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2/1'19
[世の中の役に立つこと]

 今年って2019年なんですね.1月のファイルの記事の日付がずっと2018年になってたみたいです(笑).どーでもいいけど.でも,以前,こういう間違いをしたとき,指摘してくれた人がいたんですけど.ていうか,読んでる人も気づかなかった? つまり,やっぱり,どーでもいいってことですね(笑).

 対価とか評価とか意に介さず,自分がその気になることをやって行けばいい,そこまで精神のレベルを向上させるってことなんですが,多くの人は,やっぱり,対価や評価が欲しいんでしょうね.

 一方で,その気になることが,やりたいことや興味をもてることと言うよりは,世の中の役に立つことをやりたい,誰かのために何かをしたいと言う人もいるかもしれません.そういうことは,人それぞれなので,それでいいと思いますが,そういうことを言う人の多く(ほとんど)は,そういうことをすることで評価されたい,自分がいい気分になりたいという人なので,注意が必要です.

 そして,世の中や誰かに依存することになる危うさがあると思います.世の中や誰かの役に立ちたいとか言っても要らないと言われれば終わりですし,そう言われるのが定年ですからね.

 そもそも,「世の中の役に立つこと」の多くは,ただ経済を回すだけとか,実際は,大して役に立たないことですから,余計なことしないで,リソースを消費せず,おとなしくしていることこそが世の中の役に立つことだったりします(短+242806).

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2/1'19b
[老後の不安]

 世の多くの人に老後の不安を尋ねると,一番多いのは,経済的なことなんだそうです.そりゃそうか(笑).

 このサイトで書いてる定年後問題は,(私がどうかはともかく)第一の人生,即ち,仕事で成功した人が,人生の大きな柱である仕事を失う,それも,定年という形である日突然失って,リタイア後どうやって退屈しのぎして行くかなので,世の中全体から見れば(成功した人は僅かなので)僅かな人が対象なのでしょう.

 でも,世の大部分を占める,老後の資金が不安な人ほど,騙されて無駄なものに散財してるわけで,でも,そんなことだから,仕事でも成功できなかったとも言えるわけで,まあしょうがないんですかね.

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2/2'19
[何の才能もなくやりたいこともなかったら]

 もし仮に私に何の才能もなくやりたいこともなかったらどうするか考えました.そもそも,私に何かの才能があるのか,やりたいことがあるのかすら甚だ疑問ですから,もし仮にではなく現実問題かもしれませんし,そもそも,何をもって成功ということすら曖昧なことですからね.

 余計な前口上は置いておいて,何の才能もやりたいこともないのですが,生きて行かないといけないので,仕事はしなければなりません.やりたい仕事はないのですが,消去法的にこれならできるかなという仕事を選んで,でも,経済感覚を発揮して,できるだけ働かないようにするのですが,やりたいこともないので,退屈しのぎに生活に必要なお金が得られる仕事をすると考えて,平日9時5時で週休二日できっちり働くとすると,時給1500円で年収300万くらいがバランス点でしょうか.

 (やりたくない)仕事を一日8時間も我慢してやれば,仕事を終えた後は,解放感と生きて行くのに必要なお金を稼げた達成感?からささやかな幸福感は,得られるでしょう.でも,やりたいことがないので,残りの夜の時間や週末をどう過ごすかは,難しいですね.

 買い物に行ったり自炊したり片付けしたり掃除したり洗濯したり体調を維持するために運動したりと仕事以外に生きて行くことためにやらないといけないことはかなりありますが,それだけでは厳しいかな.でも,そんなにやりたいことではなくても,テレビやインターネット見たり,ゲームしたり,本読んだり,お金をかけずに退屈しのぎできることは,いくらでもあると思うんですよね.

 ここを基本として,応用編というか,特に才能はなくても,少しはやりたいことくらいあるだろう,例えば,結婚して家族をもちたいとか,年に何回か海外旅行に行きたいとか,家を持ちたいとか,いい車に乗りたいとか,高い金出して美味いもん食いたいとか,夜の街に繰り出したいとか,アイドルの追っかけをしたいとか,やりたいこと?があって,それにお金がかかるのなら,そのために余計に働くということになるのでしょうし,これが世の中の多くの人の実態なのでしょう.

 私はそういうのは,嫌ですが,それこそ,人それぞれなわけですからね.でも,問題は,ただ何となく流されてそうなってるのか,ちゃんと考えてそうしてるのか,ってことですかね.

 更なる応用編というか,リタイア後への適用編としては,定年で今の仕事をクビになっても,働き続けるということですかね.具体的には,宵越しの金はもたないじゃないですが,とにかく散財して,働かないといけない状況を作るということでしょうか.そして,実際,そういう人いますよね.

 でも,これも私は嫌かな.もちろん,やりたいことならそれが仕事でもやるでしょうが,やりたくないことを我慢してストレスをかけて,というのは,歳をとるとどんどん厳しくなると思うんですよね.もちろん,楽だけしてもどんどん体も脳も衰えて行くので,ある程度は,そういうものも必要なんですが,最初の大前提は崩れますが,やっぱり,やりたいことを見つけることだと思いますし,そういう意味では,老前より老後の方が難しいのは,何度も書いている通りです.

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2/2'19b
[口先だけの怠け者]

 いろいろえらそーなこと書いてますが,私自身,どうなん?というか,ほんと大したことないと思うんですよね.つまり,上で書いたことは,もし仮にでもなんでもないわけです.

 仕事や仕事以外といろんなことをしてるんですが,仕事以外で言えば,ピアノは,かなり弾けるとは言え,明らかに「ある一定の水準」には達してませんし,そもそも,その水準を維持する練習すらしてないわけですし,バドミントンは,加齢とともに競技力が落ちていくのは仕方ないとしても,いろいろえらそーなこと書いてるのに,自分自身のプレーは全くもってどうしようもない状態で,かと言って,何とかするための努力をしているわけでもなく,まさに口先だけの怠け者の本領発揮という感じです.

 でも,これが私の「身の丈」なんでしょうから,それはそれで仕方ありません.つまりは,上で書いたことがもし仮に,ではなく,まさに現実ということですね.そうすると,上で書いたことを実行して行けばいいわけで,結局,これでいいってことですかね.

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 いろんなことを客観的に考えると,状況は,正直,よくないんだと思います.でも,こんな状況でも,それほど大きな精神的ダメージを受けることもなく,「これでいい」じゃないですが,意外と淡々と過ごせているというか,精神修養じゃないですが,精神的レベルが上がって来たのかもしれません.

 あるいは,基本的にどーでもいいというか,いろいろ達観できるようになって来たということかもしれません.何か悪いことが起こっても,その実,大した問題じゃないし,そもそも,悪いことと言っても,禍福は..ではないですが,それがどっちに転ぶかわからないし,更にそもそも,いいことか悪いことかなんて(例えば,評価されて,あなたが必要だと言われてこき使われたり,逆に必要とされなければ,その分楽できたり,好きな人に思いが通じたとしても,そこからめんどくさいことが始まったりで),わかりませんからね.

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2/2'19c
[ひどい話]
(経済)

 GPIFの運用実績が大幅な赤字になったということです.ほーら言わんこっちゃない.それで,それに対する専門家?のコメントなんですが,一時的に株が下げればそういうこともある,長期的視点をもって,下げたところでは買うことが必要で,これは,個人投資家も同じで,長期投資を基本とすべき,とのことです.

 ひどい話です.まさに,株を買わせて(証券会社などの)自分が儲かろうという魂胆です.例えば,30年前,バブルが崩壊して行くときに,この下げは一時的なものだから,下がったところでは買って長期保有したら,どうなってますか?

 いや,今は30年前のバブルとは違う? そんなことほんとに言えるんですか? これから,バブルが崩壊して,また30年に渡って,株価が低迷しないという保証がどこにあるんですか?

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2/2'19d
(サッカー)

 昨日のアジアカップ決勝ですが,カタール強かったですね.技術も身体能力もスピードも組み立ても,どれをとってもカタールが上で,日本が攻めても,点が入る雰囲気はほとんどなかった一方,カタールは,日本のディフェンスを何度も崩して決定機を作ってたし,日本が格下相手に取りこぼしたというよりは,完全に力負けでしょう.つまり,今の日本ってその程度のレベルってことですよ.

 それにしても,吉田って,今大会で一度ならずも二度もハンドをして,しかも,昨日は,ここで絶対にやってはいけないという致命的な場面でミスをして,以前も確かアジアカップでやってはいけないところでファールをして退場になって,一体どういうリスクマネージメントをしてるんでしょうか.

 WCが終わってここまで無敗で,順調に来ているという報道なんですが,そんなに見てるわけではないですが,監督が変わって,新戦力が入って,それでうまく行くなら簡単な話で,というか,そんな簡単な話なわけはなくて,ずっと言ってるFIFAランク20位くらいまで行くのに,どういうサッカーをしたらいいかということです.

 何度も同じことを書きますが,個人技で抜くとか華麗なパスサッカーとか100年早いですよ.とにかくフィジカル鍛えて,愚直に走り勝つサッカーしないとこれまでの繰り返し,つまり,WCが終わって,新体制になって,急に強くなるなんてことがあるわけなくて,次のWCに向かってどんどん失速していくというこれまでの繰り返しになりますよ.

 逆に言えば,もし昨日(何かの間違いで)勝ってたら,どうなってたかということです.そういう意味では,今の自分達の実力を思い知らされて,そういう中でどういうサッカーを目指して,そのためにどういうことをすべきかを考えるいい機会だったと考えるべきでしょう.

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2/2'19e
[余計な情報]

 ご飯を食べていたら,店員の若い女の子と客の中年のおじさんが話をしていました.という文章を見て,どう思いますか? 何とも思わない? よくある普通の文章ですね.でも...

 もし,その中年のおじさんが私だったら? あるいは,中年どころか,お年寄りだったら?

 何が言いたいかはわかりますよね.若い女の子と中年のおじさんではなく,単に人と人でいいはずなのに,性別とか年齢とかの見かけからそういう余計な情報を付加するというか,むしろ,その余計な情報が全てになってるわけです.

 でも,ここでこんなこと書いても,世の中何にも変わらないわけで,だとしたら,そんな世の中とできるだけ距離をとりたい,できるだけ接することがないようにしたいと思いますね.

 そういうことを感じるようになったのは,自分が歳をとって年寄り扱いされることが出てきたということもあるでしょうが,これまでは,生きて行くために仕事をしないといけなくて,そのためには,ある程度,世の中に合わせたり,人とつき合わないといけなかったんですが,もう第一の人生も終盤で,リタイアすれば,そういうこともなくなるわけで,なるようになってるってことかもしれません.

 でも,世の中と距離をとるために必要なことは,まずはやはり経済的なこと(でも必要以上のお金は要らない),そして,一人でも大丈夫というか,内的熟達的に生きて行ける術を身につける(退屈しのぎできるものを見つけることと,孤独と退屈を受け入れる精神)ということでしょうか.

 とか書くと,何だか世捨て人みたいですが(笑),今は今で今の状況の中で楽しくやってますし,リタイアした後も,しっかり準備できれば,それはそれで楽しいだろうし,そのためにしっかり準備して行くということですかね.

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2/3'19
[火種]
(経済)

 もうそろそろやばいと多くの見識ある人が考えている日本経済,あるいは,世界経済ですが,そう言われて久しいというか,既に何年も経過していて,延長戦に入ってしまったと言う人もいるのですが,このまま永遠に拡大を続けることはありません.

 それは,過去そういうことが一度もなかったからで,と言うのは,論理的ではありませんね.ですから,そうなるかもしれないし,そうならないかもしれないということです.というか,そこが一番の落とし穴だと思うんですよね.

 みんな○ホなわけじゃないでしょうから,虎視眈々と売るタイミングをはかってるでしょうし,実際,売っている人もいる,でも,一時的に下げることはあっても,何度も回復する.あれ?まだまだ行けるんちゃう?

 そして,99%の人がそう思ったときがほんとの天井でしょう.つまり,天井で売れる人などほとんどいないということですし,売れたとしても,たまたまということでしょう.

 そして,今の状況ですが,やっぱり,気になるのは,アメリカ株ですね.日本株は,何度も売りになったと判断できるサインが出ているのですが,アメリカ株は(一度騙しはあったけど),まだそういうサインが出ないんですよね.

 つまり,今まさに,まだまだ行けるんちゃう?という状況なわけです.もちろん,普通に考えれば,永遠に株価が上がり続けることは考えられず,そうすると,どこかで売りになって,大暴落が起こるわけで,このことが意味することは,世界経済は,そういう「火種」を抱えているということです.

 何だかんだ言って,世界経済は,まだアメリカを中心に回ってますし,ここがやられると,世界恐慌やリーマンショックのときのように全世界を壮絶に巻き込むことは,避けられません.ですから,今,一番注目すべきは,アメリカ株の動向ということでしょう.

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2/3'19b
[大したことない問題]

 究極的には,「ただ死ぬのを待ってる」というのでもいいのではないかとどこかで書きました.そもそも哲学的には,そういうものでしょうし,喩えて言えば,東京から新幹線に乗って,博多という目的地に着くのを車内で過ごながら待ってるようなもので,その6時間くらいの間に,仕事したり好きなことしたり眠ったりして退屈しのぎして行けばいいということです.

 そう考えれば,定年でクビになって社会から必要とされなくなっても,別にどうということはないですし.社会で「ばりばり活躍」してたとしても,それにどういう意味があるのか,目的地に到着するまでの退屈しのぎに過ぎないとも言えるわけで,そういう意味では,リタイアするとかしないとか,社会から必要とされるとかされないとか,取るに足らない,まさに大したことない問題なんだと思います.

 逆に言えば,そんな些末なことなんか気にせず,今は今の状況の中で,やりたいこと,やるべきと思うことをできる範囲で思いっきりやればいい,つまり,近くを見るのがいいわけですが,こういう感じで,時々遠くを見て,方向性の確認というか,定年がハードランディングにならないように,しっかり準備することも必要でしょう(近く,時々,遠く).

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2/3'19c
[遠くが近くに]

 「近く,時々,遠く」がいいとは思うのですが,いろいろ考えすぎて,つまり,遠くを見過ぎるとしんどくなってきますよね.でも,哲学者ってずっと遠くを見てるってことですよね.大変な職業?だなあ.

 私もいろいろ考えてこのサイトに文章を書くときは,遠くを見てることになるので,普通の人よりは,遠くを見ることが多いと思います.そうすると,しんどくなってくるってことなんですが,実際は,全く逆で,むしろ,いろいろ考えてこのサイトの文章を書いて,どう考えるか新しい発見があったり,考えを整理することで「これでいい」と思えたり,気が楽になったりするんですね.

 そもそも,考えずにおれないことに蓋をして,ないことにはできないですし,それは,まさに哲学者も同じでしょう.

 でも,そうすると,遠くを見るという行動が身近というか日常化というか「近く」になってるってことで,そうすると,遠くばかり見るではなく,近くを見てることにもなっちゃうわけで,それはそれで,一つのやり方かもしれません.

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2/4'19
[仕事じゃない]

 ある落語家が(でも,私は,この人のことはあまり好きではないけど)落語なんてのは,仕事じゃない,仕事っていうのは,汗水垂らして田畑を耕したり,道路工事してるようなことを言うわけで,というようなこを言ってました.全くその通りだと思いますね.

