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12/1'18
[暴走?]

 最近,このサイトに書く量が増えてる気がするのですが,そういうときって,2パターンあって,1つは,いろいろ忙しいというか,めんどくさくてストレスが溜まっているとき,そして,もう1つは,何かに気づき始めているというようなときでしょうか.今はどっちですかね?

 どっちもあるような気がします.つまりは,両者は,無関係ではないということでしょうか.具体的には,いろいろ忙しいというか,めんどくさくてストレスが溜まって,ここで文章を書いたりすると,何かに思い当たり,展望が開けるというか,あーそういうことなのかと気づくことも多いです.つまり,そういう意味でも,ストレスって重要なんですね.そもそも,何も問題がなければ,問題解決もない,もっと言えば,研究テーマ自体が一切この世からなくなってしまうわけで,「研究者」としては,それはとても困ります(笑).

 でも,暴走?とまでは行かないかもしれませんが,ちょっといろいろ(余計なことまで)書きすぎな感じもしますかね.でも,そういうときって,やっぱり,何かに近づいている感じはします.

 そんなに長い間生きてきたわけじゃないし,これからもまだ人生は続くし,歳をとっていろんなものがピークアウトして下り坂になって行くんですが,そういう中で,ピークアウトせずに常に何かに近づいていくという感覚は重要だし,それは,頂上を目指して山を登るというよりは,いろんなもののバランスが整ってくるということかもしれません.

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 バランスというのとは,ちょっと違うかもしれません.全てを受け入れるってことかな.何かうまく行かないことがあっても,それを受け入れて,そこからどうするかなわけですし,それは,それで楽しめるわけですからね.

 一人で寂しいとか退屈だと思ったとしても,じゃあ,誰かとどうこうというよりは,そういう状況で,どうするかということだし,そもそも,一人は一人の,みんなといっしょは,みんなといっしょの一長一短があるわけで,だとしたら,非常に厄介で難しい他人や回りの状況を変えるということより,その状況の中でどうするかを考えた方が遥かに高効率でしょう.生きる,死ぬってことも,命あるうちは,楽しませてもらうけど,どこかで死ぬとしても,それはそれでありですしね.

 元々,評価とか人にどう思われるかとは,気にしないのですが,そういうことから益々解放されて,益々自由になるという感覚もあります.要は,変な拘りをどんどん捨てていって,でも,自分にとって大事なものは,大事にして行くってことでしょうか(でも,こういう漠然とした文章って,多分,うまく伝わらない気がします).

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12/1'18b
[良心とか見識?]
(バドミントン)

 漆ア,残念でした.でも,確実に階段を上ったと思いますし,世界のトップレベルがどのくらいかもわかったでしょうから(トーナメントの最初の方で当たるのと準決で当たるのでは全然違う),また階段を上れるように頑張って欲しいですね.重要なのは,急に結果を出すより,持続性だと思いますから.

 決勝は,大方の予想通り,山口対奥原になりましたが,奥原に負け続けている山口がそろそろ何とかするのか,奥原が名実ともに日本のエースになるのか,といったところでしょうか.

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 東大バドミントン部のOBOG会である駒羽会から定期的に会報が送られてきます.形式的なものだけではなく,ちょっと面白い記事や,思いがけず懐かしい人に「会え」たりします.そもそも,そういうものが定期的に送られてくるということ自体,OBOG会がちゃんと動いてるということですからね.

 今回は,シングル選手権(競技力によって,一部から四部に分かれて現役とOBOGが混ざってトーナメントの試合をする)の報告などがメインだったんですが,その中で,一部から四部のクラス分けの問題点が指摘されていました.クラス分けの基準は,以下の通りで,

1 部 :制限なし。
2 部・3 部:次のいずれかに該当する者。
一、これまで一度もレギュラー(注 1)になったことの無い者。
一、(2 部)30 歳以上の者。
  (3 部)40 歳以上の者。
一、(2 部)同選手権で過去 1 部に出場して二回続けて初回戦で(注 2)敗退した、ま
  たは昨年の同選手権で 1 部に出場して予選リーグで最下位となった OB・OG。
一、(3 部)昨年の同選手権で 2 部に出場して二回続けて初回戦で(注 2)敗退した、
  または昨年の同選手権で 2 部に出場して予選リーグで最下位となった OB・OG。
4 部 :次のいずれかに該当する者。
一、バドミントン経験一年未満の者。
一、60 歳以上の者。
一、女性。
一、同選手権で過去 3 部に出場して二回続けて初回戦で(注 2)敗退した、または昨年
  の同選手権で 3 部に出場して予選リーグで最下位となった OB・OG。
注 1 レギュラーとは、リーグ戦、国公立戦、七大戦のいずれかの団体戦に出場したもの
  を指す。(メンバーチェンジによる出場は除く。)
注 2 初回戦とは不戦勝等を除いて最初にプレイした試合を指す。
注 3 前年度の同選手権で 2 部または 3 部で準優勝以上の現役生は、それ以下の部では
  参加できない。ただし、OB・OG に関してはこの限りではない。

 かなり細かく決められてるように見えるのですが,実は,結構ざるだったりします.

 例えば,女性なら無条件に4部に出られるのですが,だとすると,去年,1部で優勝した筑波大の山田に一度も負けたことがない大久保も4部に出れちゃうことになります(インカレ個人戦2年連続3位だけど(笑).そう言えば,大久保は,バドミントンとは関係ない一般企業に就職したんですが,その後,バドミントンの世界で全然名前きかないけど,ほんとにもう完全にバドミントンやめちゃったんですかねー).

 実は,少し前までは,3部までしかなかったのですが,(出場資格は満たしているということで)私とS村が組んで3部に出て顰蹙をかったのがきっかけで4部ができたんだと思います(すみません).石井・金子だって,女性ということで出たんですが,筑波大の練習に何回か来たようなレベルですからね(確か,金子が熊高出身で,熊本信愛出身の田崎と仲よさそうに?話してたのを憶えてる).

 要は,年寄りでも出て楽しめる場を確保して欲しいということなんでしょうが,今年は,出場資格関係なく,現役のランキングを4つに分けた,つまり,4部にかなりの現役選手が出て,相手にならなかったことが問題になってるってことらしいです.

 うーん,でもどうなんでしょうか.年寄りの年齢と現役選手の経験年数や性別のキャリブレーションをどうするかってことなんでしょうが,女性だと,大久保の例は,極端ですが,全日本シニアに出てるS村が4部に出たら,あるいは,私ももうすぐ60なので,60になったとき,4部に出たら,やっぱり顰蹙なのかなあ.

 ですから,結局,出場者の良心とか見識?ということなのかもしれません.でも,そういうことが起こって,ルールが改正されるというのが筋な気もするので(今回は,おそらくバドミントン経験者1年以上の現役選手が出てたのでしょうから,それは,ルール違反),60になったら4部に出てみようかな.お前またやりやがったなと怒られるかもしんないけど,怒られたいというと何か変ですが,いつまで経っても怒られる若僧でいたいみたいなところはあるんですよねー.

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12/1'18c
[プログラム]
(ピアノ)

 ピアノプロジェまで1週間ということで,I東さんがプログラムを送ってくれました(いつもありがとうございます).

 去年の今頃は,結構,追い込まれてた気がしますが,今年は,そうでもないというか,それは,去年より準備ができてるということではなく(モンポウまだ一度も通らないし),弾けるだけ弾けばいいと達観してるってだけなんですけどね.

 もちろん,当日どうなるかはわかりませんが,どうなっても,受け入れればいいだけの話でしょう.

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12/1'18d
(日記)

 とは言え,今日はあまり調子よくなかったです.でも,そういう日もあるというか,そういうときもあるということでしょうか.

 やることやって来たし,充分満足の行く結果も得られたし,もうここからは,できる分だけやればいいとも思うのですが,そう思うのは,歳をとったということなのでしょうか? 言い方を変えると,若い頃は,何ごとにも満足せず,もっとがむしゃらに頑張ってた?

 うーん,何ごとにも満足せず,というのは,そうだったと思うのですが,がむしゃらに頑張ってたかと言うと,思い返してみると,そんなことなかったと思います.もちろん,やるときはがんがんやったんですが,それは,頑張ってたというよりは,ただやりたいからやってた,その気になったときだけやってたって感じなんですよね.

 つまり,頑張らないといけないとき頑張れたかと言うと,頑張れたときもありますが,どうやっても頑張れないときもありました.具体的には,高校受験や大学受験では,頑張れなかったけど,研究室に入ってからは,少しは頑張れた,就職して30代は,頑張れなかったけど,40代は,少しは頑張れたかな,って感じで,頑張れなかった方が多いんですが,それも含めて,「私自身」というか,それこそ受け入れるしかないわけです.

 つまり,結局,頑張れるときは,頑張れるけど,頑張れないときは,頑張れないのなら,頑張れないことをうだうだ悩むより,すぱっと受け入れる方が,結果,頑張れるような気もするし,そもそも,何とか食べて行ければ,頑張らないといけないってこともないわけですからね.

 そんなんで,よくここまで来られたと思いますし,ここまで来たらもうやりたい放題(笑)って気もしますが,だからと言って,ほんとにやりたい放題やってしまうのか,ってことも「私自身」なわけで,変な言い方ですが,第三者的に見て,「私自身」がどうなって行くのか,ってことでしょうか.

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12/2'18
[淡々と過ごして行く]

 逆に,これをやったらどうなるとか関係なく,その日そのとき,やる(べき)ことをやって「淡々と過ごして行く」,そういうことに充実感や達成感(という言葉はあまり適切でなくて,これらがもっと薄くて淡々とした感じ)を感じることができるかってことかもしれません.仕事も敢えてそういうものを選ぶという(哲学的な)人もいます.

 ただ,私に関して言えば,その気になったらやっちゃうので,そういう生き方というか生活の仕方はできないかもしれませんが,その気にならないときとか,リタイア後とかは,そういうのがいいかもな,とは思います.

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12/2'18b
[予定調べ]
(仕事)

 会議とか委員会とかの予定調べってありますよね.皆さん,どうしておられますか? 来たら,この日時の都合はいいとかだめとか○×を付けて返信するだけの話?

 そんな簡単な話じゃないですよね.具体的には,そういうものがどんどん来るからです.そうすると,どうなるかと言うと,ある会議の返事をして,その日時が決定する前に,別の予定調べが来て返事をすると,バッティングが起こる可能性があります.そんなのどうしようもない?

 私はこうしています.まず,ぎりぎりまで返事をしません.だって,早めに返事をすると,日程が決まるまでに時間があって,その間に別の予定調べが来るからです.つまり,予定調べって,本来的には「せーの」でみんないっしょにやらないといけないんですよ(そういう意味では,ある会議が終わって,次の会議の日程をその場で決めるのが合理的だけど,来てない人がいるとメールで,となる).

 でも,いつまでに返事を,ということが書いてない予定調べもあります.一体,何を考えているのでしょうか? あるいは,なかなか返事をしないと,返事をしないうちに,僅か1日も経たないうちに,私以外の「アンドがとれた」という理由で日時が決定してしまう場合もあるのですが,そういう場合は,ここで書いた通りで,予定が入っていれば,私は行かなくていいということなのでラッキーてなもんです.始めから(こちらの都合もきかずに)日時が決まってる場合も同じです.

 それでも,こっちが返事をしてすぐに日時が決まるわけではないので,実際はどうしてるかと言うと,○の返事をしたところは,その予定が入る可能性があるので,それ以降の予定調べには期限まで返事をしない,あるいは,どうしても返事をしないといけない場合は,×の返事をすることになります.

 こんな感じで,まあ何とかなってるとは思うのですが,最近は,かなり厳しいことも増えてて,とにかく,「いつまでに返事」を明記してもらわないと,そして,その期限が来て返事をしたら,速やかに日時を決定してもらわないと,困ります.そういう意味では,「ちょー助」系のウェブを使ったもの(大学にも秀逸のものがある)だと,予定調べの「途中経過」が見られるので,だいたいこの辺になりそうだなというのがわかるのでいいですが,エクセルとかを送って先方でまとめてやるのとかは最悪です.

 向こうから見ると単なる予定調べかもしれませんが,こっちからすると,そういうものが他にも大量に来るわけで,ちゃんと人の立場になって考えて欲しいものです.というか,そういうものには,「そういう対処」しかしない(できない)ってことになります.

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12/2'18c
[裏の裏]
(経済, 相場)

 Nスペ?で1997年の山一證券の破綻のときの真相,みたいのをやってたので,上の文章を書きながら,ちらちら見てたんですが,真相というか,別に新しいことなんか何もなかったですよね.でも,一つ思ったことがありました.

 それは,当時は,株価がどんどん下げながらもいつか株価は上がると思ってたということなんですが,今はどうなんだろう?ということです.もちろん,投信買ったりしてる多くの(負ける)投資家は,相も変わらず買いしかやらないのですが,バブルの頃のことを憶えている人もいるでしょうから,売りをやる人もいると思いますし,ちゃんとした見識をもった人なら,今,国や政府や民間企業がやってることがやばいと思ってるでしょうからね.

 つまり,裏の裏的に言えば,これから日本経済はやばいことになるから,売れば儲かるという単純な話でもないわけで,難しいというか,それはそれで面白いということでしょうか.

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12/2'18d
(バドミントン)

 総合ですが,女子シングルは,遂に山口が奥原に勝って(ダブルス組んだ綿矢もちょっとほっとした?),奥原ではなく,山口が名実ともに日本のエースということになった,というか,そうなるでしょうか? 具体的には,(奥原のように)海外のトップ選手に勝てるのかということですが,もちろん,それを期待してますし,ここからということですかね.でも...

 中継,というか,録画も地上波ではやらないんですね(大学ラグビーとかアマチュア相撲とかやってるし).なんかちょっと揉めたという話はきいたことはありますが,何とかならないもんですかね.

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12/2'18e
[楽しめ]

 最近,よく「楽しめ」って言いますよね.苦しいときほど,厳しい試合ほど楽しめ,みたいな.このサイトでは,10年くらい前からそういうことを書いてたのですが,そういうことがどういうことかわからない人が(やっぱり)多いみたいです.

 いや,楽しくないものをどうやって楽しんだらいいんや,ていうのもそうですし,そもそも,それができたら,みんな楽しくなって,みんな勝つことになるわけで,結局,それがどういうことがわかった人間が勝ったり成功したりするのかもしれません.

 でも,基本的には,その人にとって楽しくないものは,楽しくないと思いますよ.ですから,楽しくないものを楽しむことなんかできないわけで,要は,楽しめるのかどうか,じゃなくて,楽しいことをやってんのか,ってことで,楽しくなかったら(生きて行ければ)やめればいいだけの話でしょう.

 でも,やめたくないのなら,やるしかないですが,どうしてやめたくないのか,楽しいからやめたくないのか,それ以外の(変な)理由があるのかは,よく考える必要があるでしょう.

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12/3'18
[その人のことをどう思ってるか]

 この件ですが,北山先生のサイトにお返事というか,お詫びと修正のような対応記事が出ていました(なんか逆にすみません).

 今回のことで,いろいろ思ったことがあって,それは,一部だけ引用すると誤解を招くということもありますが,結局は,「その人のことをどう思ってるか」ってことなんだと思いました.実際,北山先生は,私がもっと給料をよこせと言ってるのではないことは,わかっておられたのですし,どう思うかは,一部を引用した北山先生の記事を読んだ人次第なんだと思います.

 つまり,その記事を読んで,私が「そういう人間」(もっと給料をよこせと言ってるような人間)と思うかどうかは,その記事の問題というよりは,読む人の問題というか,その人が私のことをどう思うかなわけで,でも,その人が私のことを「そういう人間」と思うような(その他大勢の)人からは,別にどう思われたって(有名人とか芸能人とか,他人の評価によって生きて行く人間ではないので),全く関係ないわけです.

 逆に,私がどういう人間かちゃんとわかってくれてる(と思える)人達の存在は(北山先生の含めて),とても大事で,そういう人達がいれば,それ以外の「その他大勢」の人達にどう思われようが,別にどうってことありません.

 とは言え,そういう(わかってくれる)人達と,しょっちゅう会って話ができるわけでもないのですが,それでも大丈夫というか,そんなに会えなくても,私の心の中にそういう人達がいるだけで,何とかやって行ける気がします(日=短+042413162806).

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 あるいは,もっと(踏み込んで)言えば,わかってくれてたと思う人と,何かの誤解とか行き違いで,関係が損なわれるとしても,それはそれで(全ては137億年前には的には)仕方ないとも言えるわけで,実際,それが吉と出るか凶と出るかはわからないわけで,全てを受け入れて,そこから,というのは,そういうこともありますし,これは人間関係に限らず,全てのことに言えるわけで,そう考えると,ものすごく自由で気楽になります.

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12/3'18b
[会社のトップなんて]

 1997年に6000億円もの簿外債務が発覚して自主廃業した山一證券ですが,ほんとに何ともならなかったのでしょうか?

 例えば,7500人いた社員の給与を半分にして10年かけて再建するというプランだと,平均給与を800万とすると一人頭1年400万の拠出でそれが10年間ですから,400万×7500×10=3000億になります.それでも,6000億の半分ですが,半分の見通しが立てば,手を差し伸べるところもあったかもしれませんし,給与以外に削れるところもあったでしょう.社員からしても,突然,会社がなくなって,給料が0になるより,半分でも貰えて今の会社にいられる方がいいと言う人もいたでしょうし,それが嫌だという人は,辞めて出て行くこともできて,リストラと同じ効果があるわけです.

 じゃあ,どうしてそうしなかったかと言うと,当時のトップやほんとに悪いことしてきた前任者達の判断ということですよね.つまり,そういうことになると,そういう人達は,私財を差し出せ的な,給料半分カット以上の負担を強いられるわけで,大蔵省の担当者も自分に火の粉が的なことも考えるでしょうし,だったら,会社潰しちゃえ,てなもんで,コストカットと称してばんばんリストラして,自分は法外な報酬を得ていたカルロス・ゴーンもそうですし,東日本大震災のときの東電もそうでしたが,会社のトップなんて,そんなもんということです.

 大学だって似たようなもので,10年で2割の人員削減ということなんですが,上層部は,2割増しで働けと言うだけで,そんなことなら,給料減らした方がいいと言う人もいるでしょうし(私です),そういう業務を担当する人を雇う方が遥かに効率がいいでしょうし,それ以前に,無駄で余計な仕事を作るなってことですし,業務だっていくらでも効率化できると思いますよ.

 小中高の先生達が仕事が大変で疲弊してるというのも,よく報道されるんですが,そうすると,もっと給料を上げて待遇改善を,と言う○ホが必ずいるんですが,彼らが望んでるのは,そんなことじゃなくて,もっと子供達と接する実質的な教育ができる時間を増やすことで,それには,どうしたらいいかは明らかなんですが,そうならないのは,ほんとどうしようもないというか,今のシステムとか,出世の仕組みとかに問題があるわけです.

 つまり,そこが変わらないと変わらないということは,当面は変わらないってことなわけで,結局,そういう中でどうするかってことなんですが,できるだけ「そういうところ」に身を置かないってことはあると思います.今の大学は確かにひどいですが,上層部の命令?に背いたらクビになることも左遷されることも窓際に追いやられることもありませんからね(大学のお仕事的には,むしろ,窓際に行って,研究したいくらい(笑)).

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12/3'18c
[平成最後の]
(世の中, 経済)

 なんかしきりに平成最後の...とか言って,盛り上げようとしてるのですが,そんなのどーでもよくないですか?

 でも,元号が変わったり,西暦もミレニアムのときとか,景気がよくなるらしいです.でも...

 昭和から平成になった1989年は,まさにバブル最後の壮大に株価が上昇した年ですし,2000年もITバブルの年ですが,その後,どうなったかは...(なのでバブルと言うわけですからね).

 つまりは,「そういうこと」ということですが,逆に言えば,もう一山来るかもしれないわけで,まさに壮絶なババ抜きってことですが,その後,どうなるかも...ってことですね.

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12/3'18d
[全く身に覚えがない]
(世の中)

 例のあおり運転の裁判をやってるということで,そういう被害に会わないためには,というようなことをやってたんですが,あおられた人のほとんどは,全く身に覚えがないんだそうです.

 そういう人の一人のドライブレコーダーの記録が流れていたのですが,その人は交差点で右折,あおった車は対向車側からの左折で,その人は,右折するとき,歩行者が途切れたので,左折車より先に右折したんですが,左折車にあおられて,信号待ちで,車を降りてこられて「右折と左折とどっちが優先かわかってんのか」と怒鳴られて,フロントガラスに煙草を投げつけられてました.どう思いますか?

 もちろん,あおり運転も車を降りて怒鳴りつけるのも絶対にだめですが,左折車より先に右折してあおられた車のドライブレコーダーの映像を見た私は,「危ない!」と思いました.だって,その左折車は,先に交差点に入って,明らかに右折車が入った車線に入ろうとしてましたし,あおった車から見ても,危ない!コイツ何無理矢理割り込んでんだ?と思ったと思うんですよね(でも,だからと言って,あおり運転はだめですよ).

 でも,あおられた方は,全く身に覚えがないと思ってるわけです.そして,そういう運転する人,結構いますよね(追い越し車線をトロトロ走って,後ろが大渋滞とか).あおられるのには,必ず理由があるとは言いませんが,車の運転に自信がない人は,そういうことをちゃんと自覚した方がいいとは思います.

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12/3'18e
[投資をする理由]
(経済)

 モーサテなんですが,そう言えば,AIによる株価予測,いつの間にかなくなってますね.全然当たらないんじゃ当たり前か(AIなんてそんなもん).半分以上は,どうしようもない情報?で(何とかクイズとか,贅沢品を紹介するコーナーとか),そういうところは,さっさと早送りなんですが,インヴェスターという,いろんな投資家を紹介するところは,もちろん,全く参考になんかならないのですが,こいつら○ホやな−(口悪)的に面白半分に見ています.

 で,今日は,作家の羽田圭介さんでしたが,悪くなかったです.彼が投資をする理由は,書きたい小説を書きたいからで,そのためには(生活して行くための)お金が必要で,お金を稼ぐために書きたくない小説は書きたくない,テレビとか講演の仕事もやりたいからやってるんじゃなくて,そのためなんだそうです.よくわかります(私が大学にいるのも,やりたい研究や学生の研究指導がしたいからで,もはや生活に必要なお金を稼ぐためですらありませんからね).

 でも,投資がうまく行くかどうかは,全く別の話ですけどね.

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12/3'18f
[体が歳衰えるというのがわからない]
(体)

 さっき,ちらっと見ただけですが,激レアさんで,54歳にして,アメリカで現役の女性アメフットプレーヤーというのをやってました.彼女が言うには,体が歳衰えるというのがわからないんだそうで,オードリーの若林が言うには,国レベルで研究した方がいい人ということで,まさに驚きです(もちろん,多少の脚色はあるでしょうが).

 でも,私も思い返してみると,30代はそんな感じでした.回りはみんな歳とってしんどくなってとか言ってるけど,はあ?みたいな(笑).正直,それがずっと続くような気もしたんですが,それが間違いというか,そんなわけないというか,40代,そして,50代は,悲惨なことになりました.でも...

 どうするのがいいのか,多少はわかってきたというか,ひょっとしたら30代のようなことがまた起こって,例えば,今と大して変わらない体の状態で80になったら,とんでもないことになると思いませんか?

 もちろん,実際にどうなるかはわかりませんが,それも研究対象というか,いろいろ研究しながらやっていくのは,それ自体,楽しめることでしょう.

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12/3'18g
(バドミントン)

 YouTubeに総合の女子シングル決勝がアップされてたので,ざっと見ました.ファイナルということだったんですが,ふーん,ああいう試合だったんだ,という感じでしょうか.具体的には,2ゲーム目も山口が押していて,途中,ちょっとリズムを崩すようなことが起こって,落としてしまったけど,2-0で勝っていてもおかしくない内容だったと思います.

 全体として言えるのは,やはり,身体能力は,山口の方が高くて,奥原は,粘り強くしっかり繋いで,ということなんですが,エラーは,奥原の方が多かったと思いますし,コンディション的にはどうだったんですかね? ですから,遂に山口が奥原に勝って,これからは,山口がエースとなるのか,というのもそうですし,なんだかすっきりしない,みょーな感じです.

 でも,言えるのは,奥原は,膝の怪我を抱えているんですが,山口は,大きな怪我というのは,きいたことがなくて,それは,やはり大きいですし,高次の動きができているので,変なエラーが減って安定すれば,無敵になるとは思います.

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 それ以外の試合は,ダイジェストが多かったのですが,綿矢・山口と藤井・垣岩の1回戦が見られました.予想通り,結構,綿矢が前に出る場面が多かったですね(でも,山口と並ぶと,やっぱり,結構でかいな(笑)).

 考えてみたら,綿矢は,遂に総合の本選に出たってことですよね(大学時代は,確か予選止まり).ダブルスなので,誰と組むのかということは,ありますが,大学時代は,安田と組んでたわけですし,今回は,山口ということで,本人の強さはもちろんですが,パートナーに恵まれるというのも彼女の人徳?というか,そういうことも含めて,強さということかもしれませんね.

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12/4'18
[いつも気分よくとは]
(日記)

 なんかあんまり調子よくないですね.気分よく生きて行ければいいのですが,もちろん,いつも気分がいいということはないわけで,そうでないときもあるってことなんですが,そういうときに淡々と過ごして行ければいいんですけどね.

 気分がよくなくなる原因は,外部要因と内部要因があって,外部要因は,どうしようもないところもあるのですが,行動を起こせば,そういう要因を排除することもできないことはないです.一方の内部要因の方が制御するのは,難しいのですが,そういうときは,おとなしくじっとしてればいいとも言えるので,でも,そうするためには,外部要因が関わってくるので,やはり,ある程度,外部要因をコントロールすることとは思います(日-短-042413162806).

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12/5'18
[淡々と]
(日記)

 というか,そもそも淡々と過ごしてんのか,ってことですよね.仕事してりゃあ,そりゃいろいろありますからね.ホッファーじゃないですが,(哲学的に)そういう仕事を選べばよかったのかもしれませんが,もうこの期に及んで今更ですし,そもそも,私の場合,やりたいことと仕事が重なってるわけですからね.

 逆に言えば,リタイアしたら,そういう風に過ごせばいいし(楽しみ),今は,できるだけそういう風に過ごすということでしょうか.そういう意味では,以前と比べると,例えば,10年前とかと比べると,大分そうできるようになってきたとは思います.

