「悲しむ人がいない状態を作ればいい」ですが,歳を重ねると,自然とそうなって行くとも思うんですよね.
若くして亡くなれば,回りは大きなショックを受けますし,結婚して子供ができてということだと,子供が一人前になるまでは,死ぬわけには行かないし,親が生きているうちに先に逝くわけには行かないというのも,老後,パートナーと暮らす中で先に逝けば,パートナーが辛い思いをするというのもそうですね.
こうして考えてみると,とにかく長く生きるってことですかね.ちょっとしんどい気もしますが,自分が死ぬ時に悲しむ人がいない状況を作ると考えるのも一法ということでしょうか.
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C国の不動産が大変なことになっていて,今やC国は,Aメリカに迫る経済大国ですから,リーマンショック以上のやばいことになるかもしれないと言ってます.C国は,日本のバブルの崩壊を研究していて,そうならないようにしていたのにこうなってしまったのは,○ホかというか,歴史は繰り返す,30年すると世代交代が起こって忘れて同じ過ちを繰り返すと言われますが,そういうことなんでしょうか?
なんかそんな感じがしないんですよね.だって,C国は,日本のバブル崩壊を研究していたんでしょう? じゃあ,どうして失敗したんでしょうか?
それは,投機や投資をする人間のことを考えればわかります.そういう人間は,この物件でこの値段が妥当かとは考えません.考えるとしたら,投機に負ける人でしょう.
じゃあ,どう考えるかと言うと,この物件が「まだ値上がりするか」の一点です.そして,その考え方は合っています.つまり,どんなにバブっていても,まだ値上がりすると思えば,買いですし,その判断が正しければ,儲かります.そして,買いが買いを呼び,バブルになって,法外な値段が付くわけです.
でも,相場は青天井ではなく,必ずどこかで終わります.つまり,壮絶な駆け引きというかチキンレースをしてるんですね.そして,それに勝つのは極一部で,多くは負けるわけで,それが今のC国の不動産市況の惨状です.
じゃあ,どうして投機する人は,(ほとんどの人は負けるのに)投機するのでしょうか?
これは,心理学的説明があって,ひょっとしたら勝てるかもしれないという心理が働くと,人間は,その衝動を抑えられないそうです.どうして,ひょっとしたら勝てるかもしれないと思うかは,不思議ですが,宝くじを買う人やパチンコや競馬などのギャンブルをやる人は,結構いますから,人間とはそういうものということでしょうか.
つまり,バブルとその崩壊を繰り返すことは,ずっと続いて行くってことですかね.問題は,バブルの崩壊によって引き起こされる経済危機ですが,どうやっても抑えられないとすると,アリとキリギリスではないですが,そういう状況にしっかり備えておくということですかね(でも,それができないからバブるんですけどね).
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国際卓越研究大学,いわゆる10兆円ファンドですが,なんと,東大京大が落ちて,東北大だけが条件付きで採択となったようです(部門会議で部門長の牧先生がニュースで流れてたと言ってた.その後,所長からもメールが来た.新聞サイトを見たら,どこもトップででかでかと出てる).
ちょっとびっくりはしたんですが,ここで書いたことが早くも具現化というか,こんなこともありそうな感じもするんですよね.
具体的に言うと,東大京大は,もちろん,日本を代表する大学ということなんですが,あぐらをかいているとは思いませんが,危機感が薄いところはあって,でも,昔と比べると,自分達が思ってるほど他大学との差はなくなってきてると思うんですよね.
しかも,組織が大きいので,大企業病というか,旧態依然としたところがものすごく沢山あって(例えば...と,いろいろ書いてたけど削除),いろんなことが非常に非効率で,学外の仕事も多いですし,このままでは,まずいんじゃないですかね.
とは言え,そういう改革ができないのが大組織でもあるので,厳しいことになって行くかもしれなくて,でも,私はもうすぐいなくなるし,どうしようもないんですが,どうなるのがいいんですかね.改革するとしても,それを教員にやらせるのでは,まさにミイラ取りがミイラになるわけですしね(でも,すぐにでもできることはもあると思いますが,抵抗勢力も多い気がします).
別に東大京大が凋落しても,日本の研究レベルが維持できるのなら,それもありだとは思いますが,日本全体が凋落してるわけで,その背景にあるのは,予算の問題というよりは,文科省が余計なことをして,その対応に教員が追われて,研究できる時間がどんどん減ってることで(そういう意味では,この10兆円ファンドもそう.でも,今回,東大京大を落としたのは,一種英断かもしれない.でも,じゃあ,東大京大も危機感をもって頑張れと言われても,予算ではなく時間がないとどうしようもない),そこを何とかしないことには,この流れは止まらないと思います.
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そんなに進学校ってわけではないのですが,中高一貫校の特進クラスに行っていたという人がいて,そういうところでも,高二までに中高の内容は終えて,高三で受験対策をするので,授業のスピードが速くてついていくのが大変だったと言ってました.
でも,6年でやるものを5年でやるわけですから,高々2割増しのスピードですよね.しかも,学校の授業レベルでしょ?
自分の中学時代を考えると,そんなの全然楽勝どころか,中学で高校の内容まで終えるくらいどうってことなかったと思うのですが,実際は,そういう環境はなかったわけですし,高校は,ノロノロ運転で,受験と関係ない科目も全部やるわけで(理科4科目,社会4科目),しかも,自分で何とかするわけでもなく,一体,何をしていたんだろうと思いますね.
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悲しむ人がいない状態を作ればいいというのは,一つの考えだと思うのですが,自分のことを必要としてくれる人も,いるだけでいい,生きてるだけでいいと言ってくれる人もいないってことで,そういう状態で,何十年も生きて行くのは,しんどすぎますかね.
でも,いろんな人に依存したりされたりする状態で死ぬと回りに迷惑をかけるわけですが,それが普通というか,そういうものだと言う人が多いと思いますし,普通では面白くないとも思うわけです.
でも,自分がどんどん衰えて,社会や回りに対してできることがなくなって行って必要とされなくなるのなら,どうしようもありませんよね.そして,実際,そうなわけで,そういう時,自分の存在価値とか,何のために生きているのか,とか考えずに,素直に受け入れて,そういう「悲しむ人がいない」状態も,回りに迷惑をかけないので悪くないと考えるということでしょうか.
そうは言っても,そういう状態になっても,生きては行かないといけないわけで,そこで必要になるのは,やっぱり,退屈しのぎ力ですよね.回りから見てしょーもないことでも,本人が楽しければ,それでもいいんですが,内的熟達というか,できないことができるようになる,何か新しいものを発見したり,生み出して行くというようなことができればとは思いますが,それができれば,社会や回りがほっとかんやろ,ということなんでしょうが,そういうことは,関係ねーってことですかね.
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最愛の人が逝った後,その後を追うように自分も逝くというのが理想なんでしょうね.これって,「お前百までわしゃ九十九まで」の逆じゃんと思ったんですが,調べてみると,お前は,妻ではなく夫,わしゃは,夫ではなく妻のようで,だとすると,まさに「最愛の人が逝った後,その後を追うように自分も逝く」ということになるのですが,主語が妻ということなので,妻にはそう思って欲しいという男サイドの身勝手な願望が入ってる気がするなあ.
どのみち,そんな具合にうまく行くことは,限りなく不可能でしょうし,それ以前に最愛の人がいないといけないわけで(これが最大の問題),そう考えるともはや絶望的(笑)で,「一人でも大丈夫」が理想とは言いませんが,それに近い状態になっておくことは,リスクヘッジ的に重要ってことでしょうか.
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どこかで書いた気もするのですが,「そうでない状況をしっかり想像できるか」が重要な気がします.パートナーというか,いっしょに暮らす人がいたらと思ったとしても,実際にそういう状況を想像すると,それはそれで,結構,しんどいとも思うんですよね.
お互い会いたい時に会える,いっしょにいたいときにいられるというのが理想だと思うのですが,なかなかそうは行かないわけで,だとすると,今の状況は,悪くないと思います.
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なんかなるようになってるとも思うんですよね.
仕事でもプライベートでも,こうだったらと思うことがあるとしても,じゃあ,実際にそうなったらそうなったで,大変というか,いろいろめんどくさいわけで,それでも,自分が必要とされるのなら頑張るとは思うのですが,そうでなければ,「そうでない状況をしっかり想像」すれば,もういろいろめんどくさいわけで,自分からどうこうということはなくて,それはそれでOKなわけです.
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なんか,バスケットのWC,日本は1次リーグで敗退したのにまだやってますね.どうやら,順位決定戦というのがあるらしく,そこでアジアトップになると,パリ五輪の出場権が得られるらしいです.
ふーん,てことは,バスケットのWCって,(サッカーとかと違って)五輪より格下の大会ってことなんですね.
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先日,体育学会が京都であって,筑波大バドミントン部部長の齋藤先生が誘ってくださって,天理大の中谷先生,三橋先生,大北先生と筑波大バドミントン部のOBの人達と飲んで楽しかったのですが,そこで話したことの中で,バドミントンでは,非常に高い競技力をもっているのに...ということもあるし,一方では,非常に優秀で高い能力をもってるのに...ということもあって,なかなか,両方揃ってる人はいないってことなんですが,じゃあ,どちらもバランスよくもってる人がいいかというと,それは,全然違うと思うんですよね.
なぜなら,バドミントンで非常に高い競技力をもってる人間も,非常に優秀で高い能力をもってる人間も,そういう人は,とにかく稀で,そういうレベルに行くことは,そうでない人間にとって,まず不可能だと思うからです.
具体的に言えば,インハイとか全国大会に出られる競技力があっても,優勝とかベスト4とか代表に入るというレベルとは,とんでもない差というか,どうしようもない本質的な差があるわけですし,ビリギャルじゃないですが,早慶くらいは何とかなっても,東大は絶対無理だし,東大に入ったくらいでも,全然大したことはないわけです.
でも,バドミントンが強いだけでも,非常に優秀というだけでもだめなわけで,じゃあ,どうしたらいいかですが,そういう限られた人間がそうでないところを何とかする,少なくとも一人前くらいになるしかないと思うんですよね.
具体的には,バドミントンでも野球でも,それしかできないのではなく,それ以外のところもちゃんとできるようになるだけで,ものすごく価値ある選手になるし(そして,それは競技力にも返ってくるし.筑波大バドミントン部は,そういう環境を提供できる),非常に優秀な人でも,社会的というか,人間的にもちゃんとしてないと,厳しいことになるわけです.
一芸に秀でると言いますが,それだけではだめってことで,実際,一芸に秀でて,かつ,一芸だけではない人が最終的に成功するんだと思います.
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疲れたら休むってことなんですが,仕事がある平日は,そうは行かないのですが,予定や差し迫った〆切がない週末とかは,実験というか,ある意味,徹底的?にそういうことを試すことができます.
具体的には,目覚ましをかけずに寝て,目が覚めたら起きるってことなんですが,目が覚めても起きる気にならなかったらまた寝ればいいし,起きて朝ご飯作って食べて,まだちょっとしんどいと思ったらまた寝ればいいわけです.
で,寝て起きて何かする気になったらすればいいし,何かしてしんどくなったら寝て起きて何かする気になったらやって,ご飯を食べて眠くなったら寝て起きて何かする気になったらやって,ということを繰り返すってことですかね.まさに食っちゃ寝というか自堕落な生活って感じですが,記録を付けているのでわかりますが,結果的にそこそこの活動度です.午前中や昼間や夕方や夜とか,何度も寝ることもあるのですが(でも,この4つの時間帯の全部ってことはなくて,多くても2つか3つ),寝る時間になるとちゃんと眠くなるので(ていうか,眠くならないのなら寝なくていいってことですし),それも問題ありませんし,何より体が楽です.
これで活動度というか,結果も出るのなら,こんな楽なことはないですし,今の仕事をリタイアしたら,実際,そうできるわけで,これですかね.
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最近よく,C国の不動産がやばい,リーマンショック以上になるとか言ってますが,C国の不動産がやばいのは,今に始まった話ではないですし,過去のことを考えると,やばいと言ってる時は,何も起こらないことが多いです.実際,リーマンショックもサブプライムローンがやばいと言ってる時は,何も起こらなくて,何も言ってない時に,ある日突然でしたからね.
それは,理由があって,ほんとにやばいことになるときは,こっそり事を進めて,それなりの準備ができてから,ってことなわけですからね.山一證券とか,大きな会社が潰れるのも,「ある日突然」だったわけで,でも,実際は,「ある日突然」なわけありません.
なので,やばいのは,今じゃなくて,何とかは忘れた頃にってことですかね.まあでも,こっそり事を進めることに失敗することもありますし,事態が急に進むこともあるので,必ずそうとは限りませんが,大概はそうなんだと思います.
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50くらいの人なのかな,マラソンで言えば,もう折り返してるんだから,死に向かって走ってるわけで,と言ってました.
どこかで書きましたが,半分を過ぎると,これまでの時間の長さから残り時間の長さがどのくらいか感覚的にわかるので,上の言い方をきいて,一瞬,なるほどと思ったのですが,細かい(笑)突っ込みをすると,それは,折り返しコースの場合ですよね.じゃあ,折り返さないワンウェイのコースならどうでしょうか?
そう,最初から(生まれた時から)死に向かって走ってるわけです.そして,それは,動かしようのない事実です.でも,マラソンなら42.195kmは,決して短くはないし,人生は,もっと長いわけで,その間,どう過ごすかは,やはり,重要でしょう.
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今朝,家を出ようとすると,ドアのポストに何かささっています.見ると,新聞ですね.おそらく,配達員が間違えたんでしょう.郵便物のように宛先があれば,届けるんですが,新聞の場合は,どうしようもありません.
で,さしっぱなしだと,留守だと思われて防犯上よくないので,玄関先に放り込んで,夜,帰ってきて,折角なので,読んでみました.新聞を読むのは,何十年ぶり?(笑)
学生時代は,ずっととっていて,就職して○○を始めて,日経新聞をしばらくとってて,でも,「そういうやり方」をしなくなって,とるのをやめて,なので,もう30年くらい新聞はとってないですかね.ウェブサイトは,時々見ますが,これもそんなに見ないですかね.
で,ちょー久しぶりに新聞を読んだんですが,読むところないですね.つまり,新聞を読んだと書きましたが,実際は,読んでないわけです(笑).
でも,ものすごい量の文章だし,これを毎日発行してるわけで,ものすごい労力だと思うのですが,労力に見合ったという言い方はどうかと思いますが,どうなんですかね.昭和というか,時代遅れとは言いませんが,おそらく,新聞社もインターネット一本にして,購読料を格安にして,というようにしたいんじゃないかと思いますが,年配の人は,やっぱり,新聞(紙媒体)ってことで,ある一定の購読者数がいるうちは,やめられないんですかね.
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新聞の発行部数を調べたところ,
日本新聞協会が発表した2022年10月時点の新聞発行部数は3084万部。 1年前に比べて218万部、率にして6.6%減少した。 新聞発行のピークは1997年で、その時の総発行部数は5376万部。 |
だそうです.ピーク時の半分近くということなんですが,まだかなり発行されていて,ちょっとびっくりしました.これじゃあ,やめられないですかね.でも,読んでる人は,どのくらいちゃんと読んでるんですかね?
何となくとってる人が多いと思いますし(私もそうだった.やめたのは,当時まだ学生だったN先生に言われたからだと思う),会社とか大学とか組織でとってる場合も多いんだと思います.
確かに紙媒体には,紙媒体のいいところはあって,電子データだとどこにあるかわからなくなることもあるし,地球磁気異変とかが起こって,電子データが全部消えるとかもないこともないというか,私自身,新聞は読んでないですが,昔のことを調べるのに図書館の縮刷版は,かなり使っているので,そういうものは必要ですが,毎日,何千万部も刷って,大量頒布しなくてもいいとは思うんですよね.
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2017年5月のあたりを読んでるのですが,日運とは別に,来るべき経済危機に備えて,資産を守るにはどうしたらいいかという記事が多いですね.日持ちがする生活必需品がいいというのも書いてますが,これは,未だに解がないです.
