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11/1'18
[達成感を感じるのか]

 でも年間20万とか10万かかるのなら(格安パック使えば)海外旅行だって行けるじゃん,と言う人もいるかもしれません.確かにそうですね.ですから,対象は,人それぞれでいいんだと思います.

 でも,僅か数日で数十万使ってしまうと,それ以外の日をどう過ごすかということになります.リオのカーニバルじゃないですが,1年のうちの1週間を楽しみに残りの360日を過ごすのは,しんどくないですか?

 そういう意味では,もっと細かく,例えば,週に2回飲みに行って(格安で)3000円ずつ使うとすると,年間30万なので,これも額的には似たようなものですが,アルコールで体を蝕む(笑)ということもありますが,「内的熟達」ではないわけで,もちろん,時々,話が合う友人や家族と飲みながら話をするのは,楽しいですが,そういうことが内的熟達的生活の中心に来ることはないですし,要は,「(内的)達成感を感じるのか」ということでしょうか(日-, 短-04-09-13-16-24-28-06-07-08).

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11/1'18b
[所詮そんなもん]
(経済)

 NTTドコモが(政府の要請に応じて?)料金の大幅値下げを発表したところ,今日の株価は大暴落です.14.71%というのは,日経平均で言えば,3000円以上の値下がりですから,まさにブラックマンデー級ということになります.どう思いますか?

 

 料金が値下がりすれば,消費者は嬉しいですよね.つまり,世の中をよくする的には結構な話なわけです.でも,株価は下がるわけで,結局,経済というか金儲けって所詮そんなもんということで,今回の件は,非常に「わかりやすい」話だと思います.

 消費者を騙すようなことや,搾取するようなことをして金儲けをして,それを大して価値のないものに散財して目先の経済を回すようなこと,もうやめませんか?

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11/2'18
[単純に考えると]
(経済)

 株式市場ですか,10月に急落して以来,目まぐるしいですね.pfの方は,急落局面では,かなりいただいたのですが,その後は,ぱっとしません.短運がよかったときもあるのですが,最近は,日運の方が好成績で,補い合ってという感じでしょうか.

 日運とか短運は,中期から短期の流れを見て,ということでいいんですが,長期的には,売り中心というか,日本経済も世界経済も徐々に失速し低迷して行くと思ってるんですが,もっと長い目で見たらどうなんでしょうか? 資本主義が崩壊したら株式市場もなくなる?

 それはそれでもいいんですが,ものすごーく単純に考えるとどうなんでしょうね? 少なくとも今の世の中は,働かないと食べて行けないわけで,ほとんどの人は,働いている,つまり,何かを産み出してるわけです.その多くは,目先の経済を回してるってこともあるのですが,もちろん,全く何も産み出してないってことはありません(そうだとすると社会が回らない).

 更には,資本主義という自由競争のもとでは,食べていく以上に働かないといけない(競争に負けると食いっぱぐれる),更には,必要のないものを欲しがらせて,そのために余計に働き,ストレスを溜めて,ストレスを発散するため必要な金を稼ぐために働く,もっと根源的には,承認の欲求を満たすために余計に働いてしまう.

 そういうことが積み重なって,「経済成長」するわけです(ただし,カギ括弧付き).それは,実質的な(経済)成長ではないけど,少なくとも株価は上がるということになります.つまりは,中期から短期はともかく,長期から超長期では,やはり,買いが中心であるべき?

 こういうことは,ウォーレン・バフェットとかも言ってることなんですが,これまでは,そうだったけど,これからはそうとは限らないと書きました.でも,世界の人々がそういう無意味さに気づいて,かつ,ちゃんと申し合わせて自由競争をやめれば...とは思えませんよね.若い人達を見てると,気づき始めてる人も多いのですが,結局,就職して会社に取り込まれて,働かされてってのが現実でしょうか.

 残念ながら,世の多くの人は「衆愚」であって,いろいろ形を変えながらも,みんな自分の体や精神や命を削って働き続けるのかもしれません.そうすると,実質的にどうかはともかく,「経済成長」は続き,株価は上がり続けるということなのでしょうか.

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 ものは試しに1983年から株を買い続けたら今どうなってるか計算してみました.

 日経平均を買い続けた場合ですが,1990年に向かって,バブルで株価は上昇した後,急落して低迷し,2003年,2008年で一旦底を打った後,上昇して,現在に至るです.下のグラフ(横軸: 年,縦軸: 株価)は,配当を年2%(少し多め)とした場合の推移ですが,平均買い単価は,23385円で,現在が44562円ですから,1.9倍のパフォーマンスとなります.もし,私が就職した年,つまり,1991年というバブル崩壊後の低迷期から買い始めたとした場合は,平均単価は,驚いたたことにほとんど変わらず23689円なので,パフォーマンスは,1.88倍となります.

 日経平均ではなく,(金儲けがうまそうな)大手商社の伊藤忠の場合だと,配当を年3%(少し少なめ)として,パフォーマンスは,1983年以来が4.09倍で,1991年以来が3.51倍です.

 最悪?のケースとして,バブルの最高値から買い始めた場合でも平均単価は,日経平均が24130円なので,そんなに変わりません.更に最悪ということで,バブルの最高値から買い始めて,リーマンショック後,株価が低迷してAベノミクスが始まる前の2012年10月の時点だと,平均買い単価が24130円で評価が15709円なのでパフォーマンスは,さすがに0.72倍と3割減ですが,伊藤忠の場合は,それでも1.67倍です.

 こうして見ると,一か八か急成長しそうなベンチャーではなく,金儲けがうまくて安定した大企業の銘柄を見つけて,コツコツ買っていくというのも一つの方法というか,まさにこのやり方ということになりますね.

 例えば,給料の一部を貯金するのではなく,株を買うというような感じでしょうか.そんな感じで,30年以上,コツコツ買っていって,生涯賃金が3億として,1億買っていったら,3倍くらいにはなってるとすると3億なわけで,配当だけで1000万近くになるので,老後も安心ということになりますかね?

 もちろん,取らぬ狸の,ではないですが,この通りに行くとは限らないので,あくまで自己責任で,ということで.

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 ちなみに,私がどうするか,ですが,もちろん,こういうやり方はしません.そもそも,私には,(リタイアまで)30年以上という時間はありませんからね.でも,売り中心とは言え,買いと思ったときは買うわけですから,別にひたすら売っていくというわけではありません.

 それに,資保では,買いしかやらないわけですから,これに近い考え方と言えなくもないです.違うのは,ただひたすら定期的に買うのではなく,買えると思ったときだけ買うということですが,リスクが低いということで(そもそも,資保,つまりは,資産を守ることが目的ですから),もう少し枠を増やしてもいいかもしれません(日=, 短+04+24+28+06+08).

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11/2'18b
[体や食事の研究]

 内的熟達的生活を構成する要素としての研究テーマですが,生き方もそうですが,日々の生活を支える体調を大きく左右する体や食事の研究は,超重要ですよね.そもそも,食べることは最大の楽しみですからね.

 具体的には,添加物を排除して自分で手軽に作れておいしくて栄養が整ったメニューをコツコツ増やしていくことでしょうか.時々,比較的安全な外食を組み入れるのもいいんですが,自分で何とかできるとすると,食材さえ手に入れば,住む場所の条件として,外食チェーンではなく,ちゃんとした「定食屋」があるという条件がはずれることになります.

 体については,適度に体を動かすということなんですが,重要なのは,やはり,普段の生活です.体を動かすと言っても,全体からすると極僅かな時間ですからね.具体的には,座り続けないとか,立ち上がったときどうするかとかをルーティン化することでしょうか.

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11/3'18
(日記)

 今日は学園祭で学食が閉まるので,例の添加物なしのおにぎりを買って大学に行こうと思ったんですが,もうお昼を過ぎていたので,何種類かしか残ってません.でも何とか残ってたかと思ったのですが,そのほとんどが添加物付きでした.意外なことに梅干しが入ってるだけのものもアウトですね.多分,梅干しに添加物が使われてるんだと思います.梅干しが体にいいと思って食べてたら体に悪い添加物もいっしょに摂ってる人いっぱいいるんでしょうね.

 前にも書きましたが,添加物が使われていないおにぎりは,早々に売り切れるということです.この街は,ちゃんとしたところだなと思うのですが,店側はどう思ってるんですかね? そういうことに気づいて,添加物を使わないものをどんどん増やして欲しいです.

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11/3'18b
[投資と資本主義]
(経済)

 もっと単純に考えて,そもそも運用とか投資ってどういうことなのでしょうか.

 それは,「他人に乗っかる」ということですよね.誰かが頑張って稼ぎたいけど,先立つものが...というときに資本(資金)提供するのが投資で,まさに「資本」主義ということになります.つまりは,資本をもってる人間(金持ち)が働く人間に乗っかって,幾ばくかのリターンを得るということで,株を買うというのは,本来は,リターン(配当)を受け取る権利を買うということです.

 昨日も書きましたが,いろんな会社が目先の経済を回すために,自分の会社(だけ)が儲かるようなこともいっぱいしてるわけですが,彼らは彼らなりにいろいろ考えて何かしてる(生産してる)わけで,マイナスになって倒産する会社もあるけど,世界的に見ればまだ人口は増えているわけで,トータルとしては,まだ多少なりともプラスなのか,更には,いろんな会社の中でも儲かりそうな会社に乗っかれば,ということでしょうか.

 一つのポイントとしては,これから長期的にどうなって行くか,今世紀中に資本主義は崩壊するのか,ということは,全然関係なくて,どんなに長期と言っても,たかが30年くらいのものでしょう.それは,人の人生には限りがあるからですし,私自身の生い先を考えてもそうですし,若い人達がリタイアするまでにどう資産運用をして老後に備えるかということについても同じです.

 そして,これから30年を考えると,例えば,AIとかロボットが人間の仕事を全て奪ってBIになって,資本主義がなくなるということは,ないでしょう(未だに自動翻訳すらできない有様).ですから,30年スパンで考えれば,金儲けがうまい企業の株をコツコツ買っていくというのはありかもしれません.

 でも,もっと短い周期,例えば,5年とか1年とか,あるいは,数ヶ月といった中期,数日といった短期では,上がったり下がったりはあるでしょうし,30年という周期の中で見ると,ここから数年は,相当やばいことになるとは思ってます.日本もそうですが,今世界中でやってることは,めちゃくちゃですし,バブルから30年,証券不況から60年,世界恐慌から90年という振動論的にも周期ぴったりです.つまりは,歴史は繰り返す,愚かな人間は何度も同じ過ちを繰り返すということでしょうか.

 ですから,ここからコツコツ買っていくというよりは,最初は売りから入って,どん底まで行ってから,コツコツ買っていくというのがいいとは思います.要は,相場は,30年おきにリセットされるってことなんですが,どん底がどこか判断するのは,非常に難しいでしょうね.

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 こういうことを書くと,他人に乗っかって稼ぐなんて,いつも書いてることと違うじゃないか,と言う人もいるかもしれません.というか,そう思った人は,あまりちゃんとこのサイトを読んでない人かも,ですね.

 私は,必要以上のお金は要りません.でも,食べて行くのに,更には,やりたいことをやるのに幾ばくかのお金は必要です.だいたい年300万くらいですかね.それだけ「確実に」得られれば,(残念ながら,今の世の中において,そのほとんどが経済を回したり組織を守るためになってしまっているしょーもない)仕事なんかやりませんよ.

 何度も書いてますが,大学の教員をしているのは,研究や学生の研究指導をするためです.それ以外の仕事は,全く意味がないとは言いませんが,そのほとんどは,学生のためにならないことばかり,大学が大学という組織を守るためのしょーもないことばかりです.

 年俸300万で研究と学生の研究指導だけやれと言われれば,喜んで受け入れます.人類がまだ解明していないことを研究することは,必ず世の中の役に立ちますし,学生にとっても,最先端の研究活動以上の教育はありません.勉強は,教えてもらうものではなく,自ら獲得しに行くものであって,大学,大学院時代にそういうことができるようになって社会に出るのとそうでないのとでは,天と地ほどの差があります.

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11/3'18c
(野球)

 日本シリーズ(あっさり)終わったんですね.(一試合を除いて)ピッチャーを中心とした守りのちゃんとした野球をやってる感じはしたのですが,力の差は歴然ということでしょうか.広島が強いと言っても,パリーグより遥かにレベルが低いセリーグでの話ですからね.

 広島が勝ったら34年ぶりの日本一と言ってましたが,34年前のことは,よく憶えています.私が大学3年のときで,1年の時,ライオンズが所沢に来て初優勝して,日本シリーズも中日に勝って,2年の時,ジャイアンツと日本シリーズをやって,球史に残る名勝負をして勝った次の年でしたからね.この年は,ライオンズは優勝できなかったのですが,(どこかで書いたと思いますが),広島が勝ったら,駒場にある広島お好み焼きの店が只になるということで,食べに行きました(笑).

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11/4'18
(野球)

 ソフトバンク2年連続の日本一と言ってますが,(何度も書きますが)パリーグは連覇ではありませんからね.せいぜい7試合で決まる日本一と140試合以上で決まるリーグ優勝とでは,重みが全く違うのは言うまでもありません.

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11/4'18b
[たった一つのことを究めることの本質]

 たまたま見たのですが,えちぜん鉄道の旅?みたいな番組をやっていました.サイコロを振って無人駅を進んで,飲食店を探すというものですが...めっちゃ田舎で(でも,山があって田畑が広がっててめっちゃいいところ),飲食店なんかほとんどないわけです.で,途中で,これって勝山に繋がってる鉄道なんじゃないかと気づきました.

 最終的には,勝山に着いて,さすがに勝山は,ド田舎ってことはないんですが,福井からローカル線でド田舎を行くみたなところなわけです.思い浮かべたのは,勝山高校から来てる(来てた)選手達(綿矢,牧野,鈴木)のことです(山口茜さんもそうです).彼らって,こういうところで過ごしたわけですよね.

 自分達が生まれた片田舎(ごめん(笑))で,たまたまバドミントンが盛んで,優秀な指導者がたくさんいて,一生懸命練習してたら,全国クラスの選手になって,縁あって,筑波大に来たわけです.そこは,スポーツ科学の最先端というだけではなく,総合大学で,他のいろんな分野の優秀な学生達や教員達と接する機会があるわけで,まさにバドミントンを通して,一気に世界が広がった(はずな)わけですよね.

 つまりは,「たった一つのこと」を究めることで「たった一つ」以外のものすごい多くのことに視野が広がるわけで,これがまさに「たった一つのことを究めること」の本質なんじゃないかと思いました.

 言い方を変えると,「たった一つのこと」を究めた?としても,それ以外のことについて,何も考えがないのでは,究めたことにならないでしょうし,そもそも『「たった一つのこと」を究めた?としても』と書きましたが,「たった一つのこと」を究めることはできないんだと思います.

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 と思うと同時に,「たった一つのことを究めた」としても,それがなんぼのもんやとも思いますね.世の中的に言えば,それは「成功」なんでしょうが,成功したからと言って,別にどうということはありません.

 例えば,野球で成功して何億と稼ぐようになったとしても,そんなに稼いでも,実質的に,そんなにお金は要らないわけで,大した価値もないタワマンとか高級車とかブランド品に散財するのがせいぜいです.

 ですから,「成功」するなんてことは,どうでもよくて,ほんとの成功は何かと言うと,やりたいことが思い切りできる,つまりは,野球以外の余計なことをせずに野球だけに打ち込めるってことですよね.研究なら研究以外の余計なことをせずに研究に打ち込めるってことです.

 社会に身を置く以上は,ちゃんと働いて責務を果たせという人もいるでしょうが,今の世の中の多くの仕事は,大したものは産み出さない目先の経済を回すだけのもので,だったら,ほんとに必要な分だけ働いて,残りの時間は,やりたいことやる,でいいと思いますし,そうすることが結果的に世の中全体の利益に繋がると思うんですよね.

 「やりたいこと」というのは,もちろん,人それぞれで,人類未解明のことを解明したい,まだ誰も登頂していない山の頂に到達したい,自分の身を犠牲にして世の中の役に立ちたい,家族のために身を粉にして働きたい,大企業に就職して偉くなりたい,事業を起こして金儲けしたい,だらだら遊んで暮らたい,いずれも「やりたいこと」ですが,何がやりたいかは,その人の素養によって決まるどうしようもないもので,コントロールは難しいので,いろんな人がいて,それぞれの人が最大限能力を発揮できるのが「やりたいことをやる」ってことなんですが,素養が低いほど思い通りにはならないので(だらだら遊んで暮らたいと思う人間で遊んで暮らせる人間なんかほとんどいないし,金儲けしたい人間のほとんどは,金なんか儲からない),なるようになってると思うんですよね.

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11/5'18
[パイオニア]

 パイオニアと言ったら何を思い浮かべますか? 私の世代,あるいは,少し下の世代の人は,オーディオメーカーのパイオニアですよね.そう言えば,なんですが,いつかの筑波大バドミントン部の総会で中村監督がパイオニアという言葉を開拓者という意味で使ったとき,N野が感想を言ったんですが,パイオニアという言葉の意味を調べたら,と言ってたので,意味がわからなかったんですね(笑).つまり,今の世代は,パイオニアというメーカーの存在はおろか,パイオニア=開拓者という認識すらないということでしょうか(それとも単に英語の語彙力の問題?).

 それで,オーディオメーカーのパイオニアに話を戻すと,まさに憧れの存在でした.小学生の時,パイオニアのラジカセとかオーディオがものすごく欲しくて,パンフレットをもらってきて眺めながらにやにやしたり,毎日のように電気屋さんに見に行ったりしていた(笑)のを憶えています(いい時代ですね).

 そのパイオニアですが,私のおぼろげな記憶によると,バブル崩壊後の1990年くらいのときの株価は5000円以上という感じで,最低売買単位の1000株買うのにも500万以上必要という庶民には手が届かない値がさ株だったと思います.そのくらいブランドイメージが高い会社だったのですが,オーディオなんてーのは,もはや死語でしょうし,いわゆる電化製品を捨てて,カーナビにシフトしたということだったんですが,最近はぱっとしないというか,かなりやばい話もちらちらききます.それで株価を見てみたんですが...

 

 悲惨ですね...データが1994年からしかなくて,バブル前はもっと高かったと思うのですが,それでも今や株価は1/50とかですし,100円ってのは,もはや危険水域ですよね.時代に乗り遅れると言えば,それまでですが,他人事でない会社はいっぱいあるのでは?(日-,短-04-24-08)

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11/5'18b
[バブル期を超えてる]
(経済)

 リンクを貼ろうとして気づいたんですが,この記事のこの図↓

ですが,どう思います? バブル期の日経平均の最高値は,40000円近くで,今は20000円ちょっとでまだまだ,じゃなくて,配当による権利落ち分を補正するともうバブル期を超えてるってことですよね.

 まだまだ行くと思いますか? それとももうそろそろやばいと思いますか?

 それは,正直,わかりませんが,既に「そういう時期」に入ってるとは言えますよね.

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11/5'18c
[何が楽しい?]

 ○ズキルーペという老眼鏡のCMの好感度がすごいらしく(でも,私は,中年男が大声で叫ぶのが聴くに堪えず,即座にチャンネルを変えますけど),製品もバカ売れだそうです.ちょっと調べれば,もっといい製品はゴロゴロあるのに,一体みんな何を見てるというか,どうしてこうも簡単に騙されるのでしょうか.

 思うのは,金儲けなんてそんなもんなんだな,ということでしょうか.騙される方もそうですが,騙す方もそんなことやって金儲けして何が楽しいんですかね?

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11/6'18
[何が楽しいと思うかが]

 そっか,何が楽しいと思うかがその人の素養であって,それはどうしようもないんでしたね.つまり,金儲けしたいって程度の素養しかなければ,うまく行ってもたまたまで(極端な場合,宝くじに当たるだけってこともあるわけで),ほとんどの場合,失敗するわけですからね.

 でも,素養と言ってしまうと身も蓋もないのですが,それを変えるチャンスはいろいろあるわけで,でも,そういう意識があるのかが素養と言ってしまえば,それまでですけどね(短+09+08).

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11/6'18b
[大バーゲンセール]
(資産運用)

 この方法ですが,怖いのは,やはり,暴落ってことなんでしょうか.例えば,ブラックマンデーのように一瞬にして,資産が20%減ったり,リーマンショックのときのように半年で6割になってしまうこともあるわけですからね(でも,リタイア後の年収1000万が800万になったり,600万になったりするだけだから,そんなに大したことでもない?).でも...

 株式を買うというのは,配当を受け取る権利を買うってことですから,暴落ってことは,大バーゲンセールってことですよね.でも,そういう真っ暗な状況で買い進めることができるかってことなんですが,毎月,一定額を買うわけですから,そのルールに従って,淡々とやればいいだけの話かもしれませんし,その結果どうなったかがこの結果なわけです.

