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8/1'19
[不特定多数の人を相手にする]

 世の中の動きをちらちら見てて思うのは,「不特定多数の人」を相手にするのは大変ということです.それは,相手がどんなにしょぼくてもそこに合わせないといけないからで,そんなことしてて,ほんとにいいものができるわけありません(でも,金は儲かる).

 衆愚に終始する政治もそうですが,人気が全ての芸能人,視聴率が全てのメディア,売れる曲,売れる本を書かないといけない商業アーティストや作家,そして,「不特定多数の人」にものやサービスを売って儲けないといけない民間企業も基本的にはそうでしょう.

 そう考えると,世のほとんどの人は「不特定多数の人」を相手にしないといけないってことですが,そうでもない世界もあるとは思います.「不特定多数の人」を相手にすると,儲かるとか偉くなるってことなんですが,お金とか社会的地位とか名誉とか見栄とかよりもっと大事なものを見つけて,世の中から距離を置くといういう価値判断があってもいいとは思いますけどね.

 でも,世のほとんどの人が...ということは,そういうところに引きずり込もうとする,ものすごい力は働くわけで,それを振り切るのは,並大抵のことではない,と思いきや,実は,そうでもなくて,それは,そういうことに洗脳されず,よく考えることなんですが,それが一番難しいのかもしれませんね.

 でも,最近の若い人達は,だんだんそれができるようになって来てる感じはします.彼らに物欲や出世欲がないと年寄りは嘆くのですが,世の中や企業が仕掛ける要らないものを欲しがらせたり,出世させてやるから死ぬほど働け,とかいう罠に引っかからなくなったということでしょう.

 こんなこと書くと,年寄りは,そんな人生のどこが面白いんや?とか言うんですが,学術でも芸術でもスポーツでも,何かやりたいことを見つけて,お金とか社会的地位とか関係なく,ひたすらやりたいことやって,どんどん真理や究極の美に近づいたり,より高いレベルでプレーして行ったら,こんなに面白い人生はないですし,特にやりたいことがなくても,身も心もボロボロになるほど働いて,価値があると思い込まされた大した価値もないものに散財する人生は馬鹿げてると思いますけどね(++__++++++++_++__+cEgov).

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8/1'19b
[研究教授]
(大学)

 じゃあ,大学はどうなんや?ということなんですが,以前は,まさに「聖域」だったと思います.でも,ここ5年〜10年くらいの間にだんだん雲行きが怪しくなってきました.背景にあるのは,何度も書いてるように,少子化に伴う(学生のためにもならない)悪しきサービス合戦なんですが,それは,いわゆる偏差値の低い大学から徐々に上の方の大学にも広がって来ました.

 どうしたらいいかですが,流れ的には,どうしようもないですかね.でも,「聖域」とまでは言えなくても,他の研究機関に比べたら研究する時間はあるわけですし,社会全体から見たらまだまだ恵まれてるのですから,与えられた環境でできるだけのことをするしかないってことでしょうか.

 でも,最先端の研究は,そんな甘いものではないですから,今のままでは,日本の研究レベルが没落の一途をたどるのは明白です.政治や行政に何かできるとすれば,大学というか研究組織の抜本的な改革で,簡単に言ってしまえば,研究者に研究以外のことを(できるだけ)させないで研究する時間(お金ではない)を与える,に尽きるでしょう.

 給料なんか安くてもいいから,研究以外の雑事がなくなったら,まさに聖域というか天国なわけで,でも,そんなことしたら,人間すぐ怠けよると頭が固い人間は,考えるわけです.つまり,研究者が何のために研究しているのか,どんな人間か全くわかってないってことなんですが,もちろん,研究者と名の付く人間がみんなそうではないので,一部の非常に優秀な研究者に限ってそういうことを認めるようにするということでしょうか.

 でも,そういう動きはないことはないのですが,そこで出てくるのがI.F.とか科研費いくら獲ったとかいう○カ丸出しの評価方法なのがどうしようもないですね.

 あとは,大学と言えども旧態依然としてるところはあって,例えば,研究業績をあげると助教→准教授→教授と「出世」して行くんですが,出世すると社会的地位と給料が上がる一方で,研究する時間は,どんどん減るわけで,一体どないなってんねん?

 そういう旧態依然としたやり方ではなくて,例えば,研究業績をあげたら,そういう「出世コース」ではなく,給料も地位も上がらないけど研究はできる,みたいな違うルートを作ってもいいんじゃないですかね.

 ずっと助教のままというのではなく,例えば,「研究教授」みたいに名前だけを変えて給料は助教のときのまんま,みたいな.興味があるのは,そうなったときに,どちらの道を選ぶ人が多いかでしょうか.私は,絶対研究教授を選びますし,研究したくて研究者になった人ならそうだと思いますが,どちらを選ぶかで,その人の○○が丸わかりになっちゃうのは,ちょっと怖い気もしますね.

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 うーん,でもどうなんだろ? 意外と普通の出世コースを選ぶ人が多い気もします.家族がいて子供の教育費もかかるし,家も買ったし,みたいな.つまりは,大学教員の多くも,そういう旧態依然とした考えの人が多いんだと思います.

 でも,そうすると,逆に,研究教授という違うルートを設けてもいいってことになりますよね.だって,研究教授に希望が殺到したら,研究以外の仕事する人がいなくなるわけですからね.

 うーん,研究教授という違うルート,やってもらえませんかね?(ずっと書いてるけど(笑))

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8/1'19c
[人任せにするから]

 上の記事を書いて思ったんですが,「子供の教育費もかかるし,家も買ったし」ってところなんですが,家は買わない方が得とは,何度も書いてますが,子供の教育費ってそんなにかかるんですかね? 塾とか私立とか人任せにするからじゃない?

 私だったら(給料が安い研究教授になったら(笑)),研究以外の仕事しなくてよくて,その分時間があるので,子供の勉強くらい面倒見ますよ.と言っても,勉強を教えるのではなく,勉強の仕方を教えるのがポイントです.一番最初に,とにかく自分で考えて何とかするってことを徹底的に教え込むってことでしょうか.

 でも,最初の参考書選びくらいは,付いて行っていっしょに選んでもいいかな.自分で選びたいから付いて来なくていいって言われたら,まさに大喜びですけど.

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8/1'19d
[流れが変わった?]
(経済)

 記号に書いた通り,大きな流れとしても買いになったと判断しました.大きな流れとしては,去年の10月以来ずっと売りだったわけですから,流れが変わったということでしょうか.それとも,単なる騙しでしょうか.

 でも,更にもっと大きな流れとしては,基本的に(当面は)ずっと売りですけどね.

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8/1'19e
[左手小指]
(ピアノ, 日記)

 左手小指ですが,なかなかよくならないですね.ピアノを弾く以外のときは,拳を握るとかして指を縮めなければ痛くはないのですが,昨日の夜,寝てるときに,左手小指が痛いと思ったのは,覚えてますから,普段も痛いと思うようになったということでしょうか.第一関節のところがちょっと膨らんでて腫れてるような感じもします.

 さすがに骨折とかはしてないとは思うのですが,しばらくピアノを弾くのをやめた方がいいんですかね? ていうか,普段は,湿布くらいはして動かさないようにした方がいい?

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 右手は大丈夫なので,右手だけでも,とは(当然)ならず,試しにp(ピアノ,弱音)で弾いてみました.弾いてみた感じ,負担というか,痛みはそんなに変わらない気もしますが,弱音で弾くことでいくつか発見があったのは意外でした.あと,弱音で弾くと,どうしてもゆっくりになるので,ゆっくり弾くのが難しいときは,効果があるかもしれません.

 特に痛いのは,8度(オクターブ)ですね.f(フォルテ)の場合もそうですが,p(ピアノ)でも痛いです.でも,オクターブがだめだとやっぱ厳しいなー.

 ということで,弱音で弾くことに意味はありそうだけど,左手小指への負担は,そう変わらない気もするのですが,負担が増えることはないので,しばらくこれでやってみますか.

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8/1'19f
[これからの人類の繁栄]
(世の中)

 多くの人が旧態依然というか,それどころか,セクハラもパワハラも絶えないわけで,一体どうなってんだ?てことなんですが,考えてみたら当たり前なのかもしれません.なぜなら,それは本能だからです.そして,本能というのは,人類が繁栄するようにDNAに書いてありますから,逆らうのは容易ではありません.

 具体的には,例えば,女性は社会に出て働くことを禁止して家に閉じ込め,子供を産ませて彼女達に家事も子育ても全部やらせれば,少子化も止まって,人口は増えるでしょうし,実際,つい数十年前まで,そうやって人類は繁栄してきたのです.

 男女問題に限らず,奴隷とか労働者とか,一部の(多くの)人間を犠牲にすることで人類は繁栄してきたわけで,そんなことするくらいなら人類なんか滅んでしまえばいいと思うのですが,そう簡単には行かないわけで,これもそういう中で何とかやって行くしかないのですが,本能を知能で乗り越えなければ,これからの人類の繁栄はないのも明らかでしょう.

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8/1'19g
(経済)

 2ヶ月後に迫った消費増税ですが,経済番組では,景気が怪しくなってきたのに,どうして増税なんかするのかとしきりに言ってます.

 いやいやいや,さっさと増税しておかないからこんなことになるんですよ.一体,何年引き伸ばしたと思ってるんですか?

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8/2'19
(経済)

 大きな流れで買いになったと思ったのですが,大きく下げました.でも,VIXを買っていたので,損失の7割くらいは,相殺できた感じでしょうか(まさにリスクヘッジ).

 大きく下げた理由としては,Tランプの突然の対中関税発動発言と言われてますが,そういうことは,よくあることなわけですし,私の場合,そういう「材料」は関係ないので,全体の流れを見て,粛々と売買するだけです.

 そういう意味では,(大きな流れで買いになったと判断したので)ここで買っておく(手仕舞わない)のも面白いかとも思うのですが,そういう博打も打たないというか,自分の中のルールに従って,(1日10分だけ)粛々と売買するだけです(それで結果がどうなるかは,大した問題ではなく,自分の判断に従うことが最も重要)(+_-_----------+__+cEgov).

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8/2'19b
[役割分担]
(世の中)

 でも,旧態依然というか,本能的なことにも意味はあって,それは,役割分担ということでしょう.力が強く体力がある男が外で狩りをして(働いて),女性が家の仕事をする,奴隷はともかく,会社の進むべき道を能力が高いリーダーが決めて,多少能力は低くても実働的に動ける人が現場で働く,一見,合理的に見えます.

 問題は,そこに合意があるか,でしょうか.女性の社会進出がずっと言われてますが,家の仕事が好きで得意な人も結構いるわけで,それなら何の問題もないでしょう(でも,そういう考え方をそうでない考えの人に押しつけるのはNG).更には,家の仕事が好きで得意な男性だっているはずです.

 でも,実際には,外で働きたい人の方が多くて,家で働きたい人とバランスしてなくて,いろいろ問題が起こってるわけです.

 男も女も働く時間を減らすというのがいいとは思うのですが,今の世の中,無駄なことしないと経済が回らないというどうしようもない状態なのがどうしようもないですね.世の中に騙されず,大して価値のないものに散財せず,しっかり支出をコントロールして,そういう世の中から距離をとって,やって行けばいいと思うんですけどね.

 働く時間を減らすなんてとんでもない,バリバリ働きたいという人は,家の仕事が好きで得意な人を見つけるか,仕事でどんなに疲れてもしっかり子育てや家事を分担するかしかありませんが,それはやっぱり大変だと思いますけどね.

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 男がバリバリ働いて,いっぱい稼いで,家政婦雇えばいい?

 実際,金持ちは,そうしてるんでしょうが,他人が自分の家にいるのって嫌じゃないですか?

 そもそも,何度か書いてますが,基本的に自分のことは自分でやるのが気分がいいと思うんですよね.

 ですから,これも創意工夫というか,やり方次第なわけで,そこをちゃんとやれるかどうかが,仕事ができるということ以上に,その人の大きな能力だと思うんですよね.

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8/3'19
[相手に合わせる]
(世の中)

 不特定多数の人を相手にする(のは大変)についてはどうですかね?

 政治家,芸能人,メディア,商業アーティスト?とか作家のような,一見華やかに見えるものは,そういう大変さというか,相手に合わせる(のでほんとにいいものができない)ってことがあるのですが,民間企業なら,例えば,最先端の技術を開発してるようなところはあるわけで,そういうところで研究開発に没頭すれば,不特定多数の人を相手にしているという感覚はあまりないかもしれません(でも,何をやるかは,会社の方針に従わないといけないし,それは,相手に合わせてるってことになる).

 大学は,学生は不特定多数ではあるんですが,いわゆる偏差値が高くなればなるほど不特定多数ではなくなるということはありますし,何より何を研究するかを自分で決められるのが大きいです.民間企業でも製品やサービスを売るのは,不特定多数相手かもしれませんが,大企業というか,大学でいう偏差値に相当するものが高くなるほど,いっしょに仕事する人のレベルが上がるという側面はあります.

 医者とか弁護士はどうですかね? まさに不特定多数相手で大変だと思うんですが,それで(芸能人みたいに)収入が多いということは,あるかもしれません.でも,不特定多数を相手にする大変さはありますが,(今の)政治家とか芸能人とかメディアとか商業アーティスト?のように仕事の中身を「相手に合わせる」必要はないですよね(シンプルに病気を治せばいいし,法的に問題解決すればいい).