 研究者とか芸術家とかスポーツ選手とかも仕事じゃないと思いますよ.そういう世の中の役に立たないことをして食べて行けてるってだけで申し訳ないというか,果報者ということでしょう(短+2806080709+ol).

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2/4'19b
[その気になることをする]

 口先だけの怠け者なんですが,ピアノはもっと弾けるようになりたいし,バドミントンの競技力も上げたいわけです(わがまま).で,いろいろ考えるんですが,もちろん,何もしなくて,バドミントンが強くなるわけはなくて,でも,歳をとると,とにかくがんがん練習すればいいという簡単な話でもなくて(練習すればいいのならほんと簡単な話),なかなか難しいのですが,やはり,体を整えることと,できることというか,その気になることをするということでしょう.

 あとは,歳をとると,無理してトレーニングするより,体を整えて,フィジカルが低下しないようにすることの方が重要というか,長い目で見ると効果がある気がするんですよね.若い頃だと,成長ではなく後退を防ぐという考え方は全くしないと思うのですが,だからこそ,そういう発想の転換が難しいということかもしれません.

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2/4'19c
[ガソリンと原油]
(生活)

 原油先物が買いになったので,久しぶりに近くのガスステーションのガソリン価格との関係を描いてみました.

 ピークのずれは,マス目にして2つちょい営業日くらいなので,やっぱり,1ヶ月くらいのタイムディレイですかね.

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2/5'19
[スーパーボウル]
(スポーツ)

 あっ,スーパーボウル終わったんですね.地上波でほぼ通しで一つの試合(しかも世界最高レベルの試合)を観られる貴重な機会だったんですけどねー.週一のダイジェスト番組は見てるので,わかっていたのですが,完全に忘れてました.でも,その程度の興味ということですかね.

 試合は,ペイトリオッツが(また)勝ったんですね.レギュラーシーズンは,今一な感じだったんですが,ポストシーズンの戦い方を知ってるってことでしょうか(試合見てないので何とも言えないけど).

 来シーズンこそは,49ers何とか復活してくれませんかね?(ガロポロどうなった?)(短-28060809)

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2/5'19b
[ゴルフ会員権]
(経済)

 今朝のモーサテで,ゴルフ会員権のことをやってました.やってたのは,クイズコーナーなんですが,これって去年くらいから始まったんですが,あなたの経済知識と考える力を診断するとか言ってるんですが,実際はそういうことには程遠く,日経新聞に載ってる些末的なことがほとんどで,日経新聞買わせようという魂胆ですかね(なので,ほとんど早送りで飛ばす.というか,番組のほとんどがそうだけど).

 それでゴルフ会員権ですが,バブルの頃と比べて,今の価格はどうなってるかということで,何と1/24だそうです(関東圏主要150コースについて1990年2月4388万円だったものが2019年1月時点で185万円).すごいですねー.

 ずっともってて売らなければ,損したことにならないと負け惜しみを言う人もいるんですが,今買えば,185万円で買えるわけで,4000万以上ドブに捨てたようなものです.会員権をもってることで,30年間,プレーフィーが少し安くなるとか,何かいいことがあったとすると,それが4000万に値するのかってことですが,ちゃんと計算してみれば,とてもそんなわけはないでしょう.

 ゴルフ会員権はともかく,不動産価格も1/24は極端としても数十年後,マンションとかが1/5とか1/10とかになってる,なんてーことになりやしませんかね.いや1/24もありうる?

 そもそも,建物って耐用年限があるわけで,法的には20年ですし,そこまででなくても数十年したら上物の価値はなくなって,土地だけになるってことで,マンションとか一戸当たりの土地なんか猫の額だし,タワマンに至っては,なきに等しいですからね.

 ていうか,空き家がどんどん増えてて,放置されるってことは,価値が0以下になってるわけで,1/24どころか,只で差し上げます,あるいは,お金を払うから買って?くれなんてー時代になってませんかね? 車がないと生活できないところに価値あんのかと言う人もいるかもしれませんが,自動運転が実用化されたらどうなりますか?

 じゃあ,一体どうしたらいいのよ?と言う人もいるんでしょうが,簡単な話で,借りて住めばいいだけの話です.何度も同じことを書きますが,借りるより買った方が得なのは,ローンを組まずに現金一括購入,かつ,不動産価格が上昇した場合のみです.

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2/5'19c
[3億円当たったら]
(経済)

 宝くじのテレビCMで3億円当たったら,というのをやってました.よく憶えてないのですが,3000万のマンションが10戸買えるとか,1000万の高級車が30台買えるとか,そんな感じだったかな(しょぼっ).マンション10戸要りますか? 高級車30台要りますか?(まさに必要以上のお金は要らないってこと)

 そんなものより,世の多くの人は,生活費を稼ぐために(やりたくない)仕事をしてるんですよね? だったら,マンションとか高級車とより,(やりたくない)仕事しないで,やりたいことやったらいいんじゃないですか.でも,生活費に使って減って行くのが怖い?

 「運用」するのも怖いとすると,例えば,米国債なら3%近い利回りがありますから,これで年800万くらいにはなりますし,米国債一点は,さすがに怖いとすると,米ドルとか豪ドルとか加ドルとか,比較的金利が高い外貨に分散すればいいんじゃないですかね.来るべき経済破綻でお金が紙くず対策として,ゴールドも買っておきますか.

 少し冒険して,金儲けに一番したたかそうな大手商社株も買っておくのも面白いかもしれませんね.配当利回りは,3%以上あるのですが,株価が権利落ち日にその分下げるので,配当利回りは全く関係ないのですが,権利落ち日に株価が下落した分,1年かけて株価が上がって元に戻れば,年間3%以上の利益が得られるということです(株価が3%以上上がるんだから当たり前).

 外貨とかゴールドとか大手商社株買うって,まさに資保でやってることなんですが,違うのは,資保は「買えると思ったときだけ買う」ということですかね(今は大手商社株は,全く買ってない).

 そこが決定的に違うんですが,もし買ってずっともっておくということだとしても,米国債にしても外貨にしてもゴールドにしても大手商社株にしても,価格が下がれば,損失になりますが,例えば,半値になったとしても(例えば,1ドル50円台になったとしても)利回り3%なのなら,年間400万は得られるということです.

 そういう意味では,1ドル50円台はちょっと考えにくいですが,大手商社株が今の半値というのは,大いにありうるかな.

 あと,最大の問題は,(やりたくない)仕事をやめたとして,やりたいことあんのか?ってことですかね.遊んで暮らす? でも,そんな人生,ほんとに楽しい?

 つまり,宝くじって,そういう素養のない人間を狙ってるってことですよ.だって,競馬もそうですが,「投資」として考えると(胴元の取り分が多すぎて),とてもリターンは期待できませんからね(要は,ぼったくられてるってこと).そして,そういうギャンブルに限らず,CD買わせて握手券とかプロスポーツのグッズ販売とか,もっと一般的なレベルでも,資産価値のないマンションとかタワマンに豪華なイメージを植え付けるとか,世の中にそういうことはとても多いですからね.

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2/5'19d
[この歳になると]

 この歳になると,直接的にも間接的にも知る人で亡くなる人がいます.というか,この歳にならなくても,30代や40代で亡くなった同級生や先輩や後輩もいますし,私の身近なところでは,父は48で,南先生は59で亡くなってます.48は,とっくに過ぎてますし,59ももうすぐです.

 ですから,「この歳になると」というのは,またちょっと違った意味で,例えば,60代や70代で亡くなる人がいて,その人達は,私より少し上くらいの人で,でも,60代や70代というのは,確かにまだ若いですが,30代や40代で亡くなるのとは,やっぱり違うわけで,そして,私もそういう年齢に近づいて来たということです.例えば,70代前半で死ぬのなら,もう15年くらいしかないわけですからね.

 でも,だからと言って,何か生き方が変わるようなことはないですかね.人間,いつか死ぬわけですし,そして,いつ死ぬかはわからないわけで,究極的理想的には,いつ死んでも大丈夫なように日々生きて行くということでしょうか.そして,割とそういう生き方ができてるような気はします.

 でも,若いときは,そういう生き方はしてなかったかな.具体的に言えば,50を過ぎたあたりから,そういう風に生きられるようになったような気がします.それは,再三書いてる「人生50年」ということもありますし,やることやった満足感もありましたからね.

 ですから,まずは50年頑張って,それを過ぎたら,後はおまけというか,おまけをもらったら,ありがたく感謝して,またそれはそれでやって行けばいいんだと思います.

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2/6'19
[スーパー]
(生活)

 将来住む街探しですが,東京に電車で1時間とか,添加物まみれの外食チェーンじゃない定食屋があるとか,スキーとかゴルフに行きやすいとか,そんなことよりもっと大事なことがある気がしてきました.それは,スーパーです.だって,リタイアしたら,東京やスキーやゴルフに行くのなんか全部合わせても週一にもならないと思うのですが,ご飯は,毎日,しかも一日三食で,食べることは,人生最大の楽しみですからね.

 でも,普通のスーパーでは,もうだめです.というのは,添加物排除生活を始めて,明らかに体調が全然違うので,もうこれをやめることは考えられません.そして,それには,そういう食品を取り扱っているスーパーが不可欠で,でも,そういうスーパーってものすごく限られるんですよ.

 灯台もと暗しではないですが,つくばは,いろんな条件が揃ってると書きましたが,一つには,そういう食材が手に入るスーパーが一応あるんですね.と思ったのもつかの間,昨日,行ったら,無塩せきのウィンナーとベーコンの取り扱いがなくなってました(生まれて初めて,取り扱うように要望の紙に書いた).つまり,普通のスーパーじゃやっぱり厳しいってことです.

 デポーみたいなお店とか,そこまででなくても,かなり大きな生協でもいいかもしれません.と,ここで,土浦にかなり大きな生協があることに気づくんですが,今住んでるところからだとちょっと遠いかなあ.

 そうすると,将来住む街候補の熊谷や小山や籠原は,ちょっと厳しそうで,逆に思いついたのは,南浦和です.URがあるんですが,(まだ行ったことはないけど)大きな生協があったと思います.

 でも,ものは考えようで,無添加スーパー最優先で,全くゼロから探し直すのも面白いかもしれません(逆に探すのが楽しくなってきたりして(笑))(短-04+28).

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2/7'19
[それだけでもだめ]

 こんなことしてる場合じゃないと書いたのですが,それはそうなんですが,それだけでもだめというか,20年,30年後,体が動かなくなる前にということもありますが,そうならないように,ということも重要ですよね.例えば,80過ぎてもバドミントンのシングルができて,90過ぎてもスキーができて,100過ぎてもゴルフができるみたいな.

 でも,ほとんどの人ができてないということは,果てしなく難しいんだと思います.でも,私の場合は,難しいことほど燃える(笑)というか,難しいことを理由にチャレンジしないということはありません.でも,辛いことをして人の何倍も努力することによって乗り越えるということは(私は怠け者なので)しないので,これも創意工夫ということですし,そういうことを楽しめたらということですし,その結果,結果的に人の何倍も人がやらないことをやることになるということはありますが,こういうのは,やりたいからやってるわけで努力とは言わない,ていうか,そういうやり方を探すってことですかね.

 ポイントは何でしょうね? まずは,食事でしょうか.添加物排除は,手応えを感じてますし,肉とかたんぱく質をしっかり摂って,それ以外の栄養素もしっかり摂って,しっかり体を動かすことでしょう.

 あとは,体を整えることですかね.地道に少しずつということなんですが,そうすると絶対続かないので,続くには,どうしたらいいか,つまり,続くことをやる,そして,日常化させるということで,これもそういうやり方を探すという点では同じですね(日-短-242807).

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2/7'19b
[ジャケットを洗濯]
(生活)

 生活の質向上シリーズ?第*段です.タイトルにあるようにジャケットを洗濯してみました.金ないわけじゃないんだし,クリーニング出せばいいじゃんってことなんですが,もちろん,クリーニングに出しました.でも,全然綺麗にならないんですよ.

 白地がベースのもの(マリオ・ヴァレンティノなので一応ブランド物.でもバーゲンで5万くらいだったかな)なんですが,全体に汚れてくすんだ感じで,これでは,もう着られないなあと思ってほっておいたんですが,どうせ着られないんだったら,だめ元で自分でジャブジャブ洗ってみるかと思ったわけです.

 そもそも,ドライクリーニングって何なんでしょうね? 水ではなく,有機溶剤を使って洗うってことなんですが,油脂系の汚れなら効果があるでしょうが,そうではない普通の汚れはちゃんと落ちるの? ていうか,実際,全然落ちてないし.

 まあいいです.とにかく,だめ元で自分で洗うということで,まずは,インターネット検索なんですが,洗濯マークをチェックしましょう.このマークが付いてるものは,自分では洗えないので,おとなしくクリーニングに出しましょう,というようなゴミのような情報しか出てきません.

 で,自分で何とかするしかないのですが,まず考えたのは,汚れがひどいので,強力な洗剤を使ったつけ置き洗いですが,より安全な方からということで,エマール(200円以下)を買ってきて,ぬるま湯で手洗いしてみました.そしたら...

 何回か押し洗いしただけで泥水のような茶色い水がどんどん出てきます.ドライクリーニングって一体なんなん? しばらく押し洗いした後,何回か水を換えてすすいでという感じで,5分くらいですかね.濡れてるので,どのくらい綺麗になってるかはわからないのですが,茶色い水はあまり出てこなくなったくらいで,今回はここまでにして,今度は脱水なんですが,ものすごい量の水を含んでて全然絞れません.

 それで,脱水だけ洗濯機でしようと思ったんですが,ものすごい量の水を含んで重いので,回り始めた瞬間に止まって,水の注入をするんですね.何度やってもだめなので,どうせだめ元だし,そのままにしたら,水を注入して,すすぎからやってるような感じでした(蓋ロックなので見られない).うーん,これだと生地を傷めたかもしんないな.その後,脱水が終わり,取り出すと...

 うん? 明らかに綺麗になってます.見たところ,生地の傷みもないし,全然問題なさそうです.で,そのまま陰干しして,着てみたら,全然縮んでもいないし,全く問題ないです.こんなことなら,最初から洗濯機で洗えた? ていうか,やっぱ,ドライクリーニングってなんなん?

 ということで,ジャケットを自分で洗濯,全然行けそうです.他のジャケットは,そんなに汚れてはいないのですが,肘の部分だけ汚れているので,今度はそれにチャレンジしようと思います(これもクリーニング出しても綺麗にならない).

 お金ないわけじゃないんだし,買ったらいいじゃん,という人もいるかもしれませんが,買いに行くのめんどくさいし(笑),そもそも,一通り着て,汚れて,クリーニングに出しても綺麗にならかったら捨てるというのってどうですか? アパレルメーカーや服屋が喜ぶだけというか,まさに経済を回す仕組みにはまってるようなもんですし,そんなことより,これいいなと思って買ったジャケットなんですから,着れるうちはちゃんと着て,「使い切る」感覚って大事というか,そうした方が気持ちよくないですか?

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2/7'19c
[どんどんぐだぐだに]
(世の中)

 取り扱いがなくなった(と思った)無塩せきのウィンナーとベーコンですが,丁寧に回答がしてあって,健康に特化したコーナーを作ってそこに移動したとのことです.それはよかったんですが,移動したのならちゃんと書かないとわからないし,ウィンナーのコーナーにウィンナーがないのは変でしょ.それに,当日のやりとりを再現すると...

