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5/1'14
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 要は,自分や自分のごく周辺を除いた世の中や社会のことなんかどーでもいいって思えれば,気分がいいというか,すっきりした気分じになれるんでしょうね.でもどうですかね? そう割り切れるもんでもないですよね.でも自分に何ができるでもない.

 でもやっぱりできる範囲でできることはやるんでしょう.で,それでどうしようもなければしょうがないってことですね.

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 工事が始まったところですが,今日はもう仕切りが立ってて隠してありました↓

 その横にはつつじが↓

 つつじと言えば(私がぱっと思い出すのは)根津神社ですが,先日,入場料いくらって言っていてびっくりしました(昔はそんなのとってなかったと思う).

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5/2'14
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(野球)

 最下位,勝率わずか3割に沈むライオンズですが,岸ノーヒットノーランやりましたね(^^).西口が何度も9回ツーアウトまで行ったのと対照的です.これをきっかけに少し上向いてもらえないでしょうか.

 でもわずかに四球1つですから,準完全試合で惜しかったですねー.でも四球を出したのは初回みたいですから,ずっとパーフェクトで行ったらノーヒットノーランできなかったかもしれないし,そこんとこは何とも言えないですね.

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5/6'14
[GW終了だが]
(日記)

 GW終わりましたね.これまでだとやっと鬱陶しいGWが終わったという感じなのですが,今年は大分違います.考えてみれば,世間が休みかどうかなんて(人混みに出かけなければ)別に関係ないですからね.要は単にやりたいことやってればいいってことです.

 もちろん,体調が悪いときもあります.今回のGWも5/3,4とあまり体調がよくなくて横になることもありました.でもそういうときは,無理せず休めばいいだけの話です.

 ですから,もう大丈夫というか,リタイアして仕事を失っても楽しく気分よくやって行けると思います.もちろん,仕事以上にやり甲斐を感じるものはそうそうないでしょうが,だったらそういうものを日々探していけばいいし,仕事以上ではなくても現状で得られるものの中からやりたいことをやればいいし,それならいくらでも見つかるでしょう.

 そう考えると,ほぼフリーのGWが終わり,仕事が始まって「制限」が入るのがちょっと残念な気もしてきました(私もやっと「ふつー」になってきた?).

 あと,今年のGWで一日だけ予定(スキー)がある日があったのですが,強風でスキー場クローズになってしまいました.わかったのは電車に乗ってからで,大宮まで行って引き返してきて払い戻しの手続とかをしたのですが,なんかそういう非日常?体験って悪くないですね.

 というか,非日常体験とまで行かなくても,日常生活とか大学に行ったりとか仕事で東京に行ったりという以外に,旅行とまで行かなくても,いつもと違う空間に出かけるのはいいなと思いました.いつもと違う空間と言っても,曲がり角1つ曲がればそこはもう異空間ですから,近場でもいくらでもあるでしょうからね.

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06b
[やりたいことやればいい]
(生き方)

 要は,自分がやりたいことやればいいってことでしょう.とてもプロトタイプな表現で,何を当たり前のことを,という感じですが,単にやりたいことをやる,ということではありません.というのは,自分が生きているというよりは,生かされているわけで,そういう流れの中で,やりたくはないけどやらざるを得ないことが果たしてどのくらいあるのか,ということでしょうか.

 働かないと食べて行けないとか家族を養えないとか,社会からの要請とか,なんかしらんけどやらずにおれないとか,いろんな状況があると思うのですが,そういうことがどんどん「そぎ落とされてきてる」感じがしていて,最後に単に「やりたいこと」が残る,という感じでしょうか.

 ただ,これも何度も書いてるように「何がやりたいか」って実はとても難しくて,だから,ほんとはやりたいことじゃなくて,やるべきこと,やらなきゃいけないことなのに,それをやりたいこと,ということにすることが多いと思うのですが,そういうのがだんだん「見えてきた」ということなのかもしれません(うーん,うまく伝わらないかも).

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06c
[三消点]
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 3つ上の記事につつじの写真ありますよね.どう思いました? なんか斜めになってる感じがしません? でも少なくとも写真を撮ったときは,そんなことはありませんでしたし,「角刈り」のつつじの生け垣の縦の線はほぼ垂直になっています.

 でもやっぱり斜めに見えますよね.ということで,もう1回撮ってきました.今度は水平のラインも入るように,少し右も入れてむこーの方に「地平線」が入るようにしました.

 どうですか? やっぱり斜めになってる感じがしますよね.「「角刈り」のつつじの生け垣の縦の線はほぼ垂直」と書きましたが,ほんの少し内側に倒れています(3つ上の記事の写真も).でもむこーの方の「地平線」はしっかり水平になっています.

 種明かし?をすると,要は「三消点パース」になってるということです.つまり,三次元空間を写真という平面に投影すると消点に集まるように斜めになるということですね.

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06d
[確信]
(生き方, このサイト)

 話を戻すと,ちょっと物騒な言い方かもしれませんが,このGWの間に「ある確信」をもつことができました.それが何かはこのサイトで書くことはできませんが,それは「確信」だと思います(妻にはメールで書きました).

 このサイトで,自分の生き方について書いてきて,その生き方のかなり根本に関わることなので,ここで書けないのが残念というか,記事が一貫しないことになるのかもしれません.

 ということで,このサイトに書くことに偽りはないと書いてきましたが,というか,それはその通りですが,これからは,というか,これからもこのサイトに書くことに偽りはないですが,少し(大分?)本音ではなくなるというか,それだと書いても意味はないので,「あまり書かなくなる」ことになるかもしれません.

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06e
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(世の中)

 もうこの話題のことは書きたくないのですが(と言いながら結構何度も書いてる(^^;.これも「書かずにおれない」ってこと?),小保方さんの会見での「STAP細胞はありまーす」っていうのって,お笑い界で結構受けてるみたいですね.GW中,ものまねしてるお笑い芸人を何度か見ました.つまり,そのくらい「見透かされてる」ってことでしょう.ほんとしょぼいなー.

 彼女の「実情」のことは,ちらほら漏れ聞こえては来るんですが,評判はやはり相当悪いです.感じとしては(既に書きましたが),研究者になるべきではなかった人間が研究者になってしまったという感じでしょうか.問題なのは,やはり「なんでここまで来てしまった」のか,ということでしょう.「リケジョ」と世間はもてはやしますが,研究の世界はそんな甘いもんじゃないですよ.

 理研自体はもちろんちゃんとした研究所ですし,そこにいる研究者もほとんどはちゃんとした人達なのでしょうが,理研が彼女をここまで放置した,あるいは,何らかの形で利用しようとしたのだとすれば,批判は免れないでしょう.

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5/7'14
[高みの見物]
(世の中, 生き方)

 世の中はどんどんおかしな方向に行くし,それに仕方なく引きずられるのか,みんな騙されてるのか,私の周りの比較的近いところも相当おかしなことになってきてます.再三書いているように,外部状況がどうであれ,内的(熟達的)に生きて行けばいいのですが,外部があまりにひどければ,へっちゃらとまでは行かないでしょう.

 ということで,余計で面倒でおかしな外部状況をある程度排除して行くことも必要なんだと思います.最大の問題は様々な「お仕事」というか雑務で,そういう「余計で面倒なこと」を引き受けるご褒美(お詫び)として,生活に必要なお金を給料としてもらうようなもんですからね.

 でも幸い私の場合は,もうそんな理不尽で無駄なことを我慢して体を壊してまで働く必要もありませんから,その辺のところはドライに対応できればと思っています.そして,そう考えることで,逆にこれは現実的に考えてやっとくべきかと思えるから不思議とは既に書きました.

 排除というと表現が強過ぎるので,距離を置くと言ってもいいかもしれません.つまり,高みの見物ですね.Aベノミクスとか世の中で起こっていることはほんとにひどいことばかりですが,高みの見物と考えると,逆に滑稽で面白くすらあります.もちろん,距離を置くだけではだめで,それなりに自己防衛も必要になってしまいますが.

 今,ここ25年くらいの世の中の動きをかなり詳細に調べているのですが,非常に面白い法則を見出してちょっと驚いています.それにしても,今の世の中の向かおうとしている方向もひどいですが,ここ25年の世の中の動きを振り返ってみても,ひどいもんですね.人間ってなんで懲りずに同じ過ちを何度も繰り返すんですかねー.

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07b
[ペンデレツキ]
(世の中, 音楽)

 このサイトで何度か「高みの見物」という言葉を使ったなーと思って検索をかけてみたら,この辺この辺に似たような記述がありました.あと,ここに「全聾の作曲家(^^;」のことが書いてあって,なんか懐かしく?なりました.

 どういう意味かというと,このとき(3ヶ月前)は,これがワイドショーネタだったわけで,それが今はリケジョということです.ほんとしょぼいなー.

 あと,S村河内守のことについて,確かM田だったか,ペンデレツキのことを考えれば(ちゃんとした音楽関係者ならペンデレツキのことを知らない人はいないでしょうから),曲のタイトルに「HIROSHIMA」と付けるわけがないと言っていたのを思い出しました.そりゃそうだ.

 つまり,S村河内守って要はド素人だったということですね.まあ今更言うまでもないですが.

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07c
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(経済)

 連休明けの日本株ですが,大きく下げてまた14000円に近づいてきました.でも日経225は何度も戻しては14000円に近づくという感じなのですが,準大手,中小証券株は,どんどん下値を切り下げていて,株価全体より敏感に動いています.

 売りになってから順調に下げてきてはいますが,これからどうなるかはわかりません.でも今のところまだ「真っ暗」です.

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07d
[株は5月に売れ]
(経済)

 N経新聞に「株は5月に売れ」という有名なアノマリー(経験則)がある,このままでは,5年連続的中することになる,という記事がありました.はぁ?

 既にこんだけ下げてるんですから今更売っても遅いでしょう.つまり,「株は5月に売れ」が正しいのなら,(今年は)5月に売るのでは遅いということです.あるいは,ここから更に下げると言ってるのでしょうか?

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5/8'14
[私の「財産」]
(自分)

 このサイトで必要以上のお金は要らないとか,お金のことを時々(最近はよく)書いてますが,私の経済観念ってどうなんですかね? ふつーの人と相当違う?

 例えば,テレビでよくお金持ちが自慢げに自宅を公開してますが,あー私もこんな豪邸に住んでみたいとかまーったく思いません.家もそうですが,高級車とかブランド品も興味ないし,食べることは大好きですが,高くてうまいもん食いたいとも思いません(お腹が空いてふつーの食事をあーうまいと思って食べるのが好き).

 つまり,ものとかサービスとか全てを含めてそれが本質的にどのくらいの価値があるのかということを考えて,それだけの価値がないと思えば無駄なお金は一切使いません.逆にそれだけの価値があると思えばばんばん使いますし,そういう時は,お金に対する執着が全くないので,周りが驚くようなお金の使い方をします.

 ということは,ずっと書いてきたのですが,思ったのは,なんで私の経済観念がこうなったのか,ということです.必要以上のお金は要らないと思うということは,既にそういう欲求に満足してしまってるということなのでしょうか? 実際,豪邸を見せびらかす人の多くは小さい頃とても貧乏だったという人が多いです.

 正直に書くと,確かに生まれてこの方,お金に不自由な思いをしたことはありません.子供の頃は,父が大学教授,母が小学校教諭で,私が中学2年までは共働きでしたので,相当裕福な方でした(嫌みな感じ(^^;?).でも欲しいものは何でも買ってもらう,なんてことでは全然なくて,その辺のところの経済観念はしっかり植え付けられたとは思います.

 でも,高校2年のときに父が亡くなります.それ以降は,母が小学校の産代として復帰して家計を支えてくれましたが,収入は決して多くはなかったですし,父の遺産は,莫大な量の本はありましたが,それを売って他のものと併せても大した額ではありませんでした.でも,上で書いたようにどういうわけか,あーもっとお金があったらなーと思ったことは一度もなかったのです.実際,父が亡くなって生活水準が落ちたとか貧乏になったという感覚は全くありませんでした.

 これが不思議でしょうがありません.一言で言えば,父が亡くなった後,頑張って働いてくれたことも含めて母のおかげとしか言いようがないです.あーでも1つだけ,現役で東大に落ちたとき,東京の駿台に行きたいと言ったらだめだと言われたくらいですかね.

 同じことの繰り返しになりますが,ほんと必要以上のお金って要らないって思います.そして,そう思えることが私の最大の「財産」かもしれません.

※これも繰り返しになりますが,みんなそう思えば経済は停滞しますが,適切に労働の再配分をすれば,これ以上経済成長なんかしなくてもみんな幸せに生きて行けますよ.

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08b
[世論]
(世の中)

 理研が再調査をしないとした小保方さんですが,世論的には,彼女が可哀想,彼女が不正をしたとする理研は悪者という風潮が強いようです.それは彼女が若くてちょっとかわいいから? 会見でほろっと涙を流したから? S村河内守はむさい中年男だから同情しない?

