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12/1'08
[やるべきこととは?]
(生き方, 日記)

 「やはりやるべきこと?」で少なくともやりたいことよりはやるべきことの方が遙かに容易に判断できるので当面はやるべきことからやると書いたのですが,確かに「当面」はそうです.つまり,例えば,当面引き受けている仕事をいきなり投げ出せば多くの人に迷惑をかけますから,それは絶対に避けなければなりません.でも「当面」でなければ話は違ってきます.つまり仕事なら仕事を変えるということです(でも仕事以外の,例えば,「人の道」に照らしてやるべきことをやることなどは仕事を変えても変わりません).もちろん急には無理ですが,数年(はやっぱりかかるかなあ.少なくとも今いる学生はちゃんと卒業させなきゃいけないし)あれば「畳める」と思います(それでもその間,やるべきことからやるのには変わらないので,いずれにしても「当面」はやるべきことをやるしかないのですが).

 そうすると,当面,あるいは,数年という中期的に「やるべきこと」も結局「やりたいこと」(広義的にはパッションを感じること)になってくるわけです.で,今やってることは「やりたいこと」かどうかですが,こうしてあらためて考えてみると,少なくとも今の状態で手を引く(畳み始める)ことは「ない」ということに気づかされます.

 面白さを(まだ)感じているということもありますが,それ以前に,面白かろうがなかろうが,自分しかわかっていない,自分にしかできない(ということはないと思うが)ことがあるとすれば,それをしっかり形にして社会に残しておくことはやはり責務でしょう.今既に(ある程度)できているもの,できつつあるものもそうですが,これからできるであろうものについてもそうです.つまり,アイデアが浮かび続ける間は(もちろんアイデアだけでは研究はできませんが,アイデアが浮かばなくなったら研究はできません)続けるということです.逆に言えば,アイデアが浮かばなくなったら潔く身を引くべきでしょう.

 もちろん,仕事しかしちゃいけないというわけではないですし,仕事だけでは生きて行けないことも事実ですし,今やってる仕事以上に面白い,あるいは,自分しかわかっていない,自分にしかできない(ということはないと思うが)ことがあるかもしれませんし,当面やるべきことはしっかりやりながら「やること探し」は続けていこうと思います.

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12/3'08
才能があるのは才能がないこと?
(生き方)

 打ち込めるものを見つけて打ち込む,に関連することですが,「才能」についてずっと考えてきました.

 要はそれに「打ち込める」というのが重要なポイントなわけです.で,どうであれば打ち込めるのか,ですが,なんか知らんが人よりできる(狭義の才能),興味があり単に面白い,社会的責務を強く感じる,単に勤勉(^^;などいろいろですが,「それ以外に才能がない」というのが重要な気がしてきました.

 まず狭義の才能的には,あることに関して,人よりずば抜けてできるが,それ以外のことに関してはさっぱりだとしたら,やっぱり普通は,人よりずば抜けてできることに打ち込みますよね.楽天の野村監督が「俺から野球をとったら何も残らん」と言ってるそうですが,そういうのってやっぱ重要なんですよねー.広義の才能的にも,今自分が主として打ち込んでいること以外に面白さを感じない興味がない,あるいは,社会的責務を感じない,という場合も当てはまります.

 つまり,自分が打ち込んでいること,打ち込もうとすることに才能があるだけではなく,それ以外に才能がないことも重要なポイントなわけです.そうやって,考えてみると,いろんなことに興味があり,どれもそこそこでき,やる意義も感じている私自身は,圧倒的に「才能がない」ことに気づかされて愕然とします.だから私は「成功」しないでしょうし(それはそれで別に構わないが),「幸せ」も目指していないんでしょう(これも別にそれで構わない).

 第一そもそも今の生き方は変えられません.ただ,普通は1つのことに打ち込むことによって何かが生まれるものですが,そうでないものから,つまり,いろんなことをやることによって何かが生まれる,ということはないでしょうか?(と無理矢理考える)このコーナーがいろんな内容のものを一緒くたにしてるのは,単に整理するのがめんどくさい(^^;ということなのですが,そういう意味?もあるのでは?(と思うことにします)

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03b
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(バドミントン)

 最近のバドミントンの練習ですが,気づいたら週2回の大学の職員の練習でちんたらダブルスのゲームをやるだけになっているということになってしまってました.もちろん,合間を見てフットワークをやったり,和所さんとシングルをやったりはしてるのですが,あくまで「合間で」という程度です.こんなんで強くなったらそれこそ才能がある?

 でも,ここで何度も書いているようにとにかく「意識」はするようにしています.そして,無理に「意識」しなくても自然と意識するように少しずつですが,できるようになってきた気がします.目標はもちろん「無意識に意識」ですが,その領域に到達するにはまだまだですかねー.

 昨日も,大学職員の練習だったんですが,同じ体育館のすぐ横でやってるバドミントン部の練習に久しぶりに阿部先生がいらっしゃいました(久しぶりというのは,(多分)阿部先生が久しぶりに来られたのではなく,私が練習しているときに久しぶりに来られたということです).練習の終わりに学生を集めて話を始められたので,練習そっちのけで(ちんたら練習なんかしてるより阿部先生の話をきいた方が百倍強くなれるのは間違いないので)いっしょにきかせていただきました.

 昨日は,運動(等縮性,等尺性,伸長性)と使用する筋肉(遅筋,速筋)の関係と,それをいかに使い分けることが重要か,という話で,話は交感神経,副交感神経のことまで及び,とても合理的かつすぐにでも使える実用的なことで「無意識に意識」することをまた1つ教えていただきました.やっぱり阿部先生はすごい.

 その中でもお話されていたのですが,やはり「いかに効率よく運動するか」ということになると思います.それは,ここ数年,私が特に「無意識に意識」するようにしていることで,最近,やろうとしているのは,動く際の「慣性」をいかにして小さくするかということです.

 そういうことを意識して昨日も練習していて,阿部先生の話が終わった後,少し先生とお話させていただいたのですが,先生は私が打っていたのをちょっとご覧になられたみたいで,「(歳とって力がなくなってきたせいか)以前より動きが柔らかくなって流れが出てきましたね」と言っていただきました.そこら辺の人ではなく千里眼を持つ阿部先生がほんとにそう思われたのなら,間違いありません(もちろんそう言っていただいたという側面はあるでしょうから話半分にきいておかないといけないということはあると思いますが,何も変わらなければわざわざ言っていただけることはないですよね).

 ということで,どのみちそんなに練習できないし,そうするしかないということもありますが,今のやり方でどうなるのかやってみるしかないですね.「気づく」のが遅すぎた感はあるので,そんなにすぐに効果が現れることはないと思いますが,地道に習慣的に続けて気づいたら,というようになればいいと思います.

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03c
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(PC, ピアノ, ラーメン)

 ここで紹介したポメラ(という名前ももう忘れていた)ですが,やっぱりちょっとでかいしバタフライキーボードも取り出すのに手間だろうし,第一,ファイル容量に制限があって,私が普段使用しているファイル,例えば,ホームページの月別ファイルでもその制限を楽勝で超えてしまうし,テキストだけで当然htmlの表示はできないし,やっぱなしかなーと思って忘れていたのですが,ふと思い立って東京での仕事ついでにヨドバシに寄ってみました.ところが...店員さんによるとあっという間に売り切れてメーカー在庫も全くなく,次回入荷の目処も全く立たないとのことです.つい先日までは展示だけはして触れるようにはしていたらしいのですが,それもやめたそうです.へーー,やっぱりニーズはあるんですよ.でも電子辞書くらいコンパクトにしてファイル容量制限がないものを出してくれませんかね?

 店を出るとき,1階の入り口のところでDellのミニノートをなんと100円!で売ってました.もちろん100円で済むわけはなくて,データ通信契約が条件なんですけどね.つまり,携帯はかつて端末0円で通話料で稼いでいたが,今はもう携帯はそういうやり方ではなくなったので,今度はミニノートのデータ通信料で稼ごうということなのでしょう.

 あと,銀座のヤマハに行って「バリバリの現代物」の候補であるブーレーズのソナタ2番3楽章の譜面を見てきました.小さい頃,よく天神の福ビルの中の日本楽器(ヤマハのこと)に行ったのですが,そのとき感じていた心のときめき(^^;のようなものをちょっと思い出しました.譜面を見た感じだと思ったより弾きやすそうです.でも値札を見たら1万円以上!弾くのは第3楽章だけですから(他は今のやる気ではとてもムリー)数ページに1万以上というのは...ていうか,ネットなら5000円台だったので,送料入れてもさすがにネット購入でしょう.