 これまで置いてあったウィンナーのコーナーに行くとなくなってて,一通りぐるっと回って探してもないので,店員さんにきくと,ちょっと待ってくださいと言って,帰ってきて,すみません,売り切れですと言います.いやいやいや,品物そのものがないんですけどと言って,また戻って来て,すみません,店員がみんな帰ってしまったのでわかりませんと言います.はぁ?お前が店員じゃないのかよ.

 バイトなんでしょうが,午後7時というまだまだ買い物してる人がいっぱいいるのに「店員」がみんな帰ってしまうってどういうこと? らちがあかないので(そんなこと今までしたことないのに)要望の紙というのを書いて帰ったんですが,考えてみたら,別の場所にあったわけですよね.それをその店員?は,あろうことか,売り切れですと嘘を言ったわけです.ひどい話です.

 でも,これからどんどんこんな感じでぐだぐだになって行くんでしょうね.さっさとAIとかロボットで何とかして,こんな使えねー奴らとっとと排除して欲しいですね(誰でもできる仕事しかできないとそのうち路頭に迷いますよ).

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 でも,こういうことがあると,只では起きないというか,何かあるものです.具体的には,移った場所を確認したとき,ウィンナーとベーコンの横に無塩せきのハムもありました.そっか,ハムもあるのか,ということは...

 出かけるときの無添加朝食ですが,炭水化物は,イーストフード,乳化剤不使用の超熟のロールパンをもって行ってハチミツ付けて食べてるんですが(これ以外に蛋白質と野菜もがっつり摂るので1個だけ),暖めないとおいしくないんですよねー.フォカッチャも試したけど同じでした(でも,どっちも暖めればおいしい).で,ハムが使えるってことは,マヨネーズ付ければ,ハムサンドになるんじゃないかと思い立ちました.

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2/7'19d
[まずは,今の環境で]

 スーパーなんですが,ちょっと調べてみました.大きい生協は意外と少ないですね.でも,南浦和の生協は,かなりよさそうです.でも,できたら,もっと郊外に住みたいなあ.熊谷と小山は,何とかあるみたいですが,街の環境としては,定食屋とともに小山に圧倒的に軍配が上がるみたいです.ていうか,ここ,スーパー激戦地みたいで,いろんなスーパーがあるんですね.小山って宇都宮に次ぐ栃木県第二の都市ってことなんですが,一体どういうところなんでしょうね.

 でも,小山だったら,つくばと比べて,そんなに違わないというか,東京にはつくばの方が近いし(新幹線を使って時間的に同じくらい),スキーは,新幹線を使えば,大宮まで20分以下なので,越後湯沢ならつくばより1時間近いくらいで,ハンターでもそのくらいかな(どっちも2時間半〜3時間が1時間半〜2時間).ゴルフ環境はそんなに変わらないか.

 ですから,まずは,今の環境で,どうするかを考えた方がいいってことですかね.

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2/7'19e
[しょぼい世の中では]
(世の中)

 ゾゾタウンの前澤さん,とうとうツイッター休止なんですね.業績は悪化し,株価は下げ続けて,本業に集中ということですが,自分がまいた種というか,大したことしてないのに調子に乗りすぎたというか,自分の仕事が所詮他人によって評価されるものでしかにことを思い知ったんじゃないですかね(まだわかってないかも).

 でも,世間を騒がせるという点では,当時の堀江さんと共通点はあるんですが,堀江さんとは,明らかに違っていて,堀江さんは,そりゃまずいだろってことを言ったりしたりするのですが,一理ある的なちょっと面白いことも言うわけで,でも,前澤さんは,そんなに発言をきいたわけではないですが,ほんとありきたりなつまらないことしか言わないし,この人がどうやってここまで来たのか(と言っても大したことしたわけじゃないけど)不思議なんですよねー.

 一つは時代の違いですかねー.どんどん,世の中がしょぼくなる中で,そういう人間に付いていく人間も増えて来てる,つまりは,経済を回すではないですが,しょぼい世の中では,しょぼいことが評価される的なことなんでしょうか.だとすると,益々以て将来は暗いというか,しょぼい世の中になったもんだってことですが,彼が没落すれば,まだ世の中捨てたもんでもないってことにもなる?

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2/8'19
[ただ金儲けしただけ]
(世の中)

 身から出た錆とはいえ,没落するというのは,ちょっと厳しい言い方だったかもしれませんね.でも,堀江さんは,実際,没落したし,刑務所にまで入りました.でも,やり方を間違えたとは思いますが,彼自身は,有能な人間だとは思います.でも,前澤さんは(言ってることをきく限りは),そういう感じが全然しないんですよねー.敢えて言えば,人がやりたがらない,有能な人はやる価値を見出さないめんどくさいことをしゃにむにやっただけって感じでしょうか.

 そして,考えてみれば,そういうことをして金儲けした人っていっぱいいるわけですよね.でも,ただ金儲けしただけなのに,自分が何か成し遂げたと勘違いするわけで,それがまさに素養の低さなのですが,世の中の隅っこでおとなしくしてればいいものの,SNSとか使って,世の中の真ん中に来ようとするからおかしなことになるわけです.

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2/9'19
[老後って大事]

 あらためて思ったんですが,やっぱ,老後って大事ですよね.だって,もう生活費を稼ぐためにやりたくない仕事しなくてよくて,やりたいことだけできるんですよ.こんな素晴らしいことないじゃないですか.ここを「いい人生」にするかしないかは大違いで,どこかで書きましたが,老前の人生は,老後の人生の準備に過ぎないとも思えるほどです.

 そう,重要なのは,準備です.だって,経済的な準備ができてなくてまだまだ(やりたくない)仕事しないといけないのなら,「もう生活のためにやりたくない仕事なんかしなくてよくて,やりたいことだけできる」とはならないからです.

 経済的準備OKの線をどこに引くかは,なかなか難しいですが,お金はとにかくあった方がいいと思う人が多いのでしょうけど,やりたくないこと,やっても社会全体の利益に繋がらないことするくらいなら,世の中に騙されず,しっかり支出をコントロールするのが正解だと私は思いますけどね.

 準備は,経済的なことだけでなく,「やりたいこと」をしっかり確立しておくことも必要です.だって,やりたいことなかったら,やることないですから(笑)(でも,多くの人はそうなっちゃってるか,だらだらと?仕事を続けて,仕事がやりたいことだと言うんですが,その仕事,無償でもやりたいことですか?).できれば,あまりお金がかからないことの方がいいですが,それは,経済的なこととのバランスですかね.でも,お金があまりなかったら,お金がかからないことの中からやりたいことを選べばいいだけの話だと思いますけど.

 そして,重要なのは,やはり,体と脳を維持することです.いくらお金があって,いくらやりたいことがあっても,体や脳がちゃんと動かなかったらできませんからね.そして,これは,「健康な老人」というレベルではなくて,老前とさほど変わらない体力と知力があれば,まさに老後は薔薇色(笑)だと思いませんか?

 でも,これは,果てしなく難しいことだと思います.でも,そんなに薔薇色なのなら,チャレンジしてみようという気になるものです.そして,これは,どこで経済的準備OKの線を引くかとも関係していて,つまり,(無償なら)やらない仕事をすることで,ストレスを溜めて体や脳を痛めつけるのではなく,どこかで線を引くということでしょう.

 そのラインは,徐々に近づいてる気がしますが,まだもう少し先のような気がします.私の場合,学生の研究指導も含めた研究活動という(無償でも)やりたいことが仕事の一部に含まれているということもあります.そして,そのラインをうまく定年に合わせられたら,見事ソフトランディングということでしょうか.

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2/9'19b
[生活クラブ]
(生活)

 無添加の食材が手に入るスーパーは必須ということなんですが,これが意外と厳しい気がします(逆に言えば,ほとんどの人は,どんどん得体の知れない添加物を摂取してるということ.一番やばいのは,もちろん,コンビニ.外食チェーンもやばいところが多い).でも,生活クラブで宅配やってるんですね.ここに価格表があるんですが,ほとんどこれで足りる感じです.

 で,調べてみたら,つくばでもやってるみたいです.生活クラブのことを知ったときは,つくばでは,やってなかったと思いますし,埼玉,栃木でもやってるみたいですから,大分,普及してきたってことですかね.

 でも,今は何とかなってるし,今は仕事してるし,宅配自体あんまり好きじゃないし,今日のご飯何にしよっかなーと思って,お店でいろんな食材見ながら考えるのが好きなんですが,定期的に必要なものは,試しに使ってみるのもありかもしれませんね.

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2/9'19c
[そう思えるように]

 老後は薔薇色というより,そう思える(ように準備しておく)ことが重要ということでしょう.具体的には,生活に必要なお金を稼ぐだけのために働かなくてもいいようにしておくこと,そこまででなくても,やることないし,多少のお金がもらえるのなら仕事でもやるか,ではなく,(しょぼい)社会から必要とされなくても大丈夫なように,(社会とか他人とか関係なく自分がやる価値を見出せる)やりたいことを見つけておくこと,そして,それを実行するための体と脳をしっかり維持管理するということでしょうか.

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2/9'19d
[具体的に]

 経済的なことですが,余計なお金を稼ぐより,経済感覚を発揮して支出をコントロールすることの方が遥かに有効なのですが,リタイア後を想定して,具体的に考えてみました.

 まず,住むところですが,住居費は,東京から離れるほど安くなりますが,現実的には,電車で1時間くらいのところがバランス的にはちょうどいいんじゃないですかね.東西南北のどの方向に電車で1時間かは,スキーとかゴルフとか行くことを考えると,北とか北西,具体的には,高崎線か宇都宮線沿線,あるいは,大宮から電車で10分くらいまでのところですかね.

 駅からの距離は,通勤するのなら,近いほどいいでしょうが,リタイアすると,電車に乗って出かけるのなんか週一くらいのものでしょうし,駅近のごちゃごちゃしたところより,広々とした自然もあるところというのもありますし,家賃も安いし,買い物とか遊びに行くときとかでどのみち車も使うのなら(暑さ寒さを回避するのにも),車で10分くらいのところで充分でしょう.

 家は,できれば,買いたくないし,借りるのなら,民間ではなくURと考えると,一気に場所が絞られます.そして,ここまでの条件を満たすところ,いくつかあるんですね.周辺に無添加食材が手に入るスーパーがあるかとなると,厳しいんでしょうが(でも,現地に行ってみないとわからないけど),生活クラブの宅配があるので,何とかなる気がしてきました.

 そして,そういうところなら,やりたいことを全く我慢せず思いっきりやっても,年間200〜300万くらいで生活できそうな気がします.とすると,もう「準備」できてるってことになるんですが,今は,学生の研究指導を含めた研究活動というやりたいことがあるので,まだまだリタイアはしませんが,リタイア後が楽しみにはなってきます.

 ただ,欲を言えば,もっと「一人でも大丈夫」というか,日々の生活の中での内的熟達的活動をもっと具体的に考えて行きたいですかね.

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2/9'19e
[理二]

 予備校のテレビCMで,東京大学理科二類合格者が出てきて思ったんですが,理二なら現役で合格してたかもしれないですね(あくまで自己採点の結果ですが).でも,そんなこと,今まで考えたこともありませんでした.東大に受かるのが目的ではなかったですからね.でも,高校時代は,理論物理志望で,物理学科には,理二からも行けるので,逆にどうして,そういうことを考えなかったのか,ちょっと不思議です.

 でも,もし,理二に行ってたらどうなったでしょうか? 理論物理に失望するところまでは同じで,そうすると,理二から行けるのは,理学部か農学部なので(確か10人だけ医学部にも行けるけど),少なくとも今の分野のところには,来てないってことでしょう.

 そう考えると,やっぱり,考えられないというか,あり得なかったというか,実際,理二を受けることを考えたことは全くなかったので,なるようになってる気がしますね.

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2/10'19
[他人の評価を気にするから]

 リタイアして,やりたいと思ってたことやってても,なんだかなあってなってしまうってことなんですが,結局,「評価基準が他人」ということ,つまり,そういう風に生きてきたことが問題なんだと思います.

 例えば,リタイアしたら好きなだけゴルフができるようになったけど,実際やってみると,何かつまらない,だって,仕事をすれば,仕事が評価されたり,お金がもらえたりするけど,自分の下手なゴルフでは,誰も評価してくれないし,お金をもらえるなんてレベルには程遠いし,こんなことやっててどうすんだ? 何の意味があるんだ? そもそも何のためにやってるんだ?となるわけです.そして,仕事で成功した人ほど,そのギャップに苦しむことになります.

 お金がもらえるというのは,対価とか報酬ということですが,これも「他人の評価」で,お金がもらえることで,自分が評価されてると思いたいんでしょうね.わかりやすい話ですが,必要以上のお金を稼いでも意味ないし,お金という評価が往々にして妥当なものではないことは明らかで,だとしたら,そういう他人の評価ではなく,自分にとって,何が価値あるものかを自分でしっかり考えることだと思うんですよね.

 でも,多くの人は,それができないんでしょう.あるいは,できたとしても,お金でなくても,無形のものでも何でもいいから,とにかく何らかの形で評価して欲しいと思うわけです.

 ですから,ポイントは,自分にとって,何が価値あるものかを自分でしっかり考えるということもありますが,他人の評価なんか気にしないってことなのかもしれません.そういう意味では,リタイアして,充実した生活を送っているか,ということも,他人の評価なんか気にする必要はなくて,下手なゴルフに一生懸命になっていても,自堕落にだらだら過ごしていても,本人がそれでいいと思えば,それでいいんだと思います.

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2/11'19
[取り返しが付かない]

 本人がそれでいいと思えば,それでいいってことは,結局,何でもありってことですね(笑).仕事で成功した人は,歳をとってもずっと仕事を続けたい,あるいは,リタイアしても他人が羨むような充実したいい暮らしをしたいと思いがちですが,そんなことに拘らなければいいってことです.でも,そうやって(他人の評価を基準に)生きてきた人は,それが難しいのかなあ.

 ただ,やはり,ある程度の「準備」は,必要で,一つは,経済的なことですが,仕事で成功したのなら,それは大丈夫なはずですが,稼ぐ分だけ使ってきた人は,経済感覚が○ホなので,これも厳しいのかな,逆に言えば,ちゃんとした経済感覚をもって生活してきた人なら問題ないでしょう(ただし,来るべき経済危機対策は必要).

 やりたいことというか,何して過ごすかについては,もちろん,「準備」しておいた方がいいですが,しっかり準備しても,リタイアしたら,興味がなくなるかもしんないし,逆に違うことに興味が湧くかもしんないし,その時,その時,やりたいこと,やるべきと思うことやったらいいし,別段何もやりたいことがなければ,自堕落にだらだら過ごすというのでも,本人がそれでいいと思えば,それでいいのかもしれません.

 あとは,体と脳をしっかり維持管理することですかね.これは,かなり重要で,というのは,老化のスピードを緩やかにすることは,できても,若返ることは,できないからです.つまり「取り返しが付かない」んですよ.このことに気づいてる人は意外と少なくて,私も最近になってようやく事の重大さに気づいた次第です.

