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4/1'10
[年度始め]
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 昨日,年度末と書いたので,今日は年度始めです.考えてみたら,ていうか,別に考えなくても,正月なんかより年度始めの方が新しく何かが切りかわる感じがします.研究室のメンバーもそうですし,テレビなんかもそうですね.でもそんなもんか.実際,過去のこのサイトを見ても,年度始めだからって特になんか書いてるようなことはないですね.私の研究室では,新4年生は3月から研究室に来てますしね.

 あとは,エイプリルフールっていうのと,ジャイアンツにいた桑田真澄さんの誕生日というのは知っていましたが,竹内結子さんもそうなんですね.ちなみに4/1生まれというのは,早生まれ,つまり,学年の中で一番下ということになります.でも,昔は,上の学年に行っても下の学年に行ってもよくて,だいたいは上の学年に行くから,結果的に同学年の中では一番下になる,というようなことをきいたような気がするんですけど,上の学年に行くのは法的に決まっている(満年齢の数え方が決まっている)ようですから,これは「都市伝説」だったということですかね.

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4/2'10
[若者の○○離れのガイドライン]
(世の中)

 よく見ている音楽系サイトに面白い記事が紹介してあったので,私もやってみました.それは,若者の○○離れのガイドライン?というものです.具体的には,以下の若者が離れてるもの一覧がいくつ当てはまるかで若者度がわかる?というもののようです.

 テレビ離れ
 クルマ離れ
 読書離れ
 酒離れ
 新聞離れ
 タバコ離れ
 旅行離れ
 活字離れ
 理系離れ
 プロ野球離れ
 恋愛離れ
 雑誌離れ
 CD離れ
 映画離れ
 ゲーセン離れ
 パチンコ離れ
 腕時計離れ
 スポーツ離れ
 献血離れ
 セックス離れ
 日本酒離れ
 ブログ離れ
 アカデミー賞離れ
 寿司にわさび、おでんにからし離れ
 マラソン離れ 
 ガム離れ

 で,私なんですが,驚いたことにそのほとんどに当てはまることがわかります.当てはまってないのは,「寿司にわさび、おでんにからし離れ」くらい(^^;でしょうか(がきじゃないんだし).テレビは結構見ているとは思うのですが,明らかに減っては来ています.仕事は理系だろと言われそうですが,このサイトもそうですが,もっと広く社会的なこと(文系?)にどんどん関心が向かってますし,仕事の中身自体もそうですね.プロ野球は好きですが,以前より見なくなってきました.スポーツはここんとこ怪我してできていないということはあるのですが,無理してやらなくても行ける?ということを確認しました(でもそのうち再開するとは思います).

 そもそも,もともとやらないものが多いですね.クルマ,タバコ,旅行,映画,ゲーセン,パチンコ,ガムなんかはそうです.新聞は,とらなくなって10年以上になります.本もほとんど読まないとはどこかで書きました(読むより書きたい).雑誌ももともとほとんど買わないですねー.CDはかなり買っていたのですが,最近は,ネットで事足りるのでほとんど買わなくなりました.腕時計は,手首が締め付けられるのが嫌で全くしなくなりました(腕時計がポケットに入ってる).献血は高校のとき1回やっただけです.お酒は,普段は全く飲みません.でも飲んで人と話をするのは大好きなので,誘われれば,月に数回,飲み会に出かけるという感じです.

 ブログ離れは,意味がよくわかりません(読むことなのか書くことなのか)が,少なくとも私はどちらもほとんどやらないです.何度も書いているようにこのサイトは,日常のたわいもないことをつらつらと書き綴るブログなどでは断じてありません.

 恋愛とセックスは,ここではちょっとコメントしずらい(^^;ですが,少なくともセックスという行為自体はそんなに好きじゃないですね(というか,もちろん嫌いではないので面倒ということかなあ).でも恋愛はかなりしてると思います(爆弾発言?).ただし,自分が誰かを好きになることに意味があると思ってるし,それで大概満足しているので,どうこういうことにはならないです(だから,爆弾発言でもなんでもないわけです).そういう人から何かアプローチがあればどうこういうことになるかもしれないですが(妻がそうだった),幸か不幸かそういうことはもうほとんどないので,どうこういうことには全くなっていません.というか,ごたごたするのはもう面倒かなあ.

 なんかちょっと話が横道にそれかけましたが,こうして見てみると,私は若者度が高い?ということになるのでしょうか?ていうか,そんなことはどうでもよくて,新ニッポン人で書いたように,若者がどうこう言うことではなく,こういう傾向は,別にまっとうというか,こうなって然るべきことだと私は思いますけどね.

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4/3'10
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(日記, 世の中)

 朝ご飯を食べながら,今週のカンブリア宮殿を見ていたのですが,日産CEOのG−ンさんが理想の人材を明かす,というので何て言うのかと思ったら,「好きな分野から仕事を選べ」だそうです.もうびっくりですね.そんな今更,誰が考えても当たり前のことを言いますかね?自分が何が好きかわからないからみんな苦しんでるんですよね.これもこのサイトで再三書いてる,成功者の言うことは当てにならない,ということでしょうか.それとも視聴者がなめられてる?

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03b
[虚言]
(このサイト)

 この件で,そう言えば,そんな奴,つまり,自分がやってもいないことをやった(例えば,自分は宇宙飛行士候補になったとか),できないことをできると言う,といったいわゆる「虚言」をはく奴がいるということを思い出しました.思い出したということは,もう随分長いこと,私の周りにはそういう人はいなかった(気づかなかっただけ?)ということですが,そう言えば,昔そういう奴いたなー,ということです.

 ここでは,そういう奴のことを書くのではなく,ちょっと思い当たる節があって,はっと思ったので,そのことを書いておこうと思います.というのは,このサイトで書いていること,例えば,仕事以外にやっていることなどを見て,虚言ということなのかどうかはわからないのですが,どれも尋常ではありえないというか,ほんとだと思ってない人もいるのかな,というようなことがありました.

 というのは,先日,とある飲み会の後,その中の一人の自宅にお邪魔して,ピアノがあったので,弾いてみてということになったのですが,弾いた後,「ほんとだったんですねー」としみじみ?言われてしまいました(^^;.そのときは,別に何とも思わなかったのですが(ていうか別に今でも何とも思ってはいないのですが),そういうことだったのかなと思った次第です.

 まあ,別に人に何と思われようが,私自身には何も関係ないことで何とも思いません(ので何と思ってもらっても結構です(^^;).ただ,自分で言うのも何なんですが,このサイトに書いてることって,自分でもびっくりするくらいほんとのことなんですよ(^^;.そんなことまで正直に書かなくてもいいのにー,みたいな.ちょっとカミングアウトしすぎ?的なところすらあります.というか,そういう「場」にすらなりつつあります.だから,虚偽のことを書いたら書く意味がありません.

 ただ,これは何度も書いてることですが,書いてることに嘘はないですが,私が思うことの全てを書いているわけではありません.誰でも見られるホームページですから,書けることは自ずと限られてきます.本音が知りたい人がいらっしゃいましたら,いつでも飲みに誘ってください(^^;.

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03c
[建築計画演習, フィールドワーク]
(仕事)

 鈴木成文先生が亡くなったとき,彼の講義に出たことはなかったと書いたのですが,思い出しました.講義ではないのですが,建築計画演習というのがあって(でも実は成文先生が担当だったかは定かでない),中身はよく憶えていないのですが,演習の課題で何でもいいからやれ,みたいなものがあって,私が何をやったかというと,これも中身はよく憶えていないのですが(^^;,とにかく,東京のいろんな形をした有名建築(例えば,銀座にある静岡新聞とか辰巳の水泳場とか)を回って写真を撮って,その珍しい形の要因は何か(平面なのか立面なのかそれ以外なのか)ということを分類分析する,というものでした.

 まあ大したことはやってないんですが,発表したときは,かなり評判がよくて,今S都大にいる(というよりは有名建築家の)K泉君が「有紀,すげー面白いよ」とか言ってくれたのを憶えています.ちなみに私は東大建築学科時代(2年の後半から4年まで),下の名前で呼ばれていました.理由は単純で「さかい」という苗字の学生が複数いたからです.でも女性が7人も!(当時としては異例の多さ)いたのですが,彼女達に「有紀君」と呼ばれると(男はみんな有紀と呼び捨てだったが,女性はさすがにそういうわけにはいかないので?),なんか小さい子供に戻ったようなみょーな感じがしていました.

