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7/1'17
[世の中の役に立つ]

 世の中の役に立つことがしたいと言う人や,そういうことをやりなさいと言う人いますよね.でも,再三書いているように,そういう動機付けでは,大したことはできないと思います.それは,人は興味をもったことがやりたいし,そういうことをやることで大きなエネルギーを発揮するからです.

 私が興味があるのは,人の役に立つことだ,と言う人もいると思いますが,興味って何ですか? 日本語の使い方がおかしいですよね.興味というのは,あくまで興味です.つまりは,人の役に立つことに興味をもつ,ということは,物理的にありえないでしょう.

 多分(というか間違いなく),人の役に立つことをすると感謝されるとか,金が儲かるとか,副次的なことに興味があるわけで,ということは,実際にやるのは,興味があることそのものではないことになり,それでは,大したパワーは発揮されません.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,再三書いてるように,興味があることを探して,やりたいことやったらいいと思います.世の中の役に立つかどうかなんて関係ないというか,どーでもいいじゃないですか.

 でも,そうやって何かに打ち込んでいれば,必ず何かが生まれますし,「結果的に」必ず世の中の役に立ちますし,大きな成果が出るので,世の中の役に立つことをやるより遥かに世の中の役に立つことになるでしょう.

 でも,じゃあ,どうして,そういう風に言わないんでしょうか? それは,明らかで,やりたいことやりなさいと言ったら,ろくでもないことしかしない奴ばっか(と思われてる)からでしょう.ですから,どういうことに興味をもつのかということが,その人の素養というかポテンシャルを決めるわけで,しかも,そういうのって,多分,最初から決まっていて,これはこれでかなりシビアなことなのです.

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7/1'17b
[体と心のバランス]

 小学校のときとかは極端だとしても,20代とか30代の頃と今を比較して考えてみると,体と心のバランスというか,そういうものに従うことが大事なんでしょうね.

 若いときは,やりたいと思ったら,どうするかとか関係なくても,気づいたらもうやってる(笑)という感じなんですが,歳をとると,そこにワンクッション入るようになって(40代くらいか),でも,それはそれで理にかなっていて,それは,若いときのようにやってたら,体を壊してしまうからです.

 ですから,そういうことに気をつけるようになるんですが,更に歳をとると(50代くらいか),また少し変わってくるというか,そもそも,やりたいと思わなくなってくるわけで,これも理にかなってるわけです.だって,やりたいと思わなければ,やらなくて,体に負担をかけることもないですからね.

 ですから,興味があることがなくなってきた,やりたいことがなくなってきたとか嘆かずに,素直にそういうことに従うことも必要かもしれませんね.

 でも,それはそれでいいんですが,全く何もしないのでは,人生つまんないですから,歳とともに変化する興味とか,体に負担をかけないこととか,そういうものをうまく探して行けたらいいですね.

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7/1'17c
[ごめんね]

 でも,当然のことながら,食料やエネルギーを作って運んで売ったり,住む家や着るものを作ったり,病気になったら治したり,次世代の人材を教育したり,世の中の役に立つことは,誰かがやらないといけませんよね.それが仕事ってことなんですが,それは,その人がやりたいことじゃないかもしれないってことで,その対価として(やりたくないことやらせてごめんねという意味で),お金が支払われるわけです(逆に言うと,やりたいことと仕事を重ねられたら超ラッキー).

 でも,あと何十年かしたら,そういうものは,全部,ロボットとかAIがやるようになるでしょうから,そうすると,やりたいことができて,めっちゃハッピーなんですが,でも,そういうものが見つけられない人は,どうしたらいいかわからなくなるってことでしょうか(何十年後でなくても,リタイアしたら同じ状況).

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7/2'17
[都議選]
(政治)

 今日,都議選なんですね.まー選挙権ないし,関係ねーけど(笑).

 でも,K池さんが勝つんでしょうね(一応,アップは20時過ぎにするけど,書いてるのはその前).国政では,A倍一強と言われていますが,彼がやってることは,Aベノミクス始め,とんでもないことばかりで,それでも一強ということになってるのは,単に対抗する受け皿がないからです(それなのに,いい気になりすぎで,まさに裸の王様).

 何度も同じことを書きますが,とにかくM主党が犯した罪が大き過ぎました.そもそも,何がM主党の大失敗だったんでしょうか.J民党は,政治のプロ(というか,単に政権の経験があったというだけ)だけど,M主党はド素人だったから? 確かにそういう側面はありますが,やっぱり,官僚を無力化して,政治で何でもやろうとしたことでしょう.何だかんだ言って,官僚こそ行政のプロですから,政治家がちゃんと道筋さえ付ければ,こんなに有能な人材を使わない手はありません.というか,官僚なしに政治家なんて何にもできませんよ.それは,今のJ民党(が失敗してるの)も同じことです.

 で,都議選ですが,K池さんが勝ったら国政にも影響があるでしょうか? 具体的には,地方政党からJ民党に対抗する勢力が育ってきて,受け皿になるでしょうか? M主(進)党は,どんなに頑張っても(過去に犯した大罪が余りに大きいので)受け皿には,ならないでしょうから,ないよりましで,それに期待するしかないのでしょうか?

 でも,地方政党はともかく,自分の何かの目的のために都知事になるような人がそういう流れの中心になることに違和感は感じますねー(でも,政治家ってほとんどそういう人達だし,効力感的にはそういうことも必要なんですけどね).政界には,有能な人材がいないわけで,何度も書きますが,ほんと小さな政府になってもらえませんかね? 豊洲だって,築地だって,別に都が税金出して,民間業者のために市場を準備してやる必要なんかないわけで,彼らががたがた文句言うのも,本来ならおかしな話です.

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7/2'17b
[みんな真面目]

 昨日,高校のクラブのメンツで飲んだんですが(昨日に限らず,大学の同期とかと飲んでも),お前らいつまで働く気や?みたいなこときくと,みんなまだまだ働くみたいな感じで,実質もうリタイアした私からすると,みんな真面目というか,勤勉というか,要は,私がいかに怠惰で怠け者かが確認できて,それはそれで,納得ですかね.日運については,もっともらしいことをいろいろ書いてますが,まさに不労所得そのものですからね.

 私はと言えば,実質既にリタイアというか,まだ大学にいるのは,研究とか学生の研究指導といった,やりたいことをやるためにいるだけで,仕事というか職業としての大学教員は,もう(気分としては)リタイアしたとは,数年前に書いた通りです.もちろん,給料はもらってるので,その分は,ちゃんと働きますが,ほんと給料要らないんで,そういう面倒な仕事を免除してくれるのなら,そうしてもらいたいくらいです(でも,最先端の研究を通した学生の研究指導こそ,最高の教育なので,それが無給という評価しか受けないのは大問題ですが).

 じゃあ,大学をリタイアして,研究とか学生の研究指導というやりたいことができなくなったらどうするかですが,できないものはしょうがないので(研究所とか作るのも怠け者としては,めんどくさいので),特にやりたいことがなく,だらだら自堕落に過ごす,というのも「行ける」と思います.そして,それで,精神的バランスがとれるとしたら,まさに怠け者の威力発揮といったところでしょうか(笑).

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 でも,私の回りの多くの人は,私のことを怠け者とは思ってないというか,むしろ,すごく真面目で勤勉だと思ってる人が多いと思います(多分(笑)).どういうことですかね?

 で,面白い例を見つけました.稀勢の里が怪我をしてる状態で優勝したときですが,表彰式が終わって,今何が一番したいですか?ときかれて,彼が何と答えたかというと,稽古だと言ったそうです.それで,みんな彼のことを偉いとか真面目とか言ってるんですが,私からすれば,稽古したいから稽古するんだったら,やりたいことやってるだけじゃん,ってなもんです.将棋の藤井さんだってそうです.

 私がこれまで研究してきたことも学生の研究指導も,自分がやりたいからやってるだけの話で,世の中の役に立つことやってて偉いですねーとか言われても...って感じです.逆に,そういうことを通して,私が真面目とか勤勉とか思われて,やりたくないめんどくさい仕事もってこられても,ほんと勘弁って感じです(やっぱり,怠け者).

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7/2'17c
[気にし過ぎ]

 今の世の中見てて感じる違和感は,いろいろあるんですが,一つには,みんな他人の目とか評価とかを気にし過ぎじゃないですか? 人気商売の芸能界は,それが仕事(笑)なんでしょうが,一般の人もSNSとかブログとかやってて,いいねとか好意的なレスが欲しいというか,それが生き甲斐(笑)みたいな感じで,そんなことやってて,疲れませんか? 原理的には,上司にゴマ擦って出世したいのと同じメカニズムですよね(出世する代わりにいい気分になれるという報酬).

 私はと言えば,ここで毒吐きまくって(笑),それがどう思われるかなんて全く気にすることなく,というか,敢えて嫌われるようなことも書いて,それで嫌われて,めんどくさく疲弊するだけの意味のない仕事とかつき合いがなくなれば,むしろラッキーくらいな感じです.つまりは,確信犯的にそういうことを敢えてここで書いてるってこともあるんですが,まあ,ほとんどは,本音ですかね(でも,実は,本音の本音のところは,書いてないけど).

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7/2'17d
(日記)

 予想通りの結果となったようですね.でも,書いたように問題はここからですかねー(あんまり期待はしてないけど).でも,いくら地方選挙とは言え,ド素人がいきなり立候補して当選して,やって行けるほど政治家ってチョロい職業なんですかね? なんか,いつかどこかと似た臭いもしますけど.

 で,結果はすぐ出たんで,くのいちという女性版サスケみたいのをちらちら見てたんですが,最初の方は,どいつもこいつもひどくて(そう言えば,オリンピックの女子ラグビーもそんな感じだった),なんかつまんないなーって感じでした.スポーツ経験があるくらいの芸能人なんかほんともう話にならなくて,サスケのところで書いたと思うんですが,こういうのってほんとの身体能力が試されるわけで,各スポーツのトッププレイヤーも,体がその競技に特化してて,バランスに欠けてて,結果もその通りだったんですが,最後まで残った何人かは,さすがでしたね.

 将棋の藤井さんは,負けたんですね.まあそりゃあいつかは負けるでしょう.でも,メディアとかは,ここからどのくらい彼を追っかけるかですかね.別に彼が勝とうが負けようが将棋自体は何も変わらないのですが,メディアはそんなの関係ないですからね.

 ライオンズは,4位のオリックス相手に3連敗しました.なんだよ〜.

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7/3'17=
(政治, 経済)

 一夜明けて,J民惨敗の分析?としては,何とか学園問題とか,暴言を吐く女性議員とかJ衛隊を自分の私物だと思ってる女性大臣とかいう感じなんですが,それはもちろん問題外ですが,それ以前にA倍政権がやってきたことは,とんでもないことばかりですよ.でもまあ,そういうことがこういうほころびとして現れたというか,これじゃまずいと思ってた人間が都議選直前というタイミングで仕掛けて来たとも言えますかね.

 株価は,意外と堅調で,影響は限定的と言ってるんですが,先週末海外が大幅高で,本来なら相当上げてないといけないところをとんとんですから,実質かなり下げてるというのが正しい見方でしょう.

 でも,これでどうなるかはわかりませんが,たとえうまく?行ったとしても,現政権が失政する→政権交代するということを繰り返すのでは,あまりにしょぼくないですか?

 そもそも,現状ではまだ受け皿がないので,どうしようもありません.政界は全然人材がいないし,何とかチルドレンみたいなド素人じゃK泉政権とかM主党みたいなことになるし,ずっと書いてますが,やっぱり,J民党に割れてもらうしかないんですかね.

 でも,これって,まさにO沢さんがやろうとしたことで,あのときもうちょっと頑張ってもらえれば,J民党が割れたと思うので,そういう意味では,S会党が犯した罪もあまりに大きかったですね.

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 日本一地価が高い銀座の地価が,バブル期を越えてきたそうです.つまり,ここで書いたことってことですかね.これに対して,専門家?は,バブル期とは違う,中身のある上昇と言ってますが,んなわけねーじゃん.

 刻一刻と「その日」は近づいてる気はしますね.バブル期を越えたとか言われてもまだまだそんな実感はないってことなんでしょうが(でも,一泊何十万もする豪華列車に予約殺到とかそういう臭いはぷんぷんしますよね),そんなところでもうはじけてしまうってことなんでしょうか.

 何が参考になりますかね? やっぱり,リーマンショック? あのときも「突然」でした.でも,しっかり兆候はありましたよね.それは,サブプライムローンです.株価は,下がるかと思ったら何度も持ち直す.あれ?大丈夫なのかな?という感じでした.

 今はどうでしょうか? 例えば,去年のBrexitのときは,世界恐慌になると言われましたが,株価は逆に上昇しました.Tランプ当選のときもそうでした.似てると思いませんか?

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7/3'17b
[意味ない]

 高校のクラブの同期(+いっこ下)と飲んだとき,人間ドック行ってないと言ったら(また)医者のH浅さんに怒られました(笑).でも,やっぱり行かないと思います.理由は,何度も書いてますが(例えば,ここ),基本的には,めんどくさいってことなんですが,小さい初期のがんが見つかって手術して切除した場合と,そんなのわざわざ見つけずに,そのままにしておいた場合と,どっちもどっちだと思うからです.つまり,医者嫌いとか,よくないことを知りたくないとかとは違うのです.

 医者としては,検査してがんを見つけて手術したいわけで,「余計な何か」が働く可能性もあるでしょう.私の場合は,がんだと言われたら,あーそうですか,って感じでしょうし,手術も抗がん剤治療もしないわけですから,そもそも,検査しても意味ありませんよね.それは,がんなら潔く受け入れて死にたいというわけでもなくて,医学的治療をすることが最善の策とは思えないということです.

 そんなことより,経済を回すだけの無用で意味のない仕事して,ストレス溜めて,酒飲んだり煙草吸ったり糖質摂りすぎたりするのをやめる方がよっぽど大事でしょう.

 私の場合は,こんな感じ(笑)で,考え方が特殊なのかもしれませんが,普通の人だって,がんになったということでショックを受けて,手術が成功しても再発のリスクに怯えて,大きなストレスを感じながら生きるわけで,やっぱり,どっちもどっちだと思いますよ.そして,早期発見と治療が重要とか言ってることも,まさに経済を回す仕組みってことで,全ては繋がってるわけです.

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7/3'17c
[将来の経済を映す鏡]
(経済)

 株価は,将来の経済を映す鏡ってことなんですが,どうしてそういうことになるんでしょうね? そもそも株とか株式って何でしょうか? 元はと言えば,会社が株式を発行してそれを買ってもらって,資金調達をする仕組みということです.その会社が倒産すれば,株は紙くずですから,そうやって,責任を有限にしてるわけです(株式会社が小規模なものを有限会社と言う).

 逆に,株を買う側のメリットとしては,その会社が儲かれば,配当という形で,リターンがあります.つまり,株式を売買するというのは,本来は,配当を得る権利を売買するということです.

 でも,実際のところは,株価の値上がり値下がりを狙ったキャピタルゲイン狙いがほとんどなわけなんですが,この会社の株が値上がりすると思うのは,その会社の業績がよくなって配当が増えるだろうと思うということなので,結局は,その会社の将来性を買う,売る場合は,その会社の将来性がないと思うということとリンクしてくるわけです.

 そして,会社の業績は,景気というか,経済全体の良し悪しに大きく左右されますから(いくらその会社が頑張っていい自動車作っても,景気が悪くて売れなかったらどうしようもない),いろんな会社の株価を総合して日経平均(は,実は,指標としてはいろいろ問題があるけど)とかNYダウとかで見ると,それは,経済を映す鏡ということになり,更には,今の経済ではなく,将来どうなるかを考えて株式を売買するので,将来の経済を映す鏡となるわけです.

 株式を売買する人々が将来経済がどうなると思うかと実際に経済がどうなるかは,違うと経済の専門家?はみんな言うんですが,人々が将来経済が悪くなると(間違って)思ったらどうなりますか? 景気が悪くなるから,お金を使わないでとっておこうと思うでしょうし,株を売れば株価が下がり,金融機関は,含み益がなくなって,貸し渋りが起こり,実際に経済が悪くなっていくわけで,人々が経済が悪くなると「思えば」実際に経済が悪くなるというのがメカニズムとしては,面白いですよね.

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7/3'17d
(バドミントン)

 相変わらずあまり調子はよくないんですが,左脚の痛みは一応ひいたと思います.試合までもう6週しかないので,そろそろ準備を始めないとやばいのですが,いきなり動くとまたすぐ怪我する可能性があるので,徐々に負荷が低いところからってことですかね.

 先日,高校のクラブで飲んだときに,H内(フィンスイミングの第一人者)に動けるようになるためのストレッチを教えてもらったので,ちょっとやってるんですが,うーん,まだ何とも...

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7/4'17
[広島なら]

 建築学会大会ですが,広島なので,普通だと飛行機なんですが,今日,台風来てて欠航みたいなこともあるし,新幹線でもいいやと思ってたんですが,飛行機で行けるところを電車で行くなら理由書出せみたいな感じで,最近,そういうのほんと無意味にうるさいんですよね.

 で,話は飛ぶんですが,しょーーじき,ちょっとのんびりしたいなと思っていて,じゃあ,どうのんびりするかなんですが,名もなき地方をのんびりぶらぶらするのっていいかもしれません.でも,わざわざ出かけるのはめんどくさいというか,そんな暇なんかないわけで(でも,だからこそ,のんびりしたいんだけど),で,話を戻すと,このことがフラッシュバック?しました(笑).東京から小倉まで一日で行けるんなら,つくばから広島までなら楽勝ってことですよね.時期的にも,ちょうど青春18切符の利用期間です(ちなみに,青春18切符ですが,私はそんなの一度も使ったことないし,これからも一生使うこともないと思ってました).

 で,調べてみたんですが,こんな感じです.

 

 うーー,16時間は,やっぱりちょっとしんどいですかねー.でも,青春18は,途中下車可能なので,午前中,車窓からのんびり景色見ながらぼーっとしてて,昼ご飯で一度途中下車して,その街をちょっとぶらぶらして,また午後乗って,また晩ご飯で途中下車して,また乗ってみたいな感じで,途中1泊すれば,行けるかもですね(乗車時間は,15時間弱なので,午前,午後,夜と2.5時間ずつ乗れば,丸2日で着く).

