研究というものの続きです(予想通り?).基本的には書いた通りなんですが,いろいろ考えさせられるというか,考えさせてもらえる材料をもらってありがとうという感じでしょうか.
常識にとらわれないこと,周りが何と言おうと自分の信じることをやり抜くことが大事と散々言われているんですが,それだけじゃだめに決まってるわけで,そんなことでは奇想天外な無駄な努力ばかりすることにもなりかねませんし,実際そういう人は結構います.そういう中から宝くじ的に誰かが当たればいいというのでは,人類全体としてはいいのかもしれませんが,尊厳を持った個人が有意義な人生を送れることの方が大事ですよね.
たとえ奇想天外というだけではなく今回のように正解だったとしても斬新なアイデアだけでも研究は進まないわけで,地道な作業を繰り返すことの大切さは言うまでもありません.でもそれだけでもやっぱりだめです.つまり,学生達にはいつも言っているのですが,やっぱり「質と量」の両方が必要なんですね.
でも,私個人的には,やはり何のために研究するのか,というところに帰着してしまいます.彼女は,世の中の役に立つ研究がしたかったと言っていますが,何度も書いているように私は違います.もちろん,結果として世の中の役に立つことになれば嬉しいですが,それが目標ではありません.
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上の続きなんですが,彼女の成果を見て考えさせられたこととして,「ストレスを与えると初期化が起こる」ということがあります.彼女がたまたまであったとしても起こったことをそういう普遍的な概念で捉えられたのは,彼女の研究が単に「頑張った」ものではないことを示しています.そして「ストレスを与えると...」の下りに更に普遍的な何かがあるかもと考えました.
私って,体的にはとてもしんどい40代を過ごしてきていて,それは今も変わらないのですが,自分のやりたいことを仕事にして,仕事以外のやりたいことも思う存分にやるなど,こんなにストレスのない生活を送っていて,どうしてこんなにくたびれて行くんだろうとずっと思っていました.時々会う同級生は,少なくとも私よりはいろんな苦労をしていると思うんですが,みんな私より元気な感じがするんですよ(そう見えるだけかもしれませんが).
それで小保方さんの,ストレスを与えると初期化が起こるということは,夢の若返りにも繋がるかもと言っていたことにはっとさせられたわけです.別に若返りとかは要らないんですが,要は,細胞というか生物にストレスがかかると,本能的に何かスイッチが入って,ストレスに抵抗できるような初期化というか若返りのようなものが起こるということで,私のようにストレスが少なすぎてもだめってことなんじゃないかと.
と書いたんですが,今の生き方を変えることはできないでしょうし,私だってストレスがないわけじゃありませんし(特に50過ぎてから),直感的に50を過ぎてからこれ以上ストレスをかけることを体が本能的に嫌がっていると感じます.でも要は,ストレスが強すぎても弱すぎてもだめってことでしょうか.だとすると,これは既にどこかで書いたので,別に新しい発見ではありませんでしたね(^^;.
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ストレスを与えて元気になる的に言えば,スポーツなんかは,格好の材料かもしれません.でも一般的にスポーツ選手は,免疫力が低下しがちで一般の人より短命というデータもありますし,やはりやり過ぎはだめってことなのでしょうか?
でもそんなこと言ってたら仕事だってなんだってそこそこやるのがベストみたいなことになって,そんなんじゃ平凡な人生しか送れないでしょうし,それはそれで悪くはないと思いますし幸せにもなれるでしょうが(でもこれからの世の中はそういう生き方はもうできなくなると思います),私はやっぱりそんなんじゃつまらないです.
でも今日は,今テスト期間でバドミントン部の練習が午前中だけになっているので,午前中練習に行ったのですが,疲れすぎて午後はずっと横になっていました.夜の練習だとそのまま寝てしまえばいいんですが,朝だとやっぱりもう厳しいですね.
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ここんとこずっとアキレス腱痛で,左だけではなく右のアキレス腱も伸ばしてしまって痛いのを我慢してプレーしているような状態でした.整形外科行っても練習休んでしばらく安静にと言われるだけですし,プレーしながら何とかしないといけないということで,最初は,バドミントンするときに急激に激しくアキレス腱に負担をかけることがないように普段からアキレス腱を使うように,具体的には,例えば,歩くときは痛いのを我慢してつま先立ち気味で歩くようにしていました.
でもこれだと全然よくならなくて,だったら全く逆のことをしてみてはどうかと考えました.ネットでいろいろ調べているうちにそういう記事に辿り着いたということもあります.つまり,バドミントンをする時以外は,とにかくアキレス腱に負担をかけないようにするということです.
まだ1週間くらいしか経ってませんが,効果てきめんですね.少なくとも痛いのを我慢しながらプレーすることはなくなりました.でもこれって「歳をとったらトレーニングするな」的なことでもあるので,心境としてはちょっと複雑です.
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マスク・ド・スラッガーの2回目をやってました.でも1回目同様,あのグリップを下げてタイミングをとるフォームは,もうばればれです.
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幸福学の放送が終わりました.見のがした第1回もネットに転がっていたので見ることができました.結論から言うと,私にとってはどれも既にこのサイトのどこかで書いたことで,特に新しい発見はありませんでした.そもそも私は幸福を目指して生きているわけではあませんしね.それに,こういうものはいわゆる「一般論」なので,じゃあ自分はどうかということに注意する必要があります.
でも一般的に言えば,中身は素晴らしいものだったと思います.世の中の多くの人は,幸福を目指して生きているのだと思いますし,そうであるのなら一見の価値はあると思います(もう終わっちゃいましたけど).
素晴らしいと思ったのは,何となくこうなんじゃないかと思っていることをしっかり調査してデータとして示していることです.これは「研究」なので当然のことですが,やはり説得力はあります.でも逆に言えば,幸福になることが目的なのならデータなんかなくても幸福になれればいいわけですよね.
スポーツ科学も似たところがあって,バドミントンが強くなるためにはこうしたらいいということで論文を書くには,しっかりしたデータと解析や分析が必要ですが,バドミントンが強くなることが目的なのなら,そんなものは必要ありません.
ここのところが上で書いた研究する目的とも関係してくるところですね.私はもちろん上で書いたように強くなるのが目的というよりは,その過程の試行錯誤や創意工夫を楽しむことが目的,そして,結果的にその方が強くなるし,人生で言えば,いい人生を送れると思っています.
ということで,幸福学については,放送を見てない人も多いでしょうし,私にとっても,総論的には既知でも各論的にはいろいろはっとさせられることがありましたし,このサイトで書いてきたことと照らし合わせてまとめておくのがいいのではないかと思いました(のでぼちぼち書いていくことにします).
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世の中で成功する人の多くは,若いときに「気づかず」にひたすら勉強したり何かに打ち込んでたりした人と書きました.大概はそうなんですが,極稀にそうでない人がいるのは確かです.つまり,若いときに何かに打ち込むとともに,既に「気づいて」いて,人生や哲学的なことも考えているようなすごい奴です.実際これまで,数は少ないですがそういう人を見て来ました.
そして「これまでは」世の中を動かしているのは,そういう人だったと思います.でも今はどうなんでしょうか? 少なくとも政界はとてもそうは見えません.メディアの視聴率目当ての官僚叩きで有能な人材が官界に集まらなくなってるってことはないんでしょうか? 最も儲かる金融セクタに有能な人材が流れてしまっているってことはないんでしょうか?
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幸福学の放送を見て思ったこととしては,既に書いたように,私にとってそのほとんどが既にわかっていたことで,ということは,私は人が幸福になるにはどうしたらいいかがわかっているということになります(なってしまいます).
そしてそういうことを実践した結果かどうかはわかりませんが,実際,私は幸福でしょう.もちろん,幸福とはその人が幸福と思うかどうかなので,私が自分のことを幸福だと思ってるかどうかが問題なのですが,少なくとも他の人から見たら相当幸福に見えると思います(幸福をそう定義する人もいます).
じゃあ,私自身がどのくらい幸福感を感じているかですが,もちろん,そういうことも時々ありますが,普段は別にそんなに幸福感は感じてません(^^;.その根本的な理由は,やはり,私自身が幸福というものに興味がないというか,幸福を目的に生きているわけではないということでしょう.
でも,幸福とは「相対的」なものであるとは既に書きましたが,例えば,他の誰かになりたいとか羨ましいとか思ったことはただの一度もありません.つまり,少なくとも空間的相対的には,私は他の誰よりも幸福なんだと思います.また,これも既に書きましたが,私は過去のどこかに戻りたいとも全く思わないので,時間的相対的にも今が自分の人生の中で一番幸せなんだと思います.
それは,どうやったら幸福になれるかを知り尽くしているからかもしれませんが,でもだからこそ,幸福というものに大した意味を見出していないし,相対的に幸福になれても,絶対的な幸福にはなれないんだと思いますし,それでいいんだと思います.
何度も書いたように,幸福になるには現状に満足すればいいわけですから簡単なことなのです.でも現状に満足すればそこで全てが止まってしまい,いずれ自然落下的に不幸になることも既に書きました.そういうことを繰り返すことで幸せを(そして不幸も)感じることができるのですが,そんなことにあまり意味はないでしょう.
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今日も大きく下げた日本株ですが,日本経済の問題ではなく,アメリカの金融緩和縮小に伴う新興国の通過の下落だとか,消費税増税に向かって一時的な落ち込みを織り込み始めているとか,言い訳のシナリオはいくらでも用意されていると思います.
つまり,後付けの説明はいくらでもできるわけで,Aベノミクスはうまく行ってるとか言う虚言に騙されないことが肝要でしょう.
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各論的に幸福学を見て思ったことを書いていきます.世界で一番幸福度が高い国ブータンの話が幸福学でも出てきたのですが,どうやら今までのやり方を変えて,経済優先に政策転換したらしいです.ですから,確実にブータンの幸福度は下がるでしょうと講師の先生は断言(^^;していました.どうして人間ってこんなにバカなんでしょうね?
マズローの法則によれば,経済的に豊かになっても幸せにならないことを実感して一度痛い目に会わないと人間はそういうことをやめないそうです.でもそうだとしたら国としてそれができるのは今の日本以外にないでしょう.
でも実際にはまた同じことを繰り返そうとしています.ほんとバカだなーと思いますが,要は,何度も同じことを書きますが,30年前のことなんか忘れてしまう,つまり,人が世代交代してしまうってことでしょうね.(バカな)歴史を繰り返すわけです.ていうか,歴史に学ぼうとはどうしてしないのでしょうか?
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これも幸福学各論の話です.確か第1回(お金)だったと思うのですが,年収と幸福度の関係がある一定値(600〜700万くらいだったか)を過ぎると頭打ちになるか低下するということが紹介されていました.このことも既にこのサイトで紹介しましたし,必要以上のお金は要らないと散々このサイトで書いていることと対応しています.
でもお金儲けってそれが目的の人もいるでしょうが,例えば,野球が上手くなりたい,いい作品を作りたい,世の中の役に立つ研究がしたい,世の中の不便を解消したいと思って頑張っていたら,いつの間にかお金持ちになってしまっていたという場合もあります.そういう場合はどうしたらいいでしょうか? 多くのスポーツ選手に見られるようにお金持ちになって(子供に夢を与えるという名目で)豪邸に住んで高級車を乗り回してもしょうがないでしょう.
幸福学では,お金を使いなさい,即ち,お金を得ることでは幸せになれないのだからお金を手放すことで幸せになることを考えなさいと言っていました.これは,今Aベノミクスでさかんに言われている,みんな一斉にお金を使って経済を回そうということとは全然違います.
要は,お金の使い方が大事ということで,(私の場合は全くの杞憂だと思うのですが)もし有り余るお金があるとしたら,それを人が喜ぶような世の中がよくなるようなことに使うことで,お金を使った本人が幸せになれるということです.
でもじゃあ具体的に何にお金を使うかですが,いくつか具体例をこのサイトでも既に書きましたが,やっぱりこれが難しいですよね.でも難しいからこそ考える価値があると思います.私があり余るお金を手にすることはないとは思いますが,そういうことを考えることで,自己実現としての金儲けにもある程度の意義は見出せると思いました.
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インフルエンザが流行っているようですが,みなさんどうやって予防していますか? うーがい,手洗い,にんにく○○♪? でもうがいって実はほとんど効果がないそうです.理由としては,喉にウィルスが付着したら20分くらいで体内に侵入してしまうからで,それを防ぐには20分おきにうがいしないといけないからです.そんなの無理ですよね.
で,先日なんかの番組を見ていたら,小児科のお医者さんは(マスクもしないのに),ウィルス感染率が異常に低いという話をしていて,それは1つには,様々なウィルスに晒されて免疫ができているということもあるらしいのですが,そこに出てきていた先生は,患者さんの診察が終わるごにごくりとお茶を飲んでいました.嚥下というらしいです.
説明としては,喉に付着したウィルスを胃まで流し込んでるんだそうです.胃は胃酸が出ててものすごく強い酸性なので,ウィルスはみんな死んじゃうそうです.要は20分おきにうがいは無理だけどお茶を一口飲むくらいならできるわけで(唾液にも同様の効果がある?),満員電車に乗る時マスクなんかするより,時々お茶でもなんでも何か飲み物を一口飲めばいいってことです(私の場合は,水分を補給する習慣が全くないので,こういうことも1つの動機付けになる気もする).言われてみればその通りなんですが,もうびっくりじゃないですか?
