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4/1'15
[新年度, 新体制]
(大学)

 新年度ですね.と言っても,この日を境に何かが変わるわけではありません.でも,研究室の方は新体制というか,これまでとやり方を変えることにしました.ここ数年は,毎週何時間もかけて全員でプレゼンとディスカッションをしていました.昔は,一人ずつ私の部屋に来て報告やアドバイスをしていたのですが,それ以外の学生にとっても,汎用的で有意義なアドバイスがたくさんあるので,じゃあ,報告やディスカッションを全員集まって,みんなの前でやればいいと思ったからです.

 でも,週一でプレゼンというと,かなりの高頻度という感じがしますが,逆に週1回しか報告や相談がないのは,とても低頻度です.ということで,いつでも,それこそ毎日でも1日何回でも相談や報告に来ていいよ,ということにしました.もちろん,これまでもいつでも相談に来ていいよと言っていたのですが,研究室会議が週一だとどうしても報告と相談も週一になってしまう学生が多いんですよ.

 要は,昔に戻ったということですが,そうすると,どんどん相談に来る学生とそうでもない学生に分かれてくるのですが,まあそれはしょうがないでしょう.

 何度も同じことを書きますが,最先端の研究テーマを通して,考える力,自分で何とかする力を身につける絶好の機会が与えられてるわけで,でも,それを活かすか活かさないかは,最終的には自分自身の問題です.もちろん,活かさないとしても,最低限,卒業,修了できるレベルに到達しなければ,卒業,修了できないのは,言うまでもありませんが.

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01b
[目的なんか要らない]
(生き方)

 何のために,って考えますよね? 何のために勉強するのか,練習するのか,研究するのか,とか.でも,例えば,大学に入るために勉強するんだったら,じゃあ,何のために大学に入るのか,って突き詰めて考えると,結局,わからなくなりますよね.究極的には,何のために生きているのか,ということに答えはない,即ち,人生に目的はないわけですからね(と既に書きました).そして,これは哲学の世界では既に常識です.

 だとすると,どうしますか? 多くの人は,そんなこと考えないようにしてるんでしょうが,それでは,いつか必ず行き詰まるでしょうし,気づいちゃったら,考えないってわけには行きませんよね.

 じゃあ,どうしたらいいか,ですが,目的なんか要らない,ってのがいいでしょう.つまり,勉強するのは,勉強するのが楽しいから勉強するわけで,目的は要らない,練習するのも研究するのも同じです.つまり,それそのものを楽しむってことですね.そうすることが結果的に大きな成果を上げるわけですし(だって,楽しけりゃがんがんやりますからね),第一,生きてて楽しいでしょう.

 例えば,ここ数日,優待取りについてちょっと調べてるんですが,何のためにやってるかと言うと,それで優待が取れてお金の節約になるということが目的なんじゃなくて(だって,そんなせこせこやらなくてもいいくらいの給料はもらってますから),調べるのが単に楽しくて面白いんですよ.ピアノとかスキーとかバドミントンより遥かに下手なゴルフやろうと思うのだってそうです.

 つまり,何でもいいから,楽しいことや面白いことがあれば,生きて行けるってことで(楽しいことが全くなくなったら,心の病気ですが,病気ということは治療すれば治るということでもあります),それには,楽しめることを探さないといけないし,楽しむのにもそれなりの労力はかかります.でも,そういうことも含めて何でも楽しんだらいいんじゃないですかね.人生所詮退屈しのぎですから,あんまり真剣に考えなくてもいいでしょう.

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4/2'15
[]
(経日)

 今日は上げてるみたいですが,またちょっと流れが変わってきました.

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02b
[目的がないという意味では]
(生き方)

 目的がないという意味では,結局何でもそうなわけで,仕事するのだって,(私の場合は)生活費を稼ぐためではないし,仕事以外にやってることもピアノやスキーやバドミントンやゴルフが上手くなるのが目的なのではなく,上手くなりたいと思って,いろいろ創意工夫するのが楽しいわけで,相場を張るのでさえ,お金を得るためではないことも,再三書いて来た通りです.

 そして,究極的には,生き方,即ち,自分や自分の周りも含めてどうやって気分よく生きて行けばいいかについて考えること,そして,その過程をこのサイトに書くことも,気分よく生きて行くことが目的というよりは,そういうことを考えるのが面白いということなんでしょう.

 つまり,やりたい,やるべきと思うことをやれるって状況をいかに作るかが(私にとっては)重要なわけですが,それさえも創意工夫して楽しむ対象なわけです.

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4/3'15
[]
(野球)

 開幕から5連勝と絶好調だったライオンズですが,遂に連勝が止まりました.テレ玉入るんで(^^;,ご飯食べながら見てたんですが,前半リードしながら中継ぎが打たれてひっくり返されるという去年何度も見た負けパターンでした.

 でもそういうときって,メヒアがちょっとした守りのミスをしたり,どーでもいいところで工藤監督がしつこく抗議をして流れを変えようとしたり,びみょーな流れの変化があるだなーと見てて思いました.

 でも連勝はいつか止まるんで,問題はこれからですね.

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4/4'15
[行動範囲が広がる]
(生活)

 優待取りですが,ざっと数えただけですが,一つの店に行くのは年間20回以下(2〜3週間に1回以下),車で10〜15分くらいで行ける店に限定したとしても,これでほぼ昼,夜は,カバーできるみたいです.金額にすると50万くらいは行きそうです,ちょっとびっくりですね.問題はじゃあどうするか,でしょうか.

 もちろん,昼夜全て外食(中には,弁当屋や総菜屋のような中食もあるが)は嫌ですし,昼は忙しくて,学食で済ますことも多いでしょうから,現実的にはありえませんが,「知ってしまった」以上,目の前にぶら下がってる50万をみすみす見逃すのは,なかなか難しそうです.結局は「お金の問題」なんですかねー.

 例えば,ライオンズ戦の話ですが,テレ玉が入ることがわかって,だったら,観られるときは時々観ようか,という気にはなりますが,お金を払えば,全試合を最後まで観られるサービスもあるので,そうすることもできるわけで,でも,だったらいいやと思うってことは,そこまでして観たいとは思ってないってことですよね.

 優待取りににしても,何千円も払って外でちょっと旨いもん食べようとは思わないけど,只なら食べてもいいかとは思うわけです.そうすると,やっぱり,「結局はお金の問題」という気もしてくるのですが,そうでもない要素もあります.

 それは,行動範囲が広がる,ってことですかね.只につられて,のこのこ出かけていくわけですが,結果的にそれでいろんなところに行くわけで,例えば,スキーやゴルフ行くのめんどくせーなーと思っていても,有効期限付きの只券があったら,ちょっと頑張って行くかもしれないし,結果として,行動的になって,人生が少し豊かになるかもしれません.テレ玉が入るんなら時々ライオンズ戦を観るってのも,(人生の)楽しみが一つ増えたと言えるでしょう.

 つまり,お金の問題というよりは,ちょっと大袈裟に言うと,「そういうこと」を利用して,少しでも人生を楽しくしちゃおう,ってことですかね.

 もちろん,ここまで来ると管理するのはそれなりの労力を要するでしょうが,そういうのも楽しんじゃえばいいわけで,でも,苦痛にならない程度に,やりたいと思える範囲,できる範囲でやればいいんでしょう.

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04b
[]
(生き方)

 目的なんかなくても楽しい,面白いって,どういうことでしょうね? 少なくとも私の場合は,単に楽しいというのとは違います.じゃあ,なんで楽しい,面白いって思うかと言うと,瞬間瞬間に発見とか(ちょっとした)感動とか快感とか達成感とかがあることに気づかされます.

 つまり,そういうことを得るのが「目的」ということになると「目的がある」ということになってしまいます.まあでも,これは言葉での議論の限界ですね(目的という言葉の限界).

 やる気を全て報酬で説明する人がいるんですけど,この場合も同じですね.つまり,内的熟達,つまり,やることによって感じる快感や達成感も報酬と言ってしまうとやる気三要素を3つに分ける意味がなくなってしまいます.

 でも,話を目的に戻すと,目的があるとかないとかは別にどーでもよくて,要は,自分がどういうことに(狭義の)目的がなくても発見や感動や快感や達成感を感じるかを考えて,(できるだけ)そういうことができるようにすれば,楽しく充実した人生が送れるということでしょう.

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4/8'15
[東大合格者ランキング]
(世の中)

 インターネットでつらつら記事を読んでいたら,藩校時代からの伝統校が紹介してあって,修猷館が取り上げられていました.それで,今年度は東大合格者数で躍進と書いてあったので,調べてみたんですが,まずヒットしたのがこのサイトなんですが,行けども行けども出てきません.で,よく見ると,「※取材申込にご協力いただいた学校様のみを掲載した○○独自のランキングです。」とあります.そんながさつなやり方で堂々と「独自のランキング」と言い切るのもすごいですね.

 で,ちゃんともれなく?調べたのは,ここですかね?(どこかで見たグラフ).これを見ると,修猷は21人なんで,昔からこんなもんだと思いますから,別に躍進でも何でもないでしょう.でも前年順位が(-)となってますから,ここ数年が悲惨だったということですかね.

