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5/1'11
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 具合良くないですねー.2,3ヶ月くらい前から,体に湿疹が出るようになって,皮膚科に行って薬も飲んだり塗ったりしているのですが,一向によくならず,逆にどんどん全身に広がってきました.見た瞬間,乾燥肌ですね,という感じだったのですが,私自身はそんな感じはしないし,第一,薬が効いてる感じがしません.評判の皮膚科なんですが,いい加減もう変えた方がいいかもしれません.いくら評判でもちゃんと診てくれないじゃ話になりません.でもGWでどこも閉まってるので,それまで何とかしのぐしかないですね.

 体調もよくないです.GWで,大学に行く必要がないので,そうすると,家で横になってる,ということなってしまいます.もちろん,やることはいくらでもあるのですが,今すぐやらないと大変なことになる,ということはないので,体調の悪さが勝ってしまいます.

 どこかで,GWをどう過ごすかは,リタイアした後,老後をどう過ごすかに繋がる,というようなことを書きました.だとすると,体調が悪く,こういう風になってしまうのなら,苦しいのを我慢して生きてる意味なんかありません.

 それは,別に老後に限りません.結局全ては,だから何なの?ということになります.ただ,全てのことに意味がなく,生きている意味もなくても,死ぬことはできないとしたら,退屈しのぎをしていくしかありません.そして,どうせ生きていくのなら,気分よく生きていきたい,となります.それには,まず,体調の回復でしょうか.

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01b
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 なんかおかしな雰囲気と書きました.大変な大災害が起こり,困っている人がいたら手を差し伸べるのは,当たり前です.でも,それって,頑張ろう日本とか,一つになろう日本とか言って,誰かが扇動して誘導するようなことでしょうか? そして,それがとても「うまく」行って,それこそ日本全国民がみんな同じ方向を向いているとしたら,それってやっぱり気持ち悪くないですか?

 ひょっとしたら,大津波で流されたのは,津波が来るとわかっていてそういうところに住み続けた人の責任もあるかもしれない,津波警報が出ているにも関わらず,高をくくって言うことをきかずに逃げなかった人もたくさんいるはずです.津波では甚大な被害が生じましたが,それ以外の「被災地」で,テレビ画面で流されるほどの被害が生じていないところはたくさんあります.それは,現地に入ってみればわかります.でも,そういうことを言うこと自体,はばかられるような雰囲気が蔓延しています.

 でも,たとえそうだとしても,こんな被害に遭ってしまったのですから,とりあえず助けるのは当然です.でも,上で書いたように,いろんな意見をもっている人がいるのが自然だし,人類は,「多様性」によって存続してきました.だから,みんな同じ方向を向いているという「一様性」は,それがどんなに真っ当なことだとしてもとても危険だし,ましてや,そういう中で,「ちょっと違うんじゃない?」というようなことを口に出すこともはばかられるような状況は,まるで,戦前の日本のような危険な雰囲気を感じます.

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5/2'11
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 今日は,平日なので,いつも通り大学に来ています(ていうか委員会あったし).なんか,一時のオアシスのようです.明日からまた3連休だと思うと気が重い...ほんと老後が心配です.何か考えなくては...

 仕事をリタイアしたら,好きなことして過ごせばいいじゃん,というのは,全くの幻想であることは明らかです.もっても 1,2年でしょうね.そういう風に過ごせる人は,既にそういう風に過ごしている人です.つまり,仕事が嫌で,お金があるなら仕事をしないで遊んで暮らせる人ですね.そういう人にとっては,楽しい老後になるかもしれませんが,人生の大半を占める「老前」が楽しくないわけです.

 対処法は,2つ考えられます.死ぬまで仕事をするか,切り換えるかですね.前者は,やり甲斐があることであれば,別に仕事でなくてもいいと思います.後者は,上で書いたように,私の場合,なかなか難しいでしょうね.トライすることも考えられますが,骨折り損になるくらいなら,さっさとあきらめることも肝心です.要は,己を知るということですね.

 と,ここまで書くと,私は私のことをとても勤勉な仕事人間と思ってるように読めますが,実際は,全く逆です.つくづく怠け者だと思います.だから,老後が心配なんですよ.

 仕事(のようなもの)がなければ,怠け者の私は,どんどん怠惰な生活を送ってしまうと思うのです.もちろん,それでOKなら,それもある意味無敵ですが,そうではないのがまた厄介.やはり,充実した楽しい生活は送りたいわけです.やっぱり厄介.

 でも,ここまで来ると,これは,単に老後の問題ではなく,「老前」も含めた普遍的なことであることに容易に気づきます.要は,再三書いてるように,楽勝だけど退屈でつまらない人生を送るか,大変だけど充実した楽しい人生を送るかってことですね.仕事があるうちは,大変に「なってしまって」なんとか充実した生活が送れるかもしれないけど,仕事がなくなれば,それに代わるものを見つけないといけない.要は,「やること探し」なわけです.

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02b
[言いたいことが言えないわけ]
(世の中)

 言いたいことが言えないおかしな雰囲気と書きました.なんでそうなってるかというと,やはりメディアの影響は大きいでしょう.

 まず,今回の大災害を伝えたのはメディアです.実際に,現地に行って目の当たりにした人はごく僅かです.ここから,話が始まっています.つまり,この時点で,メディアが絶対的な発言力をもつことになりました.でも,これは,今回の災害に限った話ではないですね.

 次に,メディアを通していろんな人が発言しました.これだけの大災害ですから,下手なことは言えません.なぜなら,メディアに出る「有名人」,そして,メディアそのものも,みんな人気商売だからです.芸能人は当然ですが,報道だって,視聴者の反響を気にしたコメントしか出せないでしょう.スポーツ選手だって,下手なこと言ってなんだこいつ?となれば大変なことになります.

 これだけの大災害ですから,言うことはだいたい決まってきます.露出の多い人気商売の有名人,あるいは,様々な番組が同じようなことを言い続ける,そして,多くの人が洗脳され,というと言葉は悪いですが,それ以外のことは考えられなくなり,洗脳されない人も,そうでないことは言えない雰囲気になってくる,といったところでしょうか.こういう傾向は,今回のケースに限らず,よくあることなのですが,「それ以外のことが言えない雰囲気」という今回のケースは,やはり特殊で奇異です.

 もちろん,今回の大災害で,心ある人で心を痛めていない人なんかいないと思います.でも,これから復興していく,そして,二度とこんな大災害を繰り返さないようにするということを考えると,とにかく被害者を支援しようとか,頑張ろう日本とか,そういうことで全て話が済むような単純な話ではありません.

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02c
[ここまでしか来られなかった]
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 ここまで来たと書きました.そしてそれは単に運が良かったからだとも書きました.ここで言う,「ここまで」というのは,内的なことで,外的なことではありません.

 じゃあ,外的なことに関しては,どう思ってるかというと,対照的に「ここまでしか来られなかった」と感じています.ここで書いたように「旧帝大系と言われるいわゆる一流国立大学の教授」とか言ったって,誰かがなれるわけですから,それ自体はてんで大したことありません.

 じゃあ,もっと頑張ればいいじゃん,と言われるかもしれません.そりゃー,頑張りますよ.内的には,まだまだ先は長いし,やることいくらでもありますからね.でも外的には,もうこれ以上「上」はありません.つまり,これ以上いくら頑張っても外的には何も変わらないということです.

 これってどうですか? 私は,外的なことなんかより内的なことと思ってるので,まだ頑張れると思うのですが(多分),一般的?には,やっぱり厳しいんじゃないですかね? 実際,昇進して研究の活動度が落ちる人を沢山見てきましたし,活動度が大学行政とか違う方向に行く(行かざるを得ない?)ケースも多いです.

 まあ,他人のことはともかく,私はどうでしょうか? 外的に何も変わらず,内的なことだけでやって行けるでしょうか? 多分,大丈夫だとは思うのですが,外的にこのまま何も変わらず,定年まで,というのは,やっぱりちょっと想像できないです.自分が何か行動を起こすのか起こさないのか,あるいは,自然の流れの中で何かが起こるのか,その辺の所はよくわかりません.

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5/3'11
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 相変わらず調子がよくないです.GWはだいたいそうなのですが,今年はちょっとひどいです.地震が起こって被害調査に行った後は,だいたいこうなることが多いので,そういう要因が重なったということでしょうか.湿疹は,昨日の夜,更にひどくなって,救急病院を探したりもしたのですが,薬を塗って痒みは少し落ち着いたので,なんとかやり過ごしました.

 調査が大変で疲れるということもありますが,それ以外にほんと「いろんなこと」があって疲弊します.今回は,ニュージーランドクライストチャーチの地震,2011年東北地方太平洋沖地震と続いたこともありますし,後者は,大変な津波災害が発生して,でも,その一方では,揺れによる被害は少なくて,という,何とも悩ましい状況になってしまったこともあります.

 起こったことに対して,ただ淡々と行動すればいいのであれば,こんなに疲れないと思うのですが,いろんなことに気を使わないといけないのが大変です.そう,最近なんかいろんな人間関係がとても疲れるんですよ.

 もちろん,人間は一人では生きていけませんから,人間関係の中で生きていくしかありません.そして,それに助けられることもとても多いです.でも,足を引っ張られることも少なくないです.そして,今そう感じてるだけかもしれませんが,人間関係のプラスマイナスでマイナスの方が勝ってるように思います.こういうときは,どこかでひっそり一人で生きていきたいと思います.

 でもまあ,これも「そういうこともある」「そう思ってしまうこともある」ということでしょうね.ですから,とにかく今を何とかやり過ごせればと思います.それには,まずは体調の回復でしょうね.

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03b
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 こんな状態なので,とてもトレーニングするような状況ではありません.でもこのままでは,状況はどんどん悪くなるばかりです.ですから,できる範囲でできるところからやるしかないですね.

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03c
[財布を落としました]
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 今日,夕方出かけようとすると財布がありません.家の中を探してもありません.多分,大学だな.で,大学に行き,それらしいところを探しました.でもありません.これは落としたか.家に戻り,また探してもないので,落としたかもしれないと考え始めました.