それで思ったのは,こういう情報って「向こうからやってくるもの」で,例えば,インターネットで検索してもなかなか出てこない,つまり,これからは必要な情報を必要な時に取りに行くインターネットの時代だとは思うのですが,まだまだ情報が「向こうからやってくる」テレビにも生き残りの活路があるのかと思った次第です.
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NYダウが暴落したみたいですね.円高も進んだようですし,今日の日本株も大きく下げて始まるでしょう.昨日のWBSで早速ここで書いた通りのコメントがきかれて思わず笑っちゃいました.まさにシナリオ通り?
あとは,大騒ぎして始まったNISAですが,口座開設数はものすごいのに実際に株を買ってる人はまだ全体の10%以下だそうです.やるじゃん.みんな騙されてない? それとも単におっかなびっくりなだけ?(多分後者かな)
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このサイトのどこかで芸術とスポーツのどちらも少なくとも1つずつは人生の必修科目ですよと書いたと思います.それはどちらも違った側面から自己実現に繋がる素晴らしいもので,間違いなく人生を豊かにしてくれるからです(ちょっとプロトタイプな表現).でももちろん,これらだけでなく,それこそ「人生の必修科目」と言えるものは他にもあります.
とりあえず最初に来るのは仕事でしょう.それは単純に生きて行くために必要ということもありますし,何か仕事をしてその対価として資本主義社会の枠組みの中でお金が貰えるというのは,何らかの形で世の中の役に立っているということです.ですから,もちろん職業に貴賎なしなんですが,自分がどうしたいかや世の中にどう関わりたいか,そして何ができるかを慎重に考えて選ぶ必要があります.でもその一方で,何の仕事をするかにそんなに拘る必要もないことも既に書きました.
そして普通は,仕事をしている時間以外を充実させてくれるものとして,芸術やスポーツがあるのですが,このサイトで散々書いているように,というか,このサイトそのものがそうなのですが,職業人である前に人生を生きる人間なのですから,人生や世の中や哲学的なことについて考えることは必修だと思います.つまり,「とりあえず最初に来るのは仕事」と書きましたが,ほんとはこっちが先ですよね.
でも多くの人はこういうことを避けたがりますし,酒がまずくなるからめんどくさい話すんなよ,とあからさまに忌み嫌う人も多いでしょう(もちろん,そういう人にはこういう話はしませんけど).
わかるんですが,そういう人もおそらく,というか間違いなく幸せにはなりたいんですよね.そういう人は臭いものに蓋をすることで,例えば,死という恐怖を忘れることで幸せになろうとしているのですが,このサイトで何度も書いてきたように,そして,幸福学でも言われていたように,恐怖や嫌なことを克服するには,まずこれらを正面から受け入れることが必須なわけで,そのときに必要なのが哲学なのです.
つまり,平たく言ってしまえば,幸せになりたかったら哲学しましょう,ということになります.
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ここまでは,もう既にこのサイトのどこかで書いたことだと思うのですが,更にいくつかの人生の必修科目をあげておこうと思います.
1つはやっぱり人間関係ですね.これは,哲学,仕事,芸術,スポーツの全てに関わってきますし,そもそも人は一人では生きていけない,即ち,人間関係の中で生きて行くわけですからね.でも,必修「科目」という割には,これを体系的に教育するシステムは全く整っていません.そんなの人付き合いの中で自然と身につけるものだよ,というのもわかりますし,実践してなんぼのものなのでまさにそうすべきものですが,最近,人付き合いがうまくできない人の割合が確実に増えている気がします.別に学校や職場に限らず,家庭でも同じです.
私も昔は人付き合いが苦手だったと思います.小さい頃は,とにかくわがままで自分勝手でしたし,父親にことあるごとに「人の気持ちになって考えろ」と厳しく怒られていました.そう,人間関係の基本はまさに「人の気持ちになって考える」です.学生達に,特にプレゼンをするときに「きいてる人に立場に立って理解してもらえるかどうか考えなさい」と発表練習のたびに言うのですが,このことを理解できる人間とどうしても理解できない人間に見事に分かれてしまうのが現状です.
人付き合いの基本は会話であり,人に何かしゃべるとき,こう言ったら相手はどう思うのかなと瞬時に相手の立場に立って考えてからしゃべらなければ,相手に理解してもらえないどころかとんでもない誤解を招いたり相手を著しく傷つけることもあるでしょう.そして「情けは人のためならず」ですから,そういうことは全て自分に返ってきます.
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あとは,これから起こるであろう経済の激変を考えると「経済」も人生の必修科目の1つとして考えなければいけなくなってきました.ただ,経済というのは,何度か書いていますが普通の「科目」とはその性格が大きく異なっていて,例えば,一生懸命勉強なんかしても.具体的には,N経新聞や経済の専門書を読んだり,経済番組なんかを見るだけじゃ全然だめです.
むしろ,そういった報道やデータにどういう嘘があるのか,世の中のほんと動きはどうなのかを見極める非常に高度な洞察力と判断力が必要です.でも(私も含めて)普通の人はさすがにそこまでは無理ですよね.だったら,やっぱり地道に働いて地道に生きて行くしかないわけです.
でもこれまでは,ちゃんと仕事をしていれば,食べて行けるだけのお金は得られたと思うのですが,これからはそんな保証はなくなってきますし,私のようにこれからリタイアして仕事を失う場合も同様です.
それには「その人にしかできない仕事をする」しかない,そうでなければ,これから先いつクビを切られてもおかしくない(といつも散々学生に話しています)のですが,経済というのは,限られたパイを食い合うものなので(むりくり経済成長させようとしてもだめです),誰かが勝てば誰かが負けるという過酷なものです(もうほんとなんでこんな世の中になってしまったんでしょう).
そういう中で,これも既に書きましたが,仕事をして収入を増やすことばかりに目が行きがちですが,世の中に騙されずに無駄な支出をなくすこと,ちゃんとお金の計算ができることはやはり必須でしょう.自分の身の回りのことくらい自分でできることも重要ですね.ですから,一言で言えば「生活力」のようなものということでしょうか.
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こうして書いてみると,人生の必修科目って結構ありますね.順番に書くと,仕事,哲学,芸術,スポーツ,人間関係,経済(生活力)と国語算数理科社会じゃないですが,6科目にもなりました(まだ他にもあるかもしれません).私の場合,仕事を失ってこれからどうやって退屈しのぎをしていくか大変と再三書いてますが,こうやって書き出して並べてみると,そんなに退屈しないで済みそうな気もします(^^;.
そして,この記事を書いて気づいたんですが,「人間関係」というのは,何度も書いているように諸刃の剣で,人生を豊かにしてくれる一方で,足を引っ張られたりストレスになったりすることも多くて,「一人でも大丈夫なら無敵」とか思ったりもするんですが,「人間関係」を1つの必修科目というか「研究対象」と考えて,「いいとこどり」できるようにするのも一法かと思いました(ポジティブ).
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すぐ上の記事もそうですが,このサイトには,タイトル付きの記事があります.どういう意図があるかと言うと,平たく言えば,自分なりに重要だと思ってるということです.過去の特に心境の変化が激しかったこの数年のこのサイトの記事を読み返したいと思うのですが,分量はもうものすごいことになっていて,全てを読み返すのはかなりのエネルギーを要します.
そこで,タイトル付きの記事だけならすぐに読み返せるのではないかと考えました.タイトル付きの記事のリンクは,以前はここに分類してまとめていたのですが,最近はやってません.分類するのが面倒ということもあります.
ということで,とりあえず,ここ数年のものを時系列でまとめてみました.「pagetitle」で検索すればいいのであっと言う間です.
(110928)ここまで来られたはっきりわかるのは,この1年で(タイトル付きの)記事が急増していることです.具体的に言えば,(130202)リタイアあたりからですね.つまり,現状に絶望してリタイアを考えたところから始まって体調不良とともにどん底に沈み,その後,(131113)第二の人生という考え方に至って思い直すことができたというところでしょうか.
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日本株暴落でしたね.トヨタや日立が最高益,シャープも業績好調という報道が出ている中なんですが,何度も書いてるようにそういう実体?経済なんか関係ないんですよ(トヨタも日立もシャープも大暴落).
問題はどこまで下げるのか,というか,そういう報道がなされると思うのですが,そんなの誰にもわかりません.でも,相場は既に崩れていて,方向が下を向いているのは間違いないでしょう.
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それで(どれで?)最近の調子というか体調ですが,あんまりよくもないんですが,悪くもないです.まあ,実大木造建物の振動実験でいつもより少し早起きしてずっと防災科学技術研究所に来ているってのもありますけど.でも悪いときでもこのくらいで留まってくれれば,全然OKです.
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○○○○○という全聾の作曲家が実は自分で作曲してなかったという衝撃?のニュースが流れています.大分前だったと思いますが,NHKがそういう番組をやったことは何となく憶えていました.
でも私は別段興味もなく,すっかり忘れていましたし,胡散臭い話だなーとは思っていました.だって,全聾で作曲するのに「絶対音感」なんか関係ないですからね(そもそも,音楽の話で絶対音感があってすごいとか何とか言う奴は大概ド素人).彼が書いたとされる音楽を聴いたこともありません.
それでこのニュース?です.何に驚いたかというと,こういう番組で取り上げたというだけで,CDが売れ,全国公演が行われ,本が出版され,何とか賞を授与され,何とオリンピックのフィギャースケートで使ってる選手もいると言うのです.
みんな一体何を見てるんでしょうか? 手っ取り早く目にとまったものしか見てないってことですよね.そんなことでほんとにいいものに出会えるわけがありません.
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調子なんですが,あんまりよくもないんですが,悪くもないと書いたのですが,(多分本来なら)かなり悪いんだと思います.でも今,防災科学技術研究所で実大木造建物の振動実験をしていて,頑張ってるのは汐満君や技術職員の小島さんや学生達で,私自身は基本的に監督というか時々チェックしながらそこにいるだけなんですが,そういうことがあるので何とかもたせてるんだと思います.実際,これ以外のことはほとんどまともにできてませんからね.
実は今日,というか,以前から話はあってわかっていたことなんですが,かなりショックなことがあって,今日話をして事情がわかったというか,わかっただけにやはりショックというか,かなり尾を引きそうで相当参っています.
でもこれは再三書いているように私にとっては外的状況ではあるので,内的状況とは無関係なはずです.つまり,無関係なはずの外的状況に大きく左右されるということが内的状況がよくないということなわけです.
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今日は,午前中博士論文の公聴会だったので,お昼は大学で食べて,その時,昨年までおられたS原先生にお会いしました(今日は非常勤で1年だけ受け持っていただいてた講義の試験ということでしたので,これが最後ということなるのかな).
彼とはよくバスでいっしょになっていろいろ本音で話をしたので,いなくなって正直寂しいのですが,彼の方は今でもこのサイトを読んでくださってるようで,それはちょっと嬉しかったです(多分,この記事も読んでる,のかな).
で,このサイトを読んで下さってるということは,○○長の経緯もご存じなわけで,で,この話には,実は続きがあって,今日彼に直接お話ししたら「遂に陥落しましたかー」となかなかいい反応(^^;でした(いっしょにいたM上先生とM島先生はきょとんとされてましたが).多分この件についても昔バスで話をしたんだと思います.
詳しくは書きませんが,要は,この人が話を断ったことでその下にいる我々に話が回ってきてかなり不満というか鬱屈が蔓延していたと思うのですが,そこが遂に「陥落」したということです.
ですから,流れをせき止めていた堰が切れたようなもので,下にいる人達も無下にすることができなくなったわけで,これがどう出るか,ですね.つまり,止まっていた事態が動き出したのはよかったかもしれませんが,必ずしもいいことばかりではないということかもしれません.
ていうか,問題の本質は,○○長(に限らず)の無駄な事務作業をなくすことですし,何より公平であることで,このことはまだ何も解決してないわけですからね.
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この件ですが,身から出た錆の元であるNHKだけが騒いでるのかと思ったら,民放でもトップニュース扱いですね.で,そこで,最初から合作ということにしておけばよかった,でも,それでは売れなかった,全聾の作曲家が作ったという強烈なストーリーがあったから売れたと言っていました.はぁ?
強烈なストーリーがあったから売れたってことは,音楽そのものなんて関係なかったって白状してるようなもんじゃないですか.なんでこんなド素人ばっかなんでしょうかね.これじゃあみんな簡単に騙されるわけです.
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↑は昨日アップするのを忘れた昨日の朝の家周辺の様子です.今日はもう雪はほとんど消えたけど,庭はまだ一面雪が積もったままだった.
全聾の作曲家S村河内守ですが,なんか大騒ぎになってますね.でもそんな大騒ぎすることですかね? 本人は全国民に懺悔するというようなことを言ってるらしいですが,ちゃんとした音楽関係者ならS村河内守のことなんか気にも留めず知りもしない人がほとんどでしょうし,これもいつも書いてることですが,CDが売れ,コンサート会場が満員になったとしても,全体からすれば極々僅かな,しかも今回は騙されたしょぼーい人達に過ぎません.AKBだって顔と名前が一致しない人の方が圧倒的に多いでしょうからね.
要は単なる金儲けのために仕掛けた戦略がうまく行って,目の前には人やメディアが群がって(でも実際には極々一部に過ぎないんですが)舞い上がってた状態から突き落とされて,全国民が敵(でもこれも実際とは全然違う)みたいに勝手に思ってるんでしょうね.しょぼいなー.
私としては別にあらためて思うことはないのですが,やっぱりみんな騙されやすいというか,自分の目で見て耳で聴いて自分の頭で考えられない人がいっぱいいるんだなーということでしょうか.ですから,いろんなコメントをきいてると,騙された,ひどい,といった感情的なものがとても多いのですが,もちろん騙すのはいけないことですが,騙される方も騙される方ということですね.