 でも,そうすると,値段的には,1泊7000円としても,2370*2+7000=11740円ですから,飛行機の早割と変わんないですね(笑).それに,切符は5枚あるので,行き帰り1泊ずつだと1枚余っちゃうし,行きか帰りかどっちか2泊すると,余計に宿泊代かかっちゃうし.

 まあ,値段的なことより,在来線の車窓からのんびり景色見ながらってことなんですが,ちょっと思いついただけで,やることはないですかね.これも「その気になる」かどうかってことでしょうか(でも,ちょっとその気になった(笑)).

 あーそっか,帰りは,広島にもう1泊して,そこからスタートですから,前後丸2日かかるわけで,さすがに厳しいかな.ていうか,帰りは既に仕事入ってるし.

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 結局,学生の分と併せて,早割で飛行機を予約しました.ちょっといい夢見られたみたいな感じでしょうか(笑).でも,のんびりする(別の)方法を見つけたということもあります.新幹線でもよかったんですが,上で書いたように事務がいろいろうるさいし,早割なら飛行機が圧倒的に安いし,そもそも時間的にも1時間くらい早いです.

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 あと,今回は,広島大ではなく,広島工大なので,広島から通うのが大変ともっぱらの噂です(でも,そんなこと言ったら広大だって...).確か私がドクターの学生だったときもそうだったと思いますが,車と電車の踏切事故があって電車止まったりしてました(それは関係ないか).

 で,ここ見ると,確かに大変そうです.でも...(いつものように)秘密のルート見つけました(笑).とにかく(何も考えずにふつーの)人がやることは,やりたくないみたいな感じでしょうか.

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7/4'17b
[シフトして行く]

 上で書いたこともそうですが,最近,普段生活してるところと違う場所に行きたいというか,そういうことにちょっと新鮮味を感じるという感じです.先日,横浜で飲んだときも,帰りは,久しぶりに相鉄線に乗って,相模大野の家に帰ったのですが,それだけでちょっと萌える(笑)感じでした(でも,夜だったので,外は真っ暗だったけど).

 これまでいろんなところに出かけたと思いますし,以前からそういう感覚はあったのですが,以前よりそういうのが強くなって来たような気がします.歳をとるにつれて,面白さとか新鮮さを感じる力がなくなるとは思うのですが,逆にそういうものを感じるようになってくるものもあるわけで,そういう風にシフトして行けばいいんでしょうね.

 そう言えば,若い頃は,世の中全体とか経済とか全く興味なかったし,文章を書くことも嫌いでしたから,やっぱり,大きく変化してる感じはしますね.つまりは,今は何の興味もなくても,これから面白いと思えるものが出てくることもあるってことですね.

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7/4'17c
[結局本人次第]

 とあるMLに,これからの日本がほんとに心配で,子供(がまだ小さいらしい)のことを考えると,日本脱出まで行かなくても,いざとなったらそうできるくらいの教育を受けさせてやりたいけどどうしたらいいか,というような投稿がありました.このサイトで,再三,この国は沈んで行くと書いてますし,気持ちはよくわかります.

 それに対していろんな反応があったんですが,もう子供が大きくなった人にとっては,どうもピンと来ないみたいで,確かに10年前と今では,がらっと状況が変わりましたからね.で,最後に企業の人事担当をしてる奴から,いい人材を採用したい企業側からしたら,親がどういうレールを敷いてどういうことをやって来たかなんかどうでもよくて,これから何をしていくかを自分の言葉で語れるかだ,というようなことを遠回しにガツンと言ったメールが来て,ほんとその通りだと思いますよ.

 就活も終わりつつありますが,企業の人事担当者はもちろん,面接する方は,ありきたりなことしか言わない奴がほとんどの中で,ほんとどいつもこいつもという感じで見てるわけで,結局,その人がどれほどのものかは,どうやっても如実に現れるものです.

 じゃあ,どうしたらいいのよ,ということですが,ありのままの自分を見せてだめならだめってことでしょう(もちろん,例えば,下向いてしか話せないとか基本的なことは,言うまでもありませんけど).

 でも,親としては,子供にいい思いをしてもらいたいんですよね(まあそういうのも結局は,親のエゴなんだが).で,いろいろしてあげたいということで,いろいろするんですが,こんなこと言ったら身も蓋もないですが,ほとんど意味ないと思いますよ(ほんと身も蓋もない(笑)).

 何度か書いてますが,結局,全ては決まってると思うんですよねー.つまりは,親がどうこうして,何かが変わるわけではなく,ちゃんとやって行ける奴はやって行けるし,そうでない奴は,やって行けないというか,それなりにやって行けばいいし,そうするしかないんだと思います.もしそれを,例えば,無理矢理勉強させて,本人の実力以上のところに放り込んでも,本人が不幸になるだけでしょう.

 つまりは,一流大学とか企業に受からなくて二流企業にしか行けなかったら,それが本人の居場所であって,分相応というか,ハッピーなことなんだと思います.

 でも,たった一つ何かがあるとしたら,それは「機会を与える」ことでしょうか(あとは,やっぱり「考えさせる」こと).ですから,一通りの機会を与えたら(それさえ与えられないケースが増えてきて大きな社会問題になってますが),あとはもう本人次第だと思います.

 私の場合は,小さい頃からいろんなことしてたと思うのですが,まさに「機会を与える」的な感じで,親が何かしてくれるわけでもなく,あとは勝手にやりなさいみたいな感じでした.それがよかったのかどうかは,わかりませんが,受験とかは全然うまく行ってないし,でも,うまく行ってたらよかった感じは全然しないし,やっぱり,結局,本人次第でしょう.

 ですから,やっぱり「最初から決まってる」感じはしますし,そういうことに従うのが本人にとってもハッピーなんだと思います.でも,どこで「気づくか」,まだ気づいてなければ,早く気づけば,ということはありますかね.でも,そのくらいの違いでしょう.

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7/4'17d
[東芝問題]
(世の中)

 東芝問題ですが,なんでこんなことになっちゃったんでしょうね.そもそも,どうして経営陣は,東芝の将来を考えれば,絶対必要な半導体事業を売却してまでして上場を維持しようとするのでしょうか?

 ていうか,それが答えですよね.つまり,東芝や将来の日本の産業なんかより,目先の上場維持が現経営陣にとって大事なわけで,将来のことなんか知ったこっちゃないってことです.そして,そんなことだからこんなことになったわけです.

 これは別に東芝に限った話じゃなくて,政治,経済,社会全体にそういう空気が蔓延しています.やはり,将来のこの国は...ということですかね.じゃあ,どうしたらいいかですが,それはもう何度も書いたので,繰り返しませんが,国や会社がどうとか関係なくて,結局,自分がどうかってことです.

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7/5'17-
[練習しない]
(バドミントン)

 基本的に「練習しない」ということで行こうと思います.理由はいくつかあって,歳をとると,練習して技術や体力が向上するより体を痛めることの方が多いからです.でも,スポーツをする楽しみは,練習して競技力が向上することで,練習しないで強くなってもつまらないと既にどこかで書きました.それは,その通りなのですが,もっと大事なものがあると思ったんですね.

 それは,競技する楽しさです.それを享受するには,ある程度,自分が思うようなパフォーマンスができることが必要です.そして,そのためには,歳をとれば,練習して体を痛めないことも必要ということです.

 でも,ただ練習しない,というだけでは,競技力は落ちるばかりでしょう.ということで,(体に負担をかけない)トレーニングのようなものは,必要になります.でも,そういうのってつまらないですよね.でも,自分が思うようなプレイをするために多少我慢してやる必要があるということなのですが,それだけだと続かないので,何か他に理由が必要ということですが,それは健康(笑)でしょうか.健康云々というか,やっぱり,体調が悪いのはしんどいですからね.

 つまり,普段からある程度体を動かすということですね.目的が一つだと嫌なことを我慢してできないけど,二つあれば,ということでしょうか.あとは,普段から体を動かすこと自体に気分のよさを感じられたら無敵ですし,そもそも嫌なことでもなくなるわけです.

 「練習しない」については,バドミントンだけでなく,ピアノでもスキーでも同じですね.練習してうまくなる過程も大事ですが,もっと大事なのは,自分の思うような音楽が奏でられる,気分よく気持ちよく滑れるってことで,それができることの方が大事なのは,同じですから.

 もちろん,練習しないと言っても,全く練習しないわけではありません.でも,せいぜい二週一くらいかなとは思ってます.逆に言えば,二週一くらいでバドミントンという体に大きな負担がかかるスポーツをやっても,壊れないような体を普段から作っておくってことですかね.そして,それは,強靱な肉体というよりは,動き方というか,そういう動きができる体の柔軟性でしょうか.

 もっとも,藤原が練習したいと言えば,自分がどうしたいとかは関係ありません.でも,長い目で見れば,彼の練習相手になるためには,競技力が必要ですから,いつ彼が練習相手をして欲しいと言ってきても大丈夫にしておくという意味では,同じことですね.

※とか書いたら,それはそれでしんどい感じもしてきたので,まあできる範囲でやります(笑).

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7/5'17b
[衝撃?]

 この件ですが,自分がよかれと思って子供にしようと思っていたことが,企業の人事からは,評価されないってことで,当人にとっては,衝撃だったみたいです.教えてもらってありがとう,知らないって怖いって感じなんですが,知ってる知らないということじゃなくて,考えればわかることですよね.

 これは一般論ですが(このサイトで再三書いてますが),どうしようかと思ったときに,みんなすぐ教えてもらおうとか,勉強しようとかしますよね.自分が考えるよりは,どっかの偉い先生が考えたことの方が,っていうのもわかりますが,それでうまく行かなくても,責任なんかとってくれませんし,結局,自分で考えることが重要でしょう.

 そして,これは,子供にどういう教育を受けさせるか,ということも繋がってくるわけで,それは,何度も同じことを書きますが,考える力を身につけさせる,つまり,まず自分でしっかり考えてごらんと言って考えさせることに尽きます.ですから,ある意味,いわゆる「教育」を受けさせないこと,親が子供に過剰に干渉しないことも大事なわけです.奥が深いですねー.

 でも,成功する奴なんか極々一部なわけですから,当たり前のことですかね.でも,大学を含めて,今の日本の教育は全く逆の方向に驀進していて,この国が沈んで行くと言ってる大きな理由の一つです.私としては,自分の回りにいる学生達には,そうでない,とにかく考えさせる指導をしてますが,これも結局は本人次第ってことです.

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7/5'17c
(日運)

 その後ですが,あまり芳しくないですね.

 売りを仕掛けては,手仕舞うというのを繰り返して,少しずつ損失が溜まってきてる感じでしょうか.日運開始の2015年9月以来の年利も描いてみましたが,20%近くまで低下してきてしまいました.年初から見ても辛うじてプラスというところまで逆戻りです.

 でもまあ,自分の見通しに従って,(1日10分だけ)淡々とやって行くってことですね.

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7/5'17d
[飽きた]

 ウィンブルドンやってるみたいですが,若手のオーストラリアの選手の行動や発言が問題になってるみたいです.試合中にやる気のないプレイをしてるらしく,もう一生食べて行くには充分に稼いだし,テニスに飽きたとか言ってるらしいです.

 だったら,テニスなんかやめりゃあいいじゃないですか.単純な話です.稼いだから飽きたってことは,そういうことのためにテニスをしてたってことですからね.でも,まだ20代前半で,今まで全精力と注ぎ込んできたものを失って,これから退屈しのぎして行くのは,大変ですよ.

 でも,他にやりたいことがあるのなら,あるいは,自堕落にだらだら生きるのでも大丈夫なら,ほんとやめたらいいと思いますよ.

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7/6'17
[親の影響]

 とは言え,親の影響ってやっぱり大きいですよね.でも,それは,親が子供にどういう教育を受けさせたか,でしょうか? そこに大きな誤認があると思います.

 上で書いたように,親が子供にどういう教育を受けさせたかなんか大して関係ないわけで,じゃあ,親の影響が大きいというのは,どういうことかと言うと,そりゃー,親自身がどう生きたかに決まってます.つまりは,てめえが大したことしないで,子供にだけいい教育?を受けさせて,自分より立派な子供に育ってくれる,なーんて虫のいい話があるわけないってことです.子供はしっかり見てますよー.

 私の場合はと言うと,私が成功したかどうかはおいておいて,まず,父親については,何度も書きましたが,とにかく楽しそうに仕事していました.子供心に仕事って楽しいんだなと思いましたし,私も父親と同じように楽しく仕事できる職業に就きたいと思いましたし,なんとかそういう仕事に就くことができました.

 でも,父が私に何をしてくれたかと言うと...(大学の先生になるんだったら)東大に行けとか,本を読めとか,音楽と愚図が命取りとか,いろいろ口うるさく,怒られてばっかりでしたし,コンサートとか登山とか魚獲りとか昆虫採集とかいろんなところに連れて行ってもらったとは思いますが,いっしょに遊んでもらった記憶はあまりないですね.

 母親については,小さい頃は,小学校の先生をしていて,いわゆる教育ママ(笑)みたいな感じで,勉強しなさいとかいろいろうるさかったです(笑).でも,いつ頃からかな,多分,小学校の先生をやめた私が中二くらいのときから,いや,思い返すと小学校の中学年くらいからあまり口うるさく言わなくなって,でも,私が何かしたいとかこの本が欲しいとか言うといくらでもお金を出してくれました.そして,高二のときに父が亡くなってからは,また小学校の先生に復帰して,家計を支えてくれました.

 父が亡くなるまでは,共働きでかなり裕福だったと思いますが,父が亡くなって,収入はがくんと減ったはずですが,生活ぶりは,以前とほとんど変わらず,それは,もちろん,母が働いてくれたおかげですが,共働きのときから,別にそんな贅沢するわけではなく,でも,ケチケチするわけでもなく,お金に対する執着みたいなものが全くないというか,そんなものよりもっと大事なものがあるということがいつの間にか当たり前になってたのは,大きかったですね.

 ですから,結局は,○○の子は○○ってことで,子供に成功して欲しかったら,まずは,自分自身がってことでしょう.そもそも,成功とはなんぞやということがありますし,まさにそういうことも含めて,つまり,社会的に成功なんかしなくても親がどういう生き方をしてるかってことで,どういう教育を受けさせるかなんかより,親が子供にどういう話をするかってことなわけです.もちろん,鳶が鷹というか,突然変異とかいうこともあるんですが,それこそ,親がどうしようが関係ねーってことですからね.

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7/6'17b
[K朝鮮問題]

 K朝鮮問題というか,ICBMの開発に成功してアメリカ本土に届くものの開発も時間の問題で,経済制裁しても効かないし打つ手なしという報道ですがどうなんですかね? もちろん,こんなことになるまで有効な対策が打てなかった関係政府の無能さはあると思いますが,こうなったしまったのなら,やりようはあるでしょう.

 K朝鮮があれだけ強気なのは,アメリカが攻撃するとソウルが火の海になるので実質できないからってことなんですが,それはK朝鮮も全く同じで,K朝鮮がいくら武装しても攻撃なんかできないわけで(攻撃することはできるけど,やったらそこで破滅),だったら,経済制裁を続けてほっとけばいいってことでしょう(経済制裁を解除してもらいたくて一生懸命武装するけど一向に相手にしてもらえない構図).話し合いに応じて,核開発をやめさせる代わりに経済制裁解除しても,どのみち核開発は続けるでしょうからね.

 もちろん,何かの突発事項で,武力衝突が起こる可能性もあるのですが,それは,冷戦時代も同じだったわけで,アメリカの高官レベルは,そういう風に考えてると思うのですが,肝心の大統領が...ってのが一番の問題ですかね(笑).

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7/6'17c
[たかが知れてる?]

 九州の大雨の報道をきいていて,うん?と思いました.現代のコンピュータによる降雨予測解析では,どこに集中豪雨が来るかはわからないと言ってるのです.うん?

 様々な気象データがあって,それをスパコン使っても予測不能ってことなら,例えば,株価予測なんて夢のまた夢ってことですよね.でも,AI使ったらそれが可能になる? なんかおかしくないですか?

 つまりは,AIが将棋でトップ棋士に勝って,AIが人間を越えたなんて言ってるのは,対人間での話であって,喩えて言うなら,人間より早く足し算ができるコンピュータができた,人間より早く走れる車ができた,と言ってるようなものかもしれません.そして,人間がどんなに賢くなっても,どこに集中豪雨が来るかはわからないわけで,てことは,AIがどんなに賢くなってもたかが知れてるってことになりませんかね.

 言い方を変えると,AIができるのは,結局「学習」することだけなので,例えば,人間が疲れも老化もせずに100億年生きて学習して,今の人間の1億倍賢くなるかと言うと,知識は増えても1億倍賢くなることはないと思うんですよね.だって,ただ既にあるものをただ「学習」するだけですから.

 逆に言うと,AIとか知能とかそういう問題じゃなくて,やっぱり,アルゴリズムそのものと半導体をいかに集積して処理速度を上げるかということでしょう.後者はともかく,前者について言えば,別にAIとかそういう問題じゃないわけで,結局は「そういう話」ということなのかもしれません(それをAIとか言って,単にプログラムと言うべきところを名前を変えて,新規性?があるように見せかけてるだけ).

 ただ,アルゴリズムというか,アイデアとかひらめきみたいなものが何なのか,それが結局,人間の過去の学習の集積から生まれるのか,といった知能の本質に関わることについては,わかりません.というか,それを研究するのが,まさにAI研究の本来の目的のはずです.

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7/6'17d
[既に起こっている]

 仕事は,AIやロボットがするようになって,働かなくても食べて行けるようになったらどうなるでしょうね? で,似たようなことが既に起こっていることに気づきました.それは,ダイエットです.

 だって,人類は太古の昔から飢餓と戦って来たわけで,それが今の飽食の時代は,ダイエットですよ.笑っちゃいますよね(笑).そういうひっくり返るようなことがまた起こるということで,つまりは,いかに稼げるかではなく,いかに退屈しのぎができるかの方が重要な素養で,食べても太らないエネルギー効率が悪い人が現代社会に適合してるように,仕事なんかできなくても,楽しく退屈しのぎできる人が未来社会に適合して行くのかもしれません.

 で,またまた気づいたんですが,これって老後問題そのものなのでした...つまり,これからこの世の中で起ころうとしてることを,私自身が身を以て,しかも,すごい短時間の間に経験するってことですね.そう考えると,やっぱりかなり大変そうな感じもするんですが,どうやって乗り切ってやろうかと考えると,ちょっと楽しみでもありますね(笑).

