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10/1'16
[別のシナリオ]
(世の中)

 何百年,あるいは,それこそ有史以来続いてきた,人口増加や経済成長が「いいところ」まで来てしまったという状況で,無駄なことをしてむりやり経済を回すのではなく,そういう中で,みんなが気分よく楽しく働いて正当な対価を受けて充分人間的文化的な暮らしがしていけるように富と労働の再配分をすればいい(共産主義とは違う)と再三書いて来ました.でも,現実には,世の中は,全く逆の方向,つまり,いかに経済を回すかに腐心している有様です.そうすると,待っているのは,経済危機や世界恐慌で,歴史は繰り返すというか,どうしてこんなにも愚かなのかと思ってしまうのですが,ひょっとしたら,違うシナリオもあるのかもと考え始めました.

 それは,「技術の進歩が解決する」かもしれないということです.なーんだ,それじゃあ,まさにAベノミクス第三の矢の成長戦略じゃん,ということなんですが,ちょっと(大分)違います.それは,「単なる経済成長」とは違うということです.

 例えば,誰かがあと20年もしたら仕事は全部ロボットがやるようになるから我々はみんな仕事を失うと言ってましたがそういうことです.Aベノミクス的には,(むりやり無駄な)仕事を作って雇用を産み出すということですが,技術の進歩によって,仕事は全部ロボットがやるようになれば,雇用を産み出すどころか,なくなるわけですから全く逆です.仕事がなくなると,人間はどうなるでしょうか?

 今の世の中では,仕事がなくなるということは,食べて行けないということですが,仕事は全部ロボットがやるということは,例えば,石油を掘ってエネルギーを得たり,人間が生きて行くのに必要な食物を生産したり,それを運んできて調理したり,住む家を造ったりとか,旅行したい人のために電車や飛行機を運航したりすることまで,全部ロボットがやるという,まさに上げ膳据え膳状態になるということなので,働かなくても食べて行けるということです.超ラッキー?

 でも,ここで問題になるのは,どうやって「退屈しのぎ」していくかでしょう.実際,今の世の中,仕事は,単に食べて行くためだけではなく,生き甲斐や生きて行く目的にすらなってるわけですからね.

 でも,これに関しても心配ないでしょう.本来的にお金にならない学術・芸術・スポーツなどをやったらいいとは,ずっと書いて来たことですし,これらに限らず,やりたいことやり甲斐を感じることをやったらいいわけですからね.つまり,これまでは,食べて行けることの中から,やりたいこと,やるべきことを選んでいたのが,「それで食べて行けるとか金になるとかいう条件がはずれる」というだけの話です.

 もちろん,ただ何するでもなくだらだら過ごすこともできることになりますし,そうする人も多いと思いますが,それでは,楽しくない人は,金にならなくてもやりたいこと,やるべきと思うことをやればいいというだけの話です.もちろん,仕事は全てロボットがするとは言え,ある日突然ということはなくて,ロボってでもできることから徐々にそうなっていくということですから,ロボットができないことを仕事にすることもできるでしょう.

 でも,ほんとに100%人間がする仕事がなくなるかどうかはともかく,そういうことになれば,仕事という概念はなくなるので,何をやってもそれで「金を稼ぐ」ことはできなくなりますから(ていうか,多分,「お金」がなくなる),無駄なことして人を騙して搾取してまで金儲けすることなんかできなくなりますし,まさに,その人がほんとに何がやりたいか,何をやるべきと考えるか,ということになるわけで,それはそれで,ある意味,シビアな世界になる(充実した楽しい人生を送る人と,だらだら死んでるように生きる人に二極化する)のかもしれませんね.

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 そして,それは,20年後ではなく,多くの人にとって,仕事をリタイアした後は,そういう状態になるってことですね.つまり,既に書きましたが,その人がほんとに何がやりたいか,何をやるべきと考えるかがわかるということです.そして,それがシビアな世界というのは,すぐ上で書いたことと同じですね.

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10/1'16b
[まさか...]
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 あれ? なんか遠くで花火のような音がしますね.まさか...

 調べたらやっぱりそうみたいです.土浦の花火大会(大曲,長岡とともに日本三大花火大会の一つで,競技大会なので普通では見られない花火が見られる)ですね.10月上旬という認識はあったのですが,まさか1日とは...つくばの中でも土浦寄りに引っ越したんで,ちょっとやばいかも.ちゃんと帰れるかな.終わって大渋滞が始まる前に帰らないと...(グーグルマップ見てみてら周辺はもう真っ赤).家から花火が見えるかもとも思っていたので,それもちょっと確かめたいってのもあります.

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 無事?帰ってきました.家のところまでは渋滞はなかったです.でも,センターとか以前住んでた竹園あたりからはほとんど見えないのですが,一山越えると...

 「全面」にぶわーーって花火が見えてもうびっくりです.だいたいこんな感じかな,と予想していたより2, 3倍は大きく見えました.こりゃー家から見たらもっとすごいことになってるかも.

 で,急いで(笑)帰ってきて,家の中から見てみたんですが,音はすれども姿が...で,地図見て方向を確認すると,ちょうど建物の陰ですね(ちょっとがっかり).でも,時々,こぼれるようにちらっちらっと見えるのを見ると,大きさは思ったほどではありません.なんでですかね? 全面にぶわーって見えたときが,たまたまそういうタイミングだった? あるいは,最初に見えた時の感動?が大きかった?

 まあ,そんなところですかね.建物の陰ということで,外に出てちょっと行けば,ぶわーって見えるところはあるとは思うのですが,そこら中にそうやって見てる人はいるし,そこまでして見に行こうとは思わなかったです(家からのんびり見られるなら見るけど).そういえば,パトカーがうろうろしてましたね(おそらく,違法駐車の取り締まり).

 でも,見ようと思えば,見られるわけですし,見に行きたいけど大渋滞が,という人でも,この辺(と言っても,どこかわかんないでしょうけど(笑))までならスムーズに来られますし,バランスポイント的にはちょうどいいのかもしれません.

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 来年以降?のためにメモ的に書いておくと,花火大会自体は,20時過ぎくらいに終わる感じで,そこから渋滞が始まるのですが,混むのは,当然のことながら,土浦→つくば方向です.つまり,大学から帰ってくる場合は,逆方向なので,大丈夫なんですが,土浦行きのバスは,土浦→つくば方向のバスが戻って来ないので,つくば→土浦方向もだめということですが,車なら大丈夫ということですね.

 花火大会が行われるのは,土曜日で,大学に出てくるとしたら(休日は通勤手当も出ないので)車で来ればいいってことですね.

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10/1'16c
[やりたいこと vs 得意なこと]
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 やりたいこと vs 得意なことですが,一応,やりたいことより得意なこと,ということでした.既に理由は書きましたが,追加として,やりたいことは(例えば,歳を重ねることによって)変化するけど,得意なことは変化しないということもありますかね.やりたいということで仕事にしたことが,やりたくなくなったら(仕事を変えるのはなかなか難しいので)かなり大変です.

 でも,仕事をしなくても食べて行けるようになったら,どうでしょうか? やりたいことより得意なことの理由の一つとして,得意なことでないと仕事にならないことが多いということがありましたが,仕事しなくていいのなら,そんなの関係ないですからね.

 ここでもやる気三要素が参考になります(ほんと汎用性が高い概念ですよね).生活費を稼ぐために働く必要がないというのは,結局,三つ目の報酬という要素がなくなるということでしょう.そうすると,残るのは,内的熟達と人との繋がり,つまり,自己実現と承認の欲求ということで,やりたいことが自己実現,承認の欲求が得意なことということになります.

 つまり,働かなくてよくなったら,人から認めて欲しい人は,得意なことをやり,自分の中での満足を求めるのなら,やりたいことをやるということで,どっちもありだと思いますが,ランク的に言えば,得意なことよりやりたいこと,ということになります.でも,これは,まあ当たり前ですかね.

 でも,例えば,いくら好きで下手くそなピアノを弾いていても,聴いてくれる人はいないでしょうから,それでは,なかなかしんどいでしょうし,やっぱり,これも両者のバランスというか,ある程度,どちらもないと厳しいということですかね.

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10/1'16d
[どうなる?]
(世の中)

 この話の続きですが,どういう仕事からなくなって行くかと言うと,肉体労働でしょう.即ち,例えば,トイレ掃除のように,社会にとって必要不可欠なものからなくなって行くということです.ということは,全ての仕事がなくならなくても,まさに,生活して行くためだけに働くような仕事からなくなるということで,「働かなくていい状況」が意外と早い段階で実現する可能性が高いということになります.

 逆に頭脳労働は,コンピュータやAIが代われるようなもの以外の創造性が必要なものは,ロボット(は,コンピュータやAIで動くので,コンピュータやAIもロボットの範疇に入る)が代わりをすることは難しいし,生活して行くために必要というわけじゃないけど,お金という報酬がなくても,やる面白さがありますから,仕事としてはなくなっても,やる人はいるでしょう.学術とか芸術がそうですし,新しい技術を開発して世の中を便利にすることや,世の中の仕組みを考えて変えることもやり甲斐を感じる人はいるでしょうから,仕事として報酬はもらえなくてもやる人はいるでしょうね.

 医者とか弁護士は,今は社会的地位も報酬も高い頭脳労働ですが,注文に応じて対応する仕事なので,意外と早い段階でロボット(コンピュータやAI)にとって代わられる気がします.ITは,まさにロボットやロボットを動かすコンピュータやAIを開発するところなので,最後の方まで残ると思いますが,開発すればするほど,仕事がなくなってくるというジレンマはありますね.

 ゲームメーカーは,ゲームをする人は,ますます増えるでしょうから,存在感は増すでしょうが,もちろん,どんなに面白くてすごいゲームを作っても,すごいと言われるだけで,報酬はありません.金融は,お金がなくなるんですから,跡形もなくなくなるでしょうが,例えば,相場みたいなものは,競馬や競艇やカジノのような博打の一つとして,残ると思います.もちろん,お金はないので,単なる数字が増えたり減ったりするだけで,まさにこれも単なるゲームになるってことですね.でも,ゲームと同様,世界チャンピオンになれば,承認の欲求は,満たされるでしょう.

 スポーツはどうでしょうか? やる人はいるでしょうし(やる環境はロボットが提供してくれる),仕事しなくていいのなら,やる時間もあるので,益々盛んになるでしょうね.そうすると,見せるスポーツ(今で言うプロスポーツ)も残るということになります.もちろん,いくら勝っても優勝しても報酬はありませんが,そんなのなくても選手は,ただ純粋に強くなりたいわけで(そもそも,スポーツってそういうものです),やる人はいくらでもいるでしょう.

 もちろん,これもロボットには勝てませんが,そうすると,高性能のロボット開発競争ということになって,スポーツとはまた違ったもの(例えば,自動車レース)になりますし,選手を人間に限定すればいいだけの話です(今だって,100m走で人間と自動車が競争するのはナンセンス).つまり,人間同士が戦うとことを見せるというのがポイントで,必死で練習やトレーニングをして,スピードやパワーや技術を鍛え上げた者同士が必死で競技する様子は,充分,鑑賞するに値しますから(それは,今のプロスポーツと同じ),意外と最後まで残っていくような気がします.

 こうして考えて行くと,結構面白いですね.もちろん,ある日突然そうなるわけじゃなくて,だんだんそうなって行くのでしょうし,お金もいきなりなくなるんじゃなくて,生活して行くのに必要な分以上の「余計な部分」としては,残るかもしれませんから,豪邸とか高級車とかブランド品が欲しい人は,ロボットがしてくれる以外の仕事(みたいなこと)をして,お金(みたいなもの)を得て,そういうものを手に入れるということになるでしょうね.

 そういうお金(みたいなもの)は,生活して行くのに必要なこと以外のことをして得ることになりますかね.例えば,スーパーに行くと,只でもらえるもの以外にお金(みたいなもの)を払う高級品も置いてあるみたいな感じでしょうか.お金(みたいなもの)は,スポーツで勝負するみたいに,博打とかゲームとかビジネス?の世界の中で勝負して,勝った人が得るということになりますかね.

 先のことはともかく,割と近いこととして,最初に書いたように,社会にとって必要不可欠なものからなくなって行くので,意外と実現が早いかも,ということと,医者や弁護士のように今条件がいいものが残るとは限らないというのは,面白いというか,意外ですかね.(今日(休日)の合計: 2時間45分)

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10/2'16
[当面は]
(世の中)

 別のシナリオや,具体的にどうなる?ですが,20年後かどうかはともかく,今すぐというよりは,割と先の話です.じゃあ,当面はどうなるか,ですが,結論から言うと,「全く逆」の状況になってしまうでしょう.

 具体的には,人間の仕事をロボットがどんどん奪っていって,体が動きさえすれば,誰でもできる肉体労働しかできない人が生活に困窮して行く一方,一部の能力をもった人間に仕事と富が集中するわけで,これがいわゆる「二極化」ということです.そして,実際もうそうなってきています.

 つまり,今,あるいは,これから数十年は,(別のシナリオのように行くのなら)落ち着くところへ落ち着くまでの過渡期で,経済危機も何度も起こるでしょうし,まさに激動の時代となってしまうということでしょうか.

 でも,「落ち着くところ」へ向かっているような動きも確実に見えていて,例えば,世の中は,デフレデフレと言って,これを何とかしなきゃという風潮ですが,(既に書きましたが)景気が悪いというよりは,技術の進歩による「効率化」によって,生活して行くのに必要充分なものが低コストで生産できるようになって,価格が下がってきているのが実態だと思うんですよね.