 昨日の足取りを考えると,大学で夕ご飯を食べましたからその時はありました.ですから,落としたとしたら,大学から22:31発のバスで帰って,つくばセンターから家の間のどこかということになります.前から気になってたんですが,鞄のファスナーが開いてることがよくあるんですよ.だいたい走って移動してますから,そこから落ちた可能性はあります.

 財布の中には,かなりの現金(いつもはそんなには入っていないが,被害調査のときカードが使えないことも考えてかなりもっていった現金がまだそのまま入っていた),免許証,クレジットカードなどが入っています.現金はまあいいとしても,免許証やクレジットカードを変な奴に拾われるとかなり厄介です.

 それで,暗い中,傘を差して,懐中電灯をかざしながら家からセンターまで歩いていきました.ありません.そこで,駅前の交番に行き,事情を話しました.この時点では,まだ落とした「かもしれない」と思っています.特徴をきかれ,中央警察署に問い合わせてもらっている間,一応,遺失物届を作ってもらっていました.

 その時,中央警察署とやりとりをしていただいていた警官の方があったみたいです,とのことでした.え?あったの?じゃあやっぱり落としたんだ,と思いました.もちろん,ほっとしました.それでその足で中央警察署に行きました.そこで,中身を確かめ,書類を書いて財布を受け取りました.拾っていただいた方にお礼をしたいと思ったのですが,権利を放棄されていて,こちらから連絡することもできないということでした.ほんとちゃんとした方に拾っていただいて幸運でした.

 ということで,わずか数時間の顛末ということになりました.思ったことはいろいろあります.ちゃんとした人に拾ってもらってよかった,世の中捨てたもんじゃないな,と思うと同時に,お礼をしたい,せめてお礼を言いたいのにそれができないというもどかしさというか後ろめたさもありました.

 あとは,やっぱり,私が「衰えたな」ということでしょうか.財布を落とす,なんてことは,記憶にありません.いや,そんなこと誰でもあるよ,という人もいらっしゃるでしょうが,私の中では,そういうことはなかったので,相対的に衰えてきているのは間違いないと思います.いずれにしても今回は,幸運にも事なきを得ましたが,気をつけろという警告に間違いありません(ので気をつけようと思います).

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03d
[なんで疲弊するか]
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 地震が起こると疲弊すると書きました.それは,被害調査が大変だからではなく,大地震が起こると突然のようにものすごい注目を浴び,メディアとかいろんなところに引っ張り出されるからです.それだけなら特に問題はないのですが,そういう中で,必ずと言っていいほど,いろんな面倒なことが起こり,疲弊します.

 私がやりたいことは,研究,やるべきことは,その成果を社会に還元することです.被害調査は研究の一環ですし,私が最も大事にしているフィールドワークですから,どんなにしんどくても全然へっちゃらで,疲弊なんかしません(でも今回はさすがに疲れた).

 そして,調査結果をホームページに速報として公開すること,報告や論文を書くことも研究の一環ですから大丈夫です.あとは,それを見て,これは使えるとか面白いと思ってくれたら,自由に使ってくれればいいのです.これで,社会に還元ということにはならないのでしょうか?

 残念ながら,そこまでだと「世の中を変える」というところまでは行かないんでしょうね.でも,世の中を変えようとすると,いろんな面倒なことが出てきて,ほんと疲弊するんですよ.やっぱり,研究者として,正しいと思うことを淡々と主張するということに徹するということでしょうか? でも,引っ張り出されると,正しいことを正しいと言えなくなるので,やっぱりそれがストレスなんだと思います.

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5/5'11
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 今月からつくばでのサークルも練習を再開したのですが,おとといは急遽中止になったので,今日は東京まで練習に行きました.この日以来ですから,2ヶ月ぶりですね.ちゃんと体を動かしてから行こうと思っていたのですが,体調が悪く,体を動かしたのは,結局,この日だけでした.

 プレー自体は,2ヶ月ぶりだからまあこんなもんでしょう.ただ,思ったのは,当たり前ですが,トレーニングするより練習に行く方が「敷居が低い」ということです.つまり,トレーニングする気にならなかったら,まず,とにかく練習に行って体を動かすということですね.

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5/10'11
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 相変わらず具合がよくないです.練習に行った日か,その前の日に朝起きたらものすごく喉が痛くて風邪かな?と思いました.それでも何とか頑張って練習には行ったのですが,その後,鼻も詰まってやっぱり風邪ひいたみたいです.熱は出てないと思うのですが,このときも風邪ひいたみたいですから,たった2ヶ月しか経ってません.ほんとに衰えたものです.

 湿疹の方もいろいろ調べているのですが,どうもこれだというものに行き当たりません.ただ言えるのは,皮膚科に行ってお医者さんの言う通りにしていても治るとは限らないということです.お医者さんの診断は絶対的なものではなく,極端に言えば,「意見」の1つで,結局は,自分で何とかするしかないってことですね.所詮,「外から他人を」診てるわけですから.実際,あることに思い当たり,皮膚科でもらった薬をやめて,痒みを抑える市販薬だけを塗るようにしてから逆に少し落ち着いてきました.

 何年か前,高熱が出続けて,お医者さんに行って薬をもらって寝てても全く治らず,自分で調べて突きとめたこともありました.股関節を痛めたときもそんな感じでしたしね.

 何かのアレルギーというのは,考えられます.私はこれまではそういうものは全くないのですが,突然出るという話もあります.でも,いろいろ調べたり考えたりしたのですが,湿疹が出るようになった頃の前後で食べるものとかでそういうものに思い当たる節がありません.

 何かのストレスってことは考えられます.湿疹が出始めたのって,はっきりは憶えてないんですが,2月くらいだったと思います.ニュージーランド クライストチャーチ直下の地震が起こってばたばたしだした頃でしょうか.でもそれが原因だとしたら,そういうストレスから解放されるには,仕事をやめるしかありません.

 とか,いろいろ考えているうちに,思ったのは,一言で言えば,「免疫力が衰えてる」んじゃないかってことです.湿疹が出たした頃,風邪ひいて,今また風邪ひいてっていうのもそうですし,とにかく日常の様々な些末な嫌なことがとても堪えるというのは,ストレスに弱くなってるってことですよね.

 湿疹の原因が仕事によるストレスで,仕事をやめるわけに行かないとしたら(正確には,仕事がストレスなのではなく,この数ヶ月が異常事態だったということですが),ストレスに抵抗できる免疫力をつけるしかないってことでよね.

 ということで,そういうとこから調べて対策を講じることにしました.

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5/14'11
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 対策を講じ始めたのは,昨日からですが,数日前くらいから,つまり,この記事を書いてからくらから大分落ち着いてきました.湿疹も大分「枯れて」きました.ですから,対策を講じたからというわけではないことになります.以前にも書きましたが,対策を講じ「ようとする」時点で事態は好転することが多いです.要は,そういう気になるか,まずそういう気になること,ということでしょうか.

 あとは,調子が悪いと思っても時間が経てば,つまり,何とかやり過ごせれば,そのうち回復するということですかね.体調と心調は密接な関係にあるというのもそうですが,見方を変えると,両者は「一体」とも言えます.つまり,これも再三書いてきたことですが,「心の問題」と言ってしまうと「ものは考えよう」というような精神論にきこえますが,人間だって「物質」からなる一種の「ロボット」なわけですから,ある程度は「物理的に」コントロールできるはずのものです.

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5/15'11
[エコポイント]
(世の中)

 エコポイントってどうされました? もーなんでこんなにめんどくさいのかって思いませんでしたか?

 昨年の夏,エアコンが壊れたので買い換えたり,地デジ対応テレビを買ったりしたのでエコポイントが付きました.エアコンは,近くの電気店で買ったので,書類はお店が作ってくれましたが,テレビはインターネットで買ったので,自分で作りました.でもこれがかなり面倒.テレビはリサイクルすると3000点付くというので,業者を探して(これもまたかなり面倒)書類を作ってもらってそれも付けて送りました.

 でも,いつまで経っても連絡が来ません.忘れた頃に,書類に不備があるから送り直せ,とのこと.要は,リサイクル業者が「テレビ」というところにチェックし忘れただけなのですが,またその業者に連絡をとって,店まで行って,店名が入った印を押して書類を添えて再送です.

 で,また,いつまで経っても連絡が来ません.忘れた頃に,申請を受け付けましたとのこと.葉書が来るのですが,1つの製品について1通来るので,どれがどれかわかりません.で,どれがどれって整理してホームページにアクセスすると,1つの製品に1つのIDなのでそれを1つにまとめないといけなくて,それをようやく終えて,交換できる商品を選ぶのですが,この「検索」がまた面倒.種類を絞ってポイントを入れると交換できる商品がでてくるのですが,まあパズルですね.

 それで,一番使い出があるSuicaとPasmoはもう終了していたので,Edyかと思ったのですが,電子マネーにすると別途また4stepくらいの長々とした手続きが必要との説明ができます.こりゃだめだな.で,仕方なく商品券かと思ったのですが,配送料のマージンはしっかり引かれます.それで,マージンが引かれないものを探したら,ビックカメラとJTBの商品券の店頭受け取りに到達しました.ビックカメラに行くことはないけど,JTBなら近所にあるので,ここの商品券がどのくらい使えるかを調べてここにして,ようやく交換申請終了です.店頭に届くまでしばらく時間がかかります,とのことなので,まだ「終了」はしていません.いったいなんなんでしょうかね?

 これだけ手続きが面倒だと途中で挫折した人も結構いるんじゃないでしょうか?(それが狙い?)そして,莫大な事務経費がかかっていることは容易に想像できます.いったいなんなんでしょうか? もうほんと普通にできることを普通にやれよ,って感じですよね.

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15b
[これからどうする?]
(生き方)

 最近あらためてこれからどうして行こうかと考えています.今の職業や生活に何の不満もないし,充実してるし,幸せだし,このままやっていっても全然OKなのでしょうが,やっぱりこのままずっと行くとは思えません.つまり,今は不満はないと書いたのですが,ずっと今のままでは不満なんでしょう.

 どこかで,「10年周期」ということを書きました.先日,元東北大の和泉先生とお話させていただいたとき,「グラフ用紙」のことを申し上げたら,彼は,ずっと12年周期で人生を過ごしてきたそうです.だいたいこのくらいの周期で生き方は変わるものだし,変えるべきということなんだと思います.