それで,次善の策として,外貨と商品(先物)ということで,とりあえずは,資産の1/10を外貨ということだったんですが,1/10では全然だめということに気づいて(ほんと間抜け),外貨1/3,商品先物1/3という感じになって来てるんですが,五大商社株はまだですね.あと,VIX指数先物も検討したみたいですが,この段階では,まだ使えねーとか言ってます.
読んでて,正直,ちょっとうざい(笑)んですが,このサイトの目的は,自分で書きながら考えて,より楽しく生きる方法を見出すというようなことなわけで,資産を守る的に言えば,ここで書いていろいろ考えて,資保が始まって,その結果,大きな利益を生むことになったというか,実際,その後,円安,物価高が進んで,資産が目減りするところを守ってお釣りが来たということなので,意味があったということですかね.
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少しずつ確実に涼しくなってきてるとは思いますが,まだまだ暑いですね(と言っても,一日のほとんどを空調が効いた室内で過ごしているが).
今年は記録的猛暑ということになると思うんですが,ある意味,結構な話というか,地球温暖化が問題とか言ってますが,温暖化はまだよくて,ほんとに怖いのは,寒冷化だと思うんですよね.
理由は,単純で,温度が高い方がエネルギーが高いからです.もはや地球温暖化ではなく,地球沸騰化だと言った人がいましたが,ほんとに沸騰してるのなら,それでタービン回して発電できますよ(笑).つまり,うまく利用すれば,エネルギーを取り出せるということもありますし,実際,再生可能エネルギーってそういうものですよね.
でも,寒冷化が起こると,エネルギーを作り出さないといけないので,大変です.地球温暖化対策とか言って,温暖化ガスを減らして,寒冷化が起こって,地球が真冬にコートを脱ぐようなことにならないといいですけどね.
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自分のためだけには頑張れないと言ってる(30くらい?の)人がいました.
そうですね.このサイトで何度か書いていますが,私も30を過ぎたあたりでそんな感じになりました.でも,今はちょっと違うかな.
それは,また自分のためだけには頑張れるようになったわけじゃなくて,誰かが自分を必要としてくれることもなくなり,(もうすぐ定年で)世の中や社会から必要とされることもなくなるわけで,自分のためだけには頑張れない,とか言ってられなくなったってことですかね.
そもそも,誰かのために頑張るとか言っても,誰かのためにと思えば頑張れるってことは,結局,自分のためってことですからね.
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そろそろピアノプロジェの曲目を決めないといけない頃で,一応,考えているものはあるのですが,その中にプロコフィエフのピアノソナタの6番があります.今年は,プロコフィエフのアニバーサリー(没後70年)で,1楽章は,何度も弾いてるし,全曲弾くことも考えたんですが,ラフマニノフも生誕150年で,何か弾くということで,3, 4楽章を弾こうと思ってました.
でも,4楽章は,大変な難曲で,でも,その割には,はまる感じもあって,いつもなら弾いちゃうと思うんですが,それだとこれまでと変わらないというか,また破綻するというか,そういうのは,もうやめることにしたことを思い出しました.
要は,ピアノが変わっても,どういうピアノでも何とか弾ける曲ということなわけで,それは,難易度とはまた別の条件があって,6番の4楽章は,その条件を満たしていないと思うんですよね.
普段弾いてて効力感を感じるかということもありますが,本番で,どのくらい安心感をもって弾けるかということで,そういうことからすると,「もう短距離走はしない 」,要は,全力疾走するような曲は,もう弾かないってことですかね.
そして,そういう感覚は,ピアノ以外にもありますね.
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いろんな条件を満たす,非常に限られた曲しか弾かないというのは,極端な言い方をすると,もう「ピアノを弾いています」とは言えないということかもしれません.
もちろん,これまでも,弾きたいと思った曲,弾く気になった曲しか弾いてないわけですし(例えば,コンクールとか学校の課題曲とか,弾かないといけない曲は,中二でピアノの先生に就くのをやめてから弾いたことがない),どのみち,限られた曲しか弾いてないわけですが,それでも,大学4年くらいの時に,弾く気になりさえすれば,どんな難曲でも(弾けなくても)弾いたわけで,そういう感覚がなくなったってことでしょうか.
逆に言うと,つい最近までそういう感覚が残っていたことが驚きかもしれません.具体的には,ゴドフスキーのジャワ組曲を弾いた時は,どういうわけか,この曲しか弾く気にならず,でも,弾けないのなら弾けないわけですが,それでも弾いちゃったわけですからね.
でも,弾く気にならない曲も含めていろんな曲を弾かないといけない職業ピアニストでないのなら,それでいいというか,それが本来なのかもしれません.そして,いろんな条件を満たす,非常に限られた曲しか弾かないとなると,弾く曲がなくなると思ったんですが,自由になればなるほど不自由になるの逆で,そういう曲は,思いの外ありそうな気はしています.
とは言え,毎日のように曲探しをしても,そういう曲が見つかるのは,年に数曲って感じですが,今弾いてる曲もありますし,年に数曲,新曲を弾いていくだけで大変なので,それでちょうどいいのかもしれません.
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もちろん,これからどうなるかはわからないのですが,今の感覚としては,今弾いている曲以外で,既に知っている曲や過去に弾いた曲は,もう弾かない気がします.それは,単純に,それらの曲が弾くためのいろんな条件を満たしていないからです.つまり,今私が弾ける曲は,今弾いている曲だけってことですね.
これじゃあ,やっぱり,もう「ピアノを弾いています」とは言えないですね.まさに,0から出発したという感じですが,年に数曲ずつ,そういう曲を溜めていくということでしょうか.
条件については,既にどこかで書きましたが,弾く気になる,それも演奏会で弾いたら終わりではなく,持続的に弾いて行く気になる曲ということもありますし,ピアノに依存しない,つまり,電子ピアノでも弾ける曲というか,余裕をもって弾ける曲というか,そこまで練習する気になる曲ということはあって,そうすると,いわゆる難曲は,もう弾かないことになりますかね.
個人的な好みとしては,古典やロマンよりは,近現代というか,何か新しい要素が入っている曲ということがあるので,いわゆる有名曲も弾かないと思います.でも,編曲物は,編曲という新鮮味はあるので,そういうものは,対象になりますかね.近現代も十二音やセリー系もそうですが,激しさというか破壊的なものも,もうしんどいですかね.
音楽的なことも関係ないですかね.つまり,非常に音楽的に優れていても条件を満たさなければ弾かないことになりますし,音楽的にどうよというものでも,弾く気になれば弾くということでしょうか.いわゆる「クラシック」という枠組みにも拘りはないですし(でも,いい曲と思わなければ,弾く気にならないと思いますが),近現代でもポピュラーというか割と聴きやすいもので弾きやすいものがいいですかね.
あとは,長い曲は,もう弾かない気がします.それは,1時間とか30分とか,そういうレベルではなく,10分でも長くて,2, 3分,長くても5分って感じでしょうか.もちろん,そういう短い曲が集まった(長い)曲はあるので,それは,対象になりますが,その全曲が対象になる確率は高くはないでしょう.
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こんな感じなので,ピアノに関しても,防音室付きのグランドピアノなんか勿体ないというか,必要ないってことでしょう.
そういうこともありますが,私が今もってるピアノがタッチが重いということもありますが,弾いててもうしんどくなってきたということはあります.
でも,フィジカルがあった若い頃は,このピアノが合ってたと思います.でも,歳をとってフィジカルが衰えて,弾く曲も弾き方も変わって来たというか,やっぱり,ピアノを弾いてるって感じじゃなくなってきたってことですかね.
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自分のためだけには頑張れない,とか言ってられなくなったってことですが,要は,あきらめが肝心ってことですかね.
でも,若い頃は,なかなかあきらめられないというか,実際,仕事はあるし,好きな人ができて結婚とかして子供ができたりということもあるかもしれませんし,仕事をすれば,評価されたいとか,稼いでいい暮らしをしたいとか思うんですかね.
私は,そういう俗的?な欲は,あまりなかったんですが,そういうのがほぼほぼ終わってしまうと,何かに取り憑かれていたというか,目が覚めたというか,一体何だったんだという感覚はありますかね.
やる気三要素的に言えば,報酬や人との繋がりってことなんでしょうが,無敵なのは,やはり,内的熟達で,だとすると,何かやりたいことを見つけて,上で書いたような俗的?なこととは無縁に内的熟達的に生きることもできたかってことなんですが,私の場合,やりたいことを仕事にしたので,内的熟達的なことに報酬や人との繋がりもくっついてきて,それは,仕事以外にやりたくてやってきたことも同様で,でも,あくまで結果的にそうなったってことで,本質は,やはり,内的熟達で,であれば,人生の終盤で,定年とかで報酬や人との繋がりを失っても,何とかやって行けるはずというか,背に腹は代えられないので,そうするしかないってことですかね.
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防災研の建築系の飲み会で四条に行ったので(でも,ビッグサプライズが...),少し時間があったので,その前に三条の十字屋で(少し高級でハンマーアクションが入ってる2, 30万くらいの)電子ピアノを触ってきました.
下調べをして,カシオのGP310(510は共鳴板が付いてるということですが,音は出さないので関係なし),とヤマハのCLP-745かなとは思ってました.
まず,地下に行ってCLP-745を触ってみたんですが,全然あかんやん.これじゃあ今の7万円のと大差ないかも.でも,しばらく弾いてると,まあちょっとは違うというか,安定性みたいなものは,少しはあるかなという感じでしょうか.で,隣にカワイのCA401というのがあって,そっちの方がいいかもと思いました.
で,GP-310がないので,5階に行ったんですが,置いてないですね.つまり,GP-310には触れずです.でも,ヤマハのもっと高い電子ピアノはあったんですが,どれも全然だめですね.それで,グランドピアノがずらーっと並んでいるので,ちょっと触ってみました.すると,どれもめちゃめちゃタッチが軽くて,それこそ,CLP-745みたいです.今ってこんな感じなの?
で,もう1回,地下に降りてきて,CLP-745とCA401を触ってみたんですが,CA401がいいかもと思ったんですが,大差ないかもしれません.
てことで,思ったよりよくないというか,今の7万円のものとそんなに大きくは変わらない感じです.でも,GP-310に触ってないので,それに期待しないでもないですが,大差ないような気もします.やっぱ,電子ピアノじゃだめかあ.いや,どのみち電子ピアノなんだから,今の7万円の奴でOKってこと?
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ラグビーのWCが始まって,開幕戦のフランス対ニュージーランドは,フランスが勝ちました.オールブラックスが1次リーグで負けたのは,史上初ということらしいですが,いいんじゃないですかね.
試合前に相手を威嚇するようなチームは,勝つべきではないし,そういうことをするのを早く禁止にしてください.
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最近は,グランドピアノを弾くのは週一くらい,電子ピアノも週数回って感じで,今日もグランドピアノを弾いたのですが,それだと,やっぱり,グランドピアノを弾くとタッチが重く感じて,弾いてて,結構,しんどいですね.これをどう考えるかです.
やっぱり,週一グランドピアノではだめなのか,それとも,今のグランドピアノのタッチが重くて,一方,どこか人前で弾くとしても,今はどのピアノもタッチは軽くて,タッチが重いピアノで弾けるようになることに意味なくなってるかもってことです.
ていうか,そもそも,どういうピアノを家に置くのがいいかをゼロベースで考えた方がよさそうです.
一つの考えとして,どこか外で人前で弾く時のピアノがタッチが軽いのなら,それに合わせておいた方がいいということで,タッチが軽い電子ピアノを買ったのは,そういうこともあります.でも,電子ピアノは,やっぱり,グランドピアノとは全然違うし,だとすると,タッチが軽いグランドピアノ,もっと言えば,一番弾く機会が多いスタインウェイに買い換えるというのが一番いいのでしょうか.
でも,一概にそうとも言えなくて,まず,今のピアノもそうですが,いくら防音室があるとは言え,外に全く音が漏れないわけではないので,夜遅くは弾けないわけで,仕事をしている以上,それだと弾ける日が限られてしまいます.それなら,防音室ごと買い換える,あるいは,引っ越して,一軒家を買って完全防音の部屋を作るかと言うと,そこまでするほどピアノを弾いてるわけでもないですし,そもそも,私の技量でそこまで必要とは思えなくて,逆に弾かなくなるような気がするんですね.
なので,現実的には,電子ピアノの中で一番グランドピアノに近いものということなんですが,これはこれで,思いの外,厳しくて,どうしたものかということです.
で,ここで思うのは,原点に帰って,何のためにピアノを弾いてるかってことです.
人前で弾くことを前提に考えれば,その時弾くピアノのことを考える必要がありますが,そんなことより,普段,効力感をもって練習できることの方が今の私にとっては重要で,そういう意味で,夜遅くでも弾ける電子ピアノに分があるところはあるわけです.
そして,少なくとも今のグランドピアノは,弾いててしんどいので,今の電子ピアノの方が弾くハードルが下がることは確かで,でも,今の電子ピアノは,物足りなさはあるわけです.
だとすれば,もっとタッチに手応えがある電子ピアノということになるわけで,それは,タッチがグランドピアノに近いということもありますが,それより,単純に弾いてて気分がいい,つまり,「私が弾きやすい」ということが重要なのかもしれません.
先日,十字屋でいろんな電子ピアノやグランドピアノを触って,グランドピアノのタッチが軽くて,電子ピアノみたいで,よくわからなくなったのですが,「私が弾きやすい」ということなら,判断はしやすいと思います.
とにかく,まだGP-310に触ってないのと,C3とかのグランドピアノもちゃんと弾いてみたいですね.来週は建築学会で,調べたら近くに島村楽器があるみたいなので,ちょっと行ってみますか.
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メディアでは,某男性アイドル事務所の既に亡くなった創業者の性的虐待でもちきりで,大問題なのは言うまでもないですが,ここまで問題を放置したのが驚きですし,社長を元アイドルにして記者会見を開いたみたいですが,虐待した本人の名前が付いた会社名をそのまま残すというのは問題外で,彼らが考えているのは,会社として悪いことをしたからそれを償うというよりは,何とか好感度をキープして自分達の既得権を守って金儲けを続けようということでしょう.
そもそも,男性アイドルもそうですが,そういうセックスシンボル的なもので商売をする,しかも,多くは未成年から仕込んでるわけで,それがアンダーグラウンドではなく,芸能界のど真ん中で堂々と活動して牛耳ってすらいるというのがどうかしています.それを支えているのは,ファンと言われる人達で,それが異常ということにそろそろ気づいたらどうでしょうか.
つまりは,某男性アイドル事務所の問題は,もちろん,非常に大きいですが,もっと大きくは,(未成年の)若くて綺麗な人間を利用して金儲けをする悪い大人とそれに騙される今の日本の(一部の人間の?)民度の低さの問題ということでしょう.
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あと思ったのは,どこかで書いた「死後の世界」のことです.
それは,いわゆる死後の世界のことではなく,自分が死んだ後も,自分のことを知る人が生きてるうちは,ある意味,自分は生き続けるということで,それは自分にとって,まさに良し悪しなのですが,そういう側面は避けられなくて,何か悪いことしても,死んだらもう関係ないってわけはなくて,今回の某男性アイドル事務所の創業者のように「生き恥をさらす」ことになるわけです.
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宇都宮LRTのその後ですが,乗りました的な報告?は,まだ結構あるんですが,そんなことより,肝心なのは,渋滞がどのくらい緩和したかです.でも,あまり変化がないという感じみたいです.
それで,今日,宇大の中澤先生と飲んだのできいたんですが,めちゃめちゃ混んでるらしいです.一見すると,利用者が多くて,結構な話みたいですが,観光気分で乗りに来てる人が多いみたいで,地元の人は,乗れてないというか,落ち着くまで当分は利用しない(できない)みたいな雰囲気もあるみたいで,てことは,宇都宮LRTは,実質的にまだ開業してないってことですね.