 ていうか,両極端な二つの人生が経験できるのは,やっぱり,ラッキーってことでしょう.でも,まだ答えは出てないわけで,まさにこれからってことですね.

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7/7'17
[いつだったかなあ]

 母親が口うるさくなくなったのは,いつだったかなあと考えてたんですが,一つ思い出しました.確か小学校5年生のときだったと思うのですが,横浜の親戚の家に夏休みか春休みかに大分長い間遊びに行ってたんですが,そのとき,勉強道具もって行って勉強しようとしたら親戚の叔母さんに怒られたんですよ.妹もいっしょだったんですが,お前はともかく妹まで巻き込むなみたいな感じだったかな.

 まあ,理由はいろいろあると思うので,敢えてここでは書きませんが,子供がその気になって勉強でもそれ以外でも何かやろうとしてるのをやめさせようとするのは,よくないですね.それはともかく,そのときは,「その気」だったを思い出した,ということです(でも,それがきっかけかどうかはわからないけど,その後,すぐその気にでなくなったような気もします.まあ,中二のときも高二のときもその気になるのなんか一瞬だったんで,そういうことが小五のときもあったってことですかね).

 逆に,小学校2年とか3年のときは,全くその気じゃなかった(笑)ですし,それは,転校して新しい環境になかなかなじめなかったということもありますが,母親が勉強しなさいとかいろいろ口うるさく言ってた時期と重なるわけで,つまり,小学校4年とか5年くらいから,母親はそんなにいろいろ言わなくなって,それに伴って,私もだんだんその気になってきたということですかね?

 で,話を戻すと,そこの横浜の家には,妹と同い年の女の子がいて(いわゆるいとこ),そういう?親に育てられた彼女がどんな女の子だったかと言うと(正確には,中学くらいまでしかわからないけど),これはこれでとてもいい子で,妹もいろんな面でとてもちゃんとしてるというか,いい感じ?なんですが,彼女もそうでした.

 何が言いたいかというと,やっぱり,親がどうこうってあんまり関係ないってことですかね.こんなこと書くと,なんか叔母さんだけが悪者みたいですけど(笑),別にそんなことはなくて,まあいろんな人がいて,いろいろやろうとするけど,何か最初から決まってる感じがするなあ,ってことでしょうか.

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7/7'17b
[結局,同じこと]

 で,どうなるかですが,私としては,再三,学術,芸術,スポーツをお薦め(笑)してるのですが,そんな高尚?なもんでなくても,例えば,ゲームでもいいんでしょう.でも,ゲームって得点を獲ったり,人と戦ったりするんですよね.そうすると,負けるよりは,勝ちたいでしょうから,結局,「同じこと」になってくる気がしませんか?

 それは,学術,芸術,スポーツも同じで,スポーツはまさに勝ち負けが付きますし,学術,芸術についても,人と競争して勝ちたいという人もいるかもしれません.本来的には,内的熟達であって,それは,勝ち負けが付くスポーツも同様なんですが,人と競争したい人はそうすることもできるということです.そして,一人で黙々とやるってだけじゃなくて,ある程度,人との繋がりをもちながら,(働きもせず)学術,芸術,スポーツとか,それ以外の何かに興味をもったことに打ち込みたいときは打ち込むし,ちょっとだらだらしたいときはする,みたいにやって行けばいいんじゃないですかね.

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7/7'17c
[気分がいい]
(バドミントン)

 普段から体を動かすってことなんですが,意外と難しいですね.食後に軽く体を動かすと言っても,毎食後は結構大変ですし,今はもうかなり暑いので汗もかきます.でも,これもできる範囲でできるだけってことですかね.

 あと,練習しないと言っても,もう1ヶ月近く打ってなくて,さすがにまずいし,もう痛いところもなくなったので,今日,教職員の練習に行きました.ここでまた怪我したら元も子もないので,大分抑え気味でやったのですが,まあこんなもんかといったところでしょうか.

 でも,何と言うか,バドミントンをするというか,体を動かすというか,そういうことが純粋に楽しいというか,気分がいいという感触を久しぶりに感じられたような気がしました.ですから,わざわざ「練習しない」って考える必要もないのかもしれませんね.

 でも,ただゲームやってるだけだと,やっぱり,競技力は付かないというか,低下するだけなので,トレーニング的なことは,必要なんですが,そういうことをするハードルが越えられないのなら,まずは練習ってことで,そうやってたこともあったのですが,そう言えば,最近は,ただゲームするだけの練習よりは,トレーニング的なことをする方がハードルが低いと感じてたってことなのでした(すぐ忘れる).

 うーん,どうしよっかなー.でも,ただゲームやるだけでは,どのみち大したことにはならないわけですから,普段からできる範囲で体を動かして,トレーニング的なことも(試合までは)やってみますか.

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7/8'17
(バドミントン, 日記)

 今朝起きたら(というか,昨日寝るときから),予想通り,筋肉痛(というか,関節とか全部.なぜか頭痛まで)でした.でも,思ったほどひどくないというか,やっぱり,「動き方」だと思います.要は,遮二無二動くのではなく,いかに効率的に動くかを考えるべしってことですかね.歳とったら尚更ですが,若くても同じことですよね.

 要は,脱力なんですが,脱力の仕方ですかね.リーグ戦で加藤のシングル見てて思ったんですが,人それぞれの意識の仕方というかやり方があるんだと思います.そう言えば,吉野君は,ぼけーっとただ突っ立ってればいいんですよ,と言ってましたが,もちろん,これは,彼のやり方でしょう.

 でも,それが正解に近い気はしますね.加藤の動きもそれに近いです.ぴょこんと飛び上がる選手は多いんですが,それはそれで,その人のやり方でしょうが,世界のトップにはそういう選手はいませんし,そもそも,飛び上がる分だけ時間がかかるので,どっちが有効かは明らかでしょう.

 でも,もちろん,私もある程度はできてるとは思うのですが,よりできるようになるには,そういうことを意識し続けることが大事で,でも,試合でそんなこと意識してというわけには行きませんから,「無意識に意識」にまでもってくることが大事で,でも,それは,相当難しいですね(歳をとったら尚更).

 でも,ちゃんと意識してできたときと,そうでないときは,天と地ほどの差があるので,それは,とてもわかりやすいというか,少なくとも,練習の中では,そういうことを意識すべきということですね.

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7/8'17b
[願い事]

 昨日は,七夕ということで,あなたの願い事は?みたいなことをやってました.そう言えば?七夕ってそういうものだったんですね(忘).

 で,私の(たった一つの)願い事は,決まっています.どこかで書いたと思いますが,自分が何かすることによって,達成の可能性が高まることは,願い事にはなりませんから,そうではないことということになります.

 一般的な願い事としては,無病息災というようなことは書きましたが,そういうことではなく,もっと具体的なことで,自分のことでもありません.でも,願い事をしてそれが叶うということなら,今はこれしかありません.

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7/8'17c
[なるようになってた]

 そう言えばなんですが,前住んでた職員宿舎の退去期限が今年の9月ということで,あと2ヶ月しかないですから,去年5月に引っ越してなくても,どのみち同じだったってことですね.要は,フライング?というか,「そういうこと」があるかもしれないということで,1年余り待っていたとしても,結局,何も起こらなかったわけで,フライング?して正解だったということです.

 でも,今にして思えば,やっぱり,全ては最初から決まってるし,それが最善の結果という感じはします.もし,「そういうこと」,例えば,東京に帰れるようなことがあったとしても,それに伴って失うこと,例えば,いろいろ面倒な仕事に巻き込まれるとかいうことを考えると,とてもじゃないと思うんですよね.

 もちろん,そういうことをこなしながらも,バリバリ研究できればいいんでしょうが,冷静に判断して,今の私にはそこまではできないでしょうから,まさに額面通りというか,なるようになってた気がします.

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7/8'17d
[それに従う]

 休日で予定がない日になると,リタイア後の生活って具体的にどんなだろうとぽっと考えます.今は大学という「行き先」があるのですが,それもなくなるわけですからね.

 最近の興味というか,リタイアして時間ができたらやってみたいこととしては,例えば,名もない地方をのんびり回るとかはあるんですが,既に書いたように,私の場合,やりたければ今すぐやるわけですから,そうしないというのは(もちろん,今はそんな時間がないというのもありますが)それほどやりたくないということでしょう.

 つまりは,リタイアしたら,こうしようとか考えていても,実際にそうすることはないってことですね(想像力が大事).逆に言えば,10年後のことをうだうだ考えてもしょうがないというか,そのときは,何がやりたくなってるかもわからないので,その時その時でやりたいことをやればいいとも言えます.

 でも,それでもやはり「準備」は必要でしょう.だって,準備ができてないと始めることができないこともありますからね.もちろん,準備なんかしなくてもできることもあるんですが,何がやりたくなるかはわからないわけですからね.

 で,意外と重要なのは,お金だったりします.研究所とか会社のようなものを作るのなら,言うまでもないですが,名もない地方をのんびり回るのだって,ある程度,お金はかかりますし,もちろん,いくらでも節約はできますが,体がしんどいとかめんどくさい(笑)とか,そういうハードルを下げるのがお金だったりするわけです.

 具体的には,鈍行でしこしことか,自分で車を運転しながら何日も続けて回るのは,やっぱり,疲れるでしょうが,お金があるのなら,何日かしたら新幹線でぴゅっと東京に帰って,何日か休憩して,また新幹線でぴゅっと行って,とかもできるわけですからね.

 でも,そのためにしこしこ働いてストレス溜めて体を壊すのはもっと本末転倒ですから,まあこれもできる範囲で,ってことですかね.というか,給料として私がもらえる金額はほぼ確定してますから,あとは日運や資保次第ってことなんですが,それがどういう結果になろうと,それはそれでどうなるか楽しみというか,「それに従う」って感じですかね.

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7/8'17e
[出かける先]

 ていうか,既に具体的に考えてますね(例えば,こことかここ).で,心配なさそうなんですが,何年かすると少しイメージが変わってる感じもします.

 具体的には,例えば,2013年くらいは,食事はほとんど自炊だったのですが,今は外食や中食が多いですし,買い物も以前のように毎日は行かないですね.その一方で,テレビやスポーツ中継を観たりして,ある意味,時間を潰せるようにもなってきた気がしますし,旅行じゃないですが,名もなき地方をぶらぶらしてみたいと思うようにもなってきました.

 ボーリング(笑)は,またやってみたいとは全然思わなくなりましたが,ピアノは,以前より弾くようになったと思いますし,スキーにももっと行こうという気になってきました.バドミントンは,結果的にやらなくなってるんですが,怪我ということが大きくて,それをうまくマネージできれば,バドミントンという運動の本質はかなりわかってきたと思うので,それを試してみたい気になってきました.

 つまり,ある意味,順調?に(少しだけ)ソフトランディングしてきたということでしょうし,変化するということは,これからもそうということで,そういう微調整も含めたソフトランディングということでしょう(まさにランディング).

 ただ,まだ10年ありますし,それまでやっておかないといけないこともあります.まずは,リタイアするときにやり残した仕事がないと思えるところまでやっておく,具体的には,書いておくべき論文を書いておくということでしょうか.

 あとは,生活の体制を整えるというか,具体的には,荷物減らしですね.去年の引越を機に大分やったのですが,その後,全くと言っていいほど進んでませんからね(でも,ということは,1年間ほとんど使わなかったということで,ほとんど不要とも言える).これも「その気になる」の待ちなのかもしれませんが,次の引越までというのは,なんなので,何かきっかけがあったらいいですね.

 それと,やっぱり次どこに住むかですね.上で書いたようにお金の問題もあるんですが,よっぽどのことがなければ,東京近郊に住んで,今の生活を続けることはできるでしょう.問題は,大学という「出かける先」(の代わり)をどうするかですが,それがどこに住むかを決める上で一番重要な点だと思います.

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7/9'17
[ずっと考えていたので]

 いい人生というか,気分よく生きて行くのに必要なことは,一つは健康というか体調,そして,もう一つは,興味をもつというか,面白いと感じられる力かもしれませんね.興味の対象は,多い方がいいってわけではなくて,たった一つでも一生継続的に興味を持ち続けられたらそれでもいいというか,それが一番かもしれません.

 でも,それが仕事にならなかったり,なったとしても,仕事にできるほど才能がなければ,成功はしないでしょうが,それでもたった一つでもそういうものがあったら,それだけで生きて行けるでしょうし,そういうものに出会えるというか,見つけることが人生の成功かもしれません.

 私個人的には,いろんなものに興味をもつ方だと思いますが,それをずっと継続的に維持することができないというか,たった一つのこと以外を排除することができないので,それほど(社会的には)成功はしなかったと思いますが,そんなことより,自分が思うように楽しく生きて来られたので,それこそが成功でしょう.

 で,その面白いと思える力ですが,加齢のせいか,全体的に低調というか,「力」みたいなものがあるとすれば,まさに力が衰えて来てる感じがしていたのですが,また少し,そういうものが感じられるような感触というか予感というか,微妙な内面の変化のようなものが感じられるようになってきました(びみょーな表現).

 幻というか,思い違いでないことを願いますが,そういうものがどうしたら得られるかわからないと書いたのですが,そういうものを得るにはどうしたらいいかとずっと考えていたので,そういうことが関係しているのかもしれません(禅問答的).

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7/10'17=
[結局,興味とか面白さ]

 興味とか面白さだけではなく,広くは,やり甲斐とかその気と言ってもいいと思います.あんまり興味はないし面白そうでもないけど,誰かがやらないといけないのなら,やってやるか,といったこともあるでしょうし,お金が欲しくて高額の報酬が伴うのならそのためと割りきる場合もあるでしょう.

 つまり,興味や面白さの他に使命感や責任感,更には,報酬とかご褒美も関係してくるってことなんですが,これってまさにやる気三要素で(こういう展開,過去にもあったな),やっぱり,これで説明できちゃうわけです.

 で,三つのうち,どれに重きを置くのがいいのかは人それぞれなんですが,効力感から言えば,内的熟達>人との繋がり>報酬なので,やはり,内的熟達ということになって,結局,興味とか面白さということになるわけです.

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 内的熟達>人との繋がり>報酬というのは,(心理学的)一般論なので,人によっては,人との繋がりや報酬の方がやる気になるという人もいるのかもしれません(でも,マズローの法則によれば,それは,まだ「未達」というか「未熟」ということなんですけどね).ですから,人それぞれでいいとは思うのですが,人との繋がりだと自分がコントロールできない他人というか人間関係が関わることなので,そういう意味でも「一人でも大丈夫」な内的熟達に軍配があがるとは思います.

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7/10'17b
(日運)

 今回も僅かな負けということなんですが,やっぱり,(1日10分だけ)淡々とやって行くしかないですね.確かにボックスというか動きがない場合は,順張りだとこうなるんですが,いつかは必ずどちらかに大きく動くわけで,でも,いつ動くかは,正直,わからないんで,少しずつ損を出しながら,しつこく何度も仕掛ける,そして,トータルとして益を出すということでしょう.

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7/10'17c
[年収と関係]

 ?DDIが格安スマホに対抗して値下げするんだそうです.で,1GBで1980円,3GBなら5480円だそうです.高っ.

 なんでも,スマホ代と年収には強い関係があるらしいです.どういうことかと言うと,年収が高い人ほどスマホ代が(格安スマホを使うなどして)安いんだそうです.面白いですねー.というか,支出がコントロールできる人は,そういうマネージメントができるってことですから,仕事もできるわけで,当たり前の話ですよね.

 こうやって,格差はどんどん広がっていき,更にこれから騙す騙されるの壮絶なババ抜きになってくるわけで,スマホ代とかかわいい?話では済まなくなってくるのは,やっぱりちょっとしゃれにならないですかね.

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7/10'17d
[月の満ち欠け]

 いつまで続くかわからないのですが,昨日から,あることを始めて,それに伴って,月の満ち欠けをチェックするようになりました(昨日は,たまたま満月).なんか風流(笑)?

 今使われている暦は,太陽暦なので,(太陰暦と)びみょーにずれるのは,当たり前なんですが,詳しく見ていくと,ちょっと面白いですね.

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7/11'17-
(日運)

 また売ったんですが(もう5回目),今回もどうなるかはわかりません.でも,売値はどんどん切り上がってるし,だんだんその時が近づいてる感じはします.

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7/11'17b
[リタイア前後]

 リタイアしたら死ぬ準備というのは,さすがにちょっと早いかもしれませんね(笑).でも,人生を大きな山にたとえるのなら,前半が上り坂,後半が下り坂で,後半の下り坂に入ったら,もう死ぬ準備と言えなくもありません.そういう意味では,私の死ぬ準備はもう始まってるということです.それは,上り坂,下り坂というより,風呂敷を広げる,畳んで行くというイメージの方がわかりやすいですかね.

 じゃあ,リタイア前後で何が違うかと言うと,それは,文字通り,仕事をしているかいないか,ということでしょう.仕事をする理由は,様々ですが,一番の大きなことは,やはり,生きて行くために稼ぐということでしょうか.そして,稼ぐということは,何らかの貢献を社会に対してしてその対価をもらうということでしょうから,社会と繋がってるということでしょう.

 つまり,そういうものがなくなる,きつい言葉で言うと,社会から必要とされなくなるのがリタイア前後の大きな差ということでしょうか.でも,見方を変えると,生きて行くのにこれ以上働く必要がなくて,もう充分に働いて社会に貢献したと思えるのなら,気持ちよくリタイアして,好きなことしてのんびり暮らしていくのもいいと思います.

 ただ,私の場合,もちろん,結果的に社会の役に立つのなら望外の喜びですが,やりたいことを仕事にしましたから,ただやりたいことをやってきたということで,仕事をやめるということは,やりたいこと(の一つ)ができなくなるということで,それが大きな問題なわけです.

 でも,状況を変えることができないのなら,そういう状況の中でどうするか考えるしかありません.で,どうするかと言うと,これまで通り,できる範囲でやりたいことをやって行くということでしょう.そういう意味では,何も変わらないとも言えるわけで,研究を続けたければ,やればいいということです.

 もちろん,大規模な実験設備や被害調査のような人手がかかることはできなくなりますが,一人でPC一台あればできることはいくらでもありますからね.

