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2/1'07
なんでとにかく疲れているか?の続き

 なんでとにかく疲れているか?の続きですが,病気でないとすると(もう3ヶ月経ったので完治した,はず?),私の生活スタイルということになりますかね.まあとにかくいろんなことをやり過ぎてるとは正直自分でも思います(^^;.それもどれも半端ではないですからねー.でもこれまでずっとそういう感じでやってきたし,仕事との相乗効果もあったと思います.でも最近とても疲れるようになった.やっぱり歳?というと話が終わってしまう(^^;ので,それ以外の要因をもう少し考えてみます.

 やることが多すぎるということの他にあるとすると,やはり,ON,OFFの切り換えでしょうか.仕事とは「着替えること」だと言った人がいました.つまり,仕事をするときは「着替えて」モードが切り替わる(ON)ということです.そして,仕事が終わればまたスエットとかに(^^;「着替えて」リラックスする(OFF).そして,実際にそういうスタイルで仕事をしている人はとても多いと思います.一般の会社勤めのサラリーマンはだいたいそうですよね.そうでない人,例えば,自営業とか作家さんとかでも自宅と仕事場をわざと別の場所にして「切り換えている」という人は多いと思います.私の周りにもわざと自宅を遠くにして「切り換えている」人や別にスーツでネクタイでなくてもいいのに(^^;,そうしている先生もいます.私も大学に入る前まではそういう生活スタイルだったと思います.

 でも大学に入って職住接近の生活を送るようになって,それがやめられなくなってしまいました.まあ楽だ(^^;というのは確かにあるんですが,やっぱり仕事が好きなんですよね.だから,基本的にずっと仕事してる.でも仕事以外にも興味があることがあるので仕事以外のこともやる.そして,仕事以外のことだって,基本的にはそれで給料をもらっているかどうかということ以外仕事と何ら変わりません.つまり,研究で,あれはなんであんな結果になったのかな?と考えること,ゴルフのスイングを物理的に考えること,ピアノの練習をどうやったらより効率的に弾けるようになるかを考えながらすること,そして,このコーナーを書きながら人生や世の中について考えること,これらは全て同一線上にあります.仕事が他と違うのは,それで給料をもらっているということだけなのです.

 だから,基本的にやっぱり休んでいないんですよ.休んでいるつもり?になっているとき,例えば,録り溜めたテレビ番組とか見てるときだって,HDレコーダーがいっぱいになっちゃうから見なくちゃと思って見てるし,見てるのもやっぱり「仕事に役立つ」系が多いし.ですからなんだかんだ言って,ずっと仕事してるとまでは行かなくても,少なくともずっと活動してる.そういうのってやっぱ疲れますよね.だからとにかく疲れているわけです(^^;.

 そして私だって人間ですから(^^;,疲れれば病気にもなるし,どうしようもなくて「ほんとに」休んだり(寝込んだり)する.でもそういうのってやっぱりしんどい.一番いい例は病気です.病気は休めというサインですが,病気になって例えば高熱なんか発するのはそりゃーしんどいです.病気まで行かなくても疲れてどうしようもなくなって休むのもやっぱりしんどい.だからやっぱりそうなる前に「積極的に」休むことが重要なんだと思います.そして私はそれがとても下手なわけです.若い頃(^^;は,それでもっても歳をとればそうも行かなくなります.

 ということで,疲れすぎる前に休むを励行しようと思います.でもこれが(私にとって)ほんと難しい.何しろ何もしないでぼーっとできない性格ですからねー.何がいいかなー?ぼーっとテレビを見る,もだめだし,音楽を聴くのも,私の場合,「活動」の1つになってしまうし...散歩とかいいと思うんですけど,大学の周りって散歩するところがないんですよ.3ヶ月くらいほぼ毎日5kmくらい走っていたとき調子がよかったのは,やっぱりそれがいい「休み」になっていたんだと思うんですよねー.また走るか.でも卒論修論前のくそ忙しいときにそれで時間が圧迫されたら逆効果ですしねー.とりあえず今日はシャワーで済ませているのを,ちゃんとお湯をはってゆっくりお風呂にはいることにします.お風呂って足を伸ばして入ると足を伸ばさないときよりα波が何倍も出るんですよ(^^).でも官舎のお風呂では足は伸ばせません(T_T).

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2/2'07
なんでとにかく疲れているか?の続きの続き

 なんでとにかく疲れているか?の続きの続きですが,やはり運動(バドミントン)をやめたのはありますかねー?考えてみれば大学に入って20年以上ずっと週2回以上は激しい運動をしてたわけで,それを突然やめればおかしくなることは大いに考えられます.20年の中で1年だけ外国(アメリカのバークレー)にいたときはバドミントンをしていなくて,バドミントン以外の運動もそんなにしていなかったので,その時も体調はとても悪かったです.

 3ヶ月くらいほぼ毎日5kmくらい走っていたとき調子がよかったのも,バドミントンをやめても運動は続けていた,ということなのかもしれません.体を動かしてないという体の問題もありますが,体を動かさないことによる精神的な問題もかなりあると思います.実際,運動をした後はとても気持ちがよく,体は疲れていても仕事ははかどるとはこのコーナーで何回か書いてきたことです.

 思い返してみれば,父は登山家で,私も久住などいろんな山に連れていってもらいましたが,彼が亡くなったとき,彼の友人の誰かが,仕事が忙しくなって山に登るのをやめた後,体調を急激に崩したねー,と言っていました.このままでは父と同じ道を歩んでしまう?ような気もしないでもないです.

 ということで運動しますかね.一度病院に行ってOKが出たら「30分で5kmをほぼ毎日ランニング」をまた始めるということになるでしょうか.でも私は走ることは嫌いではないのですが,続くかどうかちょっと不安です.というのは,走ったり歩いたりするだけってその間とても「退屈」なんですよ(いつも何かしてないと落ち着かないたちなんで).

