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4/1'19
[千載一遇のチャンス]

 新年度ですね.しかも,今年は,4/1が月曜と区切りのいい曜日の並びです.でも,別に普段と変わらない月曜日ですかね.そんなことより,木曜〆切の建築学会大会論文の〆切が...今年は数も多いし(全部で8編).

 新元号も決まったようです.元号については,普段よく話す人には,ずっと話しているんですが,中身的には,ここでは書けないかな(まさに千載一遇のチャンスだったのに).

 でも,実際のところは,何も変わらないのが世の中なので,いつも書いているように,そういう中でやって行くしかないし,そうして行けばいいのでしょう.でも,世の中自体は,どんどんやばくなるので,自分や家族が巻き込まれないようにしないとですね(日=短+04241316080709).

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 元号も変わって,気分も変わって,国民が明るい希望をもてるように,というようなことが言われているのですが,元号が変わって,世の中がぱっと明るくなるのなら簡単な話です.

 思い返してみると,平成は,大変な時代でした.大災害も何度も起こったし,初っぱなからバブルが崩壊し,その清算にに丸々30年費やした,いや,清算するどころか,借金を膨らませて,明るい希望がもてる?次の時代に先送りしただけと言っていいでしょう.

 いやいや,せっかく元号も変わるんだし,そんな暗いこと言うな?

 そんなことだからだめなんですよ.脳天気に希望をもつのではなく,まず現実をしっかり受け止め,やるべきことをしっかりやることが大事で,そうでなければ,希望なんてもてないでしょう.

 でも,世の中の流れは,全く逆ですよね.平成は大変な時代でしたが,このままでは,次の時代は,もっと大変なことになるでしょう.そういうところにどっぷり浸かって,大変なことに巻き込まれていくのか,そうでない生き方をするのか,でしょうか.

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 でも,平成は大変な時代だったとか言っても,昭和は,高度経済成長もあったけど,世界恐慌も戦争もあったし,まさに大激動時代だったわけですよね.大正は,短かったけど,関東大震災もあった.

 ですから,平穏な時代なんてないのかもしれませんね.でも,災害は,しっかり備えれば,劇的に被害を減らせるものだし(でも,全くもってしっかり備えているには程遠い),経済についても然りです(これも,全くもって酷い状態).

 人間って,自分で自分の首を絞めるじゃないですが,どうしてこんなに○カなんでしょうね.

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 ニュースでちらっと見た程度ですが,新元号の便乗商法がすごいとか,国民が皆熱狂とか,ほんとですか? 浮かれてるのは,一部の○ホな人間だけで,多くのまともな人は,ふーん,新元号○○になったんですね,という程度じゃないんですか? それとも○ホな人間が多数を占めるようになって世の中がおかしくなって来てる?

 実際のところは,まさに「便乗」で,メディアは,こいつら○ホやなーと思っても,視聴率を獲りに行くわけですし,便乗商法も○ホがネギ背負って飛んでくるのを据え膳食わずは..ってことなんじゃないですか?(でも,そんなことして,どこが楽しいんですかね?)

 でも,メディアの場合は,彼らが視聴率獲得に走るほど,中身は衆愚的になり,影響を受ける人間は,益々愚になるわけで,まずいんじゃないですかね.

 別に今回の件に限らず,安全でもないし資産価値もないタワマンを売れるからという理由で,あるいは,添加物まみれのやばい食べ物を廃棄ロスが減って儲かるからという理由で,ばんばん売っちゃってるわけで,結局,商売っていかにして人を騙すかってことなんですかね.

 要は,メディアとかインターネットもそうですが,表面的に見えるものって,実情とかけ離れているどころか,嘘ばっかりなわけで,それは,経済成長しない中でのパイの食い合い,騙し合いをしてるからで,ほんとにひどい世の中になったもんだと思いますが,そんな世の中でも,ちゃんと考えて生きて行けば,ってことでしょうか.

 問題?は,そういう世の中から距離をとるか,逆にどっぷり浸かって,「戦場」に行くかですが,人を騙すようなことをして,どこが楽しいんですかね?

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4/1'19b
[逃げ道]

 でも,人を騙すって,そもそもどういうことですかね? 詐欺まがいのことは問題外としても,タワマンやばいと思っても,欲しいと言う人がいるのなら,作ってあげるべき? ほんとは,100円の価値しかないけど,200円払うと言うのなら,200円で売っていい? ほんとは,嘘なんだけど,相手が喜ぶことなら言ってあげるべき?

 アウトかセイフかの境目は,実は,結構,難しいのかもしれません.そして,それが,実は悪どい商売してるんだけど,相手は喜んでくれるし,評価してくれるし,(一応)必要なもの作ったり,必要なことしたりしてるわけだし,みたいな「逃げ道」にもなってて,それが実は,結構,やばいような気もするんですよね.

 私個人的には,どのみち,そういうことはしたくないし,(できるだけ)関わりたくもないですかね.やりたいことやって,それが結果的に何かの役に立つのなら,って感じでしょうか.

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4/2'19
[単純な論理]
(経済)

 今朝のモーサテで,機関投資家(生保とか銀行とか)の運用が行き詰まってると解説していました.以前だと国債とかの債券で安定運用ってことだったんですが,日本国債は金利なんかつかないし,アメリカ国債も為替ヘッジ付きだともうほとんど金利は付いてないんだそうです.

 ほらほらほらー,言った通りになったでしょ.金利が付く債券とか通貨って,結局は,その分,値下がりしていくんですよ.それは,金利と為替の関係から経済学的にも説明できますが,もっとシンプルに金利が付く通貨とか債券買って,金利が丸々とれるなんていう濡れ手で粟なんかあり得ないという単純な論理ということです.つまりは,運用してリターンを得るには,その分,リスクをとる必要があるということです.

 ということで,機関投資家もリスクをとるようになって来たってことですが,そんなこと言ったら,N銀とかGPIF(年金)とか,株式の割合を増やしたり,ETF買いとかして,もうとっくにリスクとりまくりですよね.リスクをとるということは,リターンがあるというよりは,やばいことになったらやばいということです.

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4/2'19b
[実感]
(経済)

 昨日のWBSだったかな,平成が終わるということで,平成30年間の日本株がどうだったかという総括?をしてました.ご存じのように平成元年でピークを付けた株価は下落を続け,リーマンショックで底を打ったものの,今の水準は,当初の半分程度です.つまりは,日本を代表する企業の評価は,この30年で,経済成長するどころか,半分に後退したということです.悲惨ですね.

 その一方で,アメリカ株(NYダウ)ですが,この30年でどうなってると思いますか? 10倍ですよ(まさにバブル.あー怖い).つまり,日本と20倍!もの差が付いてるってことです.20倍ってすごくないですか?

 でも,実際のところというか,そこに住んでる人の実感としては,どうなんでしょうか? 30年前と今と比較すると,アメリカは,日本の20倍ウハウハになってる? あんまりそんな感じはしませんよね.無能な白人が何とかしてくれーってTランプを当選させるくらいですから.

 要は,アマゾンとかアップルとかFBとかグーグルとかの一部の企業が儲かってるだけってことです.つまりは,アメリカでウハウハ言ってるのは,これらの企業とその株を大量にもってる人達だけってことです.

 日本についても同じことです.Aベノミクスで株価が底値から3倍にもなってウハウハなのは,底値で株を大量に買った人だけで,そんなの極僅かでしょう.逆に言えば,平成の30年間で株価や経済が低迷したと言っても,ちゃんと経済感覚を発揮して生活していれば,別にそんなに困ることはなかったはずです.

 ですから,株価とか経済成長とか言っても,所詮そんなものなわけです.ですから,自分は関係ないということになりそうですが,残念ながらそうは行きません.なぜなら,アメリカもそうですが,バブルがはじけるとN銀とか年金とか銀行とか生保が大変なことになって壮絶に一般市民を巻き込むからです.N銀ならお金が紙くず,GPIFなら年金がぱあ,銀行なら預金がぱあ,生保なら掛け金がぱあになるかもしれません.

 ほんといい迷惑ですよね(しっかり,対策しておきましょう).

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 この記事の補足ですが,じゃあ,アメリカに住んでアメリカ国債を買えば,年利3%の利回りが得られるのでは? あるいは,日本国債も過去は金利が付いたことがあったのでは? 銀行に預けたときの金利もそうでは? これは(ちょびっとだけど)濡れ手に粟では?と言う人もいるかもしれません.

 勉強というか,考えが足りませんねー(笑).金利が付くということは,インフレ,即ち,物価も上がってるわけで,結局,トントンなんですよ(どこかで書きましたね).景気がよくなって,金利が付いても,給料が上がっても,その分,物価も上がるし,デフレで給料が下がっても,物価も下がるので,結局,同じことなんですよ(経済なんてそんなもん).

 でも,政府やN銀は,インフレにするのに躍起で,それは,経済成長して,国民の生活を豊かにするため,なーんてわけはなくて,インフレにして,通貨を毀損して,借金を減らすのが目的なのです.

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4/2'19c
[10連休]
(経済)

 4月になって,気づいたらGWまでもう1ヶ月ないわけで,10連休なんですが,市場は,結局,開かないんですかね? ほんとひどいなー.先日,商品先物取引所と合併して,世界から必要とされる市場を,とか言ってたけど,ほんとトンチンカンですよね.

 でも,開かないのなら,何か対策しないといけません.一番,簡単なのは,全部手仕舞ってしまうことですかね.というか,たまたまそうなればいいけど.

 でも,日運は,そういうこともありうるけど,短運は,常に買いか売りの玉が建つのでそうは行きません.ちょっとやり方変えるか.

 あとは,シカゴとかシンガポールの海外の指数先物でヘッジするというのも考えられるのですが,225しかないからなー.

 でも,多くの人はどうするんでしょうか? 長期保有ならそのままもってるんでしょうが,短期で売買してる人は,10連休は,玉を建てたくないと思うでしょうから,手仕舞うとすると,買い主体でやってる人が多いことを考えると,10連休前に下げるってことになりませんかね?

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4/2'19d
[全く抜本的に]
(ピアノ)

 先日,K子さんと会って,ピアノの練習について,いろいろ話したのですが,彼女は,天才なので(例えば,音を聴けば,そのまますぐに弾ける),正直,参考にならない(笑)こともあるのですが,彼女の言うことをきいて,今の練習方法を変えてみることにしました.全く抜本的にです.

 彼女が言うからというよりは,彼女と話しているうちに,練習方法を思いついたというか,一種の論理ですかね.

 おそらく多くの人が練習している方法は,弾けるテンポでゆっくり弾いて,徐々に速度を上げていくというものですが,これは,論理的にNGということになります(私自身は,そういう練習はしないけど,ここ数年,結果的にそれに近づいてしまってたことに気づいた).方法論的なこともありますが,例えば,100mを10秒で走りたいと思ったとき,まず,20秒で走り,徐々に速くして行っても10秒で走れるようにはならないからです.つまりは,10秒で走るには,10秒で走る走り方で走らないといけないということです.

 ピアノで言えば,いきなりテンポで弾くということですね.でも,テンポで弾けないから練習するわけで,そこをどうするかってことなんですが,そこを論理的に考えた,ということでしょうか.

 やり始めて,数日ですが,何かが変わったかもしれません(何も変わってないのかもしれません).でも,一つ変わったこととして,楽譜が情報ではなく,情景というか,イメージみたいな感じに見えるようになってきました(でも,これに関しては,今までもそうだったけど,そうだったことを認識できたというだけかも).

 でも,これまでの考え方と共通するのは,やっぱり「憶える」ってことですかね.暗譜できればいいですが,そんなに練習時間がとれなくて暗譜できなくても,譜面をイメージとしてぱっと捉えられれば,見ながらでも行けるかもしれないってことでしょうか.

 あとは,音楽は,「時間一次元」なので,漸化式的に繋いで行けば,論理的には,弾けるはずということですかね.

 「できることを繰り返す」という私の練習論的には,ちょっとずれるような気もするのですが,それを違った形にしたということかもしれません.

 とりあえずは,1ヶ月くらいは,これでやってみます.

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4/2'19d
[全部引っくるめて受け入れて]

 気分がいいとか悪いとか,寂しいとか,寂寥感を感じるとか,時々によって,いろいろあるんでしょうが,そういうことも全部引っくるめて受け入れてしまえばいいってことかもしれませんね(外部要因については,全ては禍福は..なので,もうほとんど気にならない).

 哲学的には,人生所詮(死ぬまでの)退屈しのぎなわけですし,なるようになるというか,なるようにしかならないというか,全ての問題は大した問題ではないわけですからね.

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4/3'19
[思いの外大変]
(研究)

 明日の昼12時〆切の建築学会大会論文ですが,8編同時チェックは,思いの外大変です.ここ数年は,4, 5編くらいだったのですが,一気に昔の数に戻った感じで,でも,昔ほどもう若くない? ていうか,こんなことよくやってたって感じ?(日-短-04241316).

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4/4'19
(研究, 大学, 日記)

 大変でしたが,何とか提出し終わりました.かつては,10人以上いたこともありますが,人数的にはこのくらいが限界ですかね(今年度は9人)(短-2806080709).

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 大会論文出させて,一息つけるかと思いきや,今年は学務委員長で,来週初めのオリエンテーションのパワポを作り始めたら,前年度のものをだいたいそのまま使えるように全然なってなくて,思いの外大変で...もちろん,大事な仕事なんですが,これが今の私がやるべき仕事なんでしょうか(なんでしょうね).私にしかできない仕事...ではないと思いますが...

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4/4'19b
[今年は「19年」]
(世の中)

 何かいつまで経っても新元号で新時代とかうざいですね.そんな形式的なものだけ変えるのではなく,中身を変えなければ,新時代はやって来ませんよ.ていうか,このままでは,間違いなく,次の元号の時代は,平成より更に悲惨なことになるでしょう(世の中は悲惨でも,しっかり対策して,楽しく逞しく生きて行きましょう).

 元号については,歴史的なこともあるので,廃止しろとは言いませんが,私は使いませんし,公文書で元号だけを使うのはやめてもらいたいです.具体的に言えば,西暦にしてください(少なくとも必ず併記するようにしてください).天皇制を維持するのも構いませんが,天皇が変わって,その時代を昭和時代とか呼べばいいだけの話で,それを年の数え方にリンクさせる必要はないですよね.

 平成13年って,西暦何年だっけ?っていちいち計算しないといけないのが面倒ですし,元号だけだと,昭和47年から平成7年まで何年あるのか,すぐに計算できませんし,昭和,平成,そして,新元号と「またがる」わけで,今回,新元号になって,それが一段と複雑で面倒になったことになります(まさか認知症防止対策?).それらを全て一つの数字で表せるのは,西暦です.

 ただし,西暦は4桁だけど,元号は2桁で済むということはあります(でも,実際は平成13年とか,平成という元号が付くので,バイト数的には元号の方が多い).ここで千載一遇のチャンスということになるのですが,それは,今は,2000年代なので,千の位と百の位は,必要ないからです.つまり,今年は「19年」でいいってことですね.このチャンス?は,千年後の3000年代まで訪れないわけで,まさに千載一遇のチャンスだったわけです(笑).

 とは言え,2000年以前は,1900年代ですから,ここを参照するときには,この方法は,使えません(でも,人間の寿命程度の100年以内を表現するのなら,1995年は95年というように,1900年代も下2桁で呼べばいい).でも,新元号,つまり,「これから」を表現するものとしては,これが一番効率がよかったことになります.

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4/4'19c
[「だけ」ではだめ]
(ピアノ)

 でも,ピアノのある曲が弾けるようになるのと,100mと10秒で走れるようになるのは,違うということはありますね.100mを10秒で走るのには,それだけのフィジカルが必要なわけですからね.

 これに対して,ピアノを弾くことは,フィジカルがあれば,つまり,その曲を弾くのに必要な指の動かす速さがあれば,音楽的なこと以外の音を並べるというメカニカルな面だけなら,どの鍵盤をどういう順番でどのくらいの強さでそのくらいの長さ押さえるのかを「憶えれ」ばいいわけですからね(フィジカルがないのなら,例えば,345の結合がとれてないのなら,トレーニングが必要なのは,スポーツと同じ).

 ですから,ゆっくり弾いてる「だけ」では,だめということでしょう.つまりは,ゆっくり弾くのは,「憶える」作業なわけで,これは「譜読み」で,憶えたら(譜面を見て弾けるようになったら),もうテンポで弾いた方がいいことになります.

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4/4'19d
[ほんとに危うい世の中]
(世の中)

 でも,こういうことをSNSで書くと,そうだそうだと思う人が大部分でも,何てことを言うんだ!という(少数の)人がネットとかで叩くんでしょうね.そうやって,どんどん世の中がおかしな方向に行くわけです.

 現状では,好き勝手にてきとーなこと言ってる奴がほとんどだと思いますが,「動員」して,戦前のように世論を洗脳することもできるわけで,ほんとに危うい世の中だと思いますね.

 方法は,ただ一つ,何度も書いてるように,人の言うことではなく,自分の頭でしっかり考えるということです.

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4/4'19e
[人手不足?]
(世の中)

 SNSだけではなくて,メディアも同じですね.さかんに人手不足と言ってるんですが,ほんとですか? その仕事,ほんとに必要ですか? 

 コンビニこんなにたくさん要りますか? 24時間営業でないとほんとに困りますか? 人口が減っていくのに,猫の額ほどの土地にタワマン作って,高く高く積み上げて集積して住む必要がありますか?

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4/5'19
[個人の自由]
(世の中)

 新元号ですが,天皇制とか右とか左とかびみょーなことが絡むので,どうかと思っていたのですが,割とフランクというか,言いたいことを言ってる人が多いみたいで,それは,いいことじゃないですかね.元号使いたい人は使えばいいし,新時代だと言って浮かれるのも自由ですし,元号は使わないという人がいてもいいと思いますからね.

 ただ,気になるのは,守旧派というか,現状肯定派は,否定派を攻撃する傾向が強いことです.つまり,使わない人に使え,と言ってるんですね(例えば,公文書※なんかその典型だし,他の場合だと,君が代起立とか).逆に否定派は,肯定派に使うなとは言いません(君が代で起立する人に起立するなとは言わない).夫婦別姓と同じです(夫婦別姓にしたい人はしてもいいというのが夫婦別姓.つまり,夫婦別姓になっても,夫婦同姓にしたい人はそうすればいいだけの話).

 理由は明らかですよね.つまり,肯定派に「そういう企み」があるわけです.いずれにしても,最初で書いたように,使うか使わないかは,個人の自由なので,使わない人に使えというのは,問題ですし,夫婦別姓にしたい人には,それを認めるべきでしょう.

※公文書に関しては,元号を使わない人が公の機関に元号を使うなと言ってるように見えますが,実際は逆で,公の機関が元号を使わない人に使えと言ってるということです.例えば,ある書類を出すときに年は元号で,と言われるわけですからね

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4/5'19b
[2つのケース]
(大学)

 私がやるべき仕事か私にしかできない仕事かってことなんですが,普通は,自分にしかできない仕事ではないけど,他にやることもないし,生きて行くのに必要なお金を得るためにやる,生きて行けるか行けないかというレベルでなくても,この仕事でこれだけもらえるのならやるかという人が多いんでしょう.私の場合は,実質時給1万円なわけですから,それならやるという人もいっぱいいるんでしょう.

 でも,私は,他にやることなんかいくらでもあるし,必要以上のお金は要らないし,やりたくないしやり甲斐もない仕事なら,さっさとやめてしまうこともできるのですが,研究とか学生の研究指導というやりたいこととがっちりくっついてしまってるのが問題なわけです.

 ですから,現実的には,やるしかないのですが,こんなことやってどうすんだ?的なやり甲斐のないことは,やっぱり,やりたくないですね.そして,研究とか学生の研究指導というやりたいことがあっても,やりたくないことをやらないといけない度が上回ってしまえば,やめるということになるでしょう.

 ケースとしては,2つあって,1つは,やりたくないことのやりたくない度が増して,やりたいことのやりたい度を上回る場合,もう1つは,やりたいことのやりたい度が減る,具体的には,例えば,学生が研究しなくなって,研究指導の体をなさなくなるようなときでしょうか.

