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12/1'16
[持たざるリスク]
(経済)

 トランプラリーかどうかはともかく,OPECが減産で合意という報道を受けて,昨晩から,原油が急騰し,今日は,株価も大きく上昇しています.上がれば,もっと上がるのではないかと思うのが人間の心理なんですが,自分は,株なんかもってないから関係ないというわけには行かないことは再三書いて来ました.

 具体的には,原油が上がれば,ガソリン代も上がりますし,輸送費がかかるので,ものの値段が上がってインフレになるわけで(一番喜んでるのは日銀の黒田さんか),でも,別に景気がよくなるわけじゃないので,給料は上がらないわけで,株とかをもっていなければ,相対的に生活は苦しくなるわけです.こういうのを「持たざるリスク」と言います.

 じゃあ,私も株とか買わなきゃ,ということになりそうですが,そこが飛んで火に入る夏の虫なわけで,先に自分が買っておいて,後から買わせて値段をつり上げたところで自分が売り抜けるのが戦略なわけです.ですから,そんな単純な話ではないのですが,結局は,ゼロサムの中の戦いなわけで,研究して賢くなった人間が得をするのは,まあしょうがないですかね.

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12/1'16b
(バドミントン)

 加藤・柏原は,残念ながら今日負けてベスト16止まりで,これで,筑波大バドミントン部にとっての今年度の主要大会が終了しました.全日本総合まで多くの選手が残って,長いシーズンになったことは,よかったと思いますが,終わってみると,もっとできたと思えるのは,多分,選手達も同じでしょうね.

 加藤・柏原がナショナルチーム入りして,傍らから見ていた(というか,部の練習に顔を出す頻度は当然減るので,見ていたというよりは,練習に来ていないということを見ていたということか)のですが,国際試合,代表合宿,そして,国内の試合もあるわけで,やっぱり,大変ですね(それは,藤原も同じ.ちなみに彼は明後日からコロンビア).

 バドミントンの競技力はもちろんですが,そういう大変な状況の中でもへこたれない精神的タフネスと,体調とかメンタルとか,そういうもの全てを維持管理するきめ細やかさの両方が必要だと感じました.次年度のナショナルチーム入りは,厳しいかもしれませんが,今回の経験を活かして,また頑張って欲しいです.

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12/1'16c
[永遠に続く未来]

 誰かが若いときの感覚として「永遠に続く未来」という表現を使ってました.確かにそうですね.もちろん,知識としては,人生が有限であることはわかっているのですが,少なくとも,20代のときまでは,人生が永遠に続くような感覚はありました.そして,それは,輝かしい未来(笑)というか,そうするために頑張るって感じでしたね.

 でも,私の場合,30を過ぎたくらいから感覚が変わって来ました.具体的には,人生が永遠に続くのがしんどいと思うようになりました.で,しんどい30代を過ごすのですが(でも,今にして思えば,そういう中でも結構楽しんでやってたとは思うけど),40に近づいてきたくらいですかね,あー人生って有限なんだなということがだんだん実感できてきて,ちょっとほっとしたのかな?しんどさが軽減してきたような感覚はありました.

 40代は,そこそこ充実していたと思うのですが(と書いて思ったのですが,どうなんですかね? 30代と40代を比べると,40代の方が仕事というか研究の成果的には順調でしたが,それ以外を考えると何とも言えないかな),50でまた感覚ががらっと変わりました.有限どころかもうゴールが見えたって感じでしたね.

 で,現在に至る,なんですが,こうやって書いてみると,気づくのは,じゃあ,60,70,80と歳を重ねていくとどうなるか,というか,また,そういう感覚は,変わりうるということです.50過ぎて,ゴールが見えてというか,人生が(実質)終わったと思ったとしても,じゃあ,60,70,80になったら,どうなるんだ?ってことです.それはそれで,ちょっと楽しみかもしれませんね.

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12/1'16d
[一番の恐怖]

 何が一番恐怖ですか? どこかで書いたと思いますが,自分が全く動けず,意思表示ができなくなるのは,恐怖ですよね.

 そこまでは,極端だとしても,自分が楽しいとか面白いと思ってることへの興味がなくなるのって恐怖だと思いませんか? 研究がしたくてやってる,ピアノが弾きたくて弾いてる,バドミントンがやりたくてやってるけど,研究に,ピアノに,バドミントンに興味がなくなって,やりたくなくなったとしたら...あるいは,好きだった人に愛情を感じなくなってしまったとしたら...

 というか,これって,現実というか,例えば,バドミントンをするのがどうにも辛くなって半年くらい離れたことは,実際ありましたし,ピアノも結構危うい状態が続いてると思うんですよね.研究だって,どうなるかわかりません.

 こうやって,ありとあらゆるものに対する興味を失ってしまったら,と考えると恐怖なんですが,ほんとにもしそうなったら,もう病気ですね.だったら,治療すればいいってことなんですが,病気まで行かないとしても,面白さを感じるか感じないかって,かなり微妙というか危ういもので,やっぱり,失う怖さは感じますね.

 逆に言えば,どんなに些細でつまらないことでも,何か一つでも,興味とか面白さを感じるものがあれば,何とか生きて行けるってことですかね.もっと,プリミティブなものとして,食欲があって,ご飯がおいしく食べられて,夜になると眠くなって,ぐっすり眠れれば,生きては行けるとどこかで書きましたが,それに加えて,何か一つでも興味とか面白さを感じるものは,必要ですよね.

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12/2'16

 もしそうなったらどうしましょうかね? 何に対しても全く興味がなくなったら精神疾患ですから話は別ですが,そうでなければ,何かしらに興味はもてるでしょう.でも,ハードルの高さの問題はありますね.

 具体的には,バドミントンはしたいけど,きついトレーニングをしてまでならいいやとか,ピアノは弾きたいけど,同じパッセージを何度も繰り返して弾く単調な練習まではしたくないとか.これは,加齢とかなり関係があります.極端な話,最後の最後は,寝たきりに近い状態になるわけですからね.

 でも,それはそれで,そういう状況に適合して行けばいいわけで,例えば,世界最高齢のフランス人女性が言ってたのですが,彼女は,ほとんど寝たきりで,でも,寝たきりでのんびり過ごせる今が一番幸せなんだそうです.

 ですから,加齢とともに徐々にソフトランディングして行けばいいと思うのですが(実際はそれがなかなか難しいのですが),逆に言うと,若くて高いハードルを越えられるときは,どんどん高いハードルに挑むべきだし,そうした方が得だと思います.

 私の場合,仕事にしても仕事以外にしても,正直,いろんな意味での衰えは否定できないのですが,それでも何とかやって行けてるのは,若いときに(それなりに)高いハードルを越えようとして,その時の貯金とか能力そのものの向上があったからに他なりません.つまりは,若いときには,若いときにしかできないことは,いっぱいあるので,貴重な機会を逃すなということですかね.

 私自身に関しては,少なくとも仕事以外のことについては,もうソフトランディングして行けばいいと思うのですが,じゃあ,ピアノにもバドミントンにも興味がなくなって来たから,何か他のもっと楽なことに,だとつまんないわけで,それは,やっぱり,(それなりに)極めれば,(それなりに)奥深さがわかってるわけで,何か別の新しいことを始めて,それ以上の面白さを感じられるようになるのは,それはそれで大変だと思うからです.

 でも,一方では,今やってることを続けるだけでは,しんどいこともあるわけで,まあこれも「バランスの問題」ですかね.そういう意味では,私個人的には,うまくバランスをとってやってきたような気もしないでもないです.

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12/2'16b
[最近あんまり元気ない]
(日記)

 今日は,一日,地盤震動シンポで,自分がしゃべるのも含めて,朝10時から夕方17時半までずっと,だったのですが,あっという間でしたね.最後に総合討論が1時間もあって,毎回活発な議論があるのですが,今回も然りで,建築関係からの質疑が多かったこともあって,今回も発言する機会が多く,楽しめました(H大のT井先生には,大人の対応でしたねーと言われましたが(笑)).

 その後の懇親会も楽しかったのですが,H大のT井先生に,最近あんまり元気ないですねと言われました.ん?あーこのサイトのことですね.そうなんですかね? でも,元気があるかないかと言われればそうかもしれませんね.

 でも,元気はあんまりないけど,結構楽しく気分よくやってますよ(笑).つまりは,そういう状況を受け入れて,うまく適合できてきたんじゃないですかね.

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12/2'16c
[カジノ法案]
(世の中, 経済)

 カジノ法案なるものが委員会で可決されたとのことです.いいんじゃないですかね.このサイトで再三,富の再配分が必要と書いてますが,要は,金持ちに博打させてすってんてんにして再配分するってことですよね.めっちゃ効率悪いですけど.

 日本を観光立国にするとか,アニメを輸出して聖地巡礼させるとか言ったって,結局は,○ホな観光客呼んで金使わせて,富の再配分をするってことですからね.(何度も同じこと書きますが)めっちゃ効率悪いですけど,経済が回るってそういうことですからね.

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12/2'16d
[責任]
(世の中, 仕事)

 今日の地盤震動シンポの総合討論で,本気で地震被害を減らす気あんのか,そういう責任があるという自覚はないのかという議論がありました.私は,建築と地震動と両方の世界を知ってるので,そういうところに温度差があるのは,ものすごくよくわかります.

 で,私自身がどうか,ですが,自分で言うのも何ですが,私くらい本気で地震被害を減らす気があって,そういう責任があるという自覚がある研究者は,そうそういないと思ってます(自分で言うか(笑)).実際,本気で震度算定法を変えようと思って,行動したこともありましたし,大地震が起こるたびに強震観測点周りの被害調査を行って来たのは,そういうところが大きいです.でも...

 私自身がそう思っていても,どうしようもありません.私は私ができる限りのことはしてきたと思います.でも,結局,何も変わりませんでしたし,私自身,研究以外の大学の業務にどんどん埋没して行くという有様です.つまり,私はそういう役回りではなかったのでしょう.それはそれで仕方ないし,それはそれで責任を逃れてどこかほっとするところもあります.

 てことで,今はもう余計で面倒なことに巻き込まれず,学生達と楽しくやりたい研究をやって行ければそれでいいと思ってます.

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 と書いたんですが,どうなんですかね? いやいやいや,お前くらいちゃんと評価されて,認められた研究者なんて,そうそうおらんやろ,それに,大学の業務にどんどん埋没して行ってるのは,大学の研究者ならみんなそうだろ,と言われるかもしれませんね.じゃあ,今のこの状況(惨状)は,何なんですかね?

 結局は,私がどうこうと言うより,日本の地震防災の問題,つまり,日本という国が本気で地震被害を減らす気あんのか,そういう責任があるという自覚はないのか,ということなのかもしれません.そして,今の惨状を見れば,首都直下地震や南海トラフの地震が来たときどうなるかは,明らかでしょう.

 てことで,今はもう余計で面倒なことに巻き込まれず,学生達と楽しくやりたい研究をやって行ければそれでいいと思ってます,という結論?に変わりはありませんね.再三,このサイトでこの国は沈んで行くと書いていますが,それは,防災も然りということになります.

 何が問題だったんですかねー.やはり,お上が無能すぎたということでしょうか.でも,お上を選ぶのは国民なので,結局は,この国民にして,このお上ありってことで,自業自得ですかね.

 防災に限らず,これからこの国は,大変なことになると思いますが,もちろん,私自身は,国が沈んでも大丈夫なように,しっかりがっちり(でものんびり)やって行きますよ.

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 と書いたんですが,どうなんですかね? 私って,ちゃんと評価されて,認められた研究者なんでしょうか? 例えば,今日みたいに,熊本地震の地震動と建物被害のことを話して欲しいというオファーが来たりはするし,私が言うことで被害を説明できたりするんですが,何か認められてるところが違うような気がするんですよねー.

 重要なのは,被害を説明できるという結果じゃなくて,地震動で建物が壊れていく物理や力学なわけで,そこのほんとにコアな私だけにしかわかってないようなことは,認められてないというか,理解されてないと感じてしまいます.今日も,シンポジウムが終わって,ある研究者(その分野の第一人者)と話をしたのですが,全くわかってもらえなかったというか,私からすると彼が全くわかってないんですよ.

 もちろん,地震動と建物被害の関係については,世界中で私が一番真理に近づいていると思ってるし,そういうレベルだと,誰にも理解されないこともあり得るわけで,しょうがないのですが,表面的?には,認められていても,肝心なところは,認められていないという,ものすごく孤独というか,やるせなさは感じてしまいます.

 でも,しょうがない,というか,これでいいんでしょうか? もちろん,論文はいっぱい書いてるし,読めばわかるとは思うのですが,物理や力学の本質的なところが私にしかわかっていないとすると,もし,私が明日死ねば,そういうものは,消え去ってしまうわけで,やっぱり,これでいいのかと考えてしまいます.

 でも,やっぱり,これもこれでしょうがないんでしょうね.だからと言って,私が自分の考えを変えるわけはありませんから,結局,自分が正しいと思うことを信じて,淡々とやって行くしかないってことですね.

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 うーん,何だろ,こういうことは,多分,ずっと書いて来たと思うんですが,何か違う感じがするんですよね.あなたがやってる研究は,素晴らしいとか,建物が地震動を受けてどう被害を受けて行くかは,あなたが一番わかっているとか言われるのは,もちろん,嬉しいのですが,それだけじゃ物足りないってことなんでしょうか? だとすると,何が足りない?

 何かもっと違う形での評価が欲しい? だとすると,しょっぼい話で,それはそれで,自己嫌悪になるわけで,どのみち,正直,あまりいい気分ではないですね.でも,ほんとにそういうことなら,それはそれで,自分に正直になる必要があるのかもしれません.

 いずれにしても,ずっと騙し騙しやって来たところが,だんだん精神のバランスをとるのが難しくなって来たような危うさはありますね.何とか持ちこたえられるのか,厳しい状況になるのかはわかりませんが,今日,いろいろ考えて,最近の研究に対する思いというか,そういうものが,あーこういうことだったのかもな,ということにちょっと繋がって来た感じがしたのは,収穫でした(でも,だからと言って,どうなるもんでもないが).

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12/3'16

 昨日も話が出たんですが,わかりやすく表現すると,東日本大震災の前に,福島原発に10m以上の高さの大津波が来る可能性があることは,わかっていて,そういうことを言うんだけど,誰もわかってくれない,という心境ですかね(実際,そうだった,S崎先生がそういうことをしきりに言っていたとW田先生がおっしゃってました).

 私の場合は,そんなに簡単な話じゃなくて,今の震度が被害と対応していなくて,そうすると,震度6以上が出ても大した被害が出ないことが頻発して,もう大丈夫じゃんとなって,耐震対策が進まないところに,1-2秒が出る揺れが来て,大被害になってしまう,ということでしょうか.

 これもW田先生がおっしゃってたんですが,S崎先生は,もっと強く言っておけばよかったと悔やんでおられたということなんですが,そういう話をきいて,自分が同じようなことになる(のはこのまま行けば間違いない)と思うと,やっぱり,いたたまれない気持ちになります.

 じゃあ,私ももっと強く言うべきなんでしょうか? でも,実際,強く言っていた時期もあったのですが,結局,何も変わらず,強く言ったからと言って変わるものでもないですし,上で書いた役回り的なこととしても,東大の先生ならともかく,はずれにある魅力度ランキング最下位の県の大学で業務に忙殺されてるしがない大学の人間がそんなこと言っても,って感じなんですよね.

 まあ,結局は,お上次第というか,これもよく言われるんですが,実際に悲惨なことにならないとお上は動かないわけで,それが上で書いた「日本の地震防災」の現状(惨状)ということですね.研究レベルでは,世界の最先端なのに,全くそれを活かせていないというのは,一体何なんでしょうか.

 結局,みんな責任をとりたくないんでしょうね.今の震度は,厳然として使われているわけで,でも,それがどういうものかをちゃんと理解している人は,ほとんどいない.でも,オーソライズされてるものだから,みんな使ってるから,それを使ってれば,間違っていても,みんなの責任になって,自分に責任が降りかかることはないわけです.そして,そうやって,東日本大震災のようなことになったわけで,つまり,あのようなことは,これからも起こり続けるということです.

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 うーん,でも,なんか変ですね.私はもう,のんびりやらせてもらう,東京から離れたはずれの大学で,(大学業務の僅かな隙間で)学生達と楽しく研究して行きながら,でも,まだ誰も到達していない研究成果は,発信し続けて,世の中は全然変わらないけど,(福島原発に10m以上の津波が来るぞというような)正しいと思うことは,ちゃんと情報発信はしてたぞ,という証拠(免罪符)は,残しておく,ということで,やって行こう(そうするしかない)と思っていたのですが,昨日のようなことがあると,気持ち的に引き戻されるような感じがするのは,何なんですかね?

 でも,気持ち的に引き戻されても,実際は,どうしようもないわけで,だったら,やっぱり,今のようなやり方でやって行くしかないのでしょう.つまりは,変な誘惑?に負けないように,いかにそういうことから距離をとって自分の世界に閉じこもるかが肝要ということでしょうか.

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 これって,どこかであった状況ですよね.そう,このサイトで再三書いてますが,世の中がどんどんおかしな方向に行く,でも,そういう世の中を変えることはできない,だったら,そういう世の中からある程度距離を置いて,そういう中でうまくやって行くしかない,つまり,世の中全体だけではなく,私が身を置く地震防災の世界でも同じことが起こっていて,その対処法も(残念ながら)同じということでしょうか.

 結局は,経済成長が止まって,ゼロサムの中で,パイの食い合いになってるわけで,そういう中で,私も背に腹は変えられず,私自身や研究室の学生とか,藤原とかバドミントン部の学生とか私の授業を受ける学生とか,私の周りにいる人達の利益を最優先する(彼らがどんどんひどくなっていく世の中でしっかりサバイブできるように話をする)ということですね.

 でも,それはそれで,楽しめるというか,そうするしかないということで,まあこれも,自然の流れの中で,ということですかね(達観).

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 なかなか,(議論?が)終わりませんね(笑).自分にしかできないことがあると思ったときって,どうするんでしょうね? そりゃあ,やるに決まってる? でも,そういうわけにも行かないというか,そうできない状況もあるわけで,そこが問題なわけです.

 もちろん,本人が自分にしかできないと思ってるだけなら,それまでの話だし,私的には,むしろそうあって欲しいと思うくらいですが,そうでないとしたらどうなんですかね? 一生懸命,自分が正しいことを世の中に対して説得すべき? でも,そんなこと,もう散々やって来たわけで,でも,わかんない奴はわかんないわけで,だったら,もう知ったこっちゃないってなりませんか?

 私個人的には,言いたいことや言うべきことが言えて,ちゃんときいてもらえれば,それでいいわけで,それで世の中が変わるかどうかは,どうでもいいというか,それは,私の役割ではないわけで,そう考えて,一研究者として,淡々とやらせてもらいますってスタンスで,ある意味,心穏やかにやってたわけですが,昨日のようなことがあると,そういう心の平穏をかき乱されるというか,正直,ちょっと迷惑なんですよねー.

 でも,そういうことがあっても,またしばらくしたら,元の平穏な生活に戻るんだと思います.というか,そうなって欲しい,そうなるためにこういう文章を書いてるようなものです.もちろん,平穏というのは,研究と世の中の関係性の話であって,仕事とかの日常生活は,平穏には程遠いものですが,こっちも,もうほんと平穏な生活になって欲しいです.

