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11/05'09
[typeTの無償点検・修理の顛末?]
(PC)

 typeTの無償点検・修理ですが,typePを使い始めたことでようやく出すことができました.でもちょっとした顛末?が...

 申し込みはすぐできました(そりゃーもう1年以上経ってますからね).で,日通が取りに来て丁寧に梱包して持って行きました.そして数日してメーカーから電話が...パームレストに破損が見つかり,このままでは使用に支障をきたすので交換を提案させていただきます,とのことです.で,保証(1年)は切れているので,有償になりますがよろしいですか?とのことです(確か5万くらい!だった).はあ?

 もちろん,使用に支障をきたすようなパームレストの破損など記憶にありません.どうせ,大したことないのにふっかけてんだろ,と思って,一旦は,いや別にそのままでいいです,と言いかけたのですが,待てよ,もしかしたら,運搬中に破損してしまったのかもしれません.だとすれば由々しき事態です.

 で,すったもんだあって(要は電話してくる人間が対応できず,担当の者に問い合わせて再度連絡しますを繰り返した),まず日通に問い合わせて,でも日通サイドは確認してないなどとらちがあかず,結局,状況を写真に撮って送ってもらうことにしました.で,写真を見たんですが,よくこんな細かい傷見つけたもんだな,という程度(^^;です.それでふっかけんなよ.

 でも写真がちょっと不鮮明なこともあって,もし,送ったときと明らかに違う状態ならまた連絡するということにして,一度,送ってもらうことにしました.で,しばらくしてまた連絡があって,今度は,パームレストの破損などが原因で組み戻しができなかった場合は,できない状態でお送りしますがよろしいでしょうか?と言います.はあ?

 今回の修理点検は,メーカー側の不手際でリコールしたものですから,送った状態で元に戻して送り返すのが当たり前です.先方にはもちろんそのように言いましたし,もう全然らちがあかないので,とにかく送り返せ,何かあったら連絡する,ということで,届いたのが今日です.実物見たんですが,やっぱりほんとよくこんな細かい傷見つけたもんだな,という程度(^^;です.いったいなんなんでしょうか?

 善意的に解釈すれば,要は「めんどくさい世の中になったもんだ」ということでしょうかね.実際,先方の対応は確かに要領を得ないものでしたがとても丁寧ではありました.PCもとても綺麗に掃除していただいてぴかぴかになって返ってきました.ですから,あとでめんどうなことにならないようにマニュアル的に手順を踏んでるのでしょう.でも,あとでめんどうなことにならないようにするためにますますめんどうなことになってるわけですね.いったい何やってんでしょうかね?

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05b
[やっぱりtypeT?]
(PC)

 typeTですが,とりあえず無償点検・修理に出したのですが,返ってきてこれをどうしようかと考え始めました.最近は大学でデスクトップ,行き帰りのバスはPM,それ以外はtypePが定着してきました.ただ,typePのレスポンスがだんだん気になってきました.スタンバイから復帰してしばらくは明らかにパフォーマンスが落ちますし,マルチタスクになるとてんでだめです(ただ,3150円ぽっきりでWindows7のアップグレードを申し込んだのでこれを入れるとどうなるかと見てみる必要はある).

 で,久しぶりにtypeTを触ってみたんですが,やっぱり快適(^^).ということで,少なくとも大学以外の室内ではtypeTが復活しそうです.この大きさ(か若干大きいくらい)で横幅1600ドットあれば言うことなしなんですがねー.要はtypeZでOKなのですが,15〜20万出して買い換えるほどのことは...ということですね.

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05c
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 なんかまた白い巨塔やってるみたいですね.こういうのはだいたい何かの番宣でしょう.ちょうど?また,財前五郎が第一外科の次期教授に選ばれるかどうかというクライマックス?じゃなくて,その前の根回しとか教授になるってほんと大変(^^;というところ(かな?)でした.で,やっぱり何か笑っちゃいました(^^;.

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11/06'09
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 白い巨塔ですが,昨日がクライマックスの前と言うことは,今日がクライマックス?ということで,一応(録画して)見ました(^^;.このとき見た回がまさに今日でした.タイトルはそのまま「正念場」.でも,以前見たときと印象が違って,滑稽でおかしいのはそうなのですが,だんだん不愉快というか見ていてばからしくなってきました.

 このドラマ?では,財前五郎やその周りにいる権力闘争をやっている人間達が主流で,里見や大河内などは異端児なわけですよね?でもどう考えてもまともなのは後者です.ていうか極々普通です.時代の違い?あまりに架空のありえない話?(まあそれを批判するのが作者の意図なんでしょうけど)

 なんかテレビ欄を見たら次が一部の最終回でその後,二部が始まってまだまだ続くようですが,もう見ることはないでしょう.

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06b
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(PC)

 Dellの極薄ノート発表になったようです.CPUがCore 2 Duoということで,おっ,と思ったのですが,解像度が1366x768ドットということで,なーんだ,ということになり(この時点でもう却下),値段も174000円からと高く,重量を見ると1.44kg〜1.56kgとあります.ん?極薄でこの重量?てことは...

 でかい!んですよ(横幅340mm).なーーんだ.まるでへたな手品のタネを見せられたような気分ですね.つまりでかくすることによって薄くしてるわけです(体積は変わらないわけですからね).そんなことして意味あるんでしょうか?単に「世界最薄」のものを作ったというだけ?だったらいっそのこと1m角(^^;とかにすればもっと薄くできる?

 でもMacBookAirが売れたということはそういうものを欲しがる人もいるってことでしょうか?私は興味ないです.ていうか,この重量ならtypeZの方が小さく,解像度(1600x900)もCPUも上で安いわけですからあらゆる点で優ります.

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06c
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(野球)

 昨日の日本シリーズの9回はすごい展開になったのですが(でも9回表に日ハムが勝ち越したときもジャイアンツが逆転するような雰囲気がありましたね),ヤンキースワールドシリーズ制覇,松井秀喜MVPでは,スポーツ紙の1面は(報知以外は(^^;)全部もってかれたようですね.でも,確かに勝ち越し打や3ホーマー8打点,最終戦6打点,打率.615!はすごいですが,DHで3〜5戦は代打でMVPは厳しいかなと思っていたのでちょっと驚きました.

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11/07'09
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(野球)

 日本シリーズですが,予想通りジャイアンツ勝ちましたね.でもまあ,これは大方の予想通りということでしょうか.でも,ちらちら見てる程度でしたが,そんなに見所という見所は...でも,最終戦で松本がライトの稲葉がもたつく間に1塁から一気にホームインしたのは,1987年の日本シリーズで辻がクロマティーの緩慢なプレーをついてシングルヒットで1塁からホームインしたのをちょっと思い出しました(何と動画があった!).そのときの三塁コーチの伊原が今ジャイアンツにいるので,今回手を回したのもそうかと思ったのですが,一瞬見ただけですが多分違いますね.

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11/09'09
[Windows7]
(PC)

 Windows7のupgradeディスクが来たんですが...クリーンインストールかよ!(つまり,出荷時状態に戻して全部インストールし直し).しかも,細かいドライバの変更とか出荷時状態に戻すだけでもかなり面倒...そして,私の場合,バリバリにカスタマイズしてますから,そこからのインストールがまた大変.

 ざっと書くと,デスクトップの設定(フォントとかタイトルバーとか細かく変更する),IPアドレスを入力,CDからソフトをインストール,ネット上のソフトをインストール,必要なファイルをコピー(ここまでが普通?のインストールか.でもインストールするネット上のソフトの数がはんぱねぇ)した後がまだまだ大変で,Orchis(ランチャ),max(Window制御ソフト)の設定,keyswapとAltimeでキー入れ替えを行い,clockpodをカスタマイズして,エディタ,ワード,エクセルのカスタマイズファイルをコピーしてキーカスタマイズを有効にして,Officeの数式エディタを有効にして,FileFormatConverter(docxをOffice2000で読めるようにするもの)を入れて,マウスのポインタとスピードなどを変更し,ブラウザ(IEとFirefoxとNetscapeの3つを使い分けている)のbookmarkを移行して,各ブラウザを設定をやり直し,pathなどの環境変数を入力し,スタートアップにショートカットを入れて,ATOKの辞書やキーカスタマイズを行って,メッセンジャのカスタマイズ,WinSCPの設定,VPNの設定,時刻合わせの設定をレジストリエディタで変更,WWANの設定,プリンタとスキャナのドライバという感じになります(これでも大分省略した).

