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7/1'16
[気をつけないと]
(政治)

 櫻井パパですが,再度の要請を固辞したようです.そりゃそうでしょう.これでホイホイ出馬したら,(選挙には受かるかもしれませんが)ほんと○カ丸出しというか,事務次官という官僚のトップまで登り詰めた(実質的)実績は台無しですよね.本人はそこのところがよくわかっていて,「私の知名度ではないですから」と言ったそうです.でも,もし出たら受かるでしょうから,ほんと選挙というか,政治家って一体なんなんだと思います.

 これは,もっと普遍的な話に敷衍することができます.つまり,「あなたに期待している.お願いだから○○してください」とか請われても,結局は,その人を評価してるとかいうことではなくて,単にうまいこと言って利用してるだけってことがままあるということですね.ほんと気をつけないといけません.

 話を都知事選に戻すと,この機に乗じて,ある国会議員が出馬宣言をしました.事前の相談もなく,J民党幹部も寝耳に水だったようで,最初は,あまり相手にしてなかったのですが,櫻井パパに断られると,一転して「有力な候補の一人」となりました.つまり,K池氏にまんまとしてやられたわけです.

 でも,この人,N本新党の時から勝ち馬に乗り続けて党を転々としていて,要領がいいというか,変わり身の天才とか言われてますが,そう思われたら,ふつーはアウトなんじゃないですかね?

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7/2'16
[これから大変な時代になる(真の)理由]
(世の中)

 Brexitから一週間経ちました.市場は(一旦)落ち着きを取り戻した感じですが,このまま収束するのでしょうか? んなわきゃない,というか,わかりませんが,リーマンショックのときは,どうだったかと言うと,リーマンブラザーズが破綻する前,サブプライムローン問題が散々言われていましたが,なんだ大丈夫そうだな,という雰囲気になったところにリーマンブラザーズが破綻しました.

 つまり,リーマンショックの本質は,サブプライムローン問題であって,Brexitをサブプライムローン問題に置き換えれば,これから,リーマンブラザーズが破綻するというようなことが起こる可能性があるということです.ですから,まだまだとても安心できるような状況ではなく,壮絶な騙し合いや駆け引きが行われているということでしょう.

 でも,それは関係者の話であって,一般の人は関係ない,とは,もちろんなりません.円高になって株が下がれば,景気が悪くなって,会社が傾きますし,そうすると税収が落ちて国が財政破綻すれば,公務員もやばいし,最終的には,金融不安になって,全ての人の生活そのものに大きな影響が出てきます.ていうか,Brexit自体,イングランドの地方の平場の人達の生活苦が引き金になってるわけですからね.

 テレビとかでは,専門家?とか解説者とかいう人達が出てきて,これからどうなる?的なことをやってるのですが,彼らが口を揃えて言うのは,みんなが幸せになるためには,経済が大事で,いかに経済成長させるかということです.○ホか!(口が悪い(笑))

 ほんと何度も同じことを書きますが,これ以上経済成長するのは,もう相当無理があるし,そういう中でむりくりそんなことするから,おかしなことになるわけです.理由は単純で,「天丼は二杯食べられない」からです.資源が足りないので,人口を増やすこともできません.

 だったら,どうすればいいか,ですが,世の中の多くの人は,答えが見つからない,どうしたらいいかわからなくて閉塞感を感じるとか言ってますが,そんなことはなくて,これも何度も同じことを書きますが,無駄なことしてむりくり経済を回すのではなく,身の丈に合った(天丼一杯分だけの)経済にすればいいだけの話です.でも,これは結構難しくて時間がかかります.それは,富と労働の再配分が必要だからで,急にやるとハードランディングになるので,それをいかにソフトランディングさせるかが政治やリーダーの役割なんですが,実際は,全く逆のことをしているわけです.

 いやいやいや,そんなじり貧?で何が楽しいの? 今日より明日の方が給料も上がって豊かな暮らしができるからこそ希望を持って生きて行けるってもんでしょ,と言う人,というか,年寄りが多いと思うのですが,実は,それが最大の問題なわけです.

 いい暮らしって何ですか? 生活するのに充分な広さの快適に過ごせる家があって,おいしいものが食べられて,やりたいことや,やり甲斐のあることができて,そのために必要な分だけ働ければ,それ以上,何が必要なんですか? 700円くらいの定食や原価500円以下の手料理ではなく,5000円の飲み代,1万円以上するコース料理が必要ですか? 人間一人の大きさは畳一畳分しかないのに,その何百倍もの広さの豪邸が必要ですか? 百歩譲って必要だとして,これらを得るために,身を粉にしてストレスを溜めて体を壊してまで無駄なことして働きますか?

 いやいや,仕事しないで何するの?という人は,本質的に何が必要かがわかってない人でしょう.もちろん,世の仕事の中で,必要なものは,確かにあります.でも,そのほとんどとまでは言いませんが,大半は,経済を回すために無駄に作られたものです.これから更に経済成長しようとするために作り出すものは尚更です.そんなことするくらいなら,働くのはそこそこにして,残りの時間を,やりたいこと,やるべきと思うこと(学術でも芸術でもスポーツでもボランティア活動でも)やった方がいいと思いませんか?

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 ここまでは,前置きというか(前置き長(笑)),既に何度も書いてることを書いてることですが,主題というか,これから大変な時代になる(真の)理由は,ここにあります.どういうことかと言うと,上で書いたように,とにかく経済成長と考えてるのは,「年寄り」だけの話で,これからの時代を生きていく若い人達は違いますよね.

 年寄りは,彼らを欲がないとか草食系とか言って非難しますが,私からすると,年寄りの方がおかしいし,とち狂ってるとしか思えません.でも,ここが肝心なところですが,最大の問題は,これから世の中をどうしてい行くかを決めるのは年寄りということです.

 実際,政治家は年寄りばっかですし,会社を経営しているのも年寄りなので,やりたいことをやりたいから,給料もそこそこでいいので,そこそこ働かせて欲しいとか言ったらクビになったり,そもそも就活で落ちちゃいますよね.選挙は,18歳以上ならみんな投票できるとか言っても,少子化で若い人達の数自体が少なくて,彼らの意見が反映されないということもありますが,それ以前に,政治家のしょぼさ炸裂で選択肢がない(例えば,増税して福祉を充実させて欲しいという選択肢がない)ですし,飼い慣らす教育(今にして思えば,ゆとり教育は,年寄りが自分達が上手い汁吸って逃げ得するために若い人達を○カにする洗脳教育だったのかも)をするなど抜かりありません.

 こうしてみると,若い人達にとって,事態は絶望的に見えますよね.つまり,「これから大変な時代になる」ということです.でも,これも再三書いてますが,世の中が変わらないのなら,そういう中で何とかやって行くしかありません.そして,それにはどうしたらいいかも再三書いている通りです.

 かく言う私ももうすぐ職を失うので,気分としては,若い人達と同じです.ただ,違うところがあるとすれば,これまで蓄えてきたものがあるということではなく,これまで考えて培ってきたものがあるということで,そういう能力を活かして,若い人達がそうしなければならないように,戦って行くということです.

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7/2'16b
[出かける先]
(生活)

 朝起きて,?HKでBrexitでどうなるかというのをやってて,そしたら上で書いたような有様(笑)で,朝ご飯食べて,記事を書かずにおれなくなった(笑)ので,記事を書いて,今日は,家に居て新々生活体制作りでも,と思っていたのですが,何となく大学に行きたくなって,やっぱり,研究室に来ちゃいました(笑).今日に限らず,いつもそうです.なんでですかね?

 思うのは,生活して行くのに(ちょっと大袈裟に言うと生きて行くのに)は,「出かける先」が必要なんじゃないか,ということです.仕事をリタイアして,家でごろごろしてておかしくなるのは,そういうこともあるんだと思います.だって,生まれてからの数年を除けば,幼稚園,小中高大,そして,職場とずっとそういう生活を送ってきたわけで,そういう「出かける先」をやることと同時に失うのは,あまりにも過酷というものでしょう.

 ということで,そういうことも考えて行こうと思います.自分で会社とか研究所とか作っちゃうのも一つの方法ですが,そこまで行かなくても,単純に,家というか,活動するところを二箇所,あるいは,数カ所に分けるのなら現実的かもしれません.例えば,東京郊外の自然豊かなところに「家」があって,通勤?に負担がない,例えば,車とか電車とかバスで15分くらいのところに「勤務先」があって,ついでに,都心にもう一箇所,ワンルームでも「活動拠点」みたいのがあるといいかもしれません.

 必要なのは,やはり「先立つもの」ですが,このくらいなら何とかなりそうですし,体や心に負担をかけないという意味で,有効な「お金の使い途」かもしれません.

 最低ライン?としては,例えば,東松山の場合,駅から徒歩圏だと60平米で家賃8万くらいはするのですが,これを駅近のワンルームの3万と駅から離れたところの6万に分けると+1万(合計9万)で,こういう状況が作れるわけです.

 そっか,だったら,「家」は,森林公園や小川町でよくて,「勤務先」を東松山にすればいいんですね(そうすると,必要額は9万から7〜8万くらいになる).朝ご飯は,家で食べて,のんびり「出かけて」,「勤務先」で作業して,昼ご飯は,「勤務先」周辺で食べて,買い物とかぶらぶらしたりとかもできますし,晩ご飯もそこで済ますか,「家」に帰ってきて,自分で作って食べるか,というイメージでしょうか.このような「組み合わせ」は,森林公園+東松山以外にもあるでしょう.

 例えば,「勤務先」を都心にするというのも大いにあり(ワンルームだと家賃もそんなにかからない,もちろん,広さはないが,作業するだけなので広さは要らない)なんですが,「通勤?に負担がない,例えば,車とか電車とかバスで15分くらい」のところの「家」をどうするか,ですね(でも,都心なので車移動はないかな).

 でも,これも探せば「いい組み合わせ」があるかもしれません.つまり,単に「将来住みたい街」探しではなく,そういう「組み合わせ」探しということで,また,一つ「研究テーマ」が見つかりました(笑).

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 実は,この状況って,今の状況なんですよ.つまり,今住んでるところって周りに(歩いて行ける範囲に)は,なーんもなくて,車とかバスで10分くらい行けば,買い物とかご飯を食べられる街や「勤務先」の大学があるわけです.で,生活はどうかと言うと,快適で,でも,住んでるところだけで,大学という「出かける先」がなかったら,絶対しんどいと思うんですよねー(「場所」だけでいいような気がする.だって,土日に出かけてきても,最近は学生は来てないし,誰に会うわけでもないですから).

 でも,逆に言うと,「出かける先」がなくても,例えば,都心や街中に家があって,歩いて行けるすぐ周辺にいろいろ便利で用事が済ませられて,ぶらぶらできる街があれば,それでもいいのかもしれません.ただ,都心に住むのにはコストがかかりますし,そこそこそういう生活ができる「将来住みたい街」はどこか,ということなわけで,無理に「家」と「勤務先」を分ける必要はないのかもしれませんね.

 でも,「家」と「勤務先」を分けるということで,選択肢が広がったことは間違いないので,それも含めて考えて行くということですね.

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7/2'16b
[鎖国]
(世の中)

 思ったんですが,Brexitって,一種の「鎖国」ですよね.で,日本は江戸時代,実際に鎖国をしていたわけで,じゃあ,日本がどうなったかと言うと...天下泰平なわけです.ですから,イギリスより周りの方が(悪)影響があるわけで,実際,株価もそう反応してるわけで,一番下げがきついのが日本ということになってるわけです.

 具体的に言えば,ポンドやユーロが暴落して,相対的に円が暴騰して,輸出しないと食べて行けない日本が一番とばっちりを受けるということですね.でも,それは,とばっちりではなく,そういうバランスの悪い非常に危うい状態を作ったことが問題なわけで,いざとなったら,日本だって鎖国しても食べて行けるように,産業構造をしっかりリスクマネージメントしておくことが必要でしょう.

 そして,それは,消費を刺激し内需を拡大して景気を回すことではなく,農業などの生きて行くための基幹産業をがっちり守ることと,江戸時代に戻れとは言いませんが,余計な「世の中を便利にする」ための投資をするのではなく,しっかり足元を見て身の丈に合った経済にすることでしょう.

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7/2'16c
[1日1時間]
(日記)

 4〜5月と引越+熊本地震で大変で,6月は,その疲れか,調子は今一で,もちろん,一応ちゃんと生活できる体制にはしてるんですが,荷物の整理とかは,職員宿舎を退去した時,つまり,5月末からは,ほとんど進んでいません.それは,調子の波ということかと思っていたのですが,考えてみたら,5月に職員宿舎を退去した時って,1日1時間ずつ,ちびちびやってたわけで,じゃあ,今度もそうやればいいだけの話じゃん,ということに気づきました.

 ということで,1日1時間だけ,ちびちびやって行こうと思います.今の状態でもちゃんと生活できてるわけですし,1ヶ月で退去しないといけなかった職員宿舎と違って,極端な話,10年後?の次の引越までにやればいいわけですからね.でも,そういうこと気づくかどうか,そういう風に思えるかどうかが,調子ということなのかもしれません.

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7/2'16d
[SNS]
(世の中)

 昨日は,あんまり書くことがなくて,でも,今日は,(休日ということもありますが)書くことが次々と出てきて,不思議なもんですね.で,なんでここで書くかということは,単に書きたいから書いてるだけ(笑)なんですが,やっぱり,人との繋がりが感じられる,つまり,読んでくださる方がいるってことが大きいと思います.

 いやいや,それだったら,文章を書くという手間がかかることより,お互いの顔が見えて,もっと多くの情報のやりとりができる「直接会って話をする」方がいいじゃん,という人もいるかもしれません.もちろん,そうすることもありますし,そういうのは,絶対に必要なことです.でも,私的には,やはり「一人,時々,みんな」が好きですし,普段は,その方が効率がいいと思います.

 だって,じゃあ,会って話しようか,となったら,出かけて行って,どこかで会って,話して,また帰ってきて,ってなって,時間と労力(と若干のお金)もかかりますし,議事録(笑)でも残しておかないと,何の話をしたかは,その場で消えちゃいますし,話ができる人数も限られてしまいます.

 最近,FBとかツイッターとかLINEとかのSNSの興隆がすごいですが,そういうことがあるんじゃないですかね.つまり,一人で孤独にスマホをいじってるように見えて,実は,ものすごい時間,ものすごい数の人と繋がってるわけで,孤独どころか,その正反対なわけで,でも,実際に人と接することによる煩わしさは,排除できるわけで,みんなやるのもうなずけます.

 ただし,私は,FBもツイッターもLINEもいわゆるSNSというものは,全くやってませんし,今後もやるつもりはありません.FBは,義理の妹(応用化学系の九大教授)が連絡したいと言ってきた時があって(最近は,「連絡」はメールじゃなくてFBなんですねー),その時に使ったんですが,それ以外全く更新してません(とーきどき見ると,友達リクエストとか来てるんですが,FBやらないんでごめんなさい).

 なぜかと言うと,向こうから何か来たら対応しないといけないからです.ホームページ(正確にはウェブサイト)なら,言いっぱなし,書きっぱなし(笑)なので,そういう心配?はありません.もちろん,メールは来ますし,メールが来たら,少し時間がかかっても必ず返事はしますが,SNSに比べてメールだと大分敷居の高さが違いますよね.

 つまり,「一人,時々,みんな」が好きな私としては,SNSは,「みんな」過ぎてしんどい,ホームページ+メールくらいが絶妙でちょうどいいということです.

 ちなみに,私は,電話も基本的には出ません(もちろん,留守録を入れてくれたら連絡はします.050plusだと留守録がメールで音声ファイルで転送されるのです).理由は,SNSと同じようなことです.ですから,私への連絡は,メールにしてくださいね(時間がかかっても,必ず返事はしますから).

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7/2'16e
[好きな人]
(自分)

 好きってどういうことかについて,途中で話が終わってたのですが,人を好きになるということで既に書いてますよね.でも,今読んでみると(もう10年前ですね),なるほどと思うところもありますが,考え方がちょっと変わって来た感じもします.実際,自分が好きになった人のことを考えてみると,こっちが好きかどうかだけではなく,向こうがどうか,ということが結構大きい気がしてきた,あるいは,自分がそうなってきたということかもしれません(でも,これは,歳をとって自分の腰が重くなってきただけかも).

 個人的な話になるので,きいてる方にしてみたらどーーでもいいことだと思うのですが,私がこれまでどういう人を好きになったかをつらつら思い起こしてみると,思い当たるのは,「自分ができたいと思うことが自分よりできる人」ですね.

 具体的には,これは多分誰にも言ってないと思うのですが(ってことをいきなり全世界に向けてここで書くか?),中高とずっと好きな人がいて,その人は,どういう人だったかというと(数少ない)私より勉強ができる人でした(もう,これでほとんど絞られると思いますが,今となってはもうどうでもいいことですよね(笑)).今にして思えば(よく憶えてはいないが),私がラサールや久留米付設に行かなかったのは,その人と同じ高校に行きたかったからかもしれません(○カですねー(笑)).

 世間一般の人から煙たがられてる?東大(出身)女子も好きです.女性で研究者とか大学の教員とかというだけで,もう半分好きになったみたいなもんです(笑).別に,勉強に限らず,ピアノが上手い,バドミントンが強い,スキーが上手いってのも,ポイントは高いですね.音大生(音大卒),それも,芸大,桐朋というだけで(我ながらしょぼいが)何か違う目で見ちゃいます(でも,ピアノをかなり弾く人ならこの気持ち?は多分わかってもらえると思う).そう言えば,K子さんって,私が直接接した人の中で一番ピアノが上手い人なのでした(笑).筑波大バドミントン部の女子がかわいく見えるのもバドミントンがめっちゃ強いっていうのがあるのでしょう.

 あとは,やっぱり,話ができるってことですかねー.つまり,話をしてみて,私が考えもしないような意外なことを言われると,コロッと来ます(笑).それは,別に私より賢いとかいうことだけではなくて,自分にない考え方というか,意外性がポイントのような気がします.

 でも,こうして書いてみると,私って,やっぱり,相当変わってるんでしょうね.だって,世の男性の多くは,「自分ができたいと思うことが自分よりできる人」は嫌なんですよね? いや,それも年寄りの話で,若い人達はそうでもない?

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7/2'16f
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 大学に出てはきたのですが,結局,そんなに仕事にはならず(学期末なので,いろいろやらないといけないことはあるんですが),○○したり,このサイトの文章を書いたりしていたら,時間が過ぎていきました.休日なんで,まあいっか,とは行かないんですが,もしこれが定年後だったら,これでいいと思えれば,これでもいいわけですよね.つまり,出かける先があるというのが,やはり,ポイントになりそうです.

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7/2'16g
[必要な仕事と無駄な仕事]
(世の中)

 むりくり経済を回すためではなく,世の中にとって,本質的に必要な仕事って何でしょうね(既に書いたような気もしますが,多分,その記事とは違った感じになると思います).

 それは,基本的な生活を支える(しんどい)仕事でしょう.わかりやすい?例は,トイレ掃除のおばさん(おじさん)ですが,もっときちんと書くと,衣食住的に言えば,高級メロンとかじゃなくて,高級でないふつーの米や野菜や畜産などの絶対必要な食料を作ってる農家,そして,食品メーカー,住む家や建物を造る大工さんとかスーパーゼネコンとかではない,実際に汗水垂らして工事をする建設会社,生活に必要な物資や人を運ぶ物流関係や交通,輸送機器メーカー,電気,ガス,水道などを供給するエネルギー関係,これらを支える素材や機械メーカーですかね.さすがにもう川で洗濯というわけにも行かないので,生活を楽にする電化製品を作ってるメーカーも入れときますか.

 これだけ人口が増えた状態で,物々交換というわけには行きませんから,決済などを行う金融機関やいざというときに助け合えるシステムを作る保険会社も必要でしょう.衣食住的には,衣料品メーカーもそうですが,これもいわゆるアパレルとかいう付加価値?の付いたものではなく,ごくふつーの最低限必要な着る物を作ってるところですが,今やそんなところ日本にあるんですかね? 病気になったり怪我したりしたら治療してくれるお医者さんや歯医者さんとか,体が衰えたら介護してくれる人や,複雑な社会の中で生じる問題を解決してくれる弁護士とかも必要ですね.

 ここまであれば,少なくとも生きては行けますし,逆に言えば,いざとなったら,鎖国というか,戦前のように海上を封鎖されても何とかサバイブできるようにしておくことは重要です.そういう意味では,エネルギーについては,石油や天然ガス依存度が異常に高いので,必要以上に経済を拡大させないことも重要で,むりくり経済成長させるな,という私の持論?とも繋がって来ます.

 次に来るのが,生活を豊かにする通信とか,インターネット,IT関係とかですかね.実際,このサイトを公開できるのもそのおかげです.手前味噌ですが,人を育てる教育も大事ですよね.食材とそれを売ってくれる小売り業者(物流関係)と調理器具を作ってくれる電機メーカーと電気ガス水道があれば,自分でご飯は作れますが,700円くらいで定食とかご飯を食べさせてくれるお店はやっぱりあった方がいいですよね.

 学術,芸術,スポーツは,はっきり言って,絶対必要なものではありませんが,これらを仕事にできるのは,極少数の人達で,彼らに生活に必要な給料や必要経費をみんなで手分けして払ってもたかがしれてますし,そういう極少数の人のやることや発見することがものすごく多くの人達に著しい利益をもたらすことがある,というか,実際,これまでそういうことで人類は発展してきたので,そういう意味で,これは(手前味噌ですが)欠かせないものです.

 でもこうして書いてみると,今存在する仕事のほとんど(何か書き忘れたよーな気もするが,その場合はご容赦を)が必要な仕事で無駄な仕事などないことに気づかされます(実は,最初の方の下りを見るとわかりますが,最初は,必要な仕事は極一部という前提で書き始めたのですが,意外(当然)なことにこういうことになりました).じゃあ,何が無駄なのでしょうか?

 それは,やはり「付加価値」の付くものでしょう.つまり,散々書いてますが,お金持ち相手の豪邸や高級マンションや高級リゾートや高級車やブランド品や高級食材や高級料理店やおしゃれなお店や飲み屋とかいわゆるバブリーなものですね.そして,これは,Aベノミクスとか言って,これからやろうとしていることとぴたり対応するわけです.

 逆に言えば,経済成長させると言っても,もうそのくらいしか余地がないわけで,でも天丼二杯は食べられない(高級車やブランド品は,本質的に必要ない)わけで,多分無理ですし,むりくりやっても必ず失敗して,逆に経済破綻などのハードランディングを招くと思います.だって,本質的に必要がないものは,ほんの少し信用不安が起こってお金の流れが滞れば,要らない,ってなるに決まってますし,実際,高級リゾートとかがばたばた潰れたのは,バブルの崩壊で嫌というほど思い知ったはずです.

 つまり,何度も同じことを書きますが,必要なのは,機首を上げて経済成長すること(は無理なので,ハードランディングになってしまう)ではなく,機首を下げてソフトランディングすることです.

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 でも,それでも何とか活路を見出そうとするのなら,これは,既にこのテーマで書いた記事と被ると思うのですが,IT関係にはもうちょっと頑張ってもらって,例えば,インターネットがもっと速くなってどこでも繋がるようになるのは,まあよしとしましょう(でも,そういう効率化でCDとか本とかが不要になって,逆に食いっぱぐれる人が出てくると思いますが,これも徐々に移行させてソフトランディングってことですかね).

 核融合は,エネルギー問題に大きく寄与するとは思いますが,ちょっと無理っぽいかなあ.中央リニアは要らないと何度も書いてますが,研究開発的には,そういうことを追求して行くのは,必要なのかもしれませんね.

