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9/1'14
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 体の硬さですが,いわゆる股関節のストレッチをしてみて愕然としました.脚が全く広がらないし,上体も全く前に倒れません.いつの間に,というか,感覚的には,なんで突然こんなことになったんでしょうか?

 バドミントンのプレーがどうこう言う以前にこのままではまずいです.ということで,とにかくまめにストレッチするしかないですね.

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9/2'14
[お金をもらったら仕事になるからだめ]
(生き方)

 何かの番組で,リタイアした後どう有意義に過ごすかというのをやってたのですが,まあ内容自体は大したことなかったのですが,確か東北大の先生が「お金をもらったら仕事になるからだめ」と言っていたのが印象に残りました.

 当然のことですが,生きて行くためには仕事をしないといけません.そして,多くの人は,起きてる時間の大半を仕事をして過ごすわけですから,やりたくないことよりはやりたいこと,やり甲斐のないことよりはやり甲斐のあることを仕事にしたいと思いますよね(中には仕事は辛くてつまらなければならないという信念をもってる人もいて,それはそれで一理あるんですが).

 私もそう考えて今の仕事を選びました.そしてそれは大正解でした.これまでほんとに楽しく充実した人生を送ってこられたと思います.でも(既に書きましたが),やりたいことを仕事にしたと言っても,仕事になるという非常に限定されたものの中からやりたいことを選んだに過ぎなかったわけで,「生きて行くためには仕事をしないといけない」のが前提だったわけです.

 つまり(既に書きましたが),仕事をしなくても生きて行けるとしてもやりたいと思うか,無給でもやるか,と言われると,どんなに仕事が楽しい充実してると言う人もほとんどの人が口ごもってしまうわけで,私だって,学生の研究指導や「地震動の性質と建物被害の関係を探求し,それを地震災害軽減に結びつけて社会に還元する」こと以外の「大学の教員」としての仕事は無給ならやらないと思います.

 つまり,リタイアした後の最大の問題は,「生きて行くためには仕事をしないといけない」という大前提が崩れるからで,再三書いているように,そういう極めて「過酷」な条件下で,ほんとは何がやりたいのか,何をやるべきと考えるのか,が問われるわけです.

 ということで「お金をもらったら仕事になるからだめ」なわけです.お金をもらうということは,お金をもらうことが目的(の一部)になるわけで,そうすると,それは上述したようにほんとにやりたいことでない可能性があるわけで,そもそも,お金をもらってやれば,自分のやりたいことをやりたいようにできなくなるでしょう.

 例えば,このサイトの文章を読んで下さった方から,とても面白いから本にしてみたら?とよく言われるのですが(ありがとうございます),そうすると,お金をもらうことになるので,ほんとに書きたいことが書けなくなると思うんですよね.

 あとは,お金をもらうということは,資本主義社会の中での所詮金儲けという側面があり,第三のビールのような社会全体から見ると意味のない競争をすることになるわけで,ほんとは何をやりたいのか,世の中をよくするために何をすべきか,という本質的なところからずれてきてしまうということがあるでしょう.

 まあそれでも,一生仕事を続けるという考え方もあるとは思うのですが,これも何度も書いているように,ずっと同じ生き方をするのではなく,違った生き方もしてみたいし,「生きて行くためには仕事をしないといけない」という大前提が崩れたところで,自分がほんとは何をやりたいのか,何をすべきと思うのかを確かめてみたい,ということがあるんだと思います.

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02b
[分ける]
(生き方)

 言い方を変えると,やりたいこと,やるべきこととお金をもらうこと(仕事)は分けた方がいいということかもしれません.理由は上で書いた通りで,ほんとにやりたいことやるべきと思うことをやるのなら,お金をもらったのでは,思うようにできないからです.今の私が研究以外の雑事が増えてきて本来やりたい,やるべきと思う研究ができなくなってるのもまさにそういうことです.

 上で「仕事は辛くてつまらなければならないという信念をもってる人もいる」と書きましたが,これもこれに近い考えでしょう.仕事なんてのは,人がやりたがらない嫌なことをやる代償としてお金をもらうという側面があるわけで,だとしたら,やりたいことを仕事にするなんてことはどだい無理な話で,だったら割り切って,仕事は生活に必要なお金を稼ぐ手段,やりたいこと,やるべきことは別にやるということです.

 しかしながら(残念ながら),これだけ激しい競争社会の中で,必要な分だけ働くという働き方は限りなく難しくなって来ています.これもどこかで書きましたが,私の場合,研究とその成果を社会全体に還元する以外の仕事を今の半分にして給料も半分にしてもらいたいんですが,実際にそういうことはできません(でもほんと何とかできませんかね).

 でも,見方を変えると,リタイアしたらそういうやり方もできるということですね.やっぱり,とても楽しみです.と同時に,高等?遊民のようにだらだら何もしなくなるかも知れず,ちょっと怖いような気もするのですが,それはそれでまあいっか,って感じでしょうか.

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9/3'14
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(経日)

 昨日,今日と大分上げてきました.特に中堅建設の上げがすごいですね.

 材料的には,A倍内閣改造でしょうか.別にどうということはないと(私は)思うのですが,株価が反応してるということは,人々は「そう」思ってるということなのでしょう.

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9/4'14
[本質的なもの]
(世の中)

 末は博士か大臣かと言いますが,A倍内閣改造で入閣した人の満面の笑顔を見てると,相当「痛い」感じがしてしまうのはなんなんでしょうね.責任の重さに身が引き締まると言ってる人もいるのですが,実質的なことは官僚がやるので,要は単なる「地位」や「権力」を得たということですよね.

 でも本人は嬉しいんでしょうから,一言で言えばやっぱり「偉く」なりたいってことなんでしょう.もちろん,何かあったときに責任をとるために組織の長は誰かがやらないといけないわけで,つまり,彼らにとってつつがなく何事もないことがベストなわけで,そういうまさに「重責」を背負った立場と引き替えに「偉い」というご褒美(お詫び)を得たということでしょうか.

 でも今の世の中,そんな形骸化したものなど要らないという人も多いでしょうし,実際なり手はどんどん減ってるわけで,そういう損な役回りを引き受けてくれる人がいてありがとうってことですかね.

 翻って私はどうかと言うと,再三書いているように,偉くもなりたくないし,形骸化したものも要りません.生活して行くのに必要なお金は要りますが,必要以上のお金も要りません.でも形骸化したものではなく本質的なものは,とことん追求して行きたいと思っています.でも本質的なものってなんでしょうね?

 わかりやすく?ラーメン屋で喩えると,行列ができるような万人に受け入れられる平凡な味でチェーン展開してがっぽがっぽ儲けることなんかより,絶滅しかかってる真の豚骨ラーメンを作って,そういうラーメン屋は絶対流行らないけど,ほんとの味がわかってくれる人は少数ながらやっぱりいて,そういう人達に支持されて,生活して行くのに必要な分だけ稼いで細々とやって行く,というようなことでしょうか.

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04b
[月1GBのLTEが無料]
(モバイル)

 最近,いろんなところからスマホの格安プランが出てきて,でもどれもひどいんですが,大元のbmobileはどうなってんの?と思って見に行ったら,なんと1年継続オプションを選ぶだけで月1GBのLTEが無料で付いてくることになっていて早速申し込みました(1年継続オプションはもし解約しても解約料たった3000円).

 つまり,月1560円で,月2980円のY!mobileと同じ1GBの高速通信ができるようになったわけです.スマホなんでU200でも充分だったんですが,LTEだとやっぱり速いです.月1GBも使いませんし,電話なんかほとんどしませんからほんとこれで充分です.

 でも携帯会社は,ユーザー騙くらかして何とかお金を使わせようと躍起で,ドコモが電話してもらってそこで稼ごうと,声で繋がっていたいとかいうわけのわからないCM流しててほんと見苦しいです.

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04c
[日本のプロ野球のレベル]
(野球)

 その後のライオンズですが,シーズン当初のどうしようもなさは脱したと思いますが,ロッテと4位争いをするのが精一杯で,上位2チームのホークスとオリックスとの力の差は歴然という有様です.こんな感じじゃとても3位にも届かないでしょうから,久々に早々とシーズン終了となりそうです.

 中村とホームラン王争いをしているメヒアがいなかったらほんとどうなってたかと思うのですが,メヒアって3Aクラスの選手ですよね.それが日本に来ればこの大活躍です.こういう例は他にもいっぱいあります.どういうことなのでしょうか?

 要は,これが日本のプロ野球のレベルってことです.WBCのようにトップレベルの選手を集めれば,世界のトップレベルに行きますが,そこから下になるとメジャーに比べたらまだまだ層が薄いわけです.具体的には,シーズンだとピッチャーは1チーム5〜6人で回さないといけませんが,チームの2,3番手以下のピッチャーなら3Aクラスの選手でも楽勝で打てるってことですね.

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04d
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(経日)

 経日で,流れが変わったと書いていますが,ある日突然変わる(こともないことはないが)というわけではなく,普通は徐々に変わっていきます.数字で表すと,中立(0),2-3割,5割,7-8割,10割の5段階という感じでしょうか.

 ということで,そういう数字も(無責任に)書いていこうかなと思っています.ちなみに今は7-8割方買いだと思います.

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04e
[人手不足をロボットが救う]
(世の中)

 WBSで人手不足をロボットが救うと言っていました.どう思いますか? それで人手不足が解消されるのなら結構な話?

 要は,これからはロボットができる仕事はロボットに取って代わられる,つまり,ロボットでもできる仕事しかできない人はどんどん駆逐されるってことです.

 いやいや,ロボットができることなんかたかが知れてる? 人に言われたことしかできないのならロボットと同じじゃないですか? つまり,そういう人が仕事を失うのは時間の問題ということです.

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04f
[安全率と金利の関係]
(経済, 生き方)

 定年で仕事,即ち,キャッシュフローを失うという現実を目の前にして,キャッシュフローに相当するお金を貯蓄で得ようとすれば,100倍の安全率が必要と書きましたが,それは,お金がお金を産むと言い換えることができるということかもしれません.

 つまり,安全率100倍の逆数が金利に対応していて,具体的には,生活して行くのに必要な年300万を得るためには,金利1%なら3億,少しリスクをとって金利3%で回せば1億必要ということになります.