 最近,typePを買って,デスクトップを買い換え,PMも買って(でもこれはまだ途中までしかインストールしてない.後述),typePのWindows7がクリーンインストールだったので,なんかインストールばっかししてるような気がします.今回,さすがに手順をまとめて大分ルーティン化したのですが,それでも手入力を要するところが結構あります.ほんと何とかならないもんかと思います(デスクトップならハードディスク丸ごと入れ替えてもいいがノートだとドライバが全然違うのでそうは行かない).

 で,本題?のWindows7ですが,まず言えるのは,Vistaのときもそうだったのですが,なんでまたファイル構成とかいろんな手順とかちょこちょこ変えるんですかねー.今回,ライブラリとか新しいファイル構成概念?が導入されていて,それが使える,という人もいるのですが,とりあえずXPと同じ状態でも使えるようにすべきでしょう.よく本屋さんが自分たちの気分転換のためか「模様替え」をするんですが,どこにどの本があるか全くわからなくなってしまいます.ほんと余計なことすんな,って感じです.

 新しいOSは新しもの好きの人に新しいものを提供するのではなく,別に今のままでもいい人もいるわけで,でも,最近はPCを買い換えると自動的に新しいOSになってしまうので,そこんところも考えるべきです.もちろん,より便利になれば頑張って使う気にもなりますが,少なくともVistaや7の新機能は,XPに比べて使いやすく便利になってるとはとても思えません.Vistaは特に酷かったですが,ある意味退化したものを新製品として売り出しておいて金を巻き上げる商法はほんとに辟易です.

 で,Windows7を載せたtypePですが,驚くほどさくさく動くようになりました.いかにVistaが重く酷いOSだったかがわかります.でも騙されてはいけませんよ.これは,Vistaから7に進化したのではなく,ある意味,XPに戻ったようなものです.つまり,繰り返しになりますが,それで新製品として売り出して金を巻き上げるのはほんとに酷い話です.

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09b
[PM]
(PC)

 それで,今度はPMなんですが,これが不具合の嵐...まず,スタンバイから戻るときに度々「砂嵐」になり,しばらくすると,低解像度の表示になり,「ディスプレイドライバigxprd32が正常に動作しなくなりました...再起動してください」となります.そして,Bluetoothが,BlueSoleilというのが入っているのですが,製品版でないと言ってきて度々切断します.メーカーに問い合わせると一度出荷時状態にリカバリしてくださいと言うのですが,それすらできません.結局,購入わずか1週間で修理・点検(と言うのだろうか?)となりました.さすがに初期不良でしょうから新品に交換すべきところでしょうが,メーカー側も「思い当たる節」があるのか,一度回収させてください,となりました.つまり,私のPMだけの問題ではないようです.実際,Bluetooth(BlueSoleil)自体に不具合が見つかって対応を公開するそうです.

 でも,PM自体の使い勝手は「別世界」です.ほんとPDAくらいの大きさにキーボードが付いていてしかも1024x600のディスプレイをもったWindowsXPマシンというのが未だに信じられないくらいです.そして,この使い勝手を提供できるのはPMしか存在しません.つまり「オンリーワン」なわけです.

 ですから,不具合があろうと何とか使い続けようと思います(「砂嵐」については,スタンバイを休止状態にすれば起こらないので何とかこれで使ってる).このメーカー自体にはとても好感をもってますし,今回の対応も丁寧ですし(でも購入して1週間なら普通は交換だろ),なんとか問題を解決して欲しいと思います.

 でも,おそらくメーカーの問題というよりは,その中で使われている部品とかソフトとかの問題でしょうね.つまり,安かろう悪かろうがここでも起こってしまっているわけです.

 あと,BluetoothってtypePのときからワイヤレスヘッドホンを使ってますが,スタンバイや休止状態になるたびに切れるのはしょうがないとしても再接続するのにあんなに時間と手間がかかるのでしょうか?

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11/11'09
物事の二面性
(人生, 生き方)

 別に人生に限ったことではなく物事全てには二面性があるということでしょう.例えば,あなたに何か夢や目標があって,それに向かって頑張ってるとします.あなたは夢や目標を叶えたいのでしょうから,それを叶えたとしたら幸せでしょうか?それが必ずしもそうではないことは,このサイトで再三書いてきました.

 夢や目標をもつということに限らず,こういうことは自分にとって○であるとか×であるとか決めてしまうこと(例えば,お金持ちになるとか,偉くなるとか)は,「結果に拘る」ということであり,得てしてそれがおかしなことにもなってきます.だって,自分にとってそれが○であると思って,いろんなものを犠牲にして頑張ってきて,それがもし結果的に×だったら何のために頑張って来たんだ?ということになりますからね.

 例えば,走ることが好きでもっと速く走りたいと思って頑張っていたはずが,オリンピックに出られるかもしれない,金メダルを獲れるかもしれないと言われ,もっと速く走りたいがいつの間にかオリンピックで金メダルを獲りたいに変わって,ドーピングしてでも金メダル獲りたいってことになったら,本末転倒も甚だしいですよね.

 ですから,結局,こういう結果が欲しいためにこういう行動をとるといった結果に振り回される行動ではなく,全ては150億年前に決まっているわけですから,自然の流れに身を任せて,ある意味淡々と生きていけばいいのですし,そうするしかないわけです.淡々と生きていくというのは,別に無気力にだらだら生きていくということではなく,どうせ生きていくのなら,つまらないより楽しい方がいいでしょうから(あるいは,人に迷惑さえかけなければ,つまらない人生を敢えて選んでもいいわけです),与えられた条件の中で精一杯楽しめばいいのだと思います.そしてこれが,結果的に結果を残す可能性が大きいのは,やる気三要素で書いた通りです.

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11/13'09
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(PC)

 PMが修理・点検に出て,Windows7にupdateしたtypePを使ってるのですが,なぜかスタンバイや休止状態からもBluetoothがスムーズに繋がるようになりました.何で今まで繋がらなかった?でも,スタンバイから復帰してしばらくはやはりモタモタしますね.

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13b
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(仕事)

 代々木のオリンピック記念青少年総合センターで地震工学会大会中です.ここに来るのは2002年の地震工学シンポ以来ですかね.うーん,でもこの色づかいはゴミ焼却所を連想させる...

 知ってる人は知ってると思いますが,ここは東京オリンピックの選手村だったところです.昔プーナの合宿が毎年行われていたところで懐かしいです.今のものは10年くらい前に新しく立て替えられたものですが,当時は,まだ選手村のときの状態で,レトロな感じ?でした.

 あと,最寄りの駅の「代々木公園」は,大学時代,通学先が駒場から本郷に移ったとき,駒場のバドミントン部の練習に出るために,駒場から本郷に1年半だけ通ったのですが,そのときに使っていた駅です.なんかついこの間のことのようですが,もう25年も経ったんですねー.

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13c
[逆行不能]
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 バドミントンのその後ですが,一応何とかやってます.何とかやってはいますが,ほんとに情けないプレーしかできず,さすがにやっていて辛くなってきました.また「階段を1つ降りた」気がします.

 もちろんこれまで不調とかスランプとか体の状態がおかしいとかいろんなことがありました.でも,どこかで今調子が悪いだけでちゃんと練習やトレーニングをすれば強くなると思っていたようなところもあったと思います.でもだんだんそう思えなくなってきました.それは,もう何年もそういう状態が続くと不調ではなくそれが実力ということになってしまうということもありますが,いつからか,いくら練習してもトレーニングしてもほとんど効果がない状態になったからです.つまり,「どうしようもない」わけです.

 自分にとって肉体的にかなり衝撃的なことが判明したと書きましたが,それは,どういうことかというと,ある箇所に違和感を感じて,自分でできる簡単な検査をしたところ,あまりにもビンゴだったので病院に行ってちゃんと検査してもらったらその通りでした.よくこんな僅かな状態で気づきましたね,と感心されたくらいで,実質ほとんど支障はないのですが,問題は「治らない」,ということです.つまり,今の症状より悪化させない,しか方法がないのです.