 実は,ソナタ2番ではないブーレーズの違う曲を候補として考えていて,その譜面探しが主たる目的でした.でも銀座のヤマハにはなかったですねー.そうそう,銀座のヤマハって今仮店舗でやってるんですが,JR有楽町駅から近くて本来の7丁目の店より全然こっちの方がいいです.でもいつだったか,妻と新橋から(だからお台場行ったときか)東京駅まで歩いたときにヤマハ今ここにあるんだよ,って教えてもらったので,随分長いこと工事してるんですね.

 で,ヤマハになかったので山野に行ってみました.つくばに来てからは,譜面などを探しに楽器店に行くときは,だいたい銀座のヤマハに行くのですが,それは単に場所的に行きやすいということもあるのですが,もう1つの理由はヤマハと山野と2つあるからです.どっちかになくてももう片方にあることもあるわけですからね.でも...山野にも行ってみたんですが,こっちは全然だめですね.ブーレーズの譜面自体1冊も置いてありませんでした.なんか山野は大衆楽器店に成り下がったような感じがしますねー.以前はこんな感じじゃなかったんだけどなー.うーん,どうしようかなー,ネットで注文するか.ブーレーズのソナタ2番も頼めるし.

 昼は久しぶりに新橋の博多天神に行ったのですが,なんか薄くてクリーミーでこんなんだったかなー?という感じでした.替え玉をして,しょうがないので辛子高菜を入れたら檄旨になったのでスープいっぱい飲んじゃいましたけど(最近はもう歳なのでスープを飲み干すことはなくなりました),それじゃあ豚骨ラーメンとは別の食べ物ですね.

 委員会が終わって,ちょうどいい時間だったのでそのまま帰ろうと思ったのですが,なんかその気になったので,結局,本郷のアカデミアに行ってしまいました.アカデミアも以前あったところからちょっと離れたところに移っていて,でも店員さんにきいたらこっちは仮店舗ではなくて引っ越したんだそうです.で,ブーレーズですが,ヤマハや山野とは違って,ベートーヴェンやバッハと同じようにBoulezと書いた札までちゃんとささってました(さすが).で,目的の譜面もちゃんとありました(さすが).でもネットだと1750円くらいだったのですが,3500円と3250円でした(ちなみにソナタ2番はやっぱり1万円以上).でも海外からの送料を考えると同じくらいの値段になってしまいますね.時間もかかるでしょうし.ちなみに同じ楽譜で値段が違うのは輸入したときのレートが違うからでよくあることです.もちろん,3250円の方を買いました(^^;.曲は12のNotation(楽譜)です.

 ブーレーズ/12のノタシオン(楽譜)より第1曲〜第6曲

 とても短い曲の集まりで,いくつか抜粋してそのうち演奏会で弾いて,できればレパートリーにしようと思います.

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12/4'08
[痛すぎる...]
(ピアノ)

 せっかく譜面買ってきたので,12のノタシオン弾いてみました.でも...第2曲のグリッサンドをこのスピードで弾くのは痛すぎてムリーです(T_T).春祭をピアノソロに編曲して弾いたときは第1部の最後の曲とかグリッサンドの嵐で,がんがん弾い?てたのですが(でも卒演では鍵盤が血で染まった(^^;),もう歳なんですかねー...経験(^^;によるとしばらく弾い?ているうちにだんだん慣れてくる(麻痺してくる?)んですが...

 あと,レパートリー化しつつあると思っていた,リストの超絶技巧の幻影ですが,しばらく弾かずに弾くとなんとか暗譜はしているのですが,途中でもうほんとに前腕がぱんぱんになってしまいます(T_T)(これも歳のせい?).要は運動と同じようにこの曲を週2回は弾かないといけないということでしょうか.それだとちょっと厳しいですねー.

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12/9'08
[やっぱり山手線は京浜東北線より速い]
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 ここ数日ずっと出ずっぱりで更新がおろそかになってしまいました.でも今日も東京からの帰りにこの文章を書いているわけで,出ずっぱりだったからというよりはやっぱりモチベーションの問題ですね.

 山手線は京浜東北線より速い?と書きました.このときの分析によればそうでもないということだったのですが,やっぱり感覚的には山手線は京浜東北線より速いという気がしています.

 それで,今日,東京でシンポジウムで,秋葉原でTXから乗り換えるときにたまたまほぼ同時,厳密には京浜東北線が数秒早く来たので,私の中の経験則に基づいて山手線に乗りました.すると案の定,あっと言う間に逆転して,神田,東京と駅を重ねるごとに山手線が京浜東北線をぐんぐん引き離していきます.やっぱり山手線は京浜東北線より速いじゃん.ただ,浜松町に着いたとき,車内アナウンスがあって,後続の電車が遅れていますので1分ほど停車します,とのこと.後続の電車が同じ山手線なのか併走している京浜東北線なのかはわからなかったのですが,そこで京浜東北線にほぼ追いつかれました.でも次の田町ではまた山手線が京浜東北線を引き離しました.

 見てる感じだと電車の性能が山手線の方が上なので,発車はほぼ同じでも走ってる間にリードしている気がします.一応,私が乗った電車の時刻表を確認してみました(左が山手線,右が京浜東北線).


 秋葉原での発車時刻は山手線の1分遅いにも関わらず東京駅では追いついていますからやっぱり,山手線の方が速いですね.ということで,ほぼ同時に電車が来たらこれからも山手線に乗ることにしようと思います(^^;.

 あと,これは関係ない話ですが,確か有楽町だったか,イヤホンをしている女性が電車に乗ろうとして時に,音楽?に集中してるのか明らかに動きが緩慢で,ドアが閉まり鞄を挟まれてしまいました.そのまま電車が発車すれば大変なことになるのですが特に慌てる様子もありません.結果としては駅員さんが気づいてドアを開けて事なきを得たのですが,そうでないこともあり得たわけで,傍若無人で書いたように,結局は自分の身に降りかかる,ということですね.

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09b
[死ななくなったとしたら]
(人生)

 死ぬことについて,ここで何度か書いてきました.例えば,

人は死ななくなる?+
自意識
自分が死ぬときのこと 続き?
死ぬ前に何か残す
自殺
おひとりさまの老後 その4
おひとりさまの老後 その5

 人生所詮退屈しのぎも人は死ぬことが前提になってますし,基本的には1日が終わって,あー今日も(は)よく頑張った.いい1日だった,と思って気持ちよーく布団に入って寝るように,あー楽しい充実した人生だったと思って気持ちよーく死ねたらいいなーと思うのですが,人は死ななくなるとどうなるのか?ということも考えないでもないです(そうであればいいと思うかどうかはまた別の問題).

 昔から永遠の命を手に入れることが究極の夢なんてことが言われていますがどうなんですかね?これは想像なんですが,もしそうなったとしてもお「腹いっぱい」になって「もうこの辺でいいや」と思っちゃうんじゃないですかね?そういう風にプログラムされてるんじゃないかと思います.つまり,生きてるうちは生きようとするのが本能だとしたら,死期が来れば死ぬのも本能なんじゃないですかね?

 ですから逆に言えば,生かされている(人は生きるのではなく生かされているのだと思います)間に精一杯(でも無理はしない程度に)生きて,死ぬときに「お腹いっぱい」になるようにすることなんだと思います.

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12/12'08
[また腰が(T_T)]
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 また腰を痛めてしまったようです.でもいつどこでかがよくわらからないんですよ.昨日大学からの帰りのバスに乗って座ったときはもう違和感があって,それ以前は大丈夫だったと思うのでバスに乗ったとき?症状としては去年の8月と似ていて,そのとき,参考になるように詳細?に記録しているので,早速参考にしてみようと思います.

 070814 15 15 16 18 21 0909

 これを見ると立っていたり歩いたりするのがよくないようなので,できるだけそうしないようにしようと思います.このときは1ヶ月くらいかかってますので,今回もそのくらいかかるのかなあ?でも症状としては,そのときほどひどくはないと思うので2週間くらいで治らないかな−.でもそうするともう年末年始なので,結局1ヶ月くらいは,少なくともバドミントンの練習はお休みってことですかね?

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12b
[想像上の話?]
(人生)

 腰痛の具合がよくないです.今日の夜,東京でとあるパーティーがあってどうしようかとも思ったのですが,当日キャンセルはやはり迷惑をかけるので,何とか頑張って(でもおそらく立食で立ってないといけないので,向こうにいる時間を少しでも短くするために少し遅れて)行くことにしました(行きの電車の中でこの文章を書いてる).