ていうか,宇都宮LRTは,観光目的で作ったものではないので,観光気分で乗りに行くのは,やめましょう.
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建築学会大会が始まったのですが,会場は京大で,家から通えるので楽なもんです.
それで,共同研究者や学生の発表は,午後からなので,お昼くらいにGP-310を触りに行ってみました.場所は,島村楽器ではなく,山形大の汐満先生が丸太町(なので京大からも近い)に旭堂楽器店というところがあって,GP-310が展示してあると教えてくれたので,そこに行きました(彼も付いてきたいと言って付いてきた(笑)).ここはピアノ専門で,ピアノは,十字屋より充実してました.
着いて,早速,GP-310に触ってみたんですが,こんなもんかというかCLP-745とかCA401とかと大差ないですね.やっぱ,電子ピアノじゃだめかあ.
てことで,基準となるグランドピアノというかC3(のサイレントは置いてなかった)はどうかと言うことで,弾かせてもらったんですが,驚きました...全然,軽くないじゃん.これなら,家にあるG3Eとほとんど変わりません.ベヒシュタインとかスタインウェイとか他のグランドもいろいろ弾かせてもらいましたが,どれもそうですね.
てことで,またよくわからなくなってきたんですが,言えるのは,家のピアノはタッチが重いと思っていたけど,全然そんなことはないということで,これでグランドピアノを買い換えるというのは消えました.
とすると,問題は,グランドピアノを弾くのがしんどくて弾く気にならないってことで,グランドピアノに近いというよりは,弾いててしんどくないもの,私が弾きやすいと思うもの,弾いてて効力感を感じるものということになります.夜遅くでも弾けるということで,C3のサイレントも考えたんですが,タッチの重さは,C3と変わらないので,これも消えます.
もちろん,本番は,グランドピアノになりますが,週末は,グランドピアノで練習して,1ヶ月くらい前からもっと頻度を上げて調整すれば,何とかなるというか,それ以前に,普段の日々の練習で弾く気にならないのでは,話にならないわけですからね.
ということで,GP-310とCLP-745とCA401のどれかということになります.この中では,CA401がいいかもと思ったんですが,旭堂楽器店には,旧機種があって弾いてみたんですが,最初は,ちょっといい感じもしましたが,しばらく弾いてると,大差ない感じです.
ただ,鍵盤の感触は,CLP-745は,ヤマハのピアノに近くて,家のG3Eにも近いのですが,これは,違う鍵盤の感触のものの方が感覚の慣れを作らないという意味では,そうでない方がいいのかもしれません.逆にGP-310は,黒鍵がちょっと尖ってる感じが本番で弾くことが多いスタインウェイにちょっと近い感じがしました.
まあでも,どれがいいかは,ちょっと弾いたくらいではわからなくて,それこそ家に入れて1ヶ月くらいしないとわからないところもあるのですが,思ったのは,ヤマハとかカワイとかグランドピアノを作ってるメーカーの場合,もし電子ピアノでグランドピアノが再現できちゃったら肝心のグランドピアノが売れなくなるわけで,本気で電子ピアノをグランドピアノに近づけようとは思わないだろうなってことですかね.
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その後,午後の発表をきいて,夜は,地震研関係の集まりでした(大会で直接集まるのは,金沢以来なので4年ぶり).終わって,みんなホテルに帰るって感じですが,自分だけ自宅に帰るというのが何か変な感じでした(笑).
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話の中で,地震研時代のいろんな学生がその後どうしてるとかどうなったとかいうことが出てきたんですが,多くは,ちゃんと就職してちゃんと働いてる中,すったもんだしてるのもいて,何やってんだかというか,それでも何とか生きてるという感じで,何とか生きて行けるのなら,そういう波瀾万丈?の人生も面白いかもと思いました.
でも,そう思って,そう言ったのですが,やっぱり,そうでもないですかね.それは,そういうのは,やっぱしんどいというか,いろんなトラブルがあって疲弊すると思ったこともありますが,そういう生き方では「小宇宙」ができないなと思ったことがあります.
このサイトで,たった一つのことに打ち込むことについて,何度か書きましたが,それは,将棋でもバドミントンでもピアノでも何かの分野の研究でも何でもいいんですが,そういうことに打ち込むことによって,小宇宙みたいなものが自分の中にできることは,ほんとにかけがえがないというか,それは,そういうものができた人にしかわからないわけで(そういう意味では,どんなに打ち込んでも小宇宙みたいなものができないものが多いので,そうでないものに打ち込む必要がある),私自身は,そういうものをいくつかもつことができたと思うので,やっぱり,ラッキーでしたかね.
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そんな感じで,いい人生だったなと思うのですが,そういう人生も,もうすぐ終わるんだなとも思いますね.
もちろん,もうすぐと言っても,まだ何十年か続くのかもしれませんし,そもそも,人生が終わること自体,それはそれでどこかほっとするところもあるわけで,ニュートラルということは何度か書きましたが,終わるんだなとは思います.
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そもそも,グランドピアノって何なんでしょうね.
起源を遡れば,ピアノは,元々全部グランドピアノで,でも,でかいので,省スペースということで作られたのがアップライトピアノで,つまり,ピアノは,本来,グランドピアノで,ピアノを弾くのならグランドピアノなのが当たり前で,電子ピアノなんかもってのほかということでしょう.
でも,グランドピアノの発達の歴史を考えると,どんどん巨大化,爆音化して来ていて,それは,何千人という大きなホールで大観衆の前に大音量(実際は,音量より遠くまで届くことが重要)を出すためで,弾く人にはフィジカルの負担が大きくなってきてる一方,数十人程度のサロン的演奏会,ましてや,家で弾くのにグランドピアノというのが逆に不整合なところも出てきてると思うんですよね.
つまり,そういうのにちょうどいいサイズがあるわけですが,家で弾くのは言うまでもなく,サロン的演奏会でも,グランドピアノは,キャパオーバーのことが多いです.でも,左右の幅を変えられないので,現の長さを変えるしかないのですが,弦は長い方がいいので,そこのところの最適解がなくなっているというのが現状でしょう.
そうすると,そういう現実に合わせて,ある程度の大きさのグランドピアノを本番では弾かないといけないのですが,じゃあ,本番を想定して家でもグランドピアノというのが普通の考えなんでしょうが,それがどうよという感じがしてきたんですね.
まず,本番と練習は違います.いや,違うから練習で本番に近い状況で,というのもわかるんですが,毎日,本番だと疲れませんか? 例えば,サッカーやラグビーの試合,あるいは,野球のピッチャーが毎日本番(試合)だったら,壊れてしまいますよね.しかも,練習は,本番より時間が遥かに長いし,強度が高いこともあるので,なおさらで,歳をとったら,さらになおさらです.
逆に練習に比べれば,本番なんか一瞬なので,強度が高くてもいいわけです(練習は本番のようにというのはあるが,本番は練習のように,とは行かないし,それでいいということ).
一方では,練習は,本番より強度が強いところもあって(スポーツで言えば,トレーニング的なこと,ピアノで言えば,繰り返し練習とか),それ以外の負荷を減らす必要がある,ピアノなら,タッチを軽くするなどの負担軽減は,意味があるかもというか,もうそうしないとしんどくて練習できないというか,背に腹は代えられないってことでしょうか.
とは言え,本番は,グランドなので,全く弾かないわけにも行かなくて,その頻度の最適化,マネージメントの問題ということでしょうか.
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でも,小宇宙って何でしょうね.具体的に説明するのが難しいので,こういう比喩的な表現を使ってるのですが,それはそれで誤解を招く(でも,誤解されても別にいいけど)ことも多いので,ちょっと説明すると...
小宇宙なのですから,宇宙なわけで,「○○の世界」みたいな感じでしょうか.「将棋の世界」とか「ピアノの世界」とか「バドミントンの世界」とか「地震動の世界」みたいな.宇宙は,一見すると複雑怪奇ですが,何かの物理則に支配されているというようなこともあります.
それは,将棋が趣味,ピアノが趣味とかいうのとは,違うの?ということなんでしょうが,全く違います.要は,そういう領域まで到達したかということですかね.
じゃあ,プロ棋士になれば,音大に行ってピアノで飯を食って行けるようになれば,バドミントンで全国大会上位くらいに入れば,研究者として身を立てられていれば,そういう人の中に小宇宙があるかというと,これも関係ないですかね.
さすがに藤井聡太レベルで小宇宙がないことはないと思いますが,オリンピックの金メダリストや世界チャンピオンでも,プロスポーツ選手でも怪しい人はたくさんいますし,ピアニストもそうですかね.研究者だって,「職業研究者」には,小宇宙はないでしょう.
逆に,レベル的には大したことなくても,そういう領域に到達することはあって(でも,ある程度のところまで行くのは不可欠),じゃあ,それは何かというと,「自分で作ったか」ということですかね.だって,小宇宙は,自分の中にあるものなので,自分で作るしかないからです.そして,それに必要なのも考えることですかね.
学術,芸術,スポーツのような高尚なものでなくても,ディズニーとか宝塚の世界とか,巨大ダムの世界とか,アイドルの世界とかでもいいとは思いますが,インプットだけではなくアウトプットができるか,人に与えられるものではなく,自分で作っていけるものかということは大きくて,それによって,小宇宙の奥行きというか,どこかでそれ以上は進化しないか,どこまで行ってもきりがないか(一生楽しめるか,どこかで飽きるか)は全然違ってくると思います.
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某男性アイドル事務所ですが,次々と契約解除の企業が出てきて,当然というか,少しはまともに社会が動いてる感じはします.
事務所としては,とにかく生き残りに必死ということなんでしょうが,先日の会見で,現時点で性暴力を繰り返していた創業者の名前を冠した会社名を変えるつもりはないと言った時点で,あまりに当然の最低ラインすらクリアできなかったわけ,そこで終わったということでしょう.そうならなければ,日本がとんでもない社会ということになるわけで,事務所サイドがそれがわかってないのなら,会社として存続することはできません.
所属タレントに罪はないというのは,その通りですが,それなら,今の会社で建て直しを図るのではなく,一旦解散して,上層部を全部入れ替えて,新しい会社で出直せばいいじゃないですか(被害者への補償も別組織を作ってやればいい).そうしないということは,所属タレントのことを考えてるのではなく,上層部が自分達の生き残りしか考えてないということでしょう.
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阪神,優勝したんですね.18年ぶりということですが,日本一には,なってないので,日本一は,(あの)1985年が最後ってことですかね.1985年というのは,バックスクリーン3連発のまさに(阪神にとって)歴史的?な1年で,でも,ライオンズにとっては,悪夢とは言いませんが,まさに苦々しいシリーズで,あれ(とブライアントの3連発)がなければ,ジャイアンツのV9を超えるV10も夢ではなかったのに,とは,どこかで書きました(かね?).
予想通り,オリックスとの関西シリーズになりそうですが,戦力的には,オリックスの方が上だとは思いますが,それは,1985年のときもそうだったと思うので,あの時のような勢いで(38年ぶりに)シリーズも制することができますかね?
そっか,CSがあるんですね.でも,セもパもこれだけ独走して優勝して,シリーズに出られないなんてことあっていいんですかね?
うん? あれから38年も経ったってこと? ついこの間のような気もするんですけどね.人生なんて,あっという間ですね.
建築学会大会も明日で終わりで,今日の地域交流会+懇親会で3夜連続飲みも無事?終わりました.もちろん,楽しかったのですが,普段,そんなに飲まないのに3夜連続飲みで大丈夫かなと思ってましたが,まあ何とか乗り切り?ました.
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建築学会大会が終わったんですが,ほんと大したことしてないのですが,やっぱり,なんか疲れました.
連日飲みということはありますが,会場は京大(吉田)だったので,家から通えるし,電車で30分くらいのものですが,変な話,その往復だけで疲れたみたいな感じです.でも,電車に乗ってる時は,ほとんど座ってるわけで,じゃあ,何に疲れたかというと,駅まで歩くのに疲れたってこと?(暑いってこともありますが)
距離的には,歩く距離は,家から駅までが800m,出町柳から会場までが1.2kmくらいなので,片道2km,往復4km,今日は,2往復したので8kmですね(+楽器店に行ったりとか).つまりは,今日は,駅まで歩くだけで1万歩くらい歩いたことになるのか.
普段,ほとんど歩かないので,脚力というか,歩く力が弱ってる?
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あと,右股関節の具合もあまりよくないです.
最近,ストレッチ的なことをしていて,少しいいような感じもしていたのですが,歩いてよくなくなった感じです.
でも,何度か書きましたが,股関節じゃないような気もするんですよね.股関節の位置は,腰骨に近い外側だと思いますが,痛いのは内側の脚の付け根のところですからね.
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要は,普段,いかに自堕落な生活をしてるのかってことですよね.
だって,家と大学の距離は,徒歩数分なわけで,仕事と言っても,涼しい部屋でずっと座ってるわけで,でも,座りっぱなしはよくないので,時々体を動かすようなことをしても,運動強度は全然なわけですからね.
多くの人は,通勤で30分くらいはざらというか,それでも短い方なんでしょうし,そうすると,ここ数日,私が会場に通ったくらい以上は,毎日体を動かしてるというか,歩いてるわけで,仕事で体を多少なりとも動かすのならなおさらでしょう.
問題は,これをどう考えるかです.これじゃまずいからもっと体を動かすようにしなきゃ,というのが普通だと思うんですが,果たしてそうなのかってことです.何度か書いているように,体は消耗品なので,過度に動かすことは,老朽化を進めるわけで,1日1万歩は,「過度」でしょう.
でも,いくらなんでも30分くらい(2, 3kmくらいか)は歩けるくらいのフィジカルは,ないとまずい?
でも,30分歩く必要がなければ,そんなフィジカルなんか必要ない,一人でしっかり自活していけるということなら,部屋の中を自分の脚で移動できれば充分という考え方もあるでしょう.
まあでも,最終的にそのくらいが最低ラインとすると,これから歳をとって衰えていくので,今そういう状態で,それをキープして行くのは厳しいでしょうから,安全率というか,負勾配の切片的に余裕がある状態ってことはあるのかもしれませんね.バドミントンやスキーもまだやるでしょうからね.
でも,トレーニングとか1日1万歩とかは,やり過ぎだとすると,ちょうどいいポイントはどこかってことですね.でも,今より,もう少し上なのかなとは思いました.
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あと思ったのは,「靴を履くのがよくない」ということです.
私は,普段はほとんど(一見すると革靴に見える)サンダルなのですが(冬も),時々靴を履いて歩くととても疲れます.
サンダルと靴の違いは,足の指が開いているかどうかです.足の指が開かないと脚に力が入らない感じで,歩いていてとても疲れます.
革靴だとそうなんですが,じゃあ,スニーカーのようなものならいいのかもとも思ったんですが,おそらく足の指が開かないという点では同じですね.
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小宇宙ですが,
学術,芸術,スポーツのような高尚なものでなくても,ディズニーとか宝塚の世界とか,巨大ダムの世界とか,アイドルの世界とかでもいいとは思いますが,インプットだけではなくアウトプットができるか,人に与えられるものではなく,自分で作っていけるものかということは大きくて,それによって,小宇宙の奥行きというか,どこかでそれ以上は進化しないか,どこまで行ってもきりがないか(一生楽しめるか,どこかで飽きるか)は全然違ってくると思います
と書きましたが,それは,あくまで自分の中に小宇宙を作りたいのなら,そういうことに効力感を見出せるのなら,という話です.
小宇宙なんか作らなくても,楽しく気分よく生きて行ければ,それでいいと思いますし,小宇宙を作らなければいけないということはありません.これも,結局,素養の問題で,そういうものに興味がないのに無理してもハッピーになれるかどうかはわかりません.でも,いろんなものに接する中で,興味をもつという感覚は重要だと思いますけどね.
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ヤマハとかカワイとかグランドピアノを作ってるメーカーの場合,もし電子ピアノでグランドピアノが再現できちゃったら肝心のグランドピアノが売れなくなるわけで,本気で電子ピアノをグランドピアノに近づけようとは思わないだろうと書きましたが,もっと具体的に言うと,サイレント機能ってありますよね.最初から付いてるものもありますが,10万円くらいで後付けもできます.