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12/5'18b
[高輪ゲートウェイ(笑)]
(世の中)

 高輪ゲートウェイ(笑)ですが,JR東,またやっちゃった感が...キラキラネームじゃないですが,奇をてらえばいいってもんじゃないでしょう.

 思い起こせば○十年前,民営化して国鉄からの愛称をE電(イーデン)と決めて(そもそも,愛称を自分で決めるってどういうセンス?),全く使って貰えず,完全に死語となりました.高輪ゲートウェイも結局,略して高輪ってなりませんかね?

 でも,高輪だと,募集の中の第1位で,これだと,あーやっぱりってなって,それじゃあ,ニュースにならないから,変な名前付けて物議をかもしてもらって,ってことなのかもしれませんが,やっぱ,センスないかなあ(センスないのは,もはや,JR東のお家芸?).

 でも,個人的には,ほんと,どーでもいいです.と言いたいところですが,田町の建築学会行くときに,余計に1つ駅に止まるわけですから,しょーじき,新駅自体がうっとーしいです.

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12/6'18
[日常を大事にしたい]

 淡々と,ということもありますが,これは,以前から書いていることですが「日常」を大事にしたいということがあります.だって,人生というか生活の大部分を占めるのは,日常ですし,そこをどう過ごすかが一番重要だと思うんですよね.

 ですから,旅行とか出張とか,「日常を乱すこと」は,もうできるだけしたくないし,スキーに行くのも,朝起きて天気がよくて行く気になったら日帰りで行くみたいなのが理想です.今週末は,ピアノプロジェなんですが,これも日常の中に収めたいというか,本番とかそういうことではなくて,普段からピアノ弾いてて,この日は「たまたま」違う場所,違うピアノで人前で弾くというだけで,普段とそんなに大きな違いはないということにしたいんですよね.

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12/6'18b
[自由と運動と閑暇と収入]

 そして,日常の大部分を占めるのは,仕事です.つまり,これをどう「淡々と」こなしていくか,ということなんですが,ホッファーが言うには,仕事に必要なものは,自由と運動と閑暇と収入で,これらが適度に調和した仕事として沖仲仕(港での荷物の荷下ろし)以上のものはないんだそうです.

 大学の教員もいい線行ってると思いますが,運動(体を動かすこと)があまりないのと,収入がやや多い(10年前くらいまではよかったけど,最近は,余計で無駄な仕事が多い)のがちょっと難点ということでしょうか.でも,自由な点を活かして,日常生活の中で適度に体を動かすことを行って,収入というか,面倒な仕事をいかに減らしたり,ちゃっちゃと片付けたりするように創意工夫できれば,ってことですかね.

 そして,問題は,やはり,日常の大部分を占める仕事を失うリタイア後です.でも,仕事であろうがなかろうが,自由と運動と閑暇と収入的なことは,そのまま当てはまるでしょう.まず,自由は文句なし(笑)ですが,全て自由だと閑暇がなくなります.このサイトで言ってる「活動と休息」(しっかり活動して休息する.つまり,活動しないと休息にならない)ですね.収入が(年金とか資産とかで)何とかなるのなら,収入が得られなくても何か「活動」するものがあればいい,それが運動(体を動かすこと)を伴うのならなおよし,そうでなければ,日常生活の中に体を動かすことをルーティン化して取り入れるべしということですね.

 って,これって,このサイトでずっと書いて来たことで,別に目新しいことは,何もないですね(笑).

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12/6'18c
[敗北]
(世の中)

 年末が近づいて来て,平成の総括的なことがうざいんですが,経済ニュースで,日本企業のトップ達に平成における日本経済を総括してもらったら,というのをやってました.まあ当たり前なんですが,(堂々と?)「敗北」と言った人もいました.実際,30年間,ずっと負け続けて低迷してたわけですからね.

 その原因としては,いろんなことが言われてるんですが,少子化問題とか,やらないといけないことがわかっていたのにできなかった,それは,多くの人の賛成が必要な民主主義の欠点と言った人もいました(このサイトでもそういうことを書きました).中国は,その点で,一気にイノベーションが進んだけど,日本は完全に立ち後れたということなんですが,アメリカだって民主主義の国ですけどね.

 そもそも,何度も書いてますが,日本企業のトップって,出世競争を勝ち抜いてきて,トップになったら,自分の任期中に何ごとも起こらないことがベストってな感じで,そんな人間がトップに座ってる企業にイノベーションも何もないでしょう.私にとっての身近な例としては,震度算定法すら変わらなかったわけですからね.

 例えば,100倍になる確率が10%だったら,ジェフ・ベゾスは,100%やるんだそうですが(私もやります.ていうか,やってます),90%失敗する確率があると,日本企業のトップはみんなやらないという判断をするんだそうです.でも,100倍になる確率が10%だったら,期待値10倍ですから,やるに決まってますよね(これに関して言えば,単に頭が悪いというだけか).もっと平たく言えば,トップは,せいぜい40代がやるべきで,50を過ぎたら「役職定年」ですよ(大学もそうしてください).

 問題は,これからどうなるか,ですが,30年!もかけて失敗というか,ジャンプアップするために身をかがめてきたのだから,これからは...と言う企業トップもいるのですが,ほんとにそうなると思いますか? ていうか,年寄りがさっさと引っ込めばいい? でも,年寄りからすると,若い人達見てて,とてもこんな奴らには任せられん?

 これじゃあ,日本が沈んで行くのは,当たり前ですよね.

 私としては,大学にいる間は,研究とか学生の研究指導とか,やりたいことをやらせてもらえる間は,やらせてもらいますが,その間に,日本が沈もうがどうなろうが大丈夫なようにしっかり「準備」して,リタイア後は,高みの見物させてもらいます.

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12/6'18d
(バドミントン)

 総合ですが,安田と奥原の試合が見られました(西野と香山の試合は見つけられてない).感想としては,安田は,しっかり動いて,しっかり球を打つという基本的かつ重要なことは,ちゃんとできてましたし,奥原は100%ではなかったかもしれませんが,どうしようもないほどの大きな差があるようには見えませんでした.

 それは,去年のランサーの香山と大堀の試合を見たときもそう思いましたし,実際,1ゲーム目は,20-22なわけだし,終盤のバック奥へのロブのエラーがもう少しなければ,1ゲーム目はとれてたと思います.

 どこかで書いたと思いますが,非常にシンプルに言えば,しっかり球に届いて,しっかり甘くない球を返せれば,負けることはないってことなんですが,それがどの位の確率でできるのか,どのくらいエラーをしないでできるのか,それをファイナルまで持続させることができるのか,ということなんだと思います.

 もちろん,デセプションが決まったり,決まったと思った球を起死回生的に拾ったり,アクロバティックなプレーが決まったり,必死で食らいついた球が返ったり,ということもありますし,ファイナルのラストオール勝負でそれが勝敗を決めることもあるかもしれませんが,大勢を決めるのは,上で書いた非常にシンプルなことだと思いますし,そういう基本的なことをやった上で,気持ちを強くもって決して諦めず,ラリーが単調にならないように「定石と意外性」のバランスにしっかり気をつけて,プレーして行けば,自然と結果は出ると思うんですよね.

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12/6'18e
[活動]

 じゃあ,リタイア後の「活動」として何がいいかですが,何度か書きましたが,「ちゃんと生活すること」は使えると思うんですよね.家でゴロゴロして,配偶者にご飯作ってもらって邪険にされて,では,「勿体ない」ということです.自分がそのとき食べたいものを作ったり,買い物に行ったり,掃除とか洗濯もそうですが,生活の質を向上させるためにいろいろ創意工夫もできると思うんですよね.

 そういう中で,やりたいと思うのは,やはり「荷物の整理」ですね.別に終活ってわけじゃないですが,荷物をどんどん減らして行って,必要なものだけで身軽になったらほんと気持ちいいと思います.でも,これって,意外と時間がかかると思います.2年前の引っ越しのとき,大分やったんですが,かなり大変でした.

 これって,別にリタイアしなくてもできるんですが,仕事してるとなかなか時間もエネルギーもありませんよね.サバティカルとか要らないんで,1年くらい余計な仕事免除してもらって,ってわけに行きませんかね?(その間,給料減らしてもらってもOK) 次の引っ越しまでに,できたらいいと思うんですけどねー.

 でもそしたら,リタイアしてやることが減っちゃうか(笑).でも,やりたいことは「今やる」的にはそれでいいのか.そっか,ほんとにやりたいのなら,今やるはずなのか.

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12/7'18
[本番?]
(ピアノ)

 気づいたら明日ピアノプロジェ(本番)なんですが,まさに「気づいたら」というか,全くそういうことを気にかけずにここまで気楽にやってこられたんですが,逆に言えば,弾けないところは,弾けないってことなんですが(でも,本番に向けて間に合わせようとして追い込まれても結局弾けないところは弾けないので,これはこれでいい気がする),はてさて,これで明日どうなるかですね.

 もちろん,明日になれば,それなりに緊張もするだろうし,逆に集中力が上がるとも思うのですが,できるだけ自然体というか,ピアノの練習をしているように普段通り弾ければいいですが,これも試行錯誤というか創意工夫というか研究というか実験の一環でしょうか.

 あと思ったのは,明日が「本番」ではなく,普段ピアノを弾いてることの中の一環であるのなら,明日という「本番」が終わっても,次の日もまたいつも通りに同じ曲を練習するのか,そういう気になるのか,ってことですね.つまり,明日どうなるかもありますが,それ以降,どうなるかによって,そういうことができているか確認できるということでしょうか.

 でも,そうすると,今弾いてる曲の練習をいつやめるか(普通は本番が終わったらやめる)ですが,永遠に引き続けるというのは,多分ないので,この辺でいいやと思ったとき,あるいは,他に弾きたい曲が見つかったときということでしょうか.というか,そういうことも確かめられるかもしれません.

 ということで,何か「実験」してるみたいで,逆にちょっと楽しみになってきました(笑)(短+04).

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 さすがに前日ということで,通しで(少し緊張して)弾いてみたんですが,だめですね.いつもは弾けてるところも弾けないし,忘れて逆に弾けなくなってるところも出てきてるし...

 でも,弾けてないということが確認できた,つまり,今弾ける範囲で弾くの「今弾ける範囲」がわかったと思うので,「今弾ける範囲」で弾きます.というか,そうするしかありません(でも,これはいつものことか).

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12/7'18b
[人手不足?]
(世の中)

 人手不足なので,外国人労働者にもっと来てもらおうという法案が通るみたいですが,与党が強行採決するのを,野党が反対するパフォーマンスだけしてる風景もいつものことというか,そもそも,与党に圧倒的多数を与えたのは,国民ですから,今更何やっても後の祭りでしょう.

 優秀な外国人労働者に来てもらうこと自体は,全然構わないと思いますが,今は人手不足とか言ってるのが,あっという間に景気悪くなって,仕事なくなったらどうなりますか? やっぱり,目先のことしか考えてないってことじゃないですか.

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12/7'18c
[時間は平等?]

 才能とか容姿とか育ちとか家が金持ちとか,人間は平等じゃないけど,唯一,全ての人間に平等に与えられたものがある,それは時間で,どんな人にも1日は24時間だから,とか言う人いますよね.でも,1日は24時間ですが,その人がどれだけ生きるかによって,その人の持ち時間は,全然違ってきます.

 そう考えると長く生きることは,しんどい気もするけど,それなりの意味はもってくるわけですが,問題は,人間は歳をとるとともに歳衰えていくことと,大学には何歳で入学してとか,仕事には定年があってとかで,年齢の中でキャリアがある程度,固定されるってことでしょうか.

 平たく言えば,長生きして,人より多くの時間を獲得したとしても,それは,仕事をリタイアした後の歳衰えた状態での話であって,そんなことなら,歳衰える前に体を壊すまでがんがん働いてさっさと死ぬ方がいいと考える人もいるでしょう.

 まあ,わからなくもないですが,そうは問屋が卸さないわけで,だいたいは,死に損なって,歳衰える以上の苦しく辛い余生を過ごす人が多いのですが,そういうリスクを避けるには,体を壊すまでがんがん働いたりせず,体と心をいたわって,できるだけ歳衰えないようにするしかないわけです.

 そして,もしそれが何とか可能なのなら,リタイアした後の時間は,生活費を稼ぐためだけに疲弊するような仕事はしなくていいし,やりたいことがやれて,こんなハッピーな状況はないわけで,でも,最大の問題は,やりたいことがあんのか?ってことですかね.

 やりたいことは,仕事だってことで,まだまだ仕事するのもありかもしれませんが,20代のときに60代までの40年間の生活の中心に来る仕事として何を選ぶか考えたように,50代のときに(へたしたら)90代までの(20代から60代と同じ)40年間の生活の中心に来るものをあらためて考えるというのもありなんじゃないですかね.だって,どちらも同じ40年ですし,後の40年は「それで食べて行かないといけない」という条件もはずれるわけですしね.

 ただし,若いときできたことが何でもできるわけではないので,若いときに選んだ「それで食べて行ける」という条件が外れる一方で,80,90になってもできることを選ばないといけないのですが,そういうものも結構あるような気がします.

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12/8'18
[ピアノプロジェ終了]
(ピアノ)

 ピアノプロジェだったんですが,今回は(も?)だめでした.

 昨日,通しで弾いてだめだったので,でも,そういうことが確認できたので,出かける前にそういう中で弾くというような弾き方を家でしてみて,これで弾くしかないかなと思って,出かけました.

 ほんとは,13時くらいに着きたかったんですが,今年は,何時から弾けるかわからなくて,というか,家で弾いてたら時間が経って(と言っても30分くらいだが),14時半開始で14時着だったんですが,まだほとんど出演者が来てなくて(笑),でも,5分くらいピアノに触れました.

 

 
↑プログラム(ただし,5と8は,当日キャンセル)

 久しぶりのスタインウェイなので,怖いなーと思っていたんですが(黒鍵が尖ってて引っかかるし,タッチも軽くてぼよんぼよんしてる.普段ヤマハのグランドピアノを弾いてる人だとCの人が多いと思うけど,私のピアノはG),案の定,全く弾けません.まずいなー.

 演奏会は,14時半に始まりましたが,どうしよっかなあ,弾きたくないなあと考えながらも,皆さんの演奏を聴きながら現実逃避というか,ただ時間が経つのを待ってる感じでした.そして,思い返せば,今回(敢えて),今日という本番を全く意識することなく,ただ弾いてただけだったんですが,これも一種の現実逃避だったのかもしれません.

 曲は,全部で30分以上あるので,途方もない道のりに見えました.で,つらつら考えていたんですが,最初は,モンポウなので,ここでとにかくピアノに慣れるしかない,そして,とにかく,一曲ずつ,一歩ずつ歩いて行って,気がついたら完走してたみたいにやるしかない,もしだめだったら途中でやめてもいいと思いました.

 出番が来たので,モンポウから弾き始めます.あまりうまくは弾けなかったのですが,この曲は,いつもくらいというか,何とか最後まで行ったと思います.でも,ここで大きな問題が...

 今回,譜面をタブレットにして,パワポがマウスのクリックでページがめくれるということで,画面にタッチすることで譜めくりをすることにして,家ではほぼめくれるようになってたのですが,会場に来て最初に5分触ったとき,何か反応が悪いんですよね.で,モンポウは,ヴァリエーションなので,際どい譜めくりポイントは,そんなにないのですが,最後の曲だけそういうところがあって,そこで,うまく反応せず,つまり,めくれず,ちょっと止まったようになったと思います.今にして思えば,ここで,つまり,モンポウでやめておいた方がよかった,あるいは,際どい譜めくりがないボイテンゾルグの植物園だけにしとけばよかったかもしれません.

 でも,そのまま水の戯れに入り,これは,際どい譜めくりポイントがかなりあるので,そこで,止まると...厳しいですね.この曲は,普段は(そんなに練習してないのに)意外と弾けてたのですが,今日は,全然だめでした.

 ボイテンゾルグの植物園は,何とか通過して,最後の最難関の旧パタヴィア市街にて,ですが,今にして思えば,最後の再現部というか,最初のテーマに戻ってくるところまでは,なぜか譜めくりもちゃんと反応して,それなりに弾けてたような気がするのですが(でも,そこで調子に乗って,弾けてないという中で弾くということを忘れたこともあって),最後の一番厳しいところで,タブレットが反応せず,ここで一度止まると,もう全く弾けなくなりました.

 こうして振り返ってみると,タブレットがちゃんと反応すれば,それなりに弾けたような気もするのですが,まさかタブレットが反応しなくなるとは思わなかったので,そのリスクマネージメントができてなかったですね.でも,譜めくりできないことを想定して練習なんか普通はしませんよね.

 でも,どうして反応しなくなったんでしょうか? 未だによくわかりませんが,一つ気になるのは,ACアダプタをはずしたときの設定を直前に少し変えた,具体的には,何も操作がないと2分で画面を暗くして,5分でディスプレイの電源を切るとかなってたのを設定しないに変更したことくらいですが,譜めくりのためにタッチするので,設定を変える必要はなかったんですよね.

 じゃあ,タブレットがちゃんと反応したらちゃんと弾けたでしょうか?

 うーん,それでも,かなり際どかったと思うんですよね.というか,それは,いつものことなんですが,それがやっぱりどーにもしんどくて,今回は,現実逃避?的な方法をとってみたのですが,現実逃避は現実逃避なので,しっかり準備ができていたとはとても言えません.

 じゃあ,ちゃんと練習せいってことになるんですが,それができれば世話ないわけで,だったら,もう演奏会では弾かないか,もっと余裕を持って弾ける曲を弾くべしということですね.

 というか,今回の三曲を,週に3,4日1時間ずつで4ヶ月とか5ヶ月やそこらでやるというのが無謀だったということですかね.思い返せば,もっと若くて元気で時間もあった大学生時代,年に2回,五月祭と駒場祭で弾いてたんですが,10分とか15分の曲ですから,労力的には,今の方が3倍くらいになるわけですからね.

 後は,モンポウは,そんなに難しくないと思ってたのですが,これが存外難しかった(かなり音が特殊で跳躍も多い)のも誤算でしたかね.

 ということで,今回はだめだったわけで,正直,がっかり感満載なのですが,でも,それはそれで仕方ないし,ある程度,予測されたことでもあるので,問題は,これからどうするかですね.

 正直、「本番」に向けて練習していくのとか,「本番」自体も,もうしんどいので,もうやめにしたい気持ちもあるのですが,ピアノは弾いていくので,ある程度弾けるようになったら,今日のように,いつも家で弾いてるのを,違う場所違うピアノで人前で弾く,と考えれば,それはそれで,どうということはありません.

 つまりは,家で弾いてるときに弾けないときもあるし,それがたまたま「本番」で出たとしてもそれを受け入れるというか,これはこれで仕方ないと思えばいいということですね.もちろん,聴いてる人がいるので,彼らにどう思われるかということはあるのですが,そういうことの重要性は,私の中でだんだんなくなって来てますしね.

 ただ,家で弾いていくとしても,弾けるようにある程度は練習するのですし,練習時間がとれないし,これ以上(しんどくて)練習できないというのなら,その範囲で,それなりに安定して弾けるような曲を選ぶということもありますが,練習方法の研究は,できるような気がします.

 そういう意味では,去年の練習せずに通しで弾くだけというのも一つの実験でしたし(でも,これは練習方法の実験というよりは,ピアノを弾く気にならないのをどうやったら弾く気になるのかという研究),今回も練習方法というよりは,本番が近づくにつれて,しんどくならないようにする実験だったわけで,でも,結果として,本番はうまく行かなかったのですが,ピアノは嫌にならずに弾き続けることはできたので,それはそれで成功なのかな?

 ですから,まずは,本番でどうこうということもありますが,それ以前にピアノを弾かなければ話にならないわけで,まずはそこから少しずつってことですかね.そういう意味では,昨日書いたこと的には,明日ピアノを弾く気になるのか,そして,今日弾いた曲を弾く気になるのかは,一つの結果が出ることになりますね.

 でも,今年は,練習方法自体についても,いろいろ考えたことはあって,そういうことも無理しない範囲で実験というか研究して行けたらってことですかね.あとは,タブレットがどうして反応しなくなったのか,ですかね.設定の問題ではないとすると,一つ思い当たることとしては,鍵盤が象牙で指先が乾燥すると反応しなくなるのかも,ということがあって,でもそうだとするとかなり厳しいですね.でも,ちゃんと反応すれば,非常に有効な方法なので,何とか使えるようにしたいです.

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12/8'18b
[意識]
(ピアノ)

 練習方法自体もいろいろ考えたってことなんですが,練習方法というよりは,意識の問題ですかね.

 まずは,ここで書いたことなんですが,これは間違いないと思います.だって,これを意識したら全然弾けるもん.でも,先日,K子さんと会ったときこのことを話したんですが,あまりわかってもらえなくて,でも,思うにK子さんにとっては,当たり前のことだったんだと思います.

 でも,これを意識してるときは,弾けるのですが,弾いてるうちに意識できなくなります.つまり,これを(バドミントンのところでよく書いてる)「無意識に意識」にまでもっていくということですね.でも,すごく時間がかかるでしょうから,地道に少しずつってことですね.

 これと関連するのですが,「先を見てる」ということは,どういうことかと言うと,「どの音を弾くか確認してから弾いている」ということです.何を当たり前のことを,ということでしょうが,これがなかなかできないんですよ.なので,「先を見てどの音を弾くか確認してから弾く」をとにかく意識して弾くということですね.

 あとは,やっぱり,練習することですかね...練習論的にも「できることを繰り返す」しかないのですが,それは,ゆっくり弾くとか,短く区切って弾くとか,いくつか方法があるんですが,私はこれがどうにもできなくて(どうしても速く通して弾いてしまう),でも,今年は,少なくとも去年よりは,少しはできるようになったと思います.

 あと,タブレットを使ったということで,譜面にいろいろ書き込めるのはかなり有効なので,これはやって行きたいと思いますが,それには,タブレットがちゃんと反応するようにしないとですね.

 あと,これは,K子さんに言われたんですが,譜面を見て弾くのなら,(跳躍があっても)譜面から目を離すとだめで,もし離すのなら,どこに戻るかちゃんと印を付けておかないといけなくて,そういう準備というか,これもタブレットに書き込みをしておくってことですね.

 思えば,水の戯れは,ある程度弾けてたと思っていたのですが,本番では弾けなくて,というのは,ほとんど暗譜していたのですが,不安になって,譜面を見てしまって,いつもと違うことになってしまったのがまずかったと思います.

 そして,一番重要なのは,やはり「音楽を表現する」ことでしょう.これは,かなりできるようになって来たというか,結果はともかく,そう意識して弾けるようになってきたと思うのですが,それ以前に音がある程度並ばなければ厳しいので,技術的なことも大事ってことで,それには,あまり練習時間をとれない中で,しっかり意識すべきことを意識してってことですかね.

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12/9'18
[何が大事?]
(ピアノ, 生き方)

 一日経ってどうか,ですが,やはり,ダメージは大きいですね.でも,これまでも,ちゃんと準備できずに一か八かで弾いて,何とか危ない橋をを渡ってきたのが,昨日,とうとう橋から落ちたということで,いつか起こることが起こるべくして起こったという気もします.

 で,問題は,今日,ピアノを弾く気になるかどうかですが,夜のピアノを弾く時間にならないとわからないのですが,今の気分としては,もちろん,気分はダメージを受けてよくないのですが,もうピアノを弾きたくないとかいうことは全くありません.本番を過ぎると,達成感とか解放感とかでしばらくピアノを弾かなくなるものですが,あんな出来で達成感なんか全くないし,ずっと本番を意識しないで弾いてたので解放感もありませんからね.ですから,これは,思惑通りかもしれません.

 こういうことがあると,ただがっかりするのではなく,よく考えることが大事で,それは,自分にとって何が一番大事なのか,というプライオリティの問題です.そして,今の私にとって,大事なのは,毎日の日常を効力感をもって楽しく気分よく過ごして行くことです.

 具体的に言えば,年に1回の本番でうまく行っていい気分になるために,残りの364日を苦しかったりしんどかったりするのを我慢するという生活というか生き方は,したくないということです.そして,これは,ピアノに限りません.

 じゃあ,やりたいことだけやって,だらだら生活して行くのかということですが(それはそれで正直ありだとは思いますが),そうではなく,喩えて言うのなら(成功とかそういうことはどうでもいいけど),成功する人は,楽しく蝶を追いかけ回していたら,いつの間にか山の頂上に辿り着いていたという人,という生き方をしたい,つまり,頂上を目指して歯を食いしばって苦難に耐えるという生き方はしたくない,ということですし,これまでもそういうやり方でここまでやって来られたと思います.

 もちろん,こういうのは,人それぞれで,苦しみを乗り換えたところに喜びがあるというような人もいると思うので,どういうやり方が自分にとって,一番いいのかはよく考えることだと思いますが,私は,そういうやり方をする,ということです(でも,こういう書き方をすると誤解する人もいっぱいいるだろうなとも思う).

 でも,これだと何でもかんでもうまく行くというわけではないので,結果は気にしないというか,どういう結果でも受け入れるということですね.でも,「近く,時々,遠く」で,その辺のバランスをうまくとることがベストだと思いますが,今回は,近くを見すぎて,失敗したということかもしれません.でも,それはそれで受け入れて,これからどうするか,ということでいいんだと思います.

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12/9'18b
[譜面を見ながらどの音を押すか確認しながら弾ける曲]
(ピアノ)

 今の私にとって,最大の問題は,弾きたいと思う曲がほとんどないということで,今回の三曲もほんとに絞り出したようなものでした.でも,(モンポウはそうでもないと思ったけどとんでもなくて)どれも超難曲で,全く練習時間が足りませんでした.

 でも,既に書きましたが,人前でいい演奏をするという以前に,普段,ピアノに触れなければ,話にならないわけで,そこが私にとって,最大の問題で,ここ数年,そこを,つまり,どうやったら,日々ピアノを弾く気になるかを研究していて,それは,何とかできるようになって来たと思いますし,練習時間も週に数回,1日に30分がせいぜいだったのが,1時間くらいは弾けるようになってきました.

 そんなことしてまでピアノを弾くことにどうして拘るのかという人もいるのでしょうが,もうすぐ仕事を失うに当たって,重要な柱を失うわけには行かないということもありますし,練習してできないことができるようになる(弾けない曲が弾けるようになる)という内的熟達的要素をもった数少ない貴重な柱ですし,ピアノというか音楽自体,それなしで生きて行くことは考えられませんからね.

