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2/1'10
[建築という枠組み]
(大学)

 建築という枠組みの続きですが,未だにそういう枠組みがあることが問題なのではなくて,建築の中に構造のようなエンジニアリング的な分野がある,ということが充分認知されていない,ということが問題なのでしょう.そういう意味では,何年か前に起こった耐震偽装事件は,もちろん,とんでもない事件ですけど,世に「建築に構造という分野がある」ことを知らしめた,とは言われています.

 ただ,「建築の中に構造という分野がある」のは,実は日本の特殊事情です.欧米では,「建築学科」にあるはデザインだけで,構造はcivilという日本で言えば土木に含まれていて,構造がやりたい人はみんなcivilに行くわけです.ですから,やっぱり日本特有の「事情」があるわけです.

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01b
[何を変える?]
(相撲, スポーツ)

 相撲界が大揺れ?のようですね.私は相撲を見るのは嫌いではないですが,大相撲は国技とか,ただのスポーツではないとか,横綱は神様とか,そんなこと誰が勝手に決めたの?というか,そういうことは別にどうでもいいです.ただ,大相撲が廃れては困るのなら今のままではまずいんじゃない?とは思います.

 でも,貴乃花さんが「変えたい」ということで,一門を割ってまでして理事になろうとするのもわかるのですが,何をどう変えたいんでしょうね.ちらちらきこえてくるのは,力士の年俸制とか,サポーター?制度とかいう感じで,どうもぱっとしないというか,要は,不透明な金の流れとかをなんとかしようということなんでしょうが(それはそれで必要なことですが),もっと先に,変えないといけないことがあるんじゃないですかね?

 番付上位が外国人で占められてしまうこと自体は,別に悪いことじゃないと思いますが,それが意味するのは何かということです.外国人の方が体力的に恵まれているから?日本人にハングリー精神がなくなったから?そんなことじゃないでしょう.

 要は,力士になりたい,と思う(日本の)子供がいなくなってるってことなんですよ.つまり,政治家と同様に有能な人材が集まらなくなってるわけです.それは,小学校に土俵がなくなったとか,体育の授業で相撲をやらなくなったとか,そういうことじゃなくて,相撲部屋に入ると,ものすごい縦社会の中でまるで虫けらのように扱われ,前時代的な稽古でしごかれ,悔しかったら這い上がれ,なんてやってるからでしょう.今の時代,好き好んでそんなところに行く人がいるわけありません.

 そこを変えなければ,有能な人材は集まらないし,そんな力士達がとる相撲が面白いわけがありません.大相撲を盛り上げたいのなら,相撲自体を面白くすること.そのためには,力士になりたい,と人が集まるような環境を整える,単純な話じゃないですか.

 でも,これは昔から言われてることですが,自分が苦痛を与えられたら,自分が上になったとき,それと同じ苦痛を下にも与えないと気が済まないのが人間のようです.つまり,力士出身者が相撲協会の理事や理事長になって相撲界を動かしている状況では何も変わらない,ということです.でも,ごく少数ですが,自分が苦痛を与えられたから,自分が上になったとき,それと同じ苦痛は下には与えない,という人がいます.

 貴乃花さんがそういう人かどうかはわかりませんが,言えるのは,そういう人はごく少数ということです.つまり,理事会のような多数決で物事を決めるところでは,少数派ということですから,結局,力士出身者が相撲協会の理事や理事長になって相撲界を動かしている状況では何も変わらない,ということになります.なんか,国会議員の数を減らせない政治家と似てますね.

 朝青龍問題?については,ここで書く気にもならないようなことですが,「酔っていて覚えていない」とか言ってるそうですね.これに関しても既に書きました.つまり,覚えていないほど飲んでいたのなら,人を殴ったどころか,人を殺したと言われても否定できないということで,何の言い訳にもなりません.

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2/2'10
[疲れたら休む]
(日記)

 なんかいろんな仕事が立て込んでいて,疲れてきました.こういうときは...もう歳なので,無理しないで(できる範囲で)休むことにしました.

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2/3'10
[慶應のSD]
(大学)

 慶應のSDですが,ここ数日入試委員でずっといっしょだったので,慶應の機械出身のK子先生にきいてみました.やはり,10年くらい前にできたもので,建築はそのときが「新規」で,それ以外の機械系などは,既存の学科から集めたそうです.

 でも,よく考えたら,できたのは「建築のエンジニアリング的な部分」ではなく「建築」全体なので,デザインもあるわけですから,既存の「建築学科」ができたようなものですね.ただ,SDの中にあるので,建築以外のエンジニアリング的なところと直接繋がってるということはあると思いますが(その辺の詳しい仕組みまではわからん).

 ですから,工シスとはやっぱり違うわけで,となると,「建築の工学的な部分だけが工学系の組織の中に工学の一分野として存在する」のは,私の知る限りでは,筑波大の工シス(構造エネルギー工学)だけということになります.

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03b
[「歳をとった」と思う(ようにする)こと]
(生き方)

 最近,「もう歳なので」とよく書いています.これも既に書きましたが,少なくとも5年くらい前までは,歳なんかとると思うからとる,と思っていました.つまり,「もう歳なので」なんてことは口が裂けても言わない人間だったわけです.

 しかしながら,40代半ばから急激な体力の衰えや体調不良に見舞われるようになり,それに抵抗したりもしましたが,事態は悪くなる一方で,とても苦しい思いをしたりして,達した結論は,「無理をしない」「抵抗しない」という,一種のあきらめの境地?でした.

 でも最近,そういう心境にまたちょっと変化が...それは,「あきらめる」というよりは,そうした方が,つまり,「もう歳だから」と思った方が「いい」のではないか,ということです.

 どういうことかというと,無理して抵抗すると余計に歳をとる,ということです.例えば,体力が衰えたと思ったらトレーニングをしようとするのが,若い頃の考え方ですが,歳をとってそういう対応をとると,トレーニングというのは体を痛めつけることですから,余計に体を痛めて劣化させます.

 つまり,「俺はまだまだ若い」なんて無理して頑張ってると,却って歳とってしまうわけです.実際,私の40代前半がそうだったかもしれません.

 ですから,これからは,歳をとったらそれを素直に認めて,それに無理に抗うことなく,自然の摂理に従い,できる範囲でできることをやって行ければと思います.それは,頑張らないということではなく,そうした方が結果的に頑張れる,多くの有意義な仕事ができる,ということです.逆に言えば,若い頃はいくらでも無理がききますから,その間に,どれだけ頑張れるかだと思います.人生は結構長いですが,頑張れる「若い頃」は意外と短いものです.

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03c
[疲れる]
(日常)

 最近,仕事が立て込んでることもあるのですが,とにかく疲れます.そんな疲れることしてるとも思わないんですけどねー.疲れたら休むという風にしたいのですが,そんなうまいこと行かないのも事実です.でもそういう中で,できるだけそうするようにはしようと思います.

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03d
[節分]
(日常)

 節分ということで,家族が豆まきをしてました.まめだねー(さぶっ).外は雪だったそうです(さぶっ).

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2/4'10
[朝青龍引退]
(世の中)

 朝青龍が引退したようですね.当然だと思います.再三書いてきましたが,どんなに相撲が強かろうが,相撲取り,横綱である前に一人の人間なのですから,一人の人間としてちゃんとしていなければ,私は全く評価しません.これから格闘技界からの争奪戦が始まるという話もありますが,もしほんとに泥酔して人を殴ったのだとしたら,横綱としての品格とかいう以前の問題です.

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 引退会見をちょっと見ました.反省してるようには見えませんね.というか,この人は何が問題なのか本質的に全然わかってないと思います.そして,多分,一生わからないんでしょう.だから何度も過ちを繰り返すわけで,だから「クビ」なわけです.

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04b
[何でも安い?]
(世の中)

 ここんとこ,「え?これがこの値段?」と驚くほど安いことがほんと多いと書きました.それはそうなんですが,先日,え?と思うことが...

 スキーのワックスがなくなったので,東京に行った帰りに,買おうと何軒か寄ったのですが...ブロックいくつかのパックで2〜3000円します.こんなに高かったっけ?どう考えても高いという感覚をもってしまったので,買わずに家に帰ってきていろいろひっくり返したらいっぱい出てきました(^^;.

 あと,エッジを研ぐダイヤモンドシャープナーとかも買い換えようと思ったのですが,これも1枚,6000円とか7000円します.でもこれは昔買ったときもこんなもんでしたね.学生時代は,平気で買っていたのですが,今は,今持ってる奴をもう少し使おうと思いました(^^;.金銭感覚がおかしい?

 私の金銭感覚は,収入がいくらあるからいくら使う,ではありません.買おうと思ったものの値段がその価値に釣り合うと思うかどうかの一点です(もちろん,ものが同じなら値段は安い店で買う).つまり,金銭感覚がおかしいのではなく,全うということです.

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2/5'10
[横綱の品格?]
(世の中)

 その後の朝青龍報道で,さかんに横綱としての品格に欠けるのが問題だったと言われていますが,今回はそんなことが問題なのではありません.泥酔して人を殴った(かもしれない)わけで,それ以前の話です.つまり,この事件は,彼が現役を引退したから終わりになるものではありません.最後までちゃんと真相を解明する必要があります.でも彼はこの事件の報道は事実と違う,と言ったようですから,「酔っていて覚えていない」というのは真っ赤な嘘だったことになりますね.

 あと,彼は,何かのインタビューで,横綱の品格?問題について「別に人に合わせる必要はない」と言っていました.やっぱり,全然わかってませんね.私は,横綱に品格が必要とか,そういうことはどうでもいいです.そんなことが問題なのではなく,一人の人間として,他人に迷惑をかけないのは最低限必要なことで,その行動が多くの耳目にさらされる公人に近い立場であれば,最低限以上の道徳やマナーは,守らなければならないのは当然ということです.そういう人はそういうことを守らなければならないから守るというのとは違います.道徳やマナーを当然守る人でなければならないのです.そうでなければ,社会全体の道徳やマナーが崩壊します.

 母国に帰って政治家になるという話もきこえてきますが,同じ過ちを繰り返すのか,それでも彼の国がそれを受け入れるのかはわかりません.今回の犯罪(かもしれないこと)を除けば,彼は「悪い人」ではないとは思うのですが,正直もうあまり見たくもないし,取り上げて欲しくもないです.

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05b
[股関節]
(体, バドミントン)

 股関節のその後ですが,痛みは全くとれません.ただ,軽く走れはするので,歩くところは軽く走るようにしています(ていうかそうしないと基本的に移動できない).あと,定期が切れたので,1日2往復のうち,回数券を使用しない1往復分は,センターまで軽く走ることにします.幸い?今とても寒いので,1kmくらい走ったって汗なんか全くかかないどころか息すら上がりません.暖かくなってきたら,そうは行かないでしょうが,そしたら,夜「着替えて」走ればいいだけの話です(逆に今,夜「着替えて」走るのは寒くて辛い).こんな感じで様子を見るしかありませんかね.でも暖かくなるまでには何とかならないかなー(でもそんな感じで2月上旬までになんとかならないかと思っていたが,結局だめだった).

 でもこの状態がずっと続くのなら,少なくとももうバドミントンはまともにできないことになります.痛いのを我慢すれば,全くできないことはないでしょうが,定常的に普段から練習することは無理ですね.でも,そんな状態で,「たまに」バドミントンという究極的に激しいスポーツをすることが果たして可能なのでしょうか?常識的には絶対無理ですが,その常識に挑戦するのも面白いかもしれません.

