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7/3'23
[(ようやく)夏が来た]
(日記)

 感覚としては(ようやく)夏が来た(暑くなった)感じです.

 どういうことかと言うと,少し前から外に出ると確かに暑いのですが,家の中はそうでもないんですよ.実際,エアコンを入れ始めたのは,数日前ですし,半袖になったのもそうです.

 昨年,一昨年も,それ以前も書いたかもしれませんが,マンションとかの集合住宅に住んでると「季節が遅れる」感じがします.具体的には,夏はなかなか暑くならないし,逆に,夏が終わりに近づいて外は涼しくなっても,中はまだ暑かったりします.建物の蓄熱と放熱に時間がかかるからかもしれません.でも,今年は,昨年,一昨年より更に暑くなるのが遅かった感じがするんですよね.

 冬はどうだったかなあ.夏と同様だった感じもしますが,夏ほど顕著じゃない? いや,今,夏だから忘れてるだけ?

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[「自分の中で」達成感を感じられて,それを「時々」披露することができるもの]

 何度も書いているように,「一人,時々,みんな」で内的熟達的に過ごして行きたいと思っていて,それは,あと○年で仕事を失う(かもしれない)ということもありますが,そんなこと関係なく,単純にそうしたいということもあります.

 重要なのは,具体的に何をするかです.こういうことをしたいと思っても,一人ではできないことも多いですからね.あとは,今やっていることはどうか,ということと,これから何か始めることはどうかということがあります.

 具体的には,どこかで書きましたが,やっていて単純に楽しいということもありますが,それだけだと持続性的にちょっと厳しいところもあるので,「自分の中で」達成感を感じられて,それを「時々」(人と繋がって)披露することができるものということになりますかね.「時々」披露するということについては,いつかそういうことがあるかもしれない(実際は,ないかもしれない)でも行けることも書きました.つまり,重要なのは,「「自分の中で」達成感を感じられる」ことで,「時々」披露するのは,おまけみたいなものですかね.

 そして,今やってることでは,研究,ピアノ,このサイト,運保,生活の質の向上は,この条件を満たしてます.スキー,ゴルフもそこそこ行ける気がします.バドミントンは,打つのに相手が必要ですが,歳をとると,普段体を整えて「時々」練習に行くとうやり方もある(というか,今はその方がパフォーマンスも出る)ことも既に書きました.

 もうこれで全然行ける気もするんですが,感覚的にもう少し種目を増やしたいと思っていて,過去にやろうとしたことがあって,でも,続きませんでした.でも,その時は,「「自分の中で」達成感を感じられる」ということ以外の目的があった気がしていたと思うので,そういうことを意識するとどうなるか実験ということもあります.

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[収入と資産]
(経済, 生活)

 仕事をしてキャッシュフローがある間はいいんですが,定年などで仕事を失って,年金だけでは足りないので,貯蓄というか資産が必要になります.もちろん,再三書いているように,1億の資産より月20万のキャッシュフローなんですが,(定年で)クビになるのならどうしようもありません.

 私個人的には,どんな感じかと言うと,若い頃と比べて収入は,数倍になってますが,資産はどうかというと,数十倍になってると思います.これってどういうことですかね?

 単に必要な分だけ使っていたらそうなったということかもしれませんが,じゃあ,若い頃より金持ちになった感覚かというと,全然そんなことないんですよね.それは,もうすぐキャッシュフローを失うということもあると思いますが,じゃあ,10年,20年前は違ったかというと全然変わらないので,それは,あまり関係ない気がします.

 そうすると,やはり,キャッシュフロー(収入)と資産の関係ということだとすると,月20万必要だとすると,あと30年生きるとしても7200万必要ということになるんですが,そんな額の資産では,甚だ心許ないわけで,1割則的には,やはり,もう1オーダー違うと何かが変わるんですかね?(変わらないんですかね?)

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7/4'23
[もうさっさとやめたいくらい]
(大学)

 とある私と同世代の人のウェブサイトに同期と集まって飲んだら,ほとんどの人がまだまだ働きたいと言ってるものの,その人は,もうさっさとやめたいくらいだと書いてありました.

 そうですね.私は研究はずっと続けていきたいですが,大学の仕事をまだまだ続けて行きたいとは思いません.いや,学生が頑張って研究するのなら,少々めんどくさい研究以外の大学の仕事も頑張ってやりますが,そうでないのなら大学にいる意味は感じられません.

 そういうことは,10年前くらいでも何度も書いたと思います.それまでは,学生は,よく頑張って研究していたと思うのですが,だんだんそうでもなくなって行きました.でも,いつの頃からか,またちょっといい感じになってきて,京都に来る前は,かなりよかったと思います.

 でも,こっちに来てからは,あまりよくないですね.○大生なんだから,がたがた言わなくても大丈夫やろというのは,全くの幻想で,△大生の方がよっぽどしっかりしてるというか,△大時代の方が研究室にしっかりした学生が集まっていたということかもしれません.

 でも,そんなこと言ってもどうしようもないので,与えられた状況下でやるしかないですが,学生が研究しないのに大学にいても意味がないので,そうなれば,ほんとにもうさっさとやめたいということになると思います.

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 でも,実際,多くの人が「まだまだ働きたい」って言うんですが,どういうことですかね?

 他にやることがないから? 稼げるうちに稼いでおいた方がいいから?

 わかるんですが,私の場合,そういうことが理由で「まだまだ働きたい」とは思いません.他にやることはいくらでもありますし,必要以上のお金を稼いでもしょうがないですし,自分でなくてもできるめんどくさいことをしてまでお金を稼ごうとは,もう思いませんからね.

 でも,正直に書くと,こんな割のいい商売はないでしょうから,少々めんどくさいことがあっても働くのがいいんでしょう.でも,そういうことが理由だと,それで失ってることもあると思うんですよね.

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 もちろん,こういうことは,「人それぞれ」でいいと思いますが,逆に言えば,自分がどう考えるかが大事ということです.そして,私は,多くの人がそうだから自分もそうするということはなくて,じゃあ,自分がどうしたいかですが,まさに自分がしたいことをするということです.

 いやいや,まだまだ働きたい人も働きたいから働くってことじゃん,と言う人もいると思うのですが,何度か書きましたが,じゃあ,その仕事,無給でもやりますか?ってことです.無給ならやらないということなら,働きたいからではなく,お金が欲しいから働くってことですよね.

 私は,学生の研究指導なら,無給でもやります.でも,研究以外の大学の仕事は,無給ならやりません.無給でもやることは,他にもいろいろあります.そして,無給でもやることは,ほんとにやりたいこと,あるいは,やるべきと思うことということでしょう.

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7/5'23
[既に「準備」は,できてる]

 何度か書いたように,定年で大学や会社をクビになるのがどうこう言っても,結局は,「もうお前は必要ない」ってことです.それに苦しむ人は(仕事で成功した人に)多いと思うのですが,一方では,責任が重く面倒な仕事をしなくてよくなるというメリットもあって,一長一短なわけです.

 でも,定年という一瞬で大きな変化となるハードランディングは,精神的にしんどいので,徐々にソフトランディングというか,「心の準備」をして行く必要があるのですが,それは,自分の中の話だったのですが,何となくですが,回りの雰囲気もそんな感じになってきた気がするんですよね.

 具体的には,もちろん,はっきりとそういうことを言われることはないですが,「お前はもうすぐ終わりだから」という雰囲気は感じます.それは,正直,なんだかなあとは思いますが,だったらもう好き勝手やらせてもらいますわとも言えますし,自分の内面だけではなく,外部環境もソフトランディングして行ってるわけで,まさに一長一短なわけです.

 でも,思うのは,この流れが逆行することはなくて,どんどんそういうことになっていくわけで,やはり,しっかり「準備」をして行く必要があるってことですね.というか,既に「準備」は,できてるような気もします.

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[動くAI]
(世の中)

 昨日のWB?で「動くAI」というのをやってました.「動くAI」というのは,何かと言うと,要は,AIを登載したロボットです.じゃあ,AIを登載したロボットというのは,何かというと「人間」ですよね.実際,「動くAI」に次々と人間が行う作業を学習させて,どんどん習熟して行くわけです.世の多くの仕事が失われる日は,意外と近いかもしれませんね.

 でも,そうなったら,人間は働かなくてよくなるわけで,辛くてしんどい仕事をしなくていいのは,結構な話で,じゃあ,「動くAI」に仕事を奪われた人は,どうなるかですが,BIもらって,つまり,生活保護もらってやって行くということです(費用は「動くAI」を開発した会社が納める税金でまかなえる),

 まさに激烈な二極化ですが,問題は,スムーズにそういう状態に移行できるかですが,というか,それは難しいと思うので,これから数十年は,ハードランディング的な激烈な時代になるので,「動くAI」には,できないことができるようになっておきましょうということです.

 じゃあ,「動くAI」にできないことは,何かというと,学習してもできないこと,つまり,今まで誰もやったことがないことということになります.つまり,勉強なんかしても無駄ってことです.折しも,AIを教育にどう使っていくか,これはOK,これはNGという議論がされてますが,そんなことやっても意味ないでしょ.

 ていうか,既に書きましたが,AIにできる(ようなしょぼい)ことは,AIにやらせればいいわけで,AIを規制することより(ていうか,規制なんかできっこない),AIがあるという状況で,人間は,どうすべきか,どういう教育をすべきかをもっと抜本的に考えるべきです.

 例えば,AIが自動翻訳をしてくれるのなら,英語なんか勉強する必要ないってことですし,既存のデザインを組み合わせてできる芸術?のようなものは,AIでできちゃうわけで,そもそも,芸術なんですから,これまでにないものを生み出さなければ,意味がありません(ベートーヴェンや手塚治虫の作品を学習させて,それっぽいものを作っても全く意味なし).

 でも,そうすると,激烈な変動が起こるわけで,それに抵抗する人は,出てくるでしょうね(上記の,AIを教育にどう使っていくか,というのは,まさにそう).実際,30年くらい前にPCが普及し始めた時,OA化で事務作業は,不要になると言われましたが,実際は,全くそうならなかったわけで,それは,まさにそれで飯を食ってる人がいろいろ抵抗したからです.

 はてさて,今回はどうなりますかね.まさに高みの見物と行きましょうか.

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7/6'23
[一体何の意味があったんだ?]

 振り返ってみると,人生なんかあっという間で,いろいろ楽しいこともしんどいこともありましたが,一体何の意味があったんだ?と思いますね.

 ていうか,(哲学的には)人生なんか最初から意味なんかなかった(所詮退屈しのぎな)わけで,何を今更ってことですよね(爆).

 ということで,まだ(もう少し)続く人生も,楽しく退屈しのぎさせていただくってことですかね.

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[再考した方がいいと思いますよ]
(世の中)

 相変わらず,ChatGPTとか生成AI(変な日本語)騒ぎが続いていますが,なんなんですかね? そんなに大騒ぎするようなことですかね?

 ちなみに私は,ChatGPTも生成AIも使ったことありませんし,使ってみようとも思いません.これってどういうことでしょうね?

 それは,ChatGPTとか生成AIとかができるような「しょぼいこと」なんか全然やってないってことでしょう.逆に言えば,ChatGPTとか生成AIとかが「すごく便利」と思う人は,自分がやってることや仕事が「既成のもの」ということですから,そもそもそんなことやってどうすんだ?と再考した方がいいと思いますよ(毒).

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[お金がいくらあるからいくら使うというお金の使い方はしないわけでもない?]
(生活, 経済)

 私は,お金がいくらあるからいくら使うというお金の使い方はしないと何度か書きました.でも,ほんとにそうかな?と考え始めました.少なくとも,若い頃は,そうでもなかったと思ったからです.

 私が給料をもらうようになったのは,大学院を出て地震研に就職してからですが,最初の年の年収は,450万くらいだったと思いますが(同期の中では多い方だった),学生時代の東大正門から徒歩100歩の家賃5万のアパートに住み続けました.

 でも,これは,就職先が同じ東大で引っ越しする必要がなかったこと(ただし,通(学→)勤距離は,100歩から500mになった)と引っ越しが面倒だったってことですかね.実際,その4年後,バークレーに行って,学生時代からのアパートを引き払い,日本に戻ってきたときは,西片の防音室付きのグランドピアノを入れられる家賃10数万の戸建RCの1階部分を借りたわけですからね.