 

 ランキング自体は,このとき勉強(^^;したので,新興勢力も一通り把握?してますが,当時と比べてもかなり変化がありますね.びっくりしたのは,ラサールとか筑波大付属の凋落ぶりでしょうか.この辺の順位は,10人20人変動すれば,ランキングは相当変わりますが,それにしても昔からすると激減ですね.

 今,気づいたんですが,武蔵(確かM田の出身校)も相当減らしてますね.以前からそうです.私の頃は,開成,麻布,武蔵が私立の御三家と言われてました.数的には,武蔵は,昔から少ないんですが,全体の学生数も少ないので率的には,開成と同格と言われてました(開成は合格者数も多いが全体の学生数も多い.そうそう,そういう話をきいたのは,確かK野だったと思いますが,彼の出身校の駒場東邦めっちゃ躍進してますね.開成,筑波大駒場,灘,麻布の一角に食い込んだらすごいんじゃないですかね?).

 そういう意味では,やっぱり灘がすごいらしいです.実際,私の周りに灘出身者はごろごろいますが,開成出身者は,そんなにいません(K研にいらしたN田先生,Q大のK野先生とS玉大のI下さんくらいかなあ).

 話を武蔵に戻すと,武蔵は,東大合格者数は減らしてるけど,勉強なんかよりもっと大事なことを教育していて,東大合格者数なんか目もくれないということはきいたことはあります.だから,東大合格者ランキングは,あくまで,東大合格者ランキングに過ぎないわけです.

 で,今週の月曜から夜更かしで,東大生にどこ出身かときくと,必ずみんな出身高校を答える,どこの高校出身かが彼らにとってはとても重要と言ってましたが,そうなんですかね? 私の時は別にそんなこと気にしたこともなかったですけど.つーか,同じ入るんなら,超進学校行って高校のおかげで入ったと思われるより,何もしてくれないふつーの県立高校で自分で勉強して入ったって方が格好いいじゃないですか(でも実態は,超進学校もほとんど何もしてくれない).

 この番組は,ニッチでちょっと知的なことを取り上げていて,それがマツコさんにはまっててちょっと面白いのですが,最近人気が出てきて,一方で,ネタはだんだん尽きてきますから,そうすると,情報を「盛る」ということがよく行われるので,そろそろ気をつけた方がいいですね.

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08b
[]
(野球)

 ライオンズのその後ですが,ソフトバンクに負け越し,7連勝と好調の日ハムに連敗して,6勝4敗で2位という状況です.まー去年のこととか戦力とか考えたら上出来なんですが,調子がよくて連勝してるときって実は難しいですよね.気持ち的には,調子がいいときに頑張って貯金しとこうと思うと思うのですが,143試合(今年の数字.コロコロ変わる)という長丁場でより高い勝率を上げたチームが優勝ですから,ペース配分も大事で,いいときに頑張り過ぎると調子を落として連敗ってことがよくあります.

 でも,選手は出た試合では全力でプレーする(はず)でしょうから,マネージメントするべきなのは,監督,コーチサイドかもしれません.

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08c
[見かけの数字]
(経済, 世の中)

 2年で2%の物価上昇と言っていた日銀ですが,結局,消費税増税分を差し引くと物価上昇率0%という有様です.原油安の影響が大きいと思うのですが,そもそも何のための2年で2%の物価上昇なんですか? 景気がよくなって経済が回るってことが本来の目標なわけでしょう? だったら,原油安は景気にプラスなわけですから,そんな見かけの数字に拘る必要はないんじゃないですか?

 でも,日銀自らわかりやすく?「2年で2%の物価上昇」と言ってしまったわけですから,自分で焦点をずらしてしまったわけで,まさに自分で自分の首を絞めたようなもんですね.

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08d
[不調]
(生き方)

 ペース配分ですが,生きて行く上で,超短期から超長期までいろんなサイクルがあります.一番長い周期は,一山,即ち,どこかでピークを迎えて,徐々にペースダウンしていくということなんですが,50がそのピークだったとは既に何度か書きました.

 その次の周期というと,振動学的(^^;には,その1/3くらいってことになるんですが,そうすると10年ごとに好調と不調が入れ替わる20年周期ってことになります.10年周期(正確には20年周期)については,既に何度か書きましたが,振り返るとまさにそうでした.

 10代は,中二のときのように一時的に好調のときもありましたが,概してずっと不調でした.最後のとどめは,高二の冬に父親が亡くなって,やる気をなくして大学受験に失敗し,浪人して大学に入るもやりたいことを見失いました.

 でも,20代は,建築構造という分野を見つけて進振りで建築に行ってから事態は好転し,研究室時代を経て就職するまでも好調だったと思います.でも,就職してしばらくしてからの30代は,再びやることがわからなくなって不調になり,でも,1999年台湾集集地震をきっかけにやることを見つけて邁進?した40代は,好調でした.

 そして,50になって,実質人生が終わったと思って,また不調になりました.つまり,これまでの経験から行くと,50代は不調ということになります.問題はここからです.

 つまり,不調のときどうするか,ってことです.振り返れば,不調の10代も30代もただ悶々と過ごしていたわけではなく,不調は不調なりの過ごし方はしていましたし,少なくとも(後から見て結果的にですが)「次に繋がる」ことはできていたと思います.

 ですから,不調の50代(と決まったわけではないが)も,そういう中でそれなりの過ごし方をしていけばいいんだと思います.

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4/9'15
[結果ではなく]
(生き方)

 不調というのは,結果ではなく,そういう波は必ずあるので,そういう中でベストを尽くす,というとちょっとくさい表現ですが,できる範囲でできることをやる,そして,やるべきことはしっかりやるということでしょう.そうすれば,「不調」でも,最低限やるべきことさえやってれば,結果は,別に不調でもなんでもないわけで,今の私というのはそうなんだと思います.

 でも10代の頃は,結果が不調でしたし,30代のときもかなり危うい場面もありました.それでそこで終わることがなく,なんとかここまでやってこれたのは,ラッキーだったんでしょうが,そこのところのぎりぎりのマネージメントが何とかできてたんでしょう.

 そして,50代も何とかうまく切り抜けるというか,これまでの経験やずっといろいろ考えていることを活かして,(歳をとって衰えて来たということも含めて)「不調」の中でこれまで以上に不調以上の好調とも言える結果を残したいと思っています.

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09b
[還暦]
(生き方)

 気づいた人は気づいたと思いますが,50がピークの一山は,周期で言えば,200年周期です.ですから,それを1次周期とすると,2次周期は60年,つまり,20年は,3次周期ということになりますね.

 じゃあ,2次周期の60年なんですが,まさに還暦なわけで,スタートに戻るというのはそういうことなんでしょうか(うまく辻褄が合いすぎ?).

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09c
[放送事故?]
(芸能)

 研究室で飲んだとき,学生が言ってたんですが,昨年の10月頃,「剛力彩芽がMステで放送事故」,要は,全然音程がとれずサビで口パクになったということだったんですが,ネットでも結構話題になったらしく,動画をあげては事務所が必死で削除ということで,なかなか見られなかったらしいのですが,ほとぼりがさめた?ということで,ようやく見られました(ていうか,今思い出して検索してみたらなかなか見つからなかったってだけですけど).

 

 まー確かにひどいですが,想像してたより全然大したことなかったです.昔はこんなの当たり前でしたからねー.

 私が小学生くらいのときは,西城秀樹,郷ひろみ,天地真理といった人達が全盛期で彼らはちゃんと歌ってました.でも,私が思うに「ある人」の出現を境に,歌は下手でもかわいけりゃ(かっこよけりゃ)いいということが容認されるようになります.その後,田原俊彦,近藤真彦や小泉今日子といった歌が下手なアイドルが全盛期を迎えるのですが,その走りだったと思うのが,浅田美代子です.

 そのとき,学生にも「紹介」したんですが,「浅田美代子 赤い風船」で検索してみてください.田原俊彦の「現役時代」を知らない人も多いと思いますので,彼の場合は,「ハッとしてGood」が「いい」ですかね.

 昔はよかったと言う人も多いですが,ほんとにひどい時代だったと思います.こういうのがゴールデンでばんばんテレビで流れて視聴率を何十%も獲ってたんですからね.

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4/10'15
[今まで見たことない風景]
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 新学期が始まり,今日は,振動学特論の初回で,1,2限だったので,いつもより大分早く出かけました.例年,この時期は,バスとかめちゃ混みなので,車で行っていたのですが,今日は,時間に余裕があったので(大分早めに)バスで行ったのですが...

 つくばセンターが今まで見たことない風景でした.とにかくものすごい人で,あちこちで高校とか研究所に行くバスを待つ人だかりができてますし,行き交う人の数も私が普段見ている様子とは全く違います.こんな状況,今まで見たことがありません.まるでどこか違う街に来たような感じでした.

 TXが開業してもう大分経つのですが,電車でつくばに通う人は確実に増えてきていて,現在の状況がこういうことということなのでしょう.ていうか,私は,いつもは活動開始時間がもう少し遅くて,今までそういうことに全然気づかなかったわけで,皆さん朝早くからご苦労様です,って感じですかね.

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10b
[]
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 東大生が出身高校がどこかを気にするってことなんですが,東京の高校出身だとそういうこと,あるかもしれませんね.というのは,東大合格者を出す高校もたくさんあって,その中でランキングみたいのもありますからね.つまり,中学,あるいは,高校受験のときにどこに受かったか,つまり,その時点での「格差」があからさまになるわけです.

