前の月へ
9/1'19
[現役とは]

 でも,100歳で現役ってどういうことでしょうね? 経済的に何とかなれば,「現役」の対象が仕事でなくてもいいわけで,じゃあ,対象は何か,何して過ごすのかってことです.

 もしそれがスポーツなら体が動かないといけないので,相当難しいことでしょうし,仕事なら対価としてお金を受け取るのですから,下手の横好きというわけには行きません.

 でも,それがそんなに体を酷使することでなくて,対価としてお金を受け取るものでなければ,そんなに難しく考える必要はないような気もします.具体的には,どんな感じでしょうか?

 例えば,「現役」の対象が執筆活動とか思索活動,あるいは,(実験とかフィールドワークを伴わない)研究活動であるのなら,頭脳さえしっかりしていれば,体的には,腕と指先だけ動けばいいことになります.それこそ,車椅子生活になっても大丈夫でしょう.

 そういうものは,他にも結構あって,ピアノを含めて芸術活動,創作活動も行けるものが多いでしょうし,経済活動というか,トレーディングも含めた取引的なことも何の問題もありません.

 そうすると,車椅子生活まで行かなくても,トイレに行ったり,シャワーを浴びたり,食事の準備や食事をとることが自力でできればいいでしょうし,更には,何とか移動できれば,買い物に行ったり,出かけたりもできます.

 移動できることは,大きいように見えますが,(やりたいことが座ってできるものであれば)大したことではない気がします(だって,出かけるより家で活動してたいわけですから).問題は,そういう状態で,どのくらい体調を維持できるかですね.でも,これもできる範囲で室内で,それこそ立ったままでも座ったままでも,体を動かせれば,それはそれで行けるような気もします.

 とすると,最大の問題は,体よりは,脳力をどうやって維持するかということになるんですが,これは,体と同様,使い続けることなわけで,つまり,しっかり考えて,活動そのものをして行くことでしょう.体と違って,使いすぎて消耗することもないように思います.

                 -----------------------------------

9/1'19b
[やりたくないことをやらずに済む]

 やりたいことができるだけではなく,やりたくないことをやらずに済むことも重要とどこかで書きました.ただ,若い頃は,何をやるべきかがわかってないこともありますから,やりたくないことを我慢してやることも必要なこともありますが,歳をとると,真にやるべきが何かが見えてくるということもあります.

 でも,思い返してみると,そういうことよりは,誰かがやらないといけないことを金とか地位とかを使って,年寄りが若い人に回してるという側面もありますし,誰かがやらないといけないと言っても,その実,会社とか大学とか組織とか業界とか学界とか上層部の利益のためということが多くて,そういう意味では,いかにして,やりたくないことをやらずに済むか重要なわけです.

 やりたくないことをやらずに済めば,その分,やりたいことができるということもありますが,それより重要なのは,やりたくないこと,やり甲斐のないことをやるとダメージを受けることです.具体的には,なんでこんなことやらないといけないのか,これが今の私のやるべきことなのかとなって,そこで疲れてしまって,研究意欲を著しく減退させます.

 若い頃は,大学のお仕事は,お仕事と割りきってできてたけど,歳をとると割り切れなくなってきたとどこかで書きましたが,それは,若い頃は,第2パラグラフに書いたようなことに気づいてなかっただけかもしれません.つまり,気づかないなら気づかないなりに幸せだったとも言えますが,気づいちゃったものはどうしようもないですね.

 これ以外にも,大学に出てこない学生がいたら,何とかして立ち直らせようとするのですが,それは,一見すると,とても親切で学生の面倒見がいいようにも見えるのですが,その実,何かあったときの大学の自己防衛的なことがあって,長い目で見れば,そういう世話を焼くことが必ずしも学生自身の利益になってないこともあるでしょう.

 これ以外にも研究意欲を減退させる無駄なことというか,少なくとも第一線の研究者でなくてもできる仕事があまりにも多すぎます.そして,そういうことがわかってくると,そういう「やりたくないこと」がどうにも苦痛で仕方なくなってきます.やりたくない上に,長い目で見て学生のためにもならないのですから当然です(学生に渡す賞状の印刷をさせられたことを書きましたが,賞とかで学生のやる気を引き出すのではなく,そんなものなくても,研究そのものに面白さを見出して対価など関係なくやる気になることが重要なはず).

 でも,大学をやめれば,研究というやりたいことができなくなる,でも,大学にいえれば,そういうやりたくないことをやらないといけない.その綱引きが起こってるわけですが,(もう何とか食べては行けるので)どっちが勝つかは,時間の問題かもしれません.

                 -----------------------------------

9/1'19c
[「避難訓練」]
(防災)

 防災の日(1923年大正関東大震災が起こった日)ということで,避難訓練とかが行われているみたいですが,例えば,津波の避難訓練ですが,残念ながら,あまり効果はないと思います.実際,過去,ずっとそうやって来たにも関わらず,東日本大震災で多くの人が避難せずに命を落としてしまったわけですからね.

 じゃあ,どうしたらいいか,ですが,津波警報が出たら(空振りしても)避難することでしょう.津波警報が出て,津波警報が想定している3m以上の津波が来るのは,8回に1回です.

 つまり,現在の津波警報は,それだけの精度しかないというか,安全側に出ているわけで,じゃあ,津波警報なんか出ても津波は来ない,ではなく,8回に1回は来るわけですから,8回中7回の「空振り」でしっかり避難して,「避難訓練」をしておくことです.

                 -----------------------------------

9/1'19d
[不登校]
(学校)

 そう言えばですが,不登校になったら,無理して学校なんか行くことない,どうしても学校に行けないのは,むしろ,自分を守る行為だと言ってた人がいました.その通りだと思いますね.

 いじめに会ってたりとかいう場合は,もちろんですが,そうでなくても,単にサボりたいというわけでなければ,その人は,学校を必要としていないわけだし,学校に行く以外にいろんな道はあると思うんですよね.

 大学も同じで,大学に出て来られなくなったら,それは,何か理由があるわけで,それを留年させないとか退学させないとか言って,無理矢理引っ張り出すのは,大きなお世話というか,まずいことにならないように大学が自衛してるとも言えます.もちろん,いろいろ話をきいて,大学以外の道の相談に乗るのはいいとは思いますが,それは,大学教員,即ち,研究者ではなく,違う人の仕事でしょう(ちゃんとそういう人を雇うべきでしょう).

 単に一時的に怠けているとかやる気をなくしているという場合も,他人に世話を焼かれないと立ち直れないのではなく,自分で何とかする,自分がサボった分は,自分でしっかり引き受けることができなければ,いつまで経っても半人前で,そういう状態で,無理矢理卒業させて社会に送り出すのは,むしろ無責任というものでしょう.

                 -----------------------------------

9/1'19e
[長生きしてもいいかな]

 こうして考えてみると,別に長生きしたいとは思わないけど,一応何とか「現役」でいられるのなら,即ち,しっかり脳が動いて,体も人の世話にならないで済むくらいは動いて,病気とかで痛いとか苦しいということがなくて,体調がよくないときはあっても,そういう時は,ゆっくり休めるのであれば(でも,これが非常に難しいんでしょうけど),長生きしてもいいかな,とは思いました.だって,「現役」であるのなら,やりたいこと,やれることは,いくらでもあるわけですからね.

 でも,いわゆる「仕事」は,もういいかなあ(注: 私の場合,研究は仕事ではない).仕事となると,お金はもらえるってことなんですが,その分,めんどくさく不条理なことも多いわけで,そんなことなら,必要以上のお金は要らないし,世の中,どんどんやばくなって行く中,そういうことは,確実に増えて行くわけですからね.

 つまりは,世の中と距離をとって,一部のわかり合える人とだけつき合いながら,やりたいことやって,ひっそりと楽しく生きて行けたらいいなと思います.

                 -----------------------------------

9/1'19f
[理想としては]

 理想としては,どんな感じですかね.「研究所」を作るかどうかはともかく,研究は続けていきたいし,自分一人でしこしこやるだけでなく,若い人達を育てながらできたら最高ですよね.

 具体的には,研究者になりたいと言う若くて優秀な人が来てくれて,私が相談に乗りながら,どんどん研究を進めて,ばんばん論文書いてもらって,公募に受かって大学とかに行ってもらえればいいと思うんですよね.

 でも,「研究所」だと,給料を払わないといけないわけですし,そのために何か副業的なことをするとすると,結局「仕事」になっちゃって,研究どころじゃなくなって,本末転倒的なことになるわけです.

 こうしてみると,大学って,実は,理想に近いことに気づかされます.でも,研究以外の余計な仕事がどんどん増えてきて,理想からどんどん遠ざかってるわけで,そこを何とかしないといけないってことでしょうか.

                 -----------------------------------

9/2'19
[実は結構ある]
(世の中)

 いろいろ好き勝手なこと書いてますが,世間一般からすると,何贅沢言ってんだ,てなもんなんでしょう.こんなことやってどうすんだ?みたいな仕事でも時給5000円とか1万円なわけで,世の中には,もっと低い時給で辛くてやりがいのない仕事してる人がほとんどなんでしょうからね.

 でも,何度も同じことを書きますが,私は,こんなことやってどうすんだ?というようなことやるくらいなら,お金なんて要りません.じゃあ,仕事やめればいいじゃんってことなんですが,そうすると,やりたい研究ができなくなるわけです.

 そして,こういうことって,実は,結構あるんじゃないですかね.

 無理くり経済を回すために余計なことしてるのなんかまさにそうで,金儲けしたい会社とか自分の実績を作りたい上層部に巻き込まれて,余計な仕事やらされて,というようなことばかりで,効率化して気分よく暮らしていくのと真逆のことをがんがんやってるわけです.そして,それが借金とかバブルという形で積み上がり,挙句の果てには...ということでしょうか.

 もういい加減,こんなばかげたことやめましょうよ(無理か).

                 -----------------------------------

9/2'19b
[決定的な違い]
(世の中)

 でも,多分,というか,間違いなく,ですが,仕事というかビジネスというか金儲けやってる人は,それがまるで,学術とか芸術とかスポーツとかの知的欲求などの探求心がどこまで行っても際限がないように,際限なく金儲けしたいんでしょうね.そして,それが悪しき資本主義を生んでるのは間違いありません.

 でも,学術とか芸術とかスポーツと金儲けの決定的な違いは,金儲けのほとんどは,他人から搾取するということです.それで際限なく金儲けしようとすると,そうするとどうなるかは明らかで,食うか食われるかになるわけで,まさに不毛な戦争をしているようなものです.

                 -----------------------------------

9/2'19c
[必ず避難する]
(防災)

 でも,津波警報なんかそうそう出るもんでもないし,1年に1回くらいは,避難訓練しておいた方がいい?

 まあ,やってもいいとは,思いますが,重要なのは,そんなことではなく,津波警報が出たら(避難訓練と思って,つまり,空振りだと思って)「必ず」避難するということです.そうすれば,津波で失われる命は,間違いなく激減します.

                 -----------------------------------

9/2'19d
[気分が悪くなる話]

 ある番組で芸人二人が話をしていました.その中身は,とある若手芸人がものすごいひどい目に会ったということで,それを脚色して面白おかしく話しているんですが,聞き手の方の芸人は,いい話を聞いた,こんなに不幸な状況はないから,自分がひどい目に会った時も,これを思い出したらまだましだと思えると言ってました.

 でも,私はきいてて全然面白くなかったし,あまりにひどい状況に気分が悪くなるだけで,これに比べたらましという発想には全くならなかったです.そもそも,他人の不幸をネタにするとか,それに比べたらまだましとか,そういう考え方がわかりません.

 嫌いな芸人さんではないのですが,というか,どちらかと言うと好きな方でしたが,彼らの話をきくことはもうないと思います.だって,きいたらまた気分が悪くなる話をされるかもしれませんからね.

                 -----------------------------------

9/3'19
[製造業と非製造業]
(経済)

 米中貿易戦争のせいで(でも,こういうのの因果関係ってわからないものですけど),アメリカの製造業に翳りが...ということなんですが,米経済に占める製造業の割合ってどのくらいだと思います? 何と10%程度なんだそうです.ですから,製造業はだめでも非製造業が大丈夫だからまだまだ経済は大丈夫とのことなんですが,どう思いますか?

 そもそも,アメリカのGDPの7割!は,消費なわけですし,かくも今の経済は架空というか,砂上の楼閣なんですが,GAFAというか,今のアメリカ経済,世界経済を引っ張ってる会社は,例えば,アマゾンなら,流通業ということになりますよね(IT的なこともやってるけど).でも,流通業ということは,何かものを運ぶわけで,運ぶものは,製造業が作ったものなわけで,おかしな話だと思いませんか?

 グーグルとかアップルとかFBとかは,いわゆるITということになるんでしょうが(アマゾンもそういうことやってる),FBが一番極端でしょうが,主たる収入は広告で,そして,広告主は,やっぱり,製造業なわけですよね(アップルは,製造業「だった」とは言えるが,もはや,これから新たなものを作って行くことは非常に難しい).

 つまりは,今一番繁栄してる会社は,製造業に乗っかってるだけの話ですし,もっと言えば,なくなっても生きて行けることなわけです.更に言えば,日本で言えば,ソフトバンクが一番わかりやすいでしょうが,IT,通信業どころか,単なる投資会社に成り下がってるわけで,でも,そういうところが(うまく行けば)一番儲かるんですよ.

 つまりは,1次→2次→3次→4次産業と生活の根幹に関わるものから離れれば離れるほど儲かるというおかしなことになってるわけです.

 どこかで書きましたが,日本経済は立ち後れた,GAFAを見ればわかるように,これからは,製造業ではだめで,ソフトバンクを見習って,非製造業に大きく舵を切るべきとか言ってる経済関係者もいる有様です.

 こういう風な,結局,儲かればいい,自分の国さえ儲かればいいという考えだと,限られたパイの中での搾取し合い,騙し合いになるわけで,パイが拡大しない以上,食うか食われるかで,自己防衛と言いながら,過剰防衛しているわけで,世の中は,どんどん殺伐としてきますし,実際,そうなって来てます.

 そして,そういう流れは,誰にも止められないわけで,結局,勝ち組になるしかないということなんでしょうが,そうでない道もあると思いますし,こういうおかしなことは,いつか必ず崩壊するし,そういう意味でも「そうでない道」を選んでおくことが重要なのかもしれません.

                 -----------------------------------

9/5'19
[年に1回会う]

 建築学会大会で金沢でした.前回の北陸は,富山だったので,金沢は,17年ぶりですね.

 当時は,まだ北陸新幹線は走ってなくて,多分,上越新幹線で越後湯沢まで行って,ほくほく線だったと思います.ほくほく線は,TX開通前まで,在来線最高速だったので,かなり速くて,3時間台で着いたような気がします.

 ですから,北陸新幹線開通してもそんなに変わらないじゃんと思っていたのですが,全席指定のかがやきだと大宮→長野→富山→金沢(なんと高崎にも止まらない)で2時間で,つまり,東京からだと2時間半かからないってことですね.でも,はくたかだと1時間くらい余計にかかるので,それだと,そんなに変わらないことになるんじゃないかな.

 17年前の2002年で憶えているのは,バドミントンの全日本教職員に初めて出て,ベスト16入ったときで,試合が建築学会直後だったので(つまり,建築学会が8月開催だった),金沢駅前の宿の回りをランニングしてたことです.あの頃は,若かったなあ,というよりは,当時のバドミントンに対するモチベーションが全然違ったってことですかね(だから,結果が出たとも言える).

 金沢は,北陸新幹線開通で,かなり栄えてる感じで,実際,駅前の賑やかさは,当時とは,全然違うと思います.17年前は,ランニングしていても,人もいないし,がらーんとしてる感じでしたからね.でも,観光で人を呼んで,という感じで飯食ってると,景気が悪くなったときにやばいことになると思いますよ.

 今回は,4日開催で,いつもは,4泊5日になるんですが,今回は,奇跡?が起こって,1日目の午後から3日目までに研究室の発表が集まって,2泊3日で済みました.過去,人数が一番少ないとき,発表するのは,3, 4人ということもあったのですが,そういうときも4泊5日だったのに,今回は8人いても2泊3日というのは,まさに奇跡?でしょうか(笑).

 1泊目の夜は,地震研関係者(と言っても,今はみんな地震研外)で飲んで,いつも楽しいのですが,まさに年に1回くらいしか会わない人もいて,でも,もっと会ってもいいと思うんですが,いろいろ忙しかったりして,結果的にそうなる感じでしょうか.そして,そういう人,他にもいっぱいいるような気がします.例えば,先日,高校のクラブの同期で飲んだんですが,もっと会ってもいいとは思うけど,実際には,集まりは,年に1回くらいです.

 でも,そういう人というか,集まりが,他に,例えば,高校とか大学のクラブとかサークルとかクラスとか,研究室のOBOG会とか,出身研究室関係とか,仕事関係とか,ピアノ関係とか,バドミントン関係とか,スキー関係とか,全部で20くらいあって,どれも年1回とすると(実際,そういうものが多い),全部行くと月に2回くらいは,誰かしらそういう人と会ってることになるわけで,でも実際は,全部は行かないので月一としても,「一人,時々,みんな」的には,充分という気もしてきます.

 ということで,現状でいい気もしてくるのですが,集まりの行きたい度が全部同じではないし,集まりの中でも会いたい度も違うので,そんな単純な話ではないのですが,仕事をしてるうちは,いろいろ忙しくて,そうなっちゃうってことでしょうが,余計な仕事なんかしてるより,会えるうちに会いたい人に会っておくことの方が大事な気もします.

                 -----------------------------------

9/6'19
(日記)

 何度か書きましたが,昨日,金沢から戻ってきて,つくばの街?に降り立つと,たった数日だったのに,かなりの久しぶり感というか,いつもと全然違う景色に見えてしまうことが最近よくあります.昔は,こういうことは,そんなになかったと思いますが,覚えているのは,大学4年の冬に駒場から本郷に引っ越したんですが,引っ越した後に,本郷の風景が全く違って見えたことと,しばらく海外に行ってて帰って来た時くらいでしょうか.

 私の内面で何かが起こってる感じがしますが,それが何かはよくわかりません.何度か書いた日常と非日常ということもあるでしょうが,最近は,日常に対して非日常がしんどいということは,そんなになくなって来たします(今回も別に何ともなかった).

 ですから,よくわからないのですが,まあ別に大したことじゃないですかね.

                 -----------------------------------

 2泊3日と短かったんですが,学会に行って,いろんな人に会っていろんな話をして楽しかったんですが,嫌なことという所までは行きませんが,何だかなあというようなこともあるわけです.もちろん,「総計」としては,圧倒的にプラスなんですが,ちょっとでもマイナスというか,何だかなあということがあると,途端にめんどくさくなるというか,だったら,もういいやと思ってしまうのは,なんなんですかね.

                 -----------------------------------

 腰の状態ですが,普段はもう何ともないですが,朝起きるときとか,大きく動かそうとすると,グキッとなりそうな感じがするという何とも変な感じです.なので,まだ運動も体を動かすこともしていません.

 左小指は,少しずつよくなってる気もするのですが,まだ痛みはあって,ピアノももうずっと弾いてません.

                 -----------------------------------

9/6'19b
[CPU占有率]
(大学)

 余計な仕事をやりたくないと書いていますが,時間的には,そんなに大したことありません(記録を付けてる(笑)のでわかる).つまり,「そういう仕事の時給」を計算するとかなりの高額ということになります.普通なら,このくらいの労度でこれだけ給料が貰えるのならやるかってことなんでしょうが,私の場合,必要以上のお金は要らないし,誰かがやらないといけないけど,私でなくても誰かができる仕事をやるくらいなら,ほんとにやりたいこと,やるべきと思うことをやりたいです.

 例えば,今回の学会中ですが,メールは来ます.それは,学生実験の成績が納得行かない学生がいて,どうなってるか調べるというか,そういうやりとりのメールが何度も行き来して,一方では,10月入学の学生の専攻のオリエンテーションをどうするかってことで,日程が入学式前だとまずいとか,でも,全学のオリエンテーションは,入学式前で,どうなってんの?とか,帰ってきたら,今日は,JABEE関係の科目ファイルとか出張報告書の提出とか法人カードの処理とか,そんな細かいというと言葉は,ですが,そういうことがちょこちょこあるんですね.

 メールのやりとりも書類作成も,そんなに時間はかからないんですが,そういうことが続くと「CPU占有率」がそっちの方に行ってしまいます.つまり,メールのやりとりをしてないときも,問題解決のためにそういうことを考えたり,あれどうなったかなとか思ってるわけですね.作業時間は,大したことないんですが,頭の中に占める,研究以外の大学の仕事が占める割合は,かなり大きいんだと思います.何となくのイメージですが,半分は,超えてる感じがします.