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05d
[股関節]
(体)

 今日仕事で東京だったんですが,これまでだと,結構歩いて歩くだけで股関節が痛くなる,というパターンだったのですが...今日は,歩くところはほとんど小走りで移動しました.その結果?,歩くだけで股関節が痛くなる,ということはありませんでした,と書いて気づいたのですが,歩くだけで痛いから走ってるわけですから,始めから痛いわけです.

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05e
[西日本は東日本より危ない?]
(地震防災)

 ちょっとびみょーな話題なので,研究室のホームページではなく,ここで書いておきます.

 今日の委員会で,シンポジウムの企画や大会PD,あるいは,科研WGの進捗状況などの後の研究紹介のところで,O崎研のT美さんが,内陸地殻内地震を断層タイプ(横ずれか逆断層か)によって,短周期レベルが有意に違う,という研究の紹介がありました.で,その分布を見てみると,きれーに東日本が逆断層,西日本が横ずれ断層に分かれていました.K学院大のH田先生は,これは別に偶然ではなく,地形とテクトニクス的にそうなるとコメントされてました.

 この結果は,単に短周期レベルがどうかというだけの話なので,甚大な被害を引き起こす「やや」短周期がどうかということは何とも言えないのですが,仮に短周期レベルが高ければ,相対的にそれ以外の周期帯のレベルがそうでもないと考えると,相対的に横ずれ断層の方がそういう周期帯のレベルが高いことになります.

 それで,ここ100数十年の被害地震の一覧表を見てみました.そしたら,内陸地殻内地震で一度に死者1000人以上の大きな被害となったものは6つあるのですが,何と全て西日本でした.具体的には,1891年濃尾,1927年丹後,1943年鳥取,1945年三河,1948年福井,そして,1995年兵庫県南部です.そして,そのうち,濃尾,丹後,鳥取,福井,兵庫県南部の5つが横ずれ断層です(三河だけは逆断層とされている).これ以外の死者1000人以上の地震は,震源がわかっているプレート間地震(例えば,関東,南海,東南海,三陸,三陸沖)です.

 プレート間地震は,マグニチュードが大きい巨大地震ですが,震源が海なので距離があります.緊急地震速報も機能するでしょう.ひょっとしたら地震予知もできるかもしれません.でも,日本国中いつどこで起こってもおかしくない内陸地殻内地震は,マグニチュードは7クラスのことが多い(濃尾地震は8クラス)ですが,直下なので揺れは大きく,緊急地震速報も間に合いません.そして,構造物に甚大な被害を引き起こす「やや」短周期地震動を発生させる可能性があります.そして,この「やや」短周期地震動が発生する内陸地殻内地震が西日本の方が多いとすると...

 読んでいただいた方は,おわかりでしょうが,ここで書いたことには,いくつか仮定が入っています.ですから,確定的なことではありません.でも,少なくとも一般的イメージ的に,大地震で命を落とす確率は,西日本にいる方が東日本にいるより小さい,とは考えない方がいいようです.そして,東日本の逆断層の直下地震でも2004年新潟県中越地震の川口町のように,やや短周期地震動が発生することもあるので,東日本が安全というわけではないのは言うまでもありません.

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2/7'10
[誕生日おめでとう]
(生き方)

 誕生日おめでとう,って言いますよね.子供の頃は,1つ大人になっておめでとうだったけど,歳とったら,誕生日で1つ歳とるのになんでおめでとうやねん,というのがもっぱらの認識でしょうか.でも,ほんとは違いますよね.また1つ歳をとったということは,また1年生きられたということですから,また1年生きられてありがとう,だから,おめでとう,ということです.これは,子供の時もそうですよね.昔は幼くして亡くなることも多かったですから.

 それで,私なんですが,父が亡くなった歳になったと書きましたが,父が9/16生まれで,私が10/19生まれで,父の命日が1/3ですから,(めっちゃ細かいですが)1/3に1ヶ月と3日を足した2/6でだいたい父が生きた時間と同じ長さを生きたことになります.つまり,私が父だったら,昨日死んでたわけです.この文章を書いてるということは,今日はまだ生きてるということですから,感謝しなければいけませんね.

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07b
[とにかく疲れる]
(生き方)

 とにかく疲れるですが,とにかく疲れます.特に人と接すると疲れるような気がします.もちろん,人と接するのが嫌いということではなく,というか,人と接するのは好きなのですが,そうするととにかく疲れるということです(運動するのは好きだが運動すると疲れる,というようなこと?).疲れたら休むという風にしたいのですが,なかなかそうも行かない,でも「疲れる」というのは,そういう状態にして体を動かなくして休ませよう,そうしなければ体が「壊れる」という信号ですから,やっぱり疲れたら休んだ方がいいですね.

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2/9'10
[シビアな世界?]
(スポーツ)

 オリンピックが始まるようですね.国民?あるいは,メディア(^^;は,選手の活躍を期待するのでしょうが,スポーツの世界では「勝者」はごくごくごく一部でそのほとんどは敗者というシビアな世界です.と書いたのですが,どうなんですかね?

 このサイトで何度も言及している上村愛子さんが宇多田ヒカルさんの曲を聴きながらこんなことを言っていました.歌は何十年も続けられるけど,スポーツはほんと短い.自分の中で最高のパフォーマンスを発揮できるのなんか一瞬.

 そうだと思います.そうだと思いますが,見方を変えればそれだけ入れ替わりも激しいということです.つまり,上村さんが今世界のトップレベルで競技できているのは,彼女より上の世代の選手が衰えて引退したからであって,もしモーグルが何十年も続けられるような競技であったら,世界のトップレベルに入ることは到底無理だったかもしれません.要は,世界中で競争してるというよりは,「その世代」の競争なわけです.

 つまり,世界チャンピオンとか金メダリストとか言ったって,「その世代の世界一」に過ぎないわけです.そう考えると,スポーツの世界では「勝者」はごくごくごく一部でそのほとんどは敗者というシビアな世界でもないことになります.そもそも誰かが一番になれるものですからね.今現在ではなく,一度でもなったことがあるということだと,金メダリストとか世界チャンピオンって何人いるんですかね.競技数も階級も(ボクシングならWBCとかWBAとかもある)半端な数じゃないですから相当いるんじゃないですかね?

 とは言え,「その世代のその競技のその階級の世界一」になるのだって,途方もなく難しいことには間違いありません.ただ,オリンピックは4年に一度だし,世間の注目を浴びる(要は単にメディアで流れる)ので特別視するのはわからないでもないですが,要は「その世代のその競技のその階級のその一瞬の世界一」ということです.

 ただ,プロスポーツはそうは行きません.これもどこかで書きましたが,プロとアマの(競技的な)違いは,プロは一瞬ではなく,ある程度長い時間ある一定以上のパフォーマンスを発揮する必要がある,ということです.理由は単純で,それで飯が食えるほど金を稼ぐには「4年に1回」じゃ絶対無理で,例えば,野球なら年間140試合もしなければいけないからです.そして,瞬間最大風速で半分運不運で金メダルを獲ることより,ある一定期間パフォーマンスを発揮できる方が真の実力者と言えるでしょう.

 そういう意味では,上村さんは2年前のシーズン,ワールドカップで年間総合チャンピオンになっています.当時もこのサイトで書きましたが,これってすごいことですよ.それこそ,オリンピックで金メダル獲ることよりも遙かに価値あることだと思います.

 さて,今回のオリンピックですが,メディアは金メダル候補とか言って,いろんな名前を挙げていますが,客観的かつ冷静に判断すれば,厳しいことになりそうです.少なくとも金メダル候補の本命と言える選手はいないんじゃないですかね?

 例えば,浅田真央さんは,金メダル候補の筆頭にあげられているようですが(でもあの音楽(ラフマニノフのプレリュードOp.3の2,一応私のレパートリー(^^;をオケに編曲したもの)ってどうなんですかね?「鐘」ってタイトルが勝手に?つけられてるようですが,鐘ならピアノでバーンバーンって弾かないと雰囲気は出ないのでは),今季に限ってはキム・ヨナさんに勝つのは難しいでしょう.上村さんにしても,今季は今ひとつで,前回トリノの金メダリストで地元カナダのジェニファー・ハイルが今季ワールドカップでほとんど優勝してて,上村さん自身も目指せ金メダルではなく,とにかくメダルは獲りたい,とトーンダウンしています.

 本命ではなく,メダル候補ということでも,ワールドカップや世界選手権の成績を考えれば,可能性があるのは女子フィギュアとスピードスケートくらいではないでしょうか?女子モーグル(上村),ノルディックのジャンプ(団体,葛西),複合団体,距離(女子),スノーボードハーフパイプ,カーリング,男子フィギュアなどもここ数年のワールドカップや世界選手権で成績を残していますが,何度も書いているように,問題なのは「今の状態」,即ち,「今季」の成績ですからね.男子回転(佐々木,皆川)も今季は今ひとつのようです.男子フィギュアなんか,圧倒的な実力者のプルシェンコ(トリノの金メダリスト)が今季いきなり復帰して,どっかーん,て感じですよね.

 ただ,一発勝負で何が起こるかわからないことはありますから,あまり注目されてない選手が金メダルは難しいかもしれませんが,メダルくらいは獲る可能性はあるかもしれません.いずれにしても,日本の実力は,メダルが獲れれば御の字といったところでしょうから,あまり期待せずに(^^;純粋に,滅多に見られない世界トップレベルの競技を楽しんだらいいんだと思います(選手達はそうは行かないでしょうけど(^^;).

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09b
[LOOX Uではなく]
(PC)

 秋葉原での乗り換えでちょっと時間があったので,新?LOOX Uを触ってきました.ぱっと見た感じだとでかい!印象としてはtypePとそんなに変わりません.これじゃあ上着の内ポケットは無理だろー(typePを尻ポケットに入れてくねくね歩くのも無理矢理だったけど).ただ,キーボードについては,サイズが大きいので,PMのようにRが打ちにくいということはありませんでした.まあどのみち興味ありませんけど.

 で,気になったのは,LOOX Uではなく,その横に置いてあった,シャープのNetWalkerです.これはPM並みに小さいのですが,キーボードの3段目が左にずれてるということもなく,打ちやすい!でもOSがLinuxなんですよねー

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2/10'10
[ありがとう]
(スポーツ)

 女子モーグルですが,暖冬少雪で整備が遅れていて,なんか,遠くから雪を掻き集めてコース整備をしたみたいですね.それで,やっと公式練習ができたみたいなのですが,上村さんが,頑張ってコース整備してくれてありがとう,感謝しながら楽しく滑れました,と言っていました.いいじゃないですかー.頑張って欲しいです.

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10b
[3D元年?]
(世の中)

 2010年は,3Dテレビ元年になる!とかメディアで盛んに取り上げられてるようですが,なんかむりくり盛り上げようとしてる感は否めません.技術的にどうこうということはさておいて,世の中的にそんな革新的なこととは...そもそも,世の中を便利にするのはもうそろそろいいんじゃないか,とは散々書いてきた通りです.つまり,何かを目指すのはいいとしても,その方向性の問題なわけです.これもやっぱり,経済成長しなきゃいけない,という資本主義社会の枠組みの問題ですかねー.

 ただ,3Dテレビについては,一般に普及するものというよりは,一部の趣味的な愛好家?には受け入れられるとは思います.スポーツなんか,これで見ると全然違うでしょうね.今の2D画面だと,サッカーなんか,ボールがこっちに来てるのかあっちに行ってるのかわからないですからね.

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10c
[やるじゃん]
(世の中, PC)

 去年はメーカーの「なっとらん」対応に散々振り回された感じでした.で,去年買ったDellのデスクトップですが,ふと気づいたらパワポやワードの赤と青が入れ替わってました(Firefoxも所々おかしい).なに?何で気づかなかった?いずれにしても,メーカー(Dell)に連絡して,またあーだこーだなってうっとーしーことになるんだろな,という感じでしばらくほっぽって置きました(まあそんなに実害はないんで).