 ここで気づかされるのは,その貯蓄額です.計算すればすぐわかりますが,1億で年300万なら3億で900万,10億で3000万です.つまり,ここのところの差が非常に大きいということになります.

 でも実際のところは,3億どころか1億行くのも難しいでしょうから,ほとんどの人は,お金がお金を産むというところまでは行かないってことで,結局,今の世の中,金持ちが金持ちでいられるようになってる,即ち,貧乏人はよほどのことがない限り貧乏から脱出できないという仕組みになってるということですね.

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04g
[バランス]
(経済, 生き方)

 コンビニで買い物をしたときに「金持ちになる?0の鉄則」みたいな本がたくさん置いてありました.本一冊で金持ちになれるのなら安いもん(^^;ですが,そもそも金持ちになるのに?0も鉄則なんかあるんですかね?

 金持ちになるというと多くの人は,いかにお金を稼ぐかと考えがちですが,既に何度も書いているように,ダイエットと同じで,収入より支出のコントロールの方が遥かに容易で合理的です.簡単に言えば,1万円稼ぐ大変さと1万円使うことによって得られるもののバランスをしっかり考えるということです.汗水垂らして働いて得たお金を大した本質的価値がないものに散財してませんか?

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9/5'14
[金は命より重い]
(世の中, 経済)

 「金(かね)は命より重い」と言った人がいました.ぱっときくとなんて不見識な発言だと思うのですが,お金を得るために健康を害してまで,つまり,命を削って働いてる人が実際にいっぱいいるということは,まさに「金は命より重い」わけです.

 確かに必要最低限のお金がなければ生きて行けませんから一理あるような気もしますが,ふつーに無理しない程度に働いて,そんなに贅沢するわけでもなくふつーに生活して行くという選択肢だってあるはずなのに,どうしてそうなってないのでしょうか?

 1つは(再三書いてますが),多くの人が騙されてるんだと思います.車がないと生活できない,持ち家じゃないと格好悪い,宝飾品やブランド品が欲しい,海外旅行に行きたい,酒飲まないとやってらんないとか,無駄なお金をどんどん使うように仕向けられてるわけです.

 全体のパイが限られる中で騙す人間が騙される人間から搾取すれば,騙される人間が困窮するのは当然の成り行きです.しかも,騙す人間が搾取したお金は,豪邸とか高級車とかブランド品とか豪遊とかギャンブルとか本質的価値のないものに消えるわけで,数字の上の経済は回っても,実質世の中は全然よくなりません.

 でも,世の中そういう「金の亡者」ばかりではないでしょう.世の中をよくしたいと思って一生懸命働いてる人や仕事が面白くていっぱい仕事しちゃう人もいるわけです.でも結果的に,そういう人も必要以上にパイを食ってしまってることに違いはありません.なんとかなりませんかね?

 世の中をよくしたいと思って一生懸命働いてる人や仕事が面白くていっぱい仕事しちゃう人って(私も含めて),胸に手を当ててみればわかりますが,明らかに働きすぎだし,しかもよく考えると大して意味のない仕事が多すぎると思いませんか? 50までは何とかもっても,50過ぎたらほんとに体を壊して,結果的に無駄なお金を使ってしまうし,給料を減らして仕事も減らすって具合に行きませんか?

 いやいや給料減らされたらやって行けない? それって,やっぱり騙されてませんか? ほんとに命を削ってまで必要以上に働く必要がありますか?

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 とは言っても,世の中変わらないどころか,ますますおかしな方向に行ってるわけで,結局,まず現状を受け入れて,その上で自分で何とかするしかありません.見方を変えれば,そうやってしっかり対処する人としない人の差がますます開くわけで,自分勝手に考えれば,ますます「いい条件」が揃ってきたとも言えるわけです(こうやってますます二極化が進む).

 なんだかなーというのが正直なところですが,自分の身は自分で守らないと泣き寝入りするだけですから,もうしたたかに乗っかて行くしかないのでしょう.

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05b
[異常気象?]
(世の中)

 8月の豪雨は,30年に1回「しか」ない異常気象だったそうです.いやいやいや,30年に1回「も」あるのなら充分想定内の話で,全然「異常」じゃないんじゃないですか? 「異常」気象という便利?な言葉で自然のせいにしちゃってませんか?

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05c
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(経日)

 今日は(全体的にも証券も建設も)軟調だったようですが,先行銘柄は逆に上げてきていて,政府も何が何でも消費税10%はやるでしょうし,そのために後先考えずに経済対策でも何でもするようですから,7-8割買いから10割買いという判断を(無責任に)しました.

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05d
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(バドミントン, 生き方)

 バドミントンですが,股関節も痛いし,なんだかんだで全日本教職員以降ほとんどやってなくて,しかも先週から筑波大バドミントン部が東日本に行っていて,F原君も怪我の具合があんまりよくないということで,今週は教職員のクラブに行きました.

 でも予想通りとは言え,ひどかったですねー.よくこんな状態で全日本に出たもんだと思います.でも股関節が痛いことも含めてこれが現状なわけですから,ここからくさらずにやって行くしかないですね.

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 でもどうなんでしょうか? 股関節痛については,バドミントンのプレーはまだまだ全然だめですが,日常生活の中では確実に快方に向かってると思います.ですから,できる範囲でバドミントンは続けて行くということでいいんだと思いますし,股関節痛がとれれば,ある程度は,パフォーマンスも戻るでしょう.

 でも歳をとるに従って,パフォーマンスは落ちていくわけで,そんな状態でやっていて果たして意味があるのでしょうか? 純粋に楽しければそれでもいいのでしょうが,そういう状態で楽しくプレーできるのでしょうか? 健康のためということなら,他にやり方もあるのでは?

 とかごちゃごちゃ考えても,F原君のこともありますし,当面は勝手にやーめた,というわけには行きません.ですから,とりあえずはとにかくやるしかありません.

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 バドミントンに限らず,歳をとって衰えていく,できてたことがどんどんできなくなる中で生きて行くのはやっぱり大変なことだなあと思いますね.

 と散々書いてきたのですが,もし股関節が壊れてバドミントンができなくなっても,それこそ歩けなくなっても,生きてさえいればできることはいくらでもあるわけで,つまり,生きてるだけで意味があるのですから,極端な話,死ぬのをただ待ってるだけでも生きてる意味があるわけで,現実を受け入れてあまり逆らわずに楽しくやって行けばいいのでしょう.

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05e
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(野球, 生き方)

 中日の山本昌さんが49歳で勝利という最年長記録を更新したそうです.49と言えば,私とそんなに変わらないわけで,そういう歳でいまだにプロの世界でやって行けてるというのは,ほんとにすごいことです.ていうか来年50じゃん.

 でも,多分,ツイッターとかで,元気をもらった,私も頑張らなくちゃというコメントが多いんだと思いますが,私はあんまりそんな感じはしません.ていうか,彼が頑張ってるのなら,私だって充分に頑張って来ましたよ(でもその実はやりたいことやってきただけだけど,それは彼もそうですよね).それに,既に書きましたが,私はもうそういうのを見ても頑張らなくちゃとは全然思いませんからね.

 ただ,確かこの間のPロフェッショナルで彼が言ってたと思うのですが,心技体の順番は,体技心と断言していて,「心」については頑張るのは当たり前と切って捨ててました.つまり,彼はそういうことで悩んだことがないってことですね.

 正直羨ましいとも思いましたが,いわゆる「成功者」にとても多いのですが,ちょっと薄っぺらい人生にも見えてしまいました(ごめんなさい).

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05f
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(生き方)

 ここで書いていいのかどうかとも思うのですが,実は,ある人の言葉というか言動にものすごく支えられています.その人は,今までずっと頑張って来たのですが,頑張り過ぎて体調を崩してしまって,頑張って来た一番大事なものも今はほとんどできず,人に会うことすらほとんどできない状態なのですが,そのことが心の平穏をもたらしていて,今が一番充実感を感じていると言うのです.

 こういう話をきいて,他の人はどう思うかはわからないのですが,私はものすごく共感しましたし,それこそ元気づけられました.上で書いたように思えるのもそのおかげかもしれません.世の中ほんとにいろいろめんどくさく疲弊する人間関係が多すぎるし,そんなものと無縁にほんとにわかり合える人だけとつき合って生きて行ければ,それが一番幸せなのかもしれません.

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9/6'14
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(経日)

 今週は堅調に推移しました.材料的には,内閣改造が,という報道ですが,もっと具体的に言えば,GPIFの株式比率を増やすことに積極的なS崎さんが厚労相になった,ということらしいです.

 ふーん,そりゃあ何兆円もこれから株を買うということになれば,需給関係から株が上がるのは当たり前で,その前に買っておこうと先回り?して急騰するのも当たり前ですが,問題はそういう誰でも分かる「材料」が出たときでタイミング的に間に合うのか,ということでしょうか.

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06b
[年収3000万]
(世の中)

 何年か前,ロト6のCMについて書きましたが,今は確かBIG(いろいろあるんですねー.よーわからんけど)で10億というのをやってます.

 今やってるのは,ヘリコプターとか都内の一等地が買えるっていうのですが,(意に反した)主旨はロト6のときと同じでしょうか.

 ちゃんとお金の計算ができる人なら,10億当たってもヘリコプターとか都内の一等地なんか買うわきゃないですよね.年利3%で回せば「年収3000万」ですからね.

 ていうか,まじでBIG買って欲しいのなら(啓蒙も兼ねて),年利3%で回せば年収3000万って流したらどうですか(爆)?

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9/7'14
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(スポーツ, 世の中)

 テニスの錦織さん,全米オープン準決で世界ランク1位のジョコビッチに勝って決勝進出すごいですね.大きな怪我なくコンディションさえ整えば大器ということはずっと以前から言われましたから,ようやくそれが結果に繋がったということでしょうか.でも(何度も同じことを書きますが)日本人初とかそういう言い方はもういい加減やめてもらいたいですね.日本人が,じゃなくて,彼が,ですから.

 明らかに一皮剥けたという感じがしますが,それがマイケル・チャンさんにコーチとして就いてもらったから,という報道が多いですが,そういう因果関係はわかりません.でも確実に言えるのは,どんなに世界のトップに行っても,基本的な練習やフィジカルってやっぱりものすごく大事なんですよ.