 そうすると,残りの半分以下で,研究とか学生の研究指導とか,学外の仕事とか,生活とか身の回りのこととか,仕事以外にやってることとかをやることになるわけで,これじゃあ,研究の「CPU占有率」が減るのは当たり前です.

 でも,研究って何が大事かって,とにかく「考え続ける」ことなんですよ.寝ても覚めても考え続けて,アイデアが浮かんで,問題が解決したり,面白いテーマを思いついたりする.でも,今は,それがなかなかできないんですね.

                 -----------------------------------

9/6'19c
[今が一番幸せ]

 何度か書きましたが,私は人生の中で今が一番幸せです.すぐ上で愚痴っぽいことを書いていますが,それでも,今が一番幸せです.確かに10年前は,もっと研究する時間はありましたが,じゃあ,その頃に戻りたいかと言うと,全然そうは思わないし,もっと若い時に戻りたいとも思いません.

 それは,何度か書いたように,昔に戻っても同じ道をたどるだけだし,というか,同じ道をたどって,今いる幸せなところに来られる保証は全くないわけで,実際,ものすごく危ない橋を何本も渡って来たと思うんですよね.

 じゃあ,相対的には,昔は,今より不幸だったってことになるんですが,当時は,全然そうは思ってなくて,やっぱり,幸せだったと思います.今より脳天気だったり,飯を食っていかないといけないという意識が強かったり,長いものに巻かれないといけなかったり,まだいろいろ気づいてなかったり,いろんな要因はあるとは思いますが,十分ずっと幸せでした.

 ですから,これでいいんですが,考えるのは,これからどうなるの?ってことです.おそらく,というか,確信すらしていますが,こんな感じなので,私は,これからもっと幸せになって行くんだと思います.でも,今でも十分幸せなのに,これ以上幸せになるとすると,結構,すごいことになる気もします(笑).

                 -----------------------------------

 でも,私にとっての幸せは,心身ともに健康で,やりたいことができて,やりたくないことをやらずに済んで,理解し合える人がいて,60平米くらいの快適な住むところと安全な食べるものがあればOKで,既にやりたくないことをやらずに済む以外は,ほぼ満たしているので,もう一息ってところなんですが,大学を(定年で)やめると,やりたくないことをやらずに済むけど,研究というやりたいことができなくなるのをどうするか,ってことですかね.

                 -----------------------------------

 この中で一番難しいのは,何でしょうね.それは,やっぱり,心身ともに健康なんでしょうね.歳衰えるということもありますし,仕事をやめると生き甲斐をなくすということもあるかもしれません.

 歳衰えるということに関しては,100mを12秒で走れてたのが15秒とか20秒になっても大丈夫ですし,バドミントンやスキーもプレーできる範囲でやればいいと思うのですが,仕事だとそうは行きません.肉体を使うものもそうですが,頭脳を使うものもそれを維持するのは,並大抵のことではないと思います.

 そういう意味では,仕事に拘らないというのが大事だとは思いますが,研究は言うまでもないですが,ピアノもバドミントンもスキーも,より高いレベルでやりたいとは思いますし,例えば,このサイトに書く文章も,誰でも書けるようなこと書いてもつまんないですからね.

 でも,この辺は,やっぱり,難しいですね.自分では,できてると思っていても,回りから見ると全然ってことは,あるわけで,でも,いわゆる老害のように誰かに押しつけるものでなければ,問題ない気もします.でも,生き恥晒すようなことはしたくないですが,本人は,気づかないこともあるわけで,なかなか難しいですね.

                 -----------------------------------

9/6'19d
[東京脱出]

 東京を脱出して地方移住している人が増えてるんだそうです.私個人的には,東京が好きだったし,つくばに来てからずっと東京に帰りたいと思っていましたが,5年くらい前くらいからそういうことはなくなり,東京脱出じゃないですが,将来的にも東京に住みたいとは思わなくなりました(つくばに住み続けたいとも思わないけど).

 と言っても,東京に行くことは多いので,東京郊外,具体的には,電車で1時間くらいで出られるところということなんですが,考えてみたら,仕事をリタイアしたら,東京に行くこともそんなにないでしょうから,別に東京郊外じゃなくてもいい,つまり,私も東京脱出してもいいわけですよね(実際は,脱出するも何も東京に住んでないけど).

 脱出するとしたら,どこがいいでしょうね(と妄想を始める(笑)).脱出先は,田舎が多いみたいですが,仕事をリタイアしても,東京に行くことは,そこそこはあると思うし,生活を考えて都市部ということになるとどこがいいでしょうか.

 すぐに思いつくのは,福岡と札幌ですね.どちらも,とても住みやすいところです.距離的には,遠いんですが,飛行機を使えば,3時間くらいで東京に出られるんじゃないですかね.特に福岡は,空港が近くて便利です.札幌は,空港は少し遠いですが,東京までの距離は福岡より近いので,時間的には,そんなに変わらないんじゃないかな.

 でも,福岡だと,スキーがちょっと厳しいですね(すぐこれになる(笑)).逆に札幌は,文句なしですが,雪が多すぎるのも...(笑).それに,3時間は,ちょっときついかな.せめて2時間くらい?

 新幹線で2時間となると,仙台,名古屋となりますね.スキー的には,どちらも問題なしです(笑).都会度をもう少し落とすと,高崎,宇都宮,郡山,福島,静岡,新潟,長野も行けるか.都会度をもっと落とせば,意外と穴場と思ってるのは,既に書きましたが,新幹線の各停しか停まらないところで,例えば,熊谷とか小山とかで,東海道だと,小田原,熱海,三島とかでしょうか.上毛高原とか安中榛名とかは,さすがに田舎過ぎますが,それはそれでありかもしれません.

 こうして書いてみると,いろいろ選択肢はありそうですし,地方と言っても,東京に2,3時間で出られるわけで,元々は,電車で1時間ということなんですが,在来線で1時間座ってるのも結構しんどくて,むしろ,新幹線で2時間の方が楽だと思うんですよね.お金はかかりますが,東京に出てくるのなんか多くても月一くらいだろうし,だったら,家賃差で楽勝でまかなえるでしょう.

                 -----------------------------------

9/7'19
[とか書いて]
(生活)

 「いつでも引っ越しできる状態」にするための荷物の整理というか要らないものの廃棄ですが,やっぱり,進みませんね.実際に引越さないのであれば,現状でもなんとかなってるわけで,その分,プライオリティが下がるのは当然かもしれません.

 逆に言えば,実際に引っ越すときは,荷物の整理をする千載一遇のチャンスとも言えます.でも,忙しすぎて,お金が何とかなるのなら,おまかせパックみたいなのに頼んじゃえば,これも何とかなっちゃうのかな.

 でも,お金の問題というよりは,おまかせパックってことは,業者が家の中で長い時間梱包作業とかするわけですよね.つまりは,普段の生活の身の回りのことを家政婦とかに任せるのと同じで,あんまり気分がいいものではないと思います(それでも,忙しすぎたら背に腹は代えられないとは思うが).

 そもそも,要らないものをわざわざお金をかけてとりあえず運んじゃうのは,ばかげてますし,後は野となれではないですが,死ぬまでこのままの状態で行って,残された人に迷惑をかけるのでなければ,どこかでやらないといけないわけで,つまり,単なる先延ばしなわけです.私の場合,今の自宅に死ぬまで住むことはないですし,研究室も大学をやめるときに必ず明け渡さないといけないので,どこかで必ず引越しは必要になります.

 そもそも,要らないものに囲まれて生活したり仕事したりするのは,いい気分ではないはずのものだし,いい気分で過ごすことは,本来,プライオリティが高いはずのものですからね.

 とか書いて,モチベーションを上げようとしていますが,はてさてどうなることか.

                 -----------------------------------

9/7'19b
[そういう曲でなくても]
(ピアノ)

 ピアノプロジェですが,そろそろ曲目の締め切りで,ジャワ組曲の第4集と野性の詩でエントリーしたいと思っているのですが,左小指がこういう状態なので,暗雲が...

 それで,私はともかく,K子さんが久しぶりに出るということで,曲目を送ってもらいました.J.H.ダングルベールとか,L.クープラン(F.クープランの伯父にあたる)とか,なかなかニッチでもあるんですが,ラヴェルやドビュッシーやラフマニノフもあるし,でも,技術的に難しい曲ではなくて,でも,間違いなくすごい演奏になるわけで,ここで書いたような曲でなくても,いいのかもしれないと思い始めました.

 でも,そういう曲は,「こう弾きたい」という明確なイメージがあって,自分の中の音楽を表現することが必要で,そうすると,非常に限られてしまうのですが,具体的に思いつく曲は,いくつかあります.既に弾いた曲では,シューベルトのD.960がまさにそうですが,昔よく弾いてた曲だと,ドビュッシーの沈める寺とか,ラフマニノフの3の2のプレリュードとかは,レパートリーにしていたこともありました.

 つまりは,再発見的に,そういう曲を丹念に探していくということでしょうか.

                 -----------------------------------

 もうエントリーしないといけないので,久しぶりにピアノを弾きました.考えてみたら,ジャワ組曲の第4集の第1,2曲は,ほとんどppとかpですしね.思ったより普通に弾けましたし,久しぶり感もそんなになかったんですが,記録を見たら8/27以来なので,2週間ぶりくらいですかね.第1,2曲を弾いた勢い?で,第3曲も野性の詩もpというか,叩かずに一通り弾きました.こんな感じで,しばらく弾いてみますか.

                 -----------------------------------

9/7'19c
[一言だけ言わせてもらえるのなら]
(生活)

 最近,あおり運転がどうこうとか,盛んに報道してますが,もちろん,あおり運転は,絶対にだめですが,一言だけ言わせてもらえるのなら,追い越し車線をトロトロ走らないでください.

 追い越し車線の意味わかってますか? 走行車線を走るのが原則で,前の車を追い越すときに車線変更して入るのが追い越し車線で,追い越したら,走行車線に戻るのが原則です.つまり,トロトロ走るのなら,走行車線を走ってください.

                 -----------------------------------

9/8'19
[わからないものです]

 時々書いてますが,今日は,南先生の命日です.そして,今日でちょうど20年ですね.あれから20年かー.でも,一瞬30年?とも思ったので,意外と経ってないんだなとも思いました.

 1999年は,私にとって大変な年というか,大きな転換点になった年で,南先生が亡くなったこともそうですし,直後の9/21に1999年台湾集集地震が起こって,その後の研究の大きな進展に繋がったことは何度も書きました.

 つまりは,南先生が亡くなって,まさしくどん底に突き落とされて,これからどうしたらということをいろんな先生に相談したんですが,(私の日頃の行いのせいで)色よい返事はあまりなく,見捨てられたような気がしてしまって,将来の希望など全く見いだせなかったんですが,その直後にそういうことが起こるわけですから,人生ほんとにわからないものです.

                 -----------------------------------

9/8'19b
[言った言わない]

 先日の建築学会の時,Aさんがこう言ったらBさんにこう言われたと話してくれたんですが,それは,ちょっと意外だったので,Bさんにそんなこと言ったの?ときいたら,それは,Aさんがこう言ったからそうですねと言っただけですよ,と言いました.

 それは,なるほどという感じだったので,それをAさんに伝えると,そうそう,そうでした,となるかと思いきや,そうじゃないと言うのです.つまり,数日前のことなのに,両者の言い分が全く違うんですね.

 こういう言った言わないってよくあるし,問題にもなるんですが,第三者視点から目の当たりにすると面白いというか,びっくりというか,でも厄介なことだと思いますね.防犯カメラやドライブレコーダーじゃないですが,全ての会話を録音するみたいな世の中になって行ったりするんですかね?

                 -----------------------------------

9/8'19c
[日本代表が悲惨]
(スポーツ)

 東京五輪まで1年ということで,いろいろ盛り上げようと必死みたいですが,最近「日本代表」が悲惨じゃないですか? バスケは,WCでボコボコだし,野球のU18も予選リーグすら抜けられないし,WC前のラグビーも南アに大敗ですよね.

 でも,Bリーグとか言って一部で盛り上がっていても,実際のレベルはこんなもんだし,八村,渡辺2人でどうなるもんでもないし,彼らですらNBAで実績があるわけでもなく,世界レベルには程遠いわけで,むりくり盛り上げようとしても実態はこんなもんということです.

 でも,日本代表が悲惨でも,別に関係ないですよね.彼らが活躍しても,それは,彼らの頑張りで,応援してる暇があったらお前が頑張れというのと同様,彼らがしょぼくても,自分が頑張ればいいわけで,それは,日本という国がこれから沈んでいく中でどうするかも同じです.

                 -----------------------------------

9/8'19d
[週に何回も誰かと会う]

 年に1回会うですが,考えてみたら,実際に,年に1回会ってる人は,まだ会ってる方で,学生時代もそうですが,社会人になってからも,仕事とか仕事以外でとかで親しくなって,かなり付き合いがあったのに,年に1回どころか何十年も会ってない人がゴロゴロいることに気づきました.中には年賀状のやりとりだけ続いている人もいますが(これもまさに年に1回),そういうこともなく,どこで何をしているかわからない人もいます.

 でも,そういう人達とも年に1回会うとすると,毎日とまで行かなくても,週に何回も誰かと会うことになる(笑)? それは,さすがにムリーなので,結局,これも現状でいいというか,しょうがないってことですかね.

                 -----------------------------------

9/8'19e
[FBに入れて収納]
(生活)

 と書いて,少しその気になったのかどうかはともかく,今日は,ちょっとだけ整理をしました.対象は,CD-R,DVD-Rなどのメディア類です.専用の収納ファイルに入れてあったりとか,論文集とか強震記録とかは,ケースに入ったままとか,棚にそのまま置いてあるとか,結構あちこちにありますし,中身がわからないものもあります.

 中身がわからないものをいちいち見るようなことはしないで,どこにあるかわかるようにして収納するってことなんですが,今使っているのは,本みたいになってるファイルです.これが一番小さなスペースで収納できるし,本と並べて本棚に入れておけば,すぐに取り出せます.でも...

 「いつでも引っ越せる状態」という観点からすると,今一であることに気づきました.というのは,大きさ的に中途半端なんですね.立てるとFBにちょうど4冊入ると思いきや僅かに飛び出してしまいますし,横にすると空間的に余ります.そう言えば,10年くらい前,FBに収納しようとして,ファイルを少し切ったのを思い出しましたが,ちょっと面倒ですよね.

 ということで,FBにぴったり入るA4サイズで6枚入るシートがいいんじゃないかと考えました.FBにすっぽり入れば,FBがぴったり5つか6つ入るサイズのガムテープ不要のダンボールがありますから,引っ越すときは,FBをそのダンボールに入れるだけなので,まさに「いつでも引っ越せる状態」となります.

 つまりは,メディア類に限らず,頻繁にアクセスするもの(なんかほとんどない)以外は,FBに入るものは,どこにあるかわかるようにしてFBに入れて収納しておけばいいってことです.

                 -----------------------------------

 と思ったのですが,メディア類に関しては,既に大量にファイルに入っているし,また新しくものを買いたくはないし,1枚1枚移し替える手間を考えるとファイルを切っちゃった方が早いかもしれませんね.要は,FBに収納さえできれば,手間がかからない方がいいってことです.

                 -----------------------------------

9/9'19
[大変だなあ]

 去年に続いての台風関東直撃(ただし,去年は,関東に「上陸」はしてなかったか)で,大変みたいですね.何か他人事みたいですが,私の場合は,別段影響はなく(午後から環境省関係の委員会で東京だが多分影響なし.もし午前に設定されていたら委員会が中止になるだけ),電車は軒並み止まって駅で朝からごった返してるのを見ると大変だなあと思ってしまいます(上から目線).

 こうして見ると,私の状況って,やっぱり,特殊なんだなとは思いますね.それは,激烈な競争を勝ち抜いてそういうものを得たというよりは,そうなるようによく考えて行動したということがあるとは思いますが,よく考えてみると,そういうことをよく考えて行動したというより,やりたいことを見つけてやりたいことをやってきただけのような気もするし,なんかよくわからないですね.

 でも,電車もそうですが,木が倒れたり,土砂崩れがあったり,いろんなところで被害があって,それを復旧するために汗水垂らして働いてくださる人がいるわけで,それは,ほんとにありがたいことだし,何度か書いたように,世の中を支えているのは,彼らだと思うのですが,世の中を牛耳ってるのは,金持ちとか政治家とか財界のリーダーなわけで,何だかなあとは思いますね.

                 -----------------------------------

 とか書いてたら,つくば駅に着くと,もう12時過ぎなのに,次の列車は9:23発とか出てます.TXは,始発から平常運転となってたと思うのですが,ダイヤは,乱れてるんですね.でも,電車はすぐ発車したし,がらがらだし,やっぱり,別段影響はないです(でも,快速に乗るつもりが区間快速になっちゃったけど).

                 -----------------------------------

9/9'19b
[一人でもそんなにお金かけなくても楽しく退屈しのぎができるもの]

 幸せは人それぞれなので,割と汎用的な表現として「楽しく気分よく生きて行く」というフレーズを使っています.つまりは,楽しく気分よく生きて行きたいってことなんですが,そのために必要な能力というか素養は何でしょうか.楽天的で脳天気ならかなり有利(笑)な気もしますが,それだけで何ともなるものでもないですよね.

 まずは,普通に言うところの能力が高いということでしょうか.頭はいい方がいいでしょうし(でも,頭がいいというよりは,考えるのが大事ということ),勉強がそんなにできなくても一芸に秀でてもいいわけで,要は,広い意味で「仕事ができる」ということでしょう.仕事のほとんどは,一人ではできませんから,人付き合いが上手というか,そういうことに長けてることも優位に働くでしょうね.

 何度か書いているように,やりたいことがあるのも大きいですね.そして,それが仕事とある程度重ねられたら最高ですし,そうでなくても,かなり楽しい人生を送って行けるでしょう.

 ここまでは,極々当たり前なんですが,これは数十年前までの話,つまりは,一生懸命働いて,リタイアして,しばらく老後を過ごして死ぬ時代の話で,今は大分状況が変わってきたと思うんですよね.

 具体的には,仕事をリタイアした後も何十年もの「退屈」な老後を過ごしていかないといけないわけです.そうすると,「楽しく気分よく生きて行く」能力も変わってこようというものです.そして,それは,割と真逆になることが多いことに気づかされます.

 例えば,人付き合いですが,リタイア後もそういうことが大事とは,よく言われることですが,それって,他人の都合に左右されるってことですから,いろいろ面倒なことも多いと思うんですよね.仕事なら食べて行かないといけないので,仕方ないですが,そうでないのなら,そういうことより,一人でもそんなにお金かけなくても楽しく退屈しのぎができる方が有利だと思うんですよね.

 そして,これって,リタイア前でも同じような気がします.そういうものがあれば,仕事がしんどくても生活して行くのに充分なくらいは,頑張れるでしょうし,仕事と重ねられたら最高ですし,やってて楽しいならやるでしょうから,結果的に成功もするでしょう.

 つまり,「一人でもそんなにお金かけなくても楽しく退屈しのぎができるもの」をもってることが「楽しく気分よく生きて行く」能力ってことになりませんかね.

                 -----------------------------------

9/9'19c
[ものが出てる状態がだめ]
(生活)

 ものが出てる状態がだめ,と言ってた人がいました.わかります.私の中の理想の状態,即ち,「いつでも引っ越しできる状態」は,ものが全てFBとか(すぐに取り出せる)ダンボールとかに収納されてて,「ものが出てない」状態とも言えます.

 でも,実際は,家の居間も研究室も,結構,ものが出ています.もちろん,普段よく使うものもあるのですが,実際は,それは,極々僅かです.つまり,ほんとは,こうしたいけど,めんどくさくてやってないってことなんですが,そのメカニズムは何かなあと思うわけです.でも,これは,単にめんどくさがりというか,怠け者というだけの話ですかね.

                 -----------------------------------

9/9'19d
[ストレスチェック]
(大学)

 大学からストレスチェックを受けて下さいというメールが何度も来ます(しかも,明らかに業者に丸投げ).でも,受けてどうするんですかね?

 こんなことやってどうすんだ?という仕事させられてストレスを感じてると言ったら,そういう仕事減らしてもらえますか? あるいは,今年度から,勤務時間を毎月提出して,オーバーワークになってないかチェックするということなんですが,じゃあ,勤務時間を超過した分,仕事減らしてもらえるんですか?