 で,意を決して(というほどじゃないけど(^^;),今日連絡してみました.まずDellのページに行って,サポートに行って,という感じで行くと,電話とかメールとかいろいろメニューがあって,その中に「チャット」というのがありました.こんなのやったことないので(もちろん,チャット自体はメッセとかでやりまくり?ですが),おもしろ半分で繋いでみると...

 すぐ繋がって,オペレータさんもすぐ出てきました(電話と大違い!).で,症状がどうとか,こういう場合はどうですか,とか,それこそチャットして,最後にこうしてみてくださいと,どばっと手順のコピペが...で,その通りやると(要は,指定されたURLから最新のビデオドライバをダウンロードし,現在のドライバを削除して再インストールするだけ)見事!治りました.この間,わずかに10分程度です.やるじゃん!

 電話だったら,なかなか繋がらないし,URLなんか伝えるの大変だし,メールだと早くても返事に1日くらいはかかるでしょうし,その間,いやそれはそうじゃなくて,みたいに何度かやりとりが必要かもしれません.でも,チャットなら10分で終わります.オペレータさんの対応は,ややマニュアル的ではあったのですが,とてもしっかりしていました.やるじゃん,Dell!

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10d
[vs路線バス]
(日常, 体)

 股関節痛は相変わらずですが,移動するときは軽く走る(でないと移動できない),家⇔大学の1日2往復のうちの1往復は家⇔センターは走る,は,やってます(まだ3日だけど).で,さっき夕食を食べて大学に戻るとき,T園1丁目のバス停に来たところで,ちょうど先週まで使っていた土浦発のバスが来ちゃいました.乗っちゃおーかな(^^;.

 とも思ったのですが,決めたことなので普通にちんたら走って行きました.で,センターに着いたら,そのバスが来てます(^^;.距離にして1km弱くらいですが,バスには信号もありますし,軽く走ればバスと変わんないってことですね.また1つ,走るメリットを見つけた気がしました.

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10e
[自慢]
(生き方)

 さっき,テレビで街頭インタビューで,次々に自慢してもらう,とゆーのをやってました.どれも大したことない(^^;のばっかなんですが,最後に出てきた自転車にまたがった人が...何を自慢してたのかは忘れたのですが,年齢をきかれて「97」と言ってました.それが一番の自慢じゃん!ほんとならとても97には見えないし,生きてるだけでもすごいのに,その歳で街中を普通に自転車でうろうろしてるなんてすごすぎるし,格好良すぎます.ちょっと大袈裟ですが,人生の目標のようなものの1つを教えてもらったような気がしました.

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2/11'10
[どこでもドア]
(世の中)

 3Dテレビですが,わざわざメガネ?をかけないといけないというのが,普及の最大の障害になるでしょうね.でも,人間にメガネ?をかける代わりに,テレビの画面にメガネ?(のようなもの)をかければいいじゃん,と思ったのですが,そういうものも開発研究されているようです.そうすれば,まるで,実際のものの前に単なるフレームを置いただけの状態になるわけです.それなら,普及するかもしれませんね.でもそうすると(これは前から思ってるのですが),一種の「どこでもドア」ですよね.そうなればもう単なるエンターテインメントという枠組み以上のものとなるわけです.

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11b
[地球温暖化なのに?]
(世の中)

 バンクーバとは対照的に東海岸は大寒波のようですね.地球温暖化「なのに」なぜ大寒波か,ということで専門家のコメントが紹介されてました.だからー,「なのに」じゃなくて,地球温暖化そのものが怪しいんじゃないの?と思って,専門家の名前を見ると...T中先生でした(^^;.

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2/13'10
[これから]
(大学, 仕事)

 昨日で,1月中旬から始まった,修論提出→修論発表→卒論提出→卒論発表という長い旅?がようやく終わりました.感覚的には,ここんとこずっと,発表練習してたような気がします.というか,実際,修論,卒論合わせて10回近くやったんじゃないでしょうか?これはいつものことですが,1人1人独立したかなり異質なテーマを7つ(M1, 新D1を入れれば11)マネージメントしてるわけですから,さすがに疲れました.正直,「仕事」もここのところほとんどできていません.でも,これは学生の研究指導がプライオリティの一番ですから仕方ないですね.つまり「これから」ということです.

 学生達はとても頑張ったと思いますし,周りの大学院生もサポートしてくれたと思います.でも,これはいつもだいたいそうなのですが,学生達が取り組んでいるテーマの目的やその本質にようやく迫ってきて,今度はこういう実験をしたいと学生達自身が考えられるようになったところで「修了」となります.でも,春まではまだ時間があるので,これも「これから」ということになりますね.

 ・波形が失われた強震観測点における地震動強さの推定
 ・めり込みのスケール効果に着目した縮小模型による木造建物の復元力特性の再現
 ・高靭性繊維補強セメント複合材料を用いた超縮小試験体の製作方法に関する研究
 ・被害と対応した震度と木造建物の全壊する耐力の関係
 ・地震終了直後の自由振動による建物損傷度判定に用いるセンサーに必要な精度とその検定
 ・地震被害推定を目的とした斜面崩壊と相関のある地震動の周期帯
 ・高靱性繊維補強セメント複合材料の高剛性化とその力学的特性に与える影響

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13b
[もう少し?]
(ピアノ)

 ピアノですが,全く触らなくなって1ヶ月以上経ちました.ということは,この1ヶ月,全く触る気にもなっていない,ということなんですが,ここのところ「頑張れば」ピアノの前に座れるかな,という感じにはなってきました.だから,もう少し?といったところでしょうか.問題は,ここで「頑張る」かどうかですが,今までの経験?から「頑張らないで」ほんとに弾きたくなるまでもう少し待ってみることにします.要は,音楽そのものの素晴らしさをどれだけ感じることができるか,ということなんですけどね.

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13c
[ここにも朝青龍]
(世の中)

 バンクーバーオリンピックに出場する日本人選手の中にも「朝青龍」がいるようですね.彼の中で一番大事なのは競技,そして,そこで普段の力を発揮すること,そのために普段通りいつもの自分のやり方を通したい,というのは痛いほどわかります.でも(残念ながら)オリンピックという舞台は,多くの子供達も含めた世間の耳目を集めます.つまり,(残念ながら)「公人」ということです.有名にはなりたくないものです.

 でも,結果的に,開会式にも出られず(競技に出場辞退という話にまでなったそうです),彼の意図に反して,全く「普段通り」ではなくなってしまいました.つまり,(もし普段通りにやりたいと思っていたのなら)考えが浅かったということでしょうね.人は自分一人で生きているのではありません.

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2/14'10
[女子モーグル予選]
(スキー)

 女子モーグル予選を見ました.うーん,ちょっと厳しいですね...上位数人のターン技術と比べると(私なんかから見ても)有意な差があります.しかも上位選手はまだ余裕を残しているように見えます.印象としては,4年前と同じような感じです.何があるのかわからないのがオリンピックで,長野のときのように上位選手が軒並みミスするみたいなことがない限りは...

 どこかで書きましたが,私の中でのスキーの上手さは「切り換えの速さ」です.人がスキーをコントロールできるのは,舵取りの間だけです.速く(早く)切り換えて「舵取り」に入れば,ずらそうが切ろうが自由自在なわけです.上位選手は切り換えがとにかく速く,ほとんどが「舵取り」になっています.ただ,スキーは,重力というエンジンのアクセルは踏みっぱなしで,その中で,どれだけスキーでブレーキをかけるか,ということですから,自分が目一杯速く切り換えられる限界のスピードの設定(マネージメント)はとても重要です.

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14b
[女子モーグル決勝]
(スキー)

 うーん,惜しかったですね.でも(残念ながら)これが実力通りです.つまり,予想通りになってしまいました.上位選手のターン技術は,明らかに上村さんより上でした.ただ,シャノン・バーキーががんがん攻めて,雰囲気が変わって,その後,何人か有力選手が転倒したときは,長野の再現ではないですが,ひょっとしたらとも思ったのですが,やっぱり甘くないですね.

 でも,上村さんはもてるものは全て出したとは思います.と,本人も言ってるようですし,周りもそう見ているようですが,今回は,もちろん結果論ですが,バーキーががんがん攻めて3位に入って,有力選手が攻めて何人か転倒したことを考えると,どうしてもメダルが欲しかったのなら,中盤の途中で少し滑りを押さえたこと,つまり,もてるものを全て出す以上のものを出そうとしていたら,転倒していたかもしれませんが,3番に入れたかもしれないことは悔いが残っているかもしれません.

 でも,そういうことも頭にあったと思うので,そういうことも含めて,120%ではなく100%を出して,上位選手のミスに期待するという作戦?はある程度成功したのですから,やっぱり実力通りということですね(強いて言えば,バーキーにやられた,ということか).ですから,これでよかったと思います.世界で4番なんですから,大したもんですよ.オリンピックのメダルなんかよりワールドカップ総合優勝の方が遙かに価値がありますし,今のこの数十秒の結果よりも,これまでの10数年の歳月の方が遙かに価値あるものです.

 でも,ワールドカップや世界選手権ではなく,どうしても「オリンピック」のメダルが欲しかったのなら,ワールドカップや世界選手権では,手の内を隠して,つまり,4年間,スピードのあるカービングターンを封印しておく,という手もあったかとは思うのですが,これは,「今のこの数十秒の結果よりも,これまでの10数年の歳月の方が遙かに価値あるもの」に反することですね.つまり,ワールドカップ総合優勝の後,次にどうするか,という対策がうまく行かなかった,ということでしょう.一番になれば,目標がなくなりますからね.やはり,追求すべきは報酬ではなく内的熟達ということです.

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14c
[好み]
(スキー)

 上村さんの滑りですが,モーグル競技として,ということはおいておいて,脚をぴたっと揃えたいわゆる「モーグル滑り」ではなく,どちらかというと「基礎スキー」に近い滑りで,上位選手の中でも私は一番好きです.でもこれは「好み」の問題ですね.

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2/15'10
[競争させないとだめ?]
(世の中)

 オリンピックなんですが,やっぱり見ていてせつないですね.順位などはつけず,単なる「世界トップレベルの競技を全世界に披露する会」にするわけにはいきませんかね?例えば,その分野の最先端の研究発表が集まる学会などで順位をつけるなんてことは(当然ですが)やりません.スポーツ選手は餌をぶら下げて競争させないと走らないってことなんでしょうか?スポーツ選手のみならず,学術の世界でも査読論文を何編書いたとか研究費をいくらとったとか,結果を定量的に?評価して競争させるみたいな,しょーもないことになってきています.

 でも,学術の世界はともかく,スポーツは,なかなかそうも行かないでしょうね.行為そのものが相手がいて勝負するものやタイムを競うものですからね.でも「目標」はそういうところにあったとしても,そこに到達するまでの試行錯誤などの過程がやっぱり一番重要だと思います.それは,学術の世界なら尚更です.

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15b
[修羅場]
(昔話)

 単なる昔話です.今年は仕事をする,ではないですが(でもここんとこはあんまりできていない),そういう節目?って,人生10年周期説ではないですが,ある周期でやってくるような気がします.自分の心境の変化もありますが,外部要因なら否応なしです.で,ちょっと振り返ってみました.そうすると,修羅場というと大袈裟ですが,何年かに一度,ほんといっぱいいっぱいというか,ものすごい状態になってることに気づきました.