 準決の相手は,ジョコビッチということで「ユニクロ対決」と言われてます?が,ユニクロにとって大きな宣伝効果になるのは間違いないでしょう(実際,ユニフォームのレプリカは完売らしい).ユニクロと言えば,日経平均最大の寄与率ということで,要はユニクロ株が上がれば日経平均が上がるってことです.どう思いますか?

 まさにここで書いた二極化の流れがどんどん進んでる感じがしますねー.日本人初の全米オープン決勝進出と言ったって,それを成し遂げたのは彼であって,それで日本国民に直接何かいいことがあるわけではありません.いいことがあるのは,彼のスポンサーになっているユニクロ,そして,ユニクロ株や日経平均が上がって喜ぶのは,株をもってるお金持ちということです.

 いやいやいや,日本人初の全米オープン決勝進出ってことは,日本人でも頑張ればできるってことで,純粋に嬉しい,私も頑張らなくちゃ,なーんて他力本願では,それこそお金持ちにいいようにこき使われるだけかもしれませよ〜.

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07b
[安いものには安い理由]
(世の中, 生き方)

 少しはいいような気もしないでもないのですが,相変わらず体調はあまりよくありません.平日は仕事があるので何とか頑張ってますが,休日になるとすぐに横になってしまいます.で,やっぱり食べ物が気になってきました.

 私は昼以外はちゃんと栄養のバランスを考えて(野菜たっぷり,蛋白質をしっかり)基本的には自分で作ってますが,食材はそんなに気にしてません.肉は,国産と輸入物では全然味が違うので国産を使ってますが,牛乳はコーヒーに混ぜて飲むし,卵も火を通すので1パック200円くらいので味的にはOKだし,ウィンナーも試しにイオンのトップヴァリュの特級にしたら,味的には全然OKだったので,最近はこれにしています.

 でも,「安いものには安い理由」があるわけですよね.牛乳にしても卵にしてもウィンナーにしても,味や栄養価は同じでも,原材料とかどういう作られ方をしているか,卵や牛乳だったら鶏や牛がどういう餌を与えられているか飼われ方をしているかとか,肝心のところはわかりません.

 というか,「安いものが安い理由」は,資本主義社会の仕組みを考えれば,明らかでしょう.本質的価値というか,感覚的に言っても,玉ねぎ1個20円とか,卵1パック,牛乳1リットル200円以下とか,どう考えても安すぎます.

 対策としては2つあります.1つは産地や作り手などが明記されたもっと高い食材を買うことです.これはすぐにでもできると思います.幸いつくばは田舎なので,地産地消的な直売所もありますし,調べたら西武のデパ地下に有機野菜の専門店もありました.

 私は必要以上のお金は要らないと散々書いてきましたが,安心安全な食材を得るために食費を今の2倍3倍かけることで体調がよくなるのなら,むしろ適切なお金の使い途が見つかったと思うくらいです(でも収入の割にエンゲル係数はめっちゃ上がる).

 でもどうなんですかね? 五十歩百歩という気もしないでもないです.あと外食や中食はどういう食材を使っているかわからないわけですから,これもできるだけ避けるということですが,昼はなかなか難しいですし,しんどいときは夜も外食とか中食にしたくなりますよね.

 もう1つは,毒をもって毒を制すというか,食材が工業化された分,医学や科学は発展してるわけで,私はもう50を過ぎて既におまけの人生で,体調さえよくなればもう何でもありで,例えば,サプリメントや薬のようなものを使うということもありかもしれません.

 でも私は一か八か的にそれでもいいですが,若い人達のこれからはやっぱり大変だなあと思います.二極化的に言えば,安心安全な食べ物を得られるのは,お金持ちだけってことになるのかもしれません.

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07c
[結局,自分で考えて何とかするしかない]
(世の中)

 横になっているとき,既に紹介した「めざせ2020年のオリンピアン」をやっていました.見たのは女子棒高跳びの選手だったんですが,すごく調子がよかったのにユース五輪で普段跳べてる高さを跳べなくて予選敗退して悔しくて泣いていました.

 でも私の目から見ても踏切の位置が近いのは明らかでした.高さは出てるのに一番高いところに到達する前に脚がバーにかかってるわけですから,ちゃんと考えればわかることです.Vを見て以前彼女を指導した現役オリンピック選手も同じことを言っていました.調子がいいとスピードが出るのでそういうことがあるんだそうです.ですから現場にいたコーチも気づいたと思います.どうして彼女に教えてあげなかったのかって思いますか?

 教えるのは簡単です.でもそしたら,彼女はコーチに言われるがままに修正して,あーよかったで終わっちゃいますよね.そして,コーチがいないと自分では何もできないロボットのような選手になって行くでしょう.たとえ選手としてそれである程度成功しても,選手時代の何倍も長いその後の人生をそれこそ自分で歩いて行くことすらできなくなってしまうかもしれません.

 でも今回泣くほど悔しくて,そういうことが原因だとわかったら,多分もう忘れないし,自分の感覚でそういうことを調整することの重要性が身にしみてわかったとしたら,しっかり自分で考えられる選手,そして人間に近づいたと思うのです.

 私の研究室でも同じようなことがあります.来週,建築学会大会なので発表練習をするのですが,何度同じことを言ってもちゃんとプレゼンすることができない学生がいます.どこをどう直せばいいのか教えるのは簡単です.でもそんなことをしたら,結局上で書いた選手と同じことになってしまいます.

 結局,自分で考えて何とかするしかないのです.それに気づくこと,そう腹をくくらないといけないことに気づくこと,覚悟ができることが激烈な二極化の時代を生き抜くのにはどうしても必要なのです.それに気づかせることが真の教育ではないでしょうか.

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07d
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(世の中)

 今日の?NHKのスポーツニュースで2020年東京五輪でメダル数を増やすには?という特集をやってました.ひどい内容でした.

 まず,1964年東京五輪では29のメダル数だったが,2012年のロンドンでは38で史上最多と言っているのには(何度も書きますが)ほんと辟易です.全体の競技数も全然違いますし,銅以上は皆同じという「メダル数」という都合のいい指標の話は散々このサイトで書いてる通りです.

 そして,2020年では,70〜80のメダル獲得が目標なんだそうです.それで,そのための分析と対策というのがもう最悪です.具体的には,とにかく手っ取り早くメダルが獲れる層が薄い競技を人材発掘して徹底的に強化するんだそうです.それじゃあ,どこかの国と同じじゃないですか.

 救いだったのは,ゲストとして呼ばれていた3人のオリンピアン(有森さん,朝原さん,潮田さん)がそういうことに(遠回しに大人の表現で)異論を唱えてくれたことです.そりゃそうでしょう.そもそもスポーツって誰のためのものですか?

 広くスポーツを楽しむ人達,そして,底辺が広がることによって,そういう中から自然と出てくるトップアスリートのためのものであるべきで,国の威信をかけてとか,経済を活性化?させて金儲けしようとか,そんなことが目的なのなら,オリンピックなんかやめた方がいいでしょう.

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07e
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(スポーツ)

 ゴルフの岩田寛さんついに優勝したんですね.でも宮里優作さんのときと比べると全然ニュースになってない...彼らは同期なので,苦節*年的に言えば岩田さんの方が時間がかかったことになりますし,岩田さんの方が上位に入っていて惜しいことが多かったと思うんですけどねー.こういう「扱いの違い」っていうのはやっぱりあるんでしょうか.

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9/8'14
[自分のことしか考えてない]
(世の中)

 デング熱の拡大が止まりませんね.SARSのときも書きましたが,なんでもっと早い段階で該当箇所を封鎖しなかったのかほんと不思議です.びっくりしたのは,場所が特定されたにも関わらず,日課だからという理由でそこを平気でランニングしているような人がたくさんいたことです.

 虫除けスプレーをしてるから大丈夫? もし刺されても死ぬ確率は低い?

 そんなことじゃないでしょう.もし刺されたら自分を媒介として感染を拡大させる,即ち,周りに迷惑をかけることになるとはどうして考えないのでしょうか? 結局,自分のことしか考えてないような人がたくさんいるってことですかね(あるいは何も考えてない単なる○カ).

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08b
[農薬,化学物質まみれ]
(世の中)

 早速,西武の有機食品専門店に行ってきました.だいたいイオ○の2〜3倍の値段ですね(西武の野菜は高っけーなーと思いながらいつも通り過ぎてるところだった(^^;).例えば,卵は平飼い卵というので1パック500円くらい.でも有機とか無農薬とか書いてあるんですが信じていいんでしょうか? ていうか信じるしかない? 表示に法的な縛りはある?(調べたら一応あるみたいですが認証制みたいなので結局ほんとのところは...)

 でも品目がとても少ないので,ここで全てをまかなうのは厳しそうです.例えば,ピザ生地とかピザに乗せるチーズとかはセンターだとイオ○の○ップヴァリュのものしかありません.しょう油とかは,イオ○でヤマサのものとかを買えば大丈夫かな?

 びっくりしたのは無農薬キャベツに虫がついて日持ちしないから早く食べて,と書いてあったことです.イオ○のキャベツは,野菜室に入れておけばいつまで経っても悪くなりません.つまり,農薬まみれってことで,ビタミンやミネラルなどの栄養分が昔と比べると劇的に減っているなんてレベルの話じゃないわけです.

 その後,イオ○にも買い物に行ったんですが,もう野菜は全て農薬まみれにしか見えないし,それ以外の食材も化学物質まみれで買える物が何もなくて,タカナシの低温殺菌の牛乳だけ買ってきました.これは260円くらいで,いつも買ってる○ップヴァリュが170円くらいですから2倍までは行きません.

 でもこんな感じだと食費だけで(1人だけで)1ヶ月10万円を軽く超えそうです.でもこれで体調がよくなるのなら,安いもんですかね.でもこんな状況では,まともな食料を手に入れられるのは,極一部のお金持ちだけってことになっちゃいます(私は1人だから何とかなるけど,4人家族とかだと食費だけで50万とか行ってしまう).