 あとは,やっぱり「人間自身のこと」ですかね.別に不老不死とかは要らないんですが,体が不自由になったり,苦しむことなく,穏やかに最期が迎えられるような研究や産業は,意味があると思いますし,金持ってる年寄りの金の使い途とか,若い人の負担を減らすという意味でも力を入れるとしたらここなんじゃないですかね?

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7/2'16h
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 と書いたのですが,やっぱり,直接会って話をする方が楽しいですよね.でも,とある事情で,それができないというか,難しいことになってるので,ストレスが溜まってるのかもしれません.

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7/2'16i
[バブルよ再び]
(世の中)

 これもそうですが,最近,バブルの頃のことを取り上げたものがちらほら見られます.またバブルを作ろうとしてるってことなのでしょうか?

 でも,バブルのことを経験してる人にあの頃のことを思い出させると,あーあの頃はよかった,バブルよ再びって思いますかね? 痛い目に会った人が多くて,あの過ちはもう起こすまいと思って逆効果なんじゃないですかね?(でなきゃ,ほんと○カ)

 歴史を繰り返す的に言えば,そうでもないという人もいるかもしれませんが,歴史を繰り返すのは,忘れるというよりは,世代が変わるからで,じゃあ,今の若い人達にバブルを見せて,要らないものを欲しがらせようとしても無理なんじゃないですかね?

 つまり,若い人達は,しょぼい年寄りなんかよりよっぽどしっかりしていて,既にものの本質がわかってるんじゃないですかね.

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7/3'16
[何か変?]
(日記)

 調子は上向きだし,とある事情でストレスが溜まってるってことはないとは思うのですが,やっぱり何か変ですね.生身の私自身は,普段と全然変わらないと思うのですが,ネット上のヴァーチャルな私だけが暴走?と言うか,変な方向に走り出してる感じでしょうか.そういうことでバランスをとってるような気もしないでもないですが,一日単位で,例えば,今日一日では,普段の私と直接接する人より,このサイトを見て下さってる人の方が多いでしょうから,それはそれで問題?

 と書いたんですが,どうなんですかね? 変な方向に走ってるのは,世の中の方で,それと違う方向に走ると,世の中から見ると,私の方がおかしいってことになるわけですよね.それって,やっぱ,おかしいというか,変な話なわけです.

 でも,再三書いているように,私としては,どう思われようが,別段何も気にしてないわけで,だったら,気にするでもなく,自分の思うように生きて行けば,このサイトに書きたいことがあれば書いていけば,いいってことですね.

 でも,黙して語らず,ではないですが,いろいろ書いてると,格好悪いなーとは思いますね.でも,別に人に好かれようとか格好良く見せようとかも思ってないので,これもまあいっか,って感じでしょうか.

 ただ,バランス的には,一日の中で,仕事をしたり,研究や学生の研究指導をしたり,生活に必要なことをしたり,相場の動きを見たり,テレビやネットを見たり,ピアノを弾いたり,バドミントンをしたり,という中で,いろいろ考えてこのサイトに文章を書くことは,せいぜい一日1時間くらいがちょうどいい気がしていて,昨日6/30のように,それを越えると,逆にあまり気分がよくなくなる感じがします.

 何か変というのは,そういうことなのでしょうから,やっぱり,せいぜい一日1時間くらいってことにしようと思います(というか,実際のところ,そのくらいの時間しかとれないのが現実なんで).(とりあえずこれで今日は15分(笑)).

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 昨日とは逆に,今日は,どこにも出かけたくなくて(でも,買い物とかには行かないといけないけど),少しだけの荷物の整理とかしました.出かける先は,必要だけど,そういう日もあるってことですね.

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7/3'16b
[苦しむことなく歳をとって行くには]
(生き方)

 不老不死は要らないけど,苦しむことなく穏やかな最期というか,もっと言えば,苦しむことなく気分よく歳をとって行くというのは,具体的にどういうことでしょうね? 癌とかの大きな病気にならないということを思い浮かべる人が多いと思うのですが,私はちょっと違っていて,というのは,既にこのサイトに何度か書いてますが,もし癌だと言われたら,手術とか抗がん剤治療とか,苦しい思いをして抵抗するのではなく,早く死んでもいいので,それを素直に受け入れて,穏やかに最期を迎えたいということです.

 そこは,割と明確なのですが,問題なのは,そういう病気というわけでもなく,体がしんどい,辛い,痛いとかいうことです.そして,それが歳をとることが原因なのなら,ほんと何とかしたいです.

 既に書きましたが,歳をとると,例えば,走ったり歩いたりするのが遅くなる,スポーツのパフォーマンスが落ちるというのは,しょうがないし,そういう中で,できることをやればいいですが,体がしんどいというのは,そういうのとは,違うんですよねー.それが何とも不思議です.

 でも,今のところの私の結論?は,それも結局,できる範囲でできることをやるということです.つまり,歳をとって,体が衰えているのに,若い時と同じように仕事とか活動とかするから,体がしんどくなるのであって,歳をとったら,体が衰えた分だけ,仕事も活動も抑えないといけないということです.

 当たり前のことのように思いますが,これが実は,とてもとても難しいです.一つは,歳をとって体はどんどん衰えて来てるのに,仕事は逆にどんどん増えてきてるということです.量だけではなく質というか,責任が重い仕事にもなってきます.一体どうなってんの?と思いますよ.

 ですから,もうあかんと思ったら,仕事を辞めるしかないのでしょう.幸い,経済の激変がなければ,仕事を辞めても,何とか食べては行けると思いますが,経済の激変は間違いなくあるでしょうし,まだまだ年金はもらえないし,非常に厳しい状況になるとは思いますが,背に腹は変えられません.そして,そういことは,いつでも誰にでも起こりうることで,だから,そういうことも想定して,無駄なことにお金を使わずにちゃんと生活してないといけないのです.

 でも,まだ何とか大丈夫です.それに,私の場合,仕事を辞めてしまうと,研究や学生の研究指導という「無償でもやりたいこと」ができなくなってしまうので,それをみすみす手放すのは,非常に大きな決断が必要です.

 あとは,「頑張る癖」がついてしまってることですかねー.感覚的には,ずっと30代なので,そのときにイメージがどうしても抜けません.元々怠け者なので,しんどいときは,(休めるのなら)休むというのは,大丈夫なのですが,問題なのは,調子がいいときで,そういうときに調子に乗って頑張ってしまうと,あとで必ずやられます.

 ですから,頑張らないように頑張らないといけないのですが,その目安として,こういう記録を付けてるのですが,これも元々は,頑張るために付け始めたものなので,グラフが上がってくると「だめだ」とは,なかなか思えなくて,やっぱり,なかなか難しいです.

 でも,最近,気づいたのですが,生来の怠け者というのが,ここに来て,いい方向?に出てきたような気がします.つまり,やりたくないよ〜という時は,素直にやらない(笑)ってことができるってことです.逆に問題なのは,やっぱり,その気になったときにやり過ぎないにすることですね.

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7/4'16
[楽しめばいい]
(野球)

 野球(ライオンズ)は,もう終わっちゃいましたかね.この時期で終わりというのは何とも寂しい限りですが.で,そもそも,何でライオンズなのかと考え始めました.私とライオンズの関係?については,何度か書いてきましたが,そんなことより,やっぱり,試合とか試合の結果を見て楽しめるかですよね.

 そういう意味では,西鉄時代やまだ福岡にいた時や黄金期はともかく,それ以降も,松坂をはじめとして,見たいと思える選手がいて,何とか食いつないできた感じがします.でも,今ってどうですかね? 敢えて言えば,中村くらいじゃないですかね.

 じゃあ,他のチームはどうかと言うと,例えば,日ハムの大谷は,純粋に見たいと思いますし,これからどこまで行くのか楽しみです.あとは,ヤクルトの山田くらいですかねー(ホームラン数では独走で,しかも目下四冠!).横浜の筒香は,期待通りブレイクしてくれましたが,もう一皮かなー.

 ここまで来ると明らかなんですが,要は,ある特定のチームを贔屓するだけでなく,純粋に野球を見て楽しめばいいわけです.そういうことからすると,ソフトバンク強すぎてつまんなかったんですが,日ハムが盛り返して来たんで,大谷がいるし,今は,日ハム応援してます(笑).

 セントラルはどうでもいいんですが(笑),広島がすごいことになってきて,お祭り騒ぎになってるんで,それはそれで楽しめます.ジャイアンツがぱっとしないのも結構な話です.

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7/4'16b
[大阪(関西)]
(世の中)

 研究室の学生で,内定が出た東京近郊出身の学生がいるんですが,勤務地が大阪と言われて,どうしようか悩んでるみたいです.えっ?と思う人もいると思うのですが,東京近郊出身の人で,大阪や関西が嫌というか,怖い(笑)というか,そういう人って結構いるんですよ.私はそんなに気にしないんですが,気持ちは何となくわかります(笑).

 他の地方,例えば,北海道とか東北とか信州とか中国とか九州なら大丈夫なわけで,なんで大阪や関西だけだめかと言うと,やっぱり「色」が強いからですよね.そういう意味では,名古屋もちょっと..という人もいます.

 なんでそんなことになってるかと言うと,大阪,名古屋って,東京に次ぐ大都市なわけで,要は,東京に敵対心丸出し(のように見える)わけです.まあ,実際のところは,全然そんなことないと思うのですが,これもメディアが作り上げたイメージなのでしょう.でも,そう思ってしまうと,向こうが好意をもってくれないとこっちも好意をもてないってことになってしまうんでしょうね.

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7/5'16s
[考えればわかる]
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 今朝,?HKで「ずっと座ってるのは体によくない」というのをやってましたね.このサイトでずっと以前から言ってることです.最新の研究らしいんですが,今頃言われても...と言ってる人もいましたが,別に誰かが研究してくれるのを待つまでもなく,「考えればわかる」ことです.

 運動する必要はない,時々,立ち上がるだけでいい,というのも言ってましたね.立ち机というか,机の上にダンボール置いて立って仕事というのは,ずっと以前(10年くらい前か)にやってみたことはあったんですが,長続きしませんでした.つまり,できることをできる範囲でやるというのが大事というのもずっと言ってることです.

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7/5'16b
[多様性]
(世の中, 生き方)

 私は,やりたいこと,自分がやるべきと思うことだけを(できるだけ)やって来ました.それを自分勝手とかわがままとか言う人もいるかもしれません.それは,甘んじて受け入れますし,実際,ただやりたいからやってきたってこともあるんですが,それが自分のためだけではなく,世の中や社会にとっても結果的にいいことだと思っています.

 それは,人類は多様性をもつことによって,つまり,いろんな人がいるからこそ発展してきたからです.地球上の人類全員がスポーツだけが得意,あるいは,勉強だけが得意では,社会は成り立ちませんからね.

 つまり,多様性こそが優先されるべきものなのですが,最近,それがものすごい勢いで失われつつある感じがしてます.例えば,しつこく世の中の役に立つことをやりなさいと言われているので,そういうことしかやらない「いい子」ばっかりになってきてるわけです.まずいんじゃないですかね.もっと,尖ってて,異端児で,こいつ大丈夫かよ,というくらいの奴がいてもいいと思いますけど(全く自慢にはなりませんが,私は,若い時は(今でも?),まさにそういう人間だったと思います.ほんとすみません).

 でも,やりたいことをやるのは,大変です.だって,例えば,野球がやりたかったら,それで食べて行くには,プロ野球選手にならないといけないからです.つまり,やりたいことより人がやりたがらない世の中の役に立つことをやった方が楽なんですね.要は,みんな楽がしたいってことなんでしょうか(なりたい職業No.1は公務員).「楽」と「楽しい」は,同じ漢字でも,実際は,全然違うんですけどね.

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7/6'16
[川越]
(生活)

 将来住む街シリーズ第○段?です.東松山とか森林公園だとちょっと田舎過ぎる(ごめんなさい),実際,池袋に出るのに電車で1時間(東京駅だと+15分)というと,つくばより遠いわけで,じゃあ,もうちょっと東京寄りということで,川越あたりはどうかと考えました.

 で,ちょっと調べてみたんですが,川越ってめっちゃ都会じゃないですかー.人口は,さいたま市,川口市の次の埼玉県3位で,駅前はかなり賑やかです.

 

 川越というと,こういう↓

 

 イメージなんですが,ここは,観光地というか,そういうところで,考えてみたら当たり前ですよね(でも,この場所も川越の中心地からそんなに離れていない).

 実は,この写真が載ってるサイトで川越を探したんですが,なかなか見つからなくて,そしたら,何と一番上にあったのでした.位置的には,池袋まで急行で30分なので,池袋〜森林公園のちょうど真ん中くらいってことですね.

 で,問題?なのは,関越道を使う時,東京に近い分,例えば,スキー場やゴルフ場から遠くなるということです.そんなこと大したことないじゃん,とも思うのですが,例えば,つくばだと,一番近いスキー場(車でハンター,新幹線で湯沢)でも3時間かかるんですよ.そうすると,歳をとって,朝起きて体がしんどいと(誰かといっしょに行く約束をしていなければ)めんどくさいから行かないとなって,どんどん行かなくなって,どんどんつまらない人生になって行くと思うんですよね.実際,最近は(仕事で疲れてるってこともあるけど)そんな感じです.

 もちろん,誰かといっしょに行く約束をしてもいいんですが,体がしんどいことに変わりはないので,そういう時は,もうほんと必死で這ってでも行くみたいな感じで,やっぱり,そういうのもしんどいです.それに,一人より誰かといっしょに行った方が楽しいですが,それは「他人に依存する状況」であって,「一人でも大丈夫」にしておく的リスクマネージメント的なことも必要ですし,一人なら一人ならではのメリット,例えば,朝起きて,体調がよくて天気もいいとなったら,その場で,じゃあ行くかということもできるわけですしね(そうなったときに,いっしょに行く人がいたら一番いいが).

 話を戻すと,行くのに3時間かかると,朝7時に家を出ても着くのが10時,17時に向こうを出ても途中でご飯を食べてたりすると21時くらいになってしまいます.というか,滑ってるのが昼ご飯とか休憩の時間を除くと実質5時間くらいですから,往復の移動時間(6時間)の方が長いわけで,どう考えても効率がよくありません.つまり,この片道3時間が2時間とか1時間半になると全然違うということです.

 実際,東松山とか森林公園から一番近い岩鞍や湯沢までどのくらいかかるかと言うと2時間かからないんですね.じゃあ,そこから電車で30分かかる川越まで来ちゃうとどうなるかと言うと,これが何と10分しか違わないことが判明?しました.つまり,関越道の川越から東松山まで10分しかかからないってことです.これは意外でした.逆に,東松山や森林公園より田舎,例えば,高崎まで行っちゃうとどうかと言うと,これも意外なことに30分くらいしか違いません.つまり,高速ってやっぱり早いんですね.

 あとは,電車の始発駅かどうかですが,東武東上線の川越駅から1つ下った川越市駅が始発駅で,10分に1本くらいは,始発の電車が出てるようです.ただ,池袋まで30分くらいで着く急行や快速は,始発では出てなくて,準急だと45分くらいかかっちゃうみたいです.

 ここまで来ると,じゃあもう一息東京寄り,具体的には,所沢はどうか,となります.所沢と川越の間も,高速で10分です.そして,所沢もかなり都会です.川越は行ったことはないですが,所沢は,研究室で同期だった坂本の実家が近くにあったので,何度か遊びに行ったことがあって,その時は,結構都会だなあという印象はありました.

 あるいは,少し東にずれて,大宮(だと東京の東側には圧倒的に出やすい)というのも考えられるのですが,大宮は,K子さんの実家が近くにあるので,何度も行ったことがありますが,ちょっとごちゃごちゃしていて,あんまり住みたい街とは思わないですかねー.

 でも,こうしてみると結局,東京に行くことと,反対側に遊びに行くこととどっちが多いか,どっちにより比重を置くのかってことですよね.今は仕事をしているので,圧倒的に東京に行くことの方が多いですが,リタイアすると,意外と遊びに行く(と言っても週一か二週一くらいだとは思うが)方が多いのかもしれません.

 というか,これって結局,仕事をリタイアした後,どういう生活,生き方をするのかってことですよね.時々遊びに行ったりして,ただのんびり過ごすだけなら,郊外でいいと思うんですが,そうでないとすると,東京に拠点がないといけない可能性もあるわけです.そして,実際にどうするかは,まだわかりませんし,やっぱり,経済的なことに左右される可能性はありますよね.

 あとは,やっぱり,その街の雰囲気ですかねー.上で書いたように大宮は位置的には結構いいと思うのですが,あんまり住みたいとは思いませんからね.東京もいろんなところに行きましたが,高い家賃を払ってまでその街に住みたいというほどのところは(まだ)ないですかねー.本郷界隈は,20年くらい住んでましたし,いいところだと思っていたのですが,やっぱり,職場(学生時代は大学)があったからで,リタイアした後,また住みたいとまでは思いませんかねー.

 じゃあ,どこがいいかと言うと,これが結構なくて,そういう意味では,川越は行ったことがないので,可能性はあるのかもしれません.そういう意味では,東京だって,全ての街に行ったわけではないですから,探せばあるのかもしれません.

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7/6'16b
[何でもいい]
(生き方)

 上の記事を書いてて,スキーに行くとか行かないとか,しょうもないというか,途中から一体何を書いてるんだ?という気分になってきました(そりゃそうだ).そして,最後の方に書いてありますが,要は,仕事をリタイアした後,どういう生活をして行くのか,どういう生き方をしていくのかということなわけで,そこにまだ大きな不安があるということなんだと思います.

 例えば,休日,特に仕事をするでもなく,いろんなことをして気分よく過ごせる日もあって,なんだ,これでいいじゃん,って思うこともあるのですが,それではどうにも満足できず,気分が悪くなってしまうこともあるわけです.そういう時,今なら仕事をすればいいのかもしれませんが,リタイア後は,そうは行きませんし,そうは行かないのなら(ただお金を稼ぐためではなく,何か仕事をするのなら),もう準備をしないと間に合いません.

 気分よく充実した生活をして行けるのなら,別に仕事でなくても構いません.そう,何でもいいのです.むしろ,経済を回すためとか,特定の組織の利益のためとかの無駄な仕事なら,したくなんかありません(大学でもそういう仕事が急速に増えてきてます).

 もちろん,年金だけでは足りずにまだ働かないといけないのなら,それならそれで,働くしかないわけで,逆に問題ないでしょう.アイドルに夢中になったり,海外旅行したり,そういうしょーもないこと(ごめんなさい)がやりたい,そして,そのためにお金が必要なのなら,それまたそのために働けばいいわけです(ただし,歳をとって今までと同じように働いていたら体を壊しますし,そんなことになったら元も子もありませんよ).

 でも,私の場合,やっぱり,お金だけのために働きたくはないし,経済を回す仕組みに騙されてほいほい無駄なお金も使いたくはありません.リタイア後,どのくらいお金が使える状況になってるかはわかりませんが,それこそ有意義なお金の使い方をしたいものです.

 ということで,リタイア後,どこに住むかも含めて,まだまだ模索は続くわけです.何か(仕事に代わる)新しい「種目」ということも考えられますが,こういう模索自体も一つの種目とも言えるわけで,要は,こういうことを考えることが将来に対する不安というか心の隙間を埋めるのに少しは寄与しているということかもしれません.

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7/6'16c
[滅茶苦茶]
(政治, 世の中)

 参院選,それも,18歳に選挙権が引き下げられて,いろんなことが言われてますが,よくきくと滅茶苦茶ですね.例えば,これから高齢化社会になって,介護に必要な人材が必要になるから福祉に力を入れると言ってる人が,一方では,景気を回復して経済を活性化と言ってるわけです.

 経済を活性化させるってことは,いっぱい仕事していっぱいストレス溜めるってことですよね.そんなことしてるから,体を壊して要介護になる人が増えるんじゃないですか.

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7/6'16d
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 本質的に,(私が)どういうことや状態に気分のよさや充実感を感じるのか,ということなんだと思います.私は確かに怠け者ですが,だったら(お金があるんだったら)遊んで暮らせば気分がいいかと言うと(残念ながら)そうではありません.自分を退化させて,リタイア後,そこにソフトランディングさせるということも考えられなくはないですが,かなり難しそうな気がしますし,失敗した時,それこそハードランディングになってしまいます.

 これは,結局,(将来の自分も含めて)自分がどういう人間か,ということに尽きると思うのですが,これまでの経験則的に言えば,とにかく興味があること,ということなんですが,そうすると,じゃあ,どういうことに興味があるのかということになると,キーワードとしては,一つは考えること,そして,問題を解決することでしょうか.成長もキーワードのような気がしていたのですが,それは,最近はあまり拘らなくなりました.スポーツのような体を動かすことも好きですが,歳をとって体がしんどくなってくると,こうやって文章書いてる方が楽だなーとも思うようになってきました.

 そういう「活動」をして,達成感を感じて気分よく「休息」をする.その絶妙なバランスが必要ということでしょうし,歳をとるとそのバランスポイントが徐々に休息寄りに動いていくということでしょうか.

 問題なのは,達成感を感じて気分よく「休息」をするための「活動」がどのくらいできるか,ですね.生活して行くのにお金が必要なのなら(働きすぎて体を壊さなければ),逆に問題ないわけで,そうでない「ハードルが上がった」ときに,どのくらい「活動」すること,哲学的には,退屈しのぎすることがあるか,でしょうか.

 これをざっと書き出したら,全部で15項目ありました.普通の人と比べたら格段に多いと思いますし,仕事はその中の一つですから,仕事をリタイアしてもたった1つ減るだけですが,数の多さじゃないですよね.

 例えば,その中の1つに上で書いたようにスキーがあるのですが,行くのは,週一か二週一とすると,12月から3月までシーズンとしても,年間せいぜい10日くらい,つまり,10/365くらいですし,実際,今はそれより遥かに少ない日数しか行ってないわけです.

 逆に,たった一つしかないとしても,それに毎日,一日中打ち込めるのであれば,あるいは,生活するのに仕事をしないといけないのであれば,それはそれで問題ないわけです.

 でも,現実問題として,何かすごく興味があるものが見つかったとしても,歳をとると若い時のようにひたすら打ち込むというわけには行かないでしょうし,体を壊してまで働くこともできません.それに,私の場合,いろんなことに興味があるという特質もある一方でで,現実を見ると,それぞれにそんなに時間をかけてるわけでもないし,かけられもしない,つまり,やっぱり,怠け者なわけで,そうすると,どうしてもまだ他に何かを探さないといけないと思っちゃうんですね.

 でも,だったら,探して行けばいいんでしょうし,それ自体が「項目」の一つでもあるわけで,極端な話,死ぬまで探し続けて,見つからなければ,それはそれで,退屈しのぎには,なるのかもしれません.

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7/6'16e
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 上の記事を書いて,そろそろ寝ようと思って,シャワーを浴びていたら,一つアイデアが浮かびました.上で15項目書き出したと書きましたが,その中の一つにヒントがありました.やっぱり,考えれば思いつくということでしょうか.

 でも,それだと,川越とか森林公園とかに住んではだめで,それこそ,東京のど真ん中に住まないといけないので,かなりお金がかかります(会社とか研究所とかコンサルではないです).でも,それはそれで,やる気になるというか,だったら,逆に稼いでやろうという気にもなるものです.有効なお金の使い方かどうかはわかりませんが,少なくとも私は楽しめるかもしれません.