 話を戻すと,そのとき思ったのは,やったことが面白いというよりは,全部で20箇所くらい回ったと思うのですが,やっぱり,「脚で稼ぐ」ということが大事なんだなー,と学生なりに思ったのを憶えています.実際,地下鉄の1日乗車券というのを買って,多分,丸何日かかかったと思うのですが,でも,回っていてとても楽しかったのも憶えています.やっぱり,フィールドワークって楽しいし面白いんですよ.それで評価もされるのなら言うことなしじゃないですか.

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4/4'10
[全ては体調次第]
(状態)

 右股関節の状態なんですが,まだ万全でないのは,そうなんですが,何か感じが変わってきました.どういう感じかというと痛いことは痛いのですが,怪我して痛いというよりは,今日は腰が痛いとか膝が痛いとか肘が痛いとかいう感じで痛いという感じでしょうか.つまり,日常化したということですかね?

 痛さ自体も痛くて動けないというよりは,痛くても何とか動けそうです.単に痛みに慣れたということ?でも痛んでいるというよりは,機能的にそういうことになってるという感じです(意味不明?うまく言えないが痛んでるというよりは「引っかかってる」ような感じ).痛くなるのも脚を開くと痛いというよりは,回内回外に捻ると痛いです.ということで?,そろそろぼちぼち運動を再開しようと思います.

 「少入少出」についても(まだ),心身ともに調子は悪くないですが,油断して食べ過ぎるとすぐに体が怠くなります.そうすると,やる気とか幸福感とか心調にも如実に影響してきます.敏感なセンサーをもってると言えなくもないですが...でも,言えるのはやっぱり全ては「体調次第」なんだなー,ということです.

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04b
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 あずきちゃんも突然のように?終わったようですね.でも,今見ると何じゃこりゃ?という感じですから,これも正直ほっとしています(^^;.

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04c
[証明になってる]
(このサイト)

 と書いたのですが,よく考えたらこのサイトは,職場の人達,友人達,ピアノ関係者,いっしょにバドミントンやスキーをしてた,あるいは,してる人達,昔の私を知る人達など,それぞれの分野?の人々みんな見られるわけですから,虚偽記載があれば,すぐにばれますよね(^^;.というか,そんなことしたら,すぐにこいつ何書いてんだ?ということになるわけです.ですから,嘘なんか絶対に書けないわけで,ここに書くということが真実であることの証明になってるわけです.というか,別にそんなことどうでもいいことですけど,ただそういうことに(今更)気づいた,というだけの話です.

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4/5'10
[クルージング]
(状態, 仕事以外)

 ということで,軽く運動してみました.でも...また,右股関節が痛くなってしまいました.ただ,痛いのは右股関節だけじゃなく,腰とか脚とか全身(^^;なので,そういう一連の?ものの1つかもしれません.これは,数日様子を見ればわかるでしょう.

 あと,数ヶ月全く運動しておらず,体力が劇的に衰えていることを確認しました.ただ,特に運動もせず「少入少出」で体調よく気分よく生きて行ければ,それもありなので,要は,スポーツをこれからもやっていくのか,ということになります.

 ただ,これについては,全くやめてしまうということはちょっと考えられないので,どういう風にやっていくのか,ということになります.少なくとも,今年は仕事(研究)をする,別に今まで仕事してなかったわけじゃ全然ないですけど,とにかく,仕事(研究)ができるうちにやっとかないと感を感じていて,当面は,そうしたいと思っています.でも,仕事以外にやってることもやめずに,何とか続けるだけは続けておく,ということです.

 やり方としては,のんびり「クルージング」のようにやって行けないかと思っています.実際,ピアノはそういうやり方でまさに(運動的には)「クルージング」のような曲を「クルージング」するようにほぼ毎日弾いています.スキーは既にそんな感じです.ゴルフは始めから(^^;そんな感じです.問題はやはりバドミントンですね.

 いずれにしても,少し動いたことによる右股関節痛が何かを見極める必要があります.上で書いた「一連のもの」の1つなら数日すれば痛みはとれるでしょう.そうでなければ,やはり治療を考えなければなりません.

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05b
[ある設定]
(このサイト)

 気づかれたかもしれませんが,試しにこのページの「ある設定」を少し変えました.わかりますか?どうですか?こっちの方が読みやすいですか?

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05c
[犠牲]
(生き方)

 何度か死に方が大事と書きました.でも,心穏やかにいい人生だったなーと思って死ぬとか,孤独死(は悪くない)とか,天寿を全うするとかいうことは,まあ,平凡な人生ながら,そういう中でどう「幸せに」死ぬかという狭い範囲での話です.じゃあ,どんな死に方が理想(という言葉も実はなかなか難しい)でしょうか?それはやっぱり自己犠牲なんじゃないかという気がしています.つまり,何かのために自分の命を犠牲(という言葉も実は危うい)にできれば,つまり,自分の命を犠牲にしてもいい,というほどのものがあれば最高ですよね.

 犠牲という言葉も実は危ういと書いたのは,そういう死に方が最高なのなら,それは,本望であり,犠牲でもなんでもないわけです.例えば,誰かの為に何かをする,何かの犠牲になる,としても,そうすることによって,犠牲になる本人が充実感や達成感を感じることができれば,もう犠牲でも何でもないわけです.気分よく生きていきたい(死にたい)というのは,当然のことながら,そういうことまで含んでいます.

 いつかは(今のところは)なくなる命です.どうせ使うのなら,有効に使いたいものです.

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4/6'10
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(体の状態)

 全身の痛み(^^;ですが,あっという間になくなりました.右股関節については,痛みは残っていますが,運動する前の状態には戻りました.問題は,これをどう解釈するかですね.つまり,また痛めた,というよりは,腰痛や肩痛の肘痛ような一連のものなのか,運動不足の状態で運動してなる筋肉痛のようなものなのかどうかってことですね.特に「一連のもの」ということなら,つき合って行くしかありません(運動するのなら).

 検証するには,ぼちぼち運動してみるしかないですね.少なくとも筋肉痛なら,運動していれば,その運動で使う筋肉は筋肉痛にはならなくなります.あるいは,機能的にもう老朽化している,つまり,ある強度以上の運動をすると,あるいは,可動域が狭くなってそれ以上動かすと,痛みが出てしまう,ということかもしれません.そうすると,運動しないまでは行かなくても,運動強度を落とす必要があります.これも見方によっては,敏感なセンサーをもっていて,これ以上酷使すると壊れるぞと警告されていると解釈することもできます.

 いずれにしても,しばらくは「クルージング」ですから,そういう感じでやってみようと思います.

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06b
[顔の形]
(自分)

 顔が変わった?と書きました.原因はよくわからなかったのですが,少なくとも顔の形,具体的には,顎の幅については,親知らずを抜いたことを思い出しました(4本,つまりフルにあったが2本抜いた).でも,もう随分前の,少なくともまだ東京にいたころの話です.でも,ここに載ってる写真は,つくばに来る直前の写真で,親知らずを抜いてしばらくのときで,この時点で昔の写真と比べると顔の形が全然違います.ですから,これが関係ありそうです.

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4/7'10
[のどかな田園風景?]
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 新幹線に乗って地方に行くと,車窓からのどかな田園風景が見えるところがいっぱいあります.田んぼや畑が広がっていて,日向の中をおじいさんやおばあさんがのんびり散歩しているような.私の日常とはかけ離れていて,あーなんかこういうのもいいなー,とか(一瞬)思うんですが,それは,こっち(新幹線の中)から見た話であって,向こうから見ると,そういう田園風景の中を新幹線という超現代的?な代物が猛スピードで始終駆け抜けているわけですよね.ですから,「そこ」にいたら,実は,のどかな田園風景でも何でもないわけです.

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4/8'10
[命を有効に使うには]
(生き方)

 自分の命を犠牲にするほどのものがあれば最高,どうせなら自分の命は有効に使いたいと書きました.その通りなのですが,そういうものがなければ,そういう機会に恵まれなければどうしましょうか?そういう場合も自分の命を有効に使うことはできます.それは,自分が生かされている限りは,できるだけのことをする,ということです.もちろん,人や社会の役に立つことをするということもありますが,そういうことを度外視して,面白さや興味を感じることに打ち込んでもいいと思います.そういうことは,やる気三要素的に一番成果も上がりますし,そういう中から予想外のすごいことが生まれたりするものです.

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4/11'10
[論文執筆指導]
(仕事)

 今日は,建築学会大会の〆切でした.例年通り,(去年一昨年3年前4年前),いや,今年は,例年にも増して大変だった(全部で8編,1人5回以上,中には10回以上赤を入れる)と思うのですが,今年になってずっと書いてることですが,何というか,例年とは,何かが違いました.客観的に,というかどー見てもめちゃめちゃ大変なんですが,私自身はそういう感覚はないんですよ.

