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8/1'20
[それで充分]
(日記)

 関東甲信が梅雨明けとのことで,夏らしいいい天気で,ようやく「夏が来た」ということでしょうか.

 と言っても,どこかに出かけようとも出かけたいとも思わないし,でも,外に出て遠くの空を見れば「夏だなあ」と思えるわけで,それで充分です.

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[総合選抜]
(大学)

 大学格付けというか偏差値の件ですが,(筑波大の)現状を知っておこうと思って,そういうものをつらつら見ていました.正直,何やこれ?というようなものが多いのですが,まあ参考になるのは,定量的という意味でも東進とベネッセの偏差値くらいでしょうか.どちらも,医学系と理工系がごっちゃになっていて見にくいし,東進のは縦に並んでいて見てられないので,ベネッセのものをつらつら見ていると...

 正直,所々,ほんとかなあというところもあるんですが,筑波大はだいたい旧帝大の中位から下位と同じくらいという感じで,特に新しい発見はないなと思ったんですが...ありました.

 このサイトでも書いたと思いますが,筑波大では,総合選抜というのが始まります.要は,東大みたいに入学時に大くくりでとっておいて,進振りみたいなことをして進学先を決めるというもので,〇長の肝いりで(むりくり)導入されたものです.

 おかげで,1, 2年生のカリキュラムは滅茶苦茶になりましたし(物理学実験がなくなって基礎実験が縮減するなど学べることが大幅に減った),東大ならともかく筑波大でそんなことやったらレベルが下がると教員会議では反対の意見がほとんどで(ていうか,工シスは,元々化学系を除いた工学系がだいたいあって,2年進学時に成績で4主専攻に分かれるということをしていたので大くくりを導入する意味はほとんどなかった),綱引きの結果,「部分導入」というある意味最悪の結果になったんですが,その「総合選抜」の偏差値が早速掲載されていました.結果はどうかと言うと...

 総合選抜は,従来のものとそんなに変わらないかむしろ上という結果ですね.まだ入試が行われていないのにどうやって決めてんだ?ってことはあると思いますが,志望校調査とかに基づいてるんですかね?

 でも,これは単に目新しいということはあるでしょう.実際に入ってみると,多くの学生は志望する学類には進学できないわけで,そこをうまくやらないと大変なことになります(というか,うまくやることは非常に難しいので大変なことになる).

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[進振りの今]
(大学)

 思ったのは,やっぱり医学部は偏差値が高いなあということですが,よく考えてみたら医学部って医「学部」じゃなくて医学部医「学科」ですよね(ベネッセのサイトにはちゃんと医・「医」と書いてある).つまり,定員100人程度の学科だから偏差値が高いということがあるわけです.

 もっと具体的に言えば,東大が理一とかじゃなくて,他大学のように理学部物理学科とか工学部応用物理とか学科で受験するともっと偏差値が跳ね上がると思うんですよね.

 ていうか,何気なく理学部物理学科とか応用物理とか書いたけど,今はどうなってるん?と思って検索をかけたら,こういう時代ということで,こんなサイトがあるわけです.

 で,つらつら見ていたんですが,何か様変わりというか,工学部なんか名前が変わって昔の何かようわからんものもありますね(でも,何日か前に書きましたが,名前を変えるのは,だいたい人気がないところなんですけどね).

 建築は(昔はそこそこ人気がありましたが)ずっと低迷してますね.むしろ土木(社会基盤)の方が点が高い? 名前を変えた効果(笑)? ていうか,A, B, Cって細分化して,そうすると,人気が高いところに集中してそこは点が上がりますからね.

 でも,全般にそんなに点は高くないし,それは理学部もそうですね.つまり,東大でも理工系離れが進んでるってことなんですかね.でも,農学部はもっと低いし,高いところはないという感じで,でも,平均は75点くらいあるわけで,どういうことかなと思うんですが,「宗旨替え」したところの点が異常に高くてそこに引っ張られてる感じですかね.

 実際,結構な数の宗旨替えがあって,昔は,理二から工学部にはほとんど行かなかった(よほどのことがないと行けなかった)と思うんですが,今はそこそこいます.つまりは,理一じゃなくて難易度が低い理二に滑り込んでおいて,大学に入ってから勉強するパターンが増えてるってことですかね.

 見方を変えると,今は昔と違って2回チャンスがあるのもそうですが,宗旨替えにも対応していて,東大もいろいろ苦労しているというか,学生に媚を売らざるを得ないというか,そういう時代ってことでしょうか.

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[評価とは違う動機付け]

 哲学的には「人生所詮退屈しのぎ」で,でもどうせ退屈しのぎしていくのなら,気分よく楽しく過ごして行きたいわけで,そのために具体的にどう過ごして行くのかということなわけです.

 まずは食べて行かないといけないのですが,やりたいことを見つけてある程度それと重ねるのがいいと思いますし,そうでなくても仕事は仕事と割りきってやりたいことをやって行く,あるいは,特にやりたいことなんかなくてもそれなりに楽しく(まさしく)退屈しのぎして行くのもありでしょう.

 でも,これは内的熟達的考えで,実際は多くの人は,もっと違ったところで動いている,具体的には,まずは報酬,つまり,食べて行くための,あるいは,散財するためのお金をもらうため,次が人との繋がり,つまり,評価とか社会的地位とかってことなんでしょうが,よくよく考えれば,お金は必要以上にあっても仕方ないし,評価とか社会的地位とかも人生の前半までの話なわけです.

 つまりは,社会的なこととかそういうものを排除して0ベースで「何をするか」ということでしょうか.やってて楽しく面白ければ,それだけで充分ですし,「たった一つのこと」でもそれが満たされればそれでOKなんですが,現実にはなかなかそうも行かないわけです.

 具体的には,研究の場合,単純にやってて楽しいってことがあるんですが,成果が出たらそれを論文とかにして世に知らせたいとは思います.それは評価されたいというのとは違っていて,評価されようがされまいが,知らせる重要性を自分が感じるのならやるということでしょうか.

 このサイトもそういうところがあるんでしょうね.評価されたい,より多くの人に知らせたいと思うのなら,もっと違う手段がありますからね.

 こうして見ると,内的熟達以外に,でも,人との繋がりではあるかもしれないけれど評価とは違う動機付けがあることに気づかされます.

 これって何なんでしょうね? 一種の自己満足ではあるので,人との繋がりというよりは,やはり,内的熟達に近いような気もします.

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 不特定多数の人達ではなく,少数でもレベルが高い人達にわかってもらえればいいということだと,一種の人との繋がりということになるんですが,確かにそういう人達にはわかって欲しいとは思いますが,じゃあ,誰にもわかってもらえなかったらやめるかと言うとそんなことはないわけで,やっぱり,ちょっと不思議ですね.

 でも,そういうことが動議付けになるのなら何でもOK的なところはあります.

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8/2'20

 結局,どういうことにその気になるかなわけで,それは人それぞれで,そんな金にならないことしてどうすんの?という人に内的熟達とか言っても全然通じないわけです.それはまさに素養の問題で,私からしたらそういう生き方こそ,そんなことしてどうすんの?なわけですし,そういう生き方は非常に危ういわけ(まさに今のこの状況が証明している)ですが,人のことはどうでもよくて,私は「私が」どういうことにその気になるかが知りたいというか,そういうものが(持続的に)欲しいわけです.

 やっていて単純に面白いのならやるんでしょうが,そうするとどういうことに面白さを感じるかということになって,わからないことがわかるというか,それは既にわかっていることを調べたり勉強するよりは,わかってないことを自分で考えてわかるとか解明することなわけで,じゃあ,どういうことをわかりたいか興味があるかは,正直よくわからないのですが,現状,そういうものはたくさんあるので,それはとりあえず置いておくということでしょうか.

 でも,やっていて面白いだけでは厳しいわけで,それに付加するものとして,研究なら論文などを書いて,このサイトなら文章を書いて世に知らせるということが付加的な動機づけになってると思うんですが,世に知らせると言っても,言ってもわからない多くの人に知らせたいとは思わなくて,極少数のわかってくれる人に知らせられたら充分なんですが,もし誰もわかってくれないほどのレベルに到達できたら,ほんとはそれが一番すごいわけですから「わかって欲しい」というのとは違うと思うんですね.

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[やりたいこととやらないといけないことがある]

 単純に言えば,やりたいこととやらないといけないことがある,でもいいかもしれません.やりたいことはいいとして,やらないといけないことは,食べて行くために働かないといけないとかもそうですが,単に稼ぐだけではなく社会や組織や人間関係の中で役割を果たすことも重要ですし,やりたいことをやるのに,研究なら,データをとったり解析したりするのにいろいろやらないといけないこともあるわけですし,論文を書くことを含めてもいいでしょう.音楽やスポーツなら,練習やトレーニングをやらないといけません.

 でも「やりたいこととやらないといけないことがある」では,なんて当たり前のことをってことなんでしょうが,いろんな紆余曲折を経て到達した場合とそうでないのでは,全然違うわけですし,最大のポイントは,実際の日常生活の中でどう動機づけをしていくか,そして,長い目で見てどうなるかなわけです.

 実際,やらないといけないこととの中にやりたいこと的な要素を見出すことや,やりたいこととやらないといけないことをうまくバランスさせることも重要で,「やりたいこととやらないといけないことがある」という単純な話ではないわけで,その辺の感覚を日常生活の中で「多次元的」にイメージできるかということでしょうか.

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 食べて行くのに精一杯,あるいは,仕事やいろんなことで忙殺されて,やらないといけないことがほとんどを占めているのなら,いろいろ考える暇なんかなくて,それはそれでOKと考えがちですが,「近く時々遠く」的には,自分の人生一体何だったんだ?ということになりかねません.逆にリタイアしてやらないといけないことがなくなって,やりたいことだけになってもだめだと思うんですよね.

 ですから,やっぱり,「やりたいこととやらないといけないこと」のバランスですかね.リタイア前は後者に,リタイア後は前者に大きく偏りがちで,それがハードランディングの大きな原因になってるわけで,そこをできるだけうまく調節できればということでしょうか.

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[地方は観光で]
(世の中)

 GoToトラベルですが,地方経済は観光で成り立ってるので,と政治家が言ってました.だからー(ずっと書いていますが)それがそもそも危ういんですよ.景気が悪くなったら景気をよくすることだけ考えるのではなく,景気が悪くなっても何とか食べて行けるように経済の仕組みを作っておくことが重要で,新型コロナは特殊事情だからここさえ乗り切れば,ではなく,そういうことを教えてくれてるんだから,謙虚にその声に耳を傾けるべき,具体的には,何かに依存する経済ではなく,地方は地方である程度自立できる経済を目指すべきで,それは,地方に限らず国全体,そして,世界も同じです.

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[一番より独創性]

 こんなこと書くと,じゃあ,お前は○○で一番になりたいのかと言われそうですが,(このサイトを読んでくださってる方はわかると思いますが),そんなことには興味がありません.一番より独創性なわけですし,独創的なら一番とか何番とかそんなことは超越しますからね.

 ですから,どこの大学にいても,自分にしかできない独創的な研究ができてるのならそれでいいということです.でも,世の多くの人は,そういうことを絶対的ではなく相対的に評価してしまうということなんでしょうね.

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(相撲, 野球)

 相撲ですが,序二段まで落ちて帰って来た照ノ富士が幕尻から優勝しました.体が治りさえすればやっぱり強くて,相撲も以前のような強引さも(少し)なくなって,単なる幕尻優勝ということじゃなくて,もっと上まで行ける,具体的には,大関復帰,あるいは,横綱だって目指せるんじゃないですかね.実際,今一番強い感じすらしますからね.

 朝乃山は途中まではよかったんですが,照ノ富士には力負けですし,昨日足取りで負けたのは,あまりに無警戒というか無様でしたね.琴勝峰は最初はよかったんですが,(組んでもよしのはずなのに)組むとだめで,それこそ照ノ富士に負けたあたりから,あまりいいところはなかった感じです.

 野球は,今週はソフトバンクと6連戦だったんですが,やっぱりピッチャーが打たれて(ニールも打たれて),打線も抑えられていいところなく1勝4敗で,今日どうしても勝たないといけないところをソフトバンクの長谷川が新型コロナに感染して中止でちょっと厳しいことになってきました.

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8/3'20

 でも,一番より独創性とか言っても,ギネス記録じゃないですが,アリを数える速さで世界一になってもしょーがないわけで(そっか,アリの数え方で世界「一」だから一番か),何が独創的かが重要なわけです.それは,マイナーよりはメジャーということもあるかもしれませんが,それだとメジャー度ランキングで一番とか相対的な話になるわけで,意外と難しいと思います.

 でも「そういうこと」で何をやるかを選ぶのではなく,やりたいか,その気になるかで選べばいいというか,そうでないと独創的なことなんかできっこないわけで,つまりは,社会的に成功するかしないかは始めから決まってると言えますし,社会的に成功しようと思ってもやることを選んでもなかなか成功しないわけですが,やりたいこと,その気になることを思う存分できれば,社会的にどうかなど関係なく,それこそ成功でしょう.

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[やらないといけない理由]

 言い方を変えると「やらないといけないことのやらないといけない理由をよく考える」ということかもしれません.

 食べて行かないといけないからとか言っても,実際は,食べて行くのに必要な分以上を稼いでいるわけですし,じゃあその余剰分は何なのか,ほんとに必要なのか,他にやるべきことがあるんじゃないのかってこともあるでしょうし,今日はピアノ弾きたくないなと思っても,明日は弾きたくなるかもしれなくて,そうすると,今日サボった分明日弾けなくなるのは嫌だなとかいろいろあるわけで,でも,多くの場合,ただ何となく「やらないといけない」と思ってるけど,その実,そうでもないことって結構あると思うんですよね.

 でも,リタイア前は,(ほんとはやらなくてもいいけど)やらないといけないことを減らした方がいいですが,リタイア後は,やらないといけないことが激減して,それが逆転するわけで,やっぱり,なかなか難しいと思うんですが,やりたいことの蓄積があれば,やりたくなくなっても「またやりたくなるかもしれない」がどのくらい使えるかでしょうか.

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 どこかで「やりたいことなんかない.やらないといけないことがあるだけ」と書きましたが,やらないといけない理由を考えて行くと,やらないといけない理由もないような気がしてきて,ほんとに難しいというか,「人生とは退屈なものである」という哲学を思い知らされますね.

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8/4'20
[(あまり深く)考えない]

 逆に言えば「やらないといけない理由」を(あまり深く)考えないということで,これは多くの人が実行しているんだと思います.働かないと食べて行けないから働くんだよと言う人の多くは,実際はそこまで働かなくても食べて行けるけど「そういうことにして」(やらないといけないことにして)「退屈しのぎ」をしているわけです.

 ピアノが上手くなりたいから練習しないといけない,バドミントンが強くなりたいから練習とかトレーニングしないといけないと思っていても,じゃあどうしてピアノが上手くなりたいのか,バドミントンが強くなりたいのかと考えて行くとよくわからなくなってくるので,とりあえず「そういうことにしておく」わけですね.

 もちろん,よくわからないけどやりたいことがあって,そのためにやらないといけないことがあるのと,特にやりたいことがないから働くのとでは大違いですが,「よくわからないけどやりたい」が安定しない(昨日はピアノが弾きたかったけど今日は弾きたくない)のが何とも悩ましいわけです.

 いずれにしても,あまり深く考えずに「そういうことにしておいて」,楽しく気分よく過ごして行けるのならそれもありとも思うのですが,これって結局,「臭い物に蓋をする」ってことで,解決にはなってないわけで,でも,別に解決する必要もなくて,臭い物に蓋をしたまま人生を終えられればそれでもいい気もしますが,他に大事なものがあるのに考えないから気づいてないのかもしれなくて,よりよい解があるのならそれに近づきたいとは思いますし,そういう模索をすることがやりことということもあるわけです.

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 解決できることとできないことをどれだけ区別できるかってことかもしれませんね.実際,解決できないことはいくらでもある(最後は死ぬとか歳をとって行くとか好きな人に振り向いてもらえないとか)わけで,そういうものはさっさと「諦める」(考えない)ことが肝要です.一方,考えて解決できるものは解決した方がいいかもしれません.

 その境目というか,私がよくわからないのは,何度も書いているように,やりたいことがあったとしてもそれが持続しないことです.そしてそれは,多くの人がそうで,だから,やりたいことではなく,やらないといけないことにして何とかやってるわけですよね.

 でも,これはおそらく「わからない」んだと思います.そもそも,どうしてやりたいのかがわからないわけですからね.それは,多分,先天的というか好みの問題で,好きなものは好きだし,嫌いなものを好きになれと言われても難しいわけですからね.

 でも,その一方で,何でもやればそこそこ面白いってことはあるわけで,そうすると,益々わからなくなってくるんですが,こんなことやってどうすんだ?ってことはやりたくないですし,今のところの私の考えとしては,とにかく何でもいいので,やりたいと思えることがあればいい,やりたいとまで行かなくても,やろうと思えることがあればいい,そして,それは一つのものが持続しなければ,いろんなことをやって行く中で,その時々でどれか一つでも引っかかれば何とかやって行けないかなということでしょうか.

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[何となく見えてきた]
(片付け)

 片付けですが,何となく見えてきたというか,少なくともどこに何があるかわからない状態のものはなくなったと思いますし,「いつでも引越しできる状態」かどうかはともかく,もし引越しすることになったら,どういう荷物があって,何を廃棄して,FBとかダンボールに入っている荷物がいくつあって,ダンボールに詰めないといけない荷物はそんなになくてそれがダンボールいくつ分くらいというようなことがわかってる状態にはなりました.

 あとは,分類収納している荷物を整理したり電子化したりして廃棄して行けば,荷物はもう少し減るとは思いますが,今までのように劇的に減ることはなくて,減ってもあと 2, 3割ってところでしょうか.でも,ライフワーク的には,どんどん減っては行くんだと思います.

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[退会と返上]
(スキー)

 ここで書きましたが,スキークラブから今年度の会費とか登録費の案内が来たので,退会することを伝え,県連盟にも資格(準指とC検)を返上する連絡をしました.

 これで私のスキーライフが終わった,わけではなく,資格や所属がなくなった(単なる1級に戻った)というだけで,これからスキーも内的熟達的にやって行けたらと思います.でも,やっぱり何かが終わった感じはしてしまいますね.

 実際,スキーもようやく?フィジカルの衰えを感じるようになってきて,先シーズン研究室でハンターに行ったんですが,未だかつてないほどのガリガリのアイスバーンで,例の左上のコブ斜面ですが,あのくらいの斜度なら技術的には全然滑れるんですが(ていうかいつもは普通に滑ってるし),フィジカルが不安というか怪我しそうな気がして入れませんでした.

 つまりは,練習してこれからもどんどん上手くなっていくというわけには行かないと思うのですが,そういう中でも技術は磨けるというか,動きを洗練して行くことはできると思うので,まあこれもできる範囲でということですかね.

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[超低金利?状態]
(生活)

 メインで使ってるクレジットカードですが,お知らせが来て11月以降還元率がまた下がるようです.ぱっと見書き方が姑息で(1000円で11ptが1250円で11ptになると書いてある),でも計算すればすぐわかるわけで(でも,これで引っかかる人もいるんだろうなあ),ついに1%を切ったので解約して乗り換えようと思いますが,還元方法が利用代金から差し引くもので,適用は3か月後とかなので少しパズルが必要です.

 で,乗り換え先ですが,恒久的な還元率だとリクルートカードの1.2%が最大で(1.25%というのもあってこれも作ったけど,実質全然使えない代物だった),これは既にもっていて年会費も0だし,お米が買えることもわかったし,これを使うということですかね(nanacoとも連携).つまり,使用カードが1枚減るわけで,それは朗報ですかね.

 でも,昔は還元率2%近くだったんですが,どんどん目減りして行って,まさに超低金利?状態ですね.

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[ほっとくしかない]
(世の中)

 GoToトラベルの一方で,帰省は控えてくださいというのは,矛盾してると言う人がいましたが,矛盾してませんよ.観光で(宿代で)お金を使ってくださいってことですからね.つまりは,感染云々ではなく「お金の問題」ということです(ほんとしょぼい).

 それにしても,感染拡大が続く新型コロナですが,世の人々はどう思ってるのでしょうか?

 感染が怖いのなら夜飲み歩いたりしないでしょうから,怖くないというか,自分は大丈夫,感染しても大したことないと(特に若い人達は)思ってるわけですよね.そして,それが感染拡大の原因になってるわけです.

 つまりは,どんなに感染が広がろうが,店が開いてる限りは飲みに行くわけで,それは店を開けてる方も同じなんですが,感染が広がれば客は減るし,店から感染者が出ればもっと厳しいことになるわけで,客も店も自分で自分の首を絞めてるわけです.

 もうほっときゃいいじゃんとすら思いますが,そうすると国や自治体は何やってんだ?ってなるんですが,実質,国や自治体は何もできないわけで,ほんともうほっとくしかないんじゃないですかね.大変なのは病院ですが,キャパ以上は受け入れられないわけで,まさに「しょうがない」ことでしょう.