 そのときの経済感覚としては,家賃10数万が高いとは思わなかったというよりは,月給に占める割合的にも全然行けるということもあったわけで,ということは,お金がいくらあるからいくら使うというお金の使い方はしない,というわけではない,ということになりますからね.

 で,今なんですが,(給料は若い頃の何倍ももらってますが)家賃10数万は高いと思います.それは,あと○年で,今もらってる給料を失うということもありますが,今住んでる職員宿舎で充分で,それより高い家賃を払ってもっといいところ(でも「いい」って何でしょうね? 広さは今以上は必要ないし,内装や設備もリフォーム済みで充分綺麗だし,何より職場に至近だし)に住みたいとは全然思いません.

 なので,今の状態が半永久的に続くのなら,それはそれで何の問題もないのですが,実際は,あと○年で大学をクビになり,今もらってる給料を失うわけで,年金一人頭だけで家賃10数万の家を借りて暮らすのは,経済感覚に合致しません.

 道は2つ,もっと家賃が安いところにするか,稼ぐかです.そして,稼ぐには,どうしたらいいかもいろいろ研究しています.

 でも,お金がいくらあるからいくら使うというお金の使い方はしない的には,そもそも家賃10数万は「高い」わけですから,稼げばいいという問題ではなく,もっと家賃が安いところにするのが筋というものでしょう.

 それに,仕事をリタイアすれば,職場の近くにも都心にも住む必要はなく,都心から電車で1時間くらいのところでOKなわけで,それなら,このくらいの広さや綺麗さや便利さで,このくらいの家賃なら充分リーズナブルというところはいくらでもありますからね.

 ただ,お金がいくらあるからいくら使うというお金の使い方はしないわけでもない的に言えば,1割則的に今の10倍稼いでいるのなら,家賃10数万なんか吹けば飛ぶような額でしょうから,そこに住むメリットが何かあるのなら,住むことは考えられます.でも,そもそも,今の10倍稼ぐというのが荒唐無稽なわけですから,そんなこと考えてもしょうがないというか,真っ当な経済感覚をベースに考えるということでしょう.

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[元気じゃないといけないのか]

 何かのサイトに定年後,再雇用で働いている人も見ていると,元気をなくして行く人が多いという記述がありました.

 でも,気をつけないといけないのは,定年後,再雇用で働いているからなのか,単に定年を延長したと考えても,(延長した)定年が近づくということが元気をなくすのかということです.というか,後者ですよね.「お前はもう要らない」と言われるわけですからね.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,定年後,再雇用なんかじゃなくて,元気なうちに,何か新しいことを始めるべしとのことです.でも,そもそも,定年後もずっと働きたいのかってことですよね.もっと言えば,元気じゃないといけないのかってことです.

 もう充分働いたし,経済的には何とかなるから,これからは,のんびり過ごして行くよというのでも全然いいと思うんですよね.必要とされてそれに応えるというやり甲斐はなくなりますが,よくよく考えてみたら,ほんとに必要とされていたのか,必要だと言って,体よくこき使われていただけじゃないかと思いますからね.

 でも,そういうのを「元気がない」って言うんですかね.でも,歳をとって,気力や体力が衰えて,元気がなくなって行くのは,自然なことだし,無理すると病気になっちゃうわけで,本人も苦しいでしょうし,回りにも迷惑をかけることになると思うんですよね.

 でも,元気がなくなり過ぎて認知症とかになっちゃうのも迷惑をかけるので(でも,元気で認知症なのは,もっとやばいけど),「ほどほどに元気がない」というくらいがちょうどいいのかもしれません.

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[ちょっと格好悪くないですか?]

 違った見方として,そもそも,定年まで,あるいは,再雇用してもらってまで働くのってどうよ,と思い始めました.言い方はどうかと思いますが,ちょっと格好悪くないですか?

 大学でも会社でも,定年まで,あるいは,定年後もあと○年,再雇用で雇ってやると言われて,それにへーこら従ってるわけで,そんなことなら,そんなところ,さっさとやめて,自分で何とかやって行くぜという方が格好いいとも思うんですよね.

 でも,自分で何とかやって行くことができないのなら,定年まで,あるいは,再雇用してもらって,へーこら働くしかないってことですかね.やっぱ,ちょっと格好悪いですね.

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[宇都宮のLRT]
(世の中)

 今日のMーサテだったかな,宇都宮のLRTが取り上げられていました.大分前から話はきいていて,注目してたんですが,もうすぐ開通ということですが,予定では,もうとっくに開通してるはずで,ちょっとトラブルがあったんですね.

 宇都宮は,何度も行ったことがありますが,車の渋滞がひどくて,でも,何度も書きますが,日本のような人口密集度,しかも,宇都宮規模の都市を「車社会」にしてしまったのは,金儲けしたい奴等の策略で,非常に効率が悪いこと甚だしいわけで,LRTが成功することを願っているというか,それがあるべき姿ということでしょう.

 でも,金儲けしたい奴等の策略ということは,そういう抵抗勢力はあるわけで,実際,富山は,路面電車が走っているところは,がらーんとしていて,郊外のショッピングモールは,車でいっぱいで大賑わいという惨状だったわけで(その後,どうなった?),宇都宮のLRTに頑張ってもらいたいというか,頑張るのは,宇都宮市民で,車移動をやめてLRTのような公共の交通を利用することでしょう(EVシフトとかしょーもないこと言ってないで,車そのものを減らす方がよっぽど地球温暖化(笑)防止になりますよ).

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[なかなか回復しない感じ]
(日記)

 元気じゃないといけないのかじゃないですが,何か疲れてる感じなんで,でも,周期的なもので,無理しないで活動度を落として,できるだけ休むようにしていれば,自然に回復するということで,そうしてるんですが,なかなか回復しない感じです.

 最近,ちょっといろいろあって疲れたということはあるとは思うのですが,こっちに来ることになって,でも,ずっと何事もなかったかのように過ごしていて,3年目に入って,ようやく今頃,異動疲れというか,いろいろ面倒なことも増えてきて,ということもあるのかもしれませんし,新型コロナが明けて?いろいろ元に?戻ってるのもしんどい感じです.

 そうすると,もうこのまま回復しないで,定年までなだれ込むというか,そこまでもたずに,ドロップアウトすることもあるのか,でも,もうそうなっても,(ちゃんと後始末さえしっかりすれば)それはそれでありな気もしてくるんですが,いずれにしても,なるようになる(なるようにしかならない)ってことですかね.

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 うーん,そういうことじゃないですかね.

 私の場合,自分が社会から要らないと言われて元気じゃなくなって行くんじゃなくて,興味がないこと,やりたくないこと,やり甲斐を感じないことをやるのは,もうやめにしたいわけで,実際,仕事でそういうことが続くと疲れて,ほんとにやりたいこと,やるべきと思うことができなくなって行くわけで,それがまさに元気がなくなっていくということでしょう.

 だとすると,どうすればいいかは,だんだん見えてくるんですが,現実的には,何とかあと○年は,頑張るってことですかね.実際,研究室にいる学生をちゃんと全員卒業させるまで大学をやめることはないですし,でも,逆に言えば,学生が研究しなくなったり,研究室に学生が来なくなれば,少し前倒しでやめることもできるってことですかね.

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 興味がないこと,やりたくないこと,やり甲斐を感じないことというのもちょっと違うかもしれません.じゃあ,何かと言うと,一言で言えば「疲れること」ですかね.それが何かは書けないのですが,まあそういうことです.

 そういうことが多いと,疲れてきて,やりたいことができなくなってしまうわけで,でも,仕事をしているうちは,それをコントロールすることは,難しいので,やっぱり,何とかあと○年は頑張るってことですかね.

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7/7'23

 うーん,でも,いろいろ面倒なことはありますが,(何度も同じようなことを書いてますが),そんなに大したことしてるわけではないと思うんですよね.

 でも,そういうことをすると,大したことじゃなくても疲れる,そして,やりたいこと,興味があること,やるべきと思うことが(疲れて)できないということはあるわけで,だとすると,大したことしてないとしても,そういうことをするのは,(できるだけ)やめた方がいいとは思います.

 仕事ならしょうがないってことなんでしょうが,もうあかんと思ったら,仕事なんかやめればいいわけで,10年前くらいも,同じようなこと書いてたと思いますが,10年前と違うのは,ほんとにもうやめても,最後まで勤め上げるのと大差ないってことでしょう.

 それに,10年前の大変さとは,全然違います(10年前の方が遥かに大変だった).でも,10年前は,もっと若かった.でも,体調は,今の方がいい.でも,今の面倒さは,10年前と違う何とも言えない面倒さはある.

 とか,簡単な話ではないのですが,まあ何とか,最後まで行ければってことですかね.

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 単純な話として,睡眠の不調ということは,あると思います.

 何度か書いているように,入眠は,あっという間なのですが(でも,入眠が早いってことは,睡眠が足りてないってこともあるんですが),夢をかなりはっきり見るし,中途覚醒もそんなになく,だいたい6時間で目が覚めるのですが,熟睡した感じが全くありません.

 でも,睡眠の不調の原因が上記のようなことだとすると(夢を見るのは,現世?の問題を自分の中で解決しないといけないから),睡眠だけを何とかしようとしても難しいわけで,上の話に戻るわけです.

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 10年前より体調はいいと書きましたが,そうなんですかね? 確かに少し前まではそうだったんですが,最近は,そうでもないかもしれません.だって,睡眠が不調なわけですからね.

 原因は,いくつか考えられて,一つは,ここでは書けないですが,もう一つは,新型コロナが明けて?,いろんなめんどくさいことが元に戻ってきてしまったからでしょう.あの頃は,まさに「一人,時々,みんな」で内的熟達的に過ごせてよかったなあ.

 でも,あと○年したら,またそれに近い状態に戻れるとも言えますかね.そして,(多分)死ぬまでそうなんですよね(やったー).でも,それまでもつかなあというか,何とか頑張らないと,ってことですかね(せめて,学生がもうちょっと頑張ってくれれば,と思うんですけどね).

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[どうして近現代物をやるのか]
(ピアノ, 音楽)

 久々?のピアノというか音楽の話題ですが,今更ながら,私がどうして近現代物をやるのかです(どこかで書いたと思うけどまあいいや).

 単純に言えば,古典はともかく,ロマンよりしっくり来るということはあるわけで,それは,絵画などの美術や建築もそうですね.私自身は,現代に生きているわけで,その時代背景に即した,あるいは,それに近いものに惹かれるということはあると思います.

 あとは,音楽も芸術も学術と同様,「発展」しないといけないし,実際,古今の大作曲家達は,過去の偉人の猿まねではなく,とにかく新しい音楽を生み出そうと悪戦苦闘してきたわけで,それは,知性を持った人間のあるべき姿だと思いますし,敬意を表すべきことだと思うんですよね.

 でも,やっぱり,単純に近現代物が好きなんだと思います.そして,好きに理由はないということでしょうか.もちろん,近現代物なら何でもいいわけではなくて,それは,好き嫌いもありますが,重要なのは,やはり「新しさ」ですかね.

 どこかで聴いてことがあるような音楽ではなく,今まで聴いたことがないというか,新しい音楽や響きに惹かれます.でも,逆に言えば,そういう曲に出会えることは,なかなかないんですが,そういう曲探しの旅は,続いて行くわけです.

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7/9'23
[社会に実装してこそ]
(防災)

 先日のとあるシンポジウムで,防災なんだから,社会に実装してこそ意味がある(社会に実装しなければ意味がない)と言ってる人がいました(というか,そのシンポジウム自体がそういうシンポジウムで,多くの人がそういうことを言うシンポジウムではあったんですが).

 その通りだと思います.防災なんですからね.

 私が興味があるのは,どういう地震動が建物に大きな被害を引き起こすかなんですが,最近は,その成果をどう地震被害推定,想定に結びつけるかといった研究の方がメインになってきています.今の状況で,南海トラフや都市直下の地震が起こって,震度で被害状況を把握すると,1995年兵庫県南部地震のように対応を誤る可能性があります(神戸で甚大な被害が生じていること,どこで大きな被害が生じているかわかるまで数日以上を要した).

 でも,それを社会実装するというのは,また別の話になってきます.何度か書いたように,20年くらい前に,震度算定法を変えるためにいろいろ動いたことはありました.それは,単純に震度が被害と対応しないという状況は非常にまずいので,変えないといけないというか,本来の元の震度に戻さないといけないという使命感だったと思います.

 でも,その時は,そう思っていたんですが,ものすごく疲弊したということはありますが,一体何をやってるんだろうと思うようにもなりました.