 まあ何をかいわんやですが,彼女が不正をしたかどうかは断じて世論などで決まるものではありません.たとえ裁判で勝ったとしても,まともな研究者は彼女の言うことをもう信用しないでしょうから,研究者としては既に終わっています.

 何度も同じことを書きますが,裁判がどうなるかとか理研が彼女をどう処分するかとかいう問題ではないですし,STAP細胞ができてたかどうかも全く関係ありません.

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08c
[必要以上のお金は要らないが]
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 生活して行くのに必要以上のお金は要らないのは確かにそうなんですが,これも既に書いたように必要なお金を産む必要以上に必要なお金,即ち,生活して行くのに必要なお金が年240万だとしたら,*億あれば,他の人ができない(真に価値ある)何か(例えば,自腹で人を雇って研究を続けていくとか)ができるとは思っています.

 でもふつーに考えれば,*億を得るのは非常に難しいでしょうし,そこまでして「(真に価値ある)何か」をやるのもめんどくさい気もしますね(^^;(もう歳).

 でも世の中がこれだけおかしくなってきて,最後の砦だった大学も含めて,純粋に極めて高度な知的探究を思う存分できるところがなくなってきたことを考えると,そういうところがあってもいい,というかあるべきとは思うんですよねー(研究そのものにお金がかからない分野に限られますけど...).

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5/9'14
[研究って]
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 上の記事書いてて思ったんですが,研究って何でしょうか.まずは知りたいから研究するという単なる自己満足なんでしょうね.だったら,やりたいんなら自腹を切ってでもやれよってことでしょう.

 でもその研究がお金になるとか世の中の役に立つとかいうことが出てくる場合があるわけです.お金になるのなら,資本主義社会の世の中ですから,それに乗っ取ってやればいいだけの話でしょう.問題は役に立つけど(すぐには)お金にならない場合でしょうか.そういうことを大所高所から判断してお金(税金)を回すのが国の役割ですが,それがもう相当厳しいところまで来てしまっています(ほんとしょぼい).

 世の中の役に立つという意味では,教育効果は絶大でしょう.何度も同じことを書きますが,最先端の研究をすることは,仕事ができる人間になるための全ての要素が詰まっています.大学が研究機関であるとともに教育機関であるのは,そういう意味があるわけで,これもまさに「役に立つけど(すぐには)お金にならない」ケースでしょう.

 でも,だとすると,定年で大学を辞めてしまえば,研究を続けていくことはできないということになってしまいます.ていうか現状ではそうなわけです.

 ですから,ずっと研究を続けていきたければ,お金は別のところで稼ぐとか,お金がかからない研究をするとかしかなくなるわけです.

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 でもどうなんですかね? 最先端の研究をすることは,仕事ができる人間になるための全ての要素が詰まっているのなら,お金を払ってまで最先端の研究をしたいという人はいるはずですよね.そして,実際,そういう人は授業料を払って大学や大学院に来てるわけです.

 つまり問題は,何のために大学や大学院に来るのか,ということでしょうか.最先端の研究を通して自分を成長させたいということもあるでしょうが,(就職したいところに就職するために)○○大卒という肩書きが欲しいってこともあるんでしょうかね.

 大学や大学院はともかく,それ以降,研究者として身を立てて行く場合はどうでしょうか? ふつーは,大学や研究機関に就職するわけですが,それは,研究しながら飯を食っていけるからですよね.莫大な研究費がかかる場合ならそれも条件になるでしょう.

 例えば,研究にそんなにお金はかからない場合はどうでしょうか? 食べては行かないといけないわけですからそこそこの給料は必要です.でも,大学教員なら研究だけってわけには行かないし,それは他の研究機関も同様です.だったら,食べて行くのに充分な給料がもらえれば,余計な雑事がない大学や研究機関以外のところに行くでしょうか?

 今の私だったらほいほい行くでしょう(^^;.でも一般的には,そうでもないんでしょうね.つまり,「自由に研究できる環境」というよりは,大学教員とか研究機関の研究員という身分というか安定というか,そういうものを求めるということでしょうか.なんだかんだ言って,やっぱり長いものには巻かれろってこと?

 最近の若い人達でもやっぱりそうなんでしょうか? 例えば,大学とか研究機関とかに所属してなくても,研究自体に莫大な研究費がかからなければ(食べて行ければ)研究はできるし,いい論文ばんばん書けば,研究成果に対する評価を受けて「一流の研究者やその分野の第一人者」になることはできるわけですし,しっかり世の中の役に立つ情報発信もできるわけですよね?

 それだけじゃだめなんでしょうか? やっぱり社会的地位が必要? だとしたら,何のために研究してる?

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 でも,(既に書きましたが)自分自身の若いときのことを考えれば,私自身,まずどうやって食べて行くかという中で,「職業」の中から研究者,そして,大学教員を選んだわけなので,まあそんなもんということでしょうか.

 でも,もっと真剣に自分がやりたいことを考えたとき,それは大学教員という職業ではなく研究だったわけで,当時は,そういう選択肢しかなかったということかもしれません.

 ただ,選択肢がないということ自体は,今も変わらないわけですが,少なくとも10年前,20年前と比べると,大学教員は,確実に思うように研究できなくなってきてますし,だとすると,他にもっと研究ができる選択肢があれば,そっちを選ぶということがあるのか,ということでしょうか.

 一般的なケースで言えば,安定を求めて公務員とか大企業に就職するのではなく,自分で起業する,あるいは,ベンチャー企業に就職するということが,研究や学術の世界でもありなのか,ありだとすれば,その受け皿を作ることは意義があるのではないか,ということでしょうか.

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 でもこうして書いてあらためて考えてみると,そこまでして今の研究を続けるのか,って逆になっちゃいますよね.だったら,細々と生活費を何とかしながら,てきとーにやりたいことやってた方が気楽でいいじゃん,てなもんでしょう.

 ですから,必要なのは結局,社会的な要請というか使命感というか,簡単に言えば私がその気になるのかということで,その気にならなければ,別にそれはそれでOKということでしょう.

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5/10'14
[少入少出がいいとも]
(日記)

 右脚の痛みでもう1ヶ月くらいバドミントンをしていないので(でももうそろそろ再開しないと..),いわゆる「少入少出」なんですが(でも栄養のバランス,特にたんぱく質と野菜はしっかり摂るようにしている),あんまり体調はよくないです.ですから「少入少出」がいいとも言えない気がしてきました.

 考えてみたら,精力的にばりばり活動している人ってよく食べますよね.そして,精力的にばりばり活動するにはカロリー(エネルギー)が必要です.

 まあこれも活動するからエネルギーが必要になるのか,エネルギーを補給したら活動できるのか鶏と卵みたいなもんですが,あまり極端なことはだめで(そりゃあ極端な話,寝たきりで少入少出がいいわけないですからね),体を動かすことも含めて,ちょうどいいバランスポイントがあるのでしょう.

 そして,歳をとるとともにそれをすこーしずつ,どちらかと言うと「少入少出」の方にもってくるということでしょうね.

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10b
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(芸能)

 林修先生(しつこく)頑張ってますね.既に書きましたが,彼は,自分の醜態を晒して笑ってもらうという芸能界で売れる仕組みがよくわかっています(例えば,クイズ番組とかで,東大卒で何でも知ってる私でも間違えることや知らないことがあるみたいな).

 でも彼自身は,とにかく今は楽しいからやってるという感じですが,どうなんでしょうね? 彼自身がそういうことに飽きれば,いつでも一予備校講師に戻ればいいわけですし,まあちょっとした気分転換みたいなものなんでしょうか.それとも芸能界でやって行くつもりなのでしょうか?

 彼が池上彰さんのポジションを狙ってるという話もちらほらきこえてきますが,「勉強する」ということなら林修さんの方が遥かに上でしょうし,面白おかしくわかりやすく講義もできるでしょうから,行けるかもしれませんね.それが何なの?とは思いますが,需要はあるでしょうし,彼がその気なら結構行けるかもしれません.

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10c
[心臓は左?]
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 その林先生が出てた番組だったと思うのですが,何かを説明するのに「心臓が左にあるから」と言われていました.でも心臓マッサージ(の練習)をしたことがある人はわかると思いますが,心臓の位置はほぼ中央です.つまり,何かを説明するのに「心臓が左にあるから」という説明は全部嘘ということになります.例えば,避難階段が降りるとき左回りになっているのは,心臓が回転の中心に近い方が安心するからとかというのも嘘で,実際は,多くの人の利き足が右脚だからです.

 じゃあなんで心臓は左にあると思われているのでしょうか? それは,ドキドキするのが左側だからでしょう.じゃあなんで左側がドキドキするのかというと,血液を送り出すのが左側からで,高い圧力がかかるためと言われています.

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5/11'14
[自由との戦い]
(生き方)

 これから定年が来て(最高の退屈しのぎである)仕事を失う一方で,もう仕事をしなくても食べては行けるということは,要は「自由になる」ということです.それって一見するといいことですよね.実際,自分の人生を振り返って,どんどん自由になってきていて今が一番幸せだとは既に書きました.

 でも何度も同じことを書きますが,人間自由になるほど不自由になります.つまり,これも既に書いたように,単に幸せになってもしょうがないってことです.

 じゃあ,どうすればいいのか? 自由にならないように無理矢理にでも仕事を続ければいいのか,単に仕事に定年がなければいいのでしょうか? 私自身そう考えていたこともありました.実際,何か行動を起こすよりは,少なくとも定年までは(だらだら?)今の仕事を続けた方が楽でしょう.あるいは,まだ仕事をしなければ食べて行けないのなら,仕事をすればいいだけの話です.

 でも必ず定年は来るわけだし,定年がない仕事だって(突然死でもしなければ)死ぬ直前まですることはできないでしょう.ですから,いずれやって来る時間の問題なわけです.

 じゃあ何が問題かと言うと,一言で言えば「自由との戦い」なんだと思います.リタイアして年金もらって仕事をしないでも食べて行けるという極めて「自由」で「過酷」な状況で何をやるかを決めるのは容易なことではありません.

 そんなん好きなことをしてのんびり過ごして行けばいいやろ,という人は(失礼を承知で敢えて言えば)仕事が辛くて楽しくなかったのでしょう.そういう人は,これまで辛い人生を送ってきたのですから,せめてこれから先は大いに第二の人生を謳歌してもらえばいいと思います.

 でも私は仕事がちょー楽しかったので,それ以上の楽しいことを仕事をしなくても食べて行けるという自由で過酷な条件下で見出さなくてはなりません.まさに「自由との戦い」です.

 でもそう考えると,それはそれで楽しみであり,何とかしてやろうとも思えてくるから不思議なものです.そしてその結果,好きなことをしてのんびり過ごして行くことを選べたら,第一の人生も第二の人生も楽しめてまさにいいとこどりです.

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11b
[楽しいならOK?]
(生き方)

 人間の体や心を蝕む最大の敵って何でしょうか? もちろんいろいろあると思いますが,やっぱりストレスですよね.病気の原因のほとんどはこれだと言われていて,ストレスがかかると免疫力が落ちるからと言われています.

 でもそもそもストレスって何でしょうね? 例えば,やりたくない辛い仕事を我慢してやるのは大きなストレスでしょう.じゃあ,やり甲斐があって楽しい仕事ならストレスはかからないのでしょうか?

 私はほんの数年前までずっとそうでした.もちろん,仕事であれば,なかなかいい結果が出なくてあーでもないこーでもないと悩むとか,論文という形にするのが大変とかいうことはありますが,基本的にずっと楽しいと思って仕事をしてきました.

 でも何度も書いているように,40代半ばくらいから体調不良になるようになりました.そのときは,夜中の2時3時まで仕事してるなんていうのは普通でしたが,辛いと思ったことは全然なかったです.

 なんでそうなったのかと言えば,まあ歳だからでしょう.でも若いときは平気だったし,3日くらい徹夜しても1日休めばすっきりしたくらいです.

 要は(これもいろんなところで既に言われていますが),若いときはストレスがかかって活性酸素が発生してもそれを除去できる機能が働くのですが,歳をとるとそれが機能しなくなるということです.そしてそれは(残念ながら),やってることが楽しくてもそうなんだと思います.

 例えば,スポーツがどんなに好きで楽しくても練習しすぎたら体壊しちゃいますよね.それは頭脳労働も同じで,実際,私の父は,入院した病室に大量の本を持ち込むほど仕事が好きで仕事したくてしょうがなかったのですが,そのまま帰らぬ人となってしまいました.

 もちろん,自分の命をかけてまでやろうと思える仕事があるのは幸せなことですが,体を壊して死んでしまえば,仕事はできなくなるわけで本末転倒です.つまり,歳をとってもなお仕事をしたいのであれば,仕事をしたいという気持ちを自制することも必要になってくるということでしょう.

 逆に言えば,若い頃は(ストレスがかかって活性酸素が発生してもそれを除去できる機能が働くので)無理がききますから,今が勝負というか,若いときに頑張らなくていつやるの?ということです.