あとは,私はS村河内守やその音楽自体には全く興味はなかったのですが,今回の件,即ち,世の中の動きというか,それに振り回される人々の哀れさとかしょぼさとか,そういうものを「高みの見物」をするのは,面白いと思いました(だから,ここで記事を書いているのだし,老後もいろいろ楽しませてもらえそう).
でも今回の件は,かわいいもんですが,Aベノミクスに代表されるとんでもないしょぼさは,ちょっとしゃれにならないでしょうね.これも「高みの見物」と行くでしょうか? いやだからこそ大いに楽しめるし利用しがいもある?
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これからですが,どうなるでしょうね.もちろん,全くわからないのですが,NISAで口座を開設した(しょぼい)人達は,できれば買いたいとは思ってるわけですよね.でも昨年から相場は既に急騰してしまって,あまりのスピードについて行けず買い時を逃してしまったとも思ってるのでしょう.
そして,そういう人達を鴨葱としてターゲットとする人達はどう考えるかと言うと,何とかうまくだまくらかして買わせたいわけで,そのためには,むりくりこれ以上のペースで相場を押し上げるのは難しいと判断して,一度売って相場を押し下げてからもう一度上昇相場を演出しようとは考えているかもしれませんね.
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確かに調子はよくないと思うのですが,落ち込んで引きこもってるわけはなくて,別にふつーに過ごしています.だから,これでいいんだと思います.
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昨日のこととも関係するんですが,理想の仕事って何でしょうね.ここで言う「理想」というのは,もちろん,時給が高いとかやり甲斐があるとかそんなプロトタイプなことではありません.極端な言い方をすれば,「本来の仕事」というものを考えたとき,無駄な支出を抑えた中で楽しく気分よく生きて行くのに必要なお金を得るための仕事ということです.
時給は高いに越したことはないのでしょうが,その分,辛かったり無駄に責任が重かったりするのはNGです.単に生活に必要なお金を稼ぐと割切れば,時給はそこそこでも毎日ある一定時間働けばいいというある意味気楽な仕事の方が「理想」に近いかもしれません.
でもそういった仕事は大概雇われ仕事なので,必然的にいろいろ辛いことが伴ってくるでしょう.どこかで路線バスの運転手っていいかもと書いたことがあると思うのですが,これも書いたと思うのですが,早朝や深夜のシフトが入るのはやっぱり辛いですよね.
そうすると自分でいろんなことが決められる自営業ということになりがちですが,やったことがある人はわかると思いますが,自営業と言ってもほとんどが客商売なので,自分のペースで,というわけにはとても行きません.むしろサラリーマンの方が気楽な稼業と来たもんだ,でしょう.
更には,サラリーマンのように定年なんかなくて,そこそこ体が動けばずっと働けるものがいいですね.ですから,そんなに肉体を酷使するまで行かなくても,いわゆる肉体労働ではない方がいいです.
こう考えてくると,「理想」の仕事ってなかなかなくて,仕事という以前に生きて行くということを考えると,必要な食べ物を自分で作るとか,いわゆる自給自足的な生活ということにもなってくるのですが,退屈しないために都市部に住むことはできなくなってしまいます.
それで,また「仕事」ということに戻ってしまうのですが,ピアニストで,郵便局で働いている人がいて,時給はそこそこなんでしょうが,ゆうゆう窓口とかに行くとすぐわかるんですが,仕事が速い人とそうでない人の差は歴然で,仕事の中に内的熟達的要素もありますし,肉体的にもそんなに負荷はないでしょうし,でも適度に体を動かして,結構いいんじゃないかと思います.
ですから,そういう条件に合うものを丹念に探していけば,理想とまでは行かなくてもきっとこれならというものには辿り着けるような気がします.そしてそういう場合,仕事より大事なもの,例えば,郵便局で働いているピアニストにとってのピアノのように,仕事以外に真に価値あるものというか,打ち込めるものをもっているかということでしょう.あるいは「愛する家族」でもいいのかもしれません.
更に言えば,そんなものなくても退屈しないで充分楽しく生きて行ければそれだけというのもありなのかもしれません(「事情がわかった」というのはそういうことです).
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鈴木博之先生の訃報が飛び込んできました.直接お見かけしたのは20年会のとき,画面を通しては,ブラタモリに出ておられたのを見たのが最後でしょうか.まだ68だそうです.若いですね...肺炎ということですが,急逝だったのでしょうか.
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全聾の作曲家のゴーストライターが出てきて会見を開いたそうです.自分のことをS村河内守の共犯者と言ってるそうです.でもおそらく曲が売れて自分が書いたと言いたいのを我慢できなかったんでしょうね.しょぼいな.まあそんなことはどーでもいいですが,おかしいのは「騙された」人達の反応です.
聴いてみて素晴らしい曲だ,現代のベートーヴェンだと思ったんでしょう? だったら,誰が書いてようが関係ないじゃないですか.経歴とか全聾とかそんなことで書いた曲が変わるわけありません.つまり,ゴーストライターが出てきたのなら,そっかほんとはあなたが曲を作ったのか,じゃあ,S村河内守ではなくあなたが素晴らしい作曲家だと褒め称えればいいじゃないですか.
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この話題なんですが,S村河内守なんて知らなかった,この報道で初めて知ったという人が多いみたいですね.そりゃそうでしょう.ここで書いたようにCDが売れようが,コンサート会場が一杯になろうが,全体からしたら極々僅かな話ですからね.それは,AKBだってそうですから.
じゃあ,クラシック音楽界という非常に限られた世界の中では,評判になっていたかと言うと,少なくとも私は彼の音楽に何の興味もないですし,聴いたこともないですし,周辺の音楽関係者との間で彼のことが話題に上ったことすらありません.
つまり,今回「騙された」人達って,いわゆるクラシック音楽界の人ではなく,単にテレビで見て騙された,クラシック音楽のことなんかわかんないド素人達ということなんですね.
でも,実際に曲を聴いていい曲だと思ったんですよね? そして,今回のことをきっかけにクラシック音楽に興味をもった人もいるかもしれません.だったら,もっともっともっとすごい曲やいい曲いーーっぱいありますよ.私は,S村河内守の曲は全く聴いてませんが,おそらくこのレベルの曲だったら,それこそ掃いて捨てるほどあると思います.しっかり調べて勉強したら目の前に素晴らしい世界が無限に広がっていることに気づくでしょう.
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すごい雪になりましたね.今朝はこんな感じ↓でしたが
帰って来たときは,もう全然違ってて,10cm以上は積もってました.明日の朝はどうなってることやら...(でも心配ではあるけど,やっぱりちょっと楽しみでもあるのはなぜ?)
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あらためて人生について語る,みたいな仰々しい話じゃなくて,日記的な感じでなんですが,人生って何なんでしょうね? この記事では,駅で電車が来るまでの時間という喩えをしたんですが,今日はふと昔,まだ大学生だった頃,年末とかに福岡に帰省するとき,(いつ帰るかわからないので自由席でも帰れる)新幹線に(当時は)6時間半くらい乗っていたときのことを思い出しました(6:00の始発で12:30頃着くというのによく乗ってたと思う).
6時間半というと結構長いので,その間をどう過ごすかは結構重要です.当時は音楽を聴いたり本を読んだりしていたと思うのですが,今だったらノートPCで仕事してるかこのサイトの文章書いてるかって感じでしょうか.でも,ずっとそんなわけはなくて,ぼーっと景色を見てたり眠ってたりする時間もあるでしょうね.
人生も同じで,やる気になってばりばり仕事や勉強をすることもあるけど,何となくそんな気にならないときもある,物事がうまく行くときもあれば行かないときもある,楽しいときもあれば辛いときもある,そういうのが周期的に変化するのでしょう.そして,そうであるから相対的に幸せを感じたり,気分がよくなったりもするのでしょう.
つまり,充実したいい人生を送るのには,そういう正と負,強と弱,ONとOFFが適度に混ざっていることが必要で,いいことばっかりでもつまんないということになります.
更に最近思うのは,そういうサイクルが歳とともに変わってくるということでしょうか.つまり,体も心も衰えてくるので,正より負,強より弱,ONよりOFFの割合が増えてくるということですね.
そういうベストミックスの割合を徐々にうまい具合に変化させていくことが歳をとることを受け入れて自然に生きて行く,トータルとして気分よく生きて行くということなのでしょう.
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オリンピック始まりましたね.でも,ロンドンの時みたいに視聴率至上主義で,盛り上げてバブル再燃みたいになるのかと思うと...
オリンピックのたびに記事を書いてきた上村さんはやっぱりちょっと気になります(でももう歳だから夜中過ぎまで起きてて観ることはない).でもどうしてそんなにオリンピックに拘るんですかね? 全世界に中継されてみんなが見るから名をあげたいとか競技をメジャーにしたいとか言う人はいると思うんですが,上村さんもモーグルも,もう充分有名でしょう.
そもそも,既に書きましたが,4年に1度の一発勝負のオリンピックなんかより,ワールドカップで年間総合優勝したことの方が全然すごいし,そのときは彼女は間違いなく世界一でした.
今の彼女の位置がどのくらいか知りませんが,テレビで日本人の滑りしかやらずになかなかカーニーの滑りを見せてくれなかったのですが,やっと今日見られました.カーニーはいわゆるモーグル滑りで,個人的には上村さんの滑りの方が好きなんですが,ターンの技術(モーグルはエアなんかではなくターンですよ)には差があると思いました.
ですから,印象としては,これまでのオリンピックとあまり変わりませんね.でも何があるかわからないのがオリンピックですから,ひょっとしたらひょっとするくらいってことでしょうか.
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おととい振動実験の3日目の加振が終わりました.
2体目の試験体(1体目と全く同じで,耐震性能が最低レベルの既存不適格木造家屋)を製作後,2003年宮城県沖の地震JMA大船渡の50%を入力して,中小地震を受けた既存建物の状態を再現してから,2011年東北地方太平洋沖地震で強震観測点周りで最も大きな被害(木造建物全壊率2.7%)を受けた
2011年東北地方太平洋沖地震 JMA古川三日町100%
を入力しました.この記録は,基本的には極短周期地震動ですが,木造や中低層非木造建物の大きな被害と相関がある1-2秒の成分もある程度あって,でも振幅はそれほど大きくはないものの継続時間は長くて,低減衰では大きな1-2秒応答,でも,大変形時の等価減衰相当の高減衰下では,それほど大きくない(木造全壊率2.7%に対応した程度)というかなり特殊な地震動です.
結果は,K-NET穴水と同様,1階の3箇所の筋交いが座屈し,全壊相当の被害となりました.詳しい解析はこれからですが,加振後の損傷度はK-NET穴水ほどではありません.ちなみに,K-NET穴水との1-2秒応答の大小関係は,5%減衰なら三日町>穴水,20%減衰なら三日町<穴水となっています.
正面左側の筋交いの座屈破断↓
裏面から見て右側の筋交いの座屈破断↓
裏面から見て左側の筋交い自体には破損はないが面外変形は見られる↓
予想結果はびみょーだと思っていましたが,実際びみょーな結果となりました.逆に言えば,まだまだ検討しなければならないことがあるということです.
1つの建物という「点」の情報ということで,これだけではまだ何とも言えないということもあります.つまり,もう少し耐震性能が高い建物でも同様の実験をする必要があるでしょう.でもいいデータがとれたことには間違いありません.
あと思ったのは,実大振動実験の迫力はやっぱりものすごくて,揺れてる最中は見ていて,あーもう倒壊するという恐怖を何度も感じました(1階の最大層間変形角は1/10くらいは行ってる).
でも終わってみると,筋交いが座屈破断している以外はぴんぴんしていて残留変形もほとんどなくて,被害調査の時は,この状態だけを見ているわけで,いろいろ勉強になったというか考えさせられました.
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女子モーグルですが,朝起きたらちょうど(録画で)やっていたので(まるでリアルタイムのように)見ることができました.
カーニーがバランスを崩したときは(長野で里谷さんが滑った後,トップ選手が第二エアーの後のボトムセクションで総崩れでまさに棚ぼた金が転がり込んできたことを思い出して)ひょっとしたら,とも思ったんですが惜しかったですね.
でも上村さん自身も言ってるように,今の彼女ができる最大限の滑りはできたと思うのでよかったんじゃないですかね.
でも印象としては,これまでのオリンピックとあまり変わりませんと書いたのですが,やっぱり私は上村さんの滑りが一番好きですし,今回の決勝の滑りを見てもっと点が出てもいいと(おそらく初めて)思いました.
でもこれは,準決勝6位で,決勝は最初に滑ったので,点が出にくい(コンクールとかでもそういう傾向は非常にある)ということはあったでしょうね.
これが最後のオリンピックということなのでしょうし,よくここまで頑張って来たと思いますし,ほんとにお疲れさまでしたと言いたいです.
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気づいたんですが,上村さんは一番端のコース(下から見て右)を滑ってました.だいたいそうですが,真ん中の方がコブが深くて難しいですし,メダリスト達はみんな真ん中を滑っていたと思います.
だとしたら,やっぱり今回も実力通りか実力以上の結果が出たと言えるかもしれません.
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オリンピックなんですが,究極的には金メダリスト以外はみんな敗者で,実際,ほとんどの選手は,失意の結果になってしまうわけで,見ててやっぱりせつないですね.