 思い返せば,私の場合,10代は,大人になったときに食べて行けるように,そして,どうせ食べていくのなら,やりたいことを仕事にする,これは即ち,私の場合は,研究者≒大学の先生になることで,そのために東大に入ることを中心に過ごしていたと思います.

 そして,20代は,大学に入り,具体的にやりたいことを探して見つけ,研究室に入って,研究者としてやっていけるように勉強,研究をしました.その結果,無事,大学の職を得ることができ,小さい頃からの目標を達成することができました.

 30代は,目標を失って苦しみました.人生そのものや生き方について考えるようになったのも,そして,私という人間が大きく変わったのもこの頃です.何をしていいかわからず,ずっと苦しみましたが,後半になって,ようやくやるべきことに辿り着いたような気がします.もちろん,この間,研究してなかったわけではありません.でもまあ,この時期は,もちろん,南研の学生の面倒は見てましたが,基本的には,「自分一人で」研究していました.

 40代は,筑波大に移り,自分の研究室をもって,研究のスタイルが変わりました.即ち,学生達を指導しながら,育て,なおかつ,研究室というチームで成果をあげていくというやり方です.もちろん,学生の研究指導は大変ですが,かなり機能していると思います.実際,いろんな研究成果も出てきました.そして,現在に至る,です.

 そして,50代は,...となるのですが,問題はここですね.今のやり方を続けて行って,人材を育てながら研究成果を出し続ける,ということを続けて行く,というのもありとは思うのですが,同じことをまた続けても...とも思うんですよね.

 いくつか選択肢はあると思います.例えば,大学の中で偉くなって,大学行政にたずさわるという人もいると思うのですが,はっきり言って,私はそういうことには興味がありません(でもある程度「お仕事」が回ってくるのは仕方がないか).

 大学の外に出て,もっと広く社会の中で,世の中をよくするべく活動する,というのもあるかもしれません.でも,そういうことは,やるべきことなんでしょうが,私の場合,やりたいのは,やはり研究なんですよね.それは,研究に「閉じこもりたい」ということではなく,いい研究がしたい,そして,いい研究をすることこそが社会をよくすると思うし,研究者がやるべきことと考えるからです.

 とか考えると,今のやり方を続けて行く,ということに戻るのですが,今のままというのはちょっと...ということになって冒頭に戻るわけです.

 何かが変わるとしたら,自分で何か行動を起こすのか,自然の流れの中で,状況が変わるのか,ということでしょう.つまり,前者なら,そういう「タイミング」を逃さないように注意してないといけないし,後者なら,自然の流れに逆らわない,ということでしょうか.いずれにしても,ここ数年で何かが変わるなら変わるし,何も変わらない(状況も変わらないし,私自身も何か行動を起こす気にならない)ならおそらくもうずっと何も変わらないということでしょう.

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5/17'11
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 ほぼ全身にまで広がってしまった湿疹ですが,大分収束に向かってきたように思います(でも黒くシミみたいな跡は全身に残ってる.いつか消えるのかな?).2ヶ月以上に渡って苦しめられたのですが,いったい何だったんでしょうか? でもちょっと思ったことがあるのですが...

 実は,先週の月曜日(5/9),違う皮膚科に行こうと思っていました.そこは,いつも行ってる眼科のすぐ隣で,ちょうど2ヶ月に1回の眼科に行く日だったので,これは行け,ということだなと思って,眼科の後,行こうと思っていました.そう考えて,少し早めに眼科に行きました.

 ところが,GW明けというためか眼科が大混雑です.結局,ぎりぎり診療時間に間に合わず皮膚科に行くことはできなかったのですが,その後,(たまたま?)少し落ち着いてきて,今はもう大分いいです.

 で,思ったんですが,もし,その皮膚科に行ったらどうなってたのか?ということです.多分,何かの薬をもらって塗ったと思うんですが,それで,本当はその薬が効かなくても,よくなってきたら,この皮膚科のおかげだ,と思ったと思うんですよね.つまり,何度も書いてるように「因果関係」ほど突きとめるのが難しいことはない,ということです.

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17b
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(バドミントン)

 とにかく一度やってみるとかほざいたくせに,国内外で大地震連発で(言い訳),さすがにトレーニングできてません.ていうか,忙しいとか何とか言うより,どんなに忙しくてもやる気さえあればそんなことは関係ないので,やる気というか体調の問題ですね(3/284/164/214/214/244/245/15/35/35/55/105/14).

 体調に関しては,まず体調の回復に努めるということで,これは,徐々に戻ってきた感じがしますが,やる気にならないときは,どうするかというと,やりたくないのを我慢してやるというのは,私には無理です(怠け者).じゃあどうするかというと,どうやったらやる気になるかを考えて対策を施すか,やる気になることをやる,のどちらかです.つまり,まずできること,やる気になることからやるということですね.

 それで,久しぶりにプーナのページに行ったら,リン・ダンとリ・チョンウェイの一昨年の全英シングル決勝が貼ってありました(いわゆるゴールデンカード).で,つらつら見ていたら,ちょっと思うことがあって,要は,結局はフィジカルってことなんですが,できる範囲で「あること」を始めてみることにしました.

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17c
[218gのWindows機]
(PC)

 久々のPC関連です.ついにここまで来たか,という感じでしょうか.

 このF-07Cですが,私はあらゆるデータをPC(Windows機)で管理しているので,今使ってる「携帯付きカメラ」にして大分経ちますし,携帯を買い換えるのならこれにしてもいいのですが,私が今一番欲しいものは,これとは違います.大きさはtypePくらい,重さも500gくらいあってもいいので,フルキーボードを有し,なおかつ,タブレットPCにもなるものです.これが携帯にもなるのであれば,私はノートPCはほとんど常時持ち歩いているので,ノートPCがこれになって携帯機能がつけば,それ(とデスクトップPC)でオールインワンです.でかーい(タブレット)携帯とか,iPad対抗機とか,似た雰囲気のものは出てきてるのですが,これだというものはまだないですね.でもそのうち出てきそうな気はします.

 ただ,typePの大きさで500gだと,例えば,スキー場でポケットに入れて滑る,というようなところまでは厳しいですかね.だとすると,Windows機で,タブレット(タッチパッド)で,携帯で,typePより一回り小さくて,300gくらいで,なんとかフルキーボードがついていて,というようなもの作ってくれませんかね? SDメモリだとやっぱりちょっとめんどいので,クレードルに差すだけでPCと同期できたらなおよいです.技術的にはもうできるはずなので,作ってくれるかどうかの問題です.

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5/18'11
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 とか思ったんですが,そう言えば,人生50年なのでした.つまり,こっから先は,おまけの人生なわけで,要は「何でもあり」なわけです.つまり,おまえは社会の役に立つからもっと働けと言われれば,喜んで働かせてもらいますが,あんまり役に立たんから,ちょっとはずれたところでおとなしくしてろと言われれば,それはそれでラッキーで,のんびり好きなことをしてればいいわけです.

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5/19'11
[「あ」で始まる都道府県の数]
(生き方)

 パネルクイズアタック25ですが,最近,一二度見たとき,児玉清さんではなく,アナウンサーの方が司会をされていて,どうされたのかなと思っていたんですが,亡くなったんですね.でも,児玉さん以外の人が司会してると,なんか番組が全然違うと感じるくらいで,それほどパネルクイズアタック25=児玉清という印象が強いです.これじゃあ,番組自体が存続しない可能性もあるかも.

 追悼特集?ということで,いろんな言動が報道されたみたい(そんなに見てるわけでもないが)ですが,1つ気になった発言がありました.こういうものです.

 僕は,クイズ番組の司会をしてるんですが,クイズってものがあんまり好きじゃないんですよ.「あ」で始まる都道府県の数はいくつあるか?というクイズに答えられることにどれほどの価値があるんでしょうか?

 言いたいことは,わかるんですが,(人生の先輩に対して失礼な発言ですが)わかってないなー,と思ってしまいました(ほんと失礼).

 突き詰めていけば,どれほど価値ある(と思えるような)ことも全てだから何なの?です.『「あ」で始まる都道府県の数はいくつあるか?』について言えば,知識としては,日本の都道府県を全て憶えていること,これは,大したことありません.でも,それを瞬時に頭に浮かべて「あ」で始まる県を数えられるのは,ものすごい能力です.

 でも,クイズの世界はそういうことを競っているのではなく,そういう問題を予め想定して,つまり,「読んで」,そういう考えられる問題に対して,予め答えを準備しておいて,早押しで答えるという「競技」であり,その技術を磨き,練習や訓練をすることを楽しみ,その成果を,例えば,クイズ番組という場で確認する,というのが本質でしょう.

 そういう風に考えると,スポーツでも学問でも芸術でも世の中をよくすることでも,つまり,全ての人の(知的な)営みは,これと本質的に同じであることに気づかされます.つまり,そういう人生を豊かにして「楽しめる」ことであれば,(人に迷惑をかけないものなら)何でもいいんだと思います.クイズにそういう情熱を感じるのであれば,それもOKでしょう.そして,真に?価値あると思える(ような)こと,人の役に立つこと,ありがたがられることなら,尚よしですが,それは必須ではありません(最低限,食べていくことは必要だが食べて行けるということは,最低限,人に役に立っているということですからね).

 突き詰めていけば,どれほど価値あることも全てだから何なの?ですから,何をやるかは,あまり問題ではないと思います.だったら,自分が好きなこと,やりたいこと,情熱を感じることをやればいいですし,そういうものがなければ,「退屈しのぎ」に何でもとことんやってみることでしょう.

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19b
[合わせる技術]
(バドミントン)

 いつも練習してるつくばのクラブが再開し,先週あたりからぼちぼち練習再開しました.で,2ヶ月くらいまともにやってないので,プレーはもちろん今一なのですが,何かが違う...

 久しぶりなので,感覚が新鮮なのはそうなのですが,あー,バドミントンの本質ってこういうことだったのか,ということを再認識しております.具体的に言えば,既に書きましたが,「空間の中で演技する」ということなんですが,自分で勝手に演技するのではなく,相手というか飛んでくるシャトルに合わせて演技するということです.