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7/12'17
[いつか死ぬことを前提に]

 死ぬ準備というと,ちょっと物騒というか,なになになにー?って感じかもしれませんね(笑).早く死にたいとか,もう終活するとかそんな話ではなくて,平たく言うと「いつか死ぬことを前提」に生きるということでしょうか.ていうか,人間は必ずいつか死ぬので当たり前ですよね.

 でも,若いときのことを考えると,そういうことは,全く考えずというか,いつか死ぬことを前提には生きてなかった,つまりは,人生が無限に続くような感覚で生きていたと思います.今にして思えば,無鉄砲すぎ(笑)だったと思いますが,そういう中で若いときにしか発揮できない爆発的な何かはあったでしょうし,単純に楽しかったので,それはそれでよかったのでしょう.でも,30代になって,そういうこと,即ち,人生が永遠と続く(ような感じがする)ことが逆にしんどくなったことは,何度か書きました.

 で,30代後半になって,何とかまた回り出して,40代にもう一山あったんですが,だんだん何となく帳尻があってきたというか,なるようになってきて,50を過ぎて峠を越えて,確実にゴールというか終わりが見えるようになって,でも,そんなにあわあわすることもなく,そういうことが自然に受け入れられたという感じでしょうか.

 じゃあ,「いつか死ぬことを前提」に生きるというのは,具体的にどういうことかと言うと,例えば,風呂敷を広げる→畳むとか,歳をとって衰えるという不可逆的変化を受け入れて対応しながら生きて行くとかがありますが(もっと具体的には,例えば,何かのウィルスに感染したとき,根治しなくても死ぬまで何とか発病しないように引き延ばせればOKとか),実は,具体的には,そんなに大きな違いはないと思います.ですから,内面上の問題ですかね.

 あとは,自分が死んだ後に何かを残す,という感覚でしょうか.そういう意識が芽生えたのは,30代後半だったと思います.というのは,このサイトを開設したときにそういうことを書いてるからです.それまでは,そういうことは考えなかったと思うので,その辺がターニングポイントだったのかもしれません.

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7/12'17b
[加ドル]
(資保)

 資保(日本経済や世界経済の破綻から資産を守るために,外貨や商品を買えると判断したときに買っておくこと)ですが,米ドルは,買えなくなったと判断して手仕舞ったのですが,豪ドルとポンドは,かなり上がってきていて,それはそれでOKなんですが,米ドルが「買えない」という状況がちょっと気になってきました.背景にあるのは,やはり,Tランプリスクでしょうか.

 ということで,対象通貨として,(日本円を削って)加ドルを加えることにしました.というか,日本円は,いくら削っても日運をやってる以上は,ある程度はもたざるを得ないので(もちろん,現状,日本で生活するためにも(笑)),全部削ってもいいくらいです.FXはものすごいレバレッジが効くので,そのくらいはわけありません.

 で,見てみたら,ちょうど買える状況にあったので,早速買いました.要は,日本という国が沈んで行くに当たって,どこに逃げるかという話なんですが,アメリカとかEUって,いろんな意味で「当事者」なので,そこから一歩引いた先進国というのが一つの基準になるかもしれません.そういう意味では,イギリスは,Brexit関係で,ちょっと特殊ですが,オーストラリアとカナダというのは,資源もあるし,食糧自給率も高いし,英語圏だし,穴場というか,逃避先としては,いいかもしれませんね.

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7/12'17c
[買えるときに]
(資保)

 アメリカは既に出口に向かっていて,EUもそういうことになりそうで,日本だけが超低金利にへばり付いてる状況で,そういうときに何が起こるかと言うと,金利の低い日本から金利が高いところへ資金が逃げ,そうすると,円安になるので,高い金利が付いて,なおかつ,為替利益も得られるというウハウハ状態になるわけです.

 でも,そんなうまい話がずっと続くことはありません.これは,何度か書いてますが,経済原理は関係ありません.単純に「うまい話はない」ということです.実際,金利が高い国の通貨は,長期的に見ると,確実に値下がりして,結果トントンになります(南アランドがいい例).

 ですから,日本という国が沈むから外貨を買えばいいという単純な話ではなく,正確には「買えるときに」買うということです.そして,「買えるときに」というのが円安になるとき,ということで,まさに日本という国が沈んで行くとき,ということになります.

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7/12'17d
(相撲)

 種目を増やすため?というか,相撲が始まったので,(今は時間がないので録画して早送りで)見るようにしています.でも,今場所は,上位総崩れの中,白鵬一人が元気って感じですかね.何でも,今場所,通算勝ち星数で史上一位になる可能性があるということなんですが,優勝回数もそうですが,この人は,そういう数字の目標がないと頑張れないんですかね(しょぼいな).確かに数字だけ見たら,史上最強なんでしょうけど.

 私の白鵬嫌いについては,再三書いて来ましたが(今日も変な相撲とってるし,相変わらず,懸賞金ぶん回してるし),じゃあ,大鵬や北の湖や千代の富士や貴乃花は,好きだったかと言うと,負けろ負けろと思って見てましたから(笑),そういうこともあるとは思います.でも,それにしても,白鵬は,ちょっと...まあ,人間的にはただの人というか,単に相撲が強いってだけってことなんでしょうけどね(彼がモンゴル出身とかそういうのは全く関係ありません).

 ということで,いつまでも白鵬時代じゃつまらないので,若手がってことなんですが,おっというのが出てきても今一伸び悩むって感じでしょうか.遠藤にしても照ノ富士にしてもやっぱり怪我がねー.そういう意味では,稀勢の里も心配ですね.

 若手ということで,ここんとこだと誰ですかね? 高安が平成生まれの最初の大関ってことなんですが,もう20代後半だし,その次くらいだと,御嶽海が最初に上がってきた感じですが,稽古場ではめっちゃ弱いらしいんで,どうなんですかね? 同期の北勝富士(大輝)は,ちょっともたもたしたんですが,ようやく上がってきました.彼,顔はブルドッグみたいでめっちゃ○サイク(失礼)なんですが,何か好きですねー.

 あと,やっぱり,宇良とか石浦の相撲は,思わず見ちゃいますね.舞の海とよく比較されるんですが,宇良の場合は,技が多才ながらも前に出る相撲がとれているんで,全然違いますよね.でも,この辺だと若手と言ってももう20代半ばですからね.阿武咲,貴景勝(佐藤)あたりは,二十歳そこそこってことなんですが,北の湖って21で横綱になったんで,そのレベルの大物はやっぱりいない感じですかねー.

 でも,横綱はみんな30過ぎてるし(でも,白鵬はまだまだ元気だけど),そろそろ一気に世代交代が進みそうな感じもするんで,若手は,大チャンスだと思いますよ(でも,白鵬一強時代がまだまだ続いたりして).

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7/13'17
(経日, 資保)

 注目のイエレン議会証言で,利上げや資産縮小に慎重なところを示したということで,経済指標は悪くないのに引き締めに慎重という株にとっては,最高のシナリオということで,NYダウは最高値を更新したという報道です.でもどうなんですかね?

 アメリカが出口に向かうということがバブル退治なのなら評価するとこのサイトに書いたと思いますが,そうではなく,適度に?引き締めて大事に大事にバブルを育てるということなら,むしろ逆にバブルの崩壊を先送りしているだけで,先送りすればするほど,バブルの崩壊は,壮絶になると思いますけどね.

 でも,ここでどうしろと言っても何が変わるわけでもないので,そういう中で,粛々と対策をして行くということですね.

 ちなみに,資保の方ですが,昨日,加ドルを買ったら,いきなりカナダ中銀が(7年ぶりに)利上げして,暴騰(と言っても為替なので数%)しました.もちろん,たまたまですが,めっちゃビンゴでした(笑).

 

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7/13'17
[朝倉市]

 福岡の朝倉の集中豪雨による被害がひどいんですが,親戚とか知り合いとか大丈夫だった?ときく人がいるのですが,朝倉って福岡(県)のどこにあるのかもよくわからない感じなんですよね.つまり,親戚とか知り合いとかはいないってことなんですが,現地に行ったわけではないのですが,おそらく,非常に局所的というか,極々限られたところでの話で,それは,地震のときもそうで,メディアは,とにかく騒いで視聴率を獲るのが仕事なので,テレビだけ見てると福岡全体が大変なことになってるように見えるのですが,もちろん,そんなことはありません.でも,被災した人は,大変だとは思うのですが,何年か前の広島の土砂崩れもそうでしたが,いろいろ事情はあるとは思うのですが,本来,人が住んではいけないところに住んでしまってる感じはしますかねー.

 で,朝倉市ってどこやねん?と思って,ちょっと調べてみたんですが,記憶によると,「朝倉街道」という駅が西鉄大牟田線にあったと思うので,それと関係あるかと思ったのですが,「朝倉街道」というのは,朝倉に通じる街道ということらしいので,もっと離れたところみたいです.で,調べたところ,甘木と朝倉とどこかが合併してできた市のようです.

 甘木は,わかります.ていうか,甘木ってなくなったってことなんですね(なんかそんなんばっかり).でも,わかると言っても,これも西鉄大牟田線に乗ってるときに久留米あたりから田舎というか内陸の方に行く甘木方面という分線があったというくらいの話で,行ったことはないと思います.でも,甘木ときくと,何とも言えない懐かしい感じにはなります(もうなくなっちゃったけど).

 いずれにしても,私が知ってる福岡(県)って,全体からすると極一部で,具体的には,西鉄大牟田線沿線の福岡(市),二日市,久留米,柳川,大牟田に加えて,太宰府,糸島方面,母の故郷の大川(のだめで有名になった),船小屋(なんと新幹線の駅ができた),小学校5年生のときに見学に行った北九州(駒場のクラスでも東大ピアノの会でもいっしょだった高田の家にも一度遊びに行ったことがある),炭坑というかボタ山があった筑豊にも行ったことがあるかな,くらいでしょうか.むしろ,日田(大分県)は,九重に行くときに,必ず通ったので,そっちの方がわかりますかね.

 で,思ったのは,知ってるところもそうですが,そういうところにゆっくりのんびり行ってみたいなということでしょうか.特に家族でよく行った九重には,行ってみたいですね.でも,多分ですが,もう昔とは,全然変わってて,どこかの知らないところになっちゃってるんでしょうね.

 

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7/14'17
[ターニングポイント]

 30代後半がターニングポイントだったのかもと書きましたが,そんなことはないですね.そういったものは,何度も,というか,ほぼ10年おきに来ていたと思います.

 10歳,即ち,小学校中学年くらいまでは,何者でもなかったと思います(とか書くとは今は違うのかと言われそうですが(笑)).いわゆるお受験も失敗してますし(ていうか,全然受かる気なし),学校の成績は上位ではありましたが,飛び抜けていいということは全然なかったです.

 今にして思えば,小学校中学年くらいから何かがちょっと変わり始めた感じはします.それは,教育ママだった(笑)母親がつべこべ言わなくなった時期と重なるような気もしますが,因果関係はよくわかりません.とりあえず,中学受験には,一応成功して私立の中学(西南)に入ります.同時に当時福岡市内の中学のトップクラスの生徒が集まった進学塾(森田)にも通うのですが,一時期(中二)は,結構やる気になって,トップ近くまで行ったこともありましたが,一瞬でしたかね(笑).

 結局,高校は,地元で一応一番の県立高校(修猷)に行くことになったんですが,もっと上の高校が地元になかったんでしょうがなかったんですが,中三のときの成績とか,何よりやる気というかその気というか,そういうことを考えても,ラサールや久留米付設を受けても受からなかったと思います.

 高校時代は,それなりに楽しかったし,高二で力学に出会ったときは,一瞬萌えたこともあったんですが,やっぱり,ずっと低調というか,あんまり勉強にその気になったことはなかったですね.高二の冬に父が亡くなってショックを受けたということもありますが,ずっとやる気なしだったと思います.

 何とか浪人して東大に入るんですが,駒場時代は,理論物理に失望したこともあって,更に低調でしたかね.でも,この時期,東大ピアノの会に入って,近現代音楽の開拓に目覚めて,それは結構精力的にやってましたかね.バドミントン部の練習もありました.こんな感じで,10代はずっと今一という感じでしょうか.

 ターニングポイントは,建築に構造という分野を発見して,建築学科に進学して,青山先生,小谷先生の研究室に入ったことでしょうか.勉強とは全く違う研究の世界というものに一瞬にしてのめり込んだと思います.つまり,20代は,その気になったし,とても楽しかったということですね.でも,研究一筋ってわけでもなくて,バドミントンもピアノも続けてましたし,研究室でスキーにも目ざめましたし,結構,遊んでもいたと思います.

 おかげで?大学の職にありつけて,小さい頃からの,やりたいことを仕事にするという目標を達成することができて,ほんとに幸せな日々を送ってたのですが,何年かして30過ぎに,当時結婚しようと思ってた人と結婚できなかったことが引き金というか,そういうことが影響したのかどうかはわかりませんが,人生の虚しさとかいろいろ考えるようになりました.

 結局,仕事に関しては,30代は,既にこのサイトで書いたように何をやっていいのかわからないままずっと低調なまま過ごしてしまうのですが,今にして思えば,それなりにいろいろやってた感じはします.仕事以外でも相場研究を始めたのは,この時期ですし,バドミントンもプーナに入って,文京区大会で松井さんを見たことがきっかけで,40になったときに全日本に出ることが目標になって,それなりに打ち込むようになりました.スキーにもかなり行ってて,準指を受けてたのもこの時期ですね.

 で,次のターニングポイントは,1999年台湾集集地震なので30代後半になります.これをきっかけにやることが見つかって,精力的に仕事をするようになって,筑波大に移ってきて,自分の研究室をもって,40代は仕事をしました,ということでしょうか.

 40代後半には,めでたく?昇進もして,いろいろ忙しくなって,あまり研究できなくなって,と同時に人生50年的には,人生が実質終わったことに気づいたりもしました.ですから,今にして思えば,ここがまたターニングポイントですね.

 でも,そういうことは既に経験済みというか,ずっとそういうことを考えてきたので,それはそれで大丈夫というか,それに合わせた生き方ができるというか,要は,もう第二の人生ということで,現在に至るということでしょうか.

 こうして振り返ると,10くらいのときはともかく,20くらいのときに研究というものに出会って,おそらく生まれて初めて(ある程度持続的に)その気になって20代は頑張って,でも,30くらいのときに,小さい頃からの目標を達成して何かを見失って,30代は,いろんなことをやりながらも模索の時期が続き,40くらいでやるべきことに出会って,40代は,ばりばり仕事をして過ごし,50くらいで人生が実質終わったことを実感するも,第二の人生が始まったということで,ほぼ10年おきにターニングポイントが来てるってことですね.

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7/14'17b
[何事か成し遂げん]

 まあこんな感じで,紆余曲折はありながらも,楽しくやってこられたと思うのですが,一貫してずっと私の中にあった考えとして,「何事か成し遂げん」というようなことはあったと思います.なんか漠然としてますが,それは,一流大学に入って,いい会社とかに就職して,出世して偉くなって,あるいは,起業してビジネスの世界で大成功して,お金持ちになって,とかいうのとは,全く正反対の考え方というか,そういうお金とか名誉とか地位とか形的なものではなく,今まで誰もやってないことをやるとか発見するというようなことでしょうか.

 そういうことに繋がるものとしては,やはり,学術や芸術分野になるでしょうか.ただ,芸術に関しては,とてもじゃないというか,自分にはそこまでの才能がないと思いましたから,現実的に学術分野ということになったということですかね.スポーツも対象になりうるんですが,何かを残すという意味では,ちょっと違う感じはしましたし(芸術でも演奏はそうですね),そこまでの才能はなかったというのは芸術と同じですね.つまり,一つのキーワードとしては,「何かを残す」ということでしょうか.

 なんでそういう風に考えるようになったかはよくわからないのですが,やはり,親の影響は,大きかったかもしれません.父は,そういうようなことをずっと言ってましたし,野心的というか,まさに「何事か成し遂げん」と驀進しているように見えました.

 でも,振り返ってみると,そういう考えがずっと根底にあったとしても,興味がないことはやりたくないし,めんどくさいことはめんどくさいし(怠け者),行動が伴ってたとは言えないですね.でも,結果としては,そういうことが根底にあることで,いろいろ形的なものに惑わされることもなく,やりたいことがやれたというか,楽しくやって来られたんで,これでよかったと思います.

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7/14'17c
[分水嶺]

 体調問題?ですが,やはり,座りっぱなしがよくない気がします.体の痛みも,運動した後というよりは,ずっと座っていた後,即ち,運動すると,ではなく,しないと逆に痛くなる気がします.直感的というか,因果関係的には,やはり,じっとしていると血流が滞るということがあるでしょうか.

 ということで,できるだけ座りっぱなしにならないようにしようと思います.一説には,30分に1回は立ち上がれと言われているのですが,さすがにそこまでは無理でも,せめて1時間とか1時間半に1回くらいは,ってことでしょうか.

 ただ,体調が悪いとそれすらめんどくさいこともあるわけで,でも,それだと体調が悪い→動かない→益々体調が悪くなるの悪循環なので,そこの「分水嶺」を何とか越えることが肝要ということでしょうか.つまりは,座って作業してて,調子悪くなって来たなと思ったら,立ち上がれなくなるほど調子が悪くなる前に立ち上がる,できれば,その辺をぶらぶら歩き回るということでしょうか.

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7/15'17
[お金次第]

 将来(リタイアしたら)どこに住むかとよく考える(のも楽しい)のですが,以前は,東京に帰りたいと思っていたのですが,東京郊外に10年以上住んでると,時々,東京に行ったときの人の多さを苦痛に感じるようになってきて(特に新宿とか),東京じゃなくて郊外もいいかなと考えるようになって来ました.高崎線沿線とか東京の北西方面だとスキーとか遊びに行くときも楽ですしね.

 でも,具体的にどこかと言うと,意外とここだ,というところはなかなかないですかねー.籠原は,始発駅だし,いいかなと思ったこともありますが,東京から1時間以上はちょっと遠いし,ずっとそこで暮らすのは,やっぱり退屈な感じもします.

 じゃあ,やっぱり,東京?ということになるのですが,人が多くて窮屈なのは嫌だし,ということで,要は,一長一短なわけです.だとすれば,両方に家があって,新幹線で行ったり来たりというのもありだと思いますし,もっと極端には,どこに住むかが決められないのなら,次々引越ながらいろんな街に住むのも面白そうで,でも,それだとお金がかかるわけで,でも,逆に言えば,お金さえあればいいってことですよね.

