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8/1'14
[8月]
(日記)

 8月になりましたね.でも既に書きましたがあんまりいい気はしません.でもあの頃のことを思えば,今はほんと幸せなので悪い気はしません.

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01b
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(日記)

 最近の調子というか体調ですが,相変わらずあんまりよくはないですね.もう歳だと思ってあきらめないといけないってことでしょうか? 考えようによっては,普通の人は,疲れたりストレスが溜まってくると酒飲んだり,週末旅行や遊びに行ったりするけど,私の場合は,ここで文章を書いたり,横になって休んでるってことで金がかからなくて高効率?

 でも気持ちとしては仕事も仕事以外もやりたいことはいくらでもあるわけで,でも体調の悪さによって生じるハードルを越えることができないってことで(ほんとここに文章書くくらいが精一杯),こんなことなら研究以外の(余計な)仕事してる場合じゃないってやっぱ思いますよね.

 でも思うのはやはりなんでこんなに調子が悪いのかってことです.食欲はあるし,食事も栄養のバランス良くしっかり摂っています.夜も眠れていると思います.今日,健康診断結果が来ましたが,やっぱりどこも悪いところはありません(敢えて言えば,LDLコレステロールが少し高いくらい).

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8/2'14
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(経日)

 今週もぱっとしなかったということで,特に書くことはありませんかね.海外ではいろいろごたごたもあるんですが,そんなことより典型的な夏枯れ相場という感じがします.過去30年振り返っても7〜8月はこんな感じのことが多いです(だいたい(^^;規準化というのもなんなので,グラフを5/27を100として規準化して,ちゃんと描き直しました).

 実際,この時期は売りになっていることが多いのですが,今の状況を考えると,やっぱり(今は)売りではないと思います.つまり,いつ何か材料が出て急騰する「リスク」の方が高い気はしますね.だって,既に書きましたが,絶対消費税は上げないといけないし,そのためには,景気がよくなってるってことにしないといけませんからね.

 その時期がいつかですが,もう少し先のような気がするとは既に書きましたが,その予想より大分早くに来たなと思っていたのですが,やっぱりちょっと早すぎでぐずぐずしてる感じでしょうか.ですから,一旦売りになってまた買いになる可能性もないことはないです.

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8/3'14
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(日記, バドミントン)

 今週末も体調がよくなくて,昨日練習に行ったこととちょっとピアノを弾いた以外はほとんど何もすることができませんでした(と言ってもいろんな人とのメールのやりとりは結構あるが).昨日の練習も,F原君が義足との接合部との具合があまりよくなくて,普段通り打てないということで,大半は体育館の端でずっとただ体を動かしてて,最後の方でちょっと打っただけです.

 でも右脚の具合は動かした方がよくなる感じはしてて,それで昨日もF原君が打てないにもかかわらずわざわざ体を動かしに行ったわけです.確かによくなってる感じはしますがまだ全然だめですね.とにかくまだ全面を動くことができません.

 それにしても,この体のしんどさは何なんでしょうか? でも平日仕事がある日は何とか頑張って仕事してるわけですから,精神的なものなのでしょうか? でも無理して平日頑張り過ぎるから,週末どっと疲れが出て何もできなくなるってこともありますよね.

 思い返せば,去年のこの時期は大変でした.このサイトの更新が8/4〜25の間全くなしですからね.つまり,体調を崩しやすい時期ということで気をつけないといけないということでしょう.

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03b
[気力も体力も要らないもの]
(日記, 生き方)

 もちろん体調もあるんですが,気力というか,要は,体のしんどさを乗り越える何かがないというか足りないような気がします.例えば,仕事ならやらなきゃいけないわけですから,体が多少しんどくてもやるわけですよね.あるいは,研究室会議や学生の研究指導に関係することならどんなに体がしんどくでもやるわけです.F原君の練習相手をするようになってからのバドミントンもそうです.

 でも逆に週末になるとそういったことがなければ,体のしんどさの方がどうしても勝ってしまう.例えば,今日は2週間ぶりにゴルフの練習場に行こうと思っていたのですが,体のしんどさが勝ってしまって結局行きませんでした.

 だから結局,体のしんどさを上回るやり甲斐のあることというかやりたいことというかその気になることが仕事とか研究以外にないってことが問題なわけで,これは即ち,「リタイア後問題」そのものってことです.

 もちろん,もう歳だし,しんどいのなら無理せず休めばいいのですが,休んでばかりではやっぱりつまらないし体も気力もどんどん衰えるでしょう.

 ということで,そういうもの探しは続くわけですが,ポイントとしては,そんなに,気力も体力も要らないものってことはあるかもしれませんね.身の回りのことをやることはそれに近いでしょうし,いろいろ考えて,このサイトに文章を書くこともそうですね.これら以外のそういうものを探していくということでしょうか.

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8/5'14
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(世の中)

 理研の笹井さんの自殺は,驚きというよりは,そういうことが起こるんじゃないかという嫌な予感というか,それほど理研は異常な状態だったと思います.つまり,とにかく組織を守ること優先したということでしょう.でも結果的には,組織という人間の命に比べたら大した価値のないものを守るために尊い極めて有能な研究者の命を失うことになりました.調べてみたら私と同い年ですね.

 小保方さんはともかく彼自身に監督不行届以上の,不正を見逃すといったことがあったのなら,小保方さん同様,彼も研究者としては終わりですが,命まで差し出すことはないのは言うまでもありません.

 再三このサイトで書いているように自殺だけは絶対にしてはいけませんが,精神的に追い込まれて心神喪失状態になれば,もう自分で自分をコントロールすることができないわけですから,このように考えることもできないわけです(でもそれでも自殺だけは絶対にだめです).

 不正論文に端を発した一研究者の自殺ではなく,その背景にある,このサイトで再三書いている,今の日本の学術界が抱える根本的な問題を文科省にはしっかり考えてもらいたいです.研究なんてものは,役に立つとか,ネイチャーに論文が載るとか,ノーベル賞が獲れそうとか,そんなことで評価するものでは断じてありません.そういう研究に重点的に研究費を配分するのは,まるで東京オリンピックで金メダルを獲れそうな選手だけを鍛えるようなもので,そんなことでは,東京オリンピックで金メダルをたくさんとれても,そこで終わりです.重要なのは,スポーツの裾野を広げることで,それは研究も同じです.

 でも,残念ながら多分何も変わらないでしょうね.なぜなら,今の悪しき流れは,別に文科省が作っているわけではなく,アメリカが主導する世界的な流れになってしまっているからです.このサイトでも何度か書きましたが,莫大な研究費を用意して優秀な研究者を引っ張ってくるというようなことが平然と行われているような有様です.

 そして,その根本にあるのが,やはり資本主義社会でしょう.研究費がなければ研究はできませんからね.でも学術とか研究とか言ったことは,本来は,頭脳勝負のもののはずで,お金と言った低俗的なものが入ってくる余地のないはずのものでした.でも科学技術がどんどん進んで,現代においては,その多くの分野で莫大な研究費を要するようになってしまって,結果的に今の「惨状」を作り出すことになってしまいました.

 でもそれでも「パトロン」に真に価値あるものを見抜く力があれば,こんなことにはならなかったはずです.つまり,現状の中で文科省は文科省でできることはあるはずです.

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 このような惨状の中で,私はどうするか,ですが,実は既に手は打ってあります.どういうことかというと,とにかく研究費がかからない研究テーマにシフトしてきました(極端な話,パソコンと被害調査に行く旅費があればいい).このサイトで既に何度も書きましたが,研究費がかかる研究をしていると,研究費獲ってくるのが仕事みたいになるのは目に見えてましたからね.でもお金かけないで研究するのはそれこそアイデア勝負なのでそれはそれで大変でしたけど.

 その目論見は成功したと思いますが,最近の研究費獲ってナンボという評価にはほんと辟易しています.まあそんなこと意に介さずやって行けばいいだけの話ですが,若い人達はそうは行きません.ということで,莫大な研究費がかかることもやり始めました.これじゃあほんと順番があべこべですが,私の研究テーマを引き継いでくれる若い人達もこれで何とか食いつないで行けるでしょう.

 あとは,笹井さんが小保方さんの不正を見抜けなかったのだとすると,これはもうほんと他人事ではありません.学生が何か結果をもってきて,不正はともかく計算が間違っていたらだいたいわかるとは思いますが,絶対わかるというものではありません.学生が組んだプログラムを隅から隅までチェックすることなんか絶対に不可能ですし,そもそも,正解がないどころかまだ誰も答えを出していないことやってるんですからね.

 あと,笹井さんは超偉い人で,いろんなものにがんがらめになって,追い込まれていったと思うのですが(でも究極的には,開き直ってケツまくってしまえばいい話だと思いますけどね),自分はそこまで偉くならなくてよかったなーと言いたいところですが,よく考えれば,全然他人事じゃないですね.

 私の場合に当てはめると,例えば,震度算定法を変えるとかそれを使った地震発生直後被害推定システムを開発するとかいう話になったとき,プロジェクトチームの誰かが計算を間違えて私がそれを見抜けなくて,後になって重大な間違いが見つかって,実際の地震でそれが原因で失われずに済んだ命が失われたなんてことになったら,相当大変なことになりそうです.

 でも,大変なことでも私にできることなら身を削っても役に立ちたいという気持ちもあったのですが,そういう話にはならなさそうで,それはそれで一安心なわけです.少なくともしゃしゃり出て行って震度を変えろと言うようなことはもうないでしょうからね.

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05b
[多様性]
(生き方)

 私はもう第二の人生ということで何でもありで,もうやりたい放題というか,やりたいようにやって行こうと思っているのですが,もちろんそれって自分勝手なんですが,それでいいと思っていて,それは多様性こそ許容すべきだと思うからです.

 人類の繁栄に寄与するつもりは毛頭ありませんが,人類がどうして繁栄してきたか,どうしてここまでサバイブしてきたかと言えば,それは多様性に他なりません.本来的には,何か外的危機があったとき,それに適用できてサバイブできる性質をもったものを確率的に残すということだったと思うのですが,ひいてはこれだけ細かい分業化が進んだ現代社会が成り立つのもまさに多様性のなせる業です.

 そうすると,ありのままでということになってきてしまうのですが,そうではなく,「ありのまま」の何がありのままなのか,つまり,自分が何なのかということでしょう.要は,何になら打ち込めるか,その気になるか,なんか知らんが頑張る気になるかといったことを見つけることです.

 そしてそれは,犯罪とか人に迷惑をかけることでなければ何でもいいんだと思います.それこそ世の中の役になんか立たなくてよくて,むしろ世の中の役に立つことをしなさいという今の世の中の風潮は多様性を著しく失わせるのでとても危険なことです.

 甲子園に出る東北の高校生が被災者の人達を元気づけるプレイをしたいとか言ってる(言わされてる)のを見るとほんと寒々とします.今の世の中の風潮は明らかにそう思わないといけない,そう言わないといけないことを強要しています.好きな野球を一生懸命やってきた,目標としていた甲子園に出れた,だから好きな野球を晴れの舞台で思いっきりプレイしたい,でいいじゃないですか.