 そして,気がつくと,弾きたいと思う曲の範囲が少し広がって来たような気がしました.具体的には,ピアノプロジェは,生誕○百年とか,没後○十年とかのアニバーサリーで,弾く曲を決める人が多いのですが,これは,私にとって,ありえないことで,というのは,弾く気になる曲とその条件が重なることなんか皆無だからです.逆に私以外の人達は,弾きたい曲なんか山のようにあるわけですから,そういう条件を付けて,対象を絞ってるわけです.

 それで,昨日の打ち上げで,来年は,ヴィラ=ロボスの没後60年で,誰かやってよってことになって,そう言えば,昔,野性の詩(演奏時間20分を超える大曲かつ超難曲)弾いたやんと私に白羽の矢が立って?,いつもなら,そんなのスルー(笑)なんですが(確か,春祭100周年のときも春祭のソロを弾く絶好の機会だったにも関わらずスルーだったし,ヒナステラの生誕100年のときもスルーした),弾いてもいいかな,とちょっと思いました.

 とは言え,またもや,大曲かつ超難曲なので,ちゃんとマネージメントできるか,ですが,もちろん,どうなっても結果は気にしないとは言え,やはり,一定のラインはあると思います.

 それで,その「条件」をつらつら考えていたんですが,こういうことを考えると,そういうことを意識して練習するとともに,「譜面を見ながらどの音を押すか確認しながら弾ける曲」というのが条件なのかなあという気がしてきました.具体的に言うと,もちろん,技術的に易しい曲は当てはまると思いますが,難易度が高くてもこの条件に当てはまる曲もあるということです.

 思い返してみれば,ゴドフスキーのジャワ組曲は,超難曲なんですが,流れが割とゆったりしているので,そういう弾き方ができるということがあったのかもしれませんが,旧パタヴィア市街にてだけは,全くの例外だったような気がします.つまりは,暗譜しないと弾けないような曲,暗譜するまで,指が憶えるまで練習しないといけない曲は,はずれるということになりますね.

 あとは,これまでは,破綻しそうになっても,脳力とか運動神経的にアクロバティックにリカバリーできてたところが歳をとってできなくなって来てるということもあるでしょうから,そういうこともちゃんと受け入れて,ハードルを下げることも必要かもしれません.あとは,昨日の経験?を活かして,最初に準備体操的な曲を入れるのと,タブレットの譜めくりを何とかすることですね.

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12/9'18c
[必ず次がある]
(日記, ピアノ)

 ピアノですが,いつも通り弾くことができました.昨日弾いた曲も少し弾きましたし,そうでない曲もいくつか見たりしたので,大分長い時間弾いてたと思います.ですから,これは,思惑通りですね.

 ちなみにタブレットですが,やっぱり,反応がよくないです.昨日の間に一体何があったんでしょうか?(設定は元に戻した)

 でも,何だか不思議な感じです.昨日や今日の朝のがっかり感からすれば,普通だとしばらく弾く気にならなくなるものだと思うのですが,別に失敗しようがそんなの関係ないというか,人にどう思われるか気にしなければ,関係ないわけで,これも他人の評価を気にしないメリット?でしょうか?

 でも,自分の評価は,重要で,そういう意味では,散々だったわけですから,それは,今後に活かすということなんですが,できる範囲でできることはした(週3,4日,1時間ずつ以上は無理)と思うので,しょうがないと思う反面,やはり,マネージメントというか,弾ける範囲で弾くような弾き方というか,その辺をもっとコントロールできるようにとは思いました.

 でも,一番重要なのは,普段弾く気になることで,そのために敢えて本番のことを考えないということで,実験的に今回のような方法をとったんですが,一度失敗すると免疫ができるというか,失敗してもこんなもんということを経験しておくと,本番に向けてのしんどさが減るので,そういう収穫?があったかもしれません.

 でも,やっぱり,失敗しない方がいいので(笑),次はもう少しうまくやりたいと思います.つまり,「最初で最後のオリンピック」みたいなことではないわけで,機会は生きてる限りずっと続く,つまり,失敗しても必ず次があるので,そうやってやって行けばいいんだと思います.

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12/9'18d
[大きな家 南の島]

 必要以上のお金は要らない,そういう(無駄な)お金を稼いでいる暇があったら,やりたいことやりたいと書いて来ました(でも,実際は,やりたいことに研究とか学生の研究指導があるので大学を辞めることはない).

 そうすると,今はまだ余裕はないですが,あと10年働くと少しは「余計なお金」を稼いでしまうことになるのかもしれません.私はお金がいくらあったらいくら使うという使い方はしないのですが,使い途としては,以前は,東京に帰りたいと思っていたので,そこにお金が使えるとも思っていたのですが,今は東京に帰る気もなくなったので,その使い途もなくなってしまいました.

 で,つらつら考えていたら,「大きな家」に住むというのはありかもしれません.別に豪邸なんか要らないんですが,家の中に体を動かせるようなスペースがあれば,暑くても寒くても出かけるのがめんどくさくても家の中で過ごせるような気もします.というか,そういう風に作っちゃえばいいわけです.田園風景が広がるようなところにポツンと一軒家というのがいいですが,敷地が広大なら,それだけでご近所トラブルもなさそうです.

 で,実は,小山にそういう土地あるんですよ.小山駅から車で15分(歩けば1時間近く?)に4000平米くらいあって,お値段なんと1500万です.何かの跡地で回りに人家はなくて線路の近くなんですが,一日中窓を開けっ放しで生活するわけじゃないですし,ちゃんと防音すれば,大丈夫でしょう.

 でも,もちろん,小山に住むと決まったわけじゃないので(というか,今は籠原に傾いているので),今どうこうということはないのですが,いろいろ考えて行くとアイデアはあるのかもしれません.

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 寒くなってくると,冬は暖かいところで暮らしたいなとも思うのですが,暖かいというレベルまで行くと,勝浦じゃ厳しくて,沖縄とかになるんですが,そうすると,(東京でも沖縄でも)空港の近くに住んで,行ったり来たりするというのは,どうかと考えました(夏は逆に涼しいところに行けるけど,最近は,北海道の夏は結構暑い).

 でも,沖縄だと大分離れてて時間もかかるし,西にも行くので,真南に行けば「効率がいい」のではと考えました.それでちょっと調べたんですが,飛行機で行けるところとしては,八丈島ですね.でも...

 そんなに暖かくないです.実際,緯度的には,九州くらいで,宮崎や鹿児島の方が南にあるくらいですからね.小笠原に飛行機で行ければいいんでしょうが(東京からの距離は福岡くらい),というか,ここに空港を作る作らないという話は昔からあるんですが,空港がないことで,自然が残ってて,それを守るということで作ってないということはきいたことがあります.

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12/9'18e
[米農家は強い?]

 来るべき経済破綻を考えると,いざというときには,米農家は強いと書きました.でも...

 そうでもないみたいです.具体的には,種籾もってる農家はほとんどなくて,毎年,農協?とかから苗の提供を受けるって感じみたいです.つまり,種籾は,上の組織とか種メーカー(まさかこれも○カタのタネ?)ががっちり握ってて,だとすると,せいぜい1年分ということで,大したことないですね.

 それより,というか,現実的には,単位重量や単位体積当たりの単価が高くて日持ちがする「商品や製品」の在庫を抱えるのがいいと思うのですが(それが食品ならベストだが日持ちがするものはなかなかない.缶詰やレトルトってわけにも行かないし(笑)),そういうものはなかなかないですね.

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12/9'18f
[これが先]

 本番でうまく行く以前に(私の場合)まずピアノを弾く気になることの方が先と書きましたが,そういうことも一種の内的熟達的なことかもしれませんね.

 どういうことかと言うと,内的熟達的なことがあれば「一人,時々,みんな」で,楽しく何とかやって行けるってことなんですが,一番怖いのは,内的熟達的なことというか,興味をもってやりたいと思うことがなくなるというか,そういうことが感じられなくなることです.

 でも,やりたいと思うようになるにはどうしたらいいかということを考えて,いろいろ工夫するということも一種の内的熟達というか,内的熟達の内的熟達と考えればいいということかもしれません.つまり,やる気にならなければ,やる気を振り絞ってやるのではなく,どうやったらやる気になるのかを考えて実行するということで,「これが先」ってことですね.

 そういう意味では,ピアノを弾くということに関しては,去年より,そして,一昨年より効力感をもって弾けるようになって来てるし,実際,練習時間も少しずつ増えてきてるし,年に1回の本番より残りの364日の方が大事ということもありますが,「普段」の364日を有意義に過ごせば,今回は,本番はうまく行きませんでしたが,だんだん本番もうまく行くようになるんだと思います.

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12/10'18
(日記, ピアノ)

 と書いたのですが,お米はまだそこまでがちがちじゃないみたいですね.基本的に米農家だけですからね.でも,稲作は,やっぱ,大変なので,別のやり方がいいとは思います.

 あと,ピアノなんですが,何だか妙な感じがしてきました.確かに本番を意識することなく,追い込まれずプレッシャーを感じず弾いてたということなんですが,完全に無視することはできないし,今の状態がどうで,どう弾けばということは(○ホではないので),ちゃんと考えてたと思います.だって,ほんとに弾けないと思えば,弾きませんもん.

 ですから,タブレットが反応しなかったことが想定外というか,そうなったときに慌てず,そういう中でできることをすればよかった,もっと言えば,一度止まってもタブレットをタッチし直して,そこから弾けるようにしておくべきだったということですかね.実際,100%完璧にめくれるわけではなかったですからね.

 つまり,タブレットを使うのであれば,100%めくれるようにするか,めくれなかったときのことも考えておくべし,ということですね(短-04).

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12/10'18b
[時間制限がないもの]

 何をしていくか,ですが,「時間制限がないもの」がいい気がします.例えば,仕事して会社で偉くなるようなことだと,定年という時間制限がありますよね.研究だって,大学でしかできないのなら,大学にも定年があります.

 会社を作るとか自営とかなら定年はないんですが,仕事の量を自分でコントロールできないのが問題ですかね.歳をとってしんどくなって来たら,だんだん仕事を減らしていける必要があって,それは,続けることが重要だからです.でも,量のコントロールができないと,定年がある仕事と同じように,いきなりやめるしかなくて,結局,同じことになります(あるいは,週1回しか店が開かなくても客が来るようにしっかり固定客を掴んでおく?).

 それに,何とか生活して行ける経済力があれば,やることは,別に仕事である必要はないわけで,研究でも音楽でもスポーツでも,まさにどれも時間制限のないものでしょう.スポーツは,体が衰えて行くんですが,その年代の中で上位を目指すというやり方もありますが,フィジカルが衰える中で,動きをどれだけ洗練して,パフォーマンスを出すかというのは,時間制限なくずっと取り組んで行けることだと思います.

 研究は,まさに時間制限なくずっと取り組んで行けることですが,大学を辞めても,更には,一人でもできることなら無敵ということになります.なかなか難しそうですが,そういう研究テーマを探すこと自体が研究とも言えます.社会とのつながりがなければ,(特に工学の場合)研究とは言えない,そうでなければ,研究する気にならないというのは,おかしな話で,研究というのは,本来,そういうものではなく,まさに内的熟達的なもののはずです.

 とは言え,成果が出て,それを知らせたいと思えば,論文を書けばいいだけの話でしょうし,ウェブサイトに公開することもできます.そういう意味では,現役?時代から,しっかり情報発信をして,固定客を掴んでおくというか,情報発信力を確保しておくのがいいかもしれません.

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12/10'18c
[人間として受け入れられるか]

 若くて綺麗な女の人を見ると男は...ってことなんですが,これも結局,(個を犠牲にして)人類を繁栄させるプログラムってことで,そう考えれば,冷静になれるってこともあるんですが,今は若くて綺麗でも,たった10年とか20年すると...って考えれば,結局,外見より中身なわけですし,中身ってことは,何度も書いているように,女性という以前に,一人の人間なわけですし,女性としてではなく,人間として受け入れられるかどうかと考えれば,もっと冷静になれるんじゃないかと思いますが(逆に言えば,中身があればそれはそれでやばいってことになるけど),それでも○○○なのを見ると,プログラムに打ち勝つのは容易でないってことなんですかね.

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12/11'18
[寒い]
(日記)

 今日は,寒かったですねー.つくばでは,もう氷点下を記録したそうです.もうほんと,南の島でのんびり暮らしたい?

 でも,現実的には,冬寒いとき,そして,夏暑いときは,出歩かず,家と出先を車で移動するのが現実的かもしれませんね.家も出先も屋内駐車場なら寒い暑い外気に触れずに済みますからね.北海道って,冬はもちろん寒いんですが,外は寒くても,家の中はぽかぽかで暑いくらいですからね.

 でも,今日は,2週間ぶりに練習に行ったのですが(10日間隔だと先週の金曜日だったけど,ピアノプロジェの前日だったので,今日にスライドした),体育館は冷凍庫(笑)ですし,スキーやゴルフに行く場合も当然「外」ですからね.

 そういう意味では,ピアノは,(一人でできるし,ていうか,原則一人でしかできないし)無敵かもしれませんね.あとは,こうやって,つらつら考えたことを文章にすることですかね.研究だって,そうやって室内でぬくぬくとできることをテーマとして選べばいいわけですからね.

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[やばい]
(世の中)

 Brexitは,議会で採決もできず,EU側は再交渉はしないと強硬で,フランスでは,マクロン政権に対して暴動が起こってるし,イタリア財政はやばいし,ドイツは,メルケルがもう求心力を失って,EUどうなりますかね?

 日本もアメリカもやってることはめちゃくちゃだし,中国やロシアは,問題外だし,もうほんとやばいことになってくるんじゃないですかね.

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12/12'18
[総括を間違えた]
(世の中, 経済)

 今朝のモーサテで,エレファントカーブ,即ち,新興国中間層と先進国富裕層は,所得が伸びているけど,その間の先進国中間層の所得が伸びてなくて,いびつな構造になっていることで,Tランプ支持者のような人達が増えることになったのは,東西冷戦終結の総括を間違えたのが原因と言ってる人がいました.既に書きましたが,その通りだと思います.

 その人が言うには,東西冷戦は,資本主義vs共産主義ではなく,バランスvs極端であったわけで,だとすれば,ソ連が崩壊しても,資本主義が肯定されたわけではなく,極端ではなくバランスを目指さないといけないのに,バランスを欠いた資本主義至上主義によって,極端なグローバル化が進み,分断,そして,ポピュリズムを生んでしまったとのことです.

 実際,極々一部の人間が使い途のないほどの法外な金を稼いでるようなことを招いてしまってるわけで,必要なのは,明らかにバランスのとれた再配分でしょう(日=短+全).

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12/12'18b
[基盤]

 内的熟達の内的熟達,即ち,やりたいと思うようになるにはどうしたらいいかということをまず考える,ということですが,それがまさにこのサイトなんだと思います.実際,このサイトが始まったのは,30代後半だったと思いますが,そこから長いトンネルを脱して,いろいろ好転して行ったわけですからね.

 やりたいと思うことを探すということもありますが,やりたくないけどやらなければならないことの中にも何とか幾ばくかの面白さを見出して,楽しんで行くということもあるわけで,とにかく,日々しっかり考えて行くということでしょう.

 つまり,このサイトは,内的熟達的生活を送って行くための基盤というか,もっとも根幹にあるものかもしれません.

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12/12'18c
[寒さ対策]

 寒さ対策としては,暖かい部屋で完全防寒して外に出るというのが基本でしょうね.実際,スキーは,そうしてるわけですし,吹雪とか強風とかでなければ,スキーで「寒い」と思うことは,ほとんどありませんからね.

 昨日の練習も(暖かい)研究室で着替えて,防寒して体育館に行って,体を動かしながら少しずつ脱いでいった感じでしたが(でも,昨日は,結局,1枚脱いだだけだった.森とかはTシャツ1枚だったけど.若いね(笑)),寒いと思うことは,なかったと思います.

 これを日常生活にも適用ってことですかね?

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12/12'18d
[どーでもいい]

 あれ? 山手線の新駅ですが,田町と品川の間なんですね.そう言えば,浜松町と田町の間に,広大な敷地なんかないですからね.つまり,田町の建築学会行くときも関係なくて,ほんとどーでもいいですね(笑).

 ちなみに,先日,ピアノプロジェの会場に行くとき,日暮里から池袋方面の山手線に乗ったんですが,次の西日暮里(今回の前にできた新駅)まであっという間で,発車したらもう着いたみたいな感じでした.ですから,今回もそうなるんですかね(どーでもいいけど).

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12/13'18
[そんなに変わらない]

 歳をとってうんちゃらかんちゃらと再三書いてます.でも...

 冷静かつ客観的に考えてみると,そんなに変わらない気もするんですよね.

 例えば,若いときは,100mを12秒くらいで走ってたと思いますが,今でも13秒くらいでは走れる気がします.気がするだけで,実際はどうかわかんないんじゃない?ってのは,そうかもしれませんが,「気がする」ってのがポイントだと思うんですよね.

 実際,競技力が衰えたとは言え,バドミントンも普通にやってますし,怪我というか故障さえなければ,(もちろん,全日本とかの試合になれば,僅かな差がものすごく大きくなるので勝つのは難しいでしょうが),そこそこのプレーはできると思うんですよね.バドミントンに限らず,例えば,いきなり突然,野球やろうとかなっても,全然,普通に若い頃とそんなに変わらずできると思うんですよね(これもそう思ってるだけかも).

 日常生活的にも普通に問題なく過ごせてますし,疲れやすくなったというのは,そうなんですが,じゃあ,若い頃,疲れ知らずだったかと言うと,確かに無謀と言えるほどの無理をしたとは思いますが,そういうことを除いた多くの場合については,そんなに変わらない気もします.

 そして,何より,私自身の中身の問題です.若い頃は,生意気で,尖ってたと思うのですが,それは(多分)今も変わらなくて,変わったのは,人の気持ちを考えるようになったというか,人とのつき合い方を憶えたというか,そういう風に振る舞ってるだけのような気もします.

 もちろん,歳を重ねて,成長していろんなことが見えて来たということもあるとは思うんですが,違うのはそこだけで,ベースとなる人間は,そんなに変わってない気がするんですよね.

 ですから,例えば,朝起きたときに,自分がこういう歳になっているということ,ある程度の社会的地位を得て,回りがへーこらすることもあるような状況にものすごく違和感を感じます.

 私が若いとき,そうだったように,若い人は,私を見て,偉い先生という感じで見ていると思うのですが,(もちろん,立場を超えた人間としての礼節は必須ですが)実際は,私自身,若い頃とそんなに変わらないと思うんですよね(と書いたのですが,本質的に若いときとそんなに変わらない感じで行動しているので,実際のところは,例えば,研究室の学生達は,私が学生だったときのように私のことを見てないのかもしれません).

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12/13'18b
(体, バドミントン)

 上で,怪我というか故障さえなければ,そこそこのプレーはできると思うと書いたのですが,最近,違う感じがするようになって来ました.具体的には,そういうフィジカル的なこともありますが,脳と体の連動性というかプログラムの方が全然大きい感じがしてきたんですよね.そして,これがいつも書いてる「動きの洗練」に直結します.

 もちろん,フィジカルも柔軟性も衰えてるとは思うのですが,上で書いたように,故障を除けば,そんなに決定的に衰えてる感じはしなくて,もっと厄介なのは,歳をとってフィジカルや柔軟性が衰えて怪我することを防ぐために,体を動かさないようにしようと無意識に脳のブレーキがかかることです.つまり,体をスムーズに動かすことを相当強く意識しないとスムーズに動けないのです(実際,そういうことが意識できたときは,動けるけど,動けなかったときは,その意識が希薄だったことに後から気づく).

 これは,繰り返し練習しかないのですが(原則2万回),寒くなってできなくなってて,でも,体を動かす脳のプログラムなので,体を動かさなくてもイメージするだけでもできるような気がしてきました.そして,(藤原が練習したいというときは別ですが,それ以外は)それを10日に1回くらい,実際に打って確かめる.これで冬場を過ごしてどうなるか見てみようかなと思ってます.

 逆に言えば,これでパフォーマンスが上がるのなら,これはこれですごいことですよね.もちろん,試合に出て勝つには,しっかりトレーニングをして,フィジカルを上げることは必須ですが,それは,春になって暖かくなってからでも間に合う気もします.そもそも,体をスムーズに動かせるようにしておかないと,トレーニングや練習をしても,これまでのようにすぐに怪我しちゃいますから,これも「これが先」ってことでしょうか.

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12/13'18c
[これ以上望むことはない]

 食べることは,人生最大の喜びだと思うのですが,それは,高い金出して高級料理を食べたり高い酒を飲んだりすることなどではなく,普段食べる自分で作った原価数百円の料理や500円ちょっとの定食を毎食「おいしい」と思って食べられることだと思うんですよね.そして,実際,私は,そういう生活を送っていて,食生活に関しては,これ以上望むことはありません.

 ですから,リタイア後もそんなに心配することはないのですが,将来住む街に安全な食材が手に入るスーパーと,時々,自分で作るのがめんどくさいときに使える定食屋があることが条件ということなんですが,これもそんなに気にすることはないのかもしれません.

 というのは,例えば,自炊メニューがまだそんなにないとしても,2週間くらいでは回せるわけで,でも,何を食べてもおいしいのなら,それでも「行ける」かもしれないからです.

 今日は,地方出張なのですが(車窓から新駅を見ましたが,めっちゃ品川に近いじゃん,あと,新幹線の奈良線直結の乗換口があってびっくり.なんでこれまで気づかなかった?),これまでは,どうしてたかと言うと,駅弁とか買ってたと思うんですが,駅弁も添加物まみれなのは明らかなので,今日は,どうしたかと言うと,休日,食堂が閉まってるときに大学行くときにスーパーで買っていく無添加おにぎりを途中で買って,自宅からお茶と無添加野菜ジュースとバナナとカマンベールチーズとアーモンドをもって行って,新幹線の中で(昼食として)食べました.でも...

 こんな料理とは言えない,「食材」みたいなものでも,ほんとにおいしいと思って食べられますし,第一無添加で安全だし,これ以上望むことなんかないと思うんですよね.

 そんな食生活で,生きてて楽しいのか?と思う人もいるかもしれませんが,これでも,もちろん,食べることが最大の喜びですし,私には,食べること以外に,やりたいこと,やる価値があると思うことはいくらでもあるので,余計な高級料理を食べるために余計な金稼ぐ暇があったら,やりたいこと,やる価値があると思うことをやりたいし,それができれば,大満足で,これ以上に望むことはありません.

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12/13'18d
[やりたいことをどれだけやれたか]

 上の記事とも関係するのですが,成功した人生って,要は,「無償でも」やりたいことをどれだけやれたかだと思うんですよね.「無償でも」と付いてるのがポイントで,「無償でも」やりたいかで,ほんとにやりたいかがわかるからです.

 俺は金儲けがやりたいからやってる,だから,やりたいことやってると言う奴は,ほんとは,やりたいことやってるのではなく,金が欲しいから,あるいは,そういう形で評価して欲しいからやってるわけで,こういうのは,やりたいことやってるとは言いません.

 つまり,やりたいことやらずに,やりたくない仕事してせっせと働いて,必要以上のお金を稼ぐことほどばかげたことはないと思いますけどね(例えば,仕事でストレス溜めて,それを発散するために飲んだくれたり,海外旅行に行ったり,騙されて大した価値のない高級品を欲しがったりとか).そういう意味では,法外な報酬を得ている企業トップとか一体何やってんだと私は思いますけど,これも結局素養の問題か(でも,そういう素養のない人間が注目されて世論をミスリードするのは大きな問題).

 でも,企業に勤めてる人だって,ただでは働かないという人がほとんどだは思いますが,仕事の中に「無償でも」やりたいという部分は,必ずあるでしょう.つまり,その割合がどれだけあるか,ということでしょうか.私の場合は,研究や学生の研究指導がそれにあたりますが,ざっくり半分くらいとは,何度か書きました(でも,半分でも,世の職業の中では,圧倒的に多い方でしょうから,仕事はやっぱり生活費を稼ぐためにやるものという側面はあるってことか).

 もちろん,やりたいことと言っても,人それぞれで,遊んで暮らすのがやりたいことと言う奴もいて,これも素養の問題ですが,遊んで暮らすのがやりたいことと言うような素養のない奴は,遊んで暮らすことなんか一生できないでしょう.つまり,ある程度,素養がある人なら,自分がやりたいことをやるだけではなく,社会に対してある程度の責任を果たすことも必要と考えるでしょうから,そういうことも含めての話なわけです.

 そういう観点からすると,私は,(今にして思えば,結構,危ない場面もありましたが,結果的に)やりたいこと,やる価値があると思うことを仕事も仕事以外にも思う存分やって来ましたし,社会に対する貢献もできたと思うので,成功した人生だったと思います.でも,理想としては,研究活動や学生達の研究指導だけで食べて行けたら最高ですかね.そんな金にならないこと,ということは,ないでしょう.研究が金になるかどうかはともかく(でも,来るべき大地震による損害を圧倒的に減らせるわけですから「金になる」と思いますけどね),学生の研究指導は,最先端の研究活動を通して,自分の頭で考えて,問題解決できる人材を育ててるわけですからね.これで年収300万ってわけには行きませんかね? 研究費も1年で100万もあれば(私は)大丈夫です.

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 上で「来るべき大地震による損害を圧倒的に減らせるわけですから「金になる」」と書きましたが,じゃあ,お前がやればいいじゃん,と言う人もいるんでしょうね.でも,このサイトを読んでる人ならわかると思いますが,私は,金儲けには,興味がないので,そういうことはやりません.やりたいという人がいるのなら,できる範囲で協力はしますが,巻き込まれて疲弊するのは,勘弁ですかね.金儲けって,結局,人がやりたがらないめんどくさく疲弊することをやるってことですからね(そんなことやってる暇があったら,もっと本質的なことやりたい).

 でも,やりたいという人がいないということは,金にならないと判断してるとも言えます.それはそれで全然OKですが,実際に金にならないかどうかは,全く別だと思うんですよね.

 つまり,金になるけど,全然実現してないことって,うじゃうじゃあるんだと思います.じゃあ,なんで,そんなしょぼいことになってるかと言うと,それは,明らかで,要は,金儲けしたい奴らって,結局,素養も能力も低くて,目の付け所もしょぼいってことです.逆に能力が高い人は,金儲けなんかに興味はないわけで,まあ,なるようになってるとも言えますかね.