 その点バドミントンはプレーしている間は,それ以外のことが全く考えられないので,気分転換としても最高でしたね.うーん,どうしよう.またバドミントンやるかなー.今はバドミントンをやめたときのシャトルをインパクトする感触を想像するだけでも重荷というか苦痛に感じてしまうということはありません.というかやめた後,夢の中でとてもよくバドミントンしてるので(^^;,やっぱり潜在的にやりたいって思ってるんですかねー.ただ,全日本で勝つためにきつい練習をするとか,そういうのはもうしんどいですかね.だからそれこそ趣味(下手くそ)で健康のためにやればいいのかもしれません.つまり,純粋に楽しみでプレーできるかも,という気が少ししてきました.

 でもやめる!って宣言しちゃったので,なんか気まずいもんですねー(^^;,うーん,どうしよう.どこなら気まずい思いをしなくて行けるかな?まあ,いずれにしても卒論,修論を乗り切らせるのが先決ですね.ですから,まあ復帰するとしても2月中旬以降だと思います.

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2/3'07

 なんか大学のメールサーバが落ちてるみたいですねー.大学なので土日に落ちると週明けまで復旧は見込めません.私は連絡は基本的にメールを使っているのでとても不便です.

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歳をとっていくに従って生き方を変えて行くべきか

 歳をとっていくに従って生き方を変えて行くべきかですが,まあどうすべきか,というよりは自然とそうなってくるような気がします.最近,よく感じるのは,面白い研究テーマを思いつくと自分でやりたいとはもちろん思うのですが,自分がやるよりは,多少時間はかかっても学生にやってもらって,それを通して彼らに成長してもらった方がよほど有意義だとは既に書いたとおりです.つまり,そう思うということは,生き方がもう変わってきているということになります.

2/4'07

 そういう風に考えると,歳をとる意味?のようなものもなんとなく見えてきます.つまり,歳をとるに従ってやること,生き方が変わってきてしかるべきということです.

 もし20代のピーク時の肉体や能力を維持できるとしたらどうでしょうか?スポーツ選手は一生死ぬまでプレーできるでしょうし,研究者も大学院時代と同じように徹夜とかしながら(^^;研究を続けていくことができます.でもそれってどうですか?少なくとも私は,人生10年周期で書いたように同じような生き方ができるのは10年が限界です.まあ人より単に飽きっぽいということもあるのでしょうが,幸不幸は「変化」であるように,生き方にも変化がなければつまらないです.でも自分が歳をとらずに自分自身の変化がなかったら生き方を変えることはなかなか難しいでしょう.

 しかし,どんなことでも10年も真剣に取り組めば相当のレベルに達して,成長率は頭打ちになってきますし,そういう生き方に飽きてもきます.そこで歳をとるという形で自分が変化していくと自然とそういう生き方も変えられるというものかもしれません.つまり自分が成長するのではなくて,自分より若い人達に成長してもらう,という生き方です.

 社会全体のことを考えても,対数曲線的成長曲線的に言って,もうあまり伸びしろがなく,残された人生も短い自分より伸び盛りの前途有望な若い人達に成長してもらった方が社会全体にとっては明らかにプラスでしょう.そして,若い人達を成長させられるだけのものを私はもっていると自分では思っています.もちろんそれは,自分が若いときに自分が成長するという生き方をしたからです.

 ですから歳をとって偉くなって(^^;,プレーヤーから指導者になるとか,マネージメント的な仕事をするようになる,というのも自然の流れなのでしょう.最近はアンチエイジングとか言って,歳をとらないようにすることがいいことのような風潮はありますし,私もついこの間まで歳をとっているという感覚はなかったのですが(^^;,そんなことは不自然だし,ありえない話です.

 ですから,歳をとることも1つの「成長」と捉えて,自然の流れに身を任せて生き方を変えて行ければと思います.実際,30代から40代になり,筑波大に来て私の生き方,少なくとも,仕事のやり方は大きく変わりました.30代まではそれこそ何でも自分でやらないと気が済まなかったのですが,今は研究テーマを考えて(これが一番大変ですが),学生にそれに取り組んでもらって,指導をしながら(これがまたかなり大変),研究を進めています.それは,もちろん様々な雑事が増えて忙しくなってしまったということもあるのですが,自分がやるより「そういう形」にして学生達に最先端の研究を通して成長してもらった方がいいと思うからということです.

 しかし,そうは言っても一生かかって同じことに同じように取り組み続け,奥深さの奥深さのようなものを目指し,見果てぬ夢を追い続けることができれば,それはやはり幸せだと思います.私自身もまだまだ成長したいですし,それができるというのが今の仕事を選んだ1番の理由です.問題は「地震防災」が「そういうもの」かどうかということですね.ここに工学の最大のジレンマがあると思います.

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 歳をとるということについて,去年あたりからずっと考えてきて,上で書いたようにようやく自分の中で消化できてきたような気がするのですが,体調が悪いことだけはいかんともしがたいです.今日も1日中体調が悪く,ずっと横になっているような状態でした.

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2/5'07

 メールサーバですが,まだダウンしているようです.復旧に相当手間取っているようです.こんなことは初めてですね.

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2/6'07

 メールサーバですが,ようやく動き始めたようです.ハード的な故障だったためHDDの交換となり,一部のメール(土日に送られたメール)が消失したようです.月曜はエラーが返っていたようなのですが,消失したものは当然のことながらエラーが返ったおらず送り主は「送った」と認識しているでしょうから結構まずいですねー.私は外部で携帯でチェックするためにyahooに.forwardをかけているのでいくつかは生き残りましたが,それでもいくつかは消失したようです.ということで,土日に私宛にメールを送られた方は再送してくださいm(_ _)m(とここで書いてもごく一部の方にしか伝わりませんが(^^;).