 んなわきゃねーですよね.ていうか,ストレスチェックを受けるとか勤務時間をいちいち提出するとか,そういうことをさせること自体がストレスになってるってことにどうして気づかないんですかね?

 ていうか,何が起こってるかは明らかで,大学が教職員のメンタルヘルスを何とかしようなんてことは,さらさら考えてなくて,何かあったときに,ちゃんとチェックしてましたよ,という手前勝手な証拠作りをしてるに過ぎないわけです.

 そして,そういう姿勢が大学のしょーもない仕事を激増させてるわけで(学生が大学に出てこなくなったら無理矢理呼び出して面談するとか),全く以て何やってんだか状態なわけです.

                 -----------------------------------

9/9'19e
[農業]

 農業をやりたいと言ってた人がいました.事業としてではなく,家庭菜園というか,(経済的に何とかなれば)めんどくさい仕事なんかせずに,のんびり農業でもやってたいってことでしょうか.

 いいんじゃないですかね.これも一人でもそんなにお金かけなくても楽しく退屈しのぎができるものの一つということでしょうか.実際,定年でリタイアして,田舎に移住して,そういう生活をしてる人も多いみたいです.

 ただ,一つ気になるのは,それで,体と脳の健全性を保つことができるか,でしょうか.体は程よく動かすでしょうからいいとして,問題は脳ですよね.農業だって頭を使う? だとしたら,農家の人で,認知症になる人はいない?

 でも,認知症にならないようにする決定的な方法はまだ見つかってないわけで,でも,重要なのは,やはり,頭と体をしっかり使うということでしょうか.ですから,リタイア後に限って言えば,一人でもそんなにお金かけなくても楽しく退屈しのぎができる「頭と体を使う」もの,ってことでしょうか.

                 -----------------------------------

9/9'19f
[どうしてこんなに時間が経ってしまったんだろう?]

 先日,飲んだとき,つくばにいる高校時代からの友人に,(私が)つくばに来て何年なると思う?ときいたんですが,その答えは,なんと5年!でした(笑).その時点でべろんべろんに酔っぱらってて?考えずに即答したってことはあったかもしれませんが,そのギャップに驚いた次第です(実際は16年).

 彼は,就職してからずっとつくばなので,彼からすると,私のつくば歴?なんか微々たるものということかもしれませんし,私の移籍に少し絡んでもいるので,その時から,あまり時間が経ってる感じがしないのかもしれません.

 でも,5年は極端としても,私個人的にも16年もいる感じは,全然しませんし,どうしてこんなに時間が経ってしまったんだろう?というのが正直なところです.

 例えば,東日本大震災が起こったのは,2011年ですから,その時点で,つくばに来て8年ということになります.そして,それは,そんなもんか,という感じでしょうか.つくばに来て10年の年は2013年で,これもそんな感じかな.

 でも,今年で16年,もうすぐ17年というのが,どうにも違和感があるんですね.つまりは,この5, 6年で何が起こっていたのか,ということでしょうか.

 と書いて,気づくのですが,この5年くらいというのは,このサイトで再三書いているように,まさしく「そういう時期」ということになります.まずいんじゃないですかねー.

                 -----------------------------------

9/9'19g
[2500万円のマンションが月6万円で]
(不動産)

 電車の広告で,2500万円のマンションが月6万円で,と書いてあります.200倍の法則からすると,2500万のマンションなら家賃は,2500万/200=12.5万ですから,これなら買った方が得? んなわきゃありませんよね(でも,こういう広告にみんな簡単に騙されてしまうってことでしょうか)

 まず,単純計算すると,金利0としても(つまり,現金一括と払いしても),2500万/6万/12≒35年ですから,35年ローンってことです.でも,そのマンション,35年後どうなってますか?

 200倍の法則の根拠は,200ヶ月で,減価償却して資産価値が0になるということです.でも,築20年のマンションで,賃貸に出てるものいくらでもありますよね.これの意味するところは,本来なら資産価値0になるところを「お金をかけてメンテナンスして」価値をキープしないといけないということです.

 つまりは,2500万円のマンションが35年間,月6万だけ払い続ければ手に入る,なんてわけはなくて,でも,広告にはそう書いてあるわけで,ほんとひどい話です.実際のところは,マンションは,どんどん老朽化して資産価値は下がって行きますし,不動産市況が下がれば(ていうか,35年後は間違いなく...)目も当てられません.

                 -----------------------------------

9/9'19h
[真夏の停電]
(生活)

 東京に出かける日は,電車の中でこのサイトの記事を書いてることが多いので,量が少し?増えますね.

 東京は,午後は,別にもう混乱している様子はなく,私も普通に帰ってきたのですが,千葉の方は,まだ大変みたいですね.それで,何が大変かというと停電してて復旧の目処が立ってないところが多いということです.

 停電と言えば,去年の北海道胆振東部地震が思い出されますが,何が大変って,暑さですよね.寒いのは,極端な話,布団にくるまってじっとしてればいいですが,熱帯夜でエアコンも扇風機も使えないのは,厳しいんじゃないですかね.

                 -----------------------------------

9/9'19i
[玉の輿]
(世の中)

 もしかしたら,面白いというか,有益な情報が得られるかもしれないと思って,一応録画している番組がいくつかあるのですが(でも,有益な情報が得られることはほとんどなくて,実際は,ほぼ早送り),何日か前の○ンマデッカに年収1000万以上の男性をゲットした玉の輿妻と年収400万以下の男性としか結婚できなかった女性を比較するとその特徴が明らかに,というのをやってました.

 結果は,(早送りで)ちゃんと見てないですが,驚いたのは,未だに,女の幸せは,有能な男を捕まえて楽することという時代錯誤というか,男尊女卑的なことが未だに平然と公共の電波で流されてることです.その一方で,これからは,女性に活躍してもらう時代だとか,ほんともう滅茶苦茶です.

 背景にあるのは,もちろん,少子化対策ですが,対策と言っても,何か対策をしてるわけではなく,騙くらかして働かせてこき使って子供産ませて育てさせて搾取しようということなわけで,ひどい世の中ですね.

                 -----------------------------------

9/9'19j
[CDの重量]
(生活)

 CDが大量にあります.そのほとんどは,バークレー時代に向こうで買い集めたものですが(当時は1ドル90円くらいで激安),数が数だけに結構な重量です.でも,CDのメディア自体は,そんなに重くないですよね.ということで,CDに占める重量割合を計ってみました.そしたら...

 全体が116gのCDについて,CDのメディアが9g,ライナーノートが16g,そして,CDケースが91gでした.つまりは,ほとんどは,ケースの重量ってことで,これを廃棄して,不織布とかの軽量なものに移し替えれば,重量も体積も劇的に減るということです(もっとやるなら,メディアをPCに取り込んで,ライナーノートは,スキャンしてってことですが,さすがにそこまでは..).

 でも,それでもやっぱめんどいな(笑).

                 -----------------------------------

9/9'19k
[車のCM]
(世の中)

 車のCMばんばん流れてますよね.でも,車ってそんなに売れてるんですか?

 そもそも,車買う人のほとんどは,買い換えですよね.ということは,今乗ってる車があるわけで,でも,その車,まだ乗れるんじゃないですか? それなのに買い換える必要ありますか?

 一方で,年金2000万円問題じゃないですが,今の年金じゃ,とても老後暮らして行けんって,やってることが滅茶苦茶じゃないですか?

                 -----------------------------------

9/9'19l
[ひどい世の中]

 ひどい世の中と連呼(笑)してますが,世の中なんて,ずっと昔からそうで,むしろ,昔はもっとひどかったと思いますし,私個人的には,5,6年前までは,そう感じることもなかったというか,割と要領よく割りきってやってたってことなんですが,50を過ぎると,何でもありになって,いろんなことが見えてくるわけで,そういう意味では,世の中がどんなにひどくても,そういう世の中に迎合しながらやって行く必要もないし,理にかなってるとも言えるわけです.

 ですから,うまいこと行ってるもんだなとも思いますね.問題はこれからってことですが,こんな感じなので,まあ何とかなるでしょう.

                 -----------------------------------

9/9'19m
[あなたの番です]

 あなたの番です,というドラマをやっているのは,(ばんばん番宣やってるので)何となく知っていました(全然見てないけど).よくはわからないのですが,マンションの住民が次々に殺されていくというもので,次は,誰が殺されるか,みたいな感じだったのでしょうか.

 それで,チャンネルをカチャカチャ回していたら,最終回のクライマックス?みたいな感じで,犯人?の西野七瀬が妻を殺された田中圭に,お前が不倫するのも,殺人が快楽の自分も欲望を抑えられないという点では同じだと開き直って,田中圭がうまく言い返せないというグダグダな場面でした(殺人は犯罪で二人以上殺せばまず死刑だが,不倫は犯罪ではない).

 こういうの,どこかであったなと思ったら,これも同じ感じでたまたま見た3年A組(だったかな)の最終回ですかね.これは,担任の菅田将暉が生徒を人質にとって立て籠もるというもので,どうして菅田が立て籠もったかということだったと思うんですが,これも理由がありきたり過ぎてグダグダでした.

 何が言いたいかというと,ドラマなんてそんなもんということです.朝の連続ドラマもそうですが,その目的は,とにかく次回を見てもらうことで,ストーリーも主義主張も何もないわけで,最後にどういう結末になるかなんて関係ないのです.

 そんなもん見てて面白いですか? もっと他にやることない?

                 -----------------------------------

9/9'19n
[世界は欲しいもので溢れている]

 これも中身を見たことは全然ないのですが,?HKの深夜?に「世界は欲しいもので溢れている」という番組が流れています.中身は,わからないのですが,(大枚はたいて)海外に行こう,そして,いっぱい買い物をしようってことですかね(爆).

 私は,欲しいものなんて何もないし,わざわざ海外になんか行きたくもありません.そんなことしてる暇があったら,やりたいこと,やるべきと思うことをやってたいし,欲しいものというか,要望があるとしたら,余計なやりたくないことをやらずに済むことですかね.

                 -----------------------------------

9/10'19
[危ない国民]
(世の中)

 台風の影響ですが,驚いたのは,電車が動くのを待って,何kmにも渡って,何時間も並んでる人々です.私だったら,速攻家に帰りますけどね.

 思ったのは,やはり,「危ない国民」だなあということでしょうか.会社に来いって言われたら否応なしに行くわけ? ていうか,その仕事,そんなに大事? 深く考えてない?

 ちらっと見ただけですが,出てこいという会社はブラック企業だが,各自判断してくださいというのは,クソ企業というツイートが評判になってる?みたいですが,各自判断していいのなら,さっさと帰ればいいじゃないですか.こんな状況で,何時間も並ぶという判断しかできないの?

 こんな感じだと,戦争に行けと言われたらみんなホイホイ行くんじゃないの? 危ない国民だなあ.

                 -----------------------------------

9/10'19b
[退屈しのぎには事欠かないけど]

 でも,見方を変えると,しょーもないドラマでも,次はどうなるか楽しみにして見られるのなら,それで十分楽しく退屈しのぎできるってことですよね.そして,そういうものって他にもいっぱいあるし,お金がほとんどかからないものもいくらでもあるし,今の世の中,退屈しのぎには事欠かないってことです.

 でも,再三書いてるように,何に興味をもつか,何を楽しいと思うか,どういうことにやる意義を感じるかは,人それぞれであると同時に,まさしく素養の問題で,それで,大きく人生は変わってきます.素養が低いなら低いなりに幸せではあるんですが,安い時給でしんどくつまらない仕事をするよりは,時給が高くてやり甲斐もある仕事をした方がよくないですか?

 さらに言えば,老後問題です.もう遊んで暮らせるということで,大して頭も使わないことばかりやってると,認知症にまっしぐらなわけで,それも本望ではないでしょう.

                 -----------------------------------

9/10'19c
[すっぽかしました]
(大学)

 今日の午前中,学内の委員会だったのですが,すっぽかしました.予定表に書いた覚えはあるので,おそらく,Dropboxの同期の失敗か何かが原因ですがまずいですね.

 こういうことってほとんど記憶にありません.というか,あることはあるんですが,それは,もう20年以上前,壁先生が地震研に来られて,私がバークレーから戻ってきて,最初の何かの建築学会の委員会(確か文科省も関係してたので学校建物絡み?)だったと思いますが,私は幹事で議事録をとらないといけないんですが,いきなり,すっぽかしたんですよ.

 当時は,電子ファイルではありませんが,手帳でしっかり予定管理はしていて,何かの用事をすっぽかすなんてことは,全くなかったのに,よりによって,そういう大事な会議をいきなりすっぽかすことになって,どうしてそんなことになったのか,今でもよくわかりません.そして,そういう「よりによって」は,その後,何度か起こってしまうことになります.

 これじゃあ,彼が心証を悪くするのも当然ですが,あまりに確率が低いことがどうして何度も起こるのかは,ほんとに不思議で,でも,これも137億年前に決まっていたってことでしょうか(もっとちゃんと反省しろ).

                 -----------------------------------

9/10'19d
[「必修」ではない]
(大学)

 建築学会で何人かの先生と話したんですが,みなさん研究室の大学院生を全員連れてきてるわけではないんですね.私の研究室では,建築学会大会は「必修」なんですが,必ずしもどこでもそうというわけではないみたいです.

 具体的には,学生が何人かいれば,ちゃんとやる学生もいれば,そうでない学生もいるわけで,そうでない学生の尻をひっぱたいてまでやらせないということだそうです.それはそれでわかりますが,そうすると,修論厳しくなりませんかね?

 私の研究室の学生は,だいたいは,ちゃんとやってると思いますが,中には手がかかる学生もいます.そして,それがストレスになってることも事実です.でも,手がかかるなりに何とか研究して何とか卒業,修了していくので,何とかなってるとは思うのですが,そんな学生の面倒なんか見てられないということなら,(たとえ就職が決まっていても)卒業,修了させないことになると思います.

 今はまだ何とか大丈夫ですが,そのうちそういうことが起こるかもしれません.でも,そうなったら,もう大学をやめるときかもしれませんね.

                 -----------------------------------

9/10'19e
[相対的問題]
(大学)

 こんなことやってどうすんだ?という大学の仕事なんかやりたくないと再三書いてますが,「相対的問題」なんだと思います.

 どういうことかと言うと,じゃあ,大学やめて,時給1000円の辛くてしんどくてつまらない仕事するかと言われると,それはないし,そこまで極端でなくても,例えば,不良学生の面倒見なくていい民間企業に行って,そこそこの給料でそこそこのやり甲斐の仕事やるかと言われても,それはないわけで(だったら,最初から民間企業に行ってる),大学教員は,恵まれているというのが大前提で,その中での相対的な話ということです.

 もちろん,大学が民間企業より恵まれていると思うかどうかは,人それぞれだと思いますが,(手前味噌的に言えば)民間から大学に移ってくる人はたくさんいますが,逆はほとんどいないので,やはり,大学は魅力的に映るんだと思います.

 でも,私の場合,50を過ぎて,やりたくないことしてまで働く必要はもうないので,いよいよもって,やってられるかとなったら,やめることもできるわけで,それはまた別の問題ということになります.

                 -----------------------------------

9/10'19f
(整理収納)

 CDの分解やってみました.不織布の2ポケットのものの表にCD,裏にライナーノートが丁度入ります.CDのケースに付いてて,演奏時間が書いてる紙のシートは,Scansnapでまとめてスキャンすれば,データベース化もできそうです.CDのケースが占める重量割合が8割なので,これをやれば,重量が2割に,つまり,100kgが20kgになります.

 でも,やっぱり,ちょっと面倒ですね.いつかできたらいいとは思いますが,その前にやることがある感じでしょうか.

                 -----------------------------------

 なかなかその気にならないってことなんですが,どういうことでしょうね? 単純にやらなくてもいいというか,やらなくても何とかなってる,先にやらないといけないことがあるってことなんでしょうが,「気分よく楽しく生きていく」という観点からすると,非常に重要な気がします.つまり,プライオリティを間違えてるんじゃないかということです.

 と言っても,実は,プライオリティの問題ではなくて,その気になるかどうかなんですけどね(実際,ここでこんな記事書いてるし(笑)).プライオリティの高低とその気になるかどうかは別問題?

 なんか不思議ですが,これも人生訓というか,その気になるまでというか,時が熟すまでというか,段取り的なことが整うまで,待つべしということでしょうか(そういう意味では,ここでこういう文章を書くことにも意味はある?).

                 -----------------------------------

 一つのキーワードは,分類だと思うんですよね.なぜなら,収納は,分類して行うからです.実際,何年か前,自宅を「いつでも引っ越しできる状態」にしたとき,家の中のものを10数種類に分類できることに気づいて,それらをアクセスできるダンボールに入れることで作業はあっという間に完了しました.

                 -----------------------------------

9/10'19g
[飲み会]
(大学)

 建築学会大会が2泊3日で,研究室で飲むことがなかったので,発表の反省会?をやった後,飲み会.

 金持ちになりたいと言ってる学生がいるんですが(今時珍しい),お金を手に入れるということは,それだけしんどくて,しかも,目先の経済を回すだけってことがほとんどで,そんなことしてまで金儲けしたいんかってことなわけで,だったら,必要以上の余計な金稼ぐより,やりたいことというか,何か新しいことを生み出すようなことをやりたいと思いませんか.

                 -----------------------------------

9/10'19h
[三権分立]
(政治)

 日韓問題というか,韓国問題ですが,他の国がどうなろうと知ったこっちゃないですが(そういう意味では,日本が沈んで行ったって自分が頑張ればいいだけの話),検察改革って,どういうことなんでしょうね? 確かに歴代大統領がどんどん牢屋に入るというのは,異常なことですが,それって検察の問題? そもそも,三権分立的に問題ないんですかね?

                 -----------------------------------

9/11'19
[金持ちになりたい]

 金持ちになりたいと言う(今時珍しい)学生が言うのは,欲しいものは欲しいじゃないですか,ということです.よくわかります.

 私も欲しいものは欲しいですし,正直に言うと,欲しいものを我慢した記憶はほとんどなくて,欲しいものはほぼ手に入れてきたと思います.でも,私は,お金持ちでも何でもありません.

 具体的な額で言えば,充分,健康的で文化的な生活を送るのに必要な額は,年間200万程度で,音楽とかスポーツとか,やりたいいろんなことをやるのに必要な額は(防音室付きのグランドピアノとかスキーとかゴルフとか結構お金がかかるものもある),どんなに多く見積もっても年間100万は行きません.つまり,欲しいものを全て手に入れるのに年収300万も要らないのです.

 ですから,欲しいものを手に入れるのにお金持ちになる必要なんか全然なくて,むしろ,お金持ちになろうとして,やりたくないこと,ペコペコ頭を下げて回るようなこと,目先の経済を回すだけのようなこと,誰かを騙して搾取するようなこと,体も心もすり減らすようなことしてストレス溜めて,忙しくてお金を使う暇がないとか,価格に比例した価値がない高級品?とか海外旅行とかに散財するのは,ばかげてるし,そんなことしてる暇があったら,やりたいこと,やるべきと思うことをやった方が遥かに有意義だと思うんですよね.

                 -----------------------------------

9/11'19b
[貯め込んでる]

 見方を変えると,稼いだら即散財という○ホばかりではないでしょうから,まともに過ごしてきた人のところには,結構な財産が,ということになるのかもしれません.私自身は,大したことないですが,年寄りが貯め込んでるというのは,よく言われることですし,何とか詐欺がなくならないのも,そこを狙ってるわけです.

 お金は使ってナンボで,抱えて死んでもしょうがないんですが,年寄りにお金を使ってもらえる仕組みというか,彼らが欲しがるものをもっと考えたらどうですかね? それが何かは明らかで,やはり,健康だと思いますけどね.

 でも,やっぱり,何かばかげてますね.将来が不安だからと言って,貯め込むのもどうかと思いますが,働きたくないのに必要以上に働いて要らないお金稼いでもしょうがないと思いますからね.

 その一方で,働いても働いてもお金が足らないという人もいるわけで,一体どうなってんだ?ってことなんでしょうが,貧富の差というよりは,能力の差,端的に言えば,時給の差ということになりそうですが,もっと重要なのは,経済感覚だと思いますけどね(年収200万とか300万でワーキングプアのわけない),

                 -----------------------------------

9/11'19c
(運保)

 日運,短運,資保と次々に買いになってきていて(でも,資保は,本来的には,昨日買うべきだったが,うっかりしてて,慌てて今日の朝買った),VIXも売ってる,つまり,アメリカ株も買ってるし,ゴールドと白金も買ってるし,結構な量の買い玉になってきました.実際,相場は,急騰してて,踏み上げ相場の様相を呈してきたんですが,買いの玉をもつのは,やっぱり,なんか気持ち悪いというか,いつでも売り抜けるつもりでタイミングをはかるということですかね.

