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10/1'22

 いや,今の状態をどれだけ維持できるかではだめですね.だって,定年の時に確実に大きな変化が起こるわけで,むしろ,そこへ向けてソフトランディングして行くことが必要で,そういう意味では,こっちに来て,学生の数が半分以下に減ったのは,流れとしては悪くないのかもしれません.

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10/2'22
[めんどくさいこと,めんどくさくないことが変化して行く]

 もういろいろめんどくさいんですが,めんどくさくないこともあります.つまりは,(歳をとると全体的にめんどくさくはなるけど)なんでもかんでもめんどくさくなるわけでもなくて,めんどくさいこと,めんどくさくないことが変化して行くんじゃないですかね.

 具体的には,こんなことやってどうすんだ?というような仕事や仕事以外の雑務はめんどくさいです.でも,これは歳をとっ(て衰え)たからというよりは,仕事をしていれば,そういうことは,現実的にやらないといけないんですが,いざとなったらもう仕事なんかやめても食べて行けるようになったってことがありますかね.

 食事を作ったり,身の回りのことをすることは,若い頃は,めんどくさかったですが,今はそうでもないです.でも,これは,添加物とかを排除するために自炊しないといけないということや,手を抜くやり方を身につけてきたってことはありますかね.

 体を動かすことや出かけることがめんどくさくなるのは,やっぱり,衰えなんですかね.でも,体は動かせる範囲で動かせばいいわけだし,出かけること自体にそんなに体力を使うわけではないので,心理的なことですかね.

 逆にいろいろ考えたり,出かけないでこの文章を書いたりするのは,全然めんどくさくないですし,自分でプログラム組んで計算したりするのもそうですね.でも,ピアノは,出かけないしそんなに体力を使うわけでもないですが,めんどくさくなって来てる,と思ったんですが,考えてみたら,もちろん,若い頃(20代まで)とは,全然違いますが,30代,40代,50代は,全然練習してなかったですから,その頃よりは,弾いてるのかもしれません.

 作業の内容的には,単純作業的でめんどくさそうなことも淡々とやることができるようになってきた気もします.

 研究については,学生の研究指導は,全然めんどくさくないです.でも,研究しない学生を研究させるのはめんどくさいです.講義は,意外とめんどくさくないですね.でも,週に数コマならいいですが,10コマやれと言われたらめんどくさいです.

 仕事は,どんなにめんどくさくてもちゃんとやらないといけないですし(生活費を稼ぐためというよりは,組織に所属する以上は責任を果たすということ),それは,研究しない学生を研究させるのもそうですが,研究以外の雑務的なことは自分次第ですが,後者は,他者の問題で,完全にコントロールできるわけではないので,できるだけのことをしてもだめなら落とすしかないということですし,それが学生のためでしょう.

 人と会って(あるいは,会わなくてもオンラインでもメールでも),話をするのは,全然めんどくさくないですし,そういう時は,出かけるのもめんどくさくないです.でも,変化してると思うのは,自分の話をするよりは,人の話をききたいというようになってきた感じがします.

 こうしてみると,これから,あるいは,定年後も含めてどうして行くかと考える時に,できる限り,めんどくさいことをやらず,めんどくさくないことをやるには,どうしたらいいかってことですかね.

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 そして,これは(私個人とか,歳をとったらとかに関係なく)広く一般的に敷衍することができるわけで.人生の中でどのくらいめんどくさいと思わないことをできたかで,その人の人生の成功不成功が決まるということでしょう.

 具体的には,やりたいことを見つけて,それを仕事にすることにできれば,多くの時間をめんどくさくないことに費やすことができるでしょうし,結果的に(社会的に)成功するかもしれませんし,やりたいことができて何とか食べて行けたのならそれだけで成功でしょう.

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 でも,昔はそうでもなかったですが,最近,厄介だなと思うのは,めんどくさいと思うことと,思わないことがコロコロ入れ替わるというか,安定しない感じがすることです.具体的に言えば,例えば,ピアノを弾きたいと思うこともあるし弾きたくないと思うこともあるわけですし,プログラムを組んで自分で計算することもめんどくさいと思って先延ばしにすることも多いです.

 そういう意味では,「安定して」めんどくさいと思わないことを大事にするってことですかね.

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[結局,100年前と変わらない?]
(世の中)

 まだどうなるかはわかりませんが,新型コロナのパンデミックはおさまったという雰囲気です.つまり,3年くらいかかったってことですかね.それで,100年前のスペイン風邪は4年で(自然と)収束したということですから,なんだよ,それじゃあ,結局,100年前と変わらないじゃんという感じなんですが,一応,ちゃんと定量的?に検討してみました.

 今回の全世界の死者数は,(ここまでで)650万人に対して,100年前は,2000〜4500万人ということで,ざっくり100年前の1/5,更に,世界全体の人口は,100年前が20億に対して,今は75億ですから,死亡率にすると1/20近くになります.更に言えば,100年前と今とでは,人の往来の数は全然違いますから,効果は1/20以上ということになるでしょうか.これもVクチンや治療法などの医学の発達や各国政府の対応のおかげ?

 どうなんですかね? 確かに医学の発達はあるでしょうが,Vクチンや政府対応については何とも言えなくて,Vクチンは,これからどういう後遺症が出るかわかりませんし,各国政府は,莫大な借金をした上に,ジャブジャブの金融緩和を行って,ものすごいインフレになってしまって,トータルとして見たら失ったものの方が多いということになりはしませんかね.

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[あの頃に戻りたい]
(バドミントン)

 寝る時のこのサイトの読み返しですが,2006年8月のバドミントンを(一度)やめたときの記事とそれを受けて書いた私のバドミントンライフ?を読みました.さすがに読んでてしんどかったですね.実際,当時は,ほんとにしんどかったですからね.

 それは,わかっていたんですが,私のバドミントンライフ?を読むことで,まさに「私のバドミントンライフ」を振り返ることができました.つまりは,あの後,バドミントンを再開はしたのですが,その後は,全く以てぱっとせず,やっぱり,実質,あの時,終わっていたということでしょうか.

 そして,思ったのは,プーナに入った頃文京区時代は,楽しかったなあというか,何度か書いているように,私はあの頃に戻りたいと思うことはないんですが,少なくともバドミントンについては,あの頃に戻りたいと思いました.

 岸野の何気な一言で木村さんに電話して練習に行って,文京区大会に出て,松井さんを見て衝撃を受けて,バドミントンを続けて行って40になったときに全日本に出ようと思って,文京一中の練習に行くようになって,どんどん強くなって行きましたし,何より,プーナや文京区のいろんなところに練習に行くのが(その後,飲みに行くのも)楽しかったですからね.

 今にして思えば,筑波大に移籍したのはよかったと思いますが,どうして,そういう最高のバドミントン環境を捨ててしまったんですかね.もちろん,つくばはつくばで,筑波大バドミントン部との関わりなど,それまでにないものを得ることはできましたし,バドミントンをやめるときに,結局,バドミントンがわからなかったと書いてますが,今はバドミントンが大分わかったと思います.でも,わかっていても,練習する環境がなければ,練習に行く気にならなければ,どうしようもないわけですからね.

 うーん,でも,思い返してみると,つくばに引っ越しても,週に何回かは仕事で東京に来るので,文京区の練習にも出られると思ってましたし,TXが来てからは,プーナの練習に行ってましたからね.でも,いつの間にか,行かなくなったし,文京区の練習に出ることもなかったですかね.仕事も忙しかったし,やっぱり,しんどかったってことでしょうか.

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(野球)

 野球は,ライオンズはもう優勝は厳しかったんですが,CS進出は決めていて,優勝は,何と最終戦の大逆転でオリックスが決めました.

 まず驚いたのは,パリーグは,今日が6チーム全てが同時に最終戦だったということです.そんなこと今まであったかなー.ちょっと記憶にないです.そして,今日の最終戦,ソフトバンクがロッテに負けて,かつ,オリックスが楽天に勝てば逆転優勝で,しかも,全くの同率で並んで直接対決の結果でオリックスが上に来るというきわどさです.

 ソフトバンクは,昨日のライオンズとの試合で勝つか引き分けで優勝で,9回に柳田のホームランで追いついたんですが,延長戦で山川にサヨナラホームランを打たれて負けて,今日も勝てばよかったんけどね(オリックスにしてみれば,勝って,なおかつ,ソフトバンクが負ける必要があった).

 これでオリックスが連覇となったんですが,CSがあるので,日本シリーズにどこが出るかはまだわかりません.で,ライオンズの可能性ですが,どうですかね.

 まず,ソフトバンクとやるんですが,どうも苦手意識があって,特にCSとかの短期決戦でそうで,でも,シーズン終盤いい試合をしたし,上で書いたようにダメージも与えたと思うので,何とかしてくれませんかね.

 セントラルの方は,こちらもヤクルトが連覇なんですが,村上は55号を打った後,不調に陥ってしまいました.でも,三冠は事実上決まったようです(打率2位の中日の大島が今日最終戦で,ヤクルトは明日最終戦で4-0で逆転するということなんですが,3打席凡退したら引っ込めばいいわけで,今日出場しなかったのもそういうことでしょう).

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10/3'22
[やりたいことやるのなら結果出せ]

 やりたいことを(見つけて)やったらいいと何度も書いてますが,もちろん,額面通りに受け取ると大変なことになります(とも何度も書いてるけど).

 結局は,何をやりたいと思うかは,その人の素養の問題なわけで,自分がやりたいことではなく,世の中の役に立つことがやりたいのなら,それもまさにやりたいことです(間違っても,自分はやりたいことを我慢して世の中の役に立つことをやってると思ってはいけない).

 そういう意味では,しょーもないことをやりたいのなら,やりたいことで食べて行ったりすることはできないし,学術とか芸術とかスポーツならそうでもないかと言うとそんなことはなくて,これらも基本的には世の中の役に立たないもので,言い換えると,世の中の役に立つことを第一義としてこれらのことをやってもてんで大したことにはなりません.

 わかりやすい例としては,エンジェルスの大谷は,自分がいいプレーをして,世の中に元気にしようなんて思ってるわけなくて,彼はただ野球がやりたくてやってるだけですし,それは,研究者や芸術家も同じで,でも,やりたいことをやることで結果が出れば,結果的に世の中の役に立つわけで,それでいいわけです.

 でも,やりたいことやるのなら結果出せってことなわけで,でも,それは並大抵のことではなくて,それができないのなら,地道に働くしかないし,そうすればいいということでしょう.

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[優秀な若い人達に研究者が魅力的に映らない?]
(大学)

 ノーベル賞ウィークということで,いつものことながらどうでもいいというかうざい話なんですが,例によって,日本の研究環境の惨状,具体的には,欧米や中国に比べて,研究費もがんがん削られていて,かつてのように自由に研究できる時間も減って,こんなんでは若くて優秀な人が集まらないと言ってました.

 そうですね.私が研究者になった頃は,校費という科研とかの競争的資金に応募しなくても降ってくる研究費もたくさんありましたし,研究する時間もありましたかね.おまけに奨学金はチャラだったし,金銭的にも恵まれていたかもしれません.でも,ポストは今の方があると思いますけどね.

 今の若い人達にとって,研究者というか,大学の教員が魅力的に映らないというのは,そうみたいというか,実際,このサイトでも何度か書きましたが,優秀で研究者としてやって行けるのに博士に進学せず就職してしまう人もたくさんいました.

 でも,じゃあ,何やるんですかね? 官僚になって大きな仕事というのならわかりますが(でも,官僚も大学同様,どんどん厳しいことになってるけど),民間行って,あるいは,会社作って金儲け? しょぼいな.ていうか,その時点で素養が低いというか,その実,優秀でもなんでもないですよね.

 そんなしょぼいことではなく,もっと知的な何かを追究していきたいと思うのなら,やっぱり,研究開発しかないのでは? もちろん,民間にも研究所はありますし,追究する知的なものは研究だけではないので,というか,知的なものは,本質的に何でも研究なので,そういうことでもいいと思います.

 でも,それにしても,博士進学率は非常に低いですよね.でも,それは私の頃からそうで,博士進学率が低くなってるのではなく,欧米や中国が博士の安売りをしてどんどん博士を出してるのに日本はまだそこまでじゃないということもあるでしょう.そして,博士進学率が低い理由ですが,研究者が優秀な若い人達に魅力的に映らないというよりは,やっぱり,博士3年行くハードルの高さなんじゃないですかね.経済的なこともあるでしょうし(親の理解が得られなければ厳しい),20代後半まで学生ってのがどうなんってこともあるでしょうし,博士取ってもポストがあるとは限らないわけですからね.

 でも,そんなの超越するくらい研究したいという気持ちがなければ,大した研究もできないわけで,まあなるようになってるってことですかね.でも,現実的には,というか,大学とか国とか文科省にとっては,そうは行かないわけで,優秀な人に博士をとって研究してもらいたいということなら,何とかしないと今の状況は変わらないと思います.

 一番は,やはり,研究者というか,大学の教員が魅力的に映るかってことで,昔はよかったではないですが,20年,いや,10年くらいまでは,研究する時間も研究費も今よりかなりあったと思います.でも,この10年くらいで,急速にじり貧になってきて,研究以外の雑務もなんでこんなことやらにゃいかんのやってこともどんどん増えています.

 だいたい,文科省がいろいろ余計なことをするのが原因で,文科省は文科省で,今の状態がやばいので何とかしようとして,教員にいろんなことをやらせるわけで,ミイラ取りがミイラの一体なにやってんだか状態なんですが,需要と供給の関係じゃないですが,こんなことやってられんってなったらやめればいいわけで,でも,そうならないのは,まだ大学の教員が「いい商売」ってことでしょう(民間から大学に来る人はいるけど逆はいない).

 若い人達にとってどうかについても,博士進学率が低くて,競争相手が少ないのなら逆に狙い目じゃないですかね.金銭面で恵まれないということがよく言われていますが,助教で年収500万,准教授で800万,教授で1000万は越えますし,副収入も結構ありますから,生活して行く分には充分ですし,民間に比べれば自由になる時間は圧倒的に多いと思います.

 ただ,もちろん,誰でもなれるわけじゃなくて,まず絶対必要なのは,研究したいということ,そして,やはり,「考える力」は必要ですが,研究者というか大学教員と言ってもピンきりなので,真面目でちゃんと仕事して行けば,何とかやっては行けるとは思います.