でもよくよく考えてみれば,オリンピックに出られるだけですごいことですし,彼らはどう考えても幸せ者でしょう.でも実際はほとんどの選手は,競技の後,泣いたりがっくり肩を落としたり頭を抱えてたりしているわけです.
つまり,オリンピック1つとってもても「幸せ」がいかに相対的なものであるかがよくわかります.オリンピックに出られただけで幸せと思えれば,失意のみを抱えて帰国することもないでしょう.
平凡な日常を送っている人だって全く同じで,毎日おいしいご飯が食べられて,ぐっすり眠れるところがあるだけで充分幸せだと思えれば幸せだし,それ以上に何を望むのかとさえ思いますよ.
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都知事選の結果が出たようです.投票率が低かったのはやはり雪のせいでしょうか.
でも勝負は投票前からついていて,元首相(+元首相)がいくら脱原発と言っても手応えは今一で,それはよかったと思います.問題はこれで元首相が引っ込んでくれるかでしょうか.そのためには,まず大差で元首相(+元首相)に敗北してもらわねばなりません.
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S村河内守問題?まだやってるんですね.でも話は音楽がどうこうではなく,レコードメーカーや出版社が莫大な損害賠償請求をするとか,法的なことに移ってきているようです.それにしても,なんでこんなことまでして有名になったり金儲けしたりしたいんですかね.私には全く理解できません.
でもそんなことより今回のことであらためて確認できたことがあります.それは,再三このサイトで書いている「売れたというだけでは何の価値もない」ということです.そして,そのことをS村河内守は身を以て証明してくれたわけです.ゴーストライターは,自分が書いたものが認められた,だからこれからも自分が書いた曲が売れると思ったら大間違いでしょう.
これも何度も書いてることですが,みんなちゃんと自分の頭で考えましょうよ,ということですね.
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都知事選の結果は,想定通りだったのですが,元首相が「おかしい」を連発してるらしいです.要は街頭演説の手応えと結果が全然違うというのです.これも極々一部しか見ずにそれが全体だと思ってしまう大誤解ですね.
K泉人気はまだすごいらしくて,彼が街頭演説をするとなると黒山の人だかりだそうです(でも全体からするとこれも極一部なんですけどね).でも,政治家の人気ってなんでしょうね? 少なくとも言えるのは,人気とこの人に日本や東京の舵取りを任せたいというのとは全然違うということです.
例えば,元巨人の長嶋さんの人気は今でもものすごいですが,彼に本気で日本の首相を任せようという人がどのくらいいるでしょうか?(でも極々少数のそういうとんちんかんな人達が街頭演説に集まるんでしょうが(^^;)
K泉人気ってそういうことなんだと思います.本人は気づいてないみたいですけどね.
彼は,まだまだこれからも脱原発運動を続けると言ってます.まあ言論の自由の世の中なので勝手にやってもらればいいと思いますが,問題はそれを取り上げるメディアですよね.メディアが何で取り上げるかというと,視聴率が獲れるからでしょう.つまり,面白おかしくそういうことを捉える人がいるのが原因ということになるわけで,ここでこんな記事書いてる私自身も(アンチ巨人のように)視聴率増大に寄与しているのかもしれません.
でもそうだとしても,今回の選挙のように,脱原発と唱えれば唱えるほど極々一部の盲信者は盛り上がる一方,大多数の良識ある人達が白けていったように,彼の目論見は外れていくわけで,それはそれでOKです.
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日本の経済収支が,統計がある1985年以来最小(最悪とは書かずに最小と報道されている)となったそうです.原発が止まって,化石燃料ばんばん輸入してるんですから当たり前ですよね.でもここでふと思いました.
昨年,Aベノミクスと称して株価は急騰しましたが,結局のところ,原発が止まって莫大な化石燃料が輸入され,そのためには莫大な外貨が必要になって円が売られて円安になって,一部の輸出産業が潤い,そういう企業とそれにぶら下がってる企業がほとんどである東証の株価が上昇しただけっていう単純な話ってことはないですかね?
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お金の使い方の例ですが,宮崎アニメの宮崎さん(かPの鈴木さん)が言ってたんですが,興行収入で得た莫大な収入は,全て次回作の資金になるんだそうです.そうやって,次々に作品を作って来たそうです.
私は,宮崎アニメは(売れたものには興味がないので),ほとんど見たことがありませんが(知ってるのは,まだそんなに売れてない頃のルパン三世のカリオストロの城とナウシカくらい.あと耳をすませば,というのは何かの偶然で見たことがある),お金の使い方はなるほどと思いました.
でも,宮崎さんは,先日引退を発表しましたが,引退すると計算上は,最後の作品による莫大な?収入がそのまま残ることになりますね.つまり,それが老後を過ごす「退職金」ということになるのでしょうか.ということまで含めて,なるほどという感じです.
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首都圏は50年ぶり近い大雪だったそうです.でも散々事前に報道があったにも関わらず,ノーマルタイヤでに出かけて立ち往生とかスリップ事故とかがやっぱり起こります.私自身もそんな光景を見ましたし,実際,この雪の中みんな車で出かけてきてるみたいです.
私の車はスキー仕様の四駆にスタッドレスなんで,このくらいの雪は何ともないんですが,逆に言えば,このくらいの雪でノーマルタイヤの二駆で平気で出かける勇気?がちょっと信じられません.どういうことなんですかね?
車以外に移動手段がない?(そんなことはないでしょう) 多分大丈夫だからまあいいやって感じ? 津波警報が出ても勝手に津波は来ないと思ってしまう,に繋がる何かを感じますねー.
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歳をとるにつれ,これまでのようにお金のことをないがしろにはできなくなってきた,と書いてきました(と同時に,これまではお金のことなんか気にも留めずにもっと価値あることに取り組めてこられてよかったと思います).理由としては,キャッシュフローが得られる仕事を奪われる定年が近づいてきているということがありますし,いろんな意味で衰えを正直に受け入れられるようになってきたということもあります.
再三に渡り必要以上のお金は要らないと書いてきましたが,逆に言えば,生活に必要なお金は必要ということです.そして,その額は(私の場合,そして,ほんとはほとんどの人も)決して大きな額ではありません(月20万もあれば充分).
これは,仕事を失おうが体が衰えようが必要最低限のお金さえあれば,生きて行けるということで,これも既に書きましたが,資本主義の評価できるところだとは思います.そして,生きてさえ行ければ,それこそ何でも,金儲けなんかより価値あることもできるわけです.
つまり,年金がちゃんとしてて,Aベノミクスとか余計なことがなければ何の問題もなかったのかもしれません.ほんとなんでこんなことになってしまったんでしょうか.
仕事を失っても体が衰えても,価値あることをやって行くためにお金が必要なわけで,そのためには金儲けが必要という,これも何とも裏腹なことになってくるわけです.でも,仕事を失っても体が衰えても,価値あることをやって行くためにはやるしかないんでしょうね.
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このサイトを書くの目的はいろいろあるのですが,その1つにそのときの状態を記録しておいて後からチェックしたり再認識したりしてどう生きるのかに活かす,というのがあるのですが,あまりに膨大な量になってきて,私自身過去の記事を探すのが大変になってきました.
なんとなく憶えていれば,検索をかければ見つけることもできますが(でも最近はそれも難しくなってきた),そもそもなんとなく憶えていることではなく,忘れていることを「あーそっかそっか,そういう風に考えればよかったんだ」と再認識したいわけですよね.
ということで,どうしたものかと思っていたのですが,?年日記(5年日記とか10年日記とか)というのを思い出しました.どういうものかと言うと,例えば10年日記なら同じページに10年分のその日のものが同時に見られるわけで,日記を書くとき「あー6年前の今日はこんなことがあったんだ」とわかるというものです.
これと同じことがこのサイトでは簡単にできます.このページに行って同じ月のところをクリックすればいいわけですからね.つまり,今は2月なので,去年から少なくとも8年前の2月の記事を簡単に見ることができるわけです.これを時折やっていれば,過去の記事がせっかく書いたにもかかわらず,埋もれて忘却の彼方に行ってしまうこともなくなるわけです.
要は,過去の記事を読み返そうと思ったとき,膨大な量のどこからどういう順番で読んだらいいか途方に暮れるのではなく,そこに何らかの「制限」を加えることで,それを可能にするという画期的?なアイデアなわけです.
問題はそれをいつどこでやるかですが,スマホで簡単に読めますから(Nexus5はフルHDで大画面なので全く問題なし),私の場合は,行き帰りのバスの中とか,いわゆる細切れ時間を有効に使うことにも(更にはスマホ自体の有効活用にも)寄与できそうです.
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人生50年ということで,50を過ぎてからの生き方についてなかなか先人達の声がきこえてこないと書きました.その理由は,50までの第一の人生で成功してしまうと第二の人生がうまく行かない,その一方で,第一の人生が成功してないと周りから注目されないので,第二の人生も記録として残らない,というようなことです.
そういう中,伊能忠敬のことを書いた記事が目にとまりました.彼は日本史上初めて正確な日本地図を作ったことで有名ですが,50までは商人で,伊能家にの婿養子となって,伊能家の財政再建に尽力した後,50で隠居してほんとにやりたかった天文学や測量を学んで55から日本地図を作るための旅に出かけ,第二の人生で大仕事をやってのけたわけで,50までの第一の人生と50以降の第二の人生の2回生きたことになります.
ですから,彼のそういう生き方を理想の第二の人生と見る人もいるようです.確かに第一の人生でほんとにやりたいことができなかったのなら大いにありだと思います.でも私の場合,第一の人生からやりたかったことがやれちゃったわけですからねー.それはとてもラッキーだったのですが,伊能忠敬的に言えば,第三の人生が必要になってくるわけです.
それとも,ほんとにやりたかったことかどうかをもう一回ゼロベースから見直すと違ったことになってきたりするんでしょうか?
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オリンピックの話題ですが,昨日の夕方,女子スロープスタイルというのをやっていました.うん? もう終わったんじゃないの? でよく見てみたらボードじゃなくてスキーでした.もうびっくりです.しかも後ろ向きで跳んでるし.ボードでできるんならスキーでもできるとは思ってましたけど,あの巨大なジャンプ台で後ろ向きで跳んで何回転もして後ろ向きに着地するのは...
あと,男子モーグルは,もうほんとにすごいことになっててこれもびっくりですね.たった4年でこんなに変わるもんでしょうか? 人間のトップクラスの運動能力の進歩ってほんと計り知れないと思います.
ていうか,冬の種目ってすごすぎるものが多すぎませんか? 新種目のスロープスタイルもそうですが,既にあるものでもノルディックのジャンプもアルペンの滑降とかスケルトンなんかもとんでもないし,確かに夏季の体操とかもすごいんですが,自然の大きなスケールの中でやるんで,アクロバティック度が桁違いな感じがします.まさに命がけ?
今朝は,スノーボードハーフパイプで銀銅メダルを獲った(でも1位はショーン・ホワイトではなくてスイスの選手,ショーン・ホワイト負けたんですねー)ようですが,女子ジャンプはだめだったんですね.でも高梨さんはもうWC総合優勝を決めてますから,そっちの方が全然すごいことだと思いますけどね.オリンピックは4年に1度の一発勝負ですから負けることもありますよ.
メディアはメダル獲得と騒ぎますが,ロンドン,そして,前回冬季のバンクーバのときと同様,実際は,相当厳しいことになりそうです.金が獲れそうなのは,後は,男子フィギャーくらいじゃないでしょうか.
浅田さんは金はちょっと厳しそうですが,ロシアのリプニツカヤがまだ15歳なのにすごいと言われています.でも,これも既に書きましたが,15歳だからああいうことができるんですよ.浅田さんは,ほんの僅かな差で年齢制限でトリノに出られなかったんですが,出てたら今より遥かに楽にトリプルアクセルを跳べたでしょう.
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F原君の練習相手をするようになって3ヶ月くらい経ったのですが,ずっと筋肉痛やアキレス腱痛がひどくて,これがなかなか収まらずにやっぱりもう歳かなーとか思ってたんですが,ようやく最近になって,少し軽減が見られて,歳をとっても鍛えればまだまだ行けるのかと思っていたのですが,昨日の練習の後,今日になってもまだかなり筋肉痛が...よくわかんないですね.
でも言えるのは,F原君はどんどん強くなっていて,それに付いていくのが大変なんですよ.昨日なんかほんともういっぱいいっぱいで,相当無理して動いたと思います.ですから,そういう「効果」もあるのかもしれませんね.
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実大木造建物の振動実験の最終加振が終わりました(速報はこちら).私の専門は木造ではなく(出身はRC),実大木造の振動実験をやるのは初めてで,共同研究者の防災科学技術研究所の松森さんや京大の五十田先生や建研の荒木さんという木造の第一人者の協力があって可能になったものです.
最初は,ちょっともたもたしましたが,予定していた実験,更に2011年東北地方太平洋沖地震の鹿島台震度計や2007年能登半島地震のJMA輪島の+αの地震動も入力できて,初回としては,上出来だと思います.汐満君はじめ技術職員の小島さんや研究室のメンバーの頑張りのおかげです.来年度からはもう手順を踏んでどんどん実験できるでしょう.後はまだ試験体や架台の撤去が残ってるので,最後まで事故なく無事に終わることですね.
結果は,だいたい予想通りでしたが,どういう地震動が被害を引き起こすのか起こさないのかをより詳細に調べるのに更にどういう実験をしたらいいかなど,今後やることもいろいろ見えてきました.まずは,今回得られたデータを詳細に分析することからですが,汐満君には大いに楽しんでもらえればと思います.
