そう言えば,ちょうど1週間くらい前に地震起こったんですね.なんだかもう随分前の話のようです.でもまだぼちぼちメディアからの取材や申し込みがあるんですが,こうも同じことを繰り返し言っているとさすがに疲れてきました.「キラーパルス」とか言ってないのに勝手に使うし...これからはホームページのここに書いてあるからそこを読んでください,ってことにしますかね.
来週はもう全日本教職員です.今週は昼間練習できるときはして,できないときは走るという感じでとにかく毎日体を動かしました.でも今更って感じですよね.やっぱり5,6月と体調を崩したのが痛かったし,2回も地震が来たのも...今日はおそらく最後の練習日だったのですが(明日の昼,元気があれば東京まで行くかもしれないが),ぱっとしませんでした.とにかく体が動かないです.と言ってもつくばに来てからはずっとそんな感じなのですが...あーあ,今年もだめかなあ.とにかくあと4,5日で,できるだけ調整するしかないですね.
でもなんだかやっぱりとても疲れています.肉体的にもそうですが,精神的にもそうですね.何をやってもつまらなく,楽しさや面白さが感じられません.
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どうしたものかと思ったのですが,一応東京までバドミントンしに行きました.調子は...やっぱり今一.今週はずっと体を動かし続けて相当疲れも溜まってきたので,これから疲れをとって行ってその後何かが起こるのを期待しますか.
帰りに秋葉のヨドバシでHPの激安ミニノートを触ってきました.まず画面ですが予想以上に見やすいです.というかドットピッチが細かくとても綺麗です.キーボードも大きくて打ちやすい.ただ,クリックボタンの位置はやはり使いづらいかな.タッチパッドも反応も今一のような気がしました.でも,全体的に言えば,ミニノートという窮屈さは全く感じませんでした.そして,これでなんとイーモバイル付きでハイパフォーマンスモデルを\39800で叩き売りしていました.すごすぎる.HDDはちゃんと120GB付いていました.CPUにパワーが必要ないなら(普通の使い方しかしないのなら)お勧めですよ.
ちょっと気になってるVAIOの新しいtype Z(13.1型1600×900ドットの液晶で重量1.5kg)は,まだ展示されてませんでした.でもやっぱでかいし,type T買ったばっかだし,さすがに買うことはないです(^^;が,モバイルで横幅1600ドットはすごいです.
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今日は,全日本教職員の団体戦と個人シングルの谷間の中日で,溜まりに溜まった仕事を一気に片付けたのですが,思わず明日試合ということを忘れそうになりました(^^;.
なんかオリンピックが始まる(ていうか実質もう始まった)ようですね.これだけいろんなものが世の中に溢れてきた中で,日本国民(^^;に限らず,私の中に占めるオリンピックの比重は回を追うごとに小さくなってる感は否めません.今回は開催場所が中国というのも気になります.サッカーのアジア選手権のときのように日本にブーイングが起きるんですかねー.選手に罪はないんですけどね−.成果的にも1988年のソウルオリンピックのときのようにならなければいいのですが.
ただ,今回は坂本君と信太郎君が出ますから,それはやっぱり気になります.組み合わせは厳しいようですが,オグシオ人気に便乗して生で中継してくれませんかねー.そう言えば,最近,メディアで信太郎君がイケメン(^^;ということが俄に?注目されだしたようです.何を今更という感じですが.
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全日本教職員が(私は)終わりました(明日シングルの準決以降はあるけど).今年は常総の木内先生に声をかけていただいて,団体戦にも出させていただきました.それがおとといで,昨日中1日を置いて今日がシングルだったわけです.と,日記風?に書き出したのですが,そう言えば,シリーズ化していた?のを思い出しました(ので一応タイトルを付けました(があんまり気合いは入ってません(^^;)).
去年はバドミントンをやめていたので,とさっきまで思っていたのですが,正確には,3月頃再開してますから,単に出なかっただけですね.長崎と遠かったし,リハビリ中(今でも?)で出ても勝てる気しなかったし.ということで,2年ぶりの全日本教職員でした.今年もまだ(ずっと?)だめだめでどうしようかと思ったのですが,地元開催ということで家から行けるし,出ることにしたのでした(だんだん思いだしてきた).
で,今年のコンディションですが,4月くらいからしっかりトレーニングして調整しようと思っていたのですが,5,6月と体調を崩して,しかも,地震連発で,結局だめだめでしたね.でも久しぶりに何とか1回勝つことができました.だから一時期のどん底からは少し脱しつつあるのかなー,と思うことにしますか.1回勝ったので,ベスト8クラスの高崎さん(宮崎のときは確か決勝まで行って江藤さんとファイナルだった)と試合することができて,今の力量を一応測ることができました.ていうか,このクラスだと今の力量では太刀打ちできないということなんですが...
高崎さんというのは,東大バドミントン部の同期だったらみんな憶えてると思うのですが,リーグ戦でよく当たった都立大にいた高崎さんです(という話を彼にもしました.いろいろ思い出話もしました).私が今でも鮮明に覚えているのは,リーグ戦での東大バドミントン部のエースだった山梨さんとの死闘ですね.当時,大学からバドミントンを始めたばかりの私にとっては,とても手の届かない遙か上のレベルの試合でした.