 前者については,やりたくないことのやりたくない度がどんどん増していて,正直危うさは感じます.後者については,現状では,今年は,頑張ってる学生が多いし,大丈夫だと思いますが,過去,危うさを感じたときもありましたし,これからのことはわかりませんよね.

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4/6'19
[中身しか残らない]

 歳をとって衰えて行くことの意味ですが,いくつか書いて来ましたが,昨日寝るときにふと思ったのは,人間の「中身」ということです.

 よく言われることとしては,外見より中身ってことですよね.当たり前の話なんですが,当たり前過ぎて,ほとんどの人がスルーしていて,結局,外見が多くのことを決めてしまってる感があります.

 でも,考えてみればわかりますが,外見は,歳をとると衰えていきます.どんなに綺麗で格好良くても,それはあっという間に失われます.そうすると,どうなるでしょうか?

 歳をとると,結局,「中身しか残らない」ってことになるわけです.つまりは,中身でないところで勝負していた人には,悲惨な状況が待っているということです.怖いですねー.

 中身と言ってもいろいろですが,大きく分けると脳力と体力でしょうか.外見と同様に体力も衰えて行きますから,重要なのは,やはり,脳力ということになります.これも加齢とともに衰えては行くのですが,外見,体力に比べれば,遥かに残るというか,残すことができるものでしょう.何と言っても,それまでの蓄積がものを言いますからね.

 つまり,歳をとればとるほど,脳力で勝負ということで,それは,もちろん,一朝一夕に身につくわけではないので,若いときから,というか,若いときこそ,脳力を磨くべし,即ち,自分の頭でしっかり考えて行くべしということになります.

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4/6'19b
[お年寄り向き?]

 そうすると,歳をとってからやる(べき)ことも自ずと絞られてくるような気がします.多くの仕事は,ある程度の体力が必要ですから,そういう点でも厳しいですかね.スポーツもそうでしょうか.

 私がやっていることに関して言えば,研究は,続けて行けそうな気もしますが,やはり,体力勝負的なところはありますからね.スポーツなら尚更です.

 そういう意味では,eスポーツ(ゲーム)って,実は,お年寄り向き(笑)なのかもしれません.でも,反射神経勝負のものも多いので,やっぱり,若い人には勝てないか.でも,自分一人の中で完結するのであれば,ありかもしれませんね.

 そうすると,ピアノって,やっぱり,そういう点でも優れていることに気づかされます.指先さえ動けばいいわけですし(全身を使って弾いてる人は下手な人),ゲームと比べても,その奥行きは,比較にならないですし,人類の至宝とも言うべき作品を自分の手によって自分の思うように再現することに快感を覚えれば,自分一人の中で閉じても行けますし,人との繋がりが欲しいのなら人前で弾けば,いいわけですからね.

 そして,最後に来るのは,やはり「考えること」でしょうか.考えるだけなら,それこそ体が全く動かなくなってもできますし,それをアウトプットするのなら,ピアノ同様,指先だけが動けば,このサイトのように発信することもできます.

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 でも,そうすると,私は,1日何時間もピアノを弾くことはできないし,このサイトに文章を書くのも1〜2時間が限度なので,種目の数が足りなくなってしまいますね.それとも,歳衰えれば,休む時間が増えて,大丈夫になる?

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4/6'19c
[働き方改革]
(世の中)

 働き方改革ってことで,要は,残業減らすってことらしいんですが,そんなことやっても,仕事が減らなければ,意味ないですよね.

 じゃあ,仕事を減らすには,どうしたらいいかですが,簡単な話で,このサイトで再三書いてる,無駄なことしてむりくり目先の経済を回すことをやめることです.でも...

 これができないんでしょうね.つまり,簡単な話ではないわけです.日本だけ働き方改革やったら,国際競争に負けるでしょうしね.ていうか,はっきり言って,諸外国よりいっぱい働くことで,国際競争を勝ち抜いてきたわけですからね.

 じゃあ,どうしたらいいかと言うと,やはり,そういう世の中から距離を置くことでしょうか.今のままでは,残業時間だけ減らされて,つまり,残業代減らされて,今までと同じ量の(無駄な)仕事をさせられるのは,目に見えてますからね.

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4/6'19d
[平成のベストセラー]

 新時代というのもうるさいんですが,平成最後とか平成を振り返るというのも(視聴率が獲れるということでやるんでしょうが)うざいですね.今日は,平成のベストセラーというのをやっていたんですが,再三書いているように,私は,ベストセラーというものに全く興味がないんですが,一応15分くらいで早回してざっと見ました.中身的には,どれも当たり前というか,お金出して買って時間と労力をかけて読むものとは思えませんでした.

 1位は,バカの壁だったと思いますが,どこかで書いたと思いますが,中身的には,別に当たり前の話なんじゃないですかね(読んでないけど).

 その中で,自分の個性に価値があると思う人は進歩しないと言っていました(でもこれって,平成を象徴するヒット曲と言われている(私に言わせれば,世の中をだめにした)世界に一つだけの花と真っ向から矛盾しますよね).わかるんですが,そういう単純な話でないことは明らかです.

 この本を読んで,ベストセラーに書いてあることだからと盲信して,自分のいいところも変えてしまったらほんとバカですからね.

 つまりは,ベストセラーは,言うに及ばす,何かの本に書いてあったからとか,偉い人がこう言ってたから,というようなことは,ほとんど参考にならないわけで,結局,自分で考えるしかないってことです.

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 でも,そんなこと言っても,世の中,自分で考えられる人なんかそんなにいないから,だったら,こういう本を読む方が,そういう人が稚拙な考えで行動するよりは,ましなんじゃないの?と言う人もいるかもしれません.

 そうなんでしょうか? 自分で考えられないんじゃなくて,考えてないってだけの話なんじゃないですかね?

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4/6'19e
[あだち充のコミック]
(世の中)

 あだち充のMIXというアニメが始まったので見ました.あだち充と言えば,一番有名なのは,タッチでしょうか.このMIXというのは,タッチの舞台である明青学園の30年後ということらしいです.

 タッチがサンデーに掲載されていたのは,私がまだ大学生とか大学院生だったと思いますが,リアルタイムで読んでました(ドラゴンボールもその頃だったかなあ).その後,やってたアニメも見たと思います.

 あだち充のコミックは,ラフ(水泳)とか,H2(野球)とかも読んだと思います.あと何だっけ? 女子ソフトボールのものもあったかな.タッチの前のみゆきも友人から単行本を借りて読みました.

 今から考えると,男女問題的には,どうよ?って感じですが(笑),当時は,結構好きだったんだと思います.で,随所に読者を惹きつけるうまさみたいなものがあるんですが,思うのは,彼は(ほんとはどうかはわかりませんが),そういうことがわかってやってた感じがすることです.つまりは,「ビジネス」ってことですね.そして,ヒットメーカーの多くは,そういうことがわかってやってるような気がします.

 多かれ少なかれ,仕事というものは,売れるものを書かないと食べて行けないわけで,仕方ない面もあるんですが,そういうものに対して,感動したとか生き方を教えてもらったとか人生が変わったとか言ってるとしたら,やっぱり,ちょっと滑稽ですかね.ヒット曲とかベストセラーも似たようなものです.

 息抜きのエンタメとしては,別にいいとは思いますが,そういうものに多くの時間を費やすのは,勿体ないとは思いますね.

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4/6'19f
[ピンチはチャンス]
(経済, 相場)

 この件,即ち,GWに10日間も市場が閉まることですが,さすがに対策をしないとまずい気がしてきました.もちろん,特に何も起こらないかもしれないし,ほとんどの人が何もしていないんでしょうが,まさに正常化の偏見ということがあるわけですからね.

 それで,過去,こういうことが何度も起こったことを思い出しました.そして,何かそういう問題が起こって,それに対して対策をすることで,成績がどんどん好転してきたんですね.

 つまり,まさにピンチはチャンスということで,今回も対策をすることにしました.どうなるかは,わかりませんが,今の短運と日運の組み合わせというやり方を変えることになるかもしれません.

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4/6'19g
[免罪符?]

 定年後問題は,結局のところ,生き方問題ということで,定年で仕事を失っても,何とか食べて行けるのであれば,やりたいこと,やるべきと思うことをやって行けばいいってことなんですが,そんな問題じゃないという人もいるような気がします.

 仕事をしてるってことは,たとえそれがどんな仕事でも,社会と繋がってるというか,一応の責任を果たしているというか,そういう免罪符的なことがあるのかもしれません(今更?).もっと,俗的には,どこかの組織に所属したり,社会的地位があったりということもあるでしょうか.

 後者はともかく,前者は,わからないでもないです.現状の私としては,やりたい研究をしてるってこともありますが,学生を指導して,ちゃんと研究させて成果を出させて,彼らを成長させて,ということもありますし,授業をしたり,あるいは,大学のいろんな雑務も,まさに「たとえそれがどんな仕事でも」なわけです.

 ですから,こんなことやってどうすんだ?と思う一方で,どこか安心するところもあるというか,それを定年ですっぽり失うと...というころもあるのかもしれません.

 うーん,でも,どうなんですかね.何かの既成概念に縛られてるだけのような気もするんですよね.どんなに儲かっても,いい給料もらっても,実質的にどうよ,ということは,やりたくないし,そんなことしてる場合じゃないと思いますからね.

 これは,おそらく人それぞれで,その人がどれだけ勤勉で真面目かってこともありますかね.そういう意味では,そういうところが(あまり)ない(笑)私は,自分にしかできないことならともかく,自分でなくてもできることまでして責務を果たさなければ,とは思わないので,やっぱり,関係ないですかね(自分勝手).

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4/7'19
[責務を果たしてる?]

 社会と繋がって世の中の役に立って責務を果たしてるってことなんですが,怪しい感じがしてきました.社会と繋がって世の中の役に立って責務を果たしてるってことじゃなくて,社会と繋がって世の中の役に立って責務を果たしてると「思える」,そう思いたいってことじゃないですかね.

 例えば,大企業に入って,バリバリ?仕事して,いい給料もらってたら,そんな感じがする,起業して儲かってたらそんな感じがする,ラーメン屋やって,客がおいしかったと言ってくれたらそんな感じがする.大観衆の前でプレーしたり,歌って踊ったりして喝采を浴びたらそんな感じがする,どれももっともな感じがしますが,いずれも共通するのは,「他者評価」ということです.つまり,自分で評価してないんですよね.

 安全でもないし資産価値もないタワマンを客が欲しいからと言って売りつけるのも,うまいかもしんないけど,決して体によくないラーメンを提供するのも,客が喜んでくれて売れるという理由で曲を作ったり本を書いたりするのも,スポーツ選手が感動を与えられるプレーをしたいと言うのも,いずれも,客という他者評価なわけで,役に立ってるというよりは,ほんとは役に立たないことして稼いでるってことじゃないですか? 極端な話,客を○○○中毒にして,○○○を提供すれば,客は,それを欲しがるわけですし,感謝すらされるでしょうからね.

 じゃあ,何が大事かと言うと,やはり,他者評価ではなく,自己評価でしょう.つまり,社会と繋がって世の中の役に立って責務を果たしてるとか(敢えて)度外視して,自分がやる価値があると思うことをやるということでしょう.そして,それが「結果として」世の中の役に立つということです.客が感動するプレーというのは,客を感動させるためにするプレーなどでは断じてありませんからね.

 でも,この自己評価をちゃんとできる人は,極少数なんだと思います.素養の問題と言ってしまえば,それまでですが,じゃあ,どうなるかと言うと,他者評価,具体的には,資本主義社会の中では,どれだけ儲かるかとかでしか判断できないってことになるわけで,それが今のこの殺伐とした世の中(と思ってないとしたらまさに素養なし)を作り上げてしまったということでしょうか.

 こういう(殺伐とした)世の中で楽しく逞しく生きて行くには,どうしたらいいかですが,そういう世の中というか,他者評価からできるだけ距離を置くことでしょう.実際,他者評価,具体的には,自分が他人からどう評価されるのかとかを意に介さず生きて行くと,ほんとに解き放たれるというか自由というか,こんなに気分がいいことはないですよ.

 でも,そのためには,確固たる自己評価が必要です.これが実はすごく難しいんですが,失敗してもいいので,とにかくまず自分でしっかり考えることだと思います.

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 ということで,私個人としては,ちょっと揺れたけど,無事,元に戻って,定年後問題というよりは,生き方問題ということで,(社会と繋がって世の中の役に立って責務を果たしてるかどうかは意に介さず)「自分が」やりたい,やるべきと思うことをやって行くということになって,これは,定年前後関係なし(ただし,定年までは,実際にどうかはともかく,ある程度,社会と繋がって世の中の役に立って責務を果たしてることもやる必要あり)ということになります.

 あとは,確かに殺伐とした世の中になって来たんですが,もちろん,全てがそうなわけではなくて,丹念に探して行くと,そうでないところもあるので,そういうところを大事にするのも必要ですかね.

 例えば,食べ物なら,コンビニとか外食チェーンなどは,ほとんどのところがアウトですが,安全なものを提供してくれるところは,ちゃんとあるわけですし,家だって,探せば,ちゃんとしたところもありますし,職場だって,こんなことやってどうすんだ?的な仕事が少ないところもあるでしょう.

 メディアの言うことは,嘘が多いのですが,全部嘘ってわけでもないですし,中には,たわいもないものも含めて,楽しめるものもありますし,嘘とわかっていても,そういう世の中を高みの見物するという感じで見ることもできます.

 そういうものを探すのは,なかなか難しい気もするのですが,見分ける最も簡単なポイントは,「儲かってるか」「儲けようとしているか」でしょうか.コンビニとか外食チェーンとか添加物まみれの食べ物作ってるメーカーとか,東京五輪バブルに乗って儲かってるところとかがそうでしょうか.

 そういう意味では,大学は,おかしなことになって来てはいるのですが,金儲けしているという感覚には,さすがにまだ程遠いので,まだまだましなんだと思います.

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4/7'19b
[何の能力があれば?]

 いつも見てるジャンクスポーツ(の録画)に違う番組,具体的には,才能ある?東大生と京大生が出てくるというのがあって,ちらっと見ただけですが,1時間で何十個というルービックキューブを憶えて目隠しして何個揃えられるか,というのをやってました.30個くらい揃えたのかな?

 すごい能力だと思うのですが,どうですか? まさに何の役にも立たない能力ですよね.じゃあ,何の能力があればいいですか?

 すげー頭がよければ,医学部入って医者になって,あるいは,有名大学に行って,大企業に入るとか,官僚になって偉くなれば,いい給料がもらえる? でも,そのくらいじゃ大したことないですよね.

 野球とかサッカーとかゴルフがすげー上手ければ,もっとすごい大金持ちになれる? でも,スポーツで稼げるのは,若いうちなので,そこで稼いでも,その後,何らかの形で運用というか資産を守れなければ,アウトでしょう.

 じゃあ,運用する能力があるのが一番いい? 確かに,資本主義社会の中において,一番稼げるのがこれだと思います.ビジネスとか商売だと,客相手,つまり,経済がよくないといけないんですが,相場は,経済が悪くなって行っても稼げますからね.経済がいいときにがっぽり稼いで,悪い時を凌ぐというのもビジネスの王道なんですが,悪い時を凌ぐのに必要なのも運用です.

 でも,そうやって稼いで,どうしますか? 食べては行けると思いますが,再三書いてるように,本質的に,人間,必要以上のお金は要らない(はず)ですから,そうやって稼いで,やりたくない仕事をやらなくてよくて,じゃあ,何するかなわけです.

 つまりは,結局,やりたいことがあるのか,ってことですかね.

 で,ルービックキューブに話を戻すと,その人は,おそらく,やりたくてやってるんでしょうし(でなきゃ,そんな金にならないこと普通はやらない),やりたいことに才能があったのだとすると,それは,まさに何の能力があればいいかの能力に恵まれたってことじゃないですかね.

 もっと言えば,そういう能力が(そんなに)なくても,やりたいことさえあれば,それが仕事と重ねられなくても,時給1000円の仕事をして,経済感覚を発揮して,何とか食べて行けて,やりたいことをやって行けば,それで充分楽しい人生を送って行けるので,やりたいことがある,というのがやっぱり最強だと思います.

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4/8'19
[○カ騒ぎさせる理由]
(経済)

 今朝のモーサテで,景気は気からと言ってる人がいました.その通りです.誰も抜け駆けしないで,みんなで一斉にぱーっと散財すれば,景気はよくなるんですよ.逆に言えば,景気とか経済って所詮そういうものなんですね.

 それで,その人が改元で気分が変わって,ということを言っていたのですが,つまりは,最近の平成最後とか新元号に伴う○カ騒ぎも,まさにそういう気分にさせて,ぱーっと散財させようという魂胆なわけです.でも...

 誰も抜け駆けしなければ,というのが条件です.というか,改元とか言って,ぱーっと散財させようとしてる奴が抜け駆けしようとしてるんですよ.つまりは,○カ騒ぎしてる人達は,抜け駆けされて騙されて,泣きを見るということになります.

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 こうして見ると,世の中,結局,搾取する人間と搾取される人間に分かれていて,前者は,一握りで,大部分は,後者ということでしょう(まさに貴族と奴隷).

 ただ,昔と違うのは,貴族と奴隷が始めから決まってるわけじゃなくて,本人の努力によって,何とかなるようになっては来ているということでしょうか.でも,この努力というのが厄介で,そうやって,働かせてこき使うことにも利用されているということです.

 搾取する側になれとは言いませんが,少なくとも搾取されないこと,そういう世の中のおかしな仕組みに巻き込まれないことが重要で,そのために必要なのは,やはり,よく考えることでしょう.

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[人間と景気]
(経済)

 同じ人なんですが,最近のFRBは,market friendlyになってきていいことだと言ってました.要は,アメリカの景気が減速しかかったところで利上げをやめたってことなんですが,それって,大事に大事にバブルを育ててるってことじゃないですかね.

 ゴルディロックスじゃないですが,少しずつでもずっと経済の拡大が続くことが理想なんでしょうか? というか,そんなことありうる?

 人間が活動するだけでは,疲れてしまうので,休息が必要なように,経済にも景気拡大期だけでなく後退期が必要なのでは? だって,経済を動かしているのは,人間ですからね.

 つまり,経済に休息を与えず,ゆっくりな速度でもずっと走らせ続けたら,どこかで休息どころか,突然死ってことになりませんかね?

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4/9'19
[脳トレ?]

 eスポーツ(ゲーム)が実はお年寄り向きってことですが,そっか,どうせなら,脳トレ的なゲームやれば,認知症防止(笑)というか,(基本的)脳力の維持に繋がるかもしれませんね.うーん,でも,やりたいことは今すぐやる的に言えば,やりたいことではないかなあ.

 で,認知症防止というか脳トレということで,すぐ思いつくのは,ピアノです.つーか,どんな脳トレを以てしても,これ以上の脳トレはないでしょうし,何より単なるゲームではなくて,人類の至宝とも言える素晴らしい音楽を自分の手で表現できるわけですからね.でも...

 以前調べたことあるんですが,じゃあ,ピアニストに認知症になる人はいないのかってことなんですが,確かに超高齢までピアニストとして活動している人も多いですし,認知症になる人は少ないということですが,全くいないということはないそうです.どうしてかと言うと,トップレベルのピアニストって,脳トレ的にピアノを弾いてないんですね.喩えて言うなら,呼吸をするようにピアノを弾いてるってことでしょうか.私は,そこまでは行きませんが,譜読みして音をだいたい憶えたら脳トレ的に弾くことはないです.

 でも,リズムや音の構成がものすごく複雑な曲(例えば,

 とか

とか)を譜読みするときは,脳トレに近い状態になりますから,そういう「新曲」を開拓し続けて行くってことでしょうか(ピアノに限らず,何でも新しい経験をすること,つまりは,そういうことに好奇心をもつことが重要だし,それは,認知症云々というよりは,生き方の問題).

 逆に,ピアノをやったことがない,あるいは,小さい頃やっただけで,えっちらおっちらしか弾けない人にとっては,絶好の脳トレになるんじゃないですかね.