来年度は,試験体の耐震性能レベルを変えるなど更に数を増やして夏頃にやる予定です.
※振動実験のカテゴリーが「仕事」となっていたのですが,全て「研究」に修正しました.理由は...わかりますよね(^^;.
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ノルディック複合の渡部さん惜しかったですね.でも実際は惜しいというよりは,優勝した選手には実力負けですから,彼にとっては最高の結果でしょう.WCでの優勝もないですし惜しかったように見えて金は厳しかったということですかね.
メディア的には,またまた(3番以上はみな同じという)メダル獲得という便利な言葉を持ち出すことになってて辟易します(3番以上はみな同じなわけないじゃん).で,ちゃんとシビアに評価する獲得メダルランキングを見てみると...(Yahooから)ランキングそのものがなくなってました(^^;.ひどすぎる...
でも,Googleにしっかり載ってましたよ(^^;.もちろん,まだ競技は続きますが,日本は現在16位に沈んでいます.
これから金2つは獲らないと10位以内は厳しいでしょうから,今回もよぼどのことがない限り惨敗は免れないでしょうね.でも,前回のバンクーバやロンドンのときのように,金メダルとか関係なくメダル獲得数(ロンドンの時はメダルラッシュと言っていたが,さすがにそこまで言うのはやりすぎ)という「指標」持ち出すんでしょうね.そしてまたみんなそれに騙されるんでしょうか.やっぱり騙す方も騙される方もって感じですかね.
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あと思ったんですが,スノーボードハーフパイプの平野さんも平岡さんもそうですし,同じ競技の青野さんや前回五輪の国母さんもそうですが,ものすごーくテンション低くぼそぼそしゃべりますよね.この競技者ってみんなそうなんでしょうか? そんなわきゃないと思うので偶然? それとも,この競技の競技者はみんな若いのでこの年代ってそういう人が多い? そう言えば,女子ジャンプの高梨さんもそうですね.
まさか時代柄,コミュニケーションがメールやSNSがほとんどで,普段は,人とほとんどしゃべらない,なんて絶望的なことはないですよね?
あと,キム・ヨナさんが,私はもう金メダルは既に獲得しているので失うものはない,というようなことを言っていました.このときと同じですね.そういう心理戦というか,気持ちの持って行き方が巧みだと思いました.
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筋肉痛の原因ですが(多分)わかりました.ここで書いたようなことではないですね.
私はバドミントン部の練習には途中から行く(さすがに最初から最後までいるのは無理)ので,私が行ったときF原君がやっているメニューが終わったら私と練習するというパターンなのですが,おとといは,そのメニューがなかなか終わらず,私は,ぼーっとしていてもしょうがないので,トレーニングをしていました.
と言っても,そんな大したことはしてないのですが,昔よくやっていたフットワークを久しぶりにちゃんとやりました.これが筋肉痛の原因ですね.問題はこれが何を意味するかです.
結論から言うと,やっぱりそういうトレーニングをやらないといけないということでしょう.筋肉痛になってしまうということは,普段筋肉が充分に使えていないということですし,40代になって競技力が衰えたのも,もちろん歳もありますが,東京からつくばに来てそういうトレーニングが格段に減ったのは事実です.実際,40代前半までは,フットワークやっても筋肉痛になることなんかなかったですからね.
ということで,やりますか.F原君はどんどん強くなっていて,このままでは練習相手にならなくなるでしょうし,体はしんどいですが,こういう状況というのがそういう風が吹いているということなのでしょう.
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別にメダル獲得ランキングが低いからだめとかいうことはないと思います.視聴率獲得,あるいは国威発揚して景気回復?させるために,メディアが「総メダル数」という3位以上はみな同じという都合のいい指標を持ち出して,ほんとはランキングが低いのをそうでないようにごまかしているのがおかしいということです.
でも,スポーツは文化だとこのサイトでも書いていますが,多くの国民がスポーツの魅力に気づいて,それを楽しんで豊かな人生を送り,裾野が広がってその頂点である競技者がオリンピックで活躍して世界一になるのは,国が物質的にだけではなく精神的に豊かであることをある程度表しているので,オリンピックのメダルランキングもそこそこのところに来るべきとは思います.
もちろん,これも既に書いたように,どこかの国のようにメダル獲得のみを目的として,メダルが獲れそうな種目に絞ってトップアスリートだけを鍛えるのでは意味がないのは言うまでもありません.そして,日本が具体的にどのくらいにいるべきかですが,これも既に書きましたが,勤勉な国民性,人口,技術力,経済力などを考えると,10位以内には入っておくべきでしょう(もちろん,あくまでそれが目的ではなく,結果的にそうなるということです).
そして思ったのですが,冬の競技って夏の競技に比べてどうなんですかね? 北欧のノルウェー,スウェーデン,フィンランドやアルプスがあるスイス,オーストリア,あるいは,カナダのような北にある国が上位に来るのは,夏の競技とは違ったところだと思うのですが(ここで気づいたんですが,イギリスが下位に沈んでますが,そう言えば,イギリスって山ないですよね.調べてみたらグレートブリテン島最高峰のベン・ネビス山で標高たった1344mです),例えば,スキーを考えればわかるように,お金もかかるし,夏の競技よりは,少し敷居が高い感じはしますよね.
逆に言えば,ある程度の経済力も必要なわけで,もちろん,お金あるだけじゃだめですが,生活に困らないくらいお金があってスポーツや芸術を楽しもうという心のゆとりも生まれるわけで,そういうこともある程度は必要なのかなとも感じます.
つまり,冬のメダルランキングの方が(ある程度の経済力にも裏打ちされた)精神的豊かさを表しているとも言えるので,結構重要ということになるかもしれません.日本は山はいっぱいあるし,気候的には北の方はかなり寒くて条件的にも問題はないでしょう.でも,その割には,まだまだかなとは思いますね.特にヨーロッパで非常にさかんでメジャーなアルペンスキーが弱いのが昔から問題視されてましたが,時代はもうボードですかね.
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ある人材派遣会社から時々人材紹介のダイレクトメールが届いていました.でも所属も肩書きも昔のまんまだし,分野だってどんちんかんです.ずっとそのままごみ箱行きだったのですが,ちらっと見たらなんか勝手に調べて勝手に登録した情報を基に自動送信していると書いてあります.もう送らないでくださいとメールしたら平謝りでしたけど,一体何を考えているんですかねー.
そんな雑な仕事していたら逆効果だということがどうしてわからないのでしょうか? 私は今は特に人材を必要とはしていませんが,近い将来必要になるかもしれません.でもそのときは,仕事が雑だとわかっているこの会社に頼むことはないと思います.まさに営業してるつもりが逆営業ってことですね.
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振動実験ですが,今日でほぼ片付けも終わり,明日が最後です.明日の午前中は,卒論発表で,秋学期の成績報告期限(採点はこれからだけど)も明日なので,忙しい時期も一区切りということになります.
というわけかどうかはわかりませんが,なんだか疲れました.でも別に何もしてないんですけどねー.なんでこんなに疲れるんですかねー.
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疲れたので,昨日は大分早く寝ました.ていうか,早く寝れるようになりました.
そして今日,卒論発表,時(日)を同じくして実大木造建物の振動実験も終わりました.やれやれですね.あとは,これから構造力学の採点をして成績報告をすれば一区切りです.あーでもまだ年度末でいろいろ会計処理がありますね.
どっと疲れが出そうですが,まあ明日一日くらいは疲れが出てもいいでしょう.
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「峠を越えた」という言葉があります.今の私の心境はそんな感じですね.つまり50が人生の峠ということでしょうか.
峠を越えたということは,これまで(だいたい)上り坂だったのが(だいたい)下り坂になります.まさにいいところそうでないところ両面あるでしょうね.でも人生を二回生きるじゃないですけど,今までの上り坂とは違った生き方をしてみるのは悪くないと思っています.
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Miix2 8のその後ですが,ブルートゥースキーボード付きのケースを付けて,重さ650gの超軽量コンパクトノートPCとして使っているのですが,ケースに付いてる液晶(タブレット)を支える台だと角度がきついので,もっと角度が緩やかになるようにちょちょっと加工しました↓
台の端に棒が付いているのは,膝の上に置いたとき,両足に架橋(^^;できるようにです.基本的にはこれでほぼ問題なく操作できます.Miix本体もさくさく動きますし,スリープ状態がなく休止状態しかないのはぎょぎょって感じでしたが,休止状態でも意外とバッテリは減らないし,休止状態からの復帰は一瞬です.ただ全く問題がないこともありません.
まず,キーボードですが,ほぼOKですが,typePほどの打ちやすさではないですね.キーの数も少し足らないです.あと,キーボードのブルートゥースのスイッチをいちいち入れるのはちょっとだけ面倒ですし,とーきどき,キーボードの充電もしなければなりません.
次に,タブレットの方ですが,横幅1280pixelだとwindowを2つ並べるのはきついので,中央部分で少しラップさせてます.でもこれはtypePのときもそうでした.ですから解像度の問題というよりは,8インチという物理的な大きさの問題でしょうか.ですから,フルHDのThinkPad8が出たときは,おっ,思ったのですが,少し重いし8インチと大きさは変わらないので,これでは解決できませんね.
タブレットなので,マウス操作はタッチしてやるのですが,これが意外と面倒です.もちろんマウスカーソル動かすより触った方が早いのですが,普段使ってるやり方と操作が違うのがストレスです.
そして,タッチするところが狭いとかなり高等な技術が必要になります.これは大分習熟してきて,右手の爪の左上の親指の腹でやるとかなり正確にタッチできますが,結構神経使いますね.
ということで,全く問題ないことはないです.軽量と言っても650gで最軽量ノートPCであるVAIO 11proの770gと100gくらいしか変わりません.
ということで,結局VAIO 11proなのかと思い始めていたのですが,キーボードを見てびっくり.スペースバーが伸びてる...実は,Lavie Zはやっぱでかすぎるということで,普段は持ち歩いておらず,しかもスペースバーが長くて変換キーが違う位置にあるのがすごいストレスでした.つーことで,研究室でノートPCがもう1台欲しいと汐満君が言うのであげちゃいました(実験頑張ってるし).
ということでどうしますかね? まあしばらくはMiix2 8を使うしかないかな.あるいは,マウスパッドが付いたブルートゥースキーボードを探すかでしょうか.
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ということで,理想のモバイルPCとしては,8インチではちょっと足りなくて10インチくらいということになるのでしょうか.これだと膝の上に置いたときも何とか大丈夫そうです(小さすぎると内股になってしまう).
あとは,ふつーのキーボードが付いてて,液晶の解像度が横1600pixelくらいあればOKですね.ふつーのキーボードというのは,スペースバーの長さも含みます.重量は軽ければ軽いほどいいですが,今の技術なら700gくらいにはできるでしょう.
こういうのがあればと思うのですが,当然存在しません.VAIO Pro11はこれに限りなく近かったですが,スペースバーの長さの1点だけでアウトです.最初に出た時はそうじゃなかったと思いますけどねー.
うん?ちょっと待てよ.サイトの写真は全部スペースバーが長くなってるのですが,これは英語配列キーボードの場合ってことですかね?
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どうやら,スペースバーが短いものもあるようです.画像が存在するのですから,この世に存在するのでしょう.でもだったらなんで製品紹介の画像はみんな英語キーボードなんでしょうね?
あとはタッチパッドの問題でしょうか.ノートPCを使うときもマウスを使う人が多いのですが,私は断然タッチパッド派です.だって,手をホームポジションから動かさずに操作できますからね.
ただし,Lavie Zもそうでしたが,最近のタッチパッドは使いにくくなっています.typeZに付いてる奴は手をホームポジションに置いたままぐるぐるってやればスクロールできるのですが,Lavie Zは,2本指です.つまり,手をホームポジションからはずさなければなりません(両手の親指でやれば何とか手をホームポジションに置いたまま操作できるが).VAIO 11 proが出た時ちょっと触ってみたことがあるんですが,あーこれってLavie Zのタッチパッドと同じだなーと思った記憶があります.
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構造力学の採点をして成績報告を済ませ,これで一段落なんでしょうが,あんまりそんな感じはしませんね.でも今日は暖かくして早く寝ることにしようと思います.
雪は朝はちょっと降ってましたが,昼くらいにはもうだいたい止んでて,夜になってもあんまり降ってません.なんか東京の方が降ってるみたいですね.
でもそんなことより,今年の冬って寒いと思いませんか? つくばは東京より何度か低いんですが,今年は特に寒さがこたえます.それとも歳のせいですかね?
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帰って来たら妻からチョコレート(^^;と自動車保険の満期と継続の案内が届いていたので,やろうと思っていた一斉見積をかけてみました.入力はあっという間に終わり,そして,あっという間に結果が送ってきました.
自動車保険のCMはばんばん流れていて,ちらちら保険料を見てると安くなるだろうなとは思っていましたが,こんなに安くなるとは思いませんでした.私が今入っているものは文科省の団体割引もきいている大手損保のものでそんなに高くはないとは思うのですが(でも毎年判子をもらいに営業の人が来るのがうっとうしい),それでも何と半額です.これもスマホ代と同じで,ちゃんと調べるのとそうでないのでは大違いということですね.
どこにしたかは書きませんが,全くCMを流していないところです.でも何年連続保険料ランキングNo.1らしいです(でももっと安いところもあった).そりゃあばんばんCM流せばそれだけお金かかりますからね.