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(野球)

 ヤクルトの村上,最終戦の最終打席で56号打ったんですね.すごいな.もってる(笑)?

 ほんとは試合数とかちゃんと基準化すると,王さんを超えたとは言えないかもしれませんが,まあ細かいことはいいでしょう(笑).

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10/4'22
[広島に地下鉄?]
(地理)

 京大防災研の公開講座(のとりまとめ役)というので広島だったのですが,場所は,紙屋町で,広島駅から広電(路面電車)で行くもんだと思っていましたが,駅スパをかけるとJRの在来線で新白島まで行って,そこで乗り換えろと出てきます.またまたー,変な回り道させてーと思いました.でも,所要時間を見ると確かに早いです.地図で見ると,新白島と紙屋町の間は,線路が走っていて,路面電車の一路線のような感じなんですが,駅間は長いし本通が終点でなんなん? ということで,何でも冒険(笑)?ということで,そのルートで行ってみました.そしたら...

 その路線は,アストラムラインと言うんですが,これって地下鉄やん.少なくとも新白島から本通までは,完全に「地下鉄」です.即ち,駅は地下にあって,ホームにはホームドアが設置されていて,車両もちゃんとした電車です(乗り心地的には,車輪はタイヤっぽかったけど,それは,札幌の地下鉄もそうですよね).でも,広島に地下鉄があるというのは,きいたことがないというか,そういう計画はあったけど,実現しなかったというのはきいたことがあるので,なんなん?という感じです.

 で,調べてみたら,アストラムラインは,本通から新白島までは地下を走っていて,新白島から地上に出るみたいで,そこからがメインというか,路線の長さもそっちの方が長いです.なので,こういうのは,地下鉄とは言わないってことですかね.

 そもそも,地下鉄の定義ってなんなんでしょうか? 地下を走る割合が厳密に決まってる? 例えば,アストラムラインが地下鉄なら,TXのつくば駅は地下ですし,一駅じゃだめなら,南千住から秋葉までは地下を走ってますが,地下鉄とは言わないですよね.

 逆に銀座線の渋谷や丸ノ内線の後楽園は,地上どころか高架にありますが,これらは地下鉄です.なので,やっぱり,地下を走る割合が厳密に決まってるんですかね?

 ということで,ちょっと調べてみたんですが,地下鉄の厳密な定義はないようです.それはそれでちょっとびっくり.

↑近くの商店街ですが,なんとアーケードの中に信号があって,車が普通に走ってた...

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 蛇足ですが,帰りの新幹線は,少し早く帰れそうだったので,指定をとった電車の1本前の自由席で帰ってきたんですが,ホームに行くと結構並んでいます.そして,次の電車の自由席は大変混んでますので...という場内アナウンスが...うー,しょうがないから予定通り1本後の電車で帰るかと思ってたんですが,電車が来ると...がらがらです.なんなん?

 自由席は大変混んでるというのは,電車の話ではなく,並んでる人達のことだった? でも,そうなら,そんなの見ればわかるわけで,全く人騒がせな余計なアナウンスでした.

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 あと思ったのは,広島は(京都から)近いってことですかね.のぞみで1時間40分ですし,大阪や神戸からなら尚更でしょうか.そして,広島まですぐなら,博多も結構近いってことですよね.

 あとは,帰りは東京行きののぞみに乗ったんですが,京都で(途中)下車するのは何か変な感じ?がしました.

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[楽しみがなくなって行く]

 どこかで書いたと思うんですが,「楽しみがなくなって行く」と思うんですよね.

 どういうことかと言うと,定年で仕事を失って,歳をとってできてたことができなくなって,楽しみがなくなっていく,ということではなく,楽しいと思っていたことを楽しいと感じなくなって行くということです.

 そして,これは,歳をとって老人になるということとは関係ないというか,実は,既に子供の頃から始まっていて,具体的には,今にして思えば,小さい頃は,どうしてあんなことが楽しかったんだろうということばかりですよね.

 祖母におんぶしてもらって電車を見に行くだけでも楽しかった,友達と裏の空き地で野球するだけで,自転車で隣町に行くだけで,七隈祭(福大の学園祭)に行くだけで楽しかった.少し成長した中高くらいでも,毎月ケンプのベートーヴェンのピアノソナタ全集を買い集めていくだけで,FMでいろんな曲を聴いて録音して行くだけで,いろんなピアノ曲を開拓して行くだけで楽しかった.社会人になってからも,バドミントンやスキーをするのは,今より楽しかったですし,出かけるのが億劫に思うこともなかったと思います.

 つまりは,人間,生まれた瞬間から歳をとり始めていて,それに伴ってどんどん「楽しいと思うことを失って行ってる」ということでしょうか.それは厳然たる事実なのでどうしようもないのですが,じゃあ,人生どんどんつまんなくなって行ってるかというとそうでもなくて,というのは,歳をとるに従って「失う楽しさ」もあれば,逆に「得る楽しさ」もあると思うんですよね.

 具体的には,私の場合,小さい頃は,哲学的なこともそうですが,政治経済や世の中のことに興味をもつことはそんなになかったと思いますが,今は...ですし,文章を書くことも然りです.つまり,何もしないとどんどん「楽しいと思うことを失って行く」ので,それ以外の「楽しいと思うことを得る」ことが必要,つまり,人生所詮退屈しのぎ(がデフォルト)ではないですが,歳をとると「楽しいと思うことを失って行く」のがデフォルトなので,退屈がデフォルトの人生が退屈にならないように「楽しいと思うことを得」ていかないといけないということですかね.

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[大車輪]

 昔の記事を読んでて思うのは,とにかく「大車輪」具合(笑)がすごいです.よくもまあそんなに精力的にいろんなことをやってて大丈夫?というか,それじゃあ,体調がよくないのも当然というか...

 その頃と比べると,今はもう大分のんびりやって行けてます,と思ってるんですが,気持ちの問題というか,その実,やってることは,大して変わらない気もするんですよね.でも,体調は今の方が全然いいと思います.

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[基準化すると]
(野球)

 村上の56号ですが,試合数で基準化すると,王さんを超えたとは言えないってことですが,いい加減なことは言えないので,ちゃんと計算してみました(細かい(笑)).

 具体的には,王が55本のホームランを打ったときの試合数ですが,140試合みたいです.130試合くらいと思っていたので,意外と多いのにびっくり.これはひょっとして...と思って計算してみると.

 ホームラン数を試合数で割ったホームラン率?は,村上が56/143=0.392なのに対して,王が55/140=0.393なので,やっぱり,王の方が上ですね.

 でも,まあ,やっぱり,細かいことはいいでしょう(笑).実際,他の選手を圧倒してるわけですからね.

 でも,そういう意味ではというか,基準化問題的には,大分前ですが,飛ばないボールが使われたシーズンでライオンズの中村剛也が一人だけ異次元で圧倒的なバッティングでホームランを量産したわけで,あの時,普通のボールだったらというか,もっと評価されていいと思いますね.

 つまりは,オリンピックのメダル数と同様に,単なる数や率ではなく,その時やシーズンの他の選手(国)との相対差が重要なのかもしれなくて,そういう意味では,今シーズンの村上は,圧倒的でした(リーグは違うけどライオンズの山川もかなり打ったけど,さすがに霞んだ).

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10/5'22
[(どうでもいい)追加情報]

 (どうでもいい)追加情報ですが,アストラムラインは,昔からあったみたいですが,JRと接続してなくて,両者が交差するところに2015年に新白島駅ができたということなので,沿線に住む人以外は,それまで乗る機会もなく,存在も少なくとも広島以外の人には認知されてなかったってことですかね.

 ちなみにこんな動画があったんですが,

 だとすると,TXとか他のいろんな路線も○○mは地下鉄ってことになっちゃいませんかね?

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 あと,JRの予約システムですが,スマートEXは,なんと乗車券が新幹線区間しか付かない,つまり,京都とか東京が最寄り駅の人しか使えないというか,そこまではダブルで乗車券を請求ということで,一方のe5489は,新幹線は新大阪以西となぜか北陸新幹線しか予約できないということで,ほんとどうしようもないですね.

 しょうがないので,行く時に黄檗のみどりの窓口(があるのがまだ救い)で買っていったのですが,前の客がものすごくちんたらしてて,しかも,窓口もなんでこんなに時間がかかるの?って感じで(たった一つの電車を予約するのにものすごい回数端末を叩く),20分くらい余裕を見ていかないといけない感じです.いや,窓口は一つだし,下手したら長蛇の列の可能性もあるので,前もって購入しておくってことですかね(駅まで5分くらいなのが救いですが).

 えきねっとは,PCでちゃちゃっと予約して,つくば時代は,北千住か秋葉の端末で当日ちゃちゃっと切符を受け取ればよかったんですが,なんか30年前に戻ってしまった感じです(何がDXや).

 ちなみにスマートEXは,スイカと連携できるので切符の発券も要らないというのはいいんですが,だったら,乗車券の設定もできると思うんですよね.あーそっか,連携してるからできないんですね(新幹線に乗るためにスイカで在来線の改札を通ったか普段の利用かの区別が付かない).

 だったら,せめて,スイカと連携しない場合は,えきねっとみたいにふつーに乗車券と特急券を予約できて,駅で端末で受け取れるようにしてもらえませんかね.うーん,でも,黄檗程度の規模の駅にえきねっと端末的な端末を置くのは厳しいかな.でも,逆に言えば,みどりの窓口はあるわけで,これをやめて端末にすればいいってことですが,これは利用者側の問題で,駅員とあーだこーだ言いながらでしか予約ができないアナログ人間がまだまだいっぱいいるってことですかね.

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(世の中)

 村上の56号ですが,王さんの記録を超えた(でも,基準化したら超えてないけど)というのは,まあいいんですが,日本人最多とかいうのは辟易ですね.マラソンとかで優勝した外国人選手そっちのけで,日本人最高の何位とか言ってるのと同様,みっともないことこの上ありません.

 まるで過去最多のホームランを打ったというような報道ですが,ちゃんとバレンティンの60本に次ぐ2位になったと言いましょう.

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[まさに一人で死ぬってこと]

 最近読んだこのサイトの記事(なので2006年かな)で,死ぬ時のことが書いてあって,一人で死ぬのは寂しいとありました.

 ふーん.まだまだ考えが浅いというか,わかってなかったってことですかね.だって,一人でしっかり自活して暮らしていて,いつ死んでも大丈夫なように○備をしておいて,いつものように寝てそのまま目が覚めないというのが最高の死に方(ただし,すぐわかるようにして迷惑をかけないようにしておくことが必要)なわけで,それって,まさに一人で死ぬってことですからね.

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 ほんとかなあと思って,検索してみたんですが,これですね.一人で死ぬというよりは,死ぬ時にひとりぼっちだと寂しいし悲しいでしょうね,と書いてあります.でも,同じことか.

 いずれにしても,死ぬ時に誰かにそばにいて欲しいとは(今は)思わないですかね.そういう人が(今は)いないからかもしれませんが.

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10/6'22
[ニュートラルの効用]

 これってまさに「ニュートラルの効用」かもしれませんね.死ぬ時にそばにいて欲しいと思う人がいるということは,幸せなんでしょうが,死ねばその幸せを失うわけですからね.

 逆に死んでも失うものがないのなら死ぬことはどうってことはないでしょうし,それじゃあ生きてる間つまんないかというと,そういうわけでもなくて,それはまた別の話というか,本人次第なわけですし,もちろん,幸せな状況になればそれはそれでいいですし,まさにどっちでもいいというか,どっちもOKという「ニュートラル」というのがいいんじゃないですかね.

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 人生は旅のようなものと何度か書いていますが,そういう意味では,旅の終わりにさしかかっているんだと思います.じゃあ,旅の終わりってどんな感じですか? 楽しかった旅が終わるのが寂しい?

 そういうところもありますが,逆にもうすぐ家に帰れてほっとするところもありますよね.人生も然りで,死ぬというのは,旅を終えて家に帰るということなわけで,これまたニュートラルということですかね.

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[もし私の分野がノーベル賞の対象だったら]
(世の中)

 いつの間にかノーベル賞ウィークが(日本人受賞者が出ず平穏に)終わりそう(自然科学系はもう終わった?)な感じですが,私の分野は,対象外なので,私がどんなに業績をあげてもノーベル賞をもらうことはないのですが,もしそうでなかったらどうかな?と考えました.

 うっとうしいこと甚だしいんじゃないですかね.だって,同業者の誰かがもらうわけでしょう? つまりは,そういう形でお前の研究は,その人より下だと言われるわけで,全く以て余計なお世話です.

 そっか,そもそも対象外ということは,始めからお前のやってることは,ノーベル賞の対象分野より下だと言われてるんですね(実際は,ノーベル賞の対象分野が旧態依然としてるだけ).全く以て余計なお世話ですが,そもそも,そんな政治的他者評価なんか関係ないし,めんどくさいことに巻き込まれることもないので現状でOKです.

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[それはそれでいい]

 やってることは,昔と大して変わらない気もするけど,体調は今の方が全然いいと書きました.まあ,そうなんですが,体調がいいというよりは無理がきかなくなってるというか,無理しなくなってるってだけかもしれません.

 なので,体調がいいってわけでもないんでしょうし,やってることは,昔と大して変わらないってことはないんだと思います.でも,それはそれでいいってことですかね.そもそも,できる範囲でできることをするしかないですから.

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10/7'22
[史上初の快挙]
(世の中, 野球)

 エンジェルスの大谷の規定打席数,規定投球回数の両方の到達は,史上初の快挙との報道です.でも「規定打席数,規定投球回数の両方の到達」と言われても一般の人はぴんと来ませんよね.それこそ,ジャッジのアリーグホームラン記録の更新の方がわかりやすいのでは?

 でも,去年,大谷はホームラン王争いをして,ピッチングもそこそこ勝ってMVPを獲りました.でも,総合的にみれば,去年より今年の方が遥かに好成績です.

 でも,去年の方がインパクトはあったし,今年のMVPは(多分)ジャッジでしょう.このことが意味することとしては,やはり(何度も書きますが)「たった一つのこと」に秀でることが重要というか評価されるんですよ.

 でも,これも何度も書きますが,別に評価なんかされなくたって,やりたいことをやればいいわけで,そういう意味では,大谷は,別に二刀流を評価されたいわけではなく,ただ単に,打つのも投げるのもやりたいからやってるだけで,それでいいと思います.

