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3/1'19
[不思議ではなく当たり前]
(世の中)

 不思議なのではなく当たり前なのでしょう.(ずる)賢い人間が○ホな人間を騙して搾取しているというのが世の中の実態で,人に金を貸して金利で食う銀行,価値がどんどん下がっていく不動産を高値で売りつける不動産屋もそうですが,商売の基本は,売るものをいかに価値があるかのように見せかけて相手に少しでも高く売りつけるかなわけですからね.

 人を騙してまで商売をして,良心の呵責はないんかと思いますが(ないんでしょう),少なくとも,騙されないようにはしたいものです.でも,多くの人ができないところも見ると,これすら難しいんでしょうね.

 それは,明らかで,自分の頭でしっかり考えられる人が非常に少ないからです.例えば,資産運用をしようとすると,証券会社のセミナーとかに行って「勉強」する人が多いのですが,まさに飛んで火に入る...なわけです.

 じゃあ,世の中や経済を見て,自分で判断しろと言われても,ほとんどの人はアウトなわけで,しょうがないんですかね.でも,ちょっと考えればわかる話だと思うんですけどね.

 銀行から借金してアパート建てれば,家賃収入で,一生遊んで暮らせる,なんてームシのいい話があると思いますか? タワマンとかマンションの建設ラッシュで,一方では人口は減って行くのに,これまでのように長期的に不動産価格が上昇して行くと思いますか? Aベノミクスとか言って,目先の経済を回して散財して,将来どうなると思いますか?(短+2806)

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3/1'19b
(日記)

 今日もあまり調子はよくなかったと思います.でも,活動度は低くないし,体調が悪いということもありません.でも,何か心穏やかでない感じですかね.

 これをどう見るかですが,単なる周期的なものなら,こんなもんで済むのなら,食生活を変えて何かが変わったということでしょうし,そんなの関係なく,たまたまこの半年くらい体調がよかっただけなのなら,また逆戻りということでしょうか.

 いずれにしても,だからどうこうということはなく,しっかり食べてっかり活動してしっかり休んで(寝て)ということですかね.

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3/1'19c
[生活クラブ]
(生活)

 生活クラブで注文した品物が届きました.宅配を受け取る「創意工夫」もうまく行きました.品物もどれも期待した通りのもので,素晴らしいの一言です.ほとんどの食材が無添加という形で手に入るので,例えば,焼きそばは,ソースに添加物が入ってるからだめとかいう感じで,食べられなかったものが一気に食べられるようになって,自炊のヴァリエイションも格段に広がりそうです.

 問題は,配達が週に一回,つまり,注文して届くのが一週間後,ということですが,消費量と在庫管理をしっかりすれば,大丈夫だと思います.

 これでまた一段と食生活が充実するでしょうし,将来,関東近郊なら近くに無添加食材が手に入るスーパーがなくてもOKということになりますし,自炊のヴァリエイションが広がって,定食屋がなくても行けるかもしれません.

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3/2'19
(日記)

 不調の一因としては,少し早く寝るようにしていて,でも,そうすると,3時とか4時くらいに一度目が覚めるんですね(外はまだ暗いので明るさは関係ない).もう歳なんだからそのくらい普通じゃない?と言う人もいるかもしれませんが,私はそういう風には考えないし,しっかり続けて眠れないと,次の日,調子が悪いです.

 どうしたらいいかですが,なかなか難しいですね.いつも通りの就寝起床時間にすると,どこかに出かけたり,仕事が早かったりするときに早起きしないといけなくて,それはそれでしんどいですからね.

 基本的なこととしては,とにかく起床時間をキープするってことなんですが,出かけたりとか何かやらないといけないことがない日も早起きするほどの何かは,今の私にはないですかねー.

 どうしますかね? こんなことなら元に戻した方がいい気がしますが,脳を騙すじゃないですが,もっとほんの少しずつ,脳にわからないようにやるってことですかね?

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3/2'19b
[家を買う理由]
(経済)

 経済的なことを考えれば,家やマンションは(特に,土地価格の比重が小さいマンションは,特に特に土地価格の比重が非常に小さいタワマンは)買うより借りた方が得なんですが,いろんな事情から買うケースもあると思います.

 多くの場合,単純な所有欲とか見栄とか,○○と○○は,新しい方がいいとか,家にいることが多い奥さんにせがまれて(笑)とかいう感じなんでしょうが,賃貸では,欲しい物件がないとか,自分の住みやすいようにカスタマイズしたいとかもありますよね.

 人のことはともかく,私について言えば,今はほとんど問題ないですが,大学をやめた後,どこに住むかを決めるときに,いろんな条件を勘案するんですが,賃貸物件で,100点満点のところはないし(例えば,URがないとか),今だって,100点満点ではない,つまり,100点満点のところはないわけで,だったら,自分で建てちゃえば,100点満点かどうかはともかく,もっと条件はよくなると思います.

 例えば,冬は寒いので,家の中で体を動かせるスペースがある物件ないかなと思って(倉庫とかも含めて),探してみたんですが(家賃50万の倉庫とかはあるけど(笑)),ちょうどいいというか,そんなレアな物件はさすがにないですね.

 お金もかかるわけですし,無限にお金があるわけではないので,そうすると,余計な仕事をするめんどくささと,住む家の条件のよさの綱引きになってくるわけで,しかも,大学をやめた後,つくばに住む理由はないので,だったら,今のところで賃貸で充分となるわけです.

 でも,現実問題,仕事は,研究活動を続けるために,定年近くまでは,大学にいるでしょうし,大学をやめるときにどのくらいのお金があるのかはわからないのですが(だいたいはわかるけど,日運や短運の結果にもよる),もちろん,お金はあった方がいい一方で,余計に抱えてもしょうがないわけで,何か合理的な使い方はないものかとは思います.

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 家を買うリスクとしては,莫大な「買いの玉」を建てる(ことになってしまう)ってこともあるんですが,洗濯機や冷蔵庫のように耐久消費財として買うのなら,元を取るには,何十年か住まないといけないわけで,それって,あまりにリスクが高いと思うんですよね.私はそういう経験はないのですが,ご近所トラブルとかもないとは言えませんしね.

 自分が住みたいようにカスタマイズする,例えば,体を動かせるスペースを作るとしても,そういうことは,売るときには,マイナスに働きますし,そもそも,体の具合が悪くなって,あるいは,その気がなくなって,使わなくなるかもしんないし,スキーとかゴルフに行きやすいように田舎に住んだとしても,その気がなくなって,やらなくなるかもしんないし,じゃあ,売るとなったら,いくらで売れるか,つまり,冒頭の「莫大な「買いの玉」を建てる(ことになってしまう)」に戻ってしまうわけです.

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 ニッチな方法としては,土地だけ借りて,トレーラーハウスとか移動可能なものを建てちゃうって方法もあるのですが,トレーラーハウスの主目的は,固定資産税の節税らしく,移動には,100万くらいはかかるみたいで,それでもリスクは大分減りますが,こういうのって,やっぱ,めんどくさいですよね(でも,その気になりさえすれば,やっちゃうんでしょうが).

 もっと行けば,大きめのトラックを改造して住んじゃうとか.私の免許だと8t未満まで,つまり,中型まで運転できるんですが,それだと12畳くらいまでは行けそうです.それなら,大きなキャンピングカー買った方が,ってことなんでしょうが,キャンピングカーっていかにもって感じで,外見は普通のトラックだけど,実は,ってのがいいと思うんですよね.

 もちろん,12畳では,さすがにちょっと狭いとは思うんですが,普段生活する居住スペース以外は,簡単に組み立てられるものもあるでしょうが,ライフラインや水回りは,さすがに外注ですかね.

 家を買う(って言えるのか?)の数少ないメリットとして,いざというとき,例えば,日本経済が経済破綻したときのこととかあるんですが,それにもしっかり対応できますし,災害時も強いですよね.

 でも,街中に貸し土地という看板はいっぱい立ってるんですが,ネット検索するとあまり出てこない(売り土地はいっぱい出てくる)のは,どうしてですかね?

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 こうしていろいろ考えてみると,やっぱり,借りて住むのが楽だし,リスクも少ないし,経済的にも一番得ということで,家なんか買いたくないってなっちゃうんですよね.

 一つの問題としては,家とか土地ではなく,現金として資産をもつことのリスクヘッジということで,それがまさに資保ということになります.要は,インフレや経済破綻対策ですね.

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 あとは,「いつでも引っ越しできる状態」ということもありますが,とにかく荷物を減らして身軽になることでしょうか.グランドピアノ+防音室は,確かに大荷物ですが,これは,別枠で外注と考えればいいわけですし,いつの日か,もう電子ピアノでもいいやってなるかもしれませんしね.

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3/2'19c
[本質的問題]

 本質的問題は,「やることあんのか」ってことでしょうか.つまりは,いろいろやりたいことがあって,内的熟達的に生活して行くのなら,どういう家に住んでるかってどうでもいいというか,あまり関係ないですよね.例えば,仕事に打ち込んでるのなら,家には寝に帰るだけって人も多いでしょうしね.

 私は,今は家には寝に帰るだけってことはないですが(でも若いときはそんな感じだった),仕事に打ち込んでて,家がどうこういうことに拘りがなくて,ずっと賃貸ってこともあると思います(家買ってとせがまれる家族もいないし(笑)).

 つまりは,(本人だけではなく家族も含めて)家を買う人がみんなそうとは言いませんが,どれだけ内面的に充実してるかってことなわけで,家に拘りがない人は,充実した人生というか生活を送ってると言えるかもしれません.

 言い方を変えると,仕事をリタイアした後は,どうなんや?ということになるわけで,急に家に拘り出すとすると,人生や生活があまり充実してないとも言えるわけで,つまりは,人生や生活を充実させることが本筋で,それができれば,家をどうするか,うだうだ考える必要がないというか,それより,仕事をやめた後も人生や生活を充実させるにはどうしたらいいか考えるべしってことです.

 とは言え,仕事を続けて行くのなら,職場との位置関係,仕事以外に力を入れるにしても,同じようなことはあるでしょうから,どこに住むかは,大事ですかね.そして,そういう状況に臨機応変に対応するためにも,(資保とか,ちゃんといろいろ対策して)できれば,賃貸ってことですかね.

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 とは言え,何をするかによっては,ある程度,家への拘りが必要になるかもしれません.例えば,仕事を続けるのなら,職場の近くとか,仕事によっては東京に住んだ方がいいでしょうし,ピアノに打ち込むのなら,グランドピアノ+防音室は,必要でしょうし,スキーやゴルフに打ち込むのなら,田舎に住んだ方がいいでしょうし,バドミントンとか何かのスポーツに打ち込むために,しっかり体を動かしたいのなら,そういうスペースを家の中にというのもありかもしれません.

 でも,バドミントンするんだったら,体育館に出かけて行けばいい,あるいは,体を動かせるところが近所にあればいいわけですし,体を動かすことは,工夫次第でどこでもできるとも言えますし,スキー場やゴルフ場の近くに住んでも,その気をなくしてやらなくなったらそこまでだし,結局は,そういう状況の変化に対応できるということで,賃貸(+資保)というのが現実的ということでしょうか.

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 そもそもというか,若いときならともかく,歳をとって,これから人生を畳んで行かないといけないのに,莫大な買いの玉を立てる(家を買う)という大風呂敷を広げるのが,リスクとりすぎというか,感覚的にしっくり来ないという単純で直感的なことかもしれません.

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3/2'19d
[腹をくくる]

 ずっと賃貸で行くと腹をくくると逆に展望が開けるというか,URなら,高崎線沿線だと,桶川,北本,北鴻巣,宇都宮線沿線だと,東大宮,久喜くらいしかなくて,この中から選ぶしかないというか,この中から選べばいいわけです.スーパーとか定食屋とか,周辺の状況を考えると,ということがあったわけですが,生活クラブ使えば,そこもクリアできそうですしね.

 それに,家を買わないということは,それに対応する現金があるわけで(ローンとか金利払う借金するわけない),その現金を経済破綻から守らないといけない(資保)ということもあるんですが,見方を変えると,運用すれば,利益を生むわけで,家なら,どんどん価値が下がっていくだけ(売れないなら実質価値ゼロ)のところを家賃分だけでも利益を出せば,ずっと価値の下がらない「新築」に住んでるみたいなものです.

 そして,重要なのは,やはり,何をして過ごして行くかです.いろいろ退屈しのぎができる東京に住みたいってことは,やりたいことがないってことですし,やりたいことが家にいてすることなら,住環境はいい方がいいということになりそうですが,例えば,研究でも内的思索活動でもピアノでも,それ以外の内的熟達的な何かでも,そこそこの(60平米くらいの)広さがあって,日当たりがよくて,三食おいしい無添加の食事ができて,暑さ寒さが凌げれば充分だと思うんですよね.

 もちろん,家に引きこもってるわけではなくて,一日一回は,出かけるところがあった方がいいとは思いますし,生活クラブを使うと買い物の必要性は減りますが,全くなくなるわけじゃないし(そういう意味では,スーパーも一応は必要),ゴルフをやるなら,ゴルフの練習場にも行くと思いますし,時々,東京に友人や家族に会いに出かけたり,バドミントンをしに行ったり,更に時々,スキーやゴルフに出かけたりもするでしょうから,「一人時々みんな」で結構楽しくやって行けると思うんですよね.

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3/3'19
[考え続ける]

 だんだん煮詰まって来た(正しい使い方)ような気がしますし,確かに楽しくやって行けるとは思うのですが,果たしてそれでいいのでしょうか.

 楽しくやって行ければいいのか? 何かを成し遂げるんじゃなかったのか? 世界の中で自分にしかわかってないことがある,自分にしかできないことがあると思うのなら,何を差し置いても,そのことに全精力を傾けるべきではないのか? だったら,大学に籍があるうちはもちろんのこと,定年で大学をクビになっても,何とかして続けて行く方法を考えるべきではないのか?

 よくわからなくなってきました(正直).でも,そういうことは,何か得たいの知れないものすごいエネルギーが必要で,その気にならないと始まらないわけですし,もちろん,その気はあるわけですが,大学の仕事的な状況は厳しいわけで,でも,そんなこと言ってるようでは,話にならないわけです.

 ただ言えるのは,状況は変わるかもしれないし,ある程度,変えることもできるかもしれないし,その気度合いも変わるかもしれないし,要は,変化していくということです.

 ですから,煮詰まって来たと言っても,それは,今の時点での話で,10年後はおろか,5年後,1年後すらどうなるかはわからないし,要は,考え続けるということでしょうか.

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 そして,そういうことに対応できるようにしておかないといけないわけで,例えば,もし研究に対する情熱を失ってしまったとして,大学をやめてしまって,その後,研究したくなっても後の祭りなわけですし,つくばに骨を埋めるつもりでつくばに家を買って,もっと研究できるような話が来たら,移るでしょうが,かなりの経済的な損失はあるでしょう.ずっと賃貸というのは,そういうこともあるわけですし,それは,仕事をやめた後も同じということですかね.

 あとは,家を買うかどうかというよりは,どういう形で資産を運用するかということで,私の場合,流動性が低く,長期的に値上がりが見込めないのに買いの玉を建てる(家を買う)という,自分の経済に対する見通しに反することではなく,家は,いつでも自由に変えられる賃貸にして,自分の経済に対する見通しを信じて,家を買う分の資産を日運や短運や資保という形で運用するということでしょうか.

 確かに家を買った方が(自分が住みたい家にカスタマイズできるので)よりよい住環境は得られるでしょうが,そんなものより大事なものがある,即ち,そういうやりたいことがあるということが最重要ということでしょう.

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3/4'19
[自然にシンプルに]

 要は,「自然にシンプルに」生きて行きたいんですよね.単純にやりたいことはやりたいし,やりたくないことはやりたくないわけです.

 もちろん,やりたくなくても,生きて行くためには,働かないといけないんですが,だったら,必要な分だけ働けばいいと思うんですよね.私の場合だったら,年収300万もあれば充分です.

 お金はできるだけあった方がいいと言う人が多いんですが,私は全くそうは思ってなくて,やりたくないし,経済を回すだけとか,一組織の利益を優先するような世の中全体の役に立たないことをストレスを溜めてやって余計なお金を稼ぐより,金を使わせて経済を回そうとする世の中に騙されず,しっかり支出をコントロールして,(そんなにお金がかからない)やりたいことやって行きたいと思います.

 社会の一員である以上は,相応の責任を果たせと言う人もいるとは思うのですが,その多くは,競争社会の中で,無駄に経済を回したり,国や組織の利益を得るためだったり,地位や名誉を得たり,承認の欲求を満たすという低俗的な話で,そういうことに巻き込まれたくないですし,年収300万分働いていれば,一応責任を果たしてると言えるでしょう.