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 でも,気が合う奴と飲みながら話をすること以上に楽しいことなんかそうそうないですよね.

 そう言えばなんですが,一時話題になったZoom飲み会はどうなったんでしょうか? もうみんな飽きた?

 このサイトでも何度か書きましたが,いつでもどこにいてもできるし,これでほぼほぼ事足りると思いますし,私も一頃は結構やってましたが,そう言えば,最近はやってないですね(ある意味,一通りやったってことか).

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 こうしてみると,やりたいことややることがなくても,ずっと話してられる相手,あるいは,会って話す人がたくさんいればってことになりますかね.そして,それはかなり楽しい状況でしょう.

 でも,人が相手だと,自分がその気じゃないときもつき合わないといけないこともあるわけで,やっぱり,一人でも大丈夫が無敵だと思うのですが,これもバランスの問題というか,やっぱり「一人時々みんな」がちょうどいいですかね.

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8/5'20
[クラウドファンディングみたいなもん]
(世の中)

 T京都はもうお金がなくて休業要請しても月に20万しか出せなくて,これじゃあ屁のツッパリにもならないのは明らかで,実際(既に書いたように),何もできないということでしょう.でも,何度も書いてますが,自治体とか国が休業補償をするというのは,関係ない国民も巻き込んで負担させて,潰れるべき店まで救済してるわけで(何年かしたら大変なことになってますよ.それこそ夜の街で散財してる場合じゃないですよ),その店がほんとに必要なのなら必要とする人が負担するのが筋でしょう.

 ということで,店が自分でクラウドファンディングでも何でもやればいいと再三書いてますが,国が自治体(も税金で食ってる)ができることとして,そういうプラットフォームでも作ったらどうかと思ったんですが,結局民間に外注するしかないから既存のもの使えばいいだけの話か.キャバクラとかホストクラブなんか元々クラウドファンディングみたいなもんですし(笑),飲み屋も似たようなもんでしょう.

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 あと,ガバナンスの問題はあるでしょうね.

 阿炎が会食に出かけて休場させられたのは,ある意味,相撲協会の中でガバナンスが一応機能してるわけで,プロ野球とかJリーグも感染者が出たら,その組織の中で対応しているわけです.

 夜の街も野放図に勝手に店をやるのはやはりまずくて,ある程度取りまとめる何とか協議会みたいなのがあって,そこでルールを作って自分達でしっかり対策をする,感染者が出たら自分達で対応するのが筋でしょう.

 じゃあ,国はどうなんやということなんですが,政府が(ガバメントなのに)全くガバナンスが効かない,国が何を言おうと国民は言うことをきかないわけで,それは国民の民度の低さもありますが,政府がしょぼすぎて全く信頼されてないというのが最大の問題ですね.

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 とか書いてますが,私自身は,こういう状況でも特に何も困ったこともなく,涼しい部屋でのうのうと過ごしてこういう文章を書いてるわけです.でも,こういう事態になることも想定してたというか,目先の経済を回すことに乗せられて散財することもなく,一か八かの濡れ手で粟の商売をするわけでもなく,ちゃんとリスク回避をしてやるべきことはやってきました.

 そして言えるのは「これで終わりではなくむしろ始まり」ということです.これからもっと大変なことが次々と起こってきますよ.つまり,今の状況を乗り切るのではなく,今の状況になったことを教訓として,今までと全く違う方向性で考えないと,ひどい目に会ってる人はもっとひどい目に会うことになるでしょう.

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(日記)

 研究成果の解説第2段(大地震時の建物損傷度を単一加速度センサーから判定する安価な装置の開発)を書きました.何とか週一くらいで書いて行ければいいですね.

 今日は(ようやく?)気温が上がって夏らしい気温になったみたいですが,うーん,あんまり実感ないですね.

 ていうか,暑いのに(工事現場とかで働いてるわけでもないのに)どうして出歩くの? エアコンが効いた部屋にいればいいじゃん.今は小中学校にだってエアコンあるんですよね.家にいたら電気代がかかる? 外が暑い昼の時間帯にエアコン付けてるといくらかかるか計算したことありますか? 買い物に行かないといけない? 夕方涼しくなってから行けばいいじゃん.

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8/6'20
[奥が深い?]

 二冠に王手をかけた藤井さんを取り上げてて,将棋は奥が深いと言ってました.でもよくよく考えてみると,奥が深いってどういうことでしょうね?

 単純に考えれば,極めたと思っても実際は全然極めてなくてまだまだ先があって「奥が深い」ってことなんでしょうが,注意が必要というか,どこかで書きましたが,将棋もそうですが,スポーツでも「人と人が対戦する」ものであれば,相手も極めようとするので,誰にでも勝てるというところに来たとしてもそこから相手も強くなるのでそうは行かないことになるわけで,でもこれは将棋が「奥が深い」というのとは違うと思うんですよね.

 実際,「人と人が対戦する」ものであれば,高校野球もそうですが,ジャニーズの運動会(笑)でもそれなりに見られるわけで,スポーツで商売する側からしたら,食いっぱぐれなしとは言いませんが,どこまで行っても(レベルがどんどん上がって行っても,あるいは下がっても)楽しめるわけで,将棋でAIが人間に勝っても人間同士の対戦を(楽しむ人は)楽しめばいいわけで全然関係ないわけです.

 でも,選手というかプレーヤーとしては,そういうものではなくて,競技力を高めることが第一義だと思うのですが,相手に勝つには壮絶な駆け引きとかがあったりするわけで,それも競技力の一部で一種の奥深さかもしれませんが,究極は,双葉山の言うところの木鶏というか,相手なんか関係ないところにあるわけで(まさに内的熟達),真の奥深さはそういうところにあると思うんですよね.

 もっとわかりやすく言うと,相対評価ではなく絶対評価ということで,でも,世の中のほとんどは相対評価なので注意が必要,世界一になったからと言って極めたことにはならないということでしょうか.

 陸上とか水泳なら相対評価ではなく記録という絶対評価があると言う人もいるかもしれませんが,記録自体が相対評価(世界記録だと,金メダルのように今世界一じゃなくて,過去遡っても世界一というだけの話)であることに注意が必要です.逆に,選手がよく自己ベストということを言いますが,これは一種の絶対評価と言えるかもしれません.

 そういう意味では,将棋の場合,AIの出現によって,自分の絶対的位置が測れる?というか,少なくとも自分の中で競技力を向上させて行ける状況になったのは,大きいかもしれません.でも(盛り上がっているから誰も言わないけど)AIで解ける範疇のものにそんなに奥深さはないとすると,結局,(AI君からするとしょぼいレベルの)人間同士の相対的な戦いの話ということになりますが,陸上で人間と車が競争しても勝ち目はないので,まあ「そういう話」ということでしょうか.

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[米中新冷戦]
(世の中)

 米中新冷戦と言われていますがどう思いますか? 思い出されるのは,20世紀の米ソ冷戦でしょう.これは,いわゆるイデオロギーの対立が背景にあったわけですが,米中新冷戦の場合,中国は共産党によって統治されていますが,中身はもうバリバリの資本主義ですよね.

 じゃあ,アメリカと中国の違いはどこにあるかと言うと,自由かそうでないかでしょうか.そして,これはなかなか難しい問題です.

 実際,今回の新型コロナの状況を見てもわかるように,「衆愚」であることは否定しようがなくて,だったら有能な中央政府がしっかり監視して制御した方が世の中の秩序が保たれるし効率的に機能するという側面はあるでしょう.

 問題は,中央政府が有能かどうかでしょう.そういう意味では,中国は共産党の一党支配ですが,その中で上り詰めるには激烈な競争があって,ある意味,自由競争が行われているわけです.日本の高度成長期を有能な官僚が支えたのとよく似ていますが,中国の場合,分母が半端ないですからね.

 じゃあ,今の中国のやり方でいいのかってことですが,言論統制とかの独裁状態はまずいでしょう.つまり,おかしなことをする,しそうになると,それを止める仕組みが必要ということで,そうすると民主主義というか選挙ということになるんですが,多くの民主主義の国がまさに衆愚というか,この国民にしてこの政治家あり状態になっていて,今の状況としては,中国の勢いを止めるのは難しそうな気がします.

 でも,アメリカも一歩も引かないでしょうから,20世紀の米ソ冷戦のように今世紀いっぱいくらいそういう状態が続くということですかね.

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 じゃあ,日本はどうしたらいいかですが,どうしようもないんじゃないですかね.

 安全保障的には,アメリカの傘下に入ってるから大丈夫と思ってるとしたら全然甘くて,アメリカの立場に立てばわかると思いますが,アメリカが米軍を日本に駐留させてるのは,日本を守るためではなく,日本を最前線の盾にしてるってことですよ.

 逆に言えば,盾は必要なので,中国の勢いが続く以上,アメリカが日本から撤退することはないんですが,有事になれば戦場になるのは日本ということです.

 つまり,そういうことにならないようにお祈り(笑)するしかないってことですね.じゃあ,それがどういう状態かと言うと,米中のパワーがある程度バランスしている米中新冷戦ということでしょう.中国が失速すればいいというのは違ってて,そうなったら北朝鮮のように体制を維持するために一か八かの勝負に出ることも考えられますからね.

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[こんな感じでしばらく]
(世の中)

 メディアでは感染者数が増え続けて危機的状況という報道ですが,視聴率を稼ぎたいというのが一番でしょうが,過剰に怖がらせて動きを止めようということもあるでしょう.実情としては,4月と比べると重症者数はまだ全然少ないですから,医療崩壊にはまだ大分あると思います(医療関係者はそうは言わないでしょうが).

 ですから,こんな感じでしばらくやって行くんでしょうし,個人的にはむしろ望むところです.

 でも,夜の街とか○○とか客が来るのを待ってるような他力本願の商売は自業自得でしょうが,医療関係者はそうは行かないわけで,患者が増えて大変になるのならその分見返り欲しいと思うのが(多くの)人間でしょうから,感染者,特に重症者を受け入れたら,その分リターンがあるようにするのが国がやるべきことでしょう.

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[綺麗に2つに分かれる]
(世の中)

 昨日だったかな,アビガンで注目を集めている富士フイルムの会長が出てて,まず驚いたのは,もう80過ぎてるって言うんですよ.でも,ものすごく精力的というか,とても80過ぎには見えないし,サラリーマンとかビジネスマンにとってはああいうのが理想なんですかね?(でも私の理想とは違うかなあ)

 富士フイルムは,2000年くらいからでしょうか,デジカメの出現によって,フィルム事業という屋台骨を失ったわけで,そこから自分達の技術を使ってできることは何かと考えて,医薬品とか化粧品事業で結果を出して今がある,それを主導したのが彼ということで,未だに影響力をもっていて,80過ぎてもトップに君臨しているということなんでしょうか.

 そして,彼が言うには,新型コロナの後は元に戻るんだそうです.今の感じだと,そんなことはないと言う人が多いと思うのですが,ああいう風にリーダーが力強く確信を持って言えば,下々の者も付いていくんでしょうね.

 彼の言うことは単純明快で,元に戻るというか,戻らないとつまらないじゃないですかということで,経済の大原則としてはやはり成長を続けないといけないということでした.でも,目先の経済を回して経済成長してもしょうがないわけで,ここまでだと他の経営者が言うことと大差ないんですが,富士フイルムがやってることは,アビガンもそうですが,化粧品でもシワを防ぐ美容液ができたら嬉しい人は多いんですよね.

 つまりは,割と目先の経済を回すのではないようなことをやっていて,それなりの説得力はあるとは思いました.まあでも,ビジネスというか経済での話ではということですけどね.

 思い返してみると,いろんな経営者がいますが,ただ金儲けをしているだけの人もいれば,そうでもない人もいて,割と綺麗に2つに分かれるような気がします.

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[目的なんか要らない]
(このサイト)

 いろいろ考えてこのサイトに文章を書く時間は,平均すると1日1〜2時間くらいですが(記録を付けていて,この1年は1日平均1.6時間),積み重なるとすごいことになってるわけです.

 でも問題は,このサイトがどうこうじゃなくて,いろいろ考えてこのサイトに文章を書くことで「私がどうなって来たか」ですよね.そういう意味では,少しずつですけど「思索の時間」を積み重ねていることに間違いはないですし,確実に何かに近づいて来た気はします.

 でも,そういうことを目的として頑張ってやってるわけじゃないし,だからこそずっと続いているわけで,やっぱり,目的なんか要らないんだなと思いますね.

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(日記)

 週一でとか言ってたんですが,研究成果の解説第3段(震度や地震の揺れと被害に関する基礎知識)を書きました.と言っても,以前書いていたものをもっと一般的に書き直しただけですが,こんなペースで行けば,意外とどんどん進むかもしれません.

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[余計なお世話?]

 (筑波大の)大学ランキングというか,学生にもっと高い意識をもって欲しいという話ですが,考えてみたら余計なお世話かもしれませんね.別に最先端の研究とか,それを通して自分を成長させることに興味がない学生もいるでしょうからね(でも,そういう学生は,うちの研究室には来ない方がいいかなあ).

 もっと言えば,学生に限らず誰かと関わるとき,相手に期待してはいけないというか,そもそも他人を制御することはできないわけですし,向こうも私を必要としていない,関わりたくないと思ってるかもしれないわけで,そうするとそういう人とは関わらない方がいいとなり,そう考えれば,随分と気が楽にもなってくるものです(こうして,『「一人でも大丈夫」が無敵論』に傾いていく).

 もちろん,最先端の研究をして成果を出したい,自分を成長させたいということであれば,いくらでも手助けしたいと思いますが,そうでなければ,当人の自由なわけですからね.でも,水準に達していなければ,卒業,修了することはできないのは言うまでもありませんし,学生以外の場合も期待できないというか,私を必要としていないと思った人とは関わらないことになって行けばいいんだと思います.

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8/7'20
[人付き合いをどう考えるか]

 そもそも,広い意味での人間関係というか人付き合いをどう考えるか,ということだと思うんですよね.

 大前提として生きて行かないといけない,そのためには働かないといけないとすると,会社に就職したり,そのために大学に行ったりするわけです.そうすると,ほんとは付き合いたくないけど,食べて行くためにしょうがなく付き合うというか,指導教員とか上司とか取引先の言うことをきかないといけないわけです.

 仕事以外だと家庭と友人関係ですが,家庭も小さい頃は親の言うことをきかないといけません.でも,友人関係なら職場や家庭のような上下関係はあまりないですかね(あるところもあるけど).

 ちなみに,何度か書いていますが,私は基本的に人間関係に上下関係はないと思っていて,学生は指導教員の言うことをきかないといけないのではなくて,対等に議論して学生が教員を論破すればいいわけです.そんなの無理と言うのであれば,それは上下関係ではなく能力差ということですから,それはそれで仕方ありません.

 他人はともかく,人間関係について私がどう考えているかと言うと,これも何度か書いていますが,1. 付き合いたくない人間とは付き合わない 2. 付き合いたい人間とは付き合いたいけど,向こうが付き合いたくなければ付き合わない に尽きます(なんてシンプル).

 私が付き合いたいというのは,単に私が付き合いたいという場合もありますが,相手が私のことを必要としてくれて,かつ,それが私にしかできないというか,ほんとに必要としてくれているのなら付き合うというのも含まれます.

 もちろん,全て0か1かという単純な話ではなくて,この人とはこういう範囲で付き合うけどその範囲を越えるところでは付き合わないとかいう場合もありますが,その場合も1.2.の原則に変わりはありません.

 でも,多くの人は,生きて行くために付き合いたくない人間と付き合わないといけないんですよね(会社とかの組織の○ホな上司とか上層部とか,高圧的に無理強いしてくる取引先とか,パワハラまがいの指導教員とか).

 つまり,私には「付き合いたくないのに付き合わないといけない人間」は(ほとんど)いないということになりますね.これは世間一般からすると驚くべきことなのかもしれませんが,私自身が行動してそうなるように環境を構築してきたことはありますが,いろんなしがらみとか金とか社会的地位とか評価とか変な拘りを捨てれば,大分近づけるとは思いますけどね.

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[魅力がない?]
(大学)

 こういうご時世ということなのでしょうか,私が担当している工学システム学類(学部や学科に相当)を紹介する動画というのが作成され,まもなく公開されるようです.私も見ましたが,よくできていて,作成に携わっていただいた先生方のご苦労というか,ありがとうございましたということですね.

 工学システム学類というのは,「急速に細分化が進み専門化され過ぎた工学を,新しい観点から整理し,系統だてて教育することにより,様々な問題を解決できる独創的な人材を育成」し,「工学(融合複合・新領域)及び関連のエンジニアリング分野」が対象ということで,中身的には,システムデザイン,人間・機械・ロボットシステム,計測・制御工学,コミュニケーションシステム,,固体力学・材料工学,構造・防災・信頼性工学,流体・環境工学,熱流体・エネルギー工学,リスク工学などがあるんですが,と書いて思ったんですが,工シスのウェブサイトのトップページに行くとそこでは中身がよくわからないですね.これでいいのかな?(担当教員・研究室紹介をつらつら見て行ってやっとわかる感じ)

 それはともかく,動画ですが,よくできてるということは,高校生が見て「ここに行きたいな」と思わせるということで,内容的には,やっぱり,ロボットとかAIとかVRとか宇宙とかエネルギーを前面に出して,あとは「いい雰囲気」感を(笑)ってことですかね.もちろん,動画の中には工シスの分野が網羅されてはいるのですが,私のところには素材の提供などの話は来なかったと思います(多分).

 というか,話が来ても動画で見栄えするような素材はもっていないので,そうすると「魅力がない」ということになってしまうんでしょうか? じゃあ魅力って何?

 私の研究室の魅力は何かというと,主として構造動力学という物理を使って,地震動で構造物が壊れて行くという現象をどれだけ説明できるか,そして地震防災に繋げて行くってことで,これって動画で説明するようなことじゃないですよね(建物が壊れて行く動画を作っても全然本質とは違う).

 もっと言えば,F=maってすごいと思わない? こんな簡単な式で世の中のほとんどの目に見える現象は説明できちゃうわけで,それを拡張した運動方程式に非線形性を考慮することで構造物の地震被害を対象にそれを突き詰めて行くって面白くない? しかも成果が出たらそれがダイレクトに防災に繋がるわけでやり甲斐があると思わない?ってことなんですが,それじゃあ今時の高校生にとっては魅力がない?

 だとすれば,それはそれで別に構わないですかね.私は「私が」面白いと思うこと,やり甲斐があると思うことをやりたいし,学生に来てもらうために「私が」面白いと思わないことをやろうとは思いませんからね.つまり,これも人付き合いをどう考えるかの原則通りということです.

 でも,現実問題を考えると,工シスの紹介動画は,まさしく限りなく最適解に近い,とてもよくできてるということになると思います.問題は,そういう世の中に(ある程度)迎合するのかしないのかということですが,学生を集めないといけない大学の立場としては,(ある程度)迎合するしかないということでしょう.

 つまりは,工シスの問題ではなく,世の中の問題ということですが(何度も書いていますが),よく考えもせずに見栄えがする目に付くものにぱっと飛びつく人が増えてきてどんどん変な世の中になってきたと思いますね.でも,そういう中で,そういうものに流されず,自分がほんとは何をやりたいのか何ができるのかをよく考える人が生き残ると思いますし,私もそうやって生き残って来たので,どんな世の中になっても,そういうやり方を変えるつもりはありません.

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 でも,構造動力学はともかく,地震防災って世の中からかなり注目されてるし,結構目立つ分野ですよね.ですから,ちゃんと宣伝すれば食いつく学生もいると思いますが,工シスの中ではそう思われなくなってきてるってことですかね.思い返せば,ここに来た頃は,全然そんなことなかったわけで,もしそうだとしたら一体何がどう変わってしまったのかと思ってしまいますね.

 あるいは,YouTubeじゃないですが,動画がメインの媒体になってくると,その魅力が伝わりにくいってことかもしれませんが,そんな世の中に迎合してまで媚を売ろうとは思いませんし,私自身について言えば,だからどうこういうことがないのは上で書いた通りです.

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(バドミントン)

 こういう状況でも特に問題もなく快適に過ごせているのですが,唯一問題があるとすればバドミントンができないことでしょうか.え?と思った人もいると思いますが,筑波大の体育館は未だに原則使用禁止なんですよ.バドミントン部は違った形で何とか活動を再開していますが,職員のクラブは業を煮やしてとうとう外部の体育館で活動を始めたようです.バドミントン部も公式な活動はできてないわけで,一体どうなってるんでしょうか? まさに大学の上層部が○カで陸の孤島になってるわけです.

 私個人的には,どこか練習するところがあれば練習するとは思いますが,今はどのサークルにも所属していなくて(正式な所属は筑波大バドミントン部ということになる),どのサークルも正式には活動をしてないことになっているみたいで,連絡も来ないので実質練習できない状態です.

 でもこれも「原則」に従えば,それはそれでしょうがないってことですね.どうしても練習したければ,私から連絡して無理やりにでも混ぜてもらうんでしょうが,そこまでしないってことは,その程度のことってことでしょうからね.