 でも,これまで起こったことがこれからも起こるという保証はありません.重要なのは,長期的に(30年くらいのスパンで)経済がまだ拡大して行くのかってことですかね.ですから,何を買うかは,やはり重要でしょうし,今は買えないと思ったときは,一旦,売り払うことも必要かもしれませんね(でも,これはやはり難しいか).

 ただし,何度も同じことを書きますが,年に2回の権利付き最終日に株式をもっていても,翌日には,配当分,きっちり株価は下げますから,結局,配当や優待取りは,意味がなくて,株価がその権利落ち分を埋めて,上昇しなくても株価をキープできるか,というか,そういう銘柄を探すのがポイントということでしょうか.

※すみません,この図↓ですが,8001(伊藤忠)の図が配当利回り2%になっていたので,3%に修正しました.

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 でも,こんな簡単な方法で,そんなうまく行くもんかいなと思って,資産倍率の推移を描いてみました(横軸: 年)↓資産倍率には,配当分が含まれていますが,株価は,そのまんまです.

   

 これを見ると,1990年から2005年の15年に渡って,ぱっとしない状態が続き,1999年くらいのときには,資産が半減してることがわかります.その後,急回復してるのは,単に株価が上昇したということですね.ですから,株価が長期間に渡って低迷したらどうしようもないわけで,やはり,そう簡単な話ではないということでしょうか(当たり前の話).

 じゃあ,ここから大手商社を買っていけるかというと,既に最高値圏にあるわけで,なかなか判断が難しいですね.他の銘柄はどうかと言うと,これから持続的に成長して行きそうな会社はどれも既に最高値圏にあるわけで,同じようなものです.

 だとすると,今はいいけど,これからやばくなりそうな会社を空売りした方が可能性があるんじゃないか,と考えるのが自然でしょうか.

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11/6'18c
[危ない話]
(政治, 経済)

 Tランプ政権への審判ということで,アメリカ議会中間選挙の報道がすごいんですが,これだけ盛り上がってるのは,何かが起こるかもしれないと思ってるってことでしょうか.思い起こせば2年前は,とんでもないサプライズが起こりましたからね.

 Tランプの言ってることややってることは,めちゃくちゃなことが多いのですが,意外と筋が通ってるところもあって,ある意味,新鮮というか,何かが起こる感じがするのかもしれません.

 要は,多くの人が閉塞感を感じてるんだと思いますが,考え方次第だと思うんですよね.経済成長して給料が上がらないとだめとか,今日より明日の方が豊かにならないといけないとか,そうならないのは,移民のせいとか,よく考えると,おかしな話なんですが,多くの人がそういうことに気づいてないわけで,これはこれで,危ない話だとは思いますね.

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11/6'18d
[30年周期的には]
(経済)

 そっか,30年周期的には,今はまさに30年前の1980年代後半のバブル形成期ということですね.ということは,ここから買って行っても,まもなくバブルは崩壊し,その後,20年に渡って,株価は低迷し,20年後には,資産は半分ってことですね.そして,また,バブルができて,ということでしょうか.というか,そうなるかどうかもわからないわけですからね.

 つまりは,そんなに簡単な話じゃないってことですね(当たり前).

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11/7'18
[想定通り]
(政治, 経済)

 サプライズは起こらず,上院共和,下院民主という想定通りの結果となったようです.想定通りということは,織り込み済みということで,今後どうなるかは...(短-09-28-06-08).

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11/8'18
[みょーな雰囲気]
(政治, 経済)

 想定通りだったと思うのですが,何かみょーな雰囲気ですね.Tランプは,下院で負けたのに大勝利と言うし,経済関係者も(目先の経済を回すTランプにとって)下院で民主党が勝った方がよかったと言うし.そんなになんでも都合がいいように考えてうまく行きますかね? ていうか,これって「その時」が近づいてるってことなんじゃないですかね(短+28+06).

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11/9'18
[これからどうなる]
(経済)

 みょーな雰囲気なんですが,これからどうなるでしょうか.

 まず最初の分かれ道は,既にピークアウトしているかどうかです.そうであれば,これからどんどん奈落の底へということになります.うーん,でもどうかなあ,アメリカ経済は,まだ強いし,アメリカ株もまだ売りになってないし,まだ行くのかな.

 そうだとすると,次の分かれ道は,いつピークアウトするかです.それがわかれば世話ないのですが,いろいろ予想は出ていて,来年半ばという予想が最も多いです.でも,最も多い予想ははずれるので,その前かその後ってことですね.

 その後となると,東京五輪まで引っ張るのか,ということになりますが,思い出されるのは,北京五輪とリーマンショックです.リーマショック前は,今とよく似ていて,サブプライムローン問題が取り沙汰されてて,やばいと言われながらも,株(=経済)も堅調で,北京五輪を無事通過して,なーんだ大丈夫じゃん,となった翌月にどかーんです.

 このパターンあり得ますかね? つまり,あと2年もつでしょうか? ていうか,むりくりもたせる? そっか,東京五輪の後は,Tランプが再選を目指すアメリカ大統領選挙ですね.つまりは,目先の経済を回す衆愚政治まっしぐらなわけです(第二次世界大戦前とも似てる).

 でも,そういうことをすればするほど,山高く谷深しとなり,頂上から深い谷に転落するわけで,傷も大きくなることは,言うまでもありません.そして,経済が大きな傷を負うとどうなるかは,歴史が示しています.

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 もし,そういうことがあるとするなら,どうしたらいいでしょうね? 資産を守るために何をすべきかは,再三書いて来ましたが,おそらく人生最後の30年に一度,いや,90年に一度の壮絶なババ抜きに参加するのもあり? だとすると,何を買うかですが,将来性がある会社とか堅実ないい会社とか大手商社とかは,既に高値圏にあるので,ここから買うのはリスクが高いというか,更にどれだけ上がるのかってことはあります.

 で,つらつら考えていたら,あるセクタに思い当たりました.ちょっと検討してみますか.

 ちなみに,私は必要以上のお金は要りませんが,だからこそというと変ですが,何か見通しをもって,その見通しが正しいかどうかを確かめたいと思ったとき,最低これだけあれば,という意外のところは,平気でぶっこむことができるということはあります.

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11/10'18
[入試?]
(大学)

 昨日(10日に1回の)練習に行くとき,入試なのでここから先は立ち入り禁止みたいなトラテープが貼られて,食堂が早く閉まってました.うん? 何の入試? 推薦入試は,今月末だし...

 で,よくわからず,今日になってニュースを見たら,全国一斉に8万人が受験するプレテストが行われているとのことです.プレテストというのは,センター試験の次のもので,2020年度,つまり,2年後から実施され,記述式を取り入れるということらしいです.

 ということで,今日(土曜)も食堂は臨時休業ということなんですが,それはそれとして,新テストの記述式の採点ってどうするんでしょうね? センター試験の前の共通1次は,私の一つ上の学年から始まったのですが,各大学がばらばらに問題作成をしていたのを共通にして効率化しようということでした.センター試験になって,私大とかも科目を選んで参加するようになり,効率化は進んだのでしょうか?

 で,マークシートだと思考力があまり問えないということで,記述式を導入ということになったらしいのですが,なんだか共通1次前に先祖返り的な感じですよね.ていうか,記述式ということで,採点はどうするんでしょうか? まさかAI?

 またまた大学教員の労度が増えそうな気がします.セキュリティー的な問題はありますが,おそらく,全国の大学教員で分担して,ってことなんでしょうね.茶色いなー.でも,私の場合,せいぜい5年の辛抱ってことですかね(あー早くめんどくさいことから解放されたい).

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11/10'18b
[会社選び]
(経済)

 ちょっと解析してみました(完全な趣味(笑)).思い当たったセクターというのは,金融,もっと具体的には,銀行なんですが,悪くはないんですが,思ったほどではないですね.

 そもそも,なんでこんなことやってるのかと考え始めました.一つは,完全な趣味というか,ただやりたいから,面白いからやってるってことなんですが,そういうことについては,日運や短運でやってるわけで,今更,銀行がどうこうというのも既に検討し尽くした話なわけです.

 ただ,こういう単なる興味的なこと以外にも,今の世の中の惨状とか,来るべき経済危機とか,もうすぐ仕事を失うとか,いろんなことを考えて,資産を守ることも必要で,去年あたりから少し研究して,そういうことも始めています(これはこれで楽しんでるけど).

 それは,外貨や商品先物や厳しい状況でもしぶとく生き残るであろう会社の株を買えるときだけ買うというものですが,こういうことを考えると,少なくとも(目先の経済を回すことも含めて)長期的に(あと30年くらいは)まだ経済成長するのなら,売り中心の日運や短運以外に買い中心で行くこともやるのか,(ほんとはそうあるべきではないけど,世の中の惨状を見ると)目先もまだ行くという見通しをもつのなら,シンプルに買えるときだけ買えるものを買うというのもありではないか,更には,売りは損失無限大だけど,買いなら損失限定だし,大企業で発行済み株式数が多ければ,大量に買っても値が飛ばないとか,買いだけなら空売り規制にかからず51単元以上でも買えるとか,いろいろメリットも見えてくるのですが,しぶとく生き残るであろう会社の株は,既に高値圏にあるので,ここから買うのは...ということで,別のセクターを見てみたということです.

 で,結論としては,それでも,しぶとく生き残るであろう会社の株を買えるときだけ買うということですかね.

 じゃあ,しぶとく生き残るであろう会社は,どういうところかと言うと,普通は,何をやっているか,それが将来性がある事業なのか,どれだけちゃんと経営してるのか,ということですが,これは,判断が難しいと思います(これができれば誰でも勝てる).

 じゃあ,次に何が来るかと言うと,人材でしょう.つまり,優秀な人材がどのくらいその会社に行ってるかですね.そして,意外と重要だと思うのは,「何をやるか」をどのくらい自由に変えられるかです.設備投資が必要なメーカーは,それが難しいと思うんですよね.そして,これらの条件に当てはまったのが大手商社五社というわけです.そういう意味では,メガバンクもある程度は当てはまることになります.

 つまりは,結局は,他力本願なので,どれだけ「乗っかれるか」,自分はやりたくないことをやってくれるか,何をやるかを判断する人の能力を判断するように会社の潜在能力を判断するということでしょうか.

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11/10'18c
[将来住む街]
(生活)

 上の話とも多少は関係するのですが,私の場合,めんどくさく余計な仕事をするくらいなら,無駄なものにお金を使わず,でも,やりたいことはやって,ということでやって行きたいと思っています.今は,やりたいことの一つとして(学生の研究指導も含めた)研究があって,めんどくさい仕事をやりたくなくて大学を辞めるとやりたいこともできなくなるので,定年までは仕事をすると思いますが,それ以降は,余計でめんどくさい仕事,少なくとも社会全体の利益に繋がらないような仕事はしたくありません.

 問題は,どこに住むかです.それで,いろいろ検討してきたのですが,時々,家族や友人達に会うことを考えると東京近郊ということなんですが,電車で1時間くらいのところで充分でしょう.以前は,いろいろ退屈しないということで東京のど真ん中に住みたいと思ったこともありましたが,今はそういうのはなくなって,むしろ,人がうじゃうじゃいてごちゃごちゃしたところより,田園風景が広がるようなところで過ごしたいという方が強くなりました.

 多くの人は,そんなところで何して過ごすんだ?って思うんでしょうが,しっかり準備,つまり,やることを開拓して,「一人時々みんな」で,余計で疲弊する人間関係に巻き込まれず,内的熟達的にやって行けばいいと思うんですよね.

 具体的には,私の場合,仕事以外に,ピアノとかバドミントンとかスキーとかゴルフとか,いずれも内的熟達的に取り組んでいけてますし,経済や相場や世の中の研究もそうですが,今仕事でやってる地震動の性質と建物被害の関係や震源から構造物被害に至る物理を探求することも含めて,研究テーマ自体を開拓していけると思いますし,生き方そのもの,あるいは,しっかり体を動かして体調管理したり,食事とか普段の日常生活を充実させることすら研究対象ですし,このサイトにその結果をアウトプットすることもできます.

 逆にこんなにたくさんいろんなことを高いレベルでできるんかい?とも思うのですが(でも,高いレベルかどうかはともかく,今仕事をしながらやってるってことなんですが),やってて楽しければ,レベルは関係ないでしょうし(でも,真の楽しさは,ある程度のレベルにならないとわからないと思いますけどね),しんどくなったら,別にそんなにしゃかりきになってやる必要もないわけで,「その時」を待ちながら,自堕落にだらだらとまでは行かなくても,しっかり体調を管理しながらやりたいときできる範囲でやって行くということでいいと思うんですよね.

 住むところの候補としては,小山,熊谷,籠原,桶川,久喜といったところですが,リタイア後,内的熟達的生活を送っていくことを考えると,駅近でなくてもいいわけで,それより,安全な食材を調達できるスーパーとか,安全なご飯を食べられるところとか,散歩したくなるような家の周辺の雰囲気とかの方が重要ですし,どこに住んでも(たとえ東京でも)徒歩で生活に必要なものが全て揃うとは思えないので,車移動だとすると,結局,駅近である必要もないわけです.

 実は,今の状況がよく似ていて,駅から徒歩30分くらいなんですが,買い物とかは,車で行くし,それはそれで何の不自由もありません.引っ越す前は,駅から10分くらいのところで,買い物とかも徒歩だったんですが,むしろ今の方が楽なんですね.そうすると,家賃も土地も安いし,益々,余計なお金がかからなくなって,結構な話なわけです.

 それで,候補地ですが,定食屋が多いということで,小山が一歩リードだったんですが,その後,内的熟達的生活的にも,心身の健全のためにも,自分で作るのがいいと思うようになって,メニューのヴァリエイションも増やしていけそうだし(これも研究対象),立地的なことを考えると,熊谷とか籠原が再浮上してきました.お金がかからない的に言えば,籠原なら高崎線の始発駅ですし,東京まで1時間ちょっとかかりますが,そんなに東京になんか行かないだろうし,しんどければ,グリーン車に乗るとか熊谷から新幹線で行くくらい(そんなに出かけないので)金銭的にはどうってことないでしょう.街の雰囲気も悪くないです.

 熊谷の駅ビル直結マンションも(駅ビルが充実してるのなら)悪くないと思ったのですが,空きが出るかということもありますし,やっぱり,そこだけで全て事足りるってことはないと思うんですよね.それに,水害マップを見ると,熊谷駅周辺は,荒川が氾濫したらほぼ水没ですが,籠原は大丈夫です.

 でも,籠原から徒歩30分(車なら5〜10分)くらいのところに住むとすると,ほんとお金かかりませんよね.新幹線で出かけるときは,熊谷まで車で行けばいいですしね(籠原から一駅乗って乗り換えるより楽だしおそらく速い).

 そして,そう考えると,なんだかほっとします.今仕事を辞めれば,カツカツですが,定年まで働けば,多少は+αも出てくるでしょうし,お金がかからないから,散財してもいい,ではなく,逆にしっかり資産を守るために,ちょっといろいろやってみようかな,という気にもなってくるものです.

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11/11'18
[研究室のOBOG会]
(大学)

 今日は,研究室のOBOG会でした.いつも同じことを書きますが,卒業後,元気でやってくれてるのは何よりですし,それを直接,話したりして確かめられるのは,嬉しいことです.一次会が終わった後,写真を撮るのですが,いつもは,店の店員さんとかに頼むのですが,考えてみたら,私にとって私が写る必要はないので,私が撮りました(笑).

 

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11/11'18b
[急激につまらなく]

 ○熱大陸,○ロフェッショナル,○ンブリア宮殿などの,世の中で「成功」した人を取り上げた番組群ですが,急激につまらなくなってきました.だんだんネタ切れしてきたということもありますが,私自身の変化もあると思います.

 40代の頃は,みんな頑張ってるね,私も頑張ってるよ,みたいな感じだったのですが,50を過ぎて「そういうこと」を卒業すると,みんな頑張ってて大変だね−.私はもうそういうの卒業しちゃったけど,みたいになり(超上から目線(笑)),最近は,もうそういうこと(他人がどうやって「成功」したか)に興味すらなくなってきました.

 ていうか,中身的には,だいたい想像はつくし,思い返してみると,何かが得られたということはほとんどなかったと思います.○ンブリア宮殿に至っては,所詮金儲けという話がほとんどですからね(最近は,それをそうではないという番組作りにするのに必死).結局は,自分がどうするか,ですからね.

 でも,とーきどき,「おっ」と思うこともあったんですが,最近は,ほとんどないわけで,そのために番組を見るという時間が勿体ないってことですかね(実際は,わざわざ見ることはなくて,ご飯食べながらとかついでに見てたんだけど).

 で,録画がどんどん溜まっていくって感じなのですが,試しにいくつか早送りで見てみました.1時間弱の番組だと3分くらいですかね.驚いたことに,これでだいたい中身がわかっちゃいました(笑).ですから,こんな感じで3分だけ見て,極たまに興味があったときだけ1.5倍速(でいつも見てた)で見るって感じですかね.

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11/13'18
[事件]
(経済)

 リーマンショック前のような不穏?な雰囲気は続いているのですが,「そのとき」が来るのが来年半ばなのか,もっと先なのか,今日なのかはわかりません.でも,一つ思ったんですが,リーマンショック,即ち,リーマンブラザーズの破綻という「事件」が起こるとは限りません.そういう「事件」が特に起こることもなく,不動産価格や株価や日本円がずるずると下げて,気づいたら...ということもあるわけです.

 リーマンショックもそうですが,そういうことの「せいにしてる」だけで,実際は,関係ないというか,たまたまなだけかもしれません(例えば,今そういうことがあったら,米中貿易戦争のせいとかにするとか.2年前ならブレグジットのせいとか).

 思い返すと,日本のバブルの崩壊のときは,そういう「事件」は,特に何も起こらない中,不動産価格も株価も壮絶に下げていきました.いろいろ「事件」が起こったのは,その後のことです.ですから,もう何かが起こり始めてるのかもしれません(短-28-06).

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11/14'18
[だんだん寒く]
(日記)

 平年より気温は高いらしいのですが,それでもだんだん寒くなってきました.歳をとると思うのは,以前より寒さに対する抵抗力がfなくなってくるというか,寒いのに耐えられなくなって来る気がします.夏の猛暑もしんどいですが,寒い方が辛いかなあ.

 と思ったのですが,暑いのより寒い方がしんどいのは,私の場合,若いときからそうですね.でも,そのしんどさの加減が歳をとるとより大きくなって来てるのは間違いないと思います.これから益々寒くなっていくと思うと(夏に向かって暑くなっていくより)憂鬱です.

 もっと歳をとるとどうなるのかなあ.いざとなったら,暖かいところに住む? でも,それだとスキーに行けない? でも,寒いのが辛いのなら,そもそもスキーになんて行く?

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11/14'18b
[社会的地位とお金]

 やりたいようにやったらいいと再三書いてますが,何がやりたいかは,人それぞれで,やりたいと言っても,ただ自分がやりたいってことだけじゃなくて,人の役に立つことをやりたいとかも含めての話(でもそれって,結局,自分のためなんですけどね)なんですが,やりたいことがよくわからない人も多いんだと思います.

 そうすると,何となく回りの雰囲気で決まってくる場合が多いのかな.例えば,勉強して,一流大学に入って,大企業に就職して,偉くなって,給料たくさんもらって,プライベートでは,結婚して子供作って幸せ?な家庭をもって,みたいな.つまりは,(ものすごくありきたりな言い方をすると)物差しが自分じゃなくて,世の中というか他人ってことですね.

 でもまあ,それでも成功した人生なんでしょう.ポイント?は,「社会的地位とお金」ですかね.ですから,会社員でなくても,起業した場合も同じですし,研究者,芸術家,スポーツ選手,芸能人とかも似たような考えの人は結構いると思います.

 逆に言うと,社会的地位もお金も得られなかったけど,やりたいことやって何かを成し遂げた(と本人が思う)人生が最高なんじゃないかと思うわけです.もちろん,「結果的に」社会的地位もお金が得られることもあるけど,そんなことは,全く意味がなくて,あくまで結果なわけで,「社会的地位とお金」を得るために費やした人生とは全然違うと思うんですよね.

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 私自身は,そういうつもりでやってきたつもりなんですが,正直に書くと,結構危うい場面もあったと思います.博士をとって東大に就職したときは,ずっと東大にいたいと思っていたと思いますし,筑波大に来てからしばらくは,東大に帰りたいとも思ってましたからね(今から考えるとしょぼい話).

 どうしてそう思っていたかは,今となってはよくわからないのですが,それがそういうことだったとすると,結構危ない話で,もしそういうことになっていたら,今頃どうなってたのかなあと考えると,危なかったとも思うんですよね.

