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6/1'08
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 どうにも調子がよくありません.ずっとそんな感じだともうそれが「普通」ということになるのかもしれませんが,少なくともここ数ヶ月はそんなに悪くもなかったので,ここんとこはやっぱりよくないんだと思います.先週からよくないと書いているのでかれこれもう1週間以上になりますね.睡眠は充分にとれてると思うのですが,疲れて昼間に何度も眠くなります.ていうか,疲れるようなことは特にしていないので「疲れる」のではないと思います.

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01b
[つくばの緑]

 つくばって緑がとても多いと思います.試しに?今日大学からの帰りがてら数分おきくらいに写真を撮ってみました(写真がいっぱいになったのでファイルをここに分けました.以下の写真は抜粋).

 こうして写真に撮ってあらためて見てみると予想?以上に実際,緑が多いですね−.でも普段歩いていてあんまりそんな感じがしないのはなんででしょうか?緑の中を歩いていると普通は気持ちいいものですが,そういうことも特にありません.写真だけ見るととてもいいところのように見えるのですが...

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01c
[ガソリン再値上げ]

 ガソリンがまた値上げになって1リットル170円を突破,というニュースが流れていました.ガソリンスタンドは,5月になったときに一度値上げをやって「手応え」をつかんでますから,仕入れ価格が上がればこれからはもう遠慮なくがんがん行くでしょうね.

 ニュースの中で「もう無理,バスにします」と言っていた人がいたのですが,そうすりゃいいだけの話です.やむにやまれずとかじゃなくて別にそれが普通の考えですよ.何度も書いてるように車はもっと減った方がいいし,自家用車ほど効率が悪く環境に悪い移動手段はありません.原油高騰というと悪いことばかりというとらえ方がされているようですが,世の中が少しまともな方向に是正されるかもしれません.

 自家用車は公共の交通機関に変えればいいだけの話ですが,例えば,運輸業者は大変かもしれません.そういう場合はどうしましょうか?会社なので採算ラインというものがあるはずです.こういう状況ですから,儲けるというよりは,何とか食べていく,つまり,収支とんとんを目指すとします.経費を切り詰めるのは当然ですが,石油が上がり続ければもうこれ以上は無理!というところがあるわけでそれが採算ラインです.

 それが今の値段だとしたら私なら商品先物を買います.現在,日本では例えば東京工業品取引所に原油,ガソリン,灯油の3つが上場しています.最も期先は,例えば,東工原油なら2008年10月物ですから,10月まで使う量の分だけ先物を買っておきます.それで,それまでにもし原油が値上がりすれば,燃料代が今よりかかりますが,先物でその分儲けが出ます.もし値下がりすれば,先物は損をしますが,燃料代が少なくて済むので同じことです.つまりいわゆる「為替予約」のように今の値段で「手を打つ」ということです.商品先物は本来そういう風に利用するために開発されたものです.ただし,石油の場合は,原油とガソリン価格のタイムラグに注意する必要がありますね.

 これ以上は無理!という人がいっぱい出てきて,先物をがんがん買えば値段は今以上に上がります.つまり,先に「決断」して手を打った人が儲かる,あるいは,こういう危機的?状況に対処できるようになっているわけです.

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01d
[新ニッポン人]

 ちらっと見ただけですが,現在の20代の人達を「新ニッポン人」とひとくくりにして取り上げた番組を久米宏さんがMCで確かテレ東でやっていました.

 金を使わない,旅行に行かない,酒は飲まない,車は単なる移動手段としか考えないといった「新ニッポン人」の特異性?を久米さん,小池百合子さん,岡野工業の社長が批判する(というわけではないが,番組自体がそういう雰囲気)という図式のように思ったのですが,私は(40代ですが(^^;)彼らのことを別に特異とも何とも思いません.ていうか,むしろ共感すら憶えます.

 私だって金は使わないし,旅行には行かないし,酒もほとんど飲まないし,車も単なる移動手段としか考えていません.彼らは自分や日本の将来が不安だから貯金するのだそうですが,今の状態で将来に不安を感じない方がどうかしているし,第一,ブランド物とか高級車とか豪邸とかそういうものに興味がないという方が遙かにまともですよ.そもそも今の世の中,「欲しい物」なんかどこにも「売って」ません.デイトレーダーで資産210億というB.N.F.氏が「別に金が欲しくてやってるわけじゃない」と言ってるのもよくわかります.

 むしろ,今の中年以上の世代が生きてきた高度成長期やバブル期の方が異常な時代で,そういう価値基準が通用するのはここ4000年(これまでの2000年とこれからの2000年)くらいの中のわずか40年くらいのものでしょう.人口も増えず経済成長もしないという定常状態がほとんどなわけで,そういう中でどういう価値観をもつかというと「新ニッポン人」のようになって然るべきだと思います.

 でも,いわゆる企業は資本主義経済の上に成り立っていますから,これからそういう「新ニッポン人」にあの手この手でお金を使わせないといけないわけで大変ですねー.というか,上で書いたようなそもそもそうあるべきかどうかというところを度外視して,経済優先の価値観で動かないといけないというのが私には耐えられないと思います.そういうところと一番無縁の大学の教員になってよかったと心底思いました.これからは学術,芸術,スポーツなどの文化の時代ですよ.

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01e
[宇宙飛行士]

 毒舌?ついでに(^^;,前から思ってるんですけど,宇宙飛行士ってそんなにすごいんですかね?確かに競争率は何百倍という感じでなるのは難しいのだと思いますが,それならキー局の女子アナになることや芸能人になって売れることの方が遙かに難しいわけで,そんなことよりそもそも誰かが必ずなれるものですよね.ものすごい競争率を勝ち抜いて大変な訓練を受ける必要はありますが,健康で,ある程度の体力と学力がある以上に何か人並み外れた才能が必要というわけでもなさそうですし,実際,まだ誰も解明していない問題を解決するとか,観衆を魅了するような華麗なプレーをするとかいうようなことをやるわけではありません.「夢をもたせる」ためのわかりやすい対象のような気がしないでもないです.