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12/3'16b
(野球)

 横浜の筒香が大幅アップの3億で,中田は,それに届かず,DeNAさん頑張りましたねとか言ったみたいです.いやいやいや,お前が頑張れよ.何度も同じことを書きますが,筒香と中田じゃ月とスッポンですよ.打率2割5分しかなくて,実際,再三チャンスで凡退して,優勝させてもらって,こんなに給料上げてもらってありがとう,じゃないですか?

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12/3'16c

 A倍さんが一度失敗して,再び,J民党の総裁になったとき,頑張って欲しいと書いたと思います(検索したけど,すぐには,見つからなかった).それは,単純に一度失敗したからもうだめというわけではないという意味でした.そして,結果的に,その後,Aベノミクスとか飛ぶ鳥を落とす勢いで,K泉さん以来の長期安定政権となりつつあります.まさに「大成功」でしょう.めでたしめでたし?

 でも,実際の中身はひどいものですよね.つまりは,「成功」なんてものは,その程度のことで,それは,K泉さんも同じなわけです.一体何なんですかね? そんな世の中に誰がした? ていうか,昨日からずっと書いてることも同じようなことですよね.

 とか言っててもしょうがないので,そんな表面的な薄っぺらい「成功」なんかじゃなく,もっと本質的な価値を追究するとしましょう.

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12/3'16d
[つまらない研究]
(研究)

 毒舌ついて(笑)に,最近,つまらない研究が多いなーと感じています.理由は明らかで,研究者の業績が査読論文数とか獲得資金で「定量的に」評価されるようになったからでしょう.つまり,みんな査読論文が書ける,研究費を獲れる研究ばっかりしてるんですね.そんな研究がつまらなくないわけがありません.

 ※地盤震動シンポの次の日に書いてるので,誤解されそうですが,地盤震動シンポの発表は,どれもつまらなくない研究で,つまらない研究で溢れてる中,正直,ほっとするものでした.理由は,はっきりしてて,どれも論文になるとかそんなこと度外視した「熊本地震で何がわかったか」というテーマで集まったものだからでしょう.

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 一番上の記事(昨日からずっと書いてること)の続きですが,結局は,自分が正しいと思うことに従って,研究して行く,もっと大きくは,生きて行くということでしょう.ここを他人の評価とかに置くと何もかもがおかしくなるわけで,そんなつまらない人生は送りたくはありませんからね(これで終わって,元の平穏?に戻れるかな?).

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12/3'16e
(サッカー)

 なんだよ〜.結局,またレッズ負けたんですか.何と年間勝ち点が圧倒的に少ない3位の鹿島が年間優勝です.一体,何だったんですかね?

 最後まで盛り上げるためにポストシーズンのチャンピオンシップをやるというのは,いいんですが,その仕組みが大問題でした.レッズはセカンドステージも優勝してるし,去年も書いたと思いますが,しっかり事前にシミュレーションをして,よほどのことがなければ,3位のチームの優勝は難しいようにするべきで,でも,鹿島は,ただ単に川崎に勝って,レッズに勝ったというか,2戦合計で2-2の引き分けで,アウェイゴールの差だけですからね.

 でも,既に書きましたが,2シーズン制もチャンピオンシップも,たった2年で終了となるみたいです.ほんと,一体,何だったんですかね?

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12/3'16f
(ピアノ)

 久しぶりにピアノを弾きました.弾く気になる曲はなかなか見つからないのですが,弾くだけなら弾く気になる曲は何とかあるってことでしょうか.

 何だか意味不明ですが,要は,やっぱり,なんでピアノを弾くかということですよね.もちろん,弾きたい曲,弾く気になる曲があるのなら弾くのでしょうが,そういう曲が特になくても,弾く気になるというのが,ピアノを弾くということかもしれません.要は,弾きたい曲という音楽の問題ではなく,ピアノを弾きたいというピアノの問題ってことかな(やっぱり,意味不明?).

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12/4'16
[福岡国際マラソン]

 福岡国際マラソンやってるんですが,私の小さい頃はもうやってて,世界的に有名なマラソンなんですが(今年で70年だと放送では言ってる),小さい頃は,ちょっと見てた気もしますが,実は,ほとんど見たことがありません.駿台の東大模試がこの日だったことは,どこかで書きましたが(その頃,レースの翌日,クラスメートが,瀬古と宗兄弟の最後のデッドヒートの話をしてたのは憶えてる),結構,イベント?と重なることが多いんですね.そう言えば,小学校高学年の時も全教研の模試とかで,出かけてた気がします.最近は,スキーの指導員研修会にずっと出てましたし,地震工学シンポが重なったこともありました.

 で,今日,ちょー久しぶりに見た感じがしたわけです.いつもなら,スキーの指導員研修会に行ってるんですが,2年に1回出ればいいので,2年に1回出ることにして(これまでは,私の場合,大地震があるとアウトなので,念のため毎年出るようにしてた)今年はお休みなわけです.

 で,感想?なんですが,スタートが平和台というのは,昔から変わらないのですが,コースが変わったみたいで(昔は,ひたすら東に行って,名島を通って,雁ノ巣折り返しだった),今は西に行って,東に戻ってくるみたいで,ちらちら見てるくらいだとどこ走ってるのかわからない感じだったのですが,別府大橋のところで,やっと,どこ走ってるのかわかりました.

 でも,てことは,今は六本松のあたりを走ってんだろな,ということは,推察?できても,画面から六本松とわかることはないですし,要は,私が知ってる街並みと今はもう全然違うってことなんでしょうね.あーでも,欅(って書ける(笑)?芸能ネタ?)並木のところは,よく憶えてますし,夢に何度か出てきたこともあります.

 あと,思ったのは,なんでマラソン中継があるか,です.見る方としては,ただ走ってるところを見るだけ(笑)なので,ずっと見てて面白いもんでもないので,はっきり言って,ちゃんと見ないんですが,急に展開が変わることもそんなになくて,がんがんCMも入れられるし,見てる方もずっと凝視する(笑)のではなく,付けっぱなしにしてちらちら見ればいいので,そこそこの視聴率が獲れるってことがあるんじゃないですかね? でも,ちらちらしか見てないので,CMなんか全然見てませんが.

 あっ,コース確認したら,西新とか通ってるんですね.全然気づかなかったというか,西新ならさすがに街並みでわかると思うので,やっぱり,ちゃんと見てない(笑).この辺のところは,ちゃんと見ればよかったな.あっ,しまった,この間,名島にラーメン食べに行ったところを確認しようと思ったけど,いつの間にか,通過してました(やっぱり,ちゃんと見てない(笑)).

 

 で,思うのは,何度か書いてますが,私と福岡の関係です.福岡は,私が生まれ(は大牟田だけど)育った街ですが,いつか帰りたいと思ったことはありません(Q大の話も2回断ってるし).今年の建築学会大会が福岡だったのですが,直前まで福岡であることを忘れてたくらいです.でも,その辺のところが少ーしずつ変化してきてるような感じもしないでもないです.

 実際,私の周りの私と同世代で,大学とかで東京に出てきた人達の中で,ぼちぼち福岡に帰るという人も出てきましたし,その気持ちもわからないでもないという感じにもなってきました.うーん,でも,私が,例えば,定年退職した後,福岡に帰ることは,やっぱりないかなあ.

 でも,なんでですかね? もちろん,家族がこっちにいるってこともありますが,一般の人達の感覚とは,かなり違うんですよね?(実際,Q大の話が何度も来るわけですし,なんで行かなかったの?と言う人もいた)

 よくわからないのですが,子供の頃,具体的には,高校時代までを,将来,研究者になるために東大に行くことを目的に過ごしたことがあるかもしれません.東大って東京にありますからね(笑).

 でも,考えてみたら,福岡に住んでたのは,高々10年ですし,それも西の方の極限られた範囲で,一方,東京には,20年住んでたわけですからね.つくばにももう13年になりますが,これは,単に職場がつくばにあるからというだけの理由です.そういう意味では,早く東京に帰りたいです.

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12/4'16b
[後継者]
(研究)

 後継者のことについては,既にどこかで書いた思います.地盤震動シンポの後の懇親会のときも,あなたのやっていることは素晴らしいし,ずっと続けて行かないといけないことだから後継者を,とも言われました.そう言えば,東大生研におられた岡田先生にも同じようなことを言われたのを思い出しました.ありがたい話です.

 でも,結果的に,ですが,まだそう言える人はいません.過去に二度ほど公募(と言っても,私のいるところは,講座制ではないので,専攻の中の防災セクションでの公募)が出たのですが,私がやってるようなことでの応募はありませんでした.考えてみれば,私がやっているようなことは,私が始めたようなものですから,他の研究室出身者だと分野的に違ってくるのは当然ですね.

 じゃあ,自前で育てるしかないやろ,ということになるのですが,まだ,博士課程を修了した学生はいません.でも,いろんな事情で,修了できなかった学生も含めて,見ていて思うのは,みんなものすごいハードルの高さを感じてるみたいなんですよね.別に後継者とか言うんじゃなくて,研究者になるというだけの話なら(研究者と言ってもピンキリなので),何とかやって行くことはできると思うんですけど.

 でも,やっぱり,思うのは,私自身は,後継者を何とかしなきゃ,とは,もう考えてないってことです.一番の理由は,やっぱり,そんなことは,押しつけることじゃないと思うからです.もちろん,やりたいという人がいるのなら,大いにやって欲しいと思うのですが,私がお前は俺の後継者だ,なんてのは,勝手な話だと思うんですよね.私がやってることが大事と言っていただけるのもありがたい話なんですが,だとしたら,私がやらなくなったら,誰かがやるものでしょう.

 あとは,私がやってることは,私が始めたということは,私の研究室は,誰かから引き継いだものではない,つまり,連綿と続く伝統ある研究室ってわけじゃないので,存続させて引き継がなきゃというのもないってことがあります.

 もちろん,現段階での話なので,これからどうなるかはわかりませんし,ゼロから始めるのは,大変なので,研究室の内外関係なく,やりたいという人がいれば,私ができることは何でもしたいとは思ってます.

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12/4'16c
[気分が悪い]

 この気分の悪さは,一体何なんでしょうね.楽しく気分よく生きて行きたかったら,てきとーに迎合してやって行った方がいいんでしょうか?

 もちろん,そんなわけに行くわけはなく,でも,だとすると,それこそ,誰もわかってくれないという恐ろしいくらいの孤独の中でやって行くしかないということでしょうか? というか,誰もわかってくれないのでしょうか?

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12/4'16d
[世界一になったけれど]

 今日の○熱大陸は,オルガン奏者だったんですが,ずっと字幕に「世界一になったけれど」と出てたのが気になりました.何度も書いてますが,コンクールで優勝したくらいで,世界一なわけありません.

 でも,将来性がある若手演奏者の一人ではあるでしょう.それでも,オルガンだけでは食べて行けないというのなら,パターン2を目指せばいいと思いますけどね.

 でも,彼は,日本に帰ることにしたようで,パターン1を目指す,そのための宣伝として,この番組に出たということですかね.それが彼にとって,というか,彼の音楽にとっていいことかどうかは...まあ,余計なお世話ですかね.

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12/5'16j
[理解者]

 孤独なんですが,迎合しててきとーにやっていては,大したことはできないのは当たり前で,そういう生き方が嫌なのなら甘んじて受け入れるということでしょう.そして,これは,研究とか仕事に限った話ではなく,世の中全体に対しても言えることなので,まさに人生そのものなわけです.つまりは,防災も含めて,どんどんおかしくなる世の中に取り込まれて,表面的な評価を受けるくらいなら,そういうものから距離を置いて,自分がやるべきと思うことをやって行くということです.

 でも,完全に一人では,さすがにしんどいですよね.ですから,どんなに少なくても,たった一人でも理解者がいてくれればとは思うのですが,そこのところがなんだか最近実感がないというか,孤独を感じてしまうのかもしれません.

 でも,孤独=悪ではないので,そういうことを楽しむことも必要なのでしょう.実際,私の理想としては,「一人,時々,みんな」なわけで,ということは,多くは「一人」なわけで,つまりは,理想に近いとも言えるわけですからね(前向き).

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 そう言えば,過去にもこういうこと,何度もありましたね(例えは,こことかこことか).要は,あまりに不勉強とか,全然わかってないとか,そういうのを見て,がっがりというか気分が悪くなるというか嘆かわしいというか,そういう気持ちになるということです.そして,それがどんどん進んで,自分以外全てそう見えてしまうようになると,完全に孤独(孤高)になるわけですね.

 対策?としては,やはり,そういう人達と接しないようにすることでしょうか.そう言えば,学会とかそういうのに足が向かないというか,行かないわけにはいかないので行くんですが,正直,あんまり行きたくなくて,それは,他人の発表きいてると,もちろん,ちゃんとしたものもあるのですが,多くは,がっかり系(笑)なので,そういうのに接したくないというのがあるのかもしれません.

 ですから,結局は,(多少)孤独でも,しょーもない世界とは,できる限り距離をとって,自分が価値があると思うものを中心に過ごして行くということですかね.

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12/5'16b
[西新]

 西新ですが,懐かしくなって,Googleマップで行ってみました.そしたら...263号線の脇山口のところの交差点にドンキがどかーんと建ってて,これじゃあ,マラソン中継見てもわかんないですね(7年前,出身高校(修猷)に講演に行ったときは,まだなかったと思う).

 263号線の方は,ちょっと昔の面影はあるけど↓.

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12/6'16b
(サッカー)

 そっか,鹿島が年間チャンピオンてことは,クラブワールドカップ(という言い方もどうかと思うが)も鹿島が出るんですね.うーーーん,でも,問題児金崎次第というか,(プレーじゃなくて問題児的なところが)スアレスと若干重なるところもあるので(プレーは現時点では月とスッポンだが),彼次第というか,彼が世界デビューを果たす機会になる?ならない?

 あと,来年からなくなるので,もう関係ないんですが,決勝の勝利の条件として,2戦合計の次をなんでアウェイゴール数にしたのかが未だに腑に落ちないです(しつこい?).その次が年間勝ち点なんですが,少なくともここを入れ替える,つまり,2戦合計→年間勝ち点→アウェイゴール数にすべきだったのでは?

 あとは,2ステージ制にしたのに,ステージ優勝(と言っても,結局,浦和と鹿島なんだが)がほとんど意味なしになったのも問題ですね.去年も書きましたが,今年の場合だと,まず最初に年間勝ち点上位のステージ優勝の浦和と年間3位の鹿島がやり,一方で,年間勝ち点下位のステージ優勝の鹿島と年間2位の川崎がやり,後者で,鹿島が勝ったとして,鹿島は,浦和と鹿島の勝者とやらなくては,いけなくて,最初の試合で浦和が勝ったら,また,鹿島は浦和とやらなくてはいけなくて,ここで勝って初めて年間1位の浦和への挑戦権を得る,というのが大元のルールだったと思います.つまりは,3位の鹿島は,川崎に勝った後,浦和に「2回」勝たないといけなかったわけです.それを「いろんな都合で省略」したので,変な話になったわけですが,それでも2戦合計→年間勝ち点→アウェイゴール数にすれば,結果は変わりました.

 あと,クラブワールドカップですが,クラブワールドカップって言うくらいなら,もうちょっとそれらしくしたらどうですかね? 具体的には,CLから4チーム,南米から2チームにして,残りは,現状のまま,各地域から1チームのみで,CLと南米の大幅なシードをやめたら,結構,それらしいというか,今よりもっと盛り上がるだろうし,クラブ世界一決定戦ぽくなると思いませんか? でも実際にやったら,「悲惨」な結果になるのは,目に見えてる?(世界3位とか大嘘を言えなくなる) ていうか,CLの準決,決勝の繰り返しになっちゃう?

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12/6'16b
(バドミントン)

 久しぶりの練習でした(藤原がコロンビアなので,教職員の練習に行きました).数えてみたら三週間ぶりですね.つまり,週一とか二週一どころじゃなくなってるわけです(先週の地盤震動シンポのときに藤原から連絡が来たけど,さすがに当日対応はむりー.でも,正直言って,さっさと帰って打ちたかった(笑).でも,懇親会もあるし,総合討論で,建築関係者からの質問に対応しないといけないし,実際,私の発言が求められる機会が多かったので,まあしょうがないですかね).

 で,調子としては,三週間ぶりなので,まーしょーがねーかという感じでしょうか.でも,この間,ぼちぼち体は動かしていたので,思ったよりは,体は動いた感じですかね.問題は,明日,どのくらい体の痛みが出るか,ですね.

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12/7'16
(日記)

 で,今朝,起きてみて,なんですが,思ったほど体の痛みがありません.というか,ほとんどありません.これですかね(でも,疲れのせいか,夜中一度だけ目が覚めて,いつもよりは,ちゃんと眠れなかった感じはするが).一日15分でも30分でも体を動かすのは,やっぱちょっとめんどくさいんですが,何とか習慣化できればと思います.

 競技力的にも,現状のどうしようもないレベルで「できないことを繰り返す」より,ほんの少しでもトレーニング的なことをしてフィジカルを少しでも高めた方がいいような気がします.バドミントン以前に健康(笑)というか体調の問題もありますしね.そう言えば,体調もここんとこ悪くないですね.

 もちろん,藤原が打ちたいと言えば,週二でも週三でも,いくらでも相手をしますが,彼が国際試合とか合宿でいないときなんかは,こんな感じで,打つのは,二週一とか週一で,でも,その間,体を動かしておくというのがよさそうです.

 そうそう,昨日,教職員の練習に行ったということは,三週間ぶりにバドミントン部が練習してるところにも行ったってことなんですが,(行ったときは,座学やってて,結構,長い時間やってたけど,あんな寒いところでやんなくても(笑)),今年度のシーズンも終わって,卒論もあるし,4年生は,もう来てないだろうなと思ってたんですが,綿矢とか伊奈とか来てて(男子は反対側にいたのでよくわからなかったが),なんか嬉しかったですね(でも,座学で帰ったみたいだけど).

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12/7'16b
[愛に飢えてる]

 なんか,変なタイトルですが,そんな感じがしています.理由は,明らかなんですが,どうしようもないところもあって,だから,どうしようもないんですね.

 これも,修行?が足りないというか,まだまだ仙人?には,程遠いってことなんでしょうか.

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12/7'16c
(世の中, 政治)

 カジノ法案ですが,依存症の議論が不充分とか言ってる人がいるみたいですが,じゃあ,パチンコとか競馬とか競艇はどうなんやねん.業界団体からの票が必要だからそれはOK? もう滅茶苦茶ですよね.カジノなんかですってんてんになるのは,金持ちですし,そんなことより,生活弱者のパチンコ依存症の方が遥かに問題でしょう.

 第3のビールもようやく酒税を揃えることになったみたいですが,ほんと中央政府が無能すぎますよね.

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12/7'16d
[いいんじゃないですかね]
(世の中, 経済)

 ?mazonが配送時間を短縮するためにロボットを導入とか,レジなしで買い物できるスーパーを出店するとか言ってます.いいんじゃないですかね(って私が言うときは...).