 実際にどうなったかはわからないのですが,いろんなとりまとめ的な仕事に追われて,やりたい研究が今以上にできなくなって,でも,責任上,放り出すわけにも行かず,にっちもさっちも行かなくなってたかもしれません.

 とは言いながら,筑波大で昇進の話を断ることまではしなかったわけで(○○長の話は断ったけど),でも,そのおかげで,余計で面倒な仕事は確実に増えたわけで,中途半端というか,バランス感覚というか,なるようになってる気もするし,このまま何とか最後まで辿り着けそうな気もするのですが,うーん,これでいいのかなあ.

 いずれにしても,これまでのことは,どうでもいいというか,変えられないので,問題は,これからどうするかです.定年までもうそんなにないんですが,それまでの時間って,リタイア後の準備という意味も含めて重要だと思うのですが,当たり前ですが,それまでに「やっておかないといけないこと」があると思うんですよね.

 でも,今までの経験からすると,「やっておかないといけないこと」って,だいたいできませんよね.だから,それでいいってわけにも行かないのですが,まあなるようになるって感じかな.

 結局は,どこかで「変な」スイッチが入るのか入らないのかってことなんですが,入ったときにできる状況にはしておかないと,とは思いますね.

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11/14'18c
[やりたいこと]

 やりたいことやったらいいと再三書いてますが,よく考えたら,何がやりたいかって実はよくわからないというか,これがやりたいと思っても,ほんとにやりたいのかどうかなんて結構あやふやですよね.

 例えば,小さい頃から,勉強しなさいと言われて,あるいは,ピアノとかスポーツとかやらされて,得意になって,人よりできるようになって,それが「やりたい」と思ってるだけ,つまりは,洗脳されてるだけかもしれません.

 でも,そうだとしたら,抗うことは難しいですよね.だって,洗脳されてるんですから.もっと大きなところで言うと,何度も書いてるように,DNAに書いてあるってこともある(本能)わけです.

 でも,人間には,考える力があるわけですから,そういうことを乗り越えられるような気もするのですが,なかなか難しいかなあ.でも,それができたら,ふつーの人ができない何かができるというか,何か新しい世界があるような気もするんですよね.

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11/15'18
[誰も見ていなくても]

 でも,なかなか難しい,というか,非常に難しいんでしょうね.ほんとにやりたいかどうかは,無給でもやるかと問えばわかると書きましたが(仕事が楽しいからやりたいことやってると言う奴は結構いるけど,無給でもやるかと言うと途端に黙る),更に,誰も見ていなくても,誰も評価してくれなくてもやるか,ということなわけです.

 そこに山があるから登ると言った人がいましたが,前人未踏の地を踏みたいってことは,そういう形で評価してもらいたいってことですからね.ここまで来ると,ほとんどの人にとって,不可能にすら思えてきます.

 でも,だからこそ,それでもやりたいのなら,やる意味があるとも思うんですよね.その実,いろいろめんどくさいことがめんどくさい(笑),無用なしがらみを排して,ほんとにわかり合える家族や友人達とだけつき合って行きたいってことでもあるんですが,全く対外発表を行わずに純粋な知的探究のみで研究して行けるか,全く人前で弾くことなくピアノを弾いていけるか,バドミントンは,人と打つので難しいけど,スキーやゴルフなら,ただひたすら技術や競技力を磨き続けることは,できるか(そういう意味では,バドミントンだって,そういう取り組み方もできるはずだし,それこそが本来の目的のはず),世の中や経済のことで自分が正しいと思う考えをもっていても,誰に話すこともなくそれを着々と実行して,誰にも知られず巨万の富を築くことができるのか,いろいろ面白いこと思いついても,このサイトに書かずに,自分の中だけにしまっておけるか,ってことですからね.

 と書いて思ったんですが,どれもできそうな気がします.ピアノは,年1回だけ人前で弾く機会があるのですが,なくても行ける気もします(ピアノプロジェは,人前で弾くというより,音楽を通してわかり合えるという方が大きい).実際,既に書きましたが,中学から高校にかけてってそうだったし,それはそれで楽しかったですからね.

 バドミントン,スキー,ゴルフについては,既にそういう取り組み方をしてると思います.時々,技術や競技力を確認したくもなるんですが,年に1回とか,せいぜい数回でも大丈夫な気がします.スキーに至っては,自分で滑ればわかるので,全くなくても大丈夫かな.

 世の中とか経済とか,生き方的なこのサイトの記事は,書かなくても大丈夫というよりは,書いても大丈夫というか,一方的に私が勝手に書いてるだけなので(この記事もそう),それで,余計なことに巻き込まれることも全くないわけで.まさにいいとこどりって感じですかね.

 要は,やる気三要素である,内的熟達,人とのつながり,報酬の中の,人とのつながり,報酬を排して,内的熟達のみに集中ってことで,まさに内的熟達生活を送るってことなんですが,「一人時々みんな」ってことは,全く一人というわけではなくて,わかり合える家族や友人達とはつき合って行くわけですし,このサイトもあるわけですからね.

 あとは,リタイア後,余計な仕事をしないで済むようにという意味では,意外と重要なのは,お金だったりするわけですが,支出をコントロールすることもそうですが,日運や短運もそうですが,しっかり資保を確立することも大事ですかね.

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11/15'18b
[暴落とか起こっても]
(経済)

 ガソリンなんですが,原油が急落してるので,そのうち下がると思うんですが,なかなか下がらないです(ずっと154円のまま).

 1等のクーポンが11/20までなので(笑),そのくらいまでは,待ってみますか.

 ちなみに原油先物ですが,まだ売りにはなってないとの判断です.こんだけ急落して大丈夫なの?と思う人もいると思うのですが,買ったのは,3/22なので(途中で一度ロールオーバー),まだ益がある状態です.

 で,思ったんですが,既に何らかの形で大量の株式をもってる人って,買値がいくらとかは関係ないわけで,暴落とか起こっても,資産がその分減るだけで,別に大したことないのかもしれませんね.

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11/15'18c
[隠れてる]
(経済)

 7-9月期のGDPの発表があって,マイナスになったけど,地震や風水害などの自然災害の影響で一時的なものだという報道です.ほんとですかー?

 こういうのよくあるんですが,目先説明がつくことのせいにして,もっと大きな流れを全く見ないってことがあります.目立つところにそういうことがあると,そっちに目が行って,もっと重要なことが隠れてることに気づかないというか,目をつぶるということがあるわけで,経済の流れに限らず,注意しないといけないことです.

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11/15'18d
[○イザップ]
(経済)

 ○イザップについて,再三,批判的なことを書いて来ましたが(140918180211181014),多角化が裏目に出て,大幅増益が一転して,大赤字で,株価もストップ安だそうです.コト消費とかもっともらしいようなこと言って,結局は,金儲けがしたいだけで,結局,このザマです.同じようなことしてる企業いっぱいありますよねー.

 で,株価を見てみたんですが,ここ1年の下げがすごいですね.まるでバブルの崩壊じゃん.ていうか,株価の先行性ってやっぱすごいですね(赤字転落の発表は今日).

 

 で,この企業のその後についても見てみました.こんな感じです.

 

 こちらもどんどん下げてますね(既に,WC決勝(笑)のときの半分以下).月旅行,行けますかね?

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11/15'18e
[寒くなってきて]
(体, バドミントン)

 打つのは,10日に1回にして,体の動きを洗練することを意識して体を動かすことですが,週に1,2回程度ですが,何とかずっと続けていますし,着実に動けるようになっても来ていると思うのですが,寒くなってきて,急激に億劫になってきました.体を動かすのが億劫なのではなくて,寒いところに行くのが億劫ということです(多分).

 だとすると,そこのところを何とかするってことですよね.これも創意工夫ってことですが,うまく行くかどうかはわかりませんが,いろいろやってみようとは思います.

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11/15'18f
[できる範囲で]
(ピアノ)

 ピアノですが,ピアノプロジェまで4週を切って,やばいなーというのは,相変わらずですが,去年のような追い込まれ方ではないです.それは,去年よりは,弾けているというわけではなくて,人前で弾くことが目的ではないという感じになってきて,弾けるだけ弾けばいいってことですかね(でも,それは,ここんとこずっとそうかな).

 ただ,去年は,全く練習しなかったというか,週に何日か通して一度弾くだけだったんですが,今年は,少しは練習してます.と言っても,弾けないところがあると,2,3回ゆっくり繰り返すくらいなんですが,当たり前なんですが,練習した方が弾けるようになります(笑).

 でも,この曲を弾けるようになるのにどれくらいの練習が必要か的には,全然足りてないわけで,弾けるようにならないのは,当たり前なわけです.逆に言えば,しっかり時間をとって練習すれば,弾けるようになるってことです.

 でも,そんな時間もないし,そんな気にもならないのなら,仕方ないわけで,でも,多くの人の人前でピアノを弾く目的は,自分がピアノが弾けることを示すことなんでしょうが,私の場合は,曲の紹介とか,私は,この曲をこう表現するということですからね.

 でも,練習が足りなくて,自分の思うように表現するところまでは行かないという状況で,どう弾くかは,ちょっと問題です.これまでは,流れを止めたくないので,とにかく止まらずに弾いてたんですが,曲の紹介ということなら,止まっても音を正確に伝えた方がいいかもしれないし,弾き間違えたら,弾き直すのも一つの考えかもしれません.

 でも,そういうことしたことないので,ちょっと難しいというか,慣れないことはしない方がいいかなあ.

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11/16'18
[歳のせいとも]

 と書いたのですが,何年か前,真冬でもコートを着ないでも寒くなかったときもあったので,歳のせいというわけじゃなくて,「今はそう」というだけかもしれませんね.つまりは,昔と比べて衰えたようなことがあったとしても,歳のせいとは限らず,逆に言えば,これから盛り返すようなこともあるのかもしれません.

 ちなみに,暖かいところに住むくらいなら(真夏の暑いときと同様に),がっつり暖房使った方がよっぽど安上がりだし,普段の生活も快適でしょう.ポイントは,(真夏のくそ暑い時間帯と同様に)夜とか朝早くとか寒いときに外に出ないような生活スタイルにするには,ってことですかね.

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11/17'18
(生活)

 ガソリンですが,今日ようやく151円(実際は,カードで3円引きと1等で3円引きの145円)に下がっていたので入れました.待ってれば,もっと下がったかもしれませんが,もう大分残り少なかったし,本来なら半分切ったら入れてますからね.でも,40リットル以上入れたので,全部で300円近い差になりました(笑).って,たった300円なんですけどね.

 それにしても,原油先物の下げの割に反応が悪いのは,どういうことですかね?

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11/17'18b
[日運や短運と資保]
(運用)

 日運や短運は,余剰資金で一か八かなのに対して,資保は,リタイア後の資金を減らさないためのものということで,日運や短運は,値動きが大きい中小証券株を空売りすることもあるけど,資保は,外貨や商品先物を買ったり,生き残る可能性が高くて,潰れる確率も低い大企業の株を買いだけやるってことなんですが,何か変な感じがしてきました.というのは,本質的にどちらも差はないのではないかということです.

 例えば,日本経済がやばそうだというときにとるべき行動は,どんなに優良でも株を買うのではなく,売るべきでしょう.一旦は,円高になるでしょうが,経済破綻まで行けば,円安になってものすごいインフレになりますし,商品(先物)も一旦下げた後,逆に暴騰することになります.

 いずれにしても,資産を現金だけでもつのは,大きなリスクがあるわけで,それを不動産にしておくか,株や外貨や商品にしておくか,逆に空売りしておくかということで,そういう意味では,日運と資保も本質的には同じことなのでしょう.

 じゃあ,この中で何を使うかですが,まず,不動産は(リートを空売りしたりしない限りは)買いしかできないのが最大の問題です.外貨(FX)は,一般の人には一番なじみがありますが,日本だけではなく世界経済がこければ,どうしようもありません(そして,その可能性は高い).商品は,一番いいとは思うのですが,いかんせん,実質,金(ゴールド),白金,原油の三銘柄しかないというのが...

 ということで,やっぱり,株が一番使いやすいのかなとは思いますね.買いだけではなく,売りもできますし,銘柄もものすごくたくさんあって,例えば,原油先物を買う代わりに石油元売り会社の株を買えば,似たような効果があります.そういう意味では,日運や短運のpfは,相場全体と高いベータ値で連動する中小証券を使っているのですが,投資をしている会社なら,同じような効果があることになります.

 例えば,大手商社ですが,設備投資なしに商売の対象を自由に変えられるということや大企業で優秀な人材が集まるということもありますが,彼らがいわゆる「冬の時代」を経て何をしてここまで盛り返して来たかというと,新興国需要を見込んだエネルギーを主体とした投資ですよね.逆に言えば,そこがこけて,経済全体が沈んで行けば,一蓮托生なわけで,経済全体と連動する,つまり,買えるときに買うだけでなく,経済がやばいと思ったら,売るのが正解でしょう.メガバンクやいまや投資会社に成り下がったソフトバンクも対象になるかもしれません.

 ただし,大企業の大型株は,中小証券株よりも値動きが小さいので,ローリスクローリターンとは言えるわけで,そういう意味では,日運や短運というより資保ということかもしれませんが,実質的にその違いはないんだと思います.

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 要は,もうすぐ仕事を失うにあたって,運用というよりは,いかにして資産を減らさないようにするか,なんですが,現金でもっていても,ほとんど金利は付かないどころか,インフレになれば,実質,どんどん目減りするわけで,経済破綻まで行くかどうかはともかく,円安や原油高になれば,物価が上がって,確実に生活は苦しくなります.実際,日銀は,インフレにしようと躍起ですし,笛吹けど踊らずかと思いきや,生活に必要なものの値段は,確実に値上がりしていますし,多くの人がぼーっとしている中で,何かが進行しているような気がします.

 そういうわけで,資保ということだったんですが,それは,外貨や商品先物や大手商社株などを買えるときに買うということだったんですが,買えるときに買うということは,買えないときは,現金なわけで,そういう中でインフレが進行すれば,目減りが起こってるわけで,そういう時に,例えば,大手商社株が買えないと判断するのであれば,空売りして,判断通りに株価が下がれば,目減りを防げるわけです.

 もちろん,いつも正しい判断ができるとは限らないのですが,何らかの形で資産を形成しなければならないわけで,その一部を現金でもつというのは,デフレという判断をしたときで,これまでは,それでよかったんですが,これからはそうも行かないということでしょうか.

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11/18'18
[なおかつ,それを行動に起こす]
(経済, 生き方)

 もっと平たく言えば,貯金なんかしててもだめってことです.じゃあ,どうするかってことで,株は怖いけど,投資信託ならという感じで,国もNISAとかイデコとかで投信全面推しなんですが,人任せにして儲かるのなら簡単な話で,まさに飛んで火に入る何とかってとこでしょう.

 何度も同じこと書いてる気がしますが,国が考えてることは,借金の踏み倒しで,それは,インフレにするか,極端な場合は,まさに借金の踏み倒し,即ち,国債のデフォルトですし,そうなれば,国債をもってる銀行が潰れて,預金(貯金)がパーになって,借金返済です.

 家を買うというのは,現金の一部を不動産に変えておくという効果はあるのですが,それは,不動産価格が長期的に上昇しているときの話で,そうでなければ,確実に値下がりする株を買うようなものです(ローンを組んで借金してなければ,家に住み続けることはできますが,3000万円で買ったものの価値があっという間に500万になってしまうのは嫌ですよね).

 じゃあ,どうしたらいいか,つまりは,現金以外の何らかの形に変えておく必要があるのですが,それは,不動産,株式,外貨,商品などがあるのですが,いずれも「買う」というだけではなく,「売る」ということも組み合わせないといけないということでしょう.なかなか難しいことだとは思うのですが,リスクヘッジになる「組み合わせ」(例えば,株を売って外貨を買うとか,その逆とか)について,どこかで書きましたが,それも一つの方法かもしれません.

 でも,一番重要なのは,やはり,相場観でしょう.つまりは,日本,あるいは,世界の経済がこれからどうなって行くと思うのかということです.そして,それを冷静に考えたとき,ある程度の見識がある人なら,楽観的に見る人はまずいないと思います.

 でも,経済番組を見ると,専門家?と言われる連中は,業績は好調でまだまだ行けるとか,強気一辺倒なんですが(最近の例だと,10月に株価が急落する前は,アメリカ中間選挙後は,かならず株価は上昇しているから,今は買いだと連呼していた),それは,そうやって,○ホな人達を騙して,自分達だけが抜け駆けしようとしてるからで,これは,世の中全体の縮図でもあります.

 ですから,しっかり考えて,なおかつ,それを行動に起こすことが重要で,これは,あらゆることに共通することです.そして,お金の問題については,確かに必要以上のお金は要らないんですが,生きて行くのに必要なお金は必要ですし,それさえあれば,それ以上お金を稼ぐだけのために働く必要もなくなり,ほんとにやりたいことができるわけです.

 でも,若くても年老いても,いつかは,働けなくなるので,そういうときにどういう状況かは,まさに死活問題だと思いますし,そこまで行かなくても,国の無能(その実,目先の経済を回すことに乗っかる多くの国民の無能)で自分の資産がある日を境に1/10になってしまうのは,嫌だし腹立たしい限りですからね.

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 じゃあ,私自身がどうするか,ですが,一部の余剰資金だけではなく,資保のように資産全体について,外貨や商品先物や大手商社などの大型株の買いだけではなく,(空)売りもやるってことでしょうか.

 うーん,感覚的には,やっぱり,怖いですかねー.別に儲ける必要はなくて,資産を守れればいいんですけどねー.

 でも,例えば,今は外貨は,売り買い半々(米ドル,豪ドル,英ポンドは売りで,ユーロ,加ドル,南アランドは買い)という判断で,実際には,加ドルだけ買ってる状態(それ以外の部分は現金のまま)なのですが,全部玉を建てればトータルでは±0なので,実は,そんなにリスクはないのかもしれません.

 例えば,株式なら,買えるものと買えない(売れる)ものを探して,買えるものを買い,売れるものを売るという方法もあるかもしれませんね.あーでも,それじゃあ,何かが起こったとき,相場は大きく動くので,リスクヘッジ(資産を守る)ことにならないか.なかなか難しいですね.

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 リスクヘッジということでは,やはり,いろんなものに分散するということでしょうか.対象は,不動産,株式,外貨,商品といろいろあって,不動産は,買いしかできない(REITの空売りしかできない)し,流動性が低いので除外するとして,株式,外貨,商品ということなんですが,株式に銘柄がいろいろあるので,分散するということもありますし,買いだけではなく,売りも,というのもリスク分散ということですかね.

 じゃあ,売るときに何を売るかですが,大企業は,潰れる可能性が低いから大型株を買う,ということではなく,ベンチャーとか小さい会社の小型株の方が暴騰する可能性があるので,売るのは怖い,つまり,売るなら大型株ということはあるかもしれません.

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11/18'18b
[全然余裕]
(世の中)

 第一次世界大戦が終わって100年ということで,何かの式典が行われ,フランスのMクロン大統領がナショナリズムの台頭に警鐘をならす演説をして,そこにいたTランプが苦々しい顔をして,ということなんですが,どう思いますか?

 Tランプがやってることは,めちゃくちゃですが,彼を選んだのは,アメリカ国民です.つまり,めちゃくちゃなのは,アメリカ国民ってことですよね.そして,それは,日本も全く同じ構図ですし,ヨーロッパもどんどんそうなってきています.

 要は,みんな自分に余裕がなくなってきて,他の国の人達のことになんか構ってられなくなってきたって言い分なんですが,ほんとにそうですか? 例えば,メキシコ国境に押しかけてる人達って,国も家も何もかも捨てて,着の身着のままで歩いてきてるんですよね.そんな人達に比べたら全然余裕なんじゃないですか?

 多額の寄付をしろとか,国境まで行って,ボランティア活動をしろということではなくて,減税とかやってないで,せめて税金を少し余計に払うくらいのことはできるのでは?

 いやいや,経済成長しないといけない? 昨日より今日,今日より明日が豊かにならなければならない? 食べるものがあって,雨露や暑さ寒さをしのげてゆっくり休める家があれば,それで充分じゃないですか.

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11/18'18c
[必修科目]

 最近,経済とか資産運用とか保全とか,そういった記事が多いのですが,それは,日運とか短運は,一か八かで好きでやってるってことだったんですが,世の中の様子が急速におかしくなってきて,経済破綻にまっしぐら,と同時に,私自身,もうすぐ定年で仕事を失うわけで,対策が急務ということもありますし,これから働いていく若い人達にとっても,汗水垂らして稼いだお金が水泡に帰さないようにということはあります.

 つまりは,しっかり働いて稼ぐのは,もちろんですが,世の中に騙されずに,余計で無駄なものに支出しない経済感覚に加えて,給料の一部を貯金ではなく,どうやって運用するか,増やさなくても減らさないようにするか,というのも必修科目になったということですかね.