メールのバックアップ

 今回の件↑でわかったことがあります.それは,.forwardをかけておくとメールのバックアップになるということです.これは単なるバックアップということではなくメールという性格上非常に大きな意味をもちます.というのは,メールサーバがダウンしていれば,メールは届かないのでエラーが返送され送り主は「あー,メールは送れなかったな」とちゃんと認識するので問題は(さほど)ありません.しかし,今回のようにメールサーバがダウンし,その後HDDの交換となるとメールサーバがまだ生きていたときに届いたメールはHDDに残ったまま消失することになります.つまり,メールの送り主にはエラーが返送されず,送り主はメールが送り先に届いたと思っているが,実際には届いていないということです.これは非常に問題です.

 しかし,.forwardをかけておくとメールサーバが生きている限りメールは転送されます.もし,メールサーバが死んでいれば転送されませんが,その場合は送り主にエラーが返送されます.メールがサーバに届き,.forwardされるまでにダウンすればアウトですが,コンマ何秒というレベルで現実にはほとんど大丈夫でしょう.上↑でいくつかメールが消失したようです,と書きましたが,原理的には全て復元できたはずです.ということで普段使っているメールサーバには.forwardをかけておくことをお勧めします.消失メールの復旧は,.forward先から添付ファイル(.eml)で再転送して,添付ファイルを開けば,消失したメールは,あたかもメールサーバがちゃんと動いていたかのように復元される(日付なども)ので「バックアップ」としても完璧です.

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 確定申告ですが,ホームページからできるということで,こりゃいいと思って早速開始届出をしたのですが,よく読むと(ていうかよく読まないとわからないというのが問題),10日以上してパッケージが送ってくるとか,電子証明が必要(かなり費用がかかる)とかめちゃめちゃ煩雑,かつ,わかりにくいのであっさり投げ出しました.科研の申請もそうですが,お役所が作るこの手のものってなんでこんなにわかりにくいんでしょうか?

 結局,国税庁の確定申告書作成コーナーでしこしこ入力して印刷して郵送することにしました.でも何十万も+(マイナス?)αで後から税金払うのってやっぱりなんか心理的に抵抗ありますよねー.

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 「渡る世間は鬼ばかり」の橋田壽賀子さんがしゃべられたことを書いた記事をテレビで紹介していたのがかなり面白かったです.正確には憶えていないのですが,80にもなってまだ仕事してるなんて何やってんだか,仕事なんかする暇もないくらい忙しいのに,だって,午前中はプールで700m毎日泳いでいるし,午後は犬の散歩に行かなきゃいけないし,夜はテレビのニュース番組は見なきゃいけないし,仕事をするのなんか夜中12時を回ってからよ,なんて言われていてちょー受けました.そうなんですよね.人生所詮退屈しのぎなんだし,別に仕事なんかしなくてもやることはいくらでもあるし,もっと気楽にのんびりやって行けばいいんだと思います.

 そういう生き方なら私はそーとー自信ありますよ(^^;.なんせ仕事以外にやってること沢山ありますからねー.これからも次々に新規開拓して行きますし,おそらく定年の頃は,1種目1時間やればそれで1日つぶれるようになってるでしょう(あー忙しい忙しい).ていうか,別にそういう「種目」がなくても,今の世の中退屈しのぎには事欠きません.定年なんかあっても全然へっちゃらです.でもやはり橋田さんがそれだけ心に余裕があるのはまだ第一線で仕事をされてるからかもしれません.

 ちなみに私は橋田壽賀子さん本人は飄々としていて昔から結構好きですが,「わたおに」自体は大嫌い(^^;で,やってたら即座にチャンネルを替えます.つーか,橋田さん自身も嫌いなんじゃないですかね(^^;.つまり「お仕事」,特に「売れるお仕事」というのはそういうこと,つまり,その程度のものでしかなく,その人がした仕事なんかよりその人自身の中身の方が遥かに重要なものなのかなー,と思いますね.

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2/9'07

 ほんとに暖かいですね.生まれて(^^;40数回目の冬ですが,私が暖冬を実感するのはだいたいスキー場の雪不足で,それがなければ冬はやっぱり寒いし(^^;,これまでは一度も肌で感じるほど暖冬と思ったことはなかったのですが,今年の冬はほんとに「肌で」暖冬を感じます.逆にスキーには今シーズンも何回か行きましたが,スキー場の雪不足は世間が騒いでるほど感じていません.少なくとも私が行った平野部ではなく山の方のいつも行くちゃんとしたスキー場には滑るのには支障がないだけの雪はあります.

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 今日は朝からずっと体調が悪く,昼過ぎからずっと頭痛とそれに伴う吐き気にも悩まされました.休日はそうなることが多いのですが,平日も時々そうなるようになってきました.精神的不調もしんどいですが,体調不良はとても辛いです.特に痛みは耐え難いものがあります.私はどんなことがあっても自殺だけは絶対にするべきではないという考えです.それは,自ら命を絶たずにその場を何とかしのげればその後事態が好転することがあるからです.でも好転することがないとしたらどうでしょう?例えば,今日のような体調の日が未来永劫続くとしたら私には耐えられないと思います.薬はあまり飲みたくないのですが,今日はどうしても耐えられず夕方になって頭痛薬を飲んでようやくおさまりました.でも,そういう症状がおさまることがなく持続的に死ぬまで続き,回復する見込みが全くないのなら生きていくのは難しいと思います.痛みや体調不良というのは(私にとって)それほど耐え難いものです.

 でも私はどんなことがあっても自殺だけは絶対にするべきではないという考えなのでもちろん自ら命を絶つことはありません.それは,こういう状態から回復する可能性があると思っているからです.でもそのためには手をこまねいているだけではなく何かをしないといけません.一言で言えば体調管理なのでしょうが,なかなか難しいですね.

