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6/1'18=
[どのみち]
(世の中)

 移民というか,外国人をどんどん受け入れないとこの国は沈んで行くとずっと書いて来ましたが,政府が骨太の方針で外国人労働者の受け入れに大きく舵を切ったとの報道です.でも,主たる目的は,人手不足対策で,そんなん経済が失速したらあっと言う間に「解消」しますよね.

 そんなことより,(どんどん無能化する日本人に代わる)有能な人材を受け入れるってことなんですが,高度な技能をもった外国人にとって,日本という国は,全く魅力的には映ってないそうで(そりゃそうだ),そこを何とかしないといけないとのことです.

 つまり,どのみち...ってことですかね.

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6/1'18b
[クリアが飛ばない]
(バドミントン)

 昨日,藤原と練習したんですが,やっぱり,クリアが飛ばないです.和所さんとシングルやったときもそうでした.ゴルフの番手が一つ落ちたってことで,寄る年波にはってこと? でも,ゴルフなら番手が落ちてもそういう中でプレーすればいいですが,バドミントンは,クリアが飛ばないとゲームになりません.

 でも,思い返してみると,そういう状況は,ずっと以前から,それこそ,40代中盤くらいからあったと思います.「思いっきり」打たないとクリアが飛ばない,そういうのがしんどいとかいうことを書きましたからね.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,飛ばないなら飛ぶようにするには,どうしたらいいかってことですよね(単純な話).以前は,もうそういうのがしんどいって感じだったんですが,今はなぜか,何とかしようという気になります.

 ゴルフの番手とかは(大したレベルでやってるわけでもないし)大した問題じゃないんですが,やっぱり,筋力というよりは,体の柔軟性が落ちてる感じがします.でも,もちろん,ストレッチも大事ですが,体の動かし方という感じがするんですよね.つまりは,どんどん「年寄りの動き」になって来てるので,そうならないようにってことですし,やっぱり,「高次の動き」ってことでしょう.

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6/1'18c
[ふつーの車]

 車なんですが,走行距離が10万kmを越えて,買いたいと思う車があったら買ってもいいんですが,正直,買いたいと思う車全然ないし,車と自転車と傘は,安物でOKがポリシー?というか,今の車で全然問題ないし,買わないと思うのですが,いい車ないかなーとはずっと思ってます.

 いわゆる高級車には,興味はないのですが,めっちゃデザインが秀逸で気に入れば買ってもいいです.VWのトゥアレグが好きというのは,どこかで書きました.でも,真っ先に燃費不正しやがって,げんなりですし(でも,結局,燃費不正は,どこのメーカーもやってた),高級車乗るのは,金もってること見せびらかしたい成金みたいでやっぱり恥ずいし,外国車は,いろいろ面倒そうなので,やっぱりパスですかね.

 国産車だとトヨタのハリアーは,モデルチェンジするたびにデザインは洗練されてきてるし悪くないと思うのですが,でかいので取り回しや駐車場の乗り降りが面倒そうです.とか言ってたら,ハリアーの小型版があるよ,とI井川先生が言うので,調べてみたら,CH-Rのことですね.うーん,確かに小振りのSUVだし,去年めっちゃ売れたらしいんですが,なんかいかにもーって感じですよね.ハリアーがいいのは,SUVでありながら,セダン的というか,普通の車的な雰囲気があるところで,CH-Rは,セダン的というよりは,スポーツカー的で,そこがちょっとやり過ぎって感じですかね.

 ふつーのSUVとしては,スバルのXVは,悪くないのですが,CMがひどいです.女の人が出てきて,やりたいことを我慢しないとか,XVで私は変わったとか,なんやねん? ホンダのフリードも初期のものは,よかったんですが,モデルチェンジするたびにどんどん変な感じになってきました.

 ということで,やっぱり,買わないと思うのですが,要は,変なことしないでふつーの(スキーに行ける)四駆のSUVならそれでいいんですよ.でも,新しく出てくる車は,どれも「今までになくて斬新?」というか変なものばかりで,車というか,生活で使うものなんですから,「ふつーの車」作ってくださいよ.

 もうこなったら,自動運転車が出るまで引っ張る,具体的には,1年で5000kmしか乗らないので,15万km乗るとして,あと10年ってことなんですが,当初は,そのくらいで実用化という雰囲気でしたが,意外と時間がかかりそうな感じになってきました.

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6/2'18
[定年後問題 その?]

 定年後問題ですが,このサイトでは,随分以前から話題にしてますが,今やいろんなところで取り上げられてますし,仕事で成功した人ほど仕事という重要な柱を失って抜け殻になりやすいってことなんですが,仕事で成功したということは,ある程度は,考える力があるってことでしょうから,そういう人でこの問題について考えない人はいないでしょう(でも,考えたくないことには蓋をするという正常化の偏見という本能に注意).

 実際,いつ定年で仕事をやめるかはわかっている,つまり,ある日突然ってことはないわけで,大なり小なり,定年後のことを定年前からいろいろ考えるわけで,特に行動を起こさなくても,それ自体が準備というか,ソフトランディングになってると思います(でも,実際のところは,想像してたこととギャップがあることが多いみたいですが,それは,想像力の問題ですかね).

 最近,同期や同年代の友人と話をすると,ようやくぼちぼちこのことが話題にのぼるようになってきました.私が振るから?(笑)ってこともあるかもしれませんが,親がそういう世代で,80過ぎて急に衰えたとか,どちらかが先に亡くなって元気がなくなったとか,そういう実体験もあるみたいです.

 つまりは,定年後問題,つまり,定年である日突然仕事を失うというハードランディングの問題というよりは,80とか90とか長生きしてしまって,体も脳も衰えてどうやって生きて行くかというか,何して退屈な日々過ごして行くかという超現実的問題なわけです.でも,「体も脳も衰えて」ということなら,そうならないようにすればいいってことですよね.でも,これが,仕事で成功した人には難しいんだと思います.

 だって,まだまだ仕事したいわけですし,あわよくば,定年過ぎても働き続けようとするわけで,でも,結果として,体を壊したり,病気になってしまうケースが多くなってしまってるのが実情ですからね(日本人の二人に一人ががんになるという現実.心臓,脳疾患を含めると,多くの日本人が大きな病気になってしまうということ.しかも,日本人のがん疾患率は,諸外国とは対照的に増え続けている).

 要は,働き過ぎってことですよ.いやいや,仕事やりたくてやってるからって,ほんとですか? じゃあ,その仕事,無償でもやりますか? 結局,仕事以外にやることがないってだけなんじゃないですか? やることはあるけど,趣味じゃ,評価されないし,なんかつまんない?

 ここがポイントだと思います.つまり,仕事して認められることに快感を覚えてしまうと,そこから逃れられないんですね.でも,体も脳も否応なく衰えて行くわけで,老害じゃないですが,いつまでもそんな具合に行くはずもないんですが,どーしてもしがみついてしまうのが人間の性ってことでしょうか.

 ここで,(何度も)出てくるのが,やる気三要素(マズローの欲求)です.仕事で成功というのは,結局,報酬とか人との繋がり(承認欲求)とかの話であって,内的熟達とか自己実現まで行けば,人や社会に評価されるとかは,関係ないわけで,定年で仕事を失っても,淡々とやりたいことをやって行けばいいってことです.そして,そういう中から「何かを成し遂げる」ことだってあるでしょう.

 でも,これが難しいんでしょうね.やっぱり,人と繋がって,人から評価されてナンボだという人が多い気がするからです.でも,批判覚悟で敢えて言わせてもらえば,人の評価が欲しいってことは(SNSで「いいね」が欲しいのも),自分がやってることに自信がないってことですよね(私は,自分がやってることに自信があるということはないですが,人にどう評価されるかなんかより,自分がどう思うかでしょう).

 でも,加齢に伴って,体や心が衰えて行くのは,同じなので,それをできるだけ,緩やかにする必要があって,そのために重要なのが仕事をし過ぎない,特に50を過ぎて,責任が重くて大きなストレスがかかる仕事を(できるだけ)避けるってことですかね.

 でも,今の世の中,そういうことと真逆になってて,定年が延びて,体も心も衰えてるのに,責任が重い,でも,その実,しょーもない仕事が増え続けているわけで,何とかしないとストレスでがんとかの大きな病気になってしまう人はどんどん増えると思います.

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 でも,結局は,人それぞれというか,必死で仕事にしがみついて,必死で仕事して,それで病気になって死んでも本望という人もいるでしょう.私は,長生きしたいとはそんなに思わないですが,病気になって痛かったり苦しんだりするのは,嫌です.でも,体にいいことなんかほとんどやってないわけで,仕事もかなり精力的にやって来ましたし,しかもやってることが仕事だけに限らないということで,生き方的に言えば,まさに仕事人間以上(以下?)なのかもしれません.

 でも,そういう生き方しかできない中で,どうやって行くかは,いろいろ考えてきたし,そうやって行くしかないし,そうすればいいってことですよね.そして,それは,みんな同じで,つまり,どういう生き方をしていくかは,各人が自分の頭でしっかり考えるってことでしょう.

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 あとは,うまく切り換えられれば,ってことはありますかね.定年前までは,バリバリ仕事をして,定年後は,のんびり過ごすってことでしょうか.ていうか,そんなに急に切り換えられるわけはないので,ソフトランディングってことなんですが,ポイントは,切り換える,つまりは,定年前後で「違う生き方をする」ってことです.

 人から必要とされ評価される生き方は,思う存分やってきたので,人から必要とされず,評価もされない(でもへっちゃら)という生き方もしてみたいということでしょうか.

 でも,これこそ,人それぞれでしょうから,「私は」そういう生き方もしてみたいってことですし,想像力が足りずに失敗するかもしれませんが(でも,怠け者だし,一人(時々みんな)で過ごすのが好きだし,結構行けると思うんですよね),言えるのは,定年後は,人から必要とされず,評価もされない(でもへっちゃら)という生き方の方が「強い」のは明らかなので,そこを目指したいというのはあるんですよね.

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 うーん,でも,実際のところは,そこまで「仙人」になるのは,難しいんでしょうね.理想としては,自分の能力を評価してもらえる,自分にしかできない仕事を,無理しないで,できる範囲でやらせてもらえるのがいいんでしょうが,仕事である以上は,いろいろ面倒なこともあるでしょうし,そんなにうまい話はないってことで,やるなら自分で何とかするしかないってことですかね.

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6/2'18b
(世の中, 政治)

 日大アメフット問題?まだやってるんですね.メディアが追及してるのは,もはや,どうして悪質タックルが起こったか,ではなく,指導者がやらせたということありきで,そういう権力構図みたいなものをひたすら糾弾してるわけで,そうすれば,視聴率がとれるってことなんですかね.確かに組織としてはいろいろ問題はあるのでしょうが,既得権をもった年寄りを引きずり下ろそうとする様は,近い将来,年寄りが迫害されることになる前兆?みたいにも見えるのは,考えすぎですかね?

 陰に隠れて,じゃないですが,モリカケ問題で,国会の空転というか,審議がなかなか進まないのが問題ってことなんでしょうが,別にいいんじゃないですかね? しょーもない法案通すことより,目先の経済を回して将来に莫大な借金を残すとか,自分の名声?のために憲法を改正しようとする人を退場させることが最優先事項でしょうからね.

 それにしても,物言えない雰囲気というか,どんどん戦前のようなおかしな状況になって行きますね.戦争の原因は,だいたいが経済の行き詰まりなんですが,それももう時間の問題です.目先の経済を回そうとすればするほど,どんどんドツボにはまっていくということがどうしてわからないのでしょうか? いや,わかっていて,今さえよければいい,後は野となれ山となれってことか.ほんとまずいんじゃないですかね.

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(サッカー)

 WCですが,もう2週間なんですね.日本は全く期待はしてないのですが,何があるのかわからないのがサッカーでもあるので,期待せずに見るとしますか.今回は,サイクル的には勝ち上がる番ということなんですが,思い返せば,南アのときも状況はよくなかったんですが,直前のイングランド戦で明らかに動きが変わったということもありました.今回は,あとは,スイスとパラグアイとやるのかな.

 とにかく,捨て身で恥も外聞も捨てて,ガチガチに守って必死で走ってカウンタ狙いしか道はないと思いますよ.

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6/2'18c
(ピアノ)

 ピアノは,いろんな曲をちんたら弾いてるんですが,そこそこ弾いてると思います.結構その気になって,例えば,リストの超絶技巧の6番は,いつでも弾けるようにレパートリーにしとこうとか思って弾いてたんですが,(また)「フォルテ」が弾けなくなって来ました.特に,ばーん,ばーん,というのがだめで,具体的には,カプースチンのピアノソナタもまた弾いてたんですが,どーにもしんどくなって来て,この曲弾かなくなってもう1ヶ月くらい経ったかな.なんなんですかね?

 同じくエチュードの6番は,久しぶりに弾くと,そんなに難しくは感じませんでした.フォルテもそんなにないし,頑張れば弾けるとは思うのですが,2分くらいの曲だし,これだけでは何ともならないですかね.

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 と思ったんですが,例えば,ジャワ組曲第2集の第3曲みたいなゆったりと壮大に流れる曲ならフォルテでもばーん,ばーんっていう感じでも大丈夫な気がするし,じゃあ,せわしないならだめかと言うと,こういうのは,もちろん,超難曲なんですが,弾いたら意外と弾けそうな気もするし,よくわかんないですね.

 てことで,これも結局,(ピアノに限らず)弾きたいというか,弾く気になる曲弾けばいいだけの話か.そういう意味では,もし仕事なら,弾きたくない曲も弾かないといけないわけで,やっぱ,仕事って(ピアニストでなくても)大変なんだなあと思いますね.

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6/3'18
[定年後問題の本質]

 定年後問題なんですが,本質的には,定年後の問題ではなく,どう生きて行くかという人生全体の問題なんだと思います(と書いて,どこかで書いたなと思ったんですが,また書いてるということは,何か新しいことがあるんでしょう).

 問題の本質は,定年後とか関係なく,結局,やりたいこと,やる価値があると思うことが見つけられるか,なんですが,これについて,散々書いて来たので,繰り返しませんが,重要なのは,給料が高いからこの会社に行くとか,偉くなって権力を振りかざしたいとかいうのではなく,真にやりたいことなのか,ということでしょう(報酬→人との繋がり→内的熟達.そして,このことが定年後問題に大きく関わって来る).

 でも,若いとき,例えば,就職するときは,現実的にそうも行かないところはあって,それは,やりたいことを見つけられた(内的熟達)としてもそれだけでは食べては行けないでしょうし(報酬,即ち,お金が必要),やりたいことをやるとしても一人で何でもやることはできないので(人との繋がり,即ち,会社とかに就職することが必要),やりたいかどうかだけではなく,どのくらい得意かということも考える必要がありますし,結局,そこそこ給料がよくて,そこそこ休みがとれて,そこそこやりたくて,そこそこ得意なことという感じで選んでる人が多いんだと思います.

 そして,そういう状況が,定年後,大きく変わるということが定年後問題の本質でしょう.具体的には,もう働かなくてよくなる(あるいは,働きたくても働けなくなる)ってことですね.真にやりたいことが見つけられている人は,こんないいことないですから,めっちゃウェルカムなんですが,そうでない人は,苦しむことになります.

 そういう意味では,大学の教員(≒研究者)は,やりたいことを仕事にした人達ですから,定年で大学を辞めても研究を続ければいいだけの話で,まさにやりたいことを仕事にした人の強みということですね.実際,ここで書いたことに関しても,病気になる人はとても少ないですし長生きする人も多いです.でも,現実問題としては,大規模な設備や莫大な研究費が必要な場合は研究を続けることが難しい場合もあるでしょうし(そう考えると,理工系より文系とか芸術系は強い),研究はもう充分やったから,どうせなら違うことしたいという場合もあるでしょう.

 そうすると,一般サラリーマンというか,会社をリタイアする場合と同じかと言うと,そうでもなくて,それは,研究者であることには変わりないからです.つまりは,大規模な設備や莫大な研究費が必要ないものの中から「新しい」研究テーマを選ぶこともできるということでしょう.秋山先生が10年ごとにテーマを変えるとおっしゃってましたが,定年までの10年で新しいことをやって,定年後の準備をするというのもありだと思います.

 もし,研究にもう興味がないということなら,何か別のことを,ということになるので,一般サラリーマンと同じということになりますが,それはそれで,他に興味があることを探せばいいですし,究極的には,(本人がそれでいいと思えば)高等遊民的に自堕落にに過ごすのも悪くない(笑)と思いますしね(ここまで来ると,結局,何でもありになっちゃうけど(笑),「人生所詮退屈しのぎ」じゃないですが,そういう風に考えることも大事だと思うんですよね).

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6/4'18
[情けない]

 1限(製図)があるので,少し早起きしたら,7時のニュースで,定年後問題やってました.人生100年時代で,定年後どうするかということで,(多分,北山先生が紹介しておられた)「定年後」という本や,館ひろしさん主演の「その手の」映画が紹介されてました(タイトル思い出した.「終わった人」だった(笑)).

 映画は,定年で仕事を辞めて,やることがなくて,家でぶらぶらしてると,妻に邪険にされて,家に居づらくなって,かと言って,出かける先もなく,男が情けない思いをするという,相も変わらず昔からよくあるパターンですね.

 ここで,気づくのは,情けない思いをするのは,男であって,女性は,全然そんなことないってことです.そりゃー,主婦に定年がないから当たり前? でも,女性だって仕事してる人は多いでしょうし,男だって仕事やめたんだから,家のこと,自分でちゃんとやればいいだけの話です.三食昼寝付きで家でごろごろしてるから邪険にされるんですよ.

 ここまで来ると明らかですが,情けないと思うのは,情けないことしかしてないからってことですよね.身の回りのことは,自分でちゃんとやれば,邪険にされることもないでしょうし,それでも邪険にされるのなら,別にいっしょに暮らす必要はないし,それが嫌なら,奥さんがいないと生きて行けない情けない状態なわけですから,尻に敷かれて何十年と肩身の狭い思いして,暮らすしかありません.

 あとは,やっぱり,お金とか権力とか人からの評価に依存して生きてきた人間の末路というか,悲哀すら感じますね.定年で仕事やめたのに,食事の準備とか自分の身の回りのことをやらないのは,年金や蓄えがあるからで,妻もそれで暮らしてるんだから,俺が養ってやってると思ってるようでは,邪険にされるのがオチでしょう.会社でどんなに偉くても,仕事を辞めたら「ただの老人」とは,ずっとこのサイトで書いてることで,それは,妻からしても同じこと,というのがどうしてわからないんですかね?

 見方を変えると,情けないと思うから情けないのであって,それでいいと思えば,それでいいとも言えます.定年まで一生懸命仕事してきた.老後を過ごす蓄えも年金もある.だったら,もう何もせずぶらぶらのんびり過ごす,でもいいじゃないですか.

 問題は,それを奥さんにわかってもらえるか,ですね.とてもムリーな感じがします(笑)が,だったら,(別々に住むとかして)そういう状況を変えるしかないでしょう.というか,奥さんが先に亡くなるかもしれないわけで,お金とか権力とか人からの評価に限らず,奥さんというか,誰かに依存して生きて来てしまった代償は大きいってことですかね.

 こうしてみると,こういう一般的サラリーマン?に比べて,私は,(お金とか権力とか人からの評価とか奥さん?とかの誰かに依存する生き方をしないという)定年前の生き方も含めて,既に圧倒的に「準備ができてる」ことに逆に驚かされます.そして,それは,ずっと(このサイトに文章を書きながら)考えてきたからでしょう.でも,実際どうなるかは,わかりませんが,そしたら,また考えればいいことで,要するに,(何度も書いてるように)しっかり自分の頭で考えるってことです.

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 具体的なイメージは,だんだん煮詰まって来たんですが,自堕落にだらだらとまでは行きませんが(私にしかできないやり甲斐のある仕事の依頼が来たらやるかもしれませんが,これからの世の中,そんなうまい話はもうないでしょうし,仕事である以上は,いろいろめんどくさいこともあるでしょうから),基本的には,無理せずやりたいようにやって行こうと思っています.それだけで何て幸せ(笑)って感じですが,誰かといっしょに生活していると,そうも行かないでしょうから,やっぱり,「一人,時々,みんな」ですかね.

 でも,誰かといっしょに暮らしたとしても,どちらかがどちらかに依存することなく,ちゃんと独立してやって行けば大丈夫なんじゃないですかね?

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 あとは,年金や蓄えがあって,妻もそれで暮らしてるんだから,ご飯を作ってもらったり身の回りの世話をしてもらっても,俺が養ってやってると思ってるようでは,邪険にされるのがオチで,妻がやらないっ言ったら終わりなわけで,最終的にものを言うのは,お金ではなく,「自分でやる」ってことです.もしどうしてもお金で解決したいのなら,家政婦を雇うとか,逃げ恥みたいに,奥さんとちゃんと「契約」することですかね.でも,ここでも書きましたが,そんなことするなら,自分のことは自分でやった方が全然楽だし,気分もいいと思いますけどね.

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 ここまで来ると明らかなんですが,要は,年金が足らなくて,歳とっても働かせよう,あわよくば,病気にして殺してしまえ,というとんでもない状況なわけです.国の財政が危機的状況なんだし,体が動くのなら,頑張って働けとか言うのは,一見もっともなようで,非常に危険な話で,ポックリ死ねるのならともかく,多くの場合は,死に損なうわけで,逆に莫大な医療費がかかって,却って財政を圧迫してるわけですからね.

 そして,そんな財政状況なのに,相も変わらず目先の経済を回して益々やばいことになるだけという国の無策無能,それに乗っかる民間企業,受けるサービスに見合った負担をしようとしないムシのいい国民の尻ぬぐいさせられるのは,まっぴら御免です.

 もちろん,働きたい人は働けばいいと思いますが,それがほんとにやりたいことか,つまりは,無償でもやるのかってことでしょう.もし,無償ならやらないということなら,お金のためってことですし,そんなこと歳衰えてやってたら,体壊すのは目に見えてますし,そのお金,ほんとに必要かよく考えるってことですかね.

 まあ,別にやりたいことないし,少しでもお金くれるのならやるか,ってことなんでしょうが,学術(研究)とか芸術とかスポーツとか,お金にならないけどやる価値がある面白いこといくらでもあるんで,別にやりたいことないし,少しでもお金くれるのならやるかって感じで,時間を潰すのは,人生という貴重な時間をドブに捨ててるみたいで勿体ない話だと思いますけどね.

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6/4'18b
(ゴルフ)

 ゴルフは,(定年後のことを考えても)やっておきたい,具体的には,いっしょに回っても迷惑をかけないくらいの90±10くらいでは回れるようになっておきたいと思うのですが,しょーじき,全然行ってません(誘ってくれるK野次第(笑)).コースに出たのは,今年まだ2回だけですし,練習場に行くのもコース出ることになって,何週間か前から週1か週2くらいで行って「確認」するくらいですからね.

 ですから,スコアも90±10には程遠くて,いつも行くコースがフェアウェイは広いんですが,距離が長くて難しいところで(パー4で400y,パー5で600yはざらで,パー3は全部150y以上),100はなかなか切れず,よければ切れるというのが精一杯です.

 で,先日,バドミントンサークルのM田さんと練習場でばったり会って,境さん,ゴルフするの? ええまあ,でも,全然行ってないし,ゴルフしてるってレベルじゃないですよ,という感じだったんですが,次の練習行ったら,みんなにばれてて(笑),おばさん達全員?から,境さん,ゴルフするんだって?みたいにきかれました(笑).

 いや,やってるというほど大したことないですよ,と正直に答えると,どのくらいのスコアで回るの?ときくので,よければ,100切るのがやっとくらいですよ,と言うと,じゃあ,上手いんじゃん,と言います.ほんとにー?

 そう言えば,なんですが,大学から帰るときに廊下の掲示板に(学生向けの)ゴルフ教室の貼り紙がしてあって,上級コースと書いてあるのですが,条件としてスコアが100を切れる人と書いてありました.100切ったら上級者? ほんとにー?

 でも,そんなことより,そんなにコースに出なくても,練習場に行かなくても,こうすれば,90±10くらいでは回れるはず,というのがあるので,それを実践というか,形にしたいというのは,あって,それには,もうちょっと,具体的には,コースに出る直前だけではなく,定常的に週1,2回くらいは練習場に行って,コースにも月1くらいでは,出た方がいいですかねー.

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 先日コースに出たときは,ドライバーは最後数ホールで左に引っかけるようになった(けど,プレーンの傾きを意識したら修正できた)以外は割と好調で,何より一番苦手なFWが左膝が伸びないことを意識するとちゃんと当たる(笑)ようになって,手応えはあったんですが,一番得意なはずなアプローチがだめだめで,パッティングも途中までは力学的に決まる振り幅と感覚が合わずに,振り幅を信じられなくて(半年空くとこうなっちゃう)ちゃんと打てませんでした.

 その辺の感覚は,時々コースに出ていれば,大丈夫だと思うのですが,問題は,そんなにコースに出ないってことで,だとしたら,アプローチもパッティング同様,力学的に振り幅を計算すればいいってことです.で,既に計算していたのを思い出しました.具体的には,打ち出し角をθ,ヘッドスピードをv0とすると,距離dは,

 

となります.パッティングが振り幅の2乗で決まるとは,どこかで書きましたが,アプローチも同じってことです.例えば,クォーターが15yなら7時が15*(2/3)**2=6y,8時が15*(4/3)**2=28yてことですね.でも,これって,ちょっと感覚と合わないですね.

 具体的には,私の中のイメージでは,SWだと,7時,7時半,8時がそれぞれ,10, 15, 20yです.でも,パッティングの感覚が力学と合わないときって,感覚がおかしくて,絶対,力学が正しいんですよ(当たり前).

 じゃあ,何が起こってるかと言うと,正確に7時,7時半,8時で振れてないか,振り幅が大きくなったときに,その分,同じリズムで振れてない,具体的には,少しゆっくり振ってるってことですね.

 じゃあ,正確に振ればいいかと言うと,そういうわけでもなくて,例えば,力学通りだと,7時,7時半,8時がそれぞれ,6, 15, 28yなので,めっちゃ指数関数的で,制御がしにくいですよね.それだったら,7時半で15yを基本に,少し振り幅を小さくして10y,大きくして20yの方が制御しやすいでしょう.

 更には,ヘッドスピードが速ければ,その分,スピンがかかりますから,ランが出ないわけですし,SW以外のクラブを使うこともありますから,その辺も含めて,10, 15, 20yの打ち分けができるようにってことですかね.

 でも,アプローチの練習というか,確認は,練習場でもできるんですが,練習場って一番短い看板が30yなんで,10y飛んでるか,15y飛んでるかって,実はよくわからなかったりします(今頃気づくか).だとすると,30yの振り幅を確認したら,後は,力学というか,ニュートンを信じて(笑),振り幅の2乗で,ってことですかね.

 例えば,30yが8時なら,7時半が30*(3/4)**2=17y,7時が30*(2/4)**2=8y,つまり,7時強,7時半強,8時がそれぞれ10, 20, 30yってことですね.これなら何となく感覚と合うかな.でも,そうすると,一番ありそうな20yくらいが一番びみょーということですね.

 てな感じで,まだまだ改善余地,即ち,伸びしろはあるので,練習しないで90±10を目指したいと思います(笑).

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6/4'18c
[何のために?]
(政治)

 すったもんだやって,結局,やることになった?(まだどうなるかわからない?)米朝会談ですが,一体,何のために何をやろうとしてんだ?って感じですよね.無条件でK朝鮮が核を放棄するという最高の結果が得られたとしても,別に何か新しいものが生まれるわけではないし,ましてや,政治家が歴史に名を残すとか,ノーベル平和賞狙いとかいうことがあってはならないし,更には,アメリカがK朝鮮に何らかの譲歩をする(そして,また騙される)ことは,もってのほかでしょう.

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6/4'18d
[既に老化は始まっている]
(バドミントン)

 昨日は,筑波大バドミントン部の総会でした(13時から始まって17時半までという長丁場).大分形になって来ましたが,学生からの積極的な発言が少し減った感じでした.あとは,女子は,インカレ四連覇中で,今年史上初の五連覇に挑むわけですし,男子も少しずつ結果が出てきて,有望な新人も入って来たんですが(高上のプレーは,まだちゃんと見れてないけど,YouTubeにあったのでちょっと見たんですが,いわゆる高次の動きが大分できてて,しかもそういう意識が感じられて驚きました),齋藤先生が,こんなことで,2020年のオリンピックに間に合うのか?とおっしゃったのが印象的でした.そう思いますね.

 安田は,もう大学生相手には敵なしなわけですし,実際,目に見えて強くなってるし,インカレ五連覇は当然としても,2020年のオリンピック,具体的には,今年の総合で上位に入ることを明確な目標としてやって欲しいですね.香山は,最近,安田に全然勝ててないみたいで,ちょっと伸び悩んでる感じがしますが,ポテンシャルの高さは,相当なものだと思うので,安田を食うくらいのつもりでやって欲しいです.

 あとは,選手全員に言えるのですが,練習やトレーニングはもちろん大事ですが,日常生活や食事にもっと気を使って欲しいですね.コンビニで売ってるものは,ほとんどアウトということや,座り続けないということも話しました.

 例として,クイズを出したんですが,次のうち20mシャトルランの年齢的ピークは何歳でしょう? a.13歳,b.18歳,c.23歳,d.28歳.

 b.とc.で手を挙げた人がほとんどでしたが,答えは,ここにあるようにa.です.つまり,18〜22歳の彼らですら,既に老化が始まっているということです.もちろん,何もしなければ,老化で衰えて行くところを練習やトレーニングで,上昇させるってことなんですが,こういう底辺にある本質的低下分,即ち,老化を少しでも緩やかにすることがやはり大事で,それには,座り続けないとかして日常生活で体をしっかり整えて,食べるものに注意することが重要です.

 ちなみに,13歳で手を挙げた人が何人かいて,その中で香山が確信をもってたようで「はいっ!」て手を挙げてたんですが,きいたら,知ってた訳じゃなくて,実体験だそうで,小学生のときが一番楽だった(マックスの100回で止められたけどまだまだ行けた)んだそうです.つまり,ポテンシャルは,やはり,ものすごいものがあるってことですね.

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6/4'18e
[ぼったくり]
(経済)

 随分もたもたしてたんですが,SBIがようやく仮想通貨の取り扱いを始めるとWBSで報じてました(個人的には,もう,pfからはずしたんで関係ねーけど).今の3〜5%(もあるんですね.びっくり.ていうか,ぼったくり)という利ざやを劇的に引き下げるとのことで,K尾さんは,市場全体の4〜5割はとると超強気で,問題があるところを買収したMネックスとは違うし,仮想通貨の未来は明るくて,10年経ったら市場規模は,20兆ドルに達すると言うんですが,どうなんですかね?