 ちなみに私は小さい頃は天文学者になりたいと思っていた時期もありましたし,宇宙自体には興味がありますが,宇宙飛行士になって宇宙に行きたいとは全然思いません.一般人でも100億くらい払えば行けるようですが,エレベータ嫌いの閉所恐怖症?なので100億もらっても嫌です.

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01f
[レパートリーになる曲]

 練習を始められなかったドビュッシーの,とある曲ですが,ようやく何とか譜読みをして練習することができました.まだ2日ほど練習しただけですが,好きな曲ですし(ここで好きと書いた曲ではないのですが...(^^;.でも日付を見たらちょうど2年前ですね.この記事を書いて2年も経ったのか...),相性も割といいようですし,聴いた感じもポピュラーなのでレパートリーの1つになるかもしれません.

 ちなみに私はこれまでいろんな曲を弾いてきましたが(例えば,人前で一応演奏会と名がつくものだとこんな感じ),いわゆるレパートリーとして定着したものはそんなにありません.今すぐ弾いてみろと言われてすぐに弾けるのは数曲だと思います.

 いつでも弾けるレパートリーになる条件としては,

1.好きな曲であること(でないとそもそも練習自体しない)
2.演奏効果は高いが自分の技量を超えないこと(できれば自分が弾きやすいと思う曲であること.そして一度弾けるようになると練習しなくても(^^;いつでも弾けること)
3.ポピュラーで聴きやすいこと(これは昔近現代ばかりやっていた頃は度外視というかむしろマイナーなものをばかりをやっていたが最近は「レベルの高い」人の前で弾く機会がそんなにないためだんだんこうなってきた)

といった感じですが,結構重要なのは1.より2.だったりします.ハチャトゥリアンのトッカータなんかいい例です.この曲はどういうわけか,1年くらい弾いてなくてもいきなり暗譜で弾けます.最近では,ファジル・サイのブラックアースもそんな感じです.

 でもそんな曲には滅多に出会えないので数曲という感じになってしまってるわけです.自分が弾きやすいと思うかどうかも去年はそうではなかったけど,今年はなぜか弾きやすいということもあるし,去年は弾く気にならなかったけど,今年は弾く気になったということもあるわけです.ですから,そういう曲の「開拓」は,別にまだ知らない曲ではなく,何度も聴いたことがある曲の中に「今かな」という感じで見つかることもあるわけです.そういう感じで少しずつでもレパートリーを増やして行ければと思うのですが,レパートリーの中でのバランスもありますし,大概は8割くらいまででどうしても仕上がらず放り出して人前に出ることもなく眠っているような感じで,なかなかこれと思うものに出会うのは難しいですね.

 あと本意ではないのですが,5分以下の短い曲を中心に手がけるようにもなってきました.これは意欲の減退もありますが,まとまってちゃんとした演奏会で弾くことがなくなってきたことが原因でしょうね.

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01g
[そういうときは]

 今日はいっぱい書きました.そういうときは「調子がいい」ときもありますが,何かのストレスを感じていて「調子が悪い」ときも多いです.今日もまさにそうですね.

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6/2'08
[疎外感]

 いろんな負の感情(例えば,悲しい,残念,苦しい,辛い,悔しい,寂しい,怒り,憎い,嫌悪,絶望感,憂鬱,不安,不信感,屈辱,虚しさ,孤独感とか,こうやって書いてみるといろいろありますねー)がありますよね.この中で,悲しいとか残念とかこういう感情を総称したものは程度の問題もありますので除くとして,何が一番こたえますか?私は「疎外感」ではないかと思っています.

 中高生がいじめられて自殺するというケースがとても多いのも,もちろんいじめ自体が辛いということもあるでしょうが「疎外感」があるのではないでしょうか?人はものすごい疎外感を感じたとき人生に絶望して自らの命を絶つのかもしれません.川田さんの件もそんな感じがします(でも繰り返しになりますが自殺は絶対だめですよ).

 疎外感というのは,簡単に言ってしまえば,仲間はずれとか,お前は要らない,と言われていると思うことですよね.人間,一人では生きていけませんし,今の世の中,自分のために生きていくことは難しくなっていますから,要らないと言われるのは相当辛いと思います.そこまで行かなくても,例えば,自分に声がかかると思っていたことに声がかからなかったりとか,ちょっとしたことで疎外感は感じるわけで,1つ1つは大したことではなくても積み重なるとボディーブローのように利いてくることもあるわけです.

 もしそういう状態になったとしても,それでも自分に自信をもってやって行ける人もいるのでしょうが,なかなかしんどいですよね.そういうときの最後の砦はたとえ少数でも自分のことをわかってくれる人の存在や無条件に味方になってくれる家族なのでしょう.家族は理屈なしに味方になってくれるでしょうが,やはり,ちゃんとわかってくれて支持してくれる方が嬉しいでしょうね.世界中の全ての人を敵に回しても一人でも自分のことを心底理解してくれる人がいたら何とかやって行けるかもしれません.川田さんにはそういう人がいなかったような気がしますねー.

 疎外感というのは,別にいじめなくても,周りがそんなつもりがなくても本人が勝手に感じてしまうケースがあるのが,結構厄介です.その中にはもちろん誤解もあるのですが,いじめるでもなく,要らないと直接本人に伝えるでもなく,ほんとに(たまたまそのときの周りが)必要なくて自然とそうなってきてしまうこともあるわけで,そうなると厳しいですよね.そういう場合,自分に何ができるのかと必死で模索することになるのか,自分が必要とされるところに移るのか,そういう中で開き直って?やっていくのかでしょうがなかなか難しいかもしれません.職業に貴賎なしなんですけどねー.

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6/3'08
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 どーにも体調が回復しません.座っているのもしんどいです.今日はバドミントンの練習日だったのですが,さすがにお休みにしてずっと横になっていました.風邪とか特に病気というわけでもなくこういう状態になることはここ数年何度もあったと思って,このコーナーが頻繁に更新されるようになったくらいの06年以降の記述をちょっと調べてみました.て,こんなことやってるだけでもしんどいんですが...体調不良の記述があるところで【】がそういう(風邪引くとか特に病気というわけでもなく体調不良)ところです.【】内の()は高熱など何か症状が出た(病気)というところで,ただの()がびみょーなところです(ていうか整理していてさすがにめんどくさく,ていうかしんどくなってきた...).