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 やりたいことをどれだけやれたか,とか言ったって,そんなにやりたいことなんかなかった,でも,いい暮らしはしたいから,食べて行けるものの中から相対的にやりたいというか,やってもいいかな的に分野を選んで,できるだけ偏差値が高い大学に行って,できるだけ大きい会社に入って,できるだけいい給料もらって,という人が多いんでしょうね.かく言う私も,食べて行けるものの中から研究者という職業を選んだわけですし,ほんとにやりたい研究テーマを見つけるのには,相当苦労しましたが,その甲斐あって,まさにやりたいことに辿り着いたと思うのですが,これもそれで研究者としてやって行けるものであったわけですからね.

 ですから,大なり小なりという程度問題ということなのですが,大なり小なりということは,大と小があるわけですから,どれだけ成功したか(どれだけやりたいことがやれたか)も大と小があるわけです.

 あとは,仕事はもちろん,重要な位置を占めますが,仕事だけではないということもあるでしょう.パターン2,即ち,やりたいことで飯が食えなくて,仕事で最低限稼ぎながらやりたいことをやった人もいるでしょうからね.そういう意味では,仕事をそんなにしていなくても成功した人はいるわけで,まさに社会的地位とか,どれだけ稼いだかとかは,とるに足らないことでしょう.

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12/13'18e
[おかずは...]
(生活)

 帰りは時間がなかったので(仕方なく)駅弁になりました.一応,確認(笑)ということで,成分表を見ると...

 

 予想通りとは言え,すごくないですか? (これで賞味期限が今日中って,一体,いつ作ったんかい) これじゃあ,コンビニの菓子パンレベルですし,まるでおかずは,近江牛ではなく,化学物質? 添加物排除生活的には,これからは,帰りの分も準備する必要がありそうです.

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[どうしたい?]
(世の中)

 

 

 

 地方出張というか,昼くらいの新幹線に乗って,数時間滞在して様子を見て,帰ってくるだけなので,時間的には,例えば,先日,ピアノプロジェに行ったときみたいな感じで,日帰りでスキーに行く方がよっぽど大変なくらい(笑)ですが,東京はすごい数の人だし,新幹線はほとんど満席だし,地方都市も外国人とかでごった返してる感じだし,この国は,一体どうしたいのかって思いますね.

 インバウンドじゃないですが,近年,外国人観光客が急増してて,もちろん,日本に来たいという人を歓迎するのは,当然だとしても,明らかに日本を観光立国?にするような活動を盛んに外国で行ってるわけで,それって,要は,お金のためなわけです.でも,そうまでしないと食べて行けないんですか? ていうか,来てくれる人頼りの観光などではなく,ちゃんと生きて行くのに必要な何かを生み出して行くべきでは?(地方創生も同じ)

 観光に限らず,自動車作って外国にばんばん売るのだって,そうしないと食べて行けないから? そんなことして,ストレス溜めて酒飲んで体壊したり,ストレス解消と称して海外旅行とか行くくらいなら,身の丈に合った年収300万で,やりたいことやったり,愛する人や家族といっしょに過ごしたりして,気分よく心穏やかに生きて行く方がいいと思いませんか?

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12/13'18f
[今からでも遅くない]

 今更そんなこと言われてもってことなんでしょうが,今からでも遅くないと思うんですよね.つまりは,やりたいこと探しです.若いときは,「食べて行けるもの」の中から選んだ人が多いと思いますが(私もそう),そういう条件もはずれます.

 そして,それは,私も然りです.もう粗方準備はできたと思うのですが,最近のテーマは,「何か新しい研究テーマ」です.食べて行けるという条件ははずれますが,逆にリタイアした後も一人で内的熟達的にずっとやって行けるという条件はかかってきます.

 でも,そんなこといくらでもあると思います.でも,そういう膨大なものの中から,やりたいことを探すということで,逆に大変な気もします.でも,それはそれで楽しめると思います.

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12/13'18g
(日記)

 つくばに帰ってきたんですが,やっぱり,ピアノプロジェのように東京に行ったときとは,なんか感覚が違ってて,何日か出張に行ってたような(ちょっと懐かしい)感じです.でも,スキーに行ったときは,こういう感じにはならないかな.だから,よくわかんないです(笑).

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12/14'18
[何でもあり]

 とは言え,別に新しいやりたいことなんか探さなくても,ちゃんと仕事して,ちゃんと定年まで勤め上げて,その後,幾ばくかの延長戦で働いても,スパッとやめても,あとはのんびり過ごすでもいいとは思うんですよね.問題は,それが何十年も続くかもしれない,それも病気とかになって苦しい思いをしたり,周りに迷惑をかけたりするかもしれないってことが問題なわけで,そこさえクリアできれば,つまり,本人が楽しく気分よく過ごして行ければ(周りに迷惑をかけて平気という人は普通はいないと思うので),何でもありだとは思うんですよね(日-短-全).

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12/14'18b
[100億あげちゃう]
(世の中)

 ピアノプロジェの打ち上げのときも話題になってましたが,スマホ決済PayPayの「100億あげちゃうキャンペーン」ですが,100億なくなるまでか3月までとか言ってたのに,なんとたった10日!で上限の100億に達したそうです.思惑通り? 思惑外れ?

 でも,たった10日で終了したんじゃ「周知」する期間が短すぎて,思惑外れじゃないですかね.こんな短期間で上限に達したのも既にそういうことに慣れてる一部の人達が集中して「たかった」ってことで,使わない人が使うようになったとは思えませんからね.でも,多くの場合,安物買いの銭失いじゃないですが,余計なものに散財したってことなんじゃないですかね(でも,目先の経済は回る).

 私はと言えば,もちろん,使う機会があれば,使ったでしょうが,使う機会が全くなかったので,使わなかった,ただそれだけです.そもそも,私の場合,買い物は既にほとんどキャッシュレス決済(クレカかスイカかnanaco)ですからね.現金使うのは,それこそ,学食と定食屋くらいですが,そこがPayPayとかにしてもらわないと話になりません.

 つまり,今回の騒動?を見て,街の片隅の定食屋とか商店とか大学の学食とかがうちも導入してみようかなってならないと普及はしないってことで,インセンティブを与えるのは,使う人よりも導入する方なんじゃないですかね?

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12/14'18c
[この人]
(世の中)

 遂に土砂投入が始まってしまった辺野古ですが,その様子を見た当時の防衛担当者が,どうしてこんなにこじれてしまったんでしょうね,とつぶやいていました.いやいや,それは明らかで,元凶は,H山さんに他なりません.選挙前,沖縄から基地をなくすと言っておきながら,その後,勉強が足りなかったと謝って撤回する始末ですからね.M主党じゃだめだというがっかり感が始まったのもまさにこのときでしたから,オウンゴールで今のどーしようもないJ民党政権を作ったのもこの人と言ってもいいでしょう.

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12/14'18d
[ブーム]
(世の中)

 よく○○がブームで,とか,○○が流行(はやり)とか,どういう本が売れたとか,この映画がヒットしてるとか報道してます.報道してるってことは,それに乗っかる人がいっぱいいるってことですよね.私には,全く考えられません.

 だって,流行の服着て,街で同じ服着た人に出会ったら,超はずくないですか? ベストセラーとかヒットした映画なんか観ても,ほとんど得られることなんかないですよ.だって,多くの人の共感を呼ぶってことは,そういうレベルのものでしかないってことですし,そもそも,人と同じことしたって,絶対成功なんかしませんからね.

 でも,多くの人は,人と違うことしてリスクをとるより,人と同じことして,平凡に幸せに暮らしていきたいってことなんですかね? でも,うまく行ったとしてせいぜい中流以下ですし,こうやって同じ方向を向かせて,いつでも戦争できるように着々と準備してるわけで,騙されて洗脳されてこき使われるのがオチですよ.

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12/14'18e
[グリーン車なのに]
(生活)

 WBSでやってたんですが,ラッシュ時に数百円足して座れる座席指定車というのが私鉄でどんどん増えてるんだそうです.いいじゃないですかー(と肯定的なことも書く).スマホとかでシステム作れば割と簡単にできるんじゃないですかね.

 高崎線や宇都宮線でも10年後までに,やってもらえませんかね? グリーン車はありますが,座席指定ではないので,満席になるとグリーン車なのに座れないらしいですからね(なんやそれ).

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 ふるさと納税は,来年の6月で実質終了(返礼品が地元産でなくて3割以上の自治体は控除から外す)らしいです.これも当然だと思いますよ.既に書きましたが,やってる奴は,欲にまみれた返礼品狙いで,明らかに本来の主旨とはかけ離れてますからね(本来なら,返礼品は禁止でもいいくらい.でもそしたら,ほとんど誰もやらなくなると思うけど).

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12/15'18
[仕事が欲しい]

 売れない芸人が,(M-1優勝するとかして)売れたい,売れて仕事が欲しいってよく言ってますよね.人間まずは食べて行かないといけないわけで,でも売れないと漫才だけでは食べて行けないから,仕方なくバイトとかしてるけど,ほんとは漫才だけで食べて行けたらハッピーってことですよね.それはよくわかります.でも...

 売れてからも,もっと売れたい,仕事が欲しいと言ってるわけでおかしくないですか? スケジュールがいっぱいで休みなんかなくて,睡眠時間も毎日3時間以下って完全にブラックやん.そして,やってる仕事は,本来やりたかったはずの漫才ではなく,お笑いとかとはあまり関係ない仕事です.漫才だとしても,同じネタを延々と何百回も繰り返しやるのがやりたいことってことはないでしょう(無償ならやりませんよね).

 いろいろ原因は考えられるのですが,一つは,やりたいことがお笑いや漫才ではなく,単に売れて有名になって金持ちになりたいというだけの話って人もいるってことでしょうか.しょーもない話ですが,まあそういう人もいるでしょうね.

 そして,もう一つ,というか,これが主因だと思うのですが,みんな売れない苦しい時代を過ごしているので,また食えなくなるのが怖いんじゃないですかね.つまり,売れていろんな仕事が来るけど,こんなのお笑いと関係ないし,ほんとにやりたいことじゃないと思っても,一度断ると,もう仕事が来なくなって,売れない時代に逆戻りしてしまう恐怖があって,仕事を断れず,どんどんおかしな方向に行くんだと思います.

 お笑いの世界なら,自分がやりたい漫才ができて,それで何とか食べて行ければ(例えば,年収300万あれば),全国的に売れなくてもお笑いがわかる人達が来るライブハウスでどっかんどっかん言わせてればそれで充分じゃないですか(いや全国的に売れたいというのなら,漫才がやりたいのではなく,有名になってお金が欲しいということしょう).

 でも,実際は,年収100万以下か1億以上の二択みたいなことになっていて,どうしてそんなことになってるかと言うと,彼らで飯を食うというか,食い物にして金儲けをする人間がいて,そういう奴らが芸能界を動かしているということでしょう.そして,それは,芸能界に限らず,スポーツの世界もそうですし,学術の世界ですらそうなりつつあります.

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 学術の世界に関しては,私個人的には,割とうまくやってこられたと思います.30代までは,助手(今で言う助教)でしたし,研究所だったので,学外の仕事が多くて,それがしんどいと思ったこともありましたが,研究と関係ない仕事は,(少なくとも今と比べると)格段に少なかったと思います.

 筑波大に来てからの40代もかなり自由に研究できました.もちろん,研究以外の仕事もあったんですが,これくらいなら何とかこなして,できるだけ多くの時間を研究に割いてという感じで割と前向きに行動できたと思います.

 でも,50を過ぎたくらいから,かなりしんどくなってきました.昇進して責任が重く,かつ,研究とはかけ離れた仕事が増えたこともありますが,時代背景として,少子化に伴って,単に大学が生き残るための,学生や教員の利益に繋がらない仕事が増え,おまけに定員削減で,一人頭の負担も増える一方です(今は何と8つ!の委員を兼務.もうどれがどれかわからなくなる).

 それでも,働かなければ食べて行けないのなら,働くしかないですが,もう何とか働かなくても食べて行けるところまで来てしまったことも,苦痛の度合いを高めているような気がします.

 とは言え,大学を辞めれば,やりたいこと(研究)ができなくなるので,大学を辞めることはないわけで,まずは,現状を受け入れて,そういう中でやって行くことを考えるしかありませんし,そうすればいいということです(前向き).そして,これは,これから学術の世界に身を置く若い人も同じでしょう.学術の世界は,他の世界に比べれば,まだ全然恵まれてると思いますからね.

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12/15'18b
[そういう意識の欠如]
(バドミントン)

 バドミントンですが,こういうことだと思うのですが,ストロークについてもトラヴェリングについても,「そういう動き」をいかに体に覚え込ませられるか,そして,それは,できるだきないの二択ではなく,どのくらいできるか,という連続的なものなので,ゴールはなく,つまり,初心者でも世界のトッププレーヤーでも同じで,そのためには,そういうことを「無意識に意識」することがポイントということです.

 ストロークについては,物理的な可動域を広げることも大事ですが,今の自分がもつ可動域をいかに有効に使うか,つまりは,下半身から上半身への連動の中の,特に肘先の内旋外旋→回内回外の連動というか時間差が最重要で,このタイミングによってどれだけ溜められるかが決まり,出る球も全く違ってきます.

 トラヴェリングについては,相手が打つ直前にしっかり構えて球を予測するとともにそこで一度脱力するのですが,できるだけ浮き上がらないで,相手が打った直後 に沈み込んで,その運動の過程で(予測がはずれたとき)動く方向の修正をスムーズに行えるかでしょう(野球のバッターだとストレート狙いでカーブを打つ方法と似てる).動けないときは,これができてなくて,できてない原因は,フィジカルというよりは,「そういう意識の欠如」です.

 フィジカルがあれば,脱力するときの浮き上がり,動き出すときの沈み込みを減らせるので,多くの時間を節約できますが,自分が今もつフィジカル,あるいは,その日のコンディションによって,それを最適化することが重要で,私の場合,若いときよりフィジカルが少し落ちているので,若いとき無意識にできていた(無意識に意識ではない)ことができなくなってるので,しっかり,意識しないとできなくなってるということなんだと思います.そして,これは,トッププレーヤーでも同じで,そこを最適化できれば,もっとパフォーマンスが上がると思うんですよね.

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 でも,これって,極々当たり前のことですよね.トップ選手からしたら,何を今更そんな当たり前のことを,と思うかもしれません.でも...

 私は,世界はおろか日本のトップレベルでプレーしたことすらありませんが,若くてそんなこと特に意識しなくても動けてたときはありました.つまり,「その差」がわかります.そして,その差は,若くて体が動いても同じだと思うんですよね.

 どこかで老化によるフィジカルの低下は,10代前半から始まってるので,そういうことをしっかり自覚すること,具体的には,普段の生活で体を動かすことや(例えば,30分以上座り続けないとか)食べるものに注意することで,確実に違いが出てくることを書いたと思いますが,これも歳をとって,そういうことの影響が大きいことが身を以てわかって,そして,それは,歳をとっても,まだ若くても,程度の差こそあれ同じで,しかもトップレベルでは,極々僅かな差が大きな差となって結果に現れるので,尚更だと思うんですよね.

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12/17'18
[FIRE]
(経済, 生き方)

 今朝のモーサテで,FIREというのをやってました.Financial Independence, Retire Earlyの略で,生活して行くのに必要な資産を築いて,30〜40代でリタイアして,自分の思うような人生を送って行こうとする若い人達がアメリカで増えているということらしいです.既にこのサイトでそういうことを書いたと思いますが(やりたいことと仕事が重なってないのなら)ありなんじゃないですかね.

 考え方の基本にあるのは,倹約生活で,それは,リタイア後も続くんだそうです.倹約については,いろいろ意見はあるとは思いますが,無駄なものに支出しないというのは,いいんじゃないですかね.だって,やりたくない仕事をお金だけのためにやるくらいなら,支出をコントロールした方が遥かに楽ですからね.

 背景にあるのは,今は経済が好調ということと,政治や社会への不安があるんだそうです.アメリカ株は,過去100年を見ると,7%ずつ上昇していて,そのうち,4%を生活費にあて,3%がインフレ対策,つまり,生活費の25倍の金融資産を築けば,リタイアできるわけで,生活費が年400万なら1億あればいいってことです.でも...

 問題は,アメリカ株がこれからも年7%ずつ上昇して行くか,ですよね.私はそうは思いませんけど.そう言えば,30年前,バブル期に株で大儲けして,これで食って行けると言っていた奴もいましたが,その後,どうなったかは...それに何より一番重要なのは,「自分の思うような人生」がどういうものなのか,単に遊んで暮らしていきたいのか,何か打ち込みたいことがあるのかってことですよね(短+0406).

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12/17'18b
[今の私の力量というか練習量]
(ピアノ)

 T村さんが先日のピアノプロジェの録音を送ってくれました(いつもありがとうございます).でも,今年は,さすがに聴く気には...と思っていたのですが,ざっとですが,ポチッと聴いてみました.で,聴いてみた感想ですが...

 思ったほどひどくはなかったかもしれません.ていうか,タブレットの不調で,めくれないところで一旦止まっていて,そこから弾き始めると,当然,流れが切れてうまく弾けてないのですが,逆に言えば,それ以外のところは(最後の曲の最後のところ以外は),今の私の力量というか練習量では,こんなもんというか,例年とそんなに変わらない感じもしました.逆に言えば,タブレットでめくれないダメージは,やはり,大きかったってことですかね(でも,当日,突然,タブレットが不調になった原因はまだ不明).

 でも,そんなことより気になったのは,「今の私の力量というか練習量で,こんなもん」というのがどんなもんかということです.つまり,今の自分の中でちゃんと弾けたと思ったとしても,こんなもんというのがどうにも物足りないというか,全然弾けてない感じがしてしまうんですね.喩えて言えば,基礎的なフィジカルのトレーニングができてなくて,よたよた(例えば,バドミントンとかを)プレーしてる感じでしょうか.

 これは,現実問題,今の練習量では,どうしようもないんですかね.あるいは,練習時間がとれないのなら,もっと技術的に易しい曲をやるとか,少なくとも超難曲は避けるとか,弾く曲をもっと減らして,単位曲あたりの練習量を増やすべし?

 でも,ここで出てくるのは,やはりプライオリティです.本番でどれだけちゃんと弾けるかがプライオリティの一番なら,技術的に易しい曲とか弾く曲をもっと減らすとかいうことも考えられますが,(今の)私の中のプライオリティの一番は,1年の中のたった1日の本番より,残り364日をどう過ごすかなわけですからね.そこで,弾く気になる曲がたまたま難曲であるのなら,それが優先するということです(別に敢えて難曲にチャレンジしてるわけではない).

 そして,364日をどう過ごすかで「結果的に」残り1日の本番も,ということなんですが,現状,そこはうまく行ってないわけで,簡単に言ってしまえば,バランスというかマネージメントなんでしょうが,やっぱり,普段は,弾きたい曲を弾いてしまうんだと思います.ですから,本番は,うまく弾けなかったらごめんなさい,ですかね.

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 あとは,やはり,タブレットをどうするかですかねー.家ではずっとちゃんとめくれていたので,当日,何が起こったのかは,わからないのですが,言えるのは,そういう不測の事態も起こりうるということです.そういうときのために,一度止まっても大丈夫なようにそういう練習もしておく?

 あるいは,でも,やっぱり,「紙が一番安全」なんですかねー(被害調査もシステムの開発とかはしたけど,結局,(もう二度と得られない極めて貴重なデータが絶対に消えてなくならないように)未だに住宅地図ダウンロードして印刷してやってるし).

 でも,だとすると,紙でもめくれる必要があるわけで,そういう意味では,今回の曲のほとんどは,「紙ではめくれない曲」でした.つまり,そういう曲は,はじめから対象からはずれるってことなんですかね? あるいは,めくってもらうことを前提にそういう練習をしておく?(それはそれで,アイデアはあります)

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12/17'18c
[野性の詩]
(ピアノ)

 ピアノプロジェの打ち上げの時に出たヴィラ=ロボスの野性の詩ですが,ざっと弾いてみました.最初に弾いたのは,大学2年の五月祭で,このときは,時間制限の関係で抜粋(確かこのときは10分以下.半分くらいまで弾いて,最後のコーダ的なところの前に飛ぶ),2回目に弾いたのは,大学院のときの五月祭で,M2かD1かで(M1のときは,ヒナステラのピアノソナタを弾いたので),このときは,全曲弾いたんですが,時間制限が一人15分だったので,20分くらいかかる曲を15分で弾きました.その時以来なので,30年ぶりくらいですかね(ていうか,あれからもう30年も経ったのかという感じ).

 東大ピアノの会に入って,新「観」が,プロコフィエフのソナタの6番の第一楽章(確かその時,T賀谷がブラームスのOp.79のラプソディーの1番を弾いた),駒場祭がヒナステラのピアノソナタ(第1番だが,そのときは,まだ2番が出てなかったので,ただの「ピアノソナタ」)そして,2年の五月祭が野性の詩だったんですが,このときは,いろんな近現代の曲を開拓しているときで,楽しかったですねー.そっか,その年の秋の駒場祭では,ストラヴィンスキーの春祭の第1部をソロに編曲して弾くわけですから,一番充実?してた頃ですね.

 野性の詩は,民音とか東京文化の資料室とかではなく,何と小石川図書館でLPを見つけました(ここはレアなものが結構置いてあって,林光全集なんてのもあった.そうそう,館野泉さんのラウタヴァーラもここだったかな).確か小学校の時の友人で東大に入ったA浦の茗荷谷のマンションに遊びに行って,その帰りにぶらっと立ち寄った感じでしたかね.何気なく借りてきたんですが,衝撃が走ったと思います.演奏は,シドンでした.すぐに渋谷のヤマハ(今はもうないらしい)に楽譜を買いに行ったと思いますが,やっぱり,取り寄せになっちゃったかな.

 超難曲だし,当時は,全然弾けてなかったと思いますが,弾けてなくても,力業というか,それなりの雰囲気が出てたとは思うので,それはそれで若さというか,今ではちょっと考えられないですね.でも,今にして思えば,これだけの難曲を何とか弾いたわけで,私に技量というものがあるとすれば,この曲を弾くことでそれが格段に上がった瞬間だったのかもしれません(実際,当時,いろんな人にそういうことを言われたのを思い出した).

 で,ざっと弾いてみた感じですが,30年ほったらかしなので,もちろん,全然弾けなくなってるのですが,きちんとさらえば,弾けるとは思いました.でも,若いときみたいには行かないというか,力業で雰囲気で,という弾き方はできないというか,もっとちゃんと弾くというか,そういうことになるかな.

 そして,思ったのは,この曲は,「私に合ってる」ということです.私がピアノを弾く理由は「曲の紹介」,即ち,全然知られてないけど,こんなにすげー曲ありますよって紹介するってことなんですが,おそらく自分の技量が最大限発揮される曲でもあるので,「自分がピアノが弾けることを知らしめる曲」としても有効かとは思います(目的ではないけど).

 うーん,でも,この曲を1年近く練習し続ける,というのは,ちょっと考えられないかな.ですから,一通り弾いてみて,それからどうなるか,ですね.例年通りだと,ピアノプロジェが終わって,弾く曲を決めないといけない夏くらいまでに弾いた曲は,弾き続けるのがしんどくなって,結局,日の目を見ないことにずっとなってるんですけどね.

 曲の紹介として,演奏をいくつか貼っておきます.一番有名なのは,フレイレのだと思いますが,私は,あんまり好きじゃなくて,シドンのものが今でも一番好きです(とずっと思ってたんですが,今聴き直すと,ちょっとおとなしくて,私だったら今はこうは弾かないかな).アムランは,上手いんですが,一番気に入らない,とずっと思ってたんですが,今聴き直したら,そんなに悪くないです(いや,これはライブの演奏で,以前聴いたものは,録音だったかもしれない).

 フレイレ↓

 シドン↓

 アムラン↓

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[幸せ]

 A浦が出てきたんで,思い出したんですが,遊びに行ったときかどうかは,憶えてないのですが,彼とご飯に行ったときのことです.場所は,バンビです.バンビというと憶えている人も多いと思いますが,いわゆるお手軽な洋食屋さんで,AランチとBランチがあって,確かAランチがハンバーグとカニクリームコロッケのセットで,500円くらいで,私はだいたいこれを食べてたと思います.

 で,A浦と話をしながら食べてたんですが,その中で,彼が「別にそんな美味いもんじゃないんで」みたいなことを言ったのを憶えています.まー500円のランチですからね.でも...

 私は,充分美味いと思って食べてました.そして,500円で美味いと思えるんだから,私の方が幸せじゃん(笑)と思ったのは,今でも鮮明に憶えてますし,このサイトで何度も書いてるように,それは,今でも変わりません.どこかで,30年経って,私という人間が本質的にあまり変わらないと書きましたが,幸せなのは,こういうこともあるんだとも思います.

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12/17'18d
[シンプルな食生活?]
(生活)

 すぐ上の話とも関係するのですが,リタイアした後,どの街に住むかが重要,具体的には,安全な食材が手に入るスーパーや,時々作るのがめんどくさいときのために添加物まみれの外食チェーンではない安全な定食屋が何軒か必要と書きました.でも...

 もっとシンプルに行けるかもしれません.つまりは,そのとき一番食べたいものということに拘らなければ,自分で作れる非常に簡単なメニューは,20か30くらいはありますし,完全食品?も開発しましたし,栄養さえしっかり考えれば,その中からそのとき一番食べたいものを選んで回せば,行けるとも思うんですよね.

 具体的なイメージとしては,休日しんどくなって,出かけたくないときは,冷蔵庫とかにあるものでできるもので済ませちゃうことが多いのですが,そういうときでさえ,充分美味しいと思って食べられますからね.

 そうすると,住むところの周辺にスーパーがあればいいわけですし,安全な食材が手に入らなければ,ネットもありますし,買い物も週に2回くらいで済むでしょうし,住む街の選択肢が広がるとともに,生活自体もすごく楽になると思うんですよね.でも,問題は...

 そうやって,浮いた労力や時間で何をするかです.というか,やりたいこと,打ち込みたいことがあるのなら,できるだけそれに時間をかけたいわけで,順番的にはそっちが先ですよね.逆に,特にやりたいこと,打ち込みたいことがないのなら,いろんなものを食べに行ったり,自分で料理したりということも考えられるのですが,やはり,やりたいこと,打ち込みたいことがあるというのが大原則なわけです(ないなら探す).