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[自分や家族の命は,自分達で守るしかない]
(世の中)

 幼稚園の送迎バスの置き去り死亡事故が後を絶たないのですが,将来ある子供の大切な命を預かっているのに,どうしてバスを施錠する前に一度車内をチェックするくらいのことをやらないのか,できないのか,驚き以外何物でもないんですが,最大の問題は,そういうどうしようもない人間が大切な命を預かっているってことですよね.

 そして,そういう仕事が世の中に溢れていることに愕然とします.公道を我が物顔で暴走するトラックのことは,大分前に書きましたが,先日の知床での遊覧船もそうですし,高速バスやタクシーなどの公共交通だって,航空機のパイロットとは全然意識レベルは違うでしょう.

 どうしたらいいかですが,そういう(人の命を預かる)職業の人もパイロット並みに訓練をして,その分,給与面などで厚遇もするというのが筋ですが,現実には,そうはならないわけで,結局は,自分や家族の命は,自分達で守るしかないということでしょうか.

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10/9'22
(日記, 野球)

 総合防災グループ合宿というので琵琶湖畔にいたのですが,(予想通り)CS1であっさりソフトバンクに連敗して今シーズンは(も)終了しました.

 帰る時に急に寒くなって雨も降り出しました.(大したことしてないのに)なんだかとても疲れました.

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10/10'22
(野球)

 セの方は,阪神が横浜に勝って,CSファイナルに進みました.

 で,パの方は,というか,ソフトバンクってCSとか日本シリーズの短期決戦で足かけ何年にも渡って何と18連勝中なんだそうです.そう言えば,ジャイアンツには,日本シリーズで2年連続4-0で勝ってますが,CSでも一度も負けてないんですね.このことが意味することとしては,ソフトバンクは,パで3位に入れば,日本一ってことです.

 で,思ったんですが,私はもう50年以上ライオンズを応援していますが(でも応援と言っても何をするでもなく,ただ勝ったらなんか知らんけど嬉しいってだけですが),理由は,物心ついたとき,地元(福岡)のチームだったということで,大学に受かって東京に出てくるとほぼ時を同じくしてライオンズも所沢に行ったわけです.

 福岡にチームがいなくなった後も,ライオンズを応援している人が多かったですが,南海が身売りしてダイエーになって,福岡に来て,徐々にホークスファンが増えていきました.そして,今では,ホークス一色です.

 東京にいる福岡出身者もホークスに鞍替えした人が多いんじゃないですかね.やっぱり,福岡に愛着があるとか,いつか帰りたいとか,親や親戚がいるとか何か繋がりがあるということですかね.

 私の場合は,福岡は好きな街ですが,いつか帰りたいとか,何か繋がりがあるということはないので,ホークスに鞍替えしようと思ったことは全くありません.ていうか,アンチソフトバンクに近いし.

 でも,気づいたんですが,ダイエーがソフトバンクになって強くなっていったあたりでホークスに鞍替えしたとしたら,1980年代,90年代のライオンズ黄金時代から2000年代後半からのソフトバンク黄金時代?とずっと強いチームでいい目を見続けられたってことですかね.

 とは言え,そんなこと(強いということ)が理由で贔屓のチームを変えることはあり得ないですし,どのみち他力本願の話です.

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10/11'22

 でも,考えてみたらちょっと変な感じもしますね.

 具体的には,例えば,大阪時代の南海ファンがいて,身売りで福岡に行ってもダイエーやソフトバンクを応援し続けてるってことですからね.そんな人いるのかな?(少なくともきいたことはない.ていうか,南海ファン自体もあまり見たことないけど(笑))

 でも,どれだけ「連続性」があったかってことはありますかね.南海が身売りした時の代表的な選手としては,門田とかいたんですが,彼は「福岡は遠い」と言って行きませんでしたし,一番の代表選手は,やはり,野村さんでしょうが,彼がホークスに関わることはなかったですからね.

 でもまあ,たまたま上京した時期やこれから強くなっていく時期が重なったとか,清原や松坂が入ってきたり,西鉄時代からの生え抜きの東尾が監督になったり,その後,黄金時代の選手達が監督になったりして引き留められた感じですかね.

 そういう意味では,工藤や秋山(や石毛)が好きだったら,彼らがダイエーに移籍した時にそっちに行ったかもしれないわけで,やっぱり,まあたまたまですかね.

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 同じようなものに高校野球があるんですが,これもどこかで書いたと思いますが,福岡時代は,福岡代表をずっと応援していて(柳川と江川擁する作新の激闘も書きました),でも,全然弱くて,優勝どころか上位進出も夢のまた夢で,そういう中,前田,山内を擁する福岡第一が決勝まで行った時(1988年)は,興奮しましたが,そこがピークというか,その後,福岡代表は,森尾擁する西短が1992年に優勝するんですが,もうそうでもなくて,その頃は,福岡は上位進出の常連になってた感じでした.

 じゃあ,今はどうかと言うと,京都にいるから京都代表を応援するというわけでもなく,でも,まあ一応,福岡代表を応援してますが,昔と違うのは,一部の高校が強豪校化した感じで,地元出身の選手がどのくらいいるのかってこともありますし,それがちょっとつまんないですかね.

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 高校野球に関して思い出したこととしては,大学入学後,東大ピアノの会で高校野球の話になって,石村がこの世が終わったような絶望的なこと言ってて,というのは,彼は徳島出身なんですが,当時は,池田(やまびこ打線)がめちゃめちゃ強くて,石村が絶望していたのは,池田が史上初の夏春夏の三連覇ができなかったときで,それを見た坂元がそっか,君のところは強いんだと言ったのを憶えています.

 でも,上位進出も夢また夢の福岡出身の私からしたら,羨ましい限りだったんですが,彼の落胆ぶりを見て,幸不幸は相対的なものなんだなとは思いましたかね.

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[福岡は遠い]
(地理)

 門田の「福岡は遠い」で思い出したというか,やっぱり,福岡って遠いんですかね.

 有名?な話としては,江川は,大学卒業時にライオンズ(クラウンライター)にドラフト指名されるんですが,福岡は遠いということで拒否して1年浪人しましたしね(でも,1年後,また大騒動を起こす).

 私が大学入学で東京に来て出身をきかれて福岡と答えると,そりゃまた遠いところからようこそみたいなことを言われることもありましたし(南先生にも言われた),東大バドミントン部で京都での京大戦の後,新幹線で七帝の福岡に移動した時,高橋がこんな(地の果てみたいな)ところまで来てしまったみたいなことを言ってましたからね.

 じゃあ,今はどうなんですかね.新幹線も飛行機も,当時からあったわけで,状況としては,そんなに変わらない気がしますが,昔よりは「福岡は遠い」というイメージではなくなった? 細かいというか,具体的なこととしては,地下鉄ができて空港と市の中心部のアクセスがよくなったとか,新幹線が速くなったことがありますが,そんなことで「イメージ」が変わるもんでもないですよね.

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[なんだかつまらない]

 なんだかつまらないですね.私にしかできないことはいろいろあるとは思うのですが,そういう仕事より,私でなくてもできる(大事な)仕事ばかりとは言いませんが,そんな感じで,でもそれだとつまんないです.

 そういうことをやるのが(生活費を稼ぐための)仕事ってことなんでしょうが,だったら,もう生活費くらいは何とかなるので,そういう仕事をする意味は感じられないです.

 でも,私にしかできないことがいろいろあるのなら勝手にやればいいわけで,要は,私でなくてもできる(大事な,でもつまらない)仕事をやりたくないってことなんですかね.

 でも,勝手にやるというのだとなかなかしんどいというか,もう若い頃のように勝手にやるわというエネルギーはないと思いますし,でも求められれば,若い頃よりスイッチが入る感覚はあって,それは,仕事に限らなくて,でも,求められなければ,別にもういいやってなっちゃうわけで,でも,そうすると,やっぱりなんかつまんないですね.

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[どんなに練習してもどんな曲も弾けるようにならない]
(ピアノ)

 ピアノなんですが,ピアノプロジェもあるし,何とか弾いてるんですが,どんどん弾けなくなってる気がします.とにかくこう表現したいということがあるのにそう表現できない.

 「練習すればどんな曲も弾けるようになる」という感覚も急速になくなってきたというか,全く逆に「どんなに練習してもどんな曲も弾けるようにならない」感覚になってきました.

 具体的に言うと,ソナチネアルバムに載ってるような初見でも弾けるような易しい曲でもミスタッチなしで弾ける気がしなくなってきた感じで,ということは,もう人前で弾ける曲なんかないってことになるんですかね.

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 なんだかつまらないんですが,つまらないなら,何とか自分でつまらなくするしかないってことですかね.結局,人生所詮退屈しのぎなわけですし,究極的には,何やってもどうなってもいいわけですからね.

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10/12'22
[変化]

 なんか最近「変化」を感じるんですよね.それは,私の内面の変化のような気もしますが,外部の変化に対応して行ってる感じもします.

 具体的には,もういろいろめんどくさいんですが(でも,めんどくさいことほどしっかりやらないといけないんですが),これってめんどくさく疲弊するようなことをしてると心身を壊すことになるから,そんなことはもうするなとDNAが指令を出してる感じもします.

 でも,一方では,めんどくさくないこと,例えば,学生の研究指導とか,いろんな人と話をするとかは,全然めんどくさくないんですが,向こうにその気がなければどうしようもないわけですし,定年で仕事をやめると,否応なしにそういうことはできなくなるわけで,そういう状況にも対応していかないといけなくて,そうすると,そういうこともめんどくさいとまで行かなくても,そういうことに依存しない方向に内面も変化して行くということもあるのかもしれません.

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[人間の体は,1万年前の太古から変わってない(けど)]
(体)

 運動は体に悪いと書きましたが,人間の体は,1万年前の太古から変わっておらず,狩猟採集するために体を動かすのが自然で,なので健康のために運動しましょうと言ってました.どう思いますか?

 人間の体は,1万年前の太古から変わってないというのは,そうだと思います.でも,こういう情報は,誰に対して言ってるのか?ということです.成長期,活動期の40代まで(実質人生が終わるまで)の人ならそうだと思いますし,実際,私自身,その頃までは,運動しないと体調が悪くなるくらいでした.

 でも,50を過ぎると(実質人生が終わると)全然違ったことになってくると思うんですよね.そもそも,1万年前の太古の頃は,50まで生きる人なんかほとんどいなかったでしょうし,生物学的にそれ以上生きる意味はないので,そこで死ぬように設計されてるわけです.

 つまりは,1万年前の太古を基準にするのなら,50以降は「未知の領域」に近くて,50以前に言えることがそのまま当てはまるなんて保証はないわけで,じゃあ,どうしたらいいかですが,自分の中の感覚を大事にするってことで,少なくともどこかの偉い先生が言ったことを盲目的に信じることはありません.

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[これまで弾けてないのに弾けてるつもりだった?]
(ピアノ)

 どんなに練習してもどんな曲も弾けるようにならないってことですが,どうなんですかね? ほんとに弾けなくなってるのかもしれないし,単にそういう感覚になってるだけ,つまりは,これまで弾けてないのに弾けてるつもりだったけど,実際は,弾けてないことに(今頃)気づいたということかもしれません.

 でも,言えるのは,弾けてないのに弾けてるつもりなのなら,それはそれで気持ちいいってことでしょうか.つまりは,今は気持ちよくないんですが,気づいたとしたら,気づかなかったことにはできないですかね.

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10/13'22
[再開拓]
(ピアノ)

 どんなに練習してもどんな曲も弾けるようにならないというのは,極端ですかね.逆に言えば,弾ける曲を弾けばいいとも言えます.でも,技術的に易しい曲を弾いても退屈なところはあるわけで,つまりは,そこのところのバランスの問題ですかね.でも,いろんなことを考えると,そういう曲は,ほんとに限られるんですが,いつでもどこでも弾ける曲が何曲かあるというのがそういう曲ということになりますかね.

 つまりは,そういう曲を少しずつでも増やしていくってことでしょうが,もう粗方開拓し尽くした感はあるので,再発見というか,再開拓ってことですかね..

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[休み方]
(このサイト)

 2006年から2007年あたりを読んでますが,かなりしんどそうです(でも,2013年くらいにもっとしんどくなるんですけどね).でも,休み方がわからないとか,心安らぐ趣味が欲しいとか書いてますが,わかってませんねー(笑).

 休むのに必要なのは,心安らぐ趣味などではなく,とにかく寝ることです.つまり,どんなに疲れても寝ることができれば大丈夫です.その日のうちにしっかり寝て疲れをとるのが一番いいですが,何とか週末まで頑張って,週末に寝てリカバーするのでも何とかなりますかね.

 逆に言えば,それができるうちは大丈夫ですし,それができなくなるときは,仕事をやめる時でしょう.あとは,(悪食でない)食事ですかね.

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[円安で困る人]
(経済)

 円安がまた進んで30年ぶりの歴史的?水準との報道です.円安になれば,エネルギーとか食料とかの輸入品が値上がりするわけで,何とかしてくれという風潮です.でも...

 何とかしてくれって,誰が何をするんですか? 先月,政府が為替介入をしましたが,あっという間に元の水準まで戻ったわけですし,N銀は金利を上げることはできない(日本が今の状態で金利を上げると大変なことになる)と何度も書いてきました.円安対策とか言って,補助金をばらまいても出所は税金ですから,結局,何の足しにもならないどころか,間に入る変な業者が儲かる分マイナスですよ.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,誰かに何かしてもらうんじゃなくて,自分で何とかするしかないんですよ.いやいや,一個人に何ができる? いやいや,ドルを買えばいい(買っておけばよかった)じゃないですか.そして,そういう人がドルを買ってるから(買ったから)円安になってるんですよ.

 つまり,円安で困る人は「負ける人」で,そうでない人は,ちゃんと手を打ってあるわけで,結局,ここでも,自分で何とかしようとするのか,誰かが何とかしてくれると思って何もしないのかで大きな差がつくってことですね.

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[ラッキーと超絶ラッキー]
(大学)

 どこかで書いたような気もするのですが,講座制の研究室の場合,教授−准教授−(助教)体制で,教授は,学内外のいろんな仕事があって,直接の学生の研究指導は,准教授がすることが多いです.でも,筑波大(の構造エネ)は,一教員一研究室と講座制じゃないので,教授になっても(学内外のいろんな仕事がある上に)直接,学生の研究指導をしないといけないので大変だったわけです.