 相場は既にピーク時の1/3ですし,ここで書いたように,既に市場規模はもう全体の1/100くらいにはなっていて中央銀行が発行を検討してるってこともありますし,ここから10年で20倍ってことありますかね?

 あとは,Rそなが出すファンドラップが画期的で,儲けが出た場合だけ手数料をいただくというものらしいですが,手数料いくらだと思います? なんと30%!だそうです.もう完全にぼったくりですね.そもそも,投信にしてもファンドラップにしても,運用を人任せにするっていうのが信じられないですし,彼らの目的は,手数料によるぼったくりですからね.

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6/5'18-
[情けなくない]

 この記事ですが,だらだら書いてますが,ポイントは意外なところにあって,それは,

 情けないと思うから情けないのであって,それでいいと思えば,それでいいとも言えます.定年まで一生懸命仕事してきた.老後を過ごす蓄えも年金もある.だったら,もう何もせずぶらぶらのんびり過ごす,でもいいじゃないですか.

だと思うんですよね(コピペしただけ(笑)).この手の映画は,定年で仕事を失って何をするでもなく過ごす男の悲哀を描いて共感を得るってことなんですが,定年後も働かせて,病気にしてさっさと死んでもらうという「年金対策」というか,そういう社会的背景があることに注意しないといけません.要は,騙されるなってことで,そんな他人の言うことではなく,自分の頭でしっかり考えるべし,ということですね.

 てことは,結局,人それぞれってことなんですが,私個人的には,やはり,「孤独と退屈を受け入れる」ことかなあと思ってます.その実,非常に難しいのですが,これが人生の本質というか,仕事をしているうちは,そうも行かないことが定年後には,実現可能になって,理想というか本質に近づく感じすらしています.

 逆に言えば,定年前は,そうも行かないってことで,そういう現実を素直に受け入れて,定年までは頑張ればいいんじゃないですかね.そして,お腹一杯になって満足して,定年後は,また違う人生を送るといういいとこどり(笑)です.

 もちろん,定年後,何をするでもなく過ごしていて,つまらなくなったり,何かやりたいことが出てきたら,またやればいいし,要は,回りの余計な雑音に惑わされず,自分の欲求に素直に従うということでいいんだと思います(結局,これも「素養の問題」ということになる).

 問題は(私は関係ないですが),定年後,そういう生き方というか生活が配偶者などの家族に受け入れてもらえるか(邪険にされないで済むか(笑))ですが,ちゃんと話し合うことでしょうね.男は身の回りの世話をしてもらい,女は経済的サポートを得るというように依存し合うというのがこれまでの一般的なやり方だったんですが,これは男にはリスクが大きい(妻に先に死なれるとアウト)ので,避けた方がいいでしょう.一方,女性からすると,この点でも全然へっちゃらなんですよね.ただ,最大の問題は,「亭主元気で留守がいい」だった男が,定年後,家でごろごろしてることでしょうか(笑).

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6/5'18b
[日大問題]
(世の中)

 日大問題,まだやってるんですね.そんなに視聴率が獲れるってこと? 巨大組織日大を叩くというのが(しょぼい)国民には受けるんですかね.前監督とか理事長がターゲットということですが,日大ブランドがどうなるかというか,邪険にされたメディアとしては,日大を叩いて,日大の人気を失墜させたいってことなんでしょう.

 でも,大したことにはならないんじゃないですかね.だって,加計学園の獣医学部に受験者が殺到するような(情けない)世の中ですし,そもそも,ここで書いたように,日大って人気がある偏差値が高い大学じゃないわけで,偏差値が更に下がって,更に入りやすくなったら,○ホな学生がうじゃうじゃやってきて,(金儲けしたい)日大としては,それでOKでしょうからね.

 でも,「第一の人生」においては,そういう(しょぼい)世の中にある程度合わせることも必要で,例えば,私の成績が,日大や日大と同じくらいの偏差値の大学に受かるくらいだったら,日大を選ぶと思いますし,メディアが叩いて日大の偏差値が下がったら,ラッキーってなもんでしょう.

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6/5'18c
(資保)

 アメリカ株,強いですね.NYダウは2月の暴落前の水準にはまだ戻してませんが,今のメインは,NYダウではなく,アップルとかが上場してるNasdaqで,高値を更新してきました.

 去年の11月から,最大の震源地となり得るアメリカ株(Nasdaq)もウォッチしていて,売りになったと判断したときに売ろうと売る気満々なんですが,今のところ全然売りになりません.

 でも,いつか必ず売りになるので,ずっとウォッチはして行きます.

 ちなみに,日本株(非大手証券株pf)は,記号を見るとわかりますが,5/15に売って,6/1に一度手仕舞って,今日また売りました.

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6/5'18d
[アルゲリッチ(の人生)]
(ピアノ)

 ピアノプロジェのI東さんが今週末,熱海にアルゲリッチ聴きに行くということなんですが(でも,別府といい,温泉好き(笑)?),彼女って,もう室内楽しかやらないんですよね.ていうか,もう76なんですね...

 彼女のことは,このサイトで何度か書いたと思いますが,私がピアノというか音楽にどんどんのめり込んで行った中学とか高校の時に華々しく出てきて活躍していた,まさにスーパースターでした.グラモフォンの彼女のパネルがずっと部屋に飾ってありましたしね.

 彼女は,女性なんですが,そんなの関係ねーというか,そういうのを完全に超越したピアニストでした.ていうか,技巧はすごいし,力強くて荒々しいくらいで,むしろ男性的でしたね(でも,彼女のパネルが飾ってあったのは,もちろん,彼女が綺麗だったから(笑)).

 でも,多分,記憶が正しければ,彼女の生の演奏は,聴いたことないと思います.ケンプとかリヒテルとかホロヴィッツとかブレンデルとかポリーニとか,名だたる世界のピアニストの演奏は,一通り生で聴いたことがあると思うのですが,アルゲリッチの演奏を聴いたことがないのは,不思議な感じですが,まーたまたまですかね.

 昔は,生の演奏会によく行きましたが,最近は,ほとんど行きません.それは,かつてのように,生で聴いてみたい,というピアニストがいなくなったということもありますが,私の音楽活動の主体は,聴くことではなく弾くこと,ということが大きいですかね.

 もちろん,彼女は,まだ存命で,演奏が聴きたければ,行けばいいんですが,彼女,もうソロでは演奏してないんですよね? というか,76だし,かつてのような演奏をしてないのは明らかです.

 でも,何と言うか,それが彼女の人生というか,生き方というか,納得もするんですね.具体的には,若い頃は,技巧にものを言わせてバリバリ弾いていて(もちろん,ただバリバリ弾くのではなく,彼女独特の感性というか演奏だった),でも,そんなことをいつまでも続けるのではなく,40くらいになったら,室内楽にシフトしていって,更に60過ぎたら,コンクールや音楽祭を開いたり後進の育成をしたりという感じで,ちゃんと歳をとって,それに合わせてちゃんと生きてるんだと思います.

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6/6'18

 壮大な挑戦ですが,80になったとき,今と(そんなに)変わらないプレーをしたらとんでもないことになるとか言うより,単純にあるレベルでプレーができれば,つまりは,自分の思うようなプレーができれば,楽しいわけで,歳をとっても楽しいことがあるということでしょう.バドミントンに限らず,スキーでもゴルフでも,日常生活でも何でもそうですね.

 と書いて思ったんですが,別にスポーツなんかしなくても楽しいことは他にいくらでもあるし,寝たきりはともかく,自分の足で自由に歩けなくなって,家に引きこもったとしても,それなりに楽しく生きて行くことはできそうです.

 ですから,そんなに気張ることはなくて,でも,楽しいことは多い方がいいのは確かなので,これも無理せずできる範囲でってことですかね.

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6/6'18b
(日記)

 最近,調子は悪くなかったのですが,昨日あたりから具合が...で,活動度を見ると,かなり高くなっています.大したことしてないんですけどねー.

 客観的評価は正直ってことですかね.つまりは,疲れたら休めってことで,休めってことですかね.

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6/6'18c
[夢の技術?]
(経済)

 経済ニュース見てると(ほとんど早送りだけど),夢の技術というか,世の中,これからどんどん便利になるって感じですが,そのほとんどは,大して便利になるってわけでもないし(例えば,仮想通貨とか電気自動車とか枚挙にいとまなし),そもそも,騒いでる割に全然実現しませんよね.

 ロボットとかAIとか,もう何十年も前から言ってることだし,自動運転だって,一体いつになったら,という感じがしてきました.それは,30年前と今から30年後を想像すればわかることだし,10年前と10年後なら尚更で,しかも,経済も含めて,いろんなものが失速して行くわけですし,それどころか,経済危機が来て,後退することだってあるんじゃないですかね.

 そんな悲観的なこと言わずに明るく前向きに考えましょう,と言う人もいるかもしれませんが,明るく前向きに考えるのは,いいことばかりじゃないのは明らかで,例えば,将来,がんを治す特効薬が開発されるから,好き勝手なことしてがんになってもいいとはなりませんし,目先経済がいいから,ぱーっと景気よく行こうというのは,まさにそうで,経済ニュースで,(実際は暗いのに)明るい将来のような報道が多いのは,そういう背景があるわけです.

 逆に言えば,そういうことに騙されずに,しっかり対策をして行けば,(世の中は暗くても自分だけは)真に明るい未来が待ってると思いますよ.

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6/6'18d
[持続性]
(バドミントン, 体)

 ということで,というわけではないですが,もちろん,その気になったときは(あとで借金の取り立てが来ても)やればいい,というか,やってしまうのですが(そしたら,休めばいい),無理して頑張るのは(もう歳なので)やめようと思います.というのは,やっぱり,持続性が大事だと思うからです.

 思い返してみると,去年は,全日本教職員に出たんですが,準備というか,トレーニング(ぽいこと)したのは,せいぜい1,2ヶ月で,そんなことでは,何ともなるはずもなく,怪我するのが関の山で,試合後も,まずは怪我を治すということで,結局,そのままになってしまってるわけです.

 今年は,週二の練習をやめてから,無理せず週二くらいでやっているのですが,試合に合わせて頑張るとかすると去年の二の舞ってこともあるでしょうし,今日は,やる日だったんですが(でも雨でできないので練習に行こうかとも思ったのですが),体調が悪くて,こういうときは(もう歳なので)無理せず,とにかく続けて,もっと長いスパンでやって行こうという気になってきました.

 ということで,今年は(せっかく,牛木に登録してもらったけど)全日本教職員出ないことにしようと思います(愛知なので,結構,行きやすいんですが).そもそも,数ヶ月で何ともなるもんでもないし,来年出るとしても,今からだって,1年ちょっとしかないわけだし,まずは,しっかり体を作って,春先から県大会のシングルとかにも出てちゃんと調整した方がいいでしょう.

 レベル的には,全日本教職員で勝ち上がる,ということもありますが,やっぱり,ちゃんと藤原の相手ができるところまではもって行きたいです.彼はどんどん強くなっていて,彼と打ち始めた頃に戻すくらいでは,全然だめですし,そのくらいまで戻せれば,女子の準レギュラーの相手にもなると思うんですよね.

 イメージ的には,一番強かった40のときは,無理かもしれませんが,そこからちょっと(大分)落ちて,筑波大に来た時くらいですかね.実際,その頃,女子の準レギュラー(高校時代,県大会上位くらい)とよく打ってましたが,何とか勝ってましたからね.

 でも,バドミントンに対する理解というか,こうやれば強くなる,というのは,その時と今では全然違いますから,それを何とか競技力に繋げたいし,こうやればというのを藤原や女子の準レギュラーに伝えたいとも思うんですよね.

 でも,そう考えると,無理して,また怪我してしまいそうなので,持続性が大事ということで,無理せず,結果を求めず,淡々とやって行ければと思います.というか,やっと,そういう風にできるようになってきたってことですかね.

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6/7'18+
(日記)

 昨日,ゆっくり休んだら大分回復しました.やっぱ,疲れたら休めってことですかね.ほんと大したことしてないしてないのに,なんで疲れてるというかしんどいや,と思ってしまうんですが,そこを,もう歳ってことで,しんどいということは,疲れているということ,歳をとったんだから,大したことしてなくても疲れるんだと言い聞かせるって感じですかね.

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6/7'18b
(日運)

 記号で書いてるので,いちいち書かなくてもいいんですが,買いました.随分久しぶりで,いつ以来かなと思ったら,2/26以来なので,そうでもないですね.

 長期的には,売り中心でやって行こうとは思ってるのですが,一時的に買いと判断することもあって,そういうときは,躊躇なく買います(地震対策で中堅建設も).そういう意味では,とーっても現実主義(笑)ではあります.

 あっ,しまった.資保(大手商社)買い忘れた,やっぱり,何か間抜け,というか,ちゃんと対策しないと,と思ったのですが,あらためて見てみると,こちらは,買えるという判断はできませんでした.ですから,本格的に買える状況というわけではないんだと思います.

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6/7'18c
[大丈夫かよ?]

 今日の昼ご飯のとき,就職とか将来とかどうしたいの?みたいなことを学生と話したんですが,こいつら大丈夫かよ?感満載で,ほんと大丈夫なのかと思いますね.例えば,これから国家財政とか経済がどんどん厳しくなって行くって認識が全くないですし,家庭とか子供をもちたいから給料の高いところに就職したいとか,完全に騙されてるやん(教育無償化はどんどん進むし,家庭とか子供をもつのにそんなにお金かかりますか? というようなことを言ったら,それじゃあ税金足らなくなるじゃないですかと言った学生がいたので,見事に国家財政破綻に話が繋がった).このサイトを読んでる学生もいるみたいですが,一体何を読んでるんですかね?

 まあ,今日は,たまたま(DのN澤以外は)新入りだったからでしょうが(N澤は,私と同じようにこいつら大丈夫かと思ってきいてたでしょう(笑)),いつも言ってることは,今はとにかく一生懸命研究して,自分で考えて自分で何とかできる人間になっておくことです.最先端の研究以上にそういうスキルを磨けるものはありませんからね.そして,そうやって社会に出れば,世の中がやばいことになってもサバイブできるどころか,圧倒的なアドヴァンテージをもつことになるでしょう.でも,今のままでは,ほんとやばいですよ.

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6/7'18d
[プロトタイプ]

 定年後問題ですが,メディアとかで言ってるのは,とにかく「人との繋がり」をもちなさいってことです.でも,これこそ「人それぞれ」でしょう.こういうプロトタイプな言い方が多様性を失わせてどんどんのっぺらぼう的で実質を伴わないことになってるってことにどうして気づかないんでしょうね.

 でも,ちゃんと考えられる人間なら,そんな単純な話でないことは,わかってるわけで,つまりは,メディアが言うことは,よく言えば,最大公約数的,悪く言えば,どうしたらいいかわからない自分の頭で考えられない人向けの「十把一絡げ」的なことなわけで,どちらが実質的利益を得るかは,火を見るより明らかでしょう.

 ちなみに,私個人的には,自分の特性や実質的なことも考えれば,(何度も書いてますが)「一人,時々,みんな」です.でも,上で書いたような世の中のぐだぐだぶりを見てると「一人」の割合をもっと増やしていこうかなという感じです.つまりは,人との繋がりをもちなさい,即ち,「みんな」の割合を増やしなさいというメディアとは,真逆ってことですね.

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6/7'18e
(大学)

 採って良かった 人事が選ぶ大学、首位は筑波大という記事が載ってました(しかも,この記事へのアクセス数も1位).悪い気はしませんが,大学の誰かが自分の成果のように喜ぶかと思うと,あんまりいい気はしませんね(笑).

 ていうか,実質的には,大した意味はありません.確かに横断的なカリキュラムでつぶしがきく人材を輩出してるということはありますが,そんなのずっと前からそうだし,前回17位ということですから,そこから何かが急に変わったわけでもないし,得点を見ると上位は僅差で,1位とか17位に大きな違いはないと見るのが妥当なところでしょう.

 更に,私が所属する大学がどういう評価を受けるか,ということも,個人的には,ほとんど関係ありません.だって,評価を受けるべきは,本人であって,その人が所属する大学ではない(いわゆる大学ランキング以外のところで大学が評価されれば,多少は優秀な学生が入ってくるというくらいだが,末端の一研究室には,ほとんど無関係)ですし,もっと言えば,大学ランキングも含めて,自分が所属する大学がどうとか言う人は,自分自身の教育や研究に自信がない人でしょう(ちょっと言い過ぎ?).

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6/7'18f
重大な決断
(研究)

 トラブルというほどのことではないですが,研究というか,論文を書くということに関して,ちょっとめんどくさいことがあって,もういろいろめんどくさいことはめんどくさいので,ある重大な決断をすることにしました.

 でも,よくよく考えてみれば,当たり前というか,実質的という感じもしていて,そういう意味では,別に重大というようなことでもなくて,これも人生を生きて行く上で,無駄で余計なものから解放されてどんどん自由に実質的になって行くという一貫した流れの一つでしょうか.

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 重大な決断というのは,もう「論文を書かない」ということです.えー!?研究者なのにそんなことでいいの?という声がきこえてきそうですが,論文を書く意味って何ですか? I.F.とかポイントを稼いで昇進するため? それって,あまりにしょぼくないですか?

 そんなことより重要なのは,出した成果を多くの人に知らせることですよね.だったら,今はインターネットもあるし,ウェブサイトで公開すればいいじゃないですか.そんなことでは,信用が得られない? でも,それは,読む人の問題ですよね.

 ちゃんとしたジャーナルで査読を受けた論文なら信用できるけど,ウェブじゃあ信用できない? それって,そういうことを判断する能力がないってことですし,いずれにしても,他の人のことは,知ったこっちゃありません.

 でも,そんな暴挙?に出られるのも,既に私に業績があって,(おそらく)信用もあって,もっと言えば,もう論文書かなくて済むのも,昇進してしまってるからやろ,と(特に若い人は)思うでしょうね.そうかもしれません.

 でも,それがこのサイトで何度か書いた「バランス感覚」というか,状況に合わせて要領よく振る舞うというと語弊があるかもしれませんが,要は,名ではなく実をとりたいんですよ.実際,もう(査読)論文は,書かないと思いますが,逆に研究成果の発表は,ウェブを通してがんがんやって行きたいと思いますし,こういう形なら,定年後もずっと情報発信を続けて行けますし,それこそが真に私がやりたいことだと気づいたのかもしれません.

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 何があったのかと言うと,今年の3月に修士を出た学生なんですが,絶対に世に出さないといけない貴重な成果なので,査読論文に書いて残しておかないといけないんですが,彼が書かないと言うので(それはそれでしょうがないので),じゃあ,私が書くから図表だけ作ってくれと言って,それは,引き受けてくれたんですが,結局それもやらず,そのまま卒業,就職して,その後も何とかやりますと言いながら,既にこの時期というわけです.

 修論出して,モチベーションが落ちるのも,就職して研修とかで超忙しい中,やるのが厳しいのもわかりますが,そんな感じで,ちゃんとやって行けるのかと心配になります.結局,修士をとるために研究してたってことになるわけで(報酬),自分が出した成果を世に知らせたいとか(人との繋がり),論文という形にしたい(内的熟達)というのがないとしたら,これから相当しんどい思いをすることになるでしょうし,そういうことを散々話してきたのにと思うと,ちょっと残念ですかね.

 でも,かわいい学生だろうと,自分の子供だろうと,結局は,別人格というか,私自身ではないわけで(当たり前),私自身については,思いが伝わらなかったのは残念ですが,今回の決断に繋がった重要というか実質的なことに気づけたので,よしとすることにしますか.

 おそらく,似たような経験は,多くの先生達がなさっていて,せっかくいい結果が出たのに,大会梗概集止まり,あるいは,全く対外発表なしというあってはならないことが多く起こってるわけで,それを何とかしたいということがあります.

 もちろん,データ収集やデータ解析から,全部自分でやって,図表も作って,ってやれば,できるんですが,学生10人を抱え,一人一人に研究テーマを与えて指導する上に,今の大学の研究以外の雑務を考えると,そんなこともう無理なわけで,じゃあ,貴重な研究成果を世に出すには,どうしたらいいかと考えたとき,このような結論に至ったということです.

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 でも,念のために言っておくと,これは,「既に業績があって,(おそらく)信用もあって,もう昇進してしまった」私だからできることで(更には,幸い,研究室のウェブサイトに常時多くのアクセスがあるということもあります),若い人達には,お薦めしません.確かに今の実質を伴わない量的評価には辟易ですが,そこは「バランス感覚」を発揮して,要領よく乗り切ってください.具体的には,ポイントを稼ぐ研究とほんとにやりたい研究をうまく組み合わせることですかねー.

 もちろん,「もう論文を書かない」というわけではなくて,成果が出て,やる気がある学生が査読論文書きたいと言えば(ほんとは,私が書いた方が早いけど),指導はいくらでもするので,頑張ってばんばん出してください.というか,それこそが私が望むところです.あとは,大分手直しは必要だけど,一応書いて卒業した学生の論文が何編かあるので,そこまでは頑張って出しておこうとは思います.

 それに,優秀でやる気のある学生はたくさんいるので,実際のところは,査読論文は出ると思いますし,それだけで充分過ぎる「定量的評価」は得られるでしょう(なーんだって感じ?).つまり,更にその先の話というか,そんなにやる気がなくて,対外論文を書かずに卒業してしまった学生の成果をどうやって情報発信するかってことですかね(そういう意味では,ウェブサイトを見ると,誰がそういう学生だったかが如実にわかることになるでしょう).

 ただ,論文ではなく,ウェブ公開にすることで,問題があるとすれば,成果を「盗まれる」可能性があるということでしょう.ですから,最低限,大会梗概集に出た「既発表」のものに限られると思いますし,これからそういうことがあれば,そこだけは,私が頑張ってやるしかないですが,過去の埋もれてしまったものは,しょうがないですかねー(でも,これもほんとは何とかしたい).

 あとは,やはり,いくらウェブ公開とは言え,信用性が高い,具体的には,再現性があるものには,しないといけないでしょう(STAP細胞できたっ言うだけなら誰でもできる).でも,その点に関しても,ウェブには,体裁などに制限がなくて,元になるデータをワーっと載せたりリンクを貼ったりできるので,却ってやりやすいんじゃないですかね.ただ,論文向けに体裁を「整える」必要もないので,見てくれは...って感じになるかもしれませんが,まあそれは勘弁って感じですかね.

 あとは,ウェブ公開ということで,専門家しかわからないのではなく,ある程度の知力があれば,理解できるようにはしたいですかね.つまり,重要な研究成果を世に伝えるという意味では,査読論文なんか書くより,より多くの人に伝わるとも言えます.

 ということで,近いうちに研究室のサイトの大規模改修工事?ということになります.体裁とか見てくれではなく,言いたいことや伝えたいことが明確に伝わる非常に実質的なウェブサイトだと言ってくれる人が多いんですが,階層や構造がものすごく複雑になってるのも事実なので,ちゃんと整理したいということがありますし,なんとなくこんな感じになるんじゃないかな的な明確なイメージもあります.

 このサイト(今この記事を書いてるサイト)が,私という人間というか,広い意味での私のいろんな考え全般を発信する場であるのなら,研究室のサイトが私の研究の情報発信をするサイトになるわけで,これからは,このサイト同様,私の中でもっと比重が大きなものになるんだと思います.大事なことに気づいたり,面白いことを思いついたりしたときに書かずにおれないのがこのサイトなのなら,重要な研究成果を世に伝えたいというのも同様なはずですからね.

 とか言っておきながら,本質的に怠け者(笑)の私ですから,どうなることやら...という気もしますが,結局,これも「その気」になるかどうかってことで,でも,ここでこんなこと書いてるってことで,その気になった,ってことじゃないかと思うんですが,どうなんですかね?

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6/7'18g
(野球)

 ライオンズは,(予想通り)交流戦で(レベルが低いセリーグ投手相手に)打線が復活した感じで,それでも,一瞬日ハムにゲーム差なし(勝率で辛うじて1位を死守)まで迫られたのですが,今は2ゲーム差になっています.でも,今日も何とか横浜相手に打ち勝ったみたいですが,野球はやはりピッチャーで,こんな勝ち方では,ちょっと先が思いやられますかねー.

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6/7'18h
[芸能人の不祥事]
(芸能, スポーツ)

 芸能人の不祥事が絶えませんね.でも,そもそも,芸能人ってどういう人達ですか? 人の模範となるような素養をもった人達ですか? 全然違いますよね.でも,そういう人達が「有名」になって,世の若い人達の憧れとかリーダー的なもの,みたいなとんでもないことになってるわけで,ちゃんと考え直した方がいいんじゃないですかね.

 昔のアイドルは,ただ歌を歌うだけで,何かしゃべったりとかは,ほとんどなかったので,それはそれで問題なかったんですが(まさにアイドル(偶像)),最近は,しゃべりもできるというか,それなりに面白いことも言えるみたいなことが求められてて,逆におかしなことになってる気がします.

 同じようなことは,スポーツ選手にも言えるんですが,スポーツ選手は,芸能人とは違って,顔や姿が綺麗とか格好いいというだけではないのですが,勘違いする奴はいっぱいいるんで,注意が必要なのは,同じですかね.

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 芸能というか,別の話題としては,アメリカのミスコンが水着審査をやめるというニュースが流れてました.セクハラとか反女性蔑視の風潮によるものということで,これからは,容姿でなく内面で審査するとか言ってる審査員もいるみたいですが,なんやそれ? だったら,ミスコン自体をやめるべきでしょう.

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6/8'18=
(日運)

 たった一日で手仕舞いました(1.4%のマイナス).つまり「騙し」だったわけですね.そして,こういうことはよくあります.

 私が売ったとか買ったとか言うと,売ったのに下がらないじゃないか,買ったのに上がらないじゃないか,と言う人もいるんですが,そんなの当たり前の話です.百発百中なわけないし,百発百中である必要もありません.勝ったり負けたりする中で,トータルでプラスになればいいだけの話です.実際,勝率は,5割を僅かに越えるくらいで,勝つときの利益率が負けるときの損失率を僅かに上回ることで,機会を増やして複利でその差を拡大するという数理モデルなわけですからね.

 ちなみに今年の戦績は,ここまで9勝5敗で(と書いて,勝率が結構高いのにちょっとびっくり),利回りは,年利で14.1%なので,まあまあですが,しょーじき,全然物足りないですね.そういえば,マネックスの仮想通貨絡みで地雷を踏んだのも痛かったですかね(そこまでは,年利50%ペース).

 でも,やることは,一日10分だけ流れを判断するだけですから,淡々とやって行って,これも「気づいたら」ということでしょうか.

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 でも,思ったのは,今回は,騙しだったかもしれないんですが,それもまだわからない.つまり,昨日が正しくて,今日の手仕舞いが騙しかもしれないわけで,つまりは,たった一日,というか,終値で判断ということは,一瞬で流れが変わることもあるってことです.

 そして,それは,何でもそうなんでしょう.野球でもたった一つのプレーで流れが変わってしまうことがあるし,人生でもそうですね.つまり,チャンスを逃さないってことで,そのためには,空振りをする(振らなきゃ当たらない),つまり,騙しに合うことも必要ということです.

 つまり,騙されることも必要ということなんで,世の中を生きて行く上で騙されないというのとは,全然違ってて面白いんですが,これは単なる「言葉の問題」かな.

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6/8'18b
[奴隷制度]

 世の中とか経済の動きを見てると,企業は,そこで働く人ではなく,「会社」が儲かることを第一義としてるわけで,結局,極一部の人間が庶民を騙して奴隷のようにこき使ってのうのうと過ごしているという昔からの構図は,全然変わってないんだなと思いますね.そういう中でどうしたらいいか,ですが,そういう世の中を何とかする政治がこの体たらくですから,そういう世の中とうまく距離をとるしかないんでしょう.

 具体的には,3つのパターンでも書きましたが,やりたいことを見つけて,稼がず消費せず,というのが基本だと思います.極端な話,みんながそうすれば,会社は潤わず,「奴隷制度」は機能しませんからね.給料がいい会社に入って,奴隷のように働かされて,大した価値がないものに散財するというのは,最悪のパターンですが,敵も然る者,とにかく若い人達をそういう方向に誘導しようと必死なので,騙されるか(自分の頭でしっかり考えて)騙されないかってことですかね.

 それじゃあ,経済が衰退するじゃないか,と言う人もいるでしょう.その通りですが,心配は無用です.なぜなら,現実には,騙されて,というか,考える力がなくて奴隷となって働いてくれる人がいっぱいいる,というか,ほとんどはそういう人だからです.逆に言えば,騙されなければ,実利が得られるわけで,結局は,ゼロサムの中でバカを見る人間がいる分,そうでない人間が潤うということなんですが,まあしょうがないですかね.つまりは,みんな幸せになることはできないってことで,シビアな世の中になって来たもんですね.

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6/8'18c
[ペットボトル飲料]

 先日のバドミントン部の総会のときも話したんですが,会議とかに出ると,自前で机の上にペットボトル飲料置いて飲んでる人いますよね.(意識が高い?)大学の会議でも半分くらいの人がそんな感じですが(一方で,自分の水筒を持参してる人も結構いる),私の中の感覚では,ちょっと信じられません.

 コンビニで売ってるものは,だいたいがアウトと書きましたが,ということは,ペットボトル飲料も然りということですし,自動販売機で売ってるものなら尚更です.炭酸とか果汁飲料は,角砂糖10何個分というものすごい量の糖が入ってますし,お茶とかでさえ,何日,何十日も前に「工場で生産」された添加物入りの「工業製品」です.そういう原価数円のふるーい添加物入りの飲み物を100何十円という値段で買って飲む,そうしてることを堂々と皆の前に晒す,信じられません.

 それこそ,水道水汲んできて飲んだ方がよっぽどましなんじゃないですかね.私は,飲み物を常時持ち歩くことはしてませんが,もって行くときは,浄水器を通した水に粉茶を溶かしてもって行きます.原価はそれこそ数円ですし,お茶本来の苦みがあっておいしいですよ(でも,もっていくのを忘れることもあるし,出先でしょうがないときもあるし,先方から出されることもあるので,そういうときは,たまには毒も入れとくかと思って飲む.つまり,拘りすぎないことも大事).

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6/8'18d
[受け皿としての研究所]

 じゃあ,どうしたらいいかですが,私だったら,やりたいこと見つけて研究者になります.というか,実際,そうしたわけですからね.そして,それは,大正解でした.研究者以外でも芸術家とかスポーツ関係とか,丹念に探せば,金にはならないけど,食べて行けるポストとか仕事あるんじゃないですかね.でも,研究者とか芸術家とか,誰もがなれるわけじゃないし,ってことなんでしょうね.