 確か,少なくとも私の時は,受験日というか合格発表があるのは,私立では開成が最初で,そこで開成に受かれば開成に行くし,落ちれば,その次のランクの学校に,みたいな感じだったと思います.関西だと,灘か灘じゃないか,ってとこでしょうか(でもどうなんですかね? 確かに東京の私立の中ではランキングみたいのはありますが,高い授業料払って私立行くくらいなら都立から東大行ってやるぜ,みたいな学生も結構いるんじゃないかと思いますけど).

 一方,地方だと基本的に地元のNo.1の県立高校しかないわけで,ってことは,格差も産まれないわけです.例えば,福岡だと東大に行こうと思うんだったら,地元には,(私の学区だと)修猷館しかありませんでした.ちょっと足を伸ばせば,久留米付設,もっと足を伸ばせば,ラサールはあったんですが,寮生活になるし,成績がいい学生はみんなそっちに行くってわけじゃなかったです.

 ていうか,既に書きましたが,少なくとも中学校時代の学校(西南)や進学塾(森田)で私の周りにいたのは,東大というより,医学部志望ばっかりで,そういう学生は,久留米付設やラサールに行ってました.ですから,ラサールも東大合格者数は減らしても医学部合格者はいっぱいいるんじゃないですかね.旧帝大の医学部だと偏差値は,東大の理Iと変わりませんから,学力的には,そんなに変わらないのかもしれません.

 でもどうなんですかね? 確かにお医者さんは大事で必要な職業ですが,成績がよければ医学部に,というのは,どうかと思います(と既に書きました).東大行って,官僚になったり研究者になったり一流企業に就職するより医者の方がっていうのは,ある意味,名を捨てて実を獲る?みたいな感じもしますが,医者ってとても特殊な職業で,そういうことの延長線上にあるものじゃないと思うんですよね.

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10c
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(経日)

 日経平均が15年ぶりに2万円突破!という報道です(でも,朝方寄付直後の一瞬のことでしたけどね).2万円は通過点とか楽観的なコメントが多いですが,どうなんですかね? ここから上に行くか,下に行くかの境目というか岐路に来てる気がしますけどね.ちなみに今のポジションは,ほぼ中立,若干の売りといったところです.

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 GPIFとか日銀とか公的機関が買い支えるから日本株は下がらないというコメントです.でもそれがほんとだとしたら,みんな買いますよね.そして,みんな買うのなら,株価はどんどん上がり続けるわけで,でも実際はそうはなっていません(朝方,2万円を越えたのは一瞬だけ).

 つまり,そんな単純な話なら,誰でも勝てるわけで,でも誰でも勝てるということは,(ゼロサムなので)ありえないので,そもそも論理的に間違っているということになります.

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4/11'15
[不調でもなんでもない]
(生き方)

 不調とか何とか言ってますが,不調でもなんでもないんだと思います.そもそも不調というのは,何か基準があるわけで,それに対して不調と言ってるわけですよね.でも,20のときに100mを11秒台で走れたからと言って,50を過ぎても同じタイムで走れると思ってるのがどうかしてます.と書いて気づいたんですが,やっぱり,ちゃんと体さえ整えば,それに近いタイムで走れるとどこかで思ってる節があるわけで,ほんと悪い癖というか,どうかしてると思います.

 逆に言えば,そういう客観的に見て当たり前のことを素直に受け入れられれば,別に不調でもなんでもないわけです.つまり,無理せず,現状でできることをやればいいわけで,それならできるし,実際ちゃんとやってるわけで,だったらやっぱり不調でもなんでもないわけです.

 そして,そういうことを受け入れられるか,ですが,やはり,もう充分やってきたと思えることが必要です.そういう意味では,そう思えるので,それはよかったと思います.逆にそう思えなければ,苦しいでしょうから,何度も同じことを書きますが,ここまで頑張って来て(と言っても,実態はやりたいことをやってきただけですけど)よかったなー,危なかったなーと思うわけです.

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11b
[オンとオフ]
(生き方)

 ですから,もう無理しないで,できることをできる範囲でやる,でいいと思うのですが,それでもやはりオンとオフは必要です.それは,定年で仕事をやめた後もそうです.リタイアした後,おかしくなる人が多いのは,急にオンがなくなって,オフばかりになるからで,やること探しというのは,オンで何をやるのか探しなわけです.

 オンというのは,何度かこのサイトで書いてる「やらねばならないこと」です.仕事があるうちは仕事でいいですが,リタイアした後は,それに代わるものが必要です.趣味とかのんびり旅行するとかはオフなのでだめです.面倒でもやらなくてはいけないことが必要なのです.だって,オンがあってこそのオフなので,オフだけならそれはもはやオフではないからです.

 ここ数年で開拓?した身の回りのことをやることはまさにそうですね.ピアノを弾いたり,スキーとかゴルフに出かけていくのがちょっと面倒と感じるのなら,少しはオン的な要素があるのかもしれません.優待取りのようなしょーもないこともちょっと面倒で,行動範囲を広げる効果もあるわけで,そういうちょっとしたことを積み重ねてもいいでしょう.

 そして,定年に向かって,オンの割合を徐々に減らして行って,定年の時にソフトランディングさせることができれば理想なんでしょう.仕事を減らすのはなかなか難しそうですが,定年後にオンでやることを積み重ねていけば,逆に連続的に繋がることになります.

 つまり,ある程度面倒と思っても,無理しない範囲でそのハードルを越えることも必要ということですね.そして,そのハードルの高さを徐々に下げていくことをどれだけうまくマネージメントできるか,でしょうか.

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11c
[目的を作る]
(生き方)

 芸能人の誰かが,家族や子供がいるから頑張れる,借金して大きな家を建てたから,借金返すために頑張らなきゃいけない,もし自分一人っだったら,六畳一間で充分,そうやって自分を追い込んだ方が頑張れると言ってました.まあわかるんですが,じゃあ,彼は,何のために仕事をしてるんですかね? 家族を養ったり家の借金を返すため,つまり,お金のために働いてるんでしょうか? 仕事が楽しいんじゃないですか?

 そういう風に「目的を作る」としんどくなると私は思います.しんどいのがいいという人もいるんでしょうが,私はやりたくないことはやっぱりやりたくないですね.

 一見すると,すぐ上で書いたことと矛盾するように見えますが,要は,「程度問題」ということでしょうか.とか言うと,プロトタイプな感じがしますが,結局は,そこのところのマネージメントなんだと思います.

 若いときは,多少無理しても大丈夫ですし,それ以上に限界を越えるくらいやらないと何事も成し遂げることはできないでしょう.でも,そういうことが徐々にではなく,ある日を境に突然変わるわけです.そして,変わったら,今度は徐々にマネージメントする必要があるわけで,そこのところが何とも絶妙な加減が必要で,難しいんだと思います(感覚的な表現).

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4/12'15
[アパートとかマンション]
(生活)

 昨日のケータイ大喜利でアパートの隣人というネタをやってたんですが,そう言えば,私っていわゆるアパートとかマンションとかに住んだことがないことに気づきました.大学に入って東京に来るまではずっと一軒家ですし,大学に入ったときは,駒場の一軒家の一室を借りてましたし,4年の冬に引っ越した(授業は3年から本郷だが,バドミントン部の練習が駒場であるので4年の冬まで千代田線で通った)ところは,アパートではあったんですが,1つアパートを通り過ぎた奥にある二部屋くらいしかない変なところでした(そのときの様子をまだよく夢で見る).

 大学院時代,そして,地震研に就職してからもそこに住み続け,バークレーに行くときに,ようやく引き払いました.バークレーでは,一軒家でしたし,帰ってきてからは,西片(本郷の北の隣)の一軒家の1階を丸ごと借りてました.そして,つくばに来てからは,一軒家が2つくっついた官舎に住んでいて,隣の人はほとんどいません.

 で,思ったんですが,私って,アパートとかマンションとかのすぐ隣に知らない人が住んでる状況って,だめかもしんないです.ピアノを置いてるってこともありますね.そう言えば,これまでずっとアパートとかマンションに住んでなかったのもピアノを置けるところという条件で探したからかもしれません.

 何が言いたいかと言うと,今の官舎に住めるうちは住むと思いますが,どこかに移籍するか定年になれば出て行かないといけないわけで,だとすると次に住むところも一軒家(もどき)になるわけで,お金の使い途がない私ですが,そういうところには,お金をかけられると思った,ということです.

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12b
[国際化]
(世の中)

 ケータイ大喜利で思い出したんですが,この放送って世界でされていて,外国からのご投稿をお待ちしていますと言っていて,投稿があるとこの番組も国際的になりましたねー,と言ってます.でも,投稿してる人って多分外国に住む日本人ですよね.それって国際化ってことですか?

 そういう「なんちゃって」国際化って結構ありますよね.日本では一番の東大(とか言うと京大が噛みつきそうだが)も世界の大学ランキングは20位くらいだそうで,別にそんなのほっときゃいいやんと思うのですが,低迷してる大きな理由は,国際化を示す指標が低いことで,東大はランキングを上げるための国際化に躍起なんだそうです(ほんとしょぼいな).