 相手に合わせるのはしんどい,自分で主体的に動けるピッチャーに憧れると書いたのですが,そういう決まっていないものに予測することも含めて合わせる,というのも面白いと思います.卑近な例で言えば,ゲームの太鼓の達人みたいなイメージでしょうか? スキーだって,ポールで規制されたバーン,あるいは,複雑に変化する斜面の状況にどう対応して滑るのかというのが面白いわけですし,ピアノなんかも実はそうですよね.どう弾くかということが(ある程度)決まっている中で,それに合わせてそれをどう再現するか,その中でどう表現するかなわけです.つまり,何か「規制」とか「制限」があるから面白いわけです.だーっと広がった平原で車の運転してもつまんないでしょう.

 バドミントンについて言えば,相手がどこにどういう球を打ってくるかを予測しつつ,それに合わせて動いて(トラヴェリング),打つ(ストローク)わけです.ただ,予測しようと試みるのは当然ですが,かなりの部分は,やはり,相手に合わせる必要があります.でも,やみくもに合わせてもだめで,相当うまくタイミングを合わせる必要があります.そのためには,相手がストロークをしてからでは間に合わないので,ある程度事前の動作が必要になります.ここがほんの少しでもずれると一歩も動けなくなりますし,逆に相手に対してそういう動きをすればいいことになります.

 つまり,そういう一連の動きをどのくらい正確に「演技」できるか,ということになり,そのために必要なことが,(卑近な例で言えば,ゲームの太鼓の達人みたいな)合わせる技術,そして,それを支えるフィジカルです(ここが太鼓の達人とは違う).

 私はゲームが嫌い,そんなことしても強くならない,もっと練習がしたいと書いたのですが,ゲームの中で,そういう「合わせる技術」を「練習」して磨いていけば,ゲームもゲームではなく練習になるので,楽しいと感じることができるのでは,と最近,練習を再開してあらためて思ったわけです.

 ですから,とにかくまずその気になることからということで,フィジカルをあることでお手軽に?鍛えつつ,練習では,「合わせる技術」を磨く,ということで,しばらくやってみようと思います.

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19c
[今こそ印刷]
(経済)

 50兆とも言われる復興財源ですが,復興債とか増税とか言ってますが,今こそ,印刷なんじゃないですかね(今日,つくばセンターで東大バドミントン部同期のM田(文科省の官僚)とばったり会ってしばらく話していたら彼も同じことを言っていました).もちろん,無い袖は振れませんから,どうやって国民が金を出すか,という問題です.国の借金は,既に950兆とも言われますが,それを遙かに上回る1400兆という貯蓄があるわけですから,振る袖はあるわけです.でも,復興債にしても増税にしてもどのみち増税ですから(復興債は実質増税するまでのつなぎ国債),国民は嫌がりますよね.ですから,どうすれば,気持ちよくお金を出してもらえるかということです.それなら,同じお金を出すのなら,ただで出すのではなく,使ってもらうのがいい(騙せる)に決まってます.

 印刷すると,貨幣価値が下がりますから,インフレになります.インフレになると,ものの値段が上がるので,その前に買おうとしますから,みんなお金を使うようになります(そしてますますインフレになる).そうすると,景気もよくなって税収も増えます.こういうこと言うと当局は必ずインフレは怖いって言うんですが,超低金利でへばりついてる状況がこれだけ長期間続いている方がよっぽど異常です.要は,偉い人は,みんな世の中を変えたくない,自分がそういう立場のときはやりたくない,何かあったときに責任をとりたくない,ということでしょう.それは,お金の価値が下がって欲しくないお金持ちも同じです.

 そして,何より政府がそういう考え,要は,みんなの意見をきいて最大公約数的なことしかできないのが,どうしようもありません.このままでは,経済はどんどん沈んで行きますよ.既に書きましたが,M主党は,政権維持とかいうしょぼいこと考えないで,国民の声などきかず,下野覚悟で大なたを振るうときです.

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5/20'11
[体調って何?]
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 体調は徐々に戻ってきたのですが,今日は,体調悪くてしんどかったです.午前中は,大学院の講義だったので頑張ってやりましたが,疲れて午後はだめだめでした.まあ,一進一退ってことでしょうか.

 で,今日は練習日で,よっぽど休もうかと思ったのですが,今日は,たまたま大学に道具をもってきていたこともあり,相当頑張って行きました.かなり不安だったのですが,プレーの質はともかく,まあなんとかなりました.

 で,思いました.体調って何?って.バドミントンができるのに何が体調が悪い?体調悪けりゃバドミントンなんかできるわけないだろ,って思う人もいますよね.でも,一人でトレーニングするのは,大変ですが,みんながいるところに行って練習するのであれば,頑張って行ければ,何とか体を動かすことはできます.でも,体調が悪いときに机に向かって仕事をしようとするともうしんどい.これってどういうことですかね?

 少なくとも仕事の中で,高度な知的な作業を伴うものは,体を動かすことよりは,「体調」が必要,遙かに敷居が高いということなのでしょうか? とにかく言えるのは,そういう「体調」を整えるのが大事,ということですね.

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5/21'11
[女性枠]
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 大学の公募で,最近,時々女性限定というのがあります.大学教員に占める女性の割合はとてもとても少ないですが,それが,女性に能力がないからでないのは,明らかです.ですから,少しくらい「贔屓」したって,女性をとった方がいい人材がとれると思います.でも,「限定」はちょっとやり過ぎじゃないか,という意見もあるでしょう.

 そもそも,男女比はほぼ1:1ですから,能力的に差がないのなら,その割合は,大学教員と言えども1:1になって然るべきです.そうなっていないのは,それを阻害する何かがあるわけで,だとしたら,それを補う仕組みがあってもいいわけです.

 私の研究室でも女子学生が増えてきましたが,男女で全く差別はしていません.女子学生の中には,「女性だから許された」という経験をしている(してしまっている)学生も多いでしょうから,もしそうだとしたら,(男性と同等に扱われたいのであれば)そういう意識は,変える必要があります.女性の(過去の)特権を有したまま,男性と同等に扱われたい,という虫のいい話はありません.

 実は,この女性限定公募をよくやっていた某旧帝大系の大学が,なんと大学入試で女性枠を導入しようとしました.これには,さすがに非難囂々で,とうとう「憲法違反」という話まででてきて,結局,断念したそうです.

 でもどうですか? もちろん,いろいろ事情はあったにしろ,やるなら世論なんか気にしないで,やり通せばいいじゃないですか.何かを変えようとするときには,必ず抵抗勢力が立ちはだかります.そして,そういうものや周りの意見なんかきいていたら結局何も変わりません.世の中を変える(よくする)のは,「みんなで意見を出し合って」ではなく,「一部の突出した能力をもった人間」です.何度も書いてますが,そういうレベルの人間が,日本の中枢にいない,集まらなくなってるのが一番の問題ですかね.

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21b
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(仕事)

 先日こんなことがありました.とある団体が識者に集まってもらって意見をもらうという委員会なんですが,事前の都合調査がきたので返事をして,しばらくして次回の開催案内が来ました.で,予定を手帳(実際はPCのテキストファイル)を書いて次の日くらいに,全員の都合が合う日時がないので変更しますというメールが来ました.その日は,私が都合が悪いと回答した日時だったので,確認のメールを送ったら,電話がかかってきて,すみませんすみませんと平謝りでした.

 おそらく,最初の調査で回答していない人がいて,回答があった人の都合で最初のメールを送ったら,その日はだめだと誰かから連絡が来て,慌てて予定変更したんだと思います.どう思いますか?

 私は,この委員会の中であまり必要とされてないんだな,と思いました.もちろん,実際のところは,そうではないのでしょうが,結果として,そう思われても仕方ないですよね.でも,この委員会に私が貢献できることはとても多いと思ってますし,実際,かなり発言してると思いますし,それなりの報酬ももらってますし(貢献度に比するととても薄給だと思いますが,一般の人がもらうよりは遙かに高い報酬です),役に立てるようしっかり仕事をしなくてはとずっと思っていたのですが,すっかりその気が失せてしまったのは言うまでもありません.

 実際のところは,日程調整の事務作業をしている人が委員会の実情が全然わかっていないというようなこともあるのかもしれませんが,だとしたら,それだけで,組織としてアウトですよね.

 でもまあ,おまえは社会の役に立つからもっと働けと言われれば,喜んで働かせてもらいますが,あんまり役に立たんから,ちょっとはずれたところでおとなしくしてろと言われれば,それはそれでラッキーで,のんびり好きなことをしてればいいわけですから,これからはてきとーにやらせてもらおうと思ってます.ていうか,一度でも委員会に出席できなければ,その間の作業の進展状況はわからなくなるのでどうしようもありません.

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5/22'11
[]
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 ↑と書いて思ったんですが,以前なら,このくらいのこと別に気にも留めなかったと思うのですが,やっぱりまだこういう「嫌なこと」に対する免疫力がなくなってるような気もしますね.あるいは,今回の震災のことで,ほんといろいろあったので,見る目が厳しくなってるということでしょうか?

 でもやっぱり,おかしいことはおかしいし,そういうことはそういうことなので,そういう人達とはできるだけつき合わずどんどん「向こう側」に行ってもらうだけの話です.そうするとどんどん人間関係を切っていくことにもなるでしょうが,以前から言ってるように,私は,顔が広いとか,つき合う人が多いほどいいとは全然思ってません.逆にちゃんとしてる人とはずっとつき合って行きたいし,数は少なくても,そういう人達をほんとに大事にしていきたいと思います.

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22b
[あること]
(バドミントン, スポーツ)

 あることなんですが,別に隠すほどのことでもないのですが,やっぱ効果を確認してからということはあります.でも要は,移動するときに走るということなんですが,問題は走り方です.

 走るのは,バドミントンが強くなるためであって,走るのを速くするためとか,ましてや健康のためとかではありません.で,既に書きましたが,バドミントンのフットワークって超短距離走なんですよ.多くて3歩,下手すりゃ1歩ですから,ほんと100mなんか長距離って感じです.