 いやいや,(私に能力があるのなら)お前がもってる能力からしたら,年収300万では,責任を果たしてるとは言えん,能力がある人間は,それに見合った責任を果たして,その分,高い報酬を得るべきだと言う人もいると思うのですが,現実には,年収300万からの「上積み分」は,上で書いたような余計なことをやらされてるわけです.

 じゃあ,そんな世の中から離脱して,だらだら自堕落に生きて行くのか,ってことなんですが(それも捨てがたいですが(笑)),その気になること,やるべきと思うこと,やりたいことはやりたいので,それが「結果的に」世の中の役に立てば,あるいは,役に立たなくても,つまり,そんなの関係なくやって行こうと思ってます.そして,それが自然でシンプルというか,私が一番,能力を発揮できるやり方だと思うし,結果的に世の中全体の利益に繋がると思うんですよね.

 でも,現実には,世の中そうなってないわけで,でも,私なりにいろいろ考えて,世の中の中では,相対的に「自然にシンプルに」に近い形でやって来れたとは思うのですが,定年とか,世の中がどんどんおかしくなるとか,これからいろいろ状況が変わる中で,「自然にシンプルに」にもっと近づきたいということです(日=短+04241316).

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3/4'19b
[新年度]
(大学)

 3月ということで,研究室では,新年度が始まり,今日,最初の研究室会議がありました.4月ではなく,3月からというのは,卒業していなくなるM2から新B4への引継をしてもらうために,ということもあるのですが,今年は,そういう事情もなくて(新B4ではなくM1が引き継ぐので),でも,研究ですから,早く始めてもらった方がいいに決まってるので,例年通り,3月スタートということです.

 初回は,研究テーマとか,運用方針とかいうことなんですが,簡単に言ってしまえば,とにかくいっぱい研究して,研究を楽しんで,それを通して,どんどんスキルアップして,仕事ができる人間になって,社会で活躍できる人材になって欲しいってことです.

 そうそう,3月ということは,つくばに来て○年ということでもあるんですが,これはもうそんなの関係ねーというか,どうでもいいって感じですかね.

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3/4'19c
(日運)

 日運や短運や資保ですが,そこそこのプラスで推移していて,そんなに悪くはないですが,すごくいいというわけでもありません.でも,世の中の一部の(見識のある)人は,今のままじゃまずいと思っていて,さかんに売りを仕掛けてると思うのですが,相場は,思うように下がらないわけです.

 何となくですが,「まだ」なのかもしれません.相場が暗転するときって,ほとんどの人が総強気のときですからね.少なくとも,今はそうではないわけで,もうやばいと思ったけど,まだ行くのか? そして,まだまだ行けるとなったときが「その時」でしょうか.

 でも,日運や短運や資保を,そういう「何となく」に基づいて行うことはなくて,これまで通り,1日10分だけ,買うか売るかの判断をして,淡々と続けて行くだけです.

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3/4'19d
[ポツンと一軒家]

 家は買わないというか,できれば,買いたくないのですが,今住んでるところみたいに夜中までピアノが弾けるところなんかそうそう見つからないでしょうし,ご近所トラブルまで行かなくても,物音がするだけでも鬱陶しいですよね(そういう意味では,今住んでるところは,そういうこともない).

 だとすると,ポツンと一軒家じゃないですが,「ご近所」がなければいいわけで,そういうところは,駅から離れてて,土地はそんなに高くはなくて,でも,ド田舎だと大変だから,例えば,熊谷とか小山とか大宮から車で10分くらいでそういうところを探すということは考えられますかね.

 というか,探したことあるんですが,探せばあるみたいです.単純に土地が広ければ,隣までの距離が稼げますしね.

 うーん,でも,やっぱり,家は買いたくないかなあ.でも,いい物件があって,全資産の1/10くらいで手に入るのなら,ありかもしれませんね.

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3/4'19e
[逆制限]

 生活クラブの品物を少しずつ食べてるんですが,どれもすごいです.無添加というのもそうですが,どれも美味い! 今日は,鶏ムネ肉のスライスしたものを焼いて食べたのですが,こんなにジューシーでおいしい鶏ムネ肉は,初めて食べました.冷凍なので3ヶ月は大丈夫ですし,スライスしてあるので,冷凍のままフライパンで焼くだけです.餃子もさつま揚げ(も無添加のものはスーパーでは売ってない)も美味しかった.もうこれなしには生きて行けない(笑)というか,これさえあれば,どこに住んでも大丈夫な気がしてきました.

 それで,関東ならどこでもだいたい大丈夫かと思っていたのですが,そうでもないみたいです.例えば,茨城は,つくばとか取手とか水戸周辺だけみたいですし,将来,住む街候補の中では,小山ではやってないみたいです(10年後はやってないかな).

 つまり,生活クラブの配送をやってくれるところという「逆制限」がかかるってことですかね.

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3/5'19
[もっと本質的な話]

 相場的には,そういうことなんでしょうが,経済とか世の中とか実質的には,どういうことなんでしょうね?

 景気がよければ,そういう状態をできるだけ長くキープしたいと企業や人や国は,思うわけです.そして,業績が上がれば,それをもっと続けて,もっともっと儲けたくなり,いつしか,それが願望から事実誤認に変わり,気づいたときには...ということでしょうか.

 これって,まさに正常化の偏見ですよね.つまりは,危機感の欠如であり,好事魔多しということで,いいときは,それが続くと思ってしまう,そんなうまい話はないのに,自分の力だと思ってしまうということで,相場の話というよりは,もっと本質的な話,そして,人生訓とも言えるわけです(日-短-04241316).

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3/5'19b
[お金が欲しい?]

 再三,私は必要以上のお金は要らないと書いています.だって,家も高級車も要らないし,もう高い家賃出して東京に住むこともないだろうし,ご飯は,無添加の食材で自炊するか,街の定食屋さんの700円くらいの定食で充分おいしいと思って食べられるし,時々,友人に会うことはあっても,飲みに行くことはそんなにないし,ピアノを弾いたり,バドミントンをしたり,スキーやゴルフに行ったりはしたいですが,かかるお金は,たかがしれてるし(全部合わせても年間数十万程度),年300万もあれば充分ですからね.

 でも,その一方で,値動きの大きい中小証券株を空売りしたり,FXとか商品先物とか普通の人から見ると,超ハイリスクハイリターン(その実,しっかりリスクマネージメントはしてるので超ハイリスクではないけど)の取引をしていて,目的は,自分の世の中や経済に対する見通しを証明するためとか言ってるけど,結局,お金が欲しいんじゃないの?って思ってる人もいるんだと思います.

 まあ,どう思われても全然構わないんですが,相場を張っている以上,負けるためにやってるわけはなくて,勝てば儲かるわけですから,間接的にでも「お金が欲しい」ってことになるのかもしれませんね.

 そして,金儲けをしてる人の中で,そういう人も結構いるような気がします.儲かったお金を豪邸とか高級車とかブランド品とか夜の街に散財する人は,文字通りお金が欲しい人でしょうが,そうでない人,つまり,「お金の使い途がない」金持ちも結構いますからね.

 そういう人達は,何のために金儲けをしてるのかってことです.でも,それは,明らかで,例えば,野球やサッカーがやりたくて,とにかく上手くなりたいと思ってやっていたら,トップレベルまで行って,金が儲かっちゃうこともあるでしょうし,何かビジネスを起こす人も,世の中を変えたいというよりは,何か儲かるアイデアを思いついちゃったら,それを実行に移して,形にしたくなるのが人間なのでしょう.

 かく言う私も,経済や世の中がどうなって行くか,相場がどう動くかを何となく見通せたと思って,もちろん,その通りになるかどうかはわかりませんが,自分で考えた数理モデルを使って,うまく行くか実行に移してみてるというだけかもしれません.タイムマシーンで,明日の競馬の着順が載った新聞を手に入れたら,誰でも馬券を買うでしょうからね(笑).

 あるいは,どこかで書きましたが,私が言うことをきいて,それだけの世の中や経済が見通せてるのなら,研究者とか大学教授とか儲からないしょぼい?ことやってないで,金儲けしたら成功するんじゃないの?みたいなこと,あるいは,そんなに簡単にうまく行くわけないと言う人もいて,じゃあ,いっちょやったるか,みたいなこともあるのでしょうか?

 うーん,でも,そういうことなのかなあ.そういうことじゃないような気がするんですけどね.

 でも,言えるのは,このサイトを読んでいただいてる人はおわかりでしょうが,世の中や経済がどうなって行くか考えるとか,経済と相場の関係を研究するみたいなことが単純に面白いんですよね.ですから,単純に,やりたいこと,面白いと思うことをやってるだけって話かもしれません(これが一番しっくり来る).

 ですから,学術研究とかピアノとかバドミントンとかスキーとかと同じってことなんですが,それらと大きく違うのは,「お金という結果」が着いて来ちゃうってことなんですが,そこしか違わないってことですかね(でも,お金があれば,食べて行けるし,やりたくない仕事もしなくていいので,世の中には,そこが大きい?).

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3/6'19
[考え続ける]

 いろいろ考えながら「準備」を進めているのですが,それは,考えるのが楽しいということもありますし,一方では,考えた通りになるとは限らないというか,なるようになるというか,○カな考え休むに似たりと言う人もいるかもしれません.でも,振り返ってみると,確実に前進しているというか,よりよい方向に向かってると思うんですよね.

 何となくそういうことを考え始めたのは,50過ぎくらいだったと思いますが,その頃は,今の大学をやめたら東京に帰りたいと思っていて,東京で比較的住みやすい三ノ輪とか竹ノ塚とか上野あたりを考えていたと思うのですが,でも,その時は,仕事を失って,そういうところに住んで生活して行く実感が全く湧かなかったわけです.

 でも,いろいろ考えて行くうちに,東京に帰りたいと思う理由が希薄というか,ただ何となくそう思ってただけということに気づいたり,だとすると,東京郊外で充分というか,出かける先のことを考えると,むしろ便利だったり,それは,今住んでいるところもそうだと気づいたり,生活して行く上で非常に重要な食事とか食べ物とか,一日の中の時間割とか,最近は,添加物を排除することで体調がよくなったり,生活クラブを使うようになって,将来も含めて,更に食事が充実したり,確実にいい方向に向かってるんですね.

 ですから,○カな考え休むに似たりではなく,考え続けることがいいんだと思いますし,それ自体が楽しめることなので,まだまだ考え続けて行こうと思っています.

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3/7'19
[人生に楽しみが感じられない]

 いくつか情報系?テレビ番組を録画して一応チェックしてるのですが,役に立つ情報は僅かで,ほとんど早送りで数分で見終わるという状況です(最近の番組は,字幕が出るので,それで早送りでも内容がわかる).

 そういうものの一つに○ンマでっかがあるんですが,最近は,もうほとんど有用というか興味がある情報はありません.そういう中,昨日の永野さんの悩み相談は,面白かったので,久しぶりに一通り見ました.

 彼女の悩みというのは「人生に楽しみが感じられない」というものです.ここだけとると深刻というか,一同,一体どうしたん?みたいな,逆に掴みはOK的なところもあるのですが,彼女自身は,それをあっけらかんと話していて,受け答えもしっかりしてて,キャラ作りという感じでもないし,I田さんは,「気に入った」とか言ってたんですが,相談というかやりとりは,とにかくちぐはくだったと思います.つまり,彼女の悩みに多くの専門家?が全く答えられてないんですね.I田さんは,結構,まともなことを言うんですが,最後の好きな男ができたら楽しくなるという答えは最低でしたね.

 いくつか気になったところをあげると,このサイトで再三書いてるやる気三要素に関係するところで,内的熟達>人との繋がり>報酬 ではなく,内的熟達<人との繋がり<報酬という考えに支配されてるような感じがしました.例えば,T田さんが一人で楽しむより,家族や友人,更には,群れることが楽しさに繋がると言ってましたし,U木さんは,ライバルの存在が大事,人と競争しなければ,人生の楽しさは得られないと言っていたのは,正直,驚きました.

 当然のことながら,永野さんの反応は今一で,もちろん,空気を読んでしっかり受け答えはしているのですが,解決に至る答えが得られてないのは明らかでした.

 誰もきかなかったと思うのですが,彼女は,仕事は楽しくないのでしょうか? そこをきかないと何も始まらないのでは? それとも世間一般の人達は,仕事は,お金を稼ぐため,人との競争に勝つためにやるもので,そんなものに楽しみを求めてないってこと? だとしたら,ほんと楽しみがないつまんない人生ですね.

 永野さんは,仕事がないときは,家でテレビもインターネットも見ず,一人でぼーっとしてる,一人でいるときが一番楽だと言ってて,一同,それを問題視してるんですが,仕事が楽しくて,でもどんなに楽しくても仕事をすれば疲れるわけで,家で一人でぼーっとすることがその休息になるのなら,それでいいじゃないですか(短-2806).

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3/7'19b
[内的熟達は難しい?]

 上の記事と関係するのですが,世間一般的には,内的熟達>人との繋がり>報酬 ではなく,内的熟達<人との繋がり<報酬ということなんですが,理由は明らかで,そうした方が楽だからです.例えば,経営者は,給料という報酬で従業員を雇ってるわけですし,夢や目標を設定しないと頑張れないというのは,そういう報酬がないと頑張れない人が多いのでしょう.T田さんも一人で楽しむことは,難しいと言ってました.

 でも,一方では,心理学的には,内的熟達>人との繋がり>報酬ということがわかっていて,それは,既往の研究の成果という以前に「私の実感」です.別に難しい話じゃなくて,辛くてしんどくてやりたくないことを我慢してやったら報酬が得られるより,面白くて楽しいことやった方がやる気になるってことです.

 でも,これが難しいってことなんですね.一つは,面白くて楽しいことが見つけられないってことはあるのでしょうが,どんだけ頑張って探したんか,ってこともありますし,やり始めて,面白さや楽しさがわかるくらいのところまでやったんか,あるいは,面白さや楽しさを見出そうとしたんか,ってことです.

 でも,私個人的には,他人のことはどうでもいいというか,他の人が難しいと感じることが私が簡単だと感じるのなら,それは,もう大ラッキーです.だって,自分のやりたいこと,やって楽しいことができるんですからね.そして,(私でない)多くの人もそうなんじゃないですか?

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3/7'19c
[お金のことを考えなくていい?]

 世の中一般的には,お金は(いっぱい)あった方がいいってことなんでしょうが,そうでもないことは,何度も書いてる通りです.それでも,お金はあった方がいいことを敢えてあげるなら,「お金のことを考えなくていい」,例えば,給料に合わせてやりくりしなくていい,欲しいものを我慢しなくていい,スーパーのちらしを見て,1円でも安いところに出かけなくてもいい,というようなことでしょうか.でも...

 お金が(いっぱい)ある人って,お金持ち,つまりは,お金をいっぱい稼いだ人ですよね.そして,お金儲けって,「お金のことを考えなくていい」どころか,「お金のことを一生懸命考えないといけない」ってことですよね.例えば,会社を経営してるのなら,いかに安く仕入れるかとか,いかに高く売りつけるかとか,帳簿がどうとか,運転資金のやりくりとか,どうやって資金を集めるかとか,税金のこととか,広告費とか経費をどうやっておさえるかとか,社員の給料をいくらにするのがいいのか,とか,考えただけで気が遠くなるほどお金のことを考えないといけません..

 親の財産がある場合もそれをどうやって減らさないようにするか四苦八苦してるわけで,しかも,スーパーのちらしで1円でも安いところみたいなかわいい話じゃなくて,会社の経営もそうですが,莫大なお金を動かすわけで,「お金のことを考えないといけない」ストレスは,非常に大きいでしょう.

 つまりは,お金があってもなくても,お金のことを考えないといけないのなら,ストレスがかからないお金がない方がいいじゃん(笑)とすら思えます.もちろん,生活して行くのが厳しいのでは,しんどいでしょうが,年2〜300万もあれば,全然行けるんじゃないですかね.

 いや,もうちょっと欲しい,というか,一番幸せな年収は,いくらか,ということをどこか書いたと思いますが,何かの研究だと700万くらいだったと思いますが,実際はもっと安いんじゃないかと思いますけどね.

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 見方を変えると,お金のことを(そんなに)考えなくていい金持ちならOK? 例えば,超一流企業の重役とか外資系金融会社とか開業医とか野球とかサッカーとかの極一部のトップレベルのスポーツ選手とか芸能人とか.