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昨日の夜は,風がすごかったです.まるで台風の時みたいでした.早く寝たので風の音で一度目が覚めたので,何気なくテレビを付けたら男子フィギャーFPをやってました.羽生さんが出てくる2つくらい前だったかな.
で,これは見ろということなんだなと思って見たんですが,最初の4回転サルコーで転倒したときは,だめかと思いましたね.その後もいくつか失敗があったと思います.でも羽生さんの次に世界選手権3連覇中のチャンが出てきたんですが,彼も羽生さんと同じくらいジャンプの失敗がありました.
結果的に両者とも同じくらいミスが出て,SPと現在の実力差がそのまま出て羽生さんが金メダルとなりました.よかったですね.日本の冬季大会の金は,トリノの荒川さん以来ですし,今大会初で,大本命だったので,いわゆる「奇跡の金」よりこういう形の方がみんな納得するんじゃないでしょうか.
でも羽生さん自身は,金メダル獲ってこんなことを言うのは何ですけど,みたいな感じでやっぱり悔しそうでした.でもだからこそ周りとの競争ではなく,自分のできる演技をするという本来やるべきことができて,結果的に一番になれたんだと思います.
さて,これで日本のメダルランキングですが,すこーしだけ上がって13位となりました.
何度も同じことを書きますが,別に日本頑張れということではなくて,メディアが「総メダル数」という都合のいい指標を勝手に持ち出して日本勢大活躍とかいう報道に騙されないようにほんとのランキング(2,3位が1位と同じわけない)はこっちですよ,という意味で出しています.
でも今回は,前回のロンドンほどは大騒ぎはしてないような感じはします.羽生さんが無事金を獲ったことでランキング自体もそんなに変わらなくなったということもありますが,やっぱり,ロンドンのときは東京招致のために支持率を上げないといけなかったからでしょうね.ということは,そういうことが目的だったんだなと逆にいやーな感じはします.
あと,日本という国のいろんな要素を考えたとき,10位以内には「自然と」入るくらいでないとと書きましたが,ここ数十年の推移を見るといわゆる札幌長野バブルを除けば,1,2個獲るのがせいぜいだったので,少しずつそれに近づいている感はします.
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東京というか首都圏の西の方は,大雪で交通の乱れや道路が大変みたいで,こっちも昨晩はものすごい嵐だったので,今朝起きて外はどうなってんのか,また一面の銀世界かと思って見てみたら...雪は全く消えてなくなってました.雨に変わって全部洗い流してしまったってことですかね.
峠を越えてこれからいいところとそうでないところの両面あると書いたのですが,普通?は,歳をとって体も心も衰えて,残り時間もなくなってきていいところなんかないんじゃない?ということかもしれません.
じゃあ,いいところがあるとすると,それはやっぱり「これまでやってきたこと」によるんだと思います.卑近な例だと,しっかり稼いで貯めこんで,これからは,やりたくない仕事なんかせずに食べて行けるとか(でもこれからは貯め込むだけじゃ厳しいと思いますけどね),非卑近な例だと,これまでしっかり生きてきてそれに充分満足しているとかいうことでしょう.
ですから,峠を越えて「いいこと」があるためには,峠を越えるまでしっかり生きなければいけないということです.そして,私がこれからいいところとそうでないところの両面あると思えるのは,私なりに満足の行く人生が送れたと思っているのでしょう.ぎりぎり滑り込みセーフでしたけどね.
ですから若い人達に言えるのは,やっぱり峠の50までは,つまり,実質的には40くらいまでとにかく頑張ってごらん,ということです.
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自動車保険ですが,単に安くなったということだけではなくて,文科省の団体割引がきいているということは,中途退職するとどうなるかということもありますし,営業の人が毎年来るのもうっとうしいので,要はすっきりしたということが大きいですね.
自動車保険の次のターゲットは,生命保険と医療保険でしょうか.これも全労済の掛け捨てでかなり割安なのですが,契約したのは20年くらい前なので,これだけインターネットが発達して状況はもう大分変わってると思います.
歳をとって子供もいなくて生命保険はもう要らないし,逆に病気になる可能性は高くなる,歳をとって大部屋というのもしんどいでしょうから,見直すにはいい時期だと思います.でも今度満期の知らせが来た時ということだと1年くらい先かな.
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これまでは人生50年であったにも関わらず,幸か不幸かもっとみんな長生きするようになって,でも社会がそれに追いつかず,我々の世代は自分で何とかするしかない,そのためには,50までに頑張って「貯金」して,50以降の心身ともに衰える第二の人生に備えておかないといけないということでしょう.
ここで「貯金」というのは,もちろんお金のことだけではなく,スキルや能力など食べて行くのに必要なものの「貯金」ということです.狭義にはお金やそれを運用する力,広義には,50を過ぎても給料が貰える力でしょう.でも,実際には,広義のものは単なる既得権になってしまってる感は否めません.
でも50を過ぎると仕事はマネージメント的なものになってきてつまらなくなります.ですから,50までに充分に「貯金」ができていれば,本来そうである的にリタイアすることもできるでしょう.でもリタイアすれば,仕事以外の退屈しのぎが必要になりますから,そういう人生を楽しむ力も「貯金」しておく必要がありますね.
でも実際には,そういう人はほとんどおらず,仕事はつまんなくても既得権にしがみつくことになります.偉くなったり給料が上がったりするのも仕事がつまんない代償みたいなもんでしょうか.
つまりそういう形で,今の世代は「貯金」をしているとも言えます.とばっちりを食うのは,下の世代で,ということは,彼らも我々の世代と同様,「貯金」が必要,つまり,今のうちに頑張っておかないといけないということです.
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疲れがどっと出たのかこの週末はほとんど何もできず,横になっていることも多かったです.そんなに大したことをしていたわけでもないのになんでこんなに疲れてるんだ?と思っていたのですが,「そんなに大したことをしていたわけでもない」のかどうかを検証?してみることにしました.
まずは,この1ヶ月,1/20〜2/14と防災科学技術研究所で実大木造の振動実験をやっていたのですが,作業のとりまとめは汐満君がやり,実際の作業は学生達が入れ替わり立ち替わりやっていて,私は監督的なことしかしてません.でも毎日いつもと違うところにほぼ一日中いたわけですし,その間,メールのやりとりを通した仕事はいつも通りあるわけですし,いないときは,修論や卒論の発表とか大学での会議ですし,予算のこととか事務的なことで昼休みとかに大学に行ったり来たりしていました.振動実験も最初のうちは,なかなか思うように作業が進まず,夜遅くまでかかったこともありました.
次に修論と卒論ですね.対象学生は修論2人,卒論3人の5人ですが,1人で5人を相手にするわけで,やっぱり大変です.論文やパワポの手直しは数え切れないくらいやりましたし(しかも単に赤を入れるのではなく,学生のスキル自体を向上させるために学生に考えさせるような指摘をする),発表練習も修論,卒論と3回ずつ計6回やりました.1回につき2〜3時間はかかりますし,平日は振動実験やってるので夜か土日です.
あとは,F原君との練習も何とか週2くらいでは行きました.フルだと週3なんですが私の都合でとりやめたことはなかったと思います(思い出しました.振動実験の準備が夜遅くまでかかって1回だけキャンセルしました).
こうして検証?してみると,そんなに大変とまでは行かなくても今週末くらい休憩してもよかったかなという気分にはなりました.実際,心身ともに少し回復したような気もします.
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葛西さん惜しかったですね.実はある作業をしていて夜遅くまでかかったので(だから,今週末何もしてなかったわけでもないってことですね),見ていました.
でも金を獲ったストッフはノーマルヒルも制したランキング1位の大本命ですし,葛西さん自身は今季WCでもフライングヒルで一度勝っただけですから,本人にとっては大満足の結果ではないでしょうか.
彼はもう41で,オリンピックも7回目で,中年の星とか,長野五輪の団体金メダルのメンバーに入れなかったことで悲運のエースとも言われています.それが今回の銀メダルでようやく報われたという報道が多いようです.
それはそうなのですが,そういうことだったからこそ,ここまで頑張れたんだろうなとも思います.実際,長野五輪の団体金メダルのメンバーで引退している選手もいますし,まだ現役をやってる選手も今は葛西さんのレベルには到底及びません.
ですから,結局,何がよくて何がよくないかなんかわからないし,とにかくまず現状を受け入れて腐らずにやるべきと思うことをやることなんだと思います.
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そんな大したことしてないように思えるのに何でこんなに疲れるかですが,1つ1つはそれほどでもなくても,そういうものが夥しく積み重なって,ものすごいマルチタスク状態になってるんだと思います.学生の研究指導1つとっても,学生から見れば私一人ですが,私の方からすると一人で学生10人を相手にしているわけです.そして,こういうものが学生の研究指導以外の仕事や仕事以外にやってることや日常的なことにもものずごい数積み重なっています.
でも若い頃は,そういうのを何とかマネージメントできたのですが,50を過ぎてそういう能力が明らかに低下してきました.卑近な例ですが,先日,料理を運んでいるときに台所とダイニングの間に寒さよけの襖を立てているのですが,その襖に当たって襖が倒れそうになり,それを何とかしようとしたら,運んでいた料理の方をひっくり返してしまいました.
とっさにどっちを優先すべきかの判断ができず,ほんとに情けない限りなのですが,これまでアクロバティックにこなせていたこういうことが確実にできなくなっていて,それはこういう卑近な例に限らず,夥しい数のタスクが同時並行で進んでいる仕事でもそうです.料理をひっくり返すくらいならまだしも,そのうち仕事で「大事故」が起こるのではないかと危惧しています.
でもこれも自然の流れでしょう.50を過ぎても単調増加的に仕事が増えていく方がどうかしてます.ほんと自分で自分の身を守らないととんでもないことになるかもしれません.でも仕事で「大事故」が起これば,責任を取って仕事を辞めることになるでしょうから,それはそれで理にかなっている? でもやっぱり周りに迷惑をかけるのはまずいですから,もうまずいと思ったら潔く自ら身を引くべし,ということですね.
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雪の影響で大変なことになってるみたいですね.何と山梨県に通じる道が全て通行できず,県全体が孤立していて,東京や埼玉の西の方もまだまだ雪が残っていて,孤立しているところもあるそうです.
一方,つくばは,ほとんど積雪はありませんでした.当日雪は降ったと思うのですが,途中から雨に変わって洗い流してしまったような感じです.東と西で全く状況が違うのに驚いています.
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一段落どころかものすごいマルチタスク状態になって来ました.もうメールの返信すらまともにできません.そしてやってる仕事のほとんどは,しょーもないというと怒られますが,大して意味のないことが大半です.ほんとなにやってんだか感満載ですね.
全てリセットしたらすっきりするでしょうね.
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浅田さん残念でしたね.いろんなことが言われていますが,彼女はやっぱり「天才」だったんだと思います.でも今はもう天才ではないということでしょうか.
どういうことかと言うと,小さい頃,具体的には,15くらいまではまさに天才でした.つまり,何も考えずにトリプルアクセルが跳べてたわけです.でもそれ以降体が成長して大きくなって,それまでの感覚では跳べなくなりました.天才,即ち,何も考えずにできる人は,こうなったときどうしたらいいかわからなくなります.バンクーバオリンピックのときは既にそうなっていました.
それ以降,彼女(の周りにいる人達)は,滑りを根本から見直すことに着手します.そして,その判断は正しかったと思います.それまでの感覚ではだめなのだから,一度完全にリセットする必要があるからです.つまり,一度凡人になって,0からやり直したわけです.
そして4年経ち,世界のトップレベルまで来ることはできましたが,小さい頃のような圧倒的なレベルまでは行きませんでした.それは,冒頭で書いたように,もはや彼女が「天才」ではなくなったということでしょう.でも,世界のトップレベルまで来たのだから大したものですし,「小さい頃は神童でも大人になれば只の人」ではなかったわけです.
つまり,短いスケート人生の中で,彼女は,天才,そして,凡人が創意工夫をして上手くなるという二度のスケート人生を経験したことになります.よかったんじゃないですかね.結果なんか関係ないですよ.
SP失敗の原因についてはよくわかりませんが,FPは会心の演技だったので,精神的なものなのでしょう.そういう意味でも今はもう凡人ということですね.平たく言えば,小さい頃からずっとやってきて疲れてしまったのでしょうし,昔できたことができなくなってとても苦しかったとも思います.でもそれもいい経験ですよ.彼女の人生はまだまだこれからです.
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基礎スキーの日本最高峰の試合に全日本スキー技術選手権,いわゆる技術選というのがあります.女子には,嶺村(松沢)聖佳さんというスーパースターがいるのですが(何と2002〜2010年と9連覇),2009, 2011年と2位に入った選手がいて,それが今回ソチオリンピックハーフパイプで3位になった小野塚彩那さんです.
もともとはアルペンの選手なんですが,なんでも2011年にハーフパイプがオリンピックの種目として採用されることが決まってから転向したんだそうです.ですからまだ3シーズンしか経ってないわけでもうびっくりですね.
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その後のメダルランキングですが,銀銅は獲れても,なかなか金が獲れないのは,いつものパターンでしょうか.ロンドンのときのように総メダル数というメディアにとって都合のいい指標で評価しないように,現在の真の?ランキングを掲載しておきます.
これを見ると17位と低迷している,というのが実態です.実際,今まで一番メダルを獲ってきたスピードスケートでは1つも獲れませんでした.
でもロンドンのときと違って総メダル数でも10位以内には到底及びません.数は結構獲ってるのになんで?というのは,答えは明らかで,新種目が増えて全体のメダル数が増えてるからです.つまり,そういうことにも騙されてはいけないわけです.