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8/6'14
[人のために]
(世の中)

 すぐ上の甲子園に出る高校生もそうですが,人のために,誰かのために頑張ると言う人がいます.ほんとは違うのに口先だけそう言ってる人も多いと思いますが,ほんとにそう思ってる人もいるでしょう.それならそれで,自分のためにより人のためにと思った方が頑張れる人はそう思って頑張ればいいと思います.まさに多様性の許容ですね.

 でも,人のために頑張るんだから,自分のために頑張るより偉いなんてことはありません.だって,人のためにと思った方が頑張れるからってことは,結局自分のためってことですからね.ましてや,人のために頑張ると言う人をことさら褒め称えて,そうしないといけないことを強要する世の中の風潮はおかしいですし,多様性許容の原理にも反していて危険です.

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8/7'14
[人のためとか自分のためとか]
(世の中)

 でも一般的に言えば,自分のためより人のためにやる方が評価されて然るべきではあるでしょうね.それはある意味当たり前ではあるので,それを巧みに利用するというか,そう言うだけ,そう見せかけるだけっていうのが見ていて見苦しいということでしょうか.

 でも,情けは人のためならずですから,自分のためにを突き詰めれば,人に優しくなるはずですし,上で書いたように,人のためと言っても結局は自分のためですから,人のためとか自分のためとかいう考え方がそもそもあまり意味はないのだと思います.

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07b
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(経日)

 引け前に持ち直したようですが,もう大分際どいところまで下げてきました.実際,ウクライナ情勢とか中東とか,経済的にもスプリントの買収撤回とかあまりいいニュースはありません.益が出ているうちに売りになるのならさっさと売りになってもらってもいいんですが,何とかもちこたえていて,要は,流れが変わるか変わらないかの壮絶な戦いが繰り広げられてるわけです(高みの見物).

 でも一時期は13%くらい益が出ていたものが今では3%ですから(中堅建設様様),野球で言えば,8-0でリードしていたものが8-6まで追いつかれたようなものでしょうか.ここで逃げ切ればかろうじて勝ち,逆転されれば負けですが,野球は8-0で勝っても8-6で勝っても勝ちは勝ちですが,相場の場合は,勝敗数よりは,トータル得点数なので,勝ち負けはあまり関係ありません.

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8/8'14
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(経日)

 持ちこたえられませんでしたね(報道ではアメリカのイラク空爆容認が伝えられためとのことですが因果関係は不明).PFはかろうじてプラスを確保しましたが,これはたまたま中堅建設が暴騰したためで,非大手証券は僅かにマイナスになりました.

 今にして思えば,感覚的にはまだ潮目は変わらないという判断が正しかったような気もするのですが,かなり上げて戻したので,一度買いになったがまた売りになったというのが正しい解釈ですかね.

 問題はこれからどうなるかですね.内外の情勢を見ると,ウクライナ問題,イラク,パレスチナ情勢,エボラ出血熱の広がりなど確かにいやーな雰囲気はあります.また戦争が始まるんでしょうか? そんなことになったら大変なことになりますが,何とかそれは回避したとしても,消費増税に間に合うかですが,今月下げてまた戻してくれば何とかなるような気もします.

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08b
[尖る]
(生き方)

 私は若い頃,わがままで自分勝手で生意気でとにかく尖っていたと何度か書きました.それがいつしか,地震研に行って南先生に人の道を説いてもらったあたりから丸くなり,周りからもそう言われるようになりました.実際,自分で言うのも何ですが,人当たりよくそれなりに如才なくやってきたと思います.

 しかし,もう第二の人生で,それこそもう怖いもんなしなわけですから,自分を抑え込んでまで丸く人当たりよく行動することに意味はありません.ということで,また尖ってきたような気がします.実際,これはおかしいとか理不尽と思うことには容赦なく反応してると思います.

 ただ,若い頃と決定的に違うのは,(多分)何が正しくて何がおかしいかの区別がつく,少なくとも自分が正しいと思うことに対する一貫性はあるということでしょうか.ですから,激しく反応しているのは,一部の人に対してだけで,ほとんどの人に対してはあまり変わってないのかもしれません.

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8/9'14
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(経日)

 イラク空爆の影響は限定的とか,ロシアのウクライナに対する態度が軟化と伝えられたようで,NYダウは大きく反発しました.日本株も週明けは上げて始まることが考えられます.でもそこからどうなるかはまだわかりません.つまり,流れが変わったのか変わってないのか見極める重要な時期ということですね.そして,お盆休みで閑散としているときにそういう分かれ目的な重要なことが起きるのも例年通りです.閑散としていれば,相場は動かしやすいですし,世の中的には人目につかないときですからね.

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09b
[食べる]
(日記, 生き方)

 体調ですが,少し回復してきたような気がします.因果関係的に確定的なことはわかりませんが,最近どうしてるかと言うと,練習を再開したこともあって,できるだけ食べるようにしています.食べると体調が悪くなったり,「少入少出」で調子がよくなったり,単に食が細くなったこともあって,できるだけ「食べない」ようにしてたので,いわば方針転換ですね.

 でも食べれば当然,その分消費しなければ,どんどん太ることになり,体を動かして活動しないといけないことになります.ここが実は,びみょーな気がしています.

 要は,食べたから体動かさないといけないから体を動かすから体調がいいのか,体調がいいから体を動かせるのかという,散々出てくる鶏と卵論ですね.でもおそらく,どっちもあるんだと思います.そして,どっちもあるってことは,好循環にも悪循環にもなるってことで,ほんのちょっとしたことが大きな分かれ道になるわけです.

 つまり,そういうことを意識することが大事で,どこかで書きましたが,何か行動することを壁を乗り越えることに喩えるのなら,越えられるか越えられないかびみょーな壁の高さの設定がとても重要ということでしょう.

 もちろん,若い頃は,とても越えられないような壁に無謀に立ち向かっていくことはとても重要で,実際,私もそういうことを数限りなく繰り返してきましたが,歳をとるとそういうことは,逆効果であることを身にしみて感じています.

 つまり,何度も同じことを書きますが,頑張るなら若いときってことです.そして,私はもう若くはないですが,そういう状況下でも最大限の結果が得られるような方法で最大限「頑張って」,即ち,ただがむしゃらに頑張るのとは違ったやり方で「頑張って」行きたいと思います.

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09c
[変える]
(生き方)

 食べないから食べるに方針転換ということですが,要は,いろいろ変えていくことって結構重要なのかもしれませんね.このサイトで何度も書いている感覚の慣れもそうですし,そもそも人間飽きる(疲れる,英語ではどちらも同じtired)ものですからね.

 そして,変えると言ってもいろんなものがあります.食べるもの,仕事のやり方,仕事場,住む場所,生活のリズム,トレーニング方法,枚挙にいとまありませんね.そして,人間歳をとって行きますから,そういうことを考慮して変えることも大事ということでしょう.

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09d
[実験]
(バドミントン)

 右股関節は相変わらずよくないのですが,少しずつですが確実によくなってる気はします.でももう来週が試合(全日本教職員)です.数ヶ月のブランクの後,練習を再開してから2週間も経ってないですし,まだフリーでは全く打てないし普通に考えたら棄権でしょうね.

 でも当日まであきらめることはありません.極端な話,当日の朝起きたら治ってた(^^)ってことも全くないことはないでしょうからね.でもそんな神頼みではどうしようもないということで,対策というか実験を試みました.

 とにかく調子がどうこう言う以前に,右股関節の痛みを何とかしなくてはいけません.それで,既に書いたのですが,しっかり動かした方が痛みが和らぐ感じがしていて,それを試合前に実行してはどうかということです.そんなことしたら,試合前に疲れちゃうじゃんってなもんですが,いくら疲れても,この痛みを何とかしなければ話になりません.

 実は,股関節痛についていろいろ調べていたとき,股関節痛に苦しむあるランナーのページにしばらく走っていると痛みを感じなくなるということが書いてありました.私の経験的にも,例えば,アキレス腱痛だったとき,走り始めたときは痛くて走れないほどなんですが,しばらく走ってるうちにだんだん痛みを感じなくなるんですよ.

 ということで,今日,走ってみました.でも,2.5km走った時点で特に変化なしです.というか,ゆっくり走るくらいではもう痛みは感じません.でもフットワークをするとまだ痛くてだめです.そっか,じゃあフットワークすればいいんじゃん.

 ということで,痛みに耐えながら,つまり,痛みを感じる強度でフット−ワークをしたり,太股を引き上げたり,ランジをしたり,足上げ腹筋をしたりしました.20分くらいですかね.

 そうすると,痛みが軽減する感覚はありました.これですかね.ていうか,だめ元でとにかくやってみるしかありません.あと,気づいたんですが,痛みが軽減して少し動けると,明らかに筋力が低下しているのもわかりました.

 そりゃそうか.痛くてずっとそこまで動かしてなかったわけですからね.ですから,調子的には全然だめだめなんだと思います.あと,一時的に痛みが軽減してもしばらく経つと痛みは元に戻る,というか動かした分増すような感じがします.つまり,ショック療法的に痛みを感じないようにしてるだけかもしれませんね.でも股関節周りの筋力はつくでしょうから長期的には回復していくのだと思います.

 でもとにかく,この調整方法?でとにかく出るだけは出てみようかという気にはなってきました.あとは何らかの形で当日痛み止めを飲むとか塗るとか貼るとかですかね.

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8/10'14
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(日記)

 痛みに耐えて動かして右股関節の痛みがどうなったかですが,直後は痛みが軽減したもののしばらくして筋肉痛のように逆に痛みが増しましたが,今日の夕方くらいになると,筋肉痛がとれるように痛みが少し減ったような気がします(でも体調の方はまたちょっと悪くなってきた).

 ですから,リハビリのようにこうやって痛みに耐えて動かして行けば徐々に回復していくのかもしれません.というか,こうするしかありません.

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10b
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(大学, 世の中)

 STAP問題がきっかけなのか,論文にコピペなどの不正がないか調べるソフトを導入する大学が増えてきてるそうで,海外では既にこういうものを使うのが普通なんだそうです.これじゃあほんと,このサイトで再三書いてる,一部のしょーもない人間が悪さしよる→それ以外のちゃんとした人間が巻き込まれる→非常に効率の悪い社会になる の悪循環ですね.

 でも残念ながら,世の中どんどんこうなって行くのでしょう.世の中一般ならともかく,大学,それも,論文とか研究に関することがこんなひどいことになってくるとは思いもよりませんでした.

 何度も同じことを書きますが,論文不正をするような人間に研究する資格はありません.でも,大学教授のサラリーマン化が進み,真理が知りたい,わからないことを解明したいということではなく,大発見をして名誉やお金が欲しいというようなしょっぼい人間が増えてきたんでしょうね.

 そうなら,正直,もうそんな世界からはさっさと足を洗いたい気分ですが,定年が来れば幸か不幸かもうすぐそうなるので,それまでの辛抱,というか,もう第二の人生なので,辛抱できなくなれば,さっさと辞めればいいわけです.

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10c
[戦争]
(世の中)

 8/6の広島, 8/9の長崎, そして8/15とこの時期,戦争に関する報道が多くなります.戦争については,何度かこのサイトで書きましたが,国際紛争を解決する手段として戦争はしないと憲法に明記してありますし,そもそも法的にどうこういう以前に人道的に当たり前のことです.