 背景にあるのは,経済成長,即ち,資本主義の行き詰まりで,経済成長しないということは,金利なんかつかないわけで,経済が行き詰まってインフレになればアウトで,銀行に預けておけば,金利が付く,家を買っておけば,借りるより得したなんて時代は,終わったということです.そして,今という時代の特殊性としては,多くの人は,それに気づかず,というか,気づいていても,誰もブレーキを踏むことができず,それどころか,国や金融機関や経済界が一体となって,国民を騙して目先の経済を回して,むりくり経済成長しているようにして,莫大な借金を将来につけ回してることで,まさに必修科目の修得は待ったなし(ただし,勉強なんかしてもだめで,しっかり自分の頭で考えること)ということでしょう.

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11/18'18d
[全く発想を変える]
(バドミントン, 体)

 体の動きを洗練することを意識して体を動かすことですが,寒いということなら,暖かい昼間にやってはどうか,ということで,大学構内でそういう場所がないかぐるぐる歩き回って探してみました.でも...うーん,ないことはないのですが,なんか気が乗らない...気が乗らないということは,続かないということでしょう.

 ということで,全く発想を変えることにして,今日から始めました.続くかどうか,というか,これでどのくらい効果があるかどうかはわかりませんが,それは,時々打つときに確認できます.でも,バドミントンはともかく,それ以前に体を整えるという意味では,この方がいいと思います.

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11/19'18
[デセプションって「そういうもの」]
(バドミントン)

 筑バドのFBに吹田先生から,奥原さんのストロークプロダクションについての投稿がありました.

 

 注目すべきは,最後のバックハンドなどではなく(これは単に相手が前に詰めたところをクリアを打ったら決まっただけ),1,2球目で,まさに,このサイトで再三書いている高次の動きができています.見るとわかりますが,体の動きから想像されるより一瞬遅く球が出ています.つまり,それだけ溜められているということで,その間にコースやショットを変えてデセプションをかけることができます(一般レベルなら,一発目のクリアで,後ろに追い込まれるか一歩も動けない.二発目のカットもクロスに見える).

 山口茜さんもこの点が非常に優れていることは,何度も書いている通りです.トリッキーなプレーが特徴だとよく言われていますが,そんなことは,全然関係ありません.でも,彼女自身もそれが特徴というようなことを言っていたので,だとすると,自分のよさがわかっていない,つまり,伸び悩んでいるのは,それが原因かもしれません.

 それで,奥原さんの動画を見て思ったんですが,1,2球目でそういうすごいショットを打っているにも関わらず,相手は平然と返しているように見えますし,逆に奥原さんがバック奥に追い込まれて,前に詰められたところを起死回生のバックハンドクリアということなんですが,どういうことでしょうか.

 デセプションをかけてる方は,あれ?このデセプション効かないのかな?この相手には通じないのかな?と思ってしまうかもしれませんが,そんなことはありません.

 なぜなら,デセプションって「そういうもの」だからです.つまり,決まるときは決まるけど,決まらないときは決まらないのがデセプションなんですね.そもそも,相手が球を読もうとしなければ,デセプションは,効かないし,たまたま読みが当たることもあるし,その辺のが「うまく噛み合った」ときだけ決まるものだからです.

 でも,うまく噛み合わなくても,デセプションをかけ続けることが大事で,それは,機会を増やして,うまく噛み合う確率を上げるということもありますし,噛み合わずに決まらなくても,だんだん,動きが遅れて来て,確実に相手にダメージを与えることができるからです.

 デセプションというと,相手を騙すという感じですが,そうではなく,ひたすらしっかり溜めて,脱力した状態から体の動きやストロークの中で力を徐々に加えていく高次の動きをすることだと思います.つまり,普段からそういう意識をもってプレーすることなんですが,奥原さんのストロークを見ると,関節が柔らかくて可動域が広くしないと,とてもここまではできないですかね.

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 奥原さんのクリアを見て思い出したのは,M本君のことです.と言っても,わかる人は,ほとんどいないと思いますが,つくば市のサークルでよく打ったことがありますが,彼って,こういうクリアが打てるんですよ(みんなのけぞってた).彼のことを一種天才じゃないかとどこかで書いたのは,そういうことですが,じゃあ,彼がどのくらいの選手だったかと言うと,もちろん,強いのですが,全国レベルということはありません.

 つまりは,そういうことができるだけではなく,やはり,フィジカルも必要なのは,言うまでもありません.喩えて言うなら,1-2秒が卓越した地震動が建物の大きな被害を引き起こすのではなく,1-2秒応答が大きい地震動が建物の大きな被害を引き起こすということでしょうか(この喩えは,少なくともバドミントン関係者には,全く意味不明かな(笑).要は,フィジカルも大事ってことです).

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 もう総合が来週なんですが,筑波大バドミントン部から現役はもちろんOBOGもたくさん出るので,楽しみです.で,香山や安田がどういう山に入るのか気になるので,組み合わせを,と思って,つらつら見ていたんですが,まだなんですね.で,一つ驚いたことが...

 FBでOGの綿矢が出ると書いてあったので,ダブルスで全日本社会人か何かで上位に入ったんだなと何となく思ってたんですが,そのパートナーが...山口茜さんでした.高校の先輩後輩ですし,なくもないとは思うのですが,何か想像がつかない(笑)組み合わせですね.でも,ある意味,注目されると思うので,頑張って欲しいです.

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11/19'18b
[驚きと驚きはないこと]
(世の中)

 ○ルロス・○ーン逮捕,驚きましたね.彼が法外な報酬をもらってることは,何度かこのサイトで書きましたが,それ以上にもらってたということになりますし,それを誤魔化してた,というか,誤魔化せてたというのが更に驚きです.

 でも,彼がやってたことも所詮金儲けですし,そういう人は,必要以上のお金は要らないどころか,いくらもらっても虚偽報告してでも脱税してでも,もっともらいたいので,そういう点では,別に驚きはありませんかね.

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11/19'18c
[なかなか難儀]
(経済)

 とは言え,必要なお金は必要なので,この件は,何とかしなければいけません.でも,いろいろ考えたり,検討したりしてるのですが,なかなか難儀です(でも,これはこれで結構楽しんでるけど).何らかの事情で,例えば,体を壊して働けなくなって,○歳まで生きるとして,何とか今のような生活をしていくために必要なお金を,インフレとか経済危機とか国の財政破綻とか,考え得る経済状態の変化から守るというだけなんですけどね.

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11/20'18
[人生の成功者]

 ○ルロス・○ーン報道一色なのですが,彼は,日本では圧倒的な報酬の高さにも関わらず,自分の報酬の低さに不満をもっていたそうで,それは,海外の他の自動車連合グループのトップに比べて低いということだったらしいです.

 あるいは,彼自身,お金そのものには興味がないというか,得たお金をどう使うかには興味がなくて,自分の評価としての報酬,即ち,高い報酬が得られることが自分への評価であり,海外の自動車連合グループのトップに比べて,報酬が低いことに大きな不満をもっていたということらしいです.

 これって,別に彼に限った話じゃなくて,経済界にいる人間,そこで「成功」(括弧付き)した人間はだいたいそうですよね(中にはそうでない奴もいるが).それは,やってることが所詮金儲けなので,得られる報酬で評価が決まるという悲しい性ということですし,そもそも,報酬という評価,即ち,他人に評価してもらわないとだめってのがしょぼすぎて,笑っちゃいませんか.

 逆に言えば,大した給料ももらってないし,社会的評価も得られてないけど,自分がやってることに意味や意義をしっかり持ってる人もいるわけで,そういう生き方をしている人の方が人生の成功者だと思いますけどね.

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 でも,このサイトで,再三,やりたいことやったらいいと書いてる的には,(今回の不正行為は断じてだめですが,そうでなければ)金儲けだろうが何だろうが,彼もやりたいことやってるんだからいいじゃないかと言う人もいるかもしれません.

 それはそうなんですが,問題は,そういう「成功者」を人生の成功者であるかのように崇め奉る風潮というか,スポーツ選手でも芸能人でも財界人でも,お金をたくさん稼ぐ人間が成功者みたいに言うメディアの問題で,なおかつ,そういう素養の低い「成功者」が変なこと言ったりしたりして世論をミスリードするのが最悪です.

 そして,経済成長が止まってきた現状で,ゼロサムの中で,極一部の人間が自分の評価のために法外な報酬を得ると,その分,世の中にとってほんとに必要なことしてちゃんと働いてるのに,食いっぱぐれる人間が激増するわけで,社会の仕組みとしても大問題です(短+28+06).

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11/20'18b
[8050万]
(生活, 経済)

 なかなか難儀なんですが,いい機会なので,あらためてよく考えてみることにします.

 再三書いているように,私は必要以上のお金は要りません.でも,今くらいの生活はして行きたいと思ってますし,あと10年弱で仕事を失うこと,目先の経済を回したり,自分が所属する組織の利益のためとか,大学なら学生のためにならないこととか,やり甲斐のない仕事とか,そこまで行かなくても,私でないとできない仕事をお金のためにするということは,もうしたくないこと,更には,日本はもちろんのこと,世界のリーダー?達の無能さ加減とそれを支持する(目先自分さえよければいいという)衆愚状態を見たとき,日本あるいは世界経済の破綻リスクを考えると,自分がどうやって今くらいの生活をして行くかは,大問題ということです.

 具体的に考えてみます.今の経済状態で今の生活をするには,住居費(家賃)も含めて年300万くらい必要です.そうすると,定年の65から100まで生きてしまうとすると必要な額は,300万×35年=1億500万となります.歳をとるに従って,活動量も減るとは思うのですが,その分,あるいは,それ以上に医療費とか,体のメンテナンスにかかる額も増えるかもしれませんが,ストレスを溜める余計な仕事をしないことで,それは何とかトントンの抑えるということでしょうか(希望的観測1).

 年金はもらえるとは思うのですが,国家財政が破綻することを考えると,生きて行くのに最小限の国民年金相当額の年70万までは覚悟しておく必要があるでしょう.そうすると,必要額は,(300-70)万×35年=8050万となります.つまり,定年までに8050万確保して,それ以降,これをどう守って行くか,ということなわけです.

 その一部を持ち家にしている人も多いと思いますが,私は,それは,できれば避けたいです.これは,買った方が得か借りたい方が得かという議論なので,ここでは省きますが,借りた方が得に決まってる,つまり,家を買えば,8050万じゃ足りないってことなので,とりあえず,ここでは,何とか借りられて8050万あればいいということにします(希望的観測2).

 というか,8050万必要って,やばくないですか? 年300万で,この額ですよ(しかも,2つの希望的観測あり).何らかの形でそれだけの財を有している人がどのくらいいるのでしょうか? そう考えると,年金が破綻したらどうなるか,考えるだけでもおぞましいことですよね(まさに姥捨て山状態.ていうか,早く死ねってことか.心穏やかに病気で苦しまずにそれができたらそれでもOKだけど,それはそれで至難の業).

 逆に言えば,しっかり準備しておきましょうということですが,この8050万を貯めるのもそうですが,守るのも容易なことではありません.現金だと,(経済危機で最初は一時的に円高になっても)経済破綻で円安になってインフレになれば,あっという間に目減りして行って,行き着く先は,紙くずです.

 例えば,株式として保有するということなら,何銘柄かに分散しても,かなりの大型株でないとだめですし(日運や短運のpfでは,8050万はちょっときつい),そもそも,配当分権利落ち日に株価が下げることを考えると,その分,株価が上昇しないといけないってことで,国家財政が破綻に向かうような経済状態で,株価が右肩上がりのわけはありません.

 株式以外だと,外貨(FX)と商品先物はあるんですが,外貨は,世界経済がやばくなればだめですし,商品先物も8050万はきついかな.金(ゴールド)なら,現物も含めて,全然行けると思いますが,金(ゴールド)一点買いというのも怖いですよね.

 ということで,買いだけではなく,売りも含めた大型株のpfを組む必要があるということになりますかね.株式なので,(空)売りもできて,やばいという相場観をもったときにも対応できます.原油先物の代わりに石油元売り会社株と書きましたが,金(ゴールド)の代わりに資源株ということも考えられます.そういう意味では,大手商社は,資源株でもあるので,まさにpfを組むには,もってこいかもしれません.売りをやるとすると,50単元の空売り規制がうざいですが,大手商社株は,(少なくとも非大手証券株よりは)株価が高いものが多いですし,金融株としては,みずほFGは,株価が安くて使えませんが(これってひょっとして空売り対策?),三井住友や三菱UFJなら使えるかもしれません.

 結論としては,外貨,商品先物,商社株を対象とした資保のやり方を踏襲しつつも,商社株は,買いだけではなく売りもやるということと,枠を広げるってことですかね.

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11/20'18c
[全日本総合]
(バドミントン)

 今日は,(10日に一度の)教職員の練習に行ったので,総合に出る選手達の練習を見ることができました.大事な時期だし,下手なことは書けないので書きませんが,「おっ」と思う選手はいました.でも,西野とちょっと話したんですが,調子云々じゃなくて,ここまで来たらやるしかないってことですよね(ちなみに組み合わせですが,前日発表みたいです).

 そもそも,総合という日本最高の舞台に上がれるだけですごいことですし,思いっきりプレーしたらいいんだと思います.でも,今日見てて思ったのは,重要なのは,やはりショットの正確性で,少しでも甘くなると途端に厳しくなるし,しっかり厳しい球を続けていれば,必ずチャンスは来るということですね.

 ちなみに,総合というのは,全日本総合のことで,全日本社会人や全日本学生など,全日本の大会の上位進出者が出場するという,全日本を全部まとめた(総合した)ということなんですが,バドミントン関係者は,全日本総合のことをオールジャパンと言ってるみたいですが,オールジャパンだと単なる全日本なので,正確にはオールオールジャパン(全全日本)ですかね(笑).

 あるいは,単に全日本バドミントン選手権大会とかにする(これだとオールジャパンでいいことになる)という手もありますし,他の競技は,だいたいそうだと思うのですが,他の競技のことは,よく知らないですが,全日本のいろんな大会を勝ち上がって,最後に日本一を決めるというのは,悪くないですし,全日本総合という名称も,おそらく,バドミントン独特のものなので,これはこれでいいような気がします.

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 総合の組み合わせですが,以前は,もっと早く決まってたんじゃないかなと思って,この辺の記事を見てみたら,11/30に組み合わせが決まって,12/1が本選なので,やっぱり,前日ですね.こういう記憶って,結構いい加減ですね.

 ちなみにこの年は,村松がシングルで8に入ったんですね.懐かしいなー.もう13年前かー.

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11/21'18
[世の中や経済に対してどういう見通しをもつか]
(世の中, 経済)

 この話の続きですが,普通に行けば,家とかマンションを買って住むところを確保しておいて,65過ぎても働き続けるってことなんでしょう.政府が多少なりともまともなのなら,年金財政が破綻するのなら,その前に年金支給年齢を70とか75まで引き上げるというのがありそうな話でしょうか(老体にむち打って働いて体を壊して病気になって死ねば,国も働く本人も本望?).

 多くの人は,そういう感じなんでしょうが,私は,やりたいこと,やり甲斐のあることが仕事と重ねられるのなら,仕事を続けてもいいですが,そうではない,私でなくてもできる仕事をしてお金を稼ぐのは,さっさと卒業したいし,(研究以外の)仕事以外にやることはいくらでもあるし,早く死ねるとしても病気になって苦しむのはやっぱり嫌ですからね.

 でも,それには,8050万必要で,なおかつ,それを守って行かないといけないわけで,なかなか,難しいことなんですが,他にやりたいことはいくらでもあるし,やり甲斐のない仕事をするよりは,そっちを選ぶということでしょうか.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,結局,自分が世の中や経済に対してどういう見通しをもつかということですよね.1990年までの高度成長期なら,銀行に預けておいても金利が付いたし,家を買っておけば値上がりしました.あるいは,1990年バブル崩壊以降のデフレ時代は,逆に現金でもっていれば,物価がどんどん下がって貨幣価値が上がっていきました.簡単な時代だったと思います(でも,バブル期以降,そういう見通しをもって敢えて家を買わずに賃貸にした人はそんなにいないかも).

 問題は,これからです.人口増加や経済成長は頭打ちだし,それでも目先の経済を回そうと躍起で,経済の失速は避けられないとすると,デフレが続くかと思いきや,莫大な借金を抱えた国が財政破綻すると円安になって,輸入品が値上がりしてインフレになるわけですし,保護貿易とかブロック経済というようなことになれば,日本はのたれ死にです.

 外貨や商品先物を買っておくとしても,経済が悪くなれば,逆に円高,商品安になるわけで,でも,そこから,更に悪くなって経済破綻まで行くと,円安,商品高になるわけです.つまり,経済危機が来た時,そこから持ち直すのか,奈落の底へ転落するのかで,天と地ほどの差が生じるわけです(真っ暗の中で買える人間がいないのは,これが理由).

 何度も書いていますが,私の世の中や経済に対する見通しは,長期的にはネガティブです.でも,目先上がったり下がったりはするでしょう.今がまさにそうですが,長期的にネガティブという意見をもつ人が多いと思いますが,目先,例えば,東京五輪までもたせないと困る人も多いわけで(そんなの知ったこっちゃないけど),どこでピークアウトするかのババ抜き状態になってるわけです.

 ですから,長期的には,日本売り,世界経済売りのスタンスをとりつつも,目先の様子を見て(と言っても,1日10分だけ判断して)売ったり買ったりということでやって行くということでしょうか.そういう意味では,資保の対象である,外貨,商品先物,大手商社金融株を買いだけではなく,売りもやるということですかね(短-28).

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11/21'18b
[それが仕事]
(経済, 生活)

 言い方を変えると,研究とか学生の研究指導とか,(無給でも)やりたいことができるうちは,仕事をするけど,それ以外の大学の仕事のような仕事には,興味がないしやりたくもないので(講義はやってもいいけど無給ならやらない),今の生活を維持できるお金があれば,もうやらないってことで,でも,そのためには,(年金がやばいことになることを考えると)8050万必要なので,これを何とか守って行く,つまりは,「それが仕事」みたいなことになるってことでしょうか.

 実際,そのときの世の中や経済状態を見て,これからどうなるかの見通しを立てて,株式や外貨や商品先物を売買するわけで,それを職業としている人達もいっぱいいるわけですからね.でも,そういう人達の目的は,金儲けなんでしょうが,私の場合は,自分の資産を何とか守れればいいわけですし,世の中や経済の状態を観察して分析することは,まさに研究対象で,地震動の性質と建物被害の関係を探求することと同様,無給でもやりたいことでもあるわけです.

 とは言え,今費やしてる時間は,1日10分だけなんですが,ということは,時給にしたらとんでもないことになる? いや,守るだけなら,一銭も稼がないのだから,時給は0円か(笑).でも,そうだとしても,資産が実質目減りすることを防げたら,稼いだのと同じ効果があるわけですし,運用をするわけで,守ると言っても,結果的に益が出れば,時給?が発生するんですが,稼ぐよりは,損しない運用をすべしということですかね(でも,それが難しいんですけどね).

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11/21'18c
[年300万]
(生活)

 今の生活を維持するのに年300万と書いてますが,これは,だいたいこれくらいかなというのもありますし,何にどのくらいお金を使ってるのかなと思って,記録したことがあって,そのときの結果によるものです.年300万というと,世の中的には,ワーキングプアかよって感じでしょうが,私としては,やりたいことや欲しいものを我慢しているということは,全くありません.つまり,これ以上は,要らないってことです.

 住んでるところは,80平米あって,日当たりがよくて,防音室付きのグランドピアノも入れられて,ご近所トラブルも全くないし,車は,もう10年以上乗ってますが,バリバリの四駆でスキーにも行けて何の問題もないし,買い換えたいとも思いません.ご飯は,そのとき一番食べたいものを食べてますし.食べたいものが外食のときは外食しますし,バドミントンとかスキーとかゴルフとかもやりたいと思うだけやってるし(家族や友人達とは,できれば,もうちょっと会いたいとは思うけど),これ以上,何が必要なんですかね?

 とは言え,実際には,バドミントンとかスキーとかゴルフは,そんなにやってません.バドミントンは,今は10日に1回だし,スキーにもそんなに行けないし,ゴルフに至っては,年数回コースに出て,その前に練習場に行くくらいです.でも,年300万というのは,バドミントンなら週二,スキーとかゴルフも行きたいだけ行ったら(例えば,スキーならシーズン20日くらい,ゴルフなら月一でコースに出るくらい)の額なので,今は,300万も使ってないんだと思います.