 じゃあ,ピアノやるかってことで,でも,教則本的な無味乾燥な曲は,大人は耐えられないので,何から弾いたら?という人は,こちらをご覧ください(笑).最初は,技術的にものすごく弾きやすいバッハ/平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1曲 プレリュードがいいんじゃないですかね(ただ弾くだけならバイエルより弾きやすい.でも,それでも「音楽」になっているのがバッハのすごいところ).確か何かのCMでテニスのフェデラーが弾いてましたよ(笑).

 これをクリアした後は,こちらを参考にしてみてください(笑).バッハの次は,ショパンとかサティが弾けますよ.

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4/10'19
[新札]
(世の中)

 新元号の次は,新札ですか.目先の形式的なことだけ変えても実質的中身を変えなければ,何も変わりませんよ.

 でも(どうでもいいけど),1万円札が渋沢栄一ってのは...(単なる)実業家じゃん.そっか,お札だから,別に文化人とか偉い人じゃなくて,資本主義の権化みたいな人でもいいんですね.

 それに,キャッシュレスの時代というのに新札というのもねー.もうほんとお札とかやめて,キャッシュレスにしてもらえませんかね.若い人は,キャッシュレスに抵抗がないけど,お年寄りは,現金に対する執着が強いとか,ここでもそういう外見的なことでひとくくりにするのも辟易です(短+28+06).

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4/10'19b
[今住んでるところに]

 将来(リタイア後)どこに住むかですが,今住んでるところに住み続けるというのもありかと考え始めました.ご近所トラブルもないし,夜中までピアノ弾けるし,日当たりはいいし,東京から電車で1時間以内だし,家賃安いし(笑),生活クラブで食生活問題もクリアしたし,いろいろ街の事情もわかってるし,何の問題もなくて,快適そのものですからね.

 敢えて問題点を言えば,スキーに行きにくいくらい(笑)ですが,そんなことくらいでわざわざ引っ越すこともないでしょうし,電車で行けば,少し時間がかかっても,座ってるだけで,やりたいことやってればいいし,10年後には,自動運転も実用化されてるかもしれなくて,そうなれば,やりたいことやってればいいのは,同じですからね.

 大学も名誉教授になれば,図書館とかは使えるみたいですし,雑魚部屋ですが部屋もあるみたいなので,週に1回くらいは,来てもいいかもしれませんね.今日,少し遅い昼ご飯を食べたのですが,そのくらいの時間なら,誰かに会うということもそんなになさそうな気がします.

 うーん,でも,死ぬまでってわけにはいかないでしょうね.じゃあ,そうなる前にどういうところに,というのもイメージが湧きませんね.やっぱり,どこかに家を買って,何かあっても迷惑がかからないようにしておかないといけない? めんどくさいですね.

 でも,そうすると,今住んでるあたりは悪くはないですが,どうせ引っ越すなら,もっと「最適地」があるわけで,やっぱり,移住するんですかね.めんどくさいですね.

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 普通だと,家を買って,というのは,そうなんでしょうが,配偶者がいて,自分が先に逝けば配偶者が,配偶者が先に逝けば,一人暮らしになって,子供がいれば,子供がそういうときの後始末をしてくれるってことなんでしょう.

 私の場合,配偶者はいますので,私が先にそういうことになったときは,何とかなるのかもしれませんが,そうでない場合は,ちょっと問題ですね.そういうことになることを考えて,そういう人を探しておいた方がいいのでしょうか? めんどくさいですね.

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4/10'19c
[条件を満たしてる?]
(大学)

 そっか.やりたいことがあれば,時給1000円の仕事をしてもってことは,私には,やりたいことがあるわけですし,時給1000円どころか,5000円(というか,実質1万円)の仕事もあって,条件を満たしてるわけで,研究というやりたいことやるために,しこしこ時給(実質)1万円の仕事すりゃーいいってこと?

 でも,今日も,担当している科目を履修したいという学生が何とかなりませんかとか言ってきて,メールがすごく曖昧でどうしたいのかわからないので,メールしても返事がなくて,いろいろ調べたり,問い合わせたら,担任の先生が進級要件を満たしてないのに科目担当の先生にきいてみたらと言ったらしくて,いやいやいや,そこちゃんとやるのが担任の仕事やろ,みたいなしょーもないことで,ほんと,一体何やってんだ?って感じで,時給がいくらとかそういう問題じゃないんですよね.

 必要以上のお金は要らないわけだし,やりたくないことをやりたくない度がやりたいことやりたい度を上回らないことを願います.

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 世の中に目を向ければ,国会答弁もしどろもどろでUSBメモリが何かも知らない大臣が今頃突然辞めることになったり,一方では,副大臣が下関北九州道路をA倍総理とA生副総理を忖度してと言って,今の政治の実情(惨状)を確信犯的に吐露したのかと思いきや,単なる失言だった(笑)というどうしようもない状況で,民間企業は,人々を騙くらかして金儲けすることに必死で,一方では,騙される方も騙される方ですし,大学というか学界も表面的な評価しかできなくなって来てて,一体この国は...と思いますね.

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4/11'19
[自分自身]

 日本という国がこの惨状で,この先どうなって行くかってことですが,確かに(少子化とか若い人達のメンタルとか政治行政の惨状とか莫大な借金とか民間企業の目先の経済優先の金儲け必死具合とかを見ると)世界の中での日本は没落して行くとは思いますが,それがどの程度かは,他の国との相対関係によります.つまり,他の国はどうかってことなんですが,アメリカとかイギリスとかEUとか中国とか韓国とか中東とか中南米とか,ひどいとこばかりですよね.

 ですから,相対的に考えて,意外と大丈夫かも...とは,なりません.だって,世界的にどこもひどいということは,結局,ひどいってことだからです.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,何度も書いてるように,国とか社会がどうこういうことではなくて,自分がどうかってことです.でも,国とか会社とかの組織に所属すれば,ある程度の縛りはあるわけですから,そこをどうするかは,やはり重要です.国を変える(移住する)こともできますが,それはちょっとということなら,日本の中で,どうするか,どういう組織に所属するのかしないのかということをよく考えるということです.

 でも,もっと大事なのは,どういう国や組織に所属していても,やはり,自分自身でしょう.

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4/11'19b
[墓穴を掘ってる?]

 大学の(研究以外の)仕事もそうですが,いろいろしょーもない,でも世の中というか社会的には,非常に重要とされる(ほんとかよ?)ことに巻き込まれるのがめんどくさいってことなんですが,墓穴を掘ってるような気もするんですよね.例えば,何かの会議で,意見集約が変な方向に進もうとしてたり,昨日の件もそうですが,いやいやいや,それは違うやろと思ったときに黙ってられないんですよね.

 そうすると,どうなるかと言うと,この人は,熱意があってすごい真っ当な判断ができる人だとかいうことになって,○○長とかの話が来たりするわけです.○カですねー.

 このサイトに記事を書くときも,面白いことや気分よく生きて行くのにうまい方法というか考え方思いついたときってことが多いですが,世の中のしょーもないことに対して批判的なことを書くことも多いですからね.

 問題はどうして黙ってられないのかってことです.人間が最もエネルギーを発揮するのは,怒りだと言う人もいますが(ノーベル賞受賞した中村さんもそんなこと言ってた),私は,そういうことで,エネルギーを発揮してきたとは思ってないし,そもそも,そういう考え方は好きではないのですが,考えてみたら,一番精力的に仕事してたのは,震度が被害と対応していないということが看過できずに,震度算定法を変えようと本気で思っていた40代だったと思いますし,DNAには逆らえないってことですかね? あるいは,(無能と思われても平気という)修行がまだまだ足りない?

 でも,結局のところ,震度算定法を変えることが私の仕事というかやるべきことではないと気づいたわけですし,40代が一番精力的に仕事してたとか言っても,実質何やってたかというと,震度を変えるとかで奔走して疲弊してみたいな感じで,今の方がより実質的なことができてるような気もするんですよね.

 そういう点からしても,人生を前中後の3つに分けたとき,後の時期は,違った生き方をしてみたいと思ったりするんですが,幻想なんですかね?(でも,社会から必要とされなければ否応なし)

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4/11'19c
[やりたいことではなくやらないといけないこと]

 やりたいことがあることが最強だとは思うのですが,逆に言えば,やりたいことなんかないってことはないでしょうが,あったとしても,それほどじゃないというか,例えば,スキーに行きたいと思っても,仕事で疲れてるのに早起きして出かけるほどじゃないってことになっちゃうわけで,歳とって体がしんどくなれば尚更なわけです.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,「やりたいことではなくやらないといけないこと」ってことでしょうか.今の仕事を定年でやめても再就職したら,仕事なのでやらないといけないわけですからね.歳をとっても,まだまだ仕事すると言う人は,まだまだお金が欲しいとか,他にやることないってこともあるかもしれませんが,ある意味,真面目というか,そういうことがよくわかっていて,ちゃんと自分を制御しているのかもしれません.

 うーん,でも,私の場合は,必要以上のお金は要らないし,自堕落で怠け者なので,そこまで真面目じゃない(笑)というか,それだったら,別の方法を考えたいと思うんですよね.

 まずは,自分でできることは自分でやるってことですかね.これは,食事の準備とか生活全般に言えることで,これはちゃんとやらないと生きて行けない,あるいは,体調悪化に直結しますから否応なしですし,こういうことを自分でやることは,とても気持ちいいので,これは続けて行きたいと思います.

 あとは,ハードルを下げることでしょうか.例えば,スキーに行くのなら,スキー場の近くというのは,極端としても,高崎線沿線なら,今より格段にハードルは下がると思いますからね(とすると,やはり,今住んでるところにはないか).

 そして,究極的には,「やりたいことをやらないといけないこと」にしちゃうってことですかね.例えば,1日○時間は,必ず研究する,ピアノを弾く,このサイトに文章を書く,体を動かす,週○回は,練習に行く,シーズン○日は,スキーに行く,年間○日は,ゴルフに行くと決めてしまって,やりたいことではなく,やらないといけないことにしちゃうってことです.

 例えば,ピアノなんですが,自宅に防音室+グランドピアノがあって,夜中まで弾けるので,ハードルは,もうこれ以上下がらないのですが,それでも,今日は,弾きたくないなあと思うことなんかしょっちゅうあるわけです(そして,実際,弾かない).でも,必ず1日○時間弾かないといけないのなら,弾かないといけませんし,そうやって弾き始めると何とか弾けたりするんですね.

 ですから,ほんとはやりたくないしやるべきでもないことして必要以上の小金稼いでもしょうがないし,そもそも,やりたいこと,やるべきと思うことをやりたいので,これかなとは思うのですが,最大の問題は,やっぱり,怠け者ってことですかね(笑).そこを「やりたいことからやらないといけないこと」にして頑張るってことなんでしょうが,歳をとると,疲れが溜まってきてってこともあるわけで,一応目標設定みたいなことはするけど,過度に拘らないというか,その辺のうまいバランスをとって,ということですかね.

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 うーん,でも理想としては,朝目が覚めたら(やらないといけないことがあるからではなく),今日は,これやりたい,これやろうと思って起きて,一日(時々休息をとりながら)活動して,適度に疲れて,夜,心地よく眠りにつくってことなんですが,どうやったら,そうなるでしょうか?

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 でも,実際のところは,そんな人なんか(多分)ほとんどいないわけで,例えば,バドミントンが強くなって,インカレで優勝したいと思えば,その日,しんどいなーと思っても必死で練習したりトレーニングしたりするわけで,死ぬまで働き続けるという人もそういうことなんでしょう.

 でも,(怠け者の)私は,そういうことができなくて,もちろん,やらないといけないことは,やるんですが,それがどうにも苦痛で,何とかマネージメントしながら,手を変え品を変え,「その時」やりたいことをやってきたわけで,そんなことで,よくここまでやって来られたのが不思議なくらいですが,勝ち逃げ的に言えば,必要以上のお金は要らないし,やりたくないことやるくらいなら,もう本来?的に生きたいように生きたいんですね.

 でも,そうすると,自堕落にだらだらと生きるということになるかもしれず,それはそれで捨てがたいんですが(笑),体調が悪かったり,気分が悪かったりは嫌なので,そこのところを何とかうまくやりたいってことですかね.

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 じゃあ,「その日」ではなくて,長期的に私がやりたいことは,何でしょうか?

 優先順位的というよりは,論理的というか,これができれば,これもできるという順番から行けば,気分よく楽しく生きて行きたいので,そのための具体的な方法論的なことを見出したいということがあります.つまり,いろいろ考えて,このサイトに文章を書くことが最初に来るってことですね(と書いて気づいたんですが,仕事よりこれが先に来ることにちょっと驚いたというか発見ですかね.これもこのサイトに文章を書くことの効用でしょうか).

 要は,気分よく生きて行くのと,仕事で成功するのとどっちを選ぶのかと言われたら前者なわけですし,でも,そんな単純な話でもなくて,仕事で成功するから気分がいいということもあるわけですし,気分よく生きて行けば,仕事も成功するということもあるわけですが,でも,論理的包含関係から言ったら前者ということですからね.

 そして,仕事というか,地震動の性質と建物被害の関係を探求したいというか,震源から構造物被害に至る物理を解明したいということになります.ただ,これについては,自分一人でしこしこやるというよりは,学生達を育てながら彼らといっしょにやっていくというのが大きな比重を占めるようになって来ていて,でも,それは,もうそんなに長くはできません.

 順序は逆になるかもしれませんが,気分よくの前に,まずは生きて行かないといけないので,そういう意味では,仕事は,やはり,大事なのかもしれませんね.そして,これは,研究だけではなく,大学の様々な業務も含みます.ただ,これがもういいところまで来た,つまりは,やりたくないことしてまで働くくらいなら支出をしっかりコントロールしてやって行きたいと思うようになってきたことは再三書いてる通りです.

 生きるということは,日々生活して行くわけですから,日常生活を充実させる,そのために具体的にどうしたらいいか研究するというのもやりたいことです.最も重要なのは,食事で,それ以外にも自分でできることは自分でやりたいですし,研究することは,いろいろあります.

 次は何でしょうね? 生きて行かないといけない,そのためには,今の資本主義社会の枠組みの中では,お金が(ある程度)必要という意味では,世の中や経済の流れを読んで相場を張ること,その洞察力を磨くこと,あるいは,実際に売買するに当たっての数理モデルを構築することが来るのかもしれません.でも,これも研究そのもので,お金が必要だから,資産を守りたいからというよりは,面白いからやりたいからやってるってことなんですが,そういう意味では,まさにやりたいことということですね.

 あとは,ピアノがうまくなって,自分が思うように音楽を表現できるようになりたいとか,バドミントンが強くなりたい,そのために(もう歳なので怪我しないように)しゃかりきになって練習やトレーニングをするのではなく,バドミントンの運動特性を力学的に解明して,「自分にとって」効率のいいトレーニング方法を見出し,動きを洗練して,自分の競技力向上に繋げたい,あるいは,スキーも同様で,動きを洗練して,どんな斜面でも安定してスムーズに降りられるようになりたい,ゴルフもその運動を力学的に解明することは同じで,これも競技力を上げて,というか,そうなるように研究したいということでしょうか.

 まだ他に何かあったような気もしますが,こうして書いてみると,やりたいこと多すぎ(笑)ですよね.なのに怠け者なのですから,ほんとにたちが悪いですし,成功もしないわけです.

 でも,私は,成功することなんかより,やりたいことやって,日々楽しく過ごして行きたいし,それこそが人生の成功だと思うし,結果として,(世間的に)成功もするんじゃないかと思います.実際,全然やってないゴルフと歳をとって競技力が衰えてしまったバドミントン以外は(でも,どちらも研究して何とかしたいとは思ってますが),単なる趣味というレベルでは全然ないですからね.でも,そういうのは,あくまで結果に過ぎないってことでしょう.

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 これだけやりたいことがあるとマネージメントは,大変なんですが,逆に言えば,長期的にではなく,「その日」にやりたいことに何か引っかかるってこともあるわけで,おそらくそういうメリット?を活かして,これまで何とかやって来たんでしょう.

 でも,歳をとってくたびれてくると,これだけ種目があっても,どれもしんどいなーと思うことがあることも事実で,そこを何とかしたいと思うわけです.

 で,このサイトに文章を書きながら考えているのですが,まさに最初に来る,どうしたらいいか考えるということですかね.そして,重要なのは,生活というか,日々の食事とか運動とかシンプルな話なのかもしれません.「やりたい」と思うには,脳内物質の原料である蛋白質をしっかり摂って,なおかつ,それを分泌させないといけないわけですからね.

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4/12'19
[そんなことやってどうすんの?]

 うーん,でも,何をやるにしても,そんなことやってどうすんの?って思っちゃったらそこで終わりですよね.若いときなら,とにかく生きて行かないといけない,それには,何かそれで飯を食えることを見つけて,そして,どうせなら,面白いとかやり甲斐がある方がいいとなるのですが,リタイアすれば,もう働かなくてもいいわけですからね.

 逆に言えば,(回りから見て)こんなことしてどうすんの?ってことを,なぜかわからないけど,やりたい,やらずにおれない,というものがあるとしたら,もう死んでも離すなですよね.

 そういうことをずっと探し続けてきたし,これからも然りということでしょうか.見つけたと思って,かなり打ち込んでやったこともあったけど,それさえあれば,他に何も要らないというまでのものではなくて,そういうものが積もり積もって,多種目?になっちゃったということでしょうか.

 ですから,一つのやり方としては,一つのことにものすごいエネルギーを注力するというよりは,多くのものを少しずつということでしょうか.でも,これでは,大したことにならないとは思うのですが(でも,それでも何とかしたいとは思ってますが),それでいいと思えれば,それでいいということでしょうか(短+0908).

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4/12'19b
[トータルでマイナスに]

 定年後問題というか,歳をとるってことなんですが,「トータルでマイナス」になっちゃうってことかもなーと思いました.

 どういうことかと言うと,人生を0代,10代,20代...というように分けると,10代までは,親に庇護下におかれて自由に行動することはままなりませんし,お金も稼げませんが,その分,親のすねをかじり,無責任に行動できたとも言えますし,何より日々劇的に成長できたわけです.

 20代になると,自分で稼げるようになったりしますし,仕事とか研究とか一番重要な成長はここでするわけですが,まだぺーぺーで自分の思うようなことはできません.30代になると,少し仕事や世の中が見えて来たりしますが,結婚して子供ができて責任が生じたり,仕事の大変さに直面したりします.40代になると,仕事も研究も更に上の段階ということで面白くなってくるのですが,体の衰えといったものも感じるようになります.50代になると,もう行き着く先に行く着いた感が出てきてしまいますが,社会的地位とか給料とかは,ピークなわけです.そして,60代で,いきなりクビ(定年)です.

 こうして見ると,各年代一長一短という感じで,いろんな面でバランスしている,例えば,若いときは,金はないけど元気いっぱい,歳をとると,衰えてくるけど金はあるし偉くなって偉そうにしてるみたいな(笑).でも,そのバランスが定年で仕事を失うことで,一気に崩れて「トータルでマイナス」になっちゃうんじゃないですかね.しかも,体も脳も思うように動かず,若いときは,格好よかったり綺麗だったとしても,見るも無惨な老人になり果ててるわけです.

 あー,やだやだって感じですが,そうならないように,というか,そうならないのは,難しいでしょうから,そういう中でどうすか,ということでしょう.少なくとも言えるのは,何も対策をしなければ,「トータルでマイナス」になってしまうということです.

 一つの考え方は,そういうことを全部受け入れちゃうってことですかね.これは,かなり楽だと思いますが,一種の精神修養が必要かもしれません.でも,老人扱いされるのは,嫌ですから,一人で何とかできるようしないといけませんし,やはり,そういう対策は必要になりますかね.あるいは,年寄り扱いされることも受け入れてしまえばいいってことですかね?

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4/13'19
[全ては途中]

 最近とんとつまらなくなったJ熱大陸とかPロフェッショナルとかKンブリア宮殿とかの番組群ですが,先週のKンブリア宮殿のT田倉庫の社長さんはちょっと面白かったです.やってること自体は,単なるビジネスというか,富裕層をターゲットにして大儲けってことなんですが,一方では,ちゃんと庶民向けのこともやってて抜かりないとは思いましたが,仕事の中身については,所詮金儲けなんで,特に思うことはありません.

