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6/1'16j
[3連敗]
(経日)

 3連敗ですね.まー,その前が4連勝だったので,三歩進んで二歩下がるというか,じりじり複利で増えてはいるので,淡々と,ってことですかね.

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6/2'16s
[ソフトランディングに成功?]
(日記, 生き方)

 おととい,ようやく宿舎の退去が完了し,昨日は,一日出かけていて,夜は練習で,今日になって,ようやくほんとに一息という感じ(学生実験はあるが)ですが,あんまりそんな感じでもないです.まだまだこれからってこともありますが,どっと疲れが出るというか,体調が悪くなることも(今のところ)(まだ?)ないです.

 で,思ったんですが,これってソフトランディングに成功したってことなんじゃないですかね?(まだ油断はできないが) 宿舎の退去というか,荷物の整理や廃棄や移動を頑張って集中してやるのではなく,少しずつやったというのが,まさにそういうことですよね.つまり,人間って急激な環境の変化に弱くて,でも,ということは,そうならないようにうまくコントロールすればいいってことですよね.

 例えば,何か大きなことを成し遂げて達成感を感じた後とかいうのは,結構危なくて,てことは,100%達成しないというか,もちろん,できるだけ精一杯やるのは当然だとしても,100%満足しない,まだまだだめだと思うことが肝要ということでしょうか.つまり,幸せにになっちゃいけないってことで,生き方的にも見事?に繋がります.

 今回,結果的に,1ヶ月くらいかけて,徐々に環境が変化したわけで,まさに結果オーライかもしれませんが,今後に活かすというか,また引っ越しする時,(定年で)仕事を辞めるとき,(天寿を全うして)死ぬ時など参考になりそうな気がします(でも死ぬ時は,その後の自分の精神的ダメージは考える必要ないか(笑)).

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6/2'16b
[無気力]
(生き方)

 私は,幸せには興味がないし,そもそも,幸せになると,その後相対的に必ず不幸になるので,そんなもの目指しても意味ないのですが,不幸というか,私が恐れる状態というか,そうなると嫌だなという状態は,無気力です.気力ではどうしようもないくらい体調が悪くても何もする気なりませんから,体調不良も含むことになります.

 30代は,無気力だったと思っていたんですが,思い返してみると,確かに仕事に対しては,そうだったかもしれませんが,それ以外のこと,例えば,バドミントンは,30代が一番(少なくとも今よりは遥かに)頑張ってましたし,相場の研究とかもかなり精力的にやってました.

 ですから,無気力とかやる気があるとか言っても,選択的な話であって,要は,何でもいいから何かにやる気を感じれば,何か一つでもやる気になるくらいの体調であればそれでいいのではないかと思ってます.つまり,問題なのは,何に対してもやる気を感じないことです.既に書いたと思うのですが,そういうことがないようにというか,どんなときでも何か一つくらいやる気になるものがある(かもしんない)ということで,「やることリスト」というのを作っていて,やる気が落ちてきた時は,その中から,やる気になりそうなものを探すということをよくやります.

 そうすると,大概,何か一つくらいは,やる気になるものが見つかるものです.もちろん,やる気になるならないとは別にやらなきゃいけないことはやらないきゃいけないわけで,30代の仕事だって,それはそうで,そういうのは否応なしなんですが,もうすぐ仕事は,終わりで,そういう意味では,そういうこと,即ち,やらなきゃいけないからやる,ということに頼らないでも大丈夫になっておく必要がありますからね.

 そして,これは,別にもうすぐ定年で仕事をクビになる年寄りに限らず,若い人でも誰でもそうなんじゃないですかね.つまり,同じ仕事なら,やる気にならない仕事よりやる気になる仕事をした方がいいでしょうし,仕事以外も同じで,結局,本人のマネージメント次第なわけです.最も,本人がマネージメントできる仕事かどうかってことはあるわけで,そういう意味で,仕事を選ぶのは,やはり重要で,大学教員というのは,そういうところが大きいとは思います(ので,私はこの仕事を職業として選びました).

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6/2'16c
[何か変な悪い物質(笑)]
(体)

 相変わらずの股関節痛,アキレス腱痛ですが,動かせば和らぐってことで,イメージとしては,動かさないでいると,何か変な悪い物質(笑)が溜まって錆び付いてくる,それを動かして洗い流すみたいな感じです.

 これって,都合のいい?解釈をすれば,私の体のセンサが優秀で,体が錆び付かないように体を動かせと痛みを出して警告を発してくれていると見ることもできます.年寄りで体が衰えて来て,かつ,体のセンサが敏感でそういうことがあるとするならば,若くて元気でセンサが鈍感な人でも同じことで,長い時間,同じ姿勢でじっと座ってたりするのがよくないというのは,そういうことです.

 でも,発想の転換じゃないですが,そう思うだけで,体を動かしたくないという心理的抵抗感がかなりとれるのは,やはり,ちょっと驚きです.

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6/2'16d
[ソフトランディングしてない]
(日記)

 と思ったんですが,活動度を見ると,依然として高水準にありますから,ソフトランディングに成功したというよりは,高いところを飛び続けているわけです.こんな状態がずっと続くのなら,それはそれですごいことですが,そんなことは過去の経験からしてあり得ないので,やはり,少し調整するというか,まさにソフトランディングして行くような意識をもった方がいいかもしれません.

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6/3'16
[先見の明?]
(政治, 世の中)

 消費増税延期の会見で,A倍さんが今の状況は,リーマンショックほどではないが,世界経済の変調を見るとそういうことを未然に防がなくてはいけない,というようなことを言ったみたいです.いやー,A倍さん自身は,単なる苦し紛れの発言だと思うのですが,このサイトで再三書いているように,おそらく,世界経済的には,「そういうこと」になると思うので,今回の件で,A倍さんに「先見の明があった」ということになると,ちょっと嫌ですね(笑).

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6/3'16b
[]
(日記)

 やっぱり,ちょっと疲れが出てきたみたいです(でも,疲れが「出る」ってどういうことでしょうね?).ということで,久しぶりに,夕食後,横になってしまいました.まあ,「疲れたら休む」ということなので,これでいいんでしょう.

 でも,ここ2,3週間くらい,仕事が終わると,毎日のように退去した宿舎に寄って,片付けをしたり荷物を運んだりしていたのですが,今は,買い物だけして帰ってくるので,楽っちゃあ楽なんですが,なんか変な感じです.これも「環境の変化」?(に弱い?)

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6/3'16c
[「自動的に」使用量が?]
(PC)

 使用量制限のあるプランにしてから,速くて極めて快適なんですが,速さに比例するかのように使用量もどんどん増えてきて,5日で1GB,つまり,このペースで行くと,一ヶ月で6GB使うことになってしまいます.5GB使っても2300円なので,値段的には大したことないのですが,5GBを超えると速度制限がかかるので,何とか5GB以内には抑えたいところです(料金を払えば,使用量の追加もできるが,5GB以内が1GBあたり250円なのに,追加の場合,1GBあたりなんと2400円!).

 でも,そんなに使ってるつもりはないんですけどねー.なんか,速いと「自動的に」使用量が増えるような感覚があります.具体的には,容量無制限のプランにしたときは,めっちゃ遅かったんですが,使っても使っても容量が消費されない感じでした.そりゃ,遅けりゃ自然とそうなるとは思うのですが,それにしても何か変です.何か「そういうからくり」もありそうな感じがします.

 まあしばらく様子を見て,どうやっても5GBに収まらない,というか,そんなの気にしながら使うのは嫌なので,普通に使って5GBに収まらないとなると,10GBのプランがあるIIJmio(それでも3000円ちょい,今話題?のフリーテルもだいたい同じくらい)とかへの乗り換えも考えた方がいいかもしれませんね.

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6/4'16
[]
(日記)

 なんかやっぱり疲れてる感じです.今日は,午前中,筑波大バドミントン部の総会だったんですが,3時間半座ってて,2回ほどしゃべっただけなんですが,それだけで疲れ?てしまいました.で,その後,昼ご飯食べて,1〜2時間くらい休んで,でも,あんまり回復せず,その後,活動したりしてたりして,寝る前にシャワー浴びて活動度を計算してみると,結構な数値です.なんなんですかね?

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6/5'16
[]
(日記)

 予想通り?今日は,どっと疲れが出て,一日中休んでるような状態でした.考えてみれば,仕事の合間に,新居探し,引越準備,熊本地震,荷物の整理と廃棄,引越と,もう2ヶ月近く非常に活動度が高い状態でしたからね.新居探しという意味では,1年以上いろいろ検討してきたことが決着したということでもあります.

 でも,疲れたら休むということなので,これでいいんだと思います.問題は,どのくらいしたら回復するかということなんですが,回復しなければ,回復するまで休む,というわけには行きませんが,やるべき仕事をちゃんとやった上で,活動度を落とせばいいってことでしょう.

 でも,最後の方は,結局,とりあえず荷物を運んだって感じになってしまって,新生活の体制がまだ整ってないところもあるので,そこは,早く何とかしたいですが,でもまあ,これも無理せず,できる範囲でやればいいんでしょう.

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6/6'16
[]
(日記)

 今日は,昼間ずっと仕事とか健康診断とかだったのですが(でも,健康診断は15時半までで,大学院セミナーというのが15時までで,どうしたものかと思ったのですが,行ってみたらがらがらで,いつもは,結構待たされるのですが,あっという間に終わりました),家に帰ってきてご飯食べたらそのまま寝てしまいました.やっぱり,疲れてる?

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6/7'16
[第三者(笑)に判定]
(日記)

 このサイトで体調不良とか体調がよくないということをよく書くのですが,別に病気というわけではなく,簡単に言ってしまえば,体が怠いということです.多少の怠さなら頑張りますが,相当頑張らないとだめなくらい怠くなることも多いです.問題は,そういうときどうするのがいいかです.

 疲れたら休む的に言えば,休むのがいいんでしょうが,そうできない時もありますし,休めばいいという単純な話でもありません.体が怠い→休む→体を動かさない→ますます体調が悪くなる ということもあるわけですからね.

 実際,体が怠いなと思っても,少し頑張って体を動かしているうちに,怠さを感じなくなることもあります.でも,疲れている時に無理してそうすると,疲れが溜まって行って,どこかでハードランディングになってしまう.つまり,疲れたら休めばいい,という単純な話ではなく,なかなか難しい問題のです.

 体が怠い(≒疲れた(と思う))という自分のセンサがあてにならないのなら,第三者(笑)に判定してもらうしかありません.「記録」を付けているのは,そういう意味があるわけで,で,その記録を見る限り,もう1ヶ月以上,明らかにオーバーワークなので,今は,疲れたら休む,ということなわけです.

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 調子がよくなくなってきた理由ですが,疲れが出てきた,というだけではないでしょうね.一応,引越というか,宿舎の退去が終わってやれやれということもある一方で,新生活の体制はまだ整ってません.

 新居は,最初は,いろいろ心配なところもあったのですが,全く問題なくて快適そのものです.でも,逆にそういうことに慣れてきてしまったということもあるかもしれませんし,前住んでいたところより不便なところもありますから,あらためて,そういうことを認識してきたということもあります.

 でも,当分はここに住むわけですから,その中でうまくやって行くしかないですし,そのためにも新生活の体制を早く整えたいのですが,そこもまあ,無理せず,じっくりと,ということでしょうか.

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6/8'16
[デフレ?万歳]
(PC, 世の中)

 SDカードアダプタですが,10個使い切った感じはしないのですが,(引越でどこかに紛れたのか)見つからないので,また10個注文しました.初回(6年前)が1個480円,前回(2年前)が355円,そして,今回が...なんと147円でした(同じ製品ではないですが,性能が同じなら実質同じ製品ですし,実際に使ってみて何の問題もありません.問題は耐久性ですが,これはまた4年後?に結果が出るでしょう).まさにデフレ?万歳ですね.

 既に書きましたが,技術やスケールメリットは年々進むわけで,同じ性能なら値段が下がって当たり前ですし,それこそが恩恵でしょう.それをデフレ?とか言って,むりくり物価を上げようとする方がどうかしてます.逆に言えば,これも既に何度も書いてますが,もう劇的な技術の進歩は相当難しいところまで来てるということですけどね.

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6/9'16
[洗濯]
(日記, 生活)

 少し休んだら,正確には,日曜日,ほぼ全日休みにして,その後も,できる範囲で活動度を落としていたら,少し回復してきました.指数的には,山と谷の中間くらいです.イメージ的には,このくらいの水準でソフトランディングして,少しエネルギーを溜めて,また,活動度を上げて行ければいいな,みたいな感じでしょうか.

 ちなみに,明け方目が覚めるってことだったんですが,もうそういうことはなくなりました.つまり,予想通り,季節的な要因で,日が長くなってくると(夜が明けるのが早くなってくると),毎年この時期,そうなるってことですかね.

 というわけで,宿舎の退去が完了して,全く進んでなかった生活の質の向上に(無理しない範囲でぼちぼち)取りかかりました.最初は,洗濯です.具体的には,洗濯機で洗濯する→洗濯物を干す→乾燥させる→洗濯物を収納する(しない)をいかに気分よく効率よくやるか,です.

 と,ここまででおわかりのように,ここで言う「生活の質の向上」とは,洗濯などの日常生活の質そのものを向上させるということもありますが,そういうものをできるだけめんどくさいと思わずに済むように効率的に行って,やりたいこと,やるべきと思うことに多くの時間と労力をかけられるようにする,というのが目的なわけです.

 引っ越したところは,とても日当たりがいいし,ベランダも広いのですが,通りに面してることや,天気に左右されるということもあるので,外に干す気にはなりませんでした.ということで,部屋干しなんですが,理想的には,洗濯機のすぐ横に物干しがあって,洗濯物を干して除湿機を一晩付けると乾燥が完了(乾燥機で乾燥するより遥かに高効率),そして,洗濯物は,収納せずにそこからとっていく,です.

 既に書いたように,私の場合,洗濯は週2回で充分で,週2回練習すれば,タイミング的にもちょうどです.洗濯物は,下着,靴下,シャツ,枕カバー,寝間着+練習着(+時々,布団カバーとかシーツとか)なので,下着,靴下,シャツなどが1週間分,練習着2回分を干すスペースがあれば,上で書いた理想的なことが実現します.

 つまり,スペース的には,これまでの2倍の広さを確保できればいいわけなんですが,これが結構難しかったです.最初は,洗濯機の上を突っ張り棒を通したりもしたんですが,スペースが足りなかったり,位置が高過ぎて除湿機でうまく乾燥できなかったりで,結局,洗濯機から洗濯物を取り出して,左横を向いたところに幅140cmくらいで2段の物干しを設置しました(新規購入になってしまったが,今までのものを廃棄すれば±0だし,いつでも引越できる的には,畳めば今のものの方が遥かにコンパクト).

 昨晩,練習の後(ちょっと頑張って)設置して,記念すべき?新体制?での第1回の洗濯だったんですが,一晩でほぼ乾いたんですが,カバーをかけるとかすれば,もっと,効率よく乾燥できると思うので,適宜改善して行こうと思います(笑).

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6/9'16b
[繋ぎっぱなし]
(PC)

 インターネットというかSIMカードですが,チェックしてみたら,VPNを繋ぎっぱなしにしてると,がんがん通信してるみたいです.ということで,VPNは,必要なときだけ(この記事をアップするときや,研究室のリンクステーションに接続する時)繋ぐことにしました.

 と,ここで気づいたんですが,だったら,インターネット自体,必要な時だけ繋げばいいんですよね.これって実は当たり前の話で,でも,なんかそういうことを気にしないようにうまく仕組まれてるような気がします.つまり,再三書いてる,騙して無駄な金を使わせて経済を回す仕組みですね.

 考えてみれば,例えば,トイレに行く時,電気を付けて,使い終わったらふつー電気消すわけで,時々使うからと言って,付けっぱなしにはしないわけで,だったら,インターネットも同じはずです.

 そうして,考えてみると,インターネット使うのって,メールのやりとりとか,ちょっと調べものしたりとか,この記事をアップするとか,そのくらいしかないわけで,それだけのために繋ぎっぱなしにするのがいかに無駄かがわかります.メールはがんがん来ますが,返事が必要なものは,ごく僅かなわけで,だったら,それこそスマホで充分です.

 結構な給料もらってんのに,そんなケチケチすんなという人もいるでしょうが,何度も書いてるように,誰かに騙されて無駄なお金を使うこと自体,気分が悪いことですし,無駄なお金を使うくらいなら,その分,やり甲斐のないことして働くことを減らして,やり甲斐のあることをした方が遥かにいいのは,何度も書いてる通りです.

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6/9'16c
[あらためて]
(日記, 生き方)

 宿舎の退去が完了して,疲れが出たのか,ちょっと体がしんどくなって,で,少し回復して,あらためて,新居というか新体制ということなんですが,防音室+グランドピアノを入れられるところということで,選択の余地がなかったとは言え,ばたばたやって決めたところがあったのですが,結果的にとても満足しています.車の音は,思ったほど気になりませんでしたし,近隣トラブル的なことも今のところ全くありません.

 ただ,全く問題がないかというと,そういうことはなくて,センターから大分離れてしまったので,そういう不便さはありますね.通勤は,路線バスということなんですが,それだけだとどうしても行動範囲が狭くなってしまいます.住んでるところの周辺も特に何もありません.まあこれは,通勤以外で車を活用するということでしょうか.この辺については,いろんなパターンを作ることで行動範囲を広げるということだったので,早くそういうことを確立しようと思います.

 あとは,住んでるところは,居心地はいいのですが,一日中そこで過ごす,という感じではありません.昼間は,車の音がするからかとも思ったのですが,車の音は気にならないので,理由はよくわからない,ということになります.

 でも,今は,大学の研究室という「出かけるところ」があるので,出かけることを前提に考えるということですね.というか,当たり前の話,というか,そういうことを前提に住む場所を決めたので(そうでなければ,別につくばでなくてもいいわけですからね),これもこれでいいってことですかね.

 最後に,「期限を1年前倒し」したこと,即ち,ここにあと10年住むってことなんですが,宿舎を退去して,そういうことが本決まりになると,ネガティブな気分になるかもしれないという心配もしてたのですが,今のところ,そういうことはないです.「仮住まい感」ということを書きましたが,そういう感じが今でも続いているということもあります.ですから,もう少し時間が経ってみないとわからないかもしれません.でも,この「仮住まい感」がずっと続くのなら,少なくとも10年続くのなら,それはそれでOKというか,否応なしってことですからね.

 少なくとも今は,東京に帰りたいとか,「そういう形」では評価されなかったと思うことはなくなりました.それは,自分にとって何が一番大事かをしっかり考えたからだと思いますし,だからこそ,「期限」を待たずに決断することもできました.つまり,つまんないことに拘らず,実を獲ることを考えれば,いろいろ自由になるし,楽しく気分よく生きて行けると思います.

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 「そういう形」では評価されなかったと思うことはなくなりました,というのは,違いますね.「そういう形」では評価されなかったとは思っているのですが(それはそれで事実なので仕方ないのですが),そういうことが全く気にならなくなったというか,もっと大事なことがあるということです.

 でも,これって,元々そういうことなど意に介さずやってきたはずだったのですが,そうでもなかったということになってしまいますかね? まあ,これに関しては,東京に帰れるという「副産物」があったり,雑務が減って,研究する時間が増えるとかいうイメージがあったりもしたのですが,よくよく考えると,そんなことはないわけで,やっぱり,しっかり考えることが大事ってことですね.

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6/9'16d
[関連して]
(仕事)

 上の記事の最後の方の話と関連するのかもしれませんが,前任地で,当分の間,防災系は,昇進枠なしとなったとき(実際,それから10年以上,防災系に昇進枠は付かなかった),また帰ってこられるかもしれないし,どこでもいいからとりあえず外に出るようにいろんな人から薦められましたし,話もいくつかいただきました.ありがたい話だったんですが,私は非常に懐疑的でした.実際,断った話もありますしね.

 少なくとも,どこかに移る時,「とりあえず」というのは変な話です.だって,移った先にずっと,それこそ定年までいることになるかもしれないわけですし,移る先からしても「とりあえず」って感じで来られてもいい迷惑でしょうし,それこそ「骨を埋める覚悟」で行かないと,いい仕事もできないんじゃないですかね.

 ですから,「骨を埋める覚悟」までかどうかはともかく,「とりあえず」という感じで,移籍先を決めることはしませんでした.そして,そうやって決めた移籍先が今いるところということになります.結果的には,まさに「危惧」していた通り,定年までずっといることになりましたし,逆に言えば,そうなっても大丈夫なところを周りの意見に流されずにしっかり考えて決めてよかったとも思います.

 でも,今となっては,こういうことも,もうどうでもいいというか,今考えるのは,残された時間,学生達を育てながら彼らと楽しく研究して行くこと,そして,おそらく残された時間の何倍もある定年後をどうやって充実して気分よく楽しく過ごして行くか,ですね.

 つまり,「そういうこと」に対する興味というか関心が(元々あまりない上に)もう全くなくなったということですかね.

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6/10'16
[意味なく無駄なこと]
(仕事, 生き方, 世の中)

 また余計なこと,書かない方がいいこと,そんなこと書くから定年までそこにいることになったんだよ的なことを書いてしまったような気がするのですが,と言いたいところですが,以前と違って,今はもうそんな風には思ってません.つまり,わざと確信犯的に書いてるってことです.

 多くの人が拘る社会的地位とか権力構造的なことなんか,ほんとどーでもよくなったというか,それは元々そうなので,むしろ,そういうことの著しいデメリットやもっと大事な本質的なことに気づいて,そういうことから逃れたくなった,今の環境を守りたくなった,これがベストではないけど(というか,ベストには程遠いけど),今以上に状況が悪化することだけは絶対に避けないといけない,そうでないと,もう仕事を辞めることになってしまうという危機感があるんだと思います.

 とにかく,大学,業界,学界,そして,世の中全体において,意味なく無駄なことが多すぎます.背景に競争社会や経済を回す仕組みがあることは再三書いて来ました.でも,当面,世の中は変わらない,というか,益々おかしな方向に行く,でも,食べて行くためには仕方ない面もあるわけで,これまでは,何とかそういう中でうまくやってきたと思います.