 だって殺人ですよ.人を殺せば極刑に処せられることが国際紛争を解決するためという理由で正当化されるわけがありません.なぜ殺人がいけないのかも理由は,自殺と同じです.つまり,人の命が一度奪われれば,それは二度と返ってこないからです.ましてやいかなる理由があろうと,他人が人の命を勝手に奪うことは絶対にあってはなりません.

 でも,この時期の一連の報道を見ていて愕然とすることがありました.あれから69年と言っているのです.いつの間にそんなに時間が経ったのでしょうか.確かにこの69年間,日本が戦争をしなかったことは評価に値するでしょう.でも69年経ったということは,戦争を身を以て体験した人がもうほとんどいなくなって来ているということです.

 実際,内外の情勢を見てもまた戦争をするような嫌な雰囲気は確実に出てきていると思います.それがそういうことに関係しているかどうかはわかりませんが,影響がないとは言えないでしょうね.それにしても,たった数年でこのときとは,情勢が大分変わってきてしまったというのは驚くべきことです.

 かく言う私ももちろん戦争は知りません.戦争を知っている世代は,終戦を子供の時に迎えた私の親の代までだと思います.でも私は,子供の頃,戦争がいかに悲惨で愚かで絶対にやってはいけないものであることを嫌と言うほど親からきかされました.それは,親自身がそうであったように,戦争そのものをもう生理的に受け付けないというほどのものですが,そういうことがなくても,上で書いたように論理的に考えてみれば,すぐにわかることです.

 でもそれでも戦争をするのだとしたら何が理由でしょうか? 確かに昔は生きて行くために背に腹は変えられずに仕掛けた戦争もあったかもしれませんが,今はもう違います.つまり,戦争をするとしたら他の理由があるわけで,それは,歴史を紐解いてみればわかります.

 戦時中,軍部が考えていたことは何でしょうか? 国民を守ることでしょうか? 全く逆ですよね.つまり,国民を犠牲にして,いかに自分達を守るかだったわけです.そして,このサイトで再三書いているように,それは今の政治や世の中の流れも非常によく似ています.(何度も書いてますが)このままじゃほんとにまずいと思います.

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10d
[歳をとった]
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 つい何年か前までは,自分と同い年くらいだと私より遥かに年上に見えるというようなことを書いたと思います.でも今は全然違います.とにかく周りの人達が若く見えます.

 テレビで出てきた人を見て同い年くらいかなと思ったら,何と75でした.要は,私が急激に歳をとったということでしょうか.

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8/11'14
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(モバイル)

 ようやく各社から格安スマホがいろいろ出てきましたが,どれもひどいです.プランもそうですが,誇大広告というよりは嘘広告です.

 例えば,Y!mobileは,2980円で使い放題というCMをばんばん流していますが,実際は,データ通信は月1GBまでで,通話にも制限があります.ほんとひどい.

 もちろん,ちゃんと調べればわかるんですが,こんな嘘にひっかかる人がいるんでしょうか? これも騙す騙されるという世の中の流れ? ほんとひどい世の中になったものです.

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11b
[1029円]
(世の中)

 今,全日本教職員やってるってことで,筑波大バドミントンOBOGの集まりがあって上野まで行ってきたんですが,TXを北千住で乗り換えると1029円と出てきます.ん?これはひょっとして...

 と思って計算したら,1.08/1.05=1.029ですから,ちゃんと正確に消費増税分だけ(1030円ではなく1029円に)値上げしたところもあるんだなと思って,感心しました.というか,当たり前の話ですけどね(今頃気づいたのは,北千住で乗り換えると,元の料金がぴったし1000円だったからでしょう(最近は秋葉まで行って乗り換えることがほとんど)).

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11c
[通読終了]
(このサイト)

 今日の電車の行き帰りで,ようやくこのサイトの通読が終了しました.どのくらいかかったんだろ? 半年以上? こんな感じじゃ,また読み直しですね.

 でも全体を要約したようなメモ的なものは一応できましたし,読み進むにつれて,考えがだんだん煮詰まっていく(正しい使い方)感じは確かにあって,ですから,最近のものを中心に定期的に読み返せばいいのかなとは思いました.

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11d
[熱狂]
(世の中)

 何かの番組で戦争に駆り立てたのは国民の熱狂だったと言っていました.つまり,国民は軍部に押さえつけられて無理矢理戦争に引きずり込まれたのではなく,国民自身が熱狂的に戦争を支持していたというのです.何万人という群衆が集まって日の丸を振っている映像も流れていました.どう思いますか?

 番組が言いたかったのは,国民が戦争を後押ししたということではなく,熱狂することが怖い,でもそういう歴史を知っているのだから,そこから学習すればいいということだったのですが,そんなことでしょうか?

 なんで国民が熱狂したかというと,それはそういう風に誘導,洗脳されたからでしょう.もちろん,そんなものに洗脳されない人もいたと思いますが,多くの国民が洗脳されて,新聞やラジオが戦争を後押しする報道一色になってきて,戦争反対と思っていてもそんなこと言えば非国民と言われて,言いたいことも言えなくなって行ったことは容易に想像できます.

 どう思いますか? まさに今の雰囲気に似てませんか? 最初は東京オリンピックの招致に多くの人達が反対していたのに,都合よく歪曲された報道に騙されて,ロンドンオリンピックのパレードに集まった人達が,戦争万歳と言って日の丸を振った人達と重なったのは気のせいですかね?

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8/12'14
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(日記, 世の中)

 試合は明日なので,大丈夫だと思って,昨日飲んだんですが,飲んだのは,ビール一杯にチューハイ二杯という程度なのですが,今日は体調が悪いです.もう飲まない方がいいんですかね.

 昨日,話したときも思ったんですが,それはやっぱり,わかってる人はわかってるってことです.例えば,最近の学生は自分で考えられないように飼い慣らされてるというのは,C葉大のT藤先生もそうおっしゃってました.

 問題は,それなのにどうして世の中どんどんおかしなことになっていくのかということでしょうか.単に「上がバカ」ということなのでしょうか.それともやっぱり確信犯?

 いずれにしてもしばらくはもうこの流れは止められないでしょう.つまり,自分の頭でしっかり考えられる人とそうでない人と二極化していくということです.そして,自分の頭で考えられない人は,飼い慣らされこき使われて捨てられていくでしょう.

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8/13'14
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(日記, バドミントン)

 試合(全日本教職員)だったんですが,一応何とか(棄権せずに)行きました.

 朝起きたときはやっぱり痛くて,そりゃあ,朝起きたら治ってた(^^)なんてことあるわけないかと思いつつ,とにかく行くことにしました.まともな試合にはならないと思ったんですが,相手がM田先生ということで,棄権するのは申し訳ないということがやっぱ大きかったですかね.

 でもできる範囲で,できる限りのことはやろうと思って,このときのように試合前にせっせと右太股を上げたりランジをしたり引きつける腹筋をしたりフットワークをしたりしてました.現地で朝ご飯を食べてから痛め止めも飲みましたし,痛みをとるとかいう何とかが何%という湿布も貼ったりしました.でも今日は痛みが軽減する感覚はあんまりなかったですねー.

 M田先生とは試合前に少し話したんですが,彼はずっと怪我をしていたらしくて,全日本教職員に出るのは久しぶりとのことでした.試合前は,私の怪我のことは彼には言いませんでした.

 で,試合なんですが,まあ試合にはなったと思います.でもあんまりラリーになることはなかったですね.私はやっぱり右股関節が痛くて全然動けないので,(時々ドロップやクリアを混ぜつつ)一か八かスマッシュ打って決まれば決まる,決まらなければそこまで,という感じでした.ですから,点数的にはかなり競ったと思いますが,バドミントンやった感じはあんまりしませんでしたかね.

 でもそもそも普通なら棄権するくらいの怪我だったわけですし,やるだけのことはやったわけですから仕方ないでしょう.問題はこれからですね.とりあえず,できる範囲で練習はしていきますが,こんな感じで治っていくのでしょうか? とも思ったのですが,これもそうやってやるだけのことをやるしかないですね.

 会場ではいろんな人と話をしたのですが,みんな異口同音に整形外科なんか全然当てにならないし何もしてくれないと言っていて,まあその通りですね.とにかく自分で考えてプレイしながら治していくしかないでしょう.

 せっかく来たので,最後まで試合を見てたのですが(一番最後は磯下の試合で,彼女も村松も結局負けてしまった),最後まで残ってるのは各カテゴリーのベスト8で,いつもは,同年代のプレーヤーを見ても現状ではとてもそこまでは無理という感じだったのですが,今日見てると,要は,単純に速く動けて速く振れてある程度シャトルをコントロールすれば何とかなるというか,複雑怪奇なバドミントンがとてもシンプルに見えたのは,ちょっと不思議な感じでした.

 思い返してみると,40になって勝ち上がったときを除くと,まともな状態で試合にのぞめたことが一度もありません.体調はずっと悪いですし,ここんところはどこかしら故障してるような有様です.逆に言うと,そこんところさえちゃんとできれば,遥かにまともにプレイできると思うんですよねー.

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8/14'14
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(日記, バドミントン)

 一日経って,一試合しかしてないのに,体がかなり痛くて相当疲れが残ってました.やっぱり相当無理して動いたんでしょうね.昨日は,試合も見てたし,いろんな人と話もしたし,いろいろ思うことはあるので,忘れないうちにここに書いておこうと思います.

 まず思うのは,なんでこんなに痛くてしんどい思いしてまでバドミントンやってんの?ってことでしょうか.いきなりこれを言い出したら,全てが終わると思うのですが,だったら,結局,そもそも何で生きてんの?って話になりますよね.

 でも,だったら死ぬかと言えば,そうはなりません.だったら,生きて行く,そして,どうせ生きて行くのなら,楽しく気分よく生きて行きたいとなって,バドミントンすることがそれに寄与するのなら,やるということになるわけです.

 もちろん生きては行くけど,バドミントンはもうやらないという選択肢もあると思います.でも,去年の秋からF原君の相手をするようになったりして,やめたけりゃ勝手にやめる,という具合には行かなくなったのも事実です.それはそれで大変なんですが,まあこれも自然の流れ的にはもうちょっとやれということなのでしょう.

 昨日の試合が終わって,M田先生とも少し話をしたのですが,確か京都で全日本教職員があって彼に会ったとき,私がバドミントンをやめると言ったのを憶えておられたのか,とにかく続けましょうね,と言っていただいたのは嬉しかったです.股関節の怪我に有効なストレッチも教えていただきました.

 まあ,私はもう第二の人生なので,やりたいことやればいいんで,バドミントンやりたいならやる,やりたくないならやめるでいいわけです.そして,やめようとは思わないのですから,単純にやればいいんでしょう.

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 ということで,とにかくまだ続けるのですが,どういう風にやって行くかは,(バドミントン以外にやってることもあるので)しっかり考える必要があるでしょう.で,昨日思ったのは,やっぱ「両得とは行かない」ということでしょうか.