 そして,何より重要なのは,やはり,「それでいいと思える」ことですかね.だらだらと自堕落に過ごしてても,それでいいと思えれば,それでいいってことなんですが,どうでもいいってことじゃなくて,他人の評価ではなく,自分の考えとかやり方とかがあって(例えば,世の中と距離を取って一人時々みんなで内的熟達的に生きて行くとか,孤独と退屈を受け入れるとか,定年までしっかり働いて責任は果たせたので,後は,だらだら生きるとか),他人がどう思おうが,「それでいいと思える」ことで,そのためには,しっかり自分の考えをもつことと精神的強さのようなものも必要かもしれません.

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2/11'19b
[準備できてない?]

 準備は進んでるとは思うのですが,実際のところは,まだまだなんだと思います.それは,リタイアして具体的に一日をどう過ごすか考えてみればわかりますし,リタイアした次の日から,一日何時間も費やしている仕事の部分がすっぽり抜けるわけですからね.

 確かに仕事以外にやってることはいろいろあるのですが,例えば,ピアノなら一日1時間から1時間半がやっとです(これでも大分長くなった).このサイトの文章を書くこととか,他にもいろいろあるのですが,仕事に費やしてる時間を埋めるには,それぞれの時間を増やす必要があります.

 でも,ピアノは,これ以上は,厳しい感じがしますし,それは,このサイトに文章を書くこともそうです.日運や短運なんか10分だけだし,スキーやゴルフに行く日は,一日潰れますが,そんなの週に一日もないでしょう.食事を自分で作ったり,生活に関係したところをしっかりやれば,そこは,多少は時間を要するでしょうし,バドミントンをする時間やゴルフの練習場に行く時間も多少は増えるでしょうが,今のままでは,全然埋まらないか,それこそ,だらだら自堕落に過ごすかでしょう.

 道は三通りあります.一つは,上で書いたように,それぞれの種目に費やす時間を増やすこと,もう一つは,だらだら自堕落とまで行かなくても,そういう時間を増やすこと,そして,種目を増やすことです.最初の2つが難しいとすると,やはり,何か新しい種目を増やす必要があるわけです.でも...

 現状は,仕事をしているので,今以上に種目を増やすのは,さすがに厳しいです(今だって大変なのに).これは,やりたいことなら今すぐやるということと矛盾しているように見えますが,物理的な問題ですかね.つまりは,今は時間的制約からできないけど,リタイアしたらやりたいことをしっかり準備しておいて,リタイアしたら始めるということでしょうか.

 うーん,でも,再三書いてますが,これって「やりたいことなら今すぐやる」的に言えば,そんなにやりたくないってことで,うまく行かない気がするんですよねー.

 だとすると,それぞれの種目に費やす時間を増やすことと,だらだら自堕落とまで行かなくても,そういう時間を増やすことになるんですが,この2つを組み合わせて,一日の時間割を組んでみました.すると...

 意外と行けそうです(笑).最初は,全然埋まんねー(泣)って感じだったんですが,種目が多いと,それぞれを少しずつ増やせばいいわけで,そうすると,あっという間に埋まってしまいました.ですから,準備できてない?と思ったんですが,できてるってこと?

 あとは,敢えて,ここまで書いてこなかったんですが,研究をどうするかですね.これを続けられれば,それこそいくらでも時間は埋まるわけで,でも,大学を辞めて,一人になって,どのくらい研究できるのか,一人でもできることは,あるとは思うのですが,そもそも(首都直下地震や南海トラフの地震が起これば,いてもたってもいられないでしょうが,そういうことがなければ),そういう気になるのかよくわからないんですよね.

 つまり,わからないということは,計算に入れないでおく必要があるわけで,そういう意味では,他の種目も然りで,でも,種目が多ければ,リスク分散というか,その気がなくなったものがあっても,それ以外の中にその気になるものもある可能性はあるし,そういう意味では,もう少し種目を増やしておきたいというか,やりたいこと探しは,まだまだ続くということでしょうか.

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2/12'19
[これで論文一編ゲット]

 上の記事↑を書いて,ものすごくほっとした,具体的には,仕事をやめた後,すっぽり抜けた仕事の時間が埋まるか心配だったけど,仕事以外にいろんなことやってる利点を活かして,それぞれを少しずつ拡大すれば大丈夫ということが,「時間割」を作ってみてわかって,正直,これでリタイアした後も大丈夫と思えたのはよかったんですが,ちょっと違和感を感じるところもあって,それは,研究のところです.仕事以外にやってることは,一応「カウント」されてるのに,研究は「そういう気になるのかわからない」のでカウントしないってどういうことでしょうね.

 確かに仕事以外にやってることは,無償どころか,少し金がかかるのにやってることなので,これをリタイア後もやることは(もちろん,その気がずっと持続するかどうかはわからないけど,一応は)カウントできると思うのですが,仕事も研究に関するところは,無償でもやるといつも言ってるわけですからね.

 考えるに,これはいくつか問題があって,一つは,今の私の研究活動が学生の研究指導をするという形になってるってことでしょう.そして,大学をリタイアしたら,それはもうできないわけですから,だとすると,その気になるもならないも物理的にできないわけです.

 もちろん,自分で計算して,自分で論文書いて,ってやることもできるとは思うのですが,学生を指導して,学生が頑張って結果出して,そういうことを通して彼らが成長して行くのを見てると,自分でやるより学生にやってもらうことの方に遥かに大きな価値を感じて,自分でやってどうすんの?みたいなことになってくるんですよね.

 あとは,そういうことに「対価が付いてしまってる」ってことでしょうか.研究ですから,ほんとは無償でもやりたいことなんですが,大学とかに職を得ると,それで食べて行けたりするわけです.もちろん,給料をもらってるのは,研究以外のところもありますが,研究業績を上げなければいけないので,研究で飯を食ってるというところもありますし,給料という形でなくても,学界で評価されるというような側面もあるわけです.

 やる気三要素的に言えば,本来,内的熟達だけだったはずのものが承認,報酬という余計なものが付いてしまって,リタイアして,承認,報酬なしになったときに内的熟達だけでその気になるのか,ということなわけです.

 そういうことに関して,ずっと気になってることがあって,それは,情熱大陸だったか何かは忘れましたが,何かの昆虫か生物を研究してる若い研究者がいて,ほんとに楽しそうにフィールドワークに出かけたり分析したり論文書いたりしてるんですね.もちろん,まだ若くて,時間もあって,思う存分研究ができてるってことはあるのですが,彼がどこかで何かの虫か生物を捕まえて,それが割と画期的な発見で,そのとき彼が放った一言が忘れられないのですが,それは「これで論文一編ゲット」というものです.

 気持ちはよくわかるんですが,何だかとてもがっかりしたのを憶えています.つまりは,画期的な発見をしたことそのものよりも,それで論文一編ゲットして,業績積んで,学界から評価されるってことが目的ではないにしろ,そういうことが今の若い研究者の頭の中を(彼ほど研究そのものを楽しんでるように見える研究者でも)占めてるんだなあということでしょうか.

 でもまあ,私も大地震が起こって,強震観測点回りの被害調査に行って,いいデータがとれると(口には出しませんが),「これで論文一編ゲット(笑)」とは思ってましたから(今はこれで学生に論文一編ゲットさせられたな,ですが),そんなに目くじら立てることもないですかね.

 少し話がそれましたが,要は,そういう評価とか報酬なんかなくてもやるのが研究だし,もし私がリタイアして,研究しなくなれば,私も然りということになってしまうわけです.ほんとは,そうではなかったはずなのに,そういうことで評価を受け,報酬も受け取ってきたという中で徐々に精神が蝕まれてしまったということなのでしょうか.

 あるいは,もともとそんなに興味があったわけではなかったけど,「それで飯が食える」ものの中から今の研究テーマを選んだだけ,あるいは,長年研究してきてもう飽きたってことなんでしょうか? そうだとすれば,それはそれで納得するし,だったら,大学を辞めたらスパッと辞めればいいだけの話ですが,そうではないという思いもあるわけで,でも,リタイアすると,その答えが残酷にも突きつけられることになるわけです.

 とか書くと,リタイアしても研究しないといけないってことになってしまいますが(笑),興味が移っていくのが研究でもあるので(と言い訳しておく),要は,リタイアした後でも今の研究テーマにまだまだやることや興味があるのか,ってだけの話かもしれません.そういう意味では,今はまだやることも興味もありますが,たまたまちょうどリタイアのタイミングで全てやり切って,やることも興味もなくなることもありうるわけですからね.

 ですから,結局,そんなに気にすることではないのかもしれません.具体的には,今は,まだまだ興味もやりたいこともあるし,学生達と楽しく研究できるからやる,でも,リタイアした後は,わからないって単純な話でいいってことですかね(短+0928060807).

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2/12'19b
[研究生活]

 見方を変えると,何度か書いたと思いますが,仕事以外にやってることも全て研究なんだと思います.ピアノは,どうやったら(そんなに練習しないで)弾けるようになるか研究してるわけだし,それは,バドミントンもスキーもゴルフもそうだし,日運や短運は,相場研究の成果を試す場だし,このサイトは,生き方研究だし,体研究も生活研究もいかにして,日々の生活を気分よく過ごすかなわけですからね.つまりは,内的熟達的生活というよりは,研究生活なのかもしれません.

 そして,それは,地震動の性質と建物被害の関係を探求することと同様に,いずれもある意味「最先端」で,というのは,既に世にあるものを「勉強」するのではなく,自分で研究したいということもありますが,ただ研究したいってことじゃなくて,自分には自分にしかわからない何かがあると思ってるわけです.

 そして,地震動の性質と建物被害の関係を探求することも数多くのそういうものの一つで,今はたまたまそれに興味があって,かつ,それで飯が食えてるというだけの話で,大学をやめれば,学生達といっしょに研究できなくなって,それで飯が食えなくなるというだけの話で,そういう条件下でどうするか考えればいいってことでしょう.

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2/12'19
(日記)

 A倍さんが「あの悪夢のようなM主党政権」と言ったらしいですが,それにO田さんが噛みついてましたね.何だか子供の喧嘩みたいだなあ(ほんとどうしようもない).

 まさに「悪夢のようなM主党政権」じゃないですか.でも,AベノミクスとかA倍政権は,悪夢ところか,夢ではなく現実で,悪夢どころでは済まないと思いますけどね.

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 堺屋太一さん,亡くなったんですね.メディアは,彼には,経済や世の中を見通す力があったと絶賛?なんですが(亡くなったときにこういうことを言うのはなんですが),私は,全くそうは思いません.ここに書きましたが,彼は,今の若い人達のことを物欲がなくて可哀想だと言ってましたが,それは,彼の旧態依然とした物質至上主義を押しつけてるだけでしょう.多くの見識ある若い人達は,もっと先を行ってますよ.

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2/13'19
[半永久的に]
(日運, 経済)

 カブドットですが,auカブドット証券という名前になって上場廃止になるそうです(今日も大分上がってるみたい).既にpfからははずしてますが(はずして正解),これでまた一つ「退場者」が出ました.現状は,特に問題ないですが,ちょっと考えた方がいいかもしれませんね.

 と思ったのですが,考えないといけないのは資金がもっと増えてからの話で,取らぬ狸...ではないですが,もうしばらくは,とりあえず,今のままでいいんだと思います(日=短+04241316).

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 今朝のモーサテで,日本株が低迷する理由について,異次元緩和で低金利で銀行とかの金融機関が苦しいことを理由に挙げてる人がしました.アメリカ株との違いはまさにそこだけというデータも示されてました.

 そうだと思いますよ.でも,何度か書いてますが,N銀は,今の異次元緩和を半永久的に続けるしかありません.もしやめれば,金利が上昇して,莫大な国債の利払いが発生するからです(裏で秘密裏に画策している雰囲気はありますが).

 つまりは,日本経済は(目先,株価が上がっても),半永久的に低迷を続けるってことです.

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2/13'19b
[時間がかかる]

 ここ数日の議論で,リタイア後について,大きな節目というか,大きな前進があったと思います.と言っても,具体的に何か前進したというよりは,かなり準備が進んでいることを定量的に確認したということでしょうか.

 でも,ほっとすると逆に調子がよくなくなるということもあるわけです.でも,もちろん,準備万端ということではなくて,まだまだなんだと思います.実際,前進したと言っても,ほんとに牛の歩みみたいなもんですからね.

 準備を始めたのは,いつ頃からでしょうか.7, 8年前くらいかな.その頃は,まだ,休日の過ごし方が仕事をする以外に難しいという状況でしたが,今は,大分大丈夫にはなってきました.つまり,7, 8年かけてやっとそのくらいってことです.

 新分野というか,種目を増やすことについても,ここまででせいぜい1, 2種目といったところでしょうか.各種目の拡張については,例えば,ピアノの練習時間を増やす(週数回30分ずつくらいだったのが今は1〜1時間半くらいになった)とかスキーの面白さの再発見とかこれをきっかけにバドミントンで動きを洗練することや体研究とか,割と順調に,でも,少しずつって感じですかね.

 つまり,準備には,時間がかかるってことで,これから定年までまさに7, 8年ってところですから,まだまだ準備を続けて行って,何とかぎりぎり間に合うかって感じでしょうか.

 そして,準備という言葉ではなくなりますが,そういうことは,リタイア後もずっと続いて行くんだと思います.つまり,永遠に(というか死ぬまで)探究を続けるってことですね.

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2/13'19c
[研究したいことを研究して行く]

 研究についてですが,単純に言えば,学術分野で興味があるということに加えて,それ以外のその時のいろんな条件を勘案して,研究したいことを研究して行くということなんだと思います.それが今は,地震動の性質と建物被害の関係を探求する,更には,震源から構造物被害に至る物理を解明するということで,大学をやめると興味の程度は変わらなくても,それ以外の条件が変わるので,実際にやるかどうかは,わからないということなんですが,何か(学術分野の)研究することに変わりはないってことでしょうか.

 いや,私の場合,仕事以外にやってることも全て研究なので,学術分野に拘る必要はないかもしれません.そうすると,研究は続けるけど,学術研究は,やめるということになるかもしれないのですが,それはその時考えればいいことでしょう.

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2/13'19d
[不思議な感覚]
(バドミントン)

 2月は,大学の体育館が工事中なので,久しぶりにH鳥会竹園の練習に行きました.体は徐々に整ってきてるとは思うのですが,打ってないので,シニアや女性の人達と打ちました.でも,基礎打ちも全くせず,いきなりゲームになってしまったこともありますが,何か変というか,なんだ全然だめじゃんって感じだったんですが,やっぱり,「そういう風に」動く意識ができてないんですね.

 それで,そこに集中するようにすると徐々に動けるようになり,だんだん不思議な感覚になってきました.まるで動きを洗練することを意識してスキーを滑っているような,単純に相手が打つ球に対して,しっかり「そういう風に」動くことを意識して動いて球を返して,ということが単純に気持ちいいみたいな感じでしょうか.

 つまりは,競技力を上げるとか,ラリーを取るとか,ゲームに勝つとか,そんなことは度外視して,しっかり,「そういう風に」動くことに意識を集中することで,動きを洗練していくということでしょうか.そういうことに集中するには,相手は,あまり強くない方がいいかもしれませんし,(ダブルスなのに)スマッシュはあまり打たずに,シングルみたいな球回しをするのがいいでしょうか.

 そして,結果的にも,そうした方がラリーもゲームも取れる感じがしてて,でも,そういうことは,関係なく,とにかくしばらくは,動きの洗練(の意識)ですかね.

