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12/7'11
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 随分空いてしまいました.このサイトの更新が滞るときは,だいたいあまり調子がよくないときです(でもここに書いてるということは底は打ったということか).やっぱり,疲れてる気がします.それも1日2日休んだくらいでは,回復しないような疲れですかね(単に歳かも).でも,疲れていても仕事は山積なのでやらないわけには行きません.

 思い返してみれば,10年くらい走り続けてきたので,疲れが出てもおかしくない頃です.1週間とかじゃなく,1ヶ月,1年とか休めないものでしょうか.やっぱりサバティカルが要るなー.

 とりあえず,今年の年末年始は,何もしないで徹底的に?休もうと思います(それまでもつかな?).でも,休むって言ったって,一体何して休んだらいいんですかね?(私の場合,いつもこれが最大の問題.スキーとか行ったらがんがん滑っちゃうだろし(^^;.)

 何もしないでぼーっとしてればいいってことですかね? でも,家にいてぼーっとするわけにも行かないし,どこかに出かければいんでしょうけど,出かけるとその分疲れるような気もするんですよねー.

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12/13'11
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 大分回復してきたと思うのですが,とにかく時間がありません.朝からずっと会議などが入っていて,空いた時間も就職の求人票を整理しているような状況です(でもずっと山積みで全く進まない).一体何をやってるのでしょうか?

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12/14'11
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 時間がないと言っても,書きたければ寝る時間を削ってでも書くでしょうから,要は,書く気にならない,思うことや考えることはいくらでもあるので,それをここで書く意義を感じられないということでしょうね.そういうことは,これまでも時々あったのですが,今回がそういうものなのか,もうこういうことはやってもしょうがないと思うようになったのかは,まだよくわかりません.でも,少なくとも今はそんな感じです(とここで書いてるが(^^;).

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 でも,とにかく最近の状況としては,「研究できる時間」がほとんどなくなって来ているのは事実です.それは,ある程度予想されたものではあったのですが,これが一時的なものなのか,これからずっとなのかは,まだよくわかりません.もし,これからずっとなのなら,今の仕事に就いている意味はない[ことはないが,少なくとも私の本意ではない]ので,対策を考えなければなりません.

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12/16'11
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 もう調子はそんなに悪くないので,やっぱり書く意欲が減退してる気がします.以前からこれは書いておかないと,と思ってることがあるんですが,なぜか書く気になりません.

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16b
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(ピアノ)

 ピアノなんですが,ピアノプロジェが終わり,ということは,弾く曲がなくなってしまいました.高久先生がモソロフの譜面を全部!送ってくれたんですが(ほんと譜面がないとか騒がずに始めから彼に頼めばよかった? ていうか,彼がもってない譜面なんかあるのか?という気すらしてきた),またモソロフというまでのエネルギーは,ちょっとないかな...

 そんな感じで,ピアノに触らない日が続いて,最近になって,ぼちぼちいろいろ探したり弾いたりするようになってきました.でもなかなか弾いてみようかなという曲には出会いません.私がまだ知らない曲は,いくらでもあるとは思うのですが,実はもうほとんどない気もします.そうすると,既に知ってる曲から選ぶしかありません.でも,既に知ってる曲もいくらでもあります.

 でも,既に知ってる曲でまだ弾いてない曲というのは,これまで弾く曲の候補からはずれていたとも言えます.でも,不思議なもので,10年前は弾く気にならなかったけど,今はどういうわけか弾く気になる,ということがあります.シューベルトのD960なんかまさにそうでした.モソロフだって,しばらくほっておいたわけですからね.