 でも,給料が高いということは,それに伴う多大なストレスがあるわけで,それは,まさに,超一流企業の重役とか外資系金融会社とか開業医とか野球とかサッカーとかの極一部のトップレベルのスポーツ選手とか芸能人,全てに当てはまるわけです.

 でも,その一方で,お金とか関係なく,野球が上手くなりたいという思いはあるわけで,でも,世界のトップレベルまで行ってしまうと,お金がもらえると同時に,いろいろストレスフルなことも着いて来ちゃうわけで,それは,気の毒な感じはしますかね.

 研究者についても,研究業績を上げると昇進したり,有名になって,余計でめんどくさい仕事が入って来たりというようなところは,あるんですが,やりようによっては,いいとこどりもできるとは思います.

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3/8'19
[一人が一番楽]

 「内的熟達的に一人時々みんな」でやって行きたいと思ってるのですが,そうすると,永野さんじゃないですが,「一人が一番楽」となってきて,かつ,それが日常になると,どこかに出かけるとかの非日常がめんどくさくもなってきます.もちろん,時々,いろんな人と接するのは,楽しいんですが,一人でも充分楽しいので,それでいいやとなってきますし,人と会うのもだんだんめんどくさくもなってきます.

 「内的熟達的に一人時々みんな」でやって行きたいと考えるようになってきたのは,50を過ぎて,定年で仕事を辞めた後のことを考え始めてからだと思うのですが,そうすると,実際に,出かけることや人と会うことがめんどくさくなってきて,例えば,どこかで書きましたが,同窓会みたいなものは,40代までは,ほいほい出かけてたと思うのですが,最近は,ほとんど足が向かなくなりました(多くの人が参加する同窓会ではなく,仲がいい数人程度の同期会みたいなのは今でもほいほい行く).

 それは,もうすぐそこに定年というか,次の人生のことを考えないといけない時期にさしかかっているのに,いつまで経っても,今までのような「成功する競争」的な話になるのがつまらないということもあるんですが,それだけじゃなくて,私自身のメンタリティがだんだん「内的熟達的に一人時々みんな」モードになってきたってこともあるんだと思います.

 でも,実際には,まだ仕事してるわけですし,そういうモードになるのがちょっと早かったかなという気もしないでもないですが,元々「内的熟達的に一人時々みんな」が(少なくとも私にとっては)自然だったというか,特に40代,いろんなところに引っ張り出されたりして,ちょっと無理してたけど,ようやく自然な姿?に戻りつつある,ということかもしれません.

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3/8'19b
[1日10分だけの日々判断]
(短運, 日運)

 とか書いたんですが,少し下げて来ましたね.何となく「まだ」なのかもしれないと書いたのですが,「1日10分だけの日々判断」では,しっかり売ってるわけで,つまりは,何となく「まだ」みたいな,中長期的判断は,あてにならないということで,もちろん,これからどうなるかはわかりませんが,ここで書いたように「1日10分だけの日々判断」,つまりは,今の流れをどう読むか,その判断を1日10分だけ考えるという,今のやり方でいいというか,そうするしかないんだと思います.

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3/8'19c
[景気後退]
(経済)

 景気拡大が戦後最長になったということだったんですが,そうではなく,既に景気後退局面に入った可能性があるとの報道です.実感なき景気拡大と言われてますし,実際,ほんの少しずつでも拡大が続けば,戦後最長にもなるわけで,結局,時間の長さにどういう意味があるのかということなんですが,目指しているのは,バブルのように急拡大して崩壊ではなく,持続性のある景気拡大ということなのでしょう.でも...

 株価は,8000円から2万円以上になってるわけで,まさにバブルです.そして,この間,これだけ株価が上がっているのに,ずっと低金利のままなんですよ.金利≒経済成長なわけで,この異常さをどうして誰も指摘しないのでしょうか?

 というか,理由は明らかで,何度か書きましたが,N銀は,もう半永久的に金利を上げられないわけで,つまりは,株価は上がっても,日本経済が成長していくことはもうないってことです.

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3/9'19
[どういう状況にも対応できるように]

 一人が一番楽と書いたのですが,確かに今はそうかもしれませんが,何年か前はそうでもなかったし(例えば,東京に住むんだったら,みんながいつでも来られるようなスペースがあるといいなとか思ってたし),てことは,何年かしたら,また変わるかもしんないし,「一人時々みんな」ってことは,ずっと一人がいいってわけでもないし,そういうことが変わって行くわけですから,どういう状況にも対応できるようにしておく,つまりは,一人が一番楽だからと言って,人間関係をとにかく排除したいというわけではありません.

 でも,何度か書いてますが,「一人でも大丈夫」が無敵だとは思うんですよね.「一人でも大丈夫」でも,いろんな人とつき合っていくこと「も」できますが,「一人でも大丈夫」でなかったら,人間関係なしには,やって行けないわけで,どちらにアドヴァンテージがあるかは明らかでしょう.

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3/9'19b
[1日10分だけの日々判断]
(相場)

 1日10分だけの日々判断というやり方にしてから,基本的には,順調に推移してるのですが,これは,仕事をしている以上,日中ずっと相場に張り付くデイトレはもちろんのこと,一日何時間も時間をかけられないということもあるんですが,結果的に,冷静な判断ができてると思うんですよね.

 人間の心理としては,正常化の偏見で,津波が来て欲しくないが津波が来ないに化けるように,この株が上がるんじゃないかと思ってその株を買うと,株価が上がって欲しいが株価が上がるに化けて判断の冷静さを失うというのは,相場の世界では常識です.そして,冷静さを失わせる最大の理由は,「買値」(空売りなら「売値」)です.

 つまり,多くの人は,いくらで買ったか,いくらで売ったかを憶えていて,そこからどれだけ上がったから儲けた,下がったから損したという理由で,売ったり買ったりするんですが,それでは,負けると思います.なぜなら,相場の動きにその人がいくらで買ったか売ったかは関係ないからです.

 相場の動きは,上がって行くのか,下がっていくのか,それだけです.つまり,過去に自分がいくらで買ったか,売ったかとか関係なく,「これから」上がって行くのか,下がっていくのかだけが問題で,その判断に集中しないといけないわけです.

 そして,「これから」というのは,年末はどうかとか,何ヶ月先とかはもちろん,一週間後ですらわからないと私は思います.でも,「明日」くらいなら何とかわかるかもしれない.天気予報だって,そのくらい先のことしか当たらないですしね.

 それでも,はずれることはあるというか,5回中2回は,はずれるし,逆に6割くらいの勝率を確保するために,機会を増やして確率再現性を高めて,複利で回す数理モデルが必要になるわけです.

 じゃあ,その日,10分だけ明日は上がるのか下がるのかをどうやって判断するか,ですが,これは,「何となく」ですかね(笑).何となくというとめっちゃアバウトですが,私の頭の中には,ルールはあります(もちろん,企業秘密).そして,上がるか下がるかの二択なので(例えば,昨日,下がると思って売って,今日も,明日下がると思えば,売り玉をそのままキープして何もしない),割とすぱっと決められます.

 でも,それでも,はずれることも多くて,でも,当てずっぽうにランダムにやっても勝率5割なので,ほんのちょびっと,ランダムより当たることを目指して,それを数理モデルで拡大するということです.

 とか書いてますが,もちろん,ここ7年くらい順調に推移してると言っても,これからどうなるかはわかりません.でも,うまく行かなくても大丈夫なように,なくなってもいい余剰資金の範囲でやってるわけですし,お金が欲しいわけでもないし,ただやりたいからやってるってことです.

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3/9'19c
[結果を気にしないことの重要性]

 と書いて気づいたんですが,これがまさに買値,売値は,関係ないってことで,そういうことも結果に繋がってるのかもしれません.もっと敷衍すれば,「結果を気にしない」ことの重要性ですかね.

 つまりは,何事についても,夢や目標に向かって頑張るのではなく,目先の,その日一日のやるべきことを内的熟達的に楽しんでやる,そして,気づいたら...ってことで,まさに「近く,時々,遠く」ですね.

 でも,実際のところは,難しいですよね,一生懸命練習してても,思うようなプレーができない,試合で結果が出ないとしんどくなりますし,相場だって,成績(益が出たか損か)に関係なく判断することは,難しいと思います.

 でも,難しいことをやることでしか,成功しないのも事実で(だって,簡単なことはみんなできるので),でも,どういう難しいことが自分にとって簡単かを考えて見つけることが大事ってことですかね.

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3/9'19d
[研究室スキー]
(大学)

 先日,研究室でスキーに行きました.研究室ができて○年ですが,(地震被害調査とか学会には何度も行ってるけど)こういうの初めてですね.過去,行くことになってて,2005年福岡県西方沖地震が起こって中止になったんですが,それからも10年以上経ってますから,実質,初めてみたいなもんでしょう.

 私としては,研究室の行事みたいなやり方ではなく,行きたいなら企画すればいいじゃん,ということは,ずって言ってきたので,ようやく初めて,学生達が行きたいと思ったということなんですかね.でも,過去にもそういうのに行きたいと言ってた学生もいたので,要は,企画して実行する学生がいるか,ということかもしれません.

 一日目は,一人だけ全くの初心者がいたので,1時間くらい教えたら,一通り滑れるようになって,それ以外の学生は,一通り滑れるので,そういう学生が揃っていたということかもしれませんね.

 一日目は,小雨が降っていて,途中から雪でガスってきて,コンディションはあまりよくなくて,二日目も朝は雪だったんですが,途中から晴れてきてよかったです.

 最初は,中級者コースの脇に初級者迂回コースがあるところを全員で滑ってたんですが,初級者チームがはぐれて,午前の途中から,結構滑れる学生何人かと滑ってたんですが(一人は二級をもってる.企画実行もその学生がやってくれた),私は止まらずにどんどん滑っていくし,大丈夫?ときくと大丈夫ですと言うので,引きずり回して?たらヘロヘロになってたみたいです(笑).

 技術とか,普段から体を動かしてるのかってこともあるとは思いますが(でも,最近は,私もそんなに体は動かしてませんからね.バドミントンも十日一だし),これって何なんですかね? こんな感じで行けば,80とか90になっても,まだまだスキーもできるし,要介護にもならずに「一人でも大丈夫」でやって行ける?

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 これも敷衍できる話で,ずっと「動きを洗練する」と書いてますが,それは,バドミントンとかスキーのようなスポーツに限らず,歩き方とか座り続けないとか体を整えるとかの日常生活にも言えることで,食事とか,しっかり休息をとるとか,ストレスフルな余計で面倒な仕事を(できるだけ)しないとかいうことを「近く時々遠く」で続けて行くと,何かが起こるということはないですかね.

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3/10'19
[最大限キープする]

 うーん,でも,そういうことではない気もするんですよね.

 体がそんなに動かなくなっても,例えば,100m走るのに30秒かかるようになっても,しっかり歩けて,しっかりしゃがめて,しっかり立ち上がれて,食事,排泄,買い物などの日常生活を自分一人でできれば,あとは,内的熟達的に打ち込めるものと,限られていてもわかり合える人間関係があればいいわけで,体が若い人並みに動けば,スポーツでもいいんですが,そうでなくても,手先を動かせればできることでも,脳力をしっかりキープして,研究とか思索活動でもいいと思うんですよね.

 ですから,脳力は,やはり,重要だと思うのですが,目力(単なる視力という以上の目の能力)も大事かもしれません.というか,体を動かすとか脳トレとかは言われてますが,目のトレーニングしてる人,あまりいませんよね.

 でも,若い人並みに体が動いて,スポーツががんがんできれば,日常生活に支障が出ないのは,当たり前? というか,包含してる?

 そこがよくわからないんですよね.例えば,スポーツやり過ぎて,腰とか膝とか傷めたら,逆に日常生活に支障が出るわけですからね.でも,それくらい腰とか膝とか傷めたら日常生活どころか,スポーツもできないわけです.

 つまりは,やはり,体がそんなに動かなくなってもいい,ではなくて,今の自分が最大限動かせるところを怪我しない範囲で最大限キープするってことですかね.そして,結果的に,80になっても90になってもスポーツができればやればいいし,どうしてもできなくなったら無理することはないってことでしょうか.

 これって,私の40以降のバドミントン競技歴に通ずるものがありますね.最初は,若いときのようにしんどい練習やトレーニングを繰り返して怪我ばかりしてたわけで,でも,それだと歳をとるとだめなわけで,最近になって,ようやく「今の自分が最大限動かせるところを怪我しない範囲で最大限キープする」のがどういうことかわかってきた気がします.

 つまり,これも,「近く時々遠く」で結果は気にしないということでしょうか.

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3/10'19b
[超越したい]

 1日10分だけの日々判断ですが,それで冷静な判断ができてるとは,思うのですが,言いたいのは,だから,うまく行ってるということではなくて,買った株が上がったとか,売った株が下がったとか,そういうどうでもいいというか,大したことないことに振り回されずに,ただ純粋に,自分の見通しを再現することに注力できるというか,楽しめるということで,結果として,結果も付いてくる,つまり,結果を気にしないことの重要性ということでしょうか.

 とは言え,そんなに簡単な話じゃないのも事実で,やられたときは,いい気はしませんし,うまく行くと気分がよくなったりもするのですが,そういうことを超越したいというか,それは,何でもそうで,ただ純粋に今やることに注力して「近く時々遠く」でやって行きたいってことで,これも一種の精神修養ですかね.

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3/10'19c
[内的熟達<人との繋がり?]

 研究室スキーですが,もちろん,行けば楽しいのですが,最近,研究室スキーに限らず,どこかに出かけたりして日常生活を逸脱するのって,憂鬱というか,めんどくさいと思ってしまうんですよね.今回もそうだったんですが,あることを考えると,そういうめんどくささがかなり低減することに気づきました.

 それは,学生が折角企画してくれたんだし,学生達が楽しんでくれるのなら,頑張って行こうということです.でも,これって,やる気三要素でいうところの人との繋がりで,つまりは,内的熟達より人との繋がりが上回ったということになって,内的熟達的に生きたい私としては,まだまだ修行が足らんなあ,ということでしょうか.

 でも,これって,極々一般的なことですよね.やりたくないしめんどくさいけど,誰かが喜ぶのなら,世の中の役に立つのなら頑張ってやろうってことですからね.でも,社会にいるうちは,それで行けますが,リタイアして,社会からはずれると,それでは,厳しくなると思うんですよね(それこそ孫の世話くらい?).

 ですから,もちろん,人間関係を排除するわけではありませんが,内的熟達で「一人でも大丈夫」を目指したいということです.

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3/11'19
[同じことが繰り返される]
(防災)

 あの日から8年が経ちました.あらためて書くことはありませんので,去年の記事のリンクを貼っておきます.今のままでは,また同じことが繰り返されるでしょう.

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3/12'19
[今の生活]
(生活)

 定年で仕事を失って,どういう生活をするか,楽しく退屈しのぎをしていくためにどこに住むのがいいのかとか書いて来たんですが,そもそも今の生活がどうなんやということです.

 少なくとも今は「住みたい街」に住んでるわけじゃないですが,仕事以外の日常生活も快適に送ってますし,それは,住みたい街ではないけど,ある程度,条件を満たしてるってこともありますが,てことは,ある程度の条件を満たせば,どこに住んでも大丈夫というか,だんだんそうなってきた感じがするんですよね.

 そりゃあ,今はまだ仕事してるからってこともあるんでしょうが,それがそんなに大きなことだろうかとも思うんですよね.私にとっての一番大きなことは,やりたいことである,学生の研究指導も含めた研究活動ができなくなることなんですが,学生と研究のことで話したり,議論しながら考えたりしてるのって,時間的に一日の大部分を占めるというほどでは全然ないし,仕事の多くは,それ以外の○○なことなわけです.そして,○○なことがなくなるのは,私にとって歓迎すべきことです.

 それでも,そこがなくなることで,多くの「空白の時間」ができるってことなんですが,やりたいことなんかいくらでもあるし,そんなにやりたくなくても,経済的に何とかなれば,○○な仕事するよりは,相対的に遥かにやりたいことに間違いないでしょう.

 つまりは,今の状態で仕事がすっぽりなくなったとき,そして,大学という「行くところ」がなくなったとき,毎日を気分よく快適に過ごせるかということなんですが,具体的には,今の状態での休日の過ごし方ということで,実際のところは,予定がない日は,午後からのんびり大学に行って,晩ご飯には帰ってくるという感じなんですが,だとすると,そのくらいの「行くところ」が+αであれば,充分ということになりますかね.

 つまりは,ある程度の条件を満たせば,もうどこに住んでもOKってとこまでは来てなくて,でも,もう一息というところまでは,来てるということでしょうか(日=短+全).

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3/12'19b
[世の中の役に立つことがしたい?]