06年: 【
1/41/9, (1/10)1/231/241/281/292/2】, 【3/17】, 【5/14, 5/21, 5/23】, 6/21, 【7/24, 7/26, 7/28, 8/2, 8/8】, 【11/16】, (11/20, 11/24, 11/26, 11/27), 12/3, 12/4, 12/5
07年: 1/31/12, 【1/261/281/301/312/12/22/42/92/132/15】, 3/30, 【5/215/29】, 【7/167/318/88/148/19】, 10/17, (11/2111/2711/2811/3012/112/312/6), 12/24
08年: 【2/122/153/4】, 【5/275/285/296/1

 なんでこんなことしてるかというと,何か周期性とか体調を崩す時期があるのかなと思って調べてるんですが,こうして見ると確実に言えるのは,ここ数年は数ヶ月おきにこんな状態になってるということですね.やはりどう考えても尋常じゃない...とにかく明後日に1つの結果が出ますので,それまで何とかやり過ごそうと思います.

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6/4'08
(PC)

 今日も体調の方は回復せず,検査に行って結局1週間が経過しました.

 今となっては,もうあまり関心はないのですが,一時期探していた出っ張らないUSBメモリというのが出たようです.でもこれじゃあ,多分USBメモリを抜くのに必要ということで付けたのであろう赤い持ち手の部分が出っ張ってる...

 あと,typeTのその後ですが,特に大きな問題はないのですが,ちょっとした不具合?があって,それは,スリープから戻るときとーーきどき,30秒くらい右クリックと左クリックが入れ替わってしまうこと,あと,何日かおきに画面の乱れが生じてしまうことでした.前者はそのとき30秒くらい待てばよく,後者はログインし直せばいいのでそれほどほど実害はなかったのですが,やはり気持ち悪いので,10くらいある(^^;常駐しているソフトとVistaの相性を(実験的に)調べてみました.

 犯人はどうやらSpam Mail Killerのようです.これをはずして3日くらい経ちますが,上の不具合は一切起こっていません.こういう不具合は他のいろんなソフトとの相性にも関係してくるのでかなり厄介です.ハード(PC),OS(Vista),ソフトのメーカーに問い合わせてもおそらく彼らは全ての組み合わせをテストしているわけではないので,何もわからないでしょう.

 ちなみにSpam Mail Killerは,「どこか」のPCで起動しておけばいいというソフトなので大学のPC(OSがXP)で起動させておくということで特に問題はありません.というか,そっちの方がノートとデスクトップとPCを変えるたびにいちいち立ち上げ直さなくていいので最初からそうすりゃよかったと思うくらいです.同期もしなくていいので,削除したメールもそのまま残しておけます.

 あとは,WZ Editorで「名前を付けて保存」というのがどういうわけかできないことと,DOS窓を開けるcmd.exeをVista版Orchisに登録するといつの間にか実行できなくなることでしょうか.これらは,さほど実害はないのでそのまま使っています.あと,TXの中でBZoneでインターネットに繋ぐとWLANの設定のDNSサーバのIPアドレスが自動的に?書き換わってしまうという不具合もあったのですが,これはしばらく東京に行っていないのでまだ未検証です.不具合という不具合はこのくらいですかね?

 いずれにしてもかなりヘビーな使い方をしてますし,ハード,OS,ソフトの三位一体(^^;の相性はおそらくもう世界中誰もわからないでしょうから,研究しながらやっていくしかないですね.

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04b
[世論の批判を受けて?]

 なんか最近「世論の批判を受けて」政治がころころ方針転換することが多いのが気になります.「世論の批判を受けて」ってどのくらいちゃんと調べてるんですかね?まさかメディアの世論調査や街頭インタビュー,いや,メディアそのものじゃないでしょうね?ていうかそもそも世論の言うとおりに動いていたんじゃ政治家がやることなんかないようなもんでしょう.

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6/5'08
[検査の結果]

 検査の結果が出ました.検査の内容は,先週のTめしてGッテンを見られた方はわかると思いますが甲状腺の異常です.でも,うすうす感づいてはいたのですが,全く異常なしです.詳しく調べてみると甲状腺ホルモンの過分泌とその逆の症状が混在(倦怠感,疲れやすい,多汗,冷え性)してましたからねー.

 でも,異常なしだからめでたしめでたしとは行きません.症状はあるのに原因がわからないわけですから.いくつか追加の血液検査をしてもらいました(これも結果が出るのは来週の水曜).あと,ついでに?ちょっとやってみましょうということで,10くらいの質問に答える形で「うつ」の診断もしてもらいました.最近多いみたいですからねー.もちろんこれも異常なしです.

 うつに関しては相当研究してます.私が診断できるほどです(^^;.学生が元気がなくなってくると相談に乗って「診断」してるくらいですから.もちろん,これはやばいと思ったらすぐに病院に行かせるつもりですが,幸いそういう症状の学生はまだいません.最近は,世間でうつがかなり認知されるようになり,すぐにうつじゃないか,と思う人もいるようですが,「うつ病」はれっきとした病気ですので,単に気分が落ち込むとかやる気にならないとかいうのとは違います.物事を前向きにとらえられないとか,何をやってもつまらないとか,理由もなく将来に希望やいいイメージがもてないとか,あるいは,もっと漠然と気分が落ち込むというようなことは,ちゃんと真剣に生きていれば誰でもあることだと思いますからね.

 ということで,結局,何も解決していません.とりあえず,次の検査結果が出るまでやり過ごすしかないわけです.もちろん,いろいろ調べてはいるのですが...

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6/6'08
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 今日はようやく何とか普通に過ごすことができました.2週間ぶりくらいでしょうか.ここんとこ,特にこの1週間くらいは,1日に数回は横にならないともたない感じでしたからねー.でもその間,もう大丈夫かなという感じになったことは何回かあったのでまだ回復したとは限りませんが...この間,検査はしてもらいましたが,一切の「治療」はしてませんから,単に疲れていたということでしょうか?でも数ヶ月おきにそうなるとするととてももたないしやっぱり尋常じゃないですよね.