 で,1,2歩目と3歩目がまた違う.1,2歩目は,とにかく動き出すことなのでつま先主導になりますが,3歩目は帰って来ないといけないこともあり,とにかく大きくかかと主導になります.で,最終目的は3歩先のシャトルに確実に到達すること(速く到達することではない)ですから,距離を稼ぐ3歩目のための,1,2歩目となります.つまり,慌てて速く動くのではなく(そうすると却って遅れるし動けなくなる),しっかり溜めて,3歩目で爆発させることが大事です.でも,例えば,スマッシュレシーブのように1歩(0歩)で瞬間的に飛びつかないといけないこともある.

 こうして書いてみると,バドミントンは,ストロークの組み合わせの数が膨大とは既に書きましたが,フットワークもほんとバラエティーに富んでることがわかります.もちろん,それを感覚的にできる人はいるのでしょうけど,それをトップレベルでできる人は極々僅かですし,そういう人が,ちゃんと分析して効果的にトレーニングすれば,更にすごいことになるでしょう.私に関して言えば,そこそこの運動能力もフィジカルもセンスもあると思いますが,(同世代の)全日本のトップレベルに行こうとするのであれば,今のままではだめです.

 でも(今は)頑張ってトレーニングする気になれない.だとしたら,できることからやるしかありません.私の場合,別に全日本のトップレベルに行かないといけないというわけでもないし,できる範囲でできるだけのことをして,行けるところまで行けばいいわけですからね.で,日常生活の中で移動はしないといけないので,その中で,走る,しかも,バドミントンの1,2歩目,あるいは,3歩目のように走ってるわけです.これだけでは何のこっちゃわからないでしょうが,喩えて言えば,素速く動き出すには,車だったらローギアですから,ローギアで,ずっと走ってるようなものです.ですから,かなり来ますよ.ふくらはぎなんかあっという間に筋肉痛です.でも,気づいたんですが,そういう「体勢」をとると自然と足が出るというか,足が回転する周波数が上がる感じがします.

 ということで,これ(フットワーク)と回内回外,そして,合わせる技術で,どこまで行けるかやってみようと思います.もちろん,ちゃんとトレーニングした方がいいに決まってますが,それができないという「制限」の中で創意工夫するのも楽しいものです.

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22c
[リスト生誕200年]
(音楽)

 何度かここで書いてるんですが(プレヴィンとかメータとか),日曜の夜,研究室で仕事してると,21時台は他が何もやってないためか,N響アワーが何となくついてることがあります(でも下手すりゃ音無し.なんじゃそら?).で,今日はリストをやってて,そう言えば,生誕200年でした(2011年東北地方太平洋沖地震のばたばたですっかり忘れてた).

 横山さん出てきて,でも今日はあんまり似てるって思わなかったかな.でも似てるんですけどね.サヴァリッシュ出てきて,今度は逆に,え?全然変わってないと一瞬思ったんですが,これは多分昔のフィルムですね.

 リストは,私が(近現代以外では)最も得意とするところですが,何かやるんですかね?(なんか他人事) 今週末,ピアノプロジェの集まりがあるので,そういうことを言われそうな気も.ていうか,I東さん,リストやるんですかね? まあ,リストと言ってもいろいろありますからね.

 私は,やるならこの曲かなという曲をちょっと練習してたこともあったのですが,今はもう全然弾く気にならないですね.シューベルトのD.960も今はもう弾く気にならないです.

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5/23'11
[新大牟田]
(世の中)

 私が大牟田出身という話はしましたね(まあそんなことはどーでもいい話でしょうけど).震災のため,いつの間にか開業,という憂き目にあった九州新幹線ですが,大牟田にも駅ができました.でも...すごいところにあります.

 上の地図の左下がJRと西鉄大牟田線の大牟田駅で,その少し上の新栄町が特急が止まる西鉄大牟田線の大牟田の次の駅です.私が小学校2年生の春まで住んでいたのでこの近くです(新栄町のすぐ左上の明治小学校に通っていた).つまり,西鉄大牟田線の大牟田駅〜新栄町あたりが大牟田の中心地ですね.で,新幹線の駅はどこかというと,右上の新大牟田というところです.ここどこやねん?(なぜか関西弁)

 西鉄大牟田線の駅で言うと,新栄町の次の銀水(祖母の弟さんがいたのでここにもよく行った),の次の次の倉永(ここは,何度か父と昆虫採集に行った)あたりです.ここも大牟田なんですかね? これじゃあ誰も使わないんじゃ.ていうか,西鉄大牟田線ありますから,博多行くのにわざわざ高い金出して新幹線乗る奴なんかいませんよね(ちなみにJRだと新大牟田⇔博多は1250円,新幹線は,これに特急料金+2190円!,西鉄だと1000円,所要時間は,JRと西鉄が1時間で新幹線が30分).

 まあ,どうせ駅作っても使われないということで,こんなどーでもいいところに駅作ったというのもあるでしょうね.だったら,作らなきゃいいじゃんとも思うのですが,そこは,いろんな政治的な力が働くわけです.

 もっとすごいのは,新大牟田の次の筑後船小屋という駅です.船小屋は,温泉があって,夏になると泳ぎに行きましたから,私は知ってますが,こんな地名知ってる人どのくらいいるんでしょうか? なんでこんなところに新幹線の駅ができたかというと,まあ,これもとある政治家の影響が大きいとされています.いっそのことK賀駅にでもしたらどうかと思うくらいです.政治の世界って,未だにほんともう何やってんだかというようなことばかりですよね.

 でも,政治家を選ぶのは国民です.つまり,K賀氏も地元でここに駅を作ってくれと言われなければ,(そこまでバカじゃないでしょうから),こんなとんでもないことにはならなかったと思います.してくれとかちょうだいとかじゃなくて,必要なものは自分で作るものです.みんなほんとちゃんと普通にやりましょうよ.

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23b
[これからどうする?(個人編?)]
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 これからどうして行こうか,と考えています.それは,仕事のことではなく,もっと個人的なことです.例えば,誰とどういう生活していくかとか,子供とか「家庭」というものをどうするかとか,そういうことでしょうか.そういうことは,以前にも何度か書いたことがありましたね.

 でも,今のままでいいのかと思いつつも,何か行動を起こすわけでもない,そして,いつの間にか時間が経っていく,という感じです.つまり,このままだとこのままということですね.何か行動を起こさないということは,今のままでもまあいいと思ってるってことですかね.確かに今のままでもいいと言えばいいです.これは,仕事のことと似てますね.これも自分がその気になるかどうかも含めて,自然の流れに従え,ということでしょうか.

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23c
[好きだとずっといっしょにいたい?]
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 好きな人とはずっといっしょにいたい,ってよく言いますよね.これが私にはよくわかりません.どんなに好きな人でもずっといっしょにいたらしんどくないですか? 少なくとも,幼少時代から成長して大人になるまで,そんな生活なんかしたことないのに,(結婚して)いきなりある特定の人といつもいっしょ,というのも変な話です.

 人間,基本的に一人,少なくとも一人の時間は絶対必要,とは,どこかで書きました.もちろん,一人では生きていけませんが,基本は一人ということです.「一人時々みんな」がいいとも書きましたね.でもこれだと「家庭」をもつのは,厳しいですかね? そういうのがいいって人は結構いるんじゃないかと思いますけどね.ただ,子供がいるとそうも行かないんでしょうね.でもどーしてもそういうイメージが湧かない.

 話は少しずれますが,子供,特に,男の子って,親父を乗り越えることで一人前になるんだそうです.ですから,親父がすごすぎて乗り越えられない,歳とってもスポーツとかがんがんやってて,肉体的にもかなわない,なんてのは,最悪だそうで,確実におかしくなるんだそうです.自分で言うのも何ですが,これってまさに...これじゃあ,やっぱり子供なんか怖くて作れない? あるいは,もうちょっと歳とって衰えればOK?

 そういう意味では,私の親父は,結構偉かったんですが,頑張れば何とか追い越せそうな丁度いい(^^;感じで,それは,ラッキーでしたし(もちろん,実際に追い越したかどうかなんてわからないし,大した問題でもない),もし途方もなく偉かったらと思うと,上で書いたようなこともよくわかります.

 話を「好きだとずっといっしょにいたい」に戻すと,そうだとするならば,好きな人がいても,ずっといっしょにいないといけないとしたら,好きになれない,なってはいけないとなってしまいます.だから,いつも「好きというだけ」で終わってしまうんでしょうか? なんか今日は(も?)変ですね.

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5/24'11
[]
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 ↑と書いたのですが,若い頃は,そう(好きだとずっといっしょにいたい)だったような気もしないでもないです.ですから,単にもう忘れた?だけのような気もしますが(^^;,逆にあれはいったい何だったんだろうとも思うわけです.

 要は,人類が子孫を残させるために人間の脳にプログラムしてある,ということでしょうね.そうすると,今だって(まだ)わかんないってことですかね?

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24b
[どうせなら]
(PC)

 こういうやり方もありかもしれませんね.

 でも,こうするなら,本体200g(もちろん,AndroidではなくWindows),キーボード300g(できれば200g以下)でしょうか.ポメラのときもそうだったのですが,どうせキーボード付けるのなら,しっかりしたものを,と考えがちですが,目的はあくまでモバイルです.

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24c
[リズムが違う?]
(生活)

 昨年,あるいは,一昨年の今頃,日が長くなって夜明けが早くなってくると夜明けに目が覚めてしまうと書きました.で,今年なんですが,全ーーっくそんなことはないです.ですから,昨年,一昨年は何だったのかという感じです.ただ,少なくとも去年と比較すると,調子というか活動度の周期が全然違いますからね.

 と思ってグラフを見てみました(上が去年で下が今年.今年の緑線は年初来平均).

 確かに2〜3月がニュージーランドクライストチャーチの地震と東北地方太平洋沖地震で無理矢理持ち上がっていますが,だいたい同じですね.やっぱり,グラフ書いてみないとわかんないもんです.

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24d
[そう言えば]
(PC)

 去年の5月のファイルを見て思ったんですが,そう言えば,こういうのもあったんですね.でも,実物が触れないということでやめたのでした.typeP買って2年経ちましたから,そろそろ買い換えを考えてもいいのですが...