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 まあどうなるかわかりませんから,とにかくまずは「人体実験」ということでしょうか.必要な食材を調達するのに西武の有機食品専門店だけでは厳しそうですから,いろいろ調べて宅配とかも使わざるを得ないでしょうが,これも第二の人生の中の最も重要な「普通に生きる」の一環ということでしょうか.

 でも世の多くの人は,スーパーで売ってる安い食材を使ってるんですよね?(多分コンビニはもっとひどい) みんな体の具合とか何ともないんでしょうか? ていうか,日本人にこれだけ癌が多いのはそれが原因ってことはないのでしょうか? だとしたらほんと深刻な問題ですよね.

 私の体調不良もそれが原因だとすれば(どこかで書きましたが都合のいい解釈をすれば),癌のような重篤な病になる前に,高性能のセンサが働いていると言えなくもないです.若い頃は,有害物質を除去する機能がある程度備わっていますが,歳をとるとそういう能力は確実に落ちてきますからね.

 そういえば,以前,研究室の学生の一人が安い卵が食べられないと言っていて,それをきいた私は,ひょっとしてそれがまともなのかもよ,と言ったのですが,彼女も高性能のセンサをもってるということかもしれません.

 あとは(もし人体実験が成功すれば),「将来住みたい街」の条件も大きく変わってきますね.最初は,外食できるところがたくさんあるってことだったんですが,新生活が始まってスーパーがあるところに変わり,今度は,安心安全な食材が手に入るところに変わることになります.つまり,都心からどんどん離れていくってことですかね(あるいは宅配をうまく使えば,それなりに都心に近いところでも何とかなる?).

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08c
[地震動の強さとは]
(地震防災)

 日本地震工学会から依頼があり,地震動の強さとは,という記事を書きました.

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9/10'14
[実情]
(世の中, 生き方)

 続きですが,あんまり気にしすぎても却ってよくないでしょうね.最大の敵はストレスですから.そうすると(いつものように),できることをできる範囲で,ということなんですが,具体的には,少なくとも毎日食べるような基本的な食材(米,卵,牛乳,ヨーグルト,バナナ,野菜,野菜ジュースなど)は,変えた方がいいでしょう.たとえ少量でも毎日摂取して蓄積すれば,膨大な量になりますし,そうなると変な意味で体が慣れてしまったり抵抗できなくなったりして除去作用が働かなくなることは考えられます.

 外食や中食もできるだけ避けることでしょうね.でもこれも拘りすぎるのも却ってストレスをためてよくないので,時々飲みに行くみたいに,ある程度は許容するということですかね.そういうときは,毒消しみたいにサプリメントや薬を使うというのもありかもしれません.サプリメントや薬も毎日同じものをとり続けると「何か」が蓄積してしまうのは同じですから,そういう使い方くらいがちょうどいいのかもしれません.

 でもやっぱり状況としては非常に深刻なんだと思います.例えば,アレルギーとか花粉症で苦しんでる人は多いと思うのですが,一般的な見方としては,過剰反応というか彼らに問題があるという感じなんですが,ほんとは彼らは非常に高性能なセンサをもってて,今の世の中,有害な物質で溢れているのが実情に近いんだと思います.

 それを症状を抑える対症療法で対処していたのでは逆効果ですし,アレルギーや花粉症がない人も,例えば,花粉が多い季節はマスクをするなどの防御行動をとったり,安全な食品を選ぶということがやっぱり必要なんでしょう.

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 もう一度,西武の有機食品専門店に行ってもっとちゃんといろいろ見て来ました.ここで全てをまかなうのは厳しそうと書いたのですが,ちゃんと見ると必要なものはほとんどありますね.逆にいろいろ使えそうなものも見つけたりして,料理?のレパートリーも増えそうで,何とかなりそうです.近くにこういう店があってよかったなーと思います.

 でもお客さんはあんまりいる感じじゃなくて品物の鮮度とかが大丈夫なのかというのはあります.それで賞味期限のシールを見ると,日持ちする食品が結構あって意外でした.卵なんかもそうですね.防腐剤まみれの食材が日持ちするってだけじゃなくて,本来そういう防御作用のあるものもちゃんとしたものは日持ちもするってことなのでしょうか.

 野菜ジュースも探したらちゃんとあったんですが,やっぱ高いですねー.人参+りんごジュースが1リットルで680円,有機トマトのジュース(はこの店にはなかったが隣の店にあった)は,700mlで800円以上します(インターネットと同じ値段).でも有機野菜買って自分で作っても同じくらいの値段になるので,このくらいするは当たり前ってことですね.

 逆に200mlの紙パック100円くらいの野菜ジュース(を1リットルで買うと同じ量が30円くらい)って一体中身はどうなってんだ?ってことなんでしょう.

 あと思ったのは,住みたい街の条件として,安心安全な食材が手に入るところ.つまり,都心からどんどん離れていくと書いたのですが,お金持ちは都心の方が多いでしょうから,こういう店は都心の方が多いかもしれませんね.ですから,そういうところを探せばいいんだと思います.

 ちなみに,パルシステムやらでぃっしゅぼーやとかの宅配も考えたんですが,パルシステムは野菜を有機にするとパッケージになったりして使いにくいし,何と言っても今日何食べよっかなーと思って,その日食べたいものに必要な食材を買って帰って作る,つまり,食べたいときに食べたいものを食べるっていうのが最高に幸せですからね.

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10b
[]
(世の中, スポーツ)

 テニスの錦織さん,残念でしたね.でもこれからのことを考えると,いきなり優勝して一発で終わるよりいいんじゃないですかね.プロはアマチュアと違って継続的に結果を残してナンボですから.

 彼が決勝で精彩を欠いた理由として,トーナメント途中で厳しい試合が多くて疲れが残ってるという分析?がありましたが,トーナメントは勝ち上がりも含めてのものですから,それなら単に力不足ということになります.

 でも,これで日本のテニスが変わるというのはどうなんですかね? つまり,彼がすごいのは,日本のテニスが,ってことなのか,単に彼がすごいだけなのかってことです.そういう意味では,彼の次にこのレベルの選手が出てくるかってことで,添田豪さんは頑張ってますがもう30だし,日本のテニス全体のレベルが上がった感じはあまりしませんね.

 あとは,相も変わらず,元気をもらったとか,日本人でもできるってことを証明して勇気を与えたみたいなのもうんざりですね.元気をもらうという他力本願ではなく,パブリックなんとかで一生懸命応援してる暇があったら,自分が頑張って他人に元気をあげたらどうですか?

 私もスポーツを観るのは好きですし,ライオンズとか日本代表とか,ひいきのチームが勝ったら嬉しいですが,別に元気をもらうためとか,彼らが勝ったら自分に何かいいことがあるとかいうことは全然ないし,純粋に楽しみとして観てるだけです.だって,頑張るのは自分自身ですし,いいことがあるとしたら,それは他人ではなく自分が頑張った結果ですから.

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9/12'14
[明らかに違う?]
(世の中)

 最近集中豪雨が急増してると報道されてます.そして,K土交通大臣とかいろんな人が「明らかに(地球温暖化の影響で)雨の振り方が激変してる」と言ってます.報道を見てるとそんな感じがするかもしれませんが,ほんとにそうなのでしょうか?

 こういうことは「そんな感じがする」じゃなくて,ちゃんとしたデータに基づかないといけません.そしてそれは,これが実情です.何とか緩やかな右上がりの傾向(それもここ30年だけを見ただけ)というのが客観的事実で,激変というほどのことはありません.じゃあなんで「そんな感じがする」んでしょうか?

 それは「報道してるから」だと思います.例えば,飲酒運転が問題になったとき,さかんに飲酒運転事故の報道がなされて,あたかも飲酒運転が増えたような感じがしたことと似てます.

 私はこれまで,例えば,地方に行ったときとかで何度もものすごい豪雨,前が見えなくて車の運転ができないほどの豪雨に遭遇したことがあります.でもそういうことが特にニュースになることはありませんでした.でも今は集中豪雨があるとすぐにニュースになります.

 じゃあなんで急に報道されるようになったのでしょうか? 飲酒運転の時は,飲酒運転を減らそうという意図があったと思いますが,今回も何か意図があるんでしょう.そしてそれが何かも明らかですね.でも飲酒運転を減らすというのは悪いことじゃないですが,今回のケースは相当いただけませんね.

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12b
[なるようになってる?]
(生き方)

 50過ぎて研究以外の仕事が増えて仕事がつまんなくなってきたと何度か書きました.そして,私に限らずそういうことを言う人は結構います.要は,管理職になってマネージメント的な仕事になってつまんないってことです.でも,ひょっとしてこれってなるようになってるのかもと思い始めました.

 どういうことかと言うと,50を過ぎるともうすぐ定年で仕事が終わるわけですよね.でもこれまでみたいに仕事がちょー楽しければ終わるのが辛いわけです.で,そうならないように最後の方は仕事をつまんなくして,喜んで仕事を辞められるようになってるってことです.ほんまかいな?

 でも,定年後,苦痛から解放される喜びを感じるためにこれから10数年辛い思いをするのは,やっぱり嫌ですね.ていうか,この10数年がもったいないです.

 ということで,「そうなってる」のかもしれませんが,乗っかるわけには行きませんね.

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12c
[書けば書くほど読まれなくなる]
(このサイト)

 このサイトに好き勝手なことをいろいろ書いてるのですが,書けば書くほど読まれなくなると感じています.

 どういうことかと言うと,書けば書くほど分量はものすごいことになってるわけで(おそらくもう新書にすると20冊くらいか),もう私自身でさえ,どこに何が書いてあるのか把握できていません(一時期リンク集みたいなものを作ったんですがもうそれもできてない).

 つまり,(仮に)ちょーためになるいいことが書いてあったとしても,膨大な量の中に埋もれてしまってそこに辿り着くことができなくなってるってことです.何とかしなきゃとは思うのですが,これがちょーめんどくさい...

 でもこのサイトに書いてあることの価値がどうかは私が決めることではないので,読まれなくなるのはしょうがないとしても,私自身が読み返して価値があると思うのなら,自分自身のためにそういうことはしておく必要はあるでしょうね.

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9/14'14
[]
(日記)

 神戸大で建築学会大会でした.確か私がM2の二十数年前も神戸大だったと思うのですが,当時の記憶はほとんど残ってなかったですねー.