 でも,似たようなことは,以前も考えたと思うのですが,やっぱり,忘れるんですねー.それが一番の問題のような気がしますが,そういうことがないように,ここで書いてる(そして,時々,読み返す)わけです.

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7/7'16
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 忘れると書いたのですが,私もそんなに○カではないですから,忘れるわけではないと思います.じゃあ,どういうことかと言うと,一つは,考え方や状況,あるいは,体や心の状態などが変わって来てるということがあるでしょう.

 つまり,今は,仕事をリタイアしたら,こんな生活,こんな生き方がしたいと思っていても,10年すると変わる(ことがある)ということです.上の例は,まさにそうで,10年前は,人と接するのが楽しかったけど,今は楽しいことは楽しいけど,億劫な面も感じるようになってきたということでしょうか.

 これは(既に書いたと思いますが),相当厄介です.だって,10年後(私の場合は,まさに仕事をリタイアする時)は,今の考え方が変わってるかもしれないからです.

 じゃあ,どうすりゃいいのよ,ってことになりますが,一つは,あらゆる可能性を考えて,準備をしておくことでしょう.例えば,お金のこととか,10年後,まだまだ仕事をしたいと思うようになってるかも,とか.でも,これは大変ですよね.

 だとすると,やっぱり,想像力でしょうか.これは,今の自分が10年後の状況に対してどうかというだけではなく,こんな感じで変化してきたから,10年後は,こう変化してるだろうということなので,相当複雑です.数学的に言えば,複数のパラメータがある外挿ということになりますからね.

 上の例で言うと,10年前は,人と接するのが楽しい,今は,楽しいことは楽しいけどちょっと億劫だとすると,10年後は,あんまり楽しくなくて億劫となってるかと言うと,そんな単純な線形外挿ではありません.

 よく言われるのは,今できることをやりなさいということなんですが,それは,単に状況を変えない,ということですから,今できることをやることで,他にできることの可能性を摘んでいることに注意する必要があります.

 ただ,ポイントとしては,いきなり10年後になるわけではなく,時は,少しずつ流れて,状況も徐々に(でも時には急激に)変化するでしょうから,そういう中で,徐々に「ソフトランディング」して行くということでしょう.

 そういう意味では,このサイトは,そういうことが外部環境,内部状況ともにどういう風に変化して行ってるかが手に取るようにわかりますから,やはり,(自分にとって)貴重なものということになります.

 なんで「公開」するのかについては,既に書きましたが,誰かに話をきいてもらうつもりで書くと,自分のストレス解消?になる,更には,わかりやすくなって,将来の(他人である)自分へのプレゼンになってるということもありますが,そういうつもりで書くと,考えが整理されたり,何か思いついたりすることが非常に多いということも大きいです(だから,結局,自分のため).

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7/7'16b
[使える]
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 活動と休息のバランスポイントですが,まさに,このグラフの指数が使えるわけです.これは,元々もっと頑張るようにだったものが頑張り過ぎないようにに化けたわけですが,どれだけ活動したかを定量的に表してるわけですから,○点を越えたら頑張り過ぎというだけではなく,○点に達したら,充分活動したと言い聞かせて(無理矢理)満足するという使い方もできるのかもしれません.

 この指数は,何年か前までも付けていて,公開もしていたのですが,今とその時とでは,若干評価が違っています.具体的に言うと,今は少し「甘め」になっていて,例えば,何年か前までは,早く寝ることを促すために24時を過ぎたらカウントしていなかったのですが,今はカウントしています.「甘め」に設定した理由は,もちろん,頑張り過ぎないようにするためです.

 新生活になってから,身の回りのことを全部自分でするようになって,これももちろん立派な活動なので,これも入れてるということもあります.つまり,朝起きて,ご飯作って食べて,出かけて,買い物して,とか,最低限生活に必要なことだけしていても,ある程度の点数は行くわけです.逆に言うと,それだけしかしなくても,一応の活動をしているということでしょう.

 で,この指数がいくつくらいを目安にすればいいかですが,何年か前までの40代の結構頑張ってたときでも平均75点くらいだったと思いますから,今が少し甘めということを考えると,調子の波はやはりあるので,70〜90で平均で80ってとこでしょうか.

 そういう意味では,5月はずっと90を越えてたわけで,これは頑張り過ぎで,その反動として,谷は70を切って60くらいまで落ち込んでるわけですからね.実際,60くらいになったときは,体が相当しんどいことが多いです(点数は,大学の成績(笑)とだいたい対応するようなイメージで設定してある.つまり,60がぎりぎりCで80を越えるとA).

 でも,5月はずっと90を越えてたってことなんですが,実感としては,そんなに頑張ったというか,いろんな意味での「成果」が出てる感じはしないんですよ.感じとしては,指数だけが高くて,でも実際は,何も産み出してない,みたいな.

 理由はわかっていて,それは,いろんな「お仕事」(雑務)が「稼いで」いるからでしょう.もうほんと何とかしなくては,という感じですが,実際は,何ともならないわけです.でも,この指数がないと,もっと頑張らなくては,となってしまって,結局,体調を崩すわけで,実際もう大したことはできないんだなと思う,というのは,そういうことです.

 と書いたのですが,5月は,仕事をしながら,職員宿舎の退去と熊本地震関係の様々な対応に追われてたわけで,やっぱり,「活動」してたってことなんでしょうね.つまり,自分の勝手なイメージで活動したかどうかを決めるのではなく,この定量的な指標を信じる,ということが肝要なのかもしれません.

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7/7'16c
[奨学金]
(世の中)

 最近,よく奨学金のことが取り上げられてます.要は,奨学金は借金であり,社会に出てその返済に苦しんでいる若い人達が多いということです.顰蹙を覚悟で正直に書くと「隔世の感」があります.というか,なんでこんなことになってしまったのでしょうか.

 私の時も奨学金はありましたし,かなりの額をいただきました.ちゃんと計算したことはないですが,日本育英会(今の支援機構)以外の給付のものを含めると800万くらいにはなったと思います.そして,給付のものはもちろんですが,教員になったので,育英会も返済は免除でした.つまり,800万くらい丸々いただいたということです.今だと考えられませんよね.高度成長期は,もう終わってましたが,要は,国にそれだけ蓄えがあったということでしょう.

 でもどうなんですかね? 何度か書いているように,私は高校の時に父を亡くしたので,退職していた母親が小学校の教員に復帰して働いてくれましたが,決して裕福ではありませんでした.でも,これも既に書きましたが,これも顰蹙覚悟で書くと,お金に困ったことはありません.

 どういうこと?と思う人が多いと思いますが,(でもこれも既に書きましたが),一番偉かったのはやっぱり母親だと思うのですが,自分で言うのもなんですが,お金の使い方というか,何にお金を使って,何には使わないとか,その辺の判断は,ものすごく長けていたと思います.何度も書きますが,収入を増やすより,支出を抑える方が遥かに簡単で効率がいいですからね.

 つまり,何度も同じことを書きますが,経済を回すために無駄にお金を使わせる仕組み(罠)に騙されずに,やりたいこと,やるべきことを見つけて,それに集中して,余計なことに見向きもせず,しっかり生活すれば,数百万くらいの借金くらいあっても,どうってことないと思います.あなたが毎月使ってるそのお金,ほんとに必要なことですか?

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7/7'16d
[今日の晩ご飯何にする?]
(生活)

 朝出かける時,「今日の晩ご飯何にする? 何でもいいはだめよ」というようなCMがむかーしあったよーな気がします.

 新生活を始めて,というか,一人暮らしの何がいいって,いろいろありますが,その時,食べたいものが食べられるってことは大きいです.ご飯作ってくれる人がいて,今日の晩ご飯何かなー,今日は,肉だったらいいなーと思って帰ってきて,魚が出てきたときの絶望感(笑)って言ったらないですよね.人生の最大の楽しみは,やっぱり食べることですから,その最大の楽しみを奪われたようなものです.

 一人暮らしで,食べたいもの食べてると肉ばっかりとか偏るかというとそんなことはなくて,適度にばらけるものです(もちろん,一回の食事の中での栄養のバランスには気をつけます).

 もし,私が主婦(主夫)だったら,「今日の晩ご飯何にする?」とは,絶対ききません.特権を活かして,自分が食べたいものを作りますよ.ですから,「何でもいいはだめよ」というのもありえなくて,「何でもいい」なら超ラッキーです.きかれる方からしても,朝出かける時に,その日の晩に何が食べたいか,なんかわかるわけないし,決められるわけもありません.

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7/10'16
[一日一時間]
(生き方)

 指標値は高くても「成果」感がないということなんですが,単に指標を信じるというわけにも行かないので,ちょっと考えてみました.

 要は,「活動」の内容ということですよね.何でもいいから活動すれば,「成果」感(達成感とはちょっと違うかなー)があるというわけではありません.ぶっちゃけ,しょーもない仕事でもやらないといけないのならやらないといけないわけで,そういう時は,成果感も達成感も感じられません(昔は解放感は感じられたが最近はそれすら感じられない).

 その一方で,単純に私が何がやりたいか,やるべきと思うか,があるわけです.それと実際にやることが一致すればOKかと言うと,これもそんな単純な話ではありません.例えば,いろんなことを考えてこのサイトに文章を書くことは,単純にやりたいからやってるわけですが,じゃあ,一日に一時間以上,極端な話,一日中やってれば,ハッピーか,成果感や達成感を感じるかと言うとそんなことはなくて,一日一時間くらいがちょうどいいわけです.

 つまり,活動の内容に何かプライオリティがあると言うよりは,どれも必要で,それぞれのベストミックスというか絶妙なバランスがあるわけです.プライオリティについては,大分前に一度書いたと思いますが,具体的には,一番優先度が高いというか否応なしなのは,食べて行くための仕事で,その次に研究だけど,仕事で多くの時間がとられて研究までなかなか降りてこないというか,研究の中でも仕事的優先度が高く,心情的にも面白いこと思いついたら自分より学生達においしい思いをしてもらいたいということになってきたりして,学生の研究指導がプライオリティが上で,現状,ここまでしかできなくなってきた,ということだったと思います.

 でも,これも変な話で,例えば,敢行した「自分引越」ですが,もちろん,そういうことをした理由は,自分でできることは自分でやりたいとか,引越屋のペースではなく自分のペースで引越したいとか,料金がどう考えても高かったとか,いろいろあるんですが,もし研究の優先度が高いのなら高い金払って引越屋に丸投げして,その時間で研究すればいいわけですよね.つまり,今の私は,引越というか,地に足をつけた生活の方が研究なんかよりプライオリティが高いってことなのでしょうか?

 正直に書くと,確かにそういう面はあります.実際,研究する以前に生活しているわけですし,新生活になって,身の回りのことを全部自分でするようになってから,あるいは,あと10年で職を失う身としては尚更です.

 でも,ただ生活してるだけでは,成果感も達成感も感じられないわけで,それ以外に何かが必要なわけです(と書いたんですが,どうなんですかね? それで充分と言えば充分な気がしますが).

 現状それが研究とか仕事以外にやってる様々なことなんでしょうが,このサイトに文章を書くことは,せいぜい一日1時間なわけで,それ以外も似たようなものです.でも研究について言えば,一日1時間では何もできません.上で自分引越を業者に投げてその時間で研究すればいいと書きましたが,実際は,そういうわけには行かないわけで,だからこそ,一日1時間で済む自分引越を選んだわけです.

 ここまで来ると「一日1時間」というのがキーワードになってることに気づかされます.これはもちろん,均せばの話で,例えば,バドミントンなら1回2〜3時間の練習を週2,3回やれば,一日1時間くらいになりますし,スキーだと行けば一日がかりになりますから,寝ている時間以外の18時間と(むりやり)カウントすると365/18=20日行けば,平均一日1時間となります(でも実際は,全然そんなに行けてないけど,スキーの場合,シーズンだけということもあるので,その辺を割り引けば,10日くらいか.それでも,最近は,全然行けてないけど).

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 という記事を7/8に書いていました.ここからどういうことを書こうと思っていたかは明確には憶えていないのですが,一日一時間,つまり,一つのことに一日一時間「しか」取り組めないということは,(歳をとったら)「種目」が必要になる,というようなことだったかなあ.

 でも,そんなことより,記事が途中で終わってることからもわかるように,これ以上書き続けられなくなりました.つまり,しんどくなって,これ以上書き進められなくなったのです(そして,今日になった,つまり,2日以上が過ぎた).

 考えてみたら,これからの自分を考えた時,歳をとってどんどん衰えて行く,できていたことができなくなってくる,自分の人生を変えるような出会いとか出来事とか,そういうことももう起こりそうにない,キャッシュフローが得られる仕事ももうすぐ失うという動かしがたい現実を目の前にして,将来に対して明るいイメージをもてと言われても無理な話なのかもしれません.

 じゃあ,どうしたらいいかと言うと,多くの人は,考えないようにしているのでしょう.確かにそれも一法ですが,そうすると,待っているのはもっと悲惨な状況です.そして,それこそが今の,あるいは,これからの壮絶な高齢化社会の元凶なのではないでしょうか.だって,自分の将来のことなんか考えずに今が楽しければいいってやってれば,将来に対する備えや準備が全くできておらず,そうすると,周りの人,特に若い人達の「お世話になる」「迷惑をかける」しかないわけですからね.でも,そんな無責任な話はありません.

 もちろん,いろんな事情で,要介護になったり,経済的に厳しい状況になる人もいるのでしょうが,そういう人達は,そうならないように健康に留意したり,経済的に計画的に行動したりしてたのでしょうか? 残念ながらほとんどの人がNoなわけですよね.本人が苦しむだけならまさに自業自得ですが,実際は,ものすごい迷惑を,特に下の世代の人達にかけているわけです.

 でも,これから歳をとって衰えていくという状況で,将来のことを考えるのは,やっぱり辛いし,しんどいものです.それは,私も同じで,実際,将来のことをできるだけ前向きにいろいろ考えたりしてるのですが,考えすぎるとしんどくなって,上の記事のように耐えられなくなって,途中でやめたりするわけです.

 で,考えないようにすると,確かに楽なんですが,それって,結局,現実逃避で何の解決にもなってないわけです.非常な難問,あるいは,答えはないのかもしれないけど,考えなければ,絶対に答えは出ません.でも,考えすぎると,逆にしんどくなって考えられなくなる.

 これもやっぱり,「近く,時々,遠く」ということなのでしょう.そういう意味では,「一日一時間」というのは,そういうことなのかもしれません.

 ということで,もうこのサイトに文章を書くことはないのかな,とまで思ったのですが,何とか思い直して,(かなりしんどかったですが)何とか取りかかって,何とかここまでは書きました.

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7/10'16b
[全く同じ]
(政治, 世の中)

 参院選の結果が(ほぼ)出ました.要は(形の上では,でも,実際は,野党があまりにしょぼすぎて選択の余地がないため),与党が信任されましたので,Aベノミクスを始めとする政策はこれからも押し進められるということでしょう(改憲については,2/3行くかどうかまだ微妙).つまり,(既に書いたように)この国はますます沈んでいくということですね.

 上の話じゃないですが,そんな悲観的なこと考えるから,ではなく,現実に目を背けず,しっかり対策しないと,という点では全く同じです.政府が無能になるということは,結果として,小さな政府ということ(それどころか余計な足を引っ張る)ですから,お上頼りではなく,自分で何とかするしかない,という点でも繋がって来ます.

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 私はと言えば,当然のことながら,そういう状況に依存することなく,しっかり自分の頭で考えて行動することで,最大限の結果を生むようにやって行きたいと思ってますし,そういう私の周りにいる人達,とりわけこれからがある若い人達にもそういうことが伝えられて(あるいは,彼らの考えもきいたりして),彼らにとっても最大限の結果が得られるようになればいいなと思ってます.

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7/10'16c
[中流]
(世の中, 経済)

 格差の拡大で,今や死語となった感のある,バブル,あるいは,日本経済を支えたと言われる「中流」あるいは「中流階級」ですが,そもそも中流ってどのくらいなんでしょうね? 中流というくらいですから平均か,全体が対数正規分布になることを考えると平均よりやや上くらいってことでしょうか.つまり,年収500〜1000万くらいってとこですかね?

 そして,まさにその中流階級に本来,上流階級のものであったブランド品とか高級車とか高級マンションを欲しがらせることでバブルを作ったわけですから,Aベノミクスが狙っているのもまさにそこということになります(下流階級なんか相手にしてません).

 でも,そもそも(何度も書いているように)ブランド品とか高級車とかの「付加価値」のあるもの,即ち,値段以上の価値をもたないものは,上流階級,即ち,お金の使い途がなくて困ってる人達のものですから,汗水垂らして働いて稼いだお金を注ぎ込むものでは断じてないわけで,そこに無理があるというか,「騙す」必要があるわけで,気づいたときは,後の祭りというか,バブルの崩壊となるわけです.

 じゃあ,上流階級ってどのくらいですかね? 中流が年収1000万までならそれ以上? いやいやいや,年収1000万ちょいくらいじゃ,全然アウトでしょう(と既に書きました).1割則的に言えば,10倍の年収1億,あるいは,財産が更にその10倍の10億といったところでしょうか.

 つまり,ブランド品とかそういったものは,そのくらいの「そこそこ」のお金持ち(大金持ちではない)になって初めてようやく手を出してもいいくらいのものであって,中流階級の人間が手を出すようなものではなく,もし,手を出すのだとしたら,それは完全に「騙されている」ということです.本人があとで泣きを見るくらいならまだしも,年老いて若い人達に迷惑をかけてはいけません.

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7/11'16b
[衆愚]
(政治)

 参院選が終わって,選挙戦の様子とかがメディアで流れています.でも選挙戦というか選挙運動って何ですか? 候補者の考えや政策や公約を有権者に伝えること? そんなことほとんどしてませんよね.名前を連呼したり握手したり,そんなことして何の意味があるのですか?

 いや,そうすると票が稼げるという「意味」があるわけです.これってどういうことでしょうか? って,そういうことですよね.つまり,そんなことで投票行動が決まる「愚」な人がいーっぱいいるのが現実なわけです.

 実際,昨日,投票に行った時,候補者名が書いてあるんですが,ちょっと画数が多い漢字の候補者の名前が(いつものように)全部「ひらがな」になってました.どういうことかわかりますよね? つまり,そのくらい政治家は国民を「愚」だと思っているのです.そして,それは,残念ながら,事実なわけです.

 今の政治家は確かに無能ですが,そういう人達よりはまだましなのでしょうし,そうするとどうなるかと言うと,そういう人達を(名前を連呼したり握手したりして)騙して受かろうとするわけです.

 もう何をか況んやですが,何度も書いているように,結局は,この国民にしてこの政治家ありということで,衆愚政治は,ますます加速し,世の中はどんどんおかしくなり,過去においては,何度も戦争という破滅の道へ突き進みました.第二次世界大戦後,70年間,まさに奇跡的に大規模な世界大戦は起きていませんが,近年,明らかに変調というか,おかしな雰囲気になってきました.まずいんじゃないですかねー.

 折しも,一夜明け,憲法改正の発議に必要な2/3を確保したとの報道です.発議だから国民投票で国民がしっかりした判断をすれば大丈夫? ほんとにそう思いますか? 先日のイギリスの国民投票の結果はどうでしたか?

 衆愚政治というのは,本来は,愚かな大衆の言うことをきく愚かな政治のことですが,国民が愚かであれば,簡単に騙されてしまうわけで,実は,そういうメカニズムもあるわけです.逆に言えば,国民が「愚」でなければ,そういう政治家の暴走は止められるはずです.

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7/11'16b
[普通に働きたい]
(世の中)

 何かの調査で,若い人達の6割が普通に(人並みに)働きたいと思っていて,人よりも頑張って働いて,人より稼ぎたいというような人は2割くらいしかいないんだそうです.どう思いますか?

 こういうことをきくと,年寄りは,最近の若いもんは...とか言い出すんですが,私は結構な話だと思います.だって,世の中のほとんどの仕事は(残念ながら),経済を回すためのあまり意味のない仕事だからです.

 もちろん,そうでない仕事もあります.まずは,トイレ掃除に代表される,きつくて汚くて大変だけど誰かがやらないといけない仕事です.これは,誰かがやらないといけません.でも,そういう仕事こそ,過酷な労働を強いるのではなく,生活のために淡々と,それこそ普通に働けば,必要最小限の生活はできるようにすべきでしょう.

 もう一つは,その人にしかできない非常に高度な仕事です.例えば,研究者や芸術家やプロスポーツ選手でしょうか.でも,そんな人は,極々僅かに過ぎませんし,そんな狭き門をくぐるためにしんどい思いをするくらいなら,人並みに普通に働いて,普通に生活して行ければ,それでいいと多くの人が考えるのは,それこそ,ごく普通のことでしょう.

 つまり,経済を回すために,無駄な仕事をいっぱい作って,むりやり競争させて使い捨てるというこれまでのやり方では,若い人はもう付いて来ないということです.でも,Aベノミクスを始め,今の世の中は,反対方向に動こうとしています.どうなりますかね? まさに戦いですが,どちらが勝利するでしょうか?

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7/11'16c
[理想の歳のとり方]
(生き方)

 歳をとっていくことについて,いろいろ書いていますが,どういう歳のとり方が理想かなと考え始めました.もちろん,私にとっての話で,こういうのは,人それぞれで,歳なんかとらないのがいいに決まってる,歳をとっても衰え知らずで元気でばりばり働くのが理想という人もいるでしょう.でも,私はそうは思ってません.

 人が歳をとって衰えて行くこと,そしていずれ死ぬことには,必ず意味はあるし(実際,どういう意味があるかについては,このサイトで様々書きました),そういう一見するとネガティブな「制限」の中で生きることこそが生きるということですし,最終的には穏やかな死を迎えられると思うからです.

 で,具体的に(私にとって)どういう歳のとり方が理想かと言うと,まず大原則は,やはり,歳をとって衰えるということを素直に受け入れるということでしょう.そこから全てが始まります.

 衰えると言っても,体力,知力など様々ですが,やはり,50は一つの目安になると思います.それは,知識とか経験などの蓄積量(積分量)以外の全ての能力がピークアウトするからです(逆に,積分量は,生きて何かさえしていれば,死ぬまで減ることはありません).何度も人生50年と書きましたが,これは(私の場合)否定しようがありません.

 でも,否定しようがないなら受け入れるしかないわけで,受け入れた中で,どうするのが最善かを考えるしかありませんし,そうすればいいだけの話です.そして,その(今のところの)答えは,やはり「ソフトランディング」です.つまり,50を過ぎたら,仕事を始めとする様々な活動を能力に合わせてピークアウトさせて,徐々に減らして行くということです.

 でも,実際の状況はそうなってません.それどころか,50を過ぎても仕事は増える一方だし,逆に定年になるといきなりどすんとハードランディングしてしまう.これではみんなおかしくなってしまうのは当然でしょう.

 でも,これも歳をとることと同様に,まずは,受け入れることでしょう.そして,その中で最善を尽くすしかありません.

 仕事以外はどうでしょうか.例えば,ピアノなら,若い時のようなパワーもテクニックもないし,そもそも,そういうことに価値を見出さなくすらなってますので,いい感じで「歳をとって来てる」と思います.バドミントンは,正直,うまく行ってませんが,これも「そういうこと」ができてない,つまり,若い時のようなプレーをしようとするからだめなわけで,歳をとったならそういうプレーがあるはずですし,そういうことを追求して行きたいと思ってます.

 いろいろ考えて,このサイトに文章を書くことは,考えたことの蓄積ですから,歳をとってますます,ということでしょうか.日運についても,もちろん,実際にどういう結果になるかはわかりませんが,淡々と続けて行く,あるいは,世の中や経済の動きを見て,様々に判断して行くということですから,これもこれまでの蓄積がものを言うということかもしれません.