 でも,練習しなくなってどのくらい経ったのかなと思って調べてみたんですが,4月から練習してないみたいで,てことは,4か月ですね.これだけ長い間練習しなかったのは,大学を卒業してからだと,バークレーに行っていた1年と40代半ばにしんどくなってやめたとき以来ですね.そのときは,体は動かしてましたけど,今はそんなに動かしてません(座り過ぎて体が固まらないようにするためのちょっとした体操みたいなのと,動きを洗練するために1日5分か10分くらい体を動かすことくらい).でも,食べる方はしっかりコントロールしているので体重や体脂肪率はむしろ低下していますし,感覚的には「動ける」感じはします(でも心肺系の持久力はなくなってると思う).

 過去の2回のときは,それなりの競技力の低下はあったとは思いますが,致命的というほどではなかったですかね(でもそんなの関係なく致命的?というほど競技力は低下してると思うけど).でも,今とそのときとでは年齢が大分違うので,このままだと再開が難しくなるかもしれませんね.

 でも,ここのところずっと頑張らないと練習に行けない状態で頑張って練習に行ってたわけで,今はある意味いい休息になってるとは思うのですが,どこかの時点でどうするか考えないといけないかもしれません.

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8/8'20
[前代未聞の事態?]
(世の中)

 今日からお盆休みで,でも,(国や自治体の曖昧な指示で)帰省していいのかだめなのかどっちかわからないという前代未聞の事態ですとかメディアは言ってます.

 そんなことだからだめなんですよ.そんなことも自分で判断できないんですか?

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 三密を避けマスクをして手洗いうがいもちゃんとやってるのに感染したという人続出だそうです.

 だからー,そういう誰かに言われたことを守ってるから大丈夫という「考えない」姿勢だからそういうことになるんですよ.

 手洗いしてからどこかに触ってませんか? その手で自分の顔とか顔の粘膜を触ってませんか? マスクをずらしたりしてませんか?

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 でも,感染が広がった方が儲かるところもあるわけで,こういう世の中ですから,感染が広がるように様々な手段で仕掛けてるところもあるわけです.つまり,いろんな情報が錯綜するのは当たり前で,じゃあどうしたらいいかですが,自分でしっかり考えることで,それができない人は情報に振り回されてどんどん搾取されることになります.

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 でも,これまた「余計なお世話」なんでしょうね.自分で考えるのが嫌で,誰かの言う通りにしてる方が楽だと言う人が多いわけで,それでひどい目に会ってもまさに自業自得なわけですからね.

 それが回りまわって余計な税金としてやってきてもそんなに大した額ではないでしょうし,こういうことが重なって行って最終的に経済破綻とかになったとしても,そういう流れは誰にも止められないわけで,だとしたらそうなっても大丈夫なようにしっかり対策をしておくということですし,そこで途方もない大きな差になって表れるということですね.

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[プロテインがブーム]
(世の中, 体)

 もう大分前からプロテインはアミノスコア100の「食品」なので,特に運動していなくてもたんぱく質摂取を補助するのに活用したらいいと書いてきました.そしたら,いつの間にかプロテインがブームらしくてコンビニ(にはほとんど行かない.行くのは牛乳を買い忘れたときくらい)にもコーナーがあるらしいです.

 こういうことはこれ以外にもよくあって,正直,あまりいい気分はしないんですが(普通は自分に先見の明があったということでいい気分になる人が多いんでしょうが),いい気分にならない理由は,やっぱり,ブームになってるということは,それで金儲けしようとしてるってことです.

 プロテインそのものはほとんど味がなくて溶かして飲めば「不味い」ものです.でも,それを(金儲けのために)飲みやすく美味しくしてるわけですね.でもそれが最大の罠で美味しくしてるってことは変なものをいっぱい混ぜてるってことですよ.

 体のためにプロテインを摂取してるつもりが体に悪い変なものを摂取してることになってたら,何やってんの?ってことです.そして,そういうものは他にもいっぱいあります(野菜ジュースとか青汁とかサラダチキンとか).

 じゃあ,どうしたらいいかですが,プロテインは完全無添加の「不味い」ものを使いましょう.でもそれじゃあ不味くて続かないから美味しくするにはどうしたらいいかですが,簡単で,これも完全無添加の野菜ジュースとかオレンジジュースとかりんごジュースと混ぜて飲めばいいだけの話です.味の好みは人それぞれですから,自分が好きな「調合」を研究するといいと思います.

 私は,SJJ→IUJでそれを実践していますが,一番簡単なのは,オレンジジュースですかね.これも既に書きましたが,アミノ酸を吸収するのに必要な糖質も得られます.

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[老後は静かに過ごしたい]

 「老後は静かに過ごしたい」というフレーズがきこえました.そうですね.私もそんな感じですかね.

 でも「静かに過ごす」ってどういうことですかね? 一日中ぼーっとして過ごすこと? そこまで行かなくても,特に何をするでもなく,テレビやインターネットを見たり本を読んだり音楽をきいたり映画を見たりして過ごして行く?

 問題はそれじゃあ退屈ってことなんですが,じゃあ何かしようとすると「静か」じゃなくなる? 例えば,買い物とか食事とかで外に出かける以外は,家で絵を描いたり,ピアノを弾いたり,執筆とか研究活動をしていたら? 仕事,あるいは,仕事でなくても〆切とか本番に追われていたら「静か」じゃないかもしれませんが,何かに追われるでもなく,自分がやりたいときに自分のペースでのんびりそういうことをして行けばいいってことでしょうか.

 でも,これって今とそんなに変わらないというか,今の状態から研究以外のやらないといけない仕事を取り除いたらそうなるってことで,ある意味,(定年で)仕事さえやめればもう「静か」に過ごして行ける,だったら既に今も,研究以外のやらないといけない仕事以外のところは(今はこういう状況だし)静かに過ごして行けてるってことじゃないですかね.いや,実際は今は(研究以外のやらないといけない)仕事してるんだからそうじゃないか(笑).

 でも,仕事は確かに大きな要素ですが,老前と老後の違いは「それだけ」というか,ある意味「静かな老後」と今がシームレスに繋がった感じがして,少しほっとしました.

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 でも,じゃあ,その「老後」はいつからってことになるんでしょうか? 定年が来たらってことですが,研究を続けて行くのなら大学というかそういうところにいた方がいいですよね.

 でも,それはどうなるかわからないし,「シームレス」という意味では,どっちも本質的には同じですから,今のようなやり方というか生活をずっと続けて行けばいいってことでしょうか.

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[お笑いと景気]
(世の中, 経済)

 「お笑い」ですが,ずっとブームというかもうすっかり定着した感がありますが,(大分前に書きましたが)昔はブームになったり廃れたりの繰り返しでした.具体的には,景気が悪くなるとお笑いがブームになり,よくなると廃れるという法則がありました.説明としては,景気が悪くなると人々は笑いを求めるということらしいです.

 じゃあ,すっかり定着したってことはずっと景気が悪いってことになるんですが,ここ10年はAベノミクスで景気がよかったってことになってますよね.つまり,法則が崩れたってこと?

 いやいや,Aベノミクスって別に景気がよかったわけじゃなくて,ジャブジャブの低金利にしてむりくりバブらせただけの話ですよね.実際,ずっと人々の心は将来不安とかで「不景気」のままですからね.

 じゃあ,これからですが(何度も書いてますが),このまま行けばあまりいいことはないでしょう(でも,それは世の中の話であって,そんなの意に介さず自分が頑張ればいいだけの話.ただし,世の中の景気に左右されるようなことをしてるようではそうは行かない).

 つまり,お笑いブームもずっと続くということになりますね.

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[自然の流れ]
(世の中)

 こういう状況になってアマゾンとかの通販会社はボロ儲けらしいですが,これって「自然の流れ」なんじゃないですかね.

 どういうことかと言うと,ものを買うとき,店に行くには「人が移動」しないといけません.その一方で通販は「ものが移動」する.どっちが効率がいいですか?

 1回の買い物で60kgとかの自分の体重くらいの量の買い物をする人はほとんどいませんよね.だったら,人が動くよりものが動いた方が効率がいいし,宅配が複数人の荷物をまとめて運べばもっと効率がいいし,実店舗も要らないわけです.

 実物を手にとってみたいという場合は,実店舗があった方がいいですが,食料とか日用品とかの買い物の多くを占めるものは何を買うかはだいたい決まってますから手に取らなくても大丈夫でしょう.

 つまり,「こういう状況」とかそんなの関係ないわけで,外食もそうですが,旧態依然とした商売に拘ってるとあっという間に淘汰されますよ.

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8/9'20
[理想は必ずしも理想ではない]

 付き合いたくない人間とは付き合わないと書きましたが,理想と現実というか,実際はそうなってない感じがします.それは,仕事のために仕方なくというよりは,私がすすんで「余計なお世話」をしてしまってるってこともあります.

 例えば,研究室の学生が仕事をしなくて,このままでは卒業,修了がやばいとしたら,もちろんちゃんとかなりしつこく指導はしますが,それでもだめならどうしようもないとはならず,そういう学生にも何か見どころはあるというか,何かをどうにかしたら何かが変わるんじゃないかと思ってそこまでやらんでもええやろというところまで付き合ってるような気がします.

 これ以外にも誘いがあってあまり気が進まないと思いながらも出かけて行けば存外楽しいものですし,何かめんどくさい感じがして付き合いたくないと思った人とも,何となく付き合うことになり,そうこうするうちに仲良くなったり,自分にないいろんなものを得られたりすることもあったと思います.

 つまり,理想と現実という意味では,理想は必ずしも理想ではないわけで,まさに自然の流れに従うというのはそういうことで,それは自分が(理想と)考えていることとは違うことになって行って,でも結果的にそれで結果オーライになってるということでしょうか.

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 でも,ポイントはやはり「自分が必要とされてるか」ですかね.研究室の学生の場合は,研究室の門を叩いて来てくれてるわけですし,一般的な人付き合いでも,付き合いたくない,めんどくさいと思っても,自分が必要とされてて,自分にしかできないようなことなら頑張って付き合ってやるかと思う(場合もある)ってことですかね(何様?って感じですが,どうするかは私の勝手ですからね).

 ですから付き合いたくない人間とは付き合わないとも限らないってことですが,もう1つの原則である付き合いたい人間とは付き合いたいけど,向こうが付き合いたくなければ付き合わないについては,これも「自分が必要とされてるか」に照らし合わせれば,向こうが付き合いたくなければ必要とされてないってことですから,これはその通りってことですね.

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[感染が広がるわけ]
(世の中)

 先週?のPロフェッショナルを(今頃)見ました.感染症の専門医だったんですが,彼が感染症対策で水際に立って不安になってる事務員達を集めて話をする場面があって,感染の8〜9割は(何かに触った手で自分の粘膜を触る)接触感染で,手はウィルスまみれでも感染しなくて,でもその手で自分の顔を触ることで感染するので手指衛生だけ気をつけて,顔を触りたくなったときだけ消毒すれば大丈夫です,と(このサイトで何度も書いていることを)話していました.

 全くその通りなんですが,それをきいてる事務員の人達はきょとんとしてるというか意味がよくわからず不安のままな感じで,なるほどと思いました.

 要は考える力がない,世の多くの人は言われたことしかできないってことなんですね(そんなことちょっと考えりゃわかるだろが全く通用しない).ウィルスのことを放射線かなんかと同じみたいに思ってる感じで,驚くべきことですがそれが実態なんでしょう.そうすると物事の本質はさておいて,あまり効果がなくても三密を避けて手洗いマスクうがいとか言われれば誰でもできることを指示するしかないわけです.

 これじゃあ感染が広がるのは当たり前ですね.

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[やっぱり「活動と休息」]

 いろいろ考えるんですが(でも考えないといけないから考えるというより考えたいから考えるって感じ),やっぱり,「活動と休息」だと思うんですよね.

 仕事とか子育てをしている間は,それが活動になってるんですが,リタイアしたり子供が成人すると突然「活動」がなくなるわけです.仕事が嫌だった人はこれ幸いと思うかもしれませんが,活動あっての休息なので,活動せずに休息だけになってしまったらメンタルが成立しません.理由はDNAにそう書いてあるということで,これは人類繁栄のプログラムを考えたらわかりますよね.

 じゃあ,リタイアしたらどうしたらいいかですが,何でもいいから仕事に代わる「活動」が必要ということになります.仕事を続けるのならそれもありでしょうし,仕事以外のやりたいと思ってたことがあるのならそれでもいいでしょう.要は「やること」があればいいわけです.

 問題はそれが「活動」と思えるかですね.ある程度,体を動かすことの方がいいとは思いますが,そうでなくても仕事のようにちょっとしんどいくらいの方が活動を終えたときの解放感や達成感が休息に繋がるでしょう.年金とかで食べて行けるのであれば,仕事のように報酬は要らないと思いますが,こんなことやってどうすんだ?ということでは達成感は得られないかもしれません.

 でも,他人がこんなことやってどうすんの?と思うようなことでも本人がやりたければそれはそれでいいというかその方が無敵だと思いますが,歳をとると体も心も衰えて行きますから,やりたいというだけではだんだんしんどくなってくるような気がします.でも,そこは活動と休息のバランスをうまくマネージメントして,徐々に休息を増やしていくというようなことで対処するということですかね.

 いずれにしても,リタイアしても何らかの「活動」は必要ということで,「何をやるか」と「どれだけやるか」がポイントということでしょうか.そして,それはリタイアする前も同じで普遍的なことで,活動しすぎても壊れるし,給料もらえてるんだから仕事してればいいというものではないと思います.

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8/10'20
[得難い経験]

 個人的には,今の状況がむしろ続いて欲しいとか書いてますが,多くの人は全く逆で早く収束して欲しいと思ってるわけですよね.つまり,そんなことを言えば世の中の顰蹙を買うんでしょうが,こういう状況を何かのせいにするのではなく謙虚に受け止めてよく考えることが大事だと思うんですよね.

 インバウンドとか東京五輪とかに乗っかって一儲けしてやろうと思ってたのが目論見がはずれたのならそれは新型コロナのせいではなく自分の責任ですよね.こういう状況になったり景気が悪くなったりして食べて行けないほど仕事が減るのは,その仕事が本質的に必要とされてないってことをまず受け入れるべきでしょう.

 スポーツとか芸術?活動が対外的にできなくなったというのも,それがないと人々が生きていけないというほどのことではないことをちゃんと受け入れるべきですし,そういうことができている,ましてやそれで何とか食べて行けてるとしたら,むしろ感謝すべきことですし,どうしてそういうことをやるのか,社会的成功とか何かの目的ではなく,内的熟達的にそういうことをするというのがどういうことか(甲子園に出るために野球をしているのではなく,野球がしたくて,うまくなりたくて野球をしているのが本質だしそうあるべき)わかったとしたら,まさに得難い経験ということでしょう.

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(日記)

 甲子園交流試合というのが始まったんですが,交流試合は春,独自大会は夏の代替ということみたいですが,独自大会はまだやってて日程が被ってるしよくわからないですね.大阪桐蔭とかは独自大会でまだ残って交流試合もあるし試合の日が被ったりしない? 調整してる?

 いずれにしても建前的には,目標を失った高校球児に希望を与えるということなんでしょうが,高野連のポイント稼ぎというか,世論(メディア)の圧力に迎合というか,そんな感じがしてしまいます.

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 とあるMLで夫婦は出会ったときがピークで,その後はピーク時の思い出を抱いて生きて行くと言われていると言ってる人がいました.夢も希望もない(笑)てなもんなんでしょうが,それが現実なんですかね(他人事).

 そもそも,人類繁栄のプログラムとしては,とにかく男と女を引っ付けて子供を作らせて育てさせるということで,結婚は人間が考えたものなので,さながら社会を繁栄させる仕組みといったところでしょうか.

 男は所詮種馬で,女性はできるだけ有能な遺伝子をゲットして子供を作れば,男にはもう用がないわけで(亭主元気で留守がいい.自分で稼げる女性はさっさと別れる人もいる),一方男は,会ったときは若くて綺麗だったのに騙されたとか言って浮気をする.一体,結婚って何なんですかね?

 でも,夫婦とか結婚とか関係なく人を好きになることはあるわけで,お互い好きなら付き合えばいいってことでしょう.逆に言えば,友人関係とかといっしょで好きでなくなれば別れればいいってことになりますかね.

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 ちらっと見ただけですが,島根でクラスターが発生したようで,鳥取県知事が出てたんですが,彼が言うには,鳥取と島根は蜜月関係にあるらしく,それは別にいいのですが,大宮と浦和とか,高崎と前橋とか,彼はわざわざよそ様の例を出してて,全く余計なことを言う人だなと思いました.

 そういう政治家って結構いますよね.いわゆる失言をする人なんですが,だいたい調子に乗って受け狙いでそういうことを言ってしまう感じがします.何なんですかね?

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 (どんどんおかしな方向に行く)世の中と距離をとってやって行きたいと書いていますが,こういう状況になって図らずもそれにまた近づくことができたということですね.もちろん,つき合いたい人とはつき合って行きたいですが,(どんどんおかしな方向に行く)世の中に浸かっているというか,そういうことに気づかないというか是としているような人とは話していてもつまんないし,そうすると付き合う範囲はある程度限定されていくので,一人で大丈夫とまでは行かなくても,そういう時間を過ごせるように準備していかないといけないと思います.

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 どこかで書いたかもしれませんが,私の場合,やってることがどれも「ハードルが高い」気がします.インプットではなくアウトプットだし,何らかの形で今までにないものを生み出したいと思ってるわけですからね.それだと,かなりのエネルギーがないとできないわけで,そうするとだんだんめんどくさくなってきて,やらなくなってくるわけで,だったら,そんなにめんどくさくなくて,もっとハードルが低いことも開拓した方がいいかもしれません.

 でも,つまんないことはつまんないわけで,なかなか難しいですね.でも,(しんどくて)できないことはできないわけで,まさに「できる範囲でできる(最大限の)こと」ってことですかね.

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 思ったんですが,いわゆる商業音楽ですが,夥しい数の「新曲」がどんどん出てきますよね.それってすごくないですか?

 「新曲lと言っても音楽的に新しい要素は全くなくて,でも過去に同じ曲は(多分)ないわけで,それってある意味すごいことかもと思った次第です(皮肉?).

 でも,ほんとにすごいのは,そういう「新曲」を作る人達ではなく,作り方というか音楽体系を作った人ですよね.そしてそれが誰かは明らかでしょう.

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[内的熟達的にピアノを弾くのなら]
(ピアノ)

 ピアノなんですが,これまでは近現代を中心として知られざる(私が)いい曲(と思う曲)を紹介することを主として活動してきたと思います(でも最近はそうでもないか).でも,これって「人との繋がり」ですよね.つまり「内的熟達」的にピアノを弾いていこうとするのなら,違った弾き方をして行った方がいいのかなと思い始めました.

 実際,最近は近現代だけではなく,よく知られた曲でも「私ならこう弾く」という弾き方もしてますからね.つまりは,そういうインスピレーションが湧く曲を弾くということですかね(でもそんな曲に出会うことなんか滅多になくてこの10年で数曲程度).

 そして,どういう曲を弾くかについても,演奏会で弾くことよりは,普段の練習が中心なわけですから,ある程度仕上げて人前で弾くことよりも,普段の練習で接していたい曲となると,知られざる近現代の曲よりは,単純に「優れた作品」ということになるでしょう.

 そんなこと関係なく,弾きたくなった曲が(再発見でも)出てきたら弾けばいいんですが,そうでなければ,この曲は人前で弾くことはないかなと思っても弾けばいいわけで,そうすると弾く気になる曲がほとんどないという状況を脱することができるのかもしれません.

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8/11'20
(日記)

 今週はお盆休みというか,大学も一斉休業なんですが,昨日は祝日だったんですが,今日から相場は普通に開いてるんでした(なんかぼっとしてた).

 でも「今週はお休み」と思うと,そういうモードになるというか,調子があまりよくなくなるので,普段通り過ごせればとは思うのですが,調子がよくなくなるのはちょっと休めということでもあるので,無理せず自分の体にきいてそれに従うことにします.

 昨日くらいからようやく「猛暑」になりましたね(と言っても,私は外に出るのは大学への往復の1日30分くらいで,それ以外はずっと空調が効いた部屋にいるので全然関係ないですが).これで今年は猛暑予報を出した人はほっとした? でも問題はこれがどのくらい続くかですね.7月はずっと涼しかったことはもう変えようがないし,9月くらいまで猛暑が続かないと「今年は猛暑」ってことにはならないのでは? もちろん,そうならないことを願いますが.

 でも報道ってものすごく歪められるのでどうとでも言えると思うんですよね.

 昨日の?BSで,バフェット率いるバークシャー・ハサウェイの4-6月期の純利益が昨年比で87%増加して2.8兆円になり大幅に回復したと報道されてました.どう思います?

 いやいや,昨年と比較したらあかんやろ.で,一応,1-3月期は5.2兆円赤字だったが黒字2.8兆円と大幅回復とも言っていて,いやいや,相場は戻っているのに5.2兆円の赤字分を全然埋められてないので,全然だめでしょう.