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2/10'07

 今日も1日体調が悪く,ずっと横になっていました.いったい何が悪いんでしょうか?

 このコーナーの過去の記述を検索してみると,去年の7月〜8月にも似たようなことが書いてありますね(7/37/247/267/288/2).その後,全日本教職員で負けてバドミントンをやめて11月に体調を崩すまでほぼ毎日5km走っていて,そのときは調子は悪くなかったと思います.そして,11月に体調を崩し現在に至るです.糖尿病に関しては,先日,検査紙というのを買ってきて食後1時間とか2時間してから検査してみたのですが,全く反応なしでした.ですから,やっぱり更年期障害ですかね?症状的にはほとんど当てはまる気がします.でもホルモンの補充による治療はとても抵抗があります.7月のときに試したものをもう一度試してみようと思います.このときはあまり効果が見られず1ヶ月でやめてしまったようですが,結果的には11月に体調を崩すまで9月,10月と調子がよかったので今回は3ヶ月は続けてみようと思います.後は,卒論が終わったら運動も再開しようと思います.

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2/13'07
家を買うということ

 先日,地震研時代の学生達と東京で飲んだとき「家を買う」ということがちょっと話題になりました(のかな?).そのときはとても体調が悪かったのでいつものように侃々諤々(^^;の議論にはあえてしなかったのですが,一応ここで私の考えを書いておこうと思います.

 なお,家は買うのと借りるのとどっちが得かということに関してはちゃんと計算している(^^;ので,損得に関してはまた稿をあらためて書きたいと思います.ちなみに計算結果は,購入後不動産価格が変動しなければ,10年くらい前のデータによるとその時点での不動産価格が2/3になればとんとんとでした.つまり少なくとも10年前は借りた方が得だったわけです.ここでは,そういう買うか借りるかの損得ではなく,「家を買う」ということが投資概念的にそもそもどういうことか?ということが主題です.損得以外にも,家を買うということは,自分のお城(^^;をもつという安心感と優越感(^^;の一方で,引越が簡単にできなくなるなどメリットデメリット両方あるのでそういう要因もここではとりあえず除外します.大地震も来ないと仮定します(でもこの仮定はかなり無理があるなあ).

 結論から言うと私は怖くてとても家なんか買えません(^^;.それはとてもリスクが大きいからです.え?家を買うのがリスクが大きい?みんな買ってるのに?

 実は「家を買う」ということは,相場で言うところの「買玉を建てる」ということになっているのです.しかもその「相場」の対象は不動産ですから,それこそ先物くらい変動することもあるわけです.もちろんどんなに「相場」が変動しても自分の資金力の範囲で「投資」していれば破産することはありません.でもどうですか?みなさん自分の資金力の範囲で「投資」してますか?だいたい借金してますよね.それって,自分の資金力の範囲を超えているということです.しかも借金すれば金利がかかります.現在の低金利が20年も30年も続くわけはないですから,まあ20〜30年ローンを組むとだいたい倍くらいは払わされることになります.つまり,年収1000万そこそこの人が借金をして7000万とか8000万とかの「買玉」を建てているわけです.無謀すぎます(^^;.

 いや,私は家を買っているのであって,別に相場を張っているわけではないし投資してるわけでもない,という人もいらっしゃるでしょう.その通りです.つまり,本人は全くその気がなくても,実質的には莫大な玉を建てる相場を張っていることになっている,というのが危険なわけです.本当に相場を張っているのであれば相場が上がるとか下がるなどの相場観をもち得ますが,その意識がないので相場観になしに相場を張るというとんでもないことになっています.上がるか下がるかは確率1/2なので損する確率と得する確率は同じですが,十円玉を投げて表が出るか裏が出るかの賭けに自分の年収の何倍も賭ける人はいないでしょう(^^;.しかも,不動産は買いから入ることしかできないので(売りから入る,即ち,空売りはできないので),売買はとても制限されます.もし,不動産の空売りができれば,家を買うと同時にその物件を「繋ぎ売り」をすれば,相場変動のリスクは回避できるのですが...(もし私が家を買うとしたらそういう手だてを考えると思います).

 そんな無謀なことをどうしてみんなしてるのかというと,まあ一言で言えばみんなしているからでしょう(^^;.自分がものすごい大損をしたとしてもそういう人が周りにもいっぱいいれば,どういうわけか人は「まあしょうがないか」と思うようです.それは空間的相対論的幸福論(^^;にもあてはまります.バブルの崩壊で痛い目に会った人も多いと思いますが,みんな損したんだからしょうがないよ,ということになっています(でも実際には,ゼロサムですからみんな損したわけはなく,ごく一部の人がぼろ儲けをしています).あとは高度成長期の不動産価格が下がる心配があまりなかった頃の幻影を引きずっているということもあるでしょう.

 よくローンを組んでも1ヶ月に払う額は家賃より安いと,とてーーも安易に考える人(不動産会社やローン会社に騙されている人(^^;)がいますが,それは「損得」の問題なのでここでの議論の対象外です.でも上で書いたように不動産価格は10年前の2/3くらいにはなってるでしょうから,買うか借りるかの損得勘定的にはいい線まで来てると思います.しかし「今後」不動産価格が変動しないということが条件です.買った家の価格が,即ち,建てた買玉が下がれば玉の大きさが莫大ですから大損をすることになります.もちろん相場ですから下がる可能性もあれば上がる可能性もあります.上がる可能性も下がる可能性もあるということは,そういうリスクがあるということです.

