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3/1'24
[これからどうなりますかね?(世界編?)]
(世の中, 経済)

 これからどうなりますかね?ですが,我々の暮らしというか,日本経済云々というよりは,世界経済というか,ぶっちゃけ,アメリカ経済がどうなるかってことでしょう(世界恐慌やリーマンショックを見ればわかるように日本のみならず世界経済は,アメリカ経済に一蓮托生.今,日本株が好調なのも,結局,アメリカの景気がいいから).

 そして,それは,エヌビディアが「地球上で最も重要な銘柄」?に象徴されるように,今のAIブームがどこまで続くのか,というか,1995〜2001年くらいにかけてのITバブルのように「ブーム」で終わるのか,持続的に開発が進んで,世の中が根本的に変わるのかということでしょう(ちなみに下のNasdaq100を見ると.1995〜2001年くらいの山はちっちゃく見えますが,問題は倍率で,1995年には,400くらいだったものがピーク時には,4000以上なので10倍以上になっています.AIブームは,いつからかというのはありますが,ITバブルと同様に,上昇率が変化したのは,2013年頃で,この時,2800くらいなので,今は,既に6〜7倍くらいですね).

 

 とか言うと,いやいや,今のAIブーム?は,ITバブルとは違うという人が必ずいるんですが,そんなことはわかりません.ただ,イメージ的には,自動運転車が実用化されたり,今まで人間がしてた仕事をAIやロボットがするようになると世の中が変わる感じはします.

 でも,そんなこと言ったら,ITバブルの時だって,人間がしている仕事の多くは,事務処理的なことで,それをコンピュータで効率的にやれば,劇的に世の中が変わるということでしたが,その実,大して変わってないというか,逆に仕事が増えた感じすらしますからね.

 でも,言えることは,いくつかあって,一つは,バブルとかブームに乗って,莫大な利益をあげて成長する企業が出てくることで,ITバブル以降だと,グーグルとかアマゾンとかFBとかがわかりやすい例でしょう.つまり,AIブームがブームで終わったとしても,それに乗っかる奴は出てくるわけで,今それに乗っかろうとものすごい過当競争が起こっています.

 あとは,「期待は先行し,過剰に期待される」ということですかね.ITバブルがまさにそうでしたし,思ったより大したことにならないということで,それは,株価に反映されるので,今のものすご上昇相場は,どこかで終わるということです.

 そして,「祭りが終わった」後,どうなるかですが,アマゾンやグーグルのような極々一部の勝ち組がボロ儲けして,それ以外の多くの人々は,じり貧,具体的には,インフレで物価が上がって生活は苦しくなる上に,AIやロボットに仕事を奪われてクビってことで,(ボロ儲けした会社が払う)BIがいつもらえるようになるかわかりませんが,それまでは,大変なことになるというのは,何度も書いてる通りです.

 というのが普通に考えられるシナリオですが,もちろん,そうなるとは限りません.でも,今の世の中を変えたくない抵抗勢力もいるわけですし(ITバブルもそういうことが大きかった),思ったほど,大したことにはならない気はしますかねー.

 でも,どうしたらいいか的には,AIとかロボットにはできないスキルを身につけるとか,自分でしっかり考えられるということですが,もっと手っ取り早いのは,乗っかる奴に乗っかること,つまりは,そういう会社の株を買っておくことですが,これは,非常に難しいですかね.

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[曲の難度とは.そして,短い曲を弾く意味とは]
(ピアノ)

 30秒の曲と40秒の曲,具体的には,スクリャービンのOp.33-3とOp.48-1あるいは4のプレリュードですが,発見というほどではないですが,気づきはあったので,ここで書いておこうと思います.

 事実関係として,33-3は,30分くらい練習したら弾けるようになったのに対して,48-1や4は,(同じ練習指数の)40分では,全然だったわけで,それは,単純に後者の方が難しいってことなんでしょうが,そんな単純な話でもないわけです.

 そもそも,曲の難度とは何かということになってくるのですが,聴いた感じだと,後者の方が遥かに難しい感じはしませんよね(でも,聴く人が聴けばわかると思いますが).つまり,(音楽的なことはさておき)前者のコスパがいいってことですが,そういう曲は,確かにありますし,自分がピアノが弾けることを示す目的でピアノを弾くのならそういう曲を弾くのが効率がいいことになりますし,そういうことは,ある程度は,考えられていると思います.

 でも,少なくとも私の場合,ピアノを弾く目的は,自分がピアノが弾けることを示すことではないので,弾く曲を選ぶ時に,コスパだけを考えることはありません.でも,そうやって選んだ曲をピアノプロジェで弾いて,その曲はそれで終わりで,また新曲ということを繰り返していると,レパートリーというか「手持ちの曲」がない状態がずっと続くわけで,(どこかでいきなり弾いてと言われるようなことはもうないとは思うのですが),それはそれで気持ち悪いんですよね.

 5年くらい前までは,ハチャトゥリアンのトッカータがそういう曲,つまり,練習してなくても,弾いてと言われれば,いつでもどこでも暗譜で弾けた曲で,これで急場を凌いできたのですが,この曲は,まさにコスパがいい曲だったわけで,じゃあ,これからもそれでいいじゃんとは行かなくて,というのは,この曲,結構,運動量があるので,もうしんどいということもありますが,そういうことが目的で弾いてたとは言いませんが,後生大事に抱えていきたい曲とは思えないんですよね.

 ということで,そういう曲ないかなと思ってたところで,スクリャービンのOp.33-3のプレリュードを弾いたらすぐ弾けるようになったわけで,でも,Op.48-1や4は,そうは行かなかったわけです.じゃあ,両者の何が違うかですが,もちろん,難度が違うんですが,やっぱり,「すぐに憶えられるか」だと思うんですよね.

 48-1は,#が6つで(7つなら全部なのでまだまし)和声も複雑で音の数も半端ないですし,跳躍もかなりあります.48-4は,#はないのですが,和声が複雑で音の数や跳躍が多いのは同じです.

 なので「難しい」のですが,ショパンのOp.25-6の三度のエチュードのように物理的に指が動かないわけではない.つまり,しっかり「憶えれば」弾けるようになる可能性はある感じはしてて,憶えるのに時間はかかるけど,憶えてしまえば,弾けるようになるかもしれないというか,そういう実験材料になるかもと思ったわけです.

 でも,それはそれで,やはり,「難しい」ですよね.ショパンのOp.25-6の三度のエチュードが弾けないのは,100mを10秒台で走れないのでどうしようもないですが,じゃあ,非常に複雑なスラロームの旗門を,しっかりインスペクションをして旗門を全部憶えたら一定のタイム以内で(テンポで)ゴールできるかと言うとそういうわけではないですからね.歳をとると脳的なことも衰えて来ますしね.

 でも,今の私が100mを10秒台で走れるようになる可能性は0でしょうが,後者なら少しは可能性があるとは思うんですよね.なので,実験なのですが,長い曲だと実験するのにも時間がかかるし,途中でへこたれるんですが,40秒の曲ならすぐに結果が出ると思いますし,長い曲のようにその中にいろんな要素が入ってるわけではなく,要素的には,一要素に近いので,そういうことも実験対象に向いてる気はします.そもそも,短ければ,「憶える」量も少なくて済みますしね.

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 歳をとって,長い曲を弾くのが厳しくなってきたってことですが,それは,体力的なこともあるかもしれませんが(でも,原理的には,1時間練習できるのなら1時間は弾けることになるはずだが),脳的なこともあるかもしれませんね.長時間,集中力が続かないということもありますが,莫大な量を憶えられないということもあるでしょう.暗譜するのなら当然ですし,譜面を見ながらでも,実質は,ほとんど憶えてないと弾けないわけですからね.

 でも,そんなに悲観することもなくて,これも一種のフィルタというか,そういう制限の中で弾く曲を選んでいくのは,それはそれで楽というか,そこから何かが生まれる可能性もあって,思ったのは,「いろんな曲が弾ける」ってことです.

 例えば,バッハ,モーツァルト,ベートーヴェン,シューベルト,シューマン,ショパン,リスト,ブラームス,ドビュッシー,ラヴェル,スクリャービン,ラフマニノフ,プロコフィエフといった主たる作曲家の曲を,全ての作曲家の何かの曲を弾けるかと言われると,もちろん,全て弾いたことはありますが,同時には弾けない,つまり,いつでもどこでもは弾けないわけで,でも,短い曲ならそれができるかもしれませんし,そういう視点で一人の作曲家から一曲ずつ選ぶとどうなるかって,ちょっと面白そうです(でも,モーツァルトやベートーヴェンの短い曲は,なかなかないでしょうが.そっか,モーツァルトならK.330のソナタの一楽章の提示部だけなら1分40秒くらいですね(笑).演奏会で弾くのでなければ,そういうのもあり?).

 あるいは,スクリャービンの作風の変遷を見せるのに一番いいのは,ピアノソナタを1番から10番まで順番に弾いて行くのは,さすがに厳しいとしても,例えば,2番と5番と9番(か7番)を弾くとしても,なかなか大変です.でも,プレリュードなら,Op.11の1とOp.33の3とOp.48の1(か4)とOp.74の5なら合計3分しかかからないわけですからね.

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[全ての(主な)作曲家の中からできるだけ短い曲を一曲ずつ選ぶと]
(ピアノ)

 面白そうなことはすぐやる的には,バッハ,モーツァルト,ベートーヴェン,シューベルト,シューマン,ショパン,リスト,ブラームス,ドビュッシー,ラヴェル,スクリャービン,ラフマニノフ,プロコフィエフの中からできるだけ短い曲(できれば,1分以内)を一曲ずつ選ぶとどうなるでしょうね(それを演奏会で順番に通しで弾くと,人類の音楽の変遷が見られるとも言える).

 とは言え,短い曲といっても作曲家によっては,かなりあるので,まずは,私がこれまで弾いた曲の中から選ぶとすると,バッハは,イギリス組曲の4番のプレリュードは,かなり長い(5分くらいか)ので,パルティータの5番のプレアンブルムですかね.あーでも,これでも2分くらいかかるか.そうすると,平均律のプレリュードのどれかですね.弾いたことあるのは,第1巻第2曲のプレリュードですが,これも2分くらいかかりますね.そう言えば,21番も弾いたことありますね(1分10秒くらい).でも,これをバッハの代表?曲というのは...ゴールドベルクの第1変奏なら繰り返しなしで1分くらいか.

 モーツァルトは,メジャーな曲とか弾きたい曲とかだとさすがに厳しそうです.K.330のソナタの第1楽章の提示部だけでも1分40秒ですし,K.545の第1楽章だけでも数分かかるでしょうからね.きらきら星の第一変奏までだと主題を繰り返しなしなら,1分以内に収まりますかね.でも,きらきら星変奏曲弾くくらいなら,K.330のソナタの第1楽章の提示部ですかね.

 ベートーヴェンは,かなりいろいろ弾いてるのですが,1分くらいだとさすがに厳しいですね.ソナタだと一番短い楽章は,(弾いたことないですが)24番の第2楽章ですかね.これなら2分くらいか.でも,この曲弾くなら,第1楽章の方がいいかな.

 これもヴァリエーションの1つの変奏とかならあるかもしれませんが,Op.126のバガデルの4番は,第九や最後のSQのようなベートーヴェン最晩年の独特の雰囲気があって結構好きです(確か少し前にピアノプロジェで久先生が全曲弾いた).でも,2, 3分かかりますね.短い曲なら何でもいいってわけじゃなくて,代表曲とは言いませんが,自分が気に入って紹介したいと思うか,その作曲家の何かを象徴する的な要素は必要で,そういう意味では,最晩年のOp.126のバガデルは,最後の32番のソナタやディアベリ変奏曲より後の作品で,弾く意味はあるかもしれません.

 シューマンは,交響的練習曲の6番を,これも高校時代よく弾いてましたが,今弾くなら,8番ですかね(どちらも1分くらい).

 ショパンは,Op.28のプレリュード22番が40秒ですし,リストは,超絶技巧の1番なら1分以内ですが,どちらももう体力というか気力が...でも,リストの超絶技巧の1番は,ありな気がしますが,ショパンのOp.28のプレリュードの22番が代表曲とは...心情的には,エチュードのどれかがいいんですけどね.

 ブラームスは何でしょうね.意外と難しいかも.少なくとも弾いたことがある曲の中には,1分以内の曲はないですかね.これから弾くとすると,パガニーニヴァリエーションの第1, 2変奏とかにチャレンジしてみる? いやそんな気力ないか.

 ドビュッシーは,プレリュードかエチュードのどれかと思ったんですが,1分となるとさすがに厳しいですかね.ドビュッシーから1曲選べと言われたら,沈める寺だと思いますが,かなり長いですからね.でも,2分くらいなら何とかありますかね(亜麻色の髪の乙女とか).

 いや,3分くらいかかってますね.緩徐的な曲は,実質の曲の長さに比べてどうしても長くなってしまいますからしょうがないですかね.つまりは,1分くらいの曲だけ集めると「そういう曲」だけになってしまってプログラムとして成立しなくなるので,緩徐的な曲は少し長めでも入れるってことはありかもしれません.

 ラヴェルも弾いた曲の中にはないですね.それ以外だと,高雅で感傷的なワルツのどれかって感じですかね(最初の曲は,結構好きだけど,確か早田が「貝の店」で弾いた).ハイドンの名によるメヌエットは,2分くらいですが,(弾いたことないですが)嫌いではないです.でも,これがラヴェルの代表曲というか,何かを象徴する曲とは...

 スクリャービンは,いくらでもありますが,どれか一つとなると何でしょうね.やはり,Op.48-1か4が何とかなるのなら,そのどちらかですかね.ラフマニノフも結構弾いてるのですが,1分だとこれも厳しいですね.Op.33の9のエチュードを弾く前にOp.23の7のプレリュードを練習していて,これなら2分ですし,意外と弾きやすいのですが,せわしなくてしんどいので,3分かかっても,Op.33の9のエチュードの方が弾く気になりますかね.

 プロコフィエフもかなりいろいろ弾いてますが,さすがに1分の曲は...でも,1分くらいの短い曲はいろいろあると思います.でも,束の間の幻影は,1分くらいの短い曲いっぱいあると思いますが,弾きごたえがあるというか弾く気になる曲はないですかね.

 でも,モーツァルトのK.330のピアノソナタの第1楽章の提示部だけがありなのなら,プロコフィエフのピアノソナタ6番の第1楽章の提示部の第1主題の提示までなら50秒ですし,そこからコーダに飛んで第1楽章の最後までだと2分ちょっとですかね.

 という感じで,すぐにとりあえず一通り揃うかと思いきや,意外と揃わなかったですね.でも,逆に言えば,いろんな要因を考慮して,全ての(主な)作曲家の中からできるだけ短い曲を一曲ずつ選んでプログラムを組むとどうなるか考えて行くのも面白いってことですかね.

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 でも,思い立ったので,衝動的に?だーっと書いてみましたが,「全ての(主な)作曲家の中からできるだけ短い曲を一曲ずつ選んでプログラムを組む」必要はないわけですし,そういうことは,考えていたというか,具体的には,2, 3分の短い曲をそれなりの数弾くとして,それを年代順に並べるということは,考えてたわけで,なので,別段そういうことでいい気がします.

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3/3'24
[「右股関節」の2014年から2016年の記事]
(右脚)

 右脚ですが,座ってると何ともないのですが,動かすと,付け根だけでなく,太股や下肢も痛くて,よくないというか,いい方向に向かってる感じではありません.それで,一番ひどかった,まともに歩けなくなった2014年の4月以降,どうなったか見てみました(その頃は「右股関節」と言っていたので,これで検索すれば一発).

 そんな状態で8月の全日本教職員に出るのですが,逆に言えば,無理すれば,出られたってことですよね.そういう意味では,その頃は,ずっと右股関節と書いていて,太股や下肢も痛い今の方が悪いのかもしれません(歳もとってるし).

 その頃の記述としては,整形外科に行って,痛み止めをもらってしばらく安静ということだと全然よくならなくて,その頃は,藤原の相手もしないといけなかったので,頑張って練習に行くうちに,逆に少しはましになってきてってことなんですが,そんな話でもなくて,やっぱり,できるだけ動かさない方がいいとか,バドミントンは極端としても,できる範囲で動かした方が,という感じで,そういうのは,今も同じですね.

 で,その後,どうなったかですが,1年半後の2015年8月に大分戻って来たとか,2015年末には,どこも痛くない状態という記述もありますし,でも,その後,やっぱり,痛いという記述もあって,一進一退という感じですが,翌年(2016年)は,「右股関節」でヒットする記事はそんなになくて,やっぱり,1年以上は,かかるってことでしょうか.

 よくなるのなら,時間がかかってもいいんですが,問題はどうするかで,普通に考えれば,痛みを感じるところまでは動かさないで,その範囲を徐々に広げていくってことで,これも,まず現状を受け入れて,その中でどうするかってことですかね.

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[いつでもどこでも(暗譜で)弾ける曲]
(ピアノ)

 いつでもどこでも(暗譜で)弾ける曲をもっておきたいってことで,短い曲が(暗譜する量も少ないし)候補になるのでは,ってことですが,そういうことじゃないですよね.

 これまで,そういう曲だったハチャトゥリアンのトッカータは,5分くらいの曲ですし,サイのブラックアースは,(内部の弦を触るので,グランドピアノじゃないとだめだし,勝手に触っていいか的に問題がありますが)5分以上かかります.

 じゃあ,いつでもどこでも(暗譜で)弾ける曲って,どういう曲かというと,結局,(私にとって)弾きやすい曲ってことですし,暗譜のことを考えると,憶えやすいということもあって,憶えやすいというのも弾きやすさに繋がることなわけです.

 でも,誰でも弾ける平易な曲を弾いてもつまんないということで,ある程度の難度が必要で,それは,まさしく,私の技量次第ということで,難度と技量のバランスということもありますし,私にとっての弾きやすさ,つまり,そういう曲を探すということでしょうか.とは言え,弾く気にならない曲は弾く気にならないので,そういういろんな要素を勘案する必要があるということです.

 じゃあ,難度と技量のバランスがどこかですが,「いつでもどこでも(暗譜で)弾ける曲」ということだと,相当ハードルが上がって(下がって),それこそ,初見で弾けるとは言いませんが,少なくとも,その場で暗譜して一通り弾けるようになるくらいなのかもしれません.もちろん,曲の長さにもよりますが,30秒だと30分,つまり,練習指数60倍,せいぜい100倍ってとこですかね.