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2/14'19
[普段が大事]

 「普段が大事」と思うようになってきました.どういうことかと言うと,何か目標を達成するために普段から努力することが大事ということではなく,極端に言えば,目標なんかどうでもいいから,普段を楽しく気分よく過ごすことが大事ということです.

 えー?そんな不真面目な,と思ったあなた,まあまあ話をきいてください.いや,このサイトを読んでる人なら,私が言いたいことはわかりますよね.

 例えば,バドミントンが強くなりたいと思ったとします.具体的には,例えば,全日本か何かの試合で優勝するという目標を立てたとか.そうすると,普段から毎日何時間も練習したりトレーニングしたりするわけですよね.あるいは,ピアノが上手くなりたいと思ったら,一日8時間でも10時間でも練習する必要があるわけです.そして,普段,つまり,人生のほとんどの時間を占めるのは,試合や演奏会ではなく,練習やトレーニングなわけで,そこが辛くてしんどくて,ただ目標を達成するためだけに我慢しているだけだとしたら,ほんとに辛いでしょうし,続かないし,結果も出ないと思うんですよね.

 いやいや,そこそこのレベルならともかく,全日本で優勝するとか,プロというか,演奏会を開いて金が取れるレベルに行くなら,そんな甘っちょろいことでは,話にならんでしょ.その通りです.問題は,そこでどうするかです.

 私は,「じゃあ,いいっす」って感じかな.だって,人生の圧倒的大部分を占める「普段」を楽しく気分よく過ごしたいし,何かの目標を達成することなんかにそんなに意味は感じませんからね.食べて行けないのなら,どんなに辛くてもやるしかないですが,今の時代,もうそんなことはありません.

 そして,実際,そうやってずっと過ごしてきました.そして,ほんとに楽しく充実した人生でしたし,結果的に結果も出たと思うんですよね.やりたいことやったらいいと再三書いてるのは,そういうことですし,やりたいことならやるわけですから,結果が出るのは当たり前ですし,結果が欲しければ,結果を欲しがるな,とも言えるでしょうか.

 でも,ざっくりとはそうですが,現実には,ここはそんなにやりたくないけどやるしかないかとか,そうでないこともあったことも事実です.そこのびみょーな力の入れどころというのは,ありますし,そこが結構運命を分けるということもあるのですが,大きくは,そういうことだと思うんですよね.

 そして,今の私ですが,益々そんな感じです.バドミントンは,強くなりたいけど,やりたくないトレーニングは(年寄りなので逆効果ということもあるけど),もうやりません(きっぱり).それで,強くなれなければ,それはそれでしょうがないし,でも,どうやったら強くなれるかは考え続けるし,やりたいと思えるトレーニングは何かとか,どういうことならできるかとかは,考えて行きます.

 そして,その気になるやり方を見つけたら,結局,がんがんやることになるかもしれませんが,それは,やりたいことやってるだけの話で,努力じゃないと思うんですよね.

 でも,こういうのは,人それぞれですかね.辛いことを我慢して,そこから解放されることに快感とか,何か目標を達成することに充実感を感じる人もいるとは思いますからね.でも,生来の怠け者の私としては,私なりのやり方があるってことでしょうか(短-28060809).

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 こういうことを思ったのは,昨日の練習での不思議な感覚があります.今までは,打つんだったら,とにかくいいショットを打とうとしてたし,来る球は食らいついてでも取ろうとしてたし,スマッシュを打つときは,とにかく速い球を打とうとしてたし,デセプションをかけようとしてたし,ゲームに勝とうとしてたと思うのですが,そういうことを放棄というか,そんなこと関係なく,ただひたすら動きを意識することで,そういうことがどうでもよくなったというか,もっと「普段」が気分よくなる感じがして,そして,気づいたらパフォーマンスも上がってたってことでしょうか.

 でも,ということは,上でこれまでずっとそうやって過ごしてきたと書いたのですが,そうでもなかったということかもしれません.ですから,歳をとって,いろいろどうでもよくなったきて,というのは,言葉が悪いかもしれませんが,今まで拘ってきたことに大した意味がないことに気づいたりして,いろんなことが見えて来て,でも,力を抜くと逆に結果が出たりして,でも,結果には拘らないので,それもどうでもよくて,みたいなこれもちょっと不思議な感覚ですね.

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 これも一種の「近く,時々,遠く」かもしれませんね.例えば,試合をする中で,動きの洗練に集中してプレイしていたら,いつの間にか勝ってたみたいな感じでしょうか.あるいは,ピアノがうまくなりたいとか,この曲が弾けるようになりたいとか関係なく,ただひたすら,目の前にある音を辿って行っていたら,いつの間にか,弾けるようになってたみたいな.研究なんかまさにそうですよね.

 内的熟達的生活というのもまさにそうで,「一人,時々,みんな」というのは,副次的な話で,要は,何をやるにしろ,目の前のことに集中して,そうすると,自然と「一人,時々,みんな」になるということでしょうか.

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 ほんとありきたりで当たり前のことなんですが,結局,どういうことに自分がその気になるのかを見極めるってことなんでしょうね.そして,それがわかったら,いかにしてそれを実現するかってことです.後者は,難しいと考えられがちですが,その気になったら,何としてでもやるでしょうから,ポイントは,やはり,前者で,でも,これも難しいんでしょうね.その気になることなんか見つからないって人も多いですし,見つかったと思っても,そう思い込んでるだけってこともありますし,その一方で,思い込みも大事ってこともありますからね.

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2/15'19
[再発見]

 どういうことに自分がその気になるのかを見極めるってことなんですが,やっぱり,これが難しいんだと思います.小さい頃からピアノを弾いてたり,バドミントンをしてたりして,最初は,ただ純粋に楽しくてやってたけど,どんどん上手くなって,強くなって,全国レベルまで来てて,そのためには,きつい練習やトレーニングをしないといけないし,気づいたら,バドミントンもピアノも楽しいというよりはしんどくなってる,なんてことは,よくある話です.

 そこまでのレベルまで行かなくても,ずっとやってれば,楽しさというか情熱みたいなものが薄くなることは誰でもあるでしょう.そういうとき,どうするか,ですよね.ほんとは,やってて楽しいはずなのに,きつい練習やトレーニングして,楽しくなくなるのなら,そこまでしてやらないといけないのならいいっす,というのもありだと思います.仕事ならそうは行きませんが,そうでないのなら,生きて行けなくなるわけではありませんからね.

 どうしようもないくらい追い込まれていたら,一時離れるのもいいかもしれませんが,ずっと(多分)楽しいと思ってやってきたことなので,無理しない範囲で続けるのがいいとは思いますが,そういう環境に身を置けているかは,一つの問題かもしれません.でも,ちゃんと話をして,できる範囲でそうすればいいと思いますけどね.

 あとは,やはり,再発見ですかね.どういうことに自分がその気になるのかを見極めるってことなんですが,今まで全くやったことがないことから見つけるのもいいですが,今までずっとやってきたことの中に,そういうことを見出す方が早道だったりしますからね.

 最近の私の場合だと,スキーは,準指をとってから,物理的に行けなくなったということもありますが,ただ滑ってもつまらないというか,あまり効力感を見出せなくなっていて,でも,ここ1, 2年ですが,1ターン1ターンの動きを洗練することだけ考えて滑るようになったら,まだまだ上手くなれるし,洗練度合いにゴールがなくて,いくらでも追究していけることがわかって,純粋にそのこと自体に効力感を見出せるようになってきました.

 ピアノも長らく低迷していたのですが,これは,何がきっかけだったのかなあ.シューベルトの最後のピアノソナタの再発見は,確かに大きな出来事でしたが,その後,そういうことは,なかなかなくて,でも,一つのきっかけにはなったかもしれません.

 実際,演奏曲目を見ると,それ以前とそれ以後では,明らかに活動度に変化がありますからね.具体的には,近現代に拘らずに,純粋にいい曲,弾きたいと思った曲(がほんとに限られてしまうのが問題ですが)を弾くようになって,その曲が長いから弾かないということはなくなったという意味では,まさに長大(笑)なシューベルトのD.960効果?かもしれません.でも,まだまだというか,シューベルトのD.960を弾いてから10年近くなので,ほんとに牛の歩みというか,まさに「近く,時々,遠く」でやってこられた感じでしょうか.

 バドミントンは,低迷を通り越して悲惨なんですが,どこから書けばいいでしょうか.まだ東京にいて,40になって,全日本教職員に出て勝ち上がったときまでは,順調というか,何も考えず,ただひたすら練習してトレーニングしてただけなんですが(と言ってもそんなに大したことやってたわけでもないんですが),その後,坂道を転げ落ちるように転落して行きました.もちろん,加齢ということもありますが,同世代と競う全日本のシニアの試合でそうなのですから,加齢以上の転落があったということです.

 練習環境としては,つくばに移り,筑波大バドミントン部で練習するようになり,その後,和所さんといい練習をさせてもらったり,いろんなサークルに顔を出したりしながら,練習方法を模索してたりしてたので,環境的には恵まれていたと思うのですが,40くらいまで全く怪我がなかったところから一転して怪我ばかりするようになり,体調不良ということもあって,競技力はどんどん落ちていって,結果も全く出なくなり,40代半ばくらいにどうにもしんどくなって,一度,完全にやめてしまいました.

 やめていたのは,半年くらいだったと思いますが,その後,復帰して,いろんなことを模索しながら何とか続けてはいて,その間,藤原の相手をしないといけなくなって頑張ったこともあったんですが,右股関節や左膝の故障で,ほとんど全く動けなくなったりしたこともあって,練習量や強度,そして競技力は,どんどん落ちていって,現在に至るという感じです.

 こうして書いてみると,よくもまあこんな悲惨な状況で続けているなと感心するくらいですが,この間,ただ指をくわえて見ていたわけではなくて,自分なりにいろいろ考えることはあったわけで,基本は,やはり,動きを洗練すること,そして,それを実現するためのフィジカル(トレーニング)ってことなんですが,体調がよくないこともあって,なかなかトレーニングのハードルを越えられず,無理してトレーニングすると怪我するの悪循環で,でも,食生活の改善あたりを境に徐々に体調もよくなり,動きの洗練を意識してスキーの効力感が戻ったことと同様にバドミントンでも同じことができるかもと思い始めたところです.

 でも,これもまだどうなるかわからないし,ものすごく長い間低迷していたことが急に回復するとも思えないので,これも「近く,時々,遠く」で,結果に拘らず,純粋に目の前のシャトルを追いかけるというか,シャトルを追いかけるのではなく,しっかり,自分の動きに集中して,その結果,どうなるかは知らん,という感じでやっていればと思いますし,それなら続けられるような気がします(日-短-0424131607).

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 順番が逆な気もしますが,仕事(研究)に関しては,例えば,発表論文数とかを見ると,これも明らかに低迷してるのですが,研究自体が低迷してるわけではなくて,単に物理的に査読論文書くという時間がなくなったというだけの話です.でも,それがやりたいことなら,どんなに時間がなくても睡眠時間を削ってでもやるものなので,言い方を変えれば,そういうことがやりたいことではなくなった,ということでしょう.

 実際,そういうものは,研究業績を積むという意味しかなくて,昇進したいとか,学界で認められたいとか,世界で評価されたいということなら,やるんでしょうが,私はそういうのはないし,40代のときは,ばりばり論文書いてましたが,それは,単純に面白い結果を世に知らせたいというだけの話でしたし,それなら,別に査読論文でなくてもいいってことに気づいたりして,現在に至っています.

 ですから,ただ純粋に学生達と研究して,いい結果が出たら,論文という形に拘らずに世に出すということでいいと思いますが,学生達というか,研究者になろうという若い人は,査読論文書いて業績積まないと食べて行けないので,そういう人達にばりばり書いてもらえればいいと思うんですよね.

 私としては,もう充分評価してもらったし,これ以上,業績積む必要も意味もないのですが,面白い結果は,世に知らせたいという気持ちはあるので,web公開でもいいですが,その気になれば,また論文書いてもいいかなとは思ってます.

 でも,そう思っても,査読論文はおろか,web公開も進んでないわけですから,まだその気にならないってことなんでしょうか.これも何かきっかけが必要? ていうか,研究以外の大学の仕事で手一杯で物理的にもう無理? 学生や若い人達に書いてもらって業績積んでもらうのがいいと思うんですが,彼らが書かないとすると,どうしようもない?

 でも,もちろん,学生や若い人達が書くのが一番いいですが,そうでなければ,何か方法を考えた方がいいかもしれません.というか,考えてはいるので,それを実行に移していくということでしょうか.

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2/18'19
[何らかの形で残して]

 どうして査読論文を書く気にならないか,ですが,昇進して偉くなり,そして,研究以外のいろんな仕事が忙しくなった教授の場合,これ以上,業績積む必要もないし,自分で査読論文書いてる人なんかほとんどいないのが現実で,でも,私の場合は,そういうのとは,違って,元々,昇進とか認められるといった報酬や承認など意に介さず内的熟達的にやってきたわけで,近年,益々そうなってきたってことが大きいと思います.

 仕事以外で言えば,ピアノなら,日々ピアノを弾くことが重要なのであって,人前で弾くことは,あまり意味をもたなくなって来てますし,それは,バドミントンもスキーも同じです.研究なら,日々研究活動をして,学生達を指導しながら試行錯誤を繰り返し,彼らを成長させて研究成果を出して行くことで充分なわけですからね.

 でも,それでも,どんなに些細なものでも何らかの形で「残しておく」ことは,必要なのではないか,と言う人もいるでしょう.そういう意味では,ピアノは,年に1回だけですが,演奏会で弾いてますし,ピアノがあってちょっと弾いてみて,と言われたら弾くでしょうし,バドミントンも一応全日本教職員などの年代別のシニアの全国大会のシングルに出て勝ち上がることを何となく一つの目安にはしています.

 スキーは,大会に出たり検定を受けたりということはもうないと思うのですが,自分の中でこのくらいは滑れればというのは,割と明確にありますし,準指という資格をもっているので,人前で下手な滑りはできません.ゴルフは,やってるうちに入らんやろというレベルと頻度ですが,練習場に行ったりコースに出たりするときは,スコアアップすることは考えます.

 このサイトについても,生き方とかについて,何か有益で面白いことを思いついたとしても,文章にして全世界に公開する必要はないのですが,そうするということは,まさに何らかの形で「残しておく」ということなわけですし,相場を張って,自分の世の中や経済の見通しが正しいことを証明するために,売買記録を書いてるのもそういうことですよね.

 そういう意味では,研究については,少なくとも,(査読がない)建築学会大会に論文は出してるわけですから,「どんなに些細なものでも何らかの形で残して」るわけで,今の私が,それをわざわざ査読論文にして書くことに意味を見出せないのは,当然ですし(これから業績を積んで行かないといけない若い人は,そうは行きませんが),ちゃんとばりばり研究はしてるわけで,これでいいってことかもしれません.

 でも,それだと話が終わってしまうので,何とか意味を見出せないかということなんですが,若いときなら,ちゃんと業績積んで,ちゃんと認められて,一応昇進くらいしといた方がいいかということはあったわけですし,昇進が決まってから(昇進のためにはもう書く必要ないのに)ものすごい数の査読論文(1年で10編近く)書いたことがあったんですが,それは,昇進したら忙しくなって論文書けなくなるってことで(まさにその通りになった),駆け込みで書いたってことでしたし,40代に震度関係の査読論文をたくさん書いたのは,純粋に震度の問題点を指摘して代替案を提案しておきたかったということですし,何かそういう+αが必要な気がしています.