 一人の人間ができることには,限りがあるわけで,そういうことに労力をさけば,本来の研究ができなくなるわけですよね.つまり,社会実装するのに一生懸命で,肝心の実装する中身が疎かになっては,本末転倒なわけですし,何度も書いているように,知的な人間は,興味があることに大きなエネルギーを注ぎ込むことができるわけで,社会実装すべきレベルの成果を出せる人間は,研究そのものに労力をかけるべきだと思うんですよね.

 じゃあ,誰が社会実装するんや?ということになってくるんですが,政治家や役人は,研究の中身はわかりませんから,やっぱり,研究の中身がわかっている研究者が自ら社会実装するように動かないといけない? でも,そんなことしてたら,研究もそういうこともしないといけない研究者は,疲弊しますよね.

 でも,そのときのシンポジウムもそうでしたが,いかに社会実装するかについて研究している人もいるわけで,彼らの役割は,大きいと思いました,でも,一方で,彼らは,いかに社会実装するかについては,非常に熱心だし,そういうことに興味をもっているんだと思いますが,実装すべき各分野の研究の中身について,把握しないといけないのですが,それは,なかなか大変なことだとも思いました.

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[こんなことやってどうする?との戦い]

 「こんなことやってどうする?」との戦いだと思うんですよね.

 単純にやらないといけないこと,やりたいことは,「こんなことやってどうする?」とは思いません(ただし,やらないといけないことの中に,別の意味で「こんなことやってどうする?」と思うことはあります).でも,その両方が(歳をとるとともに)減って行きます.

 まずは生きて行かないといけない,そのために仕事をしたり,仕事のスキルアップのために何かをしたり,仕事以外でも人間関係の中や日常生活でやらないといけないことは,あります.でも,定年を過ぎると仕事とそれに関係する人間関係を奪われ,何とか生きて行けるくらいの年金をあてがわれる.(ある意味)過酷じゃないですか?

 やりたいことがあるとしても,やらないといけないわけではないので,「こんなことやってどうする?」と思ってしまえば終わりです.研究してどうする? ピアノを弾いてどうする? バドミントンやスキーをしてどうする?

 「こんなことやってどうする?」とは(まだそんなに)思わないものもあるのですが,いつそう思ってしまうかわからないわけですよね.過酷じゃないですか?

 じゃあ,どうしたらいいかですが,そういう中で,(やりたいことは,安定しないので)やらないといけないことを何とか見つけていくということでしょうか.日常生活の中でやらないといけないことは,ある一定量あるので,それは,とても貴重だったりします.

 ○備もありますね.これは,ここのところ,ちょっと止まっていたのですが,いつか死ぬし,いつ死ぬかもわからないので,ちゃんとやらないといけませんね(と思って,またぽつぽつやっています).

 稼ぐことも年金だけでは足りないというか,非常に心許ないので,稼ぎ方によっては,安全率も含めてやって行かないといけませんね.

 こうしてみると,(今の仕事を失っても)そこそこやることあるような気もしてくるのですが,やっぱり,「こんなことやってどうする?」とは思わない「やりたいこと」がないと厳しいとは思います.

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[興味]

 「興味」という用語を時々使っているのですが,かなり広い意味で使っています.それは,単に興味があるとか面白そうとかやりたいとかいうだけではなく,そういうことをやるべきと思えて,自分にはそれができるというような場合も含まれます.

 例えば,防災の社会実装をやりたい人,辺境地での医療がやりたい人,ボランティアや社会活動をしたい人も「やりたいこと」をやってるというのと似てますかね.そういうことを誰かにやれと言われてやってるのではなく,自らやってる人は,そういうことに興味があって,やりたいということですからね.

 そして,そういう興味があること,やりたいことをどれだけできたかがその人にとっての人生の成功だと再三書いて来ました.逆に言えば,興味がないこと,やりたくないことは,やりたくないし,やっても大したことはできないと思うんですよね.

 結構,危ないのは,興味がないこと,やりたくないことを,組織や社会の中で,嫌々やらないといけない,あるいは,お金とか社会的地位とかメンツとかの「何かのために」やってしまうことです.

 もちろん,仕事なので,役割分担的にそういうことをやらないといけないこともあるんですが,それ以上のことは,余計な変な拘りを捨てて,そういうことをどれだけマネージメントできるかが成功の鍵かもしれません.

 あとは,「やりたい」と思っても,その実,何かに騙されている可能性もあるので,よく考えることも必要ですし,大して価値のないものに散財しない経済感覚も必要でしょうか.

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[睡眠の不調の原因]
(体)

 睡眠の不調の原因ですが,それは明らかで,運動不足というか,日中,体を動かしていないということはあると思います.肉体的に疲れていなければ,休む必要もないというか,眠りも浅くなるわけで,年寄りが眠れなくなる原因は,だいたいこれです.つまり,私も運動しなくなって,立派に年寄りの仲間入りってことですかね.

 じゃあ,どうして年寄りが運動しなくなるかと言うと,単純に体が動かなくなるということもあるでしょうが(でも,私は,体はまだまだ全然動く),体を動かすことが億劫になるんですよね(これは,私もそう).

 でも,じゃあ,バドミントンするとしても,せいぜい週2なわけで,バドミントンしない日はどうするんやということになります.つまりは,毎日,適度に体を動かすことが必要ということでしょうか.

 でも,適度ってどのくらいですかね.意外と強度は低いとは,何度も書いてる通りです.そして,ある特定の時間,運動しようと思って運動するよりは,一日中,低強度で体を動かすことの方が大事な気がします.問題は,それをどうやって実践するかですね.これまた実験ですかね.

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7/10'23

 もっと言えば,スイッチのようなものもあるかもしれません.具体的には,交感神経と副交感神経ですね.そして,骨盤を立てるか寝かせるかでそれが制御できる(ような気がする)こともどこかで書きました.

 つまりは,一日中,低強度で体を動かすというのは,姿勢のようなものも関係してるのかもしれません.実際,日中,何かの仕事をしているときは,交感神経がONになってますが,一息ついて,姿勢を緩めるとOFFになって,体が怠くなる感覚はあります.

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7/12'23

 睡眠の不調というか,入眠は全く問題ないけど,寝て4.5時間とか6時間で目が覚める(4.5時間の時は,もう一度寝るけど,6時間のときは,そのまま起きることも多い)件ですが,熟睡できた感じがしない状況は変わらないのですが,体調というか調子は,上向いて来ました.なので,単純に周期的なものってことですかね?

 そもそも,私の場合,「眠れない」ってことは全然ないですし,眠くなったら寝ればいい(眠くなかった起きてればいい)って感じですからね.

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[どうする?]
(運保)

 運保は,ここのところよくないです.それは,ここ数日,相場が下げているからではなく,むしろ,売ってるのに下げないからという感じですかね.具体的には,1ヶ月くらいVIX指数先物を買ってる(SP500を売ってる)のですが,ここが過去の実績的に一番稼いで資金量も多いので,運保の五大商社とか商品先物とかFXが順調なのを帳消しにしてしまってる感じです.Nasdaq100先物や日運やマザーズ先物もよくないですね.

 で,どうしたもんかと考え始めたんですが,老後の資金?的には,充分というか,何とかなるでしょうし,そこから更に増やしてどうすんの?というか,減らす可能性もあるわけで,どんどん減って行けば,まずいことになるわけです.

 一方では,一昨年,昨年で,「全てをひっくり返した」わけで,勝ち逃げじゃないですが,ここでやめるという考えもあるんでしょうが,じゃあ,全て現金化するのは,インフレとか経済危機とか考えると,それはまずいわけです.

 じゃあ,資産を守る資保だけにするというも考えられて,実際,資保は,好調なわけですからね.でも,それは,相場が(まだ基本的に)右肩上がりだからそうなってるだけとも思うわけで,どこかでやばいことが起こると思うのなら,資保だけでは,逆に危ないとも思うんですよね.

 でも,リスクをとって資金を増やす必要はないし,逆に資金を減らすのは避けたいわけで,少し安全運転というか,資保以外は,レバレッジを小さくするように軌道修正しようと思います.

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[急速に考えが変わってきました]
(家)

 将来(今の大学を定年でクビになったら)どこのどういう家に住むかですが,多くの時間を自宅で過ごすことを考えると,室内環境を整えることや,来るべき経済危機も考慮して資産の一部を不動産でもつということで,家を建てることも考えたんですが,急速に考えが変わってきました.

 そもそも,もうとっくに拡大路線から縮小路線なわけで,ここに来て,風呂敷を広げることはあり得ないですし(むしろ,持ち家があったら売り払って,暮らしやすい賃貸に移らないといけないくらい),○備も含めて,どんどん荷物を整理して,コンパクトになって行きたいと思うんですよね.

 問題は,防音室付きのグランドピアノですが,これも畳めばいいと思うんですよね.電子ピアノを買ってみて,これで行けると思ったってことは,全然ないんですが,譜読みとか,音を憶えるとか,弾けないところを弾けるようにするための単純な練習とかは全然できるし,数十万くらいの電子ピアノなら,タッチもそこそこでしょうし(そういうピアノをもっていたこともある),普段は電子ピアノで練習して,週一くらいでスタジオのグランドピアノとかでも充分な気がしてきました.そもそも,そんなに大した腕前でもないですし,そういうしょぼい環境でも上手くなれることにトライしたいということもあります.

 そうすると,賃貸,しかも,URということなるので,物件は限られますが,そういう中から選ぶしかないし,そうすればいいということでしょう.ただ,条件がいいところの家賃は,そこそこ高いのですが,少し田舎に行けば安いところはあるし,防音室付きのグランドピアノを畳めば,一部屋少なくて済むし,家賃10万でも30年で3600万なので,何とでもなる感じもします(30年分前払いはできないのかな(笑)).

 いくつまで生きるかも,不動産価格がどうなって行くかもわかりませんが(でも,数十年の長期で不動産価格が上昇して行くとは思えない),3600万あれば,家が建つとしても,一度に3600万の出費をするより,一月10万ずつの出費という,平準化というか,一種のリスク分散ということもあるわけですし,何度も書きましたが,不動産価格が上がって行かないのなら,買うより借りた方が得なわけですからね.

 でも,そう思って,久しぶりに高崎線や宇都宮線沿線の物件をつらつら見たんですが,少し前は,ちょっと田舎のちょっと安い物件は,いくらでも空きがあって,便利なちょっと高い物件は,空きがなかったんですが,今は,それが逆転していて,ちょっと高い物件は,結構,空きがあって(今が定年ならすぐにでも契約したいくらい),世間が低価格志向になってきたってことなんですかね?

 ということで,○備も含めて,とにかく荷物を減らさないと,ですね.つくばで職員宿舎の退去で引っ越した時と,こっちに引っ越した時に相当減らしたのですが,まだまだって感じで,目標というかマストとしては,4, 50平米の1LDKでも楽勝で暮らせるくらいでしょうか.自宅の荷物はそうでもないですが,研究室の荷物がまだかなりありますからね.少なくとも今の1/3くらいにはしたいです.

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 でも,「家を建てることも考えたんですが,急速に考えが変わってきました」っていうのって怖いですよね.家を建てようと思って実行して,何年かして考えが変わったらどうするんやってことですからね.

 一つの考えとしては,「不可逆的な行動を避ける」ということですかね.荷物を減らして賃貸暮らしなら,いつでも家を建てることは,できますが,逆は,難しいですからね.

 そして,これまでもそういう感じでやってきて,そのおかげで,想定外のいろんなことに対処することができたと思います.

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 でも,結果的に,「一生借家住まい」ということになりそうで(でも,考えが変わったってことは,また変わることもないこともないですが),でも,それはそれでありというか,人生観的には,「人生所詮仮住まい」ってことですし,経済的というか,生き方的には,どういう家に住むかなんてことより,全然大事というかやりたいことがあって,そういうことに打ち込めて,仕事以外にもいろんなことをして楽しんだってことですかね.

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7/13'23
(運保)

 運保をどうする?ですが,ちょっと変な話で,元はと言えば,なくなってもいい余剰資金で日運や短運などのハイリスクハイリターンの取引をするものとは別に,来るべき経済危機などに備えて,余剰資金ではない必要な資産を守るための資保が加わって,運保となったということで,それらを合算するのは,おかしな話です.