 で,腰痛ですが「症状としては去年の8月と似ていて」と書いたのですが,なんか違う気もしてきました.第一どこでどうやって痛めた,というのがないわけですから「外傷」とは考えにくいわけです.去年の8月は,立ったり歩いたりしなければ痛くなかったのですが,今回は座っていても痛いです.むしろ,歩いていたりする方が大丈夫かな?でもスポーツなどによる外傷でないとすると何ですかね?

 そう考えて思い出したのは,震源解析,地震学レポートで有名だったT大J研におられたK地先生のことです.亡くなられた後,きいた話だと腰が痛いとずっと言っておられて,どうもおかしいということで検査したところ,重篤なものであることが判明したということでした.

 私の腰痛の原因が何かはもちろんわからないのですが,ひょっとしたらそういうこともあるかもしれないわけです.ですから,ここから先は想像上の話ではあるのですが,もしそうだったらどうだろう?と考えてみました.

 もちろん,想像上のことなので,私に想像力がなければ現実は全く違うことになると思うのですが,自分でもちょっと驚いた,いや,予想通り?だったのですが,まあそれはそれで仕方ないかな,と思いました.全ては150億年前に決まっているわけですからね.

 生かされていればもちろん私ができることはやって世の中の役に立ちたいし,そういうことも含めて私も人生を楽しみたいと思いますが,生かされないのであれば,それはそれで仕方ないというか,ある意味,果たすべき役回りを免除される,ということにもなるわけです.

 死ななくなったとしたらで,最後に思い直したように?「生かされている間に精一杯生きて,死ぬときに「お腹いっぱい」になるようにすること」と書きましたが,例えば,あと数年くらいで人生が終わるとしてもちょうど人生50年くらいですし,それはそれで充実したいい人生だったと思いますし,それなりに「お腹いっぱい」でもあります.やり残したと思えることもそんなにはないですかね?

 もちろん,明日死ぬと言われると困りますが(でもそうだとしたらそれもそれで仕方ないですが),あと数年くらいなら残された人に迷惑がかからないように後片付けくらいはできるでしょう.私には子供もいませんし,ほんとに困る人もそんなにいないと思います.母親より先に逝くのは申し訳ないですが,妻は自立してやっていける人ですし,一番心配なのは研究室の学生達ですが,数年あれば何とか卒業させられるでしょう.

 この世の人達ともう会えなくなるのはちょっと寂しいとどこかで書きましたが,あの世にいる?父や南先生に会えるのならそれはそれでちょっと嬉しいかもしれません.でも何て言われるかな?よくここまで頑張ったな,と言ってもらえるでしょうか?でもこのくらいが精一杯かなー,と自分でも思いますので,そういう意味では満足感はありますね.

 心残りがあるとすれば,K地先生の仕事をN古屋大に行かれたY中先生が引き継がれたように私の仕事を引き継いでくれる人を育てておけなかったことでしょうか.これもどこかで書きましたが,別に私が育てる必要はなく,勝手にどこかで誰かがやってくれればそれはそれでOKなわけで,誰も引き継いでくれなければ,それだけのことなわけです.その辺のことは,死ぬ前に何か残す後継者で書きました.

 とまあ,腰痛をきっかけにいろいろ考えることができました.でも,これまで考えてきたこと,このコーナーで既に書いたことの延長線上にあるとは思うのですが,何というか,「もうこのくらいでいいかな」感は,以前より増してきたような気がします.

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12c
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(日記)

 出ずっぱりの1週間がようやく終わりました.結局,この1週間でまともに大学にいたのは昨日だけでした.普通は,週1,2回のペースで外の仕事という感じですが,重なるときは重なるものです.腰は痛いし,とてもとても疲れました.

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12/13'08
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(仕事)

 昨日のとあるパーティーというのは,首都大の芳村学先生の学会賞受賞のお祝いでした.RC分野からの受賞はなんと10年ぶりくらいだそうです.芳村先生自身がスピーチで言われていたのですが,こういう会って普通はあまり面白くない(^^;ので,そうならないように人数を絞りに絞って「私を肴に集まって楽しんでもらえればいい」という思惑だったそうで,昨日は,50人くらいの,でもそれこそ(私を除いて)RCの第一人者が一同に介したようなもので,それでいて,まさに私の出身研究室で年2回行われるH室パーティーが復活した(H室パーティー自体は今でも開かれているが,最近はなかなか人が集まらない)ような懐かしくとてもいい雰囲気で,まさに芳村先生の思惑通りだったと思います.H室もこのくらい人が集まれば私も行きたいのですが...

 彼はIAEE(国際地震工学会)の事務局長になられる(もうなった?)ようで,それは,別の委員会できいて知っていて,こりゃなんか仕事来るかなー,やばいなーと思っていたのですが,案の定?お話しさせていただいたときによろしく頼むよと言われてしまいました(T_T).

 受賞内容は柱の崩壊挙動に関するものなのですが,芳村先生は,これについて研究した理由の1つとして,人の命に関わるからということを言われていて,その通りだと思いました.人の命より重要なものなんてないと私も思いますし,このことは私がやってる研究についても基本になっています.震度が人体感覚ではなく,人の命を奪う可能性が高い木造家屋や中低層建物の大きな被害と対応すべきと主張しているのもそういうことが理由です.

 気象庁もようやく重い腰を上げてくれて,震度に関する検討会というのが始まりました.ここで何度か書いてきたように,私がいくら声を大にして言っても世の中なかなか変わらないということで,かなりしんどい思いもしてきたのですが.第1回が既に行われ,解説表を見直すのではなく震度の算定法を見直すべきと言ってくださった委員の先生方が多くいらっしゃったのはとても心強かったです.私は会の中では下っ端だし,あんまりぎゃんぎゃん言ってひんしゅく買うのもなんだからおとなしくしてようと思っていたのですが,気がついたら一番多く発言してしまっていたような感じでした.この会自体は年度内で終わってしまうのでその間にできることはとても限られるでしょうし,実際に算定法を変えるのはいろいろ難しい問題もあるでしょうが,とにかく事態が少し動き出したとは言えるでしょう.

 昨日のパーティーで,恩師である青山先生にもご報告することができましたし,東大生産研におられた岡田恒男先生は既にご存じで,先生の方から頑張った甲斐があったね,と言っていただいたときは,さすがにちょっとじーんと来ちゃいましたけど,これからどうなるかは,もちろんこれから次第です.委員として呼ばれたということは,少なくとも必要だから力を貸してくれと言われたのでしょうから,できるだけのことはしたいと思っています.

 パーティーの時に配られた紙(建築雑誌のコピー)をあらためて見たのですが,思ったのは,芳村先生はRC柱の崩壊挙動という打ち込める研究テーマに出会えたのだなあ,ということです.選定理由を見ると1996年から2007年までの間になんと15編もの論文を構造系論文集(いわゆる黄表紙)に投稿されているようです.そうやって考えてみると,私も1999年台湾集集地震を通して,広くは,地震動の性質と建物被害の関係,狭くは,震度などの地震動強さ指標という研究テーマに出会えているわけですから,それは感謝しないといけないことですし,大事にしないといけないと思いました.

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12/14'08
[あきらめる]
(生き方)

 このコーナーで何度か(何度も)「あきらめる」という言葉が出てきます.

 でもよく考えてみたら,あきらめるとかあきらめないとかいうのは,何か目標や夢があるということが前提になっているわけです.でも私には目標も夢もない(必要ない)ので,そもそもあきらめるというのも変な話です.言い方を変えれば,ある意味とっくにあきらめているとも言えるわけです.

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14b
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 YouTubeでいろいろ検索していたらここで紹介したトムとジェリーのピアノ演奏会(リストのハンガリア狂詩曲第2番)がありました.

 で,気づいたんですけど,イントロで流れているのは,なぜかショパンのプレリュード集, Op.28の最後の曲(第24番)ですね.

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(ピアノ)

 クラシック音楽入門で紹介?した曲の音源もぼちぼち紹介していこうと思います.まずは,モーツァルトのフランスの歌「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲K.265,通称,きらきら星変奏曲JR土浦駅下りホームの発車音(^^;)です.

 演奏はなんとブラック・アース(黒い大地)のファジル・サイです.上手いけど原曲と結構違うな(^^;.そうそう,彼の現在の恋人って女優の山口智子さん(そう言えば最近見ませんね)らしいです.