 学生に論文を書かせる一番の目的は,教育です.論文を出すだけなら自分で書いた方が全然早いです.それでも,学生に論文を書かせるのは,論文,あるいは,論文に限らず,レポート,報告書,企画書など文書の形でプレゼンする能力を身につけて欲しいからです.その中でも論文は,内容の高度さ,論理展開,表現に要求される正確さ,どれをとっても格好の材料です.

 しかしながら,論文執筆指導は,とにかく手間がかかります.赤を入れることを延々と繰り返して,そこから書き方を学びとってもらうしかありません.最初は,赤の入れようがないものをもってくる場合も多いです.赤の入れ方もただ修正するのではなく,学生自身が考えることによって,書き方を学べるように,敢えて全ては直しません.でも,〆切が近づかないともって来ない場合も多いですから,そんなことしてると,直前はもうすごいことになります.

 筑波大に来てもう7年になり,これまでずっとそういうやり方をしてきました.でも,今回は少しやり方を変えてみました.例年とは何かが違う感じがしたのは,そういうこともあったかもしれません.いずれにしても,何かが変わり始めている感じはしました.

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11b
[相変わらず内的には平穏]
(状態)

 外部要因的には,気分を悪くさせるようなことも結構多いのですが,内部要因的には,依然として,不思議と平穏な気分が続いています.体調もずっと悪くないです.ピアノも少しずつですが弾いています.弾いている曲がとても平穏でほんとに美しい曲なので,ほんと癒されるということもあります.今週から「クルージングで」運動も再開したいと思います.

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4/13'10
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(状態, 体)

 定期が切れたので,従来の回数券+軽く走るにしているのですが,また右股関節が痛くなってきました.でもとにかく今日は練習に行こうと思います.もちろん,「クルージング」で無理せずやります.体調はいいので,心理的にはものすごく動けそうな気がするのですが,それを抑えて,そういう風にできるかどうかが一番の課題です.

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13b
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 今朝からずっと動悸がしています.理由はよくわかりません.

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13c
孤独死したい?
(生き方)

 死ぬときにいい人生だったなーと思いながら死ねたらいいですよね,と何度か書きました.でもこれってどういうことかと考え始めました.まず,そもそも死ぬときに,あーこれから死ぬんだなと思いながら死ぬ可能性がどのくらいあるでしょうか?もしあるとしたら,例えば,闘病していて状態が悪くなって行って,あるいは,何かの事故に巻き込まれて,あーこれで死ぬんだなと思いながら死ぬ,ということですよね?とすると,あんまりいい死に方ではないですね.

 それでも,例えば,病院,あるいは,自宅でも,愛する家族達に囲まれて,見守られながら死ねたらいい,という人は多いと思うのですが,それって,例えば,「お父さん死なないでー」とか泣かれながら死ぬってことですよね.これってどうですか?私はちょっと耐えられないかなー.

 もちろん,いくつで死ぬのか,ということは大きいとは思うのですが,私は高校2年のとき父を亡くしましたが,もちろん,彼がまだ若くて無念さを大量に抱えて亡くなってしまったというのもあるのですが,彼が亡くなるのを目の前で見て,大きな衝撃を受けました.それから何年か,やる気をなくしてしまうほどでした.

 そういうことを考えると,家族に見守られて死ぬ,というのが気分がいい人はいいのかもしれませんが,残される子供や家族のことを考えると自分には,ちょっと厳しいです.それは死に方の問題ではない,親が死ぬのであれば,子供は悲しいに決まってる,ということはあると思いますが,そうすると,そもそも,子供を作ることがどうなのかということになってしまいます.人類存続のために個人が犠牲になれということ?

 とすると,どういう死に方がいいのかということになるのですが,どこかで1人でひっそりと死ぬ,というのがなかなかいいということに気づかされます.そして,あーこれで死ぬんだなと思いながら,ではなく,気づいたら死んでいた(もちろん死ぬので気づきませんが(^^;)というのがいいです.

 とすると,やっぱり理想は孤独死になるんですよねー.もちろん,これは純粋に私のわがままというか希望です.孤独死すれば,事後処理など周りに大きな迷惑をかけるでしょうし,もし,私が死ぬときにちゃんとさよならを言いたいという人がいてくれるのなら,もちろん,喜んで受け入れます.

 ただ,「気づいたら死んでいた」というのがもちろんいいですが,そうも行かない場合は,やっぱり,「あー,いい人生だったなー」と思いながら死にたいです.これはどういうことかというと,「気づいたら死んでいた」という死に方をすることも含めて,いつ死んでも,今ここで死んでも,いい人生だったなーと思えるか,「今」そういう生き方をしているのか,いつ死んでもいいような生き方をしているのか,ということです.

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13d
[練習に行きました]
(バドミントン)

 練習に行きました.1/12が最後ですからちょうど3ヶ月ぶりですね.そして,更に2/16以来,つまり,この2ヶ月間,全く運動してなかったどころか,できるだけ歩かないようにさえしていたわけですから,どうなることか,という感じだったのですが...

 まあストローク系については,何とか当たりはした,という感じでしょうか.ただ,スマッシュなんかは当たりは全然ですね(当たり前ですけど).そして,動くと痛めるし,クルージングってことで,とにかく動かないようにしていたのですが,動かないと全くゲームになりませんし,やっていてもつまんないです.

 で,どのくらい動けるかなと恐る恐る少し動いてみたのですが,今日動いたくらいだと更に痛めるというところまでは行きませんでした(痛いのは変わらないですが).ですから,こんな感じなら何とか続けることはできそうです.ただ,久しぶりにやって疲れがとれていて,意外と打てた,というような感じではありませんでした.やってないし,運動もしてないから,その分,打てないし動けもしないという,ある意味,正直な結果とも言えますが.

 感覚としては,全然動いていないので,こんなんで運動になるんか?という感じだったのですが,気づいたらほんと久しぶりに汗をかなりかいていましたし,そんなに疲れてはいないのですが,それこそ,軽く運動して適度に疲れたくらいで,運動してるという感覚がない中で運動できた,というのは,運動するのであれば,理想的とも言えます.まあ,とりあえず,当面は,こんな感じで無理せずのんびりやって行こうかなと思います.

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4/14'10
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 昨日の夜からですが,やっぱり全身が痛く,特に,肩痛で,腰も痛いです.でもまあこれはしょうがないですね.あと,動悸は少し収まりましたが,相変わらずずっと続いています.

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4/15'10
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 動悸は収まったようです.丸2日近く続いたことになります.何だったんですかね?全身の痛みについては,右股関節も含めて何とかとれてきましたが,肩はまだ少し痛いです.

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15b
もういつ死んでも大丈夫?
(生き方)

 いつ死んでもいいように生きているかなんですけど,最近,床について寝るときにそういうことをよく考えるんですよ.寝るわけですから,ひょっとしたら目が覚めないかもしれない.で,そうだったらどうかと.

 これは,既に書いたと思うのですが,今私が死ぬと困る人がどのくらいいるかというと,よくよく考えるとそんなにいないことに気づかされます.「困る」という点に関しては,一番気がかりなのは,研究室の学生達ですが,「自分で考えて何とかする」ということを普段からしつこいくらい言い続けて指導してますから,何とかするでしょう(これこそまさに教育効果).家族や友人達は残念がって悲しんでくれるとは思うのですが(多分),そういうことを除けば,「困る」(=迷惑をかける)ことはそんなにないと思います.

 で,私自身ですが,もちろん,生かされるのであれば,できるだけのことして人や社会の役に立ちたいし,そういうことを通じて私自身も「楽しみ」たいとは思いますが,生かされないのであれば,それはそれで仕方ないですし,「人生50年」というところまで無事何とか生きて来られたことも考えると,今終わってもまあいいかな,という感じです.

 つまり,「床について寝るときにそういうことをよく考える」というのは,もしこのまま目が覚めないでも,まあいいかな,ということなんです.で,そういうときどういう気分かというと,悪くない気分です.ある程度の満足感というか幸福感ですかね.つまり,「もういつ死んでも大丈夫」な域に達したということでしょうか?あるいは,今たまたまそういう気持ちになってるだけ?

 じゃあ,もう(ある程度)満足していつ死んでもいいから,もう何もする気がしない,あとはのんびりやって行けばいい,となるかというと,これが全く逆なんですよねー.内的にはやる気満々というわけでもないのですが,とても自然に,(外から見れば)結果的にがんがん仕事できてると思います.