 でも,50を過ぎ,ゴールが見えてきて,もういろいろ無駄で意味のないことや人に関わることがめんどくさくなるのは,当然の成り行きでしょう.そういうことから解き放たれると,ほんとに自由というか,これからは,これまで以上に,自分の思うように生きて行けると思うと,ほんと幸せな気分です.

 もちろん,意味なく無駄なことでは「ない」ことには,これからもどんどん積極的に関わって行きたいと思います.でも,基本は,「一人時々みんな」で,定年後の「一人でも大丈夫」へ向かって,着々と準備はして行こうと思ってます.

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6/10'16b
[つくばvs東京]
(生活)

 定年まで,即ち,あと10年はつくばにいるということで,半ば無理矢理にでも(笑)つくばのいいところを考えてみたいと思います.というか,何度か書いていますが,普段暮らしてると灯台もと暗しではないですが,いいところに気づかないということが多いので,あらためて考えて忘れないようにここに書いておくということですかね.比較対象は,わかりやすく東京です.

 まず第一に,生活費の安さは,歴然です.家賃などの住居費は言うに及ばず,食品など生活に必要な品物の値段も全然違います.それは,地方ならそうだと思いますが,地方は地方の不便さがあるわけで,でも,つくばは,今は1時間もあれば,東京に出られるので,まさにいいとこどりでしょう(しかも行き帰りともに始発駅なのでゆっくり座れる).

 他の東京郊外と比べても,茨城県は,魅力度ランキングで,○年連続最下位(笑)ですから,これはどういうことかと言うと,条件の割に,いろいろ割安というか,メリットが多いということです.つまり,表面的なものを捨てて実を獲れるということですね.

 でも,今回の引越でいろいろ調べてわかったのですが,つくばの中心地の住居費は意外と高いです.でも,少し離れれば,がくんと安くなります.つまり,今住んでるところは,そういう「効果」が東京vsつくば,に加えて,つくばの中心地vsつくばの中心地から少し離れたところと二重に効いてるわけですね.

 ただ,欲を言えば,正直,もう少し東京に近い方がいいかなとは思います.でも,今は職場があるので仕方ないですし,それは,定年後に実現できたら,ということですかね.

 東京は,確かにいろいろ行くところがあって,退屈しのぎには,事欠きませんが,地震などの災害を考えると,非常に危険なところに間違いはありません.でも,だったら,ずっとつくばとかの東京郊外にいればいいかと言うと,そういうわけにも行かないわけで,今は仕事をしているので結構な頻度で東京に行きますし,それは,仕事をリタイアした後も同じでしょう.

 そうすると,東京に行った時にたまたま災害に遭遇するリスクを考えると,この問題は結構深刻で,秋葉に自転車を置いていたこともありました.まあいざとなったら蕨の妻の家に転がり込めばいいのですが,できることなら,ワンルームでもいいので,東京に一つ拠点があるといいなとは思ってます.

 でもどうなんですかね? 東京は,確かにいろいろ行くところがあって,退屈しのぎには,事欠きませんが,これは既に書いたと思うのですが,「内的熟達」的に生きれば,普段どこに住んでるかはあまり関係ないわけで,要は,そういう生き方ができるように,上で書いたように「一人時々みんな」で「一人でも大丈夫」なように,しっかり準備しておく,ということでしょう.

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 でも,それは確かにその通りですが,その上で,住む場所の利便性とか快適性とかでどういう+αがあるか,ということなので,そういう意味では,つくばvs東京に関しては,一長一短ということですね.お金の問題に関しては,つくばに圧倒的に軍配が上がりますが,それは,単なるお金の問題,そういうお金の使い途があるとも言えるわけですからね.でも,それでも,東京には,つくばにはないデメリットがあることも事実で,ですから,一長一短なわけです.

 結局,職場がたまたまあるつくばにあと10年住むのは,問題なしとして,その後,どこに住むかが焦点ということでしょうか.つまり,東京vs東京郊外ということですね.

 これに関しては,既にいろいろ検討していて,まさに一長一短です.でも,だからこそ,東京と東京郊外の2箇所に拠点があるといいと思います.そして,東京,あるいは,東京郊外の具体的にどこがいいかをこれからお金とも相談しながら検討して行くということで,それはそれで楽しい検討(笑)になりそうです.でも,東京郊外として,つくばが選ばれることはないかな(笑).

 それは,つくばの街がどうこうということもありますが,結局,20年以上住むわけで(そう考えると,まさにまさかそんなことになるとわ,という感じですね),気分転換したいということもありますが,遊びに行くことを考えるともっと西の方が,もう少し東京に近い方がいいということもあります.

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 うーん,でもどうなんですかね? 拠点が2箇所というと,それはそれで面倒な気もします.だったら,両者の中間的なところ,具体的には,普段生活するにも充分都会で便利で,東京にも1時間以内で出られるし,いざという時にも何とか歩いても帰ってこられる距離のところというのがいいような気もしてきます.具体的にはどの辺ですかね? まさに蕨くらい?(東京から20km.ちなみにつくばは60km)

 でも,一番重要なのは,そこで暮らして気分がいいか,つまり,利便性に加えて,街の雰囲気というか,出かけたくなるようなところかということですね.これについては,ずっと探しているのですが,ここだというところになかなか辿り着きません.まあ,これも10年かけてじっくり探して行こうと思います.

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6/10'16c
[そこに住む理由]
(生活)

 なんか,いつもにも増してくだらないことをだらだら書いてる感じですが(笑),結局,「そこに住む理由」が必要なんでしょうね.具体的に言えば,職場があるから,先祖代々そこに住んでるから,家がたまたまそこにあるから,子供の教育のことを考えたら,街自体がとても気に入ってるから,遊びに行くのに便利だからそこに住むみたいな.

 そういう意味では,私はやっぱり東京に住みたいわけで,東京に(高い家賃を払ってでも,地震が起きればやばいというリスクを冒してでも)住む理由が欲しいんでしょうね.職場が東京ならよかったのですが,残念ながら,それは叶いませんでした.コンサルを考えたのも,定年後,あるいは,定年前でも,東京に住む理由が欲しかったのかもしれません.

 でも,逆に言えば,つくばに住む理由は,(少々街が気に入らなくても)職場がつくばにあるという立派な理由があるわけで,そういう意味では,職場がつくばにある間は,つくばに住むことに何の問題もないわけです.

 問題は,そういう理由がなくなったとき,具体的には,定年で仕事を辞めた後ですが,何か(東京でないとできないことを)始めるのか,単純に住みたい街を見つけるのか,遊びに行くのに便利だからという理由で郊外に引っ込むのかはわかりませんが,これも10年かけて(楽しく)検討して行くということですね.

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6/10'16d
[確信犯]
(世の中)

 舛添さんですが,メディアも一般庶民も彼を引きずり下ろそうと必死ですが,彼自身は,あれだけ叩かれても全く意に介することなく,強靱なメンタル?とか言ってる人もいるみたいですが,彼は,法令違反はしていない,即ち,政治資金規正法がざる法だということがわかっているわけで,まさに確信犯ということでしょう.

 つまり,猪瀬さんのときとは,根本的に事情が違うわけです.もちろん,法令に違反したことがこれから出てこなければ,の話ですが.まーこれも(何度も書いてますが)法治国家(社会)の限界ってことですね.

 あるいは,今辞められると,4年後の東京五輪直前に都知事選挙になるとか,すぐに立てられる候補者がいないとか,参院選と被るとか,いろいろ困る人がいっぱいいるから数ヶ月先延ばししようとしてるだけなのでしょうか? まあ,別にどーでもいいっちゃいい話ですけどね.

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6/11'16
[理由が必要]
(日記)

 あまり調子はよくないのですが,今は調整中ということで,これでいいと思えばこれでいいのでしょう.実際,指数的には,奈落の底にはまだ大分あるところで,踏みとどまってる感じです.

 ただ,荷物の整理を含めて,新生活の整備は(洗濯体制?の整備の後)全く進みません.思うのは,どこに住むかと同様に,「理由が必要」ということでしょうか.実際,新生活の整備と言っても,別に何とか生活できてるわけで,だとしたら,体がしんどかったり,他にやることがあったりすれば,どうしても後回しになってしまいます.

 そういう意味では,引越は否応なしでしたから,「理由があった」わけで,これを機会に荷物を大幅に整理したのはよかったですが,充分にできず完了できなかったということでしょうか.まあ今は調整中ということで,調整が終わったら,またぼちぼちやるということですかね.

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6/12'16
[]
(日記)

 今日も先週と同じく一日中休んでるような状態でした.でも調整中ってことですから,これでいいと思えばいいってことですかね? 実際,先週の同じ日の活動度が低いので,一週間の移動平均である活動度的もそれほど変化はないと思います.

 ここで気づくのは,同じ活動度でも,月〜土と活動して,日にがっつり休むのがいいのか,月〜日と平均的に活動するのがいいかです.おそらく,仕方なく前者のようになってる人が多いと思うのですが,多分,後者の方がいいんですよね.少なくとも,週末に多少活動度が落ちるとしてもハードランディング的にがくんと落ちるのはあまりよくないし,第一しんどいです.

 ということで,調整中だからと言って,これでいいってことではないですね.でも,調整中ってことで,平日の活動度もできる範囲で落とすようにしてるんですが,それでも週末にこうなってしまうってことは,もっと落とさないといけないってことですかね?

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 昨日,今日と昼間の多くの時間,家にいてわかったんですが,日当たりがいいってことは,夏は暑いってことですよね.でも,ここんとこ最高気温が30度くらいになることがあっても,家の中はそうでもなくて,でも,昨日,今日はちょっと暑いくらいで,このくらいなら窓を開ければ大丈夫と思ったのですが,窓を開けると,車の音がかなりうるさい...

 つまり,車の音が気にならないのは,窓を閉めてるからで,開けると気になるレベルってことですね.てことで,エアコンを入れるしかなさそうです.というか,そうすればいいだけの話,数千円余計にかかるとしても家賃の一部と考えればいいだけの話なんですが,まだ前住んでいたところとの電気代のキャリブレーションができてない(除湿機を付ける時間は圧倒的に減ったが,契約アンペア数は大きい)ので,いくら余計にかかっているかが夏が終わるまではわからないということになってしまいますかね.

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6/12'16b
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 何度も同じことを書いてますが,時々書いておかないと,そこだけ読んだ人が「これってどうよ」となるので,書いておくのですが,50を過ぎてゴールが見えてきたとか書くことをネガティブに捉える人もいるんだと思いますが,そうではない,ということです.

 百歩譲って,これから未来がある若い人達,例えば,研究室の学生達や,研究室に来ようと思ってる学生は,どう思うのか,ということはあるでしょう(でも,このことについても既に書いたような気がするなあ).

 このことに関しても,私がほんとはどう思ってるかを伏せて,自分を大きく見せることが彼らのためになるとは思ってません.私にはもうそんなに時間はないし,そういう中で,できることをやるしかないし,まさにいつまでも親がいるとは思うな,ということです.そして,彼らの未来も人生も決して薔薇色ではないし,でも,そういう厳しい状況下で,どうやったら少しでもいい人生を送れるかを教える方が遥かに重要でしょう.

 そもそも,取り繕って嘘をついてまで何かをするとしたら何が目的ですか? 自分の研究室に多くの優秀な学生が来て欲しい,来たら一生懸命仕事をして欲しい,つまり,学生のためというよりは,自分のためですよね.

 私はと言えば,もちろん,自分の研究室の門を叩いてくれた学生には,できるだけのことをしてあげたいと思っています.でも,それは,何度も書いているように,手取り足取り教えることではなく,彼ら自身で考えて自分で何とかできるようになってもらうことです.もし,学生達に仕事をさせて,自分が研究成果を上げたいのなら,具体的に何をやるかは全部私が決めて,学生達は,ただそれをやればいいってやった方が成果は出るでしょうし,私も学生達も楽に決まってます.でもそんなことでは,誰かに指示されないと何もできない人間になるのは,目に見えています.

 ですから,そんなやり方は嫌だと思う人には,別に来てもらわなくて構いませんし,私の研究室の人気がなくなっても一向に構いません.というか,実際にそうなって来てるんですが,このやり方は一貫して変えていないので,変わっているのは学生の方ということになります.そして,それこそが彼らの未来や人生が決して薔薇色ではないということなわけです.

 でも,私の研究室に来てくれた学生は,他の研究室では得られないことを得ているのは間違いありません.今はわからないし,しんどいかもしれませんが,社会に出てから必ずわかります.

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6/12'16c
[差別]
(世の中)

 アリが亡くなったということで,アリvs猪木やってましたね.でも,ここで書いたこと以上の新しい発見は特になかったかな.あったとしたら,アリが人種差別と戦った英雄として見られてるってことなんですが,彼は,猪木と戦った時に,女みたいな戦い方すんな,男らしく戦えとか言ってさかんに挑発するんですが,これって立派な男女差別ですよね.

 つまり,人種差別と戦ったとか言っても,人を差別するということがどういうことなのかは全然わかってなかった,自分が差別されていたことに怒っていただけってことです.

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6/13'16
生きる目的
(生き方)

 生きることに目的はないと(再三)書きました.というか,これはもう哲学的には常識で,どう考えても至極当たり前のことです.その一方で,自ら命を絶つべきではないとも再三書きました.その理由も論理的に明らかです.そうすると,どうなるかと言うと,三段論法的には,目的はないのに生きて行くしかない,となります.しんどすぎる?

 でも,生きて行くしかないのなら生きて行くしかありません(まず現状を受け入れることが大事).そこで登場するのが「人生所詮退屈しのぎ」です.どうせ「人生所詮退屈しのぎ」なら,どうせ生きて行くしかないのなら,楽しく気分よく生きて行った方がいいに決まっています.問題は,どうやったら「楽しく気分がいい」かですが,これは人それぞれなので,各自が考えればいいのですが,いくつかポイントがあること(例えば,やる気三要素とか)も既に何度も書きました.

 でも,一番単純というか,どんな人にもある程度当てはまる汎用性があるもの,というか,どういう過酷な状況でも通用するものって何ですかね? 興味があること,やり甲斐のあることを見つけろとか言われても,そんなものないって思う人も多いでしょうし,そういうものがあるとしても,それを生涯に渡ってキープし続けるのは,容易なことではありませんからね.

 それは,生きることを目的とすることじゃないかと思います.んーー? 生きることに目的はないんじゃないの?と思ったあなた,その通りです.でも,生きることに目的はない→でも(自ら命を絶つべきではないなら)生きて行くしかない としたら,これまた三段論法的に,(ぐるり回って)生きることが目的になりますよね.この論理?ってすごくないですか?(自画自賛(笑))

 具体的には,生きて行かないといけないとしたら,食べて行かないといけないので働いて稼がないといけない,ということです.つまり,生きて行くためには,否応なしで興味とかやり甲斐とかへったくれもないのです.そんな生き方はつまらないと思うかもしれませんが,それは,その次の段階の話であって,まずは,とにかく生きるということが第一の目的なわけで,「生きてるだけで意味がある」と書きましたが,これもそういうことです.

 もちろん,同じ働くのなら,あるいは,生きて行くのなら,興味がないよりある方が,やり甲斐がないよりある方が,しんどいよりは楽な方がいいでしょうが,そういうことに拘りすぎると,却ってしんどくなってくるので,まずは,単純に「生きることが目的」的に生きるというのでもいいと考えるのもありだし,それはそれでいいと思います.

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 なんで,そういうことを(私が)考えたか,というと,50を過ぎて,急に景色が変わったということを再三書いて来たのですが,それがなんで「50を過ぎて」だったのか,ということです.それは,人生50年的に,DNAにそう書いてあるからとも思ったのですが,そうじゃないんじゃないかと考え始めたということです.だって,実際のところは,人生はまだまだ続くわけですからね.

 それは,残り時間のことなんですが,今の仕事ができるのは定年まで,つまり,あと10年しかないわけで,もちろん,残された10年で,できるだけのことはしますが,逆に言えば,10年したら,できるだけのことをしようがしまいが,そこで容赦なくクビを切られるわけで,それはほんとに腹立たしい限りですが,「まずは現状を受け入れる」的にはそういう状況で何とかするしかありません.

 私がいくつまで生きるかはわかりませんが,病気とか体の具合が悪いところは,全くないので,このまま行けば,80や90はおろか,100くらいは生きてしまう可能性が高いと思っています(もしそうならずにもっと早くお迎えが来たらそれはそれでOK).そうだとすると,残り時間は,定年までの10年よりそれ以降の方が圧倒的に長いわけで,そういう状況になる境目が50くらい,ということもあるのではないかということです.

 例えば,40だったら,定年まで25年,80まで生きるとしたらそこから15年ですから,まだ定年前の時間の方が長いですが,50になると,15年vs25年と一気に逆転するわけです(90まで生きるとしたら40のとき25年vs25年が50になると15年vs35年).そうすると,定年で,キャッシュフローとやり甲斐と退屈しのぎを一気に失ってからどうするかは,ものすごく深刻な問題で,「生きることが目的」的に言えば,とにかくどうやってキャッシュフローを得るか,ということなわけです.

 年金がいくらもらえるかもわからないなんて,ほんとひどい世の中になったもんだと正直思いますが,逆に言えば,安穏としてられない,ちゃんと考えて,対策をした人間とそうでない人間との間に圧倒的な差がつくということですから,それはそれで,やり甲斐のある状況でもあるわけで(何て前向き),だったら,何とかしてやろう,そう思わせてくれる今のひどい世の中に感謝するぜ,てなもんです.

 そしてこれは,これから大変な世の中を生きて行かないといけない若い人達にもそのまま当てはまることです.つまり,私は何とか滑り込みセーフで,若い人達は大変だね,なんてことではなくて,これからの大変な世の中をサバイブしていかないといけないというのは,全く同じなわけです.

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6/13'16b
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 生き方とか,生きる目的とか,普段からそんなことばっかり考えてるのかと,もちろん,そんなことはありません(笑).誰かと話をするときも,そういう話をすることは,実際のところほとんどありませんし,大概は,たわいもない?世間話がほとんどです.

 ですから,これも「近く時々遠く」ってことですかね.つまり,時々,遠くを見るように,そういうことを考えるということでしょうか.まあそういうことを考えるのが好きというか,それ自体が生きる目的的なところは多分にありますけどね.これも一人でも大丈夫への準備の一貫ってことでしょうか.

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6/13'16c
[後の祭り]
(生活)

 理由が必要ってことなんですが,そういう意味では,引越を機会に大量の荷物を廃棄できたのはよかったのですが,ということは,そういう機会は,次の引越まで訪れないということです.実際のところ,今はもう,要らないと思っても,次の引越までは,無駄に運ぶ必要はないわけですから,スペースがあれば,一応,置いとくかとなっちゃうものです(あーあ).

 そういう意味では,最後の方は,期限が迫って,とにかく運び込んでしまった荷物もあるので,もうちょっと思い切って捨てておけばよかったかなあという感じです(後の祭り).

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 と思ったのですが,ここに永住することはないと思うので(実は,最初は,あまりに居心地がいいので,それもありかとも考えた),次の引越は必ず訪れるわけで(おそらく5年後くらいか),今回の引越よりもずっと長い期限の間で(5年の間で)それこそのんびりやって行けばいいのでしょう.

 というか,今度こそ「「いつでも引越できる状態」からの引越」にしたいものです.(5年後の)壮大な?目標に向かって,日々(ほんの少しずつ)頑張るってことですかね.

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6/13'16d
[結局]
(生き方, 世の中)

 じゃあ,生きることが目的なら何が必要かと言うと,結局,お金ですよね.もうほんとがっかりというか,一体なんなんだってことなんですが,これも「まず現状を受け入れる」的には,そういう世の中でいかにしてやって行くかということなわけで,見方を変えれば(既に書きましたが),今の世の中の仕組み的には,生きて行くために必要な最低限のお金があれば,やりたいことやるべきと思うことができるわけですし,歳をとっていろんな能力が衰えることを補えるという側面もあるわけで,そういうメリットを積極的に活かすと前向きに考えることもできる(そう考えるしかない)わけです.

 もちろん,ただお金があってもしょうがないわけで,問題は,それをどう使うかなんですが,こういうのって,いろいろ想像しても,まさに取らぬ狸の,ですから,とにかくまずは稼ぐことなんでしょう.そしてそれ自体が生きる目的になっちゃう場合も多いのですが,それはそれで楽しんでは行けるでしょうし,自分がそうなってしまうのか,その先があるのか,実際にそうなったとき,経済感覚とか何かが変わるのかも含めて,興味はいろいろあるので,あと10年を目処に世の中の動きをつぶさに見ながらやって行こうと思います.

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6/13'16e
[平凡と非凡]
(生き方)

 たいそうな書きぶりですが,これって,おそらく,ふつーの人にとっては極々当たり前のことなんですよね(もちろん,論理が一周してそうなったってことはないと思うけど).つまり,私って,ふつーじゃないってことなんでしょうが(それはまあそうなんでしょうが),要は,答えというか,最適解って,おそらく,そういうところ,つまり,ただ非凡でもだめだし,もちろん,平凡なだけでもだめだし,両者を併せ持つような非常に難しく絶妙なバランスのところにあるんだと思います.

 ただ言えるのは,平凡がどんなに頑張っても非凡にはなれないけど,非凡は平凡にはなれるということでしょう.論理がぐるっと一周回るのもそうですし,考えた上で考えないようにするとか,まずしっかり向き合ってから逃避するというのは,そういうことかもしれません.

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6/14'16
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(日記)

 やっぱり調子よくないですね.このままだと,結局また今回もハードランディングになってしまいそうです.引っ越して住むところの環境が変わって,何かが変わったかとも思ったのですが,結局,特に何も変わってなかったってことなんですかね.授業とか会議とか入っていると否応なしなんですが,そういうのがぽこっと抜けると途端に体がしんどくなってしまいます.

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 で,しょうがないので休んでいたのですが,休むとちょっと回復するような感覚はありますね.だから,休めるのなら休めばいいってことでしょうか.

 でも,指標的には,休めば活動度は当然落ちますから,グラフ的にはハードランディングになってしまうのですが,最適解は,全体の(平均の)活動度が上がる,というか,結果最大なので,しんどくなってきたら(休めるのなら)休むということでいいのかもしれません.

 ほんとは,そうならないのが理想で,そのためにオーバーワークにならないように記録を付けてるのですが,実際のところは(やらないといけない仕事はやらないといけないので),なかなか難しいですからね(でも,できるだけそうならないように頑張ろう(頑張らないようにしよう)と思います).