 ただ,これは全くの感触ですが,不動産価格が長期的に上昇していくとはとても思えません.理由は単純で日本の人口が減るからです.人口が減れば必要な不動産も減り,需要と供給のバランスからいうと価格は下がるのがごく自然な成り行きです.おまけにこの建設ラッシュで明らかに供給過剰です.既に壮絶なババ抜きが始まっています.私のところにもよく勧誘の電話がかかってきます.儲かるのなら自分が買えばいいのに,他人に勧めるということは,他人に損をさせてその分自分が儲けようということです.

 あとは,自分が住んでる家の価格が上がろうが下がろうが住み続ける限りそんなことは関係ない,と言う人もいます.まあ確かに一理あるように見えますが,言ってることは,株でものすごい含み損をかかえたとしても,売却せずに塩漬けにしておけば一銭も損してないことになる,と言ってるのと同じです.株はただの紙切れだが家は住むことができるというのは確かにそうですが,それと同じものを借りるのと買うのとどっちが得かというのは既に書いたように別の議論になります.

 ただ,不動産を購入しなければその分現金があるわけですからそれをどうするかというのは1つの問題です.不動産価格が下がるリスクもあれば,インフレで現金の価値が相対的に下がるリスクもあるわけです.現金を預けている銀行が潰れることもありますし,そのときペイオフで1000万まで保証すると言っている国も借金まみれです.よく素人向けの投資講座?などで,現金,不動産,株式の3つに分散して投資しましょうなどと言われていますが,まあそれはリスク分散という観点からはそうなのですが,自分の資金力の1/3で家を買えるくらいなら銀行から借金してまで家を買おうとする人などいないでしょう(^^;.

 ただ現実には家を買わざるを得ない,ということもあると思います.家族構成や職場との距離などを考えてこういう場所のこういう家に住みたいと思っても,賃貸物件がなければ買うしかありません.例えば,つくば市内で家族で住める一軒家を探そうとするとそういう状況はとてもあると思います.でも東京で都心の高層マンションを借金をしてまで買うのはあまりに無謀というものでしょう.どうしても買いたい(^^;のなら一軒家か低層のマンションがお勧め(^^;なのはここで書いたとおりです.

 減価償却ポイントの問題もありますね.例えば,今30歳だとして,30年ローンを組んで借金して家を買うか,30年賃貸に住んで30年後に資金に余裕ができてから家を買うかですが,リスクをとっても買うことによって,自分が住みたい家に住めるのなら,30〜60歳の間に希望通りの家に住める方を選ぶという選択肢もあるでしょう.ただ,その場合は,60歳の時点で築30年になっていることに注意する必要があります.家が老朽化して住めなくなる(同様に財産も使い切る)のと自分が死ぬのが同時なら最も効率がいい(^^;ですが,長生きしてしまうという「リスク」も考慮にいれておかねばなりません.それに子供に資産を残してあげたいという人もいるでしょう.

 なお,あらためて言うまでもないですが,ここでは家を買うことが無意識?のうちに「自分の資金力以上の相場を張ってしまっていることになってる」ことのリスクを指摘しているのであって,資金力以内であればもちろん何の問題ありません.つまり,家やマンション,特に土地付きでもなく自由がきかない,例えば,改修するには住民の2/3以上の同意が必要なマンションを買うのであれば,テレビや冷蔵庫などと同じように耐久消費財として買うべきで,最近はフリマやネオク流行ですが,万が一売る,売れるとしても家もその位の値段と思っておいた方がいいということです.でもそんな耐久消費財を自分の資金力の何倍も借金して買うことは普通ではありえませんよね.つまり,自分の資金力以上に借金することはとてもリスクがあることを認識すべきということで,それを認識した上で敢えてリスクをとるのは「あり」だと思います.リスクをとらなければリターンもありませんからね.それだけのリターンがあると思うかどうかはもちろん本人の判断です.

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 体調の方ですが,まだよくはありませんが可もなく不可もなしというくらいまでは回復してきました.体調が最悪だった10日に書いたように男性の更年期障害に効果があるとされている一種のサプリメントをおとといくらいから摂っています.もちろん,そんなに即効性があるものではありませんが,どうしようもない状態でなにもしないのではなく,効果があるかもしれないと思って何かしているというだけで気分は大分違うものです.プラセボとはちょっと違います.まあ「人は目標を達成したときではなく目標に向かっているときに幸せになれる」に近いでしょうか(^^;?去年の7月のときは1ヶ月でやめてしまったので今回は3ヶ月は続けてみようと思います.

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2/15'07

 一瞬戻ったかと思ったのですが,結局また体調悪悪です(T_T).サプリメント系は,即効性は期待できませんから,とにかく早く運動を再開しないとですね.それにはまず卒論を乗り切らせないと.でも当然ですが,体調が悪いと運動するのはとても億劫になり,それがまた体調を悪くするという悪循環になってしまいます.ですから,卒論が終わったらとにかく体にむち打ってでも運動します.まずは,30分で5kmをほぼ毎日ランニングからでしょうか(私の場合,ウォーキングくらいじゃ運動にならないんで...).

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2/16'07

 卒論発表が終わり,これで修論,卒論と一通り終了しました.しかし昨年(* *)から更にぎりぎり度が増してほんとしんどかったです.今年は1期生が修論だったので修論提出→修論発表→卒論提出→卒論発表と長い長い「2月上旬」となりました.でもみんなよく頑張ってくれたと思います.でもできればもう少し余裕が欲しいなあ(^^;.

 今年は修論2人,卒論3人でしたが,来年は修論3人,卒論3人です.そしてその次の年は修論4人です.卒論も毎年3人来てくれているので(普通は2人だが,志望者が多い研究室は3人まで取れる),そうすると合計7人ですね.うーん,人気があって学生がたくさん来てくれるのはもちろん嬉しいのですが,M1もいるし,1人1人にテーマを与えてきめ細かい指導をするのはもう限界に近いです.でも今の私の中では,学生の研究指導よりプライオリティが高いものはありませんから,頑張るしかないですね.でも体調もよくないし,ちょっと休みたいです.あーでも2月中にやらないといけない仕事もあるし,運動も始めないとなー.とにかく体調を戻さないと何やるにしてもしんどいです.