 今日のある仕事もそうだったんですが,最近の若い人達って(とか書くということは,私も歳をとったということでしょうね),何かに付け,世の中の役に立つことをしたいって言いますよね.今日のある仕事に限らず,テレビとかメディアとかでもそんな感じです.

 ほんとですか? それは,あくまで建前で,やっぱり,やりたいことがしたい? でもそんなこと言ったら○○なので,表面的に言ってるだけ? でも,それってどういう意味があるんですかね?

 例えば,プロ野球とかサッカーの試合のヒーローインタビューで,選手が皆さんの応援のおかげで勝つことができました!また応援よろしくお願いします!って言って,観客がわーって盛り上がるみたいな.選手としては,お客がお金を払ってくれるおかげで,野球という本来世の中の役に立たないことで飯が食えて,お客は,仕事のストレスを発散できてWIN-WIN?

 あるいは,若い人達が世の中の役に立つことをしたいと言うと,それをきいた大人は,なんていい子なんだ,よしじゃあ○○してあげようって思う? んなわけねーじゃん.

 私には,茶番にしか見えないし,そういうことに踊らされて,誰かを金儲けさせてるだけとか,自分をよく見せようとして,その実,全く逆なことになってるわけで,世の中の役に立つことをやりなさいとか,そう言いなさいみたいな変な大人の言うことなんかきかずに,もっとちゃんと考えて行動した方がいいんじゃないですかね.

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3/12'19c
[それが世の中]
(世の中)

 でも「それが世の中」なんでしょうね.何度も書いてるように,世の中は,おかしなことや不合理なことで溢れていて,騙されてこき使われたり,やってもしょうがないことやらされたり,こんなことやってどうすんだ?と思っても,どうすることもできなかったりって人がほとんどなんでしょう.

 でも,そういう世の中で,何とかうまくやって行く方法はあって,それは,そういう世の中と距離を置くことなんですが,私は,割とうまくやってこられたと思いますし,もうすぐ,離脱というか卒業というか,更に大きく距離を置くことができるので,それはほんとに楽しみです.

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3/13'19
[奴隷のように競争させられ]
(世の中)

 じゃあ,どうしてそんな不条理な世の中になってるかというと,それは明らかで,極一部の人間が既得権を使ってのうのうと生きて行くために,それ以外の人間から壮大に搾取してるわけで,太古の時代から貴族が奴隷をこき使ってるのと基本的には変わらないわけです.いやいや,今は,自由競争社会で,頑張れば,お金持ちになれる? わかってませんねー.そうやって,奴隷のように競争させられてるんですよ.

 こういうことを書くと困るというか,余計なこと言うんじゃない!って激怒する人いるでしょうね.そうです,そういう奴らこそ,人を奴隷のようにこき使って,自分はのうのうと生きて行こうとしてる張本人ですよ.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,そういう不条理な世の中とうまく距離を置くことでしょう.別に世捨て人になる必要はなくて(でもそれも捨てがたいが(笑)),うまく利用すればいいってことでしょうか.つまり,「そういう仕事」を見つけて,何とかそこに辿り着いて「既得権者」になることでしょう.

 問題は,「既得権者」になるのは,大変ということです.でも,大変だからと言って,騙されて安易な道を選ぶと,一生,奴隷のようにこき使われることになります.つまり,どこで苦労するのかってことなんですが,苦労するのなら,元気でエネルギーがある若いときがいいに決まってます.歳をとってから,苦労するのは,辛いと思いますよ(日-短-全).

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3/13'19b
[全然もの足らない]
(日運, 短運)

 うまく行ってると書いたのですが,私の中では,あんまりそういう感じはしてません.確かにだいたいプラスで推移していて,ここ7, 8年くらいの年利は10〜20%ってところでしょうが,正直,全然もの足らないです.

 何年か前に2020年の夏頃,どのくらいの結果が出てるかで判断と書きましたが,気づいたらもう来年で,こんなんじゃ,全然だめです.

 あくまで計算上ですが,年利50%くらいは行くはずですし,最低でも26%(10年で10倍)は行かないと,複利で拡大する数理モデルの意味がありません.

 でも,これも目先の結果を気にせず,その日その日淡々と,ということでしょうね.

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3/13'19c
[豪邸に住みたい?]

 たまたまですが,不動産トラブルのことをやってました.家を買ったんだけど,隣人が変な人で,そのことを伝えなかった不動産屋に契約解除を求められるかってことです.答えは,「契約解除は,求められない」です.居住できないというほどではないというのが理由ですが,20%は,賠償が認められたという判決が出たそうです.でも,物件が売れなければ,引っ越せないし,そんな曰く付きの物件,売れないだろうし,裁判なんかやってたら鬱陶しいし,変な隣人は,そのままいるし,人生の多くを失ったようなものでしょう.

 そもそもなんですが,住宅購入の適正値は,年収の5倍とか言われてますが,そんなバカ高い買い物するのに,隣人がどうとか調べないのがどうかしてると思うんですが,というか,そもそも,家を買うことに大きなリスクがあるわけですよね.

 ですから,できれば,家なんか買いたくないのですが,どうしても買うしかないのなら,リスクを減らすというか,なくすしかありません.その一つの方法は,敷地が広大な豪邸に住むことだと思います.だって,敷地が広大ならご近所も含めて,回りの環境の影響を受けませんし,夜中にピアノを弾いても平気でしょうからね.

 いやいや,そんな豪邸建てるのに何億もかかる? そうですかね? 都心に建てるのならそうでしょうが,都心から電車で1時間くらいで,駅から車で10分くらいなら,数千万程度で全然行けるんじゃないですかね.

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 でも,それでもリスク0とは言えません.だとすると,やっぱり,賃貸なんですが,賃貸だって,隣が変な人ってことはあるわけで,でも,それなら引っ越せばいいわけです.確かに引っ越しは面倒で,お金も少しかかりますが,10年とか20年とか住むのなら,さっさと行動を起こすのが正解ですし,「いつでも引っ越しできる状態」にしておくのは,そういうこともあります.

 私自身のことを言うと,ずっと賃貸で,駒場時代,本郷時代,バークレー時代,西片時代,つくば竹園時代,そして,今ですが,そういうトラブルは,一度もありません.それどころか,隣はいないみたいな好条件ばかりです.単にラッキーだっただけかもしれませんが.

 でも,これからどうかはわからないし,じゃあ,どうするかですが,ここでOKってところを何度か引っ越しする中で,探して行くってこともありかもしれません.そういう意味では,今住んでるところは,OKなわけですから,ずっとここに住むって選択肢もあるわけです.引っ越ししなくていいし.

 うーん,でも,大学をやめたら,もっと西の方に行きたいと思うので,例えば,今住んでるところをそのまま残して,引越先を契約して,3万円で必要なものだけ運んでしばらく住んでみて,OKであることを確認してから引っ越すって手はあるかもしれませんね.

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3/14'19
[最高の人生]

 じゃあ,無用な競争なんかやめて,生きて行くために必要最小限だけ働いて,のんびりやって行けばいい?

 そうなんですが,やりたいこと,やらずにおれないことを見つけたら,競争とか関係なく,がんがんやりますよね.そして,結果的に成功するでしょうし,たとえ成功なんかしなくても,そういう人生って最高だと思いませんか(日=短+042413162806)。

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3/15'19
[距離を置くと言っても]

 そういう世の中から距離を置くと言っても難しい? そうですかね? 方法論的には,いろいろ書いて来ましたが,一番肝心なのは,そういう世の中に騙されて,大した価値のないものにお金を使わないというか,欲しがらせられないようにするってことでしょう.家とかタワマンとか高級車とかブランド品とか高級料理とか海外旅行とか夜の街とか飲んだくれるとか枚挙にいとまないですね.

 何度も書いてますが,そんなにお金がかからないやりたいこと(なんていくらでもありますよ)やって,充分に文化的な生活を送るのに,一人頭年間200万もあれば充分です.そうでない人は,世の中に騙されているし,お金の計算ができない人でしょう.

 支出が決まれば,後は収入です.年収200万あれば充分なのですが,そういう選択肢は,難しいのが現状です.でも,いろいろ書いたので繰り返しませんが,やりようはあると思いますけどね.例えば,高いスキルを身につけて高い時給でフリーランス的に必要な分だけ働くとか.

 これからは,データ解析のような仕事はどんどん増えていくでしょうから,工学系でも,そういう働き方ができるようになると思います.医者も,開業とかしなければ,そういう働き方ができますね.研究者(大学の教員)は,(研究以外の雑事で)必要な分だけという働き方ができないのが難点ですが,職業として安定しているので,そこはイーブンでしょうか.

 将来のことを考えると,200万ぴったししか稼がないというのは,さすがに不安でしょうから,年収500万くらいが目安になりますかね.そうすると,残りは貯蓄ということになりますが,ただ貯蓄するだけではだめで(お金が紙くずになることもありうるので),その資産を守ることも考えないといけません.つまり,外貨や商品を(買えるときに)買うなど,ある程度の運用能力も必要ということです.ポイントは,FPとか金融業者とかの専門家?に相談したりとか本を読んだりして勉強してもだめで,今の世の中を見て,自分でしっかり考えることです.

 (多くの人を敵に回すことになりますが)民間企業には,できれば,就職しない方がいいですかね.でも,公務員ならいいかと言うと,そういうわけでもないし,民間企業にも働きたい働き方をさせてくれるところもありますから,要は,しっかり研究すべしってことですね.

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3/15'19b
[根強い節約志向?]
(経済, 世の中)

 上の記事と関連するのかもしれませんが,今朝のモーサテで「根強い節約志向」(を何とかしないといけない)と言ってる人がいました.ほらほらほら,こうやって,いっぱい無駄遣いをさせて,経済を回したいんですよ.

 そもそも,節約って何ですかね? 欲しいものを我慢すること? でも,欲しいものが実際のところは,騙されて欲しがらされてるものなら,現実には,無用なものってことですし,実際のところ,今の世の中(ちゃんとした人なら)欲しいものなんかもうそんなにありませんよね.

 私自身,今は,年間300万くらいで生活してると思いますが,欲しいものも「こと」も何も我慢してません.つまり,節約なんか,一切してないってことです.

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3/15'19c
[多くの人がそうしてるように]

 でも,何かやりたいことがあるわけじゃないし,多くの人がそうしてるように,ブラックじゃなくて,できるだけ(給料が)いい有名な会社に就職して,趣味でやりたいことやったり,家庭を持って子供を育てたり,とかいう人が多いんでしょうね.

 人生所詮退屈しのぎですし,それはそれでいいような気もしますが,働きたい働き方ができなくて,(会社を儲けさせるために)必要のないやりたくない仕事をさせられて,ストレスを溜めて病気になったりという確率は格段に上がると思います.

 それに,仕事したり子育てしたり,という時期なんて,あっという間に終わりますよ.昔は,というか,人生50年的に言えば,それでお役御免でよかったんでしょうが,今は,そこから下手すると何十年も人生は続くわけで,つまり,仕事したり子育てしたりという時期よりそっちの方が長いわけで,そこを何をするでもなく過ごしたり,病気とか要介護になって過ごすのは,辛くないですか?

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3/15'19d
[ガラパゴス化する東大]
(大学)

 「ガラパゴス化する東大」という記事を読みました.東大の世界大学ランキングは,アジアの中で(は1番だったのに)どんどん下がっていて,今では,6番目(全体では43番)らしく,原因としては,論文数とか研究成果が出てないってことらしいです.そりゃそうでしょー.東大の先生って,学界とか業界のとりまとめ的な仕事が忙しすぎて研究してる暇なんかないですからね.

 じゃあ,東大以外の日本の大学はどうかと言うと,ランキングは,東大より更に下なわけで,東大より暇なはずなのに,何やってんだ?と言われそうですが,そういう下々の大学は,もっと悲惨で,研究以外の大学の雑務が大変なわけです.

 背景としては,海外の大学は,研究以外の雑務仕事専属の職員がいるらしく,それを支えているのが高い授業料だそうです.何と日本の国立大学の10倍(数百万)もの学費ところもあって,そんな高い授業料払えるんかいってことなんですが,奨学金が充実してるので,大丈夫とのことです.でも,奨学金と言っても,回り回って誰かが払ってるわけですし,要は,適材適所の問題ってことですよね.

 問題の根幹としては,最先端の研究を通して仕事ができる人材を育成をしているのに対して払われている対価があまりに低いということがあります.給料は,今のままでも,あるいは,もっと低くても構わないので,研究以外の仕事をする人を雇うために何らかの形で大学としての収入を増やすべしってことですかね.

 授業料を上げるのは,一つの方法ですが(確か,東工大が授業料値上げしたってニュースを見ました),苦労して育てた学生を就活と称して,ほいほい只でゲットする民間企業って,一体何なんですかね.一人頭,数百万くらい取ってもいいんじゃないですかね.

 でも,現状は,そう簡単には変わりません.つまり,いつも書いてるように,当面は,今の状況の中でやるしかないし,もう先がそんなにない私は「何も変わらない」ってことなんですが,そういう中でやるしかないというか,そもそも大学ランキングなんか,どーでもいいので,とにかく学生達を楽しく研究して行くだけです.

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3/15'19e
[節約でもなんでもない]
(生活)

 別に節約とかする必要は全くないんですが,無駄な支出をしないことの一つに「余計な荷物を減らす」ってことはあるんじゃないですかね.具体的には,私は今,80平米のマンションに住んでますが,前住んでたところが100平米あって,大分荷物を処分したのですが,それでもぎりぎりでした.

 でも,その後,荷物を整理したこともあって,二部屋は普段ほとんど使わない荷物の部屋になっています.もしここの荷物をなくせたら,60平米でも行けるわけです.というか,そのくらいが「丁度いい」んじゃないですかね.私の場合,防音室付きグランドピアノという+αがあるんですが,それを除けば,実質50平米くらいでOKってことになります.形態的には,1LDKか2DK(私の場合は2LDK)ってことでしょうか.

 もし,50平米くらいで行けるのなら,URで都心から電車で1時間くらいで,家賃3万ってところもあって,これなら,年収200万でも楽勝って感じですが,そこまですることはないか.

 でも,わざわざ狭いところに住む必要はないですが,要らない荷物は,要らないし,必要なものだけですっきりして生活したら気分がいいでしょうし,そういうのって,節約でもなんでもないと思うんですよね.

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3/15'19f
[目覚ましをかけない生活]

 先日の駒羽会の会報のK上さんの記事で,リタイア後のことを「目覚ましをかけない生活」という感じで自虐的に?書いてありました.わかるんですが,私的には,「目覚ましをかけない生活」って最高じゃんって思っちゃいます(笑).

 それは,いつまでもだらだら寝てるってことじゃなくて,自然に目が覚めたときに起きるのが気分がいいし,やりたくない仕事とかやらないといけないことがあるから,仕方なく起きるんじゃなくて,やりたいことがあるから起きるっていうのが最高だと思うからです.

 ていうか,リタイアしたら,そういう生活ができるってことですよね.最高じゃん.でも,問題は,やりたいことがあるのか,ってことですけどね.

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3/15'19g
(日記)

 今日は何だか疲れたというか,あまり調子がよくなかったです.例えば,家に帰ってきてご飯を食べて,ピアノを弾いていたんですが,途中でしんどくなってきて,いつもより大分短い時間しか弾けませんでした.今朝,明け方の4時くらいに一度目が覚めて,しばらく眠れなかったこともあるかもしれません.

 何度か書きましたが,私の中の最大の恐怖は,ちゃんと死ねないことと,興味を失うことです.すぐ上の記事で,やりたいことがあるのか,と書いてますが,やりたいことさえあれば,生きて行けると思います.でも,何もやりたいことがなくなると厳しいですかね.

 疲れているだけなら,休めば回復するはずなので,とにかく休む(寝る)ってことですかね.でも,途中で目が覚めて寝れないとそれができないので,しんどいですね.

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3/16'19
[更にその先]

 寝て少し回復したような気もするのですが,まだちょっとわからないですかね.

 いろいろ考えることはあるのですが,一度全てをリセットするというか,今までこれがいいと思ってたことが,実はそうでもないというか,とにかく0ベースで考えた方がいいかもしれません.これまでもそういう感じでやってきましたし,50を過ぎて一段とそうなったとは思うのですが,更に先というか,拘りみたいなものがだんだん減ってきて,ここで突然0にしてみる,ということでしょうか.

 具体的には,お金はあった方がいいとか,評価されて偉くなった方がいいとか,友人は多い方がいいとか,人に好かれた方がいいとかいうような俗的なことの更にその先,例えば,人生は楽しい方がいいとか,やりたいことがあった方がいいというようなことが果たしてそうなのか,ということでしょうか.