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5/12'14
[世の中の役に立つこと]
(世の中)

 「世の中の役に立つこと」ばかりがもてはやされる風潮に辟易しています.スポーツ選手は,口を揃えて今日勝てたのは応援してくれた皆さんのおかげです,またみなさんを元気にできるようないいプレイをしたいです,と言いますし,ミュージシャン(大衆音楽家)や俳優などの「有名」芸能人も全く同じです.

 もちろん,彼らは,試合を観に来てもらったり,CDを買ってもらったり,映画を観に来てもらったりしないと食べて行けないので,仕方ないところはあるでしょう.でも何度も書いているように,他人,それもド素人の評価によって決まるような仕事はしたくないものです(でもスポーツ選手は,勝てばいいわけですから本来的には,他人の評価ではなく自分次第のはずですよね).

 まあこの辺までは仕方ないところもありますし,別に私には関係ないことなのでどーでもいいんですが,最近では,研究や学術の世界ですら,「世の中の役に立つこと」がもてはやされるようになってきました.当然ですが,そんな目先のことばかり考えていては,絶対いい研究なんかできません.なんでこんなことになってきてしまったんでしょうか?

 これも再三書いていますが,みんな余裕がなくなってきて,必死で自己保全に走ってるんでしょうね.研究にはお金がかかる,でもお金はない,とすると,世の中の役に立つ目立ってわかりやすい研究を看板にして予算を獲ろうとする,結果としてそうでない研究は排除され冷や飯を食わされる.

 そうするとどうなるかと言うと,人前での発言は本音ではなく建前ばかりになってきます.つまり,言ってることは嘘ばっかりということです.これは,研究や学術分野に限らず,世の中全体の場合もそうです.そして,多くの良識ある人はそのことがわかっています.

 でも,最近おかしな感じがするのは,そういう本音ではなく建前だったはずのことが,本音みたいな錯覚というか,そういう風にみんな洗脳されてきて,自分がやりたいこととかそっちのけで,とにかく自分を犠牲にして世の中の役に立つことをやりたい,みたいなおかしな風潮になってきました.

 ほんとにそうですか? やっぱり自分のやりたいことやりたいんじゃないですか? そんなこと言ったら叩かれる? でも,ほんとはやりたいことをやりたい,でいいじゃないですか.

 まずいんじゃないですかねー.まるで戦前の言いたいことが言えないような雰囲気すら感じます.また戦争するからと言って徴兵制が復活したら戦争に行きますか? 嫌なものは嫌と言うべきじゃないですか?

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5/16'14
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(バドミントン)

 昨日から練習を再開しました.まだ右脚は痛いのですが,F原君のこともあって治るまで待ってられないし,いつもごまかしごまかしプレイしながら治していく感じなんで.

 でも昨日打った感じだとまあ何とか動けました.でもストロークが全然だめですね.すぐに肩が痛くなってしまいました.痛いのは脚だったので,素振りくらいはやっとくべきでしたね.逆に言えば,そういう単純なことがやっぱりとても大事ということです.

 あと今日はばりばりの筋肉痛かと思ってましたが,意外とそうでもなかったです.

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16b
[仕事って]
(生き方)

 研究って,の続きというか,「って」シリーズ?というか,「〜って」何なんだろーなとかあらためて考えるんですが,仕事って何でしょうね?

 そりゃー生活して行くために稼ぐことでしょ,という人が多いのでしょうか? だったら話は単純なわけで,私も今頃になってようやくそう思えるようになってきました.

 じゃあ,そんな単純な話じゃないというのはどういうことかと言うと,ただ稼ぐためとか給料がいいとかだけじゃなくて,やり甲斐とか,やりたいこととか,世の中の役に立つことがしたいとか,そういうことが「付いてくる」わけですよね.そうするとおかしな?ことになってくる.

 でもこれも実は単純な話なんだと思います.つまり,私は給料を得るために仕事をしているのではなく,やり甲斐があるからだし,好きで楽しくて,世の中の役に立ちたいから,と言う人がいたら,じゃあ無給でもやりますか?ときけば一目瞭然でしょう.

 それでもやるという人は(嘘をついてなければ),ほんとにそうなんだと思いますが,おそらくほとんどの人は,無給ならやらないんだと思います(胸に手を当ててよく考えてみましょう(^^;).だとしたら,結局は,お金を得るのが仕事の主たる目的ってことですよね.

 私自身について言えば,今の仕事を選んだのは,それがやりたいことやり甲斐のあることだったからですが,それは,既に書いたように,それで何とか食べて行けるという限られたものの中から選んだに過ぎなかったのです.

 そして幸か不幸か,この歳になってもう仕事しなくても食べて行けるようになったことで,仕事を辞めることも選択肢として考えられるようになりました.そして,そういう「過酷」な条件で今やってる仕事を続けていくかと考えたとき,学生を指導しながらの研究活動は,無給でも続けていきたいと思うことができました.

 ですから,私の場合は,ほんとに「やり甲斐があって好きで楽しくて世の中の役に立つこと」だったことが確認できたわけで,そういう仕事をこれまでやってこれたのはほんとにラッキーだったし,これからもできることならそうしたいのですが,いろんな意味でだんだん怪しくなってきてるのは再三書いている通りです.それに定年が来れば終わりで,それ以降は,ほんとに「過酷」な条件でやることを決めなければなりません.

 つまり,いずれは「仕事は卒業」しなければならないということなんですが,それはそれで悪くないというか,それもありかとも思えるようになってきました.

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16c
[行き違い?]
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 今日,私宛に担任をしている学生の一人が昨年度中に出しておくべきだった書類を出してないので,至急何とかしてくださいというメールが来ました.でも昨年度の話ですから,私が担任になる前の話で,それを私の問題のように言われるのは心外です.

 その後,何度かメールのやりとりがあって,最初にメールを出した人がとても事務的な対応だったのがどうしたものかと思いましたが,まあいろいろ行き違いがあったんでしょう(と思うことにしました).

 こういうことって結構あります.例えば,とある委員会で,返事が遅れていたらいつの間にか私がはずされた状態で出欠調査が行われ,あろうことか,いつの間にか委員会そのものが終わっていたということもありました.

 これはほんとにひどい話で,でも,要はお前はもう要らないということでしょうから,それはそれで仕方ないし,私としても余計で面倒な仕事が減ってラッキーなので,喜んで辞めさせていただきました.でもこれも多分ちょっとした行き違いだったんだと思います(そう思うことにしました).

 更に今日はあるセミナーの日時の連絡が来たのですが,これは予定調査が来て返事をしたのですが,全員が揃う日時がなかったのだとは思いますが,私の都合がつかないところに設定されてました.もちろん,メールには,申し訳ありませんと書いてあったのですが,これも結局,そのセミナーに私はいなくてもいいってことですよね(なので今後一切参加することはないと思います).

 こういうのって,ちょっとした行き違いだとは思うのですが,そういうちょっとしたことで人間関係って割と簡単に壊れるし,でもふつーは,というか,私もこれまでは,まあしょうがないかとも思ってやってきたのですが,最近そういうことがとてもわずらわしくストレスに感じるようになってきました.

 私ももう50を過ぎて,守るべきものはもうありませんし,わずらわしくうっとうしいストレスを感じるくらいなら,余計で面倒な人間関係や自分に何らかの悪い影響を与えるものは,極力排除して行くのがいいのではないかと思っています.

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16d
[絵に描いたような?]
(生き方)

 私も50を過ぎ,ということは,同級生もそういう年齢で,ある意味いろいろ「結果」が出てきたということは書きました.それで,ちらほら聞こえてくるのは,「成功」ってなんだ?ということでしょうか.

 例えば,一流大学を卒業して一流企業に就職し,順調に出世もして給料もいっぱいもらって,幸せな家庭を築くこともできて,絵に描いたような?「成功」した人生を送ってきて,でもふっと振り返ると,それが一体なんなんだ?それが成功と言えるのか?という声がちらほらきこえてくるということです.

 そりゃそうでしょー.そういう絵に描いたような?「成功」なんか成功でもなんでもないですよね.だから,この期に及んで,ではないですが,そういうことに気づいた人はまだ第二の人生があるのでやり直せると思います.でもまだ気づいてない人は...

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16e
[ゴルフ再開?]
(ゴルフ)

 ゴルフなんですが,2006年の秋に始めたんですが(そっかもう7年以上前なんですね...)1年足らずで,いっしょに行っていたY本が関西に転勤になって行かなくなり,その次の年(2008年),新しい?パートナーを見つけて半年くらい行ってたのですが,たった半年で終わってしまい,2009, 2010年と1回ずつくらい行っただけで,2011, 2012年はコースにも練習場にも全く行きませんでした.でも,去年,Y本がこっちに出てきてくれて,2回くらい行きました.

 とまあ,こんな感じで,それなりにコースに出ていたのは,累積で2年くらいのもんです.どうしたものかと思っていたのですが,なんとY本が4月から東京に戻ってきてくれたので,また行こうということになりました.ということで,ゴルフ再開?ということになりそうです.

 でも始めた頃と比べると状況はかなり違っていてそんなに行けるわけでもないので,(あまり)練習せず創意工夫で90±10を目指したいと思っています.

 で,先日コースに行くということで,1,2回練習場で,問題なく打てることを確認した(でも全然打ってないのにそれなりに打てるから不思議)のですが,コースに出るとそんなに甘くはありません.

 これは,最初からなんですが,私はどうしても芝に打ち込むことができなくてトップしてしまいます.そんな感じでショットはだめだめだったのですが,終わってみれば,110くらいでは回ってて,なんであんなにトップしてチョロばっかりでこんなスコアになるのが不思議なくらいで,逆に言えば,ショットがまともになれば,90±10は行けるんではないかと思った次第です(甘い?).

 でもコースに出て思ったのは,やっぱり練習場とコースは違うということです.よく言われる,下が平らでないというのもあるんですが,それより下が芝だとマットの上と違ってボールとの距離感が掴みにくいということが大きいと思います.

 つまり,きちっきちっとフォームとか球の位置とかを固めてもだめで,結局最後は,「そこにある球にしっかり当てる」ことなんだと思います.そしてそういうスキルを磨くのであれば,そういう練習をある程度することは効果があるのではないかと思っています.

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16f
[ダルビッシュ vs 田中将大]
(野球)

 田中マー君ですが,今のところ順調に勝ってますね.でもダルビッシュと比べてどっちが「すごい」投手かと言えば,そりゃーダルビッシュでしょう.それは田中マー君自身も認めるところで,あと一歩でノーヒットノーランを何回もやってるように,ダルビッシュがいいときはストレートも変化球の切れもものすごくてほんと手が付けられないと思います.

 でも,これも何度も書いてますが,プロが評価されるのはシーズン通しての成績です.そして,それは今のところ,田中マー君の方が上回っています.

 ダルビッシュ vs 田中将大じゃないですが,ちょっと面白いことになってきました.ダルビッシュがものすごいピッチングをしても,しこしこ田中マー君が成績を残して,彼が先にサイ・ヤング賞獲った日にゃー,ダルビッシュは,相当悔しいでしょうからね.彼は昨シーズンの田中マー君の24勝0敗という成績にも相当噛みついてましたからね.

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5/17'14
[背に腹は]
(生き方)

 もう50を過ぎて,守るべきものはないので,わずらわしくうっとうしいストレスを感じるくらいなら,余計で面倒な人間関係や自分に何らかの悪い影響を与えるものは,極力排除して行くと書いたのですが,それは,「もう50を過ぎて,守るべきものがない」からではなく,もう50を過ぎて,歳をとってそういうストレスに対する耐性がなくなってきたということでしょう.

 ですから,結局これも自己保全なんですが,体が身を守るためにSOSを出しているのでしょうから,背に腹は代えられません.

 もちろん,人生を豊かにしてくれる人間関係は維持していきたいですが,再三書いているように,人生を豊かにするのにそんなに幅広い人間関係は必要ないし,わかり合える限られた友人達や家族や学生達だけで充分です.そして,仕事をリタイアしてしまえば,残るのは,そういう人達との関係だけですから,それ以外の人達は,結局(お金を得るのが主目的の)仕事で繋がっているというだけの話でしょう.

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17b
[去る者は追わず]
(生き方)

 あとは,人生を豊かにしてくれる人間関係だとしても,相手が自分を必要としてくれてないのなら,そこに固執するつもりは全くありません.つまり,去る者は追わずということですね.

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17c
[久しぶりの...]
()

 大学の電話ですが,学内からかかってくる電話には出ますが,外線からかかってくる非通知の電話には一切出ません.だって大概が投資用マンション買いませんかーというしょーもない営業電話だからです.もちろんすぐに切るのですが,受けるだけでほんと気分が悪いです.

 問題はちゃんと番号が表示される電話です.番号を見て誰かわかれば出ますが,昨日だったか一昨日だったか,ちゃんと番号が表示された電話がかかってきました.番号は,憶えがあるようなないような...で,出てみたんですが...やっぱり投資マンションの勧誘電話でした.ほんと胸くそ悪い...でも久しぶりでした(てことは...).

 ということで,もう外線からかかってくる電話には,番号表示非表示にかかわらず一切出ないことにします(これも「排除」の一環ですね).大学の部屋になんかいないことの方が多いし,そもそもメールの方が連絡つきますからね.