 でも,スキーなら平日新幹線の激安パック(東京から越後湯沢までリフト券入れて8000円以下)で行くでしょうし,ゴルフも平日なら4000円くらいで,ちゃんとしたコースはいくらでもありますからね.バドミントンならシャトル代と体育館代で1回500円くらいだし,トレーニングするのにお金なんかかからないし,グランドピアノは100万,防音室は運送費入れて30万くらいだったけど,もう20年以上使ってるし,6畳の部屋一部屋余計に借りても+月1万くらいだし,いろんなことを研究したり,このサイトに文章を書くのに必要なのは,パソコンと通信量が1ヶ月2000円もかからないし,要は,やりたいことやるのにそんなにお金なんかかからないってことです.

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11/22'18
[研究テーマを探す]

 「準備」の中で,最重要なものは,やはり「やること探し」でしょう.定年になっても,お金が必要なのでまだまだ働かないいけない(ということにして),というのが主流?なんでしょうが,死ぬまで働けるわけじゃないので,単なる先延ばしとも言えますし,私は,折角なので,今までと違う生き方をしてみたいとも思うんですよね.

 でも,それには,今の仕事,それも研究以外の大学の仕事ではなく,研究に代わる,というか,匹敵する「やること」が必要です.でも,これって,超難題ですよね.でも,難しいからこそやってやろうとも思うんですよね.

 そして,それは,「研究テーマを探す」ということでしょう.つまり,今仕事でやってる研究に代わる研究テーマを探すってことですね.もちろん,今の研究テーマも続けて行きますが,大学にいなくてもできることになってしまうので,そういう中でどういうことをやるか,あるいは,今の研究テーマ以外の研究テーマを見つけることが必要になります.

 ていうか,「研究テーマを探す」こと自体が研究かもしれません.生き方研究ってそういうことですからね.もちろん,ピアノだってバドミントンだって何でも研究ですが,研究である以上,趣味に毛が生えた程度のものでは話にならなくて,単に調べたり勉強したりではなく,何かを産み出すものでないと,やり甲斐もありません.つまり,そういうものを見つけないといけないってことで,超難題ということです.

 理想としては,興味があるというのは,もちろんですが,難しいけど,めんどくさいけど,他の人なら苦痛に感じるけど自分はそうでもなくて,何とかできそうだというようなことでしょうか.

 とは言っときながら,自堕落にだらだら過ごすというのも捨てがたい(笑)ので,まあ,その気になったら,ってことですが,そんなことで何かを産み出すことなんかできんのか?ってことでしょうが,今までそんな感じでやってきたので(笑),なるようになればって感じですかね.

 つまりは,違う生き方をしてみたいと言っておきながら,生き方自体は変わらないわけで,要は,研究以外のやりたくない仕事をやりたくないってだけの話かもしれませんね(やっぱり,生来の怠け者だなあ).

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11/22'18b
[結構な話とやばい話]
(経済)

 さっき,(早回しで見た)WBSで,物価がじりじり上がってるけど,30歳以下の若い人達の消費性向が10年前と比べてかなり落ちてて,男性が12%減,女性が5%減ということで,困ったもんですねー,一体どうしたらいいでしょうねー,という感じなのですが,その大きな要因の一つとして,飲酒や喫煙をしなくなったことがあって,というところで,番組は,終わったんですが,酒も煙草も体に悪いだけのものだし,それ以外にも余計なことに金使わなくて,結構な話じゃないですか.

 もちろん,それだけじゃなくて,欲しいものがないとか,将来が不安で貯金してるって人が多いんでしょうが,何度も書いてるように,貯金では,やばいですよ.じゃあ,マンション買ったり,頑張って投資ってことで,節税にもなるからNISAとか投信って,もっとやばいですよ.

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11/23'18
[趣味に毛が生えた程度のもの]

 趣味に毛が生えた程度のものでは話にならないと書きましたが,それが対価としてお金がもらえるってことなんじゃないの? だから,私は仕事をするんだよ,と言う人もいると思いますが,それが大きな間違いというか落とし穴だと思うんですよね.

 その仕事,ほんとに世の中の役に立ってますか? 単なる金儲けでは? そんなことしてて楽しいですか? ほんとに楽しいなら,お金なんかもらえなくても,無給でもやるんじゃないですか?

 でも,そうだとしても,やっぱり,趣味に毛が生えた程度のものでは話にならないと思います.もちろん,それでも下手の横好きでも充分楽しいというのなら,それはそれで無敵ですが,私は,そうではないということです.

 でも,それには,他者評価になどよらす,自分でしっかり評価する必要があるので,これもかなりの難題だと思います.でも,難しいからこそ,チャレンジしたいとも思うんですよね.

 そして,これは,今までやってきたことと大きな違いはありません.地震動の性質と建物被害の関係を探求して来て,成果を出して論文を書いて,評価もしていただきましたが,それは,評価をしてもらうためにやって来たわけじゃなくて,ただ純粋に地震動の性質と建物被害の関係を探求して来ただけで,評価はあくまで結果ですからね.

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 でも,仕事をやめてもやることないし,お金はあっても困るもんじゃないし,やっぱり働くという人が多いような気がします.人それぞれなので,それはそれでいいんですが,やぱり,よく考えることが必要だとは思います.

 私としては,やりたいことは,いくらでもあるし,ないとしても,やりたくない仕事して余計なことに巻き込まれてまで,余計なお金を稼ぐのは,ばかげているし,貴重な人生の時間の無駄だと思うんですよね.

 やりたいことがないのなら,まずは,探すことでしょう.つまりは,それで食べていかないと行けないという条件がはずれた状態で,つまりは,無給でもやるのかという条件下で,何がやりたいかをよく考えるということです.そして,それが仕事なのなら,仕事をすることもありでしょう.

 私も研究や学生の研究指導だけすればいい,あるいは,若い人達といろいろ議論しながら,若い人達を育てながら,研究して行くような仕事なら,無給でもやると思いますしね.

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 でも,そういうこととは別に,歳をとったら「隠居」したい,という思いもあるんですよね.どこかで書きましたが,誰かといっしょに仕事とか何かするときに,年寄り扱いされるくらいなら,もうそういうことを離れて(年寄り同士つき合っても,超つまんなそうだし),真にわかり合える人達だけとつき合いながら,どこかでひっそり内的熟達的に過ごして行きたいとも思うんですよね.

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11/23'18b
[大手総合商社株]
(相場)

 この件ですが,余剰資金ならともかく,資産を守るためにその対象を資産全体に拡大すること,正確には,それは既にやっているので,買いだけではなく売りもやることに怖さはやはりあります.でも,こういうことに怖さを感じるのはとても重要なことで,ここは,冷静に,それが怖いという単なる感情なのか,客観的に考えてどうなのか,ということです.

 買いとか売りとかいうのは,どういうことかと言うと,これから上がるのか下がるのかということです.そう考えると,目先少し押しているとは言え,ここ10年で高値圏にあるものを更に上がると思って買うのと,ここからは下がると思って,売るのとは,どっこいどっこいな気がします.

 日運や短運では,非大手証券を使ってるんですが,何度か書いているように,証券株は,バブル崩壊前と似た動きをしていて,既にかなり下げてて,売っても値動きが今一で,一方の大手総合商社株は,まだ高値圏にあります.

 そもそも,どうして非大手証券だったかと言うと,経済全体と連動する日経平均やTOPIXと連動して,なおかつ,値動きが大きい非大手証券ということだったんですが,じゃあ,大手総合商社は,どうかと言うと,まさに経済全体と連動するもので,実際,昔は,ラーメンからロケットまでと言われてたように,ありとあらゆるものを取り扱っていますし,そもそも,会社ががんがん投資をしているので,経済全体との連動性も高いです.

 加えて,超大型株です.その割に値動きは大きいですし,出来高ができるので,値が飛ばないということがあります.例えば,非大手証券株で計算上年利60%で回せたとしても,500円の株価が1円値が飛んで,短運で1年で50回売買すると,実際の収益は,1.6*(1-1/500)**50=1.45,即ち,45%,100回なら,1.6*(1-1/500)**100=1.31,即ち,31%まで目減りしてしまいます.それなら,実質,大手総合商社株も非大手証券株も大して変わらない気がします.更に,大手総合商社株の株価は,2000円くらいするので,空売り規制マックスの5000株売ると1銘柄で1000万まで空売りできるというのも大きいです.

 うーん,でも,1銘柄で1000万売るのは,やっぱり,感覚的にちょっと怖いですし,全財産を大手総合商社株でヘッジすることは,ありえないので(外貨や商品先物も使うので),現実的には,今の枠を倍くらいに増やして,買いだけでなく売りもやるというのが現実的ですかね.

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11/23'18c
[週に1回くらいは]
(体)

 今日は,東京でK子さんと会って,いろんな話をしながら,あちこち歩き回ったんですが(ほんとは,こども図書館だったけど休みだった),ちょうどいい運動というほどでもないのですが,帰りの電車では,疲れてずっと寝てました.ていうか,このくらいの運動というか体を動かすこと,週に1回くらいはやった方がいい気がします.

 今は無理だけど,仕事をリタイアしたら,シーズン中は,晴耕雨読で週に1回くらい天気がいい日にスキーに行ったらいいと思うんですが,シーズンオフは何がいいかなあ.ゴルフは,そんなに運動にならない気もするけど,意外と歩くし,いいかもしんないんですが,週1回もコースに出たいとは思わないですかね.バドミントンは,ちょっと激しいかなあ.

 ていうか,リタイアしてからというより,今どうするかですよね.今は寒くてやってないんですが,体の動きを洗練することを意識して,ゆっくり脱力してフットワークやるのって,(バドミントンの競技力向上にも)いい気がするんですよね.でも,フットワークって,同じ場所を行ったり来たりするので,「やる場所」が必要なんですよね.

 例えば,晴耕雨読で天気がいい日に週1くらいで大学まで歩いて行くというのは,ありとは思うんですが(職員宿舎に住んでた時は,毎日,歩いて(半分走って)行ってたこともあった),移動しながらフットワーク的なことってできたりするんですかね?

 うーん,でも,バドミントンの競技力はともかく,体を整える的には,週に1回くらいそこそこの運動するより,日常生活の中で,まめに体を動かすことの方がいい気がします.

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11/24'18
[大阪万博]
(世の中, 経済)

 2025年の万博,大阪に決まったんですね.まー競争相手がロシアのよくわからない都市と旧ソ連のよくわからない国(口悪(笑))じゃあ,最初から勝負は決まってたようなものでしょう.

 これで,A倍さんとかいろんな人が言ってるように,東京五輪の後の,日本国民の夢と目標ができた(ほんとかよ?)ということになって,目論見通り? というか,目論見通りに行きますかね?

 前回の時は,1964年に東京五輪,1970年に大阪万博でしたから,タイミング的には,ほぼ同じですが,そのときはどうだったかと言うと,昭和40年代始めは,いわゆる「証券不況」で(周期的には,バブルの崩壊の30年前で,世界恐慌の30年後),山一證券が潰れそうになり,日銀特融が行われた大不況でした.つまりは,1970年の大阪万博まで「もたなかった」ってことです.

 そして,そのとき,即ち,高度成長期と今とでは,状況が全然違いますよね.1970年の大阪万博を官僚として関わったS屋太一さんは,今の若い人達の状況を「欲なし,夢なし,やる気なし」と言ってましたが,それは,若い人達に問題があるのではなく,そういう時代ってことです.だって,そんなに頑張らなくても食べては行けますからね.

 でも,欲とか夢なんか要りませんよね.そんなものなくても,面白いこと,やりたいことならやりますから.そして,大概のことは,そんなにお金なんかかけなくても,できることだと思います.

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 1970年の大阪万博ですが,小学生だったので,当時のことは憶えています.報道では,6400万人が行ったということなんですが,私の中のイメージは,日本のどこかで万博というものをやってるという感じでしたかね.福岡のセレブ?な人達は,ボーイング727で大阪まで万博に行くというようなことが言われてましたが(山陽新幹線は,まだ開通していない),私は行きたいとも言わなかったと思いますし,両親も行く価値があるところという認識はなかったんでしょう.

 でも,いろんな国のいろんなパビリオンがあって,本屋さんでガイドブックみたいなものを見て(あるいは,買ってきたかも),眺めるくらいのことはしてたかな.太陽の塔もそうですが,なぜか,ソ連館のイメージが強くて,1970年の大阪万博というと,太陽の塔とソ連館がぱっと頭に浮かびます.

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 万博と言えば,つくば万博には,行きました.でも,わざわざ行ったんじゃなくて,当時,大学生で給付の奨学金をもらっていて,その集まりということだったんですけどね.でも,その次の年だったかな,ディズニーランドがオープンして,でも,そのときは,バドミントン部の試合かなんかで行けなくて,どっちかと言うと,ディズニーの方に行きたかったかな.

 人気のパビリオンには,長蛇の列で入れなくて,かろうじてメガネをかけて3Dの映像を見るというのに入れました.ハイビジョンの映像も見ましたが,そんなに強い印象はなかったですかね.あと,万博の後,湖(大きな池?)沿いの道路沿いの確か中華料理屋でみんなでご飯を食べたんですが,あそこがどこだったのかなあというのは,なぜか今でも気になってます.

 つくば万博と言えば,既にどこかで書きましたが(でも,ちょっと検索したけど出てこなかった),20年後の自分に手紙を書くということで,研究者か官僚になれたらいいと思ってるけど,はてさて,という感じだったと思いますが,20年後ちゃんと届いて(でもどうやって住所を特定したんだろ?),ちゃんと研究者になっていて,めでたしめでたしって感じでした(笑).

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11/24'18b
[ようやくわかってきた]

 ようやくわかってきたんですが,若いときと歳をとってからは,生き方は違って然るべしということです.

 例えば,スポーツですが,私の場合,バドミントンなんですが,若いときは,練習すればするほど,トレーニングすればするほど強くなりました.大して練習もトレーニングもしてなかった,し過ぎるというところまで行かなかったということなんでしょうが,いずれにしても,これは,「スクラップ&ビルド」です.つまり,壊して作るということですね.具体的には,筋トレというのは,筋肉に負荷を掛けてダメージを与えて,アミノ酸を補充することで修復して,(なぜか)修復をちょっと通り過ぎて超回復が起こるという現象です.

 これは,スポーツに限らずなんでもそうで,若いときに,無理をすることは,非常に重要なんですね.そういう意味では,今の若い人達は,無理をしないので,こんなんで大丈夫かよとは思いますかね(でも,私もそうでしたが,頑張れるときは頑張れるけど,頑張れないときは,頑張れないんですよね).

 でも,これを歳をとっても続けるとやばいことになります.具体的には,「スクラップ&ビルド」のビルドができなくなってくるのでスクラップ,つまり,壊れたまんまになっちゃうんですね.この過ちを私は40代のときに犯してしまって,ようやく50代になってから,抑制することができるようになりました.

 これは,スポーツに限らず,仕事でもそうですね.それを定年過ぎてからも働けとかやってると「スクラップ」,つまり,病気になったり,体を壊したり,死んじゃったりするわけです.

 そして,問題は,その「境目」がどこにあるかでしょう.スポーツなら,40代半ばくらいだったと思いますが,仕事だとどうなのかなあ.50代半ば,つまりは,本来の定年の歳って感じもしますが,実際は,その10年後なので,それをどううまく調整するかですし,問題は,やっぱり(何十年と続くかもしれない)その後ですよね.

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 それは,単に強度を落とすということではなく,やり方を変えるということもあるでしょう.スポーツとかトレーニングなら,例えば,バドミントンなら,関節や筋肉の柔軟性をキープするようなことが必要だったなあと思います.というのは,一度硬くなったものを元に戻すのは,至難だからです.私は元々そんなに体が柔らかい方ではないのですが,これは,(ストレッチの重要性に気づいていたにも関わらず)失敗したと思います.

 でも,これ以上は,やばいということもありますし,今からできることをするしかありません.そして,それは,スポーツ以外の仕事とか活動全般についてもそうですね.

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11/24'18c
[死ぬことを意識して生きるかどうか]

 若いときと歳をとってから生き方を変える的には,死ぬことを意識して生きるかどうかってこともありますね.私の場合は,何度か書いてますが,その境目は,30代始めだったと思います.もちろん,若いときも,いつかは死ぬとは思ってましたが,おそらく,多くの若い人達はそうだと思いますが,あまり実感がないというか,先のことは考えないというか,半永久的に人生が続くみたいな感じでした.

 でも,個人的にいろんなことがあって,30を過ぎたくらいにそういうことを意識するというか,それは,残り時間が限られているというよりは,人生が半永久的に続くことが逆にしんどくなったんですね.

 30代は,そんな感じで過ごしていたと思うのですが,40を過ぎると,今度は,残り時間を意識するようになりました.でも,それは,いつか死ぬとか残り時間が限られてるということもありますが,30代の考え的には,ちょっとほっとするところもあるわけで,その辺のバランスがとれてきたって感じでしょうか.そして,50を過ぎると,もう(第一の)人生が実質終わるわけで,ほんとにあっという間だと思いますね.

 で,死ぬことを意識して生きるかどうかですが,まさにそういうバランスをうまくとることなんでしょう.「近く,時々,遠く」というのは,そういうことです.でも,当たり前ですが,例えば,テストを受けるのに制限時間を知らされずに,突然,「はい終わりー」と言われるとあんまりいい点はとれない(笑)ような気がするので,やはり,そういうことをある程度意識するのは必要なことだと思います.とは言え,いつ,突然,「はい終わりー」って言われるかもしんないのが人生なんですけどね.

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11/25'18
[閉鎖]
(大学)

 今日は,つくばマラソンで,大学構内がスタートとゴールになるので(昨日,既に設営がなされてました),朝早くから16:30まで,車はもちろん,路線バスでも大学にアクセスできなくなってしまいます.つまり,交通手段が全くなくなるんですね.

 調べてみると,一部の駐車場が解放されているのですが,そこも許可証がないと駐められないみたいで,要は,この日の日中は,大学に来れないってことです.これってどうなんでしょうか? その日に大学で仕事しないといけない場合はどうする? 事前に何か申請する? でもそういう連絡は全く来ないので,週末なら,何の知らせもなく一日大学を実質閉鎖しても何の問題もないって認識なんでしょうか?

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11/25'18b
[何か変な感じ]
(日運, 資保)

 この件ですが,何か変な感じがしてきました.日運や短運は,余剰資金で一か八か,資保は,大事な資産を守るためとは言え,やってることは同じなわけです.しかも,日運や短運は,経済全体と最も連動性が高く,期待値も高い非大手証券が対象で,一方の資産を守る資保がそれより連動性が低く,期待値も低い大手総合商社って,話があべこべな気がしてきました.

 つまりは,日運とか短運とか資保とか言ったって,結局,やるべきことは変わらないわけで,だとすれば,期待値の高い日運や短運の枠を広げるのが筋かもしれないわけです.

 ただ,非大手証券のpfは,出来高が足りずに値が飛んだり,5000株までしか売れないという空売り規制の問題があって,枠を広げるのは,なかなか難しいというのが実情で,要は,枠を広げるに当たって,そういうことも加味して,大手総合商社など次善?の銘柄を追加すべきということかもしれません.

 あとは,非大手証券同士は,非常に連動性が高いので,当たったときはリターンも大きいですが,はずれたときのリスクを考えると,商社のような他の業種も入れてpfを組んでおくというのも一つの考え方です.そういう意味では,建設や銀行なども組み入れるのもありかもしれません.

 建設で気になるのは,やはり大地震です.日運や短運で買いの玉が建ってるときは,大地震対策でその1/4だけ中堅建設株を買ってるのですが(1995年兵庫県南部地震や2011年東北地方太平洋沖地震が起こったとき,株価全体は暴落したが,建設株は,その4倍暴騰した),これは,建設株を空売りしているときに大地震が起こると大変なことになるということです(首都直下地震が起これば,1995年兵庫県南部地震や2011年東北地方太平洋沖地震のとき以上の大惨事になるでしょうからね).

 でも,それ以外の銘柄も空売りしていれば,トントンなので,要は,建設株の建玉は,全体の1/4に収めればいいってことですかね.でも,それはそれでなかなか難しい気もしますが.

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11/25'18c
[回内回外と内旋外旋]
(バドミントン)

 何日か前の筑波大バドミントン部のFBにOBの新田から投稿があったんですが,中身的には,回内回外の動画が紹介されていて,それに対して意見と募るという感じで,現役の選手が何人か返答していました.

 紹介されてる動画は明らかに間違っていて,思ったのは,インターネットで便利な世の中になったけど,まさに玉石混交というか,いい加減な情報もいっぱいあるんだなということでしょうか.

 まず,回内回外というのは,リストスタンドをした状態で前腕の長軸を中心とした回転が定義ですから,動画のようにリストスタンドを解除するとそもそも回内回外ではありませんし,そもそも,リストスタンドを解除すると,回内回外が使えないので,やり方として間違ってます.でも,これだと打てないのでどうするか,ということが議論になってるのですが,それは,簡単な話で,回内回外「だけ」では,打てないというだけのことです.