 ちょっと面白いと思ったのは,まず,その登場の仕方で,確か羽田空港から出勤だったんですよね.どういうことかと言うと,その日は,上海からで,要は,ビジネスで世界中を飛び回ってて,ずっとホテル暮らしなので,家がないって言うんですよ.

 何回か書いたと思いますが,仕事でもビジネスでも何でも,何かやりたいことやってて精力的に活動してるんだったら,家なんかどーでもいいですよね(私もそんな感じ).でも,私の場合,防音室付きのグランドピアノは必要なので,家なしってわけにはいかないかなあ.でも,ピアノがなかったら,大型トラックを改造して,エネルギーを自給できて,人一人座って作業ができて,食事と排泄とシャワーと寝泊まりができれば充分な気がします.

 彼が海外で仕事をして帰ってくると,日本での人間関係に違和感を感じる.それは,対等なはずなのに上下関係があること,というのも同感ですね.私も全ての人間関係に,上下関係はないと思ってますから(でも,礼儀はある).

 あとは,彼がうまく行っても行かなくても全ては途中でその時その時を頑張ればいいし,最後の10秒でよかったと思って死ねるのなら,それでいいと言ってたことですかね.そういうことは,このサイトでも何度か書いて来ましたが,私もほんとにそう思います.

 でも,そう思うんですが,あらためて考えてみると,意外と難しいことかもと思いました.それは,どんなにいい人生でも不遇の人生でも最後の10秒どう思うかはわからないからです.それこそ,その日の気分によるかもしれませんからね(笑).

 思い返してみると,30になったときの辺は,小さい頃からの,やりたいことを見つけて,それを仕事にするという望みを叶えることができて幸せでした.でも,40になったときは,30代で一体何をしてきたんだろうと思って暗澹たる気持ちになりましたし,50になったときは,よく憶えてない(笑)のですが,その辺で,人生が実質終わってしまったんだなあと思ったことは,何度か書いてきた通りです.

 でも,今から振り返って見ると,30代は,決して何もしてなかったわけじゃないし,40代は,仕事したとは思いますが,今からすると何やってた感もします.50あたりの人生が実質終わってしまった感は,その通りだと思いますが,逆に言えば,次の何かが始まってるわけで,でもまだ道半ばなので,これからってことでしょうか.

 つまり,いつ死ぬかはわからないのですが,そこもおそらく「途中」で,そのときの状況によってどう思うかは,わからないし,それが正しいかどうかは尚更です.

 でも,それでいいような気がします.つまりは,実際どうなるかはわからないというところは,来世とか人は死ななくなる(かも)と似てるところがあって,だからだめなんじゃなくて,実際どうなるかは関係なくて,「全ては途中」と思って,結果に拘らずにその日その日を生きることが重要で,来世とか人は死ななくなる(かも)ことを信じるよりは,よほどまともというか現実的な考え方だと思うんですよね.

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4/13'19b
[集中]
(スポーツ)

 野球とかのスポーツで,点差があるときは,いいピッチングをするけど,1点差でリードしてスコアリングポジションにランナーがいるとかのしびれる場面になると緊張して全然だめになる選手がいて,あるいは,バッターならチャンスに強いとか弱いとか,メンタルが重要とかよく言われますよね.バドミントンなら競るとだめとか.

 だったら,今何対何とか耳と目を塞いでというか,わからない状態にすればいいじゃん,というか,ちゃんと監督とかコーチ陣がマネージメントして,そういう選手とそうでない選手に分けて管理すればいいだけの話じゃんって気もしますが,スコアボードもあるし観客の盛り上がりも違うし,それは,実質難しいという人もいるかもしれません(でも,スコアボード見ないくらいのことはできるのでは? ゴルフでリーダーボード見ないって選手もいますからね.バドミントンの場合は,審判がいちいちスコアを言うので難しい感じもしますが,審判が口を開けたら耳を塞いで,点数を見ないようにすればできるような気もします).

 でも,それが「集中」ってことなんじゃないですかね.つまりは,今の試合の状況がどうなってるかわからないというか忘れてしまうくらい,この1球,この1つのラリーに集中すればいいってことです.例えば,バドミントンなら,スコアから今の状況を判断して,どうするか,具体的には,多少のリスクを犯しても点を獲りに行くか,我慢するか,球回しやリズムを変えるか,ギアをあげるか,などの判断をしたら,あとは,それを実行することに集中するってことでしょう(でも,これがほんとに難しい.私も正直バドミントンではできてないと思います.でも,そういうことを意識するかどうかで,結果は劇的に変わるはず).

 人生論的に言えば,上で書いたことのように,まさに,その日その日を生きるということでしょうか.つまりは,まさに,「近く,時々,遠く」で,遠くが状況判断,近くが集中ということでしょう.

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4/13'19c
[一周回って]

 テレビを付けたときたまたまやってて,ちらっと(5分くらい)見ただけですが,激レアさんの再放送をしていて,最後の方だったので,よくわからない(というかだいたいわかる)んですが,要は,パートの販売員から会社のトップ近くまで登り詰めたという人が出てました.

 それは,よくある話だし,どうってことないんですが,面白いというか,ふーん,と思ったのは,その人は,既に定年で退職していて,今も働いているというのですが,何してるのかってことです.で(CMまたぎで(笑))何してるのかというと,パートの販売員をしてるんだそうです.つまり,原点回帰というか,一周回って元に戻ったってことですね.

 でも,これもありそうな話で,でも,ありかもという話でもあるんですが,自分に当てはめるとどうなる?と考えました.私の仕事というか研究者としての原点は,間違いなく,大学,大学院時代の青山・小谷研究室ですから,要は,学生に戻るってことです.

 いいかもしんない.そう言えば,大学時代の友人で,そういうことを言ってた奴もいましたね.でも...

 どこかで書きましたが,実際には,難しいでしょうね.例えば,大学院入試を受験して,青山・小谷研究室の後継の塩原・田尻研究室に入って,学生として,というわけにはさすがに行かないでしょうからね(笑).でも,そういう表面的なことではなく,物事をもっと本質的に考えることが肝要で,要は,どういうことかと言うと,一研究者に戻るってことですよね.

 そういう意味では,(昇進していろいろ責任あるめんどくさい仕事をするようにはなったけど)戻るも何も,私は,今でも一研究者なわけで,定年で大学をクビになって,学生達はいなくなって一人になっても,一研究者として研究を続ければいいということになります.

 でも,これは,既に得ている結論ですね.つまりは,ずっと一研究者でい続ければいいってことなんですが,研究者なので,何を研究テーマとするかは,変わっていきますし(実際,青山・小谷研究室では,RCをやってたけど,今はほとんどやってない),それはこれからも然りということで,一人でそんなにお金をかけないでもできる研究テーマを探して行くってことですね.

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4/13'19d
[子供がいたら]

 この件ですが,子供がいたらってことなんですが,このことについては,何度か書きましたが,踏ん切りがつかないままこの歳になってしまった感もありますが,踏ん切りがつかないということは,そういうことを選んだってことなんでしょう.

 理由についても書きましたが,自分とは別個の自意識をもった人間を新しく誕生させることに対する責任がどうしてももてなかった,怖かったということがあります.あとは,自分と似たDNAをもった人間が出現することに対する違和感ですかね.これが何なのかについては,よくわかりませんが,多分,私は私自身のことがあまり好きではなくて,好きではない人間を誕生させたくないのかもしれません.

 でも,そんなに深く考えることなく子供を作っている人が多いのだと思いますが,子供を作るというのは,「生きる」という行為ですよね.自分は死んでも,子孫という形で生き続けるということです.つまりは,本能的に生きたいと思うのなら,子供を作るということですね.

 そういう意味では,私は,もちろん,天命を与えられるのなら全うすべきだと思いますが,生きたいというか,生き続けたいとはあまり思ってなくて,つまりは,人生は,どこかで終わるから意味があると思っていて,そういうことも関係してるのかもしれません.

 でも,やることやって(笑),できちゃって,生まれればかわいくて愛おしいに決まってますから,単にそうならなかっただけかもしれませんが,やることやらなければできないので,やっぱり,そういうことを選んだってことでしょうか.

 社会的なことについても何度も書きましたが,今のこの社会の状況で,子供を作ることは,非常にハードルが高いということもありますかね.夫婦共働きで子供ができれば,それはもう大変なことになるわけで,こういう状況を解決しない限りは,絶対少子化は止まらないと思います.

 少子化になる前は,どうだったかと言うと,女性が犠牲になってたというだけの話でしょう.でも,有能な女性がどんどん増えて,社会に出るようになると,男も家事を分担しろってなって,つまりは,男は,これまでフルに働いてた分に更に加えて家事までしなくてはいけなくなって,これでは,結婚なんかしたくないと思う男が増えるのは当然です.そして,働いた上に家事もして大変というのは,女性も同じです.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,何度も書きますが,働く=フルタイムで働くというのもやめることです.私も今の仕事を半分とか1/4にして,給料も半分とか1/4で全然OKですよ.

 でも,実際のところは,そうするとキャリアに影響が出てくるわけで(でも,私はもう関係ない),子供ができる=キャリアアップを諦めるということにもなりかねないわけで,結局,「必死で頑張る」しかなくて,でも,そんなことなら,結婚しないという若い人達が増えるのは,当然でしょう.

 なんか話がそれてきましたが,自分自身に関しては,もう済んだ話ですかね.これも実質人生が終わってしまったということでしょうか.でも,私ももうすぐリタイアで,そうすると,仕事しなくてよくなるので,(その気になれば)子供を育てることもできるってことですよね(子供がいる人にとっては,孫の世話ができるってこと).でも,子供がいなければ,絵に描いた餅?ですし,歳衰えた状態では,とても体力が足りないですかね(歳をとると夜泣きに耐えられないと誰か言ってた(笑)).

 あと,上で書いた子供を作ることは,そういう形で生き続けるってことなんですが,言い方を変えると,人類として存続するということですから,それなら,別に自分が子供を作らなくても,誰かが作ってくれればいいわけで,それは,何度か書いたように,すみませんというか,ありがとうございます,ですかね.

 つまりは,別に自分のDNAに拘る必要はないわけで(この点に関しては,野田聖子さんの子供に対する執念がすごくて,結局,彼女は,自分以外の人の卵子を体外受精して出産したと思う.つまり,自分のDNAは全く入ってない),別に実の(自分のDNAが入った)子供でなくても,そういうパートナーを探せばいいというだけの話かもしれません(でも,やっぱり,めんどくさい).

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4/14'19
[人生の大先輩]

 人生の大先輩であるシニア世代(要はお年寄り)から学ぼうというのをやってました.こういうのが嫌なんですよねー.だって,お年寄りでも,大したことをすることなく生きてきて智恵がない人はいくらでもいるし,若いのによく考えてて賢い人もいくらでもいるわけですからね.

 お年寄りを大事にしましょうというのは,結局,自分が歳をとって衰えたときの保険ということなんですが,歳をとって衰えていくのが当たり前,そうなったら,若い人達が面倒を見るのが当たり前では,年寄りにとっても若い人にとってもいいことはないでしょう.

 何度も書いているように,歳なんか関係ないですよ(まさに上下関係なし).でも,もっている能力に大きな違いがあって,その人に学ぶことが大きいのなら,三顧の礼を以て学ぶべきだし,それがたまたま年寄りに能力があって,若い人に(まだ)能力がないのかというだけの話で,逆なら年寄りが若い人に学ぶことも必要でしょう.

 つまり,強くて余裕がある人が弱者を助けるのが大原則で,若い人達に年寄りを助ける余裕があるのなら(介護とかして)助けるべきということなんですが,その分,年寄りが若い人達を(智恵を授けるとかして)助けられなければ,give&takeは成立しないわけで,大したことをするでもなく,ただ歳衰えて,若い人達に迷惑をかけるだけで,与えるものもないような年寄りから学ぶことはないし,そういう年寄りには,なりたくないものです.

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4/14'19b
[防災の日]
(防災)

 メディアが教えてくれたんですが,熊本地震から3年だそうです.メディアは,象徴的な熊本城を映して,子供達が傷ついた熊本を,とか歌ってるんですが,実際は,熊本市内は,大きな被害は,ほとんどなかったわけで(そういう意味では,神戸とは全然違うわけで),やはり,(視聴率目的の)メディアの言うことは...ということですね.

 あと,増殖する祝日じゃないですが,大きな災害が起こる度に「防災の日」が増えていくのは,どうなんでしょうか? 何百年かしたら,連日のように「防災の日」が来る? そうなると,「ありがたみ」(有り難み)がなくなるのでは?

 でも,それが事実ですよね.つまり,いつどこで大地震が起こってもおかしくない,つまり,今日,日本のどこかで大地震が起こるかもしれないわけです.

 あとは,先日の被災者の感情を逆撫でしたという失言で辞任した大臣もそうですが,被災者をまるで神様のように腫れ物に触るように扱うのもどうかと思いますけどね(これもSNSの悪しき影響か).

 もちろん,困っている人がいたらとにかく助けるのは,当たり前ですが,このサイトでも何度も書きましたが,対策なんかしなくても,被災したら国とか誰かが助けてくれるから,では,被害は減りませんし,復興だって,避難所で寝ていたら,誰かがやってくれるでは,進まないの当然で,これもどこかの政治家の失言ということになっていますが,自分達で何とかしようとしない人達は,というのも大原則でしょう.

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4/14'19c
[既成概念]
(経済)

 (誰かの仕業によって)大挙して外国人が押しかけ,旅館,ホテル業は,人手不足なんだそうです.でも,お客さんがどんどん来てくれるのなら儲かってウハウハ?

 旅館,ホテル業に限らず,仕事がいっぱいあって,身も心もすり減らして働いて稼いだ金,どうしますか? 高級車乗り回したり,ブランド品買ったりする? でも,そんな意味のない贅沢?するくらいなら,何とか食べて行けて心身の健康を保てる範囲で,気分よく働ける方がよくないですか? もちろん,誰かがやらないといけない仕事なら誰かがやらないといけないですが,世の中の多くの仕事は,目先の経済を回すだけのものですからね.

 つまりは,景気がいい方がいいとか,仕事は多い方がいいみたいな既成概念がもう崩れてるってことなんじゃないですかね?

 これから人口は減って,経済は低迷して行くわけで,そうすると,家をもっていても維持費がかかるだけで,資産価値もどんどん下がっていって,もってる方が損とか,いろんな既成概念がひっくり返るんじゃないですかね.

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4/15'19
[それが全てではない]

 うーん,でもそれでもとにかく人生を長い時間生きてきたのなら,それだけで評価すべきだとは思いますし,なにがしかの何かを得ているとは思うので,やはり,年長者を敬うことは,必要ですかね.でも,そういうことが根底にはあるとは,思うのですが,それが全てではないということです.

 つまり,若くて綺麗な女が年長者をおばさん呼ばわりして,若さでは負けないとか言ってる(笑)のと同様に,1年でも長く生きていたら,人生経験では,負けないってことですかね(笑).でも,それで全てが評価されるわけでもないのは,当然のことでしょう(日=短+04241316+zar).

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4/15'19b
[気持ちが衰える]

 リタイアしたら,東京ではなく,スキーとかゴルフに行きやすい,東京から電車で1時間くらいの郊外に住んだ方が,ってことなんですが,どうなんですかね? 今住んでるところは,まさに東京から電車で1時間(以内)ですし,スキーはちょっと行きにくいですが,ゴルフにはめっちゃ行きやすいんですが,実際のところは,ゴルフなんか全然行ってないわけですからね.

 それは,今は仕事をしていて,ぽこっと休みがとれたとしても,体がしんどい,めんどくさいってことなんですが,リタイアしたら,仕事はしなくなるので,体がしんどいのがなくなるかと言うと,歳はとってるわけで,結局,今と変わらない気もするんですよね.

 今日は,1限から授業で,いつもより早起きしたのですが,もし仕事ではなく,スキーとかゴルフに行くということを想像したとき,体がしんどいというよりは,単にめんどくさいというか,そんなにやりたくないって感じがしたんですよね.

 歳をとると,体が衰えるってこともありますが,気持ちが衰えるというか,何かが欲しいとか,何かをやりたいという欲望みたいなのがなくなってくるんですよね.

 だとすると,スキーとかゴルフとか,早起きしてわざわざ出かけないといけないことは,ハードルが高いので,もっとハードルが低いもの,つまりは,ちょっとぶらっと出かけられるところが多いところということで,やっぱり,東京? でも,具体的に,東京のどこに何しに出かける?

 これも結局,やりたいこと探しですかね.というか,いろいろハードルが上がるとやりたいことが限られてくるってことなんですが,そういう制限の中で,やりたいことを探すってことですかね?

 そういう意味では,家に防音室+グランドピアノがあれば,ハードルは下がりますし,何か研究テーマを見つけて研究したり,相場を張ったり,いろいろ考えてこのサイトに文章を書くことも同様です(これらを並べて書くと,一応体を動かすピアノを弾くことが一番ハードルは高いかなあ).そして,それなら,別に東京でなくてもいいし,それこそ(スキーやゴルフに行かなくても)東京から電車で1時間でいいわけです.

 でも,そうすると,感覚的には,ちょっと種目が足らない感じがしますかね.郊外なら郊外なりに,ぶらっと出かけられるところもあった方がいいような気がします.

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 具体的には,気持ちよく散歩できる広大な公園とかあったらいいですね.で,ぱっと思いついたのは,代々木公園というか明治神宮ですね.あんなのが近所にあったら最高でしょう(ということは,壁先生は,最高の環境にお住まい(笑)ということですね).あとは,トレーニングジムの会員になって定期的に行くとか(新聞配達はちょっと...),ゴルフをやるのなら練習場とかでもいいかもしれませんね.図書館とか本屋さんもあった方がいいかなあ(スーパーとか定食屋は,必須だったんですが,生活クラブを使うようになって重要度が下がった).

 つまりは,これらの条件を満たすようなところを東京から電車で1時間のところに探すというか,候補地の中にいくつか条件を満たすところは,何とかあるような気がします.

 うーん,でも,そういうことでもないような気もするんですよねー.具体的には,やはり,内的熟達的生活が基本ということで,要は,内的熟達的にやりたいこと,もっと具体的には,何か(新しい)研究テーマを見つけられれば,ということでしょうか.

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 あとは,そう(歳をとると気持ちが衰えるの当たり前と)考えるのがいけないのかもしれません.でも,じゃあ,どうしたら,そうならないか,ピアノを弾きたい,スキーに行きたい,ゴルフに行きたい,あれもしたいこれもしたいって思えるかってことです.

 一つは,やはり,食事ですかね.具体的には,脳内物質の原料であるたんぱく質とそれを脳内物質に変える,ビタミン,ミネラル類(要は,肉と野菜(笑))をしっかり摂ることです.あとは,しっかり睡眠をとって休息することでしょうか.

 でも,ろくに活動もしないでご飯だけ食べてたら太るだけだし,活動して疲れなければ,いい睡眠もとれませんからね.つまりは,ある程度は,気持ちを奮い立たせて活動するということでしょうか.

 うーん,でも,私の場合,やりたくないことはやりたくないってのは,別に歳とってからじゃなくて,若いときからそうですし(笑),体を動かすことは億劫になってきたけど,例えば,このサイトに文章を書くことは,歳とっても,益々精力的に?やってるわけですから,要は,やりたいことが変わって来てるというだけの話かもしれません.

 でも,一日中座りっぱなしでは,体にいいわけありませんから,やはり,ある程度,体を動かすことは,必要ですかね.

 そっか,(新しい)研究テーマですが,フィールドワークに出かけたり,体を動かして実験したりみたいなのだといいかもしれませんね.

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4/15'19c
[それじゃあだめ?]

 新学期が始まって,授業とかガイダンスとかいろんな場面で学生達の前でしゃべってるんですが,ただ授業したりしゃべったりするだけなら,別に私でなくてもできることなんですが,どうせしゃべるのなら,私にしかしゃべれないようなことをしゃべるわけで,もちろん,学生達がどう思ってるかはわからないのですが,言うべきことは言えてると勝手に思えると,それなりの充足感はあるわけで,これで生活費が稼げて,社会との繋がりをもててると思えば,ずっと仕事をしていきたいという人が多いのもわかる気がします.