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 PDAのような携帯(携帯としても使えるPDA)ですが,hTc Zと同機種がSoftbankからX01HTとして個人向けに出ているので先日東京に行ったとき触ってきました.思ったより小さい.でもキーボードはesより打ちやすいと思います.しかも,ドコモのhTcZもインターネット上でなら個人向け販売もしているようですね.うーん,どうしようかな.ただ,まだ使い勝手が今一わからないんですよねー.特に重要なのがPCとのデータリンクです.ちょっと調べてみるか.

 hTc Zのメーカーサイトに詳しくありますね.なんとユーザーマニュアルもダウンロードできます.でも,うーーん,どうなんだろ?必要な機能は一応あるとは思うんですけど,なんか食指が動かない.Outlookベースというのもなー.むしろ,新しく出た極薄軽量ストレート携帯の方が興味あるなあ.

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2/17'07

 今日,急に思い立ってプーナまでバドミントンをしに行きました.バドミントンをやめる宣言をしたのですが,運動を再開しないと体調が悪すぎるというのもありますし,プーナなら暖かく迎えてくれるのではないか?というのもありました.でもラケットを握るのは半年ぶりです.でも自分の中ではバークレーに行ってて1年くらいプレーしなかったときも帰ってきたらまあ普通に打てたし,去年の今頃,怪我して1ヶ月半振りのときも普通に打てたので,まあ何とか打てるんじゃないかと思っていきました.しかし...

 準備運動をしてラケットを持ち,素振りをしたら...一振り目で肩に違和感が...で,羽を打ってみたら,とにかく肩が痛い.従って,クリアとかスマッシュがほとんどまともに打てません(T_T).ゲームに入ってもとにかく肩が上がらずどうしようもありませんでした.ショックでしたねー.たった半年打たなかっただけでこんな状態になるなんて...やっぱりもう歳?明日の朝,起きたときも肩が上がらないんじゃないかと怖いです.こんな感じではプレーしていても楽しくないし,やっぱり引退するしかないのかと思い始めました.

 でも予想通りプーナはみんなは暖かく迎えてくれて嬉しかったですねー.帰りに,K村さんとかT中Aちゃんと飲んだときも,またいっしょにやろうと言ってくれてほんと嬉しかったです.気持ちとしてはまたやろうという気になりました.でも物理的に肩が(正確には肘が)上がらなければどうしようもありません.とにかく明日の朝起きて考えます.でも「趣味」でやるのはやっぱ無理そうですね(^^;.

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2/18'07

 朝起きたら(ていうか昨日の晩から)予想通り筋肉痛でした.でも,肩が上がらないということはなかったです.昨日はほんと打つ度に肩が抜けそうだったのですが,肩も筋肉痛という感じです.あとは,久しぶりにバドミントンをするといつものことですが,右の大臀部が必ず筋肉痛になります.ですから,「壊れた」ということはなさそうです.でも昨日はほんと肩が壊れたと思いました(それでも我慢して打っているというのが...).

 久しぶりにプレーすると筋肉は使ってないけど,神経系の指令はそのままですからいきなり以前のスピードで振ると筋肉や腱が悲鳴を上げます.一応競技でバドミントンをしてる人のラケットの振りのスピードってものすごくて,一度遊びでバドミントンをしたときに,おもちゃ屋さんで売ってるようなラケットをいつもの感じでかるーーく振ったら変な感じがして,しかも空振りして(^^;,え?と思ってラケット見たら,シャフトがきれーに90度にぐにゃりと曲がっていました.

 でもつくづく「続ける」ことの大切さを思い知らされました.10年前は1年ぶりでも大丈夫だったのですが,今は半年ぶりでこの有様です.せめて2週間に1回ダブルスだけでもちんたらやっていればこんなことにはならなかったでしょう.もうこの歳では「しばらく休む」ことは「引退」に直結するようが気がします.でもプーナでは私より年上の人もたくさんプレーしているわけで,彼らがずっと続けていることの偉大さをあらためて思い知らされました.ほんと大したもんだと思います.

 私はどうしましょうかね?もちろんせめて半年前のレベルに戻ればやはり続けていきたいと思います.でも戻るかなー?フットワーク系は大丈夫ですが,ストローク系が素振り一発でこの有様です(T_T).ゆっくりフォームチェックしながら素振りくらいからリハビリした方がいいかもしれません.

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 昨日飲んだときも話題になりました.東京マラソン(^^;.でも雨はまあいいとしても寒くてコンディション的には辛かったようですね.でも普段走れない車道を東京の名所を巡りながら走るって結構楽しそうです.つくばマラソンじゃ景色は変わり映えしないでしょうからね.でも3万人に対して10万人くらいの応募があって,選考は抽選なんですね.「当たらなきゃ走れない」んじゃねー.って,別に走ろうと思ってるわけじゃないですけど(^^;.でも,30分で5kmをほぼ毎日ランニングも復活させようと思ってますし,それには何か目標みたいなものがあった方がいいことは確かですよねー.

 ここで書いたように私も大学2年のとき一度だけマラソンを走ったことがあります.当時は若かったし(^^;,バドミントン部の練習でも5kmくらいは走ってましたからねー.でも20kmくらいまでは楽勝でしたが,そこから先はとにかく膝が痛くて地獄でした(T_T).マラソンはちゃんと走るのならちゃんとした調整方法があります.グリコーゲンローディングという名のドーピング(^^;も不可欠です.ペースを守って歩いたりせずにちゃんと完走するには,1ヶ月前くらいから20kmくらいの走り込みが必要です.20km普通に走れれば,42.195kmは当日何かアクシデントがなければなんとか普通に走れます.