 整理しとくと,想定しているのは,1.大学や家で座って作業,2.電車やバスで移動中や東京での会議などで座って作業,3.立って作業+携帯+デジカメの3つです.で,2と3をまとめられないかということなんですが,まとめることで,2.の作業性が落ちるのなら,まとめないというのもありです.だとすると,2.をtypePというのは,もういい線来てると思います.

 VillvのN5だと携帯性は増しますし,タッチパッドなので立っても作業できますが,2.での作業性は落ちますし,携帯は付いてないので,どのみち3.の携帯が必要になります.

 ただ,3.の携帯付きデジカメは,今のものでは,立って作業にはほとんど使えません.理由は,携帯なので,1.や2.のWindows機の作業の一部(簡単なメモとYahooに転送したメールをチェックするくらい)しかできないからです.まあ,立ってまで作業することないと言えば,それまでですが,そうしたいのであれば,ちょっと頑張ってtypePで作業するか,これを,例えば,VillvN5にして,3.は,携帯とデジカメだけにする,というのもあるわけですが,そうすると,2.の作業性が落ちないか心配,そのためには,実機,要は,キーボードを触って確認する必要があるが,それができないので,typePということになってるわけです.

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5/25'11
[感覚の慣れ]
(バドミントン, スポーツ)

 あることなんですが,始めたのが5/16くらいだったのですが,効果はすぐ現れたと思います.明らかに動けるし,回内回外を使って当たったときのショットの速さも全然違います.トレーニングでも何でも効果が現れるのは,半年後とか何年後かとかよく言われるんですが,それは,確かにそういうこともあるんですが(これは後述),私は,すぐに(ある種の)効果が確かめられないものは,だめだと思っています.

 でも,昨日はもうだめだめでした.全然動けないし,当たりもだめ.でもまだ10日くらいしか経っていません.問題は,これをどう解釈するかですね.

 いろいろ考えられます.1つはトレーニング(と言ってもそんな大したことはしてないが)の疲れが出てきたということはあるかもしれません.そして,以前からずっと機になってるのはやはり「感覚の慣れ」です.どんなに効果的なトレーニングも慣れてしまえば効果がなくなるとは既に書きました.

 この「感覚の慣れ」は,かなり厄介ですが,対処しなければどうしようもありません.だって,例えば,今回の場合,10日やそこらで効果がなくなっちゃうんですからね(もし原因が感覚の慣れなら).

 対処法としては,1つは,感覚の慣れを作らないようにいろんなトレーニングをするということでしょう.筑波大バドミントン部でものすごい種類のトレーニングをしていた,それこそ毎日違うトレーニングをしていたということはどこかで書きました(最近は見てないのでわからないが).

 でもこれは大変ですね.でも大変だからやらないでは,そこで終わりってなもんですが,少なくとも私の場合,バドミントンに関しては,まずとにかく続ける,できることをやるということですから(つまりこれはバドミントンに限らずってことですね),大変なことを無理して続けても続きません(ただし,これはあくまで私の場合,もっと正確に言うと,私の性分の場合,ということです.大変なことを頑張ってやることが性に合う人はそうすればいいと思います.要は,そういうことを「自分で考えて実行する」ことが大事だし,楽しいし,それがスポーツ,あるいは,生きる目的でしょう).ですから,違う対処法を考える必要があります.

 感覚の「慣れ」なんだから,一旦やめる,ということは考えられます.でもどうですかね? 10日やそこらでやめてたらなんだか三日坊主みたいだし,やめて感覚の慣れがとれるという保証もありません.もう脳が憶えちゃってる可能性が高いですからね.少なくとも,憶えることより忘れることの方が遙かに難しいのは明らかです.ほんと厄介ですねー(例えば,ゴルフの四角ヘッド).

 ということで,感覚の慣れに関しては,未だ対処法が見出せてないのですが,10日やそこらで,だめになってきた原因がこれとまだ決まったわけでもありません(単なる疲れかもしれません).ですから,とにかくもう少し続けてみるしかないですね(ただ,疲れなら,1,2日休んだ方がいい).

 1つの根拠としては,5年前走っていたときは,ある波動をもって上下しながらも少なくとも3ヶ月は上昇し続けました.今の10日目というのが,そういう大きな上昇カーブの中のゆらぎ(実態は疲れか)というかもっと短い周期の変動の可能性もあるわけです.面白いことに,というか,単なる偶然かもしれませんが,このときも1週間〜10日で劇的に効果があり,その後,一旦低下しています).

 ということで,結論としては,とにかく続けてみるということです.とても平凡な結論ですが,少なくとも何もしなければ何も起こりません.そして,これこそが半年後,あるいは,何年後かに効果が現れるということでしょう.つまり,これも結局,どのくらいどのくらい効力感をもって取り組めるか,ということ,つまり,続けられることをやるということですね.それさえあれば,とにかく,続けることはできます.もちろん,効果がないことを続けても意味はないですが,少なくとも,10日後に一度落ちたものの,それまでは,効果を確かめることはできました.

 ただ,注意を要するのは,最初は効果があっても,このクラフを見ればわかるように,対数曲線で変化率,つまり,効果はだんだんわずかになっていくということです.そういうときに,めげてしまうか,それでも続けるのか,ですね.続けられることをやるというのは,そういうことですし,それが半年後,数年後ということでしょう.変化率はわずかでも塵も積もれば何とかです.

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25b
[元通り?]
(PC)

 本の裁断,スキャン,電子ファイル化,いわゆる「自炊」ですが,大地震連発でなかなか進んでなかったのですが,先日,4年生が鉄筋コンクリート造の勉強をするというので,RC規準(に優る教科書はないでしょう)を渡して,「自炊」しといて,と言って(もちろん,研究室内のサーバに置いて内部でしか使用しない),終わりました,って,戻ってきたんですが,裁断されてません.で,きいてみたら,ばらしてスキャンしてまたのりで元に戻したそうです(正確には院生にやってもらったらしい).

 やるじゃん! もちろん,本の製本の仕方によるでしょうが,そういう風にできたら,それが一番いいですね.

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25c
[片付ける]
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 既にどこかで書いたと思いますが,いろんな意味で,ぼちぼち「片付けて」行こうと思ってます.これもどこかで書きましたが,私の中の理想の状態は「いつでも引っ越せる」状態です.もちろん,もの自体,少ない方がいいですし,要らないものは捨てた方がいいですが,捨てようとすると何を捨てるかとか捨てることに労力がかかってしまうので,私は,とにかくどんどん捨てればいいとは思ってません.要は,これも「自分はどうするのか自分でしっかり考える」ということですね.

 実際,ものが多いと言ったって,「体積」で見れば,てんで大したことありません.ですから,どう整理収納して「隠すか」ということです.ちゃんと「整理」されていれば,100%要らなくなったときにがばっとまとめて捨てることもできます.

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5/28'11
[誰が一番すごい?]
(生き方)

 こんなこと,別にはどうでもいいことで,以前はそうでもなかったのですが,ここ数年,時々,こういうことを考えます.「すごい」というのは,抽象的な表現ですが,優れているとか強いとか上手いとか賢いとか尊敬すべきとかとか,純粋にいい意味での評価されるべき人はどういう人なのだろうかということでしょうか.

 例えば,各分野で最も(というのをどうやって判断するのは難しいが一応そうしておきます)活躍してる人,優れた業績をあげた人というのは,そういう対象になるかもしれません.確かに,それぞれの分野での話なわけですが,基本的に人生で取り組めるのはたった一つのことですから,たった一つのことを極めれば,純粋に「すごい」ことです.

 でも,やっぱり,「その分野での」話ですし,分野と言ってもほんといろいろありますから,その間で,優劣を付けるのは,職業に貴賎なしですから意味がありません.

 でも,それでは,話が終わってしまいますから,ここでは,敢えて,様々な分野間の優劣,というと語弊がありますが,どの分野が一番「すごい」かについて考えてみます.

 1つの基準として「難しさ」はあります.そのことについては,既に書きました.要は,例えば,スポーツならマイナースポーツよりは,サッカーや(日本なら)野球のようなメジャースポーツの方が裾野が広いから,トップに来るのは難しいという単純な話で,更に,スポーツより「勉強」の方が更に裾野が広い,でも,勉強という何か新しいものを創造するのではなく,既にあるものを学ぶだけのことが「できる」というだけでは,「何も成し遂げていない」とも書きました.

 全ての人が生きて行くには食べて行かなくてはいけない,(現在の所)資本主義社会である以上,そのためには(ある程度の)お金が必要,という観点から「収入」の裾野の広さも大きいが,必要以上のお金は要らないし,金儲けという一点に人生をかけて勝負している人は意外と少ない,とも書きました.偉くなるとか有名になるとかも似たようなもんです.

 じゃあ,何なの? 何ができる人が一番「すごい」の?ということになるんですが,裾野の広さを更に広げると,結局「生き方」まで来るでしょう.これもどこかで既に書きましたが,みんな生きてはいるわけですから,それが「すごい」人が一番「すごい」んだと思います.でも,生き方が「すごい」ってどういうことでしょうね.

 裾野の広がり的,つまり,万人が無関心ではいられない,万人にとって重要なことと言えば,1つの基準として「幸せ」はあるかもしれません.私のように(^^;,そういうことに対して興味がない人も結構いるんじゃないかと思うのですが,「あなたは幸せになりたいか?」ときかれれば,はいと答える人がほとんどでしょう.

 つまり,どうやって測るかはともかくとして,「一番幸せな人」が「一番すごい」ということになるでしょうか? まあ幸せは「自分は幸せ」と言ってしまえば勝ちですし,比較なんかできないですし,そもそも「私は」幸せ,とか言ったって,それが「すごい」ってことにはなりませんよね.

 ここまで来ると,だんだんゴールが見えてきたのですが,「幸せ」を基準に考えるのであれば,「自分が幸せ」な人ではなく,「人を幸せにできる」という判断基準が見えてきます.より多くの人をより幸せにできる人が「すごい」ってことですね.

 そうすると,分野的に言えば,「生き方」を説く人,例えば,哲学者や宗教家というのは,候補になるかもしれません.全ての学問は,辿り辿れば哲学ということは,どこかで書きました.このサイトは,思いつくことを思いつくままに好き勝手書いてるだけですが,生き方について私なりに研究している場ですし,読んだ人が参考になったり元気になったりすることがあればとはいつも思って書いています.これも再三書いているように,人は生きている以上何であれ,まず,哲学者であるべきと思っています.