で,考えたのは,当時の私と高崎さんの差は,今は少しは縮まっているのか?ということです.当時は,試合で当たる機会すら考えられないほどレベルが離れていて,もし試合をしたとしても全くゲームにすら,というかバドミントンにすらならなかったでしょうから,縮まったのかな?という気もしないでもないのですが,今日の試合を振り返ってゲームになったと言えるのか?と言われると...
ただ,やっぱり当時のイメージがありますから,25年前(くらいかな?)に戻ってしまったようなみょーなやりにくさは確かにありましたね.当初は,試合後に声をかけようと思ったのですが,今回は,試合前に招集所?みたいなところで並んで座らされて(^^;話す機会があったので,試合前に声をかけてしまったのは失敗だったかもしれません.
でももうちょっと何とかなるところまでできればと思っていたのですが,冷静になって考えてみれば今の私の力量とコンディションからするとこんなもんなのでしょう.というか,結果が全てですからね.
来年は神戸だそうです.新幹線で3時間以内で行けるところであれば,という感じなので頑張って練習してまた来年目指してみますか(でも再来年は鹿児島,それも,指宿らしい...でも指宿まで行けばちょっと足を伸ばせばまた開聞岳見られるな(^^).その次は確か山形で,で,次が関東らしい(忘れないうちにメモ代わりにここに書いておく(^^;)).
とにかく,バドミントンを半年やめてみてわかったのですが,今の私はスポーツや運動なしに体調管理ができません.ですから,もうバドミントンをやめるという選択肢は事実上なくなったわけですし,やるのなら「自分の思うようなプレー」ができなければつまらないですから,「自分の思うようなプレー」を目指して練習することにしようと思います.
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上のつづきです.おととい,日記みたいな感じで思いつくままにだーって書いていて,筑波大バドミントン部OBで今北海道にいてこの大会にも出ていた純平君から誘われて現役も含めてみんなで飲みましょうということになっていて時間になったので,途中?で出かけてそのままになっていたのでした.でも何というか,まだ整理がついていないというか,これからどうしようか,という感じでしょうか.
というか,考えがまとまらないというのもありますが,やっぱり,地震連発の中でたった1,2週間くらいですけど,いつもより練習やトレーニングをしてきて,大きな試合が終わって疲れが出ている感じはします.書いては筆が進まず筆を置き,書いては筆が進まず筆を置きという感じでとうとう今日になってしまいました.
で,自分のことを考える前に,今大会でプレーして,ではなく,今大会を見ていろいろ思ったことを書いておきますか.
まず,今回は地元開催ということで,普段は出ていない地元の選手が出ていました.初日は団体戦で,一般は,ダブル+シングル2つなのですが,青壮年は,30代,40代,50代のダブル3つなのですが,おそらく初めて木内先生のプレーを見ました(試合会場のアップで基礎打ちなんかはしてもらったことはあったのですが).やっぱり上手いですねー.彼が「ダブルスは規定演技,シングルスは自由演技」と言っておられたというのはどこかで書きましたが,まさに規定演技をしておられました.
そして更に驚いたのは,彼とダブルスを組んでおられた茗渓の小野満先生でした.彼は,木内先生と組んでダブルスはベスト4まで行き,次の日のシングルスにも出ておられました.1,2回戦は,私も自分の試合があったので見られませんでしたが,2連覇中で第一シードの愛知の田中さんとの3回戦(勝てばベスト8)は見ることができました.
見た感想は,一言で言えば,強くてほとんど隙がない...あとで聞いた話ですが,田中さんは首を痛めておられたそうで本調子ではなかったようですが,軽快な動きは健在でした.でも小野満先生相手に押されてだんだんミスが出てきます.1ゲーム目はとられたのですが,2ゲーム目の18点くらいで明らかな誤審があって(でも全日本教職員ではよくあることで仕方ありません)流れが変わって取り返し,ファイナルもとって勝ち上がり,次の準々決勝は圧勝でした(次の日の準決では優勝者に惜しくもファイナルで負けてベスト4だったようです).
実は,小野満先生のことは恥ずかしながらそのときまで存じ上げておらず(中学の黒澤先生は何度かお会いする機会があって存じ上げていたのですが),一体どういう人なのかネットで調べてみました.そしたら,10年ほど前に総合にダブルスで出られて1回勝っておられるほどのプレーヤー,つまり,全日本のトッププレーヤーだったわけで,そりゃー,強いわけです.
その辺のことで,普段一緒に練習してる和所さんと試合後何度かメールのやりとりがあって,彼は,小野満先生のような若いときに活躍した選手は,若いときに培ったものが染み付いていて,我々には持ってないものがありますね,と言っていました.それは残念ながら否定のしようがありません.ただ,それを言ったら全てが終わってしまいますから(^^;,大人になって始めたような人間にも何とかなる方法はないかと考えているわけです.
