今年もよろしくお願いいたします.
図柄は,福岡県出身の画家,坂本繁二郎によるもので,実は12年前と同じです(どのくらいの人が気づいただろうか?)
昨年末も書いたのですが,年賀状で書くことが昨年一年の心境を端的に表していると思います.でも年賀状を書いてからまた大きな変化があったことは既に書いた通りです.
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nexus5+スマホ電話SIMのその後ですが,極めて快調です.
まず,U200(200kb/s)ですが,スマホとして使う分には,これで充分なんじゃないですかね.そのくらい快適です.だとすると,携帯電話代とスマホのデータ通信とあわせて月1560円!ということになります.月13.6分以上電話する人は,月315円で050plusを使えば電話代を節約できます.
でも,U200で充分ならfonepadの6インチでよかったかなーとも思ったんですが,これ以上大きいと片手でもって片手で操作できないことが判明しました(^^;.ていうか,5インチでもちょっと厳しいくらいです.ですから,少なくともfonepad6はなしですね.
あといろいろ使ううちに,iPhoneの方が快適だったと書いたブックマークとかもAndoroidでも快適に使えることがわかりました.こっちの方が後発ですから,よくできてる感じがします.ていうか当然ですよね.
次にWiMAXが昨日で切れた(新しいのは1/6くらいに来る)ということで,テザリングでも繋いでみました.ただ繋ぐときに「設定」の奥の方まで行かないといけないのが面倒なので,テザリングON/OFF↓
というの使っています.でもほんとは,PCからON/OFFしたいんだけどなー.ブルートゥーステザリングもやってみたんですが,まだうまく行ってません.
さすがにテザリングで繋いでPCを使うとかなり遅いと感じますがしますが使えないことはないです.ですから,お金がない人は,ほんとにnexus5+スマホ電話SIM(+050plus)の月1560+315円で行けるんじゃないですかね?
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この件ですが,大分弱気になってきました.もうあきらめて観念した方がいいのでしょうか? 一部の人間に過剰な負担がかかるのは不公平だと声をあげれば,いろいろ物議を醸すことにもなるでしょう.将来の若い人達のためにと言ったって,所詮自分が楽したいだけだろとも言われかねません.
そうすると,後は大学を辞めるか,要領よくやるしかありません.大学を辞めること自体は私自身は大丈夫ですが,ここでもやっぱり気になるのは,研究室の学生など周りの人達に迷惑をかけてしまうことです.
事を荒立てないでうまくやる方法ありますかね? あるいは,この蟻地獄に救いの手を差し伸べてくれる人はいないんでしょうか?
残念ながらいないんでしょうね.いくら私が大学という一組織のためではなく社会全体の利益に繋がる仕事がしたいと言っても,そういう要望がないということは,所詮お前はその程度の器だと言われているということでしょう.
だったら甘んじて受けるしかないですが,もうどうにもならなくなったら,大学を辞めればいいだけの話です.そうなれば周りには多大な迷惑をかけてしまいますが,私が体を壊して何もできなくなったら,結局同じことです.
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nexus5のbluetoothテザリングは(まだ)できないのですが,なんとAtermM3800RはスマホからだけではなくWindowsからもONOFFできるようです.ですから普段WiMAXが繋がるところはこれでOKですね.
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第二の人生とか言っていたのに,新年早々もうすっかり第一の人生に逆戻りの気分です.ていうか,第二の人生ってなんでしたっけ? なんだかもうよくわからなくなってきました.
第二の人生というのは,もう生活していくためにこれ以上お金を稼ぐ必要がないということで,なんでもやりたいこと,即ち,やるべきと思うことがやれるということだったと思います.そして,そういう条件であらためて考えてみたとき,研究や学生の研究指導,あるいは,それを社会に還元するような仕事は(お金なんかもらわなくても)まだまだやっていきたいと思えたのでした.
そういうところにこの事態です.こうして書いてみると,もう第二の人生なわけですから,どうすべきは明らかですよね.実際そうしている人もいます.それってほんと自分勝手だと思うんですが,自分勝手のどこが悪いとも思いますよね.そもそも私って自分勝手な人間だったはずです.
でも,私の中の感触としては,自分勝手に無下に断ることは非常に難しいと思うようになりました.最初は,大地震が起こった時,業務を遂行できないので,物理的に不可能と言ってお断りしたのですが,そういう場合の対処をしていただいた(外堀を埋められた)というのもありますし,一つの組織に所属していて,そういう話が来る以上は,社会全体ではないにしても少なくとも一つの組織から私が評価され必要とされているわけで,そういうことに逆らうことは,再三このサイトで書いてきた自然の流れに逆らうことになるのかもしれないと思うことがあります.
でも,このまますんなりとはいわかりましたでは,さすがに腹の虫は収まりませんし,今の不公平な状態はどう考えてもまずいです.
ということで,これからのことも考えて不公平な状態をなくす,具体的には,○○長の仕事を他の業務と比較して楽とまでは行かなくても,それなら引き受けてもいいという人がこれから出てくるようにすることを模索していこうと思います.
問題は,それを物議を醸すような,例えば,「問題提起!」みたいな形でやるのか,自然に軋轢なくやるのかですが,できるのなら,後者に越したことはありませんから,そこのところを考えていくということです.考えれば答えは出るはずだと思いますが,どうしても答えが出ないのなら,最後の最後は,断るという選択肢も残されています.
↓相模大野駅の西側の工事がだいたい終わってきれいに ↓昔ながらの商店街も-----------------------------------
当たり前の話なんですが,もう生活して行くのに働く必要がないというお金の問題ではなく,社会や周りの役に立つとか迷惑をかけないとかいう人間関係の問題なわけです.でも,これってよく考えると結構危ない話で,あなたを評価している,あなたが必要だとか言って体よくこき使われるというのはよくある話です.実際,世の中の活動の多くは無駄で大して意味がないことですし,この世に存在する問題のほとんどは大した問題ではないと再三書いてきました.
ですから,そんなめんどくさい状況からさっさと離脱するというのはありだと思うのですが,そうするとどうやって退屈しのぎしていくかということになるわけです.だったら,今の仕事にしがみつくという人は多いと思うのですが,どのみち定年までの話なので,さっさと次の段階のことを考えてしっかり準備して早めに移行しておくというのはありだということも何度も書いてきました.
ただ現実問題として,今すぐリタイアというのは,経済的には大丈夫だとしても周りに多大な迷惑をかけてしまうことを考えると,今回の話は(もちろん条件付きで)受けざるを得ないのかもしれません.でもこの仕事が終わるのは○○○。○○委員長2年と○○長2年の合わせて4年後で(長すぎる...),そうすると,ひと仕事して組織に恩返しもできて,なおかつ,早期退職に応募できるというタイミングにもなるので,そこが一つの節目ですかね.それまでに「次の退屈しのぎ」を見いだせている必要がありますが.
↓初詣 ↓ゾロリ(あまり人気なし)-----------------------------------
スタートを切ったNISAですが,先日,ある人から既にもってる株はどうしたらいいのか?と質問がありました.そのままにしておけばいいんだよと即答しましたが,考えたら,既に株をもっているのなら,100万円で5年間,計500万でも無税なら使った方がいいのでは?と思って,調べてみました.そしたら...
それはできない,新たに購入したものが対象ということだそうです.何度も書きますが,ほんっっっっとしょぼい制度ですね.ていうか,要は,株を買わせる仕組みということです.ほんとひどい話です.
あーでも,少しでも益が出ているのなら,税率10%のうちに一度売って,100万以下を無税のNISAに,それ以外を普通の口座に乗り換えるというのはあったかもしれません.寄付成行で同時に注文を出せば,スプレッド0なのでネット証券使えば費用は数百円(でもネット証券に口座開設して株券を移す手続きが必要)で済みます.今更もう遅いですが.
でも,ここで書いたこと,例えば,寄付成行で同時に注文を出せとか言われてもふつーの人には???ですよね.やっぱり,しょぼい制度です.
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nexus5+スマホ電話SIMが快調ということで,メール環境を見直そうと考えました.今はどうしているかと言うと,PCでEdmaxというメーラーを使っていて,大学のデスクトップとノートPCはSDカードで同期しています.ノートPCが使えない状況はそんなにないのですが,そういうときは,iPhoneでメールチェックだけして,iPhoneから返信することはありませんでした.
ただ,全く問題がないわけではなくて,SDカードで同期するのは,2,3分くらいなので,帰り支度や出かける支度をしながらやれば,バックアップにもなっていいくらいなのですが,秘密ドライブで暗号化していることもあってか極稀にSDカードのFATのエラーが起こって,同期がうまくできないときがあります.もちろん,そうなったら同期しなおせばいいだけの話なんですが,急いでいてそのままにしてあとで修復しようと思っていたら,そのままになっていて,一部のメールが消えたということがこの10年で2回ほど起こってしまいました.
どちらもメール自体はバックアップをとっている(厳密には,yahooメールとiCloudに転送している)ので事なきを得ましたが,あんまり気持ちのいいものではありません.それにSDカードに同期するのもメールの量が増えると時間がかかるようになってきて,年に1回くらいの整理が必要でした.
ここまで来るとおわかりだと思いますが,だったらwebメール使えばいいじゃんということになりますよね.でもwebメールってブラウザで作業をするので,もさもさ感は否めませんし,容量制限もあって何らかの形でPCにバックアップをとらないといけません.
そこで,webメールとメーラーのいいとこどりができないかと考えました.具体的には,PCではメーラー,nexus5とタブレットではwebメールを使い,webメールで返信やメールの振り分けなどの作業をしたら,PC上のメーラーも自動的に同じ状況になる(PC上のメーラーで作業したときのwebメールも同様)ようにできないかということです.
これは調べたらすぐわかりました.具体的には,プロトコルをpopではなくimapを使えばいいということです.ただ,Edmaxのフリー版はimapに対応していなので,対応したメーラー探す必要がありますが,これは今ではOutlook(は使いたくない)などいくらでもあります.
あとは,webメールを何にするかです.今はiCloudを使っていますが,送信するとき差出人を大学のアドレスにしたいのですが(でないと返信がiCloudに行ってしまう.reply-toをいちいち設定するのもめんどいし,以前の経験だとそれでも差出人に返信されてしまうことがある),iCloudではできないようです.
で,当然のようにたどり着いたのは,Gmailでした.既にアカウントはもってますし,Androidのスマホ使うのなら,まあこれが普通ですよね.実は,最初iCloudとOutlookを使うしかないかと思っていたのですが,iCloudで差出人の変更ができないのが決定打となりました(Outlookを使わずに済みました).
ということで,しばらくこれでやってみようと思います.メーラーは,Outlookはやっぱり使いたくないので,サンダーバードとシルフィードを試して,今のところPCにメールをエクスポートしてバックアップがとれるシルフィードを使っています(imapでwebメールと同期できるのでいつでも変更可).
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と思ったのですが,送信アドレスを大学のものにするときにシルフィードだとアカウントをもう1つ作ってメールを送信するときにプルダウンメニューで切り替えればいいことを発見したんですが,このひと手間がめんどいし,時々忘れそうな気もするし,そういう気がかりなことがあるのがストレスです.それにEdmaxってずっと使ってて,かなり細かくチューンしてて,やっぱり使いやすいんですよ.何と言ってもファイル構造が明確でフォルダごとコピーすればそのまま使えるし(それでSDカードによる同期が可能になっている),メール本体がフォルダごとに1つのテキストベースのファイルになっているのが安心感があります.
ということで,imapに対応したEdmaxを使うことにしました.送信アドレスを大学のものにするのは,gmailの設定をした後,メールアドレスのみを大学のものにしたら行けました.
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実家というか,母親と妹夫婦が住んでいる相模大野に来て,これからのことをいろいろ話したのですが,妹に何でまだ働くのかと(あえて)きくと,キャッシュフローという言葉が返ってきました.まさにその通りですね.もう働かなくても食べて行けるとしても,月々ある程度のキャッシュフローがなければ,さすがに不安でしょう.
でも,それも定年までの話で,その後は,年金はもらえるでしょうが(将来年金なんかもらえないと思ってる人もいるようですが,もしそんなことになったら,生活保護で日本は財政破たんします),額が足りるかとうこともありますが,何より退屈しのぎが大変そうです.
そう考えると,今の仕事が定年でクビになっても(年金以外に)キャッシュフローが得られる状態をキープするのがいいのは明らかです.そして,そのためには,準備が必要ですから,早めにリタイアして,次の段階に移行することもありだと思うわけです.
問題は,体と脳,特に体が衰えて行くことですが,もちろん,できるだけ衰えないようにするのは当然ですが,そういうことに適合していく,つまり,肉体労働から頭脳労働に,更に,労働時間と強度を徐々に減らして行けるような働き方ができるものを選ぶことでしょう.でも現状では,社会はそういう環境を全く用意してくれてませんから,自分で何とかするしかないですが,これは果てしなく難しいでしょう.でも,難しいからこそやってやろうじゃないの,ではないですが,やり甲斐は感じますね.
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相模大野からつくばに戻る途中に,さすがにもうスキーのグローブがだめだし,ウェアももう10年くらい同じ(^^;なので(まだ全然着られるし,私だとわかるのでスキー場でもよく声をかけられるのは嬉しいんですが),久しぶりに神田のスキー街に行ってみました.東京にいた頃は自転車で散歩がてらうろうろしていたところです.
JR御茶ノ水駅で降りて,坂を下っていくのですが,おもちゃのサックスないかなと思ってちらちら見てたんですが,意外と(^^;ちゃんとした楽器店ばかりで「おもちゃのサックスありませんか?」とは聞き難い雰囲気で,とりあえず今回はパスです.坂を下ると神田ブーツ研究のところまできました(まだちゃんとやってました)↓
一番よく行ったのはアスペン(アルペンではない)ですが,まだちゃんとありました.全体の感じとしては,そんなに変わらないのですが,変わったところは変わったという感じでしょうか.でも,福のれん(現由○)はもうありませんでした...↓
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昨日の夜,かちゃかちゃやっていたら,Eテレの例の白熱教室というので「幸福学」というのをやっていました.どーせ大したことは...と思っていたのですが,なかなかいい内容だったと思います.