 ということで,もし電話をかける場合は,電話かけるよってメールしてくださいね.

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5/18'14
[10年単位]
(生き方)

 ここ数年,これからどうして行くかという記事が多いのですが,数年前までは,これからどうして行くかを考えていなかったということではなくて,そういうことを考えるときに「終着点」のことを(あまり)考えてなかった,つまり,定年や人生が終わることはわかっていても,そこからちゃんと逆算して考えてなかったということでしょう.

 でもそれはしょうがないことですよね.だって,何十年先どうなるかなんてわからないし,考えてもその通りになんかなるわけじゃないですからね.ですからみんな若いときは,人生が半永久的に続くと思って生きて行くんだと思います.

 ただ注意が必要なのは,とりあえずのゴールは定年ではないということでしょうか.それは再三書いているように50くらいです.そして,50くらいだとすると40くらいからは,「とりあえずのゴール」を意識する必要があります.私はそういう意識は全然なかったのですが,たまたま40代に頑張れたので,ラッキーでした.

 ですから,今20代の人達は,「とりあえずのゴール」である50の前の40を目安にするといいと思います.そして,そう考えるとあまり時間はありません.要は10年単位くらいで考えて,とりあえず10年先を目安にするということですね.

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18b
[命をかけて]
(生き方)

 で,私の場合ですが,要は50代をどう過ごすのかということです.もちろん,今のまま流されるのが最も楽で,ということはそうなってしまう可能性も高いと思います.でもそれじゃだめなんじゃないかとはずっと思っています.

 上で定年は関係ないと書きましたが,それはそうですね.つまり,地震動の性質と構造物被害の関係の研究に定年はありません.ですから,私自身がこの仕事をどれだけやりたいと思っているのかということです.

 選択肢としては大きく2つあると思います.つまり,徹底的にやるのか徹底的にはやらないのか,もっと言えば,自分の命をかけてでもやるのか命まではかけないのかということですね.

 具体的に言えば,震度算定法を変えることができるのなら,命をかけてやるかもしれません.つまり,体を壊して病気になって60くらいで死んでもやるということも選択肢としてはありうるということです.

 ただ問題は,体を壊して病気になるほど仕事をすることは,必ずしも震度算定法を変えることには繋がらないということです.だって,再三書いているように震度算定法を変えるのは私じゃないし,変わるとしたら世の中が(例えば,大地震が起こるとかして)「そういうか雰囲気」にならないといけないですからね.ですから,そういうことを目指すのなら,そういうことになったときに生きていないといけないので,体を壊すほど仕事をしてはいけない,ということにもなってくるわけです.

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 ということで,なかなか難しいのですが,まあこれも137億年前から決まっているというか,自然の流れに逆らわずにやっていくということでしょう.つまり,上で震度算定法を変えるのは私じゃないと書きましたが,じゃあ誰が変える(ことを決断する)のかというと,別に気象庁とか国の偉い人というわけでもなくて,もっと大きな世の中の流れというか,そうなるときはそうなるし,そうならないときはならないということでしょう.

 実際,10年くらい前に積極的に動いたこともあって,結果としてそのときは何も変わらなかったのですが(でもいろいろ布石は打てたとは思いますが),今にして思えば,変わるのはあの時ではなかったという感じがします.

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18c
[世の中の大きな流れ]
(世の中)

 上で「世の中の大きな流れ」と書いてはっとしたのですが,そう考えると,今の世の中のおかしな流れもそういうことなんだという気がしてきました.つまり,東日本大震災の後の変な雰囲気もAベノミクスも東京オリンピック招致も,別にA倍さんとかの国の偉い人が無理矢理そうしてるのではなくて,もっと大きな流れでそうなってるんだと思います.

 ですから,これも137億年前から決まっていることで,これでいいというか,そうなるのには意味があるわけで,そういう大きな流れには逆らえないということでしょう.そして,そう考えると,与えられた現状を受け入れて,ある意味逞しく生きて行こうとも思えてきて,そんなに気分は悪くないです.

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18d
[球の位置]
(ゴルフ)

 結局最後は,「そこにある球にしっかり当てる」ことなんですが,きちっきちっとフォームとか球の位置とかを固めてもだめというのはちょっと違うかもしれません.フォームは,その人が振りやすい自然なフォームがいいと思いますが,球の位置は,超重要です.ていうか,コースでうまく打てない原因のほとんどはこれです.

 一週間前に始めた初心者ならともかく,そうでなければ,フォームはある程度固まっているでしょう(理想的なフォームであるかどうかはともかく).そうであれば,野球のように外角低めから内角高めまで動く球を打たなければいけない場合と違って,ゴルフは球は止まってるわけですから,自分が振りやすい自然なフォームでスイングしてターゲットラインにスクエアに当たるところに球を置けばいいのは,既に書いた通りで,その分,球もクラブのヘッドも小さく,条件が厳しくなってるわけです.

 ですから,ポイントは,ライの状況が様々に変化するコースで,球を位置を見極めるということなんですが,これは確かに難しいんですが,地面は多少はうねっていても基本的に二次元なので,手前か向こうか,左か右かを決めればいいわけで,ライの前後左右の傾きとその日の体重移動の程度などを見極めて球の位置を決めるんだと思います.

 でも,それでも球の位置を間違えることもあるし,スイングにばらつきもありますから,その上で,野球のように「そこにある球にしっかり当てる」技術も必要ということでしょう.

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18e
[自分で考える]
()

 すぐ上の記事もそうですが,私は誰かに教わったりするよりは,自分で考えることが好きです.それは,例えば,ゴルフをする目的が,自分であーでもないこうでもないと考えて上達することにあるからです.例えば,レッスンを受けて,こうしなさいと言われて,言われるがままにやって上手くなっても(私は)つまらないのです.

 回り道と思う人もいるかもしれません.でも私は結局上手くなるのにも(かける時間と労力とお金が同じなら)これが一番早道だと思います.それは,人から教わってばかりだと,なぜそうなのかを考えなくなり,自分の中の首尾一貫性がなくなって,結局よくわからなくなると思うのです.世の多くのゴルファーが上手くならない理由は,巷に転がっている数多の「ゴルフ理論」にあると言った人もいました.実際,言ってることが真逆のことも結構ありますよね.

 要はこれもこのサイトで再三書いている「自分でしっかり考える」ということです.もちろん,人の意見はきかないということではありません.そういうものを参考にするにしても「自分の中の考え方」がなければ,振り回されて終わりになってしまいますからね.

 でもそのためには,そのことを「証明」する必要がありますね.年数回コースに出るだけ,練習場にも週に1回くらい時々考えたことを確認しに30分くらい打ちに行くだけで90±10まで行けば,「証明」したことになりますかね?

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18f
[万能 vs たった1つのこと]
(生き方)

 レオナルド・ダ・ヴィンチは万能人ではないと書きました.それはそうなんですが,彼がもしほんとに万能人だったとしたらどうだったでしょうか? おそらく彼のした仕事は全く日の目を見ることなく,埋もれてしまったでしょう.

 つまり,彼は万能人ではなく偉大な「一画家」だったわけで,その「たった1つのこと」を極めたからこそ,その他の分野のことも注目されたわけです.ですから,「たった1つのこと」を極めることがやっぱり大事ということになります.

 でも私にはそれがどうしてもできませんし,それでいいと思ってるので別にいいんですが,もし私の仕事以外にやってることが日の目を見るとしたら,「たった1つのこと」は,私の場合,「地震動の性質と建物被害の関係を探求し,それを地震災害軽減に結びつけて社会に還元すること」でしょう.実際,このサイトに辿り着く人の多くは,友人や知り合いを除けば,地震防災に関係したことで私を知った人達でしょうからね.

 で,問題なのは,私の仕事以外にやってることが日の目を見るほどのことかどうかでしょうか.例えば,このサイトで書いている生き方とか,世の中に対する考え方とか,練習論とか音楽論とか,バドミントン,スキーやゴルフなどの運動論とか,(肝心なところは敢えて書いてないけど)経済論とか.

 これは何とも言えません.このサイトで書いていることは,そのほとんどが私が考えたものですが,古今東西の全ての文献調査をしてない,というか,(単に勉強するより自分で考えた方が楽しいので)そういう「勉強」は一切していないので,オリジナルかどうかはわかりません.

 でも言えるのは,すぐ上の記事で書いたように,人から教えてもらったり勉強したことではないので,自分の中に「理論」というか考え方みたいなものが割と整然と出来上がっていて,こういう場合はこうとか様々な問題に的確に対処できるということはあります.そしてその「理論」を組み立てていくのがやっぱり最高に楽しいです(だから日の目を見るかどうかなんてことは二の次).

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18g
[シャフトの付く角度]
(ゴルフ)

 球の位置とともに重要だと思うのは,クラブのヘッドに対してシャフトがどの方向に付いているかをしっかり把握するということでしょうか.よく言われるのはライ角ですが,それよりターゲットラインに直角に合わせるヘッドの面に対してシャフトが何度前方に傾いてるかの方が球の位置的に重要です.

 具体的に言えば,球に対してターゲットラインにスクエアにヘッドを置いたら,そこからシャフトが伸びてるところにグリップをもってこないといけないということです.それは,そのクラブによって変わるので,例えば,球の位置が中央ならグリップは,左脚付け根の内側とか一意的に決まってきますし,グリップの体に対する位置(左脚付け根の内側とか)を変えたければ,球の位置(中央とか)を変える必要があります.

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5/19'14
[]
(経済)

 日経225ですが,今日も下げてまた14000円割れ目前となってきました.そして,準大手以下の証券株はまた一段と下値を切り下げました.はてさて,ここから更に下に行くのか,どこかで持ち直すのか(高みの見物).

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19b
[]
(ゴルフ)

 と書いたのですが,違いますね.シャフトが付く角度は,フェースがスクエアになる面上に付いています.つまり,クラブについて言えば,生じる角度はライ角だけです.

 でも実際に球を中央に置いたとき,フェースをスクエアに構えてみるとシャフトは少し左を向いて少しハンドファーストになることが多いと思います.もちろん,立体的位置関係的には,球を置いた中央からそのまままっすぐ体の中央にグリップをもってくることができますが,これだと実際に打つときは球は右に来てインサイドアウトになってしまうでしょう.

 要は体重移動が起こるということなのですが,その量を一定にする,あるいは,その日のコンディションによって,その量を把握して,ライの状況(左脚下がりか右脚下がりか)も考慮して,球の位置とハンドファースト具合の2つを調整するということですかね.ハンドファーストにするとその分フェースが被ってロフトが立つことにも注意が必要です.

 てな感じで,練習しないで(^^;,理詰めで物理的に力学的に考えて研究していこうということです.

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5/20'14
[疲れる]
(日記)

 やっぱりなんだかとっても疲れます.そんな大したことしてないのに疲れます.そしてやっぱりささいなことがとてもストレスに感じます.

 もう歳と言ってしまえばそれまでですが,それにしてもこんなに疲れるもんなんでしょうか? ちょっとやり方というか生活の仕方を変えた方がいいかもしれません(ただテストステロンを増やす食材は摂り続けていて,一頃のどうしようもない体調の悪さではありません).

 ヒントとしては,体を動かすと疲れるというよりは,講義とか会議とか体を動かさない方が疲れるということです.今日は練習日だったのですが,体を動かす方はむしろ平気です.

 「少入少出」じゃないんじゃないですかね? 「多入多出」,つまり,沢山食べて沢山体を動かすということです.ちょっとやってみますか.問題はどうやって体を動かすかですね(練習は,週2,3回1時間半ずつだけ).

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20b
[政治と経済の関係]
(政治, 経済)

 ここ25年くらいの世の中の動きの中の「非常に面白い法則」ですが,ちょっとだけヒントを出すと「政治と経済の関係」です.要は,内閣が変わってこの内閣がどんなかがわかってきたり,政治が何かしようすると経済が節目を迎える(株価が反転する)ということです.今の世の中,政治ができることなんか,と思うのですが(残念ながら),影響力は甚大ということなんですかね.

 例えば,ここ10年の日経225を見ると
 

2005年8月に買いになって郵政解散,安倍政権になって小泉政権の負の遺産が出てくると2007年8月に売りになって安倍さんの突然の退陣,その後の,福田,麻生内閣のしょぼさで株価は下げ続け,買いになるのは,もう自民党じゃだめだと国民が見切りを付けて,民主党の政権交代に対する期待が出てきた2009年始めで,でも実際に政権を獲ると鳩山さんのしょぼさ炸裂で2010年始めにはギリシャ経済危機とも相まって売りになり,2010年後半にはもち直すものの,東日本大震災の菅さんの対応のしょぼさを予見するかのように3月には売りになり,2012年始めに持ち直すものの,2012年11月の野田さんと安倍さんの衆院解散合意で買いになり暴騰,そして,今年初めのアベノミクスの弾切れで売りに,という感じでしょうか.

