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12/1'09
[新品交換となったPMのその後]
(PC)

 新品交換となったPMですが,いきなり初日に休止状態から復帰するとき自動的にリセットされ,Windowsが立ち上がったとき深刻なエラーから回復しましたとなり,また,スタンバイから復帰するとき一瞬砂嵐が表示されたのですが,それ以降,1週間ほどは,特に異常もなく使えてました.しかし,ここ数日,スタンバイから復帰するとき,頻繁に「砂嵐」になってしまうようになってしまいました.

 「砂嵐」になった後どうなるかというと,しばらく待っていると正常に戻る場合もありますが,多くの場合,低解像度の表示になり,「ディスプレイドライバigxprd32が正常に動作しなくなりました...再起動してください」となります(再起動すると「システムは深刻なエラーから回復しました」とのメッセージが表示されます).つまり,スタンバイから復帰して「砂嵐」になると再起動となってしまうので大問題です(モバイルでスタンバイが使えないのは致命的).

 つまり,交換前と同じ現象が起こってしまっていることになり,最初に購入した品物の問題というよりは,この製品自体の問題という気がしてきました.じゃあ,不良品なんだからさっさと返品しちゃえ,となるかと言えば,そうはなりません.それは,この製品がそのコンパクトさという点からまさに「オンリーワン」であり,換えが効かないからです.ですから,多少の不具合があってもできれば何とか使い続けていきたいと考えています.というか,もう手放せません.このサイズでWindowsXPでできることがみんなできることが未だに信じられないくらいですから.

 「砂嵐」は,スタンバイから復帰したときに起こるもので,休止状態からは起こらないようですから,今は何とかそれで使っています(しかし休止状態からの復帰は時間がかかりますので「メモ帳代わり」としては使えません).ですから,何とかメーカーに対処してもらえればと思っています(と連絡しました).

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01b
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(政治)

 先月の初めくらいにプロフェッショナルの時間帯で1993年の細川政権から今回の政権交代までのドキュメントをやってました.その中の11/3放送分の45分くらいのとこで小沢さんが,日本人は自立心が足りない,国に何かしてもらおうじゃなくて,自分たちが国をどうするかだ,政治家はその付託を受けるに過ぎない,自分たちで政権を選択できるのにそれを行使しないで文句ばっかり言っていてもだめだ,自分たちで自分たちの生活を作るという意識が今回の政権交代で芽生え,定着したら僕の本懐,と言っていました.

 ほんとそうだと思いますよ.小沢さんは,政権をとるために変わったとかいろいろ言われていますが,この人の根幹にあるものはずっと変わっていないと思いました.そして,彼の考えることこそ,日本という国が向かうべき方向でしょう.

 いろいろ問題視する向きもありますが,彼は,とにかくこの国のことを考え,そのためにどうすべきかを考え,行動してきたんだと思います.やはり,彼こそが政治家の中の政治家でしょう.彼が政治の中心にいれば,そうおかしなことにはならないと思います.問題は,彼がいなくなったときにどうなってしまうかですね.あまりに圧倒的な存在なので,それがとてもとても心配です.

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01c
[地デジ対応]
(世の中)

 何とH山総理もまだ地デジ対応テレビにしていないそうです.それにしても何で地デジ移行が進まないのでしょうか?テレビを買うお金がないから?でもH山総理はそんなことありませんよね.

 理由は,はっきりしてます.対して変わんないからでしょう.テレビが出現したとき,あるいは,白黒からカラーテレビになったときに比べて,この半世紀でたったこんだけ?というのが正直なところです.何度も書いていますが,もう「いい線」まで来ていると思いますよ.それは経済成長も同じです.

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01d
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(バドミントン)

 Kumpooの試打ラケットが来たので打ってみました.借りたのは,最高機種2300の3Uと4Uです.

 よかったと思いますよ.特に4Uはほんとに軽くて回内回外外旋内旋でぶんぶん振り回せます.定価は18000円以上するようですが,ネットで探すと1万ちょいくらいで売ってるようです.これは買いか?

 うーん,でもCAB30MSと比較すると決定的に違うとまでは...CAB30MSは1本もってますから,とりあえずもう1本買えばいいですが,新たに買うと最低2本は必要ですしね.

 ただ,私はヘッドが重いラケットがずっと好きで,CAB30MSも3Uですが,4Uという選択肢もある気がしてきました.CAB30MSには,4Uはありませんから,そうすると2300ということになるわけです.

 とにかく,無料で(返送の送料だけで)試打ラケットを貸し出してくれるというのは,大いに評価できますし,自信もあるということでしょう.もう1回打って考えます(^^;.

 26.0のマスタークロスも履いてみました.でもでかい...これだと,靴の中で足が動く感覚があります(靴は全然滑らないが(^^;.でもまだ新品でフィットしてないことはあるでしょうね).つまり,25.5できっつきつで,26.0だともうでかいということですね.めっちゃ微妙...これだとやっぱ我慢して25.5かなー.

 1つ気づいたんですが,きつめの靴だとフィットするということもあるのですが,足の指が下に曲がる(俗に言う猫足になる)んですよ.スキーのときは猫足で滑れという人もいるんですが,そうすると踏ん張れるし,力が入るんですよ.つまり,そういう効果もあるんだと思います.25.5をもう1足発注するか?と思ったら,3980円のところはさすがにもう売り切れでした(というかお一人様1足までだし).

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01e
[未来の自分にプレゼン]
(このサイト)

 すぐ上のバドミントンの記事?なんかそうですが,別にここで書くこともないだろ,というようなことを時々書いています.何のために書いているかというと,このときこういうことがあってこうだったというようなことを「未来の自分にプレゼン」しているわけです.

 それだったら,別にメモ書きでもいいだろ,という人もいるでしょうが,それって,例えば,半年とか1年とかして見ます?私は見ません.というか,メモ書きじゃ読んでもよくわかりません.でも,ちゃんと文章にしておけばわかりますし,読む気にもなります.写真とかURLとかのリンクを貼っておくととても便利です.

 未来の自分は自分ではなく他人なのです.ここで公開するつもりで書けば,つまり,読んでいただけるように書けば,未来の私が読んでもわかるし読む気にもなるわけです(ということを考えて,研究日誌を未来の自分が読んでもわかるように,そもそも読む気になるように書くべしといつも学生に言ってるのですが...).

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12/2'09
[疲れてないと思うと危ない]
()

 今日は某独立行政法人研究所で外国人相手に1日中講義でした.私が担当しているのは地震工学コースなんですが,なぜかいつも地震学コースのT大J研のF村先生と同じ日なんですよ.日程は毎年,各講師の都合をきいて調整するので,毎年のように同じ日というのは奇跡的?です.今日も廊下を歩いていたら後ろから声をかけられて,なんで毎年同じ日なんですかねー,と,いつものように2人でびっくりし合いました(^^;.

 あと,昼ご飯食べてたら,T大のS原先生にばったり会って,なんでも今日公開実験をやってるんだそうで,休憩時間にちょっと見に行ったら,非構造部材込みの実大実験をやってました.

 講義は,朝10時過ぎから16時半まであり,演習をやってもらってる時間(も結構どんどん質問してくる.でもこれはとてもいいこと)以外は英語をしゃべり続けているのでほんと疲れます.ていうか,こんなに長時間英語しゃべるのって1年に1回(正確には来週もあるので2回)のこの講義くらいなんですが,それでなんでしゃべり続けられるか逆に不思議です.

 で,疲れたので今日はもう大学にも寄らずに家に帰ってきたのですが,ご飯を食べるてしばらくすると,なんだか疲れをあまり感じなくなって,大学に行って仕事するか,となって大学に来てしまいました.でも...

 こういうのって結構危ないんですよねー.もちろん,若い頃は,こんな感じでがんがん仕事してましたが,もうこの歳になると,その時大丈夫でもあとでがくっと来ることが多いです.ということで,(頑張って?)あまり仕事せずに家に帰ってきました.今日は(試しに)さっさとお風呂に入って寝てみます.

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02b
[ヴィラ=ロボスの野性の詩]
(ピアノ)

 おとといだったか,懐かしくなってヴィラ=ロボスの野性の詩を久しぶりに弾いてみました.うーん,やっぱりいい.ちょー久しぶり(10年ぶりくらい?)なのですが,何回か弾くうちに意外と弾けました.この曲やっぱり自分に合ってる.ピアノプロジェで弾けばよかったなー.伊東さんから催促?があったときに気づいてれば...でも,弾きたい曲は相変わらず見つからないし,没後50年とか何とか関係なく,ちょっとまた練習してみますか.演奏時間20分以上の大曲なので,そんなに弾く機会はないと思いますが...

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12/3'09
[構造力学I]
(仕事)

 筑波大は12/1から3学期で,今日から私が担当する構造力学Iが始まりました.これまで私は学類(普通の大学でいう学部のこと)の授業は,学類生だとパワポを見ながらぼーっときいてると眠くなるので,板書を写すことで手を動かしてもらうということで,敢えてパワポは使わず板書をしていたのですが,建築士法の改正絡みか,去年から私が担当している工シス以外の学類からも受けに来るようになったこともあるのか,去年は全体に成績があまりよくなくて,もっと効率のいい講義をできないかと考えていました(まさにFD!).

 構造力学は,説明をきくより,演習問題をどんどんやってもらう方が効果的なので,できるだけ演習の時間を作りたいのですが,板書を写すということがそれを妨げていたと思います.ということで,路線変更で,板書は行わず,パワポで説明し(厳密には黒板にパワポを映せるホワイトボードにもなる白いシートを貼り,そこにちょこちょこ書き込みながら説明していく),そのハンドアウトを配って,所々を穴埋めにして,そこを埋めながらきいてもらい,説明はさっさと終わって,その分,演習をやってもらうことにしました.そして,最終的にはハンドアウトを完成すれば,それが立派?なテキストになるという寸法(死語?)です.

 で,先週あたりからパワポを作り始め,twinsという履修登録をするサイトで登録者の数をチェックしたりして,30人くらいか,この時期でこの数は去年よりちょっと多いかな,という感じでした.で,今日の午前中(講義は午後一から),もう一度twinsをチェックすると50人くらい登録してあります.げっ,増えた.

 慌てて,パワポのハンドアウトを印刷して,教室に行くと...教室から人が溢れています...(数えたら70人以上いた)なんで?用意したハンドアウトではとても足りずTAのS木君に時間中に追加印刷をしてもらって何とか切り抜けました.というか,70人分毎週印刷してもってくるのはとてもじゃない大変です.で,学生にホームページにアップロードして各自印刷してくるっていうのじゃだめ?ってきいたら,あっさり,それでいいですよ,ってな感じだったので来週からそうしてもらうことにしました.

 うーん,それにしても今年は何でこんなに多いのでしょう?(まあだんだん減ってくるとは思うが(^^;).でも確かに数が多いと大変ではありますが,その分,頑張ってやろうかな,という気にはなってきます.

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03b
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(バドミントン)

 総合が始まったようですね.最近はメディアが知らせてくれます.でも予選が終わったようですが,磯下も純平君も奥井・住田も残念でした.本選は早坂と村松は勝ちましたが,谷藤先生,脇田,佐々木・田崎は残念でした(佐々木・田崎は脇坂・多谷相手にかなり惜しいところまで頑張ったようですが).

 やっぱり総合ですからきびしいですねー.出るだけでもすごいことだと思いますけど,現役選手はそんなところを目指しているわけではないでしょうからね.でも,筑波大関係からこれだけの数の選手が出てるわけですから(もちろん信太郎君も坂本君も),私からしたらそれはやっぱり嬉しいことですが,でもやっぱりもっと上を目指して欲しいです.

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12/4'09
[]
(バドミントン)

 そうそう.総合やってると言うことは全日本シニアももう終わったということですね.そう言えば,先々週だったかBLの練習に行ったとき,そんなこと言ってました.今年は福島とかだったので出場者多かったんじゃないですかね?

 で,結果ざっと見ただけですが,知ってる人はぽつぽつという感じで,なんか知らない人ばっかりになってきたような気もしないでもないです.30代が35代からに分かれたんですね.私も昔?はこの大会を目指していたのですが,もう大分長い間,県予選にも出ていません(出られるようなコンディションにもっていくことができません).

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04b
[PM返品]
(PC)

 PMですが,結局,返品ということになりました.オンリーワンの製品だったので,私としては機能がある程度限定された状態でも何とか使いながら,その間に,メーカー側で原因追及してもらえれば,と思ったのですが,メーカー側としては,返品という対応,つまり,対処できないということでしょう.インターネットで調べると同様の不具合がいくつも報告されているので,製品自体の問題のようです.

