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11/1'19
[どうしようもない?]
(防災など)

 地震もそうですが,今年は,水害がひどいです.それで,対策が必要とか,いろいろ議論がされてるようですが,自然には勝てない,災害はどうしようもないといった口調が多いのが気になります.

 何度も書いていますが,それは大きな間違いです.被害をゼロにすることは難しいし,自然に「勝つ」ことは,できないかもしれませんが,しっかりやるべきことをやっていれば,被害を劇的に減らすことができます.

 もちろん,被害に会われた方は,着の身着のまま状態なので,今はとにかく助けることは必要です.でも,被害に会わないようにちゃんとやるべきことをやってきたかということは,問われるべきだし,それがなければ,同じことの繰り返しになります.

 具体的には,現在の耐震規定を満たしていない既存不適格建物に住んでないか,津波警報や洪水警報が出ているのに避難しなかったということはないか,川や崖の近くといった本来住むべきではないところに住んでいなかったか,長周期地震動が発生する堆積盆地に建つタワマンとか免震建物に住んでるということはないか,とか枚挙にいとまありません.

 もっと言えば,病気もそうですね.防ぎようがないものもあるかもしれませんが,その多くは,普段の不摂生ということはないですか? 好き勝手やってきて,それが原因で病気になって,助けてくれ(健康保険を使い込んで財政を圧迫する)というのは,勝手な話では?

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11/1'19b
[ライフワーク]
(生活)

 片付けというか,要らないものの廃棄や必要なものの圧縮ですが,家も研究室もぼちぼちやってはいるのですが(家は,既にいつでも引っ越せる状態だが,荷物の量は減らしたい),なかなか進みませんね.でも,そんなもんかもしれません.

 考えてみたら,「上り坂」の人生では,いろんなものを買うとか保管するとかしてどんどんものを増やしてきたわけで,それが何十年も続いたわけですから,それを数か月とか数年で一気にというのは,土台無理な話ということでしょう.

 逆に言えば,「上り坂」の人生で,ものを増やしてきたように,「下り坂」の人生では,ものを減らしていけばいいということで,これからは,片付けをライフワークと考えればいいということですね.

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 そして,死ぬときには,荷物ゼロというのが理想ということなんでしょうが,さすがにそこまでは難しいかな.でも,流れとしては,そんな感じでしょうか.

 でも,人間いつ死ぬかわからないわけで,そう意味では,ゼロまで行かなくても,ある程度の水準には,早い段階でしておきたいとは思います.持ち家があって,子供がいたら,後は野となれという人もいるのかもしれませんが,人に迷惑はかけなくないし,そもそも,整理されてない自分の荷物って,何があるか自分でもわからないわけで,そういうものを人にいろいろいじられるのって嫌じゃないですか?

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 なかなか進まないと書いたのですが,何年か前,家を一気に短時間で「いつでも引っ越しできる状態」にしたことを思い出しました.そのときのノウハウが使えるかもしれません.研究室は,家とは違うところはあるんですが,基本的には,同じだと思うんですよね.一気に短時間で,とは行かないかもしれませんが,数か月,つまり,今年中くらいには,一通りやりたいと思います.

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11/1'19c
[練習してなかった]
(ピアノ)

 ピアノプロジェまで,もう1か月ちょいなんですが,譜面見ながら弾いても覚えてなくて一瞬止まりそうになるというか,自分の中で確信をもって弾けないところがあって,まだ通らず,人前に出せる状態ではありません.そして,ここ数年,ずっとそんな感じで,結局,そういう状態のまま出てるんですよね.

 だったら,人前に出すなってことだと思うのですが,そうすると,もう人前では弾かないということになると思います(人前で弾ける曲はあるので,何か弾いてと言われたらそういう曲を弾けばいい).私としては,それでもいいんですが,何とか年に1回は,ということで,ピアノプロジェだけには,そういう状態でも弾かせてもらってるということでしょうか.

 でも,思うんですが,もちろん,ピアノに対する意欲の問題だとは思うのですが,基本的には,ずっと「練習してなかった」と思うんですよね.練習してなければ,弾けるようにも人前に出せるようにもならないのは当たり前です.

 じゃあ,そもそもピアノの練習とは何ぞやということになるんですが,それは,何度かこのサイトで議論してきました.少なくとも言えるのは,「ただ弾いてるだけ」では,練習ではないということです.つまり,ずっと「ただ弾いてるだけ」だったとも言えます.

 じゃあ,練習すればいいじゃんってことなんでしょうが,そこまで意欲が足りなかったと言えばそれまでですが,同じ時間をかけるのならやりようはあるということでしょう.つまりは,「ただ弾いてるだけ」ではなく「弾けるようになるように弾く」ということです.

 何を当たり前のことを,という感じですが,実はそこがわかってなかったというか,難しいというか,でも,それがどういうことか,少しわかってきたような感じはしてますが,ちょっと間に合わないかなあ.

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 あるいは,若い時は,ただ弾くだけでも何となく弾けるようになってたけど,歳をとると..ということがあるのでしょうか? そういうことを感じたのは,田園を弾いた時で,練習というか,弾いてるうちにだんだん弾けるようにはなっては来るんですが,なかなか覚えられないというか,そういうところがどうしても残るようになってきたんですね.

 バドミントンも同じで,動けなくなってるんですが,それは,フィジカルの低下というよりは,体の動かし方というか,腰のポジションがずれてるというか,そういうことを意識しないと動けなくなってて,それを無意識に意識に近づけるように今やっているわけです.

 ですから,ピアノの場合も,そういうことを意識しないといけないということで,じゃあ,若い時は,意識しなくても何となくできてたのかもしれませんが,それでよかったということではなくて,意識しないとできなくなることで,運動とか練習の本質に気づくということはあると思うんですよね.

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11/1'19d
[どんどんグダグダに]
(世の中)

 いやー,大学入試の英語民間試験導入の土壇場での延期,驚きましたね.「東京」オリンピックのマラソンと競歩が○長の鶴の一声で札幌になったり(それじゃあ,マラソンと競歩だけ札幌オリンピックじゃん),何度も書いてますが,世の中,どんどんグダグダになって行きますね.

 背景にあるのは,既に書きましたが,「上が○カ」ということです.偉くなったのが嬉しくて,勝手な思いつきで下に命令する,○カじゃないの? 大学入試の英語民間試験導入だって,日本人の英語下手を何とかしたいということで,読み書き以外の力をみたい,でも,大学では対応できない,じゃあ,英検とかTOEICがあるじゃん,てなもんでしょう(言うのは簡単).

 実際,そういう経緯で,センター試験にリスニングが導入され,やる方は,毎年ほんと大変なんですが,まさに労多くして効果なしで,学生の英語を聞く力の向上には,全く寄与してませんし,TOEICは,既に大学院入試で使われていますが,学生の英語力は,惨憺たるものです.

 身近なところでは,うちの大学,今の○長になってから,余計な仕事がどんどん増えてるんですが,一番ひどいのは,東大のように大くくりを導入したことで,教員の猛反対にあって,でも,どうしても曲げずに,部分導入となって,入試は複雑に,そして,カリキュラムは,めちゃくちゃになって,もう最悪です.

 このように「上が○カ」な背景は,既に書きましたが,賢い人は,偉くなってもいいことがないことに気づき始めたってことなんですが,そうすると,賢くない人が上に行くわけで,一番わかりやすいのは,政治です.不幸なのは,国民,大学なら,教員はまだしも学生達でしょう.

 じゃあ,どうしようもないじゃんってことなんですが,理想としては,そういうシステムを変えることでしょうね.少なくとも,上が下に力づくで命令するのは,どう考えても理不尽です.

 でも,それには,時間がかかるし,現状を見ると,よくなるどころか,どんどんグダグダになって行くわけで,個人的には,そういうグダグダな世の中からできるだけ距離をとってやって行きたいですし,さっさと離脱したいとも思いますね.

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11/1'19e
[YouTuber]
(世の中)

 今更なんですが,子供達が将来なりたい職業の上位にYouTuberが来ていて,理由としては,満員電車に揺られて辛い会社勤めとかしなくてよくて,やりたいことやって食べて行けるからいいってことらしいです.そういう風潮を危惧してか,YouTuberの実態というか,実はすげー大変ってことも流されるようになってきました.

 でも,そもそも,YouTuberってやりたいことやってるんですかね? 最初は,面白おかしいことやったらバズったって感じなんでしょうが,そんなの続くわけないし,そこから先はしんどいだけでは?

 そもそも,見てもらって稼ぐということは,このサイトで何度も書いてる他者評価の最たるもので,自分がどうしたいかではなく,他人にどう思われるかばかり考えないといけないわけで,そんなのやりたいことでもなんでもないでしょう(いっぱい再生してもらって金儲けしたいだけ).

 しかも,自分の姿を全世界に晒すわけで,芸能人みたいなもので,そうやって恥をさらして自分を削って稼いでるわけですし,テレビと違ってインターネットは,いつでも再生できるわけで,更に事態は深刻です.

 こんな大変で割に合わないこと,やろうと思うやつの気が知れないと思うんですが,動画を見て面白いと思うと,自分もやってみたいと思うんですかね?

 ていうか,そもそも,そういう動画のどこが面白いんですかね?(フォロワーがいっぱいいるツイッターとかインスタも同様) まさに,そういうものを面白いと思う人間の素養の問題で,素養が低い人間が素養の低い人間から搾取する,搾取される側は,辛くてしんどくて時給が低い仕事をするというまさに限られたパイを食い合って金儲けしようとする典型ですよね.

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11/2'19
[人生は長いか短いか]

 人生は長いか短いかですが,どうですか? 振り返ってみると,あっという間だった気もするし,長かったような気もする,そんなところでしょうか.

 何か望みが叶うならということで,不老不死ということもよく言われるんですが,これもどうですか?

 宇宙の寿命がせいぜい1000億年くらいと有限である以上,永遠の命というのは,物理的にありえないし,1000億年なら無限みたいなもんじゃんと言う人もいるでしょうが,若い頃は,せいぜい100年くらいでも,人生に限りがあることを意識することはなかったし,だったら,長さはあまり関係ない気もするんですよね.

 1000億年は極端だとしても,200年くらいは生きたいと言う人もいるんですが,まさに五十歩百歩だと思うんですよね.

 というか,そもそも人生50年なわけで,プログラムにもそう書いてあるわけですし,実際,そのくらいがちょうどいい気もします.そうすると,私は既に人生を終えてるんですが,実際,そんな感じですし,それはそれで悪くない気分なんですね.

 つまりは,既に+αというか,おまけの人生が始まってるわけで,折角いただけるものならありがたくいただくというか,でも,これまでと同じ生き方をしてもつまらないし,もう充分満足はしたけど,また50年くらいいただけるのなら,違う生き方なら生きてみてもいいかなとは思います.

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 でも,こういうこと言うと,世の中にはもっと生きたくても生きられない人もいるんだし,そういう人の気持ちも考えろ,と言う人が必ずいるんですが,私は別にそういう人に向けてそう言ってるわけじゃないし,公開はしてますが,自分の気持ちを正直に書いてるだけで,不快に思うのなら,読まなければいいだけの話でしょう.

 そもそも,命なわけですから,欲しい人と要らない人がいて,要らない人が欲しい人に与えることはできないものですし(代われるものなら代わってやりたいと言ってる人は結構いるんですが,その実,かなり怪しい),与えられるとしても,例えば,金持ちがこれ以上お金なんか要らないと言っていて,一方で,貧乏人がいて,じゃああげるよ,という単純な話でもありません.

 そもそも,何度も書きますが,人それぞれなわけで,人に迷惑をかけない限りは,思うように生きていけばいいと思うんですよね.話をして,話が合わない,そういうことはききたくないとなれば,もう会わなければいいだけのことですし,このサイトに書いてあることが気に入らないのなら,読まなければいいだけの話です.

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 そもそもなんですが,私は,命が要らないとか死にたいとか言ってるのでは全くないし,でも,生かされるのなら何か意味があるというか,できる範囲でできるだけのことはしたいし,そして,そう思ってる人は多いと思うし,そう思った方が生きにくい今の世の中を生きていきやすいと思うんですよね.

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11/3'19
[違う生き方]

 でも,違う生き方ってどういうことでしょうね? まるで今までは,思うように生きて来られなかったから,これからは思うように生きて行きたいみたいにきこえますが,これまで,ある程度,思うように生きて来られたと思いますしね.

 ただ,ある程度,思うように生きて来られたと言っても,これまでは,社会という枠組みの中で,それなりの制限はあったと思うんですよね.例えば,食べて行くためにある程度働かないといけなかったり,いろんな人間関係があったり,私の場合,そんなに拘りはなかったんですが,ある程度,成功しないといけないというか,社会の中で役割を果たさないといけないとかは,あったと思いますからね.

 そういう「制限」がとれた中でどうしたいか,どう生きて行きたいかということなわけで,違う生き方というよりは,これまで,ある程度,思うように生きて来られたけど,それをもっと,ということでしょうか.

 具体的には,経済的にもう働かなくていいとなれば,お金を稼ぐことを目的に働くことはないですし,「成功する競争」をしている感覚は,全くなかったのですが,もうそういうことは終わったと思いますし,おそらく世の中の多くの人の頭の中を占めてることが(元々あまりない上に)全て抜け落ちるというか,一切縛りがなくなるわけで,そういう状態になったときにどうしたい,そう生きて行きたいと思うか,ということでしょうか.

 基本的には,やりたいことをやって行くということなんだと思いますが,もちろん,世の中や社会や人との関わりを断つということではなくて,単純にやりたいと思うことや,私にしかできないことがあって,その気になれば,やるんだと思いますが,逆に言えば,そういう要請がなければ,その気にならなければやらないということで,何とも気ままで身勝手な生き方にも思えますが,これまでそれなりにちゃんとやってきたので,もう充分許されることだと思いますし,基本的には,これまでもそんな感じでやってきて,結果的に結果も出せたので,これからもそういう生き方をした方が結果的に社会全体の利益に繋がる(まだ社会の役に立つのなら頑張りますが,もう要らないということなら,それはそれでラッキーなので,無用に出しゃばって社会の迷惑にならないようにする)とも思うんですよね.

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11/4'19
(日記)

 この三連休ですが,おとといは,研究室のOBOG会だったんですが,昨日,今日とずっと体調が悪く,ご飯を作って食べる以外は,ほとんど何もできませんでした.いつ頃からか,時々,予定が入っていない休みの日にこうなることがあります.

 風邪ひいて熱があるとかではないんですが,何なんですかね? 何度か書いてるように病気になる前にセンサーが働いて体を休ませてるんでしょうか? でも,もし仕事とかやらないといけないことがあったら頑張って行くと思うんですよね.だとすると,仕事をリタイアした後だと,やらないといけないことがなくなって,ずっとそういう状態になってしまうかもしれない?

 というのは,変な話ですね.働かないと食べて行けないわけでもないのに,金を稼ぐために大してやりたいわけじゃないことして働くくらいなら,やりたいことやった方がいいに決まってますし,特にやりたいことがないとしても,金を稼ぐためにやる大してやりたくないことよりましなことは,いくらでもあるはずですからね.

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11/5'19
[違う道]

 でも,それもまた変な話で,実際のところは,今の私の仕事は,金を稼ぐために大してやりたいわけじゃないことしてるわけではなくて,研究活動という(無給でも)やりたいことが含まれてるわけで,それは,大なり小なり多くの人がそうなんでしょう.

 でも,定年という形で,あるいは,定年がなくても,心身の衰えという形で,否応なしに(今の)仕事ができなくなる時は来るわけで,その後,下手すると何十年という時間をどう過ごしていくかが問題なわけです.

 定年を過ぎて今の仕事を失っても,心身がどんなに衰えても働かないと食べていけないのなら,働くしかないでしょうし,それはそれで,考える余地はありませんが,そうでなければ,考える必要があるわけです.

 一つは,できる限り仕事を続けていくことでしょうか.仕事なので,やりたいことだけではないし,こんなことやってどうすんだ的なこともあるでしょうが,今までそうやって何とかやってきたのでしょうから,やっていくことはできるでしょうが,定年や心身の衰えにどう対処するかが問題となります.具体的には,どうソフトランディングして行くかですね.

 もう一つは,違う道というか,仕事を続けるにしても,仕事を変えるとか,仕事はしないで,やりたいことをやって行くということでしょうか.これは,上で書いたソフトランディングとも関係してて,具体的には,肉体的精神的負荷が小さい仕事に変えるとか,仕事の量をコントロールできて,徐々に減らして行ける仕事に変えるとか,元々そういう仕事なら徐々に仕事を減らしていくということが考えられます.仕事じゃないやりたいことでも,それは可能です.

 私としては,研究活動は,仕事と思ってないというか,単にやりたいことなので,できればずっと続けていきたいですが,逆に言えば,必要以上のお金を稼ぐためにやりたくないことやこんなことやってどうすんだ的なことは,やりたくないので,そういうことの比重が大きい仕事は,定年までが精一杯だと思います.

 WBSだったか,何かの経済番組でアメリカには定年がない,定年という制度を設けることが法律で禁止されてると言ってました.研究だけしてればいいのなら大歓迎ですが,そうでないのなら,今の仕事にしがみつく気はないし,そもそも,定年でクビですからね.

 どこかで書きましたが,UCバークレー(のEERC)にいたとき,ベルテロ先生がまだおられて,何人か学生かPDがいて,研究活動しておられましたが,ああいうのがいいなあ.でも日本だとそもそも部屋というかスペースがないってことですかね.自分で作ってもいいのですが,○○大学という後ろ盾?がないと誰も来ないんでしょうね(ほんと変な話).

 でも,そこさえ何とかなるのなら,何度も書いているように,最先端の研究指導以上の教育はありませんから,研究活動というだけでなく,大学というか,社会に大きく貢献する,つまりは,学生の研究指導だけでも経済的対価が発生してもいいわけで(私個人的には,経済的対価0でもOK),何とかならないもんですかね.

 そして,こういう尻つぼみの状況が今の自分のメンタリティーに少なからず影響を与えてることは否定できません.だとすると,自分で何とかするしかないわけで,そうすると,「違う道」ということになってしまうということでしょうか.

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11/5'19b
[苦痛というか恐怖というか]
(日記)

 寒くなって来ましたね.冬になって行くんだから当たり前というか,何十年も経験してることではあるんですが,「寒くなっていく」ということに苦痛というか恐怖というか,何とも言えない嫌な感じがするようになってきました.

 これまでよりそういうことを強く感じるようになってきたということは,歳ということですかね.老後は暖かいところで,と言う人も多いんですが,何となくわかります.こんな感じでは,スキーもいつまでできることやらと思いますし,実際,朝早く起きて寒い中,スキーに出かけるのがもうかなり苦痛です.

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11/5'19c
[そうなっても大丈夫なように]

 違う道になってしまうというよりは,そうなっても大丈夫なようにしっかり準備しておくということでしょうね.もし私がほんとに必要とされるのなら,喜んで身も心も削りたいと思いますが,そういうことが起こるとは限らないというか,おそらく起こらないのでしょうから,やはり,準備は必要でしょう.

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11/5'19d
(日記, スポーツ)

 土曜日は,研究室のOBOG会だったので(今回はちょっと人数が少なかった),

録画でラグビーWC決勝を見ました.ある意味,決勝らしいというか,後半途中までディフェンシブで手堅い展開で,最後は,南アが押し切った感じですが,こういう,見る人間が見ないとわからないゲームだと,やっぱり,普通の人は,見ててもあんまり面白くないんじゃないですかね.

 どこだったか,南アがスクラムで押し勝った場面があって,そこが大きなポイントだったと思いますが,スクラムの押し合いなんて,見てる方からしたら,単なる押し合い(笑)ですしね(少なくとも球技ではない).

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11/5'19e
[暖かいところ?]
(生活)

 寒さが苦痛となると,どうしましょうね? それこそ暖かいところに移住するしかない? マレーシアとか人気があるみたいですが,さすがにそこまではねー.国内だと沖縄? そこまでじゃなくても,どこかで書きましたが,夏涼しくて冬暖かい勝浦とか銚子の方が現実的?

 現実的という意味では,冬は寒い夜や早朝,夏は暑い昼間は,外に出ないようにすればいいってことですよね.仕事をしているうちは,そうは行かないでしょうが,リタイアすれば,何とかできるような気もします.

 スキーは,天気がよくて暖かい日しか行かないというのと,朝早起きして出かけるのではなく,昼くらいからのんびり出かけるか,前泊,あるいは,一泊する感じでしょうか.

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11/5'19f
[ラグビーの次は]
(野球)

 ラグビーの次は,野球ってことらしく,プレミア12というのが始まりました.でも,やっぱり,日本代表って感じがしませんね.そして,ここんとこずっとそんな感じです.打者はそこそこな気もしますが,ピッチャーは...千賀がいないんじゃ,まさにエース不在ですよね.そして,野球は,ピッチャーってことは,何度も書いてる通りです.

 初戦は,ヴェネズエラだったんですが,相手は,マイナーの選手主体です.そこに苦戦しているようでは,今の日本のレベルは...と言われても仕方ないでしょう.

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11/5'19g
[客観的に読んでみると]

 自分の書いた文章を客観的に読んでみると,自分がどうしたいというよりは,回り次第という感じがします.つまり,私のことを(ただめんどくさい仕事を押し付けるのではなく)ほんとに必要としてくれるのなら,頑張りたいと読めます.仕事に限らず,私のことを好きだと思ってくれるのなら,それに応えたい,会いたいと言われれば,私も会いたいと思いますからね.

 でも,人に評価してもらえるように,人に好かれるように自分を曲げようとは思わないので(ありのままの自分がどう思われるかなので),回り次第ということになり,そうすると,必要とされない可能性もあるので,それでも大丈夫なように準備しておく必要があるということですね.

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11/6'19
[イメージ湧かない]
(生活)

 そうすると,やはり,高崎線沿線,具体的には,熊谷とかになるのでしょうか? 熊谷なら新幹線で越後湯沢まで鈍行でも1時間かからなくて,9時の電車でも10時には着くので,このくらいの時間ならもうそんなに寒くない?

 熊谷と言えば,夏の猛烈な暑さですが,暑いのは,昼の13時から15時までで,朝夕はそうでもなくて(むしろ東京の方が暑い),その時間出歩かなければいいだけの話です.熊谷の駅ビルは巨大で(というか,いくつものショッピングモールが駅ビルから繋がってる),ここでだいたい何でも揃うので駅直結のマンションなら快適な感じもしますが,むしろ(自動運転機能付きの)車で室内から室内に移動できるようにした方が行動範囲も広がるし,いいんじゃないかとは,既に書きました.

 うーん,でも,何かイメージ湧かないですね.

 でも,10年前くらいだと,(夜更かしで有名になった?)竹ノ塚とかを考えていて,その時は,全くイメージできなかったので,少しは,できるようになった?

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 検索してみました.10年前くらいだと思っていたら,たった6年前でした(伏字になってるけど.つまり,その頃は,その程度のことでも伏字にしてたってことですね).ですから,準備が急速に進んでいるというか,長足の進歩?ってことですかね.

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11/6'19b
[おじさん]
(世の中)

 おじさんとか,ある特定の年齢(と性)の人間を十把一絡げにする呼び方ってありますよね.おばさん,おじいさん,おばあさんもそうでしょうか.なぜか,年寄りの呼び方に多い気がしますが(若い人に向かって少年とか青年とか子供とは,あまり呼ばない),どう思いますか?

 それって,その人をその年齢でその性の人と認知すると同時に,それ以外は,何者でもないと言ってるに等しいわけで,ひどい話だと思いませんか?(英語圏なら目上の男性ならSirを使うわけで,そこに年齢差別は入っていない)

 その人は,今,おばあさんかもしれないけど,当然のことながら,若い時もあったわけだし,そのときと「同じ人間」なわけです.でも,歳とったというだけで,単なる「おばあさん」と呼ばれるわけです.ひどい話です.

 そういう意味では,「子供が好き.だって,かわいいから」というのも変な話です.その時は,そうかもしれないけど,成長して大人になったら,かわいくなくなるってことですよね(同じ人間なのに).それって,女は若くて奇麗な方がいいとか言ってるスケベおやじと大して変わらないのでは?

 でも,それが一般的慣習,即ち,外からの面だとすると,内からの面では,一人の人間として生まれ,子供から成長して大人になり,年老いていくのって,(ずっと同じ人間なのに)何だか不思議ですね.

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 そういう意味では,同期とか同世代の人達というのは,そういうのがないのがいいのかもしれませんね.お互い歳食ったな(笑)と思っていても,関係性は,若い時と何ら変わらないわけですからね.

 と思ったんですが,そういうわけでもないですね.世代が違っても,そこからお互い歳をとっても,歳の差は変わらないわけだし,そもそも,歳の差なんか関係ないわけで,そういう背景なしに,いきなり,おじいさんとかおばさんとか言うのがおかしいわけです.

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11/6'19c
[突然どっと疲れる]
(体)

 今がそうなんですが,特に何かしたわけでもないのに,突然どっと疲れることってありますよね.昨日まだあまり調子がよくなくて練習に行けなかったので,できれば,今日別のところに行こうかと思っていたのですが,とてもじゃない感じです.思い返せば,先週末もそういう状態だったのかもしれません.

 理由というか原因は何なんですかね? 疲れるんですから,どこかで何かしてて,それがわからないだけ? ていうか,疲れたら休む的には,とにかく休むしかない?

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11/6'19d
[もうひとバブル?]
(経済)

 いわゆるユニコーン企業に投資する何とかファンドを壮大に立ち上げ,通信でもITでもなく単なる投資会社に成り果てた,そんな簡単なことで儲かるわけないと再三書いてきたSフトバンクですが,一転して大赤字だそうです.ほーら,言わんこっちゃない.それでも,Sさんは,強気で,このまま突っ走るんだそうです.いつかどこかで見た風景というか,どこかの誰かのように,ここから凋落が...ってことになりやしませんかね?