 じゃあ,合算しないとどうなるかですが,資産を守ればいい(増えなくてもいい)資保が好調でどんどん増えてきて,一方の日運や短運は,今一な一方,VIX先物などは好調で,でも,今はVIX先物もよくなくて,というだけの話なわけです.

 なので,運保をどうするかというよりは,運保の資保以外のハイリスクハイリターン度合いを抑えるということで,これもまさに「バランス感覚」ですかね.

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[ソフトランディングではない]

 定年という形で,ある日を境に急に仕事を失うハードランディングは,しんどいので,そこに向かってソフトランディングして行くことが必要と何度か書いてますが,違うような気がしてきました.要は「ランディング」じゃないということです.

 今の状況は,もちろん,全てがOKではないですし,周期的な変動もありますが,基本的には楽しく気分よく過ごしています.なので,これを定年後も(ランディングではなく)これをずっと続けて行くということですよね.

 いやいや,定年で大学をクビになるんだから,それは無理でしょって言う人もいると思うんですが,じゃあ,今の仕事(大学教員)の何が「楽しく気分よく過ごす」ことに寄与しているのかってことです.そう考えると,もうそんなに関係ないことに気づかされます.

 具体的には,研究関係以外の仕事は,もちろん,組織や社会の中で重要な仕事を責任をもってやるということは大事ですが,「楽しく気分よく過ごす」ことにはもうそんなに寄与してなくて,中には,それを阻害するようなこともありますし,生活して行くために必要なお金も,もう何とかなるでしょう.そういう中,「楽しく気分よく過ごす」ことに寄与しているのが研究関係ですが,研究なんですから,定年とか関係なく勝手に続けて行けばいい(他にやることがあるのならやめればいい)だけの話ですよね.

 こうして考えてみると,今の大学を定年でやめることは,もはや,ほとんど関係ないというか,単なる通過点にもならないくらいで,どこかに雇ってもらえるとしても,これまで何回かあった,単なる「移籍」に過ぎない感じがしますし,「無職」になっても,今と本質的にほとんど変わらないというか,そうであるようにしっかり準備して行く(準備できてきた)ということでしょう.

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7/14'23
[月20万を生むために必要な元手]
(運保)

 運保ですが,これまでは,(金が欲しいわけでもないのに)単にやってて面白いからということで,余剰資金でハイリスクハイリターンの取引をしてきて,一方では,何年か前から,今後のことも考えて,しっかり守らないといけない資産を守るための取引もしているわけですが,守らないといけない資産ってどのくらいなのかなと考え始めました.

 少し上の記事に書いていますが,荷物を減らしてコンパクトになって,ずっと賃貸で行くとすると,家賃10万としても,月30万あれば,何とかなるでしょう.年金も少なくとも一人頭10万くらいはあるとすると,月20万稼ぐ必要があるわけです.そして,守らないといけない資産というのは,(元手を切り崩して行くのは不安なので)月20万を生むための元手ということになります.

 そうすると,年利2%なら1億,0.2%なら10億,20%なら1000万ということになります.でも,この低金利ですから,元本保証で0.2%も厳しいわけで,でも,これからアメリカのように金利が上がっていくとしても,同時に物価も上がるわけですから,結局,状況は変わらない,つまり,元本保証なんてことはなくて,ある程度は,リスクをとらないといけないことになります.

 で,資保は,どうしてるかと言うと,五大商社(+準大手建設),商品先物,外貨(FX)を買いだけやる(買えると思った時だけ買って,売りになったと思ったら手仕舞って空売りまではしない)ということで,結果,ここが順調に増えてるのですが,これが「月20万を生むために必要な元手」になればいいってことですよね.

 ということで,今現在,それがどのくらいになってるか計算してみました.結果は,もちろん,秘密ですが,既に結構な額になっていて,もちろん,想定利回り次第なのですが,これで行けるというか,これでやって行くしかないと思いました.

 つまり,ここはここでしっかり運用して行きながら,それ以外のところは,余剰資金で,0になってもいいということで(ただし,マイナスにはならないようにマネージメントして),これまでのようにハイリスクハイリターンの取引をして楽しめばいいってことですかね.

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7/16'23
[東大理系 vs 医学部]
(受験)

 YouTubeの受験ネタでちょっと面白そうなものは,もうなくなってきたんですが,「東大理系 vs 医学部」というのがありました.要は,東大に受かる学力があった時に,東大に行くのと医学部に行くのとどっちがいいかを(医者が)述べているものです.

 ていうか,医者が言うんだから,手前味噌に決まっているのですが,中身は,それなりに説得力があるもので,東大に行ってこういうことをやりたいということがあるのなら,東大に行くのもいいけど,そういうことがなければ,とにかく医学部に言って,医師免許をとっておけば,食いっぱぐれはないし,その後,やりたいことが見つかったら,東大の大学院に行くとかしてもいいし,医者になっておけば,時給1万円で生活に必要な分働いて,やりたいことをやってもいいけど,逆だと,医学部を受け直して,そこから8年かかるのは,厳しいというようなことです.

 でも,そもそも,「東大に受かる学力があった時に,東大に行くのと医学部に行くのとどっちがいいか」という前提がおかしいというか,学力はあるのに,やること,やりたいことが見つかってないなら,ということなわけで,でも,実際のところは,世の多くの人は,やりたいことがないというか,そういう感じで職業を決めるってことなんですかね.

 とにかく食べて行かないといけないし,できることなら条件がいい職業に就いて,いい暮らしがしたいってこと? でも,医者って,そんな感じでなるもの? いや,数ある職業の一つなんだからそんなもん? まあ,医者っと言ってもいろいろってことか.

 私の場合,とにかくやりたいことを見つけて,それを職業にして,それで飯を食うということだったわけで,条件がいいとか,いい暮らしがしたいとか,全く考えたことないわけで,でも,それって特殊というか,そんな人,ほとんどいないってことなんですかね.

 でも,一つ思ったのは,「医者になっておけば,時給1万円で生活に必要な分働いて,やりたいことをやればいい」のところで,これって,いわゆるパターン2ですね.つまり,地震防災の研究をしたいと思ったとしても,大学の教員になんかなるより,フリーの研究者になって,食いぶちは医者で稼ぐ方が効率がいいってこと?

 でも,大学の教員なれば,勤務時間の半分は研究できるとすると,実質,時給1万円なので,結局,医者で稼ぐのと変わらないですね.職を得るのに8年かかるというのもだいたい同じくらいじゃないでしょうか.

 でも,医者の場合,働く量をコントロールすることができるんですかね.具体的には,その動画でも言ってたんですが,月に3日働くと時給1万で24万で,それで食べて行けるわけで,残りの20数日は,やりたいことができるわけですよね.

 大学教員の場合は,給料を1/4にして,研究以外の仕事も1/4にしてもらいたいというわけには,行きませんからね(ほんとは,そうしてもらいたいというか,そういう選択肢も作って欲しいですが).あとは,定年もありますしね.

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 東大理系より格上というか難易度が上の医学部は,どこかという動画もありました.それは,5つあって,理三,京医,阪医,慶医,医科歯科の医なんだそうです.これは,そんなもんかな.東大理系と言っても,理一と理二があって,理二なら,医科歯科の医の方が難しいでしょうからね(でも,最近,理一と理二の差がなくなって来てるらしいが).

 実際,東大理一と慶應の医学部と両方受かって,慶應の医学部に行く人は,いますし,知ってる人にもそういう人もいました.

 でも,このことがまさに「東大に受かる学力があった時に,東大に行くのと医学部に行くのとどっちがいいか」というようなことなわけですよね.そんなもんなんですかね.

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7/17'23

 医者もそうですが,要は,手に職というか,高い時給で自由に働けるというのがいいってことですかね.文系だと弁護士とか公認会計士とかもそうなのかな.でも,実際には,開業とか勤務とかの人が多くて,月に3日だけ働いて,あとは,やりたいことやってる人ってそんなにいる感じはしませんよね.

 他には何があるでしょうか.どこかで書きましたが,IT系はありますよね.いわゆるシステムエンジニアってことで,実際,工学部の情報系の人気はうなぎ登りみたいです.でも,そういうのって,自分で勉強できるし,ネット検索すると,高い時給での単発の募集もありますし,ある程度,実績を積めば,1プロジェクト何百万という感じで請け負うこともできるんじゃないですかね.

 あとは,家庭教師(の○○○)で生活費を稼いで,やりたいことやってる人もいますね.塾講師とか予備校講師とか,受験産業絡みもそんな感じでしょうか.ミイラ取りがミイラになった人も多いみたいですが.

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 でも,将来があるというか,まだまだ人生を生きていかないといけない若い人達はともかく,もうすぐ仕事をクビになる年寄りは,(これから医学部に入るわけにも行かないし)どうしたらいいんやってことなんですが,まさに運用力が問われるってことなんですかね.

 とは言え,飛んで火に入る夏の虫じゃないですが,投信とか信託とかもそうですが,これから運用力をとか言っても,まさにこれから医学部に入る(というか,それ以上に?)大変なことかもしれませんね.

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[一体,どういう運用をしてたんですかね?]
(経済, 大学)

 例の国際卓越研究大学の10兆円の大学ファンドですが,既に運用は始まっていて,昨年度は,604億円の赤字だそうです.ほーら,言わんこっちゃないってことですが,604億と言っても元手が10兆なので,わずか0.6%とも言えますかね.

 でも,昨年度ってことは,急速に円安が進んで,米国債の金利も急上昇した時期なので,普通に素人がやってもボロ儲けのはずですが,一体,どういう運用をしてたんですかね?

 ただ,10兆円という巨額の資金を運用するとなると,投資できるものが非常に限られるのが厄介ですよね(そうすると,実質,米国債中心にならざるを得ないんですが,昨年度は,上で書いたようなことだったわけで,一体,何してんだ?ってこと).まあでも,N銀もETF買いとかしてるわけだし,委託先は,手堅くとか言われてるのかもしれませんが,そんなことでは,負けると思いますよ(今の状況で,確実に年利3%の益を出すのは至難).

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[「何かのために」ではなく「自分の中での成長や達成」が感じられるもの]

 どんなことでもいいので,少しずつでもできないことができるようになって行くような「自分の中での成長や達成」が感じられるものがいいんじゃないですかね.重要なのは,「自分の中で」ということで,何か対外的な評価がなくても大丈夫なものということです.

 そういう意味では,ピアノは,練習することによって曲が弾けるようになって行くわけですし,人前で弾くことがあるとしても,そんなの一瞬で,99%以上は,一人で練習してるわけで,「自分の中での成長や達成」という意味では,うってつけだと思いますし,究極的には,人前で弾かなくてもいい,まで行けば,無敵だと思います.そして,そういうことを意識することで,以前よりは,練習できるようになってきた気がします.

 最近,とあることを始めて,でも,何回も挫折というか,続かなかったことですが,「自分の中での成長」を感じられるように創意工夫をして,今のところ何とか続いています.要は,何かのために我慢してやるのではなく,少しずつでも自分の中での成長が感じられることが重要ということでしょうか.

 「自分の中での成長や達成」という意味では,できないことができるようになって行くということ以外にも,知らないことを知るでもいいと思いますが,ポイントは「自分の中で」ということで,「何かのために」がないということだと思います.

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[音楽的なことに拘らない]
(ピアノ)

 ピアノは,上で書いたようなことで,以前よりは,練習できるようになってきたと思うんですが,なかなか弾く気にならないところを何とかして弾く気になるように必死で,これまでいろんなことを試してきたんですが,「自分の中での成長や達成」をよりわかりやすく感じるということで,音楽的なことにそんなに拘らないというか,単純に「弾くこと自体に効力感を感じるような曲」を何とか探し出して(今は)取り組んでいます.

 そういう気分ということもありますが,音楽的な曲より,そうでもない曲の方が練習することによって弾けるようになって行くことを感じやすいというか,とにかく弾けばいいのに対して,音楽的な曲は,そうは行かないわけですからね.

 とは言え,ただ弾くだけでは,話にならないわけで,でも,ただ弾くだけでも「音楽」になるかが大事というか,敢えて「ただ弾くだけ」のような弾き方をするわけはないので,ちゃんと音楽にするのは,当たり前ということでしょうか.

 それに,これからは,これまでのように「演奏会で弾いたら終わり」という曲はもう弾かない,つまり,演奏会で弾いた後も,ずっと弾き続けていくような曲を弾いていくので,そういう曲を選んでるつもりではあります.