 この製品は,実は工人舎オリジナルのものではなく,韓国UMIDの製品「mbook M1」がベースになってます.つまり,この製品の中身のことはメーカーも「よくわからない」んだと思います.そして,それは多分,オリジナルの製品を作ったUMIDもそうなんでしょうね(mbook M1にも同様の不具合の報告がある).そういう状態で市場に出してしまうという姿勢は批判されて然るべきだと思います.

 そういう風に考えると返品もやむを得ないかなと考えるようになりました.メモ帳代わりに使うにはスタンバイで不具合が生じるのはやはり致命的です.1ヶ月くらいは使っていたので,使い勝手や問題点もいろいろわかってきたので,一応ここでまとめておこうと思います.

 キーボードは,両手のブラインドタッチで使うことはありませんでした.問題はキーの大きさというよりは,3段目の位置の問題です.よく使う「R」と「E」がかなり左にあってとてもとてもタイプしにくいです.有線LANなし(それなのにスタンバイや休止状態から復帰するとLANに繋がってないというポップアップがいちいち起動してうっとーしい),USBもミニだけというのも意外と厳しかったですねー.microSDもとても深くまで押し込まないといけないので(指では無理でスタイラスが必要),実質差しっぱなしでしか使用できません.Bluetoothの不具合は既に書きましたが,無線LANも仕様がとても遅くてちょっと使い物にはなりませんでした.Bluetoothが使えないなら普通にイヤホンジャックに繋ぐというのもあるのですが,コネクタが特殊で普通のイヤホンを繋ぐにはアダプタが必要です.

 と,実際に使っていろいろ問題もあったのですが,このコンパクトさはやはり別格で,タッチパネルもとても快適でした.このメーカーが出すものはちょっと怖くてもう手が出せませんが,技術的には可能ということですから,どこかのメーカーが同様の製品をきっと出してくれると思ってしばらくはtypePを使って行こうと思います.そもそもtypePとPMを使い分けるというのもやっぱりちょっと無理がありましたかね.そういう意味では,typePをもうちょっとコンパクトにした理想的な大きさのものが出ればいいかなあ.

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12/6'09
[体調が悪いとき]
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 最近何だかとても疲れています.体調もここんとこそんなに悪くなかったのですが,また体調悪悪に近づいてきました.仕事は忙しいことは忙しいのですが,それは別にいつものことで,最近特に忙しいというわけでもないですし,そもそも忙しいと思うかどうかって本人次第なんですよね.そういう中でできるだけのことをできるだけやって,疲れたと思ったときは早く寝るなどしてしっかり休息もとっています.でも,疲れがとれない.というか,しっかり休んで回復したと思ってもまたすぐに疲れる,というか体調が悪くなる.こういうときはどうすべきでしょうか?

 もちろん病気ならしっかり休んで治療すべきでしょう.でも発熱とかの何かの症状があるわけではありません(ただ,おとといの金曜日は1日中頭痛がひどかった).去年の春から夏にかけて,とても体調が悪かったとき,いろいろ検査してもらいましたが,何も異常はありませんでした.

 もう歳で,普通?に生きる場合の体の耐用年限を迎えつつあるということで,心と同じように体についても,そういう不調とうまくつき合って行くしかないということでしょうか.問題はそのつき合い方ですね.

 単純に考えれば,疲れたら休む,休んで回復したらまた頑張る,でいいじゃん,と思うのですが,やらなきゃいけないことはやらなきゃいけないので,そう簡単には行きません.やるべきことにはプライオリティーがあると書きましたが,それは,本来そうあるべきかどうかとは別のところで決まってくることも多いです.

 具体的に言うと,大学から給料をもらっている以上は,学内の仕事,講義や様々な雑事は否応なしに最優先しなければなりません.研究室の学生の指導も学内の仕事に対応しますが,これは,研究活動の一環で,本来(私が)やるべき(と考える)ことなので何の問題もありません.この他に学外の仕事も引き受けた以上はしっかりやらなければなりません.

 ここまでちゃんとやるだけでもう相当大変ですが,体調が悪いとここまでで精一杯になってしまいます.そうすると,学生の指導以外の研究活動にどんどんしわ寄せが来ます.具体的には,一言で言うと論文が書けません.もうざっと数えただけで,10編近くの論文が「執筆待ち」,即ち,結果も出ていて後は書くだけの待機状態になってしまってるわけです.もちろん,大会論文やホームページなど何らかの形で世に出してはいますから,それでOKと言えばOKなのですが,最終的にはジャーナルにしとかないとなかなか目にとまることはないでしょう.

 ジャーナルにしておかないと業績にならないとか,そういうことはどうでもいいというか大した問題ではないのですが,世の中や社会にとって有益なもの(と考えるもの)を折角産みだしたのに,それが有効に使われないということは,やはり避けなければなりません.つまり,一種の社会的責務ということですね.

 何だか話がこの記事を書き始めたときとちょっと違う方向に来てしまったのですが,要は,体調が悪いときに,どうするのか,ということです.つまり,「疲れたら休む,休んで回復したらまた頑張る」とは行かないということですね.じゃあ,無理して頑張るのか,となるのですが,そうすると,ますます体調が悪くなるなんてことになりかねません.つまり,どうやって体調管理するのか,ということです.

 これもどこかで書きましたが,体調が悪い→体を動かさない→ますます体調が悪くなる,という悪循環があります.「疲れたら休む,休んで回復したらまた頑張る」だとそうなる可能性があります.ですから,体調が悪くなってもある程度は体を動かした方がいいんだと思います.実際,例えば,座って作業していてしんどくなって,ちょっと横になろうと思って,しんどいながらも椅子を動かしたりして少し無理して横になる準備をして体を動かすと少し回復したりします.

 最近は,週1,2回バドミントンの練習(と言っても,ほんと大した練習はできていないが)と,これも週1,2回はゴルフの練習場に行くようにしていますが,寒くなってきたこともあり,日常生活で体を動かすことがとても少なくなってきました.

 去年の冬は,1日1往復はセンターと自宅の間を軽く走っていたのですが,今年は,真逆で,自腹で最寄りのバス停からセンターまでの定期券を買って(大学からは回数券代しか出ないので定期券との差額を自腹で出して),その分,バスの移動時間をまとまって確保してノートPCでとある作業をしこしこやっています.それはそれでいいのですが,「とにかく体を動かす」的にはあんまりよくないかもしれませんね.もちろん,体を全く動かせないのならどうしようもありませんが,動かせる範囲で,つまり,そんなに無理をしない範囲で体を動かすことを考えた方がいいと思います.

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06b
[ということで]
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 ということで,今日からお風呂に入る前に軽く体を動かすことにしました.これはここに書くのは多分初めてだと思うんですけど,お風呂に入る,というか,シャワーを浴びるときって,「汗だく」にならないとどーも気持ちが悪いんですよ(^^;.もちろん,汗だくになったらシャワー浴びないと気持ち悪いんですが,そういうことを40くらいまでずっと続けていたらパブロフの犬状態?になったわけです.

 で,ここ数年は,トレーニングもせず汗1つかいていない状態で普通に?シャワーを浴びることが多くてずっと違和感?を感じていました.でも,体調もよくないのにそんなに激しいトレーニングなんかできるわけもありませんし,する気にもなりません.でも汗だくにはならないといけない?ということで,今日,最低何分体を動かせば汗だくになるか試してみました(というような探求心?をあおるモチベーション?を無理矢理設定した).

 意外と早かったですよ.準備体操をして体をほぐして,左右前後のフットワークを繰り返したらものの10分で汗だくになりました.つまり,お風呂に入る前に1日10分だけ体を動かせばいいと考えればいいわけです.このくらいならなんとかできるかな.これで体調管理できるかどうかはわかりませんが,10分でも左右前後にフットワークを続ければ体もほぐれていっぱいいっぱいになりますし,終わった後は爽快な気分にもなります.

 そうそう,そう言えば,来週末は,ダブルスの試合,それも,混ダブなので,相当動かないといけないですから,少しは体を動くようにしとかないといけないですしね.

 混ダブと言えば,池田・潮田組は総合で優勝できなかったようですね.昼間中継があったようですが,ぼっとして(というか体調が悪くて横になっていて)見忘れました(録画もしてない)(T_T).ていうか,人気取りのために,おそらく今まで一度もやったことがない混ダブを中継するんかい!

 でも,発表されたときに書きましたが,信太郎君は前が得意で後ろからばんばん打つタイプじゃないし,潮田さんもどちらかと言うとそうでしょうから,いくら美男美女だからって(バドミントンの人気取りのために協会が)むりくり組ませてもなかなか厳しいでしょう.所属チームも違いますしね.少なくとも日本で勝てないのに海外で勝てるわけはありません.坂本・池田,小椋・潮田ってどちらもいいダブルスだったと思いますけどねー.ひょっとして,繋ぎ?の人気取り?

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06c
[体調管理]
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 上の続きになるのかもしれませんが,皆さんどうやって体調管理されてます?大学から帰るバスを待っているとよく走ってる人を見かけます.優秀な研究者の中には体調管理のために走ったり泳いだりみたいに運動している人は結構います.でも私の周りや同業者達を見るとみんながみんなそういうわけでもありません.むしろ夜は飲んだくれてる?ような豪傑も沢山います.

 そういう人達と話をすると,いやー,健康診断の何とかがやばくてさあ,みたいな感じで意に介すでもなく,でもばりばり仕事はしてる.体調が悪くてしんどくてもそれを乗り越える精神力?は,ある意味,すごいと思います.私にはとても無理です.

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12/8'09
[気になってる曲]
(ピアノ)

 昨年の11月から12月くらいに連載?してた,近現代曲の続きというわけではありませんが,その後,気になってる曲をいくつか紹介?しとこと思います.

 まず,アイスラーの第3ソナタですが,さすがにネットにはないと書いたのですが,最近発見したので一応載せておきます.譜面付きです.

第1楽章

第2楽章

第3楽章

 うーん,懐かしい.ていうか,実は,この曲も先日のピアノプロジェの候補として考えてちょっと弾いてみたのですが,そんなに難しくないし,練習したら弾けるとは思ったのですが,どーーも触手が...というか,今更練習する気には...

 次も候補曲の1つだったのですが,オルンスタインです.いわゆる,クラスターバシバシ系です.

 Ornstein - Wild Men's Dance (Danse Sauvage)

 モソロフの第2ソナタは練習し始めてて,でもちゃんとした譜面が手に入らないということで断念した,ということもあったのですが,オルンスタインの譜面ってネットで簡単に手に入るんですよ.で,このWild Men's Danceも遊び半分で?弾いてみたのですが...

 クラスターバシバシなのに,譜面を見ればわかりますが,音が全てきめ細かく指定してあるんですよ(というのも変な言い方だが).こりゃー大変.ていうか,超難曲.オルンスタインって,一番有名な

 Suicide in an Airplane

もそうですが,音楽自体はちょっと面白いとは思うんですが,やっぱ題材が安易(^^;というか即物的で,遊び半分でやるならともかく,腰据えてやるほどのことは...でも,Danse Sauvageは,まさに「爆裂」で自分に合ってると思うし,弾きやすければ弾いたと思いますけどね.

 Leo Ornstein - A La Chinoise Op.39

 で,ここからが本題?なんですが,最近,気になってる曲があります.イスラエル生まれのYedidiaという人のピアノソナタ第3番です.アムランが弾いているので,聴いたことある人も結構いる?

 譜面付き前半

 譜面付き後半

 アムランのライブ演奏

 アムランが選んで弾くんですから,ちょーーー難曲なんですが,何か気になる.何て言えばいいんですかね?一言で言えば格好良くて(^^;好きかも.適度にデフォルメされていて(でも一般的に言えば多分デフォルメされすぎ)激しくて無機質なところとか私の好みです.音楽的に新しいところは特にないように思うのですが,随所にみょーな新鮮さというか,「加減の良さ」のようなものを感じます(そういう意味では音楽は全然違うが,カプースチンを初めて聴いたときに似ている).とにかく何度も聴いてみたくなります.どう思いますか?やっぱちょっと安易?

 ただ,じゃあ弾いてみるか,となるかというと...うーーん,もちろん超難曲ということもありますが,アムランがここまで完璧に近く弾いちゃうと,もうすることないじゃん,と思っちゃいますかね?そういう意味では,野性の詩の方がやる意義?がある?

 ただ,このYedidiaという人の他の曲もいくつか聴いてみたんですが,うーん,悪くはないが,第3ソナタと作風も違うし,カプースチンのときのように,これもこれもこれもいい!というほどでは...だから,カプースチンじゃなくて,ブラックアースに出会ったときのような感じ?

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08b
[Yedidiaの第3ソナタ]
(ピアノ)

 Yedidiaの第3ソナタですが,譜面が意外と簡単に手に入ったので,ちょっと弾いてみました.意外と弾きやすかった(^^;.だから,ちょーーー難曲というほどでもないかも...で,実際に弾いてみるとこんな感じなのかー,こういう音列だとこういう風に響くのかー,という感じです.これもブラックアースのときと似てますかね.ただ,よく見ると譜面,途中までしかない...