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 Sフトバンクがどうなろうが知ったこっちゃないですが(会社も野球も),これからの経済ですが,もうひとバブルの可能性を指摘する人がいます.どこかで書きましたが,今年の7月がピーク説もあって,でも,そこは過ぎてしまいましたし,あれ?まだ行くの?感が出てるのは確かです.

 一方では,東京五輪後にバブルが崩壊して,そこでマンション買おうと手ぐすね引いて待ってる人も多いみたいですが,てことは,そうは,問屋は卸さないということです.

 どうなりますかね? 私は,わかりません(正直).ていうか,誰もわからないに決まっています(わかったとほざく奴はいるけど,いろんな奴がいろんなこと言って,たまたま当たる奴がいるだけ).だって,そんな長期的なことわかるわけないからです(来年の天気予報が当たるわけない).一週間後だってわからない.でも,数日周期くらいなら,どっちに流れているかは,わかるというか,どっちだなと思うことはあって,その確率を何とか5割以上,できれば,6割くらいにして複利で拡大する数理モデルということです.

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11/6'19e
(日記)

 疲れたと思ってたんですが,寒気がしてきて,具合が悪い感じになってきました.そういえば,昨日もそんな感じでしたし,数日前から節々も痛い感じがする.でも,熱はないので,何なん?

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11/7'19
[キャッシュレスの罠]
(世の中)

 消費増税に伴う大々的キャッシュバックキャンペーン?が始まって,少し経ちましたが,いろいろ問題というか,よからぬ企みが見えてきた感じがします.

 私個人的には,スマホ決済は,どこかで使う機会があればと思って,ペイペイだけインストールしてますが,一度も使う機会がありません.でも,私は,既にほとんどキャッシュレス(クレカとかスイカとかナナコ)で,現金なのは,学食と時々行く定食屋(の2つは,キャッシュレスにして欲しかった)と飲み代を払う時とバドミントンの練習のときの会費くらいのものです.

 ということで,私自身は,何も変化がないのですが,スマホ決済使うようになった人で,無駄遣いしてる人が多いんだそうです.理由としては,何を買ったか記録が残らなくて,ついついどんどん買っちゃうし.しかも,ポイント貯めようと思って,余計に買っちゃうんだそうです.○カですねー.

 私は,お金がいくらあるからいくら使うというお金の使い方はしないと何度も書いてますが,世の中の多くの人は,違うみたいで,まさに経済感覚がないってことなんですが,そうすると,政府が大々的にキャッシュレスを普及させようとしているのは,利便性の向上などではなく,どんどん無駄遣いをさせて,消費させて,税収を増やそうとしているってことですね.

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11/7'19b
[100%]

 ほんとに必要とされるのなら頑張りたい(と読める)ってことなんですが,ほんとに必要とされる人なんかほとんどいない,あるいは,全くいないんだと思います.先日の研究室のOBOG会で,95%以上の人間については,いくらでも代わりがいると言った人がいましたが,私は,100%だと言いました.

 いくらなんでも100%は極端で,その分野の最先端にいる人だけは,余人によって代えがたいとしても,99.999%といったところでしょう.それに,私自身は,自分の専門分野については,最先端にいる,世界中の中で私しかわかっていないことがある,まだ誰も解明していないことを解明する可能性があると思ってやっていますが,そんなの自分で勝手にそう思ってるだけで,世の中が必要としなければ,それまでの話です.

 そうすると,結局,自分がどうしたいかなわけで,ほんとは必要とされてなくても働きたいのなら,何とかして働かせてもらうしかないのでしょうし,もう働きたくないのなら,やりたいことすればいいんですが,これまでずっと仕事してきた人にとって,それは,かなり難しくて,だから,「準備」が必要ということです.

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11/7'19c
(日記)

 要らないものの廃棄ですが,結構なペースでやってます.でも,なかなか進まないというか,進んではいると思うのですが,見る見る荷物が減って行ってる感じはしません.

 でも,そういうものなんでしょうね.数か月か数年かはわかりませんが,ある日突然気がついたら,ということなんだと思います.つまり,これも「近く,時々,遠く」ってことですね.

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11/7'19d
[何の準備?]

 「準備」と再三書いていますが,結局,何の準備なんや?ということでしょうか.

 年金だけでは足らないから,しっかり貯蓄しておくこと? あるいは,運用するとか,仕事するとかして,ある程度のキャッシュフローが得られるようにしておくこと? 仕事を失っても,退屈しのぎできる趣味をたくさん作っておくこと?

 そういうことじゃないと思うんですよね.

 じゃあ,何かと言うと端的に言えば,「評価の呪縛から解き放たれること」なんじゃないでしょうか.つまりは,経済的なことややること探しというよりは,精神的なこと,つまりは,心の準備ということです.

 多くの人は,仕事をしてきて,「評価という呪縛」の中で生きてきたと思うんですよね.パワーゲームとか成功する競争とかは,その典型ですし,どんな仕事でも,給料もらうのは,評価の対価ということでしょう.

 私は,そういうこととは,かなり離れたところでやってきたとは思うのですが,もちろん,全く無縁ではないわけで,研究成果が評価されるされないということも経験してきましたし,昇進もしてきてるわけです.

 でも,そういうのは「全部チャラ」になります.それは,定年で仕事をやめるときというよりは,実質的には,50くらいだと思うんですよね.でも,気づいてない人,そういうふりをしている人がとても多い感じがします.

 そうすると,どうなるかと言うと,そういうのが「全部チャラ」になってるのに,相変わらず,評価がないと生きて行けないというメンタリティーのままなわけで,そうすると,リタイアして,ほんとはやりたいことが思う存分できるはずなのに,そういうことやってても何か楽しくないとなっちゃうわけです.

 いやいや,そんなこと言っても,やっぱり,評価は大事? そうですか? 他人に評価してもらわないと不安なのは,自己評価ができていないからでは? でも,「評価というシステム」自体,「評価してこき使う」という非常に危ういものということは,再三書いてきた通りで,評価なんか所詮その程度のものですよ.

 でも,そこがやっぱり難しいんでしょうね.でも,それができるかできないかで,人生の後半,つまり,半分がどうなるかが決まるわけで,非常に大きな差になって現れると思うんですよね.

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 もっと言えば,これまでどういう風に生きてきたかということなのかもしれません.具体的には,評価されることを第一義としてきたのか,そんなこと意に介さず,自分が価値あると思うことをやって来たのかということです.そして,後者なら,仕事を失って,評価されなくなっても別段何も問題ないはずです.

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11/7'19e
[電子化?]
(大学, 世の中)

 年末調整の書類なんですが,今年から電子化されたのはいいんですが,何と印刷して提出です...何のための電子化? しかも,エクセルの設定がおかしいのかバージョンの問題なのか,どうしても横向き短辺綴じの両面印刷ができません.

 折角電子化したんだから,電子ファイルをそのまま提出すりゃーいいじゃないですか(セキュリティーの問題はあるが,そういうシステムは既にあるし,添付書類はスキャンすればいい).一体何やってるん?

 そう言えば,身分証の写真を紙で提出ということで,電子ファイルを印刷してペタッと貼って出したのを思い出しました.おそらく,再スキャンして身分証を作成するんですよね.電子ファイル提出なら一発なのに...何しとるん?

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11/7'19f
[商業的には]
(大学, 世の中)

 筑波大学新聞というのがあるんですが,今回の一面トップは,でかでかと「筑波大26年ぶり箱根」でした.そして,うしろーの方に,香山のインカレ二連覇の記事がありました(記事はそこそこ大きかったけど).

 どちらが価値が高いかは,明らかですよね(かたや関東限定の大学の地方大会に出場するだけ,かたや大学日本一を連覇).でも,商業的には,箱根駅伝なわけです.でも,そんな「他者評価」なんか意に介することなくやって行けばいいんですよ.

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11/7'19g
[日本中が盛り上がった?]
(世の中)

 ラグビーWCが終わったんですが,その余韻というか,日本中が盛り上がった,そして,この大成功を...という報道なんですが,ほんとですか? スタジアムは,連日満員で,パブリックビューイングには大勢集まって,グッズも売れて,って,合計何人が盛り上がったかちゃんと数えましたか? 100万人ってことはないですよね? そして,100万人だとしても100人に一人未満ですよ.

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11/7'19h
[準備]
(野球)

 さっき,ちらっと見たんですが,世界野球の日本対台湾で,台湾の攻撃で,1アウト満塁でサードライナーだったんですが,(ソフトバンクの)松田は,普通に取ってましたが,どうしてわざと落とさないんですか? そうすれば,楽々ゲッツーじゃないですか.

 そんなのとっさに判断できない? 準備してないからじゃないですか? こういうケースになったときに,自分のところにライナーが飛んで来たら,どうするという心構えをちゃんとしておけば,できることでしょう.

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11/7'19i
[もっと成功できたのでは?]

 どこかで書いたと思うのですが,普段から話をしたり,このサイトを読んだりした人から,研究だけでなくて,それ以外のことにそれだけ考えや能力があるのなら,それを活かすというか,端的に言えば,もっと成功できたんではないか,と言う人がいます.

 それに対する答えも既に書いたと思うのですが(検索したけどうまく見つけられなかった),そもそも成功とは何ぞやということがあります.一般的には,大金持ちになったり,有名になったり,偉くなったりすることなんでしょうが,そういうことを私は,望んでいないので,自分の能力を活かしてないとは思わないし,自分の中では,やりたいことがやれて,やりたくないことをやらずに済む的には,限りなく最適解に近いところでやって来られましたし,研究では,成果も充分出せて満足しています.つまりは,「欲がない」のではなく,私の欲が普通の人とは全然違っていて,私は私の欲を充分に満たしたということです.

 でも,「一般的成功」についても,お金については,充分な給料をもらってますし,研究成果を充分に認めていただいた結果,私がいる分野や業界で私のことを知らないとしたら潜りか不勉強というくらいは有名になったんでしょうし,大学でもこれ以上上がないところまでは,昇進したので(大学で○○長とかなっても,別に偉くなるわけではなくて,余計な仕事が増えるだけ),充分というか,このくらいが丁度いいですし,学界の中でも,もっと偉くなって有名になったら,いろいろ面倒な仕事が増えて研究できなくなるし,そんなことより,真理に近づきたいので,今くらいで充分です.

 あるいは,このサイトで書いてることが誰かの目に止まって,本になってベストセラーになるなんてことになったら,何度か書いてるように,私が考えてることは,万人に受け入られる程度のことだったってことですから,それは私の本意ではありませんし,知的レベルが高い極一部の人に読んでもらってわかってもらえればそれで充分です.

 でも,多分ですが,もっと成功できたのでは?と言う人が想定してるのは,有名とか偉くなるとかじゃなくて,お金なんでしょう.でも,何度も書いてますが,私は,必要以上のお金は要らないし,お金を稼ぐというのは,大変な労力を要することで,そんなことしてまで,必要のない金儲けなんかしたくないというか,そんなことやってる暇なんかないというのが本音です.

 でも,日運とか短運とか資保とか運保的なことは(単に面白くて)やってるので,お金的にもっと成功する可能性は0ではないですし,まさに私の経済や将来に対する見通しがダイレクトに発揮されるところでもあるので,それはそれで,やることはやってると言えるかもしれません.

 でも,こういうことをわざわざ書くということは,どこかすっきりしない何かがあるのかもしれませんね.でも,そういうことを模索していくのがこのサイトの目的ですし,そういう意味でもOKです.

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11/7'19j
(日記)

 具合ですが,昨日よりは,大分いいですが,まだなんか変な感じです.喩えるなら,熱もないし咳も出ないし喉も痛くないけど,風邪ひいて熱があるようにだるいし時々寒気もするという感じです.何なん?

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11/8'19
(野球)

 この件ですが,似たケースは,他にもあります.例えば,犠牲フライがファールゾーンの深いところに飛んだ時にどうするか,とか.私は,これまで数多くの野球の試合を見てきましたが,点が入るからファールフライをわざととらなかったというシーンは,(多分)見たことがありません(それがサヨナラ犠牲フライになるケースならありうると思うけど,それも見たことない).

 もちろん,フライをとれば1点入るかもしれないけど,アウトも1つとれるし,わざととらずにその後ヒットやホームランが出て,もっと悪い結果になる可能性もあります.でも,そういう確率をちゃんと計算してますか?ということです.そもそも,点が入るよりアウトを1つとりたいというのなら,送りバントとかスクイズとかは,成立しないことになります.

 1アウト満塁でサードライナーとかショートライナーの場合も,その後の送球がそれてエラーになるかもしれません.でも,これも確率の問題で,エラーする確率より,アウトが1つしかとれなくて,次のバッターに打たれる確率の方が遥かに高いのは明らかでしょう.

 ここまで来るとわかるのは,決めるのは,選手ではなくベンチということです.つまり,そういうケースになったとき,責任はベンチがとると言って,指示を出すことが必要ということですし,それが采配というものでしょう.

 レギュラーシーズンなら,エラーがつくなどして,個人の成績に影響するということもあるかもしれませんが,国際大会とか日本シリーズとかのは関係ないですし,そんなこと言ったら,進塁打(バントは打席数に入らないが進塁打は入るはず)とか敬遠の四球も同じことです.

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11/8'19b
[下り坂だから楽しい]

 片付けというか,要らないものの廃棄ですが,やりたくないことを仕方なくやってるというよりは,(ちょっとめんどくさいですが)やりたくてやってる感じです.とにかくやってて気持ちいい(笑).そして,このことが意味することは...

 これまでの上り坂の人生は,ものを買ったりして増やしていくことが楽しかったわけですよね.でも,今は全く逆.そして,実際,人生下り坂.でも,下り坂だからつまんないとか,空しいとか,枯れて行ってるということではなくて,下り坂だから楽しいわけです.実際,登るより下る方が快適ですからね.

 つまり,個人的には,いつまでも変なことに拘る(正しい使い方)ことなく,うまくソフトランディングできてきているということかもしれません.

 もちろん,研究はずっと続けていきたいとか,他者評価ではなく自己評価とか,人生の前半とか後半とか関係なく,拘り(正しくない使い方)続けたいものの方が多いんですが,物質的なこととか社会的なこととかは,上り坂が下り坂になるように,むしろ正反対になることが多いし,そうあるべきというかそれが自然だと思うんですよね.

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11/8'19c
[人生の前半と後半]

 人生の前半と後半ということをさかんに書いてますが,人生の前半と後半どっちが大事ですか? そりゃあ,(成長して仕事して活動する)前半に決まってる?

 確かに前半がどうなるかは,競争社会というか,どれだけ頑張ったかで大きな差がつきますし,年金だけでは足りないわけで,経済的なものは,後半にも持ち越しというか,大きな影響が出てくるでしょう.でも,実際は,後半の方が大きな差になると思うんですよね.

 一つには,病気になったり,途中で死んだりするからです.ぽっくり死ねるのなら,それはそれでありですが,そうは問屋が卸さないわけで,だとすると,前半の人生で人生を謳歌するかしないかより,後半の人生で,(前半の人生で心身に悪いことして)病気で苦しむかそうでないか,尊厳を失うような介護を受けるかそうでないかの差の方が遥かに大きいと思いますし,他者評価とか社会との繋がりなしに生きて行けないと,何十年という長い時間を退屈でつまらない思いをして過ごさなくてはいけなくなります.

 そして,私自身にとっては,もう人生には後半しか残ってないわけで,だとすれば,そこをどう充実させるかが重要になるのは,当然のことでしょう.

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11/8'19d
[2つの道]

 とは言え,前半と後半の境目をどこに置くかが重要というか,そこを崖ではなく,緩やかにするってことなんですが,仕事に定年があるように,ある程度の境目は存在します.そして,そのとき2つの道があると思うんですよね.

 一つは,さっさと仕事なんかやめて次の段階に行くこと,もう一つは,できるだけ仕事を続けることでしょうか.私の気分としては,前者なのですが,仕事の中に研究が含まれているのが最大の問題で,余計な仕事ではなく,研究なら,もちろん,後者です.

 つまり,研究させてくれるところがあるのなら,人生に前半も後半もなくなるってことなり,これは,かなり驚くべきことで,逆に言えば,事態は,かなり深刻ということです.

 でも,そういうものなんでしょう.仕事というのは,給料という対価をもらうものであって,やりたいことだけやればいいというものではないですからね.でも,研究というやりたいことだけやって,それに対価が生じなくても,続けて行けるところがあるのなら,ほんとに夢のような話だと思います.

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11/8'19e
[電子レンジでご飯を炊く]
(生活)

 情報系の番組は,ほとんど早送り,つまり,有益な情報は,ほとんどないのですが,最近いい情報がありました.何と電子レンジでご飯が炊ける容器があって,百均で売ってると言うのです(パスタの奴は既に使ってる).問題は,何分かかるかなんですが,500Wで強6分+弱12分です.18分はちょっと長いですが,おかずを作ってる時間を考えると何とか許容範囲かな.

 ちなみには,私は,普段は,3.5合炊きの炊飯器で炊いて,それを8杯くらいずつに分けて冷凍なんですが,私は,その時,食べたいものを食べたい,そうすると,ご飯(白飯)になるのか,それ以外になるのかが,直前までわからないので,冷凍したご飯がちょうど全部なくなったとき,炊飯器で炊くと30分くらいかかるのが厄介で,要は,いつでも10分くらいでご飯が「炊け」ればいいわけです.あとは,電子レンジで済むのなら,炊飯器が要らなくなるので,ものが減ることにもなります.

 で,やってみたんですが,ほんとは,6分+12分の後,しばらく蒸らさないといけないんですが,ちょっとして食べても(少し固めでしたが)全然行けました.

 そうすると,欲が出てくるわけで,じゃあ,強だけで時間を延ばしたら,もっと早くできるんではないかということです.実際,強弱の調整ができない場合は,強で7分で,その後,長く蒸らしてくださいと書いてありました.

 やってみたんですが,7分だとまだ少し芯が残ってる感じですね.これをもう少し伸ばしたらどうなるか,実験してみようと思います.

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11/9'19
[ラグビーよりアメフットが面白いわけ]
(スポーツ)

 NFLですが,遂にペイトリオッツが負け(でも,これまで弱い相手としかやってない説もあるみたいです),49ersは勝って,唯一の全勝で,二十何年ぶりとか言ってます.でも,そんなことより,去年までの超悲惨な状況からの激変の方が驚くべきことだと思います.QBガロポロのことはありますが,ディフェンスが固くなったというデータもあるみたいです.

 で,ようやく,ちゃんとしたダイジェストが放送されました.ガロポロのプレーをちゃんと見たのは,初めてだと思いますが,判断してからの動作がとてもコンパクトかつクイックかつ正確で,ブレイディーに似てる感じがしました.

 で,やっぱり,アメフットの方がラグビーより単純に見て面白いと思うのですが,これは,当たり前ですよね.だって,ラグビーが面白くないところを面白く修正したのがアメフットですからね(後出しじゃんけん(笑)).

 何で前に球を投げられないんや,トライ(タッチダウン)のときグラウンディングしないといけなかったら,体ごと持ち上げられちゃうじゃん,生身の体がぶつかり合うとすぐ怪我したりペナルティーになってプレーが止まっちゃうんだったら,防具付ければいいし,そしたらもっと激しく思いっきりぶつかれるじゃん,ボールもってないとタックルしちゃいけないとかだと判断が微妙になって,これもペナルティーですぐプレーが止まるから,そんなの(基本的に)やめちゃえばいいじゃん,とかいろいろあります.

 でも,アメフットってなかなか世界的には広がらないというか,少なくともWCとか世界大会みたいなものはありません.理由は明らかで,もしやってもアメリカが圧勝するに決まってますからね.アメフットというか,NFLには,世界戦略みたいなものもあるんですが,アメリカであれだけ盛り上がってるわけですから,そんなに危機感はないのでは?

 そもそも,何度か書いてますが,アメリカって不思議な国で,世界一の経済大国で,世界のリーダーとか言っておきながら,国自体は,とてもローカルで,国のほとんどは,ド田舎ですし,中身は,全然グローバルじゃないですからね.

 でも,世界大会とか別にどーでもよくて,NFLがアメフットのトップレベルなのなら,そこにトップ選手が集まって,プレーする,それを見たければ,NFLを見ればいい,でいいんじゃないですかね.

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11/9'19b
[球技の魅力]
(スポーツ)

 そもそも,球技の魅力って何でしょうね.それは,やはり,スピード感で,人間は,せいぜい時速40kmでしか動けないけど,球なら100km以上も可能で,バドミントンに至っては,400km以上です.そして,それだけ上限が広がれば,緩急も出てくるわけで,まさしくダイナミックレンジが広がり,技術的なこともそうですが,人と人が対戦すれば,デセプションとか戦略的なことも出てきます.

 ラグビーを殊更ディスるつもりは,ありませんが,この球技の最大の特徴をほとんど放棄しているわけです(キックパスが使われるようになるなど以前よりは変わっては来ているが).でも,球技ではなく,格闘技として見れば,ということはあるかもしれませんね.

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11/9'19c
[人間関係のリスク]

 「一人,時々,みんな」ってことなんですが,いざとなったら一人でも大丈夫になっておけば無敵ですし,そのためには,例えば,食べて行くためには仕事をしなくてはいけなくて,そのためには,つき合いたくない人とつき合わないといけないということがないように,ということでしょうか.

 それは,つき合いたいと思う人としか仕事をしないということでもいいですし,誰かの助けがないとできない仕事はしないということでもいいでしょうし,もう何とか食べて行けるのなら,仕事自体をやめてしまうことも考えられます.

 その上で,必要なことは,心身の健康とやることがあるということなんですが,やることが仕事して金儲けすることだったりすると,「一人でも大丈夫」にならないので,内的熟達を基本に一人でも楽しめること,あるいは,スポーツのように誰かといっしょにやるものなら,そこでの人間関係が必要になってきて,一人でも大丈夫にならないんですが,ある程度,ドライに考えるということでしょうか.

 具体的には,時々変な人はいるんですが,多くの人は,ちゃんとしてますから,スポーツするためのつき合いと割り切ればいいと思いますし,そこで仲よくなってもっと深くつき合いたいと思えば,それはそれでいいわけですからね.

 これは,他の全ての人間関係に言えることで,何度か書いているように,つき合いたくない人とはつき合いたくないですが,つき合いたい人とはつき合いたいわけで,それを排除することは全くありません.

 でも,人間関係なので,相手次第ということもありますし,私がつき合いたいと思っても,向こうがつき合いたくないと思う場合もあるでしょうから,やはり,そこに依存するというか,それを前提とするのには,リスクがあると思うんですよね.

 でも,なかなか難しいんでしょうね.寂しいのが人間ですからね.つまりは,本能ってことなんですが,本能を知性で乗り越えられるのも人間ですからね.

 具体的には,感情に流されずに,人間関係のめんどくささと一人の気楽さをしっかり定量的に比較するということでしょうか(結婚とかまさにそう).あとは,人と会って話をするのは,確かに楽しいですが,それよりもっと楽しいことがあれば,そっちを選ぶでしょうから,そういうものがあればとは思います.

 でも,そういうことをいろいろ総合的に考えると,やっぱり「一人でも大丈夫」ではなく,現実的には,「一人,時々,みんな」ってことですかね.

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11/10'19
[私の仕事は奇麗でいること]

 「私の仕事は,奇麗でいること」と言った人(女性)がいました.どう思いますか?

 ちゃんとした人なら,何○ホなことを,と思う人がほとんどでしょうが,人それぞれ的には,それでうまく行くのなら誰も止めることはできないわけですし,他人がとやかく言う筋合いのことではないでしょう.基本的には,人に迷惑をかけなければ,何やってもいい世の中ですからね.

 どこでどういう形で出会ったかはわかりませんが,男が一目惚れしたのか,その女性のことを奇麗だと思って,何とか口説き落として,結婚したってとこですかね.もちろん,女性にも選ぶ権利はありますが,男が大金持ちで,仕事も家事も一切しなくていい,ただ奇麗でいて欲しいと言われて,男のことを生理的に受け付けないということでなければ,そういう人生も楽でいいかもとは思うかもしれませんし,むしろ,女性が色仕掛けで,大金持ちの男をたぶらかして,玉の輿に乗るということも考えられます.

 で,実際の結婚生活ですが,男は,仕事にいそしみ,女は,エステとか行って奇麗でいることにいそしみ,夫婦の会話的にもそんなに困ったことにならない気もします.ていうか,普通?の夫婦だって,夫婦の会話的にはどうなん?ってこともあるみたいですからね.

 そもそも,男は,女に奇麗でいることしか求めていない,もっと言えば,「人形」になることを求めているわけですから,夫婦の会話自体,期待していないわけで,それはそれで問題ないかもしれません.そんな人生を是として受け入れる女ですから,表面的な会話しかできないでしょうから,余計なことしない方がボロも出ないでしょう.

 というか,そこまで行かなくても,今日何したとか,子供(は,大枚はたいて,育てるプロが育ててる)のこととか,日常の会話くらいは,問題ないでしょう.そもそも,奇麗でいてくれればいいのですから,女は黙ってテレビでも見てて,男は,それを横から眺めて,奇麗な女を(金にものを言わせて)ゲットできたなあとか思えればいいんでしょうから,むしろ喧嘩とかにもならないんじゃないですかね.

 でも,歳月が流れると,女の美貌の経年劣化は,避けようがないですし,所詮種馬である男の本能としては,浮気をするのは,目に見えてます.でも,そうなったら,女は,高額の慰謝料をゲットして,別れれば,食いっぱぐれはないですし,男としても,手切れ金を渡して,新しい若い女に乗り換えると思えばいいや,てなもんでしょうか.

 なんか,書いてて,だんだん気分が悪くなってきましたが,思ったのは,やはり,「別段問題ない」(ように見える)ということです.必要なのはお金ですが,じゃあ,お金があればいいとも言えるわけです.

 もちろん,私は(お金があっても)そんな人生というか夫婦生活は嫌ですが,「そういう金の使い道」はあるとも言えるわけで,素養が低い人間同士で,そういう道を選ぶことは,大いにありうる,むしろ,男にとっても女にとっても一つの理想の人生と考える人間も多いのかもとは思いました.