 ついでに彼のパガニーニヴァリエーションです.もちろん,ブラームスのとは違いますよ(^^;.

 「なんだ素人じゃん」ってフェイントがかかる(^^;繋がりで,ドビュッシーのエチュード集の第1曲「5本の指のために(ツェルニー氏による)」です.

 ポリーニの音源があるとは知りませんでした.さすがに上手いですが,最初のドレミファソファミレドの音がとても小さいので聴き逃さないようにしてくださいね.そういう意味では,こっちの方がわかりやすいかな.

ドレミファソファミレドは,その後の曲の中でも度々現れます.

 あと,JR土浦駅の発車音繋がり(^^;で上りで使われているモーツァルトのロンド, K.485です.演奏はなんとホロヴィッツのライブ映像がありました..

なんかもうよたよたしていて,なかなか演奏が始まらないのですが,始まった途端にその音色のすごさに一瞬にして引き込まれますね.

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12/15'08
[地球温暖化]
(世の中)

 地球温暖化防止とかエコとかが胡散臭いと何度か書いてきたのですが,やはり同じように考えている人がちゃんといるようです.今月の建築雑誌に東大生産研の渡辺正先生が「地球温暖化は二酸化炭素のせいなのか?」という記事を書いておられました.

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15b
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(ピアノ)

 ここで紹介したサイ自身によるブラックアースの演奏映像ですが,

内部奏法を使うときになんでこんなに身を乗り出してるのかと思っていたら,弾く弦を個別に押さえるのではなく,がばっと手のひらで「この辺」という感じで奥の方を押さえているようです.

 で,そうやって弾いてみようとしたのですが,私のピアノではフレームが邪魔になって無理です.スタインウェイのコンサートグランドがたまたまそういう押さえ方できる位置にフレームがあるからそういうやり方ができるというだけの話です.それに奥をがばと押さえるとミュートがかかりすぎてこのビデオのようにかなり強く弾かないといけないですし,手前を弦一本ずつ丁寧に押さえた方が音色もよいです(鍵盤と弦の対応を確かめないといけないので大変ですが).って,作曲者自身の演奏にけちつけるのも...(^^;.

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15c
[派遣切り]
(世の中)

 景気が急激に悪化して,派遣社員から切られてることが問題になってますが,雇ってる企業にしてみれば,こうなったときのためにいつでも切れる形で人材を確保していたわけですからまさに「思惑通り」なわけです.派遣という形で人を雇うことを認めたときからこうなることはわかっていたわけで,今頃になって問題視する方がどうかしてます.

 ですから,問題はそういうところにあるのではなく,景気が悪くなって仕事が減ったときの労働とその対価の配分をどうするか,ということなわけです.会社というものが,何かの目的に向かっていっしょに共同して頑張りましょう,というものであるのなら,儲かった分を全員で山分けする,即ち,景気が悪くなって仕事が減ったら,全員一律に給料を何割か減らすというのが自然なやり方でしょう.

 これも何度も書いていますが,そもそも景気というのは波動のように定期的にやって来るもので,景気が悪くなったら景気をよくするというのは無理な話です.そういうときは,景気がいいときの蓄えを活用したり,給料が減っても慎ましやかに生活したりすればいいのです.でも人間いいときのことが忘れられないという悪い癖がありますから,どうしてもいいときに手を広げすぎてしまう.そうすると,そのツケをどこに回すか,ということになるわけで,つまり,問題の所在は,正社員が既得権にしがみつき,派遣労働者など切りやすいところを切ってそこにしわ寄せを集中させる,というところにあるわけです.

 しかしながら,格差社会(の続き)で書いたように,正社員にも,例えば,一生懸命勉強して一流大学に入って就活で頑張って今のポジションを確保した,あるいは,何か修行をして手に職をつけた,というような言い分もあるでしょう.つまり,問題は結局,自由競争社会を是とするかどうかということになるわけです.競争すれば勝者と敗者が出てきてしまいます.でも,たとえ敗者になっても,最低限の生活もできないとしたら,少なくとも先進国などとは言えないでしょう.つまりは,ワーキングプア無駄な道路で書いた問題に帰着するわけです.

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15d
[定額給付金と二大政党制]
(世の中, 政治)

 あっと言う間に終局状態に近づいた麻生政権ですが,自分達で選んでおいて看板のせいにするということを何度も繰り返す政党もひどいですが,(今更という感じですが)定額給付金というのもひどい話です.2兆円というお金があればそれを使ってできる有効な手段はいくらでもあるのに,ばらまいてしまえば1人頭たったの1万2千円です.1人1人が出すお金はわずかでもそれを有能な人のところに集めて単なる足し算以上の効果を上げるのが有効なお金の使い方で,税金とはまさにそういうものなのに,全く逆のことをしているわけです.つまり,無能ということを自ら吐露しているようなものですね.

 アメリカで二大政党制が問題視され始めたことを受けて,日本でも白か黒,右か左かなんて決められないみたいなことが議論にもなっていることも気になります.私が二大政党制を支持するのは,失政したら交代するという枠組みが必要ということです.第3の政党が出てくれば,連立政権になってしまい,その政党が第3政党なのに常に政権に入るというおかしなことになってしまいます.

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15f
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(日記)

 腰痛のその後ですが,とにかく動かないようにしていたら大分よくなってきました.去年の8月のときのように朝起きたとき結構痛いので,やはり内科的というよりは外科的なもののようです.問題は明日の練習(に行かないともう今年の練習は終わってしまう)をどうするかですね.明日の朝起きたときの状態で決めようと思います.そっか,運動して痛くなれば外科的で,何も変化がなければ内科的と判断はできそうですね.

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12/16'08
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(バドミントン, 日記)

 腰痛ですが,大分いいし,今日行かないともう来年になってしまうかもしれないので練習に行きました.10日ぶりなのでプレーは今一でしたが,まあ普通に動けました.だからもう大丈夫かな?それとも内科的要因?

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16c
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(ピアノ)

 バッハのイギリス組曲第4番のプレリュードです(こんなんしかなかった).

結構ちゃんと弾いてるんですが,1回止まってるのはご愛敬としても,譜めくりのときに平気で止まったらあかんやろー.でも,考えてみたらピアノで弾くこの曲を自分の演奏を除けばグールド以外の演奏を聴くのは初めてかも(ハープシコードならレオンハルトだったかカークパトリックだったかの演奏は聴いたことがある).グールドの演奏は結構音を足していたりして,かなり変えて弾いているのですが,そういう意味ではこっちの方が譜面通りです.でも私にとっては,グールドの弾き方がもはやオリジナルですね.

 次は,モーツァルトのディヴェルティメントK.136です.なぜか1楽章しかネットにはないようです(そんなに探してもいないが).2,3楽章も結構いいんですけどねー.

うーん,爽やかすぎる...ていうか,やっぱモーツァルト天才ですね.

 のだめで有名になったベートーヴェンのシンフォニー7番のリスト編のピアノソロ版がありました.

5番「運命」は一番有名なグールドの演奏がありました.

6番「田園」はなんとグールドが弾いている様子を映したものがありました.

グールドは,レコード録音を活動の主体としてほとんど演奏会を開いてなかったので,こういう映像は貴重なんじゃないですかね?噂通り椅子がとてもとても低いです.私も相当低いですがこれほどではないです.

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12/17'08
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(バドミントン, 日記)

 朝起きたら腰痛でした(T_T).腰が痛いよ−,という夢を見たので,寝ているときも痛かったんだと思います.ですから,やっぱり外傷性ですかね?

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17b
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(経済)

 FRBが金利を一気に引き下げてほとんど0金利となり,何と日米の金利が逆転しました.でもここ数ヶ月で金利差はほとんどなくなりましたから,為替を張る際のスワップ金利もほとんどなくなったわけです.でもFXでスワップ金利で稼いでた人は打撃でしょうね.ていうか,素人を大量に巻き込んだFXブームが終わった(ビギナーズラックで稼げる時期は終わった)ということでしょう.

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17c
[資金分散]
(経済)

 何か投資のようなことをするときに,資金分散するのがいいとされています.これを簡単なモデルで考えてみます.ここでは,仮に10年で0になる確率が80%,10倍になる確率が20%だとします.単純に考えれば10年後の期待値は0x0.8+10x0.2=2倍と1倍を遙かに超えているので,投資すべきということになりそうですが,普通に考えれば80%の確率で0になるのに投資する人はいませんよね.

 ここで同じ確率の違う種類の投資を10に分けてやるとします.でも10個のうち8個が0になり,残りの2個が10倍になるので,期待値は2倍と同じです.ではどこが違うのでしょうか?