 さすがにショックでした.もちろん,ものすごい早い段階で気づいたのでこれからうまくつき合って行けばおそらく何の支障もないのでしょうが,どんな些細な病気や怪我でも治らないとなればやはりショックです.

 でもこれも老化という「逆行不能」の流れの中の1つの出来事に過ぎないのかもしれません.しかし,トレーニングや練習しても効果がない,治療はできない,つまり,「逆行不能」の流れに身を任せるしかない,というのは,あまりに無力で,文字通りどうしようもない無力感があります.こういうことにも二面性はあるのでしょうか?

 例えば,歳をとり体が動かなくなってくれば,体が動く若い人がやってくれて動かなくてよくなる,戦争でも起これば,若くて元気のいいのが戦場に行き,年寄りは行かなくていい,というようなこと?

 それが何なのかはまだはっきりとはわかりませんが,全てのものに二面性があるのなら,悪いことばかりではないのでしょうから,それが何なのかを確かめてみようとも思います.いずれにしても,自然の流れに抗うだけではなく,それに従うのも一法ですし,そうするしかないのかもしれません.

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11/14'09
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 TBSの情熱大陸,NHKのプロフェッショナル,テレ東のカンブリア宮殿など,最先端で頑張っている人を取り上げた番組群ですが,一応見てることは見てるのですが,そんなに参考になることもないし(だいたいみんな当たり前のことを当たり前にやってるだけ),だんだん見る意味を感じられなくなってきました.まあ家でご飯を食べるとき録画したものを見ることが多いので,退屈しのぎにはなってるというくらいでしょうか.あーでも,単に他の仕事の内情を見るという単なる好奇心はあるかな.いずれにしても,ためになるとか参考になるといったことはそんなにありません.

 ただ,数年前とはちょっと違った感覚を感じるようにはなってきました.方法論的には,彼らがやっていることは,上で書いたように(私にしてみれば)当たり前のことを当たり前にやってるだけなのですが,とても頑張ってることは間違いありません.以前はそれを見て私も頑張らなくては,と感じることもあったのですが,最近は,そんなに頑張ってご苦労さんですねー,という感じでしょうか.この変化ってどういうことですかね?

 向こうではなくこっちに来たということでしょうか?いろんな意味で「諦めて」は来ているのでそういうところもある,あるいは,単に歳をとって疲れてきたということもあるでしょうね.でも,何というか,大人になったというか,達観してきた?ようなところもあります.実際,何年か前くらいは,とにかく頑張らなきゃという感じで,実際相当頑張ってたと思います.でも,結果的には体調も悪くなるし,大したことはできてなかったと思います.

 今は頑張ってるという意識はそんなにありません.無理して頑張っても体調を崩してしまいますし,頑張るというよりは,その日その日やるべきことをできる範囲で淡々やってるという感じです.でも,学生の数は10人を越えて,その一人一人に研究テーマを与えてマネージメントしてますし,自分がこなしている仕事も含めて結果的には,以前より成果は出ていると思います.つまり,頑張ってるという意識がなく「結果的に」頑張れている,という理想に近い状態に少し近づいてきたということでしょうか.これが歳とることの二面性(正の要素)なんですかね?

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11/14'09
[日航問題]
(世の中)

 日航問題?についても書いておきますか.結論から言えば,民間企業なのですから,債務超過なら法的整理をするのが筋でしょう.M原さんは,飛行機が飛ばないのは困るから潰さないと言ったようですが,別に飛ばなくてもそんなに困らないでしょう.日航以外の航空会社もありますし,国内なら電車や船などの代替交通もあります.ちょっと不便になるだけです.

 公的資金を入れても高額な企業年金に流れてしまうことがネックになっているようですが,会社が法的に整理されればチャラなのでそれも問題ありません.でも日航が潰れてチャラになれば困るのはOB達なのでさすがに協力しないとは言わないでしょう.むしろ,特別立法で年金を減額する方が問題です.ですから,ようやく重い腰を上げたようですが,社長がOBに「お願い」するのが筋です.それでも2/3の同意が得られなければ一旦法的整理するしかないと思います.

 ただ,国の失政で無理矢理ペイしない地方空港を作り,そこに無理矢理飛行機を飛ばされた日航側にも言い分はあるでしょうね.国に責任があるのなら,政治家を選挙で選んだ国民に責任があるわけで,公的資金で救済するのが筋です.でも日航は民間会社です.最終的な経営判断の責任は会社にあります.ですから,公的資金で救済ありきではなく,まず高額な企業年金の問題などを会社の中で解決すべきでしょう.それができないのなら,会社の外の社会のルールに従って法的整理をすればいいと思います.繰り返しになりますが,JALの飛行機が飛ばなくてもそんなに困らないと思いますよ.もしほんとに困る,ほんとに必要なものであれば,必要な人が何とかするものです.

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11/16'09
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 今日は何かみょーな感じの日でした(ってまだ終わってないが).気象庁で震度に関する研究会があるので家を出て(今日は学内でいろんな会議が集中していたのですが,立ち上げから関わっていて行かないわけにはいかないのでこちらを優先させてもらいました),北千住で大分早い昼飯となったのですが,以前行ったことがある九州ラーメンの店に行くことにしました.

 以前行ったことがあるということは,どういう味なのか,要は旨いかまずいか覚えているはずですが,さっぱり思い出せません.で,旨いのなら「北千住で昼飯のときはここ」となってるはずですが,そうなってない,ということは,旨くはなかったのでしょう.でも覚えてない.

 でも,旨くはなくても可もなく不可も無しくらいなら,豚骨ラーメンなら(私にとっては)そこそこ旨いでしょうからとにかく行ってみました.まずびっくりしたのはラーメン700円ということです.こんなに高かったっけ?で「一番固いの」を注文して食べたのですが,やっぱり旨くない...系統で言えば「塩辛系」ですね.スープはほとんど飲めませんでした.もう行くことはないでしょう.でも,いわゆる本場の味とは全然違いますが,店は結構繁盛していましたし,店員さんの接客態度もとてもよかったです.

 で,大手町の気象庁に着いてびっくり.時間間違えた...(1時間早く着いた.でも1時間遅く間違えなくてよかった).こんなことは初めてです.でも1時間以上前なのにもうびしっと準備ができているのはさすがですね(それでしばらく気づかなかった).つづく?(つづかないで欲しい?).

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 無事何事もなく?つくばに戻ってきて,無事何事もなく?一日が終わろうとしています.でも,ちょっと考えたら,ラーメンが旨くないことを忘れたのも会議の時間を間違えたのも「今日のこと」ではないですね.ラーメンは,前回食べたときから今日に至るどこかの話,震度の会議に至っては,メールが来て手帳(実際はPCのファイル)に時間を書き写したときの話です.ですから,今日どうかしてるわけではないわけです.

 でも,思い違いやうっかりすることは,そんなに多くはないですが,以前より確実に多く起こるようになってきました.まあ一言で言えば歳ということでしょう.

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16b
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(バドミントン)

 試合ですが,だめだめでした.やっぱり何かおかしい.オーバーヘッドよりレシーブのときに肘が上がらない感覚があります.特にフォア側に来たスマッシュをバックハンドで取るとき,肘が上がらず,速く浮いてくるようなスマッシュが全く取れません.試合が終わったときは,ほんとバドミントンやめたくなるくらいの心境だったのですが,試合は15時には終わったので,クラブのメンツでダブルスをやったり,S本君にフォア側にスマッシュ打ってもらって,腕を前に出すようにすると大分取れるようになって,また,打ち上げで飲んで話しているうちに何とかもうちょっと頑張ってみようという気になりました.やっぱり人との繋がりは重要です.クラブのメンバーに感謝ですね.

 で,今使ってるシューズ(は実はもう5年くらい前に筑波大バドミントン部でもらったもの)がもう左のつま先内側がこっぱげていて(^^;,

さすがにこれじゃあということで,買い換えることにしました.バドミントンはとにかく動きが激しいので,シューズはとても重要です.もちろん,ヨネックスなどからバドミントン専用シューズがたくさん出ているのですが,衝撃吸収とか耐久性ではなく「とにかく動きやすい」ということだけを考えたらもっといいものがあるのでは?とずっと思っていました.