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11/10'19b
[衣類を整理]
(生活)

 衣類をざっと整理しました.これはもう着ないという服もかなりあったのですが,意外なことに,全然着られるという服もかなりありました.そんなことだから,ものが捨てられないんだよと言う人もいるでしょうが,着られる服を捨てることはないわけで,要は,充分に活用してなかったということかもしれません.

 逆に言えば,当分の間,服を買う必要はないとも言えるわけで,もってるものをしっかり活用しましょうということでしょうか.衣装ケース自体はあるわけですし,そんなにたくさんあるわけではないので,それを減らしてまで服を処分するというよりは,現実路線としては,今の量をキープするくらいでもいいのかもしれません(いつでも引っ越しできる状態には違いないし).

 でも,基本的なメンタリティーとしては,「ものを減らしていく」ということですから,整理して一気に減らすというよりは,他の荷物と同様に,時々チェックしながら,徐々に減らしていくということですかね.

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11/10'19c
[喩えると]

 人生は旅のようなものだとして,身近なこととして,大学生のとき,新幹線で東京から福岡(博多)まで帰っていたことを思い出すと何度か書きました.そうすると,今はもう大阪くらいまでは来てるってことになるんでしょうが,まだまだ先が長い感じもしますし,岡山とか広島で,あるいは,新神戸で降りてくださいと言われるかもしれないわけです.

 当時は,6時間半かかっていたので,その間,どう過ごすかは重要で,まさに人生って感じがします.乗ってしばらくは,いいんですが,だんだん疲れてくるというか,何かしてても飽きてくる感覚はあって,それも人生と似てるかな.

 要は,人生限りあるとしっても,だいたいちょうどいいというか,むしろちょっと長いくらいで,それは,新幹線が新大阪から岡山,そして,博多まで伸びたみたいに,本来的に人生50年が80年とか100年になったというのがあるのかもしれません.

 他のものに喩えると,食べることにも近い感じもします.最初は,おいしく食べてるけど,だんだん満腹になってくるわけですし,必ずどこかで,どんなにおいしいものも,どんなに素晴らしい人生でも,もうこれ以上食べられない,お腹一杯というところがやってくるわけで,それはそれで,安心して,無用に死に怯えることなく,与えられた時間をありがたく,楽しくできる範囲で充実してを過ごしていけばいいということでしょう.

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11/11'19
[下り坂なのに登らないといけない]

 下り坂だから楽しいってことですが,逆に言うと,50を過ぎても,あるいは,定年で仕事をやめても,まだまだ(食べていくために)働かないといけない,心身ともに下り坂なのに登らないといけないとすると,相当しんどいんじゃないですかね.今の時代,70とかでもみんなまだ元気とか言ってますが,ほんとですか? 年金が足らなくて,そうやって働かせて,年金を踏み倒そうとしてるだけでは?

 そもそも,今働いている人が70になったとき,どういう状態なのかは,わからないはずなのに,今の感じだと定年過ぎてもまだまだ働けると思ってるだけで,実際は,70というのは,健康寿命なわけで,つまり,大半の人がもう働くことなんかできないどころか,病気で苦しんだり,要介護になったりでで,その辺のマネージメントが全然できてないわけです.

 でも,そうならないためには,人生が(実質的に)いつまでも続くと思うなというか,50くらいまでにちゃんとやることやって,余計なものに散財せずにしっかり経済的基盤を作っておくことも大事で,下り坂を快適に下って行くためには,しっかり,登って位置エネルギーを蓄えておかないといけないとも言えます.

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[最も重要なもの]

 下り坂とは言っても,それは,物質的,社会的な話で,下り坂を快適に下るには,そうでないもの(+心身の健康とある程度の経済的基盤)をもってるか,ということでしょうか.それは,やることがあるとか趣味を持つとかいうより,内的熟達的に追究していきたいことがあるか,というようなことだと思うんですよね.

 私の場合は,研究がそれにあたるわけで,地震動と被害の関係はもちろんですが,それ以外にもそういうものを興味のおもむくままにどんどんやっていきたいと思っていて,その根本にあるのは,知的好奇心で,それが最も重要ということかもしれません.

 つまりは,仕事があろうがなかろうが,知的好奇心(と心身の健康と必要最小限のお金)さえあれば,どんな状況でも,楽しく気分よく過ごして行けるんじゃないですかね.

 「その気になるか」どうかが最大の問題,その気になりさえすれば,何でもできるし,どんな状況でも生きて行けると,どこかで書きましたが,知的好奇心が一つの答えのような気がしてきました.

 じゃあ,知的好奇心をもつには,どうしたらいいかってことなんですが,そういうものを探すってことなんじゃないですかね.そういう点からすると,世の中,面白そうなもので溢れているので,(評価とか社会との繋がりとか気にしなければ)心配ないような気がします.

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11/11'19b
[野球はラグビーに完敗]
(スポーツ)

 ラグビーの後は,野球ってことで,世界野球プレミア12というのをやってるんですが(視聴者?のしょーもないツイッターが表示されてめちゃめちゃうざかったけど,青OFFと出てたのでわざわざ電池いれてリモコンで消した),これって世界大会なんですかね? メジャーの選手は,数えるくらいしか出てないし,日本代表だって,NPBの代表とも言うにはちょっと,というレベルです.

 そんな大会で優勝しても,とても世界一とは言えませんし,単純にワールドシリーズを戦ったアストロズとかナショナルズとかと比べたら,かなり差があるのは明らかですよね.

 そういう点からすると,ラグビーのWCは,間違いなく世界大会でした.そういう意味では,野球はラグビーに完敗ですかね.

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 そもそもですが,WBCとかプレミア12って,誰が何のためにやってるんですかね? アメリカにしてみたら,MLBが世界最高峰だと思ってるでしょうし,実際,そうでしょうし,わざわざ世界大会やることないというか,アメリカが世界一であることを示すためにやるのなら,バリバリのメジャーリーガーを送り込まないと意味ないですよね.

 そういう意味では,どこかで書きましたが,食いついてるというか,力を入れてるのは,日本と韓国くらいということでしょうか.要は,自国のレベルが世界レベルということを示して,自国のリーグを盛り上げたり,メジャーへの人材の流出を防ぎたいってことなんでしょうが,肝心のアメリカが二線級じゃあ話にならないわけで,でも,そこのところを目をつぶってとにかく盛り上げるみたいな,何やってんだか.

 そっか,アメリカとしては,アメリカが世界一であることを示したいけど,バリバリのメジャーリーガーを送り込んで負けたらシャレにならないんで,二線級で勝とうとしてる,負けても二線級だからという逃げ道を残してるっことですね.

 いずれにしても,世界大会とは,名ばかりで,それは,東京五輪もそうなんでしょう.

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11/12'19
[肉体が下り坂]

 下り坂とは言っても,それは,物質的,社会的な話でということなんですが,そんなことより,肉体的なことの方が大きい,そして,やる気はあっても体がしんどくなれば,活力は落ちていくという人も多いと思います.

 でも,体が下り坂というのは,確かにそうですが,病気とか怪我さえしなければ,楽しく気分よく生きていくのにそんなに支障がない気もするんですね.

 もちろん,スポーツとか肉体を使うものは,若い時のようなパフォーマンスは出せないし,今まで勝ててた若い人にも勝てなくなりますが,自分の体が動く範囲でやればいいし,試合をしたいとか自分の位置を確かめたいということなら,シニアの試合もあるわけですし,ゴルフのスコアも落ちていくかもしれませんが,このくらいの歳でこのくらいのスコアで標準曲線を上回るといったエイジシュート的な考え方もあると思うんですよね.

 スポーツをやらないなら尚更で,肉体というか体力が低下しても,日常生活を問題なく一人で過ごせるのなら,できることは無限にあるわけですし,肉体が下り坂であるのは,(心身ともに健康であれば)それほど問題にならない気がします.

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11/12'19b
[人生100年時代?]
(世の中)

 最近,しきりに人生100年時代と言ってますよね.ほんとですか?

 実際の現在の平均寿命は80代半ばだし,健康寿命に至っては,70くらいです.これから,医療とかが発達していくことを見込んでる?

 でも,医療というのは,(現在のところ)病気を治すものですから,相も変わらず,病気になるようなことを続け(させ)ているようでは,焼け石に水とは言いませんが,そもそもやり方が違うと思いますけどね.

 そんなことより,実情としては,人生100年時代なんだから,65で年金貰おうとか思うな,もっと働けと言って,年金をケチろうとしている,あわよくば,病気にして死んでもらおうというのが本音なんでしょう.

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11/12'19c
(日記,野球,バドミントン)

 練習だったんですが,先週,調子が悪くて休んだので,中二週間になってしまうわけで,そうすると,疲れるし,腰はしんどいし,体は痛いし,という感じです.でも,今の動き方を意識して,週二でやって行けば,戻って行くような気がします.でも,今の調子だと,週二はしんどいかなあ.

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 練習で見られなかったんですが,(二線級の)アメリカに負けたんですね.つまり,まんまとアメリカの思うつぼにはまってるわけです.

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 インカレでシングルを二連覇した香山ですが,考えてみたら,彼女のプレーをクイーンズサーキットで初めて見たとき,当時は,まだ荒削りだったけど大いに期待できると思ったわけで,期待通りに強くなってくれたってことですよね.

 そういう意味では,佐川智も,エラーが少なくて丁寧で基本ができてると思いますし,既にある程度,完成されてるとも言えるんですが,フィジカルは,まだまだでしょうから,そこを上げて行けば,まだまだ強くなるってことですよね.

 溝口は,ユニシスの清水さんが来られたとき,見てて思ったんですが,身長があるのに,かなりアジリティーもあるんですよ.つまり,パワーとスピードにものを言わせてフィジカルで勝負していけば,化けるんじゃないですかね.

 思い起こせば,ついでに思い出したのは,新入生が毎年,マネージャーに連れられて挨拶に来てくれるんですが,今の4年生が来た時,運動学的にどんなこと考えてプレーしてるかときいたとき,大関がちゃんと考えてプレーしてる的なことを言ったのを思い出しました.そして,実際,彼女が打ってるのを見て,そういうことをちゃんと意識してるのがわかったし,彼女もインカレで8に入って総合に出たわけですから,そういうのって,やっぱり,関係あるんですよ.

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11/13'19
[フレンチの予約に]
(世の中)

 池袋で車を暴走させたI塚(元院長とメディアは呼んでるが違和感)容疑者ですが,フレンチの予約に遅れそうだったから急いでいたんだそうです.どう思いますか?

 そんなしょーもないことで尊い命が,というのは,そうだと思いますが,暴走する前,彼は,急いでいたんですよ.つまり,何度も車線変更をしながら,車やバイクをどんどん追い抜いていたと言うんですね.どう思いますか?

 無謀運転? そうかもしれませんが,彼は,高齢だけど「運転が上手かった」んだと思います.少なくとも,自分では自信をもっていた.自分が運転が下手だと思うのなら,そんな運転はしないでしょうからね.

 それは,断片的にきかれる彼の言動にも表れていて,自分が運転ミスをするわけない,車の不具合に違いないと思ってる節があります.どう思いますか?

 なかなか,厄介なことだと思いませんか? ほんとは,衰えてるのに,自信があると言い張る老人は,多いですが,そうではなく,ほんとに運転が上手い老人も多いんだと思います.そして,そういう人達に,もう歳なんだから運転しないで,とは言えないでしょう.

 今は,年寄りに運転させないようにするには,どうしたらいいか,という風潮ですが,それは,本質的な問題ではなくて,つまり,年寄りに限った話ではなくて,若くて運転が上手くても,同じことで,何かの拍子に操作ミスをしてしまうことは,人間なら誰でもありうることなのです.

 でも,車の運転の場合は,それが大事故,そして,決してリカバーできない人命の損失に繋がってしまうこともあります.つまりは,何度か書きましたが,車というものの存在そのものが究極の問題を抱えているわけです.

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11/13'19b
[今の日本の野球のレベル]
(野球)

 あらためて,なんですが,今の野球の日本代表ってどう思いますか? 何度か書いてますが,これで日本代表?って感じなんですが,じゃあ,WBCを優勝した頃と何が違うのでしょうか?

 まずは,これで日本代表?ってことなんですが,何度か書いてるように,バッターは,そこそこという気もしますが,ピッチャーが...でも,今の日本に世界レベルのピッチャーがどのくらいいるでしょうか?

 メジャーには,田中,ダルビッシュ,前田などがいますが(大谷は,ピッチャーはお休み中),前田は意外といいピッチングをしてますが(でも中継ぎ主体),まあ何とか水準に達してるのは,田中くらいでしょうか(ダルビッシュはいいときはいいけど,シーズン通しては,活躍できてない).そもそも,彼らは,日本代表に入ってないわけで,じゃあ,NPBはどうかと言うと,それこそ,かろうじて千賀くらいのものでしょう.

 つまり,今,日本に世界レベルのピッチャーは,ほとんどいないんですよ.対照的に,WBCで勝ってた頃は,松坂とか上原とか,ピッチャーが揃ってました.そして,「野球はピッチャー」ですし,今の代表のバッターはそこそこと言っても,そういう二線級のピッチャーしか打ってなくて,ワンランク上のピッチャーが出てくると途端に打てなくなるわけで,日本のレベルが地盤沈下してるのは,当然ということでしょうか(アメリカのマイナーといい勝負).

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 メキシコには,何とか勝ちました.でも,当然のことながら,相手のメジャーで言えば,二線級レベルです.

 でも,思ったんですが,解説は,プロのトップレベルでやってた人がしていて,アナウンサーとか芸能人は,しょうがないとしても,ほんとは,ここで書いてるようなことが実情なのに,必死で盛り上げないといけないわけで,やっててどうなんですかね?(SマップのN居も野球のことはそこそこ詳しいので,実情はわかってるはず)

 彼らは,プロで成功して,その後も,順調に職を得て,この世界では,大成功者なんでしょうが,心にもないことを必死で言わないといけないわけで,そんな仕事は(私なら)したくないですね.

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11/13'19c
[住む街とロケーション]
(生活)

 将来,あるいは,現在も含めて,どこに住むかですが,その街の住みやすさとロケーションだと思うんですよね.住みやすさは,街の雰囲気とか,利便性とか,気候とかでしょうか.ロケーションは,東京や家族や友人と会える的に近いかとかで,距離というよりは時間,例えば,新幹線が通ってて,時間的に近いのなら,それでもOKということになります(正確には,家賃などの物価と東京に行く頻度のバランス).

 そういう意味では,私は,今,つくばに住んでますが,利便性は高いですが,街の雰囲気は,あまり好きじゃなくて,気候も冬はちょっと寒いし今一なんですが,何と言っても職場があるので,それに勝る利便性はありません.ロケーション的にも,東京に電車で1時間だし,行き帰りとも始発駅です.

 逆に言えば,仕事をリタイアすれば,そういう要因は,なくなるわけで,純粋に住んでてどうかとロケーションの2つで決まるということになります.

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 じゃあ,将来どこに住むのがいいかとなると,気候というか,寒さが堪える的には,南の方ということになります.でも,時々,スキーにも行きたいとすると,あんまり南というわけにも,ということで,地図をつらつら見ていたら,東京って,(つくばとか熊谷とか小山とかより)かなり南の方にあることに気づかされます(当たり前).

 東京なんで,東京にも家族や友人がいるところにも近いし(これも当たり前),スキーにも新幹線であっという間に行くことができます.つまり,東京って,意外と便利というか,東京本来がもつ利便性を度外視してもロケーションがいいんですね.

 でも,問題なのは,やはり,高額の家賃というか生活費でしょうか.あとは,昔,住んでた時は,住んでて気分がよかったけど,今は,もっと田舎というか,自然が多いところがいいかなあ.

 でも,先祖返りではないですが,東京再発見というか,東京の中で,住みやすい街を探すというのも再検討してもいいかもしれません.

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 具体的には,どこがいいですかね? 金に糸目をつけないのなら,東京駅かもしれませんが,東京駅周辺には,物件そのものが少ないかなあ.そうすると,東京に一本で行けるところとなって,丸ノ内線,山手線,中央線沿線で10分以内といったところでしょうか.

 何度か候補に上がっている上野は,この条件を満たしますし,新幹線の駅でもありますし,東京駅周辺よりは,物件もあって現実的とは言えますかね.でも,上野周辺って,よく知ってるんですが,街の雰囲気的にどうよということもありますし(アメ横とかのごちゃごちゃしたところは嫌いじゃないけど,人が住んでる東側が意外と閑散としていて寂しい),新幹線のホームがちょっと憂鬱になるほど深いのが...

 お金的には,山手線北西部から北部の(鶯谷とか田端とか駒込とかの)マイナー駅は,意外と穴場かもしれませんね.でも,やっぱり,朝の山手線には,乗りたくないかなあ.

 丸ノ内線で10分以内ということでは,昔住んでいた本郷界隈も該当しますね.東大は,緑が多くて,誰でも入れるし,場所的にはいいんですが,東大の学生でも職員でもないのに,東大近くに住む意味は,あんまりないですかね.

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11/13'19d
[執着がなくなる]

 片付けですが,なかなか進んでる実感が湧かないと書きましたが,急に少し実感が出てきました.昔,父親に言われて,本をかなり読んでいたとき,どのくらい読んだかなあと思って,本の上の部分を眺めて,半分をちょっと過ぎると,大分進んだ気がすると書きましたが,そういうところに差し掛かってきたのかもしれません.

 基本的には,要らないと思うものを廃棄して,要るものを整理して収納ってことなんですが,9割くらいは,廃棄だと思います(研究社の和英大辞典と英和大辞典と小学館のランダムハウス英和辞典(載ってないものはないというほど大部.昔はよく使ったけど,最近は,インターネットもあるし,全然使わない)を(学生にきいたら要らないと言うので)ゴミ置き場に置いておいたら,誰かもって行った(笑).ちょっと気持ち悪いけどまあOK).

 で,思うのは,ものに対する執着が昔と今では,全然違うということでしょうか.20年前なら,一応,とっておこうと思うものが,今からすると,なんでこんなもんとっておいたんだ?と思うこともありますし,20年前は,必要だったけど,今は要らないということもあります.

 そして,ものに対する執着がなくなるというよりは,人生に対する執着がなくなるというか,そんなこと書くと,世をはかなんでる(笑)みたいにきこえますが,そうではなくて,それはそれで爽快というか一種の達成感というか,悪くない気分です.

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11/14'19
[新幹線駅直結]
(生活)

 もっと言えば,新幹線駅直結というのは,どうでしょうか.新幹線は,やっぱり速いし,普通の電車と全然違うのは,「居住空間」が快適というか,ノートPC開いて作業したり,動画見たり,本読んだり,ご飯食べたりする分には,全く支障がないというか,そういうことするんだったら,家の居間にいるのとそんなに変わらない気もします.

 そうすると,新幹線駅直結だと,実質,「室内移動」なわけで,朝だろうがいつだろうが,寒いとか暑いとかもそんなに関係なく,在来線の雑踏と接することもなく移動できるわけです.

 でも,「物件」は,ほとんどないみたいですね.品川と新潟には,あるという情報もありましたが,このサイトでも紹介?しましたが,熊谷にもあります.

 でも,それだったら,どこかで書きましたが,新幹線の駅構内の駐車場まで車移動という方が現実的ですよね.そうすると,これも実質「室内移動」なので,暑いとか寒いとかもそんなに関係なくて,そうすると,ロケーション重視で,結局,熊谷とか小山ということになるでしょうか.

 ただ,熊谷は,洪水マップが水浸しなので,安全なところと言うと,籠原くらいまで行かなくちゃいけなくて,そうすると,籠原は,高崎線の始発駅ということもありますし,街自体の雰囲気も悪くないですし,車で熊谷まで行っても20分くらいなので,この辺が現実的でしょうか.

 小山は,定食屋が多いというのと,ゴルフ場に近いというのがプラスポイントだったんですが,生活クラブ使うようになって,外食は,あまり必要なくなったし,ゴルフは,最近は,練習場もコースも全然行ってなくて,そんなんで,リタイアしたら途端に行くようになるとも思えないので(私の場合,やりたいことは今すぐやるので),結局,今のところの最有力候補?は,籠原ですかね.

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[突破口?]
(生活)

 でも,電車に乗って,ましてや新幹線に乗って出かけることは,そんなにないでしょうから,重要なのは,やはり,普段の生活です.そういう意味では,家は,それなりに広い方がいいでしょうから,対家賃で考えれば,やはり,東京より郊外ということでしょうか.

 でも,一日中,家の中だけで生活するのは,さすがに厳しいでしょうから,そうすると,家の周辺の状況ということになって,いろいろ行くところがある東京か,気分よく散歩とかできる街の雰囲気がいい郊外?ということになるんですが,今は,快適に過ごしてるんですが,基本的には,家と研究室の往復なわけで,つまりは,家以外に研究室のような半分家のような?ところがあればいいということになります.

 もちろん,大学に行けば,研究室の学生がいたり,講義があったり,会議があったり,学食にご飯を食べに行ったり,いろいろあるんですが,多くの時間を研究室で一人で過ごしていて,それが快適なんですよね.だったら,家を二軒借りて,片方を仕事場?みたいに使えばいい(実際,そうしてる人は結構いる),それだったら,どこかの小説家がやってるみたいに,家を二つに区切って,ここから先は,仕事場みたいにすればいいとか,何とも不思議な感じですが,そこがポイントというか,突破口?のような気もします.

 この辺からは,想像力の勝負ですが,例えば,大学をリタイアして,研究室の学生も講義も会議もなくなって,でも,今の部屋をそのまま使えるとしたら,どうでしょうか? 誰とも接することがなくても,今まで通り,大学に出てきて,一人でもしこしこ仕事とか作業とかするでしょうか?

 うーん,なかなか想像が難しいですが,今でも週末とかは,学生はほとんど来てないし,もちろん,講義も会議もないですが,だいたい出てきてはいるので,ありってことですかね?

 じゃあ,今の研究室が家のすぐ横にくっついてたらどうでしょうか?

 うーん,それじゃあ,だめなような気がします.つまり,場所が離れてることが大事ということなのでしょうか? じゃあ,距離的にはどのくらいがいい? 同じマンションの違う部屋ならOK,あるいは,歩いて数分の別の部屋? もっと離れたところ? そういう問題じゃない? やっぱり,不思議というか,面白いですね.

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 基本的には,人間,やはり,ONとOFFがあるんだと思います.ずっと,OFFなら快適かと言うと,そんなことはなくて,どこかで書きましたが,自然落下的にどんどん不幸になって行きます.つまり,場所を変えることでONとOFFを切り替えるってことで,でも,通勤に1時間もかかってたんじゃ,効率が悪いので,ONとOFFが切り替えられるのなら,近い方がいいということになります.

 今は,バスだと30分,(週末とかだと)車で15分くらいですが,大学院生時代や地震研時代は,徒歩数分だったし,それで,快適だったので,そのくらいでもいいんだと思います.

 でも,職場があるのならいざ知らず,そのためにわざわざ家賃払ってもう一つ家を借りるのかってことですよね.否,お金の問題ではなく,それで快適に過ごせるのなら,そうすべきということでしょう(仕事場は,ワンルームとかでもいいでしょうし).

 でも,徒歩数分で切り替わるのなら,意識の問題という気もしてきます.つまり,家の中に仕事部屋を作って,しっかり,ONとOFFを切り替えるように「練習」すればいい? でも,大学の研究室にいるときがONで,家にいるときがOFFかと言うと,あんまりそんな感じもしなくて(家で仕事をすることもあるし,大学の研究室で,少しのんびりすることもある),やっぱり,不思議というか,考える余地がありそうです.

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 ほんとに想像力の勝負なんですが,じゃあ,大学の研究室の3つくらい隣に自宅があったらと考えると,全然行けるというかめっちゃ快適な気がします.だとすると,今住んでるマンションの3つくらい隣の部屋に仕事場があったら?

 うーん,厳しい気がします.何なん?という感じですが,要は,大学の研究室は,大学の一部というか,社会の一部であって,そういうところと繋がってることが必要ということでしょうか.

 だとすると,(リタイアして仕事をやめてしまうと)厳しいということになります.つまり,どういう形でも何とかそういうものにしがみつくのか,自分で何かそういうことを始めるのか,ということでしょうか.

 でも,それだとふつーでつまんないというか,そもそも,私が望んでること(内的熟達で一人,時々,みんな)ではない気がするんですよね.

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 やっぱり,何か問題がずれてきてますね.問題の本質は,どこに住むかではなく,どう過ごすかであって,内的熟達的にやることがあって,社会的評価など意に介さなければ,どこに住んでも問題ないはずで,そのためには,重要なのが知的好奇心ということでした.

 ですから,どこに住むかは,あくまで+α的なことだし,それは,自宅の他に仕事場的なところを借りるかも同様でしょう.

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11/14'19b
[CDの圧縮]
(生活)

 CDの圧縮がだいたい終わりました.ラグビーWCの後は,野球とかサッカーの試合を観ながらって感じで,ぼちぼちやってたのですが,空白時間が多い野球が一番やりやすいですね.

 全部で何枚かはわからないのですが,あれだけ大量にあったCDがA4のファイルボックスで3つに収まってしまうのは,驚きです.

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11/14'19c
[旧帝大とは違う?]
(大学)

 今日の大学院セミナーのときに,Y本先生もおっしゃってたのですが,最先端の研究してるのに,そういう意識がないというか,自信がないというか,まさにここで書いたような学生が多いです.

 やっぱり,旧帝大とは違う? でも,いろいろ話をきくと,旧帝大でも,いろいろ大変というか,こんな感じのところもありますし,結局,東大とか京大じゃないと,ってことなんですかね? あるいは,東大とか京大も30年前とは違う?

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11/15'19
[旧帝大の斑模様]
(大学)

 上の話の続きですが,実際に多くの先生と話をしたり,いろんな情報を総合してみると,あくまで私の周辺分野の研究者ということでの話ですが,やはり,東大,京大,東工大出身の優秀な研究者は,他大学と比較して突出して多いと思います.偏差値通りという感じもしますが,それ以外の要因もあると思うんですよね.