 スクリャービンのOp.33-3のプレリュードは,まさにこの条件を満たしていたわけで,そういう曲を再発見したとは言えるかもしれません.一方,Op.48-1や4は,条件を満たしてないってことですね.でも,30秒は,やっぱり,短いので,Op.33-3が1, 2分の長さがあれば,とは言えますね(Op.33-4を続けて弾けば,1分半だが,Op.33-4よりは,Op.48-1か4を弾けるようになりたい).

 暗譜について言えば,1分半以下の短い曲だと,譜面にして1〜3ページなので(スクリャービンのOp.33-3やOp.48-1, 4のプレリュードは,僅か1ページ),譜めくりが要らないので,見ながら弾けるということもあるのですが,いつでもどこでも弾けるくらい余裕をもつには,やはり,暗譜は必要でしょう.

 つまり,そういう曲を探していくってことですが,いやいや,今更,そんな曲見つかるんかってことですが,スクリャービンのOp.33-3のプレリュードのような再発見はあるわけで,そういう意味では,スクリャービンのOp.33-3のプレリュードの再発見が一つの発見だったのかもしれません.

 じゃあ,他にどういう曲があるかですが,初見で一通り通ったということでは,スヴィリードフのヴレーミャ,フペリョート!は,そうですね.でも,この曲,結構,複雑で,暗譜には少し時間がかかりましたし,中間部の飛躍がやばくて,練習したら当たるようになるもんでもないってことだったんですが,うまい「処理法」を見つけたので,それでやれば,いつでもどこでも(暗譜で)弾ける曲になるかもしれません.

 モーツァルトのK.330のソナタの第1楽章の提示部も初見で通ったので,条件を満たしてるとは言えますが,この曲を人前で弾くのは,相当完成度を高めないとだめですし,そもそも,提示部だけですからね.

 そういう意味では,Op.48-1や4とか,暗譜はかなり大変ですが,時間はかかっても暗譜さえできればという感じはしますし,ヴァインのソナタの3番の2楽章のロンドもそうですかね.ラフマニノフのOp.33-9のエチュードもこのまま放置はできないというか,暗譜は何とか(今頃)できたと思いますし,ヴァインのプレリュードも7番くらいは,四季も春の第1曲くらいは,とは思いますし,これらの曲の練習を続けていって,どうなるか実験ということでしょうか.そういう意味では,持続的に弾いて行く気になる曲であることも条件ということになって,逆に言えば,弾く気にならなければ,はいそれまでよってことですね.

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[「新しい」「余計なもの」が出てくるか]
(世の中)

 これからどうなりますかね?(世界編?)の続きというか,1995〜2001年のITバブルが参考になると思います.株価的には,ITバブルは,まさにバブルだったわけですが,この記事に書いたように,それを契機に躍進した企業があって,それがアマゾン,アップル,グーフル,FBだったわけで,でも,それは,企業側の話で,じゃあ,我々の生活がどう変わったかですが,アマゾンだと,ネットでポチッとやれば,家まで持ってきてくれる世の中になったってことですが,これは,そんな大したことではないですよね(でも,それは,我々にとってであって,アマゾンサイドは,ボロ儲け).

 じゃあ,何が大きく変わったかですが,一言で言えば,スマホの普及で,もっと言えば,SNSとかYouTubeの興隆で,見事にそれと繋がってるのがアップル,グーフル,FBってことです.でも,確かにそれなりに便利になったというか,誰でも手軽に全世界に情報発信できるようになった,そして,いろんな情報で溢れるようになったということですが,功罪あって社会問題になってるわけで,少なくともこれらの会社の株価のように何十倍,何百倍も我々の生活が豊かになったわけではなく,むしろ,大して意味のないことに時間をとられたり,生活が苦しくなった人も多くて.それは,日本だけではなく,アメリカでもそうで,Tランプが出てきたのも,そういう世の中に不満を持った人達が熱狂的に支持するということがあったわけです.

 という背景的なことを「これから」に敷衍すると,AIでスマホとかSNSのような何か「新しい」「余計なもの」が出てくるか,それが何かってことですね.つまり,世の中が便利になる的には,再三書いてるように,もうそんな大したことにならなくて(せいぜい,自動運転くらい.でも,エネルギー革命が起きれば,何かが変わる?),そうすると,経済成長するには,スマホとかSNSのように,世の人々を騙して金を使わせる,その金を稼ぐために働かせる何かが出てくるかってことで,言い方を変えれば,そういうものが出てこなければ(出てきても),大して世の中は変わらないんでしょうし,出てきたとしても,それが「余計なもの」なら,暮らしぶりは,よくならず,むしろ,また変なものに時間をとられて,人々は,益々,疲弊していくってことですかね(よく考えて,そういう世の中に騙されないで,もっと大事なことをやって行きましょう).

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[飲酒ガイドライン]
(世の中)

 なんか厚労省から飲酒ガイドラインなるものが出たみたいで,1日ビール1本でアウトということで,そんなん全然無理ってワイドショーでやってました.でも...

 何度も書きましたが,アルコールは,純粋に体に悪いもの,即ち,毒なので,1日ビール1本ならOKなわけもなくて,飲まないに越したことはないものです.実際,アルコール摂取量といろんな疾患の発症率に有意な関係があるわけで,酒は百薬の長ではありません.これもどこかで書きましたが,100年後は,アルコールは,麻薬のように禁止されてると思いますし,そうなってないとやばいとも思います.

 じゃあ,どうして,みんな酒を飲んでるかですが,まさに金儲けしたい奴等にはめられてるわけです.ビールメーカー,酒造メーカーは言うに及ばず,新型コロナで白日のもとにに晒されましたが,飲食店は,アルコールで稼いでいるようなもので,もっと言えば,過剰に働かせてストレスを溜めさせてそれをアルコールで洗い流すように仕向けているという意味では,企業などの働かせる側も同罪で,すぐ上で書いた記事(スマホやSNSで金儲け)と同じ構図なわけです.

 なので,飲まないに越したことはないですが(ストレス解消ということなら,ストレスを溜めないようにする方法を考えるか,他の解消法を考えるべき),現実には,飲む機会は,ありますよね.かく言う私も,普段は全く飲みませんが,月に数回くらいは,飲み会があって,そこでは,少しは飲みます.でも,そのくらいですし,体に悪いと思っても,時々,豚骨ラーメンを食べるような感じですかね.

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[値上げラッシュで,いつまでこの円安が続くのか]
(経済, 世の中)

 週末のワイドショーですが(そんなに見てるわけではないですが),大谷翔平の結婚が軒並みトップでした(笑).もう何をか況んやですが,みんなもっと自分が頑張りましょうよ.

 それで,何かの番組で,世の中,値上げラッシュで,いつまでこの円安が続くのかと言ってました.どういうことですかね? 値上げラッシュとか円安がいつか収まると思ってるんですかね?

 今円安と言ってますが,それは,過去に比べての話であって,将来は,もっと円安になる,つまり,今が一番「円高」なのかもしれませんよ.じゃあ,どうしたらいいかですが,自分が頑張るしかありません(大谷翔平の結婚で盛り上がってる場合ではありません).

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[ピアノが弾けなくなってる]
(ピアノ)

 いつでもどこでも(暗譜で)弾ける曲をもっておきたいってことですが,「ピアノが弾けなくなってる」ということがあるのかもしれません.気力や体力的なこともありますが,現実問題,手がこわばって指が動かなくなっていて,物理的に弾けなくなって来てると思いますし,こんな感じでどんどん弾けなくなっていくとすると,今のうちに弾ける曲を弾けるようになっておかないと,弾けなくなっても弾ける曲を弾けるようになっておかないと,ということもあると思います.

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[どのみち,どこかに不具合が出る]
(体)

 右脚の不調ですが,何か変というか,別段何かしたわけでもないわけで,ある日突然,大腰痛になったりすることと似ていて,そう言えば,左腕が痛くなったのもそうですし,先日,歯というか歯は何ともないのに歯のところが痛くなったのもそうですね.

 大腰痛は,とあるストレッチをすることでならなくなったんですが,その分,何かが別のところに現れてるだけだとしたら,結局,なんなん?というか,R-1を食べ始めてからは,風邪も引かなくなったし,結局,どのみち,どこかに不具合が出ることで,時々,休むようになってるということなのかもしれません.

 でも,大腰痛は,日常生活に大きな支障が出ますし,左腕の痛みや歯のところの痛みは,それが続けば生きて行けないと思うほどでしたし,風邪ひいて熱出して寝てるのはしんどいし,右脚の不調という形が一番ましなのかもしれません.

 そして,そうなる原因は,やはり,オーバーワークということでしょう.私自身は,全然大したことしてない感覚なんですが,記録を見ると,非常に活動度が高い状態が続いてますし,これから益々やばいことになりそうで,ほんとやばいのかもしれません.

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3/4'24
[「ちょうどいい」曲がない]
(ピアノ)

 指が動かなくなって(特に左の人差し指周辺)ピアノが弾けなくなってきてるってことで,今のうちに,いつでもどこでも暗譜で弾ける曲を,ってことなんですが,弾こうとしてる曲は,スクリャービンのプレリュードもそうですが,ラフマニノフのOp.33-9のエチュード,ヴレーミャ,フペリョート!とか,どれもかなり激しい曲で,そんなん,今は何とか弾けても,10年後,20年後は,どうなん?とは思いますよね.ていうか,今だって大変だし,それで指に負担がかかってるってこともあるのかもしれません.

 だったら,もっと静かなゆったりした曲ってことなんですが,平易すぎるものは,弾いててつまらないし,どこかで書きましたが,弾く気になる曲には,難曲しかないということはあるんですが,そういうのは,もうしんどいし,じゃあ,ちょっと難度を落とした「ちょうどいい」曲って,意外とないんですよね.

 思い返すと,ゴドフスキーのジャワ組曲は,そういう曲だったのかもしれません.とは言え,難曲なんですが,雰囲気的にそんなに激しくもなくせわしなくもないというか,ゆったりしてる感じで,じゃあ,どこが難しいかというと,めっちゃポリフォニックで複雑ってことなんですが,今となっては,複雑すぎる曲ももうしんどい感じで,やっぱ,なかなか「ちょうどいい」曲がないのですが,これも探して行くってことですかね.

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[勝負]
(相場)

 先日,史上最高値をつけた日経平均は,あっと言う間に,今日,4万円をつけて,一体どこまで上がるのか,まだまだ通過点とか,もうそろそろ調整するとか,いろんな人がいろんなことを言ってるのですが,それで勝負するのが相場の世界ということです.

 そう「勝負」なんですよ.試合みたいなもんです.つまり,勝者と敗者がいるわけで,これからは,投資の時代とか言って,みんな仲良く儲ける,なんてことは,原理的にあり得ません.

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[やっぱり,老後はつまらない?]

 右脚が不調というか,このままよくならなくて,もうバドミントンもスキーもできないかもしれないし,ピアノも弾けなくなって来てるし,歳をとると,体も脳も衰えて,今までできてたことができなくなって,やっぱり,老後はつまらないと思ってしまうんですが,そんなこと言ったら,もともと人生所詮退屈しのぎ,つまり,人生なんかつまんないがデフォルトで,そこでどうするかってことでやってきたわけで,だったら,老後もそんな感じで,できることをやって行けばいいってことなんですかね.

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3/5'24
[この「試合」には全員参加しないといけない]
(経済)

 株や外貨などを買うことは,勝負というか試合ってことなら,試合に出なければ,負けることもないってことなんですが,この30年は,デフレだったので,それでよかったんですが,これからは,そうは行かないかもしれません.

 そう「かもしれない」というのがポイントです.今は,最高値更新とか新NISAとかで盛り上がってるけど,これからまたこれまでの30年に逆戻りするかもしれませんし,それなら,株とか新NISAなんかやらない方がいいことになります.

 ここまで来るとわかりますが,もうこの時点で「試合」ですよね.つまり,これからどうなるかをどのみち判断しないといけない,この「試合」には全員参加しないといけないということです.いやいや,そんなのめんどくさいから考えないし何もしないということだと,それは,これからまたこれまでの30年のようにデフレに戻ると判断してることと同じで,もし,そうならなければ,資産も給料もどんどん目減りしていきます.

 めんどくさく,大変な時代になってきましたね.この30年は,日本経済は,低迷したと言われてるんですが,ある意味,パラダイスというか,楽な時代だったのかもしれません.

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[毎月積み立てて長期投資すれば大丈夫?]
(投資)

 いや,毎月積み立てて長期投資すれば,価格変動リスクは,抑えられて,最終的には,プラスになるんじゃない?と言う人がいるかもしれません.折しもなんかのワイドショーで,専門家?の人が,

1. 1989年のバブルのピークで始めた場合
2. そこから下げて半値になったところから始めた場合
3. Aベノミクスが始まる2013年の底値近くから始めた場合

のどれが一番収益が上がるかというのをやっていて,普通に考えると3.と思いきや,1.とか2.の方が元本に対する倍率が大きいので,いつ始めても大丈夫,相場が乱高下しても大丈夫,これから相場が上がるか下がるかという判断もしなくて大丈夫と言ってたんですが,それは,全く違っていて,というのは,1.2.3.いずれの場合も,収益の判断を今,即ち,史上最高値を更新した時点でしてるからで,それなら,どうやっても儲かるのは,当たり前です(でも,こうやって,みんなコロッと騙されるんでしょうね).

 つまり,1989年のバブルのピークで始めて,「今」がAベノミクスが始まる2013年の底値近くなら,当然マイナスなわけで,その間,24年ですから,今,30代半ばの人がそのタイミングで始めて,定年退職間近に悲惨なことになってることは,ありうるということです.

 思い出すのは,日本株がバブルの崩壊でどんどん下がっている時,専門家?は,一時的なものだ,過去の日本株は,長期的には,右肩上がりになってるじゃないかと言ってたことで,でも,実際は,そこから20年以上,株価は低迷したわけで,同じことがアメリカ株に起こることだってあり得るわけですからね.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,結局,何らかの「判断」をしないといけないことになります.具体的には,毎月積み立てて長期投資するというのは,買っているわけですから,日本株でもアメリカ株でも長期的に値上がりして行くという判断をしてるということになりますし,特に何もしないのは,日本経済は,この30年のように低迷を続けると判断している,ということになります.

 現状維持というのは,ないの?という声もきこえてきそうですが,それもまた一つの判断かもしれません.そうなれば楽だとは,思うのですが,AIとか半導体とかで色めき立ってる奴が余計なことをして(仕事をAIに奪われるとかして)巻き込まれるということもありますが,それ以外にも,少子化で人手不足をどうするとか,エネルギー問題とか地球温暖化(てことにする)とか戦争とか「もしトラ」→「ほぼトラ」とか,世界の分断とか,これだけヴォラティリティというか,いろんな材料で変動が激しくなってる状況で,現状維持は,難しいかもしれません.つまり,両極端のどっちに転ぶかわからない難しい状況で,かと言って現状維持はもっと難しくて,両側が崖の狭い尾根を歩いてるみたいなもんで,ほんと難しい時代になったと思います.

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 と書いたんですが,どうなんですかね? この30年,日本経済が低迷したと言っても,それは,今から過去を振り返ってわかることで,その途中で,いつ何が起こるかはわからなかったわけで,結局,これから難しい時代になるというよりは,ずっと難しいというか,何らかの判断をしないといけないことに変わりはなくて,この30年,特に何もしなかった人は,たまたまうまく行っただけってことなんでしょう(相場観なく家を買って値上がりした場合も同じ).

 なので,結局,これから難しい時代になるから大変てわけじゃなくて,でも,世の中,いろいろ騒がしくはなってきているので,それに惑わされるのか,我が道を行くのかですが,そうすると,結局,やっぱり,判断は必要ということになりますね(何もしないのなら,めんどくさいからではなく,そうする理由や判断が必要ということ).

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 当然のことなんですが,企業の目的は,利潤の追求なわけで,彼らの目的というか,プライオリティは,世の中を便利にして人々を幸せにすることよりは,自分達が儲かることなわけで,わかりやすいこととしては,AIとかロボットを開発したり,それを利用したりすることで,激烈な競争を勝ち抜いて自分達が儲かるためには,自分の会社の従業員もクビにしてAIとかロボットにするわけで,そうするとどうなるかと言うと,過当競争の中で,一部の企業がボロ儲けして,それ以外の多くの企業や人々は,どんどんやばいことになっていくわけで,現状維持でいいので,余計なことするなとは行かないわけです.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,そういう極一部の企業の経営者になるのはもちろん,就職するのも大変でしょうし,就職してもそういう会社は,上で書いたように会社が儲かるために従業員をクビにするわけですし,それ以前に,生き残る会社を見極めることも難しいでしょう.それは,そういう会社の株を買って乗っかるのも同様で,だとすると,就職は,一つの会社にしかできませんが,株はいろんな会社の株が買えますし,インデックスのようなパッケージもあって,国単位で考えるのなら外貨を買ったりするというのもあるんですが,その判断も簡単ではないですよね.

 てことで,やっぱり,難しいってことなんですが,どんどん二極化が進んでいく中で,ただ指をくわえて見ているだけだと,やっぱり,厳しいことになるでしょうね.

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 何もしない,即ち,現状維持やデフレに逆戻りという判断をしてそれに賭けるというのもありだとは思うのですが,そういう人にとって,最悪のシナリオは,AIとかロボットで世の中がどんどん変わっていって,そういう会社がボロ儲けして,株価や物価がどんどん上がって,でも,自分の給料や年金は上がらず,生活がどんどん苦しくなっていくことですね.そして,今のところ,そういう流れが続いています.

 どこかで今の「お祭り」が突然終わることがありますかね.いや,祭りは,いつか終わるとは思いますが,(新型コロナはありましたが)もう10年くらいは,そういう流れで(というか,新型コロナで金融緩和をしてその勢いが加速した),これがあと10年続くと厳しくないですか? いや,あと数年で終わると判断する?

 やっぱり,なかなか難しいですね.

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 私個人的には,何度も書いているように,今のお祭り状態は,必ずどこかで終わると思っています.でも,それがいつかはわかりません.明日かもしれないし,1年後かも5年後かも10年後かも30年後かもしれない.