 要は,英語でも授業を受けられるようにして多くの留学生に来て欲しいということなんですが,ほんとは,その分野で世界一になれば,日本語を勉強してでも学びに来たいと思うはずですよね(と既に書きました).ですから,本来的にそこを目指すべきはずですが,世の中に迎合して,手っ取り早い「安易」な方法をとってるってだけの話でしょう.

 まー,実際のところは,しょーがないと思うので,何度も書いているように,大学の上層部に入って,そういう本質的でない,社会全体ではなく非常にローカルにその大学をどうするか,ってことには,やっぱり関わりたくないってことでしょうか.

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12c
[田舎暮らし]
(生活)

 ついこの間までは,東京のど真ん中に住みたいと思っていたのですが,新生活を始めたり,食べ物の問題とかを考え始めたりして,自給自足とまでは行かなくても田舎暮らしというのもありかなとも思い始めました.でも,田舎って地域というか人との繋がりが過剰でめんどくさいですよね.そういうのが嫌で都会に住む人もいると思います.

 でも,都会は都会でいろいろ問題もある.つまり,双方がもつメリットを享受できるところというのが一つのポイントになるかもしれません.まー適度に田舎で適度に都会ってことでしょうが,うまくそういうところを見つけられたらいいなと思います.感触的には,東京郊外だと思うのですが,意外ともっと田舎(つくばより田舎)かもしれません.

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12d
[目的化することはなかった]
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 これ関係の話なんですが,別に大した話じゃないんですが,自分が小学生とか中学生だった頃,どうだったかなあと考えたらいろいろ思い出してきたので,一応書いておこうと思います.

 私は生まれは,福岡県大牟田市というところなんですが,父が福岡大学に移籍したこともあって,小学校2年のとき福岡市に家を建てて引っ越して来ました.学校は,七隈小学校という普通の小学校で,母親が小学校の先生をしていて,いわゆる教育ママだった(んだと思います)ので,それなりに勉強はしていた(させられていた)と思います.

 でも,成績はよかったと思いますが,クラスでダントツとかいうことはなかったです.でも中学は,地元の中学がかなり荒れていたこともあって,私立に行くことが何となく想定されてました.どうやらラサールという中学が鹿児島にあるらしく,そこに頑張って行きなさいというようなことも言われてました.

 確か小学校5年生のときに森田修学館という当時は福岡市内の優秀な生徒が集まる塾にも行きましたが,あまりぱっとしませんでしたね.結局,ラサールを受けることもなく,西南学院という私立の男子校に受かって行くことになります.福岡教育大付属(いわゆる附中)には試験は受かりましたが抽選で落ちました.つまり,地元の公立中学から「脱出」するには,自宅から通える範囲には,附中か西南しか選択肢がなかったことになります.

 その後,西南から高校は修猷館に行くのですが(西南は,高校も大学もあるのですが,当時は上位者はみんな修猷に行きました),もし東京だったらどうなのかなと考えました.もし東京だったら,中学受験で,開成とか麻布とかの中高一貫校に入るか入らないかは,かなりな分かれ目なわけで,東京とはやっぱり全然違うなーと思うのです.

 でも,何度か書いていますが,私がいた小学校は,中学受験する奴なんてごく僅かでしたし,そもそも将来東大に行くとか,そんなこととても大それて言える雰囲気じゃなかったです.せいぜい近所に修猷館を受けられるかもしんないというくらいの生徒がいるとそれだけで噂になるくらいのレベルでした.それは,福岡市内の優秀な生徒が集まる塾でも同じで,周りはみんな医学部志望でした(医者の息子が多かったということもありますが).

 でも,東京だと,少なくとも開成とか麻布とか筑駒を受けるってことは,将来東大に行くことを想定してるわけですよね.そのあまりの違いに今思えば愕然とします.喩えて言えば,例えば,バドミントンをやっていて,すげー強くて,福岡で優勝したとしてもそれで終わりで全国大会はない,みたいな感じでしょうか.もちろん,私は福岡で優勝するというレベルにも程遠かったと思うのですが,そもそもそういうものがなかったので,目指すこともなかったということもあると思います.

 ですから,こうやってここまで行ったらこうなるとか,上の方のイメージが湧かないというか,例えば,野球やってる子がプロ野球選手になりたいとかスポーツやってる子がオリンピックに出たいとか,そういう将来に対する夢みたいなものが全く描けなかったですね.

 でも,逆にそれがよかったような感じもします.東大に受かるためには,そして,そのためにどこそこの中学や高校に入るためには,とか考えずに,ただ,何となく勉強してただけでしたが,あんまりぱっとしない一方で,そういう勉強といったものを目的化することはなかったと思います.

 結果的には,既にこのサイトで書きましたが,ほんと大したことはしてないのに,当時の私からすると,全く想像もできないところまで来られたと(勝手に自分では)思っていて,それはほんとに不思議です.

 でも,そういうの自体,最初から別に気にしてないわけで,更に言えば,もうそういうこと自体,もう勝手に卒業しちゃいましたから,もうほんとどーでもいいことなんですけどね(あと10年,学生達と楽しく研究して行ければそれで充分).

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4/13'15
[PKO]
(経済)

 PKOって憶えてますか? もともとは,平和維持活動(peace keeping operation)のことだったんですが,これをもじって日本でバブルが崩壊したときに政府が必死こいて買い支えたことをPKO(price keeping operation)と呼んでいました.同じようなことは,リーマンショック前のアメリカでも行われました.でも,その結果どうなったかは...

 ですから,日銀とかGPIFが買い支えるから相場は崩れない,なんてーことはありえないわけで,そういうことをするとむしろ健全な市場形成が損なわれ,あとから来る反動はものすごいことになるのは,日本のバブルの崩壊やリーマンショックを見れば明らかでしょう.

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13b
[あと2年半]
(生活)

 とか書いていたら,今の官舎あと2年半(H29年9月末まで)しか住めないそうです(古くて取り壊しになるらしい.そー言えば,誰か言っていたよーな気がする).今住んでる官舎って古いんですが,格安だしこれで充分だったんですが,まーしょうがないですね.でも「何かを変える」いい機会とも言えるでしょう(出て行けということなら出て行くときに入居時の状態に修復するのに○十万もとられる(と言っても月割りにすると千円くらいのもんなんだが)というのは免れるでしょうし).

 例えば,今は,とにかく大学で過ごすことが生活の中心ですが,定年でいきなりハードランディングとならないように,家で過ごす時間を少しずつでも増やして,定年後の生活に徐々にソフトランディングしていくこともできればいいなと思ったんですが,それはやっぱりちょっと難しいかなあ.

 そもそも,どこかに移籍するという話があるのなら,それはそれで問題ありません(でももうよほどのことがない限り,それはないかなあ).このまま筑波大にいるとしてもいろいろ選択肢はあります.1つは,東京に住むということです.でも,数年前までならそういうこともあったでしょうが,それも今はもうないかな.とにかく大学での仕事がどんどん増えてきていて,そうするとやっぱり大学の近くが便利ですし,新生活が始まったりして,街中に住みたいと思わなくなったこともあります.

 そうすると,つくば市内でどういうところに住むのか,また官舎に住めるのか,住めないとすると逆に選択肢が広がって,大学の近くに住むのか,つくばセンターの近くにするのか,少し田舎もありか,とか,いろいろ考え始めたのですが,ここ数年の大きな考え方の変化を考えると,2年半後どう思ってるかなんてわかりませんね.

 ということで,2年くらいかけてゆっくり引越の準備をしながら(私の理想は,いつでも引っ越しできる状態ということなんですが,実情はそれに程遠いので,これを機会にそういう状態にもっていく),どうするか考えて行く,ということでしょうか.

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4/14'15
[そういう歳]
(スポーツ)

 昨日の帰りのバスで同じ専攻のM田A先生といっしょになって,いろいろ話をしたんですが,彼って,家から大学まで毎日往復何10kmもスポーツ自転車で通ってたり,テニスは県大会に出たりしていて,かなりのスポーツマンなんですが,最近どうですか,ときいたら,最近ちょっとしんどいとのことでした.めっちゃわかるというか,彼って,今,40代半ばなんですが,そのくらいの歳ってそういう時期なんですよ.

 このサイトで度々書いてきましたが,私もそのくらいのとき,相当しんどくなりました.何がしんどいって,きつい練習やトレーニングすることじゃなくて,そういうことをしてもただ疲れるだけで,全く効果が感じられなくなるってことなんですよ.M田A先生も同じことを言っておられて,やっぱそういう歳なんだと思った次第です.

 問題は,だったらどうするかなんですが,練習やトレーニングしても上手くも強くもならないのなら,歳をとって要介護にならないように,できるだけ体を痛めずに,競技力の低下をできるだけ防いでスポーツを楽しむ,となりそうですが,スポーツの最大の面白さは,練習やトレーニングをすることで上手くなったり強くなったりすることですから,そんなんじゃ(私は)つまらないとは再三書いて来ました.

 そうすると,例えば,バドミントンのような非常に運動負荷が高いものから,そうでもないものに種目変更をする,というのは考えられて,M田A先生は,山登りにはまってるそうです.私がゴルフを始めたのもそういう側面もあります.でも,少なくともゴルフは,私にとってまだ運動負荷が低すぎます(でも,将来はちょうどよくなるだろうし,その時に備えて,今からやっておくというのはある).