                 -----------------------------------

9/11'19d
(野球)

 野球は,今日,ライオンズがソフトバンクに勝って,とうとう首位に立ちました.でも,まだ残り試合はあるし,どうなるかはわかりません.でも,一頃のような苦手意識はなくなったような気もします.今年こそは,優勝して,CSも抜けて,日本一になって欲しいものです.

                 -----------------------------------

9/12'19
[うまくやった?]
(世の中)

 ゾゾがヤフー傘下に入り,前澤さんは全ての株を手放して退くということなんですが,(実情はわからないし,彼の本意ではないかもしれませんが,結果的に)うまくやったんじゃないですかね.

 その後のゾゾの株価ですが,「例の一件」以来,急落し,ずっと低迷したままです(だって,やることなすことしょぼすぎですよね).

 

 彼にどういう立て直し戦略があったのか,なかったのかは,わかりませんが,もう厳しいから手を引きたいと思っても,保有する株式を市場で売れば,株価は暴落するわけで,つまり,彼がどんなに莫大な資産をもっているとしても,しょせん紙切れなわけで,それを現金化しなければ,絵に描いた餅と書きました(そういう意味では,現金だって紙切れだけど).

 でも,ピーク(WC決勝の時(笑))から半値以下とはいえ,こういう形で「売り抜けた」わけで,結果的に「うまく行った」んじゃないかということです.もっとも,「うまく行った」かどうかは,今後次第,まさに「相場の世界」なわけで,ババを引いたのが彼なのか,ヤフーなのか,それは,今後の株価が決めるということでしょう.

 今後という意味では,2千億あまりの現金を手にして,彼がこれからどうするか,また何か事業を起こして金儲けするのか,月に行って散財するのかは,知ったこっちゃないないですが,素養が変わらなければ(ていうか,多分,変わらない),大したことにはならないでしょう.

                 -----------------------------------

9/12'19b
[老年学]
(世の中, 経済)

 今朝のモーサテで老年学というのをやっていました.要は,少子化が進んで,経済にいろんな影響があるということです.そこで,示されたデータとして,アパートマンション経営向け融資の年齢別割合というのがあるんですが,どんな感じだと思いますか?

 実に80%以上が年寄り(60歳以上)だと言うのです.まさに貯め込んでるってことなんですが,アパートマンション経営に限らず,株とか投資全般そうなんだと思います.だって,先立つものがなければ,投資もできませんからね.

 これの意味することとしては,年寄りになって悠々自適というよりは,そうやって,運用して,でも,運用ということは,ゼロサムの中で大半の人が損をしているわけで(相場の世界は,極一部の人間がボロ儲けして,ほとんどは損しているのが実態)まさに,汗水たらして働いて貯め込んだお金をこういう形で散財してるわけです(あほらし).

 じゃあ,貯め込むのはともかくとして,運用とか何もしないのが一番ということになりそうですが,(ここ30年は,ずっとデフレだったので,その通りですが)これからは,そうは行かないのは,何度も書いている通りです.

                 -----------------------------------

9/12'19c
[何か脳を使うこと]

 リタイア後,要介護とか認知症にならないように体と脳を使うことを,ということなんですが,「やりたいこと」とそれを重ねるのは,かなり難しいし,重ねる必要もないかもしれません.

 例えば,やりたいことが研究とか執筆活動で,座ってることが多いのなら,時々,適度に体を動かすことをすればいいでしょうし,農業とか,体を動かすことなら,何か脳を使うことを習慣づけるということですかね.

 でも,時々,適度に体を動かすというのは,立ち上がって体操するとか,近所を散歩するとかすればいいでしょうが,こういうのに対応した「何か脳を使うこと」ってどういうのがありますかね? 脳トレゲームとかやる(笑)?(プログラミングは,結構いい気がする)

 それは,やっぱり,「考えること」ですよね.逆に言えば,問題意識がなくなって,これでいいやと思って,考えなくなると,脳が退化してしまうということでしょうか.

                 -----------------------------------

9/12'19d
[欲と素養]

 お金が欲しい,金持ちになりたいじゃないですが,そういう欲がないことが重要というか無敵ということでしょう.

 家も車もブランド品も欲しくないし,旅行にも行きたくないし,ご飯も自分で作って食べるのが一番おいしいのなら,それこそ年収200万も要らないでしょう.そうすると,余計なことして働く必要もなくて,やりたいこと,やるべきと思うことができるわけです.

 そう,欲がないとは言っても,やりたいこと,やるべきと思うことをやりたいという欲はバリバリにあるわけで,それに比べれば,物欲なんか吹けば飛ぶような話で,どういうことに欲があるかがまさに「素養」ということなのでしょう.

                 -----------------------------------

9/13'19
[借金]
(世の中)

 前澤さんですが,かなり借金があったようですね.

 え? あんなにお金持ちなのに借金?と思った人は,何もわかってませんね.再三書いてるように,莫大な資産と言っても,自社株という紙切れ(今は電子データ)なわけで,でも,それを売れば,株価は下がるし,会社に対する発言力は落ちるし,結局,使える現金は,そんなにないんですよ.

 じゃあ,どうやって,自家用ジェットとかバスキアとかの高額な買い物をしていたかと言うと,自社株を担保に借金するわけです.そして,株価が暴落し,担保価値が下げると,追加の担保の差し入れを求められ...ということです.

 ○ホか,てなもんですが,芸能人もそうですが,会社の経営者は,羽振りがいいように見せないと会社が危ないんじゃないかと思われるところもあるので,ある程度はしょうがないんですが,前澤さんの場合は,やりすぎというか,やることなすことまさにガキで,素養が低いというか,まさに○ホか,てなもんでしょうか.

                 -----------------------------------

9/13'19b
[素養と幸せ]

 でも,素養なんて,そうそう変わるもんでもないし,素養が低いなら低いなりに幸せに生きて行けるとは思います.でも,何度もひどい目に会うとは,思いますけどね.

 そもそも,いくつになってもあれが欲しいこれが欲しいじゃ,ほんとガキだし,成長がないというか,どういう人生を送ってきたのかと思いますし,ただ歳をとるだけで成長するどころかどんどん退化していくだけ,というような人生は送りたくないですね.

                 -----------------------------------

9/13'19c
[日常を変える]

 引越は確かに面倒ですが,見方を変えると,最高の気分転換かもしれませんね.非日常ではなく,日常を大事にしたいのなら,非日常で気分転換をするのではなく,日常を変えればいいわけです.実際,職員宿舎の退去という形で3年前に引っ越したんですが,何かが変わったことは間違いありません.

 でも,引越しは面倒なので,いつでも引越できる状態,つまりは,引越が面倒じゃない状態にしておくのがいいということになりますし,引越ししなくても,ものが整理収納された状態で生活したり,仕事したりするのは,気分がいいものです(でも,やっぱりめんどくさいけど).

                 -----------------------------------

9/13'19d
[買ったのに金利]
(運保)

 VIX先物を手仕舞ったんですが,やはり,ものすごい値動きです.それで,今回は,売りだったので,金利が付きました.実質,アメリカ株(SP500)を買っていたのに金利がもらえたのです.変な感じですよね.

 ということは,アメリカ株を買いたい人は,VIXを売ればいいってことです.もっとも,私の場合,売り買い対称なので,売ってばかりというわけには行きませんが,アメリカ株が上がって行くと予想するのなら,結果的にVIXを売って金利を得ることになります.

                 -----------------------------------

 あれ? 日運が昨日手仕舞いのはずなんですが,手仕舞い忘れたようです(今日,手仕舞いました).先日の資保もそうですが,ちょっとぼっとしてますね.

                 -----------------------------------

9/14'19
[超贅沢]
(世の中, 経済)

 年収200万がワーキングプアなわけないってことですが(どこかで既に書いた気はしますが),一人ならそうかもしれないけど,子供や養わないといけない家族がいたら年収200万じゃ厳しいという人もいるでしょう.

 いやいやいや,そりゃあ,子供を作るなんていう「超贅沢」なことするからですよ.喩えて言えば,莫大なローン組んで豪邸と高級車を何台も購入して,年収200万じゃあローンが返せないと言ってるようなものです.

 でも,子供と豪邸の違うところは,豪邸は売っぱらえばいいですが,子供はそうは行かないことです.つまり,子供を作るということは,それだけ贅沢で,かつ,ものすごい責任を伴うことで,私は,どうしても決断することができませんでした.

 いやいや,子供を作ることは,人類存続のために重要なことで,贅沢なことではない? でも,そう思って子供作ってる人どのくらいいますか? 自分が欲しくて作ってるんじゃないですか? だったら,自分でしっかり責任をもって育てるのは当たり前のことです(性欲に負けてやっちゃってできちゃったとしても).

 人類存続のためにと思って作ってるとしても,それは,その人の考えで,結局,やりたいこと,即ち,やるべきと思うことをやってるという点では,同じことです.

                 -----------------------------------

9/14'19b
[NFL開幕]
(スポーツ)

 NFLが始まりました.と言っても,別に待ち遠しく開幕を待っていたわけではなく,最近,晩ご飯食べた後,起きてられなくて,ちょっと寝るんですが,そうすると,寝る時間が遅くなって,そしたら,たまたまオードリーの番組が始まってて,気づいた次第です(いつもは,開幕してしばらくしてからしか気づかない).

 49ersは,ずっとだめだめで,でも,(ブレイディが全然衰えなくて)ペイトリオッツの2番手のQBのガロポロが加入して,俄然,期待値が上がったのですが,昨シーズンは,いきなり怪我で開幕即終了ーとなってしまったのですが,今シーズンは,初戦は快勝のようです.

 と言っても,ダイジェストだけなので,試合を見られるのは,10秒くらいなんですが,現状としては,そのくらいでいいかな.

                 -----------------------------------

9/14'19c
[デセプションに必要なもの]
(バドミントン)

 東日本が終わり(結果は,女子団体優勝,香山が女子シングル優勝),リーグ戦が始まりました.男子は,余裕をもって優勝して,確実に1部に復帰すること,女子は,ターゲットは,インカレ,そして,総合なんですが,それでも関東リーグを優勝するくらいでやって欲しいですね.

 筑波大バドミントン部のFBにタイツーイン(女子シングル世界ランク1位)のデセプションの動画が紹介されていたので見ました.

 うーん,もちろん,反対側のコートに入ったら一歩も動けないとは思うのですが,デセプションがすごいという感じではないですよね.ああいうことは,多分,みんなやってるし,やればいつも決まるものではなく,決まることもあるというのが事実で,やろうとしてエラーが増えてしまっては元も子もありません.つまり,こういうことにあんまり拘らない方がいいと思うんですよね.

 でも,一つだけ確実に言えることがあります.それは,デセプションが決まるときは,しっかり体を入れて,余裕をもって打ってるってことです.つまり,大事なのはそこで,必要なのは,やっぱり,しっかり体を入れられるフィジカルだと思うんですよね.

 そして,フィジカルというと,とにかくがんがんトレーニングすればいいって感じですが,もちろん,それも大事ですが(何度も書いてますが),とにかく合理的に動くことだと思うんですよね.

                 -----------------------------------

9/14'19d
[いよいよ]
(スポーツ)

 さかんに番宣?してますが,明日は,いよいよMGC(マラソングランドチャンピオンシップ.たいそうな名前だなあ)です.MGCというのは,日本のこれまでの不透明でいろいろ物議をかもしてきた五輪代表選考をMGCという一発勝負で決めようというもので,明日のレースの男女上位2名が自動的に即来年の東京五輪の代表となります.

 それはまあいいんですが,「いよいよ」と書いたのは,これまでのいろんな大会は,MGCの出場権を得るためのもので,その集大成として,明日いよいよ代表が決まるのが楽しみ,ということではなくて,でも,間違いなく,(東京五輪ではなく)明日が日本マラソン界のクライマックスになるということです.

 どういうことかと言うと,今の日本のレベルを考えると,選手にとってのゴールは,東京オリンピックで勝つことではなく,それは,もう遥か彼方になってしまったので,明日のMGCに勝って,オリンピックに出ることが目標で,つまり,明日がゴールでクライマックスなので「いよいよ」ということです(皮肉).

                 -----------------------------------

9/14'19e
(野球)

 野球は,今ライオンズとソフトバンクがゲーム差なしで並んでるのですが,勝率は,ソフトバンクが(引き分けが多くて)上回っていて,でも,残り試合数は,ソフトバンクが1試合多いので,引き分け数は,あまり関係なくて,実質,ソフトバンクが0.5ゲーム差で首位,1試合多い分を負けると,ライオンズが首位ということでいいと思います.

 つまり,まさしく残り10試合(ソフトバンクは11試合)のデッドヒートが繰り広げられるわけで(もう直接対決はなし.それで,ソフトバンクにマジックが付いてる.つまり,ソフトバンクが負けてライオンズが勝てばライオンズにマジックが付く),楽しませてくれてありがとうという感じですが,結果がどうなるかはわかりません.

 でも,希望の光があるとすれば,ちょっとピッチャーが安定してきたんですよね.ニールもそうですが,新人の松本も好投してますし,本田もここ数試合はいいし,今日は,今井が頑張ったみたいで,10-8とかの大味な打撃戦ではなくて,4-3とかのまともな試合になって来たんですね.

 もちろん,どうなるかはわかりませんが,楽しませてもらいます(笑).

                 -----------------------------------

9/14'19f
[気持ちいい]
(生活)

 片付けですが,家も研究室もぼちぼちやってます.そして,やるとやっぱり気持ちいいです.それは,要らないものを捨てて身軽になる気持ちよさと,自分の回りからものが減る,あるいは,収納されて見えなくなる気持ちよさとあります.

 そんなに気持ちいなら,さっさとやればいいとは思うのですが,それは,やっぱり,難しいので,その気になったとき少しずつということですかね.で,気づいたら,いつの間にか,というのがいいですかね.

                 -----------------------------------

9/14'19g
[気楽]

 最近の心境としては,気楽というか,基本的には,その気になることをやればいいというか,そう考えるようにしているということでしょうか.

 もちろん,その気にならなくてもやらないといけない大学の仕事は,そうは行かないし,しっかり,責任もってやるのは,当たり前なんですが,まあ何とかなってるし,こんなことやってどうすんだが限度を超えて何とかならなくなったら,さっさとやめればいいだけの話で,それ以外のことは,生きていくために食べるとか寝るとか,そういうこと以外は,基本的に,その気になればやるし,ならなければ,やらないという何ともお気楽(笑)な生活だと思うんですよね.

 キーワードは,やはり,「その気になる」ってことで,めんどくさそうな仕事が来てもその気になればやるでしょうし,引き受けたからには,最後までしっかりやるのは,当たり前のことです.つまりは,その気になるかどうかってことで,逆に言えば,その気にならなければ,給料をもらってる大学の仕事以外の仕事は,受けなければいいだけの話で,やっぱり,なんともお気楽な話だと思うんですよね.

                 -----------------------------------

9/14'19h
[タピオカミルクティー]
(世の中)

 タピオカミルクティーが流行ってるみたいですが,どこが発祥でどーたらこーたら言ってます.でも,バークレーにいたとき,つまり,今から20年以上前にありましたよ.確かタイ料理屋で見かけた気がするなあ.

 つまりは,流行り廃りなんてそんなもんで,誰かが仕掛けて,○ホな奴らが引っかかってるわけです.そのうち,昔流行ったまた違うものがまた出てくるんじゃないですかね.

                 -----------------------------------

9/14'19i
[そうするしかない?]
(ピアノ)

 ピアノのその後ですが,弾くとやっぱり痛くなりますね.4でとれるところは,4でとるとかしてるんですが,当然のことながら,5でしかとれないところもありますからね.つまりは,運指の変更も必要になってきて,ここで1ヶ月弾かないとかは,もうちょっと厳しいですかねー.

 で,ここで思い出すこととしては,バドミントンで怪我したときのことです.動けないのならどうしようもないですが,動けるのなら,動ける範囲で動いてるうちにということはあるわけで,ピアノもそうするしかないってことですかね.

                 -----------------------------------

9/15'19
[飽きてきた]
(スポーツ)

 MGC面白かったですね.と言っても,のんびり起きて,朝ご飯の支度をしながら,そして,朝ご飯を食べながら,更には,朝ご飯を食べ終わってのんびりしながら,ちらちら見る感じで,費用的には,僅かな電気代だけ(笑)って感じですが,ちょっと目を離した隙に情勢ががらっと変わってるというくらい劇的な展開でした.後は,男女でチャンネルが別というのがちょっとめんどくさい感じでしたかね(クライマックスなので視聴率が獲れるという強気の戦略なんでしょう).

 男子は,「ぶち壊す」という事前の予告通り,設楽さんが飛び出して前半独走したんですが,後半失速して,その後,設楽さんとともに大本命と目されていた大迫さんも3位に沈みました.3位は,まだ可能性はあるのですが,冬のレースで非常に高い設定タイムを出すと逆転するので,まだわからないですね.というか,今日のレースもそうでしたが,ホームランか三振狙いの設楽さんが(今日は三振)日本記録を狙って出てくるでしょうから,3枚目を巡って,大迫,設楽が対決することもあるかもしれません.

 女子は,本命の鈴木さん(何と名大出身)と松田さんのうち,鈴木さんはぎりぎり2番で滑り込みましたが,松田さんは4位に沈みました.つまり,本命4人のうち3人が敗退したわけで,事前の勝手な他者評価など気にせず,一発ぶちかまして,世の中を驚かせてやろうという気概をもって頑張ることが大事ということですね.

 コースは,本番とほぼ同じで,東京の名所?を巡るのですが,どこもなじみがあるというか,実際に歩いたことがあるところばかりで,福岡国際マラソンをちょっと思い出しました.でも,福岡と違うのは,懐かしさは感じない(そりゃそうか)というか,見飽きたというか,考えてみたら,東京に来てもう40年近くで,住んでたのは20年くらいですが,つくばに来てからも仕事とかでしょっちゅう行ってるし,何か飽きてきたというか,そういうことを確認?した感じもしました.

 あと思ったのは,やはり,今の世の中,退屈しのぎには事欠かないということでしょうか.今の私は,仕事とかで忙しいしんですが,仕事を失ったとしても,そんなにお金をかけずに退屈しのぎできる対象はいくらでもあるということでしょうか.でも,やっぱり,こういう「インプット」を生活の中心にすることはないかなあ.

                 -----------------------------------

9/15'19b
[ライフワーク]

 ちょっとずつということなんですが,もちろん,それが何かによるんですが(例えば,研究ならちょっとずつだけではだめで,瞬間的爆発的なことも必要),これが一番効率的で,持続性もあって,楽ということでしょう.実際,このサイトは,まさにそうでしょうからね.

 言い方を変えると,いつまでに片付けるということじゃなくて,ライフワークにしちゃうってことでしょうか.つまりは,死ぬまで,ずっと片付け続けるということですし(実際,死ぬ時は,余計な荷物はない方がいいし),いつまでにやらないといけないと考えるより,(私の場合)その気になるような気もします.

                 -----------------------------------

9/15'19c
(野球)

 ライオンズが勝って,ソフトバンクが負けたため,ライオンズにマジックがつきました(こういう日は,やっぱり,スポーツニュースを梯子してしまう...(笑)).と言っても,残り9試合全勝したらってことなんですが,ソフトバンクが負けたら負けてもいいってことなんで,一歩前に出たことには違いありません.

                 -----------------------------------

9/15'19d
[その気になる]

 じゃあ,どういうことがその気になるってことなんですが,まずは,単純にやりたいことでしょう.やりたいことをやると言うと手前勝手に見えますが,例えば,ボランティアは,やりたくてやってるわけですから,そういうことも引っくるめて「やりたいこと」ということです.そして,単純にやりたいことでなくても,その気になることがあるわけで,それは,どういうことかということですね.

 まず最初に来るのは,やらないといけないことです.食べて行くために働かないといいうのがそうですが,私の場合,もう何とか働かなくても食べて行けると思うので,これはもうその気になる材料にはなりません(ただし,研究というやりたいことをやるために研究以外の仕事をしないといけないということはある).

 あとは,やりたいとかやりたくないとか関係なく何か知らないけどやらずにおれないこと,そこまで行かなくても,しょうがないけどやってやるか,というようなこともあります.つまりは,社会的要因が関係するようなことでしょうか.