基本的には,人との繋がりに人は幸せを感じるというもので,普段人とあまり接しない内向的な人ですらそういう実験結果があるということでした.人に親切にすること,そして,感謝すること,感謝日記といって感謝する気持ちを日記に書き続けると幸せになるんだそうです.
あとは,物思いにふけるのではなく,目の前のことに集中することと言っていました.これは遠くばかりを見ないということですね.
その人が幸せになるかどうかは,半分は遺伝で決まっているというのも面白かったですね.これも要はセロトニンということです.でも逆に言えば,残り半分は,自分の行動次第ということなんですが,そう考えられるかどうかが遺伝ということなんですが...(^^;.
ということで,いい内容でしたが,私にとって特に新しい成果はありませんでした.でも,今の私の現状に照らし合わせて,人との繋がりにもう少し比重を置いた方がいいのかなと再認識することはできました.
具体的には,これから徐々にリタイアの準備をして行くのですが,その道は大きく分けて2つあって,1つは今の仕事をリタイアした後も何らかの形で人や社会と繋がり続けることを模索すること,もう1つは,人や社会との繋がりがなくても大丈夫なように内的熟達的に,要は「一人でも大丈夫」な道を探っていくことなんですが,最近は後者に比重を置いていたように思うので,前者もバランスよく取り入れていこうかなと思ったということでしょうか.
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相模大野で母親や妹と話をしたんですが,その中にお墓をどうするかというのがありました.順番から行くと最初は母親ということになると思うので,直近はそういうことですね.
普通というか,世の中一般的に言えば,大牟田の境家のお墓ということになるんでしょうが,遠くてなかなかお墓参りに行けないくらいなら,近くにどこかにということは何となく考えていました.
それで,思い出したのは,妻の母親が2年前に亡くなって,彼女はクリスチャンで,さいたま市内の墓地の中に教会の共同のお墓があってそこに入ったんですが(妻の父親も既にそこに入ることになっている),そういうのっていいなと思いました.つまり,別にクリスチャンとか教会に所属とかしていなくても,死んだらいっしょに同じお墓に入ろうよという何人かが共同で墓地を購入しておけばいいのではないかということです.別に親族でない人同士が同じ墓に入ってもいいでしょう.
そういう話を母親にしたら,なんか賑やかで楽しそうでよかね,と好反応でした.最初に入るのが彼女だとしても後からいろんな人が入ってくると思うと,彼女も大分気が楽になるのではとも思いました.世の中の常識というか,こうしないといけないみたいな無駄な縛りがいろいろあるんですが,もうそんな時代じゃないですよね.
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もちろんまだどうなるかはわからないのですが,だんだん覚悟ができてきたというかあきらめがついてきたというか,選択の余地がないのならまず現状を受け入れてできるだけのことをするしかありません.でもせっかく思い悩んだ末に第二の人生と考えることで気分よく生きて行く道を見いだせたのですから,その考えを変えるつもりもありません.
そう考えると,これもまた第二の人生という気もしてきました.どういうことかと言うと,自分がこうしたい,こうするべきと考えてそれを実行してきた研究者としての第一の人生が終わって,第二の人生は,自分がどうこうではなく,社会や大学の要求に素直に応えていくというか,ほんとに楽しい第一の人生を送らせてくれた社会や大学に恩返しするということでしょうか.
もちろん,これからは私はどうなってもいいというほどお人よしでもありませんし,何度も書いているように,どうせやるなら大学という一組織よりは社会全体の利益になることができればと思っています.でもそれを決めるのは私ではなく,社会なのでしょう.
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(まだどうなるかはわかりませんが)今回のようなことになってしまって,つくづく思い通りにはならないものだなあと思っています.でも世の中そんなもんかもしれません.実際,偉くなりたい人は偉くなれず,偉くなんかなりたくない人が偉くなってしまい,お金が欲しい人は金持ちになれず,お金になんか興味がない人が金持ちになるということの方が多いわけですからね.
まあ全ては137億年前に決まってるわけですから,あきらめが肝心ということでしょうか.
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年末年始ということで,例によって,芸人や芸能人がトップアスリートとガチンコ勝負(嘘つけ)というのをやってるのですが,どれもひどい内容です.少なくともとてもガチンコではないですし,それはもうド素人が見ても明らかなくらいになってきました.
でもそういう中でガチンコ勝負に近いものがあって,それはゴルフです.なんでハンデさえ付ければゴルフだとガチンコ勝負ができるのかというと,ゴルフが「高い確率が求められるスポーツ」だからだと思います.どういうことかと言うと,既に書きましたが,野球は3割打てば一流打者ですが,ゴルフは9割あるいはそれ以上ナイスショットしなければ.一流プレーヤーとは言えないからです.
逆に言うと,ド素人でも低い確率,即ち,まぐれでナイスショットはできる(そこがゴルフの魔力でしょう)わけですから,5割くらいはナイスショットできる素人3人を集めてベストボールを選べば,1-(1-0.5)3=87.5%ナイスショットできるプレーヤーが誕生するわけです.ゴルフって不思議というか,他のスポーツとは違った特殊な要素をもっているようが気がします.
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いつも調子を落とす年末年始ですが,今年は何事もなく(唯一1/2だけ午前中しんどくなって横になっていたが)過ぎていきました.年末スキーに行ったり,年始は相模大野に行ったりとか,曜日の並びがよかった(世間的には悪かった)というのはあるかもしれませんが,大分「準備」もできてきたんだと思いますが,せっかく準備できてきたのに...という気もしないでもないですね.
いや,第二の人生ということに変わりはないので,そういうつもりで,つまり,怖い物なしというか,やりたいようにというか,こうあるべきこうやるべきというようにやればいいのでしょう.
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T村君がピアノプロジェ29の録音を送ってくれたので,恥をしのんで,置いておきます.
最初に聴いたのは,第三楽章なんですが,ひどいですね.ただ弾いてるだけで,どう弾きたいのか全く伝わって来ませんし,ミスタッチが多すぎます.第一楽章の方が意外と聴けました.第一楽章は結局最後までどう弾いたらいいかわからなかったのですが,逆にどう弾きたいかが伝わって来ました.二楽章もそうですね.
こう弾けばいいと勝手に安心するんじゃなくて,どう弾いたらいいかわからなくて七転八倒した方がいい演奏になるってことなのでしょうか?
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別に幸福になりたいってわけではないのですが,やっぱり人との繋がりなんだろうなーという気がしています.
私の理想は一人時々みんなと書きましたが,それは「外的状況」の話であって「内的状況」は大分違います.つまり,一人でいるときも内的には一人ではない(もちろん外的にも内的にも一人のときもあるしそれも必要)ことが多いです.
例えば,何度も同じことを書きますが,この文章は今家で一人でノートPCに向かって書いていますが,書いたら公開するので,この文章を読んでくれてる人に向かって話すように書いています.
何年か前のスキーの指導員研修会で班に合流できずに一人で滑っていて結構快適だった(研修が話が長いとしんどいというのもあるが)と書きましたが,ほんとに一人じゃないというところがポイントだったと思います.
普段一人でいるときだって,いろんな人のことを思いながら過ごすことは多いですし,東京近郊に住んでいたいと思うのは,そういう人達に会おうと思えばいつでも会えるからです.
一人でいるときテレビが何となく付いていることが多いのですが,それはテレビを見ているというよりは,テレビが社会と繋がる「窓」(ただしかなりフィルタはかかっているのに注意)のような役割を果たしているような気がします.
何となく街に出かけたい,出かけてぶらぶらできるようなところに住みたいと思うのも,何らかの形で社会との接することができるからでしょう.
今来ている話を断ることはできるとは思うのですが,そういう形で学類や専攻の中での人との繋がりを断ち切ってまで一人で内的熟達的に生きていくのはかなりしんどいような気がします.もちろん,断ち切るというところまでは行かないかもしれませんが何となく後ろめたい気持ちで組織の中にいるのって結構ストレスのような気がします.
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まだ年始ということで時間もあるので,今来ている話についていろいろ考えたりするんですが,自分がどうしたい,例えば,研究したい,あるいは,研究してその成果を社会に還元したい,そのためには話を受けたら研究できなくなるから受けないとか,そういうのってなんか違うような気もしてきました.だって,自分がどうしたいって結構曖昧で,少なくとも言えるのは,それは一種のフィルターなわけで,自分のやることや可能性を狭めるものであることは間違いありません.
あと研究はもう充分やってきたので,どうせやるなら違うこと,という考えはあると思います.いろんな分野に首を突っ込んできた私としては,いろんなことをやる面白さは十二分にわかってますし,いろんなことができるのも私の大きな特徴ではあるでしょう.実際,自分で考える,自分で何とかするということと逆行している現状の大学教育は非常に問題があると思っていて,だったらこうあるべきというようにできる範囲で何かすることもできるはずです.
でももちろん,なんでもやりゃーいいってわけじゃありません.再三書いているように不公平でも自分が犠牲になるというほど私はお人好しではありませんし,そもそも不公平な状態というのがどうにも看過できない性格です.
いろいろ考えるときに結局辿り着くのは,何度か書きましたが,何が価値観のトッププライオリティなのかということです.それは私にとって幸せではなく,これも何度も書いていますが(自分だけではなく周りや社会も含めて)気分よく生きて行く,ということなんですが,逆に言えば,気分がよければ何でもありってことです.
自分がやりたいことができなければ気分悪いだろと言う人もいるかもしれませんが,やりたいってこと自体曖昧と上で書きましたが,仮にそれが明確だとしても,やりたいことだけやっててもつまんないような気もします.上で書いたようにやることが限られてきてしまうので,他にあるかもしれない面白いことを見のがしてしまうかもしれません.
ここまで書いてきて,現状を肯定するように自分を洗脳し始めているような気もしますが,これもまず現状を受け入れてその中でできるだけのことをして行くということでしょう.結局,考えてもよくわからないことが多いわけで,だったら,自然の流れに身を任せて,その中でできるだけのことをする,その中で楽しんで気分よく生きて行くしかないでしょう.
ただ不安があるとすれば,それはやはり体調です.昨年のような状態では,とても激務には耐えられそうもありません.今は回復していますが,ほんとに回復したのか,あるいは,単に周期的にそうなだけなのかは見極める必要があるでしょう.
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32cmのフライパンですが,こんな感じです(右は26cmのフライパンに28cmまで使える蓋をかぶせたところ(蒸し野菜中).
やっぱりでかーい.コンロが隠れて見えませんが,火は真ん中の部分しか当たってないので,熱伝導(^^;がないと端っこの肉は焼けませんね.肉をいっぱいに乗せた写真も撮りたかったんですが,今日は牛肉であっという間に焼けるのでムリーでした(豚肉なら多分撮れる).
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○○長の件ですが,今日,とある会議の後,○○長が部屋に見えられて30分ほど話をしました.自分の中では大分マインドコントロールしてきた感じだったのですが,また少し流動的になってきた感じがします.要は他に受けてもいいという人が出てきたということです.それならそれで私的には何の問題もありません.
いろいろ話をしたんですが,まず「公平性」については,○○長も高い問題意識をもっておられましたが,実際はなかなか難しそうです.○○長以外の仕事を極力排除するとしても筑波大は教員が所属するのは別組織になっていて,そこに別の○○長がいてそちらとの調整が必要なのですが,話をきくと既にかなりそういったことは考慮されているような印象をもちました.逆に言えば,もうこれ以上は○○長の業務的な仕事は減らしようがないわけです.
あとは,大地震が起こったとき代役を立てられる体制を確保していただいたと書きましたが,やっぱりそれでは解決になってない気がしてきました.いくら後世に何百年に一度という貴重なデータを残すためとは言え,○○長以外の教員からすれば,○○長という大学にとって最重要業務を放りだして調査に出かけるわけですから,無責任というそしりは免れず,そうなることが充分に予想されていたのなら,始めから引き受けるべきではなかったというのがやはり筋でしょう.
○○長と話していても,やはりそのことを気にしておられるようで,他に引き受けて下さる方がいらっしゃるのなら,それに越したことはないように思いました.ただ,ここでは詳しくは書けませんが,それでもという声があるのも事実なようで,ちょっとどうなるかわからなくなってきました.
でもまあ,これも自然の流れに従うということでしょうね(もう相当達観してきた(^^;).私としては,どうなってもそれが唯一無二のベストの道だし,神様が大学の仕事と地震防災の仕事とどっちをやれとおっしゃるのか,確かめてみたいというような気持ちです.
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今日の大発会は,ご祝儀相場(というのもわけのわからない言葉)とはならず大きく下げましたが,相変わらずいろいろな嘘が平然と報道されてますね.NISAがいよいよスタートと言ってますが,実際には,12/26に始まってます.要は,新年と言うことでそういうことにして,新たな投資を呼び込もうということなんでしょう.
NISAは,これから株を始めようという人にとってぴったりでわかりやすいというのも大嘘です.再三書いているように,こんなわかりにくくてしょぼい制度ないですよ.そもそも100万円ぴったりになんか買えませんからね.N証券からぴったり100万円買えるキンカブなるものが出てますが,スプレッド2%というとんでもなくバカ高い「手数料」です(ネット証券なら高くても0.05%程度).要はアホなド素人を取り込んで手数料をガッポリいただこうということです.ぴったり買えるという理由で投信を薦めてくる証券会社も魂胆は全く同じです.