私が昔から思っているのは,どこかで書いたと思いますが,ダブルスはともかくシングルスは,男子のトップレベルを除けば,しっかり動いて甘くない球をしっかり返せればなんとかなるのではないか,ということです.ここで何度も出てくる柴村もそういうプレーヤーで,1年の時にインカレでベスト4まで行ってくれました.もちろん,そのためには強靱なフィジカルが必要です.フィジカルの強さというと,トレーニングすれば誰にでも獲得できるというものではなく,それにも一種の「才能」が必要です.そして幸い私には,それはある程度あると思います.
全日本教職員や全日本シニアは確かに第1種大会という,国内では最高ランクの大会ですが,年齢別のシニアには,インハイやインカレのようにその年代の強いプレーヤーが全て出てくるわけではありません.かつてのトッププレーヤーで今はプレーしていない人でもちゃんとそこそこ体を動かしていれば小野満先生のように今プレーしても相当強いでしょう.東京六大学OB・OG戦というのに出ると,例えば,法政の宮・宮森組なんてのは私も当たったことがありますがめちゃめちゃ強いです.でも彼らが全日本シニアに出てくることはないでしょうね.つまりは,かつての全日本のトップランカークラスは出てこないということです(藤本のような例もありますが(^^;).
ですから,全日本教職員や全日本シニアは,出るだけ,あるいは,1,2回勝つくらいでは大したことなくて,少なくともベスト8に入るくらいでないと「その世代のトッププレーヤー」とは言えないと思います.でも逆に言えば,全日本教職員や全日本シニアのベスト8クラスの選手なら,往年のトッププレーヤーがいきなり出てきても勝つのは容易ではないです.ですから,この辺にところに大きな「境目」があるような気がします.
「スキーは上手いか下手かどっちか」とどこかで書きましたが,バドミントンもスキーほど明確ではないですが,なんとなくそういう「境目」があるということですね.そして,その「境目」が全日本教職員や全日本シニアのベスト8くらいということでしょうか.そのくらいのプレーヤーなら,往年のトッププレーヤーや現役の(全日本のトップクラスではない)大学生とやっても全くゲームにならないということはないと思います.
で,私のこれからのことですが,上で書いたようにバドミントンはとにかく続けます.この歳になると一旦やめることは限りなく生涯やめることに近づきます.そのことは昨年身を以て思い知りました.で,やるなら,再三書いているように「自分の思うようなプレー」ができなければやっていても全然楽しくありませんから,「自分の思うようなプレー」目指して,できる範囲でですが,練習やトレーニングをして行こうと思います.目標は,全日本教職員のベスト8で,現状ではかなり厳しいですが,「自分の思うようなプレー」ができるようになれば不可能ではないと思います.
で,「自分の思うようなプレー」ですが,具体的には,上で書いたように,しっかり動いて甘くない球をしっかり返せるということになります.それには,フィジカルの強さは不可欠ですが,これも既に書いたと思うのですが,「そういう動きができる」ということがとてもバドミントンの場合とても重要です.そのためのトレーニング方法なども考えて行きたいと思っています(実はもう考えてあるので実際に行動に移すということです).
そういうことを考えていたら,金曜日,磯下が松尾さん(元インカレチャンピオン)に勝ってついに優勝したという知らせが飛び込んできました.彼女のプレーは,ここで書いたように,その体力を活かしてしっかり動いてしっかり甘くない球を返すというもので,私がこうやったら強くなる,勝てると考えているプレーをまさに具現してくれたようなものです.先日,田崎とのシングルを見てひょっとしたらと思っていましたし,ただバドミントンが強いというだけではない,筑波大バドミントン部が筑波大バドミントン部たり得るインテリジェンスをもった,しっかり自分の頭で考えてプレーできるプレーヤーであり,そういう彼女が結果を残してくれたのは私としてもとても嬉しいです.
あと今大会,東工大の須田先生のプレーを久しぶりに見たのですが,とても強くなっておられて驚きました.しっかり動けるし,何よりストロークがとても力強く,クリアにスピードがついていました.50代ですが,あともう少しでベスト8というところでした.東京の逆井さんと話したら,彼とシングルの練習をしているそうです.やはりちゃんと練習していれば強くなるんですね.
ということで,私も頑張らなくちゃ,ですね.でも,重要なのは続けることですから,頑張りすぎないことも実は重要です.トッププレーヤーと違って,体が壊れるまで,というわけには行きません.そういう意味では,条件的にはトッププレーヤーよりある意味シビアです.そして当然ですが,バドミントン中心というわけにも行きません.ですから,できる範囲でできるだけのことを,でもしっかり創意工夫してやって行けたらと思います.
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いやー,末綱・前田が世界ランク1位の楊・張に勝ったのには驚きました.女子ダブルスの中国ペアは鉄板だったのですから尚更です.本人達が「信じられない.何が起こったんだかわかんないんだけど」とか言ってるのが正直すぎて笑えました(^^;.これに対して小椋・潮田はぺんぺんでしたね.今のコンディションではさすがに厳しかったようですが,相手は世界ランク3位の杜・于で,一番やりにくい相手だったとは思います.ここが優勝かな.でも中国ペアを見て小椋・潮田を見るととても「女らしく」見えてちょっと笑えました(^^;.隣のコートで廣瀬がシングルやってたのがちらちら映っていたのも気になっていたのですが,彼女も負けちゃったようですね.