 そんな感じで,いろいろ聴いていたら,ちょっと気になる曲に[久しぶりに]出会いました.もちろん,何度も聴いてよく知ってる曲ですが,ちょっと弾いてみようかなという気になりました.なんでそう思ったかは,よくわかりません.初めて出会ったのは,父親のリヒテルのLPだったので,まだ小学生か中学生のときでしょうか.後期ロマンの曲ですが,ちょっと独特で,子供的には「格好いい,だけど,ちょー難しい」という印象でした.今聴いてみると,かなり無調的な響きも入ってます.作曲した人は,そんなに有名ではなくて(でもピアノを弾く人なら知らない人はいないはず),でも,60を過ぎてから主な作品を残したという経歴?(つまり,曲は後期ロマンだが歳はショパンやシューマンとそんなに変わらない)にも興味があります(これでわかった人はわかったはず).

 シューベルトほどではないですがかなり長い曲で,難易度的には,かなり難しいですが,いつまでに弾けるようにならないといけないということもないので,また,いつものようにちんたら弾いていくという感じでしょうか.

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12/17'11
[頭のよさ]
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学歴と頭のよさは違う?学歴アウトローが東大卒を頭で負かす!回答席が走る!獅童が贈る前代未聞の頭脳戦!本当に使えるアタマをあなた持っている?

というのをやってました.もちろん,ちらっと見ただけですが,こういうのは,エリートの象徴である東大卒が負けるのを見て庶民を喜ばせて視聴率を獲るという類のものなので,とやかく言うことはないですが,出された問題は,例えば,「あ」で始まる言葉をどれだけ多くどれだけ速く言えるかを競うといったもので,そんなものが頭のよさでないことは明らかでしょう.

 ただ,百歩譲って,様々な頭のよさの中のごく一部である,瞬間的な判断力というようなものとは,少しは関係してるかもしれません.例えば,サッカーでボールをもらってディフェンダーが集まってきたとき,どこにパスを出すかドリブルするか打ってしまうかを瞬時に判断できるかとか,ひな壇芸人がぱっとうまいコメントを言えるかとか,ピアノを弾いててわからなくたったとき一瞬でリカバリできるかとか.でも,そういうものは,もっと遙かに高度な判断なので,「あ」で始まる言葉を思いつく,といった低次元のものとは,全然違います.

 実は,世の中の人の営みの中で,こういう瞬間的な判断能力を要することってあまりありません.スポーツ選手,芸能人,芸術家でも人の前でパフォーマンスをする演奏家など,「本番」があるようなことに限られます.ほとんど場合は,もっとじっくり考えて結論を出してい行くというもので,そこでちゃんと論理的に考えられる,ということが極めて重要です.

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17b
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(バドミントン)

 ちょー久しぶりにプーナのホームページに行ったら,全日本シニアの結果のことが書いてありました.松井さんが65でシングル,ダブルの二冠だそうです.今から20年以上前に,40シングルのチャンピオンだった彼を見てバドミントンを続ける決心をしたことは書きましたが,やっぱりすごいですね.小守さんも頑張っておられるようです.

 で,つらつら見ていると知ってる名前がたくさんあるんですが,大橋君が35のシングルで優勝してました.そりゃ優勝するよな.準決の相手は,吉野君だったのか.そっか,彼らも35過ぎたんですね.写真見ると,吉野君,大分額が広くなったな(^^;.

 さて,私なんですが,やっぱり今のままではどうしようもありません.でも,今の仕事山積の状態でバドミントンなんかやってる場合か,それも全日本なんか目指してる場合か,というのはあるでしょう.ですから,できる範囲でできるだけのことをやるしかないのですが,やっぱり「やりよう」はあると思うんですよねー.

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17c
[半人前で終わりたい]
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 というような願望?が以前からあります.才能がないと思えたら幸せとちょっと似てるかな.例えば,大学の先生になって,研究バカで世間知らずで,そのまま定年を迎えられたらいいな,みたいな.でも,地震防災のような社会と繋がりの深いことをやってると,とてもそんな具合には行きません.大学内部の様々な業務も同じです.今,就職委員長というのをやっているんですが,学生達の就職がかかってるわけですから,ほんといろいろ気を使いますし,人事案件なんかもその人の人生を左右することになるので,いい加減なことなんかとてもできません.