 どうせ走るならやはり3時間を切るのが目標になるでしょう.走るならまずはつくばマラソンになるでしょうね.私の周りにも何人かランナーがいて,研究室の4年生のK本君は,筑波大に入るときに体専にしようか工シスにしようか迷ったというほどの強者です.去年のつくばマラソンでは3時間を切ったそうです.そして,同じ専攻のT若先生も強者で,歳はだいたい私と同じくらいだと思いますが,何と彼も去年のつくばマラソンでは3時間を切ったそうです.そして,K本君とT若先生のタイムをきいたら,わずかにT若先生の方が速かった...そのことをK本君に話したら,そーとー悔しがっていたのは言うまでもありません(^^;.

 でも本番はまあ年に1回くらいなのでいいとしても,普段の練習で20km走るのって,まあ1時間半〜2時間くらいはかかるわけです.どこかで書きましたが,私は基本的に走るのは好きですが,何時間も走るのって,走っている間が退屈なんですよ.走りながらできることって何ですかね?音楽聴くくらいならできそうですが,私の場合,譜面も同時に見ることがほとんどですからねー.でもバドミントンもまたやることにしたし,スポーツだけで,バドミントン,スキー,ゴルフ,ランニングではちょっと種目多すぎですね(^^;.でも,一言でスポーツと言っても,どれも全然違うし,違う面白さがあるし,相乗効果もあるし,何か1種目だけっていうのは勿体ないと思っちゃうんですよねー.それは,スポーツに限らず芸術系も学術系もみんなそうです.

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 ゴルフはまだ始めて4ヶ月ですが,何となく目標のようなものも見えてきました.当面の目標は100を切ることですね.100を切るくらいなら,いっしょに回る人にもそんなに迷惑をかけることもないでしょうし,ゴルフをやっています,と一応は言えるような気がします.いっしょに行こうよと誘うこともできます.今の私のレベルでは,とてもそんな気にはなりません.

 ゴルフの技術と言っても様々ですが,「運動的技術」を大きく4つになると思います.即ち,球を運ぶ,乗せる,寄せる,入れるの4つです.1つ目はグリーンの近くまで球を運ぶことです.いわゆるショットになります.とにかく「運ぶ」ことですから,ある程度の飛距離と大まかな方向性が必要になります.ウッドからミドルアイアンまでがこれになりますかね.距離にすると100ヤード以上です.2つ目は,ボールをグリーンに乗せることです.乗らないまでも近くまで運びます.ショートアイアンとウェッジショットがこれになりますかね.距離にすると100〜30ヤードです.ある程度の距離感と方向性が必要になります.3つ目が1パット圏内に寄せることで,アプローチ,あるいは,ロングパットがこれに当たります.かなりの距離感が必要になります.そして4つ目が2ヤード以内のショートパットです.運ぶと乗せるはショットの距離と精度の違いということなので1つにまとめて3つの技術としてもいいかもしれません.逆に「寄せる」のアプローチとロングパットは,技術としては違うものになるとも言えます.

 これらの4つの「運動的技術」に対して,今のところ練習すれば何とかできるようになりそうな感じがするレベルは,パー3では1ないし2打で,パー4では2ないし3打で,パー5では3ないし4打で,グリーン周り(ピンから30ヤード以内)に運び,乗せて,ショートパット圏内に寄せ,カップインです.つまり,ボギーないしはダボです.全ホールボギーで回れば90,ダボで回れば108なので,その割合を半々にすれば100を切れるわけです.ゴルフにミスは付き物ですから,ミスをしなければボギー,ミスをすればダボということですね.上手く行けばパーが拾えることもあるでしょうが,叩けばトリプルボギーもあるわけです.でもそういう「レベル」だと100が切れるということなのでしょう.

 そのために必要な技術というと,具体的には,まずグリーン周辺に運ぶには,ウッドとミドルアイアンをだいたい真っ直ぐに標準かそれよりやや短い距離(ドライバーなら220〜230,FWなら150〜180,ミドルアイアンなら120〜150ヤード)飛ばせること,100〜30ヤードなら何とかグリーンに乗せられること,30ヤード以内なら何とかショートパット圏内に寄せられること,そして,2ヤード以内のストレートラインのショートパットを入れられることです.これができればボギーで(90で)回れるので,ミスしても,というか,ミスは必ずするので100は何とか切れるという皮算用です.結構重要なのがアプローチの精度でしょう.

 しかし,これらは技術的には特に難しいことではありません.今の私のレベルでも調子がよければなんとかできます.問題はどのくらいの確率でできるか,18ホール通してそれができるかということです.ですから,その確率を上げ,安定性を上げるために練習するということですね.でもこのくらいならまあ普通に行けばできるようになると思うんですが,なんか突然おかしくなることがあるのがゴルフの不思議というか難しいところですよねー.運動的技術の他に,コースマネージメント,アライメント,パッティングラインを読むこと,そして,メンタルのコントロールなどの技術を磨くことも重要です.

 ただし,「100を切る」から先は,今の段階ではちょっと見当もつきません.つまり90を切るというレベルですね.パーないしはボギーというレベルですから,ミスしなければ(ミスは必ずするので)パーをキープというレベルです.パー3では1打で,パー4では2打で,パー5では3打で,グリーンに乗せるかグリーン周りまで運び,ショートパット圏内にしっかり寄せてカップインです.「100を切る」からは距離感も方向性も格段の精度が必要でしょう.当然このレベルでもミスすることもあるので(プロだってミスしますから),ある程度飛ばすことも必要でしょうし,意図的にスライスやフックを打つという技術も必要になるでしょうね.仕事も忙しいし,仕事以外にもいろいろやっていることもあるので,月に1回コースに出て,週に数回30分くらい練習場で練習というペースでこのレベルに行けるとはちょっとイメージできません.まあ,とりあえず100切ってから考えます(^^;.ていうか,100切るのがいつになるかわかりませんし(^^;.でも「趣味」としては100切るくらいで充分でしょうから,そこまで行ったらそのレベルをキープという方が気楽だし楽しいかもしれません.私の場合,それができるかどうかが問題なわけですが(^^;.