 そうすると,働く時間も短くなって,給料も下がるんですが,それよりも物価の下落の方が大きければ,生活は楽になるわけで,トータルとしては,そうなってきてる,つまり,「人間は働かなくていい」に近づいてきてると思います.でも,そうなってない人がいるのは,仕事と富の配分の問題で,一部の人間が過剰に独占してるのと,せっかく効率化してきてるのに,無駄なことをして,むりくり経済を回そうとするからでしょう.

 ですから,当面は,大変なことになりますし,いかにサバイブするかは重要ですが,そこを抜けて何とか生き残れば,落ち着くところに落ち着いて来る(というシナリオもある)と思います.

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 当面はともかく,最終形?としては,どうなんでしょうか? 人間が働かなくていいというのは,楽でしょうが,非常に危うい状態とも言えます.やることがなくなって,「退屈しのぎ」ができなくなる(人もいる)ということ以前に,それこそ有史以来,生きて行くために労働をして,その達成感や解放感から幸せを感じて来たわけで,それがなくなるとDNA的にどうなってしまうのか,ということです.実際,既にだんだんそうなってきてるわけで,今の世の中の何とも言えない生き苦しさは,そういうことも背景としてあるでしょう.

 ただ,これは,私の場合なんですが,仕事の後に達成感や解放感を感じるだけではなく,ピアノやバドミントンやスキーの練習の後も同じような感覚になります.ですから,学術とか芸術とかスポーツとか,それ以外のことでも,そういうことをやって行けば,いいような気もするのですが,それは「たった一つのこと」でないことをしている私の特質かもしれないわけで,他の人がどうかはよくわかりません.

 でも,それも含めて,世の中をどうして行くかを考えていくということでしょうね.そして,それも(なくなる)仕事以外の「そういうこと」の一つでしょう.もちろん,最終形?は,まだ先の話かもしれませんが,既にそういう流れは始まってますし,今でも,仕事をリタイアした後は,多くの人がそういう状況になるわけで,年寄りがそこで解を探して見つけて実践して行くことが大事なのかもしれません.

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10/2'16b
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(日記)

 今日は,朝から(バドミントンの)練習の予定だったんですが,流れて,こういう場合,有意義に過ごせないことが多いのですが,予想通り,そういうことになりました.でも考えてみたら,ゴルフとかスキーの場合もそうですが,そういう予定があるときは,早起きしていくわけで,多少寝不足でも頑張って無理して行くわけです.そういう状況で,予定がなくなると,あんまり寝てないわけですから,そういうことになる,ということはあるとは思いました.

 今日は,別に早起きというほどではなかったんですが,寝たのは3時近かったし,起きるまでなぜか2回も目が覚めたりしたので,ちょっとしんどい感じはありました.ですから,こういうのもワンパターン的に決めつけるのではなく,それ以外の条件をしっかり考慮して,しっかり「基準化」して考えることが大事ということですね.(今日の合計: 1時間)

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10/3'16j
[要領を得ない]
(大学)

 最近,大学の事務処理で,どうも要領を得ないというか,そんなの見りゃわかるだろ,という問い合わせが増えています.監査的に厳しくなったというよりは,明らかに事務処理能力が低下してる気がします.背景としては,非正規雇用の人が増えたり,部署の移動があったりして,まさに「能力が低下してる」感じです(非正規でも優秀な人は優秀なので,全体としての傾向ですが).事務処理は,IT技術によって,格段に効率化されるはずだったものですが,全くそういう感じがしないと思ってるのは,私だけでしょうか?

 でも,これも「過渡期」ということでしょうね.つまり,あともうちょっとしたら完全にIT化されて,今,それで飯を食ってる人は,お払い箱になるってことです.そうならないように事務職が抵抗してるってのも,効率化が進まない理由の一つでしょうが,時間の問題でしょう.

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10/3'16b
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(世の中)

 先週,来週はノーベル賞ウィーク?とか言っていたので,いやーな?予感がしてたんですが,早速初日に日本人受賞者が出たようです.福岡市出身(高校は,修猷ではなく福高)ということなので,そういう親近感はありますが,思うことは,去年書いた通りです.書きたいことは,既に書いたと思うので,繰り返しませんが,一応,いくつかリンクは貼っておこうと思います.あらためて読んでみると,結構,毒を吐いてる(笑)感じですが,言いたいことはだいたい書いてありますかね(これら以外にも周辺?にちらちら書いてる).

 ノーベル賞のイメージ

 世の中をどうしたい?

 後は野となれ山となれ

 もやもや感

 で,今年,あらためてちょっと思ったこととしては,ふつーの(日本)人は,手放しで嬉しいんだとすると,そうでない私は,ふつーではない,つまり,そのくらいの仕事はできたってことかもな,とは思うことができました.まーこれも,単なる自己肯定かもしれませんが.

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10/3'16c
[女性蔑視の国?]
(世の中)

 ちらっと見ただけですが,日本が女性蔑視の国と誤解されてて問題だと言ってる人がいました.え? 誤解? こんな女性蔑視の国ないですよね.誤解でもなんでもないと思いますけど.今日だって,ノーベル賞受賞者が出ると,内助の功とか言って,配偶者にマイク向けるわけですからね.

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10/3'16d
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 ノーベル賞をもらった先生の研究室の学生だったか,ノーベル賞をもらうなんてすごい先生です,というようなことを言ってる人がいました.ノーベル賞をもらったからすごいんですか? 普段,接しているのなら,よく知らないどこかの誰かの形式的な評価じゃなくて,話したりすれば直接判断できるし,そうすべきなのではないですか?

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10/3'16e
[原点]
(ピアノ)

 ピアノなんですが,結構しんどかったんですが,最近は,そんなにしんどくもなく,まあ普通に弾いてます.しんどくなくなった理由としては,原点に返ったということはありますかね.

 原点というのは,ピアノを弾く理由で,練習して弾けるようになって人前で弾くことが目的ではなく,素晴らしい音楽に直接接して,なおかつ,それを自分で表現する喜びですかね.編曲物を弾く時には,普通は100人近い人(オーケストラ)が寄ってたかってやらないとできないものをたった一人で演奏するという何とも言えない快感やエッセンス的なものを見せるという要因もありますし,編曲がうまいときは,それを表現する気持ちよさもあります.

 そして,表現するには,練習が必要で,そのために練習するってことでしょうか.

 もちろん,「〆切」はあるので,そういうマネージメントは,必要ですが,要は,明日弾けと言われたら,そのときなりの演奏ができるようにしておけば,いいってことで,今月中に曲がりなりにも一応通るところまでもって行けば,って感じでしょうか.でも,それを考えると,元に戻ってしまうので,あくまで原点に返って,表現するために練習するんですが,具体的にする練習を,今月は,一応通ること優先にやって行くということですかね.(今日の合計: 1時間)

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10/4'16b
[F1]
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 既に書いたと思っていたのですが(誰かに話したとは思うので,そういうのと結構ごっちゃになる),書いてないみたいなので書いておきます.

 来るべき経済破綻に備える,じゃないですが,そういうことが起こっても大丈夫なようにということで,食料をどうするかということを何度か書いてきました.自給自足まで行かなくてもある程度の食材を自分で作ってる状態になっていれば,とは思うのですが,いろいろ問題があるとも書きました.で,書いたと思っていたけど書いてなかったことは何かと言うと「F1」のことです.

 F1?自動車レース? 知ってる人は知ってると思いますが,「種(たね)」のことです.具体的には,最近は,家庭菜園をやってる人も多いでしょうから,そういう人は,ホームセンターとかに行って,まず,種とか苗を買ってくるんですが,これらって,ある「加工」がされています.具体的には,F1と言って,子孫ができないように「種なし」遺伝子操作(交配)がされているのです.

 なんでそんなことをするかは明らかで,種から種ができれば,最初の1回だけ種を購入すれば,あとは,もう買わなくていいので,でも,そんなことになったら,種メーカーが儲からないからです.ほんとにひどい話だと思いますが,一万歩譲って,種メーカーも食べて行かないといけないってことです.

 まさに,資本主義社会の悪しき一面が端的に現れた例だと思いますが,そもそも,遺伝子を操作するということに違和感を感じますし,いわゆる家庭菜園で作られたものは,全て「遺伝子操作食品」ということになるわけです.

 じゃあ,どうするかなんですが,その都度,種を買ってくればいい,では,全然意味がありません.だって,経済破綻したとき,種が普段通りにちゃんと売ってるって保証はないわけですから.つーか,種が売ってるのなら,食料だって売ってるでしょう.つまり,F1の種しか売ってない状態で,家庭菜園もどきのようなことやっても,自給自足には,程遠いということです.百歩譲って,食料は,日持ちがしないけど,種ならそうでもないってことなら,お米も同じなので,既に書いたように,お米買って備蓄しとけばいいってことです.

 逆に言うと,F1の遺伝子操作がされてない種を何とか手に入れることができたら,ということです.米農家は,種籾をもってるんですが,自分で食料を作ってるということより,そういう「宝物」をもってることのアドバンテージが大きいと思います.

 米でなくて,例えば,食べられる雑草でも(これなら商品にならないので,その辺にF1操作がされてないものが放置されてるかも),そういうものを何とかゲットする方がリスクヘッジになるのかもしれません.

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10/4'16b
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(バドミントン)

 YOJ(と略すらしい)の決勝で負けた高橋・松友ですが,松友のショートサーブが全然入らなかった(浮いてどうしようもなかった)らしいです.そう言えば,既に書きましたが,オリンピックの決勝でもロングサービスを供給して決められる場面が多々ありましたが,同じような状況だったのかもしれません.

 ダブルスでショートサーブは超重要で,ゴルフで言えば,パッティングみたいなものです.でも,ほんとちょっとしたことで途端に入らなくなるという点でもよく似ています(私もバドミントンで,ショートサーブが全然入らなくなることがあります.ゴルフのパッティングでそういうことは全くありませんが,これは,レベルの問題でしょう(笑)).そうなると,振りで調整するのは難しいので,立つ位置を変えましょうと書いたと思いますが,後ろに下がれば,その分,相手により前で触られてしまうわけで,そう単純な話でもありません.

 でも,それ以外に「景色が変わる」ということもあります.松友さんがどうだったかはわかりませんが,相手は高身長で,ものすごい圧迫感を感じていたとしたら,そういう効果?もあったかもしれません.でも,ほんとは,パッティングと同じように,相手を見ずに(ホールを見ずに)目の前の球にだけ集中するのが基本だとは思いますけどね.

 それにしても,オリンピックの決勝のシーンは,今でも頭に残ってるくらい鮮烈でした.具体的には,ファイナルの16-19の場面で,松友さんがバック奥から逆クロスに打ったスマッシュです.それまで,しっかり基本通りに,真ん中に球を集めていたからこそ決まったんですが,将棋で言えば,まさに起死回生の大逆転の一手(一打)で,あのショットで全てが決まったと言ってもいいでしょう.(今日の合計: 45分)

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10/5'16
[基礎研究]
(世の中)

 大隅先生がノーベル賞を受賞されたということで,ちらちらですが,彼が話すところがきこえてくるのですが,流行に流されず人のやらないことをやるとか,単純にやりたいことをやるとか,役に立つことばかりがもてはやされていることに対する危惧とか,共感することが多いです.というか,私自身,まさにそうやってきましたし,その他大勢(という言い方は失礼だが敢えて書く)の研究者ではない人達は,みんなそうなんじゃないですかね.

 でも,ちょっと気になったことがあって,それは,役に立つことばかりがもてはやされていることに対する危惧と関係するのですが,(すぐには)役立たないこと=基礎研究ではないということです.ノーベル賞を貰った彼が基礎研究の重要性を主張するのは,わかりますが,そうすると,ノーベル賞が獲れるから基礎研究も大事と考える○カな人達もいるかもしれません.

 正確には,大事なのは,基礎研究ということではなく,職業に貴賎がないようにどんな研究でも分野によって優劣はなく,重要なのは,どれだけ「知的探究」としてのレベルが高いかということです.つまり,役に立つとか立たないとか,ノーベル賞がもらえるとかもらないとかそんなしょぼいことではなくて,どれだけ,独創的でこれまでにないアイデアに富んだ新規性のある研究か,ということが重要で,ということは,研究に分野による選択と集中があってはならないということです.

 そして,優劣を判断するのは,どう評価されているかとか研究費をいくらとってるかではなく,まさに「知的探究」としてのレベルが高さです(でもその判断ができない○カが増えてるから,受賞数とか論文数がいくつとかしょぼいことになってるわけ).

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10/5'16b
[]
(日運, 世の中)

 記号にあるように,昨日,中期的に買いになったと判断しました.でも,また(具体的な売買を)間違えちゃいました.しょうがないので,一日遅れで今日買ったのですが,歳のせいか?最近,こういうこと増えてきた感じがします.もちろん,歳のせいとは限らないし,こういう人為的ミスは,付きものですが,しっかり考えて行くことは大事です.

 歳のせいというだけではなく,世の中が経済成長しているということは,やることが増えてる(いっぱい働いていっぱい消費する)わけで,でも,人間の処理能力がそんなに劇的に向上するわけではないですから(天丼二杯も食べられないし),いっぱいいっぱいになってきてるようなところもあるでしょう.

 その一方で,技術革新による効率化も進んでるわけですから,そことの微妙なバランスの問題ということですかね.そして,今の時代は,過渡期なので,人がいっぱいいっぱいになり度合いが一時的に高くなってしまってるってことでしょうか.