 じゃあ,何が必要かというと,内旋外旋です.つまり,回内回外と内旋外旋を組み合わせることでストロークが生まれる,更には,下半身→腰の回転→上半身の捻り→肩の回転→内旋外旋→回内回外と大きい筋肉から小さい筋肉に時間差をもって連動することが大きなヘッドスピードを生むということなんですが,最も重要なのは,内旋外旋→回内回外です.追い込まれて下半身が使えない状態やダブルスのような素速い動きが必要な場合など,この「肘先」の運動の重要性は,益々高まってるんですが,そもそも,ここで8〜9割のストロークが生み出されると言ってもいいでしょう(試しに突っ立ったまま,全く肩を回さずに回内と内旋だけで打ってみてください,これでかなりのショットが打てるはずです).

 ストロークの中での内旋外旋のイメージが湧かないという人は,野球のピッチャーの上半身が正面を向いて,肘が前に出て来て手がまだ後方にある瞬間の写真を見るといいと思いますが(下の写真の真ん中),一流のピッチャーほどありえないほど肘に対して手が後方に残っていて,つまり,内旋する前の外旋した状態がものすごいです.バドミントンもの同様の写真があると思いますが,回内前の回外を合わせてラケットのヘッドが背中につくくらいになってると思います.

 

 でも,これが難しいんですよね.とにかく重要なのが肘の柔軟性です.とてもチャプマンのようなところまでは曲がらないですし,私は,40代半ばから急速にストローク力が落ちてきたと思うのですが,それは,筋力が落ちたと言うよりは,(今にして思えば)この肘の柔軟性だと思います.実際,チャプマンは,ピッチング前に肘の柔軟性を高めるストレッチをかなり念入りにやってますしね(ピッチングの場合は,ラケットの長さに相当するところが,手首から指先までしかないので,回内回外より内旋外旋が重要).

 じゃあ,私もそういうストレッチをやればいいじゃんってことなんですが,やってるんですが,一度硬くなったものは,もうかなり厳しいです.インパクトのところからするとスタティックだと45度くらいですかね(チャプマンは90度以上).可動域は,喩えるなら,飛行機が離陸するための滑走路の長さですから,それが半分以下では,話になりません.

 でも,上腕の長さは,一尺の定義,即ち,30〜40cmくらいですし,ラケットの長さはもっと長くて,力のモーメントの「腕の長さ」も全然違うし,回内回外なら90度回るので,(ピッチングとは逆に)回内回外を中心に考えるのが正解でしょう.つまりは,下半身→腰の回転→上半身の捻り→肩の回転→内旋外旋は,回内回外で振ってストロークできる位置を作るというイメージでしょうか.

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11/26'18
[意識]
(バドミントン)

 手首や肘の柔軟性もありますが,一番重要なのは,「そういう動きをしっかり意識しているか」です.実際,これができたときは,自分でも驚くほど球が「行きます」し,そういうトレーニングをした効果って,筋力や柔軟性が増したというより,そういう意識づけができたってことが大きいと思うんですよね.実際,過去,ある回内回外のトレーニング法を思いついたら,絶大な効果があって,でも,効果がありすぎて,ものすごい肘痛になったことがありました.

 でも,そのときは,絶大な効果があったんですが,そういう「意識」って,だんだん薄れてくるというか,意識し続けることって非常に難しいですし,そもそも,ゲームの中で手首や肘の使い方を意識しないと打てないようでは話になりません.

 そうすると,無意識にできるまでトレーニング,あるいは,歳をとってからではだめなので,若いうちにってことなんですが,それも違ってて,やっぱり(何度か書いてますが)「無意識」ではなく「無意識に意識」だと思うんですよね.

 でも,これも果てしなく難しくて,それができるようにいろいろやってるんですが,なかなかうまく行かなくて,でも,それを追究し続けるのが面白いってところもあるわけです(短+04).

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[全日本シニア]
(バドミントン)

 東大バドミントン部OGのS村のFBに全日本シニアの記事があったので,そっか,全日本シニアやってたのかと思い出しました.

 上位をざーっと見ただけですが,吉野君が(まだ)頑張ってて,40代シングルで8なんですが,(またまた?)準々決勝で藤本(ホセマリ)と当たって,って感じ? 私の世代だと江藤さんが優勝なんですが,茨城の井上さんが準決でいいゲームをしてて,これって茨城に全国トップクラスの選手がいるってことですね(そう言えば,最近は,森さんの名前は見ない気がする).

 あとは,松井さんが70代で8って感じなんですが,驚いたのは,80代シングルなんてーのがあることです.すごすぎませんか?

 あっ,30代女子シングルの福井ってのは,柴村のことですね.決勝で負けちゃったみたいですが,相手は,梅津でした(どちらも全日本総合出場者).

 私は,もうこういうレベルからは,かけ離れたところに落ち込んでしまった感じですが,焦らずじっくり体を整えることを続けて,まずは,県大会に出られるくらいまでにして,そうすれば,井上さんと試合することもできるでしょうから,同世代のトップレベルがどのくらいかもわかるでしょう.

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11/26'18b
[働いてない]

 昨日寝るときにちらっと見てた番組で,海外からの留学生がタクシーに乗って,自分のおじいちゃんくらいの年齢の人が運転手で,つまり,そんな年齢でまだ働いてて,ありえない,超びっくりした,と言ってました.彼の国というか,一般的に言えば,50半ばを過ぎると仕事を辞めてリタイアするのが普通でしょうし,何度も書いてますが,人生50年論的にもその方が自然です.

 今の日本の場合,少子高齢化が激烈に進行中で,年金不足,人手不足ということで,歳をとっても働くのがいいみたいなことにしていろいろ洗脳しようというよからぬ動きが丸見えですが,元々働くことが美徳みたいなところはありますよね.

 そもそも,働くというのは,どういうことでしょうか? それは,何かをしてそれに対してお金をもらうということです(何て単純).お金をもらうということは(資本主義的には)何かの役に立ってるのだから,というのが前提にあるのですが,そうでもないことは,世の中のいろんな変な動きを見ていれば明らかでしょう.

 つまりは,歳をとっても働くのかってことなんですが,もちろん,人それぞれでいいと思うんですが,そういう思い込みはあるってことですかね(でも,思い込みって重要なんですけどね).

 で,私ですが,働くの定義に照らして,今までの自分を振り返ってみたんですが,今更ながら驚いたことに,全く「働いてない」ことに気づきました.

 どういうことかと言うと,私が大学の教員になったのは,研究したかったからで,仕事をしてお金をもらうという感覚は,ほとんどないんですね.もちろん,研究以外のやらないといけない仕事はちゃんとしているのですが,それは,やりたい研究をして食べて行けるという環境を確保するためで,生活に必要なお金を稼ぐために働いているという意識は,ほとんどありません.

 税金泥棒と言う人もいるかもしれませんが,研究成果出して,結果的にそれが地震災害軽減に繋がって,あるいは,学生の研究指導を通して優秀な人材を育ててるんですから,とやかく言われる筋合いはありませんが,そういうことをしてその対価としてお金をもらってるという感覚はないんですね.今の給料を研究成果の対価というのなら恐ろしいほど安すぎるし,資本主義の枠組み的には,給料は,研究以外の仕事に対してもらってるってことでしょう.

 でも,これって,おそらく,世間の多くの人とは,全く違うんでしょう.つまりは,歳をとっても働くのがいいみたいな最大公約数的なことが当てはまるはずもなく,そもそも,(お金を得るために)「働きたくない」わけで(そんなことするくらいなら,支出をコントロールする方が遥かに楽),こういう(生来の怠け者の)私がどうすべきかは,明らかな感じもします.

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 要は,何に達成感や充実感を感じるのかってことですよね.世の多くを占める?働きたい人は,何か仕事をして,その対価として,お金をもらったり,世の中の役に立ってると(勝手に)思えることに達成感や充実感を感じるということなのでしょう.

 私の場合,そこが全然違うんですね.対価としてのお金には全く興味がないですし,世の中の役に立つというのも,うーん,結果的にそうなればいいとは思いますが,それが目的になることはないですかね.

 つまり,こういうことは,人それぞれなので,どういうことをするのが一番自分の能力が発揮されるのか,達成感や充実感を感じるのか,よく考えるってことですかね.そして,私の場合,それは,「働く」ことではないってことです.

 でも,やる気三要素ランキング的には,内的熟達→人とのつながり→報酬なので,お金などの報酬や世の中の役に立つという人とのつながりより,内的熟達に達成感や充実感を感じる人間の方が成功すると思いますけどね.

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11/26'18c
[失敗した?]
(バドミントン, 体)

 バドミントンでは失敗したと書いてますが,確かにそれはそうですが,それは,バドミントンの世界の中での話であって,全体からしたら成功した方なんだと思います.だって,同世代の多くは,メタボとかで太ってて,バドミントンの競技力とかスポーツはおろか,体もまともに動かず,それどころか,何かしらの病気とか高血圧とか血糖値が云々とかそんな感じの人も多いんでしょうからね.

 私に関して言えば,体重は,20代のときより少し増えましたが,+5kgくらいかな.健康診断の数値も問題があるところはほとんどありません.筋トレとかはしてませんが,体もまあまだ充分に引き締まってると思いますしね.

 じゃあ,バドミントンの何が失敗したかというと,もちろん,競技力のことです.40くらいまでは順調に来ていたと思います.でも,ただ練習して,ただトレーニングしてただけなんですけどね(ほんと簡単な話).

 それでどこまで行ったかと言うと,さすがに同世代のトップまでは,行けませんでしたが,感覚的には,エベレストの頂上が見える5〜6合目までは,来られた感じはしました.

 でも,40を過ぎて,それまでのやり方をそのまま続けてしまったこともありますが(というか,筑波大バドミントン部の練習に混ざって,それまで以上の負荷がかかる練習までしてた),歳をとって何が重要か(例えば,しっかりストレッチをして柔軟性を維持することとか)がわかってなかったと思います.5〜6合目までは,来られたと書きましたが,今はどういう状況かと言うと,悪天候で下山を余儀なくされ,ベースキャンプに逆戻りといった感じです.

 と書いたのですが,そうなのかな?と思い始めました.40を過ぎて,筑波大に来てから,競技力がどんどん落ちていったのですが,上で書いたこともありますが,原因不明の体調不良みたいなこともありましたし,やっぱり,怪我が多かったですね.30代の頃より仕事してましたしね(笑).

 一番ひどかったのは,股関節で,今でも治ってない(というか完治はしないと思う)のですが,まともに歩けないというか,座ってるのも辛いくらいでしたからね.

 でも,そういういろんな要素を排除しても,思い返すと,着実に競技力は衰えて行ったと思います.歳をとるので当たり前ってことなんでしょうが,同世代の人達に対してもってことです.

 これは,未だによくわかりません.単に私の能力の問題かもしれませんが,バドミントンの世界の中ではそうでも,全体からすると全然ましな方なので,偏差値80だと思っていたら70程度だったというだけの話かもしれません.

 でも,思い返すと,練習量も確実に減っていきましたかね.そして,どうして練習量が減るかと言うと,体がしんどいということもありますが,バドミントンそのものに対する熱みたいなことはあると思います.

 うーん,でも,どうなのかなあ.シングルがんがんできるところがあったら,練習するような気もするんですけどね.そういう意味では,毎週のように松井さんとシングルやってた頃は,やっぱり,環境的に恵まれてたし,ほんと幸せだったなあと思いますね(今は10日に1回,教職員の練習に行ってるけど,ダブルスのゲームなんかやるより,森さんや和所さんと基礎打ちとかフリーで打ってるときが一番楽しい).

 そういう意味では,今でも筑波大バドミントン部の練習に混ざることはできるわけですから,やはり,自分の競技力の問題ですかね(自分が相手をしてもらうのではなく,何らかの形で彼らに与えるものが必要なので).そういう意味では,藤原は,もちろんですが,女子のレギュラーでない選手達の相手になるくらいまで何とか戻せればとは思うんですけどね.

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11/26'18d
[元の木阿弥?]
(経済)

 今朝のモーサテだったか,ブラックフライデー?で買い物をしているアメリカ人にインタビューしていて,その人は「株が上がって懐具合がいいので妻に車を買うよ」と言ってました.どう思いますか?

 AベノミクスやTランプラリーで,借金をどんどん将来に先送りして,目先の経済を回して,株が上がって,めでたしめでたし? そんなムシのいい話があると思いますか? 株が上がって懐具合がよくなって散財して,株が暴落したらどうなりますか? 元の木阿弥では,済まされませんよね.

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11/27'18
[70歳就業]

 政府が70歳就業に向けて義務化検討というニュースが流れてました.要は,年金足りないから70まで働けってことですね(体壊して病気になって死んでくれれば,なおよしと思ってるのかもしれませんが,実際は,体壊しただけで却って医療費がかかって,本人も苦しみ続けることになる).

 私個人的には,上で書いたように今の生活(今の物価水準で年300万必要)ができるのなら,働きたくなんかありません.一方で,研究とか学生の研究指導とかは,私にとって「働く」ことではなく,単純にやりたいことなので,それが70までできるのならありがたい話です.

 でも,再三書いてるように,両者は「セット」になっていて,研究とか学生の研究指導をするには,講義はともかく,それ以外のやりたくない仕事をやらないといけないわけで,やりたいことをやりたい度とやりたくないことをやりたくない度の綱引きなんですが,だんだん後者が勝ってきてる感じがします.

 いつ「定年70」になるかはわかりませんが,場合によっては,65までなら何とか頑張れると思ったけど,70まではムリーとなったら,辞めるのが逆に早くなるかもしれません(が,それはそれでOK).

 それを引き留める何かがあるとすれば,それは,やはり,どれだけ研究とか学生の研究指導をして行きたいと思えるかでしょう.学生の研究指導と言っても,ちゃんとやりなさいとか,大学出て来なさいとか,そんなレベルの話なら,それはもう研究指導でも何でもないわけで,今の状況は,確かにそういう学生もいますが,ちゃんとやってる学生はちゃんとやってるので,まだ全然大丈夫です(日=短+24+28).

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11/27'18b
[醜いこと]

 今朝のモーサテで,企業のトップが愛読書を紹介するというコーナーがあって,その多くは,何の役にも立たないようなビジネス書(口悪)の紹介なのですが,今日は,ソ連体制下の詩人パステルナークの詩集で,よかったと思います.

 と言っても,私にとっては,特に新しいことはなくて,金儲けに奔走する多くの経営者にどう映ったか,この詩を見てどう思うのかということです.

 最初に紹介されたのは,「有名になるのは醜いことだ.これは人間を高めはしない」というもので,(このサイトでも再三書いているように)まさにその通りです.「何ごとでもその核心まで私はゆきつきたい」というのもそうですね.でも...

 そういうことに対して,番組がコメントを入れてるんですが,あーこいつわかってねーな,という感じでした.そして,思ったのは,何か名言のようなものに出会っても,本人がどう思うかによって,それは,全く意味をなさなくなるし,結局は,人の言うことをきくだけではだめで,やはり,自分でしっかり考える,ということです(結局,これ).

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11/27'18c
[やる気三要素は哲学]

 最近いろんな記事を書いていて,やる気三要素は哲学だなあと感じています.やる気三要素というのは,何度もでてきてますが,内的熟達,人とのつながり,報酬の3つで,これらがやる気につながるというものですが,重要なのは,内的熟達→人とのつながり→報酬という順位で,報酬は,やる気を削ぐことが多いというものです.

 私は,報酬には,最初からほとんど興味はないのですが,人とのつながりが内的熟達近くまで,重要度が増した時期もありました.でも,歳をとって成熟?するに従って,内的熟達の重要度がまた増して行って,最終的には,内的熟達的生活をして行きたいとは,何度も書いてる通りです.

 パステルナークの詩で言うと,「有名になるのは醜いこと」というのは,報酬や人とのつながりより内的熟達の方が重要だと言ってるってことですし,「何ごとでもその核心まで私はゆきつきたい」は,まさに内的熟達そのものです.

 でも,世の多くの人は,お金とか偉くなったり有名になったりとかの報酬が一番で,その次が世の中の役に立ったりすること(人とのつながり)で,内的熟達は,一番下なんですよね.そういうことが結局その人の素養で決まるということで,どうしようもないところはあるのですが,やる気三要素というのは,心理学,即ち,人間が本来もつ性質から来ているものなので,自分の胸に手を当ててよく考えてみるとわかることだとは思います.

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11/27'18d
(日運, 短運, 資保)

 この件ですが,拙速に動かない方がいいので,つらつらじっくり考えているのですが,やっぱり,何か変な感じというか,現状で問題ない気がしてきました.

 整理しておくと,日運や短運は,経済全体の流れを見て,一か八かというか,自分の経済に対する見通しや考えた数理モデルを形にすることによって,それが正しいことや有効性を証明するというか,結局は,内的熟達的に,世の中や経済の流れを見極めたり,数理モデルを考えたりするってことなんですが,世の中が浮かれる中で,進むべき道を進む,とるべき行動をとる,具体的には,今の経済政策がおかしいと思うのであれば,株を買うのではなく売るというようなこともあるわけです.

 ただこれは,結果として生まれる,あるいは,失うお金は,どうでもいいというか,結果が出なければ,自分の見通しが間違ってたというだけの話でよくて,失っても大丈夫な余剰資金を当てているのですが,もうすぐ仕事を失うに当たって,国内外のめちゃくちゃな経済政策の中で,余剰資金以外のリタイア後に必要な資産を守らないといけなくなってきたわけです.

 でも,日運や短運がそれにつながることにもなってるのですが,国内外の惨状を見ると,それだけではなく,もっと広くリスクヘッジをしておくことが必要で,一つは,日本経済が没落どころか,破綻まで行ってしまうことをヘッジするための外貨(を買えると判断したときにだけ買うこと),世界経済が破綻することをヘッジするための商品(先物を買えると判断したときにだけ買うこと)だったわけです.

 ヘッジという意味では,日本経済が没落して行くという見通しをもつとともに,こういう側面もあるわけで,見通しがはずれた時のヘッジとしても,しぶとくしたたかに生き残るセクターということで,大手総合商社に着目したわけで,これはこれで,いいんだと思います.

 今は玉は建ってませんが,世界経済崩壊の引き金となる可能性が高いアメリカ株もウォッチしていて,ここが売りになったときには,売る準備はできています(がなかなか売りにならないけど).

 ということで,現状でいいような気もするのですが,少し研究して,日運や短運の中に商社やそれ以外の大型株を入れる有効性にも気づいたので,そこのところだけの修正ということにしようと思ってます.

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 あと,正直に書くと,確かに必要以上のお金は要らないですが,もし自分に経済を見通す力と運用力があれば,そういうことが確認できれば,やりたくない余計な仕事をやらずに済んで,その分,やりたいこと,やるべきと思うことができるってことはあります.

 でも,現状,やりたくない仕事とやりたいことが「セット」になってしまってるので,今の仕事をやめることはないのですが,少なくともリタイア後は,そういうことが大きな何かを生む可能性はあるとは思ってます.

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11/27'18e
[リストスタンドと回内回外]
(バドミントン)

 この件ですが,さっきFB見たら,なぜか,現役選手のコメントはなくなっていて,OBの佐久間と竹原監督,吹田先生のコメントだけになってました.

 佐久間は,リストスタンドとか教えてないと書いてましたし,吹田先生は,回り回って,また,リストスタンドをやってると書いてました.

 ストロークするときにリストスタンドした方がいいのかどうか,ですが,これは,私も必要ないと思います.リストスタンドは,ストロークの目的ではなく,回内回外がどういう運動なのかを理解する手段だからです.それが理解できれば,実際のストロークの中でのリストスタンドに拘る必要ないでしょうし,実際のストロークで,完全にリストスタンドした状態,即ち,ラケットのシャフトが上腕の長軸と直交した状態で打ってる人はいないでしょう.でも,回内回外を使わずにストロークすることは,あり得ません.

 つまりは,竹原監督がコメントしているように,こういうことを単に「学ぶ」のではなく,自分でしっかり考えて,自分の意見が言えることが大事ということですし,最初に動画を紹介した新田もそういうことが意図だったんだと思います.

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 不思議というか,何か変なのは,回内回外とか内旋外旋とか,あるいは,ストロークとかフットワークで動きを洗練するとか,そういうことは,若いときは,あまり考えてなかったと思うんですよね(もちろん,回内回外とか内旋外旋が何かとかはわかってましたけど).

 でも,今より(多分)できてたわけで,バドミントンを始めて30年以上経って(と書いてちょっとびっくりした),今頃,先祖返りというか,そんな基本的なところに戻って,というか,そんなことすらできなくて,というのも変な話ですよね.

 それは,歳衰えたというか,体力や筋力や柔軟性が落ちたということもあるでしょうが,それ以外に何かある気がしていて,これが一体何なんだろうということです.