 でも,実際の哲学者,要は,それを生業としている人って,やっぱ学者ですから,哲学という学問を学術的に追求しているわけで,別に「人を幸せにする」ためにやってるわけではありません(それはそれで重要なことだし,そうすることこそが真理に近づくが).宗教は,全世界的に見れば,その影響力は確かに絶大ですが,新興宗教を見ればわかるように,1つ間違うとおかしなことになってしまうので注意が必要です.

 ここまで来ると,「人を幸せにする」のが,別に「生き方」を直接説くことに限られないのは,明らかです.例えば,今回の震災で,例えば,スポーツ選手は,こんな状態でスポーツやってていいのかとみんな苦しんだと思います.賞金を寄付する人も出てきました.でも彼らは,(トップレベルであれば)スポーツをすることで被災された人達,あるいは,そういう状況を見て元気をなくしている人達を元気にすることができる,ということ,そういうことこそやるべきということにも気づいたはずです(でもこれもスポーツを極めたいのであれば,そういうことを第一義としてはだめです

 スポーツに限らず,世の中を便利にしたいということでも何でも仕事をして,それに対して対価がある,つまり,食べて行けているのなら,何らかの形で社会に貢献しているわけで,「人を幸せにする」という観点からは,みんな大なり小なりそれができてる,つまり,結局「その分野を極める」ことが一番「すごい」ということになるのでしょう.

 でも,「それだけ」しかないとやっぱりちょっとつまらないと私は思ってしまいます.少なくとも,そういう人といろんな話をしてみたいとは思いません.だから,どんなに狭い範囲でもそれを究極まで極めつつ,それとは正反対の,人生とか生き方とかいう最も「裾野が広い」と思われるものについてもその人なりの信念や考えをもってるという人がやっぱりすごいんじゃないかなと思います.でも,実際のところは,例えば,ただスポーツや研究をやるだけでトップレベルまで行くのは難しいでしょうから,そういう人のほとんどは,やっぱりそういうものをもっているんだと思います.

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5/29'11
[誰が一番すごい? つづき]
(生き方)

 でも,冒頭で書いた通り,「誰が一番すごいか」なんてどうでもいいし,こういう後付のものは,単なる評価に過ぎないので,「目指すもの」でもないし,そもそも目的を達成することを第一義とていたのでは,いい結果は得られません

 ただ,ここから普遍的なものが何かがあるとすれば,近くを見たり遠くを見たりということでしょうか.近くを見るというのが,ある分野を極めること(ただし,極めること自体が目的にならないように注意),遠くを見るというのが,人生や生き方についても考えて行く,ということになりますかね.

 ただ,こうして,近くを見る,遠くを見るという比喩にしてしまうと,「両方ばらばら」(遠くと近くを同時に見ることは,物理的にはできませんから)ということになってしまいますが,実際には,極小の世界の中に無限の宇宙が広がっているように,両者は,表裏一体のように繋がっているものだと思います.ですから,本来的には,一つのことを極めることが生き方にも繋がってくるものだと思うのですが,私は,まだまだ未熟で,そういう域に到達できず,仕事は仕事,人生や生き方は,このサイトということになってしまっているのでしょう.

 ただ,ほんとに時々ですが,その両者が一瞬接するというか,くっつくような感覚があるときはあるので,そういうこともチェックしながら,残りの余生を楽しんで行ければと思います.そして,「見つけた」途端に人生が終わってしまうと(得てしてそういうもんだとは思いますが),私はそれはそれでもいいですが,ちょっともったいない(^^;感じもするので,途中経過?も含めてこのサイトに克明に?記録していこうと思っています.

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29b
[リスクマネージメント]
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 今回の震災を機に,建物の耐震性や防災,いざというときどうするかということなどに対する関心が高まっているそうです.これもいろんなところでいろんな人が言っていますが,今回の震災の最大の教訓は,「そうならないようにどうするかだけでなく,(想定外のことが起こって)そうなったときどうするかまで考えておくべき」ということでしょう.でもこれは,いわゆるリスクマネージメントという極々当たり前のことで,そんなこともできてなかったのは猛省すべきです.

 では,原発や津波防災はともかく,普段私たちができるリスクマネージメントは何でしょうか? もちろん,いろいろあるのですが,例えば,自分が住む家はどうですか?これからマンションを購入しようという人は,耐震性をとても気にしているようです.既存不適格建物であれば,耐震補強ということもあるでしょう.あるいは,地震保険に入るとか.

 でも,これは,地震防災の専門家という以前の一人の人間としての意見ですが,私は,自宅をどうするかということに関しての究極のリスクマネージメントは,家を買わないことだと思います(って,地震防災の専門家が言うのもどうかと思いますが).

 例えば,今回の大津波,あるいは,1995年兵庫県南部地震のようにキラーパルスが発生して自宅が流されてしまった,あるいは,倒壊してしまったとなると,財産の大半を失うことになり,そこから再生するのは大変です.でも,自宅,あるいは,経営する商店や事務所が借家だったら,別の場所に引っ越せば済む話です.もちろん,津波で流されれば,中に入っているものは,使えなくなるかもしれませんが,ほんとに大事なものは,そういうときに備えてちゃんと管理しておけばいいですし,それは,地震の揺れで建物が倒壊してしまった場合も同じです

 もちろん,財産の全てを現金でもつこともそれはそれでリスクがありますが,それはそれで対処法があります.要は,いろんな可能性を考えて「分散」しておくのが,リスクマネージメントということになります.

 でも,分散ということは,効果も分散します.自分の一生涯のうちに遭遇するかしないかという大地震を想定して借家に住むより,「自分の城」に住みたいという風に日常生活に「集中」したい人もいるでしょう(本能的に行動すればそうなります).ですから,その辺の考え方は,人それぞれです.私は(幸い)自分の家が欲しいという意識は全くないし,ねだられる相手もいないので,そうできているだけの話かもしれません.

 ただ,多くの人が「騙されてる」感じはしますね.今回これだけの大災害が起こって,建物の耐震性とか津波をどうするかということはさかんに言われてますが,家なんか買わない方がいい,なんてことを言う人はいません.それは,みんな家を買わなくなると家が売れなくて困る人がいるからでしょう.ですから,これも人の言うことばっかりきいてないで,自分の頭でしっかり考える,ということですね.

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29c
[共産主義社会]
(世の中)

 既に何度か書きましたが,最近,あらためてしみじみ日本は共産主義社会だと感じています.例えば,社会保障と税の一体改革ですが,どー見ても,お金持ちよりは貧乏人を(今より)優遇するということになりそうです.人間の尊厳として,まず,必要最低限の生活を保障することは重要ですから,わからんでもないですが,ことの本質は違うところにあるでしょう.

 それは,そうした方が選挙に勝てるということです.お金持ちでも貧乏人でも同じ一人一票です.そして,数から行けば,お金持ちより貧乏人の方が圧倒的に多いです(対数正規分布).

 選挙に勝てること,国民やみんなのコンセンサスを得られることをどんどんやっていくと,行き着く先は,共産主義社会です.そもそも,その人の能力や業績に関わらず等しく一票なんですからね.でもそんなことでは,世の中変わらないし,みんなで意見を出し合ってみんな納得することではなく,世の中を変えるのは,極々一部の突出した能力をもった人でしょう.

 ただ,そういうシステムであっても,世の中を変えることはできます.それは,国民を「騙す」ことです.政治家に求められる能力は,様々ありますが,やはり,演説力というか発する言葉の力は大きいでしょう.つまり,突出した能力をもって,国民は嫌がっても本質的に正しいことを的確に判断し,それを歯切れのいい明確な言葉で国民を説得すればいいのです.でも,それだけの能力をもった政治家がいないというのがやはり最大の問題ですね.

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29d
[口パク]
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 口パクなんか,昔からあったと思うのですが,北京オリンピックのときとか,最近もそういうことが問題?になってるみたいです.でも,そもそも「口パクが可能という状況」が問題ということですよね.

 つまり,例えば,エレキギターなら,アンプに繋いで増幅してスピーカーから音を出さなければ,ほとんど聞こえません.でも,どうせスピーカーから音を出すのなら,録音したものを流しても「同じこと」です.

 何が同じかというと「音の質」でしょうか.例えば,ピアノなら,演奏会で聞こえるのはピアノから出る音です.でもこれをマイクで集音してスピーカーから流すという形にすれば,音の質は明らかに低下します.ですから,ピアノでは「口パク」はできません.

 でも,いわゆる軽音楽などのアンプ,あるいは,マイクなどの拡声器を使って最終的にスピーカーから音を出しますから,生の演奏も録音も音の質は基本的には変わりません.

 ですから,口パクが問題というよりは,口パクでできることって,その程度のことってことですね.つまり,そういうコンサートというのは,(音楽なのに)音を聞きに行くのではなく,ライブの臨場感みたいなものを楽しみに行くのでしょうから,別に口パクでもいいわけです.

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29e
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 金土日この3日間,ずっと東京でした.3日続くことはなかなかないのですが,重なるときは重なるものです.

 金曜は午前中大学院の講義があって,すぐその足で秋葉で東日本大震災の講演,それが終わって,すぐ田町でJAEEの総会,夜戻ってきて,バドミントンの練習,土曜は,飛田給(ラルクのコンサートとバッティング)のS木さんちで高校のクラブ(ブラス)のメンツでT中一郎君の歓迎会,日曜は,昼に品川でピアノプロジェの集まりがあって,その後,プーナ(バドミントン)で,その後飲み,ということで,3日間で,いろんな分野のいろんな人と会って,いろんな話をして,ちょっとめまぐるしい?3日間でした.3連チャンだとしんどくてだめかなと思ってましたが,意外と大丈夫でした.だから,こういう休みの過ごし方もあるってことですかね?

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5/30'11
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 やっぱり今日はさすがに疲れてますね.まあしょうがないか.

 感覚の慣れなんですが,要は,慣れてしまうということなんですが,これも再三書いてるように,「感覚の慣れ」という言葉にしてしまうと,それで説明できたような気がしてしまわないように注意する必要があります.要は,本質的にどういうことなのかちゃんと考える必要があるということですね.