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[実の兄妹が]

 実の兄妹が愛し合っていて,逃避行をして,知らない土地で夫婦として暮らすというドラマをやっていました(山下美月主演).何か原作があるようですが,ちらっと見た感じだと,妹は兄と結ばれることを強く望んでいるのに対して,兄の方は,実の兄妹ということで,それを受け止めきれないみたいな感じでした.

 ドラマなんで作り話なわけで,話がどうなるとかは,どうでもいいんですが,もしそういうことになったらどうするかなとは思いました.ていうか,どうするかは,明らかだと思うんですよね.

 お互いに愛し合っていて,いっしょに暮らしたいのなら,そうすればいいじゃないですか.日本の法律では,籍は入れられませんが,そんなのどうってことないし,対外的には,兄妹仲良く暮らしてるってことにしとけばいいのでは?

 子供はどうするかですが,これも法律で認められてないですし,遺伝子の問題でリスクも大きいので,どうしても子供が欲しければ,養子をとるとかですかね.でも,子供が欲しいということと,お互いに愛し合っていることって違うと思いますけどね.

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7/18'23
[弾けるように弾いてるのか]
(ピアノ)

 ピアノなんですが,私の場合,どうしたら弾く気になるか研究?がメインなんですが,どうやったら弾けるようになるかということは,もちろん重要です.でも,5年くらい前までは,とにかく弾く気になること優先で,敢えて「ただ弾くだけ」にしていたこともありました.

 ただ,少し上で書いたように,どうしたら弾く気になるか的にも,弾けないところが弾けるようになることは重要で,でも,弾けるようになるために単調でしんどい練習をすると弾く気がなくなるわけで,じゃあ,どうしたらいいかですが,どうやったら,単調でしんどい練習を(そんなに)しないで弾けるようになるかなわけです.そして,そういうことを考えることが効力感に繋がるとも思うんですよね(受験の時は,そんなことばかりして勉強しなかったけど).

 で,最近,気づいたんですが,要は「弾けるように弾いてるのか」ってことで,そう考えたところ,そういう風に全然弾いてないじゃん,って思ったんですね.驚くべきことですが,そんな感じで弾いていたと思います(まさに「ただ弾いてるだけ」).

 じゃあ,「弾けるように弾く」とどうなるかですが,めっちゃ弾けます(笑).なんなん? プロトタイプな言い方ですが,まさに意識の問題ってことでしょうか.

 でも,今までそういうことを意識してなかったということで,かなり集中力を要しますし(もう歳だし.でも,脳トレにはなってるかも),そういうことを意識しすぎると音楽的なことが疎かになる感じもしていて,なかなか難しいです.でも,そういうことを意識しても,(私にセンスがあれば)自然と音楽になる気もしますし,何かが変わるかもしれないので,とりあえず,しばらくは,これでやってみることにします.

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[どうして近現代?]
(音楽)

 私は,近現代音楽が好きというか,そういう曲を中心に弾いてきたんですが,(どこかで書いた気もしますが)どうしてかなと思いました.好き嫌いに理由なんかないんですが,考えてみるとどうなのかということでしょうか.

 一つは,自分が生きてきた時代ということはあると思います.20世紀に入って,世の中が歪んでくるとともに,音楽だけではなく美術なども含めた芸術全般も歪んできたわけで,それは,自然の流れだったと思うんですよね.

 もちろん,ベートーヴェンとかショパンとかの古典やロマンも好きですが,時代錯誤というと語弊がありますが,そういうところも確かにあります.そういう昔のものが好きな人は,そういう今の世の中とかけ離れたところが好きなんですよね.ただ,先にやったもん勝ち的には,先人のものの方が価値があることは否めないわけで,誰もバッハを超えられないというのは,そういうことです.

 そういう意味では,時代の順番から行くと,古典→ロマン→(印象派)→近現代なんですが,私の中でしっくり来るのは,ロマンより古典で,それは,純粋音楽に近いというか,ロマンには,音楽以外の情緒的なものというか,何かが付いている感じがするからとはどこかで書きました.

 あとは,自分が辿った経緯もあると思います.具体的には,小学校高学年くらいから,いろんな音楽を開拓していったのですが,ベートーヴェンのピアノソナタに始まって,ショパンやシューマンなどのロマン派,ドビュッシーなどの印象派などを経て,近現代に辿り着くのですが,ほんとに新しい世界との出会いの連続でした.

 それは,単に今まで知らない音楽に出会って行くということもありましたが,時代の進行とともに音楽自体がどんどん変化していって,それまでにない新しい響きというか音楽になっていったわけで,その到達点が近現代だったということですかね.

 でも,十二音というかセリーまで行くと,個人的には,デフォルメし過ぎというか,音楽として心地よくなくて,その少し手前のほどよくデフォルメされたくらいが好みということでしょうか.

 ただ,ベートーヴェンの32番のソナタを弾きたくなったり,シューベルトのD.960のソナタを弾いたりしたこともあって,いつの時代とか関係なく,いい曲はいいというか,本質的には,そういう曲の方が高みにあるのは事実で,でも,少なくとも今は,そういう曲は,逆に重いというか,しんどくて,もっとシンプルというか,あっけらかんとしてる方が気が楽というか,そういう曲じゃないとハードルが高くて取り組めない感じでしょうか.

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 もっと言えば,私って,別にそんなに「音楽的」じゃないのかもしれませんね.実際,そんなに弾いてるわけでも追究してるわけでもないですし,いい曲だなと思って,弾きたくなったら弾いてるだけって感じで,でも,そういう中,いい曲はいいと思うわけですし,多くの人がいいとは思わない近現代曲の中にもいいと思う曲があるというだけのことかもしれません.

 でも,そういう一種の対外的というか客観的評価?的なことはどうでもいいですかね.私が楽しんで行ければ,それでいいわけですからね.

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 もっと具体的に言えば,どこかで書いたと思いますが,いわゆるクラシック音楽というのに拘りはなくて,ポピュラー音楽というか,自分が楽しめれば,そういうものでもいいんですよね.でも,ほんとのポピュラー音楽は,クラシックと比べると,さすがに音楽的に見劣りするわけで,じゃあ,どうするかというと,いわゆるクラシックの中にポピュラー(かつ,適度にデフォルメされた)ものはないかということです.

 そういうことを思ったきっかけは,カプースチンで,彼の音楽自体は,音楽的に新しいところは特にないのですが,8つの演奏会用練習曲やソナタの1番やバガデルなどは,ジャズというかポピュラー音楽がクラシックというか,ちゃんとした音楽の中にはまったというか,そういう音楽をクラシックのレベルで書くとどうなるかを見せてくれたわけです.

 なので,そういう曲を探して行くということなんですが,意外とないんですね(クラーメルのクレドやローゼンブラットの白鳥の湖は,ちょっと練習しました).カプースチンも上記の曲以降,多くの曲を残したんですが,作曲家である以上,同じような曲を書いてもしょうがないので,それまでにない曲を書こうとしたんでしょうが,上記の曲以外に弾いてみたいと思う曲は,ありませんかね(ブラジルの水彩画は,ちょっと練習しました).

 ということで,結局,曲探しということなんですが,先日,そういう曲を何とか見つけたので,ちょっと弾いてみています.まさにポピュラーというか,ちょっと安易な感じではありますが,弾く気になるのなら何でもいいです.

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7/19'23
[毎日,全く同じ曲,あるいは,曲群を弾いて行くということでもいい]
(ピアノ)

 極端なことを言えば,それで弾く気になるというか,弾いてて効力感が感じられれば,毎日,全く同じ曲,あるいは,曲群を(100%完成することはないので,少しでもそれに近づくように)弾いて行くということでもいいんですよね.

 でも,以前,そういうことを考えて,レパートリーを作るというようなことを試したことがありましたが,持続性はありませんでした.あるいは,田園や悲劇的を練習していたとき,ずっとこの曲を弾き続けるということでもいいとも思ったりもしましたが,同様でした.

 それは,単に飽きるということもあるでしょうが,時とともに気分が変わる,例えば,田園を弾いた時は,田園でのんびりしたい(笑)という気分でしたが,今はそうでもないし,悲劇的は,ものすごく感情的で,今は,そういうのは,ちょっとしんどいですかね.若い頃,よく弾いていた熱情もそうですかね.

 こうしてみると,「何を弾くか」が重要な気がしてきます.具体的には,飽きるということについては,いくら弾いても飽きないほど奥行きがある曲ということもあるでしょうが,気持ちの変動に左右されない,淡々と弾けばいいような曲ということでしょうか.あとは,長い曲よりは,短い曲(群)の方がヴァリエーションを付けられるとか,技量的に少しは余裕がもてる曲とか,いろんな要素を加味して,そういうコアとなる曲群を形成していって,結果として,それがレパートリーになればということですかね.

 でも,最近の感じとしては,「何を弾くか」というよりは,「弾くことそのもの」というか,曲自体を弾けるようになって行くことに効力感を見出すようにしているところはあって,そういう点では,これまた,淡々と弾けばいいような曲の方が向いてる感じはします.

 もちろん,現実は,新曲もやるでしょうから,練習時間の一部ということになりますが,逆に言えば,量的には,そんなに必要ないとも言えますかね.

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[マイナンバーの目的]
(世の中, 政治)

 マイナンバーがすったもんだやってるみたいですね.でも,メディアは,入力や紐付けなどのエラーが頻発してることを鬼の首を取ったように報道してますが,デジタル化するときは,人海戦術になるので,ヒューマンエラーが起こるのは,当然のことで,それを0にすることは不可能です(AIに学習させるのも人がやることを学習させるので最初はアナログ),しかも,エラーが起こっている「率」は,極々僅かなわけで,いつものようにお上を叩けば視聴率がとれるということなんでしょうが,報道しないわけには行かないので,まあしょうがないのかな.

 でも,何のためにマイナンバーやるのかについては,嘘が多いというか嘘ばっかりで,ほんとのことは,一切報道されてなくて,住民票がコンビニでとれるとか言われても,はぁ?って感じだし,保険証を統合するとか,脅しまでかけてくる始末で,そうすると,マイナンバー意味ないとか,カード作らないとかなるわけです.

 マイナンバーというのは,どこかで書きましたが,国民全員を管理することが目的ですよ.それじゃあC国じゃんって言う人もいると思いますが,ある意味,そうですね.でも,悪いことばかりでもなくて,お金のやりとりを把握すれば,脱税とか悪いことはできなくなりますし,監視カメラが増えると犯罪が減るのと似ています.そもそも,戸籍があるから,公共のサービスも受けられるわけで,そういうことをデジタル化するというだけの話です.税金だって,しっかり「ほんとの」収入に基づいて公平に(累進)課税できるので,消費税0にだってできますよ.

 でも,個人情報を国に把握されるということで,中央政府への信頼感がどのくらいあるかということなんですが,政治家のしょぼさ炸裂状態なのが,どうしようもないですね(これを変えるには,選挙制度を変える必要があるが,世襲議員中心の今のしょぼい政治家達が自らそんなことやるわけない.O沢さんは,それをやったが,J民党が割れず,M主党のしょぼさ炸裂で,ほんとの意味での二大政党にはならなかった).

 つまりは,公平で効率のいい管理社会か,不公平でぐだぐだの自由社会とどっちを選びますか,ということなわけです.もちろん,そういう両極端ではなく,両者のバランスなんですが,治安がよくなるのなら,屋外の監視カメラは,増えてもいいと思いますし,私個人的には,金の流れが把握されるのも全然問題ないです(確定申告も不要になるし).

 でも,そういう「ほんとのこと」を報道すると,とんでもない,それじゃあC国と同じだとか言う奴が必ず出てきて,そういうことをメディアも面白おかしく取り上げるので,ほんとのことは言わない(言えない)わけですが,こんな感じだと,この国は,やっぱり,どんどん沈んで行くと思ってしまいます(実際,C国にやられてるわけだし).

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[しっかり守るべき資産で月20万を生ませるってことは]
(運保)

 運保なんですが,趣味?としてやってるハイリスクハイリターンの日運としっかり守るべき資産を運用する資保を合算するのはおかしいということなんですが,しっかり守るべき資産で月20万を生ませるってことは,それだけの運用益を上げないといけないということになります.