 最初は,ベタですが,まあ大学受験(1981〜1982年)でしょうね.現役の時はやる気にならず,あまり勉強してませんでしたが,浪人して,もうこれ以上浪人できない,というある意味追い込まれた状態で,自分をコントロールして(1年だけですが)勉強することができました.でも,これはやってることが大学受験だけという話です.

 次は,博士論文提出時(1990〜1991年)です.詳しくはここにありますので,繰り返しませんが,随分無謀なことをしたもんだと思います.でも,今の自分があるのは,その無謀なことを乗り越え,修羅場をくぐり抜けたからに間違いありません.でもこれも博士論文提出ということに限った話です.ここまでは,死ぬほど頑張るで既に書きました.そのときは,3回目は未だ訪れず,と書いたのですが,それはそうなのですが,時間は数ヶ月という感じで短いのですが,いっぱいいっぱいの修羅場に近いことは(そう言えば)2度ほどありました.

 1回目は,1995年兵庫県南部地震が起こって,バークレーに行くまでの2ヶ月あまりです.被害調査に行って,調査結果をまとめて,というのに加えて,向こうに行く準備,そして,向こうに行く直前に結婚したので,その準備もありました.結婚するということでお互いの友人達に紹介したり,いろんな人に挨拶に行ったり,向こうに行くということで送別会をしてもらったり,そういう中で,この年は,スキーの1級もとったので,スキーにもかなり行っていました.大変(^^;.向こうに行って,しばらくして高熱を発して寝込んだのを覚えています.これは,大学受験後と博士論文提出後もそうでした.

 2回目は,東京からつくばに来る前の数ヶ月ですから,2002年から2003年にかけてですね.これは,運転免許試験場一発合格への道の最後の方に書いてあります.このときは,引っ越し(研究室と自宅のダブル)の準備もありましたし,千葉の東大生産研の実験所で縮小模型の振動実験をしてましたし,運転免許試験場一発合格を目指して試験場に通ってましたし,スキーの準指も受けていました.大変(^^;.とにかく「破綻」しないように,毎日のスケジュールをかなり綿密に立てていたのを憶えています.

 こうしてみると,大学受験〜博士論文提出が9年,1995年兵庫県南部地震までが4年,つくばに来るまでが8年ですから,10年しないうちに「修羅場」が訪れていることになります.そして,前2つと後ろ2つの違いは,前2つが1つのことを頑張っていたことに対して,後ろ2つは,1つ1つは誰しもにあることだが,その「重なり具合」が尋常ではない,そして,その重なり具合の度合いはどんどん増しているということでしょうか.

 この法則?が続くとすると,つくばに来てちょうど7年ですから,もうそろそろ,次の修羅場がやって来る,そして,その「重なり具合」はとんでもないことに...

 今は研究室をもっていて学生に卒論や修論を書かせないといけませんし,学内の仕事もどんどん増えてますので,「重なる」要因は増えてます.キーワードとしては,地震はあるでしょうね.実際,首都直下や東海・東南海・南海なんか起こった日には,修羅場でしょう.あとは,これまでは(どういうわけか)スキーもキーワードになっていました(1995年兵庫県南部地震の時に1級,つくばに来るときに準指).でも,これはもう関係ないかな.

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2/16'10
[不調]
(日常)

 修論提出→修論発表→卒論提出→卒論発表という長い旅?が終わったこともあってか不調です.今はそんなに立て込んでるようなこともないですし,ちょっと休みますかね?年初,調子が悪くなかったのも年末寝込んで結果的に休めたからかもしれません.

 股関節の調子は相変わらずですが,股関節ではない?気もしてきました.もっと表面に近い,筋肉や腱のような気がします.もう1ヶ月経ったので,もう一度整形外科に行ってきますか.

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16b
[再び整形外科に行きました]
(体)

 ということで,前回と同じ,大学の保健センターに行ったのですが...お休みでした(T_T).学生の健康診断ということらしい.ちゃんとホームページは見たつもりだったのですが,帰ってきてもう一度見たら「今月の休診」というところに書いてありました.うーん,こういうことはトップページに書いておいて欲しい,とは思わずにちゃんと見なかった自分が悪いと思うことが肝要です.でも,今週はずっと休みで,来週も入試の日はやってないとのことです.うーん,どうしよう.

 これは,違うところに行け,という神様のご指示(^^;ということで(こういうときはだいたいいつもこういう風に考える),探してみました.

 まず,ピアノの会でいっしょだったM田の友人がつくばで整形外科の先生をしてるということで,まずそこをチェックしたんですが,車がないと行けない(現在バス通勤)...場所は大穂の先なので,家に帰って車で出かけて,となると,結構時間かかるな.まあここは,どうしようもなくなったときの最後の切り札にとっておこう.

 ということで,いろいろ探したんですが,やっぱ車がないと行けない(ことはないが結構大変)とこばかりなんですねー(要は田舎で車社会ってことか).つーか,大学循環バスの沿線にそう都合よくあるわけないか.そういう中で,唯一,つくばセンターに一軒だけありました.インターネットで調べたところ,評判も悪くなさそうです.

 ということで,行ってきました.結論から言うととてもいい感じでした.保健センターでは,よーわからんという感じだったのですが,ここでは,事情を話すと,あーこのケースね,みたいな感じで,やっぱり,股関節そのものではなく,その周りの腱や筋肉の炎症ということで,使わないで動かさないのが原則なんだけど,使わないと生活できないところだからねー,でも,もう2ヶ月経ってるから,炎症を抑える薬と筋肉をほぐす薬を10日間服用して,その間,とにかく動かさないように(そうしないと薬も効かない),ということでした.痛くないからということで,歩くところを走るはまずかったかもしれませんね.あと,先日スキーに行ったときもリフトから立ち上がる度にかなり痛かったです.

 ということで,これから10日間,薬を飲みながらとにかく動かさないように安静にしてようと思います.問題は通勤ですが,車にするか,1日1往復にするか,ですかね?

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16c
[typeZ]
(PC)

 typeZですが,すごいことになってきましたね.1.5kg以下で何とフルHD(1920x1080)表示です.やっぱり,今ノートPCの先頭を走っているのはVAIOだと思います.

 値段的には,CPUを最高速(Core i7),フルHD(1920x1080)表示,HDD500GB(7200rpm)にしても174800円です(クアッドSSDだとさすがに...).

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16d
[ハードルが下がった?]
(スポーツ)

 スピードスケートメダル獲りましたね.よかったじゃないですか.2つは少し出来過ぎですが,これはまあ想定内でしょう.でも,今回のオリンピックの報道を見てると「ハードル」が下がってるような気がしませんか?今回の2,3位も1位ではないのにメディアは手放しの喜びようですし,昨日あたりは,入賞入賞(8位以内)とさかんに言っていました.

 確かに,選手達のことを考えると,オリンピックに出るだけでもすごいことなのに,金じゃないとだめ,メダルが獲れないとだめというのはあまりに酷な話ですが,これは,1位以外はみな敗者というのはあまりに切ないというよりは,視聴率アップが目的でしょうね(^^;.

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16e
[左利き]
(スポーツ)

 スピードスケートのスタートを見てて思ったんですが,みんな右足を引いて構えています.つまり,みんな右利きなわけです.でもこれは当たり前ですね.なぜならカーブは必ず左回りで右足が強い方が有利なわけで,コーナーの練習をしていたら元々左利きの選手も右利きになるでしょう.これは,陸上のトラックも同様です.

 じゃあ,なんで左回りになってるかというと,右利きの人が多いからです.つまり,舞台がマジョリティに合わせて作られている,ということです.ゴルフに左打ちの人が少ないのも右打ちに有利にコースが造られているからということらしいです.

 スポーツ,特に,球技の場合は,多くの場合,数が少ない左利きがかなり有利なのですが,こういうケースもあるんですね.

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16f
[本番度]
(なんだろ?)

 誰かが,「選手達は4年間,この一瞬だけのためにやってきた」と言っていました.さすがにそれはちょっと言い過ぎだと思うのですが(でも中にはそういう選手もいる?),誰しも大なり小なり「本番」があります.つまり,何をやるかによって,その「本番度」もいろいろなわけです.

 例えば,誰だったか,優れたピアニストになるには,ピアノが上手いだけではだめで,それを人前で(あまり)緊張しないで披露できる才能も必要と言っていました.その通りですね.もし,オリンピックだけのためにプレーしているスポーツ選手がいたらその本番度もものすごいものです.そこまで行かなくても,アマチュアスポーツなら試合数はそんなに多くないですから,トップレベルに行くには,ただ強いだけではだめでしょう.

 逆にプロスポーツ選手なら試合数はとても多いですから,本番度はアマチュアより下がります.見方を変えると,本来の実力が反映されやすいとも言えます.

 私の仕事はどうでしょうか?私の仕事の「本番」が何かはよくわからないのですが,論文発表,あるいは,口頭発表でしょうか.当然ですが,論文発表には「本番」はありません.つまり,実力がそのまま反映されるということです.近いものとしては,絵や彫刻や作曲などのいわゆる作品を作る芸術があげられます.でも,ただいい研究をすればいいというものでもなく,論文執筆もプレゼンテーションですから,文章の巧さや表現力は必要です.

 ただ,口頭発表の場合は,論文執筆と同様に表現力も必要ですが,ある程度,「本番」的要素が入ります.でも,人前でピアノを弾くときの緊張に比べたら...

 と,ここまで書いて気づいた,というか,最初の方で気づいていたのですが,「本番度」って何でしょうね?最初の流れから行くと,「本番」と「非本番」の頻度の差ということだと思うのですが,じゃあ,人前でピアノを弾くのが緊張するなら,その頻度を増やして,がんがん人前で弾けば緊張しなくなる,ということになります.

 これは確かにそうでしょうね.いわゆる場慣れ,という奴です.でも本番と言ってもいろいろで,それが,ショパンコンクールの決勝だったり,オリンピックだったりすれば,それに匹敵する頻度はそうそうありません.だから,やっぱり頻度の問題?

 でも,私の「本番」とも言える,人前でしゃべることだって,そんなにしょっちゅうあるものでもありません.でも緊張なんかそんなにしないし,むしろ,人前でしゃべるのを楽しめるくらいです.でも人前でピアノを弾くときは緊張する.

 だから,結局,最初に戻るのですが,例えば,優れたピアニストになるには,ピアノが上手いだけではだめで,それを(あまり)緊張しないで人前で披露できる才能も必要,ということになるんでしょうね.つまり,ピアノが上手いか,バドミントンが強いか,研究ができるか,といった才能や能力の他に,それを「本番」で100%,あるいは,それ以上発揮できる才能が必要ということになるわけです.そして,その「作業内容」の違いが「本番度」の違いになるわけです.

 例えば,ピアノ,スポーツ,研究の3つを比較した場合,ピアノが一番作業は細かいですし,暗譜すればその記憶量は膨大です.そして,本番で能力を発揮できる才能は,ピアノ,スポーツに比べて,研究は,その「本番度」が低いのは間違いないでしょう.あーよかった(^^).

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16g
[アルコールで食べてる人]
(世の中)

 酔ってホームから転落した女性を線路に飛び降りて助けた男性の勇敢?な行動を讃える報道がなされています.でも一歩間違えば二人とも死んでたかもしれません.勇敢と無謀は違います.あるいは,早急に防護壁を設置するなどの安全対策を講じるべきと言ってる専門家もいます.そういう問題でしょうか?

 自分の体も制御できないような状態になるまで飲んで,電車のホームをうろうろする人まで守らないといけないとしたら,全ての車道と歩道の間に防護壁が必要になります.そもそも,自分の体も制御できなくなるまで飲むことが平然と行われていることがどうかします.そんな状態ですから,判断能力などあるはずもなく,「凶器」である車を運転して人を殺してしまうかもしれません.