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12/18'18
[解説?]
(ピアノ)

 そっか,野性の詩の解説?を書いてませんでしたね.と言っても,聴いていただければわかるとは思うのですが...

 最初は,割と静かに始まります.

 でも,ものの30秒くらいで,不協和音の連打で爆発(笑)します.

 それが過ぎると,今度は,ものすごい勢いで高音から一気に駆け下りてきて

 みたいに,激しく民俗的というか原始的というかそういう音形からなる数十秒から数分くらいの「パーツ」がほとんど繰り返されることなく次々と畳みかけるように出てくるというのがこの曲です(練習する的にはコストパフォーマンス悪し).所々,静かになるところもありますが,8割方は,ffとかfffで,まさに野性的でとにかく激しい曲です.調性的には,かなりデフォルメされてますが,そういう中から浮き出る旋律は,民俗的というか原始的というか,浪花節的(笑)なところもありますが,音は,譜面を見るとわかるように,全て確定的に書いてあって,まさしく難曲ですが,ある程度の規則性はあって(でも,完全に規則的ではないというところがちょっと厄介だが),私は割と弾きやすいです.

 こんな感じで全体の構成もくそもないということになりそうですが,実はそうでもなくて,何度か同じ音形が出てきたり,全体の中に統一感はあると思います.1/3くらいのところで一旦静かになるのですが,すぐにまた激しくなって,でも,最後のコーダ的なところの前は,静かだけど,中間でちょっと盛り上がるという緩徐楽章的なセクションになっています.そして,最後は,また爆発して,激しい連打で終わるという構成?です(ほんといい加減な解説)(短-04).

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12/18'18b
[騙されてる?]
(日記)

 寒いですね.でも,冬来たりなば春遠からじ,じゃないですが,今は寒くても,しばらく我慢してると春が来て暖かくなると思えば,何とか耐えられる? あるいは,夏くそ暑くても,しばらく我慢してると,そのうち涼しくなると思うと,何とか耐えられる? でも,考えてみたら,そうやって,ただぐるぐる回ってるだけってことじゃ...

 何かちょっと「騙されてる」感じがしませんか? このびみょーな言い回し?わかってもらえるかなー(個を犠牲にして人類を繁栄させるプログラム的な考え方).

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12/19'18
[人生そのもの]

 これ↑って人生そのものですよね.具体的には,目の前のやらないといけないことや困難を乗り越えたら,ちょっとした解放感や幸福感を感じて少し休んで,そしたら,またそういうことが目の前に現れて,ということを繰り返しているうちに時が過ぎて行き,気がついたら人生を終えるということでしょうか.まさに,人生所詮退屈しのぎということですかね(でも,こうして書いてみると,これはこれで悪くない気がする).

 でも,そういう中でも,少しでも楽しく気分よくは生きて行きたいわけで,そのためには,やりたいことをやった方がいいと思うのですが,そういう単純な話でもなくて,人より得意なことをやった方が効率がいいでしょうし,人が苦痛に感じるようなことの中で,自分は苦痛に感じないことをやるのが実は非常に有効な方法です.

 でも,私としては,やりたいことやりたいというのもありますが,やりたくないことはやりたくないって方が強いですかね.だって,社会の中で誰かがやらないといけないとか言ったって,その実,足の引っ張り合いとか経済を回すだけとか組織を守るだけみたいなしょーもないことばかりですし,それなら,生活して行くのに必要な分(年200万程度)だけ働いて,あとは,やりたいことやった方がいいと思いませんか?(短-06)

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12/19'18b
[てきめん]
(体, バドミントン)

 ここのところいろんな会議とか仕事とか講義とかでほとんど隙間がない日が続き,おまけにちょっとしたトラブルもあったりして,体を動かすこともできず,というか,そういう気にもならず,こういう状態ではまずいということで,とても疲れていたのですが,昨日,とにかく無理矢理練習に行ったのですが,体を動かしていない状態で打つとこうなるというひどい状態でした.意識すべきことを意識すれば動けるのですが,体の状態がよくないので,体を動かすことで精一杯で,意識もできなくなってきます.問題は,じゃあどうしたらいいかですね.

 と書いて気づいたんですが,そういうときは,無理矢理練習に行くのではなく,よりハードルが低い(はずの)(動きを洗練することを意識して)体を動かすことからやるべきなのでした.でも,今日もとても疲れていて,そんな気にならないですし,ピアノもピアノプロジェが終わってからだいたい弾いてたんですが,もうしんどくなってきました.こういうときは,(できるだけ)休め,ですかね.

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12/19'18c
[ソフトバンク上場]
(経済)

 そう言えば,CMとかでさかんに言ってたんですが,ソフトバンク上場,今日だったんですね(なーんも興味なし).そして,初値は,公開価格を下回り,その後も下げ続け,今日一日でなんと15%も暴落したんだそうです.経済ニュースでは,背景として,先日起こった通信障害とかファーウェイとの関係とか携帯料金の値下げとか,後から何とでも言える説明,じゃなくて,後講釈をたれてるんですが,今の状態を見たら,どう考えても買いじゃないでしょう.

 それでも,1980年代のNTT株売り出し以上の大型上場だったらしく,あのときのフィーバーみたいに個人投資家が大挙して群がったそうなんですが,みんな大損したってことですね.それでも,経済ニュースでは,配当の高さを理由に持ち続けるのもありとか言ってますが,もうほんと何度も書きますが,配当が高い低いは,全く関係ありません(一体,いつまで騙し続け,騙され続けるの?).なぜなら,権利落ち日に配当分きっちり株価が下げるからで,それは,優待も同じです.

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[持株会社]
(経済)

 で,ちょっと思ったんですが,ソフトバンクグループは,ソフトバンクの持株会社ということなんですが,いつ頃からか,持株会社というのが増えてきましたよね.持株会社というのは,文字通り,株をもってる(だけの)会社ということで,孫さん自身も言ってますが,(単なる)投資会社ということです.

 つまり,持株会社が株をもってる会社が頑張って株価が上がれば,持株会社が儲かって持株会社の株価も上がるわけです.でも,これって...

 ポイントの二重取りみたいなもんじゃないですかね.つまりは,結構,やばい話で,要は,レバレッジが効いてるみたなもので,いいときはいいけど,だめになるときは,壮絶なドミノ倒しになるってことでしょう.

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12/20'18
[見習え]
(経済)

 Tランプの再三に渡る口先介入などものともせず,FOMCでは,利上げを決定し,それを受けてアメリカ株が下げ,日本株も下げたという報道です.

 いいんじゃないですかね.今の状況は,明らかにバブルで,このまま行けば,必ずどこかではじけるわけで,重要なのは,それを大事に育てて,株を上げ続けることではなく,株が下げても,しっかり本来の位置に軟着陸させることですからね.

 でも,Tランプの考えてることは,減税でも何でもやって,とにかく目先の経済を回して,自分の任期中に株が上がればいい,後は野となれ山となれで,A倍政権に言いなりのN銀もちっとは,見習ったらどうですか.

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12/20'18b
[オーバーロード?]
(日記)

 でも,いくら隙間がないと言っても,全く隙間がないわけはなくて,要は,そういう隙間時間を有効に使えてない,というよりは,そういうパワーがなくなって来てるということかもしれません.あるいは,仕事以外にいろんなことをやってるので,やっぱり,オーバーロードになってる?

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12/20'18c
[そもそも]
(世の中, 経済)

 何度か書いてるテーマですが,そもそも経済ってなんなん?ってことです.シンプルに考えれば,生きて行くのに必要なものを,物々交換はめんどいから,貨幣という媒介を通して分業して「生産」してるってことですよね.つまり,経済「成長」するというのは,「生産」が成長しないといけないのですが,実質的には,生産されるものは,もうほとんど成長しなくなって来てると思いませんか?

 例えば,アマゾンがやってることですが,流通において,画期的な効率化を成し遂げ,安い値段で家まで届けるというサービスで躍進しました.でも,これって,従来の小売流通業のパイを食ったに過ぎないわけです.そして,AIとかロボットとかシェアリングエコノミーとか,これからの成長戦略と言われるものは,効率化して経済を縮小させるものばかりです.

 つまりは,人一人が消費できる量は限られてる,つまり,実質的な成長は,人口の増加が絶対条件で,これまでの高度経済成長は,人口の増加のおかげ,つまり,爆発した人口を養うために技術革新が必要だったとも言えるわけです.

 でも,先進国の人口増加は止まりましたが,新興国はまだまだ人口は増える? これももういい線まで来ちゃったんじゃないですかね.一人っ子政策だった中国がそうですし,あとはアフリカ頼み? でも,これ以上人口が増えてもリソースが足りない.いや,そこを何とかする技術革新で,まだまだ(本質的な)経済成長ができる?

 やっぱり,どう考えても,もういいところまで来ちゃってますよね.でも,現状,それでもむりくり経済を回して経済成長し,株価を上昇させようと躍起です.でも,そんなことやってもだめで,待っているのは,世界恐慌しかないのですが,それがわかってても,誰もブレーキを踏めないというのが,まさに歴史は繰り返すってことですかね.

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12/21'18
[何のためにとか考えると]

 定年で仕事を失って,仕事以外にやることなくて,濡れ落ち葉的なことになる人が多いということですが,例えば,ゴルフが好きなんだけど,仕事あってのゴルフで,ゴルフだけやってもつまんないって言ってた人がいたんですが,どういうことでしょうね?

 以前は,ゴルフがその人にとって,その程度のものでしかなかったと書いたと思いますが,そういうこともあるとは,思いますが,何のためにとか考えるからじゃないですかね?

 例えば,仕事は,何のためにするのかと言うと,食べて行くためのお金を稼ぐため,そして,いい仕事をして評価され(て偉くな)るためみたいなことでしょうか.これに対して,(下手な)ゴルフなんかやっても,お金になんかならないし,評価もされないでしょう.つまり,何のためにゴルフをやるのかと考えると,やっても意味ねーじゃん,ってなるわけです.でも...

 仕事だったら,もう食べて行くのに充分なお金を得ていたら,それ以上働く意味はないですよね(世の中に騙されて,見栄張って,タワマンとか高級車とか欲しがらなければ).偉くなるとか評価されるとかも,よくよく考えてみれば,そういうことにどういう意味があるのでしょうか?

 つまりは,何のためにとか考えると,あらゆることに本質的目的なんかないものでしょう.ゴルフがやりたければ,やればいいし,バドミントンやってて,自分が日本で,あるいは,世界でどのくらいまで行けるか,というのも,ただそれだけの話で,別に目的なんかないわけで(例えば,バドミントンとかスポーツで実績を残して,何らかの経済的なものを得たいということはあるかもしれませんが,それが目的だと苦しいと思いますけどね),ただやりたいからやる,でいいじゃないですか.

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12/21'18b
[ベストシナリオ]
(日運, 短運, 経済)

 今日も下げたんですね.既に目一杯売ってて,順調に下げてるときは,何もすることがないので,まさに「今日も下げたんですね」って感じです.含み益は,もうかなりの額になってきましたが,いつ反転するかわからないし,予想が当たったというわけでもなくて,何度も売りを仕掛ける中で,はずれたときの損失を最小限に抑えて,時々来るこういう大当たり(かどうかはまだわからないが)を待つということですかね.

 でも,相場的なことはともかく,経済的なことはどうなのでしょうか? アメリカを始め,既に弱気相場というか,景気の減速,経済の低迷の前ぶれということなのでしょうか? 大方の予想は,ピークは,2019年の半ばということだったので,(そういう予想は必ずはずれるので)大幅に前倒したってこと?

 それは,どうかわかりませんが,何度も書いてるように,アメリカや日本やいろんな国がやってることは,目先の経済を回すというどうしようもないことなので,経済がやばくなるのは,時間の問題です.それがこれからか,もう少し先かというだけの話です.

 でも,一つ思ったんですが,よくあるパターンとしては,「暴落」ですよね.リーマンショックのときのように何か「事件」が起こって,株価が暴落することもあるし,ブラックマンデーのように何もないのに暴落することもある.でも,これまでのゴルディロックス相場がそうだったように,ゆっくりゆっくり階段を下りるように下げていき,気がついたら,株価が半値とか1/4とかになってたってこともありうるかもしれません.

 でも,そういう方が対策はしやすいわけで,まさに軟着陸ということでしょうから,それがベストシナリオなのかもしれません(でも,このパターンだと多くの人が茹でガエル状態になって大損することになる).つまりは,下げるのは確定で,どういう下げ方をするのかということですかね.

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12/21'18c
[無添加の炭水化物]
(生活)

 コンビニで売ってる菓子パンやサンドイッチやおにぎりは,完全にアウトだし,駅弁もこんな感じで,出かけるときの無添加の炭水化物をどうしたものかと書きました.例の無添加おにぎりはあるんですが,消費期限がその日一日なので,次の日,朝早く出かけるときは使えません(自分でご飯を炊いておにぎりしかないかとも思ったけど,朝早いということは,準備の時間がないからNG).

 で,つらつら探していたんですが,ありました.超熟です.超熟というのは,イーストフード,乳化剤などの添加物不使用ってことで,普段の食パンはこれを使ってるのですが,新幹線の中で食パン取り出すってわけにも行かないので(笑),と思っていたら,超熟のロールパンがありました(あと,フォカッチャというのも).これで行けそうですね.

 でも,「ただのパン」なので,味付けが...(でも,そのまま食べても結構行けるが).そう言えば,北海道胆振東部地震の被害調査のとき,研究室の学生の中澤が(現地では店とかやってないことが想定されてもってきた食料として),パンとはちみつを用意してたんですが,結構行けました.

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12/22'18
[汎用性の高い概念]

 何のためとか考えないってことなんですが,これってまさに内的熟達ですよね.食べて行くためのお金を稼ぐために仕事をするというのが報酬で,いい仕事をして評価され(て偉くな)るためというのが人とのつながりで,でも,そんなの超越して,やりたいからやるというのが内的熟達なわけです.やる気三要素って,ほんとに汎用性の高い概念だと思いますね.

 つまりは,リタイア後は,あるいは,リタイア後とか関係なく,ずっとこれなんだと思います.内的熟達的に,即ち,やりたいこと見つけてがんがんやってたら,評価もされるでしょうし,食べて行くためのお金を稼ぐくらいわけないでしょう.

 問題は,やはり,「内的熟達的に」やりたいことを見つけることでしょうか.そして,リタイア後とリタイア前の違いは,「それで飯が食えるか」の違いで,リタイア後は,その条件がはずれるので,選択肢は広がるわけです.

 「なんだかなー」と思う人は,おそらく,報酬とか評価を気にしてるんだと思います.でも,そんなもん,内的熟達に比べたら,吹けば飛ぶようなものだと思いますけどね.

 でも,ちょっと厳しいことを言うと,これまで報酬とか評価を気にして生きてきた人は,切り換えるのが難しいんだと思います.逆に,そういうことなど意に介さず生きてきた人は,どうってことないでしょう.でも,これまで,お金とか偉くなるとか考えて生きてきたけど,それって何だったんだろうとか思って気づいたら,そういうことを定年を期にスパッと捨てて,リタイア後は内的熟達的に生きて行くこともできると思いますけどね.

 でも,スパッと,というのは,やはり難しいでしょうから,10年くらいかけて徐々にソフトランディングして行くのがいいんじゃないですかね.

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12/22'18b
[自分のためにしか生きられない]

 似た話ですが,自分のためではなく,人のために,とよく言いますよね.でも,はっきり言わせてもらえれば,人のために,ってことは,自分のためってことですよ(特にそういうことを口に出して言う人は).

 だって(何度も書いてますが),自分のためではなく,人のためにだったら頑張れるということは,人のためにと思うことで自分が頑張れるのですから,それって,結局,自分のためってことですよね.誰かのために何かしてあげるとか言ったって,感謝されれば,嬉しいんでしょう? それって,結局,自分のためってことじゃん.

 これを敷衍していくと,人は,結局,自分のためにしか生きられないとなります.でも,それでいいんじゃないですかね(情けは人のためならず的な考え方).スーパーボランティア?として有名になった人がいましたが,彼は,ボランティアが何たるか,よくわかってると思います.自分のためにボランティアを「させていただく」ことで,彼自身が生き生きと生きて行けるわけですからね.親が子供のために全てを犠牲にできるのも,(DNAにそう書いてあるってことなんですが)まさに,そうしたいからそうしてるわけです.

 つまり,何度も書いてるように,(人に迷惑さえかけなかったら)やりたいことやったらいいんですよ.そして(素養の問題はあるけど)それが社会全体の利益に繋がるのです.逆に言えば,そういう「そうしたいこと」ができないことほど不遇なことはないでしょう.

 そして,全ての人がそういうことにはまる適材適所こそが理想の社会なんでしょうが,現実は,それに程遠いわけで,いかに自分をそういう環境に身を置くかが非常に重要なことは言うまでもありません.体調が悪いのに無理して頑張って疲弊するより,まず,体調を整えることから,みたいなことでしょうか.

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12/22'18c
(生活)

 ガソリンなんですが,原油はどんどん下げてるのに142円からなかなか下がらないなーと思って引っ張ってたんですが,東京から戻る高速バスの中から,少し南にあるところが139円になってるのを見て,今日,たまたま眼科の検診で近くまで行ったので,ついでに入れたんですが,レシートを見ると134円になってました.カードの割引が2円くらいあったと思うのですが,それに加えて3円引きということになります.

 で,そこから大学に行く途中にいつも入れてるところを見たらここも139円になってたんですが,それでも3円違うことになります.3円違うと30リッターで90円なので,距離にすると片道3〜4km分くらいにはなるのですが,やっぱめんどくさいのでそこまではしないかな.

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12/22'18d
[今年は儲かってますか?]
(経済, 世の中)

 昨日のWBSだったかな? 今年は儲かってますか?というのをやってました.飲食業だったかな? みんな派手にパーティーとかやってるみたいで,儲かってるんだそうです.どう思いますか? やっぱ,バブル?

 まあ,そうだと思いますが,その儲かってる人は,どうしてるんでしょうね? 儲かったから自分もぱーっと散財してる?

 でも,景気がいいときもあれば,悪い時もあるわけで,アリとキリギリスじゃないですが,いい時にしっかり稼いで悪い時にしっかり備えることでしょう.でも...

 そんなことしたら,そこでお金の流れが止まってしまいますよね.つまり,儲かったらしっかり備えるのではなく,ぱーっと散財するからお金がぐるぐる回って景気がよくなるわけで,つまり,みんなぱーっと散財してるわけです.

 そして,それで,景気が悪くなったら,どうなりますか? どうなるかは,明らかですよね.

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12/22'18e
[職業観]

 先日,ある学生と少し話をしたんですが,彼女が言うには,彼女には,職業観というものがないんだそうです.面白いですね−.というか,いいんじゃないですかね.

 かく言う私も,最近になって,ようやく?余計な仕事がめんどくさいと思うようになってきたんですが,未だに職業観なるものはないような気がします.研究室に入って,研究が面白くて,それを続けたくて,研究者になって,現在に至る,つまり,感覚的には,学生時代がずっと続いてるような感じです.そして,気づいたら,なんともうすぐゴールです.

 つまり,職業観なしに,つまりは,まともに働くことなしに,人生を終えることになりそうで,これって,やっぱり,ラッキーなんじゃないですかね.ていうか,どうもすみません,かな.

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 でも,世の中にとって,ほんとに必要なきつくてしんどい時給1000円の仕事以外の仕事のほとんどは,経済を回すだけの仕事だし,必要だとしても,ほんとに必要なのは,そのうちの時給1000円分だけ(人間一人が本質的に生み出せるのは,今の貨幣価値でせいぜい1万円程度)ですから,そういう中で見れば,地震防災という点でも人材を育てるという点でもそれなりに社会に貢献できたとは思いますし,それが結果的に「職業観なしに」(やりたいことをやることで)できたというのは,やっぱり,大きかったんだと思います.

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12/23'18
[最先端の心理学の成果を信じる]

 でも,内的熟達的にと言っても難しい人が多いんでしょうね.それがまさに「素養の問題」ってことなんですが,だとしたら,この期に及んでもうどうしようもない?

 ていうか,もうどうしようもないと考えるのか,まだ何とかなると思うのかがこれまた素養の問題なんですが,考え方として,一つは,最先端の心理学の成果を信じる,ということはあるかもしれません.お金が欲しい,評価されたいと思ったとしても,それは,資本主義社会や競争社会のひずみがもたらした結果で,本来,人間がもつ性質とは違うということです.あるいは,多くの(しょぼい)人間はそうでも,自分は違う,自分には素養があると思う,ということですかね(そう思えるかどうかもこれまた素養の問題?).

 そして,次に来るのは,精神修養でしょうか.と言っても,別に山に籠もって修行するわけではなくて,自分がまだそういう域に到達していないことを受け入れて,そこで,欲にまみれて,お金を稼いだり,社会と繋がって評価されようとするのではなく,もっと本質的に重要な,そして,結果として結果に繋がる内的熟達的に生きて行く,というか,生きて行こうとする,ということでしょうか.

 でも,なかなか難しいんだと思います.かく言う私も,元々,お金や評価には,そんなに興味がないんですが,それでもやる気をなくしたり,寂しくなったり,興味を失ったりすることは幾度となくありますからね.でも,それをお金とか評価とかに求めるのではなく,自分の未熟さを認めて,それを克服することで,自分の精神が階段を上がるように,と思うと,不思議と心が落ち着くのも事実なんですよね.

 とは言え,内的熟達で,一人で生きて行くというわけではなくて,「一人,時々,みんな」なので,評価というか,人とのつながりを完全に排除するわけでは,もちろん,ありませんし,つき合いたい人とは,これからもずっとつき合いたいと思ってるのも,言うまでもありません.

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12/23'18b
[定着して来てる]

 今年を振り返って,という記事を書くために,あるいは,年賀状に総括的に書くフレーズを考えるために,今年の記事を読み返してるのですが...長いー.もちろん,面白いというか,はっとさせられる記事も多いのですが,今年の印象としては,それほどでもないというか,それは,大したこと書いてないというよりは,だんだん煮詰まって結論みたいなことに近づいて来ていて,同じような記事が繰り返されるのと同時に,書いて忘れるのではなく,ある程度,自分の頭の中に定着して来てるんだと思います.

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12/23'18c
[30年前のようには]
(ピアノ)

 ピアノなんですが,出かけたり,忘年会とかいうこともあったんですが,なんだか(もう)しんどくなってきて,4, 5日空いたりしてしまってます.でも,弾きたいとき弾けばいいだけの話なんで,別にこれでいいですかね.

 野性の詩ですが,感覚的に,何か変というか,少なくとも言えるのは,30年前のようには,もう弾けないですね.それは,体力というか気力的なことが大きいです.でも,バドミントンだって,30年前のようにはプレーできないんですから,当たり前ですかね.

 でも,逆に,30年前より(練習する気になって練習すれば)ちゃんと弾けるような気もします.言い方を変えれば,30年前のように「いい加減」には,弾けないってことですかね.でも,「いい加減」でも,若さとパワーでぶちかましてたわけで,それはそれですごかったなあとは思いますね.

 ということで,やるかどうかわかりませんが,聴く方にとって,どっちが魅力的に聞こえるかはわかりません.というか,30年前の私と今の私は違うわけで,今の私が今できる範囲で「こういう演奏がしたい」という演奏をするしかないわけですから,どう聞こえるかは,関係ない話ですかね.

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12/23'18d
[女は強い男が好き?]

 NFLなんですが,一応,一週間に30分だけダイジェストを見てるんですが,個人的には,シーズン前にガロポロが怪我してしまって,つまんないシーズンですかね.

 で,時々,女優の相武紗季が出てくるんですが,彼女は,ペイトリオッツ推しなんですが,ちらちら話をきいてると,どうやら最初は,49ers推しだったけど,弱くなって,ペイトリオッツに乗り換えたっぽいですね.そういう奴いますよねー.

 ていうか,女は,やっぱり,強い(仕事ができる)男が好きってことですかね.差別的発言にもきこえますが,事実を客観的に見ると,そんな感じがします.今年から変わった女性アナウンサーが応援してるのも去年優勝したイーグルスですしね.ジャイアンツが強かった頃は,ジャイアンツファン,ヴェルディが強かった頃は,ヴェルディファンが多かったですし,カープ女子とか,赤がかわいいとか言ったって,要は,今,広島が強いってことですからね.

 これは,遺伝子的な話で説明がつくわけで,要は,女は,強い(仕事ができる)男を捕まえて,有能な遺伝子をゲットして,有能な子孫を残すってことで,これまた,人類を繁栄させるプログラムってことですかね.

 女性には母性本能があるので,ダメ男にもチャンスはあるとか言われたこともあったんですが(例えば,あだち充のタッチは,そういう話.でも,結果的に,達也はダメ男じゃなかったんですけどね),女性が本来母性本能を発揮するのは,男に対して,ではなく,子供に対してですから,そんな男は,子供ができたら,見向きもされなくなるのがオチでしょう.

 でも,今の世の中,男に頼らなくても,自分で何とかするわいって女性も増えてきてると思うのですが,自分一人では,子供は作れませんから,そういうところは,どうしようもないってことなんでしょうか.

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12/23'18e
[全日本フィギャー]
(スポーツ)

 年の瀬の恒例行事?となった全日本フィギャー(女子FP)を見ました.でも,冒頭の本田さんの演技の後,20分以上もCMとかで次の演技に行かないってどういうこと?(追っかけ再生だから関係ないけど.でもまあ,電気代だけで見てるんでしょーがないか)

 女子フィギャーに関しては,今シーズンは,紀平さんの鮮烈デビュー一色という感じなんですが,気になるのは,ぼろぼろになってしまったメドベージェワとか,ザギトワもおかしくなってきたし,何かそっちの方がせつないですね.紀平さんは,メドベージェワもザギトワも跳んでないトリプルアクセルが跳べるってことなんですが,それは,以前からそうなわけですから,全体としてのレベルが上がったということでしょう.

 紀平さんは,NHK杯でFPでトリプルアクセルをコンビネーションも含めて2本決めて大逆転で優勝して,GPにも出て,そこでもザギトワに勝って優勝したんですが,全日本のSPでは,失敗して,それは,NHK杯と同じ展開だったんですが,SPトップの宮原さんがジャンプを一つだけミスして,紀平さんが逆転したときは,彼女に風が吹いてると思ったんですが,優勝は,坂本さんでした.