 確かに,「ある事情」により,仕事があまりできなくなる可能性を考えて,できるうちにやっとかないと,ということは,あるのですが,死んでしまえばそんなの関係ないし,残り少ない人生だから,いろいろどんどんやっとかなきゃ,と焦ってるわけでもなし,気持ちとしては不思議と平穏で,でも結果的には仕事や仕事以外のこともできてると思います.つまり,一言で言えば,なかなかいい状態なのです.問題はこれがいつまで続くかです.

 何でこういう状態になったかは,ここで再三書いてるように,運動できなくなって食べる量を減らしたことがきっかけで,体調がよくなったということです.もしこれが原因なら,これを続ければ,今の状態が続くことになります.運動を再開したので,収入と支出のバランスを考えると食べる量を元に戻すべきということになるのですが,そういうこともあって,当面は,今の食べる量を維持したいと思っています.原理的には運動する分,体重が減っていくはずですが,どうなるのか,観察することにします.

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15c
[*距離走]
(運動)

 陸上で短距離,中距離,長距離ってありますよね.あまり厳密に分類はされてないようですが,100〜400mが短距離,800〜3000mが中距離,5000m〜マラソンが長距離といった感じでしょうか.距離が違うと要求される身体能力が全く違ってきます.平たく言えば,短距離は瞬発力,長距離は持久力で,速筋,遅筋と使う筋肉が違い,その割合は先天的要素が強いとも言われています.スプリンターは「生まれてくるもの」と言われるのはそういうことです.

 中距離は,短距離と長距離の間なので,その両方が必要になってきますが,どういうレースをするかは,その個人の持つ能力,例えば,スプリンターならそのスピードをどれだけ維持できるか,ということになってきます.ただ,トップレベルでは,身体能力そのものがどんどん上がってきていて,全体にどんどん「短距離走」化しています.マラソンなんかほんとそうですよね(特に男子).どんなに持久力があっても,スピードがなければ,タイムを競う形のレースで勝てないのは,100mと同じです.

 まあ,ここまでは一般常識というレベルの話だと思うのですが,何でこんな記事を書き出したかというと,短距離,中距離,長距離の「外側」があるんではないか?ということです.マラソンがここまでスピード化してくると,真の持久力を競うのなら何時間走り続けられてどれだけの距離進めるかを競うべきでしょうし,競技として成立するかどうかはともかく,人間の身体能力を調べるのであれば,超短距離,超長距離というのが必要なのではないかと思うのです.

 個人的に興味があるのは,超短距離です.これは既に書いたと思うのですが,バドミントンって基本的に一度に3歩までしか動きません.でも,瞬発力,持久力ともにものすごいフィジカルが必要です.バドミントンに限らず,球技ってそういう能力が要求されるものが多いと思います.そして,そういう超短距離を速く動く能力って短距離と全然違います.

 私は,短距離はそこそこ速い,いや正確には速かった?です(100mが12秒くらい).でも,これも書いたと思うのですが,スタートはそんなに速くなくて,でも,ぐんぐん加速して100m先では速かったということです.実際,50m走はそんなに速くなかったと思うのですが(何とか6秒台くらいか),50-100m走というのがあって,どういうのかというと,100m走るんですけど,50-100mのタイムを計るというもので,これは相当速いと言われました.つまり,100mって「動いているものをより速く動かし続ける」という要素がかなりあると思うのです.カール・ルイスなんかまさにそういう走りでした.

 でも超短距離は全然違います.基本的には「止まっているものを動かす」あるいは,「逆方向に動かす」です.そして,使う筋肉も違うし,動かし方も違ってきます.だから,そういう種目が必要だ,と言ってるのではなくて,要は,球技に必要なそういう能力を高めるのにどういうトレーニングが効果的かということです.短距離と超短距離が全然違うのであれば,ダッシュやランニングをいくら繰り返しても効果がないことになります(もちろん,筋持久力や心肺系持久力などそれ以外については効果があるでしょうが).

 じゃあ,実際の競技と同じ,バドミントンならフットワークをやればいいじゃん,となるのですが,これが大きな落とし穴だと思っています.例えば,フットワークを実際の競技と違うスピードでやれば,使う筋肉は同じでも使い方が全然違うわけですからね.

 では,どうすればいいでしょうか?結局,これも「意識の問題」ということになります.つまり,速く動こうとする意識ではなく,より速く動こうとする意識,そして,より速く動くために,体のどこの筋肉をどう使ったらいいのか,ということです.そして,超短距離で使う筋肉,使い方は,かなり特殊で,走ったり歩いたりといった日常の運動とはかけ離れたものなので,独自の独特の意識のトレーニングが必要だと思います.逆に言えば,普段,歩いたり走ったり動いたりする中でそういうことを意識すればかなり効果があるのではないかと思います.

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15d
「終わる」ことの充足感
(生き方)

 いつからでしょうか,もう大分前からだと思うのですが,「終わる」ことの充足感というか満足感を感じるようになりました.そりゃー嫌なことや仕事がしんどいのなら終わることは嬉しいでしょうが,例えば,若い頃は,スキーに行って帰るときは,もっと滑りたかったなー,と思ったものですが,いつからか,帰るときに「終わる」ことの充足感を感じるようになりました.別にスキーに限らす,バドミントンの練習が終わったときもそうですかね.単に歳をとって疲れるようになったということもあるとは思うのですが,それだけではないようが気がします.

 そして,最近,そういうことをまた一段と感じるようになってきました.「終わる」ということについては,スキーとかバドミントンもそうですが,もちろん人生についてもそうです.もういつ死んでも大丈夫と思うようになったのもそういうことの現れでしょう.だんだんと心の準備ができているということですかね.こう書くとなんか「人生の虚しさ」みたいですけど,「充足感」ですから,そんなことはなくて,割といい感情です.人生を終えることは,卒業のようなものということですかね.もちろん,卒業するには,ちゃんと「単位を取得」しなければなりません.

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4/16'10
[温度変化がすごい]
(日記)

 最近,数日おきに暖かくなったかと思ったら真冬に戻ったようにもなって,温度変化がすごいですよね.ただそれだけです.あとから読んだとき,この頃,どうだったかを思い出すために,こういう単なる客観的事実も時々書いておくことにします.

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16b
[*距離走 のつづき]
(運動)

 *距離走ですが,要は,運動を,動いていない体を動かす,動いている体をより動かす,動いている体を動かし続ける,の3段階だとすると,これに対応するのは,短,中,長距離ではなく,超短,短,長距離ということです.100m(短距離)は,スタートからしばらくしてスピードは一定になりますが,一定に保つには,空気抵抗,重力や摩擦に逆らって,体を動かす的には,より動かし続ける,加速し続けようとしなければなりません.

 そして,球技のほとんどは,超短距離走です.上で動いていない体を動かす,と書きましたが,実際には,止まっている状態からある方向に動き出すには,必ず,反対方向に反力をとる必要がありますから,動いている状態から切り換えして反対側に動かすこともこれに含まれます(プレローディングは,これをいかに効率的にフィードフォワード的に行うかということです).いわゆる「体の切れ」と漠然と表現されるものはこれだと思います.ですから,ただ走るのではなく,超短距離走を意識することが重要ということです.そして,これを日常の動きの中でも意識すれば何かが変わるような気がします.

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4/17'10
[体が動かないわけ]
(運動)

 練習を再開して思うのですが,とにかく体が動かなくなっています.もう歳と言ってしまえばそれまでですが,数ヶ月の間,練習してないどころか,全然運動してないどころか,普段からとにかく体を動かさないようにしていたので当たり前です.でも,物理的に動かないというよりは,そういう風に脳がプログラムされてしまった感覚です.

 これはなかなか厄介ですね.数ヶ月かかって洗脳したわけですから,数ヶ月かかるかもしれません.あるいは,今動かすとまだやぱいから脳が賢くブロックしているのかもしれません.そういうことも含めて,徐々にリハビリして行くしかありません.

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17b
[41年ぶり]
(世の中)

 昨日,今日と寒かったですね.東京では,最低気温が0度近くと真冬並みで,41年ぶりの降雪とのことです.つくばでも今朝うっすらと積雪していました.

 でも41年ぶりってどう思いますか?41年ぶりだから大変だー,と思いますか?41年前にもあったのなら,別に「普通」のことじゃん,って思いません?相手は,気象,地球ですからね.1万年ぶりというのなら,異常気象だと言って大騒ぎしてもいいでしょう.

 もちろん,1万年前の正確なデータが残っているわけではありませんが,41年ぶりというのは,少なくとも記録が残っているという超短期間ですら,そういうことがあった,ということですから,尚更,大したことではない,ということでしょう.