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2/19'07

 今日からまた走り始めました.もちろん東京マラソンに感化されたからではないですよ(^^;.初日?のタイムは29分21秒です(^^;(6〜7割に押さえてそれこそマラソンを完走できるくらいのペースで走っています).当然のことながら3ヶ月走っていた頃のタイムと比べると,大分悪いですが,その時走り始めた頃よりは大分いいです.

 実は今日,駒羽会(東大バドミントン部OB・OG会)の会長さん(なんと昨年の関東シニア65歳以上ダブルスのチャンピオンらしい)から東京六大学OB・OGリーグというのに出てくれないかという依頼のメールが来ました.バドミントンを再開したばかりという絶妙のタイミング?で少し驚きました.やっぱ,やれってことですかね.でもあと2週間もないんですけど...もうちょっと早く言ってくれれば...いや,もうちょっと早かったらバドミントンは再開してなかったので断ったかもしれませんね.だから絶妙?なわけです.でもそういう形で数少ない?まだバドミントンを続けている東大バドミントン部OB, OGが集まるのは素晴らしいことだと思います.楽しみです.でもそのためには,しっかり調整して戻さないといけませんね.でも2週間で間に合うかな?

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2/21'07

 筑波大職員の練習でバドミントンをしてきました.W所さんと基礎打ちをして,パターン練習をして,あとは,ダブルスのゲームです.肩が痛いのは相変わらずですが,先週末のプーナほどひどくはありませんでした.でもまだクリアはまともに打てません.スマッシュの方がまだ打てるかな.でも肘から先だけですげー手打ちですけど.まあでもダブルスはクリアはそんなに使わないので,なんとかなりそうです.でも既にもうばりばりに筋肉痛です(T_T).まあしばらくはこんな感じでしょうね.

 ということで,こんな感じでしばらくは週1回くらいのんびりとやっていきたいと思います.筑波大職員の練習は,筑波大バドミントン部のすぐ横でやっているので,彼らの練習を見ることもできますしね.

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2/22'07

 PDA探しの続きですが,イーモバイルという会社からこんなのが出ました.端末自体は,250gと少し大きめですが,その分画面も大きいし,デュアルスライド機構というのはいいですねー.でも\95000は高いです.それにバッテリ4時間はモバイルとしてはアウトですね.通信料は月\5980で使い放題は安いですし,2年契約すると端末も\39800になるらしーですが,エリアが...関東は23区だけじゃん!しかもデータ通信だけで,音声通信は来年からだそーです.ということで,おっ,と思ったのですが,だめだめですね.

 で,新しく出た極薄軽量ストレート携帯見てきました.うーーーん,思ったよりでかい.TalbyやInfobarが出たときもデザインがとにかく秀逸で,それだけの理由でauにしようかと思ったくらいでしたが,実物を見ると結構でかいんですよねー.ストレートだとどうしてもそうなっちゃうんでしょうか.

 うーん,やっぱhTc Zなんですかねー.でも同期がUSBケーブルってのがねー.私の理想は朝大学に来たときにクレイドルに乗せるとPCの同期と充電を同時に行い,部屋を離れるときにさっととって,持ち出す.部屋に戻ったらまたクレイドルに乗せて同期と充電,という手軽さです.

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2/23'07

 昨日,日経225が6年以上ぶりに18000円を越え,TOPIXに至っては15年以上ぶりの高値という株式相場ですが,ようやく動き始めましたかね.でも,相場は材料によって動くのではなく,材料によって動く人間の心理で動くということが今回も当てはまって面白かったです.つまり,利上げは株式相場にとっては企業が資金調達に負担がかかるとか,預金などの安定した資産運用の魅力が増すなどマイナス材料なのですが,実際は逆に動いたわけです.専門家?のコメントとしては,利上げが実施されたことで,逆にしばらくは利上げがないなどというものがありますが,そんなのはもちろん後講釈に過ぎません.ある企業が好決算を発表したときにはもう株価が下がり始めるなど,いわゆる「材料折込済み」で反対方向に相場が動くことはよくあることです.つまりは,いかに先回りをするかが相場の極意ということになります.つまり,そういう材料はあまり関係ないのですが,経済ニュースを見ると,そういうことは現象としては面白いですね.為替の方も金利というのは「通貨の値段」なので,理論的には円高になるはずですが,実際には円安に動いています.

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 運動を再開してからの体調ですが,悪くないです.ただ...体が物理的に疲れている...筋肉痛はずっと残ったままだし,肩もずっと痛いです.まあしばらくは我慢するしかないですかね.でも体調が悪いのと,運動して体が疲れているというのは全然違います.

 私の周りでアクティブに活動している人達を見ていると,運動しているという人はとても多いです.もちろんレベルは様々で,運動が得意でなく好きでもない人もいるでしょうが,そういう人なら,体調や健康管理のために歩いているというような感じです.私自身のことを考えても,運動できているときは体調も悪くないです.ただ,以前書いたように,アクティブだから運動するのか,運動するからアクティブなのかの因果関係は検証が難しいです.でも,体調が悪い→運動しない→体調が悪い,という悪循環を,運動する→体調がいい→運動する,という好循環に変えるには,とにかくまず体を動かすことかな,という気がしています.それは,運動に限らず,ちょっとしたことでもまず行動を起こすということが大事なのかもしれません.

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