 背景には,「アルコールで食べてる人」があまりに多い,ということがあると思います.いわゆる飲み屋は全てそうですし,大手ビールメーカーも然りです.つまり,建設業で食べてる人が多いから無駄な公共事業をやるのというのと同じ構図です.先日,研究室の学生と話していたのですが,一見無意味な第三のビールの開発競争も,某大手ビールメーカーのシェア奪還が目的と考えれば辻褄は合います.もっとやるべきことをちゃんとやりましょうよ.

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2/17'10
[プロフェッショナル 上田泰己]
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 昨日のプロフェッショナルが上田泰己さんだったので,一応見たのですが...あまり面白くなかったですね.情熱大陸のときの方がよくできていると思いました.つまり,どっちにしても「番組の出来として」というレベルの話なわけです.

 特に,茂木さんの「突き詰めると,科学というのは何のためにあると思いますか?」という質問(罠?)に対する答えにはちょっとがっかりしました.まあテレビではほんとのことは言えないということもあるのかもしれませんが(だから,こういう番組に出てはいけないんですねー),まだ若いということもあると思うのですが,研究ができる,ということと,そういうことに対する考え方,というのは,また別のところにあるのかもしれません.だからこれまで科学者はいろんな「過ち」をおかしてきたんですが...あるいは,彼は今そういうことに結構苦しんでるのかもしれませんね.

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17b
人間の脳と心と体の仕組み
(哲学)

 去年の12月の卒研配属のためのPD風?専攻説明会のときに,パネラー?に対する質問として,人生でもう一度研究者になるとしたら何について研究しますか?というものがありました.卒研配属の説明会で何てこときくんだ(^^;!?という質問だと思うのですが,予想通り,みなさん正直に今やっておられることと違うこと,いや,ほとんど全く違うことをあげられておられました(だからこういう場面でこういうことをきいちゃだめなの.説明は要らないと思いますが,これは今やってることがつまらないということではなく,知的欲求というのは「そういうもの」ということです).

 その答えの1つとして,昨年,筑波大に来られた(戻られた)Y十島先生が「人間の脳と心と体の仕組み」というようなことをあげておられました.それは,パワポの画面に一瞬映し出されただけだったと思うのですが,私がそれを見逃すはずもありません(^^;.

 これしかないと思いますよ.私が一番興味があるのは,まさにこれです.このサイトで追求している「人生をいかに気分よく生きていくか」というのもまさにこれなわけです.つまり,私の場合は,人生でもう一度研究者になるとしたら,ではなくて,これも言わば現在の研究テーマの1つなわけです.

 では,人生でもう一度研究者になるとしたらどうでしょうか?うーん,このテーマを自分の職業としての研究者のテーマに選ぶことはやっぱりないような気がします.理由はいろいろあるのですが,まず,自分が(どういうわけか)面白さを感じる「力学的なこと」ではないこと,これほどホットで競争が激烈なところの世界トップレベルでやっていく「数理脳」はないだろうし,そもそも怠け者の私ではやって行けないだろうということ,そして,これが一番大きいと思うのですが,例えば,上田泰己さんのように,それに正面から挑んでいったとしても,それが世界のトップレベルになればなるほど,「各論」になってしまう,ということです.

 残念ながら,人間「たった1つのこと」しかできません.それは言い換えると,職業として,あるいは,世界トップレベルとしては,というようなことです.私もこれはこれで徹底的に追求して行きたいと思います.

 その一方で,もっと大事なものがあると思うのも事実です(久々?の問題発言か?).「人間の脳と心と体の仕組み」とか「人生をいかに気分よく生きていくか」というのがそうです.つまり,一言で言えば「哲学」ですね.仕事は趣味でやりたいというのは,そういう意味もあるのです.

 あと,追記するなら,あくまで「私にとって」ということです.つまり,「私が」気分よく生きて行ける「哲学」であれば,それでも(当面は)OKなわけです.もちろん,私も皆さんも同じ人間なので,ある程度は普遍的なものがあるのだろう,ということはあります.でも,それを研究対象として論文を書くとしたら,そうは行きませんよね.つまり,このサイトで私が考えること思うことをある意味無責任に好き勝手(^^;書いていきたい,ということです.

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17c
[やっぱり感覚の慣れ?]
(ゴルフ)

 四角ヘッド,というか,ゴルフの道具研究ですが,四角ヘッドのユーティリティが打ちやすく,ショーウッドも捨てがたいのなら,四角ヘッドのショートウッドはどうかと(当然ですが)考えました.私の?跳び箱理論ですが,要は,ヘッドスピードで安定して打てる(ちゃんと当たる)番手が決まってくるということです.普通のHS(40m/sくらい)だと6Iか7Iくらいまででしょう.

 もちろんトレーニングによってHSを大きくするということもありなのですが,道具で解決する方法としては,シャフトを長くするということがあります.つまり,ウッドを使うということですね.もちろん,その分,精度は落ちますが,練習しないで上手くなる的マネージメントならそんなに精度は要りません.

 ということで,発注して(値段的には9W〜15Wの4本で少し高いコースに1回出たくらい(^^;)練習場で打ってみたのですが...驚きました.当たる当たる(^^).こんなに目論見通りに行くとは...これでもう練習しないで90切ったようなものです.そのくらい劇的に違いました.喩えて言うなら,まるでラケットでボールを打ってるような安心感がありました.

 そして,ちょー久しぶりにコースに出てみました.もちろん,四角ヘッドのショートウッドを携えて...でも,確かに多少は構えやすい感じはあったのですが,練習場で初めて使ったときのような打ちやすさは全くありませんでした.なんで?

 そりゃー,練習場とコースは違うよ.コースは下も全然平らじゃないし,ターゲットラインの目安もないし,と,多くの方はおっしゃると思うのですが,そういう感じではありませんでした.その証拠に...

 コースに出た後,練習場でまた打ってみました.初めて打ったときの劇的な打ちやすさは,完全に無くなっていました.???

 まだよくわからないのですが,これもこのサイトで再三言及している「感覚の慣れ」ということでしょうか.要は,これまでの感覚と全然違う道具を使うと,人間の感覚が目覚める,ということがあります.

 でももしこれが原因だとすると厳しいですね.コースに出る度に新しい道具を用意しないといけないわけですから(^^;.代替案?としては,何種類か道具を用意しておいて,取っ替え引っ替えということも考えられるのですが,これはだめのようです.

 なぜなら,100を切ったとき使用していたユーティリティ(今にして思えば,そのとき100を切れたのは,ユーティリティという新しい道具に対する感覚の慣れがまだなかったのかもしれません)は,今は上手く打てません.つまり,一度使って慣れてしまうともう終わりってことです.しかも今回の四角ヘッドは効力がたったの1日!でした.人間の感覚の慣れって(ある意味)すごいですねー.これも人間の脳と心と体の仕組み(^^;?

 ということで,やっぱり(ある程度)練習するしかないのか...?あとは「呪文」ですかね?

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17d
[やばい]
(股関節)

 右股関節ですが,炎症を抑える薬と筋肉をほぐす薬を服用しながら,とにかく動かさないようにしています.でもこういうときに限って,あっち行ったりこっち行ったりしないといけないんですよねー.それで,歩くときは,右股関節をできるだけ使わないように,えっちらおっちら歩いているのですが,そうすると脚どうしたの?とかきかれるし.

 でも,運動しないどころか,普段から体を動かすこともできないわけですから,何か方策を考えないとまずいですね.とにかく食べる量は減らす必要があるでしょう.

 私の体つきは,自分で言うのも何ですが,いわゆる細マッチョで,とても40代後半の体つきではありません(って自分で言うか(^^;?).喩えて言うなら,ダビデ像のような感じです(と妻は言っていました.でもこれはちょっとで言い過ぎか(^^;?).そう言われたのは,10年以上前の話ですが,体力の劇的な衰えとは対照的に?体つきはそんなに変わってないと思います.今でもかなり立派な力こぶを作れます(^^).

 でも,最近,立て続けに怪我して運動できなくなって,ちょっとやばく(特に腰回りが)なってきました.一度付くと落ちないと言いますからまずいですねー.

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17e
[男子フィギュア]
(スポーツ)

 男子フィギュアですが,好調のようですね.SPが終わった時点で,思ったほどプルシェンコとの差がありません.ジュベールが大失敗したようですし,俄然メダルの可能性が出てきました.問題は,4回転を入れて一か八か金を狙うか,確実にメダルを狙うか,ですかね?

 あと,どーでもいいことなんですが,スピードスケートの500mで100mを通過するとき,あと1周のカランカランていう鐘?って,鳴らさんといかんのかい?(わかっとるやろ(^^;)

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17f
[早期退職]
(仕事)

 今日,研究科の教員会議というのがあって,定年が65に延長されるとか,研究科長からいろいろ説明があったのですが,その中に早期退職というのが目に止まりました.

 大学なので別に肩たたきがあるわけではなく,やめたきゃ勝手にやめていいよ,というものなんですが,これまでは自己都合で退職ということで,退職金などはかなり割り引かれるということだったのですが,それを大学が肩代わりしますよ,つまり,勤続年数に見合った退職金を支払いますよ,ということで,58から適用されるとのことです.

 だからと言って,もちろんこんないい商売を自らみすみす手放す必要はないのですが,そういう選択肢もあるんだな,とは思いました.そして,そうするともう10年くらいということにも気づいたのでした.それまでに何をどこまでやるとか,1つの目安にはなるかもしれませんね.

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2/18'10
[政界再編だけでも...]
(政治, 世の中)

 M主党の支持率がとうとう不支持率を下回ったという世論調査も出てきたようですね.このままではH山さんもH川さんみたいになりそうです(確かにキャラ的には結構かぶる).世の中の動き?としては,やっぱり政界再編へ,という感じになってきたのですが(でもJ民党に政権奪還能力はもうないと思うので,M主党が割れる必要がある),このサイトで再三書いているように,政界再編は必要だと思いますが,それでOKというわけでも...

 根本的な問題として,政界に人材がいないんですよ.小沢さんも体調があまりよくないようですし...期待できそうなのは舛添さんだとは思うのですが,彼にしても橋下さんにしてもメディア出身?というのが気がかりといえば気がかりです.

 いずれにしても,一番重要なのは,日本国民が政治に何とかしてもらう,ではなく,自分たちで何とかしよう,という気になる,そういうことに気づくことです.そして,そのためには,これも再三書いていますが,徹底的に小さな政府になってもらいたいです.

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18b
[朝青龍ではなかった]
(世の中)

 すっかり時の人になった?感もありますが,問題がなんかずれてますねー.メディアでは服装の乱れ?が問題と言ってますが,そんなことは大したことではなく,問題なのは,ちゃんと受け答えをしない,できない,ということでしょう.彼を擁護する声もあるようですが,世の中,(残念ながら)自分の頭でちゃんと考えられる人ばかりではないですから,ああいう「公人」を見て,「勘違い」する奴は確実に増えたと思います.

 でも,こういう状況下でどういう成績を残すか,元々メダルを獲れる力はあるので,もし獲ったらどういう受け答えをするのか密かに期待?していたのですが,そこまでの成績は残せませんでした.でも,競技後は,まあ普通に受け答えしてたじゃないですか.あの会見ではなんでああいう受け答えをしてしまったのでしょうか?メディアの罠にはまった?

 でも少なくとも「朝青龍」ではありませんでした.朝青龍なら,こんな状況下でも成績を残したでしょうからね.まあこの件に関しては,一時は出場辞退というところから彼をかばって出場させた橋本聖子さんの「競技力だけが求められているのではないことをわかってほしい」という言葉に尽きると思います.まだ若いし,しょうがないところもあるとは思うのですが,これもこのサイトで再三書いてきたことですが,スポーツは競技力があれば,若くしてそういう立場に立ってしまう,という問題があるわけです.