 ?mazonがやってることは,世の中を便利にするという大義名分の元,資本主義経済の中で競争に勝って,金儲けしようとしてるだけです.でも,何度も書いてますが,結果として経済は縮小しますし,資本主義経済は崩壊に向かいます.今,脚光を浴びてて,急成長してるウーバーとか,自動運転技術も同じですし,もっと広い意味では,インターネットが普及して,本とかCDとか買わなくても情報が得られたり,音楽が聴けたりするのもそうです.

 つまりは,今のビジネスの世界の中心で,懸命に競争してるのは,結果として,自分達で自分達の首を絞めてるわけですが,世の中を便利にするという方向は,間違ってないし,資本主義経済が崩壊するというのも間違ってないと思います.つまり,なるようになってるわけで,ですから,「いいんじゃないですかね」(でも,ものすごいハードランディングが起こるとは思いますが)

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12/7'16e
[新聞も]
(仕事)

 テレビとか新聞とか,いろんなメディアから取材を受けることが多いのですが,特に民放は,いい加減なものが多いので,ホームページに注意書きを出してハードルを高くして,新聞を中心に取材を受けていたのですが,新聞の場合,事前に記事の確認をさせて欲しいと言うと,渋るので,じゃあ,掲載しないでくださいと言うと(だって,頼まれて取材に応じているわけで,別にこっちが頼んで載せてもらうわけじゃないですからね),チェックさせてくれてたのですが,先日からA日新聞の取材を受けていて,記事にする段階で,どうしてもそれはできないと言われるので,掲載を見送ってもらいました.

 折角頑張っていろいろ取材されてたし,中身的にもおそらく大丈夫だとは思うのですが,ここだけ特別というわけには行かないのでしょうがないですね.でも,こうやって,ある意味,ハードルを高くしていけば,いろいろめんどくさい仕事も減って行くでしょうね.私としては,正しいことを世の中に伝えなくてはとは,思っていますが(なので,間違った形で記事になるのだけは,絶対に避けたいので,事前に記事をチェックする必要があるのです)自分からしゃしゃり出てまでしようとは思いませんから,要請があれば,ってことで,

 でも,こんな感じだと,私がメディアに登場する機会はどんどん減って行って,それはそれでOKですかね.そんなことしてる暇があったら,学生達と本質的に価値がある研究して行きたいですからね.

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12/7'16f
(世の中, 経済, 経日)

 でも,目先的には,どうなるかは,わかりません.というか,明らかに逆の動きも出てきてますよね.具体的には,Brexitとかトランプとか,昔に戻るじゃないですが,そういうことをして経済を回す,みたいな.実際,トランプラリーは,まだ続いてるみたいですし,当分続くと見る向きもあるようです.

 でも,大きな流れには逆らえませんし,むりくりそういうことをしても,単にバブルが積み上がるだけで,弾けたときのハードランディング具合が激しくなるわけで,今はそういう様子を見て買ったりしてますが,いつ売ろうかいつ売ろうかと虎視眈々とタイミングをはかってるって感じでしょうか(でも,今のところ,売りになる気配は見られない).

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12/8'16
[物騒?]
(世の中)

 資本主義経済の崩壊とか,物騒?なことを書いてるように見えますが,単純な話で,みんなが必要以上のお金なんか必要ないことに気づいて,無用な報酬を求めず,内的熟達や人との繋がり,つまりは,単純にその人が面白いと思うことや,やり甲斐があると思うことがやれて,それで,充分食べて行ける(けど,人から搾取することで大金持ちになることもできない)世の中になればいいなあと思うし,そうなっていくということです.

 実際,流れとしては,世の中を便利にすることによって,経済が縮小するとか,ロボットが辛くて面倒な生きて行くのに必要な仕事はしてくれるとか,技術は進むことはあっても後退することはないので,そういう方向に確実に向かっています.でも,世の中,ずる賢い人や既得権にしがみつく人は,いるわけで,そういうことに抵抗する流れもあるでしょうね.そういう意味では,教育は,やはり重要だと思いますが,まあ,時間の問題でしょう.

 それをこの目で確かめることが長生きするとしたらの目標とも言えますが,さすがにちょっとそれは,間に合わないかもなー(でも,意外と間に合ったりして).

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12/8'16b
[事実は小説よりも]
(このサイト)

 もう量的に大変なことになって来てるこのサイトですが(と言っても,書いてる時間は,せいぜい一日1時間くらいのものなので,積もりに積もれば,ということでしょうか),長編小説みたいなものかもしんないなーとふと思いました(小説としての質はともかくとして).

 もちろん,中身は,小説ではなく,私がその日に思ったことを,ただ書いてるだけなんですが,ずっと辿って行くと,世の中で起こっていることとか,私の心の中の変遷というか,ある流れに従って,動いているわけで,それを辿ると大きなストーリーみたいなことになってるような気がしたということです.しかも,架空のでっち上げではなく,事実に基づいたもので,事実は小説より奇なりということもあるわけです.

 でも,超「長編」なので,読むのは,やっぱ(自分でも)大変ですね(笑).でも,時々読み返すと,正直,大きな発見がいっぱいあるので,頑張って,読み返そうと思います(でも,やっぱり,読むより書く方が楽しいので,書く方優先になっちゃうけど).

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12/8'16c
(野球, 世の中)

 日ハムの大谷の(中田が2億8千万で,横浜の筒香が3億なのに対して)2億7千万というのが安すぎるという声が大きいですね.私もそう思いますが,投打とも規定投球回数にも規定打席にも達しなかったということはあるかもしれません.でも,そんなことより,メジャー移籍を取り付けたことの方が大きいんじゃないですかね.元々は,日本でプレーせず最初からメジャーに行きたいって言ってましたからね.

 彼は,他人の年俸も自分の年俸にも興味はないと言ってました.ほんとかどうかはともかく,もしほんとにそうだとしたら,もっと成功する可能性が高いと思います.だって,プレーするのは,もっとお金が欲しいからではなく,もっとうまくなりたいからなわけで,それこそがモチベーションの源泉だからです(心理学で証明済み).

 つまりは,彼が言ってることがほんとだとしたら,2億7千万という年俸は,大谷にとって安いのではなく,そんなの全然要らないし,それこそ,ちゃんと生活できて,思う存分野球ができたらそれで充分でしょうし,それは,私も全く同じです.

 彼がメジャーに行きたいのも,いっぱいお金がもらえるからではなく,よりレベルの高いところでプレーしてみたい,自分を高めて,どのくらい通用するか試してみたいということでしょうからね.つまりは,資本主義経済が崩壊すれば,お金がいくらもらえるかなんか関係ないし,世界の最高の舞台で最高のパフォーマンスができれば,それで充分でしょう.

 ただ,現状では,ブランド品や高級車や豪邸を買うお金は要りませんが,練習やプレー環境は大事で,そこにある程度のお金はかかるでしょう(イチローもそこにこだわってきた).移動とかにも体に負担をかけたくありません(世界トップレベルのプロゴルファーが自家用ジェットをもってるのはそういう意味はある).

 研究するのにだって,研究費はかかりますからね.でも,それは,年俸がいくらとか言うのとは,また別の話です.

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 でも,そこのところが,実は,びみょーというか,バランス的に大分おかしくなって来てるということですかね.具体的に言えば,日本のプロ野球とか,アメリカのプロスポーツとか,ヨーロッパサッカーとかは,明らかにやり過ぎです.スポーツ本来の姿を考えれば,ちゃんと生活できて,思う存分,練習やプレーができれば,それで充分なわけで,何億も何十億も給料を払うのではなく,むしろ,ちゃんとした人間教育というか(何百万もする時計して,何千万もする車乗り回して,ほんと格好悪くてみっともない),選手を引退した後をどうするかをちゃんと考えるべきでしょう.

 そういう風に考えて行くと,プロスポーツだけではなく,ビジネスとか経済全体で見れば,そういう無駄な部分を取り除くと,感覚的には,数倍,へたすりゃワンオーダーくらいは,違ってくるかもしれません.つまり,そういったことを効率化すれば,働く時間は,現状でも数分の1に減らせるし,残った時間で,ほんとにやりたいこと,やるべきことができると思います.

 もっとも,やりたいことがない,やるべきことがわからないという人が多いのも事実で,世の中に騙されて,無駄なお金を使わされて,そのために,とりあえず就職して働くか,みたいなことになってるのが,現状が変わらない最大の理由かもしれませんね.

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12/8'16d
[先送り]
(世の中)

 最近,よく学生と昼ご飯を食べるようになって(でも,いつもだいたい限られたメンバー),いろんな話をするんですが,今日は,国は,莫大な借金を抱えて,それを次世代につけ回そうとしてるし,福島原発の廃炉は,どんどん悲惨なことになってきて,一体いくらかかるのか,いつまでかかるのかもわからない,全くけしからん話という(よくある)話になりました.

 で,ふと思ったので,ふと話したんですが,「先送り」も実は,立派な?解決?法かもしれないと思いました.莫大な国の借金ですが,借金だから返済しないといけないと考えるのですが,返済する相手は,結局,国民(国債を買ってる銀行→銀行にお金を預けてる国民)ですから,どんどん先送りしても,つまりは,次世代に先送りしても,またまた,次の次の世代に先送りすれば,永遠に返済しないでいいことになります(僅かな金利を払っていくだけ.今は何とマイナス金利).

 それは,極端だとしても,それこそ200年とか300年とかかかっても,ほんの少しでもちびちび返して行けばいいという考えもあるわけで,つまりは,これ以上,借金を増やさないことが重要なわけです.

 原発はもっと単純で,30年とかで廃炉にしようとするから大変なわけで,お金がないのなら,放射能対策だけしっかりやって,それこそ200年,300年かかってもしょうがないと割りきることもできるわけで,半減期のことを考えれば,まさに時間が解決することもあるわけです.これって,実は,チェルノブイリのケースなんですが,周辺は,実は,なんと動物の楽園状態になってるという話もあります.

 もちろん,極論なんですが,何とかしなきゃと頭を抱えて,閉塞感に覆われてしまうだけではなく,あっけらかんと開き直るのも,そういう考え方をするのも,人々の心持ちというか,生きて行く希望?的な観点からも,結構,大事だったりするのかもな,とは思いました.もちろん,政治家がそれじゃあ,だめですけどね.

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12/8'16e
(経日)

 トランプラリー?が止まりませんね.おかげさまで,先日のトランプ当選翌日の暴騰による損は,とっくに取り返し(変わり身が早い),あっという間に,7月くらいの今年の中で一番収益がよかったときくらいまで戻って来ました.

 でも,大きな流れとしては,所詮バブル,即ち,売り中心にやっていくことに変わりはありません.でも,今のところ,そういう雰囲気はありません.でも,いつ急に雰囲気が変わって,変わり身早く勝ち馬に乗り換えるかもしれません.

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12/9'16
(日記)

 今日は,構造力学の講義で,ということは,先週は,地盤震動シンポで休講にしたので(その分を来週の試験期間中にやらないといけない),あれから1週間ということですね.で,気づいてみたら,この日のような感覚はもうないですから,数日で落ち着いたということでしょうか.

 あるいは,こういうこともあったりして,要は,ストレスがかかる世の中のいろいろめんどくさいこととの関わりをいかに排除して行くかってことなのかもしれません.

 もちろん,仕事をしている以上は,それは非常に難しいし,もっと言えば,買い物したり,食事に出かけたり,電車やバスや車に乗ったりして,ふつーに生活するだけでも,誰かと接しないといけないわけで,そこを完全になくすことは難しいのですが,負の影響を与えるものを排除すると同時に,正の影響があるものに注力していく,表面的な評価とか利益ではなく,より本質的なことに集中していくということでしょう.

 仕事と同様に,生活についても,資本主義経済から距離を置くような生活,具体的には,余計な金を使わせようとする様々な罠に騙されず,自分がやりたいことやるべきことをしっかり考えて,内的熟達的に生きて行くということですね.

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12/10'16
(日記)

 週末が長い,週末の時,あー早く週末が終わらないかなー,というよりは,日曜の夜とか,月曜になったとき,金曜日がなぜかすごい昔に思えてしまうと書きましたが,やっぱり,長いですね...そして,週末の時,あー早く週末が終わらないかなー,というよりは,ではなく,やっぱり,あー早く週末が終わらないかなという感じです.これじゃあ,定年後が心配?

 でも,じゃあ,週末がなくて,ずっと勤務というのは,やっぱり,しんどいです.だから,結局,平日は働いて,週末は休めって誰かに勝手に決められるのが嫌なだけかな.疲れて休みたいときは勝手に休むし,週末だろうと,仕事をしたいときは,仕事をするのがいいってことでしょうか.

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12/10'16b
[押し目]
(経日)

 日本市場が閉まった後の昨日のNYダウは,続伸して最高値を更新し続け,円安も進んで,トランプラリー?は,どこまで続く? ていうか,ここまで来ると,高所恐怖症じゃないですが,怖くて買えない? でも,雰囲気的には,Aベノミクスの最初の頃に似てきました(中身はないが株だけは上がる).

 で,買ってるのは,例によって,外国人ばかりで,国内,特に,個人投資家は,完全に買いそびれてるんだそうです.で,持たざるリスクじゃないですが,押したところで銘柄を選別して拾っていきましょう,みたいないかにも的な解説?をしてる人がいました.てきとーないい加減なこと言いますよね.

 基本的には「押し目待ちに押し目なし」ですからねー.ていうか,実際,押し目が全くなくここまで上がってきていて,だから,買いそびれてる人が多いわけですからね.

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12/11'16
[情報]
(世の中)

 大手情報?会社が運営するまとめサイトがいい加減な記事を載せてたことが問題になってるようです.でも,インターネットの情報なんてそんなもんですよ.怪しいってわかるものならまだましで,もっと巧みに騙すような情報の方がたちが悪いし,そういうもので世の中は溢れていることは,何度も書いている通りです.

 そもそも,どんな情報もそれは単なる情報に過ぎないわけで,インターネットであろうがテレビや本であろうが,それが100%正しいなんてことはないわけで,結局は,受け手次第ということです(そういう意味では,このサイトに書いてあることも然り).

 結局,誰かに教えてもらうのではなく,自分で考えましょうということですね.

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12/11'16b
[暖かい]
(日記)

 暖かいですね.いやいや,確かに暖かい日もあるけど,寒い日もある? そうですね,確かに外はそうなんですが,私個人的には,やっぱり「暖かい」です.

 一つは,既に書きましたが,引越先の室内が暖かいんですよ.具体的には,東面が大きく開いているので,朝起きたときから午前中ずっと,日差しでぽかぽかで,今日は,この冬一番の寒気で,つくば市の最低気温は,-1度とかだったみたいですが,私の部屋は,暖房なしで23度くらいあります.

 夜は,さすがに20度を少し切ってくるので,暖房を付けてる,具体的には,引越前の去年の灯油が余っているので,ファンヒーターを付けているのですが,ほとんど節約モード運転で,この冬になって,まだ1缶とちょっとしか炊いてません.引越前のところだと8日に1缶だったので,3倍くらい違いますね(しかも,今の部屋の広さは,15畳くらいはあるので,引越前より広い).つまりは,単純計算だと一冬3〜4缶くらいで済みそうで,だったら,わざわざ灯油買いに行かなくても,エアコンつけても大したことないかもしれません.実際,夏もそうだったわけですからね.

 日当たりがいいのは,夏は,暑くなりそうなものですが,エアコンを付けっぱなしにすれば(電気代は,月+2000円くらいのもの),全然大丈夫です.つまりは,日当たりの問題というよりは,マンションの保温性の高さということですね.つまりは,何度も書いてますが,マンションを「借りて」住むのが一番ってことですかね.地震のことを考えれば,余剰耐力が大きい低層建物で1階がピロティーの2階がお薦めです.

 あとは,外を歩かなくなったということもあります.引越前は,通勤とか買い物は,バスと歩きが中心だったので,寒い中,とぼとぼと歩くことが多かったのですが,今は,バス停は目の前だし,今住んでるところは,前のところより不便なので,買い物とかも車で出かけるようになって,逆に外気に触れる機会が大幅に減ったということはあります.

 ということで,今のところ,暖かく快適な冬を過ごしております(^^).

 そっか,今くらいのペースなら,それこそ車にガソリン入れるときにファンヒーター1回分灯油買えばいいくらいの頻度かもしれませんね.でもこんな感じだと,ほんとお金使わないなー.

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12/11'16c
[○○ファースト]
(世の中)

 K池さんの五輪会場見直しですが,アスリートファーストで,競技団体の要望に応えれば,とかいうことになってきたんですが,そりゃあ,競技団体は,新しい会場作ってくれって言うに決まってるじゃないですか.つまりは,アスリートファーストの一方で,都民ファーストはどこに行った?ということです(そういうのをちゃんと調整するのが政治家の役目).

 いずれにしても,ほんとに会場の新設が必要なら,日本という国は,首都東京周辺でも,既設の施設でオリンピックもできない,新興国のような国ってことになりますね.

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12/11'16d
[必然の流れ?]
(世の中)

 イタリア国民投票での否決(オーストリア大統領選は,極右が負けたが僅差)で,Brexit,トランプ当選という(悪い?)流れが続いているという報道なんですが,どうなんですかね? なんか当然というか必然の流れのような気もしてきました.

 既に書いたと思いますが,20世紀は,先進国が世界の富を独占した時代で,でも,近年,急速に新興国が経済成長して,一方では,先進国の成長は頭打ちで,先進国は,しょうがなく新興国の成長に乗っかることになり,結果として,富の再配分が進んで来ました.それはそれでいいことというか,進むべき方向だったと言えるでしょう.

 でも,だとしたら,富める先進国が貧しい新興国を援助するという20世紀の枠組みもどうよ?ということに先進国がなってくるのもありえる話ですよね.人間,なんだかんだ言って,自分に余裕があるから援助するのであって,自分が職にもありつけず,食べるのにも窮しているのに,いくら難民とは言え,外国人が只飯食うのは看過できんと思うのは,(残念ながら)自然の流れでしょう.アメリカ国民だって,自分が大変なのに,なんで自分が払う税金で,世界のどこかの国の紛争に出かけていかないといけないのかと思うでしょうからね.

 じゃあ,アメリカがこれまでやってきたことをどこがやるのか,ですが,中国がこれから世界の覇権を握るという人もいるんですが,どうなんですかね? 中華思想の中国がそんなことしますかね?

 ということで,世界経済が行き詰まる(これも人口増加とか有限な資源とかの中での必然の流れ)中で,要は,自分のことは自分でやるという,まさに自己責任社会に世界がなってきたということで,これも必然の流れであり,ある意味,あるべき姿になって来たということかもしれませんね.

 そういう中で,どうしたらいいか,ですが,これも明らかで,要は,自分のことは自分で面倒見られるようになるってことです(なんて明解).

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12/11'16e
[嘘]
(世の中)

 ということで,テレビCMで,○。パネット○カタというところが「利益還元祭」というのをやってたんですが,「利益還元祭」って何ですかね? この会社がこれまでに得た莫大な利益を還元するということですか? だとしたら,「利益還元祭」で売ってる商品は,利益が出ないどころか,売れば売るほど会社が損する(利益を還元する)ということですかね? そんなわけないですよね.

 こういうのは,この会社以外でもよくやってると思うのですが,誇大広告というか,誇大どころか嘘なわけで,問題にならないんですかね? これもやっぱり騙される方が悪い?