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 休んだから少し回復したと書いたのですが,実際のところはちょっと違っていて,要は,やらないといけないこと,やる理由を一つ作り出した,具体的には,行動範囲を広げるためのいくつかのパターンの一つを試すことにした,というのが実情です.つまり,体の状態ということだけではなくて,やはり,何かやらないといけない理由が必要ってことなんですかね.

 そうすると,やはり,仕事を失った定年後が心配ってことになるんですが,要は,そういうものを日々新たに作り出していく必要があるってことで,これは,結構大変なことだなあと思います.

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6/14'16b
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(日運)

 (私の)調子はあまりよくないのですが,日運の方は順調です.具体的には,6/2に売ってから順調に下げてきて,既にその前の3連敗の分の何倍も取り返したことになります.日経225のパフォーマンスももう大分引き離してきました.

 でも,今の状況はどう見てもイージーですよね.イギリスがEUを離脱するかもとか,トランプがアメリカの大統領になるかもとか,「将来に」不安がある状況ですからね.問題は,必ずどこかで反転するので,その時をどう見極めるか,でしょうか.

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6/14'16c
[問題ない]
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 と書いたのですが,究極的には,別に結果最大にすることになんか拘らなくてもいいわけで,つまり,やりたいこと,やるべきと思うことを,できる範囲でやればいいわけで,要は,気にしなければいいってだけの話かもしれません.

 問題は,やはり「生きて行かないといけない」ということで,無理して働いて稼がないと食べて行けないのなら無理するしかないですし,そうすると,体を壊したりするかもしれませんが,私の場合,もうそういうラインは何とかクリアしたと思いますからね.

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6/14'16d
[ソナチネアルバム]
(ピアノ)

 今回の引越で「出てきた」荷物の中に「ソナチネアルバム」がありました.ピアノを習ったことがある人ならわかりますよね.私がピアノを習っていたときですから,もう50年近く前のもので,「赤帯」が付いていました.廃棄するつもりだったのですが,最後のどさくさに紛れて,命拾いをしたものの一つです.これをやっていたのは,いつだったかなあとか考え始めてらいろいろ思い出してきました(思い出話なのでまた長くなりそう...).

 まだ大牟田に住んでいた3歳くらいのときにピアノを習い始めて,でも,ピアノの先生が厳しくて(行くのはだいだい夕方でおそ松くんのアニメをやっていたのを憶えている)ピアノの鍵盤の上に脚を上げて(どっちもどっち?)1年くらいでやめてしまい(やめた最後の日,母親に連れられて玄関を出ようとしたとき,ぐずって,じゃあやめるかと言われてやめると言ったときの光景は今でも憶えていて,確か雨が降っていて雷も鳴っていた),その後,小学校2年のときに福岡に引っ越して,また習い始めて,今度は優しい(^^)先生で,しかも先生が毎週家まで来てくれて長続きしたという話はどこかで書きました.

 またバイエルの最初の方からやって,ブルグミュラーの25の練習曲をやって,その次が「ソナチネアルバム」でした.小学校2年生で始めて,4年生になったとき,早田と同じクラスになって,彼もピアノを習っていて,当時は,男性でピアノを習ってるというのは,非常に珍しかったので,すぐに仲良くなりました.

 そのとき,今何弾いてる?って話になるのですが,私はそのとき既にソナチネアルバムをやっていて,早田は確かまだそこまで行ってなくて(バイエルは終わって,ソナチネアルバムの前にやるブルグミュラーではなく,カバレフスキーの何かだったと思う),ちょっと優越感(笑)を感じたのを憶えています.

 その後,その年のうちに,彼もカバレフスキー?を終えて,ソナチネアルバムに行ったよ,という話をしたのですが,彼は,第1巻ではなく第2巻からやっていたような記憶があります.難易度的には,1より2の方が少し易しいからそうすることもあるみたいな感じだったかな.

 そう,ソナチネアルバムって,低学年の小学生にとっては,高嶺の花というか,これをやってると結構すごいみたいな憧れの存在だったんだと思います.実際,ピアノを習ってる女の子はいっぱいいましたが,「境君,もうソナチネアルバムやっとーと?すごかねー」とか言われたものです(でも(残念ながら)それでもてるってことはなかったかなあ(笑)).つまり,ピアノを習っていても,小学校低学年でそこまで到達する人はなかなかいなかったということですかね.

 ソナチネアルバムが憧れの存在というのは,私もそうで,でも結果的には,バイエルとブルグミュラーはあっという間に終わって,ソナチネアルバムまで行ったのですが,ずっと,バイエルとブルグミュラーを終わって早くソナチネアルバムまで行きたいと思ってたんだと思います.

 理由はいろいろあるんですが,その一つとして,これもよく憶えてるんですが,まだ大牟田に住んでいた時,私自身は,ピアノを習うのはやめてしまってたんですが,母親がよくソナチネアルバムの曲を私を膝の上に乗せて弾いて聴かせてくれたんですよ.9番とか12番(クレメンティのOp.37の3と6)はよく憶えています.

 譜面では,3番と6番(Op.37の3と6なので)となっていますが,私の中では,今でもソナチネアルバム(の第1巻)の「9番と12番」ですね(それは,おそらく,ピアノを習った人ならみんなそのはず).

 そもそも,ソナチネアルバムってなんなんですかね? なーんとなくですが,日本で勝手に作られたものとか思ってたのですが,そんなわけはなくて,それは,サティの「官僚的なソナチネ」の題材が第1巻の7番(クレメンティのOp.37の1)を題材としていることからも明らかです.


クレメンティのOp.37の1(ソナチネアルバム第1巻の7番)↑


サティの官僚的なソナチネ↑

 で,ちょっと(今頃)調べてみたんですが,なんとケーラーが19世紀に編集したという非常に古くからあるものみたいです(って,サティが題材にしてるんだから当たり前か).

 で,思い出話に話を戻すと,そうやって到達したソナチネアルバムでしたが,これもあっと言う間に通過したと思います.第2巻もやったと思いますが,第1巻よりむしろ難易度が低いということで,そこそこにすぐに姉妹編?のソナタアルバム(今度は黄帯)に進みました.ただ,この辺からもう記憶が定かではありません.つまり,ソナタアルバムも2巻あるんですが,どういう曲が入っていたか,ほとんど記憶にないんですよ.

 で,これも命拾いした楽譜を見てみたんですが,書き込みがいっぱいあるのでやったことはやったんだと思いますが,それこそほとんど記憶がありません.例えば,ベートーヴェンの悲愴とか月光とかがソナタアルバムに入ってて,びっくりみたいな.

 でも,このときは,ソナタアルバムというよりは,モーツァルトとかベートーヴェンのピアノソナタから曲を選んでやってたような感じでしたら,ソナタアルバム自体はあまり使ってなかったのかもしれません.

 そして,これも既に書きましたが,ピアノの先生のついてピアノを弾くのは,中学2年のときに終わりになります.最後にやった(やるように指示された)曲は,ベートーヴェンのピアノソナタの2番(なので,ソナタアルバムではなく,ベートーヴェンのピアノソナタをやってたということになる)なのは,よく憶えています.

 で,話をソナチネアルバムに戻すと,さすがに懐かしくなって,譜面をダウンロードしたりして,あーそうそうこういう曲あったな,みたいな感じで,見ていたんですが,ちょっと弾いてみようかな,という気にはなぜか全くなりませんでした(笑).

 小学生低学年当時は,「難しい曲」というイメージで弾いていたと思うのですが,今見るとそれこそ初見で弾けそうなとても易しい曲ばかりというのもありますし,そういう曲なのにさらっとあっさり弾けなかったらやばい(笑)みたいなみょーに避けたいような,というか,今は今で弾きたい曲があるわけで,単純にそっちの方が大事ってことですかね.

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 思い出話ついでに,ピアノに関する昔の話をいくつか.私が中2でピアノの先生につくのをやめた経緯については,既に書いたと思いますが,音大目指すなら更に上の先生をと紹介されて,親が勝手に断ったということだったと思いますが,ピアノで飯を食うのは厳しいかなと思ったことがあったのを憶えています.

 それは,日曜の午後にやっていた音楽番組で,山本直純が司会をする「オーケストラがやってきた」というのがあったんですが,私はもう中学生だったと思いますが,そこで,確か毎コンの小学校の部で優勝した子が弾いたんですが,弾いていたのは,ショパンのスケルツォの2番でした.正直,上には上がいる,ちょっと厳しいかなとは思いましたね.

 この番組には,東大ピアノの会も出たことがあって,でも,そのときのことはあまり憶えてません(見たことは見たと思うけど).でも,当時は,東大ピアノの会は(今はよく知らないけど),上手い人がごろごろいるということで,あまりに有名で,恐れをなして入学してしばらくは(五月祭で確かめるまで)入会をためらったほどでした.

 で,実際に入ってみて,上手い人がほんとごろごろいてすごかったんですが,そんな中でなんとかそれなりに認められてやって来られたのが,今となっては,ほんと不思議です.その辺の経緯についてはここで書きました

 それは,近現代という他の人にはないものがあったからだとは思いますが,力量的に言えば,高校時代と大学時代は,やっぱり明らかに違っていて,実際,大学を卒業する頃には,練習さえすれば,(音楽的にはともかく技術的には)弾けない曲はないなという感覚すらありました.でも,そこで何かがあったわけでもなく,あったとしたら,近現代音楽に目覚めて,それこそ何かに取り憑かれたように弾いていた時期があったというくらいですかね.

 でも,今にして思えば,錯覚ですね.実際,今から考えれば,全然弾けてなかったと思います.じゃあ,今は弾けてるかというとそんなことはなくて,結局,ずっと弾けてないってことじゃんてなもんですが(笑),まあ,今となっては,そういうこともどうでもいいというか,ただ弾きたいから弾くというだけって感じですかね.

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6/14'16e
[望むことは]
(このサイト, 生き方)

 上のソナチネアルバムの記事を書いていたら止まらなくなって(笑),昔のことに思いをはせるということもあってか,時間を忘れるというか,「どこかへ行ってしまった(笑)」ような感覚にさえなりました(おかげ?で,予定の一つを危うくすっぽかしそうになって,慌てて連絡した).でなきゃ,短い時間でこんなに長い文章書けませんよね.

 というか,このサイトの記事を書く時は,だいたいそうなんですが,別に書かないなら書かないでもいいわけだし,書いても一銭にもならないわけだし,つまり,ただ書きたいから,書かずにおれないから書いてるわけです.もちろん,読んでくださる方がいらっしゃるのはありがたい話なんですが,そんなことは関係ないというと申し訳ないんですが,ほんとただ書きたいから書いてるだけなんですよ.

 でも,それって,幸せなことですよね.過ごす時間の多くがそういう風に過ごせたらちょー幸せなわけで,そして,実際,仕事(研究)にしろ,ピアノにしろ,バドミントンにしろ,スキーにしろ,○○に関する研究にしろ,このサイトにしろ,多くの時間をそうやって過ごしてきたと思います.

 結果として,結果もそこそこ出たと思いますが,そんなことは大した問題ではなくて,望むことは,これからも,というか,これからもこれまで以上にそういう時間を過ごしたいってことでしょうかね.

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6/14'16f
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(バドミントン)

 藤原君との練習が流れたので,教職員の練習に行ったのですが,なんかだめですねー.股関節と膝とアキレス腱の具合は大分よくなってきたと思ってたんですが,今日は,股関節とアキレス腱がかなり痛くなってしまいました.

 それ以前に,とにかく体が動かないし,球にも反応できません.ここのところは,何とか週2回のペースで練習するようにはしてるんですけどねー.まー考えてみたら,そんな頻度と強度では,競技力を戻すというレベルには程遠いということでしょうか.

 ていうか,それ以前に,まずは体調を戻すってことですかね.

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6/14'16g
[一時期+続ける]
(生き方)

 仕事(研究)にしろ,ピアノにしろ,バドミントンにしろ,スキーにしろ,○○に関する研究にしろ,このサイトにしろ,多くの時間をそうやって過ごしてきたと書きましたが,それは確かにそうですが,「多く」と言っても,極々短い時期だけのような気がします.

 仕事(研究)は,大学4年から大学院生まで,それもずっとそうではなくて,その中にそういう時期があったというくらい,あとは,筑波大に来てからですが,その中にそういう時期があったというのは同じですね.ピアノは,東大ピアノの会に入ってから春祭をソロに編曲して弾いた時くらいまでですかね.バドミントンは,東大バドミントン部時代ではなく(笑)(でも,3年の秋から1年くらいは,それなりに頑張ったとは思う),プーナに入って1年くらいかな.でも,30代のときは,バドミントンはそれなりにコンスタントに打ち込めていたと思います.スキーは,東京で準指を受けていた時ですが,これも数年(数シーズン)くらいですかね.○○に関する研究は,これも30代のときに一番やってたと思います(でも,結果はさっぱりでした).

 こうしてみると,これもどこかで書いたと思いますが,極々短い時間でもそれなりに打ち込めば,それなりのところまでは行けるんだなとは思います.というか,私の場合,打ち込む理由は,ただやりたいからやるというだけの話なんですけどね.

 そういう意味では,このサイトに文章に書くことは,かなりコンスタントに(毎日少しずつ)やってることになりますから,あらためて自分でも驚いています.でも,これに関しては,ほんとただ書きたいから書いてるだけで,それが「何か」になるってことはないんですが,でも,そういうところから何かが生まれることはあるとは思ってます(でも,そのために書いてるわけじゃない).

 続けるという意味では,上で書いたどれも打ち込んでいたのは一時期の短い時間ということなんですが,どれも何とかずっと続けているとは言えますね(仕事(研究)は当たり前か).現在一番危機的状況(泣)なのは,バドミントンですが,これも腐らずに続けるのが重要なのかもしれません.

 でも,一番結果が出てないのは,実は,○○に関する研究だったりします.これこそ,よく腐らずに,というか,諦めずに続けてきたもんだとほんと感心します(ていうか,これも単にやりたくてやってただけだが).でも,意地じゃないですが,いつか必ず「解」に到達できると信じ込んでるところはありました.ていうか,「解」に到達したかどうかなんて,まだわからないのですが,長年の執念が実った?のか2010年くらいにある法則を見出してからは,基本的には順調に推移してると思います.

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6/15'16
[計算が合わない]
(ピアノ)

 昨日のソナチネアルバムの記事ですが,なんか計算が合わないですね.ピアノの発表会というのが年に1回あるのですが,生まれて初めての最初に弾いた曲がバイエルの78番(くらい)で,次の年がソナチネアルバム第1巻のデュセックの17番で,この曲は,割と最初の方でやりますし,早田の家に遊びに行った時,この曲を弾いたことを憶えてますから,とすると,ピアノを習い始めたのは,小学2年生の引っ越してすぐではなく,しばらくしてからだったのかもしれません.

 そうすると,バイエルとブルグミュラーをピアノを習い始めて1年ちょっとくらいで通過したってことになるんですが,そう言えば,そんな感じだったような気もします.

 バイエルって確か106番まであって,ピアノの先生が週に1回来てくれて,平均すると2,3曲くらいは進んでいた(時にはやる気になって(笑)6曲とか7曲とかいうときも)と思いますから,そうすると1年なんか全然かからないですね.というか,最初の発表会が78番(くらい)ですからね.

 ブルグミュラーは25曲しかないですし,これも1曲に1週かかるかどうかってとこでしょうから,これでだいたい計算合いますかね.

 あと思い出したのは,バイエルの時は,次の曲をピアノの先生が弾いてみせてくれたこと,そして,ブルグミュラーのときは,田村宏先生のLPを買ってもらってそれを一生懸命聴いて分析していたことです.でも当たり前ですがめっちゃ上手くて,とてもそんな風には弾けない(例えば,7番の清らかな流れ(だったかな?)とか)と思いながら聴いてましたけど.だから,当時は,譜面を読むというよりは,聴くことから入ってたってことですね.

 譜面を読むということに関しては,ソルフェージュは,ずっとやらされてたんですが,これは嫌で嫌でつまんなくてしょうがなかったです.

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 最初に発表会で弾いた曲ですが,78番ではなく76番だったような気がしてきました.なんでどっちかわからなくなったかと言うと,実際に,どっちを弾く?みたいになって,割と直前まで決まらなかったような気がします.手元に譜面はないのですが,曲は隅々まではっきり憶えているので,譜面がなくてもすぐに弾けると思います(弾かないけど).

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6/15'16b
[ただやりたいから]
(生き方)

 腐らず,とか,執念とか書いたのですが,別にそういう感情はなくて,基本的には,ただやりたいからやってただけなんですよね.そして,結果的に結果が出る(こともある).そして,人生所詮退屈しのぎ的に言えば,結果が出ようが出まいが,楽しく退屈しのぎはできたわけで(何とか食べて行けて人に迷惑をかけなければ),それで充分と言えば充分でしょう.そして,結果的に,例えば,研究成果が地震防災に寄与することになれば,それはもちろん嬉しいことです.

 つまり,私の場合,何か目的とか目標があるというよりは,やはり,それそのものがやってて楽しいという方が遥かに効力感を感じるわけで,それは,やる気三要素とも整合します.実際,これまで(できる範囲で)そういう風にやって来たし,これからもそうしていきたいと思ってますし,これからは,これまでより益々そうできると思います.ほんと自分勝手で申し訳ないとは思いますが,結果的にそっちの方が結果が出るわけですからそれでいいんだと思います.

 でも,これは,あくまで私の場合です.ですから,大事なことは,やはり,各自が自分の頭でしっかり考えることが大事というのは,いつも書いてる通りです.

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6/15'16c
[人気商売]
(世の中, 政治)

 舛添さん結局辞めるんですね.まーJ民党も含めて,4年後の東京五輪とか参院選とかと被らないように,何とか数ヶ月引き延ばせないかと画策したけど,世論というか,メディアのしつこい攻撃で参院選に悪影響が出ると判断したということでしょうか.

 まあ,彼がやったことは,いくら違法でないとは言えとんでもないことだし,辞めること自体はしょうがないというか,どーでもいいことなんですが,思うのは,やはり,今の世の中というか政治の世界は,世論というか,メディアによって誘導される世論?に大きく左右されるってことでしょうか.つまり,政治家なんて,芸能人と同じ人気商売ってことですね.

 芸能界は,別にそれでいいんでしょうが,政治の世界がそうだと,(何度も同じことを書きますが)どんどん衆愚政治になって行きますし,実際,世の中がどんどんおかしな方向に進んでいるのは,再三,書いてる通りです.逆に言えば,世論を動かすほどの有能な政治家が皆無ってことなんですけどね.

 ほんと,小さな政府になって欲しいと思いますが,どんどんひどい世の中になっていくので,結果的にそうなってきてるというのは,何とも皮肉な感じですが.

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 でも,いくら視聴率至上主義とは言え,メディアもバカではありませんから,これはいくら何でもひどいと思えば,徹底的に攻撃するのは仕方ないですかね.つまり,今の政治家に必要な能力の一つとして,メディアをうまく懐柔するということがあるわけです.小沢さんは,非常に有能な政治家だったと思いますが,ここで失敗しました.そういう点では,舛添さんも似てますね.

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6/15'16d
[バイエル]
(ピアノ, 生き方)

 バイエルの楽譜ですが,ここにありますね.でもこれは,記憶と違う.少なくとも76番は合ってるけど78番は違うし,それ以外にも私がやったのと違うところがいっぱいある.あっ,こっちの方が記憶と整合しますかね.78番もこれでした.いろんな「版」があるってことなんでしょうか.

 でも,バイエルって,今はあんまり使われてないんですよね.実際,そんなに音楽的でもないし,技術的にも初心者の教則本としては,どうよという感じはします.でも,私の場合,そういうのは,効力感とはあまり関係なかったですね.ていうか,あまり音楽的ではないと書きましたが,当時はそれなりに音楽的と思えたというか,それは,今あらためて見てみてもそう思います.

 喩えて言えば,中学2年の時に英語にはまった時,単に新しい表現が出てくるのが知的に純粋に面白くて,自分でどんどん先まで勉強したときとよく似ています.それは,ピアノの先生につくのをやめてから,自分でいろんな曲をどんどん開拓?していったときもそうでしたし,大学4年で研究室に入って,新しい自分の知らないことがどんどん出てくるときもそうでした.

 そういう「はまる」メカニズムってなんなんですかね.やる気三要素的には,内的熟達なんですが,人によってはまるものとそうでないものがある,あるいは,同じ人でも時期とか状況によっても変わる.そこのところを研究したら,みんな楽しい人生が送れるような気がしますけどね.

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 まーでも,この記事を読み返してみて思ったんですが,そういうのって,ある分野の,極々初期の段階で現れるもので,そこを一気に通過するのは,大事なことですが,問題はやっぱりそこから先ですよね.

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6/15'16e
[茶色]
(世の中)

 そっか,舛添さん辞任って,また東京五輪絡みなんですね.新国立競技場,エンブレム,運営費,都知事辞任と,どんどん茶色いオリンピックになって行きますね.今度は,何が出てくるでしょうか.

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 あと,舛添さん辞任ということで,これも予想通り,これで幕引きというか,メディアの焦点は,次の都知事は誰かということに行ってます.疑惑は全く解明されてないし,本来ならまだまだしつこく追及すべきなのになんででしょうか?

 それは,やはり視聴率至上主義だからでしょう.つまり,世の人々の関心がそっちに行ってるってことで,要は,人々は,彼の疑惑を追及して解明してもらいたかったのではなく,単に彼に辞めた欲しかっただけということですね(あとは,辞めれば許してやるという武士の情け的なところもあるか).

 まーわからないこともないですが,そんな感じじゃ,世の中,よくならないのは当たり前です.そして,それが世の中でしょう.だからまあ,これでいいというか,しょうがないというか,そういう中でやって行くしかないってことですかね.