 あと「人と違うことをしたい」というのも,ものすごいよくわかるんですが(私も徹底的に人と違うことをしたいです),これも「勘違いする」奴がいるでしょうねー.

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2/19'10
[頑張って来たから]
(スポーツ, 人生)

 うーん,これも何度も書いてきましたが,オリンピックで自分の思うようなプレーができずに悔しくて泣いてる選手を見るとほんと切ないですね.確かに本番でどれだけ実力を発揮できるかも含めて競技なのですが...

 でも頑張って来たから悔しいわけですよね.それだけ悔しいと思えるのはそれだけ頑張って来たということです.頑張ってなければ悔しくなんかならないでしょうからね.悔しく悔しくてしょうがないほど頑張って来たというだけでもすごいことじゃないですか.オリンピックに出るほどの選手で頑張ってない選手なんかいないでしょうが,そこまで頑張ってる人が世の中にどのくらいいるでしょうか?それだけ打ち込めるものがあるというのはそれだけでもう幸せなことです.結果はおまけのようなものです.

 ただ,次があるかないかはあると思います.どんなに悔しくても次があるのなら,それを次にぶつけることもできます.でも,オリンピックは4年に1回なので,次がない選手も多いです.

 でも,それでも,次がなくても,これだけ頑張って来たのに結果が出なくて悔しいと思えたら,やっぱりそれはすごいことだと思います.そして,これって人生そのものですよね.死ぬとき,つまり,もう次がないとき,頑張って来たと思えるかどうか,ということです.死ぬときに結果が出てなくて,悔しいと思ったとしても,頑張って来たと思えたらそれで「成功」したいい人生でしょう.

 でも,そう単純?に行かないのも人生ではあります.まず,頑張れるものが見つかるかどうかでしょう.これについてもこのサイトで散々書いてきました.オリンピック選手は少なくともそこはクリアしていて,なおかつ,ある程度(オリンピックに出るくらいは)成功しているわけですから,たとえ,オリンピックで自分のプレーができなくても,もう相当の成功です.

 でも,そういうものが見つからない人が多い,いや,ほとんどかもしれません.あるいは,そもそも,そういうものを見つけなきゃいけないのか?頑張らなきゃいけないのか?頑張らなくてのんびりやってくのもありなんじゃないか?というのもあると思います.人生ってやっぱり難しいですねー.そして,やっぱり面白いです

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19b
[頑張って]
(スポーツ)

 これも何度か書いてきたのですが,本番に向かう選手によく「頑張って」と声をかけています.声をかける方はあまり深く考えていないと思うのですが,これってやめた方がいいと思います(でもこれに代わるいいフレーズがなかなかないのだが...).「頑張る」という言葉は,「力が入る」ということを連想させます.そして,明らかに「力が入って」失敗している選手がとても多いです.

 これも何度か書いてきたのですが,スポーツでもピアノでも肉体的なこと(あるいは精神的なことも)で重要なのは「脱力」です.これができるかできないかで,パフォーマンスに雲泥の差が出ます.

 もちろん,ほんとに脱力してはだめです.正確には,「力を出すために脱力」するのですが,この本質をどのくらい理解して,実際に肉体や精神をコントロールできるかが鍵を握っています.でも,これがほんと難しいんですけどね(偉そうに言ってる私もこれがなかなかできない).

 でも,少なくとも,ただでさえ余計な力が入ってしまう本番で「頑張って」,と言うのはやめましょうよ.「頑張る」のは本番ではなく,それに至る過程での話です.

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19c
[raid0]
(PC)

 すごいことになってきたtypeZで何気なくスルー?したraid0のクアッドSSDですが,パフォーマンス,要は,アクセススピード6倍以上ってすごいかも.以前触ったときの「さくさく感」ってこれだったんですね.パフォーマンスってもちろんいろいろあるとは思うのですが,「さくさく感」はとても重要です.このときはデュアルだったようですが,これがクアッドに,しかもSSDになって,256GBなら+7万で済むのなら...

 でも考えてみたら,デスクトップのWQXGA(2560x1600)は捨てがたいですし,別にtypeZでなくても,デスクトップで複数のSSD,あるいは,HDDでraid0を構成すればいいんですよね.で,ちょっと調べてみたんですが...

 「既製品」では,なかなか厳しいみたいですね.お手軽なものとしては,バファローから4HDDによるraid0の外付けHDDもあるようですが,200MB/sですから,typeZのクアッドSSDのシーケンシャルリード576MB/s、シーケンシャルライト376MB/sは圧倒的です.実際,パフォーマンス出すにはいろんなチューンが必要なようです.やっぱり,VAIOってノートPCの最先端を行ってますね.でも,やっぱりWQXGA(2560x1600)も捨てがたい.

 でも,これだけ(Core i7, 1920x1080, メモリ8GB, raid0のクアッドSSD256GB)のものが25万くらいで手に入って,常時持ち歩けるのはやはり大きいと思います.発売になったらとにかく一度触ってみようと思います.

 あ,既製品ですごいの見つけました.何と1000MB/s以上です.価格は...100万...はしないようです(^^;.

 あー,ドスパラのデスクトップPCだと,160GBまでならraid0のデュアルSSDが選べる(+59100円)みたいですね.パソコン工房だと,raid0のクアッドSSDが50万くらい(デュアルからクアッドにするのに+10万)です.やっぱり,typeZがノートPCにして,クアッドSSDで256GBを+7万というのはやっぱりすごいです.

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 いやー,プルシェンコ負けましたね.挑発?に乗らなかったライサチェックの勝利でしょうか.でも結構いっぱいいっぱいで4年前とは全然違いました.オリンピックシーズンにいきなり出てきて勝てるほど甘くないということでしょう.高橋さんの3位もよかったですね.金を狙って4回転に挑んで失敗しても3位ですからこれはこれでラッキーでした.でもやっぱりなんかハードルが下がってる感じがしますねー.

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19e
[やばいなー]
(体)

 やばいなーと思って,恐る恐る体重計に乗ってみたのですが,ほんとにやばかったです.体重も体脂肪率も大台に乗ってしまいました.特に体重が大台に乗ったのは,1999年台湾集集地震の被害調査のとき(は毎日毎日中華料理だった)以来ですから10年ぶりのことです.食べる量は減らしてはいるのですが,運動はできないしやばいなー.とにかくあと1週間,薬を飲んで様子を見ます

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2/21'10
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(スポーツ, バドミントン)

 昨日のことですが,試合をした東大バドミントン部の女子がいいプレーをしていたので声をかけたら是非行きたいということで,筑波大バドミントン部の練習に来てもらいました.私も怪我してなかったら久しぶりに練習に混ざろうと思っていたのですが,今の状態ではさすがに断念しました.

 練習は朝9時から始まります.彼らの練習自体を見るのも久しぶりでしたので,しばらく見ていたのですが,こんな練習とてもとても...特にレギュラー選手の何人かのフィジカルの強さはすごいですねー.5年くらい前までいっしょに練習してたのが嘘のようです.東大の女の子は,ついて行けるか正直ちょっと心配だったのですが必死でついて行っていました.まあ,東大生はみんな負けず嫌いですからね(そういう意味では大丈夫だと思っていました).

 いやー,怪我してなかったら練習に混ざっていただろうから,とんでもない目に合うとこだったなー,くわばらくわばら,と思っていました.最初のうちは...でも,しばらく見ているうちに,もうこういう練習はできないのかなと思うと,だんだん悲しくなって辛くなってどうしようもない気分になってきました.

 股関節?を痛めてから,もう2ヶ月以上も経っていて,何日か前から薬を服用してできるだけ動かないようにしていますが,目に見えてよくなってる感じはあまりしません.というか,学生の練習を見ていて,私もああいう風に動き回りたいと思っていたら,逆にしくしく痛くなってきてしまいました.

 怪我,治るんですかね?治ったとしても,また思いっきり動けるのでしょうか?

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2/22'10
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(日記)

 どうも具合が悪いです.先週半ばに少し持ち直したかと思ったのですが,先週末,また調子を崩してしまいました.あまりに調子が悪いので,昨日はほとんど横になっていたのですが,まだだめですね.

 最近の傾向?としては,眠りが浅いのか夢をかなりはっきり見ます.そういうことあったな,と思って検索したら,このときがそうですね.このときも調子はよくなかったみたいです.

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22b
[次のオリンピック]
(スポーツ)

 競技を終えたばかりの選手に次のオリンピックのことをきくの,いい加減もうほんとやめた方がいいと思うのですが,次の冬季オリンピックはロシアのソチというところです.でもソチってどこにあるか知ってますか?ていうかきいたことありますか?

 そう思ったら,そもそも,冬季オリンピックの開催地ってどうよ?と思って思い返してみると,バンクーバーの前のトリノはともかく,ソルトレイクシティ,長野,リレハンメル,アルベールビルって,オリンピック前は,あんまり知らないところばかりですよね.長野だって,海外から見れば,それどこ?って感じでしょう.

 そういう意味では,バンクーバーって,有名な大都市で開催されたかなり希なケースなんじゃないかなー,と思った次第です(ただそれだけです).

 と思ってちょっと調べてみました.確かにそうですね.まあ考えてみたら,雪深くて寒いところに大都市はないから当たり前か?でも1つ気づいたことがあります.あんなに強いのにドイツで冬季オリンピックが開かれたことないんですね.そう言えばそうだな,という感じです.と思ったら,ナチス政権下で戦前に一度開催されてますね.でも国旗が...

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22c
[やっぱり4年は長い?]
(スポーツ)

 期待の?女子フィギュアが始まるようですが,4年ってやっぱり長いのかもしれませんね.4年前というとこんな状況だったわけですからね.

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2/23'10
[ダイエット]
(日常, 世の中)

 私はこうして*週間で*キロ痩せたとか,なんとかダイエットとか,ダイエット運動器具とか,いろいろありますよね.サプリメント?みたいのもいっぱい出てるようで,一大産業?とも言われています.そういうものに私はこれまで全く無関心というか無関係でした.だって,別に何もしてないのに,体重は20年以上ほとんど変わらなかったからです(運動しているのはその競技で強くなるためです).

 でも,怪我の状態が思わしくなく,しかも場所が股関節で全く運動できない状態で,そうも言ってられなくなってきました.でも,なんとかダイエットとか,特にやることはありません.食べる量を減らすだけです.これもどこかで書きましたが,体重の増減は,収支,つまり,支出(運動)と収入(食事)のバランスです.運動できなくて支出を増やせなければ,収入を減らせばいいだけの話です.でも,普通なら,収入を増やせないので支出を減らすものなので,支出を増やせないので,収入を減らす,というのはやっぱり変ですよね.

 なんとかダイエットというと,何か特殊?なことをする(例えば,炭水化物を抜くとか)のですが,重要なのは栄養のバランスですから,特殊なことをしないことが重要です.つまり,各栄養素,具体的には,各食材を少しずつ減らせばいいだけの話です.

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23b
[日本人でもできるってことを示したかった]
(世の中, スポーツ)

 オリンピック選手がメダルとか獲ってよく「日本人でもできるってことを示したかった」と言ってますよね.体格や体力が欧米人に劣る?のにできる,ということなのでしょうか.スポーツ以外の分野でもそういうコメントをきいたことがあるような気がします.でも私にはよくわかりません.少なくとも私は日本人だからできるとかできないとか考えたことは全くありません.