 要は確率再現性の問題です.「10年で0になる確率が80%と10倍になる確率が20%」が確実に再現できれば,確実に2倍になるわけで,そのためには「機会」を増やす必要があるわけです.さいころを1回振って1の目が出る確率は1/6ですが,6回振って1回1の目が出る確率(厳密には単なる確率ではなく確率を再現する確率,つまり,確率の確率)はとても低いです.でも60回振れば10回近く1の目が出る確率は,少なくとも6回振って1回1の目が出る確率より高いですし,600回振れば100回にどんどん近づきます.つまり,「機会」を増やすために対象を増やすわけです.

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12/18'08
[]
(サッカー, スポーツ, 世の中)

 「クラブのワールドカップ」(じゃないですよね.ほんとは)ですが,研究室の忘年会だったので,飲みながら学生達と大スクリーン(^^;?で見ていたのですが,まるでフレンドリーマッチ,いや,チャリティーマッチのようでしたね.本物のワールドカップを見ればわかるように真剣勝負で5-3というスコアはまずあり得ません.実際,ディフェンスも全然当たりにも削りにも行ってませんでしたし.マンUがガンバを引き離すとアナウンサーも解説者も視聴者を引き留めるのに必死という感じでした.

 でも,どうなんですかね?昨日の試合を見てゴールがいっぱいあって「楽しめた」と思った人も結構いたのでは?これはどういうことかというと,プロスポーツの試合にはショー的側面があるということです.つまり,ある程度演出すれば,そういう風に見せることができるということで,いい?例はプロレスです.プロスポーツには多かれ少なかれそういう側面があって,それは,そもそもスポーツがビジネスになり得るかということに繋がります.実際,同じサッカーでもワールドカップではなくクラブサッカーは相当ビジネス化しています.でも,スポーツの本質的な面白さは,真剣勝負の中にあるものであり,それがわかるかどうか,面白いと思うかどうかは,プレーヤーと同様,観る方のレベルの高さも要求されるわけです.

 でもそんなことを前提にしていたらビジネスにならない(金にならない).金儲け(ビジネス)というのは,そういう(程度の)ものです.

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12/19'08
[自給自足]
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 昨日の忘年会の時に話題になったのですが,地震災害など何かあったときのために最低限の食料を確保しておきたいと考える人は多いと思います.食料は長い期間の保存ができないし,そもそも売ってなければ買えないので,自分で作っておけば一番安全と考えられるわけです.

 自家菜園と称して小さな畑で野菜を作っておられる方も多いと思います.でも野菜だけでは自給自足とまでは行きませんよね.それで,主食であるお米を作るということを考えてちょっと調べたことがあるのですが,自給自足,即ち,人間1人が1年間で食べるのに必要なお米(60kg)を収穫するために必要な田んぼの広さってどのくらいだと思います?

(1) 15m2(4m四方)
(2) 150m2(12m四方)
(3) 1500m2(38m四方)


 正解は(2)です.50坪くらいですから,意外と狭くてこれなら何とかできそうですよね.

 でもお米を作るのって結構大変で,例えば脱穀なんかやっぱ専用の機械がないと厳しいです.だから現実にはちょっと,という感じなのですが,よく考えてみたら(考えてみなくても)お米のすごいところって保存が効くことなんですよ.古米,古々米というものがあるように,味は少々落ちても低温で保存すれば数年はもちます.ですから,買っておけばいいだけの話なわけです.ただ,いっぱい買っておいても味が落ちるので,常時ある程度のストックがあるような感じで普段の買い物をしておくということですね.ちなみにお米も生鮮食料品なので,冷蔵庫で保存すれば品質の劣化を防げます.

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12/20'08
[私に似てる人]
(自分)

 仕事をしようと午後から大学に行ったのですが,トイレ工事の騒音がうるさくて帰ってきて,車があまりに汚いので洗車して(多分半年ぶりくらい(^^;?),テレビを付けたら全日本空手道選手権というのをやっていたのでちらっと見たのですが,形にしても組手にしてもあの体の切れとスピードはすごいですねー.それで,その次の番組のところでうとうとしていたら,爽やか,かつ,極めてピアニスティックなピアノコンチェルト(サンサーンスの5番)が流れてきて,そしたら,私に似てる(と妻が指摘した)横山幸雄さんでした(前置き長っ).上手いですねー.でもアムランじゃないですけど,何か足らない?(今日の演奏だけでは何とも言えないでしょうが)ていうか上手いかどうかだけならアムラン以上のピアニストはいないでしょうからね.

 実は「動く」彼を見たのはこれが初めてです.演奏中は,横顔しか見えないのですが,うーん,似てるかなー.でも,猫背だし体の動きとかは何となく自分に似てるような感じもします.で,演奏が終わって顔を見たのですが,うーーーん,どうだろ?まあ似てるっちゃあ似てるかなー.ていうか,顔が似てるというよりも,何か雰囲気が似てるんですよね.

 ちなみにネットでヒットした画像を見ると,普段の写真じゃなくて,ジャケットとかポスター用に撮ったものはめっちゃ似てる(^^;.ほんと自分みたいで気味が悪いほどです.でも,普段の写真はそうでもないかな.

 実は,私に似てると思う有名人がもう1人います.横浜市長の中田宏さんです.私自身もそう思うし,Y国大のT才先生にも言わました.「動く」彼は国会議員時代からもう何十回も見てますし.でもこれも顔の造形というよりは(ていうか造形的にはさすがに彼よりは...),やっぱ雰囲気なんですよね.でも,横山さんにしても中田さんにしても自分に似てる人を見るとみょーに変な気分になってしまうもんですね.

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20b
[最近の学生は飲まない?]
(大学)

 先日の地盤震動シンポの後の懇親会だったか,京大や東工大の先生と話していたのですが,最近の学生は飲まないという話になりました.でも,私の研究室では月1回は飲み会をしてるし(私がぼっとしてると学生の方からいつにしましょうかと催促してくる),みんな飲むのでそう話したら周りの先生はびっくりしたような感じでした.

 で,昨日の学系の忘年会でそういう話をしたら,やっぱり飲まないという先生が多かったのですが,うちは飲むよ,という先生もいて,どういう学生が集まってるかってことじゃないか,ということになりました.要は体育会系(^^;なら飲むんじゃないですか,ということで,そう考えてみたら,私の研究室には体育会系の学生が多いですね(^^;.体育会系の先生のところには体育会系の学生が集まる?でも私は確かに体育会系ですが,文化系でもありますからね.

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20c
[骨盤の傾きと交感神経]
(バドミントン, 日常)

 先日の阿部先生の交感神経,副交感神経のお話ですが,要は姿勢を変えることで交感神経,副交感神経のON, OFFが切り替わるということで,運動するときは,活動ON(交感神経ON,副交感神経OFF)にしないといけないということだったのですが,骨盤を傾ける姿勢が活動ONの姿勢になっていることに,今日家族の買い物につき合って,要は車を出してスーパーをうろうろしているときに気づきました.

 運動するときは動きたいので活動ONにした方がいいということなのですが,日常生活でも,何かやる気にならんとか,活動しないといけないときに眠いとかいうときに使えるかもしれません.実際,骨盤を傾けるとスイッチが入る感じがすると書きましたが,こういうこともあるのかもしれません.

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20d
[自分探し]
(自分)

 「自分探し」という言葉がありますが,要は(私なりの解釈をすると)自分がどういう人間かを探す,もう少し具体的に言うと,何が好きなのか,何が得意なのか,何がやりたいのか,つまり,要は「やること探し」なわけです.で,私はこれをずっと続けていて,未だによくわかりません.多分,一生続くでしょうし,「人生やること探し」とも書きました.でも,才能があるのは才能がないこと?で書いたように,この傾向は,特に私の場合,顕著のような気もしてきました.

 上でも体育会系でもあり文化系でもありと書いたのですが,とにかく,いろんな「人間」が自分の中にはいます.研究者として飯を食えているのでしょうから賢いのかと思いきや結構間抜けなところもありますし,真面目に勤勉にやらなくちゃと思いながらもとまあいいやと思ってしまう怠け者でちゃらんぽらんなところもありますし,これだと思うとのめり込んでものすごい集中力を発揮する一方でとても飽きっぽいところもありますし,なかなか結果が出なくても絶対に諦めない一方で,始めから諦めているようなところもあります.