 例えば,めんどくさくやりたくない仕事が自分のところに来たとして,相手がものすごく困ってて助けを求めてるとか,私でないとできないことであれば,その気になる可能性はあるでしょう.ここでのポイントは,単にめんどくさい仕事を押しつけてるだけなのか,ほんとに自分にしかできないことなのか,ということですが,判断は,意外と難しいと思います.

 じゃあどうしたらいいか,ですが,やっぱり「その気になるか」ですかね.つまりは,直感的に判断ということでしょうか.とか言ったら,元も子もない気もしますが,「何か知らないけど」その気になるというのは,そういうことでしょう.

                 -----------------------------------

9/15'19e
[既存のものを使う]
(生活)

 片付けですが,(できるだけ)既存のものを使うというのもあるかもしれません.もちろん,効率的に収納できるものがあれば,購入するということになるんですが,購入するとものが増えることになるので,まずは,既存のもので何とかならないかと考えるということでしょうか.

 片付けが進まない一つの要因として,「選択の余地がある」ということがあると思うんですよね.でも,それを既存のものを使うという「制限」を付けることによって,選択の余地を減らすということでしょうか.

 私の場合は,A4サイズの紙袋とFB(ファイルボックス)とダンボールが基本なんですが,どれも既にあるものを活用するということで,普段,FBを収納する棚も既にあるものでいいし,衣類も衣装ケースに入る分だけに減らすとか,制限を付ければ,いいような気がします.

                 -----------------------------------

9/15'19f
[完全に忘れてました]

 そっか,普通は,その気になる大きな理由は,これやったら,儲かって金持ちになれるかもしれない,評価されて偉くなって有名になれるかもしれない,オリンピックに出られるかもしれない,東大に受かるかもしれない,世の中がひっくり返るかもしんない,ノーベル賞がもらえるかもしんない,とかいうことなんでしょうね.

 でも,この記事を書いたときは,そういうことを完全に忘れてたわけで,つまりは,私は,もうそういうことでは,その気にならないってことですね.

                 -----------------------------------

 じゃあ,どういうことがその気になるか,ですが,それは,ここで書いた通りで,基本的には,(広い意味で)やりたいことってことなんですが,人生も時間も有限なので,やりたいことをできるだけやるには,やりたくないこと,やるべきと思わないことをできるだけやらないことも必要になってきます.

 そんなわがまま勝手な奴には,仕事なんか回さないということなら,これ幸いと(自分が)やるべきと思うことをやるだけですし,やるべきと思うことで,私にできることなら,喜んでやらせてもらいたいと思います.

                 -----------------------------------

9/16'19
[行き先]
(生活)

 ライフワークにするってことは,一生片付け続けるってこともあるんですが,片付いた状態を維持するというか,そうできる体制をしっかり構築するということもあるでしょう.

 思い返してみると,一念発起して片付けたとしても,いつの間にかまた元の状態に戻ってるわけで,それは,多くの人がそうなんだと思います.そして,それは,片付け方に問題があるわけです.

 具体的には(これは既に書いたと思いますが),全てのものに「行き先」がある状態にしておかないといけないということです.一度片付けてもまたちらかる原因は,新たにものが入ってくるからで,例えば,大学の書類とかなんですが,「行き先」がないとどこかにとりあえず置いておいて,いつの間にか,ということになるわけです.

 というようなことを考えて,体制を作ってるつもりなんですが,いつの間にか,ということは,その体制に不備があるわけで,それを解消するように体制の見直しを行っていくというのがライフワークということになるのかもしれません.

                 -----------------------------------

9/16'19b
[脱力]

 再三出てくるこのサイトのコンセプトの一つ(というか哲学的常識)である「人生所詮退屈しのぎ」ですが,くそ真面目にしゃかりきになって頑張ってても,力入りすぎて却って結果が出ないってこともあるわけで,脱力すべしとも言えますかね.脱力は,スポーツの運動学的パフォーマンスの基本ですし,メンタルでも同様ですが,それは,もっと広く汎用的なことにも当てはまるということでしょうか.

 実際,歴史を変えるような大仕事とか言っても,本人がしゃかりきになってるだけという側面は拭えないわけで,もっと気楽にやって行けばいいんだと思いますし,そうすることが,結果的にいい仕事や人生につながると思うんですよね.

 もちろん,脱力するのは,力を入れるときに力を入れるためで,力を抜きっぱなしではだめなんですが,ちゃんとやってれば,力は入るわけで,力を入れることより,むしろ,力を抜くことを考えた方がいいということもあるんだと思います.

                 -----------------------------------

9/16'19c
[これも「近く時々遠く」]

 片付けなんですが,ぼちぼちやってるんですが,正直,全く進んでる気がしません.でも,少しでもやれば,確実に荷物は減ったり,収納されるものも含めて目の前からものが見えなくなってるわけで,それはそれで気分がいいものですし,いつまでにやらないといけないということがなければ,それこそ,ライフワーク的にやって行けばいいわけです.

 つまりは,これも「近く時々遠く」ってことで,片付けにも人生訓ありということでしょうか.

                 -----------------------------------

9/16'19d
[ここからが重要]

 どこかで書きましたが,これからが勝負というか,別に勝ち負けとかじゃなくて,これからが超重要だと思うんですよね.

 思い返してみると,普通の人よりは,いろいろ考えて生きてきたとは思うのですが,今の私からすると,なんとなくぼーっと生きてきた感じもするんですよね.それで,何とかここまで来られたのは,ラッキーだったんでしょうが,これからは,ラッキー頼みというわけには行きません.

 具体的には,老化というか,できてたことができなくなることは,これまでも進行してきたと思いますし,スポーツとかだと競技力の低下は,どうしようもないんですが,日常生活というか,暮らして行く分には,ほとんど変わらないというか,現状,問題は全くありません.でも,これからは,そうは行かないと思うんですよね.

 ここからが重要というのは,そういうことで,これまでの成功したとかしないとか,そんなことは,ほんと大したことじゃなくて,でも,これから,誰かに頼ることなく自分でちゃんと生きて行けるか,仕事を失っても,誰かに必要とされなくても楽しく気分よく過ごして行けるか,ってことなわけで,そういう点からすると,ものすごい差が付くというか,激烈な差となって現れると思うんですよね.

 じゃあ,どうするか,ですが,そうならないように頑張るのではなく,むしろ,頑張らないことが重要で,でも,結果として,それがいい方向に向かえば,それが「頑張る」ということでしょう.

                 -----------------------------------

9/17'19
[柱が増えた]

 そっか,片付けをライフワークにするってことは,柱が増えたってことですね.ポイントとしては,単に片付けるということではなく,片付けの中に大いなる創意工夫が存在すること,そして,それが生活の質の向上につながるということでしょうか.

 つまりは,(仕事を失ってもできる)(人生を豊かにする)退屈しのぎが増えたとも言えます.生活の質の向上という柱はあったのですが,漠然としてるし,その中の一部が具体的な形で,例えば,「時間割」というか日課に加わるような形で独立して増えたということになりますし,終わりがないというか,まさにライフワークと言えるかもしれません.

 ていうか,そう考えることで,めんどくさい片付けに前向きに取り組めるというか,これも何でも楽しんじゃえ,ってことですかね.

                 -----------------------------------

 以前から何度か書いてますが,私の片付けに対する考え方は,ちょっと変わっていて,例えば,近藤麻理恵さんの言うところともかなり違っていて,もちろん,ものは少ない方がいいんですが,ものを減らそうとすると,そこで時間がかかってしまうので,とりあえずは,多少ものがあっても,よく使うものとそうでもないものに分けて,そうでもないものは,「どこにあるかわかるように収納」して「いつでも引っ越しできる状態」にしておくというものです.

 つまりは,まず目指すべきは,(多少ものが多くても)「いつでも引っ越しできる状態」にすることですが,要らないものは要らないので,捨てることもやるんですが,そのバランスをどうとるかってことですし,そこにも創意工夫の余地があるということでしょう.

                 -----------------------------------

 そういう考えで,基本的にやって来たんですが,そうすると,どうしてもものが増えるんですね.そして,片付け始めて気づいたのは,要るものと要らないものの「境目」で,それが時間とともに変化すること,そして,気づいたら,ほとんど要らなくなってたということです.

 更には,よく使うものとそうでもないものの「境目」も,ほとんどがあまり使わないものであることに,例えば,3年前自宅を引っ越した時,ほんとに極少数のもので普段の生活は送れることに気づいたりして,ライフワーク的に片付けていくということもあるんですが,片付ける「節目」はあるというか,今がそういう時なのかもしれません,

                 -----------------------------------

9/17'19b
[話題を作った]
(スポーツ)

 MGCですが,やはり,相当盛り上がったようで(でもここがピークですけどね(毒)),週末は,この話題で持ちきりだったようです(と言っても,実情は,メディアが騒いでるだけでしょうが).

 私が一番気になるは,設楽さんがどうしてああいうレースをしたかですかね.いくつか考えられるのですが,一つは,非常に調子がよくて,日本記録ペースでも最後まで走り切れると思ったということでしょうし,もう一つは,調子があまりよくなくて,あるいは,悪くはなかったとしても,普通にやったのでは,勝てない,少なくとも大迫さんには,勝てないということで,一か八かの賭けに出たということでしょうか.あとは,あまり深く考えずに,単純に目立ちたかったとか.

 一つ目については,もしそうなら,まさに過信ですよね.冬ならともかく夏のこの時期の戦略としては,あまりに無謀でしょう.つまり,意外とありうるのは,二つ目ということになります.

 でも,こればっかりは,本人にきかないとわからないですし,きいてもほんとのことを言うとは限りません.でも,一つ言えるのは,こういう話題を作ったということですかね.

                 -----------------------------------

9/17'19c
[それ以前に重要なこと]
(バドミントン)

 久しぶりに練習に行きました.小腰痛になって以来ということで,1ヶ月ぶりですかね.腰痛そのものは,数日で大丈夫になったんですが,腰痛じゃないけど腰痛になりそうみたいな変な感じで,それがとれるのに結局1ヶ月もかかったということもありますが,何となく足が向かないというか,体を動かす気になるまでそのくらいかかったということもありますし,怠け者的発想ですが,ちょっと休めというサインとも思いました.

 この1ヶ月の間,しばらく続けていた日常生活の中で体を動かすこともしてませんでしたし,そんなんでいきなり行って大丈夫か?ということはあったんですが,何となく大丈夫な感じはしていて,実際,大丈夫だったと思います.

 というのは,練習してないので,それなりというか,無理しない範囲でやればいいわけで,それならそれなりにできるし,1ヶ月ぶりですが,疲れも大したことありません.

 背景的なこととしては,今の自分に足りないものは何かを考えたということがあります.

 動くスピード? スマッシュの速さ? レシーブ力? ネットとかの細かい技術? しっかり溜めて打てるフォーム? 動き続ける持久力? 持久力と言っても心肺系よりは筋持久力? ラリーの組み立て?

 もちろん,どれも重要ですが,それ以前にもっと重要なことがあるんですよね.具体的には,どんなにフィジカルや持久力や技術があっても,球に届かなければ,どうしようもないわけで,じゃあ,動くスピードかと言うと,それでもなくて,端的に言えば,動き出し,それも反応速度とかそういうことじゃなくて,タイミングをとってスムーズに動き出すことで,そのための最適なポジションがあって,それができなくなってるんですよね.

 それは,ただ立ってるポジションよりは,少し低いので,ある程度は,脚力が必要なんですが,それ以前に,そういうポジションにならないと話にならなくて,これがずれると,動けなくなるし,逆に言えば,トップレベルの選手は,みんなこれがある程度できてて,どれだけできてるかが大きな差になって現れてると思います.

 このことが意味することとしては,(私の場合)まずはそこをやるべしということになります.実際,ラリーの中でこれを意識できたときは,スムーズに動き出せますし,結果的にラリーをとることが多いです.でも,いつの間にか,動けなくなっててて,気づいたら意識できなくなってるという感じです.つまりは,体とかフィジカルの問題ではなく,脳の問題なんですね.

 じゃあ,どうしたらいいか,ですが,ひたすら意識し続けるしかないですね.つまりは,トレーニングとか,体を動かすとか以前に,まずこれということになります.そして,これができるようになったら,動けるけど疲れてくるとかいうことになるわけで,そうなったら,そういうトレーニングとか練習ということになるんですが,それ以前にやることがある,今は,トレーニングとか体を動かすこととかやってる場合じゃないってことでしょうか.

                 -----------------------------------

9/18'19
[合理的に動く]
(バドミントン)

 一日経って,1ヶ月ぶりということで,さすがに少し筋肉痛は出たのですが,疲れは大したことありません.動き出すときのポジションってことですが,要は,それも含めて合理的に動くということで,そうすると,脱力というか,余計な力を使わなくなって,疲れなくなると思うんですよね.

 もちろん,それだけでは(フィジカルや持久力がなければ),全日本レベルの試合に勝つことは難しいと思いますが,まずはここからということでしょう.

 あとは,日常生活の中で体を動かすこともやらないことにしますが,座り続けるのはよくないので,時々立ち上がって,軽くストレッチ的なことはやった方がいいでしょうね.

                 -----------------------------------

9/18'19b
[痛い]
(ピアノ)

 ピアノは,左の小指がやはり痛いです.もう何ヶ月にもなるし,このままでは,ピアノプロジェまでに治らない可能性があるので,どうするか考えないといけません.

 しばらく休んで養生するとすると,おそらくもう間に合わないでしょうし,治るという保証もありません.

 ということで,小指(5)でとらずに薬指(4)でとるということなんですが,今日,ざっと弾いてみましたが,8〜9割はとれると思います.でも,自然にとれるところが多いですが,感覚的に「違う運指」になるところもかなりあるので,結構時間がかかりそうです.

 問題は,4でとれないところですね.当然のことながら,かなり痛いので,そこは飛ばして弾くということでしょうか(ppで弾いても痛いし,痛いということは,傷めていることにもなる).でも,最終的には弾かないといけないので,1ヶ月前くらいになってどうするか決断ってことですかね.

 あと,気になるのは,自然にとれるところは,問題ないですし,むしろ弾きやすかったりするところもあるんですが,無理矢理とるところは,左右のバランスが崩れるというか,変なことになりそうな気もするんですが,これはしょうがないというか,どうしようもないですかね.

                 -----------------------------------

9/18'19c
[家賃40万]
(経済)

 今朝のモーサテで,「裕福な街」であるベイエリアの家賃が高騰してて,ワンベッドルームで40万!ってことで,稼ぎがかなりあっても家賃が払えず,キャンピングカー暮らしのようなホームレスが増えてるとのことです(でも,キャンピングカー暮らしは,それはそれで快適だと思うけど).

 私がバークレーにいたとき(1995年)に住んでた家は,ツーベッドルームで1600ドル(1ドル80円台前半だったので,13万くらい)でしたから,隔世の感がありますね.そして,NYダウは,当時の5倍くらいになってるわけで,ちゃんと辻褄はあってるわけです.

 つまりは,デフレじゃなくて,インフレにして経済成長して,とか経済学者やN銀や政府は,ほざいてますが(何度も同じことを書いてますが),給料増えても物価が上がればチャラで,暮らし向きは変わらないわけです.

 変わるのは,(これも何度も書いてますが)インフレになれば,その分,莫大な国の借金が減るわけで,N銀とか政府の狙いはそこにあるわけで,ゼロサム的に○カを見るのは,国民ということになります(騙されないようにしましょう).

                 -----------------------------------

9/18'19d
(運保)

 運保の日々ファイルですが,短運のところがずらーっと記号が並んでるんですが,重き的には,日運(2つ目)と短運(3つ目から18番目)が同じなので,短運のところを括弧でくくることにしました.

 つまりは,大きな流れは,一番左,中期的な流れは2番目(日運),短期的には3番目から18番目(短運)のように私は判断しているということで,今日は,長期的には買い,中期的には中立,短期的には売りということですね.

                 -----------------------------------

9/18'19e
[何とかなる]

 サラリーマン川柳の就職版みたいのがあるみたいで

 「貯めなくちゃ 定年までに 2000万」

 というのが入選?してました.

 私は就活したことないんですが,ほんと大変そうです.しかも,これから社会に出て,というか,就職して働いて食べて行くわけで,学生生活の延長みたいな感じでここまで来た私からすると,超大変そうです.

 でも,何とかなるんじゃないですかね.

 もちろん,やりたいことが見つけられれば,それに越したことはないですが,そうでなくても,そんなに嫌じゃない仕事で,そこそこの給料で,ブラックじゃないちゃんとした企業に就職できて,仕事以外にいくつか(そんなにお金がかからない)楽しいことがあれば,充分楽しくやって行けると思いますよ.

 意外と大事なのは,経済感覚で,世の中に騙されず,大した価値のないものに散財しなければ,定年までに2000万貯めるのは楽勝でしょう.

                 -----------------------------------

9/18'19f
[禍福は糾える縄のごとし]

 禍福は糾える縄のごとしと言いますが,ほんとにそうだと思うんですよね.

 振り返ってみると,父親を亡くしてやる気もなくして大学受験にも失敗して,浪人した後,何とか滑り込むんですが,駒場時代もぱっとせず,でも,順調に行ってたとすると,まず間違いなく今のところには来てないと思うんですよね.

 逆に学部,大学院時代は順調で,地震研に就職できて,小さい頃からの夢である,やりたいことを見つけてそれを仕事にすることができたということもありますし,構造物と地震動の両方に興味があった私としては,最高の結果だと思ったんですが,その後,何をやったらいいかわからなくなって迷走することになります.

 1999年台湾集集地震で展望が開けるのですが,いろんな事情があって,地震研を出ることになり,でも,今いるところに来ることができて,思うような仕事ができることになったわけです.

 これ以外にもこういうことはいろいろあるわけで,驚くのは,ほぼほぼ結果は逆に出てるんですね.

 このことが意味することとしては,一見するといいことがあるときは,気をつけないといけないということで,まさに好事魔多しということでしょうか.

                 -----------------------------------

9/19'19
[人生訓的には]

 でも,禍福は糾える縄のごとし,と言ってしまうと(逆境でも腐らないようにということはあるけど),ある意味,何でもありになってしまうわけで,人生訓的には,もう少し掘り下げて考えてみる必要があります.

 まず,大学受験の失敗なんですが,うまく行かなかったのは,必然というか,身の丈というか,もしうまく行ってたとしてもそのまま行くはずもなく,結局,どこかで挫折してると思うんですよね.

 つまりは,自分の可能性を信じることも大事だけど,無理して潰れたら元も子もないわけで,うまく行かないときは,自分の身の程をわきまえて,そういうことを受け入れることも必要だと思いますし,ラッキーだっただけかもしれませんが,私の場合は,結果的にうまく行きました.

 逆に地震研の就職したときは,うまく行きすぎてて,実際は,大したことないのに,身の程をわきまえるということができてなかったかもしれません.そして,それは,その後,しっかり「結果」として現れるわけで,でも,これもお前はせいぜいこの程度だと思い知らせてもらったわけで,あのままずっと地震研にいたら,今のような仕事はできてなかったと思います.

 で,今なんですが,また次の曲がり角が近づいてるような気もします.どうなるかはわかりませんが,結局は,自然の流れに逆らわずにその場その場でどうするか直感的に判断していくんだと思いますが,人生訓的には,自分を過大評価も過小評価もしないように,状況を受けれてやるべきことを淡々とやって行くということでしょうか.

                 -----------------------------------

 でも,無理するなと言っても,無理しないで誰でもできるようなことやってても大したことにはならないわけで,じゃあ,どうしたらいいかですが,やっぱり,やりたいこと,やらずにおれないことを見つけることだと思うんですよね.

 やりたいこと,やらずにおれないことなら,ものすごい無理してるようなことしてても,本人は無理してるつもりは全くないわけですからね.

 でも,そういうものが見つけられなくても,そこそこ楽しくやって行けるとは思いますけどね.

                 -----------------------------------

9/19'19b
[高校時代]
(自分)

 全ては137億年前に決まってるわけだし,振り返ってみて,なるようになってるし,なるようにしかなってないと思うのですが,何度か大学受験の失敗のことを書いてるんですが,その原因というか,高校時代の過ごし方というか,そういうことがちょっと気になってきたので,振り返ってみようと思います(自分のために書いてるので,興味がない人は読み飛ばしてください).

 高校は,修猷館という県立の地元ではNo.1の進学校なんですが,私の中学時代の成績からすると,もっと上のレベルの学校が地元にあれば,そっちに行ってたというような感じでした.実際,高校時代は,あまり勉強しませんでしたが,上位数%くらいにはいたとは思います.