 それで,今いるところですが,講座制の研究室なので,准教授の先生がいます.でも,彼とは,専門が違うので,学生の研究指導はそれぞれでやってますし(月に一回全体ゼミはやってます),構造系と環境系なので募集枠も別です.このことが意味することとしては,私は,教授というか,この歳になっても,(学内外のいろんな仕事がある上に)直接,学生の研究指導をしないといけないということです.でも...

 これって,ラッキーなんじゃないですかね.だって,私が大学にいるのは,学生の研究指導をするためですから.学生からしても,こんな大先生(笑)の指導を直接受けられるなんて,超絶ラッキーなんじゃないですかね.

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10/14'22
[結局,自分に返ってくる]
(世の中)

 円安,インフレという状況で,自分で何とかするしかない,ドルを買えばいい(買っておけばよかった)とか言っても,そんなの無理? そうですか?

 このサイトでも再三書いて来ましたが,政府やN銀のやってることや世の中の流れをちゃんと見ていれば,円安,インフレになるのは明らかだったわけで,今頃になって,円安,インフレになって困るとか言ってる人は,世の中を見てないか,見ててやばいと思っても行動しなかったということで,自業自得とは言いませんが,結局,自分に返ってくるということでしょう.

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[そんな奴に命を預けない]
(世の中)

 何とかツアーの観光バスが下り坂で横転して死亡者を出した事故ですが,ここで書いたことそのものですよね.

 運転手は,ブレーキが効かなくなったと言ってるようですが,(まだ真相はわかりませんが)下り坂でフットブレーキを使うとブレーキが効かなる(のでエンジンブレーキを使う)のは常識で,そんなことも知らない無知で責任感もないどうしようもない人間が何十人という命を預かっているというのがどうかしています.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,そんな奴に命を預けないことでしょう.高速バスがブームみたいで,ゆったり寝ていけるということで,新幹線より高い料金設定のものもあるらしいですが,お金で命は買えませんよ.

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[有利な条件に戻った]
(経済)

 円安とそれに伴うインフレですが,円が売られるということは,日本経済というか国力の低下,つまり,先進国(なのかなあ)から新興国に逆戻りと言われてるんですが,見方を変えると,これまで円高だったのは,日本の企業が頑張ってものを作って輸出していたからですよね.

 つまり,円安になるというのは,ものを作って輸出するには「有利な条件」に戻ったということで,実際,こういう状況なので黙っていますが,トヨタとかの輸出業者は,ウハウハなわけで,つまり,どこかで書きましたが,しっかりものを作って輸出していれば大丈夫だし,それをちゃんとやっていれば,円安はどこかで止まるということです.

 でも,何か変なことをして円安を止めようとするのなら,逆に円安は止まらず,どんどん日本は沈んでいくということですし,どっちになると思うかによって,買った外貨を持ち続けるのか円を買い戻すかということになります(今はまだ円を買い戻そうとは思わない).

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 関連しますが,エネルギー価格の高騰でこの冬を越せるか心配と言ってます.でも,これも書いたと思いますが,だったら,旅行とか観光とか飲み屋とか目先の経済を回してエネルギーを浪費するのをやめればいいだけの話じゃないですか.そうすれば,需給関係でエネルギー価格も下がります.

 いや,そんなことしたら,観光とか外食とかで飯食ってる人が食べて行けない? いやいや,仕事は,観光とか飲み屋以外にいくらでもありますよ(実際,現状,ものすごい人手不足).つまり,楽して食って行きたいというだけで,そんなところに税金使って補助金出してると,借金は膨らむばかりですよ.

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[驚くべき話]
(大学)

 何の会議かは言いませんが,驚くべき話が紹介されてました.

 大学教員(研究者)が研究できる時間はどんどん減っていて,結果として,当然のように日本の大学の国際競争力はどんどん低下していて(先日も世界大学ランキングで東大,京大の順位がまた下がったという報道がありました),その原因は明らかで,それは,このサイトでも再三書いて来ましたが,M科省が余計なことばかりして,教員に余計なことばかりやらせるからです.

 そして,そういうことを何とM科省自身が認めた,20年前に法人化した以降,もっと大学に自由にやらせればよかったと言ってると言うんですね.驚くべき話ですが,ほんとにそう思うなら,もういい加減,余計なことするのやめてもらえませんかね.

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10/15'22

 でも,そう思っても,そうできないのが人間の性というか組織というものですよね.だって,自分達の存在意義そのものを否定することになりますから.つまり,M科省が余計ないことをしないようにするには,M科省自身では無理で,もっと大所高所からの厳命が必要と言うことでしょう(解体まで行かなくても権限の大幅縮小とか).

 でも,どうなるかはわかりませんが,もしそうなるとすると,大学の環境は,これからよくなっていって,昔のような天国というかパラダイスに戻るかもしれませんね.

 そう,大学って,天国とかパラダイスじゃないとだめなんですよ.天国とかパラダイスというのは,どういうことかと言うと,やりたい研究を思う存分出来るということで,研究者にとって,これ以上のパラダイスはありません.そして,そういう状況が最大の結果を生むことは,何度も書いてる通りです.

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[これ以上円安になっ(てものの値段が上がっ)たら困るかどうか]
(経済)

 また一段と円安が進んだみたいですね.既に大量の外貨を買っている人は,高見の見物ですが,そうでない人は,どうしたらいいでしょうね.今頃,のこのこ買っても遅いというか,ひょっとしたら,この辺で相場が反転するかもしれませんしね.

 でも,何年か前,あるいは,今年の始めくらいの段階で,これから円安になるという判断は,できたと思いますが(このファイルによると,私が米ドルを買ったのは,去年の9/29で,加ドルなどはもっと前),今の段階でこれからの相場を読むのは難しいと思います.

 じゃあ,どうするかですが,「これ以上円安になっ(てものの値段が上がっ)たら困る」かどうかですかね.もし,「これ以上円安になっ(てものの値段が上がっ)たら困る」のなら,ここで「手を打つ」,つまり,外貨(ドル)を買うということでしょう.そうすれば,ここから更に円安が進んでも,その分外貨(ドル)が値上がりするのでトントンです.もし,反転して円高になれば,損をしますが,その分,物価も下がるのでこれまたトントンです.

 でも,そう思って,外貨(ドル)を買う人がいるから円安が進むわけです.そして,それが相場というもので,困る人が「投げる」から相場が動く,困らない=資金力のある人が相場に勝つということなわけです.つまりは,これ以上,円安が進んでものの値段が上がってもそんなに困らない人は,この期に及んで,ドルを買ったりしないのが正解ということはあるかもしれません.

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(バドミントン)

 インカレが始まったんですが,今年は甲府で,場所は,小瀬スポーツ公園の体育館で,私が40になった時,全日本教職員に出て勝ち上がった時の会場です.

 筑波大バドミントン部のFBに写真がアップされていて,懐かしい,と言いたいところですが,体育館なんで,どこも似たようなものなのですが,でも,天井の感じとか雰囲気とか何となくは憶えてますかね.

 でも,そんなことより,選手達には,頑張って欲しいのですが,昔はインカレがターゲットでしたが,最近は,総合がそうなりつつあって,つまりは,インカレは,総合の出場権を得るための試合になりつつあるということですかね.

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(野球)

 今日,ソフトバンクが負けて,結局,日本シリーズは,去年と同じ組み合わせになりました.つまりは,3位以内にはいれば日本一というソフトバンクのジンクス?は,あっさり吹き飛んだわけで,まあ,それは,いいんじゃないですかね(アンチソフトバンク).

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[なんかみんな忙しい]
(世の中)

 なんかみんな忙しいですよね.でも,世の中がどんどん便利になって,やりたくないけどやらないといけないことをやらなくなってよくなってるはずなのに,変じゃないですか?

 一体,何にそんなに忙しいんですか? それってほんとに必要ですか? 誰かに騙されてませんか?

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[凧]
(思い出)

 長崎凧のことをやってて,小さい頃,よく凧揚げをやってたこと思い出しました.福岡では長崎凧は珍しくて,回りの友達と違う高級?な凧を揚げてる優越感?はありましたかね.長崎凧以外にも浮世絵か何かの絵柄のいろんな綺麗な凧を買ってきて,ずらーっと部屋に飾っていたこともありました.

 今は,凧揚げは,決まった場所というか,広いところでやらないといけないみたいですが,当時は,普通に街中で揚げてて,凧が見えなくなるくらいの高さまで揚がったこともありましたし,糸が切れてどこかに飛んでいったこともありましたが,いい時代?というか,今じゃちょっと考えられないですかね.

 そうそう,竹馬にも乗ってましたね.こういうのは,なんなんですかね.確か,親が竹馬を買ってきて,乗ってみと言われて乗れなくて,練習して乗れるようになって,みたいな.そういうのが他にもいろいろあったような気がします.

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[若い時より今の方が遥かに優秀]
(大学)

 こんな大先生(笑)の指導を直接受けられるなんて,学生からしても超絶ラッキーってことですが,学生はどう思ってるんですかね? 京大建築も防災研も研究室は講座制なので,研究室を選ぶとだいたい准教授に指導を受けることが多いので,私の研究室のようなケースは珍しいと思うのですが,筑波大は,一教員一研究室なので,教授の研究室か准教授の研究室か助教の研究室かを選ぶんですが,全体として准教授や助教の研究室の方が人気があったと思いますし,私の研究室も准教授のときの方が人気があったと思います.これってどういうことですかね?

 若くて年が近い方が親近感がある? 若い方が元気があって,研究してる感じだけど,歳をとるともうあんまり研究してないイメージ?

 そういう人もいる(多い)かもしれませんが,私自身は,若い時の方が研究してたとか,歳をとって研究しなくなってきたなんてことは全くありません.そして,確実に言えるのは,若い時より今の方が遥かに優秀ってことです.

 だって,長い間,研究も指導もしてきてるわけで,その分,優秀なのは当たり前のことですよね.でも,学生は,そうは思わないってことなんでしょうか.一体,何を見てるんですかね.

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[東京に帰りたいと]

 東京からつくばに行った時は,東京に帰りたいと(10年くらいは)思ってたと何度か書きました.じゃあ,今はどうかですが,東京(の方に)に帰りたいとは,思わないですかね.

 じゃあ,どこに帰りたいかというと,そういうところはないし,かと言って,ずっとここにいたいというわけでもない(でも,京都も宇治もいいところだと思いますけど).なんなんですかね.

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10/16'22
(バドミントン)

 インカレの団体戦ですが,筑波大は,男子は8,女子は,準決で法政に負けました.女子団体がインカレで負けたのは何年ぶり? 加藤・柏原が1年のとき以来連覇してましたから,10年近くなんじゃないかな.

 さすがにショックだと思いますが,こういうこともあるというか,永遠に勝ち続けることはないし,すぐ個人戦が始まるので,切り換えて欲しいですね.

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10/17'22
[樟葉に行きました?]
(日記)

 今日は,防災学概論(防災研の教員が分担してやる教養科目.私は2コマ担当)で吉田だったんですが,京阪で中書島乗換で行くんですが,帰りに乗り過ごしました.最近は,だいたい,スマホでこのサイトの過去の記事を読んでることが多いのですが,気づいたら,ドアが閉まりまーす,って言ってて,駅のホームを見たら中書島で,時既に遅しでしたかね.でも,「乗り過ごす」ことなんかほとんど記憶にないんですけどね.

 で,特急だったので,ここで書いた樟葉まで行くことになりました.特急で中書島の隣の駅ということですが,結構,ありましたね.で,どういうところか,巨大ショッピングモールはどんな感じか行ってみよう,とは,思わなかったですかね.なので,単に乗り過ごして引き返したというだけの話です.

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[活動記録からわかること]

 その日,どれだけ活動したかという活動記録を付けてる(結果も時々公開している)ことは何度か書きました.活動記録を付けてる理由は,自分の活動を客観的に評価して,最初は「もっと頑張れ」ということもあったと思いますが,最近,というか,ここ10年とか20年?くらいは,単なる評価というか,頑張り過ぎると後から疲れが出るというか,活動度が落ちるので,少し抑えろということもあるんですが,活動度が上がっている時に抑えるのは難しいですね(ちなみに今は,いろいろ忙しいというか,やらないといけないことが多くて活動度が上がってる状態だけど↓ちょっと疲れてきた.横軸は去年から数えた月).

 でも逆に,疲れて活動度が落ちてるときに無理して頑張るのも難しくて,なんだ,じゃあ,結局,単に記録してるだけじゃんってことなんですが,「自分の身の丈」がわかるということはありますかね.

 それは,すごく活動度が上がっていてもそんなに長続きはしないし,逆に下がっていても,しばらくすると自然と上がってくるわけで,今の状況に「安心できる」というか,こんなんじゃだめだとか思わなくて済むということでしょうか.

 そして,スコアが客観的に出るわけで,つまりは,活動度が上がったり下がったり変動しても全体としては,だいたいこんなもんというのがわかって,自分がどのくらいのことができるのかがわかるってことです.

 で,思ったのは,若い時にこの活動度を付けていたらどうだったかなあということです(付け始めたのは,多分,40くらいから).受験時代,大学時代,研究室時代,30代と考えてみると,もちろん,最大瞬間風速的にとんでもない活動度になることはあったと思いますが,全体として見ると,今とそんなに変わらない気もしてくるんですよね.

 なので,歳をとって活動度が落ちたってわけじゃなくて,若い時からせいぜいこんなもんということで,そういうのは,生まれ変わらないと変わらないので,まあしょうがないってことですかね.

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(このサイト)

 このサイトの過去の記事ですが,今は2007年あたりです.で,この辺の記事を読むのは久しぶりで,憶えてないことも多いですね.

 で,読んだ印象としては,まだ建前的というか,いい子的な感じがするのと,顔文字がうざいですね(笑).いつからか,顔文字は使わなくなって,使っても,顔文字ではなく,今は「(笑)」とか程度ですかね.

 あと,2007年能登半島地震で1-2秒応答の精度があまりよくなくて,批判が集まってると書いてあったんですが,そうでしたっけ? K-NET穴水は,見事に当てたわけですし,ここ以外の被害が大きかった門前町とかは記録が(なんと)消失したわけで,1-2秒応答の精度があまりよくないってことはないんじゃないですかね(ただ,細かい話ですが,この地震でJR鷹取の2〜3秒の「騙し」に気づくことはできて,1-2秒が1-1.5秒になりましたけど).