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6/16'16
[清い流れ→白鍵のエチュード]
(ピアノ)

 ブルグミュラーの清い流れですが,ふつー?の小学生は,こういう風に弾くんでしょうが

(かわいい(笑).更に,テンポに合わせて女の子が体を揺らして弾いているのにつられて,ビデオを撮ってる親御さん?も同じテンポで揺れてくるのがほほえましくて笑える(笑)).田村先生は,この演奏

より,更にぶっ飛ばして(笑),テンポを一定に保ってもっと無窮動的に弾いておられました.そんなんさすがに子供にはむりー(笑).でも,田村先生の演奏の解釈の方が正しいでしょう.だって,「清い流れ」なのですし,だったら,テンポも最初や途中や最後でルバートかけるのはやっぱおかしいし,これじゃあ,なんか,かっこつけて自分が弾きやすいように弾いてる感じですよね(でも上手いことは上手い).

 田村先生的な演奏を探しましたがどれも(当然のことながら)よたよた(笑),あるいは,子供のお手本?的なゆっくりした演奏で,いいのがありませんでした.自分で弾くかな(笑)(弾かないけど).

 あっ,譜面を見るとちゃんとテンポが指定してありますね.ですから,やはり,田村先生が正しいということです.

 うん? でも,176ってことは

このくらいですから,そうすると,結構遅い(笑)ですね.あくまで記憶の範囲ですが,このくらい

のテンポでは,弾いておられたような気がします.つまり,田村先生は,曲のイメージを出すために,指定されたものよりもっと速いテンポで弾いておられたということですかね(でも,当時のイメージなので,実際,聴いてみないとわからないが,それはもう叶わないかな).

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 でも,こういうのを一種の「ネタ」としてもっておくと,とっさの時に受けるかもしんないですね.万人受けはしませんが,ピアノを習ったことがある人にしてみたら,この曲を田村先生のテンポで弾いたら,ショパンなんか弾くよりぶったまげるかもしれません.

 ネタと言えば,いろいろ思い浮かぶのですが,ぱっと浮かんだのは,「白鍵のエチュード」ですかね.これもショパンの黒鍵のエチュードを知ってる人にしか通用しないのですが,そういう人には,結構受けます.というか,もう20年以上前のことですが,ファミーユでそういう話になったとき,K子さん(今の妻)が「これでしょ」ってさらっと弾いて,さすがにめっちゃ格好良かったです(笑).

 実は,これって別に受け狙いじゃなくて,黒鍵だけだとどうしても指が寝てくるので,白鍵で弾くというちゃんとした?練習法なんですよ.ちゃんとした動画はないですが,少しだけここにありました.

 実は,これには続きがあって,それは,じゃあ,右が白鍵で,左が黒鍵,あるいは,その逆もあるよ,ってことで,どうですか? 想像するだけでも気持ち悪くて吐き気が...(笑)

 私は聴いたことないので,動画を探しましたが,さすがに見つかりませんでした(というか,本来の?(有象無象の)黒鍵のエチュードがばーっと出てきて鬱陶しい).

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 白鍵のエチュードで検索したら,全て白鍵のピアノというのが出てきました.

曲は,ドビュッシーの子供の領分の最初の曲(グラドゥス...)です.ちなみにグラドゥス...は,ソナチネアルバムで出てくるクレメンティが書いた(ソナチネアルバムの曲より難しい)練習曲集のことです.演奏は,ミケランジェリのこの世のものとは思えない演奏

を散々聴いた身としては,どーしても...となってしまうのですが,ピアノ自体は,単に黒鍵を全て抜いたということですね(だから,作るのは割と簡単).もし,黒鍵を白鍵の隙間に配置したら,手が届かなくなってしまいますし,鍵盤を細くしたら弾きにくくなりますからね.でも,全て白鍵だと単純に弾きにくい(笑)し,鍵盤の位置を確かめるのも非常に難しくなります(この演奏は,そういう過酷な条件下で何とか弾いてるのを見せるのが目的か).

 でもそうすると,#とか♭は,むりくりナチュラルにして弾くしかないですし,ということで,そういうことが少なくて済むこの曲を選んだということなんでしょうが,途中,全然変えて弾いてるのは問題外としても,例えば,最後のどうしても必要な半音の表現のところがこうなってしまうのは,曲としては,ちょっと台無しですかね(ていうか,事務室的演出?は,意味あんの?).

 要は,実際の黒鍵がちゃんとあるピアノがよく考えられた「弾きやすい」ものであることを再認識させてくれるもの,ということですかね.

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6/16'16b
[ピート・ローズ越え?]
(野球)

 イチローが(日米通算で)ピート・ローズのメジャー安打記録を抜いたとの報道です.でも,既に書きましたが,これじゃあ「ピート・ローズ越え」とは言えませんし,このときからすると,「目標にならない」ところを通過したに過ぎません.

 でも,このときから既に5年が経過していて,今の感じだと,真の「ピート・ローズ越え」は相当厳しそうに見えます(あと1278本のヒットを打たないといけないが,5年前から550本しか打てていない).はてさてどうなりますかね?

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6/16'16c
[やりたいことがやれる]
(生き方)

 一見するとこれとかこれと,これとかこれって矛盾するように見えますが,そうではなく,そういうもののバランス,つまり,こういうことなんだと思います.そして,何度も書きますが,バランスポイント的には,お金はそんなに必要なくて,多くの人が思ってる以上にやりたいことがやれるんだと思いますよ.

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6/16'16d
[稼ぎますよ]
(生き方)

 またまた,矛盾するような感じがしますが(でも実際は全く矛盾はないのですが),お金はそんなに必要ないと書きましたが,少なくとも,もうすぐ仕事を失う私には(やりたいことをやるためにも)お金が必要です.ですから,まだまだ稼ぎますよ(遂に開き直った?).

 理想としては,死ぬ直前まで額は少なくてもキャッシュフローが得られる状態ですが,それが無理だとすると,貯蓄とか,それ以外の形になります.でも,そうすると,キャッシュフローに比べて,遥かに高い安全率が必要になります(いわゆる一割則).

 だから,まだまだ稼がないといけないわけです(安全率を考えたら,今の私でもまだほんと「カツカツ」なんですが,世の多くの人が,そういうことに気づいていないのがほんとにやばい状態).

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6/16'16e
[誰かのために]
(生き方)

 誰かのために生きたいんだと思います.そして,(多分)みんなそうですよね(でも,これって,結局,自分のため,なんですけどね).でも,私の場合(仕事だけではなく,個人的にも),残念ながら(要望がないので),それは叶わなかったということですかね.

 残念ながら,と書きましたが,もちろん,そういう気持ちもありますが,逆にほっとするような,助かったなーと思う気持ちもあります.ですから,これでいいというか,しょうがないっていうか,まあいっか,って感じでしょうか.

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 上のミケランジェリのドビュッシーをほんと久しぶりに(それこそ30年ぶりくらい?)聴いたら,やっぱり,あまりにすごくて,しばし呆然としてしまいました...

 と,同時に,こういう演奏をしたミケランジェリ,こういう曲を作ったドビュッシーに比べたら,ほんとに自分が吹けば飛ぶような存在で,がっかり,ではなく,何だかとても安心というか,私には「使命」というほどのものがなくて,ほんと好き勝手に生きて行っていいんだなと思えて,ほっとしました(笑).

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 ピアノとか音楽については,すぐ上で書いた通りですが,お前には,「地震動の性質と建物被害の関係を探求し,それを地震災害軽減に結びつけて社会に還元すること」があるだろう,と言ってくれる人もいるかもしれません(いなかったりして).それはもちろんそうですが,これもまさに,私がやりたいか,その気になるかってことなわけで,そういうことも含めて「好き勝手」にやって行くということですかね.

 そういう意味では,後半の「それを地震災害軽減に結びつけて社会に還元すること」は,そういうわけには行かないので,これはもうとってしまって,「地震動の性質と建物被害の関係を探求すること」にした方がいいかもしれません.

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6/16'16f
[]
(野球)

 イチローのピート・ローズ越え?ですが,予想通り,いろいろ言われてるみたいですね.そもそも,議論?の中心である日米のレベルの差ってどうなんでしょうか?

 WBCで日本は,連覇してるけど,アメリカはまだ一度も優勝してない,というのは,違うというのは,既に書きました.アメリカのメジャーリーグは,「アメリカ」じゃない(いろんな国のトップレベルの選手がプレーしている)し,国の代表チームは,その国のトップが集まるので,少数でも非常に高いレベルの選手,特にそういうレベルの投手がいる日本は,上位に来るが,プロリーグだと層の厚さが全然違っていて,実際,メヒアとか3Aレベルの選手が日本のプロ野球でいまだに活躍できている,というようなことです.

 でも,メジャーリーグ通算で4256本のヒットを打つのと,日米通算,いや,もっと極端に,日本のプロ野球で同じ数のヒットを打つのとどっちが難しいかは,微妙でしょう.というか,おそらく日本のプロ野球だけの方が難しいんじゃないですかね.それは,試合数が全然違うからです(とか書いていたら,イチローも同じようなことを言ったみたいですね).

 王さんのホームラン記録がメジャーでどのくらい評価されているかは,よくわからないのですが,あの頃は,日米の差が今より全然あったにも関わらず,評価されている(ような気がする)のは,そういうことがあるのかもしれません.でも,今は,トップの選手は,みんなメジャーに行きますから,そういうレベルの選手が日本のプロ野球に留まり続けることはなさそうというのが一番の障害?ですかね.

 ですから,同じことの繰り返しになりますが,この記録?は,別にそんなに意味があるわけではなくて,問題は,これからということでしょう.でも,次の意味ある節目としては,メジャー3000本とか張本さんの3085本なんかではなく,やはり,メジャーだけで4256本しかないと私は思ってます.

 でも,現状を見る限り,相当厳しそう,普通に考えれば,絶望的にすら見えます.でも,彼自身,これまで笑われたようなことを実現してきたと言ってましたので,その気はあるんじゃないですかね?

 でも最大の障害は,やはり「試合に出してもらえる」ことですよね.今シーズンは,率を見ても結果を残してますから,レベル的には,出してもらえるところにあると思いますが,レベルが同じくらいなら,将来性を考えて,どうしても若手を起用することになりますからね.

 つまり,イチローとしては,「あと何年かはやれる」じゃなくて,既に書いたように50まではできると監督やコーチに思わせることが必要でしょう.なかなかハードルは高いですが.

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6/16'16g
[]
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 ブルグミュラーの清い流れ弾いてみました(笑).ぶっ飛ばして弾いても,思ったより弾きやすかったです(手首を反時計回りに回す,即ち,回内(笑)の意識が重要).ていうか,やっぱり,易しい曲ですね.どこかで弾いても,この曲をよたよたしか弾けない小学生,そういう経験がある人にしか受けないかな.

 ペダルを踏まずに,それこそ無窮動的に弾けば難しく聞こえるんでしょうが,音楽的には...ですよね.でも,ちゃんと音楽的に弾くと,単なる易しいちょっと綺麗な曲にしか聞こえない気がします.

 ついでに,他の曲もちょこちょこ弾いてみましたが,やっぱり,どれもとても易しい曲でした.でも,技術的に平易という制限の中で,よくできてるなと感心もしました.バイエルも評判は悪いのですが,先日,譜面を久しぶりに見た時も,(意外と)同じような感じをもちました.

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6/16'16h
[できることvsやりたいこと]
(生き方)

 先日,ちらっと見ただけですが,なんかの番組で林修さんができることとやりたいこととどっちをやった方がいいかというので,やりたいことではなく,できることをやるべきと言ってました.それは,(多分,既にこのサイトで書いたと思いますが)私もそう思います.

 彼の説明としては,できることをやると評価されるから気分がよくなってやりたくなくてもやる気になるということでした.つまり,やる気三要素で言えば,内的熟達ではなく,人との繋がり,マズローの法則で言えば,承認の欲求ってことですね.つまり,それじゃあ「今一」(トップには行かない)ってことです(人との繋がりよりは,内的熟達,承認の欲求よりは自己実現の欲求ですからね).

 じゃあ,できることじゃなくて,やりたいことかと言うと,そういうわけにも行きません.仕事にするには,それで飯が食えるレベルに行かないといけないわけですからね(逆に言えば,仕事でないのなら,下手の横好きでもOKってことです).つまり,自分ができることでそんなに苦痛でないことを仕事にするのが「まあ正解」でしょう.でも,トップまで行くんだったら,やりたいとできるの両方が必要だと思いますけどね.

 つまり,そういうものを見つけられるのか,ということですが,ほとんどの人は見つけられないんだと思います.だとしたら,やっぱり,「やりたいことよりできること」だと思います.

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 あと(全然違う話題ですが),確か同じ番組で,彼が説教?してる相手が東大出身の芸能人で(確か,菊川怜とかTOEIC990点のお笑い芸人とかがいた),彼らに東大入るほど情報処理能力があるのに,こんなとこでなにやってんだと言ってたわけです.で,彼が言うには,同じ東大卒と言ってもピンきりで,ほんとにすごいトップ中のトップは,受験なんか片手間にやってて全然レベルが違うと言ってました.うーん,どうなんでしょうか?

 私は,合格した年は,(半分とれれば合格という問題に対して)満点に近かったと思うので,かなり上の方で入ってると思いますが,それ以前に浪人してるわけですから(笑),はっきり言って,下の方で「入れてもらった」と思ってます(ということは,既にどこかで書きました.まー高校時代は,勉強しなかったし,浪人して勉強したらそういうところまで行ったということは,勉強さえすれば,とは言えるかもしれないが).

 で,そういう奴は,入学した後,上には上がいることを思い知って,挫折を味わうと言っていた(というか,実際,そういうことはよく言われる)のですが,私はと言えば,駒場時代は,あまり勉強もしなかったし,実際,成績もよくなかったし,「すごく勉強ができるなー」という奴は確かにいましたが,こいつには,どうやっても勝てんと思うようなことはありませんでした(逆に,本郷時代(建築学科時代)は,みんな製図に明け暮れて勉強しなかったので,ちょっと勉強しただけでほとんど「優」でした).

 単に脳天気(笑)なだけだったのかもしれませんが,(何度も同じことを書きますが)勉強なんて,所詮既にわかっている範囲のことですから,そんなものがすごくできたとしても,ほんと大したことじゃないですよ(でも,林修さんは,それで飯を食ってる立場上,そうとわかっていてもそうとは言えないでしょーね).

 でも,そういう中で(既に書いたように),じゃあ,私には何ができるのか,何なら人より優れてるのか,そして,興味がもてるのか,については,ほんと血眼になって探し続けました.そして,見つけた!と思ったら,それこそ一心不乱にやったと思います(短い時間ではありましたけど(笑)).

 でも,そういうことも今となっては,いい思い出というか,今の私には,もうどうでもいいことです.今までのことより,これからどうするか,ですからね.

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6/16'16i
[林修さん]
(世の中, 芸能)

 林修さんが出たので,彼に対して思うことを(勝手に)書いておこうと思います.というか,既に,何度か書いたと思いますが,

基本的に,彼のことは,結構好きです.頭はいいし,如才ないし,バランスはとれてるし,いまだに芸能界?で生き残ってるのもうなずけます.世の多くの人の周りにいる東大卒がしょぼい奴ばっかりという中で,東大卒の一つの例として,彼が多くの人の目に触れたことは,意義があったと思います.

 でも,敢えて言わせてもらえれば,彼は,東大卒の中では,やはり「落ちこぼれ」でしょう.そして,そのことは,彼自身が一番よくわかってると思います.でも,彼自身は,勉強はとてもよくできたと思いますし,東大に入る時は,楽勝で受かるくらいの学力があったようです.それなのに,どうして「落ちこぼれた」のでしょうか.

 その答えは,すぐ上の記事にあります.つまり,勉強はできたけど,それだけだったということですね.実際,そういう人,つまり,東大に入るまではものすごく勉強ができたけど,そこで人生のピークを迎えてしまって,そこ以上に自分の能力を発揮できることができずに予備校講師になったという人はたくさんいます.

 もちろん,職業に貴賎なしですし,予備校講師を研究者より下だと言うつもりはないですが,勉強という既にわかっている内容をわかりやすく教えることと,まだ誰もわかっていないことを研究して解明していくことは,本質的に全然レベルが違うことでしょう.

 でも,彼は,そういう多くの落ちこぼれた東大卒の予備講師達(失礼)とは違う何かはもっていたのでしょう.テレビCMでたまたま目に止まったのは運だったでしょうが,その後,いまだに芸能界で生き残ってるわけですからね.

 でも,それも所詮芸能界での話ではあります.でも,芸能人としての彼は,存在価値はあるし,冒頭で書いたように,私は結構好きなので,これからも頑張って生き残って欲しいとは思います.でも,彼が東大卒のトップレベルの成功者かと言うと,それは違いますし,彼が言うことを,なるほど,さすがと思ってきいてるようではまだまだですよ.

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6/17'16j
[うざくて嫌な奴]
(自分)

 でも,こんなこと↑書いてると,私も(林先生以上に)うざくて嫌な奴なんでしょうね(笑)(こういうフォロー記事を書いてることも含めて(笑)).でも,それで全然OKですよ.もちろん,人を傷つけないというのは大前提ですが,人に嫌われることなんかより,書きたい「ほんとのこと」を書く方が,私の場合,プライオリティが高いということです.

 そして,最終的には,その方が読む人の利益になると思ってます.でも,書きたいことを書く理由は,やっぱり,書きたいから,書かずにおれないから,ですね(正直).

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6/17'16b
[白鍵のエチュード]
(ピアノ)

 白鍵のエチュードありました.再現部で(本来の)黒鍵のエチュードに戻ってます.

 こういうのもありました(笑)↓

 ランランだけにちょっとチャイナっぽい?(笑) そう言えば,T大ピアノの会時代にリストの超絶技巧の4番(マゼッパ)をT屋がクラスター風に弾いてたのを思い出しました.

 うーん,でも,左右白黒ミックスは,ないなー.聴いてみたいようなみたくないような...これも自分で弾いてみる?

 ちなみに,私が一番好きな演奏は,ホロヴィッツのまさにはじけるような演奏だったのですが,今あらためて聴いてみると,そうでもなかった(あるいは,私がもってるLPの演奏がなかった?)ので,ここで貼るのはやめました.

 逆にポリーニのものは,初めてきいた時は,もっさりしてる感じがしたのですが,今聴いてみると,そうでもなくて,今はこっちの方が好きかもしんないです.

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6/17'16c
[]
(日記)

 やっぱり,具合よくないですね.結局,仕事とか食べることとか,最低限のことをしただけでぐったり疲れてしまって,それ以外にはほとんど何もできません(今日は,帰りに新洗濯体制?に必要なものを一つ買ってくるのがやっとで,ピアノも弾けなかった).歳をとったら無理しない的に言えば,それでいい,そうやって無理せず過ごしているうちに回復するということだとしても,やっぱり,ちょっと普通じゃないですよね(普通?).

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6/18'16
[]
(日記)

 今日は,ピアノプロジェの打ち合わせ(単なる飲み会?というか,昼間で飲みはしないので顔合わせ?)で東京なんですが,こんな感じだとしんどいなーと思ってました.朝は何とか起きれたのですが,やっぱりどうもすっきりしません.それで,簡単な朝ご飯用意して(作るというほどのものではない)食べながら,過去のビデオとか見てて,去年のバドミントンの世界選手権の男ダブの準決見てたら(ある当たり前のことに気づきました),その隣に何となる気になるタイトルのものがあって,あらためてちょっと見てみたら,はっとしました.

 そっか,そういうことことだったんですよねー.そういうことに気をつけて過ごしていたんですが,いつの間にか,やらなくなってました.なんなんですかねー.

 ということで,ちょっとやってみたら,いきなり?何かスイッチが入ったような感じがしました(錯覚?).でも,錯覚でも何でもいいんで,とにかくその気になるというか,その気になるハードルが僅かでも体のしんどさを越えればいいんで,とにかく,これで東京に向かうことはできました.

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6/18'16b
[]
()

 いくら芸能人?という,全く関係のない人からとやかく言われることでお金をもらっている人とは言え,ネガティブなことを書くのは,気分がいいものではないですね.でも,逆に言えば,彼らは,まさにそれでお金をもらってるわけですから,そういうターゲットになるということは,「立派」に仕事をしてるとも言えるわけで,まあいっか.

 で,この内容に関連して,なんですが,あらためて「勉強」ってなんでしょうね.何度も書いてるように,勉強は既にわかってることが対象,研究は,まだわかってないことが対象と,全く違うもので,どちらがより高いレベルの創造力が必要かは明らかです.

 でも,人には向き不向きがあって,勉強は得意だけど研究は苦手,その逆の人もいるわけで,林先生は前者で,カリスマ予備校講師に,私は後者で,研究者になったわけで,それはそれでOKでしょう.でも,実際はそんな単純な話でもありません.

 全国模試で全国一位になるのと,ある特定の研究分野で日本一(という言い方はどうかと思うが)になるのと,どっちが難しいかと言えば,前者でしょうが,実質的価値があるのは,後者です(断言).そういう意味では,林先生も,単に勉強ができた,というだけではなく,それを教えるというスキルで抜きんでたからこそ,予備校講師の中では,そういうレベルまで行ったということですからね.

 それに,林先生だって,全く(未知のものを解明する)研究ができなかったということはなかったでしょうし,私だって,いくら勉強が苦手だったからと言っても,浪人して東大に入るくらいまでは行ったわけですからね.というか,全く勉強ができないのに研究者になれるわけはありませんよね.

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 そもそも,私は勉強が苦手,と書きましたが,これってどういうことでしょうね? ちゃんと考えて行くと,意外と奥が深いかもしれません.例えば,同じ講義を受けて,講義の最後にテストをすれば,どのくらい理解力があるかは,割と客観的に測れますが,実際は,受験勉強のほとんどは,自分でやるわけで,そこで,どういう勉強をするのか,どれくらいの時間勉強するのか,そういうことを自分の実行力と照らし合わせてしっかり計画できて,実行できるのか,といった,かなり高度な能力が問われます.高学歴の人間は,本質的に能力が高いと言われるのは,そういうことが背景にあります.

 で,私なんですが,私は,それが(今でも)苦手なわけですから,残念ながら,そういう本質的な能力が低いってことです.これは,しょーーじき言って,認めざるを得ません.つまり,こんな(だめな)私でも,何とかここまでやって来られた,というのが,やっぱり不思議なんですね.

 確かに何かに興味をもったときは,夢中になってやるというところはあるんですが,それって誰でもそうですよね.そういうものが非常に広い分野の中に見出せたことがラッキーだったということでしょうか.