 でも,1日10分だけですが,相場は毎日見ているので,そう判断した時は,いつでも対応できるようにしています.というか,これまで何度も「対応」して,空振って,損失を出したこともあったくらいでしたからね.

 でも,トータルとしては,(これだけ売りを仕掛けても)プラスなわけですから,個人的には,今のやり方を続けて行くということです.

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 本質的なこととしては,AIとか生成AIに何ができますかね?

 5年以上前だったか,翻訳すらまともにできないのに何がAIやねんと書いたと思いますが,あっという間に使いものになるようになりましたし,そのうち,外国語の勉強なんかしなくてよくなるかもしれません.自動運転も,現状,まだまだって感じですが,これが実用化されたら大きいですよね.

 もう大分前に,AIが取って代わる仕事は何かと書いたと思いますが,世の仕事の多くを占める作業的なものは,言うに及ばず,医者や弁護士や教師など,知的な仕事にもそういう仕事は多いと書きました.だって,人工「知能」ですからね.意外なこととしては,将棋がそうだったように,スポーツは,人と人が試合するのを見せることで生き残るということですが(でも,たまたま,藤井とか大谷とかの救世主が現れたってだけかも),将棋もスポーツもそれで飯を食うのは,極々一握りの人だけです.

 つまり,スポーツに限らず,あらゆる分野で,そういうことが起こっていくということですかね.じゃあ,それ以外の99.9%の人は,どうやって生きて行くかということで,極一部の人間が稼いだお金の税金で生活保護レベルのBIをもらって,ということになるんでしょうが,そういう状態に収束するまで,壮絶なリストラが起こることは,容易に想像できます.

 そんなことになるなら,AIの開発なんかやめてくれと言う人もいると思いますが,もう誰にも止められないでしょうね.AI開発の怖いところは,開発するのは,人間なので,結局,人間の能力の勝負というよりは,結局,どれだけ回路を集積するか,AIに学習させるかと言った単なるパワーゲームになることで(日本のメーカーが没落したのと似た構図),ほっといても開発が進むというか,それこそ,そのうち,AIがAIの開発を始めるでしょうし,ねずみ算的というか加速度的というか,誰にも止められないってことですからね(AIが暴走して人間を襲うというのとは違う).

 ただ,AIの最大の弱点は,既にあるものを学習することしかできないということで,まだわかってないものを解明する研究は,生き残りますが,そういうレベルの研究をしてる人もスポーツ選手同様,一握りなので,結局,同じことか.

 でも,行き着くところまで行くと,学習とは何か,想像力,創造力とは何かというか,まだわかってないものを解明するとか言っても,結局は,その人が学習したものを組み合わせているだけというか,要は,AIの知能が最先端の研究者レベルになれば,研究者も終わりですし,そうすると,広くは,AI(を開発して運用する会社)が世界を支配して,それ以外の人間は,そのおこぼれをBIでもらって,細々と生きて行くってことですかね.

 こうしてみると,今の流れは,近代以降,続いてきた世界の覇権争いのようなことが起こっていて,そりゃーみんな必死こいてやるわなということで,それが不発に終わる方に賭けるのかってことでしょうか.

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3/6'24
[ぐるり回って]
(投資)

 「AI開発の怖いところ」と書いて,わかったというか,気づいたのは,今の状況というか,こういう流れが続くことは「怖い」,つまり,そういうことに直接関わっていない世のほとんどの人にとって,「大きなリスク」ということです.つまり,AIが人間がしていた仕事をしてくれるようになって,便利な世の中になるという脳天気な話ではなくて,そういう世の中になってしまうというか,なっていく過程で起こる「やばいこと」に対して,リスクヘッジをしておかないと,のたれ死にかねないということですかね.

 じゃあ,どうリスクヘッジするかですが,そういう世の中になること,即ち,AI開発や運用に直接関わる会社が「成功」することに,幾ばくか(不本意ながら)ベットしておくことで,具体的には,そういう会社の株を少しでも買っておくということですが,そういう会社がどこかを判断するのは,難しいので(既に注目されている会社は,既に株価は暴騰),ぐるり回って,そういうセクタ,例えば,アメリカSP500やNasdaq100に資産の一部,具体的には,新NISAの投資枠くらいを毎月積み立てて長期投資して行くのは,ありかもしれません.

 ただし,「幸い」そういうことが不発に終われば,投資した分は,損失になると思いますが,それは,保険料を払ったということでしょうか.

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 じゃあ,私がどうするかですが,毎月積み立てて長期投資もしませんし,新NISAも使いません.理由としては,前者は,長期的にSP500が上昇して行くという相場観はもっていないというか,長期的にどうなるかなんか(AIが成功するか不発になるかも含めて)わからない,そうであれば,短期で流れを読んで売買するしかないと思っていて(明日の天気はある程度わかるけど,1年後の天気がわかるわけない),そうしているからです.つまり,私は私の相場観に基づいて自己責任でやるということですね.後者については,既に書きましたが,新NISAは,一度売ったら,枠が翌年にしか復活しないので,短期の売買には使えないということです.

 でも,SP500を買いだけやる(買えると判断した時には買うけど,やばいと思ったら売る.でも,空売りまではしない)というのは,やってますし,VIX指数先物も買い(SP500の売り)まではやらないことにしたので,上で書いたリスクヘッジを何となく意識してたということかもしれません.

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[AI開発の何がこれまでと違う?]
(世の中)

 AI開発が怖いかですが,似たようなことは,これまでもあったわけですよね.例えば,産業革命というか機械化が進んだ時とか,IT革命というかPCが普及した時とか.いずれも,人間がやってたことを機械とかコンピュータがやるようになって,雇用を奪うということが懸念されたと思いますが,実際は,人々は,工場で働くようになり,コンピュータを使って仕事をするようになったわけで,雇用は守られたというか,シフトすれば,よかったわけですし,機械やコンピュータを作ったり,それをメンテしたり,ソフトウェアを開発したりという新しい産業も生んだわけです.

 AIやロボットはどうでしょうか? 例えば,自動運転になると運転手が職を失うんですが,代わりに何か新しい職業や産業が生まれますかね? 医師が行う診断や裁判などをAIが行うようになったら? 学校の授業なんか動画見ればOKで,質問にも生成AIが答えてくれたら教師はどうする? それこそ,AIの開発に成功した極一部の企業が全てを独占してしまう感じで,機械化やコンピュータとは,本質的に違う感じもしてしまいますよね.

 しかも,機械やコンピュータは,ハードが必要なので,それを作らないといけないのですが,AIはソフトなので(もちろん,半導体は必要で,そこで,実際,激烈な競争をしてますが),できてしまえば,簡単にコピーできちゃうわけで,しかも,その開発がねずみ算的加速度的というのがやっぱりちょっと空恐ろしいですよね.

 とは言え,もちろん,思ったほど大したことにならないかもしれません.だって,AIが作ったものやサービスは,消費しなければ,経済は回らないわけで,ほとんどの人の収入が生活保護レベルのBIだけだと消費できるのもそれだけってことになりますし,それは,そこに至るまでの大失業時代も然りです.

 いや,金儲けは金持ち相手にすればいいし,それが一番儲かるってことで,成功した極一部の人間の中だけで経済を回せばOKで,激烈な二極化が起こっていくということでしょうか(ていうか,実際,そうなりつつある).あるいは,サブスクとか,アマゾンやグーグルがやってるように,BIでも払えるくらいの額を何十億人から巻き上げれば成立するし,それなら,庶民もBIもらえれば,それなりに楽しくやって行ける?

 いずれにしても,どうなるかはわからないわけで,でも,やばいことになる可能性がある以上は,リスクヘッジはしておかないといけないということですかね.

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[陶磁器]
(生活)

 百均で売ってる陶磁器は,コストカットのため低温で焼いていて,使う時に鉛が溶け出てくるので,使わない方がいいと言ってる人がいました.どう思いますか?

 そこまで気にしなくていい? でも,使わなければいいだけの簡単な話ですよね.そして,すぐにわかることは,じゃあ,百均じゃない陶磁器は,大丈夫なの?ってことです.高温で焼いてるから大丈夫とかいう問題じゃなくて,陶磁器そのものに含まれてることに変わりはないわけで,微量でも溶け出てきてると考えるのが妥当でしょう.

 じゃあ,どうすればってことですが,陶磁器を使わなければ,いいだけの話でしょう.マグカップとか湯飲みとか,高温の液体をそれなりの時間入れて使うものは,せめて(耐熱)ガラス製(も絶対安全とも言えないが陶磁器よりはまし)にするってことですかね.でも,皿とかは,高温の液体を長時間入れて使うことはないですし,まあいっかって感じでしょうか.あーでも,電子レンジでの使用は,避けた方がいいみたいです.

 でも,世の食品のほとんどは,添加物まみれですし,食器まで...という状態が放置されてるわけで,一体,どうなってんですかね?

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3/7'24
[人が要らなくなる]
(世の中, 経済)

 だらだら書いてますが,要は,これからどうなるかということで,それに対して,特に何もしない人にとって最悪のシナリオは,株や物価だけが上がって,自分達の給料や年金が上がらず,生活がどんどん苦しくなっていくということですが(既にそういう流れですが),それは,どういうことかと言うと,一部の企業だけが儲かって,それが広がらないということですよね.

 機械化やコンピュータの普及の時は,工場で働く人やコンピュータを使ったり管理したりソフト開発する人が必要だったので,そういう広がりがあったんだと思いますが,AIやロボットの開発に成功すると何が起こるかと言うと,「人が要らなくなる」ってことです.実際,AIやロボットの開発に成功すれば,そういう会社もそうですが,それを利用する会社は,人を切ってAIやロボットを利用するわけで,そういう一部のセクタだけが儲かって,多くの人に恩恵が広がらない可能性もあるということです.

 もちろん,そうなるとは限らないんですが,そうなってしまう可能性は,これまでよりは高い気がするってことでしょうか.

 じゃあ,どうするかですが,どこが「そういう一部のセクタ」かを見極めるのも難しいというか,明らかに儲かりそうなところの株価は既に暴騰しているので,やはり,ある程度,儲かりそうというか,生き残りそうなところに万遍なく(例えば,アメリカSP500とか),「保険」だと思って,そうならなかった時の損失も覚悟して,投資しておくってことなんでしょうか.でも,そういうところも既に高値圏なので,やはり,簡単ではないですが,既に高値圏ってことは,動いている人は,既に動いているってことではあります.

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 AIやロボット開発や導入に一部の企業が成功する,大したことならないの2つのシナリオということで,前者は,富が成功した一部の企業に集中して,そういう会社の株価や物価は上がるけど,それ以外のほとんどの人々の給料や年金は上がらず,生活は厳しくなるということですが,前者のもう一つのシナリオとしては,富が成功した一部の企業に集中するというのは,そうですが,サブスクとか,アマゾンやグーグルがやってるように,BIでも払えるくらいの額を何十億人から巻き上げれば成立するし,それなら,庶民もBIもらえれば,それなりに楽しくやって行けるということもあり得るのか,つまり,成功した会社の株価は上がるけど,物価は上がらないというシナリオもあるのか,ってことでしょうか.

 イメージ的には,開発したAIやロボットに比べたら,人間は遥かに無能で,そんな奴等に給料を払って雇うくらいなら,BIやるから引っ込んどけ,ただし,BIで充分生活して行けて,楽しんでも行けるサービスも提供してやる,となるかでしょうか.

 これは,あり得ない話ではなくて,何度か書きましたが,今の世の中のいろんな問題を技術革新が解決する可能性があるということに対応していて,平たく言えば,エネルギーの調達,食料や生活に必要なものの生産,物流,サービスの提供が全てAIやロボットによって自動化されれば,人は働かなくてよくなるわけですからね.

 でも,そこまで行くには,かなりの時間が必要でしょうし,そこに至るまでに,壮絶な競争やリストラは起こるでしょうから,やはり,安穏とはしてられないとは思います.

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 でも,既にそういう(株や物価だけが上がって,多くの人達の給料や年金が上がらず,生活がどんどん苦しくなっていく)流れなんですが,現状としては,AIとかロボットが仕事をして,人を切るとは,真逆の超人手不足なわけですよね.なので,まだまだ大丈夫?

 でも,そこが危ないと思うんですよね.企業としては,超人手不足なら,人の代わりにAIやロボットに仕事してもらうしかないとなって,そういう開発が加速度的に進むことになるわけで,新型コロナで真っ暗になった僅か数年後に今の状況なわけですから,超人手不足から一転して(AIに取って代わられる知的な)仕事がなくなるってことも大いにあり得ることでしょう.

 そうなった時,もちろん,AIやロボットにはできないことができることが自分の身を救うってことですが,これまた,非常に難しいことなわけで,でも,若い人達なら,AIやロボットでは意外と難しい肉体労働に耐えられるでしょうから,ほんとに厳しいのは,年寄りかもしれません(姥捨て山論)

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[久保哲夫先生]
(研究)

 久保哲夫先生(名工大→東大)が亡くなられたという知らせが来ました.え,と思ったのですが,(おいくつだったかは書いてなかったのですが)計算すると,70代半ばですね.

 久保先生との思い出は,1995年1月に兵庫県南部地震が起こり,でも,その年度中に,バークレーに行かないといけなくて,まさに後ろ髪引かれる思いだったのですが,先生が今年はいろいろ大変なことになるから,却ってよかったのかもよ,と慰めていただいたことと,その後,まだ,E-ディフェンスができる前のEDMの時,EDMに呼んでいただいて,話をさせていただいて,工事中のE-ディフェンスも見学させてもらったことでしょうか(その時,先生に撮ってもらった写真が大分長い間,研究室の私の写真として載せていました(これですね↓ でも,やっぱり,ヘルメットが曲がってるのが...).

 先生とは,いくつかの委員会でごいっしょすることがあったと思いますが,先生が委員長をされている何かの委員会で,先生がおっしゃる意見もそうですが,とりまとめというか,進め方がものすごくうまくて,東大に呼ばれたのもそういうところがあったのかもしれません.

 久保先生,これまでありがとうございました.

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3/8'24
[そろそろ自分の番]

 久保先生もそうですが,自分より10何年か上で,親や直接ご指導いただいた先生方より下の世代の先生や人が亡くなると,そろそろ自分の番というか,もうすぐということはないのかもしれませんが,あと10年やそこらで,そういうことがあってもおかしくないとは思います.

 でも,個人的には,50を過ぎたくらいで実質人生終わったと思ってて,既におまけの人生ですし,これまでを振り返っても,一仕事できたと思いますし,やりたいことも充分やったと思いますから,思い残すようなことはありませんし,死ぬこと自体は,どうということはなくて.だって,死んでしまえば,何もわからないし,何もなくなるわけですからね.

 でも,生きているうちは,生かされているうちは,どう過ごすかは重要です.どうせ死ぬんだからと思って,ぼーっと死ぬのを待っててもしょうがないですし,退屈でつまらないのは嫌ですからね.

 そして,いつ死ぬのかわからない,あと10年とか思っていても,20年とか30年になるかもしれないし,そうなったときに,どう過ごして行けるか,要介護にならずに,一人で自活できて,やりたいことやって,「一人,時々,みんな」で気ままに過ごして行けるかは,重要ですし,最期の「死んで行く」時も,まだ生きてるので,どう死ぬかも大事だとは思います.

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3/9'24
[ほとんどメリットはないどころか,デメリットしかない]
(世の中)

 北陸新幹線の金沢−敦賀間が3/16に開業ということなんですが,福井の人には,申し訳ないですが,関西に住んでる人間からすると,あまりメリットがないと書きました.それで時刻表が公開されたので,実際どんな感じが見てみました.

 まず,黄檗から金沢に行く場合ですが(最近,2024年能登半島地震で行きまくり),所用時間は,30分短縮ということだったんですが,確かに乗車時間は30分短縮していますが,敦賀での乗り換え時が15分くらいかかるので,たった15分しか短縮しないんですね.しかも,料金は,6490円から8050円に大幅アップです.

 飯山に行く場合も,乗車時間が30分短縮というのは変わらなくて,これまで金沢で乗り換えていたものが敦賀乗り換えになるだけなので,30分短縮ということになるのですが,なんと金沢でまた乗り換えないといけないことも多くて,料金も11860円から13850円へと,金沢−敦賀間の部分は,共通なのに,なぜか,金沢−敦賀間以上のアップで,結局,ほとんどメリットはないどころか,デメリットしかないという感じです.

 これを世の中全般に敷衍すると,何度も書いていますが,世の中を便利にするということがもうこの辺で充分というところまで来てるのに,無理くり経済を回すために余計なことをしてるわけで,費用対効果に見合わないどころか,却って,不便になるようなことも出てきて,これからもそういうことが続くと思うと,まさに物価だけが上がって給料や年金は上がらないということになりそうです.

 でも,東京から福井に行く場合,あるいは,福井から東京に出る場合は,メリットはあるのでしょうし(でも,上で書いたようにステルス値上げが仕込まれてる気がする),そういう意味では,世の中全体の利益が毀損されたというよりは,より東京中心に利益の再配分が行われたという側面もあって,そう言えば,圏央道の開通の時も,道路が東京中心に放射線状に造られているので,つくばから圏央道を使って東北道に入るメリットがなかったわけで,結局,東京中心ってことですね.

 ただ,圏央道の時と違うのは,じゃあ,圏央道は使わないとは行かなくて,サンダーバードは,敦賀⇔金沢はもう走らないわけで,使えない新幹線を使うしかないわけで,やっぱり,なんだかなー感はありますね.

 あと,思い出したこととしては,北陸新幹線が金沢まで開業した時も,越後湯沢からほくほく線で行った時とそんなに大幅に時間が短縮したわけではなくて,でも,乗り換えなしで行けるということで,金沢開通は,成功したということになっています.このことが意味することとしては,実質的利益がそんなにないのに,人々が,ある意味,騙されて経済が回ることもあるわけで,経済が回ればそれでいいんか(いいわけない),とは思いますね.

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[その日を生きる]

 どこかで書いたような気もするのですが,歳をとると,体や脳が衰えるということもありますが,一番大きいのは,残り時間が少なくなって行くということですよね.でも,これは,一長一短で,将来に向けて何か希望をもつということがなくなってくる一方,将来のために何かしないといけないとか,やりたくなくてもやらないといけないということがなくなってくるわけで,感覚的にだんだんニュートラルになって行くのは,そういうことがあるのでしょう.