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その後ですが,14000円近くまで行った後反発し,また下げて,また反発し,下げて今日また反発して来ました.そろそろ上向くタイミングなのでしょうか?
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全くの予想通りで笑っちゃうくらいですが,やっぱり,獲得メダル数が国外のオリンピックとしては史上最多となって日本勢大活躍と報道してました.長野まであと2個で,でもあと2個はちょっと厳しいと思いますが,もしそうなったら史上最多でまたまた日本勢大活躍と報道するんでしょうね(あーやだやだ).この場合,メダル数史上最多に誤りはないのですが,大活躍ではないのは真の?メダルランキングを見れば明らかでしょう.
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浅田さんですが,トリプルアクセルを決めて,6種類の三回転ジャンプも全て決めて会心の演技だったという報道なのですが,得点は(単なる)自己最高と言ってます.で,見てみたら
今回の演技者の中でもFPは3位で,銅のコストナー(4位)とも僅か0.1点差です.つまり会心の演技をしても3位だったのですから,SPで失敗しなくても金メダルになんかとても届かなかったということで,メディアの騒ぎようは一体なんだったんだ?ということになりますし,彼女のFPを歴史に残る名演技と絶賛するのも「そういうこと」が理由という気がしてきます.
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スキージャンプ団体で銅メダルを獲った葛西選手などが行きはエコノミーだったけど,帰りはご褒美でビジネスで快適でしたと言ってました.帰りなんかより,体調を整えないといけない行きの方が大事とは誰もが思うと思うのですが,メディアで誰かが,オリンピックに出るような人がエコノミーだなんて信じられない,日本中がこれだけ盛り上がってるんだからもっと財政的支援が必要と言ってました.ほんとですかー?
ほんとに日本中が盛り上がってますか? その分,例えば消費税が上がってもOKですか? 日本国民全体が消費税アップに同意すると思いますか?
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将来住む街探訪シリーズ?第?段ですが,今日は思い立って(今こっちに出てきているY本につき合わせて(^^;)守谷に行ってきました.守谷は何でも住みよさ街ランキング全国3位!ということで(^^;
でもそんなもん当てにならないのは,ここで書いた通りなのですが,TXの始発駅だし,つくばより10〜15分都心よりにあって秋葉まで30分,鈍行でも40分で終電も0時過ぎまでありますし,感覚的には大分東京に近い一方,家賃相場はつくばより安いくらいで,でも街の雰囲気とか行ってみないとわからないということで,行ってみたということです.でも...
イオンタウンがある南側に出たのですがなーんにもありません↓
でもひろびーろした感じはしますかね.
生活するのに必須のスーパーなんですが,駅から徒歩8分くらいのところにイオンタウンがあって↓
中になぜかカスミが入っていました(なのでイオンよりは総合評価は下).最近イオンモールとかイオンなんとかの建設ラッシュで,そんなに拡大拡大で大丈夫?とか思ってたのですが,中身は単なるショッピングモールで,イオンが出店してるんじゃなくてイオンは「箱」を作って不動産業をしてるだけなんですね.でもここもそうですが,まさに金太郎飴のショッピングモールで,どこかで書きましたが,こういうプロトタイプのショッピングモールを人々は求めてるんですかねー?
ちなみに,Nojima電機が入ってたので,VAIO pro 11をじっくり触ってきました.明日東京に行くので,秋葉のヨドバシでと思っていたのですが,こんなにゆっくり触れなかっただろし,タッチパッドでスムーズにスクロールする方法もわかったのでこれは収穫でしたかね.
実は,Yahoo不動産で,イオンタウンのすぐ裏に床面積100平米超の2階建て一戸建てが家賃5.5万!というのがあって(駅から徒歩11分),これなら住居手当入れたら今の官舎より安くなるくらいで,近くまで行ってみたりもしました.
帰りに北側の方にも行ってみましたが,こっちもぱらぱらとお店があるような感じですかね↓
ということで,とても住んでみたい街ではありませんでした.住みよさランキングって一体何なんでしょうかね?(どーでもいいけど)
で,TXでつくばに戻ってきて思ったんですが,つくばって個人的にはぜーんぜん住みたい街ではないのですが,いろんなところを見て戻ってくると,それらの街より遥かに「まし」であることに気づかされますねー.灯台もと暗しということなのでしょうか?
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ものすごいマルチタスク状態でほんといっぱいいっぱいだったのですが,もう第二の人生という大事なことを忘れてました.思い出した途端にいろんなことがどーでもよくなってめっちゃ気楽に,そして幸せになりました.でもなんで忘れるんですかねー?
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またまた地球温暖化の話ですが,今朝の?BSの番組で地球温暖化のことを取り上げていたのですが,「地球温暖化は人間が排出する二酸化炭素が原因」ということを前提にどうすべきかということが議論されていて唖然としました.この番組は双方の意見をきくもので,普通はそうする,というかそうすべきもので,このケースは非常に悪質です.
コメンテータみたいな人が5人くらいいたのですが,彼らも全員そういう発言をしていて,でも「有識者」ならそういうことに疑問をもっている人もいると思うのですが,もしそういう発言をしないように番組から要請されていたというようなことがあれば大問題です.
と思ったのですが,そんなにテレビを見てるわけじゃないので,わかりませんが,多分こういう番組っていっぱいあるんでしょう.ですからやっぱり何度も書いているように「メディアの言うことは嘘ばっかり」ということなんだと思います.
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上の続きになると思うのですが,最近の若い人達と話をすると,テレビなんかほとんど見ないという人がとても多いです.いいんじゃないですかね.嘘ばっかりですから.
じゃあ,どうやって社会と繋がってるかというと,インターネットみたいです.でもインターネットも嘘に溢れてますよね.でも,そういうっことはみんなわかってるしそういうことを前提で見ています.つまり,嘘を平気で流すメディアもそうですが,テレビの言うことはほんとだと思っているとしたらそれが大問題ということでしょう.
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ソチオリンピック終わったんですね.総まとめ(^^;ということで最終?メダルランキングです↓
メディアでは日本勢大活躍という報道ですが,実際には目標には程遠かったというのが実情でしょう.でも過去の変遷を見ると札幌を除く1988年以前や大惨敗した2002年ソルトレークシティや 2006年トリノに比べれば,まあよかった(という程度)んじゃないですかね.
もちろん既に書いたようにメダル数が増えたのは,種目が増えて全体のメダル数が増えたということもあるのですが,従来種目である男子フィギャー,ジャンプ,複合で,金1,銀2,銅1ですから,1994年のリレハンメルにちょっと届かないくらいは獲れたことになります.
こっから先は,いつもの繰り返しになるのですが,これでいいと思えばいいし,だめだと思うのなら何らかの対策を打つということになるんでしょうが,(景気を回復させるために)国民を騙して盛り上げたり,どこかの国のように一部のトップアスリートだけを強化するようなことはやめてください(同様にノーベル賞がとれそうな研究に研究費を集中させるというバカなこともやめてください).多くの人達がスポーツを楽しみ,裾野が広がってオリンピックで日本選手が活躍するというのが本来の姿であって,それは学術分野も同じです.
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上のいくつかの記事と関連すると思うのですが,若い人達はテレビなんか見ないということは,オリンピックはテレビ中継するわけですから,彼らはオリンピックになんか興味がないってことですよね.そして,これからの世の中は年寄りなんかではなく彼らのためにあるので,オリンピックで日本選手が活躍するようになんかに税金をするのはやめるべき,ということになるのでしょう.
あと,メディアの言うことは嘘ばっかりと書きましたが,(ほぼ確実に)嘘がないものがあります.それはスポーツ中継です.やってることをそのまま中継しているわけですからね.もちろん,スポーツ自体に八百長がなければというのが前提ですが,私がスポーツ中継をよく観るのはそういうこともあるかもしれません.
ニュースなんかも,起こった事実をそのまま報道しているものや,現場の映像や誰かがしゃべっていることをそのまま流す場合なんかは,嘘ではないでしょう.もちろん,地震被害のように被害が起こったところだけを映すとかそういう「嘘」はありますが,見る方の高度な判断による取捨選択によって情報を得ることはできます.
結構危険なのは,大した見識もないキャスター(のような人間)が自分の意見とか感想をてきとーに言うことです.コメンテータとか有識者とかいう人達の言うこともかなり危ないことが多いですが,これもきく方に考える力があってしっかり判断することが重要でしょう.最近は,嘘ばっかり言いよるなー,ということが多いのが実情ですが...
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という感じで,まあいろいろ思うことはあるのですが,個人的にはどーでもいいというか高みの見物というか,そんな感じです.でもこれからこういう殺伐とした世の中を生きて行かないといけない若い人達は大変だなあとはつくづく思います.
私にできることは,研究室の学生達をそんなひどい世の中でもサバイブして行けるように指導することですが,これも親の心子知らずですから,本人達にその気がなければどうしようもありません.
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?年日記ですが,振動実験が終わってバス通勤に戻ったので,細切れ時間にちょこちょこ読んでたんですが,ようやく2月分を読み終わりました.自分で言うのも何ですが(^^;面白いですし,細切れ時間を非常に有効に使うこともできます.
でも何て言うか,すごく昔のものはやっぱり未熟感というか,このときはそう考えていたのか,今は違うけど,ということが結構あります.そして,意外と忘れてないというか,そっかそっかそうだったと改めて昔の自分に教えられることはそんなになかったです.
そういうことは,?年前の記事より最近の方が多くて,例えば,第二の人生ではないですが,数ヶ月前のことを忘れているし,そういう記事から教えられることの方が多いですかね.
ですから,結論としては,?年日記のように同じ月の記事をずっと昔まで遡っていくのではなく,現在から数年前くらいの記事を遡って読み返す方がいいような気がします.問題はそれを「どうやって」やるのか,ということでしょうか.
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嚥下ですが,要は,胃の中は「体の中」ではないということです.消化吸収されなければそのまま下から出ちゃう(^^;わけですからね.
確か小学生のときに理科学習漫画で読んだと思うのですが,異物を飲み込んだ子供を連れてきたお母さんがお医者さんに「○○が体の中にー!」と騒いでいたら,お医者さんが「お母さん,落ち着いて,ものを飲み込んでも体の中ではないんですよ」と諭す場面がありました.
つまり,体の中というのは,血管の中とか胃壁の内側ということで,ウィルスが「体内」に侵入する場所は「粘膜」ということになります.そして,ウィルスが粘膜に付着しても侵入するまでに洗い流せばいいわけで,ウィルスが死滅する胃酸があって「体の外」である胃の中にウィルスを洗い流すのは理にかなってるということになります.
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帰って来てテレビを付けたら,オリンピックが終わって,日本のメダル獲得数は,8個で12位という報道(確かFジテレビ)でした.やっぱりねー.ほんと手前勝手ですねー.銅メダルが金メダルと同じなわけないじゃないですか.実際は17位ですよ.
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昨日は,高校時代の友人達と渋谷で飲みました.行きがけに秋葉のヨドバシでちょっとノートPCを触ってきたんですが,買おうと思ってるVAIO 11 proに加えて,3200x1800のIGZOディスプレイを登載した富士通の奴も見てみました.字が豆粒過ぎて意味ないという話でしたがそうでもなかったです.
渋谷に移動するときにヨドバシを出たら,歩道の上にまだ雪が山のように残されていました.こっちは相当降ったんですねー.
渋谷に行くのは久しぶりだと思うのですが,東横線の渋谷駅がなくなったりヒカリエができたりという感じで激変かと思っていたのですが,西側の東急プラザ(ここに紀伊国屋があった(今でもある?)ので昔よく来た)のある方は全然変わってないですね.
これもよく来たリンガーハットも駒場時代(30年前)のままちゃんとありました↓
会は,とにかく楽しかったの一言に尽きます.なんでこんなに楽しいのか不思議なくらいです.今回は全部で9人なんですが,前回は1人会社を辞めて,今回また1人会社を辞めたことが判明?しました.1人は専業主婦なので,もう8人中2人が会社を辞めたことになります.もうそういう歳なんですよ.
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上の続きです.仕事を辞めた人にどうやって「退屈しのぎ」しているかきくと,なんだかんだでいろいろ忙しいそうです.だから,そういうのって余計な心配なのかもしれませんね.実際やることなんかいくらでもありますからね.
それで,次に仕事を辞めるのは誰だ?ということになったとき,このサイトを読んでくれてる奴も多いみたいで,私ってことになりました(^^;.でもどうなんですかね?
確かにもう第二の人生で,生活して行くお金を稼ぐために働く必要はありません.ですから,仕事にやり甲斐を感じなくなったら辞めると思います.でもその一方で,学生の研究指導が雑事に忙殺されずに何とかできる,あるいは,研究成果を地震防災に結びつける仕事ができれば,それはやり甲斐を感じるので辞めないということになります.
前者については,現実に今学生10人(来年度は1人増えて11人)を抱えていますから,彼らを置いて辞めることは絶対にありません.これは,やり甲斐以前の話です.ですから,今いる学生が卒業するまでの少なくともあと3年は辞めることはありません.
ただ,学生の研究指導にやり甲斐を感じなくなったら,具体的には,学生指導が,ちゃんと大学に出て来て仕事しろとか,こんな低レベルなことから指導してたんじゃ最先端の研究なんかできんみたいなしょぼいことになってきら,どこかで「募集停止」をして,そのときにいる学生を卒業させてから辞めるということになるのでしょう.