 ただ一つ言えるのは,(このサイトを読んでいただければわかるように)やっぱり「考え続けた」ということですかね.受験時代は,それが逆効果だった(どうやったら効率的に勉強できるかばかり研究して勉強しなかった(笑))とは既に書きましたが,結果的に,何とか研究者になれたし,どうやったら効率的に勉強できるかは,まさに研究だったので,まあいっか,って感じでしょうか.

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6/18'16c
[ミスターサタン]
(世の中)

 鳥山明さんのドラゴンボールというコミックについては,既に何度か書きました.私が読んでいたのは,少年ジャンプに連載されていた時ですから,もう30年くらい前?ですが,今でも日曜の朝?にアニメをやってるようですから(でも,ちらっと見た感じだと今のアニメはオリジナルのものとはかけ離れてしまってる感じ),現役世代の人でも知ってる人は多いでしょう(でも,先日,筑波大バドミントン部の総会のときに引き合いに出したら(笑),みんなきょとんとしてたので,そうでもない?).

 内容的には,孫悟空という(最初は)少年が武術を通して成長して行く,そして,地球を何度も救うということなんですが,随所に鳥山さんの主張というか,結構大事なことを(コミックなので)わかりやすく書いているということは既に書きました.そして,多くの人がそういうことに気づいてない(単なる漫画としてしか読んでない)んだと思います.

 一番重要なポイントは(これは既に書きましたが),やる気三要素的には,報酬や人との繋がりではなく,内的熟達,マズローの法則的には,承認の欲求ではなく,自己実現の欲求と言っているということでしょう.つまり,辛い修行をしたら天下一武道会で優勝するとか何かいいことがあるというよりは,単純に自分より強い奴が出てくるとわくわくして修行したくなる,そして,辛い修行の中に楽しさを見出している,というようなことです.

 で,最近(今頃),気づいたのは,ミスターサタンの存在です.彼って,めっちゃ弱くて,しょぼくてどーしようもない奴なんですが,地球の英雄ですよね.これって,今の世の中そのもので,「地球の英雄」といった「名誉」とか「社会的地位」なんて所詮そんなもんなわけです.

 孫悟空以外の登場人物に姓がないこと,つまり,夫婦別姓どころか,姓なんか要らないって(と言ってる)ことは既に書きましたが,世の中的には,あとは,性善説性悪説ですかね.ただ,これについては,ヤムチャや天津飯やピッコロやベジータや18号は,改心?したけど,フリーザは,そうではなかった(セルはどうなんだっけ?)ということで,彼自身,結論が出てないのかもしれませんね.

 話をミスターサタンに戻すと,彼は,大金持ちになって,裕福な暮らしをしているのですが,孫悟空は,最後の方は,仕事もせずぶらぶらしてる感じです.地球を救ったのは,ミスターサタンではなく,孫悟空(最後は息子の孫悟飯だったかな?)なのですが,これはあんまりなのでは?と思った読者もいるかもしれません.でも,どっちが幸せかは,びみょーというか,孫悟空は,別にちゃんと暮らしては行けてるのですから,それで充分と言えば充分でしょう.

 一方のミスターサタンは,ほんとはめっちゃ弱いのに,地球の英雄ということで,魔神ブゥが出てきた時に戦わないといけないはめになったりして,実は,その精神的苦痛は,相当のものなんじゃないですかね.

 でも,結局のところ,孫悟空が(現役を引退した後)幸せなのかどうかは,よくわかりません.というか,鳥山明さんもわからないんだと思います.第二の人生は,それほど難しい,第一の人生で成功した人ほど難しいということでしょう.

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6/18'16d
[がっくし]
(日記)

 東京まで行って帰って来たのですが,何とか大丈夫でした.去年のことはよく憶えてますから,去年とは,全然違いました.行き帰りの電車の中でも,だいたいこのサイトの文章書いてましたし.やっぱり,これですかね.行ったら皆さん勢揃いで,何でも久しぶりに地方にいるM田とS谷以外はほぼ全員揃ったんだそうです.

 それで,帰りに買い物をして帰ってきたんですが,実は,先日,イオンで「うまかっちゃん」を売ってるのを発見して,驚喜した(笑)んですが(やっぱり,他のインスタントとは全然違う),早速また追加で,と思ったんですが,もうありませんでした...がっくし.しょうがないので,代わりにイオンブランド?のものを買ってきたんですけど,また置いてくんないかなー.

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 調子に乗って活動してたら,疲れて横になってしまいました.ほんとバカですね.まあ,徐々に無理せずということで,やっぱり,案配が難しいです.

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 「左右白黒ミックス」鍵のエチュード(笑)ですが,ちょっと弾いてみました.思ったより,気持ち悪くない,というか,ちょっと不思議な響きがして,意外といいかも(笑)と思いました.

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6/18'16e
[勉強が苦手?]
(自分)

 私は勉強が苦手と何度も書いたのですが,果たしてそうなのか,と考え始めました.既にわかっていることを勉強することより,まだわかってないことを解明する方がわくわくするのは,確かにそうですが,得意とか苦手とかいうのは,また別の話ですからね.

 で,過去の自分を思い起こしてみたのですが,既に書きましたが,こんな私でも勉強に夢中になったときが何回かありました.最初は,中2のときに英語に目覚めて,参考書買ってきて自分でどんどん先の方まで勉強したとき,次は,高2の物理の力学で,F=maというたった一つの法則で,物体のあらゆる運動が記述できることに感動したときでした.

 このとき(だけ)は,勉強しましたし,中2のときも高2のときも,試験という試験はほとんど満点でしたし,そういう成績だった生徒は,福岡市の各中学のトップばかりが集まる進学塾,あるいは,福岡の中でNo.1の進学校のクラスの中でもいませんでした.でも,そんなことは,その時だけで,あとは,正直,ぱっとしませんでしたけどね(笑).

 ここまで来るとわかるのは,私は別に勉強が嫌いとか苦手というわけではなくて,結局は,対象が何であれ,興味をもつか,その気になるか,というだけの話ということがわかります.そして,それは,誰でもそうなんじゃないですかね? だから,そういうものを探すこと,そして,巡り会ってこれだと思ったら,とことんやるってことですかね.

 そういうことは,大人になってからも何回かあって,最初は(勉強ではなく,研究なので,対象は違いますが),大学4年のとき,研究室に入ってからのこと,そして,今思えば,筑波大に来て,強震観測点周りの被害調査を本格的に始めた頃,そして,震度算定法の黄表紙とかを立て続けに書いた頃は,そうだったんだと思います.

 ですから,勉強が嫌いとか苦手とかそういう問題じゃないのかもしれません.そして,私の場合,最大の問題は,その気になるのかどうか,というか,そういうのが,たまに(笑)ってことですかね.でも,何とかここまでやってこられたというのは,やっぱり,ラッキーだったんでしょうが,研究者という,一発山を当てれば(笑),それで何とか食べて行けるという職業を選んだのが正解だったんでしょうね.

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6/18'16f
[全ては繋がってる]
(世の中)

 AKBの総選挙だったんですね.それ自体は,別に興味はないのですが(でも,上位者がずらっと並んでるのを見ると,私には,やっぱり,島崎さん一人が他の人とは全然違うというか輝いて見えます),思うのは,こういうしょーもない(失礼)ことに夢中になってる人が大勢いるんだな,ということでしょうか.

 仕組みはよく知らないのですが,投票するには,CDとか買って選挙権(券?)を買わないといけないんですよね? 地方のスタジアムに行くには,交通費もかかるでしょう.そして,そういうお金を使わせる仕組みが世の中には溢れていて,要は,「騙されている」ということも再三書きました.

 AKBというか,アイドル?に夢中になってお金を使うのは,ほんの一例で,海外旅行に行くとか,ブランド品とか高級車とかマンションを欲しがらせるとかは,全く同じメカニズムで,そういうものに取り憑かれれば,お金が必要なので,働かないといけないということで,そこでも経済が回るわけで,全ては繋がってるわけです.

 でも,世の多くの人は,仕事になることの中に「やりたいこと」が見出せないのでしょうから,こういう仕事にならないことの中に「やりたいこと」を見出して,それがお金がかかることであれば,そのために一生懸命働く,そして,そのための仕事は,「やりたいこと」ではないけれど,そんなに苦痛でもなくて,それなりにやり甲斐も感じられる,ということでもいいんでしょうね(私は嫌ですけど).

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6/19'16
[北アイルランド]
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 藤原君が国際試合で北アイルランドに行くので,北アイルランドかーとか思ってたら,ユーロ(サッカー)に出てて,国旗を見てあれ?と思いました.

 言うまでもないことですが,北アイルランドというのは,(アイルランドではなく)イギリスです.ていうか,イギリスの正式名称は,「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」ですからね.歴史的経緯については,ここでは書きませんが,私が学生時代は,いわゆる北アイルランド問題で,テロが頻発していたのを憶えています.

 で,国旗の話ですが,イギリスの国旗であるユニオンジャックですが,イングランドとスコットランドと(北)アイルランドの国旗を重ねたものになっていて(なぜかウェールズは入っていない),でも,サッカーのユーロに出てる北アイルランドの国旗↓を見ると,ユニオンジャックに入ってるのと違うんですよ.

 私の記憶の中の(北)アイルランドの国旗は,これ↓です.ちなみにユニオンジャックをよーく見ると,北アイルランドの部分が反時計回りに少しだけずらされているのは,スコットランド旗の手前にアイルランド旗があるように見えないようにするための苦肉の?策ということらしいです.

 で,ちょっと調べたら,上のものは,北アイルランド「政府」の旗で,下のは,アイルランド「の」旗(その後,アイルランドは,北アイルランドを残して独立)ということらしいですが,政府が認定した正式のものはないみたいです.

 そっか,ユニオンジャックができたときは,アイルランド全体がイギリスで,その後,今のアイルランドが独立したので,今の北アイルランドと今のアイルランドが独立する前のアイルランドは当然違うわけですから,こういうややこしいことになってるわけですね.

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6/20'16
[どっちが愚?]
(世の中)

 舛添さんが辞めて,次の候補者をうんたらかんたらやってるのを見ていたら,ドラゴンボールのことを思い出しました.そう言えば,なんですが,ドラゴンボールって,ものすごく衆愚的に書かれてますよね.全世界の人々がミスターサタンを地球を救った英雄だと信じ込んでるのなんかまさにそうです.つまり,鳥山さんはそういう風に思ってるということですね.

 で,次の都知事候補ですが,並んだメンツを見るとほんとぱっとしないというか,これじゃあ,舛添さん辞めさせても...って与野党が思うのは,むべなるかなといったところでしょうか.そういう中,確か与党の誰かが最適任の人がいると言ってて,それは,「櫻井パパ」だそうです.何のことかわかりますか?

 何でも,ちょうどのタイミングで事務次官を退官した人で,アイドルグループ「嵐」の櫻井翔さんのお父さんだそうで,一番大きな理由は,これで若者層の票をゲットできるからということらしいです.

 アホか!って感じですが,考えてみたら,問題は誰がアホか,ってことですよね.これでほんとに票がとれるのならアホなのは,若者達ですが,そう思ってるのは,政治家だけで実際はそんなことないのなら,アホなのは,政治家の方ということになります.

 同じような例は,他にもあって,例えば,今度の参院選から18歳から選挙権が与えられるのですが,その若者向けのキャンペーンがひどい(選挙権の変とか,りゅうちぇるが出てるのとか)って言われてるんですが,これも同じ構図ですよね(まーこっちは,選挙に行かない「愚」な若者がターゲットってことはあるでしょうが).

 果たして「愚」なのは,どっちなのでしょうか? どっちもかな(笑).ただ,若い人達の中で「愚」なのは,一部でしょうが,政府は...

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 これと関係するのですが,どうして政治家というか,お上の人々は,若者を愚かだと思うのでしょうか? それは,メディアで取り上げられる若者が愚かな奴らばっかりだからでしょう.ワールドカップで日本が勝てば,渋谷のスクランブル交差点を占拠して大騒ぎをする,ハロウィンとか言って(まんまと騙されてお金使って)変な格好して歩き回る,アイドルに夢中で,CDいっぱい買って総選挙に投票する,挙げ句の果てには,犯罪まがいのことをしてSNSにアップする.

 でも,そんな奴らは,若い人達の中の極々一部に過ぎないでしょう.要は,政治家とかの偉い先生達の周りには,ふつーの若者がいないってことなんですが,そんなことでいいんですかね? いいわきゃありませんよね.

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6/20'16b
[給料が増えた?]
(大学)

 職員宿舎を退去して,ふつーの民間のマンションに引っ越したということで,今月から住居手当が支給され,通勤手当もちょっと増えて,一方では,天引きされていた宿舎費と駐車場代がなくなって,見かけ上,給料が増えるわけではないのですが,振込額がかなり増えるということだったのですが,そうでもなかったです...

 逆のことは,筑波大に来た時に起こっていて,その時は,今回とは逆で,民間の一軒家から官舎で,昇進もしたのですが,給料はあまり増えなくて,それは,今回の逆のことが起こったからではなく,ほんとに給料はあまり増えてなかったということですね.

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6/20'16c
[ケータイ大喜利とマズローの法則]
(生き方)

 ケータイ大喜利については,何回か書きました.ちょこちょこ見てる感じではあるのですが,システムとしては,読者が投稿して,面白い答えだと一つずつ段位が上がっていて,一番上は,レジェンドで打ち止めということだったのですが,とうとうレジェンドに段位が導入されたみたいです.ここで,ケータイ大喜利とやる気三要素,あるいは,マズローの法則について考えてみます.

 まず,結果が評価される段位は,報酬でしょう.単純な話です.で,ふつーの人は,段位が上がりたくて投稿するのですが,やっぱり,本質的には,単なる報酬ではなく,この答え面白いね,という承認でしょう.それが端的に現れていたのがレジェンドでした.

 どういうことかと言うと,レジェンドになると,もういくら面白い答えだとしてもそれ以上,段位は上がらないからです.にも関わらず,多くのレジェンドががんがん答えを送ってくるんですねー.つまり,報酬なんかより承認ということです.ただ,とうとうレジェンドにも段位が導入されたってことは,そういう意味では,「後退」と言えるでしょう.

 ただし,承認の欲求の更に上には,自己実現の欲求があります.これは,ケータイ大喜利で言えば,面白い答えを思いついても投稿しない,自分の中でそういうことを楽しむということになります.そう考えると,これは,かなりハードルが高いことになりますし,そこまでの域に到達している人は,そうそうはいないということになります.まあ,対象が大喜利ってこともあるとは思いますが.

 つまり,自分がしていることが,単なる報酬目当てなのか,承認されることで成立するのか,報酬もないし承認もされなくても,打ち込むだけの価値があることなのかで,それがどれほどのものかがわかるということです.

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6/20'16d
[最初から決まってる?]
(世の中)

 イギリスのEU離脱の国民投票ですが,相当拮抗していて,離脱派が僅かにリードしたとの報道でしたが,残留派の議員が殺害されるというあってはならない事件が起こり,今週になって,今度は,残留派が再逆転してリードしたとの報道です.確かにこんなとんでもないことが起こればそうなるでしょう.それは,報道されてるような同情票ということではなく,このまま,離脱派が勝ったら,武力に屈したということになってしまいますからね.

 でも,これもスコットランド独立のときと同様,なんだか「最初から決まってる」ような気がします.まさか,このとんでもない事件がそういうことと関係してるなんてことはないとは思いますが.

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6/20'16e
[人気商売]
(政治)

 舛添問題?ですが,まだちょこちょこやってますね.でも,辞める前からさかんに言われていたのは,彼の中国服を着ると筆の進みが滑らかになるとかいうのがおかしいとかいうことなんですが,彼がほんとにそう思って言ってるわけないじゃないですか(ほんとにそう思ってるのならほんとに○カ).

 そういうとんでもない屁理屈が通るのが,今の政治資金規正法で,不適切でも全く法令違反ではないのですよ,ということなのです.つまり,不適切でも法律に違反することはしてないのだから,都知事を辞める必要はない,というのが彼の言い分だったわけです.

 でも,政治家が(単なる)人気商売ということを忘れてしまったということでしょうか.

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6/21'16
[何も変わってなかった]
(日記)

 グラフ的には,谷底ってことはないんですが,結局,今回もハードランディングになったってことなんでしょうか? つまり,引っ越した時は,何かが変わったと思ったけど,実際は,何も変わってなかったってことですかね.でも,それでいいのでしょう.

 そもそも,引っ越して何かが変わったとしたら,逆に,引っ越す前の13年は,何だったんだ?ってことになってしまいますし,それ以前に,50年以上,ぐーたら生きてきた人間がこの期に及んで何かが変わるはずもありませんからね.

 以前なら,これではだめだ,何とかしないと,と思って,でも何ともできなくて,気分が悪くなったものですが,最近は大分,これでいいと思えるようにもなってきました.つまり,どんどん幸せに近づきつつあるということですね.

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6/21'16b
[結局,今何がやりたいか,やるべきと思うか]
(生き方)

 残り時間の話ですが,ここで書いたことは,確かにそうですが,仕事ができるのがあと10年とか,それ以降,何年生きるとかいうことは,(あまり)関係ないですね.将来のことは,考えますが,結局は,今何がやりたいか,やるべきと思うか,ですからね.

 そういう意味では,○歳まで生きるとすると,定年後の方が長いという理由で今の仕事(研究)の重要度が下がるわけではありません.でも,今の仕事はあと10年しかできないから,できるうちにやっておかなくては,とあせるようなこともありません.今やりたいこと,やるべきと思うことを(もう歳なので)無理しない範囲で,できるだけやる,というだけの話です.

 私の「活動」の中には,いろんな「柱」があるのですが,これまでのことを考えると,その「比重」は,かなり大きく変動してきましたし,新たな柱が追加されることもありました.

 それは,もちろん,状況によっても変化するのですが,基本的には,その時,やりたいか,やるべきと思うか,です.でも,生きて行くには,食べて行かないといけないので,そういう意味では,仕事はやはり重要でした.

 そして,そういう状況が50を過ぎて変化してきたことは,間違いないでしょう.つまり,食べて行くには,あと10年しかできない仕事より,あと10年経った以降も持続的にできることが優先されるということです.でも,それでも,そういうことと関係なく,今は仕事(研究)をやりたいと思えばやる,というのは,変わらないわけで,最初の話に戻るわけです.

 あとは,いろんな活動の中で,各論的,種目的なものよりは,より普遍的なことがメインになってくるとは思います.仕事人である前に人生を生きる単なる人間なわけですし,仕事は,生きるための手段に過ぎないわけですからね.私の場合,仕事(研究)の中にそれ以上の要素もありますが,それは,仕事以外にやってることについても同じです.逆に言えば,今の仕事を定年で失っても,まだまだ研究がしたければ,やるということです.

 こうして考えてみると,定年後,何が中心になるかは自然と見えてきますね.つまり,既に書きましたが,定年後がどうこうと言うより,定年後の方が,本来の自分に戻るというか,生きたいようにやりたいように生きて行くということですね.

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6/21'16c
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(PC)

 インターネットですが,繋ぎっぱなしではなく,単純に使う時だけ繋ぐ,ってやってたら,全然使用量行きません.不便さも感じませんね.

 更には,ほとんどの作業がテザリングでPCに繋ぐほどもないことがわかり,スマホで済むものは,スマホで済ますようになって,益々,使用量行かなくなりました.このペースだと,1ヶ月で3GBとか全然行かないんじゃないですかね.

 ただ,このサイトの記事をアップする時に,VPNに繋がないといけないのがちょっと面倒なので,大学外のサイトに移設,あるいは,ミラーサイトを作ろうと思ってます.

 こんな感じで,インターネットに限らず,生活費の無駄なものをどんどん削っていけば,無駄なことして心身をすり減らして働くことを減らせて,効率がいい生活ができると思います.

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6/22'16s
[18歳から選挙権]
(政治, 世の中)

 今度の参院選から18歳から選挙権ということで,総務省とか自治体がさかんにPRしてるってことなんですが,これってどういうことなんですかね? 選挙「権」は,その名の通り「権利」であって「義務」ではないので,選挙に行かない人は,権利を放棄してるわけで,そんな奴はほっとけばいいという考え方もありますよね.

 一つは,単なるお仕事ということでしょう.つまり,建前上やってるだけということですね.若年層の投票率を集計して,中央に報告みたいなことはやるんでしょうが,中央がそういう縛り?をかけるというのも所詮お仕事ということでしょう.

 そもそも,若い人達は,どうして選挙に行かないんでしょうか? 今の政策は,どう見ても年寄り重視,即ち,次世代に借金を先送りですから,そういうことにNoと言うには,選挙に行くしかありません(とは何度も書いてる通りです).

 一つは,何度も書いてるように「飼い慣らされてる」ということはあるでしょう.つまり,問題意識をもたないように,自分で物事を考えられないように教育(洗脳)されてるんですね.これは,非常に由々しきことです.

 あとは,どうせ選挙に行っても何も変わらないという絶望感ですかね.でも,それは違っていて,実際,M主党が政権を獲ったことが,投票に行けば,政権を交代させることができることを証明しました.でも,これに関しては,ご存じのように,M主党のしょぼさ炸裂で,政権交代させてもどうにもならないことを証明することになってしまいました.そういう意味では,M主党が犯した罪は,ほんとに大きいものです.

 その惨状は,今でも続いていて,与党は支持できないけど,それに代わる受け皿がないということは,再三書いている通りです.でも,どう考えても与党がやってることはおかしいと思えば,批判票を入れるという意味で,支持できない野党に入れるという投票行動もあります.

 でも,ここまで書いて来てやっぱり思うのは,今の政治のしょぼさですね.その大きな原因が政治家という職業に魅力がなくて,優秀な人材が集まらなくなってるってことですが,じゃあ,どうしたらいいかですが,(これもずっと書いてますが)とにかく小さな政府になってもらうしかありません.

 国会議員の定削も含めて,自らの身を削ることができないのは,人間の性ですが,増税が先送りになったりして,結果的に小さな政府になって来ました.背景には,衆愚政治があるのですが,政治家が大衆の方を見てしか政治ができないというのは,政治家の能力の低さに他なりません.

 でも,減税は嫌だというわがままで愚かな大衆の言う通りに政治をしていたら(でも,実際のところは,政治家が勝手に増税すると選挙に負けると思ってるだけで,増税が必要というちゃんとした人は実は結構多いと思いますけどね.既に書きましたけど,増税して,福祉や財政再建をしっかりやりますという野党がどうして一つもないのでしょうか?),行き着く先は破綻しかありません.