 うーん,でも,それじゃあだめというか,定年が来れば終わりだし,それ以降,何らかの形で仕事を続けても死ぬまでってわけには行きませんからね.

 というか,それじゃあ,「中期」の生き方の延長だし,しかも,質,量ともに落ち込んで行くわけで,やっぱり,(死ぬまで持続可能な)違う生き方がしてみたいと思うんですよね.

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4/16'19
[想像力の問題]

 (新しい)研究テーマですが,フィールドワークに出かけたり,体を動かして実験したりみたいなのだといいってことなんですが,もちろん,そういうのが見つかればいいですが,そんなことより「想像力の問題」かもしれませんね.

 どういうことかと言うと,座り続けることが体によくないのなら,30分とか1時間に1回立ち上がって,軽く体を動かせばいいだけの話です.いやいや,それがめんどくさくてできないんだよ,ということなんでしょうが,じゃあ,ずっと(例えば,立ち机とかにして)立っていればいいじゃないですか.

 いやいや,それは逆にしんどい? じゃあ,フィールドワークに出かけたり,体を動かして実験したりするのもしんどいわけで,結局,基本的に座って作業するけど,1時間に1回立ち上がって体を(最も効果的に)動かすのが,一番楽だし,体にもいいわけで,そういうことをしっかり想像できるのか,ってことなんだと思います.

 でも,なぜか,これができないんですよね(笑).でも,なかなかできないことをできれば,得られるものが大きいことは確かですし,ここで書いたことを忘れないように,ということでしょうか(日-短-04131624).

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4/16'19b
[シーズン終了]
(スキー)

 スキーもシーズン終了で,3月下旬にちょっと腰痛ぽくなったこともあって,滑走日数は,結局,目標には,届きませんでした.でも,目標の8〜9割ってとこですから,まあよしとしますか.

 でも,最後,ガーラに行って,板とブーツを越後湯沢のロッカーに撤収した日,雪が緩くて不整地の急斜面をがんがん滑ってたら,腰痛になってしまいました(泣).以前,奥利根でポールくぐってて,急斜面の真上で1mmも動けなくなって,ボートに乗ったことは書きましたが,そうなるとやばいので,予定より1時間ほど早く上がったのですが,ゴンドラを降りたときには,歩くのもしんどいくらいに...

 (記録を残しておくと)滑っているときは,何ともなくて,休憩しようと板をはずして持ち上げたとき,あれ?という感じでした.前に曲げるのは,大丈夫で,座るのもOKですが,後ろに痛くて反れません.

 そう言えば,奥利根のとき,リフトから立ち上がるとき,腰に負担がかかる感じがしましたし,今回は,そういう立ち上がり方を何回かしてしまったかもしれません.

 3月下旬に腰痛ぽくなったのは,ほぼ治ってたと思うのですが,そう言えば,時々,ちょっとぎくってなる感じはしましたかね.

 でも,何だかがっかりって感じですね.もう歳ってこと? ていうか,急斜面の不整地がんがん降りる方がどうかしてる?

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4/16'19c
[やってる「とき」と「前」]

 全ては途中ってのは,いいんですが,やりたいことじゃなくてやることというか,しんどいことしてもその後の解放感で幸せというか,最大の喜びは,勤労の後の休息(カント)ってことなんですかね? だとすると,ずっと苦しくて辛い人生だったけど,死ぬ間際にいい人生だったと思えればいい?

 やっぱり,それだとしんどすぎますよね.つまりは,後の解放感だけではなく,やってる「とき」楽しい方がいいし,それは,人生も然りです.

 それにはどうしたら?ということですが,今のところ,やりたくないこと,やり甲斐のないことを(できるだけ)やらずに,いい食事と睡眠をとって,体と心を整えることくらいしか思い当たりません.

 でも,私は特にそうですが,怠け者の人は,ある程度は,やることを作って行くことも必要なんですかね?

 あとは,やってる「とき」もありますが,やる「前」の何とも言えないめんどくささというかハードルの高さを何とかしたいんですが,これは,やってる「とき」楽しければ,とにかくやり始めれば,ってことなんですが,それでも,やる前に本能的に体が嫌がるというか,そういうめんどくささを感じるのは何なんですかね?

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4/17'19
[腰痛]
(日記)

 その後ですが,結局,腰痛になってしまいました.このとき以来ですから,たった2年ちょっとです.しかも,それ以降,座り続けないとか,まめに体を動かすとかして気をつけてるつもりだったんですが,だめだったということでしょうか.あるいは,最近,疎かになってた感じもするのでそのせい? でも,そうだとすると,相当気をつけないといけないということになってしまうし,ずっと気をつけていても,たった一度座り続けるともうアウトという感じがします.

 記録としては,スキーの当日のことは,ここで書いた通りですが,翌日,起きるとき大変だったのは,2年前と同じです.でも,2年前ほどではなかったでしょうか.症状の大きさは,少し軽めな感じはしますが,症状は,そのときとよく似ています.

 2年前は,なかなかよくならなかったけど,今度は,少しずつよくなって来てる気はします.そのときは,2週間で半快,3週間でほぼ全快,4週間で練習再開という感じなので,今回は,何とか2週間くらいで済みませんかね?

 でも,問題は,どうやったら防げるかです.座り続けない,まめに体を動かすのは,腰痛だけじゃなくて,もっと広く体調や体の状態維持という意味でも重要ですので,続けるとして,腰痛防止には,それだけでは厳しいということでしょうか.

 そもそも,原因がよくわかりません.2年前は,歩いているときにあれ?という感じだったし,今回は,不整地の急斜面をがんがん滑ってたら,と書きましたが,腰痛になったのは,そのときではなくて,板を外したときにぎくってわけじゃなくて,今回もあれ?って感じで,つまりは,前回同様,腰痛になるときにたまたま歩いてるときか,スキーに行ってるときかってだけのような感じなんですね.

 つまりは,何かの歪が蓄積していって,それがある値に達したときって感じでしょうか.だとすると,歪を蓄積しないことなので,やはり,座り続けない,しばらく座ったら,歪を解除するように軽く体を動かすというかストレッチ的なことをするってことでしょうか.

 でも,これは,一応やってたわけですから,どうしようもないんですかね? だとすると,数年に1回くらいは,(歪が溜まって)そうなってしまうのは,(例えば,風邪ひくみたいに)避けられないってこと?

 そうだとするとどうマネージメントするかですが,問題は,腰痛になりそうなときに予兆があるかですね.そういう意味では,何となく腰がしんどくなって,座っている状態から立ち上がるとか,仰向けの状態から起き上がるとかがしんどくなるってことで,そういう感じがしたら,例えば,スキーとかバドミントンをしていたらあがるとかするってことですかね.

 あとは,なってしまったときですが,一番困難なのは,起き上がることなので,ベッドというか布団の横に椅子を置いておくことでしょうか(起き上がり方については,前回マスターした(笑)ので,今回はこれを実行してそれほど時間はかからなかった).

 うーん,でも,やっぱり,ならない方がいいですよね.どうやったらいいかは,わからないのですが,反ると痛い,歩くのがしんどいってことは,反るストレッチをしたり歩くことが重要ってこと? そう言えば,反るストレッチは,ずっとやってたんですが,最近は,ちょっと疎かというか,反る角度が緩くなってた気はします(日=短+0424131607).

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4/17'19b
[元号離れ]
(世の中)

 相変わらず,平成最後とか,新元号で新時代とうざいんですが,良識を持った人が多い私の回りでは,確実に元号離れが進んでる気がします.使わないという人が多いですし,大学の公文書も西暦でいいということになりそうですし,私も使うつもりはありません.だって,単純にめんどくさいし非合理的じゃないですか.

 一方で,メディアとかでは,新元号で新時代とか言ってるわけで,それは,○ホな奴らを踊らせて金儲けしたり,視聴率を稼いだりするのが目的なわけで,こういうのは,いつの世もあることで(例えば,今何が流行ってるとか,ファッションとかで今年の色は何とか),多くの人達が騙されて搾取されてるわけで,そういうのを見るといい気分はしませんが,コロッと騙される方もどうかとは思いますかね.

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4/17'19c
[どうして忘れるか]

 どうして忘れるかですが,それは,嫌なことを忘れたいからで,一種の本能なわけです.だって,嫌なことをずっと憶えていたら,生きて行くのが辛いでしょうからね.

 逆に言うと,嫌なことを忘れないことが成功する条件となります.少なくとも,同じ失敗は,二度と繰り返さないわけですからね.私もそこそこ成功したとは思いますが,(ほんとは他の人のことはわからないけど)嫌なことや失敗したことは,結構,憶えていると思います.

 ていうか,成功,つまりは,金持ちになるとか偉くなるとか有名になるとかは(私にとっては)大した意味はなくて,私にとっての成功は,やりたいことをどれだけやれたかなんですが,そういう意味では,そこそこどころか,私ほどやりたいことやった人なんかいるんか(笑)?と思いますけどね(でも,これも他の人がどうかはわからないけど,それこそどうでもいいこと.つまり,自分でやりたいことを思う存分やれたと思えればそれでいいってこと).

 まあでも,こういうのは,人それぞれってことですかね.嫌なことなんかぱーっと忘れて,何度も同じ失敗するし,ひどい目にも会うけど,それ以外のところは,平凡に幸せに暮らして行くのがいいという人もいるでしょうからね.でも,何度もひどい目に会って幸せなんですかね?

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4/17'19d
[何人がちょうどいいか]

 早送りで10分くらいで見ただけですが,○ンマデッカで,話したり行動したりするのに何人がちょうどいいかというのをやってました.これは,私も考えたことがあって,具体的には,一つのテーブルで話ができるくらいの4〜5人くらいまででしょうか.

 先日,研究室の新歓を焼肉屋でやったんですが,10人いるとテーブル2つになって,そうなると,それぞれのテーブルで,となってしまって,ストレスを感じますね.そのときは,私が真ん中くらいに座って,全員に声をかけるような感じにしたんですが,それだとちょっと大変感があります.

 高校とか大学時代の同期とかと飲むときも10人以上になることが多いので,ちょっとストレスがありますかね.ほんとは,みんないっしょに話ができる4〜5人くらいがいいんだけど,これはしょうがないか.

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4/18'19
[死ぬまで持続可能な生き方]

 死ぬまで持続可能な生き方と自分で書いてはっとしました.まさにそういうことですよね.

 前期(成長期,30くらいまでか)は,自分一人では何もできませんし,親や社会に育てられ,一人前になるのがやっとということでしょうか.中期(活動期,60くらいまでか)は,一人前になって仕事をしたり子供を作って育てたりということでしょうか.そして,後期ということですが,ここは,こういうシナリオは,全くないのが実情です.

 多くの人は,仕事を続けていきたい,それは,生きて行く上で重要な(財産とかじゃなく)キャッシュフロー,そして,社会との繋がりや,やり甲斐が(あれば)感じられるからで,それは,よくわかるのですが,持続可能ではありませんよね.

 なぜなら,死ぬまで働くことはできないからです.定年がある場合はもちろんですが,なくてもそうことで,それは,仕事をするには,ある一定以上の,体力,知力,そして,気力が必要で,歳衰えて死に至るどこかで,必ず限界点のようなものに達するわけで,そこがどこかは,もちろん,人それぞれですが,(非常に難しい)ピンピンコロリと行かなければ,働けなくなった状態である程度の時間を生きて行かないといけません..

 それは,非常に難しいことだと思うのですが,必要なものは,(なんだかんだ言って)まずはお金でしょうか.これさえあれば,とにかく食べて生きて行くことはできるわけですからね.(持ち家+)年金という形もありますが,それだけでは,何とも心許ないところはあります.

 そして,ここが一番のポイントだと思うのですが,人や社会に必要とされなくても生きて行けるということでしょうか.中期を活躍して過ごしてきた人には,これが極めて難しいんですが,時間をかけてソフトランディングさせて行くことでしょうか.

 具体的には,一人(時々みんな)でも大丈夫になるということですかね.孤独と退屈を受け入れるということなんですが,何でもいいので退屈しのぎを見出せれば,受け入れるのは孤独だけで済みます.孤独というと寂しい感じがしますが,人との繋がりは一長一短で,助けられることも足を引っ張られることもあるわけですから,しっかり自活できて,一人でも楽しくやって行ければ,孤独を受け入れた方が楽な気がします.そもそも,一人ではなく,一人時々みんななので,完全に孤独なわけではないですからね.

 そして,それができれば,まさに死ぬまで持続可能な生き方ができるということでしょうか(日-短-全).

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 見方を変えると,仕事をやめるときにちゃんとソフトランディングできれば,限界点まで働いてもいいことになるのでしょうか? でも,限界点まで働いてしまうと抜け殻になってしまうような気がするんですね.やりたいことだけできるのが仕事ではないですからね.

 つまりは,ずっとソフトランディングと書いて来ましたが,それではだめで(着陸してしまってはだめで),仕事をやめたとき,まだ余力があって,そこから低空飛行ながらも飛び続けることができないといけない,即ち,持続可能でないといけないということかもしれません.

 じゃあ,そのタイミングがいつか,ですが,なかなか難しいですよね.でも,65とか70とか80ではなく,もっと前のような気がします.感覚的には,何度か書きましたが,本来の定年である55かな(もう過ぎてるやん(笑)).

 じゃあ,もう仕事やめるの?ってことになるんですが,学生達とまだまだ研究して行きたいので,やめるわけには行きませんし,低空飛行というわけにも行きません.でも,何度も第二の人生が始まってると書きましたが,感覚的には,そういうことなんですね.これがどういうことかは,よくわからないのですが,そうやって,何とかマネージメントして,うまくソフトランディング,ではなく,持続可能な状態に移行できれば,ということでしょうか.

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4/19'19
[エネルギー論?]

 エネルギー論(笑)的に言えば,その人がもつエネルギーというか,生涯で活動できる量が決まっていて,それを人生の中で,どう配分するかってことかもしれませんね.

 もちろん,伸びしろが大きく免疫力もある若いときにエネルギーを投入した方がいいことは間違いないですし,このサイトにそういうことも書きました.でも,歳をとってくるとそういうわけに行かなくなってきます(つまり,頑張るなら若いときってこと).

 歳をとると,体力が衰えるということもありますが,免疫力も低下しているので,若いときと同じストレスをかけてしまうと,体を壊してしまいますし,病気になったり,ひどい場合は,死んでしまうこともあります.

 死んでしまうのなら,そこで人生が終わるので,それはそれで,というか,ピンピンコロリで死にたいという人も多いと思いますが,ほとんどの場合は,そうは行かなくて,非常にしんどい状態で余生を過ごすことになりかねません.

 つまりは,そうならないように,うまくマネージメントして,活動期を終えて,持続可能な人生の後期にスムーズに移行するということで,エネルギー論的に言えば,仕事をやめるときに余力を残す,そのためには,まだまだ働ける状態で仕事をやめないといけないのかもしれません.

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 社会に目を向けると,全く逆の方向に動いてますよね.年金が足らないということで,(本来は増税すべきなのに)年金支給年齢を引き上げて,元気なシニアにはまだまだ働いてもらおうとか,一見すると,もっともに見えますが,中央政府の目的は,国民の幸せではなく,国家財政の建て直しですから,騙されてこき使われて,病気になって,挙げ句の果てには,(年金払わずに済むように)殺されないように自衛する必要があります.

 方法論的には簡単で,やってもしょうがないストレスが溜まる余計な仕事をできるだけせず,騙されて余計な支出をしないことでしょう.

 つまりは,自分に与えられた「限られた」エネルギーを(労働でも消費でも)余計なものではなく,自分が大事だと思うものに使いましょう,ということでしょうか.

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4/19'19b
(バドミントン)

 筑波大バドミントン部の新入生が(マネージャーの曽利田に連れられて)挨拶に来てくれました(去年の記事).

 今年は,去年とは逆で,女子が推薦生3人です.どこかで書いた,インハイシングル準優勝で,総合で仁平に勝った(けど,2回戦は棄権して推薦入試を受けた)佐川(3年生で工シスの佐川の妹)もいるんですが,きいたら,シングルで香山に(めっちゃ調子悪そうだったと言ってましたが)勝ったんだそうです.仁平に勝ったのも怪我明けで本調子じゃなかったってことなんですが,どういう形でも勝ったのは大きいですし,「そういう勝ち方」ができるのは,何かもってる感じはしますね.まだ,そんなにちゃんとプレーを見たわけじゃないですが,圧倒的なフィジカルがある感じではないですからね.

 溝口,大石も全国大会上位の実績がありますし,山中が卒業して,安田がやめてしまったので,香山,大関といっしょにインカレ団体九連覇目指して頑張って欲しい,というか,そういうことをプレッシャーに感じるのではなく,やってやろうという気持ちで楽しんで欲しいですね.スポーツって,本来そういうものですから.

 話をしたのは,考えられるプレーヤーになろうという一般的なこともありますが,技術的なこととしては,(私は力学が専門なので)高次の動きってことで,でも,そういうことを意識してる人はいなくて(だいたいそう),でも,ということは,意識すると圧倒的にパフォーマンスが上がると思うんですよね(でも,これがすごく難しくて,結果に現れるのに半年くらいはかかるか).トップレベルにいる人は,だいたいできてるんですが,そこから更に上に行こうとすると,フィジカルを上げるのもそうですが,動きを洗練するのが一番効率がいいと思うんですよね.

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4/19'19c
(日記)

 腰痛ですが,少しずつよくなってると思います.少なくとも,2年前よりは,回復が早いし,症状も少し軽いと思います.でも,一番,しんどいのは,朝,起き上がるときですかね.

 でも,今日は,午前中講義で,午後は,明日の研究科公開,専攻公開(兼務)の準備で,立ってることが多かったので,ちょっとしんどかったです.

 あとは,体を動かしてないので,体調がよくないですね.気力もそれに引っ張られる感じで,ピアノを弾く気にもなりません.

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4/20'19
[やるべきことをしっかりやってる]
(バドミントン)

 何かもってるかもってことで,気になったので佐川(妹)の動画を見てみました.選抜の準々決勝とインハイの団体戦だったかな.やっぱり,強いですね.クイーンズサーキットで香山のシングルを初めて見たとき,フォア奥への入り方がめっちゃ印象的だった(ここに写真があるけど,速すぎてうまく撮れなかった)みたいな特徴があるというよりは,例えば,打ったらしっかりホームに戻ってしっかり構えるとか,やるべきことができてる感じです.前の入り方も安定してて,シングルに重要なネットの強さもあります.

 見た試合は,ファイナルで勝ったと思いますが,粘り強さもありますし,エラーは出るんですが,意味のないエラーは,少なくて,エラーが出てもしっかり調整できるし,相手より1点でも多くとれば勝てるということがわかってるというか,メンタルも安定してるように見えました.

 ということで,楽しみですね(今度は,溝口と大石の動画を探してみます.そっか,生で見ればいいのか(笑)).

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4/20'19b
[バドミントンばかりしてた]

 昨日,バドミントン部の新入生が来てくれて思ったんですが,推薦生というか,全国大会で上位に入ってる学生達って,バドミントンばかりしてたっていうか,非常に多くの時間をバドミントンに費やしてきたわけですよね.そんな世の中の役に立たないことばっかやってて問題ないの?って思う人も多いんだと思います.でも...

 じゃあ,勉強ばかりしてたらいいわけ? 勉強だって,そのほとんどは,世の中の役に立たないことですよね.それどころか,勉強もスポーツも芸術活動もそんなに打ち込むわけでもなく,何となく過ごしてきた人が大部分なわけで,それなら,何でもいいから何かに打ち込んだ方がいいということはあるでしょう.

 受験については,将来,役に立たないことやらせてどうするんだ?という意見もあるんですが,スポーツ同様,ルールを決めて,その中で自分を制御してしっかり勉強とか練習して,というのは,一種の訓練というか,人間としての成長に繋がりますからね.

 ていうか,いつも書いてることですが,スポーツでも勉強でも芸術でも,やりたいこと見つけたら,やりたいことやったらいいと思うんですよね.だって,やりたいことやる以上にエネルギーが発揮されることはないですからね.それが何の役に立つとか立たないとか,そんなこと誰にもわからないわけで,実際,世の中の役に立つ大きな成果が出たものって,そのほとんどは,やりたいことをやった結果ですからね.