 イメージとしては,底が薄く足裏で床を掴めるような「足袋」のようなものです.でもさすがに足袋を履いて試合はできないでしょうから,足袋のような底が薄い,例えば,陸上の短距離のスパイクレスのようなものはどうかと思って,靴屋を見かけたら探していました.でも,これが意外とないんですよねー.最近の靴屋ってどこ行っても,今流行?のカラフルで底の厚いジョギング,ウォーキングシューズのようなものしか置いてなくて,まるで金太郎飴のような感じです.まあ陸上短距離用シューズなら専門店にしかないでしょうけどね.

 で,どうしたものかと思っていたのですが,ふと「体育館シューズ」はどうかと考えました.とにかく安物で耐久性はないでしょうが,底が薄くて動きやすければ,そういうものをそれこそ半年くらいで履きつぶしていくのもありと思ったわけです.で,検索すると...ありました.一番安くて,底が薄そうなのはこれですね.その名も「教育9型」(^^;.

 値段も2300円と,とーってもリーズナブルです(^^).専用のバドミントンシューズは1万くらい,高いのは2万近くしますからね.でも体育館シューズにしては意外とするなあとも思いました.実際,これ以外のもっと高いものは4000円くらいするものもあります(それでもバドミントンシューズよりは安いが).で,これを注文しようかと思ったのですが,ちょっと不安が...というのは,昨日,最初の試合のとき,組んだF元君が,最初,シューズを忘れたY畑さんにシューズを貸していて,ジョギングシューズで試合をしてたのですが(こらこらこら),ものの2,3ラリーやっただけで,靴底がこっぱげました...(最初は財布でも落としたのかと思った).やっぱ,動きが激しいバドミントンには専用のシューズじゃないとだめか...そもそも,全日本の大会だとバドミントン協会公認のものしか使えません(って,これ書いてから気づいた).

 で,どうしたものかと,ネットをいくつか見ていたら...ミズノからマスタークロスが復活してるでわないですか!と言っても,わかる人はそんなにいないと思いますが,もう15年くらい前でしょうか,このシューズが出たときは衝撃的でした(確かN嶋君が見つけてきた).とにかく,床のグリップ性能が全然違います.

 でも,耐久性に問題があったのか,理由はよくわからないのですが,何年かして生産中止になってしまいました.あのとき買いだめしておけばと思ったのですが,後の祭りでしたね.

 でも,そのマスタークロスが復活したわけですから,これはとりあえず買いでしょう.で,ネット検索すると...結構叩き売りしてます.1万のものが半額くらいでは買えるようです.ただ,通販だとやっぱサイズが...

 私の足のサイズはだいたい26.0なのですが(正確には右が左よりかなり大きい.スキーブーツはそれでフォーミングしてる),大学時代は26.5でした.今外を走るときに履いているマスタークロスも多分26.5です.でも最近また「足が縮んだ」ような気がするんですよねー(これも歳のせい?).動きやすさを考えると小さめのサイズでとにかく締めて靴の中で足が動かないようにするのがいいです.

 ということで,25.5を探したところ...25.5を2足だけ3980円!で売ってるところがありました.体育館シューズと変わんないじゃん.これならサイズが合わなくても一か八かということで,即買いしました(^^;(ほんとは残り2足で2足注文したいくらいでしたがお一人様1足まででした).しかも,送料500円でしたが,Yahooのポイントが2500円くらい貯まっていて,結局2000円くらい(^^;.いずれにしても,来て実際に履いてみてよければ何足か買いだめしておいた方がいいかもしれませんね.

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11/18'09
[普通にできることを普通にやれよ]
(PC)

 修理・点検に出したPMが返ってきたのですが...修理伝票を見ると「OS破損のため本体SSDを工場出荷状態に戻して初期化」としか書いてありません.いやーーな予感.で,使い始めたのですが,リカバリもできないし砂嵐も出るし,何も変わってません.再度連絡すると,もう一度預からせていただいて...はぁ?

 それで,また別件で,今度は学生がノートPCをもう1台欲しいというので,何かいいものはないかとぼちぼち見ていたら,パソコン工房にとてもいいものがあって,法人にも対応しております,こちらのフォームに記入して見積もりを,とあるので,見積もりをとると...何と!表示価格の1.5倍の値段を提示し(ふっかけ)て来ました(当然購入しませんでした).

 つまり,ここで紹介したような値段でなんかとても買えないということです.一方でタイミングがいいのかどうなのか,typeZの方は,予想通りWWANがちゃらになりました.ということで,当然のようにパソコン工房のものは候補から消えました.

 でも,最近,HPとかtypeT(SONY)とか今回のPM(工人舎)とかパソコン工房とか,いろんなメーカーとやりとりをしていますが,どこも「はぁ?」というような対応ばかりでさすがに気分が悪いです.いったい何なのでしょうか?これも安かろう悪かろうの一連?の流れ?ほんと,普通にできることを普通に考えて普通にやれよ.

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18b
[きっつきつ]
(バドミントン)

 注文したマスタークロスがもう来ました.で,あまりに合わなければ返品交換しないといけないのでちょっと履いてみたのですが,やっぱ25.5だときっつきつです.ぴったりサイズはやはり26.0ですね.でも何とか履けました.これはこれで,わざときっつきつにしたら動きやすいんじゃないか,という目論見を実験してみたいと思います.つーか,このショップではもう25.5しか売ってませんから交換(は未使用ならできると紙には書いてあったが)も実質できませんしね.

 目論見とは書きましたが,実は経験があります.確か,千葉大OBの金沢さんか吉野君と東大の御殿下で練習してた頃のことだったと思いますが,ある日,シューズを履いたらきっつきつで,いつの間にかプーナの上田君のと入れ替わっていたのでした(そんなことはその時が最初で最後).でもめっちゃ動けました.吉野君から1ゲームとったのもそのときだったかも...

 でも,それを機にわざときっつきつにはしなかったのですから,何か理由があったのかもしれません.やっぱり足が痛くなった?でもそのときは今より長い時間練習していたので,今みたいにちょこっとしか練習しないのならきっつきつでも行けるかもしれません.使っているうちに靴が少しは伸びてくるでしょうし,普段の練習と試合で使い分けるとか,ソックスを使い分けるとかいう方法もあります.

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18c
[事業仕分け]
(世の中, 政治)

 事業仕分けのことが連日のように報道されていますがどう思います?無駄な事業を仕分けして無駄を節約するのは結構な話?

 私がぱっと思ったのは,その何千という「事業」の多さです.そして事業仕分けの対象となっているのはそのごく一部に過ぎません.そしてそのどれもがなんでそんなことやってるの?というものばかりです.もちろんやらないよりやった方がいいものなのでしょうが,それを税金を使って国がやる必要があるのか,ということです.

 例えば,仕分け対象になって,珍しく満額回答,つまり,問題なしとなったものがあるのですが,それは,青少年にいい観劇を推奨するためのものとかいう感じのものでした.そんなことに血税を使う必要があるのでしょうか?

 あるいは,先日,代々木の「国立」オリンピック記念青少年総合センターで地震工学会大会があったのですが,公的施設なのでおそらく格安で借りられるのでしょうが,そういうことを国がやる必要があるのでしょうか?使う人が使うのに必要なお金を相応に負担すればいいだけの話でしょう.

 なんでこんなことになってしまっているかというと,それは,高度成長が前提となっていて,新しい事業を考えて予算を獲得することがいいこと,とされてきたからに他なりません.それは官僚が悪いというよりは,そういうシステムの問題です.彼らは非常に優秀ですが,法を施行する行政という立場ですから,今あるシステムに従うしかありません.つまり,これを変える立法府の問題ということです.システムを変えずに,お前達が考えたことは無駄だからやめろ,と言われれば誰だって抵抗するに決まってます.

 最近は,大学も予算を獲得してなんぼという風潮でほんと辟易しています.これも既に何度も書いていますが,大きな予算を獲得することなんかより,少ない予算で大きな成果を上げる方が評価されて然るべきでしょう.