 そうすると,現実的には,民間企業じゃないとすると,公務員ってことなんでしょうが,霞ヶ関の官僚になれば,仕事のやり甲斐とか面白さがあるでしょうが,地方公務員とかだと,会社の利益か公共の利益という違いはあっても,実際の働き方,即ち,やりたいことができるか,それを自分で選べるか,働く量をコントロールできるか,という点では,あまり変わらない気がします.

 そうなると,パターン2や3のように,派遣社員やバイトで必要最低限働いて,残りの時間でやりたいことやる,あるいは,淡々と日々を過ごしていくってことで,これはこれでありだと思うんですが,現実問題,ちょっと躊躇しますよね.ほんと,そういう受け皿がないものかと思うのですが,じゃあ,作っちゃえってことで,自分で会社を作るってことなんですが,それはそれで大変か.

 で,思ったんですが,このサイトで書いた「研究所」がそういう受け皿になるんだなとは思いました.当初の目的は,「私が」定年後も研究活動を続けていくためのもの,地震防災という何十年,何百年と持続的に続けて行かないといけないことをやるためのものだったんですが,私の研究室の卒業生をはじめとして,そういう働き方をしたいという人を受け入れれば,彼らにとってもそういうメリットがあるわけです.

 問題は,どうやって稼ぐかですが,コンサルとか講演活動とかやればいいんで,それはできると思います.「運用部門」を作って,そこで稼ぐこともできるかもしれませんしね.

 うーん,でも,やっぱ,ちょっとめんどくさいかなあ(笑).つまりは,仕事は,定年までにやり切って,その後は,違った生き方をしてみたいとも思うんですよね.

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6/9'18
[何に疲れるかは明らか]
(日記)

 昨日からウェブサーバーに繋がらないので,昨日の分も含めて(今日や明日の分も)アップするのは,月曜日になってしまうかもしれません(全学停電のときみたいなイメージ?).

 なんか,また疲れてしまいました.で,今日は,休んでいたんですが,休めば回復するものです.でも,こうも簡単に疲れてしまうのでは,ほんと大したことはできないなと思うのですが,もうそれはしょうがないんでしょうか.

 でも,何に疲れるかは明らかで(しょーもない会議ってのもあるんですが),それは,人間関係です.大学なのに,そんなシビアな人間関係なの?と思う人もいるかもしれません.そう,多分ですが,民間企業に比べれば,全然大したことないんだと思います.そもそも,もう何十年もいわゆる「上司」はいないわけですからね(一国一城のなんとか).

 だとすると,ストレスを与えられる人間関係は,「部下」ってことになります.というか,私には,部下もいないのですが,学生はいます.そして,学生ということは,自分の子供みたいなもので,愛情も感じますし,彼らには,ほんとに幸せになって欲しいし,具体的には,研究室で最先端の研究をすることで能力を磨いて,社会に出て,いい人生を送って欲しいと思うんですね.

 そして,多くの学生がそれに応えてくれるわけで,こんなにやり甲斐のある仕事はないと思うのですが,数は少なくても,そうでもない学生もいて,研究が進む進まないということならともかく,それ以前のことになると,これがどうにもストレスで,そこにエネルギーの大半をもって行かれる有様です.

 まあ,そういういいところも,そうでないところも,どのみちあと9年弱なんですが,逆に言えば,そういうストレスを排除するには,いいところもまとめて失う必要があるってことですね.孤独と退屈を受け入れるというのは,そういうことですし,それはそれでありという気もするんですね.

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6/9'18b
(サッカー, 世の中)

 スイス戦を(早送りしながらざっと)見たんですが,南アのときのイングランド戦みたいな何か「おっ」と思うようなこともなく,力の差は歴然ってことですね.どういうサッカーをするかってことはあるんですが,それ以前の話って感じですかねー.何か隠し持ってるってことは...ないか...一応,パラグアイ戦も見てみる?

 惨敗した4年前からメンツは変わらず,その多くがピークアウトして年老いた状況ですからね.そもそも,本田や香川をはずしたおかげで予選を抜けてWCに出られたわけで,それを今更,ビッグ3とか言って元に戻すようじゃ,勝つためではなく,それ以外の何かのためにやってるとしか思えません.

 でも,一つ思ったのは,別段日本を応援することもなく,全く「ニュートラル」で見られて,それは悪くないですね.日本が負ければ,ほーら,言った通りになったでしょ,ってなりますし,日本が勝てば,それはそれでいいですからね.

 そして,思ったんですが,これからの日本社会というか経済も,そういうところがあるんだと思います.つまり,日本という国や日本経済が沈んで行けば,ほーら,言った通りになったでしょ,となるとともに(おそらく)個人的には,かなり「儲かる」のでしょうし,意外と頑張れば,それはそれでいいですからね.

 ちなみに,意外と頑張ったとき,私が儲かるか,ですが,売り中心なので,日本経済が没落すると儲かるってことなんですが,意外と頑張ると判断したときは,買うので,それでも儲かるのかもしれません.でも,ここまでは,意外と頑張るというよりは,日銀とか政府が変なことして無理矢理持ち上げてるわけで,そういう意味では,正直,あんまり儲かってはいないのですが,そういうことをすればするほど,あとから大変なことになると思ってるので,これからが勝負ってことですかね.

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(経済, 日運)

 ちなみに,ものすごくシンプルにAベノミクスで唯一の成果?である過剰な円高の是正のときだけ日経225を買って,それ以降の黒田バズーカや日銀のETF買いなど,やるべきでないことに対して売ったとすると,

 

を見ると,最初の買いで10000円から15000円と1.5倍になり,その後,更に1.5倍になってますから,トントン,ではなく,売りは,15000円で売って1.5倍の22500円になってるので15000円から22500-15000=7500円の損,つまり半分になってるので,1.5*0.5=0.75,つまり,25%の損ですね.

 でも,実際のpfのパフォーマンスは,Aベノミクス以降で,だいたい2倍にはなってますから,単に売り続けたわけではなく,買うときは買って,それなりにうまく乗っかって来たってことですかね.

 もちろん,日経225とpfの値動きの違いもあるのですが,現状では,Aベノミクス開始時に日経225を「ただ買っただけ」よりもパフォーマンスが低いのは,黒田バズーカとか,日銀とか政府がやるべきでないことをしたためとは言え,ちょっと情けないし,5年で2倍ということは,年利(たった)15%ってことなので,やっぱり,勝負はこれからってことですね.

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(野球)

 中日の松坂が古巣(ソフトバンク)相手に好投して勝利ってことなんですが,いわゆる「恩返し」というのとは違いますよね.ソフトバンク時代は,何億ももらっておきながら,全く活躍できず,対戦相手になって,好投されて,ソフトバンクにしてみれば,なんだよ〜って感じじゃないですかね(ライオンズ的にはOKですが(笑)).

 ちなみに,松坂の「好投」なんですが,どうなんでしょうか? ぶくぶく太って体の切れはないし,それを無理矢理頭を振って投げてる感じで,球も全然行ってませんよね.でも,打たれても相手がチャンスを潰してなんとか何点かに抑えて,見方が打って,勝ってるだけのような気もしますが.

 ただ,打ち取った場面を見てると,カットボールを多投してるみたいで,要は,新たな変化球というか,カットボールがよくなったってことですかね.

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(PC)

 最近,スカイプで,「お客様の連絡先は最近あまりアクティブでないようです」って出てくるんですが,なんなんですかね? スカイプは,学生との連絡,例えば,学生が今研究の相談に行っていいですか?とか連絡してくるんで,めっちゃ使ってるというか「アクティブ」なはずなんですけどね.

 電話してないってこと? 要は,金使えっこと? でも,「お客様の連絡先は最近あまりアクティブでないようです」とか言って,じゃあ,電話しようか,なんと思う人いるんですかね? ○ホじゃないの?(でも,ロハで使わせてもらってるんで,しょうがないか)

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6/9'18c
[終わってる]

 終わった人ですが,中身は知らないし興味もないのですが,おそらく,定年で会社をやめて「終わった人」ということなんでしょうが,まだまだ終わってないぞーって頑張るという話なんでしょう.でも,終わってると思いますよ.

 私自身,もう「終わってる」とは,何度も書いてきました.具体的には,人生50年ということで,(第一の)人生が終わったということですね.そう思ったのは,実際50くらいのときだったかな.「はい,終了ー」という鐘の音が聞こえた感じでした.

 実際,もうこれ以上,偉くなることもないし,偉くなりたくもないし,頑張って何かすることで何かいいことがあることもないし,恋愛することもない(自分が誰かを好きになることがあったとしても相手からすると私がもうそういう対象ではない)だろうし,夢も希望もないってなもんですが,これまで楽しかったし,充分満足する結果も得られたし,そもそも,夢とか希望とか要らないし,自由で気ままな「第二の人生」が始まる,つまり,これまで以上に楽しくなるんじゃないかと思うんですよね.

 そもそも,終わってるのに終わってないとか言って悪あがき(その実態は年金が足らなくて働かされるだけ)するのではなく,終わってるということを素直に受け入れてどうするかなわけですからね.

 むしろ,定年までまだしばらくあるので,そういうこととのギャップの方がしんどいですかね.研究や学生の研究指導は,(第一だろうが第二だろうが)やりたいことなので,それができるのはいいんですが,それ以外のしょーもないお仕事が...そういうのが早く「終わって」欲しいものです.

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6/9'18d
[SNSが人類を]

 東日本大震災のあたりから,世の中がどんどんおかしな方向に行き始めたと再三書いて来ました.復興に便乗する偽善者で溢れ,○カの一つ覚えの反原発運動とか,世のため人のために行動しなさいとか,ほんとは違う考えをもっていても言いたいことが言えないみたいな.

 でも,最初は,東日本大震災がきっかけかとも思ったんですが,違うような気がしてきました.というか,もっと大きな社会的なことが関係していて,それは,ツイッターとかFBとかインスタとかのSNSの普及なんじゃないですかね.

 私は,SNSは,全くやらないんですが(連絡用にFBのアカウントはもってるけど,書き込みは一切しない),明確な理由があって,それは,SNSが「他人の評価を求める」からです.私は,そんなの鬱陶しいだけなんですが,SNSやってる人は,「いいね」とか他人の(高)評価が欲しいわけですよね.それって,しょぼくないですか?(毒)

 それ以上に,何が問題かと言うと,他人の評価が欲しくて,自分の意見?を書いてると,それは,もはや,自分の意見ではなく,他人に評価される意見?ってことで,そんなことで,いいものが生まれるわけないどころか,どんどんおかしなことになっていくし,実際,SNSの主流の意見?で世論が決まるみたいなおかしなことになって来てるわけです.そのうち,戦争しようとか言い出す奴,出てくるんじゃないですかね.

 まずくないですか? でも,SNSは麻薬みたいなものらしく,「いいね」が欲しくてやめられないんだそうです(ほんとしょぼいな).こんな感じだと,SNSが人類を滅ぼす,というのは,言い過ぎですかね.

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6/9'18e
[しんどくてもやれること]

 やりたいことを見つけることが人生の成功の鍵だと思うのですが,やりたいことと言ってもよくわかんない人が多いんだと思います.一つのヒントとしては,「しんどくてもやれること」ってことじゃないですかね.

 例えば,ピアノだったら,練習自体はしんどいと思っても,何とか一日中弾いてられるとか,バドミントンだったら,練習やトレーニングはきついけど何とかやれる,みたいな.そういう意味では,私は,ピアノは,弾きたいですが,一日中は無理だし,バドミントンも,例えば,筑波大バドミントン部と同じ量の練習やトレーニングをすることはできないし,スキーのシーズン滑走日数もどんなに頑張っても20日がやっとで(東京で準指を受けてて,一番行ったときも30には届かなかった),行ってる人は,軽く50は行ってるので,いずれも「やりたいこと」ではなかったことになります.

 でも,研究なら一日中できたわけで,実際,それを仕事にして成功した(と言い切る)わけですからね.

 もちろん,仕事にするには,ある程度,得意であることも必要だとは思うのですが,一日中できるんだったら,食べて行けるくらいには,なれるんじゃないですかね? 実際,成功した人達を見てると,なんでそんなことができるんだ?というよりは,何でそんなにやってられるんだ?という印象の方が強いですからね.

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6/10'18
[そんなことやって何かいいことあるの?]

 あるいは,そんなことやって何かいいことあるの?ということでもやりたければやればいいし,それこそがやりたいことでしょう.今,この文章を書いてることもそうですし,私がピアノやバドミントンやスキーやゴルフやっても別段何も「いいこと」なんかないし,それは,研究ですらそうだし,それでもやるってことは,やりたいってことでしょう.相場を張ってうまく行けば儲かるじゃないかと言う人もいるかもしれませんが,必要以上のお金は要りませんから,儲かっても別段何かいいことがあるわけではありません.

 逆にこれをやると何かいいことがある,例えば,勉強したら東大に入れるとか,研究して論文書いたら昇進できるとか,バドミントン頑張ったらオリンピックに出られるとか,そういう「報酬」は,逆にモチベーションを低下させるし,結局,いいこと,即ち,結果に繋がらないことが多いし,そのときの目先の結果は得られても人生的には大したことにならない可能性が大きいでしょう.つまりは,勉強でも研究でもスポーツでも,それそのものを面白い,やりたいと思えるかってことで,そうでなければ,大したことにはならないと思いますよ(でも,実際には,多くの人が「報酬」をぶら下げられ,回りから期待とかされて,苦しい思いをしてやらされているのが実態でしょうが).

 じゃあ,ただ遊んでるだけってのがやりたいことならそれでもいいのか,ってことですが,究極的にはそうですが,そういう人は,誰でもできるきつくてしんどい仕事をさせられてこき使われるのがオチですから,結局は,何をやりたいのかでその人の素養が決まるというとてもシビアな話でもあります.

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6/10'18b
[補う何かがどうしても必要]

 歳をとると体力も知力も気力も何もかも衰えて行きます.いやいや,そんなこと言うんじゃなくて,(年金が足らないから)歳とっても頑張れという風潮ですが,そんなことして体壊して病気になって医療費使い込んだら,却って迷惑をかけるだけです.

 ですから,歳をとると体力も知力も気力も何もかも衰えて行くことを受け入れて,どうするかってことなんですが,「ただ歳をとって衰えるだけ」だとあまりに悲惨で,それを補う何かがどうしても必要ということになります.

 今の世の中,資本主義社会ですから,お金があれば,食べて行くことはできます.資本主義は,いろいろ問題があるのですが,年寄りにとっては,お金とか持ち家とかの財産という形で衰えを補うことができるのは,評価ができると書きました.

 でも,人口が増えて長期的に不動産が値上がりしてきた,その一方で,物価が下がっていくというデフレ時代は,それでよかったのでしょうが,これからは,そうは行きません.その上,目先の経済を回すために将来にどんどんツケを回してる今の状態は,どこかで必ず行き詰まって,経済危機や経済破綻を招くのは目に見えていますしね.

 お金や財産じゃだめなら,何かと言うと,やっぱり,稼ぐ力ってことなんでしょうか? だったら,冒頭の年寄りも頑張って働けってこと? でも,体力も知力も気力も衰えて行く中で,どうやって(体も心も壊さずに)稼ぐ? そこがポイントかもしれませんね.

 年寄りということは,長い間,生きてきたわけで,その間に,何かそういうものを身につけてきたかということでしょうか.会社とか組織で偉くなって,いっぱい給料もらうようになったけど,定年とかで,そういう傘がはずれても稼げるのかってことですかね.そう考えると,多くの人は,厳しい感じがします.

 そういう意味では,稼がなくても,経済感覚を発揮して,支出をコントロールできるというのは,一つの大きなスキルでしょうね.節約とかそういうことじゃなくて,真の価値がわかるということで,逆に言えば,大して価値がないものにお金を払わないと生きて行けない,例えば,いい車に乗ってないと,年に数回は海外旅行に行かないと惨めな気分になるとかいう人は,相当やばいということでしょう.要は,そんなことするために余計な金を稼ぐこと以外に大事なこと,やる価値があると思うことないんかいってことですかね.

 結局は,生き方みたいなことになって来るんだと思います.つまりは,歳をとって衰えても,動じずにそれを受け入れて,世の中の風潮に流されずに,自分の信念に従って,自信を持って生きて行けるか,ってことですかね.

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6/11'18
(このサイト)

 ようやくウェブサーバーに繋がったので,6/8〜6/10の記事をまとめてアップしました.このサイトの記事を書くのに費やしているのは,1日せいぜい1, 2時間だと思いますが,3日間だとそこそこの量になりますね.

 というか,よくもまあ,(ほぼ)毎日,書くことがあるもんだとも思います(笑).

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6/11'18b
[自殺者急増]

 自殺者,それもアメリカ,それも著名人の自殺が急増してるとの報道です.金持ちになるとかの物質的成功は,今更言うまでもなく,名誉とか人から評価されるような成功でも幸せになれない,もっと言えば,人生そのものの無意味さにようやく気づいてきたってことじゃないですかね.

 でも,何度も同じことを書きますが,自殺だけは絶対にだめです.人生に意味がないこと,人生所詮退屈しのぎであることに気づいたときは,愕然とするかもしれませんが,そういうことを「まず受け入れる」ことが肝要で,そういう中で「退屈で意味のない人生」をどうやって楽しく生きて行くか,ということなわけで,いろいろ工夫していくと,結構,面白いものですよ.

 単純に言えば,やっぱり,やりたいこと,やって面白いことを見つけることでしょう.やりたいのなら,明日もやりたいわけで,今日死ぬわけには行きませんからね.

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 私自身のことについて言うと,「人生所詮退屈しのぎ」ということに気づいたのは,30過ぎくらいですかね.ですから,それまでは,脳天気に(笑)過ごしてたんだと思います.

 今でも憶えてますが,研究室時代,つまり,20代中盤から後半,当時助手だったT才先生(現Y浜国大)と研究室のソファーのところで飲んでて,彼が「人間全て生まれながらにして全員死刑囚」というようなことを言って,そっか,最後はみんな死ぬんだから全くその通りだな,と思ったんですが,だからと言って,その時は,人生の無意味さとか虚しさを感じることは,全くなかったですね.

 深く考えなかったということもあるでしょうが,そのときは,研究が面白くて,いつか死ぬとしても,今はとにかく(今日も明日も)研究したかったですから,ある意味,これも「無敵」でしたね.

 逆に言えば,そういうものがなくなったときが怖いんですが,手を変え品を変え,いろいろそういうことをやってきて,結果として,ふつーの人だと考えられないくらいいろんなことをやることになったということなんですが,別にそんなにたくさんは必要なくて,一つでもそういうものがあれば,大丈夫だと思います.

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6/11'18c
[自信がある?]

 世の中の風潮に流されずに,自分の信念に従って,自信を持って生きて行けるかと書きましたが,私自身について言えば,別に自信があるとか,そういうことじゃないんですよねー.

 自信があるとかないとかじゃなくて,自分で考えたいというか,自分で決めたいというか,失敗してもいいから,そういうことを自分で引き受けたいってことですかね.実際,これまで,失敗というか,うまく行かないということは,いくらでもありましたからね.でも,そういうことも含めて楽しんだとも言えますけど.

 ですから,これは,私の生き方であって,別に人に勧めるとか強制するようなことではありません.でも,何も考えずにというのは,下手こく可能性が高いので,よく考えて,何かに従うということにするのであれば,それでもいいんだと思います.つまり,そういうことも含めて,よく考えるってことですね.

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6/11'18d
[忘れないように]

 すぐ忘れるので,忘れないように書いておくのですが(でも,ほんとは書かなくても忘れずに憶えておく必要がある),相変わらず,すぐ疲れるんですが,それでいい,というか,それがいいんだと思います.

 歳をとって,衰えているのは,紛れもない事実で,それは,定量的データを見れば明らかで,でも,そういう中で,疲れ知らず?で頑張って働いてたらどうなるでしょうか? 体を壊して病気になりますよね.実際,日本人の6割!が,がん,心臓病,脳卒中で亡くなってるわけですからね.

 つまりは,疲れるのは,それ以上頑張ると体壊して病気になるぞ,というサインで,有能なセンサーをもってるということなのです.問題は,疲れたときに休めるか,ですが,仕事をしてるとなかなかそうも行かないんですが,できる範囲で,ということですかね.

 疲れてもいい,疲れたら休めばいいと思うことで,気分も楽になりますし,休めばしっかり回復するので,結果的に活動度も上がると思います.

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6/12'18
[歴史的?]

 朝から,全世界が注目する?歴史的?米朝首脳会談一色なんですが,違和感ありますよね.自国民を虐げ続け,他国民を拉致し,核開発など国際ルールに違反するとんでもないことしてきた国の首脳が,「すみません,もう悪いことはしませんから許してください」とひざまずいて許しを請うのならともかく,悪いことをやめるというだけで「脚光を浴びる」なんてことは断じてあってはならないし,Tランプにしても,中間選挙に向けてのポイント稼ぎが見え見えですし,歴史的快挙?を成し遂げてノーベル平和賞受賞なんてのもおかしな話です.

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 会談が終わり,合意文書に署名ということなんですが,一体,何だったんですかね? 単なるショーじゃん.

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6/12'18b
[合法的に?]

 今朝のモーサテで,確定拠出年金を導入するところが3万社を越え,政府が想定する2万社を大きく上回ってきたと言ってました.ほらほらほらー,こうやって(株価が暴落することで)年金を(合法的に?)がっつり削っていくわけです.

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6/12'18c
[ずれまくり]

 やっと終わって,次のターゲットは,和歌山の女たらしの守銭奴という感じだったんですが,日大問題まだやってるんですね.メディアがやりたいのは,(この問題をしつこくやり続けることによる)日大ブランドの失墜と理事長降ろしみたいなんですが,既に書きましたが,もう問題がずれまくりです.

 問題は,どうしてあのようなあってはならないことが起こったかのはずですが,そこをすっ飛ばして,絶対的権力をもつ監督のパワハラが原因と決めつけて,そこをひたすら叩いてるわけです.いやいやいや,だったら,そんな運動部いくらでもあるでしょ.

 いくらでもあるどころか,強豪校の大半がそうだと思うのですが,あらためて思うのは,筑波大バドミントン部が強豪校であるにも関わらず,そういうこととは全く無縁どころか,いかにまともでちゃんとしたところか,ということですね.

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6/12'18d
[社会人になんかなりたくない]

 相撲をとってる女子大生が試合に負けて,努力しても報われないことがあるんだな,というようなことを言ったら,トレーナーか誰かに,社会に出たら,自分の思うようにならないことなんかいくらでもあると言われて,だったら社会人になんかなりたくないですーって言ってました(笑).

 世の多くの人にとってはそうなんでしょうが,私個人的に言えば,子供とか学生のときの方が親の言うことをきかないといけないとか,一日中,学校の机に縛り付けられるとか,試験を受けて評価されるとか,上下関係とか,よっぽど不自由だったし,社会人になってからの方が自分の思うように生きて来られたと思いますね.そして,年を経るに従って,その自由度はどんどん増して,今が一番幸せですし,これからもどんどんそうなって行くんだと思います.

 とか言うと,研究者になれる人間なんか極一部だよとか言う人もいるんでしょうが,別に研究者じゃなくても,やりたいこと見つけてやりたいことやったらいいじゃないですか.それじゃあ食べて行けない? ほんとですか? 食べて行くのにいくら必要ですか? 食べて行く以外に余計なお金使ってませんか? そして,その余計なお金稼ぐために(騙されて)こき使われてませんか?

 でも,やりたいことやるのは,ましてや,それで食べて行けるようになるのは大変ですよ.研究者なら,大学を卒業してから最低5年間は学生のままですし,その間に博士論文書かないといけませんからね.でも,やりたいことならいくらでもやるでしょうし,やりたいことがあるんだったら,それ以外の余計なことしてお金使ってる暇なんかないはずです.

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6/12'18e
[よく眠れない]
(日記)

 今が一番幸せなんですが,歳をとって疲れるのも事実で,これも補う何かという関係性ですかね.疲れる原因は,余計な人間関係というか,責任が重い仕事が増えたってことはあるんですが,「こんなしょーもないことやってられるか」ってなったら,(今いる学生を全員しっかり卒業させてから)すぱっと辞めることもできるんで,でも,実際にそうすることはないと思うのですが(多分),いざとなったらそういうこともできるという状況,つまり,仕事やめてももう何とか食べては行ける状況になったというのは大きいと思います.

 あとは,最近,というか,ここ数年ですが,よく眠れないというか,明け方に目が覚めることが多くなってきたのもしんどいですね(寝るときは,割とすぐ眠れる.というか,基本的には,眠くならないと寝ない).私の場合は,これまでずっと,よく眠るのが得意というか,そういうことでやってきたので,余計にしんどいです.

 歳をとると早く目が覚めるようになるとはよく言われるのですが,それならそれでいいんですが,私の場合,「一度目が覚める」というだけで,そこで起きて活動を始めるのではなく,しんどくてまたすぐ寝るので,ただ「よく眠れてない」というだけなんですよね.

 引っ越してから,部屋の日当たり,それも東向きなので朝方の日当たりがよくて,この時期は,日が長くなってくるのが原因かとも思ったのですが(だとしたら,遮光カーテンとか付ければいいだけの話),ちゃんと眠れる日もあるし,一度目が覚めるのは,明るくなったときとは限らず,まだ暗いときもあるので,あんまり関係ない気もするんですよねー.

 どこかで書きましたが,筋肉痛と同様,年寄りが朝早く目が覚めるのは,昼間の活動度が足りないからで,昼にしっかり活動すればいいってことなんですが,すぐ疲れるし,疲れたら休むってことで,どうしても活動度は減ってしまいますかね.

 でも,とにかく「疲れたら(できるだけ)休む,回復したら精力的に活動する」で行くことにしたので,しばらくこれで続けてみますか.

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6/12'18f
[練習に行きたいと思わない]
(バドミントン)

 バドミントンなんですが,ちゃんとした練習ができないのなら,練習は(打つのは),週一か二週一にして,しっかり体を動かして体を戻していくということでやり始めてるんですが,ペース的には,3日に1回,30分くらいで,でも,疲れてお休みということもあるので,結局,週二ってとこなんですが,割といい感じです.去年,全日本教職員前で怪我してしまったのは,1, 2ヶ月で何とかしようとして頻度が高すぎたってことなのかもしれません.

 でも,こんな程度で,どうなるもんでもないってことかもしれませんが,仕事とかいろんなこと考えると,今の私には,これが精一杯でしょうし,何より大事なのは,持続性なので,これなら続けられるということをとにかく続けることです.そういう意味では,今日はしんどいのでお休みってのも(歳をとると)大事なのかもしれません.そして,何年か経ったときに,ということでしょうか.

 で,気づいたんですが,練習に行きたいと思わなくなって来ました.もちろん,藤原が打ちたいと言えば,あるいは,ちゃんとした練習ができるのなら行きますが,そうでなかったら,こうやって,日々淡々と体作りしてる方がいいような気がするんですね.

 それで,大学に入ってバドミントンを始めてから,長い間,バドミントンしてなかった時期は,いつでどのくらいの長さかなあと考えたんですが,最近では,右股関節の怪我がひどかったとき,40代半ばに打つのが苦痛になって,一度完全にやめてしまったときとかあるんですが,一番長いのは,アメリカにいた1年間です.

 このときは,単にそういう環境がなかったというだけなんですが(探せばあったのかもしれませんが,あんまりそういう気にはならなかった),トレーニング的なことは,少ししていたと思います.そして,日本に戻ってきたときは,そこそこは打てましたね.

 もちろん,そのときとは,年齢は違いますが,「いつでも自転車に乗れる」,あるいは,小さい頃やってた野球ならいつでもできる的には,バドミントンももう何十年もやってるわけですし,そういうやり方もありかもしれません.でもやっぱり,二週一くらいでは,行った方がいいかなあ.まあ,これもその気になればってことでしょうか.

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6/12'18g
[カバレフスキーのピアノソナタ2番]
(ピアノ?)

 いろんな夢を見るんですが,ピアノを弾く夢も見ます.これもいろんなケースがあるんですが,なぜか,カバレフスキーのピアノソナタ2番が出てくることが多いんですよねー.

 曲のイメージもありますが,1ページ目の出だしの譜面(のようなもの)がよく出てきます.

 でも,別にこの曲が好きなわけでも弾きたいわけでもなんでもないし,つーか,「カバレフスキー節」なんで,正直,あんまり好きじゃないし...何より不思議なのは,この1ページ目の譜面,見たことはあると思うんですが,もってもいないし,そんなものがなんで何度も夢に出てくるのが不思議です.(今はもうない)福岡の家のピアノの譜面台に乗ってる(しかもなぜか楽譜は全音ぽい)こともありましたが,そんなことは一度もないと思います.

 ただそれだけの話なんですが(笑),こんな風な譜面面(づら)の曲ということで,ひょっとしたら,カバレフスキーのピアノソナタの2番じゃないかもしれないです.

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6/12'18h
[弾きたい曲]
(ピアノ)

 じゃあ,ほんとに(今)弾きたい曲ですが,(頑張れば弾けるかもということも含めて)こんな感じですかね(埋め込みコードだと再生できませんってなるのが増えたので,一番いいと思うものをリンクしてるとは限りません).

 ベートーヴェン/ピアノソナタ32番

 リスト/ピアノソナタ

 アルベニス/ラ・ベーガ

 ラヴェル/夜のガスパール

 ストラヴィンスキー/春の祭典

※30年以上前,ピアノソロで弾くきっかけとなったアタミアンのものに敬意を表して彼の演奏をリンクしたけど,弾くとしたら自分で編曲したものになるでしょう

 ゴドフスキー/ジャワ組曲

 プロコフィエフ/ピアノソナタ7番

 カプースチン/8つの演奏会用練習曲

 どれも大変な難曲,かつ,長いのが多いんですが,頑張ってちゃんと練習すればそれなりに弾けるかもという感覚はあります.でも,多分,弾かないですね.それはもう頑張れないというか,その気にならないということで,要は,歳をとったということですかね.

 でも,奇跡的?というか,タイミングとかいろんなものがはまったときは,去年みたいに弾いちゃう(と言っても,練習せずにただ弾いてただけだけど)こともあるわけですから,将来のことはわかりません.

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6/12'18i
[結果は気にせず]

 今日はしんどいのでお休みってのも(歳をとると)大事というのもそうですが,退屈と孤独を受け入れて,徐々にソフトランディングして行くってことでしょうね.そんなネガティブな,って人もいると思うんですが,無理してあがくほどいい結果には繋がらない気がします.つまりは,よりよい結果が得られるようにポジティブにってことですかね.