 一つは,定年まで10年を切ったということで,ものすごい量の成果が大会論文止まりになっているものを査読論文に投稿してまとめておく,ということがモチベーションになるかと思ったのですが,これは,全くそうなりませんでした.面白い結果を知らせるという意味では,webでもいいとも思ったんですが,これも全く進んでないところを見ると,だめだったみたいです.

 一番いいのは,やはり,学生や若い人達に(彼ら自身の成長のためにも)書いてもらうことです.でも,これもなかなか進みません.だいたいが,結果が出るのが修論提出間際で,そうすると,そのままいなくなってしまうからです.一応,書いてから出た学生も何人かいるんですが,そこから膨大な手直し作業が必要となって,結局,時間切れというケースがほとんどです.

 ということで,結局,解決策のようなものは,ないのですが,その気になったらやるし,ならなければ,それならそれで仕方ないというか,なるようになるということでいいということでしょうか(日=短+全).

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 うーん,でも,折角面白い研究テーマ思いついて,学生も頑張って結果出したわけですから,やっぱり,ちゃんと査読論文にしておいた方がいいというか,そういう気持ちはあるんですよね.でも,忙しくてどうにもならないとか,その気にならないというよりは,物理的に難しいということが大きいかもしれません.

 というのは,学生は,もう卒業していないので,データとか計算結果とかプログラムとか,そういうのは,一応はあるんですが,それを私が引っ張り出して,また計算してとかいうのは,まず不可能だからです.

 うーん,でも,何とかならないもんですかね.

 一つの方法としては,もう1回やるというか,同じテーマをその時の結果も含めて違う角度からやったり,更に進めて再検討するというようなことでしょうか.

 うーん,でも,新しいテーマ,どんどん思いつくので,やっぱり,新しいことやりたいってなっちゃいますよね.新しいことにうまく引っかかればいいんですけどね.

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 うーん,やっぱり,査読論文に投稿するより,web公開というのが現実的だし,本質的かもしれませんね.でも,これも一向に進まないわけで,でも,(今では信じられないかもしれませんが)このサイトが開設当初,遅々として更新が進まなかったのがある日突然爆発的に(笑)進むようになったわけで,遅々とでもやっていれば,ある日突然,そういうこともあるかもしれませんね.,

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2/18'19b
[何だったんだ?]

 あらためて思うんですが,競争して承認されて報酬もらってという第一の人生って何だったんだ?って思いますね.私は,そういう俗世界から一番遠いところにいたとは思うのですが,研究成果が評価されたり昇進したりということはあったわけですからね.

 もちろん,食べて行くための生活費は必要ですが,それなら,もう1日5〜6時間だけ働くくらいで充分でしょう.それなのに,どうしてフルタイムで,過労自殺者が出るほど働かされてるかというと,何度も書いてるように,無駄に欲しがらせて無駄に経済を回すという資本主義競争社会による弊害,民間企業でなくても,自分が仕事をしたことにするために上の人間が余計な仕事を作り出してる惨状で(文科省が余計な仕事を作り出して教育現場が疲弊するのがわかりやすい例),そういう本質的なことに気づき始めた若い人達が生きにくさを感じるのは当然のことなわけで,それを欲にまみれた旧態依然とした社会に戻ればいいわけはなく,結局,今まで騙してこき使ってきた嘘がばれてきたってことでしょう.

 私は,幸い何とかうまくやって来ましたし,もうすぐ卒業というか,実質,もう卒業してしまったので,滑り込みセーフだったんですが,若い人達は,そうは行きません.ほんと大変だなあと思うのですが,何度も書いてるように,そういう中で,何とかうまくやって行くしかないですし,方法はあると思いますよ.

 それは,何度も書いているので繰り返しませんが,簡単に言えば,大した価値もない無駄なものを欲しがらせることや世の中の嘘に騙されず,しっかり自分の頭で考えて行くこと,そして,そういうどうしようもない世の中からできるだけ距離を置くことでしょう.

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2/19'19
[つまらない研究ばかり]
(研究)

 つまらない研究ばかりになってしまったな,と思います.そして,つまらない研究ほど評価されるという惨状です.

 背景にあるのは,悪しき業績主義に間違いありません.即ち,査読論文やジャーナルを何編書いたかとかI.F.とか,表面的量的評価一辺倒になっていて,そうすると,研究者の多くは,論文になる研究,査読が通る研究ばかりやるようになります.そして,そうやって査読に通った査読論文やジャーナルを見ても,読んでみたいと思う面白そうな論文なんかほとんどないという大惨状です.

 一体,何のための研究してるんですか? 食べて行くため? つまり,みんな「職業研究者」になってしまった? 確かに他の職業と比べると「職業研究者」は,非常に割がいいとは思うのですが,それが研究活動の中心に来て,つまり,承認や報酬のために研究してて楽しいですか?

 私はもうすぐ卒業,というか,そうやって意味なく業績を積む必要もないので,もうとっくに卒業したのでいいんですが(ほんと,こんな惨状になる前に卒業しといてよかった),若い人達は,そうは行きません.

 どうしたらいいかは,明らかで,研究本来の面白さ,独創性やと新規性,着想の斬新さ,解決方法のひらめきのようなところに全精力を傾ける研究をして行くことです.それでも,今のこのご時世,表面的量的評価もある程度クリアしないといけないので,それは,大変だとは思いますが,どっちがメインかを絶対に忘れないことです.

 でも,最近の様子を見てると,明らかに表面的量的評価メインになっていて,非常に危機感を感じます.と言っても,私はもう関係ないので,老婆心ですかね.

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2/19'19b
[どうなるかわからない]
(生活)

 将来,具体的には,リタイアした後,どこに住むかとかいろいろ考えたりしてるんですが,実際のところは,どうなるかわからないというか,今考えているようにはならないんだと思います.だって,10年先,どうしたいかなんてわかりませんからね.

 例えば,5年くらい前までは東京に帰りたかったんですが,今はもう東京には住みたくないわけで,たった5年で大反転なわけで,ましてや10年後なんてどうなるか,わかったもんじゃありません.

 でも,それでも,いろいろ考えたり検討したりして行くんだと思います.一つは,単なる趣味(笑)というか,そういうことを考えたり検討したりすることが楽しいからです.今はGoogle mapもありますから,その街の雰囲気もある程度わかりますし,何かのついでに実際に行ってみることもできます.

 もう一つは,やはり,準備というか,ソフトランディングですかね.もう5年くらい前でしょうか,当時は,三ノ輪とか竹ノ塚とか上野を考えていたと思うのですが,そのとき,実際にリタイアして,あるいは,さっさと大学をやめて,そこで暮らすことを想像したとき,とてもじゃないというか,大学というか仕事を失った状態で,どうやって退屈しのぎして暮らして行くかのイメージが全く湧かなくて,途方に暮れる思いだったのですが,それからずっと大学をやめた後の生活をどうするかを想像し,考え続け,いろんな準備もしてきて,ようやく最近になって,大丈夫と思えるようになって来たわけですからね.

 でも,10年後どうなるかわからないから,結局,わからない(笑)んですが,ある日突然か,いろいろ考え続けてきたかによって,結果が全く違うのは間違いありません.そして,今は東京には住みたくないけど,10年後は,また住みたくなってる,あるいは,何らかの事情で住むことになるかもしれないわけで,でも,そのとき,いろんな条件をちゃんと整理できてるかどうかは,大きいと思うのです.

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2/19'19c
[ドロップアウトしたい]

 定年退職というかリタイアってことなんですが,ずっと書いてますが,やっぱり,最後までしっかり勤め上げて,定年退職パーティーというイメージが湧きません(でも,これもそのときになってみないとわからないが(笑)).

 これも既に書きましたが,ドロップアウトしたいんですよねー(「準備」もだいたいできたし).お前はもう要らないと言われて定年でおとなしくふつーにやめるのではなく,自分からやめてやるというよりは,付いていけなくなってドロップアウトというイメージです.そして,実際,私はこれまで,そうやっていろいろドロップアウトしてきましたから,そういうのが性に合ってる?感じもするんですよね.

 でも,その一方で,学生達と楽しく研究していく権利を有しているうちは,それを行使したいとも思っていて,なんかうまい方法ないかなあとは思ってます.

 方法というわけではないですが,一つは,そうでなくなる,つまり,研究がつまんなくなっちゃうか,学生達が研究しなくなって,こんなんじゃ全然研究なんかできんってなっちゃえば,ある意味,潔くドロップアウトできますね.

 もちろん,そうならないことを望みますが,そうなることは,あり得る話で,つまり,禍福は..というか,何がいいか悪いかなんてわからないわけで,リスクマネージメントというか,どう転んでも,いい方向にもっていくというか,そうなるってことでしょうか(まさに何でもありの境地).

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2/19'19d
[築20年]
(経済)

 何日か前の夕サテで,ローン組んで家を買ったけど,ローンが払えなくなった人が続出だそうで,ほーら言わんこっちゃないってなもんですが,番組で取り上げていたのは,競売にかけられるところを任意売却で済む方法があるってことで,一例として,20年前,25年ローンで4000万を金利3.6%で借りて,月々20万円の返済をしてきたけど,払えなくなって,競売だと600万のところを任意売却で1000万で売れて,残り2000万の借金の大幅圧縮に成功?ということだったんですが,いやいやいや,そもそも家買ったことが失敗でしょ.

 だって,いくらで買ったのかはわかりませんが,4000万を25年ローンで金利3.6%で借りると5600万で,頭金いくら払ったかはわからないのですが,少なくとも4000万以上はしたわけで,それが(この20年間,不動産価格は基本的に上がってきたにも関わらず)今の値段で1000万なわけで,しかも,維持メンテ費用や固定資産税もかかってるわけですからね(要は,不動産市況が堅調でも20年経てば,家の値段は1/4になっちゃうってこと).

 じゃあ,買わずに借りて住んだ場合はどうかと言うと,家の値段がわからないのですが,4000万とすると,200倍の法則によると家賃4000万/200=20万なら借りて住んだ方が得だったということになるのですが,そうすると20年で払う家賃は,20×12×20=4800万で,一方,この人の場合は,20万ずつローンを払って行って,ローンが残り2000万で家が1000万で売れたわけですから,この20年間に払ったお金と残った借金を合わせると,20万×12万×20年+2000万-1000万=5800万で,これに維持メンテ費用や固定資産税がプラスということになるので,1000万以上の差ですね.

 じゃあ,ローンを組まずに,現金一括払いだとどうだったかですが,支払った額は,4000万+維持メンテ費用や固定資産税となります.維持メンテ費用や固定資産税がどのくらいかかるかですが,固定資産税は,税率1.4%で,住宅とか小規模とかの優遇があって,4000万の家ならざっくり年間20〜30万くらいですかね.そうすると,20年間で500万にもなるので,かなりの額ですね.これに維持メンテ費用を足すと,上の家賃4800万とトントンといったところで,200倍の法則が,まさに損益分岐になってるということでしょうか.

 でも,200倍の法則というのは,ローンを組むことが前提だったと思うので,今回のケースは,現金一括払いの損益分岐になってる,つまり,ローンを組むのであれば,損益分岐は更に上がるわけで,更には,これは,不動産市況が堅調であることが前提で,これから厳しくなって行くとすると,どう考えても借りた方が得ということになります.

 じゃあ,その人が,ローンを払い続けたら,つまり,家を差し押さえられなかったらどうなったか,と思った人もいますよね.具体的には,ローンを払い終われば,その家は自分のものになりますが,家賃は,住み続ける限り払い続けないといけないんじゃないの?ということです.

 そうなんですが,家がどんどん老朽化していくということを忘れてますね.つまり,4000万の家の家賃が20万なら,今住んでる家は1000万なわけですから,家賃は,5万ってことですよ.

 話が複雑になってきたと思った人もいるでしょうが,実は,単純な話で,200倍の法則もそうですが,要は,200ヶ月≒20年で,その家の土地代以外の価値は(老朽化して)ほぼほぼなくなるということです.つまり,家の老朽化に伴う減価償却で家賃は決まるわけで,家賃が購入価格の200倍より安ければ,借りた方が得というのは,そういうことが背景にあるわけです.

 ここで,更に,じゃあ,築20年の家を中古で買うのが一番得なんじゃね?と思ったあなた,なかなか鋭いですよ(笑).つまりは,車もそうですが,新車とか新築物件の減価償却は,新しいときほど激しくて,その一方で,20年経つと,価値はほぼ0なんですが,実際は,なにがしかの価格や家賃は発生するわけで,リフォーム代とか入れても,そこが狙い目ということはあると思います.

 でも,20年経つと,いろいろ不具合は出てきて,メンテ費用もかさみますし,不動産市況がこれまでのように基本的に右肩上がりということはないでしょうし,大地震も来るし,買うのは,やっぱり,リスクあるなあとは思いますが,買うにしろ借りるにしろ,築20年くらいが狙い目とは言えるかもしれませんね.

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2/20'19
[修正]

 すぐ上の記事で,最初「大地震が来るかもしんないし」と書いたのですが,これは間違いで,来るのは確実で,いつ来るかの問題なので,「大地震も来るし」と修正しました.

 買うvs借りるもそうですが,こんな状況で,よくもまあ家とかマンションとか買うなあと思うんですが,これもまさに正常化の偏見ですね.

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2/20'19b
[やっす]
(生活, 経済)

 築20年が狙い目ってことですが,早速(笑),将来住む街候補について,家とかマンションとかを買った場合,あるいは,借りた場合について,いくらくらいかざっと見てみました.結果は...

 めっちゃ格安です(笑).こんなんでいいの?って感じ(買って地震で全壊して土地代だけになってもまあしょうがないかと思えるくらい).築20年ってことなんですが,全然新しいし,環境的には,充分ですね.そして,たまたまですが,今私が借りて住んでるマンションがまさにそうであることに気づきました.そう言えば,引っ越した時に,C大のN先生に家賃いくら?ってきかれて,○万って言ったら,「やっす」って即答でしたからね(笑).

 問題は,希望するいろんな条件に合うところが見つかるかでしょうか.私が今住んでるところは,まさにたまたまそういう物件が見つかったとも言えますからね.そこに拘って条件に合うものがないから,自分で建てるしかないってのは,わからなくもないんですが,そこに何千万もぶっこむ価値があるかどうかですかね.

 見方を変えると,建て売りとか新築マンションの場合は,既にあるものを選ぶわけですから,新築に拘る意味は,ほとんどないことになります.でも,これまでは,人口も増えてきて,マンションも人気で,条件に合うものは,新築しかなかったことが多かったと思いますが,これからは,少なくとも10年後は,そうでもなくなる感じはしますよね.

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2/20'19c
[一人でもしこしこと]
(研究)

 大学をやめた後ですが,やっぱり,一人でもしこしこと続けて行ける研究テーマを見つけてやって行くのがいいと思います.今学生達とやってる地震動の性質と建物被害の関係を探求することや震源から構造物被害に至る現象を物理的に解明することの延長上のものがいいとは思いますが,多少離れても,というか,ポイントは,「その時」興味があって探究して行きたいこと,ということでしょうか.