 そういう風に考えると,リタイアした後は,やっぱり,お金はあった方がいいかなとなってくるわけです.要は,体がしんどくなって,ハードルが上がって,行動しなくなってつまらない生活になってしまうのを,お金があれば解決できることもあるってことですね.

 もちろん,そのくらいのことで汗水垂らして働いて体を壊すのは,本末転倒ですし,お金がないならないでやりようはある,その場合は,東京郊外でひっそり暮らすということでいいと思うのですが,お金があるのなら,逆にそれはそれでやりようはあるということでしょうか.

 ですから,結局,日運次第ってことですかね.具体的には,日運がうまく行かなければ東京郊外でいいわけですし,うまく行けば,うまく行き具合で,どうするか考えればいいのでしょう.

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7/15'17b
[秘密の場所]

 体調維持のために普段から体を動かす件ですが,できるだけ座りっぱなしにならないようにするのと,適度に体を動かすということで,後者については,毎食後は,やっぱりちょっと大変なので,1日1回だけ,試合も近いということで,トレーニング的なことを30分だけでもしようと思って,で,ついに?そういうことができる「秘密の場所」を見つけることができました(笑).

 と言っても,要は,田んぼの中の車も人も通らないところということで,夜なのでほぼ真っ暗で,月の満ち欠けが重要になってくるわけです(笑).やってることは,以前と変わらず,素振りとフットワークなんですが,以前と違うのは,単なるトレーニングではなく,「動きの洗練」に意識を置いてるというか,藤原にやらせて成功したことを自分にも適用してみようということでしょうか(でも,彼と違って年寄りなので時間はかかるでしょうが).

 というか,そういうトレーニング的なことは,もう随分長い間(5年以上?10年近く?)やってないわけで,試合が近いとは言え,そういうことをまたやる気になったというのは,それだけで何かが変わり始めてるのかもしれません(そうでないのかもしれません).

 で,1週間くらい経ったのですが,また左ふくらはぎが痛くなって来てしまいました.あーあって感じですが,まあしょうがないですね.痛いというのは,ちょっと休めということなので,そういうことに従って行くしかないし,そうすればいいのでしょう(もう大分達観してきた).

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 と書いたのですが,具合が悪くなってきてしまいました.今日は,休日出勤のお仕事だったのですが,終わって自室に戻って椅子に座るとほとんど動けなくなってしまいました.原因は何でしょうね?

 また左脚を痛めたということで体を動かすことができずに体調が悪くなった? あるいは,単に疲れてきた? あるいは,何かが変わり始めたとかいって,調子こいて活動してたけど,何も変わってなくて,やっぱり,もう歳だからそんなことするべきではないってこと?

 よくわからないのですが,そういうことも含めて,そういう体のサインに従うしかないということでしょう.がっかりもしますが,もう(第一の)人生は終わったと考えれば,むしろ安心するというか,あきらめもつくというか,そういう中でやって行くしかないんでしょう.

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7/16'17
(日記)

 今日も「お仕事」で休日出勤だったんですが(そんなに大した仕事はしてないのですが),(左脚を痛めて体を動かせないということもありますが)やっぱり,体がしんどくて体調が悪いです.感覚的には,そういう仕事はもうするなと体が言ってるような感じですかね.

 もちろん,そういう仕事をしないと食べて行けないのなら,否が応でも働かないといけないのですが,もう仕事をしなくてももう何とか食べては行けるわけで,だったら,さっさと辞めればいいじゃんとも思うのですが,そうすると,研究や学生の研究指導といったやりたいことができなくなるのが最大の問題なわけです.ほんと何とかならないもんですかねー.

 でも,現実的に何とかならないのなら,現状どうするかということになって,もちろん,大学を辞めることはないのですが,理由は,ただ一つ,研究や学生の研究指導を続けて行くためなんですが,他に理由を(無理矢理)探してみるとどうなるでしょうか.

 一つは,もうやりたくない仕事をしなくても食べて行けるってことなんですが,それは,今の経済状態が数十年続けばの話なわけで,実際は,再三書いているように,間違いなくそんなことはないでしょう.というか,そう私は考えてるわけで,そういう信念?に従えば,今仕事を辞めることはないということでしょうか.

 でも,あと10年働いて稼げる額ってどのくらいですかね? そう考えると大したことはないわけで,それよりも必ず来る(と思う)経済の激変にしっかり対応できるようにしておくことの方が重要で,そういう意味では,そういうことはやってるわけで,つまり,経済的なことは,仕事を辞めない理由にはならないということですね.

 ですから,やっぱり,大学を辞めない理由は,研究や学生の研究指導を続けて行ためということになります.ということで,最初に戻ってしまいました.

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7/18'17
(日記, 経日)

 まだ左脚は痛いし,体もあちこち痛いし,体調もよくないです.朝早く一度目が覚めるのも相変わらずですし,体のあちこちに湿疹も出てきて痒いのもしんどいです.でも,そういうことも含めて全部受け入れてそういう中でやって行くしかないし,そうすればいいってことですかね.

 こんな感じでは,試合は厳しそうですが,別に試合になんか出なくてもいいわけだし,そもそも,バドミントンが強くならないといけないわけでも,バドミントンしないといけないわけでもないわけですからね.

 もちろん,そういう風に考えて行くと,どんどんつまらない人生になって行くのですが,できないものはできないわけで(今の状態で無理しても怪我がどんどん悪化するだけ),だとしたら,できるのは何かを考えて,できることをやって行くしかないし,そうすればいいのでしょう.

 そういう意味では,バドミントンをやりたくないわけではないので,まず左脚の怪我が治るのを待って,その範囲で,できるだけのことをやって試合にのぞむというのも,できるのは何かを考えて,できることをやって行くということになりますかね.

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 日本もアメリカも物価が上がらないと関係者は,嘆いているそうです.原因としては,携帯電話料金の値下げの「せい」だということなんですが,何度も同じこと書きますが,経済関係者ってなんでこんなに○カというか近視眼的なんでしょうね.

 百歩譲って経済成長というか,(多少)無駄なことしても経済がぐるぐる回って大量生産大量浪費することをよしとするとしても,物価が上がって欲しいのは,消費が供給を上回るほど旺盛になって欲しいからで,つまり,そういうことの方が目指す本質なわけで,だとしたら,携帯料金が下がって,みんなどんどん電話したりインターネット使ったりして活動するのなら,それでOKじゃないですか.

 つまりは,物価上昇率の目標が2%というのは,景気をよくして国民を幸せにすることが目的ではなく,そういう数字を示して達成して,N銀が景気をよくしてやったぞということにしたいというだけの手前勝手な話なわけです.

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7/19'17
[原因]

 体調不良というか,その元凶となった左足の怪我(左足を怪我する→体を動かせない→体調が悪くなる)の原因ですが,試合前ということで(秘密の場所?も見つかったし)トレーニングをしたってことなんですが,考えてみたら,若いとき,具体的には,30代のときのようなことをやっていました.時間的には大したことないんですが,強度の問題で,怪我するのは,時間もありますが,やっぱり,強度の影響が大きいですからね.

 再三書いているように,確実に歳はとってるわけで,結果最大にするには,無理をしないこと,でも,今できる範囲でできるだけのことをするってことなんですが,どうも昔の頑張るという癖が抜けず,やり過ぎて,体を壊して結果最大どころか逆になってるわけです.

 もちろん,多少は手加減してるつもりなんですが,それじゃあ全然足りないってことなんでしょうね.なんせ,55歳の体力は11歳と同じらしいですからね.ということで,自分が思っているより遥かにいろんなことができなくなってるわけで,それに抗うのではなく,それを受け入れて,その中で最大限できることをやるということでしょう.でも,「最大限」とか言うと,絶対やり過ぎるので,ほんともう自分でもびっくりするくらい低い強度というくらいでちょうどいいんだと思います.

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 逆に言うと,歳をとってから頑張ろうとしても全然だめだから,頑張るのなら若いときということになります.そういう意味では,バドミントンは,あまりうまく行きませんでしたが,他のいろんなことは,若いときに頑張って(でもその実,ただやりたいからやってただけだけど),大分貯金できたので,全体としては,うまく行った方でしょうか.

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7/19'17b
[キャリートレード]
(経日)

 今朝のモーサテ,というか,日経の一面に出てたらしいですが,豪ドルが2年ぶりの高値更新なんだそうです.資保,即ち,資産を減らさないことが目的でかなり豪ドルを買っていたのですが(ここでも),実際,もうかなり益が積み上がってます.値動き的には,日運に比べればかわいいもんですが,対象が余剰資産ではなく非余剰資産なので,分母がそれなりに大きいということもあります.

 で,モーサテの中で,今は(金利が高い通貨で運用する)キャリートレードをやるには,ボラティリティも低くていい環境だが,いつその環境が崩れるかわからないので注意と言ってましたが,その通りです.つまりは,豪ドルなどの(高金利の)外貨をもっておけばいいってことじゃなくて,「買えるとき」だけ買ってもっておく,ということです.実際,米ドルは今は「買えない」と判断しているので,ポジションをもってません.

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7/19'17c
[月の出]
(日記)

 体を動かさないと体調が悪いので,できる範囲で体を動かし,トレーニングというほどのことはないのですが,左脚が痛いながらもできることをやるということで再開しました.3日空いたことになりますが,まあしょうがないですね.

 で,秘密の場所というか,月の満ち欠けですが,もちろん,やり始めてすぐ気づいたのですが,月の出も重要です.というか,満月に始まって,月の出がどんどん遅くなって,今は半月と三日月の間くらいのはずですが,月が出てるのは昼間なので,月明かりは全くありません.

 でも,真っ暗ではないですね.時計を見るのがやっとくらいでしょうか.でも,秘密の場所?なので(笑),このくらいがちょうどいいかな.

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7/20'17
[進行中]
(経日)

 今の状況がいつまで続くかわからないってことなんですが,じゃあ,いつまで続くのか,あるいは,半永久的に続くのか(今の時代を生きる人にとってというか,私個人的には,あと30年以上続けば,永久みたいなもの)ってことなわけで,じゃあ,半永久的に続けば,金利がとれて,相場も上がってウハウハかというと,ゼロサム的には,そんなことはありえないわけで,じゃあ,そういうことが続くとしたら,それは何かというと,やはり,日本経済の没落でしょう.

 つまり,キャリートレードをやれば儲かる状況が続くということは,日本経済がずっと低迷して低金利で,貯金も給料も増えず,年金は減って,逆に円安が進んで物価が上がって,生活はどんどん苦しくなり,「そういう対策」をしていない人が○カを見る,キャリートレードやっててもウハウハどころかやっとトントンということで,帳尻が合うわけです.そして,今はまさにそういう状況,日本経済の没落が進行中ということですかね.

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 一方で,アメリカは,NYダウもナスダックもSP500も最高値を更新で絶好調という報道なんですが,どうなんですかね? 株価が高値を更新すればするほど,バブルが膨らんで,より激烈な暴落を引き起こすだけのような気がしますけど.

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7/20'17b
[再開?]
(日記)

 できるだけ体を動かすようにはしてるのですが,体調はよくないです.ということで,2013年の10〜12月のように,テストステロンを増やすと言われている食材(たまねぎ)を摂り始めました.ここのところずっと摂ってなかったですからね.

 でも,このときもしばらくは一進一退で,効果が出るまで数週間はかかっているようなので(10/2411/111/911/1011/16),すぐには難しいですね.

 あと,体のあちこちに湿疹が出て痒いんですが,それ以外に虫さされもあるみたいです.それも結構ひどい感じで,どうやら「秘密の場所」が田んぼの真ん中なのでそこで刺されてるみたいです(最初は,そんなに気にならなかったけど,昨日は,かなり刺されたみたい).

 ということで,虫除けスプレーを買ってこないといけないというか,引越のときのダンボールのどこかに入っていると思うので探さないといけないって感じなんですが,せっかくそういう場所を見つけて,結構,いいところで「行こう」という気になるところだったので,なんだかがっかりというか,うまく行かない感じですね.

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 うーん,でも,試合があるってことで,そういうことに向けて何かしようとすると怪我したり,具合が悪くなったりで,体がもうそんなことすんなと言ってるってことでしょうか.別にバドミントンに限らず,仕事でも何でもそんな感じです.

 つまりは,何度も書いてますが,もう「坂は上れない.下るだけ」ってことで,実質(第一の)人生は終わってしまったということなんですかね.もちろん,残念な気持ちはあるのですが,一方で,どこかでほっとするところもあるわけで,もう余計なことはしないで,のんびり余生を過ごせってことなんですかね?

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7/21'17
[問題は後半]

 やはり人生50年というか,50年で実質人生は終わるということなんでしょうね(繰り返しになりますが,残念な気持ちとほっとする気持ちと正負両面あり).でも,現状,人生は50年以上続くことが多いので,そこが問題ということでしょうか.具体的に考えてみます.

 まず,前半?の50年をどう生きるかですが,これは,このサイトで再三書いている「人生をどう生きるか」ということでいいんだと思います.具体的には,やりたいこと,やり甲斐を見出せることを見つけることでしょう.それが仕事と重ねることができれば,超ラッキーですが(パターン1),そうでなくても,何とか食べて行く分だけ働いて,世の中に騙されずにしっかり経済感覚をもって支出をコントロールして行けば,それでもいいと思います(パターン2).ただ,その場合,やりたいことがあまりお金がかからないことにはなりますね.でも,これも一種の経済感覚でしょうか.特にやりたいことややり甲斐を見出せることが見つけられなくても,今の世の中,退屈しのぎには事欠きませんし,そもそも,どんなに大層なことをやるにしても,人生所詮退屈しのぎ(笑)ですから,しっかり働いて活動して,しっかり休んでという活動+休息を日々淡々と繰り返すパターン3でも全然OKでしょう.

 問題は,後半です.まずは,どうやって食べて行くかですね.働けばいいじゃんと言う人も多いと思いますが,実質人生が終わっているというのは,そうは行かないということです.具体的には,心身ともに下り坂になりますから,無理して働けば,体を壊してしまいます.現状は,管理職と称した既得権を年寄りがむさぼってる状況で,そのしわ寄せが若い人達に行ってる状況ですが,そんなことがずっと続くわけないというか,そういう状況を放置しておいてはならないですし,実際,55を過ぎると給料は頭打ちとか,確実にそういう年功序列は崩れつつありますし,今の若い人達が年寄りになる頃には,なくなってる可能性が大きいです(一番割を食う世代?).

 だとすると,どうしたらいいかですが,50までにしっかり稼ぐとともに経済感覚を発揮して,世の中に騙されて無駄なものにお金を使わないようにすることでしょう.実際,今の若い人達を見ていると,その辺のことは,年寄りやバブル世代よりよっぽどしっかりしてると思います.でも,それだけではだめです.

 それは,しこしこ貯金したり,公的あるいは民間の年金に入ったり,国債を買ってたりしても,そんなもの,経済状況が激変すれば,一瞬で吹っ飛んでしまうからです.じゃあ,どうしたらいいかですが,やはり,「運用する力」が必要になるということでしょうか.既に書きましたが,あらためて難しい時代になったもんだと思いますが,銀行に預けてさえおけば,利子が付くというような濡れ手に粟の状態の方が異常で,資産は「守らないといけない」,そうしなければ,どんどん目減りするというというのが本来の姿でしょう.

 でも,株式や為替の相場を読むのは,至難の業ですが,そこまで行かなくても,例えば,株は買わないとか,給料をもらうたびに,日本円を逃避先になりそうなところの外貨に変えておくとか,家は買わないとか,できる範囲でできることはいくらでもあると思います.もう少しやるとしたら,世の中とか日本という国や経済の動きを見て,今がどういう状況か,これからどうなって行くかを,メディアの言うことに騙されずしっかり自分の頭で考えれば,もう少し機動的に株式や外貨や不動産を売買できるでしょうし,それはそれで結構楽しめるものです..

 そして,そうやって,50を過ぎて(働かなくても)何とか生活して行ける状態を確保できたら,体力も脳力も衰えては行きますが,できる範囲で,やりたいことをやって行けばいいんだと思います.パターン1の場合は,あらためて,やりたいこと(仕事)を続けてもいいでしょうが,それは,あくまで,やりたいからやってるんだという意識が重要で,それがまさに第二の人生ということでしょう.

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7/21'17b
[夏休みの友]

 今日から(小学校は)夏休みなんですね(とニュースが言ってました).小学校時代の夏休みですが,とにかく毎日,真っ黒になって朝から晩まで遊んでいたという記憶しかありません(笑).しかも,朝6時のラジオ体操に行くことから一日が始まるわけですから(ここここの納骨堂の広場が会場だった),一日もものすごく長いわけです.今からすると,一体何して遊んでたんだ?何がそんなに楽しかったんだ?って感じですけどね.

 で,「夏休みの友」というのがあったのを思い出しました.わかる人はわかると思いますが,いろんな科目を一日一課題みたいな感じで,要は,宿題なわけです(なーにが夏休みの「友」だ).これが嫌で嫌で仕方なかったのもよく憶えています.要領がいい奴は,最初の一週間とか,へたしたら数日で全部やってしまうのですが,怠け者の私は,ずっとほったらかしで,最後の一週間くらいで苦しい思いをしてやってたと思います.そう考えると,やっぱり,勉強が嫌いだったんだなとは思いますね.

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7/21'17c
[骨折り損]
(経日)

 人手不足ってことで,脱デフレの好機と経済白書に書いてあるそうです.はぁ?って感じですよね.そもそも,デフレについては,何度も書いてるように,ものの値段が下がるのは,技術革新とか経済以外の要因が大きく絡んでるわけで,経済の面から見ても,欲しいものがなければ,賃金が上がっても欲しいものや消費したいと思うものがなければ,(ちゃんとした人なら)消費はしないわけで(現状賃金が上がってないのでそのせいってことになってる),結局,人手不足とか言ってても,働けば働くほど骨折り損のくたびれ儲けってことになるんじゃないですかね.

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7/22'17
[まとめると]

 この記事をまとめると,人生実質50年しかないので,まずは,そこまでどうやって生きるか,具体的には,やりたいことややり甲斐を感じることを見つけられればいいけど,見つけられなくても(パターン1〜3)ってことで,要は,50年の間に一生食って行けるだけ稼いでおくとか,やりたいことをやっておくということでしょうか(50過ぎるとやりたいことはできなくなるし,無理して稼ごうとしても体を壊す.でも,それまで充分やり切ったと思えれば,心穏やかに過ごせるので,その差はあまりに大きい).