 でも,10兆円ファンドじゃないですが,確実に年利3%は,非常に難しいわけで,結局,こっちもある程度のリスクをとらないといけないわけです.じゃあ,ハイリスクハイリターンの日運とどこが違うの?ということになるのですが,それが五大商社(+準大手建設),商品先物,外貨(FX)を買いだけやる(買えると思った時だけ買って,売りになったと思ったら手仕舞って空売りまではしない)ということで,結果として,ここ数年は,日運より運用益が出てるくらいなんですが,それはたまたまで,でも,当初の目的は,来るべき経済危機に備えるということで,増えなくてもよかったんですが,月20万くらいずつは稼がないといけないってことになってしまったってことですかね.

 でも,そんな具合に行くとは限らないわけで,でも,何重にも安全率はかかっていて,増えなくても切り崩して行くことはできますし,運用がうまく行かず減って行ったとしても,何とかなる額ではあると思いますし,更には,荷物を減らしてコンパクトに暮らしていれば,家賃が安いところに引っ越すこともできるわけですからね.

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[一体,どういうつもりなんでしょうね]
(日記)

 (ようやく)夏が来たと思ったら,いつの間にか連日の猛暑で,でも,ほとんどの時間を空調の効いた家や職場で過ごしているので,どうってことはありません.でも,昼間,外に出れば猛暑なわけで,そこで日中を過ごすどころか,数時間を過ごすというのもちょっと考えられません.

 でも,そういう時間も多くの人が行き来してるわけで,一体,どういうつもりなんでしょうね.仕事や学校だから仕方ないということはあるんでしょうが,人気?の店に行列を作って並んでるような人も大勢いるわけですからね.

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7/20'23
[月20万で何も節約も我慢もせず暮らせる生活力]
(生活)

 歳をとって仕事をやめれば,運用力,あるいは,いくつになっても稼げる力がものを言うとか言っても,そんなのどうなるかわからないわけで,そうすると,○大教授とか言っても,退職したら,家賃10万の賃貸で,年金も合わせて月20万とか30万で生活なんて,貧しい,夢がないとか言う人もいるかもしれません.

 でも,そのくらいのお金があれば,住むところもそうですが,食べたい時に食べたいものを食べて,人付き合いも,研究もこのサイトも相場を張ることもピアノもバドミントンもスキーもゴルフもずっと続けて行けて,文字通り,何不自由ない生活が送れるわけで,稼ぐ力とか運用力なんかより,月20万とか30万で何も節約も我慢もせず暮らせる生活力こそが最大の強みなんじゃないですかね.

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7/21'23
[資保とそれ以外]
(運保)

 運保と日運などそれ以外を合算するのは,おかしいってことですが,正確ではないですね.運保は,守るべき必要な資産,日運などそれ以外(以下,単に日運)は,言わば余剰資金で,なくなってもいいので,一か八かってことなんですが,どちらも同じお金なわけですからね.

 それで,合算して出していた収益のグラフを運保と日運に分けて描いてみました↓.

 例によって,縦軸は伏せ字で,横軸は20??年の??です.水色が従来の合算で,濃紺が資保,緑が日運です.

 描いてみてわかったのですが,結果は,かなり衝撃的で,資産を守ることが目的で増えなくてもいい資保が好調で,日運が今一なのは,何となくわかっていましたが,これほどはっきりしているとは思いませんでした.特に最近の日運はよくなくて,急速に資金を減らしていて,3年前は,資保と日運は,ほぼ同額だったのが,今では,倍以上の開きになっています.

 でも,どこかで書きましたが,これはこれで理にかなっていて,パフォーマンスがよければ,資金はどんどん増えていく一方,そうでなければ減るわけで,要は,運保と日運を合算するのがおかしいのではなく,両者の間の資金移動をしてはいけないということですね.

 でも,そうすると,こんなことなら,全部,資保にすりゃーいいじゃんってことになるのでしょうか? 実際,資保は,日本は沈んで行くので外貨を,インフレになるので商品先物を,そういう中で,したたかに稼ぎそうな五大商社株(+大地震対策で中堅建設)を(バフェットが気づく前から),いずれも買えると思ったときに買うという明確な見通しがあったわけですからね(そして,それが見事に当たった).

 一方の日運は,その日その日の流れを(一日10分だけ)見て,売買するもので,売りも買いも両方やりますが,経済危機対策の空売りもやるので,ここ数年の右肩上がりの相場の中では,収益が出ない,逆に,資保は,収益が上がったとも言えるわけです.

 つまり,資保が好調で日運がだめだったのは,たまたまの可能性があって,なので,これまで通り,資保と日運,両方やって行く,ただし,両者の間の資金移動はしないということで,でも,現状,資保がそれ以外の2倍以上の資金があるので,結果的に,資保中心になるということだと思います.

 あと,思ったのは,資保は,資産を守るためにやるもので,増えなくてもいいってことなんですが,実際は,増えてるわけで,このことが意味することとしては,日本は沈んで円安になって行ってるし,インフレで物価は上がってるってことで,生活コストがかかる分,資産は増えて,資産を守るというよりは生活を守るということが機能しているということですね.

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 そばにい(てくれ)るだけでいいと言ってる人がいました.

 そうですね.好きというのは,そういうことかもしれませんね.

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7/22'23
[人間関係]

 人間関係に疲れるとか,人間関係が嫌になって,とか言いますよね.

 具体的には,いじめ,セクハラ,パワハラにあうとかは,言うまでもないでしょうが,上司が嫌な奴とか,部下が無能な上に言うことをきかないとか,回りからのいろんなプレッシャーとか,ご近所トラブルとか,職場やクラブや子供の親のコミュニティーにめんどくさい奴がいるとかいうことでも,人間関係が..って思いますよね.

 私の場合,幸い,そういうことは,あまりなくて,割と平穏にやってこれたとは思うのですが,そういうことがめんどくさいと思うことはあります.どういうことかと言うと,人間関係をうまくやるのって,めんどくさいんですよね.つまりは,うまくやろうがやるまいが人間関係に疲れるとかめんどくさいのは,結局,同じなんじゃないかってことです(でも,トラブルになるよりは,遥かにいいか).

 思えば,そういう風にうまくできるようになったのは,かなり歳になってからで,それまでは,そんなことはそんなに気にするでもなく言いたいこと言ってって感じで,若い頃は,トラブルとまで行かなくても,こいつなんなんってこともあったと思うんですよね.

 でも,うまく対処できるようになってからは,そういうことは,ほとんどなくなって,でも,気づいたら,結構,疲れるというか,めんどくさいと思うわけで,どっちもどっちってところはあるわけです.

 私は,そこまでではないですが,職場とか業界とかいろんなコミュニティーとかで,人間的にものすごくちゃんとしてる人っているんですが,回りにめちゃくちゃ気を使ってて,実は,人間関係に疲れてるってことはあるんじゃないですかね.

 もちろん,一言で人間関係と言ってもいろいろで,付き合いたい人もいる一方,めんどくさいと思うものあって,でも,そういうことからもうすぐ卒業(笑)で,それは,やっぱり,朗報ですかね(「一人でも大丈夫」というか,「一人,時々,みんな」でやって行けるようになっておく必要がありますが).

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(相撲, 野球)

 相撲は,新入幕の落合(→伯桜鵬)が北勝富士に勝って,優勝争いトップに並びました.もし優勝すれば,107年ぶりの快挙という報道ですが,新入幕で(大活躍で)三賞独占した大錦って違いましたっけ?(違うみたいです)

 もちろん,伯桜鵬の快挙を期待しますが,ずっと見ている北勝富士は,千載一遇のチャンスとだと思いますし,やっぱり,白鵬の影がちらくのが...(ていうか,伯桜鵬の名前の中に白鵬がいるし).でも,北青鵬は,さすがに対策されたみたいですね.優勝に関しては,普通に考えれば,豊昇龍の可能性の方が高いとは思いますが.

 関脇三人も頑張ってたんですが,若元春,大栄翔は,厳しくなって,豊昇龍だけが大関昇進の基準(3場所33勝)クビの皮一枚残ってるとのことですが,過去に基準に足りなくて昇進したケースもありますからね.まー,若元春と大栄翔は,明日勝つことが絶対条件でしょうけど.

 野球は,ライオンズは,どん底から6連勝で,オールスターになっちゃったんですが,今日も勝ったみたいです.一方,ホークスは,今日も含めて10連敗で,でも,それでも,まだものすごい差があるような状態です.

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7/23'23
[弾く気になる曲探しの旅]
(ピアノ)

 毎日,全く同じ曲,あるいは,曲群を弾いて行くということでもいいんですが,現実には,それは,厳しいことが実験済みです.具体的には,何年か前に,いろんな観点から曲群を選んで,そういうことをしていたんですが,続いたのは,数ヶ月くらいのものでした.

 つまりは,ベートーヴェン−リストの田園やメトネルの悲劇的のときもそうですが,同じ曲を弾き続けるのって,(私の場合)数ヶ月くらいが限界なわけです.いや,頑張れよと言う人もいると思いますが,頑張りません(笑).だって,頑張って弾けるようになることが目的ではなく,日々,効力感をもって弾くことが目的だからです.

 でも,逆に言えば,数ヶ月はもつってことですよね.つまり,数ヶ月ごとに弾く曲を変えればいいということに気がつきます.てことは,数ヶ月で弾けるようになる曲を選ぶべしということですかね.

 じゃあ,数ヶ月ごとに取っ替え引っ替えというのは,多分,厳しくて,つまり,「新曲」である必要があるわけです.そして,近現代を中心に取り組んでいるのは,「新曲」が見つかる可能性が高いということもあります.

 でも,もう粗方開拓したので,実際は,なかなか厳しいんですが,シューベルトのD.960のような「再発見」でもいいので,そうすると,近現代以外も対象になるわけです.つまりは,「弾く気になる曲探しの旅」を続けて行くしかないということですし,それはそれで楽しめると思います.

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[長い旅]

 旅と言えば,人生は旅のようなものと何度か書きました.

 でも,人生,振り返れば,あっという言う間だったのですが,旅としてば,かなり長い旅だったと思うんですよね.そして,その旅も終わりが近づいて来てるわけです.

 気分としては,(楽しい)旅が終わりに近づく残念さと,終着が近づいてきてほっとするのが半々のニュートラルということも何度か書きました.

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[練習してもできるようにならない]

 歳をとるとできてたことができなくなるということもありますが,練習してもできるようにならないという方が大きい気がします.具体的には,40代半ばまでは,練習すればうまくなるし,トレーニングすれば,強くなったものですが,それ以降は,そういう効果が感じられなくなりました.

 じゃあ,どうするかですが,効果がないなら,練習しないとどうなるかというと,どんどん衰えて行くわけです.つまり,練習してもうまくならないけど,これ以上,下手にならないように練習する必要があるということですね(歳による低下と練習による向上の足し算で,前者を後者が上回るのは至難という見方もできる).

 これは,体や脳一般にも言えて,衰えるのを少しでも緩やかにするしかないわけで,でも,そんなことにモチベーションを見出すのは,非常に難しいのも事実ですが,やらないと,もっと悲惨なことになるわけです.

 あとは,練習すればできるようになる若い時に練習しておくべしということになりますね.体や脳一般についても同様です.

 人生を喩えるなら,最初の2, 30年の成長期で飛び上って,その後は,ずっと滑空しながら落ちて行くようなもので,スキーのジャンプのように滑空で粘ることもある程度はできますが,基本は,最初の飛び上がりでほぼ決まるというようなことでしょうか.

 年寄り的には,じゃあ,歳による低下を上回る練習をしてやるとか意気込むと体も脳も壊れてしまって逆効果のことも多い(スキーのジャンプなら,飛び出した後,じたばたして急降下)ので,そこのところのバランスにも注意が必要ということでしょうか.

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(相撲)

 相撲は,予想通り,豊昇龍が決定戦で北勝富士に勝って優勝しました.大関ですね.若元春と大栄翔は,ともに負けて,協会としては,豊昇龍だけ上げればいいという,ある意味,すっきりした結果になったんじゃないですかね.

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[特に恵まれたところも秀でたところもないとしても]

 振り返ってみて,まあまあうまく行った人生だったと思うのですが,ラッキーというか,たまたま感はあるので,そういうことがなくても,それなりにいい人生にするには,どうしたらいいのかなと考えました.具体的には,自分に特に恵まれたところも秀でたところもないとしたらってことです.

 まず必要なのは,何でもいいので,やりたいことを見つけることですよね.それが得意で仕事と重ねられれば超ラッキーですが,そうではないということなので,そうすると,生活して行くために必要な分は働かないといけないので,時給1000円の誰でもできる仕事でもいいのですが,できれば,少しでも時給が高い仕事がよくて,そのためにそういう仕事ができるスキルを身につけるくらいは頑張りますかね.具体的には,大学なんか行かずに専門学校に行く感じでしょうか.