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6/10'08
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 回復してきたのかなと思ったのですが,やっぱりだめですね.とにかく明日の朝,また検査結果が出ますので行ってきます.

 今回の症状としては,一昨年の7/24, 7/26, 7/28, 8/2, 8/8のあたりと酷似しています.特に食事の後,横にならないといけないほどの怠さを感じます.今日は頑張って練習に行ってきたのですが(頑張らないと行けない),やっぱりだめだめで,でも全然動かない体を必死で動かしている(全力疾走を続けている)感じです.ですから,疲れ方も尋常ではありませんし,練習の後の疲れの残り方もそうです.考えてみればここ数年はずっとそんな感じです.

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10b
[新東京タワー]

 どーでもいいことですが,新東京タワーの名称が「東京スカイツリー」に決まったそうです.一般投票で決めたみたいですね.どっかの分譲マンション?って感じの名前ですが,東京EDOタワーとかみらいタワーとかゆめみやぐらとか明るい未来を強要するようなわけのわからない名前よりは遙かにましな気がします.そう言えば,ずっと常磐新線と言われていたつくばエクスプレス(の名前)ってどうやって決めたんですかね?

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6/11'08
[検査の結果(その2)]

 検査の結果(その2)が出ました.怠く疲れやすいということで副腎の検査だったのですが,今回も異常なしです.もうだんだん打つ手がなくなってきたのですが,2年前ちょっと調べた更年期障害系?の検査をお願いしてきました.これがだめ(正常)ならもうほんとに打つ手なしです.でもさすがにもう疲れてきました(ていうか,そもそも疲れてるんですが).

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11b
[対策?]

 手をこまねいてもいられないので,ていうか,更年期障害系については,上で書いたように2年前に調べていて,そうだとしてもとても男性ホルモン補充の治療は受ける気にならないので(また少し調べてみたが,あまり効果がないという臨床データもあるらしい),2年前の7月,去年の2〜4月と同じ対策をとってみることにしました.ここの記事を見てみると,2年前の7月は1ヶ月,去年の2〜4月は3ヶ月でやめてしまっています.で,よく調べてみるとそれをやめると体調を崩すという気もしてきました(例えば,去年の5/21).毎日記録している「調子データ」を見てもそんな感じがしますし,そういう記述もありました(ただ,ここで書いた「疲れ対策」が何だったのか覚えてない...まあ,これは効果がなかったようなので別にいいですが).でも,やめると体調を崩すということは,一生やめられないということになってしまうのですが,もうそんなことも言ってられない気がしてきました.

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11c
(PC)

 HPが今度は極薄ノートPCを出すようですが(でもミニノートの方は問い合わせ殺到で発売延期になったようです),これは明らかにMacBookAirを意識したものですね.重量1.54kg(重い!)とか13.3インチの液晶とか(無意味?にでかい!)解像度1280x800(液晶はでかいのにtypeTより低解像度!つーか,ミニノートと同程度(^^;)とか仕様もMacBookAirそっくりです.

 あとiPhone 3Gも評判になってますが,また?キャリアがソフトバンクなんですねー.まあこれは私が欲しいと思ってるものとは全然違うのでどーでもいいですが.

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6/15'08
[被害調査]

 2008年岩手・宮城内陸地震の被害調査で現地に来ています.調査に来る前の解析で,今回は,多くの地震動で0.5秒以下の極短周期が卓越し,一方,一部では3秒以上が卓越して,建物の大きな被害に結びつく1-2秒の値は小さかったので,被害はほとんどないだろうと思って来ましたが,予想通り,観測点周辺には大きな被害を受けた建物は(今のところ)全くありません.

 今日,最後に行った,K-NET築館という観測点は何と山の中?にあって,なかなか見つけられず,久しぶりに「オリエンテーリングー?」になりました(^^;.

 そうそう,この近くの栗原市役所に寄ったとき,ものすごい数のマスコミが大挙して待ち構えていて,何事か,どっかのお偉いさんでも,例えば,防災担当大臣でも来るのかと思っていたら,何と,小沢一郎さんでした.こっちの方が全然大物.

 何度もここで書いているように小沢一郎さんは私が唯一?認める政治家ですが,今日見た感じだとなんかちょっと顔色があんまりよくないように見えたんですが...頑張ってもらわないと.

 そうそう,地震研のM宅さんから連絡があって,ほぼ震源直上の記録がとれたそうで,何と4G!!!だそうです.これだけ震源が浅くて直上の記録は世界初です.でも原子力屋さんは困るでしょーねー.

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6/16'08
[被害調査2日目]

 被害調査2日目です.いつも通り?4時出発18時帰還でした.でもこの季節は日が長くてほんと助かります.調査結果は,予想通り,建物の被害はほとんどありません.

 メディアなどの取材は受けられる範囲でいろいろ受けているのですが,今日は日テレのNewsリアルタイムでした.これは家で夕飯を食べて(からまた大学に戻る)るときにやってるのでだいたいいつも見てます.それで聞き手はキャスターのK野さんだった(現地に来ている)のですが,実物を見てびっくり!すげー格好いい(^^;.彼はニュースの中でいつか,いっしょにキャスターをしているU吹さんより年上に見られる,とぼやいて?いたのですが,よくわかります.つまり,テレビではそう見えるのでしょうが,実物はもっと全然若々しいです.

 私がメディアの取材を受ける理由はただ1つ,それが地震防災に繋がることです.今回は直下で7.2と非常に大きなマグニチュードで,6強と大きな震度も記録して,でも建物被害はほとんどなくて,これで日本の建物は(例えば中国の建物と比べて)耐震性に優れていると思われると非常にまずいです.これも何度も書いていますが,今回の地震で発生した地震動は極短周期のものがほとんどで,震度や加速度は大きくなるが建物被害はほとんど生じないというタイプだったに過ぎません.同じ程度の震度でも例えば去年の能登半島地震では,木造家屋に甚大な被害が生じました.

 でも,そんなややこしい説明しなけりゃならないくらいなら,ほんとは被害と対応するように震度の計算方法を修正するのが一番いいと思うですけどねー.