 どうなるかはわかりませんが,ちょっとびっくりするようなことが起こるかもしれません(起こらないかもしれません).

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 どうして,こういう不穏?なことを書いたかと言うと,前半については,何度も書いてますが,必要のないお金を稼ぐためにやりたくないしやるべきでもないことやってもしょうがないし,認められて偉くなってやりたいことができなくなるのは本末転倒だし,人付き合いについては,助けられることもありますが,つき合ってもつまんないとか,逆に足を引っ張られることも多くて,だったら,ほんとにつき合いたい人だけとつき合えばいいしってことなんですが,それでも,更にその先ということになるんですが,「興味がなくなる」というか,やりたいことだったはずなのにそうでもなくなる感覚があるんですよね.

 ピアノにしてもバドミントンにしてもスキーにしても,いろいろ考えて研究して,こうやればうまくなる弾けるようになる強くなるできるようになるということがわかってきた感覚はあって,じゃあ,そのためにそれをやるのかというとそうでもなくなるみたいな.

 例えば,ピアノなんですが,弾けて弾けて仕方がないように見える人もいるんですが,じゃあ,最初から初見でばりばり弾けるのかというと,そんなわけはなくて,そういう人達って,結局,地道にいっぱい練習してるんですね.でも,私にはそれができなくて,できる範囲でというか,結局,その程度なわけで,それは,バドミントンもスキーも同じです.そして,そのできる範囲が極端な話,ほとんどやらないというところまで行くと,もはやそれは,やりたいことをやってるには,程遠いわけです.

 そういう意味では,研究は,やってるってことになるんですが,仕事だからってこともあるというか,大学をやめた後も続けるのかとなると,学生はいないし,少なくとも今のようには,続けられないわけです.

 じゃあ,どうするかってことなんですが,やりたいことがあって,やりたいことやってれば幸せなんでしょうが,やりたいことがないとすると,そういう中でどうしていくかを考えないといけないことになります.何をするでもなく,自堕落にだらだら生きるというのもありだとは思うのですが,重要なのは「それでいい」と思えることです.つまりは,やりたいことなんかなくても「それでいい」と思えればそれでいいとも言えます.

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 でもやっぱり,何とかしてやりたいことをやって行くんでしょうね.つまりは,そんなにやりたくなくなったときは,そこを創意工夫で何とかするってことでしょうか.

 重要なのは,やはり,体調でしょうね.体がしんどければ,まあいいやってなっちゃいますからね.つまりは,疲れたらしっかり休むってことで,仕事をしているうちは,難しい面もあるのですが,疲弊するだけの余計な仕事をどうマネージメントするかですかね.

 あとは,食事で,栄養のバランスを考えてしっかり食べることは当然として,添加物などの余計なものを摂らないことが重要です.これは,劇的に効果があるので,続けて行きたいです.

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3/16'19b
[お金の使い途]

 先日,ガウディのサグラダ・ファミリアのことをやってたんですが,彼って,私財を全て投げ打って,この教会の建設を始めたんですよね.彼にどのくらいの資産があったのかは知りませんが,まさに「お金の使い途」だと思います.

 現代の成金達もちっとは見習えって感じですが,彼らにしてみれば,会社を大きくするためにM&Aを行うのは,感覚的には同じなんでしょうね.つまりは,そもそも,「何をやってるのか」という問題なわけです.

 大きな違いとしては,やはり,目的があるのか,ということでしょうか.現代の成金達には,明確な目的があって,それは,(世の中をよくしたいと口では言うが)金儲けでしょう.でも,山に登る人に目的はないし(目的がある人は,俗的な何かがある人でしょう),学術や芸術もそうですよね.スポーツだって,本来的には,そういうもののはずです.

 翻って,私にとって,それは何なんでしょうか? つまりは,なにがしかのお金があったら,何に使うのかということです.研究活動を続けて行きたいのなら,研究所みたいのを作る? でも,やっぱり,めんどくさい? だとしたら,それではないというか,大したことじゃない?

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3/16'19c
[ファン?]

 プロ野球でも何かのスポーツでも,ファンの人達がサインをもらうために長蛇の列を作ってる光景がよく報道されてます.でも,彼らってファンなんですかね? ファンならサインをもらおうとしてる選手に活躍して欲しいのでは? だとしたら,選手に大きな負担を強いるようなことしない方がいいのでは?

 プロでお金もらってるんだから,ファンサービスするのが当たり前? でもそれって選手がほんとに望んでることなんですかね? 本来的には,法外な報酬もらうより競技に打ち込みたいのでは? そうでないとしたら,彼らに便乗して金儲けしたい奴らに利用されてるだけだし,お金のためにプレーしてもしんどいだけでは?

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3/17'19
[種目が多い?]

 もう一息というか,種目というかやりたいことをもう少し増やしたいってことなんですが,いやいやいや,既に種目多すぎやろってことなんでしょう.普通は,仕事以外にもう一つ,例えば,ピアノくらいで,多くても,更に何かスポーツって感じでしょうからね.おまけに仕事も研究は,趣味みたいなもんですし.こんな感じだと,一種目あたりにかけられる時間が限られるのは当たり前で,大したことにならないのも当たり前なわけです.

 でも,私としては,各種目にそんなに時間をかけられないというか,例えば,ピアノの練習は,そんなに長い時間できないし,バドミントンももう10日に1回くらいしかやってないし,スキーは,シーズン○日くらいしか行かないし,ゴルフは,年に数回コースに出るくらいだし,経済の流れを見て売買の判断をするのも1日10分くらいだし,いろんなことを考えてこのサイトに文章を書くのだって,せいぜい1日1〜2時間です.一種目あたりにかけられる時間が限られるというのは,時間がないということもありますが,モチベーション的にそのくらいしかかけられないということの方が大きいわけです.

 でも,浅く広くやってるわけではなくて,どれをとっても,自分にしかできない自分にしかわからない何かを追究してますし,でも,そんな感じでやってたら,やっぱり大変ですよね.

 でも,失うと怖いのが興味ですが,興味をもったら,やりたいという衝動を抑えることもできないわけで,結局,自分ではどうすることもできないというか,自然の流れの中でやって行くしかないってことですかね.

 そう考えると,いろいろやる大変さよりは,興味を失うことの恐怖の方が遥かに大きいので,興味があること,やりたいと思うことがあったら,やっぱり,どんどん種目を増やしたいと思ってしまいます.

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3/17'19b
[興味開発]

 情熱大陸で子供相手の塾の先生が出てきて,重要なのは,能力開発じゃなくて興味開発だと言っていました.その通りなんですが,ここ数日のこのサイトでも書いてますが,そもそも,興味って何なんやということです.とっかかりが重要ということで,子供の興味を引くようなことをするというのは,昔からよくあるわけで,教育の異端児というほど新しいことでもありません.

 番組でも言ってましたが,ここで授業を受けたことをきっかけに,何かに興味をもった子供達は,将来,どうなるのでしょうか? あんまり大したことにならない気がするなあ.そもそも,大したことになる子供って,興味の種なんか自分でいくらでも見つけてくるわけですからね.

 でも,ということは,対象としているのは,そういう人達ではなく,極々普通の,勉強とかに興味がない子供達が対象ってこと? でも,そういう人達って,普通の会社に就職して誰でもできる仕事をするんですよね(毒).そういうレベルの人材の底上げが重要? でも,それって別に勉強じゃなくても何でもいいのでは?

 ということで,結局,何がしたいのかよくわからんという感じですかね(まさか,金儲けってことはないですよね).

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3/17'19c
[興味]

 一つ言えるのは,重要なのは,とっかかりというのは,そうですが,そうではないというか,もちろん,とっかかりがなければ,そもそも始まらないのですが,それは,必要条件に過ぎなくて,重要なのは,持続性です.つまり,興味をもったものに取り組み続けられるか,興味を持ち続けられるのか,対象にそれだけ奥行きがあるのか,そして,本人の素養がそれとバランスしているのかということでしょうか.

 そして,とっかかりもありますが,持続性に関しても,どうやったらそれが得られるのかは,よくわからないというのが最大の問題です.

 でも,今のところ,わかっているのは,食事が重要ということです.具体的には,脳内物質の原料となる蛋白質を摂るということですね.蛋白質を効果的に脳内に取り込むためのビタミンやミネラルなども必須です.後は,しっかり活動して疲れたらしっかり休む(寝る)とか,ストレスを過剰にかけるやり甲斐のないことを(できるだけ)やらないことでしょうか.

 意外というか,身も蓋もない感じですが,結局,そういうことなのかもしれません.でも,逆に言えば,簡単な話かもしれません.

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3/17'19d
[一つの例題]

 一つの例題?として,人生に楽しみが感じられない永野さんの場合だと,仕事が楽しくてしょうがないときは,いいんでしょうが,オーバーワークになってくると疲れて,家でぼーっとしてるだけで,彼女は,ドラムが趣味らしいんですが,そういうのに行こうと思っても,疲れててまあいいやとなっちゃうわけです.

 よくあるパターンなんですが,じゃあ,どうしたらいいかですが,仕事をセイブすることですかね.でも,芸能界ですから,(売れてるうちに)彼女で飯を食おうとする(悪い)大人達がそうさせてくれないわけです.

 でも,いざとなったら,すぱっと辞めちゃえばいいと思いますけどね.だって,食べて行けないのならともかく,楽しみが感じられない人生を送ってまで仕事する意味なんてありませんからね.

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3/17'19e
[できるうちは]

 でも,芸能界なら,売れてるうちに稼いでおきたい,スポーツなら,プレーできるうちにプレーし(て稼いでおき)たいと思うのが普通なんでしょうね.そして,これって,私のような一介のサラリーマン?にも当てはまることに気づくわけです.

 もう仕事を辞めても(経済感覚を発揮して余計なものに支出しなければ)何とか食べては行けるけど,大学に籍があって,研究できるうちは,研究したいと思うわけです.問題は,研究がしたいのか,そういう権利を有しているから,それを行使したいのかってことです.

 つまりは,無償でもやるのかってことなんですが,再三書いてるように,研究は,無償でもやりたいことなので,答えは明らかですね.でも,問題は,研究以外の余計なものがくっついてくることで,これに関しては,しっかり休めて回復できる状況かが判断の基準になりますね.

 つまりは,もうあかんと思ったら,まだまだ研究したくても,すぱっと辞めるべしということになります.でも,まだ何とか大丈夫だとは思います.

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3/17'19f
[なぜか楽しい]

 どこかで書きましたが,例の一件があったことで,私の授業では,レポートは一切やめることにして,その分,授業中にがっつり演習をやらせることにしたんですが,そのためのパワポ作りをぼちぼちやってます.んーもうこんな余計でめんどくさいこと...と思いきや,結構,楽しいんですね.これって一体なんなん?

 いや楽しければそれでいいじゃん,という単純な問題ではないと思うんですよね.内容的には,初歩的な振動学とか耐震工学で,そう言えば,今のパワポを作ったときも結構楽しめたことを思い出しました.こんなことやってる暇があったら,研究した方がいいに決まってるわけで,一体なんなん?

 ここでも,無償でもやるのかというのが判断基準になるんですが,うーん,無償ならやらない気はするかなあ.でも,だったら,学生のためにならなくても,今のままやればいいだけの話なわけで,学生にとって,中身を修得し易くするためには,どうしたらいいかを考えて,創意工夫すること自体が楽しめるってことなんでしょうが,やっぱり,あんまり納得は行かないですね.

 でも,楽しければ,やるってことで,それって,目的は関係ないわけで,結局,やるわけで,まあいっかって感じでしょうか.

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3/18'19
[オーバーワーク]

 別に永野さんがどうこういうことではないのですが,いい例題というか,要は,仕事が楽しくて仕方ないときはいいけど,オーバーワークになってくると,人間やっぱりおかしくなって来るんだと思います.肉体的な疲労もありますが,精神的な疲労がやっぱり怖いですよね.休めば治るってもんでもないですから.

 仕事が楽しいのなら,疲れて帰ってきて家でボーッとしていても,それで疲れがとれて回復してまた頑張ろうと思えるのならそれでいいでしょう.でも,人生に楽しみが感じられないというのは,もう普通じゃないと思うんですよね.彼女には,仕事以外にもやりたいことがあって,でも,それをやろうという気にならないほど疲れてるというのは,やっぱり,オーバーワークということでしょう.

 そして,これは,まさに私にも当てはまることです.例えば,スキーに行きたいと思っていて,仕事の合間を縫って行ける日がぽこっと空いて,でも,その日,あるいは,前日になって,なんだか疲れていて,行くのが面倒で億劫になって,結局,行かない,ということを繰り返してると仕事だけの人生になってしまうから,頑張って行かないといけない,とは,思わない方がいいってことです.

 でも,そうすると,仕事だけの人生になっちゃいますよね.仕事をセイブできればいいんでしょうが,なかなかそういうわけにも行きません.

 じゃあ,どうするか,ですが,オーバーワークにならない程度の絶妙なバランスポイントを探るということでしょうか.なかなか難しいことですが,それしかないと思いますし,どうにもならなくなったら,仕事なんかやめちゃえばいいってことでしょう.だって,(何とか食べて行けるのなら)人生の楽しみを犠牲にして仕事する意味なんかありませんからね(短+08).

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 でも,何が楽しいかは,その時々によって変わるし,どのくらいやるとオーバーワークになるかもそうだし,そもそも人によっても違うし,なかなか難しいですよね.

 私の場合,(仕事で)疲れたと言っても,そんな大したことしてないのになんでこんなに疲れるんだ?と思うのですが,加齢もあるでしょうから,若いときのようには行かないわけで,でも,わかってはいても,なかなか難しいです.

 理想としては,やりたいことを「渡り歩く」,そして,疲れたら休みたいだけ休む,そして,気づいたら,結果的にすごいことになってるってことですかね.現実には,理想とは,程遠い感じですが,リタイアしたら,できるってことですかね.でも,疲れたら休みたいだけ休むってやってたら,結局,ずっと休んでる(だらだらと自堕落に生きる)ってことになってしまう?

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3/18'19b
[○に○○と]
(日記)

 今日は,東京で仕事だったんですが,仕事自体は,どうということはなかったと思いますが,帰ってきてご飯を食べたらどうにもしんどくて,久しぶりに横になってしまいました.どのくらいぶりか憶えていないくらい久しぶりです.検索すると去年の5月くらいが最後みたいですが,活動度のグラフを見ると,7月くらいですかね.

 つまりは,ここのところずっと調子は悪くはなかったわけで,それがSJJとか添加物排除とか体をまめに動かすとかのためかはわからないのですが(SJJとか添加物排除というキーワードが初めて出てくるのは,10月上旬10月下旬),もはやここまでということなら単なる周期的なものだったということになります.

 でも,まだどうなのかわからないし,SJJとか添加物排除とか体をまめに動かすことの効果はあるとしても周期的なものはあるだろし,つまりは,単に疲れてるだけかもしれないし,そうなら休めばいいわけで,実際,横になるとかして休むこともできるわけで,SJJとか添加物排除とか体をまめに動かすとかは続けて行きます.そう言えば,ここ数日,体をまめに動かすことはできてなかった気はしますかね.これは,調子がよくない⇔体をまめに動かせないの悪循環に陥りやすいので要注意ですかね.

 でも,一つ気づいたこと,というか,以前からわかってるんですが,それは,何をしたら疲れるか,です.もちろん,やり甲斐のないストレスフルなことをしたら疲れるんですが,もっと広い意味で,○に○○と,なぜかとても疲れるんですよ.いつぐらいからですかね? もう5年以上前くらいからそんな感じがします.

 これは,仕事もそうですし,社会の中で生きて行く以上は,避けられないことなんですが,これも仕事をやめれば,大幅に回避することはできます.つまり,どうにもならなくなったら,仕事なんかやめちゃえばいいってことです(実際は,今いる学生を全員しっかり卒業させないといけないので数年はかかるけど).

 ていうか,そう考えれば,何とかやって行けるというか,学生が(彼ら自身のために)一生懸命研究してくれれば,どんなにしんどくても,石にかじりついてでもやるわけで,結局は,そこが本質的なところなんだと思います.

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3/18'19c
[離脱]

 電車に乗って回りを見ると,50代くらいの(汚い(毒))おっさんいっぱいいますよね.ていうか,お前もそうじゃん.それどころか,もう少ししたら,老人ですよ.なんでこんなことになっちゃったんですかね?

 歳をとること自体は,自然の流れだし,構わないんですが,そういう見かけで扱いが全く変わるというか,見かけだけで扱われ方が決まるというのがどうにも耐えられそうにありません.