 そういう意味では,スポーツ選手は,結果がはっきり出るので,これも相手に合わせる必要はないですが,プロスポーツ選手は,不特定多数に晒されて大変で,これも芸能人と同様,収入が多いことでカバーってことですかね.

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8/5'19
(スポーツ)

 渋野さんやりましたね.昨日もいつも通りに寝たんですが,(寝た状態で)ちらちら見てて,眠くなったら(いつものように)寝ようと思ってたのですが,なぜか最後まで(眠くならずに)見てました(終わったのは,3時半くらいだったかなあ).でも,ドライバーでパー4を一か八かのワンオンもそうですが(ほんとぎりぎりだった),最後の超強気のバーディーパットがガコンッって入ったときは,やったな(笑)と思いました.

 でも,(何度も同じことを書きますが),優勝したのは,あくまで彼女自身で.感動をありがとうとか,同じ日本人として誇らしいとか,私も頑張ろうとかは,全然思わないです(笑)(私が頑張るとしたら,私に何かあったときで,他人の結果は関係ない).

 全英で思い出すのは,私がまだ学生時代で岡本綾子がローラ ・デービースとかと3人のプレーオフになって,(そのときの)全英のプレーオフって,また最初から18ホール回るんですよ.で,ローラ ・デービースが勝って,岡本は優勝できなかったんですが,解説の人が全英女子オープンは,メジャーになってから,一度もプレーオフになってないと言ってて,あれ?と思って調べたんですが,全英がメジャーになったのは,なんと2001年なんですね.てことは,そのとき岡本が勝ってもメジャーに勝ったことにはならなかったというか,その2年前に岡本は全英で勝ってて,でも,渋野のメジャー優勝は,1977年の樋口久子の全米女子プロ以来って言ってるので,「そういうこと」なんですね.

 渋野がいつも笑顔で天真爛漫でとてもいい子ということがずっと言われていて,解説の人が素晴らしい両親に育てられたに違いないと言ってましたが,どうやら両親とも筑波大出身らしいです.

 渋野は,今シーズンデビューしたばかりで,まだ20で,でも,全英を獲って,問題は,これからどうなるか,ですかね.ここをピークに竜頭蛇尾に終わるのか,ここからどんどん活躍するのか,ですが,今回の無欲の勝利のように,「副次的」なものに惑わされず,ただひたすらゴルフという競技に集中していけば,いい結果が得られるでしょうし,たとえ,(社会的に)いい結果が得られなくても,いいゴルフ人生を送れるでしょうし,それこそが何度も書いてる「成功した人生」でしょう.

 でも,スポーツは,結果がはっきり出てわかりやすい分,もっと重要な内的熟達的要素が疎かというか忘れられがちになって,却って苦しく,結果も出なくなってくるところが難しいとも言えますね.

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8/5'19b
[筑波大]
(大学)

 筑波大が出て来て思ったんですが,筑波大ってどうなんでしょうね?

 偏差値的というか,文科省の格付け的には,旧帝大と同等ということになってますが,実際は,かなり違う感じがします.そもそも,違う大学を文部省(文科省)が東京教育大を潰して作ったわけですからね.

 東大,京大を除く旧帝大の中でも偏差値的ランキングはあるようで,東北大,阪大が上位で,北大,九大は,下位で,筑波大は,下位に近いんだと思います.実際の学生の学力は,そんなに変わらないと思いますが,知名度というか認知度は,低いんじゃないですかね.偏差値的には,早慶は,だいたい筑波大くらいだと思いますが,知名度には,だいぶ差があります.

 問題は,中身ですが,筑波大は「いい教育をしている」ということはあるでしょう.でも,その分,教員は,大変なんですけどね.なんでこんなことまで,と思うことも多いですし,もちろん,学生のためになることなら,頑張ってやりますが,そうでもないことが増えてるのは,筑波大云々ではなく,全国的問題というか,少子化の悪影響でしょうか.

 私個人的には,メリットが大きかったですね.まず第一に,全くの白紙の状態からやることを決めることができたことで,今までやられてないことをやりたかった私からすれば,(20年前は)「ここしかなかった」とも思えるほどです.

 あとは,工学システムとか構造エネルギーという建築でない枠組みなので,構造が第一志望の学生が来てくれるとか,首都圏にあるけど,東京から少し離れていてちょうどいい距離感とか,いろいろメリットがありました.

 でも,5年くらい前から,だんだん雲行きが怪しくなってきました.もちろん,少子化の悪影響というか,全国的には,もっと以前からそうだったんですが,そういうことが筑波大レベルの大学にも及んできてしまったということでしょうか.そうすると,聖域が残ってるとしたら,(東北大,阪大はそんなに変わらないでしょうから)東大,京大くらいしか考えられないのですが,実際のところは,どんな感じなんでしょうか?

 でも,それ以外にもいろいろ要因はあって(〇長の酔狂とか),正直,今はあまりよくない,少なくとも20年前のように,やりたい研究が思う存分できる感じではないですね.とにかく研究意欲をそぐような変な雑音が多すぎます.何とかしないと,とは思いますが,なんともならないんですかね?

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8/5'19c
[金儲けせずに生きて行く]

 研究室のとあるOGが金儲けしかしてないと言っていたと書きました.でも,彼女は,別にあこぎな商売をしてるわけではなく,ちゃんと働いてるわけで,でも,感覚としては,そう思ってるわけで,それは,とてもまともなことだと思いました.

 金儲けしかしてないというのは,言い過ぎかもしれませんが,世の多くの人が生きていくために生活していくためにお金を稼ぐために働いてるわけですよね.だから,それは,ある意味,仕方ないことだけど,お金を稼ぐだけのために働くのでは,しんどくて,それ以外の何かが必要でしょう.

 見方を変えると,金儲けをせずに生きて行けたら幸せなことですよね.それは,お金がいっぱいあって働かなくていいということではなく,金儲けをしている,お金を稼ぐために働いているという感覚がないということです.

 そういう意味では,私は,仕事をしていて,お金を稼ぐために働いているという感覚はずっと全くなかったので,幸せなのでしょう.でも,最近は,そうでもない仕事が増えてきてる(以前よりそう感じるようになってきたということもあるけど)のは,ちょっとしんどいですね.

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8/6'19
[これも近く(時々遠く)]

 研究室の荷物(といってもほとんどは書類の山)の整理をぼちぼちやってるのですが,がんがん廃棄してるんですが,一向にゴールが見えないというか,全体のどのくらい進んでるのかもわからない感じです.学生部屋にもありますし,一体いつになったら...とも思うのですが,これも近く(時々遠く),つまりは,その日その日やっていたらいつの間にか,ってことになりますかね(+___----------+__+cEgov).

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8/6'19b
(運用)

 昨日は,アメリカ株が大きく下げて,昨日の日運の判断が微妙で,結局,(10分だけ考えて)売らなくて,取り損なったと思ったのですが,日本株は,大きく下げた後,急速に戻したみたいです.ですから,「まあいっか」ですかね.

 それより,VIX先物を買ってるんですが,その上昇率が半端ないです.取引を始めて1回目で出した損も半端なかったんですが,それを何倍も上回る益になって,効率がいいのか,空恐ろしいのか.

 でも,いわゆるレバレッジをかけてるわけではなく,指数が大きく動くだけなので,売ればもちろん損失無限大もあり得ますが,買ってる分には,買ってる分の資金がなくなるだけなので(実際には,指数が0になることは,原理的にないので,資金がなくなることはない),どうということはありません.

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8/7'19
[お金のために働けない]

 ここ10年くらいの世の中とか大学の状況の変化について,いろいろ書いてますが,そういうこともあるとは思いますが,それだけじゃないというか,ちょっと違うような気もしてきました.簡単に言えば,「私が」お金のために働けなくなって来てるってことなんじゃないかと.

 若い時のことを思い返すと,目の前に次々と現れる仕事をとにかくやるしかなかったわけで,仕事の中身というか,こんなことやってどうするんだ?とか,社会全体の利益に繋がらないとかは,今ほど考えてなかったような気がします.確かにお金のために働いているという感覚はなかったのですが,仕事をやめれば,食べていけなくなるという感覚は今より全然あったと思います.

 でも,ある意味「順調に」歳をとり,世の中の仕組みとか,社会にとって何をすべきかが見えてきた一方で,若い時のように,理不尽なことも含めて全てを飲み込むような爆発的なエネルギーはもうないわけで,また一方では,何が何でもとにかく働かないと食べていけないということはなくなってきてるわけで,お金のために働くことは,全くモチベーションにならず,お金のために働けなくなるのは,自然の成り行きという感じもしますし,私の場合は,必要以上のお金は要らないので尚更です.

 じゃあ,どういうことならモチベーションになるというか,その気になるかと言えば,単純にやりたいことということもありますが,やはり,世の中全体の利益に繋がるような,まさに「やるべきこと」でしょう.そして,何がやるべきことかを判断するのは,(世の中ではなく)私自身です.

 つまりは,お金のためになんか働かずに,やりたいこと,やるべきと思うことをやっていくというのが理想なんですが,そういうものの中に研究という,大学などの研究機関に所属しないとやっていくことが非常に難しいことが含まれてるのが問題なわけです.

 でもまあ,やりたいこと,やるべきと自分が判断することをやっていく,そのために必要な条件を「できるだけ」満たすように注力していくってことで,それはそれで,シンプルなことかもしれません(---_----------+__+cEgov).

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8/7'19b
[騙し]
(経済)

 記号を見るとわかるように大きな流れとしても売りになったと判断しました.つまり,流れが変わったと思ったけど,騙しだったということですね.でも,これも今のところの話で,明日はどうなるかわかりません(が,これも,その日その日の状況を見て粛々と判断するだけ).

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8/7'19c
[決定的?に違う何か]
(大学)

 この話の続きですが,もっと決定的?に違う何かがあるような気がしてきました.

 具体的には,私は,東大に学生時代,そして,就職してからと合わせて20年以上いましたが,どういう感じだったかというと,ここで頑張ってれば大丈夫というか,少なくとも日本の中で(そして,耐震工学では日本は世界一なので,世界の中で)は,中心というか,最先端にいると思えるということはあったと思います.

 特に学生時代はそうでしたかね.就職というか,研究者になってからは,どこに在籍しているかというのは,「自分が」成果を出すかどうかなので,関係ないんですが,学生からすると,上で書いたような意識があるのは,やはり,何かが違うと思います.

 東大以外の旧帝大も,京大なら,東大と並ぶ,あるいは,分野によっては,それ以上という自負はあるでしょうし,東大,京大以外の旧帝大も,その地域では,ダントツなわけで,学生は,そういう自負はあるでしょう.

 早慶の場合も,私学では一番だと思ってるでしょうし,こういう側面もあって,それはそれで原動力になると思うんですよね.

 筑波大の場合,そこがどーも微妙な感じはします.学生からすると,全国でトップクラスの大学という自負はあるとは思うのですが,同じ首都圏に東大や東工大はあるし,何かで一番という感じじゃなないですかね.

 でも,研究室に入れば,東大とか筑波大とか関係なくて,その分野でトップレベルの研究ができるわけですから,そこは自信をもってやって欲しいですね.

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8/7'19d
[ひどい国]
(世の中)

 さっき,WBSで年金2000万問題以降,イデコへの問い合わせや加入が殺到してるんだそうです.イデコについては,何度か書きましたが,こういう形で投信を買わせて,損をさせて年金を巻き上げるというとんでもない代物なんですが,そっか,年金2000万問題は,このための罠だったのか.

 国民を守らないといけない国が国民から搾取する,ひどい国です.

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8/8'19
[そういうもの]
(世の中)

 でも,そういうものなのかもしれませんね.歴史を振り返れば,古代の奴隷制度から始まって,日本でもつい数百年前も大名がふんぞり返って農民から年貢を徴収していたわけで,現代社会もその構図は,基本的に変わってないってことです.

 つまりは,国など頼りにせず,というか,戦う相手と認識して,自分や家族の身は,自分で守らないといけないってことですね(--__----------+__+cEgov).

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8/8'19b
[歴史的?背景]
(大学)

 この話の続きですが,旧帝大や早慶以外にもいくつかそういう大学があって,具体的には,東工大,一橋,横浜国大,東京医科歯科,東京外大といった大学です(東京芸大とか桐朋とかもあるけど,芸術系は,一応,学術系とは別枠ということでここでは除外.筑波大の体専は,スポーツ科学の分野では,まさに「東大」ですが,これもスポーツ系ということで別枠).

 東工大,一橋,東京医科歯科,東京外大については(こうして書いてみると,一橋は,東京商科大だし,「東京○○大」というのが一つのキーワード?),ある特定分野に特化して,そこでは,東大,京大に次ぐか並ぶくらいの自負があるってことなんでしょう.あと,早慶が私立の雄であるのなら,都立大は,公立の雄と言えますね.秋田の国際教養大や沖縄科技大学院大も,特色を出すことで優秀な人材を集めようとしてます.

 横浜国大は,総合大学なんですが,歴史的?には,いわゆる二期校時代(センター試験の前の共通一次の前は,国立大学は,一期校,二期校に分かれていて,国立大学を2回受けられた.今の前期後期と違うのは,東大は一期校,横国は二期校というように大学によって分かれていたってこと)に時の運で東大に落ちた優秀な人達を拾って高いレベルを維持したところは,早慶と似た側面はあります(実際,大学は横国で,大学院から東大に来て優秀な研究者になった人はとても多い).医科歯科も二期校で,東大理三や京大医学部に時の運で落ちた人が行ってました(歯学部という意味では,東京医科歯科は,二期校というだけではなく,東京で唯一の国立の歯学部だった(多分)ってこともありますかね).