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12/11'16f
(スポーツ)

 NFLなんですが,一応,週1回,ダイジェスト番組は見てるのですが,アメフットは,やっぱり,ダイジェストじゃつまらないですね.実際は,ファーストダウンとるのも大変なわけで,そういう中で,ビッグプレーが飛び出すから面白いわけで,ビッグプレーばかりを集めたダイジェストを見ても...

 ただ,どこが何勝何敗で,プレーオフに出られそうとか,今はどこが強い(最近はやっぱりペイトリオッツが安定してずっと強い)とか,そういうのは,わかっていいんですが,49ersが,私が一番見ていたときとは,かけ離れたひどい状態なのが...(1勝しかしてない).

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12/11'16g
(ピアノ)

 ピアノなんですが,何とか弾く気になる,初見でも何とか通る曲をちんたら弾いてるんですが,そしたら,このまま行けば,数週間もあれば,仕上がるってことはもちろんないですが,おそらく,今の私で弾けるだけのところまでは,行ってしまいそうで,これはこれで,さすがにちょっともの足らなくなってきました.なかなか,うまいこと行きませんねー.

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12/11'16h
[言った通り?]
(世の中)

 福島原発の廃炉費用ですが,想定の10兆円から2倍の20兆円に膨らむ(あまりに桁違いで,有明アリーナの300億が霞む...),さすがに東電では無理ということで,国民が電気代の値上げという形で負担することになるとの報道です.ときいて,何をーと思ったあなた,一体,いくら負担する必要があると思いますか?

 廃炉に40年かかるとすると,標準的な世帯で,一月当たり18円なんだそうです(単純計算だと差額の10兆を40x12=480月で割ると,一月あたり21億なので一人当たり20円以下).ほーら,言った通りになったでしょ.もちろん,お金の問題だけではないですが.

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12/11'16i
(スポーツ)

 フィギャーのグランプリファイナルですが,女子のメドベデワ,男子の羽生さんは,ミスが少し出ても優勝してしまうのは,やはり,頭一つ抜けてる感じがしました.宮原さんは,ほとんどノーミスで,2位に入ったのはよくやったと思いますが,優勝しようとするのなら,今のプログラムを完璧にやって,メドベデワのミス待ちだとちょっと厳しいかもしれませんね(それにしても,愛する人を見送り,夕方になっても帰って来ずに不安になり,かかってきた電話をとって,愛する人の死を知るというストーリーを毎回演じるのってしんどくないんですかね?).

 でも(何度も同じことを書きますが),やっぱり,慣性モーメントが...(笑).宮原さんがあのジャンプの高さ(低さ)で,安定して3回転ジャンプができるのは,やはり,体の小ささはあるでしょう.体を円柱と考えれば,慣性モーメントはMa2/2(aは半径,つまり,慣性モーメントの中に円柱の高さは入ってない)だから身長は関係ない? でも,身長が低ければ,体重(M)が小さくなりますし,それどころか,普通は,体重は身長の3乗で効いてきますから,やっぱり,背が低いのは圧倒的に有利でしょう(単に体重を減らすだけだと筋力も落ちるし).

 あと,フリーの曲がホルストの惑星だったのですが,ステップのところの火星で手拍子が起こって,でも,この曲,5拍子なんで...手拍子が全然合わなくて途中で消滅したのが...ちゃんと勉強しましょうね(笑).あとは,「ピアノ協奏曲第3番」もそうですが,「アダージョ」は,曲名じゃなかよ〜(アダージョの曲をアダージョと呼ぶのは(ピアノ協奏曲第3番と同様,そんな曲いっぱいあるので)やめましょう).

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12/11'16j

 こういうことを考えてみると,東京の街中に住むより,郊外に住んで,出かけるときは車とかいうのが暑さ寒さや雨風もしのげて,歳をとったら楽かもしれませんね.もちろん,運動不足には,気をつけないといけませんが,10分とか15分とか歩いても大したことないし,それより,暑い寒いというハードルの高さを越える必要がない室内でできる体を動かすことを日常生活の中でまめにやることの方が遥かに効果があるような気がします.

 そうすると,これまた現状肯定で,金も使わないことになります.今のところでいいのなら,それこそ,ここに死ぬまで住み続けることも(その気になれば)できるわけですからね.

 でも,やっぱり,それはないかな.今は,大学という「出かける先」がありますが,それがなくなったら,今のところは,やっぱり,しんどいと思いますからね.でも,今の生活の,ある意味快適さは,大いにヒントになるところではあります.既に書きましたが,駅直結のマンションとかいいかもしれませんね(でも,都心だと低層のものはないかな).

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12/12'16j
[近隣問題]
(生活)

 今住んでるところが快適ということで,いろいろ発見があったというか,マンションの建物としての居住性のよさについては,既に書きましたが,マンション(集合住宅)で気になるのは,やはり,近隣問題,具体的には,騒音問題ですよね.私自身がピアノを弾くので,これには,気を使うというか,それが理由でこれまでずっと一軒家に住んでたわけで,今回も今のところにしたのは,ピアノを入れてもいいというのが理由でした.

 で,もちろん,私が出す騒音?だけではなく,私が被る近隣問題や騒音問題もあるのですが,今のところは,今のところ,全くそういったことはありません.私の部屋に近隣の部屋からの音はほとんどきこえないし,防音室付きピアノの音もほとんど近隣にはきこえてないみたいです.マンションの造りが違う(私の目から見ても,層数の割に部材断面がかなり大きい)ということもあると思います.

 あとは,どういう人が住んでるか,というのもあるでしょう.よく言われるのは,ある一定所得以上のちゃんとした?人が住んでるようなちょっと家賃が高いところに住むべきということなんですが,実際は,そうでもない感じがしてきました.私が今住んでるところは,ピアノが入れられるということで,選択の余地はなかったのですが,結果的に「ある一定所得以上のちゃんとした?人が住んでるようなちょっと家賃が高いところ」ではありません.

 立地的に言えば,いわゆる住宅街ではないし,周辺の環境もあまりいいところではないでしょう(でも,出かけるときは目の前のバス停からバスか車なので,それは全く問題ない).で,どういう人達が住んでるかなんですが,よくわからないというか,何の仕事してるんだろう(ていうか,何の仕事をしてるか明らか)みたいな人も結構いる感じで,会えばにこやかに(笑)挨拶はしますが,それ以外の接点は全くないんですね.

 でも,それが一番いいような気がします.例えば,子供に立派な?教育を受けさせてる高収入の家族やリタイアして悠々自適な高齢者がいっぱい住んでるようなところなら,ちょっとでも騒音出せば,すぐ文句言われそうですし,子供が小さければ,やっぱり,音はしますよね.

 つまりは,高い家賃払ってちゃんとしたところに住んでるんだから,それに見合った住環境を求める人達が住むところよりは,社会に対してちょっと引け目があって,近隣住民とトラブルを起こしたくない,近所付き合いなんかしたくない,関わりたくないくらいの人達がいるようなところの方が逆に近隣トラブルは起こらないような気がします.もちろん,これも程度問題で,夜中に大騒ぎしたり,犯罪まがいのことをしてるような人達がいるようなところは,まずいわけで,これもバランスの問題ということですかね.

 私が住んでるところは,たまたまだったんですが,例えば,東京に住むとなるとどういうところがいいってことになるでしょうね.いわゆる高級住宅街や高級マンションではなく,それより,いろんな雑多な仕事をしている人が住むようなところ,ということになりますかね.具体的には,歓楽街の近くということでしょうか(今のところもそういう雰囲気).

 もちろん,街中なら,ある程度の外の騒音はあるでしょうが,意外と気にならないものですし,今回は,選択の余地がなかったのですが,丹念に探せば,街中でも外の騒音がほとんどしないところは,ありますからね(本郷時代はそういうところ,具体的には,通りのマンションのすぐ後ろに住んでた).

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12/12'16b
[機内モード]
(IT)

 スマホの機内モードというのを使っています.きっかけは,文字通り,飛行機の離着陸時にスマホを見るためだったのですが,これって普段もちょー「使えます」.

 まず,バッテリの減りが全然違います.私の場合だと,2, 3日は,もちますね.普通に繋がってると一日はもたないので,この差は大きいです.

 あと,通信量が減ります.私の場合だと,3GB以内に収まってたのが,2GB以内に収まるようになりました.

 そして,これが一番大きいのですが,メールが届きましたよ〜ってチンチロリンと知らせてくれたり,電話がかかってくることがないので,邪魔されません.つまり,私がチェックしたいタイミングでアクセスすればいいわけです(PCと同じ).それじゃあ,携帯電話とは,言えんだろと言われるかもしれませんが,その通りです.でも,私は,ずっと昔から,携帯は不携帯と公言していて,連絡はメールでしてくださいと言ってるので,そう思って下さいってことですね.

 問題は,機内モードにしたり,通常モードにしたりというのが面倒じゃないか,ということですが,これももう慣れました.具体的には,普通はスイッチを入れるところをスイッチを入れて一度長押ししてタップするだけです(ツツーンツンというリズム).つまり,スマホを「ONにする」という動作がそういうものだと思えば,それだけの話です.

 ついでにテザリングを一発で入れるアプリのアイコンを機内モードを解除するときのメニューと同じ位置にもってきて,そうすると,PCに繋ぐときは,スイッチを入れて,一度長押しして「2回」タップすればいいようにしています(ツツーンツンツンいうリズム).

 使った後,機内モードにするのは,もっと簡単で,長押しして一度タップするだけです(ツーンツン).機内モードにすれば,テザリングも自動的に解除されるので,操作は同じです.

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12/12'16c
(経日)

 とか書いていたら,(日経225は続伸しましたが,pfは)早速,押したので,私は一旦手仕舞いました.でも,押し目を拾う,だと,逆にここで買うわけですよね.

 つまりは,今日の状況を見て,売るのか,買うのか,手仕舞うのか,上がったから買うのか売るのか,下がったから買うのか売るのかって,やっぱり,簡単な話じゃなくて,私は,押し目を拾うというような普通の人がとる行動とは,逆の行動をとってるわけです.

 ですから,そこは,もうその人の相場観ということですね.相場観というのは,これから上がると思うのか,下がると思うのかの一点です.いくら利益が出ているから,いくら損したからとかは,関係ありません.

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12/12'16d
(世の中)

 帰ってきたら,19時のニュースで,大阪の電車のホームで女の人が男に突き落とされて,危うく轢かれるところだったと言ってました.もちろん,とんでもない話ですが,皆さん,列の先頭に並んでるとか何らかの事情でホームの端の方にいないといけないときで,電車が入ってくるときどうしてますか? まさか,ボーッと立ってるとかスマホいじってる,なんてことはありませんよね?

 電車のホームというのは,全くの「公共の場」ですから,どんな人がいるかはわかりません.今回のように人を突き落とそうとする犯罪者もいるかもしれません.私は,だいたい電車が入ってくる少し前のタイミングで後ろを振り返るようにしています.ていうか,本能的にそうしませんか?

 用心しすぎと思われるかもしれませんが,別に大したことじゃないですし,ほんのちょっとしたことで,世の中に無数にあるリスクを簡単に回避することができます.

 これ以外には,車を運転している時,ブレーキを踏む前に必ず後方を確認するのもそうですね.もちろん,追突されたら追突する方が悪いのですが,追突なんかされない方がいいですよね.もちろん,確率の問題ではあるのですが,追突される方にも何らかの原因はあるわけで,その確率を低くすることは可能だと思います.

 こういうことは,これ以外にもものすごくたくさんあって,ちょっとしたことで,いろんな危険を回避できると思います.でも,世の中の人々を見てると,ほんと無防備で危なっかしいなあと思うことが多いですかね.

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12/12'16e
(世の中, 政治)

 日露首脳会談というか,北方領土問題ですが,どうなるでしょうね.このサイトで何度も書いてますが,国境とかどこの国の領土とか,そんなことはどうでもいいというか,実質的には,大した問題ではないと思います.問題は,北方領土で生活してた人が故郷を追われたこと,そして,現に今は,ロシアの人が住んでるということです.

 つまりは,北方領土を追われた人が故郷に帰ってまた生活できること,そして,今住んでるロシアの人もそのまま生活できることが大事で,そのためには,どういう枠組みにすればいいか,ということで,どうすればいいかは,そんなに難しい問題ではないと思いますが,どうでしょうか.

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12/12'16f
[考える]

 このサイトで,しっかり自分の頭で考えられる人間になりましょうと書いています.もちろん,全ての人がそうであることが理想ですが,現実には,そういう人は,極一部です.一方では,極々一部ながら,そんなこと言われなくても始めからできる人もいます.

 ですから,しっかり自分の頭で考えられる人間になりましょうというメッセージは,極一部入るか入らないかのびみょーなラインにいるかなり限られた人,それができるかできないかで,人生が大きく変わる人,具体的に言えば,研究室やバドミントン部や私の講義を受ける学生達,あるいは,このサイトを読んでくれてる人達の中で,まだそれができないけど,頑張ればできるようになる人達に向けたもの,ということになりますかね.

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12/12'16g
(スポーツ)

 アメフットのジャパンボウル(社会人No.1決定戦.実質日本一決定戦)をやっていたので,ちょっと見たんですが,普段NFL見てると,スピードとか体の切れとかが全っ然違いました...こんなに違うんだと唖然とするくらいでした(ごめんなさい).

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12/13'16
[忘れてるんじゃなくて]

 頑張って読み返すというか,今年もそろそろ終わりで,今年を振り返ってという記事を書くためにも,ぼちぼち読み始めたのですが,長い...ほんとよくもまあこんなに書いたもんですね(笑).

 でも,早速?ですが,はっとさせられる記事に出会い?ました.具体的には,この辺なんですが,記事の中でも書いてるんですが,やっぱり,何で忘れるんですかねー(だから,こうやって,時々,読み返すのだが).

 でも,はっとはさせられたのですが,この時の感じと今は,もう既に違ってきていることにも気づきました.つまり,どんどん「先に進んでる」んですね(そういう意味では,第二の人生が始まったと思ったときとも今はもう大分違う).具体的には,こういうことで,だから,別に忘れてるんじゃなくて,「変化してる」ってことですかね.

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12/13'16b
[優勝]
(バドミントン)

 国際試合でコロンビアに行っていた藤原ですが,シングルとミックスで優勝しました.中南米での開催ということで,強豪選手が多いアジアからの参加は日本だけだったのですが,国際試合で優勝するのは,やはり,大変なことだと思います.

 今週末は,日本選手権@千葉大です.こちらは,確実に優勝しないといけないので,また別の意味で大変ですが,こういうタフな状況の中で結果を出していくことが求められていると思います.

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12/14'16
[一周回って]

 ○熱大陸の霊長類学者の松田一希さんの回を(○日遅れで)見ました.まず,思ったのは,1年の半分をボルネオのジャングルで過ごしてるってことなんですが,彼は,某私立大学の准教授らしんですが,そんなことが(その大学では)許されるのか,ということです.私(の大学)だったら,絶対に無理です.

 同じことをずっとできるのが取り柄,研究に大事なのがそういうことだとしたらある意味向いてるかもしれない,というのは,よくわかります.でも,そうすると,いろんなことに興味があって,いろんなことをしてきた私は,研究に向いてないということになりますが,めっちゃ楽しく研究して来ましたし,成果も出して来ましたよ.

 あと,研究の意味というか,こんなことしてて,テングザルの鼻がなぜ長いかがわかったとしてどんな役に立つのかと言われれば,役には立たないけど,そういうのが許される社会じゃないとダメだし,役に立つことばっかりやってても面白くない,というのは,いつもこのサイトで書いてることで,その通りだと思います(でも,大学の先生がそんなことを公共の電波で堂々と言うと,気分を害する人は結構いるんじゃないですかね).

 でも,そういうのも,私はもう達観してきたというか,百も承知というか,そういう中でどうして行くか,ということだし,社会の中で評価がどうとか,そういうのって(仕事をして食べて行くのに必要ってだけで),今にして思えば,大した意味はないですからね.

 ということで,見た感想?としては,既にどこかで書いたと思いますが,(上から目線で恐縮ですが)「そういうのはもう卒業した」ですかね.やりたいこと,やるべきと思うことをやるってことに変わりはないんですが,最近「一周回って」って言葉が流行ってる?感じがしますが,一周回って(あるいは,二三周回って)って感じですかね.

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12/14'16b
(サッカー)

 いやー,鹿島やりましたね(ブラジルとかアルゼンチンではなくコロンビアのチームだったので,ひょっとしてとは思ってましたが).前半あんだけ打たれて入らないと,こうなるもんです(岡田さんが「今日は入んない」って言ってたのがまさにそんな感じ).やっぱり,格下が格上に勝つには,しっかり守ってカウンターですよ.

 金崎のプレーをちゃんと見たは,久しぶりな感じですが,フィジカルの強さは,解説者が言ってて,それもありますが,(意外と)ものすごく丁寧にプレーしてたのが印象に残りました.でも今日のMVPは,やっぱり,DFの昌子じゃないですかね.

 それにしても,ACLで全く刃が立たないJのチームが開催国枠でぽっと出て,決勝進出というのも何か解せませんが,ここまでは,出来過ぎというか,「そのとき」強いというか調子がいいチームが出るということで,ポストシーズンがいい方向に出てるとは言えますかね.でも,決勝でレアルにちんちんにやられないようにしてくださいね〜.

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12/15'16
(このサイト)

 今年の記事をぼちぼち読み返してるんですが,やっぱ長いですね.以前より,同じようなことの繰り返しというか,だらだら書いてるような感じもしました.

 ということで,これからは,あんまり書かないことにします.という具合に行くかどうかはわかりませんが,ちょっとは気をつけ?ます.

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12/15'16b
(ピアノ)

 ピアノなんですが,相変わらず弾く気になる曲が見つからないというか,一応弾いてみるかということで,弾いてみてもなんか違うという感じで,また探して,という感じなのですが,ここ数年,いや,10年くらい?ピアノプロジェが終わってしばらくは,一応弾いてみるかという曲もなかったので,つまり,今は,一応曲がりなりにも弾いてはいるので,それは,これまでとは,ちょっと違うというか変わって来たのかな,という感じはします.

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12/15'16c
[その手の顔]
(芸能)

 最近,というか,ここ数年,「その手の顔」の女性が売れてる感じがしています.どういう顔かと言うと,目が大きくて少し離れているベビーフェイスでお人形さんみたいな感じでしょうか.代表格は,新川優愛だと思いますが,これ以外には,中条あやみ,小松菜奈とかですかね.最近だと,池田エライザでしょうか.そう言えば,島崎遥香もその手の顔かもしれません.つまりは,私が好きなタイプの顔(の一つ)ということです.

 背景に何かあるのでしょうか?(とすぐ勘ぐる) ベビーフェイスってことは,少子化対策? まあ,個人的には,好きなタイプの顔がよく出てくるのは,ありがたい話ではありますが.

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12/15'16d
[WBS]
(経済)

 WBSですが,最近,つまらないです(ので,ほとんど見てない).WBS(ワールドビジネスサテライト)というくらいですから,経済番組(のはず)なんですが,中身は,経済的なことは,ほとんどありません.