 どういうことかと言うと,私のバドミントンライフ?が一番充実していたのは,30代だったと思いますし,40になったとき結果も出ましたが,再三このサイトに書いているようにバドミントン以外の30代は,仕事も含めて,充実しているとは言えないものでした.

 逆に40代は,バドミントンはさっぱりでしたが,仕事は順調だったと思います.つまり,どっちもOKという具合には行かないってことなんでしょうか? 単純に考えれば,一人の人間ができることは限られているので,当たり前ちゃ当たり前の話?

 でもそれを何とかしようと言うのが私の考えですし,そういう感じでずっとやってきたので,やり方を変えることはないですね.そもそも,仕事を犠牲にしてバドミントンをやるなんてわけには行きません.でもまあ,これもできる範囲でできる限りのことをして行くということでしょう.

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 あと昨日いろんな人と話して思ったのは,みんなやっぱり確実に歳はとっていて,前より練習できなくなったとか怪我するようになったということなんですが,昔強かった人はやっぱり強くて,それはやっぱり,このサイトで何度も書いてるように,「頑張っておくのなら若いとき」ということです.それがスポーツなら尚更でしょう.

 そして,これから生きて行く中で一番若いのは今ってことです.つまり,10年後,5年後,1年後,あるいは,明日何かやるのなら,(一番若い)今やった方が遥かに効率がいいということです.

 極端な言い方をすると,一度憶えてしまえば,あとはやるだけでいいってことです.例えば,バドミントンなら,歳とって脚が動かなくなってくると,ハイバックをしっかり打てるようにしておくことは重要だと思ったのですが,ハイバックは確かに難しい技術ですが,一度憶えてしまえば,あとはやるだけというか,歳をとっても打てる人は簡単に打てるわけです.

 そして,私の練習論的に言えば,一度打てるようになれば,打てるという「できること」を繰り返すことになるので,ますますできるようになるわけです.だったら,できるだけ早い段階で「できる」ようになっておいた方が得に決まってます.

 これは,ピアノの練習で痛感していて,ちゃんと弾けない箇所を放置して弾いていると,ちゃんと弾けない状態を繰り返すことになるので,いつまで経っても弾けるようになりません.逆にちょっと我慢して集中的にそこの箇所を練習して弾けるようにしておけば,弾くたびに「できる」ことを繰り返すので,ますます弾けるようになりますし,極端な話,一度弾けるようになっておけば,しばらく放っておいても大丈夫なんです.

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 あと,昨日つくばに帰ってきて思ったんですが,私はこれまでアンチエイジングなんかに興味はない,歳をとるならそれを受け入れて生きて行くのが自然と書いてきましたが,スポーツをするのなら,そんなことも言ってられないのかもしれませんね.そりゃあ体は若い方が高いパフォーマンスでプレイできますからね.ですから,無理にアンチエイジングに反抗する(二重否定)こともないかなとは思いました.

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14b
[地元に帰る]
(日記, バドミントン)

 あと思ったのは,みんな各都道府県を代表して試合に出てるんですが,筑波大バドミントン部のOBOG達も含めて,「地元」の代表ってことが多いなということでしょうか.つまり,大学を卒業して,あるいは,実業団をやめて教職員として就職するときは,だいたいの人が地元に帰るんだな,ということです.そんなもんなんですかね.

 既に何度か書いてますが,私が就職するときは,地元(私の場合は福岡)に帰るということは全く考えもしませんでした.Q大の話を断ったほどですからね.私の場合,幸い出身校に職がありましたが,そうでなければ,東京近郊のどこかと考えていました.

 でも,研究者ならともかく,学校の先生になるんだったら,どこでもそんなに変わらないだろうし,いい教育をするのなら,地方の方がいいところもあるので,要は,そういう職業としての違いってことですかね.

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14c
[右股関節痛とバドミントン]
(日記, バドミントン)

 右股関節痛とバドミントンの関係ですが,なんか不思議な感じがしてきました.

 まず,なんで右股関節痛になったか,つまり,右股関節痛になった瞬間がいつだったのかはっきり憶えていません去年の11月にも痛いという記事はある).つまり,バドミントンしていて,捻挫とか肉離れとか靱帯を痛めたとかして痛みが走ったというわけじゃないんですよ.いつの間にか,朝起きたら痛かったということです.腰痛になるときと似ています.

 で,その状態でバドミントンすると,痛くて動けない.だから,バドミントンのせいなんだろうと思ってるってことです.整形外科に行ったときもバドミントンは悪いからやめなさい,代わりに水泳や自転車にしなさいって言われて,そんなこと言われても別に健康のためにバドミントンしてるわけじゃないんで,てな感じです.

 で,整形外科の先生の言う通りに消炎剤を飲みながら安静にしていても全然よくならない.しびれを切らして,練習を再開すると逆によくなってきた.

 実際,歩くとか日常生活にはもう全く問題ありません.つまり,今は「バドミントンした方がよくなる」んですよ.不思議じゃないですか?

 だから,バドミントンと右股関節痛の因果関係って実は不明なのかもしれません.そして言えるのは,バドミントンすればよくなるんですから,練習はする,ていうか,した方がいいってことです.

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14d
[乗りたい車]
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 私は車は移動手段としてしか考えていない,そもそも必要以上のお金は要らないし,物欲もないと再三書いて来ましたが,(有り余る)お金があったら欲しいとまで行かなくても買ってもいいなと思うのは,都心の便利なところに快適に過ごせる住居はあったらいいなとは思いますし,車については,オープンカーに興味があります(意外でしょ).

 (普通の)車の運転の何がつまらないというか,気持ち悪いかというと,どこかで書きましたが,タイヤとか車体の位置が正確に把握できないってことなんですよ.もしオープンカーやもっと極端に言えば,F1の車のように運転席から全てのタイヤと車体が見えれば,運転していて楽しいんじゃないですかね.バイクに乗る人ってそういうのがあるんじゃないかと思います.

 でも,バイクもそうですが,オープンカーだと気候がよくて天気がいい日でないと厳しいですよね.ルーフが出たり引っ込んだりするのはありますが,フロントガラスは引っ込まないので,それがかなり邪魔です.(例えばドラゴンボールに出てくる)スカイカーみたいに全面ガラスだといいのになー(空を飛ぶ必要はない).

 そういう運転してて楽しい車,作ってもらえませんかね?

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8/16'14
[]
(経日)

 今週は少し戻してしまいました.これからどうなりますかね?

 グラフは,売りの時は,非大手証券だけなので,線の種類は3つに戻りました.あとは,8/8を100として書き直しました.

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16b
[]
(経済, 生き方)

 N経の記事に資産1億を築いた人の投資法?が紹介されてました.投資法?自体は参考になるものなどあるわけないのですが,その中の一人の人の生き方?がちょっと気になりました.

 どうやったかはともかく彼は,30代半ばで資産1億を築いたんだそうです.投資法?はともかく運がよければそういうことはあるでしょう.宝くじが当たる人だっているわけですからね.で,彼はどうしたかと言うと,リタイアを決意したというのです.具体的には,1億あれば,30年米国債を買えば利回り3%で,毎年300万の収入が得られる,そして,その額は,当時の彼の給料と同じで,生活自体もその額の半分の150万でできていたので楽勝だと思ったそうです.

 まず思ったのは,彼が仕事をしていたのは,生活に必要なお金を得るためだけだったということですね.そして,そういう人は結構いるのでしょう.だったら,そんな仕事さっさと辞めるというのはありでしょうね.収入も年300万あれば充分というのもよくわかります.

 問題は,仕事辞めて何して退屈しのぎするの?ってことですが,今の世の中,退屈しのぎには事欠きませんし,少なくとも生活費を稼ぐため「だけ」に働くよりやりたいことはいくらでもあるのでしょう.

 で,彼が何をしているのかはわからないのですが,投資は続けているみたいで,今は米国債はもってないそうで,どこかの大銀行の株をもってるんだそうです.つまり,配当で食べてるってことですかね? 大銀行だから潰れる心配もまずないだろう(少なくとも米国債がデフォルトになるのと似たような確率?)ということでしょうか.

 でも,このサイトで書きましたが,配当の分だけ権利落ちで株価は下げますから,国債の利回りとはわけが違います.つまり,実質,資産を食いつぶしてるってことです.やっぱり気づいてないんですねー.でもどうなんですかね?

 もちろん,会社が潰れかかるようなことがあれば,株価も下がりますし,配当もなくなるでしょうが,そうでなければ,どんなに株価が下がろうが配当さえあれば,って考える人は多いと思います.もし無配になれば,別の会社の株に乗り換えてもいいわけですしね.

 要は,相続する人もいないのに莫大な資産をもったまま死んでもしょうがないわけで,それをいかに効率よく食いつぶすか,死ぬとき0になるのが理想とすると,どうやってそれに近づけるかということでしょうか.

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16c
[生活に必要なお金を産むお金]
(経済, 生き方)

 要は,必要以上に必要なお金というか,生活に必要なお金を産むお金ということでしょうか.上で書いた米国債は3%の利回りがありますが,当然為替の影響を受けます.その分,ドルを円に替えておけばいいですが,ドルをもってないのに円に替えようがないですし,FXを使えばいいじゃんと思った人,スワップ金利がありますよね.つまり,既に書きましたが,金利が高いということは,その分通貨が高いということですから,その分為替で持って行かれるということです.30年なんて長期になれば,きっちりそうなります.

 じゃあ,日本ではということになりますが,国債は1.5%がいいところですね.それに米国債もそうですが,JGB一点買いというのも怖いですよね.

 ということで,社債はどうかと考えました.利回りはここにありますね.2〜3%はありそうで(もっと高いものもありますが,利回りが高いということはそれだけリスクも大きいということです.東電が上位に来てるわけですからね),いろんな会社のものに分散すれば,リスク分散できるでしょう.

 とすると,生活に必要なお金を産むお金は10億ということだったのですが,いきなり1オーダー下がって1億くらいあれば充分ということになります.

 ただ,ここ数年発行された社債は金融危機のときのものが多くて高い利回りがついていたけど,これから先は,2〜3%という金利はとてもつかないだろうという見方が多いようです(せいぜい1〜2%程度).まあ社債買おうなんて全然思ってないんで,関係ない話ですが.

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8/17'14
[地震工学シンポ]
(大学)

 地震工学シンポの〆切だったんですが,当初は7人が準備していたにも関わらず,早々に3人が脱落し,4人最後まで頑張ったもの,結局出したのは2人だけになりました.前回(4年前),前々回(8年前)は,5編出てますから,明らかに低調というか,悲惨な状況になってきました.

 何がまずいんですかね? 4年前や8年前は,研究室会議は毎週なんかやってなかったし,今の方が面倒は見てると思います.学生のレベルが低下してると言ってしまえばそれまでですが,優秀な学生は優秀なわけですし,今回出せなかった学生は,今のままじゃだめだ,社会に出てもやっていけない,少なくともこのままじゃ自分がやりたい仕事なんか回ってこないと肝に銘じて,これから頑張ってください.

 でもほんともうがっくりというか,こんな感じじゃ,私の方がもたないかもしれません.

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8/18'14
[人生全体における収支]
(経済, 生き方)

 要は,人生の中で稼ぐ額と使う額を時期的にどうバランスさせるかということでしょうか.