 ということで(今は怪我してるのでそれこそゴルフくらいしかできませんが),バドミントンほどではなくても,ゴルフよりもっと運動負荷が高いものはないか,とずっと考えてるわけです.でもこれがなかなかないんですよねー.もちろん,自分のペースで走ったり泳いだりならできるんでしょうが,私がそういうことをするのは,バドミントンの競技力向上が目的ですから,それそのものにあまり効力感は感じられません.

 1つ考えられるのは,バドミントンを運動負荷を落としたような形で何とかできないか,ということです.これはちょっと考えていることがあって,やってみなければわかりませんが,今はとにかく養生するしかないですが,回復したら試しにやってみようとは思ってます.

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4/15'15
[時間の問題]
(生き方)

 何かの番組でNMB48(兼AKB48)の山本彩さんが,幼稚園の時から寝る前に必ず死ぬことを考える,と言ってました.自分が死ぬことだけでなく,太陽が膨張して地球がなくなって人類もいなくなり,太陽も,そして,宇宙もいずれなくなると考えると,と言ったところでフットの後藤さんに早よ寝ろや,と突っ込まれてましたが,AKBみたいなところにもそういうちゃんとした人もいるんだなと思ってほっとしましたし,彼女のこともちょっと好きになりました.

 番組は,そういうことを面白おかしく「心の闇」と言ってましたが,というか,まさに心の闇なんですが,そういうことを考えることは,ある意味,とてもまともなことだと私は思います.ですから,それを素直に受け入れて,生きて行って欲しいですね.

 死ぬこと,人生が終わることは,本能的には(生き物は生きる本能があるので)ネガティブ(負)に捉えがちですが,実際には,正負両面あると,既に何度も書いてきました.プログラム的にも人類繁栄的には50年が耐用年限なので,50を過ぎれば,大丈夫になるというか,そう思えるように,50まで(安心して)とにかく頑張りましょう,とも書きました.

 そもそも,人生に終わりがあることも,宇宙に終わりがあることも動かしがたい事実なわけですから,受け入れるしかありませんし,受け入れた中で,できるだけのことをするしかありませんからね.

 堀江さんは,最終電車に間に合うかもしれない,とか言ってましたが,そんな悪あがきをするより,運命を素直に受け入れた方が潔いし,そもそも,人間が死ななくなっても,地球がなくなるとして他の惑星に移住する技術を手に入れたとしても,宇宙が終われば終わりですからね.宇宙の寿命と言われる数百億年とか言っても,全然永遠じゃないし,結局は「時間の問題」ですからね.

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 歳をとると死ぬのが怖くなくなるということの,1つのわかりやすい?例として,こんなことがあります.このサイトのどこかで書いたと思いますが,そう言えば,三木清の人生論ノートにも書いてあったのを思い出しました.

 それは,歳をとると,自分の身の回りにいる人が亡くなっていって,そうすると,自分が死ぬのがだんだん怖くなくなってくるということです.自分の身の回りにいる人が亡くなるのは,もちろん,悲しいことですが,自分が死ぬときのことを考えると,少なくとも自分が生きてるうちは,死んだ人には絶対会えないわけですが,自分が死ぬと,ひょっとしたら会えるのかもしれない,ということです.

 私的には,そんな死後の世界?なんかあるわきゃない,てなもんで,三木清もそういう意見だったと思いますが,少なくとも言えるのは,自分が生きていたら会える確率は全くの0だけど,自分が死ぬという補集合は,論理的に確率0とは言えない,ということにはなるわけです.

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15b
[死後の世界]
(生き方)

 死後の世界って何でしょうね? もちろん,科学的にはそんなもんあるわきゃないですが,言えるのは,あろうがなかろうが,それは「死後」の世界ということです.つまり,死んでるってことで,死んでるってことは,科学的には,考えることもできないわけですよね.

 ですから,(科学的には)死後の世界なんかない一方で,こういうことを考えるのは,生きてるからで,上の補集合的な考え方をすれば,死後の世界って何かって考えるってことは,少なくとも生きてる間の頭の中には,存在してるってことになります.

 つまり,ぶっちゃけて言ってしまえば,死後の世界があると思う人にとっては,死後の世界がある,ということになるわけです.何か信じる者は救われる的な感じもしますが,これも既に書きましたが,そう信じて,死んだとして,実際には死後の世界がなかったとしても,死んでて確かめようがないわけで,そういうことを信じられるのなら信じたもん勝ち的なところはあるわけです(まさに宗教).

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4/16'15
[芸能人の内面]
(芸能)

 昨日,NMBの山本さんが毎晩寝るときに死ぬときのことを考えると言っていて,ちょっと好きになったと書きましたが,彼女がほんとにそうなのかどうかなんてわかりませんよね.極端な言い方をすれば,そういうキャラを演じているかもしれないわけです(でも,一般的にこのキャラはネガティブに捉えられると思うので,信憑性は高いとは思うが).

 他にも,普通なら媚びを売ってファンを獲得するところを,そういうことをしない「塩対応」ということで逆に人気が出てる人もいて(私も結構好き),でも,この場合も実際のところは,わからないわけで,人気を得るためにそういうキャラを演じてる可能性もあるわけです.

 でも,所詮芸能人ですから,それでいいんだと思います.別にこの人いいなと思ってもそう思うだけの話で,つき合ったりすることはないわけですからね.外見のことは既に書きましたが,化粧して綺麗に見えるのであれば,スッピンはブスでも全然問題ないわけで,最近は,芸能人も外見だけではなく,内面というかキャラも重要になってきてる状況で,それを装うことはありうるということでしょう.

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4/17'15
[大丈夫?]
(生き方)

 これもどこかの芸能人だったと思いますが,彼には大事な家族がいて,家族なしには人生は考えられない,たまに自分以外の家族が出かけて家でひとりぼっちになったとき,もー寂しくて寂しくて何をしたらいいかわからないと言ってました.そういう人って結構いるのかもしれません.でもそんなんで大丈夫なんでしょうか?

 子供はいずれ独立して家を出て行くでしょう(最近そうでもないことも多いみたいですが,それはそれで問題というか不幸なことですよね).配偶者だって,亭主元気で留守がいいじゃないですが,仕事をリタイアして家でぶらぶらしてるだけなら,邪険にされるのがオチでしょうし,そもそもどっちが先に亡くなるかもわかりません.

 昔だったら,子供が結婚してもお嫁さんが家に来てくれて,孫が産まれて,子供や孫に囲まれて,なんてこともあったんでしょうが,今時,そんなの時代錯誤? でもじゃあどうしたらいいんだ?ってことなんですが,どこかで書きましたが,「一人でも大丈夫」なら無敵だとは思うのですが,さすがにそこまでは厳しいですかねー.

 やっぱり,「一人時々みんな」じゃないですが,いろんな人と繋がりをもっておくことなんでしょうか.それも,仕事の「人脈」とかではなく,利害関係がない,平たく言えば友人,そこまで行かなくても,ちょっとした知り合いでもいいかもしれません.

 そして,知り合うには,人と知り合うような何かをすることが必要で,家族中心に生活をすると,そういうことが疎かになるような気がします.だって,やっぱり家族が一番大事でしょうからね.つまり,これも一種のリスクマネージメントということでしょうか.

 ですから,「一人でも大丈夫」は無理でも「一人時々みんな」でも大丈夫なようにしておくってことですかね.

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17b
[拘り]
(生き方)

 最近,いろんな拘りを捨てるとものすごく楽になるなーと感じています.拘りというのは,「そんなつまんないことに拘るな」というのが正しい使い方で,元は悪い意味です.でも,実際には,「この人は成功するためにこういうことに拘りをもってて素晴らしい」みたいに,いい意味にも使われています.でも,例えば,偉くなるとか金持ちになるとか成功するとか世の中の役に立つとか,一般的に「いいこと」と考えられてることもよくよく考えてみるとかなり怪しいですよね.

 つまり,まさにそういう「拘り」を捨てて,自分が信じられる信念に従って生きればいい人生が送れるということでしょうか.少なくとも私はこれまでそういう「拘り」のようなものはそんなになく過ごしてきたと思います.

 そして,人生50年の50年が経って,ますます,拘りがなくなってきました.もう何でもありですからね.そして,ものすごく気楽で幸せになってきました.若いときは食べて行かないといけないし,この先どうなるかもわからないので,それなりの結果を求めることも必要だし,私もある程度はそうしてきたと思いますが,無事,そういったことから卒業できましたー,ということでしょうか.

 拘りを捨てるというと格好いいですが,もっと平たく言えば,あきらめる,ということでしょうか.あきらめる,というのも悪い意味で使われることが多いですが,これもそうでもないと思いますよ.例えば,死の問題についても,要は,いかに潔くあきらめられるか,ということかもしれません.

 再三書いているように,世の中がおかしな方向に行っていたり,日常生活などで接する人間で,もうほんとちゃんとしろよ,ということがあったとしても,潔くあきらめて「許して」しまえば,どうってことはありません(ということも既に書きました).