 そんな感じで入学したのですが,記憶に残っていることとしては,授業が面白くなかったことですかねー(ごめんなさい).そんな状況で,一日中,座っているのが苦痛で,早く授業が終わって,部活(ブラス)に行くのが楽しみだったような感じでしょうか.

 でも,その部活も途中でやめてしまうことになります.理由は,どこかで書きましたが,家に帰ってきて疲れて寝てるのを見て,父親にブラスかピアノかどっちが選べと言われたことだったと思いますが,ブラスをやめて,ピアノの練習をしてたかと言うと,そういう記憶もそんなにないんですよね.じゃあ,何してたかというと,あんまり記憶がないんですよねー.

 私の場合,面白いと思ったことはやるので,勉強が面白くなかったんでしょうね.唯一,面白いと感じたのは,高二の最初にやる物理の力学で,F=maというたった一つの式で,全ての運動が記述できることに感動して,そのときは,勉強しましたが,そのときだけでしたかね.

 そんな感じなので,成績は,だんだん落ちていったと思います.でも,成績と言っても,中間とか期末の話で,大学受験,それも東大の問題は全然違うので,あまり気にしなかったですかね.

 そっか,そのとき,東大に行こうと思ってたかどうかですが,うーん,はっきり覚えてないですが,九大には,修猷から100人以上行くので,そんなとこ行けるか(ごめんなさい)とは思ってましたから,何となく東大に行こうかなとは思ってたんだと思います.

 でも,だからと言って,中間,期末じゃなく,東大向けの勉強するわけでもなく,何をするでもなく過ごしてたんでしょうね.そうそう,高二のときは,春に文化祭で劇をやって,そのときのメンツでよく遊んでました.高二の夏には,ブラスから声がかかって,同級生の女の子が教室までわざわざ誘いに来てくれて,一時的に復帰したりしてました.

 そんな感じなので,成績はぱっとせず,ちょっとこれじゃあまずいかな,そろそろ勉強しないと,と思い始めたのが高二の冬くらいですかね.そこで,父親が亡くなりました.年末のある日,高二の劇をやったメンツで後藤んちで忘年会やってどんちゃん騒ぎしてたんですが,彼の家が福大病院の近く(梅林)で,二次会でボーリングに行こうとなって,その前に父親の様子を見に行って,具合が悪そうだったので,私は二次会をパスしたことを覚えています.

 そして,年が明けて父は亡くなってしまいました.正直,何が起こったのかわからなかったですね.とにかく亡くなるとは思ってなかったので,全く受け入れられなかったと思います.覚えているのは,ずっと泣いていたのと,葬式にクラスのみんなが来てくれたことと,早田と山本が家まで来てくれたこと,冬休み明けの何かのテストを(喪中で受けなくていいのに全然勉強しないで)受けに行ったことでしょうか.

 そこからは,あまり覚えていないのですが,頑張って勉強した記憶はないですね.でも,やらないといけないからやろうとはするんですが,私の場合,だめなときはだめなもんで...

 こうして振り返ってみると,確かに父の死は,ダメージが大きかったと思いますが,その前からだめだめなわけで,私の場合,東大に入るためにとか,何かのために面白くないことややりたくないことを我慢してやるというのがだめなんですね.でも,何の目的もなくても,面白ければ,やりたければ,やるわけです.

 中二の時の英語や高二のときの力学がそうでしたし,大学の研究室に入ってからの研究もそうでしたし,それは,今もそうだし,仕事以外にやってることも全てそうですね.そういうことに当時は,気づいてなかったと思いますが,面白くないものは面白くないし,どうしようもないですかね.

 こんなどうしようもない奴ですが,面白いことややりたいことならやるってことは,そういうことを見つけてそれを仕事にするしかないわけで,それは,必死こいて探しました.そして,進振りで建築構造をいう当時はほとんど知られていない分野に,そこから更に,ほとんど誰もやってない地震動と構造物被害の関係にたどり着いたことで何とかなったということでしょうか.

 うーん,でも,こうして振り返ってみると,やっぱり,ちょっとできすぎというか,うまく行きすぎな感じはしますかねー.それとも,単に高校時代が(一時的に)しょぼすぎただけ? でも,その後もそういう時期もありましたから,やっぱり,これが本性? でも,それでここまでやってこられたのは,やっぱり,不思議...

                 -----------------------------------

 人生一本道なので,あの時に戻ったら,ということは,ありえないのですが,高校時代,もう少しちゃんとやってたらというか,今だったらどうするか,とかは考えないこともないですが,うーん,やっぱり,同じことを繰り返すだけのような気がするんですよね.

 もしちゃんと自分を律して勉強して順調に行ったとすると,今のところには来てないと思いますし,そうすると,失敗してよかった,怠けてよかったというと変ですが,やっぱり,なるようになってる気がするんですよね.

                 -----------------------------------

9/19'19c
[申し訳ない]

 でも,やっぱり,うまく行き過ぎとは思っていて,正直,申し訳ないとも思うんですよね.

 何度か書いてますが,世の中を支えているのは,時給1000円の辛くてしんどい仕事をしてる人達だし,それ以外でも,医者がいないと大変なことになりますし,建設業者がいなければ,住むところがないわけだし,金儲けしてる人達も,私には絶対できない苦労をしてると思うんですよね.

 私はと言えば,(研究関係以外の仕事もあるけど)基本的には,やりたいことやってるだけだし,やっぱり,なんか申し訳ないですね.

                 -----------------------------------

9/19'19d
(スポーツ)

 明日からラグビーのWCなんですね.メディアは,相変わらず,視聴率獲るために必死なんですが,そんなに注目されてる感じはしません.チケットは大方売り切れってことですが,会場に行く人なんか数的には,極一部なわけですし,でも,会場が盛り上がるのなら(極一部の人の間でだけ盛り上がってもらって)それでいいんじゃないですかね(日本中が盛り上がる必要なんかないし,それが自然).

 4年前の南ア戦の逆転トライのシーンも何度見せられたことか,という感じですが,当時は,ほとんど注目されてなかったと思います.でも,個人的には,今回より4年前の方が注目していて,南ア戦もどうなるかなと思ってたんですが,地上波の中継なんかなかったですからね.

 今回は,前回ほどは期待してませんかね.具体的には,前回の方がハードワークが積めて準備できてたような気がするんですが,地の利をどのくらい活かせるのかってことでしょうか(福岡の怪我はどうなったのかな?).

                 -----------------------------------

9/19'19e
[結婚]
(世の中)

 あらためて?なんですが,結婚って何なんでしょうね? そりゃあ,人間が勝手に作った制度ってことなんですが,人間は,人間である前に動物なので,性欲があって,人類存続のためにすることをして子孫を残すということがあるわけです.それを動物みたいにやっちゃうと社会の秩序が乱れるので,結婚という制度があるわけですね(教科書的).

 制度としてちゃんと整ったのは,いつかはよく知らないのですが(興味もないので調べたりもしない),つい数十年前までは,「うまく行ってた」と思います.どういうことかと言うと,男が外で働いて,女が家に入ってってことですね.でも,「うまく行ってた」のは,女性が犠牲になってたってのが実情なわけです.

 犠牲というのは,ほんとは,外で働きたいのに家に入るということなわけで,家に入りたいのなら,それはそれで問題ないでしょうが,そういう女の人の割合が減ってしまったわけで(男で家に入りたい人がいたら,女が働いてってことでもいいとは思いますが,割合は更に低い),そうすると,組み合わせが足りないので,結婚する人も減ったり,結婚しても子供ができるといろいろ無理が生じるわけで,子供を作らなかったりで少子化になってるわけです.

 別に少子化になっても,自分の人生をどう過ごして行くかを自分で決められることの方が遥かに大事なので,少子化でも全然構わないとは思いますが,その分,経済や社会保障が危うくなることは,甘んじて受け入れなければなりません(景気よくしろとか,年金何とかしろとか言うなってこと).

 話を戻すと,以前は,「うまく行ってた」と書きましたが,それは,あくまで人類とか国家にとってであって,実際は,女性が犠牲になってたわけですし,男からしても,ただがむしゃらに家族のために働くだけで,家に帰ってきても「めし ふろ ねる」しか言わないのでは,何のための結婚というか家庭というか,まさに人類や国家のために子供を生産してたに過ぎないわけで,そんなことでいいわきゃありません.

 つまりは,夫婦という以前に人間同士というか,お互い惹かれあって,いっしょに過ごしたい,いろんな話がしたいと思うのが自然というか,そのために結婚するというか,だったら,別に結婚なんかしなくてもいっしょにいればいいってことにもなるわけですし,子供ができてもしっかり愛情を注いで二人で育てればいいだけの話で,ですから,結婚(という制度)自体には,やっぱり,あまり意味はないと思いますね.

                 -----------------------------------

9/20'19
[報酬と承認の問題]
(世の中)

 いろんな人がいて,人それぞれなので,全ての人に同じ枠組みを与えるのは無理があるわけですし,一方では,野放図にもできないわけです.

 例えば,ある女の子が,勉強もできず,何かに能力があるわけでもなく,更には,社会に出て働きたくない,それだったら,家のことしてる方がいいし,できれば楽して生きていきたいと思ってて,結構かわいかったりしたら,リスクはあるけど,あえてリスクをとって,仕事ができる男捕まえて,って考えるのは,ありうる話だと思うんですよね.

 男からしても,やりたい仕事があって,能力もあって,必要以上のお金は要らないけど,そんなこと関係なく何か目的があって,あるいは,単にやりたくて,やらずにおれなくてばりばり働いたら結果的に必要以上のお金を稼ぐことになってる状況で,かわいい女の子が家に入ってあなたを支えたい,あなたの子供を作って育てたいとか言ってきたら,ほいほい乗っかるのもありうる話でしょう.逆のパターン,つまり,家のことをしていたい男とばりばり働きたい女でも同じことが言えます.

 でも,そういう組み合わせは,全体の中では少数なわけで,一番大きな理由は,男女を問わず,家のことをしたり,子供を育てたりするより,社会の中で働いた方が面白いと思う人が多いということでしょう.でも,よく考えてみたら,家のことをするのは,結構面白いし,子供を育てることも,こんなに面白いことはないと思うんですよね.

 じゃあ,どうして,家のことをするより社会の中で働いた方が面白いと思う人が多いのでしょうか? それは,報酬と承認の問題はあるでしょうね.家事をしていても,給料がもらえるわけじゃないし(そういう意味では,家事に給料を払うという発想は悪くない),会社みたいに承認されて昇任していくわけでもない.そう考えると,結構,しょぼい理由にも見えてきますが,現実的には,そんなもんでしょう.

                 -----------------------------------

 でも,自分の立場になって考えてみると,例えば,最初の女の子の例だと,やっぱり,大きなリスクを感じるわけで,自分の食いぶちくらいは自分で稼げるようにと考えるでしょうね.

 二番目の仕事のできる男の例だと,引っかかりそうな気もするけど(笑),よく考えてみると,そういう女の子と暮らして楽しいですかね? 自分に見切りをつけて他人の可能性に賭けるわけですから,頭がよくて話ができる人である確率は低いような気がします.家のことが好きで家にいたいけど,頭がよくて話もできて,経済感覚もしっかりしてるという人もいるとは思いますが,極稀で宝くじに当たるようなもんでしょう.

 そう考えると,男であろうと女であろうと,経済的にも家のことについても,どちらも自立した対等な人間であることが理想で,でも,それだとちょー大変なので,二人で稼いだお金で何とかするか,仕事に成功を求めず,二人とも働く量を減らすか(でも,これは,現状ではなかなか難しいが),創意工夫で何とかするか,でしょうか.

                 -----------------------------------

 社会がどうあるべきかについては,わりと単純で,0才児から24時間とは言わないけど,いざというときは,夜10時くらいまで預かってくれて,しっかり面倒をみてくれて,熱とか出しても対応できるように(例えば,病院に隣接とか)なってるところを整備することでしょう.お金はかかりますが,少子化を食い止めたいのなら,税金とかいろんな方法で再配分すればいいですし,目先の経済回すより,そういうところにお金を使えばいいわけです.

 これって政治の役割なんですが,そこがしょぼいのが最大の問題ってことですかね.

                 -----------------------------------

9/20'19b
[理想]
(世の中)

 社会全体に敷衍して言えば,単なる社会的分業だと思うんですよね.自分で住む家を自分で建て,食物も自分で生産し,着るものも自分で作るのは,ちょー大変というか,無理なわけで,社会的分業をして,効率化しているわけです.

 幼児を預けるのも同じで,そこをちゃんと整備すればいいわけですし,小中高は,ある程度,それができてるとも言えます.でも,幼児教育では,そこが進まない.お金がかかるし大変ということはあるでしょうが,逆に言えば,みんなそこを大変な思いをしてやってるわけで,そうすると,子供を作らない,結婚しないという若い人たちが出てくるのも当然のことです.

 小さいときは,親と子が一対一で向き合うべきで,効率化優先で,まとめて大量生産みたいなことは,と言う人もいるかもしれませんが,学校がそうであるように,同世代の人間(でなくても他人)と過ごすことで得られることもあると思いますし,親の格差じゃないですが,ある一定以上の教育水準を保つこともできます.

 玉の輿とか変なこと考えずに,単純に好きになった人,この人といっしょにいたいという人と結婚して,子供ができても,しっかり自分の食いぶちは,自分で稼ぎながら,少しお金はかかるけど,0才児から昼間はちゃんと面倒を見てくれるところがあって,思う存分仕事をしながら,朝や夜や休日は,子供や家族と過ごせるのが理想だと思うのですが,非現実的ですかね? 政治がちゃんとやればできるのでは?

 育休とれとか言ってますが,激烈な競争社会で,というか,競争なんか関係なく,何かを成し遂げようと仕事をしてる人が半年とか1年とか仕事休んだらどうなりますか? 確かにお金はかかりますが,大した価値のないものに散財するよりよほどまともなお金の使い方ですし,みんな仕事に集中できて,効率も上がるし,そもそも,気分よく仕事したり暮らしたりできるし,目先の経済を回すのはどうかと思いますが,経済もよくなるのでは?

                 -----------------------------------

9/20'19c
[完全な投機]
(経済)

 何かの経済ニュースでやってましたが,東京の一戸建ての価格が(同条件で)マンションより1000万も安くなったんだそうです.まさにバブルですね.でも,どうしてバブルとわかっているのに買う人がいるのでしょうか?

 それは(何度か書きましたが)「まだ上がる」と思ってるからです.つまり,完全な投機ってことですね.

 「まだ上がる」というのは,(これも書きましたが)今6000万で,どこかでバブルが崩壊して2000万になるとしても,6000万より少しでも値上がりすれば,例えば,7000万になることがあれば,そこで売り抜ければ,1000万の儲けということです.そういう壮絶なババ抜きをしてるんですね.

 そういう人達は,金持ちというか,ラスベガスとかマカオでギャンブルやってるような感覚ですから,すってんてんになっても全然平気というか,それをむしろ楽しんでるというか中毒なわけで,そういう中で,実需で買ってる人がいるとしたら○○ってことです.

                 -----------------------------------

9/20'19d
(スポーツ)

 ラグビーWCのロシア戦ですが,見たのは,もの(CD)の整理をしながら後半だけだったのですが,あまりよくなかったですね.で,前半は(見てないけど)もっとよくなかったみたいです.それでも勝って,4トライ以上のボーナスポイントをゲットしたのは,ロシアがもっとよくなかったのか,どうなのかは,わかりませんが,力的にどうかは次戦でわかりますかね.

                 -----------------------------------

 そっか,国立競技場って,当初は,ラグビーWCに間に合わせようとしてたんですよね.それがだめになって,うんちゃらかんちゃら言ってましたが,今日の試合の会場,超立派じゃないですか.つまり,ちゃんとそういうところがあるのに,莫大な費用をかけて新たに造ろうとしてたわけで,もちろん,国立競技場は,東京五輪でも使うってことなんですが,幼児を預かってくれるところは,全然整ってなくて,金の使い途がおかしいのは明らかでしょう.

                 -----------------------------------

9/20'19e
[食に興味がない]

 食に興味がない人っていますよね.特に若い人に多い気がします.

 人生の最大の楽しみの一つが食べることである私からすると,信じられません.と言いたいところですが,わからないでもないです.どこかで書きましたが,私にとって,食べることは,楽しみの一つですが,別にグルメとかじゃないし,高い金出してうまいもん食いたいとも思わないし,日々の何でもない普通の(でも安全な)食事を心底おいしいと思って毎食食べるのですが,メニューに拘りがないというか,むしろ,何食べようか考えるのがめんどくさいんですね.

 でも,じゃあ,例えば,誰かがメニューを決めて作ってくれる料理を食べるというのではだめで,その時食べたいものを食べたくて,でも,その時食べたいものが非常に限られるというか,ほとんど一つしかないくらいで,結構,悩ましくて,逆に,おいしく食べられて栄養バランスがとれてるのなら,毎回同じものを食べた方が楽とも思うくらいですが,現実的には,それでは,栄養バランスがとれないので,何とか毎食,食べたいものを何とかひねり出して食べてるような感じです.

                 -----------------------------------

9/21'19
[乳幼児教育]
(世の中)

 もっと言えば,施設もそうですが,0歳から乳幼児を預かってしっかり育ててくれるエキスパートを養成して,そういうシステムをしっかり構築したらいいと思うのですが,どうなんでしょうか? 三つ子の魂百までということで,そこは非常に重要だと思うのですが,各家庭で勝手にというか,どうするのがいいのかよくわからないまま「格差」が生じてしまってるとも思うんですよね.

 でも,そうならないのには,何か理由がある? 整備しても需要がない? かわいい盛りで手放したくない? 3歳くらいまでは,自分たちで面倒を見ないといけないという思い込みがある?

                 -----------------------------------

9/21'19b
(スポーツ)

 オールブラックス対南アをちょっとだけ見たんですが,以前ほどすごさを感じなくなってきた感じがします.目が肥えてきた?のかもしれませんが,トップチームと日本のようなそれ以下のチームとの差が以前ほどなくなってきたような感じもしますね.

 試合展開も力の差がそのまま現れるというよりは,ちょっとしたミスとか,ラッキーというか,ちょっとした偶然が重なったとき急に展開が開けるような感じで,日本にもリーグを抜けるチャンスがあるかもしれませんね.

                 -----------------------------------

 野球は,セはジャイアンツが優勝したんですね.でも,あの戦力で優勝できるのは,やっぱり,パと比べてレベルが...

 ライオンズは,勝ったり負けたりなんですが,ソフトバンクが勝ってライオンズが負けることはまだないので2ゲーム差をキープしています.でも,セと比べて,パは,優勝もCSを抜けるもの大変です.

                 -----------------------------------

9/21'19c
[鉄筋コンクリート造から]
(研究)

 また余計な書かなくていいことを書いてしまうことになるのかもしれませんが...

 最近,というか,ここ数年くらい,お世話になった先生方のことをよく考えるようになりました.具体的には,大学4年から博士課程までご指導いただいた青山先生と小谷先生です.

 学生時代,私は,鉄筋コンクリート(RC)造の研究をしてましたし,博士論文は,青山先生が委員長をされていたNewRC関係で,高強度材料を用いたRC造柱の部材実験で書かせてもらいました.研究室にいた6年間でRC造の部材実験をしたのは,M1のとき(田才先生とエポキシ樹脂の補修の実験)とD2,D3の3年間で,それ以外は,RC造建物の地震応答解析をやってましたが,青山・小谷研は,RC造の研究室なので,何らかの形でRC造建物に関係した研究をしてたことになります.

 直接よくご指導いただいたのは,小谷先生で,論文を出すときは,何度も赤を入れてくださいましたし,よく委員会に同行させてもらって,というか,そこでの解析や資料作りを任せていただいて,代わりに説明までさせてもらって,今にして思えば,将来の英才教育?みたいなことまでしていただいたと思うんですよね.

 博士課程修了後,地震研に職を得たので,地震応答解析というか,地震動よりのことをやるようにはなったんですが,RC造という枠組みの中でのことだったと思います.

 その後,いろいろ紆余曲折というか,自分が何をすべきかわからなくなって苦しんだことは,何度も書きました(京大の渡辺先生に言われたこととか,千葉大の村上先生と大喧嘩したこととかがここに書いてあります).1999年台湾集集地震で,展望が開けるのですが,このときの被害データは,RC造なので,RC造という枠組みの中だったと思いますが,その後の展開は,RC造からは,外れていくことになります.

 具体的には,1999年台湾集集地震でやったように強震観測点回りの被害データを集めて,地震動と建物被害の関係の研究を実被害データを基に進めていく,そして,それを地震被害推定という形にするということなんですが,その後,日本で被害地震が頻発し,かつ,震度が被害と対応しないということが結果として,私の研究を押し進めることになり,でも,被害が生じるのは,ほとんどが木造で,RC造は,大きな被害が生じず,データがとれないので,いつの間にか,RC造から離れて行くことになりました.

