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5/1'10
[7]
(生き方)

 調子ですが,順調?に落ちてきました.

 でもってGWということで,どうしたものかという感じです.でもGWって言ったって,いつも通りの土日を含めた話で,今週の木曜が祝日で,来週だって,月〜水が休みというだけです.でも,去年もそうですし,例年,GWは調子を落とすことが多いことを考えると,ここで休んでしまうのもありかと思い始めました.要は,そういう「リズム」なのではないか,ということです.

 つまり,1ヶ月〜1ヶ月半の周期をこれに合わせてしまうということですね.こういうタイミングはいくつかあって,1つは年末年始,そして,8月のお盆休みでしょう.そして,この時期も調子を落とすことが多いです.休みというわけではないですが,修論,卒論が終わった2月中旬くらいも調子を落とすことが多いです.これを含めて1ヶ月〜1ヶ月半の周期で回すとだいたい以下のようになります.

 ・年末年始
 ・2月中〜下旬
 (3月下旬)
 ・GW
 ・6月下旬
 ・お盆休み
 ・9月下旬
 ・11月中旬
 ・年末年始

 これは3学期制の筑波大の特殊事情ですが,6月下旬,11月中旬というのは,それぞれ1学期,2学期が終わる頃とだいたい対応しています.こうして考えてみるとこれで「うまいこと」行くような気がします.つまり,調子が落ちるときは,完全に休むのは無理としてもペースを落としてできるだけ無理をしない,できるだけ休む,ということですね.少なくとも今年はこれを意識してやってみようと思います.

 それで気づいたんですが,これも既に書いたと思うのですが,こういう周期って結構大事で,でも暦的に本質的なものってそんなにありません.一番重要なのは「日」で,これ以外だと1年になってしまいます.ただ,週は人間が作ったものですけど,少なくともサラリーマンにとっては,とても重要な周期になっています.そして実質的にもバドミントンをやめてほぼ毎日5km走っていたときの記録によるとだいたい6日くらいの周期で記録が変動していました.つまり,日の次は週ということですね.で,週の次は月となるのですが,これは,月の公転,自転の周期という意味では人為的なものではなく,女性なら影響があるでしょうし,会社の決算なんかがあると月末は忙しくなるとかいうことはあると思うのですが,本質的にそんなに大きな影響はありません(少なくとも私は).

 で,週の次の周期が「調べてみると」1ヶ月半くらいだったということです.ここで,気づいた人もいるかと思うのですが,これってだいたい「7」週間なんですよ.で,更にこれを7回繰り返すとだいたい1年になる(7x7x7=343).で,人生10年周期説を少し短く7年とするとこれが7回で7x7=49で,だいたい人生50年になります.

 じゃあ,1日より短い周期はどうかと言うと,人間の集中力が持続するのは90分と言われていて,大学の講義もだいたい90分になっています.で,これも筑波大の特殊事情になってしまうのですが,一限75分で,これを7回繰り返すとだいたい1日の労働時間(8〜9時間)になります.

 なんか無理矢理という感じもしないでもないですが,「7」回繰り返すというのは,人間の心理的にいい線行ってるような気もしないでもないです.週ってまさにそんな感じがしますよね.1週間が10日だったら,ちょっとしんどいでしょ?逆に週が5日だったらちょっと短い気がします.そういう風に考えると繰り返すのは6回までくらいがちょうどいいかとも思うのですが,週のように7回目はお休みと考えるとやっぱりちょうどいい気がします.

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01b
[因果関係]
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 上で書いたようなことだとすると,3〜4月好調だったのは,運動しないで食べる量も減らしていたからだと思っていたが,実は,単にそういうリズムだった(のかもしれない)ということになります.練習に行き始めたのは4/13ですが,そこから調子を落とし始めているので,これだけ見ると運動するのはよくない,となります.でもこれも単にそういうリズムだっただけかもしれない.

 つまり,因果関係の証明ってやっぱり難しいんですよ.それ以外の条件を全て排除しなければなりませんからね.でも,実生活でそういうことをするのは不可能です.地球温暖化なら尚更です.

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01c
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(政治)

 友人がコメントしないのー?と言うので,小沢さんが検察審査会に起訴相当とされたことも一応書いておきますか.

 まず言えるのは,検察審査会が起訴相当と言ったって,証拠がなければどうしようもないでしょう.小沢さんは田中角栄をある意味反面教師とも言っていて,法的には問題ないようにはやって来てると思います.参院選対策としても去年の今頃と状況は似ていて,対処するタイミングをはかっているというところでしょうか.

 ただ,これはこのサイトで何度も書いていることですが,法的に問題なければそれでいいというわけではありません.実際,検察審査会が起訴相当としたのも,どう考えても不自然だからでしょう(全員一致ですからね).検察審査会というのは,裁判員制度と同様に司法に市民感覚をというものですから,市民感覚からすれば「有罪」ということです.

 つまり,少なくとも言えるのは,彼は市民感覚からは,つまり国民からは支持されていないということです.彼がどうして人気がないのか,というのは,いろんな話があるのですが,一番大きいのは彼がマスコミ嫌いで,マスコミが彼のことを好意的に報道しないからでしょう.ただ,政治家は国民の人気でなるものではありませんし,そうであってはなりません.

 ただ,これもこのサイトで再三書いてきたことですが,政治家として優れている以前に人間としてちゃんとしていることはやはり必須で,小沢さんがその点についてどうかということについても既に書きました.そのときも書いたと思うのですが,政治家ってやっぱり特殊な職業なんですよ.クリーンなことに越したことはないですが,クリーンならOKかというとそういうわけには行きません.

 最大の問題は,やはり選挙に金がかかることです.志さえあれば誰でも政治家になれるのが理想ですが,現状では残念ながら無理です.舛添さんが言っていることは確かに正論ですが,正論だけでは政治は動かないのも(残念ながら)事実です.もちろん,選挙制度を変えればいいことですが,どうでしょうか?途方もない時間がかかるような気がします.

 つまり,理想と現実を見て,どこにどう折り合いを付けて,問題を解決していくかというものすごいバランス感覚,そして,実行力,リーダーシップが政治家には求められるのです.そして,今の政界を見たとき,小沢さんの実力はやはり抜きんでてると思います.舛添さんが自民党にいたとき,「今の自民党に必要なのは小沢一郎以上の独裁者だ」と言ったのはまさにその通りで,みんなでやろうぜ,では何も変わらないことを自民党自身が証明しました.小沢さんは私腹を肥やすような人とは思えませんし,彼が目指す自己責任社会という方向性は間違っていないと思います.

 もちろん,長い目で見れば,金がかからない理想的な政治を目指して行くことは絶対必要です.でも今の日本の状態を見ていると,そんな悠長なことを言ってる時間はありません.あと3年で日本という国が「債務超過」になるという試算もあります.

 ただ,当面は小沢さんに任せるしかないと思うのですが,彼ももうそんなに長くないですし(でも今の雰囲気だと国民はもう引退しろと思ってる,というか,そう誘導されてる感じですが),その後がやっぱり心配ですね.それまでに何とか小さな政府になってもらえればと思うのですが.

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01d
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(世の中)

 なぜ小沢さんがマスコミに好意的に報道されないか,ですが,彼がマスコミ嫌いということもありますが,メディアだってバカじゃないですから,それが理由とはやっぱり考えにくいですね.つまり,もっと大きな力が,「誰か」がそう仕組んで誘導しているということです.それが誰かと言えば,やはり今の仕組みを変えたくない人で,既に書きましたが,それは「お金持ち」ということですね.

 デフレになったって,国全体が閉塞感に覆われていたって,自分たちさえよければ,そんなの関係ねー,ということでしょう.そして,資本主義社会という枠組みである以上,結局そういうことになってしまいます.そういう人達にとっては,志がある人が誰でも政治家になってもらっても困るわけです.このままでは,日本という国が「債務超過」になっても,つけを払わされるのは国民自身ということになるでしょうね.

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01e
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(バドミントン, 体)

 練習を再開(4/13)してからの様子ですが,もちろんプレー自体はだめだめですが,右股関節については,痛いながらも低空飛行で何とか騙し騙しやってる感じです.でも昨日は,途中でどうにも痛くなってプレーを続けることができなくなりました.また痛めたかと思ったのですが...

 今日になって,もちろん,痛いことは痛いのですが,プレーをする前に状態にだいたい戻りました.つまり,このときと同じで,筋肉痛に近い感じなんですね.腰痛や肩痛や肘痛のようにつき合って行くしかないということなのか,あるいは,股関節周りが弱ってるということで,ここのトレーニングをするということも考えられます.

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5/4'10
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(スキー)

 久しぶりにGWにスキーに行ってきました.多分,このとき以来だから3年ぶり?このときもそうだったのですが,いつも行くのは,GWでも雪があるので有名なかぐら・みつまた・田代なのですが,今回はガーラ湯沢でした.そう,何とGWまでガーラが開いていたのです.一般的にそういう認識はないでしょうから穴場と思ったのですが,予想通り激混みのかぐら・みつまた・田代に比べるとガーラがら(^^;でした.雪も思った以上にちゃんとありました.

スプラッシュコンテスト?(上から滑ってきて無事渡り切れれば来シーズンの1日券プレゼント)というのをやってました↓

 先月行ったときは,股関節も痛くなり,怪我で運動してなかったので体力も落ちていてヘロヘロになったのですが,今回は何とか滑れました.ただ股関節は今回も痛くなりました.でも多分明日には日常生活には困らない程度には回復してますね.つまり,股関節周りが運動をするというレベルに対しては弱っていて,ある程度鍛えた方がいいということなのかもしれません.

 これで(多分)滑り納めですね.今シーズンは(も),股関節が痛かったこともあってあまり行けませんでした(7日くらい).でも,怪我がなくてもこの倍くらいでしたでしょうから,そのくらい(15日)のペースでのんびり行くのもいいかもしれませんね.

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04b
[飛び出す絵本]
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 帰りに秋葉のヨドバシで3D VIE*Aを実演?していたので見てきました.デモビデオを見ただけですが,これは3Dではないですね.喩えて言えば「飛び出す絵本」のようで,部分的に加工をしてそれらしく見せてるという感じでした.まだまだ開発途上ということでしょうか.サッカー(では2Dだとゴール前でボールがどっちに飛んでるのかがわからない)などのスポーツ中継でどうなるかが見てみたいです.

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5/8'10
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 GW終わったんですね.めでたしめでたし.今年のGWは,調子を落としていたこともあり,休むつもりで,ゆっくりのんびり過ごしました.そしたら思惑通り回復してきました.しかも見事?な「V字回復」です(まだ「騙し」かもしれませんが(^^;).

 やっぱこれですかね?するってーと,次は,5月下旬くらいまで徐々にペースを上げていって6月中旬くらいまで頑張って,6月下旬頃にまた「お休み」ということになりますかね.うーん,なかなかいい感じかもしれません.

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08b
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 つくばって人工的に造られた街で違和感があると再三書いてきました.そして,ここ数年になってその違和感がだんだんとれてきたとも書きました.でも要は,幸不幸相対論的想像力の問題かもしれませんね.

 今日,大学に来るとき,天気がよくて新緑がとても綺麗で,とても気持ちよかったのですが,

東京に住んでいたときのことを想像してみたら,「あー,ここでよかった」と思うことができました.つまり,「感覚の慣れ」的に言っても,今の状態,今住んでいるところの状況には,慣れてしまっているので,そのよさとか気持ちよさって気づかなくなってることが多いんですよね.

 まあ当たり前の話なんですが,当たり前のことが当たり前になかなかできないのが人間なので,あらためて何を今更こんな当たり前のことを,という記事をあえて書いているわけです.

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08c
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 別に取り立ててここで書くようなことではないですし,実際,わざわざ知らせるようなことでもないので誰にも(家族にも)知らせてなくて,このままずっとほっとこうとも思ったのですが,ぼちぼち不都合?なことも出てきたので,一応書いておこうと思います.

 4月に昇進しました.でも別にどうということはありませんし,正直,今更という感じなのですが,1つの節目?ではありますし,それにまつわることを何度が話題にしてきたので,どう思ったかを一応書いておこうと思います.昇進したのは,4月ですが,話があったのはもう1年近く前なので,そのときどう思ったか,から書いておきましょうか.

 そのとき思ったのは,「あー,やっと順番が回ってきたか」という感じでしょうか.これも何度か書いてきましたが,私が所属する専攻は,一研究室一教員なので,専攻全体で上から順にそれこそ年功序列で順番が回ってくるので,まさにそういう感じでした.そして,この歳になるまで順番が回ってこなかったのは,単にこの専攻がそういう年齢構成になっている(平たく言えば上が詰まってる)というだけの話です.国立大学も何年か前から「給与体系とは別に教授を何人にしてもいい」となって,多くの私立大学のように「半分以上が教授」という風にもできるんですが,実際にはなかなかそうも行かないようです.特に筑波大は,教授−助(准)教授−講師体制なので,他の国立大学に比べても昇進が遅く,実績を残していても50を過ぎないと教授にはなれないことが多いようです.