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7/11'16d
[]
(日運)

 大幅高となり,6/2に売りになって以来,(一時的に)中期的に買いになったと判断しました.でも,再三書いているように,長期的には売りだと思っているので,また売りになるのを(虎視眈々と)狙いたいと思います.

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7/11'16e
[未知なる冒険]
(世の中, 生き方)

 注目?の18, 19歳の投票率ですが,平均より10%程度低い50%弱だったそうです.メディアでは,初めてでわかりにくかったり不安だったりしたと思う割には,意外と高かったという声も聞こえますし,そもそも若い人達は政治に無関心とか言われてますが,そんなことより私が気になったのは,初めてで不安だったりすること,つまり,せっかく非日常的な「未知なる冒険」?ができる機会をなんでみすみす逃すのか,という単なる知的好奇心の欠如です.

 投票所に行ってみて,どう投票したらいいかわからない,なんて,わくわくしませんか? 純粋にどんなところだろう?とか,選挙区と比例代表と2つあるけど,何なのかな?とか思いませんか?

 思わないとしたら,これからつまんない人生を過ごすことになりますよ.そう,何でも楽しんじゃえばいいのです.

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7/12'16
[もう結論が出てる?]
(生き方)

 理想の歳のとり方と言っても,要は,最大の結果を出すための最適化問題なわけです.若い時は,そのポイントが,自分が考えているより遥かに上にあるのですが,歳をとるとだんだん降りてきて,50を過ぎると,急激に低下して,自分が考えているより遥かに下に来るということでしょう.

 というようなことは,既に書いたと思います.つまり,最近,同じところをぐるぐる回ってるような気がしないでもないです.でも,それって,迷走しているのかもしれませんが,ひょっとしたら,もう結論が出てるのかもしれません.

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7/12'16b
[ソフトバンク]
(野球)

 福岡に住んでる人達はともかく,福岡出身の友人達はみんなソフトバンクファンになったのに,なんで私だけ?ライオンズを応援(というか,単に勝ったらなぜか嬉しいというだけだが(笑))してるのかについては,何度か書きました.でも,ライオンズからソフトバンクに,という流れは,単に福岡に拠点を置いたという以上のことがあるのは事実です.

 具体的には,秋山とか工藤とか,ライオンズ,それも黄金時代の多くの主力選手がホークスに移籍しましたし,監督もやりました(やってます).九州出身の選手も多いです.

 と,ここまで書いて来て,よくわからない(笑)のですが,私の心が福岡というか,九州から離れてしまっているというのは,大きいかもしれませんね.何度か書いていますが,福岡や九州に帰りたいと思ったことは全くありません(にも関わらず,いろんな人がQ大の話もって来てくれたりとかするんですよねー).この歳になってそうなのですから,もう生涯ないんだと思います.

 もちろん,福岡も九州も大好きで,「行きたい」とは思いますが,帰って住みたいとはなぜか思わないんですよねー.実際,私が「帰りたい」と思う先は,福岡や九州ではなく,東京です.なんなんですかねー?

 一つは,既に書いたように,福岡時代というか,高校時代までは,ぱっとしなかったということもあるとは思いますが,東京に来てからも,20代は楽しかったですが,30代は苦しかったわけで,でも,30代で思い出すことは,そういう苦しかったことよりは,上野や秋葉やお茶の水界隈をうろうろしてたり,バドミントンの練習してたこととか,スキーに行ってたこととか,○○の解析をしてたこととか,そういう中でそれなりに打ち込んでたことなんですよねー.

 ということで,話がソフトバンクとは,関係なくなっちゃいました(笑).

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7/12'16c
[退屈]
(生き方)

 バス停でバスを待っている時に,ぼーっと考えていて,はっと思いついたというか,気づいたというか,確信したんですが,やっぱり「退屈」なんですよ.で,それを何とかしたくて,何か面白いこと,新しいことを探してる,みたいな.それも,今やってることを一切やめずに,全て維持して,です.

 とか言うと,ほんととんでもないことにきこえますよね? だって,仕事はこんなに大変で,その上,仕事以外にもいろいろ,それこそ15項目もあって,どれもいい加減にはやってないし,更には,歳をとって,結果最大になるように活動自体もセイブしないといけなくて,一体どこが退屈なんだ?と思われるでしょうが,私の中の感覚はとにかく「退屈」なんです.

 これは,今やってることがつまらないということではなく,それだけでは,「埋まらない」ということです.時間的というよりは,精神的に,でしょうか.一体,何なんでしょうね?

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7/12'16d
[プロフェッショナル]
(生き方)

 上の記事と関係するのかもしれませんが,猪子寿之さんの回を(ご飯食べながら退屈しのぎに)見ていて,中身自体は(いつものように)どうということはなかったのですが(でも生態系をどうやって表現するかって,だったら,まず生態系自体の勉強をちゃんとすべきでは?),この番組って,最後に必ず「あなたにとってプロフェッショナルとは?」ってきくんですが,ほんとその質問なんやねん?って感じですよね.

 で,猪子さんが,最初,そんなこと考えたことないし,わかんねーなー,とか言ったのはちょっとよかったです(笑).で,その後に,いろんなものを捨てた人かな,と言って,はっとさせられました.

 その通りですね.つまり,上の記事ではないですが,何も捨てられない私は,プロフェッショナルには程遠いというか,一番遠いところにいる人間ということになります.そして,実際に,世の中の私に対する評価というのもその通りというか,額面通りなわけです.

 でも,私は私で,大いに人生を楽しんで来たし,それは,これからも変わらないし,世の中の評価とかいうのは,どーでもいいんですが,今まで誰一人として成し遂げていない何かを産み出す可能性だってあるわけで,だから,プロフェッショナルかどうかとか,別にそんなこと,どーでもいいって感じです(笑).

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7/12'16e
[世の中]
(世の中)

 どんどんおかしくなってくる世の中ですが,しょーーじきに書くと,世の中の行く末を嘆いたり心配してる,ってことは,なくて,むしろ,面白おかしく見て楽しんでます.だって,こんなに滑稽でばかばかしくて,でも,本人達は必死で,こんなに面白いものないじゃないですか(まさに喜劇).

 これも正直に書くと,もし世界恐慌が起こったら,それこそドラマチックというか,ほーら私の言う通りになったでしょ,というか,(しっかり対策をしているということもありますが)まだまだ充分楽しめると思います.

 でも,戦争だけは絶対にだめです.でも,何となくですが,そこまでは行かないと思ってるというか,そうであって欲しいというか,そこまでバカじゃないと信じているというか,そういうところはあります.でも,これも正常化の偏見ですかね?

 そう,どんなに世の中がおかしくても,どんなに大変でもしんどくても,究極的には,とにかく生きてさえいればいいのです.戦争がだめというのは,そういうことがあります.

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7/12'16f
[選挙]
(世の中)

 先日の参院選もそうですが,都知事選の芸能人とか著名人(って一体何やねん)が出るとか出ないとかのどたばた見てると,一体選挙って何?って考えちゃいますよね.もちろん,民主主義は否定しませんが,選挙自体は,もう実質機能してないんじゃないですかね?

 具体的に考えてみましょう.例えば,大学の専攻の専攻長を選挙で選ぶ(でも実際には,事前の本人への打診とかがあるが)のは,専攻の構成員は,せいぜい数十人ですし,その人に専攻長を任せて大丈夫かとかの本人に関する情報は,例えば,専攻会議での発言とか,日ごろの仕事ぶりを見ていて一応はあるでしょう.大学の専攻がわかりにくいとしたら,学級委員長でもいいです(ただし,選ぶのがまだ子供なので,その点は置いておいて).

 でも,学長選挙となると,もう相当怪しいです.だって,候補者のことなんか正直全然知らないし,わかりませんからね.ましてや,有権者が何万とか,都知事選みたいに何百万ってなったら,候補者のことなんか全然知らないわけですよね.

 いやいやいや,有名人だったら知ってるって? ほんとですか? その芸能人や著名人?のことを知ってるって,結局,芸能活動の話ですよね.それと,国会議員や都知事を任せられるかどうかって,全然別の話ですよ(でも,実は,そこが味噌で,有名人を担ごうとするのは,そういう「錯覚」を巧みに利用してるわけです).

 じゃあ,どうしたらいいかですが,政策論争などをさせて,そこで判断してもらうということをやってるのですが,現状全くうまく行っていないので,だとすると,上の例を見ればわかるように,有権者を直接その人のことがわかる人数に絞ればいいわけで,これが選挙人制度です.例えば,アメリカの大統領選挙は,この方式をとっています(でも,実際は,有権者は,誰に入れるかを見て選挙人を選ぶので有名無実化してるが).

 そうすると,どのくらいの「階層」が必要になるでしょうか? 例えば,100万人の人が一人を選ぶとして,一つの階層を50人とすると,50**3=12.5万,50**4=625万ですから,せいぜい3〜4階層あればいいことになります(実際に計算してみて意外に少ないのに驚いた).50**5=3.1億なので,アメリカ大統領だって,5回やればOKです.

 もちろん,選挙1回で済むところを3〜4回やらないといけないので,手間はかかりますが,IT技術を使えば何とかなるでしょう.でも,最大の障害?は,やっぱり,階層というか,序列のようなものができてしまうということでしょうか.お金とか社会的地位とか余計なものも関係して,ぐちゃぐちゃしそうですよね.あとは,何回も階層を通すとだんだん「精度」が落ちるということも考えられます.

 ですから,後半の話は,まあ余談としても,選挙が民主主義という大義名分のもと,有名無実化しているのは,間違いないですし,投票に行かない人が多いのもそういう理由もあるんだと思います.実際,トップ当選とか,何万票集めたとか言っても,どっちらけというか,まさに単なる民主主義の大義名分を得ただけって感じですからね.

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7/13'16
[退屈なわけ]
(世の中)

 退屈なわけ(理由)ですが,もちろん,暇なわけはなくて,やってること(の多く)が退屈というかつまんないんだと思います.研究や学生の研究指導以外のほとんどの大学の雑務もそうですし,学生の研究指導だって,研究というレベルの高度な議論より遥か手前の,ちゃんとやれよ的なことなら,つまんないし苦痛ですらあります.

 もちろん,そういう中にもそれなりの面白さや楽しさを見出すことはできるし,そうすべきなんですが,そういうことをしていて思うのは,こんなことしてていいのか,もっと他にやることがあるんじゃないか,ということです.そして,それがまだ「見つからない」「足りない」から「退屈」だと思うのでしょう.

 あとは,やはり,歳をとって来たということもあるでしょうね.つまり,こんなに大変で,でも意味のないつまんないことやるくらいなら,もう何とか食べては行けるし,さっさとリタイアした方が心身の健康のため,ということです.

 思うのは,世の中,なんでこんなにつまんなく,やる意味もなく,めんどくさいことで溢れているのか,ということです.もちろん,食べて行くためには,めんどくさくてもやらないといけないことはやらないといけませんが,それ以上の余計なことがとにかく多すぎます.

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 注意しないといけないのは,何が退屈でつまんないかは,人によって違うということです.私が退屈でつまんないと思っても,そう思わない人もいるわけですからね(例えば,大学の学長とか東京都知事になることとか).

 ですから,結局,私は,私がやりたい,やるべきと思うことをやりたいというだけの自分勝手な話なわけなんですが,別に誰に迷惑をかけるわけでもないならそれで問題ないですし,「多様性」という観点からしても,結果として,(一大学とか一自治体という狭い範囲ではなく)世の中全体の利益に繋がると思ってます.

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7/13'16b
[選挙人制度の具体的なイメージ]
(世の中)

 単なる妄想なので,どーでもいい話ですが,選挙人制度の具体的なイメージです.例えば,学長なら,まず,専攻長は,専攻を構成する教員で選ぶわけで,そうすると,次に全学の専攻が50くらいあるのなら(でもそんなにないかな),全学の運営委員会とか,専攻長が集まる会議があって,そこで,いろんな議論や発言をするわけで,そういうことを判断材料に,「その中から」学長を専攻長の選挙によって選べばいいわけです(生徒会長なら学級委員長が集まって,その中から選ぶ).

 日本の大統領(仮)なら,例えば,直接的には,全国の知事(だいたい50くらい)の投票によって「その中から」選ぶ,知事は,各都道府県の市町村長(これもだいたい50くらい?政令指定都市とかの百万都市なら区単位か)によって,「その中から」選ぶ,問題は,その下ですが,ここまでで数十万といったところでしょうから,その下に何らかの階層を3つ作ればいいことになります.

 一番下は,町内会というか自治会でしょうが,それを町丁目単位,町単位,地区単位というように少しずつまとめて行けば,階層を作ることは割と簡単にできるでしょう.これは,日本の大統領(仮)の話ですが,現状の議院内閣制という枠組みを維持するのなら,各選挙区をスタートとして,上の知事を(数をもっと減らして)国会議員にして,同じことをすればいいだけの話です.

 もちろん,単なる妄想ですし,非現実的かもしれませんが,「その人がどういう人がちゃんと判断できる」という点では,今の制度よりも遥かにましでしょう(でも,現実的には,横の繋がりがなくなって,町内会が形骸化してる一番下の階層が一番問題かも).

 でも,これがいいとしても,実現することはないですね.なぜなら,そういう制度を決めるのは国会議員なので,彼らは彼らにとって都合のいい(与党が選挙に勝てる)今の制度を維持したいからです.世の中が変わらない最大の理由は,これですかね.

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7/14'16
[中田慎介さん]
(仕事)

 中田慎介さん(建研→高知工科大)が亡くなったという知らせが,彼と同期の小谷先生から入りました.昨年か一昨年か,何かの会でお会いした時は,以前のお姿とは全く違うほど痩せられていて,こういう日が来てしまうことを何となくは感じていたのですが,実際にきくとショックは計り知れません.こういう文章を書いているのも,そういう私の精神的ダメージを少しでも和らげるために自分のために書いているというのが正直なところです(すみません).折しも,先日送られてきた日本地震工学会誌に中田さんの記事が載っていて,読ませてもらったのですが,何だか遺書のように感じられてしまいます.

 中田さんとの思い出は,いっぱいあります.最初にお会いしたのは,青山・小谷研の閉室パーティーだったと思いますが,とにかくものすごく気さくな人で,彼のお嬢さんの名前が私と同じ名前(漢字は同じだが,読みは違う)ということで,私のことを「ゆきちゃん,ゆきちゃん」と呼んでくれていつもニコニコしながら話しかけてもらいました.

 学生時代,野球の試合とかで建研に遊びに行った時も,いろいろと(特に夜.ここで書けないようなことも含めて)お世話になりました.梅村先生が亡くなり,南先生が亡くなって,親分肌というか,そういうタイプの先生がだんだんいなくなって来たと書いたと思いますが,中田さんは,そういう人だったと思います.そういう意味では,極めて優秀な人材の宝庫である梅村・青山ファミリーの中でも,違った色彩で輝く貴重な存在でした.

 例えば,何かの日米のセミナーがアメリカのどこかで行われた時,一人の女性研究者が大学の用事で,途中で一人寂しく帰ろうとしていたときに,中田さんがニコッと笑って,彼女だけに聞こえるように小声で「Bye, bye, Cathy」と言ったのが忘れられません(彼女は満面の笑み).そういうことって,簡単なようでなかなかできないんですよねー.そして,それができるのが中田さんでした.

 そういう人間的な面の印象が強い中田さんですが,仕事か研究とかでも厳しいところはあって,これも何かの日米のセミナーだったと思いますが,普段はとても優しい中田さんが私の発表に対して,そういう意見を言ってくださったこともありました.ほんとにありがたい話です.

 小谷先生によると今日は中田さんの誕生日だそうです.享年74ということですから,今日で75だったということですね.そう考えると,私に残された時間もそんなに長くはないなとは思ってしまいます.

 それにしても,よく知る人が亡くなった時のショックというか,自分の元気がなくなって活動ができなくなるこの感覚は一体何なんでしょうか? 縁起でもないですが,これからそういうことが続くと思うと,どのくらい精神的に耐えられるのか,かなり不安になります.

 朝,メールを見て,やはりショックで,ちょっとぼーっとしてて,中田さんとのことをいろいろ思い出してたんですが,考えてみたら,私がRCの世界にいたのは,もう20年くらい前までですから,それ以降は,あまりお会いする機会もなく(それこそ,年賀状や学会や何かのパーティでお会いするくらい),思い出もその頃のものまでが主なものでした.そう考えると,亡くなる前に,もう一度ちゃんとお話ししたかったと思いますが,これはいつものことでしょうか.

 心よりご冥福をお祈りします.

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7/14'16b
[足りないわけ]
(生き方)

 「やってること(の多く)が退屈というかつまんない」というと誤解を与えるかもしれないので,続きというか補足なんですが,まず,逆算的に書いていくと,気分よく過ごして行くには,活動と休息の組み合わせが重要で,でも,歳をとることで休息の割合が増えてくる,つまり,まず,実質活動できる時間が短くなってきてるということがあります.

 そういう中で,活動してることの多くをつまんないことや退屈なことが占めてきてるのが苦痛ということです.具体的には,大学の雑務ですね.逆に言えば,それ以外のことは,つまんなくも退屈でもないってことなんですが,じゃあ,何とか食べて行けるんだったら,大学を辞めれば,つまんない大学の雑務からも解放されるじゃんってことなんですが,そうすると,学生の研究指導というやりたいことを一つ失う上に,仕事以外にやってるいろんなことでは,埋まらなくなって,そうすると(種目が)「足りない」ので退屈ということになるわけです.

 そして,これは即ち,定年後問題そのものです.だって,定年で仕事を失えば,全く同じことが起こるわけですからね.

 でも,どうなんでしょうか? あと10年すれば,益々衰えて,活動と休息の割合が更に変化するかもしれません.世の多くの人が定年で仕事を辞めたらあれもしたい,これもしたいと言っておきながら,実際には,できない大きな理由はこれでしょう.だから,余計?な心配は無用なのかもしれません.

 でも,(あくまで感覚的にですが)やっぱり何か足りない気がするんですよねー.そして,それが何なのかが(まだ)よくわかりません.つまり,探し続けているということで,その感覚が「退屈」ということなんだと思います.

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7/15'16
[何かが足りない]
()

 何も問題はないとは思うのですが,やっぱり,何かが足りない感じがします.それが何なのかは,(考えてはいるのですが)わかりません.

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7/17'16
[]
(日記)

 昨日,今日と休日出勤で,かなり責任の重い疲弊する仕事なんですが,去年よりは,何やってんだか感は,軽減したような気もするのですが,やっぱり疲れて,終わったら両日とも眠ってしまいました.

 幸い,明日も休日なので,明日はゆっくりしたいところですが,学期末の成績報告とか論文の〆切とかあって,そんな具合には行きそうもありません.

 最近の調子は今一で,あまりよく眠れない感じがします.初夏で日が長くなるときは,だいたい毎年,夜が明ける頃に目が覚めるようになって,でも,しばらくすると元に戻るのですが,今年は,またそんな感じになってきてしまいました.引っ越したところは,東向きで明け方部屋が明るくなるので,そういうことが関係してるのかもしれません.

 遮光カーテンとか使って,そうならないようにもできるのですが,そうすると,逆にカーテンを開けて日差しを入れないと目が覚めないことにもなってしまうので,なかなか難しいところです.早く寝て,夜明け頃,ちょうど目が覚めるようにするのが理想なんでしょうが,そうすると,8時とか9時とかに寝ないといけないので,それはちょっと厳しいですかね.

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7/17'16b
[共産主義?]
(世の中)

 ○○のお仕事だったんですが,合間のちょっと時間が空いたときに,同じ学類の先生と世間話をすることがあるのですが,こういうときに話ができる同僚の先生達とかなりコアな話ができるのは,楽しいです.それで,同じ○○委員をしていて,バスとかでもよくいっしょになるK谷先生と話していたら,彼は私が日頃から話していることがだいたいわかっていて,それで彼が,私が散々言っている(≒このサイトで散々書いている)資本主義社会の弊害について,そこだけきくと共産主義にきこえますけど,まさかそんなことはないですよね?と言ってきました.

 はい,(このサイトを読めばわかりますが)もちろん,私は共産主義者ではありません.ざっくり言ってしまえば,共産主義は,結果平等ですが,そんなことに与するわけはありません.でも,結果平等ではなく,機会平等であるべきとは思ってますが,それでOKという単純な話でもありません.

 繰り返しになりますが,私が資本主義社会に否定的なのは,その評価の多くがお金という形になってしまうことであり,お金では計ることができない価値がどんどんないがしろになってきていることを憂慮しているということです.そういうところから一番遠いはずの学術分野でもどれだけ研究費を獲ったかが大きな評価対象になるような世も末状態ですからね.

 でもまあ,この辺のことについては,とやかく言うほどのこともない,ほんとにしょーもない問題です.別にそんなこと気にも留めずに自分の信念に従って,他人の評価など意に介せず,やりたいこと,やるべきと思うことをやればいいだけの話ですからね(充分,食べては行けるので).

 でも,自分のことはさておき,世の中全体のことを考えると,そうも言ってられない人はどんどん増えてきてると思います.わかりやすい言葉で言えば,格差の拡大ですね.実際,生活が苦しい人は,確実に増えてますし,世界に目を向ければ,もっとひどいことになってるわけで,もちろん,テロを起こす人間は,断じて許されませんが,そういうことには,そういう背景があるわけで,そこを何とかしないで,テロと戦っても泥仕合にこそなれ,何の解決にもなりません.

 でも,機会平等という名の下の自由競争をすれば,結果は不平等になるわけで,これ以上の経済成長が見込めなくなり限られたパイを勝ち組が食い過ぎれば,当然のことながら負け組は,食いっぱぐれるわけで,飢え死にするくらいなら命がけで何でも仕掛けてくるわけです.

 つまり,簡単に言ってしまえば,自由競争の自由度が行き過ぎてるということでしょう.実際,年収38億ももらっても,天丼二杯はおろか,そんなに金の使い途は実質ないわけで,そうすると,そういう人達のために,意味なく「付加価値」を付けた高級品とかブランド品とか作らないといけないわけで,それは,労力や資源の無駄というものでしょう.

 でも,バブル世代の年寄りは,てんでだめですが,成功した若い人達は,その辺のところに気づき始めていて,やり甲斐を感じて仕事はするし,結果的にお金も稼ぐけど,使い途がないというのが実情のようです.

 じゃあ,どうしたらいいかえすが,単純に言えば,行き過ぎた自由競争の自由度を規制するということでしょうね.実際,自由競争とは言っても,殺人を犯してまでは許されてないわけで,何らかのルールで規制することは,金儲け以外の真に価値あることに目を向けるという意味もあるでしょう.

 結局は「バランスの問題」ということです.これをやるのが政府の役割なんですが,小泉改悪では,バカの一つ覚えの規制緩和をしたために,今の惨状を招いてしまいました.

 この議論の前提として,上で書いたように,これ以上経済成長が見込めないということがあるのですが,今の政府は,そこをこれから更に経済成長することで,何とかしようとしてます.でも,もうそんなことは無理というのは,再三書いてる通りで,それは,人口が増えないということは,一人当たりの仕事と消費が増えないといけないわけですが,これ以上無駄に働きたくはないし,天丼二杯は食べられないし,高級何とかとか,無駄な「付加価値」に意味がないことは,多くの人が気づき始めています.