仕組みは,ハンマーが打弦するのを直前で止めて,センサーで電子音源を鳴らすというもので,30年前くらい前にC3のサイレントが付いたものを山野で弾いた時は,違和感があってやめたのですが,今は,改良されてるのかもしれません(されてないのかもしれません).
で,すぐにでも思いつくのは,じゃあ,サイレント機能「のみ」のピアノが作れるんじゃない?ってことです.打弦はしないので,弦もフレームも共鳴板も必要ないので,それこそ,電子ピアノと同じで,ハンマーアクションのところだけ,グランドピアノと同じってことで,それをそのまま使えばいいってことです.
後付けだと棒とかで止めるしかないですが,後付けでなければ,弦に近いけど音が出ないものに当てればいいし,その素材をいろいろ研究すれば,いいものができると思いますし,少なくとも電子ピアノよりは遥かにましというか,グランドに近いサイレント機能「のみ」のピアノなら,すぐにでもできちゃうわけですからね.でも,実際は,そういうものはないわけで,そこに何があるのかってことでしょう.
まあでも,実際のところは,グランドピアノを(ほんとに必要で)買う人で,タッチはグランドピアノで,音源は電子でいいという需要がないってことかもしれませんね.つまり,音源は電子でいいというような奴は,タッチもてきとーでいいやろって考えなんでしょうが,そこが違うというか,ピアノを科学的に捉えられてないと思うんですよね(科学では捉えられてない芸術的な何かがあると思ってるけど,本質的にそんなことはあり得ない).
じゃあ,そういうピアノがあったら,私が買うかですが,今はもう買わないですかね(笑).でも,理由は別にあって,それは,既に書いたように,日々の練習でタッチが重いグランドピアノを弾くのがもうしんどいからで,電子ピアノを買うのは,タッチが軽いからということなわけですからね.
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プロコフィエフのソナタの6番の第4楽章ですが,弾かないことにしようと思います(第3楽章だけ弾く).これまでのように一か八かで弾くのもありかもしれないのですが,もうそういうのはしんどいし,それなりに弾けたと思っても,後で録音を聴くと全然弾けてないことが多いですからね.
この辺のことについて,どこかで書いたと思いますが,要は,弾きながら自分で聴いた印象と聴く立場で聴いた場合のギャップで,上手い人は,そのギャップがあまりないと言われるんですが,私は,そのギャップがあるので,上手くないってことなんでしょう.
そうすると,それこそ自分の中で完璧に弾けたという感じでないと話にならないということになって,そうすると,弾く曲の難易度を落とさないといけないことになるわけで,そういう意味では,プロコフィエフのソナタの6番の第4楽章は,とんでもないレベルということになります.
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じゃあ,プロコフィエフのソナタの6番の第4楽章の代わりに何を弾くかですが,第3楽章で終わってもいいのですが,代わりの曲が見つかったということもあります.その曲は,以前から知ってるのですが,オケ曲で,でも,ピアノが全面に出てる曲なので,ピアノソロ編でも行けるんじゃないかと思って,探したらありました.
曲は,スヴィリードフの「ヴレーミャ,フペリョート」(時よ,前進!)です.
近現代的な響きもする中,メロディーは,とてもポピュラーで,それまでにない新しい音楽ということは全然ないですが,独特の躍動感というか,非常に強い個性は感じます.
でも,曲名からわかるように,ちょっと危ない雰囲気はありますよね.RシアがUクライナに侵攻してる現状なら尚更です.
でも,調べればすぐわかりますが,この曲は,戦争で軍が前進することを表現したものではなく,製鉄所の建設作業を描いた映画(時よ,前進!)の音楽として作曲されたもので,戦争とは関係ないですし,作曲も1965年なので,そういう時期に書かれたものでもありません(でも,プログラムに「時よ,前進!」と書くと,変な先入観をもたれる可能性はあるので,曲名は,ヴレーミャ,フペリョートとした方がいいですかね.ちなみに,英語表記は,Time, Forward!で,そんなに違和感はなくて,つまり,日本語訳がよくないんだと思いますが,他に代案があるわけでもありません).
そもそも,音楽と政治は,関係ないわけで,でも,実際は,ショスタコーヴィッチもそうですが,厳しい言論統制下の中で曲を書かざるを得なかったこともあったわけで,でも,ショスタコーヴィッチだけでなく,20世紀のロシアやソ連の音楽は,フランスと並んで非常に優れた作品を生み出し続けたわけで,政治体制のせいで評価が変わるなんてことはあり得ません.
ただ,スヴィリードフは,どちらかと言うと,大衆的な音楽を書いて,そういう曲が人気があった人で,でも,いわゆるクラシックの曲も書いています.
で,この曲ですが,なんとロシアのテレビのチャンネル1の夜9時のニュースのオープニングで30年以上使われていて,つまり,ロシア人でこの曲を知らない人はいないという有名曲なわけです.でも,世界的には,そんなに知られてないんじゃないですかね.
ピアノソロによる演奏も貼っておきます.
編曲は,かなりはまってて,オケ以上の迫力があるところもありますが(オケではウッドブロックの使い方がちょっと間抜けな感じがする),演奏次第ですかね.実際,この動画以外の動画は,どれもぱっとしません.てことは,そういう風に弾かないといけないんですが,(元)パワー系の私としては,最も得意とするところですが,もう歳なので,どのくらいエネルギーを解放できるかですかね.
で,早速弾いてみたんですが,とても弾きやすいです.何箇所か弾きにくいところはありますが,ほとんど初見で弾けたんじゃないですかね.でも,そんなに易しい感じはしませんよね.つまり,(ブラックアースのように)めっちゃコスパがいいのかもしれません.でも,繰り返し出てくる右が付点の動機は,私は弾きやすいですが,人によっては,弾きにくいと思いますし,このフレーズがこのテンポですぐに弾けないと,この曲は弾けないと思います.
ただ,この右が付点の動機ですが,何度も出て来る中で,その組み合わせが非常に複雑で(上の動画も何箇所か間違えてる.聴いてる人はわかんないと思うけど),でも,ちゃんとアナリーゼすると仕組みがわかるというか,よく考えられてると思いました.
あとは,あまり練習しないことも大事な気がしています.それは,この曲を100%で弾くと,指を痛めるのは確実で,つまり,電子ピアノでグランドピアノをイメージしながら抑えて弾いて,本番で爆発(笑)ってことですかね(でも,本番でも指を痛めたらそこから弾けないので,やっぱり,抑え気味にはなっちゃうかな).
具体的には,左の音型の一番下のeを右が鳴ってない時に鳴らすのが重要で,ピアノによっては,そんなに強く弾かなくても鳴るんですが(電子ピアノでは鳴る),かなり叩かないと鳴らないピアノもあって(家のグランドピアノでは鳴らない),本番のピアノ次第ってことなんですが,鳴らないと結構しんどいですね.ABACABのBの左の10度の連打もかなり負担が大きいです.
※左の音型の一番下のeを右が鳴ってない時に鳴らす方法ですが,右でとってみたら行けそうです.でも,結構なパズルにはなるかなあ.
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やや大衆的ということで,スヴィリードフと似てるところもあるんですが,オーストラリアのカール・ヴァインという作曲家がいます(1996年アトランタオリンピックの閉会式における2000年シドニーオリンピック紹介部分の音楽を担当したなど大衆的な仕事もしている).
最初に知ったのは,大分前ですが,ピアノソナタの1番で(作曲は1990年),ちょっといいと思いましたが,激難だし,弾くほどのこともないので,放置していたのですが,
その後,2番,3番と出て,これらは,1番ほど難しくないので,弾けるかなとも思ったんですが,そこまで弾きたいとは思わなくて(でも,3番のロンドは,練習したというか,ほとんど初見で弾けるのでそのうち弾こうと思っています),
4番が出て,これは弾きやすい(と思う)ので,そのうち弾こうと思います(が,ずっと引き続けるほとじゃないかな).
で,一番,面白いと思ったのは,アンナ・ランダ・プレリュードですね.譜面付きの動画もありますが
演奏は,こっち↓の方が上手いです.
最初の「小さな物語」は,弾きやすいと思ったのですが,途中から左のオクターブの跳躍がやばい(ほとんどピアノの右端から左端.それも左手)というか,相当体が大きくないと厳しくて,でも,私は体は大きいので(笑),何とかぎりぎり行ける感じでしょうか(上の演奏は,左でとるところを右でとってるけど,それはそれでかなり難しい).
曲は,どれも短いですし,何曲かレパートリーにしようと思っていますが,一番面白いと思ったのは,第11曲のフゲッタですかね.出だしは,いかにもという感じの古典的なフーガなんですが,だんだん崩れて行って,クラスターばしばし(笑)になり,最後は,爆発的に終わります.
↑は,ちょっと暴走気味というか,アバウトな演奏で,こっち↓の方がちゃんとは弾いてますかね.
この曲の後の第12曲「コラール」は,一転して,とても静かな,でも,ポピュラーで,いかにもという曲ですが,随所にちょっとしたスパイスというか,センスは感じます.
あとは,第7曲のDivertissement(幕間の余興)ですかね.
他には,トッカーティシモ(最初のあたりはいいですが,途中から少し長くて間延びしてる感じ)とか
バガデルとかブルースとか,いくつかピアノ曲はありますが,やはり,ピアノソナタとプレリュードですかね.
でも,こうしてみると,最近の私の方向性としては,近現代の中でもポピュラーで聴きやすいものという感じで,やっぱり,あまり音楽的でないのかもしれませんね.
でも,そういう曲は,意外と少ないので,当分は,そういう曲を少しずつ掘り起こして行けたらとも思います.
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もうピアノプロジェまで3ヶ月なので,曲を決めないといけなくて,伊東さんに連絡したのは,上記のヴァインのアンネ・ランダ・プレリュードより第1, 7, 11, 12曲(小さな物語,幕間の余興,フゲッタ,コラール),ラフマニノフのエチュード集「音の絵」Op.33より第9番,プロコフィエフのピアノソナタ第6番より第3, 4楽章で,30分くらいということだったのですが,プロコフィエフのピアノソナタ第6番の第4楽章をやめて,スヴィリードフのヴレーミャ,フペリョートということになりそうです.
ラフマニノフは,アニバーサリーということもあるのですが(プロコフィエフも),この曲は,いかにもというか,ピアノソロ曲にラフマニノフらしい曲が意外とない中,再発見的な感じですかね.
この曲は,まさに「ピアノを選ばない」曲なので(電子ピアノでもそれなりに弾ける)レパートリーにしたいと思っています.
あとは,ヴィヴァルディの四季のバードによるピアノソロ編を再編したものですかね.バードの編曲は,数あるソロ編の中で一番音が多くて難しいのですが,弾いてると(やっぱり)音を足したくなってしまって,自分の首を締めてる感じです(笑).
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※○○○ですが,最初は伏せてなかったのですが,(余計な心配かもしれませんが)場所の特定に繋がるかもしれないので,○○○にしました.
家にいる時,○○○と思ってました.何となくですが,○○○感じでしょうか.つまり,家の中にいても,周辺で誰かが活動してる感じがするわけで,そういうのって悪くないです.
そう言えば,前のマンションは,幹線道路に近くて,朝になると車の音がしたのも,その前の職員宿舎は,これも朝,子供達が学校に行くとき声が聞こえるのも悪くない感じでした.
私はしませんが,カフェとかで勉強とか何かする人がいるんですが,そういうことがあるんですかね.これを老後に適用するとすると,一人で家にいるのが寂しかったら,街中に出かけて,カフェとかでお茶しながら,あくせく行き交う人を眺めているだけで心が落ち着くってことがあるんでしょうか.
それで,○○○の正体ですが,何と○○○でした.そうとは思ってなかったので,ちょっとびっくりというか,へーそうだったんだというちょっとした発見でした.つまりは,割と身近なところで○○○が頑張って仕事してるのが何となくわかるというのは,それだけで何か悪くない感じです.
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昨日は,スヴィリードフやヴァインのピアノ曲を紹介して,それをピアノプロジェで弾くってことなんですが,自分が上手いと思われたいのなら,そんなことしない方がいいですよね.だって,事前に予習をしてどういう曲かわかった状態で聴くので,ハードルが上がるわけですからね(このサイトを見てない人は関係ないですが).シューベルトのD.960の時も似たようなことをしましたが,この曲は有名曲なので,そういうことは関係ないですからね.
じゃあ,どうしてわざわざそういう自分に不利になるようなことをしたかですが,このサイトはいつもそうですが,ただ書きたいから書いたってことで,これらの曲を紹介したいってことなんだと思います.ピアノプロジェに来てくれる人は,せいぜい数十人程度ですからね.
それに,ピアノプロジェに来てくれる人も事前にプログラムはわかるわけで,こういう世の中なので,ちょっと検索すれば,演奏動画は,いくらでも見つかるわけですしね.
でも,紹介という意味では,このサイトで事足りるわけで,じゃあ,どうして自分が弾くかですが,それこそ単に弾きたいからでしょう(少なくとも今回は,去年のシューベルトのOp.120のように,自分だったらこの曲はこう弾くというのはそんなにない).つまり,私の演奏活動?に曲の紹介という要素が薄れてきてるのかもしれません.
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連日,5kmとか10km歩いて疲れたってことなんですが,普通だとこれじゃまずいので何とかしなきゃとなると思うんですが,今後,連日,5kmとか10km歩くことがないのなら,別にそれでもいいわけですよね.
いやいや,いろんなところに出かけたり旅行に行ったりしたいというのなら,そうは行きませんが,私は,全然そんなことはないし,もうこれからは,それこそ,ずっと家にいて,それで気分よく楽しく過ごして行けるのなら,それでもいいんですよね.
ただ,バドミントンやスキーやゴルフは,時々やりたいとは思っていて,でも,それだけですかね.バドミントンの運動強度は高いですが,「歩く」のは,2, 3歩ですし,スキーは,エキセントリック収縮なので,これも歩くのとは,全然違いますし,ゴルフは,基本カート移動ですからね(カート道から大きくはずれない技量は必要).
まあでも,5kmとか10km歩くくらいは,さすがに最低ラインですかね.ていうか,ちょっと疲れたってだけで,歩けなくなったわけでもないですしね.
いずれにしても,じゃあ,1日1万歩歩こうとかは,全然思わないです.
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10兆円ファンド(国際卓越研究大学)の東北大の(条件付き)採択と東大京大の落選ですが,その後,いろんな人と話をして,真相が見えてきた感じで,少なくとも,メディアとか世間が言ってることとは,大分違いますね.
まず,東大京大内部から聞こえてくることとしては,採択される気あったんかというか,採択されるということは,金に釣られて文科省の言いなりになるということなので,だったら,尻尾振ってまでして採択されんでもええわという感じで応募していて,一方の東北大は,尻尾振りまくったというか,そんなことできんの?ということまでぶち上げてとにかく突破した感はあって,背景的にも,東北大には文科省の役人がかなり行ってる,要は,文科省べったりなわけです(でも,尻尾振りまくって文科省べったりなのに落とされた大学もありますが).
まあ,そうは言っても,東北大が頑張ってるのも,東大京大が緩んでるのも間違いないでしょうから,今回の結果は,まあいいんですが,もっと本質的な問題は,何度も書きますが,日本の大学が文科省の傘下にあることです(私大も補助金が出てる).
そして,文科省のやることは,ろくでもないものばかりで(わかりやすいのは,ゆとり教育),それこそ,東大京大は,「独立」したらいいんじゃないですかね.東大京大なら,授業料500万払っても来る人はいるでしょう(経済的に苦しい学生には,成績優秀であることを条件に奨学金を出せばいい).
でもまあ,現実的にはそうは行かないでしょうから,尻尾振ってまでして採択されんでもええわという感じで応募し続ければいいし,それでだめなら落ち続ければいいし,それをいいことに文科省の言うことなんかきかない,で行けばいいんじゃないですかね.