 1日目の夜に地震研のときのメンバー(の一部)で三宮飲んだんですが,そのときに見つけたいかにもというラーメン屋で?日目に昼ご飯を食べました.

 一口目は,おっという感じなのですが,すぐにコクが感じられなくなるのは博多天神と同じですね.しかもスープはちょっと薄くて塩辛系です.でも7点弱はあげられるかな.宿が新大阪だったので頑張って京都のみよしまで行こうかとも思ったのですが,さすがにそこまではちょっと...

 三宮ということで,層崩壊したN本生命ビルとか

歩道橋の上からの今の光景ということで.

 日記的には,前日夜に学生達と地元の串カツ+お好み焼き屋(地元の店なのになんて観光客向けのお店)で飲んだんですが,飲むと次の日体調がよくなくて,次の日は飲まない方が,とも思ったのですが,結局飲んで,で次の日も地域交流会で飲んで,連日飲みになるのですが,2日目,3日目はそんなに体調が悪くなることもありませんでした.

 つまり,慣れれば?大丈夫?ということなんですが,見方を変えると,最初は体調が悪くなるということは,やっぱり体によくないわけで,それ以降慣れたとしてもそれでOKってわけじゃないってことですね.

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14b
[安心安全な食材+自給自足]
(世の中, 生き方)

 食材の実情の続きですが,究極的に一番安全なのは,自分で作ることでしょう.そしてこれって自給自足の体制に話が繋がって来ました.経済破綻とかいざというときのためにというだけでは動機が足りませんが,安全な食材を調達できて,しかも取り立てで新鮮で美味い,更には,第二の人生的やること探し的にもそれそのものが楽しめる,そして,適度に体も動かせるとなれば,考えてもいいかもしれません.

 そしてどうせやるなら家庭菜園というレベルじゃなくて,主要な食材,具体的には,米,野菜(玉ねぎ,キャベツ,ピーマン,グリーンレタス,ブロッコリ,ニラ,ネギ,ほうれん草など)を全部自給する(でないと安全な食材を調達することにならない)くらいのことをやれば充分に「やること」として成立するでしょう.

 問題は現実に可能かでしょうか.かなりの広さの土地が必要でしょうし,季節的なこともあります.でも,それこそ都心のど真ん中で,かなり広い土地を確保して,きっちり管理した「室内」(でも日差しはたっぷりとって)で,雑草や害虫を完全に排除して,いい意味で工場生産的にやれれば,逆に結構面白いかもしれません.

 あとは蛋白質をどうするかですね.まあそのくらいは多少高い金出して買えばいいんですが,大豆とかもやしを栽培できればこれも何とかなりますかね? ついでに豆腐や豆乳も自分で作るとか.

 もちろん,肉とか魚も食べたいですが,さすがに畜産や養殖までは...なので(鶏飼って卵くらいは,とも思ったのですが,室内だとやっぱ臭いが...),そういうのは,少し高い金出して買ってくればいいでしょう.ですから,蛋白質も自給できる体制に,というのは,いざというときの話ですね.

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9/15'14
[]
(経日)

 今週(というかもう先週だけど)は,指数は堅調に推移したようですが,pf的にはちょっと伸び悩んだ感じです.

 材料的にはどうなんでしょうか? やっぱ学会とかあって出かけてると,その辺のウォッチはどうしても疎かになってしまいますね.

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15b
[人生の目的は心の平安]
(生き方)

 昨日,神戸から帰ってきたとき,?HKで意識がなんちゃらかんちゃらという番組をやっていました.

 最初は,この辺の話かなと思って見ていて,意識は神経が蜘蛛の巣状に繋がったものであって,ということは,死ねば無になるというような(私からすれば直感的に)当たり前の話(でも「研究成果」とするには,実験やデータが必要)だったんですが,最後の方は,というかこの番組そのものが臨死体験という(私にとっては)どーでもいい話でした.

 結局,番組はT花隆さんが臨死体験とは何かを求めて旅をするという組立(途中から見たのでよくわからない)だったと思いますが,彼が番組の最後の方で「人生の目的は心の平安」という誰かの言葉を紹介していました.

 全く同感です.でも,それに続けて彼が,心の平安を乱すものは死について考えを巡らすこと,今回の旅でようやく心乱さずに死について考え巡らすことができるようになった,と言ったんですが,ということは,これまで彼は,人生に絶望したことも死にたいとも退屈だとも思ったこともないわけで,(上から目線でほんと申し訳ないですが)人生経験が浅いなと思ってしまいました(まあ「成功」した人によくあることですが).

 はてさて,臨死体験はともかく,死後の世界があるかどうかですが,ないに決まってます(きっぱり).でも,これは実際はどうかというよりは,どう考えるかという問題ですね.意識がどうこういうことを考えることすら意識の上にあることですから.

 あと,「人生の目的である心の平安」ですが,T花さんが(しょぼいこと)言う前に,私が期待した答えというか,ぱっと考えたことは,「人生を精一杯生きて人生を全うして死ぬこと」でした.つまり,「あーいい人生だったなー,と思って幸せな気分で死ぬこと」ですかね.

 そういう意味では,昨日の番組は,誰でも死ぬときは幸せな気分になる臨死体験ができる,というものだったのですが,どんな人生でもOKってことじゃなくて(でもある意味どんな人生でもちゃんとお迎えが来るまで生きればOKだとは思いますが),いつお迎えが来てもいいように,自分なりにちゃんと生きて行くということですかね.

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15c
[旅]
(生き方)

 「旅」ってワードが出てきたんですが,まさに人生は旅のようなもので,死ぬということは,方々旅をして家に帰ってくるようなもの,とはどこかで書きました.先週,学会で大阪にいたんですが,何年か前くらいから,出張というよりは,何日かそこで「暮らした」ような感覚になるようになりました.そしてそれは,割と「いい感じ」です.

 でも,本来的に「旅」ってなんなんでしょうね? 人間が本来自分の脚で動ける範囲ってたかが知れてるものです.日常的にはせいぜい隣町に行くくらいでしょうし,東京から京都まで行くとしたらそれこそ東海道五十三次のように何ヶ月もかかるものでした.

 それが交通の発達で,日本国中はおろか世界中どこにでも行けるようになりました.これって何なんでしょうか? 本来的には「おかしい」というか,なんか「逸脱」したことになってはしないのでしょうか? 有名人になって世界を股にかける,なんてことにどーも違和感を感じるのは私だけ?

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9/16'14
[知の巨人]
(世の中)

 T花隆さんって「知の巨人」と言われてるそうです.でも「知の巨人」ってどういうことですかね?

 T花さんがやって来たことって,結局「お勉強」ですよね.つまり,自分で何か作り出したわけではなく,他人が作り出したものを「勉強」して,それを何らかの形でアウトプット?しただけです.ですから,ジャーナリストとか評論家とは言えるでしょうが,それがどうして「知の巨人」なのでしょうか?

 他には,例えば,I上彰さんがやっていることも結局「お勉強」で,ただそれをわかりやすく?大衆に解説しているに過ぎません.そして,中身的には,例えば,地震防災の分野に関しては,専門家の私から見れば,彼の説明はめちゃくちゃです.一事が万事ですから,他の分野も同じなのでしょう.

 ですから,テレビによく出てくるような(専門家まがいの)人の言うことは,その程度のレベルってことです.だって,(芸能人とかアナウンサーとかテレビに出るのが仕事という人でなければ)ちゃんと仕事してれば,テレビに出てる暇なんてないはずですから.

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9/17'14
[変化してきた]
(大学, 生き方)

 昇進し,50も過ぎて,研究以外のいろんな仕事が増えて,研究する時間がなくなってきたと再三書いて来ました.それは確かにそうなのですが,私の場合,どんなに大変でもやりたいのなら何が何でもやりますから,そういう外部環境だけが原因というわけではないんだと思います.

 つまり,歳をとって,体や脳は衰える一方で,これまでの経験や知の蓄積は増え,判断力や直感力はどんどん上がってきていて,やりたいこと,やるべきことが変わってきたんだと思います.具体的に言えば,自分で手足を動かして実験,調査したりプログラミングしたりということから,もっと大所高所から全体を俯瞰してマネージメントしていくことにやりたいこと,やるべきことが変化してきたということでしょう(でもどんなに歳をとっても被害調査にだけは這ってでも行くでしょうけど).

 もちろん,マネージメントと言っても,大学で偉くなって大学行政的なことをやるとか,今いる大学を(どんどんしょぼくなる世の中に迎合して)どうやってサバイブ,発展させていくか,ということではなく,対象はあくまで研究,そして,それを社会に還元することです.そういう意味で,第二の人生が始まっても,学生を指導しながらの研究活動は,これからもやって行きたいと思ったというのは,そういうことでしょう(ただ,これもあくまで研究活動であって,それ以前の超基本的な「指導」になってしまうようでは,話になりません).

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17b
[]
(世の中)

 ここで書いたスコットランドの独立投票ですが,いよいよ明日だそうです.世論調査では,賛成と反対が拮抗してるということですが,どうなんですかね? 結局,反対に誘導されてるような気がしますが.

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9/18'14
[円安]
(経済, 世の中)

 『前日のニューヨーク市場で米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表後に米利上げが意識され、急速に円安・ドル高が進』んでいます.円安ということは,輸出を行う日本を代表する大企業に大きなメリットということで,株も大きく上がっています.どう思いますか?

 これってまさにこのサイトで再三書いてる「二極化の流れ」ですよね.どういうことかと言うと,円安になると輸入品は高くなります.日本は食料のほとんどを輸入しているわけですし,原発が止まってがんがん石油燃やして発電してるのですから,要は,円安になると一般庶民が直接影響を受ける食品や光熱費などの生活必需品は値上がりするわけです.

 その一方で,大企業は儲かって,それに乗っかって株をもってる金持ちも儲かる.Aベノミクス的には,大企業が儲かれば,水がしたたり落ちるように下々の中小企業や庶民にも恩恵が,ということなんですが,そんな「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいなことになるでしょうか?