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6/17'08
[被害調査終了]

 無事被害調査を終えました.結局今回は対象範囲内に大きな被害を受けた建物は(予想通り)1棟もありませんでした.でも被害調査というのは,被害を受けた建物だけを調査するのでは,なかなか地震防災に繋がる知見は得られません.「被害と被害を生じないないことの差」を調査し,それを分析するのが真に意味ある被害調査だと思います.そういう意味では今回も非常に貴重なデータが得られたと思います.いっしょに調査してくれた学生3人は,少し退屈(肉体的にではなく頭脳的に)だったかもしれませんが,現場を見ることの大切さはわかってくれたと思います.実際,テレビでは被害があるところばかり映すので,ものすごい被害が生じているという印象を受けがちですが,現地に行ってみると全然違う,ということはよくあります.

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6/18'08
[Yahooのトップ]

 14:30頃,読売に載った記事のことがYahooトピックスのトップ(要はYahooのトップ)に出てたみたいで変な電話とかかかってきて鬱陶しいです.でも,今回,震度6強でも建物被害がほとんどなかったのは,地震動の性質(極短周期地震動だった)のせいであって,建物が丈夫だからではない,ということを言っているのですが,記事を読んでちゃんと理解してくださる方はそうはいないみたいですね...

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18b
(PC)

 あ,カバーを閉じると自動的にスリープに入るのはレッツノートと同じですが,開けるときに自動的に立ち上がらず電源ボタンを押す必要がありますと書いたのですが,設定できました.あと,何日かおきに画面の乱れが生じてしまうことは,Spam Mail Killerを大学のPCで立ち上げておくようにしてからは全く起こってません.あとは,スリープから戻るときとーーきどき,30秒くらい右クリックと左クリックが入れ替わってしまうのは,まだ生じるのですが,キー入れ替え(KeyswapとAltime)をしているのでそのせいですかね.

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6/19'08
[(最終?)検査結果]

 地震被害調査で2日延期になっていた検査結果をきいてきました.フリーテストステロン, LH, DHEA-Sともに全く正常値です.つまり,甲状腺,副腎,男性ホルモンという一連の検査全て異常なしということです.めでたしめでたし,とは行きませんね.症状はあるのに原因がわからないのですから.それともやっぱり単なる歳のせいということでしょうか?だとすると,歳をとるとこんなにも疲れやすく,体力も気力も衰えてくるということでしょうか?だとするとちょっとしんどいですねー.

 ただ,被害調査中は,1日中歩きっぱなしなんですけど,まあなんとか動き回ることができました.少し回復傾向だったのと,非常事態ですからしんどいとか言ってられないというのもあります.これから疲れがどっと出ないかちょっと心配です.

 でも昨日は,(火曜日被害調査で練習できなかったので)W所さんが連絡をくださって,練習しました.被害調査の後って,ずっと歩きっぱなしで適度?に体を動かしているので,結構,パフォーマンスがよかったりするんですが,昨日は全くだめでした.ていうか,疲れすぎ?

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6/20'08
[路線転換?]

 昨日は,朝日新聞の取材があったのですが,いつものように「震度を変えるべき,ではなく,同じ震度でも被害が出る場合とでない場合があるので,大きな震度で被害が出なかったからと言って安心しないように」という書き方にしてください,と言ったのですが,先方に説得?されて,「じゃあ,気象庁の機嫌をそこねないようにやんわりと(震度算定法を変えるべきと)書いてくださいね」と言ったのですが,今日の朝刊の1面トップだったようですね(専攻のS原先生からのメールで初めてわかった(^^;).うーん,ちょっとまずいかな.というのは,5年前の2003年宮城県北部地震のときも同様の記事が読売の夕刊1面トップに出て,それで,というわけじゃないのかもしれませんが,強硬に?変えるべきと言い過ぎると変わるものも変わらない,ということもありますからね.そういうわけで,それ以降は,「やんわり路線」をとってきたわけです.

 でも,考えてみれば,あれから5年,「やんわり路線」でも結局何も変わりませんでした.というか,そういう駆け引きのようなものは,私は好きではありませんし,たとえ世の中が変わらなくても,研究者として正しいと思うことを淡々とでもしっかりと主張していく,ということにしたはずでした.それによって「抵抗勢力」といろいろ軋轢を生むことも大いに考えられるし,自分にとってもいろんな意味で必ずしも有利に働くわけではないこともわかっているのですが,このコーナーを読んでいただいている方ならおわかりでしょうが,そんなものより,もっと大事なものがあると思うんですよね.

 ということで,今回のことは,新聞を見て(さっき見てきました)一瞬ぎょっとした,というか,しまった,と思ったのですが,今は「まあいいや」という感じです.こうなったのも150億年前から決まっていたんでしょうしね.それに今回は5年前とは,状況が違います.震度計ネットワークは,設置から10年以上が経過して耐用年限を迎え,もうすぐ次世代のものに置き換わります.つまり,変えるのなら今しかないわけです.大きな被害データがまだ少ない,というのはわかるのですが,大きな被害が出てからでは手遅れです.

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6/21'08
[やり甲斐がない]

 体調もよくない状態で地震が発生し,連日4時起きの被害調査を終えて,疲れがどっと出るかと思ったのですが,体の方はそうでもないです.でも,心というか精神的には相当疲れが出てきたというか,かなり低調になってきました.いろんなメディアに取り上げられたりとか,それに伴ったいろんなごたごたとかの影響もあると思います.いったい何のためにこんな苦労して被害調査にまで行ったんでしょうか?ていうか,そもそも何のために今の仕事をしているのでしょうか?

 一番「下」まで下がれば,退屈しのぎにはなってると思います.あとは,被災現場を見せたり,最先端のテーマに取り組んでもらうことによっていろんなスキルが磨けると思うので,学生の教育にはなってるかな.でもそこから先,つまり,研究することによって何かが変わるのかというと,結局何も変わらない気がしてきました.被害をより正確に予測し,的確に初動対応できる方法があるのに旧態依然として何も変わらない.散々情報発信はしているので「知られてない」ということはありません.なのに変わらない.つまらないやり甲斐のない世界ですね−.まあ,そう考えてしまうのは,疲れているからだとは思うのですが(だといいのですが)...