 少なくとも,働いているうちは(私の場合は),問題ありません(でした).いくら欲しいからこれだけ働くということではなく,ただやりたいこと,やるべきと思うことをやってる(た)だけですからね.それで生活していける以上の額がいただけているのは,やっぱり大ラッキーなんでしょう.ですから,少なくともこれまでは,人生全体における「収支」について考えることはありませんでした.

 でも定年が近づき,かつ,仕事で自分がやりたいこと,やるべきと思うことができなくなってきて,突如問題が顕在化したわけです.まず一番問題なのは,自分がいつ死ぬかわからないことですね.もちろん,早く死ねばそれだけ必要な額は減るわけですが,長生きしてしまう「リスク」をしっかり考えないといけません.

 もちろん,死ぬときぴったり0になれば理想ですが,そんなにうまいこと行かないでしょうから,ここでもある程度の安全率が必要になります.

 これは,生活に必要なお金を産むお金と密接に関わってきます.つまり(経済状態の激変がなければ),仕事をリタイアしてキャッシュフローがない状況では,生活に必要なお金を産むお金がある状態が「安全」ということになります.つまり,死ぬとき0ではなくて,このくらいの額は残しておくようにするということでしょうか.

 逆に言えば,それを超える額は(使い途があれば),ばんばん?使っていいことになります(でも問題は何に,即ち,どうやって有効に意味あることに使うかですね).でも,生活に必要なお金を産むお金に限らず,お金はお金を産みますから,そう簡単な話でもありません.でもそうやって貯め込んでもしょうがない.

 理想としては,運用額は徐々に増えていき,どこかで(運用を停止して)ピークアウトして,想定する人生の終焉に向かって生活に必要なお金を産むお金まで減って行く,もし,想定する人生の終焉になっても終焉が起こらなければ,生活に必要なお金を産むお金だけで細々と延長戦を過ごすということでしょうか.

 でも,生活に必要なお金を産むお金さえあれば,生活はして行けるのですから,それ以外の「余剰資金」は,極端に言えば,0になってもいいわけですから,別に運用を辞める必要はないですね.

 何より問題なのは,上で「(経済状態の激変がなければ)」と書きましたが,経済状態の激変です.生活に必要なお金を産むお金自体,これによって激変します.つまり,これから1〜2%の利回りが得られるなんて保証もどこにもないですし,貯蓄を切り崩すとしても,インフレになってしまえば,どうしようもありません.

 ですから,仕事をリタイアしてキャッシュフローを失ったときに重要なのは,やっぱり運用する力,そして生活する力ということになりますかね.生活する力,ということで言えば,いざとなったら自給自足できる体制を作っておくことも大事でしょう.つまり,単なるお金の貯蓄ではなく,そういう形で「貯蓄」しておく,ということでしょうか.

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18b
[経済状態の激変]
(経済, 生き方)

 度々,経済状態の激変と書いてますが,現実にそういったこと起こりますかね? 経済状態の激変と言ってますが,平たく言えば,(ハイパー)インフレでしょう.実際,Aベノミクスで必死こいてインフレにしようとしてますし,日用品は確実に値上がりしてきています.

 でも,額が一番大きい不動産を考えたとき,箱はどんどん増えてるのに人口は減って行くのですから,長期的に見て不動産価格が値上がりしていくとは,考えられません.バブルが再燃しても不動産価格が上がるのは,都心など一部だけってのが関の山かもしれません.

 だとすると,あと考えられるのは,日本経済が破綻することでしょうか.もっと具体的に言えば,国債のデフォルトでしょうね.今の日本の借金の膨大な額を考えれば,これは絵空事ではありません.国債がパーになれば,日本の銀行は破綻しますし,あなたの銀行預金も消えてなくなります(こうやって借金を棒引きにする).

 でもそこまで行けば,運用もへったくらもないですよね.いや,株を空売りしておけばボロ儲けか(そういうシステム自体まで破綻しなければ).

 でも更に進んで,ほんとの経済破綻,即ち,お札が紙切れ同然になれば,いくらボロ儲けしても,たかが知れてますよね.卵1個買うのに1億円必要ならどうしようもありませんからね.

 こうやって考えると,やはり何とか自給自足してやって行ける体制を作っておくことが最も割に合うことがわかります.少なくとも,安全率を見込んで,巨万の富を築くことより遥かに簡単でしょうからね.

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18c
[そんなことはない]
(大学)

 私の方がもたないと書きましたが,そんなことはないですね.ちゃんとやってる学生はちゃんとやってるわけですし,頑張って研究して自分をスキルアップさせたいという学生がいれば,そういう学生の要望にしっかり応えていけばいいのでしょう.そして,そういう学生がいなくなったときは,もう大学にいる意味はないわけですから,リタイアすればいいだけの話です.

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18d
[もの]
(経済, 生き方)

 あとは,お金だけではやはりリスクが大きいので,ある程度「もの」に変えておく必要はあるでしょうね.それが食料なら一番いいのですが,日持ちがしないのが最大の問題です(それでキャッシュフローが重要と何度も書いている).

 そういう意味では,不動産,具体的には,自分が住む家というのは,理にかなってる気もしますが,家を買うのがかなり大きなリスクを伴うのは再三書いている通りです.少なくとも,経済破綻する確率より遥かに高い確率で大損することになります.

 「もの」の代表としてよくあげられるのが金(きん)ですが,どうなんですかね? ある日突然どこかで,錬金術に成功なんてことはなさそう(でも可能性が全く0でもない)ですが,経済破綻したときに金の延べ棒が本質的価値をもちますかね?

 そういう意味では,エネルギー,具体的には,ガソリンみたいなものは,対象になるかもしれません(安全に貯蓄するのは大変ですが).ソーラーパネルを設置しておくのも似た概念ですね.

 でもガソリンは食べられませんし,勝手に売ることも難しいでしょうから,ちょっと現実的ではないですかね.有事のときを考えれば,食料を確保している農家が欲しがるもの,即ち,食料と交換してもいいと思えるものってことですかね.

 それって何なんでしょうか?(農家の人にきいてみないとわからない) 戦争直後は反物と交換したとか言ってますから,結局は,高価な「もの」ってことですかね?

 でもこうやって考えてくると,結局,自給自足できる体制を整えておくことが一番ってことになってきますね.

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18e
[自給自足の体制]
(経済, 生き方)

 自給自足の体制と言っても,山に籠もるとか,自分で農業をやるとかは現実的ではありません.その気になれば,12m四方の田んぼくらいなら何とかなりそうな気もしますが,お米だけではやっぱりしんどいでしょう.むしろ重要なのは「どこに住むか」ですね.そういう意味では一番危ないのはやっぱり都心です.

 東日本大震災のときのことを考えればわかりますが,交通や物流が止まれば陸の孤島ですし,そこに莫大な数の人が住んでるわけで,あっという間に兵糧攻めでしょう.でも普段の生活を考えれば,都心に近いところには住んでいたい.

 そう考えると,田畑が多い東京近郊というのは,1つの選択肢として考えられます.つくばは,まさにそういうところですね.少なくとも有事の時にそこに住む人達が食べるだけの食料が枯渇するとは考えられません.

 だだ,東京からちょっと遠いのが欠点でしょうか.せめて何とか歩いて帰れるくらいの距離,せいぜい20km(つくばは60km)くらいがベストでしょうか.そのくらいの距離で田畑に恵まれた食料供給地って言うとどこになるのでしょうか?

 少なくとも,普段は生活の便利さを考えて都心に住むとしても,少し離れたところにも住むところを確保しておくことは意味があるでしょう.都心で生活するのに車は要りませんが,ある程度ガソリンを入れておけば,冷暖房完備の簡易住宅や発電機になりますし,20km以上離れたところまで移動できるので,いざというときのために車ももっておいた方がいいでしょう.

 そっか,ひょっとしたら,有事の時に食料と交換してもいいと農家が思う高価な「もの」として,(ちょっと高価な)車はあるかもしれませんね.

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8/20'14
[これでいいと思えばいい]
(日記, 生き方)

 相変わらずあまり調子はよくありません.今日は,午前中が大学院入試の面接で,午後が研究室会議だったんですが,研究室会議が終わるともう激疲です.仕事にならないので帰ろうと思ったのですがしんどくて帰れないくらい.もし今日が練習だったとしたらとてもとても.

 でもこうも疲れやすく調子が悪いとすると,これがもう普通ということなんでしょう.つまり,調子が悪いということではなく,こういう状況の中でやっていくしかないわけです.

 つまり,調子が悪い,このままじゃだめだと思うのではなく,これが普通でこれでいいって思えばいいわけで,そう考えれば,一日中激疲というわけでもないし,何とかやって行けそうな気もしてきました.というか,やって行けなくなれば,もう仕事しなくても食べては行けるのでそれこそリタイアすればいいわけですからね.

 考えてみたら,調子やよかろうが悪かろうが,人生ってそもそも何なんやということはあるわけです.何度かこのサイトで書いたことがありますが,何をしてもつまらないとか,将来に夢も希望ももてないとか,暗澹たる気持ちにも人生に絶望することもありますが,それって人生を楽しく充実して過ごして行きたい,そうしないと行けないと思うからそう思うわけですよね.

 でも究極的には,どんなにつまらない人生を過ごしていても,疲れて一日中寝たきりでも,生きてるだけで意味があるわけで,それでいいと思えればそれでもいいわけです.

 で,そう思えるのは,これまでそれなりに頑張って来て,それなりに結果を残すことができた(と思ってる),そして,いざとなったらリタイアできるだけの準備も(たまたま)できていたからでしょう.

 もしそう思えなければ,あるいは,まだ働かないと食べて行けなければ,まだまだ頑張るしかないわけですが,今の状態を考えると,相当しんどい感じがします.つまり,今まで頑張っておいてよかったなー,そうでなきゃほんと危なかったなーと思うんですよね.

 ですから,私の場合は,たまたま滑り込みセーフでしたけど,若い人達はそんな危ない橋を渡らなくていいように,50でリタイアする(しようと思えばできる)ことを目標に早め早めに頑張っておいた方がいいよ〜,ということだと思います.

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20b
生きてるだけで意味がある
(生き方)

 生きてるだけで意味があると書きました.よく言われることで,否定してはいけない言葉のように言われてる(それはそれで問題)と思うのですが,なぜかときかれるとなかなか難しいですよね.

 もちろん答えではないのですが,わかりやすい喩えを使ってしまうと,「スポーツの力」ということをどこかで書いたと思います.これも卑近な例になってしまうのですが,東京オリンピック・パラリンピックの招致に成功したとき,障害者の佐藤真実さんの,スポーツが生きる力を与えてくれた,スポーツに感謝しているというスピーチのようなことです.

 このスポーツを人生に置き換えたらどうなるでしょうか? 人生が,生きることが生きる力を与えてくれた,となります.禅問答のような感じがしますが,まさにそういうことです.

 つまり,どうやって生きて行こうかと考え,真剣に生きて行くことが生きる力を与えるし,だとすれば,人生に感謝しないといけない,だから,自殺は絶対にしてはいけないし,生きてるだけで意味がある,となるわけです.