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4/20'19c
[最期の10秒]

 最期の10秒がよければ,人生ずっと辛くて苦しいというのは,さすがに厳しいとして,じゃあ,ずっと楽しい人生を送ってきて,最期の10秒で,自分の人生に対してものすごく後悔するのと,どっちがいいかと言われると,さすがに最期の10秒だけなら,後者かもしれませんが,じゃあ,何も考えずに,のほほーんと生きて行けばいい?

 でも,それだと,よほど幸運でなければ,人生の中で何度もひどい目に会うわけで,結局は,辛くて苦しい人生を送ることになるのですが,喉元過ぎれば熱さを忘れるじゃないですが,苦しいときは苦しいけど,そうでないときが多いのならそれもあり?

 うーん,よくわかりません(笑).でも,言えるのは,私は私が思うようにしか生きて行けないし,そうやって生きてきて,例えば,今日死ぬとしても,これまでの人生を振り返って,いい人生だったなと思えますし,少なくとも「私は」これでいいんだと思います.

 でも,これでいいと思って,生きてるわけじゃなくて,ていうか,全然だめと思って生きてるわけで,これって一体何なんでしょうね? 要は「過去は関係ない」ってことなんですが,いずれにしても,人それぞれというか,どう生きるかは,それぞれ考えればいいんですが,最大の問題は,考えてるか,ってことでしょうか.

 もし,何も考えずに,流されて,世の中に騙されて生きて行くとしたら,あまりいいことはないような気がします.だって,どう生きたいかというのがなければ,いい人生だったかどうかすら判断できないわけですからね.

 何も考えず,世の中の物差し,例えば,金持ちになるとか偉くなるとか有名になるとかを判断基準とするのなら,(素養は低いけど,本人が満足すればいいので)それはそれでありな気もしますが,人間,普通は,人生を経験して成長するので,違ったかもと思ったときには,取り返しがつかないので,必死で自己肯定,過去肯定をすることになるのですが,そういう老後は送りたくないですよね.じゃあ,歳を重ねても,本質的に成長しなければいいってことだと,価値観とか考え方が若いときのままというのは,あまりにしょぼい感じはしますし,それこそ,その人生何だったんだと思いますかね.

 でも,取り返しがつかないと書きましたが,そんなこともなくて,どこからでもやり直せるというか,そこからどういう人生を送るかだとは思いますけどね.

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 最期の10秒は,極端でも,例えば,定年でリタイアした後の何十年かは,よく働いたなとか,そこそこ思うような結果も出て成功した人生だったな,というのなら現実的でしょうか?

 でも,そこそこ成功したのなら,仕事の面白さや楽しさは知ってるわけで,リタイアしてそれができなくなって,何して(何十年も)過ごして行くか,というのが定年後問題なんですが,それについては,散々(笑)書いて来たので,書きませんが,ここで気づくのは,いい人生だったなとか振り返るのは,意味ねーってことです.ほんと過去はどうでもいいっていうか,それこそ,最期の10秒で充分じゃないですかね.

 つまりは,過去がどうこうではなく,「これから」どうするか,なわけで,つまりは,定年後問題は,(単なる)生き方問題なわけです.

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4/20'19d
(日記)

 今日は,研究科公開と専攻公開のダブルで(でも,だいたいは研究科公開の方にいて,専攻公開の方にはあまり顔を出せなかった),そんなに大したことはしてないと思うのですが,何だかとても疲れました.何なんですかね?

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4/22'19
[バドミントンしたい?]
(日記, バドミントン)

 腰痛からだいたい1週間ですが,大分回復した感じです.でも,まだ運動はできないかな.

 昨日は,一日中ずっと体調が悪かったです(ちょっと軽く風邪ひいたような感じもする).腰痛と関係あるかどうかはわかりませんが,体を動かしてないことは,関係あるのかもしれません.でも,やっぱり,(大したことしてないと思うけど)週末のお仕事の疲れかなあ.

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 腰痛と関係あるかどうかはわからないと書きましたが,大いに関係ある気がします.これは,何を意味するかというと,(腰痛で)体を思うように動かせないと「具合が悪くなる」ということです.つまりは,歳をとって体を思うように動かせなくなると,そうなるってことで,注意しないといけないというか,そうならないように,ってことですね.

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 最近,よく見る夢として,バドミントンしてる夢があります.単にバドミントンしている夢というよりは,しようとするんだけど,コートが空いてなくて,あるいは,打つ相手がいなくてできないみたいなものが多い感じがします.もう20年以上前ですが,アメリカのバークレーにいたときも1年間,バドミントンができなくて,よくバドミントンする夢を見ました(イメトレにはなってた?).

 ですから,もっとバドミントンしたいのかもしれません.その気になれば,基礎打ちやってダブルスのゲームでよければ,週2くらいでできるところはあるんですが,実際は,そうはしないわけで,それは,ちゃんとした練習やシングルができるところがないということもありますし,まず,体を整えてから,ということもあるんですが,冬場は,トレーニングは,一切してないので,まずは,やっぱり,体を整えてから,でしょうか.

 でも,歳をとって体が衰えると,いつかは,バドミントンできなくなるんですよね.ていうか,私の歳だと,普通は,もうやらない気がします.でも,やりたいならやったらいいと思うんですが,そうは行かないというか,やりたいならやるでは,体を壊してしまうわけで,そこが難しくて,そういうことで,まずは,体を整えてから,ということなわけです.

 でも,そんなこと言いながら,1, 2年経ってる気もするんですよね.でも,練習もトレーニングも(そんなに)しなくてもこうやれば,というのは,徐々に掴みつつあると思いますし,これからは,暖かくなるので,また体を動かせると思うんですが,冬場をどうするかですね(スキーにも行くし).でも,とりあえず,5月,6月くらいで何とかシングルができるくらいまで体を整えることでしょうか.

 長期的には,70とか80になっても,何とかシングルができるくらいは維持したいと思うのですが,そんなこと言っておきながら,今はシングルできない状態なわけで,つまり,バドミントンをずっと(競技レベルで)やって行くのなら,今は,重大な岐路にいる気がするんですよね(少なくとも今は競技レベルとは言えない).

 松井さんって,もう70過ぎてると思うんですが,今どんな感じなんですかね? 文京区時代,彼が40代の全日本チャンピオンだったとき,彼のプレーを見て,私のバドミントン人生が変わったということは,何度も書きましたが,今彼のプレーを見て,私のバドミントン人生がまた変わるということはありますかね?

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 これもエネルギー論?じゃないですが,人生の中でどう配分するかということかもしれませんね.具体的には,がんがん練習とかトレーニングして,体を壊せば,そこで終わりですし,怪我しないように最大限というか,ぎりぎりというか,最適解を見つけて,持続可能な状態でやって行くということでしょうか.

 そして,これを人生というか体自体にもフィードバックできるわけで,具体的には,80過ぎると,体が急激に衰えるとか言われてるんですが,そこを90とか100まで伸ばせば,単なる長生きではなく,実質,人生が増えたようなものなので,得るものは大きいでしょう.

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4/22'19b
[人生の後期の生き方]

 人生の後期,具体的には,仕事をリタイアした後,あるいは,人生50年的には,50を過ぎてからどう生きるかは,とても難しいんだと思います.そして,そういうことをまず受け入れて,どうするか考える必要があるということでしょうか.

 どうして難しいかですが,人生50年(人類の存続繁栄のためには,子供を作って育てたらお役御免で生物学的に生きてる意味なし)だからで,そうDNAに書いてあるからです.つまり,本能的なものなのですが,幸い人間には知性があるので,それで何とかならないかと考えるわけです(でも,知性があるから,命に限りがあることがわかったり,生物学的にもう終わってるのに,その後,何十年も延長戦を生きることになっちゃったりしてるんですけどね(笑)).

 一つは,余計なことは考えないってことですかね.つまり,その日その日を生きるってことなんですが,それだと,落とし穴に落ちることになるので,注意が必要です.具体的には,仕事をリタイアした後のことなんか,その時考えればいいとか思ってると,そのときになってあわあわするわけです.

 だから,やっぱり,「近く,時々,遠く」ってことなんだと思います.つまりは,普段は「近く」(その日その日を生きる)で,時々「遠く」(先のことを考える)ってことなんですが,「時々」がどのくらいか,つまりは,近くと遠くのベストバランスは,どのくらいかってことでしょうか.

 「時々」なので,ほとんどは「近く」(その日その日を生きる)がいいんだと思いますが,私個人的には,このサイトでそういうことを書くときは,「遠く」を見てることになります.でも,それが「活動」の一部になってるようなところはあるわけで,つまり,それは,一種の「近く」なわけです.

 ですから,考えずにおれないのなら,考えるのも一法かとは思いますが,やっぱり,「今やってることに集中する」のがメインというのが一番いいと思います.そして,そのために必要なのが,やっぱり「やりたいこと」ということになりますね.

 つまり,やりたいことさえあれば,生きて行けるってことになるんですが,極めて単純に,やりたいことがあれば,生きたいと思うってことになりますからね.

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4/22'19c
[自然に考えれば]

 後期の生き方ですが,人生50年(人類の存続繁栄のためには,子供を作って育てたらお役御免で生物学的に生きてる意味なし)ということから,自然に考えれば,社会から必要とされずに生きて行く,となります.いいんじゃないですかね.

 実際,定年というのは,お前はもう要らないと社会から言われてるわけで,素直にそれを受け入れるべしということでしょうか.

 でも,それは,かなり難しくて,まず必要なのはお金でしょうか.でも,経済感覚を発揮してちゃんと支出をコントロールすれば,お金なんかそんなに要らないのは,リタイア後も前も変わりません.

 必要とされないというところで踏みとどまる,つまりは,社会に迷惑をかけないという意味では,要介護にならないことも重要ですかね.でも,実際は,これもかなり難しいみたいです.

 そして,何より難しく,かつ,ポイントとなるのは,社会から必要とされないということを受け入れることでしょう.仕事で成功した人は,これがどうにも難しいようですが,歳とって煙たがられてるのに,しゃしゃり出て行くのは,どうかと思いますし,リタイアする前だって,自分が思ってるほど,社会は,その人を必要としていないというのが実態じゃないですかね.

 人との繋がりも減って,寂しいと思う人も多いんでしょうが,人間関係って,一長一短ですから,めんどくさいことに巻き込まれるより,「一人,時々,みんな」くらいがちょうどいいんじゃないですかね.

 そして,最も重要なのは,どうやって,楽しく退屈しのぎしていくかでしょうか.つまりは,やりたいこと探しってことです.

 こうして書いてみると,結構,大変そうですね.お金の準備(できれば,単なる資産ではなく運用でキャッシュフローが得られるようにしておく),要介護にならないように体を整える,リタイアに向かって社会から必要とされないことをだんだん受け入れて行く,一人でも大丈夫なように一日の時間を潰せるやりたいことを確立しておく,「準備」もなかなか大変です.

 でも,しっかり準備できれば,それこそ好き勝手に気ままに生きて行けるとも言えるわけで,こんなに夢のような日々はないとも言えるかもしれません.ポイントは,やはり,自分が社会から必要とされないことを受け入れるということでしょうね.

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4/23'19
[世捨て人?]

 ↑というようなことを書くと,なんだか世捨て人みたいですが(笑),もちろん,そんなことはなくて,つき合いたい人とはつき合っていきたいし,私にできることがあれば,できる範囲で協力したいとは思ってます.

 でも,基本スタンスとしては,そういうことです.つまり,自分から何かやらせろということはないし,めんどうなことに巻き込まれることなく,淡々と生きて行きたいと思っています.

 と書いて気づいたのですが,別にリタイア後とか関係なく,既にそんな感じですね(笑).ですから,既に第二の人生が始まってるということなんだと思います(本質的にどう生きるかが重要で,仕事をしてるとかしてないとかは,むしろ,副次的なこと.研究は,仕事の一部だけど,やりたいからやってるだけなので,ここでは仕事とは考えていない).

 とは言え,何が起こるかわからないのも事実で,突然,その気になって,やりたくてやりたくてしょうがなくなって,やらずにおれなくなって,回りの迷惑など顧みず暴走することだってあるかもしれません(笑).

 まあでもそれはないかな(多分).あったとしても,内的熟達的というか,回りは関係なく,自分の中で,ということで,それなら,むしろ,そうあって欲しいと望むところでもあります(短+2806).

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4/24'19
[たちが悪い]
(世の中)

 今日は(珍しく?)特に書くことはないんですが,千秋楽で三本締めをした白鵬が処分されたというニュースが流れていました.どうでもいいんですが,ほんとしょうがないですね,この人は(こういうことが何度もある).

 相撲協会は,伝統と礼節を損なったと言ってますが,礼節というより,この人は,何も知らないし,わかってないんですよ.つまり,○カってことで,悪気はないわけです.それで圧倒的な競技力はあるわけですから,ほんとたちが悪いですね.

 そういう人間が増えると,○ホな人間(成金とか芸能人とか競技力があるだけのスポーツ選手とか)が世論を作って行くみたいになって,世の中どんどんぐだぐだになっていきますし,実際,そうなって来てます(短-2806).

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4/25'19
[夢がないと生きて行けない?]

 人間,夢がないと生きて行けない,夢さえあれば,生きて行けると言ってた人がいました.(何度も書いてますが)そんなことないと思いますけどね.

 百歩譲って,そうだとして,50までは,それで何とか行けるかもしれません.でも,50を過ぎると,あるいは,歳をとって,リタイアすると厳しいんじゃないですかね.つまり,そういう生き方は,若いときの一時期だけ,少なくとも人生の前半にしか通用しなくて,後半,つまり,人生の半分は,それじゃあ全然だめってことです.

 でも,思い返してみると,私も若いときはそうだったと思います.20代後半までは,やりたいことを仕事にすることが夢というか目標でしたからね.でも,実際に夢とか目標を実現すると,そういうことは,そこで終わってしまいますし,私もそうでした(30代は,そういうものを見失った).

 でも,これまた思い返してみると,私がやりたいことを仕事にできたのは,大学4年と大学院時代に研究したからで,それは,そういうことを目標に頑張ったからではなく,ただ単純に研究するのが面白くて研究したからです.

 つまりは,夢とか目標とかなくても,やりたいこと見つけて,ただひたすらやりたいことやってればいいってことです.そして,夢とか目標のようなものがあれば,「結果的に」それを達成することもできるんじゃないですかね.

 そして,この生き方って,歳をとっても「全然行ける」わけで,まさに持続可能な生き方で,だったら(途中で生き方を変えるのは非常に難しいので)若いときからずっとそういう生き方をすればいいと思うんですよね.そして,実際,成功した人の多くは,そうなんだと思います.

 ただ,やりたいことをやるといっても,ただ漫然とやるのではなく,研究なら真相を解明したいと思ってやるわけですし,ピアノならこの曲を自分が思うように表現したいとか,スポーツなら,動きを洗練してパフォーマンスを上げて,運動原理の本質に迫りたいということがあるわけで,それを一種の「夢」というのなら,まさに見果てぬ夢かもしれませんが,(日本語のイメージの問題かもしれませんが)私は,これは夢ではないと思っています(単に「夢」という言葉が漠然としていて,実現不可能なイメージがあって嫌いなだけかも).

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4/25'19b
[関係ねー]

 時々感じる寂寥感というか,人生の虚しさみたいなものって何なんでしょうね? 若いときにそういうことを感じることは,ほとんどありませんが,歳をとって人生の残り時間が少なくなってくると,そういうことが増えてくるような気がします(と書いたのですが,私がそういうことを一番感じていたのは,30代なので,私の場合,年齢は関係ないんですけどね).

 そもそもなんですが,人生には限りがあるわけで,しかも,人間が知能をもつことによって,動物の中で唯一それを知り得たわけで,その事実自体は,どうしようもありません.つまり,そういうことをまずしっかり受け入れることが必要でしょう.

 で,受け入れてどうするかですが,どうせいつか死ぬにしても,そこまでは,生きるわけで,どうせ生きるのなら楽しく気分よく生きて行きたいとなるんですが,ここでのテーマはそういうことじゃなくて,時々感じる寂寥感を何とかできないかという現実的問題です.

 論理的に考えてみます.

 そういうことを感じるのは,人生の虚しさというか,いろいろ頑張っても,どうせいつか死ぬんだし,って考えちゃうからですよね.ちょっと待った! 何か変じゃないですか?

 そういうことを感じることはあるけど,そういうことを感じない,つまりは,どうせいつか死ぬとわかっていても,そういうことが気にならないときもあるってことですよね.

 これを論理的に考えると,人生の虚しさを感じるのは,「いろいろ頑張っても,どうせいつか死ぬんだし,って考えちゃうから」ではないということです.つまり,どうせいつか死ぬという事実は,関係ねーってことです.だって,そういう事実がわかっていても,生きてる時間の大部分は,そんなのへっちゃらなんですからね(なんて論理的).

 じゃあ,どうしたらいいかですが,別にどうもしなくていいんじゃないですかね.そういうことを考えるときは,時々あるけど,そういうときは,多分,ちょっと疲れてて,休みなさいってことなので,休んで少しやり過ごしていれば,じきに回復するでしょう.

 そして,そう考えることが一番重要な気がします.そういうことを感じているときは,そう考えるのが難しかったりするんですが,休んでればいいので,休めるのならそれはそれで問題ありません.でも,休めないと大変なことになります.

 どうなるかと言うと,精神的にやられて,そういうことをしょっちゅうというか,ほぼ常に感じているようになってしまうかもしれません.鬱の可能性もありますので,治療が必要になります(人生が虚しいという感情的なことじゃなくて,脳内物質が適切に処理されてないという物理的問題).仕事をしていて,回復するのに必要な休みがとれないということなら,そんな仕事さっさとやめてしまいましょう.

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4/25'19c
[痛くも痒くもない?]
(経済)

 SフトバンクのSさんが仮想通貨取引で145億という莫大な損失を出したとの報道です.でも,彼の総資産は,2兆円とも言われているので,痛くも痒くもないと言ってる人もいます(喩えて言えば,資産2億円の人が145万の損失を出したようなものということでしょうか.でも,だとしたら,そこそこ痛いのでは?).

 でも,資産2兆円とは言え,そのほとんどは,保有する株式など現金化できないものなので(売って現金化したら自分の会社とか投資してる会社の株が暴落しちゃうし,発言力も低下してしまうので売るに売れない.これは,ZゾのM澤さんも同じ),意外とカツカツで145億の損失は痛いと思いますけどね(喩えて言えば,145万損失を出した人の総資産は2億だけど,そのほとんどは,持ち家の評価額みたいな感じ).

 他の例を出すと,N産自動車にいたGーンさんだって,あれだけ高い給料をもらっておきながら,借金しまくりの自転車操業だったわけですからね.一体,どういう金の使い方というか,ほんとみんな金の使い方が下手だと思いますよね.

 結局,そういう人達は,金の亡者というか,いくらもらったらいくら使うという使い方をしてるわけで,経済感覚が全くないというか,破綻してるんでしょうね.

 もっとちゃんとした生き方があろうというものですが,そういうことも含めて素養の問題というか,人それぞれというか,結局,その人の素養に見合った生き方しかできないわけですから,勝手にやってもらえればいいんですが,世の中全体に(頑張って金儲けしたらこんないいことがあるぞみたいな)悪い影響を与えるのは,やっぱり,よくないですね.

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4/25'19d
[お金中心の生き方]

 でも,実際のところは,世の中のほとんどの人は,「お金中心」の生活というか人生を送ってるんでしょうね(と書いて,愕然としたんですが,お金中心の「人生」って,やばくないですか?).それは,お金がないと食べて行けない一方で,資本主義経済なわけですから,お金さえあれば,食べて行けるからです.

 食べて行くためにお金を稼ぐというほどでなくても,まんまと騙されてあれも欲しいこれも欲しいとか,いっぱい稼いでいい暮らしがしたいとか言ってる人も,上で書いた大金持ちの人達も「お金中心」という意味では,まさに同類というでしょう(満員電車に乗りたくないというのは,わかるけど,それなら,私は,大金持ちじゃないけど満員電車には乗らずに済んでるし,自家用ジェットとかクルーザーとかもっててもしょうがねーじゃん).