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18b
[痛い]
(PC)

 VAIO pro 11ですが,Nexus5でメールやwebは見られて,このサイトも読めるし,以前のように電車に乗ったらノートPCを開かないと気が済まない,というようなこともなくなってきたので,実はそんなに使っていません.でも,もちろん出かけるときは必ず持って行くので,そこそこ(普通の人以上には)使っていたと思うのですが,先日,新幹線に乗ったときに膝の上に置いて使っていたら...痛い...

 どういうことかと言うと,液晶の裏に付いているプラスチックの部品?の先が尖っていて,液晶を開くとそれが太股に突き刺さるのです.こういうのは一体何なんですかね−? 製品を作った人はちゃんといろんな場面を想定して使ってみてるのでしょうか?

 結局どうしたかというと,つき出して尖ってるプラスチックの部分を爪切りでちょっきんとちょん切りました.

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18c
[生ゴミ処理機]
(生活)

 日常生活をより快適にシリーズ第*段ですが,(と書いたのですが)生ゴミ処理機を(もう大分前に)買いました.理由は,夏場は生ゴミがすぐ臭くなって,量は少なくても頻繁にゴミ出しに行かないといけないからです(単にズボラということ).3万円くらいするものを買ったのですが,市から半額補助が出ました.

 で,使ってみてどうかですが,なかなかいいです.まず,乾燥させるので臭いが大幅になくなるので,夏場でも2週間以上ためても大丈夫です.そして量も劇的に減ります.私は生ゴミとパッケージなどのプラスティックのゴミを分けているとどこかに書きましたが,そうすると,ゴミ出しに行くのは2,3週間に1回くらいで済みます.

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18d
[経済成長]
(世の中)

 太鼓腹でも2ヶ月で理想の引き締まった体を,という?izapなるトレーニングジムが流行ってるそうです.あなたにあったトレーニングを完全個室個人指導で30日返金保証とか言ってますが,これって,単なる人間心理を巧みに突いた金儲けですよね.

 どういうことかと言うと,普通にちゃんと勉強してしっかり筋トレすれば,効果があるのは当たり前です.つまり,?izapでやってるトレーニング自体は,別段特別なものではないわけです.でも自分でやろうとするとどうしても怠けてしまう.

 そこで,入会金5万円で2ヶ月で30万〜50万という超高額な料金設定です.そんだけ高い金払ったんだから元とらないといけないとなって,トレーニングするわけで,そういう人間心理を巧みに突いてるわけです.英会話学校なんかも似た側面があります.

 これって何なんでしょうね? 要は自分でちゃんとやればいいものをそれができないがゆえに何十万という大金を横流しするだけで,数字的には立派な「経済成長」なわけです.

 GDPの6割以上は,個人消費と言われますが,この中にはこういうものも含まれてるわけで,というか,多くはこういう「浪費」に近いもので,そんなんで名目上経済成長したって意味ないでしょう.ていうか消費がGDP(生産)っていうのがそもそもおかしな話です.

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18e
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(日記)

 名古屋大の勅使川原先生(てしさん)の日本建築学会賞受賞記念パーティーでした.芳村先生,倉本先生,塩原先生となんかここんとこ立て続けですねー.まあそれだけこの世代に優秀なRC研究者が多いってことですね.

 勅使川原先生とは,彼が建研時代にいろんな委員会でいっしょになりましたが,私がRCを(あまり)やらなくなって,最近はいっしょに仕事させていただくことはなくなりました.でも学会とかで会ったりすると「いい仕事してるね」とか言ってくださって嬉しかったのを憶えています.

 会は大盛況で,いろんな人と話ができて楽しかったです.あと当たり前ですが,思ったのは,私も含めてみんな少しずつ歳をとってるってことですかね.で,やっぱりお前も学会賞とれって言われるんですが,私は別にいいです(^^;.

 でも話をきくと本人はあんまりその気がなくても,周りからいろいろプレッシャーがあるみたいで,そういう意味では,私がいるところは,そういうの全然ないんで(建築学科じゃなくて,いろんなエンジニアリングの集まりなので,お互いに「事情」がわからないし余計な干渉はしない),よかったなーと思います(^^;.

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18f
生きてるだけで
(生き方)

 生きてるだけで意味があると書きました.このときの記事はあまり説明になってなかったような気もするのですが,要は,私にとって,生きるということは,人生や生き方について考えて行くことなわけです.そして,生きてさえいれば,そういうことを考えるわけで,従って,生きてるだけで意味がある,ということになるわけです(めっちゃシンプル).

 そして,どうやって生きて行こうかと考えることがめっちゃ楽しくて面白いので,生きてるだけでめっちゃ楽しくて面白いとなるわけです(めっちゃ脳天気).

 更に,生きてるだけでOK,となれば,もう何でも来いなわけで,余計なことが全てそぎ落とされ,世の中のいろいろめんどくさいことから距離を置くことができて,ほんと気楽で幸せな気分になります.

 そして,生きてさえいれば何かが起こるわけで,余計な拘りを捨てて,自分のやりたいこと,やるべきと思うことに素直に従って生きて行けばそれで充分だし,そういう中から更に何かが起こればそれはそれでラッキーというくらいのものでしょう.

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9/19'14
[結局,お金の問題]
(世の中, 経済)

 スコットランドの独立投票ですが,ほぼ決まったようですね.結果は予想通りですが,結局元の木阿弥で,一体何のために独立投票やったのか,ということになります.

 スコットランドの立場に立てば,独立するぞーっと脅しをかけてイギリス政府からもっといろんな好条件をもっと引きだしてからやった方がよかったんじゃないですかね.逆にイギリス政府からすれば,うまいこと丸めこめたって感じでしょうか.まあ結局最後は経済,つまり,「お金の問題」なんだと思いますけど(しょぼいな).

 でも,アイルランドが独立したときは戦争になりましたし,20世紀までは,ほとんどのケースで独立するには「独立戦争」だったわけで,こういう民主的な方法がとられたことは評価できると思います.

 と言えば,きこえはいいですが,結局は,経済(お金)の問題なわけで,武力による戦争が経済による戦争に形を変えただけかもしれません(それでも武力によって殺し合いをするより遥かにましですが).中国や韓国がこれだけ高圧的に出てくるのも経済力を得たからでしょう.

 ということで,日本も経済力を,ということで,Aベノミクスとかやってるわけですが,やっぱりなんだかなーとは思いますね.今回のスコットランド独立もそうですが,国対国の経済戦争をしても単なる足の引っ張り合いで何も産み出しませんから.

 既に書きましたが,それを打破するには,世界の国々の間の経済格差をなくして(少なくとも経済的な)国境をなくすことですが,ユーロの例を見ればわかるように,まだ相当かかりそうです.でも,いつかはできるでしょう.

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19b
[]
(経日, 経済)

 スコットランド独立投票や円安がどのくらい影響してるのかはわかりませんが,昨日,今日と大幅に上げてきました.でも,指数に比べての非大手証券のパフォーマンスは今一(同じくらい)ですね.pfは,中堅建設株が暴騰しているので1.5倍くらい出てますが,ここ数日は伸び悩み気味です.

 円安が急激に進んでるということで,経済界からは,急激な変化は望ましくないという発言が出ています.でも株価が上昇していることがそんなことはないことの何よりの証拠でしょう.もちろん,株価が上昇ということは,社会の中の極々一部の大企業(と株主)が儲かるということで,大部分を占める中小企業や一般庶民には関係ない,というか,ゼロサムなので,その分貧しくなるということです.実際,食料品や光熱費などの生活必需品は値上がりしますからね.

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19c
[話し相手がいなくて]
(生き方, このサイト)

 話し相手がいなくて,お店とかでしきりに店員さんに話しかけてるお年寄りっていますよね.私もそうなってしまうのでしょうか? でもそんなことしてまで人に関わろうとは(私は)思いませんけど.

 それにこのサイトがありますからね.つまり,このサイトって,私が話したいことを勝手に話してるだけなんだと思います.FBやツイッターだって結局そういうものですよね.お年寄りにいっぱい話しかけられてる店員さんは,ちょっとめんどくさそうですし,FBやツイッターだって読んでもらう代わりにいっぱいフォローとかしないといけないんですよね(めんどくさ).

 でもこのサイトを読むか読まないかは自由ですから,誰に迷惑をかけてるわけでもないですよね.ていうか,やっぱり読んで下さる方に感謝ってことですね.

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9/20'14
[]
(世の中)

 と書いたのですが,独立投票はまたいつでもできるようですから,今回の結果で,かなり際どいところまで行ったことから,スコットランドは,独立するぞと脅しをかけてイギリス政府から好条件を引き出して行くことができるかもしれません.つまり,際どく独立を回避したという(スコットランドにとって)最高の結果だった(そうなるように仕組んだ)かもしれません.

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20b
[株主優待は金を使わせる仕組み]
(世の中, 経済)

 このCMですが,今度は株主になると,株主優待で旅行したり割引を受けたりできますよ,と言ってます.でも,既に書いたように,「株主優待は,配当と同等に権利落ち日の株価を下げる」わけですから,要は,自分の貯金を切り崩してるってことです.

 つまり,株主優待で只で旅行したつもりが,実は自分のお金だったってことで,ほんとひどい話ですが,これって要は「金を使わせる仕組み」ということですね.でもやっぱり騙すのはまずいですし,世の中のほとんどの人が騙されたままっていうのもすごいことです.

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20c
[]
(日記)

 今日は久しぶりに体調が悪かったです.ということは,裏を返せば,ここんとこそんなに調子は悪くなかったということですかね.でも特に予定がない休日に体調が悪いとやっぱりすぐに横になってしまいます.

 というか,やりたいこと,やるべきことはいくらでもあるけど,体調が悪いとやりたいこと,やるべきことをやるハードルを越えられないってことでしょうか.ですから,体よりは心の調子かもしれません.

 もちろん,生きてるだけで意味はあるのですが,どうせ生きるのなら楽しく気分よく生きて行きたいですからね.でもこういう日もあると思って,あんまり気にしないことも大事でしょう.

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20d
[人材不足のわけ]
(世の中)

 今の政治の世界はひどい,人材不足だと何度も書いてきました.その原因の一つとして,メディアの影響もあってか,政治家がやり甲斐があって魅力ある仕事に見えないということも書きました.でももっと大きな根深い問題?があるような気がしてきました.