 そして,人生50年の50年を過ぎると,自然とそうなってくるような気がします.つまり,拘りの人生から諦めの人生へ,ということでしょうか.ちょっと寂しい感じもしますが,ほっとするようなちょっと幸せでなかなかいい気分です.ですから,そんなに心配することはないと思います.

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4/18'15
[時間切れ]
(生き方)

 これまでそういう「拘り」のようなものはそんなになく過ごしてきたと書いたのですが,客観的に見れば,普通の人が拘るものには拘らない一方,自分で大事だと思うものには,徹底的に拘ってきたんだと思います.あきらめるということに関してもそうです.基本的に私の中に「あきらめる」という概念はありません.つまり,何かを成し遂げたいのであれば,あきらめさえしなければいつかは成し遂げられると今でも思っています.でもこれって別に当たり前のことですよね.

 でも,そういう当たり前のことを前提に,いろんなことに拘らず,あきらめられたら楽になるのになあとも思うようになってきたということです.(これも既に書きましたが),あきらめずに挑み続ければいつかは成し遂げられるとしても「時間切れ」になってしまうことはあるわけですからね.

 つまり,歳をとっていろんなことについて,そういう期限が刻一刻と近づいてることを感じ取って,あきらめるべきところはあきらめるべきだし,これまであきらめられなかったことをあきらめると,無念さより,ほっとするというか,結構気分がいいことに気がついた,ということでしょうか.

 でも,そう思えるのは,これまであきらめずにいろんなことに挑んできたからなのかもしれません.考えようによっては,無駄な悪あがきをしていただけとも言えますが,振り返ると楽しく充実したいい人生を送ってこられたと思えますから,これでよかったんでしょう.

 いい人生を送りたいというのは,これからもそうです.でもそれには,これまでのようにとにかくあきらめず食らいつくだけではなく,拘りを捨ててあきらめることも必要ということですかね.これまでと違う生き方をしたいというのは,そういうこともあるわけです.

 でも,これはもういいかなと思い始めたものもある一方で,まだまだあきらめきれないこともたくさんあります.でも,最後の最後は「全て」をあきらめなければならないわけですから,徐々に少しずついろんなものをあきらめていく必要があるわけで,これも一種の「ソフトランディング」ということですかね.

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18b
[只より高いものは]
(生き方)

 只より高いものはないと言います.只で何かを提供してもらう以上は,それ以上のものを返さないといけないということですね.でも実際には,そうでもないこともいろいろあります.

 例えば,すごい卑近な例では,TXの回数券を買うのに10分遠回りしてお散歩するのは,お散歩してほんの少しだけ体を動かして,ほんの少しだけ気分がよくなって,実質500円くらいを只でゲットできることになります.超多忙な日々を送ってる中でその10分が惜しいというのもわかりますが,ものの10分くらいの時間を捻出できないことの方が時間のマネージメント的に問題ですし,そのくらいの心のゆとりをもてないようでは,結果的に大したこともできないんじゃないですかね.

 身の回りのことを自分でやることや優待取りやテレ玉のライオンズ戦もそうですね.そういう只まで行かなくても,お金がそんなにかからないこと(例えば,テレ玉でライオンズ戦を観るのに電気代はかかりますから)を細かく調べていって工夫すれば,年収200万でも充分楽しんで生きて行けるでしょう.

 そして,一番大事なのは,社会全体の利益にならないことをして無駄に働くことなくできた時間で何をするのか,何がやりたいのか,やるべきなのか,ということなのは言うまでもありません.

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18c
[年収200万]
(生き方)

 最近何度か「年収200万」というキーワードが出てきます.これから起こる激烈な二極化で2%の年収2000万と98%の年収200万に,ということなんですが,その一方で,生活力があれば,年収200万でも充分楽しく生きて行けるということもあります.

 そして,(今頃)気づいたんですが,仕事をリタイアして年金生活になったら,まさに年収200万なわけです.つまり,これって10数年後の私自身の話でもあったわけです.

 いやー,只より高いものは,ではないですが,いろいろ生活力を付けておくこともやっぱり大事ですね.もちろん,それなりの財を築くことも必要ですが(単に貯蓄して取り崩すというよりは,金に金を産ませるという意味でも),何度も書いているように,一番強いのはキャッシュフローですし,それは,入る方と同時に出る方をマネージメントするというのも同様です.

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18d
[経費を節約]
(大学)

 先日の専攻会議で,今年の校費(大学からもらえる研究費)が突然25%減になったという報告がありました(と言っても,個人的には,他大学の先生の話をきいてるとそういうことはもう大分前からドラスティックに行われていて,ようやくうちの大学にも来たかという感じですが).確かに一気に25%というのは,大きな額ですし,そんなことになったらコピー代とか電話代とか研究室を維持するのに最低限必要な基礎代謝分にすらならない,という声もあったのですが,冷静になって考えてみると,そんなことはないでしょう.

 少なくとも私はもうコピーも電話もほとんどしません.そもそも,大学というところは,民間企業に比べれば,経費を節約するという概念が著しく希薄なのは確かです.もちろん,必要なお金をけちけちしていたら,いい研究なんかできないという側面はあるのですが,研究費と言っても税金ですから,無駄使いをすることは許されません.

 実際,事務室にはばかでかいコピー機が何台もあるのですが,そんなに必要なんでしょうか? 講義するときの資料をコピーして配るのに必要? でも今時そんなことする必要がありますか? 私の講義は,もう大分前から,配付資料は,pdfにしてwebにアップして各自ダウンロードさせてます.学生達もそれを印刷するでもなく,スマホとかタブレットとかノートPCに入れて講義きいてますよ.

 研究室もプリンタがフル稼働するのは,卒論,修論提出前くらいですが,卒論,修論だって,印刷物を提出するのをやめたらいいじゃないですか.

 もちろん,削減した分をどこかに回して不正に使用しているのなら大問題ですが,国は借金まみれですし,民間企業が普通にやってるくらいの節約は,国立大学でも必要なんだと思います.

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4/19'15
[居場所]
(生き方)

 もう2ヶ月くらい前ですが,大学時代の友人とゴルフに行ったとき,仕事をリタイアした後どうやって退屈しのぎをしていくかという話になって,彼が大学に行って何か新しいことを学ぶってのはどう?と言ってました.そしたら,お笑い芸人の萩本欽一さんが73歳で大学に合格して入学したというニュースが流れました.

 なるほどー,ありかもしれませんね.定年を過ぎれば,大学は職場としては,拒否されますが,学生としてなら,試験に受かって授業料を払えば,基本的に拒否はできませんからね.リタイアした後,職場というものに代わる(平日昼間の)「居場所」としては,ありでしょうか.

 で,例えば,ですが,もし私がリタイアした後,どこかの大学というか,大学院の地震防災関係の研究室を受けて行ったらどうでしょうか? もっと極端に言えば,私のところを卒業した学生が主催する研究室に(学生として)行ったら? めっちゃやりにくいでしょうね(^^;.でも形の上でそういうことにして研究を続けることはできるのかもしれません.

 でも,自分はそれでよくても,相手にとってはいいことではないですね.年寄りはさっさと身を引かないと,若い人達も育ちませんからね.でも,身を引いた年寄りは何して退屈しのぎすりゃーいいんだ?となるわけで,社会や仕事と関わろうとするとこういう問題が生じるというのが問題なわけです.

 でも,どういう形でもいいから,(平日昼間の)「居場所」を何とか確保すること,とは言えるでしょうね.他人が作ったものがだめなら,自分で作るというのもありでしょう.

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19b
[出遅れ?]
(経済)

 日経平均が2万円突破ということで,日経新聞には相変わらず強気のコメントが多いんですが,証券株が出遅れているという記事がありました.でも「出遅れ」ってどういうことですかね? 日経平均は上がってるけど,証券株は「まだ」上がってない,ということなのでしょうか? これから下げる相場に「先行してる」とは,どうして考えないのでしょうか?

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4/20'15
[むしろ逆?]
(生き方)

 定年で仕事がクビになるのが腹立たしい,仕事をクビになったらそれに代わるオンでやること探しが必要と書きましたが,むしろ逆かもしれませんね.人生50年なわけですから,本来ならもう死んでるかリタイアしてる歳なわけで,でも,今たまたま一時的に起こっている少子高齢化という人口ピラミッドの歪のために,まだ働かなくてはいけない,というのがほんとなんだと思います.

 つまり,50を過ぎたら,もう仕事なんか辞めてのんびり余生を過ごすのが自然の流れなんでしょう.実際,50を過ぎて,もうお前は充分にやった,これ以上頑張るなというDNAの叫びが聞こえた感覚は確かにありました.昔の人を見ても,ごく僅かな例外的な人を除けば,50を過ぎたら,のんびり余生を過ごしてる人がほとんどですよね(縁側に座ってぼーっと一日を過ごしてるおじいちゃんとかいましたよね).

 確かに現代人は,長生きにはなりましたが,何百万年も続いたDNAが高々数十年で抜本的に書き換わるわけはありません.だから,仕事がなくなったら何して退屈しのぎするかとか心配する必要なんかないのかもしれません.

 そして,私の場合,年金はまだもらえないけど,仕事を辞めても何とか食べて行ける状況にもなりました.ですから,社会の流れには逆らっても,自然の流れに従って仕事を辞めることもできるのですが,あらためて仕事というか,学生達と研究していくことはまだまだやって行きたいと思えたので,仕事は続けているわけです.