 あとは,世の中に騙されて無駄な支出をすることがないように経済感覚を磨くことと,世の中や経済の動きを見て,ある程度運用できるようになっておくこと,せめて50までに蓄えたものを減らさないようにするってことですかね.

 この「運用」ですが,欧米ではみんな普通にやってるんですが,日本人は,抵抗がある人が多いみたいで,政府や金融業界は,引っ張り込もうと必死です.でも,世の中に騙されるな的には,そういうのに安易に乗っからないことも重要です(結局,重要なのは,やっぱり「考える力」).

 でも,良くも悪くも今の世の中,資本主義社会で,必要以上のお金は要らないけど,最低限のお金があれば生きて行けるので,そういうものに全く疎いということでは,これから確実に来る経済の激変を考えると,大変な目に会うことになると思います.金の亡者になる必要はないですが,誰かのせいで苦しい生活をするのは,やっぱり嫌ですよね.そして,重要になのは,経済を「勉強する」ことではなく(経済の専門家?の言うことは嘘ばっかり),自分で考えることでしょう.

 自分で考えると言っても...って感じかもしれませんが,単純な話で,例えば,社会保障費が全然足りてない状態で,消費増税を何度も延期したり,何兆円もかかる東京オリンピックをむりやり招致したらどうなるかとか,Aベノミクスと称して,ジャブジャブの金融緩和を続けたり,莫大な借金をして財政出動したらどうなるかとか,N銀がETFで株を買い続けたらどうなるかとか,これから人口が減っていくのに不動産価格がどんどん上がってる状態で買えばどうなるのかとか,デフレ脱却とか言ってるけど,価値が同じならものの値段は高いより安い方がいいとか,どれもちょっと考えればわかる単純な話ばかりですよね.

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 じゃあ,50年という(実質)人生を終えた私はどうだったかと言うと,何度か書いているように,まさにぎりぎり何とか滑り込んだという感じです.そして今は,これまでの人生に何とか満足できて,割と心穏やかに過ごしています.もちろん,これまでできてたことができなくなったり,体がしんどくなったりはしてるんですが,逆に言えば,そうなる前に,やっておいてよかったなー,というか,危なかったなーという感じでしょうか.

 仕事というか,大学教員という職業はまだ続けていますが,それは,研究や学生の研究指導といったやりたいことをやるためなので,もうやりたくないこと,やるべきとは思えない無駄な仕事(がほんと多い)をやってまで今の職業にしがみつく必要はありません.

 つまりは,どうにも体や心がもたなくなったら,いつでも(実際は,何年かかけて今いる,あるいは,これから来たいと言ってくれてる学生達をしっかり卒業させれば)辞めることができるわけで,もしそういう支えがなかったらとてもじゃなかった,ほんと危なかったと思うんですよね.支えという意味では,私の研究室で研究がしたいと言って来てくれる学生が(まだ)いるというのは大きくて,そういう支えがあれば,最後まで(あと10年)何とかやって行けそうな気もしてくるものです.

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 あとは,これはほんとたまたまですが,世の中や経済のことをずっと考えてきたり,相場の動きについて研究してきたことがこの後に及んで,つまり,年老いて働くことができなくなっても,これまでお金に無頓着で,無駄なものにお金を使わず過ごしてきたことと併せて,自分の身を助けることになる(かどうは実はまだわからないんですけどね)とは思いませんでした.それは,働けなくなっても何とか食べて行けるということもありますし,世の中や経済の動きを見て何かアクションを起こすことは,大いなる退屈しのぎにもなるし,今更ながら,結構大きかったなーと思います.

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7/22'17b
(バドミントン)

 まだ左脚ふくらはぎは少し痛かったのですが,2週間空いたし,試合まで4週を切ったので,教職員の練習に行きました.大分,抑え気味でやりましたが,途中少し左脚が痛くなったのですが,何とか大丈夫でした.で,今朝起きたら,筋肉痛も左脚ふくらはぎ痛もさほどでもなかったです.

 で,練習した日の翌日は何もしないのですが,探し物があって少し荷物の整理をしていたら,虫除けが出てきたので,これはやれということかと思って,というか,その気になったので,軽く体を動かしたのですが(もう月は全く出ません.あと,初めて車が一台通った.なんであんなとこ通るんだよ〜),左脚ふくらはぎが痛くなってしまって,途中でやめました.あーあ.

 そもそも,もう第二の人生とか言ってるのに,なんで全日本教職員とかエントリーしたんですかね? とか考えたりもしたんですが,やりたきゃやる,そうでなければやらない,できる範囲でできることをやればいいわけで,体を動かしたくなったら体を痛めない程度にやる,痛くなったら今日のようにやめればいいんでしょう.

 ということで,明日は明日の風が吹く(笑)てな感じですかね.

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7/23'17
(日記)

 やっぱり,調子よくないですね.ということで,今日は,ほぼずっと休んでいました.でも,人生が実質終わったと考えれば,どうしても何かをしないといけないということはないわけで,しんどければ休んでいればいいと考えれば,少しは気分が楽になります.

 そして,そうやっていると,少し回復してきました.まあ,人生が終わったとか,仰々しいこと言わなくても,疲れたら休めということかもしれませんが,以前の感覚だとほとんど何もしてないのになんで疲れてるんだ,つまり,もう大したことはできないということで,やっぱり,人生が実質終わったんだなということです.

 でも,実際は,人生はまだまだ続きますから(多分),大したことできないなりに,できることをやっていけばいいし,それでいいのでしょう.

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 少し回復したことと関係あるかどうかわかりませんが,引っ越してから1年以上,ほとんど全く進んでなかった荷物の整理が少し動き始めました.段取り八分じゃないですが,どうしたら進むか考えていて,一つのアイデアに辿り着きました.これが正しければ,劇的に進みますし,まさに「いつでも引っ越せる状態」になると思いますが,実際にやってみないとわからないところはあります.

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7/23'17b
(相撲)

 相撲が終わりました.でも,早送りとは言え,一通り見るのは,やっぱりちょっとしんどいですね.

 当初の予想通り,白鵬が通算勝ち星数で史上一位になって優勝したんですが,「サンキュー」は,あまりに軽いというか,ちょっとひどいですね.この人は横綱というよりは,相撲がめっちゃ強いただの人ってことなんでしょうね.期待した若手は,今一の中(北勝富士は,竜頭蛇尾でぎりぎり勝ち越し),阿武咲が一番頑張ったのかな.宇良は,途中まではよかったんですが,脚を怪我してからは苦しかったですね.ホゥって言って顰蹙買ってた琴勇輝は,幕尻で大きく負け越して十両に転落ですね.新大関の高安も先場所までのような強さはなかったですね.

 碧山は,頑張ったんですが,体がぶよぶよなのは,ちょっと生理的に...(笑)(隠岐の海とか輝もそんな感じ).そう言えば,栃ノ心って四つになると「ガオガオ」言ってた(笑)と思うのですが,今場所は,言ってなかったですね(誰かに文句言われた?).ずっと前に書いた勢は,もうすっかり幕内に定着して,それなりに頑張ってるんですが,以前の不器用さみたいなのがなくなって(見慣れただけ?)今はふつーにそこそこ強いお相撲さんって感じです.

 と,なんだかネガティブなコメントが多いのですが,まあ期待の裏返しということで.

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7/24'17
(日記)

 明け方目が覚める件ですが,ようやくほぼなくなってきたような感じがします.このまま収束することを願っています.

 WindowsやAndroidの更新が鬱陶しいですね.更新すると何かしらのプログラムやアプリの設定が変わったり,動かなくなったりといった不具合が生じます.WindowsはバグだらけセキュリティーホールだらけというどうしようもないOSなのでしょうがない?のかもしれませんが,Androidもそうなんでしょうか?

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7/24'17b
[人口動態と経済]
(経済)

 このサイトで再三,(日本は)これから人口が減っていくのに経済成長なんて,と書いてますが,今朝のモーサテで,アメリカの人口動態が紹介されていて,要は,40代の働き盛り消費盛りの人口がピークを迎えると経済(株価)はピークアウトすると言っていて,日本では,まさに1990年がそうだったそうです.

 で,アメリカはどうかと言うと,ピークは,2000年くらいのミレニアル世代で,彼らが40代になるまで,アメリカ経済は,拡大を続け,株価もそこに向かってあと20年くらい長期的に上昇して行くと言うのです.

 まあ,一理あるかな.でも,再三書いてるように,そういう過去の経験則がそのまま将来にも当てはまるとは限りません.日本に関して言えば,人口が減るというだけではなくて,若い人達を見てると,経済感覚がしっかりしていて,無駄なものには金は使わないですからね.つまり,人口は減るし,消費はしないというダブルパンチなわけです.じゃあ,アメリカはどうなんでしょうか?

 これに関しては,直接話をしたことがないので何とも言えません(でも,何となくですが,アメリカ人も浪費のばからしさにぼちぼち気づいてきた節は感じられます).でも,再三書いてるように,(1年住んでいて見た限りでは)アメリカの浪費社会システム?は,すごいというか,あれ以上,消費するのは,人間のキャパ的に厳しいんじゃないですかね.喩えて言うと,どんなに暴飲暴食をしても一人の人間の体重が200kgを越えるのは,物理的に無理みたいな.

 でも,一方では,技術が進む,例えば,パソコンとか便利な道具が出てきたら,今まで10時間かかってた仕事が5時間で済むようになって生産性が上がって生産が拡大し,一方で,労働時間が減って,消費する時間が増えて経済が拡大すると言う人もいるでしょう.でも,これも相当「いいところ」まで来てしまってる感は否めませんし,そもそも,生産性が上がってる感じもしません.そして,何よりいくら生産を効率化して増やしても消費する人口が爆発的に増えなければ,どうしようもないですし,地球上に生存しうる人類のキャパももう限界に近いです.

 部分部分で見ていけば,自動運転とか,Amazonとか,ウーバーとか,民泊とか,メルカリとか,ネット関係とか,躍進してるところはあるんですが,これらはいずれも今までの非効率を解消するもので,全体としては,経済を縮小させるものであることも再三書いてる通りです.

 ということで,アメリカがどうなるかはともかく,少なくとも日本経済に関しては,とても楽観的な見通しはもちづらいですかね.でも,考えてみたら,アメリカ経済が何とか持ちこたえて,日本経済が没落するのは,ある意味,ベストシナリオかもしれません.アメリカ経済が破綻すれば,世界経済の終わりですが,ここが何とかもって経済システムが保持されてる状態で,がんがん日本売りをすればいいわけですからね.

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 別に愛国心なんかないんですが,日本という国というか,日本経済が生き残る道はなんでしょうね? それは,既に書いたように,移民の(爆発的な)受け入れでしょう.単純に人口が増えるということもありますし,草食系の今の若い人達が肉食系の新興国の若者にとって代わるということもあります.

 まさに大相撲界がいい例ですが,会社や経済の中枢は,みんな外国人で,しょぼい日本人は雇われて安い給料でこき使われるだけってことですかね.それは勘弁? そんなことなら経済の没落の方を選ぶ?(江戸時代に戻るみたいなイメージ)

 今の若い人達を見てると,後者を選びそうな気がします.私もそっち押しかな.でも,世の中を動かしてるのは,肉食系の年寄りや団塊の世代やバブル世代ですから,決めるのは彼らです.これからは,若い人達の世の中なのに,ほんと一体何やってんだか.

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7/24'17c
[演奏時間のグラフ]
(ピアノ)

 ピアノなんですが,練習しないことにして1ヶ月くらい経ちました.で,何でも楽しんじゃえ的にある試みをしていて,それは,演奏時間を記録することです.10年くらい前(と思ったら2006年なので11年前ですね),毎日5km走ってタイムを計測してたときのような感じでしょうか.もちろん,ピアノはスポーツとは違うので,単にタイムが縮まればいいというものではないのですが,「ただ弾く」だけだと,具体的にどのくらい弾けるようになっているのかわかりにくいし,一応,演奏会で出すという「〆切」がある以上は,そこに間に合わせるというマネージメントも必要になって来ます(去年の田園は,そういう点でかなり苦しかった).

 注意点としては,やはり,「タイムを縮めようとして雑にならない」ということですね.そういう意味では,5kmのランニングと似ています.具体的には,一応,ちゃんと弾けるテンポで弾く,私の練習論的には,できることを繰り返すということなので,できない状態で繰り返すと逆のどんどん下手になる,つまり,弾けるテンポで弾くということです.

 私は「ゆっくり弾く」という練習法は,あまり好きではないのですが,「練習しない」,あるいは,「要は憶えること」という考え方に基づくと自然にこうなったということでしょうか.ただし,単に「ゆっくり弾く」というよりは,1小節,あるいは,1拍ごとに先読みして憶えて,どこに指を置くか確認してから(体操で言えば,着地点を確認してから)指を置くという感じですね.

 結果というか,途中経過は,以下の通りです(笑).

 一番上が縦軸が演奏時間(分),横軸が月,真ん中が1曲目から6曲目までの内訳(ただし縦軸は,標準時間に対する%),一番下は,一番上と同じですが,スタートが当初の6/22になっています.べき関数による近似,つまり,この感じで行けば,いつ頃,どのくらいの演奏時間になるかの予測も描いてるのですが,スタート当初は,演奏時間は急速に縮まるので,そこを除いた7/1からということで,一番上の図は描いています.

 標準時間というのは,この演奏の演奏時間です.ここを目標?とすると(実際の感覚では,これより少しゆっくりくらいがいいと思う),一番下の近似では8月中には到達することになりますが,実際はそんなことはなくて,一番上だと,まだ30分くらいかかることになります.

 これを見ると,着実に演奏時間は縮まっている(笑)一方で,ランニングのときもそうでしたが,対数関数的にだんだん頭打ちにもなってくるわけです.あとは,練習時間が一定だとすると,演奏時間が短くなると少し時間が余るので,その分,部分練習もできることになります(このグラフはそういう効果も込みということ).

 部分的に見ると(真ん中の図),あとから練習を始めた4〜6曲が全般的に出遅れてるということと,達成度が高い曲は,頭打ち度も高いので,ここをどうするか,どうもせずに達成度が低いところから練習すべきかということはあるのですが,普通に考えれば,後者ということになります(そういうことがこのグラフからわかるということ).

 ピアノというか芸術的なものに対して,こういう定量的なものは,なじまない気もするのですが,音楽的という以前に弾けなければ話になりませんし,多少は効力感や効率化に繋がってると思うので,しばらくは,続けて行こうと思います.実際,もちろん,毎日弾いてるわけではないのですが,それなりに弾いてることがわかります.

 あとは,この「手法」で,いつ頃弾けるようになるかがわかるとしたら,それは,一つの収穫かもしれません.でも,やっぱり,こういう子供じみた?分析(笑)が好きなのかどうかってことはありますかね(活動度の分析もしてるし).つまり,私は,こういう分析?みたいなのが好きなんだと思いますし,いろいろ楽しんで行けるのはそういうこともあるでしょう.

 で,この曲(ジャワ組曲)ですが,やっぱり,難しいです(ゴドフスキーなんで当たり前).とにかくめっちゃポリフォニック(ほぼ常に四声)で,とにかく音が多くて,しかも音が全然定型化してなくてなかなか憶えられなくて,もう脳トレ状態です(認知症予防にはなってるかも(笑)).でも,既に書きましたが,音楽自体は(第4曲以外は),ゆったり流れているので,今の私の気分に合ってますし,ポリフォニックな曲は,元々はあまり好きではないというか,苦手なんですが,この曲は,そういうことがあまり感じられないのはちょっと不思議です.

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7/24'17d
[N銀のETF買い]
(経日)

 N銀のETF買いについては,再三,批判的なことを書いていますが,今日も入ったようです.相場は,下げるべき時は下げるべきで,それを大量買いして無理矢理持ち上げても,あとから必ずしわ寄せが来ます.だって,買ったということは,どこかで売らないといけないわけで,それは,相場が下げる要因になるからです.

 そして,更に問題なのは,「ETF買い」で検索すれば,ざくざく出てきますが(こことかこことか),どういう状況で,N銀がETF買いを入れるかは,ほとんど見透かされていて(例えば,こんなページまである↓),

 

そうするとどうなるかと言うと,N銀がETF買いを入れる前に買いを入れておいて,上がったところで売れば,誰でも儲かるわけです.今日の値動きを見てもまさにその通りで,午前中下げたので,ETF買いが予想され,例えば,後場寄りに買いを入れて,高くなった14:30くらいに売るわけです.14:30以降下げたのは,そういう売りが出たからでしょう.

 でも,何度も書いているように「誰でも儲かる」ことはありません.でも,N銀は,まだまだETF買いを続けると言ってますから,このやり方で売買すれば,ずっと「誰でも儲かる」わけですよね.じゃあ,損するのは誰でしょうか?

 それは,そういうことと関係のない日本国民,つまり,みなさんということになります.このまま行けば,日銀のETF買いは,20兆円に達するとされ,そこで相場が下げれば,ものすごい損失となって,公的資金,即ち,みなさんの税金で穴埋めがされるか,日銀が破綻すれば,第二N銀ができて,みなさんの貯金が1/10になったりして穴埋めするわけです(GPIFのETF買いも同じで,こっちは,年金がばっさり切られる).つまりは,N銀のETF買いは,市場を歪めるとか,そんな経済や相場に限った話ではないのです.

 マイナス金利とか言って,N銀が国債を償還金額より高く買ってジャブジャブの金融緩和をしているのも同じことです.つまり,こういう「誰でも儲かる」形で税金が既にどんどん流出していて,それは,将来,ものすごい帳尻合わせとして,N銀や政府,ひいては,日本国民を襲うでしょう.これが,今さえよければいい,後は野となれ山となれというAベノミクスの実態です.

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 じゃあ,どうしたらいいかですが,今の政権を倒して,こんなひどいことを即刻止めさせることでしょう.正直,遅きに失した感は否めませんが,ようやく今頃になって,政権の様々な失態が明らかになり,都議会選挙で惨敗して,支持率も下がってきました.でも,来年まで国政選挙はありませんから,今はどうしようもありません.