 でも,そうやって真剣に生きてるとしんどくなることもある.でもそういうときは,生きてるだけで意味があると思えば,逆に少し気楽にもなる.つまり,生きてるだけで意味がある,というのは,それこそ万能で魔法の言葉のような気すらしてきます.

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8/22'14
[]
(経日)

 今日は少し下げましたが,昨日までにあっという間に戻して,また流れが変わりました.めまぐるしいですねー.結局,1割くらいの損が出ましたが,情勢的にかなり危ない場面があったのは事実なので,仕方ないでしょう(↓上は昨日まで,下は昨日を100とした今日までの推移).

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22b
[強靱な精神力]
(経済)

 このサイトで時々言及していますが,N経のサイトに投資法を紹介した記事がよく出ます.どれも参考にならないような代物ばかりですが,何日か前に珍しくちゃんとした記事が出ていました.

 人々はなんで10勝1敗でも損をするのか,どうして損切りできずに逆にナンピン買いをしてしまうのか,どうして買い値を基準に行動してしまうのか,などの行動経済学に基づいたもので,内容的には(私にとっては),当たり前というか既にわかっていることなんですが,これを実行するには強靱な精神力が必要と書いてあったことが印象に残りました.なるほどねー.

 もちろん,相場観そのものがどうかが最重要ではあるのですが,全面弱気の暴落相場で買い進むとか,益が出ているときに利食いせずに自分の判断を信じてしつこく持ち続けるとか,逆に自分の判断が間違ったと思ったときに損切りして勝ち馬に乗り換えるとか,実行するには,ものすごい恐怖感に打ち勝つ精神力が必要ってことです.そして,最大の問題はその精神力をどうやって獲得するのかということでしょう.

 それは,ここで書いたメンタルの強さが参考になりますね.つまり,ある意味「いい加減」というか達観するということですね.具体的に言えば,大切な虎の子のお金を投資してはいけないということですし,お金が好きでお金が欲しくてお金を失うのが勿体ないと思う人は成功しないということでしょう.

 そういう意味では,私はお金に執着がないので,「強靱な精神力」をもってる(ほんとに強靱な精神力をもってるわけじゃなくて,いい加減でまあいいやって思うってこと)ことにはなるのかなとは思いました(ただし,必要条件であって十分条件ではないことに注意).

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22c
[矛盾?]
(生活, 経済)

 8月の電気代の結果が出ました.この1ヶ月家にいるときはほぼエアコンを付けっぱなしだったのですが,7月分より2000円高いくらいなので,想定通りですね.でもこれってすぐ上の記事と矛盾する?

 そうではなくて,生活して行く,少し拡大して楽しく生きて行くためのお金と運用するお金を完全に分けてるってことです.そして,運用するお金は0になるかもしれない,0になってもいいやと思ってるし,そうなってもいいように,生活して行くお金の方は完全別会計でがっちり確保しているということです.

 つまり,投資をしようと思う人がいたら,今自分がもってるお金のうちこれくらいの額だったらなくなってもいいやというくらいの額を元手にするってことですね.そんなんじゃ,小遣い程度しか稼げないかと言うとそんなことはありません.生活するお金とは全く別なので複利で回すことができるわけで,うまく行けば雪だるま式に増えていく(例えば,2割勝って1割負けるという1勝1敗を年5回繰り返せば,10年で47倍,20年で2200倍)わけです(逆にうまく行かなければ雪だるま式?に減って0になる).

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22d
[広島の土砂災害]
(世の中, 災害)

 広島の土砂災害がひどいですね.メディアではいろんなことが言われてるようですが(今の時点でこういうことを言うのは不適切かもしれませんが敢えて言えば),(どこかで既に書いたと思うのですが),本来人が住むべきでないところに無理矢理住んでしまっていたという感は否めません.そして,同じようなところは日本国中に無数にあります.都市部だと横浜なんか危ないところいっぱいあります.

 ここに何十年も住んでるけど,これまでこういうことはなかった,というのはたまたまです.人間の一生は,せいぜい80年ですが,自然災害は,もっと長い時間スパンで起こるものです.地震や津波を考えればわかりますよね.そういう確率は非常に低いが起これば大惨事という自然災害に対処するのは,非常に難しいのです.

 でも,地震なら,地震予知なんかするより構造物を耐震的に造れば,被害は圧倒的に減らせますし,津波も実際に来るのは10回に1回ということを認識して残り9回を避難訓練だと思ってしっかり避難すれば,命は助かります

 でも土砂災害は現状では対処が難しいと思います.津波なら地震が来たり津波警報が出るのは,多くても数年に一度という頻度ですが,大雨が降る「かもしれない」という状況は,年に何十回もあるでしょう.その度に避難していたのでは,身が持たないし,実際に被害が生じるのは,10回に1回どころが1万回に1回,あるいは,生きてるうちに1回もないかもしれません.そういう確率でしか起こらないということは,地盤を補強するなどの対策しても経済的にペイしないということです.

 とすると,どうなるかというと,そういうところには住むべきではないということになります.もちろん,すぐには難しいと思いますが,人口が爆発的に増えて住むところがなかった頃とは違って,これから日本の人口も減って行くわけですし,無理矢理住むべきでないようなところに住むのをやめて行くしかないと思います.

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8/23'14
[]
(経済, 生き方)

 続きですが,完全別会計で複利で回すということは,もし儲かってもそれをまた原資に回すので,いくら儲かっても単に数字が増えるだけで一切使わないってことになります.それじゃあ,稼ぐ意味ないじゃん,と思う人もいるでしょう.

 その通りです.つまり,いくらお金が増えてもそれに手を付けることはないし,生活に回すこともないので,生活自体は全く変わりません.だって,そもそも必要以上のお金なんか要らないですもん.

 ですから,単に(既に書きましたが),自分が考えた物理モデルと自分が将来を見通す力が正しいかどうかと試している,そういうことを楽しんでるってことです.

                 -----------------------------------

23b
[当たり前]
(生き方)

 よく考えてみれば,歳をとるにつれて,特に生物学的耐用年限の50を過ぎていろいろ問題が生じるのは当たり前ですよね.ですから,何度も書いてるようにそれを受け入れてその中でどうするかということなんだと思います.

 でも,これも既に書きましたが,私の中の感覚はずっと30代のままで,そことのキャリブレーションがどうしてもできない.なんでですかね? でもどこかで否応なしに浦島太郎のように突然歳をとったことを認識するのかもしれません.

 歳をとって,心や体が変化するという以外に(既にどこかで書きましたが),純粋に残り時間が減ってきたというのも大きいです.ただ単にやりたいことをやるというのなら別段問題ないですが,例えば,何か頑張ろうと思ったとき,そのモチベーションの多くは「将来のため」ですよね.

 その「将来」が物理的に少なくなってきているのですから,モチベーションが落ちていくのはある意味当然でしょう.特に今の仕事はもうあと10年くらいしかできません.でもこれもそういう状況の中でどうするか,ですね.

 1つの考え方としては,自分に残された時間はそんなにないけど,若い人達にはまだまだ将来があるわけで,だとしたら,自分がどうこうではなくて,彼らに頑張ってもらう,つまり,人を育てるということですね.そして,実際もうそうしています.

 あとは,モチベーションを「将来のため」に求めないということでしょうか.つまり,単にやりたいことをやるってことです.これは意外と難しいんですが,大分できるようになってきました.

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8/25'14
[アイス・バケツ・チャレンジ]
(世の中)

 アイス・バケツ・チャレンジ(指名されたら氷水をかぶるか寄付をする.氷水をかぶって寄付をしてもいい.そして次を指名する)というのが話題になってる?ようです.ALSのチャリティーが主旨のようですが,有名人(と勝手に自分で思ってる人間)がいい気になってパフォーマンスしてるようにしか見えません.逆に言えば,そういう心理をうまく利用して寄付金を集めているとも言えますね.

 確かにALSは深刻な難病だし,資金が不足してるのもわかりますが,そういう難病って他にもいくらでもありますから,社会全体のことを考えたらALSだけを対象にするのは,了見の狭い話です.あとは,インターネットの力を世に知らしめたと言ってますが,結局,メディアが取り上げてこれだけ話題になってるのですから,インターネットの力ではなく,メディアの力ということでしょう.

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25b
[歳のせいじゃない?]
(世の中)

 体調があまりよくないのは,ずっと書いてる通りですが,何度か書いたように研究室でも体調が悪いと言って休む学生が後を絶ちません(でも私は体調悪くても仕事してるけど学生はすぐ休む).もちろん,ほんとに彼らの体調が悪いのかどうかはわかりませんが,もしそうならこれって何かあるのかもと思い始めました.

 どういうことかと言うと,私は体調悪いけど健康診断的にはどこも悪いところはなくて,だとしたら,もう歳ってことくらいしか思い当たる節がないのですが,学生達はまだ若いわけですよね.つまり,歳なのか若いかではなく,「時代」というか,今の状況がそういうことに結びついてるんじゃないか,ということです.

 まずぱっと思いつくのは,食べ物です.学生達がどういう食生活を送っているのかはわかりませんが,少なくとも私は栄養のバランスとかちゃんと考えて食事をとってますし,朝夕は,外食もインスタント食品もほとんど使いません.だとすると,考えられるのは,「食材」です.

 食料はどんどん工業製品化されていて,例えば,野菜に含まれるビタミンやミネラルなどの栄養分が昔と比べると劇的に減っていることは,昔から言われています.ちゃんと食べていても食材がそういう状態ならどうしようもないわけです.あとは,生活環境でしょうか.一日中,PCの前に座って作業していることが体にいいわけはありません.

 私や研究室の学生以外の世の中全体的にはどうなのでしょうか? もちろん,元気にばりばり仕事してる人は多いと思うのですが,なんか変な雰囲気ですよね.ぎすぎすした総責任回避社会というのも,要は,しんどくて自分のことで精一杯で,他の人のことまで構ってられないってことはないのでしょうか.

 そう考えると,意外と根が深いというか,根本的なところに原因があるのかもしれませんね.

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25c
[]
(世の中)

 とか書いていたら知り合い(というか身内?)で氷水かぶってる人がいました(^^;.あんまり調子に乗らない方がいいんでは...

 まさか私のところに回ってくることはないと信じてますが,もし来ても私は絶対にやりませんからね!

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25d
[代ゼミと浪人]
(世の中)

 代ゼミが全国27校舎のうち20校を閉鎖するというニュースが流れています.少子化,そして,それに対して大学入学定員が減ってないことで浪人生が激減したことが原因とのことです.これから人口が減っていくわけですから,こういうニュースは,他のいろんなところで次々に出てくるでしょうね.

 でも,代ゼミに関しては,それだけが原因ではないでしょう.東進の躍進を見ればわかるように,少なくとも私の頃と比べれば,予備校界の中での代ゼミの占める位置は確実に低下してますらね.

 浪人生が激減するのは,悪いことではないように思いますが,少なくとも私にとっては,得難いある意味貴重な経験でした.何がよかったかと言うと,とにかく自由だったんですよ.