 でも,「4-6月期の純利益が昨年比で87%増加して2.8兆円」は,字幕でバーンと出すのに「1-3月期は5.2兆円赤字」は,最後に口頭でちょろっと言うだけで,明らかにニュートラルな報道にはなってません.でもこういうひどい報道でコロッと騙される人が多いんでしょうね.

 新型コロナの日本の感染者数も5万人に達したと言ってるのですが,5万人って2500人に1人くらいですよね.2500人に1人ってどのくらいですかね? 東大に入るのが500人に1人くらいなので遥かにもっと「狭き門」ですね.

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 2500人に1人の例を考えてみたんですが,なかなか思いつかなくて,例えば,理三というか東大医学部医学科なら定員100人くらいなのでもっと狭き門ですが,理三に入るのと同じくらいの学力をもった人間が東大一学年の定員3000人の中の理三以外に500人いれば(例えば,理一に200人(/1000人以上),文一に100人(/400人),文二と文三合わせて100人,理二には100人はいないと思いますが,だいたいそのくらいになりますかね.

 で,思ったのは,感染者の割合がどういうことじゃなくて,東大理三というのは,少なくとも大学入学時点では,全国のまさにトップのトップなわけです.で,多くの人が(例えば林修先生が)東大と言っても上位で入るか下位で滑り込むかは全然違うと言うんですが,じゃあ,理三に入った人間はその後どうなったんや?ということです.もちろん,東大医学部医学科卒で極めて優秀で成功した人も多いですが,当時のトップオブトップがそのままずっとトップオブトップでないことは明らかでしょう.

 たったこれだけの限られた例を考えても,大学入学時の学力が大した指標にはならないというか,学力とか勉強ができるとか,そういうことじゃなくて,成功するには,考える力とかの学力以外の能力が大きいということです.

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 お笑いと景気ですが,ある程度定着はしたとは思いますが,ブームがずっと続いているというほどではないでしょうね.例えば,エンタとかM-1は2010年に終了して,その後,Aベノミクスで(将来にツケを回してむりくり)景気回復で法則通りということになりますからね.

 つまりは,M-1が再開したり第7世代とかで少しずつ盛り上がってきてるってことは,法則通りなら,これから景気が(ほんとに)悪くなるってことになりますね.

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 甲子園交流試合ですが,どこかで見たことがあるユニフォームを着た高校が試合をしてました.でも,その高校は,スポーツの名門校で,本来のユニフォームは全然違ったはずです.でもすぐにピンときました.この高校のユニフォームですね.

 どうやらその指導者が高校を移って「自分色」に染めているわけで,そうやって「自分」をアピールしてるんですね.何なん? 何のために高校野球の指導者をやってる?(自分のためなんでしょうね)

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 小笠原行きのフェリーで乗船する人全員に乗船前に無料でPCR検査をして万全の対策をとるようにしたとの報道です.結果は数時間後に出るので陽性者は船内で隔離ということなんですが...その数時間の間に感染したらどうするんですか?

 こういう万全と言っておきながらその実「ざる」ってこと結構ありますよね.三密を避けてマスク手洗いうがいもめちゃめちゃ「ざる」ですよ.でも,その一方で,もっと高い確率でもっと簡単に感染を防ぐ方法もあるわけで,一体どうなってるんですかね?(やっぱり,誰かが感染状態を続けさせようとしてる?)

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 ポリ袋が有料化されてエコバッグがバカ売れしてるそうです.何なん?

 買い物したものを入れられるバッグくらい既にもってるでしょ? それをエコバックとかわけのわからない名前付けてわざわざ売り出して騙して買わせて,騙されて買う方も買う方で,一体どこがエコなんですか?

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 楽器店の経営が苦しいということで,ドラムのハイハット用のペダルをそのまま使って,消毒液のポンプを手を使わずにペダルを踏んで足で出せるようにした製品を開発したと?BSでやってました.でも,残念!

 ポンプを押すところがウィルスまみれでもそこを押した手を直後に消毒するので全然問題ありません.でも,そんな簡単なことがわからないんでしょうね.でも逆に言えば,買う方もそういうことがわからないから買う人もいる?(笑)(まさに売れるべきものが売れるわけではないという経済原理).

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[批判的]
(このサイト)

 ちゃんと定量的に数えたわけではないですが,このサイトのここ5年くらい?の記事は,批判的なものが多いですよね.それは,揚げ足をとってやろうと血眼になって(笑)あらを探しているのではなく,世の中をニュートラルに見てるとどうしてもそうなってしまうということでしょう.実際,どんどんひどい世の中になってきてますからね(だんだん「物事が見える」ようになってきたってこともあると思うけど).

 じゃあ,私自身の日常とか,私の回りとか,普段話をする人とそういうことを話しているかというと全然そんなことはなくて,つまり,私自身や私の回りは,そういうひどい世の中から大分距離を置けてて,まだまだまともに過ごせているんだと思います.

 でも,「定量的評価」とか少子化に伴う悪しきサービス合戦とか大学もだんだんやばいことになっては来ていて,それでも世の中全体から見れば,まだまだ全然平穏だとは思うのですが,20年後,30年後はどうなってますかね.

 でも,研究がしたい人=大学の教員になりたい人ではない(研究がしたいのなら大学の教員になれば研究できるというだけの話)ですから,20年,30年したらBIもらえるようになって,大学の教員なんかしなくても自由に研究できる(研究費当てればいいし,研究費なくても研究できることはいくらでもある)ようになってるんじゃないですかね.

 つまりは,大学がどうなるかを心配するよりは,世の中がどうなるかを考えるべきというか,世の中がどうなってもその中でどう対処するかなわけで,結局,これも「考える力」ってことですね.

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[同性愛者]
(世の中)

 同性愛者って世の中ではどういう認識なんでしょうか? 最近はLGBTという用語も大分定着して社会的にもちゃんと認知されるようになった? でも実情はまだまだなんでしょうね.

 私個人的にはLGBTではないので実害はないのですが,人間にはみんな人権があって,どういう人でもいかなる差別を受けることがあってはなりません.でも,差別は絶対にだめですが,付き合う付き合わないは自由で,そこをちゃんと区別する必要があります.

 例えば,あるドラマで,普通の(LGBTではない)女子高生が男子高生に告ったら彼がゲイで,彼は普通の男女の恋愛をしようとするが当然だめで,女の子は私に振り向いて欲しいとか言うんですが,それは無理な話です.

 ちゃんと見てないのでよくわからないですが,彼らは結局別れたんだと思いますが,別れる必要もなくて,お互いに好きなら,男女の関係じゃないけど非常に親しい友人以上として,つまり,男女という前に人間同志として付き合って行けばいいと思うんですよね.

 つまり,LGBTの人の社会的(差別)問題は,男女ということに拘るから起こる,男女と言う前に人間同士と考えれば,多くの問題は起こらないということに気づかされます.異性同志なら子供が作れるけど,同性愛者だとそれができないというのなら,子供を作らない普通の夫婦も同様に糾弾しないといけないことになります.

 でも,社会はそうなってないわけで,例えば,性に目覚めた後の中学高校では,体育の授業ときの着替えとかは(多分未だに)男女に分かれるだけで,そうすると同性愛者の人にしてみれば,いきなり異性の中に放り込まれたようなもんだし,回りからしても異性の人間が入り込んできてるわけです.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,これも男女という前に同じ人間ということで,男女混じって着替えるってことじゃなくて,最近の若い人達は,同性でも自分の裸や下着姿を見られることに抵抗を感じるようですから,だんだんそうなってきてる,トイレも男女別というよりは,全て多目的トイレみたいな男女共通のものにしていけばいいってことですよね.

 そういう意味では,LGBTの人は学生時代では(学校があまり未対応で)辛い目に会うことが多いと思いますが,社会に出れば多少はましというか,ことさら自分がLGBTであることをカミングアウトしなくても何とかやって行けるというか,もっとそういう社会になって行けばということでしょうか.

 あと注意しないといけないのは「不貞」の問題です.LGBTでも普通の男女の結婚をしてる人も多いと思いますが,例えば,ゲイの男性が同性の人と性的関係をもったらそれは,同性だからOKではなく立派な「不貞」ということになります.夫婦でちゃんと話をしているのなら別ですが,それなら夫婦には男女関係はないことになりますし,もしあるのなら立派な二股で,やはり不貞ということになります.

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[子猫預かりボランティア]

 子猫預かりボランティアというのをしている人がします.いいかも.

 子猫預かりボランティアというのは,いわゆる保護(子)猫を一時的に預かって,猫カフェとか飼い主さんとかの引き取り手が現れるまで世話するということのようです.

 ペットを飼うことの最大の難点は,いつかペットが亡くなるということでしょう.でも,子猫預かりボランティアなら,そういうこともありませんし,子猫という一番かわいい時期をいっしょに過ごすことができますからね.

 もちろん,お別れのときは来るんですが,それは猫にとって引き取り手が見つかったという朗報ですし,その後,どこかの猫カフェや飼い主さんのところでかわいがってもらえてると思えば,亡くなるのとは全然違いますし,次々と「新人」も来るわけですからね(こうしてみると研究室と似てるかも).

 じゃあ,私もやるか,とはならないですけど(笑).

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[どこに住む?]

 仮の話というか,これからありとあらゆるものがオンライン化していくとすると,例えば,職場の大学がつくばにあっても東京にあっても福岡にあっても札幌にあってもどこに住んでてもいいわけですよね.だとしたら,逆にどこに住む?

 リタイア後にどこに住むかと同じで東京から電車か新幹線で1時間くらいのところがいい? でもそもそもどうして「東京から」なの? 時々東京に行くことを想定しているのなら,ありとあらゆるものがオンラインになればそれすらなくなるわけですからね.

 でも全てがオンラインになるわけではなくて,例えば,スキーはオンラインじゃできないから,じゃあやっぱり群馬の山奥というか上毛高原? いや,それだと東京から新幹線で1時間縛りが残ってるから,いっそのこと,志賀とか野沢は極端としても長野ならあり?

 もちろん,そこまでスキーを優先するというか,スキーばかりするわけではないでしょうから,要は「何がオンラインだと無理か」ってことですね.でも,そう考えると逆にオンラインだと無理なものなんかほとんどない気がしてきます.

 でも,それはやっぱり「人に会うこと」ですかね.そうすると,東京から1時間縛りが復活して元に戻るってことか.

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 そういう要因を取り除くとすると,単純に住んでて環境がいいところということはあるかもしれません.そういう意味では,東京は便利ということはあるかもしれませんが,それこそオンラインで事足りる気がします.

 気候がいいところというのはあるかもしれませんね.千葉の勝浦とか銚子が夏涼しくて冬暖かくて温暖というのはどこかで書きましたが,東京から近いという条件をはずせば他にもあるかもしれませんね.静岡とかも(多少は)温暖そうですし,新幹線が通ってるので,時間的には銚子や勝浦より東京に近いですしね.

 自然が豊かというのもあるかな.そういう意味では,長野はいいですね.夏は標高が高い分少しは涼しいのかな?(そんなに変わらない?)逆に冬は寒そうですが,スキーに行くのならそれは受け入れないとしょうがないですね.

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 もっと現実的に考えると,今の状況がどのくらい続くかわかりませんが,それこそ定年までずっとオンラインが続くとすると,もう(リタイア後住みたいところに,つまり,職場がどこにあるかという縛りを解いて)引っ越していいことになります.でも,時々(月に数回くらい?)来ることを考えると車で1時間の小山が現実的ですかね.

 でも,実際は(来なくていいのに),ほぼ毎日,大学に来てるわけで,話があべこべですね.つまり,オンラインだと無理なものの最たるものが「大学の研究室」ってことになって,一番最初の前提が根底からひっくり返る(笑)わけです.

 でも,職場というか大学の研究室という「行くところ」があるうちはそれでいいですが,リタイア後はそうは行かないというリタイア後問題に帰着します.でも,今は家を仕事というか活動するようにセットアップしてないだけで,そこをちゃんとすればいいという話なのかもしれません(これはリタイア後問題の大きな未解決問題の一つ).

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8/12'20
[そこから始める]

 「まずは現実を受け入れる」というか,「そこから始める」ということかもしれませんね.定年で大学をクビになって仕事を失うのなら,まずはそこから始めるということです.

 仕事を探すということも考えられますが,研究できるとか,自分の能力が必要とされるとかならやりますが,そうでないのに余計に稼ぐために働いてもしょうがないし,そんなことするくらいなら余計な支出をせずに淡々と過ごして行く方がよほど心穏やかに生きて行けると思うんですよね.

 でも,そうすると仕事をしていた分,時間ができるのでそこをどう過ごすかなんですが,つき合ってもつまんない人とつき合うくらいなら基本一人でやって行けばいいし,そうすると,やること探しが必要になるのですが,だったら一人でもできることを探せばいいってことですし,そういうことっていくらでもあると思うんですよね.

 「活動と休息」で過ごして行く中で,活動する場所が必要なら自分で確保してもいいですが,家の中にそういう場所をセットアップするというか,そういう創意工夫をして行けばいいということです.

 要は,巣ごもりじゃないですが,基本一日家で一人で過ごさないといけないとなったとき,それはしんどいから耐えられない,じゃなくて,そうやって過ごして行かないといけないと潔く諦めて,そういう状況下でどうやって楽しく過ごして行くかを考えると「考える」ということですね.そして,そう考えると「何だか行けそう」な気もしてきます.

 もちろん,そんなに簡単な話じゃないでしょうし,実際は,家に籠もって誰とも会わないでずっと一人なんじゃなくて,つき合いたい人とはつき合いたいし(ただし向こうもつき合いたいのならですが)「一人,時々,みんな」がいいんですが,そこがベースというか「一人でも大丈夫」になっておけば,無駄なつき合いがなくなるというか,ただ単に寂しくて誰でもいいから会って時間を潰すみたいなことにはならないでしょう.

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8/13'20

 もっと言えば,自分が評価されたい,必要とされたい,誰かから愛されたいとか思うから寂しくなるわけですよね.もちろん,評価されたり必要とされたり愛されたりすれば嬉しいし頑張るんでしょうが,評価するのも必要とするのも愛するのも他人なので,それが目的というか合わせに行くとおかしなことになります.

 だったら「そこから始める」的には,自分は評価されていない,必要とされていない,愛されていないところから始めるというか,そう思って淡々とやって行けばいいというか,その結果どうなるかは知ったこっちゃないというか,それでいいんじゃないですかね.

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8/14'20
[ちょっとのお金と心身の健康]

 そう思えたというか精神修養?できたとすると,必要となるのは(世の中に騙されずに)送って行きたい生活を送って行くためのお金(年2〜300万程度)と心身の健康,そして,やってて(そこそこ)楽しいこととか何かの楽しみということになるでしょうか.心身の健康があれば(知的好奇心があるので),何か楽しいことは必ず見つけられると思うので,要はちょっとのお金と心身の健康ということですかね.

 何だそんなことかって感じなんでしょうが,心身の健康は相当難しいと思います.そんなにやりたくないけど多少のお金がもらえるのなら仕事するかというのがまさに落とし穴で,(何度か書いてますが)余計なお金を稼いで心身の健康を少しでも損なうのは全く以て本末転倒ということです.

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[コンビニの時代]
(世の中, 経済)

 コンビニの時代が終わると言っていた人がいました.

 考えてみたらコンビニって何なんでしょうね.そもそも名前からして怪しいですよね.必要なものはだいたいあると言っても小さな店だし,商品はどれも添加物まみれで値段も定価です.会社勤めに疲れて脱サラしたい人間に一国一城の主になれますよとか言って騙くらかして,店をとにかくいっぱい出して,少し足を伸ばしてスーパーに行くのがめんどいとか,夜中でも開いてるとか,人間のちょっとした心の隙につけこんだビジネスモデルってことでしょう.

 じゃあ,コンビニにとって代わるのは何かというとドラッグストアということらしいです.実際,ものすごい出店ラッシュで,コンビニとの最大の違いは値段が安いということ,そして,住宅地の立地が多いということらしいです.ドラッグストアがコンビニで扱うような商品の取り扱いをどんどん始めていて,そうするとコンビニに勝ち目はないということです.だって,ドラッグストアには,利益率が高い薬という商品がありますからね.

 でも,個人的には関係ないですかね.だって,コンビニを使うことなんかもうほとんどないし,つまり,私の中ではコンビニの時代はとっくに終わってるということです.

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[車が多い]
(世の中)

 昨日,今日と千葉の方まで車で出かける用事があって,思ったのは,とにかく「車が多い」ということです.

 大店法が撤廃され,郊外にショッピングモールが次々に建って,駅前の商店街がシャッター街になって,車がないと買い物にいけないようにして車を買わせて,でも,道路は昔と変わらず,それじゃあ,道が車で溢れかえるのは当たり前のことです.

 一体何をやってるんでしょうかね?

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[どのくらいの割合?]
(世の中)

 コロナ禍とメディアは騒ぐのですが,一体世の中全体のどのくらいの割合が「コロナ禍」なんでしょうか? 私も含めて私の回りにはそういう様子はほとんどありませんし.世の中の一部のことをメディアがことさら取り上げて騒いで(例によって他人の不幸を見せることで)視聴率をとろうとしてるってことなんじゃないですかね.

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8/16'20
[自分のその気に従って]

 今週は(世間的には)お休みということだったんですが,私は基本的にはいつもと変わらず過ごしていて,でも,後半は二日続けて車で出かけることがあったりして少し疲れたというかかなり活動度が落ちた感じがします.

 でも,これでいいと思えばこれでいいわけですよね.自分が評価されたい,必要とされたい,誰かから愛されたいとか思うから寂しくなるのもそうですが,「余計なお世話」じゃないですが,誰かに何かを期待するというかこうあって欲しいと思ったり,世の中がこうあるべきとか思うから疲れるわけで,自分に対しても,やりたいことを見つけないといけないとか,まだ誰もやってないことをやるとか,楽しく気分よく過ごしていかないといけないとか,そんなことやめてしまえばいいのかもしれません.

 他人とか世の中に関わることは,制御することは難しいのですが,実はそれは自分も同様で,無理して頑張ってるつもりでも,その実,何かに騙されて無駄に命を削ってるだけのことも多いわけで,だったら,その気にならなければ無理せず,外的なことは,もちろん,自分が必要とされているのならできるだけのことはしたいとは思いますが,そうでなければ余計なことはできる限り排除して,自分の「その気」に従ってやって行けばいいんだと思います.

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8/17'20
[市場原理通り]
(大学)

 あれ? 大学ランキング話ですが何か変ですね.

 筑波大の偏差値は,旧帝大の中位から下位と同程度なんですが,世間的イメージは,旧帝大より下ってことは,お買い得なんじゃなくて,お買い損ってことですよね.つまり,世間的イメージが高い地方の旧帝大に行くより筑波大を選ぶ学生がいるってことで,どうしてかと言うと地方の旧帝大にはないメリットがあるからでしょう.

 それはやはり首都圏にあるってことですよね(横国や都立大もそう).つくばは以前は陸の孤島でしたが,TXが開通してからは1時間で東京に出ることができます.関東圏出身の学生にとってこれは大きいですし,実際,関東出身の学生は多いです(神奈川は少ない気がするが,これは関東の中でつくばから見て単純に遠いということと横国があることもあると思う).

 つまり,世間的イメージより実利をとってるということで,結局「市場原理通り」ってことですね.

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 ここにデータがありますね.やはり,関東が多いですが,地方も結構多くて関東を中心に全国から来てるという感じでしょうか.神奈川が(全国に範囲を広げると近い割に)少ないのは予想通りですが,甲信越が意外と多いですね.

 

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[上流階級(笑)?]
(世の中)

 とか書くとお前の周辺は上流階級(笑)?の人間ばかりなんやろと言う人もいると思うんですが,そうじゃないと思うんですよね.

 「コロナ禍」でひどい目に会ってる人はどういう人達ですか? 東京五輪とかインバウンドとかバブルとかに便乗して他力本願で金儲けし(ようとし)てた人達ですよね.

 逆に収入はそんなに多くなくても世の中にとってほんとに必要な仕事を地道にしていた人はそんなに影響を受けてないはずです(ていうか,それが世の中にとってほんとに必要な仕事かどうかってこと).

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[収束と終息]
(世の中)

 感染者数はピークアウトしてきたとの報道です.でも重症者数はまだ増え続けていますし,感染者数もこれからどんどん減って行く感じでもなくて,経済活動と自粛が釣り合ったところに「収束」するってことですかね.

 つまりは「終息」は程遠いってことですが,バブルに浮かれてた頃の異常な状態を考えれば,新生活じゃないですが,こういう感じでずっとやって行けばいいんじゃないですかね.

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[勝手にやればいい]

 いろんな意味で先が見えてきたこともあるのかもしれませんが,これまで以上にいろんな拘りがなくなってきたと書いて来ましたが,最近,益々そうなって来た気がします.

 世の中はとっくに諦めているのですが,自分の回りの身近なところでもできるだけのことをしてだめならしょうがないというか,それはそれで受け入れるというか,ぶっちゃけどうでもよくなってきたというか,そんな感じですかね.