 例えば,阪大は,東の東工大に対して,西の阪大と(関西では)言われてるみたいで,偏差値的にも上位なんですが,上記三大学に比べると,明らかに差があると思います.むしろ,東北大,名大出身者に優秀な研究者が多いかな.

 そういう意味では,北大は,偏差値的には,旧帝大の最下位に近い(ごめんなさい)と思うのですが,出身者に優秀な研究者が多いです.九大はそうでもない(ごめんなさい)ことを考えると,ちょっと不思議というか,北大に「何かがある」ような気もします.

 筑波大は,どうかなあ.新しい大学なので,数が少ないのは,しょうがないとは思いますし,優秀な人は優秀なんですが,全体的な印象としては,旧帝大系の中では,下位に近い感じがします.

 理由というか,理屈としては,首都圏にあるのは,メリットなんですが,逆に言えば,東大とか東工大に行ける人は,そっちに行っちゃうわけで,大阪出身でも京大に行ける人は,京大に行っちゃうのと似てるかもしれません.それでも,東北大や名大に流れる人材を獲得できれば,ということなんでしょうが,それができてないんでしょうね.

 ということで,何だか茶色い話になってきましたが,本質的には,「そんなの関係ねー」はずです.つまり,どの大学出身だろうが,どの大学に所属してようが,重要なのは,研究そのものだからです.

 つまり,大学に所属する研究者は当然として,学生からしても,東大の学生より,いい研究すればいいだけの話で,実際,(少なくとも私の研究室では)そういうテーマを提供してるわけで,もっと自信と使命感をもてと言いたいですが,自分がやってる研究がどういうレベルにあるのか,どういうところに独創性や新規性があるかわからないとしたら,結局,本人の素養というか,勉強不足ということなので,そうすると,なかなか難しい問題ですね.

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11/15'19b
[どう過ごしてきたか]

 この話?ですが,結局,どう過ごしていくか,ということなんですが,過ごし方とか生き方は,急には変えられないので,これまで,どう過ごしてきたか,生きて来たか,あるいは,状況に合わせて,そういうものを徐々に変えて行けるかということなのかもしれません.

 繰り返しになりますが,道は2つあって,今までの(社会に依存した)生き方にしがみつくか,そういうものをすぱっとやめる(実際には,すぱっととは行かないので,うまくソフトランディングさせる)かなんですが,前者は,社会から必要ないと言われれば,はいそれまでよ,ですし,それは,定年のように,ほんとはできるのに否応なしということもあるわけですし,どんな仕事でも,死ぬ直前まで働き続けることは非常に難しいことを考えると,後者が優位だと思っていて,それは,すぱっとやめるというよりは,私の場合,元々,社会からの評価とか気にせずやって来たので,生き方そのものを大きく変える必要はない,ということもあります.

 でも,そういう私ですら,今の仕事を(定年で)失ったときのことを考えると,かなりの恐怖感があるわけで,そうすると,世の(仕事で成功した)ほとんどの人達は,ほとんどアウトということになりやしませんかね.

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11/15'19c
[香港情勢]
(世の中)

 どんどん,暴力的というか,ひどいことになってきてるように見える香港情勢ですが,どこかで書きましたが,中国当局が誘導というか,思惑通りになってきてるってことは,ないですかね? 武力で鎮圧するしかないというところまで行けば,理由というか言い訳を与えてしまうことになりかねませんからね.

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11/15'19d
[その一方で]

 確かに恐怖感というか,そこまで行かなくても,心配というか,大丈夫かなという不安はあるのですが,その一方で,全然大丈夫というか,もう大分準備できて来た,少なくとも,これから10年くらいかけて,しっかり準備して行けば,とも思うわけで,よくわからないですね.

 でも,準備して行くに越したことはないですし,面白いもの,興味があるものは,多いに越したことはないので,まだまだいろいろ開拓して行きたい,あるいは,今もっているものを深掘りして行きたいとも思いますし,それが(知的)好奇心というものでしょう.

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 あとは,社会的評価とかは,要らないんですが,仕事とまで行かなくても,年金以外にある程度「稼ぐ」ことは,やって行きたいとは思います.それは,経済的なこともありますが,ある意味(評価されなくても必要とされなくても)社会と繋がってると思えるということがあるかもしれません.

 とか書くと,なんだそれじゃあ,結局,社会との繋がりが必要なのかよ,って感じもしますが,いろんなことに興味をもつことの一つとして,そういうこともあるという程度のことでしょうか.それが研究というか,私が研究で培ってきたものが必要とされるのなら,ということになるのか,「研究所」になるのか,何か新しいビジネスになるのか,運用的なことになるのかはわかりませんが,そういうことに興味をもつというか,その気になればやる,そうでなければ,(めんどくさいので)やらないという単純な話だし,そういうことでいいんだと思います.

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11/16'19
[朝起きて]

 本能的なものに従うか,知性をもって逆らうかということにも関係してくるのですが,仕事をするというか,稼ぐというか,どんなに歳をとっても,そういうことが(本能的に)必要なのかもしれませんね.

 理由は,単純で,生きて行くには,働かないといけないからです.いやいや,定年までしっかり働いて,あとは,年金もらってのんびり暮らせばいいんだよ,というのは,たまたま社会のシステムがそうなってるから,というだけの話で,人間の本来的プログラムには,そう書いてないんだと思います.

 社会のシステムがそうなってないとしても,蓄えという考えもあるかもしれませんが,それには,かなりのリスクがあって,実際,生きて行くのに最も重要な食料は,ほとんどが蓄えがきかないものですし,単なる紙切れであるお金は,尚更で,数億の貯蓄より月20万のキャッシュフローの方が遥かに重要なわけです.

 つまり,リタイアしてのんびり暮らそうというのは,リスクがある上に,本能にも反するわけで,よほどのマインドコントロールがなければ,難しいということかもしれません.

 じゃあ,よほどのマインドコントロールというのは,どういうのがあるかと言うと,例えば,やりたくてしょうがない(金にならない)ことがあるということでしょうか.学術,芸術,スポーツは,そうですが,自堕落に過ごしたい,とにかく遊んで暮らしたいという人もそうかもしれません.でも,自堕落に過ごしたい,とにかく遊んで暮らしたいという人達は,第一の人生で成功してないでしょうし,第二の人生になっても状況は,変わらないわけです.

 そうすると,第一の人生で成功して,第二の人生でも,ということになると,結局,働き続けるのかよ,ということになってしまうわけで,そこをどうするか,ですかね.今の仕事に定年がなければ,とも思うのですが,歳をとっても,ずっと同じペースで働き続けることは難しいでしょう.理想としては,定年を過ぎたらいきなりクビではなくて,働く量と給料を徐々に減らして行くということができれば,ということでしょうが,社会がそうならなければ話にならないわけで,だとすると,自分で何とかするしかないわけです.

 私の今の仕事は,大学の教員なので,研究と教育なんですが,研究は,基本的にやりたいことをやってるという感じなのですが,学生の研究指導をしていると,人材を育てていて,しかも,他の研究室とは全然違うレベルでそれができてると思っていて,「働いている」という感覚になるのが大きいかもしれません.あるいは,私が研究で培ってきた能力を買われて呼ばれる学外の仕事もそうですかね.

 つまりは,大学をやめても,やりたい研究をしこしこ一人でやって行けばいい,というのは,ちょっと厳しいかもしれない,ということになります.否,それがやりたくてしょうがないことか,ということでしょうか.そう考えると,少し自信がなくなるというか,やりたいことよりは,(人材を育てるとか,自分の能力を活かす仕事とかで)働いて世の中の役に立つことが(本能的には)勝ってしまう感じがして,知性が本能を上回るのは,なかなかハードルが高いってことですかね.

 それでも,マインドコントロールというか,働いて世の中の役に立つことを上回るやりたくてしょうがないことがあるというのが,理想なんでしょうが,なかなかそういうものを見つけるのは,難しいというか,見つけたとしても,持続しないというのが現状なので,だったら,(社会から必要とされないのなら)自堕落に過ごして行く,というのも(それで何とか生きて行ければ,そして,それでいいと思えれば)ありだとも思うわけです.でも,おそらく,それも難しくて,だとしたら,申し訳程度でもいいので,働き続けるというか,稼ぎ続けることも必要なのかもしれません.

 でも,働くと言っても,いろいろなわけで,ほんとは世の中の役になんか立ってない金儲けもあれば,役に立ってるけど無償のボランティアとかもあるわけですよね.あるいは,自分のもてる能力がどのくらい発揮されてるか,自分にしかできないことなのか,誰でもできることなのか,時給はどうか,肉体的しんどさはどうか,自分のペースでできることか,とかいろんな要素があるわけで,そういうものの中から,その気になるというか,これならできそうだと思うことをやって行くということですかね.

 つまりは,マインドコントロール的なことも含めて,やりたいこと,その気になること,持続することを探して行けばいい,それは,有償無償,世の中の役に立つ立たない,仕事仕事じゃない,は関係ないってことですかね.

 もっと単純に言えば,(仕事をやめても続けても)朝起きて,今日一日何をやろうというやりたいことでも,そんなにやりたくなくてもやらないといけないことでも,何でもいいので,そういうことがあればいい,そういうものを日々探して行く,そのためには,選択肢は多くてヴァラエティーに富んだ方がいい(やりたいことやりたくないこと,やらないといけないことそうでもないこと,持続性のあるものそうでないもの,人との繋がりがあるものないても大丈夫なもの)ってことですかね.

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11/16'19b
[遂に]
(スポーツ)

 芸人Kが応援するということで,いやーな予感がしていたのですが,49ers遂に負けました.OTまでもつれ込んだ大接戦だったのですが,先にチャンスを掴んだFGを外したのは,やはり,呪いが...(笑).でも,相手は,同地区のシーホークスで,めっちゃ強いので,そこと対等以上にやれたのは,力が本物ということかもしれません(でも,同地区なので,上に行かせるわけには行かない).

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11/16'19c
[基本が大事]
(バドミントン, スポーツ)

 筑波大バドミントン部のFBで紹介されていた井上尚弥さんのPロフェッショナルを見ました.

 よかったと思います.でも,私が一番印象に残ったのは,「基本が大事」ということですかね.いろいろ,各論的なことや技術的なことはあるし,彼のことを天才とか怪物とか言ってる人もいるんですが,彼が一番できてるというか,やってきたのは,地道な基本練習なわけで,いつも言ってるように,結局,(動き方も含めての)フィジカルということです.

 実際,フィジカルに余裕があるから,フォームも安定するし,相手の動きも見えるし,ゲーム中でも考えられるし,デセプションもかけられるし,エラーも少なくなるわけですからね.もちろん,フィジカルだけではなく,考えることや人間的なことも必須ですが,それは,ある意味,当たり前で,でも,重要なのに意外と疎かにしがちなのが「基本」で,そのことを再認識させてもらいました.

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11/16'19d
[今の状況にほぼ満足]

 どういう風に生きて行きたいかというか,過ごして行きたいか的に言えば,今の状況にほぼ満足していて(もちろん,満足しているのは,状況というか環境的なことで,もっと真理に近づきたいとか,ピアノが上手くなりたいとか,バドミントンが強くなりたいとかいうことには,全く満足していない),定年という形で,それが失われるのが恐怖というか不安なんだと思います.

 具体的な今の状況としては,今の生活というか生き方をして行けるための充分な収入があって,それを得るための仕事として,研究や学生の研究指導というというやりたいことができていて,仕事以外にやってることは,正直,もう少し時間を当てられたらとは思うけど,まあ何とかできてるし,家族や友人達とも,もう少し会えたらとは,思うけど,これも何とかできてて,状況としては,充分でしょう(あとは,自分次第).

 不満というか要望としては,学生の研究指導とかの研究関係以外の(無償ならやらない)仕事を減らしたい(その分,収入が減ってもOK)のと,もう少し家族や友人達と会いたいのと,バドミントンのシングルというか,基本的な練習がしたいのと,もう少しスキーに行きやすいところに住みたい,というくらいです.

 定年で今の仕事を失うと,これらの不満は,解決する方向へ大きく動く一方で,経済的なことと研究や学生の研究指導というというやりたいことを失うわけです.経済的なことは,何とかなるとしても,問題は,研究関係ですかね.これを失うことが私にとって,どれほどのものなのかが充分に予測できてないのかもしれません.

 もう充分やって来た気もするけど,やりたいことは,まだまだあって,やれるものならずっとやって行きたい気持ちはある.でも,大学を定年でクビになると,研究を続けることは,実質かなり難しい.学生とかの若い人達を育てながらというのは,できなくても,一人でしこしこやれば,とも考えるけど,それだと何かが決定的に足りない気がする.だとすれば,次善の策というか,別の道を模索するというか,何でもいいから朝起きてやることがあればいいと考えればいいのか,といったところでしょうか.

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11/16'19e
[1位と2位が同じ]
(野球)

 今日のプレミア12の日韓戦ですが,作業しながら,ちらちら見てただけですが,両者とも明日の決勝進出を決めているということで,単なる消化試合となって,(実況や解説は,必死で盛り上げるのですが)乱打戦というよりは,何とも緊張感も締まりもない試合でした.そもそも,1位と2位が「同じ」というのがおかしな話です.

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11/16'19f
[自分だったらどうするか]
(大学)

 この件ですが,例えば,自分が東京,あるいは,その近郊に生まれ育って,東大,京大,東工大は,ちょっと厳しいとなったとき,どうするか考えてみたらってことですよね.そういう場合,東北大とか名大ではなく,筑波大を選ぶかってことなんですが,うーん,やっぱり,(行けるなら)東北大か名大に行くような気がします...

 とか言ったら,ほんとシャレにならん(笑)というか,元も子もないんですが,実質的中身ではなく,というか,高校生に中身なんかわからないでしょうし,就職とか将来とかそういうものは,まさに他者評価の影響を大きく受けるので,世間のイメージ的に言うと,筑波大は,(教員として所属するのではなく,学生として行くには),残念ながら,旧帝大には及んでないんだと思います.そうすると,教員の意識の高さと学生との間でギャップみたいなものが生じるのは,しょうがないのかもしれませんね.

 じゃあ,東北大,名大もちょっと厳しくて(そうすると,阪大も厳しい),北大か九大か筑波大かとなると,次に来るのは,意外と北大のような感じがします.なんでかなあ? 単なるイメージ? 東京から見ると,九州って,やっぱり遠いんですよね.

 じゃあ,筑波大か九大かだったら? いい勝負かも(笑).もちろん,実際は,(偏差値は同じくらいでも)九大が格上だと思いますが(と一応持ち上げておく),筑波大は,一応首都圏にありますからね.でも,つくばという街は,好き嫌いが分かれるところで,私は,正直,あんまり好きじゃないし(笑),そういう人は,積極的には選ばない気がします(「取組状況」を見ると早慶といい勝負.つまり,両方受かったら,半分くらいは,早慶に流れる).

 ということで,やっぱり,茶色い話になってくるのですが,繰り返しになりますが,そういう大学だとしても,いい研究すればいいだけの話だし,見栄えを捨てて実を獲るというか,むしろ,いい研究ができるところに効率よく来られてラッキーだと思って,頑張って欲しいですね.

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11/17'19
[夢にも考えたことがない]
(大学)

 でも,そういう問題じゃないかもしれません.というのは,そういう学生は,筑波大の中で下位の学生で,上位の学生は,とても優秀ですからね(つまり,上位と下位でかなりの差がある).実際,東大,京大,東工大が厳しいとなったとき,という時点でもう相当優秀なわけで,重要なのは,そういうことをちょっとでも考えたか,ということでしょう.

 つまりは,東大,京大,東工大とか夢にも考えたことがない,という程度では,大したことなくて,そして,そういう学生の多くが下位に来ているということでしょうか.逆に言えば,上位の学生は,東北大や名大ではなく,筑波大を選んだのかどうかはわかりませんが,東大,京大,東工大とか夢にも考えたことがない,ということはないんだと思います.

 じゃあ,下位で滑り込んだ学生は,だめかと言うと,もちろん,そんなことはなくて,高校時代までは,何となくやってきたけど,大学に入って,あるいは,研究室に入って,何かに目覚めるということは,あるわけですし,そもそも,勉強と研究は,違いますし,自分は大したことないと決めつけないで,やって欲しいと思うんですが,これも結局,素養の問題かもしれませんね.

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11/17'19b
[関西出身だったら]
(大学)

 じゃあ,関西出身だったら,どうでしょうね? どこかで書いたと思いますが,実は,関西の方が選択肢が多いと思うんですよね.

 東大に行ける人は,東大に行く人が多いと思いますが,地元重視で,京大に行く人もいるでしょう.京大が厳しいとなると,阪大がありますし,東京に行きたいのなら,東工大もありでしょう.その次だと,名大は近いですし,神戸大もあります.

 残るは,東北大,北大,九大ですが,わざわざ東北大行くくらいなら,阪大に行こうとするでしょうし,それは,筑波大もそうかな.北大と九大ですが,関西だと九大の方が近いですが,どうなのかなあ? そういうことがそんなに優位に働く気がしないのは,何なんでしょうね?

 筑波大は,あんまり積極的に選んでもらえないような気がします.実際,関西出身の学生は,いることはいますが,そんなにいない感じです.

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11/17'19c
[考え続ける]

 結局,やりたいことややりがいのあることに越したことはないけど,そうでもなくても,何かやることがあればいい,ってことでもいいんですが,問題は,そういうことに何か準備が必要か,今の仕事を失ってからで間に合うのか,ということでしょうか.

 でも,だったら,そういうものの中から選べばいいってことですよね.つまりは,現状を変えられるのなら変える,変えられないのなら,そういう中で,できるだけのことをすればいいというだけの話かもしれません.

 でも,いろいろ考えるのは楽しいし,上記のようなことでもいいけど,準備することでもっと状況がよくなる可能性は高いので,考え続けるんだとは思います.

 あとは,マインドコントロールですかね.例えば,自分が社会から必要とされなくなったという状況で,もちろん,そういう状況を変えることにチャレンジしてもいいんですが,社会の方がしょぼいことも多いわけで,そうすると,それを受け入れて,やって行くことも考えられるわけで,でも,それは,時間がかかるので,準備が必要ということになります.

 そういう意味では,マインドコントロールという表現は,違うかもしれませんが,ここ10年くらいで,世の中の実情が見えてきたということもありますが,大分,準備ができてきたという実感はあるので,考え続けることも無駄ではないと思います.

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11/17'19d
[世界一?]
(野球)

 山口が先発ときいたときは,大丈夫かよと思ったのですが(つーか,家に帰ってきたら,案の定,いきなり3点とられてるし),何とか勝ちました.でも,これで世界一とは,言えんわなー.プレミア12という(何かよくわかんない)大会で優勝したってことですかね.

 東京五輪は,メジャーの選手がどのくらい参加するかは,わかりませんが,というか,シーズン中だし,参加しないのでしょうから,それも似たようなもんですかね.でも,オリンピックの場合は,優勝すれば,他の競技と同様に,金メダル1個とカウントされる,ということはありますかね.

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11/17'19e
[やりたくない仕事]
(仕事)

 このサイトで,大学のこんなことやってどうすんだ?的な仕事を(給料減らしてもらってもいいので)やりたくないと書いてますが,ただやりたくないと駄々をこねてるわけではなく,そういう仕事をちゃんと「定義?」しておいた方がいいと思うので,一応,書いておこうと思います.

 研究や学生の研究指導だけすればいいのなら,天国ですが,大学に所属している以上,そういうわけには行きません(でも,再三書いているように,最先端のテーマを通しての研究指導は,最高の教育なので,それだけで職業として成立させることは,充分可能なはず).

 研究関係以外の大学の仕事としては,講義の他に,学務,人事,入試,就職,庶務,担任,カリキュラムなど,膨大なものがあります.そして,これらの仕事を,教員が分担してやってるわけです.ですから,やらないといけないし,私も,もちろん,ちゃんとやってますが,どうしてこの仕事,教員がやらないといけないのか,というものが結構あるんですね.

 これは,きいた話ですが,大学設立時に,事務と教員の間の駆け引きがあったようで,普通なら事務がやる仕事なのに教員がやることになったものが結構あるんだそうです.そして,学生の面倒見がよすぎるというこの大学の特徴とか,少子化に伴う悪しきサービス合戦,そして,今の○長になって,余計な仕事がどんどん増えて,という感じで,もちろん,それが学生のためになったり,やった方がいいことなら,頑張ってやりますが,まさにそんなことやってどうすんだ?ということばかりなわけです.

 そういう仕事をどう定義?するかですが,まずは,やり甲斐がない,ということになるでしょうか.やり甲斐なんかなくても,給料もらうためにやるのが仕事だろと言う人もいるかもしれませんが,やり甲斐がないということは,やっても,誰にもいいことがないことなわけで,まさにそんなことやってどうすんだ?ということなわけです.

 でも,やり甲斐はそんなになくても,誰かがやらないといけない大事な仕事もかなりあるわけで,でも,そういうものも,正直,やりたくはないです.というのは,私でないとできない仕事ではないからです.そういう仕事をしていると,私にしかできない仕事があるのに,それを否定されているような強烈な虚しさを感じます.

 あとは,私にしかできないことでなくても,面白ければ,無償でもやるでしょうから,面白くないということも一つの要素になりますかね.

 以上まとめると,「面白くない,私でなくてもできる,やり甲斐のない」仕事は,やりたくない,ということになるでしょうか.まさに,仕事三要素という感じですが,これらは,andなので,逆に言えば,どれか一つでも引っかかれば,つまりは,面白いか,私にしかできないか,やり甲斐があれば,やるってことになります(実際には,三つの総合判断でしょうが).

 気づくのは,(仕事なのに)有償無償は,関係ないってことです(まさに,やる気三要素).あとは,大学の仕事以外の,学外の仕事でも同様ということですね.

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11/18'19
[仕事〇要素]
(仕事)

 上で書いた三要素は,「やりたくない仕事」三要素であって,仕事三要素では,ありません.じゃあ,仕事〇要素的なこととしては,他に何があるでしょうか?

 まずは,報酬があるでしょうね.ぶっちゃけ,給料や時給がいいかどうかです.そして,多くの人にとって,これが重要なんでしょうが,私にとっては,(今の生活を維持できるだけあれば充分なので)取るに足らない要素です.

 あとは,責任分担ですかね.確かに「面白くないし,自分でなくてもできるし,やり甲斐もない」仕事は,多いですし,そこが何とかならないものかとは思いますが,現実問題として,誰かがやらないといけない仕事はあるわけで,それをみんな少しずつ(で済めばいいけど,現実は,そうなってないけど)我慢して分担しましょうということでしょうか.

 そして,これらの,やりたくない仕事三要素以外の仕事〇要素こそが,本来の仕事というものかもしれません.生きていくために,食べ物を確保しないといけない,住む家を作らないといけない,といった,人間が生きて行く上で不可欠なものが面白いとは限らないし,ましてやある特定の人にしかできないのでは,世の中,回りませんからね(でも,必要不可欠なことという意味では,多少のやり甲斐はあるかも).

 以上まとめると,仕事〇要素としては(とりあえず),「面白い,自分しかできない,やり甲斐がある,報酬,責任分担」となります.やる気三要素との対応関係で行くと,面白い,自分しかできない,が内的熟達,やり甲斐がある,責任分担が人との繋がりで,報酬は,そのまんま報酬ってとこですかね.

 いくつか具体的に見てみます.

 まず,学生の研究指導ですが,面白い,自分しかできない,やり甲斐があるの3つを満たしてますし,結果的に,報酬,責任分担も満たしますね.大学の研究関係以外の仕事は,(講義は,自分にしかできない講義をしたり,こうやったら学生にいいことがあるんじゃないかという多少やり甲斐のある仕事もありますが)上で書いたように,面白い,自分しかできない,やり甲斐があるを満たさず,報酬,責任分担しか満たしてないのですが,私は,報酬は,関係ないので,ほんと責任分担という意識のみで何とかやってるようなもんです.

 特殊なものとしては,メディア対応があります.これは,面白くはないですが,例えば,震度が大きくても被害が少なくて済んだ理由を正確に伝えることは,自分にしかできないことなので,我慢して頑張ってやってる感じですが,ほんの少しのやり甲斐と報酬と責任分担もある感じでしょうか.

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[仕事でなくても]

 あるいは,仕事でなくても,お金を払って人にやってもらう人もいるという意味では,今やってる片付けですが,何が必要で何が要らないかは,自分にしか判断できないわけで,だとすれば,自分しかできないことですし,荷物が減って気分がよくなれば,やり甲斐もありますかね.

 食事の準備とかも同様で,私は,その時,食べたいものを食べたいので,人任せにできないということもありますし,部屋の掃除とかも,他人に自分の空間に入って来られるのは,嫌なので,これも自分にしかできないことになりますかね.

 もっと言えば,仕事以外にやってること,例えば,ピアノ,バドミントン,スキー,ゴルフは,全て,面白いというだけで,自分より上手い人,強い人はいくらでもいるし,報酬があるわけでも,責任分担があるわけでもないんですが,それでもやるってことに意味があると思うんですが,自分しかできない何かを目指してるところは,ありますし,何らかの形でアウトプットできれば(例えば,ピアノなら知られざる近現代の名曲を紹介するとか,スポーツなら,私にしか見えない運動原理の本質に迫るとか),多少のやり甲斐もあると思います.

 運用的なことは,うまく行けば,報酬が伴うんですが,これも基本的には,面白いからやってるってことですし,自分にしかできない(と思う)分析をしています.

 最後にこのサイトですが,これも面白いというか,やりたいから,書きたいから書いてるだけですが,これも自分にしかできない,たどり着けない何かに到達したいと思ってやってます.

 こうしてみると,私にとって,重要なのは,面白い,自分しかできないの2つであって,まさに,やる気三要素で言えば,内的熟達ということになりますね.