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17c
[疲れること]
(生き方)

 終わることの充足感ですが,ただ終わるだけではだめで,「疲れ」ないといけないような気がします.「疲れ」が充足感や満足感,達成感に繋がるということは既にどこかで書きました.スポーツの後,そういうものを感じるのも疲れを体の疲れという形で実感しやすいからかもしれません.歳をとって体や脳がくたびれて疲れていく,というのもそういうことに含まれるのかもしれません.もちろん,ちんたら生きていたのでは,ただくたびれるだけで,「疲れる」ことにはなりません.

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17d
[学生とご飯]
(日常)

 1人でご飯と書いたのですが,最近は,週2回くらい学生と食べてます.理由は,私は「1人でご飯」がいいとしても,学生としては,研究の打ち合わせ(は1人ずつ最低週1回行うことになっている)ではなくて,昼食みたいな何でも話せるところで話がしたいと思ってるかもしれないですからね.ですから,何曜日はどこで何時から昼ご飯食べてるから来たい人はおいで,ということにしています.

 で,そのときなんですが,私は今(というか多分これからもずっと)食べる量を減らしているので,1人なら残すしかないのですが,学生がいれば食べる前にあげることができます.例えば,味噌カツ丼だったら,カツ一切れとそれに対応した?ご飯を食べる前にあげます.で,ふとそういう「場面」を思い出しました.

 今からもう20年ちょっと前でしょうか,私が修士1年の学生だった頃,小谷先生からHFWなどの日本建築センター関係の解析を任せてもらって,説明のための資料なんかも私が作っていました.そして,虎ノ門にある日本建築センターまで行って委員会で説明してました.そのとき,小谷先生も来てくれていて(というか,本来は小谷先生が説明するんですからね(^^;,でも私1人で行かされることも多かった.当時,建研におられた首都大の芳村先生といろいろ打ち合わせをしていたのを憶えています),委員会が昼食や夕食の時間にかかると,お弁当やお寿司が出ていました.そのお弁当やお寿司を食べる前に,今の私みたいに,小谷先生が「これあげる.これもあげる」と言って,沢山(^^;くれていたのを思い出しました.思えば,当時の小谷先生と私の年齢が,今の私と学生の年齢とだいたい同じなんですねー.

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17e
[未来に夢や希望]
(世の中)

 あっという間に支持率を落とした鳩山政権のせいなのかもしれませんが,最近,また,日本の政治に未来に夢や希望をもてるようなビジョンを示して欲しい,みたいなことをメディアが言い出したのが気になっています.政界には有能な人材が集まらないのですから,そんなの無理な話ですよ.とにかく彼らには小さな政府になってもらうのがいい,ということはこのサイトで再三述べてきました.私が小沢さんを支持しているのは,彼が小さな政府(自己責任社会)を目指すと言っているからです.

 そもそも「未来に夢や希望」って何ですか?例えば,20世紀なら,航空機で世界中を短時間で移動できるようになった,東京−大阪間を新幹線で2時間半で移動できるようになった,車や高速道路や橋ができて,数百kmの範囲の陸路なら自分で車を運転していつでも好きなところに行けるようになった,冷蔵庫や洗濯機や掃除機で家事が楽になった,世界の様子やスポーツなどを家にいながらテレビで見られるようになった,いつでもどこでも携帯電話で連絡がつくようになった,インターネットやPCで世界中の情報が入手できるようになり,世界中に情報を発信できるようにもなった,というようなことがありました.でもこれから「こういうこと」って何か想像がつきますか?

 私の世代の未来に対するイメージだと,小学校のときに,図工の時間に未来都市を想像して描くみたいなことがあって,卑近な?イメージとしては,例えば,高層建物が林立していて,スカイカーとかが飛び交うドラゴンボールに出てくるような光景でしょうか?でも,エンジンや燃焼のことが少しはわかる人なら,スカイカーがいかに非現実的なものであるかは自明です.

 もう少し身近な例だと,地デジについては,カラーテレビがこの世の出現して30年でたったこんだけの進歩?ということは既に書きましたし,一向に普及しないことがそれを物語っています.3Dにしても,まあできれば見るでしょうが「夢のようなこと」というほどのことはないですよね.莫大なお金を使ってリニアモーターカーで東京−大阪間の移動時間をほんの少し短くするのも同じです.電子マネーがセキュリティの問題を解決して,全てがキャッシュレス自動決済になれば確かに便利ですけど,今でも何とかなってますし,劇的な変化というほどのことはありません.

 私個人的にはノートPCの性能向上には期待していますが,まあこれは個人的事情ですし,人間の大きさは変わりませんから,どんどんコンパクトになって1mm角のものを開発しても意味がありません.そういう意味ではこれももうかなりいい線まで来ています.

 もっと「夢のような話」としては,例えば,「どこでもドア」があったらいいなー,と思いますか?今の世の中,地球の裏側までだって数日ですから,別にそのくらい途中の景色を楽しみながら行けばいいじゃないですか.

 地球がだめなら宇宙に行きますか?真っ暗なだけですよ.月や火星に行ってみたいですか?砂漠があるだけですよ.いやこれからは外じゃなくて内だ,つまり,人間自身の研究だ,ということはあるでしょう.不治の病がなくなり,病気で苦しまなくて済むのは確かにありがたいです.歳をとったときのことは確かに不安で,それをサポートする年金や介護,医療の整備は必要です.でも人間いつかは死ぬものです.いや,死ななくなるようにできるかもしれない,という人もいます.でもそれってどうですか?何事も終わりがあるのが自然なこと,ということもここで再三書いてきました.

 つまり,これも再三書きましたけど,技術的なことってもう「いい線」まで来てるんだと思います.ここ数十年のスパンなら,核融合が厳しいという認識のもとで,エネルギー問題,電気自動車,自動運転システム,環境問題,工学と医療の融合などいろいろ取り上げられてはいます.もちろん,核融合が実現できれば半無尽蔵にエネルギーが生み出せますから劇的なことですが,産みだしたエネルギーで何をやるのか,ということです.世界に目を向ければ,技術的なことで解決できるようなことは沢山あるように思いますが,幸せになったと言えない状況の先進国の価値観を発展途上国に押しつけるような側面は否定できません.

 でも,当面は,技術的進歩はもう少し進むでしょうね.そのうち,厄介な仕事は,機械やコンピュータが全てやってくれるようになるだろう,ということも書きました.そうなったら幸せですか?まさかそれが「夢や希望」ですか?人間の最大の敵は退屈であること,そして最高の退屈しのぎは仕事であることも再三書いてきました.もし,仕事しなくてよくて悠々自適?な生活を送りたければ,老後にそういう生活できることを夢見て頑張ればいいでしょう.でもそんなことが「夢や希望」ではないですよね.

 つまり,どういうことかというと,もういい線まで来たのですから,これから「未来に夢や希望」なんかもてっこないってことです.もてっこないのにもとうとするから苦しいし閉塞感なんか感じるのです.「未来に夢や希望」がもてなかったら絶望的ですか?別にそんなものなくてもいいじゃなですか(とも再三ここで書いてきました).今の世の中でそういう技術的なことはもう充分なのですから,そういう条件下で大いに楽しめばいいことです.やることはいくらでもありますよ.学術,芸術,スポーツなどの文化がそういうものだということも何度も書きました.

 厄介な仕事は,機械やコンピュータが全てやってくれるようになる,という「夢も希望もない」状況下で,機械やコンピュータにはどうしてもできないこと,それが学術,芸術,スポーツなどの文化です.

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17f
[いいことも悪いことも]
(状態)

 最近,不思議と平穏でいい感じと再三書いてきました.その状態は基本的にはまだ続いています.幸不幸的には,ほんのちょっと幸せな感じで,「平穏」という言葉がぴったり来ます.ポイントは内的にそうだということで,外的にはとても平穏なんてもんじゃありません.つまり,内的平穏は,外的要因にはほとんど左右されていないってことなんですよ.正直,最近,嫌なことやめんどくさいことが多いのですが,そのときは気分が悪くなりますが,1日もすれば大丈夫になります.そして,いいことがあっても,その時はちょっと嬉しいのですが,これもすぐにどうってことなくなります.つまり,いいことも悪いことも外的要因は,関係ねー,ということです.

 こんな状態がずっと続けば,ほんとにいいなー,と思いますが,まあそんなことはないでしょうね.まずは最初にやってくるであろう,劇的?な外部要因でしょうかね.今のうちに仕事(研究)しとかないと...