 性格的にも社交的で明るいところもありますが,内向的で暗いところもありますし,ものすごく活動的なところも出不精で億劫で非活動的なところもあります.人に対してもとても厳しい反面,優しいところもあると思います.

 ただ,善人と悪人については,子供の頃はずるくて自分さえよければいいというような悪いことも随分考えていたと思うのですが,30過ぎてからくらいは(自分で言うのも何だが),自分だけ得したいとか,他人を陥れようとか悪いことはなぜだか全く考えないようにはなりました.

 でもまあこの辺までは,世の中のほとんどは「善良な市民」なのでしょうし,人間的なことなので両面あるということはないこともないと思うのですが,才能があるのは才能がないこと?で書いたように,文化系と体育会系,あるいは,理系と文系についてもどっちも興味もあるしそこそこできるし,もっと行くと性に関しても男と女の両方が混在しています.

 で,そういう傾向は,年々深まっている,つまり,興味の対象ややりたいことはどんどん広がっているような気がします.こんなやってがんがん文章を書き出したのも高々数年前です.でもやりたいことがどんどん広がっているからと言って,やりたいこといっぱいあって人生楽しい!ってわけでもない...(^^;.いったい何なんでしょうね?

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12/21'08
[世界3位?]
(サッカー, スポーツ, 世の中)

 3決は,そんなにちゃんと見たわけではありませんが,まあ普通にやってましたね.スコアも1-0でしたし.でも「世界3位」と,それこそ何十回も連呼してましたが,そんなわきゃないのはちょっとでもサッカーを知ってる人ならわかるでしょう.

 ちなみに,フットボール歴史統計国際協会(IFFHS)なるところが発表している公式?世界クラブランキングというのがあります.これを見ると,ガンバ大阪は58位ですね.意外と高いのにびっくりしました(せいぜい100位くらいかと思った.ちなみに鹿島アントラーズは105位で浦和が255位.ここで気づいたんですが,アントラーズって鹿嶋市が本拠地なのに「鹿島」アントラーズなんですね.Jリーグ発足当時,佐藤工業の人がうちはフリューゲルスに出資してるのに,アントラーズと全く関係ない鹿島建設の方が宣伝になってるとぼやいていたのを思い出しました.調べてみたら,鹿島郡鹿島町と大野村が合併して鹿嶋市になったようですね).

 でもサッカーを全く知らない人は「世界3位」と言われるとほんとにそう思ってしまうかもしれません(家族はそう思ったようです).他の分野にもそういうことはよくあります.やっぱり,メディアの報道の仕方は問題ですねー.

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21b
[M-1とか「トヨタカップ」とか]
(お笑い, サッカー, スポーツ)

 大学でトイレ工事をやってるかどうかがわからず(予定表は配られたが全く守られていない.誰か学生が来ていたら見に行ってもらおうと思ったが誰も来ていないようだった),結局家にいたので,M-1とか見ちゃいました.昨日だったか,去年の奴をやっていてそれもちらっと見たのですが,優勝したサンドウィッチマンのネタは去年見たときは審査結果通り一番いいと私も思ったのですが(結局,去年も見てたわけだ),今見るとやや色褪せて見えて,キンコンの方がよかったと思いました.やっぱその場の勢いがあったんですねー.

 今年は,去年より明らかにレベルが上がっていたと思います.でも,満を持してリベンジしてきたキンコンは,去年の勢いはなかったですねー.こういうのは「満を持す」と勢いがなくなってしまいます.ナイツもオードリーも一発目の方がよかった.つまり,二発あるので,優勝するなら一発目の方がよかったなと思わせたら厳しいですね.結局,ノンスタイルの圧勝でした.審査員の中にもノンスタイルの漫才を見たことがない人が多く,私も名前しか知らず,見るのは初めてでしたが,そういうのってやっぱ有利に働くと思います.キンコンや笑い飯はもう散々見てるので,去年や今年のように勢いがある新顔が出てくると厳しいですねー.でも漫才ってもちろんネタもそうですが,手品のような「上手い下手」が重要なんですねー.

 裏でやっていた「クラブのワールドカップ」の決勝は,M-1がCMのときちらちら見ているくらいでしたが,M-1が終わったときはもう後半の15分くらいでした.準決と違って結構ガチでやってました.ていうか,これが本来の「トヨタカップ」ですよ.私が好きな選手の1人であるパク・チソンが右サイドにいたので,だいたい彼を見ていましたが,左サイドにルーニーがいて,ちゃんと見始めてすぐ1点獲って(キャリックからC・ロナウドへの縦パスが全てでしたね),それ以降,引き気味になってしまったこともあり,あまり球が来ない感じでそんなに動くことはなく,その点は今一でした.でも,以前からするとスピードや体の切れはちょっとなくなったかなー.

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21c
[日米の自動車業界]
(世の中)

 日米の自動車業界が揺れてるようですね.潰せない理由として,アメリカの労働人口の10人に1人が何らかの形でこの業界に関わっていて大量の失業者が出るということですが,無駄な道路で書いたことがそのまま当てはまります.つまり,単なる不況で車が売れないのか,もうこれ以上車は必要ないのかを考えるべきです.私は再三ここで書いているようにもうこれ以上車は要らないと思います.

 GMが潰れればアメリカが潰れると言う人もいますが,要らないものは要らないわけです.GMの社員でGMの車に乗ってる人なんてそんなにいなくて,車が売れないから買ってくれと他人には頼むのに自分は買わないわけで,それってマンション買いませんか?と電話してくる不動産業者のような(詐欺みたいな)ものでしょう.

 日本の自動車メーカーもアメリカほど酷くはなくても,事態は結構深刻だと思いますよ.そもそも,自動車という「たった1つ」の工業製品だけで食べて行けるというのがどうかしてます(例えば,電機メーカーはいろんな製品を作ってる).H田のF井さんが今の円高は実体経済から乖離していて異常事態で何とかしてくれとか言ってましたが(まあ,言うだけ言っとこ,ひょっとしたら政府か日銀が何かするかもしれんから,ということだとは思いますが),為替予約で書いたことがそのまま当てはまります.海外に製品を輸出している日本のトップメーカーなんですから,為替が動くのは百も承知なわけで,その対策をしてないような言い方をするのは恥ずかしいからやめた方がいいと思います(実際はしてるでしょうから).

 で,話を戻すと,問題は,結局,労働力の再配分になるわけで,派遣切りで書いたことに帰着するわけです.教育にはどうしても時間がかかります.ですから,これも何度も書きましたが,「ほんとに困ってる人がいたらとりあえず助ける」ことは必要です.ここで言う「ほんとに」は,大幅減益とか赤字転落とか自分の思うような仕事が見つからないとかそんなことではありません.

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12/22'08
[世界一周マラソン]
(生き方)

 先日の研究室の忘年会の時にも話題になったのですが,間寛平さんの世界一周マラソン挑戦には驚きました.1日50km以上走るそうで,そりゃーちょっと厳しいんじゃない?って言ったら,学生が,でも普段から毎日そのくらい走ってるそうですよ,と言ってました.普段からそのくらい走ってるのなら,毎日違うコースを走った方が楽しいし,だったら,地球一周しちゃおう,というのは自然な発想かもしれません.実際,楽しいんじゃないんですかね?今はさすがにそうでもないでしょうが,江戸時代に東海道53次なんか実際に走ったら楽しかったと思いますよ.でも走るのは大丈夫としても,ヨットで太平洋横断はまた別の話なので,それがちょっと心配ですね.

 でも,ある意味,彼も「退屈」なんだと思いました.やはり,人生「やること探し」「退屈しのぎ」ですね.数年がかりになると思いますが,学生の1人が24時間マラソンでゴールするんじゃないですかね?と言ってました.だとするともう「ばれてる?」

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22b
[年賀状減産計画]
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 年賀状ですが,いただいた方には次の年からはこちらから出すというようにしていたらどんどん増えていって一時期は300枚以上出していた頃もあったのですが,「計画的に」年々数を減らして今はもう100数十枚くらいになりました.「計画的に」というのは,「あるルールに従って」ということです.それは,父がやっていた方法を基本的に踏襲しているもので,こちらが出しても返事が来ない人を切っていくというものです(確か父はもっとしつこく?て2回続けて返事が来なかったら切っていたと思う).でも,ほとんどの方は出せば返事をくれるのでそれではなかなか減りません(私だっていただいた方には必ず返事を出してますし).