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11/18'19b
[フリー研究者]
(大学)

 (このサイトを読んでくれてるらしい)M田から,以下のような情報提供?がありました.

 「フリー研究者」の時代がやってきた?!その可能性と課題

 近畿大学を退職しました

 この手の話題については,既にどこかで書いたと思うのですが,検索してもうまく出てこなかったので,記憶を頼りに要点を書くと,自分がというよりは,若い人達が,大学などの研究機関に所属しないでも,研究者として,やって行くこともできるんじゃないか,ということです.

 問題は,収入減ですが,この人(山根さん)は,優秀で,既に実績があったので,仕事が来たんでしょうが,そうでない場合は,データ解析とかの仕事を時給3000円くらいでやれば,ということも書いたと思います.でも,山根さんの記事を読んで思ったのは,そういう仕事をする上で,先方としっかり話をして行けば,それで論文を書いたりとか,研究的な仕事もできるんじゃないですかね.

 じゃあ,(このサイトで再三ぼやいている)お前はどうなんや?ということですが,私が大学をやめることは(今のところ)ありません.それは,いろいろ不満はあるけど,やめるともっと大変なことになるというか,やりたいことができなくなると思うからです.

 まず,国公立と私立では,状況が全然違います.どこかで,高校の同期で文系の大学教授をしている奴が週18コマやらされてて(でも,小学校の先生は,それ以上やってるんですけどね),研究なんかできんとぼやいていたことを書きましたが,理系でも理科大とか,かなり,負荷が大きいところも多いです.それ以外の雑務も言わずもがなでしょうか.

 じゃあ,単純に楽だから今の職にしがみついてるのかと言うと,そういう人も多いんでしょうが,私の場合,やはり,研究室を主宰して,学生達を育てながら研究をして行くということがやりたいんですね.フリーになれば,独りぼっちですし,学生より遥かに仕事処理能力は高いでしょうが,学生が10人いて,それぞれに10個研究テーマを与えてマネージするのは,大変ですし,いろいろ面倒なことも多いですが,そこをうまくやれば,大きな成果も出るし,そもそも,学生達がいるから,何とか頑張って研究テーマ考えて,彼らにやってもらうことで,彼らを成長させたいわけで,独りぼっちになって,そういうのがなくなると,そんなに頑張って研究しなくなるような気もするんですよね.

 ですから,最近書いてるように,問題は,今の大学の現状というよりは,定年後どうするかです.まさにフリーの研究者になるわけで,しかも,頑張って,仕事を請け負わなくても食べて行けるわけで,そういう中で,果たして,頑張って,研究していくのかという方が心配なわけです.

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11/18'19c
[海外で研究者になる]
(大学)

 似たような話題として,都立大の北山先生のページには,「海外で研究者になる 就活と仕事事情」という本が紹介されていました.東大の准教授を辞して海外の大学に行った人の著書で,雑務がどんどん増えて悲惨なことになってる日本の大学なんか飛び出して,もっとバリバリ研究できる海外に行こうということでしょうか(そういう人がいるということは,東大も大変ってことですね.そう言えば,舛添さんも西部さんも,そんなこと言って東大やめたわけだから,今に始まった話ではないってことですかね).

 私個人的に言えば,何度も書いていますが,今いるところより,研究できそうなところがあれば,地方だろうが,海外だろうが,いつでもホイホイ行きますよ.

 でも,私の場合,海外は,ありえないかな.それは,英語云々というよりは,地震とか耐震とかに関係した研究をするんだったら,どう考えても,日本にいるのがベストだからです.それは,この分野は,日本が世界で一番研究が進んでいるということもありますが,日本で大地震が頻発してることが大きくて,これから,首都直下,南海トラフとかも起こるでしょうし,格好の研究材料が目の前にぶら下がっているのに,そこを離れるのは,どう考えてもあり得ない話です.

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11/18'19d
[大した話?]
(世の中)

 ニュースでは,ヤフーとラインの経営統合で持ちきりなんですが,そんな大した話なんですかね? 市場を制すとか言ったって,所詮ビジネスというか,パワーゲームというか,金儲けってことですよね.少なくとも,私は,そういうことは,全然興味ないです.

 ちなみに私は,ラインは使ってません.これからは,メールではなく,ラインで連絡するから,使ってと言われることもありますが,全くそのつもりはありません.理由は,携帯(スマホ)が不携帯なのと同じです.

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11/18'19e
[大学教授]
(大学)

 今更ながら思ったんですが,研究するためではなく,大学教授になる,大学教授でいるということが先で,講義して,ゼミもって,その他,諸々の仕事して,研究は,その次,あるいは,ほとんどやらないみたいな人が多いというか,世に数多の大学があることを考えると,そういう人がほとんどなのかもしれませんね.単なる職業として考えれば,社会的地位も高いし,給料も悪くないし,小中高の先生よりは,(研究しなければ)仕事は圧倒的に少ないし,こんな「いい商売」ないでしょうからね.

 つまりは,研究するために大学にいるという人は,トップレベルの極一部の大学だけの話なのかもしれません.だとすれば,どこかで書きましたが,研究だけすればいい「研究教授」作ってもらえませんかね?(でも,私はもう関係ないというか間に合わないけど)

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11/18'19f
[「時々,みんな」程度の何か]

 ちょっと変なことに気がつきました.私は,(内的熟達的に)研究がしたいんですが,だったら,一人でしこしこやればいいわけですよね.でも,研究室を主宰して,学生達を指導し育てながらやるのが楽しいってことは,内的熟達ではなく,人との繋がりってことですよね(今更?).

 でも,これも,単に一人がいいってことではなく,「一人,時々,みんな」がいいってこと? 実際,研究指導と言っても,多くの時間は,学生達は,各自で研究してるわけで,私と話したり議論したりするのは,まさに「時々」ですからね.

 なんだ,そんなことか,とも思ったのですが,定年後もそういうことで行けばいいってことかもしれません.つまりは,「時々,みんな」程度の何かがあればいいってことです.

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11/19'19
[最適頻度]

 なんか至極当然の結論というか,先祖返りみたいなことになってきて,非常につまらない感じもしてきたのですが,やっぱり,そんなことはなくて,「一人,時々,みんな」の「時々,みんな」も大事ですが,「一人」をもっと大事にしたいと思うんですよね.

 それは,「一人で大丈夫」なら無敵ということもありますが,「時々,みんな」より「一人」の比重が歳とともにだんだん大きくなって来てる感じがするということがあります.私は,学生時代までは,あまり社交的ではなかったと思うんですが,30代以降は,かなり社交的というか,実際,いろんな人と知り合いになって,仲よくなって,会っていろんな話をするのが楽しかったと思います.

 でも,いつ頃からか,もちろん,今でも社交的にふるまうことはできるし,人と会う時は,そうしてるのですが,そういうのがだんだん面倒になってきたんですね(まさに先祖返り?).もちろん,会って話をすれば,楽しいし,そういうのが全くないのは嫌なんですが,一方では,疲れるというか,「時々,みんな」の「時々」の最適頻度がだんだん下がって来てる気がします.

 そして,これを外挿すると,あと10年,20年したら,もっとそうなるわけで(あくまで外挿すれば,ですが),でも「みんな」の時間が減れば,「一人」の時間が増えるわけで,そこをどう過ごすかは,どんどん重要になって行くわけです.

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 今,突然,フラッシュバック?したんですが,そう言えば,このサイトにも書いたと思うのですが,「研究所」を作ろうと思った理由の一つとして,友人達とか研究仲間とか後輩達とか研究室の卒業生とか,そういう人達が気軽に集まって飲めるたまり場みたいなものを提供したいと思った,ということがありました.

 今の感覚からすると,隔世の感?もしないでもないですが,高々10年くらい前の話だと思うので,ということは,10年後は,どういう心境になってるかわからないというか,このまま外挿通りになるのか,どこかでまた反転するのかはわからないので,どっちに転んでもいいようにしておくということですかね.

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11/19'19b
[じゃあ,どうして]
(大学)

 今いるところより,研究できそうなところがあれば,地方だろうが,海外だろうが,いつでもホイホイ行くと書きましたが,じゃあ,どうしてQ大に行かなかったんだ?と言う人もいる(というか実際言われた)と思うので,(どこかで少し書いたとは思うけど)書いておくと...

 家族が反対したとか,昇進したばかりで抜けるのは,人の道に反すると思ったとかもあるんですが,一番大きいのは,「今いるところより,研究できそうなところがあれば」という条件を満たさなかったということでしょう.

 でも,Q大がそうなら,そういう条件を満たすところなんかあるのか?と言われれば...そうですね,実際,ほとんどないと思います.東大に(というか東京に)帰りたいと思っていたこともありましたが,よくよく考えてみたら,東大の先生は,膨大なとりまとめ的仕事があって,今いるところより研究できるとは言えないですし(そもそもポストもないし),東工大の先生も(研究以外の仕事で)忙しそうだし,東大,京大以外の旧帝大だったら,状況は,こことそんなに変わらないだろうし,地方に行くことになるし,だったら,ここにいるというだけの話です(ていうか,話がなければ話にもならないわけですし).

 でも,昇進してからもう10年近くが経ち,いろいろこき使われて仁義も果たし?,ここ数年は,〇長の暴走もあって,おかしなことにもなって来て,そういうハードルが下がって来てるような気もするのですが,失ってからでないとわからない,ではないですが,一度動くと後戻りはできないので,そこは,慎重に判断しないといけないんだと思います.

 と言っても,もう定年まで10年切ってるわけで,後戻りできなくても,もうそんなの関係ないというか,いざとなったら,もう働かなくても食べて行けるだろうし,全く違う道に行くのも面白いかもしれないし,そういう意味では,冒険というか,乗っかるというか,思い切った決断ができるとも思うんですよね(10年前は,そうは行かなかったと思う).

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11/19'19c
[京都]
(地理)

 考えてみたら,京都って,特殊というか,不思議なところですよね.

 言うまでもないですが,明治より前までは,「都」だった(天皇が住んでた)というか,幕府が政治の中心だったとしても,鎌倉時代,江戸時代以外は,平安時代以降,ここが中心だったわけで,その結果,膨大な文化遺産を有する世界に冠たる観光都市でもあるわけです.

 でも,近現代というか,我々が関係する時代で見ると,大都市の一つでは,あるんですが,関西の中心は,大阪ですよね.人口を見ても,さっき調べたら,京都は,今は何と9番目です.私が人口マニアだった小学生のときの記憶だと,東京23区,大阪,横浜,名古屋の次だったと思うので(周辺合併ということもありますが),この50年で,札幌,福岡,神戸,川崎に抜かれてしまったということになります.

 それでも,存在感は健在で,膨大な文化遺産を有する世界に冠たる観光都市ということもありますが,「県」でないのは,東京都と大阪府と京都府と北海道だけですし,大学だと,東大と並ぶのは,阪大ではなく,京大なわけです.

 要は,ずっと昔から人が住んでたってことなんですが,盆地で夏暑くて冬も寒いし,そんなに住みやすいわけでもなくて,やっぱり,ちょっと不思議なところです.

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11/19'19d
[どこなら住みやすいのか]
(生活)

 じゃあ,どこなら住みやすいのかってことになるんですが,最近は,福岡が住みやすいということがよく言われるんですが,確かにコンパクトで,空港も近いし,食べ物もおいしいくて暮らしやすいのですが,日本海側なので,冬は,曇りの日が多くて,雪も少し降りますし,最近は,夏は,猛暑になることが多いみたいです.

 一方の札幌は,ここもいいところなんですが,冬は,雪に覆われるわけですし,名古屋は,夏は,どえりゃあ暑いですし,じゃあ,東京とか大阪が温暖で暮らしやすいかというと,そんなことはないし,結局,日本で暮らしやすいところなんか,もうないのかもしれませんね.

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 関東の中だと,北関東よりは,南関東の方が温暖とは言えるでしょうね.そして,東京よりは,横浜,千葉ってことで,更には,横浜よりは,海に近い千葉の方が温暖だと思います.このサイトで紹介した勝浦も千葉にありますからね.

 そうすると,全国的に見れば,沖縄や南の島は,当然としても,静岡,和歌山,高知,宮崎,鹿児島とかにも温暖なところは,あるかもしれませんね.でも,静岡を除けば,東京からの距離がありますかね.

 実は,静岡は,ちょっと調べたことがあって,確かに温暖なんですが,すぐ上に長野があるにも関わらず,スキーには,行きにくいみたいです(まともなものの中でおそらく一番近い富士見パノラマでも2時間ちょい.それでもつくばよりは,全然近いけど).要は,静岡と長野を結ぶ交通とか高速道路が未整備ってことですかね.

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11/19'19e
[目の前にあるわけではないけど]
(片付け)

 片付けですが,今主にやってるのは,学生の部屋に置いてある荷物で,その多くは,地震研からここに来た時もって来たもので,どこかで書きましたが,来た時は,部屋の中が天井まで積まれたダンボールでいっぱいになって呆然としたほどです.

 その後,二重のスチール棚を購入して,何とか収めたのですが,部屋を移動する際に棚を一重にしたので,二重の棚は,学生の部屋の隅っこに置かせてもらって,それから十余年が経過し,ということでしょうか.

 いつか片付けないといけないし,飲み会をするときに狭いですうと学生からクレームが来るようにもなり(笑),一念発起というか,何とかその気になったので,その気になってるうちに片付けてるわけです.

 でも,それらは,私の目の前にあるわけではないので,必要なものを抜き取って,多くは廃棄だとしても,私の部屋から消えていくわけではないので,なかなか実感が湧かないということもあるんですが,やっぱり,ずっと頭のどこかに引っかかってるというか,目の前にないからこそ,妙な荷物を背負ってる感じもするわけで,実際,「いつでも引っ越しできる状態」かと言うと,ダンボールとかファイルボックスに収納されてるという意味では,「いつでも引っ越しできる状態」とも言えるんですが,20年前には,必要というか,一応とっておこうと思ったものでも,今は不要ということが多くて,不要なものを引越しで運ぶのはばかげてるわけですから,その気になってるうちにせっせと処分しているわけです.

 あと,「しっかり整理収納されてる」と,確かに「いつでも引っ越しできる状態」ではあるんですが,20年も放置してると,必要だったものが不要になったり,ラベルを見ただけでは,何が入っているかわからなくなったりするので,やはり,時々チェックすることは,必要ですね.

 同じことは,家の荷物についても言えます.家は,2年前から既にいつでも引越しできる状態なんですが,目の前にあるわけではないけど,要らないものは,まだまだあると思うので,こっちもせっせと処分して行きたいと思います.

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11/19'19f
[歴代最長]
(政治)

 A倍政権が歴代最長になったんだそうです.こんなどうしようもない政権が歴代最長だなんて,日本の政治の惨状がわかります.党内からは,手前味噌的なことばかりしか出ないんですが,A倍さんがこの7年で何やったんですか? 外交は評価できる? Tランプが当選したときに,尻尾振って,いの一番に駆け付けただけじゃないですか.

 じゃあ,どうしてA倍政権がこんなに続いてしまったかですが,それは,野党の体たらくに他なりません.M主党が犯した罪は,あまりに重かったし,こんなどうしようもない政権しか選べなかった日本国民が最大の不幸でしょう.

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11/20'19
[競争原理]
(政治)

 でも,M主党政権以前は,どうだったかと言うと,1993年に宮澤政権が倒れてからは,小沢さんを中心に二大政党制を目指しましたが,なかなかうまく行かず,何とか辿り着いたと思ったら,あのM主党政権です.

 じゃあ,宮澤政権以前の,つまり,戦後のJ民党は,どうだったかと言うと,高度経済成長を牽引したということなんでしょうが,敗戦という0からのスタートと人口の爆発で,たまたまうまく行ったということでしょうし,汚職などの政治の腐敗はすさまじいものでした.

 こうして見てみると,今のA倍政権もまんざらでもないと思う人も多いかもしれませんが,それは,全然違っていて,何が一番違うかと言うと,昭和のJ民党政権も平成の与野党伯仲も競争原理が働いていたんですね.

 昭和のJ民党政権は,今と同じ,事実上,独裁状態ですが,党内の派閥争いがすごくて,何かへたなことしようものなら,たちまち引きずりおろされたものです.でも,今のA倍政権は,総イエスマン状態で(K泉ジュニアも閣内に取り込まれて,まんまとイエスマンになった),やりたい放題で,でも,非常に優れた独裁者なら,それはそれでありかもしれませんが,A倍さんでは,お話にもなりません.

 でも,私は,何度も書いているように,競争原理自体には,否定的で,権力闘争とかではなく,純粋に日本という国をよくするために政治をするの本来あるべき姿だと思うのですが,それでは,だめだというのが何より政治の世界に有能な人材が集まっていないことの証拠ということでしょうね.

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11/20'19b
[紙ベース]
(片付け)

 ずっと学生部屋の片隅に置いてあった,荷物の片づけをどんどんやってて,ものすごい量なんですが,もちろん,大学院生時代からなので,30年の蓄積?ということもありますが,昔は,「紙ベース」だったんだな,ということがあります.

 参考文献とかも,コピーしてファイルに綴じてという感じで,膨大な量ですし,委員会の資料とかもそうですね(でも,これは,今でも紙ベースのものが多いか).それ以外には,研究に関するメモとか検討の跡とかがかなりあるんですが,そういうのがたくさんあるのを見て,昔は,すげー研究してたんだなあ,とか言うと,今は,研究してないみたいですが,もちろん,そういうことではないのですが,やっぱり,じっくり考える時間は,大学院生時代とかの方があったんだなあとは思いますね.

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11/20'19c
[芸能人]
(芸能)

 芸能人の不祥事が相次いでますが,芸能人なんてそんなもんですよ.問題は,彼らが別に何かすごいことをしたわけでもないのに,えらそーに勝手なことを言って,しょぼい人間がそれに追従することです.

 芸能人が法外な報酬を得て,えらそーにする世の中,もうそろそろやめませんか?

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11/20'19d
[勝手に人との繋がり]

 いろいろ考えてきたし,(面白いので)これからも考えていくんだと思いますが,ここのところ,ちょっと何かに近づいた感じがします.

 もちろん,内的熟達で一人でも大丈夫なら無敵ですし,それで行ける人もいるとは思うのですが,私の場合,おそらく,そこまでは無理で,やっぱり,「一人,時々,みんな」だと思うんですね.

 今の仕事というか,研究が楽しいのは,研究そのものが面白いということもありますが,学生達,あるいは,学内外でいっしょに仕事する人がいて,「時々,みんな」ということがあるんだと思いますし,それが仕事というものでしょう.

 問題は,定年で今の仕事を失った後,どうするかですが,今のような形では続けられないとすると,「時々,みんな」という状況を作ればいいことになります.それは,町内会とかカルチャーセンターとかではなく,今の仕事のレベルというか,端的に言えば「私にしかできないこと」でなければならない(でなければつまらない)ということです.

 それは,他者評価ではなく自己評価ということで言えば,自分で勝手にそう思ってやればいいわけですし,実際,今だってそうなわけですからね.

 でも,「時々,みんな」という状況を作るのは,定年後は,なかなか難しい気もするのですが,これも勝手に「人との繋がり」を感じればいいような気がします.

 わかりやすい例としては,このサイトですが,何度か書きましたが,好き勝手なことを書いてますが,自分にしか書けない(と勝手に思える)ことを書いてますし,独り言というよりは,読んでくれる人に,つまり,勝手に人との繋がりを感じながら書いてますし,だからこそ,こんなに長い間,続いているのでしょうし,公開する意味があるわけです.

 あるいは,メールのやりとりにも,人との繋がりは,感じますし,よく知る人のFBやウェブサイトを見るのもそうかもしれませんし,一人でしこしこ研究する気になったら,成果をこのサイトのようにウェブで公開してもいいでしょう(自分で言うのも何ですが,結構有名にはなったし,地震防災に直結することをやれば(例えば,首都直下地震とか,いろんな地震で,どこでどんな建物に被害が出るかとか),見る人は,そこそこいるような気がします.

 大学の研究室に出かけるのも,単に場所を変えるということではなく,そこが社会と繋がっている感じがするということがあるんだと思います.定年になれば,研究室は,なくなりますが,そういう場所を確保する,あるいは,そういうところに住んでしまうというのは,一つの方法かもしれません.

 非常に具体的に考えると,一日の時間割として,朝ゆっくり起きて,朝食の準備をして食べて,ちょっとのんびりしたり,家の中の仕事をしたり,作業的なことをしたりしてると,昼くらいにはなりますし,そしたら,昼ごはんの準備をして食べるか,ランチに出かけたり,買い物に出かけたりとかで,要は,午後の中で,一度出かける「何か」があれば,夕飯以降は,今過ごしてるように過ごせばいいわけですからね.

 「何か」としては,例えば,週2回,夜バドミントンの練習に行くのなら,いつも夜やってることを昼にやればいいでしょうし,今の仕事がなくなれば,平日昼間ガラガラのゴルフの練習場なら,週に1回くらいは,行くような気もしますし,家族や友人達とももっと会えるでしょうし(会うのが夜なら,昼と夜を入れ替えればいいのは,バドミントンの場合と同じ),ピアノも今よりは弾くでしょうから,今よりもっと人前で弾いてもいいですし,仕事も少しはあるかもしんないし,これからいろいろ開拓してもいいし,まあ何とかなるような気がしてきました.

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11/21'19
[寂しいこと?]

 あとは,運用的なことというか,経済とか相場の今後の見通し的なことや,(既に書いてますが)運用実績を日々書いてもいいですかね.私の運用がうまく行っていれば,読む人もいるでしょうし,そういうことを通して,微力ながらも世の中や経済をあるべき方向に少しは変えられるというか,勝手にそう思ええればいいんですからね.

 ちなみに,最近の戦績ですが,日運と短運は,ぱっとしません.と言っても,年利10数%くらいでは,回ってると思いますし,それだけ行けばすごいと言う人もいるでしょうが,私個人的には,全然物足りません.一方の資保は,資産を守ることが目的なので,減らなければいいのですが,こっちの方がパフォーマンスは,出てると思います.特にVIX先物ですが,開始からまだ5か月ですが,既に2倍になりました.年にすると,5.3倍なので,年利にするとどうなるの? 430%?

 もちろん,たまたまというか,このペースでずっと行けるとは思えませんし,2倍になったということは,予測と逆に動けば,半分ではなく,元手が全部なくなったかもしれないってことなんですが,最初の段階で,たまたまでもうまく行った分,リスクをとって行けるとは思います.

 研究についても,地震防災に直結する私の研究成果を活かすようなことを一人でしこしこやって行ってもいいですが,今までの成果をまとめていくのもいいかもしれませんね.やりたいことは今やるということに反するんですが,今は,学生達もいるし,どんどん新しいテーマに取り組んで行きたいわけで,それができなくなったときの次善の方法ということでしょうか.というか,どこかでまとめておきたいとは思いますし,それは,今じゃないとも思いますしね.

 というようなことを書いてると,そんな寂しいことなわけ? それだけ実績がある偉い先生?なら,定年で仕事をやめてもいくらでも仕事は来るんじゃない?と言う人も多いと思います.そうですね.そうかもしれませんし,今でも学外の仕事は、結構ありますし,大学をやめても,そういうことを続けて行けば,いいのかもしれません.でも,何度も書いてますが,やりたくない仕事,具体的には、「面白くない,私でなくてもできる,やり甲斐のない」仕事は,もうやりたくないです.

 例えば,どこかの私立大学から話が来たとしても,週18コマ講義してくださいとか,学長とか学部長になってくださいとか言われたら勘弁ですし,逆に言えば,面白いか,私にしかできないか,やり甲斐があるか,どれか一つでも引っかかれば,やるってことですが,都合よくそんな話が来るとは限らないわけで,だとすれば,そうなっても大丈夫なようにしっかり準備しておくことだと思うんですよね.

 フリー研究者ではないですが,そういう仕事もいくらでもあるとは,思うのですが,いわゆる実働部隊になるわけで,そういう仕事を偉い先生にこの条件ではちょっとということになって,仕事を発注する方は,却って難しいと思うんですよね(若手の実働部隊は,用意するので,彼らを指導し育てながら,アイデアを出してこの問題を解決してくださいというのならありか).

 いずれにしても,いろいろ仕事が来るとしても,定年からせいぜい10年くらいの話でしょうし,問題は,そこからというか,それだったら,もちろん,来る者は拒まずですが,時間の問題というか,早く次の段階に移行した方が持続可能ということもあると思うんですよね.

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11/21'19b
[絶望]
(政治)

 もりかけ問題の次は,桜を見る会ということで,野党は,追及して解散に追い込むと躍起です.誰がどう考えてもアウトですし,それ以前に,この政権自体がアウトなんですが,解散に追い込めたとしても,野党に投票できるかというと,この体たらくですから,これまでの繰り返しなわけで,その前にやることあるだろということです.メディアは,国民は,政治にもっと関心をもてと言うのですが,そういう問題ではなくて,国民は,政治に関心がないのではなく,投票するところがなくて絶望してるんですよ.

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11/21'19c
[防ぎようがない?]
(世の中)

 街中の工事現場で,上から鉄パイプが降ってきたり,青信号で横断歩道を渡っていても暴走する車が突っ込んで来たりで,こういうのは,防ぎようがないという人がいるんですが,そうなんですかね? 災害については,書きましたが,人災については,鉄パイプとか暴走車については,そういう事故を起こす方が悪いし,まずはそこを何とかしようとするのは,当然ですが,ヒューマンエラーは,絶対になくならないし,世の中には,とんでもない奴は(犯罪者だって),いるわけでいるわけで,できる範囲で,やるべきことは,やるべきでしょう.

 具体的には,私は,街中で工事してるなーと思って,その横を通らないといけないときは,必ず上方に注意を払いながら通ってますし,青信号を渡るときも,左右に注意してますし,プラットホームに電車が入ってくるときは,必ず後ろを振り返りますし,車で追い越し車線を走っていて,対向車線に右折待ちの車があったら,無理して突っ込んでくるかもしれないから,ブレーキペダルに足を置き換えますし,そんな用心しなくても,と思うかもしれませんが,用心というよりは,本能的に極々自然なことだと思うんですよね.