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08c
[夢の?宇宙旅行]
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 イギリスのヴァージングループの民間宇宙船での宇宙旅行?が2011年に計画されているとの報道がありました().費用は...20万ドルだそうです.意外と安くてびっくり.お金があって仕方ない人には絶好?のターゲットじゃないですかね?私は...全く興味ありません.やっぱ夢がない(^^;?

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12/9'09
[付属]
(世の中)

 何とか附属高校とか何とか幼稚舎とか初等科とかありますよね.これから,有名校のそういうものが設立ラッシュだそうです.要は,少子化に伴う人口減少対策,つまり,早い段階で生徒を囲い込もうということなんでしょう.

 そういう学校を作ること自体は,問題ないと思いますが,エスカレータ式で大学まで行けるっていうのは,実はとても問題なんじゃないですかね?厳しい受験戦争(^^;を経験した方がいいとか,そういうことではなくて,ほとんどフリーパスで大学に入れる人間がいるとすると,その分,入れなくなる人がいるわけで,少なくとも大学入試の時点では「公平な競争」になっていない,ということです.

 もっと極端に言うと,誰かが裁判起こしたらどうなる?ということです.つまり,法的に危ういのではないか?ということです.もちろん,現状,成立しているので,法的には問題ないのでしょうが,大きな枠組み的に言えば,やはり,不公平だと思います.

 でも,各論的に言えば,例えば,国立大学でも推薦とかACとか編入とかいろんなやり方で入試をやってますから,付属校から上がる場合もそれに相当するとか何とか理屈はいろいろつくんでしょうね.でもやはり大局的には不公平だと思います.もちろん,付属校の入試は誰でも受けられるので,大学入試時点での話です.

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09b
[温暖化データにトリック?]
(世の中)

 このサイトで怪しい,いかがわしいと散々書いている地球温暖化に関して,こんな記事が出ていました(読売は記事が何年もサーバに残っているので,例えば,私が絡んだ地震防災関係の記事も(これとかこれとか)ずっと残っているので(と専攻のホームページを管理しているS原先生がおっしゃってました),これも残り続ける?).いかにもありそうな話ですね.

 地球温暖化が人間の仕業であるという証拠はありません.もちろん,そうでないという証拠もありませんが,どっちかわからないのに全世界的に一方向に一斉に動こうとするのは大問題です.少なくとも言えるのは,私は,こういう,誰かがこういったからそうするというような,他人の言うことを盲目的に信じるということは絶対にしないし,そういうことに関わりたくもありません.

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09c
[症状が出てからでは遅い]
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 体調管理に関係すると思うんですけど,それは,症状が出てからでは遅い,ということです.例えば,1日中ずっと座りっぱなしで仕事していて,血流が滞ってしんどくなってきたときはもう遅いということです.そうなる前にとにかく体を動かす,ということですね.似たようなこと?としては,眠くなってからコーヒー飲んでも効かないし(^^;,のどが渇いてから水を飲んでも遅いわけです.もっと,大局的には,疲れる前に(できれば)休むとか,病気になる前に予防するということにも繋がります.

 当たり前のことのようですけど,これを実行するのはなかなか難しいと思います.調子が悪くないときは,人間,特にケアなんかしませんからね.眠くもないのに(特に飲みたくもないのに)コーヒー飲んだり,のどが渇いてないのに水分を摂ることを実行するのも実際にはなかなかできないと思います.でもだからこそ,そういうことを認識して症状が出る前に実行することが大事ということですね.

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09d
[人件費]
(世の中)

 事業仕分けですが,予想通り?科学技術とか芸術とか不要とされた事業に対する抵抗がものすごいですね.でも,そういうのを全部きいていると不要なものなんかないってことになると思いますけどね.そうすると一生懸命事業仕分けなんかやっても節約できるお金なんかたかがしれてるわけです(でも,事業仕分けで数兆円削る一方で,国債乱発してその2倍3倍の補正予算組むってどういうこと?).じゃあ,何にそんなにお金がかかっているのでしょうか?それはやっぱり人件費でしょう.

 うちの専攻(正確には学類)ではもうすぐ卒研配属が始まるので,先日,専攻主催の学生向けの説明会が開かれました.この説明会はもちろん毎年行われているのですが,今年は,フルマラソンのタイムが3時間を切るというT若先生が企画された「パネルディスカッション風」というもので,要は,老若男女に富むように?選ばれたパネラー?4人の先生方が予め用意された質問に答えながら,議論したり,研究の様子,取り組み方,考え方を語ったりして,学生達に研究室の雰囲気を伝えるというもので,なかなか面白かったです.

 で,その予め用意された質問の中にこんなものがありました.「1億円研究費もらったら何に使いますか?」 何か宝くじ当たったら何に使う?みたいな感じもしますが(^^;,まあ,学生向けということを考慮して設定されたものだと思います.それで,その回答は,お一人が,そんなに要らん,1000万でいい,というもので(同感ですねー),お二人が,こういう実験したいからこういう装置を買って,という研究者の鏡(^^;というお答えでした.そして,残りの一人が年俸500万でポスドクを2人雇う,というものでした.このポスドク2人雇うというのはアイデア自体はなかなかナイスなんですが,どう思います?

 私がぱっと思ったのは,「人件費は高い」ということです.1億円と言えば,それこそ何に使ったらいいかわからん,というような額の予算ですよ.でもそれを人件費にあててしまうと,高々2人を10年雇えるくらいなんですよ.それもポスドクということで年俸を相当押さえ込んでる状況で,です.

 で,話を事業仕分けに戻すと,そんなことしたって節約できるお金なんかたかがしれてるわけで(でもほんとに無駄なものはなくすべきだということは言うまでもありません),じゃあ,どうするかって言うと,人件費を削るしかないわけです.でも,これが一番難しい.生首は切れないでしょうし,給料下げるって言ったら,その抵抗は事業仕分けどころじゃないでしょうからね.いずれにしても,そういうことをやるのなら,まず最初にやるべきは,国会議員の数を減らすことでしょう.参議院なんか要らないし,衆議院も100人くらいでいいと思います.

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12/11'09
[なーんだ]
(PC)

 オンキョー(私の世代ではオーディオメーカーというイメージ)から重量370gの4.8型ミニノートPCということで,おっ,と思ったのですが,工人舎との協業による,だそうです.なーんだ.つまり,スペックを微妙に変えただけで中身はほとんど同じ(不具合も同じ)ということですね.キーボード配列も全く同じです.つーか,見たらわかるか(^^;.

 でも,工人舎のものも含めてこれが売れてくれないと他のメーカーが追従しない.でも,不具合があるのはやっぱりまずいですよね.特にスタンバイで使えないというのは...でも(今は)こういうニッチ的なものは,多少の不具合があるのは当たり前で,それを手なずけるのも楽しいと思う人もいるようです.でも,それじゃあ多くは売れないでしょうし,普及もしないと思います.

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11b
[*年日記]
(このサイト)

 時々ですが,このサイトの昔の記事を読むことがあります.で,自分で言うのも何ですが,面白い(^^;.もちろん,自分で書いたものなので,覚えていることが多いのですが,へー,このときはこんなこと書いたんだ,と思うものもありますし,こんなこと書いたっけ?と思うようなこともあります.ですから,一度書いたのに同じようなことをまた書くこともあるわけです.そういう意味では,やはり一度ちゃんと整理する必要はあるでしょうね.

 それで,過去のものを読むときどこを読むかですが,もう膨大(^^;なので,なかなか場所を決めるのが難しいです.で,思ったのが,*年日記みたいに違う年の同じ頃の日付のものを読むということです.*年前のこの時期はこんなんだったんだー,みたいな感じでちょっと面白いです.*年日記というのはそういうことを意図してるんでしょうね.

 それで,ここ数年の12月の記事を読んでみて思ったことがあります.体調崩しまくり...言い方を変えれば,最近は,体調が悪いこともありますが,大分落ち着いてきた感じはします.実際,高熱を発するなど体調を崩して病院に行ったのは,もう数年ないような気がします.1つの耐用年限を越えて,峠?を越えた?でも,1つの耐用年限を越えたことで,いわゆる老朽化に伴うものはぼちぼち出てきました.

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12/14'09
[指導員研修会]
(スキー, 生き方)

 先週末はスキーの指導員研修会でした.全国的に雪不足で,まとも?に雪があるところはとても限られているようで,激混みでした.多分,スキー始めて一番混んでたかも.こんなの↓に突っ込んだらリフト待ち20分は行きそう...

 バブルの頃の休日だと,リフト待ち30分なんて話でしたから(その頃は,だいたい平日に行ってたので私自身は経験がないが)それに匹敵する?混みようです.でも「一般の人」の習性はだいたいわかっていて,というのは,朝一は一番下のリフトが混むのはしょうがないとしても,時間が経つと上がどんどん混んできて下は空いてきます↓

 まあリフト待ち最大10分といったところで,かなりがっつり滑らせてもらいました(実技研修の様子↓).

 今シーズンの課題もいただきました.要は外足主導→内足主導(でも同時操作)によって早い段階で切り換えて落差があってずれの少ないターン(全て谷回り)をするということなんですが,これってスキーの基本ですよね.ただ,これが実に難しい.というか,これがどれだけ洗練してできるかがスキーの上手い下手ということになります.つまり,具体的にこれをどうやって練習するかなのですが,プルークターンや横滑りを使った具体的な練習法というかイメージの仕方を教わったので(私の場合,内足主導は比較的できるのですが,そのときの外スキーの操作が安定しないので,これを緩斜面でのプルークターンで練習するといいですよとアドバイスをもらいました),今シーズンはこれをやってみようと思います.

 でもどのくらい行けるかなあ?昨シーズンはほとんど行けませんでした.でもこれも行けるとか行けないの問題じゃないんですよね.別にスキーなんかやらないならやらなくてもいい,っていうことになると,じゃあ仕事は食べていくのに必要だからやるのか,ということになり,仕事しかやらない,仕事だって食べていくのに必要な分しからやらない,となり,どんどんつまらなく退屈な人生になってしまいます.

 昼休みに,同じクラブのO仲さんと話していて,1シーズンどの位行ってますか?ときいたのですが,彼は「*日をノルマ」にしているそうです.ノルマというと,仕事で使われる用語ですが,そうでないものにもそういう用語を使われていることにとても共感しました.人間やはり怠け者ですから,やりたいからやる,だけでは,どんどんやらなくなり,どんどんつまらない人生になります.つまり,意図的にやらなければいけない状態をある程度作っていく必要があるわけです(でも私はもう歳なんであんまり無理しない程度に).

 今回は通達が遅れたとかで,理論も現地であったので(つまり,水郷での理論研修がなかったのは今年の特殊事情のようです),1日目の午後デモンストレーション↓

の後,クリニック,実技研修の後,理論研修でした.閉会式の様子↓(雪がない)

 夏涼しければ暖冬の法則(私の経験によると十中八九当たる)によると,今年も雪不足ということになります.つまり,1年平均すれば±0なわけなんですが,暖冬というと地球温暖化と言って騒ぎ出す輩がいそうです.でも雪不足はバブルの頃の方がもっとひどかったですから今に始まった話ではありません.というか,気候変動なんて数十年なんていうスパンで起こるもんじゃないでしょう.

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14c
[昔の記事]
(このサイト)

 このサイトの昔の記事を読んで面白い(^^;と書いたのですが,それはそうなのですが,しょぼっ(^^;とか,それはちょっと違うかなー,と思うことも結構あります.そういう意味では,ちょっと恥ずかしいかも.でも,それは人間的?にも成長してる?ってことでしょう.

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12/15'09
[禍福は...]
(スキー, 生き方)

 指導員研修会のときに,数年前まで同じクラブにいて,いっしょに準指に受かったK海さんのことが話題になりました.彼は,県,そして,北関東の技術選で上位に入っていて,もう少しで全日本というレベルだったのですが,九州に転勤になり「俺のスキー人生は終わった」と言って向こうに行ったそうです.その彼がスキージャーナル(最もメジャーなスキー雑誌)に載っていたというのです.で,W会さんがその記事を送ってくれました.

※わざと解像度を落としてあります

 逆境?をものともせず,以前にも増して?がんがん滑ってるようで,全日本出場も果たしたそうです.もちろん,こっちと向こうのレベルの違いというのはあるとは思うんですが,与えられた状況の中でくさらずに頑張っていれば自ずと道は開ける,というととてもプロトタイプな言い方になってしまいますが,要は,禍福はあざなえる縄のごとし,というか,人間万事塞翁が馬というか,幸不幸なんてどうなるかわからないし,やっぱり,自然の流れに逆らわずに,その時その時を「楽しんで」行けばいいんだと思います.