 だって,よかれと思ってやっても禍福は..的にはどうなるかなんかわからないわけだし,世話を焼いてるつもりでもその実「余計なお世話」ってこともあるわけで,だったらもう勝手にせいというか,私も勝手にやればいいってことでしょう.

 そう考えるとものすごく楽になるというか自由になるというか,どうしてこれまでそうして来なかったのかってことですが,もちろん,大分そうして来たとは思うのですが,歳をとってだんだん何かに近づいて益々そうなって来たということですかね.

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8/18'20
[どの都道府県出身者が多いか]
(大学)

 どの都道府県出身者が多いかですが,東大,京大,東工大についても見てみました.

 

 

 

 東大は,関東は多いのですが,割と全国に散らばってる感じです.というか,多い県が地方に点在してるってことで,要は,有名進学校(例えば,兵庫の灘とか,奈良の東大寺学園とか,鹿児島のラサールとか)があるところということですかね.でも富山がちょっと赤いけど,私が知ってる(同期とかに出身者がいる)のは県立の富山中部,高岡くらいだけど他にある?

 対照的に京大,東工大は地元色が強いですね.というか,他の旧帝大とか早慶とかもそうみたいですし,これが普通というか,東大以外はどこもそんな感じみたいです.

 東大も例えばラサールならほんとの鹿児島出身者はそんなにいないでしょうから,要は,東大に行くためにわざわざ地方の進学校に行くのは東大くらいってことですかね.でも,関西なら地元に進学校があるわけですから,関西から東大に来る学生は多いけど,関東から京大に行く学生はそんなにいないってことですかね.

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 あーでも北大はちょっと違ってて,地元以外だと北陸とか関東関西にもそこそこいます.北海道の場合,距離的に近いから東北から行きやすいってわけでもなくて,結局,飛行機で行くしかないし,ある意味全国区ってことですかね(新幹線が札幌まで繋がったら多少変わるかも).

 

 あーでも,地元の北海道はやっぱり多いですし,「都道府県別」というデータの取り方でそうなってるだけかもしれませんね(九大も九州の7県をまとめたら似たような図になる?).つまり,北海道ってやっぱ特別というかでかい(笑)ということですかね.

 あと,東大,京大も含めた旧帝大や東工大もそうですが,どれも北陸が結構赤いです.つまり,有名大学への進学率が高いってことですね.

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[危険な暑さ]
(世の中)

 危険な暑さという報道です.そうですね.エアコンが効いた部屋の中にいればどうってことないですが,そうも行かない人もいるでしょうからね.

 でも,仕事でも不要不急でもないのに出かけないと生きていけない(笑)人もいるみたいで,要は,自分を制御できずにわざわざひどい目に会いに行くという点では,新型コロナ同様,自業自得ってことですね(都内の何とか渓谷ってところに涼みに来たとか言ってるけどエアコンが効いた家にいる方が涼しいに決まってる).

 これも新型コロナと同じですが,この暑さを何とかして欲しいと言っても何ともならないわけで,そういう中でどうして行くかということです.ただ,暑さについては,時が過ぎれば涼しくなるでしょうが,新型コロナはそうは行かない感じですね.

 つまりは,ある程度の感染者と死者が出るという「定常状態」の中でやって行くしかないしそうすればいいということです.実際,今の時期は,新型コロナとオーダー的には変わらないくらい熱中症で死者が出てるわけで,だったら暑いからロックダウンして休業補償するとはならないわけで,ことさら新型コロナを特別扱いする段階は過ぎたということでしょう(最初から言ってるように一種のインフルエンザに過ぎないとも言えるし,正しく感染防止対策をすれば感染する確率は極めて低い).

 まさに経済活動と自粛のバランス,つまり,無用に経済を回すのではなく,適度に抑えて形でやって行くということでいいんじゃないですかね.それじゃ困るという人もいるでしょうが,その仕事がほんとに必要なのか,あるいは,そんなにたくさん要るのかをよく考えることです.

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[エアコン2台]

 外がどんなに暑くてもエアコンが効いた部屋にいればどうってことないんですが,エアコンが故障するとやばいですよね.特に危険なのは夜です.寝ないといけないし,寝れば何かあったときに対処が難しいですからね.

 一度,今の前の住居で,職員宿舎で容量が小さくて,夜中寝ている間にブレーカーが落ちてエアコンが止まったことがあって,目が覚めたら部屋の中が恐ろしいくらい暑くなっていたことがありました.あのまま目が覚めずに寝てたら熱中症で死んでたかもしれません.

 ということで,リスクマネージメントとしては,エアコンは2台あった方がいいということになります.もちろん,一つの部屋に2台付けるのは無駄なので,いつも寝てる部屋以外にエアコンが付いてる部屋があればいいってことですね.私の場合,防音室にもエアコンが付いているので,寝てる部屋のエアコンが壊れたら,防音室に布団を持ち込んで寝ればいいということになります.

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[ヴァーチャル−ヴァーチャル]

 あらためてなんですが,どうして歳をとるんでしょうね.プログラム的には子供を作って育てたら用無しってことなんですが,そこから先も生きて行かないといけないわけですからね.

 女性なら(世間一般的には)若いときは綺麗だったのに歳をとれば容姿は衰えて行き,男性なら(世間一般的には)パワーとかエネルギーが衰えて行くといったところでしょうか.

 でも逆に言えば,容姿とか肉体的なところが衰えても中身は変わらないどころか,いろんな経験をして成長して面白いことにもなってる(人もいる)わけで,つまりは,容姿とか肉体ではなく中身が重要なわけで,でも,世間一般的には,なかなかそういうことにならないというか,例えば,何十年かぶりに会えば,まず顔を見て歳とったなーというところから入ってしまうわけです.

 そういう中で何年か前に書いたと思いますが,実態としての顔とか肉体とかは存在しなくて,というか,実際は存在しているのですが,表には全然出てこなくて,例えば,インターネットのような仮想空間の中でだけ存在してコミュニケーションをとっていけば歳をとることなんか関係ないというか「中身がすべて」になるわけですよね.

 で,こういう状況で,そういうことが進むんじゃないかと言ってた人がいました.具体的には,Zoomとかはオンライン(ヴァーチャル)なんですが,リアルの顔が映ってるわけです(ヴァーチャル−リアル).だったら,そこもオンラインというかヴァーチャルにしてしまえばいいってことで(ヴァーチャル−ヴァーチャル),これを実際の形にして大ヒットしたのがあつ森ということらしいです.

 いいんじゃないですかね.あつ森とかはどうでもいいんですが,Zoomでもビデオをオフにすれば,それにかなり近づく感じはしますし,もっと言えば,メールのやりとりとかは,既にヴァーチャル−ヴァーチャルなわけですからね.

 実名を明かすか,ハンドルネームを使うかということはあるとは思いますが,私の場合,そこはどうでもいいというか,実名でもいいと思います.むしろ,インターネットの場合,匿名性が問題になることも多いわけで,実名を出せば,無責任なことは言えないわけですからね.年齢も単純に生まれて何年経ったというだけの情報で,年寄りとか若僧とかそういうのがなければ公表してもいいでしょう.

 性別も同じですかね.つまり,情報としては重要ではないけど,明かしてもいいってことですが(実名を明かせばだいたいわかるし),自分はよくても相手はそうは思わないかもしれないですね(めんどくさい).でも,それこそ歳とったら関係ないでしょう.

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8/19'20
[淡々粛々と]
(研究)

 研究成果の解説の第*段キラーパルス(1〜2秒成分を多く含んだ地震動)が発生する確率をアップしました.

 うーん,でも相変わらず思ったほど達成感はないですね.でも,重要な成果というか事実を多くの人に知らせる必要があるという意味では,まさに「やるべきこと」なので,淡々粛々と進めて行きたいと思います.

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[本質的なこと]

 でも,歳をとってからこんなことを言い出すのは勝手かもしれませんね.若い頃は,若さにまかせてブイブイいわせてた?のに,歳をとって老人になってその悲哀?がわかるようになってから,そんなこと言い出すのは不公平みたいな.

 まあそうなんですが(笑),インターネットが普及して,実際にそういうことが可能になったという時代背景はあると思うんですよね.そういう意味では,若い人達の「年寄り化」も急速に進んでる(若者の何とか離れ)感じがします.

 それは悪いことじゃなくて,ここで書いたことも,外見じゃなくて中身が大事という本質的なことですからね.

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 あるいは,違う考え方として,歳をとってリタイアして隠居して,あまり(直接)人と会わなくなるけど,インターネットというかヴァーチャル空間には存在していて,そこでは「会える」というのもありかもしれませんね.

 まあ実際には隠居することはないと思いますけど(笑),「一人時々みんな」の「みんな」の頻度が落ちて行くというか,でも,それはリアルの話で,ヴァーチャルなら逆に「みんな」の頻度が上がるというのもありかもしれません.

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[そんなに嫌じゃないやらないといけないことがある]

 やりたいこと,やらずにおれないことがあるのが理想だとは思うのですが,一日中やっててもへっちゃらというのを何十年にも渡って維持するのは果てしなく難しいわけで,現実的には「そんなに嫌じゃないやらないといけないことがある」ということかもしれませんね.

 仕事は(多くの人にとって)まさにそういうことでしょうし,ご飯を食べるとか,買い物に行くとか,片付けるとかもそうなんですかね.仕事だと生活して行くのに必要なお金がゲットできるとかの見返りもあるわけですし,「やらないといけない」のならやればある程度の達成感や解放感は得られるわけで,まさに「活動と休息」ということでしょうか.

 ですから,仕事をしているうちは(やりたいこと,やらずにおれないこと,何か成し遂げたいことがなければ)それでいいのかもしれませんが,問題は,やはり定年後ですね.だとすると無理しない範囲で再雇用とか何か新しい仕事を始めるってことなんでしょうか(何か普通だなあ).

 もう働かなくても食べて行けるとしても,一旦仕事をすると決めれば勝手にやめるわけにも行かなくなるわけで「(そんなに嫌じゃない)やらないといけないことがある」状態にはなると思いますからね.

 つまりは,もう働かなくても食べて行けても働くという形で「(そんなに嫌じゃない)やらないといけないことがある」状態を作るということなら,例えば,ピアノを弾いていく,何かのスポーツをして行くと決めるというのも,練習をサボれば思うような演奏やパフォーマンスができなくなるので,練習しないといけないわけで,これも「(そんなに嫌じゃない)やらないといけないことがある」という点では同じかもしれません.

 だとすると,お金がもらえても自分や社会全体にとって大して意味のない仕事をするよりは,毎日一日中やりたいわけではないけど「総体的には」やりたいことや自分にとって意味があるというか,何かに近づいていけるようなことを「そんなに嫌じゃないやらないといけないこと」にしたいと思いますかね.

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 そういう点では,研究はちょっとサボっても「腕が落ちる」わけじゃないので逆に難しいかもしれません.でも,例えば,研究成果の解説は,「やらないといけない」とは思えるし,そんなに嫌じゃないので,こういうやり方もあるかもしれません.でも,リタイア後に「とっておく」わけにも行かないし,というか,やりたいことは今やる的には,やらないといけないことも今やらないといけないとも言えるので,やるなら今ですかね.

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8/20'20
[まさにその通り]
(研究)

 研究成果の解説ですが,正直,あまり達成感は感じないと書いていますが,まさに「やらないといけない」(と思える)ことなので,まさにその通りということですね.査読論文を書くというのも同じですかね(でも,「そんなに嫌じゃないやらないといけないことがある」とは言える).

 じゃあ,何に達成感を感じるかというと,それはやはり研究そのものです.つまり,まだ誰も解明していないことを解明して行くことですね.つまりは,そういう研究活動とそれを論文とかウェブサイトとかにアウトプットするのは別の話ということですね.

 でも,このサイトもそうですが,何か面白いことを思いついたらここに書きたくなっちゃうわけですよね.つまり,研究も面白い結果が出たらすぐに論文とかサイトに書けばいいってことになるんですが,研究の場合は(まずどこかの学会に論文を書かないとアイデアを盗まれるので)そうは行かないのがめんどくさいですね.

 でも,そうすると,このサイトに書いてることは,アイデア盗まれまくりってことになりますね(笑).まあ研究に比べたら大したこと書いてない?ってことかもしれませんが,研究だって,そう割り切ればいいだけの話かもしれませんね.

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[達成感]

 そもそも達成感って何でしょうね? というか,どういうことに達成感を感じるかはおそらく人それぞれで(まさに素養の問題),そういうことを感じることをすればいいということになるのでしょうか.

 どんなにしょーもない仕事でも報酬がもらえれば達成感を感じる人もいる(多い)んでしょうし,人との繋がりというか,感謝されると達成感を感じるとか,やりたくないことの方が解放感を感じられて達成感に繋がる人もいる(多い)んでしょう.

 ですから,達成感を感じたければ,そういうことをすればいいということになりますが,それは,ある意味,そういう自分の中に閉じこもるというか,成長がないことになるのかもしれません.素養の問題ならどうしようもない気もしますが,成長するのも人間ですからね.

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8/21'20
[過去の話]

 40代の頃は同窓会的なものによく行ってたけど,50を過ぎてから足が向かなくなったと何度か書きました.先日,友人とそういう話をしていて,この件についていろいろしゃべったんですが,何か違う感じがしてなんかもやもやしてました.

 足が向かなくなった理由としては,単に飽きたということもあるかもしれませんが,例えば,東大卒が集まる同窓会の主たる話題はやはり仕事のことで,もちろんみんな大人なのでマウンディング合戦とかにはなるわけではなくて(むしろほとんどの人はとても謙虚),でも話題がそういうことになると,社会的に成功した人間とそうでない人間に分かれてきてしまうのは確かです.

 でも,そういうことを気にしないというか,そう振舞っている人がほとんどなんですが(自分が成功していてもそういう話を積極的にするわけでもなく,自分が社会的に成功していなくても意に介さない),そういう話題になるということは,そういう話を振る人がいるわけで,それは,自分は成功しなかったけど成功したかった,あるいは,ある程度成功はしたけどもっと成功したかったというような人でしょうか.

 学生時代の思い出話以外にそのくらいしか話題がないということかもしれませんが(子供とか家族の話はそんなに出ない),だったらしょがない気もしてきますが,個人的には,何かつまんないというか,足が向かなくなったのはどうしてかなと思っていて,先日,また別の友人と話をしていて気づいたんですが,それは,話題がどれも「過去の話」だからということです.

 どういう仕事をして会社でどのくらい偉くなったとか言っても,それは所詮過去の話ですよね.何度か書いてるように,私は過去のことには興味がなくて,じゃあ何に興味があるかと言うと,将来というかこれからのことです.そして,我々の世代のこれからの話と言えば何かは明らかで,でも,何かは明らかだけど,その問題はものすごく難しく微妙な話題でもあって,でもだからこそそういう話もしたいとも思うんですよね.

 でも,そういう話には全然ならないです.臭いものに蓋をしてわざと避けてるようにも見えます.私も大人ですから,相手が話したくないことにわざわざ話を振ったりはしませんし,そうすると,回りの話に合わせるというか,私も社会的に成功した方だと思われてるみたいで,そういう勝ち組?に取り込まれるんですが,心の中では,そんなの過去の話でどうでもいいじゃんと思ってしまって,そうするとだんだん足が向かなくなるってことですかね.

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 でも,もちろん,全ての集まりがそういうわけでもなくて,まさにいろいろなんですが,基本的には楽しいので,できるだけ顔を出したいとは思うのですが,そういう「色」が強いところは,やっぱり足が向かないですかね.

 あるいは,もう少し時間が経って,それこそみんなリタイアすれば雰囲気が変わるのかな.でも,そうなってからそういう話をしても何か違う感じがするんですよね.逆に一転して自虐ネタ中心みたいになりそうで,それだともっと足が向かないですね.

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 言い方を変えると,仕事とかの当たり障りのない話しかできないのか,もっと本質的というかディープな話ができるのかという私と彼らの「親密度」の問題かもしれませんね.つまり,そういう話ができるところには行くけど,そうでないところには足が向かないという至って当たり前のことかもしれません.

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[絶賛の嵐]
(世の中)

 王位戦に勝って二冠となった藤井さんですが,将棋界やメディアでは絶賛の嵐と感じですがどう思いますか?

 確かに将棋界の中では大快挙なんだろうと思いますが,まさに将棋の世界の中での話なわけで,それに便乗するメディアは,やっぱりみっともないですね.まあ便乗することで飯を食うのがメディアなんですが(笑).

 でもメディアが便乗すると,世の中に広く伝わるんですが,将棋ってまさに世の中にとって「何の役にも立たないもの」ですよね.それを国民に勇気と希望を与えたとか言って視聴率を稼ぐのは衆愚的でみっともなく,それはスポーツ報道とかも同じですかね.

 そもそも,こういうのって将棋関係者以外の周りがどうこういうことではないわけで,藤井さん自身も将棋が好きでやりたくて強くなりたくてやってるだけの話で,ただそれだけでいいと思うんですよね.

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8/22'20
[まだまだ行ける]
(片付け)

 片付けですが,何となく見えてきたというか,実際に引っ越すことになったとしても,そんなにばたばたすることなく対応できる状態になったと思うのですが,片付けというか,廃棄はまだずっと続いています.このときは減ってもあと2, 3割と書きましたが,もっと行けるかもしれません.

 というのは,捨てるハードルがその後もどんどん下がってる気がするんですね.具体的には,年賀状とか手紙とかですが,考えてみたら,見返したことなんかほとんどないし(とっておきたいと思うのは極々僅か),住所とかの連絡先は僅か数百KBのエクセルファイルに全部入ってるし,名刺を見て連絡することなんか今はもうないし(やりとりするときはメールになる),そういう風に考えて行くとまだまだ行ける気がするんですね.

 でも,一通りは済んだのも事実で,そうやって全貌が把握できたからこそ相対的に要らないものが見えてくることもあるわけで,つまりは,ある程度「いつでも引っ越せる状態」を維持しながら,ライフワーク的にずっとどんどん荷物を減らして行けばいいんだと思います.

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[親切の押しつけ]
(日記)

 今日は,東大バドミントン部同期のZoom飲み会?で前回から2ヶ月しか経ってない(笑)のですが,メンバーの1人がおめでたい話に気づいて急遽?開催されました.でも,夕ご飯前の2時間だけで,こんな感じで気軽に短い時間時々「会う」のもいいかもしれませんね.

 で,帰ろうとしたら近くでものすごい爆発音?がします.何かなと思ったら,花火でした.すごく近くて音もそうですが風圧を感じるほどでした.道に人がぞろぞろ出てて危ないし,道路の左車線に車が並んでずらーっと停まってるところもあってこれも危ないですね.

 家に帰ってきても場所が近いのか音がやっぱりすごくて,部屋に入ればそうでもなかったですが,こういうのってどうなんですかね?

 ニュースを見ると全国で抜き打ち?で花火が打ち上げられて,元気づけられたという(しょぼい)コメントが載ってるんですが,近くでやられると単純にうるさいし,いきなりだと困る人もいるわけで,なんかこういうのも余計なお世話というか,親切?の押しつけと思う人もいるんじゃないかと思いました.

 私はどうでもいいというか,こんなことくらいで元気になったりはしないし,近くで花火を見るのは久しぶりで綺麗だなとは思ったけど,見ていたのは,1分くらい(笑)なので(自分の家から見られるのならしばらく見てもいいけど,外で回りに人がいるところで見ようとは思わない)どのみちあまり関係ないですかね.

 実際のところは,花火大会が中止になって「在庫」をどうにかしないといけなくて,「いいことした」ことにして,在庫を一掃してるだけってところですかね(なのでそんなにありがたがる必要もないし,迷惑なら迷惑と言ってもいい).

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[お前に何ができるんや?]

 東大バドミントン部の同期ですが,8人いて,1人は顔を出さなくなったので会うメンツは7人なんですが,中央官僚が3人,民間企業が2人,大学教員が2人という中,薬剤師が1人いて,官僚もサラリーマンも大学教員も定年が来ればクビなわけで,10年後,20年後とかを考えると彼女が実は勝ち組?だったりするのかなと思ったりしました.

 要は,何かの組織に所属するということがなくなったときに,結局「お前に何ができるんや?」ということなわけで,定年まで勤め上げたらあとは悠々自適でもいいんですが,のうのうと年金もらって若い人達に負担をかけるより働けるのなら働いた方がいいというのは極々自然な考えでしょう.

 でも,定年でクビになったら「こんな仕事しかない」としたら,それは結局「お前にはその程度のことしかできない」ということが残酷に突きつけられるわけで,ものすごくシビアというか,やはり「準備は必要」ということですかね.

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 じゃあ,準備って何かですが,手に職というか,定年がある仕事じゃなくて,いくつになっても働けることってことなんでしょうが,一方では,社会から必要とされなくなっても,回りからどんなに惨めに見えてもへっちゃらというか,本人が楽しければそれでOKってことはあると思うんですが,これって「幸福論」で書いたことに通じるわけで,つまりは,そんな簡単な問題じゃないってことです.