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17g
[レンタカー]
(情報)

 先日,出張ついでに半日ほど強震観測点周りの調査に行きました.そのとき,レンタカーしたのですが,半日(朝8〜13時)1300ccクラス(1人だったので)で6000円くらい(12時間借りてもほとんど同じ),ガス代も数10km走ったくらいだったので数百円でした.これってどう思います?同じ距離をタクシーで走ったら1万円を軽く越えるでしょう.

 つまり,例えば,電車で行って,駅からタクシーでどこかに行くとき,レンタカーというもありかなと思った次第です.具体的には,どのくらいの距離ならレンタカーの方が得でしょうか?

 例えば,茨城県だと初乗り2kmまで710円,以後290mごとに90円ということですから,30kmで1万円ちょいとなります.つまり,片道15km以上でその日のうちに戻ってくるならレンタカーを考えてもいいということでしょうか.飲む場合は使えませんが,こういう場合,飲み屋が多い駅まで戻って飲むでしょうからその場合もOKです.

 15kmというと,昔,東京にいた頃,つくばの北の方にあるK研に年2,3回,外国人留学生を相手に講義に来ていたのですが(今も続けてる),当時は,TXはまだ来てませんから,常磐線の荒川沖からK研までタクシーで,その距離がちょうどそのくらいです.そう言えば,料金も確か5000円ちょいで時間にして30分くらいでしたね(この場合は,料金は向こう持ちですが).

 もちろん,多少のめんどくささはありますけど,駅の近くにレンタカー屋は大概あるようですし,1日中,自由に好きなところに行けますし,6000円+ガス代(100km走っても1000円ちょっと)で12時間ならリーズナブルです.ていうか,被害調査で散々レンタカーしてるのに,なんで今まで気づかなかったんだ?ということでしょうか(^^;(調査ではもっとでかい車借りるし,1日しか借りないなんてことないからなー).

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4/18'10
[大なた]
(世の中)

 技術的には夢も希望もないのですが,そういう中で,つまり,経済拡大なんかしなくても,みんながそれなりに楽しくやって行くには,当面やらないといけないことは山積してます.でも要は,「働ける人は普通に働けて普通に暮らせる」+「働けない人を働ける人がサポートする」に尽きると思います.前者が労働の再配分,教育,後者が年金,医療,介護ということになるでしょうか.保育所や医療設備が整備されていて,子供を作っても「普通に働けて普通に暮らせる」ようにするのが最大の少子化対策でしょう.

 これらは,単に普通にやればできることを普通にやる,そういう仕組みにするということですが,これが一向に進みません.最大の原因は,既得権にしがみつく人がいるからです.今の世の中,身を粉にして働いている人も大勢いる一方で,どう見ても普通に働いていない人があまりに多いですし(デパートの店員なんか1日の大半はぼーっとしてる),身を粉にして働いていても,第三のビールのように「何やってんだか」というものは沢山あります.

 経済効率を考えれば,自家用車より公共交通ですが,そういう風にシフトすれば,自動車メーカーが猛烈に反発するでしょう.地方分権が進まないのも中央官庁の既得権です.消費税を上げるのならまず国会議員の定数を減らすのが筋でしょう(参議院なんか要らないし衆議院も半分くらいでいい).高齢化社会というのなら,元気な人は70まで働いてもらえばいいじゃないですか.

 個別の例に留まらず,要は,国民それぞれが自分だけは助かりたいと思ってる,政府が何とかしてくれると思ってるわけです.自分たちのことですから,自分たちで何とかするしかありませんよ.でも,例えば,保育所の問題のように仕組みが変わらなければどうしようもありません.

 そろそろ「大なたを振るう」ときではないでしょうか.みんなの意見をきいていたのでは,絶対何も変わらないと思います.

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4/19'10
[譜めくり]
(ピアノ)

 ピアノを再開して,久しぶりに譜めくりについていろいろ検討していました.というのは,今弾いてる曲がまともに弾けば45分!という長大なものなので,もしこれを演奏会で弾くとなると,とても暗譜はムリーと思ったからです.

 現状どうしてるかは,ここで書いた通りで,要は,譜面をスキャンして並べ替えて,譜めくりできるところでページが切りかわるようにしています.リストの超絶技巧の6番を弾いたときも,だいたい暗譜していましたが,譜面台をはずして,一応譜面をピアノの中に置いていました.今回は,そんなに激しい曲ではないので,それで充分行けると思ったのですが,曲が長大になると確率的にそうも行かない箇所が出てくるものです.1箇所だけなんですけどねー.

 ということで,ノートPCも進化してきたということで再検討してみました.まず,ノートPCを普通に置くとディスプレイが遠いので,ディスプレイをできるだけ近くにするために逆さまにしてパワポも逆さまにを映して広げて譜面台に立てると,ディスプレイが180度まで開かず,キーボードの部分が手前にぐっとせり出してきて,倒れそうでちょっと不安なんですよねー.中には180度開くものもあるのですが,広げて立てると譜面台より遙かに高くなってしまって,どのみち,客席から見るとかなり違和感があります.

 それでまず検討したのは,外付けUSBディスプレイです.最近は,サブディスプレイとして,USB接続のものが安価で沢山売ってます.でもどれも小さいんですよねー.確か,サムスンだったか逆に大きいもの(19と21インチだったか)もあるのですが,そうすると数kgにもなるので持ち運びが...それに,結構高い.5万円出すのなら,いまどきはもうノートPCそのものが買えちゃいます.

 ということで,やっぱりノートPCということなんですが,上記のような問題を解決するものとして,タブレットPCがあります.これだと180度どころか360度ディスプレイが回転しますから,くるっとひっくり返してそのまま譜面台に乗せればOKで,高さ的にも半分で充分譜面台の中に収まります.しかも!書き込みができます.めくるのは,マウスを繋いでここで書いたようにしてもいいですが,フットスイッチという足で操作できるものもありますので,それでも行けます.

 それで,いくつか探してみました.やっぱり小さいのが多いのですが,譜面台を目一杯前に出して2ページ分何とか見えるためには,10インチ以上ということで,まず候補となったのは以下の2つです.

lenovo/IdeaPad S10-3t

GIGABYTE/T1028X

 どちらもAtom機なので,実売6万円くらいと安いです.これなら価格的にディスプレイに毛が生えたようなものですし,本体内蔵(^^;ですから,これでオールインワンです.つまり,いつも持ち歩いているtypePの代わりにこれを持って行けばいいだけです.重量も1kgくらいです.CPUにパワーはありませんが,譜めくりなら充分でしょう.T1028Xなら1366x768なので,とても綺麗です.でも...10インチだと何とかならないことはないですが,小さくてちょっと苦しいです.縦置き1ページ表示なら充分行けるとは思うのですが,譜めくりの頻度がちょっと多すぎますよね.

 で,もう少し大きめのディスプレイのものなんですが,12インチだと

富士通/FMV-BIBLO MT/E50 FMVMTE50

Lenovo/ThinkPad X201Tablet 0831CTO

という感じなんですが,10万円をゆうに越えるので結構高い.もちろん,別に譜めくり用だけじゃなくて,今,家で使ってるtypeTをこれにするというのはあるとは思うのですが,今,買い換えるのなら,どう考えてもtypeZでしょう.

HP/VH884PA-AAAA

なら安く買えそうですが,もう作ってないみたいで,あまり出回ってないようです.

 ということで,どうしたものかと思い始めて,ちょっと考えてみたら,タブレットPCを譜面台に乗せて弾いたら,ちょっと格好いいとは思ったのですが,話題というか視線がそこに行ってしまいそうですよね.肝心の演奏は?みたいな.

 ということで,散々検討したあげく,結局,「譜面をスキャンして並べ替えて,譜めくりできるところでページが切りかわるように」することにしました.それで,どうしても入らなかった1箇所ですが,ちょっとしたウルトラCで何とかなりました.でも,折角検討したので,ぼちぼち市場をウォッチ(VH884PA-AAAAが安く売ってないか,手頃な新製品が出ないか)してようとは思います.もうすぐiPad発売ということで,対抗機もいくつか検討されてるようですしね.

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4/20'10
[新党ブーム?]
(政治)

 H山政権ではもうだめだという雰囲気の中,なんか新党ブーム?みたいな感じになってきて,どれもぱっとしないという報道の仕方なのですが,日本S新党のY田さんが言ってる,政治行政を徹底的にスリム化して(国会議員は半分,公務員は2/3)小さな政府になり,消費税は福祉サービスに見合った10%程度にし,道州制を導入して,地方と国民自身の自立を目指し,財政再建を行う,というのはまともだと思います.夢も希望もない中で,やるべきことはこういうことでしょう.