 バドミントンは,いくつまでやって,スキーは,いくつまでやって,とか,バドミントンならいくつのときにどのくらいの成績とかパフォーマンスで,とかの具体的なイメージは,あるんですが,そういうラインに合わせるというよりは,結果は気にせず,今できる範囲でできることをやって行って,結果的にどうなるか,って感じでしょうか.そして,その方がいい結果が得られるような気がします.

 ですから,これも「近く,時々,遠く」ですかね.

 でも,こういうやり方は,若いときだと考えられなかったし,歳をとるとやり方というか,生き方を変えるってことで,でも,現実問題,仕事とかは,そうも行かないこともあるのでしょうが,基本的にそういう生き方ができるというのは,幸せというか(だって,やりたいときにやりたいだけやるってことですからね),そうできるようにこれまでやってきたということかもしれません.

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6/12'18j
(サッカー)

 パラグアイ戦,一応見ました.最初の方は,相変わらずというか,パスとかクロスとかの,特にゴールに近づいてスピードやテンポが上がったときの精度が全然なくて,サッカー云々以前に基本的な技術が,という感じで,後半も特に変化はなくて,でも,突如パスが通るというか,フリーになれるようになって,乾が2ゴール決めて,という感じだったんですが,印象としては,日本がよかったというよりは,パラグアイが手を抜き始めたというか,全然ガツガツ行かなくなったように見えました.

 実際,パラグアイは,日本よりランキングは遥かに上ですが,WCには出ませんし,メンバー的にどうかはわからないのですが,そんなにモチベーションはないでしょうし,そういう相手に勝ったというだけなんじゃないですかね.

 でも,勝ちは勝ちなんで,気分的には違うとは思うのですが,相手がどうだったかは,選手達が一番わかってるでしょう.初戦のコロンビア戦は,一週間後ということで,サッカーなんで何が起こるかはわからないのですが,期待せずに「ニュートラル」な気分で見ようかなとは思います(笑).

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6/13'18+
[K朝鮮ペース?]
(政治)

 米朝首脳会談ですが,具体性に欠けるとか,K朝鮮ペースという報道もあるようですが,そうでもないんじゃないですかね.話は単純で,K朝鮮が非核化をしなければ,経済制裁は解除しないの一本槍で行けばいいんですよ.

 もちろん,完全な非核化には時間がかかりますし,どこにどういう施設があるかということも含めて不明な点も多いのですが,IAEAの査察は無条件に受け入れるとか、こっちの言うことは100%受け入れさせるのが最低条件でしょう.

 忘れてはなりません.問題があるのは,K朝鮮の方で,経済制裁で困って尻尾巻いてすり寄ってきたのもK朝鮮なのです.懸念材料としては,Tランプが「自分の成果」に拘ることで,政治家としての本来の使命を忘れなければ,大丈夫でしょう(だから大丈夫じゃない?).

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6/13'18b
[しょーもない]

 責任が重い重要な仕事がストレスってことなんですが,それがほんとに重要なのなら誰かがやらないといけません.でも,責任が重く重要であるほど,本質的には,重要どころか,しょーもないことばかりです.

 専攻や大学の将来を左右する大事な仕事とか言ったって,その実,○長や○科省が仕事をしたという実績を残したいというだけの話だったり,表面的なポイントとか大学ランキングを上げるためだったり,少子化に伴う大学のエゴ丸出しの生き残りだったりするわけで,そういうことをすればするほど,教員は研究ができなくなって,逆に大学ランキングは,下がる一方なわけです.ほんと○カじゃないの.

 もっとわかりやすくて極端な例は,まさに米朝首脳会談ですよね.歴史的出来事とか言って,ものすごい金と労力を使って,やってることは,ならず者国家にちゃんとやれというだけの話で,別に何も産み出すものではありません.

 でも,世の中,そういうもの中心で回っているわけで,まさに「世も末」状態ですが,そういう中で,何とかやって行くしかないのでしょうし,前向き?に考えれば,そういう厳しい状態で,どうやっていくかによって,送れる人生が全く違ってくるので(まさに激烈な二極化),よく考えて行動しましょう,ということですかね.

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6/13'18c
[あおり運転]

 あおり運転ですが,例の事件以来,何かが変わった感じがしています.具体的には,例えば,追い越し車線をトロトロ走ってる車があると,後続車との車間が「自然と」詰まってくるのですが,そうすると,トロトロ走ってる車がスピードアップしたり,走行車線に車線変更するケースが増えてきたような気がします.

 要は,ああいう事件があって,トロトロ走る車があおられるのが怖いという感覚になってきたということでしょうか.もちろん,あおり運転も,ああいう事件も断じてあってはならないことですが,追い越し車線をトロトロ走るのは,逆に危ないし,交通渋滞も招くので,「事件」が「効果」をもたらすこともあるんだなと思った次第です.

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6/13'18d
[バランス]
(野球, スポーツ)

 やってるかなと思って,テレ玉を付けたら,今井君が投げてました.今井君というのは,このときの甲子園の優勝投手で,その年ライオンズに入ったんですが(そのことも書いたと思ったけど,検索しても出てこなかった).変な高校の優勝を止めてくれた恩人?みたいなもんです(うん? このとき高三ってことは,大関と同級生ってことかな?).

 そのときの印象は,書いた通り,少し線が細いけど,肘がしなやかに使えるいいピッチャーという感じでした.で,今日,見たところ,顔も含めて,ちょっと印象が変わった感じで,おそらく体を作ってたんだと思いますが,筋力がついて,でも,その分,しなやかさは,減った感じでしたが,高校のときよりも強い球が行ってたし,高次の動き,即ち,球をリリースするときの力の集中度も上がってたと思います.つまりは,筋力としなやかさのバランスということですね(でも,怪我しやすさしにくさみたいのもあるし,そこがなかなか難しい).

 試合は,このサイトの記事を書きながら見てたんですが,彼が降板した次の回の7回までで6-1とリードしてたんですが,(相変わらず安定しない)中継ぎ,リリーフが打たれて,冷や冷やしたところ,何とか7-4で逃げ切って,彼自身は,初登板,初先発,初勝利となりました.

 ライオンズ的にも彼が計算できるのなら,今年はまだそんなにデータもないでしょうし,大きいですね.というか,是非,先発の柱の一つになって欲しいです.

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6/14'18=
[拉致問題]

 拉致問題も,なんだかおかしな話になってきました.解決に向かうのなら家族を拉致された人にとっては,いいことなんでしょうが,K朝鮮が引き換えに経済支援を求めてくるのは明らかで,だとすれば,拉致された家族を金で買うようなことになってしまいます.国民の命を守るのが国の役割ですが,A倍さんのポイント稼ぎのためにおかしなことにならないことを望みます.

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6/14'18b
[人生が終わったとか,孤独と退屈を受け入れるとか]

 最近,(第一の)人生が終わったとか,孤独と退屈を受け入れるとか書いてますが,そこだけ見るとネガティブな感じがしますが,ちゃんと読めば,むしろ,真逆であることはわかると思います.

 まず,(第一の)人生が終わったというのは,「人生50年」から来ていて,生物学的には,一人前になって,子供を何人か育ててお役御免になる年齢ということで,社会的には,仕事して偉くなって出世するとか評価されるとかいうパワーゲームが終わりということです.

 私の場合,元々そういうものには,興味はなくて,基本的に,意に介さずやって来たのですが,社会や学界や大学に身を置く以上は,ある程度,そういうことに巻き込まれるわけで,でも,ちゃんと昇進もして,社会から評価もされて,ある程度,役割を果たしたとも,それなりに要領よくやってきたとも言えるでしょう.でも,そんなめんどくさいことももう終わりということです.

 じゃあ,私にとっての人生とは何かと言うと,何度も書いてますが,やりたいこと,やるべきと思うこと,やる価値があると思うことをやることで,そういう中でできる家族や友人やいっしょに仕事をする人間関係を大事にして,つき合いたいと思う人とつき合いたいということです.

 そういうスタンスは,第一の人生だろうが,第二の人生だろうが変わらないわけで,第一の人生が終わって,もう何とか食べて行けるのであれば,願ったり叶ったりで,これからはもうやりたいようにやりたいってことですかね.もちろん,大学にいる間は,好き勝手というわけには行かないので,ちゃんとやるべき仕事はやりますし,研究や学生の研究指導は,やりたいこと,やるべきと思うこと,やる価値があると思うことなので,それができるのも願ったり叶ったりです.

 孤独と退屈を受け入れるというのも,そういうことと関係していて,食べて行くには,仕事をして稼ぐ必要があるので,いろいろ余計なことがくっついて来るんですが,そこがなくなれば,それも排除できるというのが孤独を受け入れるということです.もっと大きくは,世の中自体,どんどんおかしな方向に行っていて,そういう世の中と距離をとりたいということもあります.もちろん,全くの孤独ということではなく,私の理想は,「一人,時々,みんな」なので,つき合いたい人とはつき合いたいというのは,上で書いた通りです.

 退屈を受け入れるというのも,一日中何もせずにぼーっとしているということではなくて,誰かに依存しなくても一人でも大丈夫というか,一人でも上手に退屈しのぎができるということなんですが,孤独,即ち,一人でも大丈夫と同様に,退屈しのぎすら必要ないとなれれば,それはそれで無敵な感じがします.でも,まだまだ修行が足りないので,その域には,達していませんが,少しずつ近づけている感覚は,何となくあります.

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6/15'18
[正直に言うと]

 社会的には,仕事して偉くなって出世するとか評価されるとかいうパワーゲームが終わりってことで,元々そういうものに興味はなかったけど,ちゃんと昇進もして,社会から評価もされて,ある程度,役割を果たしたとも,それなりに要領よくやってきたとも言えると書きましたが,正直に言うと,そういうこともある程度は,考えていたんだと思います.実際,例えば,震度算定法を変えるとか,トップジャーナルをばんばん書きたいとか,社会的に大きな仕事をするために東大に帰りたいとか思っていたこともあったわけですからね.

 でも,50を過ぎたあたりから,「社会的に大きな仕事」をすることの意味というか,もっと広くは,成果を出して偉くなって評価されて有名になって,みたいなことが大したことに思えなくなってきたというか,もっと大事なことがある気がしてきたんですよね.それは,50という年齢かもしれませんし,ある程度,そういうものが得られたので気づいたのかもしれません.

 いずれにしても,30過ぎのときと同様,気づいちゃったもんはどうしようもないので,そういう方向(どういう方向?)で突き進むしかないですね.と言っても,別段何か大きな変化があるわけでもなく,研究に関しては,少なくとも大学にいる間は,学生達をやりたい研究,やるべきと思う研究をして行くってことです.

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6/15'18b
[これからどうなって行く?]
(日運, 経済)

 日運的には,最近は,ぱっとしないのですが,日本,あるいは,世界の経済,これからどうなって行くでしょうね.長期的には,どこかで大変なことになると思っているのですが,それがどこかはわからないので,中期的というか,目先どうなるか,ですかね.

 今の雰囲気としては,目先の経済を回すたまりにたまった莫大な借金とか,中国やアメリカ経済の失速とか,Tランプリスクとか,2月の株価急落とか,アメリカの保護貿易主義による貿易戦争とか,アメリカ国債とか,Brexitとかイタリアやギリシャとかのヨーロッパ問題とか,新興国通貨の急落とか,中東とか北朝鮮とか,日本企業の相次ぐ不祥事とか,いろいろ不安は,あるけど,日本も世界も経済は概ね好調という報道です.

 その一方で,そろそろやばいんじゃないかと思ってる人もいて,実際に売りを仕掛けてもいるけど,株価は意外と下がらない.うん? まだ大丈夫なのかな? それどころか,ここからまだ上がって行くのかな? ゴルディロックス(適温)相場に戻ったという人もいますが,そういう雰囲気なんじゃないですかね.でも...

 これって,リーマンショック前とよく似てますよね.サブプライムローン問題自体は,リーマンブラザース破綻の何年も前から問題視されてました.でも,株価は一時的に下げてもまた上がるし,大丈夫じゃんと思った瞬間に一瞬にして奈落の底です.そして,そういうことはこれまで何度もあったし,いろんな人がまだ大丈夫とか,そろそろやばいとか予想するんですが,そういう予想は,ことごとくはずれてきました.

 ですから,それがいつなのか,当てるのは無理だと思うのですが,そういう中で,できることはあると思うんですよね.でも,ほとんどの人は,何もしてないんじゃないですかね.リーマンショック程度で済めばいいですが(でも,リーマンショックでほとんどの企業は大変なことになった)大丈夫ですかね?

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6/15'18c
[盛り上がってる?]
(サッカー)

 WC始まってるんですが,開幕戦がロシア対サウジアラビアじゃーねー.今日もやってて,日本戦まで盛り上げようと必死(笑)なんですが,モロッコ対イランじゃーねー.エジプト対ウルグアイは,サラーとかスアレスはいるんですが,だったら,プレミアとかスペインリーグとかCL見りゃーいいじゃんって感じですよね.実際,WCのための寄せ集めの代表チームより,ちゃんとチームとして機能してる,CLの方がレベルは高いでしょうからね.

 今回は,日本が期待薄ってことで(でも,結構涼しいみたいで,それは,日本にとって朗報か),あんまり盛り上がってないとは思うのですが,世界的にはどうなんでしょうか? 4年に1回の世界的?祭典とか言っても,オリンピック同様,だんだん,茶色くなって来たってことはないですかね? そもそも,戦争じゃあるまいし,国別対抗戦とかいうのも,男女に分かれて紅白歌合戦みたいで,もう時代錯誤だし,みんながたった一つのことに興味をもつってのは,やっぱ気持ち悪いです(世の中,いろんな人がいるんだから,いろんな人がいろんなことに興味をもつのが自然).

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6/15'18d
[費用対効果]
(生活)

 車なんですが,走行距離10万kmを越えてからも全然ふつーに走っていますが,ちょこちょこと不具合が...そもそも,1998年製なので,もう20年経ってますしね.シフトレバーをパーキングに入れると動かなくなるので,エンジンをかけるときキーを差して一度ニュートラルに入れる必要があるっていうのは,もう大分前からそうなんですが(何度か修理に出したけど治らないらしい),今度は,キーのドアのロックアンロックがワイヤーレスでできなくなって,ドアの鍵穴に直接キーを入れないといけなくなりました(ボタン電池を交換してもだめだった).

 でも,全然問題ないですね.少なくとも,これらの不具合を解消するだけのために何百万もかけるのは,どー考えても費用対効果に合いません.でも,何度か書いてるように欲しい車があれば,買ってもいいんですが,これがぜーーんぜんないんですよね.

 でも,許容できない不具合が出たら買うしかないのかな.確か以前専攻にいらしゃったS原先生がエアコン壊れたという理由で車を買い換えたとおっしゃってましたが,確かにエアコンないときついですかね(特に冬).エンジン回りもそうですが,パワーウィンドウ壊れたらアウトでしょうね(でも,これは数万円くらいで修理できる?)

 もし,明日壊れたら何買いますかね? ハリアーは,やっぱ,でかいのが...(K野先生,買ったかな?)XVは悪くないと思ったんですが,CMがあまりにひどいので,かなりげんなりしています.フリードは,モデルチェンジするたびにおかしくなって行くんですが,だったら,初期のものを中古で買えばいい?

 ちなみに,原油先物がピークアウトして,ガソリンの店頭価格も少し下がったとニュースで言ってるのですが,いつも入れてるところは,まだ高止まり状態で,ちょっと待ってる感じです.先日,ゴルフに行ったときに,出先で安かったので(でも,つくばは,だいたいどこよりも安いので,こういうことはとても珍しい)入れたんですが,半分に近づいて来ました(東日本大震災のときのようなことを考えて,半分になったら入れるようにしている).

 それで,久しぶりにgogoで調べてみたんですが,ちょっと離れたところで少し安いところありました.でも,そこ行くと往復で3kmくらい走るんで,燃費がリッター10km,ガソリン代150円とすると,1km走るのに15円,つまり,3kmで45円かかるわけで,30リッター入れるとして,リッター1円違うと30円で,つまり,リッター2円以上違わなければ,ペイしないんですね(細かい(笑)).何が言いたいかというと,何円か安いくらいで,わざわざ入れに行くみたいな無駄なことしてる人いませんか?ってことです.

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6/16'18
[積み重ねた実績]
(野球)

 ライオンズですが,昨日は,エースの菊池が先発だったんですが,相手ピッチャーのできがよくてロースコアの中,終盤に追いついて延長戦でサヨナラ勝ち,今日も中盤までピッチャーがある程度抑えて競る中,終盤で打線爆発で,こういう試合をやっていれば希望がもてます.

 今日の先発は,カスティーヨで,投げるのをちゃんと見たのは,初めてだと思うのですが,ふーん,ああいうピッチャーなんですね.投げ方は,突っ立ってて,後ろが小さい感じで,肘のしなりがあまりなくて,担ぐように投げてて,あんまりいい投げ方に見えないんですが,スローで見ると割とちゃんとしてて,タイミングとりづらいかもしんないですね.

 で,そういうピッチャーいたなーと思ったら,私でした(笑).私じゃわかんないと思うので,他にあげると,昔ジャイアンツにいたサンチェスですね(と言って,どのくらいの人がわかる?) 私の投げ方も何か変というか(サンチェスみたいとよく言われた(笑)),肩関節とか肘関節が硬くて担ぐように投げるので,ぎこちなく見えるんですが,スナップショット的には割とちゃんとしてるんですよ.でも,動きを見るとぎこちない.山本昌とかもそうですね.

 それで,?HKの中継だと思うんですが,次の3人のバッターの苗字だけが表示されるんですよね.で,先週だったか,8番中村 と書いてあって,中村? 誰? 新人が上がって来た?と一瞬思ったんですが,そっか,中村剛也でした(笑).で,今日は,松井って書いてあって,また,松井? 誰? 新人が上がって来た?と一瞬思ったんですが,そっか,松井稼頭央でした(笑).

 まーそれくらい新戦力というか,山川とか外崎とか源田とかがレギュラーに定着してるってことなんですが,松井を紹介するときに,テロップに日米通算2700安打と出てきました.2700安打? それってすごいんじゃないの? イチローの4000安打は別格としても,それ以外で3000本打ったのは,張本だけですからね.で,調べてみました.ここにありますね.

 張本の次は,野村,王,そして,何とその次が松井です(更にその次がジャイアンツ→ヤンキースの松井でダブル松井(笑)).すごいじゃないですかー(頑張れば,王を抜くかもしんない).松井が積み重ねた実績がそんなにすごいことになってるとは,思いませんでしたし,あまり知られてないんじゃないですかね.

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6/16'18b
[何かほっとする]

 もっと言うと人生が終わったと思うと,何かほっとするというか安心するんですよ.で,ほっとすると,どうなるかと言うと,(実際は,人生はまだ終わってないので)もうちょっと頑張ってみようかなと元気が出てくるわけです.

 人生所詮退屈しのぎと似てますね.人生所詮退屈しのぎに過ぎないけど,どうせ生きて行くのなら,楽しく気分よく過ごして行きたい(から頑張る)ってことですかね.

 でも,20代のときは,人生所詮退屈しのぎとは,思ってなかったし,40代のときは,人生が終わったとも思ってなかったですから,20代は20代,30代は30代,40代は40代,50代は50代の生き方があるってことでしょうか.

 そう考えると,(歳をとりながら)人生を生きるのって面白いですね.少なくともずっと同じペースで走り続けるのでは,うまく行かないし,そこに来ないとどう走ったらいいかもわからないし,やっぱり,考える力ってことでしょうか.

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6/16'18c
[RCのポスト]

 社会的に大きな仕事をするために東大に帰りたいと思ってたこともあったと書きましたが,それは実は,はじめからなかったことということは,どこかで書きました.でも,50くらいまでは,そういうことも何となくは考えていたんですが,それがなぜかはよくわかりません.これがやっぱりどうにも不思議なんですよね.

 はっきり言ってしまえば,私が出て行ったJ震研のポストは,RCのポストです.具体的には,武藤・梅村研のときに大澤先生が行かれたのが最初ですからね.そして,私も同じ青山・小谷研の出身で,そこでRCの研究をして,先生方に散々お世話になって,当然のことながら,RCの研究を続けていくことで,恩返しをするのが当たり前のことなわけです.

 大澤先生のあとを継がれた南先生のところに助手として行かせてもらって,ぱっとしない研究生活を送ってはいたのですが,壁先生が来られ,そして,南先生が亡くなったとき,RCのポストを紹介されました.つまりは,RCの世界で頑張って仕事してくれよということだったんだと思います.

 でも,思い悩んだ挙げ句に,あろうことか,私はその話を断ってしまいました.理由はいろいろあって,以前,このサイトに書きましたが,実は,もっと大きな理由があったんだと思います(あとで書きます).正直,もうそこで終わったと思いました.その後,公募に応募して,今のところに来るんですが,その後,先生方や諸先輩方は,よくしてくれたと思います.それで,終わったと思ったけど,終わってなかったんだとも思ったんですが,やっぱり,終わってたんですよ.

 話がなんか変な方向に来てしまいましたが,私は,やっぱり,自分がやりたいと思うこと,やるべきと思うことがやりたかったんですよね.南先生が亡くなったときに紹介されたポストは,RCのポストで,そこに行くことは,RCをやらないといけないということを意味していたわけで,それは,J震研のポストも同じなわけです.

 でも,私の中での最上位のプライオリティーは,自分がやりたいと思うこと,やるべきと思うことをやる,なので,それを犠牲にすることで東京に帰るとか,何か他のものを得るなんてことは,ありえません.ですから,ここで頑張ってやって行くしかないし,自分がやりたいと思うこと,やるべきと思うことができる今の環境に感謝しないといけないわけです.

 でも,やっぱり,親不孝というか,せっかく目をかけて育ててもらったのに,RCの世界を飛び出して,好き勝手なことやってて,お世話になった先生方には,今更ながら,申し訳ない気分でいっぱいです.そんなことないよ,分野は違っても,そこで頑張ってくれれば,それでいいよ,とも言ってくださるような気もするんですが,それは,私がここで書くようなことじゃないですよね.

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 こういう記事も書いてました.なんでRCをやらなくなったかよくわからないと書いてますが,そんなわけはなくて,やりたいこと,やるべきと思うことをやって行ったら自然とそうなったということです.

 小谷先生に「震度は木造が対象だから」と言われたことについても,その意図はわからないってことはなくて,というか明らかで,RCをやれってことだったんだと思います.そう思うと,やっぱり,やるせない気持ちにもなりますね.

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 また余計なこと?を書いて,でも書くことですっきりするかと思ったんですが,申し訳ないというか,自分勝手な自分に自己嫌悪で,逆に落ち込んでしまったような感じです.

 でも,しょうがないですね.だったら,RCやるかと言われてもそれはあり得ないわけで,それは,20年前に戻っても変わりませんからね.つまり,なるようになってるし,全ては137億年前にってことですね.

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 あと思ったのは,いくらやりたいこと,やるべきと思うこととは言え,RCとか地震動とか,既に研究体制ができてる分野ではなく,全く誰もやってないことをいろんな人に協力してもらいながらも基本的には一人で開拓して行ったわけで,我ながらよくやったというか,ようもそんな無謀なことしたもんだなとも思いますね.

 実際,振り返ってみると,大変なことの連続でしたし,30年前に戻ってもう1回やるかと言われると,とてもじゃないから勘弁って感じで,やっぱり,今が一番幸せです.

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 でも,結果として,私があのままRCの世界にいたら,例えば,大きな震度を記録しても被害が少ない理由をちゃんと説明できる人間がいなかったかもしれないわけで,そう考えると,ぞっとするわけで,やっぱり,これでよかったんだと思うことにします.

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6/16'18d
[大陸間プレーオフ]

 あれ? フランス対オーストラリアというのをやってて,てことは,アジアから日本,韓国,サウジ,イラン,オーストラリアと目一杯の5カ国出てるんですね.てことは,(南米との)大陸間プレーオフで勝ったってこと? すごいじゃないですか.ひょっとしてパラグアイとかに勝ったの?と思って調べてみたら,相手は,ホンジュラスと出てきます.ん?

 どうやら,今回は,アジアは,これまでの南米じゃなくて,北中米カリブとのプレーオフで,南米とのプレーオフは,オセアニアになったみたいです.なーんだ.

 でも,オーストラリアって,日本に負けてグループ3位になった後,別組3位のシリアとのアジアプレーオフに勝って,更に北中米カリブのホンジュラスに勝って,というすさまじいサバイバルを勝ち抜いて来たんですね.

 でも,日本がオーストラリアに勝った試合は,ちょうど建築学会の最中で飲んでて(笑)見てないんですが,確か浅野と井手口が決めた会心の試合で,これで出場が決まったようなものですが,浅野も井手口もメンバーからはずれて(でも,画面にはちらちら映るので現地には行ってる?)一体何だったんだ?という感じですね.

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6/16'18e
[お金を欲しいと思わないことが]

 私は必要以上のお金は要らないと何度も書いてますが,それって,かなり重要なことなんじゃないですかね.だって,やりたいこと,やるべきと思うこと,やる価値があると思うことがあれば,タワマンに住んだり,高級車乗ったり,ブランド品買ったり,海外旅行行ったりするために余計なお金稼いでる暇なんかないですからね.

 そもそも,なんでタワマンに住みたい,高級車に乗りたい,ブランド品が欲しい,海外旅行に行きたいって思うのでしょうか? 素養の問題と言ってしまえばそれまでですが,やっぱ,やりたいこと,やるべきと思うこと,やる価値があると思うことが(金を稼ぐ以外に)ないってことなんじゃないですかね.

 で,金を稼ぐと,使い途が必要,で,その使い途がタワマンとか高級車とかブランド品とか海外旅行とかなわけで,一体何をやってんでしょうね?

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6/16'18f
[初戦が大事?]
(サッカー)

 WCですが,とにかく初戦が大事と言ってます.おそらく,初戦で負けたチームのグループリーグ突破確率が低いとかのデータを基にしてるんだと思いますが,じゃあ,日本の初戦であるコロンビア戦が一番大事ってことなのでしょうか?

 んなわけありませんよね.このグループで一番強いのは,コロンビアでしょうから,日本がグループリーグを抜けることを目標とするのなら,コロンビアに負けてもそれより格下の2チームに勝つことの方が重要でしょう.

 思い出すのは,ラグビーのWCで南アに勝つという大金星をあげながら,グループリーグを突破できなかったことです.それと同じ轍を踏まないように,って,どこにも勝てなければ関係ないか(笑).でもまあ,これは,いつものことながら,まずは初戦に注目させて盛り上げようとしてる(視聴率を稼ごうとしてる)ってことですかね.

 あっ,最新の世界ランクを見たら,今は,コロンビアよりポーランドの方が上なんですね.だとすると,グループリーグを突破には,コロンビアには,勝つか引き分けて,セネガルに勝つのが条件ってことですかね.でも,相性的には,ヨーロッパのチームより南米のチームの方がやりにくいでしょうから,日本にとっては,やっぱ,コロンビアの方が厳しいですかね.ていうか,やっぱ,どこにも勝てなければ関係ないか(笑).

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6/17'18
[徐々にできるようになる]
(ピアノ)

 今や脳科学者が口を揃えてお薦めする(笑)ピアノなんですが,末端神経を刺激するとか,複雑な指の運動を脳で制御するから脳トレになるとか(指回し運動が脳の活性化に効果があるとは言われているけど,ピアノ弾くのは,指回し運動どころのレベルじゃない(笑)),芸術的要素があるとか,子供の脳の発達にも高齢者の認知症予防にも効果があると言われてるのですが,本質的にもっと重要なことがあるような気がしてきました.それは,「できないことができるようになる」という点です.

 例えば,何かスポーツをするとして,始めた頃は,できないことがどんどんできるようになって楽しいんですが,レベルが上がってくると,そういうことはどんどん頭打ちになってきて,「できないことができるようになる」という感覚は得にくいですよね.これまで勝てなかった相手に勝てるようになったりとかすれば,そういう感覚が得られるのかもしれませんが,みんな練習やトレーニングしてる中でのし上がるのは,大変なことだし,実際,そういう人は(勝ったり負けたりはあくまで相対評価なので)全体の極僅かだし,自分の中で成長,即ち,「できないことができるようになる」感覚は得にくいと思います.

 実際,私は今,バドミントンは,そんなにやってなくて,でも,まずは体を戻すというか,調整するというか,体を動かすことはやっていて,何となく感覚的に,よくなって来てる感じはするのですが,具体的な形でそれを確認するのは,非常に難しいです.

 それは,ピアノの上達についても同様なんですが,ピアノの練習というのは,実は,かなり特殊で,具体的には,曲を練習して弾けるようになる,を繰り返して行く,そして,曲のレベルを上げていくということなんですが,一つの曲を練習して弾けるようになる,というたった一つのステップで,「できないことができるようになる」が実感できるということです.だって,初見で弾けなかった曲が弾けるようになるわけで,考えてみたら,これってすごいことですよね.

 でも,練習自体は,指を付けたりとか,曲の分析をしたりとか,音楽的なこととか,非常に複雑ではあるんですが,とても根気が要るもので(しんどい人には)しんどい.でも,そういうことを通して,しっかり自分を制御して曲を弾けるようになるために練習して,弾けるようになって達成感を得るというのは,子供の教育というか訓練としては,理想に近いかもしれません.

 でも,「できないことができるようになる」と書きましたが,私の練習論的には,できないことはできるようにならない,できることを繰り返すしかないってことに反する? ここがもう一つのポイントです.

 例えば,逆上がりができない子供が逆上がりができるようになるには,どうしますか? いろんな練習方法があるとは思うのですが,基本的には,「できるかできないか」ですよね.つまり,0か1かなわけで,できるとできないの間に大きなギャップがあることになります.

 でも,ピアノなら,ゆっくりゆっくりなら弾ける→50%のスピードでなら弾ける→60%→70%というように「徐々に」できるようになるという「やり方」で練習できるんですね.こういうのってあんまりないんじゃないですかね.スキーなら斜度を徐々にきつくしていくというのはあるんですが,そんなに都合よく少しずつ斜度が違う斜面があるわけじゃないし,バドミントンとかゴルフだとなかなか難しいですよね(でも,ゴルフのまずは,真っ直ぐ飛ばすこと,そして,遠くに飛ばすことは,そういうことかな).

 ここで,一つ思い出したんですが,小学校の(ぱっとしなかった)時,じゃんけんに負けるかなんかして体育委員というのになったんですが,体育委員というくらいですから,猛者ども(笑)が集まるところで,最初の洗礼が体育倉庫の2階から1階のマットに飛び降りるという奴で,猛者どもの多くは,ぴょんぴょん飛んでいったんですが,私は怖くて飛べませんでした(で,めっちゃからかわれる).