 でも,いずれ定年はやってきますから,問題はやはりハードランディングでしょう.つまり,自然の流れに従って,徐々にフェイドアウトして行ければいいのですが,それは現状なかなか難しそうなので,そこをどうするか,という問題だけなのかもしれません.

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20b
[体に優しい]
(生き方)

 無駄な支出をなくして年収200万でも快適に生活して行けるようにということなんですが,言い方を変えると,定年で仕事をクビになっても稼げる力,インフレなんか起こってもへっちゃらなほどの莫大な財産,あるいは,インフレが起こっても対処できる運用力があればいいわけで,とどのつまり,お金の問題ということなんですかね?

 そりゃー,今の資本主義社会という仕組みが変わらない限り,お金があれば生きては行けるわけですから,一面というか全面の真理ということになります.ただ,本来働くべきではない歳になって無理して働けば,体を壊しますから,1万円稼ぐ大変さと1万円浪費する安易さをしっかり天秤にかければ,支出をコントロールした方が遥かに体に優しいということでしょう.

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4/21'15
[更に考え方を進めて]
(生き方)

 むしろ逆?どころか,更に考え方を進めて,本来なら50でお払い箱になるところを,まだまだ働かせてもらってる,と考えることもできますね.実際,50過ぎた人間なんて,DNA的には,もう+αの領域なわけで,本来ならほとんどの人がもう使い物にならないのに,既得権にしがみついて,若い人達の成長を阻害しているだけかもしれません.

 本来的には,世の中の中心は40代であるべきで,50を過ぎたらもう引退ということでしょう.もちろん,多少の個人差はあるでしょうが,50を過ぎても残る人は,過去の実績など関係なく,若い人より仕事ができる状態でないといけないわけで,50で一度クビになってもなお必要とされる極々僅かな人であるべきです.

 何が言いたいかと言うと,50過ぎたら本来的にはもうクビなのに「例外的に」働かせてもらってる以上は,それだけのことをしないといけないということです.もしそれだけのことができないのなら,潔く身を引いて若い人達に譲るべきでしょう.

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21b
[帰ってくる場所]
(生き方)

 50を過ぎて定年が近づいてくると,ということを再三書いていますが,別に私に限った話ではありません.それは,私と同年代や上の人達も,ということだけではなくて,私より下の年代,若い人達も同じということです.だって,今は若くても,みんな例外なく歳はとりますからね.つまり,この問題は,必ず全ての人にやってくるということです.

 でも,そう考えると,自分のためにこの問題を何とかする,というだけではなく,これから歳をとる若い人達のためにも何とかしておかなくては,ということにもなるわけです(ほんとは,私より上の世代の人達に何とかしておいて欲しかったと思いますが).

 要は,仕事を失った後の「居場所」を何とかするということですよね.そういうことをこのサイトに書いたこともありましたが,莫大な資金が必要になります.でも,そこまで行かなくても,単なる「居場所」くらいでよければ何とかなるかもしれません.

 昔いっしょに仕事したり遊んだりした後輩達や学生達も巣立って,今はどこかで元気に頑張ってる,ある人は家庭をもって元気に暮らしてる.でも,彼らもいずれ歳をとり,家庭をもった人も子供は巣立ち,仕事も辞めて,また一人に戻る,そういうときに,昔のようにいっしょに仕事したり遊んだりする「居場所」というか,帰ってくる場所があって,そういうものをずっと引き継いでいってもらったらいいんじゃないかと思いました.

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21c
[]
(経日)

 下に行くような感触もあったのですが,切り換えして流れがまた少し変わったと判断しました.ここのところ大分負けが込んでるのですが,本格運用?を開始した2012年11月からの運用実績をグラフにしてみました(横軸は20??年,縦軸は単位なし).

 2014年半ばくらいまでは順調ですが,それ以降は,右肩下がりですね(まだ何とかプラスではあるが).日経225と比較(2012年11月1日を100と)すると,

日経225は,ほぼ右肩上がりなのに対して,2014年半ば以降,何度も売りを仕掛けては切り換えされてるといった感じでしょうか.

 でも,これで何か運用方針を変えるということはありません.相場は必ずどこかで終わりますから,売りだと思えば,売りを仕掛けるでしょうし,とにかく考え出した数理モデルに従って,なくなってもいい余剰資金の範囲内で淡々と売買を繰り返して,5年後,10年後にどうなってるか,ということです.

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4/22'15
[全面買い]
(経日)

 日経平均が終値でも2万円を抜けて,全面買いになったと判断しました(もちろん,根拠は日経平均なんかではないですが).全面買いというのは久しぶりな感じがしますが,これから上がるかどうかはわかりません(1/2の確率).もし明日,経済破綻すれば,全ては紙くずですが,全くの余剰資金なので,そうなっても生活に全く支障はありません.

 でも,今回は少しはとれた銘柄もありましたが,高値圏で買うのはあまり気分がいいものではないですね.でも,既に書きましたが,ここが高値かどうかは,ある程度時間が経たないとわかりません.

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22b
[2日!]
(スキー)

 ガーラ湯沢のシーズンロッカーを撤収しないといけないということで,行ってきたんですが,今シーズンは,滑走日数なんと2日!となりました.こんなのスキー始めて初めてですね(おっ「始めて初めて」ってなった).つまり,シーズン始め(と言っても年明け)にガーラに行った日と撤収の日だけということです.

 もちろん,今シーズンは,指導員研修会が地震工学シンポと重なったり,最初に行った日に股関節がしんどかったり,その後,左膝を故障したりということもあったのですが,有資格者ともあろう者がこれじゃあまずいですよね.

 ていうか,有資格者云々じゃなくて,単純に「スキーに行きたい」って気持ちが明らかに薄れてきてる感じはします.気持ちの問題もありますが,体がしんどいというか,かなりハードルが上がってる感じもします.今からこんな感じじゃ,リタイアしてから行くのなんか,ますますしんどいことになりそうです.このままじゃちょっとまずいですね.

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22c
[臭い]
()

 加藤茶さんが45歳下の奥さんと出てきていて,奥さんが加藤さんの臭いというか体臭が好きと言っていました.なるほどねー.

 もちろん,45歳もの年の差で結婚したのは,いろんな思惑もあるんでしょうが,臭いというか体臭の相性,特に,女性が男性のそういうもの対してどう思うかって,かなりはっきり出るらしくて,その相性がとても重要らしいです.

 でも,そんな大事なことがほとんど知られていないってどういうことでしょうね? そんなことで結婚相手が決まったらまずい?

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4/23'15
[書きたいことを書く]
(このサイト)

 ここ数年,このサイトに経済や相場関係の記事を書くことが結構あります.以前もそうだったのですが,こういうことがあってからは自粛してました.私の将来のことを考えて,そういうことは書かない方がいいんじゃない?と言ってくださった方もいました.

 でも,前者については,売買の判断をどうしているかは,私の頭の中にしかないので,例えば,私のノートPCを盗み出したとしても何もわからないようになっています(そもそも,今は,ハードディスクには,HDパスワードかけてSDカードもパスワードをかけて暗号化してます.ていうか,肝心な情報は私の頭の中にしか入ってませんし).

 後者については,結局,何も起こらず,というか,もう定年が近づいてきて「将来」もくそもないし(まさに何でもあり),そういうことを気にして思うように生きられないという方が嫌なので,結局,「計算」なんかせずに書きたいことを書くということにしています.

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23b
[]
(経日)

 このサイトで,買いになったとか売りになったとか書いてますが,もちろん,私の判断です.まさか,この情報を元に売買される方はいらっしゃらないと思いますが,いて損失を被っても責任はとりません(とは再三書いて来ました).そして,その判断に基づいたここまでの成果がここに書いたものです(以前は,指数を計算してかなり細かく書いていたが,さすがにめんどくさくなってきたので,こういう形を思いついた).

 ここにそういうことを書く理由は,単純に書きたいから書くってことなんですが,なんで書きたい(書いて公開する)かと言うと,これも再三書いてますが,自分が考えた数理モデルでどうなるかを確かめたい,そして,もし上手く行ったとして自分の中で勝手にデータを捏造したものではないことを示すために,結果が出てからではなく,リアルタイムで公開?してるってことでしょうか.

 あと,これは復習というか,既に書いたことですが,売買の対象は,非大手証券がメインで,+αで,地震,インフレ対策の中堅建設です.ですから,日経平均が上がろうが下がろうが関係ありません(でも,証券株は,こういった指数にかなり連動はするが).

 何で判断しているかは,もちろん書きませんが(私の頭の中にしかありませんが),ある特定の銘柄の動きを見ています.つまり,この銘柄が非大手証券や中堅建設に僅かに先行する傾向があるということです(もちろん,単にこの銘柄が上がったり下がったりすれば,非大手証券株や中堅建設株が少し遅れて上がったり下がったりするという単純なものではない).

 そして,そうやって生じたほんの少しの利益を機会を増やして再現確率を高めて複利で拡大するという数理モデルで売買するというのが私のやり方です.ザラ場ではなく終値ベースでのみ判断していますので,労度としては,一日10分くらいのものです(でなきゃとても無理).