 世界のトップレベルの試合は,GPシリーズとか,GPファイナルとかで見られるのですが,全日本は,その次というか,普段見られない日本のトップレベルの選手達の演技が見られるのが,何となくいいです.今日は,久しぶりに青木さんの演技が見られましたが,ジュニアの滑りからちゃんとシニアの滑りになってるとは思いました.

 それにしても,本田さんは,もうだめなんですかね.実際,滑りを見ても,こんな感じで滑ってても,全くどうにもならないというか,若いとき感じられた可能性は,全く感じられません.ていうか,紀平さんもそうですが,彼女より若手が,どんどん育ってきてるわけですからね.

 世界に目を向けると,メドベージェワもザギトワもおかしくなって来てるんですが,ロシアの若手がすごいことになってて,もう公式戦で4回転,それも一番難しいルッツとかを跳んでるんですよ.しかも,一人じゃなくて,そういう選手が二人いるわけで,紀平さんも今のままでは,トップでい続けるのは難しいということになります.

 ということで,全日本フィギャーを見て,ほのぼのとするというよりは,やっぱり,厳しい世界というか,選手達のことを思うと,何だかせつなくなってきます.実は,それが何かは書けませんが,先日の筑波大バドミントン部の教職員会議で,ショックというか,でも,そういうこともあるかもというようなことがあって,そういうことと重なるところもあったかもしれません.

 でも,何度も同じことを書きますが,スポーツって,本来,世の中の役に立つものじゃないし,やってる人は,基本的にやりたいからやってるわけですし,結果が出ることもあるけど,出ないことの方が圧倒的に多いし,でも,それでも,やりたいからやってるってところが大事なわけで,しんどくなったら,少し距離を置くのもありだし,またやりたくなったら戻って来ればいいとも思うんですよね.

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12/23'18f
[職業としての研究者]
(大学)

 何度も書いてますが,私は,研究がしたくて研究者になりました.でも,職業として研究者になった人もいるんじゃないかと今更ながら気づきました.職業として研究者になるというのは,どういうことかと言うと,生きて行くには,食べて行かなくてはいけない,そのためには,何かの職業に就かないといけない,そして,数ある職業の中から研究者を選ぶということです.

 私は,そういう発想は全くなかったのですが,順番としては,食べて行かないといけない→何かの職業に就かないといけない→研究者を選ぶ,というのは,自然というか普通のような気もします.イメージとしては,研究をして業績を上げることで評価を受け,大学教員などのポストというか食いぶちをゲットするみたいな感じでしょうか.

 そういう人達って,職業として研究者をやってるわけですから,例えば,大学の教員なら,講義をしたり,研究以外の大学にいろんなお仕事をしたりというのは,もちろん,研究したり,学生の研究指導ですら,生活して行くためのお金を得るためのお仕事ってことですし,論文書いて業績残すのも然りです.

 実際,そういうスタンスで,淡々と仕事をこなしているような研究者もいっぱいいるような気がしますし,彼らは,優秀です.そして,そういう観点から,研究者という職業を見たとき,悪くない仕事だとも思いますし,I.F.がいくつとか研究費が獲れるかというような数字で業績を評価するみたいな今の状況には,むしろ,違和感なく適合できるような気もします.

 ですから,そういう感じで,研究者になるのもありかもしれません.うーん,でも,それで,いい研究ができるかどうかは,わかりませんが,研究者として,やって行くことは,できますし,順調に偉くなっていくような気もします.

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12/24'18
(資保)

 資保はあまり動きがなくて,ほとんど玉が建ってないんですが,外貨は,買いしかやらないということだったんですが,ユーロが売りになったと判断したので(ユーロは,マイナス金利で売りでスワップ金利が付くので)試しに売ってみました.外貨売りというのは,資保のコンセプト(株売り,外貨買い,商品買い)には,反するんですが,経済破綻の前の経済危機では,株安,円高,商品安になるので,そういう方向性ということでしょうか(-eur).

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12/24'18b
[無駄なものこそ必要]

 無駄なものこそ必要,無駄なものを排除したらつまらない世の中になると言ってる人がいました.その通りだと思います.私が再三,お薦めしている学術,芸術,スポーツ,どれをとっても無駄なものばかりです.でも...

 無駄なら何でもいいってわけじゃありません(当たり前).私が再三無駄で余計なことやるくらいならやりたいことやりたいと言ってる無駄なことは,ただ経済を回すだけの仕事?とか,社会全体の利益に繋がらない組織を守るための足の引っ張り合いとかのことですし,豪邸,タワマン,高級車,ブランド品などの贅沢品は,便利さや芸術性が全くないとは言いませんが,それは,ほんとちょっぴりで,大部分は,売る側の金儲けと買う側の見栄ですからね.

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12/24'18c
[下手の横好きvs]

 やりたいことやって内的熟達的に生きればいいってことなんですが,これって,リタイアするとかしないとか以前の話ってことで,下手の横好きvsそんなにやりたいわけじゃないけど得意なこと という構図とも言えます.

 ただ,リタイアするまでは,仕事して食べて行かないといけないので,後者が勝る側面もあるんですが,仕事以外にやりたいことがあるのなら,仕事は必要最小限にして,支出を抑えて,やりたいことやって行くということもありとは書きました(パターン2).

 そして,リタイア後は,仕事して食べて行かないといけないという条件がはずれるので,前者に傾く(はず)ってことなんですが,下手の横好きじゃあ,やってても何だかなあというのは,お金もありますが,もう一つの要素の評価を気にしてるんだと思います.

 内的熟達的に言えば,どんなに下手くそでも,今日より明日,熟達するのなら,自分の中で達成感は得られるでしょうからね.でも,こんな下手くそで,と思うのは,誰かと比べるからでしょう.

 でも,やっぱり,なかなか難しいですよね.私だったら,下手くそなピアノ弾くより,老化で競技力が衰えて行く,というか,そもそも最初から大したレベルでないバドミントンとかスキーとか,ましてや,まだ全然まともに練習すらしてなくてド素人当然のゴルフなんかやるより,地震動の性質と建物被害の関係を探求して行くことこそがやるべきことなのかもしれません.

 ていうか,私の場合,地震動の性質と建物被害の関係を探求して行くことも仕事という以前にやりたいことなので,リタイアした後もやって行くとは思うのですが,いつ頃からか,レベルが高いとか低いとか,上手いとか下手とか,あんまり関係ないような感覚になって来たことがあって,それは,ゴルフを始めた頃のことですかね(山本とそういう話をしたのでよく憶えてる).

 そのときは,単純に,仕事は定年までしかできないけど,ゴルフは,体が動けば,いつまででもできるわけで,そういう単純なことだったと思いますが,今はちょっと違ってて,要は,「ほんとは何がやりたいんだ?」というようなことです.

 ほんとに仕事がやりたいのなら,定年なんか来ても,自分で会社とか研究所作ったりしてやればいいわけですが,それは,仕事をしてお金や評価が欲しいからではなく,ただ単に純粋にやりたいか,ということですし,ただ純粋にやりたいのなら,お金とか評価とかはもちろん,レベルの高低,上手い下手なんか関係ないわけですからね.

 だって,「やりたい」ってそういうことでしょ?

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 いや,俺は,世の中にちゃんと評価してもらって,お金ももらえることが「やりたい」んだという人もいるでしょうが,(何度も同じこと書きますが),じゃあ,それ無償でもやりますか?と問えば,ほんとに「やりたい」かどうかがわかるわけで,無償ならやらないかなあ,ということなら,それは,お金や評価が目的ということです.

 それでも,人それぞれなので,別にいいんですが,私は,必要以上のお金は要らないし,めんどくさいことに巻き込まれる評価も要らないし,そんなことより,無償でもやりたいほんとにやりたいことやって行きたいというだけの話です.でも,そんな感じでやって行けば,結果としてもお金も評価も付いて来ちゃうと思いますけどね.

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 でも,下手の横好きでは,やっぱり,厳しいんだと思います.お金や評価なんか関係ないとは思いますが,少なくとも自分の中で,今までにない何かを生み出すというところまでは行かなくても,やる意味というか,やる価値を見出すことは必要でしょうからね.

 つまりは,そういうものを(今やってることの中の再発見も含めて)探すということでしょうか.かなり大変なことだとは思いますが,やり甲斐のあることだとは思いますけどね.

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 でも,そんなにやりたいこと,無償でもやりたいことなんかないんだよねー,という人が多いような気がします.だとしたら,お金とか評価のために何かするってことでもしょうがないとも思うんですが,定年というか,もうすぐリタイアという「いい機会」なので,ほんとは自分は何がやりたいのかあらためて考えてみる,あるいは,お金とか評価とか関係なく,そういうものを探してみたらいいんじゃないかと思うんですよね.

 そして,結果として,やりたいことは,仕事なんかじゃなかったって気づいたとしても,これまでの人生が否定されるわけじゃないし(ていうか,みんなそれが怖いってこともあるような気がする),ていうか,これまでの人生は,そういう人生だったかもしれないけど,これからは,やりたいことやって,自分の思うような人生を生きてやる,でもいいと思うんですよね.過去は変えられないけど,未来は変えられるわけですから(厳密には,全ては137億年前に決まっているので,これまでとこれからと同じような人生を歩むのか違う人生を歩むのかってことだけど).

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 じゃあ,私の場合はどうかと言うと,やりたいことを仕事にしたんだから,リタイア後も前も何も変わらない,と言いたいところですが,実際のところは,そのときになってみないとわかりません.そもそも,今の仕事は,やりたいことだったんですが,「それで飯が食える」ものの中から選んだというのも事実で,ひょっとしたら,リタイアしたら,全くやらなくなるかもしれないわけです.

 でも,それはそれでいいんじゃないかとも思うんですよね.だって,やりたいことって変わりますもん.リタイアするまでは,(それが仕事でお金や評価が得られるからというのとは関係なく)仕事がやりたいことだったけど,もう充分やり切って,これからは,全然違うことをやりたいってことだってあると思うんですよね.

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12/24'18d
[実家]

 誰かが実家の話をしていました.今でもよく実家に帰るらしく,実家,つまりは,自分が小さい頃を過ごした家で,あのときこういうことをしたなとか思うそうです.という話をきいて,私にはもう実家はないんだなと思いました.

 どこかで書いたと思いますが,小学校2年生から高校を卒業して,大学に入るまでを過ごした福岡の家は,確か,1994年くらいに高速道路が通るということで,なくなりました.結果として,バブルの最高値で売り抜けることになったんですが,それと引き換えというわけではないですが,10代を過ごした思い出?のある家はなくなったわけです.福岡に行ったとき,何度か近くまで行ったことはありますが,もちろん,その周辺に懐かしさも感じますが,家自体はもうありません.

 もし,高速道路が通らず,今も実家があるとしたらどんな感じなのかな,とちょっと考えました.母親がまだ住んでるのかな? だとすると,学生時代のようにお盆と年末年始は,福岡に帰るのかな.学生時代のように新幹線でもいいですが(今はかなり速くなってるし),今は,地下鉄七隈線が通ってるので,飛行機で帰って,天神で乗り換えて,あの長い地下街を天神南まで歩いて行くのかな.でも,そこからあっという間に着いて,家に帰ったら,シュウシュウはもういないけど,自分の部屋とかに行って,懐かしいなとか思うのでしょうか.

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12/25'18
[人間って,どうして]
(世の中, 経済)

 今日も下げたんですね.ていうか,日経平均で1010円安ですから,大暴落じゃん.でも,個人的には,別に...って感じでしょうか.含み益は,えげつないほど膨らんでるような気もするし,こんなもんかという気もするし,別にどうってことないです.だって,お金には興味ないですもん.

 でも,散々,こんなことしてたらだめだ,ほんとやばいことになるぞと警告してきて,その度に,売ってきた身としては,ほーら,言わんこっちゃないってことはあるかな.でも,津波警報の場合,散々,やばいと書いて来て,(東日本大震災で)その通りになって,ほーら言わんこっちゃない,とは行きません.

 それにしても,人間って,どうしてこんなに○カなんでしょうね.いや,「人間」とひとくくりにするのは,失礼なので,○カな人間は,○カってことでしょうか.そして,そういう人間が,政治・経済のトップになってたりするのが,ほんとどうしようもないですね(日銀のETF買いの平均単価は,18000円台だそうなので,そこまで下げると何が起こるかと言うと...).

 これからどうなるか,ですが,もちろん,それは,わかりませんし,今日を大底に反転するのかもしれません.でも,状況は,何一つ変わってませんから,目先反転したとしても,一時的なもので,このままでは(何度も書いてるように),ほんと大変なことになって行くと思います(ちゃんと対策しましょうね).

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 夜7時のニュースは,日産関係がトップニュースでした.ですから,まだあんまり危機感がないのかな? てことは,まだまだ下げる?

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12/26'18
[次のターンのことを意識する]
(スキー)

 スキーシーズンが始まりました(この記事を書いたのは,スキーに行った日の帰りで,アップは,数日してからしてるので,やや時間の経過感あり).シーズンで一日も行かないという一時のどん底状態は,脱したと思いますし,今シーズンもできるだけ行きたいと思います.目標?は,先シーズンの○日以上でしょうか.でも,先シーズンは,指導員研修会で2日「稼いだ」ので,これを上回るには,感覚的には,先シーズンよりコンスタントに行く必要があります.

 それで,先日,初滑りに行ってきたのですが(と数日してアップすることを前提に書いている),シーズン最初は,やはり,厳しいですね(すぐ疲れるし).でも,滑ってなければ,厳しいことすら認識できないので,やはり,技術的にも少し戻って来たということかもしれません.

 意識することは,早くしかけることとか,力学的真上に乗ることとか(これは,ブーツを忘れた(笑)ときの感覚を思い出すといい),右と左の(対称にするための)非対称性とか,同時操作とかで,特に変わらないんですが,複数のことを意識すると,あっちが立てばこっちが立たずで,難しいです(バドミントンやピアノも同じ).

 そうそう,越後湯沢のロッカーですが,スキーとブーツを2セット分,夏場も置きっぱで,エッジがさびてないかとか,インナーがかびたりしてないかとか,ちょっと心配だったのですが,全く問題ありませんでした.最初ということで,まず,越後湯沢に行って,1セット分,ガーラまで運んできました.

 そうそう,初滑りということもあって,試しに,いつもより1時間遅く,行ってみました.もちろん,これはこれで問題ないのですが,ちょっと時間が勿体ない気もするかなー.お金で解決する的には,前乗りするという手もあるかもしれません.あるいは,桶川か熊谷まで車で行くとか(TXとか常磐線とか乗るより楽な気がする).

 で,いろいろ考えながら滑ってたのですが,たった一つのことを意識すると,これらを包含することに気づきました.それは,「次のターンのことを意識する」です.なんて当たり前のこと...でも,これを意識すると,俄然うまく滑れます.でも...

 「次のターンのことを意識する」と言われても,別にそんな当たり前のことって感じですよね.でも,私にとっては,全然違ったわけで,それは,何かと言うと,「次のターンのことを意識する」という日本語から私がイメージすることが何かなわけで,それが伝わらなければ,単なる「別にそんな当たり前のこと」なわけです.

 そして,これは,私も同じで,ここで,忘れないように「次のターンのことを意識する」と書き残しているのですが,時間が経って,この日本語を見たとき,俄然うまく滑れたときのイメージが湧いて,それを再現できなければ,いけないということになります.はてさて,どうなりますかね.

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 ちょうど,今年を振り返って,という記事を書くために,今年の記事を読み返してるのですが(相変わらず,すごい量だ(笑)),ここに「次のターンを意識して」と(既に)書いてありました.でも,このとき書いたイメージと今日書いたイメージは違うと思います(多分).今日書いたイメージは,次のターンが行われる場所を見て,そこをどう滑るかをしっかりイメージしてから滑るというようなことです.

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 (私が忘れないように)補足しておくと,このサイトで書きましたが,ピアノを弾くときに,譜面の少し先を見て,その部分を記憶のバッファに入れて,それを「これから」弾くという感覚に近いです.そのときにスキーの不整地のことを書きましたが,一つ先のコブを見るというのもそうですし,ポールをくぐるときも一つ先の旗門を見る感じです(トップ選手は,3つ先くらいを見てるが).

 これができると,常に板に働きかけてないと安定しないから,そういうことを意識すると昨シーズン書いたと思いますが,そうでなくてもOKです.例えば,エアターンの場合は,完全に板と雪面のコンタクトはなくなってるんですが,着地するところがどういう状況で,着したときどういう体勢で,ということ,つまり,「次のターンのことを意識」すればいいわけで,これって,まさにヒルシャーの滑りですよね.

 そして,これって,(多分),かなり「汎用的」な概念なんだと思います.大袈裟に言うと未来を見て,それが実際に再現するのを確認するような感覚でしょうか.

 バドミントンだとどうなるのかなあ.相手が打つ球を読むというのに近いかもしれませんが,読みだと当たることもはずれることもあるけど,もっと進んで,ミスしなければ,ほぼ100%当たるみたいな感覚でしょうか.実際,ものすごく力の差があれば,相手がどこにどういうショットを打つかほとんど100%わかるわけですからね.

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12/26'18b
[スキー場に来ると]
(世の中)

 スキー場に来ると,20年後,30年後,この国がどうなってるか何となく見えて来ます.具体的には...

 今から30年前のことを憶えている人はわかると思いますが,空前のスキーブームでした.冬になれば,大挙してみんなスキーに行くみたいな感じで,週末ともなれば,リフト待ち30分は当たり前といった状況でしたからね(私は,だいたい平日に行ってたので,そういう大混雑は,たまにしか経験してませんが).

 そして,今はどうでしょうか.スキー人口は激減したかもしれないけど,スノボがとって代わって,そこそこのところで繁盛してる? でも...

 実際にスキー場に来ればわかりますが,その多く,おそらく,半分以上は,外国人です.つまり,新興国,特に,中国,韓国,東南アジア諸国の経済成長がなければ,悲惨なことになってたわけです.でも,これって...

 そう,日本が辿った道ですよね.つまり,彼らも,10年,20年すれば,日本と同じ道,つまり,今は経済成長して物質的豊かさを満喫してるのでしょうが,そういうものは,いつか「卒業」して,日本と同じ道を辿るわけです.

 どうしますか? いやいや,まだアフリカが残ってる? でも,東アジア,東南アジアならともかく,アフリカの人達がわざわざ日本まで来ますかね? ふつーに考えたら,ヨーロッパに行きますよね.

 つまり,この国の20年後,30年後は,(やっぱり)このままでは,悲惨なことになってるってことでしょう.でも,そうなったら,スキー場は,ばんばん潰れるでしょうが,限られた数のスキー場で,限られたスキー人口に対応してやって行けばいいんじゃないですかね.

 そう,別にスキー場に限らず,無駄に経済を回すのではなく,身の丈に合った経済でやって行けばいいし,残りの時間は,学術とか芸術とかスポーツとか,世の中の役に立たず,お金にもならない(≒お金がそんなにかからない)やりたいことやればいいでしょう.

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12/26'18c
[読了]

 なんとか,今年の記事を読み終わりました.というか,全然進まないので,どーでもいい記事を飛ばしたり(でも,そういう記事に,何気なくはっとさせられることが書いてあったりするのだが),タイトルから内容がわかるものとか(そういう意味では,タイトルから内容がわかるようなタイトルを付けておくことが大事),斜め読みとか,そんな感じにしたら,一気に進みました.

 そして,思ったのは,ここで書いたように,だんだん結論めいたことに近づいて来て,それが頭の中に定着してきたってことなんですが,それでも,はっとさせられるというか,忘れてることもあるので,やはり,定期的に読み返すのと,キーワード集みたいなのは,やっぱり,作った方がいいですね.

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12/26'18d
[寒くない]
(日記)

 寒いですね.でも,寒くないというか,どこかで,歳をとって?寒いのに耐えられなくなってきたと書きましたが,今はそうでもないというか,具体的には,例えば,車で移動するときとかは,部屋から車,車から部屋への移動とかは,ものの1分くらいだし,だったら,コート着る方がめんどくさいって感じで,結構薄着?で過ごしてます(笑).

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12/26'18e
[自分自身がその罠に]

 1ヶ月前くらいから引っかかる感じはあったんですが,車のパワーウィンドウが途中までしか閉まらなくなりました.開かないならともかく,閉まらないのは,大問題です.冬だから寒いというのもありますが,窓が開いた状態で,駐車場に駐めないといけないからです.今日は,大学の駐車場だから何とか大丈夫でしたが,街中だとさすがにやばいですよね.

 朝一でセミナーだったので,それが終わって,既に調べていた潤滑剤とかをホームセンターに買いに行って,試してみましたが,全然だめです.大学に戻って,近くで修理してくれそうなところを探して,夕方のセミナーが終わって行ってきました.

 40分くらいかかったんですが,何とか閉まった状態にしてくれて,部品がやられてるので(部品代で1万円くらいとのこと)取り寄せて,でも,年末なので,年内はちょっと厳しいということで,何とか一息つきました(でも,パワーウィンドウ自体は,触らない方がいいので,しばらく使えない.つまり,駐車券とかとるときは,ドアを開けて外に出る必要).

 で,思ったことは,「正常化の偏見」でしょうか.津波警報とか経済破綻とか定年後問題とか,散々,そういうことを書いてるくせに,(津波警報や経済破綻や定年後問題に比べたら大したことじゃないけど)自分自身がまさにその罠にはまってるわけです.パワーウィンドウの調子は,ずっとおかしかったわけで,でも,故障して動かなくなるということが全く想像できてなくて,実際に動かなくなってから大慌てなわけです.

 最近も同じようなことがあって,ピアノプロジェなんですが,タブレットが反応しないことは,時々あったわけで,でも,本番では,何とか大丈夫だろうと勝手に思ってて,でも,実際は,大変なことになりました.

 もっと,思い返せば,大学受験のときだって,現役の時は,落ちたら浪人すればいいやと思ってて,でも,浪人したら,もうそれ以上浪人できないという状態になることを全く想像できてなかったどころか,浪人したら,学年が一つ下になるというか,同級生が上の学年になるということすら,全く認識してなかったんですよ.

 一体,何なんですかね? ていうか,今回のことを教訓にしっかり対応すべきってことですかね.でも,正常化の偏見って本能なので,やっぱり,なかなか大変なことではあるんですよね.それとも,私が単に楽観的すぎるというか怠け者というだけの話? それとも,津波警報とか経済破綻とか定年後問題とかに比べたら些細な問題だからこれでいい?

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12/26'18f
[同じように考えれば]
(ゴルフ)

 動きを洗練するという内的熟達で,スキーに行く気になったということで,友人に誘われたときだけ,何回か練習場に行ってコースに出る,というのを年に数回だけというゴルフも同じように考えれば,行く気になるのかも,と考え始めました.でも,両方は,厳しいので,スキーシーズン中は,とりあえずスキーですかね(と,すぐ先延ばしにする).

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12/26'18g
[死ぬまで働きたい?]

 死ぬまで働きたいってことですが,要は,別に仕事でなくても,何かやることがあればいいってことですよね.それならよくわかります.

 いや,仕事じゃないとだめだって人は,お金とか承認が欲しいのでしょうし,単に他にやることがないってこともあるでしょう.

 私は,(必要以上の)お金も承認も要りませんし,そういう条件がはずれれば,選択肢は,格段に広がります.でも,(必要以上の)お金も承認も要りませんが,今の仕事をやめた後,やりたいことが,たまたま仕事(お金や承認が得られるもの)になることは,ありうるでしょうし,それは,今がまさにそうですからね.

 でも,今の仕事をやめた後は,やりたいことをやるために,やりたくないことまでやる,ということは,ないような気がします.

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12/27'18
[車買い換えれば?]
(日記)

 多分,こんな感じだと,車買い換えれば?って言う人が多いんでしょうね.別にお金ないわけじゃないんだし.

 一つとしては,既に書きましたが,この車いいなーって車,ぜーんぜんないんですよね.ほんとしょぼい.今どーしても買うならヴェゼルかなー.でも,同じような車なので,買っても,実質,ほとんど何も変わらないだろうし,だったら,今の車で充分だと思うんですよね.

 あとは,ちゃんと使い切ってあげたい,っというのもあるかな.シャンプーとか石鹸とかなら,1/3くらい残ってるのに,捨てる人はいないでしょう? 今の車もまだまだ全然普通に乗れるので,まさにまだ1/3くらい残ってる感じだと思うんですよね.

 でも,この車いいなーって車が出たら,あるいは,自動運転車が出るとか,実質的価値があるものが出たら買うかもしれません.残り1/3は,中古で売りに出せば,誰かの手に渡るわけですからね(でも,今の車だと,もうほとんど値が付かない感じはするけど).実際,PCがどんどん速くなってたときは,毎年のように買い換えてたし,スキーの板も,新しい何かの性能をもったモデルが出てた頃は,毎年のように買ってましたからね(ていうか,1年で買い換えるくらい乗ってたってことなんでしょうけど).

 確かにキーを差さないとシフトレバーが動かないとか,キーロックのリモコンが効かなくなったりとか,今回のパワーウィンドウとか,あちこち不具合は出てるんですが,シフトレバーもキーロックも,ほとんど不自由はないし,パワーウィンドウも1〜2万くらいで修理できるみたいですからね.

 ちなみに,今は,ドアを開けて駐車券をとったりかざしたりして,駐車場の出入りをしてるのですが,最初は,車から降りたんですが,ひょっとして...と思って,乗ったままドアをすこーし開けてそこから手を出せば行けるんじゃないかと思ってやってみたら,行けました(笑).もちろん,ものすごくピンポイントで車を止めないといけないのですが,こういうのも何かゲーム感覚で面白くて,結構楽しんでるし(笑),これで行けるのなら,ずっとこのままでもいいかなと思うくらいです(でも,やっぱ,さすがに修理はするかな(笑))(日=短+04091316240708).

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12/28'18
[年賀状]
(日記)

 今週は,学外での仕事やセミナーや会議でほとんど隙間がなくて疲れました.でも,それも今日で何とか終わり,今年の仕事もこれで,のつもりだったんですが,一つだけ残ってることがあって,それは,年賀状です.