 大学に籍がない,つまり,仕事としなくてもいいということで,いろいろ条件は変わって来ます.一つ目は,学生達がいないってことで,一人でもしこしこできることですね.二つ目は,大規模な実験設備がなくてもできるということなんですが,お金は多少かかっても何とかなりますかね(大地震が起こったときは,現地には行くでしょうし).

 あとは,仕事じゃなくなるので,論文になるとか,査読論文書くとか,変なフィルタがはずれるので,これはプラス査定でしょう.と言っても,今もそんなの意に介さずやってはいるんですが,学生達が論文書けるものということになるとそうも行かないところもありますからね.

 そういう意味では,レベルというか,金になるかどうかということも関係なくなるわけて,興味があって探究して行きたいなら何でもいいし,実際,今,仕事以外にやってることは,全てそうなんですが,今,仕事で研究してることの延長上であるのなら,やはり,私にしかできない最先端のことをやって行きたいとは思いますね.

 というか,仕事以外についても,「研究レベル」という意味では,私にしかできない最先端というつもりでやってますから,研究って,要は,そういうことなんだと思います(そこが勉強とは違うということ).

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2/20'19d
[選択肢が俄然広がる]
(生活)

 生活クラブですが,懸案は,宅配をどうするかだったんですが,これを創意工夫?で解決して,申込みをしました(やっぱり,行動が早い(笑)).先日,一度家に来ると言うので,来てもらって話をきいたら,茨城には,デポーはないけど,宅配は,もう30年くらいやってるってことなので,以前,調べたときに調べきれなかった,ということはないと思うので,そのときは,宅配ではだめだと思ったんでしょうね.

 確かに,大学の帰りに,今日の晩ご飯何にしよっかなあと思って,牛乳とか必要なものもいっしょに買い物して帰るのが好きなんですが,SJJの材料もそうですが,牛乳とか卵とか野菜とか,定期的に買わないといけないものも多くて,結構な荷物になるんですよね.それを家まで持ってきてくれるわけですから,肉とかの「今日の晩ご飯の材料」以外は,届けてもらえば,そりゃあ楽です.

 宅配は週一で,一週間前に,チラシを見て注文するんですが(最初は,インターネットがいいと思ったけど,チラシを見ながらマークシートの方が楽な気がする),そのチラシに載ってる品物がかなりの量で,普通の大きなスーパーに置いてある品数より多いくらいで,しかも,そのほとんどが無添加無香料なわけですから,もうこれは使わない手はありません.でも,よーく見てみると,全部が全部完全無添加ってわけでもなさそうなので,それは,一度注文して,取捨選択して行けばいいでしょう.

 もちろん,まだ,どうなるかはわかりませんが,もし,これで行けるということになると,将来住む街の選択肢が俄然広がることになります(関東ではだいたいやってる).具体的には,近くに無添加食材を取り扱ったスーパーがなくてもいいってことになるわけですからね.これが一番大きいかな(こんな感じで,着々と「準備」は進んで行く).

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2/20'19e
[鳥八]
(生活)

 ジャケットの肘の汚れですが,これも難なくクリアしました.

 どうやったかは,書くほどのことはないのですが,中性洗剤(エマール)を濃いめに溶かして,スポンジで擦って洗って,水ですすいで,絞って,シワを伸ばして,陰干しするだけです.絞るのは,全体を洗うときと同様,絞りきれないのですが(あまり強く絞ると生地が傷む),脱水せず,水がぽたぽた落ちてくる状態でそのまま干して,袖口の方に水が降りてくるので,時々絞ってシワを伸ばせば問題ないです.

 これもインターネットで調べたわけじゃなく,過去の経験があって,まだ,私がまだ学生だったときだと思いますが,研究室で鳥八(ってわかります? ピグとかがある,本郷通りから一本入った路地の店です)に飲みに行って,そこのおばちゃんが明るくて元気のいい人だったんですが,あろうことか,焼き鳥を私のジャケットの上に落として,タレがべったり付いて,あららーと思っていたら,ごめんごめん,ちょっと待ってて,って言って戻って来て,台所の洗い物で使う中性洗剤をチュチュって直接付けて,ちょちょっと擦って,水タオルで拭き取ったら,あっという間に綺麗になったんですね.要は,皿の油汚れを落とすのと同じ原理なわけです.

 その後,そういうことがあると,同じ方法で綺麗にしてたんですが,今回もその延長上ってことですかね.

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2/21'19
[覚悟が必要]

 大学をやめた後の研究ですが,具体的に想像してみました.イメージとしては,東大地震研の助手時代に戻るみたいな感じでしょうか.もちろん,南研に学生はいましたし,工藤研や壁谷澤研の学生達とも楽しくわいわいやってたので,そういうところは違うのですが,研究については,南研の学生の南研としての研究テーマ以外に,梅村先生や津野さんといっしょにやったものもありましたが,それ以外は,一人でしこしこ計算して,論文書いてる感じでしたからね.

 うーん,でも,あのときは,評価されないことをめげずにやってた感じで,あまりいいイメージはないので,あのときに戻ると考えると,あんまりよくないですね.今は,あのときとは,全然違うというか,私が何か面白いこと思いついて研究して発表すれば注目されるわけですが,考えてみたら,内的熟達なので,そんなの関係ないのでした.

 でも,「最初は,あまりいいイメージはない」と思ったように,ポイントは,そういうことかもしれませんね.定年後,頑張って研究を続けてる人は,いるとは思うのですが,あまり着目されなくなって,だんだんめげて?やらなくなるみたいな.でも,研究本来の姿は,やはり内的熟達ですから,そんなの関係ねーってことです.

 逆に言うと,内的熟達ということは,研究自体が(回りから全く評価されなくても)やってて面白いと思えないといけないってことですね.というか,そういうことを研究するってことです.そして,それに地震動の性質と建物被害の関係を探求することとか震源から構造物被害に至る現象を物理的に解明することが入ってくるか,ということでしょうか.

 そう考えると,ちょっと厳しいというか,他にもっとやりたいことがありそうな気がしてきます.具体的には,私の場合,ピアノを弾くとか,バドミントンやスキーやゴルフの運動を洗練するかとか,経済や世の中の動きを見通すこととか,いろんなこと考えて,このサイトの文章を書く方が面白いというか,地震動の性質と建物被害の関係を探求することとかに比べると,楽というか,好き勝手できるというか,「遊び」的要素が強いんですね.

 問題発言にも見えますが,地震動の性質と建物被害の関係を探求することとか震源から構造物被害に至る現象を物理的に解明することって,純粋な真理探究というよりは,それがわかるとどうなるというような社会的要素が強いし,「遊び」では済まされなくて,下手なことは言えませんからね.そして.工学なら何でもそうでしょう.

 ですから,これは,やっぱり「仕事f」なんだと思います.つまり,これを続けるということは,仕事を続けるということで,やりたいかどうかというよりは,それだけの覚悟が必要ということかもしれません.

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 仕事として考えるのなら,割と具体的にイメージはあります.コンサルとか講演活動とかでもいいのですが,そういうのは,ちょっとめんどくさいので,研究することとしては,まさに震源から構造物被害に至る現象を物理的に解明することのアウトプットとして,究極的には,実際に建ってる建物の構造性能と表層地盤,そして,震源との位置関係から,その建物の地震危険度を正確に評価することでしょうか.

 これをやったらインパクトは大きいでしょうね.そして,これを私以上に正確にできる人間は,いないでしょう.でも,インパクトが,大きすぎて逆に怖いというか,おおっぴらには公表できないというか,「マンション格付け」みたいになって,夜道を一人で歩けなくなっちゃうかな(笑).

 もう少し現実的なものとしては,今の免震は,いかさまとは言いませんが,基本的には周期を伸ばして(多少の減衰を付加した)だけってものが多いですが(長周期地震動が来ると逆に被害が大きくなる),究極の免震というか,そういうものもやったら面白いかもしれません.

 それも,メカニカルにやるのではなく,私ならではのやり方というか,今ここで書こうと思ったんですが,盗まれるとまずいので,中身は,企業秘密です.

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2/21'19b
[仕事って]

 上の記事を書いて思ったのは,仕事って何かってことです.一般的なイメージとしては,するとお金がもらえるのが仕事ってことなんでしょうが,そうではないってことです.

 それは,「結果を出さないといけない」,そして,その結果に「責任をもたないといけない」ということです.お金は,関係ありません.

 具体的な例としては,私が仕事以外でやってることは,どれもやりたくて,興味があってやってることですし,結果が出ればいいなとは思いますが,「結果を出さないといけない」,そして,その結果に「責任をもたないといけない」ということはありません(だから,怠けるとも言える).

 更には,どれもお金にならないかと思いきや,お金になるものもありますよね(日運とか短運).でも,自分の余剰資金でだめ元でやってるので,「結果を出さないといけない」,そして,その結果に「責任をもたないといけない」ということはありません(私が損すればいいだけの話).

 でも,誰かの資金を預かって運用すれば,それは,「結果を出さないといけない」,そして,その結果に「責任をもたないといけない」ので,仕事と言えるかもしれません(実際,そういうことを仕事にしてる人もいる).

 逆にお金にならなくても,例えば,町内会の仕事とか,部活のシャトル係とか会計とかは,「結果を出さないといけない」,そして,その結果に「責任をもたないといけない」ので,仕事ということになります.

 わかりやすいですね.

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2/22'19
[計算間違い]
(経済)

 この件ですが,(また?)計算間違いしてますね.

 条件を整理しておくと,4000万を金利3.6%,25年ローンで借りて20年経って,家の価格が4000万から1000万ということです.ローンの支払額は5600万ですが,家の現在価値が1000万なので,支払額は,4600万+固定資産税+維持メンテ費用となります,

 固定資産税は,年間20〜30万と書きましたが,家の価値がどんどん下がっていくので,20年平均で,(4000+1000)/2=2500万として,年15万,つまり,20年で300万として,支払額は,4900万+維持メンテ費用となります.

 次に購入時現金一括払いの場合ですが,家の価値1000万を4000万から引いて,3000万+固定資産税+維持メンテ費用なので,3300万+維持メンテ費用ですね.

 最後の借りて家賃を払った場合ですが,これが大きく間違っていて,家賃20万,つまり,20年間,新築で4000万を基準に計算してました.これを20年平均の2500万を基にすると,20年間の平均家賃は12.5万なので,支払額は,12.5×12×20=3000万,維持メンテ費用は,管理費として借り主が払うことも多いので,3000万+維持メンテ費用となり,借りて住むのが一番得となります(日-短-042413162806).

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 じゃあ,築20年で,1000万になった家を現金一括で買うのか,借りて住むのかですが,更に20年後を考えると,家の価値がいくらになるのかがわからないので,0〜500万までをパラメータとして総支払額を計算したのが下の表です(単位: 万).計算条件は,固定資産税の年額が家の価値の0.625%,月家賃は家の価格の1/200,そして,20年間,価格が線形に低下,維持メンテ費用は除外です.

 これを見ると,20年後,黄色でペイントした(1000万が)300万ならトントンということになりますね.でも,20年後,300万は,かなりしんどいと思うので,新築ではなく,築20年でも借りた方が得ということになりますかね.

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2/22'19b
[10年後ということを勘案]

 将来,どこに住むかですが,10年後ということを勘案しないといけません.具体的には,例えば,完全自動運転が実用化されていれば,状況は変わるわけで,今は車で3時間運転して出かけるのがしんどいとしても,例えば,大きめのワゴン車を買って,後ろの部分を居間みたいに快適な空間にすれば,家にいるのとそんなに変わらないでしょうし(災害とかのリスク対応にもなるけど,普段使うことを考えるとキャンピングカーはちょっと),快適に眠れる空間にしておけば,いつものように寝て,起きたらスキー場(笑)みたいなこともありうるわけです.

 でも,それでも,新幹線の速さは圧倒的なので,これを活用することは,考えた方がいいでしょう.そういう意味では,中央リニアなんですが,2027年開業予定ってことで,考えてみたら,もう10年もないわけですよね(でも,難工事が多くて予定通りは厳しいか).でも,甲府から品川まで15分というのは,桁外れですが(でも品川での乗換に20分(笑)),沿線に住んでみたい街はないかなあ.

 あと,思うのは,やっぱり,お金はあった方がいいということでしょうか.快適な空間がある高級?ワゴン車も高速使うのも新幹線を足代わりに使うのもそれなりのお金はかかりますからね.でも,全然大した額じゃないとは思いますけどね.

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2/22'19c
[早寝早起]
(生活)

 スキーとかで出かけるとき,いつもより早起きするのがしんどいという件ですが,それ以外にも,入試監督とか一限に講義があるときも,少し早めに起きるんですが,それでもちょっとしんどいです.でも,しんどいのは,早起きというよりは,起床時間がずれることなわけで,だとしたら,「早起きを普段」にすればいいってことになります.

 例えば,スキーに行く場合,2〜3時間かかるという移動時間の問題も,新幹線なら座ってるだけというか,寝ててもノートPCでできる作業しててもいいわけですし,車の運転も,朝ゆっくり起きてのんびり運転していくのなら,ドライブ気分というか,全然楽な気がします.つまりは,移動時間の長さの問題というよりは,起床時間がいつもより早いことがしんどいわけで,それなら,何時間か生活のリズムを前にずらせばいいってことです.でも,これが難しいんですよねー.

 難しいのは,早く起きることではなく,早く寝ることです.明日は早いから早めに寝ようとしても,眠れないのは当然ですし(だから,そういうときもいつもと同じ時間に寝る),眠れても(脳が昼寝だと思ってしまうからか)夜中に目が覚めてしまいます.

 よく言われるのは,早く寝ることより早く起きること,ということです.どんなに寝不足でも早く起きれば,その日は,寝不足で早く寝られる可能性が高いからです.でも,早く起きなくていいのに早く起きるのは...(やっぱり,早く起きることも難しい(笑)?)

 でも,多分,思い込み?の問題で,夜の23時と思ってるところをもう25時と思えばいいというか,極端な話,時計をずらすとか.もちろん,日照とか気温の変化とかはあるんですが,数時間なら誤差範囲でしょうし,夜が明けてるのに起きない,日が沈んだのに寝ないのは,逆に不自然ですからね(特に東日本).

 でも,急には無理なので,これも少しずつ,騙し騙しみたいな感じでやってみますか.

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2/22'19d
[単純に考えれば]

 単純に考えれば,何でもいいから,やることがあればいいってことです(まさに人生退屈しのぎ).老前は,(多くの場合)働かないと食べて行けないので,(できたらやりたいことを仕事にして)仕事すりゃあいいわけですし,老後は,働かなくてよくなるのですが,それは,やることは,仕事にならないことでもいいってことなので,選択肢が圧倒的に広がるとも言えます.

 老前,仕事で成功した人は,こんなことやってても...ってなって,うまく行かないことが多いですが,それは,承認や報酬に拘るからでしょう.老前,承認とか報酬とか「副次的」なもののために生きてきて,老後も働かないといけないってことにして,働く人もいますが,もっと本質的なこと,単純にやってて楽しいこと,承認とか報酬なんかなくてもやりたいこと,やる価値があると思うことやった方がいいと思いませんか? 「楽しい」というのは,人それぞれですが,仕事で成功した人なら,ただ遊んでるだけではつまらないでしょうから,中身があるもの,奥行きがあるものが対象になるでしょう.