 だとすれば,もちろん,見栄を張る必要なんかは全然ないですが,ある程度は,社会と繋がっているというか,世の中から必要とされることは「意外と」大事なのかもしれません(「意外と」というのがポイント).

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[相手次第]

 自分でどうしようこうしようということもないこともないのですが,基本的にはどっちもOKということで,やっぱり,相手次第ということはあると思うんですよね.

 お前はもう要らないから(年金はやるから)仕事しなくていいと言われれば(もう充分楽しんだと思うので)それはそれでありだし,必要だからまだまだ(私にしかできない)仕事して欲しいと言われれば,もう一頑張りしようかなと思うわけです.

 あるいは,好きな人がいたとしても,まさに相手次第というか,相手にその気がなければ,そういうことにならないのが相手にとっていいことなわけですし,そう考えると好きな気持ちもなくなって行きますし,相手にその気があったとしてもいろいろ面倒なこともあるわけで,これまたどっちもOKなわけです.

 ということで,結局,相手次第,世の中次第なんですが,どっちもOKなので他力本願というわけでもなくてちょっと面白いですね.

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8/23'20

 相手次第という意味では,余計なお世話もまさしくそうで,これは学生に限らず,広く人付き合いについても同様ですね.

 こんなこと書くと,お前は人間嫌いかというか,人付き合いが嫌いなのかと思われるかもしれませんが,そんなことはなくて,でも,自分からどうこうしようとはもう思わないってことですかね.

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8/23'20
[そういう生活もいいじゃないですか]

 設定上の話ですが,ある女の人が定年まで仕事をしてリタイアしたんですが(よくわからないけど結婚してなくて子供もいなくて友人もいない感じで),地域のコミュニティーに入ることもできず,朝起きて朝ご飯を作って食べて掃除洗濯とかの家事をして昼ご飯食べて,趣味の手芸とかをして,買い物に行って,夜ご飯を作って食べて,テレビを見てお風呂に入って寝るという,誰ともしゃべらない日々を送っていて,元気なときはいいけど,病気になったりするとものすごく心細くなるというようなことを言っていました.

 で,印象的だったのは,それをきいていた人が,そういう(誰ともしゃべらない)生活のどこが不満なんですか? そういう生活もいいじゃないですかって言ったんですね.

 全くその通りだと思うんですが,世間一般?としては,一人は寂しいとか,可哀想とか決めつけるわけで,そんなこと気にしなければいいと思うのですが,多くの人はそういう「社会的圧力」に負けるというか洗脳されてるわけです.

 結婚しないの? 子供は? 一人は寂しくない?という「社会的圧力」は,社会の都合,(個を犠牲にした)人類の繁栄が背景にあって,結婚しないの? 子供は?というのは説明不要でしょうが,じゃあ,(年寄りに対する)一人は寂しくない?というのは,孤独死されると困るという「社会の都合」なわけで,つまりは,「孤独死は寂しい」と刷り込んでめんどくさいことを社会が回避しようとしてるってことですね(まさに余計なお世話).

 でも,実際に孤独死すれば(本人はどうってことなくても)実際に迷惑をかけることもあるので,そこをしっかり対処できるようにしておけばいいだけの話で,それだけのために施設に入ってお遊戯しないといけないとか,誰かが見回りに来るとかいうのは全然割に合わないと思うんですよね.

 でも,要介護になればそうも言ってられないわけで,つまりは,どんなに歳をとっても快適な生活を送るためには,要介護にならずに自活できるように体や脳をしっかり維持して行きましょうということでしょうか.

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 そもそも「寂しい」という感情が(個を犠牲にして)人類を繁栄させるプログラムなわけで,逆に言えば,そういうことがわかっていれば,寂しいと嘆く必要もないというか,寂しくなったら,そういうことを思い出せばいいってことですかね.

 まあでも,プログラムってことは,逆らうのはなかなか難しいってことでもあるわけで,そうすると,やっぱり,「一人,時々,みんな」が現実的ですかね.

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[全部欲しい?]

 もっと言えば「全部欲しい」のかもしれませんね.

 わかり合える人達とは時々話をしたいし,愛し合える人もいて欲しいけど一人の時間は何より大事,いい仕事はしたいし,私にしかできない仕事ならやってくれと言われればやろうとは思うけど,そうじゃない仕事はしたくないし,仕事以外のやりたいことはやりたい,認めてもらえれば悪い気はしないけど,それで余計な仕事が付いてくるのは嫌だし,社会的地位も要らないけど,社会的圧力を感じるような状態は避けたい,お金はそんなに要らないけど,今の生活をしていくためのキャッシュフローは必要.

 なんて贅沢というか手前勝手な話なんですが(笑),何かを犠牲にして何かを得るというのが普通なんでしょうが,私の場合,そういう風に考えることは(なぜか)全くなくて,欲しいものは全部手に入れようとするというか,そういうことが行動規範になってる気はします.

 もちろん,だからと言って,実際に全部手に入れてきたわけではありませんが,これはだめだったとあきらめたものはないような気はします.

 ただ,私の場合,最大の問題は,全部手に入れるためにその分頑張るかというと,そういう気になるときもあるけど,だいたいは,そんなことはなくて,結局,どれも大したことにならないのですが,じゃあ,何かを切ってどれかに集中して,とは考えないという,ただそれだけの話です.

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[うまく行く]

 結婚生活というか,共同生活というか,実情は当人にしかわからないのですが,一般的には不平不満を言う人が多いですよね.まあ不幸自慢的なこともあるとは思うのですが,一方ではうまく行ってるように見せて,実際はどちらかが,あるいはどちらも我慢してることもあるような感じもします.

 実際別れる人もいるわけですし,子供とかその他のいろんな事情で別れたくても別れられない人もいるのかもしれませんが,私からするとうまく行かないというのがよくわかりません.具体的には,うまくやって行こうという気があれば,うまくやって行けると思うからです.

 じゃあ,どうしてうまく行かないのかと言うと,それは相手に何かを要求するからだと思うんですよね.でも,お互いを独立した人間として認めて何かを依存することも要求することもなく,うまくやっていこうという気があれば,極端な話,どんな人とでもうまくやって行けると思うんですが違うんですかね?

 価値観の違いとか,性格の不一致とか言いますが,価値観が違っても,性格が違ってもそれを認め合えば,それでいいと思うんですよね.自分と価値観が同じであって欲しいと思う,そういうことを相手に要求するから不平不満を感じるわけですからね.

 でも,どんな人とでもうまくやって行けるのなら誰と結婚してもいいかと言うとそれは違ってて,じゃあ,それが何かと言うと,それは単純にその人のことが好きってことですかね.じゃあ,好きって何かと言うと,それはよくわからないんですけどね(笑).

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[孤独に対する恐怖心]

 この件ですが,うーん,でも,やっぱり本能なので,一人というか孤独に対する恐怖心はありますよね.仕事をしているうちはいいですが,リタイアして社会との繋がりが切れたらとか,配偶者に先立たれたらとか.

 でも,リタイアは必ず来るわけですし,伴侶がいても1/2の確率で,女性ならもっと高い確率で先立たれるわけだし,男性なら先に逝ける確率が高いと言っても逆になってしまったときのダメージは女性より大きい人が多いわけですよね.

 そう考えると,やっぱり怖いんだと思いますが,そこで臭いものに蓋をするのか,そうなることを想定してとは言いませんが,ありうることとしてしっかり準備しておくのとでは全然違うと思うんですよね.

 じゃあ,準備というのは何かと言うと,端的に言えば,やはり「一人でも大丈夫」になっておくってことですかね.それは,体と脳と心の健全,経済的なこと,身の回りのことなど生活のことが自分でできること,そして,一人で退屈しのぎして行けるってことで,なかなか大変だと思いますが,だから準備が必要ってことになるわけです.

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 うーん,でも,「完全に一人」というのは,やっぱり厳しいですかね.つまりは,「一人,時々,みんな」で,「みんな」の部分が(少しでも)必要ということでしょうか.

 でも,逆に多すぎでもうざいわけで,そこのところのバランスですかね.そういう意味では,今の状態からやりたくない(笑)仕事を除いたくらいがちょうどいいので,そうすると,研究とか学生の研究指導とかのやりたい仕事の部分を埋めないといけないことになってしまいますね.

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8/24'20
[目指す価値がある]

 単に自分の中の周期的な心的変化もあるとは思うのですが,なんかもやもやしますね.

 世の中はどんどん変な方向に行くし,いろんな人と話をしてわかり合えるところもあるけどそうでもないところもある.

 世の中から距離をとったり,人付き合いもある程度割り切ればいいんだろうけど,そうすると,一人というか孤独になって行くわけですよね.

 やっぱり「一人でも大丈夫」が無敵なのかなあ.でも,実際には多分無理で,でも,無理だからこそ目指す価値があるというか,目指すことはできるわけで,そう思って精神修養して行くというか,内的熟達的に生活して行けるようにしていくと考えるってことですかね.

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[どっちも選べるように]

 うーん,でも,リタイアしたらそんなに何かを追求するでもなく,のんびり坂を下って行けばいいんじゃない?という考えもあると思うんですよね.究極的には,本人がそれでいいと思えばいいわけですからね.

 でも,幸福論に戻るんですが,回りにどう思われようと本人が幸せと思えば幸せなんですが,それでいいのかってことなんですが,それが違うということなら,結局,社会との繋がりに対する固執を断ち切れてないだけじゃんってことですよね.

 こういうのって意外と難しくて,それは,今はそうでも10年後は違うこともあるし,実際,今すぐリタイアするかと言うとそうはならないわけだし,だったら,10年後もまだリタイアなんかしたくない,今以上にばりばり仕事したいと思ってるかもしれないわけです.

 だとすると,どっちも選べるようにしておかないといけないわけで,そう考えると準備も2倍というか,なかなか大変なんですが,準備というか「やることがある」というのは悪くないです.

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 でもこれって「どっちもOK」と矛盾するような気もしたんですが,実際は,真逆というかまさに「整合」ってことですかね.つまり,どっちになるかわからないからどっちになっても大丈夫にしておくってことですからね.

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[歴代最長]
(政治)

 あれ? A倍さんの在職日数が歴代最長と言ってますね.じゃあこれは何だったの? 今回は「連続」と言ってるので,前回は第1次政権の分も入ってた?

 まーどーでもいいですかね.思うのはここで書いたことと同じで,それから少し時間が経ちましたが,野党の惨状も変わりません.Aベノミクスで経済回復とか言ったって,その実,世界的に金融緩和でバブルった時期だったというだけですからね.

 でも,何と言うか,国民も何もしてないできないJ民党政権にそろそろ飽きてきた頃だとも思いますし,A倍さんの次というか,これはという政治家もいませんし,お灸をすえるじゃないですが,気分転換(笑)にまた政権交代させてみるかってのはどうですかね?

 またあの(ガキの集まりみたいな)M主党かよという感じもしますが,彼らも前回の失敗で学んだこともあるでしょうし,J民党が下野すれば政界再編が起こってバランスのとれた二大政党になる可能性だってあるかもしれませんからね(希望的観測).

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[鯖缶]
(生活)

 手軽に蛋白質を摂取できる食材ですが(今頃)鯖缶を試してみました.今頃というのは,やっぱちょっと味に不安が..ってことですかね.あとは,スーパーに行けばいろいろ売ってるんですが,どれを買えばいいのかってこともあるし,缶詰なので(調べてないけど)大手メーカーでも添加物は使ってないと思うのですが,生活クラブで扱っていたので注文してみました.

 まず試したのは味噌煮ですが,これは行けます.不安だったのは水煮ですが,うっすら塩味が付いていてこれもそのまま行けます.クックパッドとかでレシピを調べるとポン酢を使ったものが多いので,ちょっとポン酢に付けて食べてみたら更にうまいです.

 肉を焼いて食べるときは,塩胡椒とか焼肉のタレとか同時にいくつか味変して食べるのですが,そういう意味では,味噌煮より水煮の方がそういうことができるし安い(笑)ので,水煮中心がいいですかね.

 一缶100〜200円くらいだし,一缶で30gくらい蛋白質が摂れるし,缶詰なので日持ちするし(というか,賞味期限ぎりぎりになるほど味はよくなるらしい),使えそうです.

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[パラまで1年]
(スポーツ, 世の中)

 東京パラまで1年だそうです.でも東京五輪もそうですが,今の感じだとちょっと厳しいかもしれませんね.

 気になるのはやはり藤原のことですが,東京パラでバドミントンが種目として採用されたときは喜びましたが,どうして何のためにバドミントンをするのかということを考えると,別にパラリンピックのためにやってるわけじゃないし,そういうことは何度も話したと思うので,(多分)大丈夫だと思います.

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[どうやって続けて行くか]
(研究)

 一人で大丈夫を目指してもいいんですが,埋めるということを考えると,要は,学生の研究指導(みたいなこと)を大学をクビになった後もどうやって続けて行ったらいいかってことですよね.

 研究所とかコンサルだと稼がないといけないんですが,別にお金は要らないし,だったらハードルは下がる気がします.

 「研究グループ」もいいんですが,もっと具体的というか,ポスドクでもいいですが,修士卒の社会人で,論文書いて博士取りたいという人をサポートすることはできると思うんですよね.例えば,大学の社会人コースで1年とかで博士を取ろうと思ったら,査読論文をコースに入る前に数編もってないといけないんですが,その執筆を指導するということでしょうか.

 大学の教員でなくなれば,私が直接博士を授与することはできなくなるのですが,査読論文を書くのは全然問題ないですし,博士を取りたいのなら知ってる先生はいくらでもいますから,研究テーマに沿った現役の先生を紹介することもできます.

 もっと具体的には,研究テーマを提供して,研究指導して結果を出させると同時に研究の進め方や考え方を伝授して(この部分は単に研究に限らず仕事を進めていく上で非常大きなスキルアップにも繋がるはず),論文執筆に至るということですかね.査読論文を書きたいということだと,ポスドクとか助教とかの若手の研究者でも私が力になれることはあると思いますし(共同研究者とか研究の相談に乗るという形でもいい),それが全くの無償で得られるのなら(私にその価値があるのなら)こんなうまい話はないと思うんですよね.

 私からしても大学の教員のときのように研究しない学生の尻を叩く必要もないというか,もう社会人だし,当人がやらなければそれはそれで仕方ないわけですし,授業料とか対価をもらうわけでもないので責任もないわけです(もちろん,門を叩いてくれたのだからできるだけのことはしたいと思いますが).

 でも,ポイントはやはり私にその価値があるのかってことでしょうか.今の研究レベルを維持すればどう考えてもその価値はあると思いますが(過信?),そうではないとすると,有名大学の教授という肩書きにしか人は集まらないということになって,それはかなりがっかりすることですが,社会の歪みというか他者評価じゃないですが,所詮そういう世の中ということで,そういう世の中と距離を置いてやって行けばいいってことでしょうか.

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 具体的にはこんな感じでしょうか.

<研究指導致します>

 対象者: 大学の社会人短期博士コースに入学して博士号をとるために必要な査読論文を書きたい大卒,修士卒の方.既に博士をもっているポスドク,大学助教で,研究指導を受けて研究力,考える力を高めるとともに業績を積みたい方(共同研究者になってアドヴァイスが欲しいということでも構いません).民間企業の研究員で(個人研究で)研究指導を受けてみたい,あるいは,査読論文を書いて業績を積んで大学の公募に応募してみたい方.

 研究テーマは,当方で指導できる研究分野なら持ち込みでも構いませんし,特になければ,相談しながら興味をもてるものを提供することもできます.これまでに行って来た研究はここにあります

 具体的には,研究テーマが決まったら,適宜,打ち合わせ,相談,指導をしながら,研究を進めていただき,ある程度,結果が出たところで査読論文の執筆となります.指導は,単にやることを指示するのではなく,研究に限らずもっと広い意味で「考える力」が付くように行います.

 その他: 授業料などの経済的負担はありませんが,研究に必要なPCなどはご準備ください.研究テーマによりますが,大卒程度の数学,力学,データ解析スキル,プログラミングなどが必要になることもあります.指導を受けるというよりは,最先端の研究テーマにいっしょに取り組んでみたいということでもいいと思います.

 みたいな感じですかね.これで「お客さん」が来るでしょうか?(経済的負担なしなので「客」ではないが)こんなうまい話そうそうないと思いますけど,だからと言って,そんなうまく行くとも限らないのが世の中だとも思いますけどね.

 まあ,現実にはまだ先の話なので,どうなるかわからないし,研究所とかコンサルとか研究グループとか,いろいろ考えて行く中で出てきた一つのアイデアなので,これがまた変化していくことだってあるでしょう.

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[相手次第]

 やはり「全ては相手次第」だと思いますね.

 自分がどうこうではなく,相手が自分にどうして欲しいということがあれば考えるってことですし,そういうことがなければ,別にもういいやって思っちゃいますからね(そして,そうなる可能性も大きいのでそうなったときの準備も必要).

 自分が相手のことを思っていても,相手が自分のことを思ってなかったらそれをどうこうしようとは思いませんし,自分の相手に対する気持ちもどんどんさめますし,実際,そうなったわけですからね.

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8/25'20

 <研究指導致します>ですが,実際はそう簡単な話じゃないでしょうね.

 今はほぼ同じことを大学からの給料という対価をもらってやっているわけで,しかも中身的には対価以上の価値があると思っていて(学生からしたら授業料以上の価値),それを大学を辞めたらいきなり只でというのはいろんな軋轢を生みそうです.

 現役の先生からすると,一種の営業妨害ととらえる人もいるでしょう.実際,自分のところに授業料を払って来てくれる学生を奪われるということになるわけですからね.

 そうするとどうなるかと言うと,単に自分がやりたい研究を人を集めて只でやらせてるだけじゃないかという誹謗中傷みたいなことも起こるかもしれませんし,実際,現役の先生でそういう指導?しかしてない,学生を単なる人手としか考えていない人もいるわけですからね.

 ここまで来て思うのは,問題は単に定年後も将来ある若い人を育てながら研究活動を進めて行くにはどうしたらいいかというだけに留まらず,もっと本質的な問題です.つまり,give&takeがちゃんと成立してるのかということです.

 もし教員が学生を自分の研究を進めるための単なる人手としか考えてないのなら,それで給料ももらえてこんなうまい話はないのですが,ということは,give&takeが成立してない(学生からすると教員のパワハラに耐えれば有名大学の修了証書が貰えるというgive&takeしか成立しない)わけで,そういう人がいるというのは非常に問題です.そして,もし私がそれを無償で提供するとなるとまさにそういう既得権が侵害されるわけですから,ものすごい反発をすることになるのでしょう.

 でも,それが世の中というか,もっと言えば,いかに自分が得するかを中心に世の中は回ってるわけで,そういう世の中は,今の資本主義の枠組みが変わらない限り変わらないわけで,そういう世の中から距離を置いてやって行こうと思えば,余計なことはしない方がいいってことになりますかね(でもそんな世の中でいいのかなあ.いいわきゃないか).

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 こうして考えて見ると,やはり「一人でも大丈夫が無敵」に傾いてしまいますね.研究指導をするということは,人と関わることになるわけで,それでもちろん(お互い)いいことがあるんですが,一方ではそうでもないこともあるわけです.

 そして,現状特に問題がないのであれば,火中の栗は拾わないというか,やはり,余計なことはしない,人とも(できるだけ)関わらないということになってしまうんですかね.

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[単なる思い込み?]

 上と関連するのかもしれませんが,リタイア後「行くところが必要」問題です.

 今の私は,(仕事は全てオンラインなので)大学の研究室に来る必要はないのですが,ほとんど毎日来ています.それは家にいるよりも大学の研究室に来たいから来てるわけで,大学を定年でクビになったら大学の研究室という「行くところ」を失ってまずいことになるんじゃないかということです.でも...

 大学の研究室に何しに来てるんでしょうね(笑)? もちろん,仕事ってことなんですが,仕事なら家でもできるし,今は大学に来ても誰かに会って話をしたりすることはないし,ただ来て帰ってるだけで,気分転換に単に場所を変えてるだけ? だったら,リタイア後,そういう場所を大学の研究室でなくてもどこかに自分で借りればいいし(そのくらいの経済力はあるでしょう),家の中にそういうスペースを作ればいいだけの話でしょう.

 つまりは,「行くところが必要」という単なる「思い込み」って感じもしてきました.

 だとすれば,これはかなりの朗報で,「一人でも大丈夫」(もちろん,人との繋がりを排除するということではなく,自分が必要とされなくても大丈夫な状態になっておくということ)に近づいた気はしますね.

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 だとすれば,家の中に仕事部屋のようなものを作るのが現実的でしょうし,そうするとずっと家の中に閉じこもっているのはあんまりよくない気がするので,散歩がてらぶらっと出かけられるというか,散歩したくなるようなところに住むのがいいような気がします.

 そういう意味では,以前は,東京のど真ん中がいいなあと思っていたのですが,だんだんそういうことがなくなり,今は逆に自然系の方に憧れますね.こういう状況になって,都会で得られるもののほとんどはオンラインで得られるのに対して,大自然のようなものはリアルでしか得られないとも思いましたしね.