 何らかの形で人口を増やしたとしても,今度は資源が足りません.でも,むりくりやろうとするのは,結局,目の前の政権維持とか,次の世代のことを考えない衆愚政治とか,いろんな背景があるのですが,パイがこれ以上増えないことを前提として,適正な富と仕事の再配分を(徐々に)するしかないと私は思います.

 人口が増えず,経済成長もせず,でも,充分人間的な生活ができる定常状態を維持するために必要な分だけ働いて,残りの時間は,学術,芸術,スポーツなど,文化的な生活をするということでいいと思いませんか? 何か新しいものを開発したり,世の中を便利にしたい人は大いにやればいいですが,それが行き過ぎた自由競争の中で過大なお金を産む状況を規制すれば,お金目的でそういうことをする人はいなくなって,極一部の人間がパイを食い過ぎて,多くの人を貧困に陥れることもなくなるでしょう.

 それを,むりくり経済を拡大させようとすれば,逆にテロが頻発するような不安定な社会や経済破綻を招きます.そして,(残念ながら)今のところ,世の中は,そういう方向に動いているので,そういうことになってしまうのでしょう.

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7/17'16c
バランスの問題
(生き方, 世の中)

 上の話ではないですが,結局は,バランスの問題という単純な話なのでしょう.でも,それがとてつもなく難しい.でも,そういうある意味,簡単というかシンプルなことなわけです.これは,世の中の自由競争度に限りません.

 生き方的に言えば,気分よく生きて行くには,活動と休息のバランスなわけで,日々のコンディションによって,あるいは,歳をとるとそのバランス点を徐々に変化させていく必要があるわけです.頑張ると頑張らない,交感神経優位と副交感神経優位,ストレスとノンストレスのバランスとも言えますし,多少の不幸があるから幸を感じることもできるわけです.

 一人とみんな(一人,時々,みんな),遠くと近く(近く,時々,遠く(考えると考えない))とかこのサイトで再三書いていることもありますし,これ以外にも,理想と現実(のバランス,以下同じ),人のためと自分のため,真面目といい加減など,どちらかに硬直的に偏るのではなく,(その人にとって,あるいは,世の中にとって)その時々の状況によって最適なバランスポイントがあるわけです.

 各論的には,学術的には,経験と理論とか,スポーツにおける緩急とか,ピッチングのストレートと変化球とかチームプレーと個人プレーとか,緊張と緩和とか,あらゆる物事のあらゆる局面において当てはまります.

 そして,繰り返しになりますが,そういう当たり前で単純なことほど難しいので,より強く意識する必要があるわけで,でも,その意識の仕方もあまり強く意識しすぎるのではなく,バランスよくということなのでしょう.

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7/17'16d
[何かを探している]
(生き方)

 やっぱり,何かを探しているんだと思います.それは,全く新しいことかもしれないし,「生活の質の向上」のように既にあるものかもしれません.

 今やっていること(でまだまだやりたいこと)は,もちろんやり続けます.でも,それだけでは(感覚的に)足りないということです.でも,現実には,どう考えても今やっていることをやり続けながら何か新しいことをやることは不可能に思えます.

 でも,感覚的には,やっぱり「足りない」というか「退屈」なんですね.何とも不思議というか厄介な気もしますが,そういうことには,逆らえないので,(年老いた体とは相談しつつ)探して行きたいと思います.

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7/18'16
[テロを起こしてる人間]
(世の中)

 この記事に関連して,ですが,ISとか,テロを起こしてる人間は,虐げられて苦しんでる人達ではなく,先進国で学歴もある比較的裕福な人間が主体という報道がありました.これってどういうことでしょうね?

 結局,そういう人達も「気づき始めた」ということでしょう.今の世の中とか,進もうとしている方向は明らかにおかしいわけで,そう思った時に,どういう行動をとるかは,人それぞれでしょうが,極一部の人間がテロという過激な手段に打って出てしまうことは,ありうることです.

 そういう人達は,今の世の中に不満があって,そういうものには乗っからない(例えば,大学を出て普通に就職したりはしない),そうすると「退屈」なわけで,今の世の中に対する不満を(もちろん,断じて許されるものではないですが)テロという形で「自己実現」してしまうわけです.

 実際に虐げられて苦しんでる人達は,そこまでの行動力やエネルギーはないですから,結果として,テロを起こしてる人間は,虐げられて苦しんでる人達ではなく,先進国で比較的裕福な人間が主体ということになってるのでしょう.

 だとすると,世の中をまともな方向に持っていくのではなく,戦えばいいのかと言うと,そんなわけはなくて,結局,そういう根源的な問題を解決しないといけないことに変わりはありません.

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7/19'16j
[]
(日運)

 一旦,手仕舞ったのですが,結構上げたんですね(8日で1割くらいはとれたか).でも,イギリスのEU離脱の大暴落からまだ1ヶ月も経ってませんし,状況としては何も変わってません.あれは一体何だったのでしょうか?

 要は,壮絶な駆け引きというか,騙し合いが行われているのですが,人はなぜこんなにも簡単に騙されてしまうのかと言うと,一つは,(喉元過ぎれば熱さを)忘れるからでしょう.ですから,(勝ちたかったら)よく憶えておかないといけないということです.

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7/19'16b
[+α?]
(生き方)

 中田さんのお通夜に行ってきて,やっぱり,いろいろ思うことはありますね.会場に行ってみると,建研や東大関係のそれこそこの分野の第一人者の人達が案内とかをしていて,私なんかがのこのこやって来て申し訳ない気分にもなりましたし,彼らは,まさに中田さんといっしょにいた人達で,その中に中田さんがいないのが何か変というか,違和感があるというか,でも,実際は,もういないわけで,やっぱり,寂しさを感じてしまいます.

 あとは,これは以前も書いたと思うのですが,私がいるのがちょっと場違いというか,私はRCの世界の人間ではないというか,そういうところを(私が勝手に感じてるだけかもしれませんが)感じてしまいました.でもまあ,これは,自分が選んだ道なので仕方ないですね.

 中田さんは,74で亡くなったということで,私に残された時間もそう長くないと書いたのですが,確かにあと15年ちょっととすると,つくばに来てから今までくらいですから,そう長くはないと思うのですが,(当たり前のことですが)私が死ぬのは,いつかはわからないわけで,へたすると,あと30年くらいは生きる可能性は大いにあるわけです.で,30年と言うと,30年前,即ち,学生時代!から今までの時間で,その間にやって来たことを考えれば,歳をとって衰えるとは言え,まだ多くのことができるはずです.

 というか,まさに第二の人生ではないですが,それこそ全く0から全く新しいことすらできるかもしれません.リタイア後というと,余生というか,+αというか,そういう生き方を考える人がほとんどだと思うのですが,それって勿体なくないですか?

 でも,定年まで待っていると,30年じゃなくて,20年とか15年になっちゃうわけで,その差は,やはり大きいです.なんせ,学生時代とつくばに来た時の差ですからね.うーん,どうしよう.(大学の)仕事なんかしてる場合じゃない?

 でも,ここ数日,記事にも書きましたが,私は「何も捨てません」から,当然のことながら,途中で大学を辞めることはありません(多分).つまり,今やってることを続けながら,「何か新しいこと」を始める(始めたい)ということです.そして,それが何かはまだわからないというか,模索中ということです.

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7/20'16
[それなりに片付いて来て]
(生き方)

 とか書いたんですが,冷静になって考えてみれば,「何も捨てず」に現在のレベルを維持,あるいは,向上させて,なおかつ,今までやってない何か新しいことを始めたいなんてとんでもないことですよね.「そういう癖」がどうしても抜けないってことなのでしょうか? でも,今のままでは,やっぱり「退屈」という感覚はあるんですよねー.

 いくつかポイントはあると思います.一つは,個人的にはやりたくない,世の中全体的にもやっても社会全体の利益に繋がらないものを極力排除することでしょう.これは,かなり難しいですが,できる範囲でやるしかないですし,そうすればいいでしょう.

 もう一つは,これまでやって来たことにどう取り組んで行くかです.これは,「退屈」という感覚と関係があるのですが,これまでずっとやってきて,「それなりに片付いて」,定常状態のようになって来たという感覚があるのは事実で,それが「退屈」と感じているのかもしれません.

 まず,研究ですが,もちろん,まだまだやることはあるし,いくらでも追究はできますが,一方で,今までにない新しい分野を開拓できたとは思っていて,それなりに満足感もあるし,あとは,(やる人がいれば)若い人達に大いに楽しんでもらえれば,という思いもあります.

 ピアノは,小さい時から,特に東大ピアノの会にいた頃は,それなりに練習しましたが(でも,プロのピアニストの練習を目の当たりにすると,ほんとその1/10にもならないくらい),もう大分長い間,定常状態というか,週に数回,30分くらいずつしか弾いてません(でも,引越を期にもう少し長い時間弾くようになった).でも,そこそこの水準は維持してるというか,確実に少しずつ上手く,というか,いい音楽を表現できるようにはなって来てると思いますし,何とか人前で演奏会と称するものでも弾いているので,私としては,これで充分です.

 バドミントンも文京区にいて松井さんや吉野君とがんがんシングルやってた30代は,それなりに練習もトレーニングもしてましたし(と言っても,週2,3回,2,3時間ずつですから,筑波大バドミントン部の選手達からすれば,てんで大したことないですね),40になったときには,年齢別の全日本でも何回か勝てるくらいの結果も出ましたが,それ以降,つくばに来てからはさっぱりです.でも,何とか続けてはいて,これも定常状態ってことですかね.

 ただ,藤原君の練習相手をするようになってからは,自分のことだけ考えればいいというわけにも行かなくなったのですが,練習相手をするためには,それなりのレベルは維持しないといけない,というか,私自身も強くなるというか,体を整えて,少しはましな状態に戻さないといけないし,彼を強くするには,どうしたらいいかをいろいろ考えていたら,バドミントンという運動の本質にどんどん近づくことになって,彼を強くするというだけではなく,私自身もまた面白いことにはなってきました.

 スキーについては,準指に受かるまでの数年間は,かなり滑り込んだ(と言っても,最も滑った年でも年間滑走日数は,30日には届かず,準指に受かった年は,15日くらいだった)と思いますが,それ以降は,もうかなりやばい状態なのですが,そりゃー,普通の人よりは,全然滑れるし,体調が整えば,もっと行くと思うし,これも定常状態でやって行ける感じはしてます.

 いろいろ考えてこのサイトにこうして文章を書くことは,はっきり言って,リタイア後というか,これからの活動の中心になると思っていますが,既に書いたように,一日一時間くらいがちょうどいいかなという感じです.

 日運というか,相場を張ることも,30代に相当力を入れて研究したと思います.でも,その頃の成績はさっぱりで,40を過ぎてもぼちぼち研究はしていたんですが,いつだったかなあ,なぜかはっきりは憶えていないのですが,ある法則というか,何かが見えた感じがして,そこから変わりました.もちろん,今でも思い立った程度に研究したりはしてるのですが,もうだいたい煮詰まってきたというか,自分の中の感覚に従って,淡々と運用するだけになっていて,これも定常状態が近づいてる感じはします.

 ただ,これに関しては,もうすぐ仕事というかキャッシュフローを失うに当たって,重要な柱の一つになるのは,間違いないですが,世の中の動きを見て一日一回売買するだけなので,一日一時間どころか,一日10分あればいいので,やっぱり「退屈」なんですね.

 あとは,何かなあ.ゴルフは10年くらい前に始めて,最初の1年は,それなりに練習して(と言っても,週1,2回練習場に行って,月1回コースに出るくらい),半年ちょっとで100は切りましたが,いっしょに行ってた奴が転勤でいなくなって,それ以降は,ほとんど行かなくなり,でも,去年くらいから,またいっしょに行く奴ができて,年に5,6回はコースに出るようになって,その前に数回練習場に行くという感じで,これも超低空飛行ですが,これで90±10までは持っていこうとは思っていて,これも定常状態ですかね.

 あとは,生活の質の向上とか,住む街探しとかあるのですが,こういうのは,活動そのものが最初から定常状態みたいなもんですよね.

 ということで,いろんなことをかなりのレベルでやって来たし,これからもやっては行くんですが,どれもそれなりに「片付いて」定常状態になってるわけで,そうするとやっぱりちょっと「退屈」で,新しい何かないかな,と思ってしまうわけです.

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 あとは,人との繋がりというか,以前は,例えば,飲み会の誘いとかがあるとほいほい出かけてたのですが,これもだんだん飽きてきたというか,やっぱり,話してて面白い人もいれば,そうでもない人もいるわけで,その辺も洗練?されてきた気がします.

 そう,キーワードは,洗練かもしれませんね.だらだら,同じことを時間をかけてやるのではなく,ほんとに必要というか,やる価値があることに絞って(もちろん,これまで相当積み上げてきたものがあるのが大前提ですが)一日(平均)一時間やれば,かなりのことができると思います.

 でも,そうすると,まだまだできる,となって,「退屈」になって,何か面白いことないかなー,となるわけです.

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7/20'16b
[その後]
(世の中)

 4年前に紹介した東京チカラめしですが,その後,飛ぶ鳥を落とす勢いで,あっという間に100店舗くらいになったと思います.で,今はどうなってるかと言うと,何と10店舗くらいに激減です.原因は,店舗を増やすために調理法を変えた,平たく言えば,不味くなったんだそうです.人間ってなんでこんなに○カなんですかねー.

 店の数を増やしたい理由はなんですか? 単なる金儲けがしたいってことですか? 美味いから店をもっと増やしてくれという要望が多く寄せられた,より多くの人に食べてもらいたいと思った,じゃないんですか? それで,調理法を変えてどうするんですか?

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7/20'16c
[がんになる確率]
(世の中)

 大橋巨泉さんががんとの闘病の末亡くなったということで,がんについて取り上げられていて,なんでも日本人が生涯でがんになる確率は1/2,即ち,二人に一人は,がんになるとさかんに言ってます.でも,実際に自分の周りを見ると,二人に一人は,感覚的にちょっと多い感じがしませんか?

 人間最期は死ぬわけで,死因のうち老衰は,ごく僅かで,それ以外は,圧倒的に病死なわけで,がん以外だと,心疾患,脳血管系と肺炎が多くを占めるでしょうから,そう考えると,死因の半分ががんというのは,辻褄が合ってるような気もします.でも,何か変というか,違和感はありますよね.

 繰り返しになりますが,人間最期は死ぬわけで,若くして病死するのではなく,80とか90まで生きてがんでも心疾患でも病気で死ぬのなら,それは,一種の老衰というか,寿命が尽きるということなわけで,そういう人も含めて,二人に一人はがんになるぞー,だから,がん保険に入ってがん検診を受けろー,というのは,おかしいというか,やっぱり,がん保険売ったり,がんって診断して治療費稼いだりして,金儲けしたいってことで,これも騙す騙されないの範疇ってことですかね.

 ちなみに正確なデータとしては,50歳の人が10年後までにがんと診断される確率は6%,60歳の人なら10年後までにだと男性が16%,女性が9%です.この辺の数字なら感覚的に整合しますよね.70歳なら10年後までにだと,男性が30%,女性が13%ですが,80歳になったら,もう寿命が来たみたいなもんというのは,上で書いた通りです.

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 と書いたんですが,どうなんですかね? 騙す騙されない的には,その通りだと思うのですが,80歳になったらもう寿命が来たっていうのは,違うかもしれませんね.

 80歳という数字がどこから来てるかと言うと,単なる平均寿命的なものです.つまり,日本人の平均像がそうであるというだけの話で,大多数の日本人は,寿命を全うすることなく不遇の死を遂げていると言えなくもないです.実際,人間,病気とか事故とかがなければ,120くらいまでは生きると言われてますからね.

 でも,もし医学が発達して,平均寿命が100を越えるようになったとしたらどうでしょうか? ものすごい高齢化社会になりますし,働くなどして社会で活動するのが60年としたら,+αの余生がそれと同じくらいの長さになってしまうわけで,それはそれで違和感ありますよね.

 つまり,病気にならずに,あるいは,病気になっても治せて単に長生きするというだけではなく,人間的な活動ができること,そのためには,自活できることが最低限必要です.そして,そのハードルは,不治の病をなくすことより遥かに高いと思います.だって,年金もらわなくても自活できてる人なんでほとんどいないでしょうからね.

 そして,もしそれが実現したとすると,80くらいまで働くことになるわけですよね.まあ結構な話だとは思いますが,それはそれで違和感ありますかねー.何度も書いてるように人生50年というか,そうプログラムに書いてあるので,50を過ぎるとメンタリティーががらっと変わります.あるいは,医学の発達?によって,そのプログラムまで書き換えちゃいますか?(超違和感あり)

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7/21'16b
[]
(世の中)

 都知事選の著名?三候補の一人が東京都の建物の耐震化率を100%にすると言ってます.どういうことですかね? 「東京都が」耐震化率を100%にするの? どうやって? 東京都がお金を出すのなら莫大なお金がかかりますよ(多分一兆以上).というか,個人的な持ち家の耐震補強費を税金から出すんですか?

 でも,こういうのってよくありますよね.私が都知事(とか国会議員とか何でも)になったら,こういうことをします,みたいな.そして,それを見て(○ホな)有権者が自分にとって都合がいいことを「してくれる」候補者に投票する.これじゃあ,世の中がどんどんおかしくなるのは,当たり前です.

 今は待機児童問題が「ホット」ですが,これだってどうなるかわかりませんよ.メディアに乗せられて,ばんばん施設作ったけど,5年くらいしたら閑古鳥が鳴いてるってことになりませんかね?

 思えば,私が大学受験する頃,歯医者さんが足りないということで,国はばんばん歯科大学を作りましたが,今や犬も歩けば,歯医者さんに当たる状態ですし,法科大学院だって,弁護士の大バーゲンセールですよね.その一方で,医者は全然足らない.なんでこんなに○カなんですかね(口が悪い(笑)).

 背景に衆愚政治や民主主義の大義名分があることは,何度も書いてますが,その傾向はひどくなって行く一方です.

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7/21'16b
[ポケモンGO]
(世の中)

 ポケモンGOがすごいことになっていて,任天堂株は,7月に入って何と2倍になったそうです.でも,一言だけ...他にやることないんですか?

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7/21'16c
[ポジティブな戦略]
(生き方)

 じゃあどういうのが理想かと言うと,病気とかで痛いとか苦しいとかは嫌なので,そうすると,結果的に長生きってことになっちゃうんですかねー.別に長生きしたいとは思いませんが,あまりに世の中がひどいというか滑稽ですらあるので,行く末を見てみたいとは思うようになって来て,最近は,長生きしてもいいかなとは思うようになってきました(今頃?).

 でも,そうすると,繰り返しになりますが,痛いとか苦しいのは嫌なので,病気にならない,つまり,健康に気をつけるということですね.体力が衰えて行くのは,仕方ないですが,ちゃんとトレーニングをすれば,ある程度は,勾配を緩やかにはできるでしょう.そして,大事なのは,やはり,脳力ですね.そして,これもちゃんとトレーニングすれば,というのは,体と同じです.

 再生医療とか医療の著しい進歩というのも言われてるんですが,どうなんですかね? いろんなことが「いいところまで来た」と再三書いてますが,医療だけが例外なんてことがあるんでしょうか? そう思って考えてみると,ここ数十年で,目に見えて進歩したことって何ですかね? あんまりぱっとしない感じがするのは,単に勉強不足?

 いずれにしても,そんなに劇的な変化は期待できそうもないし,やはり,現状の中でどうソフトランディングして行くかを考えた方がよさそうです.そして,そのためには,やはり,もう無理をしないことですかね.もちろん,重要なのは,「活動と休息」ですから,楽して生きて行くだけではだめで(休息だけではだめで),「活動と休息」の割合を絶妙にコントロールしながら,徐々に活動を減らして行くということですね.

 それは,決してネガティブなことではなく,「最大の結果」を産むためのポジティブな戦略なわけです.

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7/21'16d
[いやーな雰囲気]
(世の中)

 Brexitの次は,中国の南沙諸島開発に対する国際司法の判断に対して,中国が猛反発,そして,今日は,ドーピング問題で,ロシアの陸上選手がリオ五輪に出場できずにこれもロシアが猛反発ということになり,流れとしては,「国際標準」からどんどん離脱というか,いわゆる「抑えが効かない」状態になって来ました.

 雰囲気としては,あまりよくないと言うか,非常にまずい方向に行ってますし,イメージとしては,世界がばらばらになって来てるという感じでしょうか.でも,どうなんですかね?

 じゃあ,20世紀はどうだったかと言うと,二度にも渡る世界大戦があり,その後も,東西冷戦状態で,1980年のモスクワ五輪,1984年のロサンゼルス五輪は,双方がボイコットしました.その頃と比べれば,遥かにましな感じもしないではありません.

 でも,そんな感じ(遥かにましな感じ)がしないのもなんなんですかね? 相対的というか,単なる変化率の問題? でも,私は戦争中の雰囲気は知りませんが,1980年代のことは憶えてます.バブルがよかったとは,全然思いませんが,いやーな雰囲気という感じではありませんでした.

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7/21'16e
[負け組を作ることが必要]
(世の中)

 他にやることないのか?ってことなんですが,まあ,人に迷惑かけなければ,何やってもいいんでしょう(でも,中には,ポケモンGOに夢中で人に迷惑かけた奴もいるみたいですが).もうこれからは経済成長など見込めないわけで,一定の限られたパイを食い合うことを考えると,こういうことに夢中になって時間と労力を浪費してパイを食わない負け組を作ることが必要ってことなんでしょうね.

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7/21'16f
[価値あることとそうでもないこと]
(生き方, 世の中)

 ポケモンGOではないですが,そんなことするくらいなら,もっとやる価値のあることやれよ,みたいなことは,再三このサイトで書いてることです.でも,価値あることって具体的にどういうことでしょうね?

 一番わかりやすい基準は(今の世の中,よくも悪しくも資本主義社会なので),お金になることでしょう.もちろん,お金が全てではありませんが,今の世の中,ある程度のお金があれば,食べては行けますからね(でも,ポケモンGOをいくらやっても,それで食べて行くことはできません).ただ,資本主義は,完璧ではない,というか,穴だらけなので,食べて行ければ(金が稼げれば)何でもいいかというとそういうわけでもありません.

 そこのところを勘案して,お金になる,ではなく,世の中の役に立つ,という言い方もよくされます(でも,ポケモンGOをいくらやっても世の中の役には立ちません).資本主義というか,世の中の仕組みの完成度が高ければ,世の中の役に立つことをするほど,対価としてのお金が入るということなんでしょうが,現実には,そうなってないのが問題なわけです.

 更に言えば,再三書いているように,世の中の役に立つという基準も,実は,甚だ怪しいものです.そういったことは,得てして近視眼的になるものですし,どんなことでも極めれば,世の中の役に立つというような世俗的なことは遥かに超越するわけで,全く役に立ちそうもないことにこそ,莫大な価値を生む可能性があると言ってもいいくらいです(でも,逆は必ずしも真ならず).

 ですから,人に迷惑さえかけないのであれば,(多様性の原理から言って)本人がやりたいこと,やるべきと思うことをやればいいと思うのですが,すぐ上で書いたように,「極める」ことが重要です.もちろん,競争社会の中で誰もが一番になれるわけではないですが,一番ではなくても,独創的であれば,唯一には,なれるでしょうし,それこそが真の一番でしょう.つまり,自分に何ができるか,何をやれば,唯一無二の換えが効かない存在になれるかをよく考えるということです.

 実際,ポケモンGOのようなゲームでも,eスポーツに見られるように,極めれば食べて行ける世の中になってきました.でも,「極める」のは大変ですよー.ゲームのように誰でもやるものであれば,尚更でしょう.