 できれば,一人でもできることがいいですかね.それは,人付き合いが面倒とか,一人が好きということではなく,そういう条件に左右されないからです.中身や奥行きがあることなら,まさに内的熟達で,一人が基本になるとも思いますしね.

 そして,それを行動に移すための体や脳や心の健全さが基本となります.体や脳もそうですが,心が重要で,というのは,面白いとか,やってて楽しいと感じるのは,心だからです.でも,体調がいいと,楽しいと感じやすくなると思いますから,この三つは,相互に影響し合うというか,どれも重要なんだと思います.

 でも,順番的には,まず体(体調)でしょう.そして,それをマネージするのは,余計なお金を稼ぐためにやりたくない不毛な仕事をしてストレスを溜めないこと,適度に体を動かすこともありますが,やはり,食事でしょう.栄養のバランスとか,カロリーを摂りすぎないこともありますが,添加物などの余計なものを摂らないことが最重要ですかね.

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2/23'19
[報告会]
(バドミントン)

 筑波大学バドミントン部女子団体インカレ優勝(五連覇),男子団体3位,個人戦女子シングル優勝(香山),3位(安田),男子シングル3位(西野)の報告会(祝勝会)でした.

 既に書いたと思いますが,大学は4年間しかないわけで,それで五連覇は,すごいです.男子の3位も,ずっと書いて来ましたが,新体制になって,力はついて来ていて,でもなかなか結果が出なくて,それがようやく少し形になったのは,よかったです.

 でも,安田は,やっぱり,やめちゃうんですね.五連覇のプレッシャーを一番感じてたのは,彼女でしょうし,それで疲れたのか,あるいは,香山に負けたのがショックだったのかとも思ってたんですが,本人は,元気そうで,というか,雰囲気も変わって,吹っ切れたみたいな感じで,それは,ちょっとほっとしました.

 さすがに本人にはきけなかったんですが,話をきくところによると,もうバドミントンから気持ちが離れたというか,他のことに興味が行ってしまったみたいで,私も人のことはとやかく言えないというか,それはよくわかるので,仕方ないですね.

 でも,香山が安田と組んで出たインカレの個人戦のダブルスで,途中で負けたんですが,あれが最後の(安田との)ダブルスになるとは思わなかったと言ってたのは,ちょっと...(多分,泣いてた).

 でも,強力な新戦力も入りますし,今いるメンバーでやるしかないですね.つまりは,六連覇,七連覇というよりは,また,ここから始めて,連覇していく,そして,全日本総合で結果を残すというつもりでやって行って欲しいですね.

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 今日,講習会があったようですが,一部で大騒ぎ?になってるサービスのルール変更ですが,やはり,115cm「のみ」ということで,オーバーハンドがなくなって,おそらく(テニスのように?)高速サーブになるらしいです.日本では,4月からみたいですが,海外ではもうそういうプレーがされてるみたいです.

 うーん,どうですか? プレーの根本が変わるとは言いませんが,これも商業化の一環(テニスに寄せる)ってことなんですかね.でも,オーバーウェストとかかなりいい加減だったものが明確になるとも言えますし,何かが変わるときは,それにうまく対応することで,競技力を上げるチャンスとも言えますし,これも「そういう中で」やるしかないってことですね.

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2/24'19
[興味の対象は変わって行く]

 文房具の特集をしてるテレビ番組をやってて,そう言えば,私って,昔,文房具に相当拘り(正しくない使い方.拘りの正しい使い方は,そんなつまらないことに拘るなといった悪い意味)があったことを思い出しました.いろいろ研究して,その時の最先端のものを使っていたと思います.

 今でも憶えてるのですが,大学時代,バドミントン部の合宿を千葉の検見川でやってるとき,何かの理由で半日フリーになったことがあって,私は,東京まで出かけて,確か八重洲ブックセンターで文房具のカタログみたいなものを買ってきたんですが,それを見た同部屋の同期達に東京までそんなもの買いに行ったの?と驚かれたこともありました.

 でも,今は,全く関心ないです(笑).理由としては,情報管理が紙ベースからPCベースになったことが大きいでしょうね.例えば,いわゆる「手帳」は,PCの中の一つのテキストファイルです(Dropboxでスマホとも同期).あとは,最先端と言っても,もうそんなに大きな技術革新的なこともないってこともありますかね.

 あとは,興味の対象が変わるってこともあるでしょう.バドミントンをずっとやって来たけど,ある日,突然,興味を失うことだってあり得るわけで,そういうことは,私の中で,ちゃんと死ねないこと(例えば,痛くて苦しくてどうしようもないのに意思表示できない状態になってしまうとか)とともに最大の恐怖でもあります.

 私自身,研究に興味を失いかけたこともありましたし,ピアノもかなり長い間,そんなに弾いてなかったし(週数回30分程度),バドミントンもやるのがどうにもしんどくなって,半年くらい全く離れたこともありましたし,今も二週一か十日一くらいだし,スキーに全く行かないシーズンもありました.あるいは,つくばに来てから10年くらいは,東京に帰りたいと思ってたけど,今では,そういう気持ちはなくなってしまいましたからね.

 そういう経験からか,いろんなことをするようになった,それは,興味の対象がいろいろということもありますが,いろんなことをやってると,そのどれかが「引っかかる」というということもあります.逆に言うと,興味を失っても,細々とでも,また興味が出てきた時のために続けておく必要があるということでしょうか.

 逆に言えば,何か一つでもそういうものがあれば大丈夫というか,それは,仕事を失う老後においては,まさにそういうことですよね.

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2/24'19b
[現状維持するモチベーション]

 内的熟達もそうですが,やる気というかモチベーションって,普通は,わからないことがわかったり,強くなったり,上手くなったりして,成長したり能力が向上したりするからですよね.ですから,現状維持とか,衰えて行く力を少しでも落とさないようにするのって,やる気が起きないものです.

 でも,だからと言って,やらないでいると,力はどんどん衰えて行って,もっと大変なことになるわけです.例えば,このまま放っておけば,そのうち,バドミントンもスキーもできなくなるでしょうし,それどころか,日常生活にすら支障をきたして,行き着く先は,要介護,そして,認知症ということになりかねません.

 そういえば,T大ピアノの会同期のT賀谷が人間のエネルギーの源は,恐怖と欲望だと言っていたことを思い出しました.能力が向上したり成長したりすることが広い意味での欲望なのなら,衰えて行くこと,そして,要介護や認知症は,まさに恐怖ということになります.

 でも,そういう巨大な恐怖に目をつぶる本能(正常化の偏見)があるのも事実です.でも,そういうことがわかってもいるわけで,どうしたらいいかは,明らかなんですが,重要なのは,やはり,持続性で,実は,やる気云々というよりは,方法論的なことかもしれません.

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2/25'19
[3割?7割?]
(世の中)

 辺野古移設に関する県民投票ですが,昨日の午後,ちらっときいたときは,確か投票率が20数%とか言ってます.どういうこと?

 そして,結果ですが,メディアは,最初,反対票が有権者の3割に達し,中央政府に通知する基準である有権者数の1/4を超えたと報道してました.ていうか,反対は,たったの3割? 

 そして,今日になって,今度は,7割が反対と報道してます.7割というのは,投票した人の7割ってことです.でも,投票率は,結局,50%ちょっとで,ほんとに反対なのなら,投票に行って反対票を投じるでしょうから,反対している人は,実質3割程度ってことなんじゃないですか? それで県民の総意?

 結局は,政争の具,そして,視聴率を獲りたいメディアってことで,ほんと何やってんですかね(日=短+042413162806).

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2/25'19b
[同じ構図]
(世の中)

 小学生の女の子が親から虐待を受けて死亡した件ですが,親は,躾(しつけ)と言い張ってるんだそうです.メディアでは,あまり言われていないと思うのですが,これって,部活で指導者が暴力を振るうことと同じ構図ですよね.

 そのときも書いたと思うのですが,いかなる状況でも暴力は,とにかく絶対にだめです.そもそも,人に暴力を振るうという感覚が私には全く理解できません.だって,暴力を振るわれたら痛くて苦しいに決まってますし,残るのは一生癒えない心の傷だけでしょう.

 分析?としては,暴力を受けた世代が親になって,自分が受けた暴力をそのまま下の世代に振るってるってことですが,暴力を受けた苦しみをどうして下の世代に与えるのですか? 暴力を受けてよかったと思ってる?

 私も暴力を受けた経験はありますが,よかったと思ったことなんて,一度たりともありませんし,だから,暴力を振るわないということもありますが,それ以前に,そもそも上で書いたように,暴力を振るって人を傷つけるということがとにかく全く考えられません.

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2/25'19c
(日記)

 ここのところ,活動度は,また基本的に右肩上がりですし,実際,体調というか,調子は,ずっと悪くないと思うのですが,心というか気分としては,どこか落ち着かないというか,あまり心穏やかではない感じです.

 一つは,青い線が今ひとつ延びてこないこともありますし,単なる(内部要因の)周期的なこともあるとは思うのですが,外部要因もあるような気がします.具体的には,内的熟達的生活を中心にしていると,いいこともそうでないことも含めて,外部要因は,何らかの攪乱要因になるような気もします.意外なのは,いいことというか,楽しいことがあったとしても,それもまた攪乱要因になるということでしょうか.

 というか,まだ仕事はしてますし,仕事以外でもいろんな人とのつき合いはあるので,まだ完全な内的熟達生活には,程遠いってことですかね.つまりは,「一人時々みんな」のバランスポイントは,もう少し○○サイドにあるということでしょうか.

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2/25'19d
[新たな人生が始まる]

 老後を老前の延長と考えるからいけないんじゃないですかね.実際は,定年で第一の人生(実際は第二の人生)が終わって,新たな人生が始まるんだと思うんですよね.そして,新たな人生なわけですから,それまでの人生と同じではつまらないというか,違った生き方ができると思うんですよね.

 例えば,人や社会に認められようと頑張る人生とか,人や社会に認められて活躍する人生を送ったのなら,人にも社会にも認められず,でも,無責任に自由に生きる人生もありだと思うんですよね.そして,そのためには,準備が必要です.

 そう考えると何だか希望が湧いて来ますし,将来が楽しみにもなって来るんですよね.

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 そのためには,体と脳と心を健全に保つこと,少なくとも,今のレベルを何とか維持することが必要というか,実際は,それは,非常に難しいわけで,でも,折角,無責任?に自由に生きられるのに勿体なさ過ぎるとも思うんですよね.

 あとは,全てのことに興味を失ってしまわないか,という恐怖は,ありますね.全てではなくても,何かにそういうものを感じなくなることはあって,そのメカニズムは,未だによくわかりません.バドミントンが強くなりたいと思っていたとしても,バドミントン強くなってどうすんの?と思ってしまったら,それで終わりですからね.

 一般的に言えば,そうなっても,また興味が戻るかもしれないし,頑張って続けてみたら,ということなんでしょうが,無責任?に自由に生きるわけですから,それは,そういうことに反することになるわけで,つまりは,それこそ全く何の意味もなくても,興味があってやりたいことが必要ということになるわけです.

 つまりは,新たな人生は,楽しみではあるのですが,体と脳と心の維持とか,興味の対象とか,その実,今まで以上に,非常に困難なわけで,でも,どこかで書きましたが,私は,興味がないことは全然だめですが,難しいことは,全然へっちゃらです.

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2/26'19
[どうやったらその気になるのか]

 結局は,その気になるのか,ってことだと思うんですよね.どんなに難しいことでもその気になればチャレンジするし,単純に興味があること,やってて楽しい,面白いと思えることもそうでしょう.

 第(一)二の人生までは,その気になろうがなるまいが,働かないと食べて行けない,あるいは,社会の中である一定の役割を果たさないといけないということもあったと思いますが,第(二)三の人生からは,そういう縛りもはずれますからね.

 でも,じゃあ,どうやったら,その気になるのか,のメカニズムは,未だによくわかりません.あることが面白いと思うこともあるけど,そうでもないと思うときもあるわけで,そこがやっぱり怖いんですよね.

 一方では,儲かったり,世の中の役に立ったりというのは,判断基準は明確です.でも,○ホな人達を騙して目先の経済を回して必要のない金を稼いでもしょうがないし,大して世の中の役に立ってないのに,本人がいい気になってるだけってことが多いわけで,そういうことが見えちゃうと,さすがにその気にはならないですね.

 で,どうやったら,その気になるのかは,わからないのですが,一つ言えるのは,体調は大事ということでしょうか.やりたいと思っても,体がしんどければ,めんどくさくなってやらないというのは,大いに考えられるわけですからね.

 でも,食事に気をつけたり,体を動かしたりして,体調を整えることがめんどくさかったりするんですが(笑),これも「順番の問題」というか,何からやるのか,ということでしょうか(日-短-042413162806).

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2/27'19
[不思議]
(経済)

 4000万の家が20年で1000万になっちゃった一方で,10年前に買ったマンションが1000万も高く売れたという話もあります.理由はわかりますよね?

 ここでの計算には,不動産市況の変化は入っていません.つまり,ここ10年で不動産価格自体が大きく値上がりしてきた(築年数とか立地とかが同じでも値段が上がる)というだけの話です.つまりは,株式投資と同様に,不動産投資に成功したということです.

 問題は,不動産価格が「これから」どうなるか,ということです.人口は減るし,東京五輪バブルもはじける,というのが一般的な見方でしょうが,ということは,そう単純な話でもないということです.

 じゃあ,ここで果敢に?買いに出るというのは,ド素人が丸腰で戦場に行くようなものですし,ここが天井と思ったときは,売らないといけないので,自分が住む家として長期的に保有するということなら,新築でも20年,30年したら,価値がほぼ0になるつもりで買う,つまり,借りるより高く付くけど,所有する何かに意味を見出すということでしょう.

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 でも,多くの(○ホな)人達の「直感」としては,払った家賃は,消えていくだけだけど,家賃と同じ額のローンを払い続けて,ローンを払い終われば,手元に家やマンションが残るから,買った方が得ってことですよね.つまり,ちゃんと計算してないわけです.

 つまりは,不動産会社や(金を貸して金利をむしりとって何もしないで食べて行きたい)銀行に騙されてるわけですね.ここを見ればわかりますが,4000万の家とかマンションの家賃が20万で,ローンが月20万だったら,同じ20万を払うにしても家賃ではなく,ローン払った方が家やマンションが残る分得と考えるのですが,家やマンションは,どんどん老朽化して,払う(人に貸すならとれる)家賃も値下がりして行くことを忘れてるわけです.

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 あるいは,勇猛果敢に不動産投資をしているという感覚なんですかね?(んなわけないか(笑)) 日本人は,株式投資は,怖くてアレルギーがあると言われてますが,一方では,不動産投資(=家やマンションを買うこと)は,へっちゃらってことなんですよね.

 実態は,騙されてるんだと思いますが,よく考えてみると,不思議ですよね.だって,株より不動産の方が遥かに怖いですもん.株ならいつでも売れますが,不動産は,買い手が付かないと売れませんし,そもそも,年収の○倍というとんでもない額を(ローンを組む場合は借金までして)ぶっ込んでるわけですからね(ほんと怖すぎ).

 背景にあるのは,土地神話,つまり,不動産は値下がりしないという思い込みがあるんだと思いますが,そうではないことは,バブルの崩壊でわかったわけですし,これから人口も減っていくわけで,こんな子供だましみたいなことにどうして引っかかるのかほんと不思議です.

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