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6/22'16b
[今度は手が]
(日記)

 朝起きたら,手というか,右手の親指の付け根のあたりがこわばってる感じで,動かすと痛くて,ちょっとこういう感じになることはあったので,そんなに気にしてなかったのですが,時間が経つにつれて痛くなってきて,午後になると,ドアのノブとかを掴むくらいでかなり痛みが出るようになってしまいました.何が原因ですかね?

 藤原君と練習したのは,日曜なので,もう3日経ってます.じゃあ,ピアノ? 確かに動きとしては,バドミントンよりは,ピアノですかねー?

 もう,じっとしていても痛いので,会議なんか抜け出して整形外科に行きたいところですが,どうせまた,痛め止めもらって安静って感じがします.藤原君が試合で海外に行ったので,今日は,地域のクラブの練習に行くつもりだったのですが,ちょっと厳しいですかねー.藤原君がいなくて練習できないときに,しっかり体を動かして,彼の練習相手になるような競技力を維持,というか,本来のレベルまで回復させることが重要なんですけどねー.

 痛いのは,右手だけなので,走ったりとかは,できるはずなんですが,体の一部が痛いだけで,走るのはおろか,活動全体に大きな減退力が働くのは,頭痛と同じですね(怠け者).

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 ちょっと調べてみたんですが,できるだけ動かさずに安静にすべし,ということらしいです.まーしょうがないですね.このサイトの文章もあまり書かない方がいいんでしょうね.

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6/23'16j
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(日記)

 右手(の親指の付け根)ですが,昨日,大学から帰る時は,もう右手では何もできないくらい痛くなってて,しかも,じっとしてても痛くて,ほんと大変でした.それで,帰りに湿布を買って貼って,痛め止めを飲んで,ひたすら安静にしてました(どうせ何もできないし).

 さすがにここまで来ると,一応,整形外科に行っとかないと,と思ったのですが,朝起きると,痛みは大分引いてました.もちろん,まだ痛いのですが,右手はできるだけ使わないようにして,しばらく(2週間くらい?)やり過ごせば何とかなるような気もしてきました(どうせ,整形外科行っても,湿布と痛み止めもらって安静と言われるだけでしょうからね).

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6/23'16b
[国民投票]
(世の中, 経済)

 いよいよ,日本時間の午後3時くらいから始めるイギリスのEU離脱の国民投票ですが,どうなりますかね?(でも,国民投票というと,これぞ民主主義って感じがしますが,まさに衆愚政治そのものですよね).結果は,最初から決まってるような感じもしますが,それでは視聴率が獲れないのでメディアは,もし離脱したらこんな大変なことになるという報道をさかんにしてます.でも,ということは...ってことですよね.

 でも,問題は,単なる国民投票の結果ではなく,そういう深刻な問題が背景にあるということです.つまり,既に何度も書いているように,日本も含めて世界経済は急速におかしくなっていて,イギリスがEUに残留したからOKってことにはならないということです.

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6/23'16c
[]
(日記)

 右手の痛みですが,まあ,ちょっと休めということなのでしょう.ということで,それに従うということでいいのですが,この程度活動しただけで,ちょっと休め,ということは,もうほんとこれからは大したことできないなと思いますが,できる範囲でできることはできるので,そう思えばいい,そういうキャリブレーションをして行くということですね.

 昨日,安静,具体的に,寝っ転がってテレビを見たりしていたのですが,その時に,どこかの大学の先生が,おばあさんが亡くなった時,自分が死ぬ時のことを想像して,あーいい人生だったなと思って死ねるかと考えたんだそうです.その時,彼は,会社に勤めていて,このままではだめだと思って,次の日,会社を辞めて,研究の世界に入ったんだそうです.

 私はと言えば,再三書いてるように,もういつでも「あーいい人生だったな」と思って死ねると思います.そういう人生を過ごして来られたのは,やはり,ラッキーだったと思うのですが,そうなるようによく考えて行動してきたのも事実です.

 でも,実際のところは,そんな単純な話でもないでしょうね.「あーいい人生だったな」と思うと同時に「自分の人生って何だったんだろうな」とも思うはずですし,そうでなければ,逆に薄っぺらい人生だったとも言えるわけですからね.

 あとは,これも誰かが「今の日本は,こんな状態だけど,少しでも明るくしてもらって」と言ってました.「こんな状態」というのは,どんな状態ですかね? 国は借金まみれて,年金とかの社会保障がどうなるかもわからないし,政治家が無能で日本の将来に明るいビジョンを示すこともできず,経済もどんどん後退していて,給料はどんどん下がる,って感じ?

 何度も同じことを書きますが,そんな他力本願でどうすんの?って思いますけどね.つまり,誰かが日本を明るくしてくれるんじゃなくて,自分で明るくすればいいだけの話です.別に日本という国を明るくする必要はないですが,みんなが自覚をもって,行動すれば,自然と日本という国も明るくなるでしょう.

 そもそも,今の生活の何が不満なんですかね? おいしくご飯が食べられて,小さくても雨露や暑さ寒さをしのげる家があって,そのための仕事があれば,充分じゃないですか? 仕事が辛い? だとしたら,辛くない仕事を探せばいいし,そのためには,そういう仕事ができるように自分を磨くことでしょう.

 生活が苦しい? ほんとにそうですか? 生きて行くのに必要のない無駄なことにお金を使ってませんか?

 仕事だけじゃつまんない? だとしたら,つまんなくないものを探しましょう.仕事の中にそういうことを見出せれば効率はいいですが,仕事以外でも,家族でも友人関係でも何でもいいんじゃないですかね?

 こうして書いてみると,全ては「自分次第」ってことですよね.確かに政府が無能で,税金の使い途が滅茶苦茶なのは,腹立たしい限りですが,それも含めて,世の中ということでしょう.

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 関係するのかどうかはわかりませんが,参院選ということで,各党首が揃いも揃ってほんといい加減なことばっかり言ってるのですが,その一つに「所得を増やす」ということがあります.給料が増えたら嬉しいですか? そりゃそう?

 でも,Aベノミクスに見られるように,物価を上げて所得を増やすんですよね? だったら,所得が増えても意味ありませんよね.

 たとえば,どこかの野党の党首が日本の所得は,○十年前と比べると,先進国の上位から下位に転落したと言っていました.でも,日本はデフレですから,所得が減っても物価も下がればトントンです.それとも給料は倍になって,昼ご飯が何千円もするような方が数字が大きくて気分がいいですか?(○カじゃないの)

 そんな子供だましに騙されるとは思えませんが,そういうことを平気で言うということは,政治家は,国民はみんな○カだと思ってるんでしょう.何度も同じことを書きますが,政府がインフレにしたい理由は,景気回復などではなく,貨幣価値の目減りによる借金の踏み倒しです.

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 大分痛みが引いたということで,結局,整形外科には行きませんでした.でも,喉元過ぎれば..ではないですが,昨日の右手で何もできないほどの痛みは何だったのでしょうか?

 あとは,昨日もし痛みが出るのがもっと早くて,会議を抜け出して整形外科に行っていたら,そのおかげで痛みが引いたと思ったかもしれないってことで,因果関係は難しいなってことですかね.

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 東京オリンピック・パラリンピックのグッズが早くも発売ということで,長蛇の列なんだそうです.なぜそういうものを買うかときくと「記念になるから」だそうです.でも記念って何ですか? これこそ「騙される」じゃないですが,無駄なお金を使わされてるってことですよね.

 で,思い出したんですが,私も1992年のバルセロナオリンピックのとき,世界地震工学会議で直前にバルセロナにいて,オリンピックのTシャツを買ったことを思い出しました(笑).つまり,私も昔は○カだったということですね.実際,そのTシャツを着ることは一度もなかったと思います(ほんと○カ).

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6/24'16s
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(世の中, 経済, 日運)

 イギリスのEU離脱か否かの国民投票ですが,投票が締め切られ,開票が始まったようです.最初は,残留がリードとの報道で,株価は高く始まりましたがが,離脱が逆転すると,一転して暴落しました.つまり,こういう「材料」に振り回されてるんですね.

 ちなみに(記号を見ればわかりますが)私は今は(たまたまですが)玉が建ってなくて関係ないので,まさに高みの見物です(でも,そういう材料で売買はしないので,玉が建っていても高みの見物に変わりはないが).NHKは,開票速報をずっと流してますし(インターネットに速報サイトがあればと思ったのですが,地震のときもそうですが,やっぱりこういうのは,まだテレビの方が早いんですよねー),今日一日,相当楽しませてもらえそうです(笑).

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 結果が出たようです.大勢の予想と反して,離脱ということになりました.結果は結果として,問題はこれからどうなるかです.でも,これは,EUとかイギリスに限ったことではなく,みんな余裕がなくなって自分勝手になって行くことが大きな流れになったと見れば,これから大変なことになってくる感じはします.

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 相場的には,大きな流れとしては売り,第2のフィルタは買いということで,±0で玉は建ってなかったのですが,大きな流れの読みが正解だったということですかねー.でも,こちらも問題は,これからどうなるかで,それについても,上で書いたことと同じです.

 それにしても,大変な世の中になってきましたねー.ずっと以前からこのサイトで書いてきたことですが,こうも速いペースで具現化してくるとは...でも,ぐだぐだ言ってもしょうがないし,まさにピンチはチャンスなので,そういう中で逞しくしたたかにやって行くしかありません.

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6/24'16b
[これからどうなる]
(世の中, 経済)

 これからどうなるでしょうね.上でも書きましたが,イギリスのEU離脱という国民投票の結果は,イギリスやEUの問題ではなく,世界全体の経済,あるいは,世の中の問題です.経済人の誰かが「人々の心が変わり始めた」と言っていましたが,まさにその通りで,今日がその歴史的な転換点になる可能性があります.

 つまり,助け合い支え合ってやって行こう,から,自分達さえよければいい,という変化ですね.そういう動きは,例えば,アメリカの大統領選挙のトランプの躍進など,世界中そこかしこで見られます.それは,人々の心の変化というよりは,資本主義経済という仕組みが行き詰まり,みんな余裕がなくなって,背に腹は変えられなくなってきたんだと思います.

 どうしたらいいかは,このサイトで再三書いていますが,無駄なことをしてむりくり経済を回して経済成長しないといけない資本主義経済を終わらせることです.でも,急にやるとハードランディングになってしまうので,いかにソフトランディングさせるかなんですが,現状を見てるとそれは限りなく不可能に思えます.

 そうすると,結局,自分達さえ助かればいい,というか,そうするしかない,となって,最初に戻ってしまうんですね.かく言う私も,何ができるわけでもなく,しかも,もうすぐ職を失う身としては,こういう中で何とかサバイブするのが精一杯なわけです.

 今日の大暴落についても,結果的には,見事に「売り抜けた」わけですから,うまくやってる方なんだと思います.でも,やっぱり,釈然とはしませんね.それとも,この50年が平和すぎたってことですかね? つまり,これからまた本来の?激動の時代に逆戻りするってことなんですかね?

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6/25'16
[]
(日運)

 これからどうなるかですが,長期的には,残念ながら上で書いたようなことなのでしょう.世の中的には,何とか少しでもハードランディングを避けられればと思っていたのですが,思いがけない形で急速にハードランディングに向かい始めたような気もします.

 相場的にも,ゆっくり少しずつ下げて行くのが世の中的にはよかったと思うのですが,こちらもこういう形でいきなりハードランディングとなりました.問題はこれからですね.でも,こういう「イベント」が起こった時は,非常に難しくなります.いい?例は,やはり,リーマンショックでしょう.

 でも,リーマンショックは,100年に一度の経済危機と言われましたが,あれからたった8年ですよ(ほーら言った通りになったでしょ).でもまだまだこれからもっとすごいことが起きると思いますけどね.一番恐ろしいのは,何度も書いているように,壮大なバブルが積み上がったNYダウの崩壊です.

 で,リーマンショックのとき,今の運用方法でやったらどうだったかを見てみたんですが,というか,見る前からわかっていたことなんですが,去年の夏から使い始めた「第二のフィルタ」は,ほとんど使い物になりません.逆に言うと,こういう「イベント」さえなければ,中期的な流れの転換点を読む第一のフィルタを使わず,機械的に第二のフィルタだけを使った方が好成績なくらいです.

 ですから,しばらくは,自分の相場観だけで売買する第一のフィルタだけで運用した方がいいのかもしれません.実際,第一のフィルタ的には,6/2に売りになったと判断してから,ずっと売りだったわけですからね.

 当面の問題は,週明けですね.日本株が大暴落した後,欧州株もNYダウも大きく下げたのですが,日本株ほどではなくて,CMEの日経平均先物も少し戻しましたから,週明けは高くなる可能性があります.つまり,第二のフィルタ的には,一旦買いってことになるんですが,そこをどうするか,ですね.

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6/25'16b
[今の生活]
(生活)

 でも,こんなことがあるといろいろ考えちゃいますねー(イギリスがEUを離脱しても自分には関係ないと思ってる人は将来痛い目に会う人でしょう).私としては,今の生活に何の不満もありませんから,今の状態が続いてさえくれればいいのですが,残念ながらそれは望むべくもなさそうです.

 今の生活というのは,具体的に言えば,東京に1時間くらいで出られる60平米くらいのところに住んで(実際には今は80平米くらいだが),防音室付きのグランドピアノがあって,いつでもピアノが弾けて(でも実際には,今は1日1時間も弾けないが),週に何回かバドミントンの練習やトレーニングができて(でも今はトレーニングは全くしてないが),時々,スキーとかゴルフに行ったり,友人達と飲んだりできて,日々の生活としては,一食500〜1000円くらいでおいしいご飯が食べられて,その日に考えたことを好き勝手にこのサイトに書いて,その日の値動きを見て1日10分だけ売買ができて,そして,何より,その時,やりたいこと,やるべきと思うこと(今は仕事(研究))ができて,私という人間を理解してくれる人がいてくれれば,何も要りません.

 こうして書いてみると,この生活は,仕事をしている定年前も仕事を辞めた定年後もほとんど変わらないわけで,つまり,私的には,もうほぼ「準備」ができてるということになります.大きな違いは,今の仕事をしているか,していないか,ですが,これは,大きな違いというよりは,違うのは,たったそれだけ,とも言えるわけです.ただ,大きく違うのは,やはり,収入の面でしょう.

 この生活を維持するには,年300万くらいあれば充分で,今は,その何倍も収入がありますが,それはあと10年だけの話なわけで,その後,何十年と続く人生で,今の生活を維持するには,今のうちに稼いでおくだけではなく,定年で仕事を失った後,どうするか,ということもあるわけです.

 ですから,そういうことも,これからも研究して行く必要があります.そして,それが実際のところは,やりたいことでもあるわけで,「やりたいことを仕事にした」的に言えば,それは,定年前後でも変わらないわけです.

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6/25'16c
[その街で生活している感]
(生活)

 こうして書いてみると,今の生活は,上の条件を満たしているのですが,定年後もつくばに住み続けることは考えていません.それは,単純にこの街があまり好きではない(けど,今は,職場がつくばにあるということで,そちらが優先)ということや,(ゴルフに行くのには便利だが)スキーに行くのに不便ということよりは,「その街で生活している感」があまりない,ということでしょうか.

 「その街で生活している感」というのは,どういうことかと言うと,日々の生活,具体的には,散歩に行ったり,ぶらぶらしたり,買い物に行ったり,(自炊しないときは)ご飯を食べに行ったり,というのが,「全て徒歩圏でできる」というのが,私の中の何となくの条件なんですよ.つくばは,そういうものが結構揃ってはいるのですが,基本的には,車移動ですからね.

 これができるところということで,すぐに思い浮かぶのは,やはり都心です.でも,都心は,家賃が高いし,もちろん,お金がいっぱいあれば,それはそれでいいのかもしれませんが,そういうことにそれだけのお金を払う価値があるのか,と考えると,あまりペイしない気もしますし,最大の問題は,自炊をするのに必要なスーパーが充実してないことですかね.

 つまり,徒歩圏の中に,散歩したりする公園とか河川敷とかがあって(あるいは,街並み自体が散歩したくなるようなところでもOK),ぶらぶらできるいろんなお店や施設があって,日々の買い物をするスーパーが充実していて,自炊するのがめんどくさいときに500〜1000円くらいでおいしいご飯が食べられるお店がたくさんあるところが,遊びに行くのにも便利な東京から1時間くらいの北西方向のどこかにないかなーと思ってずっと探してるけど,なかなか見つからない,ということですかね.

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6/25'16d
[信用不安]
(世の中)

 ちらちら見てるだけですが,やはり,メディアは,イギリスのEU離脱一色ですね.それほど深刻なことは間違いないですからね.それは,単にイギリスのEU離脱という問題ではなく,世界全体の「人々の心の変化」の現れだからでしょう.

 今回の「事件」をリーマンショックのときのような信用不安にしてはならないとさかんに言ってますが,具体的にどうするつもりでしょうか? 「大丈夫だから安心してください」と政府が言えば,信用してもらえますか? んなわきゃありませんよね.誰だってババは引きたくないですからね.

 こうして考えてみると(何度も書いているように),経済を始め,今の世の中のシステムの多くが「信用」に基づいた非常に「危うい」ものであることがわかります.最も端的なものは,単なる紙切れにお金という莫大な価値を与えていることですし,借金などの商取引を介する債券も所詮紙切れですし,取引に限らず,誰かといっしょに仕事をする場合も信用がなければ話になりません.

 つまり,「信用できない」と思ってしまえば,それで終わりなわけで,ほんとはやばいのに,そういうものに蓋をして騙し騙しやってるところに,誰かがパンドラの箱を開けてしまえば,それを収拾するのは,容易なことではありません.

 前回のリーマンショックのときは,中国が急激に成長することで危機を脱したと言われていますが,今度は,そんな救世主が現れるでしょうか? でも,問題の根幹は,システムそのものですから,どこかの国が急激に経済成長したって,結局は問題の先送りで,世界中の全ての国が経済的に成熟すれば,もうどうしようもありませんからね.

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 じゃあ,どうしたらいいか,ですが,最終的には,世界中の国が経済的に成熟するというか,少なくとも食べて行くには困らない状態になればいいわけですから,結局は,富と労働力の適正な分配をして,むりくり経済成長するために無駄なことをして無用なお金持ちを生む今の資本主義経済をやめることでしょう(もちろん,人口を増やせばば,経済は拡大しますが,地球のリソースは,もう限界まで来てるというか越えてるので,その方法はもう使えません).

 でも,現実には,まだ経済格差が歴然としてあって,そういう中で,先進国が途上国に援助することで何とかやってきたわけですが,むりくり回す経済が行き詰まる中で,先進国には,途上国の面倒を見る余裕がなくなってきたわけです.経済力が違う国々をむりやり統合したユーロは,そういう仕組みの一つとも言えましたが,ギリシャ問題やイギリスのEU離脱の例を見ても,失敗した(時期尚早だった)ということでしょう.

 残念ながらハードランディングへの道をひた走っていますが,ソフトランディングでも経済が縮小する(今までが壮大なバブルだった)ことは,避けられないわけで,だとしたら,それを素直に受け入れて,身の丈に合った生活をすればいいだけの話です.お金なんか使わなくても(例えば,学術,芸術,スポーツなどで)みんな充実した楽しい人生を送れますよ.

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6/25'16e
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(日記)

 調子ですが,あんまりよくない,というか,敢えて無理せずそうしているような感じです.でも,活動度的には,どん底というわけではなくてそこそこなので,これでいいと思えばいいのでしょう.つまり,それなりにソフトランディングに成功したってことでしょうか? 右手は,痛みはもう大分引いたのですが,まだピアノを弾いたり,バドミントンしたりするのは,自粛しています.

 ということで,新生活体制は(少しずつはやってますが),まだ整ってない状態です.でも,最近ちょっと気になるのは,あまり自炊をしなくなったことです.朝は用意してますが,簡単なものですし,夕食は,外食,中食で済ませることが多くなりました(もちろん,野菜やたんぱく質を補充するなどして栄養のバランスには気をつけてますが).これはあまりよくないですね.

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6/25'16f
[具体的なイメージ]
(世の中, 経済)

 無駄なことをしてむりくり回す資本主義経済をやめて,身の丈に合った生活をする具体的なイメージですが,仕事は減って経済は縮小します.そうすると,膨大な失業者が生まれないように,仕事を分配する必要があります.多分,みんな午前中だけ働けばいいって感じですかね.抜け駆けして違反する奴がいないように,しっかり政府がコントロールすることが必要です(共産主義とは違います.決められた時間の中で,同じ条件で競争すればいいのです).

 そして,午後は,学術でも芸術でもスポーツでも,あるいは,そんな高尚?なものでなくても,それこそゲームでもパチンコでも家族と過ごすでも,好きなことすればいいわけです.仕事で競争をすると,負けた人は食いっぱぐれますが,仕事でないスポーツとかで競争して負けても飢え死にすることはありません(上で「決められた時間の中で,同じ条件で競争すればいい」と書きましたが,競争がしたい人は,仕事じゃないことで競争しましょう).

 ポイントは,「お金がかからない」ということですが,半日しか仕事をしてなくて,みんなお金がないので,お金がかからないことしかできないでしょう.つまり,海外旅行とかちょーお金がかかることや,ブランド品とか高級車とか本質的価値のないものは廃れていくことになりますが,別にそんなのなくてもいいじゃないですか.

 もちろん,技術革新というか,世の中を便利にすることはこれからも続いて行くでしょうから,お金がかかることがお金をかけずにできるようになれば,それはそれで構いません.実際,IT技術が進めば,(ストリートビューが更に進化して)海外旅行なんか行く必要がなくなるでしょうし,それは,人間がしないといけない仕事をどんどん減らして行くことにもなるでしょう.つまり,仕事が減るというのは,こういう要因もあるわけです(それなのにむりやり仕事を増やそうして無駄なことばかりしているのが現状).

 ポイントは,やはり,「仕事の分配」ですかね.これは(私も含めて)既得権の剥奪を伴うので,容易なことではありませんし,(その人が定年で辞めるまでの)時間がかかるのは,そういうことです.でも,事態の進展は思ったより早いようですし,そうすると,会社が潰れる,国家財政が破綻するといったハードランディングになってしまうということです.