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21b
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 体の方はそうでもないと書いたのですが,やっぱりだめですね.大学に行って帰るとき,つくばセンターから10分くらい歩いてくるのもしんどかったです.気がついてみたら,全日本教職員までもう2ヶ月もありませんね.先月体調を崩して地震があって,もう1ヶ月以上もトレーニングもランニングもできていません.今の状態じゃ再開もおぼつきません.今年もだめかな.なんかバドミントンやる意味もよくわからなくなってきました.

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21c
[淡々と]

 上で書いた「やり甲斐」ですけど,やはり,研究者として正しいと思うことを淡々と主張していくということでしょうね.実際,メディアに取り上げられたとしても,私としては先方から取材の申し込みをただ受けてるだけの話で,別に私の方から売り込むとかけしかけるとか何か行動を起こしているわけではありません.来るものは拒まず,というだけです.それに,世の中が変わるか変わらないかは,他の人が決めることですし,私の役割でもありません.というか,そういうことは,ほんとめんどくさいし疲弊します.これからは(これからも)一研究者としてただ研究をしてその成果を淡々とホームページや論文や取材があればそれを通して情報発信していこうと思います.

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[(周りにとっての)死に方]

 自分が死ぬときのことは,ここここで書いたのですが,「死に方」についてはまだ書いてませんでしたね.もちろん,これも自分の思うようには行かないでしょうからこうだったらいいな,という架空の話なんですが...

 「死に方」は,自分が苦しいか苦しくないかということもあるのですが,気になるのは,周りにどのくらいショックを与えてしまうか,迷惑をかけてしまうのか,ということです.もちろん,私が周りにとって何の存在価値もないのならどんな死に方をしても周りの人も何とも思わないでしょうが,ここでは,私がどうかは置いておいて,一般的に人が死ぬときどういう死に方をするのが「相対的に」周りにショックを与えないかという観点から考えてみます.

 まず何度も書いているように自殺はだめです.それは,本人にとってもそうですが,周りに計り知れないショックを与えます.誰かに恨みを残すような死に方も残された人を苦しめます.殺人,テロ,過失が原因の事故などがそうです.ただ,これらは確率は低いかもしれませんが自殺と違って未然に防ぐのはなかなか難しいです.

 そうすると残りはもう病死と不慮の事故くらいになってしまいます.実際,死因の多くはこれらであり,ほとんどは病死なわけです.死因は何であれ,人が死ぬわけですから,その人がかけがえのない人なら悲しいしショックを与えるに決まってるのですが,ある程度長生きさえしてくれれば,上記の他の死に方に比べればあきらめもつくでしょう.ですから,病死の場合は,死に方よりも何歳で死ぬかということが周りにどれだけショックを与えるかに大きく依存することになります.いくら病死とは言え,若くして亡くなってしまえば,周りに与える衝撃は計り知れません.

 見方を変えると,比較的若くして死んでも病死よりも(あくまで)「相対的に」周りにショックを与えない死に方を考えて行けばいいわけです.残るは不慮の事故です.不慮の事故の中で「相対的に」仕方なかったかなー,と思わせるようなものがあればいいわけです.ただし,不慮の事故は「ある日突然」ですから,長短はあっても病死のようにある程度心の準備ができるものよりはハードルは高くなります.

 例えば,自然災害はどうでしょうか?恨む相手は「自然」ですから殺人や他人の過失よりはあきらめがつくでしょう(でも地震災害は自然災害ではなく人災ですよ).ただ,自然災害は遺体の傷み方が酷いなど「死に方」が凄惨なので,周りに大きなショックを与えてしまいます.少なくとも病死にはとても勝てそうもありません.

 恨む相手が自然でもだめなら残りは「本人」,即ち,本人の過失です.ある人が死んだとき周りの人が悲しむ原因は,もちろん周りの人が死んだ人を失うことが悲しいということもあるのですが,本人の不本意,無念さを感じて切なくなるということも大きいです.そういう点からすると,本人の過失が原因ならその責任は本人にあるわけですから,その点は少しは相対的に周りに与えるショックが小さくなるような気がするのですがどうでしょうか?

 そういう死に方を一言で言えば,言葉はどうかと思いますが,いささか「間抜けな死に方」ということになるかもしれません.例として,ぱっと思いついたのが「我が輩は猫である」の猫です(確か樽かなんかに落ちて溺れて死んだんですよね).そして,もし周りを多少なりとも悲しませずに死にたいと思ったら,そういう死に方の中から周りに迷惑をかけない方法を選べばいいということになります.

 そう考えてみると,こういうことを考えた人が既にいたことは大いに考えられるわけで,つまり,実際は自殺だったとしても,自分の過失による事故のように見せかけて死んだ人もいたかもしれないということです.それで,ぱっと思いついたのが,ZARDのヴォーカル坂井泉水さんです.病気療養中に病院の非常用スロープのから誤って転落して脳挫傷で亡くなったということになっていますが,自殺も否定できない状況だったと思います.ただ,この場合は,自殺説が否定できないわけですから,もし事故に見せかけた自殺だとしたら完全に成功したとは言えませんね.

 ただ,この場合は,当たり前ですが,遺書を書くことができません.でも,書き残しておきたいことがあれば,普段から書いておけばいいわけです.このコーナーは遺書のようなものとは一番最初に書きました.

 でも繰り返しになりますが,やはり自殺は絶対にだめですよ.理由は何度も書いているように「ほとんど唯一死だけはリカバーできないから」です.そして,死ねない(死んではいけない)のなら楽しく生きていく方がいいに決まっています

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21e
(野球)

 懸念が的中したか,交流戦で明らかにライオンズの調子が落ちてきましたね.今日も圧倒的最下位の横浜に負けてパリーグ日ハムとのゲーム差ももう1しかありません.今年の好調の理由の1つとしてアーリーワークと呼ばれる試合前の練習が取り上げられていましたが,練習しすぎて疲れるということもあるかもしれません.要は頑張りすぎないことも必要ということですね.でもこれから暑くなって大変な時期なのにここで息切れではあまりにも早すぎます.