 でも,夢も希望もない話なので,(残念ながら)国民には受けないでしょうね.実際,メディアも含めて反応は今一です(というか,まともに報道されてない).つまり,まともなことが受けなくなってるわけです.こんなことでは,つけは確実に国民自身に回ってくると思いますよ.

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4/21'10
[舛添要一さん]
(政治)

 舛添要一さんですが,どうするんですかね?何でも,彼は人気者らしく,アンケートによると,今,首相に相応しい人物のダントツNo.1だそうです.へー,意外ですね.彼のことは,もう随分前から書いてると思いますが,言ってることはまともだと思います.そういう意味では,ただの人気者というのとは違います.国民の見る目も肥えてきた?

 最後の切り札となるのでしょうか?問題は彼の政界の中での人望です.今の枠組みでは,どんなに有能な政治家でも,1人では何もできませんからね(それが最大の問題とも言える).都知事選(知事は「大統領」なので,かなり思うような政治ができる)に出るという話もありますが,そんなことやってる場合じゃないと思いますけどね.

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21b
[本や書類の電子化]
(PC)

 本や書類のpdf化というか,要は電子化ですが,折を見て進めています.先日は,過去の論文集をまとめて廃棄しました.え?研究者が論文集を廃棄?

 というのは,過去の論文って,もう電子化されてWEB上で見られるし検索もできるんですよ.ただし,最近(だいたい1年)のものは,会員しか見られないので,その分だけはとっておく必要はあります.でも本棚の1つの棚の半分くらいです.めっちゃすっきりしました.そのうち,本棚から本が全てなくなれば,つまり,電子化できるものは,PCに全て「入っている」状態になればと思います.

 でも,つくづく思うのは,何で始めから電子化しないのか,ということです.アマゾンとかでインターネットで本を注文して,巨大倉庫から発送して宅配便で届く,ってどーー考えても二度手間三度手間ですよね.インターネットで注文するくらいなら,そこでダウンロードすりゃーいいじゃないですか.でも電子書籍ってほんと普及してません.

 何か欲しい本があったとき,それが電子化されているかいないか,ではなく,まず,電子書籍で何が買えるかを探す,というのは,順番が逆でしょう.

 でも,そうならないのは,いくつか理由があるでしょう.まずは,やっぱり違法コピーの問題ですかね.でも本をコピー機でコピーするのがだめなら,pdfファイルをコピーするのも同じことです.問題は,それがいとも簡単に,かつ,オリジナルと全く同じものが一瞬にしてできてしまう,ということでしょう.でも,いくつか電子書籍を購入したことがあるのですが,別段(本をコピー機でコピーするのも認めるのなら)問題があるようには思えませんでした.

 あとは,読みやすさの問題ですかね.よく,電子ファイルでもわざわざプリントアウトして読む,という人がいるように,読みやすさ,ぱらぱらめくれるなどのアクセス性がPCのディスプレイでは,まだ,本にかなわないところはあると思います.でも,検索機能など優れたところもありますし,これは,今後の開発に期待したいところです.

 iPadはともかく,電子書籍端末がこれからいろいろ出てくる雰囲気がありますが,「端末」がいっぱいあるのは,勘弁して欲しいです.これじゃあ,鞄の中に,携帯電話,スマートフォン,電子辞書,電子書籍端末,ノートPCが,がっちゃがっちゃ入ってるような,しゃれにならないことになります.でも,全てこれ1つというわけには行かないでしょうから,モバイルとしては,「立って作業用」と「座って作業用」の2つくらいにしたい,とは既に書きました.現状では,前者はスマートフォンがもう少し進化すれば,後者は,typeZがもう少し進化すれば,といったところでしょうか.電子書籍としては,typeZがタブレットにもなって,軽量化されれば,充分「本」に対抗できそうです.

 で,最終的には,手持ちのPCに全て入ってる,のではなく,どこかに置いてあって,いつでもどこからでも高速にアクセスできる,というのがもっといいですし,リソースの節約にもなります.上で書いた過去の論文というのは,既にそういう状態になっているわけです.それには,高速大容量ワイヤレス通信網が必要になりますが,端末より通信網の整備の方が先にできそうですね.

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4/22'10
[政界再編]
(政治)

 昨日,午後東京で委員会で,その後,H島大のK野先生と飲んで終バス(建築学会は東京駅より南なので帰りはTXよりバスが楽)で帰ってきてすぐ寝たので今朝知ってびっくりしました.舛添さん,離党したんですね.どうなんでしょうか?なんかもうJ民党にいられなくなって飛び出したという感じですが.でも,彼が世の中を変えたくて政治家になったとき,何でJ民党なんだ?と思いましたから,こうなるべくしてなったのでしょう.

 これからどうなるでしょうか?政界再編起こりますかね?M主vsJ民という二大政党になったと言われていますが,M主がだめだからJ民とならないということは,その体をなしていない,ということです.つまり,必要なのは,政界再編です.J民党に残っている人はJ民党を再生しようとしていますが,それはもうできないでしょう.つまり,J民党は潰れるしかありません.と,同時にM主党も割れる必要があるでしょうね.

 問題はそのタイミングですが,参院選では,きっかけとしては弱いです.M主党(小沢さん)は,参院選で過半数とれば,ある程度は思うような政治ができるとは思いますが,最大の足かせは,まず政権を獲るということを第一義にしたために国民にした「余計な約束」です.でも,真の政治家なら,次の衆院選で負けてもいいくらいの気持ちで「やるべき政治」を断行すべきでしょう.

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22b
[調整]
(状態)

 ちょっと疲れてきました.1月末もそんな感じがしました.復習しとくと,年初に今年は仕事をしようかなと思って,1月は好調で,でも1月末から2月始めにかけて疲れてきて,徐々に調子が悪くなり,2月中旬からとにかく動かないようにして股関節を治療することになってますます体調が悪くなりました.その一方で,運動しないどころか歩くことすらままならない状態でまずいということで,2月下旬から食事の量を減らしました.すると,3月になってからとても調子がよくなって現在に至り,そして,ちょっと疲れてきた,ということです.

 因果関係的には,食事の量を減らしたことが大きいのではないか,ということは何度も書いてきましたが,好調になってからもう1ヶ月以上になりますから,周期的にはそろそろ「調整」が入ってもいい頃かもしれません.

 「記録」をつけているのでグラフ化してみました.縦軸が「指数」(一応100点満点)横軸が日数で,今年に入ってから昨日までの推移です.黒が日々のデータで,赤が10日平均で,上が全体の活動度,下が自ら積極的に活動したものに重み付けしたもの,要は,「単に忙しい」という要素を取り除いたものです.でも上下でそんなに大きな違いはないですね.

 1月は好調,2月になって不調になり,3月に入って回復して好調,4月も好調だがそろそろ怪しくなってきた,となってることが見事にわかります.この記録は,もう大分長い間付けているのですが,グラフ化したのは初めてです.過去のものもプロットしたら面白いかもしれませんね.

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22c
[高速道路料金]
(世の中)

 高速道路料金でもめてるようですね.また小沢さんを悪者にしようとする雰囲気ですが,そもそもなんで「2000円上限」なんでしょうか?そんな変なことするから「一部で値上げ」なんてことになるわけです.遠くへ行くほど得,というのも理由が全くわかりません.「無料を公約したが,景気が悪くて予算が足りない,それに必要な道路は造らなければならない,だから,ロハは無理だけど一律(例えば)50%オフでお願いします」でいいじゃないですか.なんでそんな単純なことができないのでしょうか?

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22d
[調子をグラフ化]
(状態)

 面白そうなので,昨年1年分をグラフ化してみました.上の2つの図でいうと,上の図に相当するものです.

 これを見ると,かなり周期的に変化していることがわかります.周期はだいたい1ヶ月〜1ヶ月半くらいですね.これはどういうことかというと,こういう好不調の波は避けがたい,ということになります.それで,どうすればいいかというと,波をなくすのは多分できないので,全体にかさ上げする,あるいは,悪いときを「そこそこ」にする,あるいは,悪いときを短くする,ということが考えられます.

 昨年1年に今年の分を繋いでみました.

 トレンドはさほど変わりませんが,2月中〜下旬の体調不良による落ち込みが大きいことと,それ以降,食べる量を減らしてからの好調ぶりがはっきりわかります.面白いので,記録するだけではなく,時々グラフ化もして行こうと思います.

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22e
[休む]
(状態)

 好不調の波ですが,不調になってきたら無理せず休む,というのが理想でしょうね.不調なのにそれを自覚せず無理に頑張ったりするから苦しいのだし,不調からなかなか抜け出せないのでしょう.グラフを描いていれば,そろそろだなと自覚することができるので,いいかもしれません.もちろん,実際に休めるかどうかは別の話です.