 まあそれも立派な研究対象ということで,言えるのは,今の私にとって重要なのは,そういう運動原理なのは間違いないと思います.つまりは,歳衰えて,より合理的に動く必要が出てきたということかもしれません.

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 今のやり方ですが,悪くない気がします(ほんとは,がっつりシングルの練習をしたいけど,そういう環境がないのなら,そういう中で,できることをやるしかない).ただ,実際のゲームになると(10日に1回ということもありますが),そういう洗練された動きの意識ができているうちは,動けるし,いいショットも打てるのですが,だんだんそういう意識ができなくなってきます.

 そんな意識なんかなく動けたり打てたりすればいいのかもしれませんし,若い頃は,それができてたのかもしれませんが,今はそれでは,全くパフォーマンスが出ません.これが何なのか,加齢によるものなのかわからないですが,意識が持続するようにやるしかないですし,そのためのルーティンみたいなことを考えた方がいいかもしれません.

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11/27'18f
[みっともない]
(世の中)

 野球なら日本だとイチローとか,サッカーならメッシとかC.ロナウドとか,フィギャーだと羽生さんとか,あるいは,バドミントンでもゴルフでもスポーツで,彼らがすごいプレーをすると,神業とか言ったり,格好いい?コメント言ったりすると,人間的にもすごいみたいに礼賛するのって,みっともなくないですか?

 スポーツ選手ですから,まだまだ歳も若いわけで,それをいい歳した大人が金儲けのために寄ってたかって群がってて,みっともないこと甚だしいですし,そんなことだから,勘違いする選手もいっぱい出てくるわけです.

 そもそも,何度も書いてますが,世の中の役に立たないたった一つのやりたいことを究めたに過ぎないわけで,それは,学術だって芸術だって何だって同じで,彼らを応援したり,崇め奉ってる暇があったら,お前が頑張れって話ですし,地道で辛い時給1000円の仕事してる人こそ世の中の役に立ってる人達でしょう.

 ですから,構図としては,上で書いたように,それで金儲けした奴らによって,そういうことに仕立て上げられてるわけで,それにまんまと騙される方はもっともみっともないって話ですかね.

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11/27'18g
[寂しい?]

 内的熟達生活とか言うと,寂しくないの?と思う人が多いんだと思います.

 まあこれも人類を繁栄させるための本能ってことなんですが(つまり,そういうことを克服することにより得られるものがあるということ),もちろん,完全に一人というわけではなくて,「一人,時々,みんな」ということなんですが,これも「一人の気楽さ」と「回りに人がいる鬱陶しさ」の綱引きで,でも,だんだん前者が勝るようになって来たんですね.

 そもそも,内的熟達と一人というのは,全く別の概念です.つまり,単に一人になっても内的熟達とは限りません.でも,一人の時間が中心でないと内的熟達的生活はできないと思います.

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11/27'18h
[研究関係以外の仕事]
(大学)

 研究関係以外の仕事をやりたくないと再三書いてますが,振り返ってみると,若い頃,少なくとも50前までは,そうでもなかったような気がします.もちろん,楽しいってことはないのですが,学生達のために,大学をちゃんと運営するために必要なことだし,それは,やりたい研究をするためでもあったはずです.でも,どうしてこんなことになってしまったんでしょうか?

 一つは,再三書いてるように,少子化に伴う大学の悪しきサービス合戦というか,ここ10年くらい,ほんとにしょーもない,それこそ学生のためにならない,大学が生き残るための仕事が激増したことでしょう.組織の再編は数知れず,カリキュラムや時間割も何回変わったことか.そして,それは,ひどくなる一方です.ほんと何やってんだか.

 あとは,昇進して,人事とか(これも時代に迎合するような人事になって,どんどんおかしなことになって来てる)教授会絡みの将来の茶色い話とか,余計な仕事が増えたことと,私自身歳をとって,こらえ性がなくなって来たこと,更には,ゴールが近づいて来て,しょーもないことやって無駄な時間を過ごすくらいなら,他にやるべきことがあると思うこととか,様々です.

 でも,研究をして行くためには,あるいは,私の研究室で研究したいという学生がいる間は,やめることはありません.でも,ほんとにどうしようもなくなったら,やめるしかないですが,おそらくそういうことはないと思ってますし,そう願っています.

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11/28'18
[総合]
(バドミントン)

 総合なんですが,昨日,予選が終わって,今日から本選が始まってます.

 予選は,大関は残念だったんですが(でも,1ゲーム目とって,2ゲーム目も惜しかったみたいなので頑張ったんじゃないですかね),OBの馬場やOGの綿矢は勝ち上がって本選出場となりました.

 で,注目?の綿矢・山口組ですが,やっぱり,結構強いんじゃないですかね.山口さんには,パワーやスピードがあるわけですし,綿矢は,ダブルスやバドミントンの運動原理のことがよくわかってて,山口さんからしても,いろいろ綿矢から学ぶことは多いと思いますからね.

 で,本選の組み合わせですが,女子シングルとか,右上に筑波大関係者が集まってる感じだし,安田はいきなり奥原だし,うーん,という感じですかね.1回戦が終わって,速報が流れてきてるんですが,うーん,だいたい予想通りという感じですが,下手なことは書けないので,一通り結果が出てから書くことにします.

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 西野も負けて,結局,筑波大の現役選手のシングルは,残念な結果になりました.もちろん,対戦相手は,全て格上だったと思うので,仕方ないところもあるんですが,先日,見た感じだと,あまり状態がいい感じはしませんでした.

 ちなみに,この時,「おっ」と思った選手というのは,高上で(あと,なんか安田の雰囲気が変わった感じもした),牧野と西野と3人でシングルを回してたんですが,一番動きがよかったです.でも,彼はまだ1年ですが,(決定戦まで行ったけど)インカレに出ることもできなかったわけで,まだ安定しないところはあるんでしょうが,可能性は感じますね.

 女子は前人未踏の団体五連覇がかかってたし,やはり,まずはインカレをピークというか,ターゲットにもって来ざるを得ないということでしょうか.つまりは,ここ(総合)をターゲットにするには,インカレを通過点にしないといけないということで,なかなか大変なことなんですが,徐々に,でも確実に力はついてきてると思うので,気を取り直して頑張って欲しいですね.

 問題は,こんなもんかなと思うのか,まだまだこんなもんじゃないと思うかで,結局,そこなんだと思いますけどね(日-,短-04-24).

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 加藤・柏原も初戦で負けてしまって,その他も厳しい結果になったみたいです(残ったのは,OGの山本に勝ったOGの漆アだけか).もちろん,みんな必死で練習やトレーニングしてるわけだし,特に今年は,東京オリンピックに出るには,ここで4に入って代表入りしないと話にならないわけで,大変な世界なんですが,やっぱり,そういう中で,のし上がってやろうと思うかどうかというか,まずそこがスタートってことでしょうか.

 でも,その一方で,のし上がるとか,そういうことではなく,純粋にバドミントンの競技力をひたすら磨くという考え方もあるわけで,どっちが結果につながるかは,人それぞれというか,内的熟達的には,後者なわけですからね.

 でも,全体として見れば,筑波大の現役,OBOGのレベルは,確実に上がって来てますから,この中から,そのうち必ず,代表選手やオリンピックに出る選手が出てくると信じてます.

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11/28'18b
[まだ生きてる]

 寒くなってきたんですが,寒くなると天気予報というかニュースでよく紹介されるのが北海道の旭川で,要は,めっちゃ寒いってことです(-20度なんてのはざら).で,旭川というと思い出す人がいます.

 旭川出身で,東大ピアノの会の一つ上の○○さんです.東大ピアノの会には,(今はもうなくなった)駒場寮の一番北の明寮の一室に会室があって,そこにピアノが三台あって,入り浸って,確か22時になるとピアノが弾けなくなるので,飲み会が始まるというか(麻雀を打つ人達も),いろんな人といろんな話をするのですが,そういう中に○○さんもいて,いろんな話をしましたし,私がストラヴィンスキーの春祭をソロに編曲して弾いたのも,○○さんがアタミアンのLPをもってきて聴かせてくれたからですし,お茶ノ水にあったバイロイトという輸入LPの店に連れて行ってくれたり,私がもっと練習したいと言うと,食堂にグランドピアノがある巣鴨寮に連れて行ってくれたりしました.

 その○○さんですが,同じ会社にいたT田の話によると,亡くなったとのことです.それをきいたときは,茫然としたんですが,どこか信じられないというか,感覚としては,まだ生きてるんじゃないかと思ってる節すらあります.というか,まだ生きてるような気がしてなりません.

 おそらく,大学を卒業してから一度も会ってないと思うのですが,何かの偶然がないと,一生会わなかったかもしれないわけで,だとすると,生きてても死んでても変わらないというか(その人の名前で検索しても東大准教授時代のページとか普通に出てくるし),だったら(私にとってですが),実質,ずっと生きてるようなものだと思いませんか?

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11/28'18c
[お金とか社会的地位とかには興味がなかった?]

 お金とか社会的地位とかには,興味がなかったと書いてますが,そうなのかな,もっと正確には,若いときからずっとそうだったのかなと考え始めました.

 何度か書きましたが,私が東大に行ったのは,やりたいことをやるため,即ち,研究者になるため,もっと正確には,大学教授だった父親を見て,ものすごく楽しそうに仕事(研究)をしているので,そんなに楽しいのなら,私も大学の先生になって研究したい,そのためには,九大ではなく東大に行けと父親に言われていた(実際,当時,九大の先生は,ほとんど東大出身.父は九大出身でいろいろ苦労してた)からですが,それだけだったのかなということです.

 要は,多くの人がそうであるように,「東大だから」(日本で入るのが一番難しい大学だから)ということはないのか,ということです.そう言われると,そういうことが全くなかったことはないような気もします.というか,はっきり憶えてないのですが,いろいろ考えて東大に行くと一度決めると,どうして東大に行くと決めたのか,なーんて忘れちゃいますよね(そして,これは,結構重要なこと).

 次の判断材料は,大学院で博士をとって,東大に就職した後の話です.地震動に興味があった私としては,願ってもない話でしたし,ここで頑張れば,ずっとここで研究していけると思ったのですが,そうは行かなかったというか,個人的にいろんなことがあって,正直,研究に対する意欲が低下してしまったところはあったと思います.

 でも,それでも何とか食べては行かないといけないわけで,じゃあどうするか,ですが,ずっと助手(今の助教)のままでもいいとも思ったんですが,そんな私にも昇進の話があったりもして,そんなんでいいのかなあとも思いつつ,それはそれでラッキーみたいな,結構,いい加減というか,でも,そんな都合よく行くはずもなく,30代後半には,完全に行き詰まった感じでした.

 そういう中,1999年台湾集集地震が起こって,全てがひっくり返ったのは,何度も書いてる通りですが,ずっと東大にいられるか(もちろん,助手のままで東大にいることはできるけど,そうではなくて東大で昇進するということ)は,全く別の話で,南先生が亡くなったり,防災系は当面,昇進枠なしということになったりといろいろあって,筑波大に移ってきたことも何度も書きましたが,ここでの焦点?は,その時,私がどう思ってたかです.

 正直に書くと,やっぱり,東大にいて,そこで昇進したかったとその時は思ってたと思います.問題は,それが何だったのか,です.単に東大が一番上のランクの大学だから? うーん,そんな気もするけど,違うような気もするかなあ.当時は,震度算定法の研究を始めていて,震度を変えるのなら東大の先生だった方がいいとは思ったことはあったと思います.

 あと,当時は,東京にいたかったということもあるんですが,じゃあ,東京にある他の大学でもいいかというとそういうわけでも...学生時代からずっと本郷界隈に住んでいて,そこが気に入っていたからということもあったと思いますが(バドミントンする環境も最高だったし),うーん,それが理由とも...

 こうしてみると,お金はともかく,社会的地位に興味がないとは言え,東大の先生になれるのならなりたいくらいには思ってたんでしょうね(しょぼいな).でも,よくよく考えてみれば,防災系は,当面昇進枠なし,というようなところで,肩身の狭い思いして防災をやって行くのも,東大の先生ということは,学界のとりまとめ的な仕事もしないといけないわけで,それは,私がほんとに望んでたものではなかったと思います.

 でも,ひょっとしたら,そういうことになったかもしれないわけで,今にして思えば,危なかったというか,なるようになったというか,めでたしめでたしって感じでしょうか.

 ということで,お金とか社会的地位とかには,興味がなかったのか,ってことですが,若い頃は(未熟で),そうでもなかったということかもしれません.でも,結果として,そうでないことになって,なるようになるもんだなあということでしょうか.

 とは言え,筑波大に移って,がんがん仕事して,東大にいたときより全然有名になって,テレビとか新聞とかにもどんどん出て,社会的地位とかいうよりもっとそういうものを得てるじゃないかと言う人もいるかもしれません.でも,もちろん,いい仕事をしたいとは思ってますし,その価値がわかる人にはわかってもらいたいけど,世間一般的に有名になりたいとは思ってませんから,そういうことには,大した価値は見出してないというか,今となっては,どうでもいいことです.

 でも,これも正直に書くと,例えば,同窓会とかに行って,昔からの同級生とか知ってる人とかが有名人扱いとは言いませんが,そういうことを言ってくれるのは,もちろん,悪い気はしません.というか,しませんでした(過去形)というのが本音で,今は逆にそういうのがめんどくさいというか,そんなのもうどうでもいいじゃん,それより,これからどうすんのか考えようよ,という感じですかね(でも,同窓会に行っても,全然そういう話にならなくて,どういう仕事したとかお金とか社会的地位的な話になることが多くて,なんかつまんなくて,同窓会自体に足が向かなくなった).

 とは言え,そういうものをある程度得たし,もうお腹一杯になって,次の段階に進んだ(マズローの法則),あるいは,これ以上上に行くとメリットよりデメリットの方が大きいし,ということかもしれませんね.まさにもうそういうことから「卒業」ということですが,卒業ということは,卒業してなかった,マズローの法則を超越することはできなかったということで,やっぱり,大した人間じゃないですね.

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11/28'18d
[全く気にしてない]

 正直に書いたというか,自分の利益にならないし,そんな余計な恥ずかしいこと書かない方が格好いいのに,というようなことを書いたと思うのですが,このサイトをずっと読んでる人は,こういうことを時々書いてるなということに気づかれていると思いますが,気になるのは,どうしてそういうことを書くのか,ということです.

 これは,自分でもよくわからないのですが,書かないでもいいことを書いてしまうのですから,書かずにはおれないのでしょう.でも,一つ気づいたことがあります.

 それは,そういう余計なことを書いて,自分がどう思われるか,自分にどういう不利益があるかなんて全く気にしてないってことです.これって(我ながら)結構すごいことかもとは思いました(笑).

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11/28'18e
[他の会社は]
(世の中, 経済)

 相変わらず,カルロス・ゴーン報道が続いているのですが,そんな誰でもすぐわかるような不正行為がどうしてここまでばれなかったのか不思議ということは,書きましたが,おそらく,多くの人が気づいてると思いますが,日産がこんな状態なら,他の会社はどうなんだ?ということです.

 今は経済は好調で,多くの会社が増収増益って感じなんですが,大丈夫ですかね? 蓋を開けたら粉飾決算の嵐で,一転して,急降下ってことはないですかね? 思い起こされるのは,山一證券の破綻で,確か,ある日突然,簿外何とかが明らかになって,ということでしたが,そんなことになりやしませんかね?

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11/28'18f
[ほんとバカ]
(バドミントン)

 シングルがんがんできるところがあったら,練習すると書いたんですが,実際そうだと思うんですが,ほんとバカというか,わかってきたと言いながら,何もわかってないじゃん.そうやって来たから,怪我して来たわけで,つまり,今のシングルの練習ができない環境は,「恵まれてる」わけで,そういう中で,今のやり方(とにかく動きを洗練することに注力する.そうすれば,フィジカルが落ちた中でも合理的にストロークもトラヴェリングもできて,怪我もしにくいはず)を見出したわけで,シングルできないから今のやり方,ではなく,今のやり方がベストというか,そういうことを試して検証する,ということだったはずです.

 でも,検証する場は必要で,それは,県大会に出てもいいし,レギュラーでない女子の何人かとは,そのうちシングルやろうとは言ってるし,そうなってからの話でしょう.

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11/28'18g
[50代シンドローム]

 モーサテとかWBSとか経済ニュースを(ほとんど早送りだけど一応)見てると,景気がいいから風呂敷を広げるみたいな話ばっかりで,ほんとこの国大丈夫か?というか,ほんとやばいと思いますね.

 そういう中で,今日は,合成ダイヤモンドの衝撃(価格が1/10で見分けが付かない)というのがあったんですが,こういうことがあるからゴールドは怖いとも思ったんですが,ダイヤモンドの価値って,それが炭素であることではなく,そのほとんどは,加工技術なので,ゴールドとは,違いますかね(錬金術とは,元素を作り出すことなので).

 前置きが長くなりましたが,50代シンドロームというのがあるそうです.役職定年のことをどこかで書きましたが,役職定年で,やる仕事がなくなって,給料が下がってやる気をなくして,会社のお荷物になって問題になってるんだそうです.しょぼい話です.

 私の場合は,全く逆で,大学でも是非是非役職定年を導入してもらって,具体的には,教授は,55で平の教員とか研究員に格下げで,当然,○○長とかにもなれず,給料も半分とかにしてもらって,その分,仕事も減らしてもらって,思う存分,研究させてもらえるってわけには行きませんかね.

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11/29'18
[何が自分をやる気にさせるのか]
(バドミントン)

 総合なんですが,安田は奥原が相手だったということで,テレビニュースが取り上げてました.1ゲーム目は,先にゲームポイントを握られて,つまり,安田がゲームポイントを握って,そこから逆転と言ってました.最後のラリーもフォア奥へのクリアをストレートに打ったスマッシュがネットインということで,これは,安田も読んでたでしょうから,ちょっとツキがなかったですね.

 つまりは,奥原相手に善戦したということかもしれません.でも,問題は,やっぱり,これをどう捉えるかですよね.

 結構やれたということで自信をもって,これから益々頑張るのか,1回戦ということで,相手も100%じゃなかっただろうし,まだまだこんなんじゃだめだと思って頑張るのか,というか,どう思ったら頑張れるのか,ってことです.

 これは,本人の性格によるところが大きいので,本人次第というか,つまりは,やる気三要素的にも,何が自分をやる気にさせるのかをよく考えるということでしょうか.そして,それは,他の選手もみんな同じです.

 あとは,いろんな人がいろんなことを言うと思うので,それをうまく取捨選択することも大事で(そういう意味では,ここで書いてることもそうですが),やはり,重要なのは,本人がしっかりよく考えるということでしょう.そして,これも他の選手もみんな同じです.

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 とは言え,私が若い頃,そういうことをよく考えてたかというと...もちろん,○カじゃないので(多分),考えることはできたと思うのですが,考えると言っても,何をどう考えるのかが問題ですよね.

 つまりは,そういうことを指導する指導者が重要ということなんでしょうが,言っても,何言ってるかわかんないってこともあるでしょうし,結局,最終的には,本人の問題かなあとは思います.

 つまりは,そういうことまで含めて優秀な指導者に出会えるのか,ということかもしれませんが,それだと運任せ的なことはあるし,自分で考えられずに,人に意見をきくにしても,いろんな人の意見をきいて,その中から,自分が納得できるものを選ぶということがリスク分散というか,現実的な方法ですかね.

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 関係するかもしれないので,忘れないうちに書いておこうと思いますが,アジア大会の200mで金メダルを獲って,注目されるようになった陸上短距離の小池さんですが,この人にならついていけるという優秀な指導者に出会ったことで変わったと言ってました.

 その指導方法というのが独特で,とにかく力を抜いて全力で走らないことを繰り返すというものです.で,はっと思ったんですが,これって今の私のやり方なんですね(動きを洗練することを意識してやってるかどうかは不明).

 でも,上で書いたように,それだと,じゃあ出会わなかったらどうなってたんだってことになるわけです.でも,その後の様子を見ると,フォームとかいろいろ考えて自分で練習するようになったみたいで,その指導者は,そういうことまでうまく指導してるわけで,やはり,優秀な指導者なんだと思います.

 要は,自分で考えることの重要性を説くってことなんですが,考えろと言われても,どうやって考えたら...ってなるので,そこをどうするか,ですね.でも,結局は,トップに来る人間は,いろんな意味で,自分で何とかするものですけどね.

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[全く別の競技]

 綿矢・山口ですが,本選1回戦でロンドン五輪銀メダルの(メディア的言い方)藤井・垣岩に負けてしまったんですが,やっぱり,注目されてたみたいで,インタビュー記事が載ってました.今年,国体が福井であったみたいで,その関係で,急遽結成されたペアということで,ノープレッシャーで楽しくできたのがよかったというようなことを言ってました.うーん,でも,そういうことなんですかね? 組み合わせ的にも,結構,強い(前衛後衛的には被るけど,後ろで山口さんが打ちまくって,前でリーチがある綿矢が立ちはだかれば,面白い)と思いますけどね.