 もっと昔の話でも,例えば,1991年に湾岸戦争が始まったら売りかと思いきや,前年8月のイラク侵攻からしびれを切らしていた投資家が逆に一斉に買ったことは鮮明に記憶に残ってますし,1991年11月に戦後ずっと続いた自民党政権を自殺点で明け渡すことになる宮澤内閣成立後,売りになったり,1993年の細川政権誕生後,こりゃだめだとなったときも売りになりました.2003年3月イラク戦争開戦後,4月に大底をつけた後,買いになったのも湾岸戦争の場合と似てますね.

 なーんだ,そんなことで株価の反転がわかるのなら,誰だって儲かるはずじゃんと思ったあなた,そんなに簡単な話ではありません.というのは,実際に事が起こったときは,既に株価は相当動いているからです.例えば,野田さんと安倍さんが衆院解散合意をした日ではちょっと遅くて,解散同意しそうだな,というときに先回りして買わないといけません.東京オリンピック招致だってそうです.招致しそうだと思ったら,実際に決まる前に買わなければなりません.

 あとは,これも何度も書いていますが,起こりそうなことが実際の経済にプラスになるかどうかは,関係ありません.重要なのは,経済にプラスになると「人々が思うか」です.小泉郵政解散なんかまさにそうですし,東京オリンピック招致も長い目で見て世の中にプラスにならないと考えても,人々が(騙されて)ポジティブに考えてしまうのなら「買い」ということになります.

 そして,上で書いたように,後になって見込み違いに「人々」は気づいて,そこでまた株価の反転が起こるので,「人々」がどう思うか,そして,思ったことが間違いだったことにどこで気づくかという組み合わせで考える必要があります.

 実はこれが一番難しいんだと思います.湾岸戦争やイラク戦争がいい例ですね.あとは,予想がはずれることもあるので,そういうときはさっさと勝ち馬に乗り換えるってことですかね.

 ということで,結局,この記事もこれで勝てるという類のものではないってことです.でも,世の中,特に政治の動きをつぶさに見て,近い将来,彼らがどうしようとしているか,それを(自分自身ではなく)世の人々がポジティブに考えるのかネガティブに捉えるのかを「先回りして」判断するのが重要とは言えるでしょうね.

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5/21'14
[不思議]
(経済)

 不思議なのは,政治などの出来事そのものは,経済(≒株価)の反転には関係ないということです.例えば,リーマンショックは(何度か騙しを繰り返しながらも),売りになっている最中に起きましたし,東日本大震災もそうです.逆に東京オリンピック招致は,買いになっている最中でした.

 つまり,こういう経済に大きな影響を与える出来事によって経済が動くのではなく,もっと大きな流れの中で,流れがネガティブなときに悪いことが,ポジティブなときにいい(と人々が思う)ことが起こるという何とも不思議なことになっていて,ここでも全ては137億年前に決まってる感じがしてしまいます.

 でも,リーマンショックや東京オリンピック招致ならともかく,東日本大震災を世の中の大きな流れが予見していたとは考えにくいですよね.実際,例外もあると思います.

 でも,そういうとき,例えば,買いになっているときに悪いことが起こると株価は一瞬大きく下げるのですが,すぐに持ち直します.ですから,世の中で起こる経済に影響を与える出来事によって株価が動くのではなく,もっと大きな人々のセンチメントで形成される流れで動いている,という感じがしてしまいます.

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21b
[自己矛盾?]
(生き方, 政治・経済)

 このサイトで再三に渡って,必要以上のお金は要らない,必要以上のお金を稼ぐのに(無駄な)時間を費やすくらいなら,その時間をやりたいこと,やるべきこと,真に価値あることに費やしたいと書いてきました.そのこと自体に偽りはありません.

 その一方で,50を過ぎてから今の職場でやりたいこと,やるべきこと,真に価値あること,即ち,研究活動が思うようにできなくなったきたり,定年という(とりあえずの)ゴールが見えてくるとともに,もう必要以上のお金を稼ぐ必要がなくなって,実質第二の人生が始まった一方,Aベノミクスに代表される世の中のおかしな動きに対して,これから仕事で得られるキャッシュフローを失うという状況下で自己防衛をしなくてはならなくなってきたことなどから,お金が必要な状況にもなってきてしまいました.

 つまり,お金が要るのか要らないのか,外部状況を含めて非常に複雑というか,自己矛盾を抱えなければならない何とも悩ましいことになってきてしまったわけです.

 でも,最近大分すっきりしてきました.要は,政治・経済や株価の動きに関する研究も,地震防災,人生や世の中,ピアノ,バドミントン,スキー,ゴルフといったことと同列に単に1つの興味ある研究対象と考えればいいってことです.そして,今の私の状況を考えたときに,この研究をすることが仕事を失った後もキャッシュフローが得られる限られた手段の1つであることに気づかされます.

 問題は,それが奥深く,興味がもてるものかどうかってことですが,背景にある政治・経済,あるいは,世の中の大きな流れも含めれば,まさに歴史や人間心理のメカニズムを説き明かす研究ですらあるわけで,実際,上で書いたようにかなり不思議なことが起こっていてとても興味深いです.

 でもそんなことしても社会の役になんか立たんだろ,と言われればその通りです.でもそれがナンボのもんでしょうか? 再三書いているように,私は,地震防災の研究ですら,世の中の役に立つことを第一義にはしていません.それは,そんなことを第一に考えたらいい研究なんかできず,結果的に世の中の役に立つことなんかできないからです.

 それに仕事以外にやってることなら,私がバドミントンがいくら強くなろうが,ピアノやスキーやゴルフがいくら上手くなろうが,世の中にとっていいことなんか何もないわけですよね.でも,それでいいじゃないですか.というか,そもそもやりたいことやるのをとやかく言われる筋合いのものではないでしょう.

 そして,ピアノやバドミントンやスキーやゴルフと決定的に違うのは,もちろんうまく行けばですが「金が儲かる」ことでしょう.これは決定的な違いがあります.冒頭で書いたように,歳をとって衰えていくのにキャッシュフローが得られる仕事をもうすぐ失うわけですし,既に書いたように,真に価値あることを続けるためには莫大なお金も必要です.

 でもいろいろ事情は複雑なのですが,お金が必要だからというよりは,単に興味があるから,面白いからやるということでいいのですし,それが結果的に成功に繋がるんだと思います.

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 とまあ,いろいろ書いたんですが,実際,***が趣味って言ってるだけの話で,***がゴルフなら誰も何もとやかく言わないけど,それが経済や株価の研究だと金の亡者って言われるのも変な話です.

 ですから,必要以上のお金なんか要らないってこのサイトで書いてることと一見矛盾するように見えるかもしれないってことで,私が勝手に気にしてるだけかもしれませんね.

 でも実際,人と会ってこういう話をすると,ネガティブに捉える人は意外と少ないです.確かにそういうことは多くの人がふつーにやってるわけで,これからの経済情勢の激変を考えればむしろmustですし,金融関係の人はそれを本業にしてるわけですからね.

 でも単なる経済や株価の研究ではなく,もっと大きな歴史とか人間心理も含めた研究になることが見えてきて,またやりたいことが1つ見つかったというか,種目が増えた感じがして,それは純粋にポジティブなことだと思います.

 そして,政治や様々な出来事と経済や株価の関係をそういうメカニズムから解明した人は(多分)いないでしょうから,この分野の新しい地平を開くと言ったら大袈裟かもしれませんが,金融を本業としない私がそういったことに成功すれば,結構すごいことなんじゃないかとも思うわけです.そして,実際に成功するかどうかはともかく,面白そうなことは間違いないので,人生を楽しむのに大いに寄与するのではないかと思います.

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21c
[超近代で短期の歴史研究]
()

 上で政治などの出来事と経済や株価の研究は,歴史の研究に繋がると書きました.でも高々ここ2,30年のことのどこが歴史の研究なんだ?と思った人もいると思います.でもまだざっと見ただけですが,ほんといろんな出来事の連続で,まさに歴史そのものですよ.

 それは,これも既に書きましたが,一世代だいたい30年なので,30年で一周するということがあります.つまり,だいたい30年周期で人間は同じことを繰り返して来たとも言えます.

 そして,これが決定的に大きいのですが,この30年だったら,自分自身が実際に生きてきて,あーあのときはああだったという記憶があるということです.つまり,記録としてはそうなってるけど,実際は違ったということもよく憶えてるわけです.

 これは,歴史研究の大きな問題で,自分が生きてない昔のことはそういった記録に頼らざるを得ないのですが,その多くが時の権力者によって,大きく歪められて記録されているのは周知の事実です.でもここ30年でしたら新聞の縮刷版も残っていますから,かなり客観的な情報も得られます.そうすると,小泉改革(改悪)のように当時はこういう評価だったけど,今は全然違うということもわかるわけです(まさに歴史研究).

 ということで,ここ30年の「超近代で短期の歴史研究」もやることの対象の1つとして加えたいと思っています(実際は,そんなに時間をかけて取り組めるわけではないですからぼちぼちと,ですが).ついでに自分自身がそのときどうだったかも重ね合わせると自分史ではないですが,そういうことも確認できて面白いです.

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21d
[]
(経済)

 日経225ベースで14000円の攻防が続いていますが(でも準大手以下の証券株はどんどん下値を切り下げてますが),これからどうなるでしょうね? 流れとしては売りですが,売りになってもう大分下げてきているので,これからどうなるかはわかりません.

 でも言えるのは,必ずどこかで反転する,即ち,今は売りなので,いつかは買いになるということです.そして材料的なこと,正確には,材料によって動く人間心理的には,いろいろありますよね.

 120兆もの運用資産をもつ日本のGPIFが株式保有比率を増やすかどうかが7月には決まるのではないかと言われてますし,法人税の減税も検討されてるようですし,来年消費税を10%に上げるのはmustでしょうから,それを危うくする経済指標が出てこないように手は打つでしょうね.NISA口座を開設して買いたくてうずうずしている鴨もいっぱいいます.問題はそのタイミングがいつかということですが,もうちょっと先のような気はします(がまだわかりません).

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5/22'14
[何か変?]
(日記)

 最近,このサイトの記事を書いてて思うのですが,何か変というか,読む人の立場からするとちょっと変な感じがするんではないかと感じています.どういうことかと言うと,自分の行動が他人の目や評価によって左右されることはないとずっと書いてきましたが,最近ますますそういう感じがするんですよね.

 理由としては,どんどん自由になって守るものがなくなってきたということがあると思いますし,あまりに他人や周りに迎合し,なおかつ,そういう振りをしてその実は,結局自分のことしか考えていない世の中の風潮に辟易していることがあると思います.

 でもそれが世の中の風潮というか大勢だとすると,それに批判的な私は,周りからは批判的に見られるということですよね.まあ知ったこっちゃないですが,今こういうことを書いているということは,ちょっとは気にしてるのかな,とは思ってしまいます.

 わかってくれる人はわかってくれると思ってますが,誰にも理解されないとするとさすがにちょっとしんどいですからね.でもだからと言って,肝心なことを周りに迎合することはあり得ませんけど.

 ということは,別に肝心でないことはてきとーに合わせてはやってるってことなんですが,そういうことがだんだんばからしく,ストレスに感じていることは既に書いた通りです.

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22b
[]
(日記)

 何でもやってみなきゃわからない,ということで,「少入少出」ではなく「多入多出」というと極端ですが,敢えて食べることを減らさない,平たく言えば,お腹が空いたら食べる,ということでやってみようと思います.

 単純に考えれば,食べる量が増えればその分体重が増えてしまうので,そうならないように体を動かすということになります.

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22c
[]
(世の中)

 大飯原発再稼働差し止め判決ですが,ここで書いたことがそのまま当てはまりますね.つまり,川内原発の場合と同様,基準地震動を引き上げたって,結局,想定内想定外という話であって,想定外のことが起こったときのことに対処(例えば,想定以上の地震動で建屋が壊れても想定以上の津波が来ても安全に原子炉が停止するとか)できてなければ福島のときと何も変わっていないと言われても仕方ないでしょう.

 そもそも,今時,基準地震動を地動最大加速度(ガル)で規定してること自体がもう時代遅れでしょう.いくら原発が短周期構造物でひび割れも許容しない弾性設計といっても,地動最大加速度のような敏感な指標を使えば,基準地震動を越えるものなんかいくらでも発生しうるわけで,実際,東日本大震災を始め,(原発が建つような固い地盤でも)大加速度地震動が観測されてるわけですからね.

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5/23'14
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(経済)

 昨日,今日と大分戻したようですね.でもチャートを見ると,きれーに右下がりのボックス圏相場となっていて,もう上値が重くなってくるレベルですね.

 

 これからどうなるかはもちろんわかりませんが,GPIFの株式比率の拡大は見送られるようですし(ほんとみんな責任とりたくないんですねー),もう1回くらい下値を見に行く感じなのかなー.

※何度も同じことを書きますが,ここで相場観のようなものを書くとしても当たる確率は1/2で,このサイトに書いたことを基に売買をされる方はいないと思いますが,もしおられて損失を被られても,もちろん責任は取りません.