 で,考えたのは,いきなり2階からは無理でも,梯子をかけて,少しずつ高いところから飛んで,最終的に2階から飛び降りれば,できるんじゃないかってことで,みんな見てる前でそれを実践したら,見事に飛べたんですね(でも,からかえなくなって,回りの連中は,しらーっとしてたけど(笑)).

 話をピアノに戻すと,もちろん,ピアノの腕前的には,うまくなることは,もうなかなか難しいのですが,曲の数は実質無限にあるわけですし,少なくとも,ここで書いた曲を練習するだけでも途方もないことですし,弾く曲を選んで,一段一段階段を上がるように練習していって,少しずつ弾けるようになって,そういう達成感を日々感じて,というのって悪くないと思います.

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6/17'18b
[遅かった]

 上で書いたピアノもそうですが,最近「いろんなことがわかってきた」感じがするんですよね.バドミントン(の運動の本質)もようやくわかってきたとは何度も書いてますし,それは,スキーもゴルフもそうですし,もっと言えば,世の中とか経済の動きとか,人生というか生き方もそうです.でも...

 遅かった...かな.具体的には,例えば,バドミントンなら,もし20歳なら,今くらいわかっているのなら,こういう練習をして,こういうトレーニングをして,とか具体的なイメージはありますし,そうすれば,世界はともかく,全国レベルまでは,行けたような気がします.それは,ピアノもスキーもゴルフでもそうですかね.経済なら今から30年前に戻れれば,年利50%で回せば,100万円が2000億ですし,26%でも10億です(計算上は).

 でも,見果てぬ夢というか,わかったときには遅いのが現実というか,そういうものなんでしょうね.それに,例えば,じゃあ,バドミントンで全国に行くとして,どういう練習やトレーニングをしてとか,ピアノだったらとかスキーだったらとかゴルフだったらとか考えて,それらをやるのに必要な時間を合計すると,とてもじゃない時間が足りません.ですから,どれかを選ばないといけないわけで,それはできなかったかもしれないですね.少なくとも,研究というか仕事以外にもう一つか二つくらいがせいぜいでしょうか.

 そう考えると,逆になるようになってる気もしてきますし,研究というか仕事に関しては,紆余曲折はありながらも思うようにやってこられたし,30年前に戻っても同じ道を辿るとは何度も書いてる通りで,それって,すごいことなのかもしれませんね.

 それは,生き方に関してもそうで,これもまさに紆余曲折でしたが,やっぱり,30年前に戻っても50年前に戻っても,同じ道を辿ると思うし,いろんな意味で,今の状態がベストというか,これ以上は厳しかったし,望んでもいなかったと思うんですよね.

 そもそも,ピアノとかバドミントンとか仕事以外のことについても,わかるのが遅かったとは,思いますが,これからでもできることはあるし,結果はともかく楽しくやって行ければ,それでいいってことでしょうし,そうやって「近く,時々,遠く」でやってるうちに気づいたら,ってことになってるんじゃないかとも思うんですよね.

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6/17'18c
[価値あること]

 やりたいこと,やるべきと思うこと,やる価値があると思うことをやりたいとか書いてるけど,やりたいこと,やるべきと思うこともそうですが,やる価値があると思うことだって,まさに価値観そのもので,人それぞれじゃん,と言う人もいるでしょう.その通りです.

 宇宙を支配する物理則を見出すこと,今までにない音楽を作り出すこと,100mを今までの誰よりも速く走ることに価値を見出す人もいるし,もう少し実利的なところだと,中東問題を解決したり,飢えや貧困を減らしたり,更に実利的なところだと,誰かがやらないといけないきつくてしんどい仕事をやってくれるロボットを開発したり,経済を長期的にスムーズに回すための仕組みを考えたりシステムを開発したりとか,更にその次だと,目先の経済を回すためにサービスを提供しているように見せかけて,その実,ゼロサムの中で他人から搾取する金儲けとかまでいろいろなわけです.

 つまりは,何度か書いているように,何をやりたいと思うか,何をやるべきと思うか,何に価値を見出すかは,その人の「素養」によって決まるという非常にシビアで厳しいことなのです.でも,その素養がないのに,背伸びして無理くり立派なことをやろうとしても(多分)だめなわけで,結局,いろんな人がいるという多様性の中,やりたいことや価値観もいろいろで社会が成り立っているというと丸く収まるように見える一方,楽しく充実した人生を送るかそうでないかの差も激烈という厳しい世界なわけです(と書いたけど,実際はどうなのかなあ.他人のことはわからないけど,みんなそこそこ幸せに暮らしてる気もするしなあ).

 私自身に関して言えば,「高尚度」から言うと,一番上のランクではなかったかなあ,というのが正直な感想です(ほんと正直).それは,ノーベル賞云々とかそういうことではなくて,地震動の性質と建物被害の関係を探求するという,純粋な真理探究というだけではなく,工学というやや実利的なことをやったということですし,結果として,そこそこの成果や評価を得られたということもあります.

 実際,大学に入って,田無の宇宙線研究所のゼミに行くまでは,理論物理をやろうと思っていたわけで,でも,それは叶わなかったわけですからね.叶わなかったというのは,自分の能力が足りなかったということではなくて(でも,おそらく能力も足りなかったと思いますが),ゼミの話をきいて,急速に興味を失ったんですよ.

 それが何だったのか,よくわからないですが,私がやることではなかったんでしょうし,厳しい言い方をすると,私にその「素養」がなかったんだと思います.目に見える力学ベースのことがせいぜいだし,そういうことに興味があったということがまさにそうで,逆に言えば,自分的には,まさに「最適解」をぶち当てたとも言えるわけです.

 そして,それがやりたいこと探しの本質なのかもしれませんね.つまり,やりたいことというだけではなくて,自分に何ができるかということもあります.でも,興味がないことはできないし,やっぱり,自分を知るということなんだと思いますが,これが実は,かなり難しかったりします.

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6/17'18d
[心の支え]

 その人が誰かは言えませんが,ある人の存在が大きな心の支えになっています.

 その人は,自分がやりたいこと,やるべきと思うこと,やる価値があることを見出し,そのことに打ち込んで来たのですが,そのために社会的地位のようなものを得るということを選びませんでした.いろいろ考えた末のことでしょうが,それが自分がやりたいこと,やるべきと思うこと,やる価値があることをやって行くのにベストだと判断したのでしょう.

 でも,そういう人でも,心が揺れることはあるようで,本人の能力を活かして社会的ポストを得るということもできたでしょうし,そういうことを考えたこともあったようです.経済的なことに関しては,経済感覚を発揮して,無駄なことに支出せずに生活していってるということなんですが,やりたいことがあるのなら,それで充分ということは,このサイトでも何度も書いてる通りです.

 そして,そういう人って,世の中に結構いるんじゃないかと思うんですよね.表面的には,社会の中での評価は得られてないかもしれないけど,本人のやってることは,ものすごく価値があることで,でも,それを利用して何かしようとするわけでもない.

 私もほんとは,そういう生き方がしたかったのかもしれません.でも,お金とか社会的地位とか俗的なものに興味がないとは言え,結果的に,ある程度,そういうものも得ているわけで,何言ってんだ?と言われそうですが,少なくとも第二の人生では,そういう生き方をしてみたいとも思うんですよね.

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6/17'18e
(バドミントン)

 筑波大バドミントン部のFBに「鮎釣られる」と書いてありました(笑).具体的には,牛木が吹田先生とシングルやって負けたってことみたいです.点数見ると,1stとったものの2nd,ファイナルとられて負けたみたいです.体力バリバリの現役が体力切れってことはないですよね.

 もう10年以上前ですが,私も吹田先生と何度かシングルやったことがあります.もちろん,強いのですが,彼って(自分でも言ってるんですが),いろいろデセプションかけようとして,エラーして自滅するパターンが結構あるんですよね.私とやったときもそうでしたし,私はとにかく繋いで彼のエラーを誘ってというパターンで,最初はリードするんですが,だんだん追いつかれてくるんですよ.

 それは,球が読めてくるんだと思います.つまり,そういう能力に長けてるってことですね.具体的には,ただ繋いでるだけではだめで,組立やリズムを変えたり,ストロークも面を変えたり,いろんなことをしないと(フィジカルで圧倒できないのであれば)彼には通用しないということです.

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6/17'18f
(野球)

 大谷翔平さん,怪我したんですね(ほーら,言わんこっちゃない).たった2ヶ月で全米を虜にしたとか言ってますが,たった2ヶ月の間だけだったとも言えますよね.どんなに能力があっても,継続して何年にも渡って結果を残さないといけないのがプロの世界です.

 私は,ピッチャーとバッターと両方やる(二刀流という言い方は好きじゃない)のは,いいと思う,というか,本人がやりたければ,やったらいいと思いますが,怪我してどちらもできないのは,本望ではないでしょう.

 でも,これに関しては,私は(歳とは言え,怪我ばかりしてるので)人のことはとやかく言えないかな.でも,ようやく,少しだけそういうことができるようになりました(けど,これも遅かった...か).

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(サッカー)

 WCですが,そんなに見てはいないんですが,何か今一な感じがします(ポルトガル対スペインは,面白かったみたいですが,深夜なので見なかった).それは,まだグループリーグということもありますし,負けられなくて守備的な試合運びになってロースコアになるってこともありますが,イタリアもオランダもアメリカも出てないわけで,あまりなじみがないチームが多いというか,勢力図が変わって来たってこともあるかもしれません.

 でも,出てるチームは,予選を勝ち抜いてるわけですから,(少なくともヨーロッパのチームは)イタリアとかオランダよりも強いわけですよね.でも,スター選手はいないわけで,そういうチームが組織力で勝ち上がるとすれば,日本にも道はあるのかもしれませんね.

 問題は,どうやってチームにするか,ですが,以前も書きましたが,Jリーグにビッグクラブが育たないということもありますし,上のレベルの選手は,海外に行きますから,ちょっと難しいかもしれません.ラグビーのサンウルブスのようにブンデスリーガとかに日本人中心のチームができたら,というのは,あるかもしれませんが,個人的には,日本人とか日本人じゃないとかは,どーでもいい,もっと言えば,別にWCで日本が優勝しなくてもいいんで,結局,どーでもいいです(笑).

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6/17'18g
[やっぱり,遅かった]

 遅かったけど,これからでもできることはあると書きました.それは,そうなんですが,それでも,やっぱり,「遅かった」と思います.どういうことかと言うと,もうあんまり「その気」にならないってことです.

 こういう練習をしたら弾けるようになると思っても,そんなに一生懸命ピアノ弾く気にもならないし,それは,バドミントンもスキーもゴルフもそうです.歳とって,体がしんどくなったということもありますが,それだけではないと思います.

 ですから,やっぱり,遅かった,と思いますね.でも,それでも,できる範囲で,その気になる範囲で,やって行きますけどね.そして,それはそれで,悪くないです.

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6/17'18h
[東京に帰りたい?]

 つくばに来た時から,ずっと東京に帰りたいと思ってました.福岡に帰りたいとは思わないので,東京が私の故郷というか,とにもかくにも「帰るところ」だったのでしょう.でも,理由がよくわからないというか,例えば,東大に戻るのなら,東京に帰るしかないのですが,やりたいこと,やるべきと思うことをやるには,ここにいるしかないわけで,それは,いかなるものより優先することです.

 じゃあ,定年で大学を辞めた後,東京に帰ればいいじゃん,ってことなんですが,ずっとそのつもりだったんですが,このサイトに書いてるように,いろんなことを考えると,どうやらそういうことにもならなさそうで,東京に帰りたいのに帰らないみたいなみょーな感じになってきました.

 ていうか,そもそも,なんで東京に帰りたいのか,ってことですよね.最初は,いろんなものがあって,生活して行くのに退屈しないというか,いろいろ行くところがあるってことかと思ったんですが,リタイアした後も帰らないということは,違うということになります.

 で,思ったんですが,東京というところは,「仕事をするところ」なんですよ.東大に限らず,東京の大学で仕事をするのなら,あるいは,何か仕事をするのであれば,東京に住まないといけないということです.私が福岡から東京に出てきたのも,東大に行くためであって,卒業してから東京に住んでたのも東大にいたからで,そういう「理由」が必要だったわけです.

 逆に言えば,今はつくばに仕事をするところがあるから,つくばに住む,でいいわけで,リタイアした後,東京でもない,つくばでもない,どこか地方でも,やりたい仕事ができるところがあれば,そこに住むと思います.

 でも,リタイアして仕事はしないとすると,「仕事をするところ」である東京に住む理由がないわけです.でも,東京に帰りたい? ってことは,仕事がしたいってこと?

 うーん,だんだんわからなくなって来ました.まあ,まだ9年弱あるので,考えて行けばいいし,9年弱後にどうなってるかわかりませんが,直感的には,何か「東京に住む」理由を探してるような気もします.具体的には,リタイアした後も仕事をしたいとは思わないけど,東京に住みたいから,仕事をしたい(ってことにする)みたいな変な感じです(あるいは,仕事以外に東京に住む理由が何かあればいい?).

 でも,やりたいこと,やるべきことでないのなら,余計な仕事はしないでしょうから,そういう場合は,東京には帰らずに,どこか,東京から電車で1時間くらいの東京郊外に住むんだと思いますが,何か違和感があるのは,何なんですかね?

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6/17'18i
(サッカー)

 ドイツ−メキシコという好カードだったんですが,メキシコやりましたね(結局,見てるし(笑)).しっかり守ってカウンターというやるべきサッカーができてたと思いますし,ずっと書いてますが,日本もこういうサッカーを目指すべきだと思いますよ(でも,見た感じ,メキシコほどのスピードも技術も現時点ではないかな).

 で,思い出しました.メキシコサッカーは,日本の目指すべきサッカーとはずっと言われてて,監督もアギーレを招集したわけですよね.でも,ああいうことになってしまったわけで,その辺から迷走が始まったってことでしょうか.

 個人的には,ドイツサッカーが一番好きなんで,ドイツには勝ち上がって欲しいんですが,今日,見た感じだと,今まで見てきたドイツサッカーというか,しっかりした基本技術に基づいた堅実なサッカーというのは,ちょっと違ってきた感じがしたんですが,それは,負けたからかもしれませんね.

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6/18'18-
(地震防災)

 大阪で震度6弱を記録した地震が発生しました.今回は,M5.9と規模は大きくないですし,即時公開で震度6弱を記録したK-NET高槻の応答スペクトルを見ると

 

0.5秒以下の極短周期が卓越した地震動で,建物の大きな被害を引き起こす1-2秒応答は小さいものなので(目安としては,1-2秒で500cm/s2を越えると被害が出ている,1000cm/s2を越えるとかなり被害が出ている.今回は200cm/s2程度),大きな被害は生じてないと推定されますが,心配なのは場所で,上町断層の北端にあたります.上町断層が動く予兆でなければと思いますが...

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6/18'18b
[死ぬ準備]

 哲学することは死ぬ準備ということなんですが,(今更って感じかもしれませんが)歳をとることもそうかもしれませんね.ていうか,だんだん「死んで」行ってるみたいなもんだし(笑).

 もし,全く歳をとらずに,ずっと,あれもやりたいこれもやりたいという感じで元気で活力に充ち満ちていたら,希望に溢れて何もあきらめてなかったら,死にたくないでしょうからね.

 そういう意味では,私も順調に歳をとって,順調に死ぬ準備が着々とできてきてるってことですね(笑).

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6/18'18c
[東京に事務所を構える]

 これって要は,「東京に事務所を構える」ってことですよね.仕事の内容は,研究とかコンサルとか講演とかでしょうが,金になるというか,東京に事務所がある必要があるものとしては,コンサルですかね.講演の仕事も東京が多い,あるいは,地方に行くとしても東京からが行きやすいでしょうか.

 東京と東京から電車で1時間の郊外との家賃差や物価の差を,ぞれぞれさっくり月10万と5万,合計15万とすると年間15*12=180万稼げばとんとんで,でも,それだけだと,単なる働き損(笑)ですから,倍の360万稼ぐとして,時給5000円換算だと週3回5時間ずつ働く必要がありますね.

 うーん,これじゃあペイしないかなあ.数は少なくても,来る仕事だけやってということなら,東京から電車で1時間というのが(遊びにも行きやすいし)やっぱ現実的ですかね.

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 そっか,大事なことを忘れてました.それは,やりたいことか,やるべきことか,やる価値があることか,ってことで,具体的には,無償でもやるかってことです.で,「働き損(笑)」とか書いてるくらいですから,無償ではやらないってことですよね.

 じゃあ,無償でもやることは何かと言うと,それは,やっぱり,研究でしょう.つまり,研究をやるために東京に事務所を構える必要があるのか,ってことですかね.人を雇うのであれば,東京にあった方がいい気はします.そして,研究では,稼げないでしょうから,研究するために稼ぐ,そのために東京に事務所を構えるってことですかね.

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 うーん,でもそこまでして研究を続けていくでしょうか? もちろん,まだまだ解明したいことはあるんですが,個人的には,もう充分やった気もするんですよね.

 何度か書いてますが,私はもう充分楽しんだので,おいしいところは,若い人達に頑張って欲しいというのもありますし,私がまだまだ頑張るとしたら,私の研究室で研究したいと言って来てくれる学生がいるからであって,必要以上のお金は要らないし,大学をやめて,自分で組織を作って人を雇ってまでやる気になるかは,ちょっとわからないですね.

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 ていうか,生来の怠け者の私ですから,そこまでしてはやらないんだと思います.今だって,私の研究室で研究したいと言って来てくれる学生がいるから頑張れるということが大きいわけですし,それは,リタイア後も同じ,というか,尚更ってことですね.

 もちろん,研究は,やりたいこと,やるべきと思うこと,やる価値があると思うことなんですが,一人でしこしこできることは,かなり限られてくるのも事実で,もちろん,仕事的な話もあるのかもしれませんが,仕事と言う以上は,やりたい研究やってればいいですよ,なんてことは,ありえなくて,実際,今いる大学だってそうなわけですからね.

 そうすると,現実的な路線として思い当たるのは,何とかしこしこ一人でやって行けるようなことを模索するということですかね.元々,そんなにお金や設備をかけずに,ということで,やって来たわけだし,行けるような気もするんですよね.

 でも,それだと,東京に事務所を構える必要はないわけで,最初に戻るというか,そもそも,そういうことは,事の本質ではないってことで,これも結局,よく考えることが大事というか,何となく東京に帰りたいみたいな,おそらく何かに騙されないように注意すべしってことですかね.

 具体的には,「孤独と退屈を受け入れる」ことによって,本質的なものを得るということに繋がる話で,社会から必要とされたいという「個を犠牲にして人類を繁栄させるプログラム」に騙されないというか,「そういう域に達する」修行というか,仙人(笑)にどれだけ近づけるか,ってことですかね.

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6/18'18d
(日記)

 今日は,朝起きたら地震で,新体制で(と言ってももう6月だが)研究室の地震レポートがなかなかできて来ずに,自分で分析してとかばたばたして,製図室に顔を出した後,午前中の会議で大学院の学位プログラムの説明とかしなくちゃいけなくて,地震についていろんなところからの問い合わせに対応しながら,研究室の地震レポート作成の体制について,学生と相談したり,午後はまた会議で,その後,人事関係のこととかで,さすがに疲れて,ご飯食べて家に帰ってきたら爆睡でした.

 たったこんだけで?とも思うのですが,もう歳ということで,でも,仕事をしている以上は,やらないといけない仕事はやらないといけないし,それ以前にその気になったことをやらないということはありえないし,疲れたら休むということで行くことにしたのですが,「規則正しい生活」には程遠い状況ですね.

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6/18'18e
[ロシアの都市]

 WCやってるんですが,思ったんですが,開催都市って,モスクワとサンクト・ペテルブルクはともかく,それ以外は,どこもあんまりなじみがないですよね.ソチは冬季五輪をやったところですが,それまではそんなところ知らなかったですし.

 じゃあ,昔から知ってるロシア(ソ連)の都市ってあんのか?と言われると,それこそ,モスクワとレニングラード(サンクト・ペテルブルク)以外だとキエフと日本に近いウラジオストクくらいで,キエフはウクライナになっちゃったし,そっか,タシケントもウズベキスタンになっちゃったし,ほとんど知らないですね.

 で,調べてみました(笑).ここにありますね.こうして見てみると,クラスノヤルスクとかハバロフスクとかイルクーツクとかはわかりますが,上位の100万都市は,ほとんど知らないです.

 ただそれだけの話(笑)なんですが,何か事情があるんですかね?(まー,ヨーロッパに近い西の方以外はド田舎ってことなんでしょうが) サンクト・ペテルブルクみたいに名前が変わった(戻った)のもある?(そこまで調べる気なし)

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6/19'18
[保証します]

 死ぬ準備とか言うと,このサイトは学生も読めるんだし,彼らがどう思うか考えたら?と言う人もいると思います.もちろん,考えてますよ.

 例えば,20代のときの私みたいに,とにかく研究が楽しくて頑張ってるのに,こういう記事を読むとやる気をなくしたりする? 全然そんなことないと思いますよ.私自身,こんな感じで,T才先生にそういうこと言われても,全然へっちゃらでしたからね.

 他にも大学時代の同世代の中にそういうこと言う奴もいましたしね.でも,その時点で既に「気づいて」いたってことで(今にして思えば)大したもんだと思いますし,そういう意味では,今の若い人達は,ただ頑張ってればよかった団塊から団塊ジュニアまでと違って,そういうことをよく考えてるし,今の年寄りよりよっぽどしっかりしてると思います.

 じゃあ,逆に,これからの人生が長くてしんどそうで,生きづらく感じている学生がこの記事を読んだらどうでしょうか.(少しは)元気になるんじゃないですかね.私の30代のときがそうだったんですが,永遠に続くとも思われた人生がしんどくて,でも実際は,全然永遠ってことはなくて,というか,一瞬だし,もちろん,楽しいこともいっぱいありますが,たとえ辛くてしんどいことしかないとしても,死ぬまでの話です.

 つまり,いつか死ぬわけで,ある意味,何も心配することはなくて,もし死にたいと思ったとしても,慌てて死に急ぐ必要も全くなくて,その日その日を生きていれば,あっと言う間に歳をとって,気がついたら,あーいい人生だったな,生きててよかったなと思えることは,私が保証します(断言).

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6/19'18b
[もう20年も]
(地震防災)

 大阪北部の地震ということで,いろんなところから取材とかがあるんですが,今回の地震は,0.5秒以下の極短周期が卓越した地震動で,震度は大きくなるけど,建物の大きな被害を引き起こす1-2秒は小さく(こういうケースが全体の8〜9割),震度の割に被害が少なかった,自分の家が震度6でも大丈夫だったからといって,決して建物の耐震性能が高いわけじゃないですよ,という同じことをもう20年くらい繰り返していて,なにやってんだかって感じです.

 でも,そういう物理的背景がちゃんとわかってる人は,ほとんどいないわけで,私が言うしかないんですが,要は,20年経っても何も変わらない,具体的には,震度算定法が変わらない,少なくとも,震度に対する正しい理解が定着しないってことなんですが,後者については,多分,100年かかっても無理でしょうから,結局,ちゃんと勉強した人が得をするというか,具体的には,今回の地震で自分の家が大丈夫だからと言って安心してると,痛い目に会うということなのでしょうか.

 致し方ない面もありますが,こういう状況を放置している国の責任は重いでしょう.そういう空振りを何度も繰り返していると,具体的には,津波警報が出ても津波なんか来ない,大きな震度を記録しても建物は壊れない(というのがくしくもどちらも全体の8〜9割)を繰り返していると,津波が来たとき,1-2秒が出たとき,却って被害を拡大させてしまうのは,何度も指摘してる通りです.

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6/19'18c
[脱組織人へ]

 これから定年までの10年弱でやるべきことですが,学生達と精力的に研究活動を続けて行くのは当然として,大学にいる以上は,やるべき仕事もやらないといけないのですが,リタイア後の「準備」としては,簡単に言えば「脱組織人へ」ということだと思います.

 これまでは,学生時代は言うに及ばず,就職してからも,ずっと大学という組織にいたわけで,それは,民間企業が官公庁で働いてた人も同じで,私の場合,○○大学教授みたいな変な肩書きまでついて,多くの人は,まず私をそういう肩書きで判断するわけですよね(あーやだやだ).でも,それももう10年足らずで終わります(解放感).

 と,同時に組織という傘の下から,生まれてはじめて放り出されるわけで,その人の真値が問われると言っても過言ではないでしょう.

 まずは,ちゃんと生きて行く,生活して行くということでしょうか.何事もなければ,それまでの蓄えとか,年金とかで何とか暮らして行けるのでしょうが,そうは行かない,大変なことになるとは,このサイトで何度も書いている通りです.

 そのために一番重要なのは,やはり,体と心の健康でしょうね.これさえあれば,若い人達と同様,時給1000円の辛くてしんどい,でも真に社会で必要な仕事をして稼ぐことができます.と,同時に真に価値あるものが判断できる経済感覚を磨いておけば,何とか食べて行くことはできるでしょう.そのためには,これから10年弱,余計でストレスフルな仕事をして体を壊さないように,ということですかね.

 その上で,組織に所属しなくても稼ぐ力があればというのが脱組織人ということでしょうか.でも,これはかなり難しくて,例えば,何か新しいビジネスを思いついて会社を作ったとしても,今みたいに景気がいいときは稼げるけど,リーマンショック後,あるいは,これから来るそれ以上の経済危機になるとさっぱりというものがほとんどです.

 こうして考えてみると,経済の流れを読んで運用することができれば,非常に大きな力になることがわかります.一つは,不景気や経済危機に強いということですし(そういう流れが読めれば,売ればいい),経済破綻から財産を守ることもできます.どんなにサッカーが上手くても,どんなに売れる商品を開発しても,経済が厳しくなって,食べて行くのにも困る状況になり,プロサッカーリーグがなくなったり,商品が売れなったりすれば,終わりですが,株式や為替や商品相場がなくなることは,経済がなくなることなので,今の資本主義社会においては,誰も生き残ることはできないので(敢えて言えば,自給自足の生活をしている人くらい)稼ぐ手段としては,最強かもしれません.

 ということで,経済の流れを読む力は,磨いて行きたいと思いますが,それは,所詮お金の話というか,もちろん,お金がないと食べて行けないので,必要最低限のお金は必要ですが,そこを確保できたとしたら,次は,やはり,「どう生きて行くか」ですよね.

 つまりは,組織に所属していなくても,仕事なんかしていなくても,楽しく充実して毎日を過ごして行けるか,何か情報発信をするなどして,世の中と繋がりをもつとともに,世の中をよくすることに貢献できるようなことをして行けるか,ということでしょうか.

 でも,究極的には,自分のやりたいことをやっていたら,結果的に世の中の役に立つというのがほんとだし,そうでなければ,大したことはできないので,自分のやりたいことというか,素養を信じて,とにかくやりたいこと,その気になることをやる,そのための準備を進めていくということですかね.

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6/19'18d
(サッカー)

 始まりました(やっぱり,見てるし(笑)).見てるってことは,何かが起こるかもと思ってるから見てるんですが,起こりましたねー.いやー,やっぱり,サッカーは何が起こるかわからない.でも,しっかり守って,縦に長いパスが通って,大迫がキープできたことが大きいでしょう.千載一遇のチャンスが巡ってきたと言えますが,ここから長いな...

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 守備的にガツガツ獲りにいけてたし,動きやゲーム運びは,よかったと思いますが,セットプレー一発で追いつかれました.そのまま前半が終了したのですが,追いつかれた後,ちょっとリズムが悪くなって,ガツガツ獲りにいけなくなったので,後半,修正できるかでしょうか.

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 やりました.しっかり,修正して,前半の追いつかれるまでと同様,ガツガツ全員守備で獲りに行って,相手が10人とは言え,走り勝ったと思います.結構,暑そうだったのですが,最後はコロンビアの足が止まって,それも幸いしたかもしれません.後半30分以降の難しい時間帯を比較的楽に球を回せましたしね.

 大迫,素晴らしかったですね.先制のシーン,2点目のヘッド,そして,得点になりませんでしたが,後半DFを押さえて,素速いターンからのシュートは,世界レベルですよ.

 前半3分で相手が一発退場というラッキーはありましたが,WCのここまでで,最大の番狂わせに間違いないでしょう.WCで日本が南米のチームに勝ったのも初めてですからね.

 これでグループリーグを突破の可能性が出てきましたが,ラグビーのWCのときみたいにならないように,でしょうか.

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 最大の問題?は,前半3分で相手が一発退場というラッキーだったのか,全員で走ってガツガツ球を獲りに行く守備からの縦に速い攻撃という目指すべきサッカーが機能してたのか,ということでしょうか.おそらく両方あると思うのですが,じゃあ,なんでここまでそれができなかったのか,ってことですよね.ハリルさんのサッカーもそういうことを目指してたと思いますからね.

 それが西野さんになって,あるいは,選手の中で何かが変わって,急にできるようになったとすると,協会が指摘するようなコミュニケーション云々ということがほんとにあったのでしょうか?(とはちょっと思えないが)

 でも,もしそうだとするのなら,外国から代表監督呼ぶんじゃなくて,もうそろそろ,日本人のフィジカルやメンタリティーに合った日本独自のサッカーを目指して行ってもいいんじゃないですかね? でも,そのために必要なのは,今大会で結果を残すこと,つまりは,今日の試合がフロックでないことを示すことでしょう.

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6/20'18
(日記)

 一夜明けて,お祭り騒ぎ(笑)ですね.現地に行った人はそんなにいないみたいですが(おかげで,オー,ニッポン,ニッポンとか耳障りな応援?がなくてよかったです),何とかビジョンとかに集まって,みんなで応援したり,街に繰り出したりした人もいたみたいですが,(いつも書いてますが)そんなに「他人に依存」しないで,自分が頑張った方がいいんじゃね?

 私は,サッカーも野球も見るのは好きですし,野球はライオンズ勝ったら嬉しいですが,金を払って試合を観ることはないですし,費やす時間もほんとに微々たるものです.つまり,楽しませてもらってありがとうということですが,楽しませてもらってるんだから,金払え,(サッカーだったら)12人目の選手として会場に来て応援しろと言われるのなら,サッカーも野球もなくなって構いません(冷).

 つまり,こういうものは,所詮そういうものということです.選手の立場に立てば,本来,金にならないやりたいことをやらせてもらってるんですから,こんな幸せなことはないってことを忘れるべからず,ってことで,逆に言えば,別に負けても日本に帰れない,なんてことは,断じてありませんよ.

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6/20'18b
[非常に汎用性が高い重要な能力]

 経済の流れを読んで運用する力ですが,実際は非常に難しいですよね.その理由は,究極のゼロサムだからで,みんな仲良く儲かるってことはありえないからです.投信買ったり,プロに任せるとか言ってる奴は,むしり取られるのが関の山でしょう.