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11/19'09
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(世の中)

 「日本売り」ですが,世間?もようやく気づき始めたようで,日本だけ取り残されているとかいうような報道の仕方ですが,別にこれは経済の話です.これも再三書いていますが,無駄を減らせば経済は停滞します.つまり,公共事業に見られるように「無駄」で食べてる人がいかに多いかということです.相手が大学となれば1.5倍もの値段をふっかけて来るのもそういうことの1つでしょう.

 でも無駄なことをして経済を活性化させても,莫大な借金が残るだけです.日本が取り残されているのではなく,無駄をなくし,経済なんかに頼らずに,みんなが幸せに暮らせる国を世界に先駆けて作るくらいのつもりでやればいいんだと思います(株は下がるでしょうけどね).

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19b
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(ピアノ)

 ここに載せても多分意味ないですが(でも,自分が地図を持って行かなくていい.それで伊東さんの手書き入りにした(^^;.),ピアノプロジェの演奏曲目リストを載せておきます.

 私の分の顛末?は,ここで書いた通りですが,多賀谷の演奏を聴くのも久しぶりですし(去年は怪我してるとのことでしたが治ったんですね.よかった),高久先生,相変わらずコアですねー.で,伊東さんから連絡があって,京都から宮田も来るそうです.会うのはこのとき以来?楽しみです.

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19c
[めんどうな世の中]
(世の中)

 ここで書いたこともそうですが,なんでこんなめんどうな世の中になって来ているのでしょうか?

 世の中というか社会の基本は,社会的分業とそのスケール効果です.自給自足の生活をするのでなければ,私はこれやるからあなたはこれやって,と分業するわけです.その単位は,家族→ご近所→村→町→都市→国,そして,世界とどんどん広がってきました.そうするとスケール効果が出てきます.つまり,極々少数の人が大発明をして,それをみんなで対価を払ってシェアするということです.でもそうなると,「私はこれやるからあなたはこれやって」というような顔の見えるやりとりではなく,それこそ,あとで面倒なことにならないように疑心暗鬼的なマニュアル対応となってくるわけです.

 めんどうな世の中になってきましたねー.それでももっと世の中を「便利」にしたいですか?もうこの辺で充分じゃないですか?地デジになってそんなに大きな変化があったでしょうか?東京−大阪間が新幹線で2時間のところをリニアモーターカーで1時間になるくらいのことに何兆円もつぎ込んで,ペイする人がどのくらいいるのでしょうか?開発する過程を大いに楽しむことができる開発者と公共事業にぶらさがる土建業者と株をただもっていて経済成長して欲しい資産家くらいでは?

 あとは,分業が進むとどんどん「隣は何をする人ぞ」状態になり,ブラックボックス化が進みます.東京のオフィス街で働くサラリーマンがキャベツ栽培の方法を知らないのはともかくとしても,例えば,バグだらけと言われているWindows1つとっても,あるバグをとると別に箇所に不具合が出るといった状態で,全体を把握している人はこの世にいないでしょう.つまり「誰もわからない」状態なわけです.修理点検に出して,ただ工場出荷状態に戻しただけのPMもわからないのでそうしかできないということでしょう(結局,新品交換となりました.最初からそうするように言ってたんですけどねー).

 コンピュータ制御のエレベータが暴走したのもその現れですし,車を始めいろんなものに同じようなことが起こってもおかしくないと思います.というか,そういうことはこれからどんどん起こるでしょうね.そうなるとやはり,あとで面倒なことにならないように疑心暗鬼的なマニュアル対応となってくるわけです.でもそうすると余計面倒なことになってくるわけです.めんどうな世の中になってきましたねー.

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11/22'09
[将来に夢をもつことの危険性]
(世の中)

 年末に間に合わせるために強行採決された支払猶予法案ですが,「困っている人はとりあえず助ける」的にはまあいいと思うのですが,この年末を何とか乗り切って景気対策を打てば,景気も回復するかもしれないし,では何の解決にもならないのは明らかです.リーマンショックはありましたが「今が特別」とは考えない方がいいでしょう.つまり,この「不景気」が半永久的に続くということも想定しなくてはいけないということはこのサイトでも度々書いてきました.

 つまり,厳しい言い方になるかもしれませんが,今の不景気(という言葉もそのうち死語になる?)で仕事がなくて食べて行けない会社は,その会社が必要とされていない,という事実をまず受け止めるべきです.ボーナスがカットされ給料が減って家のローンが払えない人は,自分の将来を過大評価してしまった責任を感じるべきです.少子高齢化で人口が減っていく状況で経済成長して景気が拡大すると考える方がどうかしています.

 最近,将来に夢をもつことをあおる風潮がありますが,もちろん夢を持つのは勝手ですが,その夢が実現することを前提に行動するととんでもないことになるのは言うまでもありません.これも何度も書いてきましたが,経済成長なんかしなくても今日,そして今をしっかり「楽しんで」「過ごして」行って,みんなが幸せに生きていける社会にすることを考えるべきです.

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22b
[長者番付復活?]
(世の中)

 上とも関係することですが,最近,日本でも「貧困」と言う言葉がきかれるようになってきました.経済成長がほとんど期待できない現状ではゼロサムですから,ルールなき自由競争では勝ち組が出てくれば,その分,負け組,つまり,貧困層が出てくるのは当たり前です.

 例えば,プロ野球選手や芸能人のような人達が非常に高い給料をもらう分には,彼らは大きなリスクを背負い,様々な犠牲も払ってるわけですし,その数はごくごくわずかですからそれほど問題もないでしょう.でも,経済活動の中核を担う金融というセクターまるごとだとそうは行きません.例えば,銀行は,事業を興す手伝いをするというように,本来,とても重要な役割を果たすものですが,いわゆる投資銀行に見られるように,昨今は,単なる金儲け的なことに走ってきました.もし,失敗しても国が救済してくれるのですから,一か八かのばくちに走るのは当たり前です.

 でも,今の世の中が資本主義経済である以上は,どうしようもありません.それをコントロールするとすれば,国が何かルール(規制)を作るしかないでしょう.

 そもそも,これも何度も書いてきたことですが,お金ってそんなにあっても仕方ないものです.ちゃんとしたお金の計算ができれば年収500万もあれば充分でしょうし,上限としては,年収で2000万以上あってもしょうがないでしょう.

 でもなぜ人々はお金儲けに走るのでしょうか?それは,1つにはそれが1つの大きな評価基準だからでしょう.プロ野球選手が契約更改であんなに拘るのもそうですし,利潤を追求する会社においては,いくら儲けたか,はとても重要なことなのでしょう.では,どうすればいいでしょうか?

 ここから先は,極端で非現実的な提案?ということになるとは思いますが,1つの方法として,長者番付の復活ということがあります.つまり,誰がどれだけ稼いだかを世間的に公にして「評価」してあげるわけです.そして,そういう形で「評価」してあげた上で,稼げば稼ぐほど,例えば,税金として巻き上げるわけです.今は所得税の上限は40%ですが,それでも人々は金儲けに走るわけですから,倍の80%くらいに上げてもいいかもしれません.

 こういうことをすると,どうなるでしょうか?2つのシナリオが考えられます.1つは,どうせ金儲けしても税金でもって行かれるくらいならほどほどにしとこう,となって金儲けに走る人が減る,もう1つは,それでも金儲けする人は金儲けして,二極化はどんどん進み,働く人はばりばり働いて税金を納め,働かない人(負け組)は生活保護で細々と(でもある意味悠々と)暮らす,ということです.

 どちらもいいシナリオではありませんね.前者については,誰かが何かアイデアを閃いたり,自分の才能に気づいたり,頑張る気になったときに頑張れることは重要ですし,後者については,人が生きていく喜びはやはり何でもいいから仕事(のようなこと)をして社会の役に立つことですから,何の取り柄も才能もない人(なんていないと思いますけどね)は,有能な人の邪魔をしないように社会の隅に引っ込んでろ,では,絶対おかしなことになります(現にそうなりつつあります).