WBSで昨年の外国人と日本人の売買動向を示して,株が上がっているときは,外国人が買って日本人が売っている一方,日本人が買ってるときは上がってないから,NISAで株が上がるとは限りませんと言って,司会者を沈黙させた人がいましたが,これも正しくはないでしょう.NISAは株を買うことしかできないですから,買う人が増える分,相場が上がるのは当たり前です.
あと,A大臣がこれからはお金を置いておくだけだと,貨幣価値がどんどん下がるから投資しないといけない時代になりますよ,と言っていたのも大嘘,と言いたいところですが,これはわかりません.そう言われて,そうなのかとみんな騙されて投資をすれば,その通りになりますし,誰も騙されずに投資なんかしなければ,大嘘になります.つまり,嘘をつけばつくほど嘘がほんとになるということです.
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ピアノなんですが,ぼちぼち弾いてるんですが,まあ当たり前の話なんですが,暗譜すれば,それで劇的に何かが変わるというほどのことでもないですね.実際,却って弾けるようにならないところもあります.でも,自分の中に音楽があってそれを表現するという感覚はとてもいいので,基本的には暗譜していこうとは思ってます.
あと,ピアノプロジェの演奏を聴いて思ったんですが,一番気になったのは,ミスタッチが多いというよりは,タッチのばらつきですね.これはやはり練習量がものを言うのですが,もっとそういうことに気をつけて弾こうとは思いました.
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2月の下旬に久しぶりにコースに出ることになったので,これまた久しぶり(半年ぶり)に昨日の夜,練習場に行きました.結果はまあ予想通りで,感覚の慣れもとれていて,いろんな細かいことは考えず,そこに置いてある球を野球の球を打つように動的力感をもって,ただし,下半身と頭は動かさないで,胴体の回転だけの自分が振りやすい自然なスイングでシンプルに打つ,という意識で特に問題なく普通に打てました.球を左踵より球1〜2個くらい内側に入れれば,ドライバーも大丈夫でしたし,フェアウェイウッドも9Wまでは問題ないし,アプローチも感覚の慣れが一番とれてて,微妙なコントロールもできました.ただ,8番以下のユーティリティは,距離もまだ掴めてなくて少し練習が必要ですかね.
ただ,これで90±10で回れるとは思えません.つーか,ろくに練習もしないで,道具と創意工夫だけで半年に1回の練習場だけで年に1回のコースを90で回れたら天才?
つーか,「そういうゴルフ」を目指してはいるのですが,そんなに行かないんじゃ,やっぱりつまんないですよね.でも,練習すればうまくなると普通は考えるのですが,いかに感覚の慣れを作らないかも重要です.ゴルフはバドミントンのようにフィジカルの強さは(90±10で回るくらいなら)要らないし,そもそも練習場でスイングすることなんかでフィジカルは強くなりませんからね.
でも,半年とか1年に1回程度じゃゴルフやってるってことにならないでしょうし,いくら何でも上手くはならないでしょうから,感覚の慣れを作らない頻度で練習場に行って,年数回はコースに出るようにできればいいかなとは思います.
問題は感覚の慣れを作らない頻度(2週間に1回くらいか)がどのくらいかですが,感覚の慣れを感じたら練習をやめるというのも1つの方法かもしれません.
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この件ですが,やっぱり無理ですね.大地震,例えば,首都直下地震や南海トラフの地震のようなものが起こって,何ヶ月にも渡って調査に出かけることになる可能性は大いにあるわけで,そういうときに前○○長がピンチヒッターとして職務を代行していただけるという話をいただいたときは,外堀を埋められたというか,そこまで考えていただいたことに対して何らかの誠意を見せなければらないと思って,前向きに考え始めていたのですが,そうなったときのことをしっかり想像力を働かせて考えてみれば,やはり無理があります.
ここで書いたように,私と前○○長の間で,そういう同意が交わされていたとしても,それ以外の人達はそんなこと知らないわけで,そういう人達から見れば,単に私が勝手な行動をとっているだけだと見られるでしょうし,だったら最初から引き受けるなとちゃんとした人なら思うでしょう.
じゃあ,最初からそういうことを周知して私が○○長になるのはどうかと言っても,そんなこと仰々しく宣言してやるもんでもないですし,その時点で無責任に引き受けるなと思うのが自然でしょう.他になり手がいないのならともかく,やってもいいという人が現れたわけですから,いろんな難しい状況を押して私が引き受ける理由はもうなくなったと思います.
むしろ,私がどういうことを研究しているか,大地震が起こったらすぐさま現地に行って被害調査をして,その結果をホームページに公開したり,テレビや新聞などのメディアを通して,どうして震度が大きいのに被害が少なくて済んだかなどのコメントを出したりしていることは,専攻や学類の中で広く知られているので,私がそういう理由で○○長の仕事を引き受けられなかったときいて納得してくださる先生の方が多いような気がします(そうならほんとにありがたい話です).
でもこれでだいたいの結論は出たと思うのですが,昨年末から年始にかけて(私の内部では)上へ下への大騒ぎになりました.結果はどうであれ,一度は腹をくくったわけで,貴重な体験というか,いい経験にはなりました.そして(まだ完全に決まったわけではないですが),こういうことになったということは,神様は大学の仕事よりは,まだ地震防災の仕事をやれと言ってくださってるのだと思って,少し嬉しくはなりました.
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○○長と○○○。○○委員長(次期○○長)宛に辞退のメールを送りました.これでこの話は終わったと思います.上で書いたことに付け加えるのなら,大地震が起こったら代行を立てるという取り決めをしていたとしても,私が非難されるのはしょうがないかもしれませんが,そんなことより,○○長が大学の最重要業務を放りだして調査に出かけたということになれば,学類の先生方や学生達に多大な悪影響があると思いますし,学生の保護者など対外的にも示しがつかないということがあります.
私にとってのトッププライオリティは,近い将来非常に高い確率で発生すると言われている首都直下地震や南海トラフなどといった数百年に一度という非常に稀なことが起こったとき,この世の中で私にしかできない方法で被害調査を行ってデータとその分析結果を後世に残しておくこと以外にありません.私がやりたいというよりは,社会に対する使命と考えていて,もし思うような調査ができない状況になれば,大学の職を辞して調査に行く覚悟までしています.
でも甚だ身勝手な話ではあるので,申し訳ありません,という以外にありません.
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大地震が起こったら業務を遂行できなくなるのは明らかだから○○長は受けられないというのはやっぱり自分勝手ですかね? 後世に貴重なデータを残すためとか言っても結局自分の研究じゃないか,だったらみんな同じだと言う人もいるでしょう.
その通りだと思うのであくまで言い訳ですが,私なりの言い分を書いておくと,私の研究対象の特殊性はあるのではないかと思っています.忙しいのはみんな同じだと思うのですが,大地震が起こったときの忙しさ,その変動の大きさはかなり特殊だと思うのです.そして,それは近い将来必ず起こることであり,かつ,いつ起こるのか全くわからないので,○○長をやっているときにそうなる可能性はかなり高いでしょう.そんな特殊な研究対象は他にはないように思います.
それでも全員が持ち回りでやるのなら受けざるを得ないと思いますが,現状は一部の人達だけに回ってくるわけで,しかも受けてもいいという人が出てきたのなら,私でなければならない理由はもうないと思います.私より年長で仕事もできて助教や准教授をあてがってもらっている人を飛ばして私に話が来るのもどう考えても不公平でおかしいとも思います.
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今回の件で思ったことがあります.それは,私って(やっぱり)そんなに頭がよくないなというか,大してずる賢くはないんだな,ということです.最初は,大地震のことを持ち出せば(それなりに)納得していただけると思っていたのですが,「代行システム」の話を切り出されたときは,正直外堀を埋められたと思いましたし,受けざるを得ない覚悟までしました.
○○長の話があって初めて「代行システム」では解決になってないことに気づいたわけで,もし○○長の助け船がなければ,そのまま引き受けてしまっていたかもしれません.そして,引き受けてしまって任期中に大地震が起こったら,ほんとに大変なことになるところでした.
振り返ってみると,ほんとに際どいというか,綱渡りのようなものだったと思いますが,やっぱりなるようになってるというか,137億年前から決まってたような気がします.
今回は,自分でこういうことに対する自分の能力の低さを実感したのですが,その一方で,研究に関して言えば,まだまだいろんな面白いテーマをどんどん思いつきますし,神様はやっぱりこっちをやれと言ってくれてるんだと思います(自分勝手).
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WiMAXがようやく届いて,一応,新体制?に必要なものが揃いました.WiMAX自体はすぐに繋がったのですが,スマホとPCから休止状態と復帰をコントロールするAterm WiMAX toolというのが,スマホは何の問題もなかったのですが,PCの方が「情報の取得に失敗しました」とかなって,ちょっとごたごたしましたが,今のところ問題なく使えてます.
あとは,Miix2 8のプライバシーフィルタもキーボード付きケースも来て,一応キーボードのペアリングをしたら,あっさり使えるようになりました.ただ,私は激しく(^^;キー入れ替えをして使うので,それに対応できるかどうかまだわかりません(特にWindowsキー).あと,重量を計ると660gで,本体が350gなので,キーボード+ケースで310gもあることになりますね.もちろん,キーボード以外のケースの部分もあるんですけど.これなら160gなんで,そうすっと,ケースの部分の150gくらいをどう考えるかですね.がっちりしたちょっとかっこいいケースなんで(大きめのシステム手帳みたい)+150gくらいはよしとしますか.
あとは,Nexus5の置くだけ充電器も頼んでみてこれも来たんですが↓
これはちょー便利です(ほんと置くだけ).でも来たのは,写真のパッドだけなんで,出張用にケーブルをまた別に買わなきゃと思ったのですが,iPhone用がそのまま使えるかな(同じ5Vだが1.2Aか1.0Aかびみょーに違うが調べたら大丈夫そう).
Nexus5+スマホ電話SIMのその後ですが,相変わらず極めて快調です.メールチェックなんかPCよりNexus5ですることが多くなったくらいです.ただ,imapのEdmaxですが,なんかメールの読み込みに時間がかかります.これじゃあ,webメールと変わんないし,大学のデスクトップやノートPCで読み込んだりしてると,読み込み済みのメールがまだらになってしまいます.でも,返信するときは,Edmaxにエディタを関連づけておけば,やっぱり便利,ということで,返信は原則PCからEdmaxで行うことにして,メールのバックアップは,これを使おうと思ったのですが,そっか,popで設定したEdmaxをもう1つ作って,時々読み込みだけやっとけばいいのか.
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最後にもう一度だけでもということで,今日,○○○。○○委員長(次期○○長)と2時間半お話しをしました.最後は残念だとおっしゃってましたが,私の言いたいことはご理解いただけたと思いますし,物別れではなくこれからもよろしくという形になったのでよかったと思います(異例ですが主専攻主任3年目の話はさすがに断れませんね).随分すったもんだありましたが,これでようやく終わりました.
○○長に何かあったときのための代行システムは,私がやるやらない以前に必要なものだと思いますし,これをきっかけにそういう体制が整うのはいいことだと思います.ただ,そういう体制ができていたとしても,私が○○長をやっているときに大地震が起こったら,ここで書いたように,私は結局,○○長の業務を放りだして調査に出かけることはできないと思います.そうするとどうなるかというと,待っているのはもう精神的破綻でしょうね.
ですから,無責任に引き受けることはやはりできないと思いました.ちゃんとそう考えるような人だからこそ引き受けていただきたいとも言っていただいたのはありがたい話でしたが,仕方ないですね.
思うのは,やはり特定の人間に負荷が集中しているということです.ただ今日お話しをした中で思ったのは,持ち回りの悪平等ならOKかと言うとそうでもなくて,要は仕事ができる人に仕事が集中するのは,その方が確かに仕事は進むので悪いことばかりでもなくて,でもそうであるのなら,それをカバーする何か,例えば,人的サポートや経済的支援などは最低限必要なことでしょう.
要は,○○長やってても,大地震が起これば普通に被害調査に行けるというくらいの労度というかサポート体制がしっかりできていることがベストなんだと思います.そうであれば,引き受ける人はいくらでもいるでしょうし,それでこそ仕事ができる人にスムーズに話が行くんだと思います.既に書きましたが,仕事ができる人が得をする組織にしないといけないんだと思います.
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終わったのはよかったしほっともしたのですが,やっぱりどっと疲れが...幸い世の中三連休ですし,久しぶりに特に予定もないですから,疲労回復に当てますかね(と思ったが,修論〆切間近なのでそうも行かないでしょう).
株主優待の分だけ株価が下げることから桐谷さんがやっていることは全くの無駄なのですが,どこか微笑ましいというか羨ましいところもあって,何でかなと思っていたのですが,それは一人で楽しく生きているからなんだと思います.
もちろん,人との繋がりは大事なんですが,やっぱり一人で楽しく生きて行けたら無敵だと思うんですよねー.私も基本的には一人が好きなんですが,ずっと一人というのは無理で,でも人と会っていろいろ話をすると楽しいんですが,やっぱりどこか疲れてしまいます.
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何となく見たニュース番組で,姜尚中さんが新成人に向けて何かエールをと膳場さんに言われて,これから熾烈で激烈な競争社会が始まる,水を差すようで申し訳ないが何とかサバイブしてくれと言いたい,と言ってました.
膳場さんは,言葉を失ってましたが,まさにその通りで,再三このサイトで書いてきたことです.わかってる人はわかってるんだなと思いましたが,今の学生達を見ていると,ほんとにこれで大丈夫かと思う,というか正直これじゃ全然サバイブできないと思います.
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一件落着して我に返ると,基本的には元に戻っただけで,まだ何も解決していないことに気づかされます.でもこれは,少しずつ着実に「種目」を増やしていくしかないですかね? あるいは,今手持ちの種目を広げるというか深めることでしょうか.
でもいずれにしても,私はもう何とかサバイブできました.