 将来に向けて希望をもつというか,将来に視点を置こうと思っても,その将来がないってことですが,そういうことに適合した生き方がまさに「その日を生きる」ということで,でも,これは,歳は関係ないかもしれません.若くて将来があると言っても,それが逆にしんどくなる時もあるし,どのみち「その日を生きる」のがいいような気がします(ただし,「近く,時々,遠く」で).

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[年寄りが余計なことを言わない方がいいのかもしれませんね]

 昨日は,防災研の建築系教員の今年度でやめられる先生方の壮行会だったのですが,何度か書きましたが,防災研の建築系教員間は,ほんとに雰囲気がよくて,毎回,楽しい会になります.

 もちろん,いろんな話になるのですが,昨日もそうだったんですが,学生とか若い人達の話になることもあって,でも,私は,学生というか,若い人達にジェネレーションギャップを感じることはないのですが,こうやったらもっと楽しくなるのに,とは思うことはあります.

 要は,やりたいことやったらいいと思うのですが,昨日も話に出たんですが,そのやりたいことが見つからないというか,そういう考えがないというか,いろんな型にはめられてるというか,話をきくと,私の頃とは,かなり厳しいことになっていて,何とかならないものかと思ってしまいます.

 でも,昨日,話しながら思ったんですが,そういう現状を変えることは難しくて,そうすると,そういう条件の中で,どうにかするしかなくて,それが厳しいというかはめられたものでも,彼らには彼らの幸せがあるというか,実際,楽しそうにやってますし,年寄りが余計なことを言わない方がいいのかもしれませんね(実際,ここでは,そういうことを書きますが,学生とかにそういう話をすることはないですしね).

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3/10'24
[やりたいことが特にないのも悪くない]

 やりたいことが特にないのも悪くないのかもしれませんね.

 やりたいことが特にないとどうなるかと言うと,仕事するんじゃないですかね.だって,世の中のほとんどの人は,仕事しないと食べて行けないですから.そして,人より多く仕事すれば,成功するでしょう.

 もちろん,どういう仕事をするかということはありますが,職業に貴賎なしですし,どんな仕事でも極めれば,すごいことだと思いますからね.

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[やりたいことをやることで,やりたいことができないこともある]

 私は,やりたいことやってきたというのはそうですが,やりたいこと充分やったというのは,そうかなと思いました.というか,全然なんじゃないですかね.

 スクリャービンの5番のソナタのリンクを貼った時思ったのは,そっか,この曲を弾くことは,もうないんだなということです.どこかで書いたと思いますが,今は弾かないけど,そのうち(必ず)弾きたいと思ってる曲がかなりあって,スクリャービンの5番のソナタもそうですし,プロコフィエフの7番のソナタとか,リストのソナタとかメフィストワルツとか,ベートーヴェンの最後のソナタとかワルトシュタインとか,アルベニスのラベーガとか,メトネルのソナタとか,ラヴェルの夜のガスパールとかクープランの墓とか,カプースチンのエチュードとか,他にもいろいろあるんですが,もうそういう曲を弾かないということは,弾きたいと思った曲なんか,全然弾けなかったんだなということです.

 でも,そういう曲を全部弾こうと思うと,それこそ,ピアノ以外は何もできないとは言いませんが,ピアノを本業にすることはできなかったでしょうし,そもそも,1日8時間とか練習できないわけですし,どのみち,無理な話だったということですね.

 いや,ピアノが本業でなくても,かなりピアノを弾いてる人は,結構,いますし,いや,それでも,私の場合,ピアノ以外にもやってることが多すぎて,どのみち無理ですね.つまり,やりたいことをやることで,やりたいことができないこともあるってことですかね.

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3/11'24

 でも,そういう名曲というか,そういうものの中で(いつか)弾きたいと思う曲を弾かずに,そうでない曲を弾いてきた,つまり,そうでない曲を弾かずに(いつか)弾きたいと思う曲を弾くこともできたのに,そうでない曲を弾いてきたということは,(いつか)弾きたいと思う曲よりそうでない曲を弾きたかったということで,結局,やりたいことを(充分)やってきた,ということなのかもしれません.

 ただ,誤算というか,中学の時に,老後は,一日一曲ベートーヴェンのピアノソナタを弾いて,それを1ヶ月で回して過ごして行く,もそうですが,歳をとってもピアノは弾けると思っていて,でも,今2020年の記事を読んでて,ちょうどそういう記事が出てきたのですが,ここ数年,ピアノが弾けなくなってきていて,気づいたら,超絶技巧的な曲は,(技術的にも気力的にも)もう弾けないとなって,そういう曲は,若いうちに弾いておけばよかったということはあると思います.

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 とは言え,シューベルトのD.960のソナタやジャワ組曲を弾いてた頃,つまり,ここ10年とか20年は,ピアノを弾くこと自体のモチベーションがなかったわけで,そういう時に超絶技巧的な曲を弾くなんてことは,あり得なかったと思います(でも,ジャワ組曲は難曲で.モチベーションがない時期にどうして,そんな難曲を弾く気になったか,この曲しか弾く気にならなかったのは不思議.そっか,リストの超絶技巧の6番もこの頃に弾いてますね).

 じゃあ,その前の30代は,どうだったかと言うと,ファミーユで活動していた時期で,この頃も,ぱっとしないというか,昔弾いた曲+αという感じでしたが,K子さんと結婚してバークレーに行った時は,いろんな曲を弾いたとは思います.帰国して,自分のグランドピアノ+防音室をゲットするのですが,その後,精力的に練習した記憶はないですね.

 じゃあ,結局,一番弾いていたのは,20代というか,東大ピアノの会時代ということになってしまうのですが,その頃,弾いた超絶技巧的な曲は,リストの超絶技巧の8番とかストラヴィンスキーの春祭とかヴィラ-ロボスの野性の詩くらいということで,この辺が私の技量の限界値だったということですかね.

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 でも,昔のことはどうでもよくて,大事なのは,これからです.

 確かに弾けなくなってるのですが,全く弾けなくなってるわけではないので,弾ける曲を弾いていくということでしょう.そして,それは,(何でも弾けると錯覚していた20代の頃を除いて)基本的にずっと変わらないわけです.

 でも,いろいろ制限は,かかってきて,難度もありますが,短い曲の方がということもありますし,パワーを要する曲も厳しくなってくるでしょうね.スヴィリードフのヴィリードフのヴレーミャ,フペリョート!やラフマニノフのOp.33-9のエチュードは,何とかレパートリーになりそうではあるんですが,どちらもパワー系ですからね.そういう意味では,スクリャービンのOp.33-3のプレリュードも(Op.48-1と4も)パワー系か.

 ということで,そんなに難度がなくて,でも,弾いててつまんなくないくらいの難度があって,そんなにパワー系でなくて,短い曲で,何より弾く気になる曲というとんでもないフィルタがかかるわけですが,そういう曲を宝探しのように探していくということで,それはそれで楽しめるのかもしれません.

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[福井の人も同様なのかもしれません]
(世の中)

 新幹線の敦賀−金沢間の開通で,福井の人には,申し訳ないですが,関西に住んでる人間からすると,あまりメリットがないと書きました.でも,それは,福井の人も同様なのかもしれません.

 どういうことかと言うと,関西から福井や金沢に行きにくくなったということは,福井や金沢の人も関西に行きにくくなったということですよね.具体的には,これまでは,サンダーバード一本で行けたものが,最寄りの新幹線の駅まで行って,そこから,敦賀まで新幹線で行って,また乗り換えないといけないからです.

 つまり,東京には行きやすくなったけど,京都や大阪には行きにくくなったわけで,結局,便利になったのは,東京の人だけってことで,やっぱり,東京中心ってことですね.

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[余計なことはしない]
(右脚)

 右脚なんですが,とにかくできるだけ歩かないようにして養生してということで,でも,なかなかよくならないけど,ほんの少しずつよくなってるかもという感じだったんですが,先日の建築系の飲み会で,少し歩いて,またちょっと悪化したかと思ったんですが,ほんの少しずつだけどよくなってるかもという感じという軌道に戻った感じもします(つまり,少し歩いて一時的に少し悪くなったけど,その分は戻った感じ).

 で,どうして,悪くなったかですが,何人かの人に脚が悪いんですかと言われてよくないのかもと思って,整体に行ったりして,治そうとしたってことなんですが,思い出してみると,その前から,右脚の外への捻れを戻すようなストレッチをしてたと思うんですよね.そして,更に,ある人に,歩き方が変わっていると言われたことを思い出しました.その人によると,足を引きずるような歩き方なんだそうです.

 その人は,私のことをもう30年くらい前から見てる人なので.これらのことを総合して考えてみると,足を引きずるような歩き方は,昔からで,別段足が悪いわけじゃないってことで,だとすると,余計なことをしない方がよかったということになります.実際,去年の春くらいは,学生とバスケットとかしても全然動けましたし,スキーも問題なかったですし,バドミントンに行ってなかったのも脚の問題というよりは,単なるやる気その気の問題だったと思います.

 ということで,どうしたらいいかですが,余計なことはしないってことですかね.そもそも,この歳になって,右脚が外に捻れているのを無理矢理解消しようとしても傷めるだけだし,歩き方も変わるもんでもないでしょうからね.

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 と思ったんですが,先日の建築系の飲み会の時に倉田先生が言ってたことが気になって,少し調べたら,そういう症状に有効な(これまで調べたものとは全然違う)施術をしているというペインクリニックがありました.症例が紹介されていましたが非常によく似ています.

 どうしよっかなー.とりあえずは,しばらく養生して,よくならなかったら行ってみますか.

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3/13'24
[武装解除]
(世の中)

 全く収束する気配もないHマスとIスラエルの戦争ですが,一般市民も標的にしているIスラエルが悪いという一方的な報道が多いですが,一般市民を盾にしているHマスがそう仕組んでいることは書きました.

 じゃあ,どうしたら,ってことですが,Hマスと一般市民を分ければいいわけですよね.いやいや,一般市民の中にHマスが紛れ込んでるということなら,検問所を作ればいいわけです.Eジプトが国境の検問所のすぐ外に難民キャンプを作ることを容認してもいいし,Gザの中に,そういうエリアを作ってもいいでしょう.そして,そこには,武装解除しないと入れないようにすればいいわけです.もちろん,ものすごい数の人を検問しないといけないのですが,人の命がかかってるわけですから,やるしかないでしょう.

 でも,おそらく,Hマスがそういうことには応じないということなんでしょうね.なぜなら,一般市民を盾にして戦わないと勝ち目がないのでしょうし,応じない一般市民は,Hマスと変わらないということになります.あるいは,Iスラエルが標的にしているのは,Hマスではなく,Gザの占領なんでしょうか.それなら,Iスラエルが批判されて然るべきですが,戦争なので,どうしようもないところはあります.

 いずれにしても,メディアが報道しているような単純な話ではないことは間違いないでしょう.

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3/14'24
[西片の家]
(日記)

 「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第2次)」の成果報告シンポジウムで,去年までは,オンラインだったのですが,今年から対面で,ポスターを貼るために東京まで行かなくといけなくて,まあでも,7時半くらいの電車に乗って夕方には帰ってこられるので,吉田に試験監督とかで出かけるくらいの感じと言えばそんな感じです.

 それで,会場が東大の農学部キャンパスだったので,久しぶりに南北線の東大前駅を使ったのですが(先日の塩原先生の最終講義は本三から行った.でも,考えてみたら,その時も東大前の方が近かった),駅を出たところのちょっとした空間があるのですが,そこが異常に小さく感じたのは不思議でした(でも,帰りは,その感覚はなかった).

 それで,帰る時に,会場で松島先生と話した時に,私が地元?ということで,昼ご飯は,とかおっしゃってたのを思い出して,当時よく行った近くの定食屋がどうなってるか,そして,当時,私が住んでた西片の家がどうなったか(脚が痛いのに)見に行くことにしました.西片の家は,ストリートビューで行ったというか,行こうとしたんですが,家の前まで行けないんですよ.

 で,農学部正門を出て,本郷通りを渡り,17号を渡って,そこにあるそば屋(増田屋)は,まだあったんですが,少し行って,左斜めに入っていく細い道にあった清水と金子は,もうなくなってました.で,そこをずっと行って,右に曲がって,左に曲がって,右に曲がって,しばらく行くと,西片の家(3階建のRC造で,1階を丸ごと借りてた)に来ました.ほとんど当時のままでした.表札の苗字は,大家さんと同じで,引っ越す時に入れ替わりで帰ってくるとおっしゃってた息子さんが住んでおられるんですかね.

 でも,私の辞書から「懐かしい」という単語は消えてしまったので,懐かしいとは思いませんでした.斜め向かいの(先日,塩原先生の最終講義の帰りに書きましたがなくなってた)カフェ本のオーナー(とは知らずにいつものように入ったらたまたまオーナーがおられて,あらー先生いらっしゃいという感じで,確かフルーツの盛り合わせをご馳走になりました)の家も建て替わってました.ファミーユでいっしょだったB府さんの家も新しい二世帯住宅になってたかな.苗字が違っていたので,B府さん本人か,お姉さん(桐朋のピアノ科卒)のどちらかが結婚して,夫さん夫婦と親御さんと同居かもとか思ったんですが,あれから,20年経ってるわけですから,親御さんじゃなくて,お子さん夫婦かもとも思ったのですが,20年だから,まだそんなことはないか.

 そのまま真っ直ぐ行って,右の方に梅村先生の家があったなとか思って,言問通りを本郷通りまで戻って来て,そこにあった支那そば屋もなくなってました(ていうか,多分,いつの話?って感じなんですよね),

 そんな感じで,ものの10分とか15分くらいのことだったんですが,そう言えば,こんな感じで,昔,福岡の昔住んでいた家を見に行った時のことを思い出しました(夢の中で出てくるというのも似てるし,夢の中で出てくるところを現実に歩いているという不思議な感覚も同じ).つまりは,東京(の本郷界隈)は,私にとって,福岡のように(当時は)懐かしい場所になったというか,それは,福岡と同様に,じゃあ,戻りたいかというとそうではないところになったってことですかね.

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[日本は中進国]
(経済)

 今朝のMーサテで,日本株が上昇してるけど..というのをやってて,というのは,この1年の株価上昇率の上位の国って,日本以外は,というか,日本も含めて全て新興国で,どこも通貨が下落してるんですね.つまり,株価は上昇するけど,その分,通貨は下落するという新興国に日本もなってしまった,少なくとも,もう先進国とは言えなくて中進国と言ってて,その通りというか,そういうこと,もう大分前に書きましたよね.どう思いますか?

 え? 日本は先進国なんじゃないの? もしほんとに中進国に成り下がってしまったとしたらがっかり?

 でも,そんなことは,どうでもいいことでしょう.大事なのは,自分の生活というか,暮らしぶりがどうなるかってことですからね.そして,それは,今の状況が続くとどんどん厳しくなるとは,何度も書いてる通りです.なぜなら,通貨が下落して,物価がどんどん上がるからです.新興国のように経済成長して給料も上がるならトントンですが,今の日本に新興国のような経済成長は無理でしょう.やばくないですか?

 じゃあ,どうしたらいいかですが,株価は上昇するのなら,株を買えばいいことになります.あるいは,通貨(日本円)が下落するのなら,外貨を買うということですね.でも,この流れが続くのか,意外とここから頑張っちゃったりするのかは,何とも言えないところもあるわけで,そんな簡単な話でもないとも言えます.

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[急激に体が動かなく]
(体)

 なんか急激に体が動かなくなってきた感じがします.

 右脚を大きく動かすと痛くて,うまく動かせなくて,走ったり速く歩いたりできなくなったのもそうですし,左手もこわばった感じで動かなくなって,ピアノも弾けなくなってきました.

 右脚は,何とかしようとして,却って悪くなった感じで,そうすると,対処のしようがないし,左手も一向によくならないし,こんな感じでどんどんよぼよぼした年寄りになって行くんですかね.

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3/15'24
[儲かったけど贅沢はできない]
(経済)

 新NISAもそうですが,いろんな人がいろんなことを言ってるのですが,一番まともだと思ったのは,「儲かるかもしれないけど,儲かったけど贅沢はできないってことになるんじゃないですかね」と言った人ですかね.

 これが何を意味するかですが,このサイトでも何度か書きましたが,何もしなければじり貧で,生活はどんどん苦しくなる,じゃあ,株とか商品とか外貨を買うとかしないといけないってことなんですが,当然,リスクがあります.

 つまり,何もしなければじり貧,投資してうまく行けばトントン,うまく行かなかったら...ってことで,やっぱり,非常に難しいというか,厳しい時代になったんだなと思いますね.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,私個人的には,そういうことを既にしているし,これからどうなるとか関係なく,そういうことはやって行くし,やってて楽しいし,むしろ,難しく厳しい時代になって,これまで培った能力で乗り切る,あわよくば,利用してやろうと思っています.

 でも,それは,たまたまそういうことをしていて,(自分の中では)勝算があると思ってるからで,もしそうでなかったら何もしないかもしれません.

 いや,何もしないのではなく,違うやり方があるということで,それは何かと言うと,再三書いている,しっかり経済感覚を発揮して,余計で無駄なものに散財しないってことですかね.金を使うことなんかより,遥かに価値あることを見出せていれば,年収200万でも100万でも,充分楽しくやって行けると思いますよ.そして,それは,そういうことをしていても基本的には変わりません.

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3/16'24
[スマホなしでは生きて行けない?]

 上で書いたことと関連するかもしれませんが,もはやスマホは必需品で,スマホなしでは生きて行けないと言ってる人がいました.どう思いますか?

 まさに「はめられてる」典型で,同じようなものに,アルコールやタバコやギャンブルもありますし,金持ち相手だと,海外旅行,ブランド品,高級車,タワマンとか,もっと言えば,「評価するシステム」すら危ういとは何度も書きました.

 まあ,そこまではともかく,スマホなしで生きて行けないかですが,そんなわけありませんよね.実際,スマホなしで生きてる人もいるわけですし,生きて行くのに必要なものは,まさに衣食住で,それ以外は,あくまで+αということでしょう.

 じゃあ,音楽とかの芸術やスポーツや研究もそうじゃん,というのは,その通りで,何度も書きましたが,これらは,世の中の役に立つものではないというか,ないと生きて行けないものではないということです.私は,研究や音楽やスポーツを普通の人より(かなり)やりますが,それでも,それがないと生きて行けないとは思いません.というか,そう思うことが大事だと思うんですよね.何度か書いたように,そんな世の中の役に立たないことをやらせてもらって,まさにありがたいということです.