 ただ,ここ何年か,少なくとも私が来てからは上から順番にという感じですが,それ以前は,業績や働き?によって順番が入れ替わることもあったようです.でも,専攻の中は,機械,エネルギー,防災,土木建築,環境,流体,固体材料と非常に多岐にわたってますので,分野が違えば,順序を逆転させることは現実にはなかなか難しいのも事実です.つまり,普通にちゃんとやってれば順番通りということで,若手の教員は,みんな公募を勝ち抜いて来ているので,普通にちゃんとやってない人などいるはずもなく,そういうわけで「順番通り」になってしまうのは仕方ないわけです.

 ですから,私も普通にちゃんとはやってるとは思われていて,順番を飛ばされはしなかったということは言えるわけです(そんなレベルでやってるわけないのは言うまでもありませんけど).ですから,やっぱり,冒頭で書いたように「だからどうと言うことはない」となるわけです.

 と,話があったときには思っていたのですが,蓋を開けてみるとちょっと違っていたようです.というのは,私と同じくらいの年回り,あるいは,俸給表の人が何人かいたのでいっしょに昇進するのかと思っていましたが,どうやら私だけだったからです.ですから,専攻の中では(多少)評価されているのかな,とは思えて,それはちょっと嬉しかったですかね(もちろん,みんないっしょに昇進できたらそれが一番よかったんでしょうけど).

 でも人事は評価という側面だけではないので,これからは,今までよりも責任が重い仕事もやらなくてはいけなくなると思うと,正直,あまりいい気分ではありません.研究もどんどんできなくなるでしょうね.この1年くらい,「とある事情」により研究できなくなりそうだから,できるうちにやっとかなきゃ,と何度かこのサイトで書いたのは実はこのことでした.

 でもこれは自分がなりたいなりたくないという以前に歳をとるとそういう役回りも出てくるということですから仕方ないことですね.要はそういう歳になったんだなー,ということでしょうか(これが実感?).

 ただ,ほっとすることがあるとすれば,それは,引き算の名前からようやく解放された,ということでしょうか.「助」とか「准」とかがついた,わけのわからん半人前扱いの名前から解放されたのは,何かやっと長年の重しがとれたような感じで,今頃になってようやく一人前?として認められたような妙な気分です.

 あとは,結婚したときに「まだ結婚しないの?」みたいな余計な風当たりから解放されたように,「社会的地位」といった余計なめんどくさいことから解放された,ということはあるでしょうか.もうこれ以上「上はない」のですから(何とか長とかいう組織のトップは,組織のとりまとめ役で別に地位の高さを表すものではありません),これからはそういう下世話なことを全く気にせずにやっていけるというのは最大のメリットでしょう.

 でも,これも何度も書いてることですが,研究者は研究の中身次第なのですから,最初からそういう下世話なことなど気にせず,本来の仕事に取り組めるようにした方がいいとつくづく思います(これが本音).

 あとは,余談なんですが(ていうかこの記事自体が余談のようなもんですが),冒頭で書いたように,別に誰にも知らせるつもりはなくて,できればずっと黙っとこうと思っていたのですが,最初の関門?は,建築学会大会の論文提出でした.というのは,論文に肩書きを書かなければならなくて,学生は私を共著者にするのでそのときに,学生にわざわざ言うのも面倒だしどうしようかなー,と思っていました.

 そしたら,多分,4/1,つまり初日だったと思うのですが,学生が赤を入れて下さいともってきた原稿が既にそうなっていました.そのときは,え?どこでばれたの?と思ったのですが,専攻のホームページが4/1に早速更新されたみたいで,目敏い学生がそれを発見したようです.実際,目敏い人はいるもんで,4/1に昇進おめでとうございます,と何人かの先生に言われて,え?どうしてわかったんですか?ときいたら,専攻のホームページがもう更新されてますよ,とのことでした.でも,専攻のホームページって普段そんなに見ませんよね.

 同じようなことは,学内の,例えば,いっしょにバドミントンの練習してる人達にも言われて,ほんとどこでわかったん?と思うのですが,人事異動の何かそういう冊子が出るみたいです.でもそういうのって見ます?目敏い人はいるもんだなーと思った次第です.

 でも学外の人からはまだ誰からも「指摘」されたことはないと思うので,このまま行くのも面白い(^^;かとも思ったのですが,この1ヶ月の間,学外のいろんな人と会って話もしたりして,もちろん,こっちからわざわざ知らせるようなことではないので,このことについては何も話してないのですが,親しい人には,黙っておくのもまずいかなとも思い始めて,ここでこっそり書くことにしました(親しい人はだいたいこのサイト見てるみたいですからね).ですから,ちょっとすっきりもしました.ホームページって,こういう「使い方」もできて便利ですね(^^;.

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08d
[可動域が狭くなってる?]
(体, バドミントン)

 その後の右股関節ですが,プレー中に痛くなってパフォーマンスは劇的に落ちるものの次の日はほぼプレーする前の状態までは回復するという状況が続いています.つまり,怪我という感じではなくなってきました.で,1つの見方ですが,要は,歳とって可動域が狭くなってるのではないかということです.

 関節に何の異常がない人でも可動域以上に動かそうとすると痛いですよね.で,無理してそこより動かせば痛みが残る.私の場合,今まで動かしていたところまで動かすと,可動域が狭くなっている分,痛くなり,痛みも残る,ということになるわけです.

 じゃあどうするかですが,1つは,もう歳で仕方ないので,今の状況に合わせてやるということです.まず,一時期は,歩幅を狭くして歩数を多くしてやろうともしたのですが,これは難しくてできませんでした.で,昨日の練習では,とにかく後ろとフォア側に動けないので,少し右後ろにポジショニングしてみました.これはかなり効果がありました.

 当たり前のことなんですが,「今の」自分にとってどこが「ニュートラル」かってやっぱり重要ですよね.強い選手って,読みが鋭くて打ったところにいる,と言われるんですが,もちろん,それもあるのですが,今の自分,今日の調子の自分のどこがニュートラルかを感覚的に掴むことができて,言わば穴がない状態を作れているんじゃないかと思いました.ということに,今更ながら気づくことができたような気がするので,不調も悪いことばかりではありません.

 でも,今の状況に合わせるだけではなく,可動域が狭くなっているのなら,それを広げればいい,というのも容易に思いつきます.つまり,トレーニングというよりは,そういうことなのかもしれません.何か特別なことをするというよりも,これも再三書いていることですが,普段から体を動かすことも大事です.実際,起きたとき,座っている状態から立ったときに痛いことが多いです.寝るのは,寝ないといけないので(^^;しょうがないですが,ずっと何時間も座りっぱなしはやっぱりよくないと思います.

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5/9'10
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 回復してきたと書いたのですが,体調はそんなによくないですかね.何かまだ疲れてます.運動を再開してから練習の疲れが残ってる感じです.やっぱり,運動は体によくないか?あるいはしばらく続けると大丈夫になる?ということで,今日は早く寝ることにします.

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5/10'10
[生き方を説く本]
(このサイト)

 私は勉強が好きでないし得意でもないと書きました.学生時代からそうですし,それは今でも変わりません.そんなんでよく研究者になんかになれたな,ていうか,そもそもなろうと思ったな,と思う人は多いと思いますが,勉強と研究がいかに違うものか,むしろ正反対のものということについても書きました

 もちろん,全く勉強しないのでは話になりません.例えば,今の仕事をしていて,最新の論文に目も通さないのは問題外でしょう.でも何というか,これは私にとって「勉強」とか「情報収集」というよりは,私が思いついたこと,やろうとしていることと被ってないかの「確認作業」みたいなものです.

 要は,何度も書いたように,人が考えたことを勉強するより,自分であれこれ考える方が好きですし,性に合ってるんですよね.ただ,これは,もちろん善し悪しです.上手くはまれば,まだ誰も考えつかなかったような独創性が高いことができるでしょうが,下手すれば,もう使い古されたようなものしかできないでしょう.ですから,上で書いた「確認作業」は,どうしても必要です.

 この性格?は,仕事に限りません.でも,仕事とそれ以外のことでは,レベルが全然違いますから,仕事以外のことはおとなしく「勉強」した方がいいんじゃないの?と言われる方も多いと思うのですが,やっぱり,自分で考えたくなってしまいます.

 それは,このサイトもそうです.このサイトは,「人生や世の中などいろんなことについて考えること」ということですが,読まれればわかりますが,やる気三要素など極一部を除ければ,ほとんどが「オリジナル」のものです.でも,ピアノやバドミントンやスキーならともかく「生き方」の話ですから,少しは先人の意見もきいたらどうだ?というのも道理です.

 実は,先週末,とある人からメールが来て何度かやりとりがありました.その中で,その人(私より一回りくらい年上の方です)が中国の四書(大学,論語,孟子,中庸)や老子,荘子の道学の勉強をされているということで,これはちょっと勉強してみろ,ということかなと思って,論語をほんとに久しぶりに読んでみました.

 もちろん,1日や2日で読めるものでもないですし,論語自体は,漢文ですので,読んだのは,たまたま家に置いてあって(実は数週間前からみょーに気になっていた),吉川論語や穂積論語や宮崎論語などの解釈書の解説書のようなものです.

 あらためて驚くのは,もう2500年も前のものなのに,ほとんど現代にもそのまま通じるものばかりということです.この2500年で文明は発達しても人間そのものは相も変わらず進歩がないということなのか,生きることの難しさは変わらないということなのか,いろいろ考える機会を得ることができました.

 そう,論語自体は,いろんな解釈書が出ているように,それから何かを学ぶというよりは,「人の道を考える材料」なのではないか,という気がしました.そして,それ自体が研究対象ともなり得るわけで,現在に至るまで多くの研究者がそれに取り組んでいるわけです.

 そういう風に接していけば,自分なりの人の道を考えて行くことの大いなるヒントとなると思いました.もちろん,対象が論語ですし,たかが解説書を読んだだけで軽々しいことはとても書けませんが,論語,あるいは,その解釈書を人の道そのものを「勉強」するものと考えるとなかなか厳しい気がしました.

 実は,私は,最近はほとんど本を読みませんが,若い頃は,相当の量の本を読んで(読まされて)いました.父が生きていた頃,即ち,大学に入るまで読んでいたのは,ほとんど文芸書だったと思いますが,大学に入って,一時期,論語ではないですが,「生き方」を説いたような本を相当読んでいた時期があったのを思い出しました.どれもなるほどなるほどというものばかりで,とても参考になる,とその時は思いながら読んでいましたが,結局,それで何かが変わることはなかったと思います.

 この手の本は,今でも巷に溢れていますが,こういうときはこうすればいい,という方法論を学んでもあまり意味はないと思います.どれも結局各論ですから(それは論語もそうですよね),そこにどういう背景や信条があるのかがなければ全く応用できないでしょう.つまりは,やっぱり自分の頭で考えることが重要ということです.

 でも,論語のようないわゆる古典を「考える材料」として,読むのは,大きな意味があると思います.つまりは,読書というのは,そういうもの,そうあるべきもの(もちろん単なる娯楽として楽しむ場合を除いて)ということでしょう.

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10b
[コンテンツじゃなくてデバイス]
(PC)

 iPadに予約殺到だそうです.これは,まあiPhoneやiPodをでかくしたものですから,私は当初別段興味もありませんでした.ノートPCを使い倒してる人にとってはそうでしょう.そもそもノートPCとiPadを2つ鞄に入れる,なんてことはありえませんし,機能的にノートPC以上のものではありません.タッチパネルが使いたければそういう機能がついたノートPCを使えばいいし,そういうものはこれからどんどん出てくるでしょう.つまり,ターゲットはノートPCユーザではなく,iPhoneやiPodで手なずけた一般ユーザということですね.

 しかし,これまで電子書籍が普及しなかった一番の原因であるアクセス性がiPadによって解決され,電子書籍が一般ユーザに普及すると,とんでもないことになります.下手すれば,印刷物としての書籍はLPのようにほとんどなくなるかもしれません.もしそうだとしたら私的には大歓迎です.ある本を読みたい,ある文献を参照したと思ったら,いつでもどこでもすぐに見られるわけですからね.そして何よりもあの膨大な書類,書籍の山がなくなるのです!

 もちろん,LPのように本というものに愛着がある人はいるので(これは私もよくわかります)全くなくなることはないでしょうが,本屋,出版社,印刷屋,図書館といったものは劇的に減るでしょうね.と書いて,気づいたのですが,CD屋ってなくなりませんよね.でもこれは,著作権というか,音楽を配信する側の違法コピー対策でしょうね.ということは,電子書籍も完全移行は難しいか...

 でも普通は,PCはコンテンツやソフトがなければただの箱ですから,普通は,「デバイスではなくてコンテンツ」であるところを,「コンテンツではなくデバイス」という逆転現象が起きてるわけです.iPodやiPad自体は,デバイスとしては大したものではないですが,そういうもので世の中が劇的に変わるかもしれないわけです.ほんのちょっとした使い勝手によさで,PCが誰でも使える単なる「電化製品」になるということなんですが,*イクロソフトなどの他メーカーにはどうにも真似できないので,やっぱり何かがあるんでしょうね.