 モーサテ(モーニングサテライト)の方が経済番組っぽいです.でも,朝早いし(5:45),NY市場が閉まった後なので,アメリカ経済中心の報道になってますからね.日本経済を対象とした,もっとちゃんともの(地上波で)やってもらえませんかね?

 もちろん,そういう情報を基に売買することは,ありませんが,世の人々がどう考えてるか,というのは,参考になるというか,単純に面白いとは思います.

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12/16'16
[授業アンケート]
(大学)

 今日,構造力学Iの前半(後半は,八十島先生が担当)が終わったので,授業アンケートをとったのですが,毎回やる小テストをやめて欲しいという記述がちらっと見えました.

 このサイトで書いたかどうかは,憶えてませんが,大分前から,構造力学に限らず,私が担当する2限続きの講義の最後に20分くらい毎回小テストをしています.理由は,学生達の授業に対する集中力が明らかに低下してきていて(平たく言えば,寝てる学生が急速に増えてきて),どうしたものかと考えて,最後に小テストをやれば,否応なく一生懸命話をきいたり,演習をやったりするだろうという目論見でした.

 効果はてきめん(笑)でした.少なくとも寝てるような学生は全くいなくなりました.小テストは,宿題とあわせて20点(/100点)の演習点になりますからね.成績もよくなったと思います.

 でも,ここ数年,それでも寝てるような強者?の学生がちらちら出てきて,当然のことながら,授業で説明したものとほぼ同じ問題が出る小テストの成績もどんどん低下してきました.そして,「小テストをやめて欲しい」との要望です.学生の学力の低下が激しいとは,再三書いてますが,世も末ですね(そして,日本は沈んで行く).

 もちろん,一部のどうしようもない学生のそんな要望をきいて,小テストをやめるわけはありません(できてる学生はちゃんとできてる).というか,益々どうやって締め上げようか(笑)と考えることにしました.でも,そうすると,授業アンケートは,どんどん評価が悪くなって行くんでしょうね.つまり,再三書いているように,評価なんてそんなもんということです.

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 でも,別の側面として,(下層部の)学生の学力が低下してきて,これまでの説明でほとんどの学生が理解できていた内容が理解できない学生が出てきてしまってる,ということもあると思います.で,どうしたらいいか,ですが,じゃあ,そういう学生でもわかるようにもっとわかりやすくする工夫はしますが(でも,今以上にわかりやすくできるのか?),内容自体を平易にするわけには(当然)行きません.つまりは,不合格者が増えていくということですね.

 でも,10年前と同じ合格水準で,10年前は不合格だったけど,今は合格,なんてわけありませんからね.そもそも,10年で技術はどんどん進んでるのに,人材のレベルが低下していて,10年前の合格水準にも届かないというのは,ほんとにもう絶望的な状況ですね.

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 あと,こんなことやってると,一体何やってんだか感は,ものすごく感じますね.構造力学なんてものは,最先端の研究とは,かけ離れたちょー基本的なもので,それこそ私でなくてもできることの最たるものでしょうからね.もちろん,そういう中でも,例えば,専門学校の講師の先生ではできないもっと高度な内容(構造力学的に高度なことではなく,力学の基本とか本質的なこと)を話したいと思ってるのですが,今の惨状だと,そんな話しても???かもしれませんね.

 いや,優秀な学生は,優秀ですから,そういう学生に向けて,そういう話をするということですかね.ほんともう,そこだけが救いみたいなものでしょうか.

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 で,さっき,TAのN澤君が自由記述があるアンケートの紙を持ってきてくれたんですが,記述があったのは,「小テストをやめて欲しい」と書いてある一枚だけでした.つまり,たまたま,極々少数(たった一人の)意見をちらっと見ただけだったってことですね.あーでも,これまでは,演習をたくさんやったり,最後に小テストがあるのがいいという肯定的な記述があったのですが,そういうのが今年はなかったとは言えますかね.

 いずれにしても,こういう学生の「要望」に迎合することは,絶対にありません(当たり前).極端な話,テストで0点でも単位をくださいって「要望」をきくのか,ってことになりますからね.つまり,授業アンケートとか,「人気」なんてものは,そんなことに過ぎないわけです.

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12/16'16b
[寒い!]
(日記)

 今日は,一日中,会議と講義で疲れました.で,夜は,学類の忘年会で,バドミントン部の会議もあって,連絡が来たとき,忘年会は,必ず出ないといけないってわけでもないので,先約はあるけど調整すると返事したら,教職員の会議は日を改めてやるということになって,そのまま忘年会に出ました.

 出るのは,久しぶりな感じがしますが,今日は,出席者が少なかったですかねー.でも,30代の若い先生達と話ができたので,行ってよかったです.

 で,夜帰るとき(21時くらい)寒い! 何度も書いてますが,歳のせいか?とにかく寒さに対する耐性が著しく衰えてる感じがします.で,家に帰ってきたら,ここのところ何とか18度だった室温が,とうとう16度近くまでなってました.寒い!

 明日は,藤原の日本選手権のシングルの試合があるので,千葉大まで行って来ようと思ってますが,今日みたいに一日中,活動(それもあまりやり甲斐のない活動)した後は,疲れが出るので,明日の朝,起きたときの体調がちょっと心配です.

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12/17'16
[日本選手権]
(バドミントン)

 日本選手権に千葉大まで行ってきました.体育館は,キャンパスの奥の方にあるのですが,近づくと看板が出てて,藤原じゃん(笑).

 ポスターも

 見たのは準決からだったのですが,決勝で,監督席に入ることになり,私も結構,緊張しました(笑).

 準決でちょっと気になったことを話して,とにかくリラックスさせて,で,試合内容は,圧勝でした.指摘したこともしっかり修正できていました.1ゲーム目とって,今のままでOKだから,セカンドもこのまま流れを渡さずに一気に行くというのもしっかりできたと思います.正直,ほっとしました.

 リオパラリンピックが終わり,バドミントンが東京から正式種目になるということで,かなり注目度が上がってるということで,メディアとかかなり人が集まってる感じがしました.決勝の後は,メディアに囲まれてました.

 世界のトップを目指してるわけですから,日本選手権で負けるわけには行かないというのもありますが,プレーというか競技力に関して言えば,順調に来ていると思います.でも,世界には,もっと強い選手がいるわけですから,まだまだですし,プレー以外のところでも謙虚な気持ちをもち,日本代表選手として,模範となるような立ち振る舞いが求められて行くのは,言うまでもありません.

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12/18'16
(サッカー)

 鹿島,惜しかったですね.というか,よくやったと思います.でも,最初からレアルが本気で来たら,違った結果になったでしょうから,まあこんなもんかという感じでしょうか.

 でも,そんなこと気にせず,レアル相手にも対等にやれるとこれで勝手に自信を持てるのなら,勝手に自信を持ったもん勝ちってこともありますが,さすがに選手達はわかってるかな.

 ですから,よくやった,じゃなくて,やっぱ,勝たなくちゃいけなかったんだと思います.でも,そういう意味では,アフリカや南米のチームに勝って,決勝までは来てるわけですから,それは,自信を持っていいでしょう.

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12/20'16
(日記)

 今年を振り返って,という記事を書くために,今年のこのサイトの記事を読み返してて(先日の千葉往復で大分読んだ),ようやくクライマックス(笑)?の引越のところに来たんですが,長いと書いたんですが,読んでて,やっぱ,面白い(笑)し,ためになるというか,そっか,そう考えればよかったんだと教えられることも多いです(自画自賛).

 でも,これだけの大量の文章を読み返し続けることはできないので,何とかコンパクトにまとめるとか,インデックスを付けるみたいな工夫的なことができないか,とは思いました.

 とは,思ったのですが,「忘れる」ようじゃまだまだってことですね.ためになることきいたと思って,一生懸命,メモにとっても忘れて実行できないのでは,意味がないですし,結局,各論的なものを総論的なものに敷衍して,頭の中の意識として定着させて,それが行動規範にならないといけないわけですからね.

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 ちなみに,引越の「その後」ですが,結局(予想通り),ほとんど手つかずでそのままの状態です.でも,ちゃんと生活はしていけるわけで,そうすると,プライオリティ的には,先にやらないといけないことが山ほどあるわけですからね.

 でも,これもこのサイトに書いてあったことですが,やらなくちゃと思ってやらないことをやろうとするのなら,まず「ハードルを下げること」は,その通りだと思いました.ですから,やらなくちゃ,ではなく,まず,「ハードルを下げる」にはどうしたらいいか考えることにします.

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12/22'16
(このサイト)

 今年のこのサイトの記事の読み返しですが,引越というクライマックス(笑)?を過ぎて,昨日は,7月の分を読んだのですが,やっぱ,長い...ていうか,結構,しょーもない同じようなことをだらだら書いてますね(私でも読むのがちょっとしんどい).おかげで?,しょーもないことだらだら書くのはやめようと思って,現在のこのサイトの更新も滞りがちになってきました(いい傾向?悪い傾向?).

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12/22'16b
[つき合ってください]

 たまたま見た恋愛?ドラマで,福原遥が出ていたので,一応見てます.でも,目的は,福原遥を見るためで,中身的には...しかも,すぐ終わるかと思ったら,だらだら続いてるので,正直,もう早く終わって欲しいです(笑).

 で,その中に「つき合ってください」というセリフが出てきました.告白の常套句?と言われてますが,実際に使われてるんでしょうか? 個人的には,使ったことも使われたこともありません.

 実際は,この人いいなと思ったり,好きになったりしたら,話をしたりするきっかけを作ったりして,ある程度,親しくなったら,どこかに出かけるとか,何かに誘って,という感じですよね.そして,その頻度が増えれば,「つき合ってる」ってことになるのでしょうか?

 あるいは,「つき合ってください」「はい」というやりとりがないと,彼女と彼氏という関係が正式?に承認されない?というか,結婚するときに婚姻届を出すような,何かの「決まり」的なものがあるのでしょうか?

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 というのは,どーでもいいことで,気になったのは,「つき合ってください」というのがどういうことか,ということです(まーこれもどーでもいいと言えば,どーでもいいけど(笑)).「つき合ってください」と言うのは,もっと会っていろいろ話をしたいということですよね.それならよくわかります.だって,この人いいなとちょっと思ったとしても,よく話をしてみないと,ほんとはどういう人かわかりませんからね.

 でも,既に書きましたが,ちょっといいなと思って,どういう人か知りたいと思った時点で,既にその人のことを好きってことです.でも,実際に「つき合って」いろいろ話をすると,予想と違ったり,あるいは,予想以上だったりもするわけで,その時に「ほんとの結論」が出る?わけです.

 ですから,「つき合ってください」と言うのは,好きだという告白ではあるけど,「まだ結論は出てない」わけで,ちょっと試しにどうですか的なものと考えるべき,ということなんですが,実際は,(多分)そういう使われ方はしてないので,何か変だなーと思った次第です(まーどーでもいいけど).

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12/22'16c
[オリンピック関連?]
(このサイト)

 今年のこのサイトの記事の読み返しですが,7〜8月は,オリンピックやってたってことで,それ関連の記事が多いですかね.でも,生き方とかこれからどうして行くか,みたいな抽象的?な記事より,そういう具体的なものを題材とした記事の方が,読む方は読みやすいですかね.

 で,オリンピック関連?ということで,当時,書き忘れた?ことを思い出したので,追記しとこうと思います.一つは,バドミントン女子シングルの奥原さんが言ったことで,彼女は,銅メダルを獲ったんですが,表彰台に上がることに意義がある,それは,銅メダルを獲ったということではなく,勝者は,金メダリストだけで,銀,銅メダリストは,負けた悔しさを噛みしめて,金メダリストを讃える付録みたいな存在,というようなことでした.その通りだと思いますよ.

 あとは,レスリング女子で,伊調さんが勝って,吉田さんが負けて,四連覇したのは,吉田さんではなく,伊調さんだったということも,目立って取り上げられるのは,吉田さんだったのですが,ほんとに強いというか,ディフェンスとか,いろんな面で安定しててアスリートとしての完成度が高いのは,伊調さんだとずっと思っていたのが,そういう形になったと書こうと思ったのですが,これは,後から言うなって感じですかね.でも,そう思ってる人は,結構いるんじゃないですかね.

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12/23'16
(バドミントン)

 バドミントンですが,前回(12/6)の練習から2週間経ったので,12/20に一度練習に行って,でも,このときは,それまであまり体を動かせてなくて,でも,そこそこは,動かしていたのですが,「その通り」というか,パフォーマンスは,今一ながらも,そこそこ動かしていた通りの結果で,翌日の体の痛みもそれほどではなくて,ある意味,今の方法の有効性を確認することになりました.

 それで,先日の日本選手権の試合を見て,藤原に確認しておきたいこととか,それ以外にもちょっと話しておきたいことがあったので,昨日,また練習しました.今度は,逆に中一日ということで,まだ2日前の疲れがとれてない感じでした.ですから,やはり,理想としては,中2日か3日で週二なんだと思います.

 もう試験期間中で,バドミントン部の練習もいつもよりゆるい感じなのですが,この日は,4年生では,大江が練習に来てました.きいたら卒論提出日だったそうです.あと,加藤・柏原が練習に来てるのを久しぶりに見ました(笑).

 でも,昨日は,変な天気で,床が濡れてつるつるで,動かずに済む基本的にストロークの練習しかできなかったのですが,こういう練習は,やはり大事だし,既に書いたと思いますが,こういう基本的な正しいというか,そうあるべき動きを身につけるための練習をひたすら愚直に繰り返すことが大事だし,それをあまり苦痛と思わずにできる人間が強くなるわけで,実際,藤原が確実に強くなってるのって,そういうことがあると思うんですよね.

 あとは,昨日も藤原と話したのですが,自分で考えて自由に練習できるというのが大きいと思います.そんなことしてたら,部の統率が...というのは,わかるんですが,プライオリティの一番は,やはり,選手個人個人の競技力の向上であるべきですし,それ以前に,練習がただ苦しいだけなら一体何のためにバドミントンやってんだ?ってことですからね.

 でも,藤原としては,筑波大バドミントン部で練習「させてもらってる」立場なので,そこは,ちゃんとやらないといけないんで,社会人として,しっかり「大人の対応」をする必要はあります.でも,昨日,話した感じだと,ちゃんと考えてやってるとは思いましたけどね.

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12/23'16b
[基準]
(ピアノ)

 ピアノなんですが,ベートーヴェン−リストの田園は,やはり,こんなに長くて難しい曲をやるには,やる気的にも(笑)時間的にも厳しかったということなんだと思いますが,じゃあ,どのくらいの長さのどのくらいの難しさの曲をどのくらいでやるのかという基準みたいなものはないのかと考え始めました.

 参考になるのは,東大ピアノの会時代ですかね.このときは,演奏会は,五月祭と11月の駒場祭の年2回,+αであと2回,駒場で7月と1月にもやってたと思いますが,必ず出たのは,五月祭と駒場祭なので,年2回としておきましょう.曲の長さは,多くの会員がだーーっと演奏するので,時間制限があって,確か五月祭が15分,駒場祭が10分だったと思います(1年生は,五月祭には出られないので,五月祭の方が人が少なくて制限時間が少し緩い).

 つまり,半年で10〜15分の曲ということですね.もちろん,演奏会が終わって,次やる曲を探す時間とか,練習にとりかかるのは,演奏会前数ヶ月って感じでしょうが,そういうことも含めてということです.難易度は,もちろん,自分で決められますが,私個人的には,自分が弾ける限界とは言いませんが,当時は若かったこともあり,かなりチャレンジング(笑)で,相当の難曲に挑戦していたと思います.

 で,これを基準に考えると,田園は,その4倍の長さですから,単純計算で,2年の歳月(笑)が必要ということになります.もちろん,全曲に渡って,難所の連続ということはないのですが,大学時代とは,エネルギーもピアノを弾ける時間も違いますから,やはり,無謀だったということですかね(でも,その割には,何とか弾いたとも言えるか).

 じゃあ,今の「基準」って,どのくらいですかね.ピアノプロジェは年に1回ですが,さすがに1年前から準備するってことはないですから(あったとしても,ある意味,1年も「もたない」),やっぱり半年がいいところでしょう.だとすると,ピアノの会時代と変わらないわけで,そうすると,歳をとってエネルギーがなくなって,仕事も忙しいけど,その分,難易度も落とすと考えれば,10〜15分がせいぜいということになりますね.

 これを基準に考えれば,難易度が増せば,もっと短い曲,難易度が下がれば,多少長い曲も可能になるということでしょうか.まあ,今はどのみち,関係ないというか,ピアノプロジェに出す曲を考えるのは,せいぜい半年前くらいからでしょうから,単純に弾きたい曲を弾いてればいいってことなんですが,半年前になって,何弾こうかと考えるときに参考になるようにこの記事を書いたということですかね(この記事を書いたということを憶えてないといけないが).

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12/23'16c
[その時考えていたこと]

 今年のこのサイトの記事の読み返しですが,生き方とかこれからどうして行くか,みたいな抽象的?な記事は,もちろん,参考になることも多いですが,やはり,それは「その時考えていたこと」という感じはします.つまりは,今はそう考えてないというわけではないのですが,当時の記事を読んで,はっとさせられるとしても,はっとするということは,今は普段はそう意識はしてないということで,ですから,結局,「今どう考えてるか」なんだと思います.

 だとすると,じゃあ,今考えてることをここに書いて残しておく意味はないかというと,そういうことはなくて,何度も書いてるように,書きながら考えて,考えをまとめているわけです.そして,それは,この記事もそうですね.

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12/23'16d
(このサイト)

 何とか今年の記事を読み終わりました.やっぱ,長い...(笑).てことで,一応,何を書くかメモ的なものは作りましたが,あらためて「今年を振り返って」という記事を書くと言うよりは,今年の記事を読み返して,思ったことを個別に記事として書くということにしようかなと思います.つまりは,年末の「今年を振り返って」という記事を読めば,じゃなくて,12月の後半当たりを読むと,その年のことがだいたいわかるようにしておくってことですかね.

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(ピアノ)

 でも,半年で10〜15分の曲てことだとすると,たったそんだけ〜って感じもしますね.もちろん,仕事をしながら,学生時代も学業や部活(バドミントン)と併行してなんで,そんなもんがせいぜいってことなんでしょうか.

 例えば,ファミーユに行き始めた頃は,もっと頻繁に,例えば,2,3ヶ月に1回は弾いてたと思いますが,それは,これまでの貯金というか,それまで弾いたものの中から使い回してたってことはありました.見方を変えると,これだけレパートリーがあるわけですし,これらは,一度は弾いた曲ですから,かなり思い入れがある曲でもあるわけで,これらをこれからも使い回して行くというと言葉は悪いですが,あらためて噛みしめて弾いていく,そして,ほんとの意味でレパートリーにして行くというのもありかもしれませんね.弾きたい曲は,粗方弾いてきたから,それ以外のところから弾く曲を選ばないといけないということもあるわけですからね.

 でも,まあ,やっぱり,まだ弾いてない曲の方が圧倒的に多いわけですし,そういう曲を練習する方が新しい発見や新鮮味もあるわけですから,弾く気になる(まだ弾いてない)曲があるうちは,そっち優先ですかね.