それにしても,やっぱりバドミントンのテレビ中継のアングルはスピード感が全然ありませんねー.実際のスピードと迫力は全然あんなもんじゃありません.なんとかならないものでしょうか.バレーボールは横から映しているのですから,バドミントンも横から映したらどうですかね?おそらくテニスが後ろから映しているからそうしてるのでしょうが,テニスとバドミントンは似て非なるもので,バドミントンはテニスに比べて左右より前後の動きが多いですし,球の飛び方にも上下のバラエティーがありますから,横から映した方がよくわかると思います.でもそしたら速すぎて全然目が付いて行かないかもしれませんね(^^;.
あと,オリンピックとかワールドカップの特集番組をやるのはいいのですが,各テレビ局のテーマ音楽というのがわけのわからないものばかりでいつも辟易しているのですが,今回のNHKのミスチルの曲は悪くないです.もういい加減「頑張れニッポン」とかゆーのやめませんか?
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オリンピックのバドミントン男子ダブルスの坂本・池田組ですが,負けちゃったようですね...ちょっと注目されているのかなあと思っていたのですが,負けるとメディアも冷たいものです.でもバドミントンは,他の多くの競技と違って単に国内予選を勝ち抜くだけではだめで,世界で16番に入らないとオリンピックには出られません.つまり,オリンピックに出る=世界のベスト16(実際は大陸枠があるのでそれ以上)ですからやっぱり大したもんだと思いますよ.
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先週,全日本教職員で無理矢理?体調を上げていた(と言っても実際に上がっていたかどうかはかなり疑問)のか,今週に入ってずっと体調はよくないです.
末綱・前田は惜しかった(特に1ゲーム目)ですね.でも力から行けばこんなもんでしょう.相手にスマッシュを打たせて返しているだけではやっぱり最終的にはやられます.ミスしてもいいからある程度リスクをとって攻めていかないとですね.だって相手より1点多く獲ればいいんですから.
でも対戦相手の韓国ペアの試合態度はとても好感がもてるものではありませんでした.解説の銭谷さんは勝負に対する執着心がすばらしいとか,アナウンサーもルールの範囲内でできるだけのことをするべきとか言ってましたけど,私は全然そう思いません.そういう意味では末綱・前田の試合態度は立派だったと思います.
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今年の全日本教職員で木内先生や小野満先生のプレーを見て,往年のトッププレーヤーはやはり強いということを実感しました.考えてみれば,彼らは,私がこの20年の間にちょびちょびやってきた何倍,何十倍という練習を若い頃に集中してやってるわけで,しかも全国のトップレベルまで行ったわけですから,そのセンスや才能も桁違いでしょう.ですから,学生の練習相手くらいはされているでしょうが,特に練習やトレーニングなどしなくても(でも実際のところはわかんないですけどね)ひょっこり全日本教職員に出てきてもベスト4くらいは行っちゃうわけです.
それは確かにすごいことですが,見方を変えると,かつて全国のトップレベルまで行ったプレーヤーにとっては,今更シニアの全国大会で優勝するとか上位に入賞するということが目標になるとは考えにくいですし,だからこそ,かつてのトップレベルの選手はあまり出てこないわけです.それは逆に言えば,モチベーション的には「昔取った杵柄」より「四十の手習い」の方に分があるということにもなってきます.
私にとってスポーツの面白さは,単に試合に勝つとかオリンピックで金メダルを獲るなどということではなく,自分で創意工夫して練習して上手くなったり強くなったりすることです.試合の結果はあくまで結果に過ぎず,自分の創意工夫や練習の成果を見る手段に過ぎません.ですから,「自分が今いるレベル」はあまり関係ありません.むしろ,下手な方が伸びしろがあるとも言えます.
じゃあ,下手なら下手なほど,上級者より初心者の方が楽しいのか?ということになってきます.もちろんそういう面は否定できません.実際,私はゴルフはまだ初心者ですが,自分自身で考えて創意工夫できますし,新しいことの発見の連続で一番楽しい時期かもしれません.でもそういう段階はそのうち過ぎてしまいますし,上手くなればなるほど奥行きや一段上の面白さが見えてくるものです.
繰り返しになりますが,私にとってスポーツの面白さは,自分で創意工夫して練習して上手くなったり強くなったりすることですから,「自分が今いるレベル」はあまり関係ありませんが,今いるレベルより上に行く,あるいは,行こうとする必要があるわけです.そして,それは今の私のバドミントンにとっては,全日本教職員のベスト8くらい,全日本シニアなら少なくとも県予選を勝ち抜いて出場するレベルということになります.もちろん,結果はトーナメントの当たりにもよりますから,現在のベスト8クラスの選手や往年のトッププレーヤーに対してもゲームになる(勝負は時の運なのでわからないが,ゲームになれば何が起こるかわからない.ゲームにならなければ勝つチャンスはない)レベルということになります.そして,それが私の中での「境目」ということになるわけです.