 そもそも,私が日本人である,ということも意識したことはありません.それは海外にいるときもそうでした.別にそんなの関係ないじゃないですか.感覚としては,男とか女とかいう意識がないのと似ています.日本人ならできない,女ならできない,そんなの関係ないでしょ.「私が」「その人が」できるかできないか,それだけの話でしょう.

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23c
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(スポーツ)

 明日から始まる女子フィギュアですが,キムヨナさんと浅田真央さんの一騎打ちという報道の仕方です.でもこれこそ,世界トップレベルの競技を全世界に披露する会というわけには行きませんかね?個人的にも浅田さんと同じくらいキムさんも好きです.もちろん,彼女達以外の選手が優勝するかもしれませんが,少なくとも彼女達のどちらか,あるいは,両方が「敗者」ってことになってしまうわけです.

 浅田さんは,今季ずっと調子が悪くてオリンピックに向けて必死で調整してきたと思うんですけど(大分復調したようですね),それってオリンピックで金メダルを獲るためというよりは,オリンピックという最高の舞台で,自分の中の最高の滑りをするためだったと思うんですよねー.

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2/24'10
[視聴率至上主義]
(世の中)

 オリンピックですが,これまで銀1,銅2ということで,当初メディアは大騒ぎでしたが,その後,メダルの可能性があるかもといった競技で軒並みとれず,だいたい想定内(厳しいこと)になってきました.そして,その期待が一気に女子フィギュアに集まってきてるのも4年前に似てきましたね.もし,女子フィギュアで金がとれなければ,前回の成績を下回ることになってしまいます.

 まあ,メディアとしては,盛り上げておいて視聴率を稼ぎ,もし,金が獲れなければ,オリンピックが終わったあと,手のひらを返したようにそれをネタに選手育成システムなどを叩いて視聴率をとればいいので,どっちに転んでもOKなわけです.つまり,視聴率というのも中身の評価の結果ではないわけです.

 でもテレビ局としては,スポンサーのCMを見せる必要があるので,どうしても視聴率至上主義になってしまいます.まあこれも何度も書いている資本主義社会のひずみですね.

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24b
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 もともと具合が悪い上に,運動できないどころか,股関節をできるだけ動かさないようにということで「とにかく動く」こともできず,さすがに体調が悪いです.とにかく今週いっぱいは我慢して様子を見るしかないですね.問題はその間にしないといけない仕事をどうするかですが,これも必要最小限に絞ってやるしかないでしょうかね.

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24c
[女子フィギュアSP]
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 女子フィギュアのSPですが,2人とも思ったような滑りができたようでほっとしました.でもキムさん強いですねー.浅田さんは何とか合わせてきたという感じでしたが,キムさんの滑りはもう「表現する」という域に来てると思いました.そこが僅かな差になったような気がします.

 明後日のFPでは白黒?がつくことになりますが,彼女達それぞれが自分の中で満足の行く滑りができれば,もうそれでいいじゃないですか.とにかくどちらかがミスをして勝負がつくというようなことにはなって欲しくないです.でもそうなると結果は...

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24d
[本番度]
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 本番度ですが,頻度,作業内容もありますが,やっぱり非日常性はあるでしょうね.「着替える」のもそういうことでしょうか.あるいは,交感神経,副交感神経の切り換えとかも.つまり,そういうメリハリがあるのが好きな人(檜舞台が好きな人)は本番に強いのかもしれません.

 私の場合は,普段はあまりメリハリはありません(^^;.休むのは下手だし,仕事は趣味なので,仕事と休みの境目もはっきりしませんし,旅行したりして非日常を求めることもありません.ていうか,非日常よりも普段の日常生活の方が好きです.でも本番に弱いかというと,少なくとも仕事に関してはそういうわけでもないです.でもピアノはだめかなあ.単にレベルの違い?でも,バドミントンやスキーでも試合や検定で緊張することはないです.だから,やっぱり(私の場合は),作業内容かなー,ということになるわけです.

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2/25'10
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 浅田さんがFPで使う曲が取り上げられてるようです.既に書きましたが,原曲はピアノ曲で,一応,私のレパートリーなので,弾けと言われれば,30分くらいさらえば弾けると思います(でもさすがに今は弾くにはならないかなー).

 これも既に書きましたが,編曲は...でも,それは荒川さんのときもそうでしたから,競技結果は関係ないのでしょう.一応,原曲は,あんなんじゃなくて,こういうものですよ,とここにリンクを貼っておこうと思ったのですが,さすがに(^^;まともな演奏はなかなか...と思っていたら小山実稚恵さんのものが何とかあったので,貼っておきます.でも冒頭が切れてる...

 

 でも勝手に?「鐘」とか名前付けるのは...曲のイメージが固定されてしまう...この曲を初めて弾いたのは高校生のときでしたからもう30年以上前ですが,そんな名前が付いている?という認識?は全くありません.

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25b
[ラフマニノフのプレリュードOp.3-2]
(ピアノ)

 リンクを貼ろうとして1つ気づいたことがあります.ラフマニノフのプレリュードOp.3-2ですが,一応レパートリーなんですが,ここには書いてないってことです.つまり,人前で弾いたことはないんですねー.へー(マイトリビア(^^;).そういう曲他にあるかな?

 ここに書いてるのは,だいたい,東大ピアノの会の演奏会,ファミーユ,ピアノプロジェで弾いたものです.つまり,大学以降ってことで,それ以前,ピアノの先生についていてピアノの発表会(^^;で弾いたものや,先生につくのをやめて,自分でちまちま練習しただけ,というものは含まれていません.

 少なくとも大人?になってから,私が演奏会でピアノのを弾く目的は,「曲の紹介」です.というか,「人前で」ピアノを弾くという行為の目的は基本的にこれだと思います.私の場合は,近現代に知られざるこういういい曲がありますよ,というのが,ずっと人前でピアノを弾く目的であり意義でした.メジャーな曲の場合は,こういう弾き方もありますよ,私ならこう弾きますよ,というのも一種の「曲の紹介」と言えるでしょう.

 そういうことを考えてみると,このラフマニノフのプレリュードOp.3-2(「鐘」ではないよ.正式には,「幻想小曲集Op.3より第2曲プレリュード」です)は,いつでも弾けたのに弾かなかったわけですから「紹介したい曲」ではなかったということですね.あるいは,ベートーヴェンのピアノソナタやショパン,ドビュッシーなどの曲(は,人前ではほとんど弾いていないがかなり弾いてる)と同様に,とてもメジャーなので,自分が弾く意義が見出せなかったということでしょうか.

 でも気づいた?のですが,ラフマニノフにこの曲以外のいい曲はいくらでもあるのですが,この曲は確かにとてもとても重厚(^^;で,ラフマニノフの1つの側面を表している,つまり,ラフマニノフの紹介になるような気がしないでもないです.

 上の譜面は2章節分,つまり,4段譜になっています.*段譜というのは,近現代音楽ではざらですが,初めて見た高校生のときは,目が点になりました.そういう「今まで見たことない聴いたことない」ことが次々出てくるというのが近現代音楽にのめり込んでいったことの1つだったと思います.

 でも今回いろんな演奏を聴いて,上手い下手は別にしても,そうは弾かんだろー,というものばかりだったので,「私ならこう弾く」的に弾いてもいいかもしれませんね(でも今の「状況」ではやっぱり弾く気にはならないか(^^;).と言っても,ふつーに弾くだけですけど.つまり,ふつーに弾けよ,ってことかな.でもそもそもまずピアノ自体を弾く気になることですね.

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2/26'10
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(バドミントン)

 ちょっと調べ物?(先日,東大の女の子が練習に来たとき吹田先生と話していて,筑波大の学生の高校時代の戦績を全然把握していない(^^;ことに気づいて調べてた)をしていて気づいたことがあるので,メモ代わりに?ここで書いておきます.50代になったときの全日本教職員の開催地が関東?ということだったのですが,インターハイの開催地を見ると,今年が沖縄(教職員は鹿児島),次が青森(教職員は山形)というところまでは合ってるのですが,次が福井になっています(ちなみにその次は福岡).だから違うみたいですね.まあ今の状況では,あんまり関係ない感じですけど...

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26b
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(スポーツ, 世の中)

 東京都知事のI原さんが「銅(メダル)を取って狂喜する、こんな馬鹿な国はないよ」と言ったようですね.都知事就任時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった?彼も,最近は,東京オリンピック招致絡みとかいろいろ「?」と思うことがあるのですが,これに関しては,彼の言うことにも一理あると思います.選手にとっては当然でしょうが,スポーツの世界は一番以外は敗者という厳しいものです.このままでは,前回の戦績を下回ることになるとは既に書きました.でもこれはまあ,国民?がメディアのハードルを下げて視聴率を稼ぐ戦略にはめられてるということもあるでしょうがね(ていうかはめられてるのかな?はしゃいでいるのはメディアとそれに映る人達だけかも).

 でも本質的には少し違うような気もしています.オリンピックで金とかメダルを獲るとか,そういうことのプライオリティが日本人の中で以前より下がって来てるんじゃないですかね?今更,東京でオリンピックなんかやらなくてもいいんじゃない?というのもそういうことでしょう.要は日本という国が大人になってきたということでしょう.歳をとったとも言えますがね(とも既に書きました).

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26c
[女子フィギュアシングルFP]
(スポーツ)

 いやー,女子フィギュアシングルFPすごかったですね.キムさんの演技はもう別格でした.浅田さんに少しミスが出たのは残念でしたが,ノーミスでも届かなかったと思います.つまり,どちらかがミスして勝負が決まるということにはならなかったわけで,それはほんとよかったです.でもこれまた予想通りになってしまいましたね.そして,これで日本全体でも(これから「奇跡の金」ということでもなければ)トリノの成績を下回ることが決定的でしょうから,これも予想通りということですかね.

 浅田さんについては,曲とかプログラムがどうこうとかいう話もあるようですが,新しいことに挑戦したいということで彼女自身が選んで決めたことのようですから,それはそれでいいじゃないですか.でもそんなこととか採点方法とか関係ないくらいキムさんの演技はすごかったです.既に書きましたが,自己表現という域にまで来てると思いました.

 でも浅田さんは,金メダルが獲れなかったということ以前に,自分の演技ができなかったということは悔しいでしょうね.世界で2番でも悔しくて泣かないといけないのは切ないですが,既に書いたように,それはそれだけ頑張ってこられたということなので,これもこれでいいじゃないですか.浅田さんはまだ若いし次もあります.でも現時点ではキムさんとちょっと(でもそのちょっとが大分)差がありますよ.

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26d
[股関節日記]
(体)

 10日経って薬もなくなってきたので整形外科に行ってきました.状態としては,まだ痛いけど,痛みは減っては来ていて,10日前の半分くらいといったところでしょうか.そういうことを伝えると,薬が効いてはいるということで,あと10日,できるだけ動かさないようにして投薬を続けてみましょうということになりました.

 まあそれはそれで仕方ない,というか,そうするのがいいと私も思います.問題は運動できない,体も動かせないということで,やっぱり体調管理ですね.

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26e
[先に言い訳をしておく]
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 昨日だったか,一昨日だったか,記者会見か何かで,キムヨナさんが,オリンピックではこれまでいろんなことが起こってきた,それが私に起こるかもしれない,というようなことを言っていたことが気になってきました.普通に考えれば,そういうマイナスのイメージをもつことは失敗に繋がるんじゃないか,ということになりますよね.

 でも,これは人によるとは思うのですが,少なくとも私は,失敗を防ぐのに効果があると思います.私もよく使います(^^;.平たく言えば「先に言い訳をしておく」,何か不慮のことがあってもそれはそれで仕方ないことですよ,と予防線を張っておくということです.そうすることによって,落ち着いて演技できるということはあると思います.裏を返せば,そういうことがなければ大丈夫という自信があるということなんですけどね.