 だとすると,自分の身を守るためには,「日本売り」しかないですかねー.具体的には,日本円を外貨に替えておくこと(でも,今は米ドルは買えない.この国のリーダーの危うさも日本と似てる),株をもっているのなら即刻売ること,家を買おうとしてるのならやめること,売れるのなら売ってしまうこと,ですかね.

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7/25'17
[日本没落?]

 この国は沈んで行くから自分の身を守るためには「日本売り」もやむなしとくらーい?こと書いてますが,そもそも,日本という国は,「どれほどの国」なんでしょうか?

 なんで,そんなこと思ったかと言うと,昔(といっても20世紀)の日本のことがある番組で紹介されていて,フランス人を招き入れて指導を受けたとか言ってて,つまり,日本は,欧米に大きな遅れをとっていて,必死で追いつこうとしてたわけですよね.戦後,即ち,20世紀後半だってそうだったと思います.例えば,留学するのは,日本より進んでる欧米に「学び」に行くためだったわけで,それは,基本的には今も変わらないでしょう(耐震工学とかは全然違うけど).

 つまり,日本って,本来「その程度の国」ということで,それなのに世界第3位(中国に抜かれるまでは2位)の経済大国ってのがそもそもどうよ,ってことになりませんかね? GDPがドイツやフランスやイギリスより上位に来てるのは,単に人口が多いってこともあるわけで,じゃあ,一人あたりのGDPを見ると,なんと22位です.

 

 上位には,マカオとかシンガポールとかサンマリノとか香港とか特殊な小国もありますから,それらを除いたとしても,せいぜい10数位くらいってことで,それくらいが本来の実力だとすると,1980年以降は,まさにバブルで,ここから本来のところに沈んで行くのは,当然の成り行きという感じもしてきます.

 高度成長期やバブルを経験した年寄り達は,夢よ再び的に必死ですが,若い人達は全然付いてこないわけで,それは,若い人達が新人類なのではなく,高度成長期やバブル世代が異常で(お国のために命を投げ出すとか,会社のために死ぬほど残業するとか),そこが剥がれて,本来の位置に「没落して行く」ということでしょう.

 そこにスムーズに移行して行ければ,それはそれでいいと思うのですが,問題は,年寄り達があがけばあがくほど将来に付けを残して,ハードランディングとなって,結果的に若い人達にものすごいしわ寄せが行くということですね.で,この流れは,変えられないので,だったら,そういう状況の中で,しっかり対策をする(実質沈みゆく船から脱出)しかないってことです.

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 既にどこかで書いたような気もするのですが,具体的なXデーというか,「そのとき」は,いつ頃になるでしょうね.ここここを見ると,何とも言えないのですが,普通に考えれば,東京五輪の数年前にピークアウトして(昨日は,東京五輪までちょうど3年という日だったらしいです),東京五輪が終わって数年後には,悲惨なことに...ってとこでしょうか.

 そう考えると,今すぐどうこうということはなさそうな気もします.実際,欧米は金融緩和の出口に向かってますし,経済も好調ってことになってるんですよね.ですから,じっくり準備して行くということでいいような気はしますが,普通に考えれば,ってことは,ある程度,経済とか世の中に対して見識がある人はそう考えるってことで,でも,その程度のことで乗り切れるほど甘い話ではないとは思いますけどね.

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7/25'17b
(バドミントン)

 左ふくらはぎは,まだ少し痛かったんですが,試合間近ということで,今日も教職員の練習に行きました.試合までは,ずっとこのペースで行こうと思います.と言っても,これで(たった)週2ですから,それでどうなるもんでもないんで,それ以外の日に,どのくらい体を動かせるか,というか,「意識づけ」ができるかですね(でも,これも1ヶ月やそこらでどうなるもんでもないですが,できるだけのことはするってことです).

 収穫?としては,Mさんとちょっとシングルができたことですかね.と言っても,全面シングルは,ほんともう何年ぶりという感じなんですが,最初は全く動けなくて,でも,藤原と半面やるときもフリーはだいたいいつもそうで,で,何本かやってるうちに動けるようになるんですが,動け始めたくらいのところで(隣のダブルスのゲームが終わって)終わりになってしまいました(もっとやりたかった).

 でもやっぱり,左ふくらはぎが痛くなってしまいました.練習が終わって,少し部屋にいて,帰ろうと思って歩き出したら,歩くのにも支障があるほどです.あーあ,こんな感じじゃどうしようもないなと思って,えっちらおっちらしばらく歩いていたら,だんだん痛みがなくなって来ました.あれ?

 動かした方がいいのかもしれません.実際,左ふくらはぎに限らず,しばらく座って動かずにいると,体のあちこちが痛くなるんですが,しばらく歩いたりしてるとそういう痛みも軽減する,要は,ちゃんと動いて血流を促すことが大事ってことなんですが,左ふくらはぎもそうってことなのかもしれません.

 だとすると,これは朗報です.だって,痛いという理由で,練習や体を動かすことをやめる必要がないからです.ということで,これで行きますか.どのみち,ちょっと動いたら痛くなる,じゃ試合になりませんからね.

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7/26'17
[家を売る]

 いくら日本経済の将来に悲観的にならざるを得ないと言っても,今保有して住んでる家を売るのは,めんどうですよね.借りて住む物件を探さないといけないし,引越もしないといけないし.じゃあ,例えば,今住んでる家を誰かに売って,その人から借りるというのは,どうでしょうか? 売る相手からしても,借りてくれる人を捜す必要がなくて,しかもずっと住んでくれる優良店子でしょうし,そもそも,そういう形で家を買う人は,資産運用というか,家賃収入という「キャッシュフロー」(カギ括弧が付いてる意味はわかりますよね)が得られるわけですからね.

 問題は,いくらで売って,家賃をいくら払うかですが,それは,その家がある近辺の不動産市況を基に決めるのがいいと思いますが,買い手貸し手からすると,非常に条件がいいので,そこそこ高く,そこそこ安い家賃が設定できるかもしれません.具体的には,200倍の法則に従えば,家が3000万の価値があるなら家賃15万ということになりますが,ここでは少し安く,12万としておきますか.

 そうすると,3000万の現金を手に入れて,毎月12万ずつ家賃を払うことで今のまま住むことができるわけです.ここで計算すればすぐわかりますが,3000/12/12=20.8なので,20年すると3000万は,家賃に消えてしまいます.もし,売らずにそのままもっていれば,家が丸々残るわけですから大損?

 そこがマジックというか,借金させてローン組ませてまで家を買わせる,銀行や不動産屋や建設業者の手口です.まず,20年経ってますから,建物は老朽化していて,3000万の価値はありませんし,その間,税金や建物を維持管理のために相当の額がかかります.大地震だって来るかもしれません.実は,計算上は,20年経てば,資産価値は0ということになっていますが,実際のところは,住めないことはないでしょうから,多めに見積もって1500万の価値はあるとしましょうか(超大判振る舞い(笑)).

 で,問題は,やはり市況です.というか,これが一番重要なんですが,今の市況を見るとわかりますが,この10年で不動産価格は2倍以上になっています(東京五輪が決まったのが2013年9月ですから,だいたい半分が東京五輪効果ですかね).そして,今の政府やN銀のやってることや,これから人口が減って行くことや,頑張って身を削ってまで働こうとは思わない世代が中心になって行くことを考えれば,今の価格は明らかに(東京五輪)バブルで,どこかで暴落が起きて,10年前どころかそれ以下になるでしょう.控えめに見積もっても今の1/3以下ってところでしょうか.

 そうすると,あなたが今保有して住んでいる3000万の価値がある家は,1500万の1/3ですから,今のまま家を持ち続ければ,20年後は,どんなに多く見積もっても500万ってことになります.もちろん,住んでいる家の価値が下がろうが別に何事も起こらないというか,それはそれでいいんですが,もし売って家賃暮らしをしたとすると,3000万の現金を得て,家賃を払っていくのですが,不動産価格が下がれば,それに比例して家賃も下がりますから,20年の間に払う家賃は(簡単のため線形と仮定すると500万の物件の家賃は何と2万!なので),(12+2)/2*12*20≒1680万となります.つまり,1320万の儲けということですね.逆に,あなたにまんまと「騙されて」,家を買わされて家賃収入という「キャッシュフロー」を得た人は,1320万の損ということになります.

 別に儲ける必要はないのですが,今の家に住み続ける場合,500万が底値というか,そこからは下がらないとしても,売った場合と住み続けた場合の損益分岐点は,1320/2/12=55年なので,今から75年後(笑),つまり,実質,永遠に売って借りた方が得というこで,しかも75年も経ったら,間違いなく取り壊しでしょうから,保有していたら,取り壊すのにも費用がかかってしまいます(借りてるのなら出て行くだけ).

 あとは,これが結構大きいと思うのですが,家という資産をもっていても,何もできませんが,それが現金(日本円)なら,外貨に逃がすというリスクヘッジができるわけです.20年と言わず,10年後,壮絶な日本経済の崩壊が起こって,株や不動産や日本円が暴落したとき,(老朽化してるけど)住む家はかろうじてあっても,現金などの資産は1/10になって(これは外貨に逃がしていれば回避できる),給料や年金も大幅カットということになると,やっぱり苦しいでしょうし,何より,無能な政府やN銀の大失態によって,そういうことに巻き込まれるのは嫌ですよね.

 でも,実際のところは,そこまでする人は,ほとんどいないんでしょう.だって,めんどくせー(笑)ですからね(これも正常化の偏見).でも,私は家を買ったことはないので,よくわかりませんが,売るより買う方がめんどくせーんじゃないですかね.まあ,家を若いときに買って今は年寄りということだと,若いときは元気だったけど,今は...ってこともあるでしょうね(笑).

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7/26'17b
[解散?]
(政治, 経済)

 都議選で惨敗し,○○学園問題などで,支持率が急落したA倍政権ですが,来年まで国政選挙はないと書いたのですが,8月に内閣改造をした後,秋頃解散するんではないか,というか,そうすべきという声が内部からも出ているようです.ということは,今やってるとんでもないこと(ETF買いに反対していたN銀審議委員2人が退任になり,とうとう9人全員イエスマンになった)をやめさせるチャンス到来ってこと?

 でも,当事者達がそう考えるってことは,そうでもないってことですよね.相場で言えば,支持率が下がり始めた,このまま放っておくと,もっと下がるから,そうなる前に損切り(解散)しておこうということです.問題は,そういうことに国民が(また)コロッと騙されるのかってことですかね.

 ていうか,(前回,前々回のように)騙されるんでしょうね.騙されるというか,最大の問題は,やはり受け皿がないことで,野党は,早急に準備してください(O沢さんが旗を振ろうとしてますが,今となってはもう求心力が...).その中心にM進党はあり得ないので,何か新しい動きが必要ということになります.K池さんは表だっては動けないと思いますが,裏では動いてるんですかね?

 この人のやってることはともかく,自分の何かのために政治をする人,そういうことが「見える」人は...と思うのですが,人気はあるようだし,今のA倍政権よりはましというか,背に腹は代えられないというか,そんな感じですかね.

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 自分の何かのために,というのは,具体的に言えば,彼女は,間違いなく,「日本初の女性首相」を目指してて,それが厳しいとなって女性初の都知事で手を打ったのが見え見えなわけですよね(でも,今の予想以上の人気が続けば,今すぐは無理でも任期を全うすれば国政復帰もありうる?).他にもそういう人,いっぱいいます.別に女性に限らず,男子たるもの一番を目指せじゃないですが,そういうのは,違和感を感じますね.政治にしても何にしても,本来,そういうことが目的ではないはずですから.でも,そういう目的的なことがあった方が人って頑張れるんですかね(しょぼいな).

 でも,考えてみたら,ヨーロッパでは,女性首相は既に何人も出ていて,今やそういうことに何の違和感もないですし,やっぱり,日本は遅れてると思います.ですから,日本初の女性首相とか言ったって,ヨーロッパから見たら,何を今更って感じですよね.そういう意味では,ヒラリーが負けたアメリカも意外と遅れてる(実はアメリカの大半はド田舎)ということですね.でも,これは,女性云々というより,彼女自身の問題か.

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7/26'17c
[原油価格]
(資保, 経済)

 原油が買いになったと判断しました.原油減産の調整がついてとかの背景があるんですかね? いずれにしても,これで,商品先物の資保の対象である,金,白金,原油の3つのうち,2つが買いということになって,条件的には,「日本売り」あるいは「資本主義経済売り」に近づいたことになりますかね(まあ,今が「そのとき」に向かっていくスタート地点とは思えませんが).

 原油価格と世界経済には密接な関係があるというのが経済の世界では常識,つまり,原油が上がることは経済にはプラスということになってるんですが,因果関係が逆ですよね.つまり,経済がよくなると需要が逼迫して原油価格が上がるというのが本来の因果関係なわけです.でも,一方で,原油産出国は,原油を売って得た莫大なオイルマネーで株を買っていて,原油価格が下がって収益が悪化すると株を売って穴埋めをするので,株が下がって,経済が悪くなるという逆因果みたいなこともあるわけです.減産して価格が上がるというのも需給というか経済とは,本来は関係ありませんよね.

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7/27'17=
(資保, 経済)

 つまり,原油が上がったら経済にプラスとか,円安になったら日本経済に追い風とか,そういう因果関係はないということです.もしそういうことがあるのなら,原油が上がったり,円安になったりしたら株を買えば,誰でも儲かるわけで,でもそんなことはありません.更に言えば,企業の業績がよければ,その企業の株価が上がるかというと,そんなこともないわけですからね.

 じゃあ,どうしたらいいか,ですが,やはり,経済や世の中全体の大きな流れを読むしかないと思います.将来性のある有望株を探せとかいいますが,いいものを作っても景気が悪くて売れなければどうしようもありませんからね(結局,商売なんてそんなもの).

 もちろん,株式にしても為替にしても商品にしても,価格形成には,需給とか景気とか経済政策とか世の中の動きとか様々なものが複雑に絡んでいるのですが,要は,売り手と買い手の戦いで,どっちが勝つと思うか,勝ち馬に乗れるかなわけですが,勝つ(と思う)方には,ちゃんと理由があるわけで,つまり,見通しが正しい(と思う)方に乗れるかということで,結局は,自分自分の見通し次第ということになります.

 そして,そういう大きな流れ的に言えば,残念ながら悲観的にならざるを得ません.世界経済全体もそうですし,特に日本は相当やばいです.もちろん,東京五輪バブルとかで一時的に好転してるように見えることもありますが,所詮バブルなので,いつかは必ず崩壊します.

 あと,原油が買いになったと判断できた(もちろん,実際に上がる確率は半々)ということで,商品(先物)をざっと見直してみたんですが,金(ゴールド)も買ってもいいかもしれません.つまり,商品全般に渡って,買いということ,つまりは,対極にある通貨が売りということで,「お金が紙くず」に近づきつつあるということでしょうか.日本経済に限っても,為替は,米ドル以外は,買いなので,米ドルが反転するときは,全面日本売りということですね.

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7/27'17b
[やばい]
(ピアノ)

 この解析?ですが,一つ問題点に気づきました.横軸が月,縦軸が演奏時間でべき関数で近似曲線を引いてるのですが,べき関数は,エクセルでは,原点で通るものしか用意されていないので,原点に基準化する必要があります.具体的には,6/22(横軸6.8)で85分が原点ということですね.

 それで,平行移動して,近似曲線もべき関数ではなく本来の?対数にしたものが以下の通りです(ちょっとわかりにくいが,横軸は,月で6.8が0なので,2.2が8月末,5.2が11月末,縦軸は,85分からの減分なので,演奏時間25分だと60).そして,日が経ってデータが追加されていくにつれて近似式が徐々に変化していくのですが,それに基づいた8月末(群青色),11月末(水色)の予想演奏時間がその下の図です.

 これを見ると,このままで行くと11月末でも30分ちょいかかるということになりますから,「間に合わない」ということになります.もちろん,この値は徐々に変化していくものですが,少なくともこの数週間は,ほとんど変化がなくもう収束しているようにも見えます.近似線引いても,僅かですが傾き正です.やばい...

 つまり,何となく,こんな感じで行ったら大丈夫ちゃう?と思っていたのが,全然見通しが甘かったということですね.実際,去年の田園もそんな感じでしたからね.どうしましょう?

 もっと練習しろよ,ってことなんでしょうが,仕事もあるし,実際問題そういうわけにも行きません.ただ「練習しない」という練習法は,見直した方がいいかもしれません.でも,いろいろ考えてこういうことにしたわけだし,それを試したい気持ちはあるんですよね.

 それに近似曲線を見ると,右端が50に来るか60に来るかってめっちゃびみょーですよね.ここ数回(さぼり気味で(笑)),少し伸び悩んでいて,そこがちょっと持ち直すと全然変わってくる気もしますし,下の図もまだ収束してなくて,データがまだ足りないだけで,ここから徐々に下がっていくのかもしれません.

 ということで,しばらくは,具体的には,8月いっぱいくらいまでは,こういう分析をしつつ,今のやり方でやって行こうと思います.どのみち,できることしかできないわけですからね.

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 近似式をべき関数にしてやってみたらこうなりました(グラフの軸や対応関係は上の対数関数の場合と同じ).

 結果は,全然違いますね.やっぱり,外挿というか,未来予測は難しい.これを見ると,べき関数だと全然余裕という感じですが,下のグラフを見るとわかるように,対数関数の場合と違って,予測値は,一定方向に動いていて,このままで行くと,8月末は40分くらい,11月末に至っては,理論上はありえませんが,今より長く時間がかかってしまうということになります.ですから,下のグラフは,今は直線ですが,どこかで曲がってどこかに収束していくということでしょう.

 いずれにしても,こういう分析?は,単純に面白いので,使える使えないは別にして,一応続けて行こうと思います.

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7/27'17c
(日運)

 手仕舞ったんですが,今回も僅かにマイナスですね.まあしょうがないか.

 長期的には,売りだと思うのですが,中期的に買いになることもあるし,今は過渡期というか,大きく動く前の何とかという感じで,でも,「それ」がいつなのかは,わからないので,兆候があれば,とにかく何度でもしつこく仕掛ける,違ったと思ったら,即刻撤退を繰り返すしかないですね.

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7/28'17-
[一週間経つのが]
(日記)

 歳をとると一日が経つのが速い(笑)と言いますが,最近,一週間が経つのが速いと感じます(益々歳をとった(笑)?).具体的には,週末が来るのがというのもありますが,R-1が安くなる(笑)○曜日に一週間分まとめ買いをするのですが,その日が来るのが速い(と感じる)んですよ.あれ?つい数日前に買ったような気がするんだけどなーみたいな.