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ラグビーのWCをやってるんですが,結構,試合間隔が空いてるみたいで,何と10月いっぱいまでやるんだそうです.で,調べてみたら,今回から中5日以上空けるようになったんだそうです.
4年前も8年前も書きましたが,8年前は,日本は,中3日とかの厳しい試合日程で8入りできず,前回は,地元開催で有利な試合日程が組めて8入りできたということだったんですが,今回からは,そういうことがなくなったってことですね.
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東大京大なら,授業料500万払っても来る人はいると書きましたが,果たしてそうなのかと考えました.つまり,東大京大に行くことにそれだけの価値があるのかってことです.
そう考えると,かなり怪しい感じがしてきます.少なくとも学部4年の授業を中心とした教育にそれだけの価値はないでしょう(理工系で研究室に入って,大学院まで行って最先端の研究をすれば,充分,その価値はあると思いますが).いや,まだまだ学歴社会だから,東大京大卒の肩書きがあれば,いい会社に就職できて充分元が取れる?
でも,会社もこれからは,単純に高学歴の人間をとってればいいでは,やばいというか,ほんとに優秀で仕事ができる人間をとらないと生き残っていけないわけで,そうすると,大学に行くこと,東大京大に行くことの本質的意味はなくなってくるとも思うんですよね.
つまりは,会社と同様,大学も,東大京大も,どうやって生き残るかを真剣に考えないといけないわけで,でも,現状を見ると,全然そんな感じはしないわけで,ほんとやばいんじゃないですかね.もっとも,大学なんか没落してなくなるのが社会全体の利益に繋がるということなら,それはそれでありだと思いますけど.
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関連するのかどうかわかりませんが,東大理一の難易度が上がってきてるらしく,東大理一より難しいのは,理三と京医だけという状態で,少なくとも,20年前は,そうじゃなかった(慶應医学部とかの方が難しかった)ということのようです.背景にあるのは,何ですかね? おそらく,AIとかコンピュータとかの工学系の人気が出てきてるってことなんですかね.
でも,大学って,そういうことを教えるところですかね? もちろん,情報工学の最先端の研究ならわかりますが,プログラミングを教えるとかなら,専門学校と変わらないじゃん.いや,建築学科も一級建築士に受かるようなことしか教えないのなら,専門学校と変わらないわけですよね.
大学って,一体,何なんでしょうね? 世の中の役になんか立たないけど,知的探究を目的とした学問を学ぶ場,そして,最先端の知の研究をする場,というのは,もう遠い昔の話ってことなんでしょうか.
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このサイトで何度か,50を過ぎたあたりで実質人生が終わったと書きました.当時は,同世代の人には,そういう雰囲気は全然なくて,私だけがそう思ってるような変な感じだったんですが,そこから私は何をしてきたかと言うと,いろいろ「準備」をしてきたわけです.
それは,社会から必要とされなくなっても大丈夫というような心の準備とか,一人でも大丈夫は難しいとしても,「一人,時々,みんな」でも大丈夫なように,社会や他人に依存しないで内的熟達的に楽しく退屈しのぎできるようにとか,経済的なこととかですかね.
そして,最近というか,気づいたらいつの間にか,ほんとにそんな雰囲気になってきました.つまりは,定年になって大学をクビになる前からそんな感じになるってことですね.
もし,ちゃんと準備して来なかったら,結構,大変だったんじゃないですかね.ちゃんと準備してきたよかったなと思います.
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「そんな雰囲気」というのは,具体的にどういうことですかね.
具体的には,50代半ばくらいまでは,回りは,これまでの延長上というか,特にそれまでと雰囲気が変わることはなかったんですが,私からすると,そこに違和感があったわけです.
で,気づいたら,いつの間にか雰囲気が変わってて,でも,どうやって行けばというか,なるようになるというか,そんな感じですかね.
まあ,それはそれでいいような気もしますし,定年で仕事をやめて少しして逝ければそれでもいいと思いますが,へたしたら,まだ数十年という時間をそういう状況で過ごさないといけないかもしれなくて,それは,やっぱり,避けたいですからね.
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電子ピアノが来たので弾いてみました.買ったのはGP-310で,たまたま1年落ちが22万で置いてあったので,それにしました.
でも,ピアノプロジェで弾く曲を一通り弾いたみた感じは,お店で弾いた感じと特に変わらないですね.これからしばらく弾いて行って,時々,グランドも弾いてという感じでどうなるかでしょうか.
あーでも,PX-S1100とは,全然違いますね.タッチは少し重くて,少しは安定もしています.でも,時々変な反応をするのは,変わらないですし,グランドピアノとは,全然違います.でも,このくらいの力感の方が今の私にはちょうどいいですかね.
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イーロン・マスクの伝記が出たんだそうです.でも,彼の生い立ちに興味ありますか? いや,興味がある人が多くて売れると思うから出すのか.
じゃあ,どうして,彼の生い立ちに興味をもつ人が多いんですかね? 彼がビジネスで成功して大金持ちになったから? つまり,多くの人は,彼のようにビジネスで成功して大金持ちになりたいってこと? しょぼいな.
そもそも,伝記って,偉人みたいな人が対象で,模範というか,そういう人の生き方から何かを学ぶというようなことですよね.じゃあ,現代社会における偉人ってどういう人なんでしょうね? 少なくともビジネスで成功した大金持ちじゃないでしょう.
でも,じゃあ,現代社会における偉人みたいな人って,どういう人かなと考えても(学者とか芸術家とか政治家とか),思いつきませんね.つまりは,それが今の世界のどうしようもない惨状を体現しているってことですかね.
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スヴィリードフのヴレーミャ,フペリョートですが,製鉄所の建設作業を描いた映画の音楽ということですが,ロシアというかソ連の栄光の象徴みたいなものに利用されてる感はありますね.私はコミュニストでも社会主義者でもありませんが,かと言って,資本主義万歳とも思っていません.まあ,音楽は音楽ってことかな(ショスタコーヴィッチのシンフォニーの7番も嫌いじゃないし).
それは,さておき,あらためてソ連って何だったんだろうとは思いました.当時は,間違いなくアメリカと世界を二分する大国だったわけで,それは,単なる国力というだけではなく,学術や芸術や科学技術についてもそうだったわけで,でも,社会主義国家だったわけですよね.
つまり,今の中国とは,全然違うわけで(中国は,共産党一党支配だが,経済は資本主義),そこに何があったのかとは思いますね(もっとも,繰り返しになりますが,私は,社会主義者ではありません),
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そう言えば,大会期間中に写真を撮っていました.一つは,京大体育館で,もう一つは,丸太町のところの橋の上からの情景です.
私は,吉田に行くことはそんなにないんですが(入試関係と全学共通科目の年数回),入試関係だと百万遍を真っすく行っちゃうし,共通科目の時は,出町柳から斜め移動して南の方に行っちゃうので,京大体育館の前を通ったことはなかったんですが,今回,前まで行ってみました.
京大というか,百万遍のあたりに来ると思い出すのは,大学時代のバドミントン部での1年生の時の京大戦ですね.その会場が京大体育館だったのですが,当時からもう40年くらい経ってて,でも,建物は,そのままで,今回,その前まで来て,さすがに老朽化というか,もう使われてないんですかね(当時は新しかった).
40年という時の流れを感じたというよりは,(老朽化しても)当時のものがそのまま建っていて,逆に時の流れが止まったような感じもしました.
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社会的に,あるいは,経済的に成功した人がよく言うことに,成功した人は欲がすごい,つまり,欲をもつことが大事で,もし欲がないのなら,それをかき立てることが必要というようなことです.
でも,欲がないということは,社会的に,あるいは,経済的に成功したいと思ってないということなので,無理くり欲をかき立てる必要もないと思うんですよね.
つまりは,社会的,経済的に成功した人は,社会的,経済的に成功したいというのが大前提になっていて,そこに何の疑念もないのが不思議というか滑稽な感じがします.
でも,そういう人は,そうしたいってことなので,それはそれでいいんでしょう.世の中を回すのにそういう人は,必要だし,お金が儲かるくらいでよければ,どうぞ儲けてくださいってなもんです.
でも,そういう社会的,経済的に成功したいという欲は,無用だと思いますが,何かして楽しく退屈しのぎして行く必要はあるので,興味というか,好奇心のようなものは,必要ですよね.遊んで暮らすにも,何して遊ぶのかってことなわけですからね.
これが中々厄介で,面白いと思ったとしても,ずっと持続するわけでもないし,社会的,経済的に成功したいという欲をかき立てる必要はないですが,そういう欲をかき立てて持続させたいと思うのですが,これまた,そういう欲がなければ,別に無理してやる必要もないってことなんですかね.
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結局,本人がハッピーならそれでいい,当人が思うような人生が送れればいいってことなんですかね.
金持ちになりたくて(ビジネスで成功するとかして)金持ちになった,出世して偉くなりたいと思って偉くなった,芸能人になって売れたいと思って売れた,思う存分やりたいことができた,学術や芸術やスポーツなど何かの世界で成功したいと思って成功した,働かずに遊んで暮らしたいと思ってそうできた,世の中の役に立つことをしたいと思ってそうできた,好きな人とずっといっしょにいることができた,平凡でも幸せな家庭を作ることができた,一人が好きでずっと一人でいることができた,でもいいわけですし,どれか一つではなく,複数でもいいわけです(同時に成立しない組み合わせもありますが).
でも,自分がほんとはどうしたいかをよく考えることが大事というか,実は,よくわからないというか,他人というか社会的尺度で考えがちということもありますが,思うような人生を送るには,何かをしないといけないわけで(働かずに遊んで暮らしたいと思ってもそうは行かないわけで),結局,そことの綱引きというかバランスの問題なんですが,そんなに頑張らなくても大丈夫というか,いろんな余計なものに巻き込まれて余計なことをしてる人が多い感じはしますかね.
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逆?の考えとしては,自分がどうしたいというよりは,自分に何ができるかということはあるとは思います.
うーん,でも,もちろん,社会的責務を果たすことは重要ですが,自分にしかできないというようなことはそうそうないですし,社会的要請を受けてと言っても,体よくこき使われてることが多いですし,自分ができることをやりたいというのも,結局,やりたいこととも言えますからね.
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今日のWBSで「東京圏」という用語が出てきました.何でも,東京都,神奈川県,埼玉県,千葉県,茨城県のことを指すんだそうです.ほんとに?
要は,関東から群馬と栃木をはずす,首都圏から群馬と栃木と山梨をはずすということで,茨城県民が喜びそうな(笑)話で,確かに茨城には,守谷とか取手とか東京に通えるエリアがありますが,群馬,栃木,山梨は,ちょっと厳しいですからね.
まあでも,実際のところは,神奈川は横浜かそのちょっと先まで,埼玉は大宮のちょっと先まで,千葉は千葉まで,茨城は守谷かちょっと頑張って(TXのおかげで)つくばか取手までがせいぜいでしょう.
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思うような人生が送れればいいですが,どういう人生が思うような人生かは人それぞれってことで,でも,ビジネスで成功して金持ちになりたいとか,やりたいことやりたいとか,好きな人といっしょにいたいとかのどれかというよりは,どれも欲しいというか,どうバランスするかって人が多いわけですよね.
具体的には,そこそこやり甲斐のある仕事がしたくて,給料もそこそこよくて,プライベートでは,そこそこ好きな人ができていっしょに暮らして,みたいな.でも,二兎を追う者は,ではないですが,それが,結構,落とし穴だと思うんですよね.
逆に,一点突破というか,やりたいことを見つけてその道を究めたら社会的評価も経済的評価も付いてきて,何かに打ち込んでるのが好きとか言って,自分が好きな人が振り向いてくれるかもしれません.
これって,またまた,やる気三要素ですよね.具体的には,やり甲斐のある仕事がしたいが内的熟達,給料もそこそこよくてが報酬,プライベートでは,好きな人ができていっしょに暮らしてが人との繋がりでしょうか.
問題は,一点突破するならどこを突破するかですが,例えば,報酬を目指して金持ちになったら,金目当ての異性が寄ってくるかもしれませんが,所詮金目当てなわけですし,家庭を大事にするほど仕事で成果が上がるということもなさそうです.
やっぱ,内的熟達じゃないですかね.やりたいことやったらいいというのは,そういうこともあるわけです.
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先日の公開講座で休日出勤したので,代休(を必ずとらないといけない)で免許の更新に行ってきたのですが,通り道にかねてから行ってみようと思っていた業務スーパーがあったので,行ってみました.目的は,カマンベールチーズです.
私は,昼にほぼ毎日,カマンベールチーズ(とアーモンドとざらめの(無添加の)おかき)を食べているのですが(この3つを同時に食べるとうまい.ヒントは,もちろん,「チーズアーモンド」),国内産のものが値上がりしていて,しかも,売ってる近くのスーパーが閉店して(線路の向こうのスーパーには売ってない),どうしたものかと思っていました.生活クラブで時々出て,まとめ買いをしていたのですが,こちらも高くなっていて,一方,業務スーパーのカマンベールチーズは,ドイツ製なのですが,めちゃくちゃ安いんですよね(無添加で安全性も高いとのこと).
で,買ってきて,早速,食べてみたんですが,うーん,国内産のものの方がおいしいですね.カマンベールチーズ独特のトロッとしたうま味も国内産のものの方があります.でも,しばらく食べてると慣れるかもしれないので,しばらく食べてみます.
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帰りの通り道にゴルフ練習場もありました.確か,ナンバープレートの付け替えに行った帰りもゴルフ練習場の横を通ったのですが,それとは,また別の練習場です.以前通った練習場は,ちょっと行きにくいところにありますが,今日通ったところは,全然そんなことないですね.
ゴルフは,こっちに来て全然やってなくて(コースはおろか,練習場にも),練習場くらいは行きたいと思ってるのですが,なかなか足が向かなくて,でも,具体的にどこにあるかイメージできたので,行ってみますか.
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すぐ近所のスーパーが閉店して,線路の向こうのスーパーに行ってたんですが,暑い中,歩いて行くのはしんどいので,先日,久しぶりに車で5分のショッピングモールに行ったんですが,結構,いいです.てことで,週一か二週一でそこに行けばいいと思っていたんですが,何日か前から閉店したスーパーの跡地に人が出入りするようになって,そしたら,職員宿舎の(電子)回覧板に内装工事が入りますとの知らせがありました.店の名前を調べると関西などでチェーン展開しているディスカウントスーパーのようです(激安らしい).
まずは,とにかく店が入るということで,まあよかったですかね.でも,ディスカウントスーパーということですが,どういう品物を扱うんですかね.肉とかの生鮮食料品はやるのかな? 添加物まみれの加工食品しか置かないのなら,ほとんど使い出はないですね(それこそ,牛乳くらい).
まあ,オープンすればわかると思いますが,工事が終わるのは,12月はじめということなので,開店は,年末ですかね.
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今日は,オリックスが優勝したんですが,「前身の阪急時代も含めて3年連続15回目のパ・リーグ優勝を果たしました」と報道してたんですが,近鉄の優勝は,数えなくていいんですかね? いや,ダブルで数えたらあかん? いや,近鉄の後継チームは楽天ってことを認めた?
セパで優勝が決まって,両チーム,これだけ独走したので,もうこれで日本シリーズでいいと思うのですが,CSがあるので,変なことが起こらないことを祈ります.ていうか,上位チームにもっとアドヴァンテージを付けてもいい(それでも最後まで盛り上がる)と思うんですよね.逆にこれで優勝チームがCSで負けたらどっちらけでしょう.
ライオンズは,もう3位も厳しいのですが,4位の楽天が3位のソフトバンクに勝って,0.5ゲーム差になりました.せめて,楽天にソフトバンクを引きずり下ろして欲しいですかね.
それにしても,今年は,山川問題が全てとは言いませんが,なんだかなあというシーズンでしたし,山川がライオンズでプレーすることはもうないのでしょうし,オリックスの森や楽天の浅村とかが打ちまくってるのを見ると,これも,やっぱり,なんだかなあと思ってしまいますね.