 例年だと,1,2時間でちょちょっとやってしまうんですが,今年は,年賀状に書く総括的なことを考えるためのこの1年のこのサイトの記事の読了がなかなか終わらなくてなかなか取りかかれず,今週に入って,上で書いたような感じで,それでも,今日ようやく1時間くらいの空き時間でやろうとしたんですが,PCをクリーンインストールしたときに宛名書きのソフトをインストールしてなくて,今日,しようとしたら,エラーが出てうまく行かず,でも,調べてみたら,エクセルからできるみたいで,なんだこんなソフトもう要らないじゃんということになったんですが,さすがに1時間では,できませんでした.

 今日「残業」してやってもよかったんですが,疲れてるし,無理せず,明日に先延ばししました.でも,例年だと,もう少し早く出してるので,29日だと元日に届くかどうかわからないのですが,それは,ごめんなさいですかね.

 というか,こういうこともあって,そもそも年賀状ってどうなん?と考え始めました.少なくとも,私のことを伝えるんだったら,このサイトがあるわけですからね(年賀状自体も載せてるし).じゃあ,私が伝えてもらう的に言えば,もうほとんど会わない人が多いし,逆に会うんだったら,別に年賀状とかなくてもいいし,でも,そういう中で,年賀状のやりとりしかないんだけど,どうしてるかな的な人はいるわけで,そういう人とは,年賀状のやりとりがなくなれば,もう全く繋がりがなくなってしまうわけで(それでもいいような気もするけど)続けるとしたら,そのくらいが理由ですかね.

 ですから,もうやめてしまおうかとも考えたのですが,とりあえず,今年(来年)は出すことにしました.でも,テンション的には,大分萎えてきてるので,徐々に縮小して行きたいとは思いますし,どこかですぱっとやめるかもしれません(短-0409242808).

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12/28'18b
[取引終了]
(日運, 短運)

 今日は大納会で,今年の取引も終わりました.玉をもって年を越すのは(年末年始は何かあっても取引できないので),幾ばくかの不安があるのですが(来年GWの10連休がほんとうざい),今日の時点では,売り買いほぼニュートラルになったんで,それはそれでちょっと安心ですかね.

 今年は,年初は,よかったんですが,その後,ぱっとせず,でも,短運が始まった頃は,またよかったんですが,その後もぱっとせず,でも,年末にかけて急落する前に売りの玉を建てることができたんですが,最後戻して,とれたのは,結局,8%くらいですかね.

 それで,今年の戦績ですが,短運が始まったこともあって,計算がややこしくて,まだちゃんと計算してないのですが,年利では,日運と短運で,年利で15%くらいのプラスってとこですかね.今年は,相場は,悪くて,損した人が多い(8割くらいは損してるとか言ってたけど真偽のほどは)ということですから,15%は,まあまあ? でも,私的には,ぱっとしないなあという感じでしょうか.

↑上は開始以降,下は日運以降

 ちなみになんですが,今回の世界的な株価の急落ですが,アメリカが震源と言われてますが,何度か書いてますが,アメリカ株って,まだ売りになってない(と判断してる)んですよねー.

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 年末ということで,今年の経済や相場を振り返るとかやってるんですが,年初から強気なことを言い続けた専門家?がほとんどで,にも関わらず,こんな悲惨なことになって,でも,全く悪びれずに想定外のことが起こったみたいな言い訳ばかりで,まさにメディアの言うことと言うか,たかがメディアを通して得られる情報なんか嘘ばっかりってことです.

 でも,経済とか相場に関して言えば(何度か書いてるように)ほんとのことは言えないというのが実情で,それについても何度か書きましたが,そういう「事情」もよく考えればわかることです.今の経済の大部分は,いかに人を騙して搾取するかになってしまってますからね.

 ですから,結局,騙し合いの世界なんですが,そういう嘘を言う人間が専門家?として,えらそーにもっともらしいこと言ってメディアでしゃべってるのって,どう考えても異常なんですが,騙される方も騙される方だとは思いますけどね.

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12/29'18
[年賀状と人との繋がり]

 何とか年賀状が終わりました.でも,しょーがねーやるかと,とりかかったんですが...

 まず,宛名書きですが,ワードの差し込み印刷+エクセルでできるんですが,うーん,やっぱ,めんどくさい.既にもってるソフトでできるのなら,そっちの方が楽ですよね.で,エラーが出るのは,住所録のエクセルファイルを読み込むときで,そう言えば,このエラーは,以前から出ていて,xlsをcsvに変換しないといけなかった(変換すればいい)ことを思い出しました.そしたら,あっさりできました.

 それで,まずは,宛名の印刷なんですが,プリンターの調子が...葉書を入れるボックスがきちんと固定されなくなってるみたいで,1枚印刷するごとにエラーになります.しょうがないので,もう一つのプリンタで印刷するんですが,こっちは,なぜか2枚ずつフィードして,1枚は何も印刷しないのですが,これだと出てきたものを印刷済みと未印刷のものにわけて,未印刷のものをまた入れて,とかなり面倒です.しかも,時々,詰まるし,印刷位置も正確でなくて,結構,ずれることがあります.

 それでも,何とか宛名印刷は終わり,その後,本文というか裏面の印刷なんですが,こんな感じだとらちあかないので,最初のプリンタを何とかしようと思って,葉書を入れるボックスを押さえたら,何とか行けたんですが,ずっと押さえっぱなしというのも面倒なので,どこをどう押さえればとか試してみて,結局,足で(笑)斜め上から押さえる感じで,何とか終わりました.

 こんな感じで,いろいろトラブルも起こるし,めんどくさいので(本文に今年でやめるという一文を入れて)もう今年でやめてしまおうかとも思ったんですが,終わってみると,所要時間2時間でした.ですから,年に1回ですし,まあやるのかな(少なくとも来年は).

 でも,思ったのは,そもそも,どうして年賀状なんか出すのかってことです.意味は2つあって,自分のことを知らせる+相手のことを知るなんですが,要は,こういう形で,人との繋がりをもっておくってことですよね.

 でも,何度か書いてますが,人との繋がりは,もちろん大事ですが,人脈とか知り合いとかが多い方がいいとは,私は思ってなくて,それこそ,この人とはつき合いたいという人とはつき合っていきたいけど,そうでない人は,むしろ「害」の方が多い気すらします.

 それでも,やってる仕事によっては,仕事や情報が欲しいとか,助けて欲しいとかいうことで,人脈とかが大事なんでしょうが,私の場合,そういうのは,関係ないというか,少なくとも,年賀状出すとかして,そういうことを繋ぎ止めておく,なんて考えは全くありません.

 ですから,単純にこの人どうしてるかな,と思って,その人の今の様子が1年に1回わかる(と言っても,どういう年賀状が来るかによる.プロトタイプのものだと「生きてる」ってことしかわからないけど,それはそれで重要?)というくらいのメリットしかないんですが,1年で2時間だけなら,(まだ)やるのかな.

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12/29'18b
[低位株は下げにくい?]
(運用)

 50単元までという空売り規制がうざいと再三書いてますが,最大の問題は,株価が低い銘柄だと,ほんのちょっぴりしか売れないってことです.それで,これもどこかで書きましたが,株価を低くしておけば,(企業にとって)空売り対策になるんじゃないか,ということです.でも,実際は,株式をまとめて,株価を高くする企業の方が多いんですが,おそらく,単純に株価が高い方がイメージ的によくなるってことですかね?

 で,気づいた,というか,ひらめいた?んですが,株価が低い企業の株って,一度の大量の空売りできないので,下げにくいってことがあるんじゃないか,ってことです.もちろん,パイオニアみたいに,企業の状態がボロボロで株価が下げてるのは問題外ですが,単に発行済み株式数が多いというだけの企業もあるわけです.

 で,ぱっと思いついたのは,みずほFGです.この銘柄は,以前,pfに入っていて,でも株価が低くくて,空売りできる額が少ないということで,pfからはずしたんですが,買いならいくらでもできるし,超大型株なので,値も飛ばないし,空売りしにくいのなら,まさに資保の対象になるのではないかということです.

 というか,資保の対象として入っていたんですが,あまりぱっとしなくてはずしたんですが,入れてもいいかもしれませんね.ちなみに,この銘柄も大手商社と同様,配当が高いのですが,配当の高低は,関係ないとは再三書いてる通りですが,株価が上がらなくても何とかキープできれば,配当分はとれる,つまり,過去の株価を分析するときに,配当落ち分が含まれてることは,考慮すべきでしょう.

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12/29'18c
[今年を振り返って]

 例年通り,今年を振り返って,という記事を書いておこうと思います.目的としては,このサイトの量が膨大になってきて,全部読み直すのは,大変だから,1年ごとに読み返して,まとめた記事を書いておけば,ここだけ読むと1年の様子がだいたいわかるようにしておきたいということでしょうか.

 まずは,ここで書いたように,大分,煮詰まって来て(正しい使い方),確実に何かに近づいて来て,このサイトの目的が徐々に達成されつつあるというようなことでしょうか.

 世の中的な記事は,厭世的というか,批判的な記事が多いですね.でも,世の中に批判的に生きるのは悪いことではないということもわかりましたし,考えてみれば,満足して幸せになってしまうと,そこで終わってしまうわけですし,実際,そういう人ほど歳をとると認知症になりやすいんだそうで,それは,よくわかります.だって,批判的でなくなるということは,考えなくなるってことですからね.

 でも,批判するだけでは何も生まれないので,そういう中でどうするかってことなんですが,それが上で書いた生き方的なものとも繋がってくるわけです.定年後問題の本質は,まさにいかに生きて行くかということで,リタイアする前とか後とか関係ないわけで,要は,(しょぼい)世の中とできるだけ距離をとって,「一人時々みんな」で何のためにとかではなく,内的熟達を中心に単純にやりたいことして活動し(ささやかな)達成感を感じて休息するという日常生活を送って行くということでしょうか.

 あと,体調みたいなものが回復してきたような気がします.活動度(ピンクの線↓)の推移を見ても明らかに右肩上がりですし(ただし,まだもう一つの青い線が低迷してるのが課題だが),体がしんどくて,ちょっと横になるというようなことも確実に減ってきています.

 原因としては(もちろん,因果関係ほど難しいものはないですが), 添加物排除生活を始めたことが大きいような気がします.あとは,体研究でしょうか.普段から同じ姿勢をとり続けないようにして,時々,体を動かすなどして体を整えること,そして,スキーを滑るときに動きを洗練することを意識するように,普段の生活からそういう意識をもつということですが,これは,難しくて,まだできてるとは言えません.前者は,どうしてもめんどくさくなってしまいますし(凡人),後者は,やること自体は,難しくはないのですが,そういうことをすぐ忘れてしまいます.ですから,「無意識に意識」になるまで,やるしかないってことですね.

 個別には,まずは,仕事ですが,相変わらず,研究以外の仕事が多くて,思うように研究できなかったというか,論文を書いたり,研究成果をウェブで公開したりというのができなかったんですが,学生の研究指導的には,成果は出てきてますし,それでいいと言えばいいのかもしれませんが,自分自身のアウトプットもそろそろ何とかしたいとは思っています.

 ピアノについては,非日常(本番)より日常ということで,徐々に普段ピアノを弾く量は増えて来て,モチベーション的にも戻って来てると思います.でも,今年は,タブレットの不調ということもあって,本番は,うまく行かなかったんですがて,来年は,もっとうまくやりたいと思います.

 バドミントンは,相変わらず,いろいろ思い悩んだんですが,これも何かに近づいたというか,練習行って基礎打ちやってダブルスのゲームやっててもしょうがないし,まずはしっかり体を整えて,動きを洗練するところから,ということを始めたので,しばらくこれを続けてみようと思います.そして,最終的に目指すのは,こんな感じでしょうか.

 スキーについては,明らかにモチベーションが戻って来たと思います.そして,その源泉は,やはり,内的熟達で,これをゴルフとかにも波及?できたらと思っています.

 日運というか,運用については,ここで書いた通りですが,今年も少し研究して,短運が始まったりしました.戦績的には,相場が下げる中,年利で+15%以上なので,まあまあなのかもしれませんが,個人的には,まだまだだなあとは思いますね.そうそう,仮想通貨絡みで,SBIやマネックスをpfからはずしたんですが,これがなければ,もっと行けたかもしれません(ほんといい迷惑).あと,資保は,結局,去年の益の分,元に戻った感じで,こちらはぱっとしなかったんですが,資保の目的は,資産を守ることなので,これは別に問題ないですかね.

 でも,運用に関しては,日運とか短運とか資保とかいろいろあるんですが,日運は,余剰資金で一か八か,資保は,非余剰資金を守るために堅実に,ということだったんですが,これらに大きな違いはないことに気づいたということはあるかもしれません.じゃあ,具体的にどうするか,ですが,それは,まだ結論が出ていないので,これもまだ研究して行きたいと思います.

 このサイトは,相変わらずの大量生産状態なんですが,読み返して,だんだん収束して来た感じがしたのは,上で書いた通りです.でも,読み返すと,はっとさせられることが多いので,でも,読み返すのは,大変なので,ほんと,キーワード集は,作った方がいいですね.

 読み返して,はっとさせられた今年の記事は,いくつかあるんですが,その中の一つに負の感情のコントロール法が書いてあったことです.一つは,既に何度か書いてますが,人生所詮退屈しのぎとか,人生が終わったという究極のところまで「行ってみる」ということなんですが,それ以外には,一種の精神修養として捉えることで,そういうものを制御できることに気づいたってことなんですが,この感覚は,文章を読んだだけでは伝わりにくいので,そういう感覚を覚えておくことが大事ですかね.そうそう,いろんなところに出かけたりするのがとにかくめんどうになってきたんですが,その後の,達成感や解放感を想像すること,というのもありましたね.

 あとは,研究テーマを探すってことですかね.内的熟達生活を中心に過ごして行くということでいいと思うのですが,じゃあ,何をやるかということで,それが,研究テーマを探すということなんだと思います.それは,リタイア前も後も同じで,更に,リタイア後は,それで飯が食えなくてもいいわけで,その対象は,無限にあるはずです.

 ここで,こうして書いてみると,何とも当たり前のことって感じがするんですが,記事を書いたときは,全然当たり前ではなくて,それこそ「大発見」というほどの「効果」があったわけで,ですから,そのときの感覚を思い出せるようにしておくということが重要で,そういう意味では,単なるキーワードではなく,記事を臨場感?をもって書くとともに,その記事へのリンク集みたいなものがいいですかね(って,これって,ずっと以前から書いてることなんですが,実際,なかなかできないのがやはり問題ってことですかね)

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12/29'18d
[相手が打つまで動かない]
(バドミントン)

 先日の筑波大バドミントン部の教職員会議で出た話ですが,Y倉さん(元アジアチャンピオン)が,自分は,相手が打つまで絶対に動かない,それでも間に合うだけの厳しい練習をしっかりしてる,というようなことを言ってたそうです.どう思いますか?

 相手が何を打つかをその動きやクセなどから読むというのが普通というか,それがどのくらいできるかが勝敗を大きく左右すると言われてますよね.でも,Y倉さんは,全く逆のことを言ってるわけで,そうすると,デセプションにもかからないってことになるんですが,私は,その話をきいて,「同じこと」なんじゃないかと思いました.

 ここで書いたことに近いんですが,読まなくてもわかるというか,そういうことに不安がないことが重要というか,そのために必要なのは,結局,フィジカルというか,何だかちょっと哲学的で,実際,彼女自身,気づいてなかったかもしれないのですが,少なくとも,彼女は「そういう領域」に達していた,ということなんだと思います.

 ちょっと難しい話かもしれないんですが,すごく単純に言ってしまうと,どんな球が来ても大丈夫というところまで,しっかりトレーニングをしてフィジカルとメンタルの両方(どんな球が来ても大丈夫と「思える」という意味では,メンタルが重要)を高めるということでしょうし,ただやみくもに動くのではなく,動きを洗練して,いかに脱力した状態で動けるかということでしょう.

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12/29'18e
[もう少し]

 今年の仕事も終わり,年末年始ということなんですが,でも,普段通り過ごせばいいわけで,でも,勤務という仕事はないわけで(でも,やらないといけない仕事はいくらでもあるんですが),こういう状況って,GWと同様,定年後と似ていて,どう過ごすかの練習というか,そういうことが問われてる感じがします.

 どこかに出かけたりして,非日常的に過ごす人も多いのでしょうが,敢えて日常的に過ごすということですかね.とは言え,今年の曜日の並びは,29, 30が週末で,31が振替休日みたいな感じなので,3が日が入っただけで,そこを非日常的に過ごせば,結局,あっという間に過ぎてしまうような気もします.

 逆に言えば,週末は,毎週やって来るわけですが,ここを平日の休みということで過ごしているだけだと,平日の仕事がなくなった瞬間におかしなことになるわけで,要は,年末年始やGWだけでなく,いつもの週末の過ごし方が重要ということになりますかね.

 じゃあ,そこでどう過ごすかですが,まずは,「やること」があること,そして,それをある程度「時間割」のようにはめておくってことでしょうか.そういう意味では,夜の時間は,ある程度,「時間割」ができてきましたが,休日の昼の時間は(そして,リタイアしたら,平日の昼の時間も)まだ確立してませんから,「準備」ができてきたとは言え,まだそこまでは来てないってことですかね.

 いや,そういうことも何となくイメージできるようになって来ているんですが,何と言うか,もう少しというか,何かが足りない感じはしていて,何とかそこを探して行きたいですね.

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12/30'18
[まあいいんじゃない?]

 定年後問題は,決して定年後問題ではなく,生き方問題ということなんですが,それは,即ち,「何して生きて行くか」ということなわけです.で,まず最初に来るのは,生きて行くことですから,そのために(家が大金持ちでない限りは)働くということです.そういう中で,どうせ働くのなら,少しでもやりたいこと,やり甲斐があること,そして,多くの人にとっては,仕事が楽で給料が多い方がベターということなのでしょう.

 でも,これって,仕事をリタイアして,しばらく老後を過ごして死ぬというときの話で,リタイア後,何十年も老後が続いてしまうかもしれない現状,あるいは,定年がない仕事を選んだり,早めに定年がある仕事を切り上げて,起業とかした場合も死ぬまで働けるわけではありませんから,抜本的解決にはなってなくて,「問題の先送り」だと思うんですよね.

 このサイトで,やること,やるべきこと,やりたいこと,というワードが何度も出てきます.まずは,とにかく,生きることなわけですから,仕事をするわけですが,それは,やるべきことなわけです.そういう中で,少しでもやりたいことを,ということなんですが,結局は,やること≒やるべきことになってるわけで,じゃあ,それってほんとにやりたいことなのか? つまりは,無償でもやるのか?と問われると,ほとんどの人の答えは,Noなわけです.つまり,ほとんどの人は,やりたいことがやれてないってことです.

 それでも,やることがないという退屈が最大の敵なわけですから,少々しんどくても,意味なくても,やることあるのなら,まあいいんじゃない?というのが現実なんでしょう.かく言う私も,研究や学生の研究指導は,やりたいことなので無給でもやりますが,それ以外の仕事は,無給ならやりません(きっぱり).

 でも,それでも,多くの人は,(定年前や定年後の多少の延長戦の間は)やることがあるんだから,「まあいいんじゃない?」ってことなんでしょうね.私も結局そういうことなのかもしれませんし,他の仕事よりは,遥かにやりたいことができてるとは思うのですが,やりたくもないし,やるべきでもないことして余計な金稼ぐのがあまりにばかげているというか,はっきり言って,他にやることないんかい,って思ってしまうんですよね.

 そう,多くの人は,他にやることがないんでしょう(毒).研究や学生の研究指導以外にも,普通の人からしたら考えられないくらいいろいろやりたいことがある私でさえ,リタイア後が心配なわけで,仕事にしがみつくのは,よくわかりますし,そもそも,生きて行くという最初に来るものの条件を満たすのがまさに仕事なわけですからね.

 でも,何と言うか,そういう風に「流されて」いいのか,というか,ふつーじゃつまんないというか,何か他の生き方というか,そういうことを考えてしまうんですが,だんだん,何かに近づきつつあるとは思いますが,まだ明確な答えに到達してるわけではなくて,ですから,とにかく考えること,つまり,このサイトもまだまだ続いて行くのでしょう(これが答え,つまり,死ぬまで答えを探し続けることが答えだったりして).

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12/30'18b
[成功したイメージ]

 もちろん,どうなるかわからないし,どういうことに向かって,という目的的なことはないのですが,「成功したイメージ」ってどんな感じなんでしょうか?

 例えば,今やってる研究が大きな成果を出して,今よりもっと有名になって,いろんなところからオファーが殺到して,大忙しになって,定年とか関係なくなっちゃう感じ? あるいは,日運とか短運とかがものすごいことになって,巨万の富を築いて,それで何かするという感じ? あるいは,何も起こらず,社会から全く必要とされず,でも,無駄なことに支出することなく,籠原とかの東京郊外で,やりたいことやって,悠々自適に楽しく気分よく過ごして行く感じ?

 どれもちょっと極端なんですが,私的には,やはり,3つ目が一番しっくり来る感じですかね.というか,それを望みさえすれば,実現可能なことでもあるわけで,結局,自分がどうしたいかってことですからね.

 でも,自分がどうしたいか,ということを超越した何かが働くこともあるわけで,それは,そのときになってみないとわからないのですが,どうなっても大丈夫なようにしっかり準備しておくことが大事だとは思いますね.

 そういう意味では,やはり,3番目が基本で,その上で,1つ目とか2つ目みたいなことが多少なりとも起こったときは,あくまで+αということでしょう.

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12/30'18c
[10年以上の実績]
(運用)

 巨万の富とかには,全然興味ないんですが,まずは,生きて行くということ,そして,今の仕事を定年で失えば,生きて行くための収入を失うということなわけで,年金なんかどうなるかわからないし,それ以上に,これから来る経済危機を考えると,日運というか,短運というか,要は,経済全体の流れを見て,運用して,ある一定の収益を上げていくスキルは,磨き続けて行きたいと思います.

 と言っても,メディアなどから得られるものすごいフィルタがかかった情報では,話にならないわけで,その裏にある「ほんとのこと」をどれだけ想像できるかってことなわけで,つまりは,これって,結局,考える力なわけです.

 でも,相場を張るとなると,そう思い通りに行くわけでもないところがほんと難しいんですが(例えば,政府や日銀や企業やTランプがやってることがめちゃくちゃだとしても,目先経済が回れば,目先株価は上がる),それでも,やはり,自分が正しいと思うことをどれだけ信じられるか,ですかね.

 ちなみに,これまでの戦績的に言えば,ここで示した図の通りなんですが,

 本格的な運用が始まったのは,まさにAベノミクスが始まったときで,そこからは,基本的に右肩上がりなので,そこで始めた人はだいたい儲かってるってことなんですが,私の場合は,2014年から2015年にかけて,こんなことやってたらだめだということで,再三,売りを仕掛けたのですが,日銀の異次元緩和で,株価を無理矢理持ち上げられて,かなり損が出ました.

 その後,2015年夏に日運が始まってからは,2017年後半にまたまた無理矢理株価を持ち上げられたとき以外は,比較的順調で,今年,短運が始まって現在に至るってことなんですが,資金的には,開始当初から2.5倍,短運開始から1.5倍といった感じで,年利にすると15%くらいで,自分的には全然大したことないなという感じなんですが,これがずっと続くのなら,これで食べて行けるかもとは思います.

 でも,そう思ってる奴って,結構いると思うんですよね.でも,そのほとんどは,たまたま株価が上がってるからであって,問題は,下げ相場でも勝てるかなんですが,私の場合,下げ相場でこそ威力を発揮するし,これまでも勝ってきてる(負けてるのは全て上げ相場)ので,そこは大丈夫だとは思うのですが,これからもこれまでと同じようにうまく行くとは限りません.

 でも,気づいたら,運用開始からもう6年以上経っていて,その中で,散々売りを仕掛けて,無理矢理相場を持ち上げられて損したこともありましたが,それでも何とか順調に資金は増えてるわけで,少なくとも「6年以上の実績」はあるんだなとは思いましたし,そもそも,運用開始前は,指数先物とか使ってうまく行かなくて,でも,非大手証券を使った部分は,そこそこ結果が出てて,それに集中したのが2012年の下旬からということですから,そういう意味では,10年以上の実績があるということになります.

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12/30'18d
[年末年始モード]
(日記)

 今日は,日曜で,いつもの週末,というはずなんですが,実際は,年末で,例えば,もうテレビとかも年末年始モードで,つまんないですね.と思ったんですが,今年はそうでもない感じです.個人的には,スポーツバラエティーは好きだし(紅白やる一番うざい大晦日の夜,サスケやるみたいで,ほんと助かる.でもそれでもリアルタイムでは見ないと思うけど),平成最後というワードはうざいんですが,平成の世の中の様々な出来事を振り返るみたいなものもあって,それなりに楽しめます(でも,例えば,この文章書きながら,ちらちら見るみたいな感じで,がっつりは見ないけど).

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[トップアスリートの言うこと]

 スポーツバラエティーとかは,たわいもない感じで,別にいいんですが,競技という枠を越えたインタビュー的なものとかは,つまらないですね.どこかで書きましたが,例えば,イチローがこんなこと言ったとか,さすがトップアスリートは,違うって,そんなの全然大したことないでしょう.

 スポーツは,まずフィジカルなわけで,つまり,若くなければ話にならないわけで,世界のトップとか言ったって,その世代での話だし,若いからだめってことはないですが,正直,哲学的には,ほんと大したことないですからね.それは,芸能界とかも同じです.

 要は,視聴率をとって金儲けしたいメディアがしょぼ過ぎるってことなんですが,自分達より年下の若僧達に食べさせてもらって,情けなくないんですかね? ていうか,そういう形で世論をミスリードして,社会的責任は感じないのでしょうか?

 そっか,そもそも,こういうことに限らず,メディアの言うことは嘘ばっかりなわけですし,もっといい歳した大人達が世の中を騙くらかして,目先の経済を回して,若い人達に借金を背負わせてるわけですから,そんなのかわいいもんってことなんですね.世も末ですね.

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12/30'18e
(バドミントン)

 そうそう,先日の何とかファイナルの決勝の桃田vs石ですが,惨敗でしたね.その後のインタビューで,いつもよりシャトルが飛んだので,コントロールできなかったと言ってましたが(そう言えば,いつかの試合で藤原も同じようなこと言ってた),この試合と全く逆にことになってしまったわけです.

 具体的には,このときは,石は,打っても決まらなかったので自滅したわけですが,それは,決まるまで打ち続けることができなかったってことですし,今回は,桃田は,ディフェンスから入って,石の球を拾いきれないのなら,それまで,ということです.