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23b
[私の考え方]
(経済)

 また少し種明かし,でも結局は,これから書くこともこれで勝てるとかいうたぐいのものではないのですが,このサイトで「買い」とか「売り」とかいう用語?が出てくるのですが,N村総研とかの専門家と話をするとそれがよーわからんと言われます.要は,私の考え方ってふつーのプロとか一般の人達が行ってるやり方と大分(全然)違うということらしいです.

 ふつーのやり方というのは,どういうのかと言うと,株であれば「株を買う」ということでしょう.具体的には,数多の銘柄の中から上がりそうな銘柄を業績とかいろんな指標や材料などから選んで買い,値上がり目標を設定し,そこに到達したら売る,見込みが違ったと思ったらまた銘柄選定をして乗り換えるといったことなのでしょう.私の考え方は全然違います.

 まず銘柄はどーでもいいです.極端な話,全体の動きそのものである指数先物が使えるのならそれが一番楽です.そして,そういった全体の流れの中で,これから上がる(だろう),これから下がる(だろう)と言った転換点を見極めます.これから上がる(だろう)という転換点が「買い」,これから下がる(だろう)という転換点が「売り」ということになります.ですから,相場全体が上がろうが下がろうが構いませんし,上がっても下がってもドラティックに激しく動いてくれた方がいいです.

 そもそも日本株をやるのなら,成長しきってこれから人口が減っていく先進国で,株価の上昇を前提とした「買い」しかやらないで勝ち抜く方が難しいでしょう.じゃあ,新興国となるかというと,為替リスクや経済システムの破綻やデフォルトのリスクの方が大変です.

 日本株を売買するのに,ほんとは,全体の動きそのものである指数先物が使えるのならそれが一番楽なのですが,日経225やTOPIXのような指数はとても値動きが重いので,全体の動きと連動性が高く,かつ,値動きが大きい準大手以下の証券株(と地震対策で建設株)はどうでしょうかということです.そして,全体の動きとの連動性も実はどーでもよくて,準大手以下の証券株の大きな流れの転換点がわかればいいわけです.

 でももうおわかりだと思いますが,それがわかりゃー世話ないですよね(^^;.ですから,冒頭で書いたようにこの記事もこれで勝てるとかいうたぐいのものではないということです.

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5/24'14
[]
(日記)

 積極的?に食べるようにしていたら,あっという間に2kgくらい体重が増えました.実際,練習以外は特に体を動かしておらず,「多入多出」ではなく,「多入少出」になってるわけですからね.こうやってみんな太っていくんですねー.

 問題はどうやって「普段」体を動かすかですねー.練習はかなりしんどくて,次の日は体のあちこちが痛い状態です.特に右脚の付け根はまだずっと痛いです.そういう状態で走るとかいうのはちょっと無理かなあ.だとすると,練習のときに(ついでに)有酸素系の運動をするとかですかね.具体的にはアップやトレーニングをするということでしょうか.実際必要なことですしね.

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24b
[経済日記]
(経済)

 新たな試み?というか,既にちょこちょこは書いてるのですが,現在,そしてこれからの経済の様子について,現在のことはできるだけ客観的に,これからのことはてきとーに(^^;,節目節目で日記のようにここで書いていこうかなと思っています.

 具体的には,超近代で短期の歴史研究において,あとから見て参考になるように記録を残しておこうということがあります.実際,ここ20年くらいのことを調べたときにこのサイトにちょこちょこ書いていた記事がとても参考になったということがあります.実際,自分が肌で感じたことを書いてるわけですからね.あとで検索しやすいようにということで「経済日記」という造語にしました.

 もちろん,何度も同じことを書きますが,現状はともかく,これからのことについては,当たる場合もあるでしょうし,はずれることもあるでしょう.そういうことも含めて正直に記録しておくということです.このサイトには,嘘は書かない,いいこともそうでないことも正直に書くというコンセプト?にも合致しています(でももちろん「全て」を書くわけではありません).

 あと,これからのことを書くときは,あくまで「経済日記」ですから,これも既に何度も書いてることですが,私がどうなると思うか,ではなく,(不本意ながら)世の中だどうなると思っているかについて書くということになります.

 とりあえず,この記事が最初ということになりますかね.追加情報?としては,GPIFの株式比率の拡大は見送られたと書きましたが,そうではなく,GPIFの株式比率の拡大に反対する厚労省の天下りを抑制する組織改革が見送られたということらしいです.

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24c
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(経済)

 日経225ベースで14000円の攻防が続いていますが(でも準大手以下の証券株はどんどん下値を切り下げてますが)と書いたのですが,チャートを見てみました.上から日経225,証券の代表銘柄(01銘柄)である大和證券,そして,小型の高木証券です.

 

 

 

 確かに証券株は,この辺から,ほぼ一本調子に下げ続けていて,日経225が14000円に近づくたびに下値を切り下げてますね.

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24d
[]
(野球, バドミントン)

 ライオンズ相変わらずひどいですねー.今日は交流戦に入って4試合目でまだ勝ちがないのですが(2試合目のジャイアンツ戦の負け方はほんとひどかった),エース岸でもよれよれでやっと勝った感じです.

 あと,トマス杯とユーバー杯やってるんですね.女子が決勝で1-3で中国に負けたと一瞬ニュースでやってました.でも決勝進出は,1981年の優勝以来ですね.男子も準決で3-0で中国に勝って決勝進出だそうです.すごいじゃないですか.でも,潮田さんが引退して,メディアの取り上げられ方はめっきり減ってしまいましたね.潮田さん本人はいっぱいテレビ出てるけど.

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5/26'14
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(バドミントン)

 トマス杯優勝したんですね.史上初ですよね.すごいじゃないですかー.

 でも(そんなにちゃんと見てるわけじゃないですが女子サッカーのアジアカップ優勝とかAKBの殺傷事件とかの陰に隠れて?)ほとんど報道されてませんね.そんなもんなんですかね.すごいことなんですけどねー.

 でも準決の中国には3-0だし,何か事情というか正当に評価されない何かがあるのでしょうか? でもとにかく世界一は世界一だし,サッカーで言えばワールドカップで優勝したということなわけで,史上初の大快挙ですからね.

 でもメディアが大きくとりあえげようがそうでなかろうが,そんなことは別に関係ないっちゃあ関係ない話です.

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26b
[組み合わせ計算に特化した]
(世の中)

 このサイトで何度か書いた量子コンピュータですが,組み合わせ計算に特化した形で実現したというニュースが流れていました.でも組み合わせ計算にしか使えないんじゃねー.

 でもぱっと思いつくのは,ほぼ無限の組み合わせ計算ができるのなら,将棋や碁には使えるんじゃないかということです.つまり,予め考えられる全ての組み合わせを計算しておいて,相手が指す手に従って絞り込んで,自分が勝つ組み合わせを選択していけば,必ず(100%)コンピュータが勝つということです.

 なんかつまんない話ですが,人間と自動車がマラソンで勝負しても人間が勝てるわけないですから,そういう時代がやってくるのは時間の問題ということでしょう.

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26c
[経済日記]
(経済)

 今日も(日経225も準大手以下の証券株も)上げました.3日連続ですね.右下がりボックス圏の一番上まで来たことになりますが,問題はここから上に行くかまたボックス圏に戻るかでしょうか.でもこんだけ一本調子に下げてきたのでそう簡単に潮目は変わらない感じはするのですが.

 

 

※何度も同じことを書きますが,ここで相場観のようなものを書くとしても当たる確率は1/2で,このサイトに書いたことを基に売買をされる方はいないと思いますが,もしおられて損失を被られても,もちろん責任は取りません.

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26d
[まただめ]
(大学)

 大学の講義で資料をアップしたりするmoodleというソフトがあったのですが,使い勝手が悪いということで,manabaというものに変わりました.で,使ってみたのですが...まただめですね.

 もちろん,マニュアルを読めばいいんでしょうが,こういった類のソフトはすぐに直感的に使えなければ「使えない」と私は思っています.ということで,また使うことはなさそうです.

 でもなんでいつもこんな使い勝手の悪いものしかできないんでしょうか? 使う人のことを全然考えてないってことですよね.ほんとしょぼいなー.

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26e
[殺伐]
(経済, 世の中)

 自動車メーカーは,今後は収益性の高い高級車に比重を移していくという報道がされていました.自動車に限らず,これから金持ち重視の世の中にどんどんなっていくということですね.

 金持ちはますます金持ちになって,高級車のような大して意味がないものに無駄なお金をどんどん使い,その分,貧しい人はますます貧しくなり,食べるにも事欠くようになる.そんな殺伐とした世の中にしてまで経済成長する意味がありますか?

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5/27'14
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(経日)

 経済日記とか言うとなんか仰々しいので「経日」という一見意味不明の造語にしました.

 今日も上げて上に抜けてきましたね.もう一度下を見に行くと思っていたのですが,このまま上に行ってしまうのでしょうか.でもチャート的にはいろいろ買いのサインが出ているらしく(と日経に書いてあった),このまま上に行ったらあんまり面白くはないですね.

 でもそういうサインってその通りになるときもあるけど,ならないときもあって,トータルすると使えねーというものなんですが,ということは,その通りになることも(半分くらいは)あるってことですからね.

 経済情勢的には,中国とかウクライナとかタイとか不安定要因はあるのですが,ここで書いたように法人税減税とかGPIFの株式比率とか消費税増税に向けての対策とかプラスの材料がどこかでぽっと出る可能性はあります.

 なお,「経日」を書き始めて,毎日のように書いてますが,本来的には,何か動きがあったときに書くもので,毎日書くようなものではありません.つまり,ここ数日,たまたまいろいろ動きがあるってことです.

※何度も同じことを書きますが,ここで相場観のようなものを書くとしても当たる確率は1/2で,このサイトに書いたことを基に売買をされる方はいないと思いますが,もしおられて損失を被られても,もちろん責任は取りません.

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27b
[健康寿命]
(世の中, 生き方)

 健康寿命,要は,介護を受けずに自立して生活できる寿命というのがあって,日本人男性の平均は,70歳くらいらしいです.どう思いますか?

 今のまま行くと70歳くらいまで働かされて,定年でクビになった途端に要介護者,そして,10年弱くらい介護を受けながら生きながらえるってのが「平均像」ってことですよね.どう思いますか?

 もちろん,自分が「平均」かどうかという問題はあるのですが,これじゃあ夢も希望もないですよね.要は,このまま流されて周りの人達と同じようにやってたんでは,だめってことです.

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5/28'14
[右股関節痛]
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 右脚の付け根の痛みですが,昨日の練習でどうにも痛くなったので,整形外科に行ってきました.レントゲンを撮ってもらったところ,右股関節の隙間がちょっと狭くなってて,変形性股関節症の初期段階の可能性があるとのことでした.何年か前にレントゲン撮ってもらったときは,異常なしだったんですけどねー.

 とにかく安静が大事で,できるだけ動かさずに歩いたりもしないようにとのことです.バドミントンはよくないみたいで,(もちろん痛みがなくなってからですが)運動するなら跳んだり跳ねたりしない自転車や水泳を薦められましたが,別に健康のためにバドミントンしてるわけじゃないですからねー.

 当面は,安静にするしかないですが,それから先はどうしましょうかね? 今回は,炎症を抑える飲み薬と痛み止めと貼り薬をもらっただけで,抜本的な治療にはなってませんからね.痛みがおさまればまたバドミントンできますかね? もしだめで,どうしてもバドミントンを続けたいのなら手術ということになるのでしょうか? でもそこまでしますかね?

 どうなるかはわからないのですが,昨日書いた健康寿命じゃないですが,これから先,こんな感じで次々と少しずつ「人生が終わっていく」んだなーとは思いました.もちろん残念な気持ちもあるのですが,ここまで楽しくやってこれたので,それはよかったと思います.ていうか,既に書きましたが,やるだけやってこれてほんとによかったという満足感もあります.

 これからですが,全てが終わる,即ち,死に向かって,どうやって人生を終わらせていくかはやっぱり大事ですね.夢や希望に向かって頑張るとか,アンチエイジングとか言ってそういうことに抗うだけでは,あっという間に健康寿命になってしまうでしょう.

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28b
[分党]
(政治, 経日)

 N本維新の会が分党するそうです.でも分党じゃなくて単なる分裂ですよね.もともと考え方が違うのに選挙のために無理矢理いっしょにやってたわけですからこうなるのは当然です.でもこれを機に野党再編とか言ってるみたいですが,ちょー今更で,却ってJ民党独裁を加速させるだけでしょう.

 当分国政選挙はありませんから,今野党がじたばたしてもどうしようもありません.つまり,衆院解散に追い込むにはJ民党が何か失点をする必要があるわけです.(いいか悪いかは別にして)国民の期待は経済政策のようで,昨年までは,順調に得点を重ねてきました.でも株価下落に現れているように,今年に入って大分雲行きが怪しくなってきました.

 このままでいいとJ民党も考えてないでしょうから,どこで手を打つかですかね.もう少し先かと思っていたのですが,意外と早いのかもしれません.

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28c
[あってはならないこと]
(大学)

 具体的には書けませんが,研究室であってはならないことが起こりました.耳を疑うような驚くようなことです.今日の研究室会議で学生にも話しましたが,みんな一様に驚いていました.