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今回の件で,○○長や○○○。○○委員長(次期○○長)といろいろ話をして思ったことがあります.それは,考え方は人それぞれということです.何を当たり前の話をということかもしれませんが,これが改革というか世の中をよくしていくことに大きな障害になっていると感じました.
具体的には,○○長の仕事を軽減するためにどうしたらいいかという話になったとき,○○長や○○○。○○委員長は,どちらも研究室の学生の面倒を見てくれる助教なり准教授を付けるべきというお考えでしたが,私はそんなことより○○長でなくてもできる例えば,センター入試監督者の割り振り(は事務ではなく何と○○長がやる)のような事務作業をやってくれる人が欲しいと思いました.
だって,何度もこのサイトに書いているように,私が大学にいる目的は,学生の研究指導をすることであり(もう自分で研究するのはあきらめた,というか,これも既に書きましたが,おいしいところは若い人達にあげることにした),それを他の人に任せたのでは,大学にいる意味がありません.
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昨日は,幸福学の第1回だったんですね(先日の奴はプロローグだったらしい).見ようと思っていたのですが忘れてました.つまり,そのくらいのプライオリティしかなかったということですね.
でも講義詳細を見ると,「ある程度以上のお金を持っていても、幸福にならない」とあります.今更何を当たり前のことを,というか,これもこのサイトで散々書いてきた「必要以上のお金は要らない」ということで,特に目新しいことはなかったんだろうと思います.
次回も忘れなければ見るかもしれませんが,見るのを忘れるかもしれません.
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種目を増やすか手持ちの種目を広げるかと書きましたが,手持ちの種目を広げるのは難しそうな気がします.具体的には,例えば,ピアノを広げるとすると,もっと練習時間を増やして深く打ち込んで行くということなんですが,今以上に練習するのは(忙しくなくてもしんどくて)難しいかなー.
あるいは,バドミントンなんですが,これは既に感じていることなんですが,年をとると練習しすぎてもだめなんですよ.今の感覚だと10日くらい置いた方が疲れもとれてパフォーマンスが逆に上がります.感覚の慣れの問題もありますし,ゴルフだってそうですね.
つまり,年をとって衰えてくると,1つのことに打ち込むことができなくなって来るんだと思います.残念ですが仕方ありません(もう逆らわない).逆に言えば,若い頃にいろんなことに打ち込んできて「核」のようなものはいっぱい作ることができたので,若い頃に打ち込んでおいてよかったなーと思います.
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WindowsPCからのAterm3800Rの休止状態への移行と復帰ですが,ネット検索や試行錯誤によってようやくなんとかできました.つーか,ほんとパズルじゃん.メーカー(NEC)のサポートにきいてもよくわかりませんてな感じみたいで,一体どうなってんでしょうね.
まず,スマホからのリモート操作は最初から問題なかったんですが,これはあんまり意味ないですね.スマホ電話SIMが入ってて,大概の場合U200で充分ですからね.
で,問題のWindowsPCからのAterm3800Rの休止状態への移行と復帰ですが,どうやってもAterm WiMAX toolで「情報の取得に失敗しました」てなって,原因はよくわからないのですが,なんか
C:\Windows\System32\drivers\etc\hostsという記事がありましたので,その通りやったらエラーは出なくなりました.
それで,WindowsPCから休止状態に入れるようになったのですが,復帰ができません.それで,今度はこの記事(と次のページ)に,休止状態からの復帰はBluetoothを使うと書いてあります.
でも,どうやってもBluetoothでデバイスの追加ができません(認識されません).いろいろあーでもないこーでもないとやってるとなんと休止状態に入ると認識するじゃないですか(どういうこと?).
で,デバイスの追加をしようとすると,これがどうやってもできません.って,ここで気づきました.休止状態に入ってデバイスの追加を「しようとすると」なぜか休止状態から復帰するのです.
要は,WindwosPCからリモートで休止状態に入るには,Aterm WiMAX toolで入る,復帰するときは,予めBluetoothのデバイスを表示しておいて,休止状態になっていたらAterm3800Rに繋がるので,それをデバイスの追加を「しようとする」(でも実際に追加はできないししてはいけないらしい)ことによって,復帰させる,ということのようです.
なんとかできるようにはなりましたが,こんな曲芸?みたいなこと,ふつーできるわけないでしょう.こんなんでいいんですかね?
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さすがに疲れて調子が落ちてきました.11月上旬からですからもう2ヶ月も経ってるわけで,周期的にはしょうがないですね.問題は体調ですが(まだ)横にならないとしんどいというほどではありません.でももう第二の人生ですから,そうなったらできるだけ無理せず休めばいいだけの話です.
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メールのバックアップですが,popで読み込んでもバックアップできるのは受信したメールだけですね.「Gmail Backup」も同じのようです.
送信済みメールもバックアップするには,常に自己レスすることでしょうか(時々そうしている人いますよね).Edmaxには,そういうオプションがあるので,これですかね? ただGmailには,そういうオプションはないようなので,原則Gmailからは送らない,送るときは,自分のアドレスを加えることを忘れないってことかな.でも,これまでのメールをどうするかもありますし,なんかちょっとめんどくさいですね.
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上の続きというわけではないですが,あまりよくは憶えていないのですが,寝ているときとにかく嫌な夢を見たと思います.中身はよく憶えていないのですが,嫌な夢だったことだけはよく憶えています.
でも調子がよかった頃もそんなことがありましたからこれはあまり気にすることはないかもしれません.重要なのはやっぱり体調ですかね.今日は久しぶりに体調がよくありませんでした.
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調子を落としてきたということで,調子がよかったときのことを克明に記述したところを読み返してみたんですが,読んであーこのときはこうだったんだな,とは思いますが,だからと言って,調子がすぐに回復するということはないですね.
1つはやっぱり体調なんですが,テストステロンを増やす食材はずっとちゃんと摂取してますから,これはやることはやってるわけで,これ以上はどうしようもありません.あとは,できるだけ休むということでしょうか.
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このサイトに文章を書く理由ですが,このサイトを読んで下さる人達に話をきいてもらうとか,後で当時の状況がわかるように未来の自分にプレゼンしておくとかいろいろあるのですが,もっと決定的なものがあるような気がしてきました.
やっぱり,自分の考えを整理しているんだと思います.何か生きて行く上で大事なことに気づいたとしても,それを「アウトプット」しなければ,というか「アウトプット」できなければ,絵に描いた餅だと思うのです.喩えて言えば,教科書を読んで中身を理解できたと思っても,問題が解けるようになったとしても,その内容を人に教えることができなければ,理解できたとは言えないようなものです.
生き方を説いた本のようなものを読んで,生き方を「インプット」してもそれはほとんど意味がないと書いたことがありましたが,まさにそうで,自分で編み出して,なおかつ,それを「アウトプット」できなければ,ほとんど使い物にならないと思います.
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先日,ある先生と話をしたとき,彼は何年か前に母親を亡くし,その後,父親が急速に衰えてしまったのを見ていて,自分の老後のことを真剣に考えるようになり,リタイアしてからでは遅いということに気づいて,昔やっていた合唱の活動を再開し,今は毎週末,東京まで出かけているそうです.これ以外にもいろいろ考えておられるようで,ちゃんと考えている人は考えてるんだなと思いました.と同時に,私はもうとっくにそんなこと考えていたのに,彼の方が結果的にもう準備ができてるような気もして,ちょっと悔しい思いもしました.
私も仕事以外に既にいろんなことをしています.でもあんまり老後対策にはなってないと思うんですよね.例えば,ピアノは一人でも弾けますが,逆に言えば,人との繋がりは作りにくいです.それでも,年に数回演奏会で弾いたり,所属しているファミーユという室内楽のサークルは,毎月例会をやってるんですが,ピアノで毎月曲を練習してもっていくのはかなり大変です.でも合唱だったら,もちろん練習しなくていいとは言いませんが,ピアノほど練習しなくても毎週末みんなで集まって練習するというのはそんなに無理なくできるでしょう.
スポーツについては,例えば,バドミントンなら毎週末,あるいは,週に何回か練習という感じなので,こちらは人との繋がりはとても作りやすいんですが,70,80までバドミントン続けるのは,相当しんどそうです(でも体が動くのならやると思うけど).
ということで,新種目の条件は,そんなに練習しなくてよくて(^^;,体を酷使しなくてよくて,人との繋がりが作りやすい,が目安になるでしょうか.もちろん,それそのものに興味をもてるものでなければならないのは言うまでもありません.
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↑と書いたのですが,人との繋がりって大事ですかね? もちろん大事なんですが,やっぱり一人で大丈夫ならそれに越したことはないでしょう.例えば,毎週末合唱の練習に行くより,家で一人でピアノの練習してた方が幸せならそれでもOKということです.だって,人と接するともちろん楽しいこともありますが,いろいろめんどくさいこともいっしょに付いてきますからね.
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もう第二の人生ということで,ある意味ゼロベースでこれからどうして行きたいかと思ったとき,研究指導を通して学生達を育てて行くこと,そして研究を進めていくことは続けて行きたいと書いたのですが,どうしてそう思うのかわからなくなってきました.
もちろんちゃんとやってる学生はちゃんとやってるのですが,こういうことがあったり,今は修論提出間際なのですが,具体的には書きませんが,驚くようながっかりするようなことの連続で正直参っています.とうとう体調もおかしくなってきてしまいました.
もちろん,いわゆる「出来の悪い学生」は過去にもいましたし,出来が悪いからと言って,差別するようなことは全くありませんし,むしろ手がかかる分面倒を見てきたことも事実で,社会に出てから立派にやっていってるのを見るとほんとにしっかり指導してよかったなと思います.
でも少子化やゆとり教育に伴う学生の質の低下と言ってしまえばそれまでですが,そういう学生の割合は確実に増えていて,このままではちょっと身が持ちません.私が指導したい内容は,最先端の研究という最高の材料を使って,学生達を自分の頭でしっかり考えられて仕事ができる人間にすることであり(その人でなければできない仕事ができる人間でなければ,これから始まる激烈な競争社会の中でサバイブすらできないでしょう),最先端の研究という以前の普段の生活態度とか基本的な文章の書き方とか,私でなくてもできる指導なら,私でなくてもいいわけで,そうなると第二の人生的にはもう大学にいる意味はありません.
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何気なくテレビを付けたら,高校サッカーの決勝をやってました.もう後半の40分くらいで,星稜が2-0とリードしていたので,あー星稜が勝つのかと思いました.その時,キャプテンマークを付けた選手に突然交代が言い渡されました.キャプテンなので,ずっとチームを引っ張って来たのでしょうし,そういう選手が優勝の瞬間にピッチにいないというのは,一体どういうことだろう?どういうつもりで監督は交代をさせたのだろう? 単純にそう思いました.
そしたら,その後の5分余りで立て続けに2点を入れられ,延長戦で1点とられ,2-3で星稜は負けてしまいました.後半40分のキャプテン交代の理由はわかりませんが,もし勝ったと思ったのならほんとに怖いというか,こんなことってあるんだなーと思いました.
※全然関係ないですが,星稜って,静岡の星陵(確か筑波大バドミントン部にいた村松の出身校.今は監督やってるはず)とは,稜(陵)の字が違うんですね.
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Aベノミクスではないですが,少なくとも政治家や金融セクターや経済界は,バブルを再燃させよう躍起です.狙いは,経済の活性化などではなく,借金(国債)の踏み倒し(インフレが起これば自動的にそうなる),そして,富の再配分を起こして,おいしいところをいただこう,というか,大半の国民を貧困化させて一部の人間だけがサバイブしようとしてると再三書いて来ました.
問題は彼らの思惑通りに行くか,インフレが起こってバブルが再燃するかでしょう.一部の人間だけが躍起になっても笛吹けど踊らずならバブルは再燃しません.私個人的にはそうあるべきと思ってますし,それでも充分みんな幸せに暮らして行けると思います.
でも(残念ながら)私はバブルが再燃する可能性はあると思ってます(気持ち的には東京オリンピック招致のときに近い).それは(こんな言い方してほんとに申し訳ないのですが)みんなそんなに賢くないなーと思うからです.だって,今の世の中を見ていると,お金を使わせようという様々な仕組みにみんなどんどん乗っかって来るからです.ほんと簡単に騙されてしまうんだなーと思ってしまいます.
あるいは,30年周期の話も既にしましたよね.要は,人間って忘れるってことです.30年前というと,まさに前回のバブルの形成が始まった頃で,今回のピークは,計算ぴたりの東京オリンピックの2020年の直前となります.そして,30年という数字は,一世代と対応していて,まさに「忘れる」ってことですね.歴史が繰り返されるのも基本的にはこれでしょう.
でもバブルが起きてもそのうち崩壊するんだから,嵐が通り過ぎるのを待ってればいいんじゃない?という人もいるかもしれません.でももしみんながそう思えれば,バブルは起きないわけで,もしバブルが起きてしまえば,それはみんなそう思ってないってことです.
そういう中でも賢く?乗っからなかったとしても「嵐」に耐えられるかどうかは,わかりません.ものすごいインフレが起これば生活にも事欠きますからね.そして,その嵐がいつまで続くかはわからないのです.
NYダウを見ればわかりますが,政府筋が期待しているようにほんとにこれからは投資の時代ということになるのなら(みんな騙されて乗っかってしまうのなら),資産の一部を株でもつようになって,結果としてバブルは(あまり)崩壊しないことになります.そうなると,もしバカな人達が騙されて乗っかって,あなたは賢く乗っからなかったとしても,今のあなたが生きているうちは,バブルが(あまり)崩壊せず,賢かったがゆえにバカを見るということも大いに考えられるのです.