 トレーニングに関して言えば,要領を憶えてしまうということがあります.例えば,腹筋を始めたとして,最初は,なかなかうまく回数をこなせなかったとして,だんだん,できるようになる.でも,これって本来の目的は,腹筋部位を鍛えることなのに,人間は賢いので,腹筋運動を楽に効率よくやる要領を得とくしてしまっただけかもしれない.腹筋運動という競技能力を高めるのならそれでいいですが,本来の腹筋部位を鍛えるという目的からは逸脱しています.

 あとは,よくあるのが,トレーニングを始めたときの感覚がわからなくなることです.上のことも含めてトレーニングに意識が重要というのは,そういうことです.というか,意識が重要なのは,なんでもそうですね.

 慣れるというのは,疲れるということでもあるので,飽きちゃって集中力がなくなって「意識」が足りなくなることもあるでしょう.

 ということで,その辺の意識に注意して,とりあえず続けてみました.そしたら疲れ方が全然違うのでそういうやり方の問題もあったんでしょうね.でも,金曜の練習のときのパフォーマンスは最悪でした.とにかく足が動かないし,当たりもだめ.やはり,疲れてる感じはしました.それで,土曜は完全休養にして,昨日(日曜)ですが,まだまだですが少し戻った感じはします.

 (筋力)トレーニングというのは,基本的には,負荷をかけて筋組織を破壊し,蛋白質を補給して回復するときに超回復が起こり,以前より筋力が増す,というのが原則です.つまり,トレーニングをした直後,あるいは,しばらくは,筋力は落ちるわけです.

 ですから,試合は当然ですが,練習でもいい状態でプレーしたいのであれば,当日練習前はもちろん1日で回復しないのであれば,前日もトレーニングしてはいけないことになります.問題は,トレーニング→筋力低下→超回復の周期がどのくらいなのか,ということです.

 例えば,このサイクルが3日だとしたら,トレーニングして,中2日置いて練習となります.でもこれは,練習で高いパフォーマンスを発揮するには,ですから,最終的には,トレーニング→筋力低下→超回復→トレーニング→筋力低下→超回復を繰り返すことで,全体のレベルが上がっていく,平たく言えば「バドミントンが強くなる」ことが最も重要です.

 そして,当然のことながら,トレーニング→筋力低下→超回復のサイクルに練習(バドミントン)が挟まってきますので,そこでの練習→筋力低下→超回復のサイクルも絡んできます.そしてそして,トレーニングの種類や強度や部位,具体的には,筋力なのか腱なのかなどによって,その回復の周期は異なっていて,練習ではトレーニングと違う疲れ方をします.更に,そういうサイクルが若い頃と歳をとってから違うのは明らかです.

 というようなことをきちんと計算してスケジューリングするのは,大変ですよね.これだけパラメータが多いと因果関係の検証も容易ではありません.

 既往のものを見てみると,例えば,プロ野球のピッチャーだと今は中5日とか6日です.つまり,一度プレーすると回復するのに1週間かかる,プレーするのは週1回ということですね.若い現役ピッチャーでそうですから,年寄りは,もっと間を空けないといけないことになるでしょう.でも,練習が2週間に1回だったら,やっぱり少なすぎる気はします.

 ですから,当然のことながら,周期だけではなく,強度も併せて考えて行くということになります.中5,6日なのは,先発ピッチャーの話で(でもバドミントンのシングル1試合で野球のピッチャーが3試合完投に相当というデータも昔あったらしい),中継ぎ,抑え投手は,毎試合待機してますから.

 つまり,週2回2時間練習,というのを固定したとき,これに絡ませるトレーニングの強度と周期をどうすれば,トレーニング→筋力低下→超回復を繰り返す中で,フィジカル,更には,バドミントンの競技力が高まっていくか,ということですね.

 ということで,とにかく「実験」していくしかないですね.既往の研究結果はいろいろあるでしょうが,それをそのまま使えばいいというものではありません.自分の体は固有のものですし,若いか年寄りか,週何回練習できるのか,自分には,どういうトレーニングだったらどのくらいの頻度でどのくらいの強度でできるのか,といった条件が決まってくるからです.

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30b
[そんなもん?]
(経済)

 東日本大震災で株価が暴落し,8000円近くまで行ったのは一瞬で,その後は,9500円前後で推移しています.直後はパニックになっただけで,いろんな状況が見えれば,暴落前の10500円くらいから1000円くらい,つまり,1割くらい安い水準ということで,東日本大震災の影響を冷静に判断するとこのくらいということなんでしょうか? そんなもんなんですかね?

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30c
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 研究室のページのコラムに安全側なら大丈夫?という記事を書いています.

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30d
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(バドミントン)

 昨日のプーナで,机の上に置いてあるバドマガを見ていたら,今年の全日本教職員が震災の影響で山形から松山に変更になったと書いてありました.とにかく一度やってみて,山形なら何とか行って成果を検証とも思ったのですが,松山だとちょっと...しょぼいな.でも,バドミントンに対する情熱がその程度のものということでしょうから,それはそれで仕方ありません.

 あと,バドマガに佐々木翔の筋トレという記事が載っていました.そうだろうと書きましたが,やっぱり,やってたんですね.

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5/31'11
[超回復]
(スポーツ)

 このサイトで度々出てくる「超回復」ですが,気になったのでちょっと調べてみました.いっぱい出てきますねー.googleで「超回復」って入れると「超回復 嘘」と入力を催促すらしてきます.

 これも再三書いてることですが,「超回復」という用語そのものにまず注意する必要があります.そもそも,明確な定義はないのですが,まとめるとこんな感じでしょうか.

1.筋トレをすると筋組織が破壊される
2.蛋白質を補給し休養をとると破壊された組織が修復される
3.その際,「超回復」が起こり,筋力が筋トレ以前より高いレベルまで回復する
4.回復までは(部位や条件によって)24〜96時間を要する

 筋トレをすると筋力がアップする(ことがある)し,逆に,無重力下の宇宙飛行士や長期入院した患者など寝たきりになって全く運動しないと筋力が著しく落ちることは紛れもない事実なので,問題となっているのは,4.ですね.超回復理論(なんてものはそもそもないのだが(^^;)は嘘だという人は,これが嘘だと言ってるようです.

 でも,この辺もだいたいわかってるんですが,既に書いたように超回復(ここでは,というか,ずっと以前から,単にトレーニングすれば以前よりパフォーマンスが上がるという意味で使っています)って,部位とか条件とかによって変わるんですよ.筑波大に来てすぐくらいに,阿部先生(筑波大バドミントン部総監督)にそのデータを見せてもらったときは,愕然としました.だって,部位や条件によって,そんなに回復周期が異なるんだったら,トレーニングのしようがないじゃないですか.

 ですから,それが事実ということです.でも,じゃあトレーニングなんかしない,とはもちろんなりません.いろんな条件が交錯して厄介で難しいんだったら,自分で実験してみるしかありません.既往のものは,だいたいは,現役の若い競技レベルのスポーツ選手か一般人が対象で,「私のデータ」ではありません.私は,若くはない,でも一般人とは全然違う.シニアの競技レベル,しかも,対象はバドミントンという,ほとんどサンプルすら存在しないものです.だから,データもない(そういう意味では,このデータは貴重(ちなみにこのタイムは6割程度に抑えて走ったもの)).でも,だからこそ自分で研究するしかないし,そうすることによるアドバンテージもあります.そして,そういう創意工夫がスポーツの最大の面白さとは再三書いてきました.

 みんな強くなりたい,そのためには,効率よくトレーニングしたいと思ってるのは,わかります.でも,インターネットで検索するといろいろ出てくることからわかるように,それを「調べる」「人にきく」「教えてもらう」だと,スポーツの一番面白いところを享受できなくなって勿体ないです.

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31b
[]
(スポーツ)

 ということで,あらためて考えてみます.もちろん,実際に実験していくのですが,やみくもに実験したのでは,効率が悪いですし,論理的裏付けも必要です.事実としてわかっているのは,以下のようなことでしょうか.

1.トレーニングしてしばらくするとパフォーマンスが上がる(ことがある)
2.トレーニングすると(一時的に)パフォーマンスが下がる(疲れる)
3.休息と栄養補給は必要(飲まず食わずで永遠にトレーニングし続けることはできない)

 驚いたことに,事実として,前提として,仮説としてスタートできるのは,たったこれだけです.でも実験パラメータはそんなに多くはありません.それは,バドミントンのプレーが週2回2時間とか,仕事が忙しいとか,まだ本格的にトレーニングする気にならないとか,いろんな制約条件があるからです.

 まあ,平たく言えば,トレーニングの種類,強度,周期くらいですかね.最終目標は,バドミントン競技力の向上ですから,競技力を判断するセンサーが重要で,かつ,トレーニング→パフォーマンス低下→回復のセンサーももち,両者の因果関係を把握することでしょう.

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31c
[節電]
(世の中)

 夏の電力不足に備えて一律15%削減しましょう,というのも,共産主義的でうんざりですね.ちなみに,私個人的には,15%削減するのは,絶対に無理です.それは,既に無駄な電気などほとんど全く使用していないからです.

 そもそも,問題なのは,ピーク時の容量オーバーを回避することであって,使用電力全体を減らすことではありません.ただでさえ,厳しいことになってる東電ですから,トータルとしては,むしろ,電気使ってあげた方がいいでしょう.

 要は,そんな細かい芸当なんかできっこないって思われてるから,一律15%ってことです.再三書いてますが,国民も国民なら政治家も政治家ってことですかね.

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31d
[実物資産?]
(世の中, 経済)

 史上最高値水準にある金相場ですが,なんかのCMで「時代は実物資産,金(きん)」とか言ってるのもひどい話です.商品先物取引ならともかく,資産として「現物」の金を延べ棒みたいな形でもってしまうと,その分,貴重な材料である金が全く使われず完全に死ぬことになります.金儲けしたいのなら,せめて商品先物取引にしましょう.ロールオーバーがめんどくさいなら,資産家向けにロールオーバーせずに済む「商品」を作ったらどうですかね?

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