とは言え,私の今のレベルはそれにはほど遠いものです.でもそういうプレーヤーと試合をしたことは何度もありますから,どのくらいの差があるかはわかりますし,どういうことをどれだけやればそのくらいのレベルに行けるかも何となくイメージはあります.つまり頑張れる要素は揃ってるわけです.問題はそれをどれだけ実行に移せるか,自分の中でのバドミントンのプライオリティをどこに位置づけるかですね.でもやる前からそんなこと言ってるようじゃ現実的には厳しいかな...まあこれもできる範囲でできるだけのことをやるということですね.少なくとも限られた練習時間の中で最大限の創意工夫はして行きたいと思います.
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VAIOの新しいtypeZを触ってきました(SONYのサイト).うーん,やっぱりいいかも.でもやっぱりちょっとでかいな.でもレッツノートのYよりは小さいし画面の解像度は高いです.まず第一印象は,画面の広さ.これは予想通りでしたが,驚いたのはその「さくさく感」です.この違いはなんなんでしょーか?しかもタッチパッドの反応がとてもいい.うーん,でもフルスペックだと30万近くするしやっぱり買うことはないかな.
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ファイルを全て月別ファイルに統合して,各記事にインデックスを付けて自動的にリンク集を作成できるようにしようと思っていたのですが,各記事にインデックスを付けるのがめんどくさい(^^;.ということで,上のページへにとりあえず,内容別のショートカットを載せました.
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女子ソフトボールですが,まさに4大会越しの悲願の金メダルでしたね(でもアメリカがいい当たりをするたびに解説?の前監督の宇津木さんが「あ”ー」って叫ぶのが...(^^;).それにしても2日で3連投して全て完投した上野さんの桁違いのフィジカルの強さには驚きました.神様仏様稲尾様以上の大車輪です.上から投げるのと下から投げるのでは,肩の消耗具合が違うんですかね−(そうそう,彼女の出身校である九女がここにあります(^^;).
女子ソフトボールは今回のオリンピックを最後に種目からはずれるのですが,そのことについて彼女がメディアにきかれたとき,これが最後とかそういうのは関係ない,とにかく今は世界一になることだけを考えている,と答えたのはさすがに格好良かったですが,ちょっと考えればそんなこと当たり前ですよね.メディアが試合を終えたばかりの選手に次の4年先の話をきくのもあまりに無神経で,いい加減やめた方がいいでしょう.
今回のオリンピックを最後に種目からはずれるという点では野球も同じで,金メダルを獲ればまさにこれも悲願ということになりそうですが,投手はともかく野手を見ると「日本代表」という感じはあまりしません.メジャーリーガーが入ってないので仕方ないのですが,そういう意味ではアメリカはマイナー選手による編成だし,要は,サッカー同様,オリンピックはワールドカップ(野球の場合はWBC)より1ランク下の大会として(アメリカが)位置づけているということでしょう.でも予選リーグで負けてトーナメントで勝てば準決韓国,決勝キューバ?ということで日本が優勝したWBCと状況的には似てきましたね.
今回のオリンピックは,思ったような結果を残せなかった多くの選手がニコニコしながらほとんど異口同音?に結果は残せなかったけど4年間頑張って来れたことに悔いはない,というようなことを言っているのは,ここで何度も書いているようにその通りで,そう考えるのはいいことだと思うのですが,ちょっと無理してるような気がしないでもないです.結果が出なければ試合が終わった直後くらいは凹むのが自然だと思いますが...メディア向け?.あと判で押したように応援してくれた皆さんのおかげです,って言うのもねー.
中国人の観戦マナーの悪さは当局の統制?のためか思ったほどでもないようですが,サッカーなんかはやっぱりひどいようです.でもやっぱり,人を憎むのは不幸なことだと思います.そういう意味では,彼らのことは気の毒だと思いますね.
あとNHKのミスチルのテーマ曲は悪くないと書いたのですが,民放のものはどれもひどいです.民放はCMが入るのでそのたびにサビ?の部分が流れるのでほんとたちが悪いです.NHKもCMはないのですが,皆様からのファクスを紹介します,のコーナーが頑張れニッポンのオンパレードで見るに堪えません.
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野球負けましたね−.でもこれが現在の日本野球のレベルということなので仕方ありません.実際,予選リーグも4勝3敗ですし,WBCで優勝したのも奇跡みたいなものでしたからね.でもこれも当然の,というかあるべき流れだと思いますよ.私は小さい頃,野球をして育ってきた世代ですが,これまで野球だけが特別視されていたことがどうかしていたという感は否めません.これからは,日本における野球がスポーツの中で占める割合は減ることはあっても増えること発展することはないと思います.野球関係者も日本野球の発展のために,なんていう我田引水的な視野の狭い考え方はやめて,現実を受け止めてもっと広い視野をもつべきでしょう.