 今はもちろん二期校とかはないんですが,そういう歴史的?背景があって,横国とか医科歯科とかは,高いレベルを維持してるってところがあるってことでしょうか(調べてみたら,東京外語や東京商船も二期校だったみたいです).

 そういう意味では,筑波大は,そういう背景もないですかね.あえて言えば,前身が東京教育大だったってことでしょうが(東京○○大だし),そんなこともう誰も覚えてない感じでしょうか(笑)(まあそれは,二期校もそうだと思うけど).よく言われるのは,世界的研究学園都市であるつくばにあるってことなんですが,実際のところはどうなんですかね?

 結局は,学生達がどのくらい自負とか誇りをもってこの大学を選んでくれるか,そして,在学中もそういうことを感じながら,勉学や研究に勤しんでもらえるか,ってことなんですけどね.

 でも,逆に言えば,そういう背景?的なことがなくても,自負はもってると思いますから,頑張って欲しいと思いますね.

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8/8'19c
[聖域?]
(大学)

 先日,ある人と話しているときに役職定年の話になりました.具体的には,その人の○○○がそういう年齢で,まさに役職定年になって平になって働いているということなんですが,給料安くなって,歳なのに若い時のようにこき使われて,もー大変(もちろん,そういう風に話したんだとは思いますが)と言ってました.

 つまりは,実際のところは,こんなうまい話ではないわけで,でも,大学なら若い時は,研究以外の雑務は,教授よりは少なくて,研究できるし,やっぱり,大学ってまだ「聖域」なのかなあとは思いました.

 もちろん,講座制の助教の場合は,上の教授次第でばんばん雑用が降ってくるところもあるんですが,私がいまいるところは,講座制じゃないし,助教も独立した研究室をもてるわけで,こんな恵まれた環境,そうそうないと思いますけどね(逆に,その分,年寄りは大変だけど).

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8/9'19
[一生ずっと準備]

 何度か書いてますが,やっぱり,「準備」だと思うんですよね.それは,リタイア後に限らず,20代までは,一人前になって食べていけるようになるための準備ということなんですが,通用するのは,せいぜい50くらいまででしょうか.以前は,その辺でお役御免ということでよかったんでしょうが,今は,そこから何十年と人生は続くわけで,そうすると,今度は,また新たな準備が必要になるわけです.

 定年がある仕事をしてきて,これからも仕事していきたいのなら,職探し,あるいは,全く新しいことを始めることが必要ですし,遊んで暮らして行きたいたいのなら,経済的な準備は必須でしょうし,そもそも,遊んで暮らして楽しいのか,つまりは,退屈しのぎできる何かを準備することも必要でしょう.

 こうして見ると,一生ずっと準備じゃん,って感じもしますが,それでいいんじゃないですかね.実際,準備している時が一番楽しかったりしますからね(------------------cEgov).

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8/10'19
[努力]

 これもこの時,話したことだと思うのですが,私のことを「努力した人」だと言う人が時々います.私個人的には,全くそういう覚えはない(笑)んですが,そう見る人は見るみたいです.で,その時,その人が言ったこととしては,好きだろうが嫌いだろうが,やりたかろうがやりたくなかろうが,いっぱいやったら努力なんだそうです.

 私にしてみれば,えー?ってな感じです.だって,好きなら,やりたければ,やるだろうし,やるのに努力なんか要らないんじゃないですか? でも,やりたいことをやってるだけで努力? 一生懸命遊んでいても努力?

 まあ,言葉なんて,人によって定義というかイメージは違うので,それだけの話だとは思うのですが,最大公約数的なこととしては,辞書に何て書いてあるかですが,ググると

どりょく【努力】《名・ス自》目標の実現のため、心身を労してつとめること。ほねをおること。「予算の確保に―する」

とあります.うーん,やっぱり,違くないですか? やりたいことやってるのに目標なんかないし,全然心身を労してないですからね.

 でもまあいっか(笑).

 てことで,別に大したことじゃないと思っていたんですが,先日,全英で優勝した渋野さんのことを「努力家」だと言ってる記事を見てはっとしました.

 世の中的には,成功した人は努力家ってことにしたいんじゃないですかね? つまりは,成功した人は,才能に恵まれた人とか,打ち込めるやりたいことを見つけた人ではなく,努力した人である.お前も努力したら成功するから身を粉にして(人類や国の繁栄のために)働け,みたいな.

 てことで,まあいっかというわけに行かなそうなんですが,じゃあ,世の中をどうこうするってことではないというか,そういう(しょぼい)世の中でどうやって行くか,騙される奴は簡単に騙されるし,それは,騙されない人にとっては,関係ないというか,むしろ「ありがたい」話で,結局は,自分がどうして行くかなわけですから,結局,まあいっか,ですかね(笑).

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 逆に言えば,やっぱり,打ち込めるやりたいことを見つけた人は,無敵だと思いますね.何かに取り組むときに,やりたいからやってると思うのと,頑張って努力してると思うのとは,全然違うと思いますから.だって,努力してると思ったら,どうしても結果が欲しくなって,結果が出ないと努力を続けるのが難しいでしょうが,やりたいからやってるんだったら,結果なんか関係ない(けど,そんなの気にせずやってれば,結果的に結果が出る)わけですからね.

 ただ,そんなに単純な話でもなくて,まずは,打ち込めるやりたいことで飯が食えるところまえ行けるかということがあるでしょう.やりたいことならとことんやると言っても,それで飯が食えるレベルまで行く人は,やはり,一握りだと思いますからね.

 でも,そこまでのレベルまで行かなくても,打ち込めるやりたいことがあるのなら,ほんとに必要最小限必要な分だけ働いて,できるだけ多くの時間を打ち込めるやりたいことやればいいと思うんですよね(ほんとに打ち込めるやりたいことがあるのなら,立派な家に住んだりいい車乗ったり海外旅行行ったりしてる暇はないはず).

 逆にそれで飯が食えるレベルまで行ったとしても,どれだけ打ち込めるかは,なかなか微妙です.研究者なら,大学の教員とかになって,研究以外の仕事もしないといけないですし,ピアニストなら,やりたくない演奏会をしたり,弾きたくない曲を弾かないといけなかったりするし,プロスポーツ選手なら,どう考えても試合多すぎでしょう.

 あとは,やはり,モチベーションを維持するのは,難しいということもありますかね.ピアニストなら,今日は,弾きたくないなと思って練習しないと技術はどんどん落ちますし,スポーツ選手は尚更です.

 その点では,研究者は,そういう「日々の努力」は,必要ないかもしれません.ナイスアイデアが閃いて,どどどーって仕事が進むこともありますからね.でも,逆に言えば,アイデアが浮かばないと...

 でも,どこかで書きましたが,「職業研究者」的には,学会に行って,他の研究者がやってることきいて,そこからアイデアもらって,というレベルの研究者がほとんどでしょうから(毒),何とかやって行くことはできるとは思いますけどね.

 もちろん,独創的なことを思いつけば,そういうこともできるわけで,こうしてみると,研究者って,かなりお買い得な感じがしますね.

 でも,こういうのは,何でも自分の都合のいいように考えた方が得(笑)ってことですかね.だって,何がやりたいか,何が得意かは,コントロールできませんから.

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8/10'19b
[哲学の常識]

 50くらいになったときに人生が(実質)終わった,と書きました.一方で,30くらいになったとき,やりたいことを見つけて,それを仕事にして食べて行けるようになるということを実現して,しんどい30代を過ごしたとも書きました.つまりは,30くらいのときも人生が(実質)終わったってことなんでしょう.

 やりたいことを見つけて,それを仕事にできるかどうかはともかく,一人前になって食べて行けるようになることが一つの人生(の目標)だとすれば,それを達成すれば,人生が終わったということですからね.

 じゃあ,それから,50くらいまでの人生が何だったのかは,よくわからないですね.普通だと仕事して稼いで業績を上げて偉くなって,ってことなんでしょうが,私はそういうことは,あんまり興味なかったですからね.

 そういう意味では,これからの人生も益々わからないですが,一つだけ確実に言えることがあって,それは,「人生所詮退屈しのぎ」ということです.このサイトで何度も登場する「哲学の常識」ですが,一見ネガティブに見えて,とてもポジティブな考え方で,人生,成功しようが成功しまいが大した意味はなくて,でも,どうせ人生を過ごしていくのなら,(やりたいこと,やるべきと思えることを見つけて)楽しく気分よく退屈しのぎしていきましょうということです.

 そして,そうやって楽しく気分よく過ごして,結果的に何かが生まれれば,それはそれでよしということでしょうか.

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8/10'19c
[検見川]
(思い出)

 そう言えば,昔住んでたり,よく行ってたりしたところに行ってみましたシリーズ?みたいのがあったと思うのですが,最近は,グーグルマップでちょちょっと「行け」ちゃったりします.それで,今回?は,千葉の検見川(東京大学検見川総合運動場)に「行って」みました.

 ここには,東大バドミントン部時代,合宿とかで年2回以上は行ってましたし,卒業後も,サークルとかでよく使ってたと思いますが,強烈?な思い出は,やはり,バドミントン部での夏合宿と春合宿ですかね.

 新検見川駅を降りて歩いていく道は,当時の面影があって,懐かしかったです.左が公園みたいな広いところに出て,真ん中に緑の中央分離帯みたいのがあるところを過ぎて歩いて行くんですが,近づくと...何か新しくなってて,当時の面影はなかったですかね.あのバドミントンコートが4面しかない古い体育館も,検見肉が出てきた食堂も,もうなくなったみたいです(そりゃそうか).

 「サイクリングロード」(ランニングしたところで,距離が長くてとにかくしんどかった)は,グーグルマップでは,(車が入れないので)行けなかったのですが,入口のところから見た風景は,見覚えがあるものでした.

 あれから何年経った? 30年以上? ていうか,40年近く?

 何か変な感じですね.

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 ついでに,つくばに来る前に住んでいた,東京の西片の家にも「行って」みようとしたんですが,青い線が通ってなくて行けませんでした.東京のど真ん中なんですけどね.浪人中に行った駿台の夏期講習のときに転がり込んだU原さんの茗荷谷のアパートのところも行けなかったし,住宅地だといろいろ難しんですかね?

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8/10'19d
[違和感]
(バドミントン)

 バドミントンで思い出した,というか,ふと思ったんですが,私は,大学卒業後もプレーを続け,20年近く東京の文京区で練習していたんですが,文京区のシニアのレベルは高くて,そうするとどうなるかと言うと,私より年上の人達が私より強いわけです.

 松井さんは言うまでもなく,所属していたサークルであるプーナでも,少し上の世代のHさんとかO本さんとか,みんな強かったです(T中さんも書こうとしたけど,彼は,そう言えば年下だった(笑)).

 つまり,私にとっては,それが自然というか,スポーツでなければ,普通は,年上の人の方が優れてるわけで,バドミントンでもそれで違和感がなかったわけです.

 でも,スポーツの世界では,これは普通じゃないわけで,普通は,若くて元気な方が強いわけです.実際,つくばに来てからは,そういうことになってしまって,でも,逆にそこに違和感を感じるんですよね.

 ちゃんと怪我と治すというか,体が整いさえすれば,筑波大バドミントン部のレギュラークラスはともかく,その辺の学生時代バドミントンやってました,というくらいの若い人には,そんな簡単には負けないはずなのに,実際は,それに程遠いというか,違和感があるんですよね.

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8/10'19e
[時々忘れないように]
(このサイト)

 時々忘れないように?書いておくと,このサイトでは,一見するとネガティブなことや,自慢話になってしまうようなことも(自分の利益を犠牲にしても)敢えて書くことにしています.だって,当たり障りのない建前的なこと書いてもつまんないですからね.

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8/11'19
[自分が頑張れ]
(世の中)

 この記事みたいに,他人の応援なんかしてる暇があったら自分が頑張れ,と何度も書いてますが,お前は,他人の応援など一切しないのか,自分のことさえよければいいのか,とか言う(変な)奴がいそうなんですが,(変な奴でなければ)そういう話じゃないことは明らかですよね.

 日本人とか外国人とかは,大した問題ではないと思いますが,スポーツはよく見るし,見るときは,自分が応援したい人やチームを応援というか,そういう気持ちをもって見ているとは思います.

 でも,「ただそれだけ」ですかね.多くの時間と労力を費やして,高い金払ってまで応援に行こうとは思わないです.それは,そんなに暇じゃないというか,単に他にもっとやりたいこと,やるべきと思うことがあるからに他なりません.

 でも,そんなことより,一番違和感を感じるのは,日本代表とか選手の応援を「煽ろうとする」人達とそれにまんまと騙されてしまう人達です.そして,そういう人達に言いたいのが,他人の応援なんかしてる暇があったら自分が頑張れ,ってことでしょうか.

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 でもまあ,多くの人は,特にやりたいこと,やるべきと思うこともなく,食べて行くために働き,でも,実際は,食べて行くという以上に働き(働かされ),余計に働いた分で,いろいろ余計なものやことに消費して,一生を終えるってことなんでしょうか.

 私は,幸い(いろんな)やりたいことや,やるべきと思うことに出会うことができましたが(でも,指をくわえて待ってたわけではなく,探しました),もし,そういうものに出会わなかったとしたら,と思うと,ぞっとしますが,そうだとしても,それなりの生き方はあるとは思いますけどね.