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10/5'16c
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(バドミントン)

 藤原が戻ってきて,練習を再開したのですが,早速?昨日アキレス腱を痛めてしまったようです(今日は歩くのもしんどい).以前もこういうことはあって,そのためにしっかりアキレス腱痛を防ぐストレッチをやっていたのですが,いつの間にか,そういうことをやらなくなっていて,そもそも,ちんたらダブルスのゲームをやるのならともかく,ろくにトレーニングもしないで,いきなりシングルでフリーで動けば,こういうことになるのは,当たり前の話です.ほんとバカとしか言いようがありません.

 今は痛みが引くまでできるだけ安静にするのと(次は土曜なので少し時間はある),やっぱり,もうトレーニングをやらないといけない段階に来てると思います.怪我の状態は,6, 7割くらいまでは回復していて,そうすると,ある程度,動けて,怪我する確率も上がるわけですからね.そもそも,藤原はどんどん強くなっていて,このままでは,私が練習相手にならなくなってしまいます.

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10/5'16d
[]
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 21世紀に入って,日本人のノーベル賞受賞者が続出している(この時期に限っては,アメリカに次いで世界2位らしい.もっとも,どういう「数え方」をしているかというのもありますが)ということで,中国や韓国が,一体どんな政策や戦略を立てているのか,とか言ってるらしいです.○ホかって感じですよね.

 そういう政策や戦略なんか立てず,国は余計なことせず金だけ出して,研究者の素養に任せて自由にやらせるのが一番いいに決まってます.そして,数十年前は,まさにそういう状態でした.研究者は,ただ研究がしたくて研究者になってるわけで(社会的地位や金が欲しいのなら他の職業に就く),そういう情熱をできるだけ注げる環境を与えるしかないし,それだけで充分でしょう.

 でも,今はもうそれには程遠い状況です.膨大な雑務によって,研究できる時間は激減してますし,短期で研究成果を出さないといけないとか,一体何のために研究するのかという根本的なところがおかしくなっています.確かに,国にお金がないとか,社会的地位や金が欲しくて研究者になって悪いことするような者も出てきてるんですが,一番肝心のところを忘れてはいけないし,研究分野に予算を重点的に配分するのには,国民からの支持が必要なのかもしれませんが,「知の最先端」がだめになれば,全てを引っくるめてそういう水準が低下する,ひいては,国力の低下を招くのは明らかでしょう.(今日の合計: 45分)

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10/6'16
[結局元通り?]
(日記, このサイト)

 今週から秋学期が始まって,(と,同時にほんとは関係ないはずなのに)いろいろ外の仕事も入ってて,結局,このサイトに文章を書くのは,長くても1時間程度といういつものペースに戻ってしまいました.つまり,夏休みで,少々時間があるときもあったというだけの話だったってことでしょうか.

 でも,だから,それでいいのかと言うと,そんな感じはあまりしないですかね.余計なこと考えて余計な文章書くくらいなら,ちゃんと給料もらえる大学の仕事や,社会貢献にもなる?外の仕事をした方が,というのが普通の考えなんでしょうけど,そうなんですかね?ってことです.

 私がやりたいか,やる意味を感じるかってこともありますが,(いつも書いてるように)私にしかできないのか,私以外の人でもできることなのか,ということが大きいような気がします.

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10/6'16b
[無病息災]
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 「幸せ」について,何度か書いてきました.要は,幸せなんか目指しても意味ないってことなんですが,じゃあ,幸せになりたいかと言われれば,ほぼ全員がなりたいと答えるわけですよね.そもそも,幸せってなんでしょうか? 偉くなりたいとか,金持ちになりたいとか,研究して真理を知りたいとか,バドミントンが強くなりたいとか,愛する人がいることとか,人それぞれだとは思うのですが,そういうものの前にあるのが,やっぱり,無病息災じゃないですかね.

 もちろん,がんになっても偉くなりたいとか研究したいという人はいるとは思うのですが,多くの人は,そんなことしてまでとは思うわけですよね.つまり,無病息災って究極の幸せだと思うのですが,じゃあ,無病息災だったら,なーんにもいいことなくても幸せを感じますかね?

 既に書いたように幸福感は,変化率なので,ずっと無病息災で安定していたら,それが当たり前になって,あー無病息災で幸せ,とは思わないですよね.でも,よく考えてみたら幸せなことなんだ,みたいな.

 そして,そういうことって実は,いっぱいあります.結果なんか出なくても研究できるだけで,試合に負けてもバドミントンができるだけで,金持ちになんかならなくても,雨露や暑さ寒さをしのげる家があって,安くてもおいしくご飯が食べられるだけで,幸せなはずです.

 でも,そういうものは,一度失ってみないと有り難みや幸せを感じられない.じゃあ,幸せになりたかったら,病気になればいいってことになるわけで,でも,病気になるのは,嫌ですよね.

 つまりは,幸せなんか,所詮そんなもの,ということなんですが,逆に言えば,いつでも誰でも幸せには,なれるわけで,それは,現状に満足するということなんですが,現状に満足してもしょうがないので,幸せなんか目指しても意味ないってことになるわけです.

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10/6'16c
[忘れる]
(バドミントン)

 とか書いたんですが,そんな単純な話ではないのでした.40代半ばからトレーニングして怪我して,を繰り返しているのに,なんで,こんなにすぐ忘れるのでしょうか.実際,アキレス腱痛ですが,とにかく動かさずにしていたら,確実によくなってきました.

 忘れるということについて言えば,最近,普段と練習前にあることを強く意識するようにしていて,それはもう自己暗示に近いのですが,確実に効果はあって,でも,これも前回,前々回の練習ではもう忘れてました.

 ということで,まずは,これをしっかり意識することからですかね.

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10/7'16j
[久しぶりの]
(仕事)

 久しぶりに地震学会(@名古屋国際会議場)に行ってきました.招待講演ということで,話が来たのですが,大学はもう秋学期が始まってて,授業とか学外の予定がいろいろ入ってて,今日しか空いてなくて(学会はおとといから3日間やってる),そう先方に伝えると,じゃあ,そこにセッションを設定しますとか言われて,うまいこと外堀を埋められた感じでした.しかも,招待講演と言っても,地震学会会員の場合は,参加費とかふつーにとられるので(私も一応学会員),他の講演と何が違うって,発表時間が少し長いだけです(笑).でも,いろいろ反響はあったし,いろんな人といろんな話ができて楽しかったです.

 オーラルが終わった後の,ポスターセンッション↓

 で,折角,名古屋に来たので,矢場とんに,と思ったのですが,八重洲にできた店は今一だったし,いつだったか,カンブリア宮殿でやってて,本店のビルも新しくなって,要は,ビジネスで「成功」してて,しばらくもそうなんですが,味が落ちてることは,予想されました.でも,確認?のために一応行ってきました.

 以前は,ふるーいおんぼろ建物だったのですが,RCの立派なビルになってます↓

 前の店の時の入口は,左の路地を入ったところにあったような記憶があります↓

 で,肝心の味ですが,まー予想通りですかね.八重洲の店で食べた時もこんな感じでした.うまいかまずいかと言われれば,まーうまいんですが,以前食べた時の,(ちょっと大袈裟ですが)こんな食べ物がこの世にあるんだ的なうまさは,失われてしまった感じです.カウンター席で調理の様子も見られたんですが,かなり「システマチック」にちゃっちゃっと作られてる感じはしましたかねー.

 ということで,わざわざ行くことはもうないような気がします.そう言えば,以前は,(ドラゴンズの写真がぶわーって貼ってある)階段に長蛇の列という感じだったのですが,今回は,行ったのは,13時半くらいでしたが,そんな感じでもなかったです(席にはすぐつけた).

 帰りに歩いてる途中に,コンクリート打ちっぱなしのマンションがあって,珍しいなと思って写真を撮ったら↓,上の方はちゃんと外装材が貼ってあって,何何?って感じで面白かったです.代金未払いで,下の方は,途中で工事をやめた? まさかね.

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10/7'16b
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(芸能)

 島崎さんAKBを卒業するんですね.そう言えば,そういうCMやってたような.もちろん,私にとって,そんなことどーでもいいというか,全然関係ないんですが,露出が減るとするとちょっと残念かな.

 彼女のことは,何度か書いてきましたが,アイドルなので,顔とか立ち振る舞いとかしゃべることがちょっと面白いとかで充分なんですが,普通は,媚びを売ってナンボのアイドル界にあって,そういうことをしない(そういうキャラを演じた可能性もあるが,素のような感じがする)というのは,斬新というか,それでもある程度は売れたというか,一目置くのに値するとは思いました.

 でも,アイドル(芸能人)なんで,見てるだけでいいんですが,もしつき合ったらめんどくさそうな感じはしますよね.と書いたのですが,どうなんでしょうか? 私も(昔は)そうでしたが,無愛想で,めんどくさいことはめんどくさいという奴って,自分なりの考え方はあって,例えば,彼女の場合,へらへら媚びへつらうくらいなら,売れなくてもいいや,くらいの感じでやってたわけですよね.それで,ある程度,売れたのが計算だとしたら大したもんですが,多分,そんな計算はしてなくて,でも,それが逆によかったということはあると思います.

 そして,そういう人(いわゆる毒舌系?でドライな人)って,考えがはっきりしてるので,ちゃんと話して筋を通せば,きちんと対応してくれるので,実は,つき合いやすかったりします.私もそんな感じでやって来て,結果的に,まーそこそこは,うまくやってきたわけで,ほんと計算なんかしてもしょうがないというのが実感なわけです.そういうことが既に彼女はわかってるとしたら,大したもんだと思いますね.

 でも,そういうのって,周りからいろいろ言われたりして大変なところもあるわけで,売れてからは,そういうところで結構疲弊した感じもして,そうすると,ある程度は,媚びへつらうというか大人になるというか,最後の方は,そういうところも出てきちゃったというのは,まーしょうがないですかね.

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10/7'16c
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(サッカー)

 名古屋に行ってて,結果を見ただけですが,WC予選のイラク戦,何とか勝ったみたいですね.でも,試合の中身を見てないので何とも言えないですが,結構,厳しい内容だったんじゃないですかね.つーか,1点目の本田から清武へのパスは,完全にオフサイドでは?

 ずっと,書いてますが,主力がどんどん衰えてるのに,全く世代交代が進んでない今の状態で,厳しいことになるのは,当然でしょう.つまり,今の日本って相当弱いんですよ.でも,WCには,ずっと出て続けてるわけで,先日,学生とも話したんですが,そろそろ,WCに出場できないってこともありなんではないですかね? ほんと,こんなレベルでWC出れたら,またアジア枠減らすってことにもなりかねませんよ.

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10/8'16
[媚びを売る]
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 媚びを売ってナンボのアイドルと書いたんですが,広い意味では,ほとんどの仕事がそうですよね.いわゆるビジネスとか商売なら,人が買ってくれるものやサービスを売らないといけないわけで,まさに媚びを売るってことでしょう.芸術だって,それで飯を食おうと思って,お金を払ってくれる作品を作ったりパフォーマンスをしたりすれば,そうですし,学術は,本来そうではないはずですが,業績とか評価とか何とか賞とか,近年急激に媚びを売り始めた感じで,見苦しい限りです.

 そういう中,スポーツだけは,(まだ)そうではないことに気づいて,はっとさせられます.もちろん,プロスポーツなら,お金を払ってくれるお客さんに表面上は媚びを売らないといけないですが,勝負はやはり競技ですよね.

 ここまで来るとわかるのは,お金をもらうということは,媚びを売るということなんですかね.つまりは,食べて行くには,媚びを売らないといけないのでしょうか.媚びを売らないで食べて行ける方法はないですかね? 相場師なんかはそうですが,めちゃめちゃシビアな世界ですからね.

 でも,自分自身を振り返ってみると,媚びなんか売らずに食べてこられてよかったなーとは思います.いい時代だったからということなのでしょうか.私はいいけど,これから益々そうなる世の中を生きて行く若い人達が心配?

 でも,島崎さんの例を見ればわかるように,意外と媚びなんか売らなくてもやって行けるのかもしれません.私が何とかやってこられたのも,単なるラッキーじゃなくて,そういうことだったんだと思います.

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10/8'16b
[東大にいたら]
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 ノーベル賞もらった大隅先生が,東大にいたら,この研究はできなかった,岡崎に行ったのがよかった,というようなことを言っておられました.実際,東大にずっといて大きな仕事をした人は意外と少ないという分析をしている人もいるみたいです.

 そうですね.既に書いたと思いますが,東大の先生って,その分野のとりまとめ的な仕事とか国のプロジェクト絡みのこともしないといけないので,超忙しくて,研究する時間がないってことはあると思います.私も大学院を出て10年ちょっと東大にいましたが(そのときは,まだぺーぺーでしたが,それでも),外の仕事はとても多かったです.

 そして,結果的に,筑波大に移って,多くの仕事をすることができたと思います.もしあのまま東大にいたらどうだったかということも書きましたが,実際のところは,よくわからないですね.でも,結果的にそうなったんだから,まあよしとしましょうか.

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10/8'16c
[中央リニアができれば]
(世の中)

 名古屋に行って思ったんですが,東京からのぞみで1時間40分なんですが,今回は,朝早かったので,前泊して行きましたが,始発で行けば,何とか行けないこともなかったです.でも,5時の電車に乗るのに4時に起きるのは,ちょっとしんどいですよね(だから前泊した).

 で,思ったのは,中央リニアができれば,40分で行けるようなので,全然大丈夫です.つまり,名古屋は東京の「通勤圏」となり,時間に縛られずに自由に行き来できるようになる,つまり,田中角栄が言うように,日本を新幹線と高速道路で繋いでしまえばいいってことなんでしょうか?