 てことで,リタイアしたら,そういう世の中から(ほぼ)完全に離脱して,(ほぼ)誰とも接することなく,内的熟達的に生きて行きたいと思ってしまいますね.ていうか,メンタリティとしては,既にそんな感じです.

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3/19'19
[いいことも悪いことも]

 時々書いてますが,このサイトには,いいことも悪いことも書いています.具体的には,人生は夢だらけで薔薇色なわけはなくて,自ら行動を起こさなければ,退屈でつまらないものになってしまうし,世の中は素晴らしいとか思ってると,騙されてこき使われて捨てられるのがオチなわけです.

 そういう世の中を変えることにチャレンジするのもいいでしょうが,多くの人は,そういう世の中の中でどうやって行くかなわけで,でも,現状を見てると,多くの人がうまく対処できてませんよね.

 成功する人は,極一部ってことでしょうがないんでしょうか? 私はそうは思いませんけどね.でも,みんなどうしてこうも簡単に騙されてしまうのかほんとに不思議です.

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3/19'19b
[心穏やかに日々淡々と]

 私としては,まずは現状を受け入れて,心穏やかに日々淡々と,できる範囲でできるだけのことをして生きて行きたいんですよね.もちろん,若いときは,自分ができること以上の限界に挑戦するようなことも何度もありましたし,よく生きて帰ってこられたもんだというような修羅場も何度もくぐったと思います.

 今でもその気になれば,そういうことが起こるかもしれませんが,体と心が付いていかないかな.でも,その気になっちゃったら,年齢とか関係ないんですが,そういうことが起こるか起こらないかは,自分でどうこうすることではありませんからね.

 仕事もそうですが,ピアノなら,日々淡々と練習を続け,バドミントンなら思うようなプレーができなくても,淡々とどうやったら競技力が上がるかの模索を続け,スキーに行けば,1ターン1ターン動きを洗練することを意識して滑り続け,日運や短運も儲かるとか儲からないとか意に介さず,淡々と日々の売買を続け,いろんなことを考えながら日々このサイトに文章を書いて行くみたいな.そうやって「近く」の蝶を楽しく追いかけていたら,いつの間にか「遠く」の頂上に到達していた,ということになれば,ってことですが,そうならなくても,日々心穏やかに楽しく過ごせれば,それでいいとも思うんですよね.

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3/20'19
[加減の問題]

 でもなかなか難しいですね.やりたいことがあったとしても,やりたい気持ちよりめんどくさいとかしんどいが勝っちゃうとそこまでですからね.リタイアした後なら尚更でしょう.だとすると,仕事のように,やりたいをやらないといけないにある程度化けさせる必要がある? 例えば,しんどいしめんどくさいと思っても頑張って(多少)やりたいことやった方がいいってこと?

 そうですね.その「多少」の加減の問題かもしれません.要は,無理しない程度に頑張れる範囲で頑張るってことですかね.そして,その加減が果てしなく難しいんですが,だんだん少しずつわかってきたような気はします(日-短-04241316280608).

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 関係するかどうかわかりませんが,高校の同級生が会社を辞めるということでメールが来て,その全返信の中に,H大を辞める先生がこれからは,週3回新聞配達をすると言ってたというメールがありました.要は,金払ってスポーツジムなんか行くより,新聞配達して体動かして金もゲットするということのようです.

 わかるんですが,そういうことでもないとも思うんですよねー.いや,それがその人にとっての解ならそれもありでしょうから,それは,私の解ではないってことですかね.

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3/21'19
[イチロー引退]
(野球)

 イチロー引退ってことなんですが,去年,実質もう引退しているわけで(それを今季開幕戦が日本で行われるということで,商業的理由で引き伸ばされたということで),別段思うことはないですかね.もちろん,この1年で何かが起こることに賭けたところはあったとは思うのですが,それではだめだという予想通りになってしまいました.確かに彼は偉大な選手でしたが,最低でも50まではやると言っていたにも関わらず,それは,できなかったということです.

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 会見は,ちらっと見ただけなんですが,彼がある時期から自分のためには頑張れなくなった,ファンのみなさんの期待に応えるというような形で何とか頑張れた,というようなことを言ってました.つまりは,内的熟達<人との繋がりってことですね.

 このくらいの年代って,そうなんですよね.だいたい子育てをしている年齢ですから,身も蓋もない言い方をすると,DNAにそう書いてあるというだけの話です.私も30代,40代はそうでしたからね.

 でも,50を過ぎると,そういう人生が「終わり」ます.そうすると,また本来の内的熟達に戻ってくるような気がするんですよね.

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3/21'19b
[お金がもらえることが重要?]

 新聞配達もそうですが,何らかの形でお金がもらえることが重要? というか,そういうことを言う人,結構いますよね.私の場合だと,研究所とかコンサルやって,ちゃんと対価を受け取りながら仕事したらいいってこと?

 うーん,でも,私の場合,例えば,研究所作って研究を続けるとしたら,それは,仕事をするためではなく,研究をすることが目的なんですよね.でも,仕事以外にやってることは,どれもお金になんかならない?

 と思ったら,お金になるものありますね.私がそういうことをしていることを知ってる人で,私にそういうものがあることが老後の備えとして羨ましいと言う人もいます.

 うーん,どうなんでしょうか.もちろん,儲かるとは限りませんが,何か商売やるんだったら同じことだろうし,研究的要素も強いので,これを主体にやっていくことはできるとは思います.

 うーん,でも,どうかなあ.これも,結局,お金が目的ではなくて,研究したいから研究してるってことですからね.ですから,やっぱり,お金になろうがなるまいが,研究したいことを研究して行くってことですかね.

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3/22'19
[結論は出ているのに]

 もう結論は出ている,即ち,定年後問題は,定年後問題ではなく,生き方問題,即ち,お金になろうがなるまいが,やりたいことを見つけてやっていくというシンプルなこと(くしくも昨日の会見で子供達へのメッセージということで,イチローが同じことを言ってましたが,それはその通りだと思いました)なんですが,そういうことをなぜか忘れてまた考えるのはなんなんですかね?

 具体的には,既に書きましたが,私の場合,定年前後の違いは,学生達と研究ができなくなることと,研究以外のめんどくさい仕事をやらなくてよくなることです.前者は,マイナスですが,研究は,(その気になれば)続けて行けるし,後者は,大いなるプラスです.

 仕事をしない日,具体的には,休日をどう過ごすかを考えれば,具体的なイメージが湧きますが,仕事以外にもいろんなことに興味があって,いろんなことをやってるので,もうほとんど大丈夫というか,「準備」はできてるはずです.

 でも,実際に休日になると,どうしても活動度は落ちてしまいます.もちろん,今は,平日の仕事の疲れもあるとは思いますが,それだけじゃない気がしてしまうんですよね.これが何かはよくわかりません.

 まだまだ「種目」が足らないのか,今の仕事というか,研究活動に変わる何かが必要なのかってことなんですが,これは,冒頭で書いたように,定年後問題は,定年後問題ではなく,生き方問題なので,考え続ければいいってことです.即ち,定年後ではなく,「今どうしたらいいか」ってことです(短+06).

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 というか,「問題」が定年後問題ではなく,生き方問題だとすると,今の生き方に問題があると考えている,ということになります(論理的思考).でも,これは,当たり前で,今の生き方でいいと思ってしまえば,そこで終わりですからね.

 ですから,どう生きて行くのがいいか考え続ける,ということで「いい」ということになります(禅問答的).

 そして,この結論?にも何度も達していて,やっぱり,忘れるというか,忘れないようにしないと,ということでしょうか.

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 じゃあ,考え続けるとして,今の何が問題かと言うと,リタイアした後の,今の研究活動に変わる何か,具体的には,研究テーマがまだ見つかってないんだと思います.でも,今それが見つかったら(今は今の研究活動があるので),やる暇がないというか,今の研究活動をやめなければなりません.

 もし,それほどやりたい研究テーマが見つかったら,それもありだと思いますが,今はまだそれほどのものは(今仕事以外にやっていること以外には)(幸い)見つかっていないとも言えます.

 ですから,これはこれでいいとも言えますが,定年までには見つける必要があります.もちろん,今の研究テーマを何らかの形で続けて行くということでもいいかもしれません.でも,そういうものが,少なくとも今の研究テーマよりやりたいこと,やり甲斐のあることが(幸か不幸か)定年前に見つかったら,やりたくなっちゃったら今すぐやるのが私なので,大学なんかさっさと辞めて(実際には,その時いる学生を全員ちゃんと卒業させてから)次の段階へさっさと移行するということでしょうか.

 でも,そこまでのものが見つかるでしょうか? 少なくとも,今の研究テーマより高いレベルに到達するのは,途方もないことに思えます.

 でも,今のようにそれで食べて行く必要はないので,レベルは,関係ないですかね.つまりは,純粋にやりたいかどうかです.それならありうる?

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 でも,そういう研究テーマ的なものは,仕事以外にもいくつかありますし,仕事をしながら何とかやれているので,何かそういうものが見つかっても,仕事をしながら,というのが現実的ですかね.でも,今の状態から更に研究テーマを増やすのは,とんでもないことになりそうな気もするのですが,興味をもってやりたくなっちゃったらどうしようもないので,やっぱり,そういうものは探し続けるんだと思います.

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3/22'19b
[壁谷澤寿海先生の退職記念パーティー]

 東大地震研の壁谷澤寿海先生の退職記念パーティーでした(昼に行われた最終講義は学内の委員会で行けなかった).という感じで,いつものように記事を書くんですが,先生に挨拶したときに,ブログ読んでるよと言われたので,書きにくくなっちゃったんですが(笑),ということは,既にいろいろ書いたことは読まれているわけだし,まさかとは思っても,全世界に公開している以上は,そういうこともありうるわけで,いつものように?書くことにします.

 退職記念パーティーについては,いろいろ書いて来ましたが,とうとう壁先生もそういう歳になられたということでしょうか.どこかで書いたと思いますが,私にとって,先生というか親というかそういう世代と,先輩というか兄貴分というか,そういう世代があって,壁先生は,先輩というか兄貴分の先頭というイメージで,そういう先生が定年を迎えられたということは,その後,次々と諸先輩方が...そして,私も,ということなわけです.

 壁先生については(本人に読まれてるとはつゆ知らず),いろいろ書いて来たと思いますが,既に書いたように,ずっと憧れの存在でしたし,それは今も変わりません.地震研を離れてからは,いっしょに仕事をすることは,ほとんどなくなりましたが,彼の存在は,やはり大きくて,でも,彼が東大を定年で辞めるということは,そういう存在がなくなるわけで,と思ったのですが,単に東大を辞めるというだけで,彼がいなくなるわけではないので,大丈夫だと思うことにします.

 実は,案内が来たとき,どうにも腰が重いというか,一応案内は来たけど,いろいろ不義理もしたし,RCの世界から飛び出してしまったし,お呼びじゃないんじゃないかとか思ったんですが,行ってちょっとだけですが,挨拶できて,よかったです.

 いろんな人といろいろ話ができたことも楽しかったです.都立大の北山先生とは,かなり久しぶりなんですが,私は,彼のサイトを見てるし,彼も私のサイトを見てくださってるので,久しぶりな感じがしないと思ったんですが,実際に会ってみると,やっぱり,懐かしいというか,ちゃんと会うのは,全然違うと思いました.

 うーん,でも,やっぱり,一抹の寂しさは感じますね.というか,帰りの電車の中でこの文章を書いてるのですが,ものすごく寂しくなってきました.

 もう20年以上前ですが,壁先生が地震研に来られて,いっしょに仕事できることになって単純に嬉しかったんですが,なかなかうまく行かず,いろいろ不義理なこともして,どうしてそういうことになってしまったのかなあと思ってしまいます.

 でも,結果として,地震研を出ることになり,今いるところに来て,やりたいことやって一仕事できたとは思うので,それはそれでよかった? でも,そんな結果オーライでいいわけ?

 でも,帰り道で,国総研の福山さんともそういう話をしたんですが,全ては137億年前に決まってるので,いいとか悪いとかじゃなくて,それが唯一無二の道だったということでしょうか.

↑青山先生の乾杯,古村先生の後,祝辞を述べられる工藤先生

↑歓談,写真撮影などを経て,三宅先生から記念品の贈呈

↑ご家族で

↑壁谷澤先生からのご挨拶

 なんか写真だけ見ると,手前が暗くて,舞台だけがあるみたいに見えますが,手前の会場のフロアは,ものすごい数の人で大盛会でした.

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 ちなみに「壁先生」で検索すると,該当?する記事は,以下の通りでした.110804111110140320160308160314160320180616190112190121.結構書いてますね(笑).

 でも,ざっと読み返してみましたが,書いてることに嘘はないというか,思ってたことそのまんまだし,私や壁先生のことを知ってる人が読んでも違和感を感じることはないと思います.でも,一つ気づいたことがあって,それは,2011年あたりからそういう記事が始まってるということです.やっぱり,その頃から,心境の変化というか,何が変化したかというと,「そういうことを書く」という気になったのがその頃ということですね.

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3/22'19c
[人材不足なのに]

 帰り道,福山さんと話したのですが,今ものすごい人材不足で,それは,単なる人手不足じゃなくて,こういう仕事をして欲しいという募集をかけてもそういう仕事ができるレベルの人が全然いないという危機的状況なんですよ.そんな状況なのに,一方では,私の話として,来週,修了式があるんですが,そのとき学生に渡す賞状の印刷を学務委員の私がしこしこやらないといけないわけです(と話したら,さすがに福山さんも絶句してた).一体どうなってんの?

 適材適所という観点から行けば,もう最悪ですよね.そういうことをマネージメントしないといけない人間は,一体何やってる? AIとかロボットとか,ちゃらい学生の気を引く分野にばかり資源を集中して,日本の頭脳は,一体どうなる?

 適材適所というのは,簡単に言えば,その人にしかできない仕事をその人にやらせるということに尽きます.私に関して言えば,研究はともかく,社会の利益に資することなら,大地震が発生した直後にどこでどのくらい被害が生じているかを即座に正確に推定できるシステム開発できますよ.あるいは,地震が来る前にもある程度のことはわかりますよ.

 でも,実情は,それに程遠いわけで,一体,この社会は,どうなってるんですかね? というか,こういう社会に未来はないのは,明らかでしょう.そして,そういう没落していく社会の中で,どうやってサバイブして行くかを考えないといけないということです.

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3/23'19
[わかってきたと思ったら]

 一日経って,昨日の余韻というか,淡々と日常生活を送ってる中で,突然,非日常というか,20年以上前というか,そういう空間や時間に引き戻された感じで,もちろん,寂しさもありますが,心の動揺というか,何かよくわからない感情が渦巻いてる感じです.でも,何日かしたら,また元の日常生活に戻るのでしょう(か).

 最後に壁先生がお話ししてくださったことで,内容としては,東大受験のとき,ここ(目黒雅叙園)から駒場に向かって(そのときは,理系は駒場が会場だったんですね),最後にまたここから卒業という枕の後に,大学院のときもそうだったけど,様子がわかって来たと思ったら卒業,という話をされて,この歳になって,ようやく世の中のことがわかって来たと思ったら卒業と言われたのが印象的でした.

 そうですね.私も壁先生ほどではないと思いますが,世の中のこととか,他にもいろいろわかってきた感じはしていて,でも,そうなったときには...ということでしょうか.

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 思い返すと,このサイトで何度も書いていますが,2011年あたりから,世の中がどんどんおかしくなってきたと思うのですが,それは,世の中の変化もありますが,私自身が50を過ぎて,ある意味,「人生が終わって」いろいろ見えて来たってこともあると思うんですよね.

 そして,世の中がどう見えるようになったかを正直に書くと,それまで,割と「信じていた」ものが,実は,そうではなかったというか,世の中の負の側面がかなり見えるようになって来たんですね.

 問題は,そこでどうするかで,でも,実際のところは,そういう世の中でやって行くしかないわけで,つまりは,そういう負的なところから距離を置くということなんですが,図らずも,それまで,そういう生き方が何とかできていたとは思うんですよね.でも,それは,たまたまそうだっただけという気もするのですが,一つ言えるのは,他人がどうとか,世間の尺度でものを考えることはなかった,具体的には,社会の中で果たすべき役割を果たせば,後は,やりたいことがやれればいいというスタンスでやって来たということでしょうか.

 でも,それは,ラッキーだったとは思いますが,世の中的には,わがままで自分勝手にやって来たということになるのでしょう.ですから,私に対する評価もそういうことだと思いますが,評価はあくまで世間の尺度なので,そこは,ちゃんと繋がってるわけです.