つまり,あなたがどんなに賢くても国民がバカなら巻き込まれてしまうわけで,なかなか厄介な問題だと思いませんか?(経済ってそういうものなんですよ)
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H国原氏がどうするのかはわかりませんが,元首相の暴走も止まりませんね.つーか,元首相+元首相になっちゃってるし.でも東京都民というか一般の人達の見識を確かめるいい機会かもしれません.まさか今のめちゃくちゃな世の中にした張本人の元首相が推す元首相が当選するようなことはないと信じていますが,もしそんなことになれば世も末であることも確認できるわけです.
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かなり具合が悪くなってきました.下痢気味になってしまうのはいつも通りですが,私は普段は胃がどこにあるのか全くわからないのですが,今はわかります.こんなことは人生で数回しかありません.ほんと頼むよ.
これからずっとこんな状態が続くのだとしたらもうほんと体がもたないと思います.大学を辞める日は意外と近いかもしれません.
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本田のACミランデビューが報道されてますが,まあこれ自体は,特に今更言うことはありませんが,やっぱりお金なんだなーとは思いますね.1万円もする彼のユニフォームが既に5000枚売れたそうですが,そんなもん買ってどうするんですか? サッカーが好きとかそんなの関係ないでしょ.
でもヨーロッパリーグの試合見てると,どのチームもユニフォームの種類がもう何種類あるかわからないほどで,ほんとひどいです.ていうか,みんなほんと簡単に騙されてしまうんですねー.こりゃーバブルも起こるか.
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人との繋がりなんですが,要は,メリットとデメリットのバランスの問題なんでしょうね.メリットとしては,やはり人との繋がりがなければ生きて行けないということがあります.例えば,生きて行くために食べるものを自分で全部作るのは極めて困難でしょう.
でも今の世の中,ある程度のお金さえあれば極めてドライに,それこそお金さえ出せば,ほとんど人との繋がりなしに生きて行くことができます.これは,資本主義社会の数少ない成果の1つということは既に書きました.
でもそれでも人との繋がりを求めるということは,それ以上のメリットがあるからでしょう.しかしながら(残念ながら),このメリットがどんどんなくなって来ていて,メリットよりデメリットの方が多いケースが非常に増えてきてしまってますし,このまま行けば間違いなく近い将来,デメリットがメリットを上回るでしょう.
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上で書いたこととも関連するのですが,もう第二の人生ということなんですが,研究指導を通して学生を育てるとともに研究を進めること,更には,それを社会に還元する仕事は(お金なんかもらわなくても)まだまだやっていきたい,そのためには,大学に籍を置いておく必要があると書きました.
その一方で,50を過ぎて急激に大学の業務的な仕事が増えてきたのも事実で,もし学生の研究指導ができなくなってしまうのなら,大学にいる意味はないので(経済的にはもう大丈夫なので)リタイアを考えるとも書きました.
そして,ここに来てこの惨状です.このままでは,学生の研究指導すら意味を失ってしまう可能性があります.そしてそうなってしまえば,それこそもう大学にいる意味は(決定的に)ありません.
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続きなんですが,言い方を変えると(ちょっとドライな言い方ですが)メリットがある人との繋がりとデメリットの方が大きい人との繋がりがあるということでしょう.私は,人との繋がりとか人脈は,多ければ多いほどいいとは全く思ってないとは既に書きましたが,数少ない真にわかりあえる人との繋がりがあればそれで充分です.
人との繋がりを見ると,大きく分けて2つあって,1つは「選べる」人との繋がりと「選べない」人との繋がりでしょう.前者については,デメリットが大きいと思えば,付き合わなければいいわけですから,何の問題もありません.問題は後者でしょう.
まず家族(親族)があります.私は血縁があるとかないとかそんなの関係ないと何度も書いてきましたが,家族(親族)は選ぶことができないので,これがデメリット(というとドライな言い方になってしまうが)が大きいときついと思います.ただ,私個人的には,家族はみんなわかり合える人達なので,非常にラッキーだったなーと思います.
それ以外は,例えば,友人ならわかり合えるから付き合ってるのであって,わかり合えないと思うのなら,付き合うのをやめればいいだけの話でしょう.クラブやサークルなど自分が自発的に参加しているところも同じで,デメリットがメリットを上回れば行かなければいいだけの話です.
問題は,職場のように半分選べないようなところでしょうか.ただ,これもとても幸いなことなのですが,少なくとも仕事上の付き合いの範囲では,今の職場はとても恵まれていると思います.
あとは,研究室の学生ですかね.これについては,少なくともこれまでは(これまたドライな言い方になってしまいますが),デメリットよりメリットが上回っていました.基本的に私は学生を選ぶことができない,即ち,入試に受かって私の研究室を希望すれば断ることができないのですが,私の研究室の門を叩いてくれたというだけで,頑張って面倒を見ようと思うものです.
しかし残念ながらこれがもう相当怪しくなってきました.第二の人生的には,もう大学をリタイアする,即ち,「選べる」人との繋がりのみにする(やっぱり第二の人生っていいかもー)というのあるのですが,今すぐというわけには行かないので,何らかの形で「選ぶ」ことも考えないといけないかもしれません.それで誰も来なくなればそれはそれで全く構いません.
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もう第二の人生ということを再三書いてますが,もちろんそれがどういうものであれ,第一の人生が終わったことは,確かに一抹の寂しさはありますが,それより第二の人生の,様々なしがらみというか,あまり意味のないことから解放されたということの方が大きい気がします.まあこれは無事第一の人生を終えたご褒美かもしれません.
もちろん,これからどうなるかはわかりません.この仕事はお前にしかできない,まだまだお前は必要だと言われれば,ほいほいしっぽ振って第一の人生に戻るかもしれませんが,冷静になって考えてみれば,ここまで来たらもうそんなことは起こらないでしょうし(○○長の仕事は,私でなくてもできる仕事でしたし,ある意味,私にはできない仕事でした),そもそも私にしかできないことなんかないんだと思います.これもちょっと寂しい気もしますが,逆にほっとするところもあります.
ですから,これまでは「これからどうして行くか」,つまり,拡大指向で生きてきましたが,これからは,そういうことはもう(あまり)考えることはなく,人生のゴールに向かって「どう畳んで行くか」という感じで生きて行くんだと思います.これも正負両面ありですかね.
あとは,様々なしがらみとかあまり意味のないことから解放された,無事第一の人生を終えたと書きましたが,別にそんな苦労をすることもなく,世間の荒波に晒されることもなく人生を終えることができそうなのは,ある意味「半人前」のまま卒業することにもなるわけで,ちょっと申し訳ない気もしないでもないです.でもこれもラッキーだったという思いの方が強いですかね.
ということで,第一の人生と第二の人生,それぞれにいいところとそうでもないことがあるということなんですが,だったら,同じことを2回繰り返すより,違う2種類の人生を送るというのはありということでしょうか.
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↑とか書くとネガティブだと思われるでしょうか? 確かに現状には非常にネガティブですね.でもこれって将来にポジティブってことです.
なんかいろんなことがあったので,一度整理しておくと,そもそもなんで第二の人生ということになったのかというと,1つは,人生50年ということなんですが,50を過ぎてDNAが「はい終わりー」って言ったのが聞こえたにもかかわらず,社会はそれに対応しておらず,逆にいろいろめんどくさい仕事が増えてきていて,やりたい仕事もできなくなってきたということがあります.
更にもっと広い範囲を見ると,世の中はどんどんおかしな方向に進むし,それはそういう世の中に属する大学も同じなわけで,だったらもうさったと離脱するという選択肢も出てきたわけで,一方ではうまい具合に経済的にはそれが可能にもなってきたということがあるわけです.
それでも世の中や大学にしがみつく人がほとんどだと思うのですが,それってふつーで面白くないというか,どんなに仕事で成功してもリタイアしたらみんな「只の人」になっちゃうわけで,そういう「只の人」にはなりたくない,だったらもう行動を起こさないと間に合わない,というのもあると思います.
そして,ここに来て,大学にしがみつく唯一の理由であった学生の研究指導もなんかおかしなことになってきた...地震防災関係の仕事ももうできそうにない...もうほんと行動を起こせと言われているようなもんですね.
でも行動を起こすと言っても,まだ準備ができていないことも事実で,もちろん,すぐに大学を辞めれば周りに多大な迷惑をかけますから,それはありません.具体的には早期退職に応募できる4年後が目安になるとは何度か書きましたが,ということはそれまでは辞めることはないということです.後継者も育てておかなくてはいけないでしょう.でも準備をして行くという「行動」はやっぱりもう起こさなくてはいけなくて,実際それはもう起こしているわけです.
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来週からいよいよ防災科学技術研究所で実大木造建物の入力地震動をパラメータとした振動実験が始まります.防災科研の松森さん,京大の五十田先生,建研の荒木さん,工学院大の久田先生との共同研究で,主担当の汐満君が大車輪で準備を進めてくれています.
その一方で,私の研究室もついに?強震動予測に本格的に取り組むことになりました.目的は,我々の研究室でずっと提唱している建物の大きな被害と相関をもつ1-2秒が卓越した地震動,例えば,キラーパルスが将来どういった地震で発生するのか,首都直下地震でそういう地震動が発生するのか,東日本大震災や2003年十勝沖などプレート間の巨大地震では発生しなかったが,南海トラフでもそうなのかということを調べることに尽きます.
背景としては,コンピュータの性能の向上によって,ようやく1-2秒を差分法などを使って計算できるようになってきたということと,東大地震研で博士をとった平野さんに来ていただいて強力なマンパワーを得たことがあります.既に工学院大の久田先生とはいっしょにやってますし,GMSを開発した防災科研の青井さんと共同研究をすることになりましたし,筑波大の八木先生とも既に共同研究をしています.
手前味噌ですが,世界中のどこを探しても震源から,伝搬経路,表層地盤から構造物までを一手に,それもただやるのではなく1-2秒というような一貫したコンセプトに基づいてやってるようなところはないでしょう.人生のゴールに向かって「どう畳んで行くか」と書いたのですが,そういう思いとは裏腹に,実際は全く逆の「超拡大指向」を突き進んでるわけです.
そして,進んでるというか,進めているのはもちろん私自身です.でも感覚としては,進めているというよりは,進んでるという感じです.つまり,概算要求が通って八木先生といろいろやりとりするようになったり,科研が当たったり,平野さんが来てくれることになったりとかそういう「流れ」なんですね.
ですから,やっぱり結局そういう自然の流れに従ってやって行くんだと思います.そういう「風」が吹かなくなったときは,自然消滅的に畳んで行くことになるんだと思いますが,「風」が吹いている間は,社会というか誰かがもっとやれと言ってくれてるってことでしょうから,それにはどんどん乗っかってやって行くんだと思います.
でもいつ「風」がぴたりとやむかはわかりませんし,定年になれば「風」は必ずやみますから,しっかり「準備」は進めていこうと思います.
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元首相(+元首相)が何と都知事に立候補ということでメディアが珍しがって取り上げるのはわかるのですが,ほんとに勝負になると思ってるのでしょうか? そんなことになったらほんともう世も末ですよ.都知事選に脱原発というのもとんちんかんな話ですし,そもそもK泉さんって未だにそんなに人気あるんですか? まともな人ならしらけてるんじゃないの? だって今のめちゃくちゃな世の中を作った張本人ですよ.
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毎年この日に思うことをコラムに書いてきました.そして,今強く感じるのは,1995年兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)から19年も経ったのに,耐震対策はまだまだ進んでいない,むしろ,2011年東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で揺れによる被害が少なかったことで後退しているとすら感じます.このままでは,例えば,首都直下地震のような1995年兵庫県南部地震と同じタイプの直下地震が起こって,1-2秒が卓越したキラーパルスが発生すれば,ものすごい数の木造家屋や中低層建物が倒壊し,何万人という尊い命が失われるでしょう.
東日本大震災では,大津波により甚大な被害が生じましたが,地震の揺れでは,1-2秒が卓越したキラーパルスは発生せず,このコラムで何度も書いているように,東日本大震災による揺れの建物に大きな被害を与える成分はとてもとても「小さかった」,つまり,この地震に耐えたから建物の耐震性が充分とは全く言えないのです.
人間は確かに忘れるものですが,その傾向は,大きな出来事があるとその前の大きな出来事を忘れることにおいて顕著のような気がします.津波で被害が出たから津波対策,天井が落ちたから天井対策というのでは,あまりに近視眼的だと思いませんか?
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既にどこかで自己実現としての金儲けについて書いたと思います(例えばここ.「金儲け」とか「自己実現」で検索してもいっぱいでてくる(^^;のでこれ以外は見つけられなかった).要は,お金は必要以上にあっても意味がないし幸せにもなれないけど,お金を儲ける過程,例えば,お金になりそうなアイデアを思いついて,それを実現するためにビジネス上の創意工夫をするとか,相場の研究をしてこれから相場が上がる,あるいは下がるときに見られる法則を見出すとか,そういったことには,自己実現に繋がるものがあるのは確かで,だからこそ,お金なんか欲しくなくても,そういうことが面白くて優秀な人が金儲けに走ってしまい,必要以上のお金を稼いでしまって,パイが限られる中で食べるにも困る人が出てきてしまっている,ということです.
これは,まさに資本主義社会の大きな弊害であって,しかも,Aベノミクスに見られるように当面,おそらくこれから数十年は,ますますこの傾向を助長した世の中になっていって,壮絶な騙し合いや競争社会,そして,激烈な二極化が待っている,そういう中で,最近の若い人の多くはあまりにひ弱で,その多くは,想像を絶する貧困を余儀なくされることになり,まさにサバイバル社会になって行くということも既に書きました.
もちろんこれでいいわけはありませんが,この悪しき流れはもう誰にも止められないし,だったら,力強く逞しく生きて行くしかないでしょう.今の私にできることは,少なくとも私の研究室の門を叩いてくれた学生達にはサバイブして欲しいし,その人にしかできない仕事ができるような人材になり,そして,何より,自分の頭でしっかり考えて,とにかく自分で何とかするという考え方を身につけてもらうべく,頑張って指導していますが,最近これについても相当悲観的になってきたことも書きました.