 もちろん,これで完全に大丈夫になるわけではないですが,事故に巻き込まれる確率,命を落とす確率は,1/100くらいにはなるんじゃないですかね?

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11/21'19d
[寒い]
(日記)

 今日は,大学から帰るとき,寒かったです.そして,明日は,雨で,1月並みの寒さになるそうです.それでも,(最高気温が)10度くらいということなんですが,やっぱり,寒いのは,堪えますね.

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11/21'19e
[VIX先物]
(運保)

 VIX先物ですが,取引を始めたのは,6/20ですが,最初は,いきなり1か月で20%の損が出て,肝を冷やしたというか,VIX指数の値動きのすごさに唖然としたんですが,その後は,順調に来ています.使っていたのは,最初は,IGのCFDですが,GMOクリックでも取り扱ってることがわかり,スプレッドも小さいので,今は,こっちを使っています.

 VIX先物は,1限月なので,毎月ロールオーバーが必要なんですが,GMOクリックは,これも自動的にやってくれます.ただ,そのときに,どのくらいコストがかかるのかは,一度手仕舞ってみないとわからないので,わかったら報告?します.

 VIX指数は,とにかく値動きが大きいし,売ってるときに暴騰したら損失無限大ですから,複利でいくら資金が増えても一瞬にしてなくなる可能性があるので,資保ではなく,日運や短運以上のハイリスクハイリターンなので,資金が増えてきたら,リスクマネージメントを考えないといけませんが,今はまだ大丈夫です.

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11/22'19
[VIX先物のマネージメント]
(運保)

 今はまだ大丈夫ですが,VIX先物のマネージメントは,実は,大きな問題です.

 当ててる資金は,もちろん,0になってもいい余剰資金なんですが,VIX先物を売ってる時,即ち,実質,アメリカ株(SP500)を買っているとき,大暴落が起きると,理論上は,損失無限大です.つまり,複利で資金を増やして,元手が100倍とか1万倍になったとしても,一瞬でそれを失うどころか,莫大な負債を抱えることになります.

 それが,資産の範囲内であれば,破産せずに済みますが,余剰資金とは言え,それが増えて100倍とかになると,アウトになる可能性があります.

 具体的に見てみると,過去のVIX指数の最大値は,リーマンショックのときの89.53だそうです.VIX指数は,普通は,10〜25くらいの範囲で推移してますから,20で売っていたとしたら,89.53-20=69.53のマイナス,つまり,資金を全て失うことに加えて,その69.53/20≒3.5倍の負債を抱えることになります.

 バブルの時に資産6000億だったのに,バブルがはじけたら借金3000億という実例を紹介しましたが,この場合,資産6000億がたった一日で借金2兆1000億です(資産10億だとしても,借金350億).

 じゃあ,リーマンショックが考えうる最大かと言うと,このサイトでも何度か書きましたが,せいぜい10年に一度の出来事だと私は思います.実際,VIX指数が導入される前を含めて計算してみると,1987年のブラックマンデー(NYダウが一日で何と22.6%も暴落)のときは,172にまで達したと言います.もう計算するのが怖いですね.

 じゃあ,どうしたらいいでしょうか.

 そもそも,投資なので,リスクをとらなければ,リターンもないわけで,そこは割り切ってやるというか,実際,そういう恐怖を克服した人が相場に勝つんですが,破産したら,そこで終わりです.

 対処法の一つは,売り(空売り)はやらないということでしょうね.どんな相場でもそうですが,買いしかやらなければ,最悪でも資産が0になるだけで,それ以上の損失は生じません.でも売っていれば,上は青天井なので,理論上は,損失無限大です.

 でも,買いしかやらないということは,リスクをとらないということなので,それで勝つのは,難しいと思います.しかも,VIXは,上下逆転相場なので(SP500が上がれば,VIXは下がる),買う方が二重に安全なので,リターンが少ない,逆に,売る方は,二重に危険なので,リターンが大きいということです.

 ですから,現実的な方法としては,やはり,リスクマネージメントをしっかりすることですかね.つまりは,なくなってもいい余剰資金というのは,当然ですが,それに加えて,売っていて暴落が起こったとしても,何とか破産せずに済む範囲の玉しか建てないということですかね.

 問題は,VIX指数の上限をいくつと設定するかですが,例えば,ブラックマンデーの172,あるいは,それ以上の世界恐慌レベルを考えるとすると,既にやばいわけです.もちろん,先物の場合は,売り手と買い手がいるわけで,VIX指数と先物は,完全に連動するわけではないですが,実際にどうなるかは,わかりませんし,ロスカットとかの設定はありますが,そんなことになったら,気配値をどんどん切り上げるだけで値が付かないわけで,ほとんど意味はないでしょう.

 で,とりあえずの結論としては,私の,機会を増やして勝率60%で,余剰資金を複利で回すという数理モデルの一角が崩れるというか,方針転換になるのかもしれませんが,VIX先物については,複利ではなく,単利で回すということですかね.値動きが大きいので,それでもかなりの収益は,とれるとも思いますからね.

 VIX先物については,他の相場や銘柄と違って,順張りではなく逆張りになってるともどこかで書きましたが,上下逆転相場ということで,特殊というか,従来のやり方が当てはまらないことも多いのですが,それはそれで,一種のリスク分散になってるとも思います(実際,日運や短運がぱっとしない分をVIX先物で稼いでるし).

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 単利で回す(単利なので回すとは言わんか)場合の収益を計算してみたんですが,やっぱり,単利だと大したことないですね(やはり,複利のマジックはすごい).それに,単利ということは,益が出た分は,そのまま放置ということで,それは,いくら何でも効率が悪すぎます.買いの時だけ複利というのもやってみたんですが,少しはいいというくらいかな.

 あるいは,VIXの考えうる最大値を(例えば100とかと)設定し,そうすると,20で売る場合は,建玉の(100-20)/20=4倍までの損失が発生しうるということなので,資金の1/4の玉を建てて複利で回すとか.

 これは,どういうことかと言うと,例えば,資金が1億だとすると,単利の場合は,建玉は,ずっと1億のままですが,複利の場合は,1億の1/4の2500万を複利で回すわけで,どちらが収益が上がるかは,明らかでしょう.

 と書いて,気づいたんですが,複利とか単利とかの問題ではないですね.単利でも1億の資金目一杯玉を建てて,売ってるときに暴落が起きれば,資金の4倍の4億の損失になるわけですからね(やっぱり,結構,間抜け).

 ですから,単利でも複利でも資金の1/4の玉を建てるというか,複利で回すけど,玉を建てるのは,資金の1/4ということですね.ただ,想定するVIXの最大値が100でいいのか,つまり,1/4でいいのか,1/10くらいにしないといけないのかという問題はありますね.

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 計算してみました.結果は,1/10だと複利で回しても単利並みですね.1/4にして,買いの時は,目一杯(と言っても,余剰資金の中の目一杯)とすると,まあまあってことで,とりあえずこれですかね.ちなみに,売ってる時ではなく,買ってるときに暴落が起こると,資金目一杯建ててるわけで,(余剰)資金が一瞬にして何倍にもなることになります.

 でも,こういうのって,まさに数理パズルというか,一種の最適化問題なわけで,考えてて面白いです.

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11/22'19b
[一種の競技]
(運保)

 VIX先物は,(今のところは)順調に行ってるんですが,上で書いたように,だからこそ怖いとも思うわけで,だったら,お金が欲しいわけでもないし,どうして,そんなことやってんの?って自分でも思います(笑).

 理由は,何度か書いたと思いますが,一つは,分析することも含めて単純にやってて面白いから,自分が考えた数理モデルの妥当性を示したいから,あとは,私なりの経済や世の中に対する見通しをもっていて,その正しさを証明したいから,そういう経済や世の中のおかしな動きに異議申し立てをしたいから,というようなことなんですが,前者をもっとわかりやすく言うと,一種の競技をしているんだと思います.

 例えば,バドミントンとかゴルフとか将棋とかの競技をしていたら,もっと強くなって勝ちたいと思いますよね.それと同じなんだと思います(そういう意味では,ビジネスも一種の競技と言えるかも).

 しかも,スポーツなら,歳をとるとパフォーマンスが落ちていくのは,否定できませんし,研究は違いますが,パワーゲーム的な仕事なら,サラリーマンは,定年が来れば終わりです.でも,運保というか,そういうことは,終わりはないし,数理分析力とか,世の中や経済の動きを俯瞰的に見通せる力があれば,それこそ体が動かなくなってもできるわけですし,頭脳勝負ですが,将棋のようなリアルタイムの試合ではなく,長期戦なので,研究に近いです.

 あとは,経済という世の中のど真ん中とは言いませんが,働いてお金という形で報酬を得ている人,年金をもらってる人,資産があって働かなくてよくても,資産を運用しないといけない人,つまり,世の中全ての人に関わることなわけですからね.

 とは,書いたものの,結局,やってて面白いからってことなんですが(笑),一種の競技をやってるというのは,かなりしっくり来ました(だから,どうということはないんだけど)

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11/23'19
[まし]
(政治)

 韓国とのチキンレースに勝った日本外交ですが,まあ今回は,勝てる試合に勝っただけという印象かな.でも,M主党政権のときのこと,そして,体質的に当時とほとんど変わらない今の野党の惨状を見てると,やはり,とても任せられない感は,否めませんね.

 唯一評価できることがあるとしたら外交と書いたA倍政権ですが,評価しているというよりは,Aベノミクスとか,他の政策よりまし,野党よりましというだけの話ですからね.

 でも,ゴールがどんどん動く,こんな調子では,いつまで経っても終わらないという戦争補償問題ですが,確かに韓国サイドとしても,足元を見るというか,とれるもんはとっとこうというような,やり過ぎ感はありますが,日本が韓国や中国にそういうことをしてきたことが消えることはないし,それを忘れてはなりません.

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11/23'19b
[最適化問題]
(スポーツ, 力学)

 女子フィギャーですが,何年か前に,ロシアに4回転をばんばん跳ぶジュニアが何人もいると書きましたが,遂にシニアデビューとなり,衝撃が走っています.でも,何度も書いていますが,やはり,慣性モーメントが...

 紀平さんとかと比べると,身長は,そんなに変わらないんですが,明らかにmが違います.更には,これは,技術的なことかもしれませんが,I=mr2のrを小さくするために,細い棒のようになれてると思います.

 ちなみに,彼女たちの身長っていくつぐらいだと思いますか? トゥルソワもシェルバコワもそこそこ身長がありそうに見えますし,それは,紀平さんもそうですが,みんな153〜155cmくらいしかないんですよ(バイルズに至っては,142cm).

 でも,身長のコントロールは,難しいですが,m(体重)のコントロールは,できますよね.食べたいもの食べられなくなるくらいなら,スポーツやる意味も,生きてる意味もない? あるいは,体重を落として,筋力が落ちたら,力のモーメントNが落ちちゃうから,Iが落ちても,各加速度β=N/Iも落ちちゃう?

 まさに(人生も含めた)最適化問題なんですが,今見てる限りでは,Iを落とす方が最適解に近いような気がします.

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 そう言えば,なんですが,これも大分前ですが,本田真凛さんが,ジュニアの時に,練習で4回転ばんばん跳んでるということを書きました.そのときは,平昌で金メダルとりたいとか言ってたかな.でも,結果は,出ることすらできなかったわけで...

 で,彼女の身長を調べてみたら,163cmでした.大きくなっちゃったんですね.もちろん,それだけではないでしょうが,何だか切ないですね.

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11/23'19c
[値動きの大きさとレバレッジの関係]
(運保)

 VIX先物のマネージメントですが,簡単?に言うと,値動きの大きさとレバレッジの関係ということですね.世の中には,いろんな相場があるんですが,一番,値動きが小さいのは,金利(国債先物)です.次が為替かな.これに対して,値動きが大きいのが株式で,インデックス(先物)は,そうでもないですが,個別株は,銘柄によっては,かなり値動きがあります.商品先物は,実は,そんなに値動きは大きくありません(先物なので,レバレッジをかけるのが当たり前なのでそういう印象があるだけ.FX(為替)もそうかな).

 そして,そういうものの中で,突出して値動きが大きいのがVIX先物ということですかね.仮想通貨も値動きが大きいのですが,これは,経済とかの背景がない完全な博打ですし,最近はどうなってるか知りませんが,一時期,盛り上がったときに比べたら,そんなに動いてないんじゃないですかね(高値を付けて,暴落して,その後は,多少上下しながらじりじり下げてるだけ).

 じゃあ,レバレッジは,どのくらいが妥当かですが,昔,金利先物をやっていたときは,10倍くらいは,あったと思います.為替は,6倍,商品先物は,3倍でした.株式は,1倍(レバレッジなし)ですし,そういう言い方をすると,VIX先物は,0.25倍ということになりますね.

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 あと,20で売って,最大で100までを想定するのなら,40で0,60で資金の1倍,80で2倍,100で3倍なので,建てる玉は,資金の1/4ではなく,1/3ですね.

 でも,最大が100とも限らないし,ぎりぎりというのもなんだし,(余計な心配かもしれないけど)複利で資金が増えれば,年利が多少落ちても,益は増えるわけですから,その辺のバランスを考えながら,適宜,判断していけばいいんだと思います.

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11/23'19d
[体を防御するシステム?]
(バドミントン, 体)

 あることを日常生活のときから意識することで,プレーするときも(まだまだだけど)大分意識できるようになって,動けるようになってきたと書きました.その後も順調に推移してるとは,思いますが,週一で,ちょっと基礎打ちしてダブルスのゲームだけなので,ほんの少しずつ焦らずにってことですかね.

 でも,やっぱり,腰に来るし,疲れます.できれば,週一から週二にしたいんですが,それは,まだちょっとしんどいです.そして,それは,日常生活もそうかもしれません.これは,どういうことかと言うと...

 加齢で体が衰えて,体に負担をかけないように,体をある意味,防御するシステムが働いていると見ることもできます.だとすると,余計なことはしない方がいいのかもしれません.もっと言えば,この歳で,バドミントンなんかやってること自体,とんでもないことかもしれないわけですからね.

 でも,そんなの関係ないですかね(笑).やりたきゃやる,やりたくなければやらないってことですからね.そういう意味では,今は,週一でもちょっと頑張ってる感じなので,無理に週二にすることもないんだと思います.

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11/23'19e
[出かけるところがなくなった]
(生活)

 将来住みたい街シリーズ?ですが,東京から電車で1時間以内とか,スキーとかゴルフとかに行きやすいとか,そんなことより,毎日を気分よく過ごせるってことなんですが,昔と比べると,「出かけるところ」がなくなって来てると思うんですよね.

 例えば,20代から30代まで住んでいた東京というか,本郷界隈ですが,御茶ノ水,神田,秋葉原,上野が自転車で10分くらいで行けて,例えば,神田の三省堂とかの本屋さんに行ったり,スキーシーズンは,スキー関係の店に行ったり,ついでに福のれん(今の由○)でラーメン食べたり,PC関係の技術進歩は,日進月歩で,毎月のように今までにない製品が出てましたから,ASCIIで目星を付けては,当時は,LAOXのコンピュータ館に実物を見に行ってましたし,上野の音楽資料室に行ったり,本郷のアカデミアに行ったり,小石川図書館とか本駒込図書館とか真砂図書館とか水道端図書館とかは,CDとかLPとかの掘り出し物が結構ありましたし,(結果的にあんまり勉強しなかったけど)英語の教材もかなりありましたし,ハードロックにはまったときは,千駄木のYou&Iによく行ってましたし,スキーに行くのも丸の内線の本三から東京駅まで10分以内ですし,自転車で上野まで行ってたこともありますし,南北線ができてからは,東大前から王子経由で大宮からもっとはやく行けましたし,バドミントンの練習も,本郷の総合体育館とか二中とか,茗荷谷のスポーツセンターとか一中とか窪町小とか,これも自転車圏で,便利で楽しかったですね.

 そういうこともあって,東京に帰りたい,将来は,東京に住みたいと思っていたと思うんですが,考えてみたら,もう本屋さんとか図書館に行くこともそんなにないし,PC関係は,今までにない新製品が出ることもそんなにないし,音楽関係の音源とか譜面は,インターネットでほとんど事足りるし,スキーの道具を物色することもないし,生活クラブを使うようになってからは,スーパーに行くのも,外食するのも週に数回程度だし,便利になったと思う反面,出かけるところがなくなった,つまり,東京に帰ってもしょうがないとも言えるわけで,それはそれで,難しくなったとも思うんですよね.

 こうして考えてみると,世の中が便利になるのも考えものということかもしれませんが,昔は,不便でよかったと言ってもどうしようもないわけで(ていうか,便利になってるんだし),そういう中で,どうするかを考えないといけないということです.

 一つは,内的熟達的に,あるいは,勝手に人との繋がりみたいな感じで,過ごしていけるようにすること,そして,出かけるところを何とかひねり出すことですかね(カルチャーセンターとか町内会とかではだめ).スーパーには,週数回は,行くでしょうし,バドミントンの練習とかゴルフの練習場とかもありますが,やはり,家の周辺の雰囲気がよくて,天気がいい日は,散歩したくなるようなところがいいですかね(そういう意味では,気候もやっぱり大事?).

 でも,感覚的には,「まだ少し足りない」感じがします.それを10年の間に何とかいくつか見つけられれば,ということでしょうか.

 今のところの最有力候補は,籠原ですかね.(熊谷か深谷なので)気候は,そんなによくないですが,周辺は,割といい雰囲気ですし,スーパーも近くにいくつかありますし,スキーに行くには,越後湯沢まで熊谷から新幹線で1時間もかかりませんし,ゴルフ練習場もありますし,仕事とか家族や友人達に会うのは,全部合わせても週一回がせいぜいってところでしょうから,それなら,始発駅だし,1時間かけて電車に乗って出かけても(新幹線なら30分)いいでしょう.

 でも,やっぱり,何か足りないというか,何か違う感じがするのは,何なんでしょうね?

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11/23'19f
[出かける先?]

 出かける先というか,勉強とか仕事とか何かの作業とかを家ではなく,わざわざスタバとかファミレスとか図書館とかでする人いますよね.家だとさぼるとかもあるのかもしれませんが,回りに人がいるので,まさに勝手に人との繋がりが感じられるってことなのかもしれません.

 うーん,でも,私の場合,これは答えではないですね.そんな頑張ってまでしないといけないことなら(リタイアしたら)やらないですし,やりたいことなら,家の快適な環境でやった方がいいですからね.

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11/23'19g
[現状はまだ]
(日記)

 今あることで悩んでいます.基本的には,自分に関することで,一長一短なので,個人的には,どっちでもいいんですが,他人に関係することにもなるので,そうも行きません.基本的には,時間の問題なんですが,その期限が迫って来ていて,思いあぐねています.

 問題は,「どこを境目」とするかで,「現状はまだ」なんですが,「まだ」でなくなるのがいつか,ですかね.でも,こうして書いてみると,「現状はまだ」なうちは,「まだ」なわけで,その間は,粛々と従来と通り進めれば,いいということですね.

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11/24'19
[どっちもOK]

 すぐ上で書いたこともそうですが,右に行くか左に行くか,行動を起こすか起こさないか,というような人生の岐路みたいなことってありますよね.もちろん,判断に迷わないこともありますが,一長一短というようなときは,判断を要することになるんですが,私は,迷ったことは,ほとんどないと思います.

 簡単に言えば,直感なんですが,基本的には,一長一短なら,仕事なら,面白い,私にしかできない,やり甲斐があるのどれか一つでも引っかかれば,来た話は,受けるということだと思います.逆に,自分から行動を起こすことは,もうない気もします.まずは,全てを受け入れて,その中でどうするか,ということですかね.自然の流れに従うというのもそういうことです.

 つまり,判断をするというよりは,どっちもOKってことですね.そして,歳をとって,ということではなく,長年,いろいろ考えて,いろんなものを蓄積してきた結果,益々そうなって来たような感じがします.

 昔というか,若いときは,世の中の普通の感覚としては,どう考えてもこっちだろというようなことでも,今は,全然そうは思わないし,だったら,どっちもOKで,禍福は...というのは,禍とか福が起こった時にそう考えるということわざだと思うのですが,そういうことが起こる前から,そう考えるようになった,というようなことでしょうか.達観し過ぎですかね?

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11/24'19b
[つくばマラソン]
(日記)

 つくばマラソンですが,大学構内がスタートとゴールで,設営が行われてたので,あるのは,気づいていて,でも,昨日は,忘れててというか,何となく大学に行って,今日だとわかって事なきを得たのですが,今日も行くつもりだったんですが,調べてみると,何と16時半まで道がクローズで,研究室に辿り着くことができません.

 そうだっけ? 少なくとも15時くらいには,開いていたと思っていたんですが,勘違い? でも,16時半までクローズってどういうこと? スタートは,朝早くですよね? みんなそんなにのんびり走ってる? 撤収にそんなに時間がかかる?

 そもそもなんですが,大学構内がスタートとゴールというのは,しょうがないとしても,回り道をしてもいいので,どこか一本くらいたどり着けるルートを確保することはできないんでしょうか? 日曜なんだから,誰も大学になんか来ないと思ってる? だとしたら,大した大学じゃないですね.

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11/24'19c
[大量離脱]

 国内の女子ゴルフツァーですが,優勝経験があるレベルの選手が次々と大量離脱していて,理由としては,「モチベーション」なんだそうです.どこかで書きましたが,このモチベーションという言葉,最近,アスリートがよく使うんですが,要は,やる気がなくなったってことですよね.

 だったら,(再三書いてるようにスポーツは,本来,何かのためにやるものではないので)やめればいいだけの話だと思いますが,じゃあ,どうして,やる気がなくなるか,ですが,過酷なツァーでしのぎを削らなくても,もう何とか食べて行けるということもあるでしょうし,最近は,みんなジュニアの頃からきつい練習をしていて,そういうのは,20年くらいが限界ということも言われています.

 トップレベルに行くには,10歳位で既にやってないと神経回路の形成に決定的な差が生じると言われていて,逆に言えば,そこから20年だと,30より前で,もうしんどくなってくるわけです.多くのスポーツは,30前にピークを迎えるので,何とかもつのかもしれませんが,ゴルフは,30過ぎてもフィジカル的には,できるので,単にゴルフが目立ってるってだけかもしれません.

 でも,ゴルフは,他のスポーツほど,フィジカルの負担はなくて(でも,メンタルの負担が大きいとは言われるけど),逆に言えば,他のフィジカルの負担が大きいスポーツだと,20年ももたないということもありうるわけです.

 実際,バドミントンとか,全国レベルの選手を見ていると,彼らは,みんなジュニアからやってるんですが,中には,20くらいでもうしんどそうにしてる選手もいますし,実際に途中で離脱してしまった選手もいます.

 何とかならないものかとも思いますが,スポーツは,トップレベルでは,若いときしかできないし,選手生命は短いですから,成功したいんだったら,細く長くとか言ってられませんからね.

 でも,これ以上は,無理ならともかく,まだ上に行ける可能性があるのに,途中で離脱しないといけないとしたら,やっぱり,何とかならないものかと思いますが,本人としては,これ以上は,無理,もう上に行ける気がしないと思ってやめるんでしょうからね.

 だったら,まあ,しょうがないとも思うのですが,スポーツをする目的は,そういうことだけではないと思うので,そういうことを考えて欲しいと思うのですが,いっぱいいっぱいで,そんな余裕がないんでしょう.でも,そういうときに考えられるか,つまり,考える力がやはり重要ということですかね.

 でも,そういうことも考えた上で,これ以上,続けると人間として壊れると思うのなら,やめればいいと思います.仕事がしんどくて,でも,食べて行くためにやめられないとしても,人間として壊れるほど追い込まれているのなら,何をさておいても,仕事をやめるのが正解ですからね.

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11/24'19d
[興味がなくなる]

 昔というか,若い頃だったら,興味とか欲があったようなことでも,今は,そういうものを全く感じない,というようなこともかなり出てくるようになりました.(元々あまりないですが)物欲とかは,その最たるものですし,(これも元々あまりないですが)評価とか社会的成功とかもそうですし,ここでは,ちょっと書けないようなこともあります.そして,そういうことがどんどん増えてきて,世の多くの人が夢中になったり必死になったりしてるようなことのほとんどに興味がないというような感じです.

 でも,そうすると,「新種目」の開拓は,難しそうな気もしますね.ですから,今もっているものを広げていくというか,深めていくというか,そういうことの方が現実的な感じもします.実際,研究でも,それ以外でも,元々興味があるものについては,逆に興味が強くなってきてる感じもしますからね.

 あるいは,欲や興味がなくなると,例えば,片づけることに興味が湧くみたいなみたいな,欲や興味がなくなるゆえに興味が出てくるものもあるわけで,下り坂は下り坂で,やることがあるということかもしれません.

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11/25'19
[同じことを繰り返す]
(仕事)

 フリー研究者ですが,山根さんの記事の中に,「毎年同じ授業を繰り返していて、自分のスキルが何も蓄積されていないことに危機感を感じた」と書いてあったのを思い出したというか,その通りだと思うんですよね.

 私個人的には,授業は,そんなに嫌いじゃないし,自分にしかできない授業をやるつもりでやってるんですが,10年以上もやってると,中身的には,ほぼ収束してくるのも事実です.そして,同じことを繰り返すという意味では,講義は,年に1回ですが,学生実験は,8班で回しているので,1年に8回,つまり,10年で80回,同じ説明を繰り返すことになります.

