています.

 それは,何度かこのサイトに書きましたが,1000兆円以上とも言える国民の資産をどうやって巻き上げるかでしょう.本来的には,増税によるのが筋ですが,どうやってもうまく行かない.それならば,景気をよくして無駄な支出をさせて「巻き上げる」ということです.つまり,バブルを作って崩壊させるということですね.割を食うのは,やはり次世代の人達です.

 別に経済成長なんかしなくていいじゃないですか.そもそも,これだけ便利な世の中になって,本質的に「成長」する余地がありますか? 成長戦略なんかより,もっと足元を見て,しっかり生きて生活して行けるようにすることが大事だと思いませんか?

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