 あと,彼が記事の中で,スキーにはまった理由を「できないから」というのも,当時から言っていたことで,懐かしく,かつ,その通りだと思いました.技術には終わりやゴールがない,トライ&エラーをしながら上達していく過程が楽しいというのも禿同ですね.

 ただ,上司に「仕事もスキーと同じくらい研究熱心になれ」と怒られる,というのは笑っちゃいましたが(^^;,これは,このサイトでも度々書いていることで,なかなかシビアな難問です.つまり,やること探し,自分探し,要は,何が好きか,何がやりたいか,何が得意か,何に情熱を感じるか,ということなわけです.でも,それが仕事でなければならないということはないですし,そういうものがあるK海さんはやっぱりハッピーなんだと思います.

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15b
[今度は]
(バドミントン)

 お風呂に入る前に左右前後のフットワークをしたり,日中も股関節を動かしたりして,できるだけ体をほぐすようにしていたのですが...先々週BLに行ったときからおかしかったのですが(でも新利根は遠かった...),今度は股関節を痛めたようで,ほとんどまともに動けなくなりました.もちろんバドミントンのプレーでの話で,普段歩いたりするのは問題ありません(あーでも今は痛くて歩くのもしんどいです).つまり,肩を痛めた?ときと同じ状況なわけです.あー,でも今度は「痛い」か.

 うーん,でも肩を痛めた?ときもそうですが,トレーニングとかストレッチとか何かやろうとするとすぐにおかしくなります.もう体がぼろぼろというか,もう鍛えようがないんですかね?こんなんならそれこそ「何もしない」ことが一番なんてことになってしまいます.でもそれではプレーしている意味がありません.私がプレーするのは,健康や体調管理のためではなく,練習することによって強くなるため,そして,その過程を「楽しむ」ためだからです.

 と,書いて気づいたのですが,もうそんなレベルの練習もトレーニングもしてませんね.だから,これでいいのか?つまり,余計なトレーニングなんかしなければそれでいいってこと?

 と,書いて気づいたのですが,やっぱりそれでは意味がない,という気持ちになりました.つまり,まだ強くなりたいという気持ちが残っている,ということに気づきました.でもどうしましょうか?

 非常に難しい問題ですねー.とにかく練習やトレーニングすればいいのならともかく,そういうことをするとすぐに体を痛めてしまうのではどうしようもありません.とりあえず,股関節は様子を見るしかなさそうです.でも,今週末ダブルスの試合(しかもミックス)なんですが,こんなんではほんと思いやられます.とにかくそれまでは休むことにします(というかもう今週は練習ないし).でもこの文章を書くことによって,「まだ強くなりたいという気持ちが残っている」ことに気づいたのは,大いなる収穫でした.

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15c
[そこから30年]
(生き方)

 上の続きです(かね?).人生50年で書いたように,要はもう体の耐用年限が来てるってことでしょう.でも幸か不幸か,平均寿命まで生きるとするとそこから30年くらい(下手すりゃ4,50年)生きるわけです.つまり,生物学的に想定されていないこの30年をどう生きるかということが大問題なわけです.

 1つ言えるのは,今までのようには生きていけない,ということでしょう.例えば,鍛えれば強くなる,というようなこれまでの「常識」が通用しなくなるわけです.ひょっとしたら勉強したらバカになるとか,練習したら下手になるとか,休んだら疲れるとか,いろいろ出てくるかもしれません.厄介ですねー.でも,何というか,研究対象が増えたみたいな感じで,それはそれでちょっと面白いかもしれません.

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12/18'09
[怪我とトレーニング]
(バドミントン, 生き方)

 怪我したり,どこかを痛めるということは,それ以上やるとやばいから休みなさい,ということだからそうなったらしばらく休めばいいと考えればいいのでしょう.でも,そんなことを繰り返しているととても効率が悪いので(サイヤ人みたいに怪我から回復すると以前より強くなるというわけではないので),どういうことをどの位やると怪我するかということをフィードバックして怪我しないようにするということですね.

 そして,体が耐用年限に来るとその耐力(体力ではなく)はどんどん下がってきて,ここまでやっても大丈夫だったことがどんどん大丈夫でなくなるわけです.10分すれば汗だくになるから10分でOKではなくて,いきなり10分で汗だくになるような強度の運動はもう厳しいということなのかもしれません.

 それに加えて,怪我まで行かなくても,トレーニングして筋繊維を傷つける→アミノ酸を補給する→超回復が起こり以前よりパフォーマンスが増す という場合の第一段階の傷づけ具合も考えなくてはいけません(これはサイヤ人的).

 そう考えると,もう「トレーニング」というレベルのことをやるのは厳しいかもしれません.でも,実際のプレーでは,それに匹敵するようなパフォーマンスが(競技レベルでは)求められる.なかなか厄介ですねー.

 そもそも,スポーツという基本的に体に悪いことをするわけですから,かなり微妙な制御が必要なわけです.歳をとれば尚更です.

 だったら,スポーツなんかやめればいい,健康体調管理ならそこまでやらなくてもいいのでは?となるわけですが,そんなことをしていたら,一事が万事なので(つまり,運動するために運動するのであれば),どんどんつまらない人生になるでしょう.昨日の研究室の忘年会(決起集会?)でも学生に話したのですから,生きるということは,命を削りながら死にという「ゴール」に向かって走っていくことですから,生きること=体に悪い(と一見思えること)ことをする,ということだと思います.それは,もっとプリミティブな呼吸するとか食べるといったことですら(活性酸素が発生して体を傷つけ老化させるので)そうなわけですからね.

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18b
[大人のスポーツ]
(スポーツ)

 私はいろんなスポーツをしてます.と言っても,普段やっているのは,バドミントン,スキー,ゴルフ(ほとんど練習場のみ)と言ったところでしょうか.ですから,いろんなスポーツでもなんでもないんですね.この辺のことについては,汎用的なスポーツで書きました.ですから,ここではそういうことではなくて,「私が」どういうスポーツができるか,どういうスポーツをどういう風にやっていくか,といったことについて,(自分のために)整理しておこうと思います.

 まず,小中高と体育の時間でやったことがあるものや,その頃,よくやったスポーツは一通りできるでしょうね.具体的には,野球,サッカー,バスケ,バレー,ラグビー,卓球,ハンドボール,陸上,水泳,自転車,柔道,相撲,ボウリングなどです.ドッチボールやどんさい,缶蹴り(はスポーツか?)もよくやってましたが,今更これらのスポーツをやることはないですかね.

 特に野球は,小学校の時は,学校から帰ってきたら近くの空き地で毎日のようにやっていて,私の世代にとってはやはり特別なスポーツですし,大学,大学院時代は研究室に野球チームがあって年間5〜10試合はやっていて,ピッチャーをしていましたから,今やってもそこそこできると思います.サッカー,バレー,バスケ,卓球もかなりやったと思います.空手も小学生の時,少しやりました.

 でも,スポーツメジャー度ランキング?を見ると,これら以外にもかなりメジャーなものがいくつかあることに気づかされます.

 具体的には,ゴルフ,スキー,テニスです.これらは,やるのに結構お金がかかったり,テニスならテニスコートなどの設備が必要で,体育の時間には普通はやらないので(でも修学旅行でスキーというのはあるか.私にはなかったが),家庭でそういうことをやるところならできるといったものです.そして,そういうものが「大人の」メジャースポーツとなっているわけです.で,大人になってからやる機会があるのもそういうスポーツということになります.大人になってからも普段やる機会があるものとしては,ボウリングもそうでしょうか(でもここんとこ私は全然行ってないが)

 つまり,大人のメジャー?スポーツである,ゴルフ,スキー,テニス,ボウリングを嗜んで?行くというか,これらが一通りできると,人との繋がり的にも幅が広がることになります.私はこの中では,スキーはかなりやりますし(準指),ボウリングは,素人で集まって行けば相当上手い方だとは思います(アベレージ160くらいで時々200アップ.でもこれも昔の話か).テニスはほとんどやったことはないですが,素人レベルならそこそこ打てます.理由は単純でバドミントンをやってるからです.サーブなんかびしばし入ります(でもこれもここんとこ全然やってないが).

 そうすると残りはやっぱりゴルフということになるんですねー.これについては,何度か書いてきましたが,普通の素人の人といっしょに回って迷惑をかけないレベルには1年くらいでなったとは思うのですが,テニスやボウリングのように,まあこのくらいできればいいかな,つまり,普通の素人の中に入れば上手いというレベルまでは来ていません.それがどのくらいかというと,このくらいのレベルでしょうか.ですから,「大人のスポーツ」としては,ゴルフをもう少し上手くなれればと思っています.

 具体的には,50y以内のアプローチは,何も練習しなくてもかなりの精度で打てるし,パッティングも振り幅と転がり摩擦係数を説明変数,距離を目的変数として物理学的に計算した一覧表を使えば,3パットすることはそんなにありません(それでも突然おかしくなるのがゴルフの怖さだが).ですから,課題は「ショット」ということになります.ドライバーも距離を欲張らなければ,そこそこ安定していますから,要は2打目の距離にして140y〜180yくらいのミドルアイアンからショートウッドということですね.

 ここがずっと課題なのですが,最近は(と言っても練習場での話ですが),今流行の卵形アイアンの先駆?であるクリーブランドのHiboreを(流行る前に)格安で購入してからは,6,7Iがそこそこ打てるようになってきたので,13,15Wはあまり使っていません.ウルトラロブウェッジはともかく,やっぱりあんまりエキセントリックなのはねー.

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18c
[そして大人のスポーツ以外は]
(スポーツ)

 そして,「大人のスポーツ」以外については,バドミントンは,今のままではどうしようもありません.これについては,私の中での「このくらいできればいいかな」というレベルは,「大人のスポーツ」で想定しているレベルとは全然違います.具体的には,全日本シニアに出ても何とか通用するレベルということになります.それに一番近づいたのは,40くらいでしたが,今は遙か彼方のレベルまで落ち込んでしまいました.

 40になったときはどういう状態で強かったかというと,同世代相手ならとにかくどんな球でも何とか拾うことができて,体力勝負に持ち込み,体力勝負で(同世代には)勝つことができました.今はとにかく体が動かないので,そもそも球が拾えず,体力勝負に持ち込むことができません.というか,体力勝負でも負けるでしょう.

 で,どうするかというと,これについては,ここ数日書いていますが,とにかく練習やトレーニングをすればいいという単純な話でもありません.でも,これもスポーツをやる大きな目的の1つである創意工夫の対象ということになります.それで,50になったときにどのくらいの結果を残せるかやってみたいと思います.そこで,ある程度の結果を残せれば(というか結果は結果でしかないので,そういうレベルまで戻せれば),階級無差別の若者というか現役選手の中に入っても全日本レベルでなければ,一応練習相手にはなるくらいまでは戻るでしょう.

 スキーについては,「大人のスポーツ」に含まれていますし,そのレベルであればもう充分過ぎるところまで来ていると思うのですが,これも「大人のスポーツ」で想定されるレベルとは全然違うところに線を引いています.このくらい滑れればというイメージはあるのですが,まだそこまでは来ていません.具体的に言うと「どんな斜面でも安全確実に降りて来られる」ということです.つまり,私はスピードはあまり追求していません.

 今の課題は「不整地」です(というかずっとですけど).「どんな斜面でも安全確実に降りて来られる」のですから,急斜面のコブ斜面を上から下まで一度も止まらずに確実にスキーをコントロールして降りてくることが必要となります.つまり,小回りが課題ということです.不整地はずらして滑りますが,整地なら,ずれの少ない落差をとったターンをする必要があります.そういうターンを安全確実に行うには,早い段階で切り換えて安定した舵取りを行う必要があるわけです.「どんな斜面でも」ということですから,斜面に応じて滑りを変えることができなければスキーが上手いとは言えません.

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18d
[気が強い女性]
(世の中)

 最近また嫌いなコマーシャルを見つけました.確か「贅沢な」ビールのCMで,お店?の女の人(麻生久美子)が苦手なものは?ときくと,客の男が「気の強い人はちょっと...」と答え,麻生久美子さんが「贅沢(^^)」と返すというものです.気の強い「人」と言ってますが,気の強い女(ひと)というのは明らかでしょう.

 気が強いの定義はともかく,それがどうして女性だけに使われるのでしょうか?気が強い男なんて表現はきいたことがありません.つまり,「気が強い女」だけがなぜか忌み嫌われているわけです.立派な男女差別ですね.気が強い女性いいじゃないですかー.私は大好きですよ.そのくらいでなくっちゃ話していてもつまらないです.