 人材不足っておそらく政治の世界に限らないんじゃないでしょうか.例えば,芸能界なんかひどいですよね.アイドルなんか単体ではもう売ることができずにグループで何とか誤魔化してる感じです.実際,グループから「卒業」して単体になったアイドル?の惨状が全てを物語ってます.その分,お笑い界が何とか埋めてる感じで,アイドルがバラエティ化してるのもそういうことでしょう.

 そして,政界や芸能界に限らず,社会全体がそうなんだと思います.どういうことかと言うと,優秀な能力を持った人が人前に出たり,人の上に立ったり,偉くなったりすることにやり甲斐や価値を見出せなくなってるんじゃないですかね? だって,偉くなんかなったって,何かあったときに責任取らされるだけで何もいいことなんかないですからね.

 これも「人類が繁栄するプログラム」で説明できると思うのですが,そういうからくりにみんな気づき始めたということでしょうか.でも誰かがやらないといけないんで,こういう状態は社会にとってまずい? 無能でもまだなり手がいるので何とかなってる?

 これも政治の世界で言えば,小さな政府になってもらう,ということでしょうね.あるいは,そういう「まずい」社会との関わりをできるだけ排除するということでしょうか.まあ,私の場合,極力そういう風に生きてきたんで,別段何か変わるわけでもないですが.

 でも,既にどこかで書きましたが,能力がある人がその能力を発揮できない社会に未来はないと思いますけどね.

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9/21'14
[自分が価値あると思うものを信じてやる]
(生き方, 世の中)

 じゃあどうしたらいいかですが,これはもう自分が価値あると思うものを信じてやるしかないでしょう.なかなか大変な感じもしますが,世の中に迎合する気分の悪さや「評価」と称して面倒なことをやらされるストレスを考えたら,自分の信念を貫き通した方が最終的には楽しいと思いますよ.

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21b
[心を休めるには]
(生き方)

 体調がよくないということで,目覚ましをかけずに寝たら(いつも通り寝たのに)目が覚めたのが昼過ぎでした.疲れてるんですかね? でも一体何に疲れてるんでしょうか?

 でも体調が悪いというか疲れていれば,休めばいいってことですね.そして,休むということは寝ることなので,しっかり眠れさえすれば問題ないでしょう.問題は,体ではなく心が疲れているときでしょうか.

 既に何度も書いていますが,心というか,気分がいい悪いというのは,外部環境は(あまり)関係ありません.つまり,いいことがあって体調がよくても,何をやってもつまらなくやる気にならないことがある一方で,なーんにもいいこともなく何をやってもうまく行かなくても全然へっちゃらというか逆に燃えてくることもあるわけです.これってなんなんでしょうね?

 体の場合に照らし合わせて考えれば,眠るように疲れている?心を休めること,ということになるでしょうか.でもこれも休息,即ち,眠ることが有効な気がします.あるいは,体調がよければ体を動かすことですかね.

 問題は,寝ると体は休まるけど,その分,やるべきことができずに心のストレスは溜まるということでしょうか.ですから,そういうことを気にしない,ってことですかね.まあもう第二の人生ですからね.

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9/24'14
[]
(日記)

 どうも何か変です.基本的に***(中身は非公開(^^;).でも多分一時的で周期的なものなのでしょう.

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24b
[蛍光灯の形をした]
(生活)

 日常生活をより快適にシリーズ第*段です.蛍光灯ってちかちかするし,音がびーーってうるさいと思いませんか? で,LEDに変えようと思ったのですが,ぽんっとはずしてぱっと付けるという具合に行かずどうしたものかと思っていたのですが,なんと蛍光灯のランプの形をしてそのまんま付けられるLEDランプがあることがわかりました.

 ただし,グロー式,ラピッド式,インバーター式によって付け方とかが違うんですが,詳しいことは割愛(グロー式が一番簡単で,スターターをはずしてそのまま付けるだけ).で,付け替えたんですが,ちかちかしないし全く音もせず(LEDなんで当たり前)ちょー快適です.

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9/25'14
[勢]
(スポーツ)

 相撲がちょっと面白くなってきましたね.相撲に限らず,プロスポーツの魅力って,要は,見たい選手がいるかってことですよね.例えば,野球だと王さんがいたときは,とにかく彼の打席だけは見たいと思いましたもん.その後だと,清原とか野茂とか松坂とか,最近だとやっぱ大谷君でしょうか.そういう選手って,ただ成績がいいというだけじゃなくて,とにかく個性があったと思います.最近のプロ野球人気の凋落ぶりは,そういう選手がとても少なくなったということもあるでしょう.

 で,相撲ですが,遠藤人気もありますが,大砂嵐とか何かしてくれそうな期待感はありますし,逸ノ城は,遠藤が上がってきたときは陰に隠れていたんですが,その大物ぶりというか大器感はすごかったんですが(ぱっと見の印象は,北の湖を一回り大きくした感じ),とうとう新入幕で横綱戦まで組まれました.

 そして,彼が9/24時点で唯一黒星を喫したのが勢(いきおい)という力士です.確か新大関の豪栄道と同じ関西出身の同期で,アマチュア時代は彼に負け続けたという経歴?の持ち主なんですが,実は,彼が幕下の時からずっと気になってみています.何が気になったって(最初は)その名前です.だって「勢」って変じゃないですか(^^;?

 最初は変な名前の力士がいるけど,どんな相撲をとるのかなと思って見たんですが,下手くそというか,不器用というか,でもそういう中でものすごく必死さが伝わって来て好きになりました.体つきもいいんですが,うまく表現できないけど,私が相撲取りになったらああいう体型になったんじゃないかなというような親近感?がありました.顔も独特で,しゅっとして歌舞伎役者みたいな感じです(最近ようやく美形とかいうことが言われ始めた).

 でも相撲自体は,そんな感じですから,どうなるかなー,上に上がってこれるかなーと思って見ていたのですが,じりじりとそれこそ牛のような歩みで幕内上位まで来ました(今場所は5枚目).相撲スタイルは相変わらずで,不器用(ほんとに不器用というよりは動きがそういう感じということ)ながらも必死こいてとっていて,やっぱ好きです.そうそう,そういうところは,ちょっと高見盛に似てますかね(顔は全然違うけど).あとは,今場所は休場してますが,妙義龍の相撲は,北天佑と似ていて豪快で思い切りがよくて好きですね.

 ということで,遠藤とか大砂嵐とか逸ノ城とかは,みんな注目すると思うんですけど,密かに?って感じで,勢がこれからどうなるかも見ていきたいと思っています.

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25b
[誰も教えてくれなかった]
(生き方)

 また自分の利益にならないことを書くことになると思うのですが,そうわかっていても書くということは,もっと大事なものがあるということなのでしょう.

 この記事とも関係すると思うのですが,とにかく歳をとったなと思います.ただ単に体がしんどくなって気力もなくなってきたということではなくて(何度も書いたように)人生50年ということで,一人の人間が普通に生まれて普通に死んでいく普通の人生が終わったと感じています.

 そして,つくづく思うのは,そんなこと誰も教えてくれなかったということです.これも既に書きましたが,私はたまたま何とか50になったとき,それなりに満足した人生を送れたと思えましたが,ほんとたまたまで,ほんと危なかったと思うんですよね.ということで,自分の利益にならないと思っても,そういうことをここで敢えて書いてるわけです.ほんと50になるのなんてあっという間ですし,そのときしまったと思っても間に合いませんよ.

 満足の行く人生が送れたかどうかはともかく,普通に行けば人生が終わるということはどういうことかというと,50でもう(やりたくない仕事をして)働かなくてよくなるか,ということが1つの目安でしょう.そういう意味では,私の場合,これも滑り込みセーフでしたが,多くの人は,まだまだ(やりたくない仕事をして)働かないといけないのだとしたら,「間に合ってない」ということです.

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 で,私なんですが,(第一の)人生が終わったのはそうですが,まだ生きては行くので第二の人生が始まったということも既に書きました.そして,上で書いたように自分の中での根本的なものがこれまでと全然違うので,これまでと全く違った生き方をしないといけないんだと思います.

 もちろん,これまでと同じように生きることもできると思うのですが,多分それじゃあ大したことはできないし,無理すれば病気になってしまう(と本能的に感じる)でしょうし,実際,周りを見ても50を過ぎて大きな仕事をした人はほとんどいませんからね.

 まあこれも何度も書いてますが,本来的には50過ぎで引退で(今はたまたま少子化と高齢化が急激に進んで年金が足らなくて65まで働けとなってるだけ)もう働かなくても食べて行けるし,仕事に代わる退屈しのぎもいろいろ見出せてきたので,ほんとにリタイアしてもいいのですが,歳をとっていろんなことがめんどくさくストレスに感じるようになってきたのは確かにそうなんですが,中には,例えば,学生の研究指導のようにやろうと思えることもあるので,今の仕事の中でそういうものがあるうちは,何とか続けられると思います(でも,それがどんどん怪しくなって来てるのも確か).

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25c
[生きる力を逆にもらっている]
(生き方)

 こういう(余計な)ことを考えるのってどうですか? まあ考えたきゃ考えればいいし,バカな考え休むになんとかということもありますが,今の(第二の人生に突入した)私にとっては,生きることについて考えることは生きることそのものです.ですから,考えることによって,生きる力を逆にもらっているし,ここに文章として書くことで,ただ考えるだけではなく「何かの形」にしているわけで,それが何かに繋がるかもしれないとも思っています.

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25d
[]
()

 いやー,逸ノ城,今日も勝ちましたね.体があるとか抜群の相撲センスということもありますが,組み手がどうとかそんなこと問題にしないでシンプルに廻しにさえ手が届けばって何とかなる感じです.

 あと,勢ですが,身長と体重が白鵬と同じなんですね.つまり,理想的な体格ってことなんですが,そう言えば,私も大学時代,身長と体重が当時全日本チャンピオンの長谷川博幸さんと同じ(身長179cm,体重63kg)でした(が,バドミントンのレベルは天と地の差があったわけで,それだけじゃだめって当たり前の話).

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25e
[他の道,やり方]
(生き方)

 周りを見ても50を過ぎて大きな仕事をした人はほとんどいませんと書きましたが,なんでそんなことになってしまってるのでしょうか?(というか理由は明らかなんですが) 芸術の分野なら50を過ぎて優れた作品を残した人はいっぱいいますし,民間企業や中央官庁なら偉くなれば,大きな仕事できますよね.