 だから,ほんときー使ってへとへとなんですが,なんかやっぱりこういうのってしょうに合わない気がするんですよねー.あぶなっかしくて,こいつには,とても重要な仕事なんか任せられないって思われた方が得,というか,そういう確信犯もいるとは思うのですが,ちょっとそこまでは割り切れないかなー.

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12/18'11
[自己チューに生きていきたい]
(生き方)

 上で書いたこととも関係するのですが,自分勝手に自己チューに生きていきたいという願望?もあります.もちろん,自己チューを極めれば自己チューではなくなるのですが,自分のことを考えて,周りに配慮する以上のことまでどうしてもやってしまう,そこまでせんでもええやろ,というところまでやってしまって,自分で自分の首を絞めてる感は否めません.なんでそういうことになってしまってるのでしょうか?

 私って,もともと?とても自分勝手で自己チューな人間なんですよ.だから,本来?のそういう姿に戻りたい,そうでない人間を演じる?のは,とてもとても疲れる,ということがあるのかもしれません.

 でも,これも多分無理ですね.ありうるとしたら,自己チューにというよりは,人との係わりをできるだけ避けて生きていくということでしょうが,これもやっぱり難しいです.

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18b
生き方を変える
(生き方)

 調子は悪くないのですが,どーも変な感じです.そして,これは,ここ数年感じてることで,今に始まったことではありません.それは,やる気がないということではなく,何というか,やる気の出し方というか,頑張り方が違うということでしょうか.喩えて言えば,全力で走るのではなく,そこそこのペースでクルージングのように走るということでしょうか.そして,この歳になるとそれが自然な感じもしてきました.

 やり方はどうであれ,より気分のよい生き方で,よりよい結果が得られるのなら,それに越したことはありません.20代や30代のときは,やりたいことや達成したいことがあったら,とにかく頑張る,全力で走る,というやり方が気分もよかったし結果もついてきた,でも,50を過ぎると頑張り方が違うということでしょう.

 それは,単に歳をとって衰えたということもあるかもしれません.でもそうだとしても,それに抵抗するのではなく,その中で,よりよいやり方をすればいいだけの話でしょう.人生50年ということを考えても50を境に生き方が変わってもおかしくありません.

 そういうことを医学的に説く人もいます.若い頃は,交感神経優位でがんがんやってきた状態から40くらいを境に副交感神経優位に変わるということらしいです.それに抵抗して無理して頑張ると体に変調をきたす.ひどい場合は,癌になって死ぬ.

 私の父はそうだったんだと思いますし,私も40代は,幸い大きな病気にこそなりませんでしたが,とてもとても体調が悪かったです.それは,もうこれ以上頑張るなというサインだったんだと思います.

 じゃあ,これからどうして行くかですが,もちろん,頑張らないということではありません.頑張り方が違うということです.逆に若い人に言えることは,がんがん全力疾走のように頑張れるのは,40くらいまでなので,それまでは,頑張ろうということです.つまり,残された時間は,意外と短いですよ,ということです.どこかで書きましたが,理系なら40になったとき何者でもなければ(もちろん,対外的な評価ではなく,内的評価でOKです),状況は非常に厳しいと思います.私は,ぎりぎり間に合った感じですが,その分,40代に随分無理をして仕事をすることになりました.

 でも,こうしてこういうことを書いてみると,逆にやり残した感というか,まだまだやらないといけないな,という気になってくるから不思議なものです.あぶないあぶない.そこをぐっと堪えて?無理せずにクルージングでしっかり頑張って行こうと思います.そうした方が成果も上がることは,ここ数年のことを考えると間違いないと思います.そして,そうできるのは,やっぱり,若い頃,全力で走ったからでしょう.

 ただ,問題は,そういう状況が許されるのか,ということでしょう.正直に言えば,現状は,非常に厳しいです.でも,そこでどうするか,どう創意工夫するのか,ということですね.