一方,私がこれからどうしていくかですが,特にこの1,2年いろいろ書いてきました.要は,仕事という「最高の退屈しのぎ」を奪われたときにどうするか,ということです.これについても,いろいろ考え,いろいろ書いてきましたが,皮肉なことに,最近この「自己実現としての金儲け」に少し活路を見出すようになってきました.
言うまでもなく,今の私が社会や世の中に対してできることのうち,一番寄与度が高いのは,地震動の性質と建物被害の関係を探求し,それを地震災害軽減に結びつけること以外にないと思っています.できれば,死ぬ前の日までそういうことをして行きたいです.でも,例えば定年で,あるいは,50を過ぎて大学のマネージメント的な仕事に忙殺されるなどして,そういったことをやらせてもらえないのなら仕方ありません.少なくとも研究は勝手にできても,それを社会に還元することは,社会の要請がなければ,どうしようもありません.
そうすると,もう第二の人生,即ち,経済的には仕事をしなくても食べて行けるという状況で,何をやって生きて行くかは,簡単に言ってしまえば,(犯罪や人に迷惑をかけることでなければ)「何でもあり」ということになります.
仕事以外にやりたいことはいくらでもあります.ピアノも弾きたいし,バドミントンも強くなりたいし,スキーにもゴルフにも行きたいし,人生や世の中のことについて考えて,このサイトに文章も書いていきたいです.あるいは,これ以外に「新種目」もいくらでも開拓できるでしょう.
でも,これから歳をとって体と脳,特に体が衰えて行くことと,私が何に意欲や興味を感じられるかを考えたとき,大きな意味でやはり「研究」になるということも既に書きました.そういう意味では,何をやるにしても,例えば,バドミントンが強くなるにしても,どうやったら強くなるかという「研究」なわけですし,このサイトの文章もまさに人生や生き方の研究なわけです.
そういう中でもう第二の人生なので,何やってもいい,何の研究をしてもいいんですが,だったら「金儲け」も研究の対象になりうるのではないかと考え始めました.もちろん,再三書いているように必要以上のお金なんか要りませんし,ほんとは,私にしかできない社会の役に立つことがやりたいのですが,やらせてもらえないのなら仕方ありません.
そういう状況下で,何をするかと考えたとき,例えば,ピアノがどうやったら上手くなるか,バドミントンがどうやったら強くなるかを研究して,実際にピアノ上手くなったり,バドミントンが強くなったりすると,自己実現的達成感を感じられるように,お金は欲しくなくても,研究の成果として,デジタルの数字としてのお金が増えていくというのも(たとえ使い途はなくても)自己実現的達成感を感じられるるのではないかと思うようになってきました.
そして,ピアノが上手くなってもバドミントンが強くなっても(私のレベルでは)単なる自己実現に留まるだけですが(というか,ほとんどの人にとってリタイアした後できることのほとんどのことがそうなのですが),お金が増えれば(必要以上のお金は必要ないですが),今の世の中資本主義社会ですからお金が増えるほど,リタイアさせられてキャッシュフローを失った後,生活に困る確率が減るという(かなり大きな)おまけ(でもあくまでおまけ)が付いてきます.あるいは,これも既に書きましたが,お金があることで,何か世の中の役に立つことができるかもしれません.
でも(世の中の多くの人はとっくにそうなのかもしれませんが)金儲け(の研究)が生き甲斐というのもしょぼい話ですし,そういうことに反対の考えをもっているにも関わらず,それに乗っかる行動をとるのにジレンマがあるのは確かですが,これも歳をとるに従って,能力の衰えとともに自分をある意味「退化」させるということが必要ということなのかもしれませんし,ひどい世の中になってしまっていくことに対する私なりの自己防衛ということかもしれません.
でもここまでで何とか一仕事はできたとは思ってるので,それはよかった,少なくとも若い頃に金儲けなどではなく真に価値あることに注力して,ある一定の成果を既にあげられたのは,よかったと思いますし,だからこそ,割り切れる(のかどうかはまだわかりませんが割り切れるのだとしたら)のだと思います.
もちろん,もちろん「風」が吹いているうちは,まだまだ仕事していきますが,風がやんだとき,即ち,定年になったとき,あるいは,定年前でも私でなくてもできる仕事で忙殺されて学生の研究指導ができなくなったとき,あるいは,学生指導が研究指導でなくなったときは,潔く次のステップに進もうと思っています.
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あんまり調子はよくないのですが,すごく悪いというほどでもないです.具体的には,週末は去年のように横になってないといけないというほどではありません.でも,週末,横になって家で休んでいるか大学に出かけるかの「岐路」的にはぎりぎりのところまで来ていて,ここからもっと悪くなるか,ここで留まるかの差は大きいので,これからどっちの方向に進むかでしょうか.
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都知事選で元首相を応援する元首相ですが,脱原発を勝手に唱えるのは,言論の自由が認められている世の中ですからとやかく言うことはないですが,思うのは,彼が自分のことを何様だと思ってるのかということです.
5年もの長い間首相を務めて世の中をよくした有能な政治家で,今でも人気があって私の言うことならみんな支持してくれると思ってるのでしょうか? 派遣切りで路頭に迷う人達を続出させるという大失政をしてしまったとは思ってないのでしょうか?(思ってないから出てくるんでしょう)
でも見方を変えると,この都知事選は,彼が何様でもないことを知らしめ,真の評価を思い知らせ,引っ込ませるいい機会かもしれません.良識ある東京都民の皆さん,ぎゃふんと言わせてもらえませんか?
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昨日は,1995年兵庫県南部地震から19年で,いろんな番組が流れていたのですが,その中で,全国で唯一の防災学科をもつ舞子高校が兵庫にあって,その様子が紹介されていました.そこでこういう場面が流れました.
東日本大震災のときに生徒総出でボランティアに行ったらしいのですが,生徒の一人が泥かきのやり方がわからなくて困ったので,そういうことも教えておいて欲しかったと言ったのです.もうびっくりです.ていうか,最近,こんな学生いるんですよ.
で,先生が何と言うか注目していたのですが,「そんなことは教えませーん.災害現場なんだから臨機応変に自分で考えて何とかすること」とばっさりです.やるじゃん.高校もほんとこんなちゃんとした先生ばっかりだったらいいんですけどねー.
でも問題は,そう言われた生徒がどう思ったかです.そっか,大事なのは自分の頭で考えて判断することなんだ,と思ってくれれば,最高の教育効果ですが,もしそう思えるのなら,泥かきのやり方を教えておいて欲しかった,なんてしょーもないことは言わないでしょうし,なーんだ,この学校は大事なことを教えてくれないサービスが悪いところなんだと思ったかもしれません.まさにこの悪しき流れが今の学校改革(改悪)に繋がっているのです.なかなか厄介な問題だと思いませんか?
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仕事以外にやってることですが,情報があまりに古いまま放置されていたので,ちゃちゃっと最近の感じで書き換えました.
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この話題にも関係するのですが,学校って何でしょうね? 教育をするところ? そうです.でも既に書きましたが,学校は基本的な学力を養わせるところであって,人間教育まできっちりやるようにはなってません(時間割を見ればわかりますよね).つまり,人間教育的なことは(これも既に書きましたが),家庭,地域社会や部外活動などでやるものなのです.
でも,世の中の多くの親たちは,そういうことも学校でやるものだと思っています.そんなわけないことは,自分達が学校に行っていたときのことを考えればわかると思うのですが,自分達が親になった途端,そういうことを手前勝手に要求するようになってきました.
これも既に書きましたが,生活力のない親からは,生活力のない子供が育ってしまいますし,親はともかく子供をそういった劣悪な環境から救い出すには,人間教育も家庭や既に崩壊した地域社会ではなく,どこかできっちりやるというのはありだと思います.でも,現状でそれを学校に要求するのは無理ですし,時間割を見ればわかるように,そもそもそういうシステムになってません.
もしそういうことを学校にやらせる,あるいは,別の教育システムを作るというのなら,莫大な税金が必要になるでしょう.ですから,そういうやり方を選ぶのなら,今の何倍もの授業料,あるいは,消費税20%を受け入れる必要があります.ろくに税金も授業料も払ってないのに,要求だけしてもだめです.今のままか,高い金を払うのか,どちらを選ぶかは国民自身です.
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調子は今一なのですが,そう言えばもう第二の人生で,調子が悪いときは悪いなりに過ごせばいいので,調子がいいとか悪いとか関係なかったのでした.どーも,第一の人生のくせが抜けませんねー.もちろん,気持ちは第二の人生でも,実際はまだ第一の人生を生きているので,調子が悪いときも(それなりに)やらなくてはいけないことはありますから,そこんところがやっぱり難しいところでしょうか.
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名古屋に行ったときは必ず行く味噌カツの名店「矢場とん」が八重洲にできたということを発見したので行ってみたんですが...まあ一応うまいんですが,やっぱり何か違いますね.
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今日から防災科学技術研究所の大型震動台で入力地震動をパラメータとした実大木造建物の振動実験が始まります.最初はこんな感じで↓
今日は,建物を震動台に固定する鉄骨架台の設置と不動点フレームを設置してこんな感じ↓になりました.
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振動実験2日目です.養生して↓
組み立て始め↓
今日はここまで組み上がりました
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40代は仕事しましたが,体調はずっと悪かったし,体力というかバドミントンの競技力もどんどん衰えて行きました.でもよく考えたら40から50までの衰えより,50から60までの衰えの方がもっと激しいはずですよね.つまり,これからが大変ってことなのでしょうか?
でも,多くの人が衰えを感じる30代は,私は全く衰えは感じず,バドミントンの競技力は,逆にどんどん上がっていって,30のときは何者でもなかったのですが,40のときは全日本に出て何回か勝てるくらいになりました(それ以降はだめだめだけど).
ですから,50代もどうなるかわからないってことはないですかね? ていうか,40代の衰え以上に50代も衰えるとすると,もうほんと絶望的なんですけどー.
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何となくですが,私がやりたい(=やるべき)仕事ができなくなったときの「準備」ができて来たような感じがします.
まずは,できる範囲で「一人でも大丈夫」にしておくことでしょうか.今やってる仕事のうち研究は勝手に続けられますし,既にやってる仕事以外のこともありますし,自己実現としての金儲けも「種目」の1つとしての退屈しのぎに大いに寄与するでしょうし,うまく行けば,経済的な後押しも得られるかもしれません(逆に足を引っ張る可能性もありますが,刺激が減る老後でそういうことがあるのは,それはそれでエキサイティング?).
これに関しては,興味の赴くままに「種目」を増やしていけばいいのでしょうし,手持ちの種目を掘り下げることもできるでしょう.そして,これを支えるのは,心身ともに健康であることで,そのためには,食事など身の回りのことをしっかりやることが重要です.もう第二の人生で調子がいいとか悪いとか関係ないとか言っても,体調が悪ければ,気分も悪いですからね.
あと重要なのは,人との繋がりです.「種目」の中には,例えば,バドミントンのように人との繋がりを伴うものもあります.ただ,既に書いたように,私は,「一人時々みんな」が好きだし,人との繋がりは,多ければ多い方がいいとは全く思ってなくて,数少なくても真にわかり合える人との繋がりがあれば充分だし,それ以上は,要らないというか,むしろ,面倒な人間関係は排除したいくらいです.
だったら,必要な人との繋がりは既にもっていますし,リタイアして何か新しいことを始めることによって新たにできる人との繋がりもあるでしょうから,それで充分でしょう.つまり,やりたいことやって,そのことを通して,わかり合える人だけとつき合って行けばいいわけです.
あとは,実際に人とつき合わなくても「勝手に人との繋がり」を感じられる,ということがあります.再三書いているように,このサイトの文章を書いているときも,このサイトを読んでくれる人に話すように書いているので,充分人との繋がりを感じられますし,普段そんなに会わなくても,その人のことを考えれば,それだけで充分にその人に支えられていると感じることができます.
社会というか世の中との繋がりについては,これも再三書いているように,ほんとひどい世の中になってきてしまった,そして(残念ながら)これからもっとひどいことになって行くんだなーと思います.でも私はもうすぐ卒業で,そんな世の中になる前に何とか離脱できそうなので,社会や世の中とは,一定の距離をもってある意味ドライにやって行けると思います.簡単に言ってしまえば「高みの見物」ですね.
そういうひどい世の中の中を生きて行くのは大変だと思うのですが,「高みの見物」なら,むしろ,これまで何度も過ちを繰り返して来た歴史を見るような感じで逆に楽しめるかもしれません.喩えて言えば,自分の人事には全く興味がないが,他人の人事話はめっちゃ面白いみたいな感じでしょうか.
ただ,研究室の学生達のことを考えると,ほんとに心配になりますし,だからこそ,彼らがサバイブできるように私ができることはしておきたいと思います.
そういうことも含めて,「準備」はできたとしても,「風」が吹いているうちは,まだまだ仕事しようと思います.ただし,それが「風」なのか,つまり,私にしかできないことなのか,あなたにしかできないと言われて,面倒かつ社会全体にとってあまり意味のない仕事を体よく押しつけられてるだけなのか,世の中にとってやる意義があるのか,私自身がやり甲斐を感じるのかなどをしっかり見極めていく必要があります.
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私には子供はいないのですが,もしいたらエリート教育をするとかピアニストとかスポーツ選手としてびしばし鍛えるとか,そんなことするわけはなく(多分),それこそ,いろんなものに接する機会を与えたら,あとは本人次第というか,それこそ元気にすくすく育ってもらえればいいと思います.先日,妹と話したときも彼女もそんなことを言ってました.
でもこれからの勝者と敗者しかいない激烈な競争社会を考えるとそんなことしてたら,それこそ路頭に迷うことになるかもしれません.ほんと厄介で面倒な世の中になってきましたねー.正直,子供がいなくてよかったなーとちょっと思いました.