 もちろん,大学受験をひかえているので,勉強しないといけないんですが,そういう目標がありつつも,そこに向けてどうするか,どういう生活をするか,どう勉強するか,全て自分で自由に決めることができたのです.

 そしてそれは,(人生の中で一番幸せな)今の状況ととてもよく似ています.そして,更に幸せで自由なリタイア後もそうでしょう.浪人して,自由な時間を過ごした経験があるから,そういう状況でも楽しく気分よく過ごして行けるってことがあるような気がします.

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25e
[暴論]
(世の中)

 広島の土砂災害ですが,集中豪雨の原因を(地球温暖化による)異常気象を前提としているのがとても気になります.確かに感覚的には,集中豪雨が増えてるような気がしないでもないですが,1982年の長崎大水害のように,こういうことは昔からありました.

 少なくともちゃんとした気象データがあるのは,ここ50〜100年くらいのものでしょうから,このくらいの頻度で集中豪雨が発生するのは,単なる気候変動の範囲内である可能性は大いにありますし,ましてやそれを人間が出す二酸化炭素のせいにするのは(何度も同じことを書きますが),暴論というものでしょう.

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25f
[結局]
(野球)

 高校野球ですが,ベスト8に東北,北信越勢が4校残り,敦賀気比は優勝する力があったと思いますし,決勝もどっちが勝ってもおかしくない試合でしたが,終わってみれば,(結局)大本命の大阪桐蔭の優勝ということになりました.そういうもんかなという感じですかね.

 でも,既にどこかで書きましたが,○○県代表と言っても(地元の選手はそんなにいないので),もうそんな感じはしませんね.それなのにこういう結果になるのは,ちょっと不思議です.でも時間の問題ですかね.

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25g
[お金がお金を産む]
(経済, 生き方)

 人生全体における収支ですが,やはり「お金がお金を産む」のがポイントでしょうね.定年でクビになってキャッシュフローを失うとともに,歳をとって体も衰えて行く中で生きて行くために必要なものは(残念ながら)お金です.でも逆に言えば,今の世の中,お金さえあれば生きて行けるし,(既に書きましたが)それは資本主義社会の(唯一)評価できるところです.

 だとすると,いくら稼いだからいくら使うなんていうお金の使い方をする方がどうかしてますよね.つまり,自分が充分に気分よく楽しく生きて行くために必要な額だけ使うというのは理にかなっていて,貯め込んでもしょうがないと書きましたが,貯め込めば貯め込むほどその分将来余裕をもった生活ができるということになるわけです.それは,貯め込んだお金を将来使うからではなく,沢山貯め込めば,貯め込んだ分だけ沢山のお金を産むからです.

 いやいや,いくつまで生きるかわかんない老後に向けて貯蓄なんかするより,今を楽しまなきゃって思いますか? まあ考えは人それぞれでしょうが,「今」より「将来」にいいイメージがもてる方がよくないですか?

 そう考えると,私はこれまで「貯蓄」ということには全く興味がなかったというか,全く頓着しなかったのですが,そういうこともちゃんと考えた方がいいのかなと思い始めました(遅すぎ).

 具体的にいくらくらいあったらいいですかね? 現実的な数字としては,「1億」が1つの目安になるとはよく言われます.2〜3%の金利を産むとすると200〜300万のお金を産むわけで,年金とあわせれば,普通に生活して行くのに充分な額になるでしょうからね.

 1つの分岐は,家を買うか買わないかでしょうが,家を買うと固定資産税を払うなどの支出はありますが,金利というお金は産みませんから,ここでも借りるに軍配が上がります(例えば,3000万円のマンションを買わずに現金でもっておくと,金利2.5%として月6.25万円の金利を産むし,買うときローンを組めば,現金が産む金利以上の金利を逆に支払う.インフレとか不動産価格の変動とかはまた別の話).

 と言っても,自分が充分に気分よく楽しく生きて行くために必要な額だけ使う,ということは,それ以上は使わないということと同時に,必要な額は使うということですから,別に何も変わらないですね(爆).

 ですから,ことさら節約してお金を貯め込むということではなく,今まで通り,必要なものには必要が額を使うということを続けて行って,結果的にどうなってるかな,ってことでしょうか.

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8/26'14
家を買うvs借りる(現金一括購入の場合)
(世の中)

 上の続きなんですが,現金でもっておいてそれを運用すれば金利を産むのですが,家を買わなければ当然家賃を払わなければなりません.とすると,この場合も家を買うvs借りるということになり,家を買うvs借りる(マンション編?)のような検討が必要になります(でもこっちの方がずっと単純).

 このときと同様にパラメータは,価格家賃比と金利になります.簡単のため30年後を比較します.20年後の評価額が半分ということなので,これも簡単のため30年後は,30年間固定資産税を払うことも勘案して,価格は買ったときの0.3倍とします(この辺の数字を0.1とか0.2とか動かしても結果はそんなに変わらない).

 0.3倍というのはちょっと厳しい感じがするかもしれませんが,これは老朽化のみ,即ち,不動産相場が今と同じとした場合ですが,30年後今より不動産価格が上がっているとはとても思えないので,0.3倍でも買い手に甘いくらいかもしれません(おそらくこれからは建物も耐久消費財として購入することを考えると0でもいい).

 結果(30年後に資産が何倍になっているかの借りた場合ー買った場合)は以下の通りです(0を越えた黄色の部分が借りた方が得なケース).

 結論から言うと,結果は非常にびみょーです.つまり,どっこいどっこいということですね.価格家賃比は,かなり振ってありますが,だいたい150倍(3000万のマンションの家賃が20万)くらいでしょう.とすると,3%ちょいくらいで回せれば,イーブンということになります.

 今の超低金利を考えると,国債とか債券とか元本がほぼ保証された安全なもの(何度も書きますが,権利落ちする株の配当や株主優待ではだめですよ)で3%ちょいはちょっと厳しい感じもしますが,金利と景気が比例関係にあることを考えると,景気が悪ければ,金利も低くなるけど,不動産価格も下がる,景気がよくなれば,金利も高くなるけど不動産価格も上がるのでこれもどっこいどっこいでしょう.

 ですから,ローンを組まずに現金一括購入するのなら,買うのか借りるのかは,好みというか,その人の考え方次第ということですね(つまり,ローンを組むのなら買うより借りた方が確実に得ということ).具体的には,買うと不動産価格の変動や大地震,更には,容易に引っ越せないというリスクを背負うけど,自分の家という安心感などが得られるということでしょうか.

 経済破綻などの有事?を考えると雨露をしのげる自宅を確保しておいた方がいい感じもしますが,借りて住んでても,何があろうが住む権利は法的に保護されているので,それはあまり関係ありません.その辺が心配なら民間ではなく,公団(UR)などの物件にすればより安全でしょう.

 あと思ったのは,3%以上で回せる運用力があれば,現金一括購入よりも借りた方が得なんだな,ということです.大きくリスクをとれば,30%とか50%とかの可能性もある(一方で0になる可能性もある)んですが,もっとリスクを減らして10%くらいを狙うというようなやり方も要検討かもしれませんね.

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8/29'14
[集中豪雨が(劇的に)増えてるか]
(世の中)

 集中豪雨が(劇的に)増えてるかですが,ここにありますね.

 

 うーん,どうですかね? 「統計的に有意」とありますが,右上がりの赤い線が引いてあるからそう見える感じもしないでもないです.赤い線をはずして見てみるとなんとなーくちょっと右上がり傾向っていうのがいいところじゃないですかね.「増加傾向」と言っても,たまたまこの10年が多いければ,統計的には「増加傾向」となるわけで,因果関係まではわかるはずもありません.

 あとは,統計的に有意の何が有意なのか,ということです.右上がりであることが有意ということなら,非常に小さな傾きでもいいわけですが,それじゃあ「劇的に増えてる」とは言えないでしょう.つまり,この赤い線の傾き(が何なのかということもあるが)が定量的にどうなのか,ということです.

 そもそも,統計的にここ30年増加傾向だとしても,これが今後も続くのかなんかわからないし,単なる気候変動の範囲内である可能性は大いにあるでしょう.ですから,この30年のデータがこうだったというだけの話ですね.

 つまり,このサイトに書いてるように「地球温暖化のような長期的な気候問題との関連を論じるには、統計期間も短く、現時点でこの増加傾向が地球温暖化の影響によるものかどうかは明らかではありません。」ということだと思います.

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29b
[]
(経済, 生き方)

 有事対策?ですが,経済破綻しても,需給バランス的に(田舎には)食料は充分にあるわけで,農家が欲しがる高価な「もの」まで用意しておくほどのことはないかもしれません.ですから,農家が欲しがるような,というよりは,本質的価値をもつ「もの」は何かということでしょう.

 そう考えると,普段は都心に住んだとしても,都心から少し離れた農業がさかんなところに,小さな土地付きで,エネルギーを自給できる一軒家(+そこまで移動できる車)というのはありかもしれませんね.

 あるいは,車はガソリンさえあれば(都心から少し離れた農業がさかんなところに)移動できるわけですから,キャンピングカーまでは行かなくても,車を一応生活できるようなものにしておく,そういう車を所有しておくというのもいいかもしれません.

 ていうか,そういう車があれば,道の駅を使いながら,のんびり全国を回ったら楽しいかもしれませんね.

 車の候補としては,何がいいでしょうか?(もう具体的に考え(妄想し)始めた(^^;).あんまりでかいと普段使いにくいし(キャンピングカーはそれで却下),「ちょうどいい」ホンダのフリードあたりを内部を改造したら,面白いかもしれません.

 

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8/30'14
[]
()

 お金がお金を産むと書きました.確かにそれはそうなのですが,限りある人生,特に残り少ない人間にとっては,貯め込んでばかりでもしょうがないわけで,その辺のバランスが重要ということになります.

 例えば,生活して行くのに必要な年収300万を産むのに必要なお金は,現在の銀行預金金利を0.3%とすると10億,ほんの少しリスクをとって債券などで回して3%とすると1億となります.でも10億あれば,1年に300万ずつ切り崩していっても300年(!),1億でも30年はもつわけです.

 じゃあ,どのくらいがバランスポイントでしょうか? これはなかなか難しいですね.でも言えるのは(私の場合),やっぱり必要以上のお金は要らないということです.ですから,別に節約して貯めてるんじゃなくて,収入が必要な額を上回れば,自然とそうなるということです.ですから,働いているうちは特にどうこう考える必要はないでしょうね.

 でも仕事をリタイアすれば,収入は必要な額を下回るでしょうから,そのときがスタート,即ち,そのときどれだけ貯蓄があるのか,あるいは,ないのかということでしょうか.

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30b
[異常気象]
(世の中)

 今年も(暑い日は)暑かったですし(でもその分冬は寒いのでとんとんのような気もするが),集中豪雨による広島の土砂災害などが起こったりして,異常気象という言葉をよくききます.でも,「異常気象」って昔からずっと言われてますよね.

 今でもはっきり憶えていますが,私が中学か高校くらいのときも異常気象ってさかんに言われてました.つまり,異常気象なんじゃなくて,単なる気候変動ってことなんじゃないですかね.そもそも高々数十年,数百年でどうこういう話じゃないでしょう.