 あと思ったのは,2007年というと,つくばに来てまだ4年なんですが,全然そんな感じがしないというか,この4年の活動度はすごかった感じはしますね.そして,それは,2011年の東日本大震災を挟んで2012年くらいまで続くのかな(2013年は,体調が悪くてしんどかった記憶があるので).つまりは,そういうのって,やっぱり,10年くらいしか続かないってことでしょうか.

 でも,じゃあ,2012年以降は,どうだったかと言うと,めんどくさい仕事は増えましたが,活動度ががくんと落ちたわけじゃないですし,上で書いたように実はそんなに変わらない感じもするんですよね.

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[Windows11]
(PC)

 WZエディタが突然エラーが出るようになって,代わりに使ってるサクラエディタですが,どーも素人仕様というか,細かいところがちょこちょこ使いにくいです.で,思い立ったというか,ひょっとしてOSを変えたら,具体的には,Windows10を11にアップグレードしたらWZエディタのエラーが消えるかもと思いました.そろそろWindows11アップグレードの無償期限が来るんじゃないかとの噂もありますしね.

 で,アップグレードしてみたんですが,なんやこれ? いきなりタスクバーが下に来ていて,しょーがねーなー動かすかと思ったら動かせません.タスクアイコンのグループ化も勝手にしていて,これも解除しようとしたらできません.おまけにエクスプローラーのアイコンがスカスカでこれも勝手に設定が変わってしまってます.なんなん? そもそも,ヴァージョンが上がったのに「できなくなることがある」ってどういうこと?

 で,WZエディタのエラーは,消えませんでした.てことで,速攻,10に戻しました.でも,こんな感じだとWindows10を使い続けないといけないし,これからPCを買うと11がインストールされてるんでしょうから,ちょっと考えないといけませんね.

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10/18'22

 そもそも,どうしてOSをバージョンアップしないといけないんですかね? ウィルス対応とか,実質の中身的なヴァージョンアップはしょっちゅうやってるわけで,それを何年に1回,がらっと,でも,見かけだけ変えるのは,全く意味がないですし,できてたことができなくなって,使いにくくなってるわけですからね.

 これも,結局,金儲けなわけです.OSの見かけのヴァージョンを変えて,古いOSはサポート切れにして,PCを買い換えさせるわけで,MSはPCを作ってませんが,PCメーカーは,Windowsを乗せることが必要で,そこで,がっぽり儲けられますからね.

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[世界で通用する]
(世の中)

 韓国のドラマとかアイドルとかの世界進出がすごいと報道されてました.韓国のドラマのプロデューサーかディレクターかなんかが,日本のドラマがだめなのは,日本市場しかターゲットにしてないからで,我々は,世界で通用するコンテンツを作っていると豪語していましたが,どう思いますか?

 世界で通用するってどういうことでしょうね? それだけレベルが高いってこと? いや,単純で万人受けするとか,わかりやすいってことじゃないですかね.つまりは,レベルは関係ないってことでしょう.

 でも,スポーツならそうは行きませんよね.でも,芸術になるとちょっと怪しくなって来るというか,商業芸術はまさにそうです.学術も関係ないと言いたいところですが,怪しいところもあります(地球温暖化に乗っかるとか,研究費がとれる研究とか,儲かる研究とか,世の中の役に立つ研究とか).

 要は,結局,これも他者評価,自己評価の問題ですよね.世界に通用するとか,そんな他者評価など気にせず,自己評価が重要ということでしょう.でも,金儲けの世界ではそうは行かないわけで,だったら,他者評価で評価が決まる金儲けなんかしないことだと思いますけどね.

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[「た方がいい」もの]

 これもどこかで書いたような気もするのですが,「た方がいい」ものって何ですかね?

 「た方がいい」というのは,お金はあった方がいい,頭はいい方がいい,スポーツができた方がいい,ピアノがうまい方がいい,有名になった方がいい,人から好かれた方がいい,評価された方がいい,出世して偉くなった方がいい,異性からもてた方がいい,というようなことです.

 有名になった方がいい,人から好かれた方がいい,評価された方がいい,出世して偉くなった方がいい,異性からもてた方がいい,あたりについては,必ずしも「た方がいい」とは限らないとは,何度か書いたと思います.全て他者評価に通ずることで,いろいろ,めんどうなことに巻き込まれると思いますしね.

 とは言え,これらが全くないのは,しんどいでしょうから,そこそこってことで,まさに「一人,時々,みんな」がいいってことですかね.でも,純粋にいい仕事はしたいし,人の道に反することはできないというか,人とはちゃんと付き合って行きたいので,自然とある程度は,付いてくるものだとは思います.

 頭はいい方がいい,スポーツができた方がいい,ピアノがうまい方がいい,あたりは,「た方がいい」気がしますが,できる範囲でやればいいというか,「た方がいい」的には,やってて楽しいことの方が重要な気がします.頭はいい方がいいについては,頭がよすぎると,いろいろ余計なことを考えてしまう(笑)ことも多いとは思いますが,考える力がないデメリットは莫大なので,やっぱり,あった方がいいですかね.ていうか,つまりは,頭がいいというよりは,考える力というか,考えるかってことですかね.

 で,残るは,お金はあった方がいいかですが,意外にも,これは,「た方がいい」ことに気づかされます.もちろん,宝くじが当たって,人生が悪い方向に変わってしまった人も多いので,そうとも言えないと言う人もいるかもしれませんが,これも,考える力が関係していて,そこがしっかりしてるのなら,お金はあっ「た方がいい」でしょう.でも,必要以上のお金は要らないですし,お金を得るために金儲けに走るとか,世の中に騙されて大して価値のないもの得るために心身を削って働くのでは,なにやってんだかで,これもまさに考える力ってことですね.

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[講座制]
(大学)

 講座制ですが,都立大の北山先生のページに「思い出のなかの」と書いてありました.

 そうですね.今時,講座制なんて時代錯誤? でも,東大,京大は,今でもバリバリの講座制ですよね.地震研は違いましたが,防災研は,今でもバリバリの講座制です.東大,京大以外の旧帝大は,どうだったかなあ.何となくですが,そういうところが多かった気がします.つまり,名門大学ほど講座制が残ってるというか,旧態依然としてるってことですかね(そういうところは,講座制以外にもいろいろある).

 別に講座制を否定するわけではないですが,准教授だって一人前の研究者なわけで,何らかの「足かせ」は,よくないと思いますし,いっしょに組んで研究して行くのはいいと思いますが,対等であるべきでしょう.

 そういう意味では,助教だって同じです.講座制はなくなっても,教授や准教授に助教が付くことはあるわけで,でも,助教も一人前の研究者というのは,同じですからね.

 そういう意味では,筑波大は,助教も独立した研究室をもっていたので,それは,やっぱり,珍しかったんじゃないですかね.つまりは,私の下に准教授がいたことがないどころか,助教がいたことすらないわけで,いろいろ大変だったと言いたいところですが,助教がいても,自分がやらないといけないめんどくさい仕事をやらせるなんてことはないので,別にそれでよかったと思いますが,いっしょに研究していける優秀な若い人がいたら純粋に楽しかっただろうなとは思いますね.

 でも,学生達はいたわけですし,教授になってからは,博士の学生が助教的な役割をしてくれてましたし,彼らもその時の経験を活かして一人前の研究者になったので,それでよかったんでしょうし,じゃあ,准教授時代は,大変だったかと言うと,いろいろめんどくさいことを言う上司(教授)はいなかったわけですし,教授がやらないといけないめんどくさい仕事もなかったわけで,こんな感じで,割とうまく回って来たんだなとは思いました.

 でも,逆に言うと,自分がやりたいように好き勝手やってきたんだなとも思いますね.それで何とかなったのは,ラッキーというか,ごめんなさいって感じですが,結果的に,いろいろいい結果になっているので,まあそれでよかったんでしょう.

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10/20'22
[インカレ最終日]
(バドミントン)

 今日は,インカレ最終日(個人戦の準決と決勝)でした.筑波大がいくつか残っていて,決勝に女子ダブルスの青木・長迫(が準決勝で,筑波大の中原・広瀬に勝利),女子シングルスに栗原が決勝進出でネット中継をするということで見ました.

 青木・長廻は,惜しかったというか勝てたんじゃないかなあ.中継を繋いだ時は,1ゲーム目の最初の方で,相手は,ラリーのたびに,手を合わせて「イッポン,ハイ」と言うような中高生みたいなペアで,こんなところに負けるなよと思って見てました.

 でも,実際のところは,もう4年生で,去年の優勝者なわけですが,最初は,青木の上からの角度のあるスマッシュが決まっていて圧倒していたと思います.2ゲーム目に入ると,エンドラインの微妙な判定とかネットインとかちょっとつきがないところもあって,少し流れが止まった感じで,徐々にそれまで決まってたショットを拾われて決まらなくなってきました.

 ここでどうするかというか,我慢できるか,ペースを変えるかですが,我慢できなかった,具体的には,かなりエラーが出てしまいました.その流れで2ゲーム目をとられ,ファイナルは,そのまま序盤で大量リードされました.そこから大分盛り返したわけで,2ゲーム目後半とファイナル前半の試合中盤をもう少し我慢できてたら,勝てたと思うんですよね.

 でも,決まってたショットが決まらなくなるダメージは,やはり,大きくて,相手のレシーブ力というか,とれない球を調整して徐々にとっていく試合運びというか,尻上がりにパフォーマンスが上がっていくのは,強いと思いましたし,実際,試合後半,決まったと思ったショットを何度もとらましたからね.

 続いて行われた女子シングルの決勝は,相手は,このサイトで何度か書いてる明治の上杉です(インカレを連覇した香山が何度も対戦して唯一苦戦した選手.つまり,彼女ももう4年生なのかな).

 で,試合が始まった時の上杉の印象は,「やっぱ強い」です.これはちょっと苦しいかなというのが最初の印象だったんですが,栗原も強くて,ゲーム展開は,全くの互角だったと思います.1ゲーム目は,終盤までもつれて,とられてしまいましたが,2ゲーム目は,しっかり取り返して,これは行けるんじゃないかと思いました.でも,ファイナルの序盤で,何でもないエラーが続いて,大量リードされます.少し盛り返してチェンジエンドした後は,また全くの互角で一進一退で,少しずつ差を詰めては行ったのですが,相手にうまく序盤の貯金を使われて,結局,逃げ切られた感じですかね.

 悔やまれるのは,ファイナル序盤の大量失点が何だったんだってことですが,栗原は終始落ち着いてプレイしていたし,簡単なことで崩れる選手ではないと思うのですが,何かちょっとしたリズムの乱れというか,そういうことってあるんですよね(でも,「そういうこともある」ではなく,何か対策というか,分析は必要かなあ).

 ということで,結局,筑波大は,無冠ということになってしまいました.団体の連覇もそうですが,香山,佐川と続いていた女子シングルの連覇も途切れたことになりますね.でも,優勝した龍谷のペア(手を合わせて「イッポン,ハイ」と言うのも自分達のリズムを作るというか,相手をイライラさせる作戦?)や上杉は,やっぱ,強かったし,上位まで残って,総合の出場権を得た選手は多いですから,ほんとの本番の総合に向けて,切り換えて頑張って欲しいと思います.

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[組織が大きいと]
(大学, 世の中)

 京大工学部の何かのパンフレットみたいなのが送ってきて(今頃)気づいたんですが,京大の工学部って,たった6学科しかないんですね.東大は,もっと全然多かった(少なくとも京大の2, 3倍はあった)と思います.

 でも,工学部の定員数は,東大とそんなに変わらなくて,つまりは,一つの学科が大きいんですね.例えば,建築の定員は100人近くで,東大建築の2倍くらいあります.そして,東大には,都市工がありますから,東大の建築と都市工を合わせたのが京大の建築ってことですかね.実際,建築の中に都市工的なことをやりたいという学生は多いですからね.

 じゃあ,学科の規模が大きいとどういうことになるかですが,学生一人あたりの教員数はそんなに変わらないでしょうから,その辺の負担は変わらないと思いますが,問題は会議ですね.「案件」の数は,規模や構成員数に比例しますから,会議にかかる時間は2倍以上ってことですね.防災研も非常に大きな組織なので,会議長いなと思っていたんですが,そういうことなわけですね.

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[なつがなつかしい?]
(日記)

 暑かった夏が終わり,ちょうどいい季節になったということなんでしょうが,これからどんどん寒くなっていくと思うと...何度か書いてますが,夏暑いより冬寒い方がしんどく感じるようになってきました.やっぱ,老後は暖かいところ? それとも大きい家に住んで引きこもる?

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10/21'22
[BIが導入されると,いや,既にそうなって来てる]
(世の中)

 先日の総合防災グループの合宿で同部屋になったO西先生も言ってましたし,先日,M田と話した時もそうだったんですが,BIが導入されると何をするでもなく生きて行く人が増えるというか,仕事というものを通して社会と繋がりがない状態で人々は,健全な精神状態を保って生きて行けるのかと言う人は(特に優秀な人に)多いです.私も(優秀ではないですが)同感で,そういうことも何度かこのサイトに書いたと思います.

 でも,世の中の多くの人は「優秀でない」ことに注意する必要があります(逆上から目線).実際,BIの実証実験は,北欧などで行われていて,もちろん,ちゃんと条件を基準化できているかということはあるんですが,概ね「問題ない」という結果が出てるんですよね.

 もっと言えば,仕事をリタイアした後,年金もらって悠々自適というのは,まさにBI状態なわけで,じゃあ,みんな楽しく暮らしているかというと,つまんないと言ってるのは,仕事で成功した優秀な人達の話で,そうでない大部分の人達は,だいたい楽しく暮らしてると思うんですよね(加齢で病気になるとか,あまりに無計画で年金だけでは暮らして行けないというのはまた別の話).生活保護を受けてる人も同様で,悠々自適というわけではないでしょうが,「そういうこと」に不満をもってるという話はきいたことがありません(むしろ逆).

 ていうか,BIを導入するかどうするかという問題じゃなくて,否応なしにそうなっていく,いや,既にそうなって来てると思いませんか?

 どういうことかと言うと,今の世の中,死ぬほど働かないと食べて行けないってことはないですよね.じゃあ,死ぬほど働いているのは,どういう人かと言うと,食べて行くためのお金を稼ぐのではなく仕事したくてしてる人か,食べて行く以上のお金を稼ぎたい人か,生活力がなさ過ぎて支出のコントロールができない人でしょう.