 もちろん,よりいいものということで,毎回同じということはないんですが,実験の場合,年8回の中でそれをやると,不公平が生じるので,少なくとも,1年の間は,できるだけ同じ説明をしないといけません.私が担当しているのは,何と「温度の計測」で(そもそも,どうしてそんなことになった?),熱電対を作り,プログラムを作成して,A/D変換ボードを通して,PCにデータを取り込んで,実際の自然対流の測定を行って,フーリエ解析や誤差評価をしてレポートを提出というものなんですが,説明の最初に「皆さんは,温度を測るときどうしますか?」というフレーズに始まる(ほぼ)同じことの繰り返しがどうにも苦痛になってきました.私大文系の先生だと,大教室でやる気のない学生を相手に同じ講義を何度も繰り返すわけで(だったらほんと動画でいいじゃん),そこに多くの時間と労力を費やされることに危機感を感じるのは,当然だと思います.

 いやいや,仕事って,そういうもんでしょ.スーパーのレジ打ちとか,新聞配達とかもそうだし,小中校の先生だって,同じ授業を何度も繰り返してるわけだし,と言う人もいるでしょう.でも,そうしないと食べて行けないのなら,やるしかないですが,私はもうそんなことやらなくても食べて行けるし,他にやることいくらでもあるし,同じことの繰り返しなら,面白くないし,自分しかできないことでは多少あるし,やり甲斐も多少はあるけど,正直,もうかなり苦痛になってきました(もちろん,仕事である以上,ちゃんとやりますけど).

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11/25'19b
[別物]
(運保)

 VIX先物のマネージメントですが,だったら,VIX先物は,買いだけやって,売るときは,対象インデックスであるSP500を(レバレッジを効かせて)買えばいいんじゃない?とは,すぐに思いつきますよね.

 で,やってみたんですが,全然だめです.というか,やる前からわかってたことなんですが,問題は,そこに何があるのかです.簡単に言えば,VIX相場は,SP500と連動しない,つまり,相場としては,別物ということですね.

 でも,連動はしないけど,当然,影響は受ける.そこがポイントのような気がします.

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11/25'19c
[年寄りになりたくない]

 最近,つくづく思うのは,年寄りになりたくないということです.記憶力がいい人は,あれ? アンチエイジングとかやらずに年老いるのが自然とか言ってなかったっけ?と思うかもしれません.

 そうですね.その考えには,変りはありません.でも,自分はよくても,社会とか回りがだめというか,具体的には,自分は歳をとってもいいけど,無意味に年寄り扱いされるのが嫌なんですよ.

 例えば,80とか90とかになって,バリバリ活動してたら,いつまでもお元気ですねー,とか言われるわけでしょう? ほっとけ!てなもんですよね.逆に,体や脳が思うように動かなくなれば,尊厳を失うような介護を受け,子供扱いされるわけです.

 どこかで書きましたが,どうして,年寄りとか子供とか男女とか,そういう外見的なことで扱いが変わるのでしょうか? みんな同じ人間でいいじゃん.

 でも,世の中,そう簡単に変わるものではないので,じゃあ,どうしたらいいかですが,とにかくできるだけ世の中と関わらないように生きていくということですかね.そういう意味でも,内的熟達で一人でも大丈夫なら無敵ということになります.

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11/25'19d
[静岡]
(地理)

 京都の次は,静岡ってわけでもないですが,静岡もちょっと特殊というか,不思議なところですかね.日本の「標準県」ということらしく(要は,都会でもなく田舎でもなくということか),例えば,何か新商品を出すとき,売れるかどうか静岡で試してみて,ってことが行われてるみたいですが,「中央値」かもしれないけど,どう見ても「標準」ではない気がします.

 昔,実家が福岡にあった頃は,新幹線でよく通ったのですが,ものすごいスピードでただ通り過ぎるだけ(笑)で,でも,めっちゃ長い.だって,神奈川が終わって,静岡過ぎたら,もう愛知ですからね.

 そして,東は,熱海に始まって,西は,浜松まで(実際には,湖西市)都市がずーっと海沿いに横に並んでるわけです(クイズ: 静岡県で,海に面していない市をいくつ言えますか?).どのくらい認知されてるかは,不明ですが,どう見ても,静岡と浜松の骨肉の争いがすごくて,静岡が清水を吸収合併したのには,驚きましたが,浜松もとんでもないことになってます(ここが浜松?ってところが浜松になってるし,それは,静岡も同じ).

 そう言えば的には,伊豆半島も静岡なわけで,やっぱ,東西に長すぎるってことですが,南北的にも,富士山があるので,標高0mから3776mまでの日本の県の中で最高の標高差をもつということになります(山梨には海がないし,高い山がたくさんある長野も同じ.ていうか,0mと3776mの両方をもっていたら論理的に無敵).地図を見れば,わかりますが,山梨と長野の間に,ものすごく深い「切れ込み」が入っていて(何とここも静岡市),中央リニアがここを通る,つまり,静岡を通るけど,駅はできないので,静岡が今ものすごい駄々をこねています.

 という感じで,ちょっとディスり気味ですかね(笑).

 ちなみに,新幹線で通り過ぎるだけだった静岡に足が付いた?のは,大学2年のとき,バドミントン部で伊豆戸田マラソンを走った(沼津から船で戸田に行った)のが最初かなあ?(あ,違う.小五と中二のときに,横浜の叔母さんの家に遊びに行って,どっちかのときに,富士五湖とか富士山ぐるっと一周に連れて行ってもらいました).その後は,地震研時代に災害部門で伊東に毎年夏に遊びに行ってたのと,2009年駿河湾の地震で被害調査で回ったのと,仕事で浜岡原発に何度か行ったことくらいですかね.そうそう,K子さんの両親の実家が静岡で,一度行ったことがあります.そう言えば,なんかの講演でも行ったかなあ(確か,京大の五十田先生といっしょだった).そっか,南先生のお墓参りも御殿場ですかね.こうしてみると,結構,行ってる?

 で,実際に,いろいろ,現地を回った印象ですが,やっぱり,どう見ても「標準」じゃないって感じです(笑).

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11/25'19e
[仕事なんだから]

 このこともそうですが,「仕事なんだから」仕方ないってことありますよね.でも,よくよく考えてみると,その仕事,給料はもらえるかもしんないけど,ほんとに必要ですか? ほんとに世の中の役に立ってますか?ということがとても多いことに気づかされます.

 でも,なかなかそういうことは,考えない.なぜなら,みんな生きて行かないといけないし,昔は,食料を得るために農耕や狩りをして,否応なしというか,やらないと餓死するのは,自明の理だったけど,今は,それが仕事になってて,ほんとに必要かどうか,よくわからなくなってる一方で,働けば,食料が買える給料とかのお金がちゃりんと手に入るし,会社とかの組織で仕事をしてるので,いい仕事をして評価して欲しいとか,回りに迷惑は,かけられないというような人間関係でも縛られてるわけです.

 でも,これは,逆に言えば,非常に危ういというか,人生を台無しにするとは言いませんが,まさにフリー研究者となった山根さんの言う通りで,そんなことやってていいのか,ほんとにやりたいことは何なのか,よく考える必要があるんだと思います.

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11/25'19f
[溢れている]

 そっか,学生実験,(○長の酔狂によるカリキュラム改悪のあおりを受けて),来年から人数2倍になって,8班から12班になるので,同じ説明を繰り返すの,8回から12回に増えるんでした.何だか,急に憂鬱になってきました.

 もっと言えば,仕事に限らず,世の中は,そういうことで溢れているとも言えます.そして,そういうことがとにかく面倒というか,やりたくないというか,煩わしいというか,そんな感じになって来てるんですね.

 一つは,50を過ぎて,人生が実質終わったことに気づいたとか,(支出をしっかりコントロールすれば,何とか)仕事をしないでも済むという臨界点を超えたとか,内的熟達的に生きて行ければ,無用な人間関係は,煩わしいだけとか,いろんなことに気づいてきたとかいうことがあるんだと思います.

 でも,その一方で,しょーがねーなーやってやるかという気になることもあるし,研究室の学生たちは,みんなかわいいし,仕事ができる人間にして卒業させたいし,研究についても,まだまだ面白いことどんどん思いつくし,もちろん,付き合いたい人とは,付き合っていきたいし,そういうことで,何とか繋がってる感じですが,そういうものがなくなって,かつ,「準備ができた」ときは,ってことですかね.

 前者については,外部要因なんですが,後者(準備)については,内部要因なので,自分次第なんですが,まだ決定的な何かが足りない気がする一方で,もう一歩という感じもするんですよね.

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11/25'19g
[目の前にある何か]

 そもそもなんですが,10代とか20代ならともかく,この歳になって,今まで見たこともやったこともないことに急に興味を持つなんてことがあるんでしょうか? あるとしたら,一体,今まで何して過ごしてきた?ってことなわけで,つまり,答えは,まだ見ぬ何かではなく,目の前にある何かなんだと思います.そして,それがまさにもう一歩ということかもしれません.

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11/26'19
[これまで興味をもったこと]

 じゃあ,私がこれまで興味をもってやってきたことは,何かな?と考え始めました.そういうことは,いろいろ書いたと思うのですが,全部まとめて,かいつまんで書くと...

 幼い頃の一番古い記憶は,定かではないですが,ぱっと出てくるのは,ピアノのレッスンに最後に行った日,つまり,行くのが嫌で,確か雨が降ってて,雷とかもなってて,ですかね.そうそう,レッスンを待つ部屋のテレビでおそ松くんをやってました.あとは,古本屋で,本が夕日に照らされる光景も覚えています.

 いずれも小学校に行く前ですが,絵本を描くこととか,折り紙とか,歯車がついた道具を使っていろんな図形を描くやつとか,レゴではないけど,それに似たブロックとか,いろんなものに夢中になってた気はしますが,どれも子供という範疇の中での話ですかね.そうそう,父の友人で画家の働さんのところに絵を習いにも行ってました.でも,絵じゃなくて地図が描きたいと言って,先生を閉口させたのも覚えています.

 小学校に行って,勉強は,できたと思いますが,飛びぬけて一番ということは全然なかったです.というか,勉強自体は,子供は勉強するのが仕事みたいに言われて,やってたって感じですからね.そういう中で,理科学習漫画(の一部,特に宇宙絡み)にものすごい興味をもって,擦り切れるほど読んだこと,対照的に,歴史漫画は,つまらなかったことは,よく覚えてます.

 ピアノは,福岡に引っ越してしばらくして,家にレッスンに来てくれる先生が来てくれるようになって,また始めたんですが,結構,楽しくやってましたが,音楽そのものというよりは,ピアノが上手くなること興味があるって感じでしたかね.運動は,野球とかドッジボールとかいろんなものをやってて,どれもかなりできたと思いますが,勉強はできるけど運動はできないというキャラを強要されるみたいなみょーな圧力?があったのは覚えています.そうそう,母が教えていた小学校(別府小)に空手に行ったり,スイミングスクール(カネボウプール)にも行ってましたし,ボウリングもかなりやってました.

 あとは,小学校時代も昆虫採集とか,電子回路をブロックで組み立てる奴とか,切手収集とか,将棋とか,仮面ライダーカード(笑)とか,百人一首とか,他にもいっぱいそういうのがあったと思いますが,

 とか書いてきたんですが,こんなペースだと,現在に辿り着くまでの道のりが長すぎる(笑)というか,別に身の上話をしてるわけじゃないし,ここでやめよう(根性なし)と思いますが,その後,興味をもったことをざっくり書いておくと,中二で英語にはまった(けど,それで飯を食うつもりはなかった)こととか,ピアノのレッスンをやめて,音楽そのものにはまって行ったこととか,高二で力学に一瞬はまったこととか,物理で食っていこうと思って,ブルーバックスみたいな本をたくさん読んでたけど,思い込もうとしてる感じで,今一興味がもてなかったこととか,高校時代までは,そんな感じですかね.そうそう,途中でやめてしまったんですが,中高とブラスでクラリネットを吹いてましたが,はまることはなかったですね.足は速かったですが,全国に出ていくようなレベルでは全然なかったです.

 大学に入って以降は,何度か書いてますが,理論物理に失望し,進振りに救われて,今の分野に辿り着き,研究にはまって,30代は迷走するも,1999年台湾集集地震をきっかけに今のテーマに辿り着いたことは,何度も書いてますし,ピアノは,東大ピアノの会に入って,近現代ものにはまったこととか,バドミントン部に入ってバドミントンを始めて,卒業後も続けて,40になったとき,年齢別の全国大会に出てシングルで勝ち上がったこととか,大学を卒業するときにスキーを始めて,二級,一級,そして,準指をとったこととか,就職したときに株式投資を始めて,これもはまって,ずっと研究を続けてきていることとか,このサイトを開設して,ずっと更新し続けてることとか,そうそう,40代半ばで,一度,バドミントンをやめて,ゴルフを始めて,割とすぐ100は切ったんですが,その後,いっしょに行ってた友人が転勤して,あまりやらなくなったってことはありますね.そうそう,大学院の博士課程のとき,イカ天をきっかけにハードロックにはまったこともありましたね.

 小さい頃から,父親に言われて,かなりの量の本を読んでいた(読まされていた)んですが,本を読んでて楽しいと思うことは,そんなになかったし,実際,今は,ほとんど読むことはないですね.美術関係もそこそこ興味はある(特に近現代)んですが,たしなむ程度ですかね.

 ざっくり(じゃないかも(笑))書いてもこんな感じで,他にもいろいろ忘れてることがあるような気もしますが,何となく,最大公約数的なものは見えてくるわけで,これ以外の領域にところに,ある日突然,興味をもつことが果たしてあるのかということなんですが,例えば,時間を遡ると,一番最近は,ゴルフということになるのかもしれませんが(でも,今は全然やってないけど),スポーツという範疇の中だし,力学的な要素が強かったということはあるでしょう.

 ある日突然感が強いのは,このサイトですかねー.どう見ても理系人間だった私が哲学的なこととか世の中とか経済とか社会的なことをいろいろ考えて文章に書くというのは,昔だったら,考えられませんからね.

 運保も意外な感じですが,今は分析的なことが面白いですが,始めた当初は,ふつーの株式投資で,業績とかベタなやり方を勉強していて,それが楽しかったですからね(でも,それでは,全く勝てず,今のやり方になった).

 ということで,最大公約数的なものがあるような気もするし,ないような気もするし,結局,よくわかんないですね(笑).

 でも言えるのは,今やってることの多くは,研究も研究以外も含めて,「自分にしかできない」,あるいは,そうなる可能性があると思っていて,例えば,研究はもちろんですが,ピアノは,知られざる近現代の名曲を掘り起こして,それを紹介する,あるいは,よく知られた曲でも,自分ならこう弾くと主張をするのに充分な技量を身につけたい(まだそこまで行ってない)とは思いますし,バドミントンやスキーやゴルフは,独自の運動理論に到達して,体が動く範囲でそれを実証したいと思ってますし,運保についても,世の中や経済を見通す力を磨き,独自の数理解析を駆使して勝って行きたいとは,思いますし,このサイトに文章を書くことというか,生き方とか世の中に対する考えも「自分にしかできない」ことだと思ってやってますからね.

 見方を変えると,何かある日突然,こういうものとは全然違うものに興味をもったとして,それがこれらの既に取り組んでるもののレベルというか,「自分にしかできない」と思えるところまで来られるか,というと,そういう気はしない,と言いたいところですが,実は,そんなのわかんないですよね.

 例えば,美術に関しては,ずっと一つのアイデアをもっていて(どこかで書いたかもしれませんが,幾何学的に風景画を描いてデフォルメしていくけど,幾何学的要素は明確に残す),というか,こういう絵があったらいいな,あったら,買って飾りたいなと思ってるんですが,いくら探してもないので,じゃあ,自分で描くしかないか,みたいな.

 ですから,結局,既にもっているものを大事にして,よく深くより高く取り組んで行きながら,その一方で,他に何か面白いことないかなという好奇心を持ち続ければいいんでしょう.

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11/26'19b
[準備できてる]

 こうしてみると,もう準備できてるのかもしれませんね.じゃあ,仕事なんかさっさとやめて,やりたいことやったらいいじゃんってことなんですが,研究は,続けて行きたいし,それも学生とか若い人達を育てながら楽しくやって行きたいし,大学をやめると(やりたくない仕事は,やらずに済みますが),そういうやりたいことができなくなるのが問題なわけです.

 でも,やりたくないことのやりたくない度がやりたいことのやりたい度を上回ったらやめるんでしょうし,それは,やりたくないことのやりたくない度が増える(やりたくないことが増える場合と,やりたくないことは増えなくても,やりたくない度が増えることもありうる)場合と,やりたいことのやりたい度が減る場合があって,後者の場合,研究に情熱を失ったり,若い人達を育てるということにやり甲斐を失ったりするということが起これば,そういうことになりますが,前者は,大丈夫だと思いますが,後者が研究とか言う以前にちゃんとやれよ的なことになってくるのがちょっと心配です.

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11/26'19c
[腰が]
(バドミントン)

 練習だったんですが,やっぱり,腰が...腰痛とかいうんじゃなくて,腰がしんどくなってくるんですが,そうすると,無意識にそういう体勢を避けようとするのか,動けなくなって,逆に,体は全然疲れない,みたいなことになってきます.

 どうしましょうね? トレーニングするしかない? でも,それは,まだちょっとしんどいな(無理して怪我したら元も子もない).ストレッチ的というか,普段から,意識するとともに,もう少し負担をかける感じでやってみますか.

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11/27'19
[意識してなかった]
(体, バドミントン)

 意識するようにし始めたんですが,いつの間にか,意識してなかったことに気がつきました.つまり,忘れるというか,知らないうちに0に戻ってるというか,そう言えば,今まで何度もそういうことがあったわけだし,難しいんだなと思った次第です.

 でも,難しいからやれば,何かが変わるわけだし,やること自体は,全然辛くもしんどくもないわけで,やっぱり,ちょっと面白いです.

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11/27'19b
[嬉しくない]

 今朝のモーサテで,人生100年時代というのが嬉しくない人は,何割?というのをやってたんですが,何割だと思います? 何と7割です.

 理由としては,長生きしても介護とかお金とかの問題が,ってことなんですが,だったら,しっかり,体と脳のケアをして,しっかり働いて,お金の心配がないようにすれば,ってことなんでしょうが,それだけじゃなくて,今の世の中が生きにくいと感じてる人が多いんだそうです.

 びっくりですか? 私は,そうは思いません.実際,若い人達で,そういうことを口にする人も多いですし,そう感じるのが当たり前の世の中になってしまってると思いますし,そもそも,人生50年ですから,その倍も生きるように,体も脳もプログラムされてませんからね.

 でも,100年も生きたくないと思っても,生きてしまうリスクもあるわけで,どうせ生きるのなら,そういう過酷な条件の中で,投げやりにならずに,できるだけのことをするしかないし,そうすればいいと思うし,それが「生きる」ってことでしょう.

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11/27'19c
[適度に人がいる]
(生活)

 「勝手に人との繋がり」ってことですが,我ながらいいとこどりのなかなかのコンセプト(笑)だと思うのですが,このサイトとか,インターネットを利用する方法もありますが,ある程度,人がいるところに住むということも考えられます.というか,東京に帰りたいというのは,元々そういうことがあったわけですからね.

 どこがいいですかね? 籠原は,そういう点からすると,ちょっと寂しいですかね.熊谷の駅ビル直結のマンションは,悪くない気がしますが,駅ビルは,確かに広大なんですが,スーパーを始め,あんまり,使える感じは,しませんでした.

 東京だと,本郷界隈に住んでたときは,(当時は)まさに最高だったと思うのですが,今はもう状況が変わってしまいましたからね.駒場時代も,渋谷にすぐ行けたので,よかったですね.紀伊国屋が入っていた東急プラザとか駅の周辺にもよく行きましたが,意外と行ったのは,東急本店です.

 東急本店は,駅から結構離れてて(駅からだと,109の右をずっと行ったところで,今の文化村のあたり),逆に駒場からは近くて,人があまりいないのがよかったです.つまりは,人がいっぱいいるというよりは,適度にいるくらいがいいってことですかね.

 イメージ的には,どこかで書きましたが,高松の丸亀商店街の中のマンションみたいな感じですが,高松は,ちょっとしんどいので(笑),東京近郊にそういうところがあれば,ってことでしょうか.今時,商店街ってわけにも行かないとすると,郊外の広大なショッピングモールということになりそうですが,そういうところに直結したマンションって意外とないんですよね(スーパーならないこともないけど,スーパーだけでは,さすがにしんどい).

 でも,ショッピングモール自体,巨大でもそんなに行くところないから,やっぱり,抜本的問題解決には,ならないですかね.

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11/27'19d
[敷居の低さと必要度]

 要は,「敷居の低さと必要度」ってことですかね.そんなに必要でなくても,特に用事があるわけでなくても,敷居が低ければ,ぶらっと出かけるかもしれないし,必要とか,行きたいとか,用事があるとかなら,多少,敷居が高くても出かけるでしょうからね.

 でも,いろんな事情で,必要度とか,行きたい度が低くなっていくわけで,だとすると,敷居を低くすることが重要な気がします.

 わかりやすい例としては,私は,家に防音室つきのグランドピアノをもっているんですが,もしもってなかったら,例えば,車で5分くらいのところのスタジオまで練習しに行かないといけないとしたら,弾かなくなると思うんですよね(実際,車で5分くらいのところのゴルフの練習場には,すぐ行かなくなる).

 そうすると,商店街とかショッピングモール直結ということになるんですが,用事がないんじゃ話にならないし,結局,やること,やりたいことを見つけて,あるいは,再発見して,敷居を下げるってことなんですかね(例えば,防音室つきのグランドピアノ的なことだと,ドライビングレンジを家の中に作っちゃうとか).

 そういう観点からすると,出かけないとできないことではなく,何とか家の中でもできることという「制限」の中から探せばいいとなって,例えば,ビリヤードとか卓球なら,ビリヤード台とか卓球台(+ノックマシーン)を家に置くこともできるわけですからね(ボウリングだと厳しい).

 でも,そんなこと一人で家でしこしこやっててもしょうがないとも言えるわけで,でも,私の場合,ピアノなら,1日1時間なら大丈夫ですし,それは,このサイトの文章を書くことも然りです.つまり,そこに何があるか,ですね.

 ピアノは,人前で弾くこともあるじゃんってことなんでしょうが,今は,年に1回だけですし,それくらいなら多少敷居が高くても出かけられるし,人前で弾くことがないとしても大丈夫な気がするんですね.このサイトの文章を書くことは,出かけなくてもできますし,勝手に人との繋がりも感じられますからね.

 スキーも誰かといっしょに滑った方が楽しいですが,一人でも大丈夫だと思います(でも,時間かけて寒いところに出かけていくという敷居の高さが).でも,バドミントンは,一人ではできませんし,ゴルフは,大丈夫かと思ってたんですが,今年はお誘いがなくて,そうすると,練習場にも行かなくなっちゃいますね.

 でも,こうして考えてみると,特に用事もないのに,人がいるところに出かけて行くより,家の中でもできることを中心として,そこが充実していれば,時々,家の周りをぶらっと散歩するくらいでも行けるような気もしてきて,そうすると,要は,回りがぶらっと出かける気になるようなところなら,人がいてもいなくてもOKってことですかね.

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 これは,個人的なことかもしれませんが,そう言えば,私って,子供の頃,よく一人遊び的なことをしていたと思います.勉強してても,すぐさぼって,そういうことしてましたし,浪人してるときは,庭でテニスボールを壁に投げて,その壁が少し上を向いていて,フライになって跳ね返ってくるのをとってみたいなこともしてました(笑).

 一つの共通項としては,体を動かすってことですかね.出かけるというのもそうですしね.バドミントンなら,例えば,家の中に体育館まで行かなくても天井が高い広い部屋ととノックマシーンがあったら,普段は,それでやって,時々,人と打ったり,試合に出たりでも行ける気もしますしね.

 ですから,(勝手に人との繋がりが感じられるものも含めた)デスクワークを中心に,時々(家の中でも外でも)体を動かせたらいいってことですかね.

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 やはり,人との繋がりより内的熟達,具体的には,誰かといっしょにプレーしたいからというだけではなく,プレーそのものに面白さとか内的熟達的なものを感じるかということで,ピアノは,何とかそういう域に到達しつつあるのかもしれませんし,それだけ奥行きがあるってこともあるかもしれません.

 つまり,体を動かすこと,(そんなに)動かさないこと含めて,そういうものを探していく,あるいは,既にやっているものを見直してみるってことですかね.

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 敷居の低さについては,ピアノ,このサイトに文章を書くこと,運保は,既に条件を満たしてます.研究もそうだと言いたいですが,学生とかいろんな人達とやって行きたいと思うとそうも行きませんかね.

 バドミントンは,車で何分という体育館に行けばいいのなら,何とかやるとは思いますが,ちゃんとした練習ができるところがあるかですかねー.スキーが一番が敷居が高いんですが,そういうことで,熊谷とか新幹線で1時間で行けるところということなわけですし,それは,ゴルフも同じですが,そういう意味では,ドライビングレンジというのは,意外とありかもしれません.でも,その前に,その気になるかの問題でしょうが,ビリヤードとか卓球とかをほぼ0から始めるよりは現実的でしょうか.

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 あと思うのは,やっぱり,家は買わない方がいいってことですかね.例えば,籠原でもどこでも,どこかに住むとして,住んでみて違うと思ったら,(借りてるのなら)さっさと引っ越せばいいわけですし,年齢とかどのくらい体が動くかとか人恋しくなるとか条件も変わって行くでしょうからね.

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11/27'19e
[全日本総合]
(バドミントン)

 今日から全日本総合の本戦が始まってるんですが,香山,勝てば山口だったんですが,負けちゃったんですね.どうしたんだろ? 大関・大石も負けちゃったし,ざっと見たところ,OBOGもみんな初戦負けですかね(牧野が一番惜しかったのかな).

 もちろん,日本のトップ32ですから,出るだけで大変なことだし,勝つのは,尚更ですが,めげないで頑張って欲しいですね.

 あ,加藤のミックスが残ってますね.でも,ダブルスは?

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11/27'19f
[見えてきた]

 それが何かは書きませんが,ある催しが行われ,懐かしい顔がたくさんありました.ということは,私は,全然知らなかったということですが,私も行きたかった,どうして私には,声がかからなかったの?とは,思いませんでした.