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6/24'08
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 どうにも回復しません.もうかれこれ1ヶ月くらいになるでしょうか.検査の結果が全て白だったので打つ手がなく八方塞がりです.これが原因じゃないか?と勝手に思って何らかの対策をとれば精神的に少し希望がもてるので,こんなことなら検査なんかしない方がよかったかもしれません.その後,原因,対策などいろいろ調べているのですが,なかなか合致するものにたどり着きません.とにかく,ありとあらゆる行動を起こすのに肉体的にも精神的にも相当頑張らないといけないという感じです.こんな状態がずっと続くとするとそれこそ生きていくだけでもしんどいです.

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24b
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 夕食の後,どうしようもなくしんどくなりしばらく横になっていましたが,このままでは,体調が悪い→運動をしない→ますます体調が悪化する,という悪循環なので,相当頑張って練習に行ってきました.今の体調の悪さって,去年の1〜2月くらいの運動をしていなかったときと少し似てるんですよね.で,調子の方はしばらくはだめだめでしたが,無理矢理というか,動かない範囲で体を動かしているうちにだんだん動けるようになり体調も回復してきました.やっぱり,無理してでもとにかく動き出すことなんですかね?あとは週2とかではなく,毎日ある程度の運動をすることが必要なのかもしれません.運動をすればアミノ酸を摂取することもできます.

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6/26'08
[ドビュッシー再考]

 最近,ドビュッシーがちょっと気になっています.クラシック音楽入門?では,私の中では近現代ではないとか,好きな曲は特にないと書いたのですが,「新しい音楽」という意味では,まさにドビュッシーはそうだったと思います.で,いくつかあらためて弾いてみたりしていて,プレリュードの第1集にアナカプリの丘という(一見(聴?))明るい曲があるのですが,とりあえず譜読みして指を付けて一通り弾いてみて,で,一応いくつか音源も聴いとくかと思って聴いたのですが,自分のイメージとあまりに違う演奏,要は,南イタリアの燦々と太陽が降り注ぐ元気いっぱいの演奏ばかりで,いささか辟易というか,自分には技術的にとてもそんな風には弾けないと思って半ば放り出していたのですが,いくつか聴いていくうちに,はっとする演奏に出会いました.ここで紹介したK子さんの演奏でした.彼の演奏が私のこの曲に対するイメージと一番近かったです.

 彼はドビュッシーについてかなり研究しているようで,何と全曲チクルスが進行中で,ピティナにドビュッシー探求という連載をしていることもわかりました.彼の演奏は,ここで書いたようにベートーヴェンのピアノソナタの印象が強かったので,ドビュッシーに思い入れ?があるというのは,とても意外でした(ていうか単に私の勉強不足ですが).そして,いくつか聴いただけですが,彼の弾くドビュッシーもベートーヴェンと同様,彼が彼自身の頭でしっかり考え,音楽に真正面から正直に向かい合っていて,とても説得力のあるものでした.これからちゃんと注目して見て(聴いて)行こうと思います.

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26b
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 体調の方ですが,おとといすげー頑張って運動した後は何とか小康状態です.明日また練習日なのでそれまでもつか,あるいは,今日頑張ってトレーニング(してアミノ酸を摂取)するかですね.

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26c
[バカな人間が社長]

 食品偽装事件が後を絶ちませんが,最初は従業員のせいにする→後でしぶしぶ自分が指示したことを認める,というパターンの繰り返しです.私が強く思うのは,人間としてとんでもないということももちろんありますが,なんでこんなバカな人間が社長なんだ?ということです.従業員が何の動機で何のために産地や賞味期限を偽装するのでしょうか?そんなことするわけがありません.やるとしたら金儲けがしたい経営者でしょう.そんなこともわからないバカな人間が社長をやっているわけです.メディアはバカではありませんから,社長が指示してやったことなんて最初からわかっています.謝罪?会見もちらっと見ただけですが,まるで小学生が怒られてしょんぼりしているようなざまです.食品会社の場合は,我々の口に入るものが対象なわけでほんとしゃれになりません.

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26d
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 やっぱり?今日は頑張ってトレーニングするというハードルは越えられませんでした(T_T).バドミントンの練習と違って約束してるわけでもないですし,やらなくても誰に迷惑をかけるわけでもない,というのはかなり高い「ハードル」ですね.バドミントンの練習の場合は,横で筑波大バドミントン部の学生達が練習しているというのも大きいです.彼らが真剣に練習している姿を見るとほんと元気をもらえます.でもほぼ毎日5kmランニングしてた頃は,やっぱ体調よかったんだなーと思いますね.

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26e
[官僚]

 官僚叩きが止まりませんね.官僚はいわゆるエリートの象徴みたいなものですから,これを叩けば庶民が喜ぶので,メディアも何かあるとこぞって叩くわけですが,とうとうマイレージまで来ちゃいました.もちろん不正は絶対にだめですが(友人や知り合いが多いので別に肩をもつわけではないですが)いい加減このくらいにしといた方がいいんじゃないでしょーか?

 もちろん,中にはとんでもないのもいるのでしょうが,多くの官僚は,少なくとも私の知る限りでは,とても有能で真摯に日本のことを考えて働いている人達だと思いますよ.官僚から政治を取り戻せ,みたいな言い方をよくされますが,むしろ無能な政治家をカバーしてきた側面の方が強いでしょう.

 私が一番危惧しているのは,今のような「官僚叩き」状態が続くと有能な人間で官僚になろうという人がどんどんいなくなるのではないか,ということです.今の日本社会には有能な人の「受け皿」がないとひしひし感じますが,官僚はまさにそういう人達の「受け皿」でした.官僚に有能な人が集まらなければ,有能な人の受け皿の最後の砦がなくなってしまいます.人が何か自分の能力に気づいたときに,それを発揮できない,発揮する場所がない社会に未来はありません.

 彼らも人間ですから,自分のしている仕事が正当に評価されないことにはとても敏感だと思います.天下りとか官舎がどうとかそういうことは,全て彼らの仕事が正当に評価されていない,即ち,給料が安い,という不満から来ていると思います.つまり,彼らの仕事の質と量を正当に評価した給料をちゃんと払えば,そんなものはなくなるでしょう.