 内容的には,会社とか組織に入るといろいろめんどくさいというか,人間関係に恵まれれば,楽しいんですが,それは運次第だし,(仕事とやりたいことを重ねてないので)出世したくないのに出世させられてこき使われるリスクもあるので,細々とでも仕事を請け負ってできる仕事ってことで,やっぱり,IT系ですかね.

 同じようなことは,やりたいことにも言えて,これも仕事と同様,人間関係が絡むと楽しいことも多いのですが,そうでないリスクもあるので,一人でもできることが無難ですかね.そして,そんなにお金がかからないことも重要です.

 生活は,やりたいことができれば満足なので,家とか車とか旅行とかブランド品もそうですが,余計なものに支出をしなければ,その分,仕事の時間を減らせて,やりたことができます.

 こうしてみると,なかなかいい人生だと思いませんか.

 ポイントは,何でもいいので,(一人でもできるそんなにお金がかからない)やりたいことを見つける,少し時給がいい仕事ができるスキルを身につけて組織に所属せず稼ぐ,そして,余計なものに散財しない経済力,生活力ということでしょうか.

 キーワードは,ここでも「一人でも大丈夫」かもしれませんね.もちろん,人間関係は,人生を豊かにするので,とても大事なものですが,運次第ということで,マイナスに働くこともありますし,「一人でも大丈夫」の状態で付き合うことがいい人間関係に繋がるとも思います.

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7/25'23
[新しい人生が始まる]

 何度か書いてることですが,もうすぐ定年で仕事をクビになるというのは,生まれてから30くらいまでの成長期,そして,社会の中で主として仕事をする30年くらいの活動期が終わり,次の(30年くらい続くかもしれない)○○期が始まるということでしょう.それは,人生の延長戦でも余韻でも老後でもなく,新しい人生が始まる(あるいは,既に始まっている)ということだと思うんですよね.

 この3つの時期は,だいたい30年ずつなんですが,最後の○○期が何年続くかは,個人差が大きくて,しかも,その中身は,もっと大きな差になります.

 私の場合,成長期は,やりたいことを見つけてそれを仕事にして何とか食べて行けるようになること,活動期は,主として(やりたい)仕事をして,否応なしに評価を受けてしまう状況に晒されてきたということでしょう.

 でも,こうして見ると,人生の中心と思える活動期は全体の1/3に過ぎないわけで,成長期も含めて,私にとって,それらは,既に過ぎ去ったもので,もはや,これからの○○期が遥かに重要ということになります.

 新しい人生が始まるということは,これまでと違った生き方をするということですが,一つは,やはり,社会の中で評価されるという状況を離脱できるということですね.これは,一長一短とも思えますが,社会的評価など気にせずやってきた身としては,メリットの方が大きいですかね.

 一方,現実的なこととしては,仕事を失うということで,経済的なことは急務で,でも,何とかするしかありませんし,それはそれで悪くないです.

 これまでと違った生き方をする一方で,変わらないこともあって,それは,やりたいことをやるということですね.活動期は,やりたいことを仕事にしたわけですが,仕事だとやりたいこと「だけ」やるわけには行かないわけで,でも,これからは,(ほとんど)やりたいことだけやればいいというのは,やはり,朗報でしょう.

 でも,これからは,もう(やりたいことも含めて)そんなにしゃかりきになってやることもないでしょうし,元々そういうのが性に合ってて,そういう中で,やりたいときにやりたいことだけやるということで,あくまで結果としてどれだけ結果が出るかということもありますが,そんなことより,無理せずやりたいようにやって行く方が大事ですかね.

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[第2J民党]
(政治)

 I新代表のB場さんがR憲民主に第2J民党と言われて,それでいいというようなことを言ったみたいです.メディアやネットは,批判噴出みたいですが,第2J民党でいいじゃないですか.

 何度も書きますが,必要なのは,耳当たりのいいことだけを言って政権をとったら(M主党のように)ぐだぐだになるのではなく,J民党に代わって政権を担当できる党です.今やイデオロギーの違いはほとんどないわけで,政権を担当しうる二大政党で,一方が失政すれば,政権交代するという枠組みでいいのです.ほんとにI新が第2J民党になって政権をとれば,J民党も割れて,政界再編も起こるかもしれませんしね.

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(バドミントン)

 バドミントンですが,(また)もう何ヶ月も(春先から)練習に行ってません.

 気が向いたら行こうとは思っていたのですが,いつの間にか暑くなって,徐々に体が慣れていくのならともかく,いきなりこの猛暑の中,練習に行ったらやばいので,涼しくなるまでお休みですかね.

 練習に行かない理由(言い訳)を考えてる感じもしますが,もう歳だし,そのくらいでちょうどいいんだと思います.

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7/26'23
[人間関係の分類とその対応策]

 最近,人間関係のことについてよく書いています.それは,人間関係に疲れてる(笑)からではなく,人間関係の重要性をあらためて認識しているということです.

 私自身,人間関係に恵まれた人生だったと思いますが,家族も含めて,自分の人生に(いい)影響を与えてくれた人を思い浮かべると,「友達100人(できるかな♪)」じゃないですが,すぐに100人くらい行っちゃうと思います(相手がどう思ってるかは別として).

 一言で人間関係と言っても,いろいろで,大きく分けると,家族,友人,仕事関係でしょうか.仕事以外のことでの付き合い,例えば,私の場合,ピアノやバドミントンやスキーとかで知り合った人で仲良くなって友人になった人もいますが,職場と同様,ドライな付き合いに留まってる人もいるので,後者は,分類的には,仕事関係に近いと思います.逆に仕事で仲良くなって,友人になる場合もありますので,正確な分類は,家族,友人,それ以外ですかね.

 そして,この三分類によって,人間関係のメリットやデメリット,そして,対応策が大きく違ってくると思うんですよね.

 人間関係に疲れるとか,人間関係が嫌になってという場合,多くは,仕事とか学校なんだと思います.それは,仕事は,生活して行くためにしているものなので,例えば,上司が嫌な奴だとしても,簡単に仕事をやめることができないからです.学校も同様ですし,仕事以外のサークルや部活も(例えば,バドミントンが自分にとってとても大事なら)それに近いですね.

 でも,もうあかんと思ったら,やめることでしょう.仕事も学校も「変える」ことができるわけですからね.そして,そう思うことが,このくらいならまあ何とかやって行けるかということに繋がることもあります.友人は,もっと簡単ですね.コイツとは,もう付き合わないと決めれば,それで終わりですからね.

 意外と難しいのは,家族なんじゃないかと思います.仕事や学校や友人などと違って,物理的に「やめる」ことができないわけですからね.結婚なら離婚すればいいですが,親子関係はそうは行かないですし,結婚してなくても「付き合っている」という場合もそれを解消するときは,もめる(少なくとも疲れる)ことが多いです.

 でも,これもいざとなったら(ひどい親,あるいは,ひどい子供なら)やめちゃえばいいと思うのですが,実際は,そうは行かないことが多いでしょうから,やはり,家族は難しいですね.

 ここまで来て思ったのは,人間関係は,もちろん,とても重要なものですが,それに過度に依存することの危険性です.「一人でも大丈夫」は,難しいとしても,一人一人が自立した人間であることが良好な人間関係に繋がるということもあると思います.

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[平成の二大問題横綱]
(相撲)

 豊昇龍が大関になったのは,まあいいんですが,朝青龍が出てくるのは,ちょっとねー.伯桜鵬は,白鵬が出てくるし,豊昇龍も伯桜鵬も朝青龍や白鵬とは,全然違うと思いたいですし,平成の二大問題横綱に利用されないことを願います.

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7/27'23
[人間は,みんな「室内」で暮らすことになる]
(世の中)

 猛暑なんですが,(何度も書きますが)個人的には,ほとんど空調の効いた室内にいるので,どうってことはありません.でも,毎年こんな猛暑というか,地球の気候が大きく変化していくとどうなりますかね.ちなみに,これも何度も書きますが,地球温暖化と人間が排出するCO2との因果関係は不明で,そんなの全然関係なくて.ゼロカーボンとかやっても屁の突っ張りにもならないことは大いにありうるわけです.

 平たく言うと,地球も月とか火星みたいになっていくってことじゃないですかね.ていうか,これだけ気候が安定している(温度変化は,せいぜい,数十度)のがむしろ不思議というか奇跡みたいなもんですからね.

 そうすると,月とか火星移住計画によく出てくるように,人間は,みんな「室内」で暮らすことになるわけです.つまり,月とか火星に移住するのは,別段,特別なことではなく,地球上で似たようなことが起こりうるということで,実は,月とか火星に移住することが目的ではなく,地球でサバイブするためってこともあるんじゃないですかね.

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[水]
(科学?)

 じゃあ,どうして地球の気候が(生物にとって)これほど安定しているか,ですが,やっぱり,「水」ですよね.でも,水って,よく考えると不思議ですよね.

 H20なので,酸素に水素が2つ付いた分子ですが,水素は,一番最初に来る最もシンプルな元素なので,多く存在するのは,わかりますが,酸素は8番目です.そして,水素に酸素2個がくっつくと「水」という極めて特異な性質をもった物質になって,しかも,それが,ビッグバンで始まった宇宙の経過の中で,地球上にそういう特殊な物質が大量に存在することになって,それが気候の安定というか,生物の生きるよすがになってるわけです.

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7/28'23
[「そもそも経済って何?」話]
(経済, 世の中)

 何度か書いている「そもそも経済って何?」話ですが,社会的分業から物々交換が始まって,それを効率化するためにお金が誕生して,というのは,いいんですが,いつの間にか,人間活動の多くがお金に換算されてるってのが問題なわけです.

 具体的に言えば,GDPの6〜7割は消費で,つまり,働いて生産して(でも,その多くは,実質,何かを生み出してるわけではなく)稼いで,消費することが人間の(社会経済)活動になってしまってて,それを増やして「経済成長」することが是とされているのが問題ということでしょう.

 でも,実際は,必要以上に稼ぐ必要もないし,活動することにお金を使わないといけないということもありません.

 なので,本人次第なのですが,国や企業が儲かるために,全世界が総力を上げて,いっぱい稼いでいっぱい消費することを是とした壮大なシステムに人々をはめんでるわけで,なかなか難しいのですが,そういう中で,何とかうまくやって行くという意味でも,やはり,本人次第ということでしょう.

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7/29'23
[ゼロカーボンの正体]
(世の中)

 再三書いてる地球温暖化というかゼロカーボンの話ですが,その本質がちょっとわかった気がします.

 まず,地球温暖化というか,気候変動が起きているのは,事実でしょう(これも実は微妙だったりするが,ここでは置いておく).でも,それが人間の排出する二酸化炭素が原因という証拠はありません.ここまでは何度も書いてきたことで,ここから,新しいというか,思ったことですが,

 全世界的に気候変動が起きてるわけですから,下々の人々は,お上に何とかしろと言うわけですよね.で,お上としては,気候変動なのでほんとはどうしようもないんだけど,何かしないといけないので,それを人間が排出する二酸化炭素のせいにして,その対策をすることで,やることやってますよ,ということにしたいってことなんじゃないですかね(先進国は,自分達の優位性を脅かす新興国の成長も少しは抑えられるし).そして,そういう全世界的な動きに金儲けしたい奴等が壮大に乗っかって来てるということなんじゃないかと思いました(ほんとしょぼい世の中だ).

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[為替ヘッジをかけて外国債券を購入]
(世の中)

 大学の○兆円ファンドですが,為替ヘッジをかけて外国債券を購入していたそうです.為替ヘッジというのは,その名の通り,為替による変動にヘッジをかけることで,日本より利回りが高い外国(主として米)国債を買って,でも,円高になると目減りするので,その分,円ドルを買っておくというものですが,急激な円安で,債券の利回りなんか楽勝で吹っ飛ぶ為替差損を出したということです.

 つまりは,外国債券買って,為替ヘッジまでして安定運営をしているつもりが,実質的にやばいFX取引をしていたということなわけで,どうしてそんなド素人のようなことをしたんですかね(委託先に手数料をカモられてるだけじゃん).