 3番目は,一種の社会問題なので,なんとかしないといけない側面はありますが,今の世の中,もう死ぬほど働かないと食べて行けないってことはないのに,余計なものを欲しがらせて無駄に働かせる仕組みになってますから,これをやめない限りは,3番目の人はなくなりません.

 でも,実際のところは,今の世の中,死ぬほど働かないと食べて行けないってことはないわけで,死ぬほど働かないと食べて行けないとか言ってるのは,毎日晩酌は欠かせないとか,東京は家賃が高いとか,田舎は車がないと生きて行けないとか,スマホは必需品とか,結婚して子供が欲しいとか,そんな「贅沢」な話であって,本質的には,年100万あれば,楽勝で生きて行けるわけで,そんなの週何回かバイトすればいいわけで(高度成長期はとてもそうは行かなかった),これって一種のBI状態ですよね.

 でも,年収100万では嫌だ,毎日晩酌は欠かせないとか,東京に住みたいとか,田舎は車がないと生きて行けないとか,スマホは必需品とか,結婚して子供が欲しいとか言うのなら,もっと働くしかありません.そして,BIになったとしても,食べて行く以上のことを欲する人がいる以上,そういう+αのサービスを提供する人は必要なので働くことになりますし,そういう人達が稼いで納めた税金がBIの財源になるわけで,まさに2%の金持ちと98%のBIをもらう人達に二極化して行くわけで,そういう流れは,既にもう始まってるということです.

 でも,年収100万では嫌だと言っても,人に+αのサービスを提供できる仕事ができなければ,仕事にありつくことはできないので(時給1000円の誰でもできる仕事はロボットやAIがやるようになる),おとなしくBIもらって生きて行くしかありません.でも,多くの優秀でない人は,それで充分満足というか,それで満足できるから優秀でないということはあるわけで(優秀でなくて満足できないのなら競争に負けるというだけの話.でも,BIはもらえるので生きては行ける),なるようになって行くんじゃないですかね.

 もちろん,適材適所というか,社会の中で全ての人が自分の得意なことを活かして分業していくというのが理想だと思いますが,現実には,それは難しいでしょうし,でも,例えば,野球で飯を食って行ける人は,極一部でも,楽しく草野球はできますし,そういうレベルでも,野球がうまい人はいるでしょうから,まあなんとかそんな感じでやって行けるんじゃないですかね.

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[久しぶりにバドミントンの練習に行ってきました]
(バドミントン)

 久しぶりにバドミントンの練習に行ってきました.1年半ぶりくらいかな.でも,急に思い立って行ったのではなく,そろそろ行こうかなとは思ってました.行ったところは,1年半前まで行ってたところです.

 でも,1年半ぶりということで,体が心配というか,まともにプレーできるとは思ってなくて,でも,以前のように競技レベルではなく,単に楽しく体を動かすというか,バドミントンを楽しむという感じでやろうと思ってました.というか,そういう風にできるか試してみようという目論見でした.でも,健康のためではなく,というか,健康のためなら,バドミントンなんかしない方がいいですから,あくまでバドミントンを楽しむということです.

 でも,この1年半,全く運動はしてなかったのですが,体のケアは一応はしていて,いきなりやってもそこそこできるんじゃないかとは思っていて,それは,予想通りでしたかね.でも,そういうこととは別にここ数ヶ月ちょっと肩が痛くて,それがちょっと心配ではありました.

 1年半前まで,練習してたところは,がらっと雰囲気が変わってました.具体的には,以前は,競技レベルでやってる若い人達が中心で,ちょっと殺伐としているとは言いませんが,あまりいい雰囲気ではなくて,でも,そういう人達がいなくなって,いい雰囲気になってました.とりまとめのH本さんの話によると,そういう人達ばかりになってて,少しレベルの下の人が来ても定着しないのはよくないので,新型コロナで練習が中止になったのを機にメンバーをリセットしたんだそうです.ついでに,体育館も改修されて電気も掛け替えられて雰囲気だけではなく,ほんとに明るくなってました.

 パフォーマンスは,まあこんなもんでしょう.というか,もちろん,回りのレベルがということもあるでしょうが,1年半全く打ってなかった割には,まあ何とか打てたと思います(肩はちょっと痛かったですが).というか,雰囲気を壊さないようにスマッシュをばんばん打ったりせず,ゲームの勝敗も度外視して,できるだけ繋ぐようにしました.でも,ラリーが長くなって,動き続けると(パートナーをカバーするので結構動くことになる)息が上がってしまったのは,しょうがないというか,これも予想通りですかね.

 でも,汗をかなりかいたのも,息が上がるというか最大心拍数に近くなるくらい動いたのもほんとに久しぶりです.健康のためには,もっと軽い運動がいいんでしょうが,健康なんか関係ないというか,単にやりたいからやるってことですかね.でも,以前のように競技レベルというか,競技力を高めること第一義に考えるということでなくプレーできるかと思っていたのですが,意外と行けそうです.そして,そうやって楽しくプレーする,でも,動きの洗練とかそういうことをしっかり意識してプレーする中で「結果的に」競技力が上がればとも思っています.そして,そういうことは,プレーに余裕があるからできる感じもしていて,雰囲気も含めて,今くらいのレベルのところがちょうどいいのかもしれません.

 でも,今日は練習に行こうかなと思って,家に帰ってきて,でもなんか疲れててちょっと寝たりして,どうしよっかなあと思ったんですが,行ってよかったですかね.でも,大分,手を抜いてというか,ゆっくりやったつもりで,そんなに疲れてはいないですが,体は既にちょっと痛くなってて,1年半ぶりだし,明日はやっぱり筋肉痛ですかね.

 ということで,週一か二週一くらいで,また練習に行こうと思います.

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[外貨預金はだめ]
(経済)

 1ドル150円を突破したということで,外貨預金を始める人が急増してるらしいです.まさに飛んで火にいる何とかですね.何度か書いたと思いますが,外貨預金はだめです.手数料とかものすごいボラれますからね(やるならFX).銀行が薦めるのは,自分達が儲かるからです.

 あと,外貨預金をやる理由として,為替ではなく金利が高いからということもあるようですが,これもだめです.理由は,金利が高い通貨は長期的に値下がりして行くのが当然だからです.これは,経済ではなく原理です.だって,金利が高い通貨を買って金利が稼げるのなら,そんな簡単な話はないわけですからね(配当利回りが高い株を買って権利落ち日に配当分株価が下げるのと同じ).わかりやすい例としては,金利が高い通貨を買いたいなら,トルコリラを買えばいいということになるわけで,それで金利が稼げても通貨が値下がりしたら元も子もありません.

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10/22'22
[不思議というよりは,思惑通り]
(バドミントン, 体)

 1年半ぶりの練習ということで,体が痛くて昨日はあまり眠れなかった感じです.でも,痛み自体は,そんなにひどいわけではなく,痛いというよりは,疲労してる感じで,今朝,起き上がるのはちょっと大変でしたが,筋肉痛自体は,思ったほど大したことはないです.

 でも,考えてみたらちょっと不思議というか,何かがわかった感じもするんですね.このサイトの過去の記事の読み返しで,少し前に読んだところで,40代中盤くらいでバドミントンをしんどくなってやめて,半年くらいのブランクを経て再開するんですが,その時は,素振り一発で肩を痛めるという感じで悲惨だったと思います.半年の間,ほぼ毎日,5km走っていたにも関わらずです.

 でも,今回は,その3倍ものブランク,しかも,全く運動をせず,しかも20近く歳をとっています.でも,今回の方が全然楽勝だった.それは,不思議というよりは,思惑通りで,やっぱり,下手に運動なんかするより,体が凝り固まらないように日頃から体をケアすることの方が大事ってことなんじゃないですかね(特に歳をとったら).

 こんな感じなら,普段そうやって体をケアしながら,バドミントンするのは,年に1回とかでも行けそうですが(でも,そのたびに体は痛くなるけど),それは極端としても,月一とか月二くらいでも充分行けるかもしれませんし,健康のためには,そのくらいがちょうどいいのかもしれません.

 まあでも,それだとバドミントンをするとき,心肺機能的にしんどいので,走ったりして,その辺のことだけやっておくというのは考えられるのですが,だったら,バドミントンした方が楽しいので,やっぱ,週一くらいですかね.

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 でも,やっぱり,疲れてますかね.でも,1年半ぶりなので仕方ないですし,そういう意味では,やはり,1年半ぶりの割には,そして,こんな歳の割には,こんなもんかという感じです.

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(野球)

 日本シリーズが始まったんですが,オリックスの山本,また打たれたんですね.去年は,何とかひっくり返してサヨナラ勝ちでしたが,今日は,そのまま負けて,去年でも2-4だったわけで,やっぱり,絶対的エースが打たれるのは,ダメージが大きいと思います.

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10/23'22
[キャンパス公開]
(大学, 日記)

 昨日,今日と宇治キャンパス公開で,地震の揺れを再現するということで,振動台の上に家具などを設置して,2016年熊本地震で震度7を記録した地震動を基に,震度5, 6, 7となるにつれ,室内の家具がどうなるかを通して,実際の地震の揺れを目の前で見てもらうというのをやりました(去年は,新型コロナで動画の公開のみ).

 最初は,筑波大時代に高校生相手にやっていた,地震の揺れの周期が変わると震度が同じでも被害の大きさが全然違うというものをやろうと思っていたのですが,来られるのは,家族連れや年配の方といった一般の人が多いということで,これまでやられてきたわかりやすいものにしました.そして,震度7は怖いというのを見てもらった後,防災対策を進める上で,どうすればいいのか,どう考えればいいかというようなことをお話しさせていただきました.

 だいたい1回あたり30分で,これを昨日,今日と5回やりました.準備や当日の運営に技術職員の方や学生達が頑張ってくれました.来場された方は結構多くて,毎回,定員オーバーで,立ち見というか,外から見ていただいたような感じでした.話をするのは,嫌いではないので,それは全然大丈夫でしたが,同じことを5回続けて話すのは,ちょっと疲れましたかね.

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[ピアノプロジェのちらし]
(ピアノ)

 伊東さんからピアノプロジェのちらしが送ってきたので(ありがとうございます)貼っておきます.

 弾く予定にしている曲は,ちらしの通りですが,2年前に弾く予定で新型コロナで流れて,去年は,仕事と重なって出られなかったので,ここまで引っ張ったというか,でも,その間,ずっと弾いてたわけはなくて,最近,また練習し始めたものです.

 どこかで書きましたが,この曲は,亡くなった秋山先生がいい曲だよねとおっしゃっていた曲で,先生が亡くなられた後,弾こうと思ったのですが,随分,時間が経ってしまいました.

 でも,技術的には,そんなに難しいわけではないのですが,技術的にそんなに難しくないから難しいというか,とにかく非常に難しい曲です.でも,こう弾きたいというか,弾くべきというイメージが割とはっきりある曲なので,そう弾けたらと思いますが,なかなかそう弾けないのが難しいです.

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10/25'22
[円安の方がいいに決まってる]
(経済)

 円安が進んでいるということで,日本売りで物価が上がって何十年前に逆戻りで,このままじゃまずいという論調です.いやいやいや,円安の方がいいに決まってるじゃないですか.

 円安というのは,どういうことかと言うと「有利」ということです.だって,同じものを作っても高く売れるわけで「ハンデをもらった」ってことですよ.実際,20世紀後半,日本は,そのハンデを最大限に活かして高度成長できたわけですからね.そして,頑張り過ぎて「ハンデ没収」になったのが円高ってことです.

 なので,円安というハンデをもらって,それを大いに活かせばいいだけの話です.でも,自分は働きたくない,海外のものを買って賄いたいというのなら厳しいでしょうね.

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[もし人生に限りがなかったら]

 このサイトに再三出てくる「人生所詮退屈しのぎ」は,人生には限りがある,必ず終わりがあることが前提になっています.つまり,人生が終わるまでの限られた時間をどう楽しく退屈しのぎするか,ということです.

 この人生に限りがあるという事実ですが,事実なのでどうしようもないというか,それが前提になってるのですが,じゃあ,もし人生に限りがなかったらどうかということもしばしば議論されます.そして,多くの場合,人生に限りがあるから頑張れる,もし不老不死で人生が永遠に続いたらしんどいし,何を目的に生きて行ったらわからないということが言われていますし,私もそう思っていました(過去の記事にそういうことを書いた憶えもある).

 でも,最近,そんな感じでもなくなってきたんですよね.それは,死にたくなくなったとか,不老不死だったらいいな,とかいうことではなく,別にどっちでもいいというか,そんなのどうでもいいというか,そう,それが最近よく書いてる「ニュートラル」ということです.

 そして,それは,「なかなかいい」です.だって,どっちでも「いい」んですからね.

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(野球)

 日本シリーズですが,初戦の後,大エースの山本で落としたのは痛いと書きましたが,今のところその流れになってますね.2戦目は,オリックスの流れのようにも見えましたが,土壇場でああいうことになったわけで,やっぱり,そういうこともあるのかもしれません.このまま行ってしまうのか,どこかで流れが変わるのか.

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10/26'22
[円安で困ると言ってる人は「そういう人」]
(経済)

 円安の方がいいに決まってるのは(繰り返しになりますが),頑張りたい人にとってであって,そうでない人にとっては逆です.つまり,円安で困ると言ってる人は,「そういう人」ということです.

 もちろん,自分がどういうことをしているかにもよるので総体的な話ですが,どういうことをするのかを選んだのは自分なわけですし,それが間違ってなくて自分が頑張っても,会社などの組織に所属していて,組織の上層部がしょぼければ,その恩恵をダイレクトに受けるとは限りませんが,それは,そういう組織に所属することを選んだということはあるでしょう.

 でも,円安メリットを活かして頑張ると,今度は円高になってきます(高度成長期の構図).つまり,そういう「仕組み」でバランスがとれるようになってるいうことですが,言い方を変えると,円安になってるのは,頑張る人より頑張らない人が多いからそうなってるわけで,円相場は,まさに日本(正確には,円の経済圏)が総体としてどれだけ頑張ってるかの成績表のようなもので,今はどんどん成績が落ちてるってことですが,成績が落ちるとハンデをくれる,逆に成績が上がるとハンデを課せられるという仕組みになってるということで,それでも円安が進むとしたら,それは「危機的」ということになります.