 ですから,ここで書いた「具体的なイメージ」は,残念ながら夢物語であり(最大の障害は,衆愚的民主主義であることを今回の国民投票が証明することになった),現実には,世界中の誰にもどうしようもないことで,結局,そういう中でどうやってサバイブするか,ということですね(急に現実に引き戻された).

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6/26'16
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(日記)

 やっぱりあまり調子よくないですね.仕事とか「やらないといけないこと」がないとどうしてもこうなってしまいます.でも,それでもいいと思ってしまえば,それでもいいわけです.定年後は,そういう「やらないといけない仕事」を失うわけですが,その場合も同じことですね.

 でも,その場合,やっぱり重要なのは,これまで充分やってきたという思いでしょうか.これがなかったら,これまでの人生一体何だったんだ?となってしまうでしょうからね.そういう意味では,楽しくやりたいことをやって来ましたし,こんな怠け者の私でもそれなりに成果を上げることはできたので,それはラッキーなことでした.

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 イギリスのEU離脱問題ですが,昨日ほどやらなくなりましたね.あまりに衝撃が大きすぎて不安を煽りすぎるのもよくないというような情報操作的なことが行われてるのでしょうか?

 国民投票行動の年齢による違いですが,若い人達は残留く,年寄りは,離脱が多いんだそうです.でも,国の行く末を決めるべきは,目先のことだけしか考えずに後は野となれ山となれとなる生い先短い人間ではなく,将来のある若い人達でしょう.

 全く同じことは日本にも言えます.つまり,イギリスで起こってることは,別に遠い国の話ではなく,まさに日本でも起こってることなのです.

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6/26'16b
[思う人]
(生き方)

 ...私という人間を理解してくれる人がいてくれれば,何も要りませんと書きました.でも,これ以外に絶対に必要なことがあります.それは「思う人」の存在です.つまり,「私を」理解してくれる,という以前に,「私が」思う人ということですね.

 それは,いわゆる「愛する人」はもちろんですが,それ以外にも気になる人はいますし,その人に対して私ができることはしたいという思いになります.具体的に言えば,家族,友人達,研究室の学生達や卒業生,バドミントン部の学生達や卒業生,更には,自分の講義を受ける学生達に対しても,そう感じることがあります.このサイトを読んでくださってる人もまさにその対象です.

 でも,こういう人達は,ここでは,登場しませんでした.なぜでしょうか? それは,絶対に必要だけど,絶対に手に入るからです.だって,私が勝手に「思え」ばいいんですからね.

 ただ,最近,この辺のところに,微妙な変化を感じるようになってきました.どういうことかと言うと,こっちが勝手に思っていても,向こうがどう思ってるかはわからないし,何かしたいと思っても,向こうはそんなの要らないと思ってるかもしれないわけで,その辺のことがよくわからなくなってきた感じがするからです.

 でもまあ,これも仕方ないというか,どうしようもないことですね.ちょっと寂しい気はしますが,逆にどこかほっとするのは,これまた,もう人生が終盤にさしかかってるってことなのでしょう.そして,それはそれで悪くない気分です.

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6/26'16c
[]
()

 先週末の株の大暴落で,呆然と見送るしかない,自分の株や投信がどうなってるか怖くて見てない,という人が多いみたいです.なるほどねー.そういう人が津波警報が出ても現実に目をつぶって逃げない人なんでしょうね.そして,その結果,どうなるかは...

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6/26'16d
[活躍?]
(仕事)

 先日,友人というか昔いっしょにバドミントンをしていた人とメールのやりとりがあって,もう何年も会ってないのですが,「最近お会いしてませんね」とあって,その後に「テレビでも」と書いてありました.どういうことかは,わかると思いますが,実際にもう何年も会ってなくて,でも,私が時々テレビに出ていたのを見てくれていたということで,それ自体は,ありがたい話というか,そういう風に見てくれているのは,悪い気分ではないです.

 ちなみに,最近テレビに出てないというのは,その通りで,確か,去年の阪神・淡路大震災から20年のときのNHKスペシャルが最後だったと思います.理由については,既にこのサイトで書きましたが,私がテレビとかのメディアに出る理由は,ただ一つ,本当のことを伝えることが目的ですが,テレビは「その場で流れて消え去るもの」ということ,つまり,本当のことを伝える手段として,実は今一ということに気がついたということがあります.

 熊本地震の際には,いくつかオファーはありましたが,どういう報道をされるのかを確認したところ,本当のことを伝えられないと思ったので,断りました.逆に,新聞は,テレビのように「流れて消え去る」ものではないので,中身をしっかり吟味して記事にしてもらいました(おそらく,主要紙全てで何らかの記事が出たと思います).

 で,話を冒頭に戻すと,こういうことは,結構あって,簡単に言うと,「ご活躍ですね」と,特に専門外の一般の人から言われることがよくあります.でも「活躍」って何でしょうね? テレビにいっぱい出ること?

 そんなわきゃありません.いや,専門外の一般の人からすると,そういうことなのでしょう.だって,どういう新しい提案をしたか,どんな論文を書いてるかなんて一般の人には,わかりませんからね.

 つまり,一般の人の認識は,テレビに出る=活躍する,なわけです.でも,芸能人ならともかく,研究者の「活躍」は,テレビに出ることでは断じてありません.最近は,どこの誰かわからないような「専門家」が出てきて,てきとーなことを言うのに辟易しているくらいです.

 あとは,これも既に書きましたが,偏差値が高い大学の先生ほど偉いというか,「活躍」していると思ってる人も多いでしょうが,これも実際には,(それほど)関係ありません.それほど偏差値が高くない大学の先生で,すごい研究をしている人もいる一方で,その逆のこともありますからね.実際,例えば,東大の先生は,研究するより,とりまとめ的な仕事が大変で,あまり研究業績がない人もいるのも確かです.

 こうして考えてみると,私がどうしたいか,どうありたいかに照らし合わせれば,私がどうするかは,明らかでしょう.ということで,私がこれからテレビに出ることは,もうそんなにないと思います.

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 と書いたんですが,どうなんですかね? 東日本大震災で震度7でも揺れによる被害が少なくて済んだわけ,熊本地震の益城町であれだけの大きな被害になったほんとの理由(震度7が連続したからではありません)をちゃんと説明できる人は(自分で言うのも何ですが),私をおいてはいないと思います(このことに異論を挟む人もちゃんとした専門家ならいないと思います).

 だとしたら,いい加減なことばかり言ってる「専門家」を差し置いて,私が出て行ってしゃべるべきなのかもしれません.

 うーん,でも,なんかそういうのがもうめんどくさくなって来たんですよねー.実際,もう10年以上,大地震が起こるたびに,何回も何回もテレビに出て,同じことを言い続けましたが,結局,何も変わりませんでしたからね.

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6/26'16e
[今回も]
(日記)

 と書いたのですが,今週末も結局だめで,やはりいつものようにハードランディングになってしまったようです.でも,逆に言えば,ここが谷ということは,また上がっていくのでしょうから,それまでじっと待ってればいいってことですかね.

 でも,こういう山谷があるのは,しんどいので,振幅をもっと小さくしたいのですが,そのためには,やはり,山を低くすることですね.そういう意味では,前回の山は,引越に熊本地震が重なったので,まあ仕方ないか,って感じですかね.

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6/27'16
[一安心?]
(日運)

 問題の週明けですが,想定通り高く始まり,日経平均は,大分(と言っても1/4くらいか)戻して引けたようで,一安心という空気も流れてるような感じです.で,私がどうしたか,ですが,売りを継続です.それは,第一のフィルタだけで,ではなく,第二のフィルタで見てもです.実際,相場全体が上げる中で,pfが対象の証券株は下げてますしね.ということで,私も一安心です.つまり,勝負はこれからってことでしょうか.

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6/27'16b
[排他主義]
(世の中, 経済)

 報道を見てると,排他主義とか内向き志向とかいう言葉がきかれます.人々の心が変化し始めたと言った人もいました.でも,問題は,どうしてそうなってきたか,です.そこを考えなければ,問題は解決しません.

 それは,再三書いているように,経済成長を前提とした資本主義の行き詰まりでしょう.先進国は,これまでは,経済成長して来たことで(途上国よりは)経済的に余裕があったのですが,経済成長が止まると,途端に余裕がなくなって,途上国や移民の面倒まで見てられるか,となったわけです.これも既に書きましたが,人は(残念ながら)自分に余裕がないと他人に親切にしてあげようとは思わない,自分の身を削ってまでは,そういうことは,しないということですね.

 で,どうしたらいいか,ですが,これも何度も書いているように,富と労働の再配分しかありません.ない袖は振れませんからね(それをAベノミクスとか言って,むりくり無駄なことしてお金を回しても全然だめです).既に書きましたが,もう先進国のみが地球の富を独占することは許されません.

 でも,一度うまい汁吸った先進国が少し昔に戻れと言われても無理でしょうし,富と労働の再配分を急激にやるとハードランディングになって,失業者が溢れたり会社や銀行が潰れたり国が財政破綻したりします.そこを何とかうまく舵取りするのが政治の役割ですが,政治家が無能なのは,日本に限った話ではないようで,今回のイギリスのEU離脱を見ても,明らかに失敗しました.

 ということで,もう相当厳しい状況になってきました.既に書きましたが,雰囲気としては,第二次世界大戦前によく似ています.でも,戦争だけは絶対に避けなければなりません.人と人が殺し合うくらいなら飢え死にした方がましです.

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6/28'16
[限界に来た]
(世の中, 経済)

 人と人が殺し合うくらいなら飢え死にした方がましと書きましたが,普通は,飢え死にするくらいなら人を殺してでも生き延びようとするんでしょうね.そして,それが戦争だったわけです.

 でもほんとにそうですかね? 原始時代ならともかく,近現代の先進国で戦争しないと飢え死にするってことありますか? そんなことないですよね.だとしたら,何で戦争するかというと,もっといい暮らしがしたいという欲でしょうし,意地とかメンツとかもあるかもしれません.

 でも,実際のところは,借金苦で首をくくる人がいるように,ふつーにやってれば,食べては行ける,生きては行けるはずなのに,死を選ばざるを得ない,どうせ死ぬのなら一か八か戦争をしかけるようなことになることがあるわけです.

 そして,その元凶が,何度も書いているように「信用」に基づいた,つまり,身の丈を遥かに超えたお金を回す資本主義経済なわけです.もういい加減気づきましょうよ.

 何度も書いてますが,「もう相当いい線まで来てしまった」わけで,これ以上,無駄に頑張っても,大したリターンはありませんよ.むりくり,いろんなものやサービスを増やしても,人間一人が「消費」できる量には限界がありますからね(天丼二杯は食べられません).

 人口を増やすというやり方も,地球上の資源がもう限界に来ている(越えている)ので,もうだめです.先進国は,途上国の成長に最後の活路を見出しましたが,結果的には,彼らに富の分配をしなければならなくなって,それももう破綻寸前です.

 つまり,いろんな意味で「限界に来た」ということです.そして,重要なのは,それをしっかり認めて,受け入れて,富と労働の再配分(をハードランディングにならないように,ゆっくりソフトランディングさせていく)という適切な対策をとることです(でも,多分無理).

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6/28'16b
[捨てる vs 買う]
(生活)

 お金の計算シリーズ?第*段です(笑).断捨離じゃないですが,確かにものが減るのは気分がいいものです.それは,先日,引越をしたときに痛感しました.実際,相当のものを廃棄したのですが,最後の方は,職員宿舎の退去期限が迫ってたこともあって,とりあえず運び込んでしまったものもあります.

 そうなると,今度引っ越すのがいつになるのかわかりませんが,ものを捨てようという勢いが一気に減退してしまうのも事実です.で,よくよく考えるとどうなんでしょうか?と考え始めました.つまり,多分使わないけど,ひょっとしたら使うかもしれないというものがあったときどうするか,です.

 「ときめくかどうか」なんてーいう主観的なものだと,やはり判断に迷うでしょう.一大決心をして整理を始めてもなかなか進まない,途中で嫌になる理由はこれです.つまり,整理していて「うーん,どうしよっかなー」と考えるのに一番時間がかかるし,ストレスを感じるからです.

 じゃあ,客観的な指標は何かですが,お金の計算をすれば,わかりやすいかもしれません.具体的には,廃棄して空いたスペースを買う,つまり,もし必要になったら買えばいいから捨てると考えたとき,新しく買ったときの値段とそれをとっておくのにかかるお金の大小関係で判断すればいいということです.

 具体的に考えてみましょう.多分使わないけど,使うかもしれないというものがあったときに,家賃を少し多めに出してその分広い部屋を借りるとします.いくら余計にかかるかは,場所によりますが,私が住んでるマンションだと+10平米で5000円です(東京ならもっと,数万は違うか).

 次の引越がいつになるかはわかりませんが,とりあえず10年先としておきましょう.そうすると,10平米広い部屋を借りたコストは,0.5×12×10=60万円となります.ずっと,例えば,30年住むなら180万円です.

 もうこれで答えが出ちゃいましたね.必要になるかもしんないから,一応とっておこうかな,というものがあって,それを10年の間に実際に使う機会があったとしても,それが新しく買う値段で60万円分,実際に使う確率を1/10とすると,600万円!分あるのか,と言われれば,そんなにはありませんよね.

 月に+5000円で,600万円ですから,東京とかで,例えば,月に+2万円ならなんと10年で2400万!です(10平米の六畳一間に2400万円分の物品って...(笑)).家賃で計算しましたが,家を買う場合は,広い家は,その分,値段が高いので同じことですね.

 ということで,必要ならまた買えばいいものなら捨てるべしということになります.もちろん,お金では買えないものは,そういう計算はできませんが,そういうものって実はそんなにないですよね(あったとしても,そんなにかさばらない).

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 でも実際には,少し事情が違ってきます.既にそれだけの広さの部屋を借りてたり,家をもっていたりするからです.今回の私の場合は,防音室+グランドピアノが入れられる部屋はここしかありませんでしたから,荷物を減らしてもっと家賃が安い部屋に住むという選択肢はなかったことになります.つまり,とっておく余分なスペースがあるのなら,とりあえず,次の引越までとっとくかとなってしまうんですね.

 もちろん,もっと狭くて家賃が安い部屋を探して,見つかれば引っ越すこともできますが,そこでまたコストと労力がかかります.つまり,一言で言えば「面倒」なんですね(笑).

 でも,上の記事の考察?は,捨てることを後押しする根拠には間違いないですし,余分な荷物は,今度,引っ越すときのコストと労力の上乗せになってしまう(ので,引っ越す時は荷物を捨てる気になる.実際,今回の引越で,100→80平米と20平米は狭くなってるので,大量にものを廃棄したことはかなり意味があった)ので,10年かけてぼちぼち捨てていこうとは思います.

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 上の上の記事の続きですが,もう少し具体的に計算してみます.10平米で600万ってことは,1平米で60万です.幅1m奥行き30cm,一段の高さ30cmの7段の棚を使うとすると,棚の前の人が入るスペースを50cmとして,容積率が700/3/8=263%なので,1平米で実質22.9万,棚一段で6.9万となります.つまり,(必要になる確率を1/10とすると)棚一段に収納するものを新しく買った時,7万以上するのならとっとく,それ以下で手に入るのなら捨てるということですね.

 こうして細かく計算してみると,意外とびみょーな感じもしてきました.容積率の計算でわかりますが,要は,どうコンパクトに効率よく収納するかということですね.ということで,(荷物は多少多くても)「いつでも引っ越しできる状態」か,というところに話が戻って来てしまいました.

 見方を変えると,コンパクトに効率よく収納できるものとそうでないものがあったとき,そうでないものは,保管にスペースをとる,即ち,コストがかかるということなので,廃棄の対象にしてよい,ということですね.

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6/28'16c
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(ピアノ)

 右手を痛めていたのですが,大分よくなってきたので,久しぶりにピアノを弾きました.だいたい一週間ぶりですね.で,弾けなくなってるかと思ったのですが,意外と大丈夫というか,むしろ,弾けるというか,逆にうまく弾けないところで弾けるようになってるところもあって,ちょっと驚きました.

 でもまあ,こういうこともあるというか,一時的なものなので,やっぱり,練習はすべしということですね.

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6/28'16d
[どう見ても幸せ]
(芸能)

 昨日の夜更かし(は,だいたい寝る時間にやってるから寝る時によく見てる)でマツコさんがちょっと小金稼いだけど,全然幸せになんかならなかった,と言ってました.彼女(彼)が売りにしてる自虐系不幸ネタではあるのですが,言ってることは,その通りでしょう.

 でも,彼女(彼)は,どう見ても幸せですよね.それは,お金が稼げてるからではなく,仕事がいっぱい来るということは,必要とされているということですし,そんなことより,楽しく仕事して退屈しのぎできてるってことですからね.

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6/28'16e
[大きな流れ]
(日運)

 少し落ち着いたように見えますが,どうなんでしょうね? というか,このまま落ち着くわけはありませんよね.リーマンショックのときも一度落ち着いたように見えた後,奈落の底に転落していきました.実際,そのときのグラフを示してる番組(WBS)もありました.

 でも,リーマンショックのときと同じことが起きるとは限りません.リーマンショックのときの値動きが山一證券破綻のときと似ていることは書きましたが,同じ業界数番手の証券会社(金融会社)の破綻ということで事情が似てますからね.

 でも,リーマンショックのときとは,事情が違うから,あのときのようなことにはならないとはなりません.もっとひどいことになるかもしれないし,思ったより大したことないかもしれない.でも,言えるのは,「前例がない」ということです.人間の歴史上で起こった初めての「後退」と言った人もいましたし,それはまさにそうだと思います.

 前例がなければ,これからどうなるかわからない.とすると,不安になるのが人間です.そして,不安になれば,どうするかは,明らかでしょう.

 これから実際にどうなるかが少しずつ明らかになって,その度に,リーマンショックのときのように一喜一憂,株価は大きく上下の振れるのでしょう.ということで,リーマンショックのときの株価の推移を見てみました.どうだったと思います?

 確かに一日でものすごい暴落や暴騰をした日もありましたが,数ヶ月〜1年というスパンで見ると,思いの外「ゆっくり」でした.意外ですよねー.つまり,怖いのは,一日で暴落するのではなく,ゆっくり少しずつ動いていて,気がついたら,ものすごい下落しているということです.

 これは,何を意味するかというと,その日その日の値動きや材料に振り回されるのではなく,もっと大きな流れを見るべきということです.そして,そういう全体の流れを見た時,今は何もいいことはありません.

 少し上がってるのは,買ってる人がいるということですが,長い目で見たら,何もいいことがないのですから,短期的な上昇狙いということでしょう.ですから,ちょっとでも上がれば売る,もし思ったより上がらなければ(そこより更に上がると思って買ってくれる人がいなければ),慌てて売るしかないわけで,そうすると,更に下げる要因になり,それが起こったのがまさにリーマンショックのときでした.

 そういう意味では,今回は,リーマンショックのときとは,事情が違うとしても,相場の動きというか,人間の心理は,何も変わらないわけで,似たような値動きになるのかもしれません(ならないのかもしれません).

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6/28'16f
[梅雨]
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 梅雨ということで,さすがに雨の日が多いですね.でも,既に書いたと思いますが,関東など東日本では,6月より9月の方が降水量は多いです.6月や9月に雨が多いのは,太平洋高気圧とオホーツク高気圧の勢力が入れ替わってその境目の前線が日本にかかるからで,要は,季節の入れ替わりの時期ということです.でも,6月も9月も結構暑いので,その時期に雨で気温がいくらかでも下がるのは,結構,助かってるというか,うまいことなってるな(単にほんとに暑い時期は1ヶ月くらいで,日本の気候が暮らしやすいということだが),とは思いますね.

 あとは,6月の雨が多い時期を梅雨とかそれが明けると梅雨明けとか言うのに対して,9月の方は,特に何も言われないのは,奇異な感じがします(降水量も多いのに)が,これは,季節が夏に向かって行くのか,冬に向かって行くのかの気分の違いですかね.

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6/29'16j
[それなりに]
(世の中)

 むりくり経済を回して無駄な仕事を増やしてる現状ですが,効率化して,午前中しか働かなくてよくなるとしたら,(残念ながら)多くの人が多くの時間を(パチンコとかゲームとかばっかやって)有意義な退屈しのぎができず,ろくなことはしないというのが現実なんでしょうね.そういう意味では,仕事を無理矢理作って,働かせないといけないというのもそれなりの意味はあるのかもしれません.

 でも,忙しい人は死ぬほど忙しくて必要以上の金を稼いで,しょーもないことに散財し,一方では,仕事がなくて働きたくても働けない,あるいは,朝早くから夜遅くまで働いても生活が苦しいという現状は,やはり,労働と富の再配分が不充分ということでしょう.でも,地球上に70億人の人がいて,日本だけでも1億3千万の人がいれば,そういうところからこぼれる人が出てくるのもどうしようもないところもあるわけで,そういう意味では,それなりにうまくやって来たと言えるかもしれません.

 ですから,理想は理想として,しかも,いきなり理想に移行すれば,それはそれでハードランディングになってしまいますから,まずは現状を受け入れて(例えば,イギリスがEUを離脱するのは仕方ないとして),少しずつでも現実的に解決可能な方向に動いていく,ということなんだと思います.

 でも,今のやり方は,明らかに「やり過ぎ」ですから,付加価値とか言って余計なことをするのをやめる方向には間違いないと思いますし,それをむりくり拡大しようとすれば,経済破綻とか世界恐慌のようなハードランディングになってしまうでしょう.

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6/29'16b
[リスク回避]
(日運)

 大きな流れとしては,売りのままで,どうしたものかと思ったのですが,第二のフィルタ(相場が上昇ということ)で一旦手仕舞いました.損益的には,僅かにマイナスですね.今回のようなイベントが起こると,リーマンショックのときのように,第二のフィルタは,機能しなくなるというのは(少なくともリーマンショックのときは)そうだったのですが,じゃあ,しばらくは,第一のフィルタ(中期的に大きな流れを読む)だけで売買するとして,その「しばらく」はいつまでなのか,という新たな判断が必要になります.