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5/11'10
[つくば]
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 とある学生からのメールで気づいたんですけど,つくばの(昔の)市外局番って「0298」なんですが(今は029),これって0+「つくば」になってるんですよ.もちろん,単なる偶然だと思うんですが,なかなかない偶然ですよね.

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11b
[理想のUMPC]
(PC)

 「VAIO New Ultra Mobile Coming Soon」ということで,ちょっと期待していたのですが,

出てみれば,ほとんどtypePと同じでした.

 でも見方を変えるとtypeP,あらため,VAIO Pってもうほんといい線まで来てるんですよ.理想としては,もう少し横幅が狭くなって,薄く軽量化して,バッテリがもって(この点は今回大きく改善された),ディスプレイがタッチパッドになってくるっとひっくり返ってタブレットPCにもなれば言うことありません.

 画面はもう少し広い方がいいのでは?という人もいるとは思いますが,これはモバイル性と二律背反(流行言葉(^^;?)ですし,作業,特に,文章を書いたり読んだりという知的作業するのに画面の広さは意外と要りません.当たり前のことなんですが,書いたり読んだりするときは,ほとんど書いたり読んだりしてるところしか見ないからです.実際,typePを使っていても,ぱらぱら見るとかブラウジングとかは,もっと縦の広さがあったらと思いますが,文章を書いているときは何の不都合も感じません.

 今回のVAIO Pは,重量はほとんど変わらない分,バッテリのもちをよくしたという判断は正しかったと思いますが,立って両手でもって作業できるように両側にタッチパッドをつけるのなら,iPadに先駆けて,タブレットにして欲しかったですね.でもVAIO Zとともに一番期待しているデバイスには間違いありません.

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11c
[周期]
(生き方)

 1ヶ月半周期なんですが,「今自分がどこにいるか」がわかって,つまり,周期的に調子が今一なら,素直にそれを受け入れて(そんなに)無理をせず,ストレスも生じないのでなかなかいいです.

 それで,もっと長い周期についてもグラフ化してみました.でもこれは,グラフ化するまでもないことで,既に書いたと思うのですが,10代は不調,20代は好調,30代は不調,40代は(まあ)好調ということを確認したに過ぎません.でもこれってちょっとまずいですよね.つまり,この周期で行くと「50代は不調」ということになってしまうからです.なんとかせねば...

 まあ,40代が好調だったかと言うと,体調も悪かったしそうでもないんで(^^;,そんなに心配することもないかもしれませんが,心穏やかな老後(^^;を送るためには,定年までの10数?年をどう過ごすかは,とても重要ということは再三書いてきました.

 折しも,父が亡くなった歳になり,人生50年に近づき,昇進ということにもなり,いろんな状況が変わってくることや,1つの節目ということで,気をつけないといけない要素は満載だと思います.そう,「節目」って危ないんですよ.

 小さい頃から大学の先生になりたいと思ってやってきて,その目標を30前に達成しておかしくなっていって,不調の30代になってしまったことは何度も書きました.今回は,別に教授になるためにやってきたわけはありませんが,もうこれ以上,上はないのでそういうことはもう目標にはなりません.実際,教授になっておかしくなる人は少なからずいると思います.

 私は,昇進とかいうことは目標にもしてなかったし,そもそも目標なんか要らないと再三書いてますから関係ないと思うのですが,用心するに越したことはありません.というのは,ここで書いたことに嘘は全くないのですが,正直に告白すると,話があったときはそうでもなかったんですが,実際に昇進してみると,(不覚にも(^^;)意外と嬉しかったんですよ.そして,そういう後は得てして危ない.

 もちろん,今はもう何ともありません.話はちょっと逸れますが,なんでこのサイトではこんな余計なことまで正直に書く気になるんですかね?多分,私と親しい人など,このサイトを興味をもって読んでくれるような知的水準が高い人しか読んでないと勝手に思ってるからでしょうかね.でも一番の理由は,このサイトの目的は,生き方について考えることですから,嘘があると首尾一貫しないので,後で読み返したりして分析するのに使えないからだと思います.

 話を戻すと,このこと,即ち,昇進して不覚にも意外と嬉しかったことは,私の生き方に反する,かなり由々しき(^^;ことで,分析が必要と感じました.まず,形はどうであれ,とにかく「評価された」ということはあるでしょうね.これは純粋に喜んでいいし,喜ぶべきだと思います(でないと昇進しなかった人に失礼).既に書いたこととしては,わけのわからん引き算の名前から解放されたこと,昇進とか下世話なことをもう気にしなくていいというのもあるでしょう.あとは,このページに書いてから,いろんな人からいろんな形で反応があって,それも嬉しかったです.

 でも,幸不幸相対論でも書いたように,幸の後には不幸がやってきます.30のときの経験から行くと,1,2年遅れくらいで来ました.つまり,1,2年は大丈夫ということなんですが,その間に,何かをしないとまた「失われた10年」になりかねない,ということです.

 と,書いたのですが,そういうことがないように,このサイトで生き方についてずっと考えてきたのですから,大丈夫なはずです(^^;.つまり,私の生き方についての考え方がこれから試されるとも言えるわけですね.

 でも,これも既に書いたと思うのですが,内的熟達と人との繋がりだけではなく,報酬も使えるのであれば利用する,というのもありかなということを確認することはできました.実際にどうなるかは,もう決まっていますが,どうなるかはわからないので,そういうこともあるかもしれないということも想定して,つまり,うまくやる気三要素のバランスをとってやって行ければと思います.

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11d
[好青年]
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 鳴り物入りでライオンズに入った雄星君ですが,苦しんでるようですね.彼は,確かに好青年だとは思うのですが,それだけではもちろんどうしようもありません.注目されすぎたというのはあるでしょうが,謙虚に「自分なんかまだまだですから」と言い過ぎた感は否めません.そんなこと言ってると,ほんとに「まだまだ」になってしまいますからね.

 口ではそう言っていても,腹の中では,何とかしてやると思ってないといけないのですが,そうできなかったということは,ほんとの(^^;好青年だったということですかね.

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5/12'10
[仕事以外]
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 仕事以外のその後ですが,スキーはここで書いた通りですが,ピアノは3/19からある曲をぼちぼち弾いていて,まだぼちぼち弾いています.とても長い曲なのですが,もう一通り通るようになってきました.というか,練習はほとんどしてなくて,毎日1回通して弾いてる,というような弾き方です.それでも一度弾けば,40分以上かかります.純粋にとても美しい曲で,ピアノを弾くというだけでなく,心が洗われるような感じですが,最近はさすがにちょっとだれてきたかなー.

 バドミントンは,一応,練習には行ってるのですが,右股関節の調子は,よくないです.今のコンディションでは,「自分の思うようなプレー」に程遠いプレーしかできないのは仕方ありませんが,少しでもよくなって行く感覚がないと,精神的に厳しいです.それにどこまで耐えられるのか,といったところでしょうか.5/23に団体戦の試合があって,勝手にやめるわけには行かないので,それまではやるしかありません.それまでに少し光が見えてくれればと思っています.

 でも,運動した後,疲れが残って体調があまりよくないのは,相変わらずです.やはりスポーツは体に悪いということでしょう.歳をとったらは尚更です.それでもやるのか,それを補って余りあるものがあるのか,ということですね.食べることや,酒を飲むことなどに近いわけです.1つのやり方としては,頻度を減らすということは考えられると思います.頻度の最低レベルとしては2週間に1回ということはどこかで書きました.

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5/13'10
[他人の評価]
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 40代は(まあ)好調と書いたのですが,冷静によく考えてみると全然そんなことはないですね.体調はずっと悪かったですし,やる気やモチベーションに苦しんできたのも相変わらずでした(でもこれはずっとそうか(^^;).ただ,30代後半から40代前半にかけて取り組んだ,1999年台湾集集地震の解析や被害と対応した震度算定法が40代前半に形になり,その後,大地震連発でその被害が解析結果や震度算定法の通りになって,世の中で認められるようになってきた,というだけの話です.大地震が発生する度に現地に出かけて被害データを収集していることも評価されているんだと思います.学内的にもちゃんと仕事してましたから,これも認められて昇進ということになったのでしょう.

 でも,これらは,他人の評価に過ぎません.重要なのは他人の評価ではなく,自己評価,あるいは,究極的には「まず自己満足」ということも何度も書いてきましたが,そういう点では,好調だった,頑張ってきた,というには程遠いです.今ここで仕事を終えていいとはとてもまだ思えません.ですから,やっぱり「まだまだこれから」ですね.もちろん,現状に満足するのは簡単ですし,そうすれば幸せになれるのはわかっていますが,それでは,一旦幸せになってもすぐ不幸になるのはわかっています.

13b
[これは自己評価]
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 と書いて,気づいたのですが,「やる気やモチベーションに苦しんできたのも相変わらずでした」というのは,もちろん自己評価です.ですから,他人や周りの人達がどう思ってるかどうかはわかりません.というか,周りから見れば,仕事はがんがんやってますし成果は出てますから,周りはそんな風には全然思ってないでしょうね(多分).でも,繰り返しになりますが,重要なのは自己評価です.

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5/14'10
[どうする?typeZ]
(PC)

 typeT購入から2年が経ったこともあり,typeZ購入する気満々なのですが,CPUが一番速いCore i7-620Mが品薄のためか?購入できなくて日和っていたのですが,復活したようです.でもフルスペック(Core i7-620M, フルHD, メモリ8GB,クアッドSSD256GB,WWAN登載)だと28万6000円なんですよねー.

 私にとってのtypeZの一番の魅力は,フルHD(1920x1080)というその画面の広さです.これさえ満たせば,あとは,最低限でいい(Core i5-520M, メモリ4GB,HDD320GB)とすると何と15万4800円です.

 こうしてみると,倍の値段の差,絶対値にしても13万以上の差は大きいですね.せめて,CPUをCore i7-620M,HDDを7200rpmの500GBにしても18万4800円です.

 この辺が落としどころですかね?要は,やっぱりクアッドSSDは高いということでしょうか.あれ?この記事を書いてるうちに1万円値下げになったような気がする...

 クアッドSSDについては,そのパフォーマンスは圧倒的なのですが,問題なのは,ノートPCは,やっぱり2台目ということです.1台目なら文句なしにクアッドSSDを選びます.フルHDなら広さ的に充分だからこれを1台目にするというのもありかとも思ったのですが,QUXGA(2560x1600)に慣れると,もう離れられません.正直,横は1920でも充分ですが,縦1600と1080の差は大きいです.

 じゃあ,1台目(QUXGAのデスクトップ)にクアッドSSDつければいいじゃんということになるんですが,ほんとそう思いますよ.単体で発売してくれませんかねー.その後,raid0を使ったSSDは,いろんなところが発売されるようになったのですが,どれもデュアル止まりで,typeZのクアッドSSDの速さは圧倒的です.

 余談ですが,QUXGAで合ってたかな?と思ってググってみたら,QUXGAじゃなくてWQXGAでした.QUXGAというのは,3200x2400だそうです.上には上がいて,QUXGAワイド(3840x2400)!というのがあるみたいです.おっ!と思ったのですが,298万円...だったそうです(今はもうない).一般的なものではWQXGAがまだ最大のようですね.でもこれ以上は必要ないと思います.

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14b
[しんどい]
(バドミントン)

 練習に行き始めて1ヶ月が経ったのですが,右股関節は一向によくなりません.よくなってる感じがしないとしんどいのもそうですが,やっぱり「自分の思うようなプレー」が全くできないのが辛いですね.(私が)スポーツをする目的は,自分で創意工夫して強くなること,そして,それを楽しむことですから,それが全くできないのではやってる意味がありません.百歩譲って,健康のためにストレス解消ということなら,思うようなプレーができず逆にストレスが貯まる一方です.でも,怪我ではなく老朽化ということなら,どうしようもありません.

 4年前(なんですね.もう),バドミントンを一度やめたときは,どんどん衰えていくことに精神的に耐えられなくなった,ということだったのですが,今は,練習する気もトレーニングする気もあります.でも痛くてできない.そういう範囲でしかできないということなら,自分が思うようなプレーがどんどんできなくなっていくのに何の抵抗もできない,ということになります.要は,もう「プレーできない体」になって来ているということですね.それならそれで仕方ありません.いつかはそういうときが必ず来るわけで時間の問題ですからね.

 若くて現役の時,ものすごく強くても,衰えてピーク時のプレーができなくなると,(しばらくそういうことに抵抗した後)自分のプレーができないくらいならやらないと言って辞めてしまう選手は多いのですが,今頃,そういう選手の気持ちがわかったような気がします.つまり,私は私なりに,自分が一番強かった頃(おそらく40くらいのとき)のイメージをずっともっていて,そこより更に上,あるいは,そこまでは無理でも,不調を脱すれば,そのときに近いプレーができるはずと思い込んでいるところがあって(こういう思い込みは大事だが),でも,どうしてもそれができず,ずっと苦しんで来たんだと思います.