 じゃあ,そうでない(限られた)人達というのは,どういう人達でしょうか? 手前味噌になりますが,研究者なんかまさにそうですよね.もちろん,研究者の中にもお金大好き(笑)な人もいますが,そんなこと意に介さず生きてる人が多いような気がします.だって,お金のこと考えるくらいなら,研究してたいですからね.

 でも,それには,大学の教員のようなポストを得ることが必要になります.これは,結構大変なんですが,これもやりたい研究やって成果出したらいいわけですから,結局,やりたい研究すればいいってことです.

 同じことは,芸術でもスポーツでも言えますが,その競争は,研究者より厳しいと思います.ですから,研究者ってやっぱり超お買い得だと思いますけどね.

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 あとは,どういう人がいますかね? やりたいことを見つけて,やりたいことをやるために必要最低限だけ働いて,支出をコントロールして,やりたいことに打ち込んでる人もそうですかね.やりたいことと仕事をある程度重ねられれば,研究者のような生き方もできますが,やりたいことが「金儲け」だと,それは,やりたいことではなく,金が欲しいだけということになります(それでもそれがやりたいことと言うのなら,その程度の素養しかないということ).

 世の中の圧倒的な割合を占める民間企業に勤めてる人はどうなりますかね? もちろん,企業と言えども,単なる金儲けというだけではないですが,やはり,そういう側面は大きいと思います.

 ですから,「お金中心の生き方」とまで行かなくても,例えば,研究者とかと比べるとそういう要素は強いということですかね.というか,「そういう要素は強い」という程度に収まっているのは,民間企業に勤めてる人の中でも極僅かで,実際は,お金のために,金儲けするために働いてる人がほとんどということなんでしょうか.違うという人は,その仕事,無償でもやるかと胸に手を当てて考えてみればわかりますからね(研究者は,無償でも研究しますから).

 でも,研究者だって,大学教員なら,いろいろめんどくさい仕事もあるわけで,一方では,民間企業だって,やりたいことができるところもあるわけで,その「割合の問題」ってことで,その割合が比較的高いというかましな傾向があるのが,研究者ってことですかね.

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4/25'19e
[一気に対象が絞られて]
(生活)

 単なる趣味みたいなもんですが,リタイア後どこに住むかということで,いろんな条件を加味してパズルをしたりしてるんですが(URがあるかとか,東京とかスキーとかゴルフとか行くのにちょうどいい位置かとか.スーパーとか定食屋も重要だったけど,生活クラブ使い始めて関係なくなって,でも生活クラブの個別配送をしてくれるところという条件が付いた.小山も個別配送を始めるみたい),そう言えば,3年前引っ越した時も同様のパズルをしたり,現地を見に行ったりしてたんですが,防音室付きのピアノを入れるということで,「楽器相談」にチェックを付けたら,一気に対象が絞られて,今のところになったのでした.

 考えてみたら,URだって賃貸なわけですから,防音室付きのピアノは,入れられるとは思いますが,ちょっと面倒そうですよね.逆に,最初からOK,具体的には,「楽器相談」のところは,堂々と入れられるわけで,でも,そういう物件は,非常に限られるわけです.

 ということで,ものは試しに,大宮〜籠原の高崎線と大宮〜小金井の宇都宮線で,60平米以上で「楽器相談」のところを検索してみました.驚いたことに,ヒットしたのは,これだけ広範囲で96件,マンションに限ると49件です.

 更に,URじゃなくてもいいのなら,小山か熊谷,籠原周辺の方がってことで,そこに限ると数えるくらいしかありません.これじゃあ絶望的?

 そうじゃなくて,そうやって「決めてもらえばいい」ってことですよね.実際,今住んでるところも選択の余地なしだったんですが,結果的に大正解でしたし,問題があれば,引っ越せばいいだけの話です.

 意外と多いのが,築年が浅い戸建ですね.ご近所問題がなれば,日当たりのいいマンションが快適だし,防音室付きのピアノを入れても耐荷重的に問題ないんですが,戸建は耐荷重的にちょっと不安ではあります.グランドピアノは,アップライトより荷重が分散するし,更に,防音室の床で更に分散するんですが,防音室自体が重いってことが...

 URと違って,半永久的に住めるかということはありますが,それは,今住んでるところもそうですし,住めなくなったら引っ越せばいいというのも同じです.でも,現実的には,しばらくそうやって過ごすうちに,そこで暮らして行けることを確認したら,広々としたところにポツンと一軒家的な家を建てるのかなあ(めんどくさいけど).そう考えると,やはり,URは捨てがたいですかね.

 ということで,一瞬,色めき立ったけど,元に戻った気もしますが,リタイアして,10年くらいは,民間の賃貸で,それ以降は,URにするか,家を買うか考えるということでもいいかもしれませんね.でも,やっぱり,家は買いたくないなあ.

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 再三,家を買いたくないと書いてますが,理由は,いろいろ書いて来ましたが,まだ(多分)書いてないこととして,家を買うってことは,半永久的にそこに住むことになるってことがあんまり好きじゃないんですね(売ればいいということなら,家を買うということは,売るときに家賃分を差し引いた利益が出るってことで,そういう相場観をもつかということなわけですが,私はそういう相場観はもってません).

 若いときならともかく,50を過ぎて家を買うとすると,それは,多分もう死ぬまでそこに住む,つまり,終の棲家に住むということなわけで,そういうのって,あんまり好きくありません.

 そもそも,人生そのものが仮住まいみたいなものだし,住んでるところも,とりあえず今はここに住んでるみたいなのが好きなんですね.それに,仕事とか研究とか,何かやっていれば,家なんか別にどうでもいいわけですしね.

 でも,リタイアすると,家にいる時間が多くなるから,そうも言ってられないんですかね? でも,家にいても,何かやりたいことをやるのであれば,やっぱり,家がどうどか関係ない気がします.例えば,ピアノを弾くのなら,ピアノの部屋に入っちゃえば,あるいは,研究とか思索活動する場合もパソコンが置いてある机の前に座ったら,どういう家かは関係ないですからね.

 敢えて言えば,日当たりくらいですかね(笑).でも,それなら,買わなくてもそういう物件,いくらでもあるわけですからね(太陽の日差しは,みなに平等に降り注ぐ).

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4/25'19
[ドーハの悲劇]
(サッカー, 世の中)

 視聴率が獲れるんですかね? 平成を振り返る的なものが多くてうざいんですが,よく出てくるのは,ドーハの悲劇ですかね.知ってる人に説明は要らないでしょうが,日本がサッカーのWCに初めて出場できるというところまで来たのに,最後の1分,いや,数十秒で,それがこぼれ落ちたという日本サッカー史上最大の悲劇です.私も地震研でみんなといっしょに見ていましたが,やっぱり,がっかりしました(若かったな(笑)).

 でも,WCには行けませんでしたが,あの時の日本が一番強かったと思いますよ.今はWCには32ヶ国行けますが(何と次は48ヶ国に増えるらしい),あのときは24ヶ国でアジア枠は2つだけでしたし,三浦カズは,バリバリの現役で,ラモスも柱谷も松永も健在でしたからね.

 でも,思うのは,あの年,つまり,アメリカWCが1994年ですから,その前年の1993年ですが,その後の日本の没落というか,悲劇を何となく象徴してたような気がするんですね.

 これから益々厳しくなっていくと思うのですが,何かそういうことを象徴するような悲劇が起こるんですかね? 時代の流れには,逆らえませんが,悲劇はあまり見たくないですね.でも,もう若くないから大丈夫?

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4/26'19
[人生仮住まい]

 何度か「人生仮住まい」と書いてますが,死後(死前)の世界を信じていて,そこがメインで,人として生まれて死んでいくのは,仮の姿と考えている,というわけではなく,というか正反対で,もっと物理的な話ですかね.

 科学的,論理的に考えれば,死後(死前)の世界などあるわけがなく,じゃあ,人間は何かと言うと,広大な宇宙の中で,たまたまいろんな条件が揃って,非常に短い時間,瞬間的にたまたまこういう形で出現しているというだけの話で,そういう意味では,石ころのような単なる物質と大差はなくて,死後の世界があるなどと言うのは,人間の奢りに過ぎないでしょう.

 でも,最大の問題?は,その人間がこれまたたまたまいろんな条件が揃って知性をもち,何より自我というか自意識をもってしまったことで,いろいろ(ほんとに)余計なことを考えるのですが,それも大した話じゃなくて,広大な宇宙,あるいは,ビッグバンから宇宙の終焉という長大な時間の中の一瞬に過ぎないわけで,つまりは,どのみち大した話じゃないので,「人生所詮退屈しのぎ」だと思って,もっと気楽にやってもいいんじゃない?ってことでしょうか.

 とか書くと,てきとーに生きて行けばいいってことと思う人もいるかもしれませんが,そういうわけでもなくて,宇宙にとって一瞬でも,人間にとって,80年とか100年は,それなりの長さの時間ですし(でも,多分,死ぬ時振り返ると,一瞬だったなあと思う気がする),どうせ生きて行くのなら,楽しい方がいいし,でも,楽しく生きるのは,大変なことで,そういう意味では,てきとーに生きていては,楽しく生きてはいけないってことでしょうか.

 ですから,「人生所詮退屈しのぎ」と似てて,「人生所詮仮住まい」と言ってもいいかもしれません.こういうことをきくと,ネガティブだと言う人もいるんですが,その本質は,めっちゃポジティブなのは,このサイトで何度も書いてる通りです.どうせ生きて行くのなら,思いっきり楽しんで生きて行きましょうってことですからね.

 つまりは,何を大事にするのかってことですかね.もちろん,人それぞれなんでしょうが,多くの人が大事と思ってるというか,世の中のいろんな都合で,そういうことが大事だと刷り込まれてることが,実は,そんなに大したものではないということが「人生仮住まい」的なことに象徴されてるような気がするんですよね.

 なんかちょっとわかりにくい感じかもしれませんが,すごく平たく言うと,物質的なものよりは,精神的内面的なものということでしょうか(でも,そういうものが死後も継続するというのとは違う).

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4/26'19b
[Xデー]
(相場)

 とうとうXデーになりました.何がXデーかと言うと,(ほんとうざい)10連休の前日ということです.結局,無能な年寄り※が物事を決めるということで,10連休中は,世界の中で日本だけ市場が閉まるというありえないことになってしまいました.ほんと○カじゃないの? こんなことやってたら,どんどん日本は,世界から孤立しますよ.

 でも,現実は変えられないので,そういう中で対処するしかありません.連休中も開いてる海外の指数先物を使うとか,いろいろ方策は考えたんですが,連動性が落ちてしまうので,結局,全部一旦手仕舞うことにしました.別にお金が欲しくてやってるわけじゃないし,とにかくリスクをとらない的には,しょうがないですかね.

 でも,こういうのって,ものすごく気持ち悪いです.今は,日運も短運も売り玉が目一杯建ってるわけで,つまり,当面相場は(正確には非大手証券を中心としたpfは)下げるという相場観をもってるわけですが,手仕舞うということは,買い戻すわけで,つまり,自分がもつ相場観と違った行動をとらないといけないわけで,それが何ともストレスですね.

 別に相場に限らず,大学のお仕事とかも,こんなことやっても意味ない,極一部の人間が訳のわからない実績?を作るだけの話で,学生のためにならないようなことをやるのって,ものすごくストレスフルなわけで,そういうのが(私は)どうにもだめなんですね.

 でも,相場観的には,そうですが,それ以外の要因,即ち,今までにない10連休というか,世界の中で日本の市場だけが閉まるという異常事態を考えると,とりあえず手仕舞っておこうと考える人は多いでしょうし,多くの人は,株を買ってるわけで,そうすると,手仕舞うと売ることになるわけで,実際,今日は,相場はかなり下げてます.つまり,事前に予想した通りになってきたわけです.

 そうすると,ここで買っておくのも面白いとは,思うのですが,単に「面白い」というだけで相場観なしに買うことはしないのですが,売り玉を買い戻すくらいのことは,意外と吉と出るかもしれません(と思うしかないってことか).ていうか,これも一種の相場観?

※無能な年寄りというのは,文字通り,無能な年寄り,即ち,年寄りの中には,有能な人も無能な人もいるけど,その中の無能な年寄り,という意味です.でも,「無能な年寄り」と書くと,年寄りがみんな無能とも読めてしまうのは,何なんですかね? 日本語ってほんといい加減ですよね.

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 午前中は,かなり下げてたんですが,午後大分戻しました.買ってる人が手仕舞うのもあるけど,売ってる人(空売りしてる人)が手仕舞うってのもある? でも,予定通り全て手仕舞いました(なんだかなー).Xデーもありますが,連休明けどうするかも考えないといけませんね(ほんとめんどくせー).

 いつも書いてる記号は,相場観を表しているので,今回は,書きません.

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4/26'19c
[やっぱり,食事]

 やっぱり,食事だと思うんですよね(あとは,しっかり活動してしっかり休むこと).それは,体と心の健全さもありますが,加齢による衰えにも関係してるのではないかということです.論理的に考えてみます.

 歳をとると食が細って,とよく言うんですが,だから歳をとるとは言えませんかね?実際,元気いっぱいの若いときとか食べ盛りのときは,若いってだけじゃなくて,食べる量も全然違いますよね.

 何となくの世間一般のイメージとしては,歳をとると基礎代謝が落ちるので,その分,食べる量を減らさないといけない,しかも,若いときのように栄養満点の食事じゃなくて,肉とか食べずに野菜中心の粗食みたいにした方がいいみたいな.でも,これって,全然間違ってて,実際は,年寄りほど肉をがっつり食べないといけないんですけどね.

 じゃあ,歳をとっても無理矢理にでもがっつり食べてたら歳を(そんなに)とらない? (実際,歳をとっても元気な人はよく食べる) でも,そんなことしてたら太っちゃう? でも,だったら,食べた分だけ運動すればいい? でも,歳をとると体が衰えて運動できない?

 鶏と卵のような感じもしますが,これも「鶏と卵」という用語を出すことで,思考停止にならないように気をつける必要があります.

 実際,歳はとるし,食も細るし,運動するのも億劫になるんですが,逆に言えば,そこを創意工夫で何とかできないか,ということはあるわけです.例えば,肉とか野菜をガツガツは食えないけど,だったら,野菜絞ってプロテインといっしょに流し込んじゃえばいいとか,運動もこれならそんなに億劫がらずにできるというやり方を考えるとか.

 そうやって,リタイア後を過ごしていたら,死ぬまで要介護にならず,自立してしっかり生活して行ける,あわよくば,バドミントン(は,ちょっと厳しいかもしんないけど)とかスキーとかゴルフとか体を動かすこともできるってなったら,夢のような話というか,そうでなくなると,途端につまらない人生になってしまう気がします.

 と書いたのですが,スポーツができなくなっても,要介護にならずに何とか自活さえできれば,知的活動はできるので,そこさえ残れば,何とか大丈夫ですかね.

 と書いたのですが,スポーツとかで体を大きく動かせないと,上で書いたように,カロリーが消費できないので,たくさん食べることができず,どんどん衰えて行くってことで,やはり,体を動かせることは大事ですね.そもそも,人間って動物ですからね.

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4/26'19d
[何のために?]
(相場)

 別にお金が欲しくてやってるわけじゃないしと書いて,じゃあ,何のためにやってるの?と言う人が多いような気がします.でも,やりたいことに「何のために」はないと再三書いているように,要は,やりたいからやってるってことです.

 でも,じゃあ,損してもいいかと言うとそんなことはなくて,勝ちたいとは思ってます.で,思ったんですが,これって,バドミントンが強くなって,試合に勝ちたいとかと同じってことですね.バドミントンの試合で勝っても,一銭にもならないけど,勝ちたいわけでしょう? だったら,経済の流れを見通す力を磨いて,相場で勝ちたいのも同じってことです.

 ただ,違うのは,相場で勝てば,儲かるってことなんですが,それは,ゲームの点数とかゴルフのスコアみたいなものなんですね.実際,いくら儲かっても,家も買わないし車も買い換えないし,そのお金を使うことはないですからね.

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4/27'19
[お金の心配したことない]

 お金があっていいことと言えば,お金の心配が要らないってことくらいだと思ってたんですが,実際のところは,お金があるのは,必死こいてお金を稼ぐためにお金の心配をしたからなわけですし,親から財産とかもらった場合もそれをどうやって減らさないようにとか考えて,お金の心配をしないといけないわけで,結局,(必要以上の)お金があってもしょうがないと思うんですよね.

 実際,私個人的には,お金の心配,ほとんどというか全くしたことないような気がします.家が金持ちだったから,あるいは,大学の教員になって,そこそこの給料もらってるからではないと思います.

 一つは,お金の使い方ですかね.支出のコントロールというか,余計で無駄なものにお金を使わないってことですが,それってケチなだけじゃんって言う人もいるんでしょうが,無駄なものにお金を使わない人のことをケチと呼んで,お金を使わせて自分が儲けようとしてるのが実態なわけです.

 例えば,今の車は,もう15年以上乗ってますが,ちゃんと走りますし,スキーにも行けるし,欲しいと思う車もないし,いい車乗ってないと格好悪いという見栄も全くありません(むしろ,高級車とか乗ってる方が,いかにもみたいな感じではずい).

 家だって,研究とかそれ以外にいろいろ活動してると,帰って寝るだけでいいというか,ピアノを弾くので,防音室+グランドピアノを入れられて,日当たりがよくて,雨露と暑さ寒さを凌げればOKみたいな感じです.それ以外もそんな感じですが,食事には気をつけてるので,安全な食材を手に入れるために少しお金をかけてるとは,思いますが,そんなの全然大したことないです.

 いろいろ活動するのにお金がかかるのでは?と思う人もいるかもしれませんが,グランドピアノ+防音室で150万くらいで,もう20年以上使ってるので月にすると5000円くらいだし,スキーとかゴルフは,お金がかかると言っても,年間10万くらいじゃないですかね(ていうか,そんなに行ってないし).

 そう言えば,ピアノについては,私は近現代が専門(だった)ので,輸入楽譜はかなり高価で,昔はそういうものにばんばんお金を使いました.輸入CDも相当買ったかな.つまり,欲しいものには,お金に糸目を付けなかったってことなんですが,学生時代は,民音にもよく行きましたし,そんな大した額じゃないんじゃないですかね.

 つまり,私の中では,欲しいものは,全く我慢しないでお金を使ってるのに,お金が足りなくなることがなくて,でも,お金がいっぱいあるわけでもないってことで,一見すると,不思議?なことが起こってるように見えるんですが,その実,大したリターンがないのにお金がかかることにお金を使ってない(例えば,全然乗れるのに車を買い換えるとか)ってだけの話だと思います.

 でも,多くの人は,立派な家とか高級車とか海外旅行とかブランド品とか夜の街とか,大したリターンがないことにどんどんお金を使うんですよね.お金を使う相手は企業で,彼らが考えることは,いかにしてそういうお金を使わせて,自分達が儲かるかってことなわけですから,まんまとはめられてるわけです.

 ポイントは,やはり「やりたいことがあるのか」でしょうか.だって,やりたいことがあるのなら,お金稼いでる暇も,お金使ってる暇もありませんからね.そして,何がやりたいかがその人の素養で決まるということで,やりたいことがお金儲けという人は,まさに素養の問題というか,実質,やりたいことがないってことでしょう.

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4/27'19b
(バドミントン)

 腰痛も治って,昨日,久しぶりに練習に行きました.腰痛は1週間くらいで治りましたが,練習は,2週間ぶりくらいかな.最初は(たかがダブルスのゲームなのに)すげー息が上がってどうなるかと思いましたが,何とか大丈夫でした.でも,今日は,結構,疲れが残ってる感じです.暖かくなってきたし,週一くらいにはしましょうかね.

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 今日から春リーグが始まりました.女子は勝ったみたいですが,男子は,残念でした.でも,始まったばかりですし,一日一日,一試合一試合ってことですよね.