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(このサイト)

 このサイトの記事の読み返しですが,今は,2007年が終わったあたりですが,正直,そんなに面白くないというか,今の私にとっては当たり前の話が多く,「おっ」と思うようなことはそんなになくて,所々,それは違うと思うこともあります.

 むしろ,ここ数年とかの方が「おっ」と思うことが多いですかね.なので,その「境目」がどの辺なのか,いつあたりから「おっ」と思うようになるかを見極めたいと思います.

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[今いる場所感]

 死ぬまで旅というか,これまでのように職場が変わる度に住むところを変えるというのがいいなとは思うのですが,定年で仕事をクビになるとそうは行かないってことなんでしょうか.

 結構,大事だと思うのは,何度か書きましたが「今いる場所感」です.具体的には,どういう理由や事情で,今,(海外でもいいけど一応)日本の中のどこに住んでいるかということもありますし,住んでる街や家の中や職場の雰囲気もあります.仕事をしているのなら,仕事をするのに最適な場所がいいわけで,そういう「制限」の中で選べばいいんですが,それがはずれると途端に選択が難しくなりますし,逆に「今いる場所感」がいいところは,ないような気もしてきます.

 でも,逆転の発想としては,これまでは,仕事をすることで決めてきたのなら,それがはずれたら「どこでもいい」とも言えるのかもしれません.そうすると,都心から電車で1時間とか,そういうことで決まってくる気もしますが,これまで住んだことがない全然知らないところというのも面白いかもしれませんね(でも,なんでもいいので,ちょっとした理由は必要かな).

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[歳をとると疲れやすくなる?]
(体)

 歳をとると疲れやすくなると言いますし,そんな感じもするのですがどうなんですかね? そりゃあ,100m走とか5000m走のタイムとかは落ちてるんでしょうが,普段生活して行く上で無酸素運動とか大きく心拍数を上げる運動なんかしないし必要ないわけですからね.

 今週は,月曜が吉田,火曜が桂と講義で,行き帰りの電車やバスの中でうとうとしてしまうのですが,そんなの学生時代からそうだったと思いますし,もっと言えば,学生時代は,講義を受けていればよかったのに対して,今は講義をしているわけで,どっちが大変かは明らかでしょう.ていうか,講義を受けるのなんか,じっと座ってきいてるだけだし,それこそ,うとうとしたりもするわけで,そんなの楽勝だと思うんですよね.

 つまりは,歳をとって心身が衰えたというだけではなく,仕事とかが大変になってるわけで,それじゃあ疲れるのが当たり前というか,その割には,疲れないという感じもするわけで,あんまり決めつけない方がいいような気がします(でも,めんどくさくこんなことやってどうすんだという仕事はやりたくない.でも,これも若い時と変わらないか).

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(バドミントン)

 バドミントンなんですが,週一か二週一ってことなんですが,どうなんですかね?

 1年半ぶりにプレーしてみて,思惑通りだったってことなら,(ちゃんと体のケアをして)練習なんかしない方がいいってことになりませんかね?

 実際,久しぶりにプレーすると,体の疲れや痛みがとれていて,結構,動けるものです(でも,持久力はないけど).でも,そこから週一とか週二くらいでしばらく練習に行ってると,(歳をとってからは)どんどんだめになるというか,動けなく感じがするんですよね.

 実際,こっちに来て練習に行くようになったときは,そうでしたし,と書いて思ったのは,こっちに来て練習に行くようになったときも,かなり久しぶりでしたが,当初は全然だめでしたね.なので,やっぱり,ちゃんと体をケアすることが大事ってことでしょうか.

 つまり,体をケアして行くこと(と言っても,座り続けないというか,しばらく座っていた時に体をリセットするだけ)が重要で,それで,週一で行ってみてどうかってことでしょうか.そして,それでもどんどんだめになって行くようなら,練習に行くのをやめて間隔を空ければいいわけで,まあとりあえず,週一でしばらく行ってみて,最適な間隔を模索するということですかね.

 まあ,それでも,やりたきゃやるってことなんでしょうが,それも感覚的には,週一で充分な気がします.

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(ピアノ)

 ピアノについては,これも弾きたきゃ弾く(弾きたくなければ弾かない)でいいと思いますが,人前で弾くのは,ちゃんと弾けるというか,余裕を持って弾ける曲に限られるということになるんでしょう(逆に言えば,普段,自分で練習する分には何でもあり).

 問題は,ピアノプロジェをどうするかですが,これも同様ということでしょうか.そんな(余裕を持って弾ける)曲で弾く気になる曲なんかあるのかってことですが,あと何年あるかわからないというか,10年とか20年としても,そのくらいなら,再発見的に丹念に探して行けば,何とかなりそうな気はします.

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[先見の明?]
(経済)

 2007年の記事なんですが,しきりにサブプライムローンとか経済がやばいと書いてますね.そして,その翌年,リーマンショックが起こったわけです.新型コロナの前もやばいと何度も書いたと思いますが,これも既に書きましたが,新型コロナはたまたまで,経済的には,非常にやばい状態でした.

 ということで,我ながら,結構,先見の明がありますね(笑).いや,ちゃんと考えられる人なら,普通,そう考えますよね.

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[ニュートラルは悪くないけどなんか変な感じ]

 人生についても,それを構成する日常のパーツについても,ニュートラルがいいってことなんですが,それはそうなんですが,何か変な感じはします.

 で,どうして変な感じがするのかってことなんですが,おそらく,本能的なものが邪魔してるってことじゃないですかね.本能というのは,人類が繁栄するためのもので,必ずしも,自分が得するとは限らないので,「それでいい」ってことなんでしょうし,「変な感じ」がしなくなったときが真の仙人?に近づいたってことかもしれません(笑).

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10/27'22
[「年齢の違い」はある]

 15年とか20年くらい前の記事が面白くないというか,刺さらないということですが,今より考えが浅いということはあると思いますが,「年齢の違い」はあると思います.具体的には,40代だと,まだまだこれから働いて行かないといけない,生きて行かないといけないわけですし,そうすると考え方も違ってきて然るべきでしょう.

 でも,それでも「人生の本質」は変わらないので,やはり,少なくとも今よりは考えが浅いとは思います.でも,実際にその歳にならないとわからないこともあるわけで,それは,非常に難しいとも思います.これを今と20年後に置き換えると,20年後をどれだけ想像できるか,というか,そもそも想像してるのかってことはあります.

 そういう意味では,40のときより今の方が20年後のことを考えますし,想像してどうするかということは,考えてるとは思います.

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[もういいことなんかない]

 上の記事と関連するというか,具体的なこととして,2008年2月の記事に「続けていれば何かいいことがあるかもしれないと思えること」「生きてりゃ何かいいことがあるんじゃないかなと漠然と思えること」,あるいは,思い込むことが大事というものがありました.

 わかるんですが,これもこれからまだまだ活動の場や人生が残されてる場合であって,そこから15年後の今の私には刺さりません.

 この歳になると,「もういいことなんかない」ですよ(きっぱり).でも,それでも生きて行くわけですし,どうせ生きて行くのなら,楽しく気分よく生きて行きたい.つまりは,いいことなんかなくても,楽しく気分よく生きて行けることが重要だし無敵だと思うんですよね.

 そして,少なくとも15年前よりは,そういう域?に近づいてるのは間違いないとは思います.

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[境目がどこか]

 そうすると,境目がどこかも(実際に読み進めなくても)何となくわかってきます.具体的には,人生が実質終わったと思った50くらいということになりますね.これからまだまだ人生が続くと思うのと,もう実質終わったと思うのでは,生き方が変わるのは,至極当然のことでしょう.

 でも,人生が実質終わったとしても,実際にはまだまだ生きて行くわけで,でも,それは,大変なことなわけで,そこでどう生きて行くか,そういうことをちゃんと考えて生きて行くことは極めて重要だと思うんですよね.

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[歳をとると疲れるわけ]

 歳をとると疲れやすくなる?(本質的にはそうでもない)ですが,それでも心身ともにある程度は衰えては行くことは否めません.じゃあ,どうしたらいいかですが,それに合わせて,仕事や活動量を減らして行けばいいだけの話ですが,実際はそうなってないのが問題(なので歳をとると疲れるということ)なわけです.

 でも,これはなかなか難しいですね.組織に所属していて,それなりに出世して行けば,仕事は忙しくなる一方で,責任が重く,でも,形骸化したつまらない疲弊する仕事も増えていきますからね.

 でも,上で書いたように,実質もう人生終わってるわけですから,形骸化したことに拘らず,できる範囲でうまくやって行くってことでしょうね.

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[インド人は優秀?]
(世の中)

 インド系のSナクがイギリスの首相になったということで,そう言えば,世界に冠たる大企業のトップがインド人ということが結構あるということで,インド人は優秀ということ言う人がいます.

 まず,思うのは,基準化問題ですね.要は,単に人口が多いってことはあるでしょう(もうすぐ中国を抜いて世界一の人口になる).そういう意味では,中国も同じで,でも,中国にしてもインドにしても,優秀な人が出てきたのは最近のことですが,「そういう事情」も中国とインドは似ています.

 あとは,二桁の九九が言えるとか0を発明したのはインド人とか,数学に強いイメージはあるのかな.でも,単なるイメージだと思いますけど.

 でも,英語圏というのは,大分有利に働くと思います.アングロサクソンが優秀かどうかはともかく,圧倒的に有利な条件下で仕事ができるのは間違いないですからね.

 いずれにしても,先天的に何人(なにじん)が優秀とかは,ほんとたわいもない話で,実際は,大した差はないと思いますよ.そんなことより,個体差の方が圧倒的に大きいわけで,結局は,いつも書いてるように,自分が何人(なにじん)とか関係なく,自分がどうかってことです.

 でも,家庭環境などの後天的条件の差は大きいので,それは問題だとは思います.というか,何人(なにじん)とかいうよりそれでしょ.

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[異動の「賞味期限」は2, 3年]
(大学)

 このサイトの過去の記事を読んでいろいろ気づくことがあります(ので,そんなに刺さらなくても当時の記事を基に考えることはできるわけです).

 最近読んだところだと,2006年くらいなので,筑波大に異動して2, 3年したくらいでしょうか,意外だったのは,その辺から既に「変調」が見られるということです.変調というのは,異動して,ある意味,リフレッシュして,でも,その「賞味期限」が切れるような感じでしょうか.実際,博士をとって地震研に就職した時もそんな感じでしたし,今いるところもそうですかね.

 つまり,異動の「賞味期限」は,2, 3年ってところでしょうか.じゃあ,2, 3年おきに異動しないといけないかというとそんなことはないというか,それは難しいでしょうし,逆に言えば,2, 3年すれば,いろんな事情がわかって落ち着くということもあるわけです.

 実際,異動の「賞味期限」が切れた後から腰を落ち着けて仕事ができるとも言えますし,振り返ってみると40代は,そうだった感じはします(30代は,そうでもなかったけど).でも,理想を言えば,やはり,10年くらいで異動するのがいい感じはしますね.

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[決めたくない とりあえず]

 先日,同僚の先生達と話をしたとき,どうして家を買わないんですかときかれて,その時は,ずっとここに住み続けたいと思うところに住んだことがないとか答えたんですが(少なくともつくばはそうだった),それ以外にも,買うより借りた方が得とか,いつでも引っ越せるとか,理由は,いろいろあるんですが,よくよく考えてみると,どれもしっくり来ない感じもするんですよね.

 で,あらためて考えたんですが,「決めたくない」んじゃないですかね.今は職場がここだから,「とりあえず」その近くに住むみたいな.で,定年で仕事をやめる段になって,どうしようとなるわけです.

 でも,だったら,仕事をやめた後も「とりあえず」で決めればいいってことですかね.そして,とりあえず,とりあえずって感じで,最後まで行ければそれがいいし,一度どこかにとりあえず住んで,結果的に最後までそこに住むというのでもOKでしょうか.

 あるいは,「とりあえず」家建てちゃうくらい稼ぎまくるのもあり?

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10/28'22
[頑張りたい人と頑張りたくない人がいる]

 BIに関係した話だと思いますが,(どこかで似たようなことを書いたような気もしますが),頑張りたい人と頑張りたくない人がいると思うんですよね.実際,蟻の話は有名ですし,人間だって,学校とか会社とか組織に人を集めると頑張るのは,せいぜい1/3くらいで,残りの2/3くらいは,ぐーたらしてるというか,あまり働かないというか,そうなっちゃうみたいです.

 つまりは,そういう2/3の怠け者にBIをあげて,1/3が頑張ればいいじゃんってのがBI的な考え方ですかね.もちろん,頑張った人には頑張っただけの見返りがあって,大金持ちになって豪邸に住んでいい車に乗って,偉くなって偉そうにすることはできるんですが,今の世の中,ちゃんと生活して行ければ,そんなの要らない人も多いわけで,既に「BI化」が進んでいるというのは,そういうことです.

 じゃあ,私は,頑張りたいか,頑張りたくないか,ですが,もちろん,頑張りたくなんかありません(きっぱり).社会の中で分相応の役割を果たすべきだとは思いますが,あまりにも無駄や無意味なことが多すぎるのが現実で,そんなことして頑張りたくなんかないですし,(組織の利益になっても)社会全体の利益にならないことが多すぎます.

 そもそも,頑張りたい頑張りたくないとか言っても,今の世の中,資本主義社会で,頑張って働く≒金儲けとなってしまってるのが問題なわけで,そんなことするくらいなら,頑張らずに生活して行くのに必要な分だけ働いて,金にならなくても価値あると思うことや社会の役に立つことをしたい人は多いと思うんですよね.

 じゃあ,頑張らずに何して人生の退屈しのぎをして行くかですが,やりたいことをやって行きたいです.具体的には,仕事なら学生の研究指導も含めて研究をして行きたいわけで(仕事以外のいろんなことも),だたそれだけのことなんですが,それが結果として,社会の役に立つわけで,つまりは,社会の役に立つかどうかをどこかに誰かが勝手に判断して私がやることを決められるのではなく,そういうことは,自分が自分の責任において自分で決めたいってことですかね.

 そんな自分勝手はまかりならんということなら,「頑張りたくない」ということにしてもらって,BIもらって,やりたいことをやって行くということでOKなんですが,学生の研究指導するのには,大学にいないといけなくて,余計な仕事もしないといけなくなってるのが問題というのも再三書いてる通りです.