 途中,半年辞めてしまったこともあったのですが,よく8年も耐えてきたな,という気もしないでもないです.でも,体の老朽化なら,仕方ないですよね.つまり,精神的に耐えられなくなったということではなく,潔く諦めるときが近づいてるのかもしれません.

 でも,来週末は試合,しかも団体戦なので,それまではやらないとチームに迷惑をかけるので,とにかくそれまでは(痛いのを我慢して)続けます.

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5/15'10
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 練習の翌日ですが,やっぱり体調が悪いです.今日は,いつもより少し遅めに起きて普通に朝ご飯は食べたのですが,体がだるくて,その後,ずっと横になっていました.バドミントンどうこうとことだけではなく,そういうことも考えないといけないのかなと思います.

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15b
[調子の波?]
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 最終日に58という史上最小スコアを叩きだして優勝した翌週に予選落ちした石川遼さんですが,波が大きすぎてプレーが安定していない,とコメントしている人が結構います.もちろん,人間ですから調子の波はありますが,彼の場合はそういうことではないと思います.

 つまり,「そういうゴルフ」をしてるんですよ.平たく言えばとにかく攻めるゴルフですね.彼の辞書には「刻む」という言葉はないそうです.そういうゴルフをしていれば,バーディやイーグルを獲れる確率は上がりますが,ボギー,ダボの確率も上がります.でも彼は何でそういうゴルフをするのでしょうか?

 それは,彼にきいてみないとわかりません.いや,きいてもほんとのことを言うかどうかはわからないので,彼の心にきいてみないとわかりません.というか,考えてやってるのかどうかもわかりません.彼を長年指導してきた彼の父親は,ゴルフはパーセーブが基本で,そういう中でバーディを狙えるときは狙うべきと言っていて,そう教育されたわけでもなさそうです.ちなみに,ゴルフはパーセーブが基本については,私もそう思います.石川さんのプレーを見てOB連発して「渋滞」引き起こしてる一般ゴルファーが増えたんじゃないですかね?

 話を戻すと,予想としては,彼はより上のレベルを目指しているということなのでしょう.彼の目標はマスターズ優勝で,海外で通用するには,どうしても飛距離が必要ですからね.でもそれでも彼は昨年,日本ツアーで賞金王になりました.つまり,日本の多くのプレーヤーがやってるゴルフと違うゴルフをしても日本で勝ってしまったわけです.それは,彼の力が飛び抜けているからでしょうか?

 そういうこともあるとは思いますが,今のツアーの仕組みがそうなってるということが大きいと思います.プロスポーツとアマスポーツの一番の違いは,レベルの違いではなく,試合数の違いで,圧倒的に試合数が多いプロ選手は,1年を通して安定した成績を残すことが必要とどこかで書きました.それはそうなのですが,ゴルフは例外です.

 それは,その賞金システムにあります.つまり,優勝者が圧倒的な賞金を獲得する仕組みになっているということです.詳しく調べたわけではありませんが,優勝賞金が2000万だとすると2位はその半分の1000万というように対数的にがくんがくんと減っていきます.つまり,年間何十試合もある中で安定した成績を残すことよりも,どんなに予選落ちしても何回か優勝する方が圧倒的に賞金を稼げるわけで,プロゴルフツアーに限っては,一か八か的なプレーをした方が確率的に大きな賞金を獲得できるようになっているのです.

 彼がそういうことまで考えてプレーしているのかどうかはわかりませんが,今のところはうまくはまっているように思えます.ですから,今週予選落ちしたのだって,想定内というか,別にどうということはないと思います.

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15c
[報酬ではなく評価]
(生き方)

 ここで書いたことですが,要は,報酬ではなく評価ということでしょう.報酬がやる気に繋がらないとは散々書いてきました.それはその通りなのですが,評価されれば嬉しいのが人間でしょう.つまり,そこのところの意識の仕方ということです.

 でも,評価されることを目的としてしまったら,それは,報酬になってしまいます.ですから,評価は結局,後から付いてくるもので,やる気などの行動要因には何の関係もない,ということになります.ただ,これもどこかで書きましたが,頑張っていれば,どこかで誰かが見てくれている,というような,「世の中を信じる」ことはとても大事だと思います.

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15d
[とにかく続ける]
(バドミントン)

 バドミントンですが,どうしましょうかね?ピアノやスキーと同様に,せっかくここまでやってきたのですから,やめるという選択肢はない,とはどこかで書きました.ですから,とにかく続けるということですが,今の股関節を痛めている状態だと週2回はちょっとしんどいかもしれません.頻度としては,最低2週間に1回ということですが,体に悪いことをする,例えば,友人達と集まって酒を飲{んだ翌日も体調が悪い}むことなんかも考えると,このくらいの頻度が落としどころですかね?

 最低限のこの位の頻度で何とか続けていれば,股関節の状態がよくなったら,また頑張ることもできるかもしれません.要は,ピアノやスキーと同様にクルージングで「とにかく続ける」ことが重要ということでしょう.普段から,できるだけ体を動かすことも必要ですね.でも,いくら股関節の状態が悪いと言っても,週2回,基礎打ちしてダブルスのゲームをする,という程度の運動強度でも,体に負担を感じるのは,情けない限りですが,翌日これだけ体調が悪くなるということは,少なくとも今の状態では,体がそういう反応を示すということですから,そのセンサーの反応に従った方がいいということはあるでしょう.

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15e
[クルージングでバドミントン]
(バドミントン)

 とにかく続けることを最優先と考えると(やめてしまえば全てが終わってしまうので),今のひどい状態でどうやって続けるのかを考えることが重要です.要は,ピアノやスキーのようにどうやって「クルージング」のようにやって行けるかということですが,この1ヶ月に関してはうまく行きませんでした.

 1つは,上で書いたように頻度を減らすということです.でもどうですかね?週2回を2週間に1回にすると,練習したときの疲れ方は4倍増で,体に悪い的にもよくないし,ますます怪我しやすくなるような気もします.

 するとすぐ思いつくのは,頻度は減らさず強度を減らすということです.これができればいいですね.クルージングというのはまさにそういうことです.でもバドミントンの場合これが結構難しいです.打つ相手がいて,相手に合わせないといけないですからね.

 4年前,バドミントンを半年くらいやめたとき,せめて,のんびりダブルスだけでもやっていたら,と書きましたが,ダブルスってシングルスに比べたら,確かにそんなに動かないし体力も使わないのですが,「体に負担」的には,そんなことはありません.シングルスはスマッシュは打つな,ダブルスはスマッシュしか打つな,ですから(まあ,これに関しては,特に歳をとってからのプレーに対してはいろいろ意見はあるでしょうが),スマッシュを打って体に負担がかかる頻度はダブルスの方が大きいかもしれません.あとは,やっぱりスピードはダブルスの方が全然あって急激な体の切り返しもあるので,股関節を痛めないように動かないように意識していても,思わず反応して痛めてしまうことも多いです.

 ですから,打つショットがわかっていて自分のペースで動ける,基礎打ちやパターン練習を中心にできたら,とは思うのですが,これも,練習する相手がいることですから,なかなか難しいですね.でも,与えられた条件下で,創意工夫して,なんとかクルージング的にやって行くことを考えてみたいと思います.とりあえずは,いつものように少し遅れて行って,基礎打ちもそこそこにいきなりゲームに入る,というようなことがないように,ちゃんと始めの時間に行ってしっかり基礎打ちをして,ゲームを,スマッシュをあまり打たないで組み立ててみる,体に負担がかからないように{股関節が痛くなる前に}早めに切り上げる,ということでしょうか.

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5/16'10
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(バドミントン)

 バドミントンのことでうだうだ書いていたら,プーナで昔ダブルスを組んでたT中Aちゃんから連絡が来ました.どうもありがとう.嬉しかったです.

 彼は私とだいたい同年代で,今は地方にいるのですが,バドミントンは続けて行きたいと考えていて,でも今はバドミントンをできる環境ではないみたいで,そういう中で,いろんな形で体を動かしているそうです.

 そう.バドミントン自体はもう何十年もやっていて,体に染みついているので,とにかく体さえ動かしてさえいれば,何とかなると思います.そう言えば,O橋君もそんなこと言ってましたね.私もバークレーに1年いたときはバドミントンは全くできなかったのですが,体は動かしていたと思います.

 逆に言うと,私は,バドミントンをできる環境にはいるので,それは感謝しないといけないと思いました.

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16b
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(政治)

 参院選に向けて,(元)スポーツ選手などの有名人?の擁立がおさかんですね.中には現役選手は辞めない,オリンピックで金メダルは目指すと堂々と公言してる人もいるみたいです.国会議員ってそういう厳しい選手活動の片手間にできるってことなんですね.

 普通に考えれば,そんなことして票なんか稼げるんかい?ということでしょうが,そうするということは,稼げるのでしょう.つまり,国民がなめられてるわけです.政治がしょぼいしょぼいとは言われますが,政治家を選ぶのは国民です.つまり,しょぼいのは国民ということになるわけです.

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16c
[今年のピアノプロジェ]
(ピアノ)

 今日は,ピアノプロジェの打ち合わせで,早くも今年の日時と場所が決まりました(^^;.今年は,11/28(日)で場所は,門前仲町のシンフォニーサロンというところです(またM田が来れたらいいなー).まだ半年も先なので何弾くかは全くの未定ですが...

 今年は,アニバーサリー目白押しで,役割分担的?には,私はバーバーのソナタでしょ?ということでしたが,もうこの曲弾くほど若くはないですかねー.生誕200年ということならショパンではなくシューマンかなー,今日も話したんですが,シューマンって身につまされる的に何か自分と似たところを感じるんですよねー.セロトニンが足りてなさそうなところとか.シューマン弾くとしたら,好きなのは交響的練習曲, Op.13ですが,あのフィナーレをまともに弾く気にはとてもなれないので,やっぱり,Op.26のウィーンの謝肉祭騒ぎですかね.

 うーん,でもまだピアノを弾くテンションは落ちたままで,今弾いてる曲をのんびり弾く以上には弾けそうもないので,そしたら,なし崩し的に今弾いてる曲を弾くかもしれません.でもまだ半年もあるので,それまでもつかどうか,だれないかどうか心配ですね.

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16d
[講義とか授業とか]
(大学)

 いつからか,日曜の夕方に某国営放送の教育テレビで「ハーバード白熱教室」というのをやっています.何百人という大教室の壇上で人気教授がポケットに手を突っ込んでうろうろしながら,時々,教室にいる何百人かいるうちのごくごく一部である何人かとやりとりして話を進めていきます.

 前から思ってるんですが,というか,多分,多くの人は思ってると思うのですが,講義とか授業ってどう思います? 私は講義ほど効率の悪い勉強の仕方はないと思います.例えば,90分の授業で教えられることだったら,自分で勉強すれば,多分30分で済むんじゃないですかね? そもそも,勉強って,人に教えてもらうものじゃなくて,自分で獲得するものですよ.

 ですから,効率を最重要視するのなら,教科書を指定して自分で勉強しなさい,わからないところがあったら質問に来なさい,試験はするので,合格点がとれたら単位はあげます,が一番いいと思います.でもそんなことしたら職務放棄って言われますよね.だから,効率悪いなーと思っていても,講義しているわけです.

 いや,自分で勉強できる人なんかごく僅かで,ほとんどの学生は教えてもらわないとわからないからしょうがないんだよ,という人もいるでしょう.それはそれでわかるのですが,だったら,講義をビデオにでも撮って流せば済むことでしょう.いや,ビデオでは先生と学生のやりとりがない,ということなら,研究室でのゼミのように一人対数人ならともかく,何百人もいる大教室なら,そんなものはないのも同じでしょう(つーか,実際,ビデオに撮ってテレビで流してるし).いや,それでも生の講義では臨場感が違う,というのなら,そこまでしないと勉強なんかしないということでしょうから,勉強なんかやめたら?って思います.

 でも,現実的には現状を変えるのは難しいですから,(仕方なく)講義をするわけです.でも,せっかくリアルタイムで講義をするので,それは最大限に活かすしかありません.私はどうしてるかと言うと,説明はそこそこにどんどん演習をやらせて,その出来具合を教室をぐるぐる回って見て,どこができてるかできてないかを判断して,説明を補足したりしてフィードバックするようにしています.でも,これは数十人が限度ですね.数百人ではとてもとても.

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16e
[つくばは遠い?]
()

 東京で集まりとかがあって行くと,必ずと言っていいほど,遠いとこからわざわざありがとう,というようなことを言われます.ありがとうと言ってくれるのでまあいいのですが(^^;,つくばってやっぱりそういう(電車が来る前の)イメージなんですね.

 イメージはそうなんですが,実際は,電車で秋葉から現地まで含めても1時間ちょいくらいですから,例えば,今日集まった品川だと西なら立川とか相模原,北なら所沢とか上福岡,東なら幕張のちょっと先と同じくらいです.