 ですから,両者のどこかのバランス点,ということでしょうね.具体的には,税率=f(年収)という関数形の問題ということです.だれかこのくらいのシミュレーションしてるんじゃないですかね?

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22c
[相続税]
(世の中, 政治)

 あと極論ついでにもう1つ.消費を促して景気をよくしたければ,相続税をもっと上げれば,極端に言えば100%にすればいいでしょう.普通は税金に持って行かれるくらいなら使い切ろうと思うでしょうからね(もちろんそうなれば生前贈与とかいろんな抜け道を考えるでしょうけど).もちろん,思い出深い?自宅を相続したいと思えば,優先的に時価で国から買い戻せるようにすればいいわけです.そもそも親が金持ちというだけの理由で子供も金持ちというのは社会的には不公平なことでしょう.

 まあこれも極端な話ではありますが,要は,私が言いたいのは,「国はその気になれば大なたを振るえる」ということです.正しい,国のために必要と考えれば,世論とか気にせずやればいいのですし,それが政治家の役割でしょう..

 いや,それでは次の選挙に負ける,では,J民党と同じです.つまり,M主党が国のためにやるべき政治をすることより,政権を維持することに固執するのであれば,J民党と同じ道を辿るでしょうし,失われた20年(になってしまいましたね)と同様,国民に莫大な負の遺産を残すことになります.

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11/23'09
[ピアノプロジェ終了]
(ピアノ)

 ピアノプロジェが終わりました.宮田が急遽来てくれたので(久しぶりにフルメンバー(少なくとも同学年の)が揃った?)当日のプログラムを載せておきます.

 とても寒くて天気もよくなかったのですが,今回は沢山の方に来ていただいて,用意したプログラムがなくなったそうです.ありがたい話です.場所が渋谷のど真ん中というのは大きかったかもしれませんね.

 プログラムの下の方に書いてありますが,今年はヴィラ−ロボスの没後50年だったんですねー.彼が1959年没というのは,はっきり覚えていますから,私が単に気づいてなかったということですね.伊東さんが弾いてくれましたが,ほんとは私の出番?だったのかなー.野性の詩(Rudepoema)はもう何度も弾いてて,重要なレパートリーの1つですからねー.

(譜面が付いてるのでアムランの演奏にしましたが,昨日も話題になりましたが,もちろん上手いことは上手い(ていうかめっちゃ上手い)のですが,私はこの演奏は「違う」と思ってます)

 うーん,でも,演奏時間20分以上(でも大学院のときはそれを15分で弾いた)の大曲,かつ,超難曲なので,20年前ならともかく今はもう体力と気力が続かないかなー.

 今回もそうだったのですが,弾く曲を選ぶのって結構大変で,というか,今回は結局,何を弾いたらいいかが決められず,こんな曲目になったのですが,生誕何年とか没後何年とかそういうことで,ある意味安易に(^^;決めるのも1つの方法かもしれませんね.

 あと気づいたんですが,50ぴったしで死ぬと生後と没後がまとめられてしまいますね.まあ生後何年とか没後何年とかで後世の人間が何かするというレベルの人はほとんどいないでしょうけど.でも考えてみるとそういう人達の中に50ぴったしで死んだ人はぱっと思いつきませんね.人生50年と言って死んだ信長(真偽の方は定かではないが)も確か49ですよね.そういうレベルの人はそういうことまで抜け目ない(^^;?

 来年はショパン生誕200年です.ということは,同い年のシューマンもそうで,再来年はリストで,ビッグイヤー?が続くわけですね.ということで,来年はショパンの全曲演奏などものすごい数のショパンの演奏があるのが予想されるのですが,そういう中でもまず演奏されることはないであろう曲を高久先生が今回の演奏会で解説付きで紹介してくださいました(譜面もいただきました(^^)).

 さて,自分の演奏ですが...うーん,いつも自分のピアノで弾いてる時からすると6割くらいの出来という感じで,相変わらずぱっとしませんでしたが,まあこんなもんですかねー.以前のようにそんなに緊張するというわけでもないのですが,本番ではやっぱり上手く弾けません.でも,弾いていると気分も高揚してきて「楽しい」という感覚はもてました.でも,そうなるとどうなるかというと...(後述).

 でも,ピアノプロジェに一応出ることにした1ヶ月くらい前からは,30分くらいですけど,だいたい毎日練習しましたから,出ることにしてよかったとは思います(でなかったら週に2,3回15分くらいだったでしょうからね).でも毎日同じ曲を同じメニューで弾くとどんどん「感覚の慣れ」が出てくるので,あんまりいい練習方法ではない,ということにも気づかされました.

 あと,これはいつものことですがピアノが違うというのは大きいです.特に最近のスタインウェイはどれもとても軽めにしてあるので,慣れるまでかなり大変です(昨日は開演ぎりぎりになってしまったので,事前に全然触れなかったのはまずかった).でもどこのスタインウェイもそうということは,家のピアノをそれに近い形に軽めにチューンするという方法もあると思います.というか,もう随分長い間調律してないので,調律しないとまずいですねー.

 あとは,弾き方ですが,今回は曲目が曲目ですし,ある程度は普通に弾こうと思っていたのですが,本番はいつもより「入り込む」ので,やっぱり周りの言うところの「境節炸裂」(^^;になっちゃいますねー.まあそういう演奏を期待されている?ところもあるとは思うし,それが個性?(とは言っていただけるのですが)でもあるとは思うのですが,やっぱりちゃんとも弾けるのが前提だとは思うんですよねー.

 いずれにしても,練習することはもちろんですが,人前で弾くのはやはり場慣れなので,年1回ではなく,少なくとも年数回は弾くようにしないと,ですね.久しぶりにファミーユにも顔を出そうかと思っています.少なくとも同じ曲目でも行けるわけですしね(^^;.そう言えば,ブラックアースもファミーユではまだ弾いていません.

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23b
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(ピアノ)

 昨日,ピアノプロジェが終わった後,メンバーで渋谷のトルコ料理屋でご飯を食べた(飲んだ)後,帰ってきたら辻井さんが優勝したクライバーンコンクールを取り上げた番組をやっていたので見てしまいました.優勝者は2人だったんですね.そして感じたのは,やっぱり大変ですねーということでしょうか.あと,横山幸雄さんも出てきたのですが,やっぱり自分に似ていて気持ち悪い...(^^;.

 最後に審査員の1人が言っていたことがとても気になりました.彼は,全盲であれだけの演奏ができるのは信じられない,奇跡だと言っていました.私も全く同感です.でも,ということは,彼が全盲ということがやっぱり考慮されたということでしょうか?

 彼は全盲というハンデを背負っているのですが,それは目が見えないということだけではなく,どんなにすごい演奏をしても,目が見えない「のに」すごいという,ある種の「色」がついてしまうというハンデも背負ってしまったような気がしないでもないです.「世界びっくり何とか」とかいうレベルでないところを彼は目指しているのですから.

 でも,それはしょうがない,というか,どうしようもないことですね.ピアノを弾く人ならわかると思いますが,ほんとに奇跡のようなものですから.ですから,それを「利用する」くらいのつもりでやればいいんだと思います.でも,そういうことを彼はあんまり気にしてないように見えます.彼以外の障害をもっているのに活躍している人って基本的に自分の障害のことをあまり気にしてないですよね.

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23c
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 単なる日記です.今日は1日ずっと気分が悪かったです.なぜかと言うと,とても悪い夢を見たからです.どういう夢かというと,私にとってとても大事な人,家族ではなく,いわゆる研究者仲間の私の後輩にあたる人の命を私が奪ったらしく,そのことがばれないように私がいろいろ工作をする,というものです.思い返しただけでも身の毛がよだつような状況ですが,こんな悪い夢を見たときは,普段なら目が覚めたとき,あー現実でなくてよかった,とほっとするところですが,そんな気分にもなれないほど,ひどい夢でした.また眠れば忘れるかな?でもまた同じような夢を見たらどうしましょう?

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11/24'09
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 おととい,ピアノプロジェのメンバーで話したことで印象に残ったことも忘れないうちにいくつか書いておこうと思います.

 なんでそういう話になったかは覚えていないのですが,本来的には働くのは女性で,男はうだうだなよなよしてるものということを私が言ったら,意外にも?女性陣の賛同が得られました.怠け者の男どもに普段から辟易してる(^^;?