 でも,現実には,衣食住だけというか,それを得るために働くだけだと(昔はそれで手一杯でしたが)現代社会では,持て余すわけで,じゃあ,そこで(スマホをいじるとかではなく)何をやるのかが重要ということでしょう.そして,そこで,何をやるかは,まさに自由で,学術,芸術,スポーツをずっとお薦め(笑)してるのですが,別に何でもよくて,でも,そこに金がかかると,どんどんはめられて行くわけです(まさにシャブ中).

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[大谷翔平の結婚]
(世の中)

 大谷翔平の結婚報道でもちきり(笑)なんですが,お似合いの夫婦とかそういうのはどーでもよくて,思ったのは,日本って,やっぱ,後進国なんだなということでしょうか.

 どういうことかと言うと,男女平等とか女性の社会進出とか言ってますが,大谷翔平の結婚報道は真逆なわけで,つまり,彼の妻さんというのは,元バスケットボール選手らしく,彼と結婚するためにかどうかはわかりませんが,そういうキャリアを捨てたのだとしたら,というか,これから何をして生きて行くのか,単なる大谷翔平の妻として生きて行くのなら,男女平等とか女性の社会進出的には,なんだよ〜的なことなわけで,でも,当然のことながら,そういうことは,全く言われないわけですからね.

 もし大谷が結婚相手として,バリバリ働いてる人を選んだら,社会的インパクトは大きかったと思いますが,もちろん,これから彼女がそういう道を選ぶ可能性もあるのですが,今のところ,そういう雰囲気は全くないですし,結婚した時が一番注目されるわけで,そういう意味では,彼もまた旧態依然とした凡人だったということですかね.

 いやいや,彼ほどの収入があるのに,妻が仕事をする意味がない? それが旧態依然ってことですよ.仕事をするのは,稼ぐだけが目的,妻が働くのは,夫の稼ぎが足らないからという考えでは,芸能人とかスポーツ選手とかの有名人?がそんなんでは,今の男尊女卑の世の中が変わるわけありません.

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[おめでとうございます]
(仕事)

 来年度,つまり,4月から大変なことになるってことですが,既にもうそんな感じです.なんだかなー.

 それで,そういうことになるとなった時,大変ですねとか,体壊さないでね,とか言う人が多いのですが,おめでとうございます,と言った人がいました.思わず,いやいや,最悪ですよと言ってしまったんですが(笑),一般の人?からすると,そういうものなのかもしれませんね.

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(相撲)

 相撲は,北青鵬がああいうことになって,師匠が白鵬ということで,相撲だけ強くてもどうしようもないということがこういう形になってしまいましたね.場所は,先場所に続いて,大の里が強くて,今日も押し込んでいたのですが,土俵際でかわされて負けました.ずっとそうですが,もう少しじっくり出て行ってもいいとは思うのですが,敢えてそうしてないのかもしれず,でも,そうすると,今日の相撲が明日以降,どう影響するかですね.

 もう一方の全勝の尊富士ですが,実は,場所前から注目していて,というのは,ジャンクスポーツ(は,関西では,30分枠で2回に分けて深夜に細々とやってる)で,同部屋の照ノ富士から筋トレとかやめて四股とか基本的なことやれと言われて,そうしたら,いきなり十両優勝して上がって来たんですね.ここまでの結果を見ると,やっぱり,基本が大事ということですかね.

 で,その照ノ富士ですが,厳しい相撲が続いていて,とうとう休場になってしまいました.あとは,妙義龍が幕尻近くまで落ちていて,好きな力士なので,何とか踏ん張って欲しいですね.

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3/17'24
[北陸新幹線の敦賀延伸,早速,乗ってきました]
(日記)

 3/16に北陸新幹線が敦賀まで開業したんですが,早速,乗ってきました.と言っても,鉄ちゃんなわけはなくて,たまたまで,メリットがないということで,開業する前に行きたかったくらいですが,能登半島地震の追加被害調査です.

 まず,行く前ですが,サンダーバード(でも,敦賀止まりなのに,サンダーバードと呼んでいいのか)が全て指定席になるということで,帰りの時間が読めないので,どうしたものかと思っていたんですが,インターネット予約(e5489)にすれば,EXのようにスマホで変更できるということで,これにしたんですが,既に書いたように金沢までサンダーバード一本でなくなって,敦賀で新幹線に乗り換えないといけなくなって,ほとんどメリットなしということなんですが,e5489に入ると,北陸乗継チケットレスというのがあって,スイカなどに紐付けておけば,スイカでチケットレスで行けるのは便利だと思いました.でも,初めてEXを使った時もそうですが,初回は,ほんとにスイカで新幹線の改札も開くのかちょっと不安ですよね(笑).

 ただ,最後のクレカの決済で,アマゾンプライムカードがどうしても通らず,結局,VIEWカード決済になってしまいました.あと,新幹線が開業2日目ということで,混んでないかとも思ったのですが,座席を決める時に,びっくりするほどガラガラで,開業2日目でこれで大丈夫かよ感満載というか,予想通りというか.

 それで,当日(今日)ですが,開業2日目の敦賀駅ですが,結構,人が多くて混んでました.でも,在来線から新幹線への乗り換えは,横移動がほとんどなく,とてもスムーズで,無事,スイカで改札を通過できました(笑).でも,新幹線のホームは,かなり高いところにあるので,エスカレーターは,かなり長いですかね.で,電車に乗ったら,やっぱり,ガラガラで,あの人達は,何だったんですかね.駅に見学に来てるだけ?

 それで,電車が出発すると「北陸ロマン」が流れて,新幹線になってサンダーバードではなくなったんですが,サンダーバード感がちょっと残ってるというか,出してる感じはありましたかね.新幹線は,やっぱり,速くて,途中,福井にしか停まらない電車だったこともあり,敦賀から金沢まであっという間(40分)でした.なので,うまく,そういう電車に乗り換え時間が短く接続できれば,30分速くなるってことですかね.

 金沢でレンタカーして,輪島と七尾に行ったんですが,輪島の状況は,もう2ヶ月以上経つのに,倒壊した木造家屋は,ほとんどそのままで,これから大変なんじゃないですかね.

 帰りは,行きと逆のルートを辿るだけですが,新幹線がたまたま各停になったので,15分短くなるだけのパターンでした.でも,途中で乗り換えるのはめんどくさいんですが,2時間半ずっと乗ってるより,1時間ずつの方が短く感じるということはありますが,騙されてる(騙されないぞ)感は,ありますかね.

 でも,敦賀延伸で,敦賀から東京まで北陸新幹線で一本ということなんですが,実は,しらさぎで米原に出て,東海道新幹線の方が速いらしく,一体,なんなんですかね.もちろん,敦賀は通過点で,最終的には,京都,大阪まで繋ぐってことですが,計画は,完全に暗礁に乗り上げていて(小浜経由でトンネルを掘って京都に繋ぐとか言ってるけど,猛反対に会ってる)このまま敦賀止まりなら,それこそ,福井まででよかったことになりますからね.

 福井は,恐竜推しってことで,福井駅前には,恐竜のモニュメントとかがあって,観光客が写真を撮る映えるスポットってことになってるみたいですが,ああいうのってどう思います? 福井の人がみんな恐竜好きなわけはないでしょうし,それしか売りがない小さな街ならともかく,福井は都会で,観光だけで食ってる街ではないわけで,住んでる人からすると,うっとうしい話ってことなんじゃないですかね.

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3/18'24
[元本割れのリスクはほとんどなくなる?]
(相場)

 新NISAで長期積立投資を薦めている経済関係者が多いのですが,理由としては,1つは,毎月一定額を買うことで相場変動リスクを抑えること,そして,長期間保有することで,複利で増やしてリスクを抑えることです.

 例えば,年利6%,リスク18%の場合(翌年,年利6%の利益が期待できるのに対して,18%のリスクということは,6±18%つまり,-12〜24%の範囲にだいたい収まるということ),1年だと12%値下がりするリスクがあるけど,これを20年とか長期保有すると元本割れのリスクはほとんどなくなると言っていて,でも,これは,一括投資の場合なので,長期積立投資だと元本割れのリスクがなくなるのにもう少し時間がかかる(けど,価格変動リスクを抑えるために,そして,一括投資資金がなくても,毎月の給料で少しずつという意味でも長期積立投資を),という説明でした.どう思いますか?

 この説明は,統計学的には,正しいです.だとすれば,新NISAで長期積立投資をやるべき? でも,一度設定しておけば,ほったらかしで何もしないでいると,20年とか30年後に資金が何倍にもなってるってことですが,そんなうまい話ある?

 すぐに気づく人は気づくと思いますが,最初の年利6%という設定ですよね.価格は上下に変動しながらも20年,30年したら,年平均6%で増えているのなら,儲かるのは,当たり前です.問題は,「これから」(これまで,ではない)ほんとに20年,30年,年平均6%で増えていくのか?ってことで,肝心のここが「大前提」になってるわけで,しかも,20年,30年後は,今,長期積立投資を薦めてる人は,この世界には,いないわけで,もう何をか況んやです.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,やはり,相場観をもつ必要がある,つまり,相場がどうなって行くのかを判断して,その判断に賭けるしかないということになります.SP500とかオルカンに長期積立投資をする人は,これらが,長期に渡って上昇して行くと読んでいて,それに賭けているということです.

 いやいや,そんなことより,これだけ金融緩和してジャブジャブになってるんだから,貨幣価値が毀損されてインフレになっていく可能性の方が高いと思うのなら,買うべきは,商品でしょうし,日本という国が世界の中で相対的に厳しいことになっていくと考えるのなら,外貨ということになります.

 じゃあ,何もしなければいいというわけでもなくて,何もしないということは,今のインフレは,そのうち落ち着いて,デフレに逆戻りすると読んでいて,それに賭けているということになります.

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 似ていることに「家を買う」ことがあります.何度か書いてるように,家を買うというのは,莫大な額を投入して不動産価格が値上がりすることに「賭けている」ことになっていて,不動産価格が値下がりすれば,大きな損失に繋がるということです.

 いや,そんなつもりないし,損失も生じてないという人は,たまたま,不動産価格が買った後,値上がりしているというだけの話です(バブル期やその後,値下がりして行く時に買った人で,大きな含み損を抱えている人はかなりいる).

 同じことは,ここ20年,銀行にお金を預けっぱなしにしてる人にも言えて,その間,ずっとデフレだったので,結果的にそれでよかったけど,これからは,それでいいとは限らないということで,これは,家を買う場合も同様ですね.

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[そういうことをやっててほんとによかったなー]

 私は,本業(研究)以外にいろんなことをしていて,大いに楽しませてもらったと思うのですが,そういうものの中に,相場研究というか,世の中や経済を見通して,それを基に運用するということをしていて,単に興味があって面白いからやってきただけですが,今にして思うのは,そういうことをやっててほんとによかったなーということでしょうか.

 一つには,もうすぐ定年で仕事を失うわけで,年金はもらえるのでしょうが,それだけでは,心許ないわけで,そういう状況で,年老いて体が動かなくなっても,脳と指先さえ動けば稼げるスキルを身につけていたのは,大きいと思います.もちろん,うまく行くかどうかはわかりませんが,そんなこと言ったら起業するのも同じですし,会社に就職しても会社が潰れるかもしれないし,要は,自己責任でできるというのが大きいと思います.

 もう一つの理由としては,定年で仕事をクビになるちょうどそういうタイミングで長く続いたデフレ時代が終わるかもしれない,いや,終わるか終わらないかもわからない,それどころか,世界恐慌に向かう可能性すらあるわけで,まさにそういう難しい時代になって行く中で,どうなっていくかを,少なくとも,自分が儲けたい専門家?と称する他人の意見をきくしかないのではなく,自分で自己責任で判断できるのは,大きいと思います.

 あとは,仕事を失っても稼げる(かもしれない)というか,ある意味,仕事を続けて行ける,これからは,これで飯を食っていくと腹をくくるという感じで,起業する,あるいは,既に起業しているような感覚になるのも大きいかもしれませんし,対象が世の中とか経済なので,高みの見物としうか,退屈しのぎとしては,格好の材料だとも思いますからね.

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(続き)

 大谷翔平の結婚ですが,個人的なことなんだから,彼がどういう人と結婚しようが自由で,それが結婚したら仕事はしないで家庭に入るような人でも,相手がそれでいいと言うのなら,それでいいじゃないか,というのは,その通りです.私が言いたいのは,そういうことではなく,彼ほどの影響力があれば,(多くの芸能人やスポーツ選手のように)結婚したら仕事はしないで家庭に入るような人ではなく,バリバリ仕事をしていて,これからもそうして行くという人と結婚していたら,世の中を少しは変えることができたかもしれないのに,ということです.

 でも,彼には彼の人生があるわけですから,そこまで彼に要求するのは,酷かもしれませんね.でも,世の中には,バリバリ仕事をしていて,これからもそうして行くという人と結婚する人は,たくさんいるわけで,でも,芸能人とかスポーツ選手のような世の耳目を集める有名人?にそういう人は,非常に少ないわけで,そういう意味では,彼らは,みな(自分の自己実現のためにバリバリ仕事してる人ではなく,家庭に入ってくれる自分にとってありがたい人に惹かれる)凡人で,結果的に,それは大谷も然りで,それじゃあ,世の中,変わらんよなということですね.

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 関連することとして,ある番組で,MCとして有名な芸能人と今をときめく女優が話をしていて,結婚とか興味ありますか,とMCが女優にきいてました.この辺から,いやーな予感はあるのですが,結婚とか興味ありますかとは,男にも女にもきくのでここまでは何とかセイフでしょうか.

 でも,話が続いて,自炊はするの?ときいて,女優が全然しませんと答えると,でも,結婚とか考えたら,できるようになっておいた方がいいんじゃないの?というのは,もうアウトですね.だって,相手が男なら,そうは言わないでしょ.

 これって,ほんとによくある何気ない会話ってことなんでしょうが,未だに世の中全体に,そして,多くの人が見る公共の電波で,男は仕事して女は家事をするという非常に根深い刷り込みが染み付いてるわけで,そんなことなら結婚なんかしないという女の人は多いでしょうし,一方,男は家庭に入ってくれる女を探すけど,今時,そんな人は,少なくて,いても,だったら,2人分稼ぐか,フルタイムで働いた上に家事も分担しないといけないということになって男も二の足を踏むわけで,こういう状況が少子化に繋がってるということにどうして気づかないんでしょうね.

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 じゃあ,どうしたらいいかですが,結婚しても,いっしょに暮らすということ以外,別段,何も変えない,つまり,それまで一人暮らしをしていたのなら,経済的にも身の回りのことも自分で自分の面倒を見てたんでしょうから,原則それを続けるということでいいと思いますし,いっしょに暮らさなくてもいいかもしれませんし,子供ができたら,二人で分担すればいいということでしょう.もっと言えば,結婚という制度なんかやめちゃえばいいと思います.

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3/20'24
(日記)

 昨日は,研究室の追いコンで,私がこっちに来て3年半ということは,最初に来てくれた1期生の2人が学部4年,そして,修士2年を終えて修了ということと,いろいろ事情があって,去年B4だった学生と今年B4の学生の2人も卒業ということで,一気に4人いなくなるということになり,かなり寂しくなります.でも,いつも書いてることですが,これまでのことはともかく,とにかくこれから元気で頑張ってくれれば,それでいいと思うんですよね.

 この3年は,最初の頃は,新型コロナの流行もあって,いろいろ難しかったとは思うのですが,もうそういうことはないですし,今のM1の2人,B4で進学する1人,そして,博士に来ることになってる学生で,研究室を盛り上げて行って,というか,楽しくやっていって欲しいと思います.

 で,一晩明けて,いつものように,Mーサテの録画を見ようとすると,なんちゃらショッピングになっています.ん? 今日休み? あー春分の日か.

 全く気づいてませんでした.ということで,昨日,「明日はお休み♪」という気分になれずに損した,と一瞬思ったんですが,「明日はお休み」だからと言って,別段何も変わらないので,関係ないですかね(笑).

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(相撲)

 相撲は,昨日,大の里と尊富士が直接当たって,尊富士が勝って,今日は,大関の琴ノ若戦だったのですが,尊富士の圧勝でまだ全勝で,大変なことになってきました.最近,伯桜鵬とか熱海富士とか先場所の大の里とか,下位で勝ちまくって優勝争いに残っても,上位に当てられると跳ね返されるということだったのですが,尊富士は,全然止められない感じですし,内容も圧勝なので,このまま行くとすごいことになります.

 照ノ富士から筋トレとかやめて四股とか基本的なことやれと言われてそうしたら,いきなり十両優勝して上がって来て,やっぱり,基本が大事ということで,場所前から注目していると書きましたが,彼の相撲は,押し相撲なんですが,突っ張るのではなく,下から突き上げるような突き押しで,体はそんなに大きくないのですが,筋肉質で,とにかく「体が強い」感じで,筋トレで培った上半身の強靱さに四股とかの基本をやって安定した下半身が加わった感じです.

 いずれにしても,今日,貴景勝に圧勝した大の里もそうですし,このまま行くと上位が入れ替わるというか,面白いことになってきました.

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(野球)

 夜は,MLBのドジャーズ対パドレスの韓国での開幕戦をやってたんですが,金儲け目的でたった2試合のためにアメリカと韓国を往復させられて,選手は大変だなあと思いました.でも,その分,給料たくさんもらってるんだからしょうがないか.でも,そういうことなら,一体,何のために野球してるんですかね? こんなに給料要らないんで,野球でそんなに金儲けしないで欲しいって思わないんですかね?(私だったらそう思います)

 野球で思い出したんですが,ランナーがいる時にライナーが飛んできてわざと落球すれば,ゲッツーがとれるというのは,故意落球になってだめみたいです.なので,このやり方は,インフィールドフライが宣告されてない小飛球にしか使えないことになりますね.でも,バントだとインフィールドフライは適用されないみたいです.いろいろ,細かいですね.

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[大きな金融政策転換?]
(経済)

 N銀がマイナス金利を解除し,17年ぶりの利上げで大きな金融政策転換ということなんですが,そんなことないでしょ.

 マイナス金利を導入した後も,別段何も変わらなかったわけで,つまりは,今回も別段何も変わらないわけで,住宅ローンの変動金利もその時と同様,変わらないってことでしょう.