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12/19'11
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(ピアノ)

 なんで,以前は弾く気にならなかった曲を突然弾く気になるかですが,要は,自分が変化してるということでしょう.で,思ったんですが,ピアニストって役者とちょっと似てるかもしれません.

 いろんな役があるように,世の中には,いろんな曲がある.プロの役者は,いろんな役を演ずることが求められるように,プロのピアニストもいろんな曲を弾かないといけない.でも私はプロのピアニストではありませんから(でもピアニストにプロとかアマチュアの区別って実はないんですけどね),弾きたい曲を弾けばいい.つまり,演じたい役を演じればいいです.そして,演じたい役(弾きたい曲)というのは,今の自分が自然に弾ける(弾く気になる)曲です.つまり,自分そのものですね.

 ですから,その年に何を弾いたかで,そのとき自分がどういう状態だったかがわかるわけですね.ちょっと面白いかも.

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19b
[老後のイメージ]
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 仕事をリタイアして,要は,老後,どういう生活をしてるのかなー,と,時々考えるようになりました.まだ,若い頃は,例えば,60を過ぎて目を覚ましたらアパートの中に独りぼっちだと思ったらぞっとしない?とか脅かされたものですが,今は別にそういうのはなんとも思いません.

 いずれにしても,私の中の老後のイメージは,どこかで一人で暮らしてるというものです.妻はいますが,私より大分若いので,私が仕事をリタイアしてもまだまだばりばり現役でしょうし,そもそもピアニストに定年はないので,今以上に彼女の方が忙しくしてるでしょうからね.

 ですから,家の中に一人で居るというイメージですかね.6畳一間か豪邸かはわかりませんが,豪邸まで行かなくても芝生が敷いてある中庭から日が差し込んでくる日当たりのいい居間で多くの時間を過ごしてるって感じでしょうか.

 もちろん,ずっと家の中にいるわけではなくて,午前中,朝食をとって,家で少しのんびりした後,午後は,ちょっと出かける感じでしょうか.ですから,ちょっと出かければいいところに,出かけるようなところがあることが必要で,そう考えると,住む街は,東京のどこかだと思います.

 基本的には一人ですが,完全に独りぼっちというわけではなくて,時々,友人とかと会ってそれなりに楽しくやってる感じでしょうか.つまり,一人時々みんな,ということですね.多くの友人は,東京近郊にいますから,やっぱり,住むところは東京かな.

 問題は,家にいる多くの時間を何をして過ごすのか,そういうことが心配ということも書きましたが,まあ,大丈夫でしょう.やることなんていくらでもありますよ.生活していくための買い物や掃除,洗濯などの家事,そして,食事も自分で作れば,多くの時間がそれに費やされます.そう,老後は,ちゃんと普通に「生活していく」ということです.今の状態がむしろ「仮の姿」かもしれません.

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19c
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(PC)

 以前から繋がりにくかったTXのMzoneですが(でも,今朝はちょっと調子いい.まあ電車の中でずっとインターネットに繋がるだけありがたいとは思いますが),最近,ますます繋がりにくくなった気がします.ノートPC開いて作業している人もほんと増えましたし(でも私はもう20年前からやってるので,そういうのを見ると真似すんなと思ってしまいます),やっぱり,スマホの普及は大きいでしょうね.

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19d
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 クルージング的に生きていくとして,問題となるのは,バドミントンですね.クルージングでバドミントンなんか絶対にできませんから.ですから,その生き方を貫き通すのなら,種目を変えるということでしょう.例えば,ゴルフとか,のんびり走るとか.

 まあでも,曲がりなりにもやれるうちは,やるんだと思います.ほんとにしんどくなったら,いつかのようにやめるでしょう.それに,私がクルージングと思っていても,端から見ると,全然そうは見えないってこともあるでしょうしね.