 ただ,距離的にはやはり遠い(電車が速い)ので,電車賃は少し高いです.でも,家賃とか物価のことを考えると,補って余りあります.だって,一往復2000円で,1ヶ月に10回東京に出てきても全部で2万円で,家賃は,その何倍もの差ですからね.つまり,家賃とか生活費の安さを考えると,2000円払ってたまに東京に出てくるくらいはどうってことにないことになります.

 でも,遠いと思っておいてもらった方がいろいろ得な感じがしているので,これはそういうことにしておきましょう(^^;.

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5/19'10
(将来を楽しみに)気分よく生きていく
(生き方)

 このサイトで再三「気分よく生きる」とか「気分よく生きていく」というフレーズが出てきます.というか,気分よく生きて行くにはどうしたらいいのかを考えるのがこのサイトの目的です.

 一応,これまでの説明を繰り返しておくと,「気分よく生きていく」というのは,自分が気分よく生きて行ければいいという自己中心主義ではなく,というか,究極的には自己中心主義なのですが,要は,自分さえ気分よければいいと考えたのでは,気分よく生きていけないということです.

 つまり,自分勝手な行動をとって,周りに迷惑をかければそれは必ず自分に返ってきますし,逆に,周りに何かしてあげたり,社会に貢献したりできれば,それも必ず返ってきます.実際にそうなるのかどうかということが問題なのではなく,そう考え,そういう考えに従って行動することが「気分がいい」ことに繋がってくるということです.

 ここまでは,既に何度も書いているので,ここで議論するのは,ここからですが,最近,即ち,人生50年に近づくにつれ,「気分よく」が微妙に変わってきたと感じています.

 それは,一言で言えば,ますます「自分のことはどうでもよくなってきた」ということです.と,書くとやっぱりちょっと語弊はあるのですが,例えば,年初,今年は仕事をしたい,今のままでは,10数年後,気分よく仕事を終えられないというようなことを書きましたが,何か違和感をずっと感じていました.というのは,別にそうしないと「自分が」気分よくない,というわけではないんですよ.だって,「自分のことはどうでもいい」わけですからね.で,ずっと考えていたのですが,ちょっとわかってきました.

 話は少し飛びますが,今の世の中,将来を思い描けず,閉塞感に包まれている,と言われていますよね.もし若い人達がそうだ(と盛んに言われているが,実際にどうかは甚だ疑問)としたら,非常に問題ですが,先が見えた若くない(^^;人達には,実際に将来は(そんなに)ないのですから,夢とか未来を思い描いて頑張れ,と言っても土台無理な話です.成長期なら,夢や目標に向かって頑張るのもいいでしょうが,人生の中で成長期は全体の1/3とか1/4に過ぎないので,残りの大半の人生をどう気分よく過ごしていくのかはとても重要です(と再三書いてきました).

 成長期を過ぎても,会社で昇進するとか,もっと金儲けをするとか,会社をでかくするとかを目標にできる人はいいでしょうが(私にはできませんでした),そういう下世話なことはどうでもいい人は結構(特に最近の若い人達の中には)多いと思います.

 そういう最近の若い人達や,若い頃の私は,どうしたらいいかですが,とにかく「今やっていることを楽しむこと」ということも再三書いてきました.それはそれでいいのですが,これだけでもちょっとしんどいのも事実で,つまり,時々は遠くを見る必要があるわけです.でも,遠くを見たらもうあまり先がないとするとそれはそれでめげますよね.

 あまり先がないと感じる時期については,半分にさしかかったくらいと書きました.つまり,意外と早いということです.「半分」がどの位かは人それぞれでしょうが,40を過ぎたあたりでしょうか.つまり,下手すりゃ?4,50年も「未来が(あまり)ない」状態で生きていかないといけないわけです.なかなかしんどくないですか?

 それで,ようやく本題?なのですが,じゃあ,最近,どう考えるようになってきたかというと,自分の人生は(そんなに)長くないかもしれないが,自分の周りや社会を考えるとそんなことはない,ということです.つまり,自分がどうこう言うより,自分の周りや社会に何かを残しておかないといけない,そうしておきたい,ということです.これは,自分が生きた証を残しておきたいということではなく,そうすることが,自分の周りや社会にとってメリットや意義があるだろうし,そうできれば,自分もそれで気分よく生きていけるのではないか,ということです.

 つまり,自分に残された未来はあまりない,と考えるのではなく,今の若い人達や社会まで対象を広げて未来を考えるということです.そうすると,私個人としては,自分のために何か仕事などをするのではなく,若い人達や社会に対して何かを残していく,ということになります.

 で,残すのは何かですが,やっぱり「人」ということになります.でもここで書いたように,それには,結局「私が」仕事をすること,「私が」頑張って行くことということになるわけで,実質何も変わらない?ことになります.ただ,今を楽しんで行くことに加えて,(次の世代や社会を対象として)将来を楽しみにできることは,やはり大きいと思います.

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19b
[キター!か?]
(PC)

 ドコモからスマートフォンの発表があり,キター!か?とも思ったのですが,ポメラと同様,今となっては...

 理想のモバイル端末については,散々書いてきました.携帯が進化するかノートPCがコンパクトになるかだと思っていましたが,今の情勢だとノートPCのコンパクト化の方に可能性を感じます.

 N-08Bは,理想のモバイル端末に近いのですが,フルWindows機ではありませんので,例えば,ばりばりにキーカスタマイズしたWindowsソフトをそのまま使うことはできません.じゃあ,「立って作業」用,つまり,ポケットに入るのかどうかというと,300gはちとでかいか.LYNX SH-10Bも同じですかね(こちらは230g).

 そういう意味では,同時に発表になった,キーボードがついたdynapocket(T-01B)の方が可能性があるかもしれません(こちらは160g).

 ただ,今使ってる携帯付きデジカメももう2年経ったので,買い換えを検討してもいい時期ではあります.デジカメは必要だから,そうすっと,N-08Bではなく,カメラ付きのLYNXの方が可能性はありますかね.まあいずれにしても実物を触ってみてからの話です.

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19c
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(バドミントン)

 昨日の練習ですが,基礎打ちは一通りちゃんとやって,ゲームは1回おきくらいにして,30分くらい早めに切り上げてきました.股関節を痛めるのは,やっぱり,ゲームですね.特に,サーブレシーブのプッシュやラリー中に逆をつかれたときに瞬間的に体を切り換えして思わず飛びつくと一発で痛めます.

 で,ゲームの合間に久しぶりにバドミントン部の学生の練習を少し見てみました.昨年から男子も推薦生が来るようになったことは既に書いたと思うのですが,あっという間に,今春,関東リーグ1部に復帰しました.その原動力となった,小泉,黒田ががんがんスマッシュを打っていたのでそれを見ていたんですが,このレベルのショットを間近で,というか,第一体育館で見るのは久しぶりですね.早坂が卒業して,西浦,山浦,宮崎が4年のとき以来でしょうか.スマッシュのスピードについては,早坂,山浦以来ですかね.私が筑波大に来た時,山浦が2年でしたから,もう5年ぶりくらいということになります.

 もちろん,フィジカルの強さは半端ないですが,やはり体の使い方とタイミングですね.スマッシュもそうですが,レシーブもそうです.あのスピードのスマッシュをとるにはタイミングを合わせるしかないですからね.見ていてとてもいいイメージトレーニングになります.特に後ろから見ているだけでプレーそのものが変わります.早坂や宮崎をよく後ろから見ていたときもそうでした.ありがたやありがたや.

 それで,ゲームを間引いて,早めに切り上げてきたおかげか,今日は,それほど昨日の疲れは残っていませんでした.でも,それでもまだ少し疲れが残ってる感じでしょうか.ですから,とりあえずもう少し練習量を減らして,疲れが次の日に残らないくらいにして,そこから徐々に練習量や強度を上げて行ければと思います.

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5/20'10
[]
(PC)

 要は,PCの重量と使用状況の関係で言うところの

 重量 解像度 使用状況
 0.7kg  50% 常に鞄に入れた状態で持ち運ぶことができる.typeP.
 0.3kg  30% 常に鞄に入れて携帯でき,立った状態で作業できる.(工人舎PM).
 0.1kg  10% いつも携帯でき,立って片手で作業できる.携帯電話.PDA.

typeP,スマートフォン,携帯の3つをどうするかということですね.typeP(フルWindows機)がもう少し小さくなり,携帯がスマートフォンに進化すれば2つで済むわけです.ただ,ここ1,2年のスパンで考えれば,0.3kgのところをLYNXというのは1つの選択肢です.

 うーん,でもやっぱり3つは多いかな.2つとすると,携帯(+デジカメ)は必ず必要で,typePも鞄に常時入れておいて,いつでも取り出せる的には全く問題ないので,これで充分と言えば充分です.そもそも,スマートフォンにフルキーボードを付ける的進化は,今の私の超ヘビーなtypeP的な使い方をもっとライトにしたものを想定していると思うので,この3つを1つで,ということなんだと思います.

 私の場合,外に持ち出して座ってヘビーに文章を書く(まさに今TXに乗ってこの文章を書いているように)ので,これがLYNXだと厳しいですね.だから,当面は(あと1年くらいは)今のままでいいのかな?

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20b
[]
(ピアノ)

 ピアノなんですが,これもちょっとしんどくなってきました.そもそも,これだけ意欲が落ちてる状態で,いくら技術的に比較的平易な曲とは言え,演奏時間40分もの大曲を2ヶ月もの間,ほぼ毎日弾いてきたのが不思議なくらいです.ある意味,モチベーションのコントロールに成功したとも言えるのですが,ピアノプロジェまでこのまま半年もこの曲を弾き続けるとは考えられないので,違う曲も練習してみることにしました.

 と言っても,基本的には,意欲は落ちたままなので,頑張って練習しないといけない,要は,技術的に難しい曲はだめです(昨日,スクリアビンの後期のソナタにちょっとトライしてみたがあっさり挫折した).それで,何かいい曲はないかつらつら考えて,アニバーサリー(ショパン)絡みで,技術的にもかなり平易な曲を選定しました.でもこれも20分くらいのかなり長い曲なので,どうなるかはわかりませんが,これでまた数ヶ月もてば,と思います.

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20c
[商売気のない歯医者]
(世の中)

 先週,朝ご飯を食べていたら,口の中で何か硬いものがごろごろしたので,あー,またとれたかと思ったらやっぱりそうで,要は,奥歯の虫歯治療のカバーが取れていました.こうなるときは,だいたいその下が虫歯になってることが多いですし,そもそもとれたままではどうしようもないので,歯医者に行ってきました.でも,診察券見たら3年ぶりでしたね.

 この歯医者さんは,前回(3年前)からかかっているのですが,これまでのいろんな歯医者さんと明らかに違うんですよ.簡単に言ってしまえば,商売気がない.それで気に入ってここに決めています(と言っても今回で2回目だが).

 まず,待合室に行くと,がらーんとしています.というか,誰も待っていません.でも,前の患者さんは治療中だし,私の治療が終わると,必ず次の患者さんが来ています.つまり,タイムマネジメントが完璧にできてるんですね.なんで,他の歯医者もそうしないのかと思うのですが,待合室ががらーんとしてると流行ってない感じがすると思ってるんでしょうかね.

 それで,今回の治療ですが,「あー,とれただけですね.下は何ともないですから,これそのままつけときますね.」で10分でその日だけであっさり終わりました.3年前のときは,少し削って型を取ってとかやったと思うのですが,そのときも,今までの歯医者と比べると半分くらいの時間で済んだと思います.治療費も明らかに安かったです.

 で,今回,あっという間に治療が終わった後,「歯石が大分ついてますから,とっておいてくださいね.」.普通だと,「とりますか?」ですよね.多分,タイムマネージメント的に次の患者さんが来ていたので,そうなったのかもしれませんが,随分,商売気がないなーと思いました.でも私的には○です.単にドライなだけかというとそういうわけではなく,帰りがけに家族のことを元気にしてらっしゃいますか?ときかれました(家族もここに来ていたことは知らなかった).もちろん,腕前的には何の問題もありません.どう思う?>Aけどん.

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20d
[人より物が動く]
(世の中)

 大学の会議ではいつも分厚い資料が配られるのですが,昨日の学類会議で横に座っておられたT本先生に「いつまでこんな分厚い資料を配るんですかねー?」とか言ったら,話がどんどん進んでいきました.まず,資料は全部電子ファイルにすればいいし.大学の教員でノートPCをもってない人はいないでしょうから,ネットワークを介してダウンロードするか,ネットワークが速くなれば,サーバにあれば充分でしょう.別に大学教員に限らず,一般の人もそのうちみんなiPadみたいのをもってるようになれば同じようなことが可能です.

 話は更に進んで,じゃあ,資料だけじゃなくて会議もネットでやればいいじゃんとなるわけです.もちろん,電子会議システムは既にあるのですが,ほとんど普及していません.人と人なんだから顔と顔をつきあわせて話さないと,というのは詭弁でしょう.もちろん,会って話がしたいのなら,そうすればいいですが,ほとんどの議題がしゃんしゃんと進むような会議でそれは必要ありません.