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さて,昔取った杵柄 vs 四十の手習いのつづきというか,これからどういう形でバドミントンを続けていくかですが,最も重要なことはとにかく続けることですから,きつい練習やトレーニングをするといったことはしないで,というか,そういうことは今の心境としてはする気にならないので,あまり無理はしないでやっていこうと思います.もう歳なのできつい練習をして体を痛めるよりはむしろ体をいたわって老朽化するのを防止する方が大事ということもあるでしょうしね.でも強くなることをあきらめたわけではなくて,というか,私にとって強くなることがスポーツをやる目的ですから,昔取った杵柄 vs 四十の手習いで書いたようにそういう状況で創意工夫をしてどこまで行けるかやってみようと思います.
こういうことについては,バドミントンを再開してから度々ここに書いてきたので読み返してピックアップしてみました.
バドミントンを再開したとき集めてみると結構ありますね.*を付けたあたりが参考になりそうです.こうやって読み返して考えてみるとやっぱり「意識の問題」という気がしますね.つまりどういう練習をどれだけするか,ではなく,どれだけどういう「意識」をして練習できるか,ということですね.妻がピアノの練習をしているのを見たときに思ったことを思い出しました.とにかくしばらくはこれでやってみようと思います.
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まとめついでに,普段の練習の中で意識していくことで,まだここに書いていないことで重要だと思ってるものに「骨盤の傾き」があります.これは,スキーの準指に受かったとき,シーズン始めに専門員のS本さんに教えてもらったのですが,ほんのちょっと骨盤の傾きを変えるだけで格段に動きやすくなり劇的に滑りが変わりました.今にして思えばそれで受かったような気がするくらいです.それからずっと滑り始めるときに「ぐっ」と骨盤の傾きを変えるようにしていて,つまり,今ではそれがルーティン化しています.
骨盤の傾きを変えると動きやすくなるのですから,それはバドミントンについても同様(のはず)です.阿部先生が「T澤!腰が伸びてるぞ!」と言われたのをよく憶えているのですが,そういうことだったのかもしれません.でも実際には,骨盤の傾きと言ってもほとんど意識というレベルの話で他の人から見ても違いはわからないでしょう.つまり,阿部先生だから見てわかったということですね(^^;.
そういう中で筑波大の学生を見ていて,骨盤が綺麗に傾いている(ように見える)のはここで書いたように武田ですが,もちろん他の学生ができていないということではなくて,おそらく骨格などが個人によって違うので「見え方」が違うのだと思います.そういう意味からしても,他人に見てもらうだけではなく本人にしかわからない感覚や意識はやはりあると思うので,「自分で考える」ことはとても重要だと思うのです.
で,実際,「骨盤の傾き」ができているときはいつもより動けるのですが,いつの間にか動けなくなって,気がついたら骨盤の傾きが元に戻っている,という感じです.ですから,これも無意識にできるまで意識し続けることですね.
あとは,日常生活の中で体を動かすことも大事ですね.体を動かすといっても別に運動するとかいうことではなく,仕事をしていて椅子に1時間以上座り続けないとか,同じ姿勢をとり続けないなどして体が硬くならないようにすることです.これはもちろん即効性があるものではありませんが,こういうことに気をつけるだけで10年後には確実に「老朽化」の度合いが違ってくると思います.でもこれが意外と難しいんですよねー(気がついたら3時間くらい座りっぱなしということがある).
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野球はマイナーリーガー編成のアメリカにも負けて4位となったようです.これが現実ということですね.実際,3Aクラスの選手が日本のプロ野球に来て大活躍してるわけですから辻褄は合うわけです.監督の星野さんは,精一杯やったから仕方ないというようなことを言っていましたが,それは他のオリンピック選手と同じで,確かに「仕方ない」と思います.でも他の選手はほとんどアマチュアですが,野球選手はみんなプロなので,日本野球のレベルってこんなもんかということになって人気が落ちて,例えば,観客動員数が減るというようなことがあれば実害が被るのは自分達ということになります.少なくとも日本のプロ野球だって世界レベルなんだからメジャーに行くな,と有能な選手に言っても説得力はありませんし,世界に届かないようなレベルなのに給料が高すぎると言われても仕方ないでしょう.
でも選手はやっぱり気の毒な気がしましたねー.「金メダルしかない」と予選からものすごいプレッシャーをかけられて,実際プレーもがちがちになっていたと思います.星野さんってなんかのアンケートで「理想の上司」の上位にランクインしていたと思うのですが,違うやり方があったんじゃないですかね.
選手の起用法にもかなり疑問をもちました.短期決戦ですから「その時」調子がいい選手を使うのが鉄則ですが,「今シーズン」好成績を残している選手を使ってしまったと思います.実際,オリンピック前の壮行試合で,「その時」調子がいい選手を集めたセリーグ選抜にぼこぼこにやられています.これは,日本シリーズでもよくある「過ち」で(メディアの事前予想も含めて),実際,星野さんの日本シリーズの成績はあまり芳しくないと思います.