 でもやっぱりそう思いますねー.どう見ても女性の方が真面目で勤勉で有能です.腕力があるというだけで男は大分無理させられてるんじゃないですかね?私自身を考えてもとても怠け者ですし,かなり制御しないとうだうだ過ごしてしまうと思います.

 あとは,人口増加と経済成長のことも話題になりました.基本的には何かを生み出すのは人間ですから,相関関係があると思うのですが,人口爆発のようなことが起これば,リソースが足りなくなります.つまり,食べていくために働く(何かを生み出す)わけですが,それにはまず食べられないと話にならないわけで,そのバランスポイントがどこにあるのか,ということでしょう.

 うーん,まだ大丈夫だとは思いますが,もういい線まで来ているかもしれません.でも資源は掘り尽くしたら終わりですが,唯一太陽エネルギーだけは太陽がある限り供給され続けます.資源もある意味,これまでの太陽エネルギーを蓄積したようなものです(それを近年のごくわずかな期間に一気に食いつぶしている).これに人間一人の収支,つまり,どれだけ食べて(金がかかって)どれだけ生み出すか,更に,社会のスケール効果がどれだけ効くか,ということですね.

 地球のリソースのことを言い出したのは,宮田ですが,彼はこのサイトを結構見てくれてるみたいで(どうもありがとうございます.彼のような知的レベルの高い人が読んでくれているというだけで書き甲斐があります),でもそのあまりの分量の多さ(もう新書でもう10冊分くらい!)を心配?してくれたのか,いったいどの位の時間をこれにかけてるの?ときいてきました.

 その時答えたのは,だいたい1日30分くらいかな,ということです.実際,均せばそんなもんだと思います.毎日A4の半分(800字)書けば,このくらいの量になりますから計算も合います.ただ,毎日コンスタントに30分というよりは,書くときはだーっと書くし書かないときは書かないということでしょうか.例えば,東京で仕事があるときは,行き帰りの電車の中で結構書けます(この文章も電車の中で書いてる).

 あーでも,ちょっとした合間にちょちょって書いてる時間を合わせるともう少し多いかもしれませんね.でもそれでも1日平均1時間以上ということはないと思います(多分).ていうか物理的に無理だし(^^;.

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24b
[未知なる将来に視点を置く]
(人生, 生き方)

 夢や目標なんか要らない,とにかく今を「楽しむ」こと,とは何度も書いてきました.それはそうなのですが,いろんなやり方を併用するのが効果的ということを考えると「未知なる将来に視点を置く」というやり方はあると思います.極端?な例としては,この世がどんなに辛くて苦しくても死んであの世に行けば極楽浄土が待っている,というのもそうです.この場合,実際にあの世に行けば極楽浄土が待っているかどうかは問題ではありません.そう思えるかどうかが問題です.

 でも今の世の中,なかなかそう思える人はいないでしょうから,そうすると,例えば,年金がもらえるまでは頑張って働いて,老後は悠々自適な生活を送ろうとか,年に一度のお祭りやカーニバルや海外旅行を楽しみに仕事頑張ろうとか,この仕事終わったら旨いもん食おうとか一杯やろうとかいうのが現実的でしょうか.カーニバルや一杯やるのや海外旅行は(それが好きな人にとっては)文句なしに?楽しみでしょうが,悠々自適な年金暮らしが楽しいかどうかは死後の世界と同様未経験なのでわかりません.でもこれもほんと楽しいかどうかではなく,勝手にそう思い込めるかが重要です.そういう意味では,今の年金不信は状況としてかなりまずいです.

 未だ経験していない将来のことはわからないので「使える」ということはあります.例えば,お酒もお祭りもカーニバルも海外旅行も別に好きではなくて,特に好きなものもなくどうしたいということはない,という人は結構いるのではないでしょうか?そういう人は未だ経験したことのない将来に「勝手に」いいイメージをもってしまうのもありかとは思います.

 そして,頑張って老後を迎えたところ,実際のところは悠々自適な年金生活なんかつまらなかったとしても,残りもそんなに長くはないですし(^^;,人生のほとんどをそれを目標に頑張れたのですからまあよしとしましょう.

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24c
[]
(人生, 生き方)

 上とも関連することですが,これもどこかで書いたとは思いますが,未知なる将来ではなくても文句なしに楽しみにできることがいくつかあります.それは,食事,そして,寝ることでしょう(性的行為を加えてもいいです).実際,人類はついこの間までは,食事,寝ること以外のほとんどを食料を得ること(これが本来の仕事)に費やしてきました.

 ですから,毎日の食事をおいしいと思って食べられて,夜はぐっすり眠れれば,それだけでも生きていけるとは思います.逆に言えば,食欲や睡眠欲がなくなるときついですし,鬱病になるとそうなるので「治療」が必要です.これが満たされないほどの貧困状態になっても厳しいのは同じです.裏を返せば,これらが満たされればそれで充分と言えば充分ですし,それこそが幸せなことでしょう.

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24d
[つくばってどうよ?]
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 内的熟達的に生きればどこに住むかは(あまり)関係ないと書いたのですが,まあそれはそれでいいとして,そもそもつくばって住むにはどうよ?ということについてあらためて考えてみます.つくばは,人工的に造られた街で住むところじゃないとはよく言われますし,私も正直そう思うとも何度も書いてきましたが,じゃあどこならOKなのでしょうか?,

 そう考えてみると,いろいろな街を見てきましたが,じゃあそこに引っ越そうか,と思えるようなところは実際のところそんなにありません.もちろん,東京のど真ん中なら便利なことこの上ないでしょうけど,人はいっぱいいるし,大地震はいつ来てもおかしくないし,意外に不便な要素もあるし(例えば,スーパーなんかはほとんどない),家賃も含めた生活費は相当なものです.

 じゃあ,少し郊外ということになると,どこも似たようなもんなんですねー.つまり,つくばセンターのような街の中心となる駅があってその周辺にそこそこの商業施設があって,後は車がないと行けないようなところに巨大なショッピングモールがあったり,という感じで,どこもまさに最近のつくばそのものです(そういう意味ではつくばも大分まともになってきたということか?).

 じゃあなんで,つくばってそんなにイメージが悪い?んでしょうか?それは,やっぱり,まだ電車が来てない頃の,まさに「陸の孤島」だったときのイメージが固定化しているからかもしれません.とにかくそういう時代が長すぎました.TXが来てその状況は一変したのですが,未だにそういうイメージをもってる人はとても多いですし,私自身もなぜかずっとそう感じていました(私自身TXが来る前のつくばにはほとんど住んでませんでしたし).

 でもあらためて考えてみると,確かに距離的にはちょっと遠いですが,その辺の東京郊外のどこかの街と実質的にはそんなに変わらないんですよね.むしろ,普通?の東京郊外にはないものがつくばにはいろいろあるのも事実です.

 そう考えたら,というわけでもないですが,最近,つくばの街を歩いていたり,バスから流れる風景を見ていたりして,ふと日差しの暖かさや「ホーム」としての居心地の良さを感じるようになってきました.それとも単にようやく慣れてきたということでしょうか?

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24e
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(バドミントン)

 25.5のマスタークロスですが,一度履いて練習してみたのですが(先週金曜が東京で仕事だったので土曜に久しぶりにBLに行った),やっぱりちょっときついか...全然滑らないし,確かに動きやすいのですが,踏み込む右足の先が纏足状態(^^;です.おまけに私の右足って左足よりでかいから余計にきついし.更に爪をちゃんと切っていなかったので親指の爪で人差し指の側面が切れてしまいました.

 でもやってるときは,こりゃー終わったら,間違いなく右親指の爪が死んでるなと思ったのですが,それは大丈夫でした.ですから,これで行けるとは思うのですが,やっぱり痛いので(^^;,一応,26.0cmも発注しました(4700円+送料700円のところがありました.ここも最後の1足).25.5cmは試合用ですかね?でも「感覚の慣れ」的には,時々靴のサイズを変えるのもいいかもしれません.