 あとは,「一人でも大丈夫」ってことなんですが,これも何度か書いてますが,「一人,時々,みんな」でいいわけですし,直接会わなくても,Zoomでもメールのやりとりでも人との繋がりは充分に感じられるので,「一人でも大丈夫」じゃなくて,時々直接会いながら,普段はそういう「人との繋がり」の中でやって行くということでいい気がします.

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 じゃあ,これで問題解決,準備万端かというとそうではなくて,肝心の「やること」というか,具体的には,研究や学生の研究指導ができなくなったときにそれを埋めるものが必要ということですが,研究はできる範囲でしこしこ一人でもやって行けると思いますし,大っぴらに<研究指導致します>とはやらないとしても,問い合わせとか相談にはいくらでも乗りますし(でも,これも無償でやると問題があるのかも),知的好奇心さえあれば,やることは(一人でしこしこできることの中に)いくらでも探して行けると思うんですよね.

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[釧路駅前]
(その他)

 強震観測点回りとかの情景がフラッシュバック?すると書きましたが,大牟田や福岡以外にもそういうところがいくつかあって,一つは「釧路駅前」です.なんでですかね?

 釧路には何度も行ったことはあると思いますが,M1のときの建築学会の後の北海道一周旅行のときに(駅前に)行ったかどうかは憶えていないので,最初の記憶は,1993年釧路沖地震の被害調査ですかね.生まれて初めての地震被害調査でしたし,大変だった記憶が大きいですかね.でも,釧路駅前の情景は(そのときは雪だったので)そのときのものではないですね.

 だとすると,2003年十勝沖地震のとき? でも,釧路駅前に行ったかなあ?(被害調査的には行く意味なし)じゃあ,何の記憶?

 よくわからないのですが,イメージ的には,一仕事終えて帰るみたいな感じなんですよ.つまり,そこから電車に乗って帰ったということなんですが,(車か飛行機移動なので)そんなことしてないと思うんですよね.でも,そういうイメージがあって,郷愁というか懐かしい感じがするんですよ.

 変な話,福岡に帰って住もうとは思わないけど,釧路(駅前)にはなぜかそういうものを感じるというか,ほんと変な話ですね(笑).

 ちなみに実際に住むとすると,気候的にはどうなんですかね? 夏は涼しくて冬は寒い? でも,雪はあんまり降らなくて,近くに山もそんなにないし,スキーはそんなにできなさそうですね(この地域はスキーよりスケートがさかんで,被害調査のとき,昼休みに小学校の運動場がスケートリンクになって生徒達が滑っていた).

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[3つの(ほんとの)感染対策]
(世の中)

 バドミントン部がオフに入るみたいで体育館の床の拭き掃除をしましたと学生がFBに上げていたら,新型コロナ対策ができてないとスタッフの何人かから怒られてました.

 要は,シューズの底に付いてウィルスが持ち込まれてるかもしれなくて,床を素手で雑巾で掃除したらってことですね.同様のことはいろいろあって,チェック項目的にはかなりの量になります.そして,それを一つ一つ守るのは結構難しくて,一方では,風が吹けば桶屋が儲かる的なパズルをするのはもっと難しいわけです.

 私がずっと言っているのは,自分の手にウィルスが付かないようにするのは非常に難しいので(手洗いしてもその後どこかに触ったらそれでアウト),だったら,自分の手はウィルスまみれであることを前提に行動することです.具体的には,自分の口や目などの粘膜を触らないことです(風が吹けば的には,ねずみに桶をかじらせないようにするだけ).これができれば,あとは,至近距離で対面でマスクをしないで話をするとかして飛沫を直接被らなければ,感染することは「物理的に」ありません(つまり,それ以外の状況でマスクをすることはほとんど意味がないし,接触感染アプリも同様).

 世の中的には,飛沫が空中を漂って感染するみたいな雰囲気ですが,それは全くないとは言いませんが,感染のほとんどは(何度も書きますが),どこかに触って手にウィルスが付いて,その手で粘膜を触る「接触感染」です.

 あとは,マスクをずらすと,ずらした先のあごとかにウィルスが付着していたらアウトなのも書きましたが,これも多くの人ができてません.

 つまりは,項目的には,自分の粘膜を触らない,マスクをしないで対面で人としゃべらない,マスクをずらさない(ずらさずにはずす)の3つということになります.

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 でも,これって国とかメディアが言ってることと全然違いますよね.それは(何度も書きますが)彼らは国民は○カだからほんとのことを言っても守れない,だから,ものすごく非効率でも○カでもできることをやれと言うのです.腹立たしいこと甚だしいですが,新型コロナ対策に限らず一事が万事がそうで,今の世の中って,そういう感じでものすごく非効率というか,はっきり言えば,ほんとぐだぐだなんですよ(まさにひどい世の中).

 逆に言えば,ちゃんとできる人はそんな○ホなことに従う必要なんかないし,ほんとに正しいことをやればいいということですし,そういうことが大きな差となって現れるでしょう.

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[フェスロス]

 こういう状況で夏のフェスが全部中止延期になって,それが生き甲斐の人もいるみたいで,そういう人は,夏フェスを中心の年間スケジュールを立てるというかフェスが生活というか人生の中心で,フェスがあるから仕事頑張れたのになくなったので頑張れないフェスロス状態だそうです.

 パターン2的には,仕事は食べて行くためと割り切って,それ以外の時間をやりたいこととか楽しみに費やしていくってことで,それはそれでいいとは思うのですが,あまりにお金がかかることは厳しいとは書きましたが,他者依存的なこともそうかもしれませんね.

 アイドルを追っかけてたら,いきなりそのアイドルが卒業するとか解散するとか,こういう状況でイベントが中止になるかもしれないし,スポーツ観戦とかコンサートとかライブに行くというのもそうですかね.

 つまり,「その仕事,ほんとに世の中にとって必要なものですか?」と同様に,人生の楽しみも「その楽しみ,何かに依存していて,なくなったりしませんか?」とも言えますかね.

 ここでも出てくるのが「一人でも大丈夫が無敵論」(笑)ですかね.ピアノだったら家で一人で弾いてればいいし,絵を描くとかもそうですね.研究も一人でしこしこやるならそうか.そういう意味では,相手が必要なスポーツはちょっと厳しいとも言えますが,一人でできるスポーツもあるので,できればそういうものにしていくのがより安全とは言えますかね.

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8/26'20
[居住環境のいい部屋が3つ必要]

 何だかこれで行けそうな気がしてきたのですが,今の家では難しいですかね.

 具体的には,食事をしたりくつろいだりする部屋(居間)と仕事部屋と寝る部屋(と防音室と荷物部屋)が必要で,居間と仕事部屋は,日当たりがよくて居心地がいい部屋がいいです.一方で,寝る部屋ですが,個人的には「寝室」というのがあまり好きじゃなくて,食寝分離じゃなくて,むしろ,食寝一体というか空間的に繋がってるのが好きなんですよ.

 というのは,冬寒いとき寝室で寝てると寒い部屋で朝起きて寒い廊下を通って寒い居間に行って,そこで暖房付けて食事の支度して,ってなるわけですよね.でも食寝一体なら目が覚めたら暖房付けて10分くらいして部屋が暖まってから起きて,食事の支度とかすればいいわけです.夏の暑い時も冬ほどじゃないけど状況は同じです.

 今は南東面に広いLDKがあって,そこを何となく2つに区切って,半分を食事と居間,半分を寝室というか寝るスペースにしています.そのすぐ横に防音室があって,北西側に部屋が2つあって,今は荷物部屋なんですが,そのどちらかが仕事部屋となるとあまり居住環境がよくありません.

 つまり,南とか南東向きの居住環境のいい部屋が「3つ」必要ということになります(防音室と荷物部屋は居住環境というか日当たりはよくなくてもいい).これって意外と難しいかもしれません.イメージ的には,角部屋で南面にコの字型に3つということだと,今の家だと防音室の部屋が仕事部屋になればいいってことなんですが(実際は,防音室はこの部屋かLDKにしか入らない,つまり,北の2部屋には入らない,ていうか,入ったら北の部屋に入れてる)防音室の部屋は道路に面していてちょっとうるさいということもあります.

 いずれにしても,今の家ではちょっと無理ですね(回りも散歩したくなるようなところでもないし).でも,今の家に住むのは職場が今の大学の間で,その間は仕事部屋ではなく大学の研究室に行けばいいわけですからね.でも,次に引っ越すときは,上で書いたことも考えて部屋を選ぶ必要があるということです.

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8/26'20
[旧帝大と同等?]
(大学)

 旧帝大は,その地方のNo.1ってことなんですが,じゃあ,関東地方の場合は東大とはなりませんよね.実際,東大には全国から来てるわけですし,関東は人口が多いので旧帝大レベルの人材(正確には,高校卒業時に学力が高い人材)を東大だけで吸収できるわけはありません.ということで,東工大とか一橋とか医科歯科があるわけで,昔は,東京教育大(実態は教員養成大学ではなく,文学,理学などの総合大学)もあったわけです.

 関西もかなり人口が多いわけで,京大は関西の大学というよりは東大と並ぶ全国区(でも実態は関西出身者が多いけど)の大学で,関西を代表する旧帝大には阪大がありますし,旧帝大ではないですが神戸大もあるわけです.

 何が言いたいかというと,これらの人口が多い地方にはレベル的に(東大京大以外の)旧帝大とほぼ同等の旧帝大でない大学が必要で,実際に存在しているはずということです.

 そうすると,筑波大はどうかなんですが,東京教育大の流れを汲むというのはともかく,人口と大学数の関係的に言えば,東工大と一橋と医科歯科を合わせても総合大学一つ分にならないでしょうから(そう言えば,これらの大学の合併話が昔ありましたね),横国や早慶も含めて旧帝大と同等レベルと考えてもいいってことになりませんかね(贔屓目?).

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 でもそれは学生の話であって,私は関係ないというか,私にとって重要なのは,自分が所属している大学のレベルとかイメージではなく研究環境なわけで,もちろん,研究を進める上で学生のレベルは重要ですが,充分なレベルにあると思いますし,何よりやりたいことというか,私がやるべきと思う研究ができたのでそれで充分です.

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[迷宮?]
(その他)

 渋谷駅が迷宮だと言ってるのをちらっと見ました.そうなんですかね?

 私がよく渋谷に行ったのは,大学の駒場時代はそうですが,卒業してからもバドミントンの試合とかでよく駒場に行きましたし,その後,飲むのも渋谷でした.路線として使うのは,銀座線,半蔵門線,井の頭線,JRで,どの線からどの線に乗り換えるときは,ここをこう行ってこう行くとか全部憶えてましたし迷うことなんかなかったと思います.

 でも,その後,東横線が地下に行って,埼京線とか副都心線が来て,銀座線も移動して様変わりしたってことですね.

 てことは,今でもよく憶えてる,銀座線を降りて左に行くと東急の中のお茶屋さんのところに出て,いい香りがしてとか,そういうものは今はもう全て失われた,つまり,今渋谷に行っても「ここどこ?」ってなっちゃうってことですね.

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[その気になったりならなかったり]

 どうしてその気になったりならなかったりするんですかね?

 昨日はピアノを弾こうと思ったけど今日はめんどくさい,バドミントンの練習ができなくなってもう5ヶ月近く経つけどしたくてしょうがないって程でもない,1年前は片付けをしようと思って片付けたけど今はそうでもない,スキーももうそんなに行かなくなった,ゴルフを始めた頃はそこそこ練習してたけど今はもう全然しなくなった,なんなんですかね?

 そのメカニズムはよくわからないですが,一つだけ言えるのは,その気になったときを逃すな,ですかね.これは,どのくらい時間を自由に使えるかなので,結構難しいと思いますが,私は割とできてきたと思いますが,そんなのそんなに続かない気もします.

 やっぱり,無敵なのは,たった一つのことにずっとその気でいられることですよね.うーん,そう考えると(私が)ほんと大したことないなと思いますね.

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[世の中を変える力がある?]

 この国(日本)は衰退していくとかやばいとか,世界に目を向けても明るい未来なんか描けない,いや,それは違う,若い人達には,世の中を変える力があると言ってる人がしました.うーん,どう思いますか?

 このサイトで再三書いてますが,(確かにひどい世の中ですが)世の中を変える必要なんかないし,変わるもんでもないし,変えるべきでもないとも言えます.じゃあ,どうしますか?

 世の中とか国がどうとかじゃなくて,そんなの関係なく,そういう世の中と距離をとって,自分が頑張れば,やりたいこと,やるべきと思うことをやればいいんですよ.そうしたら「結果的に」世の中が変わるんだと思います.

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 逆に言えば,今の世の中の何が不満ですか? 給料が上がらない? 未来に希望がもてない? 希望って何ですか? 給料が上がって少しでもいい暮らしができること? 成功して金儲けしたりいい給料もらったりして,もっといい家に住んでいい車に乗ってうまいもん食って海外旅行に行きたい? ○ホじゃないの?

 もっといい暮らしがしたいとか思うのは,物質的なことではなく,仕事がつまんないとか,やりたいこと,やり甲斐のあることや楽しみが見つけられなくて,(物質的にではなく)精神的なものが足りないってことでしょう.だって,やりたいことがあれば,やりたいことやってるだけで幸せですし,やりたいことやってたら金儲けとか余計なことしてる暇なんかないですからね.

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8/27'20
[どうしてやりたいと思うのか]

 じゃあ,世の中を変えたい人はどうなるの? 世の中を変えたいんだから,世の中を変えることがやりたいことなんじゃないの?と言う人もいると思います.

 もうその時点でわかってないというか日本語の問題に過ぎないとも思うのですが,重要なのは「どうしてやりたいと思うのか」です.儲かるとか偉くなるとか有名になるとか評価されるとかそういうことが目的ならそれは「やりたいこと」ではありません.

 世の中の役に立たなくても,全然割に合わなくても,無償どころか持ち出しでも,何か知らないけどやりたい,やらずにおれないことが「やりたいこと」です.それが単に遊び呆けることなら何をかいわんやで,何をやりたいと思うかがその人の素養で決まるというのはそういうことです.

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[ウィーン少年合唱団]

 やっぱり,どうして歳をとるのかなと思ってしまいます.それは歳をとりたくないということではなくて,世の中が歳をとることにものすごくネガティブなのが何だかなあということでしょうか.

 いやいや,歳をとってもいつまでも若々しい人もいるし,ってその時点で年齢を重ねることではなく,歳をとって見かけや体力が衰えることをネガティブにとらえているわけですよね.

 いや,実際,若い方が綺麗だし体力もあって歳とると衰えるのは事実だし,衰えない方がいいでしょってことなんでしょうが,中身は年齢を重ねてどんどん成長している人もいるわけで,仕事一つとっても,見かけや体力で仕事してる人は今の時代そんなにいないわけで,だったら,いろいろめんどくさいことにさらされるのなら,それこそヴァーチャル空間に存在するだけでいいじゃんとすら思ってしまいます.

 じゃあ,どの辺から「衰え」が始まるかですが,20代とか30代という人が多いと思いますが,体力的なことは,10代がピークのものが多いことはどこかで書きました.実際,スポーツ選手とかは,若くして引退を余儀なくされるわけですし,種目によっては,20代前半で引退というものもあります.

 そういう中で,一番「引退」が早いのは何かなと思ったのですが,もちろん,子役というのもあるんですが,ウィーン少年合唱団がずっと昔から気になっています.

 ウィーン少年合唱団は,知ってる人は知ってるでしょうが,声変わりする前の少年で結成された合唱団で,世間的には天使の歌声とか言われてるのかな.私も小さい頃,親に連れられて聴きに行ったことがあります(自分で行きたいと思って行ったのではないということ.荷物整理していたらプログラムが出てきた).

 つまり,声変わりしたら「引退」なわけで,その年齢はなんと14歳です.もちろん,そこから第二の人生が始まるわけではなくて,音楽家になる人も多いですが,そもそも発想が「すごい」というか,もちろん,やりたいという人がいれば成立するんでしょうが,人をそういう風に扱っていいのかというか,何だかなあと思ってしまいます.

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 この件ですが,例えば,会社から帰ってきて靴下を脱ぎっぱなしにする夫に妻がちゃんと洗濯かごに入れてよと怒る(笑)というありそうな(でも,会社から帰ってきて靴下を脱ぎっぱなしなんて現実にある?)場合だと,そもそも,男は会社で働き,女は家で家事をするという時点で,お互いに要求をしてるわけですよね.つまりは,お互い「自分のことは自分でする」ならそういう問題は生じないことになります.

 それでも,男は会社で働き,女は家で家事をするということにしたいのなら,(非常に難しいと思うけど)お互いよく話をして契約というか約束的なことが必要になるわけで,これが「うまくやって行きたい」と思うかということです.でも,お互いやることが違うと自分の方が大変で割に合わないと思うのが人間の常ですから,なかなか難しいと思いますけどね.

 じゃあ,「自分のことは自分でする」としても,片方は部屋は散らかっていても平気だけど,もう片方が綺麗好きなら難しいでしょうね.でも,そういう場合は,いっしょに住まないという方法もあるでしょう.結婚する前は,それぞれ一人暮らししていたとしたら経済的には全然可能なはずです.そこまで行かなくても,共用部分を極力失くすとかやり方はあると思いますし,これも「うまくやって行きたい」と思っているかということですね.

 子供の教育方針の不一致はどうですかね? これも結局,親が子供に何かを要求をしていて,それが一致しないということなので,そういう変な?要求,つまりは,子供にどうあって欲しいとかいう親の身勝手な願望をやめればいいと思うんですよね.

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 うーん,でも子供はやはり難しいかもしれませんね.親が子供に変な要求はしないとしても愛情を注いでしっかり一人前には育てないといけないし,そこで意見が違うというか,明らかにそれはだめということがわからない人もいますからね.

 そんな人は好きにはならないとは思うのですが,そんなのわからないかもしれませんし,だったら別れればいいというものでもないでしょうからね.

 でも,これがまさに個を犠牲にして人類を繁栄させるプログラムってことなんでしょうね.自分が自分の子供を産んで育てる分には個としては問題なかったというか自己責任というか自己完結だったものが,遺伝子をかけ合わせて個を犠牲にして確率的に生き残る数を確保するということですからね.

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[残念な国]
(政治)

 降って湧いたようなA倍さんの健康問題ですが,もちろん,体のことなので「お大事に」というのが最優先ですが,彼が日本の首相でないと,ということは全くないでしょう(でも,実際はそうでもマーケットがどう反応するかは別の話).そもそも,この期間,彼が英断して何かいいことが起こった,悪いことを回避できたことなんか何一つありませんからね.

 そして,それは誰が首相をやっても同じで,結局,日本の首相って何なの?ていうか,総理になるのがゴールみたいなことになってるのが逆によくわかるというか,ほんと残念な国ですよね.でも,K泉さんのように余計なことをして世の中をめちゃくちゃにした人もいるので,誰でもいいってことにはならないか.そういう意味では,小さな政府的には,何もしない人がいいんじゃね(皮肉)?

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8/28'20
[辞任]
(政治, 経済)

 今朝のモーサテを(早送りでほとんど飛ばしながら)見たときは,確かアメリカ株,特に日本株に影響を与えるNasdaqは下げていたと思うのですが,日本市場が開くと結構強くて,昨日,そこそこ売っていたので,今日はそこそこの損が出るのかなと思っていました.それで,終わってみるとそうなってなくて,うん?何があった?と思って一日の推移を見ると14時過ぎに急落しています↓.一体何があった?

 

 どうやら,A倍さんが辞任するという情報が流れたみたいですね.つまり,A倍さんの辞任はマーケットにとってはサプライズで「売り」で,昨日売っていたのは(たまたまでしょうが)正解だったということでしょうか.まあ一国の首相の突然の辞任ですし,Aベノミクスが日本経済を牽引してきたと思ってる人も多いんでしょうからね(実態は全然違いますが).

 でも,こういうことは昨日の段階である程度予想されていたのに,14時までは相場は強かった,つまり,買ってる人が多かったわけで,一体どういう目論見だったんでしょうね?(買った人は,現段階でかなりの損を出してるわけで,もちろん,来週どうなるかはわかりませんが,買うのなら14時より前より後で買った方が安く買えたので既に負けは確定).

 で,これだけの長期政権だったA倍さんの終わり方がこんなことになって,という報道が多いんですが,実質ほとんど実績なんかないわけですから(もちろん,昨日書いたように,体のことなのでお大事にというのが最初ですが)最後に帳尻があった感じはしますね.でも,最長政権が確定した直後の辞任ということで,そういうことで辞任の時期を決めたなんていう(あってはならない)ことはないとは思いますがまさかね.

 これも何度か書きましたが,彼が唯一成果を残したというか頑張ったのは外交だと思うのですが,これも,例えば,Tランプ当選後いの一番に尻尾振ってはせ参じた結果で,そんなことまでするかという感じですが,Tランプと良好な関係を築いた数少ない首脳とは言えますから(でもTランプからしたら自分の言うことを何でもきくからお気に入りってことですよね)多少は影響ありますかね(Tランプが当選するかどうかわかりませんが).