でも頑張っていい成績を残したから代表に選ぶ,というのは情としてはよくわかります.つまり,星野さんはとても情の厚い人なんだと思います.そういうところが「理想の上司」と思われるところなんでしょう.でも,会社が潰れたら元も子もありませんよね.なかなか難しいところです.
実は,第2回のWBCがもう来年の春に迫っています.星野さんはWBCの監督はやらないと言っているようが,今回の結果からしてさすがにだめでしょう.王さんは体調があまりよくないようですし,他に誰がいるかというと...楽天の野村監督か中日の落合監督あたりですかねー.ポイントはやはりメジャーリーガーをどれだけメンバーに入れられるか(という求心力をどれだけもっているか)でしょう.野球はやはりピッチャーですから少なくとも松坂がメンバーに入らないようでは話にならないでしょう.でも他に誰がいるかというと...やはりダルビッシュ次第ってことですかね.今回の最大の誤算はダルビッシュの不調でしたしね.
プロとアマの違いって,もちろん金をもらうかどうか,ということもあるのですが,プロの試合は,アマの試合と違ってシーズンを通してずっとあります.つまり,オリンピックのような一発勝負のようなものにピークを合わせるというようなことはプロの選手は普段はやってません(昔パリーグが前期後期制だった頃は,前期をとって後期を捨ててプレーオフにピークを合わせるということライオンズの広岡さんがやってはいましたが).つまり,一発勝負に強い人より長い時間コンスタントに活躍できる人がプロになってるわけです.そこがプロとアマの一番の違いだ,と言ってる人もいるくらいです.ですから,やっぱり「その時」調子がいい選手を使うのが鉄則だと思います.
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オリンピックが終わったようですね.成果?的には,予想通り?メダル獲得数は,前回のアテネからは大分減らした(例えば,金メダルは16から9)ようですが,思ったほどではなかったです.いろいろ言われているようですが,国別メダル獲得ランキング(^^;では8位ということのようですから,別にこのくらいで充分じゃないですか.金メダル沢山とったって,例えば,アテネで史上最多のメダルを獲得して国民が元気になって何かいいことがあった,なんて話はきいたことがありません.
これからは,金にならない学術,芸術,スポーツのようなものの時代だと書きましたが,それは,(どこかの国のように)金メダルが取れそうな種目に金をかけて強化したり,ノーベル賞が取れそうな研究に多くの予算を重点配分するなどというのでは本末転倒な話です.
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骨盤の傾きですが,普段立ったり歩いたりしているときにもできていないことに気づきました.ですから普段から意識することですね.ただ歩くだけでも骨盤を傾けると格段に歩きやすいです.私って東京にいたときからほとんど歩くことがなくて,というのは,移動はほとんど自転車でしたから,たまに?歩くととても遅いし疲れるんですよ.で,1つ気づいたことなんですが,座っていると絶対骨盤は傾けられません.つまり,日常生活で座っていることが多いと骨盤が立ってきてしまうような気がします.自転車も座って漕ぐので骨盤を傾けられないという点では同じです.
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オリンピックで惨敗した野球で,監督の星野さんや選手の話がいろいろきこえてきますが,「強い者が勝つのではなく勝った者が強い」と言ってるのに「日本野球のレベルはこんなもんじゃない」とか「ストライクゾーンに戸惑った」とか「韓国との差は『思い』の差」とか,どうも言い訳がましくきこえてしまいます.負けたのは力の差だと思いますよ.
実際見ていても韓国の選手の方がスピードも体の切れもありましたし,技術的にも戦術的にも今回の日本代表より「強い」と思いました.「思いの差」的にも,韓国の選手よりむしろ日本の選手の方がプライドにかけて必死で何とか食い下がっていたような気すらしました.
ただ,日本のプロ野球のレベルが落ちたということではなく,韓国のレベルが日本と変わらない,あるいは,それ以上のレベルに上がってきているということだと思います.少なくとも今回の代表チーム同士を比べるとそんな感じがしました.
でもここで書いたように今回の日本代表チームは「日本代表」という感じはあまりしませんでした.4番が松中ではなく新井というのもそうですし,G.G佐藤,中島,村田,荒木,森野あたりも荷が重かったんじゃないですかねー.ですから,そういう意味で「日本野球のレベルはこんなもんじゃない」と言うのならそれは確かにそうだと思います.
で,今回の惨敗を受けて日本のプロ野球人気が下がるかどうかですが,少なくとも今回のことはあまり関係ないかもしれませんね.だって,高校生の全国大会が(人気があって)全試合中継されてるわけですから.人気なんてそんなものでしょう.つまり,レベルは関係ない,むしろ,ベストセラーと同様にレベルが低い方が「わかりやすくて」人気があるということもあるわけですからね.
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オリンピック関係の話をいくつか.金メダルを獲った女子ソフトボールフィーバー(^^;が続いているようですが,3試合を投げ抜いた上野さんのこの4年間を紹介するところで,宇津木麗華さんが上野さんに「あなたはもう日本一になっています.ですから日本でもうあなたを教えられる人はいません」と言っているところが出て,次に何て言うかちょっとわくわくして見ていたのですが(もう自分より上はいないのだから自分で考えるしかない,とか言ってくれると思っていたのですが),次に出てきたのは「アメリカに行きましょう」でした...ちょっとがっかり.でもそんなもんかもしれませんね.