 でも,昔だったら裏切られたとか騙されたということになるんだと思いますが,私の中は割と平静で,ふーん,ほんとにそんなことあるんだ,と(言葉はどうかと思いますが)ちょっと新鮮な感じです.だって,最終的には本人の問題ですからね.

 私はもちろん学生に対してできるだけのことはしたいと思ってますが,学生にその気がないのなら,あっそう,じゃあご自由にどうぞってことです.こういうのも一種の精神的タフネスということも既に書きました.50過ぎたらもう何でも来いですからね.

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5/29'14
[とんちんかん]
(地震防災)

 島崎先生,原子力規制委員会交代させられるんですね.理由としては,彼が言うことが厳しくて,原発を再稼働できないからということのようです.要は,こういうのって,学術的に決まるんじゃなくて,経済的,政治的に決まるってことです.ほんとなにやってんだか.

 まず言えるのは,何度かこのサイトで書きましたが,基準地震動の問題でしょう.地震動の大きさがある値を越えたら壊れるってことなんですが,原発では基準地震動の大きさをなんと地動最大加速度(ガル)で決めています.でも構造物のことがわかる人なら,原発に限らず,構造物が壊れるかどうかが地動最大加速度なんかで決まらないことはみんな知ってます.

 でも島崎先生は,地震学者ですから,構造物の破壊メカニズムのことはわかりません.つまり,彼は,○○原発のサイトで,○○ガルを越える地動最大加速度が発生する可能性があるかときかれて,はい,その可能性はあります,とある意味真っ当に答えただけの話なのです.

 ここまで来るとおわかりでしょうが,原発の建設サイトに被害が及ぶ地震動が発生しうるかどうか,という議論に全くなっていないということです.だって,構造物が壊れるかどうかが測れない指標(地動最大加速度)で発生確率を議論しているわけですからね.ほんと驚くべきことですが,なんでこんなことになってしまってるのでしょうか.

 それは,原発に限らず構造物を建設するのには,地震学という理学と土木・建築工学という工学の両方が必要なのですが,それが全く連動していないからです.理学の人は,防災なんかに興味はなくてひたすら地球の研究をしてる,一方,工学の人は,構造物や建物の研究はするけど,地震のことは全くわからないし興味もない.

 これじゃあ,安全な構造物を作ることはおろか,そういう議論すらできないのは当たり前で,結局,経済的,政治的に決まってしまってるわけです.私は,理学と工学の両方にまたがって研究をしているので,そのとんちんかん具合がほんとに手に取るようにわかります.

 あとは,これも何度も書いてきましたが,基準地震動という考え方そのものが問題です.地動最大加速度ではなく,構造物が被害を受けるかどうかを正確に測れる指標を使ったとしても,基準地震動を越える地震動は絶対に発生しないなんてことは誰も断言できません.つまり,基準地震動を越える地震動が発生したときの対策をしっかりしておくことが重要なのです.

 でも今の日本は,そうなってないこと,そういう基準を設けて,それを越えれば「想定外」と言って責任逃れをするシステムになってることは既に書きました.つまり,福島で犯した過ちをまた繰り返そうとしてるってことです.

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29b
[現実的には]
(地震防災)

 上の続きです.じゃあ現実的にどうしたらいいか,ですが,長期的には,原子炉建屋の耐震性とそれを測る地動最大加速度以外の地震動強さの関係,および,発生確率の検討は必要でしょう.でもこれはすぐには無理です.

 私は頭でっかちで非現実的な理想だけを是とする堅物学者ではありませんし,現実や今の世の中の仕組みを直視した上で,物事を(ある程度)柔軟かつ現実的に考えるとするとどうなるでしょうか.地動最大加速度をベースとした基準地震動云々の議論は,意味がないのですが,そういうことを決めなければ設計はできませんから,とにかく決めるしかないでしょう.

 こういうのは一つの約束事で,例えば,地動最大加速度以外の指標を使ったとしても100%想定以上の地震動が発生しないとはどのみち言えないのですから結局同じことです(そういう意味で,地動最大加速度を基準地震動を表現する指標としてある意味「放置」してきたという経緯もあるのだと思います).

 だとすると,今やるべきは,何度も同じことを書きますが,想定以上の地震動や津波が発生したときでも「100%安全に原子炉が停止し,放射線が外部に一切漏れないように」何重にもフェイルセーフシステムを構築しておく以外にないでしょう.

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29c
[コンドロイチン(とグルコサミン)]
()

 そうそう,K纈先生ちの老犬がぴんぴんしたコンドロイチン(とグルコサミン)ですが,今ではないのですが,試してみましたが,特に効果なしでした.で,使うなら今でしょということで,ちょっと調べてみたんですが,要は,若干の消炎作用と鎮痛作用があるってだけみたいですね.だったら,消炎剤と鎮痛剤はもらってるので今は使っても意味ないですね.

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5/30'14
[ゴミゼロ]
(世の中)

 今日(5/30)は(語呂合わせで)ゴミゼロ(530)の日だそうです.でも,自分で買い物して料理してるとわかりますが,ゴミゼロなんてとてもとても...テレビでは生ゴミは乾燥させていただくだけで量が格段に減りますとか言ってましたが,生ゴミなんか僅かなもんですよ.

 じゃあ何が莫大なゴミになるかというと梱包材です.この量がものすごいです.じゃあ梱包材を減らす努力を,ということになりますが,今以上に減らすのは無理でしょうね.だって,ヨーグルトや牛乳やお米を梱包材なしで売ることも買うこともできませんからね.

 つまり,ゴミゼロなんて非現実的な話ってことです.もしそうしたいのなら,生ゴミではなく,プラスチック系のゴミを家庭で安全に処理する方法を考えるべきでしょう.

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30b
[バドミントンってやっぱマイナー?]
(世の中, バドミントン)

 日本男子がトマス杯(サッカーで言えばワールドカップ)で,史上初の世界一になったにも関わらず(同じ日に女子サッカーがアジアカップで優勝したこともあって),ほとんど報道されなかったことについて,バドミントンってやっぱマイナーじゃん,てな議論がなされてるようです.

 この辺については,このサイトで既に議論しましたね(例えば,こことかここ).それによれば?野球やサッカーにはもちろん及びませんが,バドミントンは意外とメジャーってことでした.

 でもそもそもスポーツのメジャー度って何でしょうね? そりゃー競技人口の多さでしょ,ってことになりそうですが,だとすると,野球とかサッカーを競技としてやってる人なんかそんなにいませんよね.特に野球なんかちゃんとした硬式の球を使ってふだんから競技してる人なんかごくごく僅かでしょう.

 てことで,ちょっと調べてみました.

 例えば,これを見ると,野球はキャッチボールを含めても10位,サッカーはフットサルを入れても11位です.じゃあ,1位を見ると,ウォーキング,軽い体操(^^;です.そりゃそうだ.で,2位が何とボーリングです.なるほどー.確かに会社帰りに職場のみんなで行くってことありそうですからね.

 ていうか上位の10位以内は,ゴルフはともかく,ジョギングとかハイキングとかサイクリングとか釣りとか言った感じで,競技と言えんのかよ,という感じです.

 そして驚いたことに,バドミントンは,野球,サッカー,スキー・スノボについで13位になっています.つまり,卓球,テニス,バレーボール,バスケットボールより上,即ち,競技人口は多いってことになります(ただ,野球でキャッチボールがOKなら,でもバドミントンも「庭で羽根つき」でOK?).

 このサイトに至っては,1位ウォーキング,2位ボーリング,3位水泳,4位ゴルフ,5位バドミントン,6位卓球,7位サッカー,8位野球,10位バレーボール,11位バスケットボールです.

 これも既に書きましたが,実際,バドミントンを競技としてやってる人はかなり多くて,地域の体育館の利用率を調べると多分バドミントンが1位で,バスケやバレーより多いと思います.つくば市の団体戦というのが年に2回あるのですが,ものすごい人達がどわーーっと出てきてびっくりする,という話はどこかでしました.

 そして,全日本とか上の試合になってくると,強いのがうじゃうじゃ出てきてもうほんと嫌になるくらいです.つまり,バドミントンで,日本一とか世界一になるのって,競技人口的に言っても,とてつもなく難しく大変なことなんですよ.ですから,プロ野球選手になって年俸何千万も貰うのと,バドミントンでトッププレーヤーになるのとどっちが難しいかと言うと意外とびみょーかもしれません.

 ここまで来るともうおわかりでしょうが,日本男子がトマス杯で優勝したにもかかわらず,メディアに見向きもされなかったのは,バドミントンがマイナーで競技人口が少ないってことじゃなくて,「観るスポーツ」としてマイナーということなんだと思います.

 野球やサッカーは,確かにちゃんと競技してる人は少ないかもしれませんが,プロスポーツとして成立してますから,「観るスポーツ」として圧倒的にメジャーということです.そういう意味では,バドミントンは,「観るスポーツ」としては,圧倒的にマイナーと言わざるを得ません.だって,ちゃんとした競技としてのバドミントンの試合の中継なんか,オリンピック以外では,地上波だと年1回の全日本総合くらいで,それこそハンドボールとかフィールドホッケーと同じくらいの頻度でしか放送されませんからね.実際,競技人口はバドミントンより少なくても,「観るスポーツ」としては,テニス,バレーボール,バスケットボールや相撲の方が遥かにメジャーでしょう.

 ただ,これも繰り返しになりますが,私個人的にはバドミントンがメジャーになって欲しいとは思ってません.だって,バドミントンが「観るスポーツ」としても人気が出て,多くの人がプレーしたいと思ったら,体育館がとれなくて困るじゃないですか(自分勝手).

 ていうか,そもそも多くの人に注目されるかどうか,つまり,ド素人に評価されることなんか,どーでもいいことですからね.

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30c
[また騙された]
(世の中)

 また騙されました...同じメーカー(Kゴメ)のトマトジュースです.ちょっと安いなと思って手にとって買ってきて,家で封を切るときまた異様な違和感です.ほんとにひどい...

 Y菜生活と同じメーカーという認識がなかったのが盲点ですかねー.でもやっぱりひどいのはメーカーでしょう.違うメーカーのものと並んで棚に並んでいるのですが,横幅は同じですから,一見他のメーカーのものと全く区別が付きません.

 ただ今度は一応「スマートペット」と表記がしてありました.CMでもそう言ってるようです.おそらく苦情が殺到しているのでしょう.でももう騙されませんし,今後一切Kゴメの製品は買いません.

 でも思ったのは,このメーカーがひどいということもありますが,私が衰えたな,ということでしょうか.以前だったら,手に取ったら軽いし細いって気づいたと思うんですよね.

 でも家ではすぐ気づいたのに,スーパーではなんで気づかなかったのかはやっぱり謎です.横幅を揃えているというのもありますが,何か巧みなトリックが仕掛けられてるのかもしれません.

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30d
[梱包ゴミ]
(生活)

 膨大な梱包材を減らす方法ですが,箱状のものは,解体して平面にしてしまえば「かさ」は大分減るんじゃないかと思いました.で,やってみました.劇的に減りました.ただ,はさみが強力じゃないと手が痛いので,強力なはさみを使った方がいいですね.

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30e
[]
(経日)

 出来事的には特に何もないのですが,その後堅調に推移し,報道も強気的なものが多いのですが,さすがに上値が重くなってきました.問題はまたボックス圏に戻るか更に上に抜けるかでしょうか.つまり,またボックス圏に戻ると思う売り手と上に抜けると思う買い手が戦っているわけで,勝ち馬に乗ったらあとは高みの見物,負け馬に乗ってしまったと思ったらすばやく勝ち馬に乗り換えるの二択です.

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30f
[]
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 何度も第一の人生が終わって第二の人生が始まった,と書いていました.そして,どうせなら第二の人生は,第一の人生とは違ったものにしたいとも書きました.

 でも,第一の人生はとても楽しく充実していたので,それと違った人生だとすると,楽しくなく充実もしてない人生(例えば,自堕落に過ごすとか)ということになってしまいます.それはそれでちょっと面白いとも思うのですが,要は,違った人生ということは,言葉を変えると,第一の人生でまだやってないことをやる,ということになるかもしれません.

 じゃあ,第一の人生でやったことというとどうなるでしょうか.まず仕事はしました.やりたいことを仕事にしたので,思う存分楽しむことができました.私としては,それで充分だったのですが,思いがけず社会からそれなりに評価もしていただいたと思います.

 仕事と来れば,次は,家族ですかね.要は,愛する人に出会えたかということですが,これもそういう人に出会えてほんとによかったと思っています.なんで彼女に出会ったか,そして,どうして彼女だったのかとよく考えるのですが,今にして思えば,ほんとに奇跡的だったと思います.

 結果的に子供は作りませんでしたが,次世代の人を育てるという意味では,研究室をもって学生達を育てながら楽しくやってこれたので,この点についても充分に満足しています.これも何度か書いていますが,私は血が繋がってるとかそういうことに対する拘りは全くありませんし,そんなことより,考え方が近いとかいったことの方がDNAが近いと感じます.