 つまりは,私は,RC造の世界から出て行ったというわけではなく,自分が何をしたらいいか,何ができるかを考え続けた結果,気づいたらそういうことになっていたということです.でも,青山先生や小谷先生は,どう思っておられるのかなあというのは,ずっと気になってることで,でも,RC造やるかと言われるとそういうわけにも行くはずもなく,どうしようもないわけです.

 そういうことは,ずっと気になってるのですが,最近,よく彼らのことを考えるようになったのは,私も博士課程の学生をもつようになって,彼らが将来どうして行くかということを考えるようになったということがあります.もちろん,学生時代にやっていたことを続けてもらえれば嬉しいですが,後を継いで欲しいとは,考えてなくて,基本的には,彼らは彼らでやりたいことや何をやるかを考えてやってもらえればいいと思うんですよね.

 それは,私が辿った道でもあるんですが,とてつもなく大変というか,そういう道を切り開くのは,並大抵ではないというか,私も非常に苦労しましたし,だったら,学生時代にやっていたことの延長線上のことをやってもらえれば,とは思うのですが,研究の醍醐味は,何をやるかを考えることだし,でも,それは,簡単な話じゃないし,何とも言えないというか,何ともならないことで,結局は,なるようになるし,なるようにしかならないってことでしょうか.

                 -----------------------------------

9/22'19

 そもそも,研究というか,研究者というものをどう考えるのか,ということかもしれませんね.

 もちろん,人それぞれで,研究者を数ある職業の中の一つ,そこそこ給料がよくて社会的地位もあって,そこそこ面白い食べて行く手段の一つと考える人もいるでしょうし,業績上げて有名になって学界を牛耳ってノーベル賞でも獲ったるかと思う人もいるでしょうし,そこまで行かなくても,学界という世界の中で「成功」したい,そのためには,業績上げるのはもちろんのこと,長いものにもある程度は巻かれないといけないとか,いわゆるお仕事的なこともやらないといけないと考える人もいるでしょう.

 私としては,やりたいことを見つけて,それを仕事にして,それで食べていければOKで,成功というか,俗的な野望とかはなかったんですが,研究者としてやって行くには,業績は上げないといけないわけで,でも,私の場合,興味がないことはできないし,でも興味があることやっても認められなければ評価もされず,結果として業績も上げられないということで,迷走することになったんだと思います.

 でも,それが大きく変わったのが1999年台湾集集地震で,そのときの感覚としては,「確信」に近いものがって,でも,ほとんど理解してもらえず,そのとき思ったこととしては,認められないからめげるのではなく,何としてでも正しいことを伝えないといけないという,まさに「やらずにはおれない」感覚でした.

 そして,気づいたら,日本で大地震が頻発して,強震観測点回りの被害調査に奔走して,論文いっぱい書いて,学会や講演やメディアで話をしたりするうちに私の主張も認められるようになって,ということでしょうか.

 ですから,RC造をやめるとか離れるといった感覚はなかったというか,ただ本能というか,やらずにおれないことに向かってたらそうなったということでしょうか.

                 -----------------------------------

 見方を変えると,RC造の研究室出身だから,青山先生と小谷先生のお世話になったんだから,RC造の世界の中でしっかり仕事をして行こうと思ったとき,どういうやり方があったでしょうか?

 RC造研究は,部材実験と建物全体の挙動に分けられると思いますが,私は,後者に興味がありましたし,地震研には実験設備がなかったので,地震応答解析を用いて地震時のRC造建物の挙動の研究をしていたわけです.でも,それがあまり評価されず,行き詰ることになって途方に暮れたわけです.

 でも,今から考えると道はあったわけで,その後,私の研究が認められることになったのは,強震観測点回りの実被害データというevidenceなわけで,そういう意味では,地震時のRC造建物の挙動研究も地震応答解析ではなく,振動実験をすればよかったことになります.

 そして,実際にそういう研究をされたのがまさに壁先生ということですね.つまり,私がそういうことをやっても,壁先生の後塵を拝することになるわけで,だとすれば,何か私にしかできないことはないかと考えたわけで,強震観測点回りの実被害データを使った分析をやることになったということでしょうか.あとは,実大建物の振動実験は,お金的にも設備的にも超大変で,莫大な予算がなければできないということもありました.

 そして,そういうことで考えたのが超縮小模型でした.この研究は,それ以来ずっと20年近く続けていて,ですから,RC造の研究をやめたわけではないのですが,それ以外の研究の方が圧倒的に目立つということもありますし,超縮小模型の開発自体にものすごく時間がかかってしまって(意外と大変だったのは,鉄筋の開発),ここ数年でようやくできてきて,それを使って,地震時のRC造建物の挙動の研究をするのは,これからということなります.

 地震時のRC建物の挙動ですが,耐震壁とか雑壁の挙動とか,実は,まだ多くのことがよくわかってないと思うんですよね.そういうことを超縮小模型を使ってできたらとは思いますが,超縮小模型と実大建物の対応性はどうなのかとか,まだ課題もありますし,気づいたら,私にはもう多くの時間はなく,それこそ誰か興味がある人がやってもらえればとは思いますが,誰もいなければ,このまま開発しただけで終わってしまうのかもしれません.

                 -----------------------------------

 でも,いろいろ考えるんですが,もう全て終わった話ということなんでしょうね.ですから,振り返って思うことをここで書くことくらいしかできないし,書いたから何がってこともないのですが,書いてるってことは,書くこと自体に何か意味があるのかもしれません(ないのかもしれません).

                 -----------------------------------

9/22'19b
[具合が悪く]
(日記)

 というようなことを考えて,文章を書いていたら,何だか具合が悪くなってきました.こういうことあったなと思ったら,3月の壁先生の会の後,しばらく具合が悪くなったときと似てることに気づきました.

 つまりは,「そういうこと」で,いろいろ考えることはあっても,まずはそれを受け入れて,具合が悪いのなら(幸い明日も休みなので)回復するまでゆっくり休んで待てばいいということでしょうか.

 余計なことは考えず,能天気に全て自己肯定してやって行くということも考えられるのですが,うーん,それは,ちょっと難しいかなあ.

 ですから,考えずにおれないのならしっかり考えて,ここに文章を書くとかして整理して受け入れて次に進むということですかね.

                 -----------------------------------

9/23'19
[私の(昔の)野望]
(研究)

 地震研に就職してしばらくの間はどういうことをしていたかと言うと,地震荷重などの南先生の仕事を手伝いながら,RC造建物,それも中高層建物の設計法の検討をしていたと思います.当時の高層RCの設計クライテリアは,El-Centro 50kineで最大層間変形角1/50というもので,そんなんでいいのかということもありましたし,層間変形角がクライテリアなのなら,単に耐力を設定するだけではなく,別のやり方もあるんじゃないか,ということもありました.

 学外のいろんな仕事もしていたんですが,地震応答解析を行って設計法の検討を行うというようなことが多かったと思います.ですから,この頃は,RCの世界で仕事をしていたということですね.

 あとやっぱり気になったのは,入力地震動ですね.「El-Centro 50kine」は,なんとなく相場観的にそれなりに考えられて設定されていたとは思うのですが,発生確率というか,もっと定量的な判断基準が必要ではないかと思っていて,そういうこともやるようになっていました.その頃,ようやく「サイト波」が計算できるようにはなってましたが,建築屋さんは,そういうものを本質的に信用してませんでしたし(今でも?),建築屋に使ってもらえるような「工学的」な入力地震動の設定ができるんじゃないかとも思ってました.

 今から思い返すと,私の野望というか,いわゆる俗的な野望ではなく,学術的というか,工学的にこういうことをやりたいというのは,入力地震動の設定も含めてRC造建物の設計法を変えるというか,もっと合理的なものにすることで,その際,RC造建物にこういう性能が必要,あるいは,定量的評価が必要ということがあれば,それに応じて部材実験をして,という感じで研究を進めていければと思っていたと思います.

 でも,実際には,そうは行きませんでした.経緯については,既に書いたとおりです.簡単に言ってしまえば,評価されなかったということですね.事情は,1-2秒応答のときと似ていますが,最大の問題は,その妥当性を示すevidenceがなかったというか,莫大な量の振動実験でもやらない限りは,証明のしようがなかったですし,若造がRC造建物の設計法を変えるとか入力地震動を設定するとか言っても非現実的な話だし,そんなど真ん中ではなくて,きっちりやれば,論文にもなるし評価もされるようなことをやってれば,例えば,NewRCは続いていましたし,博士論文の続きの検討をしていくこともできたと思うのですが,(どこかで書きましたが)地震研に行ったことで,RCではなく,地震動に関係したことをやらないといけないと思ったところはありました.

 強震動の世界もRCの世界も地震防災の世界もどこでもそうだと思いますが,研究のトレンドみたいなものがあって,一研究者が何か思いついて,研究して結果出してもってところはありますよね.RCの場合だと,総プロとかいろんなプロジェクトが動いていて,そこに参画して仕事して成果出してナンボみたいな.

 もちろん,一人の研究者がアイデア出して,一人で突破して,なんてことは,そうそうあるもんじゃないし,今の世の中,多くの優秀な研究者がチームを組んで成果を出していくというのが普通なんですが,研究の醍醐味というか,何やるかを考えるところが一番面白いわけで,でも,そこに拘りすぎた,もっと気楽に考えればよかったのかもしれないですね.

 でも,じゃあ,昔に戻ってやり直せるとしたらどうするかと言われても,結局,同じ道を辿るだろうし,いろいろあって大変だったけど,何とか「何をやるかというところから考えた研究」ができて,今の結果が最高の結果だとも思うので,仕方ないというか,全ては137億年前にということでしょうか.

                 -----------------------------------

9/23'19b
[風の被害関数]
(防災)

 未だに千葉県(の南の方)が大変みたいですが,台風が過ぎ去って,県の対応が非常に遅くなったことが問題になってるみたいです.具体的には,災害対策本部が設置されたのが2日後ということで,県知事が言うには,情報が上がってこなかったからということなんですが,信じられません.

 例えば,地震なら,震度(自体には被害と対応しないという問題があるけど)6弱以上が記録されたら,県どころか国(内閣府)に災害対策本部が設置されます.実際,千葉市で最大瞬間風速57m/sを記録してるわけで,これって,地震でいえば,震度7,少なくとも震度6弱以上を記録したようなものですよね.

 そもそも,風の分野はよくわからないのですが,地震のような「被害関数」はないのでしょうか? もしあれば,アメダスはあるわけですから,台風通過直後にどこでどのくらいに被害が出てるのかは,それこそ地震なんかより遥かに正確にわかるでしょうし,台風の場合,「地震予知」は,できてるわけですから,事前に想定もできるのでは?

                 -----------------------------------

9/23'19c
[不満と言えば]

 振り返ってみると,自分の能力と努力(やりたくないことをどれだけ我慢してやったか)を全てひっくるめて考えれば,上出来だと思うんですよね.何とか一仕事できたと(勝手に)思えますし,能力はともかく,これだけの怠け者というか,やりたくないことを我慢してやることができない人間がここまで来られたのは,ラッキーとしか言いようがありません.

 不満があるとすれば,こんなことやってどうすんだ?というようなこととか,私でなくてもできる大学の仕事が増えてきたことでしょうか.給料は(研究ではなく)そこで貰ってるので,しょうがねーだろということなんでしょうが,給料は,要らないので研究だけさせてもらうというわけには行かないのが最大の問題ということですかね.

 でも,不満と言えば,それだけとも言えますし,そういう仕事をするときは,強烈な何やってんだか感を感じますが,量的には,研究が全くできないというほどではないので,何とかうまくやり過ごしていければ,ということでしょうか.

                 -----------------------------------

9/23'19d
(日記)

 今日も,結局,あまり具合はよくなかったのですが,ちょっと休めということなんでしょうから,気にせず休んでいたら,具合もよくなってきたような気がします(多分).

 いろいろ思うことはあるんですが,そういうことに目をつぶるのではなく,しっかり考えることは大事だし,それで具合が悪くなったとしても,しっかり休んで,回復すればいいということでしょう.

                 -----------------------------------

9/23'19e
[1日2回]
(運保)

 今日は,日本は祝日ですが,海外の市場は開いていて,経済も動いています.今年のGWの10連休もそうですが,祝日が多いのは,ほんといい迷惑です(と言っても,おかげで今日は休むことができたけど,そうでなければ,有休をとればいいだけの話).

 実際,VIX(SP500)が売り(買い)になったと判断して売買したのですが,考えてみたら,祝日でなくても,15時に日本市場は閉まるわけで,その後,ヨーロッパ市場が開き,アメリカ市場が開いて,翌朝9時に日本市場が開くまでに状況が変化することもよくあるんですね.

 ということで,そこも含めて,このファイルを記録して行こうかなと思ってます.具体的には,同じ日に2回変化がある場合もあるということです.ただし,売買できるのは,9時から15時ですから,更新するのは,翌日寄付まで(これまでのもの)と寄付後ということになりますかね.

                 -----------------------------------

9/24'19
[ぱっとしない研究]
(研究)

 まだあんまり具合はよくないですね.ということは,まだ自分の中で「解決」してないということでしょうか.

 私の野望というか,どういうつもりで,研究者として歩み始めたかを書きましたが,このサイトで再三書いている他者評価より自己評価ということなら,たとえ評価を受けなくても,自分が正しいと信じるのなら,それをやり続ければよかったのではないか,ということはありますよね.

 それはその通りです.つまりは,30代の頃は,そこまで信念がなかったというか,まだまだ未熟だったということでしょう.

 でも,回りからの評価もそうですが,どこかで「こんなことやってもぱっとしないなあ」とは,自分自身でも何となく気づいていたところはあります.

 他者評価より自己評価が重要ではあるんですが,他人の意見を素直にきくことも大事だし,そうすると,結局どっちなん?ということになるんですが,つまりは,そんなに簡単な話じゃないわけで,でも,だからこそ,成功する人間とそうでない人間に分かれてくると思うんですよね.

 実際,他者評価だけではなく,自己評価的にもぱっとしなかったわけで,だからこそ,何をやるべきかを模索し続けたわけです.そして,今やってることにたどり着いた.

 それは,たまたま台湾集集地震が起こったから,たまたま纐纈先生にいっしょに被害調査行こうと誘われたから,たまたま日本で強震観測網が整備されたから,たまたま大地震が頻発したから,たまたま震度が被害と対応しなかったからという偶然が重なったってことはあるんですが(こうして書いてみると,ほんといろんな偶然が重なったんだなあと思います),何をやるべきかを模索していなければ,チャンスを掴めなかったと思うんですよね.

 そして,そのときは「確信」がありました.それは,他人が何と言おうと自分の言ってることが正しいという確信で,全く他者評価にも動じませんでしたし,ぱっとしない研究ではないという確信もありました.でも,30代の頃やってた研究とどこが違うのかと言われると,もちろん,evidenceの有無はありますが,それ以外は,なんとも言えないところもあって,でも,そこが見抜けるかどうかが研究者としての素養で一番重要なところかもしれませんし,当人がたまたまどう思うかというだけの話かもしれません.

 じゃあ,お前には,そういう素養があるのか,と言われると,正直わかりませんが,いろんな研究を見て,これはいい研究,ぱっとしない研究というのは,はっきり判定することはできます(賞を獲ったとか査読論文かとかI.F.とか全く関係ないし,最近は,むしろ,逆相関すらある).もちろん,私の中での勝手な判断基準ですが,そういうことって,「何のために研究するのか」を考えれば,一番大事なことだと思うんですよね.

                 -----------------------------------

 いつも書いてることですが,誤解がないようにあらためて書いておくと,私の中での成功は,研究が認められて有名になってというような社会的成功ではなく,自分の中での成功で,それは,どれだけやりたいと思うこと,(他人ではなく)自分が価値があると思うことができたか,ということで,そういう意味で,30代の頃はうまく行かなかったけど,30代後半からうまく行き始めて,私の研究人生は,成功した(と思える)ということです.

 つまり,社会的成功と自分の中での成功のどちらが大事かと言えば,自分の中での成功ってことです.そして,社会的成功を目指すのではなく,自分の中での成功を目指した方が結果的に社会的にも成功すると思うんですよね.でも,必ずしもそうなるとは限らず,それは,研究者としての素養や運で決まるので,社会的に成功したいと思ったとき,どうすればいいかは,自分の素養と相談,ということでしょう(でも,研究者になってるのに社会的に成功したいって思う時点で..と思いますけど).

 私は,たまたまうまく行ったとは思いますが,実際のところは,社会的にどのくらい成功したことになるのかは,わからないというか,大した問題ではなくて,自分で成功したと思えるから成功ということです(まさに自分の中での成功であって,自己満足ということ).

                 -----------------------------------

9/24'19b
[優勝]
(野球)

 優勝しました.よかったです.でも,ここからですね.

 リーグ二連覇ということですが,そんな感じはしません.それは,去年は,CSを抜けられなかったからで,今年こそしっかりCSを抜けることです.3位は,ロッテではなく楽天になったんですが,今期ソフトバンクに大きく勝ち越してるロッテだったらとも思ったのですが,去年の悔しさを晴らすのなら,CSをしっかり勝ち上がって,日本一になりましょう.

                 -----------------------------------

9/25'19
[まだまだこれから]
(研究)

 私の研究人生は,成功した,それは,社会的成功ではなく,自分の中での成功だと再三書いてますが,50になったとき,研究人生どころか,人生が終わったと思ったので,その時,そう思ったってことなんですが,実際は,研究人生も人生もまだまだ続くわけですし,終わったということは,何かが始まるわけで,つまりは,50の時点で過去を振り返って,充分満足の行くものだったということに過ぎず,これも何度も書いてることですが,過去は終わったことで,どうでもいいというか,関係ないので,問題は,これからということになります.

 そういう意味では,自分のこれまでの研究人生に満足しているからと言って,もうやることがないなんてことは全然ないですし,むしろ,やりたいこと,やるべきと思うことは山積してますし,まだまだこれから研究して行きますよ.

                 -----------------------------------

9/25'19b
[満足]

 一般的には,満足することは,必ずしもいい結果には繋がらないということになっています.私個人的にも,20代は満足の行く形で過ごせた,具体的には,やりたいことを見つけてそれを仕事のすることができたんですが,逆に30代は,何をやればいいかわからなくなり,模索を続けることになりました.

 でも,そういう30代を過ごしたから,やるべきことに辿り着き,40代は,満足の行く仕事ができました.そして,50代なのですが,人生10年周期説?的に言えば,30代のようにまた模索?ということなんでしょうが,30代の経験はありますし,考えることもできるわけですし,30代自体も無為に過ごしたわけではないので,結局は,満足の行く結果が得られれば満足すればいいし,「近く時々遠く」,つまり,将来的なことも考えながら,基本的には,その日その日を生きて行けばいいということでしょう.

                 -----------------------------------

9/25'19c
[違和感]
(バドミントン)

 昨日は,あまり調子はよくなかったのですが,練習に行きました.でも,ある程度,予想されたことですが,やはり,動けませんね.意識すべきことを意識しようとするのですが,それがなかなかできないです.できない原因の一つとしては,フィジカルに余裕がないので,意識する余裕がない,だったら,結局,トレーニングすべしということになるのですが,なんか違う感じがするんですよね.

 思い返してみると,こういう違和感は,40代半ばくらいから始まったと思います.具体的には,急激に競技力が落ちて,何をやってもどうにもならず,半年くらいバドミントンをやめてしまったときですね.そのときは,何が原因かわからず,とにかく動けないということで,トレーニングをしてフィジカルを上げてもだめでした.

 でも,今は,何となくわかるんですよね.具体的に言えば,体が変わったということです.老化と言えばそれまでですが,それは単なるフィジカルの低下ではなく,柔軟性の低下は大きいと思いますが,それだけでもなく,少なくとも今までと同じような感覚で動こうとしていても動けないのです.そもそも,フィジカルはそんなに低下してないと思いますし,感覚的なものです.

 でも,それは「感覚」なので,修正するのは容易ではないです.でも,ここを修正する以外に方法はないと思います.ということで,徹底的に意識するということなんですが,それができないわけです.

 でも,考えてみたら,週に1回,数時間程度でやろうと思っても,それは土台無理な話ですね.つまり,動き出すポジションや動き方,腕や肘の使い方をもっと徹底的に体に覚え込ませる,若い時は,それなりにできてたことでしょうが,体が変わって,無意識にはできなくなってるのなら,また0からやるしかないということでしょうか.