 だったら,そんなに人がやらないことの中から探した方が効率はいいとは思います.もちろん,人がやらないというだけではだめで,自分が興味がもてる,やりたいと思うことが大前提ですが,そういうやること探しというか,自分が何をやるのがいいのか,というのをもっとちゃんとやった方がいいんじゃないですかね.

 仕事柄,入試の面接員とかよくやるんですが,話してる方は,一生懸命やりたいことをしゃべるんですが,何十人と続けてきいてる方からすると,ほとんど全員が同じような,誰でも思いつくようなことしか言わなくてつまんないなー,というのが正直なところで,しっかり自分の頭で考えて,ちゃんとやった方がいいと思いますよ.

 でも,実は,これが一番難しいのかもしれませんね.つまり,結局は,そこで莫大な差がついてしまうわけで,多くの人は,流行に流され,まさに「虐げられて」,ポケモンGOのように,人が作ったものにただ乗っかることしかできないのでしょうし,そういう人がいないと,今の経済は回らないということで,結局,「奴隷制度」は,形を変えただけで現代にも脈々と存続しているということでしょうか.

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7/22'16j
[階段を上がる]
(生き方)

 階段を上がる瞬間ってありますよね.私の個人的なことなので,読む人にとってはどーでもいいことでしょうが,私自身のことを振り返ると,確かにそういうことはありました.

 小さい頃は,周りから見ると相当生意気でわがままな奴だったと思いますが,私自身は,なんかぱっとしないというか,もっとできるはずなのにうまく行かないというか,みょーな不完全燃焼感はありましたかねー.勉強に関してもそんな感じでしたが,私立の進学校の中学2年の時に,授業の範囲から出る期末試験ではなく,いわゆる実力テストで突然学年2位になったとき,階段を上った感じはしました.

 なんで,突然そんなことになったかは,よく憶えていないのですが,中学2年と言えば,英語を通して,自分で勝手にどんどん勉強していくことの面白さを見出して,それ実践した時期ですから,そういうことと関係あるのかもしれません.でも,それ以降は,またずっとぱっとしない時期が続きます.高校は,地元では名門の進学校でしたが,受ければ受かるレベルでしたし,高校時代もぱっとしませんでしたかねー.

 それは,浪人してからもそうで,最後の年は,さすがにまずいと思って,生まれて初めて?ちゃんと勉強して(笑),なんとか大学には受かりました.この時は,全国で何番というくらいまで成績は上がりましたが,浪人してますし,階段を上がった感じはしませんでしたかねー.

 そして,大学時代もぱっとしませんでした.既に書いたように,進路を見失って相当迷走したと思いますが,建築構造という分野を見出して,何とか建築学科に滑り込みました.そして,研究室に入って,研究というものに目覚めて,というか,ずっと探し求めていたものにようやく出会えた感じがして,全てが変わりました.つまり,この時,階段を上がったんでしょうね.

 卒論,大学院は,それなりに頑張ったと思います.そして,大学の教員になって,小さい頃からの夢というか目標だった「好きなこと,やりたいことで飯を食う」ということを実現させることになりました.もちろん,嬉しかったのですが,本質的に自分の中身が変わったわけではなかったので,階段を上がった感じはしませんでしたかねー.

 そして,またまた,ぱっとしない時期が続くことになります.階段を上がるきっかけになったのは,1999年台湾集集地震でした.これを期に,一気に変わったことは言うまでもありません.そして,現在に至る,でしょうか.

 こうして振り返ってみると,50年余の人生の中で,階段を上がったと思えるのは,たったの3回であることがわかります.もちろん,それ以外のときに何もしてないってことはありませんが,そんなもんなのかもしれません.

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 勉強とか仕事以外では,まず,ピアノなんですが,もちろん,練習はしていて,だんだん上手くはなって行くんですが,これも階段を上がった瞬間というのはあって,最初は,一度はやめたものの家までピアノの先生が来てくれるようになって,一応それなりに練習するようになった時,ピアノの先生に習うのをやめて自分で勝手に弾き始めた時は,腕前的には大した進歩はなかったのですが,近現代音楽に目覚めて,プロコフィエフの6番のソナタを弾いた時は,なんでこんな難曲が突然弾けるようになったのかほんとに不思議でした.そして,やはり,東大ピアノの会時代でしょうか.大学を卒業する頃には,(勝手に)もう弾けない曲はないかな,とか思ってましたからね.

 更には,K子さんと出会って,プロのピアニストのレベルというか,単なるプロのピアニストという以上の,彼女の音楽に対する向き合い方を目の当たりにしたことは,やはり大きかったですね.もちろん,時間的にも労力的にも同じことはできないのですが,自分ができる範囲で向き合い方も少しずつ変えながら,長い間に渡って,少しずつそういう方向に行ってることは,既に書いた通りです.何となくですが,そのうち,階段を上がる時が来るでしょうか.

 バドミントンは,一番練習してたのは,もちろん,大学に入ってバドミントン部に入ってバドミントンを始めた時なんですが,1〜3年のときは,あまり真面目な部員ではなくて,ずっとぱっとしませんでしたかねー.でも,3年の秋くらいにこれじゃまずいと思って,ちょっとは真面目にやって,卒業するときに,レギュラーというか,一番本数が多い対外試合の末席に滑り込むことはできました.

 卒業してからも,サークルとかでぼちぼちはやってたのですが,D1のとき,プーナという社会人のサークルに入って,文京区大会に出て,松井さん(当時,全日本シニア40代シングル優勝者)に出会って,全てが変わりました.ここで詳しく書きましたが,ここで階段を上ったのは間違いないでしょう.

 結果として,30代は,それなりに練習もトレーニングもしていて,40になったときに全日本教職員のシングルに出て,16まで行くことはできました.でも,それ以降は,さっぱりですね.ただ,ここのところ,藤原君をどうやって強くするかを考える中でバドミントンが(何十年もかかってようやくちょっと)見えてきた感じがしていて,ちょっと面白いことになりそうで,階段を上る時が近づいてる感じはしています.

 スキーは,研究室の行事で始めたんですが,その時にいきなり階段を上った気はしました.たった1回でここまで滑れるようになるのかと言われましたし,自分にはスキーの才能があると思ったくらいです(笑).でも,実際は,そんな大したことはなくて,その後は,階段を上るようなこともなく,でも,2級,1級,準指と確実に上達はしてきました.

 でも,いつだったかは忘れましたが,あースキーって,要は,こういうことなんだな,というのが見えたというか,わかった感触はあって,それさえできれば,私の中で「このくらい滑れれば充分」という滑りはできると思います.ただ,現実的には,それを実践する機会が激減してるのが最大の問題ですかねー(要は,もっと行けよってこと).

 ゴルフは,やってるというレベルではないのですが,10年くらい前に始めて,最初の半年くらい,それなりに練習して100を切った時は,階段を上がったんでしょう.でも,それ以降は,あまり行かなくなったこともありますが,ずっとさっぱりで,でも,これも超低空飛行ながら,ちょっと見えたものはあって,そういう中で,できる範囲でやっていれば,そのうち階段を上がるときが来るのかもしれません.

 このサイトの文章は,相変わらず,かなりの大量生産状態ですが,そうなった瞬間というのは,あって,サイトを開設して数年経った時でした.なんで,そのときに突然そうなったのかは...わかりません(笑).ただ,文章の完成度を度外視して,とにかく伝えるために「話すように書く」ということがどういうことがわかった感覚はありました(今もそんな感じで書いてる).

 あとは,日運というか,相場研究ですが,始めたのは,就職した年で,湾岸戦争が起こって株が世間の予想に反して暴騰したのでよく憶えています.ですから,もう20年以上になりますね.最初は,いわゆる一般の投資家がやるような会社四季報とか業績とかふつーの分析をしていて,ほんとぱっとしなくて,その年の8月にいわゆるソ連の8・19クーデターが起こって,株が暴落して,(狼狽売りをしなさいという定石に従って)売ってしまって,こんなことやってたら,話にならんと思ったのがきっかけだったでしょうか.

 全くの0からというわけにも行かないので,いろいろ探していたのですが,ある理論というか,研究者に出会って,その時は,これだと思って,直接訪ねたりして,それをベースに解析をして,実際に運用したりしてました.でも,ぱっとしませんでしたね.そういう時期が随分長い間,続いたと思います.10年以上でしょうか.その間,こりゃだめだと思って辞めなかったのが我ながらすごい(笑)というか,なんなんでしょうかね.

 そうこうするうちに,「ある法則」を見出したことは,既に書きました(もちろん,極秘情報?なので,パスワードと同様,私の頭の中にしかありません).つまり,苦節?十数年,研究を続ける中で,ようやく階段を上がったということですかね.もちろん,まだ完璧ではないですし,この法則が今後も成り立つという保証も全くないので,どうなるかはわかりませんが,なくなってもいい余剰資金でやってみる価値はあると思って,やってみてます.

 こうしていろいろ振り返ってみると,階段を上がる瞬間は,ほんと僅かで,ほとんどは,ぱっとしない状態であることがわかります.でも,そういうぱっとしないときでもとにかく続けることが大事ということでしょうね.なんか,プロトタイプな結論ですが,問題は,どうやったら続けられるかで,それは,我慢して続ける,ではなく,再三書いているように,続けられることを選ぶことでしょう.

 でも,しんどくなったらすぐやめて他のことをやるでは話になりませんから,ある程度の忍耐が必要なのは言うまでもありません.つまり,これも「バランスの問題」で,これができる人も非常に少ないということなのでしょう.

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7/22'16b
[このくらいでいいや]
(生き方)

 こうして振り返ってみると,よくこんなにいろんなことを諦めずにしつこくやって来れたもんだなと思いますが,全く相反するような感情が私の中にあって,それは,「このくらいでいいや」です.つまり,目標が低いというか,そもそも,目標とかいうことがあまりモチベーションにならないんですよ.

 例えば,勉強に関して言えば,中2のときの英語や高2の物理の質点の力学(めっちゃピンポイント)のように,興味をもったらとことんやりますが,それ以外は,興味がなければ,いかに手を抜くかばかりを考えていたと思います.実際,私の中の唯一目標と言えるものは,やりたいことで食べて行くこと,そのためには,研究者,即ち,大学の先生になる,そのためには,東大に入るということでしたから,別に学年で1番になる必要もなくて,極端な話,どんな成績でも東大の理一に受かりさえすればよかったわけです.

 結果的に,やりたいことで食べて行くという目標は達成してしまったわけで,その後,長く(仕事に関しては)低迷期が続いた(他に興味が行った)のは,そういうこともあるでしょう.現在の状態も,研究なので,もちろん,やることはいくらでもあるし,許される限り続けて行きたいと思いますが,自分は思う存分楽しんだし,おいしいところは若い人にどんどんあげたいと思ってて,このくらいでいいやという思いはあります.これは,勉強や仕事に限りません.

 ピアノについては,もうとっくの昔にそんな感じですし,バドミントンについても30代は,40になったときに全日本に出るという目標に向かって頑張ってましたが,実際に目標を達成すると,このくらいでいいやと思ったのかもしれません(それがその後の低迷に繋がってるのかもしれません).スキーも私の中のスキーが上手い下手の大きな境界線である準指をとった後は,そうなりました.

 相場研究は,もうすぐキャッシュフローを失うし,もっと続けたい気持ちもあるのですが,検証というか,運用するのに最低10年はかかるので,もう時間切れ的なところはありますかね.ただ,これもやるだけやってきたというか,充分楽しんだと思うので,あとは,結果がどうなるかを見て楽しむってとこでしょうか.

 こうしてみると,何も捨てられない私ですが,いろんなことをそれなりのレベルまでやって来られた理由は,逆に「このくらいでいいや」で思ってしまうからであることに気づかされて愕然とします.でも,性格は変えられないし,それこそ,どれも「このくらいでいいや」というレベルまでは来られたので,まあよしとしますか(これも「このくらいでいいや」か).

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 あとは,このくらいでいいやと思ってしまうから,「退屈」ということはあるでしょうね.実際,相場研究は,このくらいでいいやと思わなかったので,ずっと続けられたのかもしれませんし,逆に,最近,このくらいでいいやに近づきつつはあるので,退屈になってきたのかもしれません.バドミントンは,ずっと「このくらいでいいや」には程遠いので,まだまだ退屈には程遠いということでしょうか.逆にピアノやスキーは,(自分の中で)そういうところまで来たと思ったところから,活動レベルが落ちたということは否めません.

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7/22'16c
[ヘリマネ]
(経済, 世の中)

 ヘリマネ(ヘリコプターマネー),要は,景気をよくするためにヘリコプターからお金をばらまく(政策)というのが噂されてますが,日銀ががんがん金融緩和してるわけですから,もうやってる(けど効果がない)ようなもんでしょう.

 つまり,お金なんかいくらばらまいても,将来に対する不安がこれだけ蔓延してるのですから,みんな貯金するのがオチでしょう.つまり,最大の景気対策は,社会保障の信頼を取り戻す,即ち,財政不安の解消のはずですが,消費増税を延期するなどやってることは真逆なわけで,ほんと近視眼的で何やってんだか,って感じですよね.

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7/22'16d
[配信]
(世の中)

 ポケモンGOが配信されたらしく,スマホをもってうろうろしてる学生がそこかしこに溢れてます.昼ご飯を食べに行く時,いっしょにいた研究室の学生があそこにやってるのいますよ,と言ったら,バドミントン部の学生でした(笑).

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 メディアでもポケモンGO配信は,トップニュースですね.まあ,ポケモンGO自体がどうこういうことはさておいて,多くの人がやってるというのがニュースということでしょうか.

 それにしても,やっぱり,他にやることないんかい?と思いますけどね.もっと面白くて価値あることいくらでもありますよ.まあでも,そういうことやる合間にどんなもんかちょっとやってみるくらいならかわいいもんですが.

 でも,思うのは,みんな簡単にあっさり乗せられてしまうってことですかね.みんながやることやるんじゃなくて,みんながやらないことやった方が全然いろいろいいことありますよ〜.

 ていうか,実際は,みんなやってる,なんてことはなくて,そうやって煽ってるんでしょうけどね.

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 メディアでは,バーチャルとリアルを融合させたところが素晴らしいと絶賛なんですが,そんなの今更新しくも何ともないでしょう.敢えて言えば,それを「わかりやすく」誰でもできるようにしたことで,再三書いてる,金が一番儲かる「一流半」(一流には届かない)のレベルということですね.ベストセラー,ヒット曲など売れるものは全てそうです.

 あと,ポケモンGOをやることで,歩きスマホをしないようにさかんに注意してますが,これを契機に(ポケモンGOをやってると思われるのが嫌で)逆に歩きスマホが減ったりしませんかね.そうなれば,ある意味,大したもんですが,てことは,やっぱりそんなことはないか.

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7/23'16
[]
(日記)

 やっぱり,このサイトにいつもよりたくさん文章を書いた後や次の日は,気分が悪いですね.自分のことを(自慢げに)書いたときは特にそうです.と,わかっているのに,何で書いちゃうんですかね.ちなみに,何度も同じことを書きますが,自分のことを(自慢げに)書くのは,決して自慢しているのではなく,事実を正直に書かないと,それを使って(例えば,続けていれば階段を上がることがあるなど)言いたいことを言えないからです(とか,言い訳してるのも,ほんと格好悪い).

 調子としては,周期特性(どこかできいたワードだ(笑))的に想定通り上昇してきて,移動平均値で90まで来ました.つまり,ピークアウトする頃ということですし,これ以上点数が上がらないように抑えないといけない時期にさしかかりました(でも,先週末は,出勤で活動度が高くて,今日は,だめだめなので,また少し落ちるかな).

 でも,実感としては,全然活動してる感じはしてなくて,これでもう上限かと思うと,ほんともう大したことはできないな,と思ってしまうわけです.

 でもまあ,そこは我慢というか,これでいいと思い込むことですかね.定量的?評価が何よりの証拠のはずですし,研究室としては,論文も2つ出しました.相場研究的に言えば,中身ではなく,システム的にあることが(ほぼ)実現して,これは,大きな進歩だと思います.でも,これもある意味,また「退屈」になる要因でもありますが.

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7/23'16b
[波]
(生き方)

 こうして考えてみると,他の人のことはよくわからないので相対的な比較はできませんが,私って,調子がいいときとそうでもないときの波がかなりあるってことなんでしょうか? 実際,一番いい時と一番悪い時の差は,かなりあります.定量的に見れば倍くらいは違うわけで,量的ではなく,質的にはそれ以上でしょう.

 もちろん,多少の波は,誰にでもあるとは,思うのですが,問題は,波があるのとないのとどっちがいいかでしょう.ふつーに考えれば,波がない方が仕事とかコンスタントに進む感じがしますが,そういう仕事ならそれがいいでしょうが,これまで誰もやったことがないようなことをやるような仕事だと,それでは大したことはできないでしょう.

 なぜなら,そういうものが産まれる瞬間というのは,最大瞬間風速の爆発的なそれこそ奇跡的なものが必要なわけですからね.実際,こんな私でも,振り返ってみて,あの時はなんであんなに頑張れたのか不思議と思えるようなことは何度もありました.

 でも,波があるってことは,山あれば谷ありなわけで,谷の時は,やっぱり,しんどいですね.でも,そこを何とか凌げれば,山の時に,とんでもないことができるわけです.つまり,そう思って,しんどい時を何とかやり過ごせばいいってことです.

 ただ,それは,やっぱり,若い時の話ですかね.歳をとると,山谷の谷が深いのは,もうほんとしんどいので,そのためには山を低くしないといけないわけで,そういう意味では,もう大したことはできないな,と思うわけです.

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7/23'16c
[一流半]
(世の中)

 ベストセラーやヒット曲などの一流半に(万人にその価値がわかるというレベルということなので)大した価値がないこと,それなのに,金が儲かるという資本主義の世の中の矛盾について何度も書いてきました.

 金が儲かるということに関しては,これも再三書いてるように,お金が全てではないし,お金は必要以上にあっても仕方ないので,別段気にしなければいいだけの話ですが,ある程度のお金があれば,食べては行けるので,そうすると,やりたくない仕事をやらずに,真に価値あると思うことができるわけだし,もうすぐ定年ということで,キャッシュフローも失うことや,これからやってくる経済の激変を考えると,全くどうでもいいとは言えなくもなってきたことも何度か書きました.

 そもそも,レベルとお金という対価は,どのくらい比例してるんでしょうか? 一流半がピークということは,それ以上のレベルの一流は,逆に儲からないということですね.例えば,音楽とか芸術はそうですし,学術もそうでしょう.スポーツに関しては,結果が明確に出るので,少なくともプロスポーツでは,上のレベルほど儲かるようにはなってますが,もっと本質的なところ,例えば,運動の本質にどれだけ近づいているかに関して言えば,一流選手だからと言って必ずしもそうではない(監督やコーチの言われるがままのロボットになってる選手が多い)ということはあります.

 ですから,そういうものとお金は,全くとは言えませんが,基本的には,関係がないものなので,逆の視点から考えて行くと,お金が儲かってる人はどういう人かということから考えることができます.実際,世界の億万長者は,プロスポーツ選手なんかは,足元にも及ばないわけで,彼らは,何をやってるのかと言うと,まさに金儲けなわけです.

 でも,もう経済成長がほとんど見込めない中で,合法的に他人から搾取すること(ですよ,金儲けって)は,それはそれで至難の業でしょう.相対的なことは相対的なことでしかなく,誰かがなれるものなので,本質的には大した価値があることではないですが,一番になるのは,やはり大変なことです.

 今,一番金儲けしてるのは,ビル・ゲイツだと思いますが,彼がやってることってまさにそうですよね.つまり,コンピュータというものを世の中に提供した功績というよりは,それを使って金儲けしたってことです.そして,事業を立ち上げて大儲けした人間はみんなそうでしょう.いわゆる「ビジネス」ってやつですね.

 あとは,投資家とか金融関係者も上位に来てます.これはもっとわかりやすいですね.ただ,世界の億万長者がやってることは,まさに「金儲け」なわけで,そこは,ベストセラーとかヒット曲とは,違うと言えるかもしれません.どういうことかと言うと,金儲けというしょーもない?分野ではあるけど,そこでは一流,その分野を極めたとは言えるからです.

 と書いたのですが,どうなんですかね? どういう曲を書いたら売れるかと考えながらそういう曲を作る人と,どういうものを作ったら売れるかを考えて製品を開発するのは,似たようなもんですね.だから,ここも結局,一流半ってことでしょうか.

 投資家や金融はどうでしょうか? これは,ビジネスよりも更に究極のゼロサムで,悪く言えば,何も産み出さないものですが(本来的には,将来有望なビジネスに資金提供するというものだが,今やもう全然違ったものになって来てる),だからこそ,競争というか戦いは激烈です.そして,やってることは,金儲けそのものですから,そこで一番になれば,その分野を極めたとは,言えるのかもしれません.なんか,みょーな感じですね.

 でも,私も相場を張るのでわかりますが,そういうのって,単純に面白いんですよ.単なる読み合いというよりは,過去の傾向を分析して,将来を予測する,つまり,研究そのものなわけです.実際,そういう理論を開発して,ノーベル賞もらった人もたくさんいますからね.

 ということで,何か話がずれてきたような気もしますが,金儲けでも何でも,やるならやっぱり極めろ,ってことですかね.そして,極めるのなら,音楽とか文学とかビジネスとかまどろっこしいというか,一流半のレベルを目指すのではなく,金儲けというど真ん中で勝負しろよ,って感じでしょうか.まあ,その分,熾烈な世界ではありますが.

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7/23'16d
[評価の基準が他人(大衆)ではないもの]
(世の中, 生き方)

 違った視点から見ると,「評価の基準が他人(大衆)ではないもの」ということはあると思います.上で書いた「一流半」のものは,全て,「評価の基準が他人(大衆)」ですよね.どういう曲や本や製品を作ったら多くの人に売れるかを考えるわけですからね.

 先日,研究室の学生と晩ご飯を食べに行った時,彼が働きたくないという言うので,じゃあ,働かなくていいほど有り余るお金があったら何をするかときいたら,音楽(ドラム)をやりたいと言いました.結構な話だと思うのですが,じゃあ,そういう音楽を作ったとして,それを他人に聴いてもらいたいか,評価してもらいたいか,と言うと,お金は必要ないけど,やはり,それは必要とのことで,結局は,そういうことになってくるわけです.

 ここでもやはり「極める」ことがポイントで,誰にも理解されないほど斬新で独創的な曲が作れれば,それは大いに意味があることでしょう.でも,実際は,そんな曲を書いて,誰からも評価されないことは,嫌みたいでしたし,そもそも,そんな曲が書けるのなら,もう書いていないといけないわけだし,軽音楽の分野でそんな独創的な曲を書くことは,(万人受けするヒット曲を作ることを前提として作られた音楽体系なので)まず不可能で,つまり,「評価の基準が他人(大衆)」のものなわけです(でも,極一部ですが,そういう枠組みの中で新しい音楽を模索している人はいるとは思いますが,ほとんど日の目を見ることはないでしょう).

 でも,研究というか,学術分野であれば,(曲がりなりにも)全く新しい独創的なものはできるわけで,そういう意味では,とても「お買い得」なわけで,でも,嘆かわしいことにだんだん「評価の基準が他人」になりつつありますが,そこは適当にクリアして,自分の信念に従った「評価の基準が他人(大衆)ではないもの」を追究していくことはできるわけです.

 そして,学術分野に限らず,そういうものが「真に価値あるもの」ということなのでしょう.だって,価値なんか,他人,ましてや,何もわからない大衆が決めることではないですからね.