 それで,ここ数年は,先方から届いた日をチェックして,向こうから出してくれたのか,こちらが出したものに返事をくれたものかを判断し,要は,「切る」基準を大幅に緩めることにしました(もちろん,自分より目上かどうかなどいろんなことは考慮しています).そうすると,1年で数十枚という単位で減っていきました.

 要はこれだけインターネットが普及して年賀状なんて意味あるのかよ?と考えておられる方も多いでしょうし,それは私もよくわかりますし,でもくれた人には返事は出さなきゃいけないし,私も枚数が多いと負担だし(かなりルーチン化してはいますが,あけおめことよろと言った一律の文面ではなく,相手によって割と細かく文面を変えてます),そういう人達の負担も減らしたいし,ということで,計画的に減産しているわけです.

 でも,多分みなさん同じようなことを考えておられて,もういいかなと思って出さないと,向こうから来たりという感じでなかなかうまくいかない(^^;のですが,それでも上で書いたようなペースでは減ってきています.最終的には,ほんとにつき合いがあって,お互いに年1回くらいは近況を報告し合いたいと思ってる人達だけに収束すれば,と思います.

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22c
[「対戦形式」でないスポーツ]
(スポーツ)

 先日,同じ専攻のM田A先生が昼休みにテニスラケットをかかえて小走りにどこかへ向かわれていたので,声をかけたら同じ専攻のI部先生とやってるんだそうです.なんかいいなー.考えてみれば,少なくとも中学生くらいまでは昼休みはグラウンドで野球とかドッジボールとかどんさい(どんがめ)(ってわかります?)とか何か運動していたと思います.

 テニスもそうですが,私が普段やってるバドミントンだと相手が必要で,でもちゃんと相手になる人は,同じ専攻はおろか,全学の中でも教職員ではわずか2,3人(もいないかも)といった感じです.つまり,ここで書いたように,強くなりすぎると相手になる人もどんどん少なくなり,つまらなくなってきてしまうという側面(もちろんあくまで「側面」であって,強くなっていけばそれ以上の面白さはあります)もあるわけです.

 と,思ったのですが,スキーやゴルフやボーリングはそうでもないですね.もちろん,あまりにレベルが違いすぎたらきびしいでしょうが,かなりレベルが違ってもなんとかいっしょに滑ったりプレーすることができます.バドミントンだとほんのちょっとレベルが違うだけでほとんど相手にならなくなりますからねー.つまり,スポーツの種類によるわけで,要は「対戦形式」かどうかということです.そういう意味ではこれらの「対戦形式」でないスポーツって「1人でもできる」ということもありますが,いろんな人といっしょにできるというメリットもあるわけですね.

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22d
[雪不足]
(スキー, 世の中)

 今年は近年希に見る雪不足のようで,未だに多くのスキー場がオープンできないようです.シーズンロッカーをもってるガーラ湯沢もまだだめのようですね.ちなみに私は先日,例年通り,指導員研修会で丸沼で初滑りに行ってきました.確かに雪は少なかったですが,人工雪スキー場なので,まあ普通に滑れました.

 こういうことになると,また地球温暖化とか何とか言って騒ぎ出す人がいそうですが,思い返せば,私がスキーを始めた1980年代後半のいわゆるバブルの時期(ホイチョイから極楽スキーが出て,私をスキーに連れてってがヒットした頃)は,いつもこんな感じでした.年内にオープンできるスキー場はほとんどなく,正月に間に合えば御の字という感じでしたからね.ですから今に始まった話でもなんでもないわけです.

  

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22e
[一転?]
(世の中)

 Tヨタが前期過去最高となる2兆2000億円超の利益から一転1500億円の赤字に転落という報道がなされていますが,2兆2000億円も儲けたのなら1500億円くらい損したって全然へっちゃらじゃないですか.残りの2兆以上の莫大なお金はどこに行ったのでしょうか?そんな状況でどんどん人を切って何を守るのでしょうか?

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12/23'08
[寝台新幹線(バス)]
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 昨日の練習の後,ちょっと話題にもなったのですが,中国で寝台新幹線なるものが運行されるようになったようです.こういうのがあったらいいなー,とは,もう30年くらい前から(には)思っていました.当時,私は大学生〜大学院生で,実家がまだ福岡にあって,夏と年末年始は帰省していたと思うのですが,いつ帰れるかわからないので,いつも新幹線の自由席でで6時間以上かけて帰っていました.でも6時間以上ってやっぱり結構しんどいんですよ.

 でも,寝ていけばどうってことないですよね.6〜7時間では,ちょっと短い(ちなみに中国の寝台新幹線は,北京〜上海を10時間くらい)ということなら,少しスピードを落として運転すればいいだけの話です.寝台なので夜中走るわけで,騒音の問題もあるでしょうからね.

 でも実現することはなく,今では東京〜博多間はもう5時間ちょいらしいですから,今後も実現しそうもありません.おそらく,騒音の問題や何かの規制もあるんでしょう.でも,同じようなことを高速バスでやったらどうか?というのはありだと思うんですがどうでしょうか?

 学生時代,よく夜行バスでスキーに行ったのですが,乗ったことある人はわかると思いますが,かなりしんどいです.でも横に並ぶんじゃなくて,上下に並んで,つまり,カプセルホテル(に泊まったことは実は一度もないが(^^;)のようなユニットを上下に積み重ねれば30くらいは入るんじゃないですかね?最近見てると,横風が吹くと倒れそうなくらい高さがあるバスはいくらでも走ってますから,3段くらいは行けそうなので.

 最近は,高速バスの値下げ競争がすごいらしく,新幹線や飛行機の半分くらいの値段でならできるんじゃないですかね?ていうか,これも何か規制があってできないんでしょうね.

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23b
[全日本大学女子選抜駅伝]
(日常, 世の中)

 去年見損なった全日本大学女子選抜駅伝ですが,今年もぼっとしていたらもうスタートしていて,「不携帯」電話付きデジカメを慌てて充電して(不携帯なのでいつもいつの間にかバッテリがなくなっている)今年は何とか見れて,ちょっとだけ非日常を経験できました.家を出たら近所に住んでいていっしょにバドミントンの練習してるW所さんも出てきたところでした(^^;.




 陸橋の上から見たのでそれほどスピード感は感じなかったのですが,5kmを15分台ですから(100mにして18〜19秒くらい),めっちゃ速いですよね.

 で,思ったんですが,道路や道路にかかる陸橋に特に規制などなく,例えば,陸橋から何か物を落とそうとするようなとんでもない不届き者がいたらやばいんじゃないんですかね?でも,沿道や陸橋全てを警備すると大変なことになります.つまり,そういう極悪人はいないということが前提となっているわけです.

 耐震偽装事件が起こったときも,まさか建築基準法に違反するような建物を故意に設計施工するような人間がいるとは思わなかった,という当局?のコメントがあり,批判も受けましたが,世の中の人間,何も規制がなかったら悪いことばかりしよる,では,大変なことになってしまいます.実際,耐震偽装事件の後,建築士法の改正で莫大な労力が費やされることになってしまっています.今日の駅伝だって,沿道と陸橋を全部警備すれば,とんでもないことになりますし,第一,雰囲気が台無しです.つまり,法で縛るのには限界があり,やっぱり,モラル,そして,教育の問題になるわけです.

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23c
[時間指定配達]
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 今日午前中に佐川急便の荷物が届くことになっていたのですが,15時を過ぎても来ません.仕方なく営業所に電話すると,まだ営業所に荷物が届いていないとのこと.オペレータの方の話だと年末で道路が混んでいたのではないかということです.はあ?

 時間指定配達というのにしたことはほとんどないのですが,そういうものなんでしょうか?何かトラブルがあって遅れることもあるでしょうが,少なくとも連絡くらいすべきでしょう.ていうか,そもそも道路事情くらいで遅れることがあるのなら時間指定配達という嘘の看板を掲げるべきではありません(ぎりぎり間に合うような設定はすべきではありません).今回は先方の業者が指定したので仕方ありませんが,私は佐川急便を使うことはもうないと思います.

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23c
[仕事の再配分]
(世の中, 生き方)

 再三書いている仕事の再配分の問題ですが,もちろん,産業構造が変化するに従って,労働人口の再教育,再配置もありますが,世の中便利になって人間が働かなければならない「労働」は,どんどん減ってるでしょうから(でも個人的には全然実感ないですが(T_T)),全体的に減らす必要もあります.でも,自由競争社会がそれを阻害しています.自分のところだけ働くのを減らしたら競争に負けて働くのを減らすどころか会社が潰れて0になっちゃいますからね.何かルールのようなものを作る必要があるでしょう.そして,そういう全体をコントロールすることこそが政治の役割なんですが...