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19e
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 先日,スキーの指導員研修会のとき,陸上やってた産総研の大場さんが面白いこと言ってたんですが,マラソンって歳とっても誰でもどんどんタイムがよくなるってことらしいです.さすがに2時間台前半は無理だとしても,ちゃんとトレーニングしたら誰でも3時間切れるとこまでは行くらしいです.

 でも,それってどうですか? 努力家,頑張るのが好きな人は,頑張り甲斐はあるかもしれませんが,私的には,才能とか創意工夫が入ってくる余地があった方がやる気になりますけどね.

 マラソンと言えば,去年で東京で3位(日本人トップ)に入り,先日,福岡国際でも3位(日本人トップ)に入って俄然注目を集めてる川内さんでしょうか(日本人トップとかはどうでもいい話だが,オリンピック選考には必要な情報).でも,彼ってド素人ですよね(でも,ほんとは,ピアニストと同様,走るのにプロもアマチュアもないが).でも,そのド素人に実業団の選手が軒並み負けたのは事実で,それは猛省すべきなのは,陸連関係者が言う通りです.

 彼のことを,働きながら彼独自のやり方でマラソンに(日本人相手には)勝ったことを褒め称える報道が多いですが,そんなことより,私が「おっ」と思ったのは,彼の目標が[確か]一生一市民ランナーとして走り続けたい,ということです.つまり,彼にとっては,オリンピックなんかどうでもいい,というか,二の次なんですよ.

 まさに報酬ではなく,内的熟達ってことですね.だから,ここまで強くなれたんだと思います.そして,それこそ,実業団の選手が見習うべきことでしょう.監督のモルモットになってませんか?

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19f
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 自転車こそ21世紀の乗り物と書いたのですが(もう6年以上前),震災も手伝ってようやく少しそんな感じになってきました.でも,暴走自転車とかいう感じで,社会的に虐げられてるのは,相変わらずです.駅前の放置自転車と同様,禁止するだけでは,だめでしょう.つまり,自転車専用道路を整備することです.

 つくばでもぼちぼち自転車専用道路が作られ始めました↓(でもまだまだ).

 問題はその使い方です.自転車専用道路なのですから,車を停めるときは,こんな風に↓自転車専用道路に入ってはだめで,車道の左端に寄せて自転車専用道路は,丸々空けておかなければなりません.

 バス停も同様で,

 停車するときは,こんな風に↓歩道に横付けしてはだめで,自転車専用道路を丸々空けておき,バスに乗る人は,乗る前に自転車が来てないことを確認して自転車専用道路を「横断」して乗らなくてはいけません.

 東京で自転車専用道路を作ったところでも,荷物を上げ下ろしする業者が,いろいろ文句を言っているようですが,別にこれまで通り,車道に横付けして,ただし,自転車専用道路を「渡って」荷物を運べばいいだけの話です.面倒と言う人もいるでしょうが,「分ける」というのは,そういうことです.

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12/24'11
[人が話をするのをきくということ]
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 昨日は,筑波大学バドミントン部の納会でした.もう彼らと練習しなくなって大分経つのですが,声をかけていただけるのはありがたい話ですし,必要と思っていただいてるのでしょうから,できるだけ行くようにはしています.でも,教職員のクラブで練習しなくなったため,もう1年以上,彼らの練習を見る機会もなくなり,接点は,どんどんなくなりつつあります.1年生は,初対面ということになります.

 何か話をしてくれということでしたので,バドミントンを「楽しんで」欲しい,というか,「楽しむ」とはどういうことかとか,やる気三要素の話をしました.話をした後,何人かの学生が来てくれて話をすると,ちゃんときいていてくれたんだな,とは思いましたが,私の真意がどの位伝わったかは,定かではありません.そもそも,話をする,というか,人が話をするのをきく,というのは,どういうことでしょうか?

 私も若い頃,いろんな人が話すのをききましたが,よく憶えているのは,当時,東大バドミントン部の監督だった村田さん(現一橋大学教授)のことです.とにかく,話がうまくて,面白くて,いつも感心してきいていました.でも,今となっては,その内容については,記憶にありません.