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3/23'19b
[仕事というのは]

 仕事というのは,やりたくないことを我慢してやって,その我慢料として給料を貰う,というのを抜本的に変えるべきという記事がありました(タイトルを見ただけで記事は読んでないけど(笑)).

 いいんじゃないですかね.でも,これも(自動運転とか様々な技術革新と同様に)確実に経済は縮小しますよ.だって,仕事楽しくなっちゃったら,とにかく仕事したいでしょうし,ストレスも溜まらず,飲み屋とか夜の街は壊滅でしょうし,非日常を求めて海外旅行に行く人も激減するでしょうし,ずっと働いてて,家なんか帰って寝るだけでどうでもよくなるでしょうからね.

 でも,仕事がどんなに楽しくても,経済が縮小したら,仕事がなくなるわけで,つまりは,このことが意味することとしては,そういう資本主義経済が行き詰まるということです.

 じゃあ,どうしたらいいか,ですが,何度も書いてますが,生きて行くのに必要な分だけ働いて,あとは,学術とか芸術とかスポーツとか,やりたいことやったらいいんですよ.技術革新が進んで,働く必要すらなくなった場合もこれで大丈夫です.

 でも,ということは,そうはならないということでしょうね.だって,濡れ手に粟で金儲けした奴らにしてみれば,資本主義経済の仕組みを維持しないといけないわけですからね.そうやって,多くの人が騙されてこき使われてってことでしょうが,逆に言えば,騙されずに,そういう社会から距離を置いて過ごして行けば,少なくともかなりましな人生は送れるということです.

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3/23'19c
(日記)

 今日は,やっぱり,ずっと調子よくなかったです.昨日のこともありますが,体的には,先週の練習以降,腰痛ぽくなってることもありますし(具体的には,しばらく座っていると腰が痛くなるけど,それ以外は大丈夫.でも,まめに体を動かしていたのにそうなってちょっとがっかり.でも,まめに体を動かしていなかったら,もっとひどいことになってたかもしれない),そういう周期ということかもしれません.

 でも,そういう日もあるだろうし,これでいいと思えばいいというだけの話なんでしょう.

 孤独と退屈を受け入れるということでもいいんですが,寂寥感から逃避するためには,やりたいことならなおよしですが,そうでもなくても,とにかく何でもいいからやることがあった方がいいんでしょう.そういう意味では,私の場合,やることはいくらでもあるので,大丈夫なはずです.

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3/24'19
(日記)

 今日もずっと調子よくなかったです.周期的なものもあるのかもしれませんが,先週末のことも関係してるのかもしれません.それにしても,寂しさというか,この何とも言えない感情は何なのでしょうか?

 でも,言えるのは,そういうことをまずは受け入れないといけないということです.そういうことを考えないように寂寥感から逃避するためには,とにかく何でもいいから何かしてればいいのですが,その前にまずしっかり受け入れることは必要で,でも,それには,少し時間がかかると思います.

 ですから,しばらくは,「これでいい」ということでしょうか.

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3/24'19b
[全て引っくるめて受け入れる]

 話をもっと敷衍すると,全て引っくるめて受け入れるということかもしれません.こんなことではだめだ,もっとしっかりやらなくては,と思っても,できないときは,できないし,それなら,できないことをうだうだ悩むより,できないんだからしょうがない,その気になるまで気長に待つくらいでいいのかもしれません.

 それで何かを失ったとしても,自己責任というか,全て引っくるめて身の丈ってことだし,これも受け入れればいいってことでしょう.

 ただし,それでもやらないといけないことはあるわけで,自分が食べて行けないのなら,自分が餓死すればいいだけの話ですが,最低限,回りや社会に迷惑はかけないようにしないといけません.

 でも,そこさえクリアすれば,全て引っくるめて受け入れて,結果も全部引き受ければいいってことでしょう.

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3/24'19c
[見習え]
(世の中)

 今日の情熱大陸は,救命救急医だったんですが,素晴らしかったですね.搬送されてきた患者を一切断らないということで,体と心をすり減らして寝ずに対応してるというイメージですが,実際は,全く逆で,8時間交替の完全シフト制で回して,しっかり休みもとれるし,電話の受付とか,医者でなくてもできることは,救命救急士に任せるとかして,患者を断らない体制を確立してるということです.

 医者が治療に専念するためには,休息が必要だし,医者は医者にしかできないことに集中すべしというのは,全くその通りで,これこそ働き方改革で適材適所だし.この話じゃないですが,大学も見習えって感じです.

 でも,実際のところは,そういう病院は,ほとんどないらしく,そういうことが全くできてないってことで,大学も然りなわけです.でも,別に難しい話じゃ全然ないし,やればいいだけのことなんですが,どうしてそうならないのでしょうか?

 具体的に言えば,(ずっと書いてますが)最先端の研究者でなくてもできる様々な大学の業務をやる人を雇うということをどうして大学はしないのでしょうか? お金がない?

 これも何度も書いてますが,だったら,給料を多少減らしてもいいじゃないですか.今日出てきた病院もおそらくですが,8時間交替の完全シフト制ってことは,その分,給料は安いはずで,でも,やるべきことができる,自分にしかできないことに集中できるのなら,遥かにそっちの方がいいと思いませんか?

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3/25'19
[そう思うことにします]

 壁先生の会のことが北山先生のページにも書いてありました.学内の仕事で昼間の最終講義に行けなくて,会場でいろんな人に内容をきいて,学内の仕事をすっぽかしてでも行くべきだったなあと思ってたんですが,北山先生のページに要点がまとめられていて,ありがたかったです(でも,益々行くべきだったと思いましたけど).

 でも,なんかまだだめですね.でも,今日は,修了式で,私は学務委員なので,そんなことは言ってられません(こうやって,少しずつ元に戻って行くのでしょう).でも,昨日の夜,賞状に名入れするとか言われて,え?そうだったっけ?みたいになって,ちょっとばたばたして,もちろん,大事なことなんですが,これが今の私がやるべきことというのはそうなんでしょうが,どう考えても適材適所ではないと思うんですよね.

 で,賞状を渡して,ちょっと落ち着いたので,今のこの感情は何かと考え始めたのですが,壁先生の会に行く前は,正直,足が重くて,それは,既に書いたように,お呼びでないと思ってたからで,お金払ってちょっと挨拶してさっさと帰ろうとさえ思ってたくらいですが,先生に挨拶したときにこのサイトを読んでると言われて,びっくりしたんですが,ということは,ここで書いたことは,先生に伝わってるんだとは思いました.

 そして,どういう経緯でこのサイトを読まれたのかは,わからないのですが,私のことなどもうすっかり忘れられて完全に視界の外にあると思っていたのですが,そうでもないのかもしれないと思うと,なんだか急に寂しいというか,心の動揺というか,何とも言えない感情が湧き上がってきたんですね.

 どうして私がそういう風に考えてしまっていたのかはわかりませんが,そうではなかったとすると,わだかまりみたいなものが少し解けた感じがして,それは,正直,ほっとするところなんですが.そうすると,どうしてそういう風に考えていたのかなあと寂しくもなってくるわけで,なんかめんどくさい話なんですが,いつも通りに考えると,全ては137億年前に決まっていたというか,何か意味はあったのでしょう(というか,そう思うことにします)(短-06).

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 修了式とか,その後の祝賀会とかでばたばたしてたら,少しずつ大丈夫になって来た気がします.でも,リタイア後は,そういうものもなくなるので,それじゃだめって気もするのですが,逆に言えば,今回の件は,日々淡々と日常生活を送っていたところに,強烈な非日常というか,昔のしんどかったことを思い出させることがあったとも言えるわけで,そこは±0という気もするんですね.

 ですから,また日々淡々と日常生活を送っていけば,徐々に元に戻っていけるような気がします.

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3/25'19b
[何か一つだけ望みが叶うなら]

 ドラゴンボールじゃないですが(笑),何か一つだけ望みが叶うなら何をお願いする?って超ベタな質問ってありますよね(あーそっか,ドラゴン・ボールは,三つの願いだったかな.まあいいや).頭がいい人がいて,何もかもうまく行きますように,ってのがいいんじゃない?って言った人がいましたが,つまりは,こういうのって,単なる日本語の問題なんですが,そういうことは置いておいて,ちょっと考えてみます.

 多くの人が考えるのは,「お金が欲しい」なんでしょうか? このサイトで何度も書いていますが,必要以上のお金はあってもしょうがないんですが,資本主義社会という枠組みの中では,ある程度のお金があれば,それだけで生きて行けるので,何かやりたいことがあるのなら,余計でやりたくない仕事なんかしないで,やりたいことに打ち込めるってことはありますよね.

 でも,お金は,使えばなくなります.いやいや,一生かかっても使い切れないくらいあればいいじゃんと言う人もいるでしょうが,ある日,突然,紙くずになる可能性は0ではありません.とすると,お金があって,それを運用するというか,守る能力があればいいってことになるんですが,それでは,一つだけってことになりません.

 じゃあ,どっちを選ぶかということなんですが,当然,後者ということになります.0円をいくら運用しても0円のままですが,だったら,1年だけ働いて100万円くらい貯めてそこから始めてもいいわけですからね.

 ここまで来れば,明らかですが,別に運用でなくても,稼げる力ってことで,1億のお金より月20万のキャッシュフローと言ってるのは,そういうことです.

 でも,そうやって,食べて行くだけのお金を稼げるとしたら,それで生きて行けるのですが,それだけだと永野さん的に言えば「人生に楽しみが感じられない」となるわけですよね.じゃあ,人生の楽しみは何かと言うと,やっぱり,それは,やりたいことがあるってことじゃないですかね.

 でも,叶う望みは一つだけなので,生活して行くお金は自力?で稼がないといけません.でも,やりたいことさえあれば,何とか年200万だけ稼いで,家とか高級車を買ったり毎日飲んだくれたりしなければ,それで充分やって行けますし,働く以外の時間を思う存分やりたいことに費やせるでしょう.もちろん,仕事とやりたいことをある程度重ねられれば,高効率です.

 でも,やりたいことをやるのに法外なお金がかかるのなら,そのお金を稼ぐのにやりたくない仕事をしないといけないので,そんなにお金がかからないやりたいことってことになりますかね.それは,たった一つでもいいですが,一番重要なのは,継続性,つまりは,一生ずっと毎日一日中やりたいってことで,そんなものがあったら,ほんとに夢のような話だと思いませんか?

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3/26'19
[すぐ上の記事の補遺]

 すぐ上の記事ですが,大分はしょって書いたので,はしょった部分を補遺しておくと,具体的には,2つ目のパラグラフでいきなり「多くの人が考えるのは,「お金が欲しい」なんでしょうか?」となってるんですが,実際は,そんな人ばかりじゃなくて,例えば,野球とかサッカーとかバドミントンに打ち込んでて,野球とかサッカーがうまくなりたいとかバドミントンが強くなりたいとか,ピアノがもっとうまくなりたいとか言う人もいるんだと思います.でも...

 どこかで書きましたが,ピアノがうまくなりたいとか,何かのスポーツの競技力を高めたいと思って,それをドラゴンボールに頼んで叶えてもらっても意味なくないですか? スポーツでも何でもそうですが,いろいろ創意工夫してうまくなったり,強くなったりするのが面白いわけで,そこをすっ飛ばしたら何のためにやってんの?ってことになります.学術研究だって同じです.

 いやいや,野球やサッカーうまくなったらそれで食べて行けるかもしんないし,世界のトップまで行ったら大金持ちになれるかもしんないし,って,それって,野球やサッカーがうまくなりたいんじゃなくて,お金が欲しいってことでしょう?

 これ以外にも,ピアノが超上手かったらそれで食べて行けるとか,頭がよかったら,いい大学行って,大企業に入っていい給料がもらえるとか,美形だったら芸能界でというのも同じですよね.

 ということで,いきなり,「多くの人が考えるのは,「お金が欲しい」なんでしょうか?」となった(はしょった)わけです.

 でも,それでも,違和感はありますよね.ピアノや野球がサッカーやバドミントン一生懸命やってるし,うまくもなりたいし,うまくなったら,それで食べ行けるかもしんないけど,お金だけが目的じゃないでしょうからね.

 それが上の記事の最後の「やりたいことがある」ってことなんじゃないですかね.つまりは,ピアノや野球がサッカーやバドミントンがうまくなりたくて一生懸命やってるんだったら,それでもう願いは叶ってるというか,それ以上,お願いすることはないってことです.

 いやいや,それでも,やっぱりうまくなりたい.なぜなら,それで何とか食べて行けたら,やりたいことやるために年200万分やりたくないことして,働かなくてもいいですからね.

 その通りですが,逆に言えば,それ以上は,要らないってことです.でも,なかなかそういう風にマネージメントするのは難しい世の中になってるのですが,そういう基本みたいなことを忘れないことは大事だと思います.

 いや,それでもうまくなりたい,強くなりたいと言う人はいるでしょう.じゃあ,超うまくなって,強くなったけど,やってて超つまんないのと,なかなかうまくも強くもならないけど,やってて超楽しいのとどっちを選びますか?

 前者を選ぶという人は,お金,あるいは,評価のようなものが欲しい人でしょう.そうでなければ,後者を選ぶと思うのですが,実際のところは,なかなかうまくならなければ,心が折れるというか,やってても楽しくないんじゃないかとも思いますよね.

 そこが問題の本質のような気がします.下手の横好きじゃないですが,いくら練習しても上手くならないのに好きってことはあるんでしょうか? ていうか,いくら練習しても上手くならないってことなんてある? だとしたら,練習の仕方が悪いだけで,そこを何とかしようと考えれば,それで楽しめるし,必ず(少しは)上手くなるはずだし,だったら,とにかくやりたければ,やっぱりそれが最大の望みだと思うんですよね.

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 うーん,でも,私も音楽もスポーツもやるので(痛いほど)わかるのですが,お金とか評価とか関係なく,ただ純粋にうまくなりたい,強くなりたいと思いますよね.もちろん,ドラゴンボールで叶えてもらっても意味ないんですが,そこまででなくても,ある程度ちゃんと練習とかトレーニングして,うまくなって,メッシとか大谷とか桃田くらいプレーできたり,アムランくらい弾けたら,(お金とか評価とかなくても)楽しいだろうなって思います.

 でも,(日本語が矛盾するけど)それだけすごいプレーができてもやってて楽しくなかったら,やりたくなかったら意味ないじゃんって思いますよね.もちろん,上手くて楽しいのが一番なんでしょうが,どちらか一つということなら,やってて楽しい,やりたいことがあるってことになるんじゃないですかね(日=短+0424131628060809).

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 いやいや,自分は,やりたいことがあることなんかより,心身ともに健康で,最低限の収入が得られる仕事があって,愛すべき家族がいて,無病息災で幸せならそれでいいという人もいるでしょう(でも,これじゃあ,全然たった一つじゃないけど(笑)).確かに心身ともに健康でなければ,やりたいことがあってもやれないかもしれませんからね.

 でも,心身ともに健康でも,やりたいことがなかったらしんどくないですか? 子供の成長を見守れるのならそれでいいというのなら,子育てがやりたいことってことになるんじゃないですかね.でも,子供が成長してしまったら,そこで終わりですけどね(孫の世話だけで余生を過ごすのはさすがに隙間が埋まらない気がする).

 ていうか,心身ともに健康とか,最低限の収入が得られる仕事があるとかいうことは,自分がちゃんと頑張れば,何とかなることだと思うんですよね.でも,やりたいことがあるというか,そういうことを見つけるのって,実は非常に難しいし,見つけてもそれを生涯に渡って毎日継続させるのって,ほとんど不可能にも思えるんですよね.

 ですから,これが「何か一つだけ望みが叶うなら」の願いということになるってことでしょうか.

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3/27'19
[やりたいことを仕事にした度]

 スポーツ選手とか,芸能人とかが(まだプレーできたり,活動できたりするのに)引退することってありますよね.もう充分やったとか,もう疲れたとか,働かなくてももう生活して行くのに充分なお金はあるとか,その後の活動のことを考えてとか,いろいろ理由はあると思いますが,これを一般サラリーマンに当てはめてみると,どうなるでしょうか?

 まず第一に,働かなくてももう生活して行くのに充分なお金はあるの条件を満たすことが少ないということはあるでしょうね.でも,これをクリアしたとすると,スポーツ選手とか芸能人よりは,やりたいことを仕事にした度は低いでしょうから,仕事をやめる動機は大きいことになります.実際,早期退職という形で,仕事をやめたり,次の活動に移ったりする人もいますよね.