 あとは,仕事以外にやってることですが,人生や哲学的なことについて考えること,芸術,スポーツなど自己実現に繋がることをこれも思う存分やってきました.

 こうして第一の人生でやったことを振り返ってみると,もうやり残したことなんかほとんどないこと気づかされて逆に愕然とします.どうしましょう?

 消去法的に考えると,あとはもう「悪いこと」くらいしか思い浮かびません.でもさすがに犯罪まがいなことはできませんしやりたくもないですから,敢えて言えば,金儲けくらいかなとは思います.マズローの法則的には,ほんと順序があべこべですが,くしくも仕事が定年が近づいてきて,キャッシュフローを失う中でそういうことも必要になってきました.

 もちろん,金儲けと言ってもいろいろで,例えば,会社を作って経営するっていうことも考えられるのですが,そういうのの面白さって,金儲けじゃなくて,やっぱり「経営」というか,マネージメントですよね.そういう意味では,研究室の運営でそういうことはもう充分に体験したのでもういいですかね.

 あとは,金儲けするんだったら,平均の何倍とかいうレベルじゃ意味ないってことですかね.ていうか,その程度の給料だったら既に大学からもらってますからね.

 具体的には,既に書きましたが,2オーダー,即ち,平均の100倍くらいのお金があれば,何かできるかもしれないとは書きました(例えば,今研究していることを続けるための,あるいは,もっと広い意味で真に価値あることするための研究所のようなものを作って運営するとか).

 とまあ,バカな考え休むに似たりといった感じですが,こういうとりとめのないことを考えてここに書くこと自体,結構楽しめて面白いものです.

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 第二の人生とか書くと,もう仕事はしないのかと言われそうですが,まだまだばりばり仕事(研究)して行きますよ.ていうか,上で書いたように,定年後も何とか続ける方法も模索して行きます.

 既に書きましたが,人生50年,第一の人生が終わって,もう働かなくても食べて行けるという(過酷な)状況でこれからどうするか考えたとき,学生を指導しながらの研究活動は(無給でも)続けて行きたいと思えたってことですからね.

 ただ,50を過ぎてからは,いろんな仕事が増えて,自分で研究することはもうほとんどできなくなってしまいました.でも一時期は随分思い悩みましたが,最近は,自分でやるのではなく,面白いところ,そして,大変なところも含めて,学生達にやってもらって,彼らに思う存分楽しんでもらって,かつ,苦労してもらって成長してもらうのがいいのでは,とようやく思えるようになってきました.

 もちろん,一番大変な研究テーマを考えることをするのは私ですし,10人を越える学生達一人一人に研究テーマを与えて,指導しマネージメントするのはほんとに大変ですが,そういう形でこれからもばりばり研究活動を続けて行けたらと思っています.

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5/31'14
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(日記)

 股関節痛で,運動はおろか,できるだけ歩かないように,ということでさすがに体調が悪くなってきました.

 股関節痛は,4年前にも苦しめられたので,そのときの記事を読み返してみたんですが,今回と同じように最初は運動していたのですが,どうにもならなくなって整形外科に行って体を動かさず投薬をして静養して,時期を見てバドミントンを再開して,でもあんまり具合はよくなくて,みたいな感じでした.

 ちなみに最初に痛めたという記述があるのが20091215で,その後,運動を続けるも整形外科に行って(100119),運動を続けるもだめでもう1回行って(100216),その後静養になって,あ,ここに詳しい経緯がありますね.

 その後,100405あたりからぼちぼち運動を再開するもその後ずっと不調で(例えば,101231),ただ,2011年になると股関節に関する記事はなくなってたので,何とか騙し騙しやってたということでしょうか.てことは,最初に痛めて意識しなくなるまで1年ちょっということになりますね.

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31b
[]
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 昨日の記事なんですが,なんか変な感じがしてきました.眠っているときもそういう夢を見ていたと思います.

 これも既にどこかで書きましたが,私は「やりたいのなら今やる」のですから,だとすると,「50を過ぎてからは,いろんな仕事が増えて,自分で研究することはもうほとんどできなくなってしまった」というのは変ですね.ほんとにやりたいのなら何としてでもやるでしょうからね.

 ですから,そういうことはこれまで思う存分やってきたからもう充分に満足した,あとはおいしいところは若い人達やっていいよ,ってことなんだと思います.つまり,私のするべき仕事は,そういうことをお膳立てすることってことになりますかね.

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31c
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(サッカー)

 そう言えば,もうすぐ(サッカーの)ワールドカップ始まるんですね.オリンピックと同様,視聴率をとらないといけないメディアは期待を煽る報道になってしまうと思うのですが,客観的に見てどうなんでしょうか?(誰も言わないけど,3戦全敗→ベスト16→2敗1分→ベスト16と来てるんで,順番から行くと今度は...)

 確かに海外でプレーしている選手も増えて,年々レベルは上がってきてますが,本田,香川といったエース級の選手は,不本意なシーズンを終えたばかりです.内田,吉田といったディフェンスを中心に長谷部など怪我あけの選手も多いですし,いいシーズンを送ったと言えるのは,岡崎,長友くらいではないでしょうか.

 でも4年前もコンディション的に最悪に近かったのですが,このサイトでも書きましたが,直前のイングランド戦で明らかに動きが変わったのをはっきり憶えています.

 ですから,とりあえずは,直前の2試合を観てみますか.

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31d
[気候が温暖なところ]
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 今日は暑かったですねー.つくばは冬とても寒いのですが,夏も東京よりは涼しいですが,とても温暖と言えるところではありません.

 将来住みたい街について,このサイトで何度か書いてきましたが,歳をとると気候が温暖というのも重要かもしれませんね.ということで,東京から近いところで一年中温暖なところはどこかと思ってちょっと調べてみました.どこだと思いますか?

 答えは,銚子,勝浦などの千葉県の太平洋側です.東京には特急で2時間くらいで出れます.交通の便的には一本で行ける勝浦ですかね.半島で海に近いので,海洋性の気候で温度変化が小さく,真冬でも平均5度,真夏でも25度で,全国で軒並み30度を越えた今日も勝浦の最高気温は23度です.冬暖かいのはわかりますが,夏涼しいのは意外ですよねー.

 ただ,同じ房総でも鴨川は暑いみたいですから,地形的な要因もあるのかもしれません.もちろん,ただ温暖というだけじゃだめなんで,どんなところか見てみようと思ったのですが,ストリートビューも画像もほとんどありませんでした.あと,スキーに行くのはやっぱちょっと不便かなー.

 あとは,(お金がたくさんあれば)季節ごとに住む場所を変えるのもいいかもしれませんね.ただ,スキーは雪がないところではできませんからね.

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31e
[小宇宙]
(バドミントン)

 競技人口がどうとか,観るスポーツとして人気があるとかそんなことはどうでもいいです.問題は,バドミントンがスポーツとして本質的にどうなのかということです(私にとっては).

 この辺のことについては,ここで既に一度議論していて,仕事をもった社会人が自己実現を目的として続けて行くスポーツとしてはかなり理想に近いということでした.ここでは更にもっとスポーツとして本質的なところを考えてみます.

 まず,観るのとするのは全然違うということがあるでしょう.観ることを主眼にし,プロスポーツとして成立させるのなら,何万人という観客が観戦できる広いフィールドが必要になります.必然的に個人種目ではなく団体種目となり,野球やサッカーはその条件を満たしています.

 でも団体種目だと社会人が仕事をしながら自己実現を目的として続けて行くのは難しいと既に書きました.メンバーを揃えるのも容易ではないですし,屋外スポーツなら雨が降ればできません.

 議論をわかりやすくするためにバドミントンと似たスポーツ,具体的には,個人の球技である,卓球やテニスと比較してみると,決定的な違いに気づかされます.それは,球技なのに「球」を使わないということです.つまり,球ではなく,シャトルを使うのがバドミントンの最大の特徴です.

 シャトルを使うと何が変わるでしょうか? 最大の特徴は非常に空気抵抗が大きいことです.空気抵抗が大きいとどうなるかと言うと,人間があらん限りのスピードをもってシャトルを送り出してもあっと言う間に減速するので,相対的にコートを広くしないで,広いフィールドを使ってプレーするような豊富な運動をすることができる,つまり,単位空間当たり非常に高い運動効果が得られるということになります.ものすごいスピードで球が打ち出されるゴルフがそれに見合った非常に広大なフィールドを要するのと対照的です.

 つまり,まるで広大な宇宙を凝縮したような,1つの小宇宙のような世界を具現しているのがバドミントンということなる,というのは,ちょっと言い過ぎですかね?

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31f
[死に方]
(生き方)

 第二の人生は始まったばかりですし,まだまだ人生は続くのですが,これからどう終着点,即ち,死に向かっていくかは重要だと思います.平たく言えば,死に方ですね.

 俗に言えば,コロリと死ぬのが理想とされてますが,逆に言えば,なかなか難しいということでしょう.コロリと死ぬために健康に留意して過ごしているという人がいて,ぱっときいただけだと???という感じですが,まさにそういうことです.要は,病気で苦しむことなく老衰で自然に死ぬということですね.

 あとは,周りに迷惑をかけないことでしょうか.孤独死するのは悪くないと書きましたが,周りに迷惑をかけないようにしないとですね.

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31g
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(生き方)

 第一の人生が終わったとか,頑張ろうとするとこれ以上頑張るなというDNAの叫びが聞こえるとか書きましたが,「人生10年周期説的」に言えば,好調だった40代が終わって(でも40代は確かに頑張って仕事しましたが,体調はずっと悪かったですから好調だったと言えるかどうかは...)不調?の50代が始まったというだけの話かもしれませんね.

 でも周期的に不調な中で無理矢理頑張ることは,歳をとってからは体を壊すことになりますから,不調なら不調なりにやって行くしかなく,どのみち同じことです.ただ,不調だった10代,30代のように過ごすのではなく,今までのことを学習した上でそれなりに楽しく気分よく過ごして行けたらとは思っています.

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31h
[観るスポーツ]
(世の中)

 観るスポーツ,ですが,今は確かにサッカーや野球がメジャーですが,これから大きく変わっていくかもしれませんね.というのは,大規模なスタジアムに何万人という大観衆を集めて,という時代はいつか終わると思うからです.

 具体的に言えば,著しいIT技術の発達によって,別にその場になんかいなくてもその場にいるかのように,あるいは,それ以上の臨場感(例えば,スタジアムの遠くの席からじゃなくて,フィールドの中から観られるとか)で,家にいながらスポーツ観戦できるようにはもうすぐなるでしょう.そうすると,サッカーや野球のように広いフィールドで行うスポーツでなくてもよくなるわけです.

 問題はそれでどうやって商業的に成立させるかですが,1000円の入場料をとって5万人が観るのが損益分岐なら,観戦料を10円にしてIT技術で500万人に観せればいいわけで,1000円の1/100の値段で90%の臨場感が味わえるのなら,そちらを選ぶ人も多いでしょう.

 同じようなものに旅行があります.既にストリートビューで具現化が始まっていますが,その場にいるかのような臨場感や双方向性があれば,それは即ち「どこでもドア」とは既にどこかで書きました.

 今年卒業した学生が卒業旅行に行かないと言っていて,なんで?ときいたら,だって,別に行かなくても行ったような経験はいくらでもできるじゃないですか,と言っていて,私はなるほどそうだなと思いました(多くの年寄りは「ちっ,近頃の若いもんは...」とか言うんでしょうが).

 いやいや,やっぱ現地に行くのは全然違うというのは(私は現場第一主義なので)そうですが,それは単に,まだ臨場感や双方向の技術が足りないというだけの話でしょう.つまり,技術が進めば,解決する問題ということです.もちろん,それがいいか悪いかは別問題です.

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31i
[変形性股関節症]
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 変形性股関節症について調べてるんですが,よくわからないですね.つまり,整形外科的にもまだよくわかってないんだと思います.

 要は,股関節の軟骨がすり減って神経を圧迫するということなんですが,例えば,靱帯の損傷とか骨折とか肉離れみたいに,機能そのものが失われるというほどのものでは(私の場合はまだ)ないです.つまり,平たく言えば,痛くさえなければ,(まだ)普通に動けると思うんですよ.

 だとすると,たとえば,薬を飲んで炎症を抑えて痛みさえ感じさせなければ,いいってことになります.薬をずっと飲み続けるのはちょっと,ということなら,グルコサミンとコンドロイチンといったサプリメントは,軟骨を再生させる効果はありませんが,炎症を抑える効果はあるようですから,そういうものを摂り続けて痛みを抑えて行けばいいってことも考えられるわけです.

 もちろん,激しい運動をし続ければ,股関節は痛んで行くでしょうが,炎症を抑えて痛みを感じないようにして股関節周りの筋肉を鍛えて股関節を保護するという考え方もあると思うんですよね.

 いずれにしても,既にどこかで書きましたが,お医者さんと言えども,外から人の体を見てるだけですから,自分の中の感覚でいろいろ研究して行くのは必要だと思います.

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