 こういう風にどんどん考えて行くと,人はどんどん動かなくなります.それはちょっと問題だとは思うのですが,動かない方がいいようなケースなら動かない方がいいでしょう.その代わり,その分,物は動くようになります.これは,インターネットショッピングの急速な伸びを見ればわかりますよね.電子化できるものは電子化すればいいですが,食べ物,ハードウェアなど(まだ)電子化できないものは多いです.そうするとどうなるでしょうか?

 簡単に思いつくのは産業構造が激変するということです.つまり,人が動くための自家用車,鉄道,航空機は,全滅ですね.そして,これらがこれらにぶら下がっているものも含めて今の「主要産業」とであることに気づかされます.逆に物流をつかさどるトラックなんかは需要が増えるでしょうか.

 もちろん,現地に行くことは大事だし,これはT本先生とも話したのですが,地震が起こったときは,どんなにメディアが発達しても現地に被害調査に行くことは最重要です.どんなにテレビを見てインターネットを調べても,現地に行ってみると全然違ったということはとても多いです(でもこれもそのうち,レンタカーならぬレンタルハチロボットが世界中に常駐するようになれば変わる?).もちろん,人の移動には純粋な旅行もありますし,これが好きな人も多いでしょう.でも,どうでしょうか?人の移動の大半は「無駄な出張」のような気がしませんか?

 ただ,電子化できるものは電子化し,必要最小限の「物」だけを動かすことを実現するには,光ファイバーなどの高速ネットワークが必要です.つまり,やろうと思えばわりとすぐにでもできるんですよ.でも,意外と進まない.理由はいろいろあると思うのですが,今の「主要産業」を守るため,いわゆる既得権益にしがみつく人達がいるため,というのは,考えすぎでしょうか?

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 研究室メンバー(博士課程1年)の飯塚裕暁君が「木造構造物における一自由度系地震応答解析のための復元力特性モデルの提案」で日本地震工学会論文奨励賞を受賞し,今日の総会で授賞式と記念講演がありました.いやー,嬉しいものですね.正直,自分がもらうより嬉しいです.

授賞式↓授与者(左)は会長で早大の濱田先生

記念撮影↓

スマイルが少ないのでもう一枚(^^)↓

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20f
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(日記)

 単なる日記です.最近,また眠りが浅いのか,明け方に目が覚めるようになりました.だいたいいつも5時ぴったりです.歳ですかね? でもまたすぐ寝ちゃうんですけど(^^;.と思っていたのですが,去年の同じ頃も似たようなことがあってすぐ元に戻ったようですので,季節的?なもの?

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20g
[マーケティングの危うさ]
(世の中)

 iPhoneがヒットしたことで,ドコモやauもようやくスマートフォンの将来性に気づいたようで,遅ればせながらという感じでやっとまともなものが出てくるようになりました.ドコモやauによると散々マーケティングはしたようですが,スマートフォンに力を入れて欲しいというような要望はなかったというのが開発が遅れた理由だったそうです.これっていくら何でもしょぼくないですか?日本を代表するような企業なんですから,消費者のニーズを吸い上げるなんてレベルじゃなくて,消費者のニーズを先回りして開拓するくらいのつもりでやって欲しいものです.

 見方を変えると,これって1つの大きなヒントになるかもしれません.つまり,今の世の中,もう欲しいものなんかない,未来に対して,何かこれまでにないようなものなんて想像できない,と思っていても,そういうものをアイデア溢れる想像力豊かな人が思いつくかもしれないわけです.

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5/21'10
[typeZ]
(PC)

 typeZですが,買おうと思ってネットでいろいろ選択して注文しようとしたのですが,あれがないこれがない(例えば,HDDがない,CPUはこれがないとか)と全く注文が通りません.で,電話するといろいろ欠品しておりまして,構成をお教えいただけますか?とのこと.いやいや,そういうのを確認できるようになんでホームページに情報を出しとかないの? ていうか,いったい何のためにネット注文にしてるの?と思ったので,ちょっと押し問答があり,要は組み合わせによって欠品内容が変わるということで,構成を知らせると...

 まさにあれがないこれがないのオンパレードです.はっきり言えば,「発売数ヶ月にして,もうまともに売ってない」ということです.例えば,ボディーはもう+αの値段のプレミアムバージョンしかないし,CPUも一番速いのはないし,HDDはもうなくてSSDならありますとか,ワイヤレスLANもデフォルトのx2はもうなくてx3にしてください,という感じです.

 もちろん一気に購買意欲が失せました.自然の流れに従う的には,これは買うなということか,と思ったのですが,ちょっと考えてみると,さすがに最初からまともに部品を用意していないとは考えにくいですから,要は,注文が殺到してるということですよね.少なくとも,「オンリーワン」の製品には間違いないんですから.夏のボーナスに向けて次期モデルを準備中ということはあるでしょうが,次が出るの待ってたらいつまで経っても買えないですし,今回の大幅リニューアルは劇的でしたから買うなら今でしょう(正確には発売時だったと思うが,実質数万円値下がりしたのでよしとするか).

 ということで,自然の流れに従う的には,買うな,ではなく,とにかく買っとけ,HDDがもうないというのはひどい話ですが,これもクアッドSSD買ってみろ,ということかもしれません.幸い?CPUが最速でなくなったこともあり,クアッドSSDにしても思ったほどの値段にはならないようです.

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21b
[ランキングサーキット]
(バドミントン)

 H野からメールが来て気づいたのですが,明日からランキングサーキットのようですね.(4年前,観に行ったときはとても楽しかったです).場所は,さいたま市記念総合体育館というところで(埼玉大のすぐ横みたいです),最寄り駅は武蔵野線の西浦和みたいで,だとすると,TXの南流山経由で武蔵野線に乗り換え1回で割と(少なくとも健志台よりは)行きやすいです.早坂も脇田も村松も谷藤先生も,学生では,田崎・佐々木も出るようです.

 で,つらつら見ていたら,なんと入場料が(^^;.これまでは只だったんですがねー.でも,日本ランキング上位者が集まる大会ですから,それだけの価値はあるとは思いますが,要は,池田・潮田目当ての観客目当てということですかねー.

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21c
[市民感覚?]
(世の中, 政治)

 小沢さんですが,不起訴になりましたね.そりゃそうでしょう.証拠もないのに起訴したらそれこそ冤罪です.でもあんまり報道されてません.メディアは,やっぱり彼が嫌いなんですね.というか,今の世の中を変えたくない人達がメディアをコントロールして世間を誘導してるということなんでしょうが.

 起訴相当とした検察審査会ですが,裁判員制度と同様に司法に市民感覚を持ち込むということが主旨のようですが,市民感覚ってそもそも何ですか?小沢さんがどう見ても悪いことをしてるに違いないと市民が思うのは,メディアの報道を見ての話ですよね.そんなのが市民感覚なんでしょうか?

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21d
[ゲームが嫌い]
(バドミントン)

 練習なんですが,ゲームをやるとすぐ痛めるので,基礎打ちやパターン練習をしっかりやることにしたはずだったんですが,誘われるままにゲームに入ってしまって,やっぱり痛めてしまいました.これも人付き合い?

 でも気づいたことがあります.私ってゲームが嫌いというと語弊があるのですが,「練習」でゲームばっかやってもしょうがないと思うんですよ.何度もこのサイトで書いているように,私がスポーツをやる目的は,練習を通して強くなること,そして,その過程において創意工夫をして,それを「楽しむ」ことです.でも,基礎打ちもそこそこにゲームしかやらなかったら,そんなの「練習」でも何でもありませんし,強くなんかなるわけありません(健康のために?体を動かすのであればそれでもいいのでしょうが).

 でも,練習して強くなったことを確かめるには,ゲームをやる必要があります.つまり,ゲームってそのくらいの頻度でいいのです(少なくとも私は).そして,私の場合,体さえ動けば,普段からゲームなんかやらなくても,ゲームになれば,ちゃんと考えて組み立てられる自信はあります.そう,私の場合,とにかく「体が動く」ことなんです.

 ところが,40を過ぎた頃からどんどん体が動かなくなってきた.そして,その惨状は,ここ数年目を覆うばかりです.もちろん,歳のせいということはありますが,そういう練習が全然できてないということにはたと気づかされました.そりゃあ,体も動かなくなりますよ.

 いずれにしても,何とかしないといけません.というか,それ以前に,ゲームに入ればすぐに右股関節を痛めてしまうのですから,とにかく,しばらくは「ゲーム禁止」ですね.というか,その前に,今週末の試合をどう乗り切るか,でしょうか?

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5/22'10
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(バドミントン)

 と書いて,また気づいたんですが,なんで,ここ数年,軽く基礎打ちだけやってダブルスのゲームという練習(とはとても言えないもの)しかしてなかったかと言うと,一度バドミントンをやめて,3年前に一応再開したのですが,そこから結局,心身ともにずっとリハビリ状態で,まともに再開してなかった,ということなんだと思います.モチベーション的なものもありますし,体調不良,そして,とにかく怪我してばっかりですからね.

 それが,こう思うようになったということは,段々またその気になってきた,ということかもしれません.実際,去年くらいから,少しトレーニングをしたり,まともな練習をしてるところに練習に行ったりし始めてました.それはそれでいいと思うのですが,問題はやっぱり怪我ですね.去年だけでも,肘を痛め腕が上がらなくなり,その後は,右股関節です.

 ですから,どうするかということについては,結局,まともな練習やトレーニングをできることからやっていくしかなさそうです.ゲームについては,練習にならないということもありますが,何はさておき,怪我の観点から当面は封印ですね.

 実際のところは,だんだんその気になってきたとは言え,まだまだですし,本格復帰するとしても50になった年でしょうから,それまでまだ2年あるわけで,そこに向けて徐々に上げて行ければと思います.「全てのことに意味はある」ので,怪我ばかりしてるのも,あんまり急にやらないようにと体が歯止めをかけてくれていると考えることもできます.

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22b
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 今日は練習の翌日ですが,やっぱり体調はあまりよくないです.そんな大した練習はしてないんですけどねー.振り返ってみると,練習を再開してからは,運動していなかったときのような体調のよさは感じられません.やっぱり,運動は体によくないってことか...

 だったら,やめりゃーいいじゃんということになるのですが,体調がよくないことの原因が運動をすることなのかどうかは,ちゃんと考えてみる必要があります.単に周期的なものかもしれませんし,逆説としては,週2回という「低頻度」なので,体が慣れていない,もっと高頻度でやれば,疲れが残って体調が悪くなるということはない,ということも考えられます.いずれにしても,強度は低くても,できるだけ普段から体を動かすようにした方がいいとは思います.

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22c
[どうする?]
(バドミントン, 運動)

 よくわからなくなってきました.というか,ちゃんと考えた方がよさそうです(こういうのが面白いと言えば面白いのだが).ということで,文章を書きながら考えてみることにします.わからなくなってきたら,結局,自分にとって何が重要かということ,つまり,自分の中のプライオリティの問題になります.

 再三,書いているように,私にとってのプライオリティの一番は,(自分の周りも含めて)気分よく生きていくことです.そのために最重要なのは,これも再三書いているように体調と心調です.つまり,スポーツをすることが自己実現に繋がるとしても,体調が悪化してしまえば,やめるべしということになります.言い方を変えると,体調が悪化してまでもそれに打ち込みたいか,ということになりますが,これに対しては,今の状況では,Noということになります.

 じゃあ,やめるのかというとそうではなく,体調を悪化させないで,できれば,体調が良くなるような形でできないか,ということになります.そもそも,スポーツや運動は体に悪いのでしょうか?

 こういうときは,極端なことを考えます.まず,体を痛めつけるほどやれば,(歳をとってからは)体に悪いでしょう.じゃあ,少入少出で,運動しないのがベストでしょうか?極端な例としては,全く体を動かさないとすると,寝たきりとなり,体にいいわけはありません.ですから,ある程度,適度に体を動かすのがいい,ということになります.つまり,「ある程度,適度」が私の場合どこにあるのか,ということです.

 今の状態は,(少なくとも,体を動かした翌日は)体調が悪くなるのですから,強度が強すぎるのでしょう.友人と話しながらお酒を飲むように,そういう体に悪いことも時々は必要だと思いますが,週2回では頻度が多いということですね.

 そうすると,頻度を減らすか,強度を減らすということになります.強度を減らすには,2通りの方法があって,絶対的強度を減らすことと相対的強度を減らすことです.前者は説明は要らないでしょうが,後者は,どういうことかというと,練習しない日の強度を上げて変化率を緩やかにする,つまり,週2回の練習以外の日も今よりはもう少し体を動かす,ということになります.

 頻度を減らしたり,絶対的強度を減らせば,全体(強度×頻度)的に運動量が減りますが,相対的強度を減らすのであれば,全体的には運動量はキープできるかむしろ増やすこともできます.これですかね?つまり,練習の強度を少し減らして,それ以外の日に少しでも体を動かす,ということでしょうか.