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12/23'16f
(今年を振り返って)

 で,早速なんですが,今年を振り返ってということで(タイトルではなく,カテゴリーになってることに注意),まずは,やはり,生き方というか,これからどうして行くか的な記事がとても多かったのですが,ここで書いたようように,その時考えてたこと,ということで,今年がどうというよりは,近く,時々,遠くで,考えて行けばいいんだと思います.

 ただ,今年に限った話としては,やはり,引越でしょうか.引越のどこが生き方と関係するかということなんですが,それは,職員宿舎の退去ということを通じて,東京に帰るという選択肢もあったわけで,でも,そうしなかったということは,ここに骨を埋める覚悟ができたということでしょう.

 それは,ほんとは東京に帰りたいけど帰れなかったということではなく,筑波大に来た理由,即ち,自分がやりたいこと,やるべきと思うことをやるためにここに来たということを忘れていた,思い出したということです.実際,今やってるようなことができるポストは,ここしかありませんし,東京に帰れば,今以上に無用な雑務に巻き込まれることは大いに考えられます.そういうことにあらためて気づいたということでしょうか.

 ただ,それでめでたしめでたしというわけでもなくて,それは,私の問題というか,「たった一つのこと」に打ち込むことができなかったし,これからもできないということで,でも,それはそれでどうしようもないし,そういう中でやって行くしかないと,これも開き直ったということでしょうか.

 生き方的には,「たった一つのこと」に打ち込んできたとしても,それは,残念ながら定年で終わりで,そこまでもう10年になって来たわけで,だとすると,逆に「たった一つのこと」に打ち込まないで来たことが逆にメリットにもなって来たわけで,ある意味,結果オーライな感じもします.実際,第一の人生というか,何かに打ち込んで結果を出して「成功」するとか,そういう世俗的なものは,もう「卒業」して,学生達を指導し育てながら,ただ純粋に「真に価値ある研究」をして行くことにした,ということです.

 でも,実際のところは,よくわかんないですね.今は,そういう風に考えてますが,今いるところよりもっと条件がいいところ,具体的には,研究以外の雑務が今より少なくて,若くて優秀な研究者を指導し育てながら研究活動ができるような環境を提供してくれるところがあるのなら(給料は関係なし),ほいほい尻尾振って行くと思いますからね(笑).

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 生き方というか,仕事の次に来るのは何でしょうね.と書いて気づいたのですが,仕事ってやっぱり生き方に繋がる大事なものなんですね.でも,それは,あと10年で終わりなので,やっぱり,そうではないというか,まさに生き方を考えないといけないってことですね.

 いきなり,話がそれましたが,仕事の次の来るのは,仕事以外ということで,このサイトのことは,もちろん大事ですが,世の中というか経済というか,日運の私の中で占める割合が大きくなってきた年と言えると思います.それは,単純に言えば,仕事以外でやっていることの中で唯一仕事の代わりたり得るもの,具体的には,定年で仕事を失った後でも,収入を得る可能性があるものということです.

 もちろん,そんな博打?みたいなことでほんとに稼げるのかということはあるとは思いますが,そんなこと言ったら,例えば,会社起こして何か事業を始めるのだって似たようなもんですよね.そもそも,なくなってもいい余剰資金でやってるわけですし,もちろん,博打とは全然違って,私の中の経済に対する見通しというか,そういうものに基づいてやってるわけで,元はと言えば,単なる興味で研究を始めたものですが,経済のみならず,世の中がどうあるべきかということにも繋がっていて,一種の自己実現足りうるということに気づいたということは大きかったかもしれません.しかも,大学の教員も含めて,一般的な仕事に付きものである雑務とか人間関係とかいろいろめんどくさいことも一切ありません.

 そして,自分なりに,世の中がどうあるべきか,それなのに実際には世の中がどうなって行くのかが何となく見えたというのもあると思います.もちろん,私が思うように世の中が動いていくかはわからないですが,ただ指をくわえて見ているだけではなく,自分を信じる的に言えば,そういう信念(みたいなもの)を「形」にできる,それは,経済的なものだけではなく,私がどう考えるかをこのサイトに書いていくという形にもできるということもあるということです.

 と言っても,そういう活動に要する時間は,一日たった10分なので,そういう意味では,これだけでは,「退屈」ではあります.Brexitとかトランプの当選とか,そういうイベントがあったときは,かなり楽しめますし,このサイトに文章を書くこともできますが,そんなことしょっちゅうあるわけではありませんからね.

 でも,そういう意味では,今年は,やはり「面白かった」です.前半は,相場はどんどん下げて,日本売り,資本主義経済売りで,戦績的にも好調でした.でも,Brexitで流れが変わって,それ以降,逆に思ったように相場は下げず,更にトランプ当選の翌日の暴騰で,かなりやられました.ただ,その後のトランプラリーにはちゃっかり乗っかり,収支としては,まだ数日残ってますが,今年だけで37%くらいのプラスで,売りを仕掛けて日銀バズーカにやられた一昨年,昨年の損を取り返して少しお釣りが来る,つまり,Aベノミクス相場の儲けがほぼ残ったくらいになります.

 でもスタートから4年で2倍強,年利にして20%強ってとこで,目標(と言っても,淡々と一日10分判断して売買するだけですが)は,5年から10年で10倍の年利26%から58%ですから,まだまだですね.でも,バフェットでも年利20%くらいということですから,せいぜいこんなもんというか,よくやってる方なのかもしれません(まあ,資金量も,たった4年と40年というのも全然違いますが(笑)).

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12/24'16
(今年を振り返って)

 あとは,日運的には,***ということもありました.でも,これも「退屈」に繋がることなんで,生き方的には...ですが,これもまたやること探しというか,世の中とか経済の動きを見ていく方にもっと時間をかけていく(と言っても,これもせいぜい一日10分か15分程度)てことでしょうか.

 具体的には,WBSが使えないとするとモーサテを(朝早いので録画して(笑))要らないところを飛ばして見るか,意外とちゃんと分析した情報を流してると思うのは,Mプラス11で,でも,昼の番組なので,お昼休みで見られるとき,って感じですかね.インターネットサイトでそういうのがあるというのでもいいんですが,これも意外とないですね.いずれにしても,ここで得た情報を基に売買することはないので,世の中の人達はどう分析してるかを確認するという単なる楽しみ(悪趣味?)ですかね.

 そうそう,日運とは関係ないですが,資金全体のリスクヘッジというか,余剰資金ではない資金の一部(1/10)を,これも一応分析をして買える(円安ドル高になる)と判断したときだけ米ドルで持つということも始めました.スワップ金利がかなりとれるということもありますが,結果的にその後円安ドル高になって,かなり益が出ましたが,まあこれはたまたまでしょう.でも,夜プロ野球ニュースを見てライオンズが勝ったかどうかを確認するみたいな楽しみが一つ増えたとは言えますかね.

 日運とか経日が世の中全体がどうあるべきか,それなのにどうなっていくかを見通して,それを形にして行くという意味では,世の中の動きとして,今年は,大きなターニングポイントとも言える出来事がありました.具体的には,Brexitとトランプで,相場も大荒れでしたが,しっかり見通せれば,ピンチはチャンスというか,逆に乗っかることができることも確認できました.

 ただ,結果的には,そこそこうまく乗り切ったとは思いますが,乗っかるところまでは,行かなかったですかね.具体的には,Brexitとトランプ当選当日の暴落は,回避できましたし,その後のトランプラリーにも乗ることができましたが,Brexit以降に売りを仕掛けても相場は下がらず,あるいは,トランプ当選翌日の暴騰では,かなりもって行かれました.でも,トータルで年利37%ですから,まあまあってとこですかね.というか,百戦百勝でなくても,限りなく1勝1敗に近くても,機会を増やして複利で益を拡大する数理モデルの有効性を確認したということかもしれません.

 ちなみに何度か書いてますが,Brexitやトランプのその後ですが,相場はあまり下げてませんが,いつか必ず暴落すると思ってるので(トランプラリーとか言ってバブれば尚更),虎視眈々と売るタイミングをはかっていきたいと思います.それは,Brexitやトランプ当選は,世界経済というか,資本主義経済の行き詰まりということもありますが,必然の流れだと思ったこともあります.

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 具体的な仕事(研究)の中身としては,やはり,熊本地震ですかね.時期が引越と重なったりして大変だったんですが,やはり,いろいろネタは出てくるわけで,まだまだやることあるなという感じはしました.ただ,研究以外の大学の仕事に関しては,しょーもない茶色い話ばっかりで,正直,辟易してますが,まあ「お仕事」って感じですかね.

 そうそう,55という本来の定年の歳になり,これは,たまたまですが,年金受給資格が得られて,初めて年金何とか便というのが送られてきて,何か節目的なものを感じるかと思ったのですが,それは,そうでもなかったですね.

 あとは,何ですかね.生き方的には,もう実質的なことのない,いろいろめんどくさいことからは卒業というか,もちろん,仕事をしている以上は,そういうわけに行かないことも事実ですが,メンタルというか,テンションという意味では,そんな感じで,でも,逆に言えば,学生達を最先端のテーマを通して研究指導して成長させるとか,その気になることは,がんがんやって行くわけで,要は,いろんな余計なものを捨てて自由になった(気分)ということですかね.

 それは,仕事以外も同じで,ピアノは,その気になれば,その気になっただけ弾けばいいだけの話なんですが,引越で防音室付きのグランドピアノを手放すかと考えたことで,逆にそれが自分にとって大事なものだとわかり,少し熱が戻って来た気もして,それで,ちょっと調子に乗って?長くて難しい曲(田園)にトライしてみたんですが,やはり,ちょっと無謀だったみたいで,これもそういうこととよく相談?しながらってことですかね.

 バドミントンは,もちろん,藤原次第ですが,彼が必要としてるのなら,いくらでも相手をしたり,いろんな話をしたいと思ってますし,私自身のプレーについても,これかなというやり方を見つけられたような気がするので,来年こそは,また全日本とかの試合に復帰できたらとは思ってます.

 スキーは,シーズンは,これからなんですが,去年がほんと悲惨だったので,今年こそはもっと行きたいと思いますが,これも無理せずというか,やはり,どうやってハードルを下げるかですね.ただ,これは,今年ではなく,来年ですが,圏央道のつくば−境古河間が来年の2/26に開通すると12/20に発表されたらしいので,状況が変わるかもしれせん(変わらないかもしれません).

 ゴルフは,相変わらず,年に数回コースに出て,その2週間前くらいから,数回練習場に行って確認するという感じですが,確実にスコアアップはしていて,目標?の90±10が見えてきました.でも,これもこんな感じでゆるーくやって行くってことですかね.

 このサイトのことについては,あらためて書くまでもないですが,相変わらず,大量生産というか,生き方とか,世の中に対する考えとか,経日とか,しょーもないこと(笑)も含めて,私の中の大きな柱の一つには間違いないし,仕事をリタイアしても死ぬまでずっと続けられるものなので,これも(その気になる限りは)ずっとやって行くということですかね.

 まとめると,生き方的に,ある方向性が決まって,ソフトランディングが順調に行き始めた(意味のないめんどくさいことから卒業して,多くのことがソフトランディングして行くのと同時に,まだまだやりたいと思うものはやるという意味も含めて)年ということになるのかもしれません.

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12/24'16b
[具体的なイメージ]

 リタイア後の生活の具体的なイメージとしては,どこかに出かけたりする予定の日以外の普段の日の過ごし方としては,朝,起きて,午前中は,家でのんびり過ごして,午後から仕事?とか用事とかで出かけて,って感じ,でいいと思うんですよね.これって,実は,今日というか,予定が入ってないときの現在の週末の過ごし方なんですけど,給料半分でいいんで,平日もそうならないかなあ,ってのは,さすがに無理か(笑).でも,週末そういう形で「練習」しておけば,これも立派なソフトランディングですね.

 あとは,この業界とどう関わって行くかですかね.もちろん,私にしかできないことがあるのなら,できる範囲で喜んで協力はしたいと思いますが,私からしゃしゃり出て行くことは,ないでしょう.そうすると,オファーがなければ,全く足を洗って,引っ込むってことになりそうですが,それはそれで,問題ないですかね.

 実際,私の関心は,そういう社会全体から見たら極一部に過ぎないことから,社会全体に広がって来てるというか,世の中の中心的なことに移ってきてるわけですからね.でも,じゃあ,世の中全体にことや中心的なことに関わりたい,なんてわけはなくて,これもやはり,引っ込んで,というか,距離をとって(このサイトで好き勝手なことを書きながら)高みの見物をしたいだけです.

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12/24'16c
[全日本フィギャー]
(スポーツ)

 もう年末の楽しみというか,恒例行事になった感のある?全日本フィギャーが始まりました(こうやって,少しずつ,インプット的な楽しみを増やしていくのもソフトランディングの一環ですかね).って,昨日からやってるんですが,昨日は,男子のショートのみで(しかも,羽生さんは,インフルエンザで欠場),やっぱし,フィギャーは,女子ですよね.それは,数少ない「女性上位」の競技であるということもあるのですが,今の日本,それも若手がもの凄く人材豊富というか,楽しみな選手が多いということもあります.

 で,ご飯食べて帰ってきたらもう第4滑走グループで,本郷さんとか宮原さんとかが滑ってて,え?と思ったんですが,順位を見ると,滑走を終えた中で,上位で私が名前がわかるのは,坂本さんだけだったので,注目のジュニアの方が後の滑走なんですね.

 と思ったら,そういうわけでもなくて,白岩さんは,手袋が引っかかるというハプニングがあったみたいで,でも,本田さんは,最終滑走グループでした(ほっ).本郷さんは,今シーズンは,調子がよくないみたいでしたが,何とか調整できたようです.本田さんは,素晴らしかったですね.まさに演技をしているという感じでした.

 フィギャーって,氷上で摩擦が極限までなくなるという物理を利用した究極のダンスだと思うんですよね.そして,ダンスということは,表現ということです.本田さんの演技は,もうそういう域にさしかかってる感じがします.

 浅田さんは,最終滑走だったのですが,それまでの選手に比べて,格段に体が「大きい」感じがしました.そう感じたのは,初めてですが,今日は,体が重いというような感じではなかったです.でも,宮原さんとかと比べると,やはり,これだけ大きくなった体をコントロールするのは,大変な気がします.

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12/24'16d
[残業とか時給とか]
(世の中)

 D通問題をきっかけに長時間労働とか残業を減らすとか時給がどうとかみたいなことが議論になってるみたいですが,明らかに話がずれてますよね.そもそも,時給って何ですか?

 本来は,労働に対して支払われるべき対価は,成果であって,働いた時間なわけがありません.そこを変えない限りは,絶対残業なんか減りませんよ.だって,非効率にだらだら働いた方がいっぱい給料もらえるわけですからね.

 結局は,成果をちゃんと評価できない会社の上司が無能ということでしょう.短い時間でさっさと仕事をすれば,いっぱい成果出していっぱい給料もらえるとか,やるべき仕事が終わったらさっさと帰れるようにしましょうよ.

 ちなみに,大学の教員は,裁量労働制ですから,一応,そういう形になっています.でも,会議とか講義とかは,そうはなってません.でも,雑務は,さっさと効率よく片付ければ,その分,時給は上がりますから,それは理にかなってます.

 それは,研究も同じですが,いくら成果を上げたからと言っても,給料が上がるわけではありません.でも,そもそも,そんなことを目的にやってるわけではないので,別に関係ありません.

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12/25'16

 いやいや,短い時間でさっさと仕事をすれば,いっぱい成果出していっぱい給料もらえる,じゃなくて,今のシステムは,それは,例えば,昇進して給料が上がるという形で評価していると言う人もいるでしょうが,それが古いんですよ.今の若い人達は,そんなこと望んでません.だって,昇進なんかしたって,何もいいことないじゃないですか.

 私だって,同じです.何年か前,カリキュラム再編とか,学生対応とか,普段の仕事ぶりが評価されたのか,○○長の話が来た(私の組織では,○○長は,仕事ができる極一部の人間しかやらない)ことは,このサイトで書きましたが,ほんとそんなことになるのなら,ちゃんと仕事しなきゃよかったってなりますよ.

 でも,ほんとは,ちゃんと仕事したいのは,誰だって当たり前でしょう.でも,ちゃんと仕事したら,自分にとってよくないことが起こる,という状況が問題で,そこを変えるべきということです.

 それは,時給いくらとか,時間に対してではなく,どれだけ成果を出したかをしっかり査定して,それによって給料を支払うべきで,そうすれば,仕事ができる人は,短い時間で成果を上げてさっさと帰ることもできるし,その分,たくさん働いて稼ぐこともできます.仕事ができない人も,頑張って効率を上げようとするでしょうから,全体としての効率も大幅に上がるでしょう.

 でも,それがいいことはわかってるのに何も変わらないというのは,日本という国の悪平等主義というか,共産主義(ですよ.立派な)ということがあるのでしょう.だから,結局,何も変わらないわけで,この国は,沈んで行くわけです(もうすぐ一人当たりの生産性で韓国に抜かれるという報道がありましたね).

 じゃあ,どうするかというと,そういう世の中を変えようとしても無駄なので,距離をとって離れて,できるだけ関わらないようにして,国が沈んでも大丈夫なようにしっかり対策をして行く,そういう中でどうしていくかをしっかり考える,そして,何とか乗り切って仕事をリタイアしたら,高みの見物というようになってくるわけですかね.

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12/25'16b
[お金の話]
(世の中)

 最近,お金の話というか,そういう下世話な話が面白いと思うようになってきました.もちろん,再三書いているように,私自身は,必要以上のお金は要りませんし,必要以上のお金を稼ぐ暇があったら,やりたいことやってたいのですが,そんな人は,珍しくて,世の多くの人は,お金が欲しいし,そういうことを中心に生きてるわけですよね.だとすると,世の中の動きに興味がある→世の中の多くの人が興味があるお金のことも知りたいとなってくるわけです.

 でも,テレビとかで得られる情報は限られていて,例えば,芸能人が売れたときどれだけの年収があったけど,その後,売れなくなって,悲惨な目にあったとか,ほんと再三書いてる「お金の計算ができない」奴らばっかだなあと思うのですが,逆に言えば,一時でも成功した人でもそうということは,世のほとんどの人は,「お金の計算ができない」人ばかりなのでしょう(でも,だからこそ,簡単に騙せて,経済が回る).

 ですから,単に面白おかしいというだけで,それが何かのためになるというわけではありません.ただ,私は,これまで,給料はそこそこでも,やりたいことがやれて,ちゃんと生活して行けるというだけで充分だったのですが,もうすぐ定年で仕事を失うに当たって,そこから下手したら何十年も続くかもしれない人生をどうするかということを考えないといけなくなってきたわけです.

 もちろん,今やってる仕事(研究)以上に私が社会から評価され,世の中の役に立てることはないと思うのですが,定年が来たらおしまい,というのが現実です.それは,別に私に限った話ではなく,既に定年で辞められたこの分野の第一人者の先生方を見ていてもひしひしとそう感じます.なんで,そんなことになってるのか,非常に有効な資源を無駄にしていると思うのですが,それが現実なので仕方ありません.

 じゃあ,どうするか,ですが,やはり,「次の道」ということになります.もちろん,定年まで,今の仕事,具体的には,学生達を指導しながら彼らを育てながら最先端の知の探究は進めていきますし,定年後も,学生達を指導しながら彼らを育てながら,というのは,できなくなりますが,何か私にできることがあれば,できる限りの協力とか情報発信はして行きたいと思います.