 私はこれまでバドミントンは道具にあまり拘ってこなかったのですが,少し研究してみようという気になってきました.だって,試合って,もちろん勝てない相手には絶対勝てないですが(特にバドミントンは),そうでなければ,21-17とか18とかいう感じで,ということは,40ラリーのうち,1,2ラリーをとるかとらないかで勝敗が決まるんですよ(例えば,21-17の差は,21-17→20-18→19-19なので,4ラリー差ではなく2ラリー差です).そのくらいの差が道具でついてしまうことだって大いに考えられます.

 バドミントンの道具と言えば,まずはラケットですね.そして,ガットもいろいろありますし,ガットのテンションをどうするかによっても全然違ってきます.ラケットとガットとテンションの相性もあるでしょう.ラケットをいろいろ試してみることは実際には難しいですが(でも試打できるものはいくつか申し込んでみました),ガットとそのテンションくらいなら研究対象になるでしょう.実際,もう5年くらい前でしょうか,当時,筑波大バドミントン部にいた山浦(西浦と組んで全日本総合にもダブルスで何回か出たと思う)にガットを張ってもらっていた時期があったのですが,なんでこんなに当たって球が行くんだ?というほど見事な張り上がりでした.ということでちょっと研究してみようと思います.

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24f
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 今日は東京で仕事だったので,行き帰りの電車の中で結構書きました.でも,電車の中で仕事もしますし,ずっと記事を書いてるわけでもないので,これで「1時間コース」強といったところでしょうか.そもそも,どんなに忙しくても1日1時間くらいなら何とか時間はとれるものです.そのくらいなら睡眠時間を削れる範囲ですからね.

 でも老後の楽しみではないですが,好きなとき好きなだけ好きなことを書ける生活もいいような気もしないでもないですが,そんなことは幻でしょうし(って,わかっちゃったら「使えない」んですが),自分の置かれた状況下でできることをやるしかないですから,これでいいのでしょう.むしろ,1日1時間くらい「楽しめること」をどんどん増やして行けたらと思っています.

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11/25'09
[ビジョンがない]
(世の中, 政治)

 スパコンなど事業仕分けで削減対象となった科学技術についても書いておかないといけないでしょうか.私は研究者ですから,その立場からすれば,目先の経済性だけ考えて基礎学問をおろそかにするなんてとんでもないことだ!となるのでしょうが,それでは我田引水と感じる人も多いでしょう.つまり,研究者としてではなく一国民としては,どうなのか?ということです.私は研究者ですが,一研究者である前に一国民ですし,そうありたいと思っています.

 それで,一国民としてどう思うかですが,これはもうそれこそ「どう思うか」です.つまり,みんなから税金を集めてそれで何をするのか,つまり,この国をどうしていくのか,ということです.事業仕分けをやること自体は,評価してもいいとは思いますが,ただ経済性を考えて無駄かどうか,では,ビジョンがありません.そもそも,経済的にペイするものなら民間でやればいいのですし,ペイしないけど重要で公共的なものをやるのが国家の役割です.そして,何が重要かは,この国をどうしていくのかという国家ビジョンによって大きく変わってきます

 例えば,経済大国を目指すのか,お金はそんなになくてもみんなが幸せに暮らせる国を目指すのか,小さくても世界から一目置かれる存在感のある国を目指すのか,というようなことです.私は,経済大国なんかより小さくてもみんなが心豊かに幸せに暮らせて,世界から一目置かれるような国になるべきだと思いますし,それが日本という国に合っていると思います.

 そういう風に考えると,このサイトで何度も書いてきたように,学問,芸術,スポーツのような文化はとてもとても大事です.心が豊かになるからです.そもそも,人間が人間たる所以は知的であることで,これを放棄したら獣と変わりません.そして,知的なものの最先端にあるのが,大学や研究機関で行われる研究です.これを軽視するということは,研究が世の中に役に立つとかいうこと以前に,バカになりましょう,ということで,人間としての尊厳の問題です.

 ただ,学問や研究は確かに重要ですが,金にものを言わせてがんがんやるようなやり方はどうかと思います(と何度も書いてきました).今日,ips細胞の京大の山中先生が,どこからどういうすごい成果が出てくるかはわからない,とおっしゃってました.私も全くそう思います.ですから,成果が出そうなところに集中的に「投資」するのも私は反対です(これで30分コース.でもこんな大事?なこと30分くらいでちょちょっと書いていいのだろーか?).

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11/26'09
[やっぱり死んだ?]
(バドミントン)

 右親指の爪が死んでるなと思ったのですが,それは大丈夫でしたと書いたのですが,気づいたらやっぱり内出血してました.でも「死ぬ」ときは,全面真っ黒になるので,このくらいならなんとか...全然痛くもないですし.

 それで,昨日,26.0のマスタークロスが来たので履いてみたのですが(これも合わなければ返品か交換しないといけないので.でもこれも他のサイズはないので実質交換不可だが),ぴったりです.てことは,26.5だと大きすぎるということですね.つまり,25.5できっつきつで26.0でぴったりということは,動きやすさときつさのバランスポイントは,25.5と26.0の間ということになります.微妙ですねー.

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26b
[リンガーハット]
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 先日,田町の建築会館で仕事のとき,久しぶりにリンガーハットに行きました(K研のF山さんは,田町のときはいつもここだそうです(^^;).ニュースで何となくはきいて知っていたのですが,ちゃんぽんが税込み399円から550円になっていました.

 確かに本場の長崎チャンポンが399円で食べられれば嬉しいですが,550円でも全然OKです.399円なら行くけど550円なら行かないということは私はありません.それだけの価値があるし,それだけの価値があるものにはそれだけの対価を払うべきだと思います.安けりゃいいの一辺倒だと,どんどんデフレになるという問題もありますが,一言で言えばやっぱり「不自然」です.

 でも,リンガーハットのちゃんぽんに限って言えば,ちょっと味が変わった感じはしました.少なくとも麺とスープは変わったかな.量も少し減ったような気がします.

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26c
[時間的波及効果がない]
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 友人達と飲んだり,いろんな集まりに顔を出していろんな人と話したりすることはもちろん楽しいのですが,どういうわけか,ここんとこ,時間的波及効果が(あまり)感じられなくなってきました.時間的波及効果というのは,その前後で,例えば,前なら会って話をするのが楽しみとか,会った後,あー,楽しかった,よし仕事頑張ろう,というようなことです.

 「今を楽しむ」的にはこれでいいのでしょうけど,気分よく生きていくために併用できるものは併用した方がいいでしょうからね.以前は,そういう効果が多少はあったと思うので,ここ数年の傾向ということです.どういうことでしょうね?「今を楽しむ」と考えすぎ?

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26d
[年齢のキャリブレーション]
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 これも何度か書いてることですが(例えば,大月君の結婚式でのこととか),いつからか年齢のキャリブレーションができなくなりました.どういうことかというと,自分が今の年齢になったという感じがしません.感覚としては,30過ぎくらいで止まってる感じです.それまではキャリブレーションできていました.これもどういうことなんでしょうね?

 学生時代からの友人に会えば,そのときの感覚になるのはわかるとしても,4,50の(見知らぬ)人を見ると,自分より年上のおじさんやおばさんに見えます.でも,考えてみたら,自分もそうなわけです.30代の人は,もう自分より一回り下で,彼らから見たら私はまさにおじさんなんでしょうが,私自身はそういう感覚は全くありません.さすがに学生と同世代ということはありませんが,親子ほど離れてるということに気づいて愕然としたのはごく最近のことです.感覚としては,彼らが一回り下という感じでしょうか.だから,やっぱり30代のどこかで止まっているんですね.

 でもこれで最後まで行くとは現実にはちょっと考えられませんよね.ある日突然浦島太郎のようにおじいさんになってしまうのでしょうか?

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11/28'09
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 今週は,7日中4日(将来の専攻について話し合うと学内の重要?な会議で,昨日の地盤震動シンポをサボらなかったら5日)東京でした.なんでいつもこう集中するんですかねー.やっぱりとても疲れました.

 ちなみに今日行ったのは,品川インターシティ↓

の27階にある,京都大学東京オフィスというのでした.そこから東をみた景色↓

正面に見えるのは,ワールドシティタワーズという超高層マンションらしい.

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