 研究者はどうでしょうか? やりたいことを仕事にした度は高いので,途中でやめる人は少ないというか,実際のところ,ほとんどいないような気がします.つまりは,そういう人がどのくらいいるかで,その仕事の「やりたいことを仕事にした度」がわかるということになるってことでしょうか.実際,やりたいことを仕事にしたのに,スポーツ選手とか芸能人ほど過酷な状況に置かれるでもなく,やっぱり,いい商売だと思いますしね(日-短-04241316).

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 でも,世の中のイメージは大分違うような気がします.たまたまですが,昨日,夜遅く帰ってきたら,?HKで,ノーベル賞受賞者が何人か出てきて,日本の科学技術の没落の原因を語っているみたいなのをやってて,何が問題かというと,予算がどんどん減らされたとか,若い人達が博士をとってもポストがないとか,競争を勝ち抜くために選択と集中をやり過ぎたとか,言ってるんですが,当たらずといえどもというか...

 若い人達が博士をとってもポストがないというのは,私の頃からずっと言われてましたし,でも,実際のところは,(優秀なら)全然そんなことはないし,予算が減らされたというのは,確かにそうですが,そんなことより,競争的資金にしてとかやって,申請書ばっか書いて,研究する時間が減ってってことなわけで,要は,大学改革とか言って余計な仕事を増やして,研究する時間が減ったのが一番の理由でしょう.

 つまりは,この状況を何とかしようとして,文○省とか大学の上層部とかが余計なことをするのが一番の元凶なんですよ.研究者なんですから,研究したいに決まってるわけで,ある程度の予算があれば,余計な仕事をさせないで,とにかく研究する時間を与えることだと思いますけどね.

 でも,実際のところは,研究者なんですから,研究したいに決まってるってわけでもない奴もいるわけで,性悪説に立つと,競争させたり,余計なことしていろんな縛りをかけることになるわけで,まさに今の世の中の悪しき流れということですかね.

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3/27'19b
[やり甲斐のなさ]
(大学)

 急激に体調が悪くなって来ました(腰の状態もまだあまりよくない).今日も夕ご飯を食べた後,どうにもならず,横になって24時くらいまで起き上がることができませんでした.

 先週末の件は,(思った以上に時間がかかったし,寂しさのようなものはしばらく残る気がしますが,時間が経てば)大丈夫だと思います.だとすると,原因は,他にあるわけで,というか,わかっているのですが,とにかく研究以外の大学の雑務が酷いんですよ.雑務が多すぎて,研究に当てられる時間がということもありますが,それより,雑務の内容というか,とにかくやり甲斐がなさ過ぎます.

 例えば,今日の教授会で,専攻の将来的なビジョンの話になったのですが,というか,そういうことを全く考えられなくなってるのです.具体的には,どういう分野の人をとるかは,AIとかビッグデータとか,○カ丸出しの世の中の風潮に流されて上層部が勝手に決めて,真に必要な人材をとるためにそれに合う作文をどうするかということの腐心に終始する惨状です.若手の先生達は,みんな頑張ってくださってるのに,ここ数年,内部昇進も止まっていて,これでは,全く元気が出ません.

 そもそも,AIって何ですか? AIそのものの研究をするのならともかく,AIを使ってなんちゃらって,要は,物理も力学も因果関係も何もわからない○ホがやることなわけで,最先端の優秀な研究者がそんなことやってるわけないじゃないですか.先日の○期入試の面接も,AIとかロボットのオンパレードで,それがいかに○カ丸出しなのかってのがどうしてわからないんでしょうか?

 これ以外にも事務の予算管理がグダグダで,年度末になって,突然200万使えと言ったかと思えば,計算が間違ってて,やっぱり,使うなとなって,挙げ句の果てには,残り3日になって,やっぱり,使ってくださいとか,他にもそういうことのオンパレードで,一体,どうなってんだ?

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 思い返してみると,若いときというか,昇進する前の40代中盤くらいまでは,雑事は雑事として,さっさと終わらせて研究するためにと割りきって,淡々とやれていたような気がします.でも,昇進してからは,それがなかなか難しくなってきたというか,単純に労度が増えたということもありますが,とにかくやり甲斐のない,こんなことやってどうすんだ?的なことが急増した感じがします.

 見方を変えると,我々年寄りがバリアになって,若手の先生達をそういう「やり甲斐のなさ」から守ってるとも言えるかもしれませんが,こんな感じでは,どのくらいもつかわかりません.

 それでも,研究するのなら,やっぱり,大学が一番だと思います.それは,若い人達を育てられるからですし,こんな惨状でも,研究する時間は,他のところよりもあると思います.

 でも,やりたいことができても,やり甲斐のないやりたくないことがそれを大きく阻害することになると,そうも言ってられなくなるかもしれません.

 言えるのは,とにかく,昇進する前に研究しておきましょう,ということでしょうか.そういう意味では,もちろん,まだまだ研究したいことはありますが,昇進前までに何とか一仕事できたとは思うので,これも滑り込みセーフだったということでしょうか.

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3/27'19c
[最大の敵]

 やりたいことさえあればいいけど,それが難しいってことなんですが,実は,簡単というか,やりたいことなんて何でもいいのかもしれません.素養の問題はありますが,金儲けして,タワマンに住んで高級車乗り回して海外旅行行きたいなら,経済を回すだけでもしょーもないことして一生懸命働くでしょうし,そこまでしょぼくなくても,やることなんていくらでもあるわけですからね.

 でも,それを阻害する最大の要因が体調です.バドミントンの練習に行きたい,スキーに行きたい,ピアノを弾きたいと思っても,体調が悪いとまあいいやとなっちゃいますからね.

 体調を整えるのに重要なのは,充分な休息(睡眠)と食事です.ですから,まずは,そこをしっかりやることで,ここ半年くらいそれを実践して,順調に回復してきたと思います.

 でも,今日,あらためて思ったのは,それだけではだめで,それは,最大の敵は,やり甲斐のなさだからです.そもそも,やり甲斐のないことは,やる気になりませんし,更に,体調まで悪化させるわけで,もうほんとどうしようもありません.

 問題は,じゃあ,どうするか,ですね.もちろん,現状の中で最大限マネージメントして行きたいとは思いますが,やはり,食事と休息,つまりは,やり甲斐のなさにやられてダメージを受けたら,(余計なものは摂取せずに)しっかり食べて,今日みたいにとにかく休むってことでしょうか.

 でも,そんなことしてるくらいなら○○した方がましということなんでしょうが,何とか休めるうちは,何とかなるような気もしますが.どうしようもなくなったら,○○すればいいだけの話ですしね.

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3/28'19
[自己中心的(笑)人生プラン]
(大学)

 でも,上が○カでこんなことやってられるか,って,民間企業では,よくある話ですよね.小中高の先生達が疲弊してるのも同じでしょう.ですから,やっぱり,大学は恵まれてて,私も50を過ぎて,ようやく上が○カな状態に遭遇して,そういうことが起こるようになったということでしょうか.

 でも,こんなことやってられるか,となっても,働かないと食べて行かないといけないのなら,働かないといけません.でも,今の私は(しっかり経済感覚を発揮すれば),もう働かないと食べていけないってこともないんですよね.

 思い返してみると,大学院生時代,(迷走したけど)30代,そして,一仕事できた40代は,こういうほんとに余計なことに晒されず,恵まれていたんだなあと思います.そして,50を過ぎて,そういうことに晒されるようになって,上の先生達によってそういうことから守られていたことに気づくわけです.

 ですから,上の世代から受けた恩を下の世代に返すという意味では,頑張んなきゃしょうがないんでしょうかね.でも,体と心を壊してしまっては元も子もないので,いつまでもつか,ですかね.

 自己中心的(笑)人生プランを考えると,まずは,そういう余計なことに晒されないために,やりたい研究分野を見つけて,民間企業ではなく,大学に就職する,そして,ずっと昇進しないで研究するか,現実的には,准教授までは,昇進して,そこから上に上がらない,あるいは,もっと現実的には,教授に昇進してから何年かしっかり「恩返し」をしたところですぱっと辞めて,次の段階に行くってことでしょうか(短-28060809).

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3/28'19b
[上が○カ]
(世の中)

 でも「上が○カ」ってどういうことでしょうね? もちろん,ほんとに○カのことも多いのですが,実際のところは,ほんとはおかしいのはわかってんだけど,しょうがないんだよ,ってことも多いと思います.

 じゃあ,それは何かと言うと,再三書いている資本主義経済の歪とか無用な競争社会なわけで,じゃあ,一番上?にいる政治がしっかりしてればいいかと言うと,そういうことでもなくて(でも,今の日本の政治はほんとに酷いけど),世界とか世の中全体が衆愚的にどんどんおかしな方向に流れていて,誰もそれを止められないってことなんだと思います.

 じゃあ,どうするか,ですが,何度も書いているように,そういう(ひどい)世の中で何とかやって行くしかないわけで,だとすると,そういうところからできるだけ距離をとるとなって,すぐ上の記事に戻るわけですね.

 ですから,私個人的には,かなりうまくやって来られたと思うんですけど,ここで自己中心的に(笑)勝ち逃げするのか,責任を果たしつつ,何とか定年まで持ちこたえられるかってことなんですが,鍵を握っているのは,やはり研究室の学生達で,彼らが楽しそうに研究して,それを通して成長してくれれば,大丈夫な気がします.

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3/29'19
[民主主義]
(世の中)

 そっか,「世界とか世の中全体が衆愚的にどんどんおかしな方向に流れていて」ということは,○カなのは,国民とか大衆ということですね.簡単に騙されて大した価値もないものに金を使う,そのために大して役に立たないことして金儲けする,社会保障がこんなにやばいのにサービスだけ受けて増税に反対する,今さえ景気がよければいいといっぱい借金して目先の経済を回してそのツケを下の世代につけ回す,困ってる人がいっぱいいるのに自分さえよければいいと保護主義に走る,ほんと大○カ者だらけです.

 大学の場合も世の中の○カがAIとかロボットとかビッグデータとか騒いで,○カな奴がそれに飛びついて,そういうをことやりたいという受験生がわんさか押しかけて来るようにと○科省とか大学の上層部が経営的に考えるわけです(どこが知の拠点やねん.ほんと世も末).

 そして,今の世の中,民主主義ですから,そういう大○カ者が増えて来ると,そういう大○カ者の言うことをきく大○カ者が選挙に受かるという最悪の流れなわけで,誰もその流れを止めることができないわけです.

 つまりは,資本主義と同様に,民主主義も曲がり角に来たってことなんですが,民主主義は,資本主義のようなイデオロギーというより,原則ですから,変えるのは難しいわけで,結局,どんどんやばいことになって行くということでしょうか(ほんと戦前みたい)(短+2806).

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 じゃあ,どうしたらいいか,ですが,やはり,教育ということでしょうね.でも,自分勝手な大○カ者が増えてきたってことは,どこで失敗したってことでしょうか?

 最近の若いもんは...というのは,古代ギリシャの頃からずっと言われているとされていますが,確かに,こんなんで大丈夫かよとは思いますし,メンタルも弱いし、中には変な奴もいますが,私が見る限りでは最近の若い人達は,右肩上がりの経済でしかものを考えられない年寄りより遥かにまともだと思います.

 じゃあ,どこの世代がおかしいのかと言うと,まさに今の世の中を作った世代で,教育という面で言うと,更にその上の世代の失敗ということになります.つまりは,戦争でどたばたしていて,ちゃんと教育できなかったというか,ねじ曲げられておかしなことを刷り込まれたってことでしょうか.

 うーん,でもどうなのかなあ.衆愚的に言えば,戦前は最悪だったわけですし,そういうことよりも,SNSとかが急速に普及して,正しいと思うことをはっきり言えなくなったとか,他人の評価ばかり気にして,自分でものを考えられない奴が洗脳されやすくなったとか,そういう時代背景の方が大きい気もしますけどね.

 でも,政治に有能な人材が集まらず,耳の痛いことでもやらないといけないことをちゃんと説明して国民を説得できなくなったのは,大きいかなあ.あとは,財界とか芸能界とかもそうですが,単に金儲けに成功した奴がオピニオンリーダーになっちゃってるのも最悪ですかね.

 いずれにしても,教育ということになると,何十年もかかる話なので,今の世の中は急には変わらず,結局,現状の中でどうしていくか,ということになるのですが,上で書いたように,若い世代は,年寄りよりも遥かにまともなので,彼らが世の中を動かすようになる頃には,もっとまともな世の中になっていれば,とは思いますが,こんなんで大丈夫かよ的には,ちょっと心配ですかね.

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 うーん,でも,どうなんでしょうか? 確かにメディアとかSNSとかの悪影響はあるんですが,こういうものがなかったら,戦前のようにもっと酷いことになってる気もするんですよね.

 つまりは,メディアとかSNSとかは,人々を平均化というか凡庸化し,無難でつまらなく生きにくい世の中にはなって,戦争とかは起こりにくくなるけど,突出した人は出て来にくくて(今の世の中を動かしてる(ように見える)人は,凡庸でつまらない奴ばかり),面白くて爆発的なことも起こらないってことですかね.

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3/29'19b
[研究と教育]
(大学)

 私は,研究するために大学に就職したと書いてますが,大学は,教育機関なんだから,教育も大事なんじゃないの?と言う人もいるでしょう.でも,やはり,研究だと思います.なぜなら,(何度も書いてるように)学生達に最先端の研究をしてもらうこと以上の教育はないからです.

 それに比べたら,カリキュラムがどうとか,学位プログラムとか,講義がわかりやすいとか,そんなものは,吹けば飛ぶような話です.そもそも,誰かに教えてもらうのではなく,好奇心をもって自ら獲得しに行くことが勉強だし,最先端の研究をすることには,社会に出て様々な問題を解決する手順(既往の研究や専門知識について調べて,必要な物理や数学やプログラミングなどを勉強して,実験や解析や調査をして,出てきた結果を徹底的に考えて,試行錯誤や議論を繰り返し,結果を論文に書いてプレゼンする)が社会に出てする仕事より遥かに高いレベルで全て詰まっていますし(少なくとも,私の研究室では,そうなるように指導している),そもそも,やってて,こんなに面白くて楽しいことそうそうないと思うんですよね.

 つまりは,教員に余計な仕事をさせずに,とにかく研究させることが,学生達にとっても最高の教育になるし,研究成果もばんばん出て,いいことずくめじゃないですか.

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3/29'19c
[ちはやふる]

 ここで書いた百人一首の映画(ちはやふる)をやってたので見ました.これの前編的なものも見たことあると思います.映画やドラマをほとんど見ない私としては,珍しいですね.昔,百人一首をやってたってこともありますが,エンタメとしては,よくできてるんじゃないですかね.

 思うんですが,映画とかドラマって無数にあるんですよね.そして,見て面白いものもあるわけで,だったら,「やること」なんかいくらでもあるってことになりますよね.しかも,研究したり,ピアノを弾いたり,スポーツをしたり,本を読んだりするより,遥かに簡単でハードルも低いですからね.アウトプットではなく,インプットで満足できるかってこともありますが,「それでいい」と思えればそれでいいんでしょうからね.

 でも,こんな超ニッチな世界でも,ものすごく奥行があって,それに全精力や人生をかけてる人もいるわけで,私は,いろんなことをかなり奥までやって来たとは思うのですが,そういう人には,絶対に敵わないと思います.

 でも,そう思うものもあれば,そうは思わないものもあります.それが何かは敢えて書きませんが,それに全精力や人生をかけてるわけでないのは明らかです.

 そんなことで,敵わなくてもいいとは思わないなんて,考えが甘すぎというかなめすぎ? でも,敵うとか敵わないというのは,誰かを相手にしてるわけで,でも,そんなことは,どうでもいいというか,そういうレベルは,まだまだ全然大したところじゃないと思うんですよね.

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3/29'19d
[引き戻される]

 (第一の)人生を終えて,即ち,成功するとか評価されるとか,そんなことは,もうとっくに卒業して,日々平穏に(でも,やりたいこと,やるべきと思うことをできる範囲でしっかりやって)過ごしているのですが,時々,「引き戻される」ようなことが起こります.そして,そういうときは,ものすごく戸惑うというか,心が動くというか,何とも言えない感覚になります.

 でも,幻というか,一時の心の迷いなんでしょうね.だって,もう終わってるんですからね.

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3/30'19
(日記)

 やっぱり,どうも調子よくないですね.そういうときは,休めってことで(できるだけ)休むようにはしてるんですが,なかなか回復しないって感じでしょうか.

 でも,先週末よりは,少しはいい気もするのですが,と思って記録を見たら,そんなこともないですね.でも,活動度を落として,つまり,休むことが「できてる」という意味では,こうやって回復するのを待つってことでしょうか.

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