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12/19'09
[政治が変われば世の中が変わるか?]
(政治, 世の中)

 ハネムーン期間が終わった新政権ですが,だんだん「やっぱりだめか」感が漂ってきましたね.H山さんは,まともというか普通なのですが,決断力やリーダーシップがなくて優柔不断というところも「普通の人」なわけです.でも「普通の人」に一国のリーダーが務まるとは思えませんよね.

 やはり,鍵はO沢さんが握ってると思いますが,彼一人で世の中を変えるのは無理な話で,だからこそ,彼は世の中を変えるのではなく,国民の意識を変えるということに注力してるわけです.

 国民は,自らの手で政権交代を選択しました.それは,これまでにないことで,やはり画期的なことだったと思います.でも,自らの手で政権交代させれば,政治が何とかしてくれて,世の中がよくなる,なんて虫のいい話があるわけありません.世の中を変えるのはやはり国民自身です.

 私は,政権交代自体はよかったと思いますが,もし新政権が失望されるようなことがあれば,閉塞感が更に増して大変なことになると思っていました.でも,やっぱり自分の手で何とかしなくてはだめだと国民が気づくのなら,それはそれでいいかもしれません.

 考えてみれば,日本が元気だった頃(「元気」なのがいいのかどうかはともかくとして)も政治不信は相当なものでした.そういう中で日本を代表する企業は,自ら様々な工夫や努力をして競争を勝ち抜いてきたんですからね.でも,(経済的な)競争をして勝ち抜いていくというレースから降りるという選択肢もあるわけです.

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19b
[私という人間]
(生き方)

 これはここ数年,特に感じるようになってきたことなんですが,私という人間がどういう人間なのか,よくわからなくなってきました.一言で「私という人間」と言ってももちろん様々ですが,例えば,能力的にはどうなんでしょうか?

 客観的に見れば?東大出て,ストレートで博士取って,大学に職を得て,その後は,何をしたらいいかわからず低迷したこともありましたが,この分野で自分のやるべきことを見つけてからは,比較的順調にやってこられていると思います(って自分で書くのも正直はばかられますが,世間的に客観的に見ればやっぱりそうなんだろうと思います).

 でもそれがどれほどのものなの?とも正直思います.東大出て博士取って,いわゆる一流と言われる大学の教員になる,くらいの人はごろごろいるわけで,そもそも数は少なくても誰かがなれるものです.そういう意味ではプロ野球選手だってそうですね.

 でも,自分の社会的地位や社会的評価がどうであろうが,地震動の性質と構造物被害の関係という,とてもとても限定された分野ではありますが,これについては,「その真の姿」に相当近づけている(もちろん絶対的にではなく相対的に)と思えるのは,やはり自分でもラッキーだったなーと思います.

 でも,そう思うと同時に,別にそんな大発見をしたわけでも,類い希なる才能を発揮したわけでもなく,自分の置かれた状況に応じて自然に反応していたらこうなっただけなので,やっぱり,それがどれほどのものなの?とは正直思うんですよねー.つまり,一言で言えば,自分が大したことあるのか,大したことないのか,よくわからないのです.

 いや,それはどこに線を引くかという相対的な問題でしょ,と言う人もいるでしょう.実際,仕事以外を見てみれば,ピアノにしてもバドミントンにしてもスキーにしても,トッププレーヤーを見るとどうしようもなく埋めがたい差を感じてしまいます.逆に言えば,仕事の世界では,そういうことを感じることは正直ありません.単なる奢りなのか,はたまた,脳天気なのでしょうか?

 こうして書きながら気づいたのですが,脳天気(^^;ということもあるとは思うのですが,やっぱり,やってることがオンリーワンに近い,ということはあると思います.つまり,比較対象がないんですね.だから,「差」を感じることもないわけです.つまり,そういう分野を開拓?できたことがよかったんでしょうね.でも,もちろん私自身は「開拓した」という意識は特にありません.既に書いたように自分の置かれた状況に応じて自然に反応していただけですから.そして,それはこれからも変わらないでしょう.

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12/20'09
[ダブルス選手権]
(バドミントン)

 昨日の試合のことも(考えを整理するために)書いておきますか.試合というのは,ダブルス選手権という,東大バドミントン部の現役,OBOG(+最近は他大学からの参加も多い)交えた試合で,私が現役のときからありましたから,もう何十年も毎年やっているものです.私自身は,OBになってからは秋に行われるシングル選手権にはずっと出ていましたが(でもこれもここ数年は出ていない),冬のダブルス選手権にはほとんど出たことがありませんでした.

 今年も今のコンディションでは出る気はなかったのですが,後輩のS村から組んで出ましょうと連絡が来て,私は基本的に何でも「誘われたら断らない」主義なので,じゃあ出るかとなったわけです.この試合には1部から3部まであり,私はシングルはずっと1部に出ていたのですが(もう大分前だが2部に出て優勝したことはある),ダブルス選手権は,ほとんど出たことがないので,資格規定?のようなものを見ると,1部は無差別,2部は30歳以上,3部は40歳以上,または,女性,という風になっています.

 S村は女性ですし,しかももう40(^^;で,私はとうの昔に40は越えているので3部の出場資格?があるわけです.でも,実情?を考えると私とS村が組んで3部に出たらやっぱひんしゅくかなー,とは正直思いました(S村も地元の広島でまだバリバリにやってる.来年は正式?に40になるので全日本目指してる).

 でも,私は最近怪我ばかりでコンディションは最悪に近いし,S村とは,もう10年以上打ってないので,彼女の状態もよくわかりませんでした.ということで,資格があるならとりあえず3部にエントリーして,こりゃいくらなんでもまずいと判断されれば2部になるだろから,という感じでS村が申し込みました.そしたら,それがそのまま認められたようで,3部で出場となったわけです.

 試合は,シードされていたこともあり,決勝までわずか3試合でした.1回戦,準決とも全く危なげなく勝ち上がります.やっぱ,ひんしゅくだったかなー,と正直思いました.ていうか,周りからも半分からかわれながら何度もそういうことを言われました(みんな仲間うちなんで).

 決勝の相手は,1,2年生の女子ダブルスでした.でも試合や打っているところも見ましたが,相当強いと思いました.少なくとも彼女たちもおそらくこれまでの3部のレベルを逸脱してるのは明らかでした.特に1年生の子は,かなり打てるし,後できいたら,高校の時は熊本で相当上位まで行ったそうです.でも,負ける気はしなかったです.ただ,スマッシュはかなり速いので,S村が(混ダブなので当然S村が狙われる)それをしっかりレシーブできるかどうか.

 でも試合が始まってみると,楽勝でした(最初はそんな感じでした).予想通り,S村にスマッシュを集めてくるので,彼女がそれをドライブかショートリターンして前に出て上げさせて私がスマッシュを打ち込む,苦しくなるとS村に球を上げるので,上がったらS村がとらずに前へ出て,私がスマッシュを打って,それが甘く返ったところを前に出たS村が叩き込むというパターンで,1ゲーム目はあっさりとりました.うーん,やっぱりひんしゅくだったかなー.

 でも,2ゲーム目から彼女達自身も考えたり,会長のK丸さんのアドバイスをきいたりして,プレーを変えてきました.彼女たちの武器はスマッシュの速さなので,それを徹底的にS村に集めてきたのは当然としても,S村が前に出てくるとそれを抜く,あるいは,ミスを誘うような球回しをするようになってきました.やるじゃん.

 ちょっと感心したのですが,それはともかく,こっちも対策をとらないといけないのですが,2ゲーム目は,S村が彼女たちのスマッシュのスピードに慣れてもらうということで特にやり方を変えず,でも,落としてしまいました.

 ファイナルは,落とすと負けてしまうので,というか,ひんしゅく買って?出てきて優勝できないのではしゃれにならないので,とりあえず5点までいわゆる混ダブのトップ&バックでやることにしました.でも...

 トップ&バックになると後衛の私が全てのスマッシュを取らないといけないのですが,横に全然動けません.あ,股関節痛めてるの忘れてた...仕方なく元のパターンに戻しましたが,サイドバイサイドだと当然S村にスマッシュを集められます.2ゲーム目からはコースをよく考えて打ってきていて,具体的には,S村のフォア側に球を集めてミスを誘っていました.つまり,彼女がスマッシュをとれない,じゃあ,トップ&バックになって私が全面のスマッシュをとればいいけどそれができない,では,どうしようもなかったですかね.そのくらい,彼女達のショットに力強さがあったということでしょう.

 ファイナルは,21点で決着がつかず,最後は,フレームショットがひょろひょろと入るというようなこともあったりして,24-22くらいでとられたと思います.終わったときは,ま,しょうがないか,という感じだったのですが,ひんしゅく買って優勝もできないという最悪?の結果になりました(と,その後,いっしょに飲みに行ったG藤に何度もからかわれました).

 ということで,普通なら負けない相手だったとは思いますが,要は,私がトップ&バックで後ろでスマッシュを拾えるコンディションではなかった,ということに尽きると思います.でも,何というか,彼女達はよく考えてプレーしていて(それは,1回戦で当たった女子ペアもそうでした.でもラリーの合間に話し合い?の時間をかけすぎるのはマナーとしてちょっと問題),その結果として,彼女達にしてみれば,最初は全然あかんという状況を考えてプレーすることによって何とか覆して勝てた,というのはいい経験になったのではないかと思います.このシングルス選手権,ダブルス選手権というのは,「OBOGが現役の肥やしになる」というのが趣旨ですからね(というようなことをG藤にも言われました).

 でも,プレーヤーとしての私自身がそれでいいわきゃありません.試合では,私には球は来ないし,ほとんど汗すらかかなかったので,その後,オープン戦ということで,G藤やT塚とダブルスをやりました.でもそこで一気に疲れました.ていうか,やっぱり全然動けない.その後,S村,G藤,T塚と渋谷に飲みに行った(同期に声をかけたらH高,K上,M田も来てくれました)ときも股関節がとにかく痛くて座敷に座るのも大変でした.股関節を痛めてるのは仕方ないとしても,何かがおかしいです.つまり,股関節を痛めるように動き方をしているのではないか,とこれを書きながら思いました(こういうことがあるからやっぱり書きながら考えるのがいい).

 つまり,脚を振るように引っ張り上げているわけです.もちろん,そういう動かし方も必要ですが,もっと効率のいい動き方をしないといけないと思いました.具体的には膝を折って重心を崩して,股関節を引っ張るのではなく押しつぶすような感じで移動する(どこかで書きましたが古武道のような動き方)ようなやり方にしないと,体の耐久性的に厳しいと感じています.

 トレーニングに関しては,自分の体の耐久性と相談しながらやることはもちろん必要ですが,プレーしないわけには行かないので,プレーで体を痛めているのでは,話にならないわけです.

 フットワークについては,課題が見つかったという感じですが,ストロークについては,ちょっと光が見えてきました.実は最近,あるラケットを試打してみてとてもよかったので,それを購入して,ガットも変えて,張りを今までと全然違うものにしてみました.そしたら飛びが全然違う.単にそういう問題だったの?少なくともクリアは8割くらいで打ってもしっかり奥まで飛びます.ただ,ラケットは超軽量なので,スマッシュについては,今までのような打ち方だと速いショットは打てるのですが,何というか,いわゆる速くても取りやすい球しか行かないので,軽量ラケットならではの打ち方をしないといけません.それは,クリアも同様で,そういう打ち方をするとそれこそ6割くらいでしっかり奥まで飛びます.ということで,そういう打ち方を体に覚え込ませる必要があります.

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20b
[骨盤を傾ける(再)]
(バドミントン)

 膝を折って重心を崩して,股関節を引っ張るのではなく押しつぶすような感じで移動するですが,(動き出す直前に瞬間的に)骨盤を傾けて股関節を折って重心を落として体幹を締めるとそうなります.つまり,基本姿勢なわけで,それがいつの間にかできなくなっていたわけです.これをしばらく意識してやってみようと思います.

 でもやはり「人間は忘れる動物」ということですね.それはどうしようもないのですが,幸い?知性ももっているわけですから,それを活かして,不調になったときにその原因が何かを分析してしっかり「思い出す」ことだと思います.そして,そのためにわざわざここに書き留めているわけです.

 あとは,不調になってからではなく,不調に(できれば)ならないことも重要なので,というか,それに越したことはないので,そのためにどうするのか,ということも考えて行こうと思います.

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20c
[M-1]
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 M-1ですが,気づいたら,あ,今年もやってるな,と思って見てしまいました.別に毎年楽しみにしてる,ってことはなくて,昨日は1日出かけていましたから,昨日だったら見てなかったでしょう.でも,そんなに長くもないし,どんどん出てくるし,見始めるとうまく引き留めるように工夫されてると思いました.