 じゃあ,どうしたらいいかですが,最近は,為替ヘッジは,やばいので,ヘッジをかけずに債券を買うことが多いのですが,これも安全とは言えません.それは,円安ではなく円高に動くこともあるからです.でも,ここで書いたように,日本が沈んで行くことのヘッジにはなるんですが,そういう相場観をもつのなら外国債券とかかったるいこと言ってないで外貨を買えばいいってことになりますよね.

 つまり,何度も書いているように,日本で年利3%の安定運用することは,至難というか不可能なんですよ.じゃあ,アメリカの大学なら国内の債券を買えば,為替リスクはないので,年利3%の安定運用ができるってことなんですが,実際は,物価も上がっていくわけで,実際,アメリカの大学の授業料はうなぎ登りなわけで,つまり,実質,(日本もアメリカも)大学が安定収入を得るには,授業料の値上げしかないってことですよ(何とも当たり前の話.つまり,何度も書いているように「うまい話」はないってこと).

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7/30'23
[猛暑とか地球温暖化とか騒いでるけど,その実,どうってことない]
(世の中)

 連日の猛暑なんですが,(何度も書きますが)空調のきいた室内で過ごせばどうってことはありません.つまり,猛暑とか地球温暖化とか騒いでますが,その実,どうってことないって考えもあるんじゃないですかね.実際,気候そのものは,どうすることもできないわけですし(人間の排出する二酸化炭素が原因という証拠はない),少なくとも将来,火星に移住することを考えれば,屁でもないでしょう.

 実際,火星に「行く」必要もないですし,猛暑とか極寒とか言っても,火星に比べれば,全然ですし,水も資源もあるわけですからね.

 水害や土砂災害がひどいとか言っても,その実,そのほとんどは,危ないところに住まなければいいだけの話とも言えます(そういう意味では,日本で地震から逃げることは難しい).

 世界的干ばつで食料が,とも言ってますが,これも外は酷暑極寒でも空調技術で室内で過ごせばいいのと同様に,食料についても,そういう技術開発を進めるということもありますし,少なくとも,火星にロケットを飛ばして大量輸送するより楽勝でしょう.

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[まともな社会]
(世の中)

 ビッグモーターの不正問題で持ちきりなんですが,その中身なんかより,思い出すのは,東横インの不祥事とその後の人々の対応です(憶えてますか?)

 東横インの社長の会見は,ほんとにひどくて,でも,その後,この会社がどうなったかは..(ちなみに,私は,それ以降,このホテルに泊まったことは一度もありません).

 そんなひどいことをした会社なんだから,そんなホテルにはもう泊まらないということになって会社が衰退していくのが「まともな社会」でしょう.でも,実際は,そうはならなかったわけで,それは,ビッグモーターの場合もそうなんでしょう.

 つまり,ひどい不正をしてる会社でも,自分の車を高く買い取ってもらえればいいってことなわけで,悪しき資本主義,とにかくお金が重要という非常に低い意識がこの国では主流ってことですね.

 もう少し範囲を広げると,人間的にとんでもない奴でも手術の腕がよければ,そういう医者に手術を任せる人が多いのでしょうから,お金とか資本主義という以前に,仕事って所詮そんなもんってことはどこかで書きました.

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[仕事って所詮そんなもん]

 仕事って所詮そんなもんってことなんですが,じゃあ,どうするかですが,いくつか考えはあるでしょう.

 一つは,仕事って所詮そんなもんなんだから,必要な分だけ稼げばいいってことですね.ただ,この場合は,仕事以外に生きる意味や楽しみを見出す必要がありますが(パターン2),なくても,何とか楽しく生きて行くこともできるしょう(パターン3).

 あとは,仕事って所詮そんなもんとは言えない仕事を選ぶことでしょうか.つまり,パターン1になりますが,仕事とやりたいことを重ねても,仕事って所詮そんなもんという呪縛から逃れることはできません.実際,研究者になってノーベル賞をもらっても,人間的というか面白味的にしょぼい人はしょぼいわけですからね.

 じゃあ,仕事って所詮そんなもんとは言えない仕事って何ですかね? そんなもん存在しないってことが仕事って所詮そんなもんなのかもしれません.そうすると,仕事以前に生きてく上で大事なことがあるってことですかね.法や道徳に反することは,問題外ですが,やっぱり,その生き方みたいなものでしょうか.でも,哲学的に生きるというのとも違うし,何とも言えないですかね.

 一言で言えば,「人としてどうか」というより,「考えはあるか」というようなことでしょうか.

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 これって,仕事に限った話ではなくて,スポーツでも芸術でも学術でも,何かに秀でていることも「所詮そんなもん」ってことですね.

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[君たちはどう生きるか]

 どこかで書いた「君たちはどう生きるか」という本が売れ続けていて200万部を超える大ベストセラーになったそうです.でも,私は読んだことないですが,その本質は,「君たちはどう生きるか」を自分で考えなさいってことなわけで,つまり,「君たちはどう生きるか」というタイトルが全てで,別に買って読む必要もないし,読んで「達成感」を感じても意味ないわけで,金儲けしたい奴にカモられてるだけじゃん.

 まあでも,どう生きるかなんか考えもせずに生きてる人がほとんどなんでしょうから,そういう人に気づかせる意味はあるとは思いますが,そういう人は,気づかない方がいいってこともあるかもですね(気づいて何もできないのが最悪なので).

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[「家で自分で弾くだけ」だったら何を弾くか]
(ピアノ)

 ピアノなんですが,私の基本的な取り組み方は,最近というか,ここ5年くらいは,人前で弾くことより,普段家で弾くこと重視ということは,再三書いてる通りで,理由は,普段家で弾くことの方が人前で弾くことより圧倒的に時間が長いからです(99.9%以上).演奏会に向かって頑張って練習するという,報酬や人との繋がりなどの「評価」など関係なく,内的熟達的に生きて行きたいということもあります(リタイア後に向けた「準備」ということもある).

 でも,それでも,年に1回は,演奏会で弾いてるわけで,たったそれだけでも,0.1%以下でも,「演奏会に向かって」という要因がかなり出てくるということはあります.具体的には,まず,選曲で,先日,久先生のショパンの記事を読ませてもらって,「アマチュアにはアマチュアにしかできないことがあるはず」と書いてありましたが,まさにその通りで,プロにはできない,自分にしかできない選曲や演奏があると思うんですよね.

 なので,(私の中では)少しは頑張って練習することになるんですが,それは,ほんとにしんどいので(ほんと怠け者),結局,弾けないひどい状態のまま弾いてしまってるのが現状で,そんなことなら,もうほんとに「家で自分で弾くだけ」にしたいと思ってしまうこともあります(でも,最近は,少し練習できるようになったけど).

 なので,一応(まだ)仮の話なんですが,ほんとに「家で自分で弾くだけ」だったら,何を弾くかなと考えました.

 職場の同僚の先生達といろんな話をするんですが,池田先生は,かなりピアノが弾けるみたいで,彼とピアノや音楽の話をすることが多いです.それで,そういう話をしたら,彼は,ショパンのバルカローレとポロネーズ−ファンタジーや,ハンマークラヴィアの第3楽章や最後のソナタをあげていて,非常に納得したのですが,私だったら何でしょうね.

 私が近現代物をやる理由は,何度か書いているように,感覚的にしっくり来るということもありますが,上で書いたように「自分にしかできない選曲や演奏がある」ということで,知られざる近現代の(私が)いい(と思う)曲を紹介したいというのは,あって,でも,それは,人前で弾くということなわけで,そういう要因を除くと,近現代ではなくなるかもしれないというか,音楽的には,近現代より古典やロマンに優れた作品が多いのは,否めないところはあるわけです.

 うーん,でも,ショパンではないような気がします.単純に(私にとって)弾きにくいということはありますし,どこかで書きましたが,ロマン派は,音楽に「何かが付いている」感じがするんですよね.古典だと,バッハも(私にとって)弾きにくいです(でも,バッハだったらゴールトベルクかな).

 やっぱり,ベートーヴェンのソナタですかね.一番,好きというか,よく弾いたのは,熱情ですが,今は,こういう曲はしんどいですね.というか,考えてみたらこの曲にも「何かが付いて」ますよね(熱情って付いてるし).最後のソナタは,一番すごい曲だと思うのですが,すご過ぎて弾ける気がしない(ていうか,誰も弾けてないと思う)とは,何度か書きました.

 ワルトシュタインですかね.この曲なら,純粋に弾きたいと思います.C-durだし.同じC-durだと,シューベルトのさすらい人も弾きたい気持ちになります.どちらも難曲ですが,人前で弾かなければ,弾けるようにならなくてもいいわけですからね.でも,どちらも最高傑作というわけではないというか,(私にとっての)弾きやすさというか,弾く気になる度優先って感じですかね.

 でも,最近,このサイトに書いたように「弾けるようになるように弾く」ということがようやく今頃ちょっとわかった気がして(今頃?),弾くということは,「弾けるようになるように弾く」ということな気もしてきて,そうすると,原理的には,いつか(それなりに)弾けるようになって,(それなりに)弾けるようになったら,人前で弾いてみたいと思うようになるのか,ならないのか,そういうことを試してみたいという気にもなってきました.

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7/31'23
(運保)

 ちょっとややこしい話なので,記録として自分のために書いています.

 VIX指数先物が買いから手仕舞いになったのですが,これは,買いの場合,大きなファンディングコストがかかるため20営業日を(自分の中で)期限とした場合の判断です.

 一方,現在使っているLINE証券のCFDは,毎月のロールオーバーは必要ですが,ファンディングコストはかからないので,こちらは,買いを継続です.でも,LINE証券は,CFDから撤退することが決まっていて,8月から新規建玉ができなくなるとのことでした.

 ということで,もうファンディングコストがかからない状況で,買いの玉は建てられない,つまり,これからは,20営業日を期限とした取引しかできないので,今日,手仕舞うしかないと思っていました.

 ところが,LINE証券のサイトに繋ぐと,9月物の建玉ができるようになっています.そっか,今日は,まだぎりぎり8月になってないので,今日まで建玉ができるんだな.ということで,8月物を9月物にロールオーバーしておきました(ただし,20日期限では手仕舞いになったことと,指運のレバレッジを減らすということで,玉の大きさは,半分にしました.最終的には,売りと同じ0.3倍にしようと思ってます).でも,もう新規建玉はできない,つまり,ロールオーバーはできなので,8/11までの命?が1ヶ月伸びただけですね.

 と思っていたのですが,その後,詳しい情報が出ていて,米国VIの最終限月は,23年12月で,新規取引停止は,11月17日 15時頃,強制決済は,12月15日 20時だそうです.つまり,慌ててロールオーバーしなくても(8/11で)すればよかったってことですね.でも,どのみち,8/11までの命?が12/15まで伸びたに過ぎません.

 最近,指運(資保以外)のパフォーマンスがよくなくて,急激に資金を減らしている主要因は,このVIX指数先物です.理由は,値動きが桁違いに大きいということもありますが,これまで非常にパフォーマンスが高くて資金が増えたということがあります.つまり,急激に資金を減らしていると言っても,これまで増えた分が減ってるだけってことです.

 でも,勝ち逃げじゃないですが,指運のレバレッジを減らすことにしたわけで,でも,LINE証券がCFDから撤退ということで,そこをどうソフトランディングして行くのかなかなかややこしいのですが(12/15までに,ファンディングコストがかからない場合の「転換」が起これば,話は単純なのですが,そうなるとは限らないので),とりあえずは,玉を半分に減らして,買いを継続という判断をしました.

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[目的としない報酬]

 内的熟達が無敵というか理想だと思うのですが,それだけではしんどいとすると,人との繋がりもありますが,「目的としない報酬」ってのでもいいのかもしれません.

 具体的には,面白くて研究してたら,結果が出ちゃって評価されるかもしれない,ピアノの練習をしてたら弾けるようになって,どこかで弾く機会があるかもしれない,バドミントンを,練習そのものに効力感を感じてやってたら,いつの間にか強くなって,気が向いて試合に出たら勝っちゃうかもしれない,いや,それ以前に何とか体を整えていたらまたバドミントンしたくなるかもしれない,面白くて経済や相場の研究をしてたら,儲かっちゃうかもしれない,みたいな.

 重要なのは,いずれも報酬を目的としないことでしょう.そして,それが結果として結果を生むと思うんですよね.だって,報酬なんかを目的にしたらしんどくなるでしょうし,ただやりたいからやる方が楽しいし,やりたいことをやってるだけで頑張ってるという意識なんかなく,結果的に頑張ることになると思いますからね.

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