 具体的には,いわゆる「第三のパターン」で,(世の中に騙されずに)やりたくない辛い仕事は極力せず,しっかり支出をコントロールしながら,社会の片隅で生きて行けたらと思いますし,それはそれで,悪くない人生だと思いますけどね.

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 うーん,でも,「第三のパターン」ってあるんですかね? 何でもいいから,何か楽しみというか,そういうものくらいは,あるものですよね.

 ですから,実際のところは,やりたいことを仕事にできた「第一のパターン」とできなかった(けどやりたいことはある)「第二のパターン」しかないのかもしれません.

 だとすると,世の大部分の人は,「第二のパターン」ってことなんでしょうが,問題は,やりたいことに金がかかる場合でしょうか(でも,お金なんかそんなにかけなくても楽しいことなんかいくらでもあると思いますけどね).やりたいことまで行かなくても,立派な家に住みたい,いい車に乗りたい,ブランド品が欲しい,年に何回も海外旅行に行きたいから,やりたくない仕事でも身を粉にして働くって人がいっぱいいるってことですよね.

 それが私には,理解できません.私だったら,やりたくない仕事を辛い思いしてするくらいなら,立派な家もいい車もブランド品も要らないし,海外旅行も行きません.というか,それ以前に,ちゃんと考えれば,そういうものに大した価値はないわけで,それを価値があるように見せて,金を使わせて,そのために働かせて経済を回す,つまり,騙されているということに気づけってことでしょうか(でも,そうすると困る人がいっぱいいるわけで,騙す方も必死で,だから,騙される人は騙される).

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8/12'19
[そこそこ回ってる気もするけど]
(世の中)

 もっと上の?レベルまで,つまりは,全体を敷衍して見ると,小さい頃は,勉強とかスポーツとかピアノを弾いたり絵を描いたりとかしてるわけですよね.芸術系,スポーツ系で,ひょっとしたらものになるかもというのは,学校全体に一人いるかいないかというレベルですが,勉強は,裾野が広いというか,ものになるかならないかというレベル以下も序列が付いてきます.なぜなら,成績によって,行ける高校,大学が(場合によっては,小中,あるいは,幼稚舎から)決まってくるからです(シビアですねー).

 そして,そういう中で,勉強ができて,進学校に行って,一流大学を出て,大企業とか中央官庁とかに就職すれば,勝ち組でしょう.更にそこから出世競争が始まり,というか,それまでの「成功する競争」を続け,大企業なら部長とか取締役,中央官庁なら,課長とか審議官くらいまで行けば,更に勝ち組ですかね.

 給料は,どのくらいですかね.大企業で部長クラス,中央官庁で審議官とかまで行かなくても,年収1000万は優に超えるでしょうから,生活に困ることはないですし,そこそこ立派な家に住んでそこそこいい車に乗って,みたいな生活はできるでしょうし,子供の教育にお金を使うこともできるでしょう.

 儲ぐという意味では,大企業とか中央官庁とかに就職するより,起業して,一山当てる方が巨万の富を手にする可能性はありますが,それこそ極々一握りでしょうし(下手すりゃ破産か夜逃げ),芸術系,スポーツ系は,更にシビアですし,賢い人は,必要以上に稼いで,大した価値がないものに散財してもしょーがないことがわかってますから,勉強して,一流大学を出て,大企業とか中央官庁とかに就職するというのが堅実な道とは言えるでしょうね.

 研究者は,やや特殊で,芸術系,スポーツ系に近いところはあるのですが,(職業研究者的にやって行くこともできるので)芸術系,スポーツ系ほどシビアではありませんし,勉強して,一流大学を出て,ってところまでは,ルートは同じです(分かれ道は,修士を出て博士に行くかどうか).

 こうして,全体を俯瞰してみると,優秀な人や頑張った人はそれなりにリターンがあって,そこそこ世の中回ってる感じもするんですが,何か違和感を感じるんですよねー.

 私個人的には,研究者という職業を選んだのは,よかったと思うのですが,業績を上げて,助手(助教)→助教授(准教授)→教授と出世?してきて,給料も上がってきたんですが,肝心の研究する時間が逆にどんどん少なくなっていくというか,研究以外の余計な仕事が増えていくのは,ものすごい違和感があります.

 研究するために研究者になったのに,研究して業績を上げて出世?すると,逆に研究できなくなる矛盾というかシステムは,一体どうなってんの? 給料とか地位とか上がんなくていいから,余計な(研究以外の)仕事をしなくていいというやり方もあるのでは?

 企業や官庁でも多少は,そういうこともあるとは思うんですが,上に行くとより高所から大きな仕事ができるようにはなるんですよね.大学の場合は,そういうところがあるとしたら,それは,大学運営とか教育行政の話であって,そういうことに興味がある人はいいんでしょうが,私は,全く興味ありません(もちろん,応分にやらないといけないお仕事はきっちりやりますが).

 ここまで来るとわかるんですが,大学教授というのは,研究者と教員という二面性をもっていて,出世とかそういうことは,教員としての話であって,そうすると,付随する(研究以外の)仕事もそういう中身になってしまうわけです.でも,出世するかどうかの判断基準は,研究業績なわけで,そこが全くもってとんちんかんなんですね.

 何か話が変な方向に来ましたが,そういう理不尽な状況の中でも,何とかやっていくしかありません.そして,理不尽なことで溢れているのが世の中で,それは,民間企業や中央官庁も同じというか,(いろいろ話をきくと)大学以上な感じがします.

 (まとめると)全体を俯瞰してみると,世の中そこそこ回ってる気もするけど,まだまだ理不尽なことが残っていて,でも,言えるのは,そういう中で,(結果最大になるように)やって行くしかないってことですね.

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 でも,私が特殊なのかもしれませんね.大部分の人は,お金や地位が欲しいわけで,お金も地位も要らないからやりたいことやらせてくれ,なんてのは,極々例外で,大多数の人間に合わせてシステムを作るわけですからね.

 でも,ほんとに私が特殊なんですかね? みんなやりたいことやりたいんじゃないの? ていうか,あまり深く考えてないだけでは?

 とは言え,まあ何とかうまく楽しくやってはいますけどね.

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 こんなこと書いてても,昇進の話が来たとき,それを断ることまではしなかったわけですから,何ほざいてんだってなもんなんでしょうが,いくつか岐路はあったと思います.

 一つは,筑波大に来るときですね.公募に応募してきたわけですから,逆に言えば,応募せず,前任地(東大地震研)でずっと助手でいることもできたわけです.どうしてそうしなかったのか,ですが,どこかで書いたと思いますが,昇進できるというよりは,本来若い人が着くべきポストにいつまでも年寄りが着くべきでないということもありますが,研究室をもって学生達を指導できるということも含めて,前任地より研究できると思ったということでしょう.

 実際,あのまま前任地にいたら,今ほど研究成果を上げることはできなかったのは間違いありません.学生を指導するのは大変ですが,マンパワーがあるとは言えますし,前任地では(理学系が中心で)防災系は肩身が狭いというような妙な居心地の悪さのようなものからも解放されたと思います.

 次の岐路は,昇進の話が来た時,と言いたいところですが,さすがに昇進話を断るという選択肢はなかったというか,あっさり受けたということは,研究以外の仕事が増えるとかまで,あまり深くは考えてなかったってことですかね.

 その後に,とある旧帝大系の大学から話が来るのですが,いい話だったと思いますが,その話は受けませんでした.理由は(家族に反対されたということもありますが),シンプルで,今いるところの方が研究できると思ったということが大きいです.

 こうして書いてみると,私の行動は,至ってシンプルで,より研究ができるところがあるなら移る,研究がよりできなくなるのなら移らないってことですかね.でも,研究者なので当たり前ですよね.

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8/13'19
[何度も同じことを]
(大学)

 研究がしたいけど,研究以外の仕事は(できるだけ)したくないと再三書いてますが,そこだけ読むと,大学は教育機関なんだから,研究ばっかしてないでちゃんと教育もしろよ,と言う人もいるんでしょう.

 これについては,何度も同じことを書いてると思うのですが,多くの人は,最近というか,今日の記事しか読まなくて,過去の書いたことも時々繰り返し書く必要があるわけで,繰り返して書くと(めんどくさいけど)...

 研究,即ち,最先端の研究を通して学生を指導すること以上の教育はないと思います.研究を通して,自ら学び自ら問題解決していくことを身に着けたら無敵ですし,私の研究室では,一貫してそういう指導をしています(大変だし時間もかかるけど).

 どうして,そうさせてくれないんですかね? 講義はやってもいいですが,(勉強の仕方を教えれば)なくてもいいと思いますよ.

 でも,入試とか学務とか人事とかカリキュラムとか就職とか総務とか広報とかFDとかPDCAとか担任とか(こうしてざっと書いても,どう考えても多すぎる)は,誰かがやらないといけないのですが,大学で偉くなることも含めて(研究より)そういうことをやりたい人もいるとは思うので,その辺を選べるようにできませんかね?

 研究したい人は,その分,給料安くて全然OKですし,みんな研究したくて,研究以外の仕事やる人が誰もいなくなったら,研究する人の給料減らした分で,人を雇えばいいわけです.実際,私立だと,研究を(あまり)やらずに講義をいっぱいやって,その分,いっぱい給料もらってる人もいるわけですし,最先端の研究者より学務とか就職とか広報とかFDとか事務能力の高い人はいくらでもいるでしょうし,担任とか学生相手にたけた人もいるでしょう.

 でも,何度も同じこと書いてるなあ(笑).そして,実際にそうならないことも,そういう中で,何とかしないといけないこともわかってるんですけどね(------------------cEgo).

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8/13'19b
(日記)

 今週は,大学は,一斉休業というか夏期休暇で休みなんですが,のんびり大学に出てきて,食堂が開いてないのは,ちょっと不便ですが,世の中は,平日というか,例えば,市場は普通に開いてるし,こういうのって悪くないですね.

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8/14'19
[記号→別ページ]
(運保)

 「記号」なんですが,めんどくさくなってきました(笑).ていうか,わかりにくいような気もします.変化ではなく状態を書くようになって,現在,どういう状況かはわかるようになった反面,変化がわかりにくくなった感じがします.

 それに,このサイトのその日の最初の記事の最後に変化があるたびに現在状態を書くというのも,この記事の性質からしてあまりなじまないような気がします.

 ということで,別ページを作って,そこを更新していくことにします.現在状態を書くのは,今と変わらないですが,時系列で書いてあるので,変化もわかりやすいと思います.ちなみに「運保」というのは,日運,短運,資保という略語の略語です(どんどん訳わかんなくなっていく(笑)).

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 (SP500を対象とした)VIX指数をヘッジ目的(というか,これも複利で回すので実質運用)で買うことを始めたと書きました.初回は,驚くほどの損が出て,2回目は,更にそれを上回る益が出て(半分になって3倍になる感じ),その値動きの大きさにあらためて驚いてるんですが,何か変な感じがしてきました.それではたと気づいたのがこれです.

 具体的には,限月の補正をしていくと,VIX指数(先物)ってどんどん下げていくんですよ(ちなみに計算したら2009年からの10年間で,VIX指数先物は,実質1/3000!になってる).つまり,買い中心にやったのでは,勝つのは容易でないってことですね.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,売ればいいことになります.もちろん,上げ下げするので,場合によっては,買いもやることになりますが,売り中心ということです.そして,VIXを売るということは,SP500を買うということです.

 どうして,こんなことになってるかですが,多く人は,株を持ってるわけで,そのヘッジとして,VIX指数先物を買ってるわけです.一種の保険のようなものですが,保険ということは,少しずつ損をしてるわけで,そういう中で果敢にVIX指数先物を売れば,ゼロサムの中で大きな益が得られるということですね.でも,相場が暴落すれば,大変なことになるんですが,それが「リスクをとる」ということですかね.

 つまり,ヘッジ目的ではなくなるということなんですが,日運や短運が売り中心なので,そのヘッジにはなってるということでしょうか.あとは,基本的には,SP500が弱含むときにVIXを売る,即ち,SP500を買うことになるので,逆張りということに変わりはないですが,VIX以外の日運,短運,資保は,全て順張りなので,これも一種のヘッジということになりますかね.

 ちなみにCFDのVIX先物ですが,ファンディングコストとかは,全くかかってなくて,指数の差に米ドルレートを掛け算しただけみたいでしたが,0.1のスプレッド(指数が10から20の範囲だと0.5%〜1%)があるので,それが実質,手数料てことですし,基本一限月で,限月をまたいでロールオーバーするときにも同じだけ「手数料」がかかります.

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 うーん,でも,感覚的には,VIXを売るのは,やはり怖いですかね(こういう感覚はとても大事).例えば,アメリカ株が(日本時間で)一夜にして大暴落して,VIX指数が10から20に跳ね上がれば,「0になる」わけですし,20を超えて30とか40になれば,0を通り越すことになります.

 株の空売りをしても,株価が一日で2倍3倍になることはないですが,VIX指数ならありうるかもしれません.VIXを売るということは,SP500を買うということですが,SP500を買ってて,暴落しても0にはなりませんからね.今は,大した額は運用してませんが,もし複利で増えて,それが日運とか短運とか資保の運用額を超えれば,破産ということにもなりかねません.

 逆に言えば,今はまだ額が大きくないので,まだ大丈夫とは言えますかね.あるいは,複利ではなく,単利で回すとか.