 笑い飯が最後の年ということだったのですが,番組の中でも言われてましたが,1つ目のネタの方が全然よかったです.彼らは何と8年連続出場なのですが,ここしばらくは最終決戦には残っていないと思うので,1つ目にいい方のネタをもってきたと思うのですが,去年書いたことと同じことになりました.ナイツは,一番最初というのは運がなかったですね(順番はどうやって決める?).コンクールなんかもそうですが,一番最初は基準がなくみんな低めにつけるので,一番不利と言われています.彼らがもし2つ目にいいネタを用意していたらどうなったかわかりません.

 最終決戦は,審査結果通り,誰が見てもパンクブーブーの圧勝でした.去年優勝したノンスタイルも1年経つとさすがに新鮮さは薄れます.これでおそらく3年連続で,初出場というかあまり知られていないコンビが優勝ということになると思います.つまり,どこかで書きましたが,目新しさというか,入れ替わりというか,いわゆる「芸人の回転の速さ」でもっている,ということですね.言い方を変えれば,落語のように同じネタを何度やってもおもしろい,というレベルの漫才師はなかなかいないということでしょう.お笑いブーム,どこまで続きますかね?

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20d
[本を書く]
(仕事)

 これもここで既に書いたことかもしれませんが,「本」ってありますよね?(そりゃあ,本はあるか(^^;)私も最近時々本を書いたらどうか,ということを言われるのですが,本を書く目的って何でしょうか?中にはそれでお金儲けをしたい人もいるでしょうが,やっぱり,一言で言えば,本を通して「伝えたいこと」があるからですよね.でもそれなら別に本でなくても,それこそ,ホームページでもいいわけで,より多くの人に「伝えたい」のなら,今の時代,本よりインターネットの方が人目に触れる機会は多いでしょう.それに,本という形にすると「印刷,製本」しないといけないので,莫大な余計な費用がかかります.

 研究者であれば,「業績」になる,ということはありますかね.確かに,業績リストの覧の一番最初に出てくるのは,論文ではなく,だいたい「著書」です.でもそれは文系ならわかりますが,理系だと何か違う感じがしませんか?少なくとも私は「業績」のために本を書く,ということはありません.

 と,ここまで書いて気づいたのですが,例えば,地震動と構造物被害の関係についての論文は沢山書いていますが,それらはどれも言わば,「地震動と構造物被害」という大きな枠組みというか体系の中のパーツに過ぎません.ですから,それらがある程度の量になってきて整理するというか体系化するということには意味があると思います.そうなれば本を書くということでしょうか.そういう意味では,そういう段階にぼちぼち来ているような気もしないでもありません.

 うーん,でも媒体としては,やっぱり本でなくても,日本地震工学会のように論文にWEB掲載のものがあるように,WEB書籍でいいと思います.でもそれでは「形」として曖昧で,やっぱり本という形で残しておきたいということなんですかね.

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20e
[座る]
()

 股関節を痛めるというか,股関節によくないこととして,「(椅子に)座る」ということがあるような気がします.思い返せば,東京にいたときから何時間か座っていて立ち上がると,股関節が痛くて数分くらいえっちらおっちらとしか歩けない,ということがよくありました.そして,今もまさにそうです.

 座る,特に椅子に座ると股関節が緩むような気がします.立っている状態から比べると,これ以外の下半身の関節も全て緩みます.そういう状態が長く続くと,関節を支える腱や筋肉が緩むというか衰えるような気がします.そうするとどうなるかというと痛めやすくなるということもありますが,関節で繋がったパーツが緩んでぐらぐらになって,動くとき,特に,動き出すときに運ぶボディの「慣性」が大きくなり(ここで言う慣性とは質量でも慣性モーメントでもなく,ある物体を動かそうとするときにその物体が剛体ではなくある剛性(柔らかさ)を持つとその分それに伴う変形を元の戻すための内的筋力が必要になって動き出しにくくなるという意味で使っています)とても動きにくくなります.

 考えてみたら,大学入学以来のほとんどを職(学)住接近で過ごしてきて,デスクワークが主体の私にとって,通勤時間のラッシュアワーも無縁で,日常生活の中で座っている時間はあまりに多いと思います.

 ではどうしたらいいかですが,1つにはある一定時間以上座っていたら立ち上がって,下半身の関節を締めること,あるいは,ある程度立って作業をすることでしょうね.そう言えば,立ち机のようなものを探したこともあったのですが,そのままになっていました(自分の部屋にいれば個室で,基本的にどんな形で仕事してもいいんで).

 でも,立ち机ではやっぱりちょっと非現実的かな(と思ってやめてそのままになっていたんだと思います).もっと現実的な方法で,下半身の関節,関節まわりを緩まないような方法を考えた方が現実的かもしれません.

 一番いいのは,やっぱり,走ったり歩いたりすることでしょうね.そのときに,骨盤を傾ける「基本姿勢」を意識すれば更に効果的でしょう.でもその時間がとれるかどうか...あるいは,歩いたり走ったりするときにいっしょに何かできないかということでしょうか.あるいは,しばらく(1時間くらい)座っていたら立って,簡単なトレーニングをすることを考えた方が現実的かもしれません.

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12/21'09
[COP15]
(世の中)

 玉虫色というか,事実上,紛糾したCOP15ですが,別にいいんじゃないですかね?地球温暖化の原因がCO2という証拠もないのに,必死こいてCO2を減らそうとする方が滑稽です.中国は確かにしたたかですが,欧米(日も?)が地球温暖化の原因をCO2ということにして,中国などの経済発展を押さえ込もうとしているのは見え見えで,それに乗せられているのはもっと滑稽です.

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21b
[アニバーサリー]
(ピアノ)

 来年がショパン,シューマンの生誕200年ということは書きましたが,他にも目白押しのようですね.例えば,マーラー,アルベニス生誕150年,バラキレフ没後100年とか.そういう中でこれもうっかり?していたのは,サミュエル・バーバーの生誕100年です.そう言えば,1910年生まれでした.

 彼のピアノソナタは,昔(今でも?)楽譜が(なぜか)全音から出ていたということで,入門的?近現代曲みたいな感じでよく(でもないか(^^;)聴かれます.

 ホロヴィッツが弾く第1楽章(譜面付き)

 第4楽章.きっちり弾いてはいるが最後はやっぱり爆発しなきゃ...(^^;

 あ,ホロヴィッツの演奏がありました.やっぱり,こうでなくっちゃ.ていうか,今久しぶりに聴いても寒気がするほどのものすごい演奏です.

 そう言えば,大学に入って東大ピアノの会に入って,秋の駒場祭で何を弾くか考えていたとき,ヒナステラのピアノソナタの譜面が会室が転がっているのを見つけるまでは,この曲の第1楽章を練習していたような気もします(いやメシアンのエチュードだったかな?).

 いずれにしても懐かしい曲です.でも,やっぱり今この曲を弾く気には...ならないですかね.やはり,ど真ん中ということで,ショパンと行きたいところですが,そこは,変化球投手としては(あるいは,力任せにど真ん中にストレートを投げ込むとも言えるが(^^;),ちょっと志向を変えて...

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21c
[東大ピアノの会創立35周年記念誌]
(ピアノ)

 東大ピアノの会が創立35周年ということで,原稿依頼が来て,最近,その記念誌が送ってきたので,書いた文章を一応ここにも載せとこと思います.でも...既にここで書いたことの継ぎ接ぎです.

「自動譜めくり機」から「練習とは何か」そして「全ては150億年前に決まっている」まで?
境有紀(1982年入学)

 1982年度入学の境有紀です.お元気ですか? という書き出しも変ですが,気分としては,そんな気分です.今度は35周年記念誌の原稿依頼が来て,ということは,30年記念誌で「近現代音楽 いまむかし」を書いてから5年経ったんですねー.なんかもう随分前のような気がします.

 さて,今回のテーマは『東大ピアノの会137億年史』だそうです.これって私がずっと前から考えててホームページにも書いている「全ては150億年前に決まっている」そのものじゃん,とも思ったのですが,井上さんは,ホームページの自動譜めくり機の記事が面白かったということなので(137億年史とどう結びつくのか今一不明ですが)まずその話から書いておこうと思います.

 なお,ここまでお読みいただいてもうおわかりだと思いますが(前号のときも書きましたが),実は,自分で言うのも何ですが,私は普段非常に筆まめでして,ホームページ(断じてブログではない)を毎日のように更新していて,ここでの書き方もそこで書いているような話し言葉のようになることをお許し下さい.というか,内容的には,新たにここで書き下ろすというよりは,既にホームページで書いていることを再構成して書くような感じになると思います.なお,参考文献のように意味不明の数字とアルファベットが現れるところは,該当するホームページのhttp://www.kz.tsukuba.ac.jp/~sakai/に続くアドレスです.興味を持たれた方はそちらもご覧いただければ幸いです.

 私は暗譜が苦手で,小さい頃,いわゆるピアノの発表会でベートーヴェンのソナタを弾いたとき,忘れて止まってしまったことがトラウマになっていて,それ以来,怖くて暗譜で弾けなくなってしまいました.まあ,暗譜そのものについては,暗譜することにどのくらい意味があるのか疑問視する声もありますし,別に譜面を見ながら弾けばいいだけの話です(0510.htm#13).ただ,譜面を見ながら弾くということになると,譜めくりは結構問題です.巻物にするとか,めくらずにばらばらにして横に置いていくとか皆さんいろいろ工夫されていると思います.

 私は,何かある曲を弾くことにするといつもどうしているかというと,譜面を買ってきたらまずスキャンしてデータを取り込みます.そしてそれをフォトショップで曲の構成,あるいは,譜めくりできるところで切り分け,並べ替えてワードに貼って両面印刷して,A4の26穴のファイルに綴じる,というようにしています.こうやって書くとすげーめんどくさそうですが,アナリーゼも兼ねてますし,第一,譜面を並べ替えるだけで俄然弾きやすくなるところも多いです.そういう意味では,並べ替えは,「行」単位でしかできないのですが,ほんとは任意の場所でやりたいくらいです.ほんとなんでこんなところで「改行」してんだ?! というような楽譜ありますよねー.これも頑張ればできるとは思うのですが,さすがにそこまではめんどくさくてやってません.

 ただ,特に近現代物をやるときですが,どーーーしても譜めくりできるところがない曲があるんですよねー.あるいは,できたとしても譜めくりにピアノを弾くより遙かに高い技術を要する(^^;こともあります.で,最初に辿り着いたのは「自動譜めくり機」でした(0511.htm#29b).これはなんとテレ東のWBSのトレタマで紹介していました(アナウンサーの森本さんがピアノを弾いていました).

 これはすごいです.原理はとても単純で,譜面に薄い鉄片を貼っておき,譜めくり機に繋がったペダルを踏むと,譜めくり機の先に磁石がついた棒が機械的にめくるというものですが,紙の重さ,磁石の強さ,棒の先の磁石が入っているゴムの弾性剛性,譜面に貼る鉄片のバランスが絶妙で,ものすごい試行錯誤が繰り返されて作られているのがよくわかります.最初見たときは,簡単な原理なので自分で作れそう(0510.htm#20b)とか思ったのですが,実物を見るとこれ以上のものを作るのは至難の業なのは一目瞭然です.ほんと買った方が数倍楽だと思います.で,実際に(一旦)購入しました.

 とても軽量でもち運びも楽なので本番でも使えると思います.自動譜めくり機がけなげに譜面をめくっているところは,昔,プロッタが実際のペンを使って懸命に?描画していた頃のことを彷彿とさせて,見ていて心も和みます.

 ただ,ペダルで操作するのですが,右足はダンパーペダルを操作するので,左足で操作することになるんですが,左足もソフトペダルを踏んでいて意外とふさがっていることが多いので,弱音部で譜めくりのタイミングになると一瞬左足をソフトペダルからはずして譜めくりのペダルを踏んで,またソフトペダルを踏む,という具合に結構技術を要します.でも右足でダンパーペダルを1/2とか3/4とか踏み分けることを考えれば,まあ練習すれば大丈夫でしょう.

 実はもう1つ難点があって,それが理由で返品してしまったのですが,それは事実上AC電源がなければ使えない,ということです.もちろん電池(9V)でも動くのですが,電池がほんの少し減ってわずかに電圧が低下すると,動きが途中で一瞬止まるようになってしまいます.ちゃんと動けばペダルを踏んでから4秒でめくってくれますが(だいたい人がめくるのと同じくらい),途中で一瞬止まると10秒くらいかかってしまいます.それでは話になりません.購入した楽器店の方は親切に何度も(3回)違う製品を送ってくれたのですが,症状は全く同じでした.本番でACが確保できるとは限らないので電池駆動が実質できないのはきついです.ということで私は返品してしまいました.ですが,普段の練習時や,本番でもACが確保できるのであれば性能自体はすばらしいので,購入されたらいいと思います.詳しくは「自動譜めくり機」でググってみてください.価格は2,3万円くらいだったと思います.