 でも,それだけだと,肩書きとったらただの年寄りと言うと,口が悪いですが,そんな感じがしてしまうんですね.もちろん,それで充分と言えば,充分ですし,実際,世のほとんどの人がそうなわけなんですが,「たった一つのことに打ち込む」ことすらできなかった私としては,単なる専門○カではなかったとも言えるわけで,そこが逆に,非常に難しいけど,第一の人生でも第二の人生でも成功できる非常に希有な特質をもってるような気もするのです.

 なんだか,「お金の話」の話じゃなくなっちゃいましたね(笑).でも,私の一専門分野に限らない,より広い世界に対する興味の対象として,もちろん,いろんなことがあるのですが,お金というか,経済のことは,(残念ながら)一つの最大公約数に間違いはないでしょう.実際,何か研究するにしても,研究費は必要なわけですからね(でも,何度も同じことを書きますが,研究の評価基準は,いくら研究費獲ったかではなくて,成果,それも,どれだけ役に立つかではなく,アイデアや成果をだす過程での新規性と独創性ですよ).

 まあ,簡単に言ってしまえば,どこかで,私は,研究対象が何であっても一研究者だし,それは,一生そうあり続けたいと書きましたが,その研究対象が,大学の定年を迎えるに当たって,「地震動の性質と建物被害の関係を探求し,それを地震災害軽減に結びつけて社会に還元すること」から,より広い「世の中全体」とか「人生の生き方」といったものになり,それを形にしていくのが,このサイトや日運ということになるのでしょう.

 と書いて思ったのですが,このサイトも運用も,もう10年以上前からやってることなので,別に定年とか,そんなの関係ないわけで,あるとしたら,定年になったとき「○○大学教授」という肩書きがなくなるだけで,そんなものがある日突然なくなってもほとんど影響はないという状態にしておきたいということですかね(まさにソフトランディング).そしてそれは(もしほんとにそうなれば),今までそういうことができた人は,ほとんどいないと思うので,それはそれで,すごいことだと思うんですよね.

 もちろん,そんなことできないのかもしれません.というか,今までできた人がほとんどいないのですから,できないのでしょう.でも,問題は,できるかできないか,じゃなくて,そういうイメージを将来にもつことの重要性ですかね.つまりは,これまた,一つの「生き方研究」ということでしょうか.

 具体的には,どういうことですかね? 人生や世の中のことをいろいろ考えて,このサイトに文章を書くことや,資金を運用して稼ぐ(あるいは損もする(笑))ことは,できますし,これまでもやってきました.ポイントとしては,それらを有機的に繋ぐというイメージでしょうか.少し抽象的な感じですが,私の中では,割と明確なイメージはあります.

 ただ,正直,もういろいろめんどくさいことに巻き込まれるのは嫌なので,そこのところの距離感をどうして行くかが最大の問題ですかね.それが実現性も含めて,一番のポイントのような気もします.

 なんか,ほんとに「お金の話」じゃなくなってしまいましたね(笑).でも,最初は,単なる下世話な「お金の話」ということで書き始めた文章ですが,最後にこういうことになるというのが,このサイトの(私にとっての)最大の面白さですかね.

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12/25'16c
[幸不幸は変化率]

 幸不幸は変化率と書きました.その一つとして,すぐ上の記事にもありますが,将来に対していいイメージをもてるか,ということですね.「楽の先送り」については,既に書きましたが,例えば,今寒いので洗い物をするときには,お湯を出すのですが,スイッチを入れてしばらくは,冷たいんですが,暖かくなるまで待つのではなく,しばらくは,冷たいのを我慢するのですが,しばらくしたら暖かくなると思えば,全然平気です.そして,実際に,暖かくなってきたときは,ほんのちょっとだけ幸せな気分になります(笑).

 寒い中とぼとぼと歩いて行くのは,しんどいんですが,家に着いたら暖かいと思えば,これも耐えられますし,今日の晩何食べよっかなというのは,最大?の楽しみですよね.

 これは,将来ではなく,過去にも使えて,私は今,人生の中で一番幸せと何度も書いていますが,それは,過去のどこにも戻りたくないからです.そしてこれは(帰納的に),これからも私は,ますます幸せになっていくということです.

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12/25'16d
(日記)

 最近,割と調子いいです(笑).記録を付けてる指数を見てもそうなってます.もちろん,周期的なものもあるとは思うのですが,あるものを摂取してるのが関係あるのか,体を少し動かせるようになってきたのが関係してるのか,因果関係は,なかなか難しいです.でも,調子というか,要は,結局,体調って感じはします.

 でも,仕事は,学生の研究指導と大学のお仕事の他は,例えば,オファーを受けて(査読のない)論文を書いて熊本地震のことについて,いろんなところで話をしたりとか,委員会活動とかくらいしかできてませんし(過去何度かあった調子がよかったときのように査読論文を書いてるわけじゃありませんし),仕事以外もそれなりにやってはいますが,量的にはてんで大したことありません.でも,なぜか気分はそんなに悪くないです.

 てことで,要は,だんだんソフトランディングできてきた,そういう状況でも気分が悪くならないようにすることができるようになってきた,ってことかもしれません.なんだそんなことかよ,って感じですが,歳をとると,そういうことが実はかなり大事で,私はそれがなかなかできなかったのですが,ようやく,少しできるようになってきたということでしょうか.

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12/25'16e
[やりたいことをやれることより]

 また,何か余計なことを書いてしまうことになるような気もするのですが,このサイトで,再三,やりたいこと(広い意味でやるべきということも含めて)がやれるのが重要と書いて来ました.でも,最近思うのは,やりたいことがやれる以上にやりたくないこと(これも広い意味でやるべきでないということも含めて)をやらずに済むかが重要というか,私にとって,死活問題になってきたような気がします.

 若いときは,嫌なことややりたくないことも,どうしてもやらないといけないのなら何とか我慢してやることができたと思うのですが(でも,私は,もともとそういうのが他の人よりほんとにできないというかだめ),歳をとると,そういう耐性が著しく落ちてきたと思うんですよね.直感的には,そういうことを繰り返してると,がんとかの病気になって死ぬんだな,と感じます.つまり,そういう防御反応が働いているんですね.

 大学の研究以外のこんなことやってどうすんだ的な「お仕事」をしてるとき,どうしようもないやるせなさというか苦痛を感じるとは,何度か書きました.それでも,今のところは,何とかまだ大丈夫ですが,やりたいことがやれるより,やりたくないことをやらずに済むことが重要だとすると,今の事態が更に進むようなことがあれば,対処が必要ということになります.もちろん,そうならないことを望みますが.

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12/25'16f
[違う生き方?]

 じゃあ,今の大学を定年になった後も,どこかでまた雇ってくれる,あるいは,定年前でも,今より雑務が少なく,若くて優秀な人達を指導し育てながら研究活動して行くことができるところから話があるとしたらどうでしょうか? もちろん,ほいほい行く(笑)と思うのですが,そんなうまい話なんかないでしょうし,あるとしても,うまい話には必ず裏があるわけで,そんなありもしないことを前提に人生設計するわけには行きません.

 つまり,そんな架空の話をしてもしょうがないってことなんですが,でも,ほんとにそんなあり得ないことがもしあったらどうかと想像力を働かせて考えてみることはできます.うーん,どうですかね? やはり何か違う感じはします.何度か書いたと思いますが,いろんなことに興味がある私としては,せっかくの機会なので,今までと違う生き方もしてみたいとも思うんですよね.

 というか,それって「違う生き方」なんでしょうか? 自堕落にだらだら生きる(笑)というのならそうですが(そういう生き方もしてみたいとも思いますが(笑)),私の今までの生き方を振り返ってみると,実は,何も変わらないというか,違う生き方ではなく,これまでの生き方を貫き通すということなのかもしれません(これまでも,ある意味,自堕落にだらだら生きて来たとも言えるし(笑)).

 それは,何かと言うと,興味をもってやりたくなったら,何でもやっちゃうってことですよね(笑).そして,仕事(研究)は,その中の重要な柱の一つというか,一番重要な柱だったわけですが,逆に言うと,数ある重要な柱の一つに過ぎないとも言えるわけで,そうであるのなら,定年で今の仕事を失っても,数ある柱の一つを失うだけと考えることもできるわけです.

 とは言え,数ある柱の中で,何とか「ものになった」ものと言ったら,やはり,研究しかありません.逆に言えば,定年で仕事(研究)を失うまでに,それに匹敵する「ものになる」ものを何とかするということかもしれません.そして,その可能性があるものとしては,○○(別に伏せ字というわけじゃなくて,とても一言では言えないのでとりあえずこう書く)しかないわけです.

 「ものになる」というのは,どういうことでしょうね? それで飯が食えること? 社会から評価を受けること? そんなことは(もう何とか食べて行くことはできるので),どうでもいいことですよね.つまりは,これからは,余計なことをできるだけ排除して,自分がやりたいこと,やるべきと思うことをやって行くという,これまでにやって来たことをやって行けばいいんだと思います.なんかすっきりした?

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12/25'16g
[全日本フィギャー2]
(スポーツ)

 昨日のことがあったので,今日は少し早めに帰って来ました.そしたら,いきなり白岩さんでした.素晴らしかったですね.早めに帰って来てよかった(笑).

 浅田さんは,トリプルアクセルに挑んだんですが,失敗してしまいました.でも,入るときの雰囲気とか,上がった瞬間の勢いとか,回ってるときの「くるくるくるー」って感じ(笑)とか,やっぱり,他の選手とは,全然違いますよね.

 本田さんは,ちょっとミスが出て,その分,表彰台には届きませんでした.彼女以外にも2, 3位になった樋口さんとか,三原さんとか,その下の,坂本さんとか白岩さんとか鈴木さんとか,若手の人材豊富度がすごいというのは,何度も書いているのですが,世界に目を向ければ,ロシア勢が圧倒的な強さなわけで,今日,ダントツで優勝した宮原さんでも,そこには届かないわけです.

 つまりは,いつまでもジュニアに人材豊富というだけでもだめなわけで,その中から,誰かが化けてこないといけないということでしょうね.その中の一番手は,やはり,本田さんだとは思うのですが,単にその時のトップというだけではなくて,歴史に残るというとちょっと大袈裟ですが,そういうレベルの選手を見たい気もします.

 浅田さんは,そういうレベルの選手だったと思います.でも,オリンピックでは,金メダルを獲ることはできなかった.それは,伊藤みどりさんもそうでした.でも,やっぱり,単にその時のトップというオリンピックの金メダルなんかより,そういう演技を見たいですね.

 浅田さんは,どうするんでしょうね? もちろん,競技を続けることはできると思いますが,かつての輝きを取り戻すことは,ちょっと難しそうです.彼女が一番輝いていたのは,いつでしょうか? それは,やはり,トリノとバンクーバの間なんでしょうね.つまりは,輝いているときとオリンピックのタイミングが合わなかった,たまたま,同世代にキムヨナというすごい選手がいたということなんでしょうが,これも既に書きましたが,やはり,花の命は短いとは思ってしまいますね.

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12/25'16h
[好きだから]

 全日本フィギャーのCMで(でも,CM中は,音消してだいたいこの文章書いてる(笑)),「スケートが好きだから(辛いことがあってもスケート頑張るみたいなの)」が出てきます.よくあるセリフなんですが,何度も書いてるように,そんな単純な話なら簡単な話ですよね(んな簡単な話なわけねーじゃん.ほんと,こういうのむかつく(笑)).

 でも,そうきかれたらそう答えるんですかね? それは,自分にそう言い聞かせているような気もします.でも,そういうのって,そこまで行った人しかわからないと思いますよ.それをこんな形で安易に流すと,「世界で一つだけの花」みたいに,多くの大衆(と敢えて書く)には,あまりいい影響はないような気がします.

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12/25'16i
[単純な話]

 だらだら,しょーもないこと書いてる感じですが,要は,これまで,何をやるかは変わっても,その時,やりたいことをやりたいようにやって来たし,これからもそれは変わらない,それでいいって単純な話なんでしょう.これも一種の自己肯定(もそう言えば,今年のキーワードでした)ですが,歳をとって,そういう段階に入ってきたとも言えますかね.

 もちろん,社会の中で生きて行くには,何でもかんでもやりたいようにってわけには行きませんから,そういうことも含めてってことですが,これからは,これまでよりは,そういうものから解き放たれていくということはあると思います.ですから,これからは,これまで以上に,ってことで,やはり,どんどん幸せになって行くってことですかね.

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12/26'16
(日記)

 調子がいい(悪くない)と書くと調子が悪くなるじゃないですが,饒舌?にいろいろ書いた次の日は,あまり気分はよくないですね.だから,余計なことペラペラ書かない方が,とも考えるのですが,注意しないといけないのは,書いた内容の問題なのか,書いたということ自体の問題なのか,ということです.

 単にいろいろ書いたから気分がよくないんだったら,それだけの問題で,書いた内容,例えば,すぐ上の(結論的な)単純な話の内容自体は,立派な?一つの気づきであって,そういうこと自体は,「よかった」ということになるわけですからね.

 だったら,書くだけで,別に公開なんかしなきゃいいじゃん,って思うんですが,何度も書いてるように,「公開するつもりで人に話すように」書かないと,全然,議論が進まないというか,論理が展開しないんですよ.実際,例えば,誰かが考え込んでうんうん唸っていて,どうしようもなくなって,誰かに相談に乗ってもらって,その内容を話しているうちに自分で解決しちゃうってことはよくある話です.

 ですから,正直,気分はあまりよくないけど,そういうのは,すぐなくなるので,これでいいんでしょう.つまり,気づいたら,ちゃんと書き残して,あとから参照できるように,公開しておくことも必要ということですかね.

 でも,もう膨大な量で,読み返すのも大変だし,書いて忘れて実行に移さないのでは本末転倒なので,しっかり,抽象化してシンプルにして,頭の中に残しておくことも必要です.ただ,そういう風にくっきりシンプルにできるものだけではないし,思考過程のものもあるので,なかなかそうも行かないのですが,そういう意味では,1年に1回は読み返して,その年のことを12月の下旬くらいにまとめておいて,後からその時期のものだけを読み返す,というやり方はいいかもしれません.

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12/26'16b
(経日)

 ということで,モーサテとMプラス11を久しぶりに(録画して)見てみました.やっぱ,面白いですね(でも,録画だとやっぱちょっとテンション落ちるが).日本は連休明けで,海外もクリスマス休暇なので,場は閑散としてるんですが,年末ということで,今年を振り返ってとか,来年どうなるみたいなこともやってました.

 もちろん,私がこういう情報をもとに売買することはないんですが,相場は,材料ではなく,材料によって動く人の心理によって動くので,こういう材料があって,その材料に対して人はこう考えるだろうから相場はこう動くと書いて,実際に売買して,その結果を公表して,それが好成績であれば,注目を集めるかもしれません.

 そして,その中で,世の中は,こうなってるけど,ほんとはこうあるべきとか,そういうことを書いていけば,非常に微力ながらも,世の中をあるべき方向にということにはなるでしょう.もちろん,世の中を変えることが目的ではなく,とにかく情報発信することに意義があるわけで,それは,震度算定法と同じですね.

 というか,そういうことは,既にやってるわけで,つまりは,これもこれからもこれまで以上に,ってことで,これも「準備」の一環ということなのでしょう.

 でも,注目を集めることが目的ではなく,そういう意味では,単なる自己満足というか自己実現なんですが,問題は,この場合,震度算定法と違って,あまり注目が集まったら逆に困る(社会全体というか経済に直結することなので,震度算定法どころの騒ぎじゃなくなる)ってことでしょうか.実際,このサイト自体,わざとわかりにくいところに置いてますしね.そこのところの案配が難しいかもしれません.

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 ちなみに,今の私の考えは,長期的には,日本売りというか,資本主義経済売りです.つまり,Aベノミクスとかトランプとか今のようなやり方では,だめだということです.

 ただ,中期的には流れは,変わりますし,実際,今は,中期的には買いです.いわゆるトランプラリーですね.でも,短期的には売りなので,今は,±0で,玉は建ってません.

 ということで,いつ,中期的に流れが変わるか,トランプラリーがいつまで続くか,ですが,今のところ,流れが変わる気配はありません.つまり,短期的に上がったところで買う必要がある(下がった押し目ではないですよ)ということですかね.

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12/26'16c
[不労所得]
(世の中)

 不労所得ってことが大事なのかなあ,とふと思いました(なに?).なぜなら,やりたいこと,やるべきと思うことをやることが大事なら,(余計な)労働なんかしてる暇はないからです.

 いやいやいやい,労働ってことは,世の中の役に立ってるってことでしょ? ほんとですか? あなたのその仕事,ほんとに世の中の役に立ってますか? 無駄に経済を回すことに加担してるだけとか,会社が儲かるだけとか,結局,世の中がよくなることに繋がってないってことはないですか?

 もし,「辛くてしんどい仕事」だとしたら,世の中の役に立ってるってことかもしれません.でも,逆に言えば,それは,世の中を変えていくような仕事ではなく,誰かにこき使われてるだけかもしれません.一方では,一見高尚な仕事に見えても,何をやるべきかという判断を資本主義ベースに考えると,売れる本を書く,視聴率が獲れる番組を作る,選挙で受かる衆愚的政策を実行するというように,世の中,どんどんおかしくなって行くとは再三書いている通りです.

 もちろん,やりたいこと,やるべきと思うことが仕事と重なれば,ラッキーで,私はそうしましたが,研究以外の雑務が急増してきて,だんだんそうでなくなってきた,ということです.つまり,研究なんかして給料がもらえるってのが,実は,不労所得のようなものだったということですが,だからこそ,意味あることができたとも思うのです.

 ということで,リタイア後も不労所得を目指すということですね(笑).そういう意味では,日運とかその最たるものでしょう.もちろん,それで何とか食べて行けて,じゃあ,何がやりたいのか,何をやるべきなのか,というのが最重要事項であることに間違いはありませんが,それが単なる金儲けではなく,世の中とか社会に繋がることであるのなら,やりたいことでもあるわけで,でも,リタイア後ですから,別に何やっても自堕落にだらだら暮らしてもOKなんですけど,逆に,そういう状況から何かが生まれる気もするんですよね.

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12/26'16d
[無駄で余計なもの]
(世の中)

 やはり,世の中,無駄で余計なもので溢れて過ぎていると思います.それは,自分のすぐ身の回りにも及ぶわけで,今日もいろんな仕事というか雑務処理に翻弄という感じなのですが,これってほんとに必要か?と考えると,ほとんど要らないことに気づいて愕然とします.

 授業は,12/28まであって,試験をやらないといけないのですが(学年歴がそうなってる),今年は,まだ年賀状の準備もできていません.で,父のことを思い出しました.

 私がまだ小学生の頃でしたから,今から40年以上も前のことです.当時は,当然,PCとかありませんから,年賀状は,全て手書きです.彼は,500枚以上の年賀状をやりとりしていて(これだけあれば,必ずお年玉当選があるので,それを私と妹が交換に行ってもらってた(笑)),さすがにそれらを全て手書きというわけには行かないので,自作の詩を印刷屋に発注していましたが,宛名や一言付け加えることは,必ず手書きでした(字の練習になるとか言ってた).しかも,こっちが出したか,向こうがくれたかをかなりまめにチェックしていて,2回出して返事が来なかったら削除とか,細かくルールを決めていました.