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今は,2017年の記事を読んでるのですが(なかなか進まない),2017年に限らず,過去の記事を読むと,あまり調子よくないという記事が多くて,今は,その頃に比べたら調子がいいということを書いたと思います.でも,そうでもないのかもしれなくて,というのは,調子がよくないのが当たり前になったというか,受け入れて無理せず休むことができるようになってきたというだけかもしれません.
とは言え,例えば,10年前(2013年)のあたりは,ほんとに体調が悪くて,その頃よりいいのは,確かなので,全体的な傾向ってことですかね.
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一点突破すると言っても,やりたいことを仕事にすることは,非常に難しいですし,結局,どれもそこそこというか,三要素をバランスさせるということになるんですかね.
なので,一点突破というよりは,その絶妙なバランスということになるのかもしれません.でも,そういう中で,やる気三要素(心理学)的に言えば,報酬よりは,内的熟達ということはあるということでしょうか.
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少し前ですが,教授に昇進されたとある先生が教授会で挨拶をなさったんですが,これまでここの素晴らしい環境で思う存分研究させてもらって感謝している,これからは,その恩返しをして行きますというようなことをおっしゃったんですね.
昇進して教授になるということがどういうことかよくわかってると思うのですが,まだ,40代半ばくらいと若いと思うので,それでいいのかなとも思いました(彼がではなく大学のそういう状況が).
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今日は,週末というか土曜日なんですが,秋分の日なんですね.暑さ寒さも彼岸までと言いますが,一体いつまでこの暑さが続くのかとか心配しなくても,確実に涼しく,そして,これから寒くなって行くわけです.23.4度のおかげです.
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(ほぼ)一週間ぶりにグランドピアノを弾きました.問題ないですね.
PX-S1100を弾いてたときのように,グランドピアノのタッチの重さや弾きにくさを感じることもなく,むしろ,グランドピアノの弾きやすさを感じました.
つまりは,普段は,GP-310で練習して,週一で(スタジオとかに行って)グランドピアノを弾く,でも行けるってことですかね.あるいは,グランドピアノは,もっと低頻度でも行ける?
ただ,曲によりますかね.pやppで歌って表現するような曲は,電子ピアノでは,だめです.あと,ペダルも.グランドピアノでは,1/2とか1/3とか1/6とかペダルを微妙に踏み換えて響きを調節するので,それも電子ピアノではだめです.
でも,逆に言えば,そういう曲でなければ,行けるということですし,そういう曲しか弾かないということも考えられます.
でも,まだ一週間なので,何とも言えないところもあります.でも,今のところ,問題ありません(私がその程度の技量ということもあるでしょう).
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階段って,普段,何気なく使ってますが,よく考えると危ないと思いませんか? それは,ちょっと躓いて転倒すると,躓いた場所によっては,下の階まで転落して大怪我,場合によっては,死亡することもあるからです.
実は,私の回りで,そういう話をいくつか(複数)きいています.しかも,高齢者ではなく,若い人です.亡くなった本人もそうですが,回りのショックも大きいです.
それで,実際,どのくらい人が階段事故で亡くなってるか調べたのですが,年間,600人くらいとのことです.そんなに多くないように思えますが,交通事故による死亡者が3000人くらいなので,決して少なくないですし,大怪我まで入れるともっと多いわけですよね.
階段は,あまりに日常的に使うので,危ないという認識がそんなにない気がします.飲酒して車に乗ることはできませんが,階段は使いますよね.
じゃあ,どうしたらいいかですが,なかなか難しいですよね.でも,「階段は危ない」という認識をもつことは,重要な気がします.そして,他にもそういうもの,いくらでもありそうです.
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私は,大河ドラマは,全然見ない,正確には,小さい頃は,家族が見てたのでいっしょに見てましたが,いつしか見なくなり,最近まで全然見てなかったのですが,どういうわけか,昨年の途中あたりから見るようになりました.理由は,よくわかりませんが,歳をとったということですかね.
それで,今は,徳川家康をやってるのですが,事実と違うというか脚色が多いのですが,そういうことを除いて,史実だけから判断するとしても,彼の人生ってどうですか?
最終的に天下人になって江戸幕府を開き,何百年と続く天下泰平の世を作って,神様として崇め奉られるとしても,彼のような人生を送りたいとは,思いません.信長や秀吉も然りです.
もちろん,時代が違うということはありますが,じゃあ,日本の首相にもアメリカの大統領にもなりたいとは思いませんし,政治の世界に限らず,いろんなしがらみの中で何かのために何かをしないといけないというのは,性に合わないというか,できないというか,もちろん,そういう役回りというか,自分がやらないといけないのならやるしかないとは思いますが(家康の時代は,そういうことが大きかったと思いますが),私の場合,そういうことは,そんなになかったと思いますし,これらからもなさそうで,それは,ほっとします.
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昇進して教授になるということがどういうことか,大学がそういう状況でいいかですが,その先生は,そういう挨拶をされましたが,ほんとはどう思ってるかは,また別の話ですよね.
なので,挨拶は挨拶というか,建前で,これからもがんがん研究したるでーと思ってるかもしれなくて,でも,それがなかなか難しい状況になるってことなんですが,やりようはあると思うんですよね.
そういう仕事に(もちろん,しっかり役割分担はした上で)できるだけ関わらないようにすることもある程度はできると思いますし,プロジェクトというか,大きなチームを組んで,それまでにできなかったような研究ができるようにもなるわけで,結局,与えられた現状の中でどうするかということなわけです.
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C国経済がやばいとさかんに報道してます.不動産バブルの崩壊とか,日本のバブル崩壊の時に酷似しているという指摘もあります(ていうか,バブル具合は,日本以上).これからどうなると思いますか?
C国は,日本のバブル崩壊を研究していて,同じ過ちは繰り返さないと言っています.じゃあ,日本のバブル崩壊の何が問題だったのでしょうか?
そりゃあ,バブルを作ってしまったことですが,それはC国も同じなので,ここまでは,日本と全く同じ過ちを繰り返していると言えます.そして,そのメカニズムについては,既に書きました.でも,済んだことはしょうがないとして,問題はここからです.
日本のバブル崩壊の問題として,その処理が遅々として進まず,20年以上という非常に長期に渡る経済低迷を招いてしまったことでしょう.でも,C国は,専制国家ですから,トップダウンで一気にやれば,あっという間に処理が終わると思いますが,問題は,果たしてそれがX氏にできるかということです.
X氏の立場に立って考えてみると,一気に不良債権処理をすれば,中国経済は,ものすごいハードランディングになって,人民の猛反発を招くことは容易に想像できます.もちろん,長い目で見れば,そうした方が回復も早いんですが,人民にとっては,目先が大事なわけで,それは,とにかく政権を維持したいX氏も同じでしょう.
つまり,C国のバブル崩壊は,日本のバブル崩壊と同様に,ずるずると進む,急激な経済の悪化は起きないが,長期に渡って低迷するというのが最も考えられるシナリオということでしょうか.
それにしても,日本のバブル崩壊を研究したと言っても,結局,こうなっちゃうわけで,ほんと何やってんだかと思いますが,上で書いたように,そうなるメカニズムがあるわけで,歴史が繰り返すというのは,そういうことなのでしょう(学習してないわけではなく,学習してもそうなっちゃう,つまり,どうしようもないということ).
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2017年の記事を読んでいて,AIのことが出てきます.将棋でポナンザが佐藤名人に勝って,藤井四段(当時)が出てきて,AIが注目を集めてた頃ですが,まだ自動翻訳もまともにできなくて,何がAIやと書いてありました.当時は,そんなレベルだったんですね.
そして,今は,自動翻訳は,何とか使えるようになってきましたし,ChatGPTのようなものも出てきました.隔世の感?
うーん,でも,2017年から6年経ってるわけですよね.自動運転もまだまだですし,ChatGPTも私がやってるようなことには,全然使えないし,日進月歩というほどではないなとは思いました.
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相撲は,大関の貴景勝が決定戦で,幕尻近くの熱海富士に勝って優勝したんですが,注文相撲をしたことで評判が悪いですね.でも,まともにやったら負けると思ったら,変化してでも勝った方がましという判断はあるかもしれません.でも,変化して負けたらしゃれにならないので,リスクをとったけど,あまりリターンはなかったということになりませんかね.
一方の熱海富士ですが,急に出てきた感じですが,新入幕ではないですし,先場所の伯桜鵬(は,左肩の怪我で手術をして今場所は全休)とは,違うというか,来場所以降がどうかですね.でも,一度ちらっと見ただけですが,熱海富士って,仕切り前,何度も脚を擦ってなかなか構えなくて,それがかわいいって言ってる人もいるんですが,その間,相手はずっと待ってるので,あまりよくないですね.
あと,今場所見ていて(と言っても動画で5分くらいで見るだけ)思ったのは,上位と下位の差がなくなってることです.ちゃんと調べたわけではないのですが,9勝6敗と6勝9敗の間にほとんどの力士が入ってる感じじゃないですかね.
つまりは,多くの力士にチャンスがあるとも言えますが,そういう状況で,なかなかチャンスを掴む力士がいない(霧島と豊昇龍は,大関になったけど,いきなり負け越しのピンチ)とも言えますかね.
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来年から新NISAが始まるということや,物価も上がり始めて,N銀は,デフレから脱却する千載一遇のチャンスとばかりに金融緩和を続けて,K田さんは,日本に投資を呼び込むようになA倍さんのような演説を海外でして,産業界では,AIとか半導体の新工場の建設とかいうようなこともあって,日本株は,これから上がっていくというような雰囲気です.
まず,新NISAについては,現行のNISAについて,再三,批判的なことを書いて来ましたが,一度売ったら終わりではなく,何度でも売買できますし,枠もかなり広がったので,使えるとは思います.でも,注意しないといけないのは,「儲かったら」無税ということで,損してももちろん無税なんですが,儲かった株との損益通算はできないので(でも,これについては,信用取引を使う方法もありますが),無条件に新NISAがいいとも言えないですし,投信枠があるなど,買わせて売らせないというものに変わりないですかね.
でも,株価自体がそうですが,ほんとにいいものかどうかは関係なくて,○ホでも買う人がいれば,株価は上がるわけですから,これからは貯蓄から投資で,新NISAいいなと思って,買う人がいれば,株価は上がることになります.でも,逆に言えば,来年から新NISAが始まって,買う人が多いってことは,今年のうちに買っておかないといけないってことなんですけどね.
でも,実際のところは,これからどうなるかなんてわからないんですが(アメリカは今絶好調だけど,突然,真っ暗になることだってある),相場が強いのは,上で書いたこと以外にもっと大きな要因があって,それは,既にバブルが崩壊したからです.
うん? バブルが崩壊? いつ? いやいや,新型コロナで暴落しましたよね.いやいや,それは,新型コロナのせいでバブルの崩壊とは違うのでは? いやいや,同じですよ.
あのタイミングでバブルが崩壊したものを新型コロナでカモフラージュしたというのは,いささか陰謀論的(笑)ですが,まさにそういうタイミング過ぎて,怪しいと思ってしまうほどです(2017年くらいのこのサイトの記事を見てもそろそろやばい,2020年の東京五輪あたりかとか書いてある.つまり,予想がずばり当たったってことですかね).
でも,それはともかく,一度相場が大きく崩れたのは,まさにバブルの崩壊と同じことが起こった,つまり,相場が一度終わって,仕切り直しになったわけで,そこから相場が始まり,現状では,大分上げてきたということです.
問題は,これからどうなるかですが,相場が上げて行く中のどの位置にいるかですが,アメリカで言えば,ブラックマンデーから戻してきたところ,日本で言えば,NTT株が売り出しになって,これから盛り上がって行きそうという頃のような雰囲気は感じます.
だとすると,少なくともあと数年は,盛り上がって行って,まだまだ株は上がっていく?
どうですかね.そんな雰囲気ですが,実際にどうなるかはわかりません.
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今日,久しぶりに学食以外の外の店で(誰かと飲んだりとかではなく一人で)外食しました.最近は,学食もほとんど使ってないし,ほんと久しぶりの感触というと変ですが,そんな感じでした.
場所は,リンガーハットで,近所のスーパーが閉店になって,車で5分のところにあるショッピングモールの中にあります.確か,こっちに引っ越して来た時,1回行ったくらいですかね.ちゃんぽんを食べたんですが,720円でした.一番安い時は,399円だったと思うので,大分,値上がりしましたね.
で,思ったのは,外食は,やっぱ楽だなあってことでしょうか.でも,出かけるのが面倒ってことで,つまり,何かの用事で出かけた時は(今日は買い物)ついでに外食するのはありかもしれませんね.
でも,ちゃんぽんだけだと野菜はそこそこ摂れますが,明らかにたんぱく質が足りないので,家に帰ってきて,ゆで卵を2つ食べて,ついでにキムチも食べて,コーヒーとお茶を入れて,とかやってると,家で自分で作るのとそんなに変わらない気もしてきました(笑).
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先日,初めてふるさと納税をしました.ふるさと納税については,批判的なことを書いたと思いますが,それについては,考えは変わりません.そもそも,ふるさと納税とは名ばかりの節税対策ですからね.
ちょっとやってみようと思った理由としては,10月から制限が厳しくなるので,9/30までに,とメディアがうるさいのもありますが,住民税がえぐいってことがあります.一昨年,昨年とかなり儲けて,国税は,確定申告で納付なんですが,住民税は,給料から天引きで,それがもう...手取りがなくなっちゃう...
それで,思ったのは,その半分を返礼品として受け取れるのなら,その額もえぐいわけで,それをみすみすドブに捨てることもないかなということですかね.あとは,やってる人が結構いるってことは,ゼロサム的には,やらないと何らかの形で搾取されることになるので自己防衛する必要があるということもありますかね.まあ,結局は,とれるもんはとっとこうってことか(笑).
誰でもすぐできるということで,サイトに繋いでやってみたんですが,確かに誰でもできるとは思いますが,意外とめんどくさいというか,痒いところに手が届かないというか,おそらく,多くの人は,いい加減にやってるんじゃないですかね.
こういうのやったことあるなと思ったんですが,優待取りですね.つまり,ちゃんと考えてやらないと,とれるもんもとれないというか,ただ同然でもらえるんだからと言って高級品とかもらってると,還元率が全然なわけです.
実際,まともな還元率のものは,ほとんどなくて,じゃあ,還元率が高いところを調べると,泉佐野市のものが出てきました.私の場合,普段から使ってるものでないと意味なくて,いろいろ見ても,それこそ肉くらいで,それもA5ランクの高級霜降りとかは要らなくて,普通の国産黒毛和牛くらいで充分で,10000円の寄付で1.6kgというのがあって,これだと半分還元とすると,100g300円ちょいなので,充分,リーズナブルでしょう.
これをとりあえず10口と思ったのですが,一度に16kgも来ても食べられないので,とりあえず,一口にしました(それでも,1.6kgなので200gずつ食べても1ヶ月かかる.冷凍でもそれがせいぜい).
ていうか,いつ送られてくるのか,1ヶ月に1回申請すると1ヶ月に1回送ってくるのかとか,肝心なことがよくわからないんですよね(定期便みたいなものもあるが,還元率が低い).泉佐野市は,アマゾンのギフトカードを返礼品にして顰蹙を買ったところですが,還元率も高いし,とりあえず納付して,後から選べるというものがあったり,住民税をゲットするのに必死というか,頑張ってるとは思いました(自治体として評価しているわけではなく,金儲けに必死で株価が上がりそうということで五大商社株を買ってるのと同じ).
まあ,こんな感じで,月一で還元率が高い肉をゲットしていく感じで,やって行こうと思います.これで肉はロハになるわけですが,それでもまだまだ枠はあって,卵とかどうかと思ったんですが,還元率が全然で(1個200円とかになっちゃう),他に使えそうなものを探す必要がありますね.
でも,儲かったのは,一昨年,昨年の話で,今申請してるのは,今年の分で,もちろん,給料は,だいたいの額はわかりますが,運保の方は,どうなるかわからないわけで,実際のところは,給料の分だけが対象ってことですかね(枠を超えると納付損になってしまう).