 そうすると,仕事とかいろいろ抱えている身としては,余計なストレスがかかりますし,一日10分だけってことにしてるし,そもそも,冒頭で「どうしたものか」と書きましたが,そう考えること自体がストレスというか,やってられないので,今運用している方針に淡々と従うということがいいし,そうしかできないということがあります.

 あとは,どっちか迷えば,リスク回避的には,やはり「手仕舞い」ということもあります.そういう意味では,第一のフィルタだけ(あるいは,第二のフィルタだけでも)で売買すると,常に玉が建ってることになりますから,うまくいけば,リターンも大きいかもしれませんが,玉をできるだけ建てずにリスクを減らして,それなりのリターンを期待する,という意味では,二つのフィルタを組み合わせる今の運用方法は,理にかなってる気がします.

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6/29'16c
[だめ人間]
(生き方)

 いろいろえらそーなこと書いてますが,私ってやっぱりだめ人間なんだとつくづく思います.やりたいこと(興味をもったり,やり甲斐があると思ったこと,やるべきと思ったこと)しかやらないし,めんどくさいことややりたくないことは,とにかくやりたくないので,(できるだけ)やらないで済むようにやって来ました.ほんと自分勝手ですよね.

 でも,こんな私でも,何とかここまでやってくることはできました.ほんとありがたいというか,申し訳ないという気持ちです.それは,単にラッキーだったということはあると思うのですが,いろいろ考えてきたことは事実なので,そういうだめ人間がどうやれば,何とかやって行けるかということをこのサイトで書いてる,とも言えます.

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6/29'16d
[何かいいこと]
(生き方)

 哲学的には(本質的には)生きる目的はないのですが,それでも人は生きていくわけで,目的ではないですが,生きる理由?としては,「明日何かいいことがあるかもしんない」ということなんでしょうね.明日でなくても,今日でも遠い将来でもいいのですが,何となくそう思えることが必要ということでしょう.

 「いいこと」としては,愛する人に出会う,思いが通じるとか,何か大発見をするとか,社会で認められるとか,偉くなるとか金持ちになるとかでもいいですが,おいしくご飯が食べられるとか,好きな人の顔が見られるとか,家に帰ってぐっすり眠れるとか,ちょっとしたことでもいいでしょう.

 私の場合,根拠なく何となくそう思えるということもありますが,実際にそういう経験をしているということがあります.具体的には,30代の頃,将来,何かいいことがあるようには思えなかったのですが,結果的には,いろいろいいことがありましたからね.つまり,上で「明日何かいいことがあるかもしんない」と思えることが必要と書きましたが,そう思えなくても,生きてみるといいことがある(こともある)ってことです.

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6/29'16e
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(バドミントン)

 藤原君が国際大会から帰ってきて(結果は,シングル3位,ダブルスベスト8),すぐにアジア選手権の選考会に行かないといけないということで,練習しました.私の右手は,もう何とか大丈夫でした.というか,一体,何だったんでしょうね?

 藤原君は,さすがに時差ボケと疲れが残ってる感じでしたが,準決でファイナルで負けた世界ランク1位の選手との試合を見せてもらって,新たな課題というか,基本的には今やってる練習の中で,少し対応したヴァリエイションを入れられればと思ってます.

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6/29'16f
[思うって]
(生き方)

 思う人なんですが,もちろん,こっちが勝手に思えばいいんですが,じゃあ,どういう人が気になるというか,思う対象になるかと言うと,向こうがどう思おうが関係ない,というわけでもない気がしてきました.

 具体的な例で言えば,私の研究室の門を叩いてくれた学生達には,できるだけのことをしてあげたいと思うってことは,そういうことですし,このサイトを読んでくださってる方もそうですよね.実際,こっちがいくら思っていても,あまりに一方通行だとだんだんしんどくなってくるのは,確かですし,なんで思うようになったかと考えてみると,実は,向こうから声をかけてもらったりしたことがきっかけになってるような気もしてきました.

 そもそも,「思う」ってどういうことですかね? 思われるから思うってこと? 思われなくても思うもの?

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6/29'16g
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(野球)

 野球は,ぱっとしませんねー.ソフトバンク強すぎるし.セントラルは,広島が独走し始めていて,優勝したら25年ぶりとか言ってます.25年前というと1991年なので,就職した年ですね.調べると,ライオンズとシリーズやって4-3で勝ってます.でも...記憶にない...1986年の初戦引き分けて,第8戦まで行ったときとか,1984年のライオンズが優勝できなかったときは憶えてるんですけどねー(駒場の広島お好み焼き屋が只になった).

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6/29'16h
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(PC)

 bmobileの1ヶ月の使用量の結果が出ました.3GB弱ですね.つまり,オールインワン(スマホ+テザリング)で2000円以下で済んだということです.最初の頃は,繋ぎっぱなしとかにしたこともあったので,今の感じで使えば,来月は,2GBくらいで収まるんじゃないですかね?

 あと,このサイトを学外のサーバに移すってことなんですが,いろいろ制限があって意外と面倒です.容量的には,かなり大きいものもあるのですが(当面は,1GBあれば大丈夫,500MBだと足りない),一つのファイルの大きさやファイル名に制限があったりして(例えば,ファイル名にスペースはだめとか),そうすると,中身を相当書き換えないといけないので,それはさすがに面倒です.

 でも,大学を辞める時は,そうしないといけないので,いつかはやらないといけません.そっか,多分,引越と同じ(これもまさにサイトの引越)タイミングですね.ということで,これも10年かけて,ぼちぼち探して,というか,サイトを整理しながら対応できるようにして行く,ということですかね.

 ただ,タイムスタンプは,変えたくないので,できれば,そのまま丸ごと移行できるところを見つけたいです.あるいは,自分でサーバを立ち上げるという手もあるのですが,付けっぱなし,繋ぎっぱなしは,やっぱりあまりやりたくないですね.

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6/30'16
[ちゃんと生活]
(生活)

 月末ということで,(新)新生活のいろんな「結果」が出てきました.通信費については,上で書いた通りですが,電気代は,除湿機を付けっぱなしにする必要がなくなったので(洗濯物もよく乾く),予想通り,前住んでたところより相当安くなりました(はっきり憶えてないけど4〜5000円).

 今住んでるところの契約アンペアは80Aですが,前住んでたところは20A+20Aで,片方のエリアで電子レンジとオーブントースターを同時に使うとブレーカーが落ちてた(笑)ので,使い勝手は格段に向上しています.ちなみに契約アンペアを60Aとか40Aに落とすことも考えたのですが,調べたら思ったほど変わらないので,とりあえずこれはそのままにしています.

 ガス代は,プロパンになったので,ちょっと高い感じですが,思ったほどではなかったです.水道代は,高かった(月3000円くらい)のですが,前住んでるところがいくらくらいか見たらだいたい同じだったので,要は,これまで全然気にしてなかっただけということですね.

 ただし,ガスも水道も基本料金が高いというか,料金のほとんどが基本料金で(つまり,そのくらいの量しか使ってないということ),ちまちま節約しても値段は全然変わらない(今使ってる量の倍使っても値段は同じ)ということもわかりました.

 でも,これまで光熱費がいくらかかるとか気にしたこともなかったのですが,なんなんですかね? ちゃんとお金の計算をするのが「ちゃんと生活してる」感じがして単純に楽しい,気持ちいいということもあるのですが,これから大変な時代になってくるのにもうすぐ職を失うということに対する「準備」ということもあるのかもしれません.

 住んでるところについては,2ヶ月経ちましたが,快適です.ただ,今月は(引越と熊本地震疲れで?),調子があまりよくなくて,体制作りが引っ越した時からほとんど進んでないので,ぼちぼちやって行こうとは思ってます.

 でも,相変わらず「仮住まい感」はあります.なんなんですかね? 快適ではあるんですけどね.喩えて言うと,非常に快適なホテルのスイートルーム(に泊まったことはないが(笑))でずっと暮らしてる感じです.体制が整えば,変わるでしょうか? ていうか,全然快適なので,ずっと「仮住まい感」のままでもいいけど.

 大学に行ったり,買い物に行ったり,食事に行ったりという生活パターンは,だいたい定まってきました.というか,いろいろ研究したり試したりして,4〜5くらいのパターンを確保することができたと思います.毎日,同じパターンだと飽きてくるので,これはまあよかったんじゃないですかね.

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6/30'16b
[コリジョンルール]
(野球, 世の中)

 プロ野球ですが,なんかコリジョンルールで揉めてるみたいですね.コリジョンルールというのは,ランナーがホームインするとき,捕手と衝突してランナーと捕手の双方が怪我をすることを避けるため,捕手が走路に入ることを禁じたルールで,メジャーリーグでも既に採用されている国際ルールです.

 選手が怪我をすれば,そこで選手生命が終わることもあるので,理にかなったルールと言えるでしょう.野球は格闘技ではありませんからね.そもそも,ホームベース以外を考えれば,野手が走路上に入ってランナーの走行を妨害することは,あまりに危険で許されてませんから,それを捕手だけに認めていたことがどうかしています.

 でも,実際には,ボールが走路上にそれたり,逆に走路からそれたときもタッチに行くのに捕手が走路に入らないといけないとかで,捕手側に厳しくルールが適用されるようなケースが多く出ていて,一旦アウトと宣告されたが,ビデオ判定でコリジョンルールを適用してセーフとなることが多く見られて,混乱をきたしているようです.

 我が(笑)ライオンズも何回か痛い目に会ってて,最近では,ずっと2勝1敗で順調に来ていた交流戦で,確か広島との初戦でこの形でサヨナラ負けして3連敗(ヤクルト戦も入れると5連敗)するなど,そこからリズムを崩したということがありました.監督の田辺さん(黄金時代のショート)は,これじゃあ野球にならんと言ってます.

 でも,ルールはルールです.一番問題なのは,ルールが曖昧ということで,コリジョンルール自体は,非常に明解です.バックホームの球が走路上や走路から離れたところにそれたりするのは,守りの技術が足りないというだけの話でしょう.これを球が走路上にそれて捕手が(やむを得ず)走路に入る場合は,コリジョンルール適用しない,とかする方が問題(そうすると,野手は敢えて走路上に返球するようなことが行われて,怪我を招く)だと私は思います.

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6/30'16c
[東京都知事]
(政治)

 舛添さんが辞めたことで降って湧いた東京都知事選挙ですが,盛り上がらないというかぱっとしませんねー(それは参院選もそう.ていうか,Brexitでそれどころではなくなった?).そもそも,東京都知事ってどうですか? そんなに大したもん?

 私の記憶にある東京都知事は,美濃部さん(の実績はよく知らないが,日比谷とか有名都立高校がだめになったのは,彼のせいということになっているが,実は違うらしい)からで,その後が,お年寄りなのに「華麗な前屈」(笑)を披露した鈴木さん,そして,青島さんと続きます.青島さんは「そういう理由」で受かっちゃった人ですが,どうですか? こうして並べてみるとなんかぱっとしませんよね.つまり,東京都知事というのは,本来?その程度?のポジションなんですよ.東京と言えども一地方であって,国政ではありませんからね.

 でも,次の石原さんあたりから雰囲気が変わります.実際,石原さんは,賛否両論あると思いますが,よくも悪しくも存在感はありました.そして,東京だけではなく,国会議員を辞めて県知事になった人がうじゃうじゃ出てきたのもちょうどこの頃じゃないですかね?

 実際,自分が自分のために政を治めたい,そういうことにやり甲斐を見出したいと考えた時,いつ野党に転落するかもしれないその他大勢の一人に過ぎない国会議員であるよりは,一国の主(実際,知事は,県の大統領的存在)になりたいと思う人もいるでしょう(今回,国会議員を辞めて立候補する人は,そういう人なんでしょう).

 でも,石原さんのあとは,後継指名みたいな感じで猪瀬さん,その次の舛添さんは,それなりに大物だったとは,思いますが,あの有様です.ですから,都知事選が盛り上がらないとか言っても(4年後の東京オリンピック・パラリンピックというイベントはありますが),本来,そんなもんなのかもしれませんね.そもそも,都民以外は選挙権もないし.

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6/30'16d
[自分のことが嫌い]
(自分)

 既にどこかで書いたと思いますが,私は私自身のことが嫌いです.でも,「あなたは自分のことが好きか」と質問すると80%くらいの人が好きだと答えるそうです.でも,自分のことが好きってどういうことでしょうね?

 私が私自身のことが嫌いというのは,もし,私(のような人間)がいたら,私は嫌いだと思うだろうし,いい印象はもたないということです.でも,私は私でありたいし,それは,多くの人もそうなのでしょう.そして,多くの人は,そういう意味で,自分のことを好きと言ってるのだと思います.

 そうすると,私も自分のことが好きということになってしまうのですが,それでも,私は自分のことが嫌いと言いたいと思います.それは,私は,人に好かれようとは,思ってない,少なくとも,そういうことが,例えば,自分の考えとか主義主張のようなことに優先することはないからです(って,こういうこと自体,嫌われる要素ですよね).

 つまり,人に好かれようと思ってないってことは,嫌な奴と思われていいと思ってるわけで,嫌な奴なら,私自身が(第三者的に)見てもやっぱり嫌な奴なわけで,私は自分自身のことが嫌いということになるわけです.

 これって,ある意味,無敵ですよね.だって,人がどう思うかなんて,気にしないでいいんですから.そして,そういうこと自体が嫌われるってことです.

 でも,こんなこと書くと,実際の私を知らない人は,どんな嫌な奴かと思うでしょうが,実際に会うと,そんなでもないですから(私も○カではないので,人とつき合うということがどういうことはわかってますから),あんまり怖がらないでくださいね(笑).

 でも,私は,やっぱり,私自身のことは,あんまり好きじゃないかなー.

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6/30'16e
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(日記)

 全くの感触ではありますが,調子的には底を打った感じがします.調子の波の周期は,だいたい1ヶ月半なのですが,今回は,引越とか熊本地震とかの特殊事情で無理矢理活動度を持ち上げたこともあって,倍の3ヶ月でした.つまり,無理して活動してもちゃんと帳尻は合うってことですね.

 ということで,予定?としては,7月は徐々に上向き,下旬頃にはピークアウトして1ヶ月半後のお盆休みくらいにまた底になるってことですね.希望?としては,底が深いのは,しんどいので,心がけることとしては,活動度が上がってきても,あまり調子に乗らずに抑えめにするってことでしょうか(もう公開しないって書いたけど,今後の教訓というか参考にするため,自分のために貼っておく↓).

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6/30'16f
[騙し合い]
(日運)

 今日も(日経平均はそうでもないけどpfは)上げました.つまり,とりあえずここまでは,第二のフィルタで手仕舞って正解だったということです.でも,大きな流れとしてはまだ売りなんですが,日本株はともかく,肝心のイギリスはどうなってるかと言うと,FTSE100は,何とももうBrexit前の水準に戻しました(↓6/27の左の長い陰線がBrexit直後の安値.下は日経平均とpfの1つの証券会社).このまま事態が収束するなんてことはあるのでしょうか?

 

 

 

 それは,正直,わかりませんが,壮大な騙し合いが行われているのは,間違いないでしょう.実際,国民投票前は,Brexitになると大変なことになるぞと散々脅しておいて(6月上旬の下げがこれに対応),その後は,残留派優勢と言って安心させ(6月中〜下旬の上げがこれに対応),そして,本番でどすんと落として,またまたこれから大変なことになるぞと脅かして(この間,わずかに2日),その後,相場は上昇しているわけです.そして,多くの人が騙されて振り回され,損を出して「誰か」に搾取されてるわけですね.ほんとテレビのニュースなんか見て判断してたら,やられますよ.

 私はと言えば,それにうまく乗っからせてもらってはいるのですが(Brexit当日の下げはとれなかったが,前日に売り抜けて損はしなかったし,6月上旬の下げではたんまりいただいた),これからもうまく行くとは限りません.でも,要は,テレビの言うことなんか信じず,騙されずに,というのは,既にどこかで書いたことと同じですね.

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6/30'16g
[ババ]
(世の中)

 どんどん茶色になっていく東京五輪ですが,後から考えると,ババを掴まされたってことになるんじゃないですかね? だって,こんなめんどくさくてお金がかかること,本来的には,お願いされて,世界中の国から少しずつお金を出してもらってやるのならともかく,自腹を切って莫大なお金や労力をかけてやらないといけないわけで,それをあたかもやるといいことがあるみたいにして招致合戦やらせてるわけですからね.つまり,お願いして補助金出すみたいにしないと,これからはもうやるってところなくなるんじゃないですかね?

 似たようなことは,いろいろありますよね.例えば,偉くなるのだって,実は大変なだけで,いいことはほとんどないのに「偉い」ということで騙して,偉くなりたがるように仕向けているところもあります.宇宙飛行士とかもそうですね.

 会社なら偉くなれば,多少は給料も上がるし,仕事の内容も大所高所的になってくるので,デメリットだけではないと思いますが,大学の○○長は...(どのくらい手当が付くかは,実は知ってるのですが,ほんとに...)既に何度も書きましたね.こういうのも,結局,騙し合いってことですかね.

 でも,一昔前なら「騙されて」ホイホイそういう仕事を引き受けてくれた人もいたんでしょうが,大学の教員は,みんなもうわかってきた感じで,でも誰かがやらないといけないんで,そういう仕事を引き受けてくる人がいるのは,ほんとにありがたいことなんですが,(既に書きましたが),やっぱり,仕事ができて,しかも責任感の強い人が「そういう目に会う」のは,ほんと勿体ない話だし,何とかならないかと思いますね.

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6/30'16h
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()

 そっか,私は自分のことが嫌い,でも,そんな私のことを好きだと思ってくれる人がいてくれたら,それは極めてありがたいわけで,だとしたら,それに何とかして応えたいとは思うわけで,ここと繋がって来ました.

 でも,研究室の学生達については,違いますね.彼らは,別に私のことが「好き」で門を叩いたわけではないでしょうし,私が彼らに何ができるか的に言えば,彼らを,少なくとも研究室に入る前よりは,「じっかり自分の頭で考えて自分で何とかできる人間」にする自信はありますし,他のどこの研究室よりも,そういう「本来すべき指導」はしてると思います.そういう点では,私は私自身のことが「嫌い」なわけではないので,この考え方は当てはまりませんね.

 ですから,この話は,極めて「個人的」レベルのこと,ということになります.でも,そもそも「好き」って何やねん,という感じもしてくるわけで,逆に,よくわからなくもなってくるのですが,これは既にどこかでちょっと書きましたが,また別の問題なので,とりあえず,ここで終わり.

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6/30'16i
[東松山]
(生活)

 将来住みたい街シリーズ?第*段ですが,東松山なんかどうですかね? 東京から1時間以内で,行きも帰りも始発駅ということ,関越道沿いで,スキーとかゴルフに行くのに便利ということで,森林公園とか小川町は厳しいのですが,森林公園の一つ手前の東松山は,それなりに「街」です.家賃も駅から徒歩10分以内で60平米で6万くらいなので,つくばよりも安いです.

 実は,森林公園は,研究室の卒業生のMア君の実家があるらしく(住所だと埼玉県○○郡になっちゃう(笑).でも,だから利便性が高い割にいろいろ割安でお得とも言える),彼がいたときに少し話をきいたのですが,森林公園は,やっぱり何もなくて(笑),出かける時は,東松山まで行くと言ってました.問題?は,始発駅じゃないということで,2つ目の東松山から乗って座れるの?ときいたら,それは厳しいそうです.

 でも,東武東上線ってTJライナーという少しお金を出せば指定席で行ける電車があって,下りがメインなんですが,上りも少しだけ走らせ始めたみたいです.まあ,リタイアしたら,朝早く電車に乗って東京に行くことはそうそうないでしょうから,そんなに気にすることでもないですかね.

 あと気になるのは,出た先の東京が「池袋」ってことでしょうか(笑).池袋は,今や埼玉都民しかおらん(笑)ということで有名になってしまいましたが,私自身はそんなに嫌いな街じゃないです.少なくとも新宿とかよりは,好きかな.丸ノ内線沿線(というか始発駅)なので,1ヶ月だけですが,茗荷谷にいたときや,霞ヶ関で官僚をしていて大学時代にいろいろ面倒を見てもらった叔父が上福岡に住んでたときによく行きましたし,東京駅とも一本で繋がっています.

 でも,上野とか秋葉とか東京駅とかずっと東の方に活動拠点があって,今も出るとしたらその辺という感覚からすると,西の方は,ちょっと遠いイメージはありますかね.まあ,大分先の話(と言っても10年ってことは,つくばに来てからの13年よりも短いんですけどね)なので,すぐにどうこういう話ではないですが.

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6/30'16j
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(日記)

 今日は(も)いっぱい書きました.でも,相変わらず,何でこんなに書くことがあるのかと自分でも感心?するくらいです.

 こんなことしてる暇があったら,他にやるべきことがあるだろ,とも思うのですが(でも,これだけ書くのにかかった時間は,総計で2時間くらい(いつもは1時間くらい).昼休みに30分,夕方仕事が終わって帰る時に30分,家に帰ってきて1時間くらいですかね),ようやく回復傾向ということで,これから徐々に活動度を高めていく準備体操としては,まあいっかといったところでしょうか.

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6/30'16k
[1980年代]
(自分)

 なんかのCMで1980年代はよかったみたいなことをやってますね.いわゆるバブルの時代なんですが,(散々書いてますが)ちんけなマンションが1億近くもして,一体何がよかったんですか?

 でも,私個人的には,ちょうど大学から大学院に対応していて,まだ学生だったので,バブルとかは全然関係ないんですが,いろいろ思い出はあります.駒場時代は,理論物理,そして,実験物理に失望して進路を見失って苦しかったんですが,何をやればいいかは考えてましたし,バドミントン部での練習やピアノの会に入って年に2回以上演奏会で弾いてましたから,楽しくやってたと思います.

 建築学科に進学して本郷に来てからもバドミントンとピアノは,ずっとやってましたし,駒場のときよりは,少しは勉強してたかな.と思ったのですが,あんまり変わらないかな(周りが製図ばっかやってたので成績はよかったですが).そして,大学4年の春に研究室に入って,やることを見つけて,それ以降は,かなり研究しましたし,楽しかったです.この辺のことについては,既に詳しく書きました.

 こうしてみると,私にとって1980年代は(バブルとかとは関係なく),楽しかったと思うのですが,あの頃に戻りたいとは全然思いません.だって,今の方が全然楽しいし,いいですもん.

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