 ということで別の方法を考えなくてはいけなくなりました.次に考えたのは,液晶ディスプレイです.楽譜表示専用の製品も出ていて,これはかなり高価なのですが,でも考えたら液晶ディスプレイってノートPCに付いています.私は仕事柄外出するときは必ずノートPCは持ち歩いているので持ち運びは全然苦になりません.どこかでいきなり弾けと言われたときもノートPCはだいたいもっていっているので対応できます.

 問題は液晶の解像度ですが,スキャンして表示してみると少し大きめの液晶パネルをもったノートPCなら行けることがわかりました.私が使ったのはレッツノートのYで画面の大きさが14.1インチで解像度は1400x1050です.次にどうやって「譜めくり」をするかですが,パワポに画像を貼っておいてマウスを鍵盤の端に置いておいて(だいたいちょうどぴったりサイズ)ぱっとクリックすれば譜面をめくるよりは全然楽です.何よりすごいのは,クリックすれば一瞬で「めくられる」ことです.操作も足ではなく指なので,譜面をめくるというよりは,鍵盤の端のとても大きな鍵盤を弾くという感覚です.右に置くか左に置くかは得意な方にすればいいと思いますが,見栄えとマウスまでの距離を考えると左でしょうね.0602.htm#18bに実演? があります.ここではマウスは右端に置いています.曲は『サイのブラックアース』ですが,練習を始めて2週間くらいのときのものなので演奏自体はご勘弁を...

 本当はちゃんと譜面台にノートPCを立ててやるのですが,『ブラックアース』は内部演奏があって譜面台をはずさないといけないので,「ピアノの中」に置いています.通り道なので時々マウスではなく直接パソコンのボタンをクリックしていることもあります.実演を見てみると結構アクロバティック(^^;で,ピアノを弾くときの動き以上に素速くしかもかなり派手に右手が動いていることがわかります.

 コードレスマウスを使えば観客席から遠隔操作してもらうことも可能でしょう.ただ,書き込みはできないので,普段は普通の譜面で練習しておいて本番前に通しで弾くようになってからということになります.譜面を譜面台に置いているとは言っても実際にはほとんど暗譜しているわけで,精神安定剤のようなものですから,書き込みがないものでも充分でしょう.

 ここまで来ると欲が出てきます.つまり完全自動にできないかということです.パワポにはリハーサルモードというのがついているので,めくるタイミングを予め入力しておけば自動的にめくられていきます.ただ,そこまでタイミングを合わせて弾くのは至難の業ですし,それに合わせて演奏するのは本末転倒ですから,だいたい今弾いているところが真ん中に来るように少しずつずらしていくというのをやってみました.これならページ半分だけ「誤差」が許容されることになります.でも実際にやってみると不安なものですね(^^;.ぴこっぴこっと動いていくのも結構気になります.ということで,まあ今のところは「マウスを繋いで自分でクリックする」ですかね.もちろんこれからも検討は続けていこうと思っています.何かいいアイデアをおもちの方がいらっしゃったら是非お知らせください.

 というのが,もう3年前くらいに書いた記事,つまり,そのときやっていたことや考えていたことになります.で,今はどうしているかですが,実は,上で書いたようなことはやってません(^^;(譜面の再構成を兼ねた作成はやってる).というのは,暗譜そのものについて考え方が変わってきたからです(0604.htm#12b).それは「練習とは何か」ということに関することで,これについて書き出すとまた途方もないことになるのでやめときますが,要は「練習とは記憶」ということです.つまり,「できる状態を記憶するのが練習」ということになります.できないことを繰り返していたら,できない記憶がどんどん定着して練習すればするほど下手になります.怖いですねー.

 つまり,(私の)練習論的には,やっぱり暗譜はした方がいいということになります.でも,小さい頃のトラウマの呪縛からはなかなか逃れられず,というか,そもそももう人前でそんなに弾く機会があるわけでもなく,ピアノの練習自体もそんなにしているわけでもないので,ほっぽってあるような感じでしょうか.

 譜めくりにまつわる話はここまでです.で,「全ては150億年前に決まっている」にどう繋げるかですが,どう考えても繋がらないので(^^;,唐突に話を始めます(でもすぐ終わります).これもホームページ(0305.htm)にもう随分前に書いたことです.「全ては150」でググれば一番上に来ます.ちなみにホームページの入口も「人生や世の中」でググれば一番上に来ます.中身については,これも長くなるので繰り返しませんが,要は,(古典)物理学的には,150億年前のビッグバンの初期条件で全ては決まっている(のでは?)ということです.

 この話を酒の席などですると,親しい友人達の多くは,また始まったよー,とか,結局それかよ? という感じなのですが,皆さんどう思います? 全て決まっているというとつまらないという人もいますが,ビッグバンの初期条件なんかわかるわけないですから,決まってはいるけど,わからないということです.決まっていてもわからなければ,充分人生を楽しむことはできると思いますけどねー.むしろ,決まっているから安心して冒険できるということもあると思います.何かしまったー,というような後悔するような悪いことがあったときも「全ては150億年前に決まっている」と考えれば,不思議と「そういうことになっていたんだからしょうがないか」と思えて(私は)安心します.

 もちろん,禿同してくれる人も少なくないのですが,不確定性原理に反すると反駁してくる人もいます.この辺は私の不勉強もあると思うのですが,不確定性原理との関係は,ミクロからマクロへの染みだしの問題(例えば,シュレディンガーの猫実験)もありますが,決まっていないと言っているのではなく,わからないと言っているだけだと思うのですが,どうなのでしょうか? 決まっていてもわかっていないのなら決まっていないのと同じだ,という人もいます.つまり,哲学論争というか,どう考えるのか,ということなんでしょうか.

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21d
[筑羽根]
(バドミントン)

 これまた私が書いた文章として,これまた最近,筑羽根という筑波大学バドミントン部OB会通信にも原稿を書かせてもらいましたので,これも載せておきます.でも何か今日は,あんまり書いていないのにいっぱい書いたような錯覚というか,いっぱい稼いだな(^^;.

筑波大学バドミントン部との関わり
境 有紀

 渡辺美津子さんから原稿依頼のお手紙をいただき,初めてこのOB会報に記事を書かせていただいております.私をご存じでない方も大勢いらっしゃると思いますので,簡単な自己紹介が必要かと思います.

 今から6年前の2003年に筑波大に参りまして,システム情報工学研究科構造エネルギー工学専攻,学類で言うと理工学群(旧第三学群)工学システム学類というところで教員をしております.専門は地震防災で,地震が起こるとテレビや新聞などのメディアに引っ張り出されることも多いので,どこかで顔や名前をご覧になった方もいらっしゃるかもしれません.

 バドミントンは大学から始めました.出身は東京大学で,当時(1982〜1986年頃)は東大も筑波大も男子は関東リーグ3部にいましたので,リーグ戦で当たることもありましたし,交流戦もありました(でもその後,筑波大は推薦生をとるようになって急速に強くなり,交流戦もしばらくしてなくなりました).しかしながら,私は大学からバドミントンを始めましたので,さすがにリーグ戦のレギュラーになることはできず,大学4年の最後にもっと本数の多い対外試合にやっと出られるようになった程度です.

 ただ,その不完全燃焼感?が原因かどうかはわかりませんが,大学卒業後もずっとバドミントンを続けることになりました.東大バドミントン部の同期の中で,今でもバドミントンを続けているのは私だけです.よく集まって飲むのですが,「境がバドミントンを始めたのは大学を『卒業』してからだからなー」とからかわれます.大学卒業後もそれなりに練習を続け,40になったときは,全日本教職員の40代に出て何回か勝てるくらいにはなりました.

 筑波大に移ってきたのは,40を過ぎてしばらくした頃になります.当時私はもっと強くなりたいと思っていて,せっかく全国トップレベルのバドミントン部がある筑波大に移ってきたわけですから,そこで練習したいと(無謀にも)思い,筑波大バドミントン部の門を叩きました.阿部先生,吹田先生はその申し出を快く受け入れくださり,歓迎さえしてくださりました.その年は,阿部先生が退官される最後の年で,追いコンのとき,先生に「境先生を筑波大バドミントン部に迎えられてほんとによかった」と言っていただいたのは今でも忘れられません.

 最初の数年は,週2,3回くらいですが,齢40(^^;を過ぎているにもかかわらず,トレーニングも含めて学生と全く同じメニューをこなしていました.しかし,残念ながら結果的には競技力は40を境にどんどん衰えていきました.年をとるとただきつい練習をすればいいというものではない,練習がハード過ぎて怪我ばかりしていた,単に歳をとった(^^;,など原因はいろいろあると思うのですが,今にして思えば,40になったときに全日本に出て勝つことを何となく目標にしてやってきたので,そこである意味,燃え尽きた感(そんなに燃えてもいないのに...)はあったかもしれません(目標が低い!?).

 筑波大バドミントン部との関わりについては,教員をしていますから,学生といっしょに練習するというだけではなく,自然と指導者的な役回りも求められるようになりました.中身的にはバドミントンの技術的なことと言うよりは,バドミントンというスポーツにどう取り組むべきかというような話を新歓,納会,追いコンなどでしてきました.話の内容は,その時,私が考えていることで,筑波大バドミントン部の学生達にも役に立つと思うことを選んで話すようにしていますが,一番多く話したのは,「自分で考えて創意工夫ができるプレーヤーになる」ということです.

 スポーツを,ただ体を動かす,相手に勝つというだけのものと捉えるのなら極言すれば獣と同じです(実際,例えば,100m走なら人間はチーターには勝てない).つまり,スポーツというのは,知能をもった人間がやるからこそ意味があるわけです.そして,どうやったら強くなるかを考え,創意工夫することこそがスポーツの最大の面白さ,楽しさであり,ひいては自己実現にも繋がるものです.つまり,試合に勝つという単なる結果よりは,その過程に大いなる意義があるわけです.そういうことに気づき,自分で考えられるプレーヤーになれれば,自ずと結果もついてくるでしょうし,選手を引退した後も優れた指導者となって優れたプレーヤーを育てられるでしょうし,彼ら自身も豊かな人生を送れると思います.

 筑波大以外にもトップレベルの競技力をもった大学はいくつか存在しますが,筑波大バドミントン部がそれらの大学と決定的に違うところは,まさにそこのところであり,そうあるべきであり,それが社会の中で筑波大バドミントン部に与えられ期待される「役回り」だと考えています.そういう話をずっとしてきました.

 真意が学生達にどのくらい伝わっているかはわかりません.でも,新歓では,ただはしゃいでいるだけだった学生が,卒業するときには,自分の考えをそれなりに考えて話すようになっている(学生もいる)のを見ると(もちろん,私がそういう話をしたからではなく,筑波大バドミントン部の様々な活動を通して経験をしてきたからですが),やはり嬉しくなります.

 ただ,私と筑波大バドミントン部の関わりですが,筑波大に来てから被害地震連発で(筑波大に来て6年で10回も被害調査に行くことになりました)仕事が超多忙になったり,そういう中で頑張って練習してもなかなか強くなれない状況に耐えられなくなったりして,筑波大に来て数年後には,学生達といっしょには練習しなくなり,関わり方はだんだん希薄になってきてしまいました.

 今はもう,「強くなるためのバドミントン」は,やっておらず,大学の教職員の練習で,週2回,基礎打ちをしてダブルスのゲームをするだけという,情けないことになってしまっています.このままでは終われないという思いは強いのですが,とにかく体調が悪く,「トレーニングをする」という壁をどうしても乗り越えることができません(でも今はそうでも,何とか体調を整え,精神的エネルギーも蓄えて,50になったときは,また一花?咲かせたいとは密かに思っています).

 ただ,教職員の練習は,同じ体育館でありますから,時間帯が重なる火曜,つまり週に1回は,彼らの練習を見ることはできますし,今でも声がかかれば,納会などの集まりにはできるだけ行って話をするようにしています.しかしながら,筑波大に来て7年になりますが,最近の部の雰囲気(練習の雰囲気ではなく,例えば,飲み会での雰囲気)は,正直あまりよくありません.でも,この時期,つまり,新入生が入ってきてしばらくはそうでも,上で書いたように筑波大バドミントン部での活動を通して,成長してくれるものだと思いますし,私も微力ながらその力になれればとは思っています.

 最後になりましたが,ここで書いたことも含めてバドミントンに関すること,その他諸々のことをホームページに書いておりますので,もしご興味がありましたらご覧下さい.URLは,http://www.kz.tsukuba.ac.jp/~sakai/zwn.htmの「スポーツ,バドミントン」というところですが,googleで「人生や世の中」で検索すると何と一番上に出てきます(^^;.

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12/22'09
[ホロヴィッツのバーバー]
(ピアノ)

 ホロヴィッツのバーバーの演奏があったので,追加しました.昨日はなかった?と思うので,今日アップされた?でもほんと久しぶりに聴いたんですけど,今聴いても鬼気迫るものすごい演奏です.というか,この曲が日の目を見たのは,彼のこの演奏のおかげだったような.