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今日は,年に1回の健康診断で,これまでは,受付をしたら,血液検査とかレントゲンとかどういう順番で回るかは自由で,混み具合を見て,どう回るかを考えながらという感じだったのですが(前の大学も同じ),今年は,一本道で順序が決まっていて,でも,ほとんど待ち時間もなく15分くらいであっという間に終わりました.こういう風にすると,どこかに律速段階ができるものですが,時間がかかるところは,人員を増やすなどしてスムーズに流れるようになってました.
どうして,最初からそうしなかったんですかね.他にもこういうこと,いっぱいあるような気がします.
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節約家vs浪費家というのをやってました.まあ,人それぞれでいいとは思いますが,浪費家の言い分として,ケチケチ節約とかする,例えば,隣のスーパーに1円でも安い物を買いに行くくらいなら,その時間で働いた方が効率的と言ってる人がいました.
具体的には,隣のスーパーに行くのに15分かかって,100円のものが90円で買えるのなら,10円を15分で「稼いだ」ことになるので,時給40円なわけで,それなら時給1000円のバイトをすればいいというようなことです(でも,バイトに行くのにも時間はかかるので,それを計算に入れる必要あり).
こういうお金の計算は大事で,それがまさに経済感覚なんですが,欠落してる視点があって,それは,時給1000円のバイトはそれなりに大変なわけで,隣のスーパーに行く方が楽なのなら,そういうことも考慮しないといけないということです.
世の中,働いた方がいいという風潮ですが,対価がもらえるということは,その分,大変というか,めんどくさいことをさせられるわけで,そんなことして疲弊するくらいなら,節約はともかく,支出をコントロールした方が楽だと思いますよ.
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歳をとってくると残り時間が少なくなってくるのですが,それは,正負両面あって,これまで楽しい人生で,これからもそれが続くのなら残念な気持ちになる一方で,しんどい人生だったのなら,ここまで何とか無事に生きて来られて,もうすぐ卒業できてほっとするところもあるでしょう.
でも,そういうことが頭では,わかっていても,人間には,生きる本能みたいなものがあって,どうしても前者に傾くということはあるかもしれません.
で,タイトルにある「10年の生涯」ですが,文字通り,「生涯が10年だったら」って話です.
え? 10年の生涯? 短すぎない?
そうですかね.もちろん,生まれて10年,つまり,10歳で死んでしまうのは,あまりに短い人生だと思いますが,「これから」10年の生涯を生きると思うと,そうでもない気がするんですよね.
振り返ってみると,私の場合,まだ何もわからない0代はともかく,10代は,うまく行かないことが多かったですが,まさに成長期でいろんなことをして,いろんなことがあって,20代は,研究というやりたいことに辿り着いて,(研究以外のいろんなことをしながらも)研究に没頭した10年でしたし,30代は,仕事は迷走したんですが,振り返るとそうでもなかったと思いますし,仕事以外にいろんなことをした時期でしたし,40代は,やるべきことに辿り着いて仕事した10年でしたし,50代は,もう少し時間が経ってみないとわからないかもしれませんが,いろいろ模索する中で,生きて行く上で確実に何かに近づいた10年で,こうしてみると,どの10年をとっても,それぞれが「10年の生涯」だとしても,充分,生きる価値があると思いますし,私に限らず,誰にとっても10年という時間は,決して短くないと思うんですよね.
つまりは,人生があと10年だとしても,充分,生きる価値があるということで,しかも10年という年月は,体に特に何か大きな問題がなければ,60だろうと70だろうと90だろうと100だろうと,そこまで生きたのなら,そこから生きる可能性が充分ある長さだとも思うんですよね(逆に体に何か問題があって,余命宣告を受けているのなら,それはそれで残された時間を精一杯生きるしかないしそうすればいいということだし,それは,余命宣告を受けずに,ある日,突然,死ぬ場合も同じ).
いやいや,20代の10年と80代の10年は違う? そうですかね? それこそ本人次第では? 20代は,確かに元気ですが,社会的にぺーぺーで,いろいろ生きにくいところもありますが,80代は,もう何のしがらみもなく自由にやりたいことができますし,体がしんどかったら休めばよくて,できる範囲でできることをすればいいわけですからね.
つまりは,どういう歳になっても「あと10年の生涯」を楽しく生きられるように,ちゃんと準備して行く必要があるってことで,経済的なこともありますが,何より楽しく退屈しのぎできるようになっておくことだと思うんですよね.
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「10年の人生」ですが,全く逆の2つの考えがあると思うんですよね.一つは,上で書いた,10年でも生きる価値があるという考え,そして,もう一つは,あと10年しかないのなら適当でいいやという考えです.どっちでもいいとは思いますが,10年経って死ねるとは限らないので,10年しかないのなら適当でいいやとはならないわけで,一方,10年でも生きる価値があるという考えだと,10年経って,また,同じ考え方ができるということはあると思います.
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10年って,意外とちょうどいい気もします.
小渕さん(平成おじさん)の座右の銘?が「一日一生」だったことは,どこかで書きましたが(一日を一生だと思って,その日を懸命に生きるということ),それは,いくらなんでもしんどいし(今日は,休みたいという日もある),逆に,若い頃,これから何十年と続く人生がしんどいと思うこともあったわけで,10年って,ちょうどいいのかもしれません.
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新NISAですが,儲かった株との損益通算はできないので,無条件に新NISAがいいとも言えないと書きましたが,損益通算しても年間トータルで益が出ていれば,課税されるわけですし(新NISAは無税),年間トータルで損ならどのみち課税はされないので,新NISAの枠内しか取引しないのなら使うのが正解です.
その枠以上の取引を新NISA以外でする場合でも,これも新NISAで年間トータルで益が出ていれば,その分,新NISA以外の課税対象になる益が減るので同様です.
問題は,新NISAで年間トータル損になった場合ですが,これは,新NISA以外で年間トータルが益なら,新NISAで年間トータル損との通算ができないので,新NISAを使うべきではなかったということになります.でも,損が出るか益が出るかは,事前にはわからないので,そう簡単な話ではありません.
で,信用取引を使う方法ですが,とにかく新NISAでは,益を出すということになります.具体的には,新NISAで売る時,益が出ていれば,無条件に売ります.問題は,損になっている時ですが,新NISA以外で信用でつなぎ売りをします.そして,次に買う時,株価が下がっていれば,信用で益になり,株価が上がっていれば,信用で損になります.このようなことを繰り返すとどうなるでしょうか.
新NISAで(買いだけ)やる銘柄がつなぎ売りをしている間,上がることが多い場合は,信用で損が出ますが,その分,新NISAの含み益となり,その後,売った場合に益になる可能性が高くなりますし,信用の損は,損益通算ができます.
同様に,下がることが多い場合は,信用で益が出ますが,その分,新NISAは含み損となり,その後,売った場合に損になる可能性が高くなりますが,新NISAでは,益が出ないと売らないので,一種,塩漬け状態になります.
要は,新NISAで買う銘柄が上がっていくか下がっていくかってことなんですが,これは,わからないのでどうしようもありません.でも,上がって行く場合は,問題なくて,問題は,下がって行く場合ですが,新NISAは,塩漬けになる一方,信用では,益が出てるわけで,これはこれで問題ないような気もします.
でも,損益通算も益が出てるのなら損を通算できるわけで,損なら関係ないですし,それは,確定申告で損を3年繰り越せるのも同様で,でも,益が出るか損が出るかなんかわからないわけで,でも,リスクマネージメント的には,益が出ることを前提に行動するのではなく,損をした時に余計に税金を払わないようにする方が正解だとすると,新NISAは,使わないということになります.
一方で,逆に損することを前提に投資をする人なんかいない,リスクをとらないということなら,株なんか買わない方がいいわけで(でも,インフレ状況下では預貯金はどんどん目減りする),結局,そういうことのバランスだと思いますが,そうすると,上で書いた信用取引を使うくらいがバランスポイントですかね.
でも,新NISAで買う銘柄は,上がりそうなものにした方がいいということはありますね.何を当たり前のことを,という感じかもしれませんが,私の場合,売りも買いもやるので,株価が上昇して行くものよりは,値動きが大きいものということなんですが,資保では,上がりそうなものを買いだけやっているので,そういうものが対象になりますかね.
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10年の生涯(人生)ですが,別の考え方として,10年ごとに生き方を変えるというのがいい気がします.実際,私の場合,振り返ってみて,各年代ごとに10年の人生だとしても生きる価値があると思ったと同時に,各年代で全然違う生き方をしていたことに気づいたわけで(やってることや人とのつき合い方とか考え方とか別人?というくらい違う.もちろん,根幹のところは変わらないと思いますが),つまり,10年の人生だとしても生きる価値があると思ったのは,そういうことがあった(同じような「10年の人生」を繰り返してもしょうがない)のかもということです.
でも,これまでは何とかできたというか,結果的にそうなったというか,そういう生き方しかできなかったとも言えるのですが,これから,つまり,60代,70代,80代,90代(後半は,存在するのならですが)を全く違ったように生きるのは,難しい気がします.社会から切り離されるということや衰えて行くということで,選択肢が狭まりますからね.
でも,そういう中でもできることは,いくらでもあるでしょうし,これまた与えられた条件下でできることをするということでしょう.難しいからやればリターンも大きいということですし,これまでのことを考えると,10年ごとに生き方を変えないと生きて来られなかったわけですから,それは,これからも然りということですね.
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あっ,新NISAですが,「売却すると投資枠は翌年以降に再利用可能」(翌年まで再利用できない)とありますね.やっぱ,使えねーなー.
でも,これも信用取引をうまく使うことですかね.具体的には,年末までは益が出ても売らずに信用取引でつなぎ売りをして,年末に益が出てたら売る,その時,買いを継続なら,同時に信用で買っておいて,年始に信用を決済して新NISAで現物買いですかね(年末年始とも寄付成行とかで発注すればスプレッドなし).信用売りには,1%強のコストがかかりますが,税率は20%ですからね.
つまりは,新NISAで益が出てるかどうかの判断は,年末に一括で行うということで,それはそれで悪くないですね.
いずれにしても,枠は1年でたった360万,全体でも5年で1800万ぽっきりなので,屁の突っ張りにもならないとは言いませんが,資保の一部をこれに当てることはないわけで,でも,とれるもんはとっとこ的には,使いはするんでしょう.
とすると,新NISAで何を買うかを考えないといけません.めんどくせー.でも,与えられた条件下で的には,これはこれで楽しめるというか,何にしょっかなーと考えればいいわけです.
問題は,投信しか買えないつみたて投資枠ですね.シンプルに信託報酬が小さいパッシブを買える時に買うというのはあるでしょうが,新NISAは,益を出さないとうま味がないので,上がりそうなものということでしょうか.
そうすると,資保で買えると思った時に買ってる銘柄が対象になるとは思いますが,これは,成長投資枠で買えばよくて,でも,つみたて枠では買えないので,対象となる上場投信で信託報酬が低い物の中から,そういうものを選ぶということですかね.
現状では,つみたて枠で買える投信の中に適当なものは,見あたりませんが,これからどんどん追加されるということなので,それを待ってからということでもいいでしょう.
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いや,「信用売りの1%強のコストに対して税率は20%」ですが,税は,益にかかるので,益が20%なら4%,10%なら2%,5%なら1%なので,信用売りをしている期間が半分とすると,年間の益が3%程度以下なら,手数料負けですね.
つまりは,結局,儲けないといけないってことですね.
やっぱ,NISAは使いにくいというか,買わせて売らせない仕組みってことなんですが,年利3%も儲けられないくらいならやるなってことですかね.
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新NISAは,益を出さないとうま味がないので,上がりそうというか値動き大きいものはないかと思って少し見てみたのですが,なかなか厳しいですね.インド株(Nifty50)とかも見てみたんですが,ぱっとしませんでした.つみたて枠で買える投信は,パッシブというかインデックスがほとんどなので,値動きが小さいです.
そっか,Nasdaq100がありましたね.既にCFDでやってるので,売買の判断もそのまま使えます.買いだけやった場合の値動きも見てみましたが,そこそこあります.Nasdaq100と連動するETFはいくつかありますし(2845とか),信託報酬も低いです(0.2%程度).これですかね.なんなら成長投資枠もこれでいいかもです.
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あーそっか,繋ぎ売りする時,Nasdaq100なら信用じゃなくて,CFDで先物を売ればいいんですね.パズルがはまってきました.
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そっか,もっと言えば,CFDでやってるNasdaq100先物の買いの一部を新NISAでやる,その年間利益が出た時は,新NISAの枠内では税金がかからないというのが一番シンプルでいいかもですね.
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このサイトで何回か書いTスタ氏(デイトレで資産○十億)ですが,最近,ちょこちょこメディアで見るようになりました.最初は,Mーサテとかの経済番組だったんですが,てきとーなことは無責任に言わない感じで,でも,出なくなって,視聴率が獲れるてきとーなことを言わないと使ってもらえないんだなと思ってました.
で,先日,経済番組ではない普通の番組に出て,株の解説?をしてたんですが,びっくりしました.一転して,こういう株を買えば儲かるといった,その辺の胡散臭い専門家?が言うような,てきとーなことをしゃべってたんですね.
これをどう考えるかですが(どうでもいいけど(笑)),彼ほどお金をもってるのなら,多くの芸能人のようにメディアに出て売れて稼ごうということはないでしょう.とすると,承認の欲求ですかね.
つまり,芸能界というかメディアに出てちやほやされるというか,そういうことに興味があるってことですかね(どーでもいいけど).でも,魂を売るじゃないですが,そんなことしてまで承認されたいんですかね? ていうか,視聴率がとれるてきとーなことを言えば承認されるような世界で承認されてどうすんの?ってことですよね.
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でも,やっぱり,承認されたいんでしょうね.
それは,何十億という大金を稼いで(報酬),結局,それが何だったんだというか,ようやく,マズローの法則的に次の段階の承認の欲求に来たってことなんでしょうが,まだ内的熟達までは行ってなくて,でも,デイトレって,やったことはないですが,内的熟達的な要素はあるわけで,でも,お金という報酬が付いてくると,おかしくなっちゃうというか,そう簡単な話ではないのかもしれませんね.
でも,嘘でも視聴率がとれるてきとーなことを言えば承認されるというように,承認の欲求もかなり危ういわけで(SNSとかのフォロワー数とか登録者数とかも同様),やっぱり,内的熟達だと思いますけどね.そして,内的熟達を追求してると,自然と承認も報酬も付いてくるものなんですが,それらを欲しがるとおかしなことになるわけです.
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10月から酒税が変わって,ビールと第三のビールの税率の差が縮小し,いずれは,同じになるんだそうです.つまり,第三のビールは,折角頑張って開発したのに消えゆくということでしょう(それとも,それでも味でも価格でもビールに勝てる第三のビールを開発して行きますか?).第三のビールの開発競争について批判的なことを書きましたが(何ともう10年以上前),まさにこの10年以上,一体何をやってたんだ?ってことですよね.
政治が無能と言ってしまえばそれまでですが,民間企業としては,税制の隙を突いてでも金儲けをしないといけないわけで,でも,ふるさと納税くらいならかわいいもんですが,自分が就職した会社でそういうことをやれと言われれば,こんなことやってどうすんだと思っても自分の活動の大半をそういうこと費やさないといけなかったわけで,でも,こんなことになって,この10年は,一体何だったんだ?ってなりますよね.
いや,それで食べて行く分,稼ぐことはできたし,退屈しのぎにもなったのでそれでOK? だとすると,ただ稼ぐために,退屈しのぎのために仕事をしていたってことですね.
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このサイトの2017年の夏から秋くらいの記事を読んでるんですが,ローカル電車の旅や車で下道の旅とかしてるみたいです.もちろん,わざわざ行くことはなくて,バドミントンの全日本教職員の試合で郡山まで車で下道で行ったり,広島で建築学会大会があった時,錦帯橋や尾道までローカル電車で行ったり,京大の林先生の研究会に呼んでもらった帰りに,ローカル電車で琵琶湖大回りをしたりという感じですかね.