 でも,見てる感じだと,明らかに動き遅れてましたし,そうであるのなら,そこで勝負するべきではなかったとは思います.具体的には,桃田ももっと打っていけばよかったということでしょうか.つまりは,当日のシャトルの飛びなどを見て,どうするかということなわけで,繋ぐという引き出ししかないのなら,条件が揃ったときにしか勝てないということになります.

 でも,今回は,場所が中国で,シャトルの飛びとか明らかに石に有利な設定がされたでしょうし,だったら,東京五輪では,飛ばないシャトルを使うとか桃田に有利な設定をすればいいということかもしれませんが,来年1年のオリンピックレースでのポイントでシードが決まるわけですから,どういう状況にも対応できることは,必要だと思います.

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[ロブのコントロール]

 でも,あらためて思うのは,ロブの重要性でしょうか.桃田の言うシャトルのコントロールがそうだったかどうかはわかりませんが,ロブをコントロールできなくて,甘くなれば,どんなにレシーブがよくても厳しいでしょうからね.つまりは,まずは,シャトルの飛びに応じたロブのコントロール力を磨くべしということかもしれません.

 同じようなことは,クリアについても言えると思いますが,クリアよりロブのコントロールの方が遥かに難しいと思います.理由としては,シャトルが飛んでいく距離が短いので,より高い精度が要求されること,下から打つので,高低が少しでも変わると簡単に甘い球になってしまうこと,そもそも,フォアハンドのアンダーハンドストロークが腕の構造からして難しいこと,そして,打ってから相手が打つまでの時間が短いことです.

 でも,ロブのコントロールって,ほんと難しいですよね.もちろん,ロブを打つ前にヘアピンという選択肢が先に来るのですが,ヘアピン打つというデセプションをかけつつも,上げると決めたら,思い切って高く上げるのが正解かもしれません(煽ろうとか思って,色気を出すとだいたいやられる).

 でも,これはこれで,意外と難しいんですよね.要は,色気を出さないというか,そういうメンタルのコントロールということかもしれません.

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12/30'18f
[やりたいことなんかない]

 やりたいことやったらいい,やりたくないストレスフルなことやって,無駄に経済を回すくらいなら,支出をコントロールして,やりたいことやればいいし,それは,定年という形で仕事を失った後,威力を発揮するはずというようなことをずっと書いているのですが,それと真っ向から反することを敢えて書くと,やりたいことなんかないのかもしれませんね.

 つまりは,やりたいことなんかなくて,やらなければいけないことがあるだけ,具体的には,生きて行かないといけないから仕事をするというだけの話で,いろんな仕事の中で多少なりともやりたいというか,やりたくない度が低い仕事を選んでるだけと言うこともできます.

 そうすると,例えば,貯蓄などせず散財して,死ぬまで働き続けないといけないという状況をわざと作ったり(もしそれで体を壊して死んだらそれはそれでOKだし,死に損なって体が不自由になったらとは正常化の偏見を発揮して考えない),目先の経済を回すことも,無駄なことをしてまでやることを無理矢理作り出しているとも言えます.そして,「やりたいことなんかない」と考えると,逆にどこかほっとするというか安心しますよね.

 でも,これから技術革新が起こって,人間が働かなくてよくなったら,どうなりますかね? それこそ,精神破綻というか,人類滅亡へまっしぐら?

 それは,ある意味,自然の成り行きかもしれませんが,どうなっても,何とかしてやること,やらないといけないことを作り出すんでしょう.そういう意味では,学術,芸術,スポーツは,その受け皿になると再三書いてますが,そういう人は,多分,一部で,多くの人は,やはり,無駄に経済を回し続けたり,余計な仕事作ったり,意味のない競争したりするんでしょうね.ですから,なんだかんだ言って,経済成長は続くのかもしれません.

 でも,「やりたいことなんかない」と考えると,安心するというほっとするんですが,これは,当然,学術,芸術,スポーツにも「使える」わけで,こういうのは,世の中の役に立たないものなので,やりたいからやってるというのが大きな要素なんですが,これも「やりたいことなんかない」と考える,例えば,成果を出して論文を書かないといけないと考える(どうして成果を出さないといけないかとは考えない),ピアノがうまくなるためのに練習しないといけないと考える(どうしてピアノを弾くのかとは考えない),バドミントンが強くなるために練習やトレーニングしないといけないと考える(どうしてバドミントンが強くならないといけないかとは考えない)というのは,一つの「やり方」かもしれません.

 そう考えると,どうせやるのなら,無駄に経済を回したり,組織を守るための意味のない仕事よりは,学術とか,芸術とか,スポーツとかやった方が遥かにましだし,これ以外にも何でもありな感じがしませんか?(ぐるっと回って戻って来た)

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 それでも,無駄に経済を回して金儲けして散財したいという奴もいると思うのですが,何度も書いてますが,それって,回りにすごく迷惑をかけるんですよ.具体的には,株が上がって,懐具合がよくなって,散財して,株が下がると,収支的にはマイナスなわけで,そういうことを起業した成金とか企業とか金融機関がやると,経済危機になって,公的資金が投入されて,下手したら,経済破綻してお金が紙くずとかいうことになるわけです.

 でも,そういうことを国をあげて奨励してるわけで,ほんと○カばっかりって感じなんですが,痛い目に会うのは目に見えてますから,それは,自業自得ってことでいいんですが,大問題なのは,そういう借金をつけ回される若い人達で,もうほんとやってらんねーというか,いざとなったら,そういう奴らが路上に放り出されて,年老いて動けなくなっても,助けたりしないぞ,ってわけには行かないのかなあ.何とも不公平な話ですよね(でも,景気がよくて就職がいいという理由でAベノミクスを支持する若い人達が多いみたいですから,これも自業自得か).

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12/30'18g
[この30年]

 平成最後とか平成がどういう時代だったのかとかいうのはどうでもいいんですが,たまたま30年ということで,30年周期ではないですが,私にとって,この30年はどういう年月だったのかなと考えました.

 平成というか,30年前のことは,よく憶えています.どこかで書きましたが,大学院生で,冬休みで,スキーに行っていて,行きか帰りのバスの中から半旗が見えて何か起こったのかなという感じでしたかね.

 そこから30年というのは,大学院を卒業して,社会人になって,現在に至る,つまり,私にとって,社会人になって過ごしてきた時期とほぼ重なるということになるわけです.

 というか,今の今までそういうことを考えたこともなかったというか,今頃,気づいたってことですから,結局,どうでもいいんですが,そもそも,私には,就職したとか社会人になったというような意識はなくて,大学院生時代の延長がずっと続いてるような感じで,そして,何とそのままゴールしようとしてるわけですから,普通の人からしたら,ほんと浮世離れしてるというか,やっぱり,超絶ラッキーな人生を歩んで来たんだなと思います.

 もちろん,ただラッキーなだけではなくて,何をやるかよく考えてやって来ましたし,でも,社会に貢献するためにやりたくないことを我慢してやって来たわけでもないし,それでこういうことになったのは,やっぱり,ラッキーだったなと思いますね.

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 あと思ったのは,これから30年は,どうなるのかな,ということでしょうか.今の皇太子は,私よりちょっと年上だったと思いますが,今から30年経つと,彼は,80台後半で,つまりは,今の天皇と同様,30年くらいで退位するとすると,次もまた30年くらいになるってことです.

 そして,平成の30年は,どうだったかと言うと,バブルが崩壊して,経済がずっと低迷した,失われた30年になったわけで,次の30年も,まさに全く同じような道を辿りそうということ(実感はないみたいですが,今がバブルの絶頂ってこと)なんですが,それは,ベストシナリオで,それ以上に厳しい時代になると考えるのが妥当ですかね(しっかり対策しておきましょうね).

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12/30'18h
[身を以て示してくれた]

 父親のことを何度か書いて来ました.彼のことは,そんなに好きではなかったのですが,思い返してみると,彼から大きな影響を受けたことは間違いありません.既に書きましたが,とにかく楽しそうに仕事をしていたので,そんなに楽しいのなら,私も大学の先生になりたいと思って,でも,自分は理系だったので(父は文系),自分がやりたい分野を探して,大学の先生になりました.そして,実際,最高に楽しかったです.

 でも,彼は,仕事をし過ぎて,体を壊して,48で亡くなってしまいました.そして,これも今にして思えば,またまた,そういうことを身を以て示してくれたというか,私は,50を過ぎた頃からですから,まさに彼が亡くなった歳くらいから,それまでやって来たような無謀なことをしようとすると,急激にブレーキがかかるようになって来たんですが,それは,人生50年的プログラムかと思ったんですが,ひょっとしたら,父のことがあったのかもしれないなと,ふと思いました.

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12/30'18i
[身を以て示してくれていた]

 誰とは書けませんが,とある私の出身研究室のOBが,学生時代,先生方にそんなに指導してもらった記憶はないというようなことを言っていたということを,直接本人からではなく人づてでききました.そのときは,違和感があったんですが,考えてみたら,私も含めて,みんなそんな感じだったと思います.

 要は,みんな,好き勝手というか,とにかく自分で考えて,研究してたんですよ.それで,変な方向に行くこともあったんですが,それも含めて,研究ってことですし,それでも何とかなったというか,そういうことがあったからこそ,今があるとも思うんですよね.

 もちろん,論文を出すときは,先生に見せて,赤を入れてもらったりしてたんですが,それ以外は,研究の結果を報告したり,相談したりすることは,ほとんどないというか,それこそ,年に数回あるかないかくらいでしたかね.

 でも,じゃあ,我々が先生方なしに成長できたかというと,それは,全く違っていて,自分達で勝手に考えて成果を出したり論文を書いたりしても,それが彼らに認められることで,自分で考えてやったことがそれでよかったのかどうか確認できたことは非常に大きかったわけですし,それ以上に,我々は,世界の中で最先端を走っている彼らの背中をずっと見ていたわけで,まさにこれも身を以て示してくれていたということでしょう.

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12/30'18j
[講座制]

 筑波大というか,今いる専攻が講座制ではなく,一教員一研究室となっていることは,既に書きました(ただし,一部,教員同士の意志によって講座制のような体制をとってる研究室もある).おかげで,助教授,准教授時代は,誰に何を指図されることもなく,余計な仕事を回されることもなく,自由にやりたいことができたのですが,逆に教授になっても,准教授どころか助教すらいないわけで,自分一人で全部何とかしないといけないわけです.

 でも,それは,確かに大変なんですが,じゃあ,私に准教授や助教がいて,例えば,学生の研究指導は,彼らに任せて,私は,外に出て研究費を獲得して来る,なんてーことになったら,全然意味がありません.だって,学生の研究指導がやりたいから,大学にいるんですからね.

 ですから,これについては,これでいいんですが,私からこうしてみたらと言われて,というより,もっと自分でいろいろどんどん考えてやって欲しいとは思いますかね.でも,それでも私は楽しいというか,この歳になっても,最先端のテーマを学生といっしょにあーでもないこーでもないと考えられるのは,ふつーの歳とった偉い先生だとありえないでしょうから,やっぱり,ラッキーですかね.

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12/30'18k
[何か変な感じ]

 今日は,試しに「練習」じゃないですが,どこにも出かけずに,家にいて,朝ゆっくり起きて,朝ご飯作って食べて,録画も含めてテレビ見たりしてのんびりして,いろいろ考えてこの文章を書いて,昼になったら,昼ご飯作って食べて,またのんびりして,この文章を書いて,ちょっと体を動かして,夕方になったら,晩ご飯作って食べて,またのんびりして,この文章を書いて,ピアノの練習して,みたいな感じで過ごしてみました.結果としては,これでいいと思えば,全然行ける気もするし,何かこれじゃだめな気もするし,何か変な感じです.

 でも,思ったのは,いろいろ考えて,ここに文章を書くのは,まさに「考える」ということで,考えることができて文章を書くことができれば,つまりは,書くことができるようなことを考えられれば,それは,非常に高度な知的活動ではあるので,これでいいのかもしれません.問題は,書くようなことが毎日思いつくかってことだと思いますが,今日は,全然行けましたが,これが毎日,何十年も続くかどうかは...(でも,続くのなら,それはそれですごいことかも?)

 そして,これってまさに内的熟達で,報酬もなければ,評価もないわけで,でも,それでも書くわけですから,それは,やはり大きなこととは思いました.でも,書いて公開はしてるわけですから,数は少なくてもわかってもらえる人にはわかってもらいたいとは,思ってるのかな,ということで,まだ究極的な領域には,達していないのかもしれません.

 で,タイトルの「何か変な感じ」というのは,そういう風に過ごしてみて変な感じということではなくて,リタイア後のことをいろいろ考えるのが変な感じだと思った,ということです.

 今の仕事を定年で辞めたら,失うのは,今の仕事ってことですが,研究や学生の研究指導以外の仕事は,やりたくないわけですから,それは,辞められてラッキーで心配無用なわけで,問題は,研究や学生の研究指導ができなくなることです.でも,現状,研究活動は,もうほとんど学生の研究指導しかできなくなってるわけで,でも,これじゃだめだとずっと思ってるわけで,要は,これって,定年後とか定年前とか関係ない話なわけです.

 逆に言えば,今の状態は,これじゃだめだと思いつつも,一方では,ちゃんと日々を過ごしてるわけで,そういう意味では,定年後も変わらないわけで,実は,いろいろ考えてるけど,今と変わらないというか,問題があるとしたら,それは,今も同じというか,要は,何度も書いてるように,定年で仕事を辞めるとか辞めないとかは関係なく,どう過ごして行くか,どう生きて行くかなわけで,つまりは,定年後問題なんか存在しないということになって,「何か変な感じ」ということです.

 でも,多分,これは,私に限ったことなのかもしれません.というのは,多くの人は,私の場合で言うところの,研究や学生の研究指導以外の仕事を,めんどくさい,やりたくないと思いながらも,給料や評価を得るということも含めて「必要なもの」としてやっている,そして,できれば,そういうことを定年後もずっと続けて行きたいと思ってるんですよね?

 そこが,私の場合,全く違います.私は,研究や学生の研究指導以外の仕事は,もうやりたくないし,それに対しては,給料も評価も要りません.つまり,私が大学にいるのは,研究や学生の研究指導をするためだけが目的なのです(そんな奴には,研究や学生の研究指導以外の仕事は任せられんというのならまさに大歓迎だが,実際は,ばんばん来る).

 でも,現実問題として,大学をやめれば,研究や学生の研究指導ができなくなるので,それができるうちは,つまり,定年までは,大学にいるってことなんですが(もちろん,もっと研究環境がいいところがあれば,ほいほい移りますが),結局は,今置かれた状況で,どうするかってことで,そういう意味では,定年前も後も関係なくて,いろいろ思い悩みながらも,そういうことを楽しんで,やって行けばいいのでしょう.

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12/31'18
[大金持ちは大変]

 今日も「思索の生活」(の試み)は,続きます(笑).と言っても,今日は,買い物に行かないといけないし,大学にも行くでしょうが,買い物とかは,「思索の生活」でも必要なことですからね.

 やりたいことなんかない,やらないといけないことがあるだけ,というのは,ありだと思うんですが,そうだとすると,生きて行くためには働かないといけない,という図式が成り立たない,大金持ちの家に生まれた人は,大変ということになります.実際,そういう人で,つまらない人生を送る人は多いみたいですからね.

 でも,私も大金持ちの家に生まれた人を何人か知っていますが,つまらない人生を送ってる人ばかりではありません.それは,そういう家に生まれても,親の教育次第ということもありますし,(世の中の役に立たないけどやる価値がある)学術,芸術,スポーツに「使える」ということもあると思います.

 むしろ,現代社会においては,生きて行くために,自分の会社が儲かることだけ考えたり,他人から搾取したり,経済を回したりするようなことをしないでも,自分自身が価値があると思うことができるわけですからね.

 そして,これは,リタイア後,大金持ちというほどではなくても,何とか働かなくても食べて行ける状況になったときに,同じ考えが成り立つわけで,まさに「どう生きるか」が問われることになるんだと思います.

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12/31'18b
[全くの無用の長物]

 朝,ちらっと見ただけですが,朝ドラの再放送で,リツがロボットかなんかの論文を出したとき,スズメが「夢が叶ったね」と言っていました.夢というのは,スズメが七夕の短冊に書いた「リツがロボットを発明しますように」だったかな.でも...

 高々,そんなこと(リツがロボットかなんかの論文を出したこと)で夢が叶った,つまり,「ロボットを発明した」とか言えるでしょうか? ちゃんちゃらおかしいってレベルですよね(笑)(朝ドラ見てる人達のレベルがわかる?).でも...

 私自身,めっちゃ思い当たる節があります.というのは,既に書きましたが,私の小さい頃からの夢は,やりたいこと見つけて,それで飯を食っていくということだったんですが,大学4年に研究室に入ったとき,遂にやりたいことを見つけて,それで飯を食う,即ち,大学の教員になるという夢を大学院を卒業したとき叶えたわけで,実際,私自身,夢を叶えた感満載(笑)だったんですね.

 でも,そこから長い長いトンネルに入ることになります.それは,単に研究者生活が始まったに過ぎなかったのですが,何かを達成してしまった感というのは,厄介なもので,何をやったらいいかわからなくなってしまいました.

 そのときの教訓というわけではないですが,私は,夢とか目標とかは,もたないというか,そんなもん全くの無用の長物だと思うようになりました.と書いたのですが,例えば,バドミントンは,40になったとき,全日本に出るということが目標だったと思いますから,30代は,まだそういう域には達していなかったということですね.

 でも,そのバドミントンも,その目標を達成してから,凋落の一途なわけで,やっぱり,夢とか目標なんか,全くの無用の長物なんだと思います(金儲けしたい奴らが庶民をこき使うための道具).

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 朝ドラですが,ついでということで,最後はどうなったのかな?と思って(見るのは時間の無駄なので録画して最後だけ)見ました.スズメとリツは,結ばれたってことですかね.つまりは,ネタバレとは,違う結末になったってことですが,これも,どーーでもいい話で,翌日も見てもらうために,ストーリーも主張もなく,ぐだぐだになるのと同様に,次の連ドラも見てもらうために,結末もてきとーにねじ曲げるってことですね.

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12/31'18c
[王道]

 先日,ある委員会で,ある先生が「王道」という言葉を使っていて,はっとしました.もう何十年もきいてないような言葉ですが,私も昔はそういうことを言われました.私は,日本,いや,世界を代表する鉄筋コンクリート造の研究室の出身ですが,そこでやられていることは,まさに「王道」だったんだと思います.

 その先生が使われたのもそういう意味だったんですが,私が言われ続けたイメージとは全然違っていて,「王道」=「正当でど真ん中」というよりは,ありきたりでつまらないとは言われませんが,そういう雰囲気を感じました.そして,私自身,胸に手を当てて考えてみると...

 いろいろ事情があったにせよ,そういう世界を飛び出すことになってしまって,まさに王道からはずれて,自分で自分の道を開拓していったわけで,それは,めちゃくちゃ大変でしたが,最高に楽しかったし,「王道」という言葉のそういう使い方をきいて,どこか,ちょっとすっきりした感じがしたのは,なんなんですかね.

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12/31'18d
[芝浦工大]

 いきなり,具体的な大学名を名指しですみません.芝浦工大のことについては,何度かこのサイトで書いたことがあると思うのですが,しょーじきに書くと,大学4年まで,そういう大学があることさえ知りませんでした(ほんとごめんなさい).知るきっかけになったのは,当時,梅村先生が芝浦工大におられて,卒論生の人数があまりに多すぎるということで,何人か,青山・小谷研に来てたんですよ.S本といっしょに,そんな大学知ってる?みたいなこと言ったのは,今でも憶えています(ほんとごめんなさい).

 それ以降も,卒論生としてというよりは,試験を受けて,大学院生として,東大に来る学生は,結構いて,あるいは,その後の長い?人生の間で,芝浦出身の人をたくさん,それこそ,何十人も見てきたと思います.そして,その印象としては,優秀な人が多いんですよ.それは,単に勉強ができるということではなく,総合力というか,人間力も含めての話です.

 そんなに詳しくはないのですが,芝浦って偏差値的には,私立では,早慶は言うに及ばず,理科大とか明治の次くらいなんですよね.でも,卒業生は,もちろん,全員というわけではないですが,優秀な人が多くて,一体,どういう大学なんだ?と思います.

 で,勝手に考えると,芝浦って,おそらく,偏差値の割には,知名度が低くて,早慶とか理科大に落ちて,大きな挫折感を味わって,行ってる学生が多いと思うんですよね.つまり,東大,京大,東工大,一橋に落ちて,早慶に行った学生が一度挫折感を味わったところから奮起して頑張ってるような構図があるんじゃないかと思った次第です.

 成功より失敗から学べ,とは,よく言われるんですが,そういうプロトタイプの言葉ほど,表面的なことしか理解されないことが多いんですが,論より証拠ではないですが,やっぱり,そういうことってあるんだと思います.逆に言えば,成功より失敗から多くのことを学べる人は,とても少ないわけで,褒められて伸びるタイプと言ってる奴とか,メンタル弱くて挫折したら立ち直れない,とかいうのも同じことでしょう.

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12/31'18e
[家事の時給]

 年末年始のテレビは...ということで,ちょうど1年前に再放送してた逃げ恥を思い出しました.と言っても,私がこのドラマに興味をもったのは,最初の,家事労働を数値化して結婚という形で契約する,というところだけなんですが,そのときの家事労働の評価が年300万ということでした.

 でも,結婚した場合,家事の半分は,自分のためでもあるので,支払うのは,その半分の150万となって,それでは厳しいと書いたのですが,300万という数字は,そういうことも加味してのもの,つまり,実質,その倍の600万ということだったかもしれません.500万というのがよくきく数字ですしね.

 でも,だとすると,私だったら,そんなに払うんだったら,家事くらい自分でやるわい,って思いますし,有能な女の人なら,自分の食いぶちくらい自分で稼ぐわいってなると思うのですが,そもそも,年500万とか300万とか,家事の時給っていくらだと思いますか?

 年500万だとすると,1年365日で,1日8時間働くとして,週末の休みはどうするか...って,そんなの全然関係ありません.それは,あなたの時給の半分だからです.

 例えば,あなたの時給1万円なら,配偶者がやる家事の時は5000円,時給1000円なら500円です.なぜなら,フルタイムで働く男+専業主婦(あるいは,フルタイムで働く女+専業主夫)という組み合わせの場合,稼ぎは,「折半」で(離婚するときもそういう計算をする),だとすると,時給が高くて稼ぎのいい人ほど,その配偶者の家事労働の時給も比例して上がることになるからです.

 でも,稼ぎがよくても,家事労働自体は,そんなに変わるわけではありませんから(ていうか,稼ぎが少ない方がやりくりとかして大変かも),これの意味することとしては,稼ぎがよくて,男子厨房に入らずとか言ってる奴ほど,○カを見てるわけです(逆に,女はとにかく玉の輿に乗ろうとする).

 つまり,稼ぎがいい人が自分で家事をやれば,それは,自分の仕事の時給の半分という高時給なわけで,やらない手はないと思いますけどね.

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12/31'18f
(日記)

 大晦日なんですが,大学に出てきたら,なんと二人の学生が相談というか報告に来ました.なんか嬉しくなったのは,言うまでもありません.私が年末も大学に来て仕事しろとか言うわけありませんから,自発的にということでしょうからね.

 二人とも地方出身なので,実家とか帰らなくていいの?ってきくと,一人は,親戚で集まったとき,うるさいおばちゃんとかにつべこべ言われるのがうざいらしく(よくわかります(笑)),もう一人は,雪深いところで,こんな時期にわざわざ帰りたくないんだそうです(笑).

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12/31'18g
[どういう曲を弾くか]
(ピアノ)

 ピアノなんですが,どういう曲を弾くかってことに関して,少し考え方が変わってきた感じがします.私がピアノを弾く目的は,近現代の知られざる(私がいいと思う)曲を紹介するということだったんですが,20年30年前ならともかく,今は,YouTubeとかで簡単に聴けますからね.

 更に,人前で弾くことより,普段,ピアノに接することを大事に思うようになってきて,だとしたら,近現代の知られざる(私がいいと思う)曲より,単純に優れたいい音楽に普段から接していたいとも思うんですよね(K子さんもそういうことをよく言ってる).

 じゃあ,そういう条件をはずしたとき,普段からずっと接していたいと思う音楽は何でしょうか? バッハのゴールトベルク?(でも,先日のピアノプロジェの休憩時間に,T賀谷がテーマだけ弾いてたから,来年,全曲弾く? まさかね) ベートーヴェンの最後のソナタ? リストのソナタ? 近現代ならプロコフィエフの7番のソナタ? うーん,さすがにどれも荷が重いですね.

 ですから,結局,そういうことにはならないですかね.でも,そこまでの曲でなくても,近現代の知られざる(私がいいと思う)曲でもすごい音楽ですし(実際,そう思ったから紹介したいわけですし),単純に,最初弾けない曲がだんだん弾けるように,そして,表現できるようになるというだけで内的熟達的な効力感は感じられますからね.

 というか,私の場合,そういうことを全て取っ払って,とにかく(なぜか)弾く気になるかどうかが全てというか,弾く気にならなければ,どうしようもありません.そういう意味では,ゴールトベルクとかベートーヴェンの最後のソナタとかリストのソナタとかを弾く気になったときがようやく「回復」ってことかもしれません.

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 そうそう,なかなかピアノを弾く気にならないのなら,既に弾いた曲を弾けば,ハードルが下がるんじゃないかと,どこかで書いたと思いますが,それは全く違いますね.なぜなら,上で書いたような「単純に,最初弾けない曲がだんだん弾けるように,そして,表現できるようになるというだけで内的熟達的な効力感」が感じられないからです.

 ですから,これからも,これまで弾いた曲ではなく,まだ弾いたことない曲を弾いていくんだと思います.

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 「単純に,最初弾けない曲がだんだん弾けるように,そして,表現できるようになるというだけで内的熟達的な効力感」が得られる,というよりは,まだ弾いてない曲は,「新しい世界」ということの方が大きいかもしれません.聴いて知ってることと,それを演奏という形で表現することは,全く違いますからね.

 これは,ピアノを弾く人にしかわかりませんし,古今東西のありとあらゆる曲を全て弾くことは,誰を以てしても不可能ですから,その対象は,まさに無限大とも言えるものです.

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