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22b
[基本姿勢,関節の緩みと意識,無意識]
(体)

 基本姿勢,あるいは,座ることによる関節の緩みに対する対処として,座るときに下半身の関節,特に,股関節が緩まないように,移動するときには,基本姿勢を意識してこれも,関節を締めるようにしているのですが...疲れる...要は「体的に」日常生活がたるんでたんですねー.

 そして,気づくと関節が緩む座り方,歩くときは,腰が伸びて全く基本姿勢でない状態になってしまっています.つまり,無意識にそうなってしまってたんですねー.こりゃー意識から無意識になるまで大変かも,でもあんまり無理しても長続きしませんから,できる範囲でやっていこうと思います.最大の課題は,そういうことを意識していくということを忘れない(^^;(これも無意識に意識の1つか)ことですね.

 いずれにしても日常生活はやっぱり大事だなー,と再認識した次第です.今は確かに疲れます(^^;が,全米のシニアの陸上短距離チャンピオンである外科医が,普段全くトレーニングをしてなくて,何で勝てるかというと手術で10何時間も立ちっぱなしでそれがトレーニングになってるのに比べれば,どうってことありません.そもそも別にバドミントンのプレーに限らず,体調管理ややる気制御にも効果的なことですからね.

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12/24'09
[何でもOA化?]
(世の中)

 野沢に行ってる友人から「時代に逆行して?リフト券が紙になってた〓メンテナンスするお金ないんだってさ。不景気だねぇ〓」とメールが来ました(〓はおそらく絵文字でPCだとこうなる).多くのスキー場では,リフト券が自動改札になっていて,そのメンテに莫大な費用がかかっているようです.

 で,私が思ったのは,不景気というよりはそっちの方が合理的なんじゃないか,ということです.だって,リフトに乗り損ねた人がいたときにリフト止める人がいないといけないなど,完全に無人化できないんだったら,改札だけ自動にしても大した効果はありませんよね.つまり,ちょっと大袈裟な言い方をすれば,IT革命が起こり,コンピュータや機械ができることは何でもやってもらえばいい,という流れが潮目?に来たことを示す1つの出来事のような気がします.実際,仕事のOA化はどんどん進んでいますが,その割には,仕事が減った気は正直あまりしませんよね.コンピュータメーカーやソフトメーカーを食わせているようなもの?あるいはまだ過渡期ということ?

 でも,人間の最大の敵は退屈ですから,コンピュータや機械に仕事を奪われれば,人間,どんどん退屈になっていくわけです.もちろん,仕事以外にもやることはいくらでもありますが,仕事こそが最大で最高の退屈しのぎであることは,このサイトで何度も書いている通りです.

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24b
[宇宙人]
()

 奇跡で書いたこととも関係するのですが,宇宙人っていると思います?宇宙は広いので,太陽系の地球のように恒星から適度な距離にある惑星はいくらでもあると思います.そして,そういうところで生命が誕生することもあるでしょう.でも,宇宙「人」がいるとはあんまり想像できないです(これも直感?).

 地球という惑星も外から眺めると,海があって陸があって雲があって,陸には山や森や草原や砂漠もあって,様々な植物が生い茂っていて,そこに,いろんな動物達が生息している.そこまでは,まあ「想像」できます.

 でも,アスファルトで固められた上にコンクリートの箱(建物)が林立し,その間を縫うように道路が走り,その上を鋼鉄の箱(車)が猛スピードで行き来している,というのは,何か「不自然?」な感じがしませんか?それが人間と動物の違いである知能や知性の「結果」なのでしょうか?

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12/27'09
[風邪をひいて寝込む]
(日常)

 風邪をひいて寝込んでしまってました.病院に行って検査してもらったところ,インフルエンザではありませんでした.23日の帰りの新幹線で隣の隣の席でずっと咳をしていた女の子がいたのでうつされたか?夕食前の手洗いとうがいはずっとやってきたのですが,今回は間に合わなかったですかね?N95のマスクを常時携帯すべき?

 昨日は,筑波大学バドミントン部の納会で30分くらい話をしてください,ということになっていて,私自身は約束した以上は頑張って行きたい気持ちだったのですが,咳が結構出ていて,学生達,というか,選手達にうつしたらしゃれにならないので,キャンセルさせてもらいました.

 25日(金)に起きたときにはもう結構咳が出ていて,その夜,練習に行くときも体がだるかったのですが,体がだるいのはよくあることなので,頑張って練習に行ってしまいました.プレーはだめだめで股関節を痛めていてそれで動けないということもあったのですが,もう熱があったんでしょうね(しんどくても熱があってしんどいのかプレーしてしんどいのかわからない).家に帰ってきてお風呂に入った頃はもうやばい感じでその日は早々に寝たのですが,翌日(26日(土))起きたときはもうだめでした.

 熱は37度台なのですが,とにかくだるい.そして,咳がかなり出ます.病院に行ってインフルエンザの検査をしてもらい,ただの風邪ということで薬を処方してもらって飲んでいたのですが,なかなか効く感じではありませんでした.そして現在に至るです.今朝は熱は下がったと思ったのですが,夕食前に測ったらまだ37度ありました.

 ざっと調べてみただけですが,寝込むほど体調を崩したのは,おととしの12月以来ですかね?大分「もった」方?

 風邪をひいたときにいつも思うのですが,「あれ?風邪ひいたかな?」と思ったときってどうすればいいんですかね?そこで何か手を打てば進行しない,ということはあるのでしょうか?私は,例えば,水分補給とかビタミンC補給とかはやってるのですが,効果がある場合もありますけど(でも風邪かな?と思っても違っただけかもしれない)ない場合もあります.病院に行っても基本的に症状を抑える薬をもらうだけですよね.インターネットで調べても基本的に「症状を抑える」ことと大差ありません.

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12/28'09
[]
(日常)

 熱は下がったと思うのですが,なかなか回復しません.とにかくだるいし,関節が痛いです.あー,でもまだ3日だからしょうがないか.あ,熱測ったらまだ37.2度ありました.

 土曜の朝,病院に行って薬を処方してもらってずっと飲んでいるのですが,快方に向かっている感じがしません.感覚?としては,3年前のときに似ています(症状は違う).単なる風邪じゃない?

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28b
[コンクリートから人へ]
(世の中, 仕事)

 現政権の「コンクリートから人へ」というキャッチフレーズ?ですが,要は,ダムや箱物(の多く)がコンクリートでできていることから,そういうものを造る公共事業をやめて,雇用,社会保障や福祉などにお金を回そうということなのでしょうから,一般国民にはわかりやすいのかもしれませんが,どうなんですかね?コンクリート自体には罪はありません.というか,いろんな観点から見て,こんなに優れた材料はないと思いますよ.

 でも,例えば,コンクリート材料や鉄筋コンクリート(RC)造の研究者は苦々しく思ってるでしょうね.これに関しては,ど素人の政治家が言うことですから,意に介せずというところでしょうが,イメージが低下して,来てくれる優秀な学生が減るという影響はあるかもしれません.建築はともかく,土木は,公共事業=悪というイメージが定着してからは,地盤沈下が激しいようです.でも,世の中で絶対に必要なものですから,今そういうところに行くのはチャンスかもしれませんよ.人が流れる方向に進んでいたのでは大したことはできません.

 ちなみに,私は,もともとRC造の研究室の出身ですが,今はRCは縮小模型でしかやっていません.ですから,私をRCの研究者と認知している人はあまりいないと思います.

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12/29'09
[]
(日常)

 具合はなかなかよくならず(とにかくだるくて節々が痛い),明日から病院も閉まるので,もう一度,近くの病院に行ってきました.ただの風邪ではないかもしれないということで,血液検査やレントゲンなどをやっていただいたのですが,異常なしでした.もしインフルエンザだとしても(検査では陰性だったが100%確実ではない)3日くらい安静にしていればもう治ってくる頃だということでした.漢方薬をもらったので,これを飲みながらしばらく安静にするしかなさそうです.夕方熱を測ったらまだ37.1度ありました.

 今日は,さすがにもう出さないとまずいので,年賀状を何とか出してきました.これで一応は年内にやっておかないといけないことは終わったのですが,まだ頑張ってる学生もいるので,明日も明後日も大学には行きます.

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12/31'09
[今年を振り返って]
(日常)

 結局,体調が回復しないまま年末になってしまいました.もう1週間くらいになります.でも,今日の夕方になって何とか横にならずに済むようにはなりました.病院でも先生に言われたんですが,年内の仕事が終わって疲れがどっと出たんですかねー?そんなに頑張ってるつもりはない(頑張ってると思わないようにしている)んですがねー.

 年末ということで,例年通り今年を振り返っておきます.

 全体的な印象というか,体調的には,ここ数年の中ではそんなに悪くなかったかなーと思っていたのですが,ざっと読み返すと,結構体調崩してますね(今もそうだし).肉体的にかなり衝撃的なことも判明しました.ただ,サプリメントについては,せっかく紹介したのですが,私自身はほとんど使わなくなりました.理由はよくわからないのですが,一言で言えば「どうでもよくなった」んだと思います.

 「どうでもよくなった」というと語弊があるのですが,5月に出身高校での講演の仕事をもらって福岡の大勢の同級生達と再会したり,父が亡くなった歳になったり,人生50年という節目に近づいてきたこともあり,「残り時間」のようなものを考えるようになりました.これに関しては,残り時間が沢山あるのもあまりないのもどっちもどっちということです.そういう意味で「どうでもよくなった」ということですね(うーん,これでうまく伝わるだろうか?).

 生き方的にも内的(熟達的に)に生きればいいわけですから,どこに住んでようが暮らしてようが大した問題ではないということで,つくばという街にも何となくホーム感を感じるようになってきました.

 人間関係的には,再びパンドラの箱が開きました.これはもう修復不可能というよりは,そもそも「なかった」ということですから,どうしようもありません.

 個別には,まず,仕事ですが,一応ちゃんとやってたと思います(当たり前か).論文も査読付き含めて結構出ました(全部で20編)被害調査にも行きました.でも完全燃焼を100とすると燃焼度は50くらいですかね?実際,結果はほぼ出ていて「待ち」の状態になってる論文が10編近くあります.査読論文やジャーナルという「形」にすることより,学生達が今やってる研究の指導を優先してしまうのは仕方ないし,それでいいと思うのですが,このままではどんどん「溜まっていって」しまうので,もうほんと何とかしないとまずいです.

 ピアノは,一応,ピアノプロジェには出たのですが,特に新曲をやるでもなく停滞してましたかねー.つまり,弾く曲がないというか,この曲を弾きたい,という意欲がなくなってきた気がします.

 バドミントンは,ますますひどい状態になってきました.こんな状態でよく続けているな,と自分で感心するくらいです(そういう意味では一度やめてひどい目に会ったことがいい?経験になってる?).ただ,そういう中で創意工夫をしてみよう,という意識は少し出てきました.でも,少しやる気になってトレーニングすると肩や股関節を壊したりでなかなか思うようには行きません.でもこれもそういう中で創意工夫してやっていこうと思ってます.

 スキーは,昨シーズンほどんど行かなくて,今シーズンは,ある程度は行きたいと思っているのですが,これもやばいことになってきました.少なくとも準指に受かったときの感覚がわからなくなってきました.ほんとやばい.準指は「資格」なんで,ほんとやばいです.

 ゴルフは,結局今年はY本と1回行っただけでした.でもこれに関しては,大人のスポーツとして嗜めるレベルであればいいので,練習しないでそのレベルに行く方法を考えたいと思います.最近思うのですが,感覚の慣れを作らないために,あんまり練習場とかに行かないことも大事かなー,という気もしてきました.

 仕事以外にやってることというほどのことではありませんが,PC関係で今年はいろいろ考えることになりました.でもいろいろ考えた割には大した進展は...要は,メーカーに振り回されただけ?typeT(SONY)はともかく,hpのプリンタと工人舎のPMはひどかったですねー.

 仕事以外にやってることとして,また1つ新たな種目?が加わりました.もちろん今でも続けています.でもここに書けるレベルになるには,5年や10年はかかるような気がします.それだけ続くかどうかという問題ですね.

 世の中的には,ついに政権交代が実現しましたね.でも織り込み済みでしたし,政権が変われば世の中がバラ色になるわけじゃない,ってことを証明?することにもなりそうです.それを日本国民がどう受け止めるかに日本の将来がかかっていると思います.

 ということで,こうして振り返ってみると,どういう年だったんだろう?という気もしないでもないですが,要は,今年に限らず,これからも,自然の流れに逆らわず,できる範囲でできるだけのことをしていくそれを「楽しんで」いく,ということに変わりはありません.

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