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Miix2 8のキーボードですが,keyswapも使えたので,ふつーに使えています.そしたら,何と純正のものがあるらしいです(日本未発売).
でも,重さは300g超とのことなので,使ってるものより全然重いです.あとこれは,160gと軽いと思ったんですが,横幅が合いませんね(Miix2 8が216mmに対して,キーボードが245mm).
今使ってるものは,キーボードの部分がはずれることがわかって,しかも130gと更に軽量で,膝の上に乗せて使うときはもっと開いた方が見やすいし,これとMiix 2 8だけをもっと軽い素材で繋いでカバーを作れば,すごく使い勝手がいいものができるかもしれません.
左がMiix2 8+キーボード↓ 右は13.3インチのVAIO Z
閉じた様子↓
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リタイアした後に自己実現としての金儲けの補足というか,別にそんな仰々しい理論武装?なんかしなくても,リタイアしたら仕事によるキャッシュフローを失い,年金では全然足らないから単純に稼ぐということでいいのかもしれませんね.もちろん,一番真っ当?なやり方は「仕事」ですが,それを(定年で)クビになるわけで,要は,今の(年金では全然足らないという)社会システムの著しい不備に対する自己防衛と考えればいいのでしょう.
つまり,若いとき,これから生きて行くために食べていけるものの中から今の仕事を選んだように,リタイアした後もおそらく何とか食べては行けるが,これから起こるであろう経済情勢の激変によって食べて行けなくなるというリスクを少しでも回避するための行動として,まさに「やるべきこと」ということなんだと思います.
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振動実験のその後ですが,手違いで一部違う仕様の試験体になりかけてたり,計測機器の設置に手間取ったりして,少し遅れ気味です.今日は,リハーサルとデータチェックを兼ねたステップ加振までやりました(予定だとその後の50%加振まで).みんな頑張ってくれてるし,明日は,何とか極短周期地震動が入れられればと思ってます.
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快適なNexus5+スマホ電話SIMライフを送っていますが,電話はどうしてるかと言うと,090の番号をMNPしてbmobileで使ってるんですが,かけるとき用に050plusをインストールしているので,留守電機能は使わずに050plusに転送しています.そうすると,電話をとれるときはとればいいし(10秒応答がないと転送とかの設定ができる),とれないときは050plusに転送されてPCにメールが届くという案配です(ですから以前より携帯は不携帯状態は大分解消されたと思います).
私は電話はほとんどかけなくて,かけるときは050plusなんですが,使ったことがある人はわかると思いますが,少しタイムラグがあって音質も今一でうーんそれなりって感じです(月額基本料315円ですからね).
それで,楽天でんわとゆーのが出たらしく,なんと番号そのまま(携帯の090の番号),電話回線を使うので音質良好(フュージョンのものを使ってるらしい),月額基本料なし,通話料は半額ということで,早速インストールしました(基本的に只なんで).
でもほとんど電話しないので,使い勝手はまだ...(^^;.
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通話料は半額ということだったのですが,具体的には30秒10.5円なので,050plus(固定電話へは3分8.4円,携帯へは1分16.8円)より大分高いですね.せっかくインストールしたけど使わねーかな.
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今防災科学技術研究所の大型震動台で振動実験やってて,教職員がいないと学生は作業できないので,基本的に私はずっと缶詰で(昼休みに抜け出して事務的な仕事をしに大学に帰るくらい),ノートPC持ち込んで仕事してるんですが,何と言うか,以前みたいに常に何かやってないと退屈で仕方ないという感じではなくなってきたなーと感じます.時々ぼーっともできるようになったし,1日中ずっとノートPCに向かってキーボードを打ち続けるということもできなくなってきたと感じます.
これも順調に退化しているということで,「準備」の一環ということでしょうか.
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「退化」と言うと何だか後ろ向きみたいなので,言い方を変えると「適合」ということかもしれません.体力は衰えて行きますが,経験や知識は増えて判断力や洞察力,要は,脳力は増して行くわけで,そういう様々なものが総合した条件下で,どうあるべきか,どうして行くのかということでしょう.
とか書くと,何だかものすごい総合的な判断力が必要になるように見えますが,体や心が反応するというか,直感に素直に従えばいいということでしょう.例えば,若いときのように自分で何でもやるのではなく,楽しいところもしんどいところも含めて若い人に譲るというようなことでしょうか.
例えば,今振動実験やってるんですが,基本的に汐満君に任せています.大変な仕事なんですが,私はこれまでそういうことは散々やってきたし,だったら,リタイアまであまり先がない私が今更そういうことをやるのではなく,これからそういうことをやって生きて行かなければならない彼が頑張ってやって,それを通していろんなことを学んでもらった方が彼にとっても社会全体にとっても遥かに得策だと思うのです.
じゃあ,私は何をやるかということになるんですが,上で書いたように,体や心が反応するというか,直感に素直に従ってやろうと思うことをやることになるのですが,それは行動より思索,そして,求められれば(主として若い人達への)伝承と教育ということになるのだと思います.体力が衰える一方で脳力は増すという状況にも適合していると言えるでしょう.
ただし,これも再三書いていますが,伝承や教育と言っても,手取り足取り教えることは決していい教育ではありません.一番の教育は,とにかくまず自分で考えて何とかするという意識を植え付けること,そして,失敗しながらも自分で何とかできるという成功体験をさせることでしょう.
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メールのバックアップで,送信済みメールをどうするかですが,「送信済みメール」のフォルダから「受信トレイ」に移動して,popでEdmaxで受信すればいいことは気づいていました.でも,受信メールと送信メールが同じフォルダに混在するのがどうも抵抗があって,うーんどうしよっかなーとしばらくうだうだしていたのですが,ついに?今日実行しました.やってみれば別にどうということはありません.
Gmailの仕様で「送信済みメール」のフォルダから「受信トレイ」に移動は,あっという間で,しかも,Gmailは「フォルダ」ではなく「ラベル」という概念なので,「送信済みメール」フォルダの中もそのまんまです.つまり,これを時々思い出した時に実行すれば,自己レスするのと同じ結果になるわけです.
ていうか,だったら,少なくともEdmaxは常に自己レスすればいいわけですね.実際,ほとんどのメールはPCのEdmaxで返信するわけですし.
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振動実験5日目ですが,結局,今日も本加振はできませんでした.私はずっと震動台のところにはいて,いろいろ相談に乗ったりチェックしたりはしてますが,上で書いたようにあくまで汐満君に主体的にやってもらわなければ「教育」になりません.いろいろトラブルや不手際はありますが,彼はよく頑張ってると思いますし,こういうことを通して,いろいろ学んで欲しいと思います.
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お昼のテレ東の経済番組で同志社大のH先生がAベノミクスのことをぼろくそに言ってました.要は,世界的に景気が後退する中で,むりくり日本のを極々一部の優良企業だけ優遇して日本全体の景気がよくなってると言って国民を騙している,今年中に化けの皮が剥がれると言うもので,私が再三このサイトで書いていることとほぼ同じ主張ですね.
彼女は,とても世の中のことがわかってるし,その言いぶりも歯切れがよくて明解ですが,じゃあどうすればいいのかという話になると,番組の中では3つの提言があって,Hマノミクスと言ってましたが,これらはどれもぱっとしませんね.要は,人のことを批評するのは得意だけど...つまり「批評家」ということでしょうか.
さて,問題のAベノミクスというか日本経済がこれからどうなるかですが,私も基本的には,H先生と同意見,というか,そうあるべきとは思うのですが,実際のところはわかりません.それは,これも再三このサイトで書いているように,経済というのは,実体とは(ほぼ)無関係だからです.
つまり,Aベノミクスがやってるように嘘でも景気がよくなったと言ってると,みんな騙されてほんとに景気がよくなる,つまり,バブルが起こることがあるからです.ですから,実体経済がどうなるか,ではなく,多くの賢くない人達の騙され具合を見極めるという極めて本質的でない洞察力が必要
になるわけで,どうあるべきかというH先生のような賢い人の予想が当たるとは限りませんし,みんな騙されなければ当たることにもなります.-----------------------------------
メールのバックアップですが,残る最後の課題は,ごく僅かですが,去年の12月初旬の消えたメールのバックアップ,即ち,iCloudに転送していたメールをどうやってバックアップ,即ち,PCに落とすかです.
実際のところ,過去のメールを再参照する必要があることはそんなにないんですが,確実にそういうことが必要になることはあります.実際,最近何度かそういうことがあって,それも去年の12月初旬の消えたメールだったこともありました.つまり,iCloudにバックアップをとっておいてよかったなーということです.
最初はGmailと同じようにpopで,と思ったのですが,何とiCloudはimapにしか対応してないようです.Appleのホームページに行くとOutlookで(しかも2003以前のバージョンは非対応),としか書いてありません.
それで,imapのEdmaxをもう1つ作って,それでバックアップ(受信)しようと考えました.でも...なぜかわからないのですが,もう1つ別のEdmaxを作っても,設定は1つしかできない,即ち,iCloud用に設定を書き換えるとGmailの方もそうなっちゃうんですよ.
これは結局原因はわからなかったのですが,逆手にとって,というか,ふつー最初からそうする?と思うのですが,1つのEdmaxの中にもう1つアカウントを作ればいいんじゃないかと考えました.iCloudのEdmaxの設定は,ここの情報を基に,imapのサーバ種別で(多少の)試行錯誤をした末に以下のようにしたら読み込みを始めました.
ただ,ファイル(メール)の数が多すぎて一度に読み込めないので,半年くらいにフォルダに分けると,無事読み込めました.ただしどういうわけか,フォルダに分けたので受信フォルダにはもうそんなにメールは残ってないのですが,Edmaxの受信フォルダにアクセスすると,再度全てのメールを読み込もうとして,延々と時間が経過してエラーが出る(その間,読み込み中止のボタンも効かなくなる)ので,iCloudの受信フォルダにはアクセスしないことが必要です.
これで一応メール新体制と過去のメールのバックアップと復元はできたと思うのですが,ちょっとまだ不安なのは,imapで受信したメールはどうなってんの?ということです.Edmaxのmbxというメール本体のサイズを見ると全て読み込んでると思うのですが,Edmaxで表示するときは,毎回サーバを読みに行くんですよ.
今年初めからのメールは,popでバックアップをとっているので問題ないし,去年の12月初旬までは,popでメールのやりとりをしていたので,これも問題ないですが,やはり,12月初旬の消えた部分がまだ「どうなってんの?」という感じです(念のため12月初旬のメールについては,必ず一度サーバにアクセスさせてメールを「表示」させるようにしました).
メールシステムを変えてから思ったんですが,これまでは,残しておくメールはいくつかのフォルダに分けて簡単に整理していたんですが,そんなことする必要ないですね.これは,返信など対応が必要なメールを受信フォルダに残して,残りはフォルダに「隠す」という意味合いもあったのですが,今は逆に対応が必要なものは「要対応」というフォルダに移動しているので,ついつい忘れがちになってしまいます.でもこれは,例えば,todoリストのファイルを見るように,1日1回は「要対応フォルダ」を見るというような習慣づけをすればいいということですね.
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メールを新体制にしてから気づいたのは,確かに保存しておく必要がなく即座に消去するメールもあるのですが,そういうものは私の場合,ほとんど届かないようにしているので,来たメールのほとんどは,一応保存しておくのが楽,ということです.
これも既にどこかで書きましたが,整理の基本は捨てること,と私は思ってません.捨てるを基本にすると,捨てるときに捨てるかどうかの判断が必要になって,そこで労力が発生するからです.もちろん,全体の半分以上を捨てる必要があるのなら,捨てることも考えた方がいいですが,全体の1,2割くらいなら,何も考えずにとっておくのが効率的です.
問題は,その1,2割をどうするかですが,これも既に書きましたが「うまく隠す」ことです.問題はスペースですが,「物」ならスペースととらないような多少の工夫が必要ですが,メールならディスクの一部を電子的に占めるだけだし,最近はストレージはものすごく大容量化しているので何の問題もありません.
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「気づく」というのは,このサイトで何度か書いていることで,要は,人生には限りがある,よって,所詮死ぬまでの退屈しのぎであるというようなことに気づくということです.退屈しのぎというのは,単なる言い方の問題で,重要なのは人生に限りがあるということ,そして,それは(今のところ)揺るぎない事実で,実際,人類の誕生以降,死ななかった人間は誰一人いないということです.
もちろん,何もわからない幼い子供でなければ,誰でも知識としては知っていることですが,多くの(まともな)人は,どこかでそのことに「気づいて」正面から向き合うことになります.それが人生の中でいつがいいのか,ということです.
私の場合は,30代前半でした.それまでは,そういうことは深く考えずに脳天気かつ自分勝手に生きてきたと思います.でも,やりたいことを仕事にするという小さい頃からの夢を叶え,あるいは,当時結婚したいと思っていた人と結婚できなかったりとかいろんなことがあって,そういうことに気づいてしまいました.そして,随分長い間,苦しむことになります.
でも,30代前半を境に,私の生き方は全く変わりましたし,今にして思えばいろんな意味で有意義な30代を過ごせたし,それを受け入れて次に進んだ40代は再び仕事に打ち込むなど充実した時間を過ごすことができました.ですから,今では「気づいて」よかったと思っています.
今,Eテレで幸福学というのをやってるんですが,逆境や挫折から立ち直るのに必要なことは,まずそれらに目を背けずしっかり受け入れることと言っていました.まさにこのサイトで書いたことで,死ぬのは怖いから目を背ける,では,死ぬまでその恐怖から逃れることはできないわけです.