 そういうことを12月いっぱいくらいかけて,居間でしこしこ作業していたのを憶えています.でも,何度かこのサイトに書いているように,ものすごく多忙でものすごい勢いで仕事をしていた人です.そんな父にこんなに時間をかけて年賀状の準備をする余裕なんかあったのでしょうか?

 そう考えると,今と父の時代の「差」を感じざるを得ません.こういう言い方は好きではありませんが,「あの頃はよかった」んでしょうね.それは,高度成長とかそういうことではなくて,なんだかんだ言って,そういう「余裕」があったんだと思います.

 翻って自分ですが,ほんと何とかしないとまずいですね.そして,これは,私のみならず,世のほとんどの人に当てはまることなのでしょう.実際,ほんと,みんないっぱいいっぱいで,他人のことなんかに構ってられないって感じですからね.

 私としては,研究室の学生達と最先端の研究に取り組みながら,彼らを成長させるということを死守するしかありません.というか,これをやるため「だけ」のために大学にいるようなものです.

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 とか,不平不満を言っててもしょうがないですね.現状でできるだけのことをするしかありませんし,それは,何とかできてると思います.つまり,研究室の学生達と最先端の研究に取り組みながら,彼らを成長させるということは,ちゃんとできてるわけで,それを守るためにやることをやる,ということですね.

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12/28'16
[大反省会]
(経済, このサイト)

 今朝のモーサテで「大反省会」というのをやってました.二人の株と為替の専門家の年初の「今年は株高,円安」という予想が見事に外れ,言い訳や懺悔をするというものです.そんな情報を基に売買する人なんかいるのかと思いますが,ほんと罰金ものですよね.そもそも,こういう「何とか大予想」みたいのに一体どういう意味があるんでしょうか?

 まず第一に,これから1年の間に相場がどうなるか,なんて絶対にわかりません(断言).当てたという人がいたとしても,いろんな人が勝手なことを言って,その中でたまたま当たった人がいるというだけの話です.何度も書いていますが,わかるのは,中期的(せいぜい数週間から数ヶ月)に今どっちに流れているか,というくらいのことです(そして,その流れが変わるのを読むってことなんですが,読み間違いはあるので,損切りや変わり身の速さが重要,そういう1勝1敗に限りなく近いものを複利で拡大する数理モデルが必要).

 じゃあ,なぜ,そういう予想をするのかと言うと,視聴率が獲れるからでしょう.そして,それには,どういうことを言わないといけないでしょうか? 年初に,今年は,株はどんどん下がって,為替は円高で厳しい年になる,なんて暗ーいことなんか言えませんよね.これは別に年初に限った話ではありません.つまり,経済関係者や専門家は常に「強気」なのです.でも,実際は,そんなわけありませんから,これも「メディアの言うことは嘘ばっかり」の典型例ということです.

 翻って,このサイトのことを考えました.読んでいただける方はおわかりでしょうが,敢えて(一見すると)ネガティブなこともばんばん書いています.ということは,どういうことかは明らかですよね.だって,私は「視聴率」なんか全然関係ないですから.つまり,これも「他人の評価」を気にしないことの重要性ということです.

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12/28'16b
[200倍の法則(再)]
(経済)

 去年の記事を読んだので,ついで?に一昨年の記事を読んでいたら,こんな記事がありました.この200倍の法則ですが,価格が家賃の200倍を「超えたら」買った方がいい,じゃなくて,「切ったら」ですね(単なる書き間違いだが,考えればすぐわかる).

 で,この「200倍」って何でしょうか? そう,金利の逆数ですよね.200倍ってことは,金利0.5%ということです.つまり,金利0.5%でローンを組んで家を買って,購入価格の0.5%の家賃をゲットすれば,トントンということです.

 もちろん,ローンは,返済していけば,徐々に元本が減るので,そんなに簡単な話ではないですが(この計算はかなり複雑で,これも「騙される」手口として使われている),だいたいこんな感じということです.つまり,金利×購入価格が家賃を切れば,買いということです.そして,今のこの低金利です.これは,買えってことなのでしょうか?

 んなわきゃありませんよね.肝心なのは,購入価格の変動です.そして,景気がよくなると,購入価格が上がると同時に金利も上がる,景気が悪くなると,購入価格が下がると同時に金利も下がるというように,両者は連動しますし,そもそも大原則として,資産価値は,老朽化などで確実に低下していくわけで,そういう単純なやり方で儲からないのは,金利が高い通貨を買えば金利がとれて得するわけがない(そういう通貨は,金利分きっちり価格が下がる)というのと同じです.

 つまりは,家賃収入で安定した暮らし,なーんてものは,全くの幻想で,その実は,不動産価格が上がるということに大博打を打ってるということで(しかも,需要と供給という大原則を考えれば,長期的には,不動産価格は下がっていく),それをいくら金利が低いとは言え,借金でまかなうというのは,大大博打で,百歩譲って,先祖から受け継いだ不動産で家賃収入を得ているというのは,老朽化して資産が下がって行く分や維持費を家賃で穴埋めしているに過ぎないということです.

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12/28'16c
(経日)

 昨日が今年の受け渡し最終日だったようなので,今年の結果が出たことになります.12/12から玉は建ってないので(ほんと退屈),ここで書いたのが今年の結果,つまり,年利37%(手数料とか金利とか細かい数字は少し変わる可能性はあるが)ということです.

 ということで,これだけ大荒れで,しかも前半は下げ相場で,ほとんどの経済関係者の予想がはずれた中でこの成績は,まあまあですかね(でも,昨年,一昨年の損を取り返しただけの話だが).

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12/28'16d
(日記)

 今日,力学の試験をやって(学年歴がそうなってる),今日が〆切の論文を出して,年賀状を作って出して,今年の仕事?が終わりました.と言っても,年末年始,何か予定があるわけでもないし,カレンダー的にも少し週末が膨らむだけで,普段通り過ごせばいいって感じですかね.

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12/29'16
(日記)

 年末年始で,周期的にもそろそろ休憩(笑)というタイミングで,しんどくならずにうまく休息して鋭気を養えればと思ってます.でも,相変わらず調子は悪くないので,無理矢理休むのは,逆に難しいのですが,まあ,無理せず成り行き任せ(笑)ですかね.

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 引っ越したということで,絶対必要なところにだけ届けを出して,郵便局に転居届も出してたんですが,年末で,確定申告の関係とかで,また期限が来て,これも絶対必要なところにだけ届けを出しました.でも,それ以外のものすごく多数のところにも届を出さないといけないのがちょーめんどくさいです.

 今回は,マイナンバーもいっしょに申告ってことなんですが,一度マイナンバー出しとけば,これからは,マイナンバーと住所のリンクという一箇所だけ変更すれば,それでOKってなりますかね? つーか,そのためのマイナンバーなんじゃないの?

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12/29'16b
[ジェネレーションギャップ]
(世の中)

 同窓会に行かなくなったと書きました.理由は,だいたいそこで書いた通りなんですが,平たく言うと,やっぱり,話してて面白くない(人が多い)と思うようになった,もっと具体的に書くと「ジェネレーションギャップ」を感じてしまうんですね.うん? 同世代の人間にジェネレーションギャップ?

 何度かこのサイトに書いてますが,同世代とか上の世代,あるいは,少し下の世代の人に対してもジェネレーションギャップを感じることが多いです.要は,考えが古いというか,バブル的というか,偉くなるとか活躍してるかとか,そういうことに価値基準がある人達が多いんですね.逆に若い人達と話してて,ジェネレーションギャップを感じることはほとんどありません.

 もちろん,完全に「人による」んで,年寄りとか同世代でも話が合う人もいっぱいいますし,そういう人達とは,話してて楽しいです.でも,同窓会って,いわゆる「友人」ではない人も多くて,同じクラスとか学科とかじゃなかったら,「会って飲んで話そう」とはならなかった人もいるということです.同窓会に限らず,何か「社会的」なフィルタによる集まりなら同じですね.

 ですから,老若男女に関わらず,「その人と会って(飲んで)話したい」ということを中心につき合って行けばいいってことですかね.

 もちろん,同窓会とかではない「社会的」なフィルタ,具体的には,仕事関係の集まりなら,そういう「つき合い」も必要でしたが,これからは,そういうのも関係なくなってくるわけで,ますます自由で幸せになってくるということですね.

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12/29'16c
[年賀状]

 年賀状なんですが,どうなんですかね? くそ忙しい年末の憂鬱の一つであることは間違いないでしょう.今の世の中,もうメールでいいじゃんってこともありますが(住所変更手続?も不要だし),全員のメルアドを確認して,うんちゃらかんちゃらというのは,それはそれで面倒です.

 で,結局,紙の年賀状にしといた方が楽ってことになるんですが,こういう世の中ですから,PC等はフル活用すべきでしょう.私はどうしてるかと言うと,エクセルで住所や来た来ないの管理をしつつ,それを読み込んで宛名は自動印刷です.

 肝心の裏面というか中身についても,印刷なんですが,この1年を振り返るいい機会なので,文面をどうするかは,結構考えます(あと,図柄も.これも結構楽しんでる(笑)).でも,それが決まったら,これも印刷です.以前は,この「最大公約数」的な共通の文面以外に,手書きで一人ずつコメントを書いてましたが,それも面倒になってきたので,仕事関係,友人関係,バドミントン関係,ピアノ関係,スキー関係,目上の先生方とか,いくつかグループ分けして,ワープロで手書きっぽいフォントでコメントを書いています.つまり,全部で10種類,多いときは,20種類くらいの文面を用意して,宛名を印刷した後,各グループごとに裏面を印刷して終わりです.

 ちょっと面倒そうですが,そうでもないです.「最大公約数」的な共通の中身を考えるのは,上で書いたようにこの1年を振り返るという意味で,大事なことだし,純粋に「やりたい」ことなので,別に面倒ではないです.そして,これが決まれば,上で書いた手順でちゃっちゃっとやればいいので,3時間くらいで終わります.それも実質,プリンタがしこしこ動いてる時間なので,実質的な作業時間は,1時間くらいですかね.

 今年は,1年を振り返って考えたコメントが共通というか,変える必要性を感じなかったので,グループ分けもせず,即ち,全員に共通の文面で送ったので,あっという間に終わりました.これなら何とかって感じでしょうか.

 で,肝心の年賀状をやりとりする意味ですが,つき合いはあっても,だんだん顔を会わせなくなってる感じはするので,1年に1回くらいは,安否確認?的な意味はあるかなあと思ってます.もちろん,ひじょーに定型的なものしか来ないケースも多いのですが,近況とかを詳しく書いてくれる人も多いので,それは,純粋に嬉しいです.ですから,私もそういう近況が伝わるようなものを送るようにしています.

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12/29'16d
[1年]
(経済)

 これから1年の間に相場がどうなるか,なんて絶対にわからない,わかるとしたら,せいぜい数週間から数ヶ月の流れと書きました.でも,これは,1年が数週間から数ヶ月より長いから,そんな先のことはわからない,という意味ではありません.

 逆に,1年よりもっと長いスパンなら,日本という国は沈んでいくとか,世界的にも資本主義経済は,崩壊に向かうというように,わかる(と思える)こともあります.ですから,1年という時間の長さが中途半端ということですかね.

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12/29'16e

 ということは,過去の年賀状の最大公約数的文面を見て行くと,自分の心境の変遷がわるのではないかと思って,見てみました.そしたら...

 そういう風に書いていたのは,2013年以降で,それまでは,グループごとというか,人によってコメントを変えて,割とたわいもないことを書いていて,全般的にその年を振り返って今年は,という感じではありませんでした.

 見方を変えると,2013年あたりから何かが変わり始めたということですかね.そしてそれは,つくばに来て10年が経ち,歳も50を過ぎてから,ということでした.つまり,「そういうこと」ですね.

 で,そのここ5年の間の変化ですが(今年はまだ未公開だが),現状に危機感をもっていたり,思い悩んでたりという状態から,徐々に肯定的というか,わかって来たみたいな感じは,見て取れました.

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12/29'16f
[つまらない研究 その2]
(研究)

 最近,つまらない研究が多いと書きました.それは,そこで書いたような背景もあるんですが,粗方問題が解決してきたというか,おいしいところがなくなってきたということもあると思います.再三,書いてる「いいところまで来てしまった」ということですね.

 もちろん,まだまだ解決してない問題がいっぱい残ってる分野もありますし,新たにやらないといけなかったり,新たに誕生したような分野もあります.でも,学部とか学科とかそういうのって,名前がそれっぽく変わっただけで,中身は旧態依然としたものばかりなんですね.で,そういう中で,今まで自分がやってたことの延長上でやることや研究テーマを探してるわけで,そうすると,研究のための研究というか,学生に論文を書かせるための研究みたいなことになってきてる感は否めません.

 じゃあ,どうしたらいいかですが,今の大学の組織とか枠組みの解体というか,抜本的な再編でしょうね.ただし,大学は,研究機関であるとともに教育機関でもあるので,例えば,建設会社に就職したい学生が建築の勉強をするための教育は,必要でしょう.ですから,最先端の研究をする研究するところと教育をするところを分けるということです.

 実際,学部教育は,研究というレベルからはかけ離れたものですから,それが実情と合ってるし,効率もいいと思います.って,これって,ずっとここで言ってることですね.

 そういう意味では,私が今いるところは,何の研究をするかは,かなり自由に決められるので,それは,他の大学とは,かなり違うと思います(でも,最先端の研究をしている研究者が学部教育もしているので,それは,効率が悪いのは他大学と同じ.つまり,研究と学部教育の乖離度が高いとも言える).

 実際,私が今までにやられてなかったような研究ができたのもそのおかげですからね.つまり,やってることでやることがなくなったら,やることを変えればいいわけで,極端な話,工学であれば,建築でなくても地震でなくても防災でなくてもいいわけです.もっとも,私がやってることに関して言えば,まだまだやることあるなーという感じですが(でも,結局,みんな自分ではそう思ってるってことかもしれませんね).

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12/30'16
[今年の抱負]

 年末なのに,今年の抱負というタイトルですが(笑),なんで(当たるわけないのに)年初に,今年の予想をするか,ですが,今年の抱負的なことがあるんでしょうね.確かに(何度か書きましたが)どうなるかはともかく,将来に明るいイメージをもつことは大事ですからね.

 でも,自分が何かをやるとか,成長していくとか,自分に関わることならともかく,全くの他力本願の外部環境に勝手にいいイメージをもって,それを前提として行動したのでは(例えば,今年は株が上がると勝手な希望的観測で株を買うとか,今年は景気がよくなると勝手に思って事業を拡大するとかでは)話にならないのは言うまでもありません.

 このサイトで,時々ネガティブなことを書いてるのもそういうことです.ネガティブ,ポジティブというプロトタイプな言葉で書くと,そこで思考停止になってしまいますが,外部環境がネガティブなことをちゃんと把握して受け入れた上で,自分というか内部環境はポジティブということですからね.

 でも,正常化の偏見ではないですが,人間本能的に「こうだったらいいな」が実際にはそうでないのに「こうである」に化けるので,注意が必要です.もちろん,内面がポジティブになるのは,いいことですが,他力本願の外的環境がポジティブ?なだけだと,大津波が来ているのに,来ないといいな→来ないとなって,避難せずにいるとどうなるかは,明らかでしょう.

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12/30'16b
(経済)

 で,来年どうなるかですが,もちろん,そんなのわかるわけないのですが,長期的には,日本売りなんですが,中期的にはトランプラリー中なので,それがどこまで続くかですね.

 ていうか,既に終わった可能性もあります.実際,28日の御用納めで世間は,今年はもう終わりって感じですが,場は30日まで開いていて,昨日今日とかなり下げてるみたいです(30日の午後,日銀のETF買いが入ったようで,少し戻しましたが,そんなことするから相場がどんどんおかしくなる).

 私の読み的には,中期的にはまだ買いで,短期的には売りなので,±0で玉は建ってないのですが,流れが変わったと判断できるのは,極値(数学用語)を過ぎて,反対側の極値へ動き出した時ですから,もう極値(天井や底)は過ぎてる可能もあります.

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 じゃあ,Aベノミクスはどうでしょうか? この図がわかりやすいと思うのですが,

Aベノミクスが始まったのが2012年末で,金融緩和による円安誘導(実際は,円高に進みすぎていた状態の是正)によって2013年の春くらいまで一気に株価(日経225の赤い線)が上昇しましたが,実質ここで終わったということでしょう(たった半年で,しかも矢は三本どころか一本しかなかったということ).

 その後は,2013年9月の東京五輪招致というボーナスもありましたが,再三の日銀バズーカなどで2年にも渡って無理くり持ち上げたものの,2015年半ばに化けの皮が剥がれたということです.

 そして,2016年,6月のBrexit,11月のトランプ当選という想定外?の出来事があり,相場は,暴落すると思いきや,そこをきっかけに反転しました.これはよくあることですが,相場がそういう悪いことを先取りして下げていて,実際そうなったときは,織り込み済みで底ということですね.これもボーナスのように見えますが,実際は,目先の話というか,長期的に奈落の底に向かっていく中での中期的なことだと思います.

 つまりは,これも所詮バブルということで,今の流れがどこまで続くかはわかりませんが,続けば続くほど,山が高くなればなるほど,その反動も大きくて,谷も深いということです.折しもバブルから30年ですから,ちょうどそういうタイミングでもあります.つまり,既に壮絶なババ抜きが始まってるということですね.

 というようなことを書くと,そんなネガティブなこと言うなと言う人もいるのでしょうが,ここで書いたように,それは,単なる外部環境の話であって,そういう中でポジティブに考えて自分がどうするかということなわけです.

 具体的には,何度も書いているように,世の中の金を使わせて無理くり経済を回そうという騙しにあわず,無駄な支出をしないで,しっかり,やりたいこと,やるべきと思うことをやって行くことでしょう.

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12/31'16
(日記)

 気づいたら年末ですね.でも,このところは,体調は悪くなかったのですが,今日は,朝起きて朝ご飯を食べたら,何だかしんどくなって,横になったら,昨日の夜はちゃんとぐっすり眠れたのに,3時間以上爆睡でした...なんなんですかね?(でも周期的には,そろそろお休みのタイミング)

 体調云々ということもありますが,そういうことと(多分)関係なく,時々こういうことがあります.疲れが溜まってて,こうやって疲れをとってる感じです.だから,まあいいのかな.実際,ちょっとすっきりした感じもしますし,それは,いつもそうです.

 あと,昨年末から,活動度を定量的に評価するのは再開したのですが,年末ということで,今年の結果が出たことになって(今日はまだ出てないので,昨日の時点で),点数は,79点くらいと,かなり高かったです.

 理由としては,4〜5月くらいに引越に熊本地震と大車輪だったことや,以前より評価が少し甘めとか,仕事量が物理的に多いとか,体調的に回復傾向とか,いろいろ考えられるのですが,実感がないというか,大したことはできてないと思います.でも,もうこれでしょうがないというか,これでいいってことなんですかね.

 うーん,でも,やっぱり,これでいいとは,どうしても思えませんね.悪い癖? でも,しんどいときに休む,というのは,大分できるようになったと思いますが.

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