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23c
[キャッシュフロー?]
(生活)

 優待取りなんですが,年に50万って言うと,大したことないようにも見えますが,年に50万ってことは,月に4万強ってことで,例えば,家賃8万円のところに4万円で住めると考えると結構太いですよね.ていうか,年収200万で生活して行けるとしたら,その1/4ですからね.

 ここまで来ると明らかですが「年にいくら」というのがポイントです.つまり,1年で50万ということは,10年で500万,30年で1500万ってことで,額の大きさ云々というよりは,「定期的に」入るキャッシュフローに近いものであることに気づかされます.そういう意味でも結構大きいと思います.

 もちろん,こういうことがこれから何十年にも渡って可能かどうかはわかりません.桐谷さんの出現で株式の優待のことが広く知られる(でも彼がやっていることは,株価変動のリスクを伴うので優待取りとは全然違う)とみんなやりだして,そうすると(ゼロサムの中の話なので)いつかできなくなってしまうのかもしれません.

 でも,現状は問題ないので,できるうちはとれるもんはとっとこうということでしょうか.

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23d
[]
(生活)

 官舎(正確には職員宿舎)ですが,事務に電話してきいてみたところ,移る先は,一箇所しかなくて,そこもH33年9月末までなんだそうです.そして,もう既に順番待ちが始まってるとのことで,一応,宿舎入替希望調書なるものを出しておきました.

 取り壊される宿舎はほとんどが売却され,いくつかは,新しい宿舎はできるんですが,新任の人のみが対象だそうです.結局,平たく言えば,叩き出されるってことですね.国は借金まみれですから,福利厚生もがんがん削られるってことで,なんだか茶色い話ですねー(でも客観的に見れば,これまでが恵まれ過ぎてたってことでしょうけど).

 でも,既に書いたように,何かを変える機会になればと思います.もし次のところに移れたとしてもまた退去期限が来るのですが,そのときはもう60ですからね.でも60かー.ちょっとまだ想像つかないですねー.でも,多分,あっという間なんでしょう.

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 今日の帰りに,該当する宿舎を見て来たんですが,今入ってる一軒家タイプじゃなくて,3階建くらいの低層タイプと高層タイプでした.ちょっと新しい感じはしましたが,今一ですかねー.センターには大分近くなるというのはメリットですが...

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23e
[結構めんどくさいかも]
(生活)

 4月の優待取りですが,明日が権利付き最終日なので,明日の寄成で両建ての注文を出しました.でも実際にやってみると,NET決済の一回の振込限度額が変わってなかったりとか,コード番号が間違ってたりとか,めんどくさいというか数字の入力ミスしたら大変なので,結構きー使いますね.4月はたった3銘柄なのに,3月,9月になったら結構大変かも...

 もちろん,自動入力システムとか使ったら楽なんでしょうが,そういうのってやっぱり怖くないですか? 外れ馬券裁判の人って,プログラム起動してほったらかしにしてた(ってことはほんとはないと思うけど)ってことなんですが,ちょっと信じられないです.

 でも,最近,ほんとちょっとミスが多いんで,気をつけないと,ですね.普段は,もっと大きな玉を平気で?ばんばん建ててるのに,みょーな緊張感?があるのはなんでですかね? 単に慣れてないだけ? だとしたら,慣れたら大丈夫?

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4/24'15
[長老]
(生き方, 世の中)

 研究費の大幅削減も,職員宿舎の退去要請も,早期退職の大幅前倒しも,結局は,もうお前は要らないと言われてるってことでしょうね.やるせない話ですが,本来的には,50過ぎればお払い箱なわけですから,仕方ないってことですかね.でも,そう言われると逆に既得権にしがみつきたくなるのもわかるような気がします.

 もうほんと事情が許せば,さっさとリタイアするのもありだとは思うのですが,若い人達や世の中を見てるとこんなんで大丈夫か?と思うことばかりで,まだまだ私ができることはいくらでもある気もするのですが,そんなんだから若い人が育たないのかもしれません.

 でも,これも何度も書いてますが,DNA的には,もう+αなので,たまたま幸い?50より長く生きたとしても,第一線は退いて,昔で言えば(ほんとは今も),現役の人達がちょっと困ったときに長老に相談に来た時に意見を言う,というのがせいぜいなんだと思います.

 そうできないのは,たまたま今,少子高齢が進んでる最中というだけの話で,50過ぎた人にとってみれば,年金はまだまだもらえないし,世の中の不透明な状況を見ると,とても仕事を辞めるってわけにも行かない.でも,そういう状況が個人資産(死産)が1000兆円を越えるなんていう非効率な社会を産んでるわけです.

 ここまで来れば明らかなんですが,将来もし自分に何かあっても社会保障が充実していて何の心配もない,という状況なら余計な小金を貯め込む必要もないわけで,それが一つの答えなんでしょうけど,経済最優先で大増税できないという現実に全く対応出来ないわけで,まあ結局,なんだかんだ言って,現実的に対応するしかないのでしょう(あきらめが肝心).

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24b
[]
(日記)

 スキーに行った後ですが,筋肉痛で,しかも,左膝もまた痛めてしまったようです(右股関節はそうでもなかった).少しは抑えて滑ったつもりなんですが,なんだかもう,って感じですねー.

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24c
[座る]
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 「座る」のがよくない感じがします.しばらく座った後,立ち上がると腰が痛いこともありますし,右股関節もあんまりよくないです.時々,意識して立ち上がるなどした方がよさそうです.

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4/26'15
[問われている]
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 職員宿舎の退去要請ですが,どうするか問われてるような気がします.要は,このままずっとつくばにいるのか,ということです.何度も書いていますが,正直,私はつくばという街は好きではありません.でも,灯台もと暗しではないですが,他といろいろ条件を比べると,結構便利というか住みやすいことに気づかされることも事実です.何より職場がつくばにあるわけですし,以前ほど東京に戻りたいとは思わなくなったことも既に書きました.

 つまり,どうするか問われているというのは,つくばに定住することの決断を問われているということです.実際,あと数年すれば,もう移籍する可能性はないでしょうから,今の職場に骨を埋める決断も必要となるでしょう.

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26b
[右肩上がり]
(経日)

 ここのグラフの日経225(赤い線)を見て思ったんですが,ここ3年くらい右肩上がりなんですね(描くまで気づかなかった).つまり,買うことしかしない一般投資家のほとんどは,儲かってるわけで,ここ数年儲かってますという人は,結構いるんですが,別に当たり前の話で,誰がやっても儲かる状態だったってことですね.

 でも,こんな右肩上がりがずっと続くわけはありませんから,そのときが勝負でしょう.

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26c
[新種目?]
(生活)

 優待取りが結構めんどくさいってことなんですが,てことは,これって立派な新種目?なんじゃないかと思い始めました.実際,桐谷さんとかは,これにほぼ全精力を傾けているわけで,それを全精力の1/20くらいでできちゃえば,それはそれですごいってことですよね.

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25d
[帰りたくない]
()

 私が生まれ育った街である福岡について何度か書いてきました.福岡のことは大好きだけど,帰りたいとは全く思わない,とも書きました(もちろん,出張とかではいくらでも行きたいですよ.福岡に帰って定住したいとは思わないということです).理由は,1つではないのですが,今日,福岡出身の芸能人が集まってるところ見てて気づいたんですが,福岡にいるときは,ほんとにぱっとしないというか何者でもなかったわけで,そういう状態というか,そういうときに戻りたくないということもあるんだと思います.

 でも,それって,今が一番幸せということなんで,いいことですよね.そういう意味では,東京にもだんだん戻りたくなくなってきた,ということも既に書きました.

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25e
[あること]
(日記)

 早く復帰しようと折角養生していたのに,バドミントンならともかくスキーで左膝痛めるなんて,ほんとに何やってんだかって感じですが,このままじゃあらちがあかないんで,あることを始めました.

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4/27'15
[バブルはまた起こるか?]
(世の中, 経済)

 バブルをまた作ろうと躍起の政府と日銀ですが,国民はなかなか踊りません.実際,これから人口が減っていくのに,20世紀後半のような高度成長はどう見ても無理でしょう.バブルの中核?をなす不動産を考えれば,人が減るのに箱の値段が上がるわけないですよね.

 でも,そうでもないシナリオはあります.それは,日本が移民をがんがん受け入れることです.実際,アメリカはそうやって人口を増やして何とか小バブルを作り続けてきました.日本は今人手不足で,人口が爆発している中国やインドから移民をどんどん受け入れれば,バブルは作れるかもしれません.もちろん,そうするのがいいかどうかは別問題ですけどね.

 ていうか,バブルをまた作るのがいいわけはないですが,もうそうしないと「リセット」ができないところまで来てるのも事実です.ものすごい利益の再配分(富める者はますます富み貧する者はますます貧する)というか二極化が起こりますが,戦争をするより遥かにましなのは間違いありません.

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4/30'15
[]
()

 あることを始めたんですが,やっぱり,動かすとだめですね.やはり,しっかり治るまで養生するしかないのでしょうか.でも,こんな感じだともう治らないというか,もうバドミントンもスキーもできないってことになってしまいます.ていうか,そういうことなんでしょうか.

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30b
[]
(経日)

 全面買いにになって急落した株価なんですが,どうなんですかね? まだ売りにはなってないと思います(としたら絶好の買い場?).

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