 もちろん,私がちゃんとメモをとったりして,残しておかなかったのがいけないんだと思いますが,メモしていたとしても,それをきいたからどうした,ということはなさそうな気がします.つまり,そういうことは,そういうタイミングできかないと入ってこないし,そういうタイミングが合えば,別にメモなんかとらなくても,きいた瞬間にピーンと来るはずです.

 ですから,私は,最近は,人の話をきく(ことはほとんどなくて,話をする方が多いが)ときメモはほとんどとりません.メモをとらないと入ってこないことは,大したことじゃないんでしょうし,メモすることで安心?して逆に忘れることが多いからです.

 でもこれは,特殊なケースかな.というのは,私の場合,ピーンときたことは,一度きいたらまず忘れないからです.ですから,やっぱ,普通は,ちゃんとメモとった方がいいと思います.

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24b
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 やっぱり,なんか変な感じです.もちろん,一応ちゃんとやってるのですが,忙しくてただ仕事してたり,仕事以外のことも,ただやってるだけって感じです.やっぱり,疲れてるんですかね.年末年始は,ほんとゆっくり休んだ方がいいかも.

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12/28'11
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 一昨日,昨日と建研でずっと講義で(別にこんな時期でなくてもいいがたまたまそうなった),今日,いくつか事務的な書類を出して,注文してたスタッドレスが来たのでタイヤを履き替えに行って,チューンナップに出しておいた板をとってきて,今年中にやっておかないといけないことは終了しました.これでやっと休めるんですが,何をしてもいいという状況で,実際に私がどうするのかで,自分がどうしたいのか,何をしたいのかがわかりますかね.

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28b
[大義名分]
(政治)

 橋下さんの大勝,そして,八ッ場ダム建設続行とか消費税増税とかを理由に民主党から離党者続出で,やっとまた政界再編の動きが出てきました.消費税増税とか,やりたくないけどやらないといけないことを野田さん(民主党)にやらせて,マニフェスト違反を大義名分に離党して政界再編ってことでしょう.うまく仕組まれてます.後で糸を引いてるのは,やはり小沢さんだと思います.

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12/30'11
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 年末年始は,休もうと書いたいたのですが,そう書いたときほど体調も悪くないし,頑張ってる学生もいるので,午前中はゆっくりして,午後は大学に出てきています.年始も多分そんな感じですかね.

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12/31'11
夢や目標なんかいらないの本質
(生き方)

 先日の筑波大バドミントン部の納会のときにも話したんですが,要は,人生をどう楽しく有意義に過ごして行くのかということです.バドミントンが強くなる,インカレで優勝する,オリンピックに出る,全英オープンで優勝するのが夢とか目標とかいうのは,まあいいでしょう.でもそれを例えば「ドーピングなどルールに抵触しないバドミントンが強くなる薬」を飲んで安易に達成したのでは意味がないし,そもそもそんなのつまらなくないですか?

 つまり,夢とか目標というのは,達成するためにあるのではなく,達成するために練習したりトレーニングしたり創意工夫したりして充実した楽しく有意義な時間を過ごすためにあるのです.勝利のために苦しい練習にただひたすら耐えてきた,では,何のためにスポーツなんかやってるのかわかりません.

 もし,練習がただひたすら辛いと思うのであれば,練習のやり方,あるいは,練習に取り組む姿勢を見直すべきでしょう.それには,こうやれば強くなる,こうやったけどだめだったという因果関係のフィードバックがどうしても必要です.そうすれば,必ずどんなに辛いと思えるような練習でも,その中に面白さ,楽しさを見出せるはずですし,そういうことに労力を割くべきです.うまく行かなかったら,うまく行くようにしたらどうしたらいいか考えればいいのですし,そこに面白さがあるのです.