 N銀には,(利上げをすると莫大な国債の利払いが生じるので)何もできないとずっと書いてますが,今回のことも,別段何も変わらないことをしただけってことは,実質,何もできないってことですからね.つまりは,ここから更に利上げして行くのは,非常に難しいわけで,ということは,どんどんインフレになって行ったらほんとにやばいということですよ.

 でも,ETF買いやYCCをやめるというのは,いいんじゃないですかね.というか,異常なことをしてるのをやめるだけで,何かをするというのとは違いますし,これまでやってきた変なことのひずみがこれから出てくることは考えられます.

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[賃上げは,増税]
(経済)

 N銀のマイナス金利解除を後押ししたと言われる春闘の賃上げ満額回答ですが,どう思いますか? 給料が上がれば嬉しい? でも,何度も書きますが,給料が上がっても,物価が上がれば,トントンで,だったら,給料が上がらなくても,物価が下がっていく,デフレの方が暮らしは楽ですよね.

 で,気づいたこととして,もし,こんな感じで,給料が上がっていったら,どうなると思います? 物価が上がればトントンなんじゃなくて,累進課税で税率が上がるわけですよね.つまり,賃上げって,実質,増税ってことで,Z務省の思惑通りってことなんじゃないですかね.

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3/21'24
[今年の冬は,長かった]
(日記)

 まだ寒いんですが,春分の日を過ぎて,もう3月下旬ということは,もうすぐ春というか,冬が終わるんですね.

 でも,今年の冬は,長かったなあ.寒くなる前の去年の夏とか秋が遥か前のような気がします.どうしてですかね? いろいろあったから? 何もなかったから? 単にほんとに長かった?

 でも,(歳をとって?)寒いのが堪えるようになったので,それで長く感じる,早く暖かくなって欲しいということはあると思います.

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[そういうのって,変わる]

 しょっちゅう部屋の模様替えをしていると言ってる人がいたので,思い出したんですが,私も若い頃は,そうでした.学生時代は,特にそうだったと思います.

 でも,今は,全くです.めんどくさいということは,あるとは思いますが,模様替えして気分転換したいと全く思わないというか,そんなのどうでもいいというか,関係ないので,(歳をとって)めんどくさくなったからではないでしょう.

 思うのは,そういうのって,変わるんですよね.模様替えしたいとかは,どうでもいいことですが,金持ちになりたい,有名になりたい,評価されたいと思って頑張ってても,そんなのなくなるかもしんないし,逆もあるかもしれない,面白いと思ってたことがつまんなくなったりする一方,全く,興味がなかったことに興味が湧くこともある.

 なかなか,厄介なんですが,その場その場で,対応できないとしんどいわけで,つまり,対応できるようにしておくことが大事ということでしょうか.

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[ほとんど(全く)グランドピアノを弾かなくなりました]
(ピアノ)

 電子ピアノは弾いてるのですが,気づいたら,ほとんど(全く)グランドピアノを弾かなくなりました.記録を見ると,去年の12/23が最後ですね.今は寒いので,一度,ピアノを弾きに帰って,食事して研究室に戻るということをしていないこともあると思いますが,週末も弾かないので,弾く気がなくなったというか,グランドピアノを弾くのがしんどくなったってことですかね.

 逆に言えば,もう電子ピアノで充分ってことで,グランドピアノは,もう要らないってことですかね.でも,こんな状態では,もうグランドピアノなんか弾けないかもしれないですね.でも,(年1回のピアノプロジェ以外)弾かないのならそれはそれでOK?

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[もしバドミントンもスキーもゴルフもできなく,ピアノも弾けなくなったら]

 右脚はよくないですし,ピアノも弾けなく(指が動かなく)なってきてますし,このままだと,もうすぐバドミントンもスキーもゴルフもできなく,ピアノも弾けなくなるのかもしれません.というか,もしそうなったらどんな感じかなと考えてみました.

 もちろん,残念というか,つまんないんですが,他にいろいろやってることはあるし,生きて行けないということはないなと思ったのは,意外でした.

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(相撲)

 尊富士,ついに(豊昇龍に)負けたんですね.動画を見ると,押し込んでたと思いますが,小手投げでひっくり返されて,組むまで行かなくても距離が近いとそういうこともあるってことですね.でも,1敗の次は3敗で,2差は変わらないですし,目の前の勝敗があるだけと言ってるので,問題はこれからですね.

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[確実に言えること]
(経済)

 株が強いみたいですが,どうなりますかね.ていうか,どうなるかは,わかりません.でも,確実に言えることは,資金移動が起こるということです.

 どういうことかと言うと,儲かってる人がいれば,その分,損している人がいるということで,株がどんどん上がって儲かる人がいる分,株なんかもってないからそんなの関係ないと言ってる人は,損をしていることになります.物価が上がって,生活が苦しくなって行くというのがわかりやすいですし,1980年代後半のバブルの時は,多くの人が家を買うことをあきらめました(今もそれに近づきつつある).

 でも,1980年代後半のバブルの時は,その後,株価も不動産価格も壮絶に崩壊しました.つまり,問題は,今回もその時のようになるのか,ならないかです.でも,どうなるかはわからないので,どうしようもないんですが,もし,今回,バブルの崩壊のようなことにならずに,このまま当分,株価が上がり続ければ,何もしないと,生活はどんどん苦しくなっていくと思います(なので,ある程度の「リスクヘッジ」は必要か).

 AIとかで,盛り上がってるところは,盛り上がってるんですが,多くの人にとっては,全く以て余計なことをしやがって,といったところなんじゃないでしょうか.

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 じゃあ,どうして,人は,そういう「余計なこと」をするかと言うと,今の世の中が自由競争社会だからでしょう.つまり,全く以て余計なことをしやがってとか言っても,やめさせることはできないわけで,競争なので,勝ち負けがあって,スポーツとか将棋なら問題ないんですが,金儲けでそれをやると,勝った人は儲かる一方,負ける人は,損するわけで,しかも,勝つ人が勝ちすぎると,格差がどんどん広がって,生活が苦しくなる人が増えるのは当然で,その上,AI開発は,「人をどんどん切る」わけで,事態は深刻です.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,競争に勝てればいいんでしょうが,競争社会で全員が勝つことは,あり得ないわけで,そこの再配分をしっかりするのが国の役目なんですが,それが全く以て期待できないわけで,だったら,自分で何とかするしかなくて,でも,競争に勝てないのなら,競争に勝ちそうな人に乗っかるしかないってことですかね.

 具体的には,そういう会社の株を買うとかなんでしょうが,それはそれで難しくて,でも,もっと大きく,インフレになりそうだから商品を買う(逆にそうならなそうなら現金で持ち続ける)とか,日本の国際競争力は低下して行きそうだから外貨を買うとか(これも逆なら逆),不動産は,もうやばそうだから,家は買わない(これも逆なら逆)くらいならできそうというか,どこかで書いたと思いますが,経済とか世の中の流れを見て,自分なりに判断して,何か行動を起こすことは,今や「必修科目」になってしまったのかもしれませんね.

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3/22'24
[インフレで借金返済するとどうなる?]
(経済, 世の中)

 これからどうなるかに関係するんですが,このまま行くと,莫大な借金を抱えていて,高齢化で社会保障の支出がどんどん増えるのに増税できない日本は財政破綻する,それを回避する方法として,金利を低く抑え込んで,つまり,経済成長せずに借金を半永久的に先送るしかないと書きました.そして,この10年,ある意味,「順調に」そうしてきたと思います.

 でも,そうも行かない雰囲気になってきました.具体的には,インフレになって,金利が上がり始めたからです.N銀には,何もできないのに金利が上がるというのは,N銀が何かしていのではなく,国債が売りたたかれて,金利が上がる(のを国債を必死で買い支えてN銀が金利が上がらないようにしているけど抵抗できなくなって来てる)ということです.

 つまりは,物価が上がってしまう,金利が上がってしまうという状況になってきてしまったわけで,このままでは,財政破綻へということなんですが,それを回避する方法は,あって,これも既に書きましたが,借金返済です.具体的には,ゆうちょかメガバンクのどれかを潰して,国民の預金から回収ということなんですが,今はそういう状況ではないですよね(でも,バブルが突然はじけるかもしれないので,その時はそうなる).

 じゃあ,どういうシナリオが考えられるかと言うと,(これも何度も書いてますが)インフレにすることです.具体的には,1000兆の借金もインフレで物価が10倍になれば,100兆に「圧縮」されるわけですからね.

 じゃあ,それでいいじゃんって,うまい話は,ないわけで,その分,誰かが損するわけですが,損するのは,もちろん,国民です.つまり,インフレで物価が上がって,でも,給料は大して上がらず,生活が苦しくなるという形で,借金の肩代わりをさせられるわけです.そして,デフレからインフレになって,国が考えてるのは,そういうシナリオじゃないですかね.もし,バブルがはじたら,最初のシナリオも使えるわけですからね.

 じゃあ,どうしたらいいかについては,既に書いたので,繰り返しませんが,簡単な話ではない,しっかり,考えないといけない.勉強ではだめだと思います.

 でも,国が財政破綻したり,金融危機になって,ゆうちょやメガバンクが潰れたりするよりいいじゃんとは思います.でも,そうすると,何もしないと,どんどん割を食うことになります.じゃあ,株を買うかとなると,バブルがはじけて金融危機のシナリオもあるわけで,やっぱり,簡単ではないですね.

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(相撲)

 尊富士は,今日は,若元春で,これまでの上位力士の中では,一番,苦戦しそうというか,彼の力が試されると思っていたのですが,完勝で,明日勝てば,優勝が決まります.なんでも新入幕での優勝は,110年ぶりらしいです(そう言えば,伯桜鵬のときもそんなこと言ってた).

 でも,幕尻で前半勝ちまくって,後半で上位に当てられて,そこも何とか勝って優勝した力士は,何人かいましたが,そういうのとは,明らかに違っていて,強さは本物ですよね.ていうか,実際,既に一番強いんじゃないですかね.

 ただ,今日見て思ったのは,四股とかの基本をやって下半身が安定して,ということはあるとは思いますが,やはり,筋トレで作った上半身の強さで,それでどのくらい持続性があるかということもありますし,これから研究もされると思いますが,そういうことも含めてどうなるか楽しみです.

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[いくら何でも世間知らずというか常識がなさ過ぎる]
(世の中)

 大谷翔平の(通訳の)スキャンダルですが,どう思いますか?

 まず,思ったのは,まさに好事魔多しで,ドジャーズと巨額の契約をして結婚して,全てが順風満帆という時にこういうことは起こるんだなということでしょうか.

 真相はまだわからないのですが,通訳が違法賭博をしたことと,大谷の口座からその胴元に送金があったのは,事実らしいです.よくわからないのは,通訳が大谷の了承を得て,送金したというのと,勝手に送金したという報道があるのですが,どうやら,大谷の了承を得て,ということらしいが,それじゃまずいということで,勝手に送金したということにしようとしているという雰囲気です.

 でも,あまり,大きくは,報道されてないのですが,これって,大スキャンダルじゃないですか? もし大谷が関わったということなら,永久追放ですよ.でも,そんなことになったら困る人間がいっぱいいるわけで,そうでないように必死で何とかしようとしてる感じですが,そんなことでいいわきゃありませんよね.

 大谷が関わってないとしても,大谷の口座から違法賭博の胴元に送金があったのは事実で,大谷がそれがわかっていたとしたら,いくら何でも世間知らずというか常識がなさ過ぎますよね.もしそうだとすると,結局,彼も「野球ができるだけ」のよくいるスポーツ選手に過ぎなかったということになり,そういうことでは,自分で自分の身を滅ぼすことになってしまう,スポーツ選手は,スポーツだけできればいいとは,ゆめゆめ思うなということでしょうか.

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3/23'24
[運賃を1/10!に値下げ]
(世の中, 経済)

 さらっと流れていたのですが,ANAが航空貨物の運賃を1/10!に値下げするそうです.具体的には,コンテナ1台あたり20万を2万にして,トラック輸送並みの運賃になるそうで,昼間の便は,貨物は20%くらいしか埋まってないらしく,物流の2024年問題を見据えてということらしいです.どう思いますか?

 1/10というのは,すごいというか,今までどれだけぼったくってたかってことですが,80%も空いてるのなら,これまでもっと活用することをどうして考えなかったのかってことですよね.

 そして,そういう「空気輸送」他にもいくらでもあるんじゃないですかね.先日,開業2日目の敦賀−金沢の北陸新幹線に乗ったのですが,ガラガラでしたよ(一部で新幹線で荷物を運ぶというのをやってるらしいが見たことない).もっと効率化というか,生産性を上げることをちゃんと考えた方がいいんじゃないですかね.

 もちろん,空港や駅で荷物をどうやって繋ぐかということはあるんですが,door to doorが便利ということで,東京と地方を車で移動する人より飛行機や新幹線で移動する人の方が圧倒的に多いわけで,今や翌日配送がデフォルトということなら,そこを頑張って何とかするしかないでしょう.

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(相撲)

 相撲は,尊富士が朝乃山に負けたんですが(朝乃山相手に組んだらあかんやろ),右脚を痛めたみたいです.でも,豊昇龍が琴ノ若に負けたため,優勝の可能性があるのは,大の里と尊富士になって,明日,大の里が負ければ,尊富士の優勝,勝てば,決定戦なんですが,尊富士が出てこられないと大の里の優勝ということになりますね.

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[防災研の岩田先生の最終講義と記念パーティー]
(大学)

 今日は,防災研の岩田先生の最終講義と記念パーティーでした.

 岩田さんとの付き合いは,いつ以来でしょうか.はっきり憶えているのは,1999年台湾集集地震の直後,地盤震動シンポで発表することになって,彼から連絡が来たんですが,その時は,もう知ってたと思いますからね.入倉先生に防災研に呼んでいただいた時に話をしたのかな.でも,その後,そんなにちょくちょくやりとりをするわけではなくて,でも,最終講義の中で,私の研究をずっとウォッチしていただいてたという話が出てきて,それは,嬉しかったです.

 でも,波形当てクイズ?を当てられなかったのは,悔しかったなー(笑).建築の場合,横軸周期のリニア,縦軸5%減衰の応答加速度で見るので,それならすぐわかったと思うんですよね.答えは,2003年十勝沖地震のK-NET直別と1999年台湾集集地震の日月潭なんですが,どっちも現地に行って周辺の被害状況を把握してて,それにコメントすることはできたので,まあよしとしますか.いや,やっぱり,波形を見ないといけないってことですかね.

 あと憶えてるのは,岩田さんが昇進された時のことで,助手からいきなり教授で,彼の実績からすると,当然のことではあったんですが,当時は,私は,地震研にいましたが,回りは,防災研すげー人事するなーって言ってました.

 最終講義もそうですが,パーティーもほんとに楽しい雰囲気で,岩田先生の人柄というか,研究を楽しむ姿勢というか,そういうのが現れてましたし,強震動界の研究者の層の厚さや横の繋がりの強さも感じましたね.

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3/24'24
[こういうこともあることを証明した]
(相撲)

 尊富士ですが,怪我が心配だったんですが,何とか出てきて,勝って優勝しました.新入幕での優勝は,110年ぶりで,初土俵からの優勝は史上最速(わずか1年半)とのことです.アマチュア時代に実績があると,幕下付け出しからということが多いのですが,尊富士の場合は,序の口からなので,まさに驚きです.

 まず思ったのは,出てこられず不戦敗で,でも大の里が負けて尊富士が優勝とか,大の里が勝って,決定戦で不戦勝で大の里が優勝とか,変なことにならなくてよかったということです.でも,怪我は相当悪いようで,ちょっと心配ですが,まずは,怪我をしっかり治して,今後が楽しみではあるんですが,110年前の両国もそうでしたが,優勝はその時だけで最高位は関脇ですから,そうならないようにということでしょうか.

 で,気になるのは,どうして,こんなに急に強くなったかですよね.場所前にジャンクスポーツで言ってたことは紹介しましたが,もちろん,そういうことはあると思いますが(でも,見てると,上半身に大して下半身がまだ小さい感じはする),序の口からの成績を見ると,ほぼ一本調子で上がって来てるわけで(でなきゃ,史上最速とはならない)別に十両に上がって急に強くなったわけではなくて,じゃあ,最初から強かったのなら,アマチュア時代は,ということになるわけで,角界入りして,だんだん強くなって行ったか,どこかで,一気に強くなったか,最初の大きな壁になる十両で,一気に開花したのかということですかね.

 いずれにしても,こういうこともあることを彼は証明したわけで,角界の雰囲気が変わるというか,他の力士に与える影響は大きいというか,影響を受けないと損ですよね.

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 でも,変なことにならないでよかったと書きましたが,今回は,八百長まがいのことは,なかったと思いますが(そう思いたいですが),思い返すと,変なことにならないといいなと思って,実際に変なことになったことってないんですよね(ぱっと思い出したのは,日本開催の2019年のラグビーWCで,天候不順で試合中止になって変な感じで決勝トーナメント進出が決まりそうになったがそうならなかったし,冬季五輪でワリエワのドーピング問題が起こった時もそうだった).最後は,神様が味方してくれる?

 自分でそう考えるのはいいとは思いますが,世の中を動かす的には,そんなわけはなくて,誰かが何かをコントロールしていることはあり得るわけで,思ったのは,やはり,大谷がどうなるかですね.結局は,資本主義の世の中と言ってしまえば,それまでの話なんでしょうが,それでいいわきゃないですからね.

 そういう意味では,プロスポーツは,やっぱり,危うくて,真のチャンピオンは,やはり,アマチュアスポーツの優勝者,それも,オリンピックのような一発勝負ではなく,年間チャンピオンだと思いますが,上で書いたように,オリンピックでもラグビーWCでも,いろんな思惑はあるでしょうから,スポーツ自体が危うくなってきてるってことですかね.

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3/25'24
[人間関係というものの危うさ]

 大谷問題ですが,真相というか,どうなるかはわからないのですが,彼自身にとって大きなダメージになったことは間違いなくて,それは,通訳がとんでもない奴だったということはあるのですが,身から出た錆とは言いませんが,彼自身にも問題があったことは明らかです.