後者については,これも再三書いているように,そういうオファーが来なければどうしようもありません.そして,オファーが来ても受けられるのは,年齢的にこれもあと3年がリミットでしょう.
つまり,仕事を辞めるとしたらあと3年が目安になるということです.そしてくしくも今から3年後の4月が早期退職を大学に申し出られるようになる年で,年金受給資格が得られる次の年でもあります.要は,あらゆる意味で「あと3年」が目処ということですね(ずっとあと4年と書いてきたが,もう1年経ったということですね).
もちろん,仕事(の一部)にやり甲斐があるのなら,仕事は続けますし,学生の研究指導にしろ,研究成果を地震防災に結びつける仕事にしろ,3年後も仕事にやり甲斐を感じてまだ仕事を続けたいという状態であることを願っています.でも,現実を見ると,雑事の増加,学生の質の低下,研究成果を地震防災に結びつける仕事ができるタイムリミットなど,正直,状況は悪くなって来ています.
でもとにかくあと3年は頑張ります.というか,もう第二の人生なので,そんなに頑張らずに「結果最大」となるように「頑張ります」.
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もちろんそんなにちゃんと見てるわけじゃないですが,メダル8個は,長野オリンピックに次いで史上2番目(で日本勢大活躍)という報道が多いみたいですね.それは確かに事実ですが,新種目が増えて全体のメダル数が増えたこと,メダル数という金銀銅を同じと見なすとんでもない指標で評価しているなど,非常に恣意的な報道と言えるでしょう.つまり,「事実」を報道していても,事実と異なる非常に歪んだ報道もできるわけです.そしてそれには目的があるわけです.怖いですねー.
振動実験中はセンターのイオンにあまり買い物に行けなかったので,今日久しぶりに「玉ねぎの安い日」に当たって,10個買ってきました.でも18円から25円に「値上がり」していました.なんと40%近くの莫大な値上げです.これ以外にもいろんなものが値上がりしています(例えば,国産小間切豚肉100gは98円→128円).インフレでものの値段だけが上がって給料は上がらない,なんてことになるかもしれませんね.
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もう生活するのに必要なお金を稼ぐのに働く必要はないのですが,既に書いているように単なる貯蓄ではだめで,インフレ対策が必要です.そして,既に対策は打ってるのですが,限りなく1勝1敗に近い勝率を少しでも上げて機会を増やして複利で回すというのは,いわゆる「インフレ対策」とは違う(インフレだけではなくデフレにも強いけど)ことに気づきました.
そしてそう気づいたら,今日,株価が少し押した場面があったので,早速対策を打ちました.イメージとしては,インフレが起こって,不動産や家賃が急上昇した分をこれでカバーといった感じでしょうか.もちろん,値下がりするリスクを回避するために売りは行いますが,空売りまではやらないということです.
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VAIO 11 proですが,守谷に行ったときと昨日ヨドバシでもちょっと触って,これにすることにほぼ決めてたんですが,昨日の集まりでベリーダンスの画像を見せてくれたH内のノートPCがこれで,私が画像ではなくノートPCのスペックの方に食いついたのが結構受けてました(^^;.
そして,今日,東大ピアノの会OBのM田が情報をくれました.彼も使ってるそうです.うーん,もうこれはこれにしろってことですね.ていうか,ふつーに考えたらどう考えてもこれになると思いますよ(私が去年NECのLavie Zを買ったときはまだ出てなかった).欲を言えば,モバイルとしては,もう一回り,10インチくらいだったらいいんですけどねー.
でも,VAIO 11 proにするとすると,結局,Miix2 8+キーボードは,お蔵入りとなりそうです.でも,被害調査端末としてはモーレツに威力を発揮するでしょう.
Miix2 8+キーボードを使ってみて思ったのは,「タッチパネルは使いにくい」ということです.モーレツにアウトプット,即ち,PCに入力をする私の使い方だと,入力のほとんどはキーボードになるので,タッチパネルだとマウス操作をする際にいちいち手を画面にもってこないといけません.その点,タッチパッドなら手をキーボードに置いたまま操作することができますからね.
あと,ノートPCなら「開くだけ」ですが,Miix2 8+キーボードだと,パッドが倒れないように支え棒を出す必要があって,ほんのちょっとしたことですがやっぱり面倒です.つまり,普段のPCと同じ使い方ができるモバイルPCがいいという単純な話なんですね.
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Y本が出てきてくれたので,久しぶりに(9ヶ月ぶりくらいに)コースに出ました.でも今回はほとんど練習なし,具体的には,先月から3回くらい30分くらいずつ練習場に行っただけです.それも,練習というよりは確認ですね.つまり,「感覚の慣れ」がとれてただシンプルに振るというだけでちゃんと当たることを確認しただけでした.結果は...
最初は想定通りで,ショットは練習場通りに当たって,ただ,これは完全な準備不足だったんですが,100y以内を三角測量するためのミニペンシルの印を付け忘れたり,パットの振り幅を決めるグリーンの摩擦係数を確かめなかったり,ボールに線を付けるのを忘れたり,あげくの果てには,ティーが折れて予備がなかったので最後はドライバーが使えなかったりという感じで,アプローチとパターが最初キャリブレーションできなかったことを除けば,だいたいボギーかダボ,つまり,前半は100ペースくらいでは(ほとんど練習してないのに)回れたと思います(実際は54).
でも後半は,コースが難しくなったこともありますが,とにかく疲れてクラブを振れなくなり,ショットも安定しなくなってきました.ラウンドが終わる頃には歩くのもしんどかったほどです.つまり,練習しないで感覚の慣れを作らないことには成功しましたが,練習しないのでは,18ホール回る体力が全然ないということで,よく考えれば当たり前のことですね.
バドミントンだって,しばらく休めば感覚の慣れも疲れもとれていて,最初は調子がいいくらいですが,しばらく打ってるうちに疲れてきてすぐだめだめになります.ゴルフにそんなに体力が要るのか?ということですが,やっぱり普段使ってる筋肉が違うんだと思います.
ですから,やっぱりある程度は練習すべしということですね(当たり前).でもこれはむしろ大歓迎で,だって,練習しない方がいいのならそれこそ何のためにゴルフやるのかわからないですからね.
問題はどのくらい練習するのかですが,週1か2週1くらいでしょうか.あるいは素振りのようなトレーニング的なものをやるとか.それで年数回コースに出るくらいでまた100を切ること,そして,90±10を目指すということでしょう.
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メディアが「総メダル数」という恣意的な指標を持ち出して日本勢大活躍と報道するのは,メディア的には,視聴率を獲るためにオリンピック前に気前のいいことを言って煽ったから「そういうこと」にしとくということなんでしょう.ほんとどうしようもないですが,やっぱり「嘘」はまずいです.
今日,イオンに寄ったら,火曜市で玉ねぎが19円になってて(昨日は,安くなってて25円,以前は18円,普段は48円),国産小間切豚肉100gも98円になってました.私の声がきこえた(^^;?
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今日は,前期試験の監督だったんですが,いつも思うのは,みんな「名前が普通」ってことです.世間ではキラキラネームとか言われてますが,(まだ)見たことないですね.
あと,ものすごい量の答案を集めないといけないのですが,答案用紙を取りやすいように置く受験生とそういうことに全く無頓着な受験生がいて面白いです.答案用紙を取りやすく置けば,早く回収が終わって早く退出できるわけで,これもまさに「情けは人のためならず」ですね.
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今日も話が出たのですが,小保方さんの画像捏造疑惑どうなんでしょうね? 感じた違和感というのがこういうことだったとは思いたくないですが,明らかなフォトショの加工の跡があると言っていた人もいました.もしそうならとんでもないことですし,そもそも何のために研究してるのか私には全く理解できません.
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ずっと,VAIO 11 proと書いてきたのですが,正しくは,VAIO pro 11のようです.まあどーでもいいことですが,こういうことって最近よくあります(以前はほとんどありませんでした).
今日は,朝から夕方までずっと東京で,一日中だとやっぱり疲れますねー.でも委員会と言ってもそんな大したことしてるわけでもないのに何でこんなに疲れるんですかねー.
あとは,朝から東京に向かうと当然満員電車(でもピークは大分過ぎてる)なんですが,世の中の多くの人はこれを毎日やってるんですよねー.信じられん...私はずっと座ってるんですが,立ってたりしたらほんとストレスの連続なんじゃないですかね.
横に女の人が座ってきたんですが,大分長いことお化粧をしておられて,終わったと思ったら大音量で音楽を聴き始めました.まさに「傍若無人」ですね.こういうときどうしますか?
最近,タバコのポイ捨てをした人を注意したら,突き飛ばされて頭を打って亡くなったとかそういうニュースががんがん流れてますよね.おそらく,そういう人を見ても逆ギレされるのが怖いから自分の身のために見て見ぬふりをするという人が多いんでしょう.
私の場合,そういうことより,再三書いているように「向こうとこっち」の「向こう」にいる奴には,とにかく関わりたくないということがあります.だって,そんなとんでもない奴に注意して「親切」にしてあげることないじゃないですか.そういう奴は,これから間違いなく不遇な人生を送っていくわけで,そうならないように「親切に」注意してあげるくらいなら,他のもっとちゃんとした人に親切にしようと思います.
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インフレ対策ですが,値下がりするリスクを回避するために売りを行ったのでは,インフレ対策というかバブル対策になってない気がしてきました.要は,多くのド素人投資家がやっているような「ただ買ってもっておくだけ」でないといけないのではないかということです.
そうすると,バブルが起こらなければ株も上がらずにトントン,バブルが起これば株が上がってバブル対策,バブルがはじけて株が元に戻ってもトントン,バブルどころかデフレになれば株が下がって損をするが現金の価値が上がる,ということでしょうか.
問題は,どのくらいの額を株でもっておくべきかですが,一般的には資産の1/3と言われていますが,非常に値動きの大きい,即ち,不動産価格や家賃上昇率の数倍の上昇率が見込めれば,資産の1/10程度でも一定の効果があるかもしれません.でもいくら値動きが大きくても会社が潰れては元も子もないですから,そうするとどこの株をもつべきかは,もう明らかですね.
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いろいろ考えるんですが,結局お金なんですかねー.
もちろん,結局お金なわけないんですが,ある程度のお金がなければ生きて行けないし,お金がある程度あれば生きてはいける,そして,生きてさえ行ければ,必要以上のお金なんかなくても,お金があるだけではできないことをやって行くことができる.
でも,例えば,学術における研究費や芸術・スポーツの活動資金など,お金があるだけではできないことをやるためにある程度以上のお金が必要になることもあるわけです.
でも,現実には,お金を稼ぐ人間はお金を稼ぐことに一生懸命で,お金の使い途がなく(豪邸や高級車やブランド品を買い),ほんとにお金が必要な人にはお金が足りない.
要は,お金をもっている人や稼ぐ人に非常に見識があって,何にお金を使うべきかの高度な判断が必要ということです.世の多くの大金持ちもそうですし,税金もまさにそうです.なんで,こんなしょぼい世の中になっちゃったんでしょうね.
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今年の卒研配属ですが,2名来てくれることになったので(原則定員2名,希望者が多い研究室は3名),もちろん何の問題もないのですが,以前のように希望者が多くて大変ということではなくなってきました.これは今年に限った話ではなく,ここ数年の傾向で,平たく言えば,この研究室の「人気がなくなってきた」んだと思います.
じゃあ,私の研究室の人気がなくなってきた理由ですが,やってることややり方は一貫して変わりませんから,変化したのは学生の方ということになります.これについては,既に書きましたが,「人気」というのは学生の都合で,例えば,この研究室は楽勝という理由で人気が出ても意味がないわけです.
私の研究室は,どういうやり方をしているかと言うと,とにかく自分の頭で考える,自分で何とかする,という小中高大の「教えてもらう教育」で決定的に不足している能力を社会に出る前に養ってもらうことを大方針にしています.研究室説明会に来てくれる学生にもそういう話をします.
そうすると,最近の学生は,そういう研究室を敬遠する,ということになるということでしょう.選ぶのは学生ですから,私は別に構いませんが,要は,被災地に行く前に泥かきのやり方を教えて欲しかったなんていう学生が増えてきてる,そういう学生ばっかりになってきてるということでしょうか.再三書いている「学生の質の低下」というのは,まさにこういうことです.
そう考えるとこの国の未来は暗いと思いますし,逆に言えば,とにかく自分の頭で考える,自分で何とかするという能力を身につけておけば,圧倒的な能力を有することになります.ですから,私としては,学生の変化に合わせて指導方針を変えるなんてーことは絶対にありませんし,自分の頭で考えられる能力なんか要らないという学生なら正直来てもらわなくて結構です.でもそんな状態のまま社会に出ても,これからの激烈な超競争社会でサバイブすることなんかできないと思いますけどね.
まさにここでも,手取り足取り指導するサービスを学生(と親)が望む→そういう要望に応える→しょぼい人材しか育たないの悪循環になってるわけです.繰り返しになりますが,私は,今の指導方針は絶対に変えませんし,それで学生が来ないのなら別にそれで構わないし,全く来なくなれば,喜んで大学を辞めるだけの話です.
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いろいろ外部状況がごたごたしてるということもあるのかもしれませんが,簡単に言うと何とも心が落ちつかない状況です.でもこれも再三書いているように内部状況がよければ外部状況なんて関係ないですから,要は,内的にあまりいい状態じゃないんだと思います.
実際,体調は,すぐ疲れるしあんまりよくはありません.でも一日中横になりたいというときと比べれば,遥かにましです.つまり,こういう状態に一応落ち着いたとは言えるでしょうか.
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