それで,いつ気づくのがいいかですが,死ぬ直前まで気づかないのがいいんじゃない?という人もいるような気がします.一理あると思うのですが,気づくか気づかないかはそんなにうまくコントロールできるものではないですし,私自身の30代前半より前と後の生き方の違いを考えると,明らかに後の方が遥かに有意義な生き方ができるようになったと思いますから,死ぬ直前まで気づかないような生き方というのは,どんなにいい仕事をしたとしても薄っぺらい人生だったんだなと思ってしまいます.
じゃあ,できるだけ早く気づいた方がいいのかと言うと,例えば,何も考えずに一心不乱に邁進できる10代,20代に気づいてしまうと,ちょっと勿体ない気もしないでもないです.例えば,受験勉強は,はっきり言ってそんなに意味があるものではないですが,そういうことに気づいてしまうと,勉強する気がなくなるのも事実で,そうすると若い頃に大きな挫折を味わうことにもなるでしょう.それはそれでいい経験ですが,そこから立ち直れなければ,そのまま不本意な人生を送ってしまうことにもなりかねません.
私の場合は,受験勉強は,とても一心不乱というところまではできませんでしたし,実際,失敗もしてますが,大学の4年生のときに研究室に入ってから博士課程を修了するまでの6年間は,一心不乱に勉強し研究したと思いますし,そのおかげで,今の仕事にありつくこともできました.もし,そのとき既に「気づいて」いたら,あそこまで頑張れなかったと思う一方で,その頃の私はとても自分勝手な生き方をしていましたから,それが今に至るまでずっと続いているようでは,どんなに成功したとしても,それこそ薄っぺらい人生になってしまっていたでしょう.
逆に,死ぬ直前は極端としても,例えば,仕事をリタイアした後に気づいたとしたらどうでしょうか? もう生い先そんなに長くないですし,違う生き方をしたいと思っても難しいわけで,結局,そのまま折角の第二の人生をだらだらと過ごしてしまうことにもなりかねません.
ということで,どこで気づくのがいいかですが,自分がそうだったこともありますが,30代くらいがいいのかなあ,と思っています.でも,そんなことコントロールなんかできませんし,気づいたときはそれがいつでも苦しいですし,それは,いつ気づいても同じで,ですから,その時に,しっかり受け止めて次に進めれば,いつでもいい,つまり,気づいたら(気づいてしまったら)それをしっかり受け止めて次に進むことなんだと思います.
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ACミランで10番を付けることになった本田さんやヤンキースと163億円で契約した田中マー君とかの報道を見てると,小さい頃からの夢を実現したとか,ここまで競争を勝ち抜いて這い上がってきたという感じなんですが(でもまさにここで書いた表面的に華やかなニュースが踊ってるという状況ですね),本人達は競争してるつもりでも外から見れば,単にフィルタがかけられて誰かが残ってるだけのような気がします.
実際,ACミランの10番は誰かが付けるわけですし,ヤンキースのエースピッチャーも誰かがなるわけですからね.もちろん,本人からすれば「自分が」なった,という感覚だとは思いますが.
じゃあ何万人という大観衆の中でプレーするプレッシャーに耐えられるか,と言われても,別に命とられるわけでもないし(以前,WCのグループリーグで敗退したコロンビアの選手が帰国後殺害されたことはありましたがそんなことはごく稀です),よくよく考えてみれば,そんな大袈裟な話でもないでしょう.ただ,彼らはみんな若いので,あの若さでそういう状況に置かれるのは大変だと思いますが,歳をとって達観?してくると,別にそんなに大した状況ではないことがわかってきます.
ですから,メディアやファンがいくら騒ごうが,別にそんなこと気にも留めず,結果も気にすることなく,楽しんでやればいいんじゃないですかね.
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いつ「気づく」かですが,私が30代で気づいたので,30代とかてきとーなことを書いてしまいましたが,本音を言うと50くらい,即ち,第二の人生が始まるタイミングかもなー,という気がしてきました.つまり,50くらいまで一心不乱に思う存分仕事に打ち込んで,そこでDNAの指令とともに「気づき」,手のひらを返したように第二の人生に移行するということでしょうか.
でも,そうだとしたら,たとえ仕事で大成功したとしても,50という大の大人になるまで,哲学的には薄っぺらい人生を歩いてきたわけで,それはやはり情けないですかね.
じゃあ,30代よりもっと早く,例えば10代とか20代で気づいたらどうでしょうか? 苦しいと思います.でも10〜20代と言えば,まさに成長期で,ただ勉強したりスポーツに打ち込んだりするだけではなく,いろんなことを考えて思い悩むとしたら,やはりこの時期が一番いいのだと思います.そして,そういうことを乗り越えて大人になれば,間違いなくとても魅力ある素晴らしい人になってるでしょう.
でも,悲しいかな,世の中で成功する人の多くは,若いときにそういうことをあまり考えずにひたすら勉強したり何かに打ち込んでたりした人ですから,人生的には薄っぺらい人が多い,そして,そういう人が世の中を動かすことになってしまってるというのが今のおかしな世の中を作ってしまってるのかもしれません.
ゆとり教育は失敗だった,ということになってるのですが,私はそうは思いません.問題は,ゆとりの部分で何をしたかで,そこでいろんなことを「考える」ことをしていれば,間違いなくそれは効果があったということになると思います.でも,ゆとりの部分で,ただ遊んだりしてたんでは,やはり失敗だったということになるのでしょう.
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これも既に書いたと思うのですが,このサイトでよく苦しいとか思い悩むとかいう言葉が出てきますが,どう思いますか? 苦しいとか思い悩むのって嫌ですか? 私は結構好きですよ.もちろん,ただ苦しいとか思い悩めばいいってわけじゃなくて,何に対して苦しいとか思い悩むかが最重要なのは言うまでもありません.
苦しくない練習なんて練習じゃないし,思い悩むっていうのは考えるってことですから考えるのは大好きです.ていうか,これも再三書いているように,苦しいとか思い悩むことの中にほんとの楽しさがあるんだと思います.
そもそも,苦しいとか思い悩むことがない人生なんてちょーつまんなくないですか? 今までにない何か新しいものを産み出すとき,産みの苦しみがないわけないし,よくわからないから考えるのだし,どう生きたらいいのかわからないからいろいろやってみてあーでもないこーでもないってやるのが楽しい人生だと思います.
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とは言え,私は第二の人生なので,そういうのはもういいかなと思ってます.散々苦しんだし思い悩んだし,そして,充分に楽しみましたからね.つまり,再三書いているようにしんどいところも楽しいところも含めて,もう若い人達に譲って思う存分楽しんでもらえれば,そして,私はそのバックアップができればと思ってます.そしてそう思えるのは,自分はもう充分やってきたと思ってるからでしょう.
とは言え,私もまだ人生が終わったわけではありませんし,これからも楽しく気分よく人生を満喫していきたい,そして,どうせ第二の人生を生きるのなら,第一の人生と違った生き方をするのもいいかなと思っているわけです.
でも,第二の人生をどう生きるのがいいのかは,こんな感じかなとは思ってますが,まだ完全に答えを見出したわけではありません.つまり,これからも思い悩み続けるのは変わらないってことですね.でも,これまでとは,違う生き方をするのも悪くないと思ってます.でもこういうのは自然の流れというか,私が決めることではないところもあるので,まだどうなるかはわかりません.
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ようやく加振に漕ぎ着けました.汐満君はじめみんなよく頑張りました.
加振前の様子↓
入力は,2003年宮城県沖の地震で震度6弱を記録したものの周辺で全壊・大破した建物がなかったJMA大船渡の50%,100%,150%です.150%は震度6強,加速度は1.2Gですが,建物はいわゆる既存不適格建物の中でも最低レベルの耐震性能しか有していないにもかかわらず大きな損傷はありませんでした(筋交いの引張側の釘が少し抜けたくらい).
実際の被害が再現されるとともに,東日本大震災のように極短周期が卓越し,震度や加速度が大きい地震動で被害が生じないのは,建物の耐震性能が高いからではないことが示されました.
加振後の様子↓(ほとんど変化なし)
再三,このサイトで書いているように,東日本大震災のような大地震で古い木造家屋が大きな被害を受けなかったのは,耐震性能が充分なわけではなく,地震動が震度や加速は大きくなるが建物に損傷を与えない性質のものだったというだけで,同じ震度レベルでも阪神・淡路大震災のような性質の地震動が発生すれば,ひとたまりもありません.
次は,阪神・淡路大震災のときと似た性質をもったやや短周期地震動である2007年能登半島地震のK-NET穴水(周辺の木造建物全壊率20%)を入力します.
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某テレビ番組で地球温暖化の話をしていたので,ちらっと見ました.東工大の丸山先生がこの100年で地球の気温が0.7度上昇しているのは事実,しかし,その原因が人間が排出するCO2であるという証拠はなく,単なる自然変動と考えるのが妥当という(このサイトで再三私が書いていることとほぼ同じ)主張をされたのに対して,I原環境大臣が,何と言ったと思いますか?
ツバルに行って海水面が上昇しているのを実感した,だからその原因は人間が排出するCO2だと思うんですよ,てな感じです.もうびっくりじゃないですか? 温暖化,海水面の上昇の原因が何かを議論しているのに,海水面が上昇したからそれは人間が排出するCO2のせいという全く論理性のない発言しかできず,こんな人が大臣やってるなんてもう絶望的な気分になりました(こんなひどい世の中になるわけです).
丸山先生の主張は,論理的に極めて明解,かつ,わかりやすく,証拠となるデータもきちんと示されているのですが,M田気象予報士の反論も支離滅裂で全く議論になっておらず,結局,地球温暖化の原因は人間が排出するCO2であるということを前提に論理性のない主張を繰り返しているに過ぎません.
地球温暖化の原因は人間が排出するCO2であると主張する人達がどういう人達かよくわかった感じがします.脱原発と連呼する人達とよく似てますね.得になるからそういうことにしとこうとする悪人でなければ,単なる○カです.
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株が大きく下げています.早くも化けの皮が剥がれ始めたということなのでしょうか?
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補修(筋交い端部の釘打ちを全て打ち直し)した後,パルス加振で周期を確認したところ,JMA大船渡50%を入れた後と同じことを確認して(JMA大船渡50%を再び入力しないで),
2011年東北地方太平洋沖地震 鹿島台震度計100%
2007年能登半島地震 K-NET穴水50%
2007年能登半島地震 K-NET穴水100%
鹿島台震度計(震度6強,周辺全壊・大破率0)は,極短周期地震動で継続時間が長いもの,K-NET穴水(震度6強,周辺全壊・大破率18.8%)は,1-2応答が強いやや短周期地震動です.
結果は,鹿島台震度計では,筋交い引張端部の釘が抜けた程度の軽微な損傷だったのに対して,K-NET穴水は,1階筋交いが座屈破断して全壊に至りました.
K-NET穴水100%加振後の全景.前面左側の筋交いが座屈して破断↓
筋交い端部の板は,実際の建物には外装材がついていて筋交いが座屈しなければ脱落しないことを再現するためのカバーで,土台,あるいは,梁のみに固定されていて,柱や筋交いとは接触していない
裏面の筋交いも前面と同様に座屈破断↓
2011年東北地方太平洋沖地震における,震度が大きくて継続時間が長くても極短周期地震動では,耐震性能が非常に低い木造家屋ですら,軽微な被害に留まりましたが,同じ震度レベルで継続時間が短くても1-2秒が卓越した地震動では,全壊に至りました.これは,実際の強震観測点周辺の被害とも対応しています.
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理化学研究所の小保方さんが万能細胞をより簡単な方法で作成することに成功したニュースが駆け巡ってますね.メディア的には,30歳と若くて[かわいい]女性であること,そして,普段はごくごくふつーの女の子だけど,仕事をするときは頑張り屋さんで,世の中に役に立つ研究がしたかったという夢を苦労の末叶えたという絵に描いたようなヒロインといったところでしょうか.これを期に研究者を目指す人達,特に女性が増えればというのもわかるんですが,何か違和感はありますね.
確かに大発見なんですが(既に書いたと思うのですが),「発見」というのは見つけたということに過ぎないわけで(確か山中先生は自らそういうことを言っておられたと思います),例えば,何かものすごい斬新なアイデアで解決できなかった問題を知的に解き明かした,というのとは,違うと思うんですよねー.もちろん,発見する確率を上げるために,様々な創意工夫はあったんだと思いますが.
あとは,世の中に役に立つ研究がしたかった,というのがやっぱり引っかかります.もちろん,そういう研究もあっていいとは思いますが,何度も書いているように,研究というものは,あくまで知的好奇心によって突き動かされるものであって,そうでなければ,独創的な「いい研究」はできないと思います.
今の風潮だと世の中の役に立つ研究ばかりがもてはやされ,研究費も重点的に割り当てられるようになり,そんなんでは人類はどんどんバカになって行くと思いますし,結果的に世の中もよくならないと思います.
とは言え,小保方さん自身に何の落ち度があるわけでもなんでもない,というか,苦労の末,大発見をしたのは間違いないので,問題はそれに群がり変なことに利用しようとする奴らの問題ということでしょうか.
あとは,こんな簡単な方法で細胞の初期化が起こるというのがやっぱり驚きですね.だったら他にももっといい方法があるんじゃないかと(専門外の私から見ると)思ってしまいます.
21世紀は,人類史上希に見る曲がり角,ということは再三書いて来ましたが,何かが変わり始めたような感じは確かにします.人間はほんとに死ななくなってしまうのでしょうか?
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消費者物価指数が5年ぶりのプラスで,Aベノミクスによるインフレ効果が,という報道とか大臣のコメントはひどいです.単に円安になって,原油や天然ガス,光熱費が上がっただけじゃないですか.そんなインフレ?で,景気がよくなるわけもなく,中小企業の賃金も上がるわけありません.
逆に言えば,デフレデフレと言われていたときは,円高が進んでいて,ただそれだけの話だったということです.一体この国をどうしようというのでしょうか?
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