 という,いかにもありきたりな結論なんですが,直感的には,「心地よい疲労感」くらいがやっぱりちょうどいいのかな,とは思います.あと,自分の中のプライオリティ的にも,もし仮に,少入少出で運動しないのがベストだとしても,体がぶよぶよになるのは,ちょっと耐えられないかもしれません.せっかく,30年近くやってきたことですし,バドミントンを通じての人間関係も私にとって,とても大事なものです.

 ということで,結論としては,練習日の強度を相対的に下げるために,それ以外の日もある程度体を動かす,ということにしようと思います.体調維持,バドミントンの競技への効果,体造りなどを勘案して,メニューや実施方法(続けるにはこれが結構重要)はこれから考えますが,こういうのを考えるのも楽しいものです.

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22d
[トマス杯・ユーバー杯]
(バドミントン)

 あれ?ランサー(とバドミントン部の学生は言ってる(^^;)で日本バドミントン協会のホームページを見ていたら,トマス杯・ユーバー杯やってて,男女ともに銅メダルってなってますね.これってすごいことなんじゃないですか?(特に男子)って詳しく見たら,男子は31年ぶりだそうです.でもまーったく報道されてませんね.そんなもん?

 でも,代表選手は,帰ってきていきなりランサーはちょっとしんどいのでは?何年か前に日本でやったときは,夏に移動してましたよね(それを観に行ったんだった).あー,でもピーキングは年2回が精一杯でしょうから,秋に総合があることを考えると,こっちの方がいいのかもしれませんね.

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5/24'10
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(バドミントン)

 試合が何とか終わりました.右股関節の状態はやはりよくなく,プレー自体はだめだめだったのですが,痛くて動けないという状態には何とかならずに済みました.試合だとゲームとゲームの間に時間があるので,それがよかったのかもしれません.先日の練習のときもゲームとゲームの間隔を空けると「もつ」時間が延びることは確認していました.

 ただ,とにかく疲れました.腰が痛い...そして,当然,打ち上げとなり,それ自体はとても楽しかったのですが,運動した翌日,飲んだ翌日のダブルパンチ(死語?)で,今日はさすがに体調が悪いです.朝食がほとんど食べられない{ということはほとんどない}ほどでした.でも試合なんて年に数回ですから,たまにはこういうのもいいでしょう.

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24b
[それでもやるのか?]
(バドミントン)

 昨日,何試合か組んだM田さん(全日本教職員60代準優勝)と話したとき,彼は週一でやっていて,プレーする前日には走るなどして体を整えているが,それでもプレーした後,2,3日は疲れが残ると言っていました.ですから,私もプレーした翌日,疲れが残るのは,しょうがないんですかね? ていうか,プレーする前日には走るなどして体を整えたりもしてないし...

 最近,つくづく思うのは,体が動かなくなったということもそうですが,プレーするととにかく体が痛いんですよ.翌日もそうですが,やってる最中からそうなります.昨日の試合でも途中からずっと痛かったです.痛めている右股関節はもちろんですが,それ以外の体のあちこち,つまり,全身です.そう言えば,まだ東京にいた頃,プーナのHさん(当時40代前半くらいか)も「なんでこんな痛い思いしてまでやってるんだろね」と言ってました.

 ある意味,体が悲鳴を上げているわけですから,やっぱり運動強度が限界を越えてるんでしょうね.30代までは,こういうことはなかったと思います.もちろん,久しぶりにやると筋肉痛になったりはしてましたが,そういうものはしばらくやってると出なくなります.でも,40代半ばくらいから,そういう痛みと違う痛みが出るようになりました.何度やっても痛くなりますし,単なる筋肉痛というのとは違います.痛いのですから,体に悪いことしてるのでしょうし,痛いのはやっぱり嫌です.

 ですから結局,それでもやるのか?ということになるのだと思います.それでもやるのか?というのは,2つの意味があって,1つは運動をやるのか?1つはバドミントンをやるのか?ということです.つまり,バドミントンという競技に拘るのか?運動するにしても,もっと運動強度の低い適度なものをやるのか?ということです.

 と書いたのですが,バドミントンは続けることにしたので,やはり,練習の絶対的強度を落とす,M田さんのように練習のない日も体を動かして,練習の相対的強度も落とすということで,しばらくやってみようと思います.それでも,試合のときは,全身が痛くなると思いますが,試合は,たまになので,体に悪いと思っていても,友人と話しながら酒を飲むように,たまにはまあいっか,ということでしょうか.

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24c
[ベスト4]
(サッカー)

 昨日の打ち上げでも話になったのですが,もう1ヶ月を切ったというのに(日本では)ワールドカップ盛り上がりませんねー.もちろん,結果を期待できないというのが一番大きな原因でしょうが(今日も韓国に完敗したようですね),なんかそれだけでもないような気がしています.もう4回目で飽きてきたというのもあるでしょうし,今更頑張れニッポンというのもねー,というのもあるでしょう.

 でも,選手達は懸命にプレーしていると思うのですが,それがうまくまとまっていない感じがしています.ということは,監督の問題?そもそも,ベスト4という目標を掲げたあたりから何かおかしい感じがしています.ベスト4という目標ってどう思います?

 目標なのに優勝じゃなくてベスト4かよ?というのもありますし,その一方で,冷静に考えるとベスト4なんかとても無理と多くの人が思ってるでしょう.つまり,ベスト4を目標として掲げた,ということにセンスのなさというか選手の気持ちの持って行き方が下手と感じるのは私だけでしょうか? 選手達はどう思ってるんでしょうね? ベスト4かー,よーし,やってやろうじゃないの,と思ってますかね? 思ってないような気がします.

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24d
[ゲームが嫌いなわけ]
(バドミントン)

 ゲームが嫌いなのは,練習にならない,ということもあるのですが,もっとプリミティブに「人と争うのが嫌い」ということがあるのかもしれません.出世したいとかあいつに負けたくないとか人と競争するようなしょーもないことを目標に仕事を頑張るんじゃなくて,仕事そのものの内的熟達を目指すように,勝負に勝つとかそんな目先のしょぼいことになんか拘ってないで,スポーツのもっと自己実現的要因を楽しみたいということなんだと思います.

 でも,これも仕事と同じですが,そうすることにより,結果的に評価されたり,ゲームに勝ったりするということです.でもそれはあくまで結果であって,目標なんかではないわけです.

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5/25'10
[遠くを見ない]
(サッカー)

 サッカー日本代表監督のO田さんが進退伺いをした(冗談だったと取り消しに躍起ですが)ようですね.話をベスト4に戻すと,なんでベスト4が目標なんてこと言ったんですかね? 目標が必要と考えたのでしょうか?

 このサイトで再三書いているように目標なんか要らないですよ.日本代表なんだからそうも行かない,なんてことはないでしょう.実際,そんな目標を掲げた監督なんかいなかったですよね.

 「遠くを見ない」じゃないですが,今の日本代表がベスト4が目標と言われても,遠すぎてしんどいだけじゃないですか? 現実問題としては,とにかく予選突破でしょう(これもかなり厳しいが).それには,やはり初戦のカメルーン戦でしょう.カメルーンは確かに日本よりかなり格上ですが,過去の対戦成績,即ち,相性的には悪くなかったと思います.ここに何とか引き分け,できれば勝って,オランダ戦はとにかく最小得失点差に抑えて,デンマーク戦で勝負ということでしょうね.つまり,ベスト4とか遠くを見ないで,まずは,近くのカメルーン戦ということでしょう.

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25b
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(バドミントン)

 昨日の練習で,基礎打ちとゲームの間にパターン練習をしましょうということにして,30分くらいやりました.別に特別な練習でも何でもないのですが,フットワークのトレーニングを羽を打ちながらやるみたいなもんですね.よかったと思いますよ.基礎打ちもそこそこにゲームばっかりやるよりは遙かに意味ある練習だと思います.しっかり動ければ下半身が安定してきてストロークミスも激減します.残り1時間でゲームもかなりできたようです.ただ,前後の動きが多かったので,ダブルに多い左右の動きも入れようと思います.

 でも,右股関節を痛めてリハビリ中の身としては,ちょっと強度が大きかったかなー.今日はかなりしんどいです.日曜の試合のときからですが,腰が痛いです.でも言い出した立場上?しばらくは頑張ってやってみようと思います.

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5/27'10
[贋物?]
(PC)

 話題沸騰のiPadですが,早速?贋物?が中国で出回っている(と報道されている)ようです.でもiPad(のようなデバイス)ってAップルのオリジナルなんでしょうか?基本的には,加速度センサ仕込んでノートPCからキーボードはずして,タッチパネルにしただけだすよね.それをあたかもセンセーショナルな新製品のように売るのがAップルが商売上手なところ,というだけの話では?(要はみんな騙されてる) ですから,(今回に限っては)別に贋物でもなんでもないと思いますよ.というか,他のメーカーももっと安くて使い勝手のいいものをがんがん作って欲しいです.

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27b
[ついに今度こそほんとにキター!か?]
(PC)

 ここで何度か取り上げているVilivから,ついに今度こそほんとにキター!と思えるようなUMPC(Viliv N5)が出るようです.

 Windosw7とフルキーボードを登載して,重量388g,横幅172mmと理想にかなり近いです.問題のキーボードですが,

PMのような問題はなさそうです.バッテリー6時間もちょっと苦しいかな(大容量バッテリもあるようですが).SSD32GBもちょっと厳しいけど,これはこの大きさと重量ではしょうがないでしょうね.いずれにしても「もの」を触ってみてからです.

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5/28'10
[インプットのためのデバイス]
(PC, 世の中, 生き方)

 iPadが発売されたようです.単なるお祭り? やっぱり要は(ノート)PCがうまく使えない人が対象ということのようです.今時PCもうまく使えない人がそんなにいるのかと思うのですが,それがマジョリティということなんですね.でも気づいたことがあります.

 iPadは要は「ノートPCからキーボードはずして,タッチパネルにしただけ」と書きました.キーボード(入力装置)を取り外して,操作を直感的にしてこれで使いやすくなるということなんですが,これって単に「そういうこと」以上の意味があるような気がします.つまり,キーボードをはずしたiPadは(ソフトウェアキーボードはあくまで補助的機能),人間サイドに立てば,アウトプットしない装置,即ち,インプットのためのデバイスということです.

 高度な知的作業と言えるものは,森博嗣さんの言葉を借りれば,(人間サイドの)インプットではなくアウトプットということは再三書いてきました.例えば,本を読むのではなく,本を書く,ということです.勉強より研究が面白いのは,研究がアウトプットだからです.仕事が人生最大かつ最高の退屈しのぎであるのもそういうわけです.

 つまり,iPad(のようなデバイス)は,そういう人間の高度な知的作業の部分をそぎ落としたもの,ということになります.ですから補助的に使うならともかく,これ1台というのは,(私の場合)考えられません.私がUMPCでフルキーボード付きに拘るのはそういうことが最大の理由なのです.

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5/29'10
[常に鞄の中に入っているもの]
(PC)

 iPadなんですが,Aップルとしては,今までPCをうまく使いこなせなかった人にPCを使ってもらいたいということなのでしょうが,そういうマジョリティ?の人達がPCを家庭電化製品のように使うようになると,数がはんぱないので,世の中が劇的に変化する可能性がある(例えば,書籍,音楽,映像など電子化できるものは全て電子化され,本やCDやDVDはなくなる)ことは既に書きました.では,既にPCを使ってる人はどうでしょうか?

 これは,例えば,iPhoneを常に身につけ,iPadが常に鞄の中に入っていて,家に帰ればiMacというような使い分けが想定されるかもしれません.このことは,PCの重量と使用状況の関係で,既に議論したことですが,要は,「常に鞄の中に入っているもの」がどういうものか,ということです.つまり,ここのところの問題ですね.がんがん「アウトプット」する私としては,フルキーボード付きは必須なので,iPadでは話になりません.

 常に鞄に入っているものなので軽い方がいいですが,画面やキーボードのことを考えるとある程度の大きさも必要です.

 話は少しそれますが,私は常にノートPCを鞄に入れてきたのですが,その重量はどんどん軽くなってきました.昔は,3.0kg以上もある98Noteを担いで1994年Northridge地震に被害調査に行って,行き帰りの飛行機の中でJCIの論文を書いてましたし,バークレーに行ったとき買ったDellのLattitude(メモリが16MBで16万した.全部で60万以上)も2kg以上ですが,だいたい持ち歩いていました.つくばに来た時(7年前)も,レッツノートY(1.5kg)も常に持ち歩いていましたが,R(1.0kg)やW(1.2kg),あるいは,typeT(1〜1.2kg)となり,今ではtypeP(0.58〜0.8kg)です.それは,PCの性能が向上してきたというのもあるのですが,私が歳をとって重いのはしんどいと思うようになったからかもしれません.

 話を戻すと,そういう意味では,「常に鞄の中に入っているもの」としては,typePはもうかなりいい線まで来ています.それが,キーボードや画面の大きさ,バッテリのもちなどで,N5(ブルーレからSSD64GBのものも出るようですね.うーんもう一声(128GB))になりうるかどうかということですね.携帯,あるいは,スマートフォンとデスクトップPCの間を刻む,即ち,ここのところを2つ以上のデバイスで使い分ける,というのは,現実的にはちょっと考えられないですかね.そうすると,やっぱりtypePは既にかなりいい線行ってるような気がします.理想としては,あとほんの少し小さく薄く軽くなって,タブレットPCになって,バッテリーのもちですかね.