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4/23'10
[もうみんなわかっている]
(政治)

 新党K革立ち上げの際の舛添さんの話をききました.日本S新党とだいたい同じですね.従って,メディアも「ぱっとしないな」といった反応です.でもやることはやっぱりこれしかないと思います.つまり,何をやるべきかはもうみんなわかっているのです.でもどうしてもそれができない.それは,今のままでいいと「勘違い」している人がいるからです.「勘違い」というのは,喩えて言えば,大津波警報が出ているのに外は寒いからと家でぬくぬくとしていたい人のようなものです.津波なら逃げなければその人が死ぬだけですが,国が沈めば,国民全体を巻き込みます.

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23b
[政治家の仕事]
(政治)

 M主党のM原さんがO沢さんの要求を二律背反と批判したようです.O沢さんは「2000円上限」というやり方が問題なので修正しろと言ってるだけなので明らかに論点がずれています.問題は,なんで「2000円上限」なんていうしょぼい案,少なくとも,国民の大多数が反発する案がある日突然降ってきたのか,ということです.

 考えたのは,もちろん,M原さん自身ではないと思うのですが,発表したのは彼ですから,これじゃあちょっとまずいんじゃないの?という判断はできたはずです.それがわからなかったとしたら責任は彼にあります.

 ただ,いろいろ細かい事情もありますから,政治家が全ての案件について,アイデアを出すことは無理でしょう.つまり,アイデアを出すのは,政治家の仕事ではないということです.言い方を変えれば,アイデアを出してくれるブレーンをどのくらいもっているか,国民が何を欲しているかどの位わかっているのか,ということになります.I原都知事が就任当初,目新しい政策を次々に打ち出して「さすがI原さんだ」と言われていましたが,アイデアを出したのは彼自身ではなく,彼の周辺にいたブレーンでした.

 でも,最終的に判断するのは,政治家の仕事で,責任は政治家にあります.そういう人並み外れたバランス感覚,全体調整力,判断力が政治家には必要なのです.そして,(残念ながら)それほどの人材が政治の世界にほとんどいなくなってる,ということもここで再三書いている通りです.

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4/26'10
[]
(状態)

 調子ですが,体調もちょっと悪くなってきました.単なる波なのか,あるいは,運動を始めたことが関係してるのでしょうか?食べる量は減らしたままなのですが,運動をするとそれではちょっともたない感覚があります.収入と支出のバランスから考えてもそうですしね.やっぱり「少入少出」がいいってことですかね?

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26b
[支出と収入のバランス]
()

 支出と収入のバランスをちょっと計算してみました.まず,支出ですが,バドミントンは,競技レベルで運動強度7.0METsということなので,私の体重だと2時間で1000kcalくらいとなります.お米にすると2合くらい(茶碗4,5杯分)ですね.これじゃあどう考えても収入が足りません.しかもランニング(30分で5kmペース)で10METsということなので,いくら競技レベルとは言え7.0METsじゃすまないよーな気がします.うーん,どうしましょう?

 でもとにかく食べ過ぎる(少しでも満腹感を感じるくらい)と途端に体調が悪くなりますから,食事で食べる量は減らしたままにして,運動は「別会計」ということでしょうね.つまり,運動したときは消費したカロリーや栄養(特にアミノ酸や蛋白質)を補給するということでしょう.ヴァーム1リットルで250kcalあるようですから,残りを運動した後に補給するということですね.

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4/28'10
[何の本を読むか]
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 村上春樹さんの1Q84が累計100万部を越えるベストセラーになったんだそうです.いったい,何なんでしょうか?ベストセラーは読むに値しないと何度も書いてきましたが,今回はベストセラーだから読む,ではなくて,村上春樹さんが書いたものだから,読むに値するものだろうという評判?に扇動されているパターンです.今から30年以上前,安部公房の密会がベストセラーになったことを思い出しました.つまり,買ってる人の多くが「自分で判断していない」ことには変わりません.普段から村上さんの小説なんか読んでない人が買うからベストセラーになるわけですからね.

 でも,本も映画と同様に読まない(見ないと)とその中身はわかりません.ですから,この小説の評価自体はまた別にあるということで,少なくとも売れたから読むに値するものである,ということにはなりません.でも今回は,売れたから読むに値しない,とはならないパターンでしょう.実際,評判だから買って読んでみたけど何がいいのかよーわからん,という人は多かったのでは?

 安部公房の密会もまさにそうだったと思うのですが,30年経った今,その評価は決して高くありません.私が読んだのは,この小説が世に出たときですから,高校生だったと思うのですが,それまで彼の小説は大分読んでいましたが,高校生にとっては,箱男以上に意味不明で退廃的でした.でも意味不明と言えば,当時読んだ本としては,大江健三郎さんの小説(ピンチランナー調書とか)の方がわけわかんなかったですね.

 こうして考えてみると,「何の本を読むか」って実はとても難しいことがわかります.例えば,近代日本文学の小説なら,漱石や鴎外のような「定評がある」ものを読むのでしょう.でもこれって「何を読むか自分で判断してない」ことには変わりません.百歩譲って,長きに渡って生き残ったものは価値が高いということを容認するのなら,そういう選択肢もあるかもしれません.でも,小説ですから社会的背景もありますし,舞台が百年も前ではなくて,現代のものを,あるいは,文学も進化を続けていてその最先端のものも読みたくなりますよね.でもそういうものはまだ定評があるわけではないので,いいものかどうかは実際に読まないとわからない.でも本は読むのにとても時間がかかるし労力を要する.従って,ベストセラーとか評判とか有名作家が書くものとか芥川賞とかの文学賞を受賞したものというように安易に走る.

 これがもし音楽や絵なら実際に聴いたり観たりしてつまんないと思えば二度と聴いたり観たりしなければいいだけの話です.やっぱり,「何の本を読むか」ってとても難しいですね.

 自分にとって真に価値あるものを見出すには,やはり,とにかく片っ端から読むしかないでしょうね.そして,そのほとんどは読む価値がなかったもので,極々希に自分にとって真に価値あるものに出会える,ということでしょう.

 でもそんな時間はなかなかないですよね.というわけではないですが,私は本をほとんど読まなくなりました.その理由は,これも何度も書いているように(森博嗣さんの言うところの)インプットよりアウトプットがしたいからです.本をたくさん読んでる人っていうと何か知的なイメージ(^^;がありますけど,いくら本なんか読んでも「他人の意見をきいてるだけ」の話です.でもある程度インプットしなければアウトプットするのは難しいでしょう.でもインプットだけで終わったら何のためにインプットしてるのか?ということになります.

 もちろん,単なる娯楽や趣味で本を読む,というのであれば,アウトプットじゃなくてインプットでもいいし,別に何読んでもいいじゃん,ということにもなりそうですが,少なくとも,何の本を読むのか自分で考えないと,そもそも何のために本を読むのかという本末転倒的なことになってしまいます.評判だからという理由で1Q84読んで,いったい何の意味があるのですか?

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28b
[高齢者向け住宅]
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 高齢者向け住宅というのがあるみたいですね.要は,24時間体制で何かあったときもすぐに対処してくれるというもののようです.できれば家なんか一生買いたくないですし,孤独死対策にもなるので,これは朗報ですね.ただ,周りが高齢者(自分と同世代)ばかりというのはちょっと厳しいですかね.別に,歳とっても若い人といっしょにいたいということはないですが,男女に限らず年齢についてもある特定の人達としかつき合わないというのはどうかと思います.

 そうすると,やっぱり,普通の人が住むような普通の住宅に住んで,何かあったときの体制を整えるということでしょうか.そうすると必要なのは,ある程度のお金ということになるのでしょうか.

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28c
[無難?]
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 野球の中継などで,よくピッチャーが「1回を三者凡退と無難な立ち上がり」という表現が使われています.おかしくないですか?無難というのは,広辞苑によれば

ぶ‐なん【無難】
@これといって特色はないが、また非難すべき点もないこと。平凡無事なさま。当り障りのないさま。「―の一生」「―にこなす」「その辺でやめておいた方が―だ」
A危ないことのないこと。無事。

です.まだ安定しない初回で,しかも1番バッターから始まる好打順を三者凡退なら「完璧」じゃないですか.9回続ければ完全試合です.

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28d
[GW]
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 そう言えば,今年も鬱陶しいGWが始まるんですね.でも多分もう大丈夫かな.要は普段通り過ごすということです.ただ,ちょっと疲れてきて調子も落ちてきたので,休んでもいいかもしれません.

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