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 じゃあ,相場を張ることはどうなんでしょうか? やっぱり,かなり特殊ですよね.単なる金儲けには違いないのですが,少なくとも「評価の基準が他人(大衆)ではない」ですし,考えることは,これから相場がどう動くか,ですから,思考回路的には,まさに学術研究に近いです.何とも不思議な分野です.

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7/23'16e
[]
(日記)

 (まだ,一日の途中ですが)今日もなんかいっぱい書いてますね(でも,時間にしたら1時間半くらいですが).従って,あんまり気分はよくないです.

 というか,いっぱい書くから気分が悪いのか,気分が悪いからいっぱい書くのか,ってとこでしょうか.でも,これも,これはこれでいいって思えばいいんでしょうか.

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7/23'16f
[真の頂点]
(世の中)

 一流半ですが,どれも世の中の役に立つ必要なものですよね.そして,そういうものの頂点が一流半ということです.逆に言えば,一流,即ち,真の頂点を目指すのであれば,世の中に必要とか役に立つとか考えてはだめということです.

 でも,そうすると,不遇の人生とまでは言いませんが(でも,実際,そういうレベルの仕事をした人で,そういう人生を送った人はとても多い),お金的には,大した評価は受けないわけで,そういうことに耐えられるというか,そういう強い心とか信念とかが必要になります.

 でも,実際は,そんなに苦しく辛いものではないはずで,それは,一つは,お金は必要以上に要らないということ,そして,何より,そういう人は,やりたいこと,やるべきと思うことがやれていると思えるからで,お金なんか(そんなに)なくても,それこそが最高の幸せというか,人生の成功だと思いませんか?

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7/23'16g
[日米通算]
(野球)

 広島の黒田が日米通算200勝ということなんですが,考えてみたら,日米通算って何なんでしょうね? 確実に言えるのは,先日のイチローの日米通算最多?安打もそうですが,メジャーにとってみたら,それって何?ってことでしょう.

 具体的に言えば,例えば,メジャーの選手が4000本ヒットを打って,その後,日本のプロ野球に来て,300本ヒットを打って,「日米通算」でピート・ローズの記録を越えたと言っても,はぁ?って感じでしょうからね.

 ですから,そういう記録に拘るのなら,所属リーグを移籍してはいけないということになります.つまり,メジャーに行きたいということなら,最初から行けよ(今はもう行けるんですよね.でも,イチローや黒田のときは,だめだったかな)ということですかね.それをまずは日本で実績を作ってからという保険をかけるということなら,保険料は払わないといけない(通算記録は割引かれる)ということでしょう.

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7/23'16h
[平凡だけどそこそこ幸せな人生]
(生き方)

 ポケモンGOに夢中じゃないですが,そういうものに乗せられながら,平凡だけど(そこそこ)幸せな人生を送れればいいと思ってる人が多いんでしょうね.

 具体的には,そこそこの大学を卒業して,そこそこ仕事して(公務員がなりたい職業No.1),食べて行く分だけ稼いで,残りの時間は,SNSやったり動画やテレビ見たりゲームやったり音楽聴いたり映画観たり旅行行ったりどこか遊びに行ったりショッピングに行ってちょっとおいしいもの食べたり流行の服とか買ったり,みたいな感じでしょうか.そういう中で,スポーツとか文化系の何かとか,ちょっとした趣味みたいなものもできるかもしれません.

 昔は,結婚して幸せ?な家庭を築く(笑)みたいなのもあったでしょうが,最近は,そういうのはあんまりないんですよね.それは,そういうのなくても,充分そこそこ楽しく退屈しのぎして行けるからでしょう.そして,ほんとにそれで充分というか,幸せというか,他に何が必要なの?というのもわかりますし,いずれは,そういう生活をする人がメインの定常状態に収束して行くような気もします.

 でも,何度も書いているように,そうなる前に,これからは,大変な時代になるので,そういうわけには行かなくなるでしょう.具体的には,激烈なハードランディングが起こって,その人にしかできない仕事がない人は,どんどんクビになるからです.

 でも,それは,富と労働の再配分が終わって,資本主義社会が崩壊するまでの話です.ですから,あくまで過渡的なものだと思いますが,それがいつまで続くのか,ひょっとしたら,半永久的に続くのかはわかりません.思ったより早くやってきて早く収束するような気もしますが,今生きている人は,さすがに間に合わないですかね.

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7/23'16i
[]
(日記)

 結局,今日もいろいろ書いてしまいました(トータル時間は2時間ちょっと).他にやるべきことは,いろいろあるとは思うので,気分はそんなによくないですが,書くということは,書きたいから書いてるのでしょうから,やりたいことをやってる,やれてるとも言えるわけで,そう考えると,気分は,そんなに悪くもないから「まあいっか」ですかね.

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7/24'16
[どこのレベル?]
(世の中)

 一流半は,ちょっと言い過ぎかもしれませんね(やっぱり,口が悪い(笑)).そこまで来るのだって,大変なことですし,ほとんどの人は,そこまで来れないわけです.でも,それは,意味のない競争をするからで,そんなところすっ飛ばして,マズローの法則(に反する)的に言えば,承認の欲求なんか意に介さず,いきなり自己実現の欲求に行っちゃえばいいわけです.

 つまり,言いたいのは,こういうことで,実際,売れたから優れているということは,断じてないですが,売れたものが全て優れてないということではもちろんありません(これもバランスの問題).それには,他人がいいと言うからではなく,自分の頭で考えることが重要で,でも,一方では,他人の言うことに全く耳を傾けないというのもだめなわけです(これもバランスの問題).

 じゃあ,お前は,どこのレベルなんだ?というか,どこを目指しているのか,ということなんですが,実際どうかはともかく,少なくとも,売れるとか,他人からの評価を基準にしていることはありません.

 ですから,そこよりは上(とか下とかの問題じゃないけど)というか,実際にそうかどうかは別にして,そうあるべきと思って行動はしてます.でも,誰にも理解されないくらいのレベルかと言うと...

 これは,実体験に基づいていて,1-2秒応答を最初に言い出した時は,ほとんど全く受け入れられなかったわけで,でも,私の中では,絶対の自信はありました.自信があったというよりは,当たり前というか,真実は一つというか,そんな心境でしたね.

 で,どうなったかと言うと,その後,大地震が頻発して,1-2秒応答が実際の被害を見事に説明できるということで,認められていくんですが,その間,5年くらいですかね.ですから,意外と早かった(笑),つまり,それほどのレベルのものではなかったということです.実際,1-2秒応答自体は,等価周期の概念に基づくもので,わかる人にとっては,当たり前の話ですからね.

 と書いたんですが,どうなんでしょうね? たまたま,大地震,それも,極短周期地震動も1-2秒が出たものも起こったから証明されたというだけで,30年そういう地震が起こらなかったら,30年不遇?の時代を過ごしたかもしれないわけですよね.

 というか,1-2秒応答の本質的なところは,少なくとも,建築構造や地震工学の分野では,まだほとんど理解されていないと思います(逆に,機械系やエネルギー系の人の中には,理解してくれる,というか,それ以上に有益な示唆までしてくれた人までいる).

 とか書いてたんですが,別にどーでもいい話ですね.自分のやってることがどこのレベルとか,別にそんなこと考えてやってるわけじゃないし,世の中のしょぼさを観てるといろいろ思うことはありますが,自分とは全く関係ない話です.

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7/24'16b
[人を好きになるということ]
(生き方)

 人を好きになるということについて,何度か書いたことがありました.ずっと以前に書いたこともありますし,最近も少し書いたと思います.以前は,相手がどう思おうが関係ないという感じだったのですが,最近は,それも関係なくはないということを書いたと思います(ちょっと探したがすぐには見つからなかった).

 でも,やっぱり,人を好きになるってどういうことでしょうね? いろんなケースがあると思いますが,大きくは2つでしょう.それは,その人と接点があるかどうかです.もし,接点がなければ,あっても,ごく僅かなものなら,そこから何かが起こることはないでしょう.そして,そういうことって結構ありますよね?(ない?)

 問題は,何らかの接点がある場合で,既に書いたように,好きになるということは,その人のことをもっと知りたいと思うことですから,接点を通じて行動を起こせば,何かが起こるかもしれません.問題は,その何かが何かってことでしょうか.

 ずっと,今の(何らかの)接点の状態をキープしたまま,ただ「好き」という状態のままがいいのかもしれませんし,行動を起こすともっといいことが起こるのかもしれませんし,逆によくないことが起こるのかもしれません.あるいは,行動を起こすべきとか起こすべきではないとかいう「事情」もいろいろあるでしょう.そういうときに,人はどうするのでしょうか?

 行動を起こさないことが多いような気がしませんか? 少なくとも,今の私はそうです(昔からずっとそうだったような気もします).なんでですかね? 一つは,今の状態がそこそこ快適(という言葉を敢えて使う)だからでしょう.でも,何かが決定的に足りない感じもする.そういう時って,人は,どうするんでしょうね?

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7/25'16b
[Windows10]
(PC)

 無償アップグレード期限が迫ってきたWindows10ですが,みなさん,どうされましたか? 相変わらずいろいろ悪い噂はあるのですが,試しに研究室のPCの一台を学生に更新してもらったところ,特に大きな問題はなかったとのことでした.じゃあ,(めんどくさいけど)そろそろやるか,と思って,でも,トラブルがありそうなので,最も使いやすいWindosw7ではなく,使い勝手の悪いWindows8.1が入っているノートPCをアップグレードしたのですが...

 だめですね.バリバリにカスタマイズしてるというのもありますが,使えなくなってるソフトがかなりありますし,勝手にいろいろ設定は変えるし,ひどいものです(まあ,予想通りですが).一番ひどいのは,ディスプレイの明るさが一番明るい状態で変えられなくなったことです(ちょっと調べましたが,VAIOのデバイスが出るまではフリーのソフトを自分でインストールして対応するしかないとのことでした).

 ほんとに仕事が雑ですよね.ここを取り仕切ってるトップは,世界一の金持ちですが,だったら,それに見合うだけの仕事しろよってことですが,まあ,これが一流半(笑)の現実ということですね.

 ということで,すぐにまた元の8.1にダウングレードしました.アップグレードは,多分,1時間以上かかったと思うのですが,ダウングレードは,あっという間に終わりました.確か,一度アップグレードしておくと,その後,ダウングレードしても,あとでまた無償でアップグレードできるということだったと思うので,一度アップグレードして,ダウングレードしておく,ってことですかね(めんどくせ).

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 そもそも,OSという基本ソフトがなんでこんなに頻繁にアップグレードを繰り返す必要があるのでしょうか? ていうか,それは,明らかというか,要は,金儲けということなんですが,最近は,セキュリティーホールが塞ぎきれなくなって,という技術的な問題なわけですよね(それで無償になった).

 つまり,そもそも,なんで,そんな穴だらけの欠陥品が世界標準になってしまったのかということなわけで,これがまさに一流半(単なる商売上手)ということなわけです.あーもうほんとしょぼい.

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7/25'16b
[そんなことまで知っててすごい]
(世の中)

 林修先生が出てる番組を見ることはそんなにないですが,チャンネルを回した時にちらっと見た感じだと,どうやら,「林先生って,そんなことまで知っててすごい」っていう感じみたいです(でも,そんなことも知らないのかということもかなりあって,彼が知ってることに絞ってるような感じで実はかなり怪しい).でも,「知ってる」ことなんか別に大したことじゃないですよね.だって,調べればわかることですから.じゃあ,何がすごいのかと言うと,というか,言うまでもないですよね.

 でも,そういう番組が視聴率を獲れるということなのでしょうし,選挙運動する候補者の○カっぷりを見てると,そうすることで,票が稼げるということなのでしょうから,民衆はやっぱり愚ということなのでしょうか.そして,それに乗っかり,ゴマ擦って,金儲けしたり,政治家になったりすれば,どんどんしょぼい世の中になるのは,当然の成り行きですかねー.

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7/25'16c
[勝手に続けられること]
(生き方, 世の中)

 上の記事と関係するのかもしれませんが,そういう(しょぼい)世の中といかに距離をとるか,ということかもしれませんね.もちろん,食べて行くには,普通は,仕事はしないといけないのでしょうから,できるだけそういう仕事を選ぶということでしょう.それは,簡単に言ってしまえば,売れるものを作るというような評価が他人(大衆)でない仕事を選ぶということですかね.

 そういう意味では,私は,何とかそういう仕事を選べたとは思うので,まあよかったということでしょうか.特に,私の場合は,今までにない新しい分野を(一応)切り開いたので,既存の分野のいろいろめんどうなことに巻き込まれなくて済んだということもあると思います(その一方で,自分で何とかしないといけないことも多かったので,それはそれで大変でしたが).

 でも,そういう金儲け的な悪しき流れは,どれだけ研究費を「稼いだ」かで評価されるなど,大学とか研究の世界にもどんどん広がってきています.それは,私も無縁ではなくて,それは何かと言うと,定年になれば,仕事を失うということです.これは,不覚でした(と何度も書きました).

 定年があるということは,大学の教員というか研究者とは言え,そういう,世の中のシステムの一部に過ぎないわけで,だとすれば,そういう世の中の特質の影響を受けるのも当然なわけです.

 じゃあ,定年のない仕事ならいいのかと言うと(そう思ったこともありましたが),これも結局,世の中のシステムの中の仕事には変わりがなく,金を稼ぐには,他人の評価を基準にしないといけないわけです(例えば,医者とか弁護士とかなら,お客さんに来てもらわないといけないとか).

 こうして,考えてみると,そういうものや他人に依存しない「勝手に続けられること」がベストであることに気づかされます.今頃気づいても遅いって感じもしますが,まだ間に合います.というか,ここまで何とかやって来られて,ここでそういうものに切り換えられれば,逆に最高かもしれません.そして,たまたまですが,「15項目」の中にそういうものがあることも再認識させられました.

 ということで,着々と準備して行きたいと思ってます.一人で勝手に続けられるのが基本ということなんですが,「一人時々みんな」的には,「みんな」的なことも大事にしたいと思います.でも,仕事をするために,稼ぐために必要な「人脈」とかは一切排除して,純粋に繋がっていたい(少数の)人とだけ繋がっていれば,それで充分です.

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7/25'16d
[]
()

 人を好きになることですが,やっぱり,男と女という2つの性があることが問題?なのでしょうか.じゃあ,そんなもんなけりゃいいのに,とはなりませんよね.もしそうなったら,ほんと味気ないというか,相当つまんない世の中になるでしょう(でも,これは,男がそう思ってるだけで,女性は,そうでもないかもしれません).

 でも,何度もこのサイトで書いているように,男とか女とか言う前に,同じ人間だと私は思ってるし,男とか女とかいうことに拘ると人間関係をものすごく狭めてしまいます.ですから,私には,女性の友人もいますし,話ができる友人は,女性の方が多いかもしれません.

 じゃあ,そういうのと好きとか言うのは,別なんでしょうか? そりゃそうでしょ,と言いたいところですが,よくよく考えるとそうでもないかもしれません.だって,嫌いな人とは友人にはなりませんからね.いやいや,そういうことじゃなくて,性的対象としてどうかってことですよね.

 ここのところは,私はどうもよくわからないというか,普通?の男性と違うような気がします.何と言うか,(異性が)「好き」ということと性的対象になるということがイコールではないんですね.若い時は,そうでもなかった気もしますが,歳をとって,ますますそうなって来た気がします.

 性欲がないということではありません.でも,性欲の対象と見るということは,(言い方はどうかと思いますが),相手を一人の人間と見ないということですから,ものすごく抵抗があるんですよ.つまり,論理的に言えば,女性も男性と同じ一人の人間として見れば,性欲の対象ではなくなるということです.

 何とも当たり前の話ですが,一方では,(人類の存続というか,DNA的には)性欲(のようなもの)もあるし,女性のことを好きになることもあるわけで,そこにものすごい矛盾というか,どうしようもない何かがあるわけです.

 一つには,一夫一婦制という社会の「縛り」はあるでしょうね.本能的に,男は所詮種馬なわけで,そういうものを(ある程度)平等にするために(少なくとも日本では)法的に制限をかけてるわけです.不倫がうんちゃらかんちゃらというのもそういうことです.

 でも,ここで書いてるのは,そういうこととは,違う別の問題?であることは,ここまで読めばわかると思います.これって何なんでしょうね.私の特殊事情?

 でも,言えるのは,男とか女とか関係なく,一人の人間同士としてつき合えば,それはそれで何の問題もないし,それでいいということでしょう.

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7/25'16e
[距離を置く]
(世の中)

 距離を置くってことなんですが,(日本が)世界に対しても言えるような気がします.実際,Brexitとか,行き過ぎたグローバル化に対して,逆方向の動きも出てきました.

 で,日本なんですが,考えてみたら,まさに極東という世界の端っこにあるわけで,そういうことで,いろいろ得をして来たと思いませんか? アメリカだって,新大陸ということで,数百年前までは,世界史の中には「なかった」わけで,実際,2つの世界大戦にも大きく巻き込まれることはありませんでした.

 対照的に,世界の中心のヨーロッパは,もうすったもんだで大変なことばっかりだったわけで,そういう意味では,独仏からちょと離れた島国であるイギリスは,やっぱり(今回のBrexitといい)得してるわけです.

 ですから,日本もそういう道もあるというか,それが本来のとるべき道なんじゃないですかね? そもそも元々島国根性が染み付いてるわけで,それをグローバル化とか言って,むりくりやろうとしても,うまく行かないんじゃないですかね?

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7/25'16f
[桐谷さん状態?]
(経済)

 優待取りした優待券の期限切れが7月末というものが多くて(優待取り自体は,今はもう全然やってない),ちょっとした桐谷さん状態?(笑)です(行使するのがめんどくさくて,結局,ぎりぎりになってしまったわけです).彼は,これに命をかけてる?みたいですが,とてもこんなもんに命なんかかけられません.

 ちなみに,(正しい)優待取りというのは,既に書きましたが,権利付き最終日に現物買いと信用売りをしておいて,権利落ち日に信用売りを現渡で決済して,株価変動のリスクを全くとらずに(逆日歩のリスクだけとって)優待だけをいただくというもので,桐谷さんがやってることは,優待取りではありません.

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7/26'16s
[既に終わってるんでしょう]
(生き方)

 とか書いたんですが,現実的には,そういうことは,既に「終わって」るんでしょう.ですから,いろいろ考えるだけで,実際には何も起こらず,それはそれで何の問題もないわけです.

 正直,寂しい気持ちはありますが,その一方で,もうそういうのはめんどくさいというか,どこかほっとするところも確かにあって,ちゃんと辻褄は合ってるわけです.

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7/26'16b
[○カな考え?]
(このサイト)

 何かいろいろ余計なことというか,○カな考え休むに似たりというか,愚痴(笑)というか,しょーもないこと書いてるような感じもしますが,一つ言えるのは,そうする中で,確実に何かに近づきつつはあって,実際,既に書きましたが(歳をとって,できていたことがどんどんできなくなるとか,「終わって」いくとか,状況としては,どんどん厳しくなるにも関わらず),どんどん幸せになって来てるというか,具体的には,今が一番よくて,少なくとも過去のどこにも戻りたくないですし,将来的にも,今より更によくなっていくというか,そうできると思ってます.

 ですから,これからも(どんどんいい状態にして行くためにも)続けて行きたいと思ってます.でも,だんだん,収束してきたという感じはしてるかなあ,でも,実際は,そんなことはないんでしょう.ですから,これからも続けて行くということですかね.実際のところは,ただ書きたいから書いてるだけですが(笑).

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7/26'16c
[世の中の役に立ってるのか?]
(世の中)

 一流半の話の続きですが,じゃあ,お前はどうなんだ? 一流なのか?ということなんですが,確かに(当該分野における)レベルの高さならそうかもしれませんが,世の中の役に立ってるのか?というと(実は,かなり役に立つとは思ってますが,そういうことは度外視しているので),そんなことはなくて,じゃあ,一番世の中の役に立ってるのは,何かというと,何度も書いているように,辛くてしんどくて時給が安い仕事です.

 でも,社会からのそこに対する評価は,非常に低いわけで,一方で,一番評価を受けているのが「一流半」というのが,どうにも看過できないということもあるんだと思います.

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7/26'16d
[大学の衆愚化]
(大学)

 大学の改組とか,入試改革?ですったもんだしてるんですが,要は,「お客さん」(学生)がたくさん来てくれるような「将来性がある」人気分野(学科)を優遇して行くということみたいです.世も末ですね.

 人気って何ですか? 何もわからない高校生がテレビとかネットとか見て勝手に決めてるだけですよね.そんなことで,大学の「将来」を決めていいわけがありません.

 つまり,これも選挙と同様,まさに大学の衆愚化なわけで,そういうものから一番遠いところにいないといけない大学ともあろうものが,そんなことでは,ほんとに世も末で,流れとしては,やはり,「この国はどんどん沈んでいく」(国は沈んでも自分や家族は大丈夫なようにしっかり対策しましょう)ということでしょう.

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7/26'16e
[解き放たれる]
(生き方, 世の中)

 こうして考えてみると,ほんといろいろめんどくさいことから「解き離れたい」と思いますね.もちろん,学生の研究指導ができるのは,(いろいろめんどくさいことがある)大学にいてこそですし,それを自ら放棄することはありませんが,逆に言えば,定年までしかできないわけで,それはそれで仕方ないというか,めんどくさいことともにそういう権利も失うというか,ある意味,解き放たれるとも言えるわけです.

 ですから,権利も義務も両方合わせて,もう少しの辛抱ということでしょうか.問題は,その後ですが,着々と準備を進めていけばいいわけですし,幸か不幸か,資本主義社会の世の中ですから,ある程度のお金さえあれば,生きては行けます.

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7/26'16f
[辞退させていただきます]
(世の中)

 オリンピック始まるんですね.でも,全然盛り上がってる感じがしないんですけどー.ていうか,もうそういう時代が終わったってことじゃないですかね(でも,東京でやるんですよね.そりゃあ,ごたごたするの当たり前?).

 でも,選手達にしてみれば,そんなことは関係ないというか,意に介すことなく,純粋に最高のレベルで競技できることを楽しんでもらえればいいと思います.というか,本来そういうものですよね.

 でも,思ったんですが,スポーツ選手なら,誰でもオリンピックに出たい,ワールドカップに出たいって思うんですよね? それって,ある意味すごいというか,羨ましいと思います.

 もし,私が自分の専門分野で,お前を日本代表にするから,国際会議に行って,外国の研究者と議論したり争ったりして来い,その結果によって,ノーベル賞が与えられるとか言われたら,もちろん,そんなの「辞退させていただきます」からね.

 でもまあこれは,人と争うことによって競技する,パフォーマンスするというスポーツの特質かな.

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7/26'16g
[研究室も同じ]
(大学)

 大学の衆愚化ですが,私の研究室も同じですね.私の研究室の「人気」は,凋落したと思いますが(やってることは変わらないので,変わったのは,研究室ではなく学生ってことですが),そんなことは意に介せず,学生の人気取りなどせず,来てくれる学生が将来,サバイブできて,いい人生を送って行くために必要と私が考えることを提供するという,これまで変わらないことを続けて行くということです.

 それで,学生が来なくなれば,それはそれで一向に構いませんし,実際にそうなれば,「解き放たれる」ということになるでしょう(それはそれでOK).つまり,これも,自分からしゃしゃり出てやらせろ,なんていうことは全くなくて,教えを請いたいという要望があるなら喜んで応じるけど,そういうものがなくなれば,それはそれで喜んでリタイアします,ということです.