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 単利でも計算してみたんですが,そこそこ回りますね.でも,やはり,複利とは,かなりの差があります.ですから,ある一定の額になるまで複利で回して,そこからは単利ですかね(その辺のバランス感覚が大事).

 でも,状況としては,どうですかねー.NYダウとかSP500は,既に高値圏にあるわけで,いつ暴落が起こってもおかしくないと思うんですよね.でも,多くの人がそう思ってるからVIXを買うわけで,その逆を行かないと勝てないってことなんですかね.

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 逆張りではなく順張りでもやってみたんですが,だいたい同じ結果になりました.ですから,本来的な順張りにすべきなのかもしれません.ただし,ものすごく「逃げ足」が速いので,建玉は迅速にして,手仕舞う時は,逆張りにしないとパフォーマンスががくっと落ちますね(結構,楽しんでる).

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8/14'19b
[気づいてない]
(世の中, バブル)

 何日か前,1980年代のバブルの時代の特集みたいなのをやってました.それを見て,コメントする人達は,今から見ると考えられないとか,狂ってるとか,当時そこにいた人たちは,誰もバブルだと気づかなかったんだよねーとか言ってました.

 いやいやいや,今ととてもよく似てるじゃないですか.つまり,「今も」バブルだって,気づいてないんじゃないですか?

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 うーん,でも,30年前のバブルと今と違うのは,今は,こうやってバブルかもと思ってる人もいるってことですよね.30年前は,そういうことは,あまり言われてなかったし,バブルという言葉が使われたのは,もちろん,バブルがはじけた後のことです.

 つまり,この30年間,ずっと,「あの時はバブルだった」と言われ続けてきたんですよ.そして,今,そろそろやばいんじゃないかと考える人もいる.だから,果敢に売りを仕掛けたり,VIXを買ったりしてる人もいるわけですし,○ホな奴ばかりではないでしょうから,それなりに学習してるってこともあるかもしれません.

 実際,そろそろやばいということもちらちら見え隠れする中で,もう5年くらいは経った気がしますし,何度か大きな下げを繰り返しながら,基本的には,何とか踏ん張ってる感じもします.まだまだ行ける? もうそろそろやばい?

 これは,後になってからでないとわかりません.でも,ちゃんと学習してる人もいる,警戒してる人もいるってことは,まだまだってことなのかもしれません.

 歴史は繰り返すのか? それとも,人間は学習するのか?

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8/16'19
[間違いを発見]
(運保)

 その後,ちょこちょこ計算してて,なんかおかしいところがあって,そしたら,間違いを発見しました.大勢に影響はないのですが,こういうのはよくないですね.

 具体的には,売り一辺倒ではなく,買いもやる必要があって,それは,ちょっとほっとしました.あと,順張りではなく,やはり,逆張りでやる必要があります.

 でも,かなり念入りにチェックしましたが,これで間違いが完全になくなったという保証はないわけで,でも,全て自分にだけ帰ってくる話なので「まあいっか」という感じでしょうか.

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8/18'19
[高校野球]
(スポーツ)

 高校野球ですが,ちらちら見てる程度ですが,強弱関係がよくわからないというか,コロコロ変動するというか,なんか変な感じですね.野球は,やはり投手ということなんですが,いい投手がそんなにいない,いても,今のご時世,連投はさせないってことなんですかね.

 そういう中で,星稜の奥川君は,いい投手だと思いますが(フォームとか投げ方がジャイアンツの菅野にちょっと似てる),昨日,延長を一人で投げ切って,今日は,登板せずに勝って,準決と決勝は,一日空きますから,パズル的にもかなりのアドヴァンテージをもったことにはなりますかね.あれ?準々決勝と準決も一日空いてるみたいですね.

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8/18'19b
[ファンディングコスト]
(運保)

 ファンディングコストとかは,全くかかってないと書いたんですが,計算したら,やっぱり,かなりかかってました.年利にすると(買いだと)5%くらいは行ってる感じで,しかも,どういう計算をしてるのかよくわからないというのが問題です(以前は,毎日,pdfでファンディングコストを送って来てたけど,今は,取引したときだけ).今は売ってる状態(SP500を買ってる状態)ですが,売ってる場合は,逆に金利がとれる,少なくとも,買いよりは,金利は低くなるはずですが,実際にどうかは,手仕舞わないとわかりません.

 具体的には,玉が建ってる日数によるんですが,長い場合だと,1か月で0.5%くらい行きますが,多くの場合は,数日なので,ほとんど気にならないくらいで,スプレッドが0.5〜1%くらいなので,手数料に相当する「片道」だと,合計で1%行くことは,ほとんどないです.

 しかも,そのくらいのコストが気にならないくらいの値動きの大きさなんですが,逆に言えば,儲かればいいけど,そうでないとあっと言う間に資金がなくなる感じですかね.CFDでない,VIX先物を直接取引できるものも探してはいるのですが,ヴァージン諸島が本社という怪しいところしか見つかってません.

 ですから,とりあえずは,CFDでいいですかね(ETFとか投信は問題外).VIX先物を直接取引しようとすると,ドル建てで資金を預けないといけなくて,そうすると,為替リスクが発生しますし,いろいろ面倒なことが多いんですよね.CFDというのは,コストはかかるけど,その辺が楽で,そこにコストをかけてるとも言えますからね.

 あと,思ったんですが,VIXを売るってことは,SP500,つまり,アメリカ株を買うってことで,つまり,売りが金利が低いのなら,本来より低い金利で実質アメリカ株を買えるってことになりますし,Nasdaq100もウォッチしてるのですが,3年前に買いになって,そこからずっと買いを継続で何の変化もなしという状況で,世界経済の震源地であるアメリカ市場に対して何の対策もできなかったところが,VIXを使えば,それができるというのは大きいです.

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8/19'19
[お金がかかることはやばい]
(世の中, 経済)

 今年の夏休みですが,低予算でお金をかけずに過ごしている人が多いんだそうです.いいじゃないですか(でも,困る人はいっぱいいるでしょうけど).

 そもそも,(何度も書いてますが)かけたお金と,実際に得られるものは,全く比例しないわけで,「お金がかかることはやばい」くらいに考えていれば,ちょうどいいんじゃないですかね.

 世の中,他人に無駄なお金を使わせて,自分が儲けようとしてる奴らばっかなわけで,でも,いい加減気づけよ,じゃないですが,目先の経済を回しても,どんどんツケが溜まるだけってことにどうして気づかないんですかね?

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8/20'19
[全ては決まっている]

 再三「全ては決まっている」と書いていますが,違和感を持つ人も多いみたいです.でも,物理学的には当たり前なので,違和感を持ったってしょうがないんですけどね(笑).

 哲学的というか,生き方的にも「有効」だと思いますけどね.過去に起こったことは,全て必然,つまり「ベスト」なので,あの時こうしておけばよかったとか,うじうじ考えることもありません.まずは,全てを受け入れるということです.

 つまりは,過去のことは,どーでもよくて,問題はこれからってことなんですが,すべて決まってるんじゃ,これから頑張ってもしょーがねーじゃん,と言う人もいるんですが,そうじゃないんですよねー.

 決まってるとしても,じゃあ,頑張らずにだらだら自堕落に生きて行こうと思うのなら,そう決まってるということですし,そう思わなければ,そう決まってるということです.

 つまりは,未来が決まってるとか決まってないとかも,過去と同様,そんなの関係ないんですよ.やりたきゃやるし,頑張りたけりゃ頑張る,ただ,それだけです.そして,それでいいじゃないですか.

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8/21'19
[むしろ逆]

 人生50年論?的には,定年(=年金がもらえる歳)55が適当で,それが少子高齢化によって,10年延長されて,しんどいってことなんですが,むしろ逆なのかもしれませんね.

 どういうことかと言うと,今の財政状況を考えると,10年延長じゃ済まないってことです.実際,70とか75まで伸ばそうという声もちらちら聞こえてくるのですが,65から年金がもらえるとすると,その世代は「得」,対照的に若い世代は「損」ということになります.理由は明らかで,世の中を動かしているのが年寄りだからです.

 ほんとひどい話なんですが,世の中を変えるのが無理だとすると,そういう中でどうするかであって,そうすると,「いただけるものはいただきます」ということになりますかね.

 そして,重要になるのは,やはり,仕事という最大の「退屈しのぎ」を失って,どうやって退屈しのぎしていくかということになります.仕事を続けるのか,仕事以外にそういうものがあるか,ということもありますが,その前提となるのが,やはり,体と脳の健全でしょう.

 本来,年金というのは,もう体と脳が健全じゃなくて働けないけど,生きていかないといけないからもらえるというものですが,まだ体も脳も健全で働ける状態で年金がもらえるということになると,(だったら働けよという人もいるでしょうが)まさに薔薇色の人生じゃないですかね.

 具体的には,普通以上にちゃんとケアすれば,80くらいまでは,行ける人は多いみたいですが,更に,その上の80代,90代をそういう状態で過ごせるかどうかが非常に大きい気がします.

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8/21'19b
[香港問題]
(世の中)

 香港問題ですが,どうしてあそこまで泥沼化したかですが,メディアでは,いろいろ言われてますが,メディアでは,言われていないいろんなよからぬ思惑というか動きがあるんだと思います.

 一般的認識としては,アメリカがデモをけしかけてるということなんでしょうが,マッチポンプじゃないですが,意外と中国もそうかもしれませんよ.反対派が暴徒化すれば,鎮圧する大義名分が立ちますからね.

 今回の問題に限らず,そういうよからぬ思惑というか動きは,実際,いろいろあるわけで,これもメディアの言うことは...ということでしょうか.

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8/21'19c
[カプチーノ?]
(生活)

 私は,1日2,3杯,食後にコーヒーを飲むのですが,コーヒーを飲むというよりは,牛乳を飲むためにコーヒーで割って飲んでるみたいなもんです(コーヒー: 牛乳=1:1くらい).朝夕は,だいたい飲みますが(レーズンを入れてレーズンを食べながら飲むとおいしい),昼は,大学だと,最近は,飲んだり飲まなかったりです.

 以前は,昼もだいたい飲んでて,そうすると,牛乳は,大学の売店で時々買ってくるんですが,これがなんだかなーというか,具体的には,500mlのパックを買うんですが,頼みもしないのに,店員がさっさとテープでストローを付けようとするんですよ.で,毎回,ストローは,要らないですって言うのがうざいというか,こういうのは,付けないのがデフォルト,少なくとも,ストロー要りますか?ときくのが普通なんじゃないの?

 というわけで,というわけでもないのですが,最近は,昼は,飲まないことが多くなって,でも,時々飲もうとすると,牛乳をどうするかが問題です.500mlだと多分3〜4回分くらいで,3日に1回飲むとすると10日以上になるので,日持ちがしなくなります.粉ミルクみたいな奴は,あんまりおいしくないですし,牛乳を飲む目的の一つは,たんぱく質の摂取なので,粉ミルクみたいなのは,含有量が今一ですし,必ず添加物が入っています.

 で,プロテインは,どうかと思いつきました.牛乳ぽい?ということで,ホエイの方です.もちろん,普段使ってる無添加のものです.最初は,粉ミルクのように混ぜて飲んだんですが,うまく溶けなくて,だめだめだったんですが,プロテイン作るときみたいにシェイカーでしっかり溶かしてから入れると(ちょっとめんどくさいけど),結構行けました.しかも?シェイカーで作ると普段使ってるホエイのものは泡立つのでカプチーノみたいになります(笑).

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8/21'19d
[勿体ない]

 やりたきゃやるし,頑張りたけりゃ頑張でいいじゃないかってことなんですが,生きていくには,働かないといけないし,人間関係の中でやらないといけないこともあるし,ってことはありますよね.でも,若い頃は,確かにそうですが,歳をとるとだんだんと,特に50を過ぎると,突然,そういうものがなくなる感覚があります.

 実際,余計な仕事して稼ぐくらいなら,支出をしっかりコントロールすれば,働かなくてよくなるようになりますし,人間関係も然りでしょう.

 そうすると,どうなるかと言うと,「ほんとにやりたいこと,やるべきと思うことだけが残る」ことになります.もし,そういうものがなければ,まさに「もぬけの殻」なわけです(シビアですねー).何とか仕事を続けようとする人も多いですが,それが「ほんとにやりたいこと,やるべきと思うこと」か,具体的には,無給でもやりたいことなのか,よく考える必要があります.

 仕事が続けられるのなら,お金ももらえるし,まあいいんじゃないの,という人が多いとは思うのですが(それはそれで,とやかく言うことではないですが),折角,生きていくためにやりたくないことまでして稼がなくてよくて,「ほんとにやりたいこと,やるべきと思うこと」ができるという条件が整ったのに,それを活用しないのは,勿体ないと思うんですよね.

 でも,私の場合,「ほんとにやりたいこと,やるべきと思うこと」の一つが研究で,大学をやめるとそれができなくなるので,結局,働き続けるんですが,研究や学生の利益になる仕事以外の多くの余計な仕事は,やりたくないですね.だって,やりたくもないし,やるべきとも思わないことですからね.

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8/21'19e
[だらだら自堕落に過ごしても]

 (定年で)仕事をやめると,特にやりたいこともなく,だらだら自堕落に過ごしてしまう,それなら,働けるのなら働いた方がいい,ということなんでしょうが,特にやりたいことがないのなら,だらだら自堕落に過ごしてもいいんじゃないですかね.だって,そうなってしまうということは,それが「やりたいこと」ってことなんでしょうからね.