 でも既に書きましたが,大学教員だと大学でどんなに偉くなっても,せいぜいその学科,学部,大学という超ローカルな話に過ぎないわけです(そういう意味では民間企業も似たようなものか).

 じゃあ,大学を越えて学界で,ということになるのですが,そういう仕事ができる人は極々僅かですし,できたとしても50を過ぎると大学の業務に足を引っ張られて思うように研究できなくなるのが現実です.

 ほんと何とかならないものかと思いますが,この期に及んで大学の業務体制をどうにかしようとしても間に合いっこありませんから,現状の中で,つまり,余計なものを極力排除していくしかないでしょう.

 でもどうなんですかね? 大学を越えて学界の中心的?存在と言ったって,要は,とりまとめ的な仕事なわけで,そんなことが「大きな仕事」なのでしょうか? 研究者である以上,重要なのはやっぱり研究成果ですよね.

 ですからやっぱり,現状の中で余計なものを極力排除していくしかないですが,ほとんどの人ができてない現実を見ると実際は厳しいわけで,ということは,他の道を考えた方がいいということかもしれません.具体的には,芸術の分野のように,50を過ぎても成果を出しているようなこと,やり方をするということでしょうか.

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9/26'14
[人生とは]
(生き方)

 人生とは退屈でつまらないものである.従って,(つまらない人生を送りたくなければ)人生を退屈でつまらないものでないようにする創意工夫が必要があるが,それが即ち生きるということであり,人生の大きな楽しさの1つでもある,ってことですかね(禅問答的).

 あとは,幸不幸は(時間的に)相対的なもので,ずっと幸ということはないので(不幸があるから幸が感じられる),幸でないときにあんまり気にしないということでしょうか.

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26b
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 逸ノ城,今日も勝ったんですね.白鵬が負けて1敗で並んで,明日は白鵬とやるそうです.すごいことになってきました.

 でも決まり手は今日もはたき込みなんですね.相撲的には,よくない勝ち方なんだと思いますが,はたきが強烈って,思い切って突っ込めないので,相手は結構嫌ですよね.それに押せないからはたいてるんじゃなくて,最初から思い切りはたきに行ってますし,ぼーっとしてるようで結構したたかなのかもしれません.

 でも確かにすごい力士ですが,普段はぼーっとしてて,何とも不思議な感じです.はたいてるのだって,怖いからはたく,で,はたいたら決まっちゃったみたいな「うっちゃれ五所瓦」で出てきたハエ叩き力士みたいです.

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9/27'14
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(経日)

 今週は上がったり下がったりでしたが総じて軟調で,昨日,10割買いから2,3割買いになったと判断しました.

 なんとなくですが,相場的には膠着状態というか,相場が上に行くか下に行くか迷ってる感じなので,しばらくはあまり利益は出ないかもしれません.でも2012年末の例を見ればわかるように,いつどういうタイミングで大きく動き出すかはわからないので,今のような状況でも玉を建てつつ,何とかトントンくらいでしのいでいくことかなと思います.

 材料的なものとしては,今週はイスラム国への空爆が多かったと思いますが,オバマさんが言ってるのをきいてるとイスラム国(Islamic State)ではなく,「アイソル」って呼んでますよね.イスラム国って言い方はやっぱまずいでしょうから,日本のメディアも早く対応した方がいいんじゃないですかね.

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27b
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(ピアノ)

 今年のピアノプロジェのチラシがI東さんから送られてきました(いつもありがとうございます).

 東大ピアノの会の同期のT田(彼とは駒場でも同じクラス),と1つ下のS谷(N古屋大の地震学者)に声をかけたら,今年から出てもらえることになりました.

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9/28'14
[御嶽山噴火−防災システムの安全率]
(防災)

 御嶽山噴火は大変なことになってしまいました.地震予知と違い,火山噴火予知はもう非常に高い精度でできるということだったはずなんですが...

 ここで思うのは,既に何度かこのサイトで書いている「防災システムの安全率」です.津波警報,緊急地震速報,震度情報などの防災システムには,津波警報が出ていないのに津波が来るということを避けるために安全率が入っています.でもそうすると,津波警報が発令されたのに津波が来ないという「空振り」が起こり,人々は「津波警報が出ても津波なんか来ない」というオオカミ少年のようなことになってしまって,却って避難率が落ちて,結果的に多くの尊い命が失われる,ということが起こってしまっています.

 火山噴火予知の場合はどうでしょうか? 火山の場合は,入山規制をしてしまうわけで,規制をして噴火しないという「空振り」が起こっても,その後,規制がかかって無理矢理入山する人は,津波警報が出て避難しない人より格段に少ないでしょうから,津波警報のような「空振り」による被害拡大の心配はあまりないように思います.

 今回も9/10頃に火山性地震が増えたというデータはあったそうなので,火山噴火予知には(他の防災システムとは逆に)もっと安全率を考えてもいいのかもしれません.

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28b
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(世の中)

 ある番組で,一人暮らしの高齢者が増えてきていて,そういう人の中には,年金受給額が足りず,事情があって生活保護も受けられず,非常に苦しい生活を余儀なくされている.日本の憲法では,最低限の人間的な生活を保障しており,今の制度を改革すべきだと言っていました.どう思いますか?

 印象的だったのは,そういう窮地に追い込まれた人は,若いときは老後のことなんか考えたこともなかったと口を揃えて言っていたことです.つまり,老後のことをちゃんと考えないからそんなことになるわけです.そういう人でも救わなければならないというのは,ちゃんと老後のことを考えてる人からすれば,著しい不公平感を感じるでしょうし,そういう人を救う最後の砦の生活保護も財政的にはもうぎりぎりです.どうしたらいいでしょうか?

 世の中(残念ながら),そういう無計画でお金の計算ができない人がいっぱいいるわけで,ある程度強制的に貯蓄させる(年金を納めさせる)必要があるのかもしれません.

 昔,全く理解できないものに「修学旅行の積み立て」というのがありました.修学旅行の費用を何年もかけて毎月少しずつ積み立てるというのです.なんでそんな「制度」になっていたかというと,これも普通の人は計画的にお金を貯蓄することができないってことが大前提だったわけです.

 でもその一方で,Aベノミクスでお金どんどん使いましょうとか言ってるわけで,一体何やってんだかって感じです.

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28c
[単純な話]
(生き方)

 要は,歳をとって体力や気力が衰えたら,素直にそれに従って行けばいいという単純な話なのでしょう.働かないと食べて行けないのなら,それこそ命を削ってでも働かなければなりませんが,私の場合は(幸い)もうそういうことはありません.

 もちろん,やり甲斐や使命感を感じれば,まだまだいくらでも頑張りますが,逆に言えば,そういうものを感じないものには,無理してしがみつく必要もないわけです.

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9/29'14
[]
(生き方)

 この番組なんですが,一人暮らしの要介護者で年金が足りないため外に出ることもままならないおばあさんが,部屋から外の景色を見るのが唯一の楽しみで,番組の最後のところで,彼女が今日もお月さんがが綺麗だね,と言う場面がありました.

 番組制作者がどういう意図でこの場面を番組の最後にもってきたかはわからないのですが,私は,彼女が月を見て綺麗と思えるのなら,それだけで充分生きてる意味はあると思いましたし(彼女自身は,世の中に対して何の役にも立たんし早く死にたいと言ってましたが)彼女がそんなに不幸だとは思えませんでした.

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29b
[生き方から目を背ける対象が生き方]
(生き方)

 生き方について考えることで逆に生きる力をもらってると書きましたが,普通は,逆なんですよね.つまり,普通の人は,仕事とか何か目の前のことに集中することでて,そういうことから目を背けることで,人生を楽しんでるんだと思います.

 それで最後まで行ければラッキーなんでしょうが(でもそういう人生は薄っぺらいと私は思いますが),仕事をリタイアした後の時間がこれだけ長くなってる現状では,それはなかなか難しいと思います.そして,「そういうことから目を背けるために集中する」対象が仕事ではなく,「生き方」そのものである,ってこともあるんじゃないかと思うんですが,どうなんでしょうか? それメインだとやっぱりちょっとしんどい?

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29c
[自分自身]
(世の中)

 今,アジア大会やってるんですが,他にも先日の錦織さんとか,欧州サッカーで日本人大活躍とか,まさにここで書いたことのような盛り上げ方です.日本人が活躍したらほんとにそんなに嬉しいですか?

 そりゃー活躍しないより活躍した方が嬉しいのかもしれませんが(何度も同じことを書きますが),頑張って活躍したのはその人であって,それ以外のそれを見ている日本人とは何の関係もありませんよね.

 つまり,どこかの誰かが世界でどんなに活躍しようがそんなことは何も関係ないわけで,頑張るのは自分自身ということです(当たり前).

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29d
[総先送り]
(世の中)

 自分の頭でしっかり考えることができない学生や精神的に脆弱で叱られるというかだめ出しをされると凹んで逆に何もできなくなる学生が増えてきている,そういう学生をちゃんとやって行けるようにして社会に送り出すのが最後の砦としての大学の役割ということを書きました.

 そういうことを民間企業で働く友人に話したところ,彼もそういうことを実感していて,実際,そういう状態のまま社会に出てきてしまっている学生が非常に多いというのが現実のようです.

 で,どうしてんのかときたところ,私はてっきり,大学でちゃんと教育してくんないから,我々が苦労して再教育してんだよ,という答えかと思っていたのですが,なんと,会社でも「先送り状態」だと言うのです.もうびっくりですよね.これじゃあ日本の一流企業が世界の中で競争力を失うのは当たり前です.この国は一体これからどうなって行くんでしょうか?

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29e
[心穏やかに]
(生き方)

 何と言うか,もういろいろめんどうなことに巻き込まれることなく,心穏やかに生きて行きたいなーと思っています.でも実際のところはなかなかそうは行かないかもしれません.問題はそういうときにどうするかですね.

 なんか知らないけどやらずにおれない気持ちになるのか,そこまで行かなくても,しょーがねーなー,めんどくさいけどやってやるか,と思えるか,でしょうか.

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