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7/26'16h
[迷惑甚だしい]
(大学)

 メディアで発表されたようですが,大変なことになってます.そもそも,パスワードがかかってないノートPCや答案を入れた鞄を車の中に残したままにするという感覚が信じられません.私のノートPCも外部メディアも,がちがちにパスワードがかかってますが,それでも,車の中に置いて離れるなんてことは,ただの一度もしたことがありませんし,そもそも,個人情報が入ったファイルをノートPCや外部メディアに入れることもありません.

 なんでも,甚大な影響は,組織,即ち,大学や系にも及ぶようで,ほんとに迷惑甚だしいです.

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7/26'16i
[しっくり]
(大学)

 大学は一体何をやってんだ?って感じですが,私が今いる組織,具体的には,工学システム学類とか構造エネルギー工学専攻なんですが,居心地がいいというか,私個人的にはしっくり来るんですよ.なんでかなと考えていたら,「バリバリのエンジニアリング」であるから,ということに気づかされます.

 例えば,私は,建築学科の出身ですが,居心地は悪くはないんですが,建築と言えば,意匠,計画,建築史といった文系みたいな人もいっぱいいて,飲んで話すと面白いんですが,専門の話になると,やっぱちょっと...って感じでした.

 就職したところ(前任地)は,今度は,8割が理学系の地球惑星科学の人達(地震の人はごく僅か)で,これも飲んで話すと面白いんですが,専門の話になると,やっぱちょっと...って感じでした(コピペ(笑)).

 で,今いるところですが,ここで書いたように,考え方が似ていて,そういうストレスがありません.同じ防災関係の人達だけでなく,機械とかエネルギーとか宇宙とか情報とかロボットとか他の分野の人もそうですね.

 つまり,私って,建築の人間でも地震の人間でもないってことですかね.そう言えば,興味があったのは,力学,それも,動力学であって,別に建築にも地震にも興味があったわけじゃないですからね(今でも).そう考えると,何だかとてもしっくり?来ます(裏切り者?).

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7/26'16j
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 2台目のWindows10のアップグレード(とダウングレード)ですが,1時間以上なんてもんじゃないですね(午前中の会議が終わって始めて,夕方の会議が終わったけど,まだ終わらず,もう6時間以上経った).

 結局,7時間かかりました.早速,ダウングレードと思ったのですが,いくつか設定し直さないといけないのは相変わらずですが,今度は,輝度がMAXで調整できないということはなさそうなので,ちょっとこれで使ってみるか(でも,いきないかなり重い感じがする).

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7/27'16j
[都知事選]
(政治)

 都知事選どうなりますかね? と言っても,東京都民以外は関係ねー,し,どーでもいいっちゃいいんですが.

 有力?三候補の言ってることは,ほとんど差がないわけで,ということは,誰がなっても大して変わらない,つまり,やるべきことはほとんど決まってるというのは,その通りで,だから,選挙に行かないという人もいるってことで,行ったとしても,人気投票というか,人柄?投票みたいなことになってしまうってことですかねー.

 つまり,ここで書いたことのようになってしまってる,しかも,今回は,争点もないということなんですが,現状,そうであるのなら,少なくとも入ってくる情報に基づいて何らかの判断基準で決めるしかありません.

 で,私は東京都民ではないので,投票権はないのですが,三人の言うことをきいていると,やると言ってることには,ほとんど差がないのですが,一人だけ残りの二人と全然違うな,と思うことはあります.それは,選挙民を「愚」と思ってるかどうかです(ほんとにそう思ってるか,ではなく,そういう言動になってるかどうかということ).

 それが,結果にどう出るか,ちょっと楽しみではあります.実際,三人はかなり僅差のようで,「試合」として見れば,かなり面白いし,楽しめるような気がします.

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7/27'16b
[Windows10(続)]
(PC)

 VAIO_pro11(だったかな?)以外は問題ないようなので、デスクトップもWindows10にしました.と言っても,何回か失敗しました.調べたら,USBとかいろんなもんがささってるとだめみたいなので,(マウスとキーボード以外)全部抜いたらできました.失敗しなければ,1〜2時間くらいってとこでしょうか(昨日は,なんであんなに時間かかったのかな? ネットのスピードが遅くてDLに時間がかかったのもあるけど,CPUが遅いとインストールも遅い?)

 こちらも特に問題ないみたいですね.いろいろ設定し直さないといけないのは変わりないですが,これは,私がキーカスタマイズとか,キー入れ替えとか,エディタの細かい設定とか,ウィンドウの位置をソフトによって決めるソフトを使ってたりとか,いろんなことし過ぎてる(笑)からでしょう.

 でも,特に問題もないけど,特にいいことも何もありませんね.8.1は使いにくかったから,少しはましになった感じがしますが,Windows7のまま使えれば,そのままの方が(今のところ)よかったと思います.

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7/28'16s
[ケチ]
(生活)

 生活力の中で一番重要なのは,経済感覚,即ち,お金を払う時,それがそれだけの価値があるのかどうかを判断してしっかり計算ができる力と再三書いて来ました.ストレス溜めて余計で無駄な仕事をして収入を増やすより,そうやって無駄な支出をしないことの方が遥かに容易ですし,これから経済の激変が起こっていくことを考えると必須とも言えるでしょう.

 でも,こういうことをきいてバブル世代?の人は,何そんなにケチケチしてんだよ,そんなことすっから経済が低迷するんだよとか言うんでしょうね.まあ,そんな奴は(騙されてこき使われるのがオチなので)ほっときゃいいんですが,「ケチ」というのとは,根本的に違うと思うんですよね.

 一つは,自分のために使うお金か,他人,特に,下の世代の人のために使うお金かということです.ケチというのは,他人が言うのですから,他人に対して使うお金のことですよね.ここは(一応)対象外です.

 これも既に書きましたが,歳をとると収入が増えるのは,能力が落ちることに対する保険といった意味合いがあって,ということは,保険料は払わないといけない,つまり,若い人に仕事をしてもらう分還元しないといけないということです.

 ですから,ここで言うお金の使い方の対象は,自分のために使うお金ということになります.そして,世の中,経済を回すために,人を騙していかに無駄にお金を使わせるかということで溢れていて,実際,多くの人がそれに騙されてるわけですから,逆に言えば,しっかり考えて行動すれば,圧倒的に優位になるわけです.

 具体的には,散々書いて来たので,繰り返しませんが,「付加価値」が付いたいわゆる「高級品」は,お金の使い途がなくて困ってる人のためのものですから,年収数千万程度以下の中流階級の人間が手を出すものではありません.あとは,ちゃんと「基準化」して考えること,そして,そういうことを楽しむことでしょうね.

 東京に行く時,少し遠回りして,のんびりお散歩して,時給換算して(基準化して)いくらで,TXの回数券を買いに行く話は,既にしました.今日は,bmoileの切り換え日で,使用量がぎりぎり2GBくらいで,これを超えると料金が上がるのですが,実は,たったの250円です.でも,止まる直前にタクシーのメーターが上がるとむかつく(笑)みたいな感覚はありますよね.

 そのくらいのお金はあるし,そんなこと気にしなきゃいいだけなんですが,これだけインターネットに依存した生活していて,もし一日使わずに生活したら,どうなるかな?ということにちょっと興味が湧いて,じゃあ,ちょっとやってみるか,となって,実際にやってみると,意外と全然大丈夫じゃんとなって,普段の使用量も減る,つまり,まだまだ無駄なことをしてるということに気づいたりするわけです(WiMAXを解約してスマホ一本にした時もそんな感じだった).

 要は,何でも楽しんじゃえってことなんですが,「ケチ」にならないためには,もちろん,自分が自分のために使うお金が対象ってことですね.

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7/28'16b
[動く,法則性,そして,シンプルさ]
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 気づいたんですが,私がやってることというか,興味があることって,要は,そういうことなのかもしれませんね.力学とか動力学(Dynamics)というキーワードでくくれるかどうかはわかりませんが,F=ma,あるいは,それを拡張した運動方程式(2階の常微分方程式)で地震動による構造物被害は(全て)説明できるわけですし(説明しようとするところに面白さがあるのですし),ピアノやバドミントンやスキーやゴルフは,どれも運動なわけで,どう運動すれば,表現したい音楽が表現できるか,どうストローク,トラヴェリングすれば,重心移動すれば,スイングすれば,というのも全てニュートン力学の延長上にあるわけです.

 相場研究もいかにそういう法則性を見出すかなわけで,人生や世の中のことも動かす「力」があって,その結果(加速度)がどう出現するかという話ですよね.

 ですから,運動とか力学というよりは,原因と結果の間にどういう法則性があるのか,それをどれだけシンプルにできるかに興味があるってことですかね.ただ,力の釣り合いのような静力学には(なぜか)そんなに萌えない(笑)ので,運動というか,動いて変化していくものが対象ということですかね.

 キーワードは,動く,法則性,そして,シンプルさでしょうか.複雑怪奇(に見える)ものの中に法則性を見出していかにシンプルに説明するか,というのが面白いってことですね.

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7/29'16
[いくらあったら?]
(生活, 経済)

 ようやく優待取りの権利行使が終わりました(毎日のように寿司とかステーキとか).時間的には1年以上あったわけで,それでも,期限ぎりぎりになってしまうということは,優待取りするほどのことはないってことですよね.

 折しも,bmobileの使用量ですが,なんと,1999MBとぎりぎりセーフで(2000MBまでOK),タクシーのメーターが上がる直前に車を止めることができたってことになります(実際は,タクシーの場合は,わかんないけど).ゲームとしては,してやったり(笑)なんですが,一方で,別にそんなしてまで「楽し」まなくても,他にやることはいくらでもあるし,やっぱり,ちょっとばかげているというか,優待取りも自分引越もインターネット断ち?もそうですが,一度試しにやってみるか,というくらいのことでしょう.実際,お金が無限にあれば,やらないでしょうからね.

 無限ということは,ありえませんが,現実的にいくらあったら,いいのでしょうか? これは,既に何度も書いていますが,私の場合は,年300万です.じゃあ,それ以上というかその何倍ももらってるじゃん,と言う人もいるでしょうが,それは,定年までの話ですし,体を壊すなどして,定年まで働けないかもしれません.

 生涯ベースで考えると,かなりの安全率を見込んで(最大限近くリスクをとって)あと40年生きるとすると,単純計算で300x40=1億2000万となります.年金も少しはもらえるでしょうから,その分を差し引くと何とかそのくらいの額はあると思います.つまり,今仕事を辞めても,もう何とか食べて行けるというのは,単にそういうことです.

 でも,これじゃあ,ほんとかつかつってことです.あと40年以上生きるかもしれないし,経済情勢が変わって,年300万では,苦しくなるかもしれません.そう考えると,今もってる給料とか蓄えでは,とても湯水のようにお金を使える状況ではないわけです(今の私でさえそうなのに,みんなほんと無駄なお金ばんばん使いますよねー.あとでひどい目に会っても知らないよ〜).

 じゃあ,いくらあったら?ということになるのですが,これは,1割則的安全率を見込めば必要額の10倍なので,10億あれば,なんとか大丈夫か,とも既に書きました.でも,そんな額は,普通のことを普通にやっていては,無理な話でしょう.

 でも,年300万のキャッシュフローがあれば,充分なのに,それに釣り合う額が10億というのは,何とも非効率というか,ほんと何とかならないものかとは,思いますね.

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7/29'16b
[金融緩和?]
(経済)

 日銀が金融緩和策を発表して,株価が上下に大きく変動したようです(高みの見物).でも,中身を見るとETFの買い入れ額を増やすというもので,これって金融緩和ですか? 単なるPKOでは?

 要はもう完全な手詰まりってことですよね.何度も同じことを書きますが,これ以上必要なものはないわけですから,金融政策とか打っても意味ないでしょう.

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 一方では,GPIFが大幅な赤字となったようで,そりゃあ,これだけ株が下がれば当たり前ですよね.つまり,上の記事の年金がいくらもらえるかと関わってくるわけで,株が下がってGPIFが赤字になって将来もらえる年金が減ることに対するリスクヘッジ的には,やはり「日本売り」ということになります.つまり,株なんかもってて,株価が下がったら,自分の資産は減るわ,もらえる年金は減るわ,ってことになるわけです.

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7/29'16c
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(野球)

 野球は,ライオンズはもう最下位が見えてきました.まあ別にもういいけど.斉藤佑樹君は,一時期はものすごい騒がれようでしたが,もう完全に賞味期限切れってとこですかね.

 筒香は,すごいことになってきましたね.中田はぱっとしないみたいだし,こうも予言が的中?すると,さすがに悪い気分ではないです.

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7/29'16d
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(バドミントン)

 バドミントンですが,まだ少し右股関節が痛いですが,少しずつ,体の具合がよくなってきました.思い当たる節としては,一日の中でまめにストレッチをするようにしているくらいですかね.でも,これが意外と大事なんだと思います.実際,大分「しゃがめる」ようになってきました.

 でも,まだトレーニングとかは,全然できてないので,もう少しよくなって,そういうこともしっかりできるようになったら,また大分パフォーマンスも戻るような気もしてきました.

 あとは,藤原君と何とか週二で練習できてるのも大きいですかね.でも,来週からインドネシアオープンでまたいなくなって,そのまま高知に行くので,その間,どうするかが問題です.いつもこんな感じで,ちょっとよくなったと思ってもまた戻っちゃうんですよねー.

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7/30'16
[資産10億]
(世の中)

 再三出てくる資産10億というキーワード?ですが,そもそも,日本だとどのくらいの人がこのくらいもってるんでしょうね? で,ちょっと調べてみたんですが,だいたい3万人くらいだそうです.多い?少ない?

 割合で計算すると3万/1億3千万=0.023%ですね.正規分布に当てはめると偏差値80〜90くらいです(実際は,正規分布ではなく,対数正規分布に近いでしょうが,これで計算し直すと,なんと100σ以上というとんでもないことになる).もちろん,1億3千万の中には赤ん坊も含まれますから,実質的には,0.023%よりは,多いってことですよね.うーん,やっぱり微妙?

 東大に入れるのは(帝大系医学部とか同等レベルのものを含めて),だいたい500人に1人で,偏差値的には70台後半ってとこですから,そこよりは,難しいか,実質的なことを考えると同じくらいってとこでしょうか.うーん,ますます微妙?

 ただ,注意を要するのは,資産に何を含めるかですね.既に書きましたが,自分が住んでる不動産とか経営者の自社株とかだと,売って換金することは,事実上できないので(先祖代々からの土地は手放せないみたいだし,自社株売ったら株は下がるし,上場していたら乗っ取られることもある),実質的に資産価値のあるものは,現金とか換金性の高い金融資産なわけで,それで10億と言うと,更にハードルは上がるわけです.実際,日本で1番と2番の柳井さんや孫さんの総資産は1兆以上と言われてますが,ほとんどが自社株で,現金だと数百億程度ですからね.

 そう考えると,金融資産10億というのは,相当難しいのでしょうし,金融資産1億程度でもかなりのものなのかもしれません.

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7/30'16b
[日本売り]
(経済, 世の中)

 最近度々書いてる「日本売り」というか「資本主義経済売り」ですが,単なる趣味的?要素と金儲けってこと以外にどういう意味があるでしょうね?

 まずは,自分の日本とか世界経済に対する将来の見通しが正しいことを証明するというか,形にするということでしょうか.つまり,マズローの法則的に言えば,一番上の自己実現の欲求に近いわけです.

 あとは,そう行動することで,少しはそれが現実に近づく,(行き過ぎた競争や無駄なことをして経済を回す資本主義は崩壊すべきという)本来あるべき姿に近づくということでしょうか.株を売れば,多少なりとも株価が下がるわけですからね.でも,これは,資金力のあるヘッジファンドと違って,ほんと微々たるものでしょうから,屁の突っ張りにもならないでしょう.

 もちろん,一番は,単にやりたい,やらずにはおれないから,ということなんですが,そういうことには,必ず何かがあるわけで,ここで書いた以外の何かがあるのかもしれません.

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7/30'16c
[経済感覚]
(生活)

 経済感覚というか,金銭感覚についても,度々このサイトで書いてますが,よく考えたらよくわからないものですよね(日本語が変?).お金の計算ができずに,いくら稼いだかによって,いくら使うかが変わる人(世の中に騙される人)ならともかく,私の場合は,それだけの価値があるのかが判断基準ですからね.

 そういう意味では,私の中の経済感覚は,ずっと変わってないことに気づかされます.親の保護のもとにあった未成年のときは,何でも自由にお金が使えるわけではありませんでしたが(でも,お金に不自由な思いをしたことはほとんどないけど),自分で稼ぐようになってから,あるいは,奨学金や仕送りも含めて,一定の「収入」をどう使うかを自分で決められるようになった大学時代からそうですね.

 実際,就職した時は,「収入」は,増えたと思いますが(学生時代のアパートにそのまま住み続けたことからもわかるように),お金の使い方は変わりませんでした.そして,更に,今は,その時から給料は何倍にもなってますが,経済感覚は,その時と変わりません.むしろ,欲しいものはどんどん減ってるし,デフレで物価は下がってるし,もうすぐ仕事を失うという危機感もあるし,支出は減ってる感じすらします.

 まさに,いくら稼いだからいくら使うということがないってことなんですが,単に「数倍」程度では,有意な差とは言えないということかもしれません.つまり,1割則的には,数倍ではなく,10倍程度には収入が増えないといけないわけで,しかも,それが不労所得なら,更に安全率10倍で100倍必要なわけで,でも,それって現実的ではないですよね.

 でも,一方では,人生には限りがあって,無駄に溜め込んで死んでもしょうがないわけで,そこのところの感覚というか,計算というか,それがどう変化するのか,しないのかも確かめてみたいという感じもしないでもないです.

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 というか,そういうことも含めての「バランス感覚」が必要ってことでしょうね.ですから,基本姿勢は変わらないと思いますが,金遣いが変わらないとしたら,それはそれで,バランス感覚に欠けるわけで,そういう意味では,うまく対処できるとも思います.

 実際,大学時代と今と金銭感覚は変わらないと書きましたが,大学時代よりは,家賃が(多少)高くて(多少)広い家には住んでるわけですし,防音室付きのグランドピアノももってるわけで,でも,収入が増えた分だけ支出が増えてるわけでもなくて,その辺のところも,うまくバランス感覚を発揮してるんだと思います.

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7/30'16d
[ほぼ決着?]
(政治)

 まだ前日ですが,都知事選,ほぼ決着が付いたようですね.まだ投票前なので,具体的には書きませんが,一番ましというか,それ以外の候補がちょっとひどすぎたって感じでしょうか.でも,一応「想定した人」にはなりそうで,それはまあよかったんじゃないですかね(って,蓋を開けるまではまだわからないが).

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7/31'16
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(日記)

 その後の調子ですが,今一上がってきません.でも,これでいいというか,これ「が」いいのかもしれません.ここより上がるとそこから落ちて,更に谷底まで行くというのがいつものパターンですからね.

 ということで,無理に上げようとせず,自分のやる気というか気分に身を任せてどうなるか実験してみようと思います.

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7/31'16b
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 最近よく書いてる「人を好きになるということ」ですが(しつこい?),益々気になってきました.それは,「人を好きになるということ」がどういうことかが気になるということもあります.

 ふつーに単純に考えれば(例えば,若い頃だったら),好きになった人がいれば,実際に行動を起こすかどうかは別にして,その人と何らかの形で繋がりたいとか,繋がったら会って話をしたいとか,いっしょにいたいとか思うわけですよね.でも,今の私は,そこも怪しい感じがします.ただ,その人を見てるだけで充分,あるいは,その人がこの世のどこかで元気に幸せに暮らしてくれていたら,それでいいというか.

 要は,歳をとっていろいろめんどくさくなってきたってことですかね(笑).でも,それならそれで仕方ないし,そういう自然の流れ?には,逆らわない方がいいのでしょう(で,いいのかな? やっぱり,よくわからないですね).

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7/31'16c
[マンション]
(生活)

 梅雨明けしたようで,昨日は,相当暑かったみたいですね.藤原君がインドネシアに行く前の最後の練習だったんですが,かなりきつかったです(でも,周りのバドミントン部の選手達の練習に比べたら...).やっぱ,トレーニングしないとだめですかねー.

 で,新居に移って3ヶ月が経ち,めっちゃ日当たりがいいということで,夏の暑さが心配だったのですが,今のところ,それほどでもないです.むしろ,前住んでた一軒家の方が暑かった感じがします.2階は,ものすごかったですし,1階も日が経つにつれ,コンクリートに熱がどんどん蓄積されていく感じでした.

 でも,今住んでるところもRC(正確にはSRC)ですが,そんな感じはあまりしません.5階建ての2階で下がピロティーってこともあるのかもしれません.これだけ日当たりがよければ,冬は,間違いなく暖かいでしょうから,要は,夏は涼しく,冬は暖かいってことで,マンションって実は(一軒家より),快適なのかもしれません.

 マンションに資産価値なしとは,散々書いて来ましたが,住むのは快適ってことで,要は,マンションを借りて住むのが一番ってことですかね.

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7/31'16d
[結果]
(政治)

 都知事選ですが,想定通りの結果となりました.正直,彼女になってよかったとは思いませんが,一番ましというか,他の候補がひどすぎました.T越さんはほんとにひどいというか,これじゃあ,単なる芸能人以下というか,言ってることがめちゃくちゃで,とてもこんな人に都政は任せられないと思った人も多かったのではないでしょうか.

 M田さんは総務大臣や知事経験者とか,これまでいろいろ情報発信もしていて,最初は,ある程度ちゃんと仕事をする人だと思ってましたが,選挙戦になって,言ってることをきいてると,彼は,地味で(○ホな人達には)知名度が低いということで,知名度を上げることに躍起で,でも,知ってる人はちゃんと知ってるわけで,そういう人にちゃんと語るのではなく,○ホな人達に向けて○ホなことばかり言ってましたね.これじゃあ,意識の高い人からすると,なんだこいつ?となるでしょうし,結果として,能力の高さは,全く感じられませんでした.

 話してる内容だけから判断すれば,3人の中で一番まともなことを言ってるのは(他の2人がひどすぎたので)圧倒的にK池さんでしたし,いわゆる衆愚選挙ではなく,都民に敬意を払ってちゃんと向き合って話をしているのも彼女だけでした.そういう彼女が当選したということは,ある意味,都民の意識の高さを証明したことにもなるでしょう.

 でも,既に書きましたが,彼女は,国政からの転身,つまり,国政における自分の今後に見切りをつけたってことですから,それは,あんまりいいことではないですね.そういう意味では,舛添さんもそうでした.

 結果には,J民党とのごたごたによる判官贔屓的なものや女性ということも含まれてるでしょうが,単純に女性になったというのはよかったんじゃないですかね.評価が同じなら,男性より女性が上なのは間違いないですし,今回は,評価的にも彼女の方が全然上だったと思います.

 でも,最初に戻りますが,一番ましとは言えるでしょうが,彼女になってよかったとは...ほんと政界には人材がいませんね.

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7/31'16e
[もう飲まない?]
(日記)

 今日は,高校時代の友人達と昼間から東京で飲んだくれ?てたんですが(みんな話ができるので,話していてほんとに楽しかったです),最近あまり飲んでないので,最後の方は,結構しんどくなってしまいました.最近あまり飲んでないのは,引っ越してからつくばセンターから少し離れたので,終電まで飲んで歩いて帰るという具合には行かなくなったということもあります.

 うーん,どうしましょうかね? 別に飲まないでも話はできるし,はっきり言って飲んでも体にいいことは全くないですから,もう飲まないってことにしてもいいとは思うんですけどね.

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