 最大の問題は,同居する家族(配偶者)に邪険にされることでしょうが(笑),だらだら自堕落に過ごす場所を確保するとか,いろいろ方法はあると思いますけどね.

 いや,そんな自堕落な生活は,嫌だということなら,それも「やりたいこと」ってことで,何でもいいから何かやればいいでしょう.何をやるかは,リタイア前に準備しておいた方がいいですが,リタイアして,しばらくだらだら過ごして,そういう生活に飽きたら,それから,やりたいこと探しても全然遅くないと思います.

 重要なのは(再三書いてますが),定年でクビになるということは,自分が社会から必要とされてないということを潔く受け入れることでしょう.仕事で成功した人ほど難しいとは思いますが,大概は「誤解」で,仕事が評価されたとか言っても,所詮「他者評価」なわけで,評価して体よくこき使われてきたという側面は否めないわけで,そんな(しょぼい)社会からさっさと離脱して,(自分が信じる)「ほんとにやりたいこと,やるべきと思うこと」をやって行けばいいってことです.

 つまりは,リタイア前後関係なく,その時その時,やりたいこと,やるべきと思うことをやればいいわけで,むしろ,リタイア前の方が,やりたくないし,やるべきとも思わないことをやらないといけないという障害がありますが,リタイア後は,その障害が完全になくなるわけです.

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8/22'19
(野球)

 高校野球の決勝ですが,お仕事で見られなかったのですが,奥川君,打たれたんですね.スポーツニュースを見ると,打たれたのは,どれも高めの球(ていうか,だいたいそう)でしたから,失投というか,打たれるべくして打たれたということでしょうか.パズルはうまくはまって,星稜にチャンスはあったと思うのですが,なかなか越えられない壁がありますね.

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8/22'19b
[小腰痛]
(体)

 またちょっと腰痛ぽくなってしまいました.この時以来なので,2か月しか経ってませんし,なり方も程度もよく似ています.具体的には,日常生活で前かがみになったときにぐきっとなって,しばらく痛くて動きづらいのですが,日常生活には支障はないけど,運動はちょっと厳しいという程度です.ただし,今回は,左側だけという感じではありません.

 なったのは,練習の翌日の朝だったので,昨日で,一日くらいでだいたい治ったかと思ったら,今日の朝もまたぐきっとなりましたが,今はもう大分大丈夫な感じです.

 日常生活の中でまめに体を動かすようになってから,こんな感じなんですが,何なんですかね? 日常生活の中でまめに体を動かすことすらするなってこと?

 でも,因果関係はわかりませんし,日常生活の中でまめに体を動かすことがよくないわけはないので,治ったらまた続けるしかないですね.あとは,座り方にもできるだけ気をつけることでしょうか.

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8/23'19
[やりたくないメカニズム]

 やりたいこともありますが,やりたくないこともありますよね.でも,やりたくなくてもやらないといけないのなら,例えば,仕事をして稼がないと食べていけないのなら,人の道的にやらないといけないのならやらないといけません.でも,やりたくないことは,やりたくないわけで,このやりたくなくなるというメカニズムは,何なんですかね?

 例えば,疲れてやりたくなくなるのは,休めということなので,(できるだけ)休めばいいというか,そうすべきということです.でも,疲れてるというわけでもなく,やりたくなかったら? そんなことはない,つまり,(何らかの形で)疲れてるってことなので,やりたくないのなら(できるだけ)やらないというのがやっぱり正解?

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8/24'19
[体や心は正直]

 そんな大したことはしてないと思うのですが,体や心は正直というか,疲れてないと思っていても実際は疲れていて,しんどくなったり,ちょっと腰痛になったり,心的には,やりたくなくなるというのもそうかもしれませんね.

 実際,仕事に加えて,仕事以外にいろんなことをしてますし,身の回りのことも全部自分でやってるので,普通に考えると,いくら何でも大変すぎるというのが客観的見方かもしれません.

 でも,そういうやり方を変えることはできないので,できることとしては,やはり,疲れたら(できるだけ)休む,やりたくないことは(できるだけ)やらないということでしょうか.

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8/24'19b
[他者評価より自己評価]

 再三,他者評価より自己評価が重要,社会的に成功することは,他者評価の結果なので,そんなこと意に介さず,自分の考えを信じて,やりたいこと,自分がやるべきと思うことをやるべしと書いてます.

 でも,自分のやりたいこと,自分がやるべきと思うことをやっていたら,結果的に社会から評価されることもありますし,自分のやりたいこと,自分がやるべきと思うことが間違ってるかもしれません.つまりは,結局,その人の「素養の問題」ということになるのですが,だったら,他人の意見をきいて,何をやるか,どうするかを決めた方がいい?

 でも,やりたくないことやってまで,社会的に成功したいですか? でも,これは,人それぞれかもしれませんね.やりたくないことやってでも社会的に成功したいのなら,それがその人にとって,やりたいことでしょうからね.

 ですから,とやかく言うことではないのですが,そういうことは,得てして社会的刷り込み,人類繁栄のためのDNA的刷り込みによることが多いので,よく考える必要はあると思いますし,社会的成功ということは,他者評価ということなので,うまく行かなかったときに,自己評価(なら,全て自分に返ってくる話なので仕方ない)と違って,こんなはずじゃなかったってなりませんかね?

 うーん,でも,自分の考えに自信がなかったら,どうしたらいいかわからなかったら,自己評価より他者評価ってことになるんですかね? ですから,結局,これも素養の問題?

 というか,自分の考えに自信があるとかないとかいう話じゃなくて,自分がやることが正しくても間違ってても,結果を全部自分で引き受けるという覚悟があるかということだと思いますけどね.というか,そもそも,何が正しいか間違ってるかなんて,わからないというか,これも結局,自分次第だと思いますけどね.

 と書きましたが,私の場合,別に「覚悟がある」とか大げさな話じゃなくて,単にそうしたいからそうしてる,成功するかどうかは,大した問題じゃなくて,やりたいこと,やるべきと思うことがやれてるかが重要ってだけの話なんですけどね.

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8/24'19c
[愛]

 昨日,ちらっと見ただけですが,鳥はどうして卵を温めるのか,というのをやってました.答えは,冷たくて気持ちいいからってことで,親鳥が雛に餌を運ぶのも色に反応してるだけらしいです.私は,とても納得したんですが,それをきいた人たちは,愛じゃないのかととても残念そうで,でも,専門家の人は,愛とか人間目線じゃなくて,動物目線で考えることが大事と言ってました.でも...

 人間も同じじゃないですかね.愛の結晶とか言ったって,結局は,人類繁栄のためにDNAにプログラムされた性欲の結果なわけですし,親が子に持つ愛情もそうなんだと思います.

 とか言うと,お前には血も涙もないのかと言われそうですが(笑),そういう科学的事実を知ることは大事で,そこが動物と人間の違いだとも思うんですよね.そして,同時に,そういう本能に逆らうことも難しいわけで,それは,かく言う私もそうなわけです.

 でも,動物と人間の違いは,知性にあるわけで,それは,そういうことが本能であるということをわかる一方で,じゃあどうするかということも考えられるわけです.

 うーん,でも,こんなことを書いておきながら,本能に逆らうことは,難しいですかねー.やりたいことをコントロールすることも,やりたくないことをやることもそうですが,好きなものを嫌いに,嫌いなものを好きになることは,できないですからね.

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8/24'19d
[動き方さえわかれば]
(バドミントン)

 今日の23時10分に筑波大バドミントン部の香山(昨年のインカレ女子シングル優勝者)がテレビ朝日の番組に出るので,よろしければご覧ください(って,どういう内容になったか私も知らないので,私もその時見ますけど(笑)).バドミントン部のMLに流れてきた情報だと,小椋久美子さんの番組らしいです.

 バドミントン部は,東日本前ということで,重要な時期なんですが,FBに森田がいいプレーを見てイメージを付けてはどうかということで,いくつか動画がアップされてました.いいんじゃないですかね.私もよくやります.

 で,その動画を見て思ったんですが,世界のトップレベルのものなので,もちろん,すごいんですが,すごいというよりは,別にふつーというと言葉は変ですが,自分がどうしてこういう風に動けないのかが逆に不思議というか,動き方さえわかれば動ける(それを持続できるかというフィジカルは別として)感じがしてしまうのは何なんですかね?

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 香山出演?の番組見ました.でも,小掠さんに質問できるということだったんですが(私は小掠さんにプレーを見てもらえるのなら話を受けた方がいいと言ったんですが),ああいう番組だったんですね.番組は,あっという間に終わったんですが,普段見てる選手をああいう形で見ると,なんか新鮮というか,悪い気分ではないです.

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8/25'19
[わかっている]
(バドミントン)

 動き方さえわかればと書きましたが,動き方はわかってますし,そういう動きをするのにどういう練習をしたらいいかもわかっています.でも,そういう練習をできる環境がないですし,環境がないのなら,ないなりに,どういうトレーニングをすればいいかもわかっています.

 でも,今の状況で,そこまですることはしないというか,その気にならないということなので,結局,そこまでの話ということですね.つまりは,(何度か書いてるように)「(ようやく)わかったけどわかるのが遅かった」ということでしょうか.

 でも,今の状況の中で,できる範囲でできることはやって行こうとは思っていますし,それはそれでいいのかなと思っています.

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8/25'19b
[そういう野球になってきた?]
(野球)

 ライオンズなんですが,相変わらず,ピッチャーが悲惨で,昨年同様,投手が打たれてもそれ以上に打って勝つしかないという状態です.それでも首位のソフトバンクに3.5ゲーム差の2位にいるんですが,こんな野球をやっていては...というのは,何度も書いてる通りです.実際,エースどころかローテーションの軸になる投手もいない状態ですからね.でも...

 全体の投手成績を見たんですが,もうびっくりです.具体的には,規定投球回数に達している投手がパリーグ全体で何人いると思いますか? 何とたったの6人です.パリーグ6球団で6人ですから,各球団に平均一人ずつしかいないということです(当然,ライオンズは0).

 これの意味することとしては,先発ピッチャーががんがんノックアウトされてるってことで,事はライオンズに限った話ではないということです.実際,今年の成績と実績も含めてエースと言えるのは,ソフトバンクの千賀くらいしかいませんし,千賀も先日打ち込まれましたからね.状況は,セリーグもさほど変わりません.

 つまりは,「そういう野球」になってきたということでしょうか.だとしたら,ライオンズにもチャンスはある? でも,それって(本来の)野球? 見てる方が面白ければいいのなら,これも資本主義経済の弊害?

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8/26'19
[腰の可動域]
(体, 日記)

 小腰痛なんですが,もうほとんどなんともないのですが,なんか変な感じです.具体的には,まだ時々,グキッとなりそうになるんですよ.起き上がるときや,朝起きた後が多いので,寝てるのがよくない感じがしますが,寝ないわけには行かないので...

 イメージ的には,腰を動かさなければなんともないけど,腰を動かす範囲が制限されるというか,ここまで動かすとグキッとなるというか,可動域が狭くなってる感じで,大腰痛のときは,その可動域が著しく狭くなるってことでしょうか.

 原因としては,激しい運動とか,逆に座ってるのがよくないとかはあるとは思うのですが,座り続けないように,時々体を動かす,それこそ腰のストレッチとかもするようになって,逆にそうなって来たというのが...

 でも,そういうことと関係なく,疲れがたまって,ある臨界値に達して,そうなって,腰の可動域を狭くして,動かさないようにさせて,休ませるようにしていると考えれば合理的です.つまりは,疲れたら無理せず休めということですね.実際,腰痛とか別にして疲れてる感じもしますしね.

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8/26'19b
[持ち家のメリット?]
(生活)

 片付けですが,久しぶりにその気になったので(家を引っ越して1年半くらいしたとき以来?)がんがんやってたのですが,あっという間に萎えてきました(笑).やっぱり,その気になったときに一気にやっとくべきでしたかねー.

 で,一つ気づいたことがあります.それは,持ち家なら,別に無理して片付ける必要なんかないってことです.だって,一生引っ越す必要ないからです(そういう意味では,研究室は「持ち家」ではないので,いずれ片付ける必要がある).実際,お宅訪問とかで自宅を公開する人がいるんですが,その片付けされてない惨状はすごいですよね.持ち家というだけでなく,子供もいたら,自分はいつ死んでも何とかなるというか,まさに後は野となれ山となれ?

 でも,それってメリットですかね? そういう「惨状」の中で暮らしてても気分がいい? ていうか,それで問題ないと思うことが問題では?

 まあ,人それぞれでいいとは思うのですが,私としては,何度も書いてるように「いつでも引っ越しできる状態」で暮らしたいですね.それは,単純にそれが気分がいいからですし,「人生死ぬまで旅してるようなもの」というか,腰に根が生えるより,状況とか自分の気持ちとかの変化に従って,いつでも機敏に行動を起こせるのがいいと思うからです.

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 関連するのかもしれませんが,50を過ぎて,福岡に帰る同世代の人もぽつぽつ現れて来て,最近は,定年で仕事を辞めて,地元に帰るという人も出てきました.上の記事で喩えるなら,旅を終えて地元に帰るという感じでしょうか.

 私は,何度か書きましたが,いつか「福岡に帰る」という感覚は全くありません.それは,福岡が嫌いなわけじゃなくて(ていうか大好きだし)「帰る」という感覚がないということです.つまりは,「人生死ぬまで旅」ってことでしょうか.