 おそらくかなり微妙な話だとは思うのですが,逆に言えば,ほんの少しそういうことがずれるだけで大きくパフォーマンスが変わるということです.

                 -----------------------------------

9/25'19d
[やり直し]
(ピアノ)

 ピアノなんですが,やっぱり,左小指が痛いので,もう腹をくくって,左小指を使わないことにしました.もちろん,どうしても使わないといけないところはあるのですが,そういうところは,そんなになくて,つまり,驚いたことにほとんど(95%以上)は,5を使わないでとれるんですよ(あとは,5を使っても,単音とかオクターブとかではなく,135と押さえるような場合は,5を使っても痛くないところもある.つまり,オクターブとか単音は全部アウト).

 でも,全部やり直しとは言いませんが,運指からやり直しなわけで,左の運指が変わるとバランスが変わって右も感覚が変わって練習し直しだし,かなり時間はかかるでしょうね,正直,間に合うかどうかわかりませんが,まあやれるだけやるということでしょうか.

                 -----------------------------------

9/25'19e
[不思議な存在]
(地理)

 地理シリーズ?第*段です.私は,地図好き,地理好きなんで,例えば,行ったことなくても各都道府県の県庁所在地や主要都市がその都道府県の中でどの辺にあってどういうところなのかとかは,だいたいわかります(と言っても,ほとんどの都道府県には行ったことあると思うけど).例えば,先日の地震までは,山形に行ったことがあるのは,山形市と蔵王と米沢だけだったと思いますが,鶴岡とか酒田とか寒河江とか天童とか新庄がどの辺にあって,どういうところかもだいたいわかってました.

 でも,多分,唯一,それがよくわからないというか,ほわーんとしたイメージしかない県があるんですよね.それが長崎です.福岡出身なのに意外ですよね(ちなみに福岡はもちろんですが,福岡以外の九州の県の主要都市の位置やどんなところかはほとんどわかります).

 もちろん,壱岐対馬とか島原とか諫早とか雲仙とか平戸とか五島列島とか大村湾とかはすぐわかりますし,佐世保は左上の方だったかなあという感じですが,肝心の長崎市のイメージがないんですね.行ったことはあるんですが,小学校6年生のときの修学旅行で,バスに乗せられて,福岡から西の方に行ったって感じでした.

 理由はよくわからないのですが,一つには,県の形が独特で複雑ということはあるかもしれません.ちなみに,何となくでいいですから,長崎県の形を書いて,長崎市がどこにあるか書けますか?

 答えは,ここにあります.私は,今見てもどうもぴんと来ません(例えば,長崎市のどこが中心で,南の長崎湾に面していて,北に向かって街が広がってるとか).と言うか,もっと言えば,ほんとに長崎という市がそこにそういう形で存在しているのかすらイメージできないというか,一種の架空の都市のような感じがするというか,何とも不思議な存在なのです(もう一度行ってみたい気もするが,実際に行ってしまうと,そういう不思議さがなくなってしまう感じがして,行きたくない気もする).

                 -----------------------------------

9/26'19
[跳ね上がった]
(生活)

 ガソリン価格ですが,一応,ウォッチはしていて,ここ数か月ほとんど動きがなかったのですが,今日,いきなり,136円から143円に一気に7円!も跳ね上がりました.理由は,はっきりしてて,先日のサウジ施設への攻撃があったとき,原油が急騰したことですが,10日くらいしか経ってないので,いつものタイムラグ(1か月くらい,下の横軸だと20日くらい)より短いですね.

 でも,その後,原油価格は下がって元のトレンドに戻ってますので,またすぐに下がるかですね(つまり,今はガソリンを入れてはいけないということ).

                 -----------------------------------

9/28'19
[MGC考]
(スポーツ)

 今朝起きたら,世界陸上のマラソンをやってました.マラソンと言えば,先日,MGCがあったばかりですが,てことは,世界陸上の日本代表は誰が出てんのや?ということです.

 当然のことですが,よく知らない人(ごめんなさい)が走ってました.だって,日本のトップランナーは,みんな先日のMGCに出てるわけですからね.でも,世界陸上って世界選手権でしょ? そんなことでいいわけ?

 でも,実は,これがマラソンの五輪代表選考を難しくしてる要因ということでしょうね.MGCが始まる前は,まず(前年の)世界選手権の代表選考をやって,世界選手権に出て上位に入れば五輪内定.でも,世界選手権には,3人しか出られないし,出て誰か内定すると残り枠を違う条件で選考しないといけなくなって問題が生じるわけです.

 てことで,MGCで一発勝負ということになったんですが,マラソンは,一度走るとコンディションが完全に戻るには,半年くらいはかかるわけで,そうすると,五輪の半年前の冬でいいじゃんと思う人もいるでしょうが,五輪で勝つには,1年は準備期間が欲しいでしょうし,夏という同じ条件とか,世界選手権に出てると,1年に2回,非常に厳しい条件でレースに出ないといけないわけで,どのみち世界選手権が形骸化するのなら,MGCを世界選手権にぶつけちゃえ,ってことなんですかね.

 でも,やっぱり,しっくり来ませんね.世界選手権ですからね.

 確かに一発勝負はわかりやすいですが,問題は,マラソンでレースの条件が違うということではなくて(だって,ゴルフとかスキーのジャンプとか条件が同じでない競技は他にいくらでもありますからね),実績とかで密室で決められる感があることなわけで,MGCの出場条件がタイムとか順位で明確に決められていたように,「予め」条件を決めておけば,例えば,他の競技でよくやられているようにポイントとかランキングとかで,上位者が出場というようにするのが本筋ではないですかね?

                 -----------------------------------

9/28'19b
[人生の残り時間]

 人生の残り時間について,どこかで書いたと思います.

 若い時は,人生に限りがあることは(頭ではわかっていても)実感はありませんよね.でも,ある日突然,はたと(実感をもって)気づくわけです.それは,だいたい40代くらいでしょうか.このことは,人生50年説からも説明できるのですが,違った見方として,「計算」ということがあると思います.

 これもどこかで書きましたが,私は,小さい頃,父親に1万冊の本を読めと言われて(そんなに読みたくないのに)結構本を読んでいました.つまり,本を読むのが苦痛とまでは行かないですが,読みたくて読みたくて読んでるわけではなくて,そうすると,残りページ数が気になるわけです.で,半分より前だとまだまだあるなーという感じで,でも半分を過ぎると結構来たなあと思うけど,そこから実は結構長いということも書きました.毎日5km(1.25kmを4周)走ってたときもそんな感じでしたね.

 これを人生に当てはめると,半分くらいというのがぴたり40代に当てはまるわけです.じゃあ,半分って何?

 それは,「計算」というか想像できるか,ということじゃないですかね.

 例えば,今20代で,人生の長さがだいたい80年とか90年だとすると,残り時間は,自分が今まで生きてきた時間の何倍もあるわけで,ちょっと想像つかないですよね.でも,40代になると,だいたい半分.てことは,自分がこれまで生きてきた時間くらい残ってると具体的に「想像」できるわけです.

 と,ここまで書いて,何て当たり前のことを,と思った人もいると思いますが,本題はここからです.じゃあ,(だいたい)半分を過ぎたその先は,どうなんや?ということです.

 結論から書くと,(だいたい)半分を過ぎると,残り時間が急に明確にイメージできるようになって,突然,人生観が変わるんですが,そこから先は,死ぬまでそんなに変わらないんじゃないか,少なくとも半分くらいで,はたと気づく以上のことは起こらないんじゃないかということです.確かにどんどん歳をとって,どんどん残り時間が少なくなって行くんですが,それがどのくらいかは,イメージできるという点では「変わらない」わけですからね(逆に言えば,半分くらいで突然残り時間をイメージできるようになるというのは,非常に大きな転換点ということ).

                 -----------------------------------

9/28'19c
[よからぬ企み]
(世の中)

 ラグビーWCをやってて,あるいは,プロ野球が大詰めとか,東京五輪まで1年を切ってとかで,盛り上げるのに必死ということで,アスリートがよく取り上げられてるんですが,彼らのことを苦しい練習に耐えた偉い人とことさらに礼賛するのは,辟易というか,非常に危険なことだと思うんですよね.

 そもそも,スポーツは,世の中の役に立つものじゃないし,それは,研究も同じです.つまり,アスリートも研究者も,やりたいことやって飯を食わせてもらってるわけで,世の中に感謝すべきなのは,彼らであって,国民が感動をありがとうとか言って彼らに感謝するのは,おかしな話なわけです.

 かく言う私はスポーツは好きでよくやりますし,見る方も,例えば,ライオンズが勝てばうれしいですが,それだけの話というか,だから自分が頑張ろうとか,そういうことは,関係ありません.

 じゃあ,どうしてそういうことになってるかと言うと,そういうことにして,国威発揚とか言って,彼らが辛い思いをして頑張ってるんだから,お前らも頑張れと言って,働かせて絞りとろうというよからぬ企みがあるわけです.騙されてはいけません.

 でも,多くの人が騙されるんでしょうね.だったら,自分は騙されなければいいだけの話じゃん,ってことなんでしょうが,そういうわけにも行かないんですよね.それは,日本が戦争に走った時のことを考えれば,容易にわかることです.

                 -----------------------------------

9/28'19d
[国境]
(スポーツ, 世の中)

 アイルランド戦,やりましたね.日本にもチャンスがあるかもしれないと書きましたが,その通りになりました.実際,今日の試合も番狂わせとかラッキーとかそういうのじゃなくて,互角にやりあって,そういう中からの(スポーツなのでどっちに球が転がるかという偶然は重なるけど)勝利だったと思います.

 ちょっと気になるのは,例えば,前回のようにスコットランドかどこかに負けて三竦みになったときのことを考えると,7点差以内ということで,アイルランドに勝ち点1が入ったことですかね.そういう意味では,終了間際に福岡が抜け出した時,いつもなら「行った」と思うんですが,怪我明けということで,(おそらくトレーニングが足らず)途中から上体が起きてしまって,追いつかれてしまったのがねー(一度振り返ってしまったのも影響したとは思うけど,どのみち捕まってたかなあ).

 大いに楽しませてもらいましたし,おめでとうと言いたいですが,すぐ上で書いたように,だからどうということはありません(メディアが間違いなく大騒ぎになるのがうざい).ほんとにうれしいのは,日本国民ではなく,頑張って準備をしてきた彼ら自身ですからね.

 思うこととしては,日本代表とは言っても,外国出身の選手が相当数いるわけで,彼らなしに今日の勝利はないことは明らかで,これじゃあ日本代表とは言えない,ということじゃなくて,ラグビーに限らず,日本という国自体が日本人だけではもう世界と戦えないということを象徴的に表してると思うんですよね(日本という国が没落していくか,しょぼい日本人が没落していくかの二択).

 そういう意味では,国とか国境とかもどうでもいいというか,そんな「線」を引くことないと思うんですが,相手のアイルランドって,アイルランドという国のチームじゃないんですね.具体的には,アイルランドとイギリスの北アイルランドの連合チーム,つまり,アイルランド島のチームなんだそうです.

 いいじゃないですか.ブレグジットで,まさにアイルランドと北アイルランドの国境が問題になってるんですが,そんなことほんとはどうでもいい話というか,そういうことが問題にならない世の中に早くなるといいなあと思いますね.

 そういう世の中になれば,どこの国に生まれたとか,日本人とか,そんなの関係ないわけで,そうすると,日本代表とか,国を代表する企業とか,誰かに頑張ってもらって,それに乗っかるとかじゃなくて,自分が頑張れってことになるわけですからね.

                 -----------------------------------

9/28'19e
[増税前]
(世の中)

 もうすぐ消費税が上がるということで,メディアは,増税前に何を買っておくべきかとか,増税後のポイント還元をどうするかとかで持ち切りで,ドラッグストアでは,買いだめする人で長蛇の列ってことなんですが,そもそも,どうして増税するのかわかってますか?

 もちろん,政府の無策はありますが,国の財政が厳しいことになってて,国民は国民で,社会保障とか公共のサービスを受けるわけで,ふるさと納税もそうですが,ちゃんと税金払って応分の負担はすべきという考えはないんですか?(ないんでしょうね)

                 -----------------------------------

9/28'19f
[最終回]
(日記)

 あだち充のMIXですが,録画予約してる「据え膳」状態なので,(そんなに面白くないけど)一応見てたんですが,今日が最終回でした.でも,タッチというか,30年前の話は,まだほとんど出てきてないので,コミックの方は,まだ続いているんだろうなと思ったら,そうみたいです.つまりは,アニメは宣伝だったってことですかね.

 でも,コミック買って,続きが読みたいとは思いませんね.ていうか,コミックは,それこそ,あだち充のタッチとか結構もってますが,段ボールに入ったままで今は読むことはないですし,新たに買うこともありません.そして,段ボールに入ったコミックもいつかは...ってことですかね.

                 -----------------------------------

9/28'19g
[逆に快適]
(生活)

 どこかで,(実際にはやらないと思うけど)大きなトラックを改造して住んだらいろんな街に行けるというか住めるし,快適なんじゃないかと書きました.でも,そこまで行かなくてもそれに近い状態を作り出せると思うんですよね.

 それは,「いつでも引っ越せる状態」にすることで,ある程度,荷物を減らすこともそうですが,そんなに極限まで減らさなくても,「いつでも引っ越せる状態」,少なくとも1日あれば,引っ越せるくらいに整理収納しておけばいいと思うんですよね(防音室付きのグランドピアノは,大荷物だけど,業者に頼むしかないわけで,ある意味,「いつでも引っ越せる状態」と言える).

 ということで,それに近づくべく進めて行きたいと思ってるんですが,そうすると,普段の生活が不便になるのではなく,逆に快適になるわけで,だったら,やった方がいいに決まってるってことですよね.

                 -----------------------------------

9/29'19
[やりたいこととやらないといけないことの割合]

 シンプルに言えば,やりたいことと(やりたくなくても)やらないといけないことがあって,前者が多ければ多いほど幸せというか,いい人生ということでしょうか.

 ここで言うやりたいことと言うのは,単純にやりたいことだけじゃなくて,世の中をよくするためにやるべきと思うからやりたいとか,他人のためにやりたいとか,誰かに頼まれて(そんなにやりたくはないけど)やってやるかとかというのも含みます.

 やらないといけないことは,食べて行くために働くとか,食事の準備をするとか,日々の生活でやらないといけないこともありますし,仕事とか仕事以外でも社会や人間関係の中で生きて行く上でやらないといけないこともあります.

 このやりたいこととやらないといけないことは,完全に分離されるわけではなくて,仕事の中に「やりたい」とかやり甲斐という側面はあるでしょうし,社会や人間関係の中でやらないといけないことをやることで役割を果たしたいという思いはあるでしょうから,それもやりたいという側面ということになります.

 いずれにしても,やることは,やりたいこととやらないといけないこと(「こと」というか「要因」)に二分されて,そのパーセンテージ(割合)がどうかということです.

 そして,振り返ってみると,私の場合,この「やりたいことの占める割合」をいかにして増やすかを考えてずっとやってきたと思いますし(一番わかりやすいのがやりたいことを見つけてそれを仕事にするということで研究者になった),年齢とともに,その割合は,着実に増えてきてると思うんですよね(だから,どんどん幸せになってきてる).

 今の現状は,(やりたくないけど)やらないといけないことは,仕事の中の私でなくてもできること(例えば,大学の研究以外の私でなくてもできる仕事)だけですから,それ以外は,「やりたいこと」ということになります.食べるために働かないといけないということに関しては,もう働かなくても大丈夫なところまで何とか来られたと思いますし(やりたくないことして働くくらいなら余計な支出をしない方を選ぶ),例えば,食事の準備とかは,面倒と思う日もありますが,じゃあ,誰かに任せるかと言われると,それはそれでめんどくさいので,現状に満足しています.

                 -----------------------------------

 でも,現実的には,そんなにうまく行ってるわけでもなくて,例えば,研究というやりたいことをやるために(もう働かなくていいのに)それ以外のやりたくない仕事をしているのもそうですし,やりたいことでも,いつもやりたいわけではなくて,まあいいやと思ってしまうこともあります(歳をとるほど体がしんどくなってそういうことは増えて来る).

 でも,そういうことも全部ひっくるめて,もういいところまで来たとは思うんですよね.例えば,大学のやりたくない仕事にどうにも耐えられなくなったら,大学をやめればいいわけですし,研究をさせてもらえるところがなければ,それはそれが自分に対する評価だと潔く受け入れて,研究も含めて,大学とかに所属してなくてもできるやりたいことをして,やりたいようにやればいいだけの話ですからね.

 やりたいことに関しても,やりたくなかったらやらなければいいし,そうこうしているうちにまたやりたくなったら,やればいいってことでしょう.今日やりたくなくても,やらないといけない(例えば,ピアノとかスポーツなら練習を怠れば自分の思うようなプレーはできなくなる)と思うならやることもあるでしょうが,まあいいやと思ってやらなくても,自分の思うようなプレーができなくなることを受け入れればいいわけですからね(⇔受け入れられなれなければやるしかない).

                 -----------------------------------

9/30'19
[誰かに理不尽に命令されること]

 もっと簡単に言えば,「誰かに理不尽に命令されること」をどれだけ減らせるかということでしょうか.

 若い時は,まだまだ未熟で,その時は,理不尽だと思っても,先人の言うことをきくことも必要でしょうが,歳をとって習熟してくると,その辺の判断ができるようになってくるということもあります.逆に言えば,歳をとるだけで習熟して行かなければ,しょぼい人生を送ることになります.

 と書いたんですが,どうなんですかね? 若いと言っても,(人によっては)一人前の判断力はあるわけで,理不尽と思うことを先人の言うことだからということで丸呑みすることはないですよね.

 実際,階層社会や上下関係の中で,ほんとに理不尽なことは多いわけで,そういう中で,「誰かに理不尽に命令されること」を減らすために,どういう職業を選ぶか,年齢とともにそうなって行くのかということでしょうか.

                 -----------------------------------

9/30'19b
(運保)

 このファイルの仕様?を少し変更しました.具体的には,資保の建設株が抜けていたので,その分を追加しました.

 あと,9/30は,同じ日付で2行になっていますが,このケースということで,簡単に言えば,2行あるときは,寄付と引けの段階での判断,1行のときは(これまで通り)引けの段階での判断ということになります.

                 -----------------------------------

9/30'19c
[難しいからチャレンジ]

 世の中の仕組みが見えてくると,正直,あんまりいい気分ではありません.

 そんなことなら,お金が欲しい,評価されたい,偉くなって有名になりたいとか思って能天気に頑張ってる方が幸せ? 幸せかどうかはともかく,そういう生き方の方が簡単ではありますよね.

 でも,気づいちゃったもんは,なかったことにはできないですし,世の中の仕組みに迎合する生き方が簡単なのなら,そうではない難しい生き方にチャレンジしたいとも思います.

 具体的には,他者評価など意に介さず,自分が価値があると思う判断基準に従って生きていくということですかね.結果的に評価されることはあるかもしれませんが,それはあくまで結果に過ぎません.問題は,評価されずに,世の中と距離を置くことにになったとき,孤独に耐えられるかということなんですが,そこが難しさでもあり,だからこそ,克服する価値があるとも思うんですよね.

 でも,世の中が所詮そういう世の中なのなら,むしろ距離を置きたいとも思うわけで,そこはちゃんと繋がってる気もします.

                 -----------------------------------

9/30'19d
[価値があると思わないことをやらない]

 他者評価など意に介さず,自分が価値があると思うことをやるとか言うと,そんな大したことやってんのか?ってことになりますかね.だとすると,自分が価値があると思うことをやる,というよりは,自分が価値があると思わないことを(できるだけ)やらないと言った方がわかりやすいかもしれません.

 目先の経済を回して金儲けをする,その結果,莫大な借金を後世に残す,大学なら,少子化に伴う顧客獲得競争で学生のためにならない過剰なサービスをする,形骸化した指標に基づいた大学ランキングを上げるためにしょーもない仕事をする,文科省や大学の上層部が仕事したという実績?を作るために考えたしょーもない仕事をする.枚挙にいとまありません.

 もっと突き詰めれば,生きていくために働かないといけないとすると,生きていくため以上の金を稼ぐことは,価値がない,そんなことしてる暇があったら,他にやることがある,究極的には,そんなことするくらいなら,何もしない方がましとなります.

 さすがにそこまでは極端としても,人生は有限なわけですから,やる価値のないことやってる暇はないし,そんなことして自分の心身をすり減らしたくないとは痛切に思います.

次の月へ
上のページへ