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[メールの返事をしない人]

 稀にですがメールの返事をしない人がいます.研究室の学生にも一人いて(多分,この17年で一人),返事をしない理由は,この日までに報告することになっていたけどまだ結果が出ていないとか,だいたいが自分に都合が悪いときです.

 結果が出ていないのなら,そう返事をすればいいだけの話なんですが,自分に都合が悪いという理由で逃げて返事をしないでいると事態は益々悪化します.それがどうしてわからないんでしょうね.

 まさに相手の立場になって考えられないってことでしょう.〆切に間に合わずに連絡もしないで,何やってたかというと,連絡してる暇があったらその分できるだけ早くもって行った方がいいと思って連絡せずにやってましたというのも同じです(○ホか).そういう人間は,そういうことがあるたびにどんどん信用を失って,気づいたときにはどうしようもないことになってるんでしょう.つまりは,全ては自分に返ってくるということです.

 学生ならまだしも社会人になってそんなことやってるようではこいつ大丈夫かと思いますが,全ては自分に返ってくるという意味では学生とは違うわけで,もっと大変なことになるということです.

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[後任]
(政治)

 A倍さんが辞めたということで,早速後任は誰だってやってるんですが(でも既に昨日からやってましたよ),K田さんは何言ってんだか全く意味不明というか何しゃべっても全く中身がないことしか言わないし,I破さんはしゃべることはちょっと面白いけど,エキセントリックというかこの人で大丈夫?感があるし,Sさんは失点が少なくて評判はいいんですが,ただそれだけというか所詮番頭って感じだし,多少バランスがとれてるのはK野さんって感じはするけど,総理とまではって感じで,やっぱり人材がいませんね.こうして並べて見るとE野さんの方がなんぼかましな感じがするくらいです.

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[ひどすぎる]
(経済)

 A倍さんが辞めるということで,その間の(右肩上がりの)株価の推移を出して,Aベノミクスで経済を回復させたとか言ってるんですが,だからーそんなの関係ねーって.この時期は世界的な金融緩和競争をやっていて中央銀行(N銀)もそれに追随するしかなかったわけで,誰が首相でも,それこそM主党政権でも同じようになったと思いますよ.

 おまけに?BSでは,A倍さんになる前の5年の株価の推移も出していて,このときは1年1政権時代で株価が低迷って○ホか.リーマンショックで下げてただけじゃないですか.

 メディアの言うことは嘘ばっかりなんですが,ほんとにひどすぎます.

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 じゃあ,これからどうなるかですが,(何度か書いてますが)新型コロナはあんまり関係なくて,実は景気後退のタイミングで,それがたまたま重なって急激に一時的に株価が下げただけでしょう.実際,もう株価は回復してますからね.

 問題は,新型コロナで,日本に限らず,世界中でものすごい金融緩和をやってしまったことで,超金余りのジャブジャブ状態になってしまいました.それで投機マネーがいろんなものを買いあさってるんですが,じゃあその金はどこから出てきたかというと国の莫大な借金です.

 つまり,将来に莫大なツケを残したわけで,この状態で投機マネーがいろんなものを買いあさってバブったらどうなりますか? 相場のものすごい大暴落が起こって,新型コロナ以上の大パニックになって,でも政府は借金まみれで余力がないわけで,もう経済破綻するしかないでしょう.

 そうならないことを祈りますが,着実に近づいていると思います.

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8/29'20
[黒人差別問題]
(世の中)

 メディアの言うことは嘘ばっかり的には,最近のアメリカの黒人差別問題もひどいです.

 警官が取り締まりの最中に勢い余って黒人を殺してしまったということなんですが,同様の事件は,白人に対しても起こっています.でも,黒人に対して起こった時だけ大きく報道し,そういう偏った報道を妄信した黒人がデモや暴動を起こすわけです.

 もちろん,根深い人種差別問題があるのは事実ですし,人種差別は絶対にあってはならないことですが,報道は公正でなければなりません.でも,こういう偏った報道をするということは,メディアが○ホな国民を騙して彼らをどこかに導こうとしているということです.そして,彼らが国民をどこに導こうとしているのかは明らかでしょう.

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 芸能人とかスポーツ選手が大金を手にして舞い上がって,高級外車とかブランド品とかに散財して,気がついたら一文無しとか借金まみれというのもよくある話なんですが,構図としてはよく似ています.

 悪い大人が彼らを利用して金儲けをして(数千万とか数億程度の)小金を掴ませて懐柔してるってことですが,厄介なのは,○ホな人達が彼らの言うことをきくことになっていて,でも,これも悪い大人の作戦で,お前も彼らのように大金持ちになりたくないか? 夢や希望をもてとか言って洗脳して,高級外車とかブランド品を欲しがらせてるわけで,芸能人やスポーツ選手を礼賛するメディアもそれに乗っかってるわけです.

 つまり,メディアも芸能人とかスポーツ選手を利用して金儲けしてる奴らも高級外車とかブランド品とかそういうものを作ってる奴らもみんな「ぐる」ってことで,ほんとにひどい話ですが,おまけに「経済を回す」という正義???まで振りかざすわけですから,ほんとにたちが悪いです.

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 でも,実際はそんなことで騙される○ホな人達ばかりではないでしょうし,芸能人やスポーツ選手になるのは,金の名誉のためだけではない人もいるでしょう.

 例えば,スポーツ選手なら野球とかサッカーとかゴルフとかでなければ,経済的には大したことにならないわけで,じゃあ,みんな野球とかサッカーとかゴルフしか目指さないかというとそういうわけではないわけです.

 例えば,バドミントンなら中高,あるいは,大と頑張って全国レベルまで行けば,実業団に入って,その後,その会社に就職することもできますし,大学で教員免許をとれば教員になることもできて,何とかバドミントン(やりたいこと)で飯が食って行けるわけです.

 「見返り」としては,それで充分だと思いますし,それ以上望むことなんかないと思いますが(スポーツである以上,純粋に強くなりたい,勝ちたいということを追求して行くのは別の話),それ以上のことが起こるとおかしなことになってきます.わかりやすいのが「やらかす」前のM田で,当時,彼の年収は3000万くらい(まさに小金)だったと思いますが,いい暮らしして子供たちに夢を与えたいとかとんちんかんなことを言ってたわけで,挙句の果てに「やらかし」てしまったわけです.

 じゃあ,どうして「それ以上」のことが起こるかと言うと,悪い大人が彼らを食いものにして金儲けをしようとするからです.つまり,M田は犠牲者とも言えるのですが,本人がしっかりしていれば,そんなことにはならなかったわけで,スポーツだけやっててもだめというのはまさにそういうことです.

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 世の中とかに対していろいろ批判的なことを書いていますが,ひどい世の中でむかつくというよりは,(世の中ってそういうものなので)そういう世の中とほとんど関わらずにやってこられてよかったという方が強いですかね.

 でも,考えてみたら,どうして私って,金とか社会的地位とか,そういうものに興味がないんでしょうね? と思ったんですが,最近の若い人達にもそういう人は結構いますから,それが本来というかデフォルトがそうなんじゃないですかね.だって,お金なんか必要以上にあっても意味ないし(ただでくれるのならもらうけど,必要以上の金を稼ぐために社会全体の利益にならないことをして心身を削ろうとは思わない),社会的地位も責任が重くてつまんない仕事させられるだけですからね.

 つまり,自分でちゃんと考えられて,騙されずにそういうことにちゃんと気づけるかってことで,年寄りの多くは,高度経済成長とかバブルの中で騙されて,若い人の中にもまだそういう人もいるし,騙された悪い大人が必死こいて若い人達を騙そうとしてるってことなんじゃないですかね.

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 でも,例えば,テレビとかエアコンとかPCとかスマホがこの世に誕生したときは,欲しいと思った人は多いと思うんですよね.でも,そういう技術的なものが「もういいところまで」来てしまって,そういうものがもう生み出せなくなってる,それでも経済成長しないといけないということで,意味のない付加価値?を付けて騙して売りつけてるわけです.

 でもこれからのことを考えると,自動運転とかDXとか,バイオ,医学的なこととか,光が見えないこともないです.つまり,どこかで書きましたが,経済破綻をそういう技術などの進歩が救う可能性はあるわけで,逆に言えば,もうそれに賭けるしか道は残ってないってことで,まさに実質的価値のないものに散財して目先の経済を回してる場合じゃないってことです.

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 でも,金持ちになりたい,有名になりたいっていうのも単純でわかりやすいというか,例えば,定年で今の仕事をクビになっても,まだまだお金が欲しいから,あるいは,散財しまくって,時給1000円でも雇ってくれるところを探して死ぬまで働き続けるというのも一つの考えかもしれません.

 でも,何か起こるとたちまち大変なこと(体を壊すとか下手すりゃホームレスとか)になるかもしれませんし,年老いた状態で仕事でペコペコ頭を下げないといけなかったり,嫌なこともたくさんあるわけで,それはやっぱり避けたいですよね.

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8/30'20
[何の心配も要らない?]

 単純に言えば,寿命が尽きるまで楽しく気分よく過ごして行けたらそれでいいんですよねー.

 お金とか社会的地位とか成功とかには興味がないし,やりたいことができたらそれでいいんですが,それだけだと申し訳ないので,社会的責務も果たしたいとは思いますが,それはもう何とかできたと思うし,そういう意味では,お金とか社会的地位とか成功も結果的にある程度は得られたわけで,そういうものはもうこれ以上は要らないんですよね.

 だったらもう大学なんかさっさと辞めてやりたいことやればいいじゃんってことなんですが,研究とか研究指導とかは純粋にやりたいことなのでそうは行かないってことで,でも逆に言えば,定年までは何の問題もないわけで,問題はそこから先なわけです.

 もちろん,研究とか研究指導をやらせてくれるところがあればホイホイ行くと思いますが,そんなうまい話はそうそうないと思うので,自分で何とかしないといけないというか,そういうことを想定して準備しておく必要があるということです.

 一人でしこしこ研究して行ってもいいんですが,これは想像力の問題ですが,それだと多分やらなくなるような気がします.自分でやってもいいけど,それを学生とかの若い人にやってもらうと彼らのためにもなって研究成果も出るという二重にいいことがあることを経験すると,一人でしこしこ研究するのが物足りなくなってしまうんですよね.実際,定年で大学を辞めた後も一人で研究を続けている人はほとんどいませんからね.

 ここまで来ると何となく見えて来るんですが,やっぱり,人間って(ある程度の歳を過ぎたら)自分のためだけには頑張れないんじゃないですかね.学生の研究指導なら学生に研究成果を出させて卒業させないといけない,研究活動を通して彼らを成長させないといけないわけですし,それ以前に彼らが研究室の門を叩いて来てくれたというのが大きいですし,他の仕事にしても自分からやろうとは思わなくても頼まれれば(私にしかできないことなら)やってやるかと思うこともあるわけですからね.

 でも,定年で大学をクビになるとそういうこと(人との繋がり)がなくなるわけで,だとすると,他の要因が必要になるわけで,それは,お金が欲しい(ということにする)人は,何か新しい仕事を始めるとか,時給1000円でも何か自分ができる仕事をやればいいんでしょうが(報酬),私はそういうのは興味がないので,そうすると残るは「単純にやりたい」(内的熟達)しかないんですが,これが何とも不安定で悩ましいわけです.

 サボれば腕が落ちる的にやりたいことをやらないといけないことに変換することも考えられるのですが,やりたくない日が続けば,それはもはややりたいことではないわけで,結局「単純にやりたい」かどうかに戻るんですが,そこは制御できないので不安定というか怖いとも思うんですよね.

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 具体的に考えてみると,定年で仕事を辞めた,でも特にやりたいこともない,そうすると,何をするでもなくだらだらと自堕落に過ごす,となるのですが,それでいいと思えばそれでいい気もしてきます.

 でも,それじゃだめだと思うかもしれません.どうしてそう思うかはわからないのですが,そういう感覚は今でもあります.例えば,調子が悪くて何をするでもなく過ごしてしまった日とかがそうですが,疲れているんだから休めということだと思えれば,それでもいいんですが,そういう日が続くと(病気とかでなければ)これじゃだめだと思うというか,気分が悪くなってきますよね?

 だとしたら,それが動機づけになるんじゃないですかね.つまり,どこかで書きましたが,「何をするでもなくだらだらと自堕落に過ごす」がずっと続くことは(なぜか)ないというか,調子が悪い時は休めということだと思って休んでいると必ず回復するというか,回復するまで待てばいいというか,ここまで来ると逆に「何の心配も要らない」気もしてきます.

 結局,その時々で,そんなに無理せず,自分のやりたいやりたくないという気分に従ってやって行けばいいという夢のような話になるんですかね? でも,考えてみたら,今までもそんな感じでやってきましたから,結局,何も変わらないということですかね(笑).

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[出産]

 今回の駒場会報(東大バドミントン部の会報)は,出産の話でした.

 前から思ってるんですが(どこかで書いたと思いますが),出産ってどうしてあんなに(って経験したことはないけど)大変というか痛いんでしょうか?

 調べてもどうして痛いかというメカニズム的なことしか出てこなくて,でも私が知りたいのはそういうことじゃなくて,どうして出産すると痛いという状態に神様はしたのか,どうしてそういうプログラムになっているのかということです.

 性欲があるのは,子供を作らせて人類を繁栄させるためですよね.だとしたら,出産もすっぽんすっぽん簡単にできる方が理にかなってるんじゃないの? あんまり簡単過ぎると産み過ぎてそれはそれで問題がある?

 でもそれでも女の人は子供を産みたいと思うんですよね.恐るべき本能というかプログラムですが,言えるのは子供を産むのは女性なので,その分男が支えるのは当然だと思うのですが,所詮種馬の男とは違って自分で産むというのは,それ以上の大きな何かがあるんでしょうね.

 でも,子供を産むのは自分では無理だと思うので,もうそれだけで女性はすごいと思いますね.

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[いざとなったら自分引越できる状態]
(生活)

 「いつでも引っ越しできる状態」ですが,見方を変えると「いざとなったら自分引越できる状態」に近いと言えるかもしれませんね(自分引越を一度やったことがあるので感覚的にどういう感じかわかる.もうやらないと思うけど).

 まずはとにかく荷物は少ない方がいいでしょう.ということで要らないものはじゃんじゃん捨てるべしですね.要るか要らないかの判断に迷うのが最大の問題ですが,ある程度整理すると,荷物の内訳がわかりますから,そうすると,例えば,今の荷物の量を半分にするとか決めてしまえば,要るか要らないの境目が相対的なところから決まってきます.

 あとは,すぐに運べる,あるいは,すぐに運べる状態にできるってことで,ダンボールとかファイルボックス(を収納力が高いスチール棚に並べれば普段の取り出しも自在)に入っているのが一番いいですが,ダンボールやファイルボックスに入らないものをどうするかですね.

 冷蔵庫とか洗濯機とか防音室とかグランドピアノとかの大物はどのみち業者に頼むのでいいとして(でも究極的にはこれらもいざとなったら自分でということなんでしょうが,そうすると防音室+グランドピアノは所有しないということになるんですかね),それ以外の,例えば,掃除機(スティック型なので長い)とか扇風機とかガッパリ(バドミントンのガット張り機)とか,ダンボールには入らなくて,上にものを重ねることもできないものをどうするかですね.

 ゴルフクラブは,一時期研究対象?にしていたのである程度廃棄するとしてもそこそこ数があって,専用のダンボールを発注して積み重ねられるようにしたんですが,意外と厄介なのがバドミントンやテニスのラケットで,ダンボールに入れるにはちょと大きい(長い)けど,専用のダンボールを発注するほど数はありません.

 スキーは,ずっと以前に買ったブーツも入るバッグがあって,全然使わないので捨てようと思ったんですが,これに入れれば運べます.そっか,ラケットが入るバッグもありますね(これも捨てようと思っていた).

 まさにパズルですが,こういうのを考えるのも楽しいものですし,「全てが収まった」ときは,非常に複雑なパズルが全部はまったような快感があるでしょうね(笑).

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(日記)

 睡眠のその後ですが,相変わらず4.5時間半くらいで一度目が覚める状態が続いています(目は覚めるけど起き上がるのはしんどい).私はこれまで睡眠で苦労したことがないので正直かなりしんどいです.グリシン+テアニンも使ってみたのですが,元々入眠に問題はないし,途中で目が覚めることに対する効果は今のところないです.

 でも,これもそういう状況の中でやって行くということですかね.幸い今はこういう状況で仕事はいつもより裁量労働度が更に高くなってますし,眠くなったら(眠れるのなら)眠ればいいし,体がしんどくなって横になりたくなったら(横になれるのなら)なればいいわけですからね.

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8/31'20
[経済損失?]
(経済)

 いろんなイベントとかが中止になって莫大な経済損失が出ていると言ってます.例えば,花火大会だけで飲食とか宿泊とか含めて数千億円の経済損失だそうです.実際,こういうのもGDPの計算に入りますからね.でも..

 本質的には損失ではないですよね.花火大会の場合は,花火師さん達は大変でしょうし,それに便乗して金儲けしてた人達もそうでしょう.でも,今年の夏も花火見たかったなーと思ってた人も含めた花火に関係する大多数の人は,見たかった花火が見られなかったという損失くらいのもので,飲食とかは花火大会で消費する分,他で消費してそこが儲かってるわけですし,むしろ,出かけて行って旅費とか宿泊費とかの余計な出費をせずに済んだわけで,損失よりは得してる側面が大きいわけです(アイドルのコンサートをわざわざ地方でやって旅費とか宿泊費を消費させて経済効果と言ってるのと同じ).

 これも結局,それほんとに必要?の話になるんですが,何度も書きますが,今の経済はほんとに必要でないものの割合が非常に高くなっていて極めて危うい状態なので,もっとちゃんと地に足付けてやった方がいいですし,今回の新型コロナはまさにそういう現実を突きつけてくれたと思うんですよね.

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[しまった,気づかれた]
(運保)

 今日の日本株ですが,解説的?には,A倍さん辞めても関係ねーということに気づいたとか,Sさんになりそうでの連続性の維持ということで午前中は大きく上げたんですが,午後失速したのは,先週の金曜日と似ています.でも流れとしては短運はここで一旦反転,日運は手仕舞いということで,少し損失が出たんですが,どういうわけか5大商社株が暴騰して,その損失を遥かに超える含み益増になっています.何があった?

 これですね.

 

 5大商社株については,3年前にここで書きましたが,資保のpfにがっつり入っていますし,今は買いの玉がフルで建っています.つまり,手前味噌的に言えば(投資の神様と言われる)バフェットより3年前から目を付けていたということですね(笑).

 先見の明があったということで,悪い気分はしないと言いたいところですが,正直に書くと「しまった,気づかれた」という感じでしょうか.

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[最後の難問?]
(片付け)

 片付けなんですが,最後の難問?は「棚」です.今は収納力が高いスチール棚を使っているのですが,高さが2m以上ありますし研究室だと四連で繋いでいるので,引っ越すときは分解が必要です.繋いでいなくても2m以上あると横にしてもドアを通らない可能性があります.

 お金を出して業者にやってもらうのでもいいんですが,組立と分解にはスペースが必要なので,荷物を搬出した後,棚を分解し,運搬して,引っ越し先でまず棚を組み立てた後,荷物を搬入しないといけません(解体運搬にお金がかかるのなら引っ越すたびに買うというのでもいいけど組立と搬入の段取りはどのみち必要).

 つまり,引っ越し業者とスチール棚業者の連携が必要か,スチール棚の分解組立ができる引っ越し業者を探さないといけません.でも最近の業者のぐだぐだ度を見ていると,非常に不安です.

 ということで,ボルトレスで(それこそ自分でも)簡単に分解組立ができるものを探していたのですが,寸法が合うものがないんですよね.具体的には,今の棚は内法で860mmあるので,ファイルボックスが8個,ダンボールが2つ入るのですが,どんなに頑張っても820mmまでのものしかありません.キツキツに詰めれば入るかもしれませんが,こういうのって現物が来ないとわからないことが多いんですよねー.

 「いつでも引っ越しできる」的には,増連にしないで高さを少し低くすれば,分解組立せずにそのまま運べるし,それなら内法860mmのものがあるんですが,なんかうまくないかなあ.

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[「材料」は要らない]
(運保)

 バフェットが日本の商社株を買ったってことですが,?BSでもやってましたね.うーん,でも「しまった,気づかれた」というのはちょっと違うかもしれません.「余計なことをしないで欲しい」(してもいいけどわざわざ言うな)の方が近いかな.でもバフェットにしてみれば,言えば提灯買い(追随買い)をする奴がいて自分が儲かるので,買った後にわざわざ言ってるんですけどね.

 私の場合,単純に経済全体の流れを見ているので,個別株に対するこういう「材料」は要らないというか邪魔なんですよね.だって,経済全体ではなく局所的に起こってることですから(例えば,バフェットはもう90なので,彼が亡くなれば商社株は売られる可能性が高い).

 つまりは,しばらくは少なくとも商社株については流れを読みにくくなってしまったということですが,それがどう影響するかですね.でも今日一日で儲かったのは確かなので,それを相殺する悪影響がなければってことですかね.まあしばらく様子を見てみます.

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