 でも,時代が全然違いますよね.あのときは,人口が増え続けて,住むところがなくなってきていて,通勤圏とか日帰り圏を拡大する必要がありましたからね.でも,今は,人口は減って行くわけで,名古屋にまで通勤圏を広げなくても,東京近郊には,まだまだいっぱい住むところあります(TXも守谷過ぎたら広々).

 ですから,地方創生とか言って,全国に散らばって住むんじゃなくて,ある程度,まとまってコンパクトに住めばいいんだと思います.つまりは,日本列島の逆改造ってことでしょうか.

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10/8'16d
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(日記)

 ちらっと見ただけですが,感謝祭の赤坂ミニマラソンにファラーが出てました(思わず見ちゃった(笑).もちろん,圧倒的な速さ).すごすぎない? 一体,いくら払って呼んできたの(笑)?

 で,今,またちらっと見ただけですが,学校の音楽の教科書に世界に一つだけのが載ってるんだそうです.ひどいなー.これって,まさに,大人が子供に媚び売ってるってことですよね.教育で媚び売り始めたら,終わりだと思いますけどね(だから,この国は,沈んで行くのか).

 オリンピックの銀座のパレードもいつの間にかやったんですね.80万人集まったって言ってるんですが,ほんとですか? ほんとだとしたら,怖い話だと思いますけどねー.

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 地震学会で,熊本地震が起こって,阿蘇が噴かなければいいけどねー,あそこがまともに噴いたら,日本壊滅だからねーとか,誰かと話していたら,いきなり,噴いたみたいです.まだ大したことないみたいですけど.

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 I原さんなんですが,どんな心境なんですかね? 表舞台?で華々しく?やりたい放題やってきて,でも,最後の最後にこんなことになってしまったわけですからね.人生の最終盤がこんなことになったら嫌ですよね.というか,まさに自業自得なわけで,そういう生き方をしてきたということでしょう(そういう生き方をしなければいいということです).

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10/9'16
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 ほとんどの仕事が媚びを売るものというか,要は(既に何度も書いてるけど),ほとんどの仕事が所詮他人,それも素人の評価が基準になるものということでしょう.ビジネスとか芸能とかだけではなく,学術,芸術などでも,素人ではないにしろ,(多少優れた)他人の評価によるという点では,結局は,全てのものがそうな(ってきてしまってる)わけです.スポーツは,(まだ)そうではないと書きましたが,評価は,勝負によって決まるので,相対評価に過ぎないとも言えます.

 じゃあ,結局,みんな同じじゃんってことではなくて,要は,自分の中での価値観の基準が自分なのか,他人なのかということでしょう.そして,評価の基準が他人にある限り,これまでにない真に価値あるものは,絶対に産まれないのは,当然のことです.だって,他人が思いつかないようなことしないといけないわけですからね.

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10/9'16b
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(日記)

 今週は,数字上は,調子は大分上向きということで,周期的にもそういう時期なんですが,秋学期が始まったり,いろんな用事が入ってるってことが大きいでしょう.でも,それは,外部要因に過ぎないわけで,まだまだ準備不足ということなのでしょうか?

 でも,実際は,仕事以外にもやることはいくらでもあるわけで,それは,準備不足というよりは,やはり,体調とかやる気の問題でしょう.つまり,そういうことを整えることが大事なわけで,そのためには,調子がよくない時に無理しないことも必要なわけで,結局,これでいいし,準備もできてるってことかもしれません.

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10/11'16
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 要は,(30過ぎに続いて,50を過ぎて,また)人生に絶望したんだと思います.でも,一度経験済みなので,対処法がある程度わかってるというか,もちろん,状況は全然違うので,受け入れて,しっかり考えて,次に進むって感じでしょうか.

 そして,このペースで行く?と(50を過ぎて第一の人生が実質終わって絶望して),70を過ぎてほんとに第一の人生が終わってまた絶望して,90過ぎたらほんとに人生が終わるって感じですかね.

 20年おきに人生に絶望するなんて...って感じもしますが,何も考えずに順風満帆?の幸せな人生を送るより,充実してるというか,ちゃんと生きてるって感じがするのは,手前味噌ですかね?

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10/12'16
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 とか書くと,「真面目か」って感じ?ですが,私のことをよくわかってる人(は,意外と少なくて,しかも,それは,つき合いの深さとは,あまり関係なかったりする)はわかってると思いますが,実際は,全然そんなことはなくて,ほんとに怠け者だし,たった一つのことにさえ打ち込むこともできなかったし,めんどくさいことはめんどくさいし,いかにやりたくないことをやらずに,やりたいことだけやって生きて行くかに腐心してきたし,これからもそうなんだと思います.

 でも,実際のところは,なかなかそうも行かないわけですが,そこのところのバランス感覚というか,結果最大になるように,いかにうまくやっていくかってことで,でも,そういうのも正直めんどくさいんで(笑),やっぱりこれもバランス(のバランス)感覚ですかね.

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10/13'16
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(日記)

 もうすぐ誕生日なんですが,そんなことはもうどうでもよくて,別段気にもしていないので,正直,いつの間にか過ぎてたというのでいいんですが,友人とか家族とかではなく,いろんなシステム?とか会社とかからそれを知らせるメールとかが来るのがめっちゃ鬱陶しいです.

 でも,考えてみたら,本来の定年の歳になるわけで,まさに今年度で一区切りということになりそうです.具体的には,ここが最後の職場となることが事実上決まったということですね.どこかで,まさかつくばに10年以上いるとは思わなかったと書きましたが,10年どころか,最後までいるとは夢にも思わなかったということでしょうか.

 でも,異動するチャンスはあったので,自分が選んだ道ということになりますかね.つまり,わざわざ移りたいと思うところがなかった,ここが一番よかった(ましだった)ということなんですが,それがまさかつくばとは思わなかった,ということでしょうか.もちろん,住むところとしては,東京がいいんですが,そうすると,東京の大学に移らないといけないわけで,でも,東大はいろいろめんどくさい仕事が多いとか考えると,自分がやりたいこと,やるべきと思うことができることを考えると,不本意?ながらそういうことになってしまったということでしょうか.

 もちろん,東京に住んで,つくばに通うことも考えましたが,講義や会議など最低週に3日以上は大学で何かしらの業務が入ってることを考えると,1時間以上かけて東京から通うのは,どう考えても非効率ですからね.

 思い返すと,前任地から移る時,とにかくどこでもいいから行けというようなことをよく言われたのですが,どこでもいいわけはなくて,(言うことをきかずに)ちゃんとそれなりのところをしっかり選んでおいてよかったなーとは思います.実際,そこが「終着地」になってしまったわけですからね.

 うーん,でも,何と言うか,何とも言えない違和感のようなものは,まだありますかねー.ほんとにこのまま最後まで行くのでしょうか? でも,最後まで行かないとしても,それは,どこかに移るとか従来的なものではなく,何か「別の形」という感じはします.

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 思うのは,頑張っていれば,何かいいことがあるかもしれない,誰かが助けてくれる,なーんてことはない,ってことですかね.そうすると,だんだん頑張れなくなってくるものですし,そこまでの話ということでしょう.

 でもまあ,私の場合は,自分がやりたいこと,やるべきと思うことをやってただけの話で,頑張ったのかと言われると,正直,あんまり頑張った感じはしませんから,まあしょうがないですね.

 でも,結局,誰も助けてくれない,自分で何とかするしかないというのは,それならそれで自分がやりたいようにやればいいわけで,ある意味,清々しい感じもします.

 そして,そういう心境になって来てる人って,実は,結構多いんじゃないですかね.世の中全体の流れとしては,みんなもう人のことになんか構ってられない状況で,これって,まさに,頑張ってれば,誰かが助けてくれるなんてことはないってことですからね.

 ぎすぎすした世の中になってきたもんだと思いますが,そういう流れ自体はどうしようもないので,(正直,寂しいですが)そういう中でやっていくしかないですね.

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 今週は,いろいろお仕事で,疲れました.でも,一体何やってんだろうという感覚しか残らないのはなんなんですかね?

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10/14'16b
[共感]
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 誰かがあるミュージシャン(なんで商業音楽をやる人をカタカナで書くのだろう)が好きな理由として,歌詞が共感できるからと言ってました.共感できるというのは,そうそうその通りってことですよね.その人の言葉を借りると自分が言いたいことを言ってくれてるんだそうです.どう思いますか?

 だったら,「特に得るものはない」ってことですよね.だって,そうそうその通り,ってことは,その人はもう既にわかってるわけですからね.私も大隅先生が言うことに共感することが多いと書きましたが,ということは,別に得るものはないってことです.

 得るものがあるのは,自分が考えもしなかったことや,自分が何かを思いつくヒントになることで,そこまでではなくても,共感できることよりは,むしろ,共感できないことの方が可能性はあるような気がします.

 でも,常人が思いつかないことを思いつく人なんか極僅かで,それに比べれば,多くの人に共感してもらえる歌詞を書く方が遥かに易しいでしょうし,それが「売れる曲」を書くコツってことで,それは,そんなに大したことじゃないってことです(つまり,常人でも理解できる「そこそこのレベル」のものが一番金が儲かる).

 でも,自分が思ってることを言う人がいたら,ちょっとは「安心」しますかね.つまり,その程度のことってことでしょうか.「現状に満足すれば幸せ」みたいな感じで,共感すれば,安心して幸せにはなるけど,成長はしないわけで,そういうことは,少しは必要だけど,それだけでは,どうしようもないってことですね.

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10/15'16
[もうやめた方がいい]
(世の中)

 ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞は,いろいろ物議を醸してるようです.私自身は,ボブ・ディランのことは,名前しか知らないし,その音楽(歌詞)もきいたことはあると思いますが,そのときは,特に印象には残らなかったし,今回の受賞をきっかけに聴いてみようかなとは,1ミリも思いません(騙されません).

 でも,お笑い芸人の芥川賞受賞といい,そういうものの凋落が始まったと思うのですが,どうでしょうか.そもそも,世界遺産とか何とか賞とか,ある特定の人間がある特定のものに特別の価値を与えるようなことは,非常に危険なことだし,実際,価値というのは,そんなに単純なものではないし,もうやめた方がいいでしょう.

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10/15'16b
[ラウタヴァーラ]
(ピアノ)

 そう言えば,このサイトでフィンランドの現代音楽作曲家のラウタヴァーラのことは,まだそんなに詳しく書いたことがなかった気がします.何で思い出したかと言うと,今年のピアノプロジェで誰かが弾くみたいだからです(誰だろう?).

 で,それも別にそんなに気にしてなかったんですが,先日の地震学会で,名古屋大の鷺谷先生(東大ピアノの会の1年後輩)に会った時,ラウタヴァーラ弾くんですか?ときくので,あーそっか,そう言えば,これって私のレパートリーだったなと思い出した?わけです.

 既にどこかで書いたと思いますが,ピアノソナタ2番の第1楽章とエチュードからいくつかとプレリュードの最初の曲は,既に弾きました.いくつかリンクを貼っておきます.





 私とラウタヴァーラの最初の出会いは,小石川図書館にあった館野泉さんのLPでした.大学3年か4年だったかな(今から30年以上前).東大ピアノの会の卒業演奏会で,自分でピアノソロに編曲したストラヴィンスキーの春の祭典全曲とソナタの2番でエントリーしてたと思うのですが,春祭でいっぱいいっぱいで(そりゃそうだ),結局,弾きませんでした.

 その後,東大ピアノの会の演奏会で弾くこともなかった(確か誰かが弾いてた記憶はある)ので,弾いたのは,ファミーユですね(プレリュードは,何年か前にピアノプロジェで弾いた).ソナタの2番の第1楽章とエチュードをいくつかでした.

 思い出的なものとしては,私と京子さんが出会った岡本さんちの演奏会?で,ソナタの2番の第1楽章を弾いたのですが,譜めくりを誰かにお願いしたら,その人が譜面を見てむりむりむりーってなって,じゃあって感じで,京子さんがやってくれることになって,ひょいひょいと楽勝でやってて,こいつすげーなと思ったことでしょうか.

 ラウタヴァーラの評価がどんな感じかは,正直,よく知らないのですが,おそらく現代を代表する作曲家の一人ということにはなってるのかな.作風は,独特で,でも,不協和音やクラスターがばしばし出てくる現代曲ぽいところの中に,何とも言えない独特の聞きやすさみたいなところはあって,かなり親しみやすいんじゃないですかね.冒頭からわかりやすいのは,ピアノコンチェルトの1番↓かな.あと,1楽章の再現部で(でも再現してすぐ終わるけど)譜面で「柱」が立ってるのもちょっとびっくりしますよ(笑)(おそらく上腕を使って弾く.動画だったら面白いかも).


 で,ここだけの秘密(笑)?なんですが,かなりの難曲揃いではあるんですが,実は割と弾きやすいんですよ.エチュードなんか,ほとんど初見で弾けるものもあります.

 あっ,今年の7月に亡くなったんですね.全然知らなかった...そっか,それで誰か弾くのか.私はぼっとしてて全然気づかなくて,弾いてくれてありがとう,ですね.

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10/15'16c
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 何度も同じ(ような)ことを書いてると思うのですが,確認というか,要は,結局,「勤労と休息の組み合わせ」だと思うんですよね.勤労というのは,もっと広く,勉強とかスポーツとか,身の回りのことをすることとか,町内会のとりまとめ的なこととか,要は,「やらないといけないこと」ということです.そして,これを満たすのがまさに仕事なわけで,定年で仕事を失うと,気力も体力も衰えてくる中で,どうやって「やらないといけないこと」を「捻出」するかが問題となるわけです.

 いやいやいや,やらないといけないことなんかわざわざ捻出しなくても,のんびりやって行けばいいじゃん,という人は,仕事で成功しなかった人で,でも,そういう人は,定年で仕事がなくなっても,まだまだ働かないといけないので,結局,のんびりやって行けないわけで,一方で,仕事で成功した人は,のんびりやって行けるけど,のんびやって行くのがだめなわけで,何ともうまく行かないわけです.

 でも,何とかやって行くしかないですね.要は,衰える気力や体力の中でも何とかできること,やりたいこと,やる価値があること,やり甲斐を見出せることを見つけて,無理しないできる範囲でやって,疲労と達成感を感じて休息をとる,を繰り返していく,そして,その比率を徐々に変化させていく,ということでしょう.そして,仕事で成功していれば,(お金のためだけには)もう働かなくていいでしょうから,「お金になる」という条件を排除して,そういうものを選べるので,やはり,成功しないよりは成功した方がいいということでしょうか.

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 ここで貼ったラウタヴァーラの第2ソナタの演奏ですが,あんまりよくないですね.で,検索したらいっぱい出てきた(というのもちょっとびっくり)んですが,どれもひどい演奏ばかりです.敢えて,選べば(ピアノが気になるけど)これですかねー.でも,ヘッドホンしてるのは何? まさかカウンタ聴きながら演奏してる?

 でも,ちょっと違うかなー.やっぱり,館野泉さんの演奏が秀逸だったと思いますが,彼で検索すると,左手の演奏しか出てきません(10年ちょっと前に演奏会中に脳溢血で倒れて,右手が不自由になった).ラウタヴァーラは亡くなったし,この曲は,館野泉さんは,もう演奏できないだろうし,何かが失われた喪失感を感じてしまいます.

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 今日からインカレが始まって,今日はちょっと行けなかったので,twitterでちらちら経過を見ていたのですが,女子は危なげなく勝ち上がりましたが,男子は,2回戦で関東リーグ1部上位校の中央に負けてしまいました.結構,惜しい試合もあるんですがねー.

 明日は,団体準決と決勝で,女子は,三連覇がかかります.

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 ラウタヴァーラのピアノコンチェルトの1番の1楽章の最後の「柱」が立ってるところの動画ありました(そこから再生されます).


予想通り,上腕で弾いてるんですが,その状態で左のアルペジオを弾くのは,かなり大変そうです(笑).でも,第2ソナタの2楽章とか,ラウタヴァーラの曲で,結構,出てくるんですよ(最初に使ったのは,カウエルでしょうが).

 でも,見てて,あんまり格好いいもんじゃないですね(笑).

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 とか書いていたら,伊東さんからチラシが送られてきました.

 犯人?は,山川君ですね.何となくそうかなとは思ってましたが.ていうか,犯人じゃなくて,「ありがとう」でした(笑).おっ,宮田が来るんですね.楽しみです.そう言えば,デヴィッド・ボウイが亡くなったのも今年でした.高久先生は,相変わらず,コアすぎますね(笑).

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10/16'16
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(バドミントン)

 インカレを見に千葉まで行ってきました.男子団体は,昨日負けてしまったんですが,女子団体は三連覇がかかります.インカレは,地方でやることもあるんですが,今年は関東で千葉なので,何とか行けるということもあります.でも,関東でやるときは,だいたい千葉のような気がするなー.インカレ見に行くのは,初めてのような気がします.

 場所は,千葉ポートアリーナというところで,JR千葉駅から歩いて20分くらいでちょっとあるなーと思っていたんですが,京葉線の千葉みなとが近いですよとアプリが教えてくれて,そしたら,海浜幕張のちょっと先でいつか来た道でした(笑).でも,去年と思ってたら,おととしですね.もうあれから2年か.

 で,会場に入って,大学日本一を決める大きな大会の割に人があまりいない感じで,ちょっとびっくりしました.ランキングサーキットのときも,そんな感じでした.ジャパンオープンとか総合とかは,ものすごい人なわけで,インカレも代表選手も何人か出てるくらいレベルなんですから,もっと宣伝したら人は来ると思うんですけどねー.

 でも,個人的には,そんなの関係ねーというか,人が少なくて助かるというか,それは,選手達も同じで,ド素人達に注目されるかどうかなんて気にせずに,ひたすらバドミントンそのものに打ち込めばいいんだと思います.

 試合は,午前に準決,午後が決勝だったんですが,危なげなかったですね.オーダーは基本的にずっと同じで,ということは,まさに横綱相撲ということです.第1シングルの大久保は,苦しい場面もあるんですが,しっかり凌いで勝ちきるのはさすがです.準決で第2シングルの安田がなんかおかしくて,午後の決勝は,山中が出てましたが,あとで吹田先生にきいたら,ちょっと体調を崩してたみたいです.でも,綿矢と組んだダブルはしっかりプレーできてましたし,綿矢はショットが力強くなってて,長身から高い打点でしっかり溜めて前に落とすショットも効果的で,ここのダブルがしっかり獲れたのが大きかったですね.

 第1ダブルの加藤・柏原は,もう別格という感じです.というか,また強くなった.柏原の振りがコンパクトで鋭くなってて,いわゆるトッププレーヤーの打ち方になってきました.国際大会出て世界のトップランカーと試合した後ですから,こんなところで(と言ってもインカレの準決と決勝なんですけどね)負けるわけには行かないって感じでしょうし,相手のスピードも全然違うでしょうからね.千葉まで来たので,お昼ご飯をC葉大のN村先生と食べようと思って,呼び出して,でも,周辺をうろうろしたけど,結局食べるところがなくて,コンビニで買ってきて会場で食べて,彼女もちょっと試合を観てたんですが,シャトルを打つ音が全然違ってて怖い(笑)とか言ってました.

 加藤がずっとダブルで国際試合に出てて,シングルの練習してないんですよ,とか吹田先生が言ってましたが,ほとんど出番がなかった(決勝は,ちょっとやってたけど,綿矢・安田が2-0で獲ったので,すぐ打ち切りになった)のは,まあ余裕といったところでしょうか.

 これで,女子は,インカレ団体三連覇となりました.というか,関東リーグとか東日本とか,全て制してるわけですからね.大久保と綿矢は今年で抜けますが,加藤・柏原は圧倒的エースになったし,山中も頑張って来たし,安田はまだ1年だし,新戦力も入ってくるかもしれないし,来年も行けそうです.でも,とりあえずは,明日からの個人戦ですね.

 男子団体は,筑波大が2回戦で負けた代表選手を有する中央が圧倒的な強さで優勝しました.つまり,男子も組み合わせ次第では,もっと上位に行けた可能性はあるわけですし,中央とも惜しいゲームもありましたから,もうちょっと頑張れば,結果も付いてくるんだと思います.

 女子もそうですが,男子の試合を見てて思うのは,やっぱり,スピードというか,フィジカル勝負ということです.つまり,どれだけしっかりフィジカルのトレーニングをしたかで決まってくるということで,もちろん,それは当たり前のことなんですが,益々そうなってきた感じがします.

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10/18'16j
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(日記)

 書くネタはいろいろあるんですが,何かそんな気にならないのは,なんででしょうかね.

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10/19'16
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(バドミントン)

 インカレ個人戦ですが,加藤・柏原負けちゃったんですね.どうしたんだろ? 国際試合からの連戦で疲れが出た? まさか怪我? でも,全日本総合は,ランキング上位で出られるんですよね.

 大久保のシングルは,無事,勝ち残ってくれました(ということで,明日も試合があるので,藤原が千葉に残るということで,今日の練習は中止になったけど).是非,去年の雪辱を果たして欲しいです.馬場のシングルと綿矢・安田のダブルは,準々決で負けたようですが,ということは,ベスト8なので,これって総合に出られるってことですよね.

 馬場,加藤,安田は,ミックスで総合に出るのが決まってるので,加藤・柏原,大久保に加えて,綿矢も出るってことですね.やったじゃん.おめでとう!

 筑波大バドミントン部の現役から6人総合に出るというのは,ちょっと記憶にないというか,すごいんじゃないですかね.総合に出るということは,日本のトッププレーヤーということですから,そういうことが「形」になったということで,ほんとによかったと思います.

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 私の方と言えば,昼間,藤原から練習中止の連絡があって,どうしたものかと思ったのですが,(準備はしてたので)H鳥会の練習にでも行こうかと思ってました.でも,17時からの教授会が長引いて,終わった時はもう19時を過ぎていて,中身的にも何だか茶色い話が多くて(最近そんな話ばっかし),正直,疲れてしまって,買い物をして帰ってきてご飯を食べるのがやっとで,なんだかなあという感じです.

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10/19'16b
[55]
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 55になったということで,既に書いたように,少子高齢化という社会状況がなければ,本来的には,今年度で定年の歳ということです.いやいやいや,今は歳とってもみんなまだまだ元気なんだから,働いてもらわないと,というのは,ほんとは違うというか,社会状況がこういう状態なので,「そういうことにしてる」ってことだと思うんですよね.実際,50を過ぎて大きな内面の変化があったことは,既に何度も書いてきました.

 もちろん,仕事であろうがなかろうが,やりたいこと,やるべきこと,やり甲斐があることなら,(体力が許せば)まだまだいくらでもやりたいですが,現状は,上で書いたように教授会で出てくるのも元気が出ないような話ばっかりで,そんなことなら,さっさと次の段階へ進んだ方がいいでしょう.だって,へたすりゃ,人生まだ40年くらい続くかもしれないんですからね.

 でも,現実には,今の状況を変えるのは,相当難しいのも事実で,こういう中で,どうやってうまくやって行くか,ってことですかね.

 55というと,いくつかキーワードがあって,その1つは,11です.どこかで書いたと思いますが,55歳の運動能力って,11歳,つまり,小学生と同じらしいです.なんだかもうがっかりという感じですが(もちろん,個人差はあるとは思いますが,自分が11歳の時と,と考えると個人差もなくなるということにもなるので),これもそういう中でどうして行くかということですかね.

 55と言えば,某大学の某先生(本人の名誉?のために完全に伏せ字)が突然「とうとう55になっちゃったよ〜」とおっしゃっていたのを思い出します.その時は,意味がよくわからなかったのですが,今はよくわかります.でも,あれから10年近く経ったということですね.

 誕生日だと言うのに,何だか茶色い話ばっかりですが,現実に目をつぶるのではなく,それはそれで受け入れて,じゃあ,どうして行くか,ということですかね.

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 明日,プロ野球のドラフトということで,特集みたいなものをやってるんですが,今年優勝した広島は,こういう戦略で成功したとか言ってるんですが,25年間,12球団で最も長く優勝してなかったんですから,成功してないんじゃないですか? これも基準化の失敗(直近の結果にしか目が行ってない)でしょうか.

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 どうにも具合がよくないので,ぼーっとテレビとか見てたんですが,たまたま東大王日本の頭脳No.1決定戦というのをやってたんですが,どうせクイズマニア向けの知識を問う問題ばかりかと思ってたのですが,そういう問題も多かったのですが,今回は,割といい問題もあったと思います.

 でも,ポルトガルから始まって国境を接する国を答えていくのは,いい問題だと思ったのですが,最後,カンボジアが出た時,「詰んだ」と思ったのですが(そういう問題だと思ったのですが),リスタートになったのはつまんなかったですね.あと,IQ165と連呼してたんですが,偏差値82.5ってことですから,そんなに大したことないのでは?

 でもまあ,これで日本の頭脳No.1なわけないし,東大王というのも意味不明だし,正直,見るんじゃなかった(具合が悪くなかったら見てないし)って感じですかね.

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 あるいは,10年周期の好不調的には,50代は不調なので,そういう時期と考えればいいということかもしれません.そして,55ということは,何とか半分をやり過ごしたとも言えますかね.

 でも,30代も不調の中でも,仕事以外にいろんなことをして,後から考えるといろいろ意味はあったわけで,つまり,50代もそういう中で,どう過ごすかは,やはり重要ということですね.そして,そういう意味では,無理せずできる範囲でですが,そういう過ごし方はできてるとは思います.

 でも,体がしんどいのが何とかならないのかとは思いますね.60になったら,しんどくなくなる,なんてーことがあるのでしょうか?

 あーでも,自分でなくても誰かができる,社会全体の利益に繋がらない仕事は,ほんともうやりたくないです.

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10/19'16c
[長生きしそうな気がする]
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 何となくですが,長生きしそうな気がします.別に長生きしたいってわけじゃないけど,そうなってしまいそうって感じかな.理由はいろいろあるのですが,一つは,昔は,ほんとに今では考えられないような無理なことをしてたんですが,50を過ぎて,そういうことに急速にブレーキがかかるようになってきたということがあります.つまり,そういうシステムというかプログラムがちゃんと?機能してるってことですかね.

 40代後半から体調がよくないのもそういうものの一環と考えることもできます.つまり,太く短くではなく,細くだらだらと長生きしてしまうような感じでしょうか.

 無理できないという意味では,例えば,暴飲暴食みたいなことも物理的にできないんですよ.今日,スーパーで買い物をしてるとき,ものすごく太った男の人がいたんですが,なんであそこまで太れるのか不思議というか,よくそんなに飲み食いできるもんだと逆に感心するくらいです.お酒もそんなに飲めないし,タバコなんかも吸ってみたいとも思いません.こういうのって,別に健康に気をつけてるとかそんなことじゃなくて,そういうことができないんですね.

 でも,実際にどうなるかは,もちろんわかりません.こんなこと言ってて,人間ドックとかも行ったことないし(行く気ないし),突然大病になって,ぽっくり逝くかもしれません.でも,それはそれでOKだし,だから,人間ドックにも行かないわけですけどね.

 まあ,実際にどうなるかはともかく,長生きしたら何かいいことありますかね? 体がしんどくて,だらだらと細く長生きしても仕方ない? でも,既に書きましたが,意味があるとしたら,世の中がどうなって行くか「見る」ことができるということですね.

 正直,あんまり,楽観的な未来は想像できないのですが,そういう世の中からある程度距離を置いて高見の見物ができるのなら,これから(愚かな)人間達がどうしていくのか,世の中がどうなっていくのか,資本主義がどう崩壊して行くのかは,見てみたい,そして,ここで痛烈な毒舌を吐き続けたい(笑)気はします.でも,戦争で人と人が殺し合うのだけは,見たくないですけど.

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10/20'16b
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 誕生日だと言うのに,またネガティブなことを書いたような気もするのですが,何度も書いているようにそうではありません.50を過ぎてから起こった内面の変化というのは,人生が実質終わったと言うと,ネガティブな感じなのですが,そうではなく,若い時のように頑張ろうとすると,それにものすごい心理的,あるいは,体力的ブレーキがかかるようになったということです.つまり,頑張ろうとすると頑張れなくなったのです.

 問題は,じゃあ,どうすればいいのか?と考えることです.頑張れないのに頑張ったらどうなりますかね? というか,40代後半は,そんな感じだったと思います.でも,結局は,疲弊するだけだし,結果は出ないし,まさに頑張り損なわけです.

 で,開き直って,人生が実質終わった,もう頑張らずに自堕落にだらだら生きてやるぜとか思うと,何だかほっとして,逆に気分がよくなって,意外と頑張れたりするわけです.面白いですねー.つまり,ネガティブに考えるのは,あくまで結果最大になるようにポジティブに考えるということなわけです.

 いい喩えがぱっと浮かばないのですが,秀吉が晩年,寝小便をして,自分の衰えに落胆するようなシーンをちらっと見たことがあるのですが,そこで意気消沈するのではなく,歳とったんだから寝小便くらいするわな,とか思えれば,気分も少しは晴れるでしょうし,ネガティブにならずに済むと思うんですよね.

 つまりは,まずは,ネガティブな状況でもそれをまず受け入れて,その中でどうするか,ということでしょうか.

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10/21'16
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(バドミントン)

 インカレですが,女子シングルの大久保は,準決で負けて3位でした.でも,2年連続3位というのは,力があるということですし,大したものだと思います.彼女は,大学の中というよりは,実業団の選手に勝つということを言っているので,全日本総合で是非頑張って欲しいです.

 それにしても,既に書きましたが,現役部員で総合に出るのが6人(ミックスの3人を除いても同じ6人)というのは,やはり,すごいことです.例年だと,インカレが終わると(総合に出る選手以外は)ほぼシーズン終了という感じなのですが,今年は,まだまだシーズンが続く感じがしますね.

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10/21'16b
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 明日明後日と全学停電なので,このサイトにも繋がらなくなります.メールも(大学のアドレスだと)届きません.

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10/23'16
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 大学が停電ということだったんですが,家にいるとやっぱり調子よくないですね.でもこれもこれでいいと思えばそれだけの話でしょう.ただ,引っ越しして,もう6ヶ月ですが,必要な荷物以外の整理がほとんどできてなかったんですが,少し手を付けることができました.

 それで,体重計が出てきたんで,半年ぶりに乗ってみたのですが,体重も体脂肪率もほとんど変化なしでした.つまり,体重なんか測らなくても,ちゃんとキープできるってことですね.実際,(既に書きましたが)腹回りの感覚でわかりますからね.

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10/23'16b
[仕事が無意味に増えるわけ]
(世の中, 大学)

 ここに文章を書く気力もなくなってるんですが,一つだけ書いておくと,仕事が無意味に増える理由って何でしょうね.資本主義社会の枠組みの中で,足の引っ張り合いのような無意味な競争をするからということは,既に書いたと思いますが,もっと本質的なこととして,承認の欲求があるんだと思います.

 例えば,大学の学長になったとしたらその人はどうするでしょうか? 定例的な仕事はいろいろありますが,そういうこと以外に,問題点を(むりやり)見つけてでも何か改革的なことをやろうとしますよね.いわゆる実績作りみたいなものでしょうか.そういうことをしないと認めてもらえない,承認してもらえないと(勝手に)思ってるんですね.つまり,当人にそういう欲求があるわけです.

 でも,大学の教員は,余計な改革なんかして,そんなことに巻き込んで欲しくなんかないわけです.今は,大くくり入試(東大みたいに大まかにとって入学後の成績で割り振る)をやろうとしていて,たった数年前に二学期制に移行した時に苦労して作ったカリキュラムがもう見直しみたいなとんでもないことになってます.これ以外にも学位プログラムとか常に何かシステムの変更をしていて,まるで,ずっと工事をしている使い勝手の悪いどこかの駅みたいです.

 少子化に伴う「顧客」獲得競争とか,予算ががんがん減らされてるとか,文科省からいろいろうるさく言われるとかいう背景はありますが,根底には,何もしなかったら,無能と言われるんじゃないかというような(余計な)承認の欲求があるんだと思います.

 (意味のない)仕事がしたいのなら勝手にしてもらえればいいのですが,周りを巻き込むのは勘弁して欲しいですね.教員を余計な雑務に巻き込むのではなく,研究や教育を思う存分やる時間を与えることが遥かに有効なことでしょう.教員ならまだしも,こうもカリキュラムがコロコロ変わるのでは,学生もいい迷惑です.

 そして,これは,別に大学の学長に限った話ではありません.文科省自体が余計な仕事を作ることで存在意義を発揮してるようなもの(つまり,実質的には,文科省なんか要らないということ)ですし,再三書いてるように,ほんとに必要な仕事なんかそんなにないわけで,でも,自分の仕事が必要ないということになると,当人は,それをどうしても認められず,それは,食いっぱぐれるということよりは,(余計な)承認の欲求が大きいんだと思います.

 そんなに(他人に)認めて欲しいんですかね? そんなに自分に自信がないんですか?

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10/24'16
[PPAP]
(芸能, 世の中)

 ピコ太郎(小坂大魔王)の動画PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)が売れまくってるってことなんですが,面白いですねー.何が面白いって,売れるってことがどういうことか,こんなにわかりやすい例はないからです.だって,動画自体は,別にそんなに面白くないじゃないですか(笑).

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10/24'16b
[願望]
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 必要以上のお金は要らないし,トイレ共同風呂なし家賃3万のアパート暮らしまで行かなくても,私でなくてもできるし,一部の組織や人間の利益にしか繋がらないような,やりたくない仕事してまで要らないお金を稼ぐくらいなら,その分,支出を抑えて,やりたいこと,やるべきと思うことがやりたいという願望はずっとあります.割と具体的なイメージは,あって,川越とか鴻巣とか東京に1時間以内で出られるところに60平米くらいのマンションを借りて暮らせば,時々,家族や友人達と会ったり,細々と研究活動を続けたり,相場を張ったり,思索を深めてこのサイトに文章を書いたり,ピアノを弾いたり,バドミントンやスキーやゴルフをしたりしても,年間200万くらいあれば楽勝でしょう.

 仕事をやめた後に生まれる膨大な空白の時間を埋められるかについても,やりたいこと,やるべきこと探しはもちろん続けて行きますが,歳をとって気力や体力がある意味順調?に衰えて行くことを考えると,それはそれで帳尻が合ってきそうな気がします.

 つまり,やろうと思えばすぐにそうできるわけで,なんでそうしないのかを考える必要がありそうです.一つは,研究室の学生達とか,職場の同僚とか,藤原がバドミントン部で練習しているうちは,彼のこととか,周りに迷惑はかけられないということはありますかね.でも,そんなこと言ってたら,いつまで経っても(実際には定年になるまで)行動を起こせないことになってしまいますから,自分の人生を大事に思うのなら,ある程度,自分勝手に考えることも必要なのかもしれません.もちろん,ある日突然というわけには行かないので,しっかり事前に畳んで行くことは当然ですが.

 あとは,計算上は大丈夫でも,経済的にある程度は,余裕をもっておきたいといこともありますかね.でも,たったそれだけのために,貴重な時間を大した意義もなく過ごすのは,やはりばかげてると思います.

 ですから,やっぱり,結局は,私が必要とされてるか,ってことなんでしょうね.必要というのは,何度も書いてるように,私じゃないとだめなのか,ってことです.研究室の学生なら,自分で考えて自分で何とかする力を身につけたいのか,あるいは,地震動の性質と建物被害の関係を探求したいのか,ということで,そうでなければ,私がいなくなっても,他の研究室に移ればいいだけの話です.

 職場の同僚にしても,単に講義や雑務を負担して欲しいというだけの話なら,私が抜けても1,2年すれば,代わりの教員を補充できるわけですから,それだけの話ですし,藤原が私をどの位必要としているのかも(練習は結構流れるし)正直よくわかりません.

 つまり,そこのところをしっかり見極めて行きながら,準備は進めていくということでしょうね.例えば,研究室に学生が集まらなくなって来れば,それは,大きなサインでしょうし,実際にそうなりつつあるわけで,私が必要とされないのであれば,私的には,(もう充分「承認」してもらって承認の欲求も満たされてるし,というか,そもそも承認の欲求なんかそんなにないし)いつでもOKです.

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10/24'16c
[東大野球部]
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 東大野球部を取り上げた番組を見ました.東大は東京六大学のお荷物と言われてるみたいですが,バドミントンで言えば,関東リーグ1部でプレーしてるようなもんですから,よく頑張ってると思いますけどね.でも,去年94連敗で止めたというのがニュースになったことがありましたが,昔は,そこまでは弱くはなかったです.その後,宮台君の出現により,少し期待ができる状態になってきたみたいですが,彼,怪我しちゃったんですね.

 で,負け続ける東大を応援する人達とゆーのがいるみたいで,彼らに言わせれば,弱いのに頑張ってるとか,負け組のサラリーマンの代弁者とかいう感じなんですが,んなわけないじゃん.だって,東大ですからね(実際は,勝ち組の最たるもの).

 逆に言えば,そういう逃げ道があることが東大が勝てない理由の一つかもしれません.他の大学の選手達は,俺たちから野球をとったら何も残らんくらいのつもりでやってるでしょうし,そんな奴が東大に負けたんじゃ,ほんとしゃれにならないですからね.

 でも,東大野球部を強くするために,県大会でベスト8くらいに入った選手の中で勉強ができる学生をスカウトして,受験指導して東大に入学させていて,そういう選手がもう全体の3割くらいを占めてるというのは,何かノーベル賞獲るためにノーベル賞が獲れる研究をするみたいな感じで,違和感ありますね.スポーツって(学術と同様に)そういうものじゃないと思うんですよね.

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10/25'16
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 確かに人のために世の中のためにと思うと頑張れるのですが(でも,そう思うと頑張れるということは,結局は,自分のためってことなんですけどね),これって,やっぱり,危ういんだと思います.だって,世のため人のためと思ってやってても,いや,そんなのいいっす,と言われたらはいそれまでですからね.

 となると,結局は,ひたすら自分のためというか,自己中心的に考えるのが無敵なのかもしれませんね.そう考えることで,逆に周りとうまくやって行こうという考えにも繋がってくるとも書きました.

 でも,最初に書いたように,人のためにと思うと頑張れるということは,結局は,自分のためってことですから,どっちも同じってことですかね.

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10/26'16
[人のために頑張れる方法]
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 人のために頑張れる方法はありますね.それは,「いや,そんなのいいっす」と言われないようにすることです.具体的には,世の中や人のことを考えて,彼らが欲すること,喜ぶことをしてあげることです.売れる商品や音楽を作るとか,学生が希望するような教育をするとかいうのがそうですね.でもこれってどうですか?

 金は儲かるでしょうし,人からも好かれるでしょうから,いい気分にはなると思うのですが,人のご機嫌をうかがうような大衆迎合的なことばっかりやっていても,大したことにはならないのは明らかでしょう.

 研究で言えば,今まで誰もやったことがないことではなく,すぐに結果も出るし,一般受けするわかりやすい研究をする,教育で言えば,学生に考えさせるのではなく,手取り足取り教えてあげるみたいな感じでしょうか.つまり,わざわざレベルを落として,周りに迎合するようなことをしないといけないわけで,でも,私は,そんなことはしない,「いや,そんなのいいっす」と言われれば,はい,それまでよ,ということでしょうか.

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10/27'16
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 でも,現実を見ると,売れる商品や音楽を作る,学生が希望する教育をする,世に受け入れられて評価される研究成果を出すだけだって大変なことだし,実際そこまで行く人は一握りで,多くの人は,そこに届かず挫折するわけですよね.でも,そんなところ目指すからうまく行かないってことなんじゃないですかね?

 万人に受けいられて売れるというのは,レベル的には,大したことないんですが,自分がどう思うかじゃなくて,他人が,それも,不特定多数の人がどう思うかを考えないといけないので,実は,相当難しいと思います.多くの成功者は,自分に先見の明があったと思ってますが,結局は,いろんな人がいろんなことして,その中でたまたま当たる人がいるというだけの話でしょう.

 だとしたら,他人がどう思うか,ではなく,自分がどう思うかに従って行動した方がある意味簡単だし,はまれば,万人に受けいられるなんてレベルを遥かに超越するものができるかもしれません.もちろん,これもほとんどの場合,はまらない(笑)んですが,そんな結果なんてどうでもいいじゃないですか.自分がやりたいこと,やるべきと思うことを自分の考えに従ってやって行く,結果は知らん,で,充分いい人生というか,最高の人生だと思うんですよね(つまり,自分が何がやりたいか,何をやるべきかを考えることはとても重要).

 この世の中の全ての人には,役割というものがあって,何度も書いているように,誰でもできるけど多くの人がやりたがらない仕事で今の世の中は成立しています.つまり,全員が世の中にとって必要不可欠な存在なわけで,多様性をもったいろんな人がいて,それぞれが自分のやるべきことをしっかりやることが重要で,プロトタイプで一面的にみんなが「成功」を目指すことは,世の中全体にとっても個人個人にとっても,決していいことはないでしょう.

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10/27'16b
[55vs11]
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 55歳の運動能力は,11歳と同じというデータがあるということですが,どうなんですかね? どこかで書きましたが,11歳というと小学校5年生ですが,そのときの私の50mのタイムは8秒くらいで,数百人いる学年の中で5番目くらいでした.じゃあ,今50m走ると何秒かは,全く想像もつかないんですが,さすがに8秒ってことはないと思います.

 バドミントンは,小学校のときは,全然やってなかったので,今勝負して勝つのは当たり前ですが,例えば,当時,よくやっていた野球だとどうですかね? 小学校5年生の私と今の私がピッチャーとバッターで対戦するとどうなるかとか.これもどう考えても全然相手にならない気がします.もっと,フィジカル的なもので,例えば,腕相撲とかしても全く負ける気はしないかなー.

 これってどういうことなんですかね? 55歳の運動能力は,11歳と同じというデータがデタラメ? あるいは,私がずっと運動しているので,そういう統計的平均的なものから著しくはずれている?

 よくわからないのですが,言えるのは,そういうデータ?みたいなものは,別にどうでもいいってことですかね.

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 運動能力は,そうなんですが,じゃあ,11歳の時とどっちが「元気」かと言うと,これも全く勝負にならないですね.でも,勝敗は逆で,今の方が完敗だと思います.

 うーん,でもどうかな.小学校くらいまでは,そんなに元気があったわけでもなくて,一番エネルギーで溢れていたのは,やっぱり20代でしたから,そう考えると,55vs11は,それなりにいい勝負なのかもしれません.

 でも,これは,年齢とか老化というよりは,もっと別の要因のような気がしますね.

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10/27'16c
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(野球)

 日本シリーズやってるんですが,広島vs日ハムということで,しょーじき,どっちが勝っても負けてもどーでもいい(笑)ってことで,それはそれで,楽しめます(まあそんなにちゃんと見てるわけでもないが).大谷(今のプロ野球で「見たい」と思う数少ない選手)が出てるんで,見るとやっぱり萌えます(笑)しね.

 おとといのサヨナラヒットですが,大谷はあそこが弱点とか言ってる人が多くて,そういう雰囲気を作って打ってしまうのは,してやったりじゃないですかね.実際,データを見ると,あそこが弱点なんてことは全然ないんですけどね(研究不足).

 それにしても,鳴り物の応援は,やっぱりうるさいです.サッカーもそうですが,そんなことしてないで,ちゃんとプレーを見ましょうよ.しーんとしてた方が打球音とか聞こえて,そっちの方が迫力ありますよ.

 彼らって入場料払って,その上応援までしてるんですよね.対価的に言えば,金払ってんだから,ふんぞり返って見てればいいんじゃん.選手からして見れば,自分達の給料払って,その上,応援までしてくれて,これじゃあ,まさに「お客様は神様」ですよね(この痛烈な皮肉わかりますよね?).まあ,実際のところは,そういうことさせた方が客が入る(そういうことをした人がいっぱいいる)という,これも資本主義社会的金儲け的なことなんでしょうけどね.

 あと,北海道で広島がプレーしてるってことで,気づいたんですが,札幌郊外に北広島ってありますよね(確か,千歳から札幌行く時に通る).名前からして,広島の人が開拓したってことなんでしょうが,やっぱ,カープファンが多いんですかね.どーでもいいけど.

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10/28'16
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 人のために頑張るってことなんですが,(既に何度も書いてますが),人のためにやってる,とは,思わないということでしょう.これは,ボランティア活動の大原則ですし,人のためとか言ったって,結局,自分のため(例えば,誰かに何かをしてあげることで自分が気分がよくなる)ですからね.

 私が地震被害を減らす研究をしてるのだって,研究室の学生の面倒を見てるのだって,バドミントンで藤原の相手をしてるのだって,私がそうしたいからそうしてるわけです.それを地震被害を減らすために世のため人のためにやってるとか,研究室の学生とか藤原のためにやってるとか思うとおかしなことになってきます.もしそうなら,何かの見返りがないとやってられるか,となるでしょうし,「いや,そんなのいいっす」と言われたら落胆もするでしょう.

 でも,私はやりたいからやってるので,「いや,そんなのいいっす」と言われても全然大丈夫だし,自分が必要とされてないのなら,他のやりたいことをやるだけの話です.

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10/28'16b
[外国で飛行機が墜ちた]
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 どこかのロック歌手が,外国で飛行機が墜ちた,日本人の死亡者はいませんとアナウンサーが嬉しそうに言っていた,けしからん,的なことを歌ってました.まあわかるんですが,これって(多分)そういうことじゃないんじゃないですかね.

 別に外国人より日本人をひいきしてるのではなくて,テレビを見ている人は,ほとんど日本人で,家族や友人もほとんど日本人でしょうから,日本人の死亡者がいないということは,見てる人の家族や友人は死んでないですよ,ということをただ伝えてるだけなんだと思います.

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10/29'16
[みんな騙されなくなったら]
(世の中)

 ハロウィンとか,ボジョレーヌーボー解禁とか,野球やサッカーの鳴り物を使った応援とか,世の中,騙して金を使わせて経済を回して,(騙す方が)金儲けする仕組みでどんどん溢れてて来てて,一方では,騙される方は,搾取され,金が必要になって,やりたくないけどやらないといけない仕事をしないといけないことをしないといけないわけで,まさに経済だけではなく世の中を回す仕組みといったところでしょうか(でも,ハロウィン見てると,こんなにも簡単に騙されるのかと思いますね.そのうち,ミリタリーファッションとか流行らせて,戦争行かされますよ).

 でも,じゃあ,みんな騙されなくなったらどうなるでしょうね.人生所詮退屈しのぎですから,やりたくないけどやらないといけない仕事やお金をいっぱい使う趣味?以外の退屈しのぎを探さないといけません.そういうものには,学術,芸術,スポーツがあると再三書いて来ましたが,そういうものは,敷居が高いという人が多いんでしょうね.ですから,まあ,なるようになってる感じもしますが,(言葉は悪いが)世の中,結局,騙す者と騙される者,勝ち組と負け組という構図なんでしょうね.でも,私だったらパターン3を選ぶかなあ.

 でも,勝ち組だろうが,負け組だろうが,本人の勝手というところはありますよね.ハロウィンで仮装して渋谷の街を歩いたり,スタジアムで大声張り上げて応援したりするのが楽しければ,まあいいのかもしれません.でも,人に迷惑かけちゃだめですよ.ハロウィンで仮装するのなら,街中は迷惑ですし,野球やサッカーの試合だって,静かに純粋にプレーを見て楽しみたい人もいますからね(重要な局面で声を上げたり,点が入ったときにみんなで歓声を上げて喜び合うくらいでいいじゃないですか).

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10/29'16b
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 このサイトで一見するとネガティブ(でも,再三書いてるように,実際はポジティブなんですけどね)なことを書くことについて,世間から見たらあなたは成功者なんだから,そんなこと書くと快く思わない人もいるだろうから,気をつけた方がいいと言ってくれた人がいました.私が成功者なのかどうかはともかく,そういうことを言ってくれる人がいるのは,ありがたい話です.でもどうなんですかね?(ありがたいと言っておきながら反論?)

 成功した人がネガティブというか,不満があるようなことを言うと,「何を贅沢言ってんだ.こっちはそれどころじゃねーんだよ」と思う人がいるのはわかるのですが,逆に,「成功した人だって,いろいろ大変なんだな,私はあんまり成功しなかったけど,それなりに幸せだし,こっちの方がよかったかも」とか思える人だっているんじゃないですかね? ていうか,一番反感を買うのは,成功してポジティブで何の不満もない「調子に乗ってる」状態で,私の場合,それには程遠いわけですからね.

 つまり,世の中,いろんな人がいるし,更には,他人がどう思うかなんてわからないし,こういうことを言ったり書いたりしたら,自分がどう思われるか,とか考えたり計算したりしても,しょうがないと思うんですよね.だったら,(人を傷つけたりしなければ)自分の考えに従って,言いたいことを言う,書きたいことを書くでいいと思いませんか?

 ただ,一番「安全」なのは,やはり,「何も言わない」「何も書かない」ことでしょう.極端な話,仕事も辞めて,田舎のどこかで自給自足の生活は無理だとしても,ひっそりと誰とも関わらずに生活すれば,それが一番無難なんでしょうが,そんなのちょーつまんないですよね.

 ですから,結局,世の中や不特定多数の人とどのくらい関わるのか,ということなんだと思いますが,私の場合,芸能人とか有名人というわけじゃないし,そこまで気にすることはないでしょう.でも,SNSがこれだけ興隆してて,一般の人も「そういう危険」が増してることは確かです.ただ,私の場合,単なるwebページで,炎上することもありませんから,その辺のことは,一応考えてはいます.

 ということで,ありがたいと言っておきながら,反論したみたいな感じですが,そうではなくて,そういうことを素直にきいて,一度自分の中で考えてみて,つまり,そういう機会を与えてもらって,ありがとう,ということでしょうか.

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 上の記事と関係するのかもしれませんが,ネガティブとかポジティブとかじゃなくて,言いたいことを言わずにおれない,書きたいことを書かずにおれないのは,なんででしょうかね? 実際のところは,よくわからないのですが,それが「私の役回り」ということはあるんだと思います.

 このサイトで書いてることもそうですし,仕事でも,震度が被害と対応しないとか,津波警報が出ても1m以上の津波がくるのは,8回に1回とか,免震マンションは,決して万能ではない(長周期地震動が発生すれば却って危ない)とか言わない方が自分の身のためなんでしょう.でも,私が言わなくて誰が言うんだとも思いますし,今の世の中の悪しき流れを見ていると,このままじゃまずいとも思います.

 世の中の全ての人には,役回りがあります.真っ先に飛び込んでアザラシに食われるペンギンだって,身を以てそういうことを知らせてるわけですし,そういう役回りに逆らうのは,非常に難しいということかもしれません.

 でも,私の場合,ここで書いてるだけで,何か行動を起こしてるわけでもないですし,結局は,犬の遠吠えなわけで,これで世の中が変わるわけでもないし,変えようとも思ってないし,そんなに大したことではないというか,やばいことにもならないというか,「バランスの問題」的には,そういうことも一応ちゃんと考えてるってことかもしれません(結局,自分勝手).

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10/29'16c
[どういう状況でも]
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 昨日は,冷たい雨で,練習が終わって帰るとき,あーこんなときも雨露を凌いで暖かく眠れる家があってよかったなあと幸せな気分になり,今日は,一転していい天気で,それはそれで気分がよくて幸せ,という具合にはなかなか行かない(笑)んですが,どういう状況でも,そういう風に考えることは,やっぱり,大事なことだなあとは思いますね.

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10/29'16d
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 パターン3じゃないですが,お金のかからない退屈しのぎって何がありますかね.再三書いてるように,学術,芸術,スポーツは,基本的にそんなにお金はかからないものですし,学術における高度な研究設備とか,スポーツにおける海外遠征とかお金がかかる場合もありますが,そんなレベルまで行けば,パターン3じゃないでしょうからね.

 まず基本は,食べることでしょう.支出を抑えるのですから,自炊をすることになるでしょうし,そうすると,どういう食材でどういう料理を簡単においしく作るかは,研究対象にすらなりえます.次に来るのが,生活そのものですね.いかに創意工夫して生活費を抑えるかも研究対象たり得ますし,そういうことを楽しむことすらできるでしょう.

 スポーツは,競技レベルでやれば,パターン1か2になりますが,やはり,体調は超大事ですから,パターン3でも健康のために適度に体を動かすことは,やった方がいいでしょう.スポーツクラブとか入らなくても,走ったり,器具を使わずに自室でできるトレーニングメニューを考えたり,お金をかけずに体を動かす方法はいくらでもありますし,地域のクラブに入ってプレーするくらいなら月2000円くらいのものです.

 芸術だって,自分で演奏したり創作したりするのは,大変ですが,好きな音楽を聴いたり,絵を観たりするのなら,誰でもできますよね.問題は,いかにお金をかけずにそういうことをするか,ですが,今はインターネットがありますから,月数千円さえ払えば,いくらでもそういうことはできるでしょう.学術まで行かなくても本を読むくらいなら,図書館に行けば,ただでいくらでも借りられます.

 インターネットと並んで,安価に退屈しのぎをする手段としては,テレビはあるでしょうね.ニュースとか報道番組とかワイドショーとか(大分フィルタはかかってますが)世の中の動きをある程度知れますし,へたな小説よりも面白いというか,滑稽ですらあって,かなり楽しめます.そういうことをある程度仕込んでおけば,家族や友人達と話をするときにも話題に事欠かないでしょう.

 映画とかドラマとかは,私は見ないのですが,テレビで(電気代だけ払えば只で)見られるだけでも結構な退屈しのぎにはなるんじゃないですかね.野球,サッカー,テニス,ゴルフとか,スポーツ中継とかもかなりやってるので,これらも充分に楽しめますし,これ以外にも,お笑い番組とかバラエティーとか教養番組とか,地上波だけでもその人の好みに合わせて見ていけば,結構な退屈しのぎには,なるんじゃないですかね.私は全くやらないのですが,競馬番組が結構あるので(馬券は買わなくても,あるいは,ほんとに少額だけ買っても),勉強したり研究したりすれば,それなりに面白いのかもしれません.

 あとは,ゲームとかもインターネット環境があれば,只でプレイできるものは,いくらでもあるでしょうから,そういうものも対象にはなるでしょうね.そう言えば,私は小さい頃(まだPCもゲーム機もなかった頃),いろんなゲームを自分で考案というか作ったりして,勉強する合間に(勉強しないで)やったりして,随分楽しんでたのを思い出しました.少年朝日年鑑で人口を調べたり,ピアノ音楽を開拓して行くとき,レコードのカタログとかでどう組み合わせてレコードを買っていくかを研究したりするのも楽しかったです.

 アイドルとかアニメが好きでも,別にCD買ったり劇場に行ったりしてお金かけなくても,それなりに楽しめるんじゃないですかね? 旅行とか鉄道とかいろんなところに行くのが好きだとしても,テレビでもインターネットでもそういうものをある程度疑似体験できるものはいくらでもありますし,そう言えば,昔,時刻表だけで擬似的に旅をしてそういうことをしてた人がいましたが,結構,楽しそうでしたよ.

 ということで,今の世の中,退屈しのぎには,事欠かないわけで,でもそれは,時刻表の例を見ればわかるように,別にテレビやインターネットがあるからじゃなくて,いつの時代も同じで,騙されて経済を回すために無駄なお金を使うために,ストレス溜めてやりたくない仕事をするくらいなら,パターン3もありだと思うんですよね.

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10/29'16e
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 日本シリーズですが,どっちが勝っても負けてもどーでもいいと書いたのですが,気づいたら日ハムを応援してました.理由としては,ライオンズに勝って優勝したのだから,勝ってもらわないと,ということもありますし,交流戦見ればわかるように,力的には,パリーグが上なわけですから,シリーズの結果もそうなって欲しいというのもありますかね.あとは,カープ女子とかカープ男子とか黒田の男気とか,広島ファンが「なんか調子乗ってる」(笑)感じがしたってこともありますかね.それにしても,中田は(やっぱり)ずっと4番に座ってるのに大した活躍できませんねー.

 試合自体も(全部見てるわけではないですが)結構拮抗していて,充分楽しめるものでした.あと,鳴り物の応援がうるさいので音を消して,この文章を書きながら,ちらちら見てたんですが,8回のビッグイニングのときに音を付けたら,なんかとてもいい感じで,なんでも22時を過ぎたから鳴り物の応援ができないんだそうです.だったらずっとこれでいいじゃないですか.

 でも,いつものことですが,日本シリーズが終わったということは,プロ野球シーズンが終わったということで,一抹の寂しさはありますね.11〜3月のシーズンオフを埋めるものとしては,ヨーロッパサッカーとかもあるんですが,見られたらいいなと思ってるのは(南米サッカーが面白いと言う人もいるが),NFLです.アメフットって観るスポーツとしては,ものすごく完成されていて,かなり楽しめると思います.あらゆるスポーツの中で身体能力的に一番飛び抜けてるのもNFLでしょう(身長2mで体重100kgの選手が100mを10秒台で走ったりする).でも,プレイしてる方は,めっちゃ分業化されてて,QBとかRBとかWR以外は相撲とってるみたいなもん(笑)?

 でも,昔は,地上波で深夜にちょこちょこやってたんですが(一番見てたのは,QBモンタナ擁するSF49ersが強かった1990年代),今は全然やってないみたいです(オードリーが週一でやるダイジェスト番組だけ).でも,見ようと思えば,BSとかCSでやってるみたいで,そこまでしようとは思わないってことは,そんなに見たいわけじゃないってことですかね.

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10/30'16
[不満?]
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 不満と書きましたが,私は,私自身のことについての不満はありません.充分評価していただいたと思ってますし,対価的にも何の文句もありません.そもそも自分で選んだ道ですし,もしそういうものがあるとしても,それは,私の不徳の致すところであり,それは甘んじて受け入れるということです.

 ですから,不満という表現が当てはまるかどうかはともかく,そういうものがあるとすると,それは,私自身の境遇とか環境に対するものではなく,世の中全体に対するものということかもしれません.例えば,世の中進んでいる方向とか,一般には,こう言われてるけど,それは違うとかおかしいとか思うことがあれば,ほんとはこうなんじゃないか,と(自分勝手に)ここで書いているだけ,ということです.

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10/30'16b
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 優待取りですが,最後に残っていた10月末が期限のものを今日使って,ようやく全て完了しました.やってみて思ったのは,「めんどくさい」ということです.だって,期限ぎりぎりになるまで権利行使しないんですからね.桐谷さんは,これを人生というか生活の中心にしてるわけですよね.信じられん.少し研究はしましたが(それはそれで楽しみましたが),もう優待取りをすることはないと思います.

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10/30'16c
[ねんきん定期便]
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 ねんきん定期便なるものが(多分,初めて)届きました.おそらく,(300月経って)ようやく受給資格が得られたからということですかね? そして,1年間の受取見込額なるものを(これもおそらく初めて)見ました.額は書きませんが,ふーん,という額でした.これって,多分,現時点のものなので,これから勤めを続ければ,ここから少しずつ増えていくんですよね? もちろん,あくまで「見込額」なので,政治的要因で,ここから増えることはなくて減らされるんだとは思いますが.

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10/30'16d
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(日記)

 どーにも調子がよくないです.やらなきゃいけない仕事あるんですけどねー.

 周期的なものもあるとは思うんですが,物事をポジティブに考えられないですね.例えば,ずっと「こういうことがあるといいな」と思ってることがあって,でも,よくよく考えると,とても実現しそうにないということを悟ったり,更には,それが実現するかどうか以前に,実現したらしたで困るというか,つまり,「こういうことがあるといいな」が「こういうことがあるといいな」と思えなくなったりするわけです.

 でも,多分,周期的なものなので,しばらくやり過ごせばいいんだと思いますが,やらないといけない仕事はやらないといけないんで,それがどーにもしんどいところです.もちろん,これまでこういう状況を何度も乗り切っては来たんですが,これからは,どこかで,もうしんどいというか,もうあかんということになるのでしょうから,確実に何かは近づいてる気はしますね.

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 やはり,体調的なことは大きいと思います.先日,2週間ぶりに練習に行ったのですが,大分抑えめに動いたにも関わらず,翌日,そして,今日とずっと疲れが残ったような感じです.じゃあ,普段からもっと練習しろよ,ということになるのですが,どーにも体が言うことをきかないというか,ハードルが高くなってしまってます.

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10/30'16e
[不徳の致すところ]
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 ここでも出てきましたが,「不徳の致すところ」という表現が何度も出てきます.(自分で書いておいて)これってどういうことですかね?

 一つは,結果が全てなので,それは,甘んじて受け入れるということなんですが,じゃあ,過程はどうか,ということでしょうか.つまり,やるだけのことやったんか,ということです.

 そう言われると,やるだけのことはやった,とは,とても言えないことに気づいて愕然とします.なんせ「たった一つのこと」に打ち込むことすらできなかったわけですからね.仕事(研究)は,言うに及ばず,ピアノだって,バドミントンだって,スキーだって,相場や経済の研究だって,どれ一つとっても,とてもやるだけのことはやった,とは言えません(ただ,このサイトに文章を書くことは,もちろん,これもできる範囲でしかやってませんが,これ以上やるのは,無理ですかね).

 もちろん,超短期的にその気になって,打ち込んだ(ような)時期もありましたが,まさに三日坊主みたいなもので,そもそも,(研究以外の仕事以外で)やりたくないのを我慢してやったという記憶がほとんどありません.つまり,その気になったときだけ,やりたいときだけやったというだけの話なんですね.そんなことで,大したことができるはずもありません.

 結局,生来の怠け者ということで,しょーがねーか,ということですかね.つまり,これがまさに「不徳の致すところ」ということなのでしょう.こんなどうしようもない人間でも何とかここまでやって来られたわけですから,感謝しないとほんとバチが当たるというものです.

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10/31'16
[結局体調]
(日記)

 週末の多くを休んで過ごしたところ,少し回復したような気がします.つまり,結局体調ってことですかね.若いときは,こんなことはほとんどなかったんですが,結局もう歳ってことでしょうか.

 何度か書きましたが,歳をとって体調が悪くなるのには(多分)意味があって,これ以上無理するなという体からのサインではないか,ということです.自分の中では大して無理してるつもりはないのですが,それは,あくまでこれまで,即ち,今より若いときの感覚で,それに従って行動してると,体調が悪くなるどころか,体を壊して病気になって,死んでしまうこともあるわけです.

 ですから,体調が悪くなったら休む,でいいんだと思いますし,そうするしかないのでしょう.もちろん,やらなければならないことは,やらないといけないのですが,体調が悪いのを押してでもやらないといけなくなったら,やらないといけないことをやめるということでしょうね.

 もちろん,やらないといけないことはやらないといけないのですが(日本語がそうなってますが),ほんとにやらないといけないのかをしっかり考える必要があるということです.例えば,仕事の目的が生活して行くためのお金を稼ぐためなのなら,無理して仕事をすることより,支出を抑えて仕事も減らす方が体に優しく効果的でしょう(ただ,実際にそうするのは,なかなか難しくて,ほんとそうできるようになりませんかね).

 働く理由は,お金以外にもありますが,命を削ってでもやるべきことなのかは,よく考えてみる必要があります.ていうか,命を削ってしまえば,できなくなっちゃいますからね.

 自分のためだけではなく,世の中全体のことを考えても,仕事の多くは,競争に勝つためや経済を回すために無駄なことをしていて,社会全体の利益に繋がる仕事は,実はそんなにないのが現実で,だったら,生活して行くのに必要な分働いて,世の中に貢献して,あとは,自分がやりたいことをできる範囲でやるというのでいいと思うんですよね.

 ですから,体調が悪くなったら,休めってことなんだな,と思って,休んでればいいと思うのですが,そういうときは,気分も悪くなるので,なかなかそう思えないというのが厄介ですかね.もちろん,仕事をしているうちは,なかなかそうも行かないことも多いのですが,そこを何とかマネージメントするってことですかね.

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 明後日〆切の地盤震動シンポの原稿ですが,体調があんまりよくない中,さすがにもうやらないとまずいということで,書き始めたのですが,ものの数時間で書き終わりました(図表の作成は,共著者のD3の汐満君に頼みました).だったら,さっさとやれよ,ということなんでしょうが,確かに体調があまりよくないということはありましたが,それだけじゃなくて,どういうことを書こうか,どういう構成にしようか,つらつら考えてるというか,そこが煮詰まるのを待ってるというところは,いつもあります.でも,ほんとは,こういうのはもうしんどいんで,何とかしたいとは思うのですが,いつもこうなるので,まあしょうがないんですかね.

 帰りがけに,暗い夜道をバドミントン部の大久保が一人黙々と走ってる(今日は,練習はオフ)のが見えました.こういうのを見ると,頑張って欲しい,全日本総合でいい結果が出るといいなと思いますね.

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10/31'16b
[心配事]
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 最近,ちょっと心配になってきたことがあります.それは「ちゃんと死ねるのかなあ」ということです.未だかつて死ななかった人間はいないので多分大丈夫だと思うのですが,絶対ってことはないですよね.私は他の人達とどこか違う気がするという感じをずっともってきたとは,既にどこかで書きましたが,他の人達と同じように歳はとるし,結局,何も変わらないじゃん,という感じもしてきて,それは,少しは安心材料です.

 「ちゃんと死ねる」というのは,いろんなとらえ方があると思うのですが,私が思うのは,「ちゃんと全て消えてなくなるのか」ということです.死後の世界があったりとか,魂?だけが残ったりとか,そういうのは,逆にちょっと怖いですね.科学的に考えれば「ちゃんと全て消えてなくなる」んだとは思いますけど.でも,「ちゃんと全て消えてなくなる」としても,それがどういうことなのか,自分の感覚として,どういうことが起こるかというのは,よくわからないですよね.

 だから,結局は(いきなり話が平凡になりますが),どういう死に方をするのか,ということですかね.苦しまずに眠るように死ぬというのがやっぱり理想なんでしょうか.あとは,やっぱり,周りの人に迷惑はかけたくないですね.つまりは,要介護にならずに死ねたらいいというか,絶対そうしたいと思うのですが,これって,かなり難しいことなんですよね.そう考えると,やっぱり心配です.

 愛する人がいたときにどっちが先に死ぬかも難しい問題です(コントロールできるわけではないが).「お前百までわしゃ九十九まで」ということわざ?がありますが,何とも自分勝手な話ですよね.だって,愛する人がいるのなら,その人の幸せを考えるべきで,だったら,自分が先に死んではだめですよね(でもこれはお互いさまか).

 そう考えると,生きる意味,長生きする意味があるとしたら,(自分が死ぬことで悲しむ人がいるのなら)「先に死なない」ということはあるかもしれません.自分より先に人が死んでいくのを見るのは,辛いですが,その人を悲しませないで済んだと思えば,それはそれでありってことでしょうか.

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 心配事と言えば,だんだん寒くなってきて,今いる部屋,めっちゃ日当たりがいいんで,冬は暖かいと思ってたんですが,日当たりがいいってことは,広く開口してるってことで,てことは,外気の影響を受けやすいのかもという感じがしてきました.下の階がピロティーなのもそうですね.

 実際,開口部東全面と南面なので,朝は,暖かいですが,(もちろん,カーテンは閉めてますが)夜になると室温が下がってくる感じがします.まだ暖房が必要ということはないですが,寒いのは嫌なので,(暖房をどうするかも含めて)何か対策をした方がいいのかもしれません.

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