 じゃあ,しっかり働くしかないということなんですが,それはその通りなんですが,これもそう簡単な話ではありません.第一の人生では,それでいいですが,第二の人生というか,歳衰えて働けなくなるわけですからね.

 自分のやりたいことや得意なことが,例えば,スポーツのように若いときにしかできない,あるいは,芸能人のように瞬間的には稼げるけど,というものの場合は尚更です.そこまで極端でなくても,一般的なビジネスの世界でも,景気がよくて稼げるときに稼いで,不景気に備えるのが基本ですからね.

 一般の人にしても,定年過ぎても働けるうちは働きたいってのは,わかるんですが,いつかは,働けなくなるでしょうし,無理して働くと,体を壊したり,病気になったりして,余計に早くそうなってしまうとは,何度も書いてる通りです.

 そうすると,稼いだ「現金」をどう運用するかがどうしても必要になってきます.運用まで行かなくても,少なくとも経済危機から守る必要があります.一生懸命働いて稼いだお金がある日突然紙くずとか1/10とかになってしまうわけですからね.

 そう考えると,経済の流れを読んで運用する力って,実は,非常に汎用性が高い重要な能力かもしれません.でも,勝てる人は極僅かで,喩えて言えば,128人くらいの選手が出場するトーナメントで優勝するくらいのイメージでしょうからね.

 ここでも重要なのは,やはり,世の中の風潮とかメディアの言うことに騙されず,自分の頭でしっかり考えることでしょう.でも,単純な話だとも思いますけどね.目先の経済を回すために財政出動して,受けるサービスに対する対価(税金)も払わず,ばんばん借金して,大して価値がないものに散財してどうなるか,誰が考えても明らかじゃないですか?

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6/20'18c
[思うつぼ]

 定年というかソフトランディングというか「準備」の件?ですが,定年という形で首を切られるのは,腹立たしい限りですが,50を過ぎると,責任が重い,でも,その実,つまらなく大して意味もない仕事をやらされて,だんだん嫌になってきて,疲れてきて,定年が待ち遠しくなってきて,みたいな感じで定年を迎えることができれば,せいせいして定年が嬉しいという仕組みになってる,と,どこかで書きましたが,ある意味,うまい具合というか,なるようになってる気もしたのですが,とんでもないかもしれませんね.

 もし,そんな感じで定年を迎えたら,その後どうなるでしょうか? それこそ抜け殻状態で,何もする気にならないんじゃないですかね? しばらくは,長年の疲れを癒すみたいな感じで過ごすとしても,そこから回復して元気になって,さあ次は何をしようか,とはならない気がします(想像力の問題).そのくらいで済めばまだしも,体を壊して病気になって,結局...ってことになってしまうんじゃないですかね.

 そして,これって「思うつぼ」ですよね.つまり,働かせるだけ働かせて,挙げ句の果てには,殺して年金まで踏み倒そうとしてるわけです.何とか対策をしないとまずいんじゃないですかね.

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 でもじゃあ,仕事やめて何すんの?と言う人は多いですし,定年後も何らかの形で仕事して,一生現役というか,倒れるまで仕事して死ねれば本望と思ってる人も多いと思うんですが,そんなに「うまい具合」には行かないんですよねー.具体的には,多くの場合,「死に損なって」痛くて苦しい思いをすることになるわけで,それは,誰だって嫌でしょう(私は嫌です).

 でも,多くの人は,仕事以外に特にやることないんですよね.あったとしても,お金くれるのなら仕事したいんですよね.

 もちろん,仕事は「最高の退屈しのぎ」ですが,他にやることないんかい?とは思います.そもそも,仕事というのは,お金をくれるわけで,ということは,大なり小なり「つまんないことさせてごめんね」という要素があるわけで,だとしたら,お金が何とかなるんだったら,「つまんなくないこと」した方がいいと思いませんか?

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6/20'18d
[奇跡?]
(サッカー)

 コロンビアに勝ったことをマイアミの奇跡みたいに,○○○○○の奇跡(○○○○○は,開催地の名前だけど,どこかよくわからんところで憶えてないけど,確か5文字だった)と呼んでるみたいですが,いやいやいや,奇跡じゃあかんやろー.

 マイアミの奇跡は,確かに奇跡でしたが(地震研旧六部の夏合宿中で伊豆にいて,その日,雨で遊びに行けず,みんなで見ていた),今回は,単なる奇跡ではなく,どうして勝てたのか,何がよかったか,どうすれば勝てるのかをしっかり分析して,日本サッカーの夜明けにしないとまずいんじゃないですか.開始3分で相手に退場者が出るというラッキーは,ありましたが,勝ったのは事実だし,マイアミの奇跡のときと違って,やるべきことをやった結果ですからね.

 何より,スター選手どころか有力選手もいない「今の戦力」で勝てたってことですからね.強烈な皮肉でもありますが,何度か書いているように,一流半の選手しかいなくても,しっかりフィジカルを鍛えて全員でハードワークして,チームとして機能すれば,強いチームになるってことで,それこそ日本が目指すべきサッカーじゃないですか.

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6/20'18e
[一息つくけど]
(日記)

 今日も朝から会議3つで,一体何を...って感じなんですが,今日は,家に帰ってきてご飯食べたら爆睡...とはなりませんでした.というのは...

 2つ目の会議の後,T先生と話しながら部屋に帰っていったんですが,その時に,こんなんじゃもう定年が待ち遠しいって感じですよね,とか自虐的に言い合って,しんどくなったり眠くなったりしたら抗えないというようなことを言っていたら,ふと,じゃあ,しんどくなったり眠くなったりする前に対処すればいいのでは,と思い立ちました.

 考えてみたら,しんどくなったり眠くなったりなるのって,仕事とかが一息ついて一息つくときですよね.つまり,一息つかなければいいというか,一息ついても,しんどくなったり眠くなったりする前にしんどくなったり眠くなったりしないようにすればいいってことです.

 やり方はいろいろあるんですが,単純に言えば,活動するってことですかね.もちろん,実際には,疲れは溜まってるので,休まないといけないのですが,晩ご飯を食べて寝てしまうと睡眠のリズムが狂うので,寝る時間まで活動して引き伸ばして,寝る時間になったらしっかり寝るってことでしょうか.

 なんだか当たり前の話なんですが,一息つくけど,疲れが出てしんどくなったり,眠くなったりしないようにするのって,非常にびみょーなテクニック的なところがあるので,そういう技術を磨くってことですかね.

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6/21'18
(日記)

 ということで,昨日は,ぐっすり眠れるかと思ったのですが,夜中に一度目が覚め,朝方も一度目が覚めました(またすぐ寝たけど).ということで,あんまり調子はよくないですね.

 考えてみたら,一日中会議で座りっぱなしなわけですし,疲れたと言っても一体何に疲れてるんだ?ということなわけですからね.でも,そういうことを変えるには,大学をやめるしかないんですが,一日中会議という日は,そんなにあるわけじゃないし,研究を続けていくには,大学にいるしかないので,そういう中で何とかやって行くしかないですね.でも,そういうことをしないといけないのも,研究ができるのも,あと9年弱の話です.

 この件に関しても,そんな感じで何とか定年まで勤め上げて,しばらく抜け殻になったとして,そこから特に回復することもなく,だらだらと自堕落に過ごしたとしても,それでいいと思えば,それでいいということでしょう(でも,最低限の体調管理は必要かな).それをこれじゃだめだとか,社会や人との繋がりがないと生きてる意味がないとか思うから具合が悪くなるわけです.

 でも,定年で解放されて抜け殻になるほど,(余計で無駄なことして)働いて余計なお金を稼ぐのは,やっぱり,よくないでしょう.他にやることがないのなら自業自得でしょうが,私の場合は,他にやることなんかいくらでもありますからね.そもそも,体を壊して病気になるくらいなら,仕事なんかさっさとやめるべきなのは明らかです.

 でも,学生達と研究して行くというやりたいことを人質にとられてるわけで,何とかして行くしかないのですが,逆に言えば,私の研究室で研究したいという学生がいなくなれば,もう大学にいる意味はないということになります.

 私の研究室で研究したいという学生がいなくなるというのは,単に志望者がいなくなるということではなくて,卒論,修論書いて卒業,修了しないといけないから来たということなら,別に私の研究室でなくてもいいわけで,そういうことは,見ていればわかりますし,そういう学生が増えてきてるのも事実なので,定年を待たずして,「そういう状態」になることもあり得るのかもしれません.

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 そもそも,今の仕事ってどうなんでしょうね? どこかで書きましたが,時給5000円で1日8時間,週休二日で,年間250日働くと1000万なので,時給5000円よりはいいってことで,しかも勤務時間の半分を(無償でもやりたい)研究に使ってるとすると実質時給1万以上です(でも,昨今の雑務の急増で研究時間は,もう半分を切ってきてるでしょう).

 いざとなったら,辛くてしんどい時給1000円の仕事をすればいいとは,何度も書いてますが,今の仕事の時給は,実質,その10倍以上,つまり,1日8時間働くところを1時間以下で済むことになるので,こりゃーやめられん?

 そこが罠だと思うんですよね.じゃあ,時給1万円で1日1時間だけ働かせてくださいと言ってもそうは行かず,がっつりフルタイムで働かないといけないわけです.そして,時給が高いのは,それだけの理由があるわけで,つまり,責任が重く,ストレスがかかる仕事なわけで,それで体を壊してしまっては,元も子もありません.

 もちろん,働かないと食べて行けないのなら働かざるを得ないのでしょうが,経済感覚を発揮して無用な支出をしなければ,働かなくてももう何とかなるところまで来てるわけですしね.

 でも,ここで問題となるのが,来るべき経済危機です.たとえ数億の財産を有していたとしても,財政破綻やインフレでその価値が1/10になり,年金もがっつり削られれば,食べて行くのにも窮することになります.そういう意味でも運用力は,非常に重要なのですが,勝てるのは,全体の数%てことは,極一部の人しか助からないってことです.

 ここで気づくのは,今のどうしようもない経済政策ですが,将来に不安をもたせて,今のうちに稼いでおこうと思わせて無駄に働かせる,そして,添加物まみれの食品やアルコールとの合わせ技で体を壊させて,あわよくば年金まで踏み倒すという罠というか,作戦なんじゃないですかね? 実際,日本人の6割が「そういう病気」で死んでるわけですからね.

 そう考えると,いろいろ辻褄は合ってくるし,空恐ろしい話なんですが,そこから自分や家族の身を守るのは,至難の業とも言えるわけで,でも,そこであきらめてしまうのか,何とかしてやろうと思うのかで激烈な差になることは間違いないでしょう.

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 でも,もう何年も前からやばいやばいと言われながらも,景気は悪くないし,別段問題はなさそう...ですか? 問題ありすぎますよね.でも,世の中は,ふつーに回ってるし,大丈夫なんじゃない?

 そこがまたまた罠なんですよねー.リーマンショック前のように安心しきってるところにガツンと行くタイミングを(誰かが)はかっているということでしょうか.

 でも,それなりに賢い人,用心してる人もいるわけで,そういう人達まで騙そうとするのなら,もう一段何か仕掛けてくることもありうるわけで,そのタイミングを読むのは,至難の業なんですが,津波警報とか1-2秒応答と同じで,何回空振りしてもいいんで,津波警報が出たら空振りしても高台に避難するように,予兆があれば,しつこく,でも1日10分だけ経済の流れを読んで淡々と,仕掛けていくということですかね.

 でも,日運というか,値動きが大きい非大手証券を空売りするのは,いくら何でもハイリスクだとすると,資保というか,日本円を外貨や商品(先物)に変えておくというのは,誰でもできることだし,実際,やってる人も結構いると思います.

 でも,そういうことを書いて,1年くらい経ったと思いますが,原油は大幅に上がりましたが,金(ゴールド),プラチナは,むしろ下がってるし,外貨も少し下がってるし,全然だめじゃん,と思ってるとしたら,まさにそれこそ罠というか,振り落としなわけです.つまりは,だめじゃんと思って売ったら,途端に...というのが相場の世界ですし,これもしつこく何度もじゃないですが,こうだと思ったら,騙されてコロコロ考えを変えるなってことですかね.

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6/21'18b
[公平じゃない?]
(サッカー)

 コロンビアに勝ってジャイキリということで,鬼の首を取ったようなどんちゃん騒ぎなのですが,何か公平じゃない感じもしてきます.確かにサッカーということになら,コロンビアは南米の強豪国ですが,国民の生活というか,そこで暮らしてる人からすると,治安は悪いですし,豊かさからすると日本とは比べものにならないでしょう.つまりは,サッカーくらいは,勝たせてくれよ,というのがコロンビア国民の偽らざる心境なんじゃないですかね? それは,南米だけではなく,アフリカやアジアでもそうでしょう.

 でも,そんなこと言ったら,ドイツとかフランスはどうなん?ってことになるわけで,オリンピックのメダル数とかノーベル賞受賞者数じゃないですが,総合力としては,日本はまだまだだと思いますし,少子化超高齢化で借金まみれで,これからどうなって行くかと思うと,それこそ,サッカーの時くらい,いい夢見させてよ,って感じ?

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[手の平返し]

 ずっと戦績が振るわず,監督が解任され,その後もだめで,事前予想も大方3戦全敗だったところ,コロンビアに勝って,手の平を返したかのように盛り上がるのは,節操がないとは思いますが,直前までだめだめだったのは,事実ですから,ごめんなさいと謝る必要はないと思いますけどね.

 それに,3分で退場というラッキーもあったわけですし,これで行けるというほど簡単な話でもないでしょう.そもそも,行けたとしてもこれでいいのか,ということはあります.次の世代を育てられず,そういうサッカーをすることもできず,結局「経験のある」年寄り頼みでは,将来の展望が開けたとは言えません.

 でも,コロンビア戦を見る限りは,南アの直前のイングランド戦のときのように,日本がやるべきサッカーが見えた感じはしたので,それを貫いて,大会後も磨き続けられるか,監督も含めてそういうチーム作りができるかですが,まずは,このやり方が通用するか,今大会で結果を残すことですかね.

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6/22'18
[最大の敵]

 定年後問題ですが,定年まで身を粉にして一生懸命働いたし,蓄えも充分あるし,これから悠々自適というか,社会と無用な関わりをもつことなくだらだらと自堕落に過ごして行きたい(ただし,ある程度の体調管理は必要)というのもありだと思うんですが(でも,ほんとは来るべき経済危機を考えるとそうも行かないんですが),「最大の敵」は,家族というか配偶者なんじゃないですかね(笑)?

 亭主元気で留守がよかったのが,ある日突然,家でゴロゴロしてるのは,たまったもんじゃないわけで,いろいろ愚痴もこぼすでしょうし,そういう「口撃」に耐えられますかね?(むりそーな気がする(笑))

 ということで,妻に財産を半分渡して離婚する人もいるみたいですし,そこまで行かなくても別居する人もいるみたいです.でも,離婚とか別居とかすれば,自分の身の回りのことは全部自分でやらないといけませんし,孤独を受け入れる必要もあります(でも,それ以上に,一人の気楽さがあると思いますけどね).

 つまり,それが「準備」の一つと言えるかもしれませんね.そう考えると,(基本的に)一人暮らしの私は,既に準備ができてることになります(自画自賛).自分の身の回りのことを自分でやるのは,大変そうに見えるのですが,やってみると存外簡単で,こんなことやってもらうのに給料の半分をもって行かれたらたまらんと思うでしょうし,創意工夫するのも楽しいですし,第一気分がいいです.

 離婚や別居まで行かなくても,自分の身の回りのことは自分でやるということなら,邪険にされることもないでしょうし,自宅の中でも「一人前」に扱ってもらえるでしょう.でも,今日は,食事の当番とか,そういうのって,やらされてる感というか違和感があって,やっぱり,一人暮らし(一人,時々,みんな)がいいなとは(個人的には)思いますけどね.

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6/22'18b
[ニュース?]
(仕事)

 大阪北部の地震ですが,電話は鳴りっぱなしでしょうが,普段から電話は一切出ませんし,研究室のウェブサイトの上の方にこういうことを書いてハードルを上げてるんですが,相当の数の問い合わせが来て,そのどれもがほとんど同じ回答なので,さすがにげんなりしてきました.

 概して言えるのは,新聞社は,割としっかりしていて,テレビは,かなりざっくりというか,いい加減なものが多いです(特に民放).で,ホームページを見て,というのが多いんですが,結構驚くのは,読売とか毎日の記事の私のコメントを読んで,というものがかなりあることです.そんなんあり?

 普段もネットニュースとか見てても,テレビで放送されたものを「ニュース」として,平気で流してますよね.つまりは,平気で他人のふんどして相撲をとってるわけで,メディアの人間なら,自分の足でネタを取りに行こうというか,そういうプライドというか自負とかないんですかね?

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6/22'18c
[悪くない]

 リタイアしたら,わざわざ自堕落に生きたいというまでのことはないのですが,(邪険にされるのも,無用におせっかいされるのもどちらも)年寄り扱いされるくらいなら,たとえ,年寄り扱いされないとしても,実際は,年寄りなわけで,つまり,回りが気を使ってるってことなわけで,そんなことなら,社会とできるだけ関わりを持たずに,ほんとに親しくてわかり合える家族や友人達と時々会うくらいで,基本的には,日々一人で楽しくのんびり暮らして行くのも悪くないと思うんですよね.

 そのためには,孤独と退屈を受け入れる必要があるのですが,孤独を受け入れれば,余計な人間関係による無用なストレスはなくなりますし,「一人,時々,みんな」ということなので,完全に孤独ではないし,退屈については,承認とか評価とか,余計なものを排除して,真にやりたいこと,やるべきと思うこと,やる価値あると思うことを内的熟達的にやって行けばいいということでしょう.

 もしそういうものがないとしても,今の世の中,退屈しのぎには,事欠かないわけで,何とかなるんじゃないですかね.ポイントは,やはり,(特に仕事で成功した人は)こんな(自堕落な)生活していていいんだろうか,とか,社会から必要とされなくなって寂しいとか思わないことでしょう.

 これが,仕事で成功した人(≒社会から必要とされた人)には,非常に難しいんだと思いますが,社会から必要とされるとか言ったって,世界中誰一人として代わりがいない人間なんていないわけですし,ほとんどの場合,ほんとに必要とされてるわけじゃなくて,あなたの力が必要だとか言って,おだてて体よくこき使ってるだけですから,別段気にすることなんかないと思いますよ.

 つまりは,社会に必要とされてるかではなく,自分がやってることに価値があるかと自分が思うかなわけで,それが社会に必要とされるかどうかなんて度外視して,やる価値があると思うことをやればいいってことですし,仕事で成功したのなら,もうやりたいことやってのんびり過ごすということでもいいんじゃないですかね.

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6/23'18
[お気楽な商売]

 ネットニュースについては,今時の若い人達は,テレビなんか見ないし,新聞なら尚更だし,だったら,テレビや新聞で流された情報を伝えてあげてるんだよ,という感じなんでしょうね.でも,他人が汗水垂らして集めた情報を横流しするだけなんて,なんてお気楽な商売だと思いますけどね.

 これは,何を意味するかというと,ネットニュースなんて所詮そんなもんということです.もっと言えば,インターネットとかSNSとかもそうですし,もっと言えば,テレビや新聞などのメディアだっていい加減なものが多いです.

 要は,どれだけ「自分」で苦労して情報をとったか,ということですね.例えば,先日の大阪北部の地震ですが,メディアの報道を見ていて,大変なことになってるなーと思ったとしても,じゃあ,現地に行ってみたらどうなん?ってことなわけです.

 その一方で,全ての情報が嘘で無価値なわけでもなくて,結局は,情報をとる側次第ってこともあるわけで,やっぱり,非常に難しい時代になったと思うのですが,逆に言えば,そこで大きな差が付くということでしょう.

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6/23'18b
(地震防災, 世の中, サッカー)

 週末ということで,今週のニュースをまとめて報道してる番組が多いんですが,大阪の地震とサッカーですかね.

 大阪の地震については,ブロック塀の報道が多いです.未来がある小学生が命を落としたということで,事は重大なのですが,ブロック塀がやばいなんてことは,もう40年前の1978年宮城県沖地震のときから言われ続けてるわけで,この40年,一体何をやって来たんだ,ということです.

 そもそも,基準がどうとか,誰が責任者とか,そんなこと以前に,危ないってことくらい見りゃーわかるだろが,ってことですよね.

 でも,これも確率が低い巨大な恐怖に目をつぶる本能だと思うんですが,やばいと思っても,放置するのが人間なんですよねー.私がT大J研にいた頃にいっしょにいた人は,すぐわかると思いますが,T大J研を出てすぐ左の道路のところに巨大なブロック塀がありました.今は確か撤去されたと思いますが,みんなやばいって言ってたにも関わらず,何十年も放置されてたと思います.タクシーの運ちゃんがすぐ横に車を停めてよく昼寝してましたけど,一体何を考えてんだ,って感じですよね.

 このことは,何を意味するかというと,今は騒いでるけど,今回も大して事態は変わらないだろうということです.ましてや(何度も書いているように)今や総無責任社会ですからね.

 じゃあ,どうしたらいいか,ですが,お上任せじゃなくて,自分や家族の身は自分達で守るしかないということです.まさに世も末状態ですが,国は借金まみれで,その上,更に借金して,目の前の経済を回して借金を踏み倒すのに必死,民間企業は,ひたすらそれに乗っかるという惨状ですからね.

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 サッカーは,サランスク(やっと憶えた(笑))の奇跡ということで,監督が同じだったマイアミの奇跡を引き合いに出してるみたいですが,あの時とは違う,というか,違うことにしないと日本サッカーに未来はないとは既に書きました.

 で,思い出したのは,あのときも(ラグビーWCで南アに勝ったときと同様),決勝トーナメントに行けなかったんですよ(2勝1敗で3チームが並んで得失点差で3位だった.ただし,1位と2位は,ブラジルとナイジェリアで,そこが準決まで行って,ナイジェリアが勝って,決勝でも勝って優勝したから厳しい組だったとは言える).

 つまりは,繰り返しになりますが,「そういうこと」にならないように,ってことなんですが,これは,偶然でも何でもなくて,要は,重要な試合にエネルギーを使い尽くすと他の試合でやられるんですね.ラグビーWCのときもそうでした.

 初戦が大事ということで,そこに全精力を注ぎ込んで,何とか勝ったとしても,残り2試合で負ければ,意味ねーじゃん,ってことで,要は,これからの日本サッカーのこともありますが,勝負はこれからということでしょう.

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 全員でしっかり守備をして縦に速い攻撃に活路,ということなんですが,どうなんですかね? 格下のチームが格上に勝つには,これしかないってことで,南アのときは,これで勝ち上がりましたし,今回も初戦はそれでとったと思うんですが,全てのチームがそんなことやってたらサッカーになりませんよね(喩えて言えば,パネルクイズアタック25の究極の矛盾(笑)と同じ).

 ですから,サッカーも所詮そんなもん,ということですかね.でも,プロリーグでは,金をとってみせないといけないので,プロレス的な暗黙のルール的なものがあるということでしょうか(まさにプロレスは「プロ」ってこと.皮肉?).逆に言えば,WCは,プロリーグではないので,見せること度外視で勝負に拘るサッカーになりやすいということはあります.

 日本に関して言えば,WCに出場する国の中では,間違いなく最低位国ですから,遠慮なく「格下サッカー」をやればいいと思うのですが,思えば,南アでそれで勝って,次の段階に進んだと勘違いしちゃったんでしょうね.つまりは,今回,「格下サッカー」で勝ったとしても,しつこくそれを続けられるか,でしょうか.

 じゃあ,格下サッカーから卒業する目安ですが,FIFAランク20位以内ってとこじゃないですかね(メキシコなんか20位以内でもそういうサッカーしてるし).つまりは,現状では,夢のまた夢ってことです(現在61位).でも,若手が育たず,スタープレーヤーもいない現状では,そういうサッカーがやりやすいんじゃないですかね? ジーコが監督のとき,中田とか小野とか中村とかそれなりのプレーヤーがいて,華麗な?サッカーを目指したと思うのですが,結果は,惨憺たるものでしたから,やっぱり,そんなの「100年早」かったんですよ.

 ですから,安心して格下サッカーをやって,まずは,ランキングを上げて行けばいいと思うのですが,一つ問題があって,それは,アジアの国は,ランキングを上げにくいということがあるんですよね.というのは,WC予選とかアジアカップとか,どうしてもアジアの国との対戦が増えてしまうからです.そして,アジアを抜けるのは,それなりの難しさは,あるわけで,でも,ランキングが低い国に勝っても当然ランキングは上がりませんし,取りこぼせば,逆にランキングは下がります.つまり,足の引っ張り合いをしてるんですね.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,日本だけがランキングを上げようとしても厳しくて,アジア全体で上げないといけないということです.具体的には,まずはWCで勝ち上がることでしょう.

 そういう意味では,アジアの国は,日本もそうですが,今回は,(開幕戦のサウジは悲惨だったけど,それ以外は)結構頑張ってる感じはします.でも,惜しいところまで行っても勝たなければランキングは上がらないので, もう一息ってところでしょうか.

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6/23'18c
[真に必要?]

 年寄り扱いされるくらいなら,たとえ,年寄り扱いされないとしても,実際は,年寄りなわけで,つまり,回りが気を使ってるってことなわけで,そんなことならということは,真に必要としてくれるのなら頑張る,ということなんでしょうが,ほんとに「真に必要」ってことあるんですかね?

 例えば,今私が大学を辞めたら回りに大変な迷惑をかけることは確かだと思うのですが,結局は,責任が重くめんどくさい仕事の一端を担ってくれる奴が一人いなくなって困るというだけの話でしょうし,学生からしても,とにかく卒業させてくれりゃあいいんだよ,ということなら,別に私でなくても構わないわけです.

 リタイアするときも,どこかから声がかかるかどうかで,その人が社会から必要とされているかどうかわかるという非常にシビアなところはあるんですが(具体的には,退官記念パーティーで,これから行くところがあるかないかが如実にわかる),実際のところは,真に必要とされるというよりは,今までいろいろ世話になったんで,みたいな天下り的な話というか(実際,そういうことを見越していろいろ活動してる人もいる),何度も書いてるように,話があると言っても,あなたが必要だと言って,体よくこき使うという側面もあるわけですからね.

 つまりは,向こうから来る話には気をつけろってことで(だって,「向こう」にとっていいことがあるから「向こう」から話が来るわけですからね),ほんとにいい目を見たいのなら,自分から押しかけるというか,自分で何かした方がいいってことになります.

 そして,自分で何をするか決めるという判断の中で,もう仕事はしないで,のんびり暮らして行くということを選ぶのであれば,それはそれで悪くないと思うんですよね.

 でもそうすると,回りの人,具体的には,例えば,退官記念パーティーに出てた人は,あーこの人は,どこからも声がかからず,寂しい老後を送るんだな,と思うと思うんですが,そういう社会的プレッシャーというか,見栄というか,表面的なことを捨てて,実質的なものを得るということができるか,というのが,孤独と退屈を受け入れて実利を得るということなんでしょう.

 でも,こうして考えてみると,ほんとめんどくさい世の中というか,重要な仕事に見えてその実しょーもないことなんかやりたくないのに,「認められたくて」そういうことをやらされるようにみんな「はめられて」いて,ほんとは離脱したいとも思っても「はめられて」て離脱できないみたいなジレンマなわけで,でも.そこで「何か行動」を起こせるかで,殻を破れるというか,何かが起こるのだと思います(でも,歳をとるとそういうののハードルが...).

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6/23'18d
[耐え難い]

 平たく言うと,自分がもうすぐ高齢者になるというのが信じられないというか,受け入れがたいというか,耐え難い何かがあるんですよね.何度も書いているように,歳をとるのは自然なことだし,それ自体は,どうということはなくて,受け入れていけばいいんですが,この耐え難さは何なんですかね?

 と書きながら気づいたのは,やはり,社会的要因だと思います.つまり,子供が子供というだけで子供扱いされるように,年寄りが年寄りというだけで年寄り扱いされるのが耐え難いんだと思います.実際,そういうことが少しずつ始まってるわけですからね.

 でも,残念ながら,そういう(しょぼい)社会は変えられないとすると,選ぶ道は,やはり,社会からの離脱でしょう.つまりは,孤独と退屈を受け入れて,実利を得るということですね.

 そして,そういう社会からの離脱自体は,別に高齢者でなくても,悪くないというか,それはそれでありな感じもするんですよね.

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 と書いたんですが,どうなんですかね?

 私が「歳」を感じ始めたのは,40代半ばで,それまでは,そういうことは,考えたこともありませんでした.でも,40代半ばくらいからそういうことを感じ始め,体調もよくなく,バドミントンも怪我ばかりで衰える一方,そして,現在に至るという感じでしょうか.

 気づいたら,体は思うように動かず,鏡の中の自分を見ても,ただの汚いおっさんにしか見えません.つまりは,実際に歳をとった,そして,実質,人生が終わってるわけで,社会的にどうこうという以前の話なんでしょう.

 こんなこと書くと,人生に絶望してるように見えますが,そんなことはなくて,これまで楽しくやって来られたし,満足の行く結果も得られ,(第一の)人生が終わってほっとしているところもあって,実際,今が一番幸せなわけですし,これも補い合う何かじゃないですが,うまいことできてるな,とも思うわけです.

 ですから,社会的要因というのもそうですが,それ以前の実際に歳をとったということなわけで,だとしたら,醜態を晒したり,社会に迷惑をかけたりするのではなく,社会から距離を置いて,どこかでひっそりと過ごして行きたいとも思うんですよね.

 でも,定年までは,もう少しありますから,何とかそこまでは,ということでしょうか.社会から距離を置きたいというのは,具体的には,研究や学生の研究指導以外のいろいろめんどくさい仕事ってことなんですが,研究や学生の研究指導というやりたいことをして行くために,あと少しの辛抱ってとこですかね.

 でも,研究については,まだまだアイデアは出てくるし,研究の中身的にもどんどん成果を上げて行けると思いますが,それを査読論文やジャーナルに書いて,自分の業績を作るということには,もうあまり興味がないです.学生の研究指導についても,彼らを指導することで,成果を上げさせて,彼らを圧倒的に成長させることもできるんですが,いかんせん,彼らにその気がなければ,どうしようもありません.

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 そういう流れとも対応してると思うのですが,とにかく欲がなくなってきた感じがします.物質的には,必要以上のお金は要らないというのは,昔からそうですが,益々そんな感じですし,東京に住みたいとも思わなくなったし,実利に近いところでも,新しくて速いPCが欲しいとも,新しい車が欲しいとも思いません.食欲はあるんですが,これが食べたいというよりは,(何食べてもそこそこおいしいと思うので)これでいいやという感じですしね.