 これは,スポーツに限らず何でもそうです.私には,夢も目標もないと再三書いて来ましたが,それは,とにかく今やってることを楽しんでいる,楽しもうとしているということです.その結果,研究成果が出て評価されたり,地震被害が減れば,嬉しいですが,それは,単なる結果であって,夢や目標ではありません.1%の幸福のための99%不幸より,99%が幸福の方がいいに決まってます

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31b
[今年を振り返って]
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 さて,恒例?の今年を振り返って,ですが,振り返るということで,去年同様,ざっとこのサイトを読み返してみました.つーか,すごい量だ...とても通読は...

 で,ざっと読み返したんですが,相変わらず,体調悪いとか調子悪いって記事が多いですねー.まあ,今年は特に地震があって,それに伴って肉体的に精神的にもしんどいいろんなことがありましたからねー.世の中の風潮ですが,やっぱりまだ,みんなを一斉に同じ方向に向かせようという感じで,未だに変な感じです.

 そんな中での「客観的評価」ですが,昨年同様,年平均でだいたい74点で,ほぼ目標達成?となりました.

 参考までに上は昨年の変遷?で,下が今年です.緑線は,年初来平均です.既に書きましたが,季節的にだいたい同じような変化をしていて興味深いです.ただ,今年は,地震に伴ってそれを無視して無理矢理持ち上げたためか5月,7月の激しい落ち込みが見られます.

 ただ,この点数は,どのくらい「活動」したかで,研究ではなく「お仕事」をしていても加算されます.実際,そういうお仕事は確実に増えてますから,「そういうこと」でしょうね.これをお仕事が増えて忙しくなって「退屈しのぎ」が増えたからこれでよし,とは,とても行かないのは言うまでもありません.どのくらい研究したかという新たな指標を設ける必要がありますね(記録は付けてるので計算はすぐできる).

 そういう中での研究成果,具体的には,世に出た論文数ですが(ただし,成果が出て論文が出るのに少しタイムラグはあるが),査読論文が4編,それ以外が15編(AIJ大会8編,JAEE大会5編,海外の論文集,地盤震動シンポがそれぞれ1編)でした.あと,東北地方太平洋沖地震があったので,論文以外にいろんなところにいろんな記事を書きましたし,講演も沢山しました.再三書いて来ましたが,揺れによる被害が非常に小さかったのは,建物の耐震性が充分なのではなく,揺れの性質がたまたまそうだったからで,そういうことをメディアとか講演とかで言い続けた1年でしたかね.

 強震記録を見た瞬間,揺れによる被害はないのは,すぐにわかりましたが,頑張っていつものように強震観測点周りの被害[がないことの確認]調査を行いました.だいたい,想定内だったのですが,新しい発見もあったりして,やっぱりまだまだわかんないことあるんだなーと再認識した次第です.来年は,この辺のことでいっぱい論文書かなきゃなー(学生にはいっぱい論文書かせなきゃなー)という感じですが,問題は,その時間がどのくらいあるのか,でしょうか(自分で論文書くより学生に論文書かせる方が結果として時間は余計にかかる).

 いや,それが大事と考えるのであれば,時間があろうがなかろうが,やるでしょうから,それが大事と考えるのかどうかでしょうか.論文書くこと以上に大事なことなんかあるのか?と思われる方もおられるでしょうが,論文,つまり,情報発信自体は,JAEE大会や地盤震動シンポで書いて既にしています.つまり,それを「査読論文」として,あらためてちゃんと残る形で出すこと,あるいは,海外のジャーナルとして発信することをどのくらい大事と感じるのか,ということですね(今回の地震でもうSeismic Intensity Measureとか言ってられなくなった?).