 そういう中で,山口さんが「全く別の競技みたい」と言ってたのが印象的でした.ほんとそうですよね.実際,シングルとダブルでやるべきことは,全く正反対だったりします.

 私は,シングルプレーヤーだし,シングルがやりたいんですが,実際は,ダブルしかできる環境がないわけで,それが何ともやりきれないんですが,でも,そういう中でどうするかなわけだし,工夫次第では,ダブルスのゲームの中でできることもあるとは思うんですよね(一応,どちらもバドミントンではあるので).

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 あと,筑波大関係者という意味では,ある選手が見事1回戦を突破したのですが(しかも相手はかなり強い),2回戦は棄権となりました.本人からすると,ほんとやるせないというか,何とかならなかったものかと思いますが,実は,去年も同じようなことがあって,こちらはもっと大変なことになりました.

 なんかいろんなことが実質ではなく形式的になっていて,どんどん生きにくくなってきてるのですが,そういう中で何とかやって行くしかないんですかね.でも,とてもとても非効率だと思いますけど(-ol).

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 あっ,漆アが佐藤冴香(現日本代表で第3シード)に勝って8入りしたようです.次も勝って,代表入りして欲しいですね.

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11/29'18b
[ストレス]
(仕事)

 研究関係以外の仕事をやりたくないってことなんですが,7つ!も何かしらの委員会の委員をしてるとは言え,毎日(しょーもない)会議が続くわけでもないし(でも,講義と合わせると何もない日はほんどない),大したことないんじゃないの?という気もするんですが,何が大変というか,鬱陶しいかというと,やっぱり,メールのやりとりですよね.

 大学内外のいろんな仕事のいろんな連絡が次々に来て,気がついたら,ずっとメールの対応だけで時間が過ぎてたということもざらです.そして,その対応が何とも要領を得ないというか,ストレスが溜まることが多いです.

 例えば,○○の広報委員というのをしてるのですが,学生が賞を受賞したとき,デジタルサイネージとかwebサイトに載せる取次をするのですが,この情報がないとか,それは,私に担当ではなく,誰の担当とか,こんなルーティンワーク,ちゃんとルーティン化しとけよ,って感じだし,ていうか,こんなこと,最先端の研究者にやらせてる暇があったら,(給料削っても)人を雇った方が遥かに高効率でしょう.

 他にも何かの会議で予定調べがあって,一日もしないうちに,まだ返事もしてないのに,日程が決まったりして,ほんとストレスフルなことが多いですし,こういうちょっとしたことが毎日膨大に積み上がってるというのが実情です.でも...

 こういうストレスって,実は,大事らしいです.定年で仕事を辞めて気が抜けておかしくなる原因の一つは,そういうストレスがなくなることらしく,だからと言って,死ぬまで働けというのは,違うと思いますが,少なくとも,今はそういうストレスとうまくつき合って行くことかなあとは思ってます(ポジティブ).実際,そういうことがあると,ここでこういう記事を書く原動力にはなってるわけですからね(ポジティブ).

 実際,予定調べにしても,返事しないうちに日程が決まったら,お前は出席しなくていいってことでしょうから,むしろラッキーなことですし,ものは考えようってことですが,やっぱり,同じストレスにしても,研究してて,思うような結果が出ない原因をうんうん考えるストレス,どうしても弾けないパッセージが弾けないストレスとかの方が本来的で,そういう意味では,内的熟達的生活にもストレスはあるわけで,そういう生活をしても大丈夫だと思います.

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11/29'18c
[添加物排除生活]
(生活)

 添加物排除生活ですが,順調に進行しています.進行しているというのは,まだ完全に移行したわけじゃなくて,具体的には,サプリメントは,まだ残ってるし,VAAMもまだ一箱くらいあります(これらをいきなりごみ箱に投げ捨てるということは.しないし,徐々にということも大事).

 まず,SJJですが,ブロッコリーは,冷凍物ではなく,生野菜を使うようになりました.というのは,近くに直売所あるけど,朝のうちに売り切れるということだったのですが,よく行くスーパーにも直売コーナーがあって,ここだと大学からの帰りに寄ってもまだあるんですね.しかも,結構いいし,安い.例えば,ブロッコリーは,こんな巨大(笑)で↓

 

198円です(800gくらいある).冷凍ものは,170gで170円で,直売コーナーではないスーパーの野菜売場のものも同じくらいの値段ですから,1/5くらい安いです.キャベツとか他の野菜もでかくて安いです(でかすぎて野菜室に入らないのが...).あと,SJJのメリットとして,そのままだと食べない(栄養豊富な)芯や茎もジューサーにかけられるというのもいいです.

 野菜クズが大量に出るのが気になってたんですが,朝は少しとりだしてヨーグルト(R-1)に混ぜて食べたり(リンゴをすり下ろしたやつは,思ったほどおいしくはなかったけど全然行けるし,ブロッコリーのすりつぶしたものも普通に行ける),夜は,SJJに少し混ぜたりして飲んでます.SJJ飲むようになって,無添加,無香料の人参系のジュースを飲まなくなったんですが(トマトジュースは,大学に置いて,昼ご飯前に飲んでる),そっか,人参もSJJに入れりゃーいいじゃん,ってことで,これも直売コーナーで安く大量に売ってる(しかも無農薬)ものを入れるようになりました.

 そう,SJJというか,自分で作るメリットは,無添加,無香料ということもありますが,摂りたいものを何でも入れちゃえばいいってことです(笑).味もほとんど変わらないですし,ポイントは,黒酢を入れて少し酸味をつけることかなあ(その辺は好みというか工夫次第).

 R-1自作も順調に続いてますが(もう何代目だろう?),3日で回すのは,ちょっとめんどくなって,今は,4日で回してます.具体的には,種ヨーグルト60gに540gの牛乳を投入して,朝スイッチを入れて,12時間43度でヨーグルトにして,その日の夜に冷蔵庫に入れて,次の日に次回の種ヨーグルト60gを取り分けて,残り540gが4日分(1日あたり130g強)になります.つまり,1日目に種ヨーグルト60gを取り分ける作業(取り分けるスプーンと種ヨーグルトを入れる先端をカットした牛乳パックを熱湯消毒),2, 3日目は,食べるだけで,4日目に1日目に取り分けた種ヨーグルトに牛乳540gと乳酸菌のエサの砂糖18gを投入して(スプーンを熱湯消毒して)よく混ぜて電子レンジで2分20秒チンして,ヨーグルトメーカーにセットする作業が必要,というか,それだけということになります.

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 うーん,でも,直売コーナーとか,いろんな今の環境があって,成り立ってるところもあるので,次にどこに住むか的には,いろいろ条件がありそうです.つまり,そういう条件をしっかりリストアップしておいて,それを満たすところに住むべしということですかね.でも,いずれにしても,やはり,都心よりは,郊外ということになりそうです.

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11/29'18d
[±0]
(資保)

 原油先物が遂に売りになったと判断して手仕舞ったのですが,結局,今年は±0ということになりました(ガソリンも今日146円になってたけど,原油の急落の割に反応が悪い).原油は,去年は,かなり益が出たのですが,今年は,白金で損が出たので,商品先物全体としても,スタート当初からもだいたい±0です(今はゴールドの玉が建ってるだけで,これもトントン).


 縦軸: 価格(円),横軸: 営業日(日)

 でも,資保ですから,儲ける必要はなくて,損を出さずにリスクヘッジできているので(これはこれで結構楽しんでるし),まあよしとしましょう.

 売りもやるのなら,ここで売りの玉を建てるのですが,これだけ下げてここから売るのは...ってこともありますし,そもそも,それだと,リスクヘッジにならないので(単に経済が悪くなることへの対処なら,日運や短運で対応しているので),やめときます.

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11/30'18
(日記)

 今週は,推薦入試で,去年まで3年間(だったかな?)入試委員だったので,超大変だったんですが,解放されると,推薦入試期間中は,授業もないし,逆に今週はお休みって感じです.でも,食堂が閉まるので,昼ご飯を買っていかないといけないのですが,ほとんどの食品は,添加物まみれなので,例の無添加おにぎりと中華屋さんくらいしか選択肢がなくて,3日目になるとちょっときついですね(短-28-06).

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11/30'18b
[給料は安すぎる?]
(仕事)

 都立大の北山先生のページに,私がこのサイトに「大学で行っている研究の対価として考えるならば貰っている給料は安すぎる」と書いてあった,と書いてありました.おそらくこの記事のことだと思いますが,北山先生の記事だけ見ると,もっと給料よこせって言ってるみたいですね(笑).

 でも,元の記事やこれ以外の記事を読めばわかりますが,実際は,全く逆で,給料なんか1/2とか1/4とかに減らしてもらっていいから,研究以外の余計な仕事を減らして,もっと(金にならない)研究させて欲しいわけです.

 じゃあ,研究にどのくらいの価値があるのか,ですが,それは,再三このサイトで書いている資本主義経済の歪みの問題もあるのですが,一つの例としては,T立大におられたW先生が退官後,某大手ゼネコンにF社長として行かれたとき,日給が50万というのは,きいたことがあります.当時は,バブルだったということはありますが,それだけ払うということは,それだけの価値があると思う人もいたということでしょう(でも,これも何度も書いてますが,濡れ手で粟ということはないので,それだけ貰うということは,その分いろいろ大変なことがあるということ).

 あるいは,どこかで書きましたが,地震被害推定が震度ではなく1-2秒を使ってもっと正確にできるシステムができて,それで助かる人が何万人にもなって,その人達が生涯で何億か稼ぐ,そういう地震がこれから何回も来る,というか,地球が生きてる限り起こり続けることを考えると,天文学的な額になるわけです.

 だから,それだけの価値があるから,もっと金よこせと言ってるわけじゃなくて,金なんか要らない(そんなことより,やりたいこと,やるべきと思うことがやれることが1兆倍大事)わけですから,実際は真逆なわけです.

 北山先生の記事にも書いてありましたが,大学の先生には,講演とか委員会とかコンサル的なこととか,いろんな民間の仕事をすることがあるんですが,これも大学とだいたい同じでかなりの「薄給」ですし(時給にすると5000円から1万円くらい.講演はその何倍も貰えますが,それでも大したことない),只同然で,最先端の知見を得ようなんて不届き者もゴロゴロいます.

 実際,私が学生時代,民間の人が,「大学の先生は,(研究○カで世間知らずだから)ちょっとおだてりゃ菓子折一つで簡単に相談に乗ってくれるんだよね」なんて言ってたのをきいたことがありますし,民間のテレビ局(実際は,下請けの制作会社)とかのメディアもひどいですし,新聞に至っては,記事は記者が書くので(でも,取材を受けて私がいろいろ話をして,原稿も何回も私が赤を入れる),原稿料なんかありません.

 じゃあ,私がどうしてそういう仕事をするか,ですが,これもどうして(金にならない)研究をやるのかと同じで,「やりたきゃやる」ってことです.例えば,地震が起こって,新聞記者から連絡があって,被害と揺れの関係について記事を書きたいから取材させてください,という場合は,広く多くの人に「1-2秒が出ないと震度が大きくても被害が生じないので被害がなかったから大丈夫だと思わないでください」とか「津波警報が出ても実際に津波が来るのは8回に1回なので,空振りがあることを承知で避難訓練だと思ってしっかり高台に避難して下さい」ということを伝える機会なので,むしろ,私がメディアを利用させてもらってるようなものです(でも,こっちから連絡することなんかあるわけないし,向こうから来るのもちゃんとしたもの以外は断るし,そもそも「私が」言いたいことを広く多くの人に伝えられることが大前提).

 それは,講演も同じですし,委員会の場合は,責務的なこともありますが,その委員会が面白いか,つまりは,形骸化したものではなく,ちゃんとした議論ができるものなのかということはあります.いろいろ議論してて面白けりゃ,いくら貰えるとか,そんなの関係ないですからね.そういう意味では,菓子折一つで相談に乗ってる先生もそれが「やりたいこと」ということなのかもしれませんし,私もそういうところはあります(でも,陰で上記の菓子折一つでみたいなことを言ってるのをきくといい気はしませんよね).

 もちろん,そこそこのお金にはなりますし,そのくらい貰えるのなら,めんどくさいけど,やってやるか,という人もいるとは,思いますが,私は,何度も書いているように,必要以上のお金は要りませんから,そんなことより,やりたいこと,やるべきことをやる時間の方が遥かに大事で,つまんないことは,(そこそこの)お金なんかもらってもやりません.

 逆に,お金なんか関係なく,それが「やりたいこと,やるべきこと」なら,やると思いますが,やりたいこと,面白いことが,どんどん増えてるんで,それを超えるのは,なかなか大変だと思いますけどね.

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11/30'18c
[伝わらない]

 あと思ったのは,このサイトでいろいろ頑張って書いても(でも,実際は,書きたいから書いてるだけだけど),ちゃんと伝わるとは限らないんだな,とは思いました.もちろん,北山先生は,ちゃんとわかってくださってると思うのですが,北山先生のサイトを見た人は,私の元の記事までは見ないでしょうから,コイツってもっと金くれって思ってるような奴なんだなと思うかもしれません.そして,今回の件に限らず,そういうことは,よくあるんでしょう.でも...

 そういうことも,なんかどうでもいいというか,別に私がどう思われようが,という感じになって来たんですね.そして,そういうことから解き放たれるとものすごく自由になるというか気分がいいです.

 とは言いながら,ここでこういう記事は書いてるんですが,逆に言えば,どういう形であれ,とにかく言いたいことを書き残しておけば,それで何とかやって行ける気がします.

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11/30'18d
(バドミントン)

 漆アやりましたね.4と8では全然違う(4だと代表入りする可能性が高くて,そうすると国際試合に派遣されて,そこでポイントが獲れれば世界への道が開ける)ので,一つの大きな山を越えた,というか,あるポイントに到達したと言えるでしょう.

 彼女がいたのは,もう4年くらい前で(でも,感覚としては,もっと前のような気がするなあ),私がバドミントン部で練習してた頃より後で,藤原と練習し始めるより前なので,よく見てたわけではないですが,とにかく優秀で真面目でしっかりしているという印象でした.卒業後も,着実に少しずつ結果を出していて(そう言えば,総合で山口茜さんといい試合をしたこともありました),ここに来てこういう結果が出たのは,ほんとによかったと思います.社会人になって思うような結果が出てないOB, OGも,もちろん,在学選手も,彼女を見て,腐らず地道に頑張って行って欲しいと思います.

 次は,奥原ですが,両者とも粘りが信条というか,どれだけ粘れるか勝負ですね.ここを食って,世の中をあっと言わせて欲しい,というのもありますが,それより,とにかく,これまでやって来た自分のバドミントンをしっかり表現して欲しいですね.そうすれば,結果はともかく,ということでしょうか.

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11/30'18e
[研究する必要]

 最近,経済とか日運とか資保とかの記事が多いのですが,もちろん,単純にそういうことに関して書きたいことがあって書いてるってだけの話なんですが,それだけではないのかもしれません.

 具体的には,今の仕事は定年までしかできないわけで,ひょっとしたら,いい話が来て,その後も研究的な仕事もできるのかもしれないけど,そうだとしても,今の大学の仕事と同様に,研究的なこと以外の余計な仕事もくっついてくるのでしょうから,だとしたら,必要以上のお金は要らないし,やりたいことやって行きたいとも思うんですよね.

 でも,必要以上のお金は要らないけど,必要なお金は必要なわけで,それは,大学生時代にいろいろ考えて,食べて行けるものの中から今の仕事を選んだのと同じように,今の仕事をリタイアした後,稼いで行くには,どうしたらいいかということで,経済とか日運とか資保とかについて考えているということかもしれません.

 とは言え,そんな当たるも八卦当たらぬも八卦みたいなこと,ということなんですが,それを当たるも八卦当たらぬも八卦みたいなことにしないように,というのがまさに研究なわけで,それは,当たるも八卦当たらぬも八卦どころか,虎の子の資産を守って行くことにも繋がるわけです.

 つまりは,研究テーマを広げていきたいと何度か書きましたが,そういうことを研究対象にするってことも考えられるわけです.と言っても,既にいろいろ研究して来たので,ここから先は,もうって感じもするんですが,それって,やっぱり,問題で,というのは,研究なわけですから,日進月歩なわけで,日々,研究を続けていかないと,だんだん勝てなくなるような感じもするんですよね.

 うーん,でも,そういうことを研究するのに意味があるんですかね? ていうか,研究なんだから意味なんか要らない? ていうか,経済とか世の中研究なんだから,大いに意味がある?

 いずれにしても,やりたきゃやるし,その気にならなければ,やらないのでしょう(爆).でも,食べて行くには,ある程度は,稼がないといけないので,必要不可欠なものなのかもしれません.

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11/30'18f
[意味なんか要らない]

 そういうことを研究するのに意味があるのか,ということに関して言えば,このサイトがまさにそうですよね.しかも,日運や資保と違って,稼げたり,資産を守れたりするわけでもありません.

 でも,それでも,書きたいのなら書くのでしょうし,生き方や世の中のことについていろいろ考えて,文章にしておくのは,意味あることでしょう.というか,書きたいことがあるのなら,それが全てで,意味なんか要らないんだと思います.

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11/30'18g
[FA]
(野球, 大学)

 ライオンズの浅村もそうですが,FAでの流出がちょっとひどいですね.FAというのは,入団時にドラフトで選手の意志に反してどこに行くかがくじ引きで決められることに対しての,選手に与えられた権利なんですが,広島の丸のように,結局,いっぱいお金くれるところに行くんかい(選手からすると,自分を一番高く評価してくれたところに行くという言い分)ということなわけで,(ソフトバンクとかジャイアンツとか)資金力がある球団が強くなるという本来のドラフトからはずれた結果になってしまってるわけです.

 でも,ちゃんと調べたわけじゃないですが,FAで移籍した選手が活躍してそのチームの成績が上がったというイメージは,そんなにないですかね.やる気三要素的にも報酬は,逆にやる気を削ぎますからね.

 少し前(大分前?)だと,FAで獲得したホームランバッターを並べたジャイアンツが悲惨な結果になったこともありましたし,最近だと,岸が移籍した楽天は,今年最下位ですし,ライオンズは,どんどん流出しているにも関わらず,逆に成績は上がって来てますからね.要は,ドラフトでの目利きもありますが,自分のところで育ててナンボということですし,ライオンズから流出がひどいというのは,そういう人材がいっぱいいるということでもあります.

 でも,丸もそうですが,FAで移籍する選手が野球をする環境を変えて心機一転頑張りたかった,というようなことを言う場合が多いですが,それは,わかります.私も(またまた正直に書くと)移籍したいです(学生は連れて行けばいい).一つの職場には,10年が限界と書きましたが,そうだと思うんですよね.

 でも,いい話をいただいたこともありましたが,条件はあるわけで,一番重要なのは,やはり,今より少しでも研究できるということでしょう.そうすると,移籍できるところは,そうそうないわけで,でも,今のところがベストというには程遠いわけで,ほんと何とかならないものかと思いますが,そういう中で,いろいろ考えながらやって行くということでしょうか.

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11/30'18h
[額面通り受け取ってもらっても]

 やりたいことやったらいいと再三書いてますが,書いておきながらこんなこと言うのも何なんですが,額面通り受け取ってもらっても困ります.それは,考えれば,すぐわかることですが,まだ若くて未熟だったり,素養が低かったりして,やりたいことやればいいのなら,遊んで暮らしたいという人もいるでしょうし,そこまで行かなくても,やるべきことをやらずに楽な方に逃げたり,ということはあるでしょうからね.

 で,私です.私は,歳をとって成熟した?から,あるいは,素養が高い?から,やりたいことやっていい?ってことには,なりませんよね.いや,やはり,そこが問題で,成熟して,素養が高ければ,やりたいことも高尚?なことだろうから,やりたいことやればいい? あるいは,もう充分仕事したから,やりたいことやっていい?

 正直,わかりません.でも,私は,(私がやる意味がないと思うようなお金を稼ぐだけの仕事ではなく)やりたいことがやりたいですし,もう充分仕事したから,というより.やりたいようにやってきました.そして,それは,自分が成熟したとか,素養がどうとかいうことより,そういうことを全て受け入れるってことですかね.

 ですから,若くて未熟でも,やりたいようにやって行きたい人は,それが著しく自分の人生の幅を狭めることになるとしても,あとになってしんどく辛い人生を送ることになったとしても,それを受け入れるということであれば,それでいいのかもしれません.そして,それが,結局,その人のもつ素養で決まってるってことでしょう(というのは,かなり厳しい言い方になってしまうのかな).

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