 でも,働き蜂(って実は1日5時間くらいしか働いてないんですけどね)日本人にしてみると,働いちゃだめってなると何したらいいの?ってなりそうですよね.そうなると,やっぱり,学術,芸術,スポーツなどの文化の時代だと思います.

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23e
[]
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 荷物が届いたのは,19時過ぎでした.申し訳ありませんでしたの一言もないので,ドライバーさんに「この荷物午前中に届くことになってたんですけど」と言ったら,「そうみたいですねー」と全く人ごとという感じでした.他に何か言うことは?と言ったらちゃんと謝ってくれましたが(でも何か学生を指導してるような気分でした),もちろん,彼に非はないのでしょうし,彼に文句を言ってもしょうがないので,要は会社の問題ということでしょう.ですから,「佐川急便は使わない」となるわけです.

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23f
[ガソリン価格]
(日常, 経済)

 ガソリン価格の下落がすごいですね.先日のスキー指導員研修会のとき(12月上旬)は,110円くらいで,でもジョイ本が99円で頑張っていて車の長蛇の列ができていたのを憶えているのですが,とうとう近所のGSも99円になりました.まだ下がりそうと思って下がるまで買わない→需要が減る→値段が下がるという循環もあります.逆に,これから上がりそうだと思うと,早く買っておこうと思って需要が増え値段も上がるということになります.つまり,相場ってそうやって「増幅」するんですね.

 ここで気づいた人は気づいたでしょうが,このタイムラグを利用して儲けることができます.もちろん,「在庫」をかかえることができることが条件になるので,一般人はだめですが,ちょっと金融の知識がある業者なら充分可能です.実は,一般の人もこの手法で取引ができます.上で書いたように商品先物には限月があるので,限月間の価格差を利用した取引で,こういうのを「サヤ取り」と言います.でも,「サヤ取り」は,商品先物ではもう一般にやられている手法なので,確実に儲かるというものではありません.

 似たようなものに現物株式と指数先物の価格差を利用した裁定取引というものがあります.これは,かなり確実に儲けられる取引ですが,指数先物と連動する現物を,具体的には,日経225,つまり,225銘柄!を売買しないといけないので,かなりの資金が必要になります.つまり,相場は資金量がある者が勝つ,という仕組みになっているわけです.莫大な資金があれば,相場自体を動かせるわけですからね.「相場は売り手と買い手の戦い」というのはそういうことなのです.

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12/25'08
[筋肉痛と年齢の関係]
(スポーツ, バドミントン)

 昨日,W所さんに誘っていただいて,バドミントン部の練習のとき1面を借りて久しぶりにシングルの練習をしたのですが,忘年会シーズン明けでほとんど練習してない上(チェックしたら,バスに乗る機会すらなく自宅〜センターの往復2kmのランニング?すらほとんどできていない),コンタクトを忘れ,基礎打ちでまめは潰れるしで,だめだめでした.とにかく体が動かない.いつも最初のうちは動けず,徐々に動けるようになるのですが,かなり長い時間全く動けない状態でした.もちろん,「意識」の上でできることをいろいろやってみるのですが,少しまともに動けるようになるのに1時間くらいかかりました.つまり,1時間以上ラリーをやってたことになります.やっぱり,ちゃんと練習しないとだめですねー.

 で,今朝起きたら全身筋肉痛です(T_T).特に大腿部がひどく,昨日の夜から(ラリー中から)痛いという感じでした.これを読んで,すぐ筋肉痛が出るなんて若いねー,私なんか2,3日後だよ,と思ったとしたら,それは間違いらしいです.つまり,筋肉痛が出るまでの時間と体の若さは反比例する,即ち,歳とるほど筋肉痛が出るのが遅くなる,というのは,違うようです.筋肉痛が出る時間と反比例するのは,体の若さではなく,運動の激しさである,というのが真実のようです.運動が激しいほどダメージが大きく,筋肉の炎症である筋肉痛もすぐ起きるわけです.

 いや,若い頃は,すぐ筋肉痛になったが,最近は2,3日かかるようになったよ,というのは,単に若い頃は激しい運動をしていたが,歳をとって(ゴルフのような)もっと穏やかな(^^;運動しかしなくなった,あるいは,同じスポーツをしていても以前より動かなくなった,と言うことらしいです.

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12/28'08
[年末年始]
(日常)

 鬱陶しい?年末年始が始まりましたね.ただ,今年は曜日の並びが綺麗?で,要は「来週が年末年始」ということですね.つまり,来週1週間を乗り切ればいいわけです.とにかく,この1週間で調子を崩さないようにしたいと思います(でも,今日は早速もう調子が悪いが).

 雪の方は何とか降って年末年始に間に合ったようですね.バブルの頃もそんな感じでした.でも,スキー場は年末年始に突入したこととやっと滑れるようになったことで,激混みのようです.野沢に行ってるI田さんから写メが送ってきました.「バブルの頃を思い出すわ〜」だそうです(^^;(写真は日影のゴンドラ乗り場.入り口が遠いーーー).


 でも,例年だと,この時期もう2,3回はスキーに行ってるんですが,今年は今月初めの指導員研修会だけです.年末年始で激混みの中に突入する気はないですから,行くとしたら年が明けて仕事が始まってからですかね.

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28b
[また?新ニッポン人]
(世の中)

 また?「新ニッポン人」というのをやってるみたいですね.今回のテーマは,結婚したい(のにしない)女たち,のようです.全く余計なお世話というか,中身は予想できる(たかが知れてる)ので見る気は全然ないですが...結局,自分で食べて行けるのであれば「理解ある男性がいればする,いなけりゃしない」に尽きると思いますけど.つまり,理解ある男性があまりに少ないということでしょう.

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12/31'08
[今年を振り返って]
(日常)

 人間が勝手に作ったものですが,大晦日なので,例年通り?今年1年を振り返ってみます(去年,ぼっとして忘れて0:00過ぎてしまったので,今年は少し早めに書いておきます).

 まず仕事ですが,今年も去年と同じく,震度6弱以上を記録した地震が2回発生し,被害調査に行きました.でも,去年とは対照的に建物の大きな被害は全くありませんでした.原因は発生した地震動が極短周期という,10年くらい前からずっと言い続けていることで,もう辟易という感じなのですが,ようやく震度に関する検討会というのが始まりました.ずっと言い続けてきたことがようやく動き出したという感じもするのですが,自分が正しいと思うことをに従って,正しいと思うことを淡々と主張する,ということに変わりはありません.

 むしろ,私の中では,とにかく地震被害を減らすというよりも,地震動の性質と構造物被害の関係を物理的に追求していきたい,という思いの方が強くなってきています.そして,それこそが地震被害を減らすことに繋がるのだと思います.

 バドミントンに関しては,今年は地元で全日本教職員ということで,ちょっと頑張ろうかとも思っていたのですが,5,6月と体調を崩してしまい,そういう中,地震被害調査に2回も行くことになり,まともな準備はできませんでした.久々に1回勝つことはできましたが,そんなレベルではどうしようもありません.でも,こう長い間だめだめだともうこれが普通と言われても仕方ないかもしれません.強くなりたいという意識はまた出てきたのですが,きつい練習すれば強くなるという歳でもないので,特に目標などは設定せず,意識の問題などいろいろ創意工夫をしながら,無理せずできる範囲でできるだけのことをする,ということですね.

 ピアノは,そんなに変化なしですが,久しぶりにピアノプロジェに出ました.あとは,ただやみくもに練習するのではなく,レパートリーを作るということも考えるようになりました.でもこれは要はチャレンジ精神がなくなってきた,とも言えますかね.

 スキーは,シーズンが終了して大分経ったのですが,準指合格以来,あまり行けてなかったのですが,今(昨)シーズンは,野沢や志賀に行ったりして,結構滑ることができました.今シーズンも同じくらいは行きたいと思っています.

 このコーナーの更新頻度も相変わらず高い水準をキープしていると思います.つまり,まだまだいろいろ考えることはあるということですね.

 こうして振り返ってみると,体調や調子を崩すことは確かにあるのですが,そういうことはままあるので,全体としては順調とまでは行かなくてもまあ普通に過ごせてるとは思うのですが,うーん,どうでしょうか.去年も書いたのですが,やはり停滞感は否めません.このままでいいとすればこのままでいいのでしょうが,このままでいいとは思っていません.何もしなければ何も変わりませんから,そろそろ何らかの行動を起こす時期に来ているのかもしれません.

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