 精神的なところでも,評価されたいとか,人から好かれたいとかも思わなくなってきたし,性欲はまだあるとは思うのですが,綺麗な女の人を見ても,かわいいなとは思いますが,その人を一人の人間として見ると,女性である前に人間なわけで,そういう感情は,逆になくなります.

 人と会って話すのは,楽しいんですが,話が合わないというか,話しても面白くない人もたくさんいるわけで,少なくとも不特定多数の人と話すようなところには(まだ第一の人生にしがみついてるような人も多いし)行かなくなりました.

 ということで,確実に仙人(笑)に近づきつつあると思うのですが,ほんとに仙人になるには,一人(時々,みんな)でも大丈夫という状態にならないといけないわけで,そのためには,社会からの評価とかは要らないんですが,経済危機が来ても大丈夫な経済力は必要だし,心と体の健康を維持して自分の身の回りのことは自分でできないといけないし,一人でも楽しく退屈しのぎして行けるってことで,実は,第一の人生で成功することなんかより,遥かに難しく,やり甲斐があることだと思うんですよね.

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6/24'18
[行動の目的化]

 歳をとることが耐え難いのは,歳をとること自体ではなく,年寄りというだけで年寄り扱いされるという社会的要因と思ったけど,その実,実際に歳をとってんだから,醜態を晒したり,社会に迷惑をかけたりしたくない,ってことは,結局は,やっぱり,社会的要因ってことですよね(笑).

 だとすると,どんどんおかしくなり生きづらくなる社会から離れて,楽しくのんびり暮らしたくなって来るわけで,やっぱり,うまいことなってるというか,結局,どう生きて行くか,その人がどうしたいのかってことなんだと思います.

 こうして考えてみると,何度か書いてるように,物事には全て二面性があるわけで,「〜のために」といった行動の目的化がいかに無意味で,大きなリスクがあるかってことです.

 本能的には,死にたくない,歳をとりたくないと思っても,どんどん歳をとって衰え,人生が終盤を迎えて死が近づい来て,ここまで無事に,更には,楽しくやって来られて,ほっとするところもあるわけで,まさに余計な心配など要らないということでしょう.

 卑近なこととしては,お金が欲しいと思って,余計に働いても,必要以上のお金は要らないし,むしろ,体や心を壊してしまいます.出世して偉くなりたいと思って頑張って偉くなっても,その実,いいことなんかほとんどありません.

 じゃあ,何が行動規範になるかと言うと,ほんとにやりたいのか,やる価値を見出せてるのか,ということでしょう.だったら,金持ちになりたい,偉くなりたいと胸を張って言えるのなら,(それがその人の「素養」なので)それもありでしょうが,そんなことでは,成功しないケースがほとんどでしょう.

 私個人的には,そういうことと無縁にやって来られたのは,自分でもよくやったと思うのですが,たまたまだった気もするんですよねー,実際,業績を残して,昇進もしてるわけですし,それ以外にも,つくばに来てから,東京に帰りたいと思っていたことは事実で,もし5年か10年前くらいに東京の大学から話があったら,ほいほい帰ったかもしれず,でもそしたら,自分のやりたい研究ができなくなって,一体何やってんだ?となったでしょうからね.

 でも,言えるのは,私は,業績を積んで東京に帰ることを目的として研究はしたことは,全くないですし,そういうことを考えたときは,逆に明確にモチベーションが下がることも実感しました.ですから,純粋に地震動の性質と建物被害の関係を探求するために研究してきたということですし,だからこそ,結果を残せたと思うんですよね.

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 とは,書いたものの,そんな単純な話でもないとは思うんですよね.

 実際,私自身,ちゃんと査読論文を書いて,業績を積んでやってきたわけですからね.「承認の欲求」についても,今はもうそんなにないですが,思い返してみると,40代の頃は,そこそこあったのかもしれません.実際,東京に帰りたいとか,Seismic Intensity Measureでジャーナル書きたいとか思ってたわけですからね.

 今だって,例えば,責任が重いめんどくさい仕事が来たら,しょーがねーなと思いながらも,引き受けたからには,ちゃんとやらないといけないと思ってやってますし,藤原が練習したいと言えば,這ってでも行ったわけですし,こんな感じだと,東京の大学から話があったら,あるいは,今の大学を定年でやめるときにいい話があったら,ほいほい行くかもしれません(節操なし).

 それをどう判断するかは,そのときになってみないとわからないし,これまでもいろいろそういう「岐路」はあったわけで,そのどれもがとてもびみょーなもので,ほんとあそこでああなってたら,と思うと,ぞっとすることもあるんですが,その一方で,どう転んでもなるようになってる気もするんですよね.

 てことで,最後は,結局,「自然の流れ」で,って感じなんですが(笑),重要なのは,やっぱり,考えるってことですかね.それは,その時に考えるというよりは,普段からちゃんと考えて,例えば,自分がどうしたいのか考えていて(まさに「準備」),そのときが来たときは,むしろ直感的に判断する方がいいんだと思います(ということで,いろいろ考えて,このサイトに書いて「準備」しているわけです).

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6/24'18b
[一つ具体的な例]

 一つ具体的な例を思い出しました.○○長の件ですが,あれから4年が経ち,結局,この間,首都直下地震も南海トラフの地震も起こらなかったので,結果的に引き受けることもできたということなんですが,4年前はそんなことなんかわかるわけないし,この4年の間に大学で起こったことを考えると,もし引き受けていたとしたら,正直,ぞっとする思いもあります.

 そして,あのとき,ちゃんと対処することができたのも,自分にとって何が大事か,自分だけでなく,組織としてどうなのかをしっかり考えて「準備」できていたからだと思うんですよね.

 ということで,これからも,いろいろしっかり考えて,ちゃんと「準備」して行こうと思います.それは,ちゃんと対処できるようにという「目的化」もあるんですが,そういう「準備」,即ち,考えることが楽しいという「非目的化」された行動ということが大きいと思います.

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6/24'18c
[考えずにはおれない]

 考えることが楽しいって書いたのですが,楽しいというよりは,考えずにはおれない,考えたら書かずにはおれないって感じですかね.実際,哲学者になりたくて哲学者になった人なんかいないわけで,人生とか生き方とかについて考えずにおれなくて,ってことでしょうからね.

 ですから,楽しいというか,これが例えば,私の体や心の健全にいいのかどうかはわかりません.というか,あんまりよくないような気がします(笑).大したことしてないのになんでこんなに疲れるんだ?というのも,考えすぎ,頭の使いすぎなのかもしれません.

 でも,やらずにおれないのなら,それをやめることは(少なくとも私には)できませんし,そういうことがあるのは,やっぱり,幸せなんだと思います.

 今は仕事もしてるし,そんなに時間がかけられるわけでもないですが,極端な話,ただ考えてこのサイトに文章を書くだけで,丸一日過ごせるのであれば,脳さえしっかりしていれば,体がどんなに衰えてもできるし,まさに無敵かもしれません.

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 さすがにこれだけで丸一日というわけには行かないでしょうが,他にもやることは,いくらでもあるし,そもそも,ご飯作ったり,買い物に行ったり,掃除とか洗濯とか身の回りのことをしたり,体調管理のために体を動かしたり,更にそれ以前に,生きて行くためにお金を確保するために,経済危機から資産を守るための運用,即ち,日々の世の中や経済の動きをウォッチして行くことだって必要なわけですからね.

 でも,生きて行く以上は,どう生きて行くかはやはり重要で,思い出すのは,高校時代のクラブのメンツと,リタイアした後何する?ということを話したとき,「思索と会話を楽しむ」と言った友人がいたことです.さすがだと思って感心したんですが,このサイトは,まさにそういうことが(一人でも)できるわけです.

 思索にはなっても,会話にはなっとらんやろ,と言う人もいると思いますが,会話は,「一人時々みんな」の「みんな」のときできますし,会話の主目的は,「話をきいてもらう」ことなので,ここで書くだけで,大方充分な気もするんですよね.

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6/24'18d
[季節がなくなった]

 ここのところ,毎日のように気温が違ってて,体調を崩してる人もいるんじゃないでしょうか.私の中の感覚としては,季節がなくなったという感じです.

 どういうことかと言うと,その日になってみないと,夏なのか春なのかわからないということです.つまり,季節によって衣替えというのはなくなって,その日の気温で半袖を着たり,長袖を着たりする必要があるということです.

 注意を要するのは,その日の朝,服を選ぶときではなく,前日の夜です.つまりは,寝るときの布団ですね.これも翌日の朝の予想気温を見て,毎日のように変えないといけません.それを怠ることが体調を崩す大きな原因でしょう.

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6/24'18e
[日運も資保]
(日運, 資保)

 経済危機から資産を守るための運用,即ち,日々の世の中や経済の動きをウォッチして行くことだって必要と書いて気がつきました.それは,日運も資保ってことです.

 日運というのは,元々何かと言うと,日本経済全体の流れと大きなβ値(変動)で連動する非大手証券株を中心としたポートフォリオを構成して,買うだけでなく(空)売りもして,機会を増やして複利で回すことで資産を増やすという,一部の余剰資金を使ったハイリスクハイリターンの投資で,一方では,資保は,来るべき日本,あるいは,世界経済の破綻に備えて,資産を守ることが目的で,外貨や商品(先物),あるいは,大手商社を中心とした生き残る企業を買えると思ったときだけ買う,更には,世界恐慌の震源となる可能性が高いアメリカ株がやばいと思ったときに指数先物を空売りできるようにNYダウやNasdaqのウォッチもしているというものです.

 というように,日運と資保は,本来,目的は全然違っていたのですが,何度も書いているように,日本という国が長期的に没落して行く,日本経済も然りということで,日運は,売り中心にやっているのですが,日本や日本経済がやばくなって株価が下がって,税収が激減して国が財政危機に陥り,異常なETF買いをしてる日銀が潰れても,その分益が出るってことは,まさしく「リスクヘッジ」になってるわけで,機会を増やして複利で回すとかいう以前に資産を守ることになってるわけです.

 ですから,とにかく何回空振りしてもいいので,ちょっとでもやばいと思えるようなサインが見えたときは,躊躇なくがんがん売っていこうと思います.

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6/24'18f
(サッカー)

 始まりましたが,よくないですね.コロンビア戦のときのように,全然ガツガツ獲りに行かないし,ミスパスは多いし,トラップミスも多いし,コロンビアに勝ったことで何か勘違いしてんじゃないの? もっと捨て身で行かないと...それとも,やっぱ,コロンビア戦で出し仕切った? と思っていたら,あっという間に1点入れられました.でも,あれは,完全に川島のミスですね.あ,オーニッポン,ニッポンってきこえてきた.ほんとうざいな.

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 相変わらずよくなかったんですが,縦パス一本で追いつきました.でも,あれは,長友(は,頑張って走ったと思うけど)のトラップミスがたまたまディフェンダーの間の乾のところに転がったって感じですよね(ワンタッチでパスしたとしたらスーパープレーですがまさかね).でも,ツキはありますよ.

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 同点に追いついて,少しよくなったというか,セネガルのリズムがよくなくなって,前半が終了しました.

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 セネガル,ずっとよくなくて,何度もチャンスはあったんですが(大迫,やっちゃいましたね),得点できず,そういうことがあると,案の定,ワンチャンスでやられました.

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 セネガルの得点の後,セネガルの動きがよくなった気もしたんですが,今度は日本がワンチャンスで同点に追いつきました.わかんないもんですねー.

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 このまま引き分けで終わりました.走り勝ったとは思いますし,セネガルもあまりよくなくて(でも,相手のいいところを潰すサッカーができたとも言えるかもしれませんが),勝つチャンスはあったと思いますが,一度もリードは奪えなかったわけで,上出来じゃないでしょうか.大迫がやっちゃったワンタッチのクロスもそうですが,柴崎がよかったんじゃないですかね.

 決勝トーナメントに行けるかどうかは,ポーランド戦次第なんですが,考えてみたら,この後のコロンビア対ポーランドで,どちらかが負けるとそこが絶望になるわけで,そういう意味では,ポーランドが負けた方が(日本にとっては)いいのかな.

 そっか,ここが引き分けると,下手すると4チームが勝ち点で並ぶ可能性があるわけですね.マイアミの奇跡,ラグビーWCの二の舞にならないように,ってところですかね.

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6/25'18=
(サッカー)

 コロンビア−ポーランドは,コロンビアが3-0で勝ったんですね.でも,試合見てないので何とも言えないのですが,ポーランドは,世界ランク8位とグループ内で最上位なんですが,どうしたんですかね? レバンドフスキー一人じゃサッカーできないのは,当たり前ですが,点獲られてるってことは,やっぱ,ディフェンスの問題?

 少なくともこのグループに関して言えば,きれー?に世界ランクと順位が逆になってるわけで,世界ランクってどうなん?論議がまた巻き起こる? でも,今の算定方法は,(多分)大きな問題はなくて,要は,ここで書いたような事情があるってことですかね.そういう意味では,日本以外のアジアの国は,結構頑張ってはいたのですが,結局,厳しい感じで,だとすると,欧州遠征とかがんがんやるしかない? つーか,それ以前に,現状の日本は,アジアはおろか,遠征でも結果残してないんで,ランクが低いのは当然なんですけどね.

 ということで,日本的には,好材料,即ち,次の(敗退が決まってモチベーションが落ちた)ポーランド相手に勝つか引き分けでグループステージ突破ということなんでしょうが,どうなんですかね? メンバー変えてくるかも,吹っ切れて逆にいいプレーするかもしれませんからね.

 負ければ,セネガル−コロンビアの結果次第ということなんですが,ラグビーWCやマイアミの奇跡のときのシナリオも残ってるわけで,まさに初戦のコロンビア戦同様,何が起こるかわからないのがサッカーですからね.

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 WC見てて気になるのは,タトゥーを入れてる選手が結構多いということでしょうか.タトゥーというのは,自分の体に傷を付けるものですし,私自身の感覚からするとありえないんですが,これを見て真似してタトゥーを入れる○ホが増えるとすると,あんまりいい感じはしませんね(日本だと公衆浴場に入れなくなるのでは).髪を金髪にするのもそうですが,そういうことまで考えて行動してますか?

 あと,セネガルだったか,観客の一部がスタジアムで観戦した後,(日本のように)ゴミ拾いをしてるのをマナーがいいとか絶賛してますが,いやいやいや,マナーがよければ,ゴミそのものが出ないはずで,つまりは,自分で出したゴミは自分で持ち帰るという当たり前のことができてないってことですよ.

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6/25'18b
[億リ人の極意]
(経済)

 今日のMプラス11のヴェリタスの扉の「億リ人の極意」は,面白かったです.資産1億円以上を有する人のことを億リ人というらしいのですが,要は,仮想通貨に限らず,株式投資などの資産運用で成功した人ということなのでしょう.そして,Mプラス11で紹介していたのは,1000人にアンケートをとって,億リ人とそれ以外の人を比較したら対照的な結果が出たというのです.

 具体的には,億リ人以外の一般投資家は,専門家の意見を参考にするけど,億リ人は,自分で判断するとか,リスクをとって思い切った投資をするとか,株価急落局面では,損切りをせず買い進むとか,普段の生活は,つつましくてやりくり上手とか,一般投資家と正反対だったそうです.

 なるほどねーという感じで,私とよく似てると思ったのですが,違うのは,株価急落局面では,損切りをせず買い進むってところですかね.私の場合,そもそも,損切りという概念はなくて,これから上がるのか下がるのかだけですからね.あと,私の場合,それだけの価値がないと思うものには,金を使わないけど,それだけの価値があれば払うわけで,これって,つつましくてやりくり上手というのとは,違うでしょうからね.

 で,もっと違ってたのは,1年後の相場見通しで,一般投資家の多くが2万円以下という悲観的なものだったのに対して,億リ人は,2万5000円以上とか強気の人が多かったんだそうです.ふーん.

 私の1年後の相場見通しですが,はっきり言って,1年後のことなんかわかりません.でも,何度も書いているように,長期的に日本経済は没落して行くと思ってるわけですから,強気ということは全くないです.

 ここで思ったのは,これまでの相場です.何度も書いてますが,リーマンショック以降は,基本的にずっと上げ相場で,買いしかやらない億リ人を含めた一般投資家にとって,まさに天国というか,とにかく買ってさえいれば,儲かった楽勝の相場だったわけで,そんな状況で儲かって億リ人とか言ったって,1980年代のバブルが崩壊する前に儲かったと言ってたけど,その後大損した奴と同じで,1年後2万5000円というのも,このトレンドがそのまま続けば(続いて欲しい)ってだけの話なわけです(まさに頑張れニッポン).

 

 つまりは,ここからが勝負というか,勝負の時が近づいているというか,どこかで崩壊するときに売り抜けられるか,更にそこで勝てるのかということです.30年前のバブル崩壊のときに,損切りをせず買い進んだとしたら,損がどんどん膨らんだわけで,そんな簡単な方法で儲かるのなら誰でも勝てるわけで,でもそんなことはありえませんからね.

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 でも,こうして考えてみると,怖いのは,やっぱり,天国的高さに積み上がったアメリカ株の暴落ですよね.日本はバブルの崩壊がありましたが,アメリカ株は,ブラックマンデーはありましたが,ここ100年,つまり,1929年の世界恐慌以降,基本的に右肩上がりなんですよ.

 

 ですから,バフェットが投資の神様とか言ったって,アメリカ株買ってりゃ誰でも儲かったわけです.そして,それがこれからも続くのかってことですが,人口とか世の中を便利にするような技術革新とか,いろんなものがピークアウトしかかってるのは事実ですからね(Amazonがどんなに儲かっても,その分損してるところがあって,経済全体が拡大してるわけじゃないし,アップルが近いうち革新的大ヒット製品を出せるとも思えない).

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6/25'18c
[福島千里さん]
(スポーツ)

 情熱大陸の福島千里さんの回を見ました.あまり期待はしてなかったんですが,よかったと思います.少なくとも,チームメートになった山縣さんの回よりよかったんじゃないですかね.

 何がよかったかと言うと,ちゃんと競技をしているんだなと思ったことです.走る理由もそうですし,コーチに変なこと言われても,ちゃんと自分で考えてましたし,それは,単に言うことをきかないということではなくて,至極もっともなことでした.それで結果が出るかどうかはわかりませんが,そんなものより大事なことがあると思うんですよね.

 もちろん,実際のところは,わからないし,山縣さんの回と違うと言っても,単に番組の意図でそうなっただけで,山縣さんだって,ちゃんと考えて競技してるんだと思います(でも,これって怖いことですよね).

 でも,ディレクターから何気ない質問をされて,どう答えるかで,そういうものが垣間見えてしまうのは,これもやっぱり怖いことですよね.

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6/25'18d
[人それぞれ?]

 いろんな人がいるわけだし,いろんな人がいることで世の中成り立つので,人それぞれってことでいいんですが,「いろんな」と言っても,実は,偏ったフィルターがかかってることに注意しないといけません.具体的には,一部の人間が得をするための刷り込みとか洗脳,もっと言えば,個を犠牲にして人類を繁栄させるプログラムでしょうか.

 もっと具体的には,結婚して子供を作れとか,女は働かずに家に入れとか,お金を欲しがらせて経済を回すために働かせるとか,偉くなったり,有名になった方がいいとか,頑張れニッポンとか,枚挙にいとまありません.それらは,社会的風潮とかメディアとか,更には,教育,宗教といったものまで使って行われ,最近だとやっぱSNSですかね.

 そういう意味では,このサイトだって,気をつけないといけません(笑)が,私は別に自分に考えることが正しいから従え,なんてことを言うつもりは毛頭ありません.言いたいのはただ一つだけ,自分でちゃんと考えましょう,ということですかね.

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6/25'18e
[関ヶ原の戦い]
(経済)

 モーサテのAIの株価予測ですが,ずっとやってるみたいです.私としては,その部分は,全く見ないで早送りで飛ばすので,見る時間が減って助かるんですが(笑),早送りで一瞬○×の結果を見るとほとんど当たってない感じです.ちなみに,上がるか下がるかの予測が当たるかはずれるかですが,全くのランダムでも半分は当たるので,確率5割は,全く当たってないということです(例えば,確率4割とかなら,逆を行けば6割当たることになる).

 ということをきいて,結果を発表してるから,競馬のオッズが下がるみたいなことがあって,発表するから当たらないんじゃない?と思った人は,全くの間違いです.実際は(どこかで書きましたが),全く逆で,例えば,上がるという予測をして,それを信じて買う人が増えたら,益々上がるわけですからね.

 ここで,気づくのは,じゃあ,逆の行動をする人がいるんじゃないか,ということです.つまり,AIが上がると予想したら売るということですね.

 それは,ありうるかもしれません.そして,それがまさに「相場の世界は戦い」ということです.つまりは,買って上げようとする人と,売って下げようとする人との戦いってことですね.戦ってるのは,巨大な資金を有するファンドや機関投資家で(更には,ETF買いをしてるN銀とかも),個人としては,戦いの行方を予測していかに勝ち馬に乗るかということで,これもまさに「関ヶ原の戦い」なわけです.

 そして,そういう流れができれば,もう誰にも止めることはできません.つまりは,流れを読むということは,相場を動かすということに繋がるんだと思います.

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6/25'18f
[思い至りました]

 歳をとって衰えていく中で生きて行くのが難しいのは,「こうなったらいい」ではなく,「悪くなっていくけど,その程度がこのくらいで済めばいい」を目的としないといけないからですかね.でも,それでも「よりよい」結果には,間違いないので,例えば,90過ぎても100になっても要介護にならずに自分一人で暮らして行けて,自分の足で歩いてどこにでも行けたらすごいとかを目指して頑張る?

 と書いて,「目的」という言葉が出てきたので,行動の目的化に思い至りました.つまり,そういう目的化がよくないのかもしれませんね.

 つまりは,結果を気にすることなく,若くて元気な時と比較などせず,その日その日を生きて行くということでしょうか.

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6/25'18g
[こんなことしてて]

 ほんと好き勝手なこと書いてると思うんですが,こんなことしてて,何の意味があるの?とは,考えません.というか,考えるんですが,そんなこと言ったら,じゃあ意味があることなんかあんのか?ってことですよね.

 確かに食べて行くのに必要なお金は稼ぐ必要があります.でも,そこさえクリアしたら,あとは何でもありなんじゃないですか? いやいや,世の中をよくするために仕事した方がいい? でも,その仕事,ほんとに世の中をよくすることになってますか? 目先の経済を回して金儲けしてるだけじゃないですか?

 じゃあ,100mのタイムを0.1秒縮めるために毎日必死で練習してるのは? いいじゃないですか.でも,そんなことしてどうすんの?って思ったら,答えなんかないですよね(まさか,日本人で初めて10秒を切るとか,オリンピックでメダルを獲るとか,そんなことが答えじゃないはずです).

 つまりは,やりたいからやる,やらずにおれないからやる,でいいと思いますし,それが間違いなく最大の結果を生むし,ということは,結果的に世の中の役に立つわけで,結果なんか関係なく,やりたいこと,やらずにおれないことができるということ以上に望むことなんかあるんでしょうか?

 私が生きていく上で考えるのは,いかにして,やりたいこと,やらずにおれないことをやるかということです.余計な仕事をして余計な金を稼ぐ暇も,余計な仕事をして稼いだ金を使う暇もありません.

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6/26'18
[大阪府北部の地震から一週間]
(地震防災)

 大阪府北部の地震から一週間が経って,いろんなところから問い合わせがあって,記事になったものも多いと思うのですが(おそらく,主要四紙の読売,毎日,朝日,日経全てに何らかの形で記事になってると思う),こんな感じでまとめてみました.問い合わせに対する対応は,だいたいが同じことの繰り返しだし,めんどくさいこともあるんですが,一般の人がどういうことを知りたがってるかがわかるということもありますし,「ほんとのこと」を伝える機会でもあるので,頑張ってやるしかないですね.

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6/26'18b
[理想的?]

 いつの間にか厭世色が濃くなった(笑)このサイトですが,なんでかなあと考えました.

 いつの間にかということは,以前は,そんなことなかったということですよね.じゃあ,その境目はどこかと言うと,50を過ぎて実質「人生が終わった」ということもありますが,定年で今の仕事を失うと,これまでのように,やりたいことやりながら生きて行くのに必要なキャッシュフローが得られるということはなくなるわけで,今の仕事を失っても,稼いで行けるように,あるいは,資産を守るために経済とか世の中のことをつぶさに見るようになったら,それがいかに悲惨なものかにあらためて気づいたってことかもしれません.

 と同時に,これって,ある意味,流れとしては,理想的かもとも思いました.

 まず第一に,これまで,そういうことと無縁にやってこられたということです.これは,単にラッキーだっただけかもしれませんが,お金とか社会的地位とか余計なものには目もくれず,ひたすらやりたいことをやりたい,それを仕事にしたいと思ってやってきたことがよかったんじゃないですかね.

 それが死ぬまで続けばよかったのですが,そうは行かなかったわけで,これは,誤算だったかもしれません.例えば,医者とか弁護士とかピアニストとか,定年がない仕事だったら,死ぬまで続けられたかもしれませんからね.

 と,考えたこともあったんですが,そういう職業を選んでいたとしても,そのどれもが激務である以上,定年がなくても,いつかは辞めないといけないときが来るわけで,定年がある仕事と大きな違いはなかったと思います.実際,今やってる研究を活かした仕事を大学を定年で辞めた後も,やって行くことはできると思うのですが,実際にやることを考えると,いろいろめんどくさく,しんどくもなりそうな感じがするんですよね.

 つまりは,人生50年ということなんですが,50を過ぎてもまだまだ人生は続くわけで,でも,確実に体も心も衰えていくわけで,50までとそれ以降では,働くとしても働き方が違って然るべきということです.定年後は,それまでと違った生き方がしてみたいということもあります.

 普通だと,50(→定年)までは,食べて行くために仕方なく世の中の矛盾を受け入れてやって行かないといけないところを,そういうところから離れたところで,好きなことやってやってこられて,でも,定年後どうするかってことになんですが,そのための「準備」期間が50から定年までってことになるのでしょう.

 理想としては,定年後,世の中の矛盾を受け入れてやって行くのではなく,これまでのように,(あらためて悲惨だと気づいた)世の中から距離を置いた状態でやって行ければということで,それを模索して行くということですかね.

 そして,大分,準備ができてきたと思うのですが,重要なのは,やはり,来るべき経済危機に備えて,資産を減らさないようにしておくということでしょう.そこさえ何とかなれば,国家財政が破綻して年金がっつり削られても何とか食べては行けるでしょうから,そこさえクリアしたら,あとは,何でもありだと思うんですよね.

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6/26'18c
[そんなことやってる暇なんかない]

 やりたいことやったらいいと再三書いてますが,もちろん,やりたいことだけやってればいいってわけには行きません.

 まずは,生きて行くのに必要最低限のお金を稼ぐ必要があります.要は,仕事をするってことですが,やりたいことを仕事にするとか言ったって,その実,やりたいことのほとんどは,仕事になりません.私だって,給料をもらってるのは,大学の教員としてであって,やりたい研究をしてるだけってわけではありません(でも,再三書いてるように,学生の研究指導こそ最高の教育ですし,それだけやって,給料半分とかにどうしてできないんでしょうか?).

 あとは,やりたいことやるためにやらないといけないことも多いです.例えば,バドミントンが強くなりたいのなら,きつくてしんどいトレーニングも必要でしょうし(もちろん,そういうことも含めて楽しめたらというのはありますが),ピアノの練習だって,一日1時間とかではお話にもなりません.研究だって,研究するだけじゃなくて,それを論文という形にする必要があります.

 更には,やりたいことをやるために必要な体調管理とか食事とか身の回りのこととか,やらないといけないことって結構いろいろありますよね(食事とか身の回りのことを「誰か」にやってもらうのなら,その人を養うのに余計に働かないといけない).

 こうして見ると,もし,ほんとにやりたいことがあるのなら,やりたいことにより多くの時間を費やしたいのは当然として,それ以外にもいろいろ必要なことがあるわけで,それ以外のこと,例えば,高級マンションに住んだりいい車乗るために働くとか,海外旅行に行ってリフレッシュ?するとか,そんなことやってる暇なんかないと思います.

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6/26'18d
[暴落はあっても暴騰はない]
(経済)

 日運も資保ってことなんですが,もしそうだとすると,極端な話,年利0%でもいい,更には,資産を守るために多少の保険料を払うと思えば,少しマイナスでもいいってことになります.そして,そう考えると,ものすごく気が楽になりますし,まさに躊躇なくリスクをとれるとも言えますね.

 見方を変えると,ふつーの投資家さん達がやってる「株を買う」ことは,「資産を守る」という意味では,やってはいけないことをやってることになります.もちろん,株が上がれば儲かるのですが,資産を「守る」ためには,儲かる必要はなくて,減らさないことですからね.

 かく言う私も,売り中心ではありますが,買えると思ったときは,買うこともあります.ですから,そういうときは,注意しないといけませんね.暴落はあっても暴騰はないのが相場ですから.

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6/26'18e
[自然に生まれた?]
(音楽, 芸術)

 私は,ピアノを中心として音楽をやるのですが,一番興味があるのは,いわゆる近現代音楽です.そして,何度かこのサイトで書いたように,そういう類の音楽がどこから始まったのかなとは何となく考えています.

 既にバッハやモーツァルト,ベートーヴェンのときからあると言えばあるし,ショパンとかロマン派にもあるんですが,意外なところでは,ムソルグスキーの展覧会の絵のことは何度か書きましたが,おどろおどろしい音楽を書いたら自然とそうなったという側面はあります.

 そういうことからすると,現実的なものとしては,ラヴェルの水の戯れじゃないかとは,既に書きました.対抗馬?は,ドビュッシーの牧神の午後...ですが,そこではたと気づきました.それは,音楽に限らず,近現代芸術は「自然に生まれた」のではないか,ということです.

 水の戯れもそうですが,自然の中のものって,ぱっと見,規則的というよりは,かなり不規則ですよね.でも,そういう中に微妙な規則性もある.それを音楽にしたら,あるいは,そういうものを絵にしたら,「自然と」デフォルメしたってことじゃないですかね.

 これは,私が何となくそう思ったというだけで,既に誰かが指摘してることかもしれませんが,別にそんなことはどうでもいいです.でも,そういうことも含めて,「誰が最初か」って,実は大した問題じゃないのかもしれないと思った次第です(でも,人間はそういうことにもの凄く拘る).