 もし自分名義の口座から怪しいところに送金するということがどういうことかわかってないとしたら,あまりに世間知らずということは書きましたが,もっと言えば,通訳にあまりに多くのことを依存しすぎていたのは,明らかですし,それ以外でも,野球に専念したいということで,いろんなことを人任せにしたいのはわかるのですが,それは,非常に危ういということです.

 これは,もっと普遍的な問題で,人間関係というものの危うさを感じます.仕事上,付き合う人もそうですが,配偶者やパートナーに多くのことを依存して,もし配偶者やパートナーがいなくなったら何もできない,あるいは,めっちゃいい奴だと思っていたら,とんでもない奴かもしれないわけで,そんなこと言ったら,誰とも付き合えないよ,ということではなく,付き合うとしても過剰に依存しすぎるのは,危険ということでしょう.

 というか,人付き合いってそういうものだと思うんですよね.互いに依存する関係ではなく,ちゃんと独立した人間同士として,付き合うべきだし,そうでないと,いい人間関係にはならないと思いますからね.

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[右脚のその後]
(右脚)

 右脚ですが,余計なことをせず,できるだけ動かさないようにして2週間くらい経ちますが,一向によくなりません.ある人に情報をもらって,試しにやってみたこともあったのですが,自分の症状とは違ったようです.また,ある人に消炎作用がある(グルコサミンでもコンドロイチンでもない)サプリメントのことを言われて,そう言えば,大分前,摂って効果が感じられたものがあったので,これも摂り始めたのですが,今の症状には,効かない感じです.

 今の症状というのは,右脚付け根ではなく,というか,右脚付け根もよくないとは思うのですが,それより,太股の違和感で,最初は,外側だったのですが,今は中心部あたりで,座っていると何ともないですし,小股で歩くくらいなら突っ張るような違和感を感じるくらいですが,少し大股で歩くと痛くて,ランジは全くできませんし,内旋したり少し深く曲げると脛の方まで痛みが広がって,走ったりはできませんし,階段を登る時は痛いです.階段を下りるのは大丈夫ですが,下り坂を下りるのは痛いですし,上り坂もそうです.立食パーティーとかで何時間か立ってるのは大丈夫ですが,しゃがんだりすると痛くなります.

 どうしましょうかね.やっぱり,何もしないのでは,よくならない気がします.整体に行ってもだめだったというか,整体に行ってこうなったかもしれなくて,こういう症状になってから整形外科には行ってないですが,右脚付け根の時のように消炎剤をもらって安静と言われるだけのような気がするし,自分で何とかするしかないってことでしょうか.

 症状としては,筋肉痛に近いので,筋力が衰えていてそうなってるというか,筋力が衰えているのは事実なので,逆にしっかり動かした方がいいのかもしれません.つまりは,痛みが出る動きを敢えてするということですかね.具体的には,内旋しながら片足スクワット(スキーの右外脚ターンをするイメージ),ランジ,股上げ,あとは,股裏と腸腰筋のストレッチ,内旋の動的ストレッチですかね.

 というか,こんな状態で,バドミントンもスキーも全くできてませんし,ほとんど歩いてもいないということで,とにかく運動不足ということで,まめに立ち上がって,一日中体を動かすくらいがちょうどいいのかもしれません.

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3/25'24
[そういうことにする]
(世の中)

 大谷自身が会見を行って,全く関与していないし知らなかったと言うのを見ました.どう思います?

 全くの予想通りの展開で,まさに「そういうことにする」んだな,ということですよね.そういうことにしないと困る人がいっぱいいて,彼で金儲けしたい奴らがガチガチにシナリオを作って,彼にそう言わせたということでしょう.

 つまり,真相はまた別にあるというか,もちろん,これが真相という可能性もなくはないのですが,そうだとすると,通訳がどうやって大谷の口座から,あるいは,大谷名義で送金したかですが,彼が大谷個人の口座にアクセスできたという状況なら,そういう状況にしてしまっていた大谷自身の問題ということになるのですが,そんなことは彼らにとってどうでもよくて,法的というか訴訟的にどうとでもなることなのでしょう(通訳が真相を話してしまわないかということも,借金を肩代わりしてやると言えば一発かな).

 もう事態をどう収拾するかに動いている感じで,1000億もぶっこむドジャーズだけではなく,それを遥かに超える巨額のマネーが動くわけで,とにかく彼を使って金儲けすることが全てに優先するということですね.

 でも,ここまで来ると,世間知らずで,野球しか知らない大谷が可哀想になってきます.野球ができるだけで,人間的に半人前だと,今回のようなことが起こるわけですが,野球ができるというだけでもいいじゃん,とも思うんですよね.

 でも,今の資本主義の世の中では,それでは,まずいわけで,大谷くらい換えの効かない存在になれば,彼で金儲けしたい奴等が自分達のための彼を守ってくれるのですが,そんな選手は,ほとんどいないわけで,大谷も今回のことで大きな精神的ダメージを負って,今後のプレーへの影響が心配ですし,もし嘘をついている(つかされている)のなら心中安穏とは行かないでしょうし,今の世の中を渡って行くには,やはり,野球ができるだけではだめで,自分の身は自分で守るということですね.

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[大谷が100点ではなくなった]
(世の中)

 あとは,今回の事件で,大谷が100点ではなくなったということはあると思います.

 どういうことかと言うと,彼ほど野球ができて,人間的にも素晴らしくて,かっこよくて,美人のお嫁さんをもらって(と敢えて男女差別的表現を使う),非の打ち所がなくて,まさに偶像化してたと思うのですが,実際は,そんなわけないわけで,大谷自身については,ボロが出た,見てる人からすると「目が覚めた」とか「急に色褪せた」と思った人もいるかもしれません.今日の会見も回りの大人が準備したことを話すだけで,ほんと格好悪かったですし,もし,大谷が嘘をついてる(ように私には見えましたが,これは,憶測か)のなら,自分のミスを棚に上げて,全てを通訳のせいして,人間として最低ってことですからね.

 でも,大谷が100点でなくなったこと自体は,悪いことじゃないと思います.もちろん,彼で金儲けしたい奴等にとっては傷手ですが,彼は偶像なんかではなく,一野球選手に過ぎないわけですし,野球自体も所詮エンターテインメントで,そういうことが世の中というか報道の中心に来る状態は,おかしなことだと思いますからね(でも,メディアも大谷で金儲けしたい奴等の一人ですから報道は続くと思いますが,問題は,見る方がまだ騙され続けて金を払い続けるのかということ).

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[敢えて痛くなるように動かす]
(右脚)

 右脚ですが,昨日書いたように,痛いので動かさないではなく,敢えて痛くなるように動かすことをやったら,明らかに変化が出てきました.具体的には,走れる感じがして,走ったら走れました(まだ怖いので10mくらいですが).一番効く(痛い)のは,内旋させながら片足スクワットをすることで,ゴリゴリって言って,癒着しているものが剥がれるような感覚があります.その後,ランジをすると,小さいランジでも痛くて全くできなかったんですが,まだ少し痛いながらも小さいランジなら何とかできる感じです.

 でも,まだ一日なので,何とも言えないのですが,一日で変化があるのなら,やっぱり,これってことでしょうか.

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3/27'24
[右脚にも適合している]
(生活, 体)

 右脚ですが,やはり,寝ている時に痛くなってしまいます.つまりは,伸ばすとよくないということで,曲げて縮める方向に負荷をかけないといけなくて,起きてる時は,時々,体を整えるようにやればいいのですが,寝ている時にはそれができなくて,朝方,痛くなってしまいます.

 一方,最近の睡眠の傾向としては,寝て4.5時間して,一度目が覚めてということが多くて,そこでまた寝るのですが,そのまま起きてしまって,そこで,右脚を縮める負荷をかければ,右脚が伸びる時間を短くすることができますね.

 でも,一日4.5時間では,睡眠が足りないので,どこかで寝る必要があるのですが,既に書きましたが,既にそういう生活リズムになっていて,つまり,続けて長時間眠れないので,何回かに分けて寝るようにしていて,それで結果的に活動度も上がってるのですが,このやり方は,右脚にも適合しているということですかね.

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3/28'24
[株価が上昇したように見えるだけ]
(経済)

 今朝のMーサテの終わりのところで,A内さんが今日で最後ということで,担当したこの3年の相場を振り返るというのをやっていて,日経平均は4割,ドル円相場も4割上昇したと言っていました.どう思いますか?

 気づく人はすぐ気づくと思うのですが,ドル円相場も4割上昇したのではなく,円ドル相場は,4割下落したということですよね.つまり,ドルベース(世界基準)では,日経平均は,全く上昇していない,日経平均が史上最高値を更新して4万円を突破とか言ってますが,実際は,金融緩和でジャブジャブにして,円の価値をどんどん毀損して,毀損された円という単位で,株価が上昇したように見えるだけということです.

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 それはわかるけど,自分は,株もFXもやってないから関係ない? ○ホですねー(口悪(笑)).円ドルが3年で4割下がったということは,あなたの資産も給料も3年で,実質,4割減ったということですよ.いや,貯金通帳の数字は変わらない? でも,海外に行けば,自分がいかに「貧乏」になったか実感すると思いますし,国内にいても,円安で食料やエネルギー価格が上がったということは,自分の資産や給料が減ったということです.

 じゃあ,どうして,株価は(円ベースで)上がっているかですが,企業が価格転嫁をしてるというだけの話で,その分,企業が儲かって株が上がるのは当たり前で,でも,ドルベースでは,全く上がってないわけで,要は,企業が儲かって消費者が損をするという資金シフトが起こってるだけということです.

 何もしないと(ただ働いて給料を稼ぐとか年金をもらうだけだと)どんどん貧乏になっていくと言っているのは,そういうことです.じゃあ,新NISAで積立貯蓄すればいい?

 もちろん,そんな簡単な話ではありません.それは,この流れがこれからも続くかどうかわからないからで,難しい時代になったと思うのですが,しっかり「自分で」考えるしかないですね(経済の専門家の言うことをきいたり勉強したりしてもドツボにはまるだけ).

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 じゃあ,お前は,これからどうなって行くと思うのか,ってことですが,そんなのわかりません.そう,誰もわからないのです.でも,それをわかってるかのように解説する奴が怪しいわけです.でも,わからなくても何かしないといけないのなら何かするしかありません.

 私がやっているのは,これからどうなるかはわからないけど,今日とか明日とかどうなるかは,わかるとは言いませんが,流れを見るというか,やばい兆候がないかは,一日10分だけですが,ウォッチして売買しています.でも,そんなことは,誰でもできませんよね(でも,誰でもできることなんかしてもだめってことなんですけどね).

 でも,私も含めて,みんな,世の中とか経済のことを見て,どう思うか,どう考えるのか,ということはあるわけですよね.Aベノミクスとかいって金融緩和でジャブジャブにしたり,N銀がETF買いとかして株価を支えるとかしたらどうなるのか,少子高齢化で人口が減っていく上に莫大な借金を抱え,衆愚政治で増税もできず,財政改革もできない日本に未来はあるのか,アメリカは絶好調と言っても,天国的な高さにまで積み上がった株価が暴落することはないのか,もしそんなことが起こったら世界恐慌になるんじゃないかとか,枚挙にいとまないわけです.

 実際,日本は沈んでいくということで外貨を買ったり,金融緩和でジャブジャブにしたら貨幣価値が毀損してインフレになると思ってゴールドとかを買った人は,ここまでは,正解だったと思いますが,これからどうなるかはわかりませんし,こんな状況は,やばいと思って,株を売ったら,株価は上がり続けるし,やっぱり,そんな簡単な話ではないんですが,どうするか考えることは(その結果,何もしないということになるとしても),自分や家族を守るために必要ということでしょうか.

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 でも,これからどうなるかわからないと書きましたが,わかるとは,言いませんが,私の個人的な見通しは,何度も書いていますが,今の流れは,どこかで終わるということです.それがどういう形になるかは,わかりませんが,ある日,突然,アメリカ株が暴落して,世界恐慌になるというのが一つのパターンですかね.

 でも,ずっと,そう書いてますが,その間,新型コロナで,一度,相場が終わったということはありましたが,株価は,リーマンショックで大底を付けた後,基本的には,右肩上がりで,アメリカか株に至っては,1929年の世界恐慌以降そうなわけで,全然,お前の言ってるようになんかならないじゃないかと思ってる人もいると思います.

 そうですね.でも,私の考えは変わりません.だって,どう考えてもやってることは無茶苦茶ですし,そんなことして経済がどんどんよくなるのなら,こんなムシのいい話はないからです.そして,(必ず来る)大地震と同様,時間が経てば経つほど,歪が溜まって大変なことになる気がします.

 つまり,いつかそういうことが起こると思っていても,それがいつかはわからなくて(でも,東京五輪前がやばいと書きましたが,結果的にそうはなりました),まだ起こってないだけってことですかね.でも,そうやって,何とか時間稼ぎをしているうちに,AIという救世主?が現れて,このやばい状況を技術革新が救うかもしれないと既にどこかで(AIという救世主?が現れる前に)書きましたが,そういうことが起こる可能性も出てきました.わかりやすい例としては,少子高齢化で労働人口が減って行くところをAIとかロボットが埋めるというイメージですかね.

 でも,これもどうなるかはわかりませんよね.ITバブルのようにAIバブルに終わってしまうかもしれませんし,もしそうなった時のダメージは,計り知れないわけで(AI開発がうまく行くということを前提に,半導体とかエネルギーとか,膨大ないろんなものが既にいっせいに動き出してる),みんないろいろ頑張る(その実,そのほとんどは乗っかって金儲け)のはしょうがないんですが,どうして,世界恐慌になりかねない危ない橋を渡るのか,もうそんな一か八かのことはやめといた方がいいんじゃないかと思いますが,無理か.

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3/29'24

 でも,2000年前後のITバブルの時,どうなったかですが,正直,よく憶えてないのですが,よく憶えてないということは,世の中全体としては,(日本のバブルの崩壊やリーマンショックのように)大したことには,ならなかった,一部のIT関係者が大変なことになっただけってことなんですかね.だとすれば,今回のAIブームがバブルで終わっても,大したことにはならないってこと?

 まあ,それはそうかもしれませんが,気になるのは,やはり,天国的高さにまで積み上がったアメリカ株ですよね.この100年で400倍,年平均6%以上で上昇している,この30年だと10倍以上で年平均8%以上で,一方,アメリカの経済成長率は,この30年は,せいぜい年数%で,このギャップが何かということです.

 人口が増えているということはありますが,それは,経済成長にも反映されますし,株価については,「新たに買う人」が増えるということはあると思います.でも,人口は,10倍以上には,増えてないわけですし,GDPの7割は消費で,消費するのは,人間なので,いくら高額消費をするようになったと言っても,やっぱり,バブリーな感じはしますよね.

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[ポリーニ]
(ピアノ)

 ポリーニ,亡くなったんですね.でも,82なら,そういうことが起こってもおかしくない年齢か.

 ポリーニのことは,何度も書いたと思いますが,最初の衝撃は,やはり,ショパンコンクールの優勝から姿を消した後のショパンエチュードのLPでのセンセーショナルなデビューですね.その後,次々にグラモフォンからアルバムが出て,結構,買ったと思いますが(シューマンの第一ソナタと幻想曲とか,ストラヴィンスキーのペトルーシュカからの3楽章とプロコフィエフのピアノソナタ第7番とか,ブーレーズの第2ソナタとか,ブラームスの第2コンチェルトとか,シェーンベルクの全集とか,ショパンのポロネーズとか),上手すぎて人間味がない(笑)というか,冷たい感じは,しましたかね(特にシューマンの幻想曲).ベートーヴェンの後期のソナタは中学の音楽の中村先生に貸してもらって聴いたことは,どこかで書いたと思いますが,31番が片面収録で,LPが半分以上,余ってて,先生が,よほど自信がないとこんなことしないよねとおっしゃってたのを憶えてます.あとは,一時期,朝の目覚ましが彼の弾くブーレーズの第2ソナタでした(笑).

 でも,調べてみたら,これらのアルバムは,1970年代のものなので,聴いてたのは,中高くらい,せいぜい,大学までってことですかね.実際,大学を卒業してからは,音楽を聴くというか,LPとかCDを買うということは,近現代の知られざる曲探し以外には,やらなくなったので,円熟期?の彼の演奏は,よく知らないということかもしれません.

 生で聴いたのは,一度だけで,確か,1993年くらいだったと思いますが,プログラムに熱情が入っていて,当時,結婚することになっていた人と行くところを,そういう話がなくなって,妹と行った憶えがあるのと,その年,日本シリーズで,ライオンズがヤクルトとやって,負けたのかな,そういう思い出もあります.

 最近は,防災研の池田先生とピアノの話をすることが多くて,そこで,ポリーニがよく出てくるので(池田先生は,ポリーニが好きみたい),最近,ポリーニの演奏を少し聴くこともあって,でも,やっぱり,昔の録音なんですが,近現代物は,抜群に上手くて,プロコフィエフの第7ソナタの彼の演奏は,今聴いても寒気がしますね.

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[健康志向?]
(体)

 時々言われるんですが,私って,健康志向なんですかね?

 私自身の感覚としては,健康志向というわけじゃないんですよね.実際,競技スポーツとか,仕事とかで無謀なことをするとか,生活のリズムが不規則とか,体に悪いとわかっていても,そういうことをいっぱいしてますからね.若い頃は,食事もほとんど外食で,無頓着だったと思いますし,酒とかタバコをやらないのは,単にそんなにおいしいと思わないからですからね(でも,人と飲みながら話すのは好き.タバコは吸ったことないですが,全くの想像ですが,結構,うまそうな気がします(笑).でも,わざわざ吸ってみようとは思わないですかね).暴飲暴食しないのも暴飲暴食できないからということもどこかで書きました(ものすごく太った人を見て,とてもそうなるまで食べられないと思ってしまう).

 でも,40代半ば頃,原因不明の体調不良が続いて,体調が悪いのは,単純に嫌なので,いろいろ調べたり,考えたりして,添加物排除生活を始めたら体調がよくなって,ということですかね.

 なので,健康になりたいとか,長生きしたいとかいうことではなくて,体調が悪いのがしんどい,もっと言えば,世の中のいろんな変なものや変なことで金儲けしてる連中に騙されて,病気になって,痛いとか苦しい思いをするのは,嫌というか,看過できないってことですかね.

 でも,怠け者でめんどくさがりなので,ほんとにすぐできる簡単なことしかしてません.添加物排除生活とか言うと,すげー頑張ってるみたいですが,全然大したことなくて,だって,食べ物を買うのは,自分自身なので,そういうものを買わなければいいだけの話ですからね.