 女子については,早速,新入生が頑張ってるみたいです.佐川については,既に書きましたが,溝口の動画を見て,いろいろ思ったことがあって記事を書いてたのですが,ここであんまり勝手なことを書くのはどうかと思って,アップはしませんでした.

 でも,言えるのは,体も大きいし,パワーもあるし,素材というか,ポテンシャルとして,とても楽しみということです.大石の動画も探したんですが,ダブルスしかなかったので(ダブルスプレーヤーってことか),生で見てみようと思います(春リーグ行けるかな).

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4/29'19
(日記, バドミントン)

 10連休ですが,市場が閉まってて取引できないことは大問題なんですが,連休自体は,別にどうということなく過ごしています.というか,目覚ましをかけずに目を覚ましたときに起きて(でも,普段とそんなに変わらない感じ),午前中をのんびり過ごして,午後から大学に出てきて,みたいな感じで,食堂が開いてないとか不便なこともあるんですが,ずっとこれで全然行ける気がします.つまり,リタイア後ももう大丈夫ってことですかね.

 大学に代わる「出かける先」も,一日一イベントというか,買い物でも誰かと会うのでもバドミントンの練習でもゴルフの練習場でも特に用事がなく出かけるのでも,何か一つあればいい気がしますし,一日おきくらいでもいいかもしれません.

 春リーグ戦は,もう3日目で,行きたい気持ちはあるのですが,なんだか足が重くて,ツイッターで経過を見ながら応援してます.そうそう,サーブルール変更に伴う高速サーブですが,あんまり使われてないみたいですね.でも,女子だと明らかに位置が高くなってる気がします.

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4/29'19b
[お金がかかることはやばい]

 (生活して行くのに)必要な分以上のお金は要らないってことなんですが,やりたいことはやりたいですよね.そして,やりたいことやるのにお金がかかることもあるかもしれません.

 例えば,ピアニストになりたいと思って,芸大とか桐朋に行きたいと思ったら,レッスン代が大変? あるいは,何かのスポーツで全国レベルまで行ったら遠征費とかが大変? 研究者になろうと思って,東大に行こうと思えば,お金がかかる?

 確かにそこそこのお金をかけてる人が多いとは思うのですが,そんなにお金かけなくても,本人のその気と創意工夫があれば,お金なんかそんなになくても何とかなると思うんですよね.

 じゃあ,やりたいことが海外旅行だったり,ブランド品を集めることだったり,アイドルを追っかけることだったり,キャバクラで豪遊することだったら?

 話の振り幅が急に大きくなった(笑)感じもしますが,何が言いたいかというと,「お金がかかることはやばい」ということです.そういうことは,ほとんどの場合「はめられてる」わけで,誰かを儲けさせるためにカモにされてるということです.

 つまりは,(そんなに)お金がかからないことの中からやりたいことを選べばいいってことです.そして,そんなのいくらでもありますよね.

 例えば,本を読むことだったら,図書館に行けば,古今東西の人類の至宝とも言うべき文学作品は,いくらでもありますし,それらを全て読破することは,一生かかっても不可能でしょう(最新のベストセラーが読みたいという人は,お金がかかるわけですが.大して読む価値のない商業作品を金を払わされて読まされて,まさに「はめられてる」わけです).

 本を読むとかのインプットではつまらないということなら,文章を書くなどしてアウトプットすればいいでしょう.別に本とかにして出版する必要はなくて,まさにこのサイトみたいに公開すればいいだけの話です(公開しなくてもいいかもしれません).

 これ以外にも,研究,音楽,美術などの芸術とかスポーツとか,もっと敷居が低いところでは,ゲームだって,そんなにお金はかかりませんよね(かかるものがあるとしたら「はめられてる」ということ).

 いやいや,最先端の研究をするのなら研究費がかかるし,スポーツも世界レベルまで行けば,海外遠征費だってかかる? でも,最先端の研究をするところまで行けば,科研費とか当てればいいわけですし,それは,スポーツの海外遠征も同じです.

 こうしてみると,お金ってそんなに必要なくて,だったら,必要な分だけ働いて,それ以外の時間を,そんなにお金がかからないことの中から見つけたやりたいことをやれば,ほんと人生薔薇色(笑)だと思うんですよね.

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4/30'19
[最悪なのは]

 やりたいことやったらいいと再三書いてますが,(これも何度も書いてる気がするが)じゃあ,やりたいことだけやったらいいかと言うとそんなわけはありません.食べて行くためには,働かないといけないし,社会に対する責務も果たす必要があります.

 研究したければ研究すればいいし,研究成果が出れば結果的に世の中の役に立つものですが,例えば,大学教員の場合は,将来を担う人材をしっかり育てる必要があります.スポーツ選手だって,ただ野球やサッカーがうまいとかバドミントンが強いだけでは,だめですよ.

 じゃあ,研究も芸術もスポーツもできない人は,どうしたら,ということですが,時給1000円の辛くてしんどいけど,ほんとに世の中の役に立つ仕事をすることでしょう.でも,騙されずにちゃんと支出をコントロールできれば,体を壊すほど働かなくても貧することはないですし,残りの時間で(そんなに得意でなくても)やりたいことができるでしょう.

 そんなことは,当たり前の話なんですが,これも結局,素養の問題と言ってしまえばそれまでで,やりたいことやったらいいと言われてやりたいことだけやろうとする素養の低い人は,やりたいことすらできないわけです.

 それに,やりたいことと言っても人それぞれで,自分のことを犠牲にしてでも世の中の役に立つことやりたいと言う人もやりたいことをやってるわけですからね.いやいや,自分はやりたいことを我慢して,社会に貢献してるんだと言う人は,その辺のところが全然わかってないわけで,だったら,(そんなことでは,世の中の役になんか立たないので)そんなことさっさとやめた方がいいでしょう.

 その辺のところは当たり前としても,最悪なのは,単なる金儲けなのに,自分のしていることは,世の中の役に立ってると言い張る人達でしょうか.(金儲けするために)確信犯的に言ってる人が多いとは思うのですが,本気でそう思ってるとしたらどうしようもないですね.

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4/30'19b
[極一部の特殊なしょぼい人達]
(世の中)

 ほんとどーでもいいんですが,ニュースを見ようとテレビを付けると,平成最後とかいよいよ新時代とかうざいですよね.メディアは,そういう感じなんですが,世の中の多くの人がほんとにそんな感じだとしたら,世も末じゃないですか?

 次の時代(と言っても元号が変わるだけで何が変わるわけでもないが)は,一層厳しくなると思うのですが,もし何かの展望が開けるとしたら,そういうことを担うのは,平成最後とか新時代とか意に介さない人達でしょう.だって,そんなことで騒いでも何も生み出しませんからね(何とかグッズを作って売れて経済が回っても,○カな人間が散財して,金儲けしたい悪い奴が儲かるという資金移動があるだけ).

 こうして見ると,メディアが報道したり,出てきたりする人達は,「一部の特殊なしょぼい人達」であることに気づかされます(それなのにそれがメジャーであるかのようにメディアは報道するので,メディアの言うことは嘘ばっかり,となる).

 平成最後とかいよいよ新時代とか騒ぐ人達,GWで激混み激高なのに出かける人達,アイドルや商業音楽のコンサート?に大挙して押しかける人達,誰かがうまいと言ったから行列に何時間も並ぶ人達,流行に乗り遅れまいと安い給料で散財する人達,枚挙にいとまないですね.でも,数からしたら極一部なんだと思いますよ(100万人動員しても日本全体の100人に1人以下).もしそうでないとしたら,まさに世も末でしょう.

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 あと,平成を振り返る的な番組で(もちろん,見てるわけはなくてちらっと見えただけですが),平成何年とか言われても全然わからないです.例えば,リーマンショックは,2008年だし,東北地方太平洋沖地震は,2011年です.

 つまり,私は,新元号は使わないと書きましたが,平成も全然使ってなかったんだと思います.だって,不便なだけじゃないですか.

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 でも,こうしてここで好き勝手なことを書いて,なんてお気楽で幸せなんだろうって思いますね.例えば,メディアの人達は,ほんとは平成最後とか新時代とかうざいと思っていても,視聴率を獲るために,にこにこ笑顔を作って報道しないといけないわけですし,それを真に受けて浮かれてる人達は,やりたいこともなく,お金の使い途もわからず,やりたくない仕事を体も心も削ってやらないといけないわけですからね.

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4/30'19c
[東京に帰れなかった]

 このまま行くと,リタイア後も,東京に住むことはなさそうで,思うのは,「東京に帰れなかった」ということでしょうか.

 いやいや,リタイアしたら,どこに住むかは自由なんだし,勝手に帰ればいいじゃん,って言う人もいると思うんですが,そういうことじゃないと思うんですよね.

 どういうことかと言うと,どこかで書きましたが,東京は,「仕事をするところ」ということです.ですから,リタイアしてから帰ってもしょうがないし,住むとしたら,仕事をしてなくても,住む意味が必要なんですが,それを見出せなかったということでしょうか.

 ですから,残念というか,こんなはずじゃなかったという思いはあるのですが,逆にどこかでほっとしてるというか,これでよかったと思うところもあって,まさに全ては一長一短ということでしょうか.

 でも,いいことばかりでもないのに,東京に帰りたいというか,郷愁?のようなものを感じるのは何なんでしょうね?(福岡に帰りたいとは全然思わないのに)理由がよくわからないというのがまさに郷愁ということ?

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 あのまま東京にいたら,とは,何度か書きましたが,研究については,防災系は当面昇進枠なしという状況で助手として居座ることは,あり得なかったし,東京に電車で1時間圏内にはいたかったので,筑波大に来たことは,よかったと思うのですが,それ以外,例えば,バドミントンとかスキーは,どうなったでしょうね.

 バドミントンについては,どこかで書いたと思います.筑波大に来て,バドミントン部で練習するようになって,今はもう学生達と練習はしてませんが,バドミントン部とは,ずっと関わりをもっていて,そういう中でいろいろ考えるようになって,東京にいたらわからなかったことがわかるようになったことは,やはり,大きかったと思います.

 でも,結果としては,(加齢とともに)競技力は低下していき,加齢の分を差し引いても東京にいた頃よりも,同年代での相対的な位置も相当低下したと思います.それは,仕事が忙しくなってとか,怪我をしてとかもあるんですが,あのままずっと東京にいたら,文京区という恵まれた環境で(バドミントンの本質的な運動原理の理解は浅くても)それなりに競技力を維持できたかもしれません.

 ピアノについても,ファミーユは,毎月やってるわけですから,今よりもう少しは練習したかもしれません.

 スキーについても,東京で入っていたスキークラブで仲がいいメンバーとよくスキーに行ってましたが,こっちでも,スキークラブに入ったんですが,あんまりそういうことはなくて,結局,あんまり行かなくなってしまいました.でも,これに関しては,誘いはあるわけですから,仲よくなれなかったということじゃなくて,仕事が忙しいこともありますが,私の意欲の低下ということですかね.

 そういう意味では,バドミントンだって,同じことが言えるかもしれません.結局,人間が発揮できるエネルギーは限られてるわけですから,仕事をする分,それ以外にしわ寄せが行くのは致し方ないことで,一仕事できたからまあよしということでしょうか.

 うーん,でも,どうなのかなあ,まだ結論が出たわけじゃないし,ピアノもバドミントンもスキーもこのままでは,という思いはあるし,体は動かなくても,運動の本質はわかってきたと思うので,何年かかけて,何とか戻したいというか,あわよくば,それ以上のところまで,とは,思うんですよね.でも,思うけど,体が付いてこないというのは,あるんですが(笑),とにかく,やめないで続けるということでしょうか.

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 バドミントンについては,文京区という環境もありますが,やはり,当時所属していたプーナ(というサークル)の存在は大きかったですかね.こっちに来るときは,電車ですぐ行けるし,時々,練習に行こうと思っていて,実際,そうしていた時期もありました.

 でも,気づいたら,もう全然行ってません.K村さんがああいうことになって,サークル自体が一度リセットされて(なので,私はもう会員ではない),文京区総合体育館が建て替えになって,知らない人が増えてきて,とかいろいろあったこともありますが,当時のメンバーの多くは残ってるわけですし,行けば,楽しいとは思うのですが,なんか足が向かないんですよね.

 それが何かはわからないのですが,東京に住んでたら行くとは思うのですが,東京に住まないということは,もう行かないってことなんですかね? それとも,東京に電車で1時間ならその気になればいつでも行ける? でも,それは,今もそうで,それでも行かないのなら,やっぱり,もう行かないってこと?

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4/30'19d
[練習法を変えて1ヶ月弱]
(ピアノ)

 ピアノなんですが,練習法を変えて1ヶ月弱が経ちました.当初は,明らかに何かが変わった気がしました.ていうか,変わったと思います.実際,弾けなかった曲が弾けるようになった感じがしたり,世のいろんな難曲が急に弾きやすく感じたこともありました.でも...

 実際には,弾けない曲は,やっぱり弾けないというか,1ヶ月くらいですぐに結果が出るほど簡単な話ではないということでしょう.ですから,これからもこれをずっと継続していくということなんですが,これ以外にも,いろんな練習法で練習するのがいい気がします.弾けないところをゆっくり何度も弾くのは,あまりよくないのですが,単に憶えるのが目的なら,部分的に採用してもいいでしょう.

 でも,基本としては,やはり,憶えること,そして,それを自分の音楽性を以て表現することです.でも,その憶えるということがどうにも難しいです.古典とかロマンならすぐ憶えられるのですが,近現代は,かなりランダムな数字を憶えるようなものですからね(そして,それに従って指を動かさなければならない).

 ですから,この練習は,いきなり近現代でやるのではなく,古典からやるのがいいのかもしれません.でも,弾く気にならない曲は弾く気にならないのが最大の問題ですかね.

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 あと,この練習法のメリットとしては,最終的にこの曲が弾けるか弾けないかが割とすぐわかるということでしょうか.具体的には,3分くらいの曲を1日15分くらい練習して1ヶ月で弾けなければ弾けるようにならないというのがこの1ヶ月の感触,あるいは,もっと早い段階でわかるかもしれません.

 というか,弾けないとわかってるのに,弾けそうもない曲を弾こうとするのは,一体何なんですかね? 練習しても弾けるようにならないのに,しかも,そんなに練習する気もないのに弾こうとする.○カじゃないの?

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 でも,昔からそういうところ,あるんですね.ピアノに限らず,とにかくできそうもないことを無謀にもやろうとするわけです.でも,やるということは,できそうな感じがするからやるわけですよね(ほんとにできそうもないと思うのにやるのはほんとに○カ).

 そして,そういう「背伸び」をすることで,いろんなできないことができるようになってきたのも事実です.でも,最近は,ほんとにできないことが起こるようになってきて,単に加齢ということかもしれませんが,だったらしょうがない気もするのですが,それだとそこで終わってしまうので,そこを何とかするしかない(あるいは,何ともしない)ってことでしょうか.

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 弾く気になるならない的に言うと,一度やった曲ってどうして弾く気にならないのでしょうか? 例えば,演奏会に向けて練習して,そこで弾いたら,途端にもう弾かなくなる.もちろん,弾こうと思えば弾けるのでしょうが,思いは次というか,「新曲」に向かってしまいますよね.

 昔は,演奏会で,即ち,人前で弾くことを前提にしてましたが,最近は,人前で弾くことは,+αで,普段の練習を中心に考えているのですが,それでもそうです.

 例えば,ある曲の練習を始めて(新曲),しばらくは,どんどん弾けるようになるし,弾いていて楽しいのですが,ある程度,弾けるようになると,あるいは,ある程度以上は,弾けるようにならないと,急速に弾く気がなくなります.演奏会で出すのなら,それでも練習しないといけないのですが,それは,かなりしんどいです.

 じゃあ,逆に,すぐにでも弾ける曲,あるいは,既に弾ける曲なら弾く気になるかと言うと,こっちの方が弾く気になりません.こうして,元々弾く気になる曲がほとんどない上に,弾く気になった曲も弾く気がなくなるわけです.

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4/30'19e
[ほんとめんどくさい話]

 こういうことを感じることがある一方で,全く逆というか,いろいろめんどくさいというか,何をする気にもならないこともあるわけで,ほんとめんどくさい話ですね(笑).

 でも,そういうときもちょっと疲れていて,ちょっと休めば,ってことでしょうか.そして,休んでも回復しない場合は,この場合と同じですが,私の場合,そこまでのことはないので,休めさえすれば大丈夫なんですが,加齢とともに休まないといけない頻度が増えてくるのは,まあしょうがないんですかね.

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 これも何度も書いてると思うのですが,究極的には,人生どんなにつまらなくても,おいしくご飯が食べられて,夜ぐっすり眠れて,何でもいいので,退屈しのぎできるものがあれば,何とか生きて行ける気はしますよね.

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4/30'19f
[なかなか難しい]
(ピアノ)

 と書いたのですが,練習法を変えた当初と比べると,いつの間にか,元の練習法に戻ってるような気もしてきました.つまり,そういうことも含めて,なかなか難しいということです.

 どうするかですが,頑張って新しい練習法に戻して,ってことなんでしょうが,この練習法,ちょっとしんどいんですよね.そして,しんどくて練習そのものをしなくなると元も子もありません(怠け者).

 やっぱり,なかなか難しいですね.まあこれも,疲れたら休めってことでしょうか.

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4/30'19g
[あんまりよくない]
(世の中)

 誰も言わないんですが,新元号,あんまりよくないですよね.

 今回は,それ以外の候補もすぐに公開されたんですが,他がひどかったので,一番ましみたいな感じで決まったような気がします(他がひどかったから,仕方なくこれになったということを示すのが目的で他の候補も公開された?).中には,とある芸人の名前と同じものもあって,元号は,一般市民が使うのに,世間知らずの学者が決めていいのかなあとも思いましたね(私は使わないので関係ないですけど).

 でも,新元号とか新時代とかで浮かれてる人間はともかくとして,若い人達は,割とすんなり受け入れてる感じがしますね(学生にはきいてないけど).多分ですが,元号が変わるということ自体が新鮮なんでしょうか? だって,30代中盤より若い人達は,物心ついたときからずっと平成だったわけですからね.あるいは,何も考えずにすんなり受け入れてるだけ?(だとすると危ない話).

 そういう意味では,私も生まれたときからずっと昭和で,大学院時代に平成になったのですが,別に新鮮な感じは,しませんでしたけど(笑).

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(日記)

 平成最後の日ということで,テレビは,まさに大晦日張り(笑)のつまらなさです(見なきゃいいだけ).

 そう言えばなんですが,ここ数年,日が長くなってくるこの時期,朝早くというか,未明に目が覚めるようになってしまうことがあるんですが,今年は,あんまりないです.遮光カーテンになったからでしょうか?(単純な話) でも,目が覚めるのは,未明なので,日の光は関係ないと思うんですけどね.

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4/30'19h
[魅力的に映らない]
(研究)

 今頃ふと思い出したんですが,修了式の後,とある修了した学生と話をしたんですが,彼女はとにかく優秀で,賞という賞は総なめですし,成績優秀な学生は,4年生のときに大学院の授業を飛び級で受けられるのですが,その中でも,大学院生を差し置いてダントツの成績だったほどです(余談ですが,体育館とかデパートとか,いろんなところで私と会ってたらしい).

 それで,進路をどうするのか気になっていたのですが,某大手メーカーに就職とのことです.やりたいことがあって,それができるところということでしたが,博士に行くこと,つまりは,大学の教員になって研究者になることは,彼女には,魅力的に映らなかったってことですよね.

 もう一人,非常に優秀な学生(こっちも女性)も公務員試験に受かって,技術系の官僚になるとのことで,彼女にとっても同様ということになります.

 そんなもんなんですかね? 確かにここ10数年の職場としての大学の凋落ぶりは,目をおおいたくなるものがありますが,まだまだ民間企業よりは,やりたいことができるとは思うんですけどね.

 でも,そうは映らなかったというのは,紛れもない事実なわけで,上からのお達しで,博士進学率を何とかして上げようといろんなことが教授会とか専攻会議とかで言われてるんですが,一番重要なのは,我々が楽しく研究してる,ってことじゃないですかね.

 つまりは,博士進学率を上げるために,いろんなことをすること自体,研究以外の仕事を増やすわけで,逆効果ってことになりませんかね?

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