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 でも,そういう自然のものは,それこそ太古の昔からあったわけで,それを例えば,ヴィヴァルディの四季のようにではなく,「そのまま」デフォルメした音楽や絵画にするというのは,他の何かがあったのかもしれません.一つは,時代背景でしょうが,そうすると,文明が発達することによる世の中の様々な歪みがそういうことに現れたとすると,このサイトで書いてる様々な世の中の問題点もあながち悪いことばかりではない?ことになりますが,これは,おそらくふつーの見解で,ちょっとつまらないですね.

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6/26'18f
[そのまんま]

 地震関係の問い合わせ,まだまだ来ますねー.でも,これ読んでくださいと言えば,それで終わります.そっか,はじめからこういうの作っておけばよかったんですね.しかも,20年間,同じことを繰り返し言ってるわけですから,これをそのまんま何度も使えばいいわけです.

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6/26'18g
(バドミントン)

 練習に行きたいと思わないということで,3日に1回というか,週二という感じで30分ずつ体を動かしているんですが,気がついたら1ヶ月近く打ってなくて,さすがにちょっとまずいかなと思って練習に行きました.

 まず,ちゃんとアップしようとして動いていたんですが,速く振れるし,体が軽い感じはしました.で,W所さんと基礎打ちを始めたんですが,すぐに疲れてきた...心肺系もそうですし,ストロークも振れなくなってきました.そりゃそうか.30分しか動いてないんじゃ,ウルトラマン(x10笑)みたいなもんですからね.

 パターン練習的なこともやったんで,めっちゃ疲れたんですが,たまたま一巡目でじゃんけんで休みになって,牛木が教員採用試験で必要な前転の練習してる(笑)のを突っ込みながら見てて,ゲームに入ったんですが,一ヶ月ぶりの割には,まあ動けたと思います.

 というか,動けるとまでは行かないんですが,なんでこんなに動けないんだ?という感覚には,あまりならなかったと思います.ストロークは今一なんですが,全然打ってなくて,スマッシュが全然とれないとか,シャトルに合わせられないという感覚も意外となかったですね.

 ですから,こんな感じで行ける気もしてきたんですが,めっちゃ疲れたし(問題は,明日どういう状態になってるかですね),月一じゃいくらなんでも,なので,せめて二週一ですかね.

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6/27'18-'
(日記, バドミントン)

 一夜明けて,やっぱり,疲れてますね.疲れすぎたときになることが多いんですが,明け方目が覚めて,いつもはまたすぐ寝るんですが,今日は,そうはならず,頭痛もするし,起き上がる気力もなく,WCの2試合目とかを見てました.

 でも,それ以外は,こんなもんかなという感じでしょうか.週二でやってたときも疲れは残るわけで,体の痛みとかも含めて,そのときと比べて,そんなに大きな違いはないような気がします.

 でも,月一じゃあいくら何でもなんで,せめて二週一,できれば,週一くらいでは,という感じでしょうか.ほんとは,ちゃんとした練習を週二でやるのが一番いいんでしょうけど,それができないのなら,与えられた状況でどうするか,なわけですからね.

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6/27'18b
[「準備」が着々と進んでる]
(経済, 世の中)

 WCの2試合目が終わった後は,モーサテが始まるので,いつもは録画で大半は早送りですが,(横になって眠れない状態で他にすることもないので)リアルタイムで見るわけです.

 今日の気になったニュースとしては,株式相場が好調で,個人株主が五千万人台になったということと(なんと日本の人口の半分!),N銀のETF買いで,N銀が大株主になった企業が全体の4割に達したということでしょうか.こういう状況で,株式相場が暴落するとどうなるかは,火を見るより明らかですし,目先の経済を回して積もりに積もった「借金の返済」に向けての「準備」が着々と進んでる感じがしますね.

 個人株主に関しては,株式投資やってる人の資産ががっつりもって行かれるってだけの話(でも,老後に必要な資産もあるでしょう)ではなく,株式投資をしてない人にも大きく影響することで,株が下がれば不況になって,仕事がなくなったり,給料が減ったりするわけですからね.それは,N銀の異常なETF買いも同じで,株が暴落すれば,N銀は破綻するでしょうし,そうなれば,国民全員大変なことに巻き込まれることになります.

 じゃあ,どうして,そんな○ホなこと,みんなやってるんでしょうか? N銀については,確信犯的なところがあるとは,何度か書きましたが,個人投資家にしてもN銀にしても,みんな○ホじゃないでしょうから,要は,「まだ大丈夫」と思ってるんでしょう(やっぱり,○ホ?).

 つまり,みんなどこかで売り抜けるつもりなんですね.でも,全員が売り抜けるということは,絶対にありません.なぜなら,売るには買う人が必要なわけで,ここが売り時だとみんなが思ったら,買い手不在で売る人しかないわけで,そのとき何が起こるかと言うと,大暴落です.

 つまり,みんながここが売り時だと思う「前」に売る必要があるわけで,それができるのは,全体からすると極々僅かな人だけです.

 株式相場という閉じた世界の中で起こることなら,それこそコップの中の嵐ですが,事は,日本経済,あるいは,世界経済に繋がる,つまり,日常生活に直結することなわけで,そんなことに巻き込まれる市井の人々はたまったもんじゃないということなんでしょうが,多くの人は,民間企業に勤めて,目先の経済を回すことに加担してきたわけですし,ちょっと給料が増えたからといって,しょーもないものに散財して来た人もいっぱいいるわけで,自業自得という側面もありますかね.

 どうしたらいいかは,再三書いてますが,簡単に言うと,(特にこれから働けなくなる年寄りは)資産を守るためにちゃんとリスクヘッジしておきましょう,ということでしょうか.

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6/27'18c
[そういう年齢]
(日記)

 高校の3年のときのクラスの同級生の訃報が立て続けに入って来ました.一人は,事故ということでしたが,もう一人は,療養中のところ,ということでした(確か,運動会の100mで,写真の3年のときじゃなく,2年のときにいっしょに走ったと思う).

 そういう年齢なんだなと思いますし,私も余計な仕事して働きすぎて体を壊さないように,と思いますね.

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6/27'18d
(サッカー)

 いやー,ドイツ負けましたね.でも,メキシコ戦のときから,いつものドイツじゃない感じがしましたが,こんなことになるとは...

 終盤までずっと0-0だったんですが,裏でやってるメキシコがスウェーデンに0-3とちんちんにやられて,ドイツは1点とればよかったんですけどね.でも,その場合,メキシコがグループリーグ敗退となるわけで,まさに2勝1敗で3チームが並ぶ,マイアミの奇跡のパターンになるところでした.つまり,日本だってまだどうなるか全然わからないってことです.

 でも,私の中では,ドイツがいなくなったWCは,なんかもう半分終わったような感じです.でも,やって欲しいサッカーができないんじゃ,残っててもしょうがないか.

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6/28'18-
(サッカー, 日記)

 そっか,ドイツ敗退というのもありますが,韓国が世界ランク1位に勝ったってことなんですね.グループリーグでは敗退しましたが,1位に勝ったってことで,ランキングどのくらい上がるのでしょうか?

 ドイツ−韓国で憶えているのは,まだまだ今以上に格差があったとき,確か1994年のアメリカ大会だったか,韓国が3点とられて,ちんちんにやられてたと思うんですが,2点獲って追い詰めたというところまでは行かなくてもそういう試合はしてたんですよね.ですから,ドイツからすると何となく嫌なイメージはあったのかもしれません(と私は思ったけど,試合をしてる選手は,そんなの生まれる前の話だから関係ないか).

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 東京で仕事なんですが,こうして電車に乗って,東京に出かけるのがだんだん億劫になってきました.こんな感じじゃ定年後が思いやられる?

 そうじゃなくて,全く逆で,東京に行って気分転換なんかしなくても,全然へっちゃらになって来たということの方が大きいと思います.実際,東京なんか行かなくても,毎日,楽しく過ごしてますしね.

 つまりは,内的熟達的に過ごせるようになってきた,大分「準備」ができてきたということでしょうか.

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 吊り広告で,週刊新潮が出した食べてはいけない国産の実名食品リストを週刊文春が検証?してるみたいなのがあったんですが,何を今更そんなことやってんでしょうね? もう30年前から言われてることじゃん.つまり,30年間,何も変わらなかったというか,コンビニ全盛時代で,益々ひどいことになってるわけですからね.

 添加物に関しては,どのくらいの量ならOKか,1日パン20個食べなきゃ大丈夫とか,そんな問題じゃないありません.どんなに少量でも体に悪いものは摂取しない方がいいに決まってるし,そもそも何十年にも渡って摂取し続けたらどうなるかの人体実験なんか行われてないし(ていうか,がんになる日本人が同じくらいの平均寿命の諸外国より多いのが人体実験),消費期限を伸ばして廃棄ロスを減らして(金儲け)って,真空パックにするとかならともかく,消費期限が長いって,要は,微生物も寄りつかないってことですからね.

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6/28'18b
(サッカー)

 前半が終わったんですが,予想通りというか,動きがない感じですねー.引き分け狙いってことはないと思いますが,というか,引き分け狙いというか失点しないようにってことでしょうが,引いて守るのではなく,高い位置でガツガツ獲りに行ってるし全員でディフェンスしてるのは,いいと思うのですが,点が入る雰囲気は,前半はなかったです.

 裏のセネガル−コロンビアも同じく0-0みたいです.日本が負ければ,こっちも引き分ければいいわけですが,このまま行くとコロンビアは勝たないといけなくなって,動きが出てきますかね.

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 不用意なファウルで,セットプレー一発で先制されました(でも,ドフリーじゃん).このままでは,グループステージ敗退になります.つまり,1点獲る必要があるんですが,獲れますかねー.ディフェンスはできてますが,それじゃあ,点は獲れませんからねー.

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 コロンビアが先制して1-0になりました.これで,セネガルと勝ち点,得失点,得点,直接対決で並んだんですが,イエローカードの数の少なさで日本がリードなんだそうです.

 難しい判断になりそうですが,現状を見ると,得点できる雰囲気はないので,これ以上失点せず,コロンビアに勝ちきってもらう方が可能性がある気がします(他力本願).

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 情報が伝わったのか,日本が攻めなくなりました.確率としては,この方が可能性はあると思いますが,どうなるかは,わかりません.

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 予想通り,このまま終わって,日本の決勝トーナメント進出が決まりました.いろいろ,物議を醸しそうですが,まあしょうがないですかね.メキシコが韓国ありがとうじゃないですが,まさにコロンビアありがとうってことですかね.でも,今日の試合自体は,ほとんど見所はなかったですね.

 これで,マイアミの奇跡,ラグビーWCの轍は踏まず,フランス(1998)×→日韓(2002)○→ドイツ(2006)×→南ア(2010)○→ブラジル(2014)×→ロシア(2018)○と交互に決勝トーナメント進出の法則通りということにもなりました.

 ここから先は,変な駆け引きも必要ないので,日本が最下位国ということを忘れず,しっかり全員でディフェンスして,走り回って,捨て身でガツガツ行くことですかね.

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6/29'18=
(バドミントン)

 昨日は,藤原と練習でした.1ヶ月ぶりに打った3日前から中一日だし,東京からトンボ返りということでちょっと疲れてて,大丈夫かなと思ったんですが,まあ何とか大丈夫でした.今日になって,疲れもそうでもないですね.前回より羽が飛んだということもありますが,3日前と同様,「なんでこんなに動けないんだ?」という感覚にはならなかったです.

 でも,時々,前がちゃんとヒットせずにロブが浅くなることがあって,そこでスマッシュ打たれると,さすがにとれないですね(スマッシュめっちゃ速くなってるし).ロブが浅いとシャトルの到達時間が短くなるというだけでなく,浅い分,戻る時間も足りずにしっかり構えられないので,ロブの制御はほんと重要です.

 藤原は,スマッシュもそうですが,また強くなって,安定感も増したと思います.エラーも確実に減ってますし,それは,スムーズに動けるようになったことが大きいです.つまり,「そういう風に動く」ことが大分できるようになってきたということですね.

 私からしてもいい練習になりました.パターン練習入れながら基礎打ちやって,オールショート,オールロングの「2(半面なので実際は1)」やってから,フリーだったんですが,オールショート,オールロングの「2」って,同じ力感とフォームでロブとヘアピン,クリアとカットを打ついい練習になるんですよ(そんなに疲れないし(笑)).その後,フリーやると,そういう意識づけでできますし,昨日は,羽が少し飛びすぎたので,後ろを大分出しちゃいましたけど,そこをどうコントロールするかなんですが,それは,やっぱり,ある程度,打たないと難しいですかね.

 でも,こんな感じで,普段からしっかり体を動かして,藤原から声がかかれば,練習に行く,そうでないときは,二週一くらいで打つ感じで,まずは,しっかり,でも,徐々に体を戻して行けたらって思ってます.

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 練習が終わって,少し話してたんですが,世界ランク2位になったということで,NTC(ナショナルトレーニングセンター)のサポートを受けられるようになって,今日,行くって言ってました.それで,話したのは,食事のことです.

 トップアスリートにとって,練習やトレーニングと同様に食事が重要なのは,言うまでもありません.でも,ひどい食事をとってるトップアスリート結構いますよね.有名どころ?では,体操の内村航平でしょうが,他にも結構います.てことは,食事なんか関係ない?

 んなわけねーじゃん,と言いたいところですが,そう簡単な話でもないと思うんですよね.食べることって人生最大の喜びですからね.ですから,どんなに体にいいとしても,おいしいと思わないもの,食べたくないものを無理して食べるのは,問題があるし,続かないと思うんですよね.

 でも,絶対に必要なのは,まずは,カロリーですね.極端な話,食べなきゃ死んじゃいますし(笑),激しい練習やトレーニングをするのなら尚更です.そして,練習やトレーニングをして痛んだ筋組織等を修復するのに必要なたんぱく質も不可欠です.そして,たんぱく質の吸収に必要なのが糖質で,カロリー摂取も含めて白米などの炭水化物も不可欠です.あとは,ビタミン,ミネラルを含んだ野菜や果物ということになります.

 藤原は,カロリー,たんぱく質,炭水化物,野菜までは摂れてるけど,果物が摂れてないと言ってました.ですから,(本人はひどい食事と言ってましたが),まあ必要最低条件はクリアしてる感じはしました(でも,NTCで突っ込まれるとは思うけど).実際,競技力もどんどん上がってきてますし,体調もいいみたいですからね.内村航平もなんだかんだ言って,最低限のことはできてるんでしょう.

 ここで気になるのは,いわゆる添加物問題です.コンビニで売ってる添加物まみれのものは食べるなと言ってるので,それはできてるみたいですが,それが直近の競技力や体調に影響するかと言うと,効いてくるのは,30年後にがんができるとかなら,若い現役選手のときは,関係ないですからね.

 でも,将来,歳とったとき,病気になって,苦しくて痛い思いするのは,嫌じゃないですか? ですから,アスリートとして,というよりは,一人の人間として,つまり,アスリートという以前のもっと大事な話ということでしょうか.

 それに,そういうことが競技力とか体調に影響してないとも言い切れないでしょう.だって,人体実験して,そうでない場合と比較したわけじゃないですからね.でも,例えば,しっかりした食事をして,コンビニ食をやめたら,目に見えて競技力が上がったり,体調がよくなったりしなければ,あんまり効果ないじゃん,って思っちゃいますよね.

 若いときは,その差を感じにくいですが,歳をとると,その辺が如実に現れます.そして,年寄りも若い人も同じ人間ですから,年寄りにとってよくないものは,若い人にとってもよくないものでしょう.実際,競技力が上がったと言っても,上のレベルになればなるほど,その差は僅かで,そこの僅かな差を埋めるものとして,確実に効いて来るんだと思います.

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6/29'18b
[添加物問題]
(世の中)

 添加物問題ですが,ちゃんと考えてみたいと思います.

 まず言えるのは,何度も書いてますが,このくらいの量なら大丈夫とか,そんな問題ではなく,どんなに少量でも体に悪いものは,摂らない方がいいに決まってるってことです.百歩譲って,体に有害かどうかわかってないとしても,わかってないものも摂らない方がいいに決まってます.

 次に考えるのは,日本人にがんになる人が多い問題です.そして,それが何に起因するのか,ということです.よく言われるのは,日本の平均寿命が長いから,つまり,平均寿命が短い国の人は,がんになる前に死ぬから,ということですが,これは,日本と平均寿命がさほど変わらない欧米と比べても,がんになる日本人の割合は多いので,全く理由になってません(日本は長寿国と言われるけど,その実,欧米諸国と有意な差はなくて,せいぜい2,3歳程度).

 じゃあ,どうしてがんになる日本人が多いかですが,普通に考えられるのは,働き過ぎによるストレスですよね.やりたくてやってるのならともかく,やりたくもなくやり甲斐もない仕事して,ストレスで酒飲んで,時間がなくて,コンビニで添加物まみれの弁当とかパンとかおにぎりとか食べてりゃ,体にいいわきゃありません.

 ここで問題となるのは,がんになってる人の年齢層です.がんになる日本人が(欧米では減ってるのに)30年で2倍に増えたってことなんですが,このデータが当てはまるのは,せいぜい私より上の世代です.じゃあ,添加物まみれの食品が出回りだしたのはいつかと言うと,例えば,亜硝酸塩Naが使われているハムとかソーセージとかウィンナーとか,清涼飲料水とか,菓子パンとかは,私の小さい頃は,既にありましたし,日本の高度成長期は,ほんとひどいものでした.

 ですから,その辺が対象ということなんですが,じゃあ,問題は,これからどうなるかですよね.高度成長期の後,加工食品やコンビニやファミレスやチェーン店がどんどん普及していったわけで,手を変え品を変えじゃないですが,添加物まみれの状態は,全く解消されてないどころか,益々ひどいことになってるわけです.

 でも,高度成長期にしろ,現在にしろ,添加物摂取の蓄積が日本人ががんになることに繋がっているという因果関係を証明するのは,難しいでしょうし,だからこそ,金儲け主義の中,こういうひどい状態が放置されてるわけです.

 じゃあ,どうするか,ですが,冒頭に戻ります.つまり,結局は,「余計なもの」は摂取しない方がいいに決まってるってことです.当たり前の話です.そして,経済がどんどん厳しくなって,そういう「余計なもの」は,これから益々使用されるでしょうから,そこから自分や家族の身を守るのも自分自身ということになります.

 でも,コンビニってどこにでもあるし,24時間開いてるし,一通り何でも揃ってるし,変な添加物のおかげでうまくもなってるし,そのまま食べられるし,便利なんですよね.そして,楽な方楽な方に流されるのが人間なわけで,そこにつけ込んで,健康を害してまでして金儲けするのが企業なわけで,そういうこととの戦いというか,要は,今楽するのか,後で痛い目に会うのかってことですかね.

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6/29'18c
(サッカー)

 昨日の日本の後半30分以降の戦い方ですが,日本国内では(当然のことながら),擁護する意見が多い一方,海外では批判的なものが多いみたいです.でも,国内で擁護する意見として,ルールに乗っ取ってるんだから,ひきょうじゃないとかいうのは,おかしな話です.ひきょうかひきょうじゃないかどっちかと言えば,ひきょうでしょう.状況は違いますが,ロンドン五輪のバドミントンで,トーナメントでどこに入るかということで,わざと負けた選手は,失格になりました(それで,藤井垣岩に棚ぼたが).

 つまり,そういうことと「引き換え」に決勝トーナメント進出を選んだということですから,そういう批判は甘んじて受けるべしということになります.次のベルギー戦で勝つことだ,という人もいますが,そんなことは関係ありません.日本は,決勝トーナメントに進出した,それは,ルールに乗っ取ったことなので違反ではない,でも,そういうことを優先して,正々堂々と試合をしなかったという誹りを免れることはできません.何かを得るには何かを失うってことで,両得とは行きません.

 これからどうなるかはわかりませんが,WC史上最大の汚点と言われ続けるかもしれませんし,日本が海外に試合に行くたびにブーイングを浴びせられるかもしれません.でも,そういうことと引き換えに決勝トーナメント進出を選んだわけですから,全てを甘んじて受け入れなければならないということですし,失ったものは,意外と大きかったということになるのかもしれません(ならないのかもしれません).

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 これってパネルクイズアタック25問題と似てますね.つまり,勝ちを最優先するなら,十字になった後,回答しないということなんですが,それでは,番組が成立しないので,誰かが十字破りをするしかないんですが,日本は,頑なに回答しなかった,そして,勝ったということですね.

 つまりは,金を払って試合を観に来てる観客をないがしろにした,プロレスにおける暗黙の了解を破ったようなものですから「プロではない」ということにもなりますね.

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6/30'18
[練習って大事]
(バドミントン)

 先日,藤原と練習したときに思ったんですが,やっぱ,練習って大事ですよね.それは,練習するのが大事ということではなく(もちろん練習するのも大事ですが),どう練習するかが大事ってことなんですが,そんな単純なことでもないかもしれません.

 このサイトで,私の練習論,例えば,練習とは,(条件を緩めて)できることを繰り返すこととか,全ての練習にはメリットだけではなくデメリットもあって,やり方を間違えると練習するほど下手になるとか書いて来ましたが,そういうことに近いかもしれません.

 やり方についても,同じ練習をするにしても,練習する人間の意識で,結果は全く違ってきます.例えば,オールショートやオールロングの2は,ふつーは,1のためにやるものですよね.でも,ここで書いたようなことを意識すれば,2も練習になるし,ならないと思うのなら,なるように考えろってことです.

 藤原と打ってる横の面でノックをやってたんですが,もちろん,みんなちゃんと練習してるんですが,ただ一生懸命やってる感じなんですよねー.例えば,ノッカーもオールショートやオールロングの2と同様,ノックを受ける人のためにやってるんですが,ノッカーだって,いい練習になるというか,そうしないと勿体ないと思うのです.

 まずは,ちゃんと溜めて球を出すことでしょう.ただ機械のように同じタイミングや力感で球を出していたら,受けてる方は,単調でタイミングもとりやすくて,受けやすいわけで,効果は半減するでしょう.この「溜め」ですが,要は,いつも書いてる高次の動きってことなんですが,これがどのくらいできるかが,ほぼ競技力と比例していて,レギュラークラスとそうでない選手の球出し見てると,全然違いますし,この動きがゲームの中でどれだけできるかで言えば,世界のトップレベルは更に違うわけです.つまり,そういうことを意識して球を出すことがノッカーにとっても練習になるし,受けてる方も然りということです.

 あとは,エラーしないこともそうですし,受けてる方が全くとれないところとか,楽にとれるところに出したら意味なくて,ぎりぎりとれるかとれないかのところに出すってことなんですが,これって,球を出す方の技術を磨くこともできますし,そういうことを見極めることができたら,ゲームでも絶対活かせるわけで,例えば,遥かに届かないところに打ってむやみに外に出すこともなくなるでしょうし,ぎりぎりわざととらせて体力を奪うこともできるわけです.

 でも,これも結局,考えるってことですね.練習に来れば,その時間は,どう過ごしても同じ長さの時間なわけで,そこをどう過ごすかで,激烈な違いになるのは,何とも当たり前の話なわけです.

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 とは,言いつつも,私個人としては,もうこんな歳だし,仕事も大変だし,仕事以外にやってることもバドミントン以外にいろいろあるし,現実的には,普段からしっかり体を動かして,藤原から声がかかれば,練習に行く,そうでないときは,二週一くらいで打つ感じで,まずは,しっかり,でも,徐々に体を戻して行けたらってことなんですが,「練習って大事」ってことは,そういう練習をすべしってことなわけです.具体的には,週二で体を動かすときもそうですし,練習に行ったとしても,基礎打ちしてダブルスのゲームしかできないということなら,そういう条件下で考えてやれってことです.

 こんな感じでどうなるかは,わからないのですが,すぐに結果を求めないことも大事ってことはあります.でも,クリアしないといけないラインはあって,それは,藤原の練習相手にはなるレベルにはしとかないといけないってことです.コートの外からわかることもあるんですが,やっぱり,反対の面に入って打たないとわからないことの方が圧倒的に多いですからね.

 でも,藤原がどんどん強くなってる状況で,こんな感じでついて行けるかってことなんですが,私が活路を見出すとしたら,それは「考える」ってことしかありません.そして,考えた末に,今のやり方に辿り着いたわけですし,これまで考え続けた結果,「考える力」は,あると思いますから(考える力をつけるには,とにかく考えることです),それを信じてやるってことですが,結果で示せってことはありますかね.

 でも,(すぐに)結果を出そうとすると,怪我したりして,逆におかしなことにもなるわけで,そこが非常に難しいんですが,そういうことも含めて「考える」ということです.

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6/30'18b
[食生活−私の場合]

 添加物問題というか,食事ですが,私自身について言えば,今はちゃんとやってますが,小さい頃や学生時代,若い頃を考えると,ひどかったと思います.40代半ばから体調がよくないことが多いと書いてますが,そのときの「借金」が取り立てに来てるのかもしれませんね.父は48で亡くなってるわけですし,若い頃はひどかったけど,歳をとってちゃんとやってるおかけで,病気にはならず,体調不良くらいで済んでるってことかもしれません.

 まず,小さい頃ですが,既に書いたように偏食がひどかったです.肉は(元の動物を想像すると)食べられず,魚は好きだったらしいですが,小さい頃,骨が喉に刺さって病院に担ぎ込まれてから食べられなくなり,牛乳も飲めなかったので,卵くらいしか蛋白源がありませんでした.小学校時代の給食もおいしいという思い出はほとんどなくて,食べることは人生最大の楽しみどころかむしろ苦痛で,全ての食べ物に味がなかったらいいのにと思ったこともありました(今からすると考えられませんが).

 肉は,(当時は高級焼肉店だった)ロイヤルホストに連れて行ってもらって,食べられるようになり,給食も3年生のときのK玉先生のおかげで何とか食べられるようになり,という感じで,徐々に偏食は,減って行ったと思いますが,一通り食べられるようになったのは,小学校高学年くらいですかね.あと,共働きだったので,母の仕事(小学校教諭)が忙しくて帰りが遅くなるときは,晩ご飯は,いっしょに住んでた曾祖母か父が作ってくれたんですが,卵を炒めるとかインスタントラーメンとか,かなり簡素?なものだったような気がします.

 中学は,私立の学校(西南)に入ったので,働いてて大変だったと思いますが,母がほとんど毎日おいしくてボリューム満点の弁当を作ってくれました.私は,いまだに弁当というか冷めたご飯が平気というか結構好きなんですが,そのとき母が作ってくれた弁当がおいしかった記憶が残ってるんだと思います.ただ,そこに入っていたのが(亜硝酸塩Naで真っ赤になった)ウィンナーで,カラスが鳴かない日はあっても弁当にウィンナーが入ってない日はないと母も自分で言ってました.

 でも,中学生のときは,週3回くらい塾(森田)に行ってて,学校が西新で森田が六本松なので(とか言っても,福岡の人しかわからんばい),家に帰らず直接行っていたので,晩ご飯?は,塾で売ってる菓子パンと自動販売機で売ってるファンタ(当時は,オレンジとグレープしかなくて,私は,グレープが好きだったので8割方グレープ)でした(ほんとひどい).さすがにまずいということで,夜も弁当をもって行ったり,近くのお店を探したりもしたんですが,長続きはしなかったと思います.

 中学の昼も土曜日だけは,弁当じゃなくてパンを買って食べてたんですが(午後は,授業はないけど部活がある),食べ盛りだったこともありますが,なんと菓子パン5個を平らげてました.中学に食堂はなかったんですが,途中から高校にできて,時々,弁当じゃなくて,食堂に行ってちょうだい,という日もあったんですが,そのとき食べてたメニューが(定食みたいのもあったとは思うんですが)だいたいカレーとうどんでした(ほんとひどいですが,時々食べるカレーとうどんがうまかったんですよねー).そういえば,中学時代は,毎日のように下痢をしてたと思いますし,30くらいまでも毎日ということはないですが,よくそうなりました.

 高校(修猷)時代は,塾には行ってなかったので,晩ご飯が菓子パンとジュースということはなくなりましたし,昼もだいたい母が弁当を作ってくれたと思います(そのときは,もう小学校は辞めていたが,高二の冬に父が亡くなって,また働き始めた).そもそも.小さい頃から,朝と夜は,だいたいは,家でちゃんとしたものを食べさせてもらってたとは思うので,小さい頃の偏食,中学時代の塾での菓子パンとファンタとか,ウィンナーを毎日のように食べてたとかが印象?に残ってますが,福岡の家にいた頃は,ちゃんとしてたんだと思います.

 でも,大学に入って一人暮らしを始めてからは,外食中心になるので,もちろん,ちゃんと食べてはいましたが,食生活は,今一だったと思います.今でも憶えてるのは,駒場時代,食堂が激混みで,比較的空いてる寮食まで行って(駒場寮に住んでなくても誰でも食べられる),大盛カレー250円をよく食べてたことなので,これは,ちょっとひどかったですかねー.

 研究室に入って,本郷に移ってからは,学食が充実していたので,そこそこちゃんと食べてたと思います(朝は,近くのパン屋でサンドイッチを買うか,おにぎり屋でおにぎりを買って,昼と夜は,だいたい安田講堂の前の地下の食堂).就職先も東大だったので,状況はあまり変わらず,でも,就職したくらいから,いろいろ調べていわゆるサプリメント(当時は,まだサプリメントとは呼んでなかった)を摂り始めたと思います(最初は,Amwayでした).

 その後,結婚してバークレーに行った1年間は,妻が食事を準備してくれたので,食生活は充実していたと思いますが,日本に戻ってきてからは,また元に戻って,つくばに来てからは,母親と住んでいたので,食生活は充実していましたが,5年前に妹の近くに行ったので,そこからは,自分でしっかり管理してます.

 ということで,うーん,どうなんだろ,小さい頃の偏食とか,塾での菓子パンとジュースとか,真っ赤なウィンナーとか,駒場時代の大盛カレーとか,よくない記憶もあるんですが,こうして振り返ってみると,そんなにひどいってことはないかもしれません.でも,ちゃんとそういうことを意識しだしたのは,30くらいからですかね.Yパンのパンが添加物まみれとかいうことを知ったのもその頃だと思います.でも,30代は,バークレーの1年間以外は,今一だったと思いますし,40代は,母親と住んでて,それ以降は,自分でしっかり管理してるということで,40くらいまでは,今一だったということかもしれません.

 ですから,因果関係は,もちろんわかりませんが,体調がよくないことが多いこととか考えると,若いときから,もっとしっかり食生活を管理しておけばよかったかなあとは思いますね.とは言え,過去のことは変えようがないので,今は今で,できることをするしかないですし,体調がよくないことが多いと言っても,病気になってるわけじゃないし,むしろ,そういうことで,病気になることを未然に防いでるってこともあるので,できる範囲で,しっかり管理して行くしかないですね.

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