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6/27'08
[バース・デイ 上原ひろみ]

 昨日のバース・デイはジャズピアニストの上原ひろみさんでした.バース・デイは,スポーツ選手がただドキュメント的に取り上げられることが多く,見てはいるけどただ見るだけ,という感じなのですが,昨日は異色でした.

 彼女のことはもちろん昔から知っていますが,いやー,そのテクニックというか指の回るスピードはすごいですね.まさに超絶技巧で,それを見せる技も心得ていて鮮やかです.弾き方も(普通のクラシックの)ピアニストとは大分違っていて(でもそこら辺?のジャズピアニストとは全然違って基本はとてもしっかりしている),フィジカルの強さで弾く感じですね.実際,タッチはものすごく強いですし(そういう意味では自分に近い),そういう中であれだけ指が回り正確に音を捉えるのはすごいです(そういう意味では自分と大分違う(^^;).ただ弾きやすいように弾いてるだけと思われがちですが,譜面を見たことがあるのですが,結構とんでもないですよ.もちろん,とてもとても地味で基本的なトレーニングの賜だと思いますけど.番組でも言ってましたが,アスリートに近いですね.演奏が終わっての,あるいは,演奏中ですら拍手喝采が起きるという会場の雰囲気も清々しさすら感じます.

 ただ,何というか,彼女は音楽にジャンルはない,心が震えるものとそうでないものがある,と言っているようですが,私は,いわゆるバッハ〜ベートーヴェン〜ドビュッシーといったいわゆるクラシック音楽の世界とはまた違う世界だと感じました.例を挙げると,たまたま昨日記事を書いた金子さんの演奏,彼の作り出す音楽とは対照的です.でもこれはこれですごいと思いますよ.似たようなもの?としては,津軽三味線なんかもそうです.

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27b
[昼休みに毎日?]

 体調の方ですが,今日は運動してもう3日目で,また大分悪くなりかけていたのですが,少し頑張って練習に行ってまあ何とか回復した(のかな?),という感じでしょうか.要は,最低中1日で運動しないと,ということですかね?実際,調査,実験,講義などがなければほぼ座りっぱなしなわけですから,体にいいわけはありません.ほんとは,昼休みとかに毎日軽く運動できれば一番いいと思います.小中学校時代なんか昼休みとか朝とか放課後とかただの休み時間も運動場で何か運動してましたし,高校の時は,体育の時間がないのは,週に1日くらいでしたし,大学時代は運動部に入っていたわけですからね.

 とか思っていたら,毎日?昼休みプールで泳いでいるらしいW所さんが,7,8月とプールが工事?で閉まるということで,7,8月は大学も夏休みで体育館も授業などで使われることもないので,7,8月と昼休みに毎日?やりませんか,ということになりました.8月に全日本教職員もありますしね.渡りに船?ということで,ちょっとそんな感じでやってみようと思います.

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6/28'08
[それでも]

 官僚で書いたこととちょっと似てるのですが,医療事故を糾弾すること,医療現場が今いかに大変なことになってるのかを報道することも,有能な人達の医者離れに拍車をかけてしまうような気がします.でも官僚の場合とはちょっと違って,メディアの役割は事実を事実として淡々と報道することでもあるわけですから,なかなか難しい問題です.逆に言えば,それをコントロールすることによってメディアが世の中を動かすというようなとんでもないことも起こるわけです.

 そういう風に考えてくると,もちろんメディアの情報コントロールはまずいですが,官僚が一般の人よりも襟を正さないといけないこと,医者が人の命を預かっていること,医療現場は片手うちわで楽勝なんてことはありえないのは事実ですから,そういうことで官僚になること,医者になることを敬遠する人がいるとしたらそれはそれで仕方ないということでしょうね.つまり,(ある程度)過酷な状況がわかった上で「それでも」と思うくらいの人でないといけないということです.ですから,やはり,お金とか条件とかそういうもの以外の大事なものがあることをしっかり教育していくこと,その前に,そういう世の中にすることが重要でしょう.

 今日,テレビを見ていたら,確かテレ東だったと思うのですが,クラシック音楽が取り上げられていて,作曲家のS枝さん(彼は昔はよくテレビに出ていましたが,一瞬にして死ねる飛行機事故が理想の死に方なんていう遺族の感情を逆撫でするような発言をして以来,ぱったり見なくなりましたが)が出ておられて,日本のクラシック音楽界の現状を嘆いて?おられました.彼は要は「経済的に割に合わないと思うものに有能な人は集まらない」と言っていて,例えば,2030年には世界的音楽家のほとんどは中国人になると豪語?していて,その理由として,欧米や日本ではクラシックの音楽家が割に合わないので有能な人が集まらない,例として,FRBのグリーンスパン前議長をあげられていて,彼はジュリアード出身のクラリネット奏者だったが,金にならないので経済界に入って成功した,先見の明があった,と言っていました.

 もちろん,クラシックの音楽家の待遇を少しでもよくできればということで敢えてそういう発言をされたのだとは思いますが,そりゃー違うだろ,と思ったのは私だけじゃないと思います.もちろん,こんなんじゃやってられない,とてもまともに生きていけないという状況では話になりませんが,何度もここで繰り返し書いているように今の世の中,少なくとも先進国では食べて行けないということはもうありません.生きて行ければお金なんかそんなに要らないものですから,一般の人の何十倍,何百倍,何万倍という報酬では人の心はもう動かないと思います.何億という年俸を出すことよりも野球やサッカーやピアノが上手いことや新しい理論を発見する,誰も作ったことのないものを作るといったことが心底尊敬されることの方が重要でしょう.まあ,彼も旧ニッポン人ということなのでしょうが,これから世の中を動かしていくのは新ニッポン人ですからね.

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6/30'08
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 体調の方ですが,まだだめですねー.このときのように食後にとにかく怠くなります.症状としてはそのときも疑ったのですが,糖尿病ということになりますが,検査結果はもちろん白です.このとき疑った更年期障害も先日の検査で白でしたからとにかく原因がわかりません.

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