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[サプリの話]
(体)

 上の話題と関係するのかな.小林製薬の紅麹サプリが原因で腎疾患を発症して,死者が既に4人ということですが,私は,今はサプリは使ってませんが,30代,40代の時は,かなり使ってました.やっぱ,健康志向じゃんってことじゃなくて,栄養のバランスとか健康に気をつけるのがめんどくさかったということだと思うんですよね.

 それで,私もコレステロールが少し高くて(でも,健康診断で少し問題があるのは,これだけだし,食生活というよりは,体質的なところがあって,私にとって,コレステロールを下げた方がいいのかは,甚だ疑問),30代,40代にサプリを使っていた時,それ用の何か,確か,ファンケルのEPA+DHAとかを使ってたと思うんですよね.

 でも,サプリをやめたのは,特定の栄養素を抽出して濃縮して摂取するのが気持ち悪くなってきたということなんですが,それは,自然のものも同様で,紅麹サプリは,まさにそういうものだと思うんですよね(でも,紅麹がサプリを摂っている時に出ていたら使ったかも).しかも,自然のものを濃縮すると,効いてる成分以外のところも濃縮されて,却って危ない感じがします.

 ただ,その辺のところは,紅麹については,まだよくわかってないらしく,紅麹以外の成分の混入も疑われるという状況ではあるのですが,とある応用化学系の先生のFBにその辺のところがとてもわかりやすく書いてあって,麹というのは,反応というか,菌が何かするわけで,やっぱり,ちょっとやめといた方がいい類のものだなと思いました.

 それで,今は,サプリは,全然使ってなくて,基本,食事だけなんですが,気になってるのは,毎日,同じ食材を使うことが多いことです.でも,これも既に書きましたが,毎日,いろんな料理を食べていても,食材は,かなり限定されるので(例えば,パンを食べたり,ラーメンを食べたり,パスタを食べたりしても,どれも小麦を摂取している.肉は,牛豚鶏の3種類しかないし,野菜も魚もそんなに種類はない),結局,同じことのような気がするんですよね.

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[これはこうしなさいということを画一的に万人に当てはめることはできない]
(体)

 どうして,脚の付け根痛から太股痛になったか,繋がってる気がしてきました.

 私は,元々,股関節というか,脚の付け根が硬くて,そうするとどうなるかと言うと,例えば,スクワットを踵を付けたままやると,一番下まで行かないんですね.でも,スクワットは,フルスクワットが基本というか,そうでないと意味がないと言う人もいて,一方,スクワットを踵を付けたままやれと言われています.

 じゃあ,どうすればいいかですが,太股を鍛えたいのなら,踵を上げるしかありません.でも,そうすると,膝を痛めるってことなんですが,私は,膝は何ともないんですよ(バドミントンで怪我というか,一時的に傷めたことはあったが).

 つまり,これも繋がってて,要は,少し踵を上げて,もう少し膝に負担をかけてもいいってことですかね.これは,スクワットの場合ですが,しゃがむとか,体を動かすこと全般に言えることかもしれません.

 思うのは,やっぱり,これはこうしなさいということを画一的に万人に当てはめることはできない,自分の体の特性を考えて,自分に合ったやり方をしないといけないということですね(右脚付け根痛の原因も,90%は,内股と言ってるけど,私は逆).

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[推す理由]

 推しを推す理由として,何かに本気になってる人は,格好いい.だから,応援すると言ってる人がいました.だったら,あなたが何かに本気になればいいじゃないですかね.

 自分には,そんな能力はない? いや,本気になるのに能力は要らないでしょう.

 いや,推し活に本気になってる? じゃあ,そういう自分が格好いいんですね.

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3/30'24

 でも,いわゆる推し活(で,大枚はたくの)は,どうかと思いますが,応援したい,助けたいと思うことはありますよね.

 もちろん,そういう場合もいろいろあって,見返りなど関係なく,純粋に応援したいと思う場合もありますし,応援することで自分が得するから,という,よからぬ企みのようなものもあります.

 でも,純粋に応援したいと思う場合も,応援したいと思ったのは自分ですし,そういう意味では,やりたいことをやってるわけで,これは,ボランティア活動の基本ということは,何度か書きました(なので,ボランティア活動で,ありがとうや見返りを求めてはいけないということ).

 そういうところは,実は,推し活も近いのかもしれませんね.推し活は,自分のためにやってるのでしょうから,推してる人に振り向いて欲しいと思ってはいけないってことですが,そういう人(振り向いて欲しいとは思わず,影ながら推し続ける人)は,結構,いる気がします.

 でも,推し活を推奨して,それで金儲けしようという今の風潮は,いただけませんし,そういうことに騙されず,やはり,自分がどうしたいかをよく考えることですよね.

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[規則正しい生活をするのが健康にいい?]
(体)

 健康志向?に関係するのかもしれませんが,早寝早起きとか,毎日同じ時間に起きるとか,規則正しい生活をするのが健康にいいって言いますよね.あるいは,最近は,朝活なるものが推奨されてるようで,生産性のある仕事は,頭が働く午前中にやりなさいと言ってる人もいました.でも,そうなんですかね?

 私は,午前中は,体もそうですが,あんまり頭が働いてる感じはしません.規則正しい生活とかしたことないというか,怠け者の私には無理ですし,そうやってきっちりやると却ってしんどくないですか?

 やっぱり,こういうのって,人それぞれなんじゃないですかね.

 私が最近どうしているかは,既に書きましたが,とにかく疲れたら,眠くなったら(眠れる状況なら)眠る,です.昼寝は,20分以上するなとも言われてるんですが,自然と15分くらい,長くても30分くらいで目が覚めることが多いですが,そこで,すっきりしなくて,1時間くらい眠ることもあります.

 と言っても,健康志向?でそうしているのではなく,それが一番楽というか,眠くなって眠いのを我慢して頑張ることができない怠け者だからそうしてるだけです.でも,結果,活動度は,上がってるわけですし,学内外といろいろ大変なことになってきているのですが,もし,活動度が上がった状態でなかったら,やばかったと思います.

 もちろん,規則正しい生活をした方が健康にはいいんでしょう.でも,そんなのどうでもいいので,私は,やっぱり,健康志向ではないってことですかね.

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 でも,そんな生活をしていて,体を壊して病気になって,痛いのや苦しいのは,嫌じゃない?と言う人もいると思います.

 そうですね.それは,嫌ですが,だから,頑張って,健康的な規則正しい生活をしようとは思わない(めんどくさい)ですかね.つまり,自己責任というか自業自得ということで,それはそれでしょうがないというか,甘んじて受け入れればいいと思うんですよね.

 一方の添加物は,自分のせいではなく,金儲けしたい奴等のせいで,病気になって,痛いのや苦しいことになるわけで,それは,受け入れられないというか,それでも,めんどくさいのなら,しょうがないと思いますが,こんなめんどくさがりで怠け者の私でも簡単に添加物排除はできるので,できる範囲でできることをするということですね.

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[失われた30年?]
(経済)

 株価が30年ぶりにバブルの最高値を更新したということで,あらためて?失われた30年(を脱した)ということが言われています.確かに,株価が30年ぶりにバブルの最高値を更新したと言っても,30年前に戻っただけの話で,この30年は,日本経済は低迷したってことなんでしょうが,みなさんにとって,この30年はどうでしたか? 失われた30年でしたか?

 経済というか,金儲けを中心に生きてきた人は,そういうことになるんですかね.非常に具体的に言えば,株式取引というか,株を買うことしかしない人にとっては,まさにそういう30年だった,株を買わなくても,株式相場は,日本経済の鏡ですから,民間企業に勤めてた人は,総体的にそういうことになるのでしょうか.

 私個人的には,経済というか,金儲けとは,無縁というか,そういうことと最も距離があるところで過ごして来たので,何も関係なかったわけで(運用的なことはしてきましたが,私のやり方は,売り買い対称なので,株価が低迷するとかは関係ないですし,そもそも,運用的なことは,私の活動の一部に過ぎない),失われた30年とは,全然思いません.そして,それは,民間企業にいた人も同様で,それこそ,その人次第,即ち,どういう生き方をしてきたかなんじゃないですかね.

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3/31'24
[みんなそういうことは,わかってる?]

 今週の座王(関西ローカルだが,時々,全国でもやってる)で,ロングコートダディの堂前が優勝したんですが,その時の大喜利で,「子供質問シリーズ 好きで結婚したのにどうして離婚するの?」というお題に対して,(どんなにピカチュウが好きでも)「ずーっと横にピカチュウおる思たらしんどいやろ?」という回答をして,バカ受けというか,素晴らしい!その通りや!と絶賛だったんですが,どう思います?

 まさにその通りなんですが,それが全面的に受け入れられるということは,みんなそういうことは,わかってるってことですよね(このサイトで書いてることで言えば,「一人,時々,みんな」がいい,か).それなのに,実際は,そうしてないのは,どういうことなんですかね.

 いや,実際は,みんなその辺のこともうまいことやってる? でも,だとすると,「好きで結婚したのにどうして離婚するの?」の答えは,別のところにあるということですかね.

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[家庭に入りたい人ってどんな人?]

 先日の研究室の追いコンで,自分は結婚したら,相手には家庭に入ってもらうと言ってる学生がいて,今時そんなんで結婚できるか!とか,総袋叩きにあってた(笑)んですが,このサイトのどこかで書いたと思いますが,こういうのは,人それぞれというか,相手がそれでいいと言えば,成立するとも思うんですよね.

 でも,今時,家庭に入りたい,なんていう人は,ほとんどいないわけで,でも,彼は,マッチングアプリもあるし,そういう人を探せばいいと言っていて,そうだと思うのですが,問題は,家庭に入りたいと言う人がどういう人かですよね.

 外で働くより,家で家事をしている方が好きという人もいるとは思うのですが,多くは,外で働くのがしんどい,三食昼寝付きで楽したいって人も多い気がします(特にマッチングアプリとかでは).

 つまり,そういう人に,ある意味,「捕まる」ということになりかねないわけで(いわゆる玉の輿),でも,これもそれでいいと思えば,それでいいのかな(ただし,いっぱい稼ぐ必要あり).でも,いっしょに過ごせば,いろんな話をするでしょうから,そういう人が話してて面白いかってことですが,これもそういうことを相手に求めなければいいってことですが,そこまで行くと,家政婦を雇ってるようなものですよね(でも,おそらくですが,相手には家庭に入ってもらうと言ってる人って,半分,そういう感覚なんだと思います.逃げ恥とかもそうだったし).

 でも,これは,何度も書いてることですが,違う仕事を分担すると,自分の方が割を食ってると考えがちなので,お互いよほど譲歩をする感覚をもたないとうまく行かない気がしますし,そんなことなら,お互い依存し合うことなく,50:50でやった方が楽だと思いますけどね.

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 うーん,でも,家政婦を雇ってるようなものというのは,違うと思いますが,好きになって,ずっといっしょにいるのは,しんどいとしても,多くの時間をいっしょに過ごしたいとは,思うわけで,それなら,結婚した方が話が早いということになるわけですよね

 でも,結婚するということは,一般的には,いっしょに暮らすということで,そうすると,生計や家事や子供をどうするかということも出てくるわけで,もちろん,互いに自分のことは自分でやるでもいいと思いますが,話し合って,ある程度,分業した方が効率がいいということはあるでしょうし,もっと言えば,精神的に大きく依存し合って,どちらかが先に逝けば,その後は,生ける屍として生きて行くというのもありかもしれませんね.

 でも,それには,そういう人に出会わないといけないわけで,それは,なかなか大変なことで,マッチングアプリでは,難しそうな気がします(そうでもないのかな).

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[適度にしっかり動かす]
(体)

 右脚なんですが,結局,適度にしっかり動かすってことなんでしょうね.実際,ここ数年,バドミントンもほとんどしてませんし,日常生活でも,時々体を整えることはしてますが,全然足らないんだと思います.

 そして,これは,右脚に限った話ではなくて,左の人差し指が(特にPCのタイピングで)動かしにくくなったということですが,脱力すると動くんですが,脱力は難しくて,うまく動かないとどうしても力が入って,そうすると益々動かなくなるってことで,どうしたものかと思ってたんですが,ちょっとトレーニング的なことというか,単に左人差し指を離鍵方向繰り返し動かすことをすると,少し動くようになった気がします.つまり,これもどこかで書いたと思いますが,脱力するために筋力アップってことですかね.

 なので,右脚も筋力アップということですが(実際,左脚と比べてものすごく筋力が落ちてる),痛いしなかなかしんどいです(なので,既に怠けがち).でも,これからは,意識的にしっかり動かすということをやって行かないと,どんどん衰えて行く気がします.つまり,動かすと痛い→動かさない→益々可動域が狭くなるってことですね(でも,これもめんどくさいのなら,そういうことを受け入れればいいだけの話だが).

 話は前後しますが,痛いなら動かすなではなく,しっかり動かした方がいいとどうして思ったかですが,痛みの原因は,おそらく,動かしてなくて筋肉が凝り固まってるからで,更にそう思った理由は,動かさなければ痛くないことと,動かした時の痛みが変化しないからです.もし,骨折とか靱帯が切れてるとかの外傷なら動かさなくてもどんどん痛くなって行くでしょうし,筋肉痛なら逆に低減していくはずですからね.あとは,少し長い距離を歩くと,その時は,痛くなるのですが,その後,少し回復する感じがするということもあります(なので,もう少しよくなったら,バドミントンの練習に行った方がいいのかも).

 イメージとしては,既に書きましたが,骨折とか靱帯が切れて手術とかした後のリハビリみたいなもので,ギブスとかで長時間固定されて凝り固まった筋肉の筋力を回復させると同時に,可動域を広げていくということで,そういうことをしたことはないですが,痛いのを我慢しないといけないんでしょうね.

 でも,右脚付け根は,随分,長い間,そういう状態だったわけで,時間がかかるのかもしれませんが,逆に,時間がかかるのはしょうがないと思えば,そんなに無理することなく,日常的に体を整えることの一貫としてやって行けばいいってことなんですが,よくなったら終わりではなく,それを習慣化させて,体を整えることのようにずっと日常的に続けて行くということですね.

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 そういう意味では,ピアノもグランドピアノを弾いた方がいいんでしょうね.つまり,左人差し指だけではなく,全体に動かしにくくなってるのは,電子ピアノしか弾いてなくて,筋力が衰えてるのかもしれません.

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[一つの時代が終わった]
(ピアノ)

 ポリーニが亡くなったということですが,一つの時代が終わった感じはしますね.

 既に書きましたが,私が中学とか高校の時,吉田秀和の「世界のピアニスト」という本に出会って,その時は,ケンプやルービンシュタインやホロヴィッツまだ現役で,ミケランジェリやリヒテルやグールドやアシュケナージなど,それこそ「世界のピアノスト」が活躍する中に颯爽と登場したのがポリーニとアルゲリッチで,その後,世界のピアノ界がどうなったかと言うと,私がそんなにウォッチしてなかったということはあるかもしれませんが,あの頃のような興隆はない感じがしていて,つまり,ポリーニやアルゲリッチでそういう時代は,終わるということなのかもしれません.

 これからどうなるかですが,もちろん,すごいピアニストがポリーニやアルゲリッチのように颯爽と現れるということもあるのかもしれませんが,というか,そういうことは,もうない感じがしていて,というのは,どこかで書いたと思いますが,みんなほんと上手いんですよ.

 つまり,そういうところで差が付かなくなってて,一方で,今までにない斬新な解釈というのも考えにくいし,「世界のピアニスト」という概念がなくなる,もっと言えば,AIじゃないですが,シーケンサーで緻密にチューンすれば,「すごい演奏」は,再現できるというか,ピアニスト自体が上手くなりすぎてシーケンサー化している感じもしてしまいます.

 そういう意味では,ポリーニは,彼のもつ能力を最大限発揮できるいい時代に産まれたとも言えて,最後の伝説になるのかもしれませんね(へー,昔は,人間がピアノを弾いてたんだね,というか,人間でこんなにピアノが弾ける人がいたんだね,みたいな).

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 でも,人間がピアノを弾くこと自体は,なくならないんでしょうね.それは,ピアノを弾くこと自体に自己実現的要素があるということがありますし,演奏会というか,弾いたり聴いたりということも成立するでしょうからね.

 実際,私は,ピアノを弾いてきたわけですし,多くの人は,ピアノを弾いてるわけで,でも,みんな上手くなりたいと思って練習してるのでしょうが,その頂点が世界のピアニストから,それ以上の演奏をするシーケンサーになるってことでしょうか.

 でも,ひざまずく相手が人間ではなく,機械というかコンピュータになるということか.ちょっと微妙な感じもしてきたな.でも,藤井聡太は,AIにひざまずいてるわけなので,そういうことで効力感を失うことはないってことなんですかね.

 でも,スポーツや将棋のように人間同士を戦わせてエンターテインメントにすることはできないので,人間よりシーケンサーの方が上手ければ,ピアニストという商売は,厳しくなる,つまり,ポリーニあたりが最後の「世界のピアニスト」になるということでしょうか(まあでも,ユジャ・ワンとかが拍手喝采を受けてるのを見ると,もうしばらくは,大丈夫なんですかね).

 ただ,現状,いろんなシーケンサーの演奏はありますが,まだまだ人間の表現力に及んでないのは事実で,でも,もう少し時間はかかるかもしれませんが,意外とできるような感じはするんですよね.でも,そういうのが,現状,AIはまだ無理としても,手作業的なことで,全然出てこないのは,どういうことなんですかね.まだ,恐ろしく手間がかかる?

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[たかが舗道の拡幅工事に]
(世の中)

 宿舎横の舗道の拡幅工事ですが,3月で終了予定のところ,何と7月までかかることになったとのことで,造成工事も必要とは言え,たかが数10mの舗道を広げるのに何と半年以上もかかることになりました.ていうか,最近,全然,工事してないし.

 能登半島地震とか万博の影響もあるとは思うのですが,おそらく,とにかく人手が足りないってことなんでしょうが,何度か書いてるように,これからこんな感じのことがどんどん起こっていくんでしょうね.でも,だったら,舗道に人が溢れるほど人通りが多いわけでもないし,わざわざ造成までして,舗道の拡幅自体,せんでもええやろと思いますけどね.

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