で,その後ですが,全くですね.つまり,その時,ちょっとその気になって,ちょっとそういうことをしたけど,全然やりたいことでもなんでもなかったってことですね.そりゃそうか(笑).
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ラグビーWCですが,試合間隔を空けてやってるので,なかなか進まないのですが,サモアに勝ったんですね(試合は早朝なので観てない.サッカーのWCみたいに録画して,結果を伏せて観るということまではしない).確かWC直前の試合では負けたと思うので,うまく調整というか,回復できたってことですかね.
これでアルゼンチンに勝てば,決勝トーナメント進出(ベスト8)ってことですが,アルゼンチンは,少し格上で,過去もほとんど勝ってないと思いますが,どうしようもないほど差があるわけではないので,可能性はあると思います.
ていうか,日本が入ったプールDって,恵まれてるというか,プールAとかBを見ると,明らかに格上のチームが2チーム以上入ってますが(世界ランキング.プールCもそうだけど,オーストラリアはちょっと落ちて来てる),プールDの場合は,そういうチームは,イングランドだけで,サモアとアルゼンチンは,何とかなるかもってことで,日本を含めた世界ランキングが8位に届いていない3チームのどこかが2位になって,グループステージを抜けるって感じですからね.
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ピアノは,ある意味,ゼロクリアというか,どう取り組んで行くかを抜本的に変えるということで,そういうことの一つに,難曲に果敢に挑んで,気合いでぶちかます(笑)ようなことはもうしないということがあります.
それは,単純に弾くのがしんどいということもありますが,家では弾けても,全然違うピアノで人前で,という過酷な条件で演奏会とかに出した時に,破綻する可能性というか,そういうストレスがもうしんどいというのもあります.
これが何を意味するかですが,いい曲で弾いてみたいと思っても弾かない曲があるということです(逆に言えば,これまでは,弾きたいと思ったら,どんな難曲でも弾いてたわけで,それはそれで驚き).でも,いい曲というか「おっ,と思った曲」が埋もれるというか,紹介できないのは,ちょっと...なので,ここで紹介して行こうと思います(言い方を変えると,紹介するけど,この曲は弾かないと宣言するとも言える).
ちなみに,難曲かそうでないかの境目は,かなり低く設定していて,初見で通るとは言いませんが,少なくとも,一通り練習したら「安心して」人前で弾けるようになるレベルくらいだと思っています.過去に弾いた曲だとハチャトゥリアンのトッカータとかファジル・サイのブラックアースくらいですかね(でも,これらの曲も(別のフィルタにかかって)もう弾くことはないです).
で,最初は,クラーメルのクレドです.このサイトの過去の記事を検索したら,この曲を練習したという記載はありましたが,曲の紹介はしてなかったみたいです(その時点では,練習してそのうち人前に出そうと思ってたのでしょう).クラーメルは,カプースチンと同様,旧ソ連のジャズ系の(クラシックの)作曲家で,有名なカプースチンの8つの演奏会用練習曲とカップリングでの6つの演奏会用練習曲が出版され,クレドは,その第2曲です(つまり,カプースチンの8つの演奏会用練習曲と同様,1980年代に作曲されたもの).
ちなみに6つの演奏会用練習曲全曲は,こちらにあります.
クラーメルの曲は,カプースチンのようにリズムが複雑ではなくて暗譜もしやすいので,本番で破綻する可能性も低くなると思います.このクレドですが,ジャズというよりは,古典的な聴きやすいフレーズをジャズ,ポピュラーっぽくアレンジした感じで,独特な雰囲気があります.そして,特徴としては,とにかく高速です.最初から出てくる(ショパンのOp.28のプレリュードの第3曲を連想させる)左のパッセージですが,意外と弾きにくいですし,これをこの速度で安定して弾くのは至難です.最初の部分は,左単独で鳴ってるところが多いので尚更です(途中から右が入ると弾きやすい).
ちなみに,6つの演奏会用練習曲全曲動画のクレドは,こんな感じです.
このテンポなら楽勝で弾けますが(ちなみにどういうわけか,この6つの演奏会用練習曲の動画の中でこの曲だけめっちゃ下手で,違う人が弾いてるみたいです),クレドのいいところが台無しというか,やっぱり,上の動画のテンポで,せめて9割くらいのテンポで弾かないと様にならないのですが,それでも安定して弾くのは難しいです.ちなみに,最初の動画の「フルバージョン」は,これに前奏が追加されて,その他にもちょこちょ変更が加えられています.
ちなみに,クレド以外のクラーメルのピアノ曲もいくつか聴いてみたのですが,いわゆるジャズって感じで,弾いてみたいと思う曲はありませんでした(カプースチンの8つの演奏会用練習曲と第1ソナタと10のバガデルとブラジルの水彩画などのいくつかのパラフレーズ以外もそんな感じ).
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ローゼンブラットもカプースチン繋がり(旧ソ連のジャズ系の作曲家)ということで紹介したと思いますし,白鳥の湖ファンタジーも練習したという記載とリンクだけが貼ってました.曲は,誰でも聴いたことがあるチャイコフスキーの白鳥の湖のフレーズが使われたものです(以前は人の演奏がアップされていたが,今はシーケンサーっぽいものしかなかった.以前,あった動画はこちら).
この曲も有名なフレーズをジャズっぽくアレンジしたってだけと言っててしまえば,それまでですが,随所にセンスは感じますね.何箇所がちょっと弾きにくいところはあるんですが,そんなに難しくないです.それで,何回か練習したんですが,しばらく練習してると嫌になるんですね.
弾く曲をゼロクリアで見直すということで,そのフィルタの一つに,継続的に弾いて行けるかということがあるんですが,そういう意味では,この曲は,アウトということになります.はっきり言ってしまえば,白鳥の湖の有名なフレーズが出てくるので,人前で弾けば,受けると思いますが,そういうことはもうモチベーションにならないってことですかね.
あと,曲が「かっちり」してないってこともありますかね.「かっちり」という表現は漠然としていますが,私の中では,割とはっきりとしたイメージがあって,いわゆるジャズのアレンジ系の曲を弾く気にならないのは,そういうこともありますかね.
これ以外のローゼンブラットのピアノ曲で,ちょっと面白いと思ったのは,変奏曲列伝で紹介したパガニーニヴァリエーションや
クリスマスファンタジー
ですが,クリスマスファンタジーは,クリスマスシーズンに弾いたら受けると思いますが(ピアノプロジェがクリスマスシーズンの少し前の12月中旬になることもあった),逆に言えば,クリスマスシーズン以外弾けないし(笑),受け狙いでピアノを弾こうとはもう思いませんからね.
変わり種では,鉄腕アトムの主題によるファンタジーというのもあって,これも弾けば受けるんでしょうが,単なるアレンジという感じでつまらないです(毒).
あとは,譜面付きの動画は(ちゃんとした曲としては)ピアノソナタの2番がありました.
ソナタには,1番と3番もあって,動画もアップされてて,一通り聴いたと思いますが,弾く気になるほどではなかったと思いますし,ソナタのように長い曲は(全曲は)もう弾かないですかね.これ以外には,エチュード(は,いわゆるジャズというようなものが多い)とかタンゴとかですかね.
こうして見ると,一番弾く可能性があるのは,やはり,白鳥の湖ファンタジーだとは思いますが,この曲を弾かないということは,もう弾かないってことですね(将来どうなるかはわからないってことはありますけど).
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がらっと話題は変わりますが,これまでの日本人で名投手だと思うのは,誰ですか? 別に日本人でなくてもいいんですが,外国人投手の情報が少ないというだけの話です.ちなみに,私の中で外国人名投手ということでぱっと浮かぶのは,ノーラン・ライアンとマダックスとランディ・ジョンソンくらいですかね.現役だと,やっぱ,カーショウでしょうか(彼が今年のWBCに出てたら,日本は優勝できなかった).
現役では,大谷とか山本とか田中とかダルビッシュとか千賀とか佐々木とかいますが,まだ現役なので(引退するまででの評価でないと公平ではないので)はずした方がいいと思いますが,私の中では,ダルビッシュは,はずれますかねー.いろいろ創意工夫をしていて,そういうところは評価できるので,あくまでその結果としてどういう投手かという評価です.田中もいい投手だと思いますし,楽天が優勝した24勝0敗の年は,神がかってましたが,うーん,どうだろ,突出した何かをもってる感じではないですかね.
これまでというか,歴代ということだと,古くは,沢村まで行くんでしょうが,見たことないし(笑),半分伝説みたいなところはありますよね.成績で言えば,400勝投手の金田なんでしょうが,そういう成績ではなく,あくまで感覚的なものです.
江夏は,オールスターでの9連続三振とか日本シリーズの江夏の21球とかが有名で,すごい投手だったと思います.とにかくフォームが軟らかいというか合理的でセンスで投げてる感じでしたね.
私が小さい頃,すごかったのは,やはり,江川ですかね.2階から落ちてくるようなカーブもありますが,「えげつない」ストレートを投げるという意味では,歴代No.1かもしれません.うーん,でもどうですかね,高校時代がピークとは言いませんが,ジャイアンツ時代は,オールスターで8連続三振とかあったんですが,結構,打たれたイメージがあって(特にホームラン),持続的にそんなに活躍した選手ではないですかね.
怪物ということでは,松坂は,やっぱり,すごかったです.でも,ピークが高校時代ということはないですが,ライオンズに入って,数年くらいが一番すごさがあった感じです.当時は,高卒1年目で活躍するなんてことは,あり得なくて(それは今でもそうか),全く異次元のレベルのピッチャーという感じでした.
瞬間最大風速で言えば,ヤクルトにいた伊藤のことは,どこかで書きました.当時,あのスピードで曲がるスライダーは,全く異次元だったと思いますからね.
メジャーへの道を開いたという意味では,野茂の存在は大きいですね.フォームも独特で(トルネード),インパクトはありました.
もう(亡くなって)忘れられてる感がありますが,ロッテからヤンキースに行った伊良部は,いろいろ問題を引き起こしたんですが,ものすごく合理的というかシンプルなフォームで投げていて,いい投手だなと思ってました.
そういう中で(誰か忘れてるような気もするのですが(笑)),私の中で「名投手」として,ぱっと浮かぶのは,上原ですね.球がそんなに速いわけじゃないし,雑草魂ではないですが,野球エリートでもなくて,でも,ちゃんと体を作って一流投手になって結果を残して,アマチュア時代,当時無敵だったキューバに唯一通用した投手だったとか,プロになってからもWBCとかの国際試合でも活躍したということもありますが,シンプルに「名投手」だと思います.
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これまでは,どんな難曲も弾く気になれば弾こうとしてきたけど,これからは,もうそういうことはないってことで,もちろん,意欲の問題はありますが,これまでは,そうやって弾いていくうちに「ピアノを弾く技量自体が上がって」いつか弾けるようになるかもしれないというようなことがあったと思います.
でも,そうしないということは,もう「ピアノを弾く技量自体が上がって」行くことがない(と思ってる)ってことですかね.つまり,ピアノの技量も遂にピークアウトした,上手くなることをあきらめたということかもしれません.
そう思ったきっかけは,こっちに引っ越す準備をしている時(なので4年前くらいか)20代の時のビデオが出てきて,かなりバリバリ弾けてて愕然としたというのがありますかね.
もちろん,残念なところはあるのですが,それでも弾ける曲は,いくらでもあるわけですし,これもできる範囲でできることをするってことですかね.
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とは言え,そう取り組むことで,何かが変わるかもしれないと思ってるところは,あります.
バドミントンもそんな感じだったんですが,(あくまで私の中での感覚ですが),何かが変わった感じはします(でも,全然,打ってないけど.でも,打ったらそこそこ打てる気はする).
スキーは,まだどこかでもっとうまくなると思ってるところはありますかね.でも,がんがん練習するということはなくて,やっぱ,意識の問題ですかね.
ゴルフは,全然,やってないのですが,(レベルが全然ということもありますが),練習すれば,全然うまくなると思っています(でも,練習しないけど).
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新しい電子ピアノが来て2週目ですが,グランドピアノを弾けるのは(平日は)夕方しかなくて,でも,夕方は疲れていて弾く気にならず,晩ご飯を食べて一休みして,夜遅くなって回復して何とか電子ピアノを弾いてる感じです.
で,思ったんですが,夕方疲れているというよりは,夕食前でお腹が空いてる,つまり,エネルギーが足りない状態でしんどいということはあると思います.じゃあ,夕食後なら弾けるかというと,一休みした後ということになって,そうすると,もう20時を過ぎる感じなので,ちょっと厳しいですね.
対策としては,一日のリズムを前倒しする,つまり,早寝早起きにして,夕方17時くらいに夕食をとって,とやっても,ちょっと厳しいですかね.会議とかで遅くなることも多いですし,そもそも,早寝早起きが...
てことで,今のリズムでやるしかないと思いますが,先週は問題なかったですし,今週は,明日,グランドピアノを弾いてみないとわからないのですが,やっぱり,電子ピアノとグランドピアノは,全然違うと思うんですよね.
何が違うかと言うと,(表現力は置いておいて,あくまでメカニックだけの話ですが)タッチの重さもありますが,やはり,返りがあるかないかでしょう.
これは,かなり重要な問題で,ピアノは,打鍵と離鍵があるのですが,返りがあれば,離鍵が楽になり,弾きやすいということになって,本質的には,打鍵後脱力して,離鍵するというか,ずっと脱力してる感覚というか,自分の力で離鍵するのではなく,鍵盤に離鍵してもらう感覚,つまり,脱力が重要ということです.
電子ピアノだと,自力で離鍵しないといけないので,その感覚が身につかないかもしれません.とは,言え,電子ピアノにも,ある程度は,返りがありますから,そういう感覚をもつことが大事ということですね.
要は,脱力が超重要ということで(ピアノに限らず何でもそう),打鍵もそうですが,離鍵はなおさらというか,そもそも,離鍵しているという感覚は,ないですよね.
あと,一つ気づいたこととして,最初は,(防音室の中にあるので)ボリュームを落としてスピーカーで音を出して弾いてたのですが,ヘッドホンでも弾いてみました.そうすると,全然,感覚が変わります.というか,めっちゃ弾きにくい.
でも,弾きにくい違うピアノがもう一つあるようなものなので,時々,ヘッドホンにすることで,感覚の慣れを作らないというのに使えるかもしれませんし,非常に敏感になるというか,ごまかしがきかなくなるようなところもあるので,そういう意味でも使えるかもしれません.
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何かの番組で,すごい日本の技術というのを紹介していました.でも,「すごい日本の技術」ってどういうことでしょうね? 日本という国が何か技術をもってる? んなわけないですよね.
日本のどこかの企業とか人がそういう技術をもってるってことですよね.それって,ただそれだけの話で,別に「日本の技術」ってわけでもないですし,同じ日本人として誇りを持とうとかちゃんちゃらおかしな話で,オリンピックとかWBCで日本人選手が大活躍(笑)というのと同じで,まんまと乗せられて,こき使われて搾取されないようにしましょう.
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芸能界で売れる人ってどういう人でしょうね? 見てくれとか面白いことを言えるとかいうことはありますが,売れてナンボの世界ですから,好感度とか人気とかいう話で,所詮他者評価なんですが,逆に言えば,制御が難しい他人の気持ちを動かすわけですから,人垂らしというか,それはそれで一つの能力でしょう.
しかも,芸能人本人は,芸能界の氷山の一角で,裏には,膨大な数のぶら下がってる人達がいるわけで,でも,そういう人達に気に入られないと,使ってもらえないわけで,ある意味,ものすごく人間的にちゃんとしてるとも,媚び打って尻尾振ってるとも,それがわかっていて,確信犯的にそういうことができるとも言えますかね.
そして,芸能界に限らず,多かれ少なかれ,いろんな社会もそういう側面があるわけです.みんな人間ですからね.
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