 そもそも,声がかからなかったというのは,そういうことでしょうし,じゃあ,声がかかったらかかったで,それはそれでめんどくさいとも思ってしまうわけで,結果,これでよかったというか,「全てを受け入れる」じゃないですが,最近,そういう心境なんですね.

 関連することですが,今年は,2年に1回出ないといけない準指の研修会で,例年だと11月初めには,クラブから連絡があるのですが,今年は,なぜかありませんでした.連絡はLINEでするとか言ってたのが関係してるのか,単に忘れられてるのかは,わかりませんし,こっちから連絡すればいいだけの話ですが,これはもう準指を更新するなということ(神様?の指示)だなと思いました.

 毎回書いてますが,2年に1回の研修会が最近はかなりの苦痛で,お金もかかるし,よくよく考えたら,準指をもっていることに何のメリットもないわけで,どうして今までそんなことに拘っていたのかと思うほどです.クラブもやめることになると思いますが,最近は,行事にも全然参加してないし,準指とらせてもらったのに,ほとんど役に立てなかったわけで,むしろ,申し訳なかったという心境です.

 「全てを受け入れる」ということもありますが,峠を越えた人生の方向性としては,「広げた風呂敷を畳んでいく」ということで,それは,人間関係も然りということですかね.

 でも,その一方で,研究とか,それ以外のいろんな内的熟達的にやって行きたいことは,まだまだやって行くというか,これから益々高みを目指すわけですし,それは,必要な人間関係もそうですし,要は,何が大事か,何がそうでもないのかが,峠を越えることで見えてきたということかもしれません.

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11/27'19g
[必要とされてるのか]

 あとは,自分が「必要とされてるのか」ってことはありますかね.少々めんどくさそうでも,自分が必要とされてる,自分にしかできないと思えれば,やるってことは,ありますからね.でも,いろんな誘いや依頼が来る中で,ほんとに必要とされてるのか,単にめんどくさい仕事を押し付けてるのか,ある一定の分担はしないといけないのかの判断は必要で,でも,それは,すぐにわかることでしょう.

 じゃあ,必要とされてなくても,面白いとか,自分にしかできないとか,やり甲斐があるとかだったら,自分からしゃしゃり出ていくかというと,そういうことももうありません.つまりは,これも「全てを受け入れる」ってことですね.

 こんなこと書くと,達観し過ぎというか,そんなことで楽しいの?と思う人もいるかもしれませんが,私の中の感覚としては,いろんなつまらない拘りからどんどん解放されて自由になっていく感じで,とても気分がいいです.

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11/28'19
[本能との戦いは続く?]

 とか書いてたら,夢を見ました.必要だと言われて,呼ばれて行ってみたら,必要とされてないというか,私がやる仕事がなくて,おろおろするというか,私にできる仕事を必死に探すというものです.あまりに気分が悪くて,そこで(5:30に)目が覚めました(また寝たけど).

 現実の私なら,必要とされてないのなら,喜んでホイホイ帰ると思うのですが,潜在意識は違う,つまり,必要とされたいってこと? んなわけないと思いますが,本能というかプログラムとの戦いは続くということなんでしょうか?

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11/28'19b
[無敵]

 一人でも大丈夫なら無敵と再三書いてますが,理由としては,再三書いているように,最高のパートナーとか人間関係に恵まれたとしても,それらは,すべて外部要因で,つまり,制御困難で,例えば,夫婦なら先に逝かれてしまうかもしれないし,それは,子供ですらそうだし,それ以外の人間関係だって,円滑に維持しようと思えば,いろいろめんどくさいこともありますし,それこそ他者評価で物事を考えないといけません.

 で,話をもっと敷衍すると,結局,「人生所詮退屈しのぎ」まで行っちゃうんじゃないですかね.大学に落ちても,就職に失敗しても,大事な試合で負けても,何もかもうまく行かなくても,人生つまんなくても,人生所詮退屈しのぎと思えれば,全然ましというか,生きてるだけで幸せってなもんでしょう.

 でも,人生所詮退屈しのぎってどのくらいの人がそう思ってるんですかね? いろんな人と話をした感じだと,(哲学の世界では常識なのに)そう思ってる人ってすごい少ない気がします.どうしてですかね?

 それは,人生に絶望したことがないんじゃないですかね? つまりは,何もかもうまく行かなくても,人生つまんなくても,絶望までは,行ってないってことでしょうか.あるいは,そう考えることができないだけ?

 どんなに過酷な状況でも,人生所詮退屈しのぎだからと思えれば,どんな状況でもそれよりはましでしょうし,いざとなれば,全てをリセットすればいいだけの話です.そして,実際にリセットしなくても,そういうことをしっかり想像できれば,過酷なはずの自分の今の状況が全然過酷でも何でもないことに気づくはずです.

 初心に帰るとか開き直るというのは,そういうことでしょうし,一度全部捨てたつもりになって,そこからまたスタートすれば,今まで見えなかった景色が広がってるでしょうし,今まで突破できなかった何かを突破できるとも思うんですよね.

 つまりは,人生に絶望して一人前ということかもしれません.いや,絶望まではしたことないんですけど,という人は,今までたまたまうまく行ってたというより,失敗が怖くて,チャレンジしてないんだと思います.つまりは,より高度なことにチャレンジして,失敗して人生に絶望してみましょう,ってことなんですが,それが怖いんですかね?

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11/28'19c
[あくまで+α]
(生活)

 今朝,気づいたんですが,この記事です.本郷界隈に住んでいた20代,30代は,御茶ノ水,神田,秋葉原,上野に自転車で10分くらいで行けて楽しかったということなんですが,20代というか,研究室時代は,研究に没頭して,それ以外のことも楽しくやってて,充実ということに近かったと思いますが,30代は,バドミントンは,かなりやってましたし,相場研究も(そのときは結果は出なかったけど)楽しかったですが,研究に関しては,迷走しましたし,実際,苦しかったと思うんですよね.

 何が言いたいかというと,どこに住むかというか,回りの環境は,そんなに関係ないというか,あくまで+αで,やはり,内的に充実することが最重要ということですね.

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11/28'19d
[考えてる時間]
(このサイト)

 最近,このサイトの記事が増えてる感じもするのですが,記録(を付けてる)を見ると,ずっと変わらず,これまでの平均の1日1〜2時間より少し多い2時間程度です.でも,頭の中を占める割合は,もうちょっとある気はしています.

 というのは,ここで記事を書く時間は,1日1〜2時間なんですが,考えてる時間は,もっとあると思うんですよね.具体的には,朝起きて,朝ご飯の支度をして食べてるときとか,トイレ中とか,移動中とか,昼ご飯を食べてる時とか,夕ご飯の支度をして食べてるときとかでしょうか(もちろん,そういうときに,研究のことも考える).

 そして,圧倒的にこの記事に書くネタ?を思いつくのは,朝の時間です.それもトイレ中が多い.そこで,キーワードをメモしておいて,昼休みか夕食後に記事にすることが多いですかね.書くネタさえあれば,私の場合,書くのは,あっという間です(今日もここまでで40分くらい).

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11/28'19e
[必要ない]

 要は,出かける暇もないくらい(家の中で)やりたいことがあるというのが理想ってことですかね.その上で,現実的には,時々,体を動かすために,一人時々みんな的に,家族や友人達に会うために,(バドミントンとかスキーとかゴルフとか)出かけないとできないことをするために出かけたり,ということで,そうすると,特に用事や目的もないのに出かけるところは必要ないということになります.

 でも,実際のところは,そんなにお金が必要なわけでも,やり甲斐があるわけでもないのに働き続けるとか,朝の開館前の図書館は,年寄りで長蛇の列とか,(家の中で)やることがないというか,奥さんに邪険にされて追い出されるというか(笑),理想には程遠い人が多いってことで,現実には,なかなか難しいってことなんでしょうね.

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11/28'19f
[ただ死ぬのを待ってるだけ]

 もっと言えば,人間生まれながらにして皆死刑囚で,あるいは,年老いてリタイアして,あとはただ死ぬのを待ってるだけだとしても,死ぬまでの間,できる範囲でできるだけのことして,より楽しく気分よく過ごして行けばいいし,そうするしかないと思うし,それでいいと思うんですよね.

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11/28'19g
(このサイト)

 このサイトなんですが,ただ書きたいことを好き勝手に書いてるだけなんですが,(そういうことはないと思いますが,というか,そう願いますが),面白いと多くの人から支持されて,これで稼げるようになったとしたら,どうでしょうか?

 そんなことになったら,読んでもらえるように気に入ってもらえるように,まさに他者評価視点で書かないといけなくなって,ほんとに書きたいことは書けないでしょうし,書いててもつまんないわけで,そうすると,内容的にも表面的でつまんないものになるわけで,それは,フォロワーが多いSNSとか動画は言うに及ばず,商業文学,商業音楽,商業芸術を見れば,明らかですし,研究の世界もどんどんそうなって来てて(ほんとつまんない論文ばっかし),しょうもない世の中になってきたもんだなあと思いますが,そういう世の中と距離をとって,内的熟達的に生きて行けば,ということでしょう.

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11/28'19h
[同じ授業を繰り返す]
(大学)

 山根さんの言うところの,同じ授業を繰り返してても,何もスキルが蓄積しないということですが(それはその通りですが),毎年,内容ややり方をリバイスすることで,教えるスキルが高まるし,自分にしかできない授業にもなるとは思うのですが,さすがに10年以上やってると煮詰まってくるわけで,じゃあ,時々,担当科目を変えれば,いいじゃんと言う人もいるんですが,それはそれで大変で,そもそも,そうやって,担当できる科目が増えていくのは,スキルの蓄積にはなるんですが,研究者として,それで別段何かいいことがあるわけでもなくて,つまり,教師である前に,研究者なわけですから,そんなことやってるんだったら,研究したいわけです.

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11/28'19i
(バドミントン)

 香山が総合で当たった相手ですが,どこかで見た名前だなと思ったんですが,世界ジュニアで優勝した郡司莉子ですね(そりゃー普通の高校生とは全然違う).で,今日,山口とやったのですが,実際,1ゲーム目をとってファイナルになったようです.香山とも接戦だったし,相手が強かったということかもしれません(が,本人は,そうは思ってないでしょうね).

 でも,社会人を想定して練習してきたんでしょうから,(ランサーで佐川智とやったときもそうだったと思いますが)年下相手は,やりにくかったでしょうね(インカレチャンピオンだし二連覇してるし).逆に言えば,高校生だと,社会人と逆のことをすればいいとも言えるんですが,相手によってプレーを変えることは,もちろん,重要なんですが,「自分のプレーをする」ことも大事なので,意外と難しいですよね.

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11/28'19j
[自分でテーマ設定できるように]
(スキー)

 準指をもっていることに何のメリットもないは,言いすぎですね.研修会は,その年のテーマがわかりますし,実際,シーズン初めにテーマをもらって,そのシーズンをそのテーマで練習したり,教えたりするのは,重要なことです.

 でも,最近,だんだんわかってきたというか,スキーの運動原理を単純化して概念的にとらえられるようになってきたというか,要は,自分でテーマ設定できるようになってきたんですね.つまり,(これも一種の)一人でも大丈夫的には,スキーもようやくピアノくらいのレベルということはないでしょうが,できるできないは別にして,概念的には,そういうところまで来たということかもしれません.

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11/28'19k
[前進]

 何でもいいからちょっとでもいいから前進すればいいと思うんですよね.

 研究とか,仕事以外のいろんな活動もそうなんですが,例えば,ほんのちょっとでも片付ければ,確実にちょっとは荷物が減るわけですし,何かに気づいて一行でもここで文章にしておけば,生きる術的に少しでも何かに近づくと思うんですよね.

 逆に,(研究以外の)仕事は,(給料はもらえても,何かの役に立ったとしても)ほとんど(自分の中での)前進がないものが多いことに気づかされて愕然とします.もちろん,それでもやらないといけないのが仕事ではあるんですが,もう何とか食べて行けるのであれば,そんなことやってる場合じゃないと思うのも自然の成り行きですかね.

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11/29'19
[仕事でも前進?]

 いや,仕事でも(自分の中で)前進することもあるんじゃない? 毎年,同じ講義を繰り返していたらだめだけど,少しずつでもいい講義をするようにすればいいし,例えば,営業とか,一般的な仕事でも,顧客獲得スキルを磨いていけば,それも前進なんじゃない?と言う人もいるかもしれません.

 うーん,そういうことじゃないんですよね.少し話はそれるんですが,営業なら,競争の中でその会社の利益をあげる,顧客を奪った分,どこかの会社の利益が減るということ,あるいは,経済全体が成長しても,社会や人々の幸福に繋がってないってことは,あるんですが,そこは置いておいたとしても,そういうことじゃないんですよね.

 所詮仕事という範囲の中での話というか,わかりやすく言えば,仕事は,定年までなので,仕事のスキルを磨いても,定年で終わりってことです.もっと具体的に言えば,定年まで10年を切った私が,講義の担当科目を変えて,いい講義をするために0から再構築を始めても,もう今更ってことです(対照的に研究なら定年とか関係ない).

 じゃあ,(現実とは違うけど)定年がなければいいの? まだまだ20年も30年も(体も脳も元気で)講義を続けていくんだったら,講義するスキルを磨き続けるのか?と言われると,それもNOですかね.

 何とも表現が難しいんですが,前進が「本質的」じゃないんですよ.ぶっちゃけ言ってしまえば,「生きていくために稼ぐための」前進に過ぎないってことですかね.いやいや,生きていくために稼ぐの大事じゃん.その通りです.でも,もう生きていくために稼ぐ必要がなくなったらどうですか? それでもやる価値ありますか?ということです.

 やりたいことを仕事にしてると言う人は多いですが,じゃあ,その仕事,無償でもやりますか?と何度も書いていましたが,それに近い感覚ですかね.

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11/29'19b
[結局,アメリカ次第]
(経済, 運保)

 今日は,昨日,アメリカ市場がThanks givingでお休みで,日本市場も半ばお休みというか閑散と言っています.これってどういうことでしょうね?

 日本市場とか言っても,結局,アメリカ次第ってことですよね.つまり,どこかで書きましたが,日本市場だけやっててもだめというか間に合わない,具体的に言えば,リーマンショックのようにアメリカで何かが起こったときには,間に合わない,そして,そういうことのほとんどは,アメリカ発なわけで(世界恐慌,ブラックマンデー然り),日本市場だけやっててもだめというより,アメリカ市場メインにすべきなのかもしれません(アメリカ株を買えという意味ではない).

 そういう意味では,Nasdaqが全然売りにならず,業を煮やして?資保でVIX先物を始めたのは,意味があったかもしれません.と言っても,VIXは,非常に値動きが激しいので,これをメインに据える(余剰資金の多くを割り当てる)のは,リスクが大きいのですが,値動きの大きさとレバレッジの関係を考えれば,コントロールできますし,ここが回って自然と資金が増えて,VIXメインになれば,それはそれでありでしょう.

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11/29'19c
[今の政治の惨状]
(政治)

 中曽根さん,亡くなったんですね.100歳を越えたのは,知っていましたが,101歳だそうです.彼の業績というか,やったことがいろいろ紹介されているのですが,総理在任期間は,歴代7位だそうです.意外と低い印象ですが,1位は,もちろん,現職のA倍さんです.じゃあ,総理として,A倍さんが1位で中曽根さんが7位かと言うと,全然そんなことはないというか,むしろ,真逆なわけで,彼もそうですし,功罪ありましたが田中角栄もそうですが,彼らとA倍さんとか今の政治家を比べると,あまりにしょぼすぎて,今の政治の惨状に愕然とします.

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11/29'19d
[順番が逆]
(スポーツ)

 そもそも,何かスポーツをやってて,どうして試合に勝ちたいとか,強くなって,日本代表になって,オリンピックに出て金メダルをとりたいとか,プロ野球選手とかサッカー選手になって活躍したいって思うのでしょうか?

 もちろん,人間,ある程度は,稼がないと食べていけないし,プロスポーツがその手段の一つということはあるでしょうが,それは極一部で,ほとんどのスポーツは,それで飯を食うところまで行くのは,並大抵のことではありません.

 一般的というか,自然の流れとしては,何かがきっかけて,野球とかサッカーとかバドミントンをやるわけです.で,やってみたら,めっちゃ楽しい.これが原点ですよね.

 で,楽しくてやってたら,どんどん強くなってきた.それが野球とかサッカーだったら,それで飯が食えたら最高じゃんと思うでしょうし,バドミントンでも,実業団に入ったり,教員になって,指導者として,バドミントンを続けながら飯を食うこともできるわけですからね.

 でも,そういう「報酬」的なこと以前に,単純にもっと強くなりたいと思うわけですよね.そして,強くなったら,強い奴とプレーしないとつまんないわけで,そうやってどんどん強くなって,気づいたら,トップに来てたというのが自然というか,本来的なんじゃないですかね.つまり,順番が逆なわけです.

 もっと,具体的に言えば,何かの試合に出て,ラリーをしていて,決まると思って打った球が拾われたとしたらどうですか? 普通は,打つ手がなくなって,メンタル的にもやられて,試合に負けるってことなんでしょうが,原点的なことだと,強くなりたい,そして,それを確かめるために強い選手とやりたいのなら,返ってくるはずのない球が返たら(自分がどんどん強くなって相手になる選手がどんどんいなくなってたところに自分より強い選手がいたわけですから)「嬉しい」はずで,その選手に勝てるように考えて練習してトレーニングすればいいはずなのに,実際は,愕然とするわけです.

 つまり,どこかで何かを間違えたというか,大事なことを忘れてるんだと思います.要は,何のためにバドミントンやってるんだ?ってことですね.というか,やりたいことに目的はないわけで,何かのためのバドミントンをやってるようでは,大したことないってことで,それは,バドミントンに限らず,何でもそうでしょう.

 でも,実際のところは,トップに来てる選手がみんなそうかというと,そんなことはなくて,それは,あくまで結果であって,例えば,突出した才能に恵まれて,あるいは,監督のロボットになって,ひたすらトレーニングして強くなることもあるわけで,つまり,トップに来た人間をいくら見ても答えがないことが多いわけで,むしろ,彼らがやってないこと,できてないことをすることに活路があると思うんですよね.

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 とは言え,現実には,なかなか難しいですよね.私自身について言えば,いい試合ができた,自分の思うようなプレーができたと思ったときは,もっとラリーを続けたいのに,相手が先にミスをした,決まると思って打ってないのに決まっちゃったという印象が強く残っています(相手が弱いからではなく).もちろん,決めようとするときは,全力で打ち込むんですが,決まるとは思わないというか,返ってきてもどこか嬉しいというか,そういう感覚なんですね.でも,そういう記憶は,遥か昔で,もちろん,加齢とともに競技力が落ちたってことはあるんですが,最近は,自分の打った球が決まらなくて愕然とすることばかりで,私自身,大事なことを忘れてるわけです.

 思い返すと,今より遥かに強かった頃,中山君が吉野君(その後,全日本シニアの30代とか40代で4くらいまで行った.藤本がいなかったら優勝してる)を連れてきてくれて,初めて打った時は,負けて悔しかったんですが,これから毎週,こいつと練習できると思うと,嬉しくて仕方なかったです.

 若い頃は,強い奴がいるときけば,全く何の躊躇もなく全然知らない人ばかりのところにも行ったし,そこで自分より強い奴と打てたらそれだけで嬉しかったし,筑波大に来た時も,平然と練習に混ざってたわけですからね.

 まあ,歳をとったということなんでしょうが,何のためにバドミントンしてるんだ?的なことは,変わらないはずですから,自分のプレーが及んでないのなら,「そういう相手がいる」ということなので,そう思って,やって行けばいいってことですかね.

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11/30'19
[何か変な感じ]
(バドミントン)

 バドミントンですが,昔というか,20年前くらいのことを考えると何か変な感じがしてきました.確かにその頃と今とでは,競技力に雲泥の差があるんですが,それは,外部的な結果,例えば,試合の結果とか,普段の練習でのダブルスのゲームの勝ち負けとか,ラリーの中でのパフォーマンスとか,そういうことなんですが,私の中での感覚は,20年前とそんなに変わらないんですよね.

 いやいや,30代後半と50代後半じゃ全然違うし,単に脳に体が付いていってないってことだよ,と言う人もいるというか,みんなそう言うんですが,そんな感じでもないんですよね.具体的には,フットワークとかやると別に普通に動けるし,スマッシュの速さは,落ちてるとは思うのですが,目を覆うほどじゃないというか,外部的アウトプットとしての結果は,目を覆うほどなわけで,それに比べればってことですし,練習に行くときには,確かに体はしんどいんですが,スイッチが入れば動けるというか,何かそういうものがちゃんと繋がれば,劇的に変わるような感じもするんですよね.

 幻想?かもしれないんですが,そういうのって大事というか,具体的には,30代は,40になったときに全日本に出るってことはあったんですが,そんなことより,とにかく強くなりたくて,練習やトレーニングしてたし,と言っても,そんな大したことやってたわけでもなくて,でも,できる範囲でできることをしてて,気がついたら,40になったとき,全日本とか東京都の試合に出たら,こっちは,普通にプレーしているだけなのに,相手が勝手にどんどん先に疲れていくみたいな感覚があったんですよね.

 でも,50になったときは,そういうことは,全く起こらなかったわけで,それは,バドミントンにおける私の30代と40代の過ごし方の決定的違いと言ってしまえばそれまでなんですが,40代は,仕事が忙しかったこともあったとは思いますが,できる範囲でできることはしてたと思うし,でも,練習環境が変わったり,結果が出ずしんどくなったり,急に怪我するようになったりということもあったんですが,どこかで何かを間違えたというか,そこを修正すれば,とは思うんですよね.

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11/30'19b
[あと一週間]
(ピアノ)

 ピアノプロジェまであと一週間となりました.プログラムが送ってきたので,貼っておきます.

 何となく予感はあったのですが,ヴィラ=ロボスのアニヴァーサリーということや,リクエストがあったこともあってか,野性の詩,トリですね.まあ,あまり気にせず,できるだけの演奏をするということでしょう.でも,この曲を弾くのは,30年ぶりくらいだと思うのですが,やっぱり,とてつもない難曲で,でも,私に合ってるとは思います.

 むしろ,心配なのは,ジャワ組曲の方ですが,これもできる範囲でできるだけのことを,ということは変わりません.でも,去年は,タブレットが反応しなくなって,大変なことになったので,そういう文明の利器?は,全く信頼ができないので,地道に紙ベースでめくってもらいます.

 でも,去年と比べれば,しんどい感というか,弾きたくない感は,ないですかね.いや,去年の場合は,会場というかピアノが変わって,ピアノを触った瞬間,ものすごく弾きにくくて,一気に憂鬱になったので,まだわからないか.

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11/30'19c
[練習と本番]
(ピアノ)

 ちょっとわかってきた気がすると書いたのですが,簡単に言えば,練習するとき,弾けるようになるようにしっかり意識して練習することと,集中して弾くことです.

 いやいやいや,そんなの当たり前じゃん.そうなんですが,少なくとも今までの私は,それがほとんどできてませんでした.驚くべき事実ですが現実です.いや,程度の問題でしょ?と言う人もいるかもしれませんが,感覚的には,全く違う感じです.

 でも,これが意外と難しい感じがしています.それは,弾けるようになるようにしっかり意識して練習することと,集中して弾くことが難しいのではなく,それでいいのか的な判断が難しいということです.どういうこと?

 私がピアノを弾くのは,本番,つまり,人前で弾くことが目的ではないのですが,それが目的というか,それを最優先にするのなら,というか,ほとんどの人は,そうなんでしょうから,そうすると,練習でいくら弾けても意味ないわけで,逆に言えば,本番で弾ければいいわけです.

 これも当たり前のことなんですが,じゃあ,そのために必死で練習すればいいんだよ,というのが違う感じがしてきたんですね.練習は本番のように,本番は練習のようにとは,よく言われるんですが,そういうことじゃないってことでしょうか.

 具体的に言えば,練習で,弾けるようになるようにしっかり意識して集中して弾くと疲れるんですね(当たり前).そうすると,長い時間練習できないし,本番で集中できない気もするんですよね.だって,人間,集中できる時間には限界があって,集中するためには,緩和が必要だからです.歳をとったら尚更です.

 確か,体操の内村さんが本番が近づくと,本番を想定して集中して通しの演技をしているということをやってたのを見たんですが,一見,大事なことのように見えますが,それを本番前に繰り返すと,疲れちゃって,本番で逆に集中できないような気がします(実際,その様子を見て以降,彼は,結果が出なくなった).

 でも,当然のことながら,ちゃんと練習しないで,本番で弾けるはずもありません.つまりは,練習は,あくまで練習で,本番を想定するのではなく,でも,本番でしっかり集中することを想定するというか,そういうことが重要なんじゃないですかね.

 でも,これはこれで,非常に難しい気がしますが,その辺のバランス感覚がほんの少しわかってきたような気がするってことでしょうか.

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11/30'19c
[怠け者の論理]

 でも,ピアノにしても,バドミントンにしても,あるいは,研究にしても,所詮怠け者の論理という気もしますね.何度か書いてますが,私って,その気になったときはやるけど,その気にならないやりたくないことを我慢してやるのがどうしてもだめで(もちろん,仕事とかやらないといけないことはやりますが,他人に迷惑がかかるわけじゃなくて,自分に返ってくることならそれを甘んじて受けちゃう),じゃあ,どうしたらいいかと言うと,そういう中で,できる範囲でできることをやるというか,その中で,どうすれば,最大の結果が得られるのかを考えるってことですかね.

 ですから,人それぞれってことでしょう.私の場合,とにかく怠け者で,でも,それを変えることは難しいというか,苦痛なので,だったら,違う方法を考えるというか,それだけのしょぼい人間ということであきらめるってことなんですが,それでも,何とかここまでやっては来られたので,そういうやり方もまんざらではないんじゃないかなと思います(が,自分がどういう人間かどういう能力をもっているかを考えずに形だけ真似してもだめだとは思います).

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