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29b
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(バドミントン)

 今週から,練習で基礎打ちとゲームの間にパターン練習をやるようにしたんですが,私はともかく(^^;,私以外の人達にとってとてもいい感じがしています.しっかり動いた後,ゲームをしているのを見ていると,動きが全然違う.今更パターン練習?という気もしたのですが,思った以上によさそうです.これを(私の)練習論的に分析?すると,どうなるでしょうか.

 まず,バドミントンという競技を考えたとき,運動要素は,ストロークとトラベリングです.実際の競技だと,これらに加えて,相手の打つ球に合わせる,更には,読む,自分のストロークの種類とコースを選択し,更には,フェイントをかけて組み立てることになります.つまり,ゲームでは,いろんなことが同時にできないといけないわけです.バドミントンの場合,他の競技に比べてその多さが飛び抜けていることは既に書きました.これを基礎打ち,即ち,ストロークだけやって,いきなりやるのでは,できるものもできるようになりません.

 パターン練習では,相手が打つ球,自分が打つ球は決まっていますから,言わば,ストローク+トラベリングの基礎打ちです.ゲームでは動きながらストロークするので,これが安定してできなければ,組み立てられませんし,ミス続出です.実際,今週やってもらった感じだとまだなかなか続かない人が多いようです.そして,基礎打ちではすげー強そうでも,ゲームになるとてんでだめ,つまり,動くとストロークが全然安定しない人はごろごろいます.多分,いつも,基礎打ちやってゲーム,という練習?しかしてない人ですね.そういう人は私にとって言わば鴨で,しっかり繋いでいれば,どんどんミスして自滅してくれます.でもここ数年は,私が動けなくなってきたので,そういう鴨にさえ勝てなくなってきたのは情けない限りですが...

 パターン練習では,まず,前半にストローク+トラベリングが完全に決まってるものやり,後半に,自分が打つ球を固定して,相手のショットに合わせる要素のみを入れたオールショートのようなものもやり,最後には半面シングルもやります.

 つまり,基礎打ちの後,ゲームの前にパターン練習をやるのは,

 ストロークのみ(基礎打ち)
→ストローク+トラベリングのみ(パターン練習前半)
→ストローク+トラベリング+相手のショットに合わせる(パターン練習後半)
→ストローク+トラベリング+相手のショットに合わせ+自分のショットを選択する(ゲーム)

と段階を踏んでいることになり,まずできることをできるように繰り返して記憶させる,という(私の)練習論に沿ったものになってるわけです.

 ただ,私以外の,特に若い人達にとっては,この練習法は(少なくとも今までのやり方よりは)とても効果的なのですが,私の場合は違うかも,という気もしてきました.実際,こういう練習をしてみると,私は結構しっかり動けるし,安定もしてるんですよ.でも,ゲームになると体が言うことをきかない感じです.実際,右股関節も動くパターンが決まっていると割と大丈夫ですが,ゲームで相手の球に瞬間的に思わず反応して,ぐきって痛めることが多いです.ですからその先の神経系なのかもしれません.

 でも,いずれにしても,クラブの練習ですから,私にとってどうこうではなく,クラブ全体にとっていい練習をするべきですし,やり始めたことなので,しばらくはこれでやって行こうと思います.より効果的なパターンややり方も考えて行きます.私にとっても,右股関節を痛めているので,ゲームをまだ(あまり)やらずに,こういう練習をして,動ける状態はキープしておく,ということも大事なことでしょう(と考えることにします).

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29c
[動悸]
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 先月,動悸がすると書いたのですが,最近も時々します.それで,先日の健康診断の問診でそういうことを話したら,脈拍数はどのくらいですか?ときかれ,脈拍数は,そんなに変わらない(私の場合だいたい60ちょい)ことに気づきました.つまり,動悸ではないと思ったのですが,ドキドキして脈拍数が増えるのは「頻脈」というらしいので,やっぱり,動悸でいいみたいです(^^;.

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29d
[年功序列]
(世の中)

 年功序列ってどう思います? がんがん仕事してる人達にとっては,実力主義でないという感じがしてあまりいいイメージはないですよね.私もどちらかというとそうです.でも,歳をとるにつれ,その意味が少しずつわかってきました.

 年功序列というと悪い側面だけを取り出しているような感じがするので,もっと広い意味で年長者を尊重する,としてもいいです.でも,年長者,即ち,年寄りってどうですか? 私の場合,40を過ぎたあたりから,歳をとって特に肉体的に衰えてきたことをこのサイトでも度々書いてきました.頭脳的にはまだピークアウトはしていないと思うのですが,最近,今までなかったような「まずい」感触も時々感じるようになってきました.つまり,年寄りは,(もちろん,具体的にいくつか,どういう能力に対してかにもよりますが),基本的に若い人より能力的には劣っているのです(と敢えてまず言い切る).だって,老化していくんですから.

 そう言う中で,もし完全実力主義になったらどうなるでしょうか? もうこれはもう「姥捨て山状態」ですよね.中にはちょードライな人もいるでしょうから,それはそれで実力がないのだから仕方ないという人もいるかもしれません.でも,よく考えてみてください.誰でも歳はとるのです.つまり,情けは人のためならずで書いたように,歳をとって衰えても,ある程度,何とかやっていけるように,ある意味での保険が必要なわけで,年功序列には,そういう意味もあるのかなという気がしてきました.そして,若い人がなんとかやって行けるのも,先人の労力あってのことですから,それをねぎらい,尊重するのはある意味当然のことでしょう.

 ただもちろん,これは,後世のために,どれだけ貢献してきたかによるのは,言うまでもありません.不慮の病気や怪我もないのに,ただ何もしないで歳だけをとって衰えて,年長者を尊重しろと言われても若い人達は,反発するだけでしょう.私に残された時間がどのくらいあるかはわかりませんが,体と頭脳がまともに動くうちは,しっかりできるだけのことはしたいと思っています.

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29e
[スポーツをする女性]
(世の中)

 昔から何となくですが,スポーツをする女性,それも,はんぱないレベルでやってる女性っていいなー,と思っていました.よく理由はわからなかったのですが,何となくわかってきました.

 女と男は,基本的には同じ人間,能力的にも変わらないと再三書いてきました.ただ,唯一,能力に差があるとすれば,肉体的なものとも書きました.世の中が進歩して,肉体労働以外の知的労働が主たる位置を占めるようになったことが女性の社会進出の背景としてあるでしょう

 でも,中には,肉体能力的にも男性に劣らない女性もいます.それが,はんぱないレベルでスポーツをやっている女性です.私の身近にいる例としては,筑波大バドミントン部の女子選手なんかはそうですね.彼女達は,全国トップレベルですから,男子でも彼女達に勝てるレベルの選手なんかほとんどいません.そこまで行かなくても,男性並みの運動能力をもつ女性はかなりいるわけです.

 つまり,彼女達は,肉体能力的にも男性と対等かそれ以上なわけで(普通は,男性にあって女性にないものも持っていて),しかも,女性ですから男性にないもの,例えば,美しさやかわいらしさももってるわけです.無敵じゃないですか.

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5/30'10
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 最近の調子ですが,活動度的には悪くないのですが(周期的にもそうなってる↓),

正直,あんまり気分よくは過ごせていません.外部要因的にあまりいいことがないこともあるのですが,4月までは,そういう外部要因にも関わらず,平穏に過ごせていたのですから,その頃とは,本質的に違うことになります.3月〜4月の心の平穏さ,かつ,高い活動度は,何だったんでしょうかね? 心のコントロールは難しい.というか,何だったんでしょうか?と言ってるくらいですから,原因はわからないわけで,原因がわからないのにコントロールしようがありません.でも,少なくとも外部要因は関係ありません.

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5/31'10
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(サッカー)

 昨日のイングランド戦なんですが,別にそんなに観る気もなかったのですが,偶然つけたらやってたので観たんですが,驚きました.動きが全然違う.たったこの1週間で何かあったのでしょうか? 「高地トレーニング」のせい? モチベーションの問題?(韓国相手じゃ気合いが入らない?)

 でも,何を今更という感じですが,日本がどういうサッカーを目指すべきか見えて来たような気がします.一言で言えば,とにかく動く,走るということですね.ディフェンスでは,複数人でボールを取りに行って,更に,複数人でそれをカバーする.そのためにはディフェンスラインを上げてコンパクトにしてスペースをなくす.ボールをとったら,とにかく動いて相手が来る前にパスを回し,球を動かし続けてゴールに向かう(もちろん,単調にならないようにロングパスやミドルシュートも時々交える).ボールを捕られたら全速力で戻って全員でまた上で書いたディフェンスをする.

 これを実現するのに必要なことは,ある程度のボールコントロール能力とスピード,そして,何と言っても,これを90分(+延長)持続できる強靱で無尽蔵な体力です.ある程度のボールコントロール能力は今の選手達はもうもってますから,重要なのはやっぱり後者ですね.これから本番までできることはそうはないですが,そういう選手を中心にチームを編成することはできます.

 少しは希望が出てきた? でもいずれにしても初戦のカメルーン戦が全てですね.

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31b
[成長せずに(気分よく)生きていけるのか?]
(生き方)

 私にとってのプライオリティは,(自分の周りも含めて)気分よく生きていくことです(と,まずここから文章を書き始める).「自分の周りも含めて」というのはとても重要ですが,ここでは,これは置いておいて私自身のことについてあたらめて考えます.というか,散々考えてきたのですが,ここ数年,状況が変わってきたので,あらためて考えるということです.

 状況が変わってきた,というのは,平たく言えば,歳をとってきたということです.歳をとる,というと漠然としていますが,要は,衰えていくということです.そう言う状況下で気分よく生きていけるでしょうか?

 気分よく生きていくために,私が(これまで)大事と思っていることはいくつかあって,そのうちとても重要なのは,成長することです.今の仕事を選んだ理由は,仕事を通して自分が成長できる,ということが第一義です.ピアノを弾くのもスポーツをやるのも同じです.つまり,やることによって成長する,上手くなる,強くなるといった内的熟達という因果関係が必要なわけです.でも,それがだんだん感じられなくなってきた.特に,バドミントンは,40を過ぎてからそれがほとんど感じられなくなったとは再三書いてきました.

 ただ,肉体を酷使するスポーツと頭脳労働である(私の)仕事は大分違うでしょうから,個別に考えてみます.

 まず,仕事に関しては,まだ何とか成長できてると思います.頭脳能力的にはまだピークアウトした感じはしませんし,何と言っても,これまで蓄積してきたものはなんだかんだ言っても大きいでしょう.これからもまだまだ成長できるとは思いますが,たとえもう成長できないとしても,今もっているものを使って,何か新しいものを産みだし続けて行けると思いますし,そのことを通して,後進の人達を育てることもできると思います.

 ピアノはどうでしょうか.これも技術的には,最近しんどい,即ち,(指が回る的に)技術的に難しいものに挑もうという意欲はなくなってきました.ただ,今より指が回る的に上手くならないとしても,今まで表現できなかったような表現はできるようになってきたと感じることはありますし,これも,仮に技術的にもう成長しないとしても,今持ってる技術と意欲で弾ける範囲で弾ける曲を「新規に」弾いていけば,なんとかやっていけるような気もします.つまり,偉大な先人達が残してくれた未開拓の莫大な遺産がまだまだあるということです.

 問題はやっぱりスポーツですね.肉体を使うので,加齢による衰えの影響が大きいということもあるのですが,練習したら練習した分,強くなる,上手くなる,という因果関係がないと,(自己実現を目的とするのなら)精神的に厳しいです.これも今もっている技術や体力の範囲で,プレーを楽しめればいいということでしょうか.スキーは,何とかできそうな気もしますが,バドミントンは,(一番結果が出てないということもあってか)「強くなりたい」という一心でやってきたので,なかなか厳しいですね.

 実は,この記事を書き始めたときは,肉体的にも頭脳的にももう成長を見込めないという状況で,これからどうやって気分よく生きていこうかと途方に暮れる思いだった(ので敢えてこの文章を書き始めた)ですが,こうして書いてみると,何とかやって行けそうな気もしてきました(^^;.

 一番厳しそうなのはバドミントンですが,これも怪我をしてるということもあって,とにかく今はリハビリ的に体を動かしてクルージング的にやる,ということなので,そうするしかないということもあるのですが,これでしばらくやってみようと思います.

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31c

 続きです.新しいものを生みだしていけるのなら,「自分が」成長することに拘る必要はないのかもしれませんね.広い意味で,それも「成長」とも言えるでしょう.そして,実際に「自分」も成長しているはずです.そういう意味では,職人vs研究者的には,研究者に大分,分がある,とも思ったのですが,職人も技術を磨くと同時に,新しいものも作り出せるのですから,これは同じですね.

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