 とか書くと,死ぬまで働き続けたいみたいにきこえますが,そうではないんですね.単にやりたいことをやってたら,結果的にそうなることはあるかもしれませんが,しょぼい世の中というか,世の中の負の側面の部分からは,できるだけ距離を置きたいと思ってるし,別に仕事してなくても,やりたいことやって,楽しく気分よく活動していくことはできると思うんですよね.

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 「帰りたい」ということでは,ずっと東京に帰りたいと思っていたことは何度か書きました.でも,気づいたらそういう気持ちもなくなってたことも書きました.最近は,東京が嫌いとまでは言いませんが,あんなに人が多くて,ごみごみしたところに高い家賃払ってまで住もうとは,全く思わないですかね.

 じゃあ,どこに帰るというか行くんや?ということになるんですが,今住んでいるところは,今勤めている大学が近くにあるから住んでるわけですから,ここをやめれば住んでる理由はありません.でも,「(いつでも)引っ越しできる状態」でなければ,(だらだらと)住み続けることもできるわけで,でも,それがあまりいいこととは思えないんですよね.

 つまりは,状況とか自分の気持ちとかの変化に従って,その時,一番住みたいところに住む,そのハードルを下げるために「いつでも引っ越しできる状態」にしたいってこともありますかね.

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8/27'19
[数日くらいあれば]
(生活)

 「いつでも引っ越しできる状態」でなくてもいいと思います.具体的には,数日かせめて1週間くらいあれば,「いつでも引っ越しできる状態」にできる状態でもいいということです.実際,自宅は,「いつでも引っ越しできる状態」ではなく,数日くらいあれば,「いつでも引っ越しできる状態」にできる状態だと思いますからね.

 引っ越しの時に何に時間というか手間がかかるかと言うと,整理収納されてるかということもありますが,必要なものとそうでないものの仕分けですよね.そして,それができていれば,数日あれば,「いつでも引っ越しできる状態」にできると思います.

 でも,逆に言えば,必要なものとそうでないものの仕分けができてて,数日か1週間くらいあれば,「いつでも引っ越しできる状態」にできる状態であるのなら,要らないものはさっさと捨てちゃえばいいわけで,結局,そこのところの僅かな差というか大きな差ということなんですが,そこに,「実際に引っ越す」というハードルがあるわけで,つまり,引っ越さないのならとっておくけど,引っ越すのなら捨てるという仕分けをしておくということなんですが,結局は,引っ越すのなら捨てるのなら捨てるってことかなとは思いますけどね.

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8/27'19b
[結局,本人が気づくかどうか]

 今朝のモーサテだったか,ビジネス書とか読んでも全然記憶に残らないとか言ってた人がいました.そうだと思いますね.そう思わない人もいるのかもしれませんが,わかったつもりになって,その実,何もわかってなかったりもするものです.

 でも,これって「ビジネス書問題」ではないかもしれませんね.私もいろんな人にいろんなことを話すのですが,よくわかったと言うけど,全然わかってない人もいますし,それ以前によくわからない,更には,聞いてるけどただ聞いてるだけとか,いろいろあるんだと思います.

 ですから,もちろん,人の話がきっかけになることもあるとは思うのですが,結局,本人が気づくかどうかだと思うんですよね.そして,そのためには,何とかしようという問題意識があるのかが必須で,それが「素養」と言ってしまえば,それまでって話なんでしょう.

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8/27'19c
[そんなんじゃ生活できない?]
(世の中)

 厚労省から将来の年金の見通しみたいなのが出て,現役で働く男性の収入の50%以上ということで,30年後,中間的な経済成長を見込むと,平均して夫婦で月22万もらえるということなんですが,とてもそんなんじゃ生活できないって感じみたいです.

 だったら,死ぬまで働けばいいじゃないですか.そもそも,歳をとったら国が面倒を見てくれるという感覚がどうかしてます.自分の面倒を見るのは自分ですよ.今払ってる年金は,将来の自分のためではなく,今リタイアした人の分です.

 自分が歳をとったとき,もらう分が少ないのは,世代人口が違うので当たり前です.つまり,自分達の世代が子供を作らなかったからで,そんなことは,はなからわかってる話なのです.

 今だってその日暮らしで,これ以上,支出を削ることなんかできないとか,将来に対する貯蓄なんかできないって人も多いみたいですが,本当ですか? 夜飲んだくれてませんか? 旅行に行ったりしてませんか? ほんとに車がないと生活できませんか?

 誰かに何とかしてして欲しいではなく,まずは,自分で何とかしましょう.収入が足りないと言う人が多いですが,そういう人に限って,無駄な支出ばかりしてますよ.

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8/27'19d
(日記)

 やっぱり,疲れてる感じはしますね.そんな大したことしてないのに,なんで?とは思うのですが,疲れてるかどうかは,何をしたかではなく,疲れてるかどうかという「結果」が全てと考えるべきで,その場合,すべきことは,(できるだけ)休むことです.

 ということで,日常生活の中で体を動かすこともやめていますし,今日は,練習日だったのですが,休むことにしました.

 疲れがとれたかどうかの判断は,難しい気もしますが,これも自分の体にきけばいいということでしょう.

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 大したことしてないと書いたのですが,記録を見ると,ここ数ヶ月の評点は,かなり高いので,結果は正直ということですかね(でも,感覚的に大したことしてないというのは変わりませんが).

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8/27'19e
[本気]

 大人になって何かに本気で取り組んでる人ってそんなにいないと思うんですよね,って言ってる人がいました.確か,公務員の人でした.

 そうなんですかね? ていうか,そうなんでしょうね.

 私はもう大人になって大分経ちますが,仕事も仕事以外にやってるいろんなことも,全部本気で取り組んでると思いますよ.もちろん,「本気」って何やってことは,ありますし,何かにずっと本気なのか,人生の全てを捧げてるのかと言うと全然違いますが,本気か?と言われれば,確実に本気です.

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8/28'19
[持ち家のメリット?2]
(生活)

 持ち家のメリット?ですが,見方を変えると,(もう一生)引っ越ししなくていいとも言えますね.引っ越しは確かに面倒ですから,これは大きなメリットですし,ものの整理ができてるかどうかと,引っ越す引っ越さないは,関係ないとも言えますからね.

 言葉を変えると,家を持つということは,(もう一生)引っ越さない,(もう一生)ずっとここに住むと決意するということですよね.もちろん,いざとなったら,家を売って引っ越してもいいんですが,ハードルはかなり上がる気がします.

 つまりは,ある程度,定住する覚悟を決める,自分の将来というか人生を固定するってことで,それってどうですか? もちろん,人それぞれで,将来が決まった方が安心して今の仕事をしたり生活したりできるってこともあるでしょう.

 でも,仕事とか職業の種類にもよりますが,転勤がある場合もありますし,例えば,研究者の場合,よりよい研究環境が得られるのであれば,いつでもほいほい移って行きたいと思うのは,当然だと思うんですよね.

 でも,一方では,転勤があるところと違って,大学教員の場合,今の大学にずっといようと思えばいられるので,ここで定年まで勤めあげる,リタイア後も住み続けると決めさえすれば家を買えることになりますし,私の周りを見ても,そうしている人は,とても多いです.

 それは,かなりのレベルの大学で,研究環境も恵まれてて,ここ以上のところは,そうそうないとか,あるとしても移れる可能性はほとんどないとか,移ることの面倒さとか,家庭の事情とか,いろいろあるんだとは思います.

 そもそも,勤め先というものがない仕事もありますから(例えば,ピアニストとか),そういう場合も,どこに住んでるかは関係なくて,だったら,生活するのに便利なところに家を買ってしまうこともできるわけです.

 ですから,まあ,人それぞれってことですかね.でも,買うのと借りるのとどっちが経済的に得かということは,全く別の話ですし,借りても,ずっと住み続けることもできるので,単なる心持の問題かもしれません.

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8/28'19b
[事なかれ主義]
(世の中)

 整理の一環というわけではないですが,撮り溜めた動画もぼちぼち整理していて,その中に日本の高度成長期を取り上げたものがありました.と言っても,中身を見たわけではなく(笑),思ったのは,戦後30年と失われた30年の何が違っていたのかということです.経済が全てではないですが,前者は奇跡とも言える成長をとげ,後者は全く以てぱっとしなかったわけですからね.

 もちろん,人口増加とか世界情勢とかそもそも敗戦というゼロからのスタートとか,いろんな外部要因の違いはあるので,経済成長という「結果」の違いではなく,人々がどう過ごしてきたか,平たく言えば,前者と後者と,どっちが人々が頑張ったか,能力があってそれを発揮したか,というようなことでしょうか.

 そりゃあ,高度成長期の方がハングリーさがあったし,目に見えて生活が豊かになって行ったし,人々は頑張ったし,頑張り甲斐もあった? 確かにそうですが,それにしても結果が違いすぎますよね.

 で,ここで気づくんですが,高度成長期に働いた世代が私の親の世代だとすると,失われた30年に働いた世代は,まさに私の世代なわけです.つまり,我々が失われた30年のA級戦犯ということなのでしょうか? もっと具体的には,私自身は,この30年で何をやって来たんだ?ということになります.

 すみません,やりたいことやってました,というのが正直なところですが(笑),手前味噌的に言えば,学術的にも世の中をよくする的にも,どういう地震動が発生すると被害が大きくなるのかということを解明してきた,とは言えると思います.そして,これって,かなりわかりやすい明確な成果だし,かなり広く認知されてることだとも思うんですよね.

 でも,じゃあ,それで,世の中の何が変わった,具体的には,震度算定法が変わったかというと変わってないわけで,これって,世の中的には,結局,ゼロ回答なわけですよね.私個人的には,充分楽しめたし,評価もしてもらったし,何の不満もないのですが,世の中的には,やっぱり,まずいんじゃないですかね.

 震度算定法なんか変わってもって思う人もいるかもしれませんが,地震工学の分野で,実際に起こったこととして,性質的に震度算定法に非常に近い津波警報の問題で数多くの命が失われたことや原発がああいうことになってしまったことがあるわけで,実際,ものすごい経済損失どころか,それ以上に,多くのものを失ったわけですし,もっと広く世の中全体を見ると,これ以外にも,そういうことっていっぱいあるんじゃないないですかね.

 じゃあ,誰が悪いというか,問題だったかとなると,世の中を変える役目の人達なので,政治行政の問題ということになりますかね(原発の場合,東電の上層部も).具体的に言えば,高度成長が終わって,一応何とか普通に暮らして行けるようにはなって,そうすると,人間,もうこれでいいやというか,何か大きな問題が起こらなければ,殊更世の中を変えようとはしないわけで,そうなるのは,仕方ない気もするんですが,世の中一般ではなく,学術とか,そういうところには,そういう事なかれ主義は全くない(はずな)わけで,貴重な成果がどんどん出てるのをほっとくのは,勿体ないというか,そういうことが問題だったてことはないですかね?

 報酬や評価なんかより内的熟達と再三言ってるのは,そういうこともあるわけで,高度成長が終わって,もうこれ以上,報酬も評価も要らないやと思ったら,そこで終わりで,それは,金メダル獲るのが目標とか,コンクールで優勝するとか,何かの賞を取るのが目的とかいうのも同じことで,でも,もっと知りたい,わからないことを解明したい,もっと強くなりたい,上手くなりたいということに際限はないわけですからね.

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8/28'19c
[ギフテッド]
(世の中)

 まだあんまり調子よくないですね.ご飯を食べて家に帰ってきて,しばらくするとしんどくなって,ゴロンと横になってしまいます(ここ数日そんな感じ).で,ちょっと寝て,目を覚ますと,ギフテッドというのをやってました.

 ギフテッドというのは,その名の通り,ある特殊な才能に恵まれた人,平たく言うと,ちょー頭がいい人で,それゆえ,逆に世の中になじめず,生きづらさを感じてるんだそうで,具体的には,IQ130以上で全国に250万人以上いると言うのです.

 おいおいおい,IQ130てことは,偏差値65ですから,全然大したことないじゃん(笑).それに全国に250万人,つまり,2%いるってことは,50人に1人なので,クラスに1人はいるってことですよね.それなら私も楽勝でギフテッド? そう言えば,そういう人達の「あるある」で,学校の授業が(レベルが低すぎて)ちょーつまんなそうにして,先生に目を付けられるなんてーことは,しょっちゅうありましたけど(笑).

 冗談?はさておき,というか,そういうことは,どうでもよくて,こういう話が出てくるたびにいつも思うのは,そういう人達は,一体どこに行ってんの? 今どこにいるの?ってことです.

 東大に入るのは,確か500人に1人くらいだったと思いますが,その中で,更に勝ち残って,一流の研究者になってる人達は,更に狭き門をくぐってるわけですよね.でも,私の回りには,そういう人達,全然いないと思うんですよね.

 つまりは,ギフテッドか何か知らないけど,そういう人達が将来,日本や世界の知の中枢に来ることは,ほとんどないわけで,異能を何とかしないとまずいとか,取り立てて騒ぐほどのことじゃないんじゃないですかね? だって,単なる頭のよさだけでは,研究なんかできないし,研究ってもっと総合的な能力が必要ですからね.

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8/28'19d
[実際に引っ越すとなると]
(生活)

 持ち家じゃないデメリットというか,実際に引っ越すとなると,やっぱり,面倒なんですが,よく考えると,そうでもないかもしれません.