 そもそも,気象って,気象予報士みたいな人がもっともらしく説明するのですが,ほとんど説明になってないことばかりです.例えば,今の異常気象?の原因は偏西風の移動が止まったからという説明なのですが,問題はなんで偏西風の移動が止まったかなわけですよね.エルニーニョ現象も,なんでエルニーニョ現象が起こったかなわけで,それを説明できないのなら,単なる気候変動ってことでしょう.

 あとは,地球温暖化のところでも書きましたが,研究者は研究費が欲しいので,異常気象ということにしたい,ってのはあるでしょうね.地震予知はできない(だろう)ってわかってるのに,できるかもしれないと言って予算とったのも同じです.東日本大震災だって,揺れによる被害は大したことないのに,被害があったってことにしないと予算がとれないですからね.

 そんなことでいいわきゃありませんが,世の中資本主義社会で,お金がなければ研究できないってことですかね.予算を出すパトロン(国)に見る目がないというか,世の中に役に立つことを是とする了見の狭さというか,いずれにしてもしょぼい話です.

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30c
[]
(経日)

 今週は軟調に推移したのですが,中堅建設の上昇によりPFは何とかプラスという感じです.材料的には...何かありましたかね?

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8/31'14
[仕事って何だったのかなあ]
(生き方)

 私はこれまで仕事,即ち,「たった1つのこと」を中心に過ごしてきました.もちろん,仕事以外にいろんなこともやって来ましたが,なんだかんだ言って仕事人間でワーカホリックだったと思います.そして,ラッキーなことにそれなりに成果も出すことができ,自分なりに満足するところまで来られたと思ってます.

 そして,今思うのは,仕事って何だったのかなあということです.もちろん,生きて行くのに仕事はしないといけないので,それ以上に何があるのか,ということなんですが,そう考えると,それ以上に大した意味はないような気もして来るわけです.つまり,私も含めて,世の多くの人は仕事仕事って言ってるけど,本人がいい気になってやってるだけ,誰かに踊らされてるだけという感じもするわけです.

 なお,私の場合の「地震動の性質と建物被害の関係を探求し,それを地震災害軽減に結びつけて社会に還元すること」については,無給でもやって行きたいことなわけですから,それは「仕事」ではなかったわけで,つまり,ここでいう仕事とは,私の場合「大学の教員」も含めた研究以外の活動ということになります.

 それでも,世の多くの人は,食べて行くのに稼ぐのに精一杯なんでしょうし,いわゆる「成功」した人達も,もっと偉くなってもっとでかい仕事したいと思って頑張っているのでしょう.それで一生を終えられれば,それはそれで幸せな気もしますが,何か大事なものを忘れているというか,人生のごくごくごく一部しか知らずに勿体ないという感じがするんですよねー.

 でも,そういうことは,やっぱり仕事をしないとわからない,それもある程度「成功」しないとわからないことかもしれません.ですから,まずとにかく仕事をする,そして,ある程度極めることなんだと思います.

 でも,多くの人は,そこまで行かずに一生を終えるわけで,それはそれでしょうがないというか,そういう人生ということでしょう.でも,そこに到達することができれば,そこから何かが始まるんだと思います.

 あるいは,そんなことにとっくの昔に気づいていて,仕事とある程度の距離を置いて生きてきた人も大勢いるわけで,そういう人達は,仕事ではあまり成功しなかったかもしれないけど,逆に何か意味のある人生を送ってきたとも言えるわけで,そういう人達もこれからが勝負というか,やっぱり何かが始まるということでしょう.

 問題は,いつどこで気づくのがいいのかということですが,そんなことはどうなるわけでもないし,その人その人が気づいた時点でどうすべきか判断するということでしょう.私について言えば,仕事中心の第一の人生をほぼ終えると同時に,生物学的耐用年限の50年に達し,仕事について言えば,充分満足の行く結果は得られたし,これから第二の人生が始まるわけで,いいタイミングで気づいたなーと(勝手に)思っています.

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31b
[人々はそう思ってる]
(世の中)

 広島の土砂災害を受けて,K土交通大臣が公共事業を増やして砂防ダムなどの整備をすべきとか言ったみたいですね.最近,建設株の急騰が続いてるのですが,そういうことが背景にあるのかもしれません.

 でも,今の国の借金まみれの財政状態で,ない袖は振れませんし,そんなことするより,そんなところに住まないとする方が遥かに合理的ですが,じゃあ今住んでる人はどうするのか,ということはあるわけです.

 ということで,どうすべきとかいう問題ではなく,そういう風に話は進むのかもしれません.実際,建設株は暴騰してるわけで,人々はそう(よしあしはともかく政府はそうすると)思ってるということでしょう.

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31c
[竜頭蛇尾に終わるメカニズム]
(サッカー)

 いつの間にか,サッカー日本代表が発表されたようです.従来の海外組に加えて若手が多く選ばれてフレッシュという報道ですが,どうですかね? 若手と言っても,今22なら4年後はもう26です.つまり,もっともっと若い人を発掘する必要があるんじゃないですかね.つまり,22歳以下はU22で,じゃまずいんじゃないですかね.

 でも,来月からもう試合が始まりますし,ある程度結果を残すことが求められるので,あんまり思い切ったことはできないってことでしょう.つまり,こういうことが竜頭蛇尾に終わるメカニズムってことですかね.

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31d
[スポーツの動き]
(スポーツ, 体)

 右股関節が痛いということもあるんですが,最近また一段と体が動かなくなったと感じています.それは体力が落ちたということではなく,体が硬くなったということです.

 具体的には,「しゃがむ」のがしんどくなってきました.それじゃあまるでおじいちゃんじゃんてなもんですが,ほんとそんな感じです.でも右股関節痛がなければ,バドミントンはできますし,歩いたり走ったりも全然楽勝です.どういうことですかね?

 つまり,スポーツの動きって,実はとても限定されたものってことなんだと思います.スポーツの動きの限定性についてはどこかで書きましたが,ある特定の種目に固執すればするほど体はどんどん歪んで汎用性を失って行くわけです.

 問題はそれをどう考えるかですね.その種目での競技力向上だけを考えるのであれば,それでいいような気もしてしまうのですが,果たしてそうなんでしょうか? どうもそうじゃないような気がしています.

 具体的には,何か特定の種目に取り組むとしても,汎用的な動き,トレーニングが必要なんじゃないかということです.歳をとってからなら尚更でしょう.どういうのがいいですかね?

 ぱっと思いつくのは,体の柔軟性を維持するようなストレッチ的でアイソメトリックな動き,例えば,ヨガとか太極拳みたいなものでしょうか.そういうことを考えるのも創意工夫の一環ということになります.

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31e
[適性判断]
(世の中, 生き方)

 竜頭蛇尾に終わるメカニズムと関係するんですが,若手発掘というかこいつは伸びそうとかの判断って難しいですよね.例えば,若い頃はすごく上手くてもいつの間にか伸び悩んでふつーになってる.別にサッカーに限らず,小さい頃は神童でも大人になればただの人みたいな.どうしてそういうことが起こるんでしょうか?

 それは,レベルが違えばやることが違うからでしょう.具体的には,高校サッカーと世界レベルでは,活躍できる素養というか才能的なものが本質的に違うということです.勉強がものすごくできたって,それは「既にあるもの」を勉強するのに長けているだけの話に過ぎないわけで,そういう人が優秀な研究者になれるとは限らないのと同じです.

 もっと具体的に言えば,小さい頃数学に興味をもったとしても最先端の数学は全然違うわけですし,高校の物理で力学に興味をもったとしたら,目指すべきは物理学者ではなく工学でしょう.

 でもそういう進路指導というか適性判断ってほとんどまともになされてませんよね.サッカーだって,本気で世界のトップレベルを目指すのなら,たかが全国優勝を目指すのとは全然違った指導の仕方になるはずです.

 ですから,結局,自分で判断,ということになるわけで,最後の最後にものを言うのはやはり,自分でしっかり考えるということ,そして,人生で成功するのに最も必要な素養は,サッカーが上手いとか勉強ができるとかではなく,そういうことを考えて判断できるか,ということになるわけです.

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31f
[延長50回]
(スポーツ)

 高校軟式野球準決勝の延長50回!,しかもどちらのチームも一人の投手がずっと投げ続けてずっと0点というのはすごかったですね.でも,4日に渡って毎日試合というのは死力を尽くしたという報道ですが,彼らは普段毎日もっと厳しい練習してるでしょうから,実際は,このくらいどうってことないんじゃないですかね.

 今日ようやく決着がついて,いきなり決勝というのもびっくりですが,あまり取り上げられてませんが,ずっと待たされ続けた決勝の相手はやりにくかったでしょうね.実際,あっさり負けてしまったみたいです.

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31g
[将来住みたい街]
()

 将来は都心に住みたいと書いてきましたが,だんだん考えが変わってきました.1つは生活スタイルが変わってきたこと,そして,いろんな意味での都心の危うさを再認識してきたことでしょうか.あとは,人が多くてごみごみしてるのも苦痛になってきました.

 ちなみに今日,新宿を通って来たんですが,人が多くてほんとうんざり.で,つくばに帰ってきたらお祭りやっててものすごい人でうんざり.お祭りやるのはしょうがないとしても,普段通り生活してる人もいるわけで,街の中心部を完全に占拠するのはやめてもらいたい,せめて通り道くらい確保しておくべきでしょう.

 話を戻すと,都心は避けるとすると,都心から少し距離があるところとなるのでしょうが,どこがいいですかね? つくばはある程度条件を満たしてますが,やっぱりちょっと遠いし,少なくとも「住みたい街」ではありません.

 イメージとしては,生活に必要なものが「歩いて」揃うところですかね.「歩いて」というと,行動範囲が狭くて体がなまるって感じがしますけど,歩いていける範囲にそういうものがないと,結局,車とかになっちゃいますから,そっちの方が体はなまると思います.

 確か高松のどこかの商店街だったと思うのですが,商店街の中に集合住宅もあって,商店街もとても充実していて,こういうところいいなあと思いました(でも高松じゃ遠すぎる).極端な話,ショッピングモールも,例えば,レイクタウンくらい巨大になれば,1つの街みたいなもんですから,そのすぐ横に住んじゃうというのもありか(大宮に武蔵野線で一本なのでスキーにも行きやすい(^^;),とも思ったのですが,金太郎飴のショッピングモールは嫌いなのでした...

 私がそうだったらいいなーと思うのは,玄関開けたら,あるいは,マンションだったら建物出たらすぐそこが街ってことですかね.高松のどこかの商店街ってそんな感じだったと思います.そういう意味では,駅直結のマンションなんかちょっと面白いかもしれません.でもそうすると,どうしても都心ってことになっちゃいますかね.

 あとはやっぱり街の雰囲気ですかねー.特に用事がなくても出かけてぶらぶら散歩したくなるようなところがいいです.そういうところありますかね? というか,これからぼちぼち探していくということでしょう.

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31h
[痛い]
(体)

 と思ってちょっとやってみたんですが,とにかく痛くてだめです.痛めてる右股関節もそうですが,左もとにかく痛い.痛いということは,体が嫌がってるわけで,それを乗り越えるのは,莫大なエネルギーが要ります.なんなんですかね?

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