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1/1'24
[年賀状]

 あけましておめでとうございます.今年の年賀状です.

 写真は,電子ピアノを買いに楽器店に行った時に渡った鴨川の風景です.ここ数年は,このサイトに載せた写真の中から選んでいるのですが,絵になる?のは,これだったというだけのことで,深い意味はありません.

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[正月から地震]
(地震)

 いきなり正月から最大震度7の地震が起こりました.京都も結構揺れました.

 ただ,波形の分析結果によると,最大震度7を記録したあたりは短周期で,1-2秒が出ているのは,珠洲(正院)とか穴水なので,そちらの方が建物の大きな被害が出ていると推定されます.

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(ピアノ)

 今年(去年)弾いた曲は,ピアノプロジェで弾いた後も継続的に弾いて行く気になる曲を選んだけど,それは,今のところ,そうなってない,つまり,それ以外の新しい曲を弾いていて,今年(去年)弾いた曲は,ほとんど弾いておらず,このままだと,いつもと変わらないってことになってしまうけど,それならそれでいいというのは,どういうことでしょうね.

 一番のプライオリティは,とにかく普段弾く気になることなので,新しい曲を弾く気になるのなら,それでOKということでしょう.そして,何より,新しく弾く気になる曲があるというのがここ10年以上の中でなかなかなかった,弾く気になる曲がとにかくなかったので,いいことなんでしょう.

 でも,そうすると,レパートリーがないということになって,でも,人前で弾かないのならそれでもいいのですが,人前で弾くことも前提として考え始めたということは,レパートリー的なものももっておいた方がいいとは思うので,それはそれで練習するってことですかね.そして,新しい曲探しというのも,その実,レパートリーになる曲探しとも言えるわけです.

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1/2'24
(日記)

 今日は,終日,(いつものことですが)メディアからの問い合わせとか,テレビとか,被害調査の打ち合わせとか,動画作成とか,地震対応に追われました.正月早々,というのは,私の場合,関係ないんですが,被災された方々は,ほんとに大変だと思います.

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1/3'24
[箱根駅伝で映る景色]
(地理)

 箱根駅伝は,青学が(久しぶりに)優勝したんですね(見てないけど).

 で,福岡国際マラソンや東京マラソンや高校駅伝で,福岡や東京や京都の街並みが見られる,ということなら,箱根駅伝は,東京から神奈川を通って箱根まで行って帰ってくるので,映る風景が懐かしいというか,なじみがあるという人が多いのかも,とは思いました.

 でも,私個人的には,そんなになじみはないですね.地震研時代,強震観測関係でよく小田原には行ったので,酒匂川とか出てくると懐かしいと思うのと,箱根にも何度か行ってるので,箱根湯本あたりくらいですかね.

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1/4'24
[2007年能登半島地震と2024年能登半島地震]
(地震防災)

 能登半島地震ですが,1/4の時点で,死者,行方不明者を合わせると数百人以上という甚大な被害になってしまいました.阪神・淡路大震災の6千人以上や東日本大震災の2万人以上と比べたら,と言う人もいるかもしれませんが,神戸とは,住んでる人や建物の数が全然違いますし,非常に広範囲に渡って巨大な津波が押し寄せたわけではありませんからね.

 つまり,いかに地震の揺れが破壊的だったか(震度が大きかったからではなく,1-2秒の成分が大きかったか)ということなんですが,1-2秒が一番大きかったところは穴水で,ここは,2007年能登半島地震の時も1-2秒が大きく,周辺で20%近くの木造家屋が全壊しました.で,気づいたんですが,ということは,今回は,当時の地震で生き残った建物と建て替えられた建物という耐震性が高い状態になっていると考えられ,今回の被害がどうなったかを当時と比較,分析することで,見えてくることがあると思いました(こういうケースは,おそらく初めて).

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(日記)

 日記的には,なんかもやもやしますね.大地震が起こると忙しくなって,というのは,いつものことなんですが,いつもとやってることは,そんなに変わらないのですが,いつもとは,何か違うというか,やるべきことがやれているという感じではなくて,あまりいい状態ではないですかね.

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1/5'24

 いや,大地震が起こると忙しくなるけど,やるべきことがやれているという感じではないというのは,これまでもそうだったと思います(正確には,やるべきことというか,やらないといけないことはやれていると思うので,やりたいことがやれているという感じではない,ですかね).なので,いつもと何か違うというのは,それ以外の何かですね.

 大地震が起こって,地震動を分析したり,被害調査に行ったり,情報発信したりというのは,もちろん,やるべきことではあるんですが,それ以前にやりたいことなので全く問題ないんですが,それに伴って,社会的にいろんなことが付いてくるのは,以前は,そんなに負担ではなかったのですが,それが負担に感じるようになってきたということですかね.

 でも,情報発信すれば,当然,反応はあるわけで,まあしょうがないんですかね.でも,どういう人がどういう反応をするかということでしょうか.情報発信しても反応がなければ意味ないじゃんってことなんでしょうが,それは,そうでもなくて,例えば,このサイトは,一種の情報発信ですが,反応があるSNSではなく,敢えて反応がない「言いっぱなし」のウェブサイトにしているわけですからね.,

 実際,今回も余計なことを書いてるとは思うのですが,そういう余計なことを書くことで,もやもや感が晴れる感じはするわけで,言いたいこと,言うべきことは言った,あとは知らんというのが(個人的には)いいような気がします.

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1/7'24
(右脚付け根)

 右脚付け根の状態ですが,ストレッチやトレーニング的なことをすると症状が緩和してだんだんいい方向に行っていたと思った時もあったのですが,今はよくないです.歩くのもしんどいですし,寝ている時に結構痛みがあります.ずっと座っていたり,伸ばし気味の状態が続くのがよくない感じで,ストレッチやトレーニング的なことをすると,その時は,症状は緩和するのですが,今はよくなくなってる感じです.

 つまり,今は,ストレッチやトレーニング的なことをするのではなく,無理しない範囲で動かすくらいがいいのかもしれません.

 でも,右脚の筋力がものすごく落ちてるのは事実なので,どこかでトレーニング的なことはしないといけないと思うのですが,今はまだそういう段階ではないのかもしれません.

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1/10'24
[被害調査終了]
(防災)

 被害調査に行ってました.地震波形から推定される通り甚大な被害でした.

 穴水は,1-2秒が最も大きかったところですが,2007年能登半島地震で,既に18.8%の木造建物が全壊して撤去,あるいは,建て替わっていて,建物群としては,耐震性能が高い状態だったのですが,それでも,22.8%の木造建物が全壊していて,2007年の時と合わせると41.6%ということになって,まさに1995年兵庫県南部地震のJR鷹取周辺や2016年熊本地震の益城町震度計周辺並みの甚大な被害ということになります.

 輪島の2点も甚大な被害で,どちらも30%程度の木造建物が全壊しました.こちらも2007年能登半島地震で被害を受けたのですが,こちらは,5%程度なので,今回の被害と合わせると,1995年兵庫県南部地震のJR鷹取周辺や2016年熊本地震の益城町震度計周辺に近いレベルの被害ということになります.

 このような甚大な被害の一方,倒壊して道をふさいでいるような建物の横で,何ともない状態で建っている建物も多く,その差は,耐震性能の違いにあることは明らかでした.つまりは,大きな被害を受けた建物のほとんどが1階に大きな開口があったり,古く老朽化した建物であったりする一方,築年が浅い新しい耐震基準で建てられたものは,ほとんど被害を受けておらず,地震被害を減らすために何をすべきかも明らかだと思いました.

 また,震度7を記録した志賀町の地震波は,極短周期で1-2秒はほとんど出ておらず,観測点周辺は,建物数は少なかったのですが,大きな被害はなく,1-2秒が出るか出ないかが建物の大きな被害に結びつくことが今回も証明されることになりました.

 今回は,道路の状況が非常に悪く,渋滞もひどくて,移動に時間がかかり,2日目に積雪もあった上に,雪や雨の荒天のことが多く,(私自身は,右脚付け根の調子も悪く)今までで一番大変な調査になったかもしれません.汐満先生,中澤先生,亀井さん,廣瀬さん,みんなよく頑張ってくれました.調査は大変だったと思いますが,何者にも代え難い貴重な経験になったとも思います.

 このように大変な調査でしたが,計画していたところは,珠洲以外は,ほぼ回ることができて,地震発生直後の被災されて苦しんでおられる中での調査は,正直,申し訳なく心苦しいものだったのですが,今後の地震防災に繋がる貴重なデータを得ることができたと思います.

 あらためて,亡くなられた方々,被災された方々にお悔やみ,お見舞い申し上げます.

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1/12'24
[そんな気にならなかった]

 昨日,一週間ぶりにピアノを弾きました.被害調査に行ってる間に弾けないのは当然ですが,地震が起こって調査に行くまでは,弾こうと思えば弾けたわけで,でも,物理的に時間がなかったということもありますが,そんな気にならなかったということの方が大きいですかね.

 思ったのは,やはり,できることは有限ということです.つまり,何かどうしてもやらないといけないことがあったら,(少なくともその時は)「たった一つのこと」しかできないということでしょうか.

 でも,私は,やってることは,「たった一つ」には,程遠い状況で,それを変えることはできません.でも,一時的にでも「たった一つ」になることはあるわけで,これも,結局,そういう自分のその気に従うということでしょうか.

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[単に弾けなくなってる]
(ピアノ)

 一週間ぶりに弾いて思ったのは,とにかく弾けなくなってるってことです.そして,ここ5年くらいでしょうか.ピアノプロジェで普段弾いてるように弾けないことが頻発していて,それは,ピアノプロジェでどうこうというよりは,ピアノを弾くこと自体に何か違和感を感じるというか,要は,単に弾けなくなってるような気がしてきました.

 それは,普段練習する気にならないとか,指が動かないということもありますが,音が憶えられないというか,憶えていても突然忘れるというか,脳的なこともあるような気がします.右脚付け根の不調で,バドミントンやスキーやゴルフもそのうちできなくなるのかもしれませんし,ピアノも弾けなくなって行くということですかね.

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(野球)

 ライオンズ山川の人的補償ですが,和田という話もあったみたいですが,それはいくら何でもということで,甲斐野になったってことですが,いやいやいや,和田でも足りないくらいで,柳田くらいよこせってなもんでしょう.これで益々ソフトバンク嫌いになったのは,言うまでもありません.

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[賃貸暮らしの人は持ち家の人よりも生物学的老化が速く悪影響は失業や肥満より大きいという研究結果?]
(世の中)

 「賃貸暮らしの人は持ち家の人よりも生物学的老化が速く悪影響は失業や肥満より大きいという研究結果」という記事がありました.と言っても記事自体は読んでないのですが,どう思いますか? やっぱり,賃貸より家を買った方がいい?

 でも,こんなの「研究」なんかしなくてもわかるというか,家を買える人と買えない人との間に経済力に大きな差があることは明らかで,つまり,賃貸か持ち家かではなく,お金があるかないかというだけの話でしょう.

 逆に,無理して家を買って馬車馬のように働けば,持ち家の方が生物学的老化は速くなるでしょうし,経済的メリットが大きい賃貸で無理せず過ごせば,生物学的老化は遅くなるわけです.

 ということで,考えればすぐわかることなんですが,問題なのは,こういう(いい加減な)「研究」はいくらでもできるわけで,地球温暖化は,人間が排出する二酸化炭素のせいだと言ってるのもそうで,実際,横軸に再生エネルギーーの生産量,縦軸に地球の平均気温をとってグラフを描いたらどうなりますか?(相関関係と因果関係は違うということ)

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(右脚付け根)

 右脚付け根というか,太股の不具合ですが,被害調査で歩き回ったということもありますが,行く前からよくなかったですし(少し動かした方がいい的には,たくさん歩いて状態がよくなるかもと期待していたが全くそうはならなかった),じゃあ,どうするかってことですが,リハビリというかストレッチとかトレーニング的なことを(まだそんなに)やらない方がいいというか,無理せず徐々にということかもしれません.動かすと痛みがあるのなら動かさないのが原則ですし,でも,全く動かさないのもまずいので,無理せずできる範囲でということでしょうか(日常生活は,ほとんど支障ありません).

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[その気になることとならないことのコントラストが急速にものすごくはっきりしてきている]

 そんな気にならなかったですが,時と場合によってその気になったりならなかったりする一方で,時と場合によらず,空間的にいろんなことの中に,その気になることとならないことのコントラストが急速にものすごくはっきりしてきていて,これは,結構,まずいというか,その気にならないことをやらないといけないことになったら,耐えられないというか,厳しいことになると思うんですよね.

 でも,いざとなったら,もう離脱することもできるわけで,でも,そう考えると何とかなる感じもしてくるわけで,何とも不思議というか,これまた人生所詮退屈しのぎではないですが,とにかく最低ラインを基準に考えるということなんですかね.

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1/13'24
[最近,「1-2秒」が一人歩きしていて]
(日記, 地震防災)

 今日は,共通テストですが,それ関係の仕事もなく,正月以来続いたメディア対応や(でも,多くは都合がつかずに断ってて,最初のNHKや読売の報道を見ての取材ということなら最初の報道で事足りてるってことですよね)被害調査も一段落して,ようやく少し落ち着いた感じです.もちろん,被災された方のことを考えたら全然大したことないんですが,年末年始で落ち着いて論文を書こうと思っていたところをいきなり有事状態になったわけですからね.

 ということで,というわけではないですが,最近,「1-2秒」が一人歩きしていて,間違ったことを言う人も多いので,研究室のページどうして1-2秒が出ると建物に大きな被害が生じるのかという記事を書きましたので,よろしければ,ご覧ください.

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[新NISAで外国株ファンドを買うと]
(経済)

 新NISAが始まったのですが(相変わらず,記事の内容の振れ幅が大きすぎる(笑)?),多くの人は,(沈み行く国の)日本株ではなく,アメリカSP500やオルカン(SP500と並ぶ人気商品オールカントリーのことをそういうらしい.でも,オールカントリーと言っても半分はアメリカ株だし,アメリカがこければ世界中がこけるので,実質,アメリカ株みたいなもの)などの外国株ファンドを買うと「結果的に」日本株も上がると言ってる人がいました.

 どういうことかと言うと,外国株ファンドを買うということは,ドルなどの外貨を買うことになり,そうすると円安になって,日本の輸出企業にメリットが大きいからとのことです.なるほど,その通りですね.でも,この流れが続くとどうなるでしょうね.

 円安が進む,少なくともずっと円安圧力がかかり続けるってことですよね.なんたって,個人資産1000兆円以上ですからね.そうすると,物価高は止まらず,生活は苦しくなるってことですよね.

 このことが意味することとしては,何もしない人は,現金(円)の価値がどんどん下がっていくということで,行動を起こす人とそうでない人の間に大きな格差が生まれるということでしょうか(泥船から脱出すればするほど泥船は沈む構図).

 とは言え,SP500だってオルカンだって,これからも長期的に右肩上がりという保証は全くないわけで,そう簡単な話ではありません.でも,当面は,円安,インフレということで,何もしないとじり貧ということにはなるでしょう.

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 ちなみに,その後,新NISAについて,いろいろ調べて,要は,つみたて枠をどうするかですが,基本的には,投信の積み立て投資(月の特定日に一定額購入)しかできないのですが,賞与月という設定ができて,実際は,一度にほぼ枠一杯買えるようです.あと,信託報酬は,0.09372%以内ということで非常に低いですし,為替ヘッジをしないのもメリットです(Nasdaq100のETFは,為替ヘッジをする).