 でも,そういうことをすることを男らしくない(でもキムさんは女性なので言い方が変か.ていうか,そういうことを性差別的に使うことがそもそも問題)とか言う人もいるでしょう.あるいは,人によっては,マイナスのイメージをもってしまってよくないかもしれません.ですから,その人の性格によりけりということですね.そういう意味では,彼女と私は似てるところがあるんだなと,この発言を聞いて思ったということです.

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26f
[本番度]
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 本番度のつづきですが,失敗がどういう形で現れるか,ということもあるでしょうね.学会発表の失敗というのは基本的にない,というか,あるとしたら本番での発表ではなく,中身そのものの失敗でしょうし,それは,バドミントンの試合でもそうで,少なくとも,失敗しても試合に負けるだけです.でもフィギュアのジャンプで転倒したら精神的ダメージは大きいでしょうし,スキーで転倒した場合もそうですね.でも大きな減点はあっても何とか競技を続けることはできます.アルペンは転倒したら終わりなので,かなりプレッシャーはありますが,ボールをどの位攻めるかといったコントロールはできます.

 ピアノの場合,一番怖いのは,暗譜して弾いていたら忘れて止まることです.譜面を見ていても「止まる」のが一番怖いです.譜面を見て弾くとしても常に譜面だけを見て弾けるような曲だけではありませんからね.これは,私が小さい頃のピアノの発表会でそういう経験をしたのがトラウマになってるとは思うのですが,他の人が弾く場面でも「止まる」場面を何度も見てきました.演劇で台詞がとぶのもダメージが大きいと思うのですが,ピアノの場合は,憶えることに加えて,それを再現する作業内容がとてもとても細かいのでプレッシャーが大きいです.

 もちろん,完璧に準備していればそんなことはないのでしょうが,そうでない状態で演奏会にのぞむことが多い(ほとんど(^^;?)なので,そういうとき,失敗するかどうかは結構紙一重です.そして,失敗するかどうかによって,その結果には大きな違いがあります.だからやっぱり「作業内容」なのかな,と思うんですね.

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26g
[股関節日記]
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 運動できない,体も動かせないということで体調悪悪なのですが,服用している薬の副作用として,眠気やふらつき,脱力感が現れることがある,ということもあるでしょうね(とメモ代わりに書いておく).薬は食後に服用することもあり,食後しばらくは横にならないとしんどいほどです.いずれにしても少なくともあと10日は「療養」(もちろん実際には出張もあるし療養はできないので気分?としてはということですが)ということですね.

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2/27'10
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(仕事, 体調)

 どうにも具合が悪いです.今日もほとんど横になっていたような状態です.来週頭にしゃべることになってるんですが,まだほとんど準備できていません.これだけ具合が悪いと準備できるかどうかということもありますが,こんな状態で出かけていって向こうで大丈夫かということも心配になってきます.でも,こんな状態でも行くのをやめる,ということは(どういうわけか)考えていません.なんでですかね?(と考え始めました)

 1つは,折角エントリーしていただいて引き受けた仕事なので穴は空けられないということはあるでしょう.でも,今回は,体調が悪いのならしょうがないし,このときのように私単独の講演でキャンセルすると大変なことになるから這ってでも行く,というほどのことはないでしょう.エントリーしてもらったから行くというのは,感覚としては,このときに近いですが,このときも単独講演でしたから,今回はちょっと違うような気がします.つまり「私の都合」というか「私が行ってしゃべりたい」んだと思います.

 要は,「仕事(研究)は趣味」ということでしょうか.これは,研究者ならみんなわかってくれる,というか,何を当たり前のことを今更言ってんの?って感じでしょうが,一般の人にはなかなかわかってもらえないようです.

 もし,ゴルフが大の趣味だとして,その日,体調が悪かったらどうしますか?行きたくて行きたくてしょうがなかったら行きますか?少々体調が悪いくらいでも行くでしょう,と書いたのですが,私は行かないような気がしてきました.もちろん,誰かと約束しているとか人間関係上のことがあれば多少無理をしてでも行くかもしれませんが,単に行きたいから行く,が体調不良に勝つことは(今の歳となっては)なかなか難しいです.

 こういうことを考えていると,今回は,少なくとも気持ち的には,準備して,行ってしゃべることが(今のところは)体調不良に勝っているので,それはすごいことだな,と気づきました.だから,やっぱり仕事(研究)が好きなんだと思います.「行ってしゃべる」ことは研究そのものではないですが,研究成果を,学会のような大勢の人達が来ているところでしゃべることは必要で,特に,今回のような一流の研究者が集まる研究集会でしゃべることってとても重要だと思うんですよねー.

 ここで,こんなこと書いてる暇があったらさっさと準備しろよ,と思われる人も多いでしょうが,これも研究者,というか知的作業をする人ならわかってくれると思うのですが,論文書いたり,パワポの準備したりするのって,高度な知的作業なので,乗り越えるのに「心のエネルギー」が必要なんですよ.ここで,こういう文章を書いているのもそういうエネルギーを溜めているわけです.

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27b
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 これから「奇跡の金」ということでもなければ,トリノの成績を下回ることが決定的と書いたのですが,スピードスケートの女子団体パシュートがありましたね(でも「パシュート」という日本語?からpursuitはぱっと思い浮かばない...).よく憶えてるのですが,前回のトリノでは,確か3決でリードしてる場面で転倒して4位だったんですよね.今回は,世界ランク1位のカナダと2位のロシアが負けた(日本は3位)ことで「奇跡の金」の可能性が出てきました.トーナメントでは時々あることなのですが,優勝候補を自ら倒すのではなく,倒してくれて,なおかつ,エネルギーを消耗した相手に勝つ,というのが勝ち上がる1つのパターンです.今のところそのパターンになっています.

 もしそうなれば,長野以来,長野の前のリレハンメルに匹敵する「好成績」ということになります.でも何かそんな感じしませんよね?やっぱ「奇跡」(他力本願)じゃだめってことですかね.ていうか,まだ「奇跡の金」も獲ったわけでじゃないですけど.

 国別メダル獲得ランキングということに関しては,次回開催国のロシアが惨敗ムードということで,担当大臣更迭というような問題になってるようです.さすがにソ連時代のようには行かないでしょうが,普通は自国開催が近づくと強化するもの(日本ですら)ですから,何かが起こってるのかもしれません.

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27c
[vs天才]
(生き方)

 予想通り?今週末のメディアは,キムvs浅田一色?のようですね.もちろんちゃんと見てるわけではないですが,浅田さんのミスが両者の差に繋がったという報道が主でしょうか.でも,昨日も書きましたが,私は,浅田さんがノーミスでもキムさんには届かなかったと思います.そのくらいキムさんの演技は圧倒的でした.

 でも,最近は,キムvs浅田とかいう報道の仕方ですが,少なくとも4年前以前は,そんな感じではありませんでした.その位,浅田さんの才能は突出してました.それはキムさんも思ってたことですし,安藤美姫さんが「真央がこのまま大人になったらもう誰も勝てないと思う」と吐き捨てる?ように言っていたのを鮮明に覚えています.まさに天才でした(もちろん今でも).

 そういうときってどうしますか?こいつにはかなわないと思ってあきらめますか?それももちろん一法です.でも,どうしてもあきらめられないならどうしますか?その人以上に頑張るというのはあるでしょうね.でも,それだけだと厳しいし苦しいでしょう.そのくらい浅田さんには才能があったと思います.だとすると,とにかく考えるしかありませんよね.

 もちろん,考えると言ってもいろいろですが,最初に思いつくのは,彼女より優れたところ,あるいは,磨けば優れるところはないか,ということを考えることです.つまり,「自分を知る」ということですね.フィギュアがジャンプのみで決まる競技なら厳しいですが,そうではないですからね.

 キムさんはそれを実行したと思います.もちろん,結果はどうなるかわかりませんが,少なくとも,今回のオリンピックでは成功しました.

 そして,いろいろ見渡すと,こういうケースは結構あることに気づかされます.小さい頃は神童と言われていても,いつの間にか普通の人になってしまっている.むしろ,そういう天才を見て,なんとかしてやろうと思った人間が最終的には成功する.つまり,当たり前のことですが,人間が才能だけでできることってたかがしれてるんですよ.浅田さんがここまで来たのだって,彼女に溢れるほどの才能があったからだけではありません.重要なのは「考える」ことです.

 とここで,自分はどうだろう?と考えました.私の場合は,成功してるとも思いませんし,そもそも,成功したいと思ってるかどうかも甚だ怪しい(^^;のは,このサイトで何度も書いている通りですが,自分より才能があるとか優れているとかいうことはともかく,例えば,学生時代,特に東大の駒場時代は,私より成績がいい人はいくらでもいましたから,「大学の先生になって,自分のやりたいことで食べていく」というその頃の夢を実現するために「そういう状況を何とかしないといけない」とはずっと考えてきたと思います(と今考えながら気づきました).でもそんなことばっかり考えてあんまり勉強しなかったのは...(^^;.

 そして,これこそが上で書いた「自分を知る」ということだったと思います.自分が何に興味があるのか,自分が何に優れているのか,どういうことをやれば評価されるのか,何ならやる気になるのか,といったことです.そして,それは今でも続いています.

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2/28'10
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 奇跡は起きなかったようですね.それにしても2/100秒差というのは...でもその差が果てしなく大きいんですけどね.これでほんとにトリノの成績を下回ることが決定的ということですかね.銀や銅を何個とっても金1個には勝てないというのはそうだと思うので.それはそれで仕方ないでしょう.問題はこの状況をどうするかですね.これでいいと思えればこれでもいいでしょう.これではだめだということなら何か対策をとる必要があるでしょうね.決めるのは国民ですが,今回の結果を受けてメディアがどう誘導するのか...なかなか悩ましい微妙な結果かもしれません.でも,スピードスケートの女子団体パシュートが金を獲っていたらもっと悩ましかった?

 でも,スポーツは文化とも言うべきものだとはここで何度も書いてきましたが,国威発揚とか国民が元気になるためにメダル数を増やすべきとか,ノーベル賞受賞者を増やすとか,そんなことはやめてください.既に書きましたが,そんなのは文化でもなんでもありません.スポーツや学問の素晴らしさに多くの人が魅入られてそれに取り組み,「結果として」メダル数やノーベル賞受賞者数が増える,ということでないと意味がありません.

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28b
[津波]
(地震防災)

 チリでM8.8の巨大地震が発生し,日本にも津波が到達すると警告されています.今からちょうど50年前,同じくチリでM9.5という超巨大地震が発生し,丸1日かけて津波が日本に到達し100人以上の死者を出してしまったことはこのサイトでも書きました.それから50年が経ち,さすがに同じ過ちを繰り返すことはないと信じています.もし,避難して津波の高さが予想ほどではなかったとしたらそれは幸運なことです.

 でも,津波が来るまでにこれだけ「時間的余裕」があるケースは極めて希です(50年ぶり?).研究レベルでもいろんな貴重なデータがとれるかもしれませんね.

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28c
[あずきちゃん]
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 もう10年以上前でしょうか,NHK教育で「あずきちゃん」ってアニメやってたの憶えてる人いますか?

 

 当時は確か土曜の夕方に放送していて,小学生のほのぼのとした日常生活を描いたものという感じで,結構好きで見ていました.それで,最近,再放送をするというので,また見てみたんですが...バリバリの恋愛アニメじゃないですか!小学生のくせに...(^^;.でも,なんで当時は,そう思わなかったんですかね?

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