 この辺に関しては,ずっと頭を悩ませてきました.業績作りということに関しては,そんなに意義は感じてませんから,やはり,情報発信という点でどうかということですね.大会やシンポジウムの論文だとどうしても人目に触れる機会は少ないですし,海外への情報発信はやはり重要だと思います.特に東北地方太平洋沖地震については,海外からも大きな注目を集めていて,あれだけの大地震で揺れによる被害がなぜこれほど小さかったのかをちゃんと説明できる人間として,責務を果たすべきかもしれません(うーん,でもやっぱりめんどくさい).とにかく今の就職委員長の仕事が終わらないと何もできない感じです.

 あとは,結果的には断りましたが,異動の話も来たりして,心境の変化はありましたかね.私は研究者ですから,今よりも条件がよくなるのであれば,いつでも喜んで異動します.筑波大に来てもうそろそろ目安?の10年ですから,条件が同じくらいでも移ると思います.ただ,今いるところ以上のところがそうそうないとも思っていて,でも,ここ数年のお仕事の急増ぶりにそうでもなくなって来た気もしています.でもこれも私がどうこうするというよりは,周りというか自然の流れの中でどうなるか,ということですね.要は,私を必要としてくれるところがあれば行くということでしょうか.でも,とにかく現状でできるだけのことをするだけです.

 仕事以外については,仕事が忙しかったこともあってか,ぱっとしませんでした.ピアノは,モソロフで何とか食い繋いだようなもんですが,シューベルトのD960をきっかけにそういうやり方もあることを発見?したということでしょうか.週に数回,30分くらいずつちんたらでも続けて行くことかなとは思います.

 バドミントンは,震災でしばらく練習できなかった(サークルか活動を休止した)こともあって,またかなり調子を落としたのですが,これもまあ続けるということですかね.来年は,いよいよ久しぶりに全日本に出てみようと思っています.もちろん,今のままでは全然だめだめですが,とにかくできる範囲で調整するしかありません.来年は,全日本教職員は長野みたいで,新幹線で1本なので行きやすい方です.

 スキーは,今シーズンこそできるだけ行ってみようと思っています.スタッドレスが取り替え時期で,どうしようかと思ったのですが,スキーに行くことにして履き替えました.3月までは,猪苗代エリアまで高速代往復1000円くらいで行けるようですし(福島にお金を落としてくる),スキーに行けばほんと別世界なので,気分転換にもなります.

 このサイトについては,相変わらずの大量生産状態ですが,ここのところは,明らかにペースが落ちています.そういうことは,これまで何度もあったのですが,1ヶ月くらいに渡ってというのは,初めてかもしれません.まあ,これもそうなったらそうなったときの話です.

 ゴルフについては,やりたいとは思ってるのですが,全くやらなく(練習場にも行かなく)なってしまいました.これは,やっぱりいっしょにやる人がいなくなったというのが大きいですかね.でも,一人でもできて技を磨けるものはそうそうないですし,「こうやれば練習場だけでコースに出ても90くらいでは回れる(はず)」というのがずっと私の中にはあるので,練習場に行くくらいのことは,暖かくなったらやりたいと思ってます.

 仕事以外にやってることの「あること」は,全くやらなくなってしまいました.やる意味を感じられなくなったことが一番大きいのですが,これもそういうことを含めてどうするのかしっかり考えるということでしょうね.

 もう1つの柱については,久しぶりにちょっと研究して,これもしばらくはこれで行くことにしました.でも結果が出るのは,10年先かな.

 ということで,今年を振り返って,私の場合,というか,私に限らず,今年はやっぱり震災ということになりそうですが,敢えてそうではないと言いたいと思います.とにかく「そういう方向」にいろんなものを持って行きたいという変な動きが多すぎます.私は,とにかく人と違うことをしたいので余計にそうなのかもしれませんが,そういう変な動きになど目もくれず,自分が正しいと思うことに基づいて,やって行きたいと思っています.

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 と書いたのですが,今年は,何か違和感がありますねー.それが何なのかは,よくわからないのですが,今年再三書いて来たように,何か転機というか節目のようなものを感じています.来年,あるいは,もう少し先くらいに何かあるのか何もないのか,何か行動を起こすのか起こさないのか.

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