 具体的には,3年前,引っ越したときですが,3万円ぽっきりで,冷蔵庫とか洗濯機とか自分一人では運べないものとかすぐに生活に必要なものだけ運んでもらって(そして,それだけでほとんど生活できた),あとは,2トントラック借りて,クリーンセンターに運んで要らないものを廃棄して,その後,自分で荷物運んで,でも,1日では終わらなくて,(距離的に近かったこともありますが),自分の車で何回か運んで,という感じで,やっぱり「(半分)自分引越」は,大変だったなあと思うんですが,大変だったのは,荷物の多くが「運べる状態」になってなかったことと,必要なものと要らないものの仕分けができてなかった(ので,結局,必要のないものまで運ぶことになった)ことが原因だと思うんですよね.

 つまり,それさえできていれば,さっさと荷物をトラックに積み込んで,運んで,着いたらトラックから運び出して部屋に配置するだけという気もします.

 つまりは,「いつでも引っ越しできる状態」=「全ての荷物が運べる状態」,あるいは,数日でそういう状態にできる状態ということで,荷物の量というよりは,運べる状態になってるか,ということなんですが,量は少ないに越したことはないですし,何より,要らないものをせっせと運ぶのはばかげてるので,とにかく要らないものを廃棄ですかね.

 次の引っ越しがいつになるかはわかりませんが,自宅も研究室も今の大学を(定年で)やめるときは,引っ越すことになりますし,それ以前に,必要のないものに囲まれて生活したり仕事したりするのは,気分がよくないですし,ちょっとその気になったし,やった方がいいですかね.

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 3年前,引っ越したときにリンクを貼って,その周辺の記事をつらつら読んだんですが,毎日,少しずつやるのがいいと書いてありました.それは,車で少しずつ運ぶってことなんですが,次の引っ越しは(定年後もつくばに住み続けることは多分ないので)そうは行かないのですが,一気に引っ越せるように荷物を整理することを毎日少しずつやることはできるとは思いました(ので,ちょっとその気になったし,やりますか).

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8/29'19
[生活や仕事の質の向上]
(生活, 仕事)

 ↑というようなことを考えていたら,要らないものというか,少なくとも普段よく使うものなんかほとんどないことに気づかされます.でも,家でいつもいる居間のいつもいる場所の周辺や研究室のデスク回りには,そんなに使わないもので溢れている.私は,そんなに散らかす方ではないと思いますが,それでもそんな感じで,つまりは,「回りにものがほとんどない状態」にできるんじゃないか,普段そんなに使わないものは,どこにあるかわかるようにして,そのまま運べるように収納しておけば,まさに「いつでも引っ越しできる状態」になるんじゃないか,と思った次第です.

 そして,これって,まさに生活や仕事の質の向上なわけで,実際,3年前引っ越ししてしばらくは,そういう状態で暮らして,ものすごく気分がよかったわけで,そういう状態を目指してみようかなという気になりました(けど,今はあまり調子がよくないので,仕事の合間にやるのは,ちょっとしんどい.でも,その気になってるうちにさっさとやった方がいいような気もする).

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8/29'19b
[転出]
(大学)

 もう明後日(9/1)なので,書いてもいい,というか,そもそも,ここでそういうことを書いていいのかってこともあるんですが,私が所属する専攻の助教の先生が転出されます.転出先は,地方の私立大学で,昇進ということになります.ですから,めでたい話なんですが,私だったら,転出しないと思うので,ちょっとショックを受けてるというか,残念な気持ちになりました.

 何度か書いていますが,(手前味噌かもしれませんが)私が所属する専攻で助教として若い時期を過ごすのは,とてもいいと思っています.助教も教授や准教授と同様に独立した研究室がもてますし,普通にしっかりやっていれば,テニュアもとれて,しかるべき時期に昇進もできます.学生も素直でとても優秀です.

 ただ,(旧帝大系はだいたいそうですが)他大学に比べると,昇進の時期が少し遅くなってしまう傾向はあります.その先生は,(確か)30代後半で来られたので,更に昇進が少し遅くなってしまうということはあったかもしれません.

 でも,40くらいだと,助教と准教授の給料は,そんなに違うわけでもないし,それ以前に,助教でもかなりいい給料はもらっているので,何が不満だったのか,昇進するとはいえ,この専攻より他のところを選んでしまうのか,やっぱり,そういうこと(昇進)が大事なのかとか,いろいろ考えてしまいます.

 もちろん,家庭の事情とかいろいろあるんだと思いますし,直接本人にきいてみようかとも思ったんですが,これから新天地で頑張られるわけですから,それはやめました.でも,なんだかすっきりしないんですが,これもやっぱり,人それぞれってことですかね.

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 とは言え,このサイトで再三書いているように,私自身,もっと研究環境がいいところから話があれば,いつでも移籍すると思います.そして,それは,研究者なら当たり前のことです.でも,ここより研究環境がいいことが条件で,それを満たすところは,現実には,ほとんどありません.実際,もう8年前になりますが,とある旧帝大系の大学から話があったときは,受けませんでした.それは,時期の問題とか家庭の事情とかもあったんですが,やはり,一番大きな理由は,今いるところの方が研究環境がいいと判断したからです.

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 と書いて思ったんですが,研究環境って具体的にどういうことがありますかね.

 まずは,研究する時間がとれるってことですよね.平たく言えば,研究以外の(余計な)仕事が少ないことです.私がいるところは,他大学に比べていい方だとは思いますが,とても「サービスがいい教育熱心」な大学ですから,その分,教員の負担は,結構ありますし,10年前とかと比べると,研究以外の仕事は,確実に増えてます.でも,これは,この大学に限った話ではないですかね.

 あとは...って考えると,もうほとんどこれが全てかもしれません.研究費はあった方がいいですが,私の場合,研究費はそんなにかかりませんから,そこそこあれば大丈夫です(むしろ,要らないのに科研費獲れとか言われるのがうざい).昇進については,何度か書いてますが,昇進すると,逆に余計な仕事が増えてしまうので,研究する時間がとれるという点では,必ずしもプラスではありません.

 でも,私の場合,教授になっちゃったんで,降格というわけにも行かないんですが,例えば,(よく知らないけど)特任教授みたいなのになって,学生はとれて,でも,研究や研究指導以外の仕事は,しなくてよくて,でも,給料は半分みたいのがあったら,最高かもしれません(でも,そんなうまい話ないか).

 大学のレベル(偏差値)が高ければ,学生は,それだけ優秀な可能性が高いので,それは,プラスだと思いますが,例えば,東大だと,大学の余計な仕事は少ないと思いますが,学外のとりまとめ的な仕事が大変なので,研究する時間がとれるという点では,必ずしもバラ色ではありません.

 こうして考えると,やっぱり,ここより研究環境がいいところなんか,そうそうないとは思いますが,その一方で,いろいろ余計な仕事が増えてきて,やってられるか,ってなって来てるのも事実で,なんだかなあって感じでしょうか.

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8/30'19
[そういうタイミング]
(日記)

 体調ですが,まだあんまりよくないですね.昨日も,晩ご飯を食べてしばらくするとしんどくなって,ゴロンと横になってしまって,寝てしまいました(でも,そのまま朝まで寝続けるわけではなくて,ごそごそ起きだして,このサイトの文章を書いたりしてる).

 時間的には,もう10日くらいになるでしょうか.小腰痛になった頃と重なりますが,腰痛自体は,数日でなんともなくなったんですが,まだ時々グキッとなりそうになって,なかなか全快しない感じで,それは,体調とも相関しています.

 ですから,そういうタイミングというか,ちょっと疲れがたまって来てるので,休むというか,ペースを落とすというか,そういうシグナルということで,もっと行くところまで行って病気になる前にそうなるのは,優秀なセンサーをもっていると考えることにします.

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 夕食後,しんどくなって寝ていることが多いので,ピアノも全然弾けてないのですが,結果として,左小指の痛みが(その後もなかなかよくならなかったのですが)少し軽減してきた気がします.サボりついでに,しばらく休んで,ちゃんと治した方がいいのかもしれません.

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8/30'19b
(野球)

 とか書いてたら,日ハムを三立てし,今日は,千賀相手の直接対決を制して,あっという間に1ゲーム差まで詰まってきました.でも,打撃で打ち勝てばいいというのではだめで,重要なのは,やはり,ピッチャーです.そういう意味では,今日の試合,スポーツニュースでは,外崎と森がホームランを打ったところしか出てこないのですが,スコアは,4-2ですから,ピッチャーがしっかり2点に抑えたということが大きいでしょう.

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8/30'19c
[100歳で現役]

 「100歳で現役」と言ってる人がいました.その人は,70代前半で,現役の医師で,仕事が楽しくて,仕事を通して人の役に立つことができて,自分から仕事をとったら何も残らなくて,だから,「100歳で現役」でやるつもりだし,そのために,体のケアとかトレーニングとか,やるべきことをやってるとのことです.素晴らしいことですし,医師という定年がない仕事を選んだ特権とも言えますね.

 一方では,定年がある仕事をしている人で,定年後のことを考えて,トラック運転手になるために教習所に通っている人もいました.食べて行くためにということもあるけど,新しいことに挑戦するのが楽しいと言ってました.これはこれでいいんじゃないですかね.

 で,私なんですが,どちらも素晴らしいと思うんですが,私はちょっと違うというか,違う生き方をしてみたいと思うのは,なんなんですかね.

 研究はもちろん楽しいし,定年後もやらせてくれるところがあるのなら,ほいほい行くとは思うのですが,私の場合,研究は,仕事とは思ってなくて,やりたいからやってるわけだし,そうでないといい研究はできないと思ってるし,(今はもう)食べて行くための手段ではないし,自分から研究をとったら何も残らないってわけでもないし,他にもやりたいことは,いくらでもあるし,かなり特殊というか,やっぱり,普通の人とは違うんだと思います.

 でも,「100歳で現役」というのは,いいですね.別に長生きしたいということではなく,でも,いくつまで生きるかは制御できない以上,生きているのなら,ちゃんと活動できる状態でいたいですからね.つまり,100歳で現役で仕事をしているということではなく,やってることは,仕事でなくてもいいということです.

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8/31'19
[成功する方法?]

 こうして↑書いてみると,私って,要は,やっぱり,根っからの怠け者というか,お金を稼ぐためとか,世の中の役に立つために働くとか,ちょーめんどくさくて,つまり,仕事なんかしたくなくて,でも,食べてはいかないといけないから,(できるだけ)仕事なんかしないで生きて行く方法を考えて,実際,そういう感じで生きてきたし,それは,定年後も然りということでしょうか.

 でも,結果として,こんなどうしようもない私でも,一仕事することはできたと思ってるし,それどころか,社会的にもある程度評価され,あなたのやってることはすごい,世の中の役に立つことをしてて頭が下がると言う人もいるわけで,このギャップは,一体何?とも思うわけです.

 と思ったんですが,だから何?というか,別にどうでもいいことですよね.自分の性格は変わらないし,やり方というか生き方を変えることもできないし,人様に迷惑をかけることさえなければ,今までのようにこれからもやって行くしかないし,それでいいんだと思います.

 でも,なんとなくですが,というか,むしろ,確信すらもってますが,それが正解だとも思うんですよね.だって,やりたくないことはやりたくないし,でも,やりたいことはとことんやりたいし,だったら,何とか食べていけるのなら,儲かるとか世の中の役に立つとか関係なく,やりたいことやった方がいいと思うんですよね.

 それで成功するかどうかはわかりませんが,そんなのどうでもいいし,でも,やりたいことが思う存分できたのならそれで成功だし,そして,何をやるかを間違えなければ,結果的に(社会的にも)成功すると思うんですよね.

 でも,やっぱり,社会的成功とかは,どうでもよくて,やりたいことをどれだけやれたかが真の成功だと思います(何度も同じこと書いてるけど).

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 こんな風に書くと,やりたいことを見つけて,それに全精力を注ぎこんでたように見えますが,それも全然違ってて,もちろん,そういう時期もありましたが,そうではない時期の方が多いくらいで,やっぱり,よくこんな感じでやってこられたもんだと思いますが,そうでない時期も「そこで終わらない」ようにはしてたとは思います.

 でも,かなり際どいこともありましたし,実際,終わったと思ったこともありましたが,実際には,終わらなかったし,まあ何とかなるもんだなとも思いますかね.ただ,これも私の特殊事情というか,実際,何度も修羅場をくぐり抜けることになりましたし,普段から普通にちゃんと頑張るのがいいと思います.

 でも,結果が全てなわけですし,生き方は,将来はもちろん,たとえ過去に戻ったとしても変えられないし,結果には,充分満足しているし,(私の場合は)これでいいんでしょう(あまりお勧めしませんけど).

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8/31'19b
[退屈]
(日記)

 不調ついでに小指を治すためにピアノを弾くのをやめているのですが,途端に「退屈」になってしまいますね.もちろん,ピアノ以外にもやることはあるのですが,何かそんな感じがしてしまいます.

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(野球)

 今日も勝ってゲーム差なしになったんですが,初回にいきなり5点取って,でも,それじゃあ,全然安心できないって感じで,案の定,7-4まで迫られて,結局10-5といういつものような大味な試合で,こんなんじゃあ...

 ちなみにですが,セリーグは,ジャイアンツが独走してマジックも出てるんですが,出てる選手見ると,半分くらいは,誰?みたいな選手で,これで独走って,かなりレベル落ちてるんじゃないですかね.

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