 あと,明け方に一度目が覚めるのは,まだだめですね.6時くらいならそのまま起きちゃってもいいんですが,4時とか5時とかだとちょっとねー.これももう歳ってこと? でも,4時とか5時とかに起きるのは,まだしんどいかなー.

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7/28'17b
[理にかなってない?]
(ピアノ)

 「できることを繰り返す」という私の練習論的に言えば,「練習しない」,即ち,弾けるテンポで通しで弾くだけというやり方は,理にかなってないということになります.ほんとは,弾けないところを弾けるテンポで「繰り返し」練習する方が早道でしょう.これは,「一度できるようになってしまえば忘れない」的に,「一度弾けるようになってしまえばいい」ということもあります.

 でも,これだと,単調な繰り返し練習が(怠け者的には)しんどい(笑)ということもありますが,特に練習し始めの段階で,なかなか先に進まなくて,見通しが立ちづらく,(怠け者的には)しんどい(笑),つまり,まずピアノに向かう気になることを練習効率より優先してるということですね.

 でも,ある程度の時間で通るようになってくれば,だんだん時間ができてくるので,ゆっくりしか弾けないところを繰り返し練習できるようになってきますし,こういう定量的な分析?ができてこれはこれで楽しめることにも気づきました.

 それに「繰り返す」的に言えば,同じところを繰り返すと,それ以外のところを弾かないことになりますが,今のやり方は,全体を毎回「繰り返す」とも言えるので,前回の記憶がある程度残っていれば,それはそれで理にかなってるのかもしれません(最終的には,全体を何らかの形で「憶える」必要あり).理想としては,両者の組み合わせということですが,通る時間が短くなってくれば,自然とそうなってくるわけですから,これはこれでいいのかもしれません.

 逆に言うと,練習時間が限られる中で,弾ける曲の長さが限られてくるということにもなりますね.具体的には,例えば,練習時間が1回1時間なら,初見で何とか1時間で通る曲で,だんだん演奏時間が短くなるに従って,弾けないところの繰り返し練習をするとすると,20分の曲がせいぜいということでしょうか.

 そういう意味では,去年の田園の1時間は,やはり無謀でしたね(笑).もちろん,2回で回すみたいなやり方もあるとは思うのですが,1回(1日ではない)1時間しか練習できないとすると,1回通すことしかできないわけですからね.

 そういう意味では,今回は,20〜30分くらいの曲なので,何とか行けるはずということになりますし,そういうことを確かめたいということもあります.

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7/28'17c
(日運)

 たった1日しか経ってませんが,売りました.でも,今回もどうなるかはわかりません.ただ,これまでは,売値が切り上がって来ていたのですが,今回は,やや切り下がったので,それがこれまでとはちょっと違う感じがしています.

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7/30'17
(日記)

 左ふくらはぎですが,ずっと痛いんですが.しばらく歩いていると痛みが軽減するのはちょっと不思議です.でも,もう少し激しく動くとやっぱり痛くなって,一方では,全く動かないでいても痛くなるんですね.ということで,そういうことをうまく使いながら,騙し騙しやって行くしかないんですかね.

 ただ,体調というか,「その気具合」は,大分よくなってきたと思います.やっぱり,たまねぎ,(私には)効くんですかねー.でも,一週間くらいすると,効き目?が頭打ちになってきた感じもするんで,要は,毎日食べなくても,時々食べるようにするくらいでいいのかもしれません.実際,引っ越してから,ほとんど(自分で作っては)食べなくなってましたからね.

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 早実ですが,地方大会の決勝で負けました.ちらちら見てた程度ですが,早実の失点は,ほぼエラー絡みで,下手というよりは,プレーが雑という感じがしました.でも,清宮フィーバーじゃないですが,一番,残念がってるのは,彼で飯を食おうとしてたメディア,更には,そういうのにコロッと騙されてフィーバーしてた人達ですかね.

 あーでも,(新記録が出なかったことで)高校通算本塁打数で,まだ追いかけられますね(笑).でも,負けたってことは,公式戦は,これで終わりでしょうから,どこかの練習試合で打ってってのもねー.つまり,この高校通算本塁打数っていうのもいい加減な指標ですよね.そもそも,一位の山本さんって,自分で通用しないと判断して,プロに行かなかったくらいですからね.

 で,清宮さんですが,どうするんですかね? プロに行くのか大学に行くのかということなんですが,通用するのでプロに行けという人が多いんですが,どうなんでしょうか? 彼のリトル時代は,ほんとに桁外れというか,すごかったんですが(確か,世界一にもなってる),今はそのときほどのすごさは,感じられません.

 それほどリトルの時は,すごかったということなんですが,素材的には,今でも清原ほどではなくても,松井くらいはあるかもしれませんね.そして,実際に成功したのは,清原よりは松井なわけですから,まさにこれからということでしょう.

 あとは,ここぞというところ打てる勝負強さみたいなものは,「もってる」感じはあったんですが,今日負けたんで,やっぱり,もってなかった? でももってた斉藤さんの今の状態を考えると,そんなの関係ねー感じもしますね(笑).

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7/30'17b
[いのちとは時間]

 日野原先生亡くなったんですね.105歳だそうです.彼のことを初めて知ったときには,確かもう90を過ぎておられて,しかもまだ現役の医師として活動されているということに驚いたのですが,そこから更に10年以上も医師を続けられ,講演や執筆活動も行っておられたというのですから,更に驚きです.

 彼がどういうことを話したり書かれたりされていたかは,よくは存じ上げていないのですが,亡くなってから紹介されている言葉の中で,「いのちとは時間」というのがとても印象的でした.というか,まさにその通りだと思います.これは,人生が有限とか,どう生きるか,つまり,与えられた時間をどう使うかは本人次第とか,人生の本質を端的に表した非常に深い言葉だと思いますが,小学生に「いのちとは時間」と言っても,???という感じかもしれませんね(笑).

 そして,生涯現役というか,彼のような生き方ですが,一般的には,そういうことが理想とされているのでしょうし,少子高齢化社会においては,国や社会がそういうことを「推奨」するのもわかるのですが,私個人的には,このサイトで再三書いていますが,そういう生き方は,これまで散々してきたので,これからは,違った生き方をしてみたいとも思っています.

 でも,仕事とか社会とかそういうめんどくさいものから離れてどうするか,ということなんですが,結局,やりたいことをやる,その気になることをやるということに変わりはないわけで,それが「たまたま」また仕事(みたいなこと)になるかもしれず,また,これまでだって,多少は,仕事ということで,やりたくない,やっても社会全体の利益に(そんなに)繋がらないこともやってきましたが,やりたいことをやってきたことには,違いないわけで,なんだ結局,全然変わんないじゃん,てなものかもしれません(笑).

 でも,やっぱり,決定的に違うのは,もう何も縛られるものがない(ようになる)ということでしょうか.つまり,これまでと違う生き方というよりは,これまでの生き方をより具現化するというか,より理想に近づくということかもしれません.そして,それが自堕落にだらだら過ごすということなら,それはそれでOKですし,それは,そもそもの本来の私がそういう人間だったということで,これもまたこれでOKです.

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7/30'17c
[どうして人々は]
(経済)

 この話と関係するのかもしれませんが,何日か前,大学から帰ってテレビを付けたら,ある芸能人が地方にある実家を売るという話をしていました.その物件は,かなり古いのですが,彼女は,事情があって,この25年で総計1800万かけて維持してきたと言うのです.市況的には,だいたい同じ条件の周辺のものは,今は新築で2800万だそうですが,その家の現在の査定額はいくらだと思いますか?

 何と200万だそうです.建物の価値はほぼ0で,土地代だけで500万,つまり,売り物にするための追加工事,あるいは,取り壊すのに300万かかるので,500-300=200万ということらしいです.だいたいここで書いたことと対応いうか,ここでは,大判振る舞い(笑)だったので,それ以上にシビアな状況ですよね.

 マンションなら一軒家(木造)ほど老朽化しないとしても,付いてる土地が猫の額(タワマンなんかノミの額(笑))ということや,建て替えするにも住民の2/3の同意が必要とか,とにかくめんどうなことが多いので,どっちもどっちでしょう.

 こんな悲惨なことになるのに,どうして人々は家を買うのでしょうか? やっぱり,騙されてるってことですかね.家賃払うくらいならそれと同じ額のローンで家が買えますよ,というのが不動産屋や銀行の殺し文句ですが,ちゃんと計算してみれば,そんなわけはありません.

 借家ではなく,持ち家というか,一国一城の主(笑)とか,20代とか30代で家を建てた(笑)みたいな見栄みたいなものもあるんでしょうが,そういうのも一種の「騙されてる」状態ですよね.そして,見栄を張る人はみんなそうですが,そういうこと以外のもっと本質的なものに自信がないからで,そういう人間の性みたいなものに巧みにつけ込んで「騙す」わけです.

 20世紀後半は,人口が爆発的に増えて,不動産価格(正確には土地代)が上がってましたが,今は,全く正反対の人口減少ですから,もう何をか況んやです.それなのに,この10年で,不動産価格は,2倍以上になってるわけで,今がいかに危険な状態かは,すぐわかることでしょう.

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7/30'17d
[スマホで1000円から]
(経済)

 スマホで1000円から株式投資ができるというのを経済番組で紹介してました.まーたまた騙す手口が...てことなんでしょうが,競馬や競艇やったり,宝くじ買ったりするよりは,遥かにましなんじゃないですかね.だって,胴元の取り分が全然違いますから.競馬とか競艇とか宝くじは,胴元が半分くらいもって行く,つまり,手数料が50%!ってことで,このスマホで...は,手数料1%くらいで,ネット証券の0.05%くらいよりは,かなり高いですが,50%!よりは遥かに安いですからね.

 それに,競馬新聞見て研究したり,どこの売り場がいいとか研究?するより,経済について研究したり考えたりする方がよほど面白いし身になるでしょう(笑).でも,買いしかできない,つまり,信用取引には未対応なんですよね.だとすると,これから,沈んで行く状況を考えると,買いだけで儲けるのは,かなり難しいとは思いますけどね.

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7/30'17e
[練習の仕方]
(ピアノ)

 あらためて,ピアノが上手いってどういうことでしょうね? ある人がピアノを弾いていて上手いと思うという判断は,その人のピアノの上手さそのものではなく,その演奏によっているということに注意する必要があります.つまりは,ピアノが上手いかどうかではなく,どういう練習をどれだけしてきたかとかを全て含めた話ということなわけで,喩えて言えば,学校の成績がいいということと勉強ができるということは,全然違うというようなことです.

 具体的に言えば,人よりたくさん練習する人できる人,勉強する人できる人は,人よりピアノが上手い,勉強ができると判断されるということです.だったら,ピアノが上手くなりたかったらいっぱい練習せえってことになりますし,実際,それは非常に大きいと思うのですが(ピアノが「上手い」人は,みんな驚くほど長時間練習している),それだけでもないとも思うんですよね.

 もちろん,先天的に運動神経が発達していて指が動くとか,音楽的センスがあるとか,頭がよくて,より難しい曲をより少ない練習で弾けるようになるとか,記憶力がよくて暗譜が早いとか,本番であがらないとか,そういうこともあるんですが,意外と盲点だと思うのは,やはり,「練習の仕方」です.これって意外と研究されてない感じがするんですよね.

 かく言う私も,研究好き?であるにも関わらず,実は,(ピアノの弾き方の研究ではなく)ピアノの練習の仕方は,それほど研究してこなかった感じが今更ながらしています.それは,練習の仕方というよりは,意識の仕方ということもあったとは思いますし,練習の仕方がそんなにいろいろあるわけではない(ゆっくり弾くとか,短く区切って繰り返すとか)ということもあるんですが,ここ数年,そういうことが気になってきました.

 逆に言うと,そこで何かが掴めれば,まさに(最初のパラグラフ的に言えば)「ピアノが上手く」なるってことなわけで,ピアノそのものが上手くなることは,もうそんなにないと思うので(長時間練習できないし),ここかなあとは思うわけです.

 もちろん,どんなに効率がいい練習の仕方(練習方法とは違う)でも,やりたくなかったらやらないわけで(怠け者),そういうこととも全部含めたトータルで考えないといけないということですね.

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7/30'17f
[重なる]
(世の中)

 日本で民間初のロケットの打ち上げが行われたというニュースが流れてるんですが(これっていわゆるホリエモンロケットですよね?),ここでも書きましたが,映像的には,K朝鮮のミサイル発射と重なります(でも,そう言えば,ですが,K朝鮮は,いつの間にか?堂々とミサイルと言うようになったんですね).実際,このとき打ち上げられたイプシロンは,ICBM並みの性能をもってるみたいです.

 でも,打ち上げは失敗したみたいですが,成功しても最高高度100kmということですから,K朝鮮のICBMの最高高度数千kmに比べたらかわいいもんですね(性能云々じゃなくて,低コストが目的みたいですが).

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7/31'17
[ダブルパンチ]
(経済)

 でも,世の中を見渡すと,不動産を所有して,それを人に貸して安定した家賃収入を得ている人もいますよね.どういうことでしょうか? これも結局,不動産価格の(市況の)問題なんですね.

 ということで,1970年以降の不動産価格の推移を見てみます.

 

 1990年頃のバブルのすごさに驚かされますが,こういう一時的な特殊要因を除けば,右上がりのトレンドになっていることがわかります.つまりは,「これまでは」老朽化による資産の目減り分を家賃収入と不動産価格の上昇によって補って余りがあったというのが実情なのです.

 そして,それは,人口が増えてきたからに他なりません.つまり,人口が減少に転じた今となっては,バブルを除いても長期的トレンドとしては,上昇して行くという「不動産神話」が終わるということです.

 で,現在の状況ですが,以下のものと併せると

上の図で10000くらいまで来てる感じでしょうか.明らかなバブルですね.つまり,バブルの崩壊と長期トレンドの大転換というダブルパンチにもうすぐ見舞われるということですね.

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7/31'17b
[R65]
(生活)

 ということで,というか,このサイトでずっと書いてるように,私は,できることなら一生家なんか買いたくありません.でも,歳をとると簡単に貸してくれるところはそんなにないだろうなとも思っていて,どうしたものかと考えていたんですが,今朝の?HKのニュースで,そういうことを言ってました.やっぱりねー.

 で,そこでは,R65不動産というのを紹介していました.要は,年寄りにも家を貸してあげてくださいという殊勝な若い人がいるってことなんですが,逆に言えば,年寄りに家を貸すのは,みんな嫌ってことですよね.もし私が家主だったらそう思いますもん.

 じゃあ,年寄りと非年寄りの境目はどこでしょうか? R65とあるように,65というのは,あるかもしれませんね.要は,定年の歳,つまり,仕事をしているかいないかってことでしょうか.逆に言えば,それまでに,つまり,仕事を辞める前に何とかしておかないといけないってことでしょうか.

 でも,民間の物件は,○年契約とかなので,やっぱり,URとかになっちゃうのかなー.でも,URなら年寄りはお断りってことは,ないんですよね(母親も80過ぎて再入居した).だったら,どのみち同じこと?

 あるいは,冷蔵庫とか洗濯機とかみたいに,耐久消費財的に値下がりするのを前提として家を買うってことも考えないといけないのでしょうか.なんだかゆーうつになってきました.

 でも,そもそも論として,ものを買えば(何かの変な?プレミアムとかが付かない限りは),普通は,時間が経つにつれて,価値が下がって値下がりするのは,当たり前の話なので,不動産も今までが異常で,これからはそうなるという単純な話なのかもしれません(それなのに,不動産だけは,まだまだずっと永遠に値上がりして行くことを前提にいろんなシステムが組まれているのが怖すぎる).

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 一つの考えとしては,今のうちにどこか借りておくということもあるかもしれません.もちろん,民間だと○年契約とかいう感じなんですが,既に住んでてちゃんとしてるのなら,契約更新のときに出て行けとは言わないでしょうからね(言ったとしても,法的にもよほどの理由がないと出て行かせることはできない).

 でも,今はまだ仕事してるんで,実際は,なかなか難しいんで,そうするとどういうことになるかと言うと,今住んでるところに住み続けるという選択肢も出てくるわけです.もちろん,大学辞めたらつくばにいる意味は全くないですし,つくばの街自体も未だに好きではないのですが,東京まで電車で1時間以内の郊外とか始発駅とか実は意外と便利とか,いろいろ条件を満たしてることは既に書きました.

 ていうか,そもそも,いくら職場があるとは言え,今住んでる状況に不満があるとすると,それはそれで大問題で,実際のところは,結構,気に入ってるわけですし,長年(になってしまいましたね.もう)住んでて,いろんな状況もわかってて,それなりに生活スタイルを確立していることも事実です.

 で,リタイア後もここで生活することを想像してみました.今との違いは,大学という「行く先」があるかないかだけの違いです.でも,その違いは,やはり大きいですね.最近,秘密の場所(笑)も含めて,家の近くが結構快適で,散歩コースみたいなものも見つけることもできたのですが,どこかに出かけたりする以外,ほぼ丸一日をここで過ごすという日々を中心に送っていくことは,難しいような気がします.

 でも,逆に言えば,それがほんとに難しいのなら,おそらく,どこか他の街に住んでも大きくは変わらないとも思うんですよね.つまりは,まだ「準備」ができていないということなのでしょうか? でも,「準備」は,ある程度は,できてきてると思うので,意外と大丈夫なのでしょうか?

 ということで,話が意外な方向に展開してきました.要は,しっかり「準備」できてるかどうかは,今住んでるところでしっかり内的熟達的に過ごして行けるかどうかが目安になるということですね.そういう意味では,週末も大学に行くことが多いのですが,敢えてそういうことをせず,家で過ごしてみるのもいい「練習」になる? そういう意味では,だんだん,そういうこともできるようになったような気もします.

 でも,そう考えると,やはり,東京に住んだ方が楽かなあとは思います.それは,単純に「出かける先」がたくさんあるということですかね.でも,逆に言えば,「出かける先」なんかなくても退屈せずに内的熟達的に過ごして行ければ,極端な話,どこに住んでもOKで無敵ってことでしょうし,それこそが準備なのかもしれません.でも,やっぱり,そこまでは,ハードルが高いかなあ.それより,お金稼いで東京に住んだ方が楽?

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