男子マラソンで金メダルを獲ったケニア出身のワンジルさんが仙台育英に留学してずっと日本で活動していたことで,彼は日本で育った,日本のランニング理論は優れていて日本のマラソンもまだまだ行けるという感じの報道がなされていますが,どうなんでしょうか?女子はともかく男子はもうマラソンも10000mや5000mのようなスピード系種目になりつつあると思います.そして,スピード系の種目は,男女とも10000mや5000mを見ればわかるように黒人系の選手とは科学的トレーニングではどうしようもないほどのフィジカルの差があります.ていうか,ワンジルさんが日本で教わったことは?ときかれて「我慢」と答えているようじゃあねー(^^;.
あと,来年に迫った第2回WBCですが,星野続投という雰囲気になっていますが,どういうことなんでしょうか?星野さんだけじゃなく日本国民も情に厚い(^^;?代表監督はチームの監督と違って選手を育てるのではなく,選手を集めて結果を出すのが仕事ですから二宮清純さんが言われているように結果が全てだと思いますけどね.少なくとも星野さんの発言をきいていると今回はこういうところで失敗したが,次はこうすればうまく行くといった考えやビジョンのようなものは全く見えません.だから,一度失敗したからもうだめというのは確かにどうかとは思いますが,次やってもだめ(の確率が高い)だと思います.少なくとも仲良しグループコーチ陣(^^;も含めて現場を離れている人よりは,(勝ちたければ)今ペナントレースを指揮している監督から選ぶべきでしょう.
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体調ですが,相変わらずよくないです.結局,半年以上こんな感じということになりますね.やっぱりどこかおかしい?
日本野球のレベルはこんなもんじゃない?のつづき?ですが,じゃあ四番松中以外に誰がいるかというと...いませんね(^^;.ですから,メジャーリーガーなしに代表チームを編成するとこうなってしまうということでしょう.つまり,「日本野球のレベルはこんなもんじゃない」かもしれませんが,「『日本プロ野球』のレベルはこんなもんだ」ということですかね.実際,スターと言えるような選手はもう日本プロ野球にはいなくなってしまって,(最近めっきり減ったが)プロ野球中継を見ても「この選手のバッターボックスまで見たい」という野手もいませんからねー.
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体調不良ですが,結局,半年以上こんな感じと書いたのですが,間違えました(^^;.ここらへんからですから,まだ3ヶ月くらいですね.何で間違えたんだろ?まあいいや.
検査してもどこも異常なしだし,いったいなんなんだ?という感じなのですが,とてーも非科学的な感覚から言うと,動かないと体調が悪くなるような気がします.体調が悪くても無理矢理運動すると体調がよくなりますし,体調が悪くてじっとしているとますます体調が悪化します.「動く」というと運動するというところまで行かなくても散歩するとかずっと座っているということをしないとかそういうレベルでもいいような気がします.
「動かない」とどうなるかというと非科学的(東洋医学的?)には「血の巡りが悪くなる」「血液の循環が悪くなる」ということになりますかね?食事の後に怠くなるのもそういうことでしょうか?
動物は植物と違って自分で動いて食料を確保しないと生きていけないようになっているわけで,日常生活の中で自然に動くことができたらいいのですが,PC,インターネット,テレビ,携帯など「世の中が便利」になってしまって,人間はどんどん動かなくていい世の中になってしまっています.ですから,そうならないように積極的に動くようにしないといけないということになりますかね.これも幸福論同様,厄介な世の中ですねー,ということになるでしょうか.
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中日の落合監督がWBCの監督要請を断ったようですね.3月という開催時期を考えるとペナントレースの方が大事というのはよくわかります.だって「それで飯食ってる」わけですからね.選手だって同じでしょう.もうお国のために,とかそういう時代じゃないと思いますしね.
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体調維持のために?とにかく動くということですが,別に体調維持に限った話ではないですね.動くというと体を動かすということですが,動けば体の中だけでなく体の周りも「変化」します.部屋に閉じこもってしかもじっとしていたら何も変化しません.体の中や体の周りを「変化」させることができるという点では,食料を確保するために動くことの他に排泄なんかもそうで,そういうときにアイデアが浮かぶことも多いとは既に書いた通りです.つまり,とにかく動いて体の中や体の周りを「変化」させることは体だけではなく脳にも(要は何にでも)いいということですかね.
それには「とにかく動く」ことも大事ですが,自然とそうなる環境だとやっぱりいいですね.そういう意味では,やっぱり職場(大学)の周りに気分転換ができるところが少ないのは痛いです.でも頑張ってそういう場所を探して開拓していって「とにかく動く」ことになるようにしようと思います.もちろん,講義,調査,実験,学内の会議,東京での仕事などで動くことはあるのですが,やっぱりメインは,研究思考活動ですからね.
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