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[今すぐにでも行きたいくらい]
(大学)

 現実的にはどうしましょうね.もう定年まで○年なので,それまでは,少なくとも定年の1, 2年前くらいまでは,何とかやって行くとして,その後,どういうのがいいかってことですかね.

 完全リタイアということでもやって行けるとは思いますが,まだまだ私にできることはありますし,「場や機会」が与えられるのなら,やりたいこともあります.具体的には,地震発生直後,あるいは,これから発生する大地震を対象にどこでどれだけ建物被害が生じるかを推定する方法の精緻化を進めて行きたいですし,それを研究して論文を書くとすると,どこにも所属せず肩書きなしでもいいんですが,現実には,そういう人はいないというか,例えば,論文投稿するときに学会から所属を書いてくださいと言われて,いやありませんとか言って押し問答というのもめんどくさそうです.

 筑波大名誉教授という肩書きでもいいのかもしれませんが,京大をやめて筑波大名誉教授に戻る?のもなんか違和感ありますよね.どこかの私大とかの話があったとしても,大学行政とか授業負荷が大きいようなところに行けば,研究どころじゃなくて本末転倒ですし,特任とかだと研究メインでいいなとは思いますが,せいぜい任期は数年から長くても5年でしょうし,若い人達を指導し育てながら仕事をして行けるところがあれば最高ですが,あったとしても,いつまでもやらせてもらえるものでもないでしょう.

 そういうことを考えると,例えば,私大の客員でも大学以外でも,何らかの形で「所属」して,オブリゲーションも(そんなに)ないけど,対価も(そんなに)なくて,でも,任期も定年もないってのが理想のような気がしてきます.

 そんなうまい話あるんかというか,先方にどういうメリットがあるかですが,そこの所属で論文を書いたり,大地震が起こった時に,そこの所属でテレビや新聞にいっぱい出れば,すごい宣伝になるとは思うんですよね(give&take).ていうか,そんな話があれば,今すぐにでも行きたいくらいです(現実には,今いる学生をしっかり卒業させてからなので数年後でしょうが).

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[手をかければ,それに比例して頑張る]
(大学)

 学生が研究しない件ですが,筑波大のときのように,毎週報告するようにしたら大分雰囲気が変わってきました.なので,結局,京大生だからほっといてもできるやろなんてことは全然なくて,所詮同じ大学生,大学院生ってことですね.

 逆に言えば,彼らは,京大生なんですが,自分が他大生より優秀だと思ってるとしたらとんでもないというのは,既に書いた通りです(むしろ,そう思ってるとしたら大きな落とし穴).

 あと,思ったのは,「京大生なんだからほっといてもできるやろ」というのは,別に私が手を抜いてたわけじゃなくて,優秀ならつべこべ言われるより,自分で考えてやりたいだろうということだったんですが,結局,全然そんなことなかったわけで,だとすると,ちゃんと面倒を見るというか,こっちが手をかければ,それに比例して彼らも頑張るってことですかね.

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 そっか,なので,学生達が研究するのなら,今すぐにでもそういうところに行くのではなく,何とかここで頑張る,そのためには,学生達の面倒を頑張って見るってことですかね.

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(バドミントン)

 今日は,2回目の練習だったのですが,これまた予想通り,先週よりよくありませんでした.なんなんですかね.

 一週間経ってるので,疲れが残ってることはさすがにないと思いますが,何らかのダメージみたいなものは,残ってるんですかね.実際,先週よりも肩は痛かったと思いますしね.

 そうすると,もっと間隔を空けるということも考えられるのですが,間隔を空けると1回に受けるダメージも大きくなるので,やはり,そのバランスというか,最適値を探すってことですかね.

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10/29'22
(バドミントン)

 一夜明けて,筋肉痛とかの体の痛みは,先週よりは少ないと思いますが,昨日は人が多くてそんなに打てなかったにもかかわらず,疲労感は大きいような気がします.息が上がるようなこともなかったのですが,それは動く頻度や打つ頻度がそんなになくて,ダブルスの場合は,強いと認識されるとこっちに打ってくれなくなることもあります.

 でも,そんなに動いても打ってもいないのに体のダメージは蓄積したような感じがするんですよね.そして,思い返してみると,いつの頃からか(40代半ばくらいからか),そうだった感じもします.つまり,若い時のように練習すればするほど強くなるのではなく,練習すればするほどただ体が痛んでいくだけみたいな感じでしょうか.

 だとすれば,練習なんか行かない方がいいってことになるんですかね.ていうか,何のためにバドミントンするのかってことです(少なくとも健康のためではない).ただ純粋に羽を打ちたいのなら練習に行けばいいとは思うのですが,練習すると体がどんどん痛んでいって思うようなプレーができなくなって行くと,打っててもつまらなくなるので,ある程度は,自制する必要もあるってことですかね.

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 でも,そうすると,もう(練習したりトレーニングしたりして)強くなることはできない,できる限り今の競技力を維持するというか,維持することも難しいので,低下具合を少しでも小さくする(ためにできるだけプレーしないようにする)しかないってことなんですかね.

 でも,それが現実なら受け入れるしかないというか,そういう現実の中で結果最大を求めるしかないってことでしょうか.

 なんだか,つまらなくもなってくるのですが,ものは考えようというか,練習もトレーニングも「しなくていい」とも言えるわけで,まさに怠け者にはウェルカムってことですかね.

 とは言え,体とかフィジカルはそうですが,技術的なこともありますし,何と言っても動きの洗練というか,「そういう風に動く」というようなことはあるわけですし,バドミントン以前に体のケアは重要なので,そういう中でやって行くということですかね.

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 一つ思い出したこととして,40代の頃,筑波大バドミントン部での練習をやめて,和所さんと練習したり,教職員クラブの練習に出たりし始めた頃,当時,60代だった石山さんとか宮田さん,特に宮田さんのプレーに驚いて,平たく言えば,スマッシュも速くて強くて,二人で組んで全日本教職員の60代ダブルスで準優勝されたんですが,何となくですが,あの時の宮田さんのスマッシュより今の私のスマッシュの方が速い感じはするんですよね.

 もちろん,当時の60代と今の60代のレベルは違うということはあるかもしれませんが,とにかく練習もトレーニングもせず,体を痛めずにできるだけ競技力を落とさずに過ごしてみて「何かが起こる」かもしれないということはあるのかもしれません(ないのかもしれません).

 極端な話,全く練習せずに年に1回の全日本の試合だけ出てみるとか(試合が近いからちょっと打っとくか,とかやったら絶対だめ).あーでも,日をまたぐと激しく筋肉痛になってだめなのでうまく行っても一日目の4止まりですね.ていうか,一日だけでも何試合も勝ち上がるのは厳しいので,体を痛めず持久力だけ向上させるトレーニングは必要ですかね(バイクとかかなあ).

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(野球)

 あれ? オリックスの山本,投げなかったんですね.故障? でも,エースが投げて打たれるのではなく,故障ならしょうがないわけで,開き直るしかないですかね.

 ということで,今日は,オリックスが勝って3連勝で王手をかけたんですが,どうなんですかね.もうオリックスに流れが行ったんでしょうか? でも,オリックスにほとんど打たれてない高橋とかピッチャーはヤクルトの方が残ってる感じはするので,明日ヤクルトが勝てば,ヤクルトですかね(明日オリックスが勝てば,当然オリックス).

 で,第8戦まで行くとすると,ライオンズ vs 広島以来だと思いますが,当時の第8戦をどこでやったかは憶えてないのですが(でも,第7戦から移動したという記憶はない),今年の場合は,神宮みたいです.で,第9戦になれば,移動日を挟んでオリックスの球場ってことですが,第8戦以降は,延長無制限らしいので,だとすると,第9戦は(今年は)ないってことですよね.

 いや,明日(第7戦で)引き分けて,第8戦でヤクルトが勝てば,第9戦をオリックスの球場で延長無制限でやるってことか.

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(日記)

 今週は,先週末のキャンパス公開に始まって,吉田,桂と講義で(1コマだけなんですが,吉田や桂に行くと半日潰れる感じ),それから飲み会が続いてちょっと疲れましたかね.

 と言っても,全然大したことないんですが,でもなんか疲れました.

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[「ばらまき」は「ばらまき」じゃない]
(政治, 世の中)

 電気代とガス代を補助するらしいですが,税金が財源なんだから,結局,自分で自分に払ってるだけじゃんって思ったんですが,そうじゃないですね.それは,税金を払ってない人がいるからで,彼らは,いわゆる低所得者です(脱税擬き的なことをしてる奴もいるが).税金を払ってないまで行かなくても所得が低いほど税率も納税額も低いわけで,一律にばらまけば,それは,低所得者への再配分ということはあるでしょう.

 つまり,新型コロナの時の一律10万円もそうですが,そういうのって,低所得者支援になっていて,「ばらまき」って「ばらまき」じゃないと言えるのかもしれませんね(そういうことを言う人はきいたことないけど).

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[人生って何だったんだろうな]

 人生って何だったんだろうなって思いますね.結構楽しくやって来ましたし,何となく考えていたより遥かにうまく行ったと思いますが,今にして思えば,いろいろ騙されてた感じもするし,でもだから楽しめた感じもします.でも,そういうのが全て嘘とは言いませんが,幻というか,ほんとに一瞬の出来事というか,大した意味はなかったわけで,でも,所詮退屈しのぎなので,それでよかったというか,そういうものだとも思いますしね.

 つまりは,いろいろラッキーだったってことですが,じゃあ,これからどうするってことで,でも,もう実質人生終わってるのなら,もう何とかなるというか,何とでもなるんでしょう.あとは,とにかく,しっかり○備をして,これからも楽しく退屈しのぎをしていって,最期は心穏やかに眠るように死ねたらいいですね.

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10/30'22
(政治, 世の中)

 「ばらまき」ですが,これって一種のBIですよね.つまり,こういうばらまき的にことが行われるということは,既に書いたように,世の中が既にBI的なことになってきてるということですね.

 言い方を変えると,公平性というか低所得者対策をするのなら,消費税減税なんかするより給付金ってことなわけで,マイナンバーカードが普及すれば,手続きも一発ですし,そうすれば,マイナンバーカードも普及するんじゃないですかね.

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[学部と付置研の関係]
(大学)

 先日,同僚の先生と飲んだ時にきかれたんですが,それは,東大の建築とかの学部の研究室と地震研や生産研などの付置研の研究室の関係です.東大(というか私がいた研究室)の場合は,まさにファミリーで,例えば,閉室という年2回のパーティーが毎年あって全員集合してましたし,報告書も3研究室合同で出てました.実際,みんな出身は学部の建築の同じ研究室ですからね(でも,今は昔ほどじゃないような感じはするけど).

 つまり,京大の学部と防災研の関係とは全然違うわけです.防災研は,もちろん,学部と繋がりはありますが,どこの研究室が学部のどこの研究室と繋がっているということはなくて,むしろ,防災研の建築系の中での結束が強くて仲もよくて,そこがファミリーみたいな感じです(でも,学部のどこの研究室と防災研のどこの研究室がということはなくても,昔は,両者の間の教員の異動は結構あったが,これも最近はない).

 どうして,そういうことになってるかですが,一つは,防災研は,学生は学部の4年生から来ますが,東大の付置研は大学院生からしかとれないので,4年生のときに必ず学部の研究室に所属するってことはありますかね.

 うーん,でも,それだけじゃないような気もするなあ.やっぱり,成り立ちみたいなものがあるんじゃないですかね.例えば,地震研ができたとき,そこに建築構造というかRCの研究室を確保するというようなことはあったみたいで,そうすると地震研の研究室は,学部の研究室の出店みたいにはなりますからね.地震研の研究室は,「RCのポスト」と何度か書きましたが,それはそういうことがあるわけです.

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(野球)

 結局,オリックスが勝ったんですね.今日,何とかヤクルトが取り返せば,逆転もあったと思いますが(そういう意味では,去年と似てる感じもする),1つの回にあれだけミスが続けばね−.でも,第8戦,9戦を見たかった感じもしますけどね.

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(バドミントン)

 でも,年1回ではいくら何でもですし,逆に週一でやるなら,週一でやっても壊れない痛まない体を作らないといけないということですかね.そういう意味では,今は,そこまでのことはやってないので,それじゃあ,週一でプレーしたら体が痛むのは当たり前ってことですかね.

 うーん,でも,今以上のことをやるのは難しいというか,だったら,時間はかかっても,週一で練習に行って,体が痛まない程度に抑えてプレーしながら徐々に戻していく方が現実的ですかね.あるいは,日常生活の中である程度の負荷をかけ続けることの創意工夫をするってことでしょうか.

 いずれにしても,体が痛むというのは,よくないので,自分の体と相談しながらいろいろ創意工夫というか,コントロールして行くってことですかね.

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[歳をとっても自分の思うように]

 歳をとることはしょうがないと思うんですよね.例えば,歳をとって体が動かなくなってバドミントンができなくなるのなら,それはそれでしょうがありません(でも,たまにプレーすると,そこそこプレーできるので,うん?まだできるの?となる).

 でも,歳をとってもできることはあるわけで,どこかで書きましたが,家の中で何とか動けて食事の準備,食事,掃除洗濯などの家事,排泄,シャワーを浴びることができれば,何とか自活できると思いますし,脳がしっかりしていて,椅子に座ってPCで作業ができれば,いろんな知的なこともできると思うんですよね.

 一般的には,家族に囲まれてとか,人との繋がりが大事とか言われてるんですが,そういう他者に依存することは,むしろ危ういと思いますし,望んでもいません(個人的には,「一人,時々,みんな」がちょうどいい).死ぬ時も誰かに見守られてというのではなく,(そういうことになっても迷惑をかけないように準備して)いわゆる孤独死で逝くのがいいです(というか,一人で自活して暮らしていて,いつものように寝てそのまま目が覚めないのが理想なのでそういうことになる).

 なので,これも他者評価ではなく,自分がどうしたいかに従って,これからも過ごして行くってことですかね.

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10/31'22

 人生って何だったんだろうなというか,哲学的には,人生所詮退屈しのぎなので,そもそも大した意味はないわけで,でも,そういう(過酷な)状況で,日々どうやって楽しく気分よく過ごして行くかなわけです.

 つまりは,ただ夢とか目標に向かって楽しく気分よく過ごして行くのでは非常に危うくて,そういう(過酷な)状況の中で,楽しく気分よく過ごして行く術を身につけるのが無敵だと思うんですよね.

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