 SP500を買えると思った時だけ買うというのは,既にCFDでやっているので,成長枠も含めて,この一部をこれに当てるってことですかね.具体的には,どこかで一気に買うのですが(と行っても買えるのは,1年でたった360万),その時,同じ量のCFDを売ることになります.そして,売りになったと判断した時は,投信は売らずに,その分,CFDを売ることになります.つまり,投信は,買いの玉をずっともってて,その分,CFDの建玉が売りに「シフトする」というイメージでしょうか.

 ちなみに,投信の発注は,一日単位で,発注すると,翌日に買うということですが,過去データを分析したところ,日本市場が閉まった日の深夜から始まるのニューヨーク市場に日中に万遍なく買ってる感じで,そうすると,一気に買う日は,CFDを日本時間で夜中から朝方にかけて徹夜で少しずつ売っていかないといけないのですが,それはしんどいので,寄付と日本時間の翌日朝の2回に分けてって感じでしょうか.

 ちなみに私がSP500をいつ買っていつ売ったかは,ここにあります.「SP500を買いだけやる」を始めて2ヶ月足らずですが,既に8%くらいのプラス(年利で60%くらい)なので,まあ順調に来ています.

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(日記)

 ようやく少し落ち着いたってことですが,正月からいきなり「有事」になり,メディア対応ということは,私が言うことに不特定多数の人の耳目が集まることになり,被災地がまだ非常に厳しい状況の中で被害調査に行って,荒天と寒さの中,歩き回って,帰ってきて,少し落ち着いて,どっと疲れが出るところですが,今のところそんな感じではないです.

 一つには,これまでのような「(変な)スイッチ」が入らなかったということはあるかもしれません.「有事」とは言え,被災された方に比べれば,どうということはないですし,でも,スイッチが入らなかったということは,結構,しんどかったということですが(右脚付け根の状態もよくなかったし),それが却ってよかったのかもしれません.

 あとは,被害調査は,大変だったのですが,いっしょに調査に行った共同研究者達は,みんな気心が知れてるというか,研究の方向性も含めていろんな意味でわかり合えてるメンバーですし,学生達や調査に付いてきたNHKや読売の人もちゃんとしていて,社会の中で不特定多数の人も含めて,いろんな人と接することがあって,そういうのは,正直,もうしんどいのですが,こういう人達となら付き合っていきたいと思えました.

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[今の大学の定年の時どうするか]
(大学)

 とは言え,私の中の理想は(一応)「一人,時々,みんな」です.つまりは,付き合いたい人とは,付き合っていきたいですが,ずっといっしょというのは,やっぱり,しんどくて,「時々」ってことですかね(でも,そういう人,結構,いるんじゃないですかね).

 一方では,ここのところの「有事」で,いきなり引っ張り出されて「みんな」状態が続いて,一段落して平時に戻ってみると,定年後問題というか,仕事を失って,そういう人間関係がなくなってどうなるかってことですが,定年後問題は,定年後問題ではなく,生き方問題ってことは,定年後どうするかではなく,今どうするかなわけですが,定年までは,今の状況でやって行くわけですから,定年後問題ではないけど,今の大学の定年の時どうするかはあるわけで,こういうのだったらいいなというのは,かなり明確になってきました.

 ずっと書いてるように,研究は,続けていきたいですが,それ以外の仕事はもういいです.なので,研究以外の仕事はやらなくていいですから(でも,週何コマか講義するくらいなら全然大丈夫)研究してくださいというところがあれば行くと思いますが,そんなうまい話ないと思うんですよね.

 あったとしても,また定年があるとすると,そこでまた同じ問題が生じるわけで,理想としては,定年がなくてずっといてくれてもいいけど,報酬もないってのがいいかもしれません.具体的には,客員教授とか客員研究員とかですかね.こういうのは,やはり,give&takeで,私がその大学とか研究機関とかに所属して,研究して論文書いたり,メディアに出て,所属が出れば,その組織にメリットはあると思うんですよね.

 とは言え,ちゃんとしたポストで研究できるようないい話があれば,行くんでしょうね(節操なし).こっちに来た時もそうですが,決め手は,やはり,私に求められることをきいたときの返事が「研究してください」の一言でしたからね.そういう意味では,持ち家じゃないし,家族と暮らしてるわけでもないので,どこでもほいほい行きますというのは,大きいですかね.

 うーん,でも,どうなのかなあ.もしそういう話がきて,定年が5年とか延びて,そうすると,5年後の定年時は,もう話は来ないと思いますし,だったら,今の大学の定年の時点で,無報酬でも定年がないところに移っておくというか,所属的なものを確保しておいた方がいい気もするんですよね.

 理由としては,論文を書く時に所属が必要で,ほんとはそんなの関係ないと思うのですが,「名誉教授」だと,大学やめたのにいつまで研究なんかしてんだよ的な変な雰囲気がこの業界にはあって,そこが一番の問題だと思いますが,そういう状況を変えることは難しいですし,私自身も,自分が「名誉教授」を名乗るのは,気恥ずかしいというか,研究して論文書くのならずっと「現役」でいたいので,おそらく使わないと思うんですよね.

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[絶妙なバランスポイントを見つけて,できることをやっていく]

 右脚付け根ですが,あんまりよくないんですが,平時に戻って,有事ではできなかったストレッチ的なことはできるので,そうやって行けばいいというか,そうするしかないってことですかね.実際,歩くのが遅くなるのと,階段を上るのと靴下を履くのがしんどいくらいで,日常生活にそんなに支障はありませんからね.あーでも,寝ている時に痛くてしんどいので,そこは何とかしたいですかね.

 つまりは,まずは,現状を受け入れて,その中でどうするかなわけで,リハビリとか治療するとか,そういうことじゃなくて,もう単なる老朽化の可能性だってあるわけで,そこを無理して戻そうとすると,却って悪くなることもあるわけですからね.

 思い起こせば,最初に傷めたのは,40代前半に急激にバドミントンの競技力が落ちてきたことでトレーニング的なこと,具体的には,サイドのフットワークをかなり連続してやったのが最初だったと思いますし,今回も整体に行くとかして治療というか治そうとして,却って傷めてしまったところもあります.

 つまりは,全く動かさないのも,やり過ぎるのもだめで,「どの程度やるか」の絶妙なバランスポイントを見つけていくということでしょう.

 これは,右脚付け根に限った話ではなくて,ピアノが弾けなくなってきてるのもしょうがなくて,それなら弾ける曲を弾けばいいわけですし,バドミントンやスキーもできる範囲でやればいいし,できなくなるのなら,それはそれで仕方のないことです.

 そうやって,できることが減って行くとしても,他にまだやることはあるわけで,そういうことも含めてできることをして行くってことですかね.

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[売る時は,売らないといけない]
(経済)

 新NISAで外国株ファンドを買うとというか,そもそも,SP500とオルカンがツートップで人気商品ってことは,みんな買うわけで,でも,相場の世界はゼロサムなんだから,みんなと同じことしてても勝てないわけで,だったら,SP500とオルカンは,やめといた方がいいという考えもあるかもしれません.

 でも,これまた,逆を行けばいいという簡単な話でもないんですよね.具体的に言えば,これらの人気がずっと続けば,みんな買い続けて上がり続けることになるからです.積み立て投資ってそういうものですからね.

 でも,やっぱり,買ってずっともっておくとか,一定額を積み立てていけば儲かるなんていううまい話はないでしょうね.具体的には,売る時は,売らないといけないわけで,でも,それは,非常に難しいと思います.

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[何か研究所というか,研究所でなくても何か組織みたいなものを作る]
(研究)

 今の大学の定年の時どうするかとか言っても,どこからも何の話もなければ(あったとしても,研究以外の仕事が大変なところだったら行かないと思うので),どうしようもないわけで,そしたらどうしましょうね.それが自分に対する評価だと受け入れて,スポーツ選手のように引退するしかない?

 それはそれで悪くないと思いますが,それで飯を食わないといけないわけではないですし,自分で勝手に研究することはできると思います.問題は,論文を書く時,どうするかですが,フリーランスでもいい気もしますが,何か研究所のようなもの,ただし,過去に書いたような,人を雇ってオフィスを構えるようなものではなくて,研究所でなくても何か組織みたいなものを作るというのはありかもしれませんね.

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[やりたいことをやりたい,やりたいことをやって行く,ただそれだけでいい]

 若い人,多分,中学生とか高校生が将来の夢を語っていました.医者とか弁護士になって人を助けたいとか,スポーツ選手になりたいとかそんな感じだったかな.

 私も若い頃は,将来の夢があったと言いたいところですが,そんな感じではなかったですかね.何度も書いてるように楽しそうに仕事をする大学の先生だった父を見て,自分も何か興味があることを見つけて大学の先生になりたい,そのためには,東大に行かなきゃみたいな感じでしたし,大学の研究室に入って興味があることを見つけてからは,これで飯を食いたい,研究者になりたい,とは思ってましたが,それが夢とか目標というよりは,ただ研究したくてしてる,そして,就職してからもそれを続けたいって感じでしたからね.

 思うのは,夢をもったとして,じゃあ,夢を叶えたらどうなるのってことでしょうか.私は,やりたいことができれば,それで飯が食えればよかったので,夢のようなものはありませんでしたが,やりたいことをやるために大学に就職したいというのを夢と言うのなら,夢を叶えてからは,やる気をなくしたというか,だんだんおかしくなって行きました.

 でも,何かを見失っていたのは,確実で,だって,ほんとは,やりたいことができればよかったのに,大学に就職したいという夢みたいなものを抱いて,叶えたりするからおかしくなるわけです.夢とか変なものなんかもたずに,やりたいことをやりたい,やりたいことをやって行く,ただそれだけでいいと思うんですよね.

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1/14'24
[そんなわけないのにどこかで若い頃と同じようにできると思ってる]

 絶妙なバランスポイントを見つけて,できることをやっていくですが,やっぱり,悪い癖が抜けてないんでしょうね.悪い癖というのは,そんなわけないのに,どこかで若い頃と同じようにできると思ってるってことでしょうか.

 例えば,スキーは,そんなに行ってはいないのですが,行った時は,若い頃とそんなに変わらないペースで滑っています(いっしょに滑る人は大変(笑)).ここ数年は,15時くらいになると脚が筋肉痛ぽくなるようになったんですが,それは筋力不足なので,トレーニングだと思って,そこで頑張っちゃうわけです.でも,もうこんな歳なわけですから,冷静になって考えれば,若い頃と同じように滑れるわけないですよね.バドミントンもほとんどしていないのですが,練習に行った時は,コートに入るのを昔よりセイブする,なんてことはないです.

 ピアノだって,週に何回か1時間やそこらの練習で半年くらいで1時間以上のプログラムをやるのなんか若い頃にもやってなかったことなわけで,同じ曲を繰り返し練習することができなくて,普段,弾く気になることを優先とは言え,どうしてそんな無謀なことをするんですかね.

 でも,一方では,仕事とか日常生活は,「疲れたら休む」は,大分できるようになってきて,調子も悪くないです.と書いたものの,その気になった時は,全くセイブなんかできてないですね.被害調査だって,過酷な状況の現場にこの歳になっても行くのは,ほんとは無謀なのかもしれません.

 なので,「絶妙なバランスポイント」を大分手前に引くことが必要ってことですかね.

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[仲間意識が危ない]
(世の中)

 台湾の総統選は,民進党が勝ったんですね.C国と距離を置く民進党が勝つとC国との関係がやばいと言われてましたが,かつてのように独立とまでは言ってなくて,現状維持ということですし,それは,野党もそうだし,既定路線というか,なるようになったということでしょうか.

 でも,C国もそうですが,ウクライナもガザも,問題を先送りというか棚上げにして,緩やかに解決していく方が戦争するより遥かにましだと思うのですが,一部の好戦的な人間が権力を握るとおかしなことになってしまいます.

 そして,そういうことの背景にあるのは,権力者や軍の暴走もありますが,国民レベルだと「仲間意識」が危ないと思うんですよね.国とか民族とか宗教とかで仲間意識をもつと,同じ人間なのにそれ以外の国とか民族とか宗教に排他的になってしまうこともあって,日本人頑張れとか,大谷とかサッカー日本代表が活躍すると嬉しいとかいうのは,結構,危ない話だと思いますね.

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[芸能界の構図]
(芸能)

 某カリスマお笑い芸人の性加害問題ですが,同意があったかどうかが争点とか言ってますが,それ以前に,妻子ある人間がそういうことをしたという時点で(今のご時世)もうアウトなんじゃないですか?

 でも,そうならないというか,争点をずらしているのは,彼に忖度したり,彼でまだまだ飯を食いたい業界の人間がうようよいるってことですよね.思うのは,やっぱり,芸能界のような不特定多数の人間に晒される商売の危うさで,うまく行けば,儲かるのですが,お金なんかほんとはそんなに要らないものですし,やってて楽しいのならともかく,売れることが目的だとしたら,あまりにリスクやストレスが大きくて,割に合わないと思いますね.

 一方で,業界の人間は,表に出ることもなく,芸能人なんか,売れてこき使って売れなくなったら捨てればいいわけで,うまい汁だけ吸ってるってことでしょうか.

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[金澤濃厚中華そば 神仙]
(ラーメン)

 久しぶりのラーメンの記事です.先日の被害調査で,3日目だったかな,輪島に行った帰りの渋滞がひどくて,夕食をとるホテル近くのレストラン街の閉店時間に間に合わないということで,帰りに金沢市内のどこかで食事をして帰ろうということになりました.その日は,寒い中を歩き回って,暖かいものということと,遅くまで開いてる店ということで,ラーメンということになり,検索して,金澤濃厚中華そば 神仙という店に行くことになりました.メニューのトップに出てくるのは,しょう油豚骨で,金沢で本場の豚骨ラーメンなど期待できるわけがないので(博多だってもうだめなわけですし),別に本場の豚骨でなくても,うまければいいわけですからね(すがきやラーメンもそうですが,なんちゃって豚骨でも結構行けるのもあって,昔,蕨にあった(今でもある?)しょう油豚骨の店もK子のところに行った時,よく行ってました).

 で,着いてメニューを見ると,しょう油豚骨以外に,本場の豚骨というのもあります.とは言え,なんちゃって豚骨なんでしょうが,注文してみるかとなりました.でも,店に入った時の臭いとか雰囲気とか,何となくそういう予感はありましたかね.

 で,ラーメンが来て,同じものを頼んで,先に食べ始めた汐満先生がうまいと言います.ほんとに? 彼は,本場の味がわかるらしく,京都に来た時は,必ずみよしに行ってるらしいです.

 で,食べてみたんですが,かなり本場度が高いと思いました.本場度の判断基準は,コクで,それがしっかり感じられて,博多天神のように食べるに従って,コクが失われていくということもなかったです.でも,ものすごく濃厚なのはいいのですが(それで替え玉の時もダシの追加は不要),ちょっと臭みが残ってる感じはしましたかね.でも,点数的には,みよしや由○に僅かに及ばないくらいなので,8点近くはあげられると思います.でも,金沢に博多でも食べられないような豚骨ラーメンがあるってどういうこと?

 思うに,博多の店は,豚骨ラーメンが全国的に有名になったことで,観光客向けに没落して,みよしや由○のようにが,意外と博多以外で本場の店が生き残ってるのかもしれません.

 あと思ったのは,この店の本場度はかなり高かったのですが,臭みが少し残っていて,でも,もし,この臭みをとってしまうと,肝心のコクも失われる可能性があって,その絶妙なところが難しいというか,多くのだめになった博多の豚骨ラーメンは,この臭みをとってしまって,肝心のコクが失われてしまったということなんでしょうね(一風堂がその典型).

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[自分で何とかできることを中心に考えていく]

 今の大学の定年の時どうするかですが,どうなるかは,外部状況次第である一方,何か研究所というか,研究所でなくても何か組織みたいなものを作るのは,自分次第なわけで,外部状況は,どうなるかわからないので,自分で何とかできることを中心に考えていくのがいいということはあるかもしれません(その上で,いい話があれば,ほいほい乗ればいいだけの話).

 そもそも,自分がどうして行きたいかをしっかり認識することが重要で,それは,「一人,時々,みんな」で内的熟達的にやって行きたいということで,付き合っていきたい人とは付き合っていきたいですが,付き合いたくない人とは付き合いたくない,どんどんぐだぐだになっていく世の中と関わるようなことはしたくない,やりたいこと(無償でもやりたいこと)はやりたいけど,やりたくないこと(有償でないとやらないこと)はやりたくないというようなことでしょうか.

 いくつか具体的に書くと,研究して論文を書いたり,ウェブサイトで情報発信したりはしたいですが,学会に行って発表するとか,会場に行ってきかれてもないのに自ら発言するとかは,もういいですかね.人付き合いは,わかり合えて話ができる少数の人で充分ですし,不特定多数もそうですが,旧態依然とした上下関係が残ってるところとか,社会全体の利益ではなく,自分達の組織の利益とか,金儲けとか偽善的なこととか,何かよからぬ目的があるようなところとも関わりたくないですね.

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[やりたいことがどれだけできたか,そして,やりたくないことをどれだけやらずに済んだか]

 (私にとっての)成功した人生とは,評価されて社会的地位を得るとか金持ちになるといった社会的成功ではなく,やりたいこと(単にやりたいことということだけではなく,やるべきと思ったことも私の中ではやりたいこと)を見つけて,そのやりたいことがどれだけできたか,と何度か書きましたが,更に言えば,やりたくないことをどれだけやらずに済んだかということも大きいと思うんですよね.

 やりたくないことをどれだけやらずに済んだかというのは,誤解を招きやすい表現ですが,例えば,バドミントンがやりたくて強くなりたいのなら,やりたくなくてもトレーニングは必要ですし,研究して行く上でやりたくないこともやらないといけないこともあるので,そういうことも含めてなんですが,そういうトレーニングとか,研究に繋がるやりたくないことも,やりたいとまで行かなくても,それほど苦痛を感じず積極的にやれるかどうかは,重要だったりします.

 もちろん,やりたいことだけやって,社会や組織の中で果たすべき役割を果たさないのは問題なので,そういうことは,ちゃんとやった上での話なんですが,今の世の中,無駄で余計なことが多すぎるわけで,そういう意味では,やりたいことがどれだけできたか,そして,やりたくないことをどれだけやらずに済んだか,くらいでちょうどいいってことでしょうか.

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[仕事がいただけてありがたい?]
(世の中)

 仕事がいただけてありがたいという人というか業界ってありますよね.芸能界なんか,その典型でしょうか.中には,やりたくない仕事もあるんでしょうが,そういう仕事を一度断ると,仕事が来なくなるのが怖いので,やりたくない仕事までやらないといけないことになって,どんどんドツボにはまっていくわけです.

 学界にもそういうところがあって,委員会とかプロジェクトとかに入るとそこで仕事がもらえるってことがあるんですが,芸能界と違うのは,自分で研究テーマが考えられて,やることがあれば,仕事をもらう必要はないですし,やることがあるのに,それ以外の仕事しないといけないのは,むしろ...ってことでしょう.

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1/15'24
(続き)

 やりたいことをやるためにやりたくないことをやる必要があって,それを積極的にできるかも重要と書きましたが,だったら,大学の研究以外の仕事は,生活費を稼ぎながら大学でやりたい研究して行く上で,やる必要があることなんじゃないの,となりますよね.

 その通りです.実際,私もそうしてきました.でも,50を過ぎたあたりで,感覚的なものが変わって来て,それは,人生が実質終わったと思ったこともありますが,もっと現実的には,仕事をしなくても,何とか食べて行ける状態になったということがあったかもしれません.だったら,その時点で,大学なんかやめればいいじゃんってことですが,そうすると,学生の研究指導といった研究活動もできなくなるので,そこを人質にとられてたってことですかね.

 そして,今ですが,気づいたら,もう定年までそんなにないということもありますし,定年で大学をやめれば,否応なしに学生の研究指導はできなくなるので,着々と準備しているということはあって,学生の研究指導にそんなに拘らなくはなってきました.つまり,もうやめてもいいんですが,研究室に学生がいる以上は,そして,研究したいという学生が来てくれる以上は,やめるわけには行かないですし,何度もドロップアウトを考えたんですが,何とか定年まで行きそうな感じはしてきました.

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[多くの人にとって,定年が通過点というのは,当たり前]

 年賀状で,ようやく定年が通過点と思えるようになったと書いたのですが,いくつか反応があって,でも,そういうのを見ると,真意がわかってもらえてない感じです.

 多くの人にとって,定年が通過点というのは,当たり前のようで,それは,仕事は,やっぱり,大変で,それを定年まで勤め上げて,仕事をしなくていい第二の人生が楽しみということで,でも,私は,全然,そういうんじゃないんですよね.

 それは,仕事(研究)が最高に楽しかったからで,定年なんかなくて,死ぬまで研究して行きたいわけです.でも,定年で,少なくとも今までのように大学で研究することはできなくなる,それで,どうしたもんかといろいろ考えてきて,ようやく,定年後どういう形で研究して行くか,研究以外も含めて,生活して行くかが見えてきて,何とか定年が通過点と思えるようになったということなわけです.

 でも,実際のところは,50を過ぎて,いろいろ面倒な仕事も増えて,一方では,仕事をしなくても食べて行ける状況にもなって,そうすると,結局,上で書いた「多くの人にとって,定年が通過点というのは,当たり前のようです.それは,仕事は,やっぱり,大変で,それを定年まで勤め上げて,仕事をしなくていい第二の人生が楽しみ」に近い状況になったと言えるかもしれなくて,なーんだってなもんですが,50代は,ちょっとしんどかったですが,それはそれで,何とかうまい具合に行ったと言えるのかもしれません.

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[「一人,時々,みんな」で内的熟達的って変?]

 「一人,時々,みんな」で内的熟達的にやって行きたいと再三書いてますが,なんか変ですね.なぜなら,内的熟達は,基本的に一人で,みんなは,人との繋がりなので,「一人,時々,みんな」なら「内的熟達,時々,人との繋がり」なわけですからね.

 つまりは,内的熟達だけではなく,時々,人との繋がりもってことですかね.実際,完全に一人というか,「一人でも大丈夫」ではないですからね.

 じゃあ,何て表現すればいいですかね.あーでも内的熟達「的」だからまあいいのかな.あるいは,内的熟達を中心に,とか,基本的に,とかですかね.

 まあ,それはいいとして,内的熟達とか「一人でも大丈夫」が理想だとは思うのですが,それは,やっぱり,難しいってことですかね.でも,一番,効力感に繋がるのに難しいというのも変な話で,でも,それ「だけ」では,厳しい,理想は,内的熟達を中心に人との繋がりもってことですかね.

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[新NISAは,結局(当面)使わない]
(運保)

 いろいろ調べたんですが,新NISAは,結局(当面)使わないことにしようと思います.

 理由としては,新NISAは,益にならないとメリットがない,新NISA以外にも取引をしてる人間にとっては,新NISAの枠で損になると,損益通算ができず,逆にデメリットになるということです.

 新NISAに限らず,投資は,必ず益になるという保証はないのですが,重要なのは,自分の相場観に従って売買できるかということです.それで損になっても,自分の責任なので何の問題もありません.でも,新NISAで,例えば,SP500をずっと買い持ちするということは,SP500がずっと上昇して行くという相場観をもつということで,でも,私は,そうは思ってなくて,買いになったり売りになったりすると思っていて,その都度,売買したいのですが,それができない,一度売ると枠が復活するのは翌年なのが最大の問題です.

 対処法として,売りになったと思った時,CFDを売るということも考えたのですが,そうすると,新NISAの枠で損が出るとCFDが益が出て,そこに課税されるので,トータルでは損で,新NISAなんかやらない方がよかったということになります.

 こうして,いろいろ分析してみると,新NISAって,やっぱり,使いものにならないというか,とにかく買わせて売らせないという代物であることがわかります.

 ただ,将来,一度売ってもすぐに枠が復活するようになれば使うと思います.「(当面)」使わないというのは,そういう意味です.つまり,そうなるかどうかで,当局がとにかく買わせて売らせないつもりなのかがわかるということですが,てことは,そうならないってことですかね.

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 そもそも,新NISA,どのくらいやる人いるんでしょうね.確かに口座数は増えてるんですが,それは,前年比という相対的な話で,全体の何%かというと,大したことない感じはします.

 とにかく,めちゃくちゃわかりにくくて,成長枠と積み立て枠に分かれてるのもそうですし,それぞれで買えるものが違うし,一度,売ったら枠が復活するのが翌年というのもほとんど言われてませんよね.

 つまり,何も考えずに,とにかく買ってくれる,積み立て投資をしてくれるカモがターゲットってことですかね.

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 ただ,NISAが最初に始まった時(もう10年くらい前)は,使っていて,その時は,CFDの代わりに信用で売っていました.取引していたのは,確かSBI証券株だったと思いますが,結構,益になって,一応,得したのかな(でも,売りになったときの信用の売りの損益は憶えてなくて,更にそこが損だとして損益通算でどうなったかも憶えてないので,結局,NISAで得したかどうかも不明).でも,その頃は,中長期で売買してる頃で,でも,今は,SP500は,短期でやってるので,買って次の日に売ることもありますし,とれても数%なので(その数%を機会を増やして複利で回す数理モデル)今はメリットないですかね.

 そっか,資保の五大商社株は,中長期なので,成長枠は使えるかもしれませんね.でも,これも売ったら枠が復活するのは,翌年というのは変わらなくて,新NISA枠が益にならないとメリットがないのは同じですし,枠の大きさが全然足りなくて,五銘柄+建設株を分割して管理するのは,煩雑すぎるので,やっぱり,やらないですかね.

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[人が要らなくなってる]
(世の中)

 何年か前から,これからAIとかロボットとかが仕事をするようになって,激烈な二極化が進むと何度も書いたと思います.で,どうなったかですが,就職もいいし,人手不足で全然そうなってない? そうですかね? 単に日本が遅れてるだけでは? いや,日本が遅れることで,激烈な二極化が遅れるのならそれはそれでOK? でも,それって,日本が世界から取り残されるってことで,給料は上がらずに超円安でインフレになるというもっとやばい話ですよね(円安になっても輸出して稼げなければどうしようもない).

 そういう折り,C国で若い人の就職難というか失業率が大変なことになってるとの報道がありました.K国もそうなんですかね.もちろん,C国は今景気が悪いということはあるとは思いますが,それだけではなく,IT技術が進んで「人が要らなくなってる」ってこともあるんじゃないですかね.つまりは,日本もそのうちそうなる,無事就職できたとしても,AIとかロボットができる仕事しかできないとリストラされるってことでしょう.

 でも,AIとかロボットが仕事してくれるのなら,人間は,仕事しなくてよくなる,具体的には,BIもらって何とか生きては行けるということなんですが,そうなるまでの過渡期がやばいということで,将来的にBIがもらえるとすると,それは,誰が払うんやということだと,まさにAIとかロボットでIT化に成功した企業なわけで,そういう企業が全国民を楽勝で養えるほど法人税を払えるようになるまでは,過渡期でやばい時代が続くということになります.

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[荷物を減らすのか]
(生活)

 こっちに来る時に大分荷物を減らしたのですが,次の引っ越しでは,研究室の荷物も(多分)自宅に行きますし,おそらく,長距離移動になると思うので,そうするとまだまだな感じで,来るべき○年後に向けて,荷物を減らして行こう,少なくとも今の半分くらいにはしたいと思うのですが,こっちに来る時は,要るか要らないかは,割と簡単だったんですが,次は,意外と難しい感じもしています.

 というのは,前回,要らないものを破棄したということは,今あるものは,その時,生き残ったということで,全く要らないというわけではないからです.でも,どこかで計算しましたが,1年使わなかったら捨てて,使う時にまた買った方がスペースが減って家賃が下がって,経済的にもメリットがあるってことでした.

 なので,売ってるものは,それでいいと思うのですが,売ってないものもあるわけで,でも,そういうもので1年以上使わないというか参照してないものはかなりあるというか,ほとんどじゃないですかね.

 そうすると,なかなか難しいことになってくるわけで,だったら,荷物を減らすことに拘らないというのもありかもしれません.「いつでも引っ越しできる状態」的には,荷物の量は関係なくて,しっかり,整理,収納されていればいいわけですからね.その分,余計なスペースが必要と言っても,六畳一間に収納力が高い棚を置いてシステマチックに収納すればいいと思いますからね(手間暇かけるより,時間をお金で買う感覚).

 でも,それでも,要らないものは要らないので,とにかくできるだけ荷物を減らして行くというのは変わりません.つまりは,そういうものを捨てていって,それで荷物が半分くらいになればいいなあということでしょうか.

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[早くもしんどく]
(ピアノ)

 ピアノですが,ピアノプロジェが終わってから,地震で少し空きましたが,また一応弾いています.でも,既にしんどくなってきた曲もあります.いつものことって感じもしますが,例えば,ベートーヴェン−リストの運命の1楽章(の短縮版)は,ピアノプロジェが終わったら弾こうと思ってましたし,宮田にやったらとも言われたので,1ヶ月くらい弾いてたのですが,考えてみたら,かなり「しんどい曲」ですよね.

 「しんどい曲」というのは,テンポが速いというか,せわしないというか,感情的というか,テンションを上げないといけないというか,そういう曲です.最初からわかってたのに,どうして,(しんどくなるのがわかってるのに)そういう曲を選んだんだ?って感じもします.

 あとは,音楽的な曲も,結構,しんどかったりします.私の今の課題は,どれだけ繰り返し持続的に練習できるかで,そうすると,機械的というかゲーム感覚とは言いませんが,単純に指を動かすとシンプルに音楽が奏でられるというような曲の方がしんどくないというか,持続性がある感じもしています.

 でもまあ,それでいいというか,日々弾く気になることが最優先なので,とにかく弾く気になる曲を弾くってことでいいというか,そういう曲があればいいってことですかね(そういう曲がないとかなり厳しくて,あるだけましってこと).

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[正直,戸惑う]

 私の中では,もうとっくに(社会的)人生は終わっていて,既に第二の人生というか,(何とか役割分担的なことはしつつ)やりたいことをやって行くって感じなんですが,こっちに来ることになったのもそうですし,大きな地震が起こったりすると,社会に引き戻されるような感じで,それは,正直,戸惑うことなんですが,最近,そういうことが続いていて,でも,これも自然の流れに従うしかないのかとも思うのですが,社会ということは,自然ではないので,これはやるべき,これはそうではないという判断は必要です(でも,一旦引き受けたら腹をくくってやるしかない).

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1/16'24
[これをやるべき]
(このサイト)

 相変わらず,いろいろ考えて,毎日のように大量の文章を書いてるのですが,ちゃんと仕事してるの?って思ってる人もいるんだと思います(そう言う人もいます).でも,繰り返しになりますが,この文章を書いてるのは,一日平均1〜2時間程度です.ちゃんと記録を付けているのでわかります.ちなみに,この1年の平均は,一日1.4時間です.

 でも,多分ですが,そんなの信じられないと思ってる人も多いのかもしれません.だとすると,このことが意味することは何かと考えました.で,思ったのは,「これをやるべき」ということです.

 「信じられない」ってことは,いろいろ考えてこのサイトに文章を書くことが私が常人離れして「得意」ってことですよね(中身はともかく).やりたいことと得意なことと,どっちをやるべきかということがあるのですが,やりたいことでもあるので,得意でやりたいのなら,もう絶対やるべきってことですよね(いやいや,そんな金にならんことしてどうすんのや?とを言う人は,このサイトを読んでる人にはいないでしょう).

 ちなみにカウンターもいつの間にかリンク切れになってたので削除しました(今時,カウンターってのもね).もう大分前(10年以上前か)に100万を超えたのは憶えてますが(地震動解析や地震被害調査で稼いだのが多いと思うけど),最終的にどのくらい行ったかは不明です.

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[FAで移籍が決まったらトレード交渉が筋]
(野球)

 FAでソフトバンクに移籍した山川の人的補償騒動ですが,和田が流出危機だったとかでソフトバンクを叩いてるみたいですが,そんな問題じゃないでしょう.

 プロテクト枠から和田をはずしたということは,和田は放出してもいいと判断したってことではなく,はずしても主力はとらんやろということなら,そもそもプロテクト枠の意味がなくて,何年か前の内海のことを完全に忘れてるわけで,それはフロントが○ホということで叩かれてるんでしょうが,問題の本質は,ここで書いたように金にものを言わせたFA移籍に伴う勢力不均衡です.

 何度も書きますが,FAで移籍が決まったら,移籍に伴う戦力不均衡が生じないようにトレード交渉,つまり,FAで有力選手を獲得したら,同等の選手(群)をトレードで出さないといけないというのが筋というものでしょう.

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[そもそも人生がどうとか生き方がどうとか,そんな大した話じゃない]

 そもそも人生がどうとか生き方がどうとか,そんな大した話じゃない気がしてきました.

 人生で成功とかいうのは言うまでもないですし,人間という生物がたまたま知能や自意識(自分が自分であるという意識)をもってしまったことで,いろいろ余計なことを勝手に考えてるだけの話で,結局は,人生所詮退屈しのぎで,端から見れば,一匹の蟻が生まれて死んでいくのと大差ないわけです.

 ということで,というわけではないですが,「人生や世の中などいろんなことについて考えること」とかたいそうなタイトルはやめて,単に「いろいろ考えること」ということにしました(実は,何年か前から「生き方」というたいそうなカテゴリーはやめた).と言っても,「いろいろ考えること」自体,大した話じゃないんですけどね(笑).

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[相場の世界はゼロサムなのか]
(経済)

 再三,相場の世界は,ゼロサム,即ち,儲かる人がいれば,その分,損する人がいる,正確には,儲かる人は,極僅かなので,極僅かの人が大儲けして,大多数の人が少しずつ損している(まさに,金儲けとは,金を集めるということ.商売だって,結局,多くの人に少しだけ割高に売りつけて利ざやを集めてるってこと)と書いて来ましたが,ほんとにそうなのかなと考えました.

 日本市場のように上がったり下がったりということならそうですが,アメリカ市場のように長期的に右肩上がりなのなら,株を買っていれば,みんな儲かるので,ゼロサムではないという反例を考えてみると,どうして,アメリカ市場のように長期的に右肩上がりなのかと言うと,ずっと売る人より買う人が多いってことですよね.

 つまり,これも何度も書いてるように,経済が拡大するには,人口が増えていくことが条件なわけです.いやいやい,人口が増えなくても,一人あたりの所得が増えればいい? でも,所得が増えても,その分,インフレになるので,トントンですよね.

 てことで,アメリカ株がこれからも長期的に上昇して行くには,これまでのように移民をどんどん受け入れて,人口を増やしていかないといけないことになりますし,かたや日本は...ってことでしょうか.

 世界的に見れば,人口はまだ増えてますので,世界全体としては,ゼロサムよりは,僅かにプラスってとこですかね.

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[金儲けに目がくらんだ結果]
(世の中)

 日本がGDPで4位に転落する一方,C国は(今は不景気ですが)急成長してあっという間にアメリカに迫り,いつの間にか,二大大国ってことなんですが,独裁国家という言い方はどうかとは思いますが,少なくとも民主的な手順で指導者が決まってるわけではないので,指導者によって,大きくぶれる(優れた指導者ならともかく,逆ならおかしなことになる)ってことで,今は,いい方向に行ってなくて,それは,Rシアも然りでしょう.

 じゃあ,どうしてこんなことになってしまったかですが,やっぱり,金儲けに目がくらんだ結果だと思うんですよね.それは,C国やRシアが,ではなく,欧米や日本がです.賃金が安いC国で生産すれば,儲かるってことで,どんどんC国に進出して技術を盗まれ,経済を回して,エネルギーがどんどん必要になり,Rシアにエネルギーを大きく依存する状態を作ってしまったわけですからね.つまり,C国やRシアを暴走させてしまったのは,自分達の責任ってことですね.

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1/17'24
[1995年兵庫県南部地震から29年も経ったのに]
(地震防災)

 今日は,29年前,1995年兵庫県南部地震が発生した日です.先日,2024年能登半島地震が起こり,またしても古い木造家屋の倒壊で多くの人命が失われ,あれから29年も経ったのにと思ってしまいます.

 今回,現地に入って被害を見て思ったのは,被害の甚大さとともに,今の基準で建てられた新しい建物の被害の少なさです.つまり,今の基準で建てられていれば,1995年兵庫県南部地震レベルの揺れに対しても大丈夫だったわけで,それは,目を見張るものがあるのですが,30年近く経っても,そのような建物は,まだ少なく,耐震化は,充分に進んでいないとも思いました.

 日本全体では,いわゆる耐震化率,即ち,1981年以降に建設された建物,あるいは,1981年以降に建設された建物相当に耐震補強された建物の割合は,8〜9割と言われていますが,裏を返せば,1〜2割は,耐震化されていないということで,1〜2割の建物が全壊・大破すれば,甚大な被害ですし,耐震基準は,1995年兵庫県南部地震の木造建物の甚大な被害を受けて,2000年にも改正されているので,1981年以降に建設されたものの中にも今の基準を満たしていないものもあります.

 今回の地域の耐震化率は,全国平均よりかなり低いと言われてますが,地方でそういうところは,たくさんありますし,都市部でも古い木造建物が残っているところもたくさんあって,都市部だと被害率は同じでも,数が多いので,甚大な被害になってしまいます.新しい建物は味気ないということなら,古い建物を耐震補強することもできます.

 首都直下地震や南海トラフの地震もそうですが,今回のようなマグニチュード7クラスの直下地震は,日本全国,いつどこでおこってもおかしくなく,今回のような甚大な被害が生じる前に,対策をしておくことを考えないといけない,いや,行動を起こさないといけないのではないでしょうか.

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1/18'24
[とは言え,現実には]
(防災)

 とは言え,現実には,それが難しいこともわかっています.実際,1995年兵庫県南部地震から30年近く経ったのに今回の被害なわけですからね.

 一番大きな要因は,木造建物のほとんどが個人所有ということでしょう.学校などの公共の建物は,耐震化が進んだことと対照的で,最終的には,個人の責任なので,国や自治体がどうしろと強制することは,今の法体系では,できません.

 実際,交通事故に遭う確率があるとわかっていても,人は自動車に乗るわけですし,事故や災害などのリスクを完全に排除しようとすると,今の世の中,生活できなくなってしまうということもあるでしょう.

 ただ,事故に遭うリスクがあっても車に乗ることについては,気をつけて運転したり,保険に入ったり,安全性が高い車に乗ったりということをしている人が多いのに比べて,地震が来るリスクに対して,対策をしている人は少ないと思います.防災グッズを買ったり,家具を固定したりするのは大事なことですが,家が倒壊してしまえば,防災グッズを使うことすらできませんし,家具の固定も関係ありません.

 じゃあ,費用をかけて対策をすることがリスクに見合ってるか,即ち,大きな地震が起こって,どういう家に住んでいて,命を落としてしまう確率と,その確率をどれだけ減らすのにかかる費用はどれだけなのかは,計算できて,非常にざっくり言うと,耐震補強した方が得になることが多いです.そして,経済面だけではなく,「安心」というお金で買えないものが手に入ります.

 とは言え,私もそうですが,なかなか腰が重いですよね.でも,そういうことだけではなく,人間,確率が低い巨大なリスクに目をつぶってしまう(津波警報が出たけど津波は来ない,火災報知器が鳴ってるけど検査か何かで火事ではないと思ってしまう)という正常化の偏見があるので,そういうことも加味して判断する必要があると思います.

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[今回は,そうでもないです]
(日記)

 東日本大震災や2016年熊本地震のときもそうでしたが,大きな被害地震が起こると「非常事態」になって,大忙しになり,というか,忙しいのは,地震以外にもいろんなことがあるので,単に忙しいということではなく,いろんなところから問い合わせが来たり,メディア対応とか,被害調査に行くためにいろいろ調整したり,被害調査も大変なわけで,かなり疲弊するのですが,今回は,そうでもないです.

 もちろん,被災された人達のことを考えたり,倒壊した建物を目の当たりにすると,何とかならなかったものかといろいろ考えて,心的ダメージを受けるということはあるのですが,私は私でできることをするしかないわけですし,それは,今回に限った話ではありませんからね.

 じゃあ,どうして,今回は,そうでもないかですが,食事とか眠くなったらとにかく寝るとか,体調管理ができてるってことがあるかもしれません.あとは,共同研究者の先生達がとてもしっかりいろいろやってくださるのはほんとに助かってるというか,もう彼らが調査するのを私がサポートする感じですからね.

 でも,体調は悪くないのですが,心的というか,「一人,時々,みんな」で内的熟達的にやって行きたいところをそれとはかけ離れた状態になってるわけで,時々何か変と感じなるというか,地震関係以外のことに手が回らないというかその気にならないところもあって,体調が整ってるからそのくらいで何とかなった,そうでなかったら,やっぱり,やばかったかもしれませんね.

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1/20'24
(上の続き)

 体調管理ができてるというか,体調は悪くないと書いてますが,そうなんですかね? 単にあきらめただけのような気もします.

 40代, 50代の頃は,しんどくなったりすると体調が悪いと思ったものを,今は,しんどくなったら,もう歳で疲れやすくなったんだから,休むべしということで休んでるだけ,つまり,体調が悪いというのは,変わってない気もするんですよね.

 うーん,でも,確かにそういうところもありますが,テストステロンを増やす食材を摂取し始めたり,添加物排除生活を始めたりした時は,明らかに変化が感じられましたし,ほんとに体調が悪かった時は,ほんとにひどかったので,やっぱり,今の方が体調はいいんですかね.そっか,実際,評点は高いわけで(やはり,記録を付けてるのは大きいか),眠くなって少し眠っても,40代, 50代の頃と違って短い時間で目が覚めて,回復感は今の方がある感じはしますからね.

 でも,実際,歳はとってるわけでし,体調がよかろうかよくなかろうが,結局は,疲れたりしんどくなったりしたら休むしかないわけですし,やることは変わらないってことですかね.

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[K村さんのこと]
(バドミントン)

 気づいたらもう1月も中旬を過ぎて,思えば,正月にいきなり地震が起きて,記録を見た瞬間,大変な被害になってることがわかって,夜が明けてそれが現実になってしまって,何とも言えないやるせない気分になってるところに一通の年賀状(メール)が来たんですが,それは,私がかつて所属した社会人のバドミントンクラブ(Pーナ)の○村さんからで,そこに,Pーナの創設者で会長だったK村さん(ちょっと個人情報的なこともあるので伏せ字にしていますが,関係者はみんなわかるでしょう)が去年亡くなったと書いてありました.

 さすがにショックで,一瞬血の気が引いたような感じがして,しばらく茫然としていたのですが,K村さんのことを思い起こすと,バドミントンの練習とか(よく彼にスマッシュ&ネットの相手をしてもらった)合宿とか飲み会とかスキー(というかむしろ夜ささで飲んでる時)とかいっしょに過ごした頃の姿しか思い浮かばないのですが(昨日も夢で出てきた),考えてみたら,あれからもう20年とか30年経ってて,つまり,彼ももう70近かったわけで,私もそうですが,もうそういうことが起こってもおかしくない歳なわけです.

 でも,私がPーナを離れてというか,東京からつくばに行って,PーナにもK村さんにもいろいろあって,具体的には,K村さんのお母さんが亡くなって,彼が元気がなくなってしまって,Pーナの運営をどうするかとなって,彼がいろんな面でPーナを支えていたことがわかって,逆に一度解散しないといけなくなったり,文京区総合体育館が建て替えになったりとかで,一方のK村さんは,彼にとって非常に大事だったPーナを手放すようなことになったとか,お母さんを失ったこととか,ずっと苦しんで来たような感じで,そういう意味では,ようやくそういうことから解放されたんだなとは思いました(そう思うことにしました).

 でも,こういうこと,つまり,同世代から一世代上くらいの人が亡くなるということは,ポツポツ起こるようになってて,もちろん,若い頃にもそういうことは,あったんですが,ある程度の歳になると,そういうことの数が増えるのと同時に,しょうがない感も出てくるわけで,長生きとまで行かなくても,とにかく,ある程度の歳(70くらいか)まで生きてもらえるのは,ありがたいことだとも思いました.

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[10億円と生涯のパートナーとどっちを選ぶか 退屈しのぎ力と経済感覚と考える力]

 ちらっと見えただけですが,10億円と生涯のパートナーとどっちを選ぶかと言ってました.しょーもない質問なんですが,好感度命の芸能人は,当然のように生涯のパートナーで,だって,お金で買えないからとか言ってるのですが(一般人は,7割が10億円だったかな),そういう意味では,割と「いい質問」かもとも思いました.

 先に些末的なことを書いておくと,10億あれば,金に寄ってくるのもいるので,生涯のパートナーが得られるというのは,金で寄ってくるような奴は,生涯のパートナーと言えないということなんでしょうし,10億ではなく生涯のパートナーを選んでも,二人で頑張れば,10億は無理でも,お金は稼げるということもありますし,10億もらっても,生涯のパートナーに出会えるかもしれないんですが,そうすると,どう考えるかではなく,どっちの確率が低いかを計算して低い方を選ぶってことになるんですが,この質問は,そういうことをきいてるのではないでしょう(まあ,質問を考えた人間は,そんなことまで考えてないんでしょうけど).

 本題に入ると,いくらお金があっても,いっしょに喜んだりする人がいないと生きててもつまらないというのはそうでしょうが,お金がないと生きて行けないわけですし,10億という額がどうかですが,経済破綻とかしなければ,生きて行くのに困ることはないわけで,それが担保されるのはやはり大きいでしょう(とにかく,まずは生きて行かないといけないので.でも,働かなくていいとなると,仕事以外の楽しく退屈しのぎできることが必要).

 一方の生涯のパートナーですが,何度も書いているように,最期まで添い遂げることはできません.つまりは,どっちかが先に逝くということで,先立たれて辛い思いをするのは言うまでもないですし,自分が先に逝って最愛の人にそういう思いをさせるのも耐えられないでしょうし,どっちにしろ,ダメージは計り知れないと思うんですよね(今の私には,そのダメージをもう受け入れられないと思いますし,そういうことは,歳をとらないとわからないというか,実感が湧かない).

 そうすると,いつもの「一人でも大丈夫」が無敵論,せめて,「一人,時々,みんな」がいい論になってくるんですが,いくらお金があっても,いっしょに喜んだりする人がいないとつまらないというのはわかりますが,逆に言えば,いっしょに喜んだりする人がいなくても大丈夫というか,「一人,時々,みんな」で楽しく退屈しのぎして行けるのならOKということになってきませんかね.

 ていうか,いっしょに喜んだりする人ってどういうことでしょうね? 生涯のパートナーがいなくても,「一人,時々,みんな」でも,いっしょに喜んだりする人は,いくらでもいるんじゃないですかね.

 じゃあ,生涯のパートナーよりは,10億を選ぶ? いや,10億も要らないわけで,結局,10億も生涯のパートナーも要らないというか,しっかり,退屈しのぎ力と経済感覚と考える力を身につければ,誰でもいい人生が送って行けるってことですよね.

 うーん,でも,10億は要らないですが,生涯のパートナーが要らないと書くと,やはり,違和感がありますね.そりゃあ,そういう人がいればとは思いますからね.

 でも,いたらいたで失った時の耐えられないほどの大きな不幸が待ってるわけですし,一方,惹かれ合うような人と出会った時に,失うことを考えてパートナーにならないという選択はしないでしょうから,まあ,結局,なるようになる(しかない)ってことですかね

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[恩人]

 既にどこかで書いたかもしれませんが,「恩人」っていますよね.そして,恩人というのは,私が勝手に恩人と思う人ということであって,本人は全然そんなつもりなくても恩人になってしまってるってこともよくあります.で,生涯でどのくらい恩人がいるのかなと考えました.

 まず,両親は,言うまでもないですよね.そもそも,両親がいなければ,私はいないわけですし,父親が楽しそうに仕事をしているのを見て,私も興味があることを見つけて研究者になりたいと思ったことは何度も書きましたし,そういう方向性に悩むことはほとんどなくて,そして,実際に,興味があることを見つけて研究者になれて,楽しく過ごして来られたわけですからね.母親についても,父親が高二の冬に亡くなった後,そういう私の希望を持ち続けられたのは,彼女のおかげ以外の何ものでもありませんからね.でも,母親は,私が小さい頃は,とても厳しくて,それを何度も助けてくれたのは,曾祖母だったので,彼女も恩人かもしれません.

 その次は,青山先生と小谷先生ですかね.興味があることを見つけて研究者になりたいと思っていたのですが,肝心の興味があることを見つけるのに苦労したわけで,何とか建築構造に辿り着き,先生方の研究室に入って,研究というものに出会って,それまでずっと探し求めていたものにようやく出会えて,これでずっと飯を食っていきたいと思わせてくれたのは,彼らに間違いありません.何度か書きましたが,小谷先生の「世界最先端のテーマなので,しっかり心してやるように」という一言で,スイッチが(ようやく)入ったことも何度か書きました.

 それで,地震動のことをやることになり,地震研の南先生のところに行くようになって,いろいろご指導いただいたのですが,その後,先生の研究室に就職することになって,研究はもちろんですが,彼に人の道をいろいろ説いてもらったことは,やはり大きくて,まさに恩人ですね.

 ただ,その後,研究の方はうまく行かなくなってしまって,南先生も亡くなってしまわれて途方に暮れることになるのですが,纐纈先生に1999年台湾集集地震の被害調査に誘ってもらったことで全てがひっくり返ったことは何度も書きました.なので,彼も恩人なのですが,彼にしてみれば,東京都の宮崎さんに誰か若い人をということで私に声をかけてくださっただけなんでしょうが,私からすると,やっぱり,恩人なわけです.

 ただ,いろんな事情で(主として,防災は防災研でやるので地震研は防災には力を入れないというようなこと),地震研にいることは難しかったというか,いることはできたと思いますが,どこかに移った方がいいという状況だったことも何度か書きましたが,そういう折,移るならそこしかないというか,自分がやりたいことができる唯一とも言える公募が出たんですが,私は気づいてなかったか,そういう公募が出るということを公募が出る前に知らせてくれたのかは憶えてませんが,そういう話をもってきてくれたのが福山さんで,福山さんに打診してくれたのが金久保先生だったわけで,結果,移って大正解だったので,お二人とも恩人ということになりますね.

 そして,次は,こっちに移る時に,話をもってきてくれた人ということで,でも,今は,こっちに来てよかったと思ってるのですが,まだ現在進行中で,これから,ひょっとして,こっちに来るんじゃないかったとなるかもしれないので(まあ,そういうことはないと思いますし,そうならないようにしようと思ってますが),とりあえず,仕事関係では,ここまでということになります.ただ,恩人と言えるかどうかは,わかりませんが,私の研究人生において,壁谷澤先生の存在は,やはり大きくて,いろんな意味で,彼がいなかったら,全然違ったことになってたのは,間違いなくて,じゃあ,彼がいなかったらどうなったかと言うとそれはわからないのですが,結果的に,自分の研究人生に満足しているというか,今以上のことはなかったと思うので,彼も恩人なんだと思います.

 あとは,何と言っても,私の研究室に来てくれた学生達ですかね.もちろん,ちゃんと研究する学生,そうでもなくて手がかかる学生とかいろいろなんですが,彼らがいなかったら,ここまで研究を続けてきたかわからないというか,彼らがいるから大学をやめずに済んだわけで,まさに恩人ですね.

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 ほんとの意味で恩人と言えるのは,ここまでというか,それは,仕事をしないと生きて行けないというか,私にとって仕事が全てとは言いませんが,その占める比重は非常に大きいわけで,でも,仕事以外のところにも恩人というような人はいて,バドミントンは,恩人が多かったりするんですが,この記事を書こうと思ったのも,K村さんのことがあって,彼というかPーナがなかったら,全然違うことになってたというか,バドミントンを30を過ぎても続けて行くことはなかったと思いますし(そういう意味では,文京区総合体育館の掲示板を見たらと言った岸野も恩人かも),直接のきっかけになった松井さんも恩人ですし,バドミントンという競技の奥深さを身を以て知らしめていただいた阿部先生もそうですね.

 ピアノは,小さい頃,家まで教えに来てくれることで何とか続けられたと思うので,硲先生は恩人でしょうし,その後は,やはり,東大ピアノの会の存在が大きかったと思いますが,卒業してからも何とか続けてはいましたが,そういう折,何十周年かは忘れましたが,そのパーティーかなんかで,宮田に久しぶりに会って,ピアノプロジェに誘ってくれて,今にして思えば,ピアノプロジェがなければ,ここまで続けて来たかわからないわけで,誘ってくれた宮田や久先生もそうですし,何と言っても,ピアノプロジェがここまで続いているのは,伊東さんのおかげなので,彼女も恩人ですね.

 スキーは,誰が恩人なのかな.もちろん,いっしょに滑ってくれた人とか,スキークラブとかいろんな人の世話になったのですが(準指を受けるように言ってくれた会長の岩立さんとか),恩人と言えるかどうかというか,一番重要なのは,どうして全く興味がなかたスキーを始めたかで,そういう意味では,青山・小谷研のスキーがきっかけだったので,ここでも両先生が恩人ということになるんですかね.

 ゴルフの恩人は,間違いなく山本ですが,そもそも,ゴルフどんだけやっとんのや?というか,全然そこまで行ってないですし,彼と回れることはもうなさそうなんですが,もしなんかのきっかけでまたゴルフをするようになれば,彼が恩人ということになるんだと思います.山本が出てくれば,早田も出て来ますし,小中高といっしょで,彼の存在は大きかったのですが,恩人というのとは違うかもしれません,研究室で同期だった坂本もそうですかね.

 あとは,何かな,このサイトについては,書く対象というか,その題材になった人全てが恩人と言えますが,きっかけになった人とか,ある時から,突然,爆発的に書くようになったこととか,ここまで続いたことの恩人と言える人は思いつかないですが,もし私に文才というか,考えたことをものすごいスピードで文章をにする能力があるとすれば,小さい頃,そういうことを訓練してくれた(日記を付けさせられて添削されてた)父親ってことになるんですかね.

 相場については,始めたきっかけは,大分前に亡くなってしまったんですが,何度か出てきた通産省の官僚だった叔父さんで,彼には,大学に入った後,毎月のように食事に連れて行ってくれたので,相場関係以前に,恩人ですね.そういう意味では,K子さんには,いろいろ助けられたことは事実で,やはり,恩人と言えると思います.

 相場については,最初の方は,業績を見るとか普通にやるようなことをしていて,でも全然うまく行かなくて,このままではだめだということで,何年かして,とある本に出会って,その著者に兜町の事務所まで会いに行っていろいろ話をしたのですが,その方法は,今はもうほとんど使ってないのですが,相場を「そういう風に考える」というような自分の考えを作り出すきっかけにはなったと思います.

 こうして書いてみると,恩人が多いというか,いろんな人のおかげで何とかここまでやって来ることができたということなんですが,ここで書いた「恩人」以外にも,そういう人はまだまだいるわけで,でも,「恩人」というとなんか違うというか,むしろ,恩人以上に大事だったりする人もいるんですが,それは,また別の機会にということでしょうか.

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1/22'24
[何もしない]
(右脚)

 右脚の状態は,よくないのですが,右脚付け根が痛いというより,太股が筋肉痛というか,座ってる時は何ともないのですが,歩いたり横になったりするときに痛いというか違和感がある感じです.つまり,右脚付け根の痛みをとるためやってる右脚のアイソメトリックのストレッチのようなことが右脚太股の負担になって痛みになってるのかもしれないということで,しばらく「何もしない」ことにしようと思います.

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[そういうことをしておかないと,どんどんじり貧になっていく]
(世の中, 経済)

 日本株が上昇していて,新NISAの効果と言ってるのですが,買ってるのは外国人で個人は売り越してるわけですから,全くの嘘なわけで,そうやって,カモを引っ張り込もうとしてるわけです.

 でも,実際にどうなるかはわかりませんが,これって,貯蓄から投資へ,ではなく,貯蓄ってことですよね.つまり,積み立て投資とか言って,今まで貯金してたように投資させようとしてるわけです.年金2000万円問題というのがあったのですが,新NISAの枠とだいたい同じで,そういう形で投資ではなく貯蓄しろと言ってるってことですね.そして,それは(これから書くように)一理あったりします.

 世の中,これからどうなって行くかと言うと,AIとかロボットが人間がしてた仕事をするようになって,人間は,BIもらって仕事をしなくていいようになるとすると,仕事しなくてラッキーとは行かなくて,BIを払うのは,AIとかロボットを開発した企業やそれをうまく利用して成功した企業で,つまり,そこに富が集中するわけで,そういう企業と関係ない人は,どんどん貧しくなって行くわけで,BIもらえるようになったとしても,儲かった企業の僅かなおこぼれをもらうようなもので,生活保護レベルってことですし,何度も書いてるように,BIもらえるようになるまでの過渡期は,仕事がどんどん減って失業者で溢れてみたいなことも起こり得るわけです.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,成功する側に行く,そのために仕事ができる人間,考えられる人間になって,自分にしかできない仕事や技能を身につけるってのが王道ですが,手っ取り早いのは,成功する企業に乗っかることですよね.平たく言えば,AIとかロボットの開発に成功したり,それをうまく利用して成功しそうな企業の株を買っておくことです.

 つまり,新NISAとかは,どうでもいいんですが,そういうことをしておかないと,どんどんじり貧になっていくってことです(株だけ上がって自分の会社の給料は上がらず,年金も削られる一方,円安になって物価が上がって生活が苦しくなって行くイメージ).でも,AIとかロボットを開発に成功したり,それをうまく利用して成功して株価が暴騰する企業を当てるのは難しいですが,グロスとしてどういうところが勝ち組で生き残りそうかは何となくわかりますよね.

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(相撲)

 相撲は,霧島が優勝して綱取りなるかってことなんでしょうが,どうなんですかね.もちろん,可能性はないこともないと思いますが,一番,強くて安定してるって感じじゃないですよね.安定してるということなら,琴ノ若の方が安定してる感じもしますし,朝乃山も安定してたと思いますが,昨日負けて,休場になってしまいました.でも,朝乃山って勝つ時は,安定して勝ってるように見えるんですが,(大関の時も)意外とあっさり負けたりしますし,昨日もそんな感じでした.

 琴ノ若は,体つきがあんなだし(笑),あまり好きな力士ではなかったのですが,もう大分前ですが,彼がインタビューを受けてて,ものすごくしっかり受け答えをしていたのが印象的で,それで好きになったりはしてます.

 新入幕の大の里は,期待通りの大活躍で,はっきり言って強いです.伯桜鵬の時より力がある感じがします.でも,上位とはやってないので,そこでどうかですが,通用しそうな感じもあって,明日,琴ノ若とやるようなので,それでわかりますかね.熱海富士は,上位と当たる番付でさすがに厳しい感じでしたが,もう上位との対戦は終わってるので,勝ち越せば三役に上がりそうで,やっぱ,力はあるんだと思いますし,上位との対戦が終わったということでは,若元春も同じで,上位が潰し合えば,可能性はあるかもしれません.

 照ノ富士はどうかなあ.さすがに一頃の強さはもうないですし,乱暴な相撲は相変わらずで,危なっかしいですが,力にものを言わせてってことはありますかね?

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[命を削って弾かないといけない]
(ピアノ)

 ベートーヴェン−リストの運命の1楽章(の短縮版)がしんどくなったってことですが,テンポが速くて全力疾走するような曲がしんどいってこともありますが,感情移入しないといけない(感情的な)曲ももうしんどい気がします(そういう意味では,運命は,感情的でもある).

 具体的には,ベートーヴェンのソナタだと,熱情はもうしんどいですし,ワルトシュタインは,感情的ではないのですが,1楽章は,全力疾走的ですし,2楽章は,割とゆったりしてるのですが,最後のprestissimoは全力疾走ですよね.

 ショパンとかのロマン派は,どれも感情的ですし,一頃,メトネルのソナタにはまって悲劇的とか弾いてたんですが,めちゃめちゃ感情的な曲で,今から思うと,よーそんな曲弾いたなというか,今はもうとてもじゃない感じです.

 で,思ったんですが,感情的というか,感情移入しないといけない曲って,ある意味,命を削って弾かないといけないわけで,さすがにもう,そういうエネルギーはないってことですかね.

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1/23'24

 でも,じゃあ,若い頃は,熱情とかを命を削って弾いてたかというと,そんな感じでもなくて(もちろん,エネルギーがあったってことはありますが),何年か前,メトネルの悲劇的を弾いてたこともあったので,単に周期的に循環してるのかもしれなくて,運命もしばらくしたらまた弾く気になるのかもしれません.

 つまり,今は,いろいろ忙しくてエネルギーをそっちにとられて,エネルギーレベルが落ちてるからそうなってるだけかもしれなくて,気分的には,田園的な曲を弾きたい感じで,そういう曲なら弾く気になります(2016年熊本地震の時と似てる).

 なので,こういう感じで,その時,弾く気になる曲を弾けばいいってことなんですが,それだと全然仕上がらないので,人前で弾く的には,よくなくて,去年みたいになっちゃうってことですが,少しはそうならないようにできる範囲でマネージメントはするてことですかね(要はあんまり手を広げないということ).

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[激烈な矛盾]
(世の中)

 これからは,AIとかロボットがってことですが,もちろん,ほんとにそうなるかは,何とも言えないところもあるのですが,どう思います?

 そうなるとすると,AIとかロボットの開発に成功したり,それをうまく利用したところが成功して世界の富を独占するってことですが,それって,所詮,金儲けというか,資本主義の枠組みの中での話で,でも,仕事って,所詮,そんなもん,結局,仕事の多くは,AIとかロボットにできるようなこととも言えるわけです.

 もちろん,仕事と言っても,いろいろで,でも,仕事を生活費も含めて稼ぐ手段と考えるのなら,そういうことになってしまうということで,個人的には,そういう仕事はしたくない,AIとかロボットにはできないことをやって行きたいと思います.

 でも,その一方で,何度も書いているように,世の中を支えているのは,やれば誰でもできる,それこそ,AIとかロボットでもできるきつくてしんどい仕事をしている人達で,この激烈な矛盾は,何なんですかね.でも,今の流れが続くとすると,そういう人達は,どんどん厳しいことになっていくわけで,これまた大きな矛盾ってことですよね.

 結局は,世の中,賢く要領のいい奴が勝つってことなんでしょうが,賢く要領のいいというよりは,めんどくさいことをやる行動力がある奴という感じもしてて,そういう意味では,なるようになってる気もしますが,世界の富を独占とか言っても,必要以上のお金は要りませんし,世の中のそういうところから距離を置いて,経済感覚と退屈しのぎ力と考える力を発揮して,やりたいことやって楽しくやって行けばいいとも思います.

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[N銀は金融の正常化ができるか]
(経済)

 今朝のMーサテで,N銀が金融緩和を終えて金融政策の正常化ができるかということで,金利を1%にした場合と2.5%にした場合にどうなるかというのをやってました.

 N銀には何もできない,なぜなら,金利を上げると国債の利払いが膨大に膨らんで財政破綻するからと,このサイトで何度か書きましたが,それがどうかを解説してたってことですかね.で,中身はどうだったかと言うと,2.5%だと財政破綻するとのことです.でも,1%だとギリ行けるとも言ってました.どう思います?

 金利は,経済成長ですから,2.5%とかの経済成長は,もう夢のまた夢ってことで,結局,金利ほぼ0を受け入れて,経済成長しない中でやって行くしかないというのは,これまで書いてきた通りってことですよね.1%までは行けると言っても,外国人に売りたたかれて,もうそれに近い水準で,N銀が政策変更するというよりは,そこまでしか耐えられないってことでしょう.

 いやいや,日本企業の構造改革やデジタル改革が進みそうということで,日経平均が上がって,半導体工場を造ったりして,日本経済が復活するかもしれない?

 でも,もしそうなって,景気がよくなって,インフレになって金利を上げないといけなくなったら,それはそれでやばいわけで,もちろん,景気がよくなれば,税収も増えるのですが,国債の利払いも増えるわけで,非常に難しい舵取りが必要になる,失敗すると30年前のバブルの形成とその崩壊のように大変なことになるってことでしょう.

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 とか書いたら,N銀,金融緩和解除見送りというニュースが流れてました.やっぱ,できないってことですかね.

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[世の中全体を見て,どこに金や人を再配置するべきかを考えるべき]
(世の中)

 少し前ですが,このままでは,日本の人口は,今世紀末に6000万(今の半分以下)になってしまう,いくらなんでも,それはやばいので,せめて8000万になるように何とかうまくやって行きましょうというのをやってました.どう思います?

 もちろん,人口が多ければいいというものではないし,少ないなら少ないで,そういう中で身の丈に合った生活をして行けばいいということはありますが,今の世の中は,1.2億の人口をベースに作られているので,それを変えるのは大変です(80年で半分になるとしても,1年に1%弱ずつ(0.5**(1/80)=0.991)ってことなんですが,1年に1%ずつ変えることはできないことが多い).

 でも,何度も書いてるように,経済成長≒人口増加ですから,経済はしぼんでいきます.そして,それを受け入れるということです.でも,重要なのは,国としてのGDPよりは,一人あたりのGDPですから,そこを何とか維持するってことですが,今の日本の一人あたりのGDPは,先進国の中では最下位レベルで,実質もう先進国とは言えない状況です.

 でも,いつからそうなったかは,よく憶えてないですが(少なくとも私が若い頃は,そうではなかった),閉塞感や将来不安に溢れていて,将来に希望がもてない世の中ってどうですか? いや,人口が減っていくんだからどうしようもない? じゃあ,どうすれば?

 簡単な話ですよね.少子化を止めればいいわけです.産めや増やせやまで行かなくても,現状維持くらいで充分でしょう.それは,子供を作ったら補助金を出すという小手先のしょぼい政策ではなく(そんなことしても下手したらパチンコ代に消える),「子供を作りたくなる」状況にすればいいわけです.

 何度も書いてますが,「とりあえず,子供を作っておけば,勝手に育つ」くらいの社会にすればいいわけで,高度成長期は,そういう状況でした.具体的には,大家族とかご近所さんとか,誰かが面倒をみてくれたわけで,でも,昔のそういう状況に戻ることは無理で,女性が家庭に入って犠牲になってたわけで,じゃあ,現状でどうするかですが,何度か書いたように,保育施設の充実以外にないと思いますよ.

 そこに何十兆とぶっこんで,24時間,熱が出ても0歳児から面倒を見てくれるところを低料金で整えることでしょう.財源はどうする? 消費税20%にしてもいいですし,消費増税は,経済の減退を招くということなら,所得増税<(自営業者からは,マイナンバーでしっかり管理して徴収)でもいいでしょう(ここでもデジタル化がカギ).

 人材がいない? 目先の経済を回す仕事?してる人や孫の世話をしたい人はいっぱいいますし,給料が安いというのなら,そこは,財源を確保して時給を上げればいいわけで,そういう風に,世の中全体を見て,どこに金や人を再配置するべきかを考えるべきということです.結局,目先の経済を回すために借金を重ねるのではなく,もっと長期的な視点で一番やるべきことをやるということで,将来不安がなくなれば,経済だってよくなるはずです.

 でも,そういう思い切った大なたが振るえる自分の政治生命を賭けられる政治家がいるかってことですが,これが全く以て期待薄なのが最大の問題ですね.

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(相撲)

 大の里は,琴ノ若に完敗でした.立ち会いでうまく刺されて,力はあってもあれでは何もできないですね.つまり,技術というかうまさの差が出てしまいましたね.

 霧島は,勝ってはいるんですが,内容がよくないですね.こんなん感じで優勝したとしても横綱に推挙されるでしょうか.

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1/24'24
[公平じゃない,フェアじゃない]
(世の中)

 激烈な矛盾ですが,やはり,公平じゃない,フェアじゃないってことがあると思うんですよね.

 結局は,世の中,賢く要領のいい奴とか,その気になるものを見つけて行動した人間が勝つってことで,個人的には,そっちの方が得なんですが,やっぱ,フェアじゃない感じがしてしまいます.

 賢いとかいうのは,生まれつきのものがどのくらいあるかは,実は,よくわからないのですが,家庭環境の影響が大きいのは,間違いなくて,でも,子供は,親を選べないわけですし(親ガチャ),その気になるものを見つけて行動できるかも,結局,そういうことが大きい気がします.

 でも,全員同じの悪平等では,それはそれで問題ですし,ある程度の(後天的に獲得したものも含めて)能力差があることは,どうしようもないので,成果を上げた人,頑張った人が,その分,評価されたり,いい目を見るのは,まあいいでしょう.

 でも,今の世の中,そこが明らかに「行き過ぎ」てるわけで,その傾斜をもっと緩やかにするのが政治の役割なんですが,そこがしょぼい,そこに有能な人が行かなくなってるのが最大の問題で,もっと言えば,選挙で頭下げたり,金集めるのに四苦八苦したり,そういう状況を変えないといけないということでしょう.

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[災害に備える]
(生活)

 今回の能登半島地震のような甚大な被害が起こると(地震防災関係者とか関係なく)考えちゃいますよね.私は,(地震防災関係者で)現地に入ったので,よくわかるのですが,もちろん,倒壊して命を落とすような建物に住まないことが一番重要ですが(ていうか,地震防災関係者がそういう形で命を落とすわけには行かない.でも,医者の不養生ということはある),そこでサバイブできても,電気ガス水道といったライフラインが止まった状態で,生活して行くのは,大変です.

 特に深刻なのは,トイレだったりします.都会まで行かなくてもそれなりの街だとその辺に穴掘って埋めるというわけには行きません(特にマンション暮らし).能登半島地震のような直下のM7クラスの地震は,日本国中,いつどこで起こってもおかしくないですから,決して,他人事ではありません.

 お金があれば,少し離れたところに,今回の場合だと,金沢でしばらく避難生活でもいいとは思いますが,自宅がどうなってるかは,気になるでしょうし,毎週のように見に行くのも大変です.

 それで,どういう形でリスクヘッジしておくのがいいのかと考えました.もちろん,いろいろ考えられるのですが,お金の問題とか,その気になるかとか,普段も使えるかとか,現実的に考えないと実現性,継続性がありません.

 例えば,お金があるのなら,家を何軒かもっておくというのは,考えられますが,被災してもそこから避難すればいいとは行かないのは,2つ上のパラグラフで書いた通りで,そもそも,お金がかかりすぎます.普段,キャンプをする人は,それが対策になってるってことらしいですが,そのために,普段,キャンプをしようとは思いませんよね.

 そこで,気づくのは,どうして被災した自宅をほっとけないかと言うと,それが動かせないからですよね.じゃあ,動かせればいいじゃんってことで,キャンピングカーのようなもので,普段から生活するというのは,あるとは思いますが,普段が不便ですよね.だったら,トレーラーハウスならOK?(ちなみに,トレーラーハウスは,タイヤが免震的に挙動して,地震には強いと言われているが,ちゃんと振動実験したのかどうかは不明.でも,平屋なので,地震には強いでしょう).でも,被災地からトレーラーハウスを牽引して脱出するってのもねー.

 でも,キャンピングカーまで行かなくても,大きめのバンを少し改良して,そこで生活できるようにしておく,エネルギーは,ソーラーパネルとバッテリを用意しておいて,自給できるようにしておくってことですかね(これも必要な電力の一部でもいいので普段から使えるといい).そうすれば,被災した自宅を離れずに,何とか生活していけるかもしれませんし,いざとなったら移動することもできます.

 それに,莫大な借金を抱えた日本が財政破綻して,ものすごい円安になって,エネルギー価格が跳ね上がることもあり得ないとも限らないので,エネルギーを自給できるようにしておくことは,広い意味でのリスクヘッジになります.

 問題は,水とトイレですが,これは既にやっていますが,浴槽一杯に水を溜めておけば,しばらくトイレを流すことはできますし,仮設トイレが設置されたら,そこまでバンで移動することができます.川の水を浄化する装置も一応あります.飲む方は,賞味期限が長いミネラルウォーターをかなりの量,備蓄しています(普段使いながら少しずつ補給して一定数を確保).あるいは,循環システムのようなものもあるので,それを導入しておくのも一法かもしれません.

 でも,今回の地震でもありましたが,下水道が壊れると,流せなくなるので,そういう場合どうするかですが,まず,キャンピングカーのトイレですが,処理が必要なのは当然で,ダンプステーションというようなところに行かないといけないらしくて,しかも,まだそんなに普及してないみたいで,だったら,燃えるゴミとして出せる携帯トイレを買っておく方が現実的かもしれません.

 ただ,バンがガソリン車だと,ガソリンの備蓄が必要になるので,EVである必要があって,普段,使うことを考えると,あまり大きすぎないものがいいかもしれませんし,自動運転が付いてるといいですね.現状だと,日産のEVワゴンということになりそうですが,生産終了みたいで,実用的には,まだまだってことなんでしょうし,普段使うことを考えると,充電ステーションもそんなに普及してませんし,自動運転もまだまだだし,どこかで書きましたが,ソーラーパネルと蓄電池がペイするまであとちょっとなので,全部込み込みでもう一息って感じでしょうか.

 ちなみに,今は,(東日本大震災以来)ガソリンが半分になったら満タンにしてるのと,車の中で寝られるように(フルフラットにはならないので)長い板を用意してるくらいです.でも,今の仕事をしているうちは,職場もあって,ある意味,リスクヘッジができてるわけで,でも,ここをやめるまでに車とかソーラーパネルとか蓄電池とかが普段使いができるところまで行ってくれればとは思いますが,どうなりますかね.

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[最低気温が5度だとどういうところが]
(生活)

 昨日から今日と寒いです.気温を見ると,最低気温は,0度くらいですが,大学の行き帰りの朝夕は,数度という感じで,5度を下回るとしんどいですね(もう歳).

 ということで,最低気温が10度だとハードルが高いので,最低気温が5度だとどういうところがそうなのかなと思いました.

 で,(いつもの)勝浦を見たんですが,勝浦でも厳しいですね.今は,横浜とかとそんなに変わらない感じです.潮岬とか伊豆大島は,ギリ行ける感じですが,宮崎とか鹿児島だとちょっと厳しいですね.

 てことで,そういう日は,外に出ずに,出ても昼間だけというのが(リタイアしたら)現実的ですかね.

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[人手不足で賃上げでインフレになると]
(世の中, 経済)

 人手不足で賃金が上がっていて,それは,物価の上昇に繋がってインフレになって,経済の好循環になり始めていると言ってます.どう思いますか? 結構な話?

 そんなうまいこと行きますかね? ていうか,うまいこと行くところは行くってことですよね.つまり,激烈な矛盾で書いたように,そういうところだけ儲かっていって,激烈な二極化が進んで,多くの人は,どんどんじり貧になっていくということですよね.

 じゃあ,頑張って,数少ない勝ち組に入りますか? でも,競争なので,勝ち組がいれば,負け組もいるというか,ほとんど負け組という構図なわけで,そんな過当競争に参入するのは,割に合わないと思いませんか.

 お金なんかそんなに要らないし,そういう世の中から距離を置いて,金儲けなんかより価値あることを見出して,経済感覚を発揮してやって行けばいいと思いますけどね.

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1/25'24
[やりたいことやったらいいになる]
(世の中)

 でも,資本主義社会とは言え,そういう世の中の負け組になるのは嫌?

 だったら,熾烈な過当競争に参入するしかないってことでしょう.でも,これからは,というか,いずれは,商売というか金儲けすることも,野球で言えば,プロ野球選手になるのと同じくらい難しくなって,極一部の人間しか勝ち組になれないってことですね(でも,BIはもらえるので,最低水準の生活はして行ける).でも,これって...

 そう,再三書いてるやりたいことやったらいいってことですよね.野球をやりたければ,野球に打ち込んで,成功すれば,BI以外にも稼げて,最低水準以上の生活ができる,それは,金儲けとか商売とか働くことも同じようなことになっていくということです.

 なので,悪い話ではないと思いますが,問題は,そうなるまでの過渡期で,その間は,誰でもできる仕事はどんどんなくなり,求人はあるでしょうが,どれも誰でもできる仕事ではなくて(でも,給料は高い),AIとかロボットにはできないというか,自分にしかできないようなことがないと,ものすごく過酷な仕事をしないとか,非常に厳しいことになると思います.

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[人間の体は消耗品]
(体)

 右脚付け根ですが,「何もしない」ことにして(ただし,右脚付け根以外の体を整えることはやっている),そうすると,太股の痛みは,少しとれてきた感じはしますが,逆に付け根の痛みが出てきたりして,いたしかゆしという感じです.

 いろいろ,情報は集めているのですが,当てにならないというか自分には当てはまらないものが多くて,例えば,股関節痛のほとんどは,内股が原因なので,脚を外旋させるストレッチをしなさいというのは,私の場合,逆ですし,筋肉が縮んで凝り固まっているので伸ばしなさいというのも,私の場合は,逆です.整形外科や整体に行ってもよくならない,むしろ,逆というのもそういうことがあるのかもしれません.

 なので,自分で考えて,いろいろ実験しながらやるしかないのですが,実験なので,いつもうまく行くとは限らなくて,思い返すと,40代の頃,バドミントンの競技力が低下して行く時にトレーニングして逆に体を傷めたように,この期に及んでまた余計なことをしようとしている感じもしてきて,だったら,何もしない(少なくとも痛いのやしんどいのを我慢してやるようなことはしない)というのもありなのかもしれません.

 思うんですが,人間の体って,所詮,消耗品ってことですよね.つまり,一生のうちで動ける量が決まっていて,それを超えると耐用年限が来るってことです.もちろん,成長期は,トレーニングとかして,運動能力を上げることもできるのですが,トレーニングの多くは,組織を壊してたんぱく質を補給して再生という超回復なので,逆に耐用年限を縮めることになりかねません(実際,スポーツ選手の平均寿命は,平均よりかなり短い).

 なので,貯金を取り崩すように,できるだけ動かさないように,ちびちび使っていくということなのかもしれません.もちろん,寝たきりとか座りっぱなしとか,ほとんど動かないのは,よくないでしょうが,貯金を減らさず,体も何とか動くというバランスポイントは,思いの外,体を動かさないところにあるのかもしれません.

 バドミントンやスキーやゴルフ(は今は全然やってないけど)は,できれば続けたいですが,やる時は,まさに「貯金を取り崩す」,つまり,できるだけやらないというか,最低,これだけはやりたいというだけに留めておくということで,うまくなるとか強くなるために,やりたくないのに頑張って練習に行くとかトレーニングするなんてことは,もってのほかってことですかね.

 でも,そう考えると,なんか逆にほっとするというか,めっちゃ楽ちんというか,それはそれでありな気もしてきます.

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1/27'24
[追加被害調査]
(研究)

 おとといから,前回の調査で行けなかった珠洲と震度7を記録していたという門前町震度計周辺の調査に行ってきました(あと,穴水の追加調査も).

 珠洲の2点は,去年の地震でも行ったところですが,被害の状況は,全く違ってて,木造全壊率が40%を超える大変な被害でしたが,一方では,現在の耐震規定を満たしている新しい建物の被害がほとんどないのも穴水や輪島と同様でした.

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(相撲)

 (まだ,今日の取り組みは見てません).昨日は,照ノ富士が琴ノ若に勝って,霧島も勝って,2敗が3人並んだようです.霧島は,大分,よくなってきたと思いますし,照ノ富士は,力強さが戻って来た感じです.若元春は,下位に取りこぼしたようで,それでは,どうしようもありませんね.大の里は,上位には,通じませんでしたね.でも,こんなもんかとなるよりいいと思います.

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 今日の取り組みを見ました.琴ノ若と霧島は,琴ノ若が勝って,一方の,照ノ富士は,豊昇龍の休場で不戦勝で,これで,琴ノ若と照ノ富士の勝った方がということですが,両方負ければ,霧島にもまだチャンスはあるんですが,どうですかね.ちょっともう厳しいんじゃないですかね.あとは,やはり,琴ノ若の初優勝,そして,大関昇進なるかでしょうか.

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[もうサンダーバードじゃない]
(鉄)

 能登半島に被害調査に行く時や飯山にスキーに行く時にサンダーバード(大阪⇔金沢の在来特急)に乗ります.で,サンダーバードって,なんかいいんですよね(結構速いし通る景色や雰囲気もいいし金沢まで一本で行けるし.でも,車内で流れる北陸ロマンはあまり好きじゃないかな).

 でも,3月に敦賀まで新幹線が来ることで,サンダーバードは,なくなります.いや,なくなりはしないんですが,敦賀止まりになって,でも,それって,もうサンダーバードじゃないと思うんですよね(雷鳥は富山の鳥,でも,サンダーバードは,雷鳥のことじゃないけど,それは,JRのしゃれか).

 具体的には,飯山に行く時は,敦賀で新幹線乗換で,30分くらい早く着くみたいですが,金沢に行く時は,敦賀で新幹線に乗り換えないといけなくて,特急一本で金沢に行けるという状況ではなくなるわけで,30分しか違わないわけです.しかも,全席指定になるみたいでそれも不便です.今日は,指定はとってましたが,調査が少し早く終わって,少し早い電車の自由席で帰ってきましたが,そういうこともできなくなります(指定席替えをするみどりの窓口は長蛇の列だし,インターネットが使いものにならないのは,既に書いた通り).

 でも,去年の12月に黄檗のみどりの窓口がなくなって,隣の木幡まで行ってるんですが(でも,駅前に駐車場があるのは便利),これからは,インターネットをうまく使うことを考えないといけないんですかね.

 敦賀から先を京都や大阪にどう繋ぐかは,まだ全然ですし,当分の間は,敦賀止まりになりそうで,福井の人には,申し訳ないですが,関西に住んでる人間からすると,あまりメリットがないというか,サンダーバードが実質なくなる寂しさの方が強いですかね(まあ,でも,それでも,30分でも早く着く方がいいのかな).

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1/28'24
(日記, 相撲)

 昨日まで被害調査に行ってて,今日は,防災研で報告会で,さすがにちょっと疲れてきましたかね.いや,今日,ぐっすり寝たらすっきり回復ってことはないですかね.

 相撲は,照ノ富士が強かったですね.序盤,中盤は,乱暴で不安定だったんですが,終盤,よくなって力強くなって,そのまま優勝した感じです.琴ノ若は,優勝できなかったんですが,大関昇進でいいんじゃないでしょうか.一方の霧島は,出直しですね.

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[そういう巡り合わせというか,自然の流れというか]

 このサイトの読み返しですが,今は2019年の6月から7月くらいですが,読み返すと同じようなことがぐだぐだ繰り返し書いてあってなかなかうざい(笑)んですが,だんだん何かに近づいて,6月下旬くらいは,割といい感じというか,一応の結論めいたことに到達した感じで,そういうところに7月の上旬,移籍話が来たんですが,当時の心境は,何とも複雑で,でも,断るということを想像した時,それはさすがにないかなと思って,そしたらもう腹をくくるしかないという感じでした.

 でも,今にして思えば,割といい状態だったから受けられたけど,そうでなかったら,例えば,もうリタイアするとか考えてる時だったら,難しかったかもしれなくて,そういう巡り合わせというか,自然の流れというか,やっぱり,なるようになってるということですかね.

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[やらないといけないことが最小公倍数的に増える]

 怠けても自分に返ってくるなら受け入れるということを何度か書いたと思います.例えば,大学受験で勉強する気にならなくても自分が大学に落ちるだけなので,頑張って勉強しなきゃ,とはならないわけです(親に迷惑をかけると思わなかったのは,まだまだ子供だったってことですかね).

 同じようなことは,日常生活でもあって,身の回りのことは,自分でやっているのですが,例えば,掃除とかはそんなにしてなくて,それは,少々汚れていても気にならないからですが,誰かといっしょに住んでたらそうは行かないんだと思います.

 食事とかも,栄養をバランスよく充分に摂れて,美味しいと思って食べられれば,端から見てそんな手抜き料理(とも言えないようなもの)でも自分の中では充分なわけで,でも,これも,誰かといっしょに住んでたらそうは行かないんでしょう.

 このことが意味することとしては,誰かと住むと,どちらかが嫌じゃない方に合わせないといけないので,やらないといけないことが最小公倍数的に(アンドではなくオアで)増えるってことですかね.もちろん,それ以外のメリットもあるとは思いますが.

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1/29'24
(日記, 体)

 ちょっと疲れたかと思ったんですが,一夜明けて,そうでもないですね.というか,昨日の夜からそんな感じでした.

 いろんなことが錯綜していて,超忙しいと言っても,それがなんなん?というか,その実,大したことしてるわけじゃないと思いますからね.というか,そう思うことが大事ということでしょうか.

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 右脚はよくないです.付け根もそうですが,右脚全体ですかね.寝ている時が寝る姿勢によっては痛くて,でも,座ってる時は,何ともなくて,歩くのは違和感があるくらいですが,動かす方向によっては,ちょっと動かすと痛いです(なので,日常生活は,ほとんど問題ないですが).

 でも,やはり,「何もしない」というのもよくないでしょうね.被害調査に行って,悪くなったと思いますが,それは,歩き回ってというよりは,移動で車に乗ってる時に狭いところにずっと座ってる状態が続いたからだと思います.

 ということで,適度に動かすことにします.でも,この「適度」が難しいんですけどね.

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 左手人差し指がうまく動かないのもずっと続いています.PCのキーボードは,左手人差し指を使わないでも打てるようにして,それはすぐ慣れたんですが,ピアノは,左手人差し指を使わないわけには行きませんからね.

 でも,PCのキーボードで左人差し指を使わないようにすると,どんどん退化する気もして,でも,使うようにすると,やはり,うまく動かないので,タイピングスピードが遅くなります.力を抜くことが重要で,でも,うまく動かないとどうしても力が入ってしまって,益々動かなくなる感じです.つまり,やはり,脱力が大事ということですね.でも,これがとにかく難しいんですよね.

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[ポピュラー音楽のはしり?]
(音楽)

 車移動の中でいろんな音楽が流れていたのですが,ワルトシュタインがかかっていて,変わった演奏だなと思っていました.で,終盤で,例の8度進行のところに来たところで,「片手でとってる」(グリッサンドではなく)と思いました.演奏は誰かきくと,ファジル・サイとのことでした.で,さっき,YouTubeで検索して聴いてみたんですが,明らかに両手でとっていて,違う演奏みたいでした(まぼろし?).

 あと,ホルストの惑星がかかってるのをきいて,スターウォーズみたいと言ってました.でも,当然のことですが,惑星がスターウォーズみたいなのではなく,スターウォーズが惑星を真似してるわけで,でも,多くの人は,そうは思わないんでしょうね.そういうこと,いっぱいありますよね.実際,平原綾香のジュピターの方がホルストの惑星より有名なんでしょうし.世の中というか,商売とか金儲けなんてそんなもんです.

 ちなみに,今年は,ホルストの生誕150年で,アニバーサリーということになります(と,ピアノプロジェの打ち上げで言ってた).とは言え,ホルストと言えば,やはり,惑星なので,やるならこれってことですかね(田村さんがやったらと言ってたし).

 でも,ホルストの惑星って,なんか変な曲というか,独特ですよね.作曲は,1914〜16年で,まさにいろんな近現代音楽がどんどん発表されていた時期ですが,惑星は,音楽的に新しい何かがあるわけではなく,そんなに評価もされてないでしょうし,ホルスト自体,近現代音楽史上,何かした人でもないでしょう.でも,ラフマニノフやメトネルのようなロマン派の延長上でもないし,逆にメロディーは,ものすごくポピュラーで(木星の中間部が一番有名か),ポピュラー音楽のはしりというのは,言い過ぎですかね.

 あと,その時にかかっていたのは,カラヤン指揮のVPOの演奏だったんですが(この演奏でホルストの惑星が再び注目されるようになった),火星の金管のところ(↓)で,正直,下手やなあと思いました(今聴いてもやっぱり下手).でも,VPOと言えば,世界のオケの中でBPOと並ぶ存在なわけで,こういう曲が得意じゃないということもあるかもしれませんが,もう60年以上も前の演奏で,ピアノは今はみんな上手いわけで,オケも同様,つまり,今に比べると相対的に昔は下手だったということかもしれませんね.

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[株が趣味]
(世の中)

 株が趣味と言ってる(元スポーツ選手の)芸能人がいました.でも,株が趣味ってどういうことでしょうね?

 広辞苑によれば,趣味というのは「下手くそ」という意味ですから,株が趣味というのは,株で大損してるってことですよね(実際,先日,1500万負けたとか言ってたし).でも,損するとわかっててやるものですかね?

 パチンコとか競馬とか競艇って,損するとわかっててやるものなので,そういうものと同じように株をやってるってことなんですかね.でも,パチンコとか競馬とか競艇は,ほとんどの人が「趣味で」やってるんでしょうが,株はそうではないので,それじゃあ,負けるのは当たり前というか,そんなにお金をドブに捨てたいってことなんですかね.

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[新NISAで円安]
(経済)

 今朝のMーサテで,新NISAで円安になる(なってる)と言ってる人がいました.どういうことかと言うと,新NISAで買われているのは,日本株ではなく(日本株を買ってるのは外国人),オルカンとかSP500で,外国株を買うには,円を売って外貨を買わないといけなくて,その額が年間数兆円にもなるらしいです.

 これって,まさに泥船から脱出する人が増えるほど泥船は沈むの構図で,ぼーっとして何もしないと,円安でどんどん物価が上がって生活はどんどん苦しくなるってことですね.

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(続き)

 やらないといけないことが最小公倍数的に増えるですが,例えば,掃除なら,綺麗好き度が全く同じなら(でも,そんなことはあり得ないと思いますが)やることは増えないとなりそうですが,実際は,そうはならない気がします.

 具体的には,一人暮らしだと,このくらい汚れているけどまあいっかと思ったとしても,誰かと暮らしてると,まあいっかとはならない気がするんですね.それは,暮らしてる相手が自分より綺麗好きでなくてもそう思いそうというか,そういう状態で放置していることを誰かに見られるのが抵抗があるってことですかね.

 つまりは,最小公倍数以上にやることが増えそうな感じがします.

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1/30'24
[この「ギャップ」が一体何なのか]
(生活)

 ↑とか書くと,部屋が汚い(笑)みたいな感じですが,私の研究室に来たことがある人はわかると思いますが,そんなことはない,むしろ,綺麗な方だと思いますよ(多分).

 そもそも,どうしてこういう記事を書いたかですが,最近,被害調査とかでホテルに泊まることが多くて,ちゃんとしたホテルなら,毎日掃除してるわけですから,埃(ほこり)一つないピカピカな状態なわけで,そういうところから自宅に戻ると,ちょっとした埃とかにも気づくわけです(気づくだけで,そんなに気になるわけではない).

 でも,一日もすれば,すぐ慣れるというか元の感覚に戻るわけですし,そもそも,効率的実質的に言って,埃(ほこり)一つないピカピカな状態である必要はないでしょう.でも,ホテルなら毎日掃除してないと客は減るでしょうし,実際,私も綺麗な部屋に泊まりたいと思います.でも,私自身は,普段は,毎日掃除してるわけではない.

 そう,この「ギャップ」が一体何なのか,それは,ホテルだけではなく,誰かと暮らす場合も生じるわけで,このギャップの分,余計とは言いませんが,+αというか,それ以上の多くのことをしないといけないことになる気がするんですよね(要は,一人暮らしは,お気楽ということだとは思いますが).

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[政治と金の問題の本質]
(政治)

 派閥が主催するパーティーのノルマを超えた部分を個人にキックバックして報告書に記載しなかったことで(こうして書いてみると,長いというか,本質的に些末な問題ってこと),政治と金の問題がいろいろ言われてるんですが,問題の本質は,政治に金がかかることで,だったら,そこを是正すればいいわけで,選挙に金がかかるのなら金がかからない選挙に変えればいいし,金来火来とか,冠婚葬祭とかは言うまでもなく,秘書とか人を雇うのに金がかかって,現状では足りないのなら,必要な分をしっかり確保して,公費できっちりやればいいだけの話で(その代わり,国会議員の定員削減をやればいい),そこで競争が起こると,金を集める能力で政治力が決まるというおかしなことになるわけで,でも,金がかかるようにしておいた方が現体制を維持しやすいということで,今のシステムを変えようとしないということがあるとは既に書きました.

 でも,そういうことじゃない気がしてきました.つまり,現体制を維持しようとしているのは,政治家というより,献金をして自分達がやって欲しいことをやってもらおうとする経済界,広く言えば,今の資本主義の世の中ってことじゃないですかね.極端に言えば,K産党政権になると困るわけですからね.なので,無能な政治家に現体制を変えるようなことができないのは,当然なわけです.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,資本主義の世の中は,当面は変わらないでしょうから,どうしようもないってことです.なので,今回の問題も連座制の導入(というかこれまで導入されてなかったのが驚き)とか小手先のものになると思いますが,何度も書いてるように,小さな政府になって行ってもらえればと思いますが,政治家が無能になって行ってるのも,経済界が自分達の思うように政治家を動かすためにそうしてる気もします.

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[経済成長してもデフレなら±0?]
(経済)

 今朝のMーサテで,経済成長してもデフレなら±0と言ってる人がいました.具体的には,日本の失われた30年の間,少しずつは,経済成長してたけど,デフレだったのでそれが帳消しになってたと言うのです.どういうこと?

 だって,生活者からすると,給料は上がらなくてもデフレなら生活は楽になるわけで,じゃあ,帳消しというのは,どういうことかと言うと,企業サイドの話なわけです.

 つまりは,経済成長とか言っても,それは,企業が儲かることであって,国民の生活が楽になることではないわけで,これは,これからの流れというか,実際,そうなるかどうかはわかりませんが(でも,Aベノミクス以降,まさにそういう流れ),今,日本の経済界や政府が目指しているのは,インフレですから,企業が儲かって,国の税収が増えて,でも,それは,国民の生活が楽になることとは,全く違う,むしろ,激烈な二極化が進んで,生活が苦しくなる人がどんどん増えるということです.

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[何事も脱力]
(体, 何でも)

 右脚股関節というか右脚付け根ですが,玉石混交のいろんな情報から有益なものを選別するのが難しいのですが,脱力が大事と言ってる人がいました.

 どういうことかと言うと,痛みが出る原因は,(関節や軟骨には神経はないので)関節ではなく,回りについている筋肉が硬くこわばってるからで,痛いから動かさないのがよくないのはもちろん,力を入れて動かすと,どんどん硬くなって悪化するというのです.

 じゃあ,どうすればいいかですが,力を入れず脱力して勢いで動かせと言うんですね.そして,そういうトレーニング的なことをするだけではなく,普段の生活の時から,そういうことを心がけるべしということで,実際,年寄りの動きって,脱力の反対の力が入った動きですよね.そして,これって,いわゆる筋トレの真逆で,実際,筋トレの弊害として,筋肉が硬くなることはよく言われています.

 で,思ったんですが,左人差し指が動かしにくいのも,動かしにくい→力が入る→手がこわばる→益々動かしにくくなるの悪循環なわけですし,ここ数年ずっとやってきた体を整えることで,肩胛骨を回すということやってて,そしたら,全然練習してなくても以前よりショットが行くようになってて,そう言えば,肩胛骨を回す時って,力が入れずに緩めることをしてたことに気づいて,もっと言えば,人生所詮退屈しのぎって,脱力ってことだと思うんですよね.

 つまり,「何事も脱力」ってことで,それが右脚にも当てはまるかどうかはわからないのですが,一理あるというか,信条的にも当てはまるってことで,まあとりあえずやってみってことですかね.

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 思ったんですが,これって筋トレ的なことって,やばいってことで,早く動くためや速いショットを打つために筋トレすると逆効果のこともあるわけで,実際,バドミントンのストロークだけではなく,フットワークも脱力だと思いますし,若い時ならともかく,歳をとったら,もうそういうことはしない方がいいってことでしょう.

 それは,そんなことしたら体を傷めるのでやめた方がいいというだけではなく,そういうことをせずに,脱力して動かすというような違うことをした方が機能向上,運動能力のパフォーマンスが上がるってことですかね.

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[週刊プレイボーイ]
(仕事)

 テレビとか新聞とか週刊誌とか,いろんなところから取材があるのですが,ウェブに書いてあるのに見てなくて,とにかくインタビューして0から教えてもらおうとか,放送直前に連絡とかいうのは,断ってるので,引き受けてるのは,半分以下ですかね(それでも,結構,大変だけど).

 そういう中,週刊プレイボーイがあって,正直,週刊プレイボーイかーとは思ったのですが,ライターの方がものすごくしっかり勉強されてたので,受けることにしました(キラーパルスという用語は,できるだけ使わないようにお願いしてるのですが,週刊誌のタイトルとしては,まあしょうがないですかね.中身を読むと,そこに本質がないことはちゃんと書いてあるし).

 

 でも,週刊プレイボーイということは,そういう雑誌なわけで,私も若い頃,お世話になったとは言いませんが,1, 2回は,買ったことはあると思います.でも,よく憶えてないですが,当時は,アダルトビデオのようなものはないので,それなりの露出度だったんじゃないですかね.

 で,掲載誌が送ってきたんですが,そういう雑誌であることは,変わりなくて(笑),でも,こういう時代なので,露出は控えめというか,具体的には,いわゆるグラビアって感じですかね.

 でも,そういう逆風の中,よくここまで生き残ってきたなと逆に感心したりもしました.で,思ったのは,もちろん,そういうグラビアは,たくさんあるのですが,今回の地震の記事とか,それ以外の記事も結構あって,というか,むしろ,そこに力を入れていて,グラビアはアクセントというか付録というか,それのみが目的で買う人をターゲットにするのではない感じで,だから,何とか生き残って来たのかもしれませんね.

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[モーツァルトのピアノソナタ]
(ピアノ)

 単なる気分的なものだと思いますが,ふとモーツァルトのピアノソナタを弾きたくなりました.でも,何弾こう?

 ここで書いたように,好きなのは,K.311とか576なんですが,K.311は,じゃーん,と始まって,結構,せわしなくて,ちょっとしんどいし,K.576は,結構,むずいし.

 ついでに,モーツァルトのピアノソナタについて,ざっと紹介?しておくと,一番有名なのは,第1楽章がヴァリエーションで,第3楽章がトルコ行進曲のK.331ですかね.

 そっか,ついでにヴォロドスのトルコ行進曲も載せとこ.

 いや,ソナチネアルバムに載ってるK.545の方が有名だったりしますかね.

 あとは,イ短調のK.310も有名ですかね.

 K.332は,私は,結構,好きなんですが,ソナタアルバムに載ってて,ベタな感じはしますかね.

 ここに全集もあります.

 で,私が弾こうと思ったのは,何かと言うと,K.330です.K.311のように,じゃーん,としてないというか,音域がそんなに広くなくて,結構,モーツァルトらしさもあると思います.

 でも,いいなと思うのは,第1楽章の提示部だけなので,そこだけですかね.もちろん,そんなんでは,人前には出せませんが,モーツァルトのピアノソナタを人前で弾くことは,どのみちないでしょうし,(音を並べるだけなら)ほとんど初見で弾けると思いますが,何回か弾いたら満足というか飽きるかもしれないのでそれはそれでOKです.

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 モーツァルトのK.330(の第1楽章の提示部のみ)弾いてみました.

 もっと,すんなり,気持ちよく弾けるかと思ったのですが,意外と弾きにくかったです.一つは,やはり,左手がこわばっててうまく動かないということはありますかね.でも,脱力すれば動くので,脱力を意識することの練習になるかもしれません.

 あと,思ったのは,技術的にはそうでもないけど,音楽的には,と思っていたのですが,これも意外と技術的に難しいです(私が下手になったのかもしれませんが).細かくて速いところを粒を揃えて正確にはずさずに弾くのは,かなり難しいです(特にトリル).運指もかなり工夫が必要です.

 でも,逆に言えば,すぐ一通り弾けてすぐ終わりって感じゃなくて,しばらく楽しめるってことかもしれません.

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1/31'24
[モーツァルト(のピアノソナタ)は,めちゃめちゃ難しい]
(ピアノ)

 モーツァルト(のピアノソナタ)って,実は,めちゃめちゃ難しいのかもしれませんね.

 一通り弾くというか,音を並べるだけなら,そんなに難しくなくて,例えば,ベートーヴェンのピアノソナタに比べたら弾きやすいんしょうが,ボロが出やすくて,これを人前で弾けるところまで完成度を高めるのは,大変だと思います.

 バッハも似たようなところがありますが,モーツァルトの方がボロが出やすくて,理由としては,音が少ないこと,ペダルを使うところがほとんどないこと,音楽そのものがとてもシンプル(なのにこのレベルの音楽ができてることはまさに驚き)とかいうことがあると思います.

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[晴耕雨読でスキー]
(スキー)

 もう大分前ですが,リタイアしたら,スキーシーズンは,晴耕雨読でスキーに行きたいと書きました.でも,寄る年波というか,右脚の状態もよくないですし,そんなの夢のまた夢とは言いませんが,想像力が足りなかったってことかもしれません.

 これは,東京で準指を受けてた時のこと(なので30代の話)ですが,理論講習(いわゆる座学)があって,その講師の人がめっちゃトレーニングをしてて筋骨隆々で,私は,60過ぎてもスキーができるようにしっかり体を作ってると言ってたんですね.

 このことが意味することとしては,普通に何もしないのでは,60過ぎたらスキーなんかできっこないってことですよね.実際,一般の人を見ると,そんな感じがします.

 私は,一般の人ではないとは言いませんが,(今はほとんどしてませんが)ずっとバドミントンはやってましたし,少し前までは,スキーは,以前とそんなに変わらず滑れてたと思いますが,今の右脚の状態では厳しいと思います.

 まあでも,何時間もノンストップで滑り続けるとか,がんがんコブ斜面に入ったりせずに,中緩斜面を休み休み滑るくらいなら,まだ全然大丈夫な気はしますが,そんなんではつまらないと思ってしまうかもしれません.

 それで,晴耕雨読でスキーに話を戻すと,何となくイメージしていたのは,大宮とか熊谷とかの高崎線沿線に住んで,新幹線で越後湯沢に行くってことですが,越後湯沢の晴天率は,20%くらいなので,晴耕雨読だと,5日に1回,しかも,晴れてたら必ず行ける,あるいは,行く気になるとも限らないので,実質,週一か二週一ってことで,そのくらいなら,別段問題ないというか,こういうのも晴耕雨読(晴れの方がメイン)って言うのかなとは思いました.

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[パンツ]
(生活)

 もう大分パンツを買い換えてなくて,かなりゆるゆる(笑)になってきたので,買い換えました.でも...ちょっときついです(サイズはL.私のウエスト回りでLより大きいのはありえない.Mでもいいくらい).

 そう言えば,以前買い換えた時も,締め付けが嫌で,引っ張って伸ばした状態でしばらくハンガーにかけておいたこともあったんですが,そんなに効果はなかった気がします.

 てことで,元のゆるゆるの方に戻してしまいました.で,思ったんですが,もちろん,汚れたり穴が開いたり破れたりしたらだめですが,パンツを買い換える必要ってあるんですかね? ゆるゆるでも,その上からズボンを履けば何の問題もないですし,しょっちゅう買い換えないと細菌が繁殖するという研究結果があるというのも見たことあるんですが,まさにそんなこと言ったら..の世界ですよね.

 はじめからゆるゆるのものを買えばいいってこともあるのかもしれませんが,だったら,ゆるゆるのものを使い続ければいいってことですよね.てことで,ここでも,お金って,やっぱり,そんなに要らないんだなと思いました.

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[人員削減と株価]
(世の中, 経済)

 今朝のMーサテで,テック企業の業績が好調で,これからの見通しも明るいということなんですが,同時に大規模な人員削減計画も発表されて,株価も急騰してるらしいです.どう思いますか?

 このサイトでずっと書いて来たことが具現化してきてるってことですよね.つまり,将来,仕事は,AIやロボットがすることになって,BIがもらえることになるけど,そこに至る過渡期は,激烈な二極化が起こる,つまり,めちゃめちゃ儲かる企業とそうでないところに二極化していって,多くは,後者で,AIやロボットでもできることしかできない人は,クビになって路頭に迷うか,時給も安くて過酷な仕事をするしかなくなるってことです.

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[相場に勝つ方法]
(相場)

 これからはインフレになって行く一方,金利は上がらなくて,銀行預金とかだとどんどん目減りして行く,新NISAも始まったし,貯蓄から投資へとさかんに言ってますが,そんな口車に乗るなという単純な話でもないんですよね.

 20世紀後半の高度成長期は,インフレで物価も給料もどんどん上がって行ったのですが,年利7%とかの高金利で,そういう状況で,銀行の定期預金とかに預けずに現金を抱えてもってると,どんどん目減りしていったので,みんな定期預金とかしてたと思うのですが,それと同じような状況になってきてるということです.

 ただ,当時と違うのは,どこに「預ける」のがいいのか,判断が難しいということでしょう.今の人気は,SP500と全世界のようですが,そこに「預け」れば,年利5%とかで増えていくことが保証されてるわけではありませんし,株価の暴落が起これば,元本割れもあり得ます.

 じゃあ,それは怖いので,ほとんど金利が付かない銀行に預けていると,どんどん目減りしていくわけで,何度か書いたように,ほんとに難しい時代になったと思いますね.

 もちろん,インフレにならないかもしれなくて,そういう見通しをもってるのであれば,何もしないというのもありと考える人もいるかもしれません.でも,難しいのは,自分は,インフレにならないと思っていても,多くの人がインフレになると思うと,SP500とか全世界などの外国株や外貨を買うことで円安になって,ほんとにインフレになるんですよ.

 つまり,相場に勝つ方法としては,自分がどう思うかではなく,多くの他人がどう思うかを予測して先回りすること,ということになります.もちろん,それがまた難しいんですが,そういう原則がわかっているかどうかの違いは大きいでしょう.

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[ものは試しにふるさと納税をして]
(生活)

 ものは試しにふるさと納税をして,牛肉を返礼品としていただいて,一つ送ってきて食べたのですが,冷凍なので解凍してってことで,もちろん,おいしくないということはないですが,スーパーで100g300円くらいで売ってる国産牛肉を買ってきて焼いた方がおいしいです.

 もちろん,スーパーの肉も一度冷凍してるとは思うので,解凍の仕方の問題という気もしますが,15分で調理?できる的には自然解凍は無理なので(夕方食べるものを朝決めるのも嫌),牛肉以外の必需品を考えた方がよさそうです.でも,これがなかなかないんですよねー(どれも法外な高級品ばかり).

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