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7/2'07

 安倍内閣ですけど,なんでこんなことになっちゃったんですかね.以前は彼はプリンスともてはやされ,拉致問題などでとても頑張ってました.「美しい国」はどうかと思いますが,昔から私は彼のことは別に好きでも嫌いでもありません.でも彼自身は,この状況の中でそれなりに頑張ってると思いますよ(もちろん何か実績をあげているわけでもないが).要は彼自身の問題というよりは,年金問題に象徴されるように周りがどんどん失点しているわけです.

 その元凶はやはり安倍内閣が結果的に旧態依然の論功行賞人事になったことが大きいと思います.つまり,過去のしがらみをもった抵抗勢力(もう一昔前の用語のようだ)が一斉に勝ち馬に乗ってしまったため論功行賞人事をせざるを得なかったということです.見返りを求める抵抗勢力が政権を握るとどうなるかは...安倍さんにはちょっと気の毒,というか,もしそうなれば運がなかったと言うべきか,やはり政権交代が必要ですね.でも参院で負けても政権は変わりませんからねー.

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7/3'07

 辞めたQ間防衛大臣の言い訳をきいていてどこかできいたような気がしました.と思って検索をかけたら,ここですね.どういうつもりで言ったとか,真意はどうだったとかそういうことは全く関係ありません.それを聞いた人がどう思うかを全く想像できなかったというのが大問題なのです.人の気持ちがわからない人は政治家としての資格はありません.

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7/9'07
更新が滞る理由

 なんかまたここんとこ更新が滞ってますね.更新が滞る理由は1つしかありません.書きたいことがない.ちなみに忙しすぎて書く暇がないということは私の場合はありません.もちろん忙しすぎることがないということではなく,忙しいというのが理由で書かないということがないということです.忙しくて書く暇がないときほど書きたくなってしまうものでもあります.

 書きたいことがない,と書きましたが,もちろん書くことはいくらでもあります.「練習シリーズ?」は始まったばかりですし,他のシリーズもの?も中途のものが多いです.ニュースなどで世の中で起こっていることを見ていれば思うことはいくらでもあります.でも...「書く」というところまでモチベーションが上がりません.もちろん今の気分や「調子」も関係あると思います.

 再三書いているように,このコーナーは書きたいときに書きたいこと,書かずにおられないことを書いています(仕事ではないので).ですからそのときの気分によって書かなくてもいいことを書くこともあります.でも,重要度が高いものは気分によらず書かずにおれないと思う確率が高いので,結果的に書かれることが多いです.このコーナーをずっと読んで下さってる方はおわかりでしょうが,雑多に見えるこのコーナーには明らかに「最大公約数」とも言うべき核をなす部分があります.つまり,より重要度が高いものとそうでもない(^^;ものがあるわけで,できれば整理したいと思っていますが,なかなかそこまでは手が回りません.

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今の自分の位置と行き先

 4月からバス通勤にしたのですが,最近,ぼーっと考える時間が増えたように思います.最初はバスに乗ってる間も,あるいは,バス停まで歩いていく時間も「何かをしていた」と思うのですが,ここ数ヶ月くらいはぼーっと考えることが多くなったような気がします.そういうときに「閃く」こともありますし,もちろん悪いことばかりではないのですが,いろいろ余計なこと?も考えるようになりました.

 今日このコーナーに何か書くことないかな,と考えながら,でも書く気にならなないことは書く気にならないし,今一番書きたいことは何だろう?つまりは,今一番思うことは何だろう?と考えていたら,「今の自分」について考えていました.「今の自分」というのは,今自分がいる位置,そして,これからどうその「位置」が移動していくのか,いくべきなのかといったことです.位置というとちょっと漠然としていますが,平たく言えば,向こうとこっちのどこ?ということもそのうちの1つです.

 これから何十年かまだ生きていくとして,何かをして「過ごして」行くわけです.もちろん,いろんなことをしながら過ごしていくわけですが,仕事以外にやってることはまあ続けて行くでしょうし,増えていくかもしれないし,やめるものもあるかもしれません.まあこれはその時々で考えればいいことのように思います.では,仕事はどうでしょうか?

 もちろん食べていくためには仕事は必要ですが,食べていくだけのために仕事をしているわけではありません.それなりに社会的評価も受けてる?のでしょうし(少なくとも仕事以外にやってることよりは遥かに),今の仕事は続けていくべきなのかもしれません.でも何て言うのか,これでいいのだろうか?という思いは常にどこかにあります.そして,ぼーっと考えているときそういう思いが頭をもたげます.

 これも再三書いているように自然の流れに従うしかないので,向こうに行きたくないと思っても自分を取り巻く環境がそうなれば行かざるを得ないでしょう.一方では,自分が世の中や社会に必要とされていないのならそれはそれで仕方ありません.だた,今の自分の位置,自分の動いていく方向を考えたとき,今自分がどこにいるのか,どっちに向かって流れているのかがよくわからなくなりました.

 まあわからなくても流れに身を任せるしかないのですが,やはり自分の位置,向かう方向,あるいは,流れる速度がわからないと不安にもなりますし,モチベーションにも影響します.現状に不満があるとかそういうことではありませんし,余計なこと?を考えなければそれで済む話かもしれません.ただ,このままの調子でやって行けばいい,ではなく,このままではだめだ,という違和感を強く感じます.

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7/10'07
科学では解明できない?

 昨日,報道ステーションで古武術を取り上げていました.古武術そのものではなく,その合理的な体の動きをスポーツや介護に活用しようというものです.古武術には私も以前から注目していますし,その合理的な動きは大いに活用可能だと思います.しかし,その中でのK野さんの「科学的な解明は却ってレベルを落とすことになる」というコメントが気になりました.

 私は科学で説明できないことはないと思っています.もし説明できないとしたら,それは(まだ)説明できていないという単なる人間サイドの研究不足か,科学では説明できないと言って始めから研究を放棄しているのだと思います.実際,例えば,松岡修三さんがどんなに頑張っても起こすことができなかった体重120kgの男の人を古武術の原理を使うといとも簡単に起こすことができる,というのは,手の甲を裏返すことによって腕に力が入らなくなり,従って,体全体を使うことができる,と説明されていましたが,これこそまさに科学的な説明ではないでしょうか?

 科学では説明できないと思われていた,人間の心理や性格も最近の研究ではセロトニン,ドーパミンのような脳内物質が深く関わることがわかってきました.つまり,聖域?と思われた人間そのものでさえ,将来は単なるロボットのように考え,説明できるようになるのだと思います.

 そのようなケースはいくらでもあります.例えば,西洋医学vs東洋医学とか.西洋医学は科学的で,東洋医学は神秘に包まれた(^^;科学では解明できないものと言われていますが,東洋医学が科学で解明できないのではなく,まだできてない,つまり,はっきり言えば研究不足ということでしょう.

 なぜそういうことが起こるのでしょうか?それは,医学の(第一の?)目的が病気を治すことだからでしょう.つまり,病気が治りさえすれば,なぜその薬が効くのかといった科学的な解明は副次的なもの,という考えがどこかにあるのだと思います.工学にも似た側面があります.つまり「もの」さえできればその原理は二の次でもいいという側面です(もちろん単なる一側面に過ぎませんが).

 しかしこれはかなり危険なことです.うまく行ったのは,たまたまうまく行っただけかもしれません.例えば,ある病気にある薬草が効いたとしても,それはそのときたまたまその薬草に含まれていた「不純物」が原因かもしれません.つまり,なぜその薬草が効くのか,その薬草のどの成分が効くのか,なぜその成分が効くのかといった科学的解明がなければ判断を誤る可能性は大いにあります.

 これはいろんなものに当てはまります.スポーツであることをやってみてとてもうまく行ったとしてもなぜそうするとうまく行ったかを科学的に説明できないとしたら,うまく行く原因を間違えている可能性があり,うまく行かなくなったとき全く対処できなくなるだけではなく,それを続けていくと逆にどんどん下手になることもあり得ます.こうするとうまく行くと誰かに教えられて何も考えず鵜呑みにしてしまう場合も同様です.人間はとにかく結果を求めてしまうのでとても注意が必要ですね.

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7/11'07

 さて,その後のゴルフですが,しばらく120台でうろうろした後,久々に110台が出ていました.でも,110台は既に3月に出てますし,わずかですがベスト更新とはなりませんでした.

 最近はどういう感じかとういうと,ドライバーはとにかくフェアウェイキープを第一に考えて220y程度に押さえてかるーく打てばかなり安定してきました.問題は2打目,3打目です.つまり,フェアウェイ,あるいは,ラフからの150y〜200yくらいのミドルアイアンやフェアウェイウッドを使ったショットです.これがとにかく安定しません.まあ普通に打てるときは打てるのですが,突然当たらなくなりトップしてチョロの連続になります.原因も体重移動ができていないから,とわかっているのですが,当たらなくなるとなかなか体が言うことをききません.

 ゴルフをやる人はわかると思いますが,確実に球を捉えるには,スイングの最下点で球を捉えるのではなく,球の向こう側(球が飛んで行く側)が最下点になるように芝を削るくらいに打たないといけないのですが(実際プロはがんがん削ってますよね),自然を愛する(^^;私にはそれにすごく心理的な抵抗があってどうしてもクリーンにしか球を捉えられないのです.で,クリーンに捉えられているときはいいのですが,それではものすごく微妙で高度な(^^;技術が必要ですので,一度体重移動ができなくなるとトップしてチョロの連続になるのです(T_T).

 ただ,100y以内に入ればウェッジショットはそこそこ安定してますし,アプローチ,パッティングも初心者でしかも全く練習してない(^^;割にはそこそこ打てるので(パッティングに関しては力学を使って振り幅と距離の関係をグリーンの摩擦係数の関数として計算した一覧表を作ってそれを見ながら打ってます(^^;.あまりコースに出れない人にはいいですよ.近日公開予定(^^;!),とにかく,2,3打目さえ安定すれば,いや,当たり損ないでもとにかくある程度前に飛んでくれれば,という感じなのです.実際,2,3打目が普通に当たってるときは,パーかボギーか悪くてもダボなのでスコアで行けば100くらいでは回れるはず(2,3打目さえ当たれば)とはずっと思ってました.

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 そして,いきなり100切っちゃいました(^^)V.コースは,ザ・インペリアルカントリークラブというところで,3月にベストを出したおかだいらのすぐ近くです.まあ正直言ってコースが易しかったとは思います(というかとても広くて綺麗で回っていて気持ちよかったです).でもバンカーだらけで,実際バンカーに相当放り込みました(^^;.しかも結構深くえぐれているので出すのに2打かかったり,反対側のバンカーにホームランを打ったりという感じで結構バンカーには苦しめられました.月一ゴルファーとしては(^^;バンカーショットなんか練習してませんから,これもカンと気合いでえいやー!てなもんです(^^;.

 それでも100を切れたのはフェアウェイが広かったのとラフがそんなに深くなかったこと,ドライバーが安定していたこと,そして,何より,2,3打目のユーティリティがそこそこ安定していたからだと思います.もちろん,いつも通りトップしてチョロもあったのですが,全体で4,5回くらいで済みました(いつもはどんだけー(^^;?).

 そうそう.あまりにミドルアイアンとフェアウェイウッドが安定しないので,実は,一念発起して?先月ユーティリティも購入しました.普通はユーティリティというと,FWの代わりですから,ミドルアイアンというよりはロングアイアンの代わりなのですが,私の場合は5Iはおろか,6I,7Iすらもどうにも安定せず(ほんとゴルフを始めた頃の方がちゃんと打ててたくらいです(T_T)),ミドルアイアンの距離もカバーしているユーティリティをインターネットで探していてキャスコのアイティリティというのを見つけました.ちょうど(^^;生産中止になりかけて最後のたたき売り状態だったので1本1万円(^^;くらいでゲットしました.なんと9I相当まであるのですが,さすがに7I相当までにしときました(^^;.芯を食うと「キン!」という快音を残してかなりの高弾道ですっ飛んで行くので当たれば気持ちいいですよ(^^).でもこれも体重移動ができなければトップしてチョロは変わりません(T_T).

 今回は,そのユーティリティでの2,3打目の150〜200yのショットがそこそこ安定して打てたのがやはり大きかったと思います.前回110台だったときは,ユーティリティは今一だったのですが,フェアウェイウッドがそこそこ安定していました.つまり,2,3打目さえ当たれば100くらいでは回れるはずという目論見をようやく実現することができたわけです.

 ゴルフを始めて8ヶ月半ですから,1年以内に(月一ゴルファーで(^^;)100を切るという目標をとにかく何とかクリアすることができました(^^).ぱちぱちぱちぱちー.いっしょに回ったY本も自分のことのように,というか,自分のこと以上に(^^;喜んでくれました.ほんといいパートナーに恵まれたと思います.

 ということで,当面の目標はとりあえず達成しましたが,ゴルフの腕前に関して言えば...まだまだですねー.そりゃそうです(^^;.今回はたまたま2,3打目をある程度安定して打てましたが,ほとんどはクリーンにしか球を捉えてませんので,まだまだ球の向こうを削らなければ安定はしません.いつもは得意のアプローチも今回は今一でしたねー.パッティングも振り幅の関数で打ってる5〜20yはいいのですが,逆に2yくらいの確実に入れないといけない距離をカンで打ってるので,これもちゃんと「定式化」したいと思います.

 そう.ゴルフってものすごく力学とかの物理ベースの考察が有効なんですよ.上記のパッティングの距離を振り幅とグリーンの摩擦係数で表現できるのもそうですし,まだやってませんがアプローチも行けると思います(放物運動+転がりなのでかなり難しいとは思いますが).普通のショットは風を含めた空気抵抗と球のスピンを考えないといけないので,かなり高度な流体計算が必要となりますが,これは「番手」で打ち分けることができます.私は初心者なのでまだ距離を正確に読めないのですが,スコアをつけるペンシルにログスケールの目盛りを貼って三角測量から距離を読んでいます.

 ゴルフの面白さはいろいろあるのですが,私にとってはそういう物理的なところがとても面白いです.ほんと「研究テーマ」の1つにしてもいいくらいです(^^;.そういう物理的な側面は道具にも現れます.ユーティリティを使ってみて思ったのですが,道具にもいろいろ工夫の余地がありそうです(これもいろいろ研究しているのでそのうち公開します(^^;).そういうことも含めていろいろ研究していこうと思います.なんか研究テーマを1つもらったような感じですかね(^^;?ゴルフには「こうするのがセオリー」みたいなものがいっぱいあるのですが,それにとらわれずに研究していこうと思います.

 ということで,これからも続けていきたいと思います.ただ,ゴルフはスコアだけではないのは周知の通りで,他のスポーツももちろんですが,ゴルフの場合,多くの人とコースをほぼ同時に共有するわけですからマナーがとても大事です(マナーが悪いゴルファー結構いますよねー).ですから,マナーさえしっかりしていれば,ここから更に上を目指すのか,このくらいのレベルで楽しむ(鍛錬しそれを克服することを「楽しむ」も含めた広義の「楽しむ」ではなく,単純に楽しむという狭義の「楽しむ」です)のかは判断が分かれるところでしょう.ただ,トップしてチョロの連続ではさすがに楽しめませんし,同伴者や後続のプレーヤーにも迷惑をかけますから,スコアはともかく打てば一応は前に行く(具体的には当たり損なってもドライバーは150y程度,FWは100y程度,アイアンとウェッジも含めて左右前後のばらつきはちゃんと当たった場合の2,3割程度,バンカー,林などのハザードから1,2打で少なくとも脱出はできる)ことは最低限必要でしょう.そして私はその最低ラインに到達しかかっているレベルに過ぎません.ですが,このレベルでも上記の「一応」のことができれば十二分にゴルフを楽しむことができます.

 ですから,これからも続けていくとは思いますが,更に上を目指すかどうかはわかりません(^^;.ここで書いた,「(私が)普通にやって普通にできる(はずの)こと」が実際のコースでなんとか18ホールを通して一度できただけですので,それをもっと安定してできるようになることが当面の課題になりますが,ここから更に上のレベルだと「普通にやって普通にできること」以上のことができるようにならないといけないわけで,練習が必要になりますが,コースに出るのは月一が精一杯ですし,普段の練習時間もそんなにとれるわけではないので,まあこれもできる範囲でできるだけのことをするということですね.

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7/13'07

 昨日取り上げた古武術ですが,昨日NANDA!?でもやってましたね.内容的には一昨日の報道ステーションとだいたい同じだったんですが,K野さんの話をきいていると,彼は「科学では解明できない」と言っているのではなくて,「解明することが大変難しいので解明することに拘らない方がいい」と言っているのだと思いました.

 うーん,わかるんですが,まあ「上手く行けばいい」ってことですかね.例えば,ゴルフでどうしてもスライスしてしまう人がこうするとスクウェアに当たって真っ直ぐ飛んでいくよ,と教えてもらって実際にやってみて効果てきめんだったらどうしますか?ほとんどの人は,こりゃーいい,どうもありがとう!と言って,なぜそうするとスクウェアに当たるかはあまり考えずに実行するでしょうね.

 まあゴルファー,即ち,プレーヤーにとっては,上手くなること,勝つことが最優先なんでしょうが,それだとやっぱりそれ以上のものは望めないし,全てに練習には弊害があるわけですから,どこかで壁にぶち当たるでしょう.

 実は今日バドミントンの練習だったんですが,昨日の古武術で解説されていたことを意識してフットワークをしてみたんですが...かなり効果がありました.まあ今日1日だけでは何とも言えませんが.でも私の場合は,なぜそうすると上手く行くかを解明しないと気分が悪いです.それはゴルフもそうですね.

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7/14'07

 参院選が公示されて,テレビでうちはこういう政策でやります,うちはこういう年金改革をやります,とかやってますね.でも私は細かいことは(あまり)興味がありません.年金の仕組みをどうするのかとかいうのを自民党案と民主党案を比較してどっちがいいか判断して投票するのが筋なのでしょうか?そもそも,多くの人はあの説明をきいてもどっちがどう違うのか,どっちがいいのかなんて判断できないでしょう.

 私は単純にこう考えています.もちろん政策で選ぶのが本来の姿ですが,それ以前に「失政をしたら政権交代する」のが大原則である.そういう状態を作ることが不正や失政を減らすし,もし不正や失政をしたら何らかの「責任をとる」のは当然なわけです.そのためには政権交代できる2大政党制という枠組みが必要です.自民党と民主党の(イデオロギーの)違いがわからないとよく言われますが,極端な話,同じでも,即ち,別に自民党(のような政党)が2つでもいいのです.小沢さんは2大政党制の実現に心血を注いできました.実際1993年にそれを実現したのですが,残念なことに社会党と自民党が「あんなこと」をしたために,連立政権は失政とかいう以前の「数合わせ」で崩壊してしまいました.

 安倍さんにはちょっと気の毒なところもありますが,年金問題1つとっても今の政権は「失政をした」と言われても仕方ないでしょう.ですから私は政権交代すべきだと思います(というか1993年以前からずっとそう思っています).民主党に政権を担えるのか?ということはずっと言われていますが,そんなこと言っていたら,つまり「新人に機会を与えなければ」永久に何も変わりませんし,不正もなくなりません.とにかく一度任せてみることだと思います.勝ち馬に乗るのが政治家ですから政界再編が起こる可能性もあります.だめならまた政権交代させればいいだけの話です.政権交代させたことが失敗に終わっても高々数年です.その数年を恐れて何十年という時間を失う(実際,1993年からの10年以上は「失われ」ました)ことの方が問題です.

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7/15'07

 今,関西に出張しているY本から,博多長浜ラーメンみよしの報告(^^;があったんですが,旨かったよ〜,とのことなのでよかったよかったと思っていたのですが,何回かメールのやりとりをしていると,「しょうゆとんこつ」だった,とのことです.えーー!てなもんです.少なくとも去年食べたときは本場のちゃんとしたとんこつでした.変わっちゃったんですかねー.ここで紹介したように,みよしが新宿に進出した,といのはN山君に教えてもらって,私も一度食べに行きましたが,びみょーな感じでした.そして,もう一度行ったときは改装工事中でした(潰れた?).しばらくといい,東京進出なんかするとろくなことはないですねー.変な気を起こさずにしっかり本場の味を守ってもらいたいです.それにしても本場のとんこつラーメンが食べられる店がどんどんなくなっていって残念です.それは地元(福岡)も同じで,今年は8月に建築学会が福岡でなんですけど,どこに行けば本場のとんこつラーメンが食べられるのかわかりません(T_T).まあしばらくには行くとは思いますけど.

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 さて,当面の目標を達成し(てしまっ)たゴルフですが,目標を達成することは目標を失うことですから,注意しないといけません.まあまだ始めて1年も経ってないし,腕前自体もまだまだなわけですから,もっと上を目指せばいいのですが,そんなに練習できるわけでも,ばんばんコースに出られるわけでもないので,普通に上を目指したんでは,これからどんどん厳しくなります(成長曲線は対数曲線ですからねー).ということで,普通でないことをやってみようかなと思っています.つまりいかに練習せずコースにも出ないで(まあコースに出るのはゴルフそのものですからできるだけ行きたいとは思いますけど)スコアアップするかです.このレベルで(狭義の)楽しむのも1つのやり方ですが,私の場合はそれはできそうもないので...(^^;.

 単純に考えれば上手くなればいいのですが,ゴルフの場合(そんなに)上手くならなくても,普通にできることを普通にできれば(まあそれが結構難しいんですけど(^^;)100くらいでは回れるとは,何度もここで書いてきました.実際,私はゴルフを始めて数ヶ月でまあ一通り打てるようになりましたが,それからは,はっきり言ってそんなに上手くなってないと思います.でも上手くなってないのに,即ち,技術は向上していないのにスコアはよくなることが大いにあるのがゴルフの面白いところです.

 私が考えているのは,ゴルフが上手くなるというよりもゴルフを簡単にするということです.もちろん上手くもなりたいですけど,ここから先はかなり練習も必要でしょうから現実的にはまともにやったんでは厳しいのは目に見えています.自分が上手くならずに上手くなる(^^;には相対的にゴルフを簡単にすることですよね.

 これは全てのスポーツに言えるのですが,トッププレーヤーも初心者も「土俵」は変わりません.「土俵」というのは,文字通りプレーをする「場」のことで,ハンデを付けるとかそういうことでは解決しないものです.バドミントンのコートの広さがトッププレーヤーに合わせてあるので,普通の(^^;人にとっては人間工学的に広すぎる,ということはどこかで書きましたが,それはゴルフでも同じです.もちろんコースによって難易度はかなり違いますしティーの位置も変わりますが,基本的に同じコースを回ります.ただ,バドミントンの場合は,普通の人はトッププレーヤーと同じようなプレーをしようとはしませんが,ゴルフの場合はなぜかトッププレーヤーと同じようなプレーをしようとしている?人がとても多いような気がします.

 もちろん上手けりゃそれでいいと思うんですけど,トッププレーヤーと同じプレースタイルというとせいぜいハンデシングルくらいまででしょう.つまり,土俵を変えることができない以上,80台〜90台で回るプレーヤーはプレースタイルが違ってしかるべきではないか,ということです.少なくとも今の私はダボがパーだと思って(スコアもそういう形で付けている)回っていますし,80台〜90台で回るプレーヤーは,ボギーが基準となるプレーをしてしかるべきだと思います.

 土俵を変えることができない状態で,ゴルフを簡単にするには,いくつか方法があると思います.もちろん,各ホールで自分の力量とコースの難易度を的確に判断して,実現可能なコース戦略を立てられるか,トラブルになったときにいかに冷静に被害を最小限に留めるか,18ホールを通して精神状態,モチベーション,集中力をいかにキープするか,と言ったことはとても重要です(でもこうして書いてみるとちょっと大袈裟ですが,まるで人生そのもののようですね.実は先日回ったときもプレーしながらそういう感じがしてしまいました).

 そういう,頭脳的なこと,メンタルなことは当然として,これ以外に純粋に技術的な部分でゴルフを簡単にするには,1つは物理的考察,そして,もう1つは道具だと思います.前者は特にパッティング,アプローチに威力を発揮します.そして,今私が気になっているのは道具です.

 ゴルフショップに行けばわかりますが,ほんとものすごい数です.他のスポーツに比べて突出しています.なんせ14本ものクラブを使うわけですからね.しかも,行う作業も,球を飛ばす(ドライバー),運ぶ(フェアウェイウッド,ユーティリティ,ロングアイアン),乗せる(ミドル〜ショートアイアン,ウェッジ),寄せる(ウェッジ,パター),入れる(パター)と多岐に渡ります.ショットの種類が多岐に渡るのはバドミントンもそうですが,バドミントンでは1つのラケットしか使いません.つまり,違う作業を違う道具で行うというのがゴルフの最大の特徴なわけで,その分道具に依存するところも大きく,研究しがいもあり,一大産業にすらなっているわけです.実際,私はゴルフを始めたばかりでよく知らないのですが(^^;,ここ10年の道具の進歩はものすごいそうです.

 ただ,私はスキー同様,ニューモデルとか,プロが何を使っているかとかには興味がありません.むしろ,少ない練習量でトッププレーヤーと同じ土俵でプレーしなければならないという厳しい条件を克服するためにプロが使わないようなゴルフを易しくする道具に興味があります(もちろんルールの範囲内で).物理的考察とともにそういう道具の研究もして行きたいと思います.まあこの歳で始めたゴルフですし,まだ初心者ですから一種のハンデみたいなもんですかね?

 ただ,これもゴルフの不思議というか,人間が表れるというか,そういうことを邪道とか恥ずかしいとかいう雰囲気があるのも面白いところです.人間の見栄のようなものも垣間見えて,これも人生模様?みたいな感じがします.でもまあ私は初心者なのでしばらくは許してもらいましょう.私の練習理論(^^;によると上手くなるにはできることを繰り返すことですから,易しくするというのは,そういう点からも理にかなってる(はずな)わけです.

 ただもちろん,ゴルフは,あがってなんぼとは言いますが,スコアが全てでないのは既に書いたとおりです.要は,こういうことも含めて楽しもうということです.

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7/16'07

 また地震起こっちゃいましたね.能登半島地震が3月下旬ですから4ヶ月も経っていません.正直せめて,前回の地震の報告書ができてからにして欲しいです.明日から現地に入りたかったのですが,明日東京でどうしてもさぼれない委員会があるので(前回,同じ委員会を能登半島地震の被害調査でさぼった),明後日朝一で行こうと思います.

 最近,休日の午前中に地震ということが多いですね.能登半島地震もそうでしたし,2005年福岡県西方沖地震もそうでした.2004年新潟県中越地震は夕方でしたが,確か日曜でした.

 でも今日は,疲れてる感じでずっと体調が悪かったです.もちろん,いろんなところからの問い合わせとか準備とか情報収集とかで大変だったんですが,調子が悪いのは朝起きたときからでしたからねー.

 なんか最近眠りが浅いのか,夢をすごくはっきり見ます.あまりにはっきりしていて夢か現実かわからなくなるほどです(というのはちょっと大袈裟だが一瞬考える(^^;).受験前に戻る,特に大学受験前に戻るという夢をよく見るとどこかに書きましたが,今日は何と現在の身分のまま,これまた何と中学時代まで戻って森田修学館に行く(^^;という夢でした.私は森田ではずっと一番上のAクラスでしたが,夢で私が行くように言われたのはCクラスでした.今は(現在の身分なので「今」です)配られるプリントのテストが予め印刷製本された立派な本になっていて,じゃあ,今から何ページをやって,という形になっていました.もちろん,難しくて全然できませんでした(T_T)(というくらいはっきり憶えている).

 寝付きは(いつも通り)全く問題ないのですが,目の覚め方があんまりよくないです(見た夢のせい(^^;?).睡眠時間がどうこうってよく言われますけど,寝た時間の長さより目が覚めるタイミングが結構重要なんですよねー.よく1.5時間の倍数にしろ,とか言われますよね.要は眠りが浅いとき(レム睡眠の時)に目が覚めた方がいいわけですが,夢は眠りが浅いときに見るので,目が覚めたときに夢を見ていた,というのは悪くないはずなんですが,ここんとこはあんまり目覚めはよくないです.今日は特に悪くて,でも地震が起こったのでほんと無理矢理仕事してる感じでした.こんな状態で被害調査はいくらなんでもしんどいので,何とか今日(はもうないか),明日で回復してくれることを祈るのみです.

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7/17'07

 体調は...なんとか回復しましたかね.ていうか,今日は昨日の何倍も問い合わせが殺到したり,準備とかいろんなことに忙殺されて,体調がどうこう言ってる場合じゃなかったですね.でも明日朝5時の始発電車で現地に向かいますが,夕方東京で委員会でその後テレビ局に寄ってきたりしてもう夜中の1時です.まあ被害調査中はずっとこんな感じですけど(^^;.

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7/20'07

 なんとか被害調査を終えました.今回は,3日で16点を回りました.朝4時に出発して日が暮れるまで,夜はデータを整理してホームページにアップして1時頃寝るといういつも通りの強行日程でした.いっしょに調査してくれた学生3人もとてもよく頑張ってくれました.最後に感想をきいたのですが,「K-NET柏崎周辺の木造建物全壊率5%」というたった1行のデータを得るのがどれだけ大変か,現場に入って自分の目で見ることがどれだけ大事かがわかってくれたようで,とてもよかったと思います.

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テレビ出演

 今回もそうですが,大地震が起こるとマスコミから問い合わせが殺到し,取材依頼,テレビ出演依頼も来ます.私の研究の目的は地震災害を少しでも減らすこと,地震によって亡くなる人の数を1人でも減らすことですから,それに結びつくと思われるものに対しては基本的に受けることにしています.ここでもちょっと書きましたが,決して私から「売り込む」ようなことはしませんし,したこともありません.第一,「有名になりたくない」私がそんなことするわけがありません(^^;.

 そんな私が取材を受けるのは,やはり地震被害を少しでも減らしたいと思っているからです.いや,正直に正確に言うと,自分がどうしたいということではなく,そういう役回りなんだろうと思っている,と言った方がいいかもしれません.つまりは,何かが私を動かしているやらねばならないという衝動にかられるわけなのは,ここで書いた通りとおりです.

 あとは,もちろん副次的な理由ですが,大学や専攻の宣伝になるのは確かでしょうし,「テレビ出演」はある意味とても「わかりやすい」ですので,それで筑波大や構造エネルギー工学専攻や私の研究室に来たいという人が出てくればそれはそれで嬉しいことです.

 でも,さすがにここで具体的に書くことはできませんが,正直いろいろ面倒なことも多いです.まあこれも自然の流れに身を任せて,自分が正しいと判断することに従ってやっていくということなのでしょう.

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7/21'07

 昨日被害調査から帰ってきて正直今日はお休みしたいところでしが,1日中テレビ番組の撮影でした.しんどいのは承知の上ですが,上で書いたように,1〜2秒のやや短周期地震動の恐ろしさが認知され,地震対策が進むのならと考えて引き受けました.でも,すぐに終わるかと思ったのですが,結構時間かかりましたねー.番組は日テレのバンキシャで放送は明日の夕方です.

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7/22'07

 放送一応チェックしました.チェックするのは,内容的に問題がないか(今回はキラーパルスという用語が使われていないかもあった)ですが,今回はまあ問題なかったですかね.でも所属が間違ってました.上で書いたようにこういう仕事を引き受けるのは大学や専攻の宣伝にもなるという側面もありますから,所属が違うのは問題です.そういうことがないようにメールでも確認したのですが,意味なかったですねー.

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7/26'07

 先日のテレビ放送(念のため,私はおそらくここ1週間で3回はテレビに出ていると思うので一番最近の奴です)の件の続きですが,あまりに先方の対応がなってないので,事実関係をここで書いておこうと思います.

 話があったのは,地震が起こった次の日(火曜)だったと思います.ホームページで公開しているデモンストレーションがとても面白いので是非放送で使わせてくださいとのことでした.そういうことなら出典を明らかにした上でどうぞ使ってくださいと伝えたのですが,このデモンストレーションが3月の能登半島地震のとき,テレビA日のH道ステーションで使われたことを話すと,模型を新たに製作して振動実験をやりたいと言い出しました.放送はその週の日曜ですから,実質3日くらいしかありません.上記のデモンストレーションは,模型を実際の既存不適格の木造家屋にチューンすることが非常に難しく,我々もかなり苦労したので,いくらなんでも無茶だと思ったのですが,こちらは振動台を提供すればいいということだったので,相当厳しいと思いますけど,頑張ってくださいね,てな感じでした.

 それで,その日の夕方,東京で委員会があったので,同じテレビ局で別件のインタビュー収録があったついでに打ち合わせをしました.次の日から被害調査で朝4時起きだったのですが,相当夜遅くまでかかりました.終電が厳しくなってきたので,つくばまでの車を用意してくれたのは助かりましたが,向こうの都合でそうなったのですから,そのくらいは当然のことですよね.

 それはさておき,打ち合わせ中,驚いたのは,模型製作をお願いできるところを紹介してもらえないか?とのことでした.え?自分のところで何とかするんじゃなかったの?今思えば,その時点でこの話はなかったことにすべきでした.でもその時は,先方はかなり熱心で,金に糸目はつけないと言ってましたし,困ってるようでもありましたから,思案したあげく,試験体作成をお願いしたことがあるY田建物さんに夜遅く電話しました.Y田さんとは何度かやりとりしましたが,彼も相当困った様子でした.でもできるかどうかわからないがとにかくやってみます,という感じで引き受けてもらいました.

 とても気がかりだったのですが,私の方は被害調査に出かけないといけませんから,とにかく現地に向かいました.その間,何度か大学とやりとりをしていましたが,Y田さんが別の仕事でいっぱいいっぱいで厳しかったこともあり,被害調査に行かなかった学生,K久保先生や技官のK島さんやN本システム設計のI井さんが相当苦労して模型製作や振動台のチューンをやってくれました.振動台が一時動かなくなり,K久保先生は,他の機関の振動台の使用まで考えてくださったようです.

 そして,収録の日,被害調査から帰って次の日の土曜日,体もめちゃめちゃ疲れているし,本来なら正直休みたかったのですが,朝10時半くらいからやるということで10時には実験室に行きました.まあ既存不適格の木造家屋が同じ震度6強でも極短周期の地震動ではへっちゃらだが,1秒くらいの周期の地震動だとあっさり倒壊するというデモンストレーションならなんとか午前中で終わるかとも思っていたのですが,なかなか収録が始まりません.とにかく段取りが悪く,暗幕が足りないということでホームセンターまで買いに行く始末です.

 収録は,夜の8時くらいまでかかったと思います(昼食や飲み物などは先方に用意してもらいました.また若干の夕食代もいただきました.).もちろん,震度表示のプログラムがうまく動かなかったりなど,こちらサイドのトラブルもあったのですが,おそらく世界中で我々の研究室でしかできないようなデモンストレーションをやるのですから,そんなにすんなり行くわけはありません.でも時間がかかった最大の原因は,段取りの悪さ,そして,収録回数の多さでした.放送は木造家屋倒壊のデモンストレーションだけでしたが,実際は,振動台に人を乗せての人体感覚のデモンストレーション,超高層建物模型を乗せてのデモンストレーションも収録しました.木造家屋倒壊のデモンストレーションも念のためと言われて3回収録しました.それだけ労力をかけて収録してもそれが報われる(放送される)のであれば,話はわかります.しかし,

 放送を見て正直唖然としました.あれだけ労力と時間をかけて放送されたのはごくごく一部だけです.もちろん,収録されたものが全部放送されるわけではないのはわかっていますが,今回はあまりにひどいと思いました.そして一番気になったのは,実験実施の主語が番組名になっていたことです.つまり,振動実験を行ったのは番組であり,我々は単に協力してもらった,という報道の仕方でした.でもここまで読んでいただいた方はおわかりでしょうが,実験は完全にこちらに丸投げで先方はただ収録をしただけです.というか,たかが一テレビ番組であれだけのデモンストレーションができるわけがありません.テロップで「協力: 筑波大学大学院○○○○○専攻」と出ていましたが,出たのはほんの数秒ですし,その肝心の○○○○○の部分が間違えないように何度も確認したにも関わらず間違えてる始末です.

 私はこれまでかなりマスメディアの取材を受けたり,いっしょに仕事をしたりしてきましたが,こんなに後味が悪いのは初めてです.再三書いているように,私はメディアに出ることは正直あまり好きではないのですが,地震被害を減らすことに少しでも繋がるのならと思って,仕事自体が割に合わないと思ってもできる限り引き受けるようにしてきました.実際,これまではメディアサイドの対応も特に問題はなく,めんどくさいけどまあしょうがないか,という範疇を越えることはありませんでした.ですから私もなんとか引き受けてきたわけです.

 しかし,今回はその範疇を明らかに越えています.AるAる大事典の時も書いたように,この手の番組の中身を作るのはテレビ局ではなく,実際は小さな制作会社に丸投げです.私も何度も経験がありますが,ほんとにひどいところもありますよ.そのようなテレビ局の無責任な姿勢がAるAる大事典のデータ偽造を産んだ背景とも言えます.今回も先方がメディア本体ではなく制作会社ということはわかっていたわけでやはり断るべきでしたね(これまでは断っていました).この番組自体も,ちょうど休日の夕食時と重なるので家にいるときは見ていたのですが,番組がどのような形で作られているかの実態の一端を確認してしまった以上,これから見ることはないと思います(大学の学科の後輩に当たるK川怜も出てるので応援したい気持ちもあったのですが...).

 しかし今回の件で,考え方が少し変わってきました.これまでは,地震被害を減らすことに少しでも繋がるならと思って半ばボランティアのつもりで仕事を引き受けてきましたが,今回はさすがに振動実験でかかった費用を請求することにしました(最初は,実験で使用した模型を買い取ってもらって使わせてもらうということで手を打とうと思いましたが,それすらできないと言うので).でも考えてみれば,かかった費用を請求するのは当たり前のことですよね.今回は,実験を行ったのは番組であって,我々ではないと放送で言っているので尚更です.現時点で先方が負担しているのは,上記の昼食代と夕食代で,夕食代とほぼ同額の謝金を払うとの申し出はありました.でも,そんなもんで非常に高度な知見と大きな設備を要する振動実験ができると考えている方がどうかしています.

 これは前から気になっているのですが,大学の先生などの最先端の研究者がメディアなどに取材を受けて,非常に高度な知識や知見に基づいたコメントしたり,何か実験のようなものをして番組を作ったり,記事にしたりする場合,メディアサイドにそれに見合う対価で報いようという姿勢がかけらも見られません.何か大学の先生なら世間知らずでテレビに出してやる,記事にしてやると言えば,只でホイホイやってくれると思ってるようなふしすらあります.とんでもない話です.これはメディアに限った話ではありません.あるゼネコンの技研の人が昔「大学の先生は菓子折1つもっていけば,何でも相談に乗ってくれるからね」と言っていました.今とある自治体の被害想定に関わっているのですが,驚くほど低報酬です.まあそれだけの評価しかしないということなのでしょうから,それだけの仕事しかしないくていいということになりますかね.非常に高度な知見を安売りする大学の先生サイドにも問題があるのかもしれませんが,少なくとも私は,少しでも役に立つのならという純粋な善意から応じているわけで,それを逆手にとるなんてことはあるまじきことです.

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向こうもこっちもない?
7/27'07

 ここで言う,向こうとこっちは,ここで言う向こうとこっちとは違う向こうとこっちです.

 別に最近に限ったことではないのですが,生きていれば嫌なことや不快なことはいくらでもありますよね.世の中の大半は善良な市民だと思うのですが,残念ながらそうでない人もいるのでしょうかね.最高裁から差し戻された光市の母子殺害時件の裁判なんか見てると(残念ながら)ほんとそんな感じがしてしまいます.私はこれまで,そういう人は話してもわかってもらえないし,とにかく関わり合いにならないようにしようと考えていました.でも最近ちょっと考えが変わってきました.

 これは,自分(とその家族や友人などの周辺の人達)とそれ以外の人の「境界」をどこに引くかということと関係してきます.その境界の「こっち」側の人とはつき合って行きたいが「向こう」側の人とはできるだけ関わらないようにするということです.でもその「境界」って何だろう,と最近考えるようになりました.もちろん,人間としてちゃんとしてるかどうかが一番重要,とはどこかで書きましたが,私の中でその「境界」は割と明確にあります.でもその向こう側の「ちゃんとしてない人」と関わらなくていいのでしょうか?

 先日,Y本とゴルフに行ったとき,とても混んでいていらいらするのはわかるのですが,我々がティーショットを打つときに後ろの組が何とずかずかとティーグラウンドに上がってきました.あまりに目に余ったので,「これから打ちますので降りてください」と言ったのですが言うことをききません.ほんとどうしようもない,それこそゴルフをプレーする資格すらない輩共で,Y本もとうとう怒って「ゴルフのマナーも知らないのか?」と言ってちょっとした言い争いになりました.もちろんとても不快になったし,もめるのは私もあまり好きではないのですが,それ以降は,向こうもこれ以上関わりたくないと思っただけかもしれませんが,少なくとも我々がティーショットを打つ間はカートで待機するようになりました.

 ほんとにどうしようもない奴らだったのですが,これまではどうしようもない奴は話してもわからないだろうし,関わり合いにならないようにするのが得策だと考えていましたが,今回はどういうわけか自分でも思いがけず注意をしてしまって,でも結果的には彼らは自分より10も20も年下の若僧?にマナーを注意されて,とても恥ずかしい思いをしたでしょうし,これを機会に少しはマナーのことを考えるようになるかもしれません.だとしたら,ちょっとだけ「いい世の中」になったと思いませんか?

 昨日書いた振動実験も似たようなところがあります.今回はとても不快な思いをしましたが,私はもめるのはほんとに嫌だしめんどくさいのですが,このまま放置しておくことはどうしてもできませんでした.なぜならもしそうしてしまえば,大学に頼めば,ほんとは何百万もかかる実験がその1/10の何十万で済んでしまう,なんていうとんでもない認識はなくなりません.私は不公正,不公平,理不尽,不合理なことがとにかく嫌いなのは,このコーナーを読んでいただいている方はおわかりでしょうが,そういったものってやっぱり減らしていく,そして少しでも住みやすい世の中にしていかないといけないんですよね.

 そう考えると,向こうとかこっちとかの境界って実はないんじゃないかという感じがしてきました.つまり,みんな「こっち」なわけです.そういうことを考えていたときちょうどつくばセンターのあたりを歩いていたのですが,そう思った瞬間,周りの風景が一瞬にして変わった感じがしました.何というか,全てがとても愛おしいというか,歩いている人みんなが自分の味方に思えましたし,私自身もとても幸せな気持ちになりました.

 もちろん,そう思えたのは一瞬ですし(^^;,不快なことは不快なわけですが,何というか,いざこざや言い争いみたいなことは,お互いを単に傷つけ合うものではなく,味方同士の愛情表現ということもあるということですね.実際,可愛い自分の子供がとんでもないことをしたら,それこそ怒りを露わにして叱るべきですし,私もそうすると思います.

 テレビで放送された振動実験も,先方の対応がなってないと書きましたが,実際には,制作会社の方は,とんでもない奴ということは全然なくて,とても熱心で一生懸命でとても好感がもてる人だったと思います.ただ,仕事の進め方が少し下手で要領が悪かっただけでしょう.今回の件は,先方も平謝りという感じですが,こういう経験は彼にとって将来絶対プラスになると思います.ですから,実験にかかった費用は心を鬼にしてきっちり請求することにしました(というか当たり前のことですけどね.要は私が今まで人がよすぎたということでしょうね).

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7/28'07

 ちょっとしんどい?話題が続いたのでゴルフの話でもしましょうか(^^;.前回は,誰でも普通にやれば普通にできることを実践して100を切ったことをご報告して,ここから先は対数関数的にだんだんきびしくなるので,でも相変わらずそんなに練習やコースに行けるわけでもないので,練習しないでスコアアップする(「上手くなる」ではないのがミソ(^^;?)と書きました.そしてポイントは2つあって道具と物理的考察です.

 まず道具ですが,最近の私のレベルはというと,まあ普通にやって普通にできることが何とかできるというだけなんですが,シャンクが出るようになりました..これが出だすととにかくどうしようもない...(T_T).ほんと何をやってもだめです.まあ「シャンクが出るようになって一人前」という言葉があるように,私もようやくそういうレベル,即ち,ある程度スイングが安定してきたということでしょう(シャンクが出だすと止まらないのはスイングがある程度安定しているからということもできるわけです).いろいろ調べましたが,原因はスイングが単にアウトサイドインになっているとかそういう単純なものでもないようです.

 ゴルフは,ご存じのようにいかにミスをしないか,というスポーツで,ミスをすればそれなりのペナルティーが付くようにできています.例えば,ティーショットを曲げてラフに入れてもそうですし,グリーンを狙ってガードバンカーに入れた場合もそうです.そして,それは結構紙一重です.シャンクも同じことが言えます.シャンクの原因はゴルフをやる人はおわかりでしょうが,ホーゼルというシャフトの根本にボールが当たることによって起こります.つまり,ボールが当たる位置がほんの少し体よりになると起こるわけです.でもミスには違いないのですが,ミスの大きさに比してそのペナルティーは莫大(^^;です.アプローチでやってしまえば,グリーンオン,あるいは,ピンに絡むショットが下手すりゃOBです.そして一番厄介なのは,1回では済まず,シャンクが出だしたらその日1日は出続けるということです.いくらなんでもきつすぎますよね.

 私はコースではまだ一度もシャンクは出たことがないのですが,練習場で出だすとほんとその日はアウトです.もちろん,いろいろ工夫をしてスイング矯正をするのですが,とにかくスイングすること自体にものすごい恐怖感が出てきます.私は楽しむためにゴルフをやってますし,怖くてスイングできないくらいならとても楽しむことはできません.ということで,対策を講じることにしました.

 スイング自体に問題があればもちろんスイングを直さないといけないのですが,いろいろ調べるとシャンクはそれこそシングルレベルになっても出ますし,こうやれば絶対でないというものでもないようです(さすがにプロレベルでは私はまだ見たことはありませんが).そこで,シャンクの原因がボールがホーゼルに当たることが原因ならホーゼルがないクラブを使えばいいじゃんと考えました.んで,探してみると...これがあるんですねー.

 まず見つけたのはウェッジでした.早速購入して(これも1本1万くらい(^^;)打ってみましたが,今まで使っていたものより打ちやすいくらいで全然問題ないです.シャンクも当然出ません.ていうかそういう安心感をもって振れるろいうのがとにかく心理的にとても大きいです.そして,問題はアイアンなんですが,今使ってるユーティリティーをよーく見ると...ホーゼルがありません(^^;.なんだ全部これにすりゃいいだけじゃん.てなことで8番,9番も購入しました.これも1本1万円くらいでした.ということで,私のキャディーバッグの中からはアイアンが無くなってしまいました(^^;!(ウェッジは2本入っていますが)まあもともとアイアンは得意でなかったし,打ったときの感触も今使っているユーティリティーも方が全然好きなので私個人的には全然OKです.ただ,こういうのを邪道という人はいそうですねー(もちろんユーティリティーもウェッジも公式競技認定品です).まあ知ったこっちゃないですけど(^^;.

 実は,実際には購入には至らなかったのですが,ホーゼルがないということで候補にあがったクラブがもう1つ(1種類)ありました.それは,ウッドです.当たり前ですが,ウッドにはホーゼルがありません.だから当然シャンクも出ません.でもウッドでどうやって短い距離を打つのか?と思われますよね.それがあるんですよ(^^;.ここです.なんと21W!!!!まであります.私は11Wまで使ってる(Y本は13Wまで使ってる(^^;)というのはどこかで書きましたが,その並びで行くとなんと23W相当になります.21Wは何とロフト52度です.ウェッジですね(^^;.フルショットで100yくらいのようですので,振り幅で100y以内をある程度打ち分けることはできそうです.ただ,ちょっと高い(それでも2万円以下)のと,さすがにウッドで13W, 15W, 17W, 19W, 21Wと揃える勇気?はありませんでした(^^;.まあアイティリティにホーゼルがないのを発見(^^;した時点で候補からははずれましたが...

 あと,道具シリーズ?で試したのは,チッパーです.私はアプローチは結構得意なのですが,ゴルフが簡単になるのならなんでも試してみようということで4000円台で出ていたので面白半分に購入して使ってみました.確かに易しいと思います.ロングパットの要領で打てば振り幅でかなりの精度で50y以内を打ち分けることができます.でも万能じゃないんですよねー.例えば,私が購入したのはロフト55度のかなり高い球が打てるものなのですが,上に木がある場合は使えません.逆にロフトが小さいものだと,例えばバンカー越えでピンがグリーンエッジから近いような場合は難しいでしょう.チッパーだけでロフトが違うものを2本も入れるのもどうかと思いますしね.ていうかなんというか私の場合,SWを使った方が安定しているし,SWの方がいろんなことができて面白いんですよね.

 あと,ロフト68度!というウルトラロブウェッジというのも試してみました.でも私はロブショットはかなり得意なのですが,これはかなり難しいです.ちゃんとホーゼルがあるのでシャンクも出るし(^^;.

 ということで,当面は1W, 9W, 11W, 2U, 4U, 5U, 6U, 7U, 8U, 9U, AW, SW, PTを基本に行こうと思います.1本残ってますが,アプローチが絶不調のとき用にチッパーを入れてもいいですし,スイングがもっと安定してくれば,5Wか3Wを入れてもいいかもしれません.あと,PW相当のシャンクが出ない(^^;クラブがあったら入れたいですね(今は9Uを少し短くもって打ってる).あーでも,21Wはやっぱり面白いので入れてみようかな(^^;.

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7/29'07

 参院選ですが,予想通り自民惨敗,民主躍進となりましたね(まだ8時過ぎだが(^^;).でも参院で勝っても政権は変わりません.つまり,問題は次の衆院選なんですが,今回勝ちすぎると「揺り戻し」が心配です.

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有名になりたい?

 このコーナーで何度も書いてるように,私は「有名になりたい」とは思ったことはありません.いや,むしろ有名になりたくないくらいです(^^;.よく有名になりたい,とか言ってる人がいますが,まあそういうことは人それぞれでしょうが,私には全く理解できません.でもその人が何をやりたいかによって有名にならざるを得ない場合も出てきますよね.

 例えば,政治家,芸能人,(メジャーな)スポーツ選手なんかはそうですよね.有名になりたいから,政治家,芸能人,スポーツ選手を目指した,なんて人もいるのかもしれませんが,そうでない人もいるはずです.この世の中を少しでも良くしたいから政治家を志した,演技の魅力に取りつかれて女優,男優を目指した,自分が類い希なる美形であることに冷静かつ客観的に気がついて,多くの人に鑑賞してもらうことを自分の役回りと気づいた,とにかく野球やサッカーが好きで,ただ上手くなりたくて頑張ってきたらスター選手になってた,という人もいるはずです.

 そういう場合は,運が悪い?というか,まあしょうがないんですかねー.私はそういうことを(たまたま)志さなくて幸いだったと思います(^^;.極端な話ですが,私の分野は(幸い)ノーベル賞は関係ないのですが,もし,そんなのもらった日には人生が終わった(^^;ようなもんでしょう.街中を歩いていてこっちは向こうのことを知らないのに向こうはこっちのことを知ってる,というのはどう考えても気持ち悪いことですよね.

 ただ,単純にいい仕事はしたいと思ってますし,いい仕事をすれば,自分が属する分野の中ではそれなりに知られては来るでしょう.ですから,それは仕方ない?ことですし,そういう「わかる人はわかる」という分野の中ではある程度有名?になることは必要,というか,自然とそうなってくるものでしょう.

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7/30'07

 インターハイが始まったようですね.ということは,全日本教職員ももうすぐということです.全日本教職員の出場選手は,高校の先生がかなり多いので,だいたいインターハイの次の週の隣接する県で行われています.今年はインハイが佐賀で,全日本教職員が長崎のようです.いつもなら,このくそ暑い時期がんがん練習しているのですが,今年はのんびりやってます(^^;.

 バドミントンは,筑波大教職員の練習が水,金とあるので,そこでのんびりダブルスやって,残り30分くらいでW所さんとシングルの練習という感じですかね.金曜の練習は,これまでは私とW所さんしか練習に出てこなかったので,2人でかなりきついシングルの練習をしてたのですが,最近はなぜかいっぱい人が出てくるようになって,まあそれは筑波大教職員クラブとしてはいいことなので,その分私(とW所さん)ものんびりやらせてもらってます(^^;.

 まあそもそもこのくそ暑い時期(今年はそうでもないが)に,この歳で(^^;バドミントンのシングルやろうってのがどうかしてます(^^;.でも例年だと全日本教職員があるので,この時期はとても重要です.今年は長崎と遠かったし,第一まだ(これからずっと?)リハビリ中なので,パスしましたが,来年はどうしましょうかね?確か常総のK内先生の話だと来年は茨城でK内先生も出るとおっしゃってたような...(^^;.まあ来年考えます(^^;.

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7/31'07

 自民が惨敗し(予定通り)安倍続投となってもっぱらこの話題でもちきりですね.負けたのは民意ですから辞めるのが筋ですが,人材がいないというのが最大のネックになってますね.では,勝った民主党はどうかというと小沢さんは自ら首相になろうとはしないでしょうから,こっちも人材がいないのは同じです.つまり,これもどこかで書きましたが,政治の世界そのものに人材がいない,つまり,政治の世界に魅力がなく有能な人材が集まらない(ほんと2世議員くらいしか集まらない(^^;.でもさくらパパの「安倍さんは美しい国とかわけのわからんこと言いよる.なんでだかわかりますか?ぼんぼんだからですよ」というのは痛快でしたね(^^;.)ということでしょう.

 では,どうすればいいでしょうか?これも前から言ってますが,とにかく徹底的に「小さな政府」になっていただきたいです.これだけの経済大国で国ができることはもうそんなにありません.O渕政権,K泉政権ではないですが,国が余計なことをするたびにこの国がどんどんおかしな方向に行くような気すらします.

 参議院で与野党逆転して,でも政権は入れ替わらず,でも衆議院で通っても参議院で通らず,また衆議院に差し戻されて,というのも変な話です.つまり,参議院自体要らない(^^;わけです.

 問題は次の衆院選なのですが,参院で与野党逆転して国会運営に行き詰まるのは目に見えてますから,いずれ解散するのでしょうけど,いつ解散したら自民が勝てるか,という観点で解散時期を探るなんてものおかしな話です.でも自民が勝ちたいなら解散するなら今なんじゃないですかね?参院で負けても政権は変わらないことはみんなわかってますし,いくらなんでも今回は民主が勝ちすぎた,自民に批判票を入れたけど民主には任せられないと思ってる人も多いでしょうからね.いわゆる揺り戻しもあるでしょう.このまま自民が政権に居座り続けて失点を続ければ,ほんとに次回の衆院選で負けるかもしれません(まあそれがいいと私は思いますけど).

 でももし,解散して自民が勝ったらどうなるんですかね?参院は解散がありませんから,与野党逆転のねじれ現象は解消されません.やっぱ参院要りませんね(^^;.

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 さくらパパで思い出しましたが,私もゴルフを始めて今までほとんど見ることがなかったゴルフの試合をテレビで時々見るようになりました.男子よりは女子の方が見ることが多いです.男子より女子の方が華やかでスター選手も多く人気があるというのはご存じの方も多いと思いますが,実際に見てもやっぱりそんな感じがしますね.私の場合は,シニアだし(^^;,第一まだ初心者ですから,体力的にも女子のプレーの方が参考になる,ということもあります.というかバドミントンだって男子のトッププレーヤーよりは女子のトッププレーヤーの方が参考になりますしね.

 もちろん,ゴルフを始める前から宮里藍や横峯さくらくらいは知ってましたが,ちゃんと見るようになってから注目してるのは上田桃子ですね.既に書いたように私はレッスンとか全く受けず,Y本にいろいろ質問とかしながらほとんど独学(「学」なのかなあ(^^;?)でゴルフをやってますが,その中で一番参考にしているのはY本が貸してくれた江連忠さんのビデオです.とにかくゴルフをシンプルに簡単に考えよう,という私の考えにぴったりで,迷ってくると江連さんのビデオを見返すことが多いです.

 上田桃子は,多分,その江連忠さんの門下生ということで注目しだしたと思うのですが,彼女のプレーもそうですが,テレビに出てきたり,試合の後のコメントなどをきいていると,とてもしっかりしていてそういう点でも好感をもっています.しっかりしていると言えば,宮里藍も相当なもん(^^;ですが,なんかちょっとしっかりしすぎ(^^;というか優等生過ぎる?あるいは,頑張りすぎ?のような感じがしてしまうのに対して,上田の場合は,なんていうかとても自然体で,それでいて人柄の良さ,頭の良さのようなものが感じられて,んでもってほどよく?天然ぽいところもあって(^^;とてもいいです.今,朝青龍の仮病疑惑が世間を騒がせてますけど,別に相撲は国技とかそういう以前にやはり人間だと思うんですよねー(これもこのコーナーで散々書いてきましたが).

 とか思って注目していたら,今シーズンいきなり初勝利で,しかももう3勝してまじで賞金女王を狙える位置まで来ちゃいましたし,先週のアメリカツアーではいきなりベスト10に入ってすごいですね.全英も楽しみにしています.

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 被害調査から帰ってきてもう大分経つのですが,その後いろいろごたごたしたり(でもなんか最近,被害調査行く度になにかしらごたごたしてる気がします(T_T)),まともに休めていなかったりして